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  1. 豊明市議会 2017-12-01
    平成29年12月定例月議会(第5号) 本文


    取得元: 豊明市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    トップページ 検索結果 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成29年12月定例月議会(第5号) 本文 2017-12-06 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 267 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 2 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 3 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 4 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 5 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 6 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 7 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 8 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 9 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 10 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 11 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 12 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 13 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 14 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 15 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 16 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 17 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 18 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 19 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 20 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 21 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 22 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 23 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 24 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 25 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 26 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 27 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 28 : ◯教育長(伏屋一幸君) 選択 29 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 30 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 31 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 32 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 33 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 34 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 35 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 36 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 37 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 38 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 39 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 40 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 41 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 42 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 43 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 44 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 45 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 46 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 47 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 48 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 49 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 50 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 51 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 52 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 53 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 54 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 55 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 56 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 57 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 58 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 59 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 60 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 61 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 62 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 63 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 64 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 65 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 66 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 67 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 68 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 69 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 70 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 71 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 72 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 73 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 74 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 75 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 76 : ◯15番(杉浦光男議員) 選択 77 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 78 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 79 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 80 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 81 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 82 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 83 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 84 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 85 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 86 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 87 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 88 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 89 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 90 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 91 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 92 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 93 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 94 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 95 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 96 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 97 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 98 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 99 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 100 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 101 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 102 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 103 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 104 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 105 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 106 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 107 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 108 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 109 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 110 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 111 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 112 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 113 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 114 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 115 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 116 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 117 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 118 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 119 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 120 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 121 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 122 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 123 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 124 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 125 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 126 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 127 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 128 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 129 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 130 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 131 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 132 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 133 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 134 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 135 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 136 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 137 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 138 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 139 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 140 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 141 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 142 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 143 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 144 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 145 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 146 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 147 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 148 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 149 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 150 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 151 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 152 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 153 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 154 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 155 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 156 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 157 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 158 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 159 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 