飛島村議会 > 2021-12-14 >
12月14日-02号

  • "加藤光彦"(/)
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  1. 飛島村議会 2021-12-14
    12月14日-02号


    取得元: 飛島村議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-02
    令和 3年 12月 定例会(第4回)        令和3年第4回飛島村議会定例会会議録招集年月日  令和3年12月14日(火)招集の場所  飛島村役場 議会議場開会     12月14日 午後1時30分応招議員   1番  中山恵美賀  2番  伊藤 豊       3番  八木敏一   4番       5番  小川政徳   6番  上田光彦       7番  井田晴己   8番  伊藤秀樹       9番  鈴木康祐   10番  橋本 渉       議長  渡邉一弘応招議員  なし出席議員   応招議員に同じ欠席議員   なし本会議に職務のため出席した者の職・氏名   議会事務局長     羽佐田里美地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職・氏名   村長         加藤光彦   副村長        佐野 徹   教育長        田宮知行   会計管理者      中野 晃   総務部長       加藤義彦   総務課長       鷲尾成二   企画課長       早川宗徳   税務課長       伊藤功司   民生部長       中島利文   住民課長       下里佐織   福祉課長       伊藤澄雄   保健環境課長     河村 泰   開発部長兼経済課長  福谷 晶   建設課長       山田由樹   教育部長教育課長  奥村義明   生涯教育課長     加藤悦久 △議事の経過      開議 午後1時30分 ○議長(渡邉一弘君) ただいまの出席議員は10人です。定足数に達していますので、直ちに本日の会議を開きます。 議事日程はお手元に配付のとおりです。 議事日程の順序に従い、会議を進めます。 ○議長(渡邉一弘君) 日程第1、一般質問を行います。 通告の順序に従い、一般質問を許します。 初めに、伊藤豊君を許します。     〔2番 伊藤 豊君 登壇〕 ◆2番(伊藤豊君) 2番伊藤豊です。 私からは、通学路における安全対策について質問をさせていただきます。 最近、梅之郷地区の通学団の集合場所付近において、事故が多発しているようです。スピードを出す車が多く、児童が横断する際にはとても危険な場所になっています。一灯式信号機が設置されておりますが、一灯式信号機は全国で撤去が推進されているようです。今後、一灯式信号機の故障の際、新たに部品が入手できず修理されることなく、撤去されることが考えられます。一灯式信号機がなくなれば、現在の状況よりもさらに安全確認がおろそかになり、ますます危険な場所になると予測されます。事故多発の原因や共通点を精査して、事故再発の防止をお願いしたいという児童の保護者からの要望もいただいております。 また、通学路を大型車が通り危ないという情報も聞いております。いつ大きな事故が起きても不思議ではなく、とても危険な状況かと思います。そこで、本村としてどのような対策を考えているのか伺います。 以上、答弁をよろしくお願いいたします。     〔村長 加藤光彦君 登壇〕 ◎村長(加藤光彦君) 伊藤豊議員御質問の通学路における安全対策でございますが、一灯式信号機につきましては、議員御指摘のとおり、全国的に撤去する方向で動いていることは承知しております。 現在、村内には7基の一灯式信号機が設置されており、蟹江警察署に確認しましたところ、この一灯式信号機については、一、二年で撤去する方針であることを伺っているところです。 一灯式信号機撤去後は安全確認がおろそかにならないように、ハード面では通過車両への注意喚起としての看板設置路面標示等の対策を考えております。通学路付近を大型車が通り危険と思われる場所につきましても、同様の対策を考えております。 一方、学園での安全対策としましては、学期ごとに通学団会議を行い、生徒の登下校中の様子を聞き、安全な歩行方法の確認をしております。今後もさらに学園での安全教育の推進を図っていきたいと考えております。 また、シルバーさんが立たない場所に関しては、必要に応じて教員やPTAによる現地指導も行っています。さらに、通学路の一斉点検を行い、危険箇所の把握に努めております。その中で把握しました危険箇所については、優先順位の高いところから順次、対策を行っていきます。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆2番(伊藤豊君) 答弁ありがとうございます。 それでは少し再質問をさせていただきます。 まず、直近で行った通学路の点検方法や時期、状況について伺いたいと思います。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 9月に前期課程の一斉下校時におきまして、全ての通学団に教員が付き添いながら通学路の点検を行い、危険箇所を把握しました。 ◆2番(伊藤豊君) ありがとうございます。 通学路の点検の結果について、どのように学校等にフィードバックされているのか伺います。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 通学路点検で把握しました危険箇所については、学園、教育委員会、村と県の道路管理者蟹江警察署で、通学路安全推進会議及び現地確認を行いまして対応策を検討しておりますので、内容につきましては学園と共有をしております。 ◆2番(伊藤豊君) 通学路で把握した危険箇所は何か所でしょうか。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 今回の一斉点検では、7か所の危険箇所を把握いたしております。 ◆2番(伊藤豊君) 通学路における防犯カメラ設置状況を伺います。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 現在の指定通学路には、22基の防犯カメラを設置していただいております。 ◆2番(伊藤豊君) 最近、梅之郷地区の児童の保護者より、通学団の集合場所付近の一旦停止の道路標示「止まれ」の標示が消えかけているので対応してほしいというお声をいただきました。迅速な対応をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎建設課長山田由樹君) 消えかけている外側線等の区画線におきましては、村で随時行っております。御指摘の「止まれ」につきましては道路標示でございますが、こちら蟹江署の所管となっております。村内の「止まれ」の標示で消えかけているところ、そちらを蟹江署に施工要望させていただきます。 以上です。 ◆2番(伊藤豊君) ぜひよろしくお願いいたします。 それから、通学路付近の交差点に減速ロードハンプをつけてほしいという保護者からの要望があるのですが、それについてはいかがでしょうか。 ◎建設課長山田由樹君) 減速ロードハンプということで、村内では道路にこぶを造ったところを設置しております。こちらは設置しますと、相当の騒音や振動が発生することが懸念されます。夜間になりますとちょっと支障になるケースもありますので、十分検討が必要だと思われます。 担当課としましては、地区に要望がありました箇所につきましては設置させていただきたいと思っております。 以上でございます。 ◆2番(伊藤豊君) それから、電光掲示板のようなもので児童が横断する可能性があることを標示してほしいという保護者の要望もあるのですが、それについては検討いただけますでしょうか。 ◎建設課長山田由樹君) 危険な箇所で村内にも電光掲示板を設置した箇所はございます。地区より要望された箇所でございますが、十分調査等をしまして、検討させていただきますのでお願いします。
    ◆2番(伊藤豊君) ありがとうございます。 減速ロードハンプとか電光掲示板防犯カメラの設置を梅之郷地区として要望しておりますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。 私からの質問は以上とさせていただきます。 ○議長(渡邉一弘君) 次に、鈴木康祐君を許します。     〔9番 鈴木康祐君 登壇〕 ◆9番(鈴木康祐君) 9番鈴木康祐です。 交差点に右折矢印信号の設置を要望いたします。 過去に、29年の12月議会と28年の6月議会でも取り上げているのですが、国道23号線の竹之郷交差点には右折矢印信号をつけていただきました。設置以前には、忘れた頃にこの交差点で大きな事故があり、村道竹梅線、また私の家の前後の道路に渋滞を避ける車が走り回っていたのですが、矢印信号が設置されてからは、竹之郷交差点での事故はないような気がします。 今回お願いする交差点は、木場地区や名古屋から飛島に入る主要な交差点で、右折レーンがあるにもかかわらず、右折レーン信号待ちが何回もしている場所です。環状2号線の飛島大橋南交差点と飛島村木場一丁目から弥富楠一丁目に行く筏川大橋手前信号交差点ですが、飛島大橋南交差点は、今、名二環が開通して、環状2号線の工事が進められています。今後、この工事が終わる頃にはどのような交差点になるのかも心配です。 次に、木場の要望している場所ですが、ここの場所は信号を回る車が交差点を通り過ぎると、次のところに中央分離帯の切れ目があります。そこまで行ってUターンしてきている車をよく見かけます。 また、この信号交差点で飛島バスが多分何回も待って、朝の通勤時間のバスの遅延にもつながっていると考えています。関係機関にこの窮状を理解していただき、早急に矢印信号の設置の要望をお願いいたします。 ここでの質問は以上です。     〔村長 加藤光彦君 登壇〕 ◎村長(加藤光彦君) 鈴木議員御質問の交差点に右折矢印信号をでございますが、御指摘されました国道302号の飛島大橋南、また木場一丁目の2か所の交差点とも、多くの車両が右折を待っているのを確認しております。 国道302号、木場一丁目交差点の道路管理者は、国及び名古屋港管理組合となりますので、それぞれの道路管理者に対し、右折矢印信号設置要望をしてまいりたいと思います。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆9番(鈴木康祐君) すみません。今ちょっと答弁で、国道23号線の管理者って言われたんですが、私の要望しているのは環状2号線なんですけど、一緒なんですか。 ◎村長(加藤光彦君) 国道23号とは言ってないと思うんですが。 ◆9番(鈴木康祐君) すみません。私の聞き間違いでしたので、許してください。 302号線のほうなんですけど、工事が大分進むように思ってます。まだ今、仮のことで何も分かってないと思うんですけど、飛島大橋の西側ですか、まだ橋の開通してない部分があると思うんですけど、あそこがどの時期に開通するのかもちょっと分からないんですが、そんな頃に向けて、また信号の改良も行われると思いますので、その辺のところを要望していただきたいんですけど、まだその開通時期も定かではないんでしょうか。 ◎村長(加藤光彦君) 私のほうには全然その情報はまだ入っておりませんので、いつ頃完成見込みかという情報が全然ありません。 ◆9番(鈴木康祐君) 村長答弁にも確認していただいたんですけど、本当に私も名古屋から夕方帰ってくると、あそこの信号で確実に待つのが二、三回あることもあります。 また、正直な話、本当に黄色になって入って待っとって、赤信号で回ってって、その後に続いていく車もありますので、これは本当に危ない所だと思いますので、早急に設置を要望をお願いいたします。 要望していただけるということでしたので、今後も村長並びに関係部課長さん、しっかりと要望していただくように再度お願いしまして、この質問は終わらせていただきます。 ○議長(渡邉一弘君) 次に、上田光彦君を許します。     〔6番 上田光彦君 登壇〕 ◆6番(上田光彦君) 6番上田光彦です。 本日は、以下、2つの質問をさせていただきます。御答弁をよろしくお願いします。 一つ目は、証明書のコンビニ交付をであります。会社や学校、高校、大学など、遠隔地で急に住民票などの証明書が必要になったとき、役場に申請に行く時間が取れないとき、また、申請し忘れてしまったときなど、飛島村は行政サービスの一つとして、証明書のコンビニ交付をできるようお願いしたい。 また、県内自治体交付状況はどうか、併せてお聞きします。 次の質問で、雨水タンク設置に補助をでございますが、飛島村では従来、木曽川からの水資源利用に関しては不安はないのですが、いざ大災害が発生したときの備えとして、家庭内でできることの一つとして、雨水タンク設置の補助を要望いたします。平時には庭の水やりとか車の洗車などに利用し、災害時の断水したときの水の確保が必要になります。動力を使用しない水の再利用、まさに脱炭素であり、SDGsに合致すると思います。太陽光発電も助成制度はありますが、設備投資だけでも大きな額です。 また、維持には動力が必要になってきます。これはコストが高いですね。これは雨水タンクにはそんな動力を使うと、そういったことはありません。設置するにしてもそんなに高くはありません。ぜひ、村の助成をお願いしたいということの、また考え方をお聞きしたいと思います。 以上で、この場での質問は終わります。     〔村長 加藤光彦君 登壇〕 ◎村長(加藤光彦君) 上田議員御質問の証明書のコンビニ交付をでございますが、コンビニ交付サービスは、全国のコンビニを利用して、住民票や印鑑証明などの証明書を取得できるサービスで、11月末日現在、県内の54自治体中34自治体が導入しております。コンビニ交付サービスには導入コストとして約1,200万円、運用コストとして毎年約140万円の費用が必要と想定されます。 また、コンビニ交付サービスを利用する際にはマイナンバーカードが必要となりますが、本村の交付率は35.5%となっています。