豊明市議会 2018-06-01
平成30年6月定例月議会(第5号) 本文
初めに、議案第52号から議案第54号までの3議案については質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。
続いて、議案第55号については質疑の通告がありますので、順次
発言を許可いたします。
初めに、
近藤善人議員。
4: ◯9番(
近藤善人議員) それでは、議案第55号 豊明市いじめ等に関する重大事態発生時調査委員会設置条例の制定についてお伺いします。
3点ほどお伺いします。
まず、重大事態とは具体的にどのような事例ですか。
2つ目、委員会設置に当たり、注意すべきことはどのように考えていますか。
3つ目として、委員に被害者推薦は考えていませんかということなんですけども、この最後の委員に被害者推薦の考えはということなんですけども、仙台市や茨城県取手市のいじめ事件では、被害者遺族が、教育委員会の附属機関だ、中立ではないなどとして、第三者委員会の委員の交代や委員会の解散を求めています。
また、横浜市の原発事件では、第三者委員会が加害生徒からの事情聴取をしないで結論を出したことがわかっています。
このようなことから、被害者側からの推薦の委員を求める考えはありませんでしょうか。
5:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
藤井行政経営部長。
6:
◯行政経営部長(
藤井和久君) それでは、最初の質問、重大事態とは具体的にどのような事例かということですけれども、重大事態とはいじめ等により児童等の生命、心身、または財産に重大な被害が生じ、もしくは生じている疑いがあると認めるとき、また、いじめ等により児童等が相当の期間学校を欠席することを余儀なくされ、または余儀なくされている疑いがあるときと認めるときであります。
2点目、委員会設置に当たり注意すべきことについてですけれども、組織の構成については専門的知識や経験を有するとともに、当該いじめ事案の関係者と直接人間関係、または特別な利害関係を有しない第三者の参加を図り、調査の公平性、中立性を確保することが必要と考えます。
最後に、委員に被害者推薦の考えはないかということですけれども、調査の公平性、中立性確保の観点から今のところ考えは持っておりません。
終わります。
7:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁は終わりました。
近藤善人議員。
8: ◯9番(
近藤善人議員) 3点目の委員に被害者推薦の考えはの再質問をさせていただきます。
第三者委員会が学校側の立場で判断し、被害者に寄り添わない事例が相次いでいることがあります。この点についてどうお考えでしょうか。
9:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
藤井行政経営部長。
10:
◯行政経営部長(
藤井和久君) 他市町の事例は詳しくは知りませんけれども、基本的に本市の第三者委員会は第三者の立場で、教育とは全く別の視点でしっかりと調査をしてもらいたいというふうに考えております。
終わります。
11:
◯議長(
杉浦光男議員) これにて、
近藤善人議員の質疑を終わります。
続いて、
山盛さちえ議員。
12: ◯14番(
山盛さちえ議員) 同じく議案第55号、豊明市いじめ等に関する重大事態発生時調査委員会の設置の制定について質問いたします。若干重複する部分があるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
まず、重大事態の判断は誰が行うのでしょうか。
2点目、第3条に担任事務というのが幾つか上げられています。その中にいじめ等の調査という内容が含まれており、さらにいじめ防止対策法28条第1項の規定による調査を含むというふうに書いてあります。この調査は誰が実施することになるのでしょうか。お願いいたします。
3点目、この担任事務については書かれているのが調査のみですけれども、調査後の報告、あるいは対応等はどのように行っていく予定なのでしょうか。全体の流れも決まっていることがありましたらお伝えください。
最後に、調査結果に対する不服があった場合の対応について質問いたします。今、
近藤善人議員が質問されたこととこの部分は重なるかと思いますけれども、本人推薦というのかな、そういうのはないということなんですけれども、そういった場合、不服があった場合の対応はどこが行うことになるのでしょうか。その不服に対する対応についての説明を求めます。
以上です。
13:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
藤井行政経営部長。
14:
◯行政経営部長(
藤井和久君) まず1点目、重大事態の判断についてですけれども、重大事態の判断は学校が教育委員会を通じて市長へ報告するとのことになっておりますので、学校または教育委員会が判断することになります。
2つ目、いじめに関する調査は誰が実施するのかですけれども、基本的には学校内に設置されたいじめ・不登校対策委員会か、または教育委員会の附属機関であるいじめ問題対策連絡協議会が調査に当たることになります。
3点目、調査後の報告、対応についてですけれども、市長は再調査を行った場合、その結果を市議会へ報告することになっております。また、再調査の結果を踏まえ、当該調査に係る重大事態への対処、または同種の事態の発生の防止のために必要な措置を講ずることとしております。
3点目、調査結果に対する不服の対応ということですけれども、当該委員会の庶務は秘書広報課で行いますので、その後の対応は基本的には秘書広報課で行うことになります。
以上です。
15:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁は終わりました。
山盛さちえ議員。
16: ◯14番(
山盛さちえ議員) 本市が26年8月に規則として制定いたしました豊明市いじめ問題対策連絡協議会運営規則というのがありまして、今、答弁にありましたのはこの委員会のことで、ここで調査をされるんです。2つ目の質問の調査をするという、ここと学校内に組織されたところの2カ所で調査することになるんではないかということですよね。
それで、3月30日の教育委員会の会議録で、重大事態の発生時調査委員会のことが議案に上げられていて、この構成員は案件ごとに毎回かわるのでしょうかという委員さんの質問に対して課長の答弁ですけれども、市長部局で条例を定めて該当する充て職で委員といたしますので、その都度かわることはありません。ここはいいんですが、教育委員会が行った調査に対して不服があった場合などに第三者委員会が開催されますというふうに書いてありますので、先ほどの説明いただいた内容からいくと重大事態が発生したというふうに学校もしくは教育委員会が判断をし、調査を──今の協議会ですね──連絡協議会のほうで調査をされて、それで不服があった場合などに第三者委員会が開催されるということは、この第三者委員会が今回設置をされている、提案されている重大事態発生時調査委員会のことなのでしょうか。
その不服があって調査されて、さらに不服があった場合はどうなるのかなということがちょっと今、疑問になっているんですが、さらに教育長が答弁を続けて、課長に続いて、まず教育委員会の豊明市いじめ問題対策連絡協議会で調査をして対応していきますが、それに対して不服があった場合に、同じ教育委員会のメンバーで行ってもいけませんので、市長部局がつくる全く別の専門家で構成された委員会で協議していただく予定です。この件についてはその後の総合教育会議の議題になっており、市長部局に対してこのような委員会を発足してほしいというお願いをする予定ですと、そんなふうに続いております。再度確認ですが、ここに書かれているような第三者、あるいは専門家といういうのが今回提案されているものなのでしょうか。
総合教育会議の議題になっておるということなんですが、残念ながらその会議録が公開されていませんので、どういう議論のもとにこの第三者機関が設置される、してもよろしいというふうに議論、協議、決定されたのかがまずわかりませんので、その点についての説明を求めたいと思います。
それから、豊明市にはいじめ防止対策基本方針といういうのが、これも承認されてもう既に存在していることになっていますが、豊明市のホームページを調べましたが、この方針が公開されていないので、どういう方針に基づいてこのいじめ対策防止が、新たな第三者機関も含めて調査、あるいは対応していかれるのかがわかりませんので、対策基本方針なるものについての説明もあわせてお願いをしたいと思います。ここまで質問が2つ目になります。
17:
◯議長(
杉浦光男議員) 続けてください。
18: ◯14番(
山盛さちえ議員) ちょっと待ってくださいね。いじめ防止対策推進法の第30条の中に公立学校に係る対処という項目がありまして、そこの中に地方公共団体の長及び教育委員会は当該調査に係る重大事態の対処、または当該重大実態と同等の事態の発生の防止のために重大な措置を講ずるものとするというふうに書かれていますが、この法律に基づくような必要な措置というのは最終的にどこがどのような指示のもとに行われることになるんでしょうか。今回設置されるこの第三者委員会が必要な措置を講ずるために重要な位置にあるものなのかどうかについて教えてください。