160 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 161 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 162 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 163 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 164 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 165 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 166 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 167 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 168 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 169 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 170 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 171 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 172 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 173 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 174 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 175 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 176 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 177 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 178 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 179 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 180 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 181 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 182 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 183 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 184 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 185 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 186 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 187 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 188 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 189 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 190 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 191 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 192 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 193 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 194 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 195 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 196 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 197 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 198 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 199 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 200 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 201 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 202 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 203 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 204 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 205 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 206 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 207 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 208 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 209 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 210 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 211 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 212 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 213 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 214 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 215 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 216 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 217 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 218 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 219 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 220 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 221 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 222 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 223 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 224 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 225 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 226 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 227 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 228 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 229 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 230 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 231 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 232 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 233 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 234 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 235 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 236 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 237 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 238 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 239 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 240 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 241 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 242 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 243 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 244 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 245 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 246 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 247 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 248 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 249 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 250 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 251 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 252 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 253 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 254 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 255 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 256 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 257 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 258 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 259 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 260 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 261 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 262 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 263 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 264 : ◯市民生活部長(吉井徹也君) 選択 265 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 266 : ◯5番(近藤ひろひで議員) 選択 267 : ◯議長(月岡修一議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時開議 ◯議長(月岡修一議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員19名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  なお、早川直彦議員より本日欠席の届け出がありましたので、御報告いたします。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付をいたしました議事日程表に従い会議を進めます。  日程1、一般質問に入ります。  最初に、15番 杉浦光男議員、登壇にて質問願います。 2: ◯15番(杉浦光男議員) 議長より御指名をいただきましたので、一般質問をこの場所からさせていただきます。  最初は、小学校の道徳科についてです。  道徳は、社会生活を営む上で一人一人が守るべき行為の規範であると考えます。戦前における学校での道徳教育は、教育勅語を頂点として、修身によってなされてきました。戦後は昭和33年に教育課程に設けられ、各小学校で道徳の時間として実践されてきました。平成27年度の学習指導要領の一部改正により、道徳科と位置づけられました。  そこで、次のことについて伺います。  戦後の道徳教育の歴史的経緯からして、なぜ道徳科として登場したと考えますか。  2、豊明市の各小学校において、具体的な指導方法について研修はしていますか。特に、次の点について伺います。  従来の道徳教育と比べて指導内容や指導方法について違いがありますか。  教材研究のための教材はどうなっていますか。  評価はどのようにして行いますか。  次に行きます。  豊明市内にある池について伺います。  豊明市内には多くの池があります。その池は過去から人々の生活を支え、現在に至っています。  そこで、次のことを伺います。
     池の機能について、どのように把握していますか。  各池の所有権、管理権、水利権の持ち主は誰ですか。また、市はどのようにかかわっていますか。  治水、耐震はどのようになっていますか。  次に行きます。  産業系土地利用に向けた検討について。  産業系の開発については、今年度、柿ノ木周辺地区並びに豊山周辺地区で土地利用検討調査を実施していると聞いています。また、10月の全員協議会において、両地区において地権者を対象とした説明会を11月に開催するとの報告がありました。  そこで、両地区における説明会の開催状況、当日の説明概要、また、今後の方針について、それぞれの地区についての説明を求めます。  壇上からの質問は以上です。 3: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 4: ◯教育部長(加藤賢司君) それでは、1項目めの小学校の道徳科についてお答えします。  まず1つ目の、なぜ道徳科として登場したと考えますかということについてでございます。  戦前の日本には、道徳に相当する教科として修身という教科がありました。努力、親孝行、公益、正直といった内容を偉人や有名人の言葉や出来事などを交えて教育をしておりました。  戦後、修身は廃止されましたが、昭和33年から道徳の時間が定められ、それ以降はこの道徳の時間が学校における道徳教育のかなめとして教育されることになりました。  その内容としては、各教科等における道徳教育としては取り扱う機会が十分でない内容項目にかかわる指導を行ったり、児童生徒や学校の実態等を踏まえ、指導をより一層深めたりする時間としての役割を果たしてきました。  しかし、充実した指導を重ね、成果を上げている学校がある一方で、歴史的な経緯に影響され、いまだに道徳教育そのものを忌避しがちな風潮があることや、他教科に比べて軽んじられていること、読み物の登場人物の心情の読み取りのみに偏った形式的な指導が行われる例があるなど、多くの課題が指摘をされていました。  このような状況を踏まえ、道徳教育の実質化及びその質的転換を図るため、これまでの道徳の時間が特別の教科、道徳と位置づけられました。  次に、2つ目の(1)として、従来の道徳教育と比べて指導内容や指導方法について違いがありますかということでございます。  これまでの道徳教育と比べて、指導内容や指導方法について次のような違いがあります。  発達段階に応じ、答えが1つではない道徳的な課題を、自分自身の問題として捉えることにより、考え、議論する道徳教育に転換を図り、何を知っているだけでなく知っていることを使ってどのように社会とかかわり、よりよい人生を送る、このことの実現のための能力や資質を引き上げることを目指しております。  次に、(2)として、教材研究のための教材はどうなっていますかということについてでございます。  教材研究については、平成29年8月に開催された愛知県小中学校学習指導要領説明会にて、特別の教科、道徳の目標、内容についての説明を受け、各学校において、道徳教育推進教師を中心に教材研究を進めております。  教材研究については、平成29年7月に教科書採択された教科書が、現在、各学校に1セット渡っているため、その教科書をもとに教材研究を進めています。  続きまして、(3)、評価はどのようにして行いますかでございます。  児童生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子を継続的に把握し、指導に生かすよう努める必要があるため、個々の内容項目ごとではなく、長期のまとまりを踏まえた評価をすることや、他の児童生徒と比較をする相対評価ではなく、児童生徒がいかに成長したかを積極的に受けとめ、認め、励ます個人内評価として記述式で評価をし、数値による評価は行いません。  以上で終わります。 5: ◯議長(月岡修一議員) 相羽経済建設部長。 6: ◯経済建設部長(相羽喜次君) それでは、2問目の市内にある池についてと産業系土地利用に向けた検討についての2項目について、経済建設部よりお答えをさせていただきます。  まず、市内にある池につきまして、1つ目の池の機能についてどのように把握しているかということでございます。  池を機能別に区分した場合、農業用のため池と洪水調整能力のある池の2つのタイプがございます。  農業用のため池につきましては、農業用水を確保するための池となります。また、調整能力のある池につきましては、河川の流下能力を超過する可能性がある洪水を防ぐために、河川に入る前に一時的に水をためる能力、また、台風や集中豪雨による浸水対策としての、池の水位を調節して治水容量を確保する機能がある池の2つになります。  2番目の各池の所有権、管理権、水利権の持ち主は誰かという件でございます。また、市はそれにどのようにかかわっているかという設問でございます。  池の所有者、管理者につきましては、ため池台帳により把握をしております。また、水利権については、地元の利水管理者として把握をしております。  また、通常の管理につきましては、台帳記載の、これは市の管理するもの以外でございますが、管理者にお願いをしていますが、修繕や改修などの規模の大きい内容の場合は、地元と協議をして市で対応しておるということでございます。  3番目の治水、耐震はどのようにしていますかという設問でございます。  