サービス有効活用のためにも、まずは交付率の向上を図り、導入については費用対効果や住民の利便性を見極めながら判断してまいりたいと考えております。 次に、雨水タンク設置に補助をでございますが、水の再利用について、現在本村では具体的な事業を実施していない状況にあり、県内自治体では、岡崎市をはじめ28自治体において、雨水タンクに関する補助を実施している状況です。議員御質問の雨水タンク設置については、ためた雨水を花壇の水やりや庭先への打ち水などに活用することで、水資源の有効活用を促進し、SDGsで求められている水の有効活用を推進するための有益な対策と考えられます。これらを踏まえ、雨水タンク設置に対する補助制度の導入について、本村としましても前向きに検討していきたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆6番(上田光彦君) それではもう少し細かいところでお聞きしたいと思います。 まず証明書のコンビニ交付の件につきまして、先ほど村長答弁にもありましたように、コンビニ交付の導入費として1,200万円かかると。これは私も想定外に導入費用としては高いなと。こんな要望をしといて、ちょっと尻込むような金額だと思います。飛島の人口に対して、利用率とか、そういったことに関しては確かにコストは高い。今の運用費、これも140万円ですか。これも結構かかるんだと思いました。こういったサービスを村に要望することに関して、まず一番僕が肝というか、質問の肝は、例えば今日お配りしたちょっと関連の資料、これ見ていただくと分かるんですけど、今回のこれ、実は松之郷、元松と渚のほうで、住所の表記の変更の手続ということでお配りした紙で、住所変更するにはこれだけの手続が必要だと。いかにこの手続がハードルが高いかっていうのを実際そのいろんな声をお聞きして、これ難しいなっていう考え方を実は思ったわけなんですね。これだけの手続は変更するためにはどうしても必要になってくるんでしょうか、どうでしょうか。 ◎企画課長早川宗徳君) 仮に住所変更が行われた場合には、御案内のとおり手続ということで,該当地区の住民の皆様には、例えば運転免許証等をお持ちの方は、そういった手続が必要になってまいります。 以上でございます。 ◆6番(上田光彦君) ちょっと質問のずれがあって申し訳ないですけど、これは例えば、よその地区が、例えばほかの自治体が同じように変更する場合とか、飛島村が主導して住所変更、名前の変更をしようと、村が主導してやろうと言った場合でも、こんだけの手続はマストなわけですね。 ◎企画課長早川宗徳君) 御指摘のとおり、必要になってくるものと承知しております。 ◆6番(上田光彦君) 今回こういった資料出させていただいたのは、その中で先ほど課長おっしゃったように運転免許証の申請っていうのがあるんですけど、これ例えば蟹江署なんかで交付っていうか、更新に行くときは、よっぽど仮に飛島まで戻ってきて新しい住所の届を発行して持っていくっていうのも、せめてできるんですけど、例えば平針で再発行しようとか、何かの時にちょっと戻れないですね。実は今先ほども質問させていただいたときに村長答弁にあったように、これ質問しといて金額が確かに高いし、これを導入することがそれはいいのかなっていうところもあるんですけど、県内の交付状況を見てますと、多分これは今後どんどんこういう形のサービスは増えてくるだろうと私は思います。例えば、税金をコンビニで納付するっていうのも、そういうサービスをいろいろやってる自治体ももちろんあるんですけど、そういった感じでコンビニを活用していろんなものを発行できるとか、そういったことは、今後増えてくるだろうと、そういうふうに思うんですが、今ここで要望したことを、すぐにやってくれとかっていうことよりも、村としても状況を鑑みて、将来的にはそういうふうにやらざるを得ないだろうなっていうようなところをぜひ目指しているわけなんですが、村長どうでしょうかね。 ◎村長(加藤光彦君) 上田議員も御理解いただいとることと思いますが、かなりの費用がかかって、今、飛島村の中でこのニーズがどれだけあるのかということを事前に調べたんですけれども、ほとんどないような状況であります。ですから多額の金を、今、このコンビニ交付のためにお金を支出するということは、ちょっと今の段階では考えられないなというふうに私は思っております。将来的にもっといろんなことが機能として増えてきて、コンビニを利用して住民の方の利便性が向上するというような内容に変わってきたときには、また考える必要があるのかなというふうに思っております。 ◆6番(上田光彦君) 質問の私の内容としては、ちょっと尻すぼみになったところはあるんですが、確かに現状で、住民票が要ると、いろんな証明書、印鑑証明とかいろいろあるんですけど、それが要るという、本当に時間がないようなときに、どういった形でそれを手に入れることができるかっていう、そういった方法っていうのは、実際に例えば、これ県外でもいいのかな…。愛知県内で、ほかの自治体のところに今ちょっといて、すぐに欲しいっていうときに、何かそういったサービス自体はあるんでしょうか。 ◎住民課長下里佐織君) 外出先で住民票が必要となった場合でございますが、広域交付と申しまして、役所の開庁時間であれば、どこの市町村でも住民票を取得することはできます。その際、マイナンバーカードについては必要ございません。ただし、住民票に本籍の記載がちょっとできないんですけれども、通常、本籍の省略された住民票であれば、どこの役所に行っていただいても住民票を取得することは可能でございます。 以上です。 ◆6番(上田光彦君) 先ほどの村長答弁もありましたけど、またちょっと尻すぼみになるんですが、これで例えば、こういった要望をして県内でもかなりの自治体やるようになると、そういった場合にはもちろん、再考していただくということはもちろんなんですが、やはりいろんなそれに付随したような、先ほど住民課長おっしゃったようないろんなサービスができて、特に急に欲したときに困らないとか、そういった状況である場合には、やっぱそれも無理に参加する姿勢はないかなとは思いますが、やはり住民サービスの一つとして、将来はそういう傾向になっていくだろうということを考えると、村としても考え方自体を先送りすることではなく、どこかのところには、常に考えといていただきたいなっていうのが、この質問の締めになりますけど、よろしくお願いします。 次に、先ほど二つ目の質問をさせていただいた雨水タンクのことでございますが、先ほども言いましたように、太陽光発電でも補助制度があると。これも何のための補助制度だということをまた考える上で、また雨水タンクも県内にも幾つかの補助制度があるということなんですけど、例えば、助成金出してるところの自治体の補助の一例みたいのがありましたら、お願いします。 ◎保健環境課長(河村泰君) ただいま上田議員の御質問にありました雨水タンクの他の自治体の事例ということなんですけども、一つお示しをさせていただきたいと思っております。ちなみに、みよし市さんの場合に、そちらのほうは自ら居住する住宅についてということで、貯水量が100リッター以上の雨水タンク、そしてそれに対する附帯設備、雨水タンクを設置する費用、こういったものに対して、費用の2分の1までで、上限2万円を補助するという形でなっておるということで聞いております。 以上でございます。 ◆6番(上田光彦君) これも先ほど村長答弁いただきました。補助制度の導入について、村も前向きに検討していくと。これ、前向きにということでいいか、村長。もう1回お願いします。 ◎村長(加藤光彦君) 雨水の有効活用という点からも有効だと思いますし、それからSDGsの推進という意味、そういった観点においても、いいことではないかなというふうに思っておりますし、できない理由も特にないんじゃないかなっていうのが、今の考えでございます。 ◆6番(上田光彦君) 事業っていうか制度を最初に要望するに当たって、村長おっしゃったように、雨水タンク設置自体に、今の環境に対する考え方もほぼ合致してまして、そこに村がいかに乗ってくれるかっていうのが一つの目標でも要望でもありましたんで、村としても前向きに考えていただけると、近い将来すぐに設置の形をいただいたというふうに私は認識いたしました。ぜひよろしくお願いします。 以上で質問を終わります。 ○議長(渡邉一弘君) 次に、井田晴己君を許します。     〔7番 井田晴己君 登壇〕 ◆7番(井田晴己君) 7番井田晴己です。 私は、住民の皆さんが安心して子育てができ、また、住民の皆さんが安心して生活するため、次の2点について質問をさせていただきます。 1点目は、子育て世帯への臨時特別給付金について質問させていただきます。 12月議会定例会初日に可決・決定されました、子育て世帯への臨時特別給付金については、国が新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、18歳以下の子育て世帯への臨時特別給付金10万円の支給を決定されました。支給に対しましては、所得の範囲や制限は児童手当に準じ、設定をされています。児童、生徒を養育している者の収入が960万円以上であれば、給付はされません。仮に、養育している者が900万円の収入で、妻が900万円の収入があれば、1,800万円でも給付はしていただける平等性を欠く制限であります。今月末には5万円の支給が始まり、残り5万円は来年3月にクーポンにて支給が検討されております。しかし、支給制限により18歳以下全員の世帯への支給はされません。そこで、飛島村の独自性で、制限を設定しないで18歳以下全員の方に支給をしていただけないか伺います。 また、来年支給予定である5万円のクーポンにつきましても、現金支給をしていただけないか、お伺いをします。 次に、2点目は新型コロナウイルスワクチン接種計画について質問させていただきます。 現在、新型コロナウイルス感染症につきましては、感染が抑えられていることであります。しかし、国はワクチンの効果が減少するため、3回目のワクチン接種を決定しました。ワクチン接種については、2回目の接種から原則8か月経過した者で、12月から医療従事者にワクチン接種が開始されました。村はワクチン接種に関し、広報やホームページで周知はされておられますが、どのように予約するのか、詳細等分かりにくいため、今後の接種計画をお聞かせいただきたい。 また、ワクチン接種については、集団接種か個別接種かを併せてお聞かせいただきたいと思います。 以上、この場での質問とさせていただきます。     〔村長 加藤光彦君 登壇〕 ◎村長(加藤光彦君) 井田議員御質問の子育て世帯への臨時特別給付金についてでございますが、国の臨時特別的な給付措置として、18歳以下の児童を養育している世帯に対し、児童手当制度と同等の所得制限を設け、子供1人当たり10万円相当の給付を行うことが決定されました。本村においても、今定例会の初日に給付に係る補正予算を議決いただきましたので、まずは中学生以下のお子さんのいる世帯には子供1人当たり5万円を27日に支給できるよう準備を進めているところでございます。収入制限を設定しないで支給をとの御意見でございますが、各方面から異論がある中、国が十分に検討し、決定された制度でありますので、国からの示された基準どおりに事務を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。 また、残りの5万円相当の支給につきましても、現金で、かつできる限り早期に支給できるよう対応させていただきます。 次に、今後のコロナワクチン接種計画はでございますが、新型コロナワクチン3回目の接種計画は、2回目接種を完了した18歳以上の方を対象に、すこやかセンターにおいて集団接種方式で行います。2回目接種完了から8か月以上経過した月に接種が可能となるよう、その前月に接種券と接種の日時を御案内します。なお、予約時の混雑や自ら予約が難しい方などの問題に対応するため、接種日時については、村が指定させていただきます。集団接種の開始は、お出かけいただきやすい土日を実施候補日とし、1月30日から開始し、対象者の人数によっては、月2から3回程度の実施を予定しております。 また、現在新株の流行が懸念されているため、8か月以上待たず前倒しでの接種についても検討しています。さらに、持病等の何らかの理由で集団接種が難しい方に対しては、医療機関でも接種ができる体制を調整中です。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆7番(井田晴己君) それではもう少し追加質問をさせていただきます。 12月補正予算で850人を予算計上されておりますが、対象者から除かれた人は何人おられますか。 ◎住民課長下里佐織君) 約70名でございます。 ◆7番(井田晴己君) 僅かといえば僅かなんですが、もう少し大きく見ていただきたいと思います。 次に、先ほどの回答で国からの基準で事務を進められているということでありますが、なぜ、村独自で給付ができないのか伺いたいと思います。 ◎住民課長下里佐織君) 村長答弁にもございましたとおり、国の臨時特別的な給付措置として決定された給付金の制度でございますので、国から示された基準どおり事務を進めていきたいと考えております。 以上です。 ◆7番(井田晴己君) いろいろあると思うんですが、独自で給付した場合、国からの何かペナルティーはあるでしょうか。 ◎住民課長下里佐織君) ペナルティーはございません。 ◆7番(井田晴己君) 国からペナルティーがなければ、村独自の給付も検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎村長(加藤光彦君) 国からペナルティーがあるからやらないとか、それから国からのペナルティーがないからやる、実施するとかそういったことではなくって、あるいは飛島村は裕福だからやるべきじゃないかというような、そんな単純な判断はしてなくって、やはりその制度の趣旨とか理念、そして、また、こういった制度に対して村としてどうあるべきかという、何が正しいかというところを判断基準にしておりますので、今回は960万という国が示した制限のところで線を引かせていただいて、それ以下のところに給付をさせていただくという考えをさせていただきました。 ◆7番(井田晴己君) よく分かりました。