日進市議会 > 2024-03-25 >
03月25日-06号

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  1. 日進市議会 2024-03-25
    03月25日-06号


    取得元: 日進市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 6年  3月 定例会(第1回)        令和6年第1回日進市議会定例会本会議[3月25日(月)]1.開議        午前9時30分 議長宣告1.会議に出席した議員         1番 田中とおる       2番 島村きよみ         3番 ゆきむらともこ     4番 加納やすこ         5番 吉野ゆうと       6番 小出あさこ         7番 白井えり子       8番 舟橋よしえ         9番 山田久美        10番 岩渕晃久         11番 大屋よしお       12番 福安淳也         13番 ごとうみき       14番 坂林たくみ         15番 川嶋恵美        16番 中島まなみ         17番 水野たかはる      18番 小野田利信         19番 大橋ゆうすけ      20番 武田治敏1.会議に欠席した議員         なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  市長          近藤裕貴   副市長         水野隆史  教育長         岩田憲二   総合政策部長      萩野一志  総合政策部調整監    岩瀬雅哉   総務部長        石川雅之  生活安全部長      杉田武史   健康福祉部長      川本賀津三  こども未来部長     棚瀬浩三   都市整備部長      蟹江健二  都市整備部参事     伊藤信一郎  産業政策部長      長原範幸  産業政策部参事     吉川 浩   生涯学習部長      伊東あゆみ  学校教育部長      加藤 誠   総務部次長兼税務課長  石川誠司  生活安全部次長防災交通課長              鬼頭 聡1.会議に職務のために出席した者の職氏名  議会事務局長      伊東敏樹   議会事務局次長兼議事課長                                 山田 進1.会議に付した事件  議案第3号 日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正について  議案第4号 日進市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  議案第5号 日進市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について  議案第6号 日進市職員の給与に関する条例及び日進市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について  議案第7号 日進市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について  議案第8号 日進市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について  議案第9号 日進市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部改正について  議案第10号 日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について  議案第11号 日進市国民健康保険税条例の一部改正について  議案第12号 日進市介護保険条例の一部改正について  議案第13号 日進市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第14号 日進市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について  議案第15号 令和5年度日進市一般会計補正予算(第12号)について  議案第16号 令和5年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について  議案第17号 令和5年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について  議案第18号 令和5年度日進市介護保険特別会計補正予算(第3号)について  議案第19号 令和5年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第20号 令和5年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第21号 令和5年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第22号 令和6年度日進市一般会計予算について  議案第23号 令和6年度日進市国民健康保険特別会計予算について  議案第24号 令和6年度日進市後期高齢者医療特別会計予算について  議案第25号 令和6年度日進市介護保険特別会計予算について  議案第26号 令和6年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第27号 令和6年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第28号 令和6年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第29号 令和6年度日進市下水道事業会計予算について  議案第30号 工事請負契約の締結について(道の駅地域振興施設/建設工事(ゼロ債))  議案第31号 市道路線の認定について  議案第33号 日進市税条例の一部改正について  議案第34号 日進市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  議案第35号 令和5年度日進市一般会計補正予算(第13号)について  議案第36号 令和6年度日進市一般会計補正予算(第1号)について  議員提出議案第1号 日進市議会委員会条例の一部改正について1.議事日程  日程第1 諸般の報告       1 議長  日程第2 議案第3号から議案第31号までについて       (委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決)  日程第3 議員提出議案第1号について       (質疑・討論・採決)  日程第4 議案第33号から議案第36号までについて       (上程・説明・質疑・委員会付託委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決)1.閉議        午後2時55分 議長宣告1.閉会式       午後2時55分 議長挨拶                   市長挨拶     午前9時30分 開議 ○議長(大橋ゆうすけ) おはようございます。 開議に先立ち報告します。 本日、報道機関の撮影を許可しました。 本日の出席説明員は、お手元に配付したとおりです。 ただいまの出席議員数は20人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程表のとおりです。 これより本日の日程に入ります。----------------------------------- ○議長(大橋ゆうすけ) 日程第1、諸般の報告を議題とします。 議長から報告します。 専決処分事項の報告について、市長から書面にて報告がありましたので、お手元に配付してあります報告第3号及び第4号をもって説明に代えることといたします。 次に、監査委員から、令和6年1月分の例月出納検査結果、本郷前田北線道路改良工事に関する工事監査結果及び日進アシスト株式会社に対する財政援助団体等監査結果の報告が本職にありましたので報告します。 以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- ○議長(大橋ゆうすけ) 日程第2、議案第3号、日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正についてから議案第31号、市道路線の認定についてまでを一括議題とします。 この際、各常任委員長より審査結果の報告を求めます。 最初に、総務文教委員会 川嶋委員長。     〔総務文教委員会 川嶋恵美委員長登壇〕 ◆総務文教委員会川嶋恵美委員長) 議長の御指名がございましたので、3月7日に開催いたしました総務文教委員会の主な審査の模様と結果について御報告いたします。 最初に、議案第3号、日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、条例改正により何が変わるのかとの質疑に、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴うものであり、条例改正により範囲が変わることはないとの答弁があり、また、条例改正の基となる法律を管轄する省庁はどこかとの質疑に、主管省庁はデジタル庁であるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対の立場から、国からの正式通知があった後に必要に応じて改正すべきであり、反対するとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第3号については賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号、日進市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、人事院勧告の内容はどのようかとの質疑に、有為な人材を誘致、育成するために、多様なワークスタイルライフスタイル実現と、ウエルビーイングの土台となる環境整備をすることが必要であるとされているとの答弁があり、また、フレックスタイム制は日進市の公務員の勤務体系になじむのかとの質疑に、フレックスタイム制は柔軟な働き方の選択肢の1つと考えており、働き方の選択肢が増えることで、職員のワーク・ライフ・バランスの確保につながるものと考えているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対の立場から、条例を改正するよりも先に職員を増やし、全職員が多様な働き方をすることができる環境整備が必要であり、反対するとの討論があり、賛成の立場から、私立保育園で週休3日を取り入れたことにより、保育士が集まるようになったという事例がある。本改正を他自治体がして本市がしない場合、人材の確保が難しくなる可能性もある部分も含め、本改正は時宜にかなったものであり、賛成するとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第4号については賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号、日進市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、人材派遣型職員の区分を特別職とする理由は何かとの質疑に、企業版ふるさと納税における人材派遣型を活用する場合には、市職員として任用する必要があるため、兼職ができなくなるリスクがあるが、非常勤特別職としての任用を可能とすることにより、派遣元企業の身分を保持したままでも執務できるようになるためとの答弁があり、また、選挙管理委員の報酬について改正のきっかけは何かとの質疑に、有権者増加による選挙業務の責任の増大や、今後予定している移動型期日前投票等の新たな取組を行う上での業務負担等を考慮し、県内市町の報酬額を参考に、増額が必要と判断したためとの答弁がありました。 その後、委員より、継続審査の動議がありましたが、採決の結果、賛成少数であり、継続審査とすることは否決されました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対の立場から、人材派遣型職員について調査・研究する時間が不十分であり、反対するとの討論があり、賛成の立場から、もともとが安い設定の選挙管理委員の報酬について、他自治体を参考にした改正であり、賛成する。また、企業版ふるさと納税人材派遣型を導入することで、最小限の行政負担でより多様な人材を取り入れることができるため、賛成するとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、賛成多数であり、議案第5号について原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号、日進市職員の給与に関する条例及び日進市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、在宅勤務できる課とできない課についてはどのように考えているのかとの質疑に、在宅勤務になじむ業務を切り出して行うことで、全ての所属で在宅勤務が可能であると考えているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第6号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号、日進市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、年収の壁問題についてどのように考えているのかとの質疑に、任用する各課から各会計年度任用職員に丁寧な説明をして対応している。あわせて、一時的に年収が130万円を超えた会計年度任用職員については、本市から永続的な賃金上昇ではないという証明書を交付し、配偶者の保険扶養から外れることのないように配慮をしているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第7号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第8号、日進市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、日進市内で重大な災害が発生した場合も支給対象となるのかとの質疑に、市内においても対象となるような災害が発生して、対象となる作業に従事した場合においては、支給対象となるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第8号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第9号、日進市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、データ提出する場合のデータの形式はどのようかとの質疑に、PDF形式を想定しているが、詳細については今後の検討事項であるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第9号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの総務文教委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、総務文教委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、福祉厚生委員会 山田委員長。     〔福祉厚生委員会 山田久美委員長登壇〕 ◆福祉厚生委員会山田久美委員長) 議長の御指名がございましたので、3月8日に開催いたしました福祉厚生委員会の主な審査の模様と結果について御報告をいたします。 最初に、議案第11号、日進市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、保険税の改定について他市の動向はどのようかとの質疑に、他市が2月初旬に行った調査によると引上げ幅は様々だが、県内38市のうち34市で引上げ予定、4市で変更なし、引下げ予定の市はないとの答弁がございました。 また、今回の保険税の引上げに当たって加入者の方への負担軽減などは行っているかとの質疑に、現在、標準保険料率との乖離を解消するために、段階的に保険税率の引上げを行っているが、急激な引上げを抑制するため、基金の投入額を計画値の1億8,000万円より増額し、3億円を投入することとしている。また、所得額にかかわらず一定額が付加される均等割については、所得割、平等割と比較して伸び率を抑制しているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対、賛成それぞれの立場から発言がありました。 反対討論では、制度上、引上げが致し方ないことは理解できるが、市民の暮らしを考えると、物価高騰や介護保険の引上げが同時であること、また、医療費の適正化にもう少し力を入れていただきたいこと、また、引上げ率が前回に比べて大きいことから、反対するとの討論がありました。 