以上です。
19:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
藤井行政経営部長。
20:
◯行政経営部長(
藤井和久君) まず1点の質問で、総合教育会議の中で出たその第三者機関というのが今回条例で定める重大事態発生時調査委員会のことであります。
今、言ったいじめ防止対策推進法の30条の件ですけれども、こちらに関しては地方公共団体の長及び教育委員会というふうになっておりますので、それぞれがみずからの権限及び責任において重大事態への対処または事態の発生の防止等の必要な措置を講ずるものというふうになっております。
基本的にちょっと補足説明ですけれども、いじめ等の重大事態が発生した場合には、まずは学校または教育委員会のほうで調査のそういった協議会等を設置していただくことになります。
その後その調査内容に不服があった場合、あるいは市長の判断において必要があると認めた場合には今回の第三者機関でありますいじめ等に関する重大事態発生時調査委員会を設置するということになっております。
以上です。
21:
◯議長(
杉浦光男議員) 小串教育部長。
22:
◯教育部長(
小串真美君) 御質問にありましたいじめ防止対策基本方針につきましては、申しわけありません。今、持ち合わせておりませんので、ちょっとお答えができかねます。
それから、ホームページの公開につきましては、早急に行うようにさせていただきます。
終わります。
23:
◯議長(
杉浦光男議員) これにて、
山盛さちえ議員の質疑を終わります。
以上で議案第55号の質疑を終わります。
続いて、議案第56号についても質疑の通告がありますので、順次
発言を許可いたします。
初めに、
ふじえ真理子議員。
24: ◯8番(
ふじえ真理子議員) 議案第56号、豊明市二村台地区新設校開設準備委員会設置条例についてお尋ねします。
条例の第3条の組織の部分にあります準備委員会は委員10人以内をもって組織すると書いてあります。こうした何とか委員会、審査会だとかいろんな委員会というのは学識経験者がよく入って、中立的な立場のそういう方も入ってみえるんですが、今回それが入っていないのはなぜですか。今回この準備委員会の設置の狙いも含まれると思うんですが、その点をお答えください。
あともう一点は、同じ第3条の(1)地域代表者とあります。これは恐らく地元の区長さんが多いのかなと思うんですが、小学校、唐竹、双峰学区には幾つか、何人かの二村台だけでも7区まであります。地域の代表者をどのように選定されるのかもあわせてお願いいたします。
25:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
26:
◯教育部長(
小串真美君) まず、1点目の学識経験者が入っていないのはという御質問でございますが、条例3条のところに、組織というところで明示はさせていただいておりませんが、第4号にてその他教育委員会が必要と認める者という表記がございます。この中で学識経験者の方も入れていきたいなというふうには今、考えております。
それから、2点目の第1号の地域代表者はということでございます。当初区長さんも検討はさせていただいたんですが、地域のこともよく御存じで学校のことも知ってみえる方ということで、現在は学校評議員の方にお願いできればなというふうに考えております。
終わります。
27:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁は終わりました。
ふじえ真理子議員。
28: ◯8番(
ふじえ真理子議員) 今までの考えだと区長さんかなと思ってしまったんですが、そのほかのPTAさん、PTAの保護者代表の方だとか、もしこの第4条の任期が目的を達成する日までとありまして、年度をまたがる場合もあるかと思います。そういったPTAの役員さんも年度でかわる可能性、これまでの統廃合の検討委員会でもメンバーがかわったりということがあったんですが、そういったこともその年度がかわると、この組織の委員のメンバーもかわる、交代するということも想定されているのでしょうか。
29:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
30:
◯教育部長(
小串真美君) 年度がかわってPTAの代表の方とかの場合ですとおっしゃられるとおり役職としてはかわってしまうんですが、そのままお願いするかもしれませんし、やはり新しい方のほうがいいかなということであればその方にかわっていただくと。現在ではちょっとどちらにするかは決めておりませんが、その時々に適したやり方で判断していきたいと思います。
31:
◯議長(
杉浦光男議員) これにて、
ふじえ真理子議員の質疑を終わります。
続いて、
山盛さちえ議員。
32: ◯14番(
山盛さちえ議員) 議案第56号 豊明市二村台地区新設校開設準備委員会設置条例の制定について質問いたします。
第2条の担任事務についてですが、7つ上げられています。その中で例えば新設校の通学体制に関することとか、3つ目の新設校の施設整備に関すること、あるいは行事だとか教育内容に関することなどなど、今まで統廃合検討委員会、あるいは地元の方たち、地元というか、学校や保護者の意見交換会、また合同説明会などで出された保護者、あるいは学校等からの要望、また当局から例えば小規模校のよさは残しますとか、それから補助教員、外国籍の子が多いということがあってそういった児童生徒への対応でありますとか、あとは子どもへの心的な配慮、さらにはハード面で机を新しいものにするとか、いろいろと提案、あるいはケース例が紹介されてきましたが、そういったものが今回の準備会で話し合われる今の事務の中のベースになっていくというような理解でよろしいでしょうか。
それから、準備委員会に決定権はどの程度あるのでしょうか。ここで話し合われたこと、あるいは要望という形になるのかちょっとわかりませんが、出された意見がどの程度最終的なところまできちっと担保されていくのかというのを知りたいです。
3つ目はそのことと関連いたしますけれども、予算要望についてもこの準備会で話し合われたことが確実にというか、市長部局のほうに提案されていくことになるのでしょうか。お願いいたします。
最後に4つ目ですが、準備委員会の協議内容については当該地区に中間も含めてどのように報告、あるいは周知されていくのでしょうか。できるだけ多くの人たちの合意というか、納得があったほうがいいかなと思いますので、この4点についてよろしくお願いいたします。
33:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
34:
◯教育部長(
小串真美君) それでは、まず1問目のこれまでのさまざまな検討等についてでございますが、まず統合検討委員会と今回設置させていただきたいと考えております開設準備委員会はその目的が異なっておりますので、当然その検討内容も少し異なってくるのかなということは認識をしております。
今、おっしゃられたようなさまざまな意見がこれまで伺っております外国籍の子どもたちへの配慮だとか、ハードの整備だとか、おっしゃられたとおりいろいろございますので、そういったさまざまないただいたものを考えのベースにして当然やっていくことになるかなというふうには思っております。
それから、2点目の決定権についてでございますが、委員会に委嘱するような形になるのかなと思っておりますので、どこまで決定権があるかというのはその内容によって変わってくるのかなと思う部分もありますが、委員会からいただいたさまざまな検討結果につきましては、それを行政側で受けとめて私どものほうで最終的な決定をしていくことになるのかなというふうに思っております。
それから、3点目の予算要望の件でございますが、担任事務の中にありますように校舎の改修だとか備品の整備、それからそれ以外にも検討の中でいろいろ出てくるかと思います。そういった要望なりを私どものほうで整理させていただいて、そう無尽蔵に予算があるわけじゃないもんですから、そういったものを整理して私どものほうで、どこまで担保できるかというのは難しいんですけど、予算化の検討はしていきたいというふうに思っております。
それから、4点目の周知のところでございますが、この委員会自体は原則にのっとって公開で行っていきたいと思っております。委員会の内容については委員会だよりのようなものを発行していきたいと思っております。なるべく多くの方ということで、おっしゃられるとおりで、地域の回覧板に入れたりだとか、あるいは広報に載せたりだとか、全市的な必要性があれば広報に載せたりホームページと、そんなような手段も考えて周知をしていきたいというふうに思っております。
終わります。
35:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁は終わりました。
山盛さちえ議員。
36: ◯14番(
山盛さちえ議員) 順次聞いてまいります。一番最初の今まで出された意見がベースになるのかということに対して、目的が違うので、異なっているだろうけれどもという前置きがあったので、もう一度確認なんですけれども、今まで出されたものは一通り列挙した上で、それをベースに考えていくことになるのかどうか。その中で最初から漏れるものというのかな。省くようなものがあるのかないのかについて、もう一度確認させてください。