昨日の国会予算委員会で、12月に一括して10万円を支払った場合でも選択肢の一つとするという総理の答弁がありました。 また、原則クーポンで支給の5万円についても、現金給付をしてもその財源として補助金として国は支払うという答弁でもありました。ですので、本村としても、一括支給か現金で支給していただけるように検討をお願いするものですが、いかがでしょうか。 ◎村長(加藤光彦君) 方向性としては、もう現金でお支払いをするという考えでおります。昨日の国の発表で、今日、朝から我々も会議をして、ばたばたと、どうしたらできるだろうかということを、今いろいろ検討しておるところでございますので、最大限努力をさせていただくという回答とさせていただきます。 ◆7番(井田晴己君) 最後にですが、今後に先ほどの答弁の中の努力をするということでありますが、まだ議会開会中でありますので、まだ最終日もあります。補正等も考えていただいて、できれば一括給付をしていただきたいと思います。最後にですが、今後におきましても、村独自の子育て支援策の検討をお願いして、次の質問に移らさせていただきます。 3回目のワクチン接種について、すこやかセンターで集団接種方式で予定され、8か月を経過した月に接種できるように住民に通知するっていうことでありますが、そのことについて、住民への周知はしないのか伺いたいと思います。 また、2回目まで個別で医療機関においてワクチン接種をされた方への案内はどうするのか、お聞きしたいと思います。 ◎保健環境課長(河村泰君) まず1点目、8か月を経過した3回目接種可能者への個別通知を順次発送することについてということでございますが、広報の11月号に既に掲載させていただいておりまして、今後1月号にも関連のチラシを差し込みをさせていただく予定でございます。 また、村の公式ホームページでございますが、そこの中にあります新型コロナワクチンの特設ページ、そちらの中に「追加接種(3回目)について」と題して、掲載済みとなっております。今後に関しましても、敬老センターでの例会など、そういったところにも出向かせていただいて、3回目ワクチン接種についての詳細を説明させていただく予定でございます。 続いて、2点目でございますが、2回目接種を終えた方について、集団接種、個別接種のいずれにもかかわらず、基本的に3回目接種に関しましては、集団接種での御案内をさせていただく予定でございます。 以上でございます。 ◆7番(井田晴己君) 分かりやすい内容にしていただきたいと思います。それから、接種日時指定して案内するということでありますが、指定日時が都合の悪い方についてはどのようにするのか、お聞かせください。 ◎保健環境課長(河村泰君) 村指定の接種日時で御都合が悪いという方につきましては、大変お手数なんですけれども保健環境課に御連絡をいただきたいと思っております。その際、別の集団接種の日時を調整させていただいて御案内をさせていただくという予定でございます。 以上でございます。 ◆7番(井田晴己君) 国においてはオミクロン株の流行に備えて、自治体において接種体制が整えば、8か月を待たずにワクチン接種の実施ができるということでありますが、現在検討されていることについて、お聞きしたいと思います。 ◎保健環境課長(河村泰君) 国からは一旦、接種間隔の短縮に伴う条件が示されました。しかし、現在国のほうも、さらなる検討が図られているという模様というふうに私どもは把握をさせていただいております。そのため接種間隔を短縮する最終的な条件等が示されておらんという状況であります。本村についても明確な条件提示がない中でございますけれども、集団接種の対象者数の増加だとか、接種方法など、接種間隔を短縮できる方向に向けて、対応策を検討中でございます。 以上でございます。 ◆7番(井田晴己君) 分かりました。最後にですが、スムーズにワクチン接種をしていただき、できるだけ多くの住民の皆さんにワクチン接種をお願いし、平穏な暮らしができることを望み、質問を終わりたいと思います。 ○議長(渡邉一弘君) 次に、伊藤秀樹君を許します。     〔8番 伊藤秀樹君 登壇〕 ◆8番(伊藤秀樹君) 8番伊藤秀樹です。 私は「安心して、子育てが出来る村をめざして」をスローガンに議員活動をしております。 今回、学園の給食費の無料化を求めると題して質問します。 本村はコロナ禍の状況において、給食費の無料化を実施しました。これは国の交付金を活用したものと聞いております。私は、給食費の無料化に対して消極的でした。なぜなら人間の生活において、朝昼晩に食事をすることは当たり前のことであり、これを助成するには疑問を感じたからです。しかし、コロナ禍において、勤務状態が変化し残業も少なくなり、多くの家庭で以前より収入が減少しました。 また、バブル崩壊後、非正規雇用が増え、特に若い世代の給料が上がらず、共働きをしないと生活できない社会になってしまいました。お父さんの月々の給料は手取りで30万そこそこ。住宅や車のローンと維持費で半分がなくなり、生活費を払うとあんまり残らず、貯金ができない。子供の高校、大学の学費や塾などの生活費はお母さん任せ。減るのはお父さんのお小遣いばかりです。実に現実味があって笑えない話です。村長は給付型の奨学金制度を実施しました。これは幅広く教育の機会を与えることとの考えと察します。私は、少しでも子育ての家庭の手助けをすることで、結果として教育の機会を与えることになり、村長の考えと相通ずるところがあると思います。将来の飛島を担う子供たちのために、給食の無料化を実施いただきたくお願いいたします。 この場の質問はこれまでとします。     〔村長 加藤光彦君 登壇〕 ◎村長(加藤光彦君) 伊藤秀樹議員御質問の学園の給食費無料化でございますが、新型コロナウイルス感染症は、令和2年3月から5月までの全国一斉の学校臨時休業から現在まで、本村の学園生活にも大きな影響を与えてきました。給食費の無償化については、この間の家庭における負担軽減を目的として、昨年度から今年度まで実施してまいりました。 また、学園給食については食育の観点からも重要事業と捉え、地元産食材の確保と減農薬野菜を使用した安全な給食の提供を進めているところでございます。現在もコロナ禍にありますので、感染状況を見ながら柔軟性を持って支援を行っていくことを考えていますが、併せて、御質問の恒久的な給食費の無償化については、ほかの議員からも要望を伺っておりますので、給食事業の重要性からも課題等を整理し、前向きに検討していきたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆8番(伊藤秀樹君) 再質問させていただきます。 国の交付制度を利用しての給付だというふうに聞いておりますけども、どのような交付金の制度か、お聞かせ願います。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 国の交付金の制度でございますが、こちらのほうは私ども教育の部署にとりましては、給食費とか、そういういろいろ、例えば村外学生交付金とか、そういうものに充当ができるというふうに伺っております。 ◆8番(伊藤秀樹君) これってコロナの交付金か。コロナに限って使える給付金か。 ちょっと立って説明して。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 今までの給食の無償化の事業でございますが、こちらのほうは令和2年度と今年度実施しておりますけども、そういう財源としましてはコロナの臨時特例給付金、こちらのほうで財源とさせていただいております。 ◆8番(伊藤秀樹君) ちょっと確認なんだけども、これはほかのものにもいろいろ使えるんだけども、本村はこの給食費に限って使うということか。限ってっていうとあれかもしれんけど、給食費に充てるという理解でいいんですか。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) いろいろそういう特例交付金にはメニューがほかにもあるかと思いますが、今回はこの給食費について財源のほうを充当していただいております。 ◆8番(伊藤秀樹君) 村長の考えか、ちょっと誰の考えか、よう分からんけども、要するに国の制度を使って何とか村民に役に立つようなことを考えて、給食を無償化を考えてやりましたよということですね。それで、本村での実施状況をちょっとお伺いしたいんですけども。実はこの質問するに当たって、うちの女房に給食費ってどうなってんのって話をしたら、「今月の口座振替は10日金曜日です。合計7,894円です。よろしくお願いいたします。内訳、給食費3,800円、学年費1,000円、就学積立金3,000円、振込手数料10円。」というふうに書いてあったんですね。ということは、補填されてたんだけども、ずーっとやれてたわけじゃないっていうことですよね。で、どういうときにあれが使われてたか、ちょっと教えていただけますか。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 今まで行ってきました給食費の無償化につきましては、昨年から新型コロナの感染状況が厳しいとき、そのときに学校の休業もございました。その中で、そういう保護者の方に、家庭に負担が及んだということで、この給食費の無償化を前年度から始めさせていただいております。 ◆8番(伊藤秀樹君) ということは、コロナで状況が悪いときに限ってこれを使ってるよということですよね。ということは今状況よくなってるから、今やってないよっていう。だから今その12月の10日には、徴収があるというふうに理解していいですね。 これ今ちょっと、給食費の徴収状況ってのはちょっとお伺いしたいんですけれども。実を言うといろんな話があって、給食費何で払わないかんのだっていう父兄がちょこちょこおると。飛島はどうか知らんですけども、飛島の父兄にはないと思うんですが、そういうのがあって、なかなか学校の先生が給食費を徴収するのに非常に困ってみえると。ノイローゼになったかどうか知らんけども、近隣の学校においても何とか障害ってのを起こして、学校休んでる先生も何人かいるとかいう話を聞いております。そういうことにおいて、給食費の徴収もやっぱり先生のストレスになると。働き方改革っていう考えからね、以前、久野村長に学校に弁護士置いたらどうだと、先生の負担を軽くするためには必要じゃないかと話をしたことがあるんですが、学校に相そぐわないってことで採用されなかったんですが、やっぱりそういうことを踏まえて、今、学校の先生の負担を減らすためにも、やはりこういうことの負担を少なくすることも必要だと思います。ということで、今の状況はどうですかとお伺いしますけども。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 現在の給食費のほうの支払い状況ですけども、そちらのほうは滞納はございません。たまにはそういう口座が落ちない方もみえるかと思いますけども、現在のところはそういう状況でございます。 ◆8番(伊藤秀樹君) ということは、たまたま残高不足で落ちん人はたまにおるかもしれんけども、意図的に払ってない人いないよと。良心的な父兄ばっかだというふうに理解していいですね。分かりました。 それから、全国や県内で、給食無償化の実施の状況は分かれば教えていただきたいんですけども。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 現在のところの全国的な給食費の無償化については、5%ほどの自治体で進んでおります。県内では豊根村が小中学生を対象に無償化を実施していることを確認しております。 ◆8番(伊藤秀樹君) ていうことは全くやってない、やられてない制度ではないよと。だから飛島がやったとしても、別に近隣から変なことやり始めたなというふうに言われることはないなというふうに理解していいと思うんですけども。聞いてみると、小さい自治体が多いというふうに聞いてますけども、どうですか。そんなもんですか。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 私ども国のそういう統計の資料を確認しました。その中に確かに議員おっしゃるとおり、全国的に小規模な自治体、愛知県内においても豊根村とかそういう自治体が多いと思ってます。 ◆8番(伊藤秀樹君) 本村が無償化する場合、1人幾らぐらいの費用がかかるか、年間どのくらいの費用がかかるか教えていただけないでしょうか。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 1人当たりの費用ですが、生徒1人当たり年間ですけども、前期課程で4万円ほど、後期課程で5万円ほどの費用が必要となります。年間にしますと2,000万円ほどの費用が必要となります。 ◆8番(伊藤秀樹君) 先ほどやったもので給食費は3,800円とある、3,800円の12倍というと--12倍もないか。夏休みないもんね、給食。だから10倍、38,000円のプラスアルファぐらいっていうとこで年間4万円。これ5年生ですから。ほんで中学校行くともうちょっと高くなるから5万円ぐらいという解釈。分かりました。年間2,000万円っていう金額が高いか安いかっていう話をすると、これを村長さんが、さっきの奨学金制度じゃないけども、そういうことにもいろいろやっていくっていう中で考えていくと、やっぱり私がさっき言ったみたいに、子育て世帯って何かとお金かかります、正直言って。おじいちゃんおばあちゃんに頼れるとこは、よっぽどいいですけども、本当に新家なんかでやってるところなんかですと、自分たちでやろうと思うと大変だと思います。そういうことを思うとやっぱり、村からそれなりの給付をしてやる、手助けをしてやるってことは大事だと思います。 村長ちょっとこれ、先ほど前向きに検討するみたいな言い方されてましたけども、先ほどの話の中でコロナが出てこないと、どうもやらないみたいな制度、今この状況でいくと、何かずーっと無償化ができないような気がするんですけども。何かその無償化するタイミングをどれぐらいのところで考えてみえるかお聞かせ願えないでしょうか。 ◎村長(加藤光彦君) これまでもいろんな機会にコロナが終息したら、学校の給食を無償化していきたいということはお話をさせていただいておったと思います。それで、いつ頃目指すかという話でありますけれども、そう問われれば令和5年の4月というふうに私の中では思っております。