賛成討論では、令和6年度の標準保険料率から試算した調定額と令和5年度の本市の調定額との差額3万1,717円について、保険税改定方針に基づき引上げ額を試算されているとのこと、また、事業費納付金の増加により令和4年度、5年度も基金繰入額が増加していることや、社会保険の適用拡大及び団塊世代の後期高齢者医療への移行など状況が変化しており、令和6年度も基金を投入されるとのことだが、それにも限界があり、国保税の引上げも必要であると認識して、賛成するとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第11号については賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号、日進市介護保険条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、介護給付費準備基金を全額投入すると、将来的にどのような状況になるのかとの質疑に、一旦、介護保険料の上昇は抑えられるが、第10期の介護保険料算定時には残額がないため、急激な増額をせざるを得ない状況になると考えられるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対、賛成それぞれの立場から発言がありました。 反対討論では、物価高騰で苦しい生活の方もおられる中で、低所得の方に配慮した率にしていただいたという工夫は理解できるが、国保税と同時に引上げということが主な理由である。引上げをするのであれば、サービスをもう少し充実するとか、市民の皆さんに見える形のものがあればいいと考え、反対するとの討論がありました。 賛成討論では、今回の改正は低所得者の負担軽減を図るために高所得者層の保険料段階を2段階増やして保険料段階を13段階から15段階に設定し、低所得者層である第1段階から3段階までに係る保険料率を国の基準より低くなるように改めるものであり、時勢の中、やむにやまれぬ状況と認識し、賛成するとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第12号については賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号、日進市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、今回の一部改正によって今後発生するであろう電磁的記録媒体は全て対応できるのかとの質疑に、そのとおりであるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第13号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で福祉厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの福祉厚生委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、福祉厚生委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、市民建設委員会 水野委員長。     〔市民建設委員会 水野たかはる委員長登壇〕 ◆市民建設委員会水野たかはる委員長) 議長の御指名がございましたので、3月11日に開催いたしました市民建設委員会の審査の模様と結果について報告いたします。 まず、議案第10号、日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部からの説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、電子決済は令和6年4月1日からできるのか。スマートフォンだけではなく、パソコンからも決済可能であるかとの質疑に、スマートフォンパソコンともに4月1日から決済可能であるとの答弁がありました。 また、根拠法の条項の修正は電子決済ができるようになることにより行うものであるのかとの質疑に、本来なら、電子決済を行う前に改正すべきところであったが、今回の改正に合わせて条文を改めたものであるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第10号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号、日進市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部からの説明を省略し、質疑、意見を求めるもなく、討論もなく、採決したところ、議案第14号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第30号、工事請負契約の締結について(道の駅地域振興施設/建設工事(ゼロ債))を議題とし、執行部からの説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、本契約が成立した場合のスケジュールはどのようかとの質疑に、4月1日から着工し、くい工事を経て、6月から基礎工事を行う。その後、屋根・外壁工事を行い、11月下旬から内装工事に着手していく。2月中にはおおむね完成を迎え、3月10日の竣工の予定としているとの答弁がありました。 また、建設工事の途中で資材等の高騰が予想以上になった場合はどのように対応するのかとの質疑に、積算時に最新の工事単価、材料単価を用いており、現段階では考えていないとの答弁がありました。 また、今回の契約の設計について、公表されている基本設計から予定価格に影響するような大きな設計変更はないかとの質疑に、授乳室やZEB化などの検討の中で若干の変更はあるが、基本設計と同じ考え方で詳細を詰めて設計をしているとの答弁がありました。 また、ゼロ債務負担行為で枠組みを取ってはあるが、まだ予算が可決されていない段階で工事請負契約案件を進めることに関してどう考えているのかとの質疑に、今は仮契約の段階であり、契約と予算について議会の議決を得てから本契約となるので、特に問題ないものと考えているとの答弁がありました。 その後、委員により、継続審査の動議がありましたが、採決の結果、可否同数であったため、日進市議会委員会条例第17条の規定に基づき、委員長の決するところにより、継続審査とすることは否決されました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対の立場から、市民からは道の駅の経営が赤字になるのではという懸念をよく聞く。将来的な市民の負担になりかねない道の駅を推進することになるこの議案には賛成しかねる。また、建築工事の詳細設計が示されていない中で、充分な議論が尽くされていない。基本計画の段階から色々な変更がされているのではないかという点と、予算が通っていない中でゼロ債務負担行為をかけた大型契約をオーケーということにはならないことから反対としたいとの討論があり、賛成の立場から、1年で工事を済ませないといけないという点と、遅らせれば遅らせた結果、物価高騰の波に飲み込まれて今があるということを考えると、これは進めるべきであるとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第30号については可否同数であったため、日進市議会委員会条例第17条の規定に基づき、委員長の決するところにより、原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第31号、市道路線の認定についてを議題とし、執行部からの説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、道路認定に係る道路幅について根拠となるものは何かとの質疑に、日進市開発等事業に関する手続条例で、都市計画法の制限を上乗せしているとの答弁がありました。 また、道路を認定するに当たり、接道する戸数に関する規定はあるのかとの質疑に、戸数に規定はないとの答弁がありました。 また、開発道路が接続する既存道路が狭い場合があるが、それについては問題ないかとの質疑に、最低の幅員はあるかと思うが、愛知県が基準に基づき審査をしているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第31号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で市民建設委員会の報告を終わります。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの市民建設委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、市民建設委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、予算決算委員会 小野田委員長。     〔予算決算委員会 小野田利信委員長登壇〕 ◆予算決算委員会小野田利信委員長) 議長の御指名がありましたので、予算決算委員会の審査結果を御報告いたします。 当委員会に付託されました議案を審査するため、3月5日と3月21日に予算決算委員会を開催いたしました。 1日目の3月5日の委員会では、当委員会の付託議案を所管部分の各分科会への分担付託を行い、2日目の3月21日の委員会では、各分科会長から審査報告を受けた後、討論、採決を行いました。その結果について御報告いたします。 最初に、議案第15号、令和5年度日進市一般会計補正予算(第12号)については、1名の方から反対討論がありましたが、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号、令和5年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、議案第17号、令和5年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、議案第18号、令和5年度日進市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、議案第19号、令和5年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第20号、令和5年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第21号、令和5年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)についての各議案は、討論もなく、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号、令和6年度日進市一般会計予算については、3名の方から反対討論がありましたが、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第23号、令和6年度日進市国民健康保険特別会計予算については、3名の方から反対討論がありましたが、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号、令和6年度日進市後期高齢者医療特別会計予算については、3名の方から反対討論がありましたが、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第25号、令和6年度日進市介護保険特別会計予算については、3名の方から反対討論がありましたが、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号、令和6年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について、議案第27号、令和6年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について、議案第28号、令和6年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計予算についての各議案は、討論もなく、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第29号、令和6年度日進市下水道事業会計予算については、1名の方から反対討論がありましたが、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で予算決算委員会の報告を終わります。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの予算決算委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、予算決算委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより議案第3号、日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 ごとうみき議員。 ◆13番(ごとうみき) 反対の立場で討論をいたします。 そもそも、この条例改正の基になる行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律は、マイナンバー制度の拡大を進めることが前提で、重要な問題点が多数あります。昨年の国会審議中にも、マイナンバーカードをめぐるトラブルが次々と発覚をいたしました。その1つが紙の保険証の廃止、マイナ保険証の強制です。 この法改正では、マイナ保険証による資格確認ができない人に申請主義の資格確認書を創設し、国民健康保険・後期高齢者医療保険制度では、「被保険者証」の文言を法律から削除しています。マイナ保険証のトラブルは命に関わる問題であり、マイナ保険証を取得しづらい高齢者や障害者などは、医療を受ける権利が奪われることになりかねません。 総務文教委員会でマイナンバー利用範囲の拡大においてどのような影響があるのかと質疑をいたしましたが、具体的な主務省令が国からまだ出ていない。主務省令に応じ、ほかの条例改正を今後各課で判断するとの答弁でした。これは、マイナ保険証を含め、マイナンバー制度の拡大がいろんな分野に広がっていくということを私は危惧いたします。 そもそも、マイナンバー制度はプライバシー侵害のリスクが避けられません。だからこそ、この制度発足以来、社会保障、税、災害対策の3分野に限定して使用し、利用する事務・情報連携も法律で規定されていました。しかし、今回の法改正、それに基づく本条例の一部改正でマイナンバー利用の限定を外し、全ての行政分野においての利用が可能になります。 具体的には主務省令でということで、どんなところに利用範囲が拡大されるのか把握できないというこの状況の中で、先に利用拡大ができるようにしておくというのはそもそも問題があるとも考えられます。マイナンバー利用拡大におけるトラブルや、市民のプライバシー侵害のリスクも避けられない中、本条例改正には反対いたします。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第3号に対する討論を終結します。 これより議案第3号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第3号、日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第4号、日進市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 ごとうみき議員。 ◆13番(ごとうみき) 反対の立場で討論いたします。 初めに、職員の皆さんの働き方の多様性を否定するものではないと一言申し上げます。 総務文教委員会フレックスタイム制の導入について、休みやすい環境をつくるためとの答弁がありました。この視点は大変重要だと私も考えます。 しかし、この休みやすい環境には、日々の社会情勢の変化にも対応できる抜本的な職員の増員が必要です。1人当たりの仕事量の分量が変わらずに、休みの確保のために1日の労働時間を長くするというのは、本当に職員のためになるのでしょうか。 1日の勤務を午前7時から午後10時の中で割り振るとのことですが、このことが無理な働き方につながらないか、長時間過密労働にならないか、懸念いたします。公務員の皆さんの1日の労働時間の上限と、残業代の支給、休憩時間の確保、育児・介護休暇や時短などは、長年の運動の中で勝ち取られてきた労働者の権利です。 家庭と仕事の両立、個々人の多様な生活様式も大切にする働き方を保障するため、気兼ねなく休める環境のためには、1人当たりの仕事量を減らす職員の増員こそ必要です。フレックスタイム制導入に伴う職員の増員はないとの委員会の答弁でしたので、ここは認めるわけにはいかないと、反対をいたします。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 山田議員。 ◆9番(山田久美) 議案第4号、日進市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、賛成の立場で発言をいたします。 