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  1. 豊明市議会 2017-09-01
    平成29年9月定例月議会(第5号) 本文


    取得元: 豊明市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    トップページ 検索結果 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成29年9月定例月議会(第5号) 本文 2017-09-04 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 197 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長月岡修一議員選択 2 : ◯15番(杉浦光男議員選択 3 : ◯議長月岡修一議員選択 4 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 5 : ◯議長月岡修一議員選択 6 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 7 : ◯議長月岡修一議員選択 8 : ◯15番(杉浦光男議員選択 9 : ◯議長月岡修一議員選択 10 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 11 : ◯議長月岡修一議員選択 12 : ◯15番(杉浦光男議員選択 13 : ◯議長月岡修一議員選択 14 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 15 : ◯議長月岡修一議員選択 16 : ◯15番(杉浦光男議員選択 17 : ◯議長月岡修一議員選択 18 : ◯教育部長加藤賢司君) 選択 19 : ◯議長月岡修一議員選択 20 : ◯15番(杉浦光男議員選択 21 : ◯15番(杉浦光男議員選択 22 : ◯議長月岡修一議員選択 23 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 24 : ◯議長月岡修一議員選択 25 : ◯15番(杉浦光男議員選択 26 : ◯議長月岡修一議員選択 27 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 28 : ◯議長月岡修一議員選択 29 : ◯15番(杉浦光男議員選択 30 : ◯議長月岡修一議員選択 31 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 32 : ◯議長月岡修一議員選択 33 : ◯15番(杉浦光男議員選択 34 : ◯議長月岡修一議員選択 35 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 36 : ◯議長月岡修一議員選択 37 : ◯15番(杉浦光男議員選択 38 : ◯議長月岡修一議員選択 39 : ◯議長月岡修一議員選択 40 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 41 : ◯議長月岡修一議員選択 42 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 43 : ◯議長月岡修一議員選択 44 : ◯行政経営部長(石川順一君) 選択 45 : ◯議長月岡修一議員選択 46 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 47 : ◯議長月岡修一議員選択 48 : ◯教育部長加藤賢司君) 選択 49 : ◯議長月岡修一議員選択 50 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 51 : ◯議長月岡修一議員選択 52 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 53 : ◯議長月岡修一議員選択 54 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 55 : ◯議長月岡修一議員選択 56 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 57 : ◯議長月岡修一議員選択 58 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 59 : ◯議長月岡修一議員選択 60 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 61 : ◯議長月岡修一議員選択 62 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 63 : ◯議長月岡修一議員選択 64 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 65 : ◯議長月岡修一議員選択 66 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 67 : ◯議長月岡修一議員選択 68 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 69 : ◯議長月岡修一議員選択 70 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 71 : ◯議長月岡修一議員選択 72 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 73 : ◯議長月岡修一議員選択 74 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 75 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 76 : ◯議長月岡修一議員選択 77 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 78 : ◯議長月岡修一議員選択 79 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 80 : ◯議長月岡修一議員選択 81 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 82 : ◯議長月岡修一議員選択 83 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 84 : ◯議長月岡修一議員選択 85 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 86 : ◯議長月岡修一議員選択 87 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 88 : ◯議長月岡修一議員選択 89 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 90 : ◯議長月岡修一議員選択 91 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 92 : ◯議長月岡修一議員選択 93 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 94 : ◯議長月岡修一議員選択 95 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 96 : ◯議長月岡修一議員選択 97 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 98 : ◯議長月岡修一議員選択 99 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 100 : ◯議長月岡修一議員選択 101 : ◯行政経営部長(石川順一君) 選択 102 : ◯議長月岡修一議員選択 103 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 104 : ◯議長月岡修一議員選択 105 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 106 : ◯議長月岡修一議員選択 107 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 108 : ◯議長月岡修一議員選択 109 : ◯教育部長加藤賢司君) 選択 110 : ◯議長月岡修一議員選択 111 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 112 : ◯議長月岡修一議員選択 113 : ◯教育部長加藤賢司君) 選択 114 : ◯議長月岡修一議員選択 115 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 116 : ◯議長月岡修一議員選択 117 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 118 : ◯議長月岡修一議員選択 119 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 120 : ◯議長月岡修一議員選択 121 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 122 : ◯議長月岡修一議員選択 123 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 124 : ◯議長月岡修一議員選択 125 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 126 : ◯議長月岡修一議員選択 127 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 128 : ◯議長月岡修一議員選択 129 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 130 : ◯議長月岡修一議員選択 131 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 132 : ◯議長月岡修一議員選択 133 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 134 : ◯議長月岡修一議員選択 135 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 136 : ◯議長月岡修一議員選択 137 : ◯市民生活部長吉井徹也君) 選択 138 : ◯議長月岡修一議員選択 139 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 140 : ◯議長月岡修一議員選択 141 : ◯議長月岡修一議員選択 142 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 143 : ◯議長月岡修一議員選択 144 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 145 : ◯議長月岡修一議員選択 146 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 147 : ◯議長月岡修一議員選択 148 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 149 : ◯議長月岡修一議員選択 150 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 151 : ◯議長月岡修一議員選択 