それと同時に、先ほども壇上の答弁でも言いましたけれども、やっぱり私は子供たちによりよい給食を与えたいと、食べてほしいという気持ちがありますので、そういったよりよい給食を提供しようと思うと、また若干給食の費用がかかるもんですから、その辺も含めて、村のほうで予算の手当てをしていきたいなということを思っております。 以上です。 ◆8番(伊藤秀樹君) 今村長がよりよい食事をということで、言われたんですけども、村内の食材を使うっていうふうに実は一般質問したのは私なんですけども、そういうことも踏まえて、今いろいろやっていただいております。今村長、5年と言われましたけども、状況を見てもう少し早くやるっていうことはお考えでしょうか。 ◎村長(加藤光彦君) 一番早くてもやっぱり令和5年の4月だなというふうに私は思っております。それで食材もなるべく地元産の食材を使って、なおかつ今学期に1回、減農薬野菜を使用した給食を提供しておりますし、今後もなるべく無添加の食材を使っていきたいなという考えを持っております。時期に関しては、やはりちょっと来年の4月というわけにいきませんので、年度の途中でやるわけにいかないと思いますんで。というと令和5年の4月というところになろうかと思います。 ◆8番(伊藤秀樹君) 年度の途中ではできないみたいなこと言われたけども、その辺も踏まえてできる範囲でやっていただくということでお願いして、この質問終わります。 ○議長(渡邉一弘君) 次に、中山恵美賀君を許します。     〔1番 中山恵美賀君 登壇〕 ◆1番(中山恵美賀君) 1番中山恵美賀です。 私から2点質問させていただきます。 一つ目としまして、飛島学園の子供たちの心身の健康についてお伺いします。 新型コロナウイルスは、2019年中国で初めて報告され、今なお世界的な流行を見せています。日本では、9月をピークに減少していますが、WHOは新型コロナウイルスのオミクロン株が世界中で広がっている別の変異株、デルタ株に置き換わる可能性が高いと見解を示しました。感染防止の手等の消毒、マスクの着用、3密は避けるという生活は現在も続いています。この長引くコロナ禍の中で、飛島学園の子供たちの心のケアはどうされているのでしょうか。 また、心身の健康の役目の一端を担うという部活動が地域運動部活動推進事業によりますと、2023年度より休日部活動と位置づけられますが、これはどう取り組まれていかれますか。 二つ目ですが、持続可能な暮らしについてです。 世界中の様々な国で環境問題、気候変動、貧困、紛争、人権問題、新型コロナウイルスなどの感染症、多くの課題に直面しています。このままでは、安定してこの世界で暮らしていけるということは困難になっていくのではないか、そう心配されるようになってきました。SDGs、持続可能な開発目標。持続可能な、とは、人間の活動が自然環境に悪影響を与えず、その活動を維持できるということを意味します。この環境問題のうち、ごみの問題は、本村がSDGsを取り組む中での17目標のうち、11の「住み続けられるまちづくりを」、12の「つくる責任 つかう責任」、14の「海の豊かさを守ろう」、15の「陸の豊かさも守ろう」に関わってきます。ごみ問題の、特にプラスチックのごみは環境に多大な影響を与えますが、このプラスチックのごみについてどう捉えてみえますか。 また、プラスチック法案が2022年4月から施行が予定されています。ライフサイクル全般でプラ資源循環促進を目指すというものです。海洋プラスチックごみ問題、気象変動問題、諸外国の廃棄物規制強化などへの対応を契機として、国内におけるプラスチック資源循環を一層促進する需要が高まっています。そこで政府は、プラスチック使用製品の設計から廃棄処理に至るまでのライフサイクル全般で、あらゆる主体における包括的なプラスチック資源循環の取組を促進する措置を講ずるとあります。この中で、市町村の分別収集、再商品化とありますが、これはどのような仕組みになるのでしょうか。 ここでの質問は以上とさせていただきます。     〔教育長 田宮知行君 登壇〕 ◎教育長(田宮知行君) 中山議員御質問のコロナ禍における子供たちの心のケアについてでございますが、昨年度はコロナの影響で、子供たちは先生や友達と接する機会が減り、つらい日々を送りました。 今年度は、担任を中心に全教職員が子供たちの言動をしっかり見守り、一人一人に寄り添う指導を心がけました。毎日の学校生活の中で、先生方が精神的な支えとなり、お互いの強固な信頼関係を築いていくことが重要だと考えています。個々の悩みに関してはスクールカウンセラーとの相談活動も進めております。前年度できなかった活動も現在の感染状況に合わせながら、工夫を凝らして実施しています。子供たちは毎日の授業や行事の積み重ねを大事にして頑張っています。子供たちと一緒にできることを考えることで、厳しい状況を受け入れ、前に進もうとする意欲に結びつけることができています。その事例を紹介したいと思います。 どの学年も人、物、事との関わりを増やせるように、外へ出る機会や出前授業を多く持ちました。さらに、文化祭の合唱コンクールや音楽発表会については、短い練習時間でも達成感、充実感を味わえる内容を考えました。そのほか集会活動等の1年生から4年生までのなかよし会では、SDGsを絡めながら一緒に考え、遊べるクイズを計画し、その中で初等部のリーダーとして4年生が活躍し、そういう意識を持つことができました。このように、子供たちの思いや気持ちを学校生活の様々な場面で表出させ、活動させることは、充足感や自信につながります。子供たちのよさを引き出す指導ができたわけです。コロナ禍にあっても、学園の中では子供たちが中心となる学習活動を展開させ、伸び伸びとした毎日を送らせたいと、そんなふうに強く思っております。 次に、地域部活動の位置づけとその取組についてでございますが、地域部活動とは、国が、生徒にとって望ましい持続可能な部活動と学校の働き方改革との両立の実現という目標を掲げ、2023年度以降、休日の部活動の段階的な地域移行を目指すというものであります。この事業を推進していくためには、一つ目として地域における受皿の整備、二つ目として指導者の確保、三つ目としまして大会の在り方や参加方法、四つ目として費用負担の在り方などの運用について、様々な問題を精査・検討し、その対応を考えていく必要があります。これまで教育委員会としては、国や県の指針を基にしながら部活動のガイドラインを作成し、活動日や活動時間の設定、大会への参加方法など、学園とともによりよい部活動の取組方について見直しを図ってきました。今後、学園は地域部活動を視野に入れながら、現在の状況を大事にして、平日の指導に当たっていきたいと思います。 また、休日の活動においては、中学校体育連盟や各競技種目の連盟・協会が主催する大会の開催方法に合わせながら、参加していくことになります。教育委員会としても各スポーツ団体と連携し、国の動向を見極めながら、地域部活動への移行に向けて協議を重ねていきたいと考えています。 以上、答弁とさせていただきます。     〔村長 加藤光彦君 登壇〕 ◎村長(加藤光彦君) 中山議員御質問の持続可能な暮らしについてでございますが、本村におけるプラスチックごみに関しましては、第2次環境基本計画において「清潔な村をつくる」の評価指標として、資源化率とプラスチックごみの排出量削減を掲げております。このことから、プラスチックごみに関する知識の習得と資源化率の向上、そして役場からプラスチックごみの排出を減らすことが必要と考えております。 プラスチックごみに関する知識の習得については、本年9月に係長以上の職員を対象に「水環境に及ぶ危機:プラスチック問題を考える」と題し、名城大学谷口教授を講師に招き、研修会を開催しました。その中で、プラスチックの自然界への影響、県内のマイクロプラスチック汚染の現状や人体への影響などを御教示いただきました。資源化率や役場からの排出量削減などについても、研修で学んだことを次年度業務に生かしつつ、今後もプラスチック問題について真摯に取り組んでいきます。 続いて、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律についてですが、市町村のプラスチックごみ回収における分別基準に影響があり、詳細は国が政省令を検討中であります。このことからも、今後の国の動向を把握した上で、海部地区環境事務組合及び関係市町村と連携をして進めていきたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆1番(中山恵美賀君) 飛島学園の子供たちの心のケアについて、私から少し質問させていただきます。 心のケアについては、子供たちが自ら工夫し、主体的に動ける取組や行事を通して達成感、充実感を味わえる活動が子供たちにとってプラスに働き、前向きの気持ちが育っているという答弁でありました。このことはとても喜ばしいことですが、子供たちの身体的な成長、体力的な面はどうなっているのかお尋ねします。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 御質問の子供たちの身体的な成長、体力的な面につきましては、今のところ大きな問題はございません。体力テストの結果もコロナ禍前後と比較しても大差ありませんでした。今後も感染症対策を継続しながら、今までやってきた行事の継続と子供たちにとってよりよい新たな取組も検討していきたいと考えております。 ◆1番(中山恵美賀君) 学園での生徒の心の悩みなどについて、現在どのように把握し、対応しているのかお尋ねします。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 心の問題についてでございますが、こちらのほうはプリントによります学校生活アンケートや、タブレットを活用して学級集団の状態を調べるQUアンケートを実施しています。 また、こちらもタブレットのソフトにあります「心の天気」で毎朝生徒の心の状態を把握しております。 また、日々学園全体で普段の子供たちの言動を丁寧に見守り、子供たちの気持ちを大事にしながら指導しているところでございます。 ◆1番(中山恵美賀君) スクールカウンセラーの相談活動が進められているとありましたが、子供の置かれている環境に働きかけ、問題の解決を図るというスクールソーシャルワーカーというのがございます。こちらのほうも、子供の心のケアにこのスクールソーシャルワーカーの導入を要望しまして、次の地域部活動のほうの質問にさせていただきます。 地域部活動については、課題が山積みしており、学校や教育活動が相談・調整しながら、様々な方策を考えていかなければならないということですが、今後、まず着手していくという事柄はどのようなことでしょうか。 ◎教育部長教育課長奥村義明君) 地域部活動につきましては、やるべきことはたくさんありますが、まず取りかからなければならないことは地域の受皿の整備です。地域部活動の運営主体となる基盤づくりをしっかりやっていただくことと考えています。関係機関がそれぞれ意見を出し合い、議論し、調整していくことが肝要かと思っております。 ◆1番(中山恵美賀君) 子供にとって望ましい持続可能な部活動と学校の働き方改革の両立を実現するためには地域のサポートが必要です。今後、指導者不足も考えられますが、最善を論議、お願いしまして、次に質問を移らせていただきます。 プラスチックごみについてのことですが、プラスチックごみの問題に対して、村長答弁の中で研修で学んだことを次年度事業に生かしてとありましたが、対応を進めるに当たり具体的なものがありましたらお願いいたします。 ◎保健環境課長(河村泰君) 本年9月に研修を受けさせていただきまして、プラスチック問題につきまして、村職員としましても身近な問題と捉えております。来年度当初から、庁内で開催させていただきます会議などで提供するお茶について、ペットボトルの削減ということで打ち出させていただきまして、紙などのリサイクル可能な代替素材でのお茶の提供に変える予定でございます。 また、住民の皆様に対しても、来年度からエコプラザにおけるペットボトルの分別方法を変更をさせていただきまして、ペットボトル本体とキャップについては、リサイクル資源としてエコプラザで搬入いただきまして回収、そしてラベルなどの本体、キャップ以外のものに関しましては通常のプラスチックごみとして、ごみの集積所に搬出していただくことを検討しております。 以上でございます。 ◆1番(中山恵美賀君) ほかの自治体ではプラスチック問題に対して住民の理解度を上げるため、イベントを開催しているところがありますが、飛島村でもそのような周知イベントを開催する考えはありますでしょうか。 ◎保健環境課長(河村泰君) 周知の関係で、イベントへのブースでの参加だとか、あとは講演会等周知活動に関しましては様々な形があるかと思いますけれども、その方法に関しては検討させていただきまして、今後に進めさせていただきたいと思っています。 以上でございます。 ◆1番(中山恵美賀君) 飛島村もプラスチック問題に積極的に取り組む姿勢を示したり、分別方法について住民の理解を促す必要があります。例えば、とびしマングッズのクリアファイルをプラスチックの仕様から別のものに変更したり、SDGsを学んでいる飛島学園の生徒とのコラボなど、いろいろな対策、対応を推進していっていただきたいです。 また、参考ですが、ほかの自治体、これは豊田なんですけれども、エコフェスタというものが開催されました。この中で、「海の生き物を救い出せ」というブースの中で、魚釣りゲームをしながら子供たちに環境を教えていくというものです。あとまた、こちら映画なんですけれども、SDGsの問題「ゼロ・ウェイストPLUS~持続可能な暮らし~」というものですが、こちらのほうも9月に名古屋を皮切りに全国で劇場公開されたドキュメンタリー映画です。こちらのほうもごみを出さないゼロ・ウェイストの最前線を撮ったドキュメンタリー映画で、まず知っていただくというところから始めるのが大切かと思います。いろいろこのようなものを活用して、住民の方たちにもまず知っていただくというところから始めていただきたいと要望いたします。 私の質問は、以上とさせていただきます。 ○議長(渡邉一弘君) お諮りします。 