それから、決定権の件なんですが、委嘱された準備委員会からは答申という形で出されるのでしょうか。それとも提案、ちょっとその辺がわからないので、どういった形で最終的な意見というのかな。まとまったものが市のほうに、市教育委員会ですか。教育委員会のほうに提出していかれるのかを教えていただきたいです。
検討結果を受けて最終的には決定権は市というか、教育委員会のほうでという答弁だったと思います。もちろん予算についてもいろいろ整理をした上で市長のほうに要望していくことになるということになると、予算要望される段階でというか、されたときでないと、準備委員会の方たちのそのときに出された御意見や御要望がかなったかどうかというのが確認できないというようなことになると、かなりおくれるというか、意見を出されたことが反映されたかどうかの確認が相当時間がかかると思いますので、できましたらこの準備委員会の中でマル・ペケ、三角もあるかもしれませんけれども、そういったことを明確にした上で市長のほうに予算要望をしていくというような形でないと、結局ガス抜きみたいなことになってしまうので、そこのところをしっかりやっていただきたいと思います。
市長にもお願いですが、教育委員会のほうからそういったものが出てきたときの予算措置について、どういったおつもりがあるかどうか。参考までにお聞かせください。お願いします。
37:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
38:
◯教育部長(
小串真美君) それでは、まず1点目の過去の条例設置の委員会と比較して目的が違うということを先ほどちょっと申し上げてその関連なんですが、おっしゃられるとおり一通りもう一回読み返して当然確認はさせていただきます。省くというか、目的が違いますので、はなから対象にならないような事案も当然あったのかなと思っておりますので、そういった点は省いていくことになるかなと思います。
ベースという部分で申し上げると、やっぱり基本的には学校の設置というのは文科省の手引がございますので、当然そういったものと照らし合わせた上で今回の新設校がどういう形がよろしいのかということでさまざまな意見を、地域の事情とかもありますので、そういったのを入れていくということで御理解いただきたいと思います。
それから、2点目の準備委員会の決定権の件でございますが、基本的には附属機関ですので、先ほどちょっと私、委嘱と申し上げてしまったんですけど、諮問、答申という形になるかと思います。
ただ、その中では例えば学校名の決め方だとか、動かしながらを決めていくことも幾つかございますので、都度、諮問、答申という形になるかどうかわかりませんが、その委員会の中である程度どういう形で学校名を決めていきましょうかだとか、そういったことは決定していくということもあるのかなと思います。
それから、もう一点、予算要望の件で、確かに形になって初めてあれは没になったんだとか、そういったこともあるかもしれませんので、常時次の委員会には先回の回答を返すだとか、委員会開催時じゃなくても連絡を密にとって情報交換等はやっていきたいと思います。
終わります。
39:
◯議長(
杉浦光男議員) 小浮市長。
40: ◯市長(小浮正典君) 山盛議員の御質問にお答えします。
準備委員会で検討された内容、それで一定程度答申という形になるのか、意見書という形になるのかは、それは準備委員会の中で検討する内容だと思いますけども、その中でそれを通して予算が必要なものと必要でないものがあると思います。予算が必要なものについては教育委員会を通して市長部局のほうに予算要望する形になるんですけども、予算要望された内容について査定をしてきます。財政課、行政経営部長、副市長、市長と順番にやっていくわけでございますけども、最終的に市長査定する段階において準備委員会でどういった議論が行われて教育委員会として予算要望されているのか。それについては十分確認した上で市長査定をしてまいります。
以上です。
41:
◯議長(
杉浦光男議員) これにて、
山盛さちえ議員の質疑を終わります。
続いて、
早川直彦議員。
42: ◯13番(
早川直彦議員) 同じく議案第56号について3点質問させていただきます。
平成28年4月緊急議会で出された豊明市双峰小学校及び唐竹小学校統合検討委員会設置条例と議案第56号の豊明市二村台地区新設校開設準備委員会設置条例について、2つを比較して質問させていただきますので、お願いします。
1)統合検討委員会の委員は、これは12名以内となっておりますが、開設準備委員会の委員は10人以内となっております。10人以内とした理由について聞かせてください。
2)委員会の委員は統合検討委員会では(1)学識経験者、(2)関係する学校長、(3)関係する学校長のPTA代表、(4)関係する地域の代表、(5)その他市長が必要と認める者でありますが、開設準備委員会では(1)地域代表者、(2)PTA及び保護者代表者、(3)学校関係職員、(4)その他教育委員会が必要と認める者となっております。そのように定めた理由についてお聞かせください。
3)統合検討委員会条例の招集等の特例の第2条に、会議の招集及び運営は第6条の規定にかかわらず、委員長が互選されるまでの間、市長が行うものとするとありますが、開設準備委員会設置条例には書かれておりません。条例の瑕疵ではないでしょうか。
以上、3点お聞かせください。
43:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
44:
◯教育部長(
小串真美君) それでは、まず1問目の委員の数が12名と10名の違いということでございますが、先ほども少し申し上げましたとおり、比較されている委員会の目的が違いますので、当然そういったのを鑑みた場合に人数が変わってくるということはあるのかなと思っております。
今回につきましては新設校の開設準備ということでございますので、どういった方に意見を伺うべきかということを、さまざまな属性の方を思い浮かべて検討した結果、10名程度が妥当だろうと、そういう判断をさせていただきました。
それから、2点目の第3条の組織のところの違いでございますが、ちょっと表現のほうは異なっておりますが、例えば地域代表者、PTA及び保護者代表者、学校関係職員、こういった者については同じような意味合いでそれぞれ入れてございますので、当然目的が違いますので違いはあるんですけど、比較した上でそれほど問題になるような違いはないですし、この違いを検討はしていないと申し上げますか、ちょっと比較していなかったもんですから、そのような回答で申しわけありません。
それから、3番目につきましては、上程させていただくに当たって私ども内部の会議ではございますが、法規審査会等を経ておりますので、条例上の瑕疵はないものと思っております。
終わります。
45:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁は終わりました。
早川直彦議員。
46: ◯13番(
早川直彦議員) 再質問させていただきます。
まず1)から。多様な意見を聞くということであれば、10人だとかなり少ないのかなというふうに私も、ほかの方も感じるのかもしれないんですが、これは10名で十分その意見を聞き出すことができるのかということが第1点。
最終的には10名にしたということはそれができるということで、何を根拠に10人以内としたのかというのを聞かせてください。また、ふやす可能性もあるのかどうか。委員の中から、どうしてもこの人数では足りないとなればふやすことも検討されているのかどうか。
2)についてです。今の56号のほうは地域の代表者が1番目になっているんですが、この10条というのも法律とかをつくる場合は重要なのかなというふうに私は見ているんですが、この順序を変えているのも何か特別な意味合いがあるのか。余り考えていないのかというのも聞かせてください。
3番目は、これは規則や要綱にもし書いてあればこれは可能だと思います。現状条例だけではこれだと一番最初が開催できないと思うんですが、規則ないし要綱にこれが定めてあるのかどうか。
これは上程される前から規則にこの部分が含まれているのかどうか。含まれていなければ、今後これを取り入れて規則ないし要綱を定めていくのか。その点について3つ聞かせてください。
47:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
48:
◯教育部長(
小串真美君) まず、1問目の多様な意見を聞くには10人で足りるのかということでございますが、この準備委員会については10名以内ということで定めておりますが、おっしゃられるとおり検討課題はさまざまありますので、部会のほうをこの下に設置をしまして、そこにはもっとたくさんの方々に入っていただいて、それこそ先ほどふじえ議員の御質問にもありましたが、区長さんもこういったところに御参加いただいて意見を頂戴しようかなというふうに考えておりますので、多様な意見をお聞きするという意味ではそういった手法をとらせていただきたいと思います。
