○
山中委員長 皆様,おはようございます。
出席委員が定足数に達しておりますので,ただいまから
産業建設委員会を開会いたします。
本日の
委員会の資料につきましては,
サイドブックスのフォルダを御確認のほど,よろしくお願い申し上げます。
それでは,本日の
委員会は,お手元に配付いたしました
事項書のとおり,報告及び
所管事務調査の
活動状況についてでございますので,よろしくお願いいたします。
なお,発言の際は,必ず名前を述べて
マイクの
スイッチを入れ,
委員長の許可を得てから御発言いただきますようお願いいたします。
執行部につきましても,発言の際は,役職を述べてから
マイクの
スイッチを入れ,
委員長の許可を得てから御発言いただきますようお願いいたします。
それでは,
事項書に基づき,
委員会を進めていきたいと思います。
事項1,報告でございます。
(1)1月27日に発生した大雪に伴う
水道施設の被害について,
上下水道事業管理者から説明をお願いいたします。
○
冨田上下水道事業管理者 委員会の皆様,おはようございます。
上下水道事業管理者の冨田でございます。
上下水道局から,1月27日に発生した大雪に伴う
水道施設の被害の概要について説明いたします。
着座にて失礼いたします。
1月下旬には非常に強い
寒波到来が予報されたことから,
上下水道局では,
上下水道局の
ホームページにて,1月23日から
水道管の
凍結予防及び
事後対策等についての
啓発記事を掲載して,市民の
皆さんに
情報提供を行いました。
その後の25日の7時37分に
大雪警報が発表されたことを受けて,同時刻に鈴鹿市
災害対策本部を設置して第2
非常配備の体制をとり,各
対策部にて対応を図ったところでございます。その日の16時41分には
大雪警報が解除されましたが,厳しい冷え込みにより27日まで積雪の状態が続いたことから,主に屋外の
水道栓の
凍結防止のための放水や各家庭などの
給水管の凍結による破損で,26日の午後から市全体の水道の
配水量が通常より約2割余りも多い状況となりました。
このことから,27日には市と
上下水道局の
ホームページにて
凍結防止対策及び節水についても御協力をお願いするとともに,特に
配水池の
水位低下が著しい状況となった
椿一宮配水池の
配水区域である深伊沢,
久間田,鈴峰,加佐登,石薬師,井田川の6地区については,
防災無線のほか,昨年11月から運用を開始した鈴鹿市
公式LINEにて節水の協力をお願いいたしました。また,
椿一宮配水池には,その上部に位置する大久保第1
配水池から
余剰水量を送水して,
断水事故を未然に防止する対応を図ったところでございます。
この寒波による
配水管等の
破損事故はございませんでしたが,家庭などに引き込む
給水管につきましては,25日から27日までの3日間で
破損事故などの
相談電話が500件以上,
お客様センターに寄せられております。このことから,1月30日からは
上下水道局の
ホームページに破損した
給水管の修繕に関する記事を掲載して案内を図っており,また
漏水事故により通常の水量以上の
給水量があった場合でも,適切に修理を完了したときには,申請を基に
水道料金等の
軽減制度の取扱いを行っていく予定でございます。
また,2月1日から,通常の
検針業務に加えて
留守宅や
空き家等にて漏水が発生していないか
確認作業を開始したところでございます。
上下水道局からの説明は以上でございます。
○
山中委員長 以上で説明は終わりました。
御
質問等がございましたら,御発言のほど,よろしくお願い申し上げます。
○
水谷委員 ありがとうございます。御苦労さまです。
全体にざっくりと言えば,これは
上下水道局として
災害扱いなのか,通常の寒い日の扱いなのか,まず,その辺の見解はどうでしょうか。
○
冨田上下水道事業管理者 特に災害というような考えではおりません。あくまでも,うちのほうで
配水管が割れたという事故ではありませんでしたので,
配水管関係,うちの本管で割れたのはありません。
ただ,お家によってはやっぱり
給水管が割れたというのがありますので,そういう場合は,その事故に対しては
水道料金の軽減という措置はとらせていただきますけども,例えば全域を減額するというような考えではおりません。
以上です。
○
水谷委員 分かりました。そうすると,軽減をするときの基準というんですか,例えば見に行って,これはそうだというような確認をするのか,それはしないのかというのが1つ,それを先にお願いできますか。
○
冨田上下水道事業管理者 この場合は,
指定工事店というところが直すようになっています。
指定工事店は,実は,そういううちの制度をよく御存じですので,水量がたくさん流れている場合は,当然,
修理店の工事の
証明書と一緒に,
上下水道局にこういう手続をしたら
水道料金が安くなりますよ,手続をされますかというのを
