長久手市議会 2020-09-30
令和 2年第3回定例会(第6号 9月30日)
令和 2年第3回定例会(第6号 9月30日) 令和2年第 3回定例会
令和2年第3回
長久手市議会定例会(第6号)
令和2年9月30日(水)午前10時00分開議
1.本日の議事日程
日程第1 諸般の報告
議案の提出について
日程第2 意見書案第2
号地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書の提出につ
いて
(議案の上程、提案者の説明、議案に対する質疑、委員会付託)
日程第3 認定第1号から認定第8号まで、議案第58号から議案第67号まで及び意見書案第
2号並びに請願第1号
(委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論採決)
日程第4 意見書案第3
号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に
対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について
(議案の上程、提案者の説明、議案に対する質疑、討論採決)
2.本日の会議に付した事件
日程第1 諸般の報告
議案の提出について
日程第2 意見書案第2
号地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書の提出につ
いて
(議案の上程、提案者の説明、議案に対する質疑、委員会付託)
日程第3 認定第1号から認定第8号まで、議案第58号から議案第67号まで及び意見書案第
2号並びに請願第1号
(委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論採決)
日程第4 意見書案第3
号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に
対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について
(議案の上程、提案者の説明、議案に対する質疑、討論採決)
日程第5 意見書案第4
号定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持
及び拡充を求める意見書の提出について
(議案の上程、提案者の説明、議案に対する質疑、討論採決)
3.会議に出席した議員
議 長 青 山 直 道 副議長 山 田かずひこ
1番 わたなべさつ子 2番 伊 藤 真規子
3番 石じま きよし 4番 野 村 ひろし
5番 大 島 令 子 6番 冨 田 えいじ
7番 なかじま和 代 9番 岡 崎 つよし
10番 山田けんたろう 11番 田 崎あきひさ
12番 さとう ゆ み 14番 伊 藤 祐 司
15番 ささせ 順 子 16番 木 村 さゆり
17番 加 藤 和 男 18番 川 合 保 生
4.会議に欠席した議員
な し
5.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者
┌─────────┬───────┬─────────┬────────┐
│市長 │吉田 一平 │副市長 │鈴木 孝美 │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│参事 │道地 孝史
│市長公室長 │加藤 正純 │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│総務部長 │中西 直起 │
市長公室次長 │川本 満男 │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│総務部次長 │加藤 英之 │教育長 │川本 忠 │
└─────────┴───────┴─────────┴────────┘
6.職務のため議場に出席した者
議会事務局 局長 水野 敬久 議会事務局 議事課長
福岡 弘恵
午前10時00分開議
○議長(青山直道君) ただいまの出席議員は18名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりです。
ここで申し上げます。9月17日の
さとうゆみ議員の一般質問の答弁について、総務部長から発言したい旨の申出がありましたので、発言を許します。総務部長。
○総務部長(中西直起君) 答弁内容の修正についてです。令和2年9月17日の本会議で、
さとうゆみ議員の一般質問2項目め、市の財産管理の姿勢についてに関する御質問ですが、
長久手中央土地区画整理事業に伴う町界町名の区域の設定及び変更の議案の上程時期に関して、昨年の12月議会と答弁したところですが、正しくは令和2年3月議会でしたので訂正いたします。よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(青山直道君) 以上、お聞きのとおりです。
それでは、本日の日程に入ります。
――――――――――――――
○議長(青山直道君) 日程第1、諸般の報告。
議員から提出の議案は、お手元に配付しましたので、御了承願います。
――――――――――――――
○議長(青山直道君) 日程第2、意見書案第2
号地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書の提出について。
提案者の説明を求めます。ささせ順子議員。
[15番 ささせ順子君登壇]
○15番(ささせ順子君) それでは、意見書案第2号について、御説明を申し上げます。
地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、内閣官房長官、
行政改革担当大臣、情報通信技術(IT)政策担当大臣に提出するものであります。
その要旨といたしまして、これまで取り組んできた地方自治体のデジタル化の着実な推進を図ることにより、国民の利便性を向上させ、大規模な自然災害や
新型コロナウイルス感染症等のリスク低減に備えるため、安心安全の追求を前提としたデジタル化を強く要望するものでございます。
以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(青山直道君) 説明は終わりました。
これより、質疑に入ります。
この際申し上げます。質疑の回数は、同一議員につき同一議題について2回までとし、以後同様とします。
意見書案第2号について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
続いて、議案の委員会付託に入ります。
意見書案第2号は、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託します。
この際、暫時休憩します。
午前10時04分休憩
――――――――――――――
午前10時30分再開
○議長(青山直道君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
――――――――――――――
○議長(青山直道君) 日程第3、認定第1号から認定第8号まで議案第58号から議案第67号まで及び意見書案第2号並び請願第1号の20件を一括議題とします。
これらの議案等は、9月4日の本会議及び本日の本会議において、所管の常任委員会に付託しましたので、この際、各委員長の報告を求めます。
初めに、
総務くらし建設委員長、登壇願います。
[
総務くらし建設委員長 さとうゆみ君登壇]
○
総務くらし建設委員長(さとうゆみ君) それでは、
総務くらし建設委員会の報告を申し上げます。
本委員会は、9月7日午前9時30分から午前11時40分及び9月30日午前10時10分から午前10時14分まで、
