議 長 青木 啓文
4 欠席者 なし
5 説明員 副市長 大森 秀俊
教育長 長谷川正人
企画財務部長 杉野 浩二
財政課長 渥美 和生
6 事務局 事務局長 西山 哲也
議事課長 玉田 直哉
書記 鈴木 昌彦
書記 腰山 新介
書記 谷口 雅子
書記 岡本 晃
書記 本郷 恭
7 会議に付した事件
1 議案の審査
議案第45号 平成23年度鈴鹿市
一般会計補正予算(第2号)
議案第46号 平成23年度鈴鹿市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1
号)
議案第52号 平成22年度鈴鹿市
一般会計決算の認定について
議案第53号 平成22年度鈴鹿市
国民健康保険事業特別会計決算の認定につ
いて
議案第54号 平成22年度鈴鹿市
土地取得事業特別会計決算の認定について
議案第55号 平成22年度鈴鹿市
福祉資金貸付事業特別会計決算の認定につ
いて
議案第56号 平成22年度鈴鹿市
住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認
定について
議案第57号 平成22年度鈴鹿市
老人保健特別会計決算の認定にいて
議案第58号 平成22年度鈴鹿市
下水道事業特別会計決算の認定について
議案第59号 平成22年度鈴鹿市
農業集落排水事業特別会計決算の認定にい
て
議案第60号 平成22年度鈴鹿市
介護保険事業特別会計決算の認定について
議案第61号 平成22年度鈴鹿市
後期高齢者医療特別会計決算の認定につい
て
議案第62号 平成22年度鈴鹿市
水道事業会計決算の認定について
――――――――――――――――
午前10時00分開会
○
後藤委員長 皆さん,おはようございます。
連休の間にまた台風が来まして,ことしは1年,水難の年かなというのを感じさせる年になっておりますけども,いろんな被害がなければいいなというふうに思って,また市の報告も,またあると思いますが,時間になりましたので,そして出席委員が定足数に達しておりますので,ただいまから
予算決算委員会を開会いたします。
それでは,お手元に配付いたしました事項書により委員会を進めていきます。
事項1,議案の審査ですが,本委員会に付託されました議案,議案第45号,第46号及び第52号から第62号までの13議案について,一括して議題といたします。
本件に関し,
分科会委員長の報告を求めます。
報告は,総務・文教福祉・生活産業・建設水道の各
分科会委員長の順に,マイクの都合上,着席のままで結構ですので,お願いいたします。
総務分科会委員長,
南条雄士委員。
○
南条総務分科会委員長 総務分科会委員長の南条雄士です。
総務分科会関係部分の議案審査の経過と結果について,御報告申し上げます。
当分科会に去る14日の
予算決算委員会において分担送付されました議案は,議案第45号の関係部分,議案第52号の関係部分,議案第54号の3件でございます。
審査に当たりましては,関係の部長・次長等の出席を求め,慎重に審査いたしました。
まず,議案第45号 平成23年度鈴鹿市
一般会計補正予算(第2号)の関係部分につきまして,審査の過程では,別段質疑もなく,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決しました。
次に,議案第52号 平成22年度鈴鹿市
一般会計決算の認定についての関係部分につきましては,審査の過程では,
消防本部関係分については,歳出について,
常備消防費における
防災ヘリ等負担金に関して,どれだけの市町で負担をし,その内訳は幾らか,三重県下で総額幾らかを尋ねる質疑,非
常備消防費における
団員退職報償金に関して支給基準があるのか,何名に支払ったのかを尋ねる質疑,県消防学校の負担金について,市からの負担金として支出されるが,消防団員に関して団員の負担はないのか,出張手当は支給されるのかを尋ねる質疑。
次に,
企画財務部関係分については,歳入について,市民税の個人市民税が減少し,
法人市民税が増加しているが,どちらが,どのくらい影響があったのか,
法人市民税はどういった業種が増加してきたのか,
法人市民税については,企業実績の持ち直しではなく,実際には過年度分の修正であると考えてよいのかとの質疑,市民税に関する理解も含めて,表現を慎重にしたほうがよいのではないかとの意見がありました。
歳出に関して,企画費における
政策課題調査研究費の内容について,研修に参加した人について,研修受講後,どのような報告,効果があったのかを尋ねる質疑,
シティセールス推進費に関して,着ぐるみに要した経費,
手塚プロダクションとの契約経費はどこで負担したのか,契約費用は毎年負担するのではなく,何年かまとめて支払うのかについて,何年契約という形ではなく,今後もそういうことか,今回も着ぐるみ制作時に
手塚プロダクションへ支払いをしたのかを尋ねる質疑,賦課徴収費における
コンビニ収納実施事業費に関して,その効果について,収納率は高いのか,低いのか,従来の徴収方法との比較も含め,1年やってみて,どのように考えているのかを尋ねる質疑。
次に,
総務部関係分については,歳出に関して,
一般管理費における
庁内LAN運用費の内訳について,
システム開発費等は含まれないのか,毎年,このくらい発生すると理解してよいのか,委託先の入札,選考はどのようなたちで行っているのか,今のところは,このまま随意契約を続けていくのかを尋ねる質疑,人事管理費における職員研修費の内容に関して,
職員研修会開校委託料についてを尋ねる質疑。
次に,
会計課関係分については,歳出について,公債費における一時借入金利子が減少した理由をどのように考えているのかを尋ねる質疑。
次に,
議会事務局関係分については,歳出について,議会費における広報広聴費の
議会図書室管理費の内訳を尋ねる質疑がありました。
採決の結果,全会一致で認定すべきものと決しました。
次に,議案第54号 平成22年度鈴鹿市
土地取得事業特別会計決算の認定については,別段異議なく,採決の結果,全会一致で認定すべきものと決しました。