治水につきましては、平成30年度に豊明市総合治水対策計画を見直す予定を現在しております。これに合わせて検討していくことと考えております。  耐震につきましては、県は大きなため池から順次、耐震調査をしており、その結果、耐震強度が不足している池につきましては、耐震補強工事を実施しているという次第でございます。  3番目の設問でございます。  産業系土地利用に向けた検討についてということで、柿ノ木周辺地区の状況につきましては、柿ノ木周辺においては11月12日に検討区域約25ヘクタールの地権者122名を対象にし、説明会を開催させていただきました。出席者はそのうち80名でございました。  当日は、検討区域約25ヘクタールから土地利用意向の調査の結果、企業誘致のしやすさや整備上の課題を解決する視点を総合的に考慮いたしまして、整備区域を約19ヘクタールに定めたこと、整備手法は市街化調整区域のまま、地区計画を定めた上で開発行為を進めることを提示させていただきました。  今後、整備区域の地権者の皆様から事業をさらに進めるために開発同意書を収集させていただき、市が選定する整備主体が整備区域内の土地を一括買収した上で一体的な面整備を行うことなども説明をさせていただきました。  担当する市街地整備準備室といたしましては、開発同意書の収集が完了したのち、整備主体の選定を行い、事業の早期着手に向けて、さらなる調査・設計を進めていきたいというふうに考えております。  また、整備区域の周辺にお住まいの方に対しましては、開発同意書の収集後、事業についての説明機会を設けるように準備をしてまいりたいというふうに考えております。  続きまして、豊山周辺地区の状況でございます。  豊山周辺地区におきましては、11月18日、19日の2日間にわたり、地区面積約45ヘクタールの地権者291名を対象に説明会を開催いたしました。出席者は2日間合計で150名、約半分ほどでございますが、出席をいただきました。  当日は、地権者の土地利用の意向が多岐にわたることから、整備手法につきましては、地区全体を組合施行による土地区画整理事業にて整備を行うことを提案させていただきました。  今後の方針といたしましては、土地区画整理事業の進め方等について理解を深めるまちづくり勉強会を年度内に数回開催する中で、地権者をまとめる発起人会を組織するなど、仮同意収集に向けた準備を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 7: ◯議長(月岡修一議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手を願います。  杉浦光男議員。 8: ◯15番(杉浦光男議員) それでは、小学校の道徳科のほうから聞いていきます。  戦前は教育のトップには、頂点には、教育勅語がありましたです。それが戦後なくなりましたので、一定の間、その指導方法というのは、文部省なり何かから一定の形で出されるということではなくて、昭和33年から道徳の時間という形で入ってきたわけですが、戦後から、それじゃ、昭和33年の間、十数年の間はどうであったというふうに思いますか。  ちょっと応用問題ですが、ひとつ、教育部長、どう思われますか。 9: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 10: ◯教育部長(加藤賢司君) 議員の御意見どおり、戦前は修身であったりだとか、教育勅語、それが子どもたちの教育の中で大変大きな位置を占めておったということでありますが、戦後はやはりそれらの影響を心配したといいましょうか、そういうことで道徳の部分は教科としてなかったと。やはり33年から道徳の教科始まったんですけども、やはり日本人として、道徳はしっかり学ぶべきであろうという考え方の中で始まったのかなと。やはりその戦後から33年、なかったのは、やはり戦前のその修身と教育勅語の影響かなというふうには思います。 11: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 12: ◯15番(杉浦光男議員) ありがとうございました。  それでは、同じような質問になるわけですが、ちょっと視点を変えまして、先ほどの壇上からの質問に対するお答えの中で、歴史的な経緯に影響され、いまだ道徳教育を忌避するきらいとか、そういうものがあったというふうなフレーズが出てきましたが、そのことは具体的に言うとどういうことですか。  道徳教育をちょっとと、こうね。そういうことがあったというお答えがありました。もう少しわかりやすく言いますとどういうことでしょう。 13: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 14: ◯教育部長(加藤賢司君) 道徳の教育をする中で、やはり道徳の中でやっぱり国の考えの押しつけというのか、そういうものがやっぱり根底にはあったんじゃないかなと、そういう心配があったがために、なかなか道徳を学校の中で教えるということが進まなかったのかなとそういうふうに思います。  以上です。 15: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 16: ◯15番(杉浦光男議員) 今、お答えいただきましたが、私個人の考えとしては、やはり戦後は戦前の反省の上に基づいて、いろんな迷いなり方向性に対する問題があったかなというふうに思います。  激しい面では、道徳教育、道徳そのものに対して反対だという、教育界の中にもそういう意見は多かったというふうに私は感じております。  けれども、昭和33年になりまして、道徳教育ということで、日本国民が学んでいこうということで、いろんな形で登場してきたんじゃないかなというふうに思います。  で、今、戦前の教育勅語の問題が出ましたので、私、教育勅語の一文を、教育勅語そのものを読みますと非常に難解ですので、いろんな学者がそれを今の口語訳というか、今の言葉に置きかえて言っておりますので、その一部分だけを読んでみます。  わが国民は忠義と忠孝を尽くし、全国民が心を1つにして、世々にわたって立派な行いをしてきたことは、我が国のすぐれたところであり、教育の根源もまたそこにあります。  飛ばします。  もし、危急の事態が生じたら、正義心から勇気を持って、公のために奉仕し、それによって永遠に続く皇室の運命を助けるようにしなさい。これらのことは、単にあなた方が忠義心厚く、善良な国民であるということだけでなく、あなた方の祖先が残したよい風習を褒めたたえることでありますというような一文もあるわけです。これが教育勅語ですね。  こういうことが教育の頂点にあって、あるいは各論として、いろんな今の道徳の勉強と同じように、いろんな各論はありますよ。人とのかかわり、自分自身のこと、それから集団社会だとか、国家に対し集団とのかかわり、自分の生命の尊厳、自然への畏怖だとか敬愛、そういうものがいろいろこの中に、修身の中にもありますけれども、いずれにしても頂点には教育勅語があったんだよということを僕は押さえていきたいなというふうに思います。  そして、次に行きます。  そんな歴史的な経緯がありまして、現在の道徳科のところに飛んでいきます。「科目」の「科」ですよ、「化ける」ほうではありません、道徳科。道徳科のほうに行きます。  そうしますと、道徳科ですので、同じ国語だとか算数だとか社会と同じように、検定の教科書が必要ですよね、今の仕組みの上では。そのことについては、近藤善人議員もきのう、現在の問題については細かにお聞きしておりますので、簡単にいきます。検定の問題について、何か印象か、その方法とかそういうものについて何かお考えがありましたら、僕の質問が抽象的かもしれませんが、きのう善人議員が聞いておりますので、ちょっと抽象的になりますが、検定の問題について何かあったら一言答えていただけるとありがたいなと思います。 17: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 18: ◯教育部長(加藤賢司君) 今回の道徳の教科書を選定するに当たりましては、8社からの教科書が示されております。そちらについて、検定された教科書の中から1つの教科書を選んだという経緯があるわけですけれども、最近余り私も聞かないんですけども、以前ですと、沖縄の八重山諸島では教科書を選ぶ際に、各市町の意見が食い違って、教科書が採択できなかったと、そういうような過去にはそういう経緯があるということは伺っておりますけども、今回のその教科書を選定する上では、11市町の教育委員会がしっかり話し合いながら、1つの教科書を選定したということでありまして、今回の教科書に当たっては、適正な教科書が選ばれておると、そのように考えております。  以上です。 19: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 20: ◯15番(杉浦光男議員) 小学校の道徳科については、来年の4月から始まるわけですので、もう少し細かくちょっと聞きますが、やはり何をいかに教えるかということが、あるいは児童と一緒に学んでいくかということが重要ですので、各学校の指導体制、小学校、豊明市には9校ありますけども、その指導体制について、失礼な聞き方ですが、十分ですかね。まだもう一歩、もうちょいですかね。全く不十分だよですかね。どうでしょう。判断は難しい、しかし、教育長や教育部長ですので判断していただかんといけませんので、その3択でどうでしょう。 21: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 22: ◯教育部長(加藤賢司君) 準備としては、しっかり準備をなさっていると思います。具体的に言いますと、各学校には道徳教育推進教師というものが配置をされておりますので、その教師を中心として各学校は道徳の今、教材研究であったりだとか、計画をつくってあったりだとかというようなことを進めております。  以上です。 23: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 24: ◯15番(杉浦光男議員) こういうふうに指導要領が変わって新しい教育課程ができたときは、例えば国、県、豊明市なら豊明市という自治体、そういうところで非常な一定のルートがあってこういう研修するわけですね。例えば、県だったら県の教育委員会が各市町から代表の方を集めて、これはこれでこうやってやろう、どうだというようなことでいろいろ研修があったりして、そしてそれが一人一人の教員のところに伝達をして、そして、そういうベースの上で着実に一歩一歩行くと思うんですが、そういう制度的というか県から呼びかけがあって各市町が寄って勉強したというようなことはありましたか。 25: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 26: ◯教育部長(加藤賢司君) 最初にちょっとお答えしたんですけども、29年の8月に県のほうでもう説明会が開催をされましたので、私どもも各学校から1名ずつそちらに出まして、その方は道徳教育推進教師ですけども、そちらのほうがしっかりとこちらで学んでまいりましたので、そちらの先生をもとに、各学校で今、研修を進めておるということでございます。  以上です。 27: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  伏屋教育長。 28: ◯教育長(伏屋一幸君) 今、部長が申し上げたものに加えてちょっと申し上げますと、豊明市が所属しております愛日事務協管内の学校訪問のときに、豊明市内の小学校においては、道徳科を指導訪問の対象のテーマにして取り組んでいる学校が二、三校あるというふうには支援室のほうから聞いております。
     先生方、一生懸命そこでどういった教え方がいいのかなとかということを、事務協の先生たちと意見を交わしながら、そうしたものをもとに市内で共有し、さらには愛知地区の教育研究会の中でも共有して、今、まさに本当に来年の4月に向けて一生懸命そういった指導の方法について勉強しているということだそうでございますので、つけ加えさせていただきます。 29: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 30: ◯15番(杉浦光男議員) 私が申し上げるようなことではないかもしれませんが、本当に教育長と教育部長は、豊明の教育に対して、豊明の百年の計のもとを担っておるのかもしれません。ですので、学校等ともよく相談し、あるいは学校等にも指示を出していただいて、十分な研修をして、立派な道徳科をつくり上げていただきたいなというのが感想ですけどね。それはまたお願いでもあります。  で、なぜそういうふうに申すかというと、やはり僕はどっちかというと、ここにみえる議員さんに比べて古いほうですので、道徳科についてはその危険性だとか、先ほどお答えの中にあったようにちょっといぶかる面というのは正直言って残っております。だから、それが残っておって残したままでいってしまうというのはいけないので、本当に新しいものを構築し、本当に立派な市民に育て上げてもらわないかんわけですので、本当に重大な使命を持ってみえるんじゃないかなというふうに思います。  特に、私は教育の問題で質問するときにいつも言っておるように、知、徳、体。知育というのはいろんなことを学んで、計算ができる、読み書きそろばんができるというのは知。体というのは丈夫な体。徳というのは心の問題じゃないですか。知、徳、体、この3つが備わって初めて人間として完成する。だから、徳の中で徳を育てる重要な部分がやっぱり科目では道徳科というふうに登場してくるんですよ。嫌だというわけにはいきませんので、道徳科とするのならば、本当にそれをよりよいものにつくっていかないと、悪い人間をつくってしまうということになりますので、本当にすばらしい豊明市民をつくっていくということになれば、本当に道徳の占める重要性、物すごいものがあるんじゃないかなと思います。もう一度繰り返します。知、徳、体です。徳の中での道徳科の占める割合は非常に大きいですので、よろしくお願いします。  じゃ、もう少し内容についていきます。近藤善人議員の質問でもありましたが、評価の問題、評価の問題についてはお答えが一緒になってもいいですので、もう一度答えていただけるとありがたいというふうに思います。 31: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 32: ◯教育部長(加藤賢司君) 評価につきましては、個人内評価ということで、ほかの子どもと比較して評価をつけるわけではなくて、その子どもの4月からどのように成長したのか、どのように変遷をしたのかと、そういうことを中心に書くことになります。数値での評価は行いません。  以上です。 33: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 34: ◯15番(杉浦光男議員) 僕が言った徳の問題、知、徳、体の徳の問題、これは内面的な問題ですのでね。見えづらい、評価が見えづらいというのは評価しにくいという意味ね、非常に評価しにくい。だから、そこのところの評価しにくい面を補うように、従来のような絶対評価だとか相対評価といっても5、4、3、2、1とかつけておったんですが、そういうことじゃなくて記述式で書きなさいよと、所見的にやりなさいという、そういうことなんでしょうが、本当に見えない部分を見て育てるんですから、教師の力量がすごい必要だなと思うんですね、教師の力量が。教師のほうが間違ったらとんでもないことになっていっちゃいますね。だからそこにいきますと、大人、教師自身の徳の問題もまた重要になってくるんですよ。評価するほうも評価されるほうも、本当に正しい価値を持っていないと非常に誤ったものが出てくるんじゃないかなというふうに思います。  本当に価値と価値のぶつかり合いとか、本当に価値の葛藤だとか、そういうのを通して子ども自身は成長していくんだと思うけども、大人がミスっておってでは子どもにきちんと伝わりませんし、立派な子どもは、子どもは大人にならないと思いますので、評価の問題についても十分研究してくださって、豊明の教育をリードしていっていただきたい、これまた要望も半分入っておりますが、きのうから十分その面についてはお聞きしておりますので、間違いはないと思いますけども、くれぐれもお願いをしたいというふうに思います。  最後に、1点だけ聞きます。戦前は教育の頂点には教育勅語があってその下に修身がありましたよね。じゃ、現在は、今、きょう今日は、来年から道徳科が登場するわけですけど、道徳科があると。じゃ、その上にあるものはなんですか。戦前は教育勅語があって、修身がある。現在は道徳科があってその上へ。何か謎解きみたいですが、よろしくお願いします。 35: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 36: ◯教育部長(加藤賢司君) なかなか難しい問題でありまして、私ではなかなかお答えできん部分なんですけども、現在の学習指導要領、その中ではやはり生きる力、これは一層充実しなさいということが示されております。  その学習指導要領の中のその生きる力はどういうことかということを、やはり先ほど議員が発言のあった、知、徳、体、そのバランスのとれた力をつけるということだと思います。知は確かな学力、徳は豊かな心、体は健やかな体ということであります。これから子どもたちがやはりいろいろ厳しい社会を生き抜いていくためには、やはりその知、徳、体の中の特に徳の部分は大変重要であるというふうに思っておりますので、今回の教科化によりまして、その徳の部分、その辺をやはり一番重要、育てることが重要であると思いますので、しっかりと取り組んでいきたいとそのようには考えております。  以上です。 37: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 38: ◯15番(杉浦光男議員) 私の聞き方が悪かったというか、ちょっと焦点がわからなかったかも、伝わらなかったと思いますので、ちょっと僕の思った回答とは違うんですが、中身についてはそのとおりだ、内容についてはそのとおりだと思います。  僕、願ったのは、修身があって教育勅語があるといって、道徳があってその上というのは教育基本法という答えを求めたんですが、ちょっといかんかったかもしれませんね。  教育基本法があって、その下に指導要領なりなんなり、あるいは教育課程なり、いろんなものがこう登場するんですよ。だから教育基本法の内容からずれることはいけないし、違う方向に行ってしまうなということはいけないので。ちょっといけませんが、法体系というか、仕組みの上、強制的な仕組みの上で、強権的な仕組みの上でいえば、法律でしょ。法がこうあって、こうあってその下に指導要領に基づく道徳があるというふうに僕は思ったので、そういう答えを求めようと思ったんですが、僕の求めようとした答えと全く一緒ですよ、それは。中身を言ってくださったということでね、中身を言ってくださったということで感謝します。  最後に、だからこの道徳科の問題は教育基本法を何回でも熟読して、そらんじて、本当にぶれないか、間違いないかというふうにやっていくと、大体間違わないんじゃないかなと思いますが、皆さんどうでしょうか。  質問兼僕の考えの一端を述べました。  じゃ、続いて、話題を変えます。池です、池。なぜ池を取り上げたかというと、これも歴史に関係あるんですよ。  豊明にたくさん池があるでしょう。これは尾張丘陵地といって水がなくて少し高いところなんですよ。だから、昔の先人は知恵を使って、自分の力でみずから池をつくって、そこに水をためて自分たちの生活を守ってきたと。池というのはこういう歴史的な成り立ちがある。それを現代人はいろんな形で使っておるんですけども、そのたくさんある池について、再度簡単な質問ですが、質問をさせていただいて、その池についてまとめようかなと思います。  だから、3つ壇上から質問しましたね。池の機能、それから所有権、管理権、水利権、その権利の所在はどこかという問題。機能、権利の所在、それから現代的な問題として治水や耐震の問題、答えていただいてありがとうございました。  それじゃ、再質で一、二お聞きします。  池について、所有者だとか、それから管理者だとか、水利権者、そのいろんな権利が出てきますが、そういうところにはやっぱり市がどういうふうにかかわるかということで、こういうふうになった場合には、協定書をつくってみんなで確認をしておるということで間違いありませんか。先ほどの答えの中にあったかなと思うんですが、間違いありませんか。再度聞きます。 39: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 40: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 議員が言われるように市のかかわりはもちろん全てが市の持ち物ではございません。所有者があり、またそれを利用する権利を持っている人がある。それぞれと協定を結んでいる池については、そのような形で市もかかわっておるということでございます。  終わります。 41: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 42: ◯15番(杉浦光男議員) 協定書はあるわけですので、それは3者が、市、所有者、権利者3者が認めてつくった協定ですので、その実践というか、それをきちっと妥当するようにまずそれはお願いしておくと。  