152 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 153 : ◯議長月岡修一議員選択 154 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 155 : ◯議長月岡修一議員選択 156 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 157 : ◯議長月岡修一議員選択 158 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 159 : ◯議長月岡修一議員選択 160 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 161 : ◯議長月岡修一議員選択 162 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 163 : ◯議長月岡修一議員選択 164 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 165 : ◯議長月岡修一議員選択 166 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 167 : ◯議長月岡修一議員選択 168 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 169 : ◯議長月岡修一議員選択 170 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 171 : ◯議長月岡修一議員選択 172 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 173 : ◯議長月岡修一議員選択 174 : ◯健康福祉部長(藤井和久君) 選択 175 : ◯議長月岡修一議員選択 176 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 177 : ◯議長月岡修一議員選択 178 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 179 : ◯議長月岡修一議員選択 180 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 181 : ◯議長月岡修一議員選択 182 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 183 : ◯議長月岡修一議員選択 184 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 185 : ◯議長月岡修一議員選択 186 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 187 : ◯議長月岡修一議員選択 188 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 189 : ◯議長月岡修一議員選択 190 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 191 : ◯議長月岡修一議員選択 192 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 193 : ◯議長月岡修一議員選択 194 : ◯経済建設部長相羽喜次君) 選択 195 : ◯議長月岡修一議員選択 196 : ◯18番(近藤郁子議員) 選択 197 : ◯議長月岡修一議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時開議 ◯議長月岡修一議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員20名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付をいたしました議事日程表に従い会議を進めます。  日程1、一般質問に入ります。  最初に、15番 杉浦光男議員、登壇にて質問願います。 2: ◯15番(杉浦光男議員) 議長から御指名をいただきましたので、壇上から質問をさせていただきます。  豊明市の将来を見据えた行政運営、すなわち持続可能なまちをつくる。そのようなまちづくりを考えます。市長さんがよく述べられている人口の増加と産業の活性化は攻めの政策であろうと私は考えます。持続可能な豊明づくりは、まず、財政的基盤の確立です。豊かな自然や田園風景はそれぞれ大切なことですが、金を得る方策を考えることがまず第一ではありませんか。  そこで、私は一般質問の多くで産業立地の推進について伺ってきました。産業の活性化は、財政的基盤の確立につながります。今回も産業系土地利用に向けた市の方針として、瀬戸大府東海線、県道57号線の南側において名古屋岡崎線の整備に向けた準備が進められているとのことです。名古屋岡崎線は、事業主体が県で、県の問題ですが、豊明市の行政と非常に密着した問題でありますので、現在の状況を伺います。あわせて柿ノ木周辺地区の土地利用の位置づけについてもお伺いをいたします。  次、決算を前にして収入未済をどう減らすかは歳入における大きな行政課題であると言えるでしょう。未済の問題については、過去に宮本議員を初め、他の議員も伺っていますが、滞納処分の流れ、強制徴収権と私債権といったところに焦点を当てて伺います。また、平成28年12月に制定された債権管理条例のその後の進捗についても伺います。あわせて、通告書にはその言葉は出てきませんが平成23年4月に設立された愛知県地方税整理機構についても、収入未済額の減額を図るという目的の共通性がありますので、一、二質問をさせていただきます。  壇上からの質問は以上です。 3: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 4: ◯経済建設部長相羽喜次君) それでは、議員からいただきました産業系土地利用に向けた市の方針についてで2項目をいただきました。  