今回の条例改正は、職員の働きやすい環境をつくるための条例だと私は理解しております。勤務時間等については、職場内で相談し合える環境は醸成され、職員団体との合意も得られて、今の人員体制にも大きな影響はないという御答弁をされておりましたし、特に、子育て中の職員や介護を必要とする御家族を持っておられる職員にとっては、職員同士で話し合い、自分で時間配分ができ、落ち着いた環境での仕事ができるのではないかとも考えております。 また、フレックスタイム制を導入することにより、さらなる人材をも確保することができ、本市が今進めておりますパートナーシップ宣誓制度にファミリーシップを導入する際にも適用できるということですので、私は大変うれしく思います。 よって、本議案には賛成をいたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第4号に対する討論を終結します。 これより議案第4号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第4号、日進市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第5号、日進市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 ごとうみき議員。 ◆13番(ごとうみき) 反対の立場で討論をいたします。 条例には幾つかの改正点がありますが、私は企業版ふるさと納税を活用した人材派遣型の導入、この1点に関して反対いたします。 人材派遣型の導入については、派遣する人件費などが企業の寄附として認められ、最大9割までが法人関係税が減税されます。企業にとっては財政面にもメリットがあると思われますが、そもそも、企業版ふるさと納税の拡大で税金の自治体間でのアンバランスが大きくなることに、まず、1点目、危惧いたします。 また、具体的な事例検証が不十分だということです。 愛知県では、碧南市が2023年度から2年間、経営企画課に課長補佐級で、生命保険会社からこの制度を使って職員を受け入れているとのことです。 しかし、そもそも、地方自治体と公務員の役割は、市民の暮らしと福祉増進を図ることに最大の重きが置かれます。一方、企業は、利益、利潤を追求することに重きが置かれます。民間活力の導入とよく言われますが、どこの立ち位置に立って仕事をするのかは、根本的に違うのではないでしょうか。 派遣企業には最大9割の法人税の減税メリットがありますが、同時に、市民にとってはどうなのか、日進市にとってどうなのか、今までの行政の在り方より企業の意向が働く市の行政になっていかないか、市役所が持っている市民の個人情報が扱われ、将来的に企業に知れることにならないかなど、しっかり検証をし、歯止めをかけていく必要もあると私は考えます。 しかし、委員会の質疑の中では、人数や派遣期間、そしてどういう部署に配置するのかも含めて具体的には決まっておらず、企業との話合いによるという答弁でした。 市役所の本来の在り方を大きく変える方向に十分な事例研究もない中では賛成しかねるということを強く申し上げまして、討論といたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 島村議員。
    ◆2番(島村きよみ) 議案第5号につきまして、賛成の立場で発言します。 大変賛否が難しかったです。 今回の条例改正案に盛り込まれております人材派遣型、企業版ふるさと納税を活用しての、民間企業からの非常勤特別職の採用については、市の事業執行において本当に必要な人材と判断する場合に限るなど、抑制的に活用を図ることを求め、賛成とします。 ○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第5号に対する討論を終結します。 これより議案第5号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第5号、日進市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第6号、日進市職員の給与に関する条例及び日進市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第6号に対する討論を終結します。 これより議案第6号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第6号、日進市職員の給与に関する条例及び日進市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第7号、日進市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第7号に対する討論を終結します。 これより議案第7号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第7号、日進市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第8号、日進市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第8号に対する討論を終結します。 これより議案第8号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第8号、日進市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第9号、日進市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第9号に対する討論を終結します。 これより議案第9号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第9号、日進市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第10号、日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第10号に対する討論を終結します。 これより議案第10号を採決します。 本案に対する市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第10号、日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第11号、日進市国民健康保険税条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ゆきむらともこ議員。 ◆3番(ゆきむらともこ) 反対の立場で討論します。 本制度の財政運営責任主体である愛知県が決める事業費納付金は1人当たりの保険給付費の増加などにより増加しており、本市の保険税率と愛知県が示す標準保険料率の乖離が拡大していること、また、被保険者数の減少などにより保険税調定額の総額の減少に伴い、税収不足を補填する基金の投入額が計画値よりも増大し急速に減少すること、国、県から赤字補填の繰入金の早期解消を求められており、赤字補填をすれば国の特別交付金が減額される不利益があることから、市が保険税率の引上げを提案することは、市と県との役割分担の中で致し方ないということは理解できます。 しかし、このことは国民健康保険制度そのものの問題であり、被保険者に負担を求めるばかりでなく、本市から県、国へと制度の見直しなどについて声を上げていくことが必要ではないかと私は考えます。 そして、前回、令和4年度の保険税率改定では1人当たり調定額で約2.5%だったのに比べ、今回は約14.5%とこれまでにない大幅な引上げとなっていること、介護保険料との同時引上げとなること、今後、引き続き段階的な引上げが必要になると見込まれることは、物価高騰が続く現状において、被保険者の負担が非常に大きいと考えます。低所得者への配慮があるとはいえ、値上げには違いありません。 また、保険税率の改定は、12月と1月に開催された国民健康保険運営協議会の2回の審議で決定し、本議会に提案されています。もう少し審議に時間をかけるべきではなかったかとも考えます。 引上げの周知についても事前に十分な理解が得られるよう、時間をかけて個別に丁寧に行う必要がありますが、予定では、4月にホームページ、7月に広報掲載と納税通知書に同封してお知らせとなっており、これでは当事者にとって急過ぎると考えます。 加えて、保険給付費を抑制するさらなる取組を先にしていただきたいということもあります。 以上の理由から、本案に反対します。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、吉野ゆうと議員。 ◆5番(吉野ゆうと) 賛成の立場から討論いたします。 国民健康保険制度では、医療機関を受診する機会の多い高齢者の方や所得の少ない方などが多いといった加入者の構成割合であり、制度上、厳しい財務状況です。 一方で、現役世代の多い社会保険からの交付金や、保険税軽減や各種の減免に対して国、県及び市からの繰入れを受けるなど、国民健康保険財政に対して財政的な支援を受けている状況です。 本条例改正は保険税の引上げといった内容となっておりますが、急激な引上げを抑制するために段階的な引上げとし、税収不足については基金残高5億円のうち3億円を充てるなど、加入者の方への配慮が行われています。 一方で、基金がなくなった場合には、その時点で保険税を大幅に引き上げる必要が生じることから、基金を全額ではなく、段階的に投入することも適切と考えます。 また、本市も過去には赤字補填を目的とした一般会計からの繰入れがありましたが、国や県から早期の解消を求められています。一時的に一般会計からの繰入れを投入しても、事業費納付金が増加する現在の状況においては、標準保険料率との乖離を減らし、税収不足を解消するために、保険税を引き上げていく必要があると考えます。 以上より、保険税の段階的な引上げについては、国民健康保険制度が現役世代や公費からの財務支援を受けている状況や、保険給付に対する応分の負担の観点からやむを得ないものと考えます。よって、安心・安全に暮らせる日進市の未来を考え、本議案に賛成します。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、坂林たくみ議員。 ◆14番(坂林たくみ) 反対の立場で討論いたします。 条例改正案は、国民健康保険税を値上げするものです。1人当たり約1万5,700円、率にして14.5%もの値上げです。段階的とはいえ、14.5%もの値上げです。物価高の中にある市民にとって大きな負担増となるものです。 基金を取り崩して値上げ幅を抑えると言いますが、2024年度末に約3億3,000万円の基金を残す計画です。 国民健康保険は、法律に規定されているとおり、社会保障です。社会保障は、所得を再分配し、暮らしを守るように働かなければなりません。実質賃金も実質の年金額も下がっていることを考えなければならないと考えます。 国民健康保険税は、協会けんぽなどほかの制度と比べ、保険税が重い制度であり、その軽減こそ求められます。もともと、国の負担を減らした経緯こそ改められるべきです。市民に一番近い行政としてできることを最大限行い、国や県に対しても保険税軽減を求めるよう求めます。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、中島まなみ議員。 ◆16番(中島まなみ) 賛成の立場で討論いたします。 まず、国民健康保険制度において、国民健康保険税は加入者の皆様の保険給付に係る費用を補うための財源であることから、加入者の皆様に応分の負担をお願いするものであると考えます。 今回の議案に関する質疑を通じて、1人当たりの保険給付費が年々増加しており、保険給付費を補うために愛知県が市町村に割り当てている事業費納付金の金額も増加しております。また、県から示される標準保険料率においても、本市の税率との乖離が年々拡大しているということが分かりました。 本市は、これまでにおいても国保税の引上げによる加入者の皆様の負担軽減のため、段階的な引上げを行ってきておりますが、事業費納付金が増加しているため、国民健康保険制度を維持するためには、今回、引上げ幅を上げざるを得ない状況になっていると考えます。 一方で、保険給付費が増加していく中で、医療費の適正化を行っていくことが重要であると考えます。 住み慣れた地域で健康で暮らしていくため、保険給付費の伸びを抑えるためにも、皆さんが健康であることは大切です。そのためにも年に1度の特定健診の受診による健康管理、人によっては特定保健指導による生活習慣改善などに取り組んでいただくことは、健康づくり、健康寿命の延伸につながり、医療費の適正化にもつながると考えます。 市においては、特定健診や特定保健指導をはじめとした生活習慣病予防対策の各種事業や周知啓発に引き続きしっかり取り組んでいただくことをお願いいたします。 以上、国民健康保険制度の維持のためにやむを得ないと考え、あわせて、市において健康づくり、健康寿命の延伸につながる事業を引き続きしっかり取り組んでいただくことをお願いいたしまして、本議案に賛成いたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、加納やすこ議員。 ◆4番(加納やすこ) 賛成の立場で討論いたします。 まず、国民健康保険制度では、国及び県から国民健康保険財政における赤字解消、赤字補填のための一般財源からの繰入れの解消を求められております。 標準保険料率との乖離について一般財源からの赤字補填の繰入れを取りやめ、国民健康保険特別会計運用基金を取り崩してこれに充てながら、段階的に保険税の改定を行っていく市の方針についても理解をしております。 今回、執行部からの説明で、近年、高齢化や医療の高度化などにより愛知県に納付する事業費納付金が予想以上に増加しており、税収不足に補填する基金の取崩し額が当初の計画よりも増加する見込みであるという状況にあることも分かりました。 今回の保険税改定に当たっては、基金の投入額を計画値よりも増額しており、また、収入の有無にかかわらず賦課される均等割額の引上げにつきまして上げ幅を抑制するなど、加入者の方への急激な負担額を抑えるための取組も行っており、配慮も行われた上での保険税改定と考えております。 以上のことから、今回、保険税の改定は、加入者の方にさらなる御負担をお願いすることにはなりますが、国民健康保険制度を維持していくために必要なものであると考え、本議案に賛成するものであります。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 舟橋議員。 ◆8番(舟橋よしえ) 議案第11号について、会派を代表して反対の立場で発言をいたします。 現在の国民健康保険制度を維持する上で今回の国保税引上げはやむを得ないものであり、基金をできる限り繰り入れて引上げ幅を抑えれば、次回にはさらに大幅な引上げとなるという点については一定の理解をするところです。 一定の理解というのは、住民に一番近い基礎自治体は住民のセーフティーネットの役割を持つという意味合いから、市民の暮らしを守るという観点において、本当に今回の国保税引上げを認めてもよいのかという点がクリアにならないからです。 私は令和6年度一般会計当初予算審査において、法人市民税の市内中小企業の状況が、大企業のように景気回復傾向というより、横ばいの状況であるという答弁をお聞きしました。国民健康保険には個人事業主や自営業者も加入していることを踏まえますと、より国保税の引上げには慎重にならなければならないと考えます。 そして、何より、国保税の引上げとともに介護保険料も令和6年度から引き上げることとしているので、市民への影響は大きいものがあります。国民健康保険制度そのものが制度疲労を起こしていると私は考えます。 国に対してこの制度の抜本的改革を地方から求めるためにも、今回の条例改正には反対をいたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第11号に対する討論を終結します。 これより議案第11号を採決します。 本案に対する福祉厚生委員長の報告は可決です。 本案は、福祉厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第11号、日進市国民健康保険税条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第12号、日進市介護保険条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ゆきむらともこ議員。 ◆3番(ゆきむらともこ) 反対の立場で討論します。 介護保険法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、本制度の実施主体である市が保険料の引上げを提案するのは、現行の制度の中で持続可能性を確保するためには自然なことだとは理解します。 しかし、高齢者、認定者の増加に対して担い手不足の中、訪問介護の介護報酬の引下げが予定されており、必要なサービスを十分に提供できない状況になっていくことも予想されるなど、制度自体の課題が大きく、根本的な見直しが必要でないかと私は考えます。 