暫時休憩をとりたいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邉一弘君) 異議なしと認めます。したがって、暫時休憩をとることに決定しました。 暫時休憩をします。3時20分から再開します。     休憩 午後3時04分     再開 午後3時20分 ○議長(渡邉一弘君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 次に、橋本渉君を許します。     〔10番 橋本 渉君 登壇〕 ◆10番(橋本渉君) 10番橋本渉です。 私は、飛島村村会議員共産党の立場から、住民の利益を擁護し、利益追求のために村長並びに担当部課長に御質問をいたします。 1点目には、介護保険制度についてであります。介護保険制度は保険料軽減のために、一般財源からの繰入れは駄目だというふうに言われています。しかし、介護保険法の中を見てみますと、一般財源からの繰入れを禁じる規定や制裁措置は一切ありません。どうしてそのようなことが言われるのか、お聞きしたいと思います。 基金についてでありますが、基金は介護保険制度そのものは3年ごとに計画を見直すというふうになっておりまして、3年間の余剰金を管理するためのものであり、最終年度には残高を次期計画に組み入れて、基本的な考え方としてつくり上げていくのが介護保険会計の在り方であり、基金をいつまでも持っているというのはおかしいのではないか。3年ごとに基金の繰入れを行うことによって、また、会計の見直しをすべきだと考えます。現状の財政状況から見ると、基金が5,000万ほどあると思いますが、十分これだけの基金があれば値下げすることも可能であります。ぜひ、値下げしていただきたいと思います。 二つ目には、ピラミッド公園の活用であります。ピラミッド公園は、総合型公園として当初、木製の遊具やバーベキュー施設などが設置されておりました。大変、子供や大人も遊びやすい公園になっていたわけでありますが、今ではピラミッドだけが残る公園になっています。子供を連れて行っても遊ぶことはあまりできません。隣には大きなグラウンドもあります。今後、どのような活用計画を持っているのか、お聞きしたいと思います。 以上、2点について御質問します。     〔村長 加藤光彦君 登壇〕 ◎村長(加藤光彦君) 橋本議員御質問の介護保険制度についてでございますが、本村の介護保険事業は、法の理念や趣旨、原則等に基づき実施しております。一般財源からの繰入れについては、議員御指摘のとおり、これを禁じる規定や制裁措置はないものの、国は介護保険料を減免の3原則において、公平性の確保の観点などから適当ではないとしています。従いまして、本村としても、一般財源からの繰入れは公平性を保つ観点からも適当ではないと考えております。 次に、基金についてですが、基本的な考え方は承知しておりますが、急激な給付費の増額などに対応できる最低限必要な額を確保した上で、残額が発生する場合は、歳入に繰り入れます。それに関連し、保険料の値下げについてですが、現段階でも介護給付費は伸びてきており、第8期介護保険事業計画の1年目の段階で、第9期の保険料の増減や具体的な基金の額等について言及することはできません。今後も増大する介護需要に応えつつ、安定的な運営を考慮した介護保険事業の展開に努めてまいります。 次に、ピラミッド公園の活用についてでございますが、御指摘のとおりピラミッド公園(服岡緑地)につきましては、老朽化に伴い、噴水や木製遊具を撤去しましたので、現在はピラミッドだけの公園となっております。ピラミッド公園は古台ソフトボール場や多目的広場と一体的に整備されており、近年利用者が減っているのが現状です。今後の活用につきましては、ピラミッド公園、古台ソフトボール場等をより有益な施設となるよう、第5次総合計画に盛り込んでいき検討してまいります。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆10番(橋本渉君) 10番橋本渉です。 それではもう少し細かく聞いておきたいんですが、まず介護保険の関係で、一般財源からの繰入れをするということは、適当ではないというふうに言われるわけでありますが、介護保険法の124条の2では、一般会計から減免した金額に対する補填を介護保険特別会計に繰り入れなければならないっていうふうに述べておるんですよ。法律で述べとるんですよね。減免した部分については入れなくてはならない。しかし、今まで村の答弁では一般会計から繰入れはしない、できないということを言ってきとるわけですが、今回の説明では、3原則だったかね、国は介護保険料減免の3原則において、できないっていうこと言っとるわけですけど、これ法律的に見ると、やりなさい、入れなさいというふうに言っとると思うんですが、まずこの3原則についてちょっと説明をお願いします。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) 保険料減免の3原則についてでございますが、一つ目は、個別申請による判定をすることとなってございます。一律に減免措置をすることは不公平であるといったことが記載がございます。介護保険制度においては保険料を所得に応じて、原則多段階、本村の場合におきましては、標準9段階のところ、12段階に設定させていただいております。この設定することなどにより、所得の低い方への必要な配慮を行っているといったところがございます。こうした方法以外で、さらに一定の収入以下の者について、収入のみに着目しまして、一律に減免措置を講じることは、正確な負担能力を具体的に判断しないまま減免を行うことになりますので、不公平であるといった観点がございます。こちらが一律減免措置の不公平感を正すといったことでございます。 二つ目には、減額のみで全額の免除を行わないこととなってございます。こちら介護保険は40歳以上の国民、皆が助け合う制度でありますので、64歳以下の現役世代が全て保険料を支払っている中で、一部とはいえ高齢者が保険料を全く支払わないことになるということは、この助け合いの精神を否定することになるといったことがございます。ですので、全額減免は行わないということが原則でございます。 三つ目に、保険料の財源でございますが、保険料の減免に対する一般財源の繰入れを行わないこと。こちらにつきましては、介護保険の費用は、高齢者の保険料が原則23%、市町村の一般財源が12.5%というように、それぞれ負担割合は決められてございます。このうち、高齢者の保険料は高齢者の方にも助け合いに加わっていただくために支払っていただいているものであり、それを減免し、その分を定められた負担割合を超えて他に転嫁することは助け合いの精神を否定することになります。従いまして、低所得者の方へ特に配慮する場合におきましても、高齢者の保険料で負担すべきものと定められた枠の中で、被保険者の負担能力に応じた保険料額とすることにより、対応すべきものであるとされております。こちらが3原則になります。 以上でございます。 ◆10番(橋本渉君) これは国の文章といっても法律ではないわけだもね、これ。通達か何かで来とるんかね。資料か何かで来てるんかね。しかし、介護保険法の中では、はっきりと124条の2では、一般会計から繰り入れなければならないというふうに述べとるわけなんですけど、この違いは何が…。まず介護保険法の繰り入れなければならないと述べとることについて、課長はどういうふうに理解してますか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) こちらは平成27年4月1日から施行されております、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律がございます。こちらの一部改正に伴いまして、低所得の第1号被保険者の保険料軽減強化といったものがございました。こちらの法に従いまして、この26年以降、条文化されたものでございまして、本村におきましてもこのタイミングで予算措置のほうをさせていただいてるというふうに認識してございます。 以上でございます。 ◆10番(橋本渉君) 私は法律の解釈を聞いたんだけど、今法律の解釈を述べたか。それとも3原則の解釈だったですか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) 先ほど橋本議員のおっしゃった124条の第2項になりますが、こちらの市町村の特別会計の繰入れ等の中には負担割合が決められてございます。政令で、まずこの条文を読ませていただきますと「市町村は、政令で定めるところにより、一般会計から、所得の少ない者について条例の定めるところにより行う保険料の減額賦課に基づき第1号被保険者に係る保険料につき減額した額の総額を基礎として政令で定めるところにより算定した額を介護保険に関する特別会計に繰り入れなければならない。」となってございます。 この後、国の負担、また都道府県の負担が記載がございます。ですからこの条文自体が低所得者に関する軽減賦課のものを定めた額になっておりまして、先ほど説明したのは、この条文自体が平成27年からの法律に基づき設置されたというふうに認識しているというものでございます。 以上です。 ◆10番(橋本渉君) 法律で述べとるのは、低所得者の方々の軽減措置をした場合、一般会計から繰り入れなさいと、そういうふうに理解していいんですか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) そのように認識しております。 ◆10番(橋本渉君) それで3原則というのは、軽減措置をするに当たってのそれなりのやり方だとか、減額のみはいかん、全額免除はいかんよ、とかいろいろ言ってるわけなんですけど、こういう中でもいろいろな…。保険料軽減のための一般財源の繰入れをやめなさいということも言っとんだよね、これ、3原則。そういうふうに理解していいですね。うん。 それで、そういう状況がある中でもいろんな自治体によっては、介護保険の低所得者減免制度というのはつくってるとこが幾つかあるんですよね。これを見てますと、まず、飛島村は入ってないんですけど、つくってるとこの中に。まず飛島村はどうなってるのかお聞きしたいです。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) 橋本議員おっしゃってるのが、収入減少を理由にした保険料減免制度のことについてでよろしかったでしょうか。(発言する者あり)介護保険料の低所得者減免実施市町村一覧のこちらの記載でよろしかったでしょうか。はい。こちらにつきましては、本村も実施してございまして、介護保険の条例の中で減免のほうを規定させていただいてございます。 ◆10番(橋本渉君) これ具体的な内容を書いてあるんだけど、飛島村はどういう内容になってるのか教えていただきたい。
    福祉課長(伊藤澄雄君) 収入減少の場合ですが、第1号被保険者の属する世帯の生計を主として維持する者の該当年における総所得金額の見込額が前年中の総所得金額の2分の1以下に減少すると認められる者といったことで、前年と比べまして収入が大幅に減少した方への減免措置といったことになってございます。 以上でございます。 ◆10番(橋本渉君) それは前年度の収入が今年度は激変したと、減ったということで、ほかの自治体でも500万円あった収入が半分になったときには3割から10割の軽減しますよ、5割の軽減しますと言ってやっとるんですけど、これは飛島村もやってるということなんですね。 もう一つちょっとお聞きしたいのは、低所得者向けの減免制度というのもやってる自治体があるんですけど、これについては、飛島村はやってるんですか、やってないんですか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) こちらは国の制度に従いといいますか、政令で定められたことにより本村でも条例に定め、同様に低所得者への軽減措置は行っております。 ◆10番(橋本渉君) 同様にと言われるけど、各自治体まちまちなんですよね。例えば蟹江町では、第1段階って書いてあるんですけど、資産とか扶養等の要件ありで、2019年には受けた人が、件数が575人もあるということなんですね。第1段階言ったら一番所得の低い人で、生活保護の関係者も含まれるんじゃないかと思うんですけど、生活保護に匹敵する人たちは、みんなこの減免制度を受けれるよというふうに蟹江町はなってるんじゃないかと思うんですけど。そういうことも飛島村はやってるということですか、どういうふうな内容でやってるということですか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) 本村におきましては、先ほど少し申し上げましたが12段階に分けさせてやらせていただいております。そのうちの第1段階から第3段階につきまして、こちらの軽減賦課のほうをさせていただいておりまして、第1段階におきましては、保険料率が0.5のところを0.3に、また第2段階におきましては0.75のところを0.5に、第3段階におきましては0.75のところを0.7にといった形で、第1段階から第3段階につきまして、軽減賦課のほうをさせていただいております。 ◆10番(橋本渉君) 軽減はコロナ対策で国が一斉にやってきた内容じゃないですか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) そちらのコロナ減免とは別の減免になります。コロナ減免につきましては別に、前年からコロナによって収入が減少した方に関しましては、コロナ減免といった形でそれぞれ状況を見させていただいて、減免のほうをさせていただいております。 以上でございます。 ◆10番(橋本渉君) ちょっと、もうちょっと大きな声でしゃべってください。ちょっと聞きにくい。ごめんね。こっちの耳が悪いのかも分からんけど。 それで、ちょっと何か理解できないんですけど、各自治体はもうまちまちのやり方やってるわけなんですね。で、今の説明だと、そのやり方は飛島だけがやっとるというふうに理解していいんでしょうか。例えば、阿久比町なんかは第1から第3の生活困難者に対して収入要件あるになってるんだけど、そういう減免制度をつくっとったり、いろいろ違うんだよね。岡崎なんかだと、第1第2ってなっとるんですけど、ある程度の収入を基準にしてますし、いろいろ違うもんで一律的ではないんですよ。