それから、2点目です。表示の順序が統合検討委員会のときとはおっしゃられるとおり異なっておりますが、今回は統合が決定してその2校、その地域に限ってそれを統合して新設校を設置するという、ある意味先回よりはかなり協議の目的がございますので、そういった点では学校関係者だとか、地域だとか、そういったところが重要だという認識は持っておりますので、そういったことがちょっとここにあらわれたのかもしれないなと思います。
それから、最後の3点目でございます。規則は別に定めておりませんので、そこに今、おっしゃられたようなことは当然記述はされていないわけなんですが、これまでのほかの附属機関でも同じようなことを運営上行っておりますが、今回でいきますと学校教育課が事務局だということは条例の中でうたっておりますので、そこのトップである教育長が初回については招集をかけて、委員長決定後からこの委員会というような形をとって運営していきたいと考えております。
終わります。
49:
◯議長(
杉浦光男議員)
山盛さちえ議員。
50: ◯14番(
山盛さちえ議員) 関連質問させてください。今の件ですけれども、条例にもない、規則にも条例を制定する段階で記載がない、教育長が第1回目を招集すれば会議は開かれるということなんですけれども、今、早川議員が指摘したように統合検討委員会のほうには条例にしっかりその部分が入っていますので、条例を制定していく中でやはり過去のものだとかそういったものをきちっと比較検討しながら、先ほどのものも比較していないという答弁もありましたけれども、できるだけ間違いのないというのかな、とりあえずこういうような運用なら開催できるというようなことではなく、条例規則、要綱等は設置していくのが本来ではないかというふうに思います。
法規審査会で一応事前に見ていただいたということなんですが、そのときにおいてもその第1回目の開催について疑問というか、指摘というか、そういったものが全くなかったのでしょうか。なかったとすれば、それが十分機能しているのかなということを疑問に思いますが、再度説明を求めます。
51:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
52:
◯教育部長(
小串真美君) 初回の開催についてというところだと思いますが、法規審査会のほうでは、私が聞いているお話では当然こういった検討は総務部局のほうでしていただいて、確かに入っているものもあれば入っていないのもある。他市の状況を見てもやはりそういうのがあって、多数派がいいというわけではないんですが、今は一般的には入れない方向だということでその審査会を通過したと聞いております。
終わります。
53:
◯議長(
杉浦光男議員) 以上で議案第56号の質疑を終わります。
続いて、議案第57号から議案第61号までの5議案については質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。
続いて、議案第62号については質疑の通告がありますので、
発言を許可いたします。
郷右近 修議員。
54: ◯3番(郷右近 修議員) 議案第62号 豊明市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてお聞かせください。
この条例改定案で放課後児童支援員になることができる方の資格についての変更がされています。条例第10条の3番のところです。
この改定内容について、昨年末に開かれた閣議決定に基づいて、その後省令が発せられて条例改正に至ったのかというふうに思っていますが、その閣議決定では各地方で支援員のなり手の確保が難しくなっているということがそれぞれの地域から国に対して意見が上がってきていると、そういった議論が今回の改定の1つの理由になっていたかというふうに思っております。この点で豊明市がそのような支援員の確保が困難になってきているという状況があるのかについてお答えください。
55:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
加藤健康福祉部長。
56: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 豊明市においては、幸いにも今、放課後児童支援員の確保については確保できている状況にあります。
以上です。
57:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁は終わりました。
郷右近 修議員。
58: ◯3番(郷右近 修議員) 私としても、保育士の方、保育園の保育士の方に比べるとこちらの支援員の方のお話は、余りそういう印象はなかったなというふうに思っていたところでした。
その中で同時に議論がされていたのが、今回の改定の内容とはまた別に、これまで守るべき規則ということで定められていたこの支援員の資格というか、該当する人の条件というものが守るべき基準から参酌基準化されていくというふうなことについても議論がされたようです。
ただ、この条例の10条の3の10番のように、既にもう経験があるけれども、学歴上の規定で実務に当たれない方が出ないようにと。勤める側の方の権利を守る点についてはよい面もあるかと思うんですけれども、同時にその後の国会でも子どもたちの健全な放課後の生活の場や、あと育成の条件を緩めてしまうものになるんじゃないかというふうなことも議論がされておるようです。
なので、この改定が子どもたちの生活を守るための質を緩めてしまうことにつながらないかと。数を確保するためにそういう改定がされるということにつながっていかないかという危惧があるんですが、この点について考えをお答えいただきたいと思います。
59:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
加藤健康福祉部長。
60: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 先ほども申し上げましたが、豊明市においては現在教員とか保育士の資格を持っている方がほとんどということで、その点でも今後質の確保ということを優先しながら対応していきたいと思っております。
以上です。
61:
◯議長(
杉浦光男議員) これにて、郷右近 修議員の質疑を終わります。
以上で議案第62号の質疑を終わります。
続いて、議案第63号及び議案第64号の2議案については質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。
続いて、議案第65号については質疑の通告がありますので、順次
発言を許可いたします。
初めに、後藤 学議員。
62: ◯2番(後藤 学議員) それでは、議案第65号、豊明市一般会計補正予算書(第1号)についてお尋ねをいたします。
議案の4ページ、第2表、債務負担行為補正の追加のところで、保育所等施設整備補助事業、限度額2億1,373万円について、以下の点について伺います。
まず1点目、ホームページに社会福祉法人、これは白帆会と読むんですかね。白帆会が優先交渉権者に決定というふうに書いてありますが、ほかに幾つ業者の応募があったか教えていただきたいと思います。
それから、2点目、プロポーザルの審査会のメンバー構成、これはどのようになっているのかお知らせください。
それから、どのような項目を審査し、その結果がどうであったか、その点についても御説明をお願いいたします。
それから、3点目、施設の構造面積、施設概要、そういったものについては簡潔で結構ですが、概要を御説明いただきたいと思います。
また、限度額2億1,373万円と大変細かい数字になっておりますが、この積算はどのようなふうにされたか説明をお願いいたします。
それから、4点目、施設整備後、市としては認可することになると思いますので、当然市の負担が生じてくると思いますが、それはどのようなものに対してどの程度を想定しているのかお知らせください。
それから、最後に5点目、この民間園の開園時ですね。これは東部保育園児と書いてありますが、児はちょっと取っておいてください。東部保育園から転入する園児の見込み数、今、正確な数字は出ないと思いますが、おおよその数字を教えてください。
また、この移行というのは大変難しいことだと思いますので、無理のない移行のために現在どのような措置を考えておられるのか。その点についても御説明をいただきたいと思います。
以上、お願いします。
63:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
加藤健康福祉部長。
64: ◯健康福祉部長(加藤育子君) では、1点目から順次お答えさせていただきます。
白帆会のほかにということですが、公募には2者参加されております。双方とも近隣で十分に実績のある事業者でしたが、詳細については控えさせていただきます。
2つ目のプロポーザルの審査会のメンバーですが、部長級1名、課長級、指導保育士も含めて4名、あと外部の委員としまして子ども・子育て会議から1名、計6名で審査をいたしました。
審査項目についてですが、大きな項目で申し上げると事業者の基本方針、経営の安定性、計画の妥当性、事業の運営方針、施設についての5つの要素から審査をしております。
結果についてですが、どの事業者も審査要綱で定めた最低基準はクリアをしており、最終的に得点の高い応募者を候補者といたしました。
3つ目ですが、施設の概要ということで、あくまでも提案時の内容ということで解釈していただきたいと思いますが、建物の構造は鉄骨づくりの2階建て、建築面積は約700平方メートルほど、各年齢の面積要件に合わせてゼロ歳から5歳までの保育室が6部屋、調理室、医務室、遊戯室、相談室などが設定されたイメージになっております。