そのような先行きの不安がある中での保険料の引上げでは被保険者の理解は得られにくく、引上げとともに安心が付加されるようにしていかなければ、今後も継続が見込まれる引上げについても負担ばかりが増すこととなり、到底理解され難いものになってしまいます。そうならないように、本市ができる工夫と制度の見直しについて声を上げていくことが必要だと考えます。 本市では、国が示す保険料段階に加え2段階増やして高所得者の保険料を引き上げることで、低所得者の負担軽減と保険料基準額の上昇の抑制を図ったこと、低所得者の保険料率を国が示すものより低く設定した努力は認めますが、値上げには違いありませんし、第1号被保険者である65歳以上の高齢者を対象とした値上げです。 さらに、国民健康保険税との同時引上げとなることは、物価高騰が続く状況の中、被保険者の負担が大きいです。 事前の丁寧な説明が必要と考えますが、周知期間が短く、十分な理解が得られない懸念もあります。 以上の理由から、本案に反対します。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、小出あさこ議員。 ◆6番(小出あさこ) 賛成の立場で討論をいたします。 今回の介護保険料の改定においては、国において見直しの方針が示されております。そこでは、介護保険制度の維持可能性を確保する観点から、今後の介護給付費の増加を見据えて保険料段階の多段階化、高所得者の保険料率の引上げ、低所得者の保険料率の引下げにより、被保険者間の所得再配分機能を強化することで、低所得者の保険料上昇の抑制を図ることとされております。 そこで、本市の改正案を見てみますと、月額の保険料基準額は287円の引上げとなるわけですが、低所得者層の第1段階の引上げ額は月額75円、第3段階でも月額92円の引上げであり、低所得者の方の引上げ額は適切に抑えられているものと判断することができ、配慮された結果であると考えております。 第9期介護保険料の算定につきましては、要介護者の増加や介護報酬の上昇といった要因によって増額せざるを得ない、保険料を抑制するために準備基金の投入など、可能な範囲での努力をされたことや、低所得者層からそれに準ずる所得層に至るまで幅広く保険料率の軽減を図るなど、負担能力に応じた保険料率の設定をされている点を評価したいと思います。 今後、本市においても高齢者の方がますます増えていくこととなり、また、同時に、認知症の方も増えていくことになります。第9期にっしん高齢者ゆめプランでは、重層的支援体制整備事業に取り組み、包括的な相談支援体制を構築のほか、認知症基本法に基づく認知症施策の推進などが予定されています。 高齢者の方が幾つになってもこの住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けていけるように、介護保険サービスや在宅支援サービスの質の確保、向上や、介護保険運営並びに保険事業と介護予防の一体的実施などをさらに推進していただくことをお願い申し上げて、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、坂林たくみ議員。 ◆14番(坂林たくみ) 反対の立場で討論します。 条例改正案は介護保険料の基準額で、現行の月額5,363円から5,650円へ287円、率にして5.3%値上げするというものです。市民生活の厳しさが物価高により増す中、大きな負担です。 保険料の増加を抑えるため、基金を取り崩すと言いますが、3年後の年度末には3億4,000万円残すという計画です。介護保険の基金にあるお金は、全額、被保険者の保険料です。 かつて日進市は、県内で最も介護保険料が高くなったとき、基金を全額取り崩し、介護保険料を引き下げる計画を立てたことがあります。実施したことがあります。特に、今のような物価高によって生活支援が必要な社会状況の下でこそ実施し、負担軽減をするべきだと考えます。 介護保険はその制度開始の2000年のときに、制度開始に合わせて国がそれまでの措置制度のときに負担していた負担を半分に減らしてスタートしたという経過があります。それが高い介護保険料の原因となっているものです。そういう国の責任を地方自治体としてしっかり求めて、公の一番市民に身近な自治体として、機関として、役割を果たしていくべきだと考えます。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、中島まなみ議員。 ◆16番(中島まなみ) 賛成の立場で討論いたします。 まず、介護保険の財源は、国、県、市が負担する公費、40歳から64歳までの現役世代の方が医療保険者を通じて支払う保険料、そして、今回の条例改正の影響を受ける65歳以上の被保険者の方の介護保険料となっております。また、その負担割合については法律で定められており、社会全体で幅広く財源を負担する仕組みとなっております。 高齢化の進展が続き、介護サービスに必要となる保険給付費も増大し続けることは社会全体での負担の増加につながり、65歳以上の被保険者の方にも増加する負担の一部をお願いすることになるということは、介護保険制度を維持していく上でやむを得ないものであると理解しております。 事実、近隣自治体でもこの3月議会で介護保険条例の審議が行われ、その多くは増大する保険給付費に対応するために保険料を引き上げるという内容になっております。 また、このたびの改定のタイミングについては、審議の中で、事業計画で3年ごとに計画期間の給付費を推計し、必要となる保険料を算定する仕組みになっている関係上、改定時期をずらすという対応はできない旨の御答弁もありました。今回、第9期の事業計画の開始に合わせた改定であるということを承知しているところです。 高齢者が増え続ける一方で介護を支える人材の不足が進むなど、介護保険を取り巻く環境は厳しさを増してきております。こうした厳しい状況の中にあっても介護を必要とする人が必要な介護サービスを適切に受けることができる、この当たり前のように見えて極めて大切な介護保険の制度を、本市においてもしっかり運営していただかなければなりません。 以上のことから、今回の介護保険料の改定は、市民の皆様の御負担をお願いするもので、大変心苦しいところではございますが、やむを得ないものと判断させていただきました。 市においては、介護予防の取組、在宅医療・介護の連携や、地域の支え合いの仕組みづくり、認知症施策などを推進していただくとともに、介護保険の適切な運営により一層努めていただくことをお願いいたしまして、本議案に賛成いたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、岩渕晃久議員。 ◆10番(岩渕晃久) 議案第12号、日進市介護保険条例の一部改正について、賛成の立場で討論をいたします。 今回の保険料改定において、後期高齢者数の増加に伴う認定者数の増加に加え、介護報酬の改定により給付費の見込みが増額しているとのことでした。また、今後も高齢者の増加に伴い、要介護認定者数も増加傾向にあり、今後も介護給付費は確実に伸びていく状況となっております。 今回の条例改定では介護保険料の基準月額が新たに5,650円となり、高齢者の方の御負担が増えることになります。しかし、本来、第9期に必要となる保険料の基準月額は約6,300円と試算されており、準備基金を5億円投入して引き下げた結果、この保険料に収まっているとのことでありました。残りの基金についても、第9期中にもあると想定される介護報酬改定への備えと、第10期の保険料上昇率を抑えるために積み立てておくとのことで、基金の適切な活用がされているものと考えております。 様々な要因によって介護給付費が増大する中、御高齢者の生活や介護を支える根幹でもある介護保険制度を将来にわたって継続させていくためには、財源の確保が必要不可欠であります。この条例改正は本市の安定的な介護保険運営と保険料上昇の抑制を考慮された結果であると理解し、今回の改正はやむを得ないと考えます。 高齢になっても住み慣れた日進市で安心して暮らし続けていけるよう、地域包括ケアシステムをさらに深め、地域共生社会の実現や地域住民の抱える課題解決のための包括的な支援体制の整備を行う重層的支援体制整備事業の創設や、認知症施策の総合的な推進が求められております。 今後におきましても、介護予防や保険給付の適正化など、市においてもより一層の努力をされることを強くお願い申し上げまして、本案に対する賛成討論といたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 白井議員。 ◆7番(白井えり子) 議案第12号、反対の立場から討論をいたします。 介護保険制度ができて24年目になり、今回は3年ごとに策定する令和6年から8年、第9期の介護保険事業計画の年です。今回の議案の主な改正点として、介護保険料の段階を新たに13段階から15段階にし、低所得者層の第1から3段階の保険料率を軽減し、基準額を287円値上げするものです。 今回、介護保険、国民健康保険、後期高齢者医療などが一斉に値上げされることになり、物価高騰、光熱水費の上昇など、年金の増額分をはるかに超え、高齢者の貧困問題は大きな問題になっています。こうした中で、保険料の段階を例えば17刻みできなかったのか、あるいは、他市のように引上げを何とか据置きできなかったのか、まだ様々な疑問が残ります。 今回の改定で見えてきたことは、24年たって介護保険制度が制度疲労を起こしていることです。毎回、どれだけ保険料を上げても上げても、昨今では現場の人手不足でサービス提供ができません。これは民間でいえば、明らかな契約違反です。値上げ分から介護職の処遇改善に回すとの情報がありながら、現実は、訪問介護のヘルパーの処遇手当が引き下げられ、事業所の約4割が赤字状態です。 さらに、軽度者の生活援助サービスなどを介護保険から切り離し、総合事業に移行、また、自己負担2割の対象者の拡大、ケアプラン作成の有料化などが今後検討されています。こうした状況は介護サービス利用の自粛につながり、介護状況の悪化や、生活保護の半数は高齢者など、貧困拡大にも拍車をかけ、かえって社会保障費がかさむことにもなります。 当初掲げた社会で介護を見る、安心して年を取ることができる介護保険の姿は、既に根本から見直さなければならない状況です。何のため、誰のための介護保険か、地方からこうした声を上げるためにも、今回の条例改正には反対せざるを得ません。 ○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第12号に対する討論を終結します。 これより議案第12号を採決します。 本案に対する福祉厚生委員長の報告は可決です。 本案は、福祉厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第12号、日進市介護保険条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第13号、日進市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第13号に対する討論を終結します。 これより議案第13号を採決します。 本案に対する福祉厚生委員長の報告は可決です。 本案は、福祉厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第13号、日進市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第14号、日進市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第14号に対する討論を終結します。 これより議案第14号を採決します。 本案に対する市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第14号、日進市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第15号、令和5年度日進市一般会計補正予算(第12号)についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 坂林たくみ議員。 ◆14番(坂林たくみ) 反対の立場で討論します。 道の駅整備事業とスマートインターチェンジ整備事業の繰越明許費補正予算がこの予算案には盛り込まれています。 道の駅、そしてスマートインターチェンジの整備を進めることになるので、反対いたします。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第15号に対する討論を終結します。 これより議案第15号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第15号、令和5年度日進市一般会計補正予算(第12号)については、原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、ただいまから11時5分まで休憩といたします。     午前10時48分 休憩-----------------------------------     午前11時05分 再開 ○議長(大橋ゆうすけ) 会議を再開します。 これより議案第16号、令和5年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてから議案第21号、令和5年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)についてまでの各議案について、一括して討論に入ります。 各議案に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第16号から議案第21号までの各議案に対する討論を終結します。 これより議案第16号から議案第21号までの各議案を一括して採決します。 各議案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 各議案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第16号、令和5年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、議案第17号、令和5年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、議案第18号、令和5年度日進市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、議案第19号、令和5年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第20号、令和5年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第21号、令和5年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)についての各議案は、原案のとおり可決されました。 これより議案第22号、令和6年度日進市一般会計予算についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、舟橋よしえ議員。 ◆8番(舟橋よしえ) 議案第22号について、会派を代表して反対の立場から発言をいたします。 近藤市政2期目に入り、最初の予算組みとなる令和6年度一般会計当初予算は、その総額が今年度当初予算から一気に40億4,300万円も増えて、336億3,500万円という規模になりました。 過去10年間、令和3年度に新型コロナウイルス感染症の影響で前年度を下回る予算額となったことを除き、毎年度、少しずつ増えてきた当初予算額ですが、これだけ一気に前年度を上回ることに驚きを隠せません。 その増額の一番の要因は、道の駅整備事業に19億9,022万2,000円を計上しているからにほかならず、さらに、スマートインターチェンジ整備事業に用地購入や詳細設計として1億1,972万9,000円の計上があり、道の駅整備事業、スマートインター整備事業を含む土木費は今年度予算から79.5%の伸びを示し、歳出別構成比で民生費に次ぐ14.6%という高い割合を占めるまでになっています。土木事業に力を入れる近藤市長の政治姿勢がより色濃く出ている予算となっていると感じます。 日進市における道の駅整備事業は、その進め方に大きな問題を残したまま進行しているという現状があります。それは、市として議会の議決さえ得られれば何も問題がないという論理で進められ、市民の疑問に正面から答えることなく、これまで来てしまっているということです。これは本当に大きな問題です。 今、道の駅整備事業をこのまま進めることに市民自らがマルかバツかの意思を示すための住民投票の実施請求が間もなく提出されようとしています。日進市住民投票条例に基づく市民発議での初めての実施請求です。議会も行政も重く受け止めなければならないと考えます。 来年度予算に極めて多額の道の駅整備事業費を含むことを最も大きな反対理由として最初に述べさせていただき、改めて全体を通じての来年度予算について意見を申し上げます。 歳入においては、個人市民税が定額減税の影響で前年度比2.5%減となっておりますが、減税分については国から地方特例交付金で補填がされるということでした。その額、約4億円をプラスすると、前年度比で2.9%増になります。 人口増がまだ続くことから、個人市民税については実質的には増えることを確かめました。