東郷町議会 2018-12-10
平成30年第4回定例会(第4号) 本文 開催日:2018-12-10
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発言者一覧 選択 1 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 2 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 3 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 4 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 5 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 6 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 7 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 8 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 9 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 10 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 11 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 12 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 13 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 14 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 15 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 16 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 17 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 18 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 19 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 20 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 21 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 22 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 23 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 24 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 25 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 26 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 27 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 28 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 29 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 30 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 31 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 32 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 33 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 34 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 35 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 36 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 37 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 38 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 39 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 40 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 41 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 42 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 43 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 44 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 45 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 46 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 47 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 48 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 49 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 50 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 51 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 52 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 53 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 54 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 55 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 56 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 57 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 58 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 59 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 60 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 61 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 62 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 63 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 64 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 65 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 66 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 67 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 68 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 69 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 70 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 71 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 72 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 73 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 74 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 75 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 76 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 77 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 78 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 79 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 80 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 81 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 82 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 83 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 84 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 85 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 86 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 87 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 88 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 89 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 90 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 91 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 92 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 93 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 94 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 95 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 96 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 97 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 98 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 99 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 100 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 101 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 102 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 103 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 104 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 105 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 106 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 107 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 108 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 109 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 110 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 111 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 112 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 113 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 114 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 115 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 116 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 117 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 118 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 119 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 120 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 121 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 122 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 123 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 124 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 125 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 126 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 127 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 128 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 129 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 130 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 131 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 132 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 133 : ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 134 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 135 : ◯13番(