市役所本庁舎2階委員会室にて開催しました。出席者は、委員9名全員、当局より市長初め27名、議長及び議会事務局2名でありました。
審査すべき事件につきましては、さきの本会議で付託されました議案4件であります。
以下、付託事件の主な審査経過及び結果について御報告申し上げます。
議案第62
号リニモテラス公益施設条例の制定について、たつせがある課長より説明を受け審査に入りました。
条例の施行日は令和3年6月1日だが、指定管理者の業務は令和3年4月1日から始まる。条例の施行日と
指定管理期間の開始日が異なることは、法的に問題がないかとの問いに対して、条例の効力は公布により発生する。附則に令和3年6月1日の施行日と事前行為を実施する旨を明記することで、附則において施行日が二つあるような状態となり、法律上問題ないと考えるとの答弁でした。
令和3年4月から令和3年5月までの準備期間は具体的に何をするのかとの問いに対して、清掃、空調の点検、事前の利用申請の受付、広報のためのホームページの立ち上げ、情報誌の発行などであるとの答弁でした。
第10条に使用料の減額と免除の規定があるが、減免になるのはどのような団体かとの問いに対して、利用料金制度であるため、基本的に使用料の減免は考えていないとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第62号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第64号長久手市景観条例の制定について、
都市計画課長より説明を受け審査に入りました。
県内で景観条例を制定している自治体は幾つあるかとの問いに対して、10団体であるとの答弁でした。
景観重要建造物及び景観重要樹木は現在あるのかとの問いに対して、指定するものは現在のところはないとの答弁でした。
景観まちづくり団体とは何か。本市に
景観まちづくり団体は存在するかとの問いに対して、
景観まちづくり団体は、岡崎市、名古屋市緑区有松などを参考にした。例えば、岡崎市は岡崎城付近の歴史的町並みがあるが、本市は守っていくべき風景がまだ明確に決まっていない。この条例を制定することによって皆さんとこれから考えていくことで後世に残したい風景を守っていきたい。明確にどこかの風景を守ることを目的とした
景観まちづくり団体は今はないとの答弁でした。
美しい
まちづくり条例との違いは何かとの問いに対して、美しい
まちづくり条例では、敷地面積の6%以上の緑化を求めているが、沿道から見える場所の緑化基準はなかった。この条例では、全ての地域で道路に面した場所に植栽をするよう求めている。また、例えば、各企業は
イメージカラーを持っているが、この条例によって
マンセル表色系の中で色目を落としていただくことも必要になる場合があり、美しい
まちづくり条例にはそのような制限はないとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第64号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第65号長久手市都市緑化基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、みどりの推進課長より説明を受け審査に入りました。
残高が9億5,000万円あるが、具体的にどのような事業に使うかとの問いに対して、緑の基本計画の緑化重点地区における用地取得や施設整備に要する経費、緑化推進に係る市民活動団体の活動に要する経費、せせらぎの径や市が洞緑道の
緑化維持管理及び修繕料、民地の緑化推進に要する経費の補助に充てていきたいとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第65号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第66号長久手市
農村集落家庭排水施設事業分担金徴収条例等の一部を改正する条例について、下水道課長より説明を受け審査に入りました。
質疑、意見、討論はなく、採決の結果、議案第66号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、意見書案第2
号地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書の提出について、提出議員の説明を受け、審査に入りました。
質疑、意見、討論はなく、採決の結果、意見書案第2号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
以上で、
総務くらし建設委員会の報告を終わります。
○議長(青山直道君)
総務くらし建設委員長の報告は終わりました。
次に、
教育福祉委員長、登壇願います。
[
教育福祉委員長 大島令子君登壇]
○
教育福祉委員長(大島令子君) それでは、
教育福祉委員会の報告を申し上げます。
本委員会は、9月9日午前9時30分から午後0時15分まで
市役所本庁舎2階委員会室にて開催いたしました。出席者は委員8名全員、当局より市長初め20名、議長及び議会事務局2名でした。
審査すべき事件につきましては、さきの本会議で本委員会に付託されました議案2件でありました。
以下、付託事件の主な審査経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第63号長久手市
子育て支援センター条例の一部を改正する条例についてです。
子ども家庭課長からの説明を受け審査に入りました。主なものを申し上げます。
子どもの預かり事業の職員体制と、子供を受け入れる時間及び利用料金はどのようかとの問いに対し、職員体制は、保育士が3人、補助員が2人、事務職員が1人の予定である。保育士は市の職員を配置、補助員は
シルバー人材センターからの派遣で対応する。子供の受入れ時間は月曜日から金曜日の午前9時から12時と、午後1時から4時までである。利用料金は、子供1人1時間当たり500円であるとの答弁でした。
この事業は
生きがいセンター内の1部屋を改装して実施するとのことで、条例によればこの部屋は
子育て支援センターの別館となるが、
生きがいセンターの指定管理についてはどのようになるかとの問いに対し、
生きがいセンターの指定管理者である
シルバー人材センターと長寿課、
子ども家庭課で協議を行い、
生きがいセンター1階の作業室を改装して子どもの一時預かり事業を実施することとし、この部屋は既に
シルバー人材センターの指定管理から除外しているとの答弁でした。
トイレは
生きがいセンターの利用者と共用であるが、市として何か配慮することはあるかとの問いに対し、子供用のトイレは部屋の中に設けるが、大人用のトイレは
生きがいセンターの利用者と共用することになる。
生きがいセンターの利用者に理解をいただけるよう、これから
シルバー人材センターと協議していくとの答弁でした。
この事業は、どのような利用者を想定しているかとの問いに対し、小学校就学前の子供が対象である。また、虐待防止の目的もあり、心配な家庭の子供を預かることも想定している。虐待防止についてはいろいろなケースが考えられ、面談中や健診受診中等の預かりは想定しているとの答弁でした。
その他、特に、質疑、意見もなく、討論に入りました。
反対討論、賛成討論ともなく、採決の結果、議案第63号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第67号長久手市
児童発達支援センターの指定管理者の指定についてです。
子ども家庭課長からの説明を受け審査に入りました。主なものを申し上げます。
学校法人滝の坊学園はどのような法人か。また、