ただ飛島は飛島独自のやり方の減免制度なのかどうかを確認したい。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) こちらが段階が、他市町村まで全て把握してございませんので、どの段階までやるかというところは段階によってちょっと分かりませんが、本村におきましては第1から第3段階までを低所得者への配慮といった形での軽減措置をさせていただいていますので、それぞれ段階が9段階のところは違いますし、その段階が。そういったふうに認識しているものでございます。 ◆10番(橋本渉君) なかなか理解しにくいんですけど、ちょっと分かる文章というか資料を出していただくということでいいですか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) 少し分かりにくくて申し訳ございません。本村におきましてはこちらの介護保険事業計画の中で記載はされてございます。その中に本質のことといいますか、必要なことは書いてございますので、またちょっと論点が違いましたら御指示いただけたらと思います。 ◆10番(橋本渉君) 介護保険の税率の率はそういう一覧表で分かるんですけど、減免制度としてこういうことをやられてるということがちょっと分かりづらいもんですから、今その本読めば分かるということで理解してよろしいんでしょうかね。それで、ちょっと時間がないので。今、低所得者層に対する減免制度をやってるということを言われるわけなんですね。それはそれで結構なことなんですが、先ほどの法律に戻っていただいて、124条の2では、所得の少ない人の減免を行った場合、一般財源からの繰入れをしなさいということかな。繰り入れなければならないというふうになっとって、これは低所得者層の減免に当たるという言い方、あなたされたんですけど、飛島村もそういう点では、低所得者層の減免のために減った金額については、一般財源から入れてもいいということになると思うんですが、その辺の解釈はどうですか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) こちらにつきましては条例で定めてございますので、そういった形で、その124条の2につきましては、国の負担、県の負担と決められてございますので、本村も同様に負担するものでございます。国が2分の1、県が4分の1、本村が4分の1といった形での措置をさせていただいてるというふうでございます。 ◆10番(橋本渉君) ということは一般財源から、飛島村は4分の1の繰入れを行っているというふうに理解していいわけですね。一般財源から軽減のために予算を出しとるということで理解していいわけですね。 何か聞くといろんな減免やっても、国から100%下りてくるとかいろいろあるんですけど、これについては国もくれる、県もくれるが、飛島村も4分の1は一般財源から繰り入れているというふうに言っていいわけですね。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) はい、そのように認識してございます。 ◆10番(橋本渉君) それで国民健康保険は一般財源からいろいろお金を繰り入れて、保険料の軽減のために使っとるんですね。だけど介護保険は一切入れてないという状況で、もうみんな保険料のほうで負担してもらうということになってて、飛島村は愛知県下でも2番目に高い保険料になってますね。月6,300円ぐらいだったか、そのぐらい。6,000円以上出しとるわけなんです。だから私は、一般財源からも繰入れをすることによって、保険料をもっと安くすべきだというふうに考えておるわけですが、今まで一貫して一般財源からの繰入れはできないというふうに言われてきたわけですけど、軽減措置についてはやっているというふうに認識していいわけですね。それで……。時間がない、困ったな。基金の問題はもう少し論議したいんですけど。30分ぐらいといっても、これやり始めると、もっと基金だけでも30分近く必要になってくるかも分かりませんので、今回は一般会計の繰入れだけの問題で論議として、また次回か次々回か、基金の問題もやりたいと思います。 介護保険の基金というのは一般財源の基金とは違って、余ったからその基金に入れる、貯める、貯金するということではないんだよね、介護保険は。もともと介護保険は使うお金をまず計算して、それに必要な保険料をいただくということをやるわけだもんですから、3年間の計画の中で最後にはぴたっと一致するというのが本来の計画なんですよね。だけどなかなか、ぴたっと一致するっていう状況をつくれんもんですから、初めに少し保険料を高くして進めとるということを、なってるわけですので、その辺の基金のことについてはまた、次回か次々回にやらせていただきたいと思います。介護保険のことがそういうことで、まず一般財源からの繰入れをできるような方向をつくっていただきたいと思います。 あと、二つ目にはピラミッド公園であります。ピラミッド公園の最初の頃は、本当に木製の遊具もあって、バーベキュー施設もあって、遊びに行っても噴水だとかいろいろあって楽しかったんですが、今後どうしていくかという問題なんですが、グラウンドについて、隣にあるグラウンドの今、使用状況はどうなってますか。 ◎生涯教育課長(加藤悦久君) 古台ソフトボール場の利用状況ですけど、昨年度の利用者は850名を利用させていただいております。 ◆10番(橋本渉君) 日数はどうなってますか。 ◎生涯教育課長(加藤悦久君) 主にソフトボール協会が大会等で利用しておりますので、14日間ぐらいだと思います。 ◆10番(橋本渉君) 大きなグラウンドだで、1回使えば何人かが集まってきて、人数はそれなりに集まると思うんですけど、日数的には年間14日間ということですので、今ソフトボール協会もなくなっちゃったし、それから少年野球もなくなっちゃったもんですから、主に使っとったスポーツがなくなっちゃったんですよね。で、あそこはソフトボールのために造ったようなグラウンドなんですけど、将来ソフトボールが復活してくるかということを思うと、ちょっとないのではないかというふうに思うんです。で、年間14日間しか使わんのだったら、もっと総合的なグラウンドとして考える必要もあるのではないかというふうに思うんです。今あの中には入れなくなってますので、子供が入ってサッカーボールを蹴ったり、野球の練習したりなんかもできるような総合的な公園的な考え方を持ったらどうかなというふうに思うんですよ。ソフトボールをやるときにはまた貸し施設として貸すっていうんかね。新政公園なんかそういうふうになっとると思うんだけど、そういうふうに切り替えていったらどうかなと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ◎生涯教育課長(加藤悦久君) 6月の一般質問の際にも、そういうようなことが提案がありまして、今の既存団体のほうにニーズ調査をしましたところ、サッカースポーツ少年団が、大宝サッカー場という場所があるんですけど、試合会場になったときに団員が使えないということで、古台ソフトボール場を使わしてくださいということで、10月から使用いただいております。で、先ほど提案がありました件については、今後、関係課と連携を取りながら検討していきたいと思ってます。 ◆10番(橋本渉君) サッカークラブが使うのは大いに結構なんだけど、そのために今の状況を維持するということではいかんなと思うもんで、検討するということですので、ぜひ。公園のほうについても、サッカー場の使用目的計画の中で、どういった公園にしていくかっていう問題があると思うんだわね。バーベキューなんかもあそこ結構みんなやっとったんだけど、今やったらいかんというような話になってるということだし、それから子供が遊びに行って水遊びしたり、木製の遊具で遊んどったんだけど、もう今何にもなくなっちゃって寂れちゃってるんですよね。で、まだピラミッドもなんか汚かったですけど多少はきれいになったんですけど、せっかくああいうとこがあるのに、なかなか使えないというのではもったいないなと思うんですが。その辺のところも今後もという話なんですが、具体的に何もありませんか。 ◎建設課長山田由樹君) ちょっと複合の施設になっておりまして、一応、服岡緑地は建設課が所管でございまして、古台が生涯教育課で、多目的広場も生涯教育課でございまして、こちら村長答弁にもありましたとおり、一体的に考えていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。 ◆10番(橋本渉君) 考えていく期間は、どのぐらいをかけて考えるというふうに計画されてるの。 ◎建設課長山田由樹君) 村長答弁にございましたとおり、第5次の総合計画に盛り込みながら検討していきたいと思っております。 ◆10番(橋本渉君) 5次の総合計画いったら、いつできるか分からんようになっても困りますしね。総合計画にいろいろ計画立てても、なかなか実施されない部分が多いことなんですよね。だから公園計画については、あと2年なら2年後にはある程度の、来年1年かけてどういったものにするかという計画をつくり、再来年ぐらいには実施していきたいというそういう計画にはならないですかね。 ◎建設課長山田由樹君) 一応総合計画で盛り込みながらも、今現在も検討している状況でございますのでよろしくお願いいたします。 ◆10番(橋本渉君) 総合計画だと言われると、もう10年先ぐらいになっちゃうのかなという気もしますので、今後なるべく早く、時間過ぎちゃったので、今後なるべく早く実施できるよう、また求めていきたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(渡邉一弘君) 次に、八木敏一君を許します。     〔3番 八木敏一君 登壇〕 ◆3番(八木敏一君) 3番八木敏一です。 本日、私の質問は、補正予算編成、介護保険、行財政改革、飛島村と議会の関わりの4問であります。 最初に、補正予算編成についてお尋ねします。補正予算編成に当たり、ガイドラインは策定してあるのかお尋ねします。 また、ガイドラインがあれば、内容を示してください。 次に、介護保険の第8期介護保険事業計画についてお尋ねします。第8期の介護保険事業費は第7期と比較すると17%、金額にすると2億3,000万も増加してます。介護保険事業費が増加している理由は何ですか。 次に、行財政改革についてお尋ねします。村長が考える行財政改革とは何であるのか、率直な考えをお聞かせください。 最後に、執行機関と議決機関との関わりについて質問します。議会は、条例、予算、決算等の審議、決定等をする議決機関であります。この議決機関である議会の議員が村の委員会、協議会等の委員に任命されているが、その根拠はどこにあり、なぜ任命されているのかお尋ねします。 質問は以上です。     〔村長 加藤光彦君 登壇〕 ◎村長(加藤光彦君) 八木議員御質問の補正予算編成についてでございますが、定例会ごとに各課へ議案の有無の確認とともに、予算査定用の資料の作成を依頼しております。事業費が確定してくる12月及び3月議会へ提出する補正予算の編成は、補正予算編成方針を通知しています。今回、補正予算編成方針の内容は、事業費が確定しているものについては減額補正を行い、財源に変更がある場合は財源組替えを行うよう指示しております。 次に、介護保険についてでございますが、第8期介護保険事業計画は、65歳以上の人口がピークを迎える2040年を見据えた中長期的な視野に立った計画であり、策定に当たっては、国が運営する情報システムを用い、給付費の分析やサービス量等から介護保険事業費を積算し、これに基づき保険料基準額を算定しております。本村の状況は、認定者数の増加は緩やかで、高齢化率に比べて認定率は低いというのが現状です。しかしながら、第1号被保険者の1人当たりの給付費が大幅に増加しており、特に施設給付費の増加が影響していると思われます。施設給付費は増加していますが、これについては介護者の負担を軽減し、介護離職することなく安心して生活していただくための環境を整えている結果であると考えております。今後も増大する介護需要に応えつつ、この環境を維持し、御本人や御家族が安心して生活を送っていただけるよう持続可能かつ適切な介護保険事業の運営を念頭に進めてまいりたいと考えております。 次に、行財政改革についてですが、一般的には行政サービスの必要性とその在り方を検証し、最少の経費で最大の成果を実現することと認識しております。そのことを踏まえた上で私が考える行財政改革は、この豊かな飛島村を将来にわたって維持していくという財政面での改革にとどまりません。これまで当たり前と考えられてきた慣習や前例に頼ることなく、行政に携わる職員一人一人が住民の皆様の幸せを追求し、その実現のために日々の職務を改革していくことが必要だと考えています。そのため、若手職員を中心とした行財政改革プロジェクトチームを発足させる等具体的な行動も始めています。単に役場内部の改革ではなく、飛島村という地域社会全体をよりよくしていきたいという考えで日々職務に取り組んでいます。 次に、執行機関と議決機関の関わりについてでございますが、法令に基づくものや村の例規によりお願いしている委員など様々でございます。議員に委員をお願いすることは、議会議員の立場で、良識ある知見を持って出席される会議での発言を期待しているところから、任命させていただいております。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆3番(八木敏一君) それでは、関連質問をします。 まず、補正予算編成についての関連でございますけれども、一般会計予算編成において、最初に歳入予算、歳出予算、どちらから編成しますか、お尋ねします。 ◎総務課長(鷲尾成二君) 今の御質問ですけど、歳入歳出同時に編成をいたします。その結果、歳入歳出それぞれの総額により財源をどうするのか、基金を積み立てるのか、繰り入れるのか、またそれらを減額するのかを判断しているところでございます。 ◆3番(八木敏一君) 補正予算はどうですか。 ◎総務課長(鷲尾成二君) 先ほどと同じようになりまして、補正予算も同じように同時に編成しまして、その後に財源を検討させていただいているところでございます。 ◆3番(八木敏一君) 今回の、令和3年の9月の補正予算を見ると、私は歳入を軸にして補正予算を編成したように見えるんですね。それで、9月補正予算で財政調整基金に2億7,000万円積立てしてありますけども、これを積み立てた根拠は何ですか。 ◎総務課長(鷲尾成二君) 根拠といたしましては、地方財政法の第7条によりまして、前年度決算の剰余金を予算積立てにより計上しまして、行ったものでございます。 ◆3番(八木敏一君) 根拠は地方財政法7条ということですけども、そこの中で積立て時期は翌々年度までと言っており、幅があるんですね。それで、本村は毎年9月に積立てをしています。なぜ9月なんですか。 ◎総務課長(鷲尾成二君) まず9月議会に前年度の決算の認定を受けてございます。その決算によりまして、生じました剰余金を繰越金として補正予算の歳入として編成し、その財源を歳出予算として基金へ積み立てることで、決算の剰余金、歳入の繰越金、歳出の積立金としまして一連で分かりやすく説明しているためでございます。 ◆3番(八木敏一君) 従来のやり方いうか、前例、慣例を否定するものではありませんが、私は何か9月に毎年積立てするには違和感を覚えるんですね。それで今回12月補正なんですけども、臨時特別給付以外に一般会計の補正が出てきました。その一般会計の補正は減額補正でした。今回は。通常プラス補正であると、その9月に要するに繰越金を全額積みますから、残らないから、歳入で基金からの繰入れが出てくるんですね。だから、私から言えば繰越金を、地方財政法7条ですか、2分の1をそこで積むなら積む。そうすると、まだ残ると。そういうふうにやったほうが合理的じゃないかと思うんですけども、その点どうですか。 ◎総務課長(鷲尾成二君) 先ほど申し上げたとおり、合理的かもしれませんが、議員の皆様に分かりやすく数字で説明するためには1回の議会において、全てを繰り入れ、繰り越し、そしてまた積み立てるというふうに説明したほうが分かりやすいというふうに考えているところでございます。 ◆3番(八木敏一君) それで今の答弁なんですけど、それで一般会計で9月以外に積立てするっていうことは考えてませんか。 ◎総務課長(鷲尾成二君) 9月以外で行うということになりますと、まず歳入の調整が必要になってくるかと考えております。まず、9月議会以外で繰越金を、さらに今12月で歳入として受け入れたり、3月のときに繰越金を受け入れたりということで、事務が煩雑になるかと思っております。ですから先ほどから説明したとおり、9月議会において前年度からの一連の事務として、全額を繰越金で処理したいというふうに考えているところでございます。 ◆3番(八木敏一君) そういう村の見解であれば、それはそれでいいかと思うんですけども。 それで、ここで住民課長に聞きます。国民健康保険特別会計9月補正予算で基金の積立てがしてあります。これ、9月でなきゃいけないのか、9月以外の補正予算で対応できるかどうか、お尋ねします。 ◎住民課長下里佐織君) 9月の補正予算以外でも対応は確かに可能でございますが、繰越金が確定いたしました段階で速やかに9月の決算認定と併せまして、補正予算の歳入予算として繰越金を、歳出予算として基金積立てを今回計上をさせていただきました。これからも皆様に分かりやすい予算書となるように検討をしていきたいと考えております。 以上です。 ◆3番(八木敏一君) 今回、国民健康保険を聞いたのは、要するに繰越金だけで、歳出のほうが9月において補正事業いうか予算がなかったですね。繰越金が即基金へ全額積んであるんですね。だから、私から言えば、別にそれは12月でも、答弁もあったんだけど、3月でもできんことはないんだろうと。もう少し、だから幅広く考えていただきたいということを言ってきます。 次に、福祉課長。介護保険特別会計の、これも同じですけど9月補正予算で、介護保険給付準備基金積立てがしてあります。これは先ほども言いましたけども、3月補正でも対応できるんじゃないかと思っておりますけど、どうですか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) こちらにつきましても対応は可能でございますが、見解につきましては総務課長の答弁のとおりかと思っております。9月の議会時に、前年度の決算認定を受けるタイミングで決算の剰余金、歳入の繰越金、歳出の積立金等を一連で分かりやすく報告、説明するためで、当然この補正の時点では給付費など歳出増が見込まれる場合には計上した上で、残った部分を基金として積立てさせていただいております。当然、介護給付費の準備基金額は暫定のものでございまして、3月補正で当該年度の額が確定するものと認識してございます。 以上です。 ◆3番(八木敏一君) 介護保険特別会計で介護給付費を支払うんですけれども、9月時点で、1年通して介護給付費が、予算額が、足りるか足らないか時点で基金に積むっていうのは、非常に何か私は違和感があるんですね。だからその辺もよく検討してください。 それで、これは終わって次に行きますけど、今度介護保険の関連質問をします。 村長答弁の中で、第1号被保険者1人当たりの給付費が大幅に増加しており、特に施設給付費の増加が影響していると思われますと言ってます。この中の、特に施設給付費の増加が影響していると思われますとは、具体的にどうして施設給付費が増加したのか、その理由を客観的にもっと掘り下げて分析して答弁に入れてほしかったと言っておきます。それを今から質問します。特に近年増加が著しい介護保険施設について質問をします。この施設の給付費が、第7期の計画値以上に実績値が伸びてきているが、この増加してる要因は何ですか。 また、その背景にはどんなことが考えられるのか。この施設入所に当たり入所基準があるのか、お尋ねします。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) 増加してる要因、背景としましては、高齢者の増加に伴うものでございます。 また、入所しやすい環境が整っていることもあり、比較的軽度なうちから安心して入所される方が多くなっているというふうに考えております。本村におきましては、他市町と比べまして、要介護度1の軽度から入所する方が多いためと、増加していると考えてございます。 以上でございます。 ◆3番(八木敏一君) それで、今後高齢者は着実に増えてきます。それで、村長答弁にもありましたが、本村では入所しやすい施設環境整備が整っておると。ということになると今後、介護保険事業費が増える一方であると。ということは、介護保険料が上がるという構想になってきます。そこで介護保険料と密接に関連のある介護給付費準備基金について質問をします。7期は基金から800万繰入れをして介護保険料を170円値下げしたと。ほんで、8期は基金から525万円、繰入れ計画により据置きになりました。そうすると、ちょっと早いんですが、9期においても同じようにある程度、基金から繰入れをすれば値上げしなくても済むということを思うが、見解はどうですか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) こちらは今後、高齢者の増加に伴いまして、給付費等がどのように推移していくのか、また、保険料算出に関わる交付金の金額等についても予測できないため、どの程度保険料が必要になってくるか分からない現段階におきましては、先ほどの村長答弁にもございましたが、具体的な基金の繰入額について言及することはできません。 以上です。 ◆3番(八木敏一君) ちょっとよく分からない丁寧な答弁でありますが、このようなことも考えるのも介護担当課の仕事であるということを言ってきます。それから、基金に目を向けると残高は令和3年3月末現在で5,900万円あります。この多額の基金の出番は介護保険料の値下げ、据置き以外に、どういう状況に出てくるのか教えてください。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) こちらは、飛島村介護給付費準備基金の設置及び管理に関する条例第6条に記載がございますが、介護保険料の値下げ、据置き以外で5項目規定されてございます。一つ目が「介護給付費、予防給付費又は特別給付費の不足額に充てるとき」。二つ目としまして「介護保険に係る審査支払手数料の不足額に充てるとき」。三つ目としまして「財政安定化基金拠出金又は財政安定化基金償還金の不足額に充てるとき」。四つ目に「保健福祉事業の不足額に充てるとき」。もう一つが「その他の介護保険事業に要する費用の不足額に充てるとき」とされてございます。 以上です。 ◆3番(八木敏一君) それで基金が過去において、介護給付費が足らなかったときがあると思うんですけども、その年度で幾ら入れたか教えてください。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) 過去におきまして、単年度において基金繰入れた最大の金額につきましては、平成22年度の2,481万1,000円でございます。 以上です。 ◆3番(八木敏一君) それで足らん場合は基金から入れるという話なんだけども、要するに今6,000万ぐらいあると。それで先ほど答弁があったんだけど、村が考える適正な基金残高っていうのは、いま一度ちょっと聞きたいんだけど、どのぐらいだって考えているか。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) 前提としまして、あくまでも今までの本村の介護保険事業運営の状況から鑑みた数値にはなりますが、先ほどお答えさせていただきました平成22年度におきましての2,481万1,000円。第4期におきましては、3年間で4,621万1,000円の繰入れを行わさせていただいております。この第4期におきましても、給付費の実績値は8億3,907万6,000円でございました。ですので、この繰入れの総額は、給付費の実績のおおよそ5.5%に該当します。こちら今、給付費が、実績値が伸びている第7期の実績値に当てはめてみますと、5.5%といいますと、6,700万円超えとなります。現況の介護給付費の準備基金の積立て額は5,997万4,000円でございます。数字だけになりますが、こういったことから申しましても十分とは言えないというふうに考えております。今後も高齢者の数は当然増加していきます。また給付費も伸びてくると想定されているため、急激な給付費増等に対応できる最低限必要な額を確保している状況とは言えないと考えております。従いまして、先ほどの村長答弁にもございましたが、現状において、具体的な基金の額等について示すことはできないというふうに考えております。今後も、先ほどありましたが、まだ第8期の1年目でございますので、給付費の推移等を見据えながら、担当課としては鋭意努力しながら進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ◆3番(八木敏一君) 基金については介護保険料と密接に関係ありますから、その点ははっきりっていうか明確に村の見解のほうをしっかりしてってください。それから最後に、令和3年度介護保険特別会計の介護保険料について、ちょっとお聞きします。介護保険料調定額は幾らですか。それから介護保険料予算額との差は幾らですか、お尋ねします。 ◎福祉課長(伊藤澄雄君) 調定総額でございますが、12月7日時点で1億1,716万9,710円でございます。当初予算額との差につきましては、1,120万9,290円でございます。 以上でございます。 ◆3番(八木敏一君) 予算額が調定総額の1,000万ちょっと少ないということです。歳入予算不足を起こしているということであります。このことについては今回質問しませんが、このことを含めて3月定例議会で介護保険について、いま一度質問をします。これで介護保険を終わります。 次に、行財政改革について質問をします。 先ほどの村長の行財政に対する考えは、より明確に私には理解できました。 さて、7月に副村長が就任されました。ある意味、このことは村長が実践された最大の組織改革、行政改革であると私は評価します。 さて、就任されて半年近くたちます民間出身の副村長にも、行財政改革とは何であるか、率直な考えをお聞かせください。 ◎副村長(佐野徹君) 7月に就任させていただきまして、半年弱たちました。 私は現在、村長から庁内行財政改革推進委員会の委員長を拝命しております。行財政改革を推進する飛島村として策定中の計画は、令和5年度からの10年間を見据えた第5次総合計画でございます。この計画づくりの中で、私は若手職員を中心に全職員をリードして、飛島村の住民の皆様の幸せにつながる未来像について、様々な切り口で検討を進めております。 また、並行して、飛島村役場として遅れているデジタルトランスフォーメーションに取り組み、働き方改革を推進し、職員一人一人が生き生きと未来の飛島村づくりに取り組めるように努力していく所存でございます。議員の皆様におかれましては、今後、進捗報告を随時させていただきますので、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ◆3番(八木敏一君) 今副村長言われたことは、そのことも行財政改革でありますから、ぜひ実践してください。よろしくお願いします。 ここで、本村の行財政改革の進捗状況についてお尋ねします。どうなってますか。 ◎企画課長早川宗徳君) 村長答弁にもございましたが、本年度から新たに若手職員を中心とした行財政改革プロジェクトチームを発足いたしております。 以上でございます。 ◆3番(八木敏一君) 行財政改革は、うちは比較的財政が豊かであるから、なかなか気が入らないっていうか、であるんですけども、気がつくと、ある時、金がなかったりすると、大変だいうことになりますから、今から準備をしておいてください。 次に、執行機関と議決機関の関わりについて質問します。総合計画審議会条例を9月議会において一部改正しました。いま一度改正理由をお聞きします。 ◎企画課長早川宗徳君) 総合計画審議会の趣旨を鑑みますと、村長の補助機関であります専門委員を議決機関の構成員であります議員の皆様が兼務することは、地方自治法の議決機関と執行機関との分離を鑑みますと、違法ではないと存じますが不適当であると考えられましたので、一部改正をお願いしたものでございます。 