若園ひでこ君) 選択 136 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 137 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 138 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 139 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 140 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 141 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 142 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 143 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 144 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 145 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 146 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 147 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 148 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 149 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 150 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 151 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 152 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 153 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 154 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 155 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 156 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 157 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 158 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 159 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 160 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 161 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 162 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 163 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 164 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 165 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 166 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 167 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 168 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 169 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 170 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 171 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 172 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 173 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 174 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 175 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 176 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 177 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 178 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 179 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 180 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 181 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 182 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 183 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 184 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 185 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 186 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 187 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 188 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 189 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 190 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 191 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 192 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 193 : ◯健康部長(加藤靖雄君) 選択 194 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 195 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 196 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 197 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 198 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 199 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 200 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 201 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 202 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 203 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 204 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 205 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 206 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 207 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 208 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 209 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 210 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 211 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 212 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 213 :
◯教育部長(
磯村元彦君) 選択 214 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 215 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 216 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 217 : ◯町長(井俣憲治君) 選択 218 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 219 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 220 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 221 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 222 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 223 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 224 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 225 : ◯2番(國府田さとみ君) 選択 226 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 227 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 228 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 229 : ◯14番(門原武志君) 選択 230 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 231 : ◯生活部長(野々山睦正君) 選択 232 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 233 : ◯14番(門原武志君) 選択 234 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 235 : ◯生活部長(野々山睦正君) 選択 236 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 237 : ◯14番(門原武志君) 選択 238 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 239 : ◯生活部長(野々山睦正君) 選択 240 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 241 : ◯14番(門原武志君) 選択 242 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 243 : ◯生活部長(野々山睦正君) 選択 244 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 245 : ◯14番(門原武志君) 選択 246 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 247 : ◯生活部長(野々山睦正君) 選択 248 : ◯議長(
箕浦克巳君) 選択 249 : ◯14番(門原武志君) 選択 250 : ◯議長(
箕浦克巳君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午前10時00分開議
◯議長(
箕浦克巳君)[ 3頁] 会議に先立ち御報告いたします。本日の会議に、16番星野靖江議員から欠席の届け出がありました。
ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