児童発達支援センターの運営実績はあるかとの問いに対し、みよし市で
三好桃山幼稚園を運営しており、その他に保育園を4園、別の法人で
放課後等デイサービスの事業所を運営している。
児童発達支援センターの運営は、今回が初めてであると聞いているとの答弁でした。
指定管理料の上限を4,000万円、令和3年度については期間が半年なので上限2,000万円としているが、
障害児通所給付費としてはどのくらいの金額が指定管理者へ入る見通しか。また、市内には
通所受給者証を持っている就学前の子供が76人いるとのことだが、利用率の見込みはどのくらいかとの問いに対し、令和3年度については、定員30人に対して66%程度の利用を見込んでいる。
障害児通所給付費は、様々な加算条件があり正確には言えないが、最低限の条件で見込むと年間5,500万円ほど、令和3年度については半年なのでその半額くらいの収益があると考えられる。令和3年度の指定管理者の収入の合計は、指定管理料の2,000万円と給付費の約2,250万円に
保護者負担額を加え、4,700万円程度になる。
通所受給者証の交付数は76人であるが、全ての子供が利用するわけではない。また利用の頻度については保護者が自由に選択をするので、必ずしも毎日通うわけではなく、週1日とか週2日の通所ということもある。定員30人は妥当であると考えているとの答弁でした。
給食について、調理室は上郷保育園との兼用となっており、仕様書では原則として、市が指定する方法で食材等を購入した上で、調理事業者へ委託するとなっている。指定管理者が調理事業者を探して委託し、委託業者が上郷保育園と兼用の調理室で調理をするということかとの問いに対し、給食は上郷保育園と同じ事業者による提供を想定しているので、仕様書上は「市が指定する方法で」という記載になっているとの答弁でした。
施設開所までの今後のスケジュールはどのようかとの問いに対し、この議案が可決されたら、10月に指定管理者の告示をし、その後事前準備として備品の選定、購入をする。令和3年3月に工事を完了し、備品の搬入を行う。令和3年度の上半期に愛知県障害福祉課に事業所の指定申請手続を行い、指定管理者と基本協定、年度協定を締結、令和3年10月1日開所の予定であるとの答弁でした。
長久手市
児童発達支援センターの職員構成はどのようか。職員の募集はどのように行うかとの問いに対し、仕様書に記載の人員配置は、常勤の管理者1人、常勤の
児童発達支援管理責任者1人以上、嘱託医1人以上のほか、保育士と児童指導員は常勤、非常勤合わせて10人以上としている。また、非常勤の職員として栄養士が1人以上、看護師が1人以上、事務職員が1人以上である。人員については、基本的には指定管理者が法人内の人材で対応するか、新規に募集して確保することになるとの答弁でした。
利用者は障がいを持っているということで、既に
保健センターや医療機関とのつながりがあると考えられる。
児童発達支援センターとの連携についてはどのように考えているかとの問いに対し、障がい児は全員、
保健センターでの健康診断を受診しており、発達に不安のある子供に対していろいろな教室を実施してきたが、現在設置の準備中である(仮称)発達支援室が稼働したら、今後はできるだけ早くつなげていきたいと考えている。また医療機関で管理している染色体異常等のある子供についても、
保健センターと連携を強化して支援できるような
仕組みづくりを行っているところである。今年12月に行う障がい
者自立支援協議会で、
児童発達支援センターを含めた長久手市全体の
療育支援体制の考え方を示し、学校や保育園、幼稚園とも連携が取れるよう周知していきたいと考えているとの答弁でした。
長久手市
児童発達支援センター設置に係る作業部会で、指定管理にすれば専門性が担保されるという単純なものではなく、安定した人材確保ができる保証はないとの意見があった。保護者にとっても子供にとっても、一番大事なのは接する職員である。そういう点からも、滝の坊学園は適切な人材確保ができると考えてよいかとの問いに対し、幼稚園や保育園の経営で多くの人脈があり、適切な人材確保ができると確信しているとの答弁でした。
施設運営の重要な役職である
児童発達支援管理責任者にはたくさんの要件がある。また理学療法士や言語聴覚士といった専門職についても、
児童発達支援センターの運営が初めてである滝の坊学園が確保しなくてはならない。みよし市には
子ども発達支援センターのように相談できるところがあるが長久手市にはないので、市も相当な協力をしないと1年間の準備期間で開所できないのではないかとの問いに対し、
児童発達支援センターには、言語聴覚士や機能訓練士等の専門職の配置は考えていない。現在設置の準備中である市直営の(仮称)発達支援室の方に専門職を置き、主治医や保育園、保護者も含めて、その子にとって最良の働きかけを検討していきたいと考えているとの答弁でした。
その他、特に、質疑、意見もなく、討論に入りました。
反対討論、賛成討論ともなく、採決の結果、議案第67号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、請願第1
号定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願についてです。
特に、質疑、意見もなく、討論に入りました。
反対討論、賛成討論ともなく、採決の結果、請願第1号は賛成全員にて採択することに決しました。
以上で
教育福祉委員会の報告を終了いたします。
○議長(青山直道君)
教育福祉委員長の報告は終わりました。
次に、
予算決算委員長、登壇願います。
[
予算決算委員長 山田かずひこ君登壇]
○
予算決算委員長(山田かずひこ君) 御指名によりまして、
予算決算委員会の報告を申し上げます。
本委員会は、9月4日午後1時45分から午後1時54分まで、及び9月24日午前9時30分から午前10時27分まで、
市役所本庁舎議場にて開催いたしました。出席者は、委員17名全員、当局より市長初め4名、議長及び議会事務局3名でありました。
審査すべき事件は、9月4日の本会議にて本委員会に付託されました議案12件でありました。
以下、付託事件の審査経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、9月4日に認定第1号令和元年度長久手市
一般会計決算認定について及び議案第58号令和2年度長久手市
一般会計補正予算(第7号)について、財政課長より説明を受け、付託されました議案12件について各分科会に送付しました。
9月24日の
予算決算委員会では、各分科会長の報告を受け審査しましたので、主な審査経過及び結果を報告します。
まず、認定第1号について、ふるさと納税の寄附金控除による市民税の減収は、2億515万4,000円である。市税全体の不納欠損は489万1,813円で、個人市民税90件、法人市民税3件、固定資産税、都市計画税31件、軽自動車税22件の合計146件である。
マイナンバーカードの交付率は、令和2年7月末時点で20.3%である。コンビニ交付による
住民票発行コストは、1通当たり4,445円かかっている。
香流川
河川しゅんせつ工事2,225万円は、イケア近くにある蛭子橋と下流の仲屋橋間の土砂の
しゅんせつ工事を行い、併せて近自然工法による改修を行った。
東島2号線の狭隘道路は、用地取得は済んでいるが、道路の両端付近で話がまとまらない箇所もあり、令和4年度に全線の工事が完了できるよう交渉を進めている。
ブロック塀等耐震事業は、通学路にあるブロック塀をなくすために職員が1,584か所を調査し、45か所について所有者に通知した。そのうち1か所が撤去されました。
農業次世代人材投資事業補助金は、50歳未満の一定の要件を満たす人を対象に、今回は3名が対象で、2名は150万円、1名は後期分の75万円を交付した。