以上,当分科会に分担送付されました議案は,3件とも原案可決及び認定すべきものと決しました。
よろしく御審議いただきますようにお願いしまして,
総務分科会の審査の経過と結果報告を終わります。
○
後藤委員長 続いて,
文教福祉分科会委員長,
伊藤健司委員。
○
伊藤文教福祉分科会委員長 文教福祉分科会委員長の伊藤健司でございます。
文教福祉分科会関係分の議案審査の経過と結果について,御報告申し上げます。
当分科会に去る14日の
予算決算委員会において分担送付されました議案は,議案第45号の関係分,議案第52号の関係分,議案第53号,議案第57号,議案第60号及び議案第61号の6件でございます。
審査に当たりましては,教育長を初め,関係の部長・課長等に出席を求め,慎重に審査いたしました。
まず,議案第45号 平成23年度鈴鹿市
一般会計補正予算(第2号)の関係分につきまして,
教育委員会事務局所管分の歳出に関しては,審査の過程で,
キャリア教育実践研究事業費の詳しい内容を尋ねる質疑,新
学習指導要領を踏まえ
学力向上事業費について,学校の選定理由と教科の選定理由を尋ねる質疑,
特別支援教育推進事業については,対象はだれか,臨床心理士は派遣してもらうのか,臨床心理士のかかわり方や介助員のかかわり方を尋ねる質疑,
学校図書館活用調査研究事業費について,詳しい事業内容や事業費の使用内訳,先進自治体に視察に行くとの説明を受けて,その視察候補地,想定している研究内容を尋ねる質疑等がありました。
次に,
保健福祉部所管分の歳出に関しましては,審査の過程で,地域支え合い
体制づくり事業費について,地図上で要
援護者台帳等の情報を表示できるようなシステムになっておるのか,1枚の地図ですべて表示されるようなシステムなのか,また,
地区市民センターでも使えるのか,いつぐらいに完成するのか,情報管理の決まりはあるのか,また
外部委託会社から情報が漏れるようなおそれはないのか,一つのサーバーを使用するのか,災害時要
援護者台帳の更新時期であるとか,被災者の
支援システムは西宮のシステムを改良したものなのか,要
援護者台帳の整備には民生委員さんの協力は不可欠であるけれども,全地区に民生委員さんはみえるのか,要
援護者台帳の情報は,民生委員にもしっかりわたっているのかというようなことを尋ねる質疑,そして予防接種費について,新しい
子宮頸がんワクチンが追加されたようですけれども,同じ費用で賄えるのか,予防接種の接種率を尋ねる質疑,
児童措置費について,詳しい内容や制度が変わるたびに,この
システム費用が必要になるのか,また発送に使用する封筒はどのような封筒なのか,啓発の文言を入れたりはしないのかということを尋ねる質疑等がありました。
討論では,賛成討論として,子供の医療費の充実を進める等の施策が含まれているために賛成したいとの意見,要援護者や被災者の支援のためのシステムを構築する点を評価して賛成したいという意見,賛成はするけれども,学校の図書館は,学校内だけではなく,行政との連携に取り組んでほしいし,
キャリア教育についても,学校間の連携を含めて育ちの支援に取り組んでほしいという意見がありました。
採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決しました。
次に,議案第52号 平成22年度鈴鹿市
一般会計決算の認定についての関係分につきまして,
文化振興部所管分の歳入に関しては,審査の過程で,
市民会館使用料と
文化会館使用料に800万円の差があるがなぜか,市民会館の収益が伸び悩んでいるけれども,
文化振興部としては,どのように感じているのか,文化会館の使用料を障害者団体には割引する考えはないのかを尋ねる質疑,けやき
ホール使用料の未払い分の理由と対応,また,法的措置の考えがあるのかを尋ねる質疑,ふれあいセンターの使用料について尋ねる質疑等がありました。
歳出に関しましては,公民館のトイレ改修について,改修計画を持っているのか,地元からの要望は出ていないのか,どれぐらいをめどに完了する予定か,1館の改修費用は幾らかを尋ねる質疑,文化会館の
プラネタリウム管理費について,
プラネタリウムの入場者数や入場者が少ない平日の休みをふやす考えはあるのかを尋ねる質疑,考古博物館の博物館費について,入館者数や市民へのPR方法,博物館を
ウオーキングマップのコースに入れる予定はないのかを尋ねる質疑,
文化振興事業団補助について,
江島カルチャーセンターの人員配置や
江島カルチャーセンターの図書館についての考えを尋ねる質疑,
史跡伊勢国分寺跡整備事業費の除草費用について,詳しい内容を尋ねる質疑,図書館の
地域サービス事業費について,図書館,
公民館図書室の
充実ぐあいや公民館の
図書スペースをふやす考えはないのか,また,廊下の
図書スペースは,すべてなくなったのかを尋ねる質疑,
公民館館長報酬の月額と人数,館長の報酬額と勤務実績のバランスを尋ねる質疑,
社会教育委員報酬について,
社会教育委員は公民館の
運営審議会委員と兼務になっているけれども,
公民館運営審議会委員の活動や,公民館長は
公民館運営審議会に諮問できることを知っているのかを尋ねる質疑,
放課後子ども教室事業費について,参加人数や回数,
教育委員会や
子育て支援課と今後について話し合ったのかを尋ねる質疑,
石垣池公園市民プールについて,競泳で使用することはあるのか,また,老朽化をしてきたが改修はしないのかを尋ねる質疑,鈴鹿市
体育協会等補助と
市立体育館委託料について,体育協会への補助と体育協会への指定管理の関係をどのように考えているのか,市立体育館の使用実態は把握しているのかを尋ねる質疑等がありました。
次に,
教育委員会事務局所管分の歳出に関しましては,審査の過程で,食
育推進事業費の詳しい内容や,作物の生産を行うとの説明を受けて,栄養教諭も作物の生産に携わるのか,地元の作物の指導も行っているのかを尋ねる質疑,
学校支援チーム事業費について,相談件数や内容,アドバイスの対象者,解決件数を尋ねる質疑,事務局費中の訴訟費について,詳しい内容を尋ねる質疑,