直ちに、お手元に配付した議事日程の順序に従い、会議を進めます。
─────────────
2: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 3頁] 日程第1、これより、12月7日に引き続き、通告受付順11番以降の方の一般質問を行います。
発言を許します。
13番
若園ひでこ議員。
[13番
若園ひでこ君質問席登壇]
3: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 3頁] 13番
若園ひでこ。
議長のお許しをいただきましたので、一般質問通告書に従い、大きな項目3点について質問をさせていただきたいと思います。
まず、1つ目の町民会館玄関先のケヤキについてお尋ねをしたいと思います。
質問項目の前に、町内外の皆さんがよく集われる町民会館の玄関先の数本のケヤキが伐採されてしまうと聞き及びました。年月を経てあれら数本のケヤキは緑のあるよき東郷町のイメージを町民会館と一体となった景観で発信していると言っても過言ではないでしょうか。とても癒やされるケヤキに囲まれた空間とともに、ケヤキの幹の周囲を腰かけることもできるれんがづくりのある風景はとても落ちつくものです。
また、昨今の東郷町では役場前の土地区画整理だけでなく、雑木林などの造成で緑が失われつつあります。
過日の町長主催のタウンミーティングでも緑がなくなりつつあることを懸念される町民の御意見がありました。これらの理由から数本のケヤキは緑ある東郷町のシンボリック的な存在と考え、町民会館玄関先のケヤキについてお尋ねをします。
ケヤキの伐採予定についてお尋ねします。数本ケヤキの木がございますけれども、あれらのケヤキの木の伐採をする予定があると聞いています。あるとしたらその理由は何でしょうか。
4: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 3頁] 答弁、磯村教育部長。
5:
◯教育部長(
磯村元彦君)[ 3頁] 伐採の理由、一部でございますので、御理解いただきたいと思いますが、町民会館の敷地に植えられておりますケヤキの木は昭和57年の開館時に植えられておりまして、今では町民会館を超えるほど大きく成長しております。台風の際には風で幹がぎしぎしと大きく揺れ、何カ所も太い枝が折れて落ちてきてしまいます。一部には虫食いも発生が見られております。今後大きな台風の直撃や地震が起きた場合等に樹木が倒れてしまうという危険性が今はらんできております。たとえ倒木によりけが人が出なかった場合でも、倒れた樹木の撤去には容易ではないという事態となっております。災害時の対応や復旧におくれてしまうということも予想されるという事実が少しございます。このような理由から、町民会館の安全な管理運営を考えまして、今回一部伐採するということを考えております。
以上です。
6: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 4頁] 13番
若園ひでこ議員。
7: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 4頁] 今、その理由として一部ですけれどもという前置きでしたけれども、台風によって枝が折れたりとか、それからあと虫食いでということで、結局ケヤキの木の老朽化ということが大きな原因なんでしょうか。
8: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 4頁] 答弁、磯村教育部長。
9:
◯教育部長(
磯村元彦君)[ 4頁] 議員のおっしゃられるとおりです。
10: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 4頁] 13番
若園ひでこ議員。
11: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 4頁] そうなると、例えばよくそういったものにメンテナンスをする方法もあるかと思うんですけれども、今お伺いしたところでは、なかなかやっぱり大きな木ですし、太い幹ですし、数本ありますので、なかなか費用のほうも大変だと思いますけれども、とても残念なんですけれども、よく今まででも台風とか風が強いとき、こちらの役場のほうに来たときには、よく玄関先で枝の処理をされていたことがあります。そういったことから思いますと、仕方がないのかなとは思うんですけれども、そういった中で今ちらっと言われたかもしれませんけれども、今までそういったことで大きなケヤキなんですけれども、その枝が折れて落ちたりとか、そういったことでけが人とか大きな被害はなかったのでしょうか。
12: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 4頁] 答弁、磯村教育部長。
13:
◯教育部長(
磯村元彦君)[ 4頁] そういう意味では枝が折れてけが人が出たという報告は来ておりませんが、ただ、枝が折れたり、葉っぱのこともありますので、そういったことで町民会館の屋上のドレーンが詰まったりだとか、そういうことで逆に言うと詰まったことによって屋上からちょっと漏水があっただとか、別の被害は生じております。
14: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 4頁] 13番
若園ひでこ議員。
15: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 4頁] そうしましたら、2つ目の質問なんですけれども、その伐採予定なんですけれども、どのようなスケジュールを考えられているのでしょうか。
16: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 4頁] 答弁、磯村教育部長。
17:
◯教育部長(
磯村元彦君)[ 4頁] 伐採のスケジュールについては、いろいろ町民会館の御利用のこともありますので、現在調整中のところでございます。
18: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 4頁] 13番
若園ひでこ議員。
19: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 4頁] そうすると、大体どれぐらいのころになるんでしょうか。
20: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 5頁] 答弁、磯村教育部長。
21:
◯教育部長(
磯村元彦君)[ 5頁] 具体的に今調整中というふうに申し上げているのは、町民会館の利用だとか、いろんなスケジュールがございます。その中で調整をしておりますので、今ここで明確にお答えすることができません。申しわけございません。
22: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 5頁] 13番
若園ひでこ議員。
23: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 5頁] それでは、伐採後の状態はどのようになるのでしょうか。
24: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 5頁] 答弁、磯村教育部長。
25:
◯教育部長(
磯村元彦君)[ 5頁] 今考えておりますのは、根元で伐採をするというつもりでおります。その後、根を腐らせた上で撤去を予定しております。
また、根を撤去した後は、そういう植樹のスペースを植栽帯としてそのまま生かしまして、大きくならないような樹木を植えて、町民の皆様の憩いの場になるように考えたいというふうには思っております。
26: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 5頁] 13番
若園ひでこ議員。
27: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 5頁] 今、根元の上から切って腐らせてということですけれども、その後、町民の憩いの場となるようにと考えていらっしゃるんですけれども、数本あるケヤキの木がばっさりなくなってしまうと、本当に殺風景な形になるんですけれども、もう少し具体的にちょっと今お尋ねするだけお尋ねしていきたいなと思うのは、その後、ああいったケヤキの木の周りに丸い、先ほど言ったようにれんがづくりの腰かけれるようなものとか、そういうものもありますし、ああいったものは生かされるんでしょうか。もう根を腐らせた後、全てきれいに平面的にしてしまうのか、それとも何か花壇とか新しい大きくならない樹木を植えられるのか、そこらあたりの計画というか、予定はどのようになっているでしょうか。
28: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 5頁] 答弁、磯村教育部長。
29:
◯教育部長(
磯村元彦君)[ 5頁] 今もちょっと申し上げましたが、大きくならないような樹木を今どういったものがいいか考えているところでございますが、現時点では今の状況を大きく変えるというふうには考えておりません。ベンチについても現在あるベンチを活用するというふうに考えております。ただ、今後どのようにしたらいいかは町民会館全体として考えていく必要がありますので、今後の検討する課題だとは思っております。
30: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 5頁] 13番
若園ひでこ議員。
31: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 5頁] 今最後に町民会館全体として考えていくということを答弁されましたけれども、それは景観も含めてということでしょうか。
32: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 5頁] 答弁、磯村教育部長。
33:
◯教育部長(
磯村元彦君)[ 5頁] 冒頭にも申し上げましたが、町民会館、昭和57年にできております。ですから、既に建物そのものも大分長いことたっておりますので、周辺の施設についてもあわせて考える必要があるかなというふうには今思っておりますので、それは今後検討していきたいというふうに考えております。
34: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 6頁] 13番
若園ひでこ議員。
35: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 6頁] 大体ケヤキの伐採予定についてざっくりわかりましたけれども、なぜこのような質問をするかということも先ほど述べましたけれども、個人的にはとても残念な思いです。月日を経て町民会館と一体となってあれだけすばらしい景観をつくったものをなくしてしまうのはとても東郷町のよさをアピールする1つのものとしてもとても残念です。
また、私以外にもそのように思われる方もいっぱいいるかと思いますけれども、最後に、町民会館玄関横には町民憲章の石碑があります。憲章とは基本的で大切な決まりのことです。この町民憲章には東郷町がこんな町になったらいいなとの願いが込められています。そこには私たちの誓いとして5項目書かれておりまして、そのうちの一番初めに、「緑を愛し、住みよいまちをきずきます」と記されています。また、東郷町のホームページの町の紹介ページで、東郷町ってどんなところツアーの東郷町のことを3つほど、東郷町って緑が多いよね。私なんてみどりという名前で、東郷町にぴったりよ、緑はみんなを癒やしてくれる存在だよねといった漫画の男の子や女の子たちとの文言で、東郷町が緑あるまちとして強くアピールしています。東郷町、今開発で変わりゆく。そして緑がなくなりつつある東郷町であっても、将来緑の潤いを感じられる町であり続けられるようなまちづくりを強く要望し、この質問を終わりたいと思います。
次に、2つ目です。大きな項目2つ目、町民への防災意識の啓蒙ということです。
今、役場の玄関、正面ロビーのところに耐震シェルターが展示されております。これについては私のこの3月の一般質問において耐震シェルター、やっぱり百聞は一見にしかずということで、皆さんに見ていただくことによって防災への意識向上、またこういったものを設置したいという方を掘り起こしていくことができるのではないかということで、業者さんのほうにお願いすれば無料で借りれるからということで提案をさせていただきましたところ、実現しました。1月のたしか9日まで東郷町役場玄関先にて展示されているかと思います。
そして、町民の皆さんに防災についていろいろ手当てをしていただくに当たり、補助金が出ているものは、たしか4つほどあるかと思います。耐震改修、それから家具転倒防止器具取りつけの補助事業、それからきょう質問をさせていただく感震ブレーカーから先ほどの耐震シェルター、この4つには金額にかなり差がありますけれども、防災意識、防災の手当てを高めるためにこのような補助金が出ておりますけれども、きょうは町民への防災意識の啓蒙ということでJアラートのことと家具転倒防止器具取りつけ事業と感震ブレーカー設置補助についてお尋ねをしたいと思います。
阪神淡路大震災以降、全国で大震災が発生しています。東郷町のこのあたりは大地震がいつ発生してもおかしくないと言われておりますけれども、幸いにもつつがなく2018年を終えようとしている中、またこれからの東郷町の町の変化の激しい時期において、大地震が発生したときの生命と財産のより安全・安心の達成を図るため、この質問をしていきたいと思います。
Jアラート(全国瞬時警報システム)について、1つ目の質問をさせていただきたいと思います。
1)全国一斉情報伝達訓練がこのところ通年より回数が多いように思いますが、その理由は何でしょうか。
36: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 7頁] 答弁、杉浦総務部長。
37: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 7頁] 全国一斉情報伝達訓練の実施回数は、昨年度は2回でありましたが、今年度は四半期ごとに実施することになりました。訓練の回数が増えた理由は、Jアラートによる情報伝達におけるフリーズや遅延、音声が正常に伝達されないなど、ふぐあい発生の抑制を着実に進めるためのものでございます。
以上でございます。
38: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 7頁] 13番
若園ひでこ議員。
39: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 7頁] その結果、訓練はうまくいっているでしょうか。いきましたか。
40: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 7頁] 答弁、杉浦総務部長。
41: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 7頁] 今年度、Jアラート受信機のほうを更新をさせていただくことになっておりますけれども、失礼しました、訓練、これまで今年度3回実施のほう、させていただいておりますけれども、放送のほうは着実にできておるわけですけれども、受信に当たりましては100%聞こえておるという状態ではないということでございます。
以上でございます。
42: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 7頁] 13番
若園ひでこ議員。
43: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 7頁] 放送のほうはきちんとなされているということですけれども、受信のほうが100%ではないという、今答弁がありました。そうしましたら、2番目の訓練後の町民の皆さんからの感想とか要望等はありますでしょうか。