まず1点目でございます。名古屋岡崎線の整備に向けた準備状況はという件でございます。  都市計画道路名古屋岡崎線は、議員も言われる愛知県が整備しております都市計画道路でございます。現在、瀬戸大府東海線、県道57号の交差点、明和交差点付近から南側の一部区間が暫定供用されております。さらに、その南側の境川を渡る橋梁を含めた刈谷市側への約1.2キロが現在未整備の区間となっております。これは御存じのとおりだと思います。事業主体の愛知県に現在聞いておりまして、昨年度から予備設計や用地測量を現在実施しているとのことでございます。  また、刈谷市側では刈谷のハイウェイオアシスにスマートインターチェンジを整備すべく準備が進められ、去る8月4日に、国土交通大臣により伊勢湾岸自動車道と刈谷市道との連結が許可をされております。  以上の取り組みの状況を踏まえると、瀬戸大府東海線より南側の区間においても、近い将来、当該道路が整備されることが期待されております。市といたしましても、関係機関に対しまして早期に実現できるように働きかけてまいりたいと思っております。  2点目の柿ノ木周辺の土地利用の位置づけについてという件でございます。  先ほど説明しました名古屋岡崎線が整備されることにより、交通量がこれまで以上にふえ、自動車と人の流れが大きく変化するということが予想されております。それに伴いまして、現在、産業系の土地利用を検討している柿ノ木周辺地区においては、開発需要が高まるであろうというふうに見込んでおります。
     ただし、この当該道路の沿道につきましては、現在、市街化調整区域でございまして、土地利用を図るためには都市計画法及び県の開発許可基準の要件を満たす個別の開発許可によるものでなければなりません。そのため、沿道の土地利用の需要に応じて、用途や規模、開発時期の異なる個別の開発許可による建物が点在、混在をする可能性があり、無秩序な土地利用が進んでしまうことへの懸念をしております。  そのために市といたしましては、当該道路の整備、開通に先立ち、明確な方針のもと、計画的な市街地整備を検討、推進をして、都市づくりの方針と合致した土地利用を進めるべきであると考えております。  以上でございます。 5: ◯議長月岡修一議員) 吉井市民生活部長。 6: ◯市民生活部長吉井徹也君) それでは、大きな問題点、2つ目の収入未済等の市政の課題についてお答え申し上げます。  1の固定資産税、市民税、国民健康保険税等における滞納処分の流れについてということで御説明申し上げます。  税金を滞納される方々はさまざまな事情を抱えておられます。滞納処分につきましても、生活を考慮し、ある程度柔軟に対応せざるを得ないところもございますが、一般的な滞納処分の流れについてお答えを申し上げます。  固定資産税、市民税等、税目ごとに納期限がございますが、納期限を過ぎても未納である場合には、まず、地方税法に基づき督促状を発送いたします。発送後、納付が困難な多くの方々が納税相談のために税務課に電話をかけていただいたり来庁されたりします。この納税相談によって分割納付などの履行をお約束させていただきます。  分割納付を約束する時点で、履行なき場合には、財産調査後、差し押さえ及び換価、配当を実施する旨などの約束を行います。督促状を発送しても納付相談がない場合、催告状を発送します。催告状を発送する時点で、当該年度の未納分は全て催告されます。おおむね、この時点までには納税相談のために電話や来庁される方が多いわけでございますが、それでもなお納付相談がない場合、特別催告書を発送いたします。この特別催告書を発送する時点で最初の納期限から約1年が経過しており、この間の自主納付等をお待ちしているわけでございます。  なお、納付相談がない場合、財産の滞納処分の着手、つまり差し押さえの準備のため、預金、生命保険、土地家屋等の固定資産、給与等の財産調査を開始いたします。財産調査後、電話にて催告をする場合もありますが、預金等については即、差し押さえを実施することもあります。預金等の財産がない場合、土地家屋があれば差し押さえをする場合もございます。  愛知県のマニュアルを参考にしまして滞納処分の事務を行っていますが、法令上、督促状を発送後、督促状の納期限までに納付がない場合は差し押さえをするように定められていることのほか、当該マニュアル及び内規においても、差し押さえを実施しなければならない基準や時期について、具体的かつ明確に定めたものはございません。ただし、納付約束しながら何度催告しても納付を履行されない方、連絡や相談を行わない方、生活状況を明らかにする文書等の提示を求めても指示に従っていただけない方等、悪質な場合、また、預金のある場合については、積極的に差し押さえをさせていただいております。  滞納している方の自主納付を促すことも考慮しながら、多くの場合、以上の手続をもって滞納処分を実施しております。  なお、預金、生命保険、土地家屋等の財産がなく、生活が困窮していると判断される場合、また、納税義務者が行方不明の場合には、強制徴収の行為を停止する滞納処分の執行停止を行い、かつ、一般的には再度財産調査及び生活状況等の判断も行い、3年後、不納欠損といたします。不納欠損の行使は法令で定めたものでございますが、十分な財産調査、収入状況調査、再調査等を行った上で判断をしております。  先ほど、後段で議員お尋ねの愛知県滞納整理機構についてお答えをいたします。  滞納整理機構については、今年度から再加入をいたし、近隣5市町が加入しています。豊明市の税金を既に以前から滞納されている方々のうち、1年間におおむね100件、滞納額50万以上の市税を滞納されている方について選定をした後、これを移管し納税交渉、徴収及び滞納処分に係る方針の提示を行っております。これらについては、愛知県のマニュアルに基づき、原則、愛知県の方向によって実施しております。  続く2問目の債権管理条例のその後ということでございます。  債権管理条例につきましては、既に施行されておりますが、市税等の強制徴収債権以外の私債権等、学校給食であったり火葬場のお金であったりということでございますが、これについては、実際に強制執行、徴収停止、放棄等に係る執行を実施した事例はございません。