名張市議会 > 2018-06-08 >
06月08日-01号

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  1. 名張市議会 2018-06-08
    06月08日-01号


    取得元: 名張市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-15
    平成30年第380回( 6月)定例会         平成30年名張市議会第380回定例会会議録 第1号              平成30年6月8日(金曜日)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                 議事日程 第1号           平成30年6月8日(金曜日) 午前10時開議第 1 会議録署名議員の指名第 2 会期の決定第 3 市長の施政方針第 4 教育委員会の教育行政の方針と施策第 5 諸般の報告第 6 報告第 1 号 専決処分した事件(平成29年度名張市一般会計補正予算(第9号))の承認について    報告第 2 号 専決処分した事件(名張市市税条例の一部を改正する条例)の承認について    報告第 3 号 専決処分した事件(名張市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の承認について第 7 議案第40号 名張市市税条例等の一部を改正する条例の制定について    議案第41号 名張市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について    議案第42号 名張市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について    議案第43号 名張市まちじゅう元気推進協議会設置条例の一部を改正する条例の制定について    議案第44号 名張市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について    議案第45号 名張市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第46号 名張市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について    議案第47号 名張市体育施設使用条例の一部を改正する条例の制定について    議案第48号 市道路線の認定について    議案第49号 市道路線の変更について第 8 議案第50号 平成30年度名張市一般会計補正予算(第1号)について    議案第51号 平成30年度名張市介護保険特別会計補正予算(第1号)について第 9 議員提出議案第3号 名張市若者条例の制定について第10 議員提出議案第4号 名張市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  本日の会議に付した事件    議事日程のとおり~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  出席議員   足立 淑絵      阪本 忠幸      山下  登      田北 利治   柏  元三      富田真由美      常俊 朋子      森岡 秀之   豊岡千代子      幸松孝太郎      吉田 正己      浦崎 陽介   細矢 一宏      三原 淳子      吉住美智子      永岡  禎   川合  滋      福田 博行      柳生 大輔~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  欠席議員   なし~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  説明のため出席した者   市長        亀井 利克       副市長       前田 國男   教育長       上島 和久       監査委員      旭  善宏   総務部長      我山 博章       統括監       岩崎 壽久   地域環境部長    田中 明子       市民部長      上島 一雄   福祉子ども部長   森嶋 和宏       産業部長      杉本 一徳   都市整備部長    谷本 浩司       上下水道部長    大西 利和   教育次長      高嶋 正広       市立病院副院長   今井  寛   市立病院事務局長  石橋  勝       消防長       関岡 廣行   環境衛生担当参事  手島左千夫       監査委員事務局長  牧田  優   秘書広報室長    山本 有志~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  事務局職員出席者   事務局長      黒岩 宏昭       次長        及川 修子   総務係長      川本 千佳       書記        惠村 和生~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     午前10時5分開会  (議長福田博行議長席に着く) ○議長(福田博行) ただいまから平成30年6月名張市議会第380回定例会を開会します。 これより本日の会議を開きます。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(福田博行) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において吉住美智子議員、永岡 禎議員を指名いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2  会期の決定 ○議長(福田博行) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から6月26日までの19日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月26日までの19日間と決定いたしました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3  市長の施政方針 ○議長(福田博行) 日程第3、市長の施政方針の説明を求めます。 市長。  (市長亀井利克登壇) ◎市長(亀井利克) おはようございます。よろしくお願いいたします。 本日、名張市議会第380回定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様方にはご参集を賜りまして、まことにありがとうございます。平素は市政の推進に格別のご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。 まず初めに、今月14日から開催されるサッカーワールドカップ・ロシア大会に、本市矢川出身でJリーグセレッソ大阪所属の山口蛍選手が2大会続けて日本代表に選出されましたことは、名張にとりましても大きな誇りであり、心からお喜びを申し上げますとともに、ワールドカップでのご活躍により市民の皆様に元気をいただければと願っております。本市では、日本戦全ての試合でパブリックビューイングを行う予定でございます。私も市民の皆様と一緒に声援を送りたいと思います。 さて、今期定例会でご審議をお願いいたします事件は、平成30年度名張市一般会計補正予算を初め、条例の制定など15件でございます。諸議案の内容につきましては、別途説明をさせていただきたいと存じますが、いずれも重要な議案ばかりでございますので、何とぞ格別のご理解をいただきまして、ご審議を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、本定例会の開会に当たりまして、私の市政運営に対する基本的な考え方を申し述べ、議員並びに市民の皆様方の一層のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 私ごとで恐縮でございますが、去る4月の市長選挙におきまして、市民の皆様からのご信託をいただき、再び市長として市政のかじ取りをさせていただくこととなりました。いただきましたご負託に応えられるよう、これまで私が培ってきた政治経験を生かしながら、市政のさらなる発展に向け、全力で取り組んでまいる所存でございます。市議会の皆様におかれましては、引き続きのご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 まず最初に、1つ目の項目「地域共生社会のさらなる進化発展を目指して」について申し述べさせていただきます。 平成30年3月、国の関係機関から日本の地域別将来推計人口が公表されました。この推計の中で名張市の将来人口は、5年前に公表された推計値に対して1,000人から1,300人規模で上方修正がなされました。これは本市の人口減少の抑制がかなっているということであり、これまでの16年間、地道に粘り強く、名張市が目指す地域共生社会の実現に向けた取り組みに合わせ、市民の皆様が奮起していただいた、その成果のあらわれであると考えております。 今我が国は、少子化による急速な人口減少と高齢化という未曽有の危機に直面しています。私はこの高齢化と人口減少社会の到来に立ち向かうには、市民の皆様や地域、団体の皆様らが主体となって、互いに助け合い、ともに生きる社会を目指す地域共生社会の構築こそが、地域を活性化させ、名張を持続あるものにしていくものと信じ、それぞれの地域の実情に応じた自主自立による個性あるまちづくりの取り組みに対する支援を全国に先駆け、取り組んでまいりました。今では国においても、本市の取り組みをモデルに制度、分野ごとの縦割りや、支え手、受け手という関係を超えて地域住民や地域の多様な主体が我が事として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて丸ごとつながることで、誰もが支え合い、地域をともにつくっていく、地域共生社会の実現に向けた取り組みがようやく始められております。そして、こうした取り組みが進められる中、本市はその先進自治体として全国的に注目されるまでに至っております。 加えて本市は、近年、若年層の方々が名張で子育て、教育をということで転入いただいており、平成25年以降、15歳未満人口の転入が転出を上回る傾向が続いています。このことは、住民自治の熟度が高まったソーシャルキャピタルという基盤があったからこそかなえられた、名張版ネウボラを初めとする妊娠、出産、子育てに関する支援のほか、小児救急医療センターの開設や、小・中学校の耐震化を初めとする子育て、教育環境整備などの取り組みの成果だと考えております。したがいまして、今後この流れを確かなものにさせるべく、地域共生社会のさらなる進化発展を目指し、元気創造、若者定住、生涯現役の3大政策を市政推進の原動力として、市民の皆様とともに各種施策や事業を着実に推進してまいりたいと考えております。 続きまして、2つ目の項目「未来のための3大政策について」でございます。 3大政策の1つ目、元気創造につきましては、名張市政の基本であり、さまざまな事業を市民の皆様と協働で行いながら、名張の元気と活力を全国に積極的に発信し、人や企業から選ばれる、活気に満ちた町の実現に取り組んでまいります。 具体の取り組みといたしましては、昨年度、地域資源を生かした6次産業化の取り組みとして、旧国津小学校校舎をワイナリーとして利活用する施設整備を行いました。平成30年3月には、名張商工会議所が中心になり、このワイナリーを運営する株式会社國津果實酒醸造所が立ち上げられ、年内には名張産のブドウを使ったワインの醸造、販売が始められる予定になってございます。 また、販売農家を育成するなばり農業塾の開講や、障害者の就農支援を図るため、新田の市有地を活用した農福連携事業など、新たな担い手の育成にも取り組んでまいります。 さらに、東大和西三重観光連盟伊賀流忍者観光推進協議会などの広域連携に継続して取り組むとともに、広域連携DMO東奈良名張ツーリズム・マーケティングにつきましては、諸外国への直接営業を実施するなど、外国人旅行者の一層の誘致に努めます。また、名張市観光協会を初め、多様な主体との連携により、室生赤目青山国定公園を中心とした豊かな自然を生かしたエコツーリズムの充実や、歴史・文化、地場産業、さらには健康づくり、スポーツなど、地域固有の資源を生かした体験型旅行、ニューツーリズムの推進などに努め、交流人口の拡大を図ってまいります。 本年夏には、赤目四十八滝キャンプ場を拠点に、関西の親子、さらには交流都市東京、豊島区の子供たちを対象とした自然体験・交流ツアーを地元地域の協力のもと実施します。また、キャンプ場は移住体験や農業体験などが可能な宿泊施設として、本年秋から改修工事を行い、観光施設にとどまらず、移住促進の取り組みにもつなげてまいります。 次に、2つ目の若者定住につきましては、産み育てるに優しいまちづくりを目指し、若い世代が安心して働き、結婚、妊娠、出産、子育て、教育がしやすい環境の整備を着実に進め、若者が住んでみたい、いつまでも住み続けたいと感じる町の実現に取り組んでまいります。 具体の取り組みといたしましては、昨年12月に、全市ぐるみで妊産婦や子育て世代を大切にする風土をつくるため、妊婦応援都市を宣言いたしました。この宣言に合わせ、子育てサポーター養成講座を開始し、受講者にホワイトリング子育て応援ステッカーを配布することにより、妊産婦の方や子育て世代への応援の輪を広げていただいております。 また、名張版ネウボラの各事業につきましても、妊娠中の無料歯科健診、助産師による乳房ケア、授乳相談を無料で受けていただくおっぱいケア事業、乳児のロタウイルス予防接種や乳幼児のインフルエンザ予防接種の費用助成などを継続して実施します。さらに、名張市立病院における小児救急医療を継続するとともに、産婦人科の開設につきましても、大学病院や地域の産婦人科施設と連携して進めます。 教育環境の充実の観点からは、全小・中学校の普通教室、特別教室への空調設置工事に着手するとともに、これと並行して中学校給食の導入に向けて、既に設置しているプロジェクトチームにより、事業手法などの検討を進めます。また、就学前の5歳児を対象に、小学校生活に安心して向かう気持ちを育み、高めていくために、新たにばりっ子ピカピカ小1学級体験プロジェクトに取り組んでまいります。 さらに、空き家バンクやリノベーション支援制度の実施により、利用可能な空き家の利活用に取り組み、若者世帯等の移住・定住の促進に努めてまいります。 最後に、3つ目の生涯現役につきましては、健康寿命の延伸に向けて、健康づくりに携わるさまざまな人との連携を強化して、一生涯を通じた切れ目のない健康づくりの推進を図り、いつまでも健康で生きがいを持って、地域社会の担い手として活躍できる、生涯現役の町の実現に向けて取り組んでまいります。 具体の取り組みといたしましては、まず幼いころからの食習慣を初めとする健康的な生活習慣を確立するため、食ボランティアの養成、活動、支援に取り組み、食育を推進します。次に、生活習慣病予防重点プロジェクト「ばりばり現役プロジェクト」による特定健診、特定保健指導の受診率向上やがん検診、がん精密検査受診率の向上、糖尿病重症化予防に取り組むとともに、健康づくりや介護予防の人材育成として、まちじゅう元気リーダーの養成と活動支援に取り組みます。さらに、名張ケンコー!マイレージをリニューアルし、さまざまなイベントや行事に拡大実施することで、より多くの市民の方に外に出かけていただく機会を提供します。 また、三重とこわか国体の開催に向けて、百合が丘に新たにホッケー場を整備します。