44: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 7頁] 答弁、杉浦総務部長。
45: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 7頁] 先ほども少し触れましたけれども、Jアラートの放送伝達訓練につきましては、今年度これまで3回実施をさせていただいております。その際に、いずれのときもお1人またはお2人から聞こえづらい旨の連絡をいただいているところでございます。
以上でございます。
46: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 8頁] 13番
若園ひでこ議員。
47: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 8頁] 相変わらず聞こえづらいという声が届いているかと思いますけれども、そういった町民の皆様からの感想とか、そういったものをきちんと記録に残されているでしょうか。
48: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 8頁] 答弁、杉浦総務部長。
49: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 8頁] 毎回いただきました貴重な情報につきましては、データ化のほうをさせていただいており、地図にも落としております。今後この情報を生かして、緊急の情報伝達について研究してまいりたいと考えております。
以上でございます。
50: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 8頁] 13番
若園ひでこ議員。
51: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 8頁] 感想は届いているようですけれども、要望、要するにここら辺につけてほしいとか、そういった要望の電話はないでしょうか。
52: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 8頁] 答弁、杉浦総務部長。
53: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 8頁] 具体的にこの場所が聞こえづらかったから放送設備のほうを増設してほしいとかいう要望については今のところはいただいておりません。
以上でございます。
54: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 8頁] 13番
若園ひでこ議員。
55: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 8頁] 今のところは設置の要望はないということでしたけれども、このJアラートのことについて私は昨年の9月にも同じような内容で質問をさせていただいております。そのときには北山台とか押草団地の方の中で余りよく聞こえない。そして、北山台に関しては留愛保育園、新しい保育園ができて、そこも聞こえてないということを知りましたので、一般質問をさせていただきました。
今でも私には北山台とか押草の方々はやっぱり聞こえない。できたら聞こえるほうがいいよねということを言われておりますけれども、ことしはたしかJアラート関係で予算がついていたかと思うんですけれども、では、いわゆる皆さんのほうに、皆さんが要望しているJアラートのラッパがついているものではなかったんでしょうか。
56: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 8頁] 答弁、杉浦総務部長。
57: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 8頁] 今年度Jアラート受信機機器を更新させていただきますのは、国の現行Jアラート発信機器の更新に伴うものでございまして、来年度以降受信ができなくなるため、更新をさせていただくものでございます。現行のJアラート受信機につきましては、処理能力が限界に達しており、フリーズまたは遅延の
発生リスク等の問題が発生するおそれがあり、これを解消するために更新させていただくものでございます。
以上でございます。
58: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 8頁] 13番
若園ひでこ議員。
59: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 9頁] Jアラートの国からの緊急情報の発信のほうの機器の更新ということで、発信のほうだけがうまくいっても、やっぱり受信、皆さんのほうに余り聞こえてない、あるいは聞こえづらい、聞こえてない地域があるということは、ちょっとやはり心配、町民の皆さんの安全・安心にはつながらないし、皆さんもいざというときには日ごろ不安を感じられるものではないでしょうか。
そういったことで3つ目の質問に入りたいと思うんですけれども、Jアラートのいわゆる皆さんが地域で聞くラッパのついているものですね。その新規設置の考えはありますでしょうか。
60: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 9頁] 答弁、杉浦総務部長。
61: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 9頁] Jアラートについて町内で聞こえにくい箇所とされているところを継続的に調査し、伝達状況を把握しているところでございます。
聞こえにくい要因の一つとして、現在の建物の機密性の向上もあり、屋内では聞きづらくなることが考えられます。このような状況で新たにJアラート受信機施設を設置したとしても、同様の事象となることが想定されます。
また、受信施設1基当たり約400万円と多額のコストがかかることを考慮しますと、増設については十分な調査が必要と考えております。そのため、新規の受信施設の設置だけでなく、的確な情報伝達が可能となるよう、ほかの伝達手段についても研究してまいります。
以上でございます。
62: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 9頁] 13番
若園ひでこ議員。
63: ◯13番(
若園ひでこ君)[ 9頁] そうなりますと、やはりJアラートを皆さんの地域で発信する、そういったものを新設、増設していく予定はないというようなことがはっきりわかりましたけれども、それと同時に、そのかわり皆さんからいただいたそういった聞こえる、聞こえない、こういう状況だったというような情報を整理して、的確な災害時の情報伝達ができる手段を検討していくということでしたけれども、この今検討ということですけれども、今具体的にこんな方法を考えているというものはありますでしょうか。
64: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 9頁] 答弁、杉浦総務部長。
65: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 9頁] 研究をしなければならない内容は幾つかあるんですけれども、防災ラジオだとか、こういったようなものが有効ではないかというふうに考えております。ただ、ほかの団体さんでやられております地域コミュニティーのFMを活用したとか、そういったものについてはなかなか難しいところがございますので、そういったものを使わない防災ラジオもありますので、そういったようなものも研究してまいりたいと考えております。
66: ◯議長(
箕浦克巳君)[ 9頁] 13番
若園ひでこ議員。
67: ◯13番(
若園ひでこ君)[10頁] そういったものの防災ラジオの研究というのは、その防災ラジオを町民の方々に1人でも多くの方々に持っていただけるようにということで、ほかの補助金があるように、防災ラジオの補助についても考えているということでしょうか。
68: ◯議長(
箕浦克巳君)[10頁] 答弁、杉浦総務部長。
69: ◯総務部長(杉浦清二君)[10頁] 現時点では補助金のところまでは考えておりませんけれども、今後研究していく中で、そこも含めて考えていきたいというふうに考えております。
70: ◯議長(
箕浦克巳君)[10頁] 13番
若園ひでこ議員。
71: ◯13番(
若園ひでこ君)[10頁] なかなかお金のかかることですので、すぐには整理、解決できないことなんですけれども、やはりせっかく全国一斉情報伝達訓練が行われます。この行われるということで、いろんな情報が、結果が出てきます。それを先ほども言われましたように、整理して、聞こえないところ、そういったところにどのように的確な情報を伝えていく手段を考えていくという答弁をいただきましたけれども、皆さんの情報、この訓練が無駄にならないように、集められた情報をきちんと検討されて、いざというときには皆さんが的確な正しい情報を早くキャッチできるように努めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、(2)番目の家具転倒防止器具取りつけ事業について質問をさせていただきます。
これも最近直近で同僚議員が質問されたかと思いますけれども、ここ最近の状況でまたお尋ねをしたいと思います。
家具転倒防止器具の現在の取りつけ事業の利用状況はどのようになっているでしょうか。
72: ◯議長(
箕浦克巳君)[10頁] 答弁、杉浦総務部長。
73: ◯総務部長(杉浦清二君)[10頁] 家具転倒防止器具取りつけ事業につきましては、平成28年度から実施しておる事業でございます。取りつけ状況につきましては、平成28年度は101件、平成29年度は41件、今年度は10月末現在でございますけれども、8件でございます。
以上です。
74: ◯議長(
箕浦克巳君)[10頁] 13番
若園ひでこ議員。
75: ◯13番(
若園ひでこ君)[10頁] ごめんなさい、今ちょっと後ろのほうの音で、今30年度のところがわかりません。数字言ってください、もう1回。
76: ◯議長(
箕浦克巳君)[10頁] 答弁、杉浦総務部長。
77: ◯総務部長(杉浦清二君)[10頁] 今年度は10月末現在で8件でございます。
78: ◯議長(
箕浦克巳君)[10頁] 13番
若園ひでこ議員。
79: ◯13番(
若園ひでこ君)[10頁] 今の数字をお伺いしたところ、とても最初は多かったと思いますけれども、29年度は41件、30年については、あと残すところ4カ月ぐらいでまだ8件しかこの制度を利用されてないということなんですけれども、これはこの利用状況についてどのように思われているでしょうか。
80: ◯議長(
箕浦克巳君)[11頁] 答弁、杉浦総務部長。
81: ◯総務部長(杉浦清二君)[11頁] 高齢者、条件を定めておりますので、最初のころは特にそういった活用が多かった部分がありますけれども、少しずつ減少していくというのがどの事業もそういった傾向にありますけれども、周知のほうがまだ十分ではないという部分もあろうかというふうに感じております。
以上でございます。
82: ◯議長(
箕浦克巳君)[11頁] 13番
若園ひでこ議員。
83: ◯13番(
若園ひでこ君)[11頁] 今、周知のほうが十分ではないというような答弁をいただきました。これ、今2)のほうに係るわけですけれども、町民への設置補助の周知は十分かということで今お答えいただいたわけですけれども、今どのような周知方法をされているでしょうか。
84: ◯議長(
箕浦克巳君)[11頁] 答弁、杉浦総務部長。
85: ◯総務部長(杉浦清二君)[11頁] 家具転倒防止器具の取りつけに係ります補助のPRにつきましては、広報を初め、ホームページ、各種行事及び会議等において周知をさせていただいているところでございます。
86: ◯議長(
箕浦克巳君)[11頁] 13番
若園ひでこ議員。
87: ◯13番(
若園ひでこ君)[11頁] やはり町側としてもいざというときに、家具が倒れてきてけがをされたとか亡くなられた方というのはとても多いので、町側としてもこういった事業をたくさんの方に利用していただきたいという思いはあると思いますが、いかがでしょうか。
88: ◯議長(
箕浦克巳君)[11頁] 答弁、杉浦総務部長。
89: ◯総務部長(杉浦清二君)[11頁] そうですね。少しでもPRをして、皆さんに御利用いただきたいというふうに考えております。
90: ◯議長(
箕浦克巳君)[11頁] 13番
若園ひでこ議員。
91: ◯13番(
若園ひでこ君)[11頁] 当然そうかと思います。あとはホームページ等、いろんな手段を使って皆さんに周知を図られていると思いますけれども、それでもなかなかそういった努力が実らないこともありますけれども、先ほどホームページ等で周知しているということなんですが、1つ確認なんですけれども、ホームページ、この家具転倒防止器具取りつけ事業のところで、ちょっとのぞいてみましたら、きのう、更新日が29年の6月21日になっております。そして、この事業の受け付け期間、申請期間というのは29年の4月1日から30年の1月31日となっているんですけれども、これではちょっとまずいんじゃないでしょうか。
92: ◯議長(
箕浦克巳君)[12頁] 答弁、杉浦総務部長。
93: ◯総務部長(杉浦清二君)[12頁] 申しわけございません。今のような事実であれば、今年度用に書きかえるべきでございますので、早急に修正のほうをさせていただきます。
94: ◯議長(
箕浦克巳君)[12頁] 13番
若園ひでこ議員。
95: ◯13番(
若園ひでこ君)[12頁] やはりホームページ上で検索されて、これを見たときに、ゆっくり読まれていって見たときに、何だ、終わっているのかということになってしまいますし、それと、もう一つ前向きな人は、それでも役場のほうに今はまだやっているかという問い合わせもあるかと思いますけれども、やっぱりその時点で、ああ、やってないんだということと、それとやっぱりこういった間違いの部分をそのままにされておるのはちょっと安全・安心に対する意識啓蒙に一所懸命努力しているとは言えないと思いますので、直していただきたいと思います。更新時も29年6月21日、29年になっております。こういった点もやっぱりなるべく30年、今もう終わりになってますので、平成30年とか、そういった一番新しい年のところで更新日もやっぱり時々きちんと変えられたほうがいいかと思いますので、このあたりしっかりと御対応をお願いしたいと思いますが、再度確認をいたします。いかがでしょうか。
96: ◯議長(
箕浦克巳君)[12頁] 答弁、杉浦総務部長。
97: ◯総務部長(杉浦清二君)[12頁] 御指摘いただきましたところは早急に修正をさせていただきます。御迷惑をおかけして申しわけございませんでした。
98: ◯議長(
箕浦克巳君)[12頁] 13番
若園ひでこ議員。
99: ◯13番(
若園ひでこ君)[12頁] よろしくお願いします。
それでは、3つ目の感震ブレーカー設置補助についてお尋ねをします。
通電火災から家、家族、生命、財産を守れる感震ブレーカーですが、残念ながら普及が余り進んでいないのが現状のようです。通電火災とは、大規模な地震などに伴う停電が復旧し、通電が再開される際に発生する火災のことを言います。この火災のイメージとして2例を紹介させていただきたいと思います。
1つ目の例として、本棚が倒れ、雑誌が電気ストーブ周辺に散乱、その後、停電から通電し、電気ストーブが作動、そして紙類に着火という火事発生となります。
2つ目の例として、家具が転倒し、電気コードが下敷きや引っ張りで損傷、通電した瞬間にコードがショート、そして散乱した部屋内で近くにある燃えやすいものに着火、火事発生などです。
通電火災が注目されたのは21年前の阪神淡路大震災のときでした。阪神淡路大震災では神戸市内で157件の建物火災が発生しましたが、原因が特定できた55件のうち、35件が電気火災と最も多く、そのうち33件が通電火災、また、東日本大震災のときの火災111件のうち、原因が特定できた約半数が電気関係だったとのことです。このように時間差で発生する怖い通電火災を防ぐ感震ブレーカーの簡易タイプであれば、3,000円から4,000円で購入でき、設置も自分自身で簡単にできます。備えあれば憂いなしです。東郷町での普及を目的にこの質問をしてまいります。