指定工事店から修理のところに言われます。実際,今,500件のうち,全部が出てくるとは思っていませんけども,水量が大きく増えたところについては,当然,
指定工事店からそういうお家に説明がございますので,それを
指定工事店の修理の
証明書と一緒にして,こうやってきちっと修理しましたというのをうちに持ってきていただくと減免になります。そういう形になります。
以上です。
○
水谷委員 最後に1点だけ聞きたいんですけども,現状は,全てが
通常どおりに戻っているのかというのと,それから
空き家でも隣のみえる,あそこは水道が漏れているなと通報してもらえるような
空き家はいいにしても,全くそういった人が存在しない
空き家がまだ漏れ続けているとか,そういった場合もあると思うんですけども,そういった確認というか,対応はどのようにされるのか。
○
冨田上下水道事業管理者 特に今回,利用が多かった
椿一宮配水池エリアについても,ほかの
エリアも,実はもう水量は元に戻っていますので,大きな漏水はないと思います。ただ,
水谷委員がおっしゃったように,ところどころ
空き家のようなところで,御近所がないようなところが漏れている場合があると思いますので,それは先ほど言いましたように,2月1日から,通常の検針に合わせて
検針員が,メーターは付いているけども締めてあるところも全部確認に行きますので,ここの中で見つかるとは思います。ここで見つかれば,そちらへ連絡するなりして,修繕になると思います。
以上です。
○
水谷委員 分かりました。
○
山中委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
山中委員長 ほかにございませんので,この件については以上で終了といたします。
執行部退室のため,しばらくお待ちください。
〔
執行部退室〕
○
山中委員長 引き続き,
産業建設委員会を再開いたします。
次に,事項2,
所管事務調査の
活動状況についてでございます。
本日の
委員会では,令和4年度
産業建設委員会における
所管事務調査活動状況,及び次年度の
委員会への申し送り事項の確認を行い,議長へ提出する
報告書をまとめてまいりたいと思います。
事前に,令和4年度
産業建設委員会所管事務調査について(
報告案)を送らせていただいておりますので,皆様,御覧になっていただけたかと存じます。
それでは,
報告案につきまして,御意見を頂戴できたらと思います。
こちらの
報告案は,1,2,3,4と大きくございまして,1,2,3に関しましては,もう既に今までに作成し,また
皆さんに御確認いただきました
報告書等からそのまま写し書きさせていただいておりますので,特に何か
変更点というのはございません。そのようなこともありますので,特にほかの
委員会でも4の申し送り事項を御協議いただいているようでございますけれども,もちろん1,2,3も含めましてですが,4の申し送り事項について,皆様からの御
意見等を頂戴できたらと思っております。
ちなみにですけれども,必ずしも今回の令和4年度
市行政への提言の4項目について全て申し送りを頂かなければいけないということではなく,ほかの
委員会では,特になしというのももちろんあられたということですので,皆様から御
意見等を頂戴できたらと思います。
すみません,説明が長くなりました。御意見がありましたら,よろしくお願い申し上げます。
例えば,一つずつでも結構でございますし,また順序は特にお気になさらず御発言していただいてももちろん大丈夫です。
○
池上委員 本当にしっかりまとめていただいておりますので,もうこれは全然いいんですが,
あと検証に関してということでしたので,やっぱり視察でも確認させてもらったように,②にも書いていただいていますけど,
金融機関等の融資に関して,
企業の動き,動向が分かるということで,その辺で,新しくこの提言を受けて変わったところなんかも検証というか,どこまで進んだかというようなことも入れていただければいいのかなと思う。
また今回,特に
都市マスタープランの改訂ということで,
中勢バイパスも全面開通する年になってくるので,そういったところで,そこの土地,
道路網を利用したというか,
幹線道路付近のところが,
都市マスタープランでは商業はいいけど
企業はなかなか建てられやんところがあるので,そこら辺の
都市マスタープランの見直しがどこまで進んだかというのを見てもらうのもどうかなと思うんですけど。
表現が難しいんですけど,ほとんどここに書いてもらっているのを集約してもらったらいいです。
○
山中委員長 なるほど,承知しました。
都市マスタープランが改訂され,
土地利用が促進される計画となっているか確認されたいとか,そういうようなところでもよろしかったでしょうか。
あと,もう一つおっしゃっていただきました
企業誘致について,
金融機関等を訪問して,
企業の動向を積極的に
情報収集しているか,具体的にそういうような
企業を訪問して,
企業の動向を積極的に