この施設は、陸上競技場など他の体育施設とともに、国体開催後もスポーツ活動の拠点として市民の皆さんにご利用いただき、生涯にわたってスポーツに親しめる環境の整備にも努めてまいります。 以上、3大政策を推進するとともに、昨年の台風21号で被災した東山墓園の復旧につきましては、本年4月より復旧担当理事の専任配置により体制を強化し、関係の皆様のご理解とご協力を賜りながら、引き続き早期復旧に向けて全力で取り組んでまいります。 財政面につきましては、今後も扶助費の増加や老朽化する公共施設などの維持更新に係る費用の増加など、厳しい財政状況が続くことが予想されますが、町の活力を失うことのないよう、国などの財源を最大限に活用し、必要な事業は行いながらも、市債残高の抑制に努めるとともに、財政調整基金の積み立てを計画的に行うなど、持続可能な市政の確立に向けて、引き続き行財政改革に努めますので、議員の皆様を初め、市民の皆様のなお一層のお力添えを賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 それでは、続きまして3つ目の項目「主要施策の展開について」でございます。 平成30年度の主要施策の概要につきまして、総合計画新・理想郷プラン基本計画に掲げる施策にあわせ、順次申し述べてまいりたいと存じます。 まずは、第1の柱「支え合い 健康でいきいきと暮らせるまち」についてでございます。 人権施策につきましては、名張市人権センターや地域づくり組織などの関係機関及び団体との連携を図りながら、さまざまな人権課題の解決に向け、人権啓発や人権教育に取り組んでまいります。また、平成29年9月に行った「まちじゅう元気!イクボス宣言なばり」の取り組みの拡大に努め、オール名張によるワーク・ライフ・バランスの実現に向けた機運を高めるとともに、あらゆる分野での男女共同参画の実現と女性活躍推進に向けて取り組んでまいります。 保健・医療・福祉のネットワークづくりにつきましては、引き続き各地域に設置したまちの保健室を中心に、地域づくりと地域福祉の取り組みを一体的に進めてまいります。また、地域福祉教育総合支援システムつきまして、今年から教育分野のエリアディレクターを新たに配置するなど、多機関協働によるネットワークをさらに強化して、福祉、教育などのさまざまな分野に係る課題にワンストップで対応できる仕組みづくりに努めてまいります。 地域医療につきましては、三重県、伊賀市などの関係機関や伊賀地域の3病院とともに、病床の機能分化・連携や在宅医療の充実に係る協議を進めてまいります。また、3病院による救急輪番体制や1次医療と2次医療の適切な役割分担と連携強化に引き続き取り組みます。さらに、在宅医療支援への機能強化などを図るため、名賀医師会を初め、医療、介護などの多様な職種の方々と連携して取り組みます。 市立病院につきまして、地域の総合病院として、救急医療を初め、幅広い医療を提供できるよう、第2次名張市立病院改革プランに沿って引き続き改革を進め、経営の改善に努めてまいります。 次に、高齢者福祉につきまして、本年4月に改定した名張市高齢者保健福祉計画介護保険事業計画に基づき、地域包括ケアシステムの深化、推進に引き続き取り組みます。 障害者福祉につきましては、名張市障害のある人もない人も共に暮らしやすいまちづくり条例に基づいた取り組みを進めるとともに、平成29年6月に制定いたしました名張市手話その他コミュニケーション手段に関する施策の推進に関する条例をもとに、取り組みを推進します。さらに、地域生活支援拠点の整備を進めるとともに、就労支援を初め、施設入所者や退院可能な精神障害のある人の地域移行の支援など、包括的な支援の充実に努めます。 子ども・子育て施策の推進につきましては、なばり子育て支援員研修に取り組み、地域づくり組織や関係団体と連携、協働し、子供たちが気軽に集まることができる場所の確保や放課後児童クラブの充実、見守り支援に対する取り組みを進めます。待機児童対策につきましても、私立幼稚園の認定こども園化を支援し、保育の受け皿の拡大を図るとともに、既存の保育施設の整備や地域型保育事業の推進、保育人材の確保に努め、保育環境の充実に引き続き取り組みます。 生活困窮者への支援につきましては、早期に発見し、適切な支援につなげていくとともに、自立に関する相談支援、就労準備支援などを引き続き実施し、セーフティーネットとしての役割を一層充実させていくよう努めてまいります。また、生活保護を受給されている方への健康支援として、生活習慣病の早期発見と保健指導に努めるなど、健康的で自立した生活をしていただけるよう支援を行ってまいります。 続きまして、第2の柱「美しい自然に包まれ快適に暮らせるまちについて」でございます。 環境対策につきましては、スマートシティーばりエネルギーアクションプランの見直しを行い、省資源、省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの普及促進に取り組みます。また、ごみの適正な分別、排出方法の周知啓発事業の充実を図り、さらなるごみの減量化、資源化を進めます。 防災・減災につきましては、引き続き災害対応能力のさらなる強化と市民の防災意識の向上に取り組むとともに、総合防災訓練により多くの市民の皆様が参加いただけるよう努めてまいります。また、国土交通省が進める名張川の河川改修事業や砂防事業につきましては、引き続き地域の皆様の協力を賜りながら事業の進捗を図ってまいりますとともに、三重県が実施する急傾斜地崩壊対策事業土砂災害防止法に基づく基礎調査の促進に努め、災害に強いまちづくりを推進してまいります。 消防、救急につきましては、大規模災害に対応するため、隣接消防本部との合同訓練を実施し、相互協力体制の強化に取り組みます。また、救急救命士の新規養成や救急教育体制の充実強化を進めるとともに、応急手当普及員の養成も進めてまいります。さらに、本年度から開始する名張市AED協力事業所登録制度により、市民がAEDの設置場所を容易に知り得る環境を整備するとともに、さらなるAEDの普及推進にも取り組んでまいります。 消防団につきましては、本年度に伊賀地域を代表して出場する三重県消防操法大会を通じ、団員の士気高揚を図るとともに、処遇改善を進めながら団員の確保に努め、あわせて消防団と地域との連携強化に取り組みます。 土地利用につきましては、用途地域指定や地区計画の導入により、わかりやすいルールに改めるとともに、市域全体の土地利用計画制度の充実を図ります。また、地籍調査事業につきましては、現在着手している地区の事業完了に向けて取り組むとともに、次期実施計画の策定に着手します。 都市計画につきましては、用途地域指定などの拡大、変更や、居住、医療、福祉、商業、公共交通などのさまざまな都市機能の充実に向けて取り組みを進めてまいります。 交通につきましては、市民の多様化する移動ニーズに対応するため、人に優しい交通まちづくりに取り組むとともに、過度の自動車依存から適度な公共交通、自転車などの利用への転換を促すための取り組みを進めます。 住宅、住環境につきましては、空き家の所有者などに対し、適正な管理を促すとともに、法や条例に基づいて必要な措置を講じ、安全で快適な住環境の保全に取り組みます。また、住宅の耐震化に向けた啓発や支援により、耐震化の促進に取り組みます。 道路整備につきましては、国道368号の4車線化事業の促進とともに、上長瀬地内で進められている道路拡幅改良事業の早期完成に向けて、事業主体である三重県と連携して取り組みます。また、現在薦原地域で進められている県道上笠間八幡名張線バイパス事業や、蔵持地区で進められている主要地方道上野名張線バイパス事業の促進にも取り組みます。 次に、市道、都市公園、緑地につきましては、適宜点検を実施し、計画的な整備と適切な維持管理に取り組みます。上水道事業につきましては、管路の計画的な更新とあわせて耐震化を進めるとともに、ポンプ所や配水池などの機械・電気設備を更新し、効率的で健全な事業運営に努めます。また、平成33年度以降を計画期間とする次期水道ビジョンについて検討してまいります。 下水道事業につきましては、引き続き公共下水道による管路整備と住宅地の汚水処理施設の接続移管を進めるとともに、市管理施設の老朽化対策と改築更新に取り組むほか、本年秋の供用開始に向けて、比奈知地区の農業集落排水事業を推進してまいります。 次に、第3の柱「活力に満ちて暮らせるまち」についてでございます。 本市における農業経営は、家族を基本とした小規模農家が大半を占めており、国や県に働きかけ、なばり農業を守る取り組みを進めてまいります。林業につきましては、名張の良質な木材をつくり出す生産林の育成と森林の有する多面的機能を発揮する環境林の育成の両面から事業を推進してまいります。また、みえ森と緑の県民税市町交付金事業における木質バイオマス利用の促進や、県産材の利用を促進する事業などに取り組んでまいります。さらに、国における鳥獣被害防止対策事業などを活用し、防護柵の設置や有害鳥獣の捕獲による被害軽減を図ってまいります。 商工経済につきましては、名張市民産学金官連携推進協議会の活動中心となる近畿大学工業高等専門学校との連携を強化し、地域づくり組織や民間企業、金融機関などとも協力し、技術的な支援、共同研究、多業種連携を促進するとともに、物づくりの魅力発信や後継者の育成、人材の確保を進めることで、地域経済の活性化を図ってまいります。 続きまして、第4の柱でございます「豊かな心と健やかな体を育み暮らせるまち」についてでございます。 学校教育につきましては、小・中学校間の段差を緩やかにし、発達段階に応じたきめ細やかな指導、支援を行う小中一貫教育を平成32年度には市内全中学校区で導入できるよう取り組みます。さらに、コミュニティ・スクールの設置につきましては、昨年度につつじが丘小学校、南中学校の2校を、本年度には新たに比奈知、箕曲、錦生赤目、百合が丘小学校の4小学校と赤目中学校の合計5校に設置し、平成32年度には市内全小・中学校にコミュニティ・スクールを設置し、地域とともにある学校づくりを目指します。 生涯スポーツの推進つきましては、平成33年の第76回国民体育大会及び第21回全国障害者スポーツ大会の開催に向け、実行委員会を立ち上げ、組織体制の整備を図ってまいります。 次に、青少年センター・アドバンスコープADSホールにつきましては、昨年度末に防災対策及び音響設備の改修を終えました。今後も引き続き芸術文化活動の拠点として、指定管理者と連携してセンターの利用促進を図り、本市のさらなる文化振興を推進してまいります。 最後に、5本目の柱でございます「未来につなぐ自立と協働による市政経営」についてでございます。 豊かで活力ある地域社会を実現し、市民が安全で快適に暮らし続けていくためには、地域をつくり育てるという市民みずからの活動が重要です。地域の課題は最も身近な地域で解決することを基本に、地域が自立して住民主体の地域づくり活動が活発に展開されるよう、都市内分権を積極的に推進するとともに、引き続き地域づくりに対する支援制度の充実を図ってまいります。また、各地域がお互いに競い合い、補完し合うなど、地域間ネットワークを広げ、多様な主体との連携、協働による魅力ある豊かな社会の創造を引き続き目指してまいります。 財政運営の基盤となる市税収入の確保につきましては、公平公正で適正な課税を行い、収納率の向上と課税及び徴収体制の強化に努めます。窓口サービスにつきましては、市民の皆様が利用しやすい環境整備に努めるとともに、さらなる充実と効率化を進めます。また、新たな課題である働き方改革では、一事業所である市役所の取り組みとして、業務改善などを通し、職員一人一人の資質と労働生産性の向上に努めます。 なお、平成30年度は名張市総合計画新・理想郷プランの第1次基本計画の見直しの年となりますので、第2次基本計画の策定に向けて、今後改定作業に着手してまいります。 以上、市政運営に対する所信と講ずるべき主要施策について申し上げました。これらの政策、施策、事業の推進につきましては、議会の皆様、市民の皆様との信頼関係がなくてはかないません。全職員が一丸となり、市民の負託にお応えできるよう全力を尽くす覚悟でございますので、皆様のなお一層のご支援、ご指導、ご協力をお願いを申し上げます。 なお、5月末には平成29年度の出納を閉鎖し、現在決算調整を行っているところでございますが、その見通しにつきまして、この場をおかりしてご報告申し上げたいと存じます。 一般会計におきましては、収支差し引き額から翌年度への繰越額を差し引きました実質収支額が3億425万6,000円となりました。特別会計につきましても、一般会計と同様にそれぞれの黒字決算となっております。これもひとえに議員各位のご指導、ご協力と市民の皆さんのご理解のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。 以上をもちまして施政方針並びに開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4  教育委員会の教育行政の方針と施策 ○議長(福田博行) 日程第4、教育委員会の教育行政の方針と施策の説明を求めます。 教育長。  (教育長上島和久登壇) ◎教育長(上島和久) 皆さんおはようございます。 昨年までは教育委員長から説明をさせていただいておりましたが、今回から私より説明をさせていただきますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 平成30年度の教育行政の方針と施策を申し述べ、議員の皆様、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 昨年4月から、名張市では教育委員長と教育長を一本化する新たな教育委員会制度に移行し、本年が2年目となります。引き続き教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつ、市長とのさらなる連携強化を図り、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築に努めていくことといたしております。 平成29年3月に新学習指導要領が告示されました。これまで積み上げてきた我が国の学校教育の実践や蓄積を生かしながら、子供が未来社会を生き抜き、切り開くための資質、能力を確実に身につけていくことを目指しています。その際、子供に求められる資質、能力とは何かを社会と共有し連携する、社会に開かれた教育課程が重視されております。本年度から2年間はその移行期間となりますが、今後の国の動向を注視するとともに、市長部局や関係機関と緊密に連携、協調しながら、第2次名張市子ども教育ビジョンに掲げた各分野の教育施策を着実に推進し、その重責をしっかりと果たしてまいりたいと考えております。 平成30年度、教育委員会の新たな取り組みといたしましては、児童・生徒の学校生活での快適な学習環境を確保するため、小・中学校の普通教室と特別教室への空調設備整備の工事に着手いたします。 次に、平成33年に開催する第76回国民体育大会のホッケー会場として、またホッケーのまち名張実現のための活動拠点としてのホッケー場の整備に着手いたします。 さらには、ふるさと名張を理解し、誇りや愛着を持ち、ふるさとを語り、リードすることができる子供の育成を目指したふるさと学習なばり学の学習資料集上巻が完成しましたので、本年度より小学校1年生から4年生で試行してまいります。小学校5年生から中学校3年生までが使用する下巻につきましては、本年度中の完成を目指して準備を進めております。 それでは、平成30年度の教育行政の方針と施策を市総合計画新・理想郷プランに定める施策ごとに申し述べます。 まず、第1節生きる力を育む教育の推進として、施策1、学校教育。その一つ、幼児教育についてでございます。 平成28年度より文部科学省から委託を受け、幼児教育の推進体制構築事業を市長部局と連携して進めております。幼児期から児童期への接続をより円滑に行うことを目的に、幼児教育アドバイザーが市内の小学校や幼稚園、保育所園、認定こども園等を巡回して助言、指導を行うとともに、しっかりつなぐ育ちのバトンカリキュラムの試行版に続いて、昨年度は実践事例集を作成しました。