東郷町では、今年度よりばねの作動やおもりの落下によりブレーカーを落として電気を遮断するという簡易タイプの感震ブレーカー設置補助制度がスタートしておりますけれども、設置補助の利用状況はどのようになっているでしょうか。
100: ◯議長(
箕浦克巳君)[13頁] 答弁、杉浦総務部長。
101: ◯総務部長(杉浦清二君)[13頁] 感震ブレーカーの設置に係る補助につきましては、先ほど議員からも紹介がありましたように、今年度から始めさせていただいた事業でございます。補助の申請状況につきましては、10月末現在で7件でございます。
102: ◯議長(
箕浦克巳君)[13頁] 13番
若園ひでこ議員。
103: ◯13番(
若園ひでこ君)[13頁] 10月末現在で7件、これ大体2,000円補助として何件まで予定されていますか。
104: ◯議長(
箕浦克巳君)[13頁] 答弁、杉浦総務部長。
105: ◯総務部長(杉浦清二君)[13頁] すみません、ちょっとそこまで数字、今把握しておりません。ごめんなさい。
106: ◯議長(
箕浦克巳君)[13頁] 13番
若園ひでこ議員。
107: ◯13番(
若園ひでこ君)[13頁] すみません、ごめんなさい。でも、どちらにしても多分何十件分はあるかと思うんですけれども、これも今年度残すところあと余りない中で7件、たしかに今年度からの新しい事業といえども、やはり新しい事業がゆえに宣伝をしっかりしていただきたい。周知をしっかりしていただきたいと思いますが、この感震ブレーカーの設置補助の条件としては、家具転倒防止器具取りつけ事業よりもいろんな条件がなかったかと思いますが、それでよろしかったですか。
108: ◯議長(
箕浦克巳君)[13頁] 答弁、杉浦総務部長。
109: ◯総務部長(杉浦清二君)[13頁] 失礼しました。先ほどの件数ですけれども、50件分を予定しております。
あと、補助の条件につきましては議員がおっしゃるとおりでございます。
110: ◯議長(
箕浦克巳君)[13頁] 13番
若園ひでこ議員。
111: ◯13番(
若園ひでこ君)[13頁] そうすると、条件がないということで、若い人でも大丈夫ということなので、これ大いに利用していただきたいと思います。
ところで、この感震ブレーカーというものは、どこで手に入るのでしょうか。
112: ◯議長(
箕浦克巳君)[13頁] 答弁、杉浦総務部長。
113: ◯総務部長(杉浦清二君)[13頁] 町内にもありますけれども、電気屋さんなどで購入のほうが可能になります。
114: ◯議長(
箕浦克巳君)[13頁] 13番
若園ひでこ議員。
115: ◯13番(
若園ひでこ君)[13頁] 電気屋さんなどでということで、そうすると、あとホームセンターなどもそういったものは手に入るかと思いますけれども、それで、先ほどの家具転倒防止器具取りつけ事業と同じ質問になるんですけれども、まだことし制度が設けられたばかりということを考えましても、50件のうちまだ7件ということですが、町民への設置補助の周知は今どのようにされているんでしょうか。
116: ◯議長(
箕浦克巳君)[14頁] 答弁、杉浦総務部長。
117: ◯総務部長(杉浦清二君)[14頁] 感震ブレーカーの設置に係る費用の補助のPRにつきましては、広報を初め、ホームページ各種行事及び会議等で周知のほうをさせていただいております。議員からの御指摘もありますように、件数も少ないというところもございますので、今後もあらゆる機会を捉えて周知のほうを進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
118: ◯議長(
箕浦克巳君)[14頁] 13番
若園ひでこ議員。
119: ◯13番(
若園ひでこ君)[14頁] やはり周知が一番大事だと。何でもそうですけれども、周知が一番大事だと思うんですけれども、今いろんな周知方法を述べられましたけれども、1階のロビーにいろんなリーフレット、パンフレットがたくさん置いてあるんですけれども、そこにはこの家具転倒防止器具取りつけ事業及び感震ブレーカー設置補助などのリーフレットが置いてないと思いますが、御確認いただいて、もし置いてないということでしたら、ぜひこちらのほうにもやはり皆さんが目にされるところだと思いますので、置いていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
120: ◯議長(
箕浦克巳君)[14頁] 答弁、杉浦総務部長。
121: ◯総務部長(杉浦清二君)[14頁] そうですね。議員からも冒頭に御紹介いただきました耐震シェルターの展示もさせていただいておりますので、それとあわせて皆さんに周知のほうを図ってまいりたいと考えております。
122: ◯議長(
箕浦克巳君)[14頁] 13番
若園ひでこ議員。
123: ◯13番(
若園ひでこ君)[14頁] やはり何といっても広報とかホームページに掲載して周知すると言いつつも、やはり身近に知る手段を皆さんのほうにもっともっとたくさん提供すべきだと思います。
あと、感震ブレーカー、安心安全課のカウンターのところには2つほど置いてありますけれども、こういったものもやはり例えば1階のほうにどこかに目のつくところに置いていただいて、こういう事業を始めましたということを皆さんに周知していただきたいと思います。
こういった感震ブレーカーなど、私、この間、うち、最低でも50人以上の方にお話ししたんですけれども、結構皆さん関心をお持ちです。ですので、ぜひ防災への意識はやはり日ごろから大事だと思いますので、こういったことを皆さんにお知らせすることによって、ほかの部分で防災の意識が高まってくるかと思いますので、ぜひ周知はもっともっとして、強く皆さんに周知をして、いろんな手段を使ってしていただきたいと思います。
それでは、最後の質問のタウンミーティングを傍聴してという質問です。
タウンミーティングの参加者の御意見が正しくない情報のもとに述べられている場面が見受けられました。これらに対して町側は正確な説明をしませんでした。ということは、事実と違う参加者の御意見を認めることになってしまいます。このようなことは町民の町政への不要な不安をあおることになります。これは町民も行政にもよくない結果を生み出すものであり、必要のない不安を生み出してしまうものと考え、この項目の質問とさせていただきます。
1番目、いこまい館の建設に関する借金を大いに心配される声がありました。直近の状況はどのようになっておりますか。
124: ◯議長(
箕浦克巳君)[15頁] 答弁、加藤健康部長。
125: ◯健康部長(加藤靖雄君)[15頁] イーストプラザいこまい館の建設に対する起債は、平成30年度をもって償還が終了する予定になっております。
126: ◯議長(
箕浦克巳君)[15頁] 13番
若園ひでこ議員。
127: ◯13番(
若園ひでこ君)[15頁] じゃ、無事に済んでいくということでよろしいですね。
そうしたら、2番目、いこまい館の借金とかそういうことではなくて、運営状況はどのようになっていますでしょうか。
128: ◯議長(
箕浦克巳君)[15頁] 答弁、加藤健康部長。
129: ◯健康部長(加藤靖雄君)[15頁] 現在、トレーニングジム、多目的室、ランチルーム、シニアハウスなど、町民の多くの方に利用いただいております。
また、いこまい館は東郷町町民交流拠点施設条例に規定する交流拠点施設であることから、健康づくりセンターにおいて、妊娠時から子育て時にわたる健康診査などを実施することで、お母さんやお父さんが安心して子育てができる施設になっております。
さらに多目的室などを利用し、健康課主催の女性のシェイプアップ教室、男性の料理・ウオーキング教室、親子のクッキング・アンド・げんき運動教室を開催し、町民のための健康づくりに取り組んでおります。
130: ◯議長(
箕浦克巳君)[15頁] 13番
若園ひでこ議員。
131: ◯13番(
若園ひでこ君)[15頁] 心配なく運営されている。借金も返されているということでした。
それでは、3つ目、和合地区にあったスーパーが撤退したことで、東郷町では活気がない町と思われている節、そういった御意見もありました。跡地の企業さんには大きく当町には寄与されていると私は思っております。このある企業の撤退で財政的なマイナス面は生じているのかということをお尋ねしたいんですけれども、差しさわりのない内容でお答えいただければいいかと思います。お願いいたします。
132: ◯議長(
箕浦克巳君)[16頁] 答弁、杉浦総務部長。
133: ◯総務部長(杉浦清二君)[16頁] 個々の税収等についてはお答えを差し控えさせていただきますけれども、議員がおっしゃられたとおり、スーパーが撤退した跡地には引き続き別の企業が入っております。
撤退前後の企業では、それぞれ業績や規模による法人町民税などの税額等には違いはございますけれども、土地、家屋に係る固定資産税は状況に変更がないため変わっていない状況でございます。
134: ◯議長(
箕浦克巳君)[16頁] 13番
若園ひでこ議員。
135: ◯13番(
若園ひでこ君)[16頁] 今の部長の答弁である企業が去った後、その後の企業さん、うまくやっていただいている。そして、スーパーが去った後でも全く東郷町の財政に支障がないということでわかりました。
町民の皆さん、それに私たちというのはそのときの雰囲気で情報をよくも悪くもとってしまいます。この質問で何をお願いしたかったかというと、情報提供や説明はその時期に正しく、迅速に正確になされることを希望したいと、タウンミーティングなどに全ての回数、私、傍聴させていただきましたけれども、強く感じました。私たち議員もそのような心づもりでこれからよいまちづくりに励んでいきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上をもって私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
136: ◯議長(
箕浦克巳君)[16頁] お諮りいたします。
ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
137: ◯議長(
箕浦克巳君)[16頁] 御異議なしと認め、暫時休憩といたします。
再開は、11時5分といたします。よろしくお願いいたします。
午前10時49分休憩
─────────────
午前11時05分再開
138: ◯議長(
箕浦克巳君)[16頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
2番國府田さとみ議員。
質問の前に、國府田議員より一般質問に関し、資料を配付したい旨申し出があり、これを許可しましたので、御報告いたします。
質問を始めてください。
2番國府田さとみ議員。
[2番 國府田さとみ君質問席登壇]
139: ◯2番(國府田さとみ君)[16頁] 2番國府田さとみ。
それでは、一般質問を始めさせていただきます。
2つある項目のまず1点目、母子健康包括ケア事業についてというところです。
この4月に母子健康包括支援センターがいこまい館2階に開設されました。これまでも健康課が取り組みとして掲げてきた妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援、これを母子健康包括支援という機能により、より明確化、機能充実させるものであると考えておりますが、開設後の経過状況を踏まえて、今後のビジョンも含めて質問をしていきます。
1)改めてセンターにおける事業内容はどのようなものかお聞かせください。
140: ◯議長(
箕浦克巳君)[17頁] 答弁、加藤健康部長。
141: ◯健康部長(加藤靖雄君)[17頁] 母子健康包括支援センターにおける事業内容は、妊産婦の方が母子相談や育児に関する悩みを解消するため、妊娠期から小学校入学までの子育て期に、保健師等が専門的な立場から切れ目のない支援を行うことでございます。
また、支援を受けられる妊婦の方や、その御家族が安心して妊娠期を過ごし、出産を迎えられるように、母子健康コーディネーターが中心となって、きめ細やかな子育て支援計画を立て、要支援者をサポートしていまいります。
142: ◯議長(
箕浦克巳君)[17頁] 2番國府田さとみ議員。
143: ◯2番(國府田さとみ君)[17頁] ありがとうございます。今、お話にもありました、そのかなめとなる母子健康コーディネーター、こちらの配置状況と具体的な役割についてお聞かせください。
144: ◯議長(
箕浦克巳君)[17頁] 答弁、加藤健康部長。
145: ◯健康部長(加藤靖雄君)[17頁] 母子健康包括支援センターは平成30年度から開設し、当該センターに母子健康コーディネーターを配置いたしました。この母子健康コーディネーターの配置につきましては、健康課母子保健係の保健師4人が兼務することに加えまして、臨時職員の保健師、看護師を増員して従事しております。
次に、役割につきましては、妊娠・子育てに関する相談に応じ、必要な支援の調整、各関係機関との連絡調整を図ることでございます。さらに妊産婦、乳幼児の状況を把握し、切れ目ない支援を提供するとともに、育児不安の解消や虐待予防につなげるよう努めております。
146: ◯議長(
箕浦克巳君)[17頁] 2番國府田さとみ議員。
147: ◯2番(國府田さとみ君)[17頁] 保健師さん4人が、またそちらに兼務されて、そしてプラス臨時で保健師さんと看護師さんの2名が配置されているということでよろしいですか。
148: ◯議長(
箕浦克巳君)[17頁] 答弁、加藤健康部長。
149: ◯健康部長(加藤靖雄君)[17頁] そういう御理解で結構かと思います。
150: ◯議長(
箕浦克巳君)[17頁] 2番國府田さとみ議員。
151: ◯2番(國府田さとみ君)[17頁] それでは、コーディネーターなんですけれども、今保健師さんと看護師さんとということなんですが、何かそれ以外の多岐にわたる別途な資格、有資格者ではないということなんでしょうか。包括的な支援につなげるというと、イメージとして医療ソーシャルワーカーのような、いわゆる社会福祉士または精神保健福祉士といった包括的コーディネートができる専門知識、こういったものをあわせ持つ人材が必要だというふうにも感じるんですが、いかがでしょうか。
152: ◯議長(
箕浦克巳君)[18頁] 答弁、加藤健康部長。
153: ◯健康部長(加藤靖雄君)[18頁] コーディネーターの配置につきましては、厚生労働省の通知によりますと、保健師、助産師等のこれまでの母子保健活動の経験を生かすことで、効果的かつ効率的に展開することができ、さらに保健師や助産師、看護師といった医療職に加えて、精神保健福祉士、社会福祉士等の福祉職を配置することが望ましいと記載があります。そのため、本町ではこれまでに母子保健にかかわってきた正規職員の保健師が適任と考え、配置しております。幸いにして正規職員の保健師のうち1名が精神保健福祉士の資格を持っておりますので、その職能を生かしながら相談に従事しております。
154: ◯議長(
箕浦克巳君)[18頁] 2番國府田さとみ議員。
155: ◯2番(國府田さとみ君)[18頁] ありがとうございます。非常にいいことだと思います。ありがとうございます。
開設から半年ほどが経過しておりますけれども、これまでの活用の現状、実態について聞かせてください。
156: ◯議長(
箕浦克巳君)[18頁] 答弁、加藤健康部長。
157: ◯健康部長(加藤靖雄君)[18頁] 母子健康包括支援センターの現状といたしましては、妊娠届け出時の全妊婦に対しアンケート調査を実施し、育児支援を必要とする妊婦を把握することで、パパママ教室の参加勧奨や早期の妊婦家庭訪問を実施しております。
また、育児支援の必要な産婦には、母子健康コーディネーターが赤ちゃん訪問を実施し、再度アセスメントを行うことで、健康課で実施しております母子対象の教室案内、相談勧奨、医療機関等への連絡調整など、必要に応じた支援を図っております。