まちづくり協議会には多額の交付金が出されており、一部の市民により運営されることがないようにしていく。西小学校区
まちづくり協議会は書面で採決に参加、また市が洞小学校区
まちづくり協議会では委任状を取り入れています。
市が洞小学校区に交番ができるので、防犯拠点としての
セーフティステーションは見直しを図っていく予定である。
古戦場公園再整備事業で、約4,300万円をかけて令和2年度からの再整備工事に備えていた委託が先送りとなったが、基本設計や実施設計の成果はそのまま活用していく。
地域力強化推進事業業務だが、委託先の
社会福祉協議会で人事異動や年度途中でCSWの1人が休みに入ったことにより減額となりました。
緊急通報システムは、緊急通報のボタンを押すと
コールセンターに通報され、センターが救急車を呼んだり、緊急連絡先へ連絡してくれる。令和元年度は17件の緊急通報がありました。
子供の医療費は年々増加しており、前年比4.1%増であります。高額医療についても何百万円という医療費がかかっている子供もいます。
禁煙外来助成申請者は24人、助成対象は12人であり、今後も助成金制度を活用してもらえるように周知していきます。
一般不妊治療費助成金を令和元年度は46組の方が利用し、うち16組が母子健康保険手帳の申請をしています。
ICT活用支援事業は教育産業株式会社へ委託しており、ICTサポーター職員を学校へ派遣し、プログラミング教育を含め、情報教育推進に向けた研修を行ったり助言をしている。
各分科会長報告に対する質疑意見もなく、討論採決を行いました。
反対討論、賛成討論はなく、認定第1号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、認定第2号令和元年度長久手市国民健康保険特別会計決算認定についてであります。
滞納処分については、滞納者と折衝等により自主納付してもらうが、できない場合は差押えとなる。令和元年度の実績は、預貯金86件、給与18件、年金5件等でありました。
ここで反対討論が1件ありました。国保加入者の所得に占める保険料負担は、過重となっている。高い保険料負担は、低所得者に厳しく、滞納者を生み出していることから反対とする。
賛成討論はなく、採決の結果、認定第2号は賛成多数にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、認定第3号令和元年度土地取得特別会計決算認定についてであります。
質疑及び意見もなく、採決の結果、認定第3号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、認定第4号令和元年度長久手市介護保険特別会計決算認定についてであります。
認知症初期集中支援チームは、二つの地域包括支援センターから1名ずつと、認知症サポート医として、愛知医科大学の非常勤講師ドクター1名からなっており、認知症状があると思われる方を医療や介護につなげている。
ここで反対討論が1件ありました。介護保険制度の改正は、利用者から見ると負担増と給付抑制の連続である。必要とする人に安心して使える介護保険が必要であることを要望して反対とする。
賛成討論はなく、採決の結果、認定第4号は賛成多数にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、認定第5号令和元年度長久手市後期高齢者医療特別会計決算認定についであります。
反対討論が1件ありました。医療費の自己負担で保険料が負担になっている。負担能力のない者に保険料負担を課すことで、医療を諦めざるを得ない人が出ることが予想されるため反対とする。
その他質疑及び意見もなく、採決の結果、認定第5号は賛成多数にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、認定第6号令和元年度長久手市卯塚墓園事業特別会計決算認定についてであります。
樹木型合葬式墓所の募集を令和元年度から市外の人を対象に開始した結果、市外からは273件531体、市内からは129件276体の申込みがあった。市内の人で買えない人が出たため、令和2年度は、樹木型合葬式墓所を1か所につき3体まで埋葬できるようにしたため、市内の人は全て当選した。
その他特に質疑、意見もなく、採決の結果、認定第6号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、認定第7号令和元年度長久手市公園西駅周辺土地区画整理事業特別会計決算認定についてであります。
公園西2号公園芝生広場は、9月1日に開放予定であったが、水はけが悪い場所の手直し工事をしたため、11月上旬に開放する予定である。
その他特に質疑、意見もなく、採決の結果、認定第7号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、認定第8号令和元年度長久手市下水道事業会計利益の処分及び決算認定についてであります。
一般会計からの繰入金を減らすよう経費を削減しているが、根本的な解決になっていない。収入を上げるために使用料の改定が必要である。
その他特に質疑、意見もなく、採決の結果、認定第8号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第58号令和2年度長久手市
一般会計補正予算(第7号)について、新型コロナウイルス感染症対策医療機関等支援金についてであります。
瀬戸歯科医師会の加入、非加入に関わりなく、市内27の歯科医療機関に10万円を支給する予定である。
その他特に質疑、意見もなく、採決の結果、議案第58号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第59号令和2年度長久手市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。
質疑及び意見もなく、採決の結果、議案第59号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第60号令和2年度長久手市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。
質疑及び意見もなく、採決の結果、議案第60号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第61号令和2年度長久手市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてであります。
質疑及び意見もなく、採決の結果、議案第61号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
なお、詳しい審査経過につきましては、各分科会会議録にて御確認くださるようよろしくお願いをいたします。
以上をもちまして、
予算決算委員会の報告を終了いたします。
○議長(青山直道君) 以上で、
予算決算委員長の報告は終わりました。
次に、各委員長の報告に対する質疑に入ります。
初めに、
総務くらし建設委員長、登壇願います。
[
総務くらし建設委員長 さとうゆみ君登壇]
○議長(青山直道君) 質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、
総務くらし建設委員長の報告に対する質疑を終結します。
次に、
教育福祉委員長、登壇願います。
[
教育福祉委員長 大島令子君登壇]
○議長(青山直道君) 質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、
教育福祉委員長の報告に対する質疑を終結します。
次に、