本年度は、幼児教育アドバイザーを増員し、実践事例集の活用によりカリキュラムに基づく実践をさらに広げ、バトンカリキュラムの確定版を作成してまいります。 また、ばりっ子ピカピカ小1学級体験プロジェクトとして、教職員のOBがピカ1先生となって各園等を巡回し、カリキュラムに基づく保育実践を行うとともに、幼児教育の成果を小学校での学びにつなげる一体的な指導方法の充実を図ります。 2つ目、義務教育についてでございます。みずから学び、考える力を育てる教育について。 本年度は、新学習指導要領の本格実施を見据えた移行期間として、カリキュラム・マネジメントによる組織的、計画的な教育活動の質の向上を図るとともに、主体的、対話的で深い学びであるアクティブ・ラーニングの視点から、さらなる授業改善を図ります。また、新学習指導要領に基づく小学校における移行期の英語教育を着実に推進するとともに、平成29年度に策定した名張市小中一貫英語教育カリキュラムに沿って、小学校低学年から中学校卒業までの系統性、連続性のある指導を実践してまいります。 2つ目、心を大切にする教育。 本年度より、順次本格実施されます特別の教科道徳においては、考え、議論する道徳への質的転換を図り、生命を尊重し、よりよく生きるための基盤となる道徳性を養います。また、自己を見詰め、物事を多面的、多角的に捉え、自己の生き方について考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てるための学習を進めます。学校教育における人権教育では、子供一人一人の存在や思いが大切にされる人権感覚あふれる学校づくりを進めます。また、子供の豊かな情操と道徳心を育み、全ての教育活動を通して、いじめは絶対に許さないという土壌を醸成するとともに、いじめ事案の未然防止、早期発見、迅速で適切な対応に努めます。 不登校を初めとする長期欠席者への対策につきましては、不登校対応マニュアル等を活用し、未然防止と早期対応に努めるとともに、不登校の子供の学校生活への復帰や、社会的自立に向けたきめ細かな支援を実施していきます。子供の安心・安全の確保では、学校と適応指導教室やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとの連携強化を図るとともに、本年度新たに配置いたしました名張市地域福祉教育総合支援システムによります教育分野のエリアディレクターを効果的に活用して、家庭や地域、関係機関等との連携をより密にし、子供が安心して安全な生活を送ることができるよう支援を行います。 さらには、本年3月に第三次名張市子ども読書活動推進計画を策定しましたが、子供の読書への意欲を高め、学びを支援するために、教育センターの学校司書と各学校の司書教諭が一層連携、協力するとともに、コミュニティ・スクールと連動させ、学校と家庭、地域が協働した読書活動充実の取り組みを推進します。 3つ目、健やかな体を育む教育について。 子供が生涯にわたって健康な生活を営めるよう、各教科や特別活動等を通して健康教育を推進します。また、学校関係者及び学校医、学校歯科医、学校薬剤師等で組織する学校保健委員会の一層の充実を図り、食事、運動、休養や睡眠等の規則正しい生活習慣を確立するため、引き続き家庭と連携した取り組みを進めます。特に食育につきましては、体験学習や栽培活動を通して食への関心を高めるとともに、名張市ばりばり食育条例に基づき、食の安全を学び、新鮮で安心・安全な地産地消などの食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができるよう、関係機関と連携して推進していきます。 4つ目、地域等と連携した魅力ある学校づくりについて。 未来を担う子供の豊かな成長のために、学校、保護者や地域が連携、協働し、それぞれが当事者意識を持って子供を支えていく仕組みでありますコミュニティ・スクールを市内全ての小・中学校に設置し、コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育を実践する中で、地域とともにある学校としての取り組みを推進してまいります。また、コミュニティ・スクールを支えていただくボランティアやコーディネーターの養成、学校とボランティアをつなぐ場としてのボランティア・サロン、退職教職員による教育センターアドバイザー事業の継続、家庭教育充実のために各地域や学校に派遣するスタッフの養成など、保護者や地域の皆様とより一層の連携、協働が図られるよう取り組みを進めます。 5番目、教育環境の整備等について。 子ども教育ビジョンの基本理念を踏まえ、平成32年度から市内全中学校区で小中一貫教育の本格実施を目指します。各中学校区においては、義務教育9年間を見通した「めざす子ども像」を掲げ、系統性、連続性のある教育課程を編成し、一貫した指導や支援を行うことで、子供の学びや育ちをつなぐ教育の体制づくりを進めているところであります。教育の質の向上、教育の機会均等や教育水準の確保を目的に進めております学校の規模・配置の適正化につきましては、昨年8月に後期実施計画の一部を見直しましたが、引き続き保護者や地域の皆様を初め、関係する皆様方と丁寧な協議を重ね、ご理解いただけるように引き続き取り組んでまいります。 開設から6年目を迎える教育センターは、子供の育ちを支援するための拠点施設として、本年度は平成32年度からの新学習指導要領本格実施を見据え、外国語教育やプログラミング教育等、主体的、対話的で深い学びの実現に向けた授業改善、学習評価等、教職員向けの研修を一層充実してまいります。また、子育て支援研修会など、保護者のニーズに応じた研修にも積極的に取り組んでまいります。 6番目、学校施設の整備等について。 学校施設は、快適で衛生的な環境を備え、安全性、防災性、防犯性に配慮した施設とする必要があります。このことから、子供の安心・安全な学校生活と快適な学習環境を確保することを目的に、本年度より小・中学校の教室に空調設備の設置を最優先として取り組んでいくこととしております。 しかしながら、中学校給食の導入、トイレの洋式化や老朽施設の改修等、本市の教育施設の整備につきましては、計画的に整備を進める必要があることから、昨年策定いたしました名張市学校施設整備の方向性に基づき、市長部局との連携をさらに密にして、整備を推進してまいりたいと考えております。 また、平成32年度から導入されますプログラミング教育を市内全小・中学校で実践できるよう、教員の指導力の向上や学校のICT環境の整備充実のために、現在教育委員会事務局内において調査研究を進めているところでございます。 大きく、特別支援教育について。 特別な支援を要する児童・生徒が増加傾向にある中で、障害のある子供もない子供もともに学べる環境を整備するとともに、生活面、学習面で困難やつまずきを感じている子供への支援として、特別支援学級及び通級指導教室における自立活動や、各学校で取り組んでいる授業のユニバーサルデザイン等を推進できるよう、教職員向けの研修を充実していきます。また、個別の教育支援計画、指導計画の作成、活用するとともに、パーソナルカルテの利用を促進し、保護者と連携しながら、保育所園、幼稚園、認定こども園、小・中学校を通した途切れのない支援をより一層進めてまいります。 小学校低学年を対象といたしました発達支援教室「ばりっ子チャレンジ教室」や、小学校中学年の特別支援学級に在籍する児童を対象とした体験宿泊学習「ばりっ子わくわくキャンプ」を平成26年度より実施しておりますが、教育センターでの体験を学校生活につなげることで、一定の成果を上げております。本年度も引き続きこれらの事業を進め、子供の自立や、就学、進学、就労にもつなげていけるよう支援してまいります。 4つ目、高等教育について。 生徒の個性や創造性を伸ばし、社会の変化に対応した多様な選択ができるよう、市内外の高等学校等との積極的な連携を引き続き推進してまいります。さらには、奨学金制度等の活用により教育の機会均等を図り、次世代育成に積極的に取り組みます。 施策2、青少年健全育成についてでございます。その1、社会参加活動の促進。 子供の居場所づくり、体験活動、地域の皆様との交流を目的とした放課後子ども教室については、事業開始以来10年目を迎える中で、実施している地域については活動が定着し、内容の充実が図られていっております。引き続き未実施の地域での事業着手について、積極的に支援してまいります。 地域におけます健全育成活動で、指導者として活躍できるジュニアリーダー養成講座を引き続き青少年育成市民会議と共催し、青少年の社会参加とボランティア意識の向上を図ります。また、養成講座を修了した多くのジュニアリーダーが所属する名張Kidsサポータークラブの活動機会の提供とボランティアとしてのスキルアップを図ってまいります。 2、健全な環境づくりについて。 青少年の健全育成につきましては、青少年健全育成団体や地域と連携した取り組みを引き続き推進するとともに、青少年補導センターが窓口となり、学校、警察、関係団体等と連携し、不審者への対策を推進してまいります。また、本年度も引き続き校外生活指導連絡協議会を組織するとともに、関係機関の相談担当者が集う打合会や要保護児童対策及びDV対策地域協議会との連携により、情報の収集と集約を行い、迅速な対応が図られるよう取り組んでまいります。 さらに、青少年育成推進員や青少年健全育成団体、関係機関等に対して、近年におけますネット社会の現状やスマートフォン等の利用についての研修会を開催してまいります。地域ぐるみで子供を守る取り組みとして、子供を守る家事業の普及による不審者対策や名張少年サポートふれあい隊によります重点的な夜間パトロール等を引き続き行い、地域ぐるみで非行や犯罪から子供を守る体制の充実強化に一層努めます。 第2節生涯学習・生涯スポーツの推進についてでございます。施策1の生涯学習について。その一つ、学習機会の総合的整備について。 地域住民の学習意欲を支え、学ぶための環境を整備し、自己及び地域の豊かな未来を築くことができるよう、地域生涯学習推進指針を平成28年3月に策定したところであります。この指針に基づいて、多様な学習機会の提供や学びを通じた地域コミュニティーの活性化に取り組みます。 地域の自然、歴史、文化を学習資源として活用し、豊かな知識、経験、能力を持った人材を発掘する仕組みづくりを確立するとともに、地域の力として次世代につないでいく生涯学習社会の実現に向けて取り組んでまいります。 生涯学習におきます人権教育の分野では、従来から取り組んできました部落差別を初めとする人権課題に加え、いじめや体罰、児童虐待といった子供の人権に関する問題、インターネットを悪用した人権侵害、さらには性的マイノリティーや外国人の人権問題など、社会構造の変化に伴い、課題の多様化、複雑化が顕著になってきております。 本市では、こうした状況に対応するため、平成30年度を初年度とする第3次名張市人権施策基本計画を策定し、人権教育、人権啓発の推進を計画の柱に位置づけました。この計画に基づいて、誰もがみずからの日常生活とさまざまな人権課題とが深く結びついていることを実感し、人権についての正しい理解と知識をもとに、課題解決に向けて主体的に行動できるよう、人権センター、人権・同和教育推進協議会等の関係機関との連携を密にして取り組みを推進してまいります。 2つ目、学習成果を生かす仕組みづくり。 史跡、文化財、伝承行事などの郷土資源を活用し、市民がふるさと「なばり」への愛着と誇りを持つことのできる事業を、生涯学習講座の受講者や各種団体との協力、連携を図りながら展開していきます。また、各種講座を通して受講生間のネットワークの形成と、学んだ知識を生かす活動や、本年度から試行していますふるさと学習なばり学の講師として活躍できる仕組みを構築していきます。 3番目、高等教育機関等との連携。 なばりカレッジは、ふるさと名張の歴史や文化等を学ぶ講座として開催しており、これまで多くの市民の皆様に受講いただいております。本年度も引き続き、皇學館大学や近畿大学工業高等専門学校を初めとする高等教育機関等と連携して、市民の学びのニーズに適応した講座を開催いたします。 4つ目、図書館サービスの充実でございます。 市立図書館は、子供から大人まで全ての年齢層の市民の身近な情報拠点として、また自由に読書に親しめる場として、重要な役割を担っております。第三次名張市子ども読書活動推進計画の着実な実現に努めるほか、さらなる図書館資料の充実のため、財源確保に努めるとともに、県内外の図書館とのネットワークを活用した資料の相互貸借を進めるなど、図書館サービスの一層の向上を図ってまいります。また、平成31年度に予定しております図書館の蔵書や利用者の貸し出し、返却に関する情報等を管理する図書館情報システムの更新に向けた準備作業を進めておるところでございます。 施策2としての生涯スポーツについてでございます。1、スポーツ活動等の充実について。 平成28年度に導入いたしました健康づくりポイント制度「名張ケンコー!マイレージ」等の活用により、子供から高齢者まで、一人でも多くの市民がスポーツに親しむことができる機会を提供します。また、市内4つ目として、本年3月に百合が丘地域に総合型地域スポーツクラブが設立されましたが、市民が身近な場所でスポーツ活動ができるよう、引き続き新たなクラブの設立に努めるとともに、既存のクラブと連携を図りながら、市民のスポーツ活動の一層の充実を図ってまいります。 2、スポーツ施設等の整備充実について。 利用者の安全を確保するとともに、利用者のニーズに応じた利便性の向上を図るため、指定管理者と関係機関等との連携によりまして、誰もが安心してスポーツに親しめる環境整備に取り組みます。平成33年度開催予定の三重とこわか国体を初め、全国規模の大会開催に向けて、また多くの市民が安心・安全にスポーツに親しんでいただけるよう、さらにはスポーツを身近に感じていただけるよう、計画的に施設及び環境整備を進めてまいります。 3として、三重国体開催に向けた取り組みについて。 第76回国民体育大会及び第21回全国障害者スポーツ大会の開催に向けて実行委員会を立ち上げて、組織体制の整備を図り、市民がこぞって参加、盛り上げられる仕組みを構築してまいります。また、本年度、三重県を中心として開催されます全国高等学校総合体育大会や山口蛍選手が出場予定のサッカーワールドカップ・ロシア大会、2020年の東京オリンピック・パラリンピック等とスポーツのビッグイベントが続く中、市民のスポーツへの関心高揚を契機として、本市の一層のスポーツ振興に取り組んでまいります。 第3節市民文化の創造でございます。施策1、文化振興。その一つ、市民文化の創造でございます。 美術展覧会や市民文化祭の開催を通して芸術文化活動の発表の場や文化に親しむ機会を提供するとともに、文化協会等文化団体とも連携し、市民の芸術文化を育んでまいります。本市の芸術文化活動の拠点となる青少年センターADSホールは、施設設備の一層の安全・安心と利便性の向上を図るため、昨年度につり天井落下防止対策工事及び音響設備の改修工事を実施いたしました。今後も指定管理者との連携を密にして、多くの市民の皆様にご利用していただけるよう、積極的な事業展開を図ってまいります。 2番目、文化資源の保護と活用について。 昨年度、郷土資料館埋蔵文化財センターの整備が完了したことから、郷土資料館を拠点として、関係図書の閲覧や埋蔵文化財等の企画展示や市民対象の学習講座、体験活動を開催するとともに、夏見廃寺展示館や名張藤堂家邸等の文化施設の活用を促進してまいります。また、本年度からスタートするふるさと学習なばり学の取り組みとあわせて、郷土への愛着や誇りを醸成し、地域の担い手となる人材の育成にも努めてまいります。 3つ目、なばりの文化の振興について。 観阿弥創座の地なばりとして、能楽のふるさとづくりを推進するため、観阿弥祭、名張能楽祭、名張子ども伝統芸能祭、市内の舞踊団体による伝統文化親子教室等を開催し、伝統芸能に触れる機会を多く持つことで、子供の情操を豊かに育み、創造性を高めてまいります。 