次、限度額の積算についてですが、国庫による保育所等施設整備補助金の定員規模別の交付基準の限度額というものが示されておりまして、市の負担分を含めた積算により限度額として計上いたしました。
4つ目の施設整備後の市の負担はどの程度かということですが、市の負担については施設型給付費とそれを補完する運営費補助金が生じてまいります。あくまでも試算でありますが、平成30年度基準で試算をいたしますと、補助金等を差し引いて実質負担として給付費と運営費補助金合わせて年間約6,000万円ほどと試算をしております。
最後に、開園時に東部保育園から転入する見込み数ということですが、東部保育園は施設定員が68名で、4月1日現在で47名の申し込みがありましたが、今もう少しふえているかもしれないですけど、学区外のお子さんも入っていらっしゃるということを考えて40名程度だと考えております。
次に、無理のない移行のためにはということですが、園児とか保護者が不安なく移行できることを第一条件と考えますので、今後、保護者だとか事業者との打ち合わせを密にしまして、特に保育の引き継ぎのところでは共有の課題として進めてまいりたいと考えております。
以上です。
65:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁は終わりました。
後藤 学議員。
66: ◯2番(後藤 学議員) それでは、3点ほど再質問をさせていただきます。
まず、1番目の質問に関してですけれども、この白帆会から最初にアプローチがあったのはいつごろでしょうか。
それから、この募集までに何回くらいそのアプローチといいますか、問い合わせなども含めて接触があったかということについてお知らせください。
それから、2番目の質問に関して、審査項目、これは審査票をいただきましたけれども、非常にたくさんの項目があって、こんな項目が審査できるのかなと思うような部分もありますけれども、細かいことは置いておいて、全体として見てこの白帆会のどういうところがすぐれていて選ばれたというようなふうに評価をしておられるのか。また、逆に今後この白帆会になったら、市としてこういうことについてはちょっと要望していかなあかんなというような点があればその点についてもお聞かせいただきたいと思います。
それから、最後の5番目の質問に関してですけれども、東部保育園からこの民間園への移行に当たり一番重要なこと、これはやっぱり何といってもその園児が適応できるようにするということだと思います。園児の立場からすれば、先生ががらっとかわっちゃうわけですよね。
それから、四十数名程度の園から120名の大規模園に変わっていくということで、友達関係も随分変わってくるということだと思いますけれども、これがスムーズにいくということはもうこの方針を出す段階できちんと考えていなければいけないことだというふうに思いますので、それと、こういった事例というのは公立から民間に移行するというのはもう全国的に幾らでもあるわけですけれども、そういった調査をされたのか。それから、具体的にどんなことをやろうとしているのか、もう少し御説明をお願いしたいと思います。
67:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
加藤健康福祉部長。
68: ◯健康福祉部長(加藤育子君) では、順番に候補者のところからのアプローチということですが、ここに限らずなんですが、公募に関する問い合わせという点では数者からも受けております。
この白帆会についてはたしか2回ほど問い合わせがあったというふうに記憶しております。
続いて、今回特徴のあった部分ということについてですが、他市での実績があること、人材育成面などで非常にすぐれていたこと、運営方針の部分では健康管理、事故防止などの安全対策についてもノウハウが豊富であったことなど、そういったところが評価されたというふうに思っております。
今後要望したいことということでは、先ほど議員もおっしゃられたように、やはり民間園へ移行するに当たって、引き継ぎというところでは非常に大事になってくるのかなというふうに考えておりますので、31年度1年間かけてその辺はしっかりやっていただきたいなというふうに考えております。
それと、最後具体的にどんなことを行っていくのかというところですが、今、申し上げたこととも少し重なりますが、やはり保育環境とか保育士さんがかわることへの園児とか保護者の不安というものは十分に考慮しないといけないというふうに考えておりますので、その辺で1年間、31年度1年間かけて人事交流の部分であるだとか、あと子ども・子育て会議の意見でも、先ほどから申し上げておりますその引き継ぎの部分というのは非常に丁寧にやっていかないといけないというところの御意見もいただいているところですので、その辺も参考にさせていただいてスムーズな移行への策を検討していきたいというふうに考えております。
以上です。
69:
◯議長(
杉浦光男議員) これにて、後藤 学議員の質疑を終わります。
続いて、
早川直彦議員。
70: ◯13番(
早川直彦議員) 議案第65号、豊明市一般会計補正予算書(第1号)について、大きく2点について聞かせください。
まず大きな1点目、3款の民生費と4款の衛生費の部分について聞かせてもらいます。
以下の事務──事務事務になっていますね、これ──主な業務と事務について質問をいたします。
障がい者福祉事務77万2,000円、各種診断等業務421万8,000円、各種診断等業務211万7,000円の3点であります。
まず、1)当初の予算で業務と事務が予算計上できなかった理由について聞かせてください。
2)職員定員適正化計画改正案、改正版には、非常勤一般職員が341名、これは平成29年4月ですが、それが247人、平成37年4月と書かれております。書かれているんですが、この事務とか業務についてはこの職員定員適正化計画にこの人数が含まれているのでしょうか。それとも含まれていないのか、それについてまず大きく1点目は聞かせていただきます。
続いて、大きな2点目、4ページの債務負担行為の補正なんですが、後藤議員と重複する部分もありますが、お聞かせください。保育所等施設整備補助事業についてです。
1)2億1,373万円の内訳について聞かせてください。
2)国、県、市、事業者の負担割合について聞かせてください。
3)民間施設の概要、それとか保育運営の方針など、子ども・子育て会議で協議、承認を得ているのでしょうか。
その3点について聞かせてください。
71:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
加藤健康福祉部長。
72: ◯健康福祉部長(加藤育子君) それでは、当初予算書の非常勤のところですが、当初予算編成時には病気休暇とか育児休暇等の予測についてはしていなかったというのがその理由になります。
あと、定員適正化計画との関連ですが、あくまでも産休代替とかの職員についての正職が出てくるまでの一時的な代替ということですので、定員適正化計画とは関係はありません。
それと、2点目の保育所等施設整備費補助金の補助事業についてですが、まずこの2億1,373万円の内訳ということですが、この額は先ほども少し触れましたが、平成30年度の国庫の交付基準額をもとにして、国庫を含めて市として負担にすることになる上限額を算出しております。
メニューとしましては、本体工事分だとか、特殊附帯工事だとか、設計料加算とか、開設準備加算などが含まれております。
2点目の国、県、市、事業者の負担割合ですが、これは子ども安心プランの適用を受けておりまして、基本的な補助率4分の3のうち国が3分の2、市が12分の1の負担の適用が見込まれます。
また、県の補助はなく、先ほども申しましたが、定員による国の基準額から見た補助金負担となりますので、事業者の負担額は基準額までは残りの4分の1負担であります。国の基準額を超えた部分については事業者の負担となります。
最後に、民間施設の概要や保育運営の方針など、子ども・子育て会議で協議、承認を得たのかというところについては、子ども・子育て会議においては事業者の公募までに2回の会議を議題としてお出しし、議論をしていただきました。
その中では、民間園を公募することにおいて、その経緯、施設の立地、定員などについて、その理由などを説明させていただいて、実施に関する御意見などをいただいております。
以上です。
73:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁は終わりました。
早川直彦議員。
74: ◯13番(
早川直彦議員) 上と下と2つについて再質問させていただきます。
3款、4款の部分の再質問なんですが、1)なんですが、まだ6月議会ですので、予算に間に合わなかったからなんですが、その予算に間に合わなかった後のいつぐらいにこれが、3つが必要になったのかということはいつぐらいの時点なんでしょうか。もう4月なのか、3月なのか、5月なのかという部分についてそれぞれ教えてください。
また、定員適正化、2番目の2)の職員定員適正計画には、こういう年度の途中でのものというものは全然含まれないということで解釈でよろしいんでしょうか。途中で出た育休、産休についての人数はもうほかのものも含めて含まれないということなんでしょうか。