予算決算委員長、登壇願います。
[
予算決算委員長 山田かずひこ君登壇]
○議長(青山直道君) 質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、
予算決算委員長の報告に対する質疑を終結します。
以上で、各委員長の報告に対する質疑を終結します。
これより討論採決に入ります。
初めに、認定第1号令和元年度長久手市
一般会計決算認定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。1番わたなべさつ子議員。
○1番(わたなべさつ子君) 令和元年度長久手市
一般会計決算認定について、反対討論に参加します。
長久手市は、市税が55.0%であり、人口増加等で個人市民税が増加しています。市税の徴収率は昨年度よりも高くなっていますけれども、収入未済額は増加しています。市税以外にも収入未済額は、保育園運営費保護者負担金254万7,480円、民生雑入327万5,028円、給食費納付金174万7,085円などで発生しています。また、特別会計では国民健康保険税6,769万606円、介護保険料は543万8,900円、後期高齢者医療特別会計は395万4,100円が収入未済額となっています。一方、市の決算の不用額は13億4,185万8,878円で前年度に比べて4億1,028万5,185円増加しています。適切な滞納整理の前に適切な課税納付金の在り方を検討していただき、払いたくても払えない現状にも対応していただきたいと思います。
また、職員定数については、職員の事務量は人口増加により増加していると予測されます。令和元年度も多くの病休者が出たとのことです。事務量に見合い、健康で働き続けられる職員への配慮が必要と考えます。
以上、要望を申し上げて反対討論といたします。
○議長(青山直道君) 次に、本案に対する賛成討論はありませんか。12番
さとうゆみ議員。
○12番(さとうゆみ君) 大枠では賛成をいたしますが、今から申し上げる2点について今後悪い部分を改めて市政運営に当たっていただきたいと考えます。
まず1点目については、大型事業の実施の方針を明確にしてから進むべきとのいうことです。令和元年度は、福祉の家の大規模改修に向けて、福祉の家再整備基本設計業務委託に875万円をコンサルタント会社に委託して作成をいたしました。この事業は平成30年度も準備を行っております。しかし、福祉の家大規模改修は見送られることとなりました。また、古戦場公園の再整備についても令和2年度から始まる予定でありまして、令和元年度は建築実施設計委託に2,841万円と、造園実施設計委託に1,500万円の合計約4,300万円をかけて再整備工事のために準備をしておりましたが、再整備工事自体が見送られることとなりました。これらは時間があいてしまうと状況が異なり、使えなくなるものもありますので、結果的に無駄使いになる可能性があります。今後長久手市は、庁舎建替えや新総合体育館の整備など大規模な施設整備が控えていますので、一つ一つのことを着実に進めていただきたいと思います。
2点目については、市民ワークショップがどうあるべきか、いま一度考えてほしいということです。先日、長湫中部1号緑地を見学いたしました。この緑地は、平成29年に市民ワークショップが10回以上開催され、必要な機能や施設について話し合われ、防災機能を備えてほしい。また起伏のある芝生広場を回復してほしいといった市民の意見を設計に反映し、市民が話し合い、デザインした広場ということです。しかし、整備されたものを見ますと、交流ベンチが三つ、154万円と87万円と70万円ということで三つで300万円以上もかかっております。また跳んで遊ぶ飛び石も18個で91万円、その他の施設も軒並み高いという印象があります。実際このような高額なものを本当に市民の方が欲しいと言っているのか疑問があります。また、防災機能を備えた公園にしてほしいということで整備が進みましたけれども、実際にそこで防災の活動をする団体はいないということです。市民のワークショップは、この長湫中部1号緑地以外の事業についても開かれておりますが、実際の現実に生かしていけるようなワークショップに今後していただけるよう要望いたします。
以上のことをお伝えしまして、私の討論といたします。
○議長(青山直道君) 次に、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
認定第1号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 多 数]
○議長(青山直道君) 起立多数です。
認定第1号は原案のとおり可決されました。
次に、認定第2号令和元年度長久手市国民健康保険特別会計決算認定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。1番わたなべさつ子議員。
○1番(わたなべさつ子君) 令和元年度長久手市国民健康保険特別会計決算認定について反対討論に参加します。
加入者の所得や生活の実態から現在の国保税が高過ぎることが国民健康保険制度の構造的な問題であるという認識は、市長を含めた地方自治体関係者の一致した認識になっています。国保の都道府県化の下でも、法令上、標準保険料率は参考値にすぎず、自治体に従う義務はありません。国保の都道府県化が実施された後も地方自治の原則に基づいて、自治体の判断で公費繰入れができることは厚生労働省が度々答弁しています。国保税は今でも高過ぎる水準にあり、協会けんぽ、組合健保、共済などの他の公的医療保険と比べても大きな格差があります。これをさらに引き上げれば、住民の命と健康、暮らしが脅かされることにつながります。国民健康保険法第77条に市町村及び組合は、条例または規約の定めるところにより、特別の理由があるものに対し、保険料を減免できると定めています。独自減免を行っている自治体では、これを根拠にして減免をしています。国保税には均等割が収入のない子供にも同額が課せられています。子供の均等割を減額免除する事業は高過ぎる国保税の引下げですが、内容は子育て支援策です。標準保険料率に向けて毎年の保険税引上げに反対を申し上げ、反対討論とします。
○議長(青山直道君) 次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
次に、本案に対する反対討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
認定第2号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 多 数]
○議長(青山直道君) 起立多数です。
認定第2号は原案のとおり可決されました。
次に、認定第3号令和元年度長久手市土地取得特別会計決算認定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
認定第3号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
認定第3号は原案のとおり可決されました。
次に、認定第4号令和元年度長久手市介護保険特別会計決算認定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。1番わたなべさつ子議員。
○1番(わたなべさつ子君) 介護保険制度の改正は、利用者から見ると負担増と給付抑制の連続です。一定程度の所得があれば必要なサービスを利用することができるのが現状の介護保険制度ではないでしょうか。健康寿命を維持し、必要とする人が安心して使える介護保険が必要であることを要望し、反対討論とします。
○議長(青山直道君) 次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