教育情報化推進費と
学校教育情報化推進費について,パソコンの台数,リース期間,リースではなくて購入する考えはないのか,
インターネット接続費用やその支払い先数,業者の選定は入札かを尋ねる質疑,
通学路集落間防犯灯管理費補助事業費について,対象防犯灯の数と地区,期間を尋ねる質疑,また,
三重朝鮮学園補助金について,学園の所在地を尋ねたところ四日市市との答弁を受けて,なぜ鈴鹿市が四日市市の学校に対して補助金を出すのかと尋ねる質疑,
日本スポーツ振興センター共済掛金と給付金について,学校の管理下で事故件数と,そしてその内容,その防止方法を尋ねる質疑,
武道必須化研究事業費について,詳しい内容や生徒全員必須なのか,また宗教的な理由で拒否をする生徒はいないのかを尋ねる質疑,
特別支援補助員設置費につきましては,介助員にもっと長い時間勤務しもらうことはできないのか,介助員の契約はみんな同じなのか,契約書の内容と勤務時間が異なることはないのかを尋ねる質疑,就学援助費については,受給人数,援助内容や
卒業アルバムは援助対象にならないのか,支払い時期であるとか,修学旅行費などは高額なため学校が立てかえたりしていないのかを尋ねる質疑,深伊沢小学校の屋内
運動場整備費については,総額からすると設計費が高額である理由,アスベストの
含有分析委託の結果を尋ねる質疑,神戸中学校の
施設整備費について,
計画変更検討委託と
修正設計委託の内容,備品購入の内容を尋ねる質疑,不
登校児童生徒支援事業費については,平成22年度の不登校者数と
通級指導学級への通学者数,不登校者への対応が不十分に感じるけれども,どのように認識をしているのか,また,みえ不
登校ネットワークなど,外部団体との連携状況を尋ねる質疑,
青少年対策推進事業費につきましては,子ども議会の結果をどのように評価をしているか,議会との連携を図る考えはないかを尋ねる質疑,事務局費の時間
外勤務手当について,1カ月当たりの平均残業時間や時間外勤務を減らす考えはあるかを尋ねる質疑,
学力フォローアップ支援事業費について,
標準学力検査の結果分析と対策,また対策を行った結果を検証する考えはあるのかを尋ねる質疑,校内緊急時
通報装置設置事業費について,リモコンの場所と数,使用実績を尋ねる質疑,
学校図書館活用調査研究事業費につきましては,内容や
学校図書館巡回指導員との連携,学校図書の充実ぐあいを尋ねる質疑,全国・東海四県
言語聴覚障害教育研究協議会について,鈴鹿市の言語や聴覚障害者への教育というのはどうなっているのか,言語指導は専門の先生ではなく一般の先生が行っているのかを尋ねる質疑,心の
サポート配置事業費について,相談件数を尋ねる質疑,
教育相談事業費について,相談件数を尋ねる質疑,学校や幼稚園の維持修繕費について,維持修繕は十分できているのかを尋ねる質疑等がございました。
次に,
保健福祉部所管分の歳入に関しまして,審査の過程で,応急診療所の収入が多くなっているけれども,この点をどのように判断をしているのかを尋ねる質疑がありました。
歳出に関しましては,
ホームレス支援事業費の平成22年度の状況であるとか,以前と比べて件数は増加しているのかを尋ねる質疑,
不妊治療助成費について,受診件数と受診人数を尋ねる質疑,時間
外勤務手当について,1人当たりの平均残業時間,時間外勤務の上限時間を設けたりはしているのか,民間企業では残業はゼロを基本に考えているが,そのような努力はしているのかを尋ねる質疑,
乳幼児健康支援一時預かり事業費について,預かり人数や,1日,6名の定員は少ないと感じるけれども,もっとふやす考えはないのかを尋ねる質疑,
施設入所者措置費交付金について,
養護老人ホーム南山荘のことだと思うが,人数などの現状はどのようになっているのかを尋ねる質疑,また
老人クラブ補助について,補助の支給状況や,一つのクラブに何名以上との制限があるのかを尋ねる質疑,
地域密着型サービス拠点施設整備費補助については,どのような補助なのか,補助を出す条件,施設の建設に当たり,下請の会社にまで補助金がきちんと渡っていないという話を聞くが,きちんと下請まで行き渡るようなシステムにできないのか,また,地域密着型の意味,対象は鈴鹿市と亀山に住んでいる方を限定との説明を受けて,住んでいるとは建設者のことなのか,入居者のことなのかを尋ねる質疑が,
放課後児童対策費につきましては,平成22年度のクラブ数,民間が運営しているクラブ数,
運営委員長が保護者になっている数,また,まだ学童が設置されていない小学校区数や運営費が500万円との説明を受けて,それほど多く出てないと思うが,どういうことかを尋ねる質疑,
地域医療振興費につきましては,1次救急と2次救急の受け入れ数を尋ねる質疑,児童虐待・
DV対策等総合支援事業費につきましては,支援内容を尋ねる質疑,
社会保障設計調査費については,国から委託費が出ているのかや件数を尋ねる質疑,
助産施設入所者措置費について,入所者数を尋ねる質疑,また,
子ども手当事務費について,現在の子ども手当の制度になったために生じた費用かや,事務費の内訳を,また事務費の中に人件費が含まれているとの答弁を受けて,専門の職員を配置したため人件費が含まれているのかを尋ねる質疑が,一人
親家庭等医療費について,中学校入学までの人数と中学校入学以降の人数を尋ねる質疑,
住宅手当緊急特別措置事業費について,年間の人数を尋ねる質疑,
生活保護レセプト点検業務委託について,レセプトの点検業務はどのように行っているのかを尋ねる質疑,
乳幼児医療費について,年齢ごとの費用を尋ねる質疑,保健師の人件費について,現在の保健師の人数を尋ねる質疑,
国民健康保険事業特別会計繰出金について,不用額がかなり多いようですけれども,その点をどのように判断しているのかを尋ねる質疑がありました。