続いて、その下の部分についてなんですが、下の部分の1)の2億1,373万、いろいろな内訳があると思うんですが、多分大きく分けると本体の部分と附帯の部分と多分分かれると思うんですが、大きく分けてどれぐらいになっているのかというのを教えていただきたいのと、あと3)の子ども・子育ての支援会議を2回やって議論があったということなんですが、大きくどのような意見が出たのか、そこで、この件に対して。それについて聞かせください。
75:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
加藤健康福祉部長。
76: ◯健康福祉部長(加藤育子君) まず、非常勤のほうの部分でいつごろ把握したのかということについてですが、まず障がい者福祉のところにつきましては昨年度より病気休暇の職員がおりまして、4月以降も引き続きということがわかりましたので、4月上旬に補正ということを決めました。
あと保健師の産休についてですが、それも当初予算編成後ということになりますので、もう一人新規採用の辞退ということもありましたので、3月の中旬ぐらいになります。
あと私のほうからは、次の2つ目の質問のそれぞれの国庫補助基準の内訳という形で、本体工事の部分についてですが、これがやはり一番大きく1億9,030万、あとその残りが特殊附帯設計開設準備等になりますので、一番大きいのが本体工事のところになります。
それと、最後、子ども・子育て会議の中で諮られた意見ということですが、民営化そのものについて反対ということではないですが、やはり先ほどから公立から民営化に移るということでの保護者たちの不安だとか、そういったことがないように十分に移行についてはスムーズにいくようにというふうな、そういった御意見をいただいております。
以上です。
77:
◯議長(
杉浦光男議員) 藤井行政経営部長。
78:
◯行政経営部長(
藤井和久君) 定員適正化計画の中でこういった産休等の対応の話なんですけども、基本的には保育士等については一定数想定はしておりますけども、庁舎内の例えば病休ですとかこういった産休に関してはかなり変動があるものですから、数の中には想定はしておりません。
終わります。
79:
◯議長(
杉浦光男議員) これにて、
早川直彦議員の質疑を終わります。
以上で……。
答弁漏れですかね。加藤健康福祉部長。
80: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 申しわけございません。私、保健師と言うべきところを━━━とさっき申し上げたようですので、訂正させていただきます。ありがとうございます。
81:
◯議長(
杉浦光男議員) これにて、
早川直彦議員の質疑を終わります。
以上で議案第65号の質疑を終わります。
以上で議案質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案14件については、豊明市議会会議規則第37条の規定により、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、所管の各常任委員会に付託することといたします。
以上で日程1を終わります。
ここで議案質疑の途中ですが、10分間の休憩といたします。
午前11時5分休憩
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
午前11時15分再開
82:
◯議長(
杉浦光男議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き議案質疑を進めます。
この際、お諮りいたします。本日、各常任委員会に付託いたしました議案14件については、豊明市議会会議規則第44条第1項の規定により6月26日までを審査期限といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
83:
◯議長(
杉浦光男議員) 御異議なしと認めます。よって、本日各常任委員会に付託いたしました議案14件については6月26日までを審査期限といたします。
さらにお諮りいたします。お手元に配付いたしましたとおり、議案第66号が提出されましたので、直ちに日程に追加し、議題といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
84:
◯議長(
杉浦光男議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号を直ちに日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第66号を議題といたします。
議案第66号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
伊藤財政課長。
85: ◯財政課長(伊藤正弘君) 議案第66号 平成30年度豊明市一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
1ページをお開きいただきます。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,909万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ200億3,445万1,000円とするものでございます。
それでは、歳出より説明をさせていただきます。
6ページ、7ページをお開き願います。
説明欄をもって御説明を申し上げます。
10款 教育費、2項 小学校費、1目 学校管理費の小学校施設維持管理事業におきましては、給水管・消火管改修工事費2,909万6,000円を計上させていただきました。これは豊明小学校で発生をしております老朽化による劣化が原因と思われる漏水を復旧するため、消火管並びに給水管を改修する工事の経費となっております。
続いて、歳入の御説明をさせていただきます。
4ページ、5ページにお戻りをいただきたいと思います。
17款 繰入金、1項 基金繰入金、1目 財政調整基金繰入金の2,909万6,000円は、このたびの歳出補正予算の一般財源となるものでございます。
以上、緊急事案としてお認めをいただきますようお願いを申し上げまして説明を終わらせていただきます。
86:
◯議長(
杉浦光男議員) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方、挙手願います。
早川直彦議員。
87: ◯13番(
早川直彦議員) 議案第66号について聞かせていただきます。
漏水が発覚してから修繕を決定するまでの経緯についてと、漏水が発覚をしてからどのような対応をして、今、現状はどのようになっているのかについて聞かせてください。
また、工事は部分的に改修するのか、緊急的な部分のみを改修するのか、これにあわせて全部改修するのかという協議もされたと思うんですが、それを決定に至る経緯についても聞かせください。もう最初から全部改修する予定で組んでいるのか。その辺も知りたいですので、お答えください。
88:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
89:
◯教育部長(
小串真美君) それでは、お答えいたします。
まず、発覚からこれまでの経緯という部分でございますが、私ども報告を受けたのは4月6日でございますが、実際に水道メーターが異常に回っているというのがわかったのが3月30日でございます。
その後漏水箇所の確認に入るわけなんですが、なかなか特定が難しいという状況の中、一部地面が濡れている部分がございましたので、そこではないかということで応急処置をさせていただきました。それを経てもまだ直らなくて、今度は企業団の方に調査する器具というんですかね。音の発生源、漏水している音の発生源を調査していただいたんですけど、はっきりした特定はできないんですけど、ここら辺だろうという部分がわかりましたので、そこについては少しバイパスをするような工事を、これは4月の16日の日に行わせていただきました。
それをもってもまだ土日を経ると32トンだとか、そういったレベルでメーターが回っておりますので、それ以上は特定が難しいということで、全体をバイパス管するといいますか、全体を引き直す工事が妥当だろうという判断に至りました。
今、2つ目の御質問の答えにも一部なってしまうんですが、そういった経緯で例えば今回南館のほうがまだ給水管も消火管も一度も交換していないということで築40年目に入っております。昭和53年建築でございますので、そういった点で申し上げますと管の示されている耐用年数をはるかに超えているということもございましたので、全部変えようという結論に至りました。
終わります。
90:
◯議長(
杉浦光男議員) ほかにございませんか。
早川直彦議員。
91: ◯13番(
早川直彦議員) これは最初から全体的に工事をするんじゃなくて、最初は壊れている部分、漏水している部分を工事しようと思っても、なかなか濡れているところを直したり、バイパス工事をしたりしてもだめだというところで全体的にというふうに決めたということでよろしいですか。それを決めたのはいつになっているか。
あと、今、現状の漏水のことは大丈夫なのかどうか。