また、法人市民税は景気の緩やかな回復により8.4%増、固定資産税、都市計画税は評価替えに伴い、1.2%増、2.3%増とそれぞれ見込まれました。軽自動車税、市たばこ税も前年度比増額となっており、歳入の根幹をなす市税については来年度も増額が見込める予算となっています。 しかし、法人市民税においては大企業の業績は好調なものの、中小企業についてはまだまだ横ばいの状態が続いていると見込まれており、物価高騰の高止まりの影響を注視していく必要があると感じています。 歳出では、通院費の18歳までの無料化拡充、プラスチック類の一括回収事業をどちらも4月から開始することとしていることは評価できるものと考えます。 教育面では、小中学校の整備推進事業として西小学校耐力度調査業務、赤池小学校増築設計業務の計上があり、老朽化する学校施設の修繕、改修とともに、赤池小学校の児童数の増加予測に伴い増築をしなければならないことがはっきりし、今後の学校施設整備方針を早期に整えていただくよう要望します。赤池地区においては、小学校の教室数の不足だけでなく、小学生の放課後の居場所としての児童クラブ、放課後子ども教室の不足や、開所時間の延長が今後は問題になってくると考えます。早急の取組を要望します。 学校施設の問題は市全体の公共施設の維持管理を進めていく上で重要であり、北庁舎の建て替え問題にも影響してくるものと考えます。来年度から着手し、2年間でまとめ上げるとしている公共施設マネジメント、都市マスタープラン改定、立地適正化計画策定は、将来の日進市のまちづくりに大きく影響するものだけに、確実な市民参画の下で市民の意見がしっかりと反映されたものになるよう、今からお願いをしておきます。 そして、4月1日からはくるりんばす改編が実施されます。利用しやすいコース設定、運行になっているか、市民の声も集めた上での検証をくれぐれもお願いします。 75歳以上くるりんばす無料化については、マナカとマイナンバーカードを連携した実質無料化の取組をされますが、取り残される高齢者が出ないよう、柔軟な取組を求めます。何よりも市民の立場に立って施策を考えていただくよう重ねてお願いします。 そして、令和6年度は市制30周年を迎えることから、「たのしいをいっぱいつくる」というテーマの下で、多くの記念事業実施のための事業費が計上されています。お祭りのような催事は、一方で、そこに加われない人にとっては寂しさを覚えるのが常です。 昨年6月議会冒頭に、近藤市長は所信表明において、「SDGsの前文にある『だれひとり取り残さない』という理念や、人が人を思いやる『やさしさ』を大切にしてまいります」と述べられました。 令和6年度予算では、重層的支援体制整備のための事業費は盛り込まれたものの、この理念は福祉分野にとどまることなく、全ての分野において突き抜かれていなければならず、不十分ではないかと考えます。今必要なのは、市民に寄り添う市政だと考えます。 日進の市政を進める上で、市民からの信頼は不可欠であるということは1年前にも申し上げました。政治家である市長と私たち議員は特にそうです。市民との信頼を築く上で、自治基本条例に基づく市民主体の自治が何よりも重要です。 本市においては、道の駅整備事業は住民投票運動が起きることからしても、事業の進め方に問題があります。これは市が様々な事業をどう進めるか、市民を一番に考えて進めているのかという姿勢を問題にしているということです。これはすなわち、市長の政治姿勢を問題にしていると私は考えます。 以上のことから、来年度予算には反対をいたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、大屋よしお議員。 ◆11番(大屋よしお) 議案第22号、令和6年度日進市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 初めに、今議会での代表質問などでも取り上げられましたが、本市の財政状況は歳入の根幹をなす市税については、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、社会経済活動が正常化しつつあることや、企業による賃上げなどを見込むことで、個人市民税や法人住民税は上昇する見込みである一方、歳出では、人口増加や団塊の世代の後期高齢者への到達に伴う社会保障経費の増加や、現下の物価高に対応するための様々な経費などが増加する見込みであるとのことでした。 こうした財政状況の中、企業誘致などの取組や、ふるさと納税制度、地方債の積極的な活用など、様々な手段を尽くすことで持続可能な財政運営を図ることを基本とし、多様化する市民ニーズを的確に反映した予算編成になっている点については、まずは評価いたします。 今回の予算内容を見てみますと、将来の日進市の発展につながる事業が多く見受けられます。特に、市民生活の根幹を支える各種の都市基盤整備事業は、長期間にわたり継続的に実施されなければなりません。 予算計上されております道の駅、スマートインター、野方三ツ池公園線整備事業などは地域に新たな価値をもたらす事業であり、地域産業及び経済の発展を相互に実現し、好循環を創出するため、歩みを止めず、着実に前進し続けていく必要があります。 また、道の駅はその存在によりにぎわいが創出されるだけでなく、防災拠点としての機能や、子育て支援施設としての機能など、幅広く地域課題の解決に寄与することが期待されるほか、観光まちづくりの新たな拠点として、本市の新たな歴史の1ページを刻むこととなる極めて重要な事業です。 なお、当事業は本年度9月議会における補正予算で債務負担行為を議会として承認しており、その後、仮契約を結んでいるものです。さらに、この3月議会で契約議案及び予算について適切に審議されていること、市民の多くが待ち望んでいることから、反対の余地はないものと考えております。 以上、日進市の新たな時代に向けたまちづくりの前進に大いに期待し、賛成討論といたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、ごとうみき議員。 ◆13番(ごとうみき) 反対の立場から討論いたします。 主に、3点述べさせていただきます。 まず、1点目、積極的な地方債の発行を行ってまで、道の駅事業を進めないといけないのかという問題です。持続的な成長につながる事業というより、私は将来に負担を残すことにならないか心配です。そして、この心配、懸念は、計画当初から多くの市民の声でもありました。 だからこそ、私は市民の代表としてこの議会でも質問をし、そして、数年間、予算審議でも毎回、この問題を問うてきましたが、明確な答えがないまま今日を迎えています。そして、やっと、市の事業費30億円規模の事業だということ、その45%が地方債で賄われ、年平均7,500万円を20年間で返済していく、償還していくということが明らかになりました。 しかし、この金額に対する費用対効果の試算も示されずに進めることに、私は議会への説明責任が不十分であるということ、審議に十分な情報が提供されていないということをこの場で強く指摘させていただきます。 このような中で、一旦、事業の推進をやめるべきだということを申し上げます。 2点目、本当に市民のために予算を使ってほしいという点で、以下、幾つか具体的に述べさせていただきます。 まず、4月1日からくるりんばすの路線が変わりますが、台数を増やさないままの路線の変更なので、同じコースに乗っても、乗った便と帰りの便では運行エリアが異なり、混乱を招くことになりかねません。また、利用者が一定あった平針北のバス停もなくなるなど、不便になります。そして、75歳以上の無料化が先送りされました。 秋からマイナンバーカードとの連携マナカを使った実証実験が行われますが、後期高齢者無料、このことは市長自らが所信表明で表明された政策です。実験ではなく、2024年度当初から、早い時期から実施すべきであると申し上げます。 そして、保育園、保育士不足への対応、改善が急務です。この4月の入園で希望する園に入れなかったお子さんが190人もいるとのこと、子どもや保護者の負担が重いと分かっていながら、兄弟姉妹が別々の園にしか通えない事例があることなどは、保育園不足が引き起している弊害です。道の駅ではなく、今の日進市に必要な公共施設、私は、まずは保育園だということを申し上げます。 また、全国的な保育関係者、保護者の運動で、保育士さんの配置基準がやっと改善されます。日進市内全保育施設においてこの基準が反映し、子どもたちの安心・安全の保育を保障するために、いま一度、取組を早急に強化してください。 また、一人一人の子どもに寄り添える体制をどうつくっていくのか。例えば、赤池小学校の増築への予算計上がありますが、過大規模校になっていかないか、グラウンドの広さやトイレの数が十分かなどの課題も出てきています。今こそ学校新設の検討も必要ではないでしょうか。赤池箕ノ手地域に新たな学童保育も必要です。子どもの視点からも、人口増加への対策が急務だと申し上げます。 また、能登半島地震の経験、教訓からしっかり学び、防災や備蓄計画の抜本的見直しと拡大、そして、避難所ともなる学校体育館へのエアコン設置も急がれます。 主に4点述べましたが、市民のためにしっかり予算を使っていただきたい。また、スマートインターチェンジの整備、香久山西部土地区画整理地区外関連工事の橋梁建設など、十分な地域住民の合意なく進める公共事業の在り方も問題です。市民と共に歩む行政、このことを常に根底に据えていただきたいと申し上げます。 最後に、3点目、物価高騰の中で市民生活を応援するために、この間も国の補助を受け、単発的な支援施策はつくられてきましたけど、恒常的な制度としての充実も、日進独自の判断が必要だということを強く申し上げます。 4月から子ども医療費、通院含めて18歳年度末までの拡大がやっと実現されます。皆さんが待ち望んでいたものです。同時に、ひとり親世帯への支援を、18歳年度末までの子ども全てを対象に支給するという従来の制度に戻すということ、国保会計への一般会計の繰入れ(法定外繰入れ)を復活し、値上げを抑える政策判断と予算措置など、市民の暮らしや、今困っていることに寄り添った予算こそ必要です。この2つは、数年前まで日進市の政策判断で実際に行われていたものです。早急な復活を求めます。 予算を編成するに当たり補助金をより多く取る、国の意向をそのまま反映させていくということで施策を考えるのではなく、一番は、市民の皆さんが何を期待しているのか、何に困っているのかをしっかりとつかみ、とことん市民に寄り添った予算にすべきだと申し上げ、討論といたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、小出あさこ議員。 ◆6番(小出あさこ) 賛成の立場で討論させていただきます。 初めに、予算編成方針からです。 今年度においても、新枠配分方式による事業の見直しや、予算執行における創意工夫を評価するインセンティブ予算制度、さらに、公共建築物等の長寿命化などを行う修繕予算枠制度、道路や公園等のインフラ資産の修繕を行うインフラ修繕予算枠など、職員一人一人が将来の日進市のために一丸となり、歳出構造の適正化を進めるなど、創意工夫を持って取り組まれた予算であることを高く評価いたします。 令和6年度一般会計当初予算は、336億円を超える過去最大の予算となります。物価高騰や人件費の上昇などの影響による歳出増加もありますが、計画的に事業を進めるために地方債の活用を積極的に行うなど、財政負担の平準化を図っており、本市の成長に必要な事業を先送りしないという市長の強い意志が伝わってきます。 今年は市長として日進市政を担う第2期目の最初の年でもあり、また、市制30周年を記念すべき年の予算編成でもあります。振り返ると、第1期の4年間は、新型コロナ感染症の対策との闘いであったと言っても過言ではありません。幾多の想定外に見舞われ、最悪の事態も含めたあらゆる事態に備え、私たち日進市民の暮らしを守るため、危機管理が迅速かつ機動的に対応するよう、先頭に立ち指揮されておられました。 また、コロナ禍で社会は大きく変化し、デジタル化の流れが加速する中で、デジタルインフラの整備や個人向けのサービスにおけるデジタルの利活用が進みました。本市でも、デジタル田園都市国家構想の一環として、学校教育現場のデジタル化や、市役所にスマート窓口を導入するなど、デジタル技術を地域課題の解決に活用することに取り組んでおられます。令和6年度についても新たな取組が期待されるところです。 デジタル技術の導入以外にも、日進市の将来のために必要な事業は、着実に市民の皆さんと共に進められておりました。例えば、道の駅について申し上げれば、令和7年春の完成を目指し、いよいよ建物建設が始まります。きっと多くの市民が開駅を心待ちにしていることと思います。 一方、市制30周年は新たな時代のスタートと位置づけ、地域のさらなる発展のため、「たのしいをいっぱいつくる」をテーマとする記念事業が予算に数多く盛り込まれています。 市制施行当時の平成6年の人口が約5万3,000人であったこのまちも、現在では約9万4,000人の人口になりました。多くの方に日進市の魅力を感じていただいたことで、現在のまちの発展につながりました。この先の将来にわたりさらに発展を続けるため、市民の皆さんと一緒になって、市制30周年をお祝いしていただきたいと考えております。 以上、私たちのまち日進が魅力と笑顔のあふれるまちとなることを期待いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、川嶋恵美議員。 ◆15番(川嶋恵美) 議案第22号について、公明党を代表いたしまして、賛成の立場で討論させていただきます。 令和6年度予算は、市民生活における物価高の影響を軽減するなど、直面する課題に対応しながら、本市の持続的な成長につながる事業を積極的に展開するため、ふるさと納税制度を活用した寄附金の増額、各種基金の繰入れ、必要な事業に対して市債を活用するなど、積極的な財源確保及び財政負担の平準化が図られているというように思います。 また、歳出に目を向けますと、子育て世帯への支援といたしまして、現在、15歳までとしている通院費の無償化を4月から18歳まで拡大する予算が計上されております。これは、子育て世帯の経済的な負担軽減と子どもの健やかな成長に寄与し、安心して子どもを産み育てることができる環境づくりにつながるとともに、私どもがこれまで提案してきた対策がまた一歩、着実に前進するものであります。 あわせて、母子に対する心身ケアや育児サポート等を行うため、産後ケア事業のデイサービス型の実施や、マイナンバーカードを活用し、健診や予防接種の履歴を管理できる子育てアプリの導入に関する予算が計上されており、妊娠期から子育て期において多様な悩みを抱える子育て家庭等が孤立することのないよう、よりきめ細やかな支援の実現が期待されます。 次に、教育の面に着目しますと、新たに2中学校内に校内ハートフレンドを開設することで、心のケアを必要とする生徒の学校での居場所づくりの推進や、要・準要保護世帯の不登校児童・生徒がフリースクールなど、学校以外でも学習機会を確保できるよう支援するなど、より一層の教育環境の充実が図られております。次世代を担う子どもたちをだれひとり取り残さない教育の実現に向け、必要な施策であると思います。 このように、公明党が推進しております子育て・教育支援に関する事業が予算化されるとともに、災害対策推進事業に関しましても、能登半島地震を受け、予算の拡充を提案させていただき、家具転倒防止金具取付事業や、感震ブレーカー設置補助事業、ブロック塀等撤去補助事業などを倍増して計上されており、市民の安全・安心、住みよいまちづくりが実現される本予算案に対しまして、公明党を代表して賛成をいたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 島村議員。 ◆2番(島村きよみ) 議案第22号に対しまして、反対の立場で意見を述べます。 代表質問でも述べましたが、令和6年度予算案については、変化の激しい現在の社会状況を反映し、かつ、日進の地域課題にしっかり対応できた予算編成となっていることが認定の条件と考えます。 未曽有のコロナ感染症によって人々の体と心が傷つき、社会状況は大きく変わりました。世界では戦争が起こり、その影響もあって物価高騰が止まらず、市民生活を圧迫しています。2023年の飲食料品の値上げ品目は、今年1月31日時点で3万2,396品目、2024年は最大1万5,000品目の値上げ予測との報道がありました。 もちろん、子育て世代も大変ですが、悲鳴を上げているのは年金に頼るシニア世代です。全世代型社会保障改革の名の下、高齢者への負担増と給付減が進められている中の物価高の直撃です。特に65歳以上の独り暮らしの女性の相対的貧困率は約44%と言われ、加速しています。 日進も例外ではありません。ここに手当てをされた予算組みがされているのかが最重要と考えました。 加えて、今、「こどもまんなか」の施策の充実が求められています。生まれてから18歳になるまでの切れ目ない相談支援体制の予算が福祉・教育分野に盛り込まれていることも不可欠です。要は、危機的な社会状況に対して、高齢者、子ども、障害を持つ方などの市民生活を支えるソフト事業に十分に予算配分が必要です。 さらに、1月1日、能登の大地震がありました。その後も関東地域、最近では岐阜でも地震が頻発しています。南海トラフ地震がいつ起こってもよいように、これまで以上に日進の防災、減災の強化が図られているか、そこも大きなポイントです。 