情報収集するような活動がなされたか確認されたいみたいな,そういうようなところでよろしかったでしょうか。
○
水谷委員 私も同じようなことでいいのかなと思います。
先日,
民間企業への
アンケート調査が出ていたようなので,その辺はこれから反映されていくのかなと思うんですけども,特に②の,やはり
金融機関等を訪問して
企業の動向を積極的に
情報収集と,それから県等との連携によって多様な
企業の誘致の取組をどのようにされたかというところは,一度検証していただきたい。積極的な
情報収集はどうやってしたんやと。
金融機関と
もちゃんとやったのかどうか。それから,県等と連携した
企業誘致はどういうことを考え,行ったのかというようなことでいいのかなと思います。
以上です。
○
山中委員長 池上委員がおっしゃっていただいた,プラス,こちらの県等とも連携して,多様な
企業の誘致に具体的にどのように取り組んだのか確認されたいというようなことでよろしかったでしょうか。
○
森委員 (1)から(4)まであるんですけれども,その中での(2)の②でありますけれども,新たな取組として
オンデマンド交通,これはいい
方向性かなと思って,鈴鹿市における将来の交通としては,やはりこれは導入されるべきかなと。実は,先般の
新聞報道にも一部載っておりましたけども,やはりこういうのはどんどん取り組んでいきたいなということと,あとは,それぞれに今まで視察に行ってきた中での取組もありますので,やはり視察は大事かなと思いました。
以上でございます。
○
山中委員長 こちらは,
官民共創による
暮らし目線の
地域交通につきまして,
オンデマンド交通等といった新たな手法の導入も具体的に検討がなされたか確認されたいというような,そういうようなところでよろしかったでしょうか。
もしよろしければ,(1)から(4)までといいますか,順不同で御発言いただいても大丈夫かと思いますので。
○
池上委員 (2)の
官民共創による
暮らし目線の
地域交通についてということで,先ほど
森委員も言われましたけど,今の
公共交通はもう
都市整備部だけで議論されていると。②には
福祉部門をはじめという,庁内の垣根を越えて連携しながら,これまで一部ではできなかったところを,やっぱり福祉とかいろんなところで連携,また民間とも連携しながら,
オンデマンド交通をしっかり進め,どこまで進んでいったのかが大事なのかなと思います。
私も最近ちょくちょく,やっぱり足がなくなるので
運転免許証を返せやんという声もたくさん聞いて,そういう方々がいつまでも高齢になっても
運転免許証を返納できやんというのはやっぱりこういう
交通事情があるのかなと思うので,買物や病院へ行けるような
交通手段を市が率先してやって,もう本当に時間もない中でやらなあかんというのはすごく感じたので,ここにも書いてもらっていますが,そういったところをこれから
福祉部門とも連携して,庁内でも連携してやれているのか。今まで多分,やっていなかったので,そこがやっぱり必要なんじゃないかなと思いますので,よろしくお願いします。
○
山中委員長 そうですね,今,
池上委員におっしゃっていただいたように,
運転免許証返納者なども含めて,多様な
移動ニーズに応えるべく
福祉部門をはじめ,庁内での連携や
民間企業ともそういう連携が図られたか確認されたいというようなところでよろしかったでしょうか。
ほかにいかがでしょうか。
今,(1),(2)を頂戴しましたので,また(3),(4)でも,もし御意見がございましたら,頂戴できたらと思います。
○
水谷委員 これは質問というか,(3)の②の
小中学校の
児童生徒の問題で,例えばどういうことをやったかとかになってくると,これは教育になるのか。
○
山中委員長 そうですね,細かい活動となると,特に
小中学校だけになってしまうと
文教環境委員会になるかもわかりませんが,この前も
eモータースポーツの活動の
報告書を
産業振興部から議員の皆様に頂戴していたような気がしますけれども,あのような形で,一部として
小中学校の子どもにもこういうことをやりましたという
報告書は頂戴できるかもわかりませんが,そうですね。
○
水谷委員 分かりました。検証となると,
教育委員会に聞いてどうこうせなあかんということになってくると,話が。
○
山中委員長 そうですね,確かに。
○
水谷委員 (3)については,
地域経済の
活性化が主になってくるのかなと思うもので,この文面というよりは,8耐やいろいろな
モータースポーツが地域に与えた
経済効果が市内の商店,
企業にとってどういう影響があったかという,そういう調査もやっぱりやらないと,
鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会とか,行政が一生懸命やって,その報告だけを聞いているけども,実際,現場のそういう
商店街であるとか,
企業であるとか,そういったものがこの
モータースポーツによってどうであったのかということをしっかりと検証していかないといけないんじゃないかなと思うんです。