また、工事しても現状相当な流量が漏れているわけなんですが、建物の下の部分が漏れている可能性が高いということなんですが、建物の下の部分については空洞ができているかどうかという調査も今後検討しているのか。その部分は全く考えていないのかというのを聞かせてください。
また、学校の工事というのは不落も、夏休みとか冬休みの関係で、音の関係で業者さんがなかなか手を挙げていただけないという不安もあるんですが、その点についても大丈夫なんでしょうか。その点をお聞かせください。
92:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
93:
◯教育部長(
小串真美君) この事案が発生した段階で応急処置で済むのか、あるいは済まない場合も想定して、そうすると今、最後におっしゃられたように、夏休みをターゲットにさかのぼってどういう準備に入らなければならないかということを並行して考えるような時期もございました。
ただ、2回目のバイパスでもう決定的でしたので、そこで全体工事をするというふうに決めたということでは間違いございません。
それから、現状でございますが、今は消防のほうにも相談をして消火バルブのほうを締めております。締めておりますので、その結果例年と比較すると1日一、二トンの不明水というんですかね。そういう形で少し漏れているような感じもあります。そんなような表現になるかなと思います。
ただ、消火栓をずっと締めておくというのは当然あり得ませんので、これをあけますと1日十五、六トンが漏れていってしまいますので、直っているという状態ではありません。
当初申し上げましたように、一晩で約30トンぐらいの水がなくなっていってしまっていまして、私どものほうでも名鉄側ののり面だとか、あるいは名古屋鉄道さんのほうにもお願いをして線路側からの確認等々をしていただきましたが、一切水が見えないもんですから、完全に地下へ消えていってしまっているということで、子どもの安全を最優先に考えますとやはりどこで陥没してもいけないですし、そういったことで全体の工事ということでお願いしたいと思っております。
空洞についてはこれ以上、調査が実際に難しいものですから、今回は全体を完全にバイパスで屋上の高架水槽まで引っ張りまして、そこでつなぎかえた後は旧管のほうは埋めてしまうというような措置を考えております。
終わります。
94:
◯議長(
杉浦光男議員) ほかにございませんか。
富永秀一議員。
95: ◯1番(富永秀一議員) それでは、議案第66号、豊明市一般会計補正予算書(第2号)に関して質疑いたします。
先ほど早川議員からの質疑にも一部重複するところがありますが、消火管・給水管改修工事についてです。
豊明小学校では3月30日に1日で113トンもの水が漏れて、その後も合わせて数百トンの水が漏れていると。4月3日に明らかにコンクリートから水がしみ出していたところを掘って応急工事が行われましたけど、それでも1日60トンの水漏れがあったとのことでした。
そうするとはっきり場所がわかって処置できたのが1カ所だけで、それ以外はどこで水が漏れていたか、あるいは今も漏れているのかというのははっきりとはわからない状態ということですね。消火管の大きな水漏れというのはバルブを締めて防いでいるそうですが、それでも以前より消費量が多い状態が続いているということで、それがあと少なくとも1カ月以上は続くということになるわけですね。そうなると心配なのが水が漏れている場所で土が流れて空洞ができて広がっていかないかということです。
きのう豊明小学校で給水管だとか消火管がどこを通っているのか見せてもらいましたけど、アスファルトだとか土の部分を通っている箇所もありました。たまたま水が漏れている場所がコンクリートの下、見込みどおりに建物の下であれば余り心配がないのかもしれませんが、アスファルトや土の下であれば突然陥没する可能性もないとは言えないですね。
また、音の調査ですけど、水の漏れている向きによってはもしかすると聞こえにくい別の場所で漏れている可能性もあるのではないかと思いますが、先ほどの答弁だと今回の予算の中にはそういう調査というのは入っていないということでしょうか。確認です。お願いします。
96:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
97:
◯教育部長(
小串真美君) このたびお願いしております補正予算の中にはそういった費用は含んでおりません。
終わります。
98:
◯議長(
杉浦光男議員) 富永秀一議員。
99: ◯1番(富永秀一議員) 実は今は、従来からある小さな音を聞き分けるという方法以外にも、ヘリウムガスを管に送り込んで、ヘリウムガスというのは非常に微細なので、結構どこからでも漏れてくるので、その高感度のガスを感知することでピンポイントでここだというのがわかるという技術もあるそうです。
また、空洞があるかどうかも、実際掘ってみなくても地下レーダーなどで調べるという方法もありますので、危険があるのかないのか。調べるということはできるのではないかと思いますけど、今回の予算に入れないのであればそういうことは今後も考えないのか、それともそういうことは考えていくのか。お願いします。
100:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
101:
◯教育部長(
小串真美君) その調査の段階で先ほど水道企業団と申し上げましたが、民間のいつもお世話になっているところにも御相談させていただいて一応見ていただいたりはしたんですけど、そのときに私どものほうでもネットでいろいろ調べて、調査を請け負うというのは県外ですけど、ございました。ただ、その費用が数百万ということで結構高いんだなという認識を持ちました。
一方、今回先ほど最初に申し上げましたように、本館のほうですともう54年目、そちらは消火管のほうを今回お願いするんですけど、南館が40年ということで、この後の豊明小学校のライフサイクルを考えると中間年を少し超えたぐらいですので、ここでしっかり整備をすることは決して無駄な投資にはならないという判断もそれに加えまして、今回全体の改修ということをお願いしたいという結論に達しました。
終わります。
102:
◯議長(
杉浦光男議員) ほかにございませんか。
山盛さちえ議員。
103: ◯14番(
山盛さちえ議員) 今の質疑を聞いていてもう少し掘り下げていきたいと思うんですけれども、今回の約2,900万円の大規模改修工事で、聞いていると必ずしも緊急性がない部分も含まれているというように私が理解したんですけども、あえて緊急性がそこまでにない部分というのはどこに当たるのか。もしその工事に係る費用がどのくらいかということが、2,900万円のうちのどのくらいに当たるかということがわかればあわせて教えてください。
それから、事前の会派へのこの議案の説明のときに、今のライフサイクルで考えれば無駄にならないということでもあったんですが、少し説明の中で学校施設は耐用年数が来るまで使用していく方針があるので、無駄にならないといったような説明があったというふうに思いますけれども、その点について間違いないのかどうか確認させてください。
以前議案の質疑だったか、一般質問かな、の中で耐用年数については今のところ60年間というふうに言われていますけれども、それが80年に延ばされる可能性があるというような答弁があったかと思います。
豊小については先ほどの説明で築40年に入っているということなので、とするとこの先40年間ぐらいまだ学校校舎を今回の工事をすることによって2棟ともというのかな。使っていくということになるかと思いますが、児童数が減少しても統廃合は行わず2棟とも全て維持していく。そのための今回の改修工事だというような、そういう理解でよろしいでしょうか。
それと、あと早川議員の質問の中で、工期というか工事時期の問題で不落のことが少し心配だという質問がありましたが、その点について答弁漏れかと思いますので、それもあわせてお願いいたします。
104:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
105:
◯教育部長(
小串真美君) 答弁漏れの件、申しわけありませんでした。工期につきましては夏休みを中心に、それを少し超えてしまうだろうという想定をしておりまして、おっしゃられるとおりほかの工事と当然重なりますので、そういった心配をしておりますが、極力そういったことがないようなできる限りの努力はしてまいります。
それから、緊急性がない部分があるんじゃないかということで、その緊急性という点で申し上げれば、今、確実に数十トンレベルで漏れているのは消火管のほうになりまして、給水管につきましては1日一、二トン程度の不明水というようなことになります。
ただ、同じ場所を通って南館へ、本館の西側を回ってずっといきますので、掘る位置だとか、今回は露出管にさせていただきますので、学校の校舎の上を、横をぐっと回るような形でつくるんですけど、そういったところに配管作業をしていくことも全く同じ作業になります。
それから、高架水槽へ上げるために校舎に足場を組みますが、それも全く同じ作業になるもんですから、そういった点を踏まえて、老朽化とそういった点を踏まえて即、高い緊急性があるかというとそこまではないかもしれませんが、一定程度の緊急性はあるという認識であわせて上程のほうをお願いしたいと考えております。