そして、従前から言われている地域共生社会に向けた取組の基本である地域活動、市民活動への支援も不可欠です。 その上で、日進のまちづくりの基本である総合計画に掲げた「人とみどりを大切にするまち 日進」というビジョンに向かう予算措置となっているかも予算審査の焦点でした。 こうした観点を中心に令和6年度の予算案を検証した結果、以下の点について問題があると考えます。 1点目、高齢者の生活困窮に対する支援が図られているかということについてですが、市の新規事業には緊急的な支援が見当たりません。 さらに、4月からのくるりんばすの再編に合わせた75歳以上の運賃無料化は実施されないことになりました。 介護保険料後期高齢者医療保険料等の引上げがある中、高齢者に対する支援があまりにも足りていないと考えます。 2点目、子育ち・子育て支援に関しては、18歳の年度末まで通院医療費の助成、産後ケア事業の拡充や、就学支援事業の拡充等の予算確保がされていました。 しかし、障害児相談支援に関しては、給付費の増額はあったものの、求めている委託事業にはならず、増え続けている発達に課題のある子どもへのきめ細かい相談支援が保障されるのかが心配されます。 次に、防災についてですが、今回の予算案では、耐震診断、耐震改修の補助件数の拡充や段ボールベッドの補充、感震ブレーカー設置の補助の拡充はされたものの、その他の予算措置が全く不十分だと考えます。 やはり避難所となる小中学校の体育館の空調設備については、思い切って設計費用を計上すべきでした。この点については今後補正を上げてでも、早急に整備を進めることを求めます。 また、発災時に拠点となる地域の集会所への耐震補強、防災倉庫の更新、物資の配備などの予算計上がなく、危機感が足りないと考えます。 4点目の問題として、2款1項15目市民協働費において、市民自治活動推進補助金が減額されました。市民団体が取り組んだ事業のさらなる充実を支援するステップアップの部分の補助金です。その減額理由としては、市制30周年記念の市民公募事業の方に応募があると考えたとのことですが、この2つは全く性質が異なります。 行政がなかなか手が届かない様々な分野の課題に対して継続的に取り組もうとしている市民団体を応援する補助金、僅か50万円の補助金を切るという、この市の姿勢には憤りを感じます。市民協働、市民活動支援とは何かという認識を根本的に改めていただきたいです。 そして、今回の予算の一番の問題点は、代表質問でも言及しましたように、この予算が総合計画の将来都市像に向かっていく予算となっていないことです。今回の予算案は大型公共事業を進めるための突出した土木費の計上、そして、観光事業への注力が特徴的です。デジタル化、マイナンバー活用の推進を加速化、国が進めたい国家構想に合わせて、日進市のまちをデザインしているようです。 しかし、それは市民参加で時間をかけて策定した総合計画のまちの将来像とも、そして、市民意識調査の結果とも乖離しています。当初予算の概要には地域ブランドの創出や観光PRによってシビックプライドが醸成されると書かれてありますが、このことは大変な思い違いをしていると考えます。 日進はどこよりも市民活動、地域活動が盛んであり、人が財産です。これこそが対外的にも誇れる最大の本市の魅力、シビックプライドです。市民ニーズを的確に把握し、市民と協働して地域課題を解決していくこと、そして、自然豊かな日進の環境を守っていくことを最優先にして予算を充てていく姿勢が欠けていると考えます。 このことは、今回、19億9,000万円の予算計上がある道の駅整備事業の問題点にも通じます。令和6年度建設予定の地域振興施設ですが、ここで地域課題を解決するということで、6年前に基本計画が策定されました。そして、重点的に取り組む3つの課題として、子育て支援、防災・減災、農業振興が挙げられました。 当時、市は、今は箱を計画しただけで、これから魂を入れていくと答弁しましたが、それから6年間、この3つの課題に対して、道の駅で何をするのか、そういったことを関係市民と--それぞれの分野の市民と検討する場は全くありませんでした。県の事業認定審査会の答申には附帯決議として、市民参加で事業を進めることが盛り込まれましたが、その後も何もありません。 子育て支援といっても、子育て支援センターから時々、出張子育て相談をするレベルということがこの議会の質問で分かりました。 防災・減災に関しては、基本計画には500平米となっている防災倉庫が150平米に縮小され、同じく、消防署の要請により基本計画で設置が規定されていた耐震性貯水槽がいつの間にか設置されなくなったことが分かりました。これによって約5,000万円の事業費の削減ができるわけです。 このことは議会にも市民にも変更の説明がされていません。米野木台西保育園の指定管理の件のように、一方では、計画は重要だから、これに沿って実施しなければと、計画重視と言っておきながら、パブリックコメントもかけた道の駅基本計画の中身を簡単に変更してしまうとは、一体どういうことなのでしょうか。市民への説明責任を果たしてください。 そして、農業振興については、まさにJAあいち尾東が再編計画を実行中で、産直--農産物を扱うグリーンセンターがリニューアルされます。豊明市はこの機に農協と地域農業の振興に関する連携協定を結んでいますが、日進市の場合、近接する場所に同様の売場を造ることで農協との関係がうまくいくのか、果たして道の駅の施設整備によって日進の農業が目覚ましく発展するのか、指定管理者が全てをうまく進めていくのか、全く不透明です。事業費も1.5倍に増大し、多額の建設費用をかけても地域課題の解決につながるのか不透明な地域振興施設を今、市民の合意なく建設することは非常に問題だと考えます。 このほかにも、地域住民との合意がなされていない香久山橋梁工事の予算計上、一般社団法人としていまだ独立していない観光協会に対して丸抱えの人件費計上、そして、スマートインターチェンジに関する予算計上もあり、本予算は多くの問題を含むことから、認定には賛成できません。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第22号に対する討論を終結します。 これより議案第22号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第22号、令和6年度日進市一般会計予算については、原案のとおり可決されました。 これより議案第23号、令和6年度日進市国民健康保険特別会計予算についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ゆきむらともこ議員。 ◆3番(ゆきむらともこ) 反対の立場で討論します。 本予算は、議案第11号の国民健康保険税の引上げが反映された予算であること、マイナンバーカードと健康保険証の原則一本化の方針に基づき、従来の健康保険証の廃止に向けた予算が含まれるため、このことに反対する立場から認めることはできません。 以上の理由から、本案に反対します。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、吉野ゆうと議員。 ◆5番(吉野ゆうと) 賛成の立場から討論します。 歳入については、基金を投入しつつ、段階的な国保税の引上げを行っており、加入者に配慮した国民健康保険の財政運営に取り組んでいるものと考えます。 また、歳出については、総務費6,992万7,000円を計上しており、令和6年12月2日に現行の保険証の発行が終了することに向けて、システム改修やマイナ保険証の周知への取組を進めているものと考えています。 以上のことから、本議案に賛成します。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、坂林たくみ議員。 ◆14番(坂林たくみ) 反対の立場で討論いたします。 物価高の中、国民健康保険税を大きく値上げすることが盛り込まれています。加入者1万2,500人に約1億8,600万円の値上げです。加入者の生活に大きな負担となります。 基金を繰り入れますが、年度末に約3億3,000万円残す計画であり、基金や一般会計からの繰入れを活用し、国民健康保険税を軽減すべきです。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、中島まなみ議員。 ◆16番(中島まなみ) 賛成の立場で討論いたします。 歳入については、基金を投入して引上げ幅を抑制しながら、県が示す標準保険料率に近づけるための取組を進めているものと思います。 また、歳出については、保健事業費に約8,500万円を計上しており、特定健診の受診勧奨やICT機器を活用した特定保健指導に取り組むなど、生活習慣病予防対策事業をはじめとした医療費適正化の取組を進めていると考えます。 以上のことから、本議案に賛成いたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、舟橋よしえ議員。 ◆8番(舟橋よしえ) 議案第23号について、会派を代表して反対の立場で発言をいたします。 令和6年度国民健康保険特別会計の歳入1款1項1目一般被保険者国民健康保険税には、議案第11号での条例改正の内容が含まれています。すなわち、国保税は引上げ後の税額計上となっていることから、反対をいたします。 また、この予算には、現在、国会において審議中の地方税法等の一部を改正する法律案が成立するという前提の下、国民健康保険税の賦課限度額が2万円引き上げられることも盛り込んだ内容での予算計上であることが、担当課へのヒアリングから判明をいたしました。その影響額は約480万円ということですが、そもそも、条例改正前の予算が含まれていることは認められません。 以上のことから、本議案には反対をいたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第23号に対する討論を終結します。 これより議案第23号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第23号、令和6年度日進市国民健康保険特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 これより議案第24号、令和6年度日進市後期高齢者医療特別会計予算についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ゆきむらともこ議員。 ◆3番(ゆきむらともこ) 反対の立場で討論します。 本案には保険料の引上げ分が反映されているため、引上げに反対する立場から認めることはできません。 保険料の引上げは愛知県後期高齢者医療広域連合で決定されるとはいえ、県全体の1人当たりの平均年間保険料は1万2,264円の引上げとなり、引上げ幅が大きいこと、介護保険料の引上げと同時であることは、被保険者である後期高齢者にとって負担が大きいと考えます。 出産育児一時金の財源を後期高齢者医療制度で支援するという制度改正による負担も保険料の引上げにつながっており、このような制度の在り方そのものについても私は疑問を持ちます。 現行の制度の中で、市の役割として引上げ分を反映した予算を提案するのは致し方ないことは理解しますが、制度自体の見直しに声を上げていただきたいです。 加えて、引上げの周知についても事前に十分な理解が得られるよう、時間をかけて個別に丁寧に行う必要がありますが、予定では、4月にホームページ、7月に広報掲載と保険料額決定通知書に同封してお知らせとなっており、これでは当事者にとって急過ぎると考えます。 以上の理由から、本案に反対します。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、加納やすこ議員。 ◆4番(加納やすこ) 賛成の立場で討論いたします。 現役世代では出生数の減少に伴い生産年齢人口が年々減少していることから、少子化対策の一環として、子育てを社会全体で支援するため、出産育児一時金の費用の一部を後期高齢者医療制度が負担するような仕組みが導入されました。 歳入については、そのような状況を踏まえ、後期高齢者医療保険料の改定を行い、愛知県後期高齢者医療広域連合議会により可決されており、それに基づき今後見込まれる被保険者数の増加を加味した保険料等を算定し、予算が計上されております。 歳出については、負担金についても高齢化に伴い増額しているもので、適切な予算と考え、賛成といたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、ごとうみき議員。 ◆13番(ごとうみき) 反対の立場で討論をいたします。 今回の値上げは、非課税世帯の方も含めて全員が対象となり、過去10年間で最も大きい改定幅とのことでした。物価高騰の影響で生活を切り詰めないといけない中、このような値上げは到底認めるわけにはいきません。高齢者の皆さんの生活を応援するためにも負担軽減こそ必要です。 例えば、年金収入78万円で7割軽減を受けている方も、保険料額が1人1万4,800円から1万6,000円に軽減後も、1,200円の値上げになります。また、夫の年金収入210万円の夫婦2人の場合、5割軽減を受けていても、2人合わせて保険料が11万3,700円となり、8,900円の値上げになります。 これは、本当に厳しい負担増であり、認めるわけにはいきません。本来なら、75歳以上の方々に敬意を表し、長生きを喜ぶことを施策に反映し、負担軽減こそ必要です。 また、今回の保険料改定による医療給付費全体の後期高齢者負担率は、現役世帯の負担上昇を抑制するために0.95ポイント増加するとの答弁がありました。 この負担分含めて、本来なら、しっかりと国が責任を持って対応していくことが必要です。安易に75歳以上の方に負担を増やして財源を確保するのではなく、全ての世代の社会福祉の原点に立って対応することが必要だと強く申し上げます。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 白井議員。 ◆7番(白井えり子) 第24号につきまして、反対の立場から発言をします。 後期高齢者医療は愛知県で一元化されているため、市としては大変難しい部分もあるかと思いますが、今回、改定幅は過去10年で一番大きく、さらに、一定所得以上の窓口負担が2割に引き上げられ、段階的に年収153万円超の保険料引上げは決定済みとなっています。さらに、医療費が高額になった場合、患者の負担を軽くする高額療養費制度の自己負担限度額の引上げも検討されていると聞いています。 自己負担が上がれば、医療機関の受診を諦める人もあり、結局、重症化が進み、社会保障費がかさむことにもなります。 また、子ども・子育て支援拡充財源確保のため、今後も新たに予定されている医療保険制度を通じた支援金を高齢者も負担することになります。 こうした負担増が重なることは、高齢者の施策としても考えなければならないことです。 以上のことから、反対といたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第24号に対する討論を終結します。 これより議案第24号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第24号、令和6年度日進市後期高齢者医療特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 これより議案第25号、令和6年度日進市介護保険特別会計予算についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ゆきむらともこ議員。 ◆3番(ゆきむらともこ) 反対の立場で討論します。 本予算は議案第12号の日進市介護保険料の引上げが反映された予算であるため、議案第12号に反対した立場から、この予算を認めることはできません。 以上の理由から、本案に反対します。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、大屋よしお議員。 ◆11番(大屋よしお) 議案第25号、令和6年度日進市介護保険特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 歳入については、準備基金を投入して介護保険料の上昇を抑制しつつ、低所得者層からそれに準ずる所得層に至るまで幅広く保険料率の軽減を図るなど、負担能力に応じた保険料率の設定をされており、被保険者に配慮した介護保険の財政運営に取り組んでいるものと考えます。 また、歳出については、保険給付費の約55億3,000万円、地域支援事業費などに約2億1,000万円を計上しており、高齢者の方が幾つになっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けていけるように、介護保険サービスや在宅支援サービスの質の確保、向上や、介護予防、認知症施策の取組などを進めているものと考えております。 以上のことから、本案に賛成するものであります。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、坂林たくみ議員。 ◆14番(坂林たくみ) 反対の立場で討論します。 予算案に介護保険料の値上げが盛り込まれています。加入者1万9,385人に約1億800万円の値上げとなります。 物価高の中の負担増は、加入者に重い負担となります。