それから、豊明市、総合治水対策計画についてということで、先ほど見直しをするという問題がありましたね。平成15年につくられておるので見直しをすると。見直しをするというのはどういう、なぜ見直しをするんですか。それでは、どういう点を見直しするんですか。なぜとどの点をって2つ聞きます。 43: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 44: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 今、議員もおっしゃられたように、私どもの持っている総合治水対策計画というのは平成15年、もう既に十五、六、15年ほどたってきております。何をということでございます。まず具体的な内容としましては、市内にある池、農業用のため池、または普通の洪水調整をする池とございます。そういうものの洪水調整施設への改修、それから、そのことによって流出を抑制、川に対する流出を抑制する機能、そういうものを検証する。また、それ以外にそこから通ずるいわゆる排水計画、排水路等の計画、断面等ございます。そういうものを総合的に見直して市内全域で池等を使って洪水調整をするというようなそういうような計画でございます。  終わります。 45: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 46: ◯15番(杉浦光男議員) 池については全部で豊明にある池、機能は調整機能やため池とかいろいろあると思いますが、池としては37あるというふうに聞いておりますが、それでいいかということ。そのうち26が純粋な農業用のため池で、11については調整機能、雨水等の調整をするという、調整機能を持った池というふうに聞いておりますが、それはそれでいいかどうか。数、26と11、合計37。 47: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 48: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 議員おっしゃられるとおり、農業ため池が26、それから調整池として調整機能があるものとして11の合計37で間違いございません。  以上でございます。 49: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 50: ◯15番(杉浦光男議員) それでしたらもう少し今度絞ってみたいと思います。調整機能がある池は、私の家の近くにあります、宿の町内の近くにあるその皿池というのにはちゃんとこう、本当の調整機能、ハンドルがついておるかな、きちっとしたゲートがあって、そういう池なんですが、調整機能があるその11の池というのは全部そういうゲートつきの、ゲートと言っていいか、ちょっと名称がわかりませんが、ゲートつきのきちんとした池というふうにしておきましょう。11は全部そういうふうですか。 51: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 52: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 全てがゲートがついているわけではなくて、実際には大きな規模の池で4つの池につきましては、そのようないわゆるゲートがついた調整機能を有した池というふうでございます。  具体的には、三崎池、それから今言われる皿池、それからあと住吉池、大狭間の上池、この4つでございます。  以上でございます。 53: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 54: ◯15番(杉浦光男議員) それでは、調整池ですので、調整池と銘打っている以上はやっぱりゲートがついているとか、水を調整しないかんじゃないですか、東海豪雨だとか、この前の21号の台風のときのように、最近は異常気象で一気に雨水がたまるということがありますので、調整せないけませんね。そうすると調整機能やなんかは、少なくとも調整池というふうに銘打っている以上は鋭く調整できるゲートなり、そういうものがなかったらいけないというふうに思いますが、何か調整池、11あるうちの4個だけしかそういうゲートがついてないよというのはちょっとあれと思って僕はいぶかったんですが、そこら辺についてはどうでしょう。 55: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 56: ◯経済建設部長(相羽喜次君) もちろん議員が言われるように、全ての池にそのような調整機能があれば、それにこしたことはございません。ただ、池の改修というのは多大な費用もかかってまいります。今、現在的に割合と、先ほども言いましたように大規模な池、それと重要な、地域として重要な地域の池、この4つの池がそのような流量調整ができるような池でございます。それぞれかなりの量の調整、今、お話しした池につきましてはかなり大きな池でございます。それなりに大きな貯水量も持っているというようなことでございます。それ以外の小さい池でも全然そういうようなことがないわけではございませんが、今後、検討も調整をしながら、そういうものができるかどうかもまた検討していきたいというふうには思っております。また、それが先ほど申し上げました総合治水対策計画の中でも検討することになろうかと思います。  終わります。 57: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 58: ◯15番(杉浦光男議員) 本当に最近の異常気象等で治水の問題というのは本当に昔と違い、昔というか以前と違ってすごいこの考えないかんということで前面に出てきたなというふうに思います。  だから、予算の問題もあるでしょうし、こういう大きな改修工事だとか、あるいは耐震の問題というのはやっぱりあって、ある程度というか、県の管轄にもなっておるわけですよね。県との絡みは、そこら辺どうでしょうか。 59: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 60: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 原則的に池につきましては、いわゆる県が国の補助を受けて改修、もちろん耐震も含めた改修をしております。市はそれに対して、幾らかの負担金を払っていくというような形で整備、また調査もしております。  終わります。 61: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 62: ◯15番(杉浦光男議員) 国ないし、あるいは県の補助金ということで、大きな池の改修だとか調整のためのもろもろの施設だとかそういうものについてもそういう補助金が使われるということですが、それはありがたいことなんですけども、僕が質問したいのは、やっぱりそれだけを待っておるというだけでは本当にいけませんので、じゃ、豊明市が主体的に出よというのはどういうことかというと、これはまたいろんな問題があって、理事者のほうから反対の質問でもされると、あの、そのというふうになってしまいますけども、非常に難しい問題だとは思うけども、やっぱりある程度主体的に予算面でも、県とのかかわりでもやっぱり動いていただくと。そのために1つ、これ、富永議員も聞かれたかもしれませんが、やっぱり池をいかに管理するかということの、その管理の仕方の1つとして、1つとしてだよ、日報や何かをつける、きちっと日報や何かをつけて、あるいは池を回る、池が三十幾つもあるんですからずーっと回っていつも点検する人、そして、その人の日報と言ってはなんですが、あっ、ちょっとひびが入っているよとか、雨水がいつもよりも違うよとか、下のほうでは今、秋から冬にかけては農業用水としてそんなに使わないのにえらい水が、水面が上まで来ているよとか、いろんなことを細かくチェックするというか記録する、そういうことをして、そういうものの積み上げによって治水にもなるし、県への要求というかそういうものにもなるのかなと思うが、ばっちりやれていますか。 63: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 64: ◯経済建設部長(相羽喜次君) これは池だけではございません。土木課のほうで通常の維持管理として、いわゆる道路パトロールという形の中の1ルートの中に当然池も見て回るルートではございます。そういう中で、何らかの修繕が、堤体にひびが入っている、こんなことあってはいかんことなんですが、そういう特異な事項があれば報告として上がってくるかなというふうに思っております。ただ、もう一点、これ、富永議員の中の御質問でもございましたタイムラインということがございます。防災上の見地からすれば、今、今年度中の中で、いわゆる防災上の池として使う場合、タイムラインを今、これから検討していくという中で、そういう意味の中でのチェックリストというんですか、そういうことは必要になることだろうというふうに思っております。  終わります。 65: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 66: ◯15番(杉浦光男議員) 今議会で、池のことについて2人の議員から質問したということはそれなりに池のところに皆、市民も含めて、所有者、それから水利権者、いろいろみんながそこに着目している、注目しているということにもなるわけですので、頑張ってやっていただきたいというふうに思います。  これは、これからもまだこういう点はどうだということで、またほかの、他の議会で聞くことがあると思いますけども、そのときはいつもプラスで前向きに前向きに答えれるようにひとつよろしくお願いをしたいというふうに思います。  最後の問題ですが、柿ノ木周辺地区と豊山周辺地区の開発の問題について再質問します。  柿ノ木周辺地区と豊山地区で開発の手法などが違うという、先ほど御答弁がありました。再度わかりやすく教えていただきたいと思います。 67: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 68: ◯経済建設部長(相羽喜次君) いずれの地区も地権者の皆様の御理解、御協力のもと、産業系の土地利用を進めていくという方針は共通をしております。  検討の過程の中で、両地区の状況に応じた取り組みの進め方が違ってきているということでございます。  まず、整備区域の面積と地権者数でございますが、柿ノ木周辺地区につきましては、19ヘクタールで約90名ほどに対して、豊山周辺地区につきましては、45ヘクタールで地権者数300名弱という、面積で2.5倍、地権者数で約3倍の規模の違いがございます。  また、土地利用につきまして、柿ノ木周辺地区につきましては、一部建物がございますが、大半が土地改良が終わった農地となっており、土地利用意向も比較的まとまりやすい状況ではございました。それに対しまして、豊山周辺地区につきましては、大部分が雑木林という形の中で、その中に住宅だとか工場、農地が中に点在をするという状況でもございます。それぞれの方の土地利用意向も多様であるということから、それぞれの地区に対して、丁寧に反映をさせなくちゃならないということでございます。  そのような理由から、柿ノ木周辺地区につきましては、産業用地の需要にできる限り早く対応できるように、地権者の皆様から開発同意書を収集した上で、すぐに事業を進めてまいりたいというふうに考えております。  また、豊山周辺地区につきましては、少々時間がかかってしまいますが、地権者の方の意見も多岐にわたりますので、地区全体で土地区画整理事業でやっていきたい。それに向けて、今年度につきましては発起人会を組織できるような設立支援に努めてまいるというような考え方でおります。  終わります。 69: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 70: ◯15番(杉浦光男議員) 柿ノ木周辺地区と豊山周辺地区の違い、同じところと違うところ、異同は少し理解ができましたけども、私はいつも、1年に3回くらいは本会議の一般質問で開発行為についてお聞きしておりますけども、特に産業系の土地利用を積極的に推進する立場として、僕は進めてほしいなという立場──いろんな考えの人がおみえになると思いますが──として、両地区におけるこれからの支援というか、行政のいわゆる都市計画ですね、都市計画の一環ですね、その支援の内容というか、支援というのはどういう点がありますかね、支援。
    71: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。 72: ◯15番(杉浦光男議員) 地権者に対する支援と言ってもいいかな。両方の土地が、地権者があるわけですから。 73: ◯議長(月岡修一議員) 相羽経済建設部長。 74: ◯経済建設部長(相羽喜次君) もちろん、まず柿ノ木周辺地区につきましては、いわゆるそこを開発する事業者を決めて、一括買収をして、全体、地区一括を工事を行うということで、当然先ほど、今、仮同意書、区画整理で仮同意書のような、いわゆる開発同意書というのを今、集めております。これにつきましては支援というより、これにつきましては市のほうでその収集に当たってまいりたいというふうに思っております。  それから、豊山周辺地区につきましては、これは先ほども説明したように、いわゆる区画整理事業として行うということの中で、これから発起人会を組織していただくための、組合設立までの費用については、地権者の同意があれば、同意がまとまれば、私どもとしては援助していきたいというふうな形で考えております。  終わります。 75: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 76: ◯15番(杉浦光男議員) ありがとうございました。  私は、くどいようですけども、やっぱり産業の活性化と人口の増加というのは、市長の方針でもありますけれど、やっぱりこれは豊明市がこれから持続可能なまちとしていくためには、やっぱりそれは一丁目一番地だと思うんだわ、産業の活性化と。だから、産業の活性化、あるいは人口をたくさん呼び込むときにはお金はかかりますけど、お金がかかるときに、あるいは特定になったときにお金がかかってどうだとか、特定な個人、個人といってはできません、特定な場所だとか特定な集団とか、そういうところにお金がいくのはどうかという人もありますけども、それはまちづくりについて考えれば、あすあさってではなくて、未来永劫のことも考えてやると、大きな枠の中、大きな丼の中でお金を動かすわけだから、濃く動くときもあるし、少なく動くときもあると思うんですね。だから、本当にそこの辺のかじ取りが行政の皆さんにかかっておるわけなので、僕の考えをそこにつけ加えていただければ、やっぱりまちづくりのためには産業の活性化と人口の増加、そのためには土地を開発する、開くということは物すごい重要なことだと思う。  それから、過去の反省でいうと、やっぱり面整備ができれば一番いいがなという、面整備。虫食いの整備というのはそれなりの条件が整えばできるわけですよ、条件さえ、審査基準に合えばできるんですが、面整備をすると、豊明、あそこはすばらしくなったなとか開発したなということになりますのでね。知恵を絞って頑張ってやっていただきたいというふうに思います。  きょうは大きく分けて、道徳科の問題、それから池の問題、開発の問題、3点をお聞きしましたが、よろしくお願いいたします。きょうはありがとうございました。  以上です。 77: ◯議長(月岡修一議員) これにて15番 杉浦光男議員の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩といたします。                午前10時55分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午前11時4分再開 78: ◯議長(月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  3番 郷右近 修議員、質問席にて質問願います。 79: ◯3番(郷右近 修議員) 議長の指名に従いまして、今から一般質問を行います。  今回は3本の質問を行うのですが、一括質問一括答弁ではなく、一問一答方式で行ってみます。  1つ目は、通告書にもありますとおりに、国民健康保険に関する質問です。  住民の健康を守ってきた国民健康保険は、これまで市町村が運営主体となっておりました。しかし、来年4月から都道府県化がされます。この制度変更は、運営の枠を変えるというだけではなくて、高齢化による保険給付費の増加を国民健康保険の大幅な引き上げによって賄おうということも狙いとなっております。  3月に公表された第1次の愛知県の試算では、豊明市の市民1人当たりの保険税が大体年間2万円ほど引き上がる状況ではないかということがわかりました。全国で保険税の大幅な引き上げが明らかになったために、住民が負担できないのではないかという世論が広まりましたし、当事者でもある市町村のほうでも、大変な懸念が広まっていたというふうに思っています。  保険税の納付額は9月に再検討がされました。第2回目の検討がされました。国の財政支援の1,700億円のうち1,500億円分、愛知県ではそのうち119億円分が反映されて、1人当たりの納付額の上限を平成28年度で比べると104.91%にするなど、激変緩和措置を踏まえた算定がされたと思います。  しかし、既に今の保険税も高い保険税であると、1人当たり平成28年度と比べると7,500円も引き上げられる計算になるため、市の一般財源を使って、活用して据え置きを図るべきではないかと、引き上げをしてはいけないのではないかということで、市のお考えをお聞きしたいということだったんですが、その通告を書いた後、納付額の引き上げる額が間違っていることに気がつきました。県の資料をよく見直して、激変緩和を考慮した場合の豊明市が県に納付する金額は19億4,926万9,000円ということで、加入者の1万4,631人で割ると、1人当たりの納付額は13万3,229円、平成28年度決算の1人当たりの豊明市の納付額12万6,991円と比較をすると、差し引きで6,238円の引き上げになるのではないかと考えます。もちろんこの額でも、現状高過ぎる国保税にさらなる負担増ということになるわけですから、同じ考えで引き上げを中止するべきではないかと考えるので、まずそのことに関して答弁をお願いいたします。 80: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 81: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 国民健康保険制度は、来年度から都道府県と市町村との共同運営の形となり、市は被保険者から徴収した国民保険税をもとに、県に対し納付金を納め、それを原資として、市が行う保険給付費用分について、県より相当分の交付を受ける形となります。  先ほど、議員が今回の制度改正の目的として、高齢化により給付費増、それに伴って給付費を上げることが目的だというような御発言がございましたが、今回の制度改正の趣旨としましては、あくまでも市町村単位で行っていた国保につきまして、脆弱な財務基盤を改め、県単位によることによって、より安定的な事業にしたいということが改正の趣旨でございます。  なお、実はこの県に納める納付金についてなんですけれども、納付金については、各市町村の医療費水準、所得水準を考慮して決定され、本決定につきましては来年の1月の中旬以降の予定となっております。現時点では、11月初旬に仮の算定がされたところでございますが、先ほど御説明いただいたとおり、平成30年度は制度改正に対する公費の投入や再分配により、保険料として徴収の必要額が著しく上昇する場合を考慮した、いわゆる激変緩和措置が導入されることとなりました。  先ほど議員が言われた数字の中で、納付金額の引き上げとなるというお話がございましたけれども、そちらの数字は、あくまで平成28年度での納付金額を計算した場合と比較したという話でございますので、一概にこの部分が保険税の引き上げとなるというわけではございません。  なお、一般会計からの財政補填分の繰り入れにつきましても、本来制度上は考慮されていないということでございましたが、激変緩和措置の1つとして、制度移行当初につきましては容認されるというところになってきている状況でございます。  終わります。 82: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 83: ◯3番(郷右近 修議員) 最終的に加入者一人一人の負担が引き上がるかどうかは別として、市として県に納付するお金が大きくなるというお話は確かだったというふうに思います。  このことについて、先ほどもお話ししたとおりに、既に高い国民健康保険税を負担しているというその大変さについて、ぜひ考慮していただく必要があるのではないかなというふうに考えるわけです。私みたいに1人世帯なら、答弁いただいたような金額の負担で当然済むわけですけれども、家族が何人もいる世帯だと、当然その家族分の掛け算で負担の金額というのが上がってくると思うんです。国保加入世帯では、子どもでも負担の割合の算定に入って均等割の対象になっていると思うんですが、家族が多いほど負担になるということは、子育ての点からも子どもの分の国保税は減免の対象にするべきなのではないかというふうに思うんですけれども、負担の重さの1つのモデルとして、夫婦と子ども2人ということで所得300万円ぐらいだと、その世帯の保険税額、都道府県化によって負担増についてもどのぐらいの額になるかはわかるでしょうか。 