以上、本年度の教育行政の方針と施策につきまして申し上げました。 本市の教育は、大きな変革のときを迎えており、それを踏まえ、教育環境の整備が急務となっております。引き続き、名張市の未来を担う子供たちの健やかな成長と教育の充実を目指して、教育委員会事務局職員が一丸となって本市の教育課題解決のために邁進してまいりますので、皆様方の一層のご支援とご協力をお願いいたしまして、平成30年度の教育行政の方針と施策とさせていただきます。ありがとうございました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5  諸般の報告 ○議長(福田博行) 日程第5、諸般の報告を行います。 市長から、訴えの提起及び損害賠償請求の和解についての専決処分の報告、債権放棄の報告並びに平成29年度名張市一般会計、名張市農業集落排水事業特別会計及び名張市公共下水道事業特別会計に係る繰越明許費繰越計算書、平成29年度名張市水道事業会計に係る予算繰越計算書の報告を受けました。 また、監査委員から、平成30年2月、3月、4月、5月に執行した例月出納検査結果の報告を受けました。報告書はお手元に配付のとおりであります。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6  報告第1号 専決処分した事件(平成29年度名張市一般会計補正予算(第9号))の承認について 報告第2号 専決処分した事件(名張市市税条例の一部を改正する条例)の承認について 報告第3号 専決処分した事件(名張市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の承認について ○議長(福田博行) 日程第6、報告第1号から報告第3号までの3議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。  (市長亀井利克登壇) ◎市長(亀井利克) ただいま上程されました報告第1号から報告第3号について一括でご報告を申し上げ、ご承認を賜りたいと存じます。 まず、報告第1号、平成29年度一般会計補正予算(第9号)の専決処分につきましては、第379回定例会後に伊賀南部環境衛生組合において発生いたしました職員の退職手当に係る本市分担金を平成29年度中に支出する必要がありましたことから、専決処分をもって対応させていただいたものでございます。補正の内容につきましては、歳出の衛生費で1,016万8,000円を増額し、その財源といたしましては財政調整基金からの繰入金により対応いたしております。本件につきましては、平成30年3月26日付で、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分をさせていただいた次第でございます。 続きまして、報告第2号、名張市市税条例の一部を改正する条例の専決処分につきましては、地方税法等の一部が改正され、平成30年3月31日に公布されたもののうち、4月1日から施行されたものについて、名張市市税条例の一部改正を行ったものでございます。固定資産税の課税標準の特例措置、土地に係る固定資産税の負担調整措置の継続等、所要の改正を行ったものでございます。 次に、報告第3号、名張市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分につきましては、地方税法等の一部が改正され、平成30年3月31日に公布、4月1日に施行されたこと等に伴い、国民健康保険税を県に国民健康保険事業費納付金として納付することとなることによる課税額の規定の整備を行ったほか、基礎課税額の限度額並びに被保険者均等割額及び世帯別平等割額の軽減措置について所要の改正を行ったものでございます。 報告第2号及び報告第3号につきましては、平成30年3月31日付で、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分をさせていただいた次第でございます。 以上、報告第1号から報告第3号について一括でご報告を申し上げましたが、事情をご理解いただきまして、ご承認賜りますようお願いを申し上げ、提案理由のご説明といたします。 ○議長(福田博行) これより質疑を行います。 浦崎陽介議員。 ◆議員(浦崎陽介) それでは、報告第1号、専決処分の事件について少し聞いておきたいなと思っております。 市長選挙も終わって、市長が新たに誕生されて、残りの任期ですよね、あと4年間で達成をしていただきたいなというふうに思います。名張市におかれましては、財政が非常に厳しい状況でありますから、大盤振る舞いできる財政状況でないということだけ申し添えておきたいなと思います。 今回専決処分された中身につきましては、詳細についてもう少し教えていただきたいんですけど、いかがでしょうか。
    ○議長(福田博行) 総務部長。 ◎総務部長(我山博章) それでは、私のほうから詳細につきましてご説明をさせていただきたいと思います。 対象は伊賀南部環境衛生組合の職員でございまして、退職が平成30年3月12日ということで、この方につきましては死亡退職、お亡くなりになられたということで退職されたということになっております。この方の分の退職金につきまして、先ほど市長のほうから提案理由ということの中で説明させていただきましたとおり、3月26日には専決処分をして、この方の退職金を支出をしたということで、名張市がこの衛生組合に対して負担をするべき率としまして85.05%、この方の退職金の85.05%について名張市が負担をするということで、その分が先ほど申し上げました負担額ということになっております。 以上でございます。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) ちなみにお伺いいたしますけど、この方でいきますと、何年働いて1,016万円、この1,016万円が85%、5.0%が名張市の負担だということ、何年分でしょうか。 ○議長(福田博行) 総務部長。 ◎総務部長(我山博章) 私どもの資料では29年というふうになっております。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 29年、伊賀南部で仕事をしていただいて、1,000万円ちょっととか。市長の退職金は4年間で1,800万円、4期で約7,200万円、もうこの市長選挙を前に総額7,200万円ものいただいたわけですよね。ほんで、次の任期5期目終われば9,000万円の退職金、えらい違いがあるんですけど、退職金って、例えば部長、勤続年数40年努めた部長で退職金って、今幾らなんですか。 ○議長(福田博行) 総務部長。 ◎総務部長(我山博章) 今ちょっと手元に資料は持っておりませんので、概算の金額で申し上げますと2,200万円、2,300万円から2,500万円ぐらいまでかなというふうに思います。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) この方はお亡くなりになったということですけども、すごく差が開いてますよね。市長が4年間務めて1,800万円、部長級で40年ぐらい務めたら二千数百万円、ちなみに小泉総理が退職された際の退職金160万円でしたよね、たしか。 現在特別職とか、名張市、今回これは本題じゃないですけども、これ一般質問でまたゆっくりやるつもりなんですけども、いかにも今のを聞くと、29年お勤めいただいた方が1,000万円で、民間企業でもいいにしても、やっぱり特別職との差が余りにも開き過ぎてるんじゃないでしょうか。また、これから退職金、財政難の折、繰出金でこういう組合へ出していくにしても、本庁の職員に関しましても退職金というのの見直しを一度しなければならないんじゃないかな。職員の前に、まず特別職からかなと思う。総理大臣でも、年間1年にして小泉さんのころ160万円とかですから、ほんで退職金を減額したり廃止している自治体多数あると思うんですけども、これ例えば公務員の退職金というのは、減額したり削減したりすることは可能なんですか。また特別職も同時にお答えください。 ○議長(福田博行) 総務部長。 ◎総務部長(我山博章) 少しお尋ねのことと違うこととしてお答えをさせていただくんですけども、この方の退職金が1,000万円ではございません。この方の退職金は、余り詳しくは申し上げませんけども、1,600万円を超えております。1,700万円弱、1,700万円には達してませんけども、その額で、私先ほど申し上げたのは、その分のもともとの伊賀南部環境衛生組合の予算の中で対応できる分がございましたので、その分を差し引いて、なおかつ市の持ち分として85.05%の予算を専決をさせていただいたということですので、私どもの予算として、先ほど市長のほうからご説明申し上げた1,000万円少しを支出をさせていただいたというところでございます。 それと、公務員の退職手当につきましては、これまでも何度か見直しが行われてきてます。これは人事院勧告という制度ではないんですけども、人事院が国から要請を受けて民間の退職金の実態というのを調査をします。それによりまして、ちょっと年度は詳しく覚えてませんけども、数年前に総額として500万円弱の減額が行われてます。 それと、昨年のこれも人事院勧告ではございませんけども、民間調査ということで、最後に私どもの退職金といいますのは、もとになる金額に対して掛ける月数、これも順次下げられてきてますけども、最後に調整率というのを掛けます。この調整率のところが実は人事院が民間事業所の調査をして掛けていくということで、本年度平成30年4月1日から私どもの一般職の退職金につきましては、これも今細かな資料は持っておりませんので概算で言いますと、80万円程度減額されたということで、ですので私どもの退職金につきましては、いろいろご議論もあるかと存じますけども、基本的には民間の退職金のベースというものを人事院が調査をして、それに基づいて国家公務員の支給率が定められ、私ども地方公務員につきましては、均衡の原則にのっとりまして国家公務員と同様の措置が講じられてるということでございます。 ですので、制度としてそれを減額できるのかどうかというのは、一定部分、当然市長の裁量権というものがあるのかもわかりませんけども、私どもの考え方としましては、人事院勧告に基づくことのみをもって私たちが受け取る給料であったり、あるいは手当であったりというのが根拠づけられているというふうに認識をしておりますので、暗にさわるべきものではないのかなというふうには考えてるところでございます。 それと、特別職につきまして、先ほどございましたけども、これは条例で定められておりますので、市長につきましては100分の500、給料月額に対して掛けた任期の年数掛ける100分の500ということで、これは条例に定められているとおりの支給ということになっております。 以上でございます。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) ありがとうございます。 お亡くなりになられた方の退職金については理解させていただきました。1,700万円にいくか、いかないかということですよね。 そこで考えてほしいんですけど、特別職の退職金、29年働いて1,700万円、4年間働いて1,800万円、どうなんでしょうね、人の人生って。特別職の退職金を出していない、もう減額している、廃止している自治体もありますよね、総務部長どうですか。いかがですか。 ○議長(福田博行) 総務部長。 ◎総務部長(我山博章) 全国につきまして今資料を持ってるわけではございませんけども、今県下14市の中でそういった都市はございません。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 例えば大阪市でもそうですよ、2015年の選挙で当選された市長でも、ネットで調べていただいたらたくさん出てきます。減額、今1,700万円、お亡くなりになられた方がね、29年で1,700万円。4年で1,800万円、それを5期目、名張市の市長に関しては5期は9,000万円なんですよね。財政難をずっと唱えてこられたんですよ。やはり今言うように、公務員の退職金も手をつけなければならない時期が、例えば人事院の言うてるとおりにやっておけば、幾らでも出ていくわけなんですよ。名張市の税収に見合っていない、職員給料に関しても。 僕は職員いじめでやってるつもりじゃなくて、名張市を10年後でも20年後でも存続しようではないかということなんです。政治判断は必要なんですよ。その辺はやはりお金欲しくて市長になられたんなら、僕わかります。どうぞどうぞ、自分の財産を築いてください。条例で定められた、何も間違いじゃないです。違法性も何もありません。十分市の税金で、退職金で老後をということを言いたいと思いますけど、市の財政を考えたリーダー、しっかりと特別職ね、副市長も市長も、我々議員は退職金ありませんからね。やはりそこはしっかりとこの数カ月の間に方針を出していただきたいなと。 さわらないなら何もしなくてもいいですけども、50%カット、もうそれこそ全てカットだと、そこ小泉総理みたいに160万円にするんだと、それぐらいでもう十分だと思うんですよね。幾ら特別職は選挙にお金がかかろうとも、やはり市長の同期の皆さん、もう退職されたりして、退職金額考えてください、全然違いますよね。やってる仕事、何か違いますか、仕事には変わりないですよ。  (「全然違うわ」と呼ぶ者あり) ◆議員(浦崎陽介) そういう意味の仕事と違います。人間の仕事って、みんな一緒ですよ。市長だから忙しい、職員だから忙しくない、そういうんですか。議員だから暇なんですか、じゃあ。違うでしょう、みんな一緒の、仕事の度合いですよ。 市長の考え方ならば、選挙に通ったから、市民が納得したから、市民に合意得られたから、私は退職金もらっていく権利があるんだとでも言うのかな、前のように。バックボーンがないんで、私はということを昔言われてましたけども、本来今回はおめでとうございますという言葉を言いたかったんです。 ただ、やはり今回私らも最後の議会で、財政のことをやはり考える上で、やはりちょっと当選してすぐに苦言はと思いましたけども、退職金というものも視野に入れていただいて、給料、期末手当30%は削減していただいておりますけども、やはり超過課税ですね、超過課税8億5,000万円、時限立法、市民に負担をかけてる分をやめていくんだという発言も、市長は青年会議所の討論会の中でも一定の方針出していきたいという声を僕動画で見せていただきましたけども、その財源をどう確保するかなんですよね。 職員の退職金もそうです。人件費もそうです。時間外労働もそうです。経費の抑制もそうです。そしてまた、収益事業をしていくこと、名張市の収益事業もなかなかしっかりできていない部分がある。やはり職員の皆さんに、これからいろんなことをお願いしていこうと思えば、市長みずから退職金をゼロだと、給料3割削減だと、議会も報酬2割カットだと、議員定数2割じゃなくて5割程度、5人ぐらいしていくぐらいじゃないと、吉田議員の言ってることが正しいんですよ。給料、報酬を削減するのと定数削減するの、同等やったらそれは定数は削減せんほうがいいんですよ。ただ議員が多くて必要ないって議論から始まったんなら、始まったんなら、そりゃあ議員定数削減でいいですけども、やはり財政難という理由をスタートならば、やはりしっかりと退職金制度も考えていただきたい、市長どうですか。まだ今すぐお答えにならんでも結構ですけども、必要性あると思うんですけど、いかがですか。 ○議長(福田博行) 市長。 ◎市長(亀井利克) 名張市長は退職金、給与等は適正でないという、そういうご意見を申されたんかなというふうに思ってますが、それは私が評価することではございませんので、私のほうからの答弁は控えさせていただきます。 ○議長(福田博行) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております報告第1号から報告第3号までの3議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、報告第1号から報告第3号までの3議案につきましては委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより報告第1号から報告第3号までの3議案について一括採決いたします。 本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、報告第1号から報告第3号までの3議案は原案のとおり承認されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7  議案第40号 名張市市税条例等の一部を改正する条例の制定について 議案第41号 名張市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について 議案第42号 名張市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 議案第43号 名張市まちじゅう元気推進協議会設置条例の一部を改正する条例の制定について 議案第44号 名張市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 議案第45号 名張市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第46号 名張市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 議案第47号 名張市体育施設使用条例の一部を改正する条例の制定について 議案第48号 市道路線の認定について 議案第49号 市道路線の変更について ○議長(福田博行) 日程第7、議案第40号から議案第49号までの10議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。  (市長亀井利克登壇) ◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第40号から議案第49号までの10議案につきまして、一括して提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第40号、名張市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は地方税法等の一部改正に伴い、個人市民税に係る非課税措置の所得要件の引き上げ、所得控除等の見直し、加熱式たばこに係る課税方式の見直し、たばこ税の税率の引き上げ、中小企業者の設備投資に係る固定資産税の課税標準の特例措置等を行うため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第41号、名張市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は介護保険法施行規則等の一部改正に伴い、指定地域密着型サービス事業者の指定に係る資格要件に、看護小規模多機能型居宅介護に係る指定に限り、病床を有する診療所を開設している者を追加するほか、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第42号、名張市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件に、5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者で市長が適当と認めたものを追加するほか、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第43号、名張市まちじゅう元気推進協議会設置条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は健康づくりに関する総合的な施策の充実を図るため、名張市まちじゅう元気推進協議会の委員定数をふやすとともに、専門の事項を調査するための専門委員を置くなど、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第44号、名張市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は国民健康保険法の一部改正に伴い、国民健康保険事業の運営に関する協議会を都道府県にも置くこととされたことを踏まえ、国民健康保険運営協議会に関する規定を整理するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第45号、名張市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は情報提供ネットワークシステムを使用して、雇用保険法による給付の支給に関する情報の提供を受けることができるようになったことに伴い、特例対象被保険者等に係る申告に関する規定について、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第46号、名張市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は介護保険法施行令の一部改正に伴い、引用条文が変更となる規定について、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第47号、名張市体育施設使用条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は名張市民陸上競技場のスタンド改修に伴い、新たに設けるミーティングルーム、男子更衣室及び女子更衣室の冷暖房設備並びに放送室の放送装置の使用料を定めるため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第48号、市道路線の認定についてでございますが、本議案は住宅地開発事業に伴い、整備された道路が市へ移管されたことから、新たに桜ケ丘20号線として延長185メートルの認定を行うものでございます。 次に、議案第49号、市道路線の変更についてでございますが、本議案は議案第48号の桜ケ丘20号線を市道認定することに伴い、平尾山夏見線の起点を変更し、延長92メートルを24メートルに変更するものでございます。 以上、条例議案、一般議案を合わせまして10議案の提案理由を一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げ、提案理由のご説明といたします。 ○議長(福田博行) これより質疑を行います。 まず、議案第48号及び議案第49号について質疑を行います。 山下 登議員。 ◆議員(山下登) まず、市道認定の関係でちょっとお尋ねをします。 この市道認定の基準判断の説明をちょっとお願いします。 ○議長(福田博行) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(谷本浩司) 済いません、お尋ねいただきました基準判断と申されますのは、今回桜ケ丘平安タウンという住宅地が開発されたことに伴いまして、そこにつけられました道路につきまして、桜ケ丘20号線として市道認定を行うということでございますが。 ○議長(福田博行) 山下議員。 ◆議員(山下登) まず、それじゃあこの道路の幅員ですとか、先ほど距離聞きましたけども、どれくらいの幅、面積ですね、あるのかお尋ねをします。 ○議長(福田博行) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(谷本浩司) 道路幅員につきましては、幅員4メーターから12.4メーターでございます。 今回道路認定させていただくところの道路面積につきましては、1,164平方メートルでございます。 ○議長(福田博行) 山下議員。 ◆議員(山下登) これ市道認定していくんですけど、固定資産税なんかどれぐらいになりますかね、今。 ○議長(福田博行) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(谷本浩司) 済いません、ちょっと私どものほうではわかりかねますので、またお調べさせていただきまして、ご報告させていただきます。 ○議長(福田博行) 山下議員。 ◆議員(山下登) また後ほどといいますか、後、議会中委員会で多分いろんな説明あるんだろうと思いますけども、幅員ですとか、起点終点までの距離を聞きましたけども、あと幅員、面積、そして固定資産税の額、また委員会でご報告をお願いしたいというふうに思います。 あと公図ですとか登記事項証明書、所有権移転に係る費用、これはどのぐらいになってますか。 ○議長(福田博行) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(谷本浩司) 既に公益施設、道路も含めてですが、こちらにつきましては名張市へ全て移管するべく登記を終えていただいてございます。 ○議長(福田博行) 山下議員。 ◆議員(山下登) これも後ほど委員会のほうで金額等々、当然買い手方の負担で賄うとはなってると思うんですけども、詳細について委員会のほうにお出しいただきたいと思います。 あと、この市道認定にかかわる市のルール、これはどのようになってますか、要綱等。 ○議長(福田博行) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(谷本浩司) 開発に伴いまして、都市計画法に基づきまして移管を受けているわけでございますが、それとあわせまして別途公益施設に係りますもの、道路も含めてですが、維持管理協定というのを開発事業者と結んでございまして、その維持管理につきましては5年間が経過するまでとか、あるいはまた入居率が50%に達し、かつ2年間というような措置の中で開発事業者に維持管理をしていただいてるのが実情でございます。 ○議長(福田博行) 山下議員。 ◆議員(山下登) これはなぜこんなことをお尋ねしてるかというと、以前もある名張の地域であったんですけども、これは国道に面してるミニ開発の土地でしたので、市道認定、私いいかなと思ったんですけども、今般こう上がってくると、現場私見てませんので幅員もちょっとわからないんですけども、通常国道ですとか県道ですとか、そのつなげる道路であればいいかなと思ったりはするんですけども、私この議案の地図だけ見る限り、そんなのはないんですね。裏道になるのか、ちょっと現場を見てないんですけども、地図だけで見える範囲ですね、図書館の前と団地の部分ならいいんですけども、余りちょっとこんなところを認定していっていいのかなというのが思ったんです。 私、三重県下29市町全体はわからないんですけども、四日市で仕事をしておりますときに、四日市の市はなかなか認定しないんですね。なぜかというと、60戸、70戸、100戸ぐらいの団地であっても開発業者のほうで全部区分所有されたりしてまして、なかなか市に移管しないんです。なぜかというと、市のほうは税収の関係というよりも管理が大変だということなんですね。名張市の場合も固定資産税の収入の問題ですとか、この位置からするとそんな市道にしなきゃならんというのがちょっと理解できなかったのでお尋ねしたんです。その点どのように感じてられますか。 ○議長(福田博行) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(谷本浩司) 今回の開発につきましては、宅地数として13区画の宅地が造成されておりまして、造成区域内につきましては、幅員6メーターの道路をつけていただいてございます。その13区の開発地からの進入路といたしまして、近接します桜ケ丘側の市道、それからこちらの希央台側の幹線になります平尾蔵持線ですかね、幅員12メーターの道路に連結するというところの中で、6メーターから、取りつけの分は若干4メーターになってございますが、開発においては6メーターの基準に合った道路を整備していただいたということでございます。 ○議長(福田博行) 山下議員。 ◆議員(山下登) できれば名張市としても、市道認定の基準もしっかりしたものをつくっていったほうがいいのかなと思いますけども、ほかの市って、私四日市しかわからなかったので全国的な流れもわからないんですけども、かなりしっかり制約してるということがありますので、一度また委員会のほうで資料なんかあればご提示いただきたいと思います。 これ次……。 ○議長(福田博行) 次に……。 山下議員。 ◆議員(山下登) これもう続けて議案第49号、よかったですか。 ○議長(福田博行) ええ、2つ質疑していただいて結構です。 ◆議員(山下登) はい、はい。一件一件、15分、15分って聞かしてもらって、わかりました。 ○議長(福田博行) 合わせて30分とってあります。 山下 登議員。 ◆議員(山下登) はい、はい。 議案第49号のほうは、市道路線の変更ですね、この変更になった理由を改めてちょっとお願いします。 ○議長(福田博行) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(谷本浩司) 今、市道認定させていただこうとしております桜ケ丘20号線と重複します部分、ちょっと地図が見にくいということもございますが、ちょっと2枚を照らし合わせていただきましたら、もともと平尾山夏見線という道路が希央台のほうから平尾山カルチャーパークのほうに向かって延びてございました。ここにつきましては約92メーターの道路でございましたが、この一部が桜ケ丘20号線の開発に伴った道路拡幅事業とかぶりましたもので、桜ケ丘20号線を優先させていただきまして、平尾山夏見線を廃止させていただくと、重複する部分を廃止させていただくということで、今回提案をさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(福田博行) 山下議員。 ◆議員(山下登) 今議案第48号、議案第49号、関連して後ほど委員会のほうで詳しくご説明いただこうかなと思うんですけども、加えて市のほうとしての今後の方向ですね、この市道認定に当たる基準というか、というようなものを含めてお願いしたいなと。 といいますのは、市のほうに頼むわと、市道にしてくれというようなことがすっと通っていくのかどうか、いやいや、ルールがあって、しっかり精査してるんですよとかというようなものもわかりやすくしていただきたいなと。当然ほかの市なんかは、4メーター道路であるかどうかとか、先ほど言いましたようにね、4メーター道路かどうかとか、当然国道と国道の中間であるとか、あるいは県道、県道の中間であるとかという、そして大勢の方が利用する道路かどうかですね。一部の方が利用するのであれば、これは私で利用していただいて、大勢の不特定多数の方が利用するんであれば、それは市道として認定していくとか、ほかの市でやっているようなことを名張市もされてるとは思いますけども、そこらをまた委員会でじっくりお聞きしますので、資料といいますか、そろえておいていただきたいと思います。 ○議長(福田博行) 次に、議案第47号について質疑を行います。 浦崎陽介議員。 ◆議員(浦崎陽介) 質問に入る前に、議会運営委員会の委員として一言申しておきたいなと思います。 議長の今回、数字読めないんかなと思って、議案第45号、議案第46号、議案第47号、議案第48号、議案第49号と、朝の議会運営委員会の中の議事日程の中でこういう議事で行くということで確認をとった上で我々質疑をしていってるんで、自分の勝手で何か理由があるんなら、また議会運営委員会で話し聞かせてもらいますけども、勝手に変えんといてくださいね。一応朝、確認とってますよね、どういう議事日程にするかって。何かそういう時間配分とかの問題があって、この議案第47号を先飛ばしたのかね。