その辺の言い方が難しいというか,書き方が難しいかわからないけども,行政が一方的にこんなことをやったという検証じゃなくて,こういうことをちゃんと聞き取って,結果を検証できたかどうかというところを何とかできないかなと思います。
○
山中委員長 まず提言のほうで新たな協議の場を設けるというようなことも書いていただいてありますので,
モータースポーツ振興が
市内経済にどのような効果を生み出し,また,そのようなことになったのかを
産学官金等の
関係者と具体的に検証されたか確認されたいみたいな形でしたら,この文章と特にそごがあるようなことでもないのかなと。
○
水谷委員 そんなので結構です。
産学官金にしろ,
自分たちはこういうことができます,こういうことをやりますという会議が主になってくるのかなと思うんです。現実,例えば,名前を出してあれですけど,
平田地区の
商店街とか,
白子地区の
商店街とか,そういったところがこういう
モータースポーツを鈴鹿市が今回やったことについて,どういう効果があった,どういう希望があるとか,注文があるとか,要望があるとかということまでしっかりと聞き取っていかないと,実際に行政がやることと現場で感じていることの差異が出てくるといけないのかなと。やっぱり行政と民間ががっちりと組んでいかないといけないから,その辺の調査も必要じゃないのかなというふうに思います。
○
山中委員長 青年部の皆様とも
意見交換をさせていただき,御意見があったかと思いますが,
モータースポーツ振興が
市内経済全体に経済的な効果を波及させるべくというのがやっぱり前提であったかと思いますので,そのような皆様の御意見や御要望といいますか,
産学官金等としっかり意見が集約といいますか,現状が把握できているか,そういうような検証がなされたか確認されたいというようなところでよろしかったでしょうか。
(4)がまだありませんけれど,意見は特になしというのも大丈夫なんですけれども,御
意見等がございましたら,よろしくお願いいたします。
○
水谷委員 (4)は特に
雨水対策について,こういう
幹線河川等についても着実に整備を行うことというふうにこちらは言わせてもらっているから,それが確実に行われたかどうかというのが検証になってくると思うし,それから②でも,予防を図るため,
事業者による
宅地開発等の際には行政が適切に指導を行うことということで,そういったことについて,ちゃんと適正にこういうことをやっているというようなことが聞ければいいのかなと思うので,特に新たなことはないのかなと。
○
山中委員長 幹線河川等の整備が着実に行われているのか確認されたいでありますとか,あと,
事業者による
宅地開発等の際には,具体的にどのような指導を適切に行ってきたか確認されたいというようなところで。
○
水谷委員 申し送り事項となっていますので,特に申し送りをしなくても,令和4年度の検証というのを,当然,令和5年度の
産業建設委員会はしていくのかなと思うんです。そのときに,(1),(2),(3),(4)を検証する
委員会があると思いますので,特に申し送りに今のことを書かなくても,どうかなと思うという。
○
山中委員長 承知しました。では,
雨水対策につきましては特になしというようなところでも,確かにこのまま書いていただいてあるというのは事実ですので,そういうような御意見もありましたけれども,皆様,特にいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
山中委員長 では,(4)に関しましては特になしというところで,(1),(2),(3)に関しましては,今,頂戴した意見を,また改めまして少し整理させていただきたいと思いますけれども,ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
山中委員長 ほかにないようですので,それでは,先ほど頂戴しました御意見を
報告書に反映し,議長に対し報告いたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
山中委員長 御異議ございませんので,そのように決定いたしました。
なお,
報告書の詳細な内容につきましては,正副
委員長に御一任いただくということで御了承ください。
続きまして,事項3,その他でございます。何かございましたら,御発言のほど,よろしくお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
山中委員長 なければ,以上で本日の事項は全て終了いたしました。
これにて
産業建設委員会を閉会いたします。
午前10時29分閉会
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鈴鹿市議会委員会条例第29条第1項の規定によりここに署名する。
産業建設委員会委員長 山中
智博...