以上でございます。 ◆3番(八木敏一君) そこで企画が総合計画の条例を一部改正したんですけど、これを契機に他の委員会、協議会等の委員に入っている議員の任命について村として見直す考えがあるかどうか、お尋ねします。 ◎総務課長(鷲尾成二君) 今の質問の議員の任命の見直しにつきましては、一部の専門的知識、経験などを必要とする委員会や協議会では、引き続き必要な選任であるというふうに考えております。それぞれの協議会におきまして、各所属において調整や判断が必要になってくるものと総務課長としては考えているところでございます。 ◆3番(八木敏一君) 総務課長がただいま言いましたけども、各課において必要か、必要でないかってこともよく検討していただきたいと思います。 私の質問は以上です。 ○議長(渡邉一弘君) 次に、小川政徳君を許します。     〔5番 小川政徳君 登壇〕 ◆5番(小川政徳君) 5番小川政徳です。 今回、私は消防団員への活動支援と来年度のプレミアム商品券の2題を村長並びに関係部課長へ質問したいと思います。 まず、消防団員への活動支援をですが、現在の消防団の活動としては主に火災時の出動、火災予防への啓発活動、地震や風水害における住民避難の誘導などがあると思われます。そして、甚大な災害時においては、地域の復旧対策や人命救助、捜索の支援なども行っていかなければいけない。そのような使命があろうと考えられます。しかし、これら消防団の活動には日頃からの訓練が重要であることは、皆さんも承知のことと理解しております。が、この訓練、主に日曜日などに行われる休日訓練、平日には夜間訓練など、消防団員の皆さんがせっかくのお休みを返上して訓練をする。また、夜間訓練ではおのおのの仕事を早めに切り上げ、7時半からの訓練開始に間に合うよう急いで帰ってきてからの参加など、本当に頭が下がる思いです。そこで、私は飛島村消防団や消防団員への活動支援を今以上に行ってほしいと質問いたします。このような状況の飛島消防団員の待遇はどのようなものなのか。消防団員への支援はどのようなもので行っているのか。そして、団員に対しての十分な報酬は出ているのかを伺いたいと思います。 次に、来年度のプレミアム商品券はですが、まず、来年度もプレミアム商品券の販売事業は継続されるかを伺います。そして、今年度のプレミアム商品券の販売事業はどう評価されているのかを伺います。今年も大変盛況な販売状況であったと聞きますが、平日の販売であったため、夫婦共働きなどで平日では購入したくてもできない状況であったとの意見をもらいました。このように、買いたくても買えない不公平な状況をなくしていただきたいとの要望があります。飛島村以外でも、このプレミアム商品券はどのような販売方法なのか、近隣自治体ではどのような販売状況なのか、聞かせていただきまして、以上、この場での質問に代えさせていただきます。     〔村長 加藤光彦君 登壇〕 ◎村長(加藤光彦君) 小川議員御質問の消防団員への活動支援をでございますが、消防団員が水防の際に必要とする2級小型船舶免許取得に対しての補助制度や、あいち消防団応援の店では、消防団カードを提示することにより料金の割引や特典を受けられるなど、消防団員への支援を実施しております。 また、十分な報酬をとのことですが、国から本年4月に非常勤消防団員の報酬等の基準が示されたことから、本村におきましても近隣自治体の状況も参考にして、消防団員の処遇改善に努めたいと考えております。 次に、来年度のプレミアム商品券はでございますが、来年度の事業においても商工会さんからは継続して行う予定と伺っております。 また、本年度の事業については20%のプレミアム率は継続しつつ、販売冊数が4,000冊に増刷されましたが、おおむね2日間で完売し好評であったとお聞きしています。 次に、近隣自治体の状況でございますが、弥富市はプレミアム率50%、販売数1万2,000セット、販売状況は完売。なお、販売方法は郵送にて応募し、抽せんでの当選方式であると伺っております。 また、蟹江町はプレミアム率30%、販売数1万4,000セット、販売状況は完売。販売方法は郵送にて応募し、抽せんでの当選方式であると伺っております。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆5番(小川政徳君) ありがとうございます。もう少し詳しく質問をします。 まず消防団員への活動支援についてですが、現在の飛島村の消防団員構成人員、団員の年齢構成、その団員が団で何年活動をしているのが多いのかとか、そして現在の報酬状況など、飛島村消防団、団員の状況を伺いますが、どうでしょうか。 ◎総務課長(鷲尾成二君) 今御質問の団員の状況については今資料がございませんので、詳細な団員の年齢層や団員の活動団員年数等はございませんが、まずは金額的なものでいきますと、まず団員の一番平団員への年俸としましては3万8,000円になってございます。そのほか出動、訓練に関しましては、1回当たり5,000円の出動の訓練の手当を支給しているものでございます。 以上です。 ◆5番(小川政徳君) ここでまたあれですけど、近隣自治体、他市町はどのような状況でしょうか。 ◎総務課長(鷲尾成二君) 近隣におきまして弥富市になりますと、平団員の年俸としましては3万6,000円。1回当たりの出動、訓練等の手当としましては1回4,000円になってございます。蟹江町につきましては、平団員の年報酬といいますか振興費に関しては4万4,800円。火災出動につきましては1回当たり4,000円になってございます。 ◆5番(小川政徳君) 先ほどの今の課長からの回答ではもう、飛島消防団のほうが1回当たりの報酬が1,000円高いと言われます。しかし飛島消防団、飛島村の人口4,700人ほどですかね。この人口で団員134名です。これほどの団員を拠出しなければいけないんです。そこでですけど、先ほど前段で村長が答弁されましたけど、消防団員への処遇改善ですが、何か具体案があるのか伺いたいと思いますけど。 ◎総務課長(鷲尾成二君) 先ほど村長の答弁がありましたとおり、消防庁からの消防団の報酬等の基準が今年示されました。その中で火災出動に関しましては、1日当たり8,000円という基準額が示されております。そちらのほうを鑑みまして、消防団の処遇改善の検討をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆5番(小川政徳君) 1回当たり8,000円と言いましたけど、嫌らしい話ですけど今時、若い30代そこそこの人が日給8,000円で働くっていうのはありますかね、ないと思います。もっともっと報酬アップしてもらってもいいと思います。飛島村の10倍程度ある蟹江や弥富など人口4万から5万の自治体でも飛島消防団と同程度の団員数ではないかと思っております。つまり、飛島村では、消防団員適応年齢層への負担が著しく大きい。20代からの新入団員確保も大変です。また40歳近くになっても、いやそれ以上、40以上になっても退団できなくて、結構いつまでやらなあかんのだっていう、ブルーになってる人や不平不満を持ってる人も大勢います。それでも飛島村の住民、安心、安全を確保するために団員のモチベーションがアップするように、少しでも待遇がアップするように報酬額のアップという形ですが、こういうふうに答えていただけないでしょうかと思います。 ここで消防団の質問ですが、村長からの考えを伺いたいと思いますが、どうでしょうか。お願いいたします。 ◎村長(加藤光彦君) 消防団は火災のみならず、災害時にいろいろと力をお借りしなければいけないというふうに考えております。それで一定の消防団員を確保していくためには、処遇の改善というのが必要だというふうに考えております。ただ、やはり周辺の自治体との差があり過ぎると、特に弥富市とは一緒に夜間訓練も行う関係にありますので、妥当性を考えて、今先ほど、担当課長が説明をしましたけれども、そのレベルで進めていきたいと思います。そのレベルでも、この周辺地域の中では最高レベルになっているかというふうに思っております。 ◆5番(小川政徳君) 昔から消防団、飛島村はいいな、いいなと言われました。だけど、先ほど聞いた報酬ですけど、年報酬でも私や上田議員が消防団長をやっていた頃から変わってません。つまり、25年以上変わってないという、そういう体系ですので、一度本当に住民っていうか若者の負担が大きいですので、考えてください。よろしくお願いいたします。 次に、来年度のプレミアム商品券はについてですが、今回は20%のプレミアム率でしたが、来年度プレミアム商品券は、弥富の50%とは言いませんけど、蟹江町レベル並みにアップする検討などはありますか、伺います。 ◎開発部長兼経済課長(福谷晶君) 一応、今の段階で申し上げますと、来年度実施予定とはお聞きしております。プレミアム率も今年度と同様でということで商工会さんから伺っております。 以上でございます。 ◆5番(小川政徳君) ということはアップが難しいという回答なんですね。ぶっちゃけ一度ぐらいちょっと検討しますとか、そういう色よい返事をいただきたかったんですけど。4,000冊っていって多く出したと言いますけど、これに対しての予算491万円でした。これが30%になっても600万ぐらいになると思います。違うかな。これでもインパクト大きいと思いますので、少しでもアップ考えていただきたいと思いますが、お願いします。頼むしかありませんので。すみません。ちょっと質問を元に戻りますけど、前段で申したとおり、買いたくても買えない方がいた。村長答弁からも2日ほどで完売したと伺いました。今後、このように用意ドンで来年も売るのか。または弥富、蟹江のように郵送応募とか抽せん方式とか新たな販売方式を思っているのか、またはこれで休日販売っていうのも考えているのか、伺いたいと思いますがどうでしょう。 ◎開発部長兼経済課長(福谷晶君) こちらでございますが、商工会さんが行っていただいている事業でございます。この場で販売方法を変えるということは申し上げられません。今議員おっしゃったような御意見ありましたということは、商工会さんのほうにはおつなぎいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆5番(小川政徳君) 今経済課長、飛島村は商工会に販売事業を頼んでいる、これ委託してるっていうんですか。頼んでいる、商工会が主体でやっていると言われていますが、飛島の予算で事業であるなら、飛島村村民全員に公平な事業でなければいけない。これは当たり前だと思います。ぜひ販売方法の改善は行っていただきたいと思います。 そこで、もう一つ、一歩進んだ話ですけど、以前あったように、今のプレミアム商品券、飛島村でしか使えません。蟹江や弥富とか近隣市町村でも使えるような商品券を発行するっていうのは、ありでしょうかということで。例えば、プレミアム度を飛島で使うときは30%プレミアムつける。よそで使うときはもう10%に落とすよと。そんな感じで飛島村の商工業者にもお得になることだと思いますけど、むちゃ振りですがどうでしょう。 ◎開発部長兼経済課長(福谷晶君) 商工担当部署といたしましては、できるだけ地域内消費、いわゆる飛島村で消費いただくような形、飛島村でお金が使われるような形を考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆5番(小川政徳君) 分かりました。いただきました。だけど、難しいことは本当に百も承知で申しました。しかし、住民目線の事業形態をいろいろと模索してもらう、行政のサービスじゃないかと考えています。前段でも申しました、今回の販売では2日ほどで完売し、共働き世帯など、平日で販売では買うに買えない状況であったと。そのような家庭からの不満を聞いての、ここの場での質問になりました。いろいろ聞きましたけど、最後に村長に伺います。プレミアム度を上げろとか、販売方法の改善をとかは行政側で対応していただければ十分だと思っています。行っていただけると信じています。ただ、地域住民の声としては、もっと使い勝手のいい商品券だとうれしいな。先ほど申し上げたプレミアム度の違いとかもありますけど、もっと優位に気軽に使えれる商品券であるということを、欲しいという世代があるということをお伝えして、地元商工業者を優遇するのは当たり前だと思います。村長へのむちゃ振りだと思います。考えだけでも聞かせていただきたいと思いますが、無理ですか。 ◎村長(加藤光彦君) ちょっと私の考えをお話をさせていただくと、プレミアム率をただ上げればいいっていうことじゃないと思うんですよね。何冊出してて、それで要するに、手厚く幅狭くっていう形なのか。幅広く手厚くっていうそういうやり方を取るのか、それぞれの自治体、商工会さんの考えがあるかと思います。印象を今後求めるんだったら、プレミアム率をぱっと上げて、すごく得するなっていうふうには見せかけることができると思うんですが、じゃあそれ冊数をどれだけ出したかっていうのは、当然考えてなきゃいけないと思うんですよね。それでプレミアム率高いんだけども、全然行き渡っていないわっていう形もあり得るという、そういうやり方をするのか、プレミアム率は低いんだけれども住民に広く行き渡ってて、皆さんにある意味平等にこの商品券は使えるような状況になってるなっていうような方法を選ぶのか、その辺は自治体あるいは商工会さんが判断されることだというふうに思っています。それに付随して、その販売方法ということになると、それはやはりそのときに商工会の皆さんの考え方、会長さんがどういうふうに考えておられるのか、その辺のところを自治体と話合いをしながら、どういう販売の仕方がいいかっていうことは、よりよい方法を模索していくというのが理想ではないかなというふうに考えております。 以上です。 ◆5番(小川政徳君) すみません。ありがとうございます。さっきから自分で言うのもなんですけど、結構無理なこと言っとると思ってますけど、ここに商工会長をされている伊藤議員もおります。来年度に向けて、ちょっと行政といろいろ話し合っていただかなきゃいけないと思いますけど、とにかく販売方法ぐらいはちょっと改善をということで、よろしくお願いいたします。 これで質問を終わります。 ○議長(渡邉一弘君) 本日はこの程度でとどめ、12月21日午後1時30分から会議を開きます。 これにて散会します。     午後4時45分 散会...