実態につきましては、妊娠期から手厚い支援が必要な妊婦の方は、妊婦全体の1割程度であり、出産後早期から支援が必要な妊婦の方は3割程度でございます。
158: ◯議長(
箕浦克巳君)[18頁] 2番國府田さとみ議員。
159: ◯2番(國府田さとみ君)[18頁] では、次です。健診や訪問指導事業などから把握できる支援において、関連機関とどのように連携を図って支援を実現させているのか。3月議会のほうで答弁されておりました情報共有としての役場庁内各課並びに関連機関との定期的な連絡会とか手厚い支援を要する人に対する関連機関とのケース会議、こういったものを設けていくというふうに御答弁ありました。そのあたりの実施状態というものも含めて、保健、医療、福祉、教育、そして地域、それぞれの機関においての取り組みを聞かせてください。
160: ◯議長(
箕浦克巳君)[19頁] 答弁、加藤健康部長。
161: ◯健康部長(加藤靖雄君)[19頁] 支援の必要な方の関係機関との連携につきましては、妊娠期の産婦人科での受診状況、妊娠経過の確認、出産準備等の情報を交換しております。中には出産後数日において支援を必要とする方も見えますので、産婦人科から出産連絡や出産後の母の育児状況などを連絡していただけるよう調整しております。その産婦人科からの連絡調整の中で、出産後に産後鬱の疑いのある方は速やかに連絡が入り、直ちに家庭訪問を実施いたします。
さらに福祉と地域との連携については、1歳のお誕生日相談では、児童館の職員が手遊びや読み聞かせを行い、児童館の紹介を行う時間を設け、地域の社会資源を利用しながら子育てができるよう紹介しております。
また、お母さんが1人で子育ての悩みを抱えることなく、同じ仲間をつくり、相談できるような取り組みとして、子育てクラブや離乳食教室を健康課で開催し、仲間づくりに努めております。
手厚い支援を必要とされる方へはこども課が所管する東郷町要保護児童対策地域協議会にて支援方針を立て、各機関の役割を最大限活用しながら支援を行っております。子育て環境を整えるため、こども課、母子健康包括支援センター、子育て支援センター等の子育て支援機関が集まり、状況把握や課題整理等を行う連絡協議会を年間に数回開催しております。
162: ◯議長(
箕浦克巳君)[19頁] 2番國府田さとみ議員。
163: ◯2番(國府田さとみ君)[19頁] ありがとうございます。
では、センター機能の認知及び活用促進に当たって、どのような取り組みがなされておりますでしょうか。
164: ◯議長(
箕浦克巳君)[19頁] 答弁、加藤健康部長。
165: ◯健康部長(加藤靖雄君)[19頁] このセンターは、必要な支援を結びつける機能を持った機関でありますので、医療機関や子育て機関等を初めとする関係機関にセンターの機能を認知していただく必要があります。そのため、医療機関を初め、地域の子育て支援センター、各児童館、民生委員の方に周知しております。
また、先ほど申し上げましたが、子育て環境を整えるため、こども課、母子健康包括支援センター、子育て支援センター等の子育て機関が集まり、状況把握や課題整理を行う連絡協議会を開催しております。
166: ◯議長(
箕浦克巳君)[19頁] 2番國府田さとみ議員。
167: ◯2番(國府田さとみ君)[19頁] では、6)番になります。今後より熟した支援体制、センターとしての機能を果たしていく上で、開設以降これまでに担当課が捉えている課題についてお聞かせください。
168: ◯議長(
箕浦克巳君)[20頁] 答弁、加藤健康部長。
169: ◯健康部長(加藤靖雄君)[20頁] 課題といたしましては、産後鬱傾向のある産婦の早期発見は、産後2週間以内に行うとよいとされていることから、今後産後2週間ごろを目安に電話で様子を伺うようにしたいと考えております。
また、地域にある子育て支援センター、各児童館との情報交換や連携調整を綿密に図り、その子の特性に合った支援体制を進めてまいりたいと考えております。
170: ◯議長(
箕浦克巳君)[20頁] 2番國府田さとみ議員。
171: ◯2番(國府田さとみ君)[20頁] いろいろとお聞かせいただきました。本当にそういった中身を聞く都度に、本町で現在行われているそういった取り組み、各種母子健康事業、こういったものをかなり細やかな充実した支援が行われているというふうに感じております。さらに事業を通じて取りこぼしてはいけない必要な支援の把握、受け皿にもなっているという点でも非常に高く評価したいというふうに思います。
また、今議会で議案上程されております健康部を編成してのこども健康部、この設置は子ども関連する切れ目のない支援を押し上げる大きな前進改革というふうに言え、その機能にも大いに期待するところであります。今後は包括支援センターとして妊産婦や乳幼児への直接的な保健的支援にとどまらず、ネグレクト、DV、子どもの貧困といった問題の解決に向けたワンストップでの受け皿、この機能をさらに充実させることが必要であり、そのための機関連携の具体的な強化策などが取り組みの肝になっていくと思います。来年1月には県の児相と市町村の担当課長、これを構成員とする検討委員会が立ち上がるということも聞いております。県からの支援強化も期待できるところです。
述べていただいた課題も含めて、今後一層の機能充実が図られるよう、当局にはエールを送ると同時に、私自身も議員として町民への情報提供や、そして支援の橋渡しといったバックアップができるよう努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
では、(2)番です。産後ケア事業についてです。
生後5カ月未満の家庭に助産師が訪問する産後ケア訪問事業の目的とは何でしょうか。
172: ◯議長(
箕浦克巳君)[20頁] 答弁、加藤健康部長。
173: ◯健康部長(加藤靖雄君)[20頁] 産後ケアの訪問は、退院直後の母子に対して町が委託した助産師が訪問し、心身のケアや育児サポート等を行い、産後も安心して育児をしていただけるようにすることを目的としております。
174: ◯議長(
箕浦克巳君)[20頁] 2番國府田さとみ議員。
175: ◯2番(國府田さとみ君)[20頁] 2015年から2016年、この間に102人の女性が妊娠中から産後にかけて自殺をしております。妊産婦死亡の原因の中で最も多いとの調査結果が国立成育医療研究センターなどのチームにより発表されました。うち92人が産後の自殺で、子育てへの不安やストレスによって起きる、いわゆる産後鬱ですね。これが原因の1つだと考えられます。
そんな中で、体だけでなく、心の問題にも専門知識がある人材が助産師以外にも訪問にかかわる必要性があるのではないかというふうに考えますが、いかがでしょうか。
176: ◯議長(
箕浦克巳君)[21頁] 答弁、加藤健康部長。
177: ◯健康部長(加藤靖雄君)[21頁] 産後鬱への対策として、産後ケアのみでなく、重層的な支援を重ねております。まずは産後鬱になりやすい人を把握するために、罹患しやすい特徴がないか妊娠届出書のアンケートで確認いたします。そこで該当者となりましたら、保健指導を行い、保健師が定期的に電話相談を行うなど、経過観察をいたします。
また、産後に産婦人科や母子健康コーディネーターの訪問で産後鬱の発見に活用されているものに、産後鬱のチェックシートがございます。これを使用するに当たり、職員研修を行い、産後鬱の傾向にある人の把握に努め、育児負担の軽減を図るための保健指導を行います。
このように保健師は心の問題の専門家ではありませんけれども、産後鬱の予防や支援を妊娠期から開始し、産後には早期に支援を行ってまいります。
178: ◯議長(
箕浦克巳君)[21頁] 2番國府田さとみ議員。
179: ◯2番(國府田さとみ君)[21頁] では、次です。3)です。産後ケア訪問事業の活用・認知における具体的な方策としてどのような取り組みがなされているのでしょうか。
180: ◯議長(
箕浦克巳君)[21頁] 答弁、加藤健康部長。
181: ◯健康部長(加藤靖雄君)[21頁] 産後ケア事業は、平成29年度から開始した新たな訪問事業でございますので、活用につきましては身近に育児の情報を得ることのできない産婦の方にきめ細かい指導ができるようにと考えております。
また、認知につきましては、妊娠届け出時の出生届けのときにパンフレットを渡し、出生時全員を対象とした赤ちゃん訪問時において案内をしております。さらに近隣市の産婦人科へも本町の産後ケア事業の周知を行っております。
182: ◯議長(
箕浦克巳君)[21頁] 2番國府田さとみ議員。
183: ◯2番(國府田さとみ君)[21頁] 実際平成29年度の実施実績としては、この事業を活用された件というのは0件だったということなんですけれども、その後、現在までの状況はどのようになっていますでしょうか。
184: ◯議長(
箕浦克巳君)[21頁] 答弁、加藤健康部長。
185: ◯健康部長(加藤靖雄君)[21頁] 議員のおっしゃるとおり、平成29年度の実績がございませんでしたけれども、本年度は11月末日時点で4件の実績がございます。
186: ◯議長(
箕浦克巳君)[21頁] 2番國府田さとみ議員。
187: ◯2番(國府田さとみ君)[21頁] ありがとうございます。本当に需要としてはというか、必要性というのが非常に高いところの部分になってくると思うので、より一層のまたこういった活用が促されるよう取り組んでいただきたいなというふうに思っております。
さきに述べました国立成育医療研究センターなどの調査結果では、自殺した92人のうち、約半数が35歳以上、そして65%が初産であり、無職の世帯の女性も多かったとされます。妊娠届けが出され、母子手帳の交付から始まり、出産に至るまでのさまざまな母子健康事業を通じて、問題を抱えている可能性、産後の訪問が必要な可能性がある妊産婦の情報を把握し、救い上げることができるのは行政ならではの大きな役割だと思います。そういった意味でも行政サイドから勧奨して、訪問へつなげる仕組みはあるのでしょうか。
188: ◯議長(
箕浦克巳君)[22頁] 答弁、加藤健康部長。
189: ◯健康部長(加藤靖雄君)[22頁] 冒頭にもお答えいたしましたが、妊婦の把握は妊娠届出書のアンケートに加え、町独自の調査も実施し、支援の必要な方の把握漏れのないようにしております。そこで、産後ケア事業にかかわらず、母子保健事業の案内を初め、出産育児一時金、保育園入園など、さまざまな情報を提供し、必要な方へは訪問活動を行っております。
190: ◯議長(
箕浦克巳君)[22頁] 2番國府田さとみ議員。
191: ◯2番(國府田さとみ君)[22頁] 本当に社会問題化されていく中で、より一層のこの産後ケアに関する取り組みが必要になっていくと思うんですね。現在の訪問事業以外の取り組みについてお伺いします。
192: ◯議長(
箕浦克巳君)[22頁] 答弁、加藤健康部長。
193: ◯健康部長(加藤靖雄君)[22頁] 訪問事業以外の産後ケアの支援につきましては、健康課によります赤ちゃん訪問、産婦訪問があり、継続的に訪問が必要な方には乳幼児訪問を行っております。
また、繰り返しになりますが、特に手厚い支援を要する家庭には、東郷町要保護児童対策地域協議会にて支援方針を立て、保健師の育児支援訪問や家事支援を実施する養育支援訪問を実施しております。
さらに妊娠期から支援が必要な方、出産後早期に支援が必要な方を早期に把握し、適切な支援の手が届くよう経過を把握しながら、支援が途絶えないように力を注いでおります。
194: ◯議長(
箕浦克巳君)[22頁] 2番國府田さとみ議員。
195: ◯2番(國府田さとみ君)[22頁] 産後ケアサポートとしては、本町が行っている訪問型の事業のほかに産後ケアセンターといった施設による宿泊型やデイケアサービス型の支援があります。現在の状況から産後の女性のケアを考えた場合、十分に休養できる環境の提供、これが第一に考慮される必要があることからも、そうした産後ケアセンターの取り組みは重要性や必要性が増していくと考えられます。
今後は産後ケアセンターの創設、そして運営事業者への助成、産後ケアに携わる助産師の育成、確保といった分野への行政支援も視野に入れていく必要が生まれるのではないでしょうか。私ども立憲民主党では、産後ケアセンターの設置推進のための児童福祉法及び社会福祉法の一部を改正する法律案、これを現在提出しているところでもあります。今後はそういった国の動向も注視して、充実した支援につなげていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
では、次の項目に移ります。
項目の第2番です。安心・安全で体に有用な給食について。
井俣町長による新町政において、さきの所信表明の中でも安全な食材で日本一おいしい給食の提供を目指すということが示されました。人の体をつくる食べ物、とりわけ子どもたちの将来にわたっての健康の礎ともなる成長期の毎日の食事の1食である給食、これは特に安全で質のよいものでなくてはなりません。だからこそ町長が述べられたおいしい給食とは、食品添加物や農薬などの影響の心配のない、より自然に近い食材を使い、素材本来のうまみを感じられる化学調味料などを使わない給食であり、そんな給食をおいしいと感じる味覚を本町の子どもたちに育んでもらいたい。そういった考えには大いに共感し、全く同じ思いを持つ者として、本町の給食の未来に希望を感じている次第です。どんな給食の未来が描かれていくのか、本日は改めて安心・安全、そして本当に有用な給食とは何かという視点に立ち、質問をさせていただきます。
1点目、現代の食材の生産過程における農薬や遺伝子組み換え、添加物その他、さまざまな加工技術等がもたらす体への影響について、これまでの給食ではどのような認識のもとに取り組みが行われてきたのでしょうか。
196: ◯議長(
箕浦克巳君)[23頁] 答弁、磯村教育部長。
197:
◯教育部長(
磯村元彦君)[23頁] 一般市場に流通されています食材につきましては、基本的に国が認めている関係上、有害なものとは考えてはおりません。さまざまな考え方を持つ方がおられるとは思いますが、給食においてはできる範囲で、できる限り除外するよう取り組んでいるところでございます。例えば食材の使用としまして、国産、県内産等の産地の指定を条件としたり、遺伝子組み換えでないもの等を食材の条件とするなど、保護者にも安心してもらえるような食材の提供に努めているところでございます。
また、食材についての残留農薬検査や放射能検査等を実施し、安全管理に努めるとともに、より自然な食材の提供に努めてきておるところでございます。
198: ◯議長(
箕浦克巳君)[23頁] 2番國府田さとみ議員。
199: ◯2番(國府田さとみ君)[23頁] そうですね。現代ではいろんな意味で生産に係る省力化、コストダウン、それから見ばえの問題ということもあって、本当に多くの農薬とか遺伝子組み換えによる作物というのがあります。前、農薬に関しては、これ主流である日本では大量に使用されている有機リン系並びに新農薬のネオニコチノイドという農薬があります。これ脳神経への悪影響というものが懸念されております。実際この農薬は虫の神経伝達を阻害して、神経麻痺を引き起こして死滅させるという効果があるんですね。それによって90年代半ばから世界各地でミツバチの大量死の原因になったということで、このネオニコチノイドというのはちょっと注目を集めました。それが虫だけではなく、人間にも影響が出る。とりわけ胎児や子どもの脳に与える悪影響、これが極めて大きく、ADHDや自閉症などの発達障害のリスクが高くなる可能性があると、これ欧州食品安全機関、2013年に警告を発表しました。子どもの発達障害は世界的に急増している現状があり、EUでは2014年の12月からネオニコチノイド系の使用中止を決定し、2016年8月にはフランスで世界に先駆けて全面禁止を法制化しました。
しかし、現在日本ではそれらに対する規制は何の行われておらず、逆に国内出荷率は年々増加して、この19年で約3倍に増えているのが現状です。
遺伝子組み換えに関しては、以前の私の一般質問でも取り上げて、免疫機能への悪影響、生殖や出産への悪影響、そういったもの、体に及ぼす問題が懸念されている現状と、それに対して日本は世界一の遺伝子組み換え作物輸入国であって、添加物や加工品、家畜の飼料の多くにそれを使用していることで、知らず知らずのうちに多くの遺伝子組み換え食材を摂取している旨を述べさせていただきました。