84: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 85: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 40歳未満の夫婦と子ども2人の世帯で、所得が300万円で資産割がないという家庭で世帯の保険税額を計算しますと、現在30万4,000円となっております。  なお、都道府県化後の負担につきましては、まだ金額等が決まっておりませんので、現在はお話はできません。  終わります。 86: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 87: ◯3番(郷右近 修議員) 都道府県化された後の負担額は、来年1月の最終決定ということもあって、今の段階で明言しづらいというか、できないというふうなこともあると思うんですが、ただ、モデルとして少なくとも30万円ほどの現行の負担があるのではないかというふうなことでした。所得に対してやっぱり1割ぐらいの負担をしていると、恐らく子どもの均等割の額でも万単位──2万円台ぐらいですかね──の負担が生じる状況になっているというのは大変な負担なのではないかなというふうに思うわけです。とりわけ、今、国保の加入者の方々、多くは高齢の、退職した高齢の方が中心になっていると思うんですね。そういう状況が国保の財源を圧迫する1つの原因にもなっていると思うんですが、そのことを、その負担を担う担い手として子どもが算定されているということは、非常に改善していく必要がある問題ではないかというふうに思っています。これは何度も、この間も子どもの減免についてお願いしているんですが、ぜひ考慮していただきたいというふうに思っています。  国保税の国の財政支援に関してなんですが、これはあくまでも激変の緩和措置という趣旨で行われているというのが先ほどの部長の答弁にもあったように思います。平成30年度以降に、この激変の緩和措置というのは毎年削られていくのではないかなと、大体5年間かけてもとどおりというか、激変緩和の分がない状況まで戻っていくんじゃないかというふうに思うんですが、1人当たりの納付額、激変緩和を考慮しない13万3,229円に上がるということだと思うんです。そうなれば、先ほどお話しした生まれたばかりの小さい子どもでも、子どもというか赤ちゃんというか、そういう人たちへの負担というのも、当然さらに5年間かけて上がっていくのではないかというふうに思うんです。だとすれば、始まりの時期の今こそ非常に大事な時期というふうに思うので、18歳までの子どもの均等割を、例えば減免をしようと考えた場合の対象者、どれぐらいの人数になるか、また、金額についてはどれぐらいになるかというのはわかるでしょうか。 88: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 89: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 18歳までの子どもの加入者の数ということですけれども、本年10月末では1,360人ほどとなっております。  また、その部分の均等割額ということですけれども、低所得者で均等割が軽減対象となっている部分は把握できておりませんので、軽減前で計算をさせていただきますと、全体で2,940万円ほどとなっております。  終わります。 90: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 91: ◯3番(郷右近 修議員) 2,900万円と940万円ということで、仮の算定だとは思うんですけれども、豊明市でも行われてきた繰り入れの金額、多分、毎年億単位の繰り入れの金額が国保に関してもされていると思います。その金額からすると、実現不可能な金額ではないというふうに思います。もちろん、現在の市の財政状況や今後の見通しについて非常に大変な財政状況であると思うんですが、ぜひ、丸ごとの免除ができなくても一定範囲の減免をすることは可能じゃないかなというふうに思うんですが、その実現性についてはどのようにお考えでしょうか。 92: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 93: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 均等割につきましては、国民健康保険の応益部分として国保税の基礎的かつ重要な部分であります。また、低所得者におかれましては軽減される制度もございますので、今のところ減免等の考えは持っておりません。  終わります。 94: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 95: ◯3番(郷右近 修議員) さまざま、今、豊明市は子育て世代の人たちの支援策、保育の分野でも、あと教育の分野でも力を入れて取り組んでいるというふうに思っています。  ただ、一方で、学童クラブの利用料だとか実費を伴うお話、給食の値上げの話もあったかと思います。そういった実費を伴うものへの負担増がこの間、目につくようになったというふうに思っています。そういった費用の負担を考慮しても、こういった一人一人の子どもに具体的な費用の負担を伴うような制度というのをぜひ今後、改善をしていっていただきたいというふうに思います。  それから、国保税は今の金額でも、とりわけ収入を頑張って上げられる状況になかなかない60歳、65歳以上の高齢の方にとっては、大変暮らしの中で重い負担になっているというふうに思います。生活が困窮して国保税を滞納している方、何度もこういった議場でもお聞きしているんですが、何人いらっしゃるかということで、ちょっとお答えいただきたいと思います。 96: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 97: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 済みません、もう一度ちょっと質問、お願いします。 98: ◯議長(月岡修一議員) 再度質問をお願いいたします。  郷右近 修議員。 99: ◯3番(郷右近 修議員) 生活が困窮して国保税、滞納している方、要するに国保税の滞納者の方の件数です。よろしくお願いします。 100: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 101: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 失礼しました。  28年度末で1,785世帯であります。  終わります。 102: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 103: ◯3番(郷右近 修議員) これが以前の年度でも1,800人から2,000人前後というふうな数字ではあったと思うんですが、この間に、たしか平成でいうと27年の12月議会で議案が出て、次の26年度の4月からでしたか、国保の税金が上がったんじゃないかというふうに思っています。数千円単位で上がったんじゃないかと思うんですが、これを節目にして、滞納者の方がふえていないかというふうなことを思うわけですけれども、そういった変化がないかどうかはわかるでしょうか。 104: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 105: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 27年度と比較してということなんですけれども、27と28と比較しますと、滞納世帯の数としては減少しております。  終わります。 106: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 107: ◯3番(郷右近 修議員) この負担増に関して、滞納者はふえていないということでした。確かに数字が減っているということは事実だと思います。同時に、あと、この3年間で1万7,000人ぐらいいた加入者が1万5,000人程度ぐらいまでは減っているという状況もあったのではないかと思うので、同時に複数の要素が変わっている状況もあります。  そのことを踏まえて、少し実例を御紹介したいんですが、既に生活を圧迫しているのではないかと思われる国保税の引き上げで、今、滞納者の方が1,700人、ちょっと減っているというお話でしたけれども、その方がやっぱり今後ふえていくのではないかと、とりわけ激変緩和措置がどんどんなくなっていく過程で大幅に国保税が上がれば、今少し蓄えがあるような方でもどんどん目減りしていって、税の滞納に陥るおそれがあるのではないかというふうに思うわけです。  今年度から3年間、豊明市は滞納整理機構に再加入をしています。豊明市がことし滞納整理機構に送致した案件の多くで、国保税の滞納が含まれているというふうなお話をこの前聞きました。滞納整理機構に関しては、最も極端な例ですけれども、宮城県で県の地方税滞納整理機構がひきこもりの長男と2人暮らしをする60代の女性の滞納について、預貯金通帳が残高がゼロ円になるまでの取り立てをしたと、生活費がなくなっているという例がことしの夏場、出ています。  豊明市では、一人一人の滞納者の相談に乗って、経済力と生活状況を把握し、一方的な取り立ては行っていないと伺っています。半年前に私も滞納整理機構の対象になった方の相談に同席したことがありましたけれども、やっぱり一人一人のそういう状況をつかむとなると、税務担当の職員の方にとっても大変な負担になるんだなということを、その同席したところでも感じました。市民の暮らしにとっても負担になる、負担がふえる。そうなって、もし滞納者がふえてくるようだと、そういった機構とのかかわりもあったりして、職員も大変な仕事がふえてくると。両方にとって大変な状況になるというもとになりかねない国保税の引き上げというのは、改めてやめるべきではないかというふうに思ったりするんですが、どのようにお思いでしょうか。 108: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 109: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 今回の都道府県化のことに限らず、国民健康保険は加入者の高齢化ですとか昨今の医療費の高額化などにより給付費が増大しておりまして、国保を取り巻く環境は非常に厳しい状況になっております。  運営をする側としましても、より少ない保険税でよりよい給付サービスが実現できればもちろん一番よいとは思うんですけれども、受益者の負担である保険税に加えまして、国、県、市などの公費や他の保険からの多額の支援を受けて何とか運営をしているという現状を考えますと、将来的な部分も含めまして、やはり加入者の方にも一定の御負担をお願いしなければいけないのではないかというふうに考えております。  終わります。 110: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 111: ◯3番(郷右近 修議員) 1つ大事になってくるんじゃないかなと思う点がありまして、以前の一般質問でも少し触れさせていただいたんですけど、今後の都道府県化の中では、県単位で基金をつくるという制度も行われるんじゃなかったかなと思います。その制度の運用としては、基本的に用意したお金を単年度とかで赤字が出た市町村に対して補填をするんだけれども、そのお金の返し方が基本的には次年度以降の何年かをかけて加入者の保険に転嫁していくようなことが推奨されていたのではないかというふうに思います。  一度、都道府県化を機に保険税を引き上げると、そのことを通じて払えなくなってくる人がふえ、また、そのことによって市町村の段階での財政的な運用が苦しくなり、また、県への納付が苦しくなると補填の仕組みでもさらに苦しめられると、どんどん複数の要素が苦しいほうに走っていきかねないという状況が容易に想像ができるわけです。ですから、今の時点で打てる手をしっかり打ち、また、共同運営者の立場の県に対しても、この制度の責任を負う立場として、財政的な責任を求めるということもするべきではないかと思うんですが、まず、これまで豊明市では、一般会計から法定外の繰り入れを行ってきたと思うんです。国保加入者の保険税が上がらないようにというふうな努力を続けられてきました。国はこの繰り入れについて、市独自の繰り入れについて、違法ではないと国会で答弁していると思いますが、これで違ってはいないでしょうか、どうでしょうか。 112: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。
    113: ◯健康福祉部長(藤井和久君) そのとおりでございます。  終わります。 114: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 115: ◯3番(郷右近 修議員) ということで、これまで運営をしてきた市町村がそういった努力をしてきておると、これからは県も国保の共同運営者になるということですから、県は県としてその趣旨を踏まえた県単独の補助というものをしていくべきではないかと。つまり、これまでの市町村と同じように、県の一般会計から国保への繰り入れを求めてはどうかというふうに思うわけです。そのことで各市町村への段階の納付額が減って、例えば豊明なら豊明市民の負担も減らすことにつながっていくのではないかというふうに思うわけです。  県の資料を見ると、確かに財政運営の項目では都道府県の役割と市町村の役割にはそういった項目はないんですが、これまでの住民の健康を守ってきた役割、それを共同の運営で担う立場ということを重視すれば、市の側、市町村の側からそれを県に求めていくということが大事なんじゃないかと思うんですが、これについてはどうお思いでしょうか。 116: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 117: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 仕組み的には、従来から県費が負担する部分は少なからずありまして、今後も継続していくんじゃないかなというふうに思っております。  ただし、今回の制度改正では、共同運営とはいえ市町村単位では県の定める運営方針に沿って、やはり市町村が行うこととなります。一般会計からの赤字分の繰り入れにつきましては、全ての市町村が行っているというわけではございませんので、県に対して、その分を永続的に負担を求めるというのはやはり難しいのではないかというふうに考えております。  終わります。 118: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 119: ◯3番(郷右近 修議員) これまでにない次元の話なので、難しい部分があるかと思うんですが、先ほどの趣旨どおりで、今後の引き上がる額のことを考慮すると、ぜひ求めていっていただきたいというふうに思うわけです。  最後に、今回の都道府県化に伴って、一定の国からの財政支援のお金が来ているんですが、それをそのまま趣旨どおりに保険に加入している人の保険税を軽減することに使えば、当然軽減はできるんですけど、先ほどもお話ししてきた一般会計の繰り入れなどを逆に減らして全体のお金の調整に使ってしまうということもできなくはないと思うんです。この間何度かお話を聞かせていただいて、上がり幅のことも考えて一定の引き上げはやむを得ないかなというふうなお話は聞いていたんですが、せめてこれまでの、去年まで、失礼、ことしまで続けてきている市独自の繰り入れをしっかり確保して、私が先ほどお話ししたような、これを機会にして一般会計からの繰り入れを減らしていくというようなことはしないでいただきたいんですが、どのようにお考えでしょうか。 120: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 121: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 平成30年度におきましては、財政補填分の繰り入れを即廃止して引き上げるということは当然やりませんけれども、やはり基本的な考え方としては、法定外の繰り入れは極力減らしていくというような基本的な方針もございますので、今後は、やはり段階的に減らしていくということは必要ではないかというふうに考えております。  終わります。 122: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 123: ◯3番(郷右近 修議員) 今の国民健康保険の加入者の大半は、途中でもお話ししたとおり、退職した高齢の方が主になっていると思います。人生の最後で、年齢的にも体の不調などが起きやすい状況の方が加入者の大半なわけで、国保はこれまで国民の健康に生活する権利を守るという趣旨で、法律にもそういうふうな趣旨が書かれて運営がされてきました。今のお話だと、段階的に負担増、失礼、一般会計への繰り入れについても、都道府県化の趣旨どおり、最終的には統一された財政的な税金の設定に向かって進んでいくというふうなことをおっしゃられたんだと思うんですけれども、ただ、それだと本当に高齢の方の健康が守れるのかということは非常に問題になってくると思います。とりわけ所得の低い方が一番苦しむということが起こりますので、ぜひ市独自の努力、財政的な努力を継続していっていただきますように要望いたします。  では、次のお話に行こうと思います。ちょっとお待ちください。  介護保険のお話であります。  今、豊明市では、3年ごとに区切りを持って運営している介護保険の中で、第6期目の最後の年になっていると思います。この第6期目に移行するときに、豊明市は第5期のときの保険料額を大幅に引き上げをしました。約1,000円ぐらいの引き上げをした状況でした。その後2年間の介護保険の会計を見てみますと、平成27年度は1億1,470万円、28年度は2億5,250万円ということでともに黒字だったわけです。平成28年の3月から開始された地域支援事業の影響というのを考えても、それでも保険料の設定がそもそも高過ぎたのではないかというふうに思うんですが、高齢の方の社会保障の負担増が進められていて深刻な状況です。また、入ってくるお金でいえば、年金の金額も3年間にわたって2.5%下げられたという状況もあります。  第7期の介護保険料は5億円を超えている介護給付準備基金、これをしっかり活用して、介護保険の保険料額を現行よりも引き下げをするべきではないかというふうに思うんですが、このことについて、まず見解をお聞かせいただきたいと思います。 124: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 125: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 議員が今、言われるように、第6期の介護保険料につきましては、第5期までの給付実績、制度改正の影響を見込みまして、月額で1,000円程度の引き上げを行いました。ただし、その後、介護保険制度の改正の影響、具体的には報酬の改定の引き下げの効果が大きく影響しまして、見込みよりも給付費が抑えられたことで介護給付の準備基金のほうは、平成28年度末で約5億4,700万円まで積むことができました。  現在策定中の第7期高齢者福祉計画・介護保険事業計画では、団塊の世代が後期高齢者に到達する平成37年を見据え、地域包括ケアシステムの取り組みをさらに進める計画としております。保険料につきましては、国において制度改正が議論されている最中ですので、国の動向を踏まえ適正な給付量、給付費を見込み、基金の取り崩しも視野に入れながら保険料を設定していきたいというふうに考えております。  終わります。 126: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 127: ◯3番(郷右近 修議員) 少しさかのぼって変化を見てみますと、第4期の愛知県の各市町の介護保険料額の平均が3,941円ということで、そのとき豊明市は3,845円でした。下回っております。第5期の県の各市町の介護保険料額の平均の数字は4,768円でした。そのとき豊明市は4,529円ということで、これまた愛知県の平均より低い額だったんですけれども、第6期では、県の各市町の介護保険料の額の平均は5,191円なんですけれど、豊明市では5,475円と、ここでは県の平均よりも高い額になっているんですね。ちょうどそのタイミングで、先ほどお話ししたように、946円でしたっけか、1,000円近く引き上げがされたというところと重なって、平均額を大幅に超えているんです。他市町に比べると、こういうふうに大幅にこのタイミングで引き上げることになった理由は何なのかなというふうに思うんです。他市町なら400円とか500円ぐらい引き上がったまちが多かったんじゃないかと思うんですけど、何か理由があったのかどうなのかをお答えください。お願いします。 