それから、耐用年数が来るまで使うということにつきましては、唐竹、双峰の統合の段階でこれ以外は耐用年数まで使うということは、市長のほうからはっきり発信をさせていただいておりますとおり使い続ける予定をしております。そういった点では間違いはございません。
その耐用年数、どれだけ使うかという長寿命化計画の中で見せている65年とか80年という数字につきましては、名古屋市だとか愛知県が公共施設については80年まで使うという方針を出されましたので、そういったのも念頭に入れて、あとは費用の平準化という点で申し上げると、緩衝、バッファー的な年数を持つ中で早目に壊すところもあれば、建てかえるところもあれば、少し先延ばしにするというようなこともありますので、そういったこと全体を踏まえて今回の投資は適正であるということで御理解いただきたいと思います。
済みません。真に緊急だということでない部分の費用が分けられているかということでございますが、今、そういった試算はできておりません。
終わります。
106:
◯議長(
杉浦光男議員) ほかにございませんか。
山盛さちえ議員。
107: ◯14番(
山盛さちえ議員) まずは答弁漏れだった不落の部分ですけれども、必要だというふうに捉えていらっしゃって努力するということなんですが、だから、不落にならないようにどういった努力をされていかれるのかという、精神論だけではなくてこういう工夫をすれば不安が解消されるというようなことがないとちょっと回答としては不十分かと思いますので、その点についてさらに補足をお願いしたいと思います。
それから、今回の工事の緊急性の有無の部分なんですけれども、今の説明を聞いていると消火管だけじゃなくて給水管も同じところをはっているというか、工事の、要するにいずれまた給水管が悪くなったときのことを思い、二度手間にならないように今、やっておくんだというふうに私には聞こえてきました。
その二度手間なのか二度手間ではないのかというのが、この2棟を今後何年間使い続けていくかということと大きく関係しているのではないかなというふうに私は思っております。
それで、耐用年数が来るまではずっと使い続けるという、過去に市長がそういうことを述べているからということなんですが、公共施設適正配置計画でしたっけ。それがまだ策定中ですし、議会にも、もちろん市民にもそういった内容についての説明もありませんので、ない中で市長がそういうふうに考えを持っているというふうに言われても、それはなかなか難しい部分ではないかなと。
そういう方針を認めるというのか、よしとするそういう方針で公共施設の長寿命化や維持管理、活用していこうというふうに、庁内の例えば幹部会だとか一部でそういう考えがまとまったというのと、市全体、市民も含めて今後市民の中に入ってそういったことを説明していかれるということなので、そこの区分は大いに私は関係しているというふうに思いますので、二重手間にならないように今回フルスペックで工事をするということと、今後使い続けるということがきちっとつながっているかどうかということをもう一度説明していただきたいと思います。
本来であれば緊急性のある部分、必要不可欠な部分に抑えていくというのが順当な考え方ではないかなというふうに思いますので、その点について、不落の部分となぜこれだけの規模が必要不可欠なのか。その2点についてもう一度お願いいたします。
108:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
109:
◯教育部長(
小串真美君) まず、不落への努力の部分につきましてはやはり工期が短くなる。要は夏休み中に完了してほしいだとか、そういったことをこちらは申し上げるわけなんですが、そういったところでやはり難しくなると思いますので、それは若干児童にも影響が出てしまうかもしれませんが、音の出るようなものを夏休み中に行って、それ以外の部分は少し工期が後ろにずれてしまうのかなと思います。
これは説明したかもしれませんが、契約上の工期は国の共通仕様書というのにのっとってお示ししますので、11月ぐらいになります。ただ、11月というと非常に、2学期がほとんど入ってしまいますので、これについては前倒しのほうをお願いしていく。不落にならないような募集の仕方をさせていただいて、可能な限り努力のほうをお願いしていくということをやっていきたいと思っております。
それから、二度手間という見方も、確かにそういった見方もできますが、適正配置計画は建物の寿命が来たときにどういうふうに組み合わせていくかということが主になりますので、今、ここで豊明小学校に予防保全的に給水管・消火管の設備更新をさせていただくということとは関係ないとは申しませんが、直接強い関係性があるかというとそんなに強い関係性はないのかなとも思っております。
ただ、適正配置計画を見て、にらんで考えていくということは重要だと思いますので、そういった意識を持って取り組んでいきたいと思います。
終わります。
110:
◯議長(
杉浦光男議員) 以上で質疑を終結いたします。
近藤ひろひで議員。
111: ◯5番(近藤ひろひで議員) 66号、一般会計補正予算について質疑させていただきます。
112:
◯議長(
杉浦光男議員) 失礼しました。以上で質疑を終結しますというのはちょっと取り消しますので。
どうぞ。近藤ひろひで議員。
113: ◯5番(近藤ひろひで議員) 質疑いたします。
まず、緊急性について、富永議員もおっしゃってみえましたけれど、明らかに緊急性があると思います。それに対しては附帯設備を整備することも当然つながっていくわけなんで緊急性があると思います。例えば富永議員が言われたように陥没したりとか、地上に噴き出して名鉄をとめてしまったりとかいうことも考えられるわけなんで、すぐやられるべきです。討論じゃないです。
それに関連して質問しますが、水道料金というのは通常漏水が発生する前、漏水が発生する前だろうと思われる時期を算定して、水道料金が漏水分後で申請すると戻ってくるというシステムがあります。民間事業者はそういう形になりますが、今回うちの豊明小学校の事例がそれに当てはまるのかどうか。中部水道企業団さんのほうが当然現地を見てもらってこういうことなんだよということで確認していただいているのかについてお聞きします。お答えください。
114:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
115:
◯教育部長(
小串真美君) 水道企業団さんのほうに相談をさせていただいて、減免措置があるということは確認をしております。
ただ、工事完了日から6カ月さかのぼったところまでが減免の対象になるということですので、今回一番多く漏れてしまった3月30日の113トンのあたりが2カ月に1回検針だもんですから、非常に微妙なタイミングになるのかなというふうに思っております。
余り当然、公同士で無理なことも申し上げれませんので、試算をすると25万円ぐらいが減免対象額ですので、この25万のためにどれくらい無理をさせるのかどうかということも出てきますので、少し私のほうでなるべく減免が受けられるような手だてを考えながらやってきたいと思います。
116:
◯議長(
杉浦光男議員) 近藤ひろひで議員。
117: ◯5番(近藤ひろひで議員) 漏水、私も仕事でいろいろ漏水のことがありますので、検針のときに教えてもらって発覚する。今、さかのぼって何カ月前が基準になるんだよというところで、工事が完了した時点からさかのぼるのか、工事着手、漏水工事着手の時点からさかのぼるかによって違ってくると思います。
例えば一時的にこの漏水工事にあすにでも着手されれば、この議会終了後に着手されればそこからさかのぼったほうが有利かなということも考えられますので、水道企業団さんと十分相談して進めていっていただきたいと思いますが、いかがですか。
118:
◯議長(
杉浦光男議員) 答弁願います。
小串教育部長。
119:
◯教育部長(
小串真美君) 十分に協議して進めていきたいと思います。
終わります。
120:
◯議長(
杉浦光男議員) ほかにございませんか。
(進行の声あり)
121:
◯議長(
杉浦光男議員) 以上で質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第66号は、豊明市議会会議規則第37条の規定により所管の総務委員会及び建設文教委員会へ分割付託することといたします。
この際、お諮りいたします。ただいま総務委員会及び建設文教委員会に付託いたしました議案第66号については、豊明市議会会議規則第44条第1項の規定により6月26日までを審査期限といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
122:
◯議長(
杉浦光男議員) 御異議なしと認めます。よって、ただいま総務委員会及び建設文教委員会に付託いたしました議案第66号については6月26日までを審査期限といたします。
以上で本日の日程は終了いたしました。
次回は6月26日午前10時より本会議を再開し、委員長報告、同質疑、討論、採決を行います。
本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。
午前11時43分散会
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