食品添加物に関しても、その多くに発がん性やアレルギー症状の原因となるといった問題が指摘されていますが、国内での規制は緩く、逆に承認される添加物は10年で88品目も増えているという現状があります。
こうした一連の食環境に対して、予防原則の立場で給食に使われる食材への安全性を考慮していく必要はあると思います。
次に、2番です。給食の安全性の担保におけるアレルギー食材への考え方について、アレルゲンの上位を占める乳、卵、大豆、小麦に関して、これらを献立に取り入れる際の頻度など留意されている点をお聞かせください。
200: ◯議長(
箕浦克巳君)[24頁] 答弁、磯村教育部長。
201:
◯教育部長(
磯村元彦君)[24頁] アレルギー食材ということですが、乳につきましては、牛乳につては代替食対応というふうにさせていただいております。牛乳がございますので、その関係上、それ以外の乳を余り使用しないようにというふうに心がけております。
また、アレルギー対象者の多い卵につきましては、余り多くとらないよう、献立作成で注意をしているところでございます。
小麦につきましては、週5回中4回の主食を御飯というふうにさせていただいております。影響のあるパンや麺はどちらか週1回程度というふうに工夫させていただいているところでございます。
また、大豆につきましては、本町の児童生徒におきましては、現在のところアレルギー対象者がおりませんので、現在特に留意しているという点はございません。
以上です。
202: ◯議長(
箕浦克巳君)[25頁] 2番國府田さとみ議員。
203: ◯2番(國府田さとみ君)[25頁] アレルギー食材の献立への頻度をなるべく少なくする方法で対応されているということですよね。アレルギー対応は命にかかわる問題であります。そういった点からも給食の安全性を担保する上で十二分な配慮が必要なのは言うまでもありません。
しかしながら、ここで問題になってくるのが、乳というアレルゲン食材でありながら、少ない頻度どころか、毎日必ず提供される牛乳の存在です。牛乳に対して重篤なアレルギーを持つ子どもたちは、実は飲まなくても、皮膚にかかったり触れたりするだけで死にもつながるアナフィラキシーショック、こういったものを起こしてしまいます。このことに関しては先週の一般質問の場で町長も触れられておりました。実際本町の学校でもそうした児童がいるクラスでは、容器から牛乳が飛び散ったりしないように、飲み終わった牛乳パック、これをたたんだり、ストローを抜いたりしないで、そのままそっと戻してくださいねと。回収するように細心の注意を払った指導がされていると私も高嶺小学校の校長先生のほうからもお聞きしております。それでも子どもたちのことですから、ふざけて笑った拍子に口から飛び出すとか、いろいろなことが起こります。
想像してみてください。重篤な牛乳アレルギーの子どもたちにとっては、牛乳はまるで体にかかっただけで大変なことになる硫酸さながらです。それが日常的に学校生活の中に存在しているという、まさに毎日がサバイバル、非常にリスクにさらされている日々を送っているというわけです。そんな状況を子どもたちに強いている現状は当然見直さなくてはならないでしょう。本当に安全性が担保できるアレルギー対応の観点から、また、安心して給食の時間を過ごすことができる環境をつくるためにも、少なくとも牛乳が提供される頻度の見直しは必要です。加えて同じ食事をみんなで食べるとする給食本来の食育の観点から、食べられる子も食べられない子も分け隔てなく、みんなが食べることのできる牛乳を含むアレルゲン食材を排除したユニバーサル給食、これを取り入れていくことも必要だと思います。アレルギーの子どもたちが感じる食べられない疎外感や保護者の皆さんの心配や御苦労、こういったことに寄り添った取り組みは本当に必要です。
3)番、牛乳の安全性と有用性について、これまでにとられてきた考え方をお聞きします。
204: ◯議長(
箕浦克巳君)[25頁] 答弁、磯村教育部長。
205:
◯教育部長(
磯村元彦君)[25頁] 学校給食法におけます給食の食材としまして、国が推奨している食品でもございます。広く市場に出回っていることから、安全な食材であるというふうには考えております。また、栄養価についても高く、有用なものだというふうに考えております。
206: ◯議長(
箕浦克巳君)[26頁] 2番國府田さとみ議員。
207: ◯2番(國府田さとみ君)[26頁] そうですね、学校給食法の規定に準じて牛乳を提供してきたこれまでにおいては、行政として牛乳の安全性とか有用性、これを疑問視した見解を持てないということは十分理解をいたします。
それはそれとして、では、ここで改めて牛乳の安全性と有用性への疑問点についての諸説を御紹介しておきたいと思います。
まずは、その安全性においての疑問点として、遺伝子組み換えの影響があるのではないかということです。これは乳牛の飼料のほとんどが遺伝子組み換え無分別の輸入の大豆、トウモロコシであるという点からです。実際本町で出されている牛乳の生産者への聞き取りをいたしましたところ、同じ無分別の飼料を与えている乳牛の生乳、これを使用しているとの回答がありました。
次に、女性ホルモンが多い。これは現在の酪農は生産性を重視しているということから、妊娠している牛からもミルクを絞っております。これ言いかえると妊娠中の牛の血液だということです。また、妊娠中に牛乳を出させていることから、牛が妊娠しにくいということから、不妊治療としてノウコウホルモンの使用や受精卵の移植、これが行われております。そのために大量の女性ホルモンが含まれており、思春期の2次成長を異常に早めている。前立腺がんや乳がん、卵巣がんのリスクに関連していると厚生労働省の研究班からも報告がされております。実際このあたりの種類のがんは増えていますよね。そして、子どもたちの成長の仕方を見ても、昔に比べて早く成長して、それで生理なんかが起こったら、すぐに成長がとまってしまう、身長がとまるという傾向があるように思います。
次に、逆に骨粗しょう症を招くリスクがあるということです。牛乳の主成分である動物性たんぱく質、これを代謝するときに酸性物質というものが生じます。これに対して体は体内にある既存のカルシウムを使ってアルカリ性化をしてバランスを整えようとします。逆にカルシウムを消費することにつながって、実は骨粗しょう症を促してしまうという研究報告があります。
そしてもう1点、殺菌方法や加工過程での問題です。日本の牛乳の90%以上、これが超高温殺菌といって120から150度で1から3秒殺菌加熱するという方法がとられております。これは長期保存を可能にするということで、急激に増えた製法ですが、海外ではそれほど主流ではありません。また、超高温で加熱処理した牛乳にはたんぱく質の塊ができてしまうので、ホモジナイズといって、その塊を砕いて均質化する加工もあわせて行われています。これらの処理で熱変性したたんぱく質によりアレルゲンが増えるとの研究報告があり、高熱によって脂肪酸が酸化した過酸化脂肪、これによって動脈硬化や組織のがん化が起こるとも言われています。本町で現在提供されている牛乳は130度で2秒殺菌された超高温殺菌牛乳となっており、もちろんホモジナイズ処理も行っております。
では、次に、有用性についての問題点について、お手元に配付いたしました資料を御参考にしてください。これは牛乳の一番のメリットとされるカルシウムがたくさんとれる有効なたんぱく源だということに対する疑問を検証する実験の結果です。このペーパーですね。確かに牛乳の成分には多くのカルシウム、それからたんぱく質が含まれています。ただ、それは数字の上での話であって、本当に有用であるかないか、これは実際にそれらの栄養素がちゃんと存在しているのかどうか、体に消化吸収されているのかどうか、こういったところを見なくてはなりません。この実験は牛乳の中にあるたんぱく質が子牛の胃の消化する酵素、レーニンというものと反応すると固まるという性質を利用して、固まりぐあいを調べたものです。町内で提供されている牛乳生産者のほうからちょっと直接分けていただいて、これ実際私が行った結果を写真のほうで示させていただいております。
先ほどもお伝えしたように、本町の牛乳は超高温殺菌牛乳です。130度で超高温加熱がされている。牛乳のカルシウムとたんぱく質、そういったものがどう影響するのかを殺菌方法の違う牛乳と比較して試してみたという写真なんですね。固まっているのと固まってないのという結果が出てます。牛乳のたんぱく質の80%を占めているガゼインというたんぱく質、これが胃の酵素と反応を起こしてヨーグルトのように固まる。胃の中で固まるということはすごく大事で、このときにカルシウムと結合して、それを包み込んでゆっくりと体内へ届けていく。ということは、牛乳においてのカルシウムというのは、胃の中で固まらないことには吸収がうまく進まないということが言えるんですね。
しかしながら、これ結果見ていただいたとおり、超高温殺菌牛乳のほうは固まらなかった。そのままです。熱変性により、これは何を示してくるかというと、熱変性によってたんぱく質が変性して、それでカルシウムを初めとした栄養素が胃にとどまらずにいるということを示しております。ガゼインというのは80度で熱変性を起こすので、それで結局こちらのパストライズド牛乳と言われる72度で殺菌しているものというのは要は壊れてないので固まらなかったよということなんですね。こうした実験からもわかるように、現在の殺菌法での牛乳では極めてカルシウムやたんぱく質を吸収する率が低いと言えると思います。
では、次、4番です。これまでに本当にるる述べさせていただいております牛乳の生産、加工の中で起こり得る問題や、特にアレルギーの問題を鑑みたとき、牛乳は必ずや安全であり、有用であるのかというと、そこはやはり疑問を呈さざるを得ません。
では、それを踏まえて、安全性と有用性を十分に考慮した牛乳であるための今後の牛乳の取り組みについてです。
まずは提供頻度を少なくする見直しをしましょうと。よくお米と牛乳は合わないという話がありますね。実際、さらに合わないのはお米だけではなく、和食のおかず、例えばサバのみそ煮と牛乳とか、サンマのかば焼きと牛乳とか、私が自分で想像しただけでもちょっと一緒には飲まないかなと思うんですけれども、これ本当に今交通当番なんかも通じて、子どもたちに実際聞いてみると、やっぱりそういうのってかなり厳しいよと。それで、できたら余りおいしいと思えないから、余り好きじゃない。飲みたくないななんていう声も正直聞こえております。そういった意味も含めて、少なくともおいしく食べられる無理のない味覚として、パン給食のときだけ牛乳の提供をしてはいかがでしょうか。さらに全ての児童が食べられる牛乳を含むアレルゲン食材を排除したユニバーサル給食の日を設ける、そういったことも頻度の見直しにつながります。
次に、有用な栄養素の確保という意味で、必要なカルシウムやたんぱく質はほかの食材から摂取するとして、牛乳をあくまでも嗜好品として捉え、飲む、飲まないの選択や牛乳またはほかの飲み物などといった選択ができる仕組みにする。そして、先ほど示した資料の実験でも使用しましたカルシウム、たんぱく質を吸収し得る有用な殺菌方法や安全な飼育、加工による牛乳に移行する、こういったことが考えられます。いかがでしょうか。これらの取り組みに関しての見解をお聞かせください。
208: ◯議長(
箕浦克巳君)[28頁] 答弁、磯村教育部長。
209:
◯教育部長(
磯村元彦君)[28頁] 牛乳につきましては、毎食必ず提供するということを見直す方向で今研究をしておるところでございます。御意見につきましては、今後の給食を考える上での参考とさせていただきたいと思います。
210: ◯議長(
箕浦克巳君)[28頁] 2番國府田さとみ議員。
211: ◯2番(國府田さとみ君)[28頁] 本当にどれをとっても安全性と有用性のある給食、これの実現にとっては非常に有効的で現実的な話だと思いますので、ぜひよろしく取り組みのほうを御検討ください。お願いします。
そして、5)番です。安心・安全であるために取り除かなくてはならない不安要素についてということで、安心・安全を求めるに当たって必要なのは保護者や子どもたちが給食に対して不安に感じているものがあるとすれば、それが何なのか、そういったことを知って取り除くことだと思います。給食に関する意識調査を行ったり、食の安全やアレルギー対応への情報を提供していくことも必要になると思いますが、いかがでしょうか。
212: ◯議長(
箕浦克巳君)[28頁] 答弁、磯村教育部長。
213:
◯教育部長(
磯村元彦君)[28頁] 今いろいろお話を伺いましたが、さまざまなお考えを持っておられる方が多くお見えだということは承知をしております。議員からの御意見につきましては、今後の給食を考えていく上で参考とさせていただきたいと思います。
214: ◯議長(
箕浦克巳君)[29頁] 2番國府田さとみ議員。
215: ◯2番(國府田さとみ君)[29頁] よろしくお願いいたします。
安全な食材で日本一おいしい給食を目指す。そのためにこれまでもより一層あらゆる面から食材を慎重に選定して、安全性を確保していく。それを町長が所信表明の中でおっしゃいました。それがこれからの本町の給食においての施策だというふうに理解をしております。
慎重な選定をすべく、検討材料の一つとして町長が牛乳について触れられことである種の議論が起こり、改めて関心が寄せられたこと、これは大いに意味があります。が、しかし、これが牛乳をやめるか、やめないかといった端的でミクロな話になるのは本来の目指す給食施策の目的からいって少し違うのかなというふうに思います。本当に安全で体にとってよい食べ物、これで子どもたちが育たれてほしい、そういう全ての保護者の皆さんが持たれているであろう思いに対し、それを担保していくことが目的であるはずです。そのために変化している食環境の中で、多面的に情報のアンテナを高く持ち、また、得た情報を子どもたちや保護者としっかり共有しながら、目的に向けて歩みを進めていただきたいと思います。
最後に、これまで私からのいろいろな説明やら投げかけやら、そういったことも含めまして、改めて町長のお口のほうから安心・安全で体に有用な給食についてのお考えをお聞かせください。よろしくお願いいたします。
216: ◯議長(
箕浦克巳君)[29頁] 答弁、井俣町長。
217: ◯町長(井俣憲治君)[29頁] 先ほどの産後鬱の問題でも同じことがあるのかなと思って伺っておりました。1つは、大変重要なのが理解ということです。例えば産後鬱でありましたら、お母さんへの対処というのは本町でもセンターのほうでしっかりと対応しているという実績が少しずつ積み上がっていくということでありますけれども、妊産婦さんだけでなく、パパとなられた、お父さんのほうにも産後鬱というものに対する十二分な理解またはお父さんだけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんになられた皆さんにも理解をしていただくという作業も大変重要であり、パパママ教室の重要性を改めて考えておったところです。
この給食の問題、牛乳の問題、ほかの食材の問題、これについても十分な情報の発信と皆様方の理解が重要かと思います。一番は子どもが1日に食べる食事の3分の1給食で、でき得る限り笑顔あふれる中で食べてもらいたいという思いが私にはあります。そういった中で、今回こういう御質問をいただいているのかなというふうに認識しておりますけれども、今アレルギーの問題も含めて、大変多くの状況が、5大アレルギーのほかにもアレルギーを持つお子さんがあり、また、そういうお子さんを持つ親御さんにとっては、子どもに対して本当にどうしてあげたらいいのかといろいろ研究、勉強をされて対応されていることと思います。そういったお母様方の状況、お父様方の状況について多くのアレルギーをもし持たないお子さんの御両親においても御理解というのをお持ちいただいて、また関心というものをお持ちいただいて、多くのお子さんが笑顔のもと、給食をとれるようになっていただきたいというふうに思っております。