次に、本案に対する反対討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
認定第4号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 多 数]
○議長(青山直道君) 起立多数です。
認定第4号は原案のとおり可決されました。
次に、認定第5号令和元年度長久手市後期高齢者医療特別会計決算認定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。1番わたなべさつ子議員。
○1番(わたなべさつ子君) 後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者は年金生活者か無年金生活者が大多数です。後期高齢者医療制度は、軽減措置はありますが、例外なく保険料を徴収されます。医療費の自己負担や介護保険料の保険料、自己負担などでこの保険料が重い負担になっています。今後さらに保険料が高くなっていくことが予想されます。負担能力のない者に保険料負担を課すことで医療を諦めざるを得ない人を生み出さないように要望して反対討論といたします。
○議長(青山直道君) 次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
次に、本案に対する反対討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
認定第5号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 多 数]
○議長(青山直道君) 起立多数です。
認定第5号は原案のとおり可決されました。
次に、認定第6号令和元年度長久手市卯塚墓園事業特別会計決算認定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
認定第6号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
認定第6号は原案のとおり可決されました。
次に、認定第7号令和元年度長久手市公園西駅周辺土地区画整理事業特別会計決算認定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
認定第7号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
認定第7号は原案のとおり可決されました。
次に、認定第8号令和元年度長久手市下水道事業会計利益の処分及び決算認定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
認定第8号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
認定第8号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第58号令和2年度長久手市
一般会計補正予算(第7号)について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第58号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
議案第58号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第59号令和2年度長久手市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第59号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
議案第59号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第60号令和2年度長久手市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第60号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
議案第60号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第61号令和2年度長久手市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第61号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
議案第61号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第62
号リニモテラス公益施設条例の制定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。5番大島令子議員。
○5番(大島令子君) 議案第62
号リニモテラス公益施設条例の制定について、反対の立場から討論を行います。
この条例の第4条には、リニモテラス公益施設で行われる事業内容が書かれております。私は、さきの本会議で事業実施に当たり、市の各課との関係が生じ、各課との役割分担、責任分担についてお尋ねをいたしました。答弁では指定管理者である民間企業のノウハウを活用した事業展開を行うことにより、各課と関係のある補助団体が実施する事業をリニモテラス公益施設で実施する際には、行政が指定管理者と団体との間で調整役として入ることが考えられるが、直接的な関与は想定していないという答弁でした。そして事業実施に際しては、指定管理者のほか、リニモテラス運営協議会が関わっていき、観光及びまちづくり情報の発信相談対応事業には、一般社団法人長久手市観光交流協会と連携しながら行うということでした。これらの答弁をよく考えると事業のほとんどがリニモテラス運営協議会と一般社団法人長久手市観光交流協会が指定管理者とともに行うということです。ところがリニモテラス運営協議会には、毎年補助金が約200万円以上、一般社団法人観光交流協会には、約1,800万円ほど助成しており、その上、指定管理者には人件費、光熱水費や修繕費などの維持管理費で2,000万円程度の指定管理料、これにプラスして事業費も見込んでいるということです。この小さな施設の事業を行うに当たり、三つもの団体に最低でも4,000万円以上の多額な事業費を補助していくという運営は、財政面で困難ということから、延期となっている数々の事業が現在あることを考えるととても理解できません。
次に運営体制の面では、観光交流協会の事務局で常勤、非常勤で働いている職員のうち、5名がリニモテラス運営協議会のメンバーと重なっており、このごちゃ混ぜとなった運営体制で第4条に規定している事業がスムーズに行えるのか大いに疑問です。人的に混ざっている体制は、税金である補助金も同様なのではないかという疑念を抱き、私は市民に対して責任を持ってリニモテラス公益施設が、この条例どおりの役割を果たすという説明ができません。
次に、公益施設とは一体何でしょうか。公益とは文字どおり公共の利益です。リニモテラスは公益施設です。市民に対して事業の結果を出さなくてはなりません。このような使命を持った施設の運営の中心を担う指定管理者の管理に対する基準第13条には、利用者に対して適切なサービスの提供を行うことという曖昧でどのようにでも解釈ができるような基準しかありません。良くも悪くも公益という名の下に、あれも駄目、これも駄目、これもいい、あれもいいという中途半端な施設になるおそれがあると思われます。平成20年度に策定された第5次長久手市総合計画の主要プロジェクトに位置づけられてから12年が過ぎ、リニモテラス構想は、その立地場所もコンセプトも大幅に変わり事業を着手いたしました。現在のコンセプトである大学連携、多文化共生、子育て支援、観光交流の4つのコンセプトがこの条例により果たされる公益施設とは思えません。