数字でいくというの決まってますよね、朝からも。そういうときには先に、朝から議会運営委員会の中で数字を変えるように、ここから質疑をしていくんだということをちゃんと朝言うといてくださいね、こっちも準備がありますから。自分勝手に変えていただいたらいけないと思いますから、それだけ申しておきます。 議案第47号について質疑をさせていただきます。 名張市の体育施設の条例の一部改正する条例の制定について、もう一度詳細について詳しく教えてください。 ○議長(福田博行) 議事整理権の中で議会運営を議長としてしておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ◆議員(浦崎陽介) だから、理由を言いなさいよ、後で。 ○議長(福田博行) 教育次長。 ◎教育次長(高嶋正広) 今回の条例の提案につきましては、名張市市民陸上競技場メイハンフィールドの整備につきまして、平成28年度に、ご存じのようにグラウンド及びトラックの改修工事をさせていただきまして、トラックについては全天候型、グラウンド、インフィールドにつきましては人工芝化をさせていただいたところでございます。大変好評をいただきまして、平成29年度は延べ4万3,395人の方にご利用いただいております。改修前の1.5倍から、2倍までいってませんけれども、1.5倍強ということでご利用いただいているところでございます。 同じくこのスタンドにつきましても大変老朽化をしている中で、改修をしたいという思いがあったわけなんですけれども、平成28年度の改修に当たりましては、totoの助成金を活用させていただきまして改修をしたんですけれども、スタンドの改修については対象にならないということで、活用できる財源がないかいろいろと検討をさせていただいたところ、地方創生推進交付金が活用できるということで、1年おくれて平成29年度にスタンドの改修工事をさせていただきました。 内容といたしましては、スタンド1階の男女の更衣室、それからミーティングルーム、放送室の改修と、それとあわせて便所につきまして、男女の便所をそれぞれ面積として以前の倍の面積を確保させていただいて、現在の時宜にあったようなトイレ、洋式化も含めてさせていただいたところでございます。 そうした中で、男子の更衣室と女子の更衣室、それからミーティングルーム、放送室については、放送設備機器を全て一新をさせていただいたところですけれども、それぞれの部屋に冷暖房を設置させていただいたということで、この仕様に当たっては実費相当分をいただく必要があるということで、今回の条例を改正させていただいたところでございます。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 質疑のほうを続行したいなと思います。 これ委員会、私が所管する教育民生委員会でも説明を受けた案件であります。当初ミーティングルーム等でエアコンを使うということで、支払い方法の仕方を議論をしたのは覚えてるんですけども、例えばよく旅館とかにあるコイン式にしたら幾らかかるんでしょうかというのは後で調べとくということでしたけども、やるやらない関係ないですよ。どれぐらいの見積もりやったんでしょうか。 ○議長(福田博行) 教育次長。 ◎教育次長(高嶋正広) ちょっと手元に資料がございませんので、また調べさせていただいて、委員会のときでも報告させていただきたいと思います。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 見積もりはたしかすぐ、あの委員会の後に調べていただいておりましたんで結果は出てるとは思いますので、先払いで払うだとか、後で事後で払うとか、何分使うたんだっていろんな、せやったら使うときだけコインにしたほうが安上がりじゃないんかと、後のそのための労力というか、そういうこともまたじっくり考えていただきたい。 また、この案件については、当初の特別委員会、細矢委員長のころですね、そのときにこの陸上競技場については我々も視察や議論、調査をさせていただいて、提言も出したと思ってるんですけども、当初特別委員会から出された提言、どのように実行されましたか。どのように議論、ほんで何%ぐらい特別委員会が要望したこと、できてますか。 ○議長(福田博行) 教育次長。 ◎教育次長(高嶋正広) つぶさに要望をいただいた事項について記憶しているわけではございますけれども、要望を真摯に受けとめさせていただいて、そうした整備なり運用面での参考にさせていただいてるところでございます。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 我々も大切な税金をいただいて議論をした結果の提言でありますから、行政は行政のそりゃあ考え方もあるでしょうけども、議会の提言というのも少しずつでも取り入れられるように努力をしていただきたい。 基本的に特別委員会で出されたことが何もされなかったら、我々議論した意味も調査した意味も何もないんで、その辺はしっかり、当初細矢委員長のもと、いい議論をされた中身でありますから、しっかりとその辺は考えていただいて、取り入れるところは取り入れていく、予算には限りありますから、予算の要らないこととかも考えていただいて、方策いろいろ考えていただきたいなと思います。 今回体育施設に関しては、これから本当に老朽化も迎えてきてるんですよね。当初観客席もごみの掃除をどうするんだと、誰がするんだという議論でしたけども、観客席はほこりが舞って、溝、視察行ったときも結構汚かったんですけども、ああいう維持管理はどのような期間、スパンで、誰がどのように今後、費用を取っていく分に関して観客席も放置状態なのか、どれぐらいのスパンで管理をしていく予定なんでしょうか。 ○議長(福田博行) 教育次長。 ◎教育次長(高嶋正広) 以前見ていただいたときには改修前ということで、グラウンドが土のグラウンドでございましたので、風で土ぼこりが舞ってスタンドにたまるといったこともあったんですけれども、現状人工芝化をさせていただいた中で、舞うほこりも随分少なくなっております。 そうした中で維持管理ですけれども、基本的には定期的に使用が終わった後、指定管理者のほうで定期的に見回りをしていただいて、汚れてる分については清掃をいただくというふうにお願いをさせていただいてるところでございます。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 観客席に関しては、本来管理者の維持管理でありますけども、利用者がそのままごみを放置していくということもあると思うんですよね。だから、当初見たときに、砂ぼこりだけじゃなくて、ごみ等も一緒にやはり溝のところにまざっていたり、たくさんごみが放置、椅子の下にあったり、ここはやはり啓発もしていかなあかんと思うんですよね。ごみの持ち帰りであったり、ごみ箱を設置するなど、その辺はしっかりとやっていただかなければならない。 そしてまた、今言われたように、その都度、例えば夜、毎回、要は毎日の維持管理ですよね、目視での点検を義務づけをしていただきたいと思います。やはり維持管理費を払うわけですから、前のような状況にならないように、砂ぼこりがないから散らからないじゃなくて、そんな問題じゃないと思うんですよね。あれはずっと長年放置してあるからあの状態だったと思うんで、やはり日常点検業務の中に観客席の目視の点検だけでも入れていただいて、散らかっていればやはり管理をしていただく、例えば物をこぼして汚れっ放し、市民ができない部分もあろうかと思います。本来ならばデッキブラシを持ってきて洗やあいいんですけども、その辺のこともしっかりと話し合いしていただいて、やはり目視ぐらいは1日1回、観客席見に行くぐらいは。前日夜中に誰かが入り込んで何かしていたとか、そんなこともあるかもわからないですよね。じゃあ1日一度の目視ぐらいはするべきだと思うんですけども、いかがですか。 ○議長(福田博行) 教育次長。 ◎教育次長(高嶋正広) 指定管理者の体制の分もございますので、できる限りしっかりと管理できるように、指定管理者と協議、話をさせていただきたいと思ってます。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 委託料を払うわけですから、しかもHOSさんですよね。指定管理、どこでもいいですけども、委託料を払うわけですから、しっかりこっちでやってもらいたいことというのを明確化しとくべきだと思います。そして、そこがちゃんと日ごろ実行できるか、できてるかどうかというのをしっかり教育委員会、事務局等でその辺をしっかりと見ていく。そしてまた、翌年度の委託料、次の次年度の更新のときの委託料の中に、また必要ならば増額していったり、減額していったり。結局何をしてるかがわからん状況で委託料を出してあるんで、実行されへんでそういう状況になると思うんですよ。 やはり現場、教育委員会自身が何をしてもらいたいかということを明確にしていただいて、それで使用料も今回もしっかりもらっていく。何をするために使用料が必要だということを考えていただいて、ただ単に市長が言う受益者負担やから、ちょっと今回エアコンつけて改修したから費用をもらおうかと、こんな発想じゃなくて、どういう維持管理をする上で、幾ら要って、そのためにどれぐらいお金が要るのか、そこを割り出して計算していただいて、適切な使用料と維持管理費を払っていっていただきたいんですけど、もう一度そういうのを抜本的に見直していかなければならないと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(福田博行) 教育次長。 ◎教育次長(高嶋正広) 指定管理施設につきましては、指定管理の協定書及び仕様書に基づいて維持管理を行っていただいているところでございまして、この施設については指定管理期間中に施設の改修といいますか、リニューアルを行っておりますので、次回の指定管理の更新のときには、現状を踏まえた中でその管理のあり方をもう一度見直して、必要な部分については仕様書なり協定書に盛り込んでまいりたいと思っています。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 前も指定管理してて、あの観客席の汚れあったんですよね。誰の責任なんですか、じゃあ。その指定管理者がサボったってことですね、今言うということは。ちゃんとその辺を管理だって任せてあったんでしょう。明記されててもするせえへんわからないんですよ。ちゃんと事務局がその辺の管理をせなあかんということなんです。要は指定管理に丸投げしっ放しじゃだめだということをよく理解してくださいよ。 そして、次の更新時に話し合いじゃなくて、その都度その都度話し合いをしていくんですよ。そうでないとその間のあと1年なり2年なりの間は、できていないことができていないままになるんでね、わかります。それで、次の翌年、追加が必要やったら追加が必要、追加が要らない、これはもう要らんなというのは抑制していく、減額していくということを担当者として現場をしっかり見てくださいということですよ、わかります。できてなかったんでしょう。 ○議長(福田博行) 教育次長。 ◎教育次長(高嶋正広) 適切に維持管理ができますように指定管理者と協議しますとともに、市といいますか、設置者の責任として、そうした監視といいますか、もしていきたいと思っています。 ○議長(福田博行) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第40号については総務企画委員会に、議案第41号から議案第47号までの7議案については教育民生委員会に、議案第48号及び議案第49号の2議案については産業建設委員会にそれぞれ審査を付託いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8  議案第50号 平成30年度名張市一般会計補正予算(第1号)について 議案第51号 平成30年度名張市介護保険特別会計補正予算(第1号)について ○議長(福田博行) 日程第8、議案第50号及び議案第51号の2議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。  (市長亀井利克登壇) ◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第50号及び議案第51号の平成30年度一般会計及び特別会計の各補正予算につきまして、その概要を申し上げ、ご審議を賜りたいと存じます。 今回お願いいたします補正予算は、一般会計で当初予算を義務的経費や継続事業を柱とした骨格予算として編成したことから、肉づけ予算として政策的経費や新規経費を追加するほか、介護保険特別会計で前年度事業費の精算に伴う返還金を計上するなど、所要の措置を行うものでございます。 それでは、一般会計の歳出からご説明申し上げます。 まず、総務費は、市政功労者表彰式に要する経費を初め、庁舎設備の改修やまちづくり活動を担う人材育成に要する経費のほか、訪日外国人等への消費者啓発に要する経費を計上するなど、全体で9,428万7,000円を増額しております。 民生費は、総合福祉センターふれあいの空調設備の改修に要する経費を初め、認定こども園の施設整備などに対する補助金のほか、生活保護受給者の生活習慣病に係る適正受診指導に向けた経費を計上するなど、全体で4億1,488万4,000円を増額しております。 衛生費は、妊婦応援都市宣言の具現化に向けた子育てサポーター養成講座の開設に要する経費のほか、応急診療所の空調設備の改修に要する経費を計上するなど、全体で1,388万5,000円を増額しております。 農林水産業費は、かんがい事業や農村地域における防災・減災を目的とした施設改修のための設計委託料など、農業基盤整備に要する経費のほか、施設の維持管理経費を計上するなど、全体で8,695万2,000円を増額しております。 商工費は、旧国津小学校の揚水ポンプ改修に要する経費で、120万7,000円を増額しております。 土木費は、地籍調査の推進に要する経費を初め、道路橋梁の改良や公園、市営住宅の長寿命化のほか、公園に木製遊具を設置する経費を計上するなど、全体で3億5,204万5,000円を増額しております。 消防費は、防火対象物などを管理する台帳の電子化に要する経費を初め、支援車及び高規格救急自動車の整備やハザードマップの改定に要する経費を計上するなど、全体で7,188万9,000円を増額しております。 最後に、教育費は、就学前の子供を対象としたばりっ子ピカピカ小1学級体験プロジェクトを実施する経費を初め、小学校の空調設備の整備や幼稚園の老朽化した屋根の改修に要する経費を計上しております。また、私立幼稚園に通う第3子以降の幼稚園使用料を無償化することに伴う経費のほか、2021年に開催される三重とこわか国体に向けたホッケー場の整備に要する経費を計上するなど、全体で3億4,878万3,000円を増額しております。 続きまして、一般会計の歳入についてご説明申し上げます。 株式等譲渡所得割交付金で、前年度の実績を踏まえ3,500万円を増額するのを初め、使用料及び手数料で、第3子以降の幼稚園使用料の無償化などにより22万5,000円を減額しております。また、繰入金で、県産材を活用する事業の実施に伴い、みえ森と緑の県民税市町交付金基金繰入金を1,828万3,000円増額するほか、国県支出金や諸収入、市債等で歳出事業費に見合う所要額を計上しております。 以上が一般会計補正予算の概要であり、総額13億8,393万2,000円を増額し、予算総額は266億5,093万2,000円としております。 続きまして、特別会計のご説明を申し上げます。 介護保険会計は、前年度の介護給付費交付金の精算に伴う返還金の計上で700万円を増額しております。 以上が今回お願いいたします補正予算の概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げ、提案理由のご説明といたします。 ○議長(福田博行) 本案に対する質疑は別に日程を定めて行うこととし、本日はこの段階にとどめます。 日程第9以降は休憩後とし、暫時休憩いたします。(休憩午前11時51分)