一部ではそういった方々への特別なエゴじゃないかという御意見があるとも伺っておりますが、私が思いますのは、エゴではなくて愛情だというふうに思っております。愛情を持って学校給食に当たってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
218: ◯議長(
箕浦克巳君)[30頁] 2番國府田さとみ議員。
219: ◯2番(國府田さとみ君)[30頁] ありがとうございます。本当におっしゃるとおり、愛情ということに尽きるというふうに思うんですね。いろんな意味でやはり既成概念といいますか、既存の何か思い込みということも含めて、きちっといろんな意味でみんなが情報を共有できる状態、そして、そこを含めて前向きに改善をしていくという姿勢をやはり持たれているということ、それを改めて私も今感じて、それこそ安心・安全な給食を通じて、私もその御意見をお聞きする中で、私個人も改めて安心というものを一つ何か手に入れたような気がしております。
そんなところできょうの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
220: ◯議長(
箕浦克巳君)[30頁] 國府田議員にお尋ねします。配付させていただいた資料ですが、質問の補助のために必要だという資料であります。今質問が終わりましたから、回収させていただくことでよろしいでしょうか。
221: ◯2番(國府田さとみ君)[30頁] 通常はこういうのは回収されるんですか。
222: ◯議長(
箕浦克巳君)[30頁] 回収させてもらってよろしいでしょうか。
223: ◯2番(國府田さとみ君)[30頁] すみません、これは配付をした状態ではいけないのでしょうか。
224: ◯議長(
箕浦克巳君)[30頁] これ議長が要望しなければならない事態ではありますが、今回の配付資料には不適切な部分がありましたもので、これは議場の外に持ち出すことは申しわけないんで、今お尋ねという形で処理させていただこうと思ったわけであります。
225: ◯2番(國府田さとみ君)[30頁] わかりました。
226: ◯議長(
箕浦克巳君)[30頁] よろしいですか。
傍聴者の方も御協力をお願いいたします。傍聴者の方は入り口に係員がおりますので、そちらでお渡し願えたらと思います。よろしくお願いします。
これをもちまして一般質問を終わります。
お諮りいたします。
ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、暫時休憩といたします。
再開は13時といたします。
午前11時54分休憩
─────────────
午後 1時00分再開
227: ◯議長(
箕浦克巳君)[31頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────
228: ◯議長(
箕浦克巳君)[31頁] 日程第2、議案第67号東郷町下水道事業の設置等に関する条例の制定についてから議案第82号平成30年度東郷町旭ヶ丘団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上16議案を一括として議題とし、通告により質疑を許します。
14番門原武志議員。
[14番 門原武志君質問席登壇]
229: ◯14番(門原武志君)[31頁] そうしたら、通告に従いまして議案質疑させていただきます。
今回は議案第72号日東衛生組合の解散及び同組合の財産処分について伺います。詳細は委員会で聞きますので、ここではざっくりと終わらせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
施設の解体、維持管理、処分についてということであります。先日の議会の全体会議で、日東衛生組合解散に伴う関係議案についてというような資料をいただきました。そこで、土地の処分とか建物の処分、管理とか、いろいろ書いてありまして、また基金については日進の南部浄化センターの下水道広域化推進総合事業等に係る施設建設費及び日進美化センター、これ日東衛生組合ですよね、これの解体費に充てるということで、基金は3億2,604万8,000円残っているんですけれども、これがどういうふうに使われるのかと。なくなる見込みらしいということはどうやらわかっていたんですけれども、これについては説明がなかったんで、日進市さんに情報公開請求させていただきまして、というのはもう日進と長久手との覚書とか、そういったことも一気に公開していただこうと思いまして、公開していただきました。そこを見ると、どうやら基金は下水道広域化施設整備事業に係る負担金ということで、そっちのほうで全部消えてしまうと。それを見ると、日東衛生組合の基金が全部枯渇する。その上、さらに東郷町が31年度から33年度まで合計で3,870万1,000円払う見込みであると。これ事業費総額16億2,912万1,000円ということで、国庫補助も見込んでというような、そういったことで現在のところそこまで計算されている、見込んでおられるというふうなことがわかっているんですけれども、ところが、南部浄化センターのことについては大まかな数字までは出しているということなんですけれども、施設の解体費、それと施設を解体するまで安全に管理しなければいけないんで、維持管理費、そういったものがまだ示されていない。
それと、土地、これ売るのかどうか、それは日進市さんのほうに帰属するもので、日進市さんがどうされるかということなんですけれども、共同処理の事務の運営方針に係る覚書第2号というものを日進市と東郷町というもの、日東衛生組合、長久手市ですか、これが結んでいる。それを見ると、当該土地を安全に管理できる状態に整備するための解体等に関する費用は、これは日進市と東郷町の建物取得費の負担割合と日進市が63.41、東郷町が36.59というふうな割合を持って日進市と東郷町が負担するけれども、安全に管理できる状態に整備した後の当該土地の維持管理に要する費用は日進市の負担とし、当該土地及び建物の売却以外の方法によって利益を得た場合には、日進市が取得するというようなことが書いてあります。当該土地を売却により利益を得た場合、売却に係る費用を差し引いた利益は日進市と東郷町の土地取得費の負担割合をもって日進市と東郷町に分配するということが書いてあるんで、売った先のこともいろいろ覚書で結んでおられるようなんで、改めて確認したいのが施設の解体費、そして解体するまででしょうか、その維持管理費、土地を売却した場合の価格についての試算を出しておられるのかどうかということを1つ確認したいと思います。
230: ◯議長(
箕浦克巳君)[32頁] 答弁、野々山生活部長。
231: ◯生活部長(野々山睦正君)[32頁] 施設の解体費については、概算で約5億7,000万と見込まれております。また、今、日東衛生の施設の下には、建物の下にくいが600本入っておりまして、そのくいの撤去費用として約3億円ですとか、土の入れかえ費用等も発生すると思われます。これらのうち建物の撤去費用について約5億7,000万のうち約2億900万円については本町が負担することになります。
そして、維持管理費用については、平成31年度から33年度までの日進美化センターの運営に係る費用として、各年度約1億5,600万円、3年で4億6,800万円を見込んでおり、そのうちの本町の負担としては3年間で1億5,300万円を見込んでおります。
そして、これとは別に、日東衛生組合の精算に係る費用としまして、退職手当組合の精算金ということで9,449万円、これについては平成30年度から4年間で分割して支払うということになっておりまして、本町の負担としては約2,990万円でございます。
そして、もう一つ精算の関係ですけれども、平成31年度には組合解散後に日東衛生組合の費用として支払うべき光熱水費等の未払い金が約690万円を見込んでおりまして、それに係る本町の負担としては約220万円を見込んでおります。そうしますと、平成33年度までの本町の負担額の合計としましては約1億8,510万円となる見込みでございます。
そして、平成34年度以降の日東衛生組合の土地などに係る維持管理費については、建物を解体するまでの間、どう安全に管理していくかということを日進市と話し合っていく考えでございますので、現段階では未定でございます。
そして、土地を売却した場合の価格なんですけれども、不動産価格査定というのを行っておりまして、建物解体後の更地の状態で3億7,000万円の評価額となっております。
232: ◯議長(
箕浦克巳君)[33頁] 門原武志議員。
233: ◯14番(門原武志君)[33頁] あそこがすごい国道沿いのいい土地なんですけれども、調整区域だからそういったことなのかなと。そういったことも含めての評価なんだと思いますけれども、日東衛生組合をなくすという中で、当然解体していかなければいけないですし、周辺の地域の方のことを考えると、やはり土の入れかえとかということも必要になってくる。そういうことをしないままなかなか公園とかいうふうなことは難しいのかなということで、膨大な費用がかかると。今御説明いただいた1億8,510万円というような金額が出ましたと。それとは別に、繰り返しになりますけれども、11月20日御説明いただいたように、南部浄化センターに施設をつくるため、そういったことで今東郷町がさらに負担しなければいけないのが2億円を超えるのかというような、非常に大きな額。合わせて幾らかということについてお示しください。
234: ◯議長(
箕浦克巳君)[33頁] 答弁、野々山生活部長。
235: ◯生活部長(野々山睦正君)[33頁] ちょっとすみません、御質問がよく理解できなくて申しわけないんですけれども。
236: ◯議長(
箕浦克巳君)[33頁] 門原武志議員。
237: ◯14番(門原武志君)[33頁] すみません、今お答えいただいたのは日東衛生組合の精算にかかわるというようなことで言っておられたので、ひょっとして南部浄化センターに新しい施設をつくるということは別なのかなというふうに理解しましたもので、ちょっとそのあたりつかみ損ねたものでごめんなさい。
238: ◯議長(
箕浦克巳君)[33頁] 答弁、野々山生活部長。
239: ◯生活部長(野々山睦正君)[33頁] 南部浄化センターの建設に係る分としては、先ほど議員もおっしゃったように、本町の負担としては3,870万1,000円というのが建設に係る分でございまして、それは全体の工事に係る費用から日東衛生組合でためた基金のほうに充当した後に、日進市と案分した額がその3,870万1,000円でございます。それは別途必要となるということです。
240: ◯議長(
箕浦克巳君)[33頁] 門原武志議員。
241: ◯14番(門原武志君)[33頁] 理解できました。土地を更地にしたとしても3億7,000万円ということで、先ほど私も紹介しました案分の割合によってということなんですけれども、これはあくまで日進市が売った場合ということですよね。日進市は別の何かに使いますよというときには、東郷町には土地の売却益に係るそういったものは入ってこないと、そういったことなんですけれども、跡地を日進市が使うと。当然日進市に帰属するということなんですけれども、これ、例えばの話なんですけれども、日進市が別のところで何か使っている公共施設があるとしましょう。運動場か何かあるとしましょうね、日進市の。そこを日東衛生組合があったところに移転しましたと。そうすると、もう仮の話なんですけれども、その移転した運動場、その後、日進市が売りましたというときに、その売却益というのはどういうふうに取り扱うんでしょうか。
242: ◯議長(
箕浦克巳君)[34頁] 答弁、野々山生活部長。
243: ◯生活部長(野々山睦正君)[34頁] 日東衛生組合跡地を売却した場合の取り扱いについては、10月25日の締結の覚書によって売却益が出た場合は、土地取得時の負担割合をもって東郷町と日進市で分配することが担保されておるんですけれども、日東衛生組合の跡地なんですが、日進市に帰属するということになりますので、その利用については日進市が適切に対応されることになります。したがいまして、所有権という権限を持たない本町としては、議員が今おっしゃられたようなケースの対応については、現在答弁を差し控えたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
244: ◯議長(
箕浦克巳君)[34頁] 門原武志議員。
245: ◯14番(門原武志君)[34頁] その土地を日進市は自分たちのために、公の福祉のために使うというふうなことなのか、それとも売ってお金にするのかということは日進市の判断に委ねられると。それは現に日進市に立地している施設、そして土地も日進市内にありますもので、そういったことになるのかなと。迷惑施設でもありますんで、それは日進市に置いていただいていたということも含めて、日進市が適切に取り扱っていただくと。そして、周辺住民のために使っていただくと。そういったことは結構かと思いますけれども、売却した場合、覚書の5番目に、当該土地を売却により利益を得た場合、売却に係る費用を差し引いた利益は日進市と東郷町の土地取得費の負担割合をもって日進市と東郷町に分配するというようなこともある。売却することまで想定したような覚書になっているんですよね。売却、その土地をそのまま誰かに売りましたということだったら、ここの覚書に書いてあるとおりなんですけれども、その土地そのものを売らなくても、日進市は別の目的で使って、あいた土地を日進市が利益を得た場合、これって日東衛生組合に関与した東郷町も当然その財産の形成について関与してきたというようなこと、そういったことは言っていく必要があるんじゃないかと思いますけれども、どうでしょうか。
246: ◯議長(
箕浦克巳君)[34頁] 答弁、野々山生活部長。
247: ◯生活部長(野々山睦正君)[34頁] 日東衛生組合の跡地の利用というか、先ほどの維持管理も含めてなんですけれども、日進市と情報交換というか、話し合いをしながら進めていくことになりますので、その際にそうした情報があれば、また話し合いに乗っていただくようなふうには思いますけれども、繰り返しになりますが、今のこの土地利用、公の施設を日東衛生の土地に移してというその話が現在仮定の話でありますので、今日の時点では答弁ができないというふうに、そういう答えをさせていただきたいと思います。
248: ◯議長(
箕浦克巳君)[35頁] 門原武志議員。
249: ◯14番(門原武志君)[35頁] 当然日進市と東郷町の間で結んだ覚書というものは存在する以上は、東郷町もその後について覚書の範囲内で責任を負うというのが当然でありまして、部長が今答弁してくださったように、情報を得ていくと、そういったようなことは大切かと思いますもので、ぜひそういった姿勢で日進市さんといい関係を築いていただきたいというふうなことを、きょうはそういったことで質疑をさせていただきました。答弁ありがとうございました。
250: ◯議長(
箕浦克巳君)[35頁] これをもちまして、通告による質疑を終わります。
ほかに質疑はございませんか。
[発言する者なし]
これをもちまして質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第67号から議案第82号までを、お手元に配付してあります議案付託表(その2)のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、よって、議案第67号から議案第82号までをお手元に配付してあります議案付託表(その2)のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。
委員会開催等のため、明12月11日から19日まで休会とし、12月20日に本会議を開きたいと思います。
これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、よって明12月11日から19日まで休会とし、12月20日午前10時から本会議を開きますので、お集まりください。
本日はこれをもちまして散会といたします。
午後 1時20分散会
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