128: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 129: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 第6期の保険料を設定する際に、通常、どこの市町も基金等を取り崩して若干の保険料の軽減を行うということをしておりますけれども、豊明市の場合は、第6期の直前にほぼ基金を使い尽くしておりましたので、そういった取り崩しができなかったことも上げ幅が大きくなった要因の1つと考えております。  終わります。 130: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 131: ◯3番(郷右近 修議員) さらに1期のときから見ていくと、大幅に引き上がって、その後基金がたまったりして、さらに次の改定のときにはその基金が使われて余り上がらなかったり、場合によっては下がったりというような状況が各市町であったように思います。  豊明でも、2期から3期のときでしたか、下がったときがあったかと思いますが、予算が使われなかったということに関して、この2年間のことに関してちょっとお話をしたいというふうに思うんですけれども、基金の話はまず一旦わかりました。  予算が使われなかった理由として、1つ、サービスの利用が少なかったからということがあるのかというふうに思うんですが、第6期の期間では、ただ、一方で中部包括支援センターが新たに開設されて、普通に考えれば、一人一人の高齢の方が必要とする介護サービスがより丁寧に相談に乗って、提供もされるという体制になってきたんじゃないかなというふうに思うんです。居宅だとか入所の給付費がそれでも見込みより少ないということであれば、介護予防のサービスがよく利用されたから、その効果で自立した生活ができている方がふえたので、こういうふうにもっと重い症状の方のサービスの給付が減ったりしているという、そういうことが起きているんでしょうか。 132: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 133: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 豊明市では、平成28年度から自立支援のための症例検討会、多職種合同ケアカンファレンスと呼んでいるんですけれども、これを新しく始めております。  内容としましては、介護関係者と一緒に自立支援について勉強してきた結果、多職種の方がさまざまな観点からその介護者に対してどのように支援していくか、自立に向けてどのようなことをやっていくかというのを意見を交わしております。  現在このカンファレンス、月に2回実施しておりますが、毎回多くの関係者の方に参加いただいて、それぞれの持つ特性を移譲する場として機能しております。ケアマネが訪問する際には、ケアマネの知識だけではなくて、リハ職などの多職種の視点で自立支援には何が必要かを考えてケアプランも立てていただいております。  以上のようなことから、豊明市ではサービスの利用件数だけを追うというのではなくて、あくまでも利用者の方が自立できたかどうかの成果主義での取り組みをしてきた結果というふうに考えております。  終わります。 134: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 135: ◯3番(郷右近 修議員) ある程度そういった取り組み、一人一人の高齢者への取り組み、丁寧なサービスの提供の取り組みが、努力が、一定の功を奏しているんではないかという趣旨のお話だと思います。であれば、その上でさらにサービスの利用状況等、設定された保険料の違いが出るということであれば、やっぱり見込みよりも、保険料の見込みがやはり高過ぎるのではないかなというふうにも受けとれるわけなんです。  さらに、昨年の3月から地域支援事業が始まっています。従来の介護サービスに対して、たしかヘルパーの資格を持たない人でも要支援の方の居宅での生活支援のサービスに当たることができるようになったんじゃないかなと思いますが、このサービスには従来のサービスよりも単価が低い設定がされているんじゃないかと思うんです。こういうふうなお金のかからないサービスの置きかえがされたことによって、従来かかっていた給付費が少なくなってきているということは起きているんでしょうか。 136: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 137: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 新しい総合事業のヘルパーの単価が低いんじゃないかと、それに伴って給付費が少なくなったんじゃないかというお話、ございましたけれども、現行のヘルパー、極端に低いという形にはなっておりません。そういったことから、緩和型の利用によって給付費が抑えられたというふうには考えておりません。  別の視点で見てみますと、軽度者のヘルパー、生活支援ですけれども、週1回程度なので、ヘルパーの生活支援がなければ生活が全く成り立たないというような状況ではないかと思います。現行ヘルパー制度は月4回で1単位となっておりますけれども、緩和型は1回単位となっておりますので、必要な分だけ必要な部分を利用したというふうになったんではないかというふうに分析しております。  終わります。 138: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 139: ◯3番(郷右近 修議員) 制度が変更されたことによって、これまでのお話ですと選択肢がふえたというふうな表現があったかなと思うんですけれど、そういったサービスの内情に合った消費がされたんじゃないかというふうなお話だったと思います。  その中身の是非については、これまでもいろいろお話をさせていただいてきてはいるんですが、ただ、今回の趣旨でいうと、そういった状況にあった上で、なおやっぱり利用がそんなに、見込んでいたほどは大きくなっていないということがやっぱり起きているんじゃないかというふうに、この地域支援事業の点からも思うわけであります。  もう一つ、制度のことでいうと、チェックシートの活用や四肢の機能に比べて、認知症の進行ぐあいで介護認定の度合いの問題ですね、認定がされるという傾向にあるんじゃないかというお話をさせていただいたことがありました。この間、介護認定のハードルが上がっているのではないかという質問を行ったんですけれども、影響は余りないんじゃないかというふうなお答えが実際の数字の答弁も含めてあったと思います。  改めて、この間の認定件数、とりわけ地域支援事業の前後で認定の推移がわかりましたら、お答えいただきたいと思います。 140: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 141: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 第6期の認定の件数ということなんですけれども、毎年10月1日現在という数字でまず公表させていただきますと、平成27年が2,309人、平成28年が2,343人、平成29年が2,424人となっております。  終わります。 142: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 143: ◯3番(郷右近 修議員) 2,300人から2,400人ぐらいで、大きく変わってはいないというふうな状況ではないかとは思いました。ただ、そのことでは、やっぱり見ても何かそれが原因になって、利用件数が減ったことによって、当初の見込みよりも低い金額になったと、予算の執行金額になっているということではないのだとすれば、やはりもともとの見込みが1,000円も大幅に引き上げたのがやはり大き過ぎたのではないかというふうに捉えることができるんじゃないかというふうに思います。  3つほど、少し目線を変えて伺ってきて、個々のサービス内容に関しては、重ねて言いますと、より高齢の方の実情に合わせたサービスにするべきだとこの間申し上げてはきたんですが、一方で、現行運用されている制度の運用をするに当たって、これだけ差が生まれ、5億円も基金が積まれると、もしことしいっぱいの決算も出たら、さらに上積みされる可能姓もあるんじゃないかなと思うんですが、そこまで差が出ていることに関して、先ほど部長も、戻ると、基金のお話とともに一部活用して財政に充てることは可能かもしれないというふうなお話だったと思うんですけれども、この間、重ねて高齢の方の問題でもありますし、介護のお話をこの間市民の方に聞くと、国保に比べていいのかわかりませんが、何か不公平感を感じる意見を言う方がいっぱいいらっしゃって、私どももアンケートなんかをしても、納めてはいるんだけど、自分が少なくとも今、今まで使っていないと、サービスを使っていないし、自分が使わなかったら、その分何か割り戻しがされるといいのになという御意見まで言う方がいまして、払って、払い続けている保険料に対する意識が大分、高い保険料を払っているけど、余りそれに関して納得が得られていないような様子が見られています。  当然保険なので、それは趣旨を納得していただく必要はあるんですが、一方で、今、お聞きしてきたように、幾つかの点から見て、計画の中で現行の保険料の設定がやはり高過ぎる。基金のことを含めても、活用して下げることが可能じゃないかと思うんですけれども、改めていかがでしょうか。 144: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 145: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 第7期の保険料につきましては、当然、現在基金がありますので、そういったものも活用していきたいというふうには考えております。  終わります。 146: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 147: ◯3番(郷右近 修議員) 今後、今、保育の問題などや、他の議員さんも保育の職員、担い手の人の不足というふうなお話がされているんですけれども、介護の現場でも今、担い手不足が起こっているようにお話を聞いています。そういった状況の中で安定的にサービスを確保していくためには、しっかりとした財政運営計画が必要なんですけれども、その中でも同時に、必要なサービスを必要な人が受けれるようにしていくことと、先ほどお話ししたような、サービスをちゃんと使えるようにしておく料金設定というのが大事になると思います。  長年、2000年以降、介護保険の保険料を払い続けてきながら、最後の最後、自分が必要になった年齢のときにいざ使おうと思ってもさまざまな制限があって使えないという方の例は、この間お話をしてきたとおりです。そういったことも踏まえて、サービスを使いたいときに使えるような料金設定に、ぜひ5億円を超えた、もしくはもっと大きな額になるんじゃないかと思われる基金をしっかり活用して、引き下げを実現していただきますようにお願い申し上げます。  最後に、就学援助のお話をさせていただきます。  就学援助に関しては、ことしの3月議会だったでしょうか、自分で取り上げたんですけれども、その後、他の議員さんへの答弁の中で、この制度に関しては基本的に実施する方向で検討を推進していきたいというふうな答弁があったと思います。また、先日お聞きしたお話によると、おおむね平成31年4月に入学する子どもたちからの実施を考えているというふうなことも聞きました。教育を受ける権利を保障する、経済的に保障するという部分で大変重要な制度なんですけれども、全国では、国会での国の施策や考えが前進したことも踏まえて、年度途中に補正予算を組んで来年の4月、平成30年の4月に学校に入学する児童生徒に対して実施をしようというふうな自治体も出てまいりました。そういったことを踏まえて、本市でも緊急な対応をしっかりとって、子どもたちが、また保護者や家庭として安心して就学ができる体制をしっかりとるべきではないかというふうに思うわけですが、この点についてお答えをいただきたいと思います。 148: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 149: ◯教育部長(加藤賢司君) 6月定例月議会で一般質問をいただいた折には、尾張部23市中、今年度に支給するところはゼロと、そのようにお答えをいたしましたが、新聞報道でもあったとおり、尾張旭市が今年度より実施するとのことでございます。他の近隣では、瀬戸市が32年度、長久手市は31年度、日進市は32年度、東郷町は31年度の新1年生から支給の予定だと聞いております。  本市につきましては、平成30年度で予算要求をしまして、予算がお認めいただければ、平成31年4月の入学者に対し入学前支給ができるよう準備をしてまいります。  支給をする上での課題として、入学前に支給をした後に転出した場合の取り扱いや、認定に必要な所得の把握の方法や時期については、今年度支給をする市の状況を調べた上で考えていきたいと思っております。  以上です。 150: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 151: ◯3番(郷右近 修議員) では、再質問をさせていただきます。  入学前に入学費の費用を支給した生徒、世帯が他市町に転居するということが1つの課題になっていたということが、何度もこの議会でのやりとりで明らかになっています。入学後転居した人への対応について、この間は、懇談の機会があったときには、私はてっきり方針が大体大枠で決まったということもあって、実施時期を明確に31年4月に決めたのかなと勝手に思っていたんですが、どうもそこまでにはなっていないというふうなことでした。正式には決まっていないと、方針が決まっていないというふうなお話でした。10月のときにそのことをお聞きしたように記憶しておるんですけれども、入学前支給そのものは、そういうふうにもう実施するという考えがあるわけで、転居した人への対応というのが、早急に考えを固める必要があるんじゃないかなというふうに思うんです。  豊明市の市立小中学校にこの間入学予定だった人が、例えば幼稚園や保育所の卒園後、それから小学校の卒業後に直前になって転居したという例は実際どれぐらいあるものなんでしょうか。 152: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 153: ◯教育部長(加藤賢司君) 28年度の状況で申し上げますと、保育園や幼稚園を卒園したり、卒園後に転居をなさった方の数字というのは、私ども、把握はしておりませんけれども、実際には就学時健診を11月ごろに行っております。そのときに、どこの学校に何人入るということはある程度把握をしておりますので、その後、その方たちが転出された数であれば、学校ごとに積み上げますと8人の方が転出をされております。  以上です。 154: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。
     郷右近 修議員。 155: ◯3番(郷右近 修議員) 8人ということで、豊明市だと1年間当たり、1学年というか500人か600人ぐらいの子どもがいるんですかね。例えば、今、この瞬間に5年生、6年生とかだと、そのぐらいの数の子どもになるのかなと思います。確かに8人、結構いらっしゃるんだなというふうな印象は持つんですが、名古屋市や浜松市の例などを見てみますと、小学校の新入学児童への対応というのが従来どおりなんですけれども、中学校の新入学生徒に対しては前倒しをすることを決めたそうです。既に市立、これ、市立ですね、何とか市、名古屋市なら名古屋市の市立小学校に通い、就学援助を受給しているという状況の世帯や生徒が、児童がいれば、そのままそれまでの実績、生活を継続してきているという連続性や必然性をそのことによって確認できるという理由で、中学校への入学前だけれども就学援助を、入学準備の費用を前倒しで支給するということに踏み切った理由になっているようです。  なれた場所で暮らし続けるということは、子どもにとっては友達と同じ学校に進むということにつながるわけで、当然それは同じ子ども同士の保護者も、知り合いの保護者とまた顔を合わせて自然な関係が続くという意味合いでは、直前に転居をするということを余り積極的にするという人は、先ほど8人というお話でしたけど、例外的というふうに考えるのが妥当ではないかと思うんですけれど、その考えに立てば、豊明市でも返還のことに関して言えば、転居してしまった人を追跡して返還をすることは求めないという方針で固まるんじゃないかというふうに思うんです。課題がそれで1つ整理されれば、前倒しして支給を直前、大変な、数カ月しかない状況ではありますけれども、踏み切る後押しになるんじゃないかと思いますが、その点についてはどうお考えでしょうか。 156: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 157: ◯教育部長(加藤賢司君) まず、就学援助制度の対象となる方は豊明市にお住まいの方になります。その方で学校に入学されたということであれば、その方たちに準備金として支給ができるということだと思います。  今の御意見の中で、連続して住んでみえるので多分大丈夫だろうというような御意見であったんですけども、実際には8人の方が転出なさったという、そういうこともあるんですけれども、私どももよその市町をお聞きする中で、確かに一度支給された分はもう返還を求めませんと、そういう市町もございます。そういうこともございますので、よその市町、ほかにもありますので、どういう対応をなさっているのかよくお聞きをした上で考えたいと思います。  以上です。 158: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 159: ◯3番(郷右近 修議員) もう一つの課題として、所得認定のタイミングのお話があったと思います。豊明市の就学援助は生活保護水準の1.35倍以下というところに今なっていて、これが所得要件と、前年度の所得が確定しないと適用できないというか、確定したところで、それをもって適用するという仕組みになっています。だから、確定申告のその結果が出ていない段階では、年度末の、例えば2月や3月の時点で、その後の4月以降の新しい年度の就学援助の支給を実行するのが難しいという、そういう事情だったと思います。  豊明市はこの課題の対応策として、前年度ではなく、前々年度の所得や年末までの給与表などで手続がとれないか検討をしているというふうに聞いておりました。他の自治体でも同様の努力、手法をとっているというふうに思うんですが、例えば京都市では、所得の要件が確定したときには、確定申告の確定ですね、基準を超えてしまったと、それまで就学援助の対象だったけど、たまたまその年その基準を超えてしまったという世帯には返還を求めているという状況なんだそうです。豊明市でも、例えばこういった状況があった場合、入学前の準備金が支給されたけども、確定申告によって対象じゃなくなったという状況がわかったときには、やはり京都市のように返還を求めるという考えなんでしょうか。 160: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 161: ◯教育部長(加藤賢司君) 今の御発言の中で、所得の年度、いつを参考にするかという話の中で、豊明市の場合だと前々年度で検討しておるというような御発言があったんですけども、別に前々年度に限定しておるわけではございません。前年度のところもあるし、前々年度のところもあるので、いろいろ研究をしたいと、そういうようなことでございますのでよろしくお願いいたします。  あと、返還を求める、求めないというところも、これもいろいろありまして、転出された場合はもうよろしい、返還を求めませんというところもありますし、やっぱりそれはしっかり返していただきますという市町もございます。やはり根拠は重要でありますので、それについてもしっかり調べさせていただきたいと思います。  以上です。 162: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 163: ◯3番(郷右近 修議員) 学校に通うのは4月以降なんですけれど、実際の入学の準備というのは、入学前の健診のお話なんかもさっきあったかと思うんですが、子どもや保護者にとっても入学の前から実際には始まっておると。当然、学用品を買う、ランドセルだったり制服だったりというふうなことも、そのタイミングで支出をするという意味では、負担は実際には入学以前にしていることなんですね。だから、入学の前年度の最中なんです。生活保護水準の1.35倍を、例えばですけど本当に少し超えただけの世帯でも、当然対象からは外れてしまいますし、多くの費用がかかるということが、就学の妨げにならないようにというこの制度の趣旨に基づいた対応をするならば、先ほどの課題については返還は求めるべきではないというふうに思っておるんですが、いま一度、このことについてコメントをいただきたいと思います。 164: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 165: ◯教育部長(加藤賢司君) 先ほどもお話をしているとおり、まだ私ども、返還を求める求めないであったりだとか、所得年度をいつにするかということについてはまだ決定はしておりません。これからよその市町の状況をしっかり調べながら、最適の方法を探っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 166: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  郷右近 修議員。 