基金を活用すれば、もっと保険料を軽減できますが、使い残す計画で予算組みされています。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 白井議員。 ◆7番(白井えり子) 議案第25号について、反対の立場から発言をします。 今回、介護保険の段階が15段階になりましたけれども、国の基準よりも一部下がるところ、そしてまた、高いところがあることから、公平性の観点からいうとやや疑問も残るところです。 また、議案第12号で今回の保険料改定に反対している立場から、今回の予算に賛成することはできません。 ○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第25号に対する討論を終結します。 これより議案第25号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第25号、令和6年度日進市介護保険特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 これより議案第26号、令和6年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算についてから議案第28号、令和6年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計予算についてまでの各議案について、一括して討論に入ります。 各議案に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第26号から議案第28号までの各議案に対する討論を終結します。 これより議案第26号から議案第28号までの各議案を一括して採決します。 各議案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 各議案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第26号、令和6年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について、議案第27号、令和6年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について、議案第28号、令和6年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計予算についての各議案は、原案のとおり可決されました。 これより議案第29号、令和6年度日進市下水道事業会計予算についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 坂林たくみ議員。 ◆14番(坂林たくみ) 反対の立場で討論します。 取付管工事の個人負担の増額が盛り込まれております。市街化区域で100ミリ管の場合、2万3,700円値上げし、29万7,800円となります。高齢などで宅内工事を含めると負担が大きいという声も聞いております。軽減策を検討するべきだと考えます。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第29号に対する討論を終結します。 これより議案第29号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第29号、令和6年度日進市下水道事業会計予算については、原案のとおり可決されました。 これより議案第30号、工事請負契約の締結について(道の駅地域振興施設/建設工事(ゼロ債))の討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、坂林たくみ議員。 ◆14番(坂林たくみ) 反対の立場で討論します。 この議案は、道の駅地域振興施設の建設工事の請負契約を締結するものです。契約の金額は2024年度の一般会計当初予算に計上されている道の駅整備事業の半分以上の額を占める約11億9,000万円です。契約の締結は事業を大きく進めることになります。 道の駅は地域課題の重点の1つに農業振興が挙げられていますが、地域振興施設の建設工事の請負契約の締結という段に来て、道の駅と新装開店する農協の産直市場との関係や、主な販売品目などについて、農協との調整はこれからとのことです。 道の駅が日進市の農業振興にどれだけ効果が期待できるのかが計れません。市内農産物の販路拡大なら、周辺の店舗への販売協力を呼びかけたり、保育園や学校給食に本格的に市内産農産物を使っていくという方法もあるはずです。 道の駅の地域課題として防災・減災も挙げられていますが、基本計画にある100立方メートルの耐震性貯水槽は設置しないこととなり、防災倉庫は面積が3分の1に縮小していることが分かりました。目的が果たされるか懸念される状況であります。 こうした道の駅整備事業に日進市整備分の総事業費約30億円を使い、2024年度に国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、介護保険料の合計で約4億5,000万円の市民負担をかけて進めることになるのは認められません。 道の駅整備の中止を求め、討論とします。 以上です。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、岩渕晃久議員。 ◆10番(岩渕晃久) 賛成の立場で討論いたします。 これまで道の駅整備事業は、国から重点道の駅に選定され、県から土地収用法に基づく事業認定を受けてまいりました。このことは本事業の公益性や公共性が国や県から認められたものと捉えております。現地では土木工事が既に進められており、用地取得も売買契約も全て完了しております。本議案で審議されている地域振興施設の建築工事も仮契約を行っており、工事契約の過程でも特に問題となることはございませんでした。 本施設の建築工事に係るデジタル田園都市国家構想推進交付金(拠点整備タイプ)につきましても、3月13日付で内閣府から6億4,000万円を超える交付金の交付決定が出ております。これは、国からも当事業に対する有益性などを御理解いただき、十分に地方創生に寄与する事業であるとお墨つきをいただいたものであると理解しております。 残る工事を令和6年度の1年間で完了させ、いよいよ開駅を迎える準備が整ってきております。指定管理者とも今後1年をかけてオープン後の運営について協議を進め、にぎわいのある施設運営について詳細を詰めていく、そのような段階に入っております。 こうした状況を鑑みれば、道の駅整備事業に賛成、反対という議論をする時期はとうに過ぎていると言わざるを得ません。議会の議決を経て進められている事業に対し、いまだに賛成、反対を議論するのは、本市の道の駅にマイナスのイメージを与え、本市の利益を損なうことにほかなりません。 本市における道の駅が地域の拠点事業として末永く市内外の皆さんから利用されるよう、市全体で道の駅を盛り上げていく必要があるということを強く申し上げ、本案に対する賛成討論といたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、加納やすこ議員。 ◆4番(加納やすこ) 賛成の立場で討論いたします。 本議案については、令和5年9月議会に審議され議決を経た債務負担行為に基づき発注されるものであります。9月議会で議論されていることを踏まえれば、本議案の賛否については議論の余地はないものと思われます。少なくとも、発注及び仮契約の手続に問題がない案件までいたずらに反対するべきではありません。 用地取得の状況、地元への安全対策、そしてコスト面などから、本市の道の駅整備事業を危惧する声が一部にあることは承知しておりますが、用地取得については、先日、事業地内の土地全ての売買契約が完了したとのことであり、懸念材料は大きく払拭されたと言えます。 地元への交通安全対策については、市と地元の対策委員会との間で適宜交渉を重ねており、具体的な実施内容について了解を得たと伺っております。今後は、警察協議の内容を踏まえ、適切に安全対策が行われていくものと思われます。 コスト面については、当初の計画値よりも増額となっているものの、地域振興施設が必要以上に華美な内容になっているわけではありません。昨今の資材高騰のあおりを受けているほか、環境に配慮した修正設計の内容を反映しているものであり、増額となった理由については承服できるものと考えます。 道の駅基本計画は平成30年2月に策定されておりますが、詳細設計において基本計画の内容が若干修正されている部分もあります。こうした修正について市民への周知が足りない、そもそも、基本計画を見直すべきなどと声が一部にあります。 しかし、基本計画内では、防災倉庫のサイズや耐震性貯水槽に関する記述の中で、今後変更になることがあるとの記述もあります。 また、内容変更につきましては、これまでにも愛知県への事業認定申請に向けた説明会や、事業認定における縦覧などで周知されているほか、パンフレットや広報でも随時、最新の内容を掲載しており、情報について入手する機会は設けられております。 現在の内容は市当局が高騰する建設費を極力抑えるため、仕様や使い方を工夫、検討し、必要最低限の投資にて最大限の効果を得ようとした、努力した結果であると理解しております。一度立ち止まってという御主張があるようですが、さらに時間を要することになった場合、費用が今よりも高騰するリスクをどうするのか。反対のための反対と言わざるを得ません。 令和6年度には市制30周年記念事業として、道の駅の開駅前シンポジウムの開催が予定されております。市当局におきましては、道の駅の開駅に向けて、市内外の機運をさらに醸成していかれることを希望しまして、本案に対する賛成討論といたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、福安淳也議員。 ◆12番(福安淳也) 賛成の立場で討論いたします。 今回の議案は、道の駅地域振興施設/建設工事の工事請負契約を締結するに当たり金額が1億5,000万円を上回ることから、議会の議決を必要とするため、審議されるものでございます。 この工事は道の駅の地域振興施設を建設するもので、令和6年4月1日から実施するものでございます。この施設は国の令和5年度補正予算の交付金を充てることから工事期間に制限があり、令和6年度中に建物を完成させる必要があります。限られた工期を有効活用するために、ゼロ債務負担行為を活用した工事発注形式になっております。 また、懸念しておりました用地取得の状況についても、事業地内の用地全ての土地売買契約が完了したとのことで、日進市が一丸となって道の駅開駅に向けて進めていかなければならないとの思いを一層強くしたところであります。 地域振興施設の建設が出来上がってくると、開駅に向けた機運もますます高まってくると思います。令和7年中の開駅まで残り1年余りとなりますが、市民の期待をさらに高めていただき、開駅に向けた一層の努力をお願いいたします。 この事業を遅らせたことが物価高騰の波に飲み込まれた原因であり、進めていくということが最重要と考え、賛成討論といたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 島村議員。 ◆2番(島村きよみ) 議案第30号につきまして、反対の立場で、以下、意見を述べます。 工事契約の入札そのものに関して及び事業者について問題はありませんが、まだ用地が一部購入できていない時期からゼロ債務負担行為をかけ、予算審査の前に契約案件を委員会で採決するという進め方は強権的で大変疑問です。 また、審査の資料として建物の配置しか示されず、詳細設計も示されないのは、これは行政の市の姿勢として問題があると考えます。 また、道の駅の地域振興施設については、老朽化する小中学校、保育園、市庁舎など既存の公共施設の更新や大規模修繕を後回しにして、今、多額の税金を使って整備する必要があるものとは認められず、本議案には反対します。 ○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。 白井議員。 ◆7番(白井えり子) 議案第30号につきまして、反対の立場から発言します。 今回、道の駅地域振興施設/建築工事として、11億9,314万8,000円が提案されています。そもそも論になりますが、今回、当然、議決されれば、工事に入られると思いますが、この11億円もかける建物を整備するのに、これまで最後の建物の設計図を議員がチェックをする機会があったでしょうか。公には誰も見ていない、チェックできていないと考えます。 今回も参考資料として工事をする配置図は1枚ついていますが、設計図はありません。昨年の6月議会で審査した議案第44号、道の駅敷地内整備工事の工事請負契約の締結議案には、ちゃんとした詳細な平面図が6枚もついていました。資料として議案についていました。今回、なぜこのような非常に重要な局面なのに、簡単な資料1枚、それも配置図だけなのか、大変疑問です。 個人的に入手して確認をしましたが、当初と違う点などが出てきています。防災の地下貯留槽がなくなったり、防災倉庫が3分の1程度の小ささになったり、子育て支援施設のレイアウトなどが変わっています。 日進市には、建築物や計画をつくるときにバリアフリー関係など、必ず市民の障がい者の皆様でつくられる障がい者団体にチェックをしていただいて、ずっとこれまで何十年も来ています。今回、お聞きしてみると、5年ほど前に1度、その図面チェックの作業はした記憶があるが、最終の図面は見ていないとのことで、代表はバリアフリー関係については責任を持ちたいと、最終チェックを担当課に出向いて急ぎされたそうです。 委員会で質疑をしました有料施設のキッチン室の壁は両開きに開くようになっていて、可動できるというような答弁が委員会ではありましたが、入手した図面ではそのようにはとても見えません。1枚の壁に見えます。 さらに私が気になっているのは、24時間授乳室の件です。国からつけなければならないと指示があったそうですが、夜間など真っ暗になる中で、犯罪の温床にならないか危惧しています。 利用世代の子育てママにヒアリングをすると、中のポットのお湯など、人のいる建物内に置いてあるポットと違い、誰がお湯を換えるか分からない。薬物など入れられている可能性もなくはない。怖くて使えない。ミルク用お湯の自販機を置いたり、中で押せる非常ベルをつけるべきだと御意見もいただきました。 市民参画からは程遠い、旧態依然の建て方で進めようとするこのやり方、また、公的に議員がチェックもできていない最終図面で工事を進めようとするのは、このやり方には建物建設に責任を持てません。ということで、この議案には反対をいたします。 ○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第30号に対する討論を終結します。 これより議案第30号を採決します。 本案に対する市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第30号、工事請負契約の締結について(道の駅地域振興施設/建設工事(ゼロ債))は、原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、ただいまから13時30分まで休憩といたします。     午後0時14分 休憩-----------------------------------     午後1時30分 再開 ○議長(大橋ゆうすけ) 会議を再開します。 これより議案第31号、市道路線の認定についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第31号に対する討論を終結します。 これより議案第31号を採決します。 本案に対する市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第31号、市道路線の認定については、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(大橋ゆうすけ) 日程第3、議員提出議案第1号を議題とします。 議案提出者の代表、武田治敏議員は、演壇に移動をお願いします。     〔20番 武田治敏登壇〕 これより議案質疑に入ります。 議員提出議案第1号、日進市議会委員会条例の一部改正についての質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議員提出議案第1号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています議員提出議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより議員提出議案第1号、日進市議会委員会条例の一部改正についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議員提出議案第1号に対する討論を終結します。 