以上の理由をもって反対討論といたします。
○議長(青山直道君) 次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
次に、本案に対する反対討論はありませんか。1番わたなべさつ子議員。
○1番(わたなべさつ子君) リニモテラス公益施設条例の制定について、反対の立場から討論に参加いたします。
公の施設の管理運営を民間企業等に委ねる指定管理者制度は、小泉内閣の官から民への構造改革の重要な柱として導入されました。地方行革の一環として2003年に地方自治法を改正して、公の施設、公共施設の管理を民間企業に委ねる手法として制度化し、導入を図ってきました。指定管理者制度は、民間企業のノウハウを活用するとして、導入が検討、推進されてきましたけれども、営利企業が委託先として圧倒的多数を占めることにはなりませんでした。指定管理者制度導入の目的としての経費節減を住民サービス向上に並列して上げることにより、事実上、これを目的とするよう誘導してきました。指定管理者制度の主要な目的である経費節減は、公の施設の経費の主要な部分を占める人件費の削減そのものに影響をもたらし、それは低賃金、雇用形態に表れ、公共サービスそのものの低下を招くことにつながることが予想されます。条例の制定については反対いたします。
○議長(青山直道君) 次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
次に、本案に対する反対討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第62号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 多 数]
○議長(青山直道君) 起立多数です。
議案第62号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第63号長久手市
子育て支援センター条例の一部を改正する条例について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第63号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
議案第63号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第64号長久手市景観条例の制定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第64号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
議案第64号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第65号長久手市都市緑化基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第65号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
議案第65号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第66号長久手市
農村集落家庭排水施設事業分担金徴収条例等の一部を改正する条例について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第66号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
議案第66号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第67号長久手市
児童発達支援センターの指定管理者の指定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第67号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
議案第67号は原案のとおり可決されました。
次に、意見書案第2
号地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書の提出について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。1番わたなべさつ子議員。
○1番(わたなべさつ子君) 行政のデジタル化に関する基本原則は、事務、業務の自動化、共通化を図り、行政手続申請に基づく処分通知を一貫してデジタルで完結する。一度提出した情報は二度提出することを不要とする。民間サービスを含め、複数の手続サービスをワンストップで実現するとし、政府は経済成長やイノベーションの促進に資するためのビッグデータ利活用を進めています。データが大量に統合されることによる個人情報の漏えいやプロファイリングによる社会的排除を許さないルールづくりが必要です。政府はICT活用により、行政を効率化し、予算削減を目指すとしていますが、ICT化する業務が増えれば関連予算が増加することは当然です。この5年間で政府全体の情報システム関係予算は増加しており、2019年度は7,000億円を超える巨額の予算が計上されています。行政手続のデジタル化、オンライン化で必要になるのが顔写真つきのマイナンバーカードです。政府は2022年度にほとんどの住民が保有することを目指しています。健康保険法改正と戸籍法改正も2019年に成立させました。2021年3月からマイナンバーカードを健康保険証として使用可能としています。行政手続のオンライン化による大きな問題は経費削減や効率化を追求していった結果、紙や窓口を利用した行政手続が廃止され、利用者の利便性がないがしろにされていくことです。またICT機器を使用することが困難な障がい者や高齢者などで生じる格差は大きな問題です。デジタル化に伴う個人情報保護は置いてけぼりのままです。オンライン化された行政手続の利用は自己責任とされ、行政サービスは使える人が使えばいいということになりかねません。行政のデジタル化は事業計画に伴う住民合意の方法が定められておらず、住民合意の在り方は曖昧であり、個人情報が集積され、全人格まで掌握される危険があります。行政手続はオンライン優先ではなく、紙や窓口なども含めて利用者が使いやすいものを選択できることが必要と考えます。
以上により、反対討論といたします。
○議長(青山直道君) 次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
次に、本案に対する反対討論はありませんか。2番伊藤真規子議員。
○2番(伊藤真規子君) 私は、意見書案第2号に反対の立場から討論をいたします。
デジタル化を進めてほしいところもたくさんありますが、1枚のマイナンバーカードに自分の生活のデータを次々集約させ把握されることには不安を感じます。この意見書案には、マイナンバーカードの記載はありませんが、与える影響が不明なため、今回は反対します。
以上をもって、反対討論をいたします。
○議長(青山直道君) 次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
次に、本案に対する反対討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
意見書案第2号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 多 数]