    ○議長(福田博行) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。(再開午後1時0分)           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9  議員提出議案第3号 名張市若者条例の制定について ○議長(福田博行) 日程第9、議員提出議案第3号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 柏 元三議員。  (議員柏 元三登壇) ◆議員(柏元三) こんにちは。改新の柏 元三でございます。 このたび若者条例を議員提案させていただきました。 私はまだ1期生で、ようやく4年間が終わろうとしております。議員の仕事というのは何なのかという中で、税金の使い道をチェックする、それから市民の声を市政に反映する、もう一つ、議員も政策提案して、やはり名張市の市民に役立つことを考えていくと。この3つが議員の主な仕事かなと思っております。今までそれがちゃんとやれたのか、それはなかなかやれたとは自分では言えない、反省点ばかりであります。 そういう中でも政策立案、政策提案ということは、全くかかわってきてなかったように感じております。それで、同じ部屋で山下議員と1年以上前から何かそういうことをできないだろうかという中で話をしてまいりました。そして、市長は施政方針でおっしゃったように、やはり議員が市政にもっともっと深く入って協力していかにゃいけないんじゃないかなと思っております。 昔から議会と市長は車の両輪だと例えられます。両輪というのは、両方が一緒に回って初めて前に進むんで、片一方がとまっとるとぐるぐるぐるぐる回ってるだけ、堂々めぐりをするだけになってしまうと。名張市はそうなってはいけないということで、何が我々が欠けてるか、もっとやらなきゃいけないかといろいろ考えて、市長が若者政策、若者定住という政策を掲げております。若者に、そもそも若者というのはどういう人たちなんだと。名張市は、若者政策の中でネウボラ、それから学校教育、これをメーンにしています。子育て世代というのを若者世代とは普通は言わないんですけど、若い世代というのがそうかなと思うし、私たちが若者と言うと、大体義務教育を終わってから結婚するまで、おおよそ30前後、その辺を一般的には若者と言ってるんじゃないだろうかと、そういうふうに私は認識しております。 そういうふうに考えていったら、市長の若者定住政策の中に、この義務教育を終わってから結婚までの本当に若者と言われる人たち、この人たちに対する政策というのが見当たらないような感じを持ってました。それで、ここで何とかいい政策をつくれんだろうかということで一生懸命考えておりました結果、私たち、私たちって皆さんを巻き添えにしたくらいで、私のような年をとった人が若者の求めるような政策を考えるということはどだい無理だろうと、価値観が全く違うんじゃないかと、そうしたら若者の政策を我々が考えるんじゃなくて、若者が考えるような仕組みをつくるのが我々の役割じゃないだろうかと、そういうことからいろいろ勉強していって、そうしますと議会が活性化してるということで、昔は栗山町というのが有名だったんですが、今は飯綱町というんですかね、長野県の、ここが非常に活性化してるというので、そこを調べてみたと。 そうしたら、そこは議会でできないことは市民の力をかりようということで、サポーター制度というのを取り入れてると。ああ、これだと思って、じゃあ若者の政策を若者に考えてもらうことをどっかやってないかと調べたら、愛知県の新城市がそれをやっておりました。調べてみたら非常にすばらしい政策です。それで、今若者議会ということを活性化してやってると。これは悪い言葉になりますけど、パクるべきやと、まねすべきだと思いました。学ぶということはまねぶということだと、私は常々そう思っておりましたんで、いい政策をまねしようと、これを最初から立ち上げていくというのは非常に大変である。でも、いいことをやってることをまねて、それよりもっといいものをつくっていけばいいと。 それで、新城市の若者政策をいろいろ分析してみて、これは名張市でどう育てていけるかというふうに考えたら、これは新城市は市長提案でつくられた条例ですけど、ことしの3月まで、それにこだわって迷っておりました。しかし、これやっぱり議会がやるべきじゃないかと、若者条例をつくってスタートします。そして、この議会でみんなで、この若者議会というのに向けてみんなでサポートし、若者を応援しながら、私たちと同じようなこういう政策提案ができるような若者議会をつくるべきじゃないかと。それは条例をつくっただけでできるものではないと。私たち議員が若者と一緒になって、そして若者がひとり立ちして、こういう議場で議会ができるようになるまで、私たちがサポートすべきじゃないかと、そういうふうに思いました。 それで、本来であれば皆さんと一緒にこの条例もつくるべきだったものです。しかし、私がそういう迷いに迷いながら進めてきて、山下さんと相談しながら進めてきて、そこまでの自信が持てなかったというのが実情であります。しかし、この6月議会を失してしまったら、私は二度とここに立てないかもしれない。そういうこともありますので、せっかくこの議員生活の4年間でやってきたことは、ここで一度はやっぱり提案しておくべきだと、そういうふうに考えました。 それで、これは若者が自分たちで提案し、自分たちでつくる、若者の魅力のある町、これはやっぱり名張市にとって非常に大事じゃないかと、それでこういうような政策を市長と切磋琢磨しながら善政競争していくと、これが本来私たちが目指すべき議会の姿ではないだろうかと思っております。 ですから、この条例がもし可決いただいたならば、そして9月以降、また私たちがこの場に帰ってくることができたならば、これをぜひ議会としてみんなで取り組んで、若者が将来名張市議会を目指すような人たちも育ってほしいと、いろいろなことを考えながら提案させていただいております。ぜひ皆様方、そういうことで、私たちが市長の政策を応援する、そういう議会になるために、同意していただけるようによろしくお願いいたします。 ○議長(福田博行) これより質疑を行います。 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) ただいま上程されました議員提出議案、若者条例について質疑をしてまいりたいと思います。 非常にすばらしいなということで、趣旨については賛同いたすところでございます。 それで、今回同会派なんですけども、会派というんじゃなくて1期生で出すということでありましたんで、そういうふうに聞いております。中でちょっと調査のために聞いておきたいんですけども、例えばじゃあ今若者と言えば、私自身43歳、議員になったときは32歳、最年少の足立議員であったり、条例の中ではもう30前なんで、我々は若者として入らない。本当にまだ若者の気分、35歳ですか、ごめんなさい、35歳かな。どのみち最年少議員も入らないですよね。 その中で、じゃあ30歳前後の方、我々もまだ若者として子供を育ててるんですよね。どこで決めるんだというのは難しいんです。だから、おおむねってなってると思うんですけども、子育て世代とか、その辺までの位置づけというのはお考えいただけなかったのかなと。 まだあと今1点と、あと若者というのは、例えば名張でいうたら青年会議所であったり、商工会青年部だったり、いろんな各種団体等が若者団体あるんですけども、そういうところの連携は名張市としては一定できてると思うんですよね、年一度、市長や行政の人に来ていただいて、行っていただいてる。多分消防団等もそうでしょうし、名張市内では若者団体との交流というのは、諸団体どれぐらいになるんでしょうか、今。PTAもそうでありますし、例えば保護者会もそうでありますけど、いかがでしょうか。質問。 ○議長(福田博行) 柏議員。  (議員柏 元三登壇) ◆議員(柏元三) 浦崎議員の質問にお答えします。 若者というの、最初これ条例つくったときに15歳から30歳としてありました。それは実は平成生まれの人を一つという区切りで考えたんですけど、これが軌道に乗るまでには3年や4年かかるだろうと、そうしたら平成生まれの人、すぐ35歳になってしまうと、そういうことが35歳なんですけど、おおむねとしたのは、私は40歳でもいいと思っておりますし、自分が若者であると思ってる人を対象にしたらどうかなという考えでおります。 ですから、これが青年ということになりますと、また解釈がいろいろ違いまして、青年というのは何歳までを言うかとか、場合によっては45歳というのもありますし、あるいは60歳でも青年と思ってる人もいますんで、ですからこの辺の解釈というのは、やっぱり目的は何かというと、やはり名張市に若い人が集まってきてほしい、その集まるというのは魅力があるから集まるわけですよ。その魅力というのはどういうものなのか、それを若者と一緒に、もちろん市役所、議会、それが一緒になって、あるいは市民も事業者も一緒になって、若者の魅力というのをつくり上げて発信していくと。 若者が、名張はいいな、おまえ名張で育ってよかったなとか、うらやましがられるような町をつくる、そういうものが私は人口減少を食いとめて人口をふやすまちづくりだと思ったもんですから、ですからぜひ今いろいろなところで活動されてると思うんですよね、PTAもさっきおっしゃいました。商工会議所の青年部とか、あれ青年部と言わないか、青年会議所か、いろいろなところあると思うんです。そういうところもみんな結集していくと、ばらばらでなくて。 それで、ちなみに申し上げますと、この新城市の若者議会のメンバー、中心になってるのは高校生です。ですから、やはり高校生がこれから選挙権が18歳になって、これからやはり早い段階から政治に関心を持っていただくと、そういうような意味も含めて、若者が自分たちで考えて、それで自分たちで提案するのを市長や私たちが後押ししていくと、そういうような構図というんですかね、それをちょっと描いて提案させていただいております。ですから、どこの若い世代のどこのグループに何人かとか、そういうの私はよく調べておりません。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) ありがとうございます。 趣旨は本当に賛同するところであります。若い子たちへの、特に柏議員のような先輩の方に若い子へ対してのねぎらいというか、意見を聞こうという気持ちを持っていただいてることだけでも、まだ私は若いと思ってますから、かわりに御礼、感謝を申し上げたいなと思うところです。 ただ、やっぱり若者条例をやっていくに、これから名張が議論していただけると思うんですけども、やはり各種、例えば職域でいったら、政治でもそうですけど、政治でも青年部等って各政党に属しておればおられますし、例えば職業、職域の中で木青連とか、木の木材の青年部とか、各種団体の青年部というのはあるんですよね。僕も自民党にいたころにそういうところの意見聴取とかしたことありますけども、なかなか現実が全てができてないんですよね。 今言われるように、職域の中での若い子たちの意見であったり、今新城市のことありましたよね。特に高校生、学生というんだったら、名張でも今子ども議会というのが小学生でやってるんですけど、これは中学校もあるのかな。中学校、ちょっと僕も調査不足でわかってないですけども、高校生、ほんでまたじゃあ名張市が子ども議会で決めたことを本当にそれを形だけで終わってないのかなと思うんですけど、僕ちょっと存じてないんですけども、そういうのに子ども議会の中身とかが市が吸い上げてないんでしょうか、今は。柏議員、どうなんでしょうか。 ○議長(福田博行) 柏議員。  (議員柏 元三登壇) ◆議員(柏元三) 子ども議会というのは、全国でやってるところ少なくありません。それは意見、私の知る限りにおいては、やはり子供たちは何を考えているかということを参考にするというための議会としてやってるところのほうが多いように感じます。そういう中で、例えば小学生、中学生が、今トイレの問題出てますよね。そういうことをそういう議場で訴えることによって、それが実現していくと。本当にこの場にいてはわからない部分、市民が本当は不自由に感じてる、不満を持ってるだろうけれどもわからない部分、それはそれぞれの世代についてあると思うんです。 実はこういう機会ですから申し上げますけど、私は子育て議会というのがあってもいいんじゃないかなと思っております。それで、ネウボラをこれからどんどんどんどん進めて、完成度を高めていくために、そういう人たちが政策立案できるような、そういうのをつくっていけばいい。それで、そういうのは私は行政がやっていただきたいと思ってるんです。なぜ今回の若者議会は議会でなければいけないのかというのは、先ほど申し上げたように、やはり我々が若い人たちのそういう政策立案をバックアップして、育てていく、協力していく、場合によっては組織化も含めて、そういうお手伝いをさせていただくとしたら、議会が一番ふさわしいかなと、そういうに思ったので、議員提案という形で、これは本当にスタートなんです。 これからどんどんどんどんつくって、そして若者議会が実現するように目指して、その先にはやっぱり若者が魅力を感じるまちづくり、これがあると思っております。ですから、子ども議会というのも、子供たちが市政に関心を持っていただく、そういう意味では大事だと思いますし、今度たしか三重県が高校生議会かなんかやると聞いてますけど、そういうことも大事だと思っております。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) ありがとうございます。 もう本当におっしゃるとおり、子ども議会なんてあれば、そりゃあ本当にふさわしいですよね。議会というより、例えばこれ先輩、皆さんが若い子たちの気持ちを聞くという意識改革のほうが大切だと思うんですよね、まず。その条例で決まってるから若い子の意見を吸い上げるんだじゃなくて、副市長でも市長でも議員でもいいですけど、若い子たちの気持ちを聞くという意識改革をまずしていくには、条例が必要ならば条例制定をすればいいですし、それかまた議会のメンツを、俺が出やんと若い子にかわろうやないかと、世代交代、こういうことが時代には必要なんですよね。 ただ、名張市に当たっては、社会に当たってそうなんですけども、生涯現役社会、名張市もやってます。じゃあやはり元気で長生きしてもらって、持ち前の経験を社会に生かしてもらうには、70であっても議員になっていただく、80になっても議員になっていただく、いいんです。ただ、ここも議会もそうなんですけども、じゃあ30代の割合ってどうなんでしょうか。我々今回選挙から、条例もそうなんですけども、若い子が半分ぐらい、20代、30代が半分ぐらい通ってくるような、こんな議会であれば条例も生かされてくるんじゃないかなと思うんですよね。 確かに条例をつくればいいとは思いますけども、もう少し研究をしていけばいいかなと思います。今回の件は、賛同はさせていただきます。ただ、もっともっと発展をさせていっていただきたいなと思うんです。ただ単に条例をつくって終わりじゃなくて、条例ができてから何をしていくかなんですよね。 例えば今の説明聞いて思ったのは、条例化せんでもスローガン、都市宣言とかありますよね、若者に魅力ある町名張というスローガンを市長に決めていただく、これだけでもスローガンになってるように行政に根拠立って言っていけますよね。そういうことでも可能ですし、何せ条例も大切ですけども、意識改革が一番必要だと思いますので、次の選挙も若い子たちが通ってくるような支援を行政も議会もしていただきたいなというふうに思います。 以上で質疑を終わりますけど。 ○議長(福田博行) ほかに質疑はございませんか。