これより議員提出議案第1号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議員提出議案第1号、日進市議会委員会条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(大橋ゆうすけ) 日程第4、議案第33号、日進市税条例の一部改正についてから議案第36号、令和6年度日進市一般会計補正予算(第1号)についてまでを一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、追加提案をさせていただきました議案第33号から議案第36号までにつきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 初めに、議案第33号につきましては、地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い、令和6年能登半島地震災害の被災者の負担の軽減を図るため、日進市税条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第34号につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の施行に伴い、日進市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第35号につきましては、地方自治法第218条第1項に基づき、令和5年度日進市一般会計補正予算(第13号)について提案をさせていただくもので、歳入歳出にそれぞれ1億5,006万5,000円を追加いたしまして、予算総額を318億1,489万6,000円にしようとするものでございます。 次に、議案第36号につきましては、地方自治法第218条第1項に基づき、令和6年度日進市一般会計補正予算(第1号)について提案させていただくもので、歳入歳出にそれぞれ6億3,642万7,000円を追加いたしまして、予算総額を342億7,142万7,000円にしようとするものでございます。 以上をもちまして、説明とさせていただきます。 なお、詳細につきましては、所管部長より説明させていただきます。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 初めに、議案第33号、日進市税条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な改正内容としましては、令和6年能登半島地震災害の被災者の負担軽減を図るため、地震災害による住宅、家財等の資産について受けた損失の金額について、所得割の納税義務者の選択により、令和5年度に生じた損失の金額として、令和6年度以降の年度分の市民税の雑損控除等の適用対象とすることができる特例を設けるものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布日とするものでございます。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、生活安全部長。 ◎杉田生活安全部長 次に、議案第34号、日進市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容といたしましては、非常勤消防団員及び非常勤水防団員の損害補償に係る補償基礎額の最低額を9,100円とし、階級及び勤務年数の区分に応じてそれぞれ引き上げるほか、消防作業従事者等の損害補償に係る補償基礎額の最低額を9,100円に引き上げるものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日にしようとするものでございます。 ○議長(大橋ゆうすけ) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 続きまして、議案第35号、令和5年度日進市一般会計補正予算(第13号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、令和6年度当初予算に計上しています小中学校施設の改修事業につきまして、令和5年度の学校施設環境改善交付金に係る追加交付の内示をいただいたことから、令和6年度から前倒しで実施するため5年度に増額するものとなります。 初めに、歳入、予算書5ページ、15款国庫支出金は5,506万5,000円の増額で、学校施設環境改善交付金の増額となります。 22款市債は9,500万円の増額で、地方債の借入れのための増額です。 次に、歳出、予算書6ページ、2款総務費は2,523万6,000円の減額で、財政調整基金の積立てを減額するものでございます。 10款教育費は1億7,530万1,000円の増額で、相野山小学校の南棟トイレ機械設備改修事業と体育館外壁改修事業、日進東中学校北棟外壁改修事業を行うための増額となります。 次に、7ページ、第2表繰越明許費補正です。 小学校管理事業及び中学校管理事業は、令和6年度にかけて事業を実施するための追加となります。 次に、8ページ、第3表地方債補正です。 相野山小学校及び日進東中学校の改修事業の増額による追加となります。 続きまして、議案第36号、令和6年度日進市一般会計補正予算(第1号)について、主なものについて御説明申し上げます。 初めに、歳入、予算書5ページ、15款国庫支出金は6億6,295万7,000円の増額で、学校施設環境改善交付金の減額がございますが、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の増額によるものとなります。 19款繰入金は6,847万円の増額で、財政調整基金の増額です。 22款市債は9,500万円の減額で、地方債の借入れを廃止するための減額となります。 次に、歳出、予算書6ページ、2款総務費は5億8,315万7,000円の増額で、市民税賦課事務のシステム改修等委託料の減額がございますが、定額減税及び定額減税補足調整給付金給付事業による増額となります。 3款民生費は2億354万1,000円の増額で、物価高騰対応臨時給付金給付事業によるものでございます。 9款消防費は2,503万円の増額で、能登半島地震被災地への支援を行うための増額となります。 10款教育費は1億7,530万1,000円の減額で、相野山小学校南棟トイレ機械工事等3件の工事を令和5年度に前倒しするための減額となります。 次に、7ページ、第2表地方債補正です。 相野山小学校はじめ改修工事の減額に伴い廃止をするものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 最初に、議案第33号、日進市税条例の一部改正についての質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第33号に対する質疑を終結します。 次に、議案第34号、日進市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についての質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第34号に対する質疑を終結します。 これより各議案の委員会付託を行います。 議案第33号は総務文教委員会に、議案第34号は市民建設委員会に、議案第35号及び議案第36号は予算決算委員会に付託します。 直ちに、大会議室で総務文教委員会市民建設委員会予算決算委員会の順に開いていただき、各議案の審査をお願いします。 ただいまから暫時休憩します。     午後1時42分 休憩-----------------------------------     午後2時45分 再開 ○議長(大橋ゆうすけ) 会議を再開します。 この際、各委員長より審査結果の報告を求めます。 最初に、総務文教委員会 川嶋委員長。     〔総務文教委員会 川嶋恵美委員長登壇〕 ◆総務文教委員会川嶋恵美委員長) 議長の御指名がございましたので、本会議休憩中に開催しました総務文教委員会の主な審査の模様と結果について御報告いたします。 議案第33号、日進市税条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑、意見を求めたところ、委員より、今回の能登半島地震災害に係る雑損控除の申告期限はあるのかとの質疑に、令和6年度課税から適用する場合は、特例により、令和6年度の個人住民税の納税通知書送達までに提出いただく必要があるとの答弁がありました。 また、今後、日進市に転居されてきた方も対象となるのかとの質疑に、令和6年1月2日以降に日進市に転居された方は、令和6年度の個人住民税の賦課は日進市では行わないが、雑損失の繰越しがある場合は2年目以降日進市で適用を受けることができるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第33号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの総務文教委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、総務文教委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、市民建設委員会 水野委員長。     〔市民建設委員会 水野たかはる委員長登壇〕 ◆市民建設委員会水野たかはる委員長) 議長の御指名がございましたので、本会議休憩中に開催いたしました市民建設委員会の主な審査の模様と結果について報告いたします。 議案第34号、日進市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、補償基礎額の引上げ幅がそれぞれの役職によって異なるのはなぜかとの質疑に対し、補償基礎額については一般職の職員の給与に関する法律に規定されている棒給月額や一般職の地方公務員補償制度等を参考に定められており、令和5年11月に棒給月額が改定されたため、損害補償の額の算定基礎となる補償基礎額について改正を行うものであるとの答弁がありました。 また、全国一律という考え方でよろしいかとの質疑に対し、そのとおりであるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ討論もなく、採決したところ、議案第34号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で市民建設委員会の報告を終わります。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの市民建設委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、市民建設委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、予算決算委員会 小野田委員長。     〔予算決算委員会 小野田利信委員長登壇〕 ◆予算決算委員会小野田利信委員長) 議長の御指名がございましたので、予算決算委員会の審査結果を御報告いたします。 議案第35号、令和5年度日進市一般会計補正予算(第13号)については、説明を省略し、質疑応答が交わされました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決の結果は全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号、令和6年度日進市一般会計補正予算(第1号)については、説明を省略し、質疑応答が交わされました。 質疑の後、1名の方から賛成討論があり、採決の結果は全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で予算決算委員会の報告を終わります。 ○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの予算決算委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、予算決算委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより議案第33号、日進市税条例の一部改正についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第33号に対する討論を終結します。 これより議案第33号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第33号、日進市税条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第34号、日進市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第34号に対する討論を終結します。 これより議案第34号を採決します。 本案に対する市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第34号、日進市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第35号、令和5年度日進市一般会計補正予算(第13号)についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第35号に対する討論を終結します。 これより議案第35号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第35号、令和5年度日進市一般会計補正予算(第13号)については、原案のとおり可決されました。 これより議案第36号、令和6年度日進市一般会計補正予算(第1号)についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第36号に対する討論を終結します。 これより議案第36号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第36号、令和6年度日進市一般会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 この際、お諮りします。本定例会において議決されました事項については、会議規則第43条の規定により、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決しました。 以上で本定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。 これにて令和6年第1回日進市議会定例会を閉会します。     午後2時55分 閉議-----------------------------------        閉会式     午後2時55分 開式 ◎伊東議会事務局長 ただいまから令和6年第1回日進市議会定例会の閉会式を行いますので、御起立願います。 最初に、議長から挨拶があります。     〔議長 大橋ゆうすけ登壇〕
    ○議長(大橋ゆうすけ) 本日ここに令和6年第1回日進市議会定例会を閉会するに当たり、一言御挨拶申し上げます。 会期中における議員各位の活発な御審議により、本定例会に提出されました案件全ての審議を終了し、ここに閉会することができましたことに心より御礼を申し上げます。中でも、令和6年度当初予算につきましては、それぞれの分科会において熱心に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。 執行部の皆様におかれましては、会期中に各議員から出されました様々な意見に留意されるとともに、議会の議決を重く受け止めていただき、効果的、効率的な予算執行への御努力をお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。皆さん、お疲れさまでした。 ◎伊東議会事務局長 次に、市長から挨拶があります。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をさせていただきました各議案につきましては、慎重なる御審議の上、いずれの議案も御議決、御賛同を賜り、厚く御礼を申し上げます。 議員の皆様から頂戴いたしました多くの御意見や御提案を今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えてございます。引き続き、御指導を賜りますようお願いを申し上げます。 さて、週明けから令和6年度に入ってまいりますが、いよいよ市制30周年の節目の年を迎えます。テーマ「たのしいをいっぱいつくる」の下、市民の皆様に御提案いただいた市民公募事業など、将来へとつながる事業を皆様と共に楽しみたいと考えております。 また、来年開駅いたします道の駅マチテラス日進のロゴマークも決定し、このほど整備における国からの交付金、約6億4,000万円の採択もいただきました。市民の皆様が集い、一人一人が活躍することで、まちが照らされ、新たな魅力を創出する、新しい日進のまちづくり・ひとづくりの拠点整備を着実に進めてまいります。 結びになりますが、皆様におかれましては健康に十分御留意いただき、さらなる御活躍をいただきますことを心からお祈り申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。 ◎伊東議会事務局長 これをもちまして、閉会式を終わります。お疲れさまでした。     午後2時58分 閉式 会議の経過を記載して、その相違ないことを証すためここに署名する。  議長     大橋ゆうすけ  署名議員   ごとうみき  署名議員   坂林たくみ...