討論では,賛成討論として,決算の全体には反対をするけれども,分科会の関係分については賛成したいとの意見,図書行政が弱いために,もっと強化してほしいとの意見,公民館のトイレは,一刻も早く全館男女別にしてほしいとの意見,介助員は,子供の授業中,ずっと学校におれるような条件に改善してほしいとの意見,子供の医療費の無理化は,中学生まで拡大してほしいとの意見,高齢者の実態をもっと把握し,何が必要かを見きわめるべきという意見,
国民健康保険事業については,一般会計からの繰り出しをもっと行うべきという意見や,図書行政については,
文化振興部と
教育委員会の連携を強化すべきとの意見,応急診療所の収入が予算よりもかなり多いのは患者さんが増加していることをあらわしており,さらに地域医療の取り組みを深くしてほしいし,他の部局との連携が不可欠であるとの意見がありました。
採決の結果,全会一致で原案認定すべきものと決しました。
次に,議案第53号 平成22年度鈴鹿市
国民健康保険事業特別会計決算の認定についてにつきましては,審査の過程で,収入未済額の内訳,10%値上げした効果,収納率,そして,今回,黒字決算になった理由や10%値上げをしたものの,結果的に余り効果があらわれなかったようですけれども,当初の予測結果と比べるとどうであったか,収納率が上がったとの答弁を受けて,収納率が上がった理由,収納率を上げるための努力と実際の収納率との相関関係,不納欠損額の内訳,
運営協議会費の
委員報酬不用額が出てきておるけれども,その理由と
報酬支給人数と支給金額,収納方が年金から天引きになった影響で収納率が上がったのではないか,年金が天引きできるようになったのに収納率が上がらない原因はなぜか,
後期高齢者支援金のせいで収納率が上がらないのか,一般被保険者の収納率も平成22年度は上がったけれども,来年度も一般会計から9億円ほど繰り入れをしなくてはならないのか,
リストラ減免の件数を尋ねる質疑等がありました。
討論では,反対討論として,生活に困窮をしたことが原因で保険税を払えない人が多かったために改善するまで救済措置を行ってほしいし,収納率が上がった分は市民に還元することが基本であり,保険税の値上げを認めることはできないため反対するとの意見がありました。
一方,賛成討論としては,一般財源からの繰り入れは
国民健康保険の加入者以外の負担を強いることになり,余り行うべきではないし,収納率の上昇は一定の理解が得られたものと考えられるとの意見がありました。
採決の結果,賛成多数で原案認定すべきものと決しました。
次に,議案第57号 平成22年度鈴鹿市
老人保健特別会計決算の認定についてにつきましては,別段異議なく,採決の結果,全会一致で原案認定すべきものと決しました。
次に,議案第60号 平成22年度鈴鹿市
介護保険事業特別会計決算の認定についてにつきまして,別段異議なく,採決の結果,全会一致で原案認定すべきものと決しました。
次に,議案第61号 平成22年度鈴鹿市
後期高齢者医療特別会計決算の認定についてにつきましては,審査の過程で,収入未済額の内訳,減額申請で修正されたものはあるのか,普通徴収になる年金者はどれぐらいの年収の人なのか,
国民健康保険から
後期高齢者医療に移行した際に,
口座引き落としの連絡の不行き届きがあったようですけれども,改善に対しての取り組みは行ったのかを尋ねる質疑等がありました。
討論では,賛成討論として,制度自体を廃止すべきとの立場ではあるものの,ほかの自治体が値上げをする中,三重県は値上げを行わなかったので,そこを評価して賛成はするけれども,生活を大変圧迫していることは問題であるとの意見がありました。
採決の結果,全会一致で原案認定すべきものと決しました。
長くなりましたが,以上,当分科会に分担送付されました議案6件につきましては,いずれも原案可決及び認定すべきものと決しました。
よろしく御審議いただきますようお願いをいたしまして,文教福祉分科会の審査の経過と結果報告を終わります。
○
後藤委員長 続いて,生活産業
分科会委員長,大杉吉包議員,お願いします。
○大杉生活産業
分科会委員長 生活産業
分科会委員長の大杉吉包です。
生活産業分科会関係部分の議案審査の経過と結果につきまして,御報告申し上げます。
当分科会に去る14日の
予算決算委員会において分担送付されました議案は,議案第45号の関係部分,議案第46号,議案第52号の関係部分,議案第55号,議案第56号,議案第59号の6件でございます。
審査に当たりましては,関係の部長・次長等の出席を求め,慎重に審査いたしました。
まず,議案第45号 平成23年度鈴鹿市
一般会計補正予算(第2号)の関係分につきまして,審査の過程では,生活安全部所管分について,防犯灯設置費補助について,LEDに取りかえる自治会がふえてきたとのことであるが,今,LEDとしてはどれぐらいの申請があるのかを尋ねる質疑,デジタル防災無線整備費について,今回,本市が採用するシステムは既に草津市と高山市が導入していると伺ったが,両市は津波のない市であるが,本市の場合は津波も想定しなければならない,このことについて,どのように考えているか,告知に関して提携しているヴォイスFMについては,その経営状況を懸念する声が多く聞かれているが,そのあたりのリスクについては,市としてどのような見解を持っているのか,万が一,ヴォイスFMが経営難に陥ったときには,企業に対する投資等の方策を講じるようなことも考えているのか,今回のFMを利用した場合の緊急地震速報等については,どのような仕組みで流されるのか,ケーブルテレビと同様の方法なのか,実施設計についての契約先と契約方法,また規模はどうか,自動受信型のラジオ機を市民に対して配布していく予定はないのか,今回の採用するFM方式と以前計画をしていたデジタル無線系の方式との経費の差を尋ねる質疑,今回の計画で屋外に設置する拡声装置では停電に対する備えはどうなっているのか等の質疑がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決しました。
次に,議案第46号 平成23年度鈴鹿市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては,別段異議なく,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決しました。