……質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第3号については、総務企画委員会に審査を付託いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10  議員提出議案第4号 名張市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(福田博行) 日程第10、議員提出議案第4号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 川合 滋議員。  (議員川合 滋登壇) ◆議員(川合滋) 議員提出議案第4号、名張市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。 名張市の財政は、平成14年に財政非常事態宣言が発令されてから、平成28年度に市民負担を求める都市振興税を導入したにもかかわらず、いまだ宣言は解除されず、行財政改革に取り組まれております。 そのような状況の中、昨年の議会役員選挙において適正な議員定数の再検討などを提案された福田現議長が議長に就任されました。議長の提案事項は、議会改革特別委員会に諮問され、平成26年に名張市議会改革推進会議により示された検討結果報告の検証を通じて議員定数に関する協議が行われ、その内容を含め、報告書が本年2月20日に議長に提出されました。その後、3月定例会において定数を18名とする議員提出議案が提出されましたが、否決されました。 その後、3月定例会以降の議会改革特別委員会において、議員定数について改めて検討されることとなり、去る5月25日の全員協議会において議会改革特別委員会の委員以外の議員の意見についても聞き取りがされました。その場においても、20名の定数は全国平均と比べると多くなく、むしろ少ない人数であるが、住民の議会費負担額は全国平均より高い額であること、定数を18とした場合の議員1人当たりの住民数が全国平均と比べて不可能な数ではないことなど、さきの議会改革特別委員会の報告書の内容と同じく、定数を18名とする意見が最も多く出されました。また、定数を変更する時期についても、本年行われる市議会議員選挙より適用する旨の意見が一番多い意見となりました。 その後の議会改革特別委員会において、これらの経過を加味して検討が行われましたが、全会一致とはならず、特別委員会からの発議には至らなかったため、ここに有志議員により提案をいたします。今後本条例の施行により議員一人一人の能力向上を図り、議会機能の低下を招くことなく、市民の負託に的確に応え、市財政の発展に寄与することを期待いたしまして、提案理由の説明といたします。よろしくご賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(福田博行) これより質疑を行います。 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) ただいま提出されました議員定数の削減案について質疑をしていきたいと思います。 川合委員長に当たりましては、本当にご苦労さまでした。本来ならば特別委員会のほうでしっかりと議員満場一致で決めていただきたいなと、各会派からも代表出ておりましたので、また今回もこういうふうな形でいろんな方の有志で議員定数ということでやっていただいたことはありがたく感じます。僕もお声をいただいたわけなんですけど、自分が提出して質疑するわけにいきませんので、今回あえて名前は載せませんでしたけども、基本的には削減には賛成であります。 その中で聞いときますけども、今回の入り口、要は議員定数を削減しなければならないというのは、福田議長が言ったからでしょうか。財政的な課題があったからではないんでしょうか。ただ、議員が多い。議員が多いのは、じゃあ何でだめなんでしょうか。市民が言ってるからですか。皆さんよく言ってますよね、市民の意見、市民がそんなことを言ってるのを、よく僕けなされたことがありますけど、市民が市民がと言うと。やはり市民の代表なわけなんですよね、我々は市民の代表。行政に市民の意見を言っていく。その中で我々は、本来吉田議員が委員会のほうでも言われてると思いますけども、議員の数はたくさんいたほうがいいんです、本来。市民の代表ですからね、身近にいたほうがいいんです。ただ、今回議員が多いということなんでしょうか、予算を削減をするという面なんでしょうか。どちらがまず提案者として、議長が言われたから賛同したのか、議員が多いのか、予算を削減したいのか、どういう議論なんですか、教えてください。 ○議長(福田博行) 川合議員。  (議員川合 滋登壇) ◆議員(川合滋) お答え申し上げます。 福田議長が言ったからではなく、あくまでもきっかけにすぎません。そのきっかけで皆さんで議論をした結果、こういう答えになったということでございます。しかも議員の数が多いということではなく、今回提案理由の説明でも申し上げましたけれども、20という数は決して多くない。しかしながら、しかしながら18にするのが望ましいという大半の意見があったから、こういう数になったわけでございます。 しかしながら、現実には議員の報酬を下げて数をふやせという意見もあったことも事実でございます。いろんなことを議論しながら今日に至ったわけでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 今回の18人の根拠なんですけども、本当に財政難が理由ならば、僕は議会として2億円近くを抑制する方向に持っていくべきだと思うんですよね。議会で2億円ほどの抑制に努めると、そしてまた市長が退職金や、特別職の退職金、またボーナス、報酬、これで約5,000万円ぐらい出していただいて、ほんでまた職員の皆さんが、僕職員の給料自体は余りさわりたくはないんです、できることならば。それも一緒って言われるかもわかんないですけども、地域手当3%ぐらい抑制をしていただいて、市立病院も全てですね。それで8億5,000万円ほど超過課税を、3年後の時限立法でありますから、そこらへ確保しなければならないんですよ。これ役所に聞くと、今8億5,000万円できるんですかというたら、その見込みはないということなんですよね。 じゃあ今回の議論の中で、目標はちゃんと立てたんでしょうか。財政的な問題で川合議員は今回提出されたということでしたけども、財政的な課題。ほんで、18人ぐらいが多かった、じゃあ一部の、この間全協の声でありましたけども、偶数がいい、奇数がいいって、そんなレベルで議会は議員の数を減らすんですか、おかしな話ですよ。奇数や偶数、それは議会のあり方として、まず議論してるならわかりますよ。委員会のあり方であったり、採決の話の中で奇数、偶数とか、そういう話をしてるスタートならわかりますけども、今回違うんですよね、財政なんですよ。 一体川合議員は、今回名張市の3年後の超過課税、時限立法が終わるまでに、幾らの抑止、目標を立てて、まず目標を立てて、議会はどれぐらいをという数字で、行政はどうやというプランを立てて、プラン・ドゥー・シーですよね、どういうことを委員会で議論なされたんでしょうか。委員会違う、個人やね、これ。 ○議長(福田博行) 川合議員。  (議員川合 滋登壇) ◆議員(川合滋) 提案理由の説明で申し上げたとおり、私は財政難だから削減するとは言っておりません。言っておりません。いろんな意見、またその中で奇数がいい、偶数がいいからといって、この提案を説明したわけでもございません。その辺は誤解のないようにご理解ください。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 名前を連ねてる人にそういうことを公式で言ってる方もおられるんですよ、偶数がいいですって。わかりますか。何で2人なんですか。財政難じゃないんですか。財政難じゃなかったら、僕これ反対ですよ、こんな本当に。財政難だから、自分たちで町を何とかするため、またこれから人件費に手をつけなければならないから、市民の方の超過課税、これ何とかせんならんから、だから我々身切りましょうかと、当然のことなんですよ。 じゃあ何のためなんですか。採決をみんな有利にするためですか、市長与党に。地方議会に与党も野党もないですけども、市長派、反市長派、このまま18やなったときに、じゃあ今でも採決はぎりぎりなんですよ。市長が間違えた方向に行く際、行った際に歯どめがかからなくなるんですよ。市民の皆さん、よくわかってくださいよ。財政難関係ないって言いましたか、今。ちゃんとはっきりしてください。自分たちが採決を有利に働けるために議員定数削減するんですか、財政難じゃないんですか、目標ちゃんとできてないんですか、いかがですか。 ○議長(福田博行) 川合議員。  (議員川合 滋登壇) ◆議員(川合滋) 浦崎議員の意見として賜っておきたいと思います。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) しっかりと答えてくれなければ、採決にかかわるんです。提案者の説明責任というのあるでしょう。議会の中でもありましたよね、議員の人生かかってるんですよ。何で2名なんですか、何で5名じゃないんですか。4名削減じゃないんですか。何で報酬削減じゃないんですか。報酬削減の議論はどこへ行ったんですか、この後出すつもりなんですか、報酬削減、2割か1割か。報酬削減どうなったんですか、財政難なんですよ。それもしっかりセットで、今回ご用意されてると思いますけども、この間そうですもんね、細矢さん、出された細矢議員が出されたときに、ちゃんとセットで出されてましたよ。やはり議会として、どれぐらいの目標設定をして、この先3年後、これぐらいの金額を何とか議会としてしながら、市全体としてこれぐらいだというプランを立ててするもんなんですよね。財政がスタートじゃないからかな、じゃあ。財政のことを考えずに、ただの抑制、市民が減らせ言うてるから減らす、それはばかげてませんか、そんなことは。ちゃんと市の財政を考えた議論をなされてないんですか。いかがですか。 ○議長(福田博行) 川合議員。  (議員川合 滋登壇) ◆議員(川合滋) 先ほどの提案理由で申し上げたとおり、名張市の財政は平成14年に財政非常事態宣言が発令され、平成28年度に市民負担を求める都市振興税が導入されたにもかかわらず、いまだ宣言は解除されず、行財政改革に取り組まれていますというふうに申し上げましたとおり、財政についても加味して今回の議論をいたしました。 しかも、その上で18名というお答えが一番多いという現状を踏まえて出させていただいたような次第でございます。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) ということは、場当たり的な対応ということなんでしょうかね。別に18人、反対はしてないんですよ。削減には賛成なんですけども、なぜ18人なのか。目標はちゃんと立てたんでしょうか。だって、財政って今言われましたね。さっきは財政じゃないとか、財政は関係ないんだとか、財政だとか、もうどっちがどっちか意味がわからないですけど、財政が問題やったら、どれぐらいの名張市議会は予算の抑制をしていくということの目標を立てたんですか、全体論として。議会は8,000万円抑制して、じゃああと残り、どこへどうしていくつもりなんですか。議員ですよね、しっかりと先行きも議論されたんでしょうね、提出に当たって。そのシミュレーションもしっかりできてるんですよね。 この後、議員の報酬削減を出すんなら、これはもう後で平謝りさせてもらいますわ。この後、この間みたいに、細矢さんみたいに、議員定数2名削減と、たとえ1割削減することによって、4,000万円だとか、2割することによって8,000万円とか、合わせて1億6,000万円ほど抑制して、そして市長に特別職に退職金カットしてもらって、何してかにしてと、こういうね。8億円ぐらいつくっていくんだというような思いがあるなら、ただ単にでも奇数や偶数や、2名ぐらいだろうって、こういうのでいいんでしょうか。しっかりと財政のことを考えてるならば、財政的発想でしっかりシミュレーションしてるのが本来の姿だと思うんですけども、まあまあ2名でええだろうと、市民の代表まあまあ2名でええだろうというレベルでいいんでしょうか、いかがですか。 ○議長(福田博行) 川合議員。  (議員川合 滋登壇) ◆議員(川合滋) 議会改革特別委員会において議論をした結果、出させていただいているわけでございますので、まあまあええとか、そんなレベルではございませんので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 特別委員会では結論が出なかったということでしたよね。これ個人で出してるんですよ、個人で。何を言ってるんですか。委員長として出してるんですか、これ。違いますよね。全員賛同してないですよね。委員会の人、みんな名前連なってますか。個人ですよね、あくまでも出されるのは。議員として個人として、有志で出してるんですよね。違いますか。 ○議長(福田博行) 川合議員。  (議員川合 滋登壇) ◆議員(川合滋) 特別委員会の議論を踏まえて有志を募って出しているわけでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 理解したいから聞いてるんですよ。しっかり説明してくださいね。賛同したいから、しっかりどういう経緯で2名減なのか、どういう目標があって2名減なのか。今回2名だけで終わりですか、第二弾は次の議会で決めていくんですか、3名とか2名とか。当初の意見16名、15名って意見もありましたよね。今回はとりあえずこれで終わりですか、じゃあ。これで終わりなんでしょうか。一体幾らの名張市は予算を確保したいがために、今回2名減なんですか、4,000万円だけですか。 ○議長(福田博行) 川合議員。  (議員川合 滋登壇) ◆議員(川合滋) 私はこれで終わりとか、そういう発言は一切いたしておりません。特別委員長という立場でないというふうにおっしゃいましたので、特別委員会でのことは申し上げませんけれども、これで終わりという思いで出したのではないことだけはご理解ください。 ○議長(福田博行) 浦崎議員。 ◆議員(浦崎陽介) 川合議員としての気持ち、本当に伝わってまいりました。これで終わらないということは明言していただきましたので、しっかりとやはり今回僕2名減には賛同はさせていただきますけども、何ですか、それ、しなかったら別にいいですけど、別に選挙前だから、自分が議員定数反対したから票が減るんだと、そんな気は僕ないですから、悪いですけど、────────。しっかりと本当に吉田さんの言ってることが一番正しいですよ。市民の皆さんの声を届けるならば、議員定数はそのままにして、給料2割カットでもしたほうがよっぽどましですよ。 今回はいたし方なく賛成はさせていただきますけども、今言われたことをしっかり続けてくださいね。議員の定数削減と今後ともまだまだ必要ならばですよ、人数が多いというならば。財政というならば、報酬をちゃんと手つけてください。しっかりと目標を持って、議会としてどうしていくんだ、ほんで行政にこういう提案をしていくことの議会はこれだけやっていくんだというシミュレーションをしっかりとしていただきたいなと思います。ただの議員定数削減がパフォーマンスで終わらないように、しっかりと実現してください。 以上で質問を終わります。 ○議長(福田博行) 本案に対する質疑は日程を定めて行うこととし、本日はこの段階にとどめます。 以上をもちまして本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。     午後1時43分散会           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議長は、この会議録をつくり、署名者とともに署名する。 議 長 議 員 議 員付 記 発言記載中──部分は、議長において配付用会議録から削除した部分である。...