167: ◯3番(郷右近 修議員) 家庭によっては、保護者が病弱だったりさまざまな理由によって経済的に基盤が不安定で、そのことによって就学が困難になる子どもたちもいると思います。とりわけ就学に必要な品物が買いそろえられないと、多くの生徒の集まる入学式の場に行きづらいというようなことが発生する可能性もあると聞いていますので、ぜひ今お話ししたような課題について解決をしていただきますようお願いいたします。 168: ◯議長(月岡修一議員) これにて3番 郷右近 修議員の一般質問を終わります。  ここで、午後1時15分まで昼食のため休憩といたします。                 午後零時5分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後1時15分再開 169: ◯議長(月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  5番 近藤ひろひで議員、登壇にて質問願います。 170: ◯5番(近藤ひろひで議員) 議長のお許しをいただきましたので、一般質問を始めさせていただきます。  その前に、常々毛受議員とか鵜飼議員が冒頭にお話しするのにちょっと憧れていましたので、若干お話をさせてもらいます。  きのう、将棋の羽生さんが永世7冠を達成されたというニュースがありました。彼が将棋を習い始めたのは小学校2年生で、おうちに碁盤がなかったので、友達のうちにあって、それに興味を持ったと。で、将棋を習い始めたわけですが、その教室は普通8級から始まる。ところが、15級から、お前は下手だから15級から始めなさいということで始めて、でも、くさらずにやられたので、できない、知らないことに謙虚に取り組まれた結果として現在に至っているということです。  何事も初めからうまくできるわけでなく、全てを知っているわけでもありませんが、ついつい知ったかぶりをして意見を言ってしまう。私自身ですよ。私自身を反省するところであります。  それでは、質問に入らせていただきます。  市役所の窓口の窓口改善の実施について。  現在、窓口改善について庁内でプロジェクトチームが設置されていますが、調査、検討の進捗状況はどのようになっていますか。  市民サービスにかかわる重要な案件でありますので、安易な改善ではいけませんが、スピード感を持って進めていただきたいと思います。  そして、公募型プロポーザルによるコンサルティング業務の委託業者も選定されましたが、既存のプロジェクトチームとどのようなかかわりを持って進めていかれるのでしょうか。  そこで、以下について質問します。  まず、窓口業務のハード面──多分カウンターとか間仕切りとか、そういったことになると思います──の課題。  それから、窓口業務のソフト面、いわゆる対応のスタイルとか、受付をどういうふうにするかとかいうことになります。  そして、委託業者とプロジェクトチームとの今からのかかわり。今まではプロジェクトでやってみえましたが、今度からは一体となってやっていかれるのか、プロジェクトが離れるのか、そういったところをお聞きします。  そして、改善計画の取りまとめ期限と実施計画についてお聞かせください。  以上で登壇での質問を終わります。 171: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 172: ◯市民生活部長(吉井徹也君) それでは、市役所の窓口改善の実施についての御質問に対してお答えをいたします。  今、議員のほうが進捗状況の関係と、あとは個別の問いということでございますので、進捗状況はどうなっていますかというところから御説明申し上げます。  初めに、庁内のプロジェクトチームの進捗とコンサルティングの委託内容についての若干の説明をさせていただきます。  昨年の10月に担当課長を置き、その翌月には本館1階に所在する5つの課、室及び総務課の課長補佐、係長級でプロジェクトチームを編成いたしました。平成28年度中には検討会議や他市庁舎の視察研究など3回行いました。また、本市市役所の課題や改善事項をまとめ上げてまいりました。その中で、まずは本館部分の1階のところに特化した窓口改善を目標とすることとし、経営戦略会議へ中間報告とともに本市の政策判断とすることといたしました。  業者によるコンサルティングの導入につきましては、先進事例で視察した結果、民間業者の豊富な知識を活用する方法が効果的かつ効率的であると判断しまして、公募型プロポーザルを実施したところでございます。  9月補正予算で委託料につきましては議決をいただきました後、10月2日にはホームページで募集要項を公表いたしました。10月19日にプレゼンテーション審査を経て決定した業者とは10月の30日に契約を締結し、現状把握、その他の調査に今現在取りかかっているところでございます。  それでは、設問の4項目ございますので、1点ずつ御説明申し上げたいと思います。  まず1番目、窓口業務のハード面での課題はということでございます。  プロジェクトチームの報告では、カウンター改修によるローカウンター化、続いて、案内表示の見直し、次に、記載や、記載台ですね、記載や待合の備品の充実、4番目としましては受付発券システムと交付案内のシステムの充実などを課題として認識をしております。  一方、コンサルティング業者のプロポーザル時の企画内容では、わかりやすさということを改善項目といたしまして、カウンター、記載台の見直し、サインの見直し、使いやすさの改善項目といたしましては、アトリウムのリノベーション、アトリウムというのは市民課を中心とした真ん中のところに今、水槽があって、ちょっと広い場面があるんですけれども、そちらのことを言いますが、アトリウムのリノベーション。あと、市民課以外の発券機の導入検討、あと、納税相談等を含みます面談プライバシーの確保を御提案いただいております。  いずれにしましても、本庁舎の現状課題ということにつきましては、PT及びコンサルティングの方との共通認識のもとで改善に取り組んでまいりたいと考えております。  2番目の問いのソフト面での課題はということでございます。  こちらも、先ほど同様、プロジェクトチームにおきましては、総合案内業務の再点検や各課フロアでの個別案内の導入などを検討していきたいと考えております。コンサルティング業者からは、わかりやすさをテーマとして、証明窓口の再検討、機能的な什器配置と動線の見直し。使いやすさの改善としましては、コンシェルジュの配置、気持ちよく過ごせる待合空間、見やすいサインの配置などの御意見をいただいております。ここで感じますことは、サインと言われる案内看板の課題は、ハード面、ソフト面ともに大きな影響がある重要な改善点になろうかというふうに思っております。  そして、3番目の委託業者とプロジェクトチームのかかわりということでございますが、今回の委託発注に当たりましては、仕様書においてプロジェクトチームと協働してアクションプランを作成することとしております。既に11月10日のキックオフミーティングに、会議にその業者も同席のもと、実施をいたしております。  今後とも定期的に開催するプロジェクトチームの会議には、専門的な知見を伴うアドバイスをいただきたいというふうに考えております。  また、プロジェクトチームの会議以外の個別の、各課個別のヒアリングにも業者の方に同席をしていただいて、各課が抱えている課題、また要望についても先ほど同様、専門的な知見での御意見をいただきたいというふうに思っております。  なお、現状図面の作成の現場調査であったり、来庁者の動向調査については、わかるように腕章をして、そういったようなことを実際行っております。  4番目の改善計画の取りまとめの期限と実施計画はという御質問でございますが、委託期間は今年度末としております。大きな段取りといたしましては、アクションプランを取りまとめ、3月までに改修プランの完成をさせるということであります。  実際の改修計画の工事の実施計画につきましては、9月の総務委員会でも御説明させていただきましたとおり、窓口改善の内容、規模によって、判明次第、必要な事務を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 173: ◯議長(月岡修一議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問ありましたら挙手を願います。  近藤ひろひで議員。 174: ◯5番(近藤ひろひで議員) 9月の総務委員会の内容と重複する部分もあると思います。そして、質問の1から4の順番が入れかわることもありますので、よろしくお願いいたします。  まず、プロジェクトチームについてお聞きします。  昨年度の活動をお聞きしましたが、本年度はどのような活動をしていますか。会議とか視察とか。また、これがいつまで編成されるのか、それをお聞かせください。 175: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 176: ◯市民生活部長(吉井徹也君) プロジェクトチームの本年度の活動状況につきましては、7月12日に尾張旭市、瀬戸市の庁舎を視察しております。こちらについては、窓口、部分的に工事のほうをやっておりまして、そちらのほうを現実に視察をしております。8月4日に、窓口業務を主とする市民課長、税務課長等で、次は知立市、安城市のほうの庁舎を視察研修をしております。  9月15日に、通算第5回目の活動である会議を実施しております。先ほど申し上げましたとおり、11月15日にはコンサルティング導入の業者の方とキックオフミーティングを行い、第6回のPTの会議を実施をしております。  PTはいつまでの編成ということでございますが、あらかじめ期限の明記はございませんが、今年度の活動の目標としましては、アクションプランの取りまとめと改修プラン図の作成ということでございます。  以上です。 177: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 178: ◯5番(近藤ひろひで議員) 今、お聞きしました尾張旭、瀬戸、知立、安城というのは、つい最近そういう改善をされた事例ということで視察でしたでしょうか。 179: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 180: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 今、申し上げたところは、本当に最近やって、全部の庁舎を改修したところの様子と、あとは庁舎内の中の一部改修のところもございまして、2つの例を見てまいりました。  以上です。 181: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 182: ◯5番(近藤ひろひで議員) 視察をして、それで参考に公募型のプロポーザルを行うという判断をされたということですが、当初はプロジェクトチームだけで取りまとめをしてやっていこうという企画だったのでしょうか。 183: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 184: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 昨年度から取り組み始めました窓口改善検討では、本市の特徴であったりとか、庁舎の配置その他の、あと、課題を知ることから始まりましたので、現状把握や改善点の整理に努めました。しかしながら、実際の改修工事を伴う内容となりますと、とても専門的な知識を取り入れなきゃいけないと、効率よく進められないということで、コンサルティングの導入を判断したものでございます。  以上です。 185: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 186: ◯5番(近藤ひろひで議員) 既に業者が決定してキックオフミーティングをされているということですけど、この募集というのは何者から公募があったのでしょうか。
    187: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 188: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 1者でございます。 189: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 190: ◯5番(近藤ひろひで議員) 1者ということで、公募の件数が少ないと思うんですが、何か理由が考えられますか。 191: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 192: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 先ほども御説明申し上げましたとおり、各視察先の担当者から業者名を含めていろいろ情報を提供いただいております。その結果、コンサルティング実績がある会社につきましては、おおむね3者程度ということでございました。オープン公募のプロポーザル方式を導入しておる関係、最近は市役所の庁舎の窓口設計には事務機器メーカーのコンサルティングを取り入れるところが、既に先ほど言ったところも既にそういったところでやっているわけでございます。  理由としましては、少しお話は聞いたんですが、受注見込みのオーバーフローということで、とてもこちらのほうには間に合わないというような形、業務体制がとれないというような理由であったり、既存市庁舎の改造による計画検討ということは、一から始めるよりも少し困難性が高いというようなことでのお申し出があったというふうにしておりますが、ほかにさまざまな理由があると思いますが、これが原因の1つではないかなということで想像しております。  以上です。 193: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 194: ◯5番(近藤ひろひで議員) 通告の範疇でお聞きしますけど、こういった公募型プロポーザルで公募が1業者という例が、私どもの市の中でそういう例としてはたくさんあるんでしょうか。 195: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 196: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 多くはないと想像しております。  以上です。 197: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 198: ◯5番(近藤ひろひで議員) 多くはないと。レアなケースということでお聞きしました。  では、その内容について、ハード面、ソフト面について再質問させていただきます。  まだ、今、業者が決まって、今、計画中なので答えれる範囲で結構です。  業者の提案はハード、ソフト両面でされると思うんですが、プランニングするに当たって改善に伴うおおむねの費用が示されているんでしょうか。私の、自分の経験でいうと、設計デザインを請け負うときには、おおむねどれぐらいでやってくださいと言わないと、絵も線も描けないんですが、この辺はいかがですか。 199: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 200: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 今年度のPT、プロジェクトチームの目標は実施計画の作成、また改修プラン図の作成ということでございますので、事業費の精査がどこまでできるかということは定かではございません。一応、受託業者の方には、どんな改修を実施するとどれぐらいの概算額になるのかなというところにつきましては、算出をしていただくような予定でございます。詳細設計を必要とするものが出てこれば、その結果によるのかなというふうに思っております。  以上です。 201: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 202: ◯5番(近藤ひろひで議員) おおむねの目安があってこそピンポイントの設計ができるのかなと思いますので、プロジェクトとよく練り合わせていただきたいと思います。  先ほどの答弁の中に、アトリウムのリノベーションの提案をされたということですが、現在お聞かせいただけるような内容というのがあれば教えてください。 203: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 204: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 先ほど御説明申し上げましたアトリウムの関係でございますが、1階の各課の窓口に、三方に面しておりますので、待合のロビーとして活用したいなというふうに思っております。その結果、正面玄関の動線の案内の刷新であったり、ベンチなどの設備の充実に努めることがございますが、例えばキッズスペースとか、いろんなようなことが考えられるのかなというふうに思っております。  以上です。 205: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 206: ◯5番(近藤ひろひで議員) アトリウムに今、水槽があって、魚が死んじゃったとかいろんなことがありましたけれど、今の流行語でいうと庁内で唯一インスタ映えする施設かなとは思いますが、あの水槽についてランニングコストがわかれば教えていただいて、そのコストに見合う費用対効果について当局さんではどのように評価してみえるのか教えてください。 207: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 208: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 水槽のランニングコストでございますが、光熱水費というのはなかなか抽出困難でございますので、水槽の管理委託のみの委託の関係でお話しますと、平成28年度の決算の委託料につきましては、71万2,800円、約70万円程度でございます。  また、今の費用対効果ということでございますが、なかなかそれを申し上げるのは難しいんですが、私が座っているところからちょうど正面に見えますので、ちょっと見ますと、親御さんがいろんな手続をしているときに、例えばお子さんとかそういった方たちが楽しそうに水槽の中のお魚を見ているということはいいことじゃないのかなというふうに思っております。  以上です。 209: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 210: ◯5番(近藤ひろひで議員) じゃ、部長の目の癒やしにもなっているということですかね。  癒やしの施設ということは私も承知しております。ただ、スペース、あの周りにも空間が要るわけですし、ランニングコストもかかっているわけで、この機会に、じゃ、撤去するという選択肢もあるのでしょうか。 211: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 212: ◯市民生活部長(吉井徹也君) その方向性での考えを持っております。  以上です。 213: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 214: ◯5番(近藤ひろひで議員) では、もしプランの中で撤去ということになった場合、多分、相当な費用がかかると思います、重量物ですし。その場合、再利用ができれば、例えば撤去費用の一部を負担してもらって譲渡するのかとか、あとは競売というんですか、入札にして再利用ができるとか、少しでも費用が削減できるように、できれば考えていただきたい。  そして、今、広告をいただいているはずなので、例えばそれが年度途中での撤去とかということであれば、計画年度の当初にお知らせするとか、そういった配慮が要ると思いますが、いかがでしょうか。 215: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 216: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 今のような形は、当然、検討材料にさせていただきたいと思っております。  以上です。 217: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 218: ◯5番(近藤ひろひで議員) それでは、各カウンターというか、面談、プライバシーの確保についてお聞きします。  1階で結構ですけれど、1階の窓口におおむね、曜日によっていろいろ差があると思いますので、来場者といいますか、来庁者の人数が把握できてあるのであれば、どんな単位でも結構ですので教えてください。 219: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 220: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 平成の29年の1月に、市役所内の全課を対象に、市民と接する窓口業務調べというのを窓口改善担当がしております。