次に,議案第52号 平成22年度鈴鹿市
一般会計決算の認定についての関係分につきましては,審査の過程では,環境部所管分について,歳入に関して,不燃物リサイクルセンターのごみ処理手数料が前年度比20.7%落ち込んだ理由を尋ねる質疑,歳出に関して,公衆浴場運営費及び犬・猫避妊手術費の補助金について,その実績の内訳を尋ねる質疑,斎苑費について,霊柩車の使用料及び斎苑の使用料の単価,件数,市内外の別,生活保護者に対する料金等を尋ねる質疑,不法投棄対策費については,パトロールはどのような団体で実施しているのか,昨年度の不法投棄の件数とかかった費用を尋ねる質疑,ごみ資源化推進費について,資源ごみの回収を実施した団体に対する奨励金は何団体に支出したのか,清掃センター対策委員会パトロール等委託費及び地域整備開発費の公害対策委員会パトロール等委託のそれぞれの内訳を尋ねる質疑,清掃センター費の廃棄物処理委託及び焼却残渣運搬委託の詳細を尋ねる質疑,昨年,一昨年と比較したときの委託料の増加はどうか,クリーンセンターの
施設整備費について,し尿受け入れ槽の防食補修工事を実施しているが,下水の不況に伴って処理量に変化が出てきていると思うが,このような工事を実施している現状と今後の見通しを尋ねる質疑,不燃物リサイクルセンター費に関連して,PFI事業で運営されているが,構成企業が変更されたりする場合があるが,どのような理由で変更されているのか,構成企業の財務状況とマイナス要因により運営の不安定にはつながらないのかを尋ねる質疑,不法投棄対策について,ピンクごみのプラスチックごみの資源化が1年経過するが,リサイクル率はどのようになっているのかを尋ねる質疑等がありました。
次に,生活安全部所管分については,歳出に関して,補助金の地域づくり活動支援について,現在の地域づくり協議会の設置状況や事業内容,その事業内容を検証しているのかを尋ねる質疑,自治会放送施設設置費について,幾つの自治会に対して補助をしたのか,その費用の内訳を尋ねる質疑,防犯灯設置費について,LEDに変わった分も含まれているのか,戸籍住民基本台帳費の中の証明書発行費について,各
地区市民センターと本庁との割合について,また,証明書発行時の本人確認の方法について尋ねる質疑,隣保館費について,この費用については県からの補助金が多く出ているが,これからも県からの補助金は続くと考えられるのか,また,この隣保館費の負担金で県隣保館連絡協議会と職員研修会参加の内容を尋ねる質疑,自転車駐車場管理費の内訳,放置自転車対策費の内訳等を尋ねる質疑,要援護者用非常用トイレ整備事業費について,何基分のトイレを購入したのか,今まで,このトイレはなかったのか等の質疑がありました。
次に,産業振興部所管分については,歳入に関して,海水浴場の駐車場収入について,駐車料金の確認と駐車数の増減を尋ねる質疑,歳出に関して,地産地消推進事業費の内容を尋ねる質疑,鳥獣被害対策費について,現状の対応について尋ねる質疑,ものづくり支援センターの地域産業アドバイザー等支援活動報酬について,アドバイザーに対する報酬の支払い基準を尋ねる質疑,西部C−BUS運行事業費及び南部C−BUS実証運行事業費について,経営が厳しい中で乗客の増加への取り組みはどのように行っているのか,スポーツガーデンへの乗り入れ等は考えていないのか,空白地帯を埋めるような運行ルートの変更等は考えられないのかを尋ねる質疑,鉄道整備促進事業費や日本貿易振興会三重貿易情報センター,また,GNI負担金等の内容や効果を尋ねる質疑,駅周辺
施設整備費では,伊勢鉄道鈴鹿駅周辺の用地について,土地開発公社から購入した経過で土地の購入に当たっては時価で買い取るのか,もともとの購入価格に経費を上乗せした価格で買い取るのかを尋ねる質疑,観光振興費について,昨年度に比較して約4.7%の増加であるが,効果はどの程度のものなのか,海水浴場の駐車場維持管理委託について,利用状況等を尋ねる質疑がありましたが,採決の結果,全会一致で認定すべきものと決しました。
次に,議案第55号 平成22年度鈴鹿市
福祉資金貸付事業特別会計決算の認定について,審査の過程では,収入未済額が多いが,一方で繰越金も多い。現状を考えると繰越金を多く置いておく必要ないと考えるがどうか,また,徴収に関しての状況を尋ねる質疑等がありましたが,採決の結果,全会一致で認定すべきものと決しました。
次に,議案第56号 平成22年度鈴鹿市
住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について,審査の過程では,収入未済額が多く存在しているが,一般会計からも繰り入れている状況である。徴収について,もう少し努力する必要があると思うが,状況はどうなっているのか,別の特別会計の繰越金を流用するなどの方法はとれないのかを尋ねる質疑等がありましたが,採決の結果,全会一致で認定すべきものと決しました。
次に,議案第59号 平成22年度鈴鹿市
農業集落排水事業特別会計決算の認定について,審査の過程では,不納欠損の内訳を尋ねる質疑,農業集落排水施設更新計画費について,その計画の内容を尋ねる質疑等がありましたが,採決の結果,全会一致で認定すべきものと決しました。
以上,当分科会に分担送付されました議案6件につきましては,いずれも原案可決及び認定すべきものと決しました。
よろしく御審議いただきますようお願いいたしまして,生活産業分科会の審査の経過と結果報告を終わります。
○
後藤委員長 続いて,建設水道
分科会委員長,森 喜代造議員。
○森建設水道
分科会委員長 建設水道
分科会委員長の森 喜代造でございます。
建設水道分科会の議案審査の経過と結果について,御報告を申し上げます。
当分科会に去る14日の
予算決算委員会において分担送付されました議案は,議案第45号の関係部分,議案第52号の関係部分,議案第58号及び議案第62号の4件でございます。