○議長(青山直道君) 起立多数です。
意見書案第2号は原案のとおり可決されました。
次に、請願第1
号定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は採択すべきものです。
請願第1号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
請願第1号は採択すべきものと決しました。
――――――――――――――
○議長(青山直道君) 日程第4、意見書案第3
号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について、提案者の説明を求めます。山田かずひこ議員。
[8番 山田かずひこ君登壇]
○8番(山田かずひこ君) それでは、意見書案第3号について、説明を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出についてであります。
首題の事件について、別紙のとおり、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣、まち・ひと・しごと創生担当大臣に意見書を提出するものであります。
要旨といたしまして、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は、戦後最大の経済危機に直面している。今後の地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しいものになることが予想されることから、地方財政対策を求めるため、関係機関に対し意見書を提出するものであります。
以上です。
○議長(青山直道君) 提案者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
意見書案第3号について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
お諮りします。
意見書案第3号については、会議規則第37条第3項により委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(青山直道君) 異議なしと認め、委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論採決に入ります。
意見書案第3号について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
意見書案第3号について、賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
意見書案第3号は可決することに決しました。
この際、暫時休憩します。
午前11時45分休憩
――――――――――――――
午前11時46分再開
○議長(青山直道君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ただいまなかじま和代議員ほか4人からお手元に配付のとおり、意見書案第4号が提出されました。
お諮りします。
意見書案第4
号定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書の提出についてを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(青山直道君) 異議なしと認め、意見書案第4号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
――――――――――――――
○議長(青山直道君) 日程第5、意見書案第4
号定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書の提出について、提案者の説明を求めます。なかじま和代議員。
[7番 なかじま和代君登壇]
○7番(なかじま和代君) それでは、意見書案第4号について、御説明を申し上げます。
定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書の提出についてです。
別紙のとおり、内閣総理大臣、内閣官房長官、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣に意見書を提出するものです。
その要旨といたしましては、定数改善計画の早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率2分の1への復元に向けて、十分な教育予算を確保されるよう求めるため、関係機関に対し意見書を提出するものです。
以上で、意見書案第4号の説明とさせていただきます。
○議長(青山直道君) 以上で、提案者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
お諮りします。
意見書案第4号は、会議規則第37条第3項により委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(青山直道君) 異議なしと認め、委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論採決に入ります。
意見書案第4号について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
意見書案第4号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(青山直道君) 起立全員です。
意見書案第4号は原案のとおり可決されました。
ここでお諮りします。
本定例会において議決された事項については、会議規則第43条により、その条項、字句、数字、その他の整理を議長に委任されたいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(青山直道君) 異議なしと認め、私、議長にお任せください。
――――――――――――――
○議長(青山直道君) 以上で、本定例会に付託された案件は全て議了しました。
市長、挨拶をお願いします。市長。
[市長 吉田一平君登壇]
○市長(吉田一平君) 令和2年第3回
長久手市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼を申し上げます。
本定例会は、9月3日に開会され、28日間にわたり議員各位の熱心な御審議を賜りまして、本日ここに閉会を迎えることができましたことを厚くお礼申し上げます。
本定例会に御提案させていただきました、認定8件、議案11件及び同意案2件につきましては、いずれも原案どおり、御可決、御同意を賜り、誠にありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症は、今後、第3波、第4波の発生が懸念されます。本市も、政府が示す新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式や愛知県新型コロナウイルス感染拡大予防対策指針等を基に感染症対策に取り組んでいく所存でございます。議員各位におかれましては、健康には十分御留意いただき、市政発展のために御尽力くださいますことをお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(青山直道君) これをもって、令和2年第3回
長久手市議会定例会を閉会します。
午前11時52分閉会
上記のとおり本会議の顛末を記載し、地方自治法第123条の規定により署名する。
長久手市議会議長 青 山 直 道
署名議員 石じま きよし
署名議員 田 崎あきひさ...