142事業の報告のあったうち、1階にある各課窓口の対応件数の上位は、1階がほとんど上位を占めておりますが、特に多いものは証明関係であって、市民課で7万2,000件弱、また、税務証明につきましては2万7,000でございますので、その件数が1件1人というような形ですとそのままの人数になります。一応そういったような形でございます。  以上です。 221: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 222: ◯5番(近藤ひろひで議員) 今、お聞きすると、市民課が圧倒的に多いんですかね。市民課が1番で、2番目が税務課ということでいいですか。  そうすると、市民課の来庁者が一番多いのであれば、正面玄関から決して遠くはないですけれど、今の税務課と市民コーナーの間、間仕切りがあるところ等にカウンターを置いて、市民コーナーのところが待合になるとかいうふうにしたほうが便利なのかな。  現在の税務課は、東庁舎へ行く通路の動線上にあるというか、歩いていく人に相談者が見えるというか、ひょっとしたら会話も聞こえてしまうかもしれないということであれば、どんなプランかわかりませんが、市民課と税務課の位置が変わったら、単純に今の業態でいって、税務課さんが今の市民課さんの位置に行くと、相談者は多分背中しか見えないんですね。食堂へ行く人とかいろいろあります。市民課から各課へ行く動線が考えられて今のレイアウトになっていると思うんですが、そういう既存のレイアウト全体についてもシャッフルできるような、そんなような考え方というのはできませんでしょうか。 223: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 224: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 基本的には、課の配置を今、変えないでの改善計画のほうは進めております。しかし、証明業務の占める割合が、先ほど申し上げましたとおり、多いもんですから、課の中で整理、集約するみたいな方法であったり、正面窓口の統合、集約化など、さまざまな改善方法を検討していきたいなというふうには考えております。  また、今、議員言われた税務課の関係でございますが、先ほど申し上げましたとおり、基本的には課の配置は変えないでということで進めておりますが、これまでの窓口はハイカウンターで、基本立ったままの面談をしておりました。特に、納税相談にはプライバシーを配慮すべきことが必要な改善課題というふうに捉えております。  これまでの先進市の視察で、ローカウンターに、目隠しの囲いのついた、ちょうど銀行でいきますと融資コーナーのような、座ってこういうふうに囲ってあるような形のものの採用を各先進市町ではしておったところが多うございました。  本市も、このような事例を参考に、ローカウンターを基本とした隣の席との間仕切り板を設置するなど、特に納税相談等に、また福祉課等のプライバシーに配慮した改装を目指してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 225: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 226: ◯5番(近藤ひろひで議員) あくまでも私たちというか、当局側の都合でプランニングをしないように、くれぐれも。今回はキャットウオークとかは必要ないと思いますけれど、漏れがないように、後からこれ、要りました、あれ、要りましたとかいうことがないように留意して進めていっていただきたいと思います。  次に、受付業務、いわゆるコンシェルジェという言葉が出ましたのでお聞きします。  現在、入り口に受付の方がおみえで、委託業者だと思いますが、実際コストというのはどれぐらいかかっていて、これも平均的なところで結構ですが、1日の応対数というのはどれぐらいなのか把握してみえますでしょうか。 227: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 228: ◯市民生活部長(吉井徹也君) まず、正面受付の関係の委託費用でございますが、年間560万円強でございます。主な業務につきましては、市役所正面玄関での受付、案内、また庁内放送、それから代表電話の受け付け、交換業務でございます。  その対応の数でございますが、来庁者の案内件数は、約1日150件、それから代表電話の受け付け件数につきましては約160件でございます。  以上です。 229: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 230: ◯5番(近藤ひろひで議員) ありがとうございます。  1日に割ると2万円強というぐらいのことになると思いますけど。  それでは、受付の方が来庁者に同伴して窓口に案内するということはあるんでしょうか。 231: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 232: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 原則としましては、受付のカウンター内から手で指し示したり、庁舎内の案内図を見てここですよというようなことをやっておりますが、ケースによっては、1例としましては、授乳室への同行ということもしたことはございます。  以上です。 233: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。
     近藤ひろひで議員。 234: ◯5番(近藤ひろひで議員) 私が感じるところだけですが、非常に気持ちよく応対してみえると思うんですが、まれに挨拶が十分できない、声が小さかったりということを私自身は感じたことはあります。こういうふうにしてくださいよ、こういうふうにしてくださいよというような、マニュアルというのが当然渡されていると思うんですが、そういったものはありますか。 235: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 236: ◯市民生活部長(吉井徹也君) ございます。 237: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 238: ◯5番(近藤ひろひで議員) じゃ、そういうことも含まれていると思いますので、なお一層徹底していただきたいと。玄関入ってくる人が恥ずかしくなるぐらいの大きな声で対応していただけるとありがたいなと思います。  私が視察しました吹田市、太陽の塔がある吹田市では、新規採用、いわゆる新採の職員の方が、行ったときは2名みえましたけど、来庁者に、玄関入ってくると声かけに行って、きょうはどんな御用件ですかと言って、ほとんど同行して窓口に、同行して案内をしてみえました。その視察で行ったんじゃないですけどね。それは、お聞きしたらサービスの一環であって、新採の方が各課の業務を勉強するためにもということでしたが、見ていて非常に親切だと思いました。  吹田市というのは、豊明市と比べると行政規模でいうと5倍ぐらい人口が多いんですけれど、職員の数も違うんですが、当市としてもそういうコンシェルジェ的なことが、今の受付とは別にですよ、受付がしてもいいですけど、そういうコンシェルジェ的なことができないものでしょうか。 239: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 240: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 先ほどちょっと御案内の受付のその対応のことでマニュアル化ということでございますが、業者の方にはマニュアルは渡してあるんですけれども、今、議員言われるのは、例えば職員であったりとか、そういったところでいうことでの御挨拶を言うことになりますと、それにつきましては今、私どもも挨拶ということで取り組んで非常に重要な課題ということでやっているわけでございまして、今は職員間の挨拶も当然でございますが、それはあくまで手段であって、それは最終的な目的は、お客様というか市民の方への挨拶というふうに心得ておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。  それで、今回の窓口改善の検討項目としまして、コンシェルジュとフロアマネジャーが上げられております。  本市のコンシェルジュは、正面受付の委託の業者の方を活用した工夫も考えておりますが、議員から御提案があった、今、吹田市の事例も一度問い合わせをしまして、参考にさせていただく点があれば研究してみたいということを思っております。  また、フロアマネジャーにつきましては、各課の窓口前のロビーに出て、窓口の案内であったり、用件の整理であったり、書類の記入介助を行うもので、サービスの向上と受け付け処理のスピードアップにつながるということを言われております。本市でも、来客数の多い課では導入を検討していったほうがいいのかなというようなことを思っております。  今、吹田市の関係がございましたが、先ほど5倍強の人口規模ということもございますが、一度問い合わせをして参考にできることがあればしたいなというふうに思っております。  以上です。 241: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 242: ◯5番(近藤ひろひで議員) ちなみに、余談ですが、ホテルでいうコンシェルジェの役割というのをちょっと調べてみましたら、総合世話人係ということで、宿泊客のあらゆる要望に応じることをモットーに、客の要望に決してノーと言わないというのがホテルでいうコンシェルジェだそうです。これを求めているわけではありませんが、参考までに。  次に、ワンストップサービスについてお聞きします。  実際にワンストップサービスとして具体的に私どもの市役所ではどのようなサービスが行われていますか。 243: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 244: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 市のホームページでも御紹介をしていますが、市民課の窓口におきまして、市民協働課における町内会の加入案内、環境課のごみ収集の案内、学校教育課の就学異動通知、児童福祉課のはぐみんカード、保健センターの健康診断の案内、高齢者福祉課の高齢者温水プール利用助成券の発行、防災防犯課の尾交災への加入案内等を行っております。  以上です。 245: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 246: ◯5番(近藤ひろひで議員) ワンストップで今、対応しているということですが、実際に今度対応できない案件もいっぱいあると思います。たくさんあると思うんですけれど、割合というとおかしいんですが、ワンストップでどれぐらい網羅されているというふうに判断してみえますか。1階の窓口だけのことで結構ですよ。 247: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 248: ◯市民生活部長(吉井徹也君) ワンストップでということになりますと、網羅といいますと、例えば先ほどの福祉関係とか、国民健康保険だったり、そういったところはワンストップでの網羅ということはできていないのかなというふうに思っております。  以上です。 249: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 250: ◯5番(近藤ひろひで議員) じゃ、例えば、例としてちょっと教えてください。豊明市に転入してみえた方で、義務教育のお子さんがいて、保育園児さんがいて、親が要介護だとして、そういう方が転入してみえるとどの課に行く必要が発生しますか。 251: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 252: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 義務教育のお子さまが転入とか、中の転居ということになりますと、転居ですとワンストップの中で、校区の関係でございますので、それはできるのかな。ただし、そのお子さんが、例えば指定校区以外のところに通学する必要がまたできてきたりとか、また、特別支援学級等の手続がある場合は、直接教育委員会のほうへ行っていただかなきゃいけないのかなと思ったり、あと、保育園児の関係でいきますと、2階のほうへ上がっていただいて、児童福祉課のほうへの入園のお申し込みをいただく。また、介護が必要とされる方がおみえになりますと、少し歩いていただいて、高齢者福祉課のほうで介護保険の手続をしていただくというような形でございます。  以上です。 253: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 254: ◯5番(近藤ひろひで議員) 提案をしたいんですが、それを、多分窓口は、次はあの窓口、次はあの窓口ということで今、対応してみえると思うんですが、職員の方の手間をかけることになるのかもしれませんが、最初の窓口で応対した職員の人が、最後フィニッシュするまでついて御案内するということができればいいかなと。これはもう人員のこともありますので、必ずしもそういうふうにはできないと思います。  それから、私が考えている、よく迷ってみえるのが、東庁舎を入って、庁舎のいわゆる市民課とか防災のほうをのぞいて、ああ、違うなって、正面にエレベーターがあって、配置図の地図がエレベーターの左側の壁にたしかあると思います。そこで迷ってみえる人をよく見ます。  それから、今度、正面玄関から入られて、今度東庁舎に行くのに、突き当たりはガードマンさんの詰所、だから突き当たりには案内がないんですね、今ね。だから、こういうサイン計画もこれから提案されると思いますけれど、来庁者のつもりになって、私たちは議員も職員も、もうなれちゃっていますので普通に動けますけれど、初めて来た人の気持ちになって。というのはやっぱりコンサルの方が判断するほうがいいのかなと思いますが、そういうサイン計画についても配慮をしていただきたいなと思います。  それから、前も質問で申し上げましたけれど、職員とか私たちが積極的にお声かけをして窓口に御案内したいと思うんですが、聞かれれば当然案内していると思いますが、例えば、きょうはどのような御用件ですかというふうに、こちらからお声かけするようなことを心がけてみえるのか。  先ほど紹介しました吹田市では、今、職員が正面で御案内をしますということで、途中でその課に行く間に会話の中で、きょうはどんな御用件で何々というのを所定の用紙があって、メモして、それをどうも受付に一緒に渡していると。そうすると、来庁者が改めてこういう要件で、こういう要件で、一から説明しなくても、職員さんのほうがきょうはこんな御用件でお越しいただきましたねということで応対をしてみえるようです。  ですから、私どもの本市でも、職員が所定の何か用紙をいつも持って、御案内するときに、できればその中の会話の中で知り得る情報があったらそれを持って窓口に、案内しているときに窓口に渡せればスムーズな対応ができると思うんですが、いかが思われますか。 255: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 256: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 用件を聞き取るような所定のメモ紙というようなことが吹田のほうでされているというようなお話でございます。  制度として、実施をするかどうかわかりませんが、当然、接遇としまして何かお迷いの方があった場合は、内容をお聞きして覚えるものは当然覚えてすぐ話をしたいと、メモをとるならメモということで職員個人がしっかりした意識を持って対応させていただくということでございます。  以上です。 257: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 258: ◯5番(近藤ひろひで議員) じゃ、次は、窓口の専門性ということで再質問をさせていただきます。  これも例えばの話ですが、高齢者福祉課ではバリアフリーの申請を受けられると思うんですね。住宅の改装、手すりだとか、床だとか。ただ、現在はもう建築資材用語が物すごく多岐にわたっているんですね、大体ローマ字とか、片仮名とかいろんなふうになって。用語が多岐にわたって、しかも施工方法も、在来工法ではないいろんな工法があって、単純に国や市の基準ではかり切れない事例が発生しているんじゃないかなとも思うんですが。  私が知る範囲では、例えば高齢者福祉課には建築の専門家、いわゆる設計士の資格を持っているとか、そうした人が配置されていないと思うんですが、難しい相談の場合に都市計画課と連帯してアドバイスを求めて応対しているということはありますか。 259: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 260: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 正式にそういったようなふうにはまだないです。 261: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 262: ◯5番(近藤ひろひで議員) 今後、そういうことは検討されますか。 263: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 264: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 高齢者福祉課は、これ、簡単と言ってはちょっと語弊があるかもしれませんが、例えば手すりをつけたりとか、そういった簡単なものについてはすぐにわかってというような形で対応ができると思いますが、今、議員おっしゃったとおり、ちょっと複雑なものであったり、難しいものという御相談があります。そうしたときに、どうしても高齢者福祉課の立場でいきますと、補助金の申請というような事務的なことはたけておるんですが、その内容についてはなかなかわからないところが多うございます。そういったところは、都市計画課の中には建築士さんの相談のところもございますので、そういったところに連携を密にしてお客様に御迷惑のかからないような形での対応を考えてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 265: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤ひろひで議員。 266: ◯5番(近藤ひろひで議員) 今の例にかかわらず、窓口、いわゆる各課に適材、適材というか、不適切な言い方かもしれませんが、いろんな専門ですぐ応対できない場合は当然あるはずなので、できるだけそういうところはバリアフリーというか、来庁者の都合ということを最優先に考えていただきたいと思います。  それでは、プランでいうと、3月までに改修プランが提示されるということだったと思います。もうあんまり時間がないですね、あと3か月。  委託業者のプランを精査しながら窓口改善をしていただくことは当然ですけれど、プロジェクトチームというのは庁舎の使い勝手を一番よく知って理解しているわけですから、積極的にかかわっていっていただきたいと思います。そして、来庁者の気持ちを十分そんたくできるように、ハード面、ソフト面の改善を行ってください。  あと、きょうの質疑の中で1つ思うことがありましたので、最後に申し上げます。  プロポーザルの公募が1業者しかなかったということです。通常は、公共工事の受注は企業実績として残っていくので多くの応札があってもいいはずだと私は思っております。何か豊明市の仕事を受けるといろいろ大変らしいよという話が、ひょっとしてですよ、広まって、応札業者が減少して、今後、業者が受注後の不安材料を鑑みて、いわゆる後で何かあるといけないからと、いわゆる保険をかけて高い応札額になる。そうすると、つまり高い、100%に近い入札率になって、ともすると不調に終わることがふえてくるのではないか。これは今、私はきょうのやりとりの中での感想ですので、単純に私はちょっと心配になりました。  以上で質問を終わります。 267: ◯議長(月岡修一議員) これにて5番 近藤ひろひで議員の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は終了いたしました。  次回は12月8日午前10時より本会議を再開し、議案質疑、委員会付託を行います。  本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。                午後1時56分散会                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 発言が指定されていません。 当サイトに掲載している著作物(文書、写真、画像、イラスト)は豊明市議会が著作権を保有します。著作権者の許諾なしに無断複製・無断転載を行うことを禁じます。 Copyright © Toyoake City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...