審査に当たりましては,水道事業管理者,土木部長,都市整備部長を初め,担当課長等に出席を求め,慎重に審査いたしました。
まず,議案第45号 平成23年度鈴鹿市
一般会計補正予算(第2号)分でございますが,この関係部分についてでございますが,審査の過程では,道路反射鏡等設置事業費における整備内容,それと専門指定業者数についてを尋ねる質疑等がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決しました。
次に,議案第52号 平成22年度鈴鹿市
一般会計決算の認定についての関係部分でございますが,審査の過程で,まず,土木部所管分につきましては,交通安全対策特別交付金についての内容,道路反射鏡等設置事業費におけるカーブミラーの設置箇所,撤去について,それと歩道整備事業費におけるグリーン帯の設置件数,箇所について,湾岸管理費における海岸清掃委託の場所と委託内容について,それと道路管理費の中で一番経費が大きい要因について,河川維持費における小規模の修繕工事についてを尋ねる質疑等がありました。
次に,都市整備部所管分につきましては,まちづくり推進費における訴訟費の内容と経過について,危険ブロック塀等除去費用助成事業費の当初の想定額,進捗状況について,下水道費の不用額の内容,都市下水路費の維持修繕費,施設管理委託の内訳について,あと垣根関係のこの設置費の補助でありますけども,これは,当初予算で景観形成推進費,これにおいて看板設置以外での,この用途についてを尋ねる質疑等がありましたが,採決の結果,全会一致で認定すべきものと決しました。
次に,議案第58号 平成22年度鈴鹿市
下水道事業特別会計決算の認定についてでございますが,審査の過程の中で,マンホールトイレシステムの整備状況と今後の計画,実際に地震が来たときにどれくらい機能するかの検証,それと水洗便所等改造資金あっせん利子補給金について,予算枠あるのかどうか,それと公共下水道促進の説明会をしているかを尋ねる質疑等がありましたが,採決の結果,全会一致で認定すべきものと決しました。
次に,議案第62号 平成22年度鈴鹿市
水道事業会計決算の認定についてでございますが,審査の過程で,水道料金収入が落ち込みの要因,そして企業の水の再生利用,有収率が減っている原因について,また,委託料減少の主な理由,不納欠損額の内訳,昨年と比較して減少している原因,公平性を期する適切な取り扱いとは,それと滞納者への対応について,水道料金等の徴収業務を委託している業者と調整がとれているのかを尋ねる質疑等がありましたが,採決の結果,全会一致で認定すべきものと決しました。
また,討論では,水道局の経営状態が非常によく頑張っているというふうなことでありました。
以上,当分科会に分担送付されました議案は,4件とも原案可決及び認定すべきものと決しました。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして,建設水道分科会の議案審査の報告を終わります。
以上でございます。
○
後藤委員長 御苦労さまでした。
各
分科会委員長の報告は終わりました。
ただいまの
分科会委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑があれば,御発言願います。
藤浪委員。
○藤浪委員 生活産業
分科会委員長にお尋ねをいたします。
補正予算のデジタル防災無線でヴォイスFMの経営状況リスクについて尋ねる質疑があったとのことですけれども,それに対する答弁内容についてお尋ねしたいのと。
あとFM局が機能不全に陥った場合,バックアップ体制に対する尋ねる質疑があったかどうかについて,お尋ねをいたします。
○
後藤委員長 大杉生活産業
分科会委員長。
○大杉生活産業
分科会委員長 その議論につきましては,先ほど報告をいたしましたとおり,質疑等が出されました。執行部からはヴォイスFMの決算を見ると,再建のための手段もとっているとのことでございまして,これから先は健全経営に向けて努力をするということでございました。
CNSの例につきましても,当初は赤字であったと。同じくFMにつきましても,地域の財産として長い目で見ていく必要があるとは思っている。企業に対しての投資や救済措置等は,現在判断する状況にないと考えているという趣旨の回答がございました。
○
後藤委員長 藤浪委員。
○藤浪委員 済みません。もし万が一,FM局が機能不全になった場合のバックアップについての質疑はなかったでしょうか。
○
後藤委員長 大杉生活産業
分科会委員長。
○大杉生活産業
分科会委員長 そこまでのことはございませんでした。
○
後藤委員長 中西委員。
○中西委員 済みません。関連してなんですけれども,同じく生活産業
分科会委員長のほうにお尋ねします。
同じく議案第45号の補正予算のほうの,今のデジタル防災無線の整備に関するものについてですが,委員会のほう,いろいろ質疑等も含めてFM波を利用したものと無線波を利用したものを比較したということでしたが,それについて,具体的に鈴鹿市で整備した場合の金額の差ということについては,質疑のほう,ありましたでしょうか。また,質疑ありましたら,答弁のほうはどのようであったかということをお聞かせください。
○
後藤委員長 大杉生活産業
分科会委員長。
○大杉生活産業
分科会委員長 その質問もございまして,今回の採用するFM方式ですね,それから以前計画をしておりましたデジタル無線系の方式との経費,これの差を尋ねる質疑でございますが,これは正確にまだ計算がされてないということでございます。大幅に安くなると,こういうふうな予測をしておると,こういうことでございます。
○
後藤委員長 中西委員。
○中西委員 その点については了解しましたので,もう1点,同じく45号の補正予算のほう,生活産業
分科会委員長のほうにお聞きしたいのですが,総務費,総務管理費の中の東日本大震災被災地支援事業費について,報告のほうにはありませんでしたが,どのような形の質疑があって,またそれに対しての報告があったのか,特にボランティア派遣とF1招待というふうな説明もありましたが,そのF1に対する招待について,どのような答弁があったかお聞かせください。
○
後藤委員長 大杉生活産業
分科会委員長。
○大杉生活産業
分科会委員長 この件につきましては,今回の分科会では議論がなされませんでした。
○
後藤委員長 板倉委員。
○板倉委員 生活産業委員長にお聞きいたします。
不燃物リサイクルセンターの件で議論があったというふうに報告があって,その中で構成をしている会社さんが変わったり,そういう中で,この先,経営が不安定になるのではないかと,ならないかというような質疑があったというふうに御報告があったと思うんですが,当局側の御答弁はどうだったんでしょうか。
○
後藤委員長 大杉生活産業
分科会委員長。
○大杉生活産業
分科会委員長 不燃物リサイクルセンターのPFI事業で運営されて,今現在おりますが,このPFIね,どのような理由で企業構成,変更されたかと,あるいは,そのマイナス要因ですね,経営の不安定化には,これがつながらないのか,もうこういったことですが,これも質疑に,質問出ました。鈴鹿エコセンターで構成企業は,今現在,7社でスタートしておりまして,当初のグループの筆頭はヤマゼンというとこでございまして,融資金融機関の調査によってヤマゼンは厳しいということで,かわりにニッシンサービスが加わって筆頭はライト工業に変更されたということは皆さん方も御承知だと思います。これが1回目の変更でございます。
次に,構成企業のユニチカが担当予定の水処理の事業自体をアタカダイキという企業に譲渡したために,これが2回目の変更,財務状況等についてはシティバンクを初めとする融資金融機関のチェックにより厳密に行っておって,リスク管理は万全と考えているという答弁でございました。
○
後藤委員長 板倉委員。
○板倉委員 済みません。そのリスク管理は万全だというふうな答弁で,それ以上の,何というか,質疑はなかったということでいいんですか。
○
後藤委員長 大杉生活産業
分科会委員長。
○大杉生活産業
分科会委員長 それ以上のことはございませんでした。
○
後藤委員長 ほかにございませんか。
中西委員。
○中西委員 質疑ということですが,ここで議員間討論というか,皆さんの御意見をお聞きしたい。討論,この後,採決もありますのでお聞きしたいのですが,先ほど質問させ,質疑のほうも出させていただきました東日本大震災被災地支援事業費について,これ,ほとんどが市民の方からの寄附金で賄われているものですが,果たして,このF1招待ということが被災地の方々のためになるのか,鈴鹿市の自己満足になってしまわないのかという点で危惧しておりますが,この点,皆さんどのようにお考えなのかお聞きしたいなと。私としては,ここはやはり必要な支援のほうに回すべきではないかと考えるところなのですが。
それと,もう1点,デジタル防災無線のほうですが,質疑等の中身を聞いていても,行政側の答弁のほうが,どうもきちっとした説明がなされてないように感じますが,その点については,皆さんどのようにお考えなのか,できればお聞きしたいと思います。
○
後藤委員長 中西委員に申し上げます。
今,質疑の最中ですので,すべての質疑があるかを確認してから皆さんにお諮りをしてというふうにしたいと思います。
ほかに,質疑ございませんか。
鈴木委員。
○鈴木委員 生活産業委員長にお聞きしたいんですけども,先ほどの御説明の中でデジタル防災無線ですね。FM波で進めるということなんですが,受信型のラジオを配布するのかという質問があったようですけども,それについてはどういう答えでしたでしょうか。
○
後藤委員長 大杉生活産業
分科会委員長。
○大杉生活産業
分科会委員長 これも質問ございまして,これは今後検討していきたいというところでございます。
○
後藤委員長 鈴木委員。
○鈴木委員 それと,あとそれに関連して質問があったかどうかなんですが,今回,その費用は調査費ということなんですが,たしか前の説明だと,電波状態を調べるというような執行部から説明が,最初のときでしたかね,あったんですが,それに関して何か質問があったのかどうかお聞きしたいと思います。
○
後藤委員長 大杉生活産業
分科会委員長。
○大杉生活産業
分科会委員長 それはなかったように思います。
○
後藤委員長 ほかにございませんか。
〔なし〕
○
後藤委員長 それでは,これにて質疑を終結します。
先ほど中西委員から二つについて,2点について,被災地支援のこととデジタル防災無線のことについて,この場で委員の皆さんと少し話し合う時間をとっていただきたいという提案がありましたが,皆さん,委員の皆さんにお諮りをしたいと思います。
ただいま,この時間で提案のありました2点について,議員間の討論を実施することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
○
後藤委員長 賛成少数ですので……。
板倉委員。
○板倉委員 議員間討論っていうのはわかるんですが,ここでちょっと中西委員の意図がはっきりわからないというか,ここで皆さんの意見を出し合って闘わせるということですか,それとも例えば私はこう思っているのよ,あなたはどう思っているの,私はこう思っているのというようなことを議員間討論ですから,討論するんでしょう。ちょっと意図がわからないので,意図というか,どういう感じかというのがわからないので,ちょっと済みません。
○
後藤委員長 議長。
○青木議長 今,開かれておるのは
予算決算委員会ですので,その内容について御確認をいただきたいというふうに思いますので,進行についてはよろしくお願いしたいと思います。
○
後藤委員長 板倉委員。
○板倉委員 済みません。私がね,今,別に私は議員間討論とか,そういうのを場を設けてね,どんな場でもですよ,活発にやるというのは大賛成なんです。大賛成なんですね。
しかし,今までのこの
予算決算委員会のあり方とちょっと違っていたので,違ってますよね。だから,ちょっと戸惑ったんですね。ということは,
予算決算委員会のあり方を今後どうするかということについて,何か皆さんで議運なり,どこなりで,何か議論しなくていいのかなと思ったので,そういうふうに意見を申し上げたんです。別に議員間討論が嫌だとか,ふさわしくないとか言ってるんじゃないですね。その
予算決算委員会のあり方そのものについて,ちょっと戸惑ったので,急に言われたので,そのことについて,また,何というのかな,組織運営上は,そのことについて,どこかで議論しなければいけないのではないかと思ったので発言させていただきました。
○
後藤委員長 はい,わかりました。
進行についての質問だと思うんですけれども,質疑が終わった時点で,その質疑,委員会,各分科会の質疑に関する内容について,また,そこで話し合われてない内容について,皆さんの意見を問いたいという提案でしたので,それは委員長判断で,この場で皆さんの意思を諮れば,皆さんの同意があれば,してもいいということでしたので,一応お諮りをしました。
議長。
○青木議長 先ほど私,御説明申し上げましたけども,あくまでも
予算決算委員会という場でございますので,その内容について,運営について変更をかけようとするならば,議会運営委員会等にお諮りをいただいた上で,対応をお願いしたいと思います。
以上です。
○
後藤委員長 水谷委員。
○水谷委員
予算決算委員会で各委員長からの報告があって,それに対して質問はありませんかということで,委員長のほうが振ってもらっておるわけですから,それで今,中西委員,鈴木委員,何人かの方が,その委員会に対しての説明に対して,説明を求めてるわけですよね。ほかの方は,そこで言われるように,何か,これおかしいな,これ聞きたいなということがあれば,皆さん,手挙げて聞かれると思うんですけども,それを聞かれないということは,事前に自分で調べたか,聞いたか,この場で納得したかということですので,改めてみんなにどう思っているのかと聞くのが,やはり少しどうかなというふうに思います。
以上です。
○
後藤委員長 ありがとうございます。
議長も運営上のことでおっしゃってますけども,一応,事前に事務局の確認で,ここで聞くことは皆さんに諮ればいいということでしたので進めました。
議員間討論を改めてするには,ちょっと時間がないということで,各派開いて,3名の意見を出してする時間は余りにもないということで,この時間で皆さんの意見が聞ければ,その後の討論とか,それから採決のほうに反映できるかということで意見を問いましたが,皆さんがそれについて賛成が少数でしたので,討論のほうに入っていきたいと思いますが,よろしいでしょうか。
〔なし〕
これより討論,そして採決に入りますが,先例によりますと,採決は原則一括して行うこと,ただし,反対討論があったものは,分離して個別に行うことが例となっております。
そこで,ただいまのところ,
分科会委員長報告や分科会の中での討論等により,議案第52号 平成22年度鈴鹿市
一般会計決算の認定について及び議案第53号 平成22年度鈴鹿市
国民健康保険事業特別会計決算の認定についてに反対の方がいらっしゃるとわかっておりますが,第52号及び第53号の議案以外で反対される議案がございましたら,討論の場で反対の旨,御発言いただきますようお願いいたします。
それでは,討論に移ります。
討論があれば,御発言願います。
中西委員。
○中西委員 済みません。どなたも言われないので,先ほどの話にもありますが,基本的に全部賛成の立場ですが,意見のほうを付与させていただきたいと思います。
まず,45号に関してですが,先ほども少し申しましたが,東日本大震災被災地支援事業費について,この事業について,全体としては被災地の支援ですから,必要なものとして納得できるものですが,やはり中身について,今回の台風等もありますし,本当に被災地のほうの方々のニーズに合っているのか,その点について,やはり市民の方々の寄附金でほとんどが賄われているということですから,やはりより慎重に考えていただきたい。できれば,その点を再度,F1招待を対象としている被災地の首長さんは,それで納得,そのあたりで話をしたということですが,精査を行っていただきたいというふうに思います。
また,45号,同じく,先ほど質疑のほうさせていただきましたが,デジタル防災無線費に関してですが,今回の補正予算では,FMラジオを活用した同報無線について,設計費であるというふうにだけ認識して賛成の立場をとりたいと思います。
質疑及び委員会の審議の過程では,先ほども何度かありましたが,FM局がやはり民間であり,経営状態によっては経営不振に陥った場合,鈴鹿市がどのような対応をしていくかというふうなことをきちっとリスク管理をしなければいけない。それに対して,どこまで支援をするかなどの市の答弁というのは,非常に不透明であったわけです。委員会の場でも生活安全部としては,補助金等が必要になった場合,それは総務部の関係であると。そのような形で市全体として,本当にリスク管理ができているかと言えば,そこが不透明である,これは1点あります。その点で十分な説明責任を市が果たしているとは,現在の時点では考えられません。
また,平成21年に無線を使った同報無線系の設計に関しては終わっていると。その時点では,モーターサイレンを設置した状態での設計であったけれども,今回のFMを使ったものに関しては,モーターサイレンについては,別に消防のほうで整備をするというふうな説明が出ておりました。そうなると,本当に見た目の予算について抑制しているのかどうか,見た目の予算を減らすことで,単にコスト面でのメリットということで,FMに誘導しているのではないかというふうに考えられるのですが,その点についても,よく見えない。
そのように考えたときに,既に鈴鹿市としては無線系についてのシステムは,もう設計が終わって持っていると。ということですので,今回のFMを使った同報無線系の設計のほうをすることで,きちんとしたコスト面の比較もできるということと判断させていただきますので,災害時にどのようなリスクがあるのかも含めて,議会も含めて検討した上で方針を決定していけばよいと考えます。