また、税以外の強制徴収債権、介護保険料等がございますが、それについても強制執行を実施した事例はございません。  現在、庁内におきまして、債権管理体制検討PTを立ち上げ、今後の豊明市における債権管理についてどのような体制にすべきか、また、強制徴収債権及び私債権等の強制執行、徴収停止、放棄等について、どのような方法及び手続によって執行していくことがより適正で効率的であるかということについて検討しております。  以上です。 7: ◯議長月岡修一議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手を願います。  杉浦光男議員。 8: ◯15番(杉浦光男議員) それでは、壇上での質問の流れに従って再質問ということでお聞きしていきます。  まず、柿ノ木周辺の土地開発推進の問題ですが、平成27年に推進計画を行政のほうで立てたと、それで、私が1年に数回質問していますので、そのことについて自分自身でまとめて次の質問につなげようと思ったんですが、推進計画を立てて、位置だとか想定開発の規模とか災害に対する危険性等について検討し、その結果として柿ノ木周辺及び豊山周辺地区が日の目を見てくると。そして、28年度11月には地権者を対象に説明会を開き、12月には土地利用に関するアンケート調査を行ったと。そこで前向きな回答が8割を超えていたということを私は質問の中から得ております。そして、29年度、本年度ですが、当初予算に調査費を計上すると、こういう経緯があったというふうに思います。  そこで、再質問の1つですが、8月23日の全協、ことしの8月23日の全協で柿ノ木地区の対象地域を拡大するというお話を聞きました。今までの流れの中で柿ノ木周辺地区はこれだけだよというような一定の開発規模というか、そういうものも考えながらずっと進んできたと思うんですが、8月23日の段階で対象地域が拡大されたよということを聞いて、なぜかなというふうに思った議員は数多くおみえになったんじゃないかなと思います。その辺のことについて説明をしていただきたいというふうに思います。 9: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 10: ◯経済建設部長相羽喜次君) まず、柿ノ木周辺につきましては、当初、その時点にも御説明させていただいたように、名古屋岡崎線の暫定供用区間の両側に隣接する農地、いわゆる道路1本分でございます。1列分を検討区域とさせていただいておりました。今年度、議員も言われるように整備概要を検討する中で、産業用地として敷地がより奥行きが深いほうが立地企業についても有効な土地利用が図れるということが明らかになってまいりました。そのため、当初の検討区域に隣接をいたしました2列目、いわゆる2本目の道までの間でございますが、そこの区域につきましても検討区域に含めるものといたしまして、7月22日にその地域の地権者の方に御説明をさせていただきました。現在、説明会後に地権者に対するアンケートを実施しておりまして、現在、取りまとめておる段階でございます。  今後、地権者の意向だとか概略設計の状況を考慮いたしまして、検討区域のうち実際にその中から整備を進める区域、どのくらいがいいであろうかということも踏まえた上で整備区域を絞り込んでまいりたいというふうに考えております。その上で、おおむね11月ごろにこの検討区域全体の地権者に対しまして説明会を開催いたしまして、調査の結果を皆様方に御報告をするとともに、地権者の皆さんに土地利用に対するお考えの確認を再度させていただきたいというふうに考えております。そのような進め方で今、考えております。  以上でございます。 11: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 12: ◯15番(杉浦光男議員) それでは、再質問ということで、今、拡大したということは、行政の考えは、説明は受けました。なるほどなということは思いました。  次は治水対策、水の問題ですけれども、この定例会で三浦議員も水の問題について質問されて、私もなるほどなと、私も意見が一致ということはいけませんが、質問の内容としては同じことを考えているんだなということがわかりました。  柿ノ木周辺のあたりは必ずしも高いということは言えませんね、地形的に。豊山が上流だとすれば、柿ノ木周辺というのは下流ですよね。上流と下流の関係があって、やっぱり上流から流れてきた水及び集中豪雨か何かだったら非常に水が、雨水が非常に全体的にたまるかなという。だから、治水対策というのはやっぱり住宅系の土地にしろ産業系の土地にしろ、開発するときには最重要課題かなと、最近は、特にこの気象状況というか、そういうものを考えますと、そんなことも思います。  そうすると、本当にあそこの治水対策を万全にしようと思ったら、二重、三重の治水対策をせないかんかなって、こっちに境川が流れていて、若王子のほうから流れてくる川があって、非常に土地としては、僕、すばらしいところだと思いますけれども、それを27年度の産業立地の推進計画を立てたときの着眼は僕は合っていると思うんだけれども、本当に残されたのは治水対策というふうに思いますが、そこの辺で、それを僕が質問しますので、答弁というか、お答えをいただければありがたいです。 13: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 14: ◯経済建設部長相羽喜次君) この件につきましては、議員も言われるように金曜日の三浦議員の質問にもございました。豊明市内の、いわゆる面的な整備、これは住宅系であろうが産業系であろうが、全ての面的整備をしようとする場合に、豊明市の場合は市域のほとんど、大部分が特定河川浸水被害対策法に基づく特定都市河川流域、いわゆる境川の特定河川流域に入ります。通常の対策に加えまして、かなり厳し目な治水対策を施すことが義務づけられております。  議員が言われますように、豊山地区、かなり上流にございます。柿ノ木につきまして、水系はそれぞれ、若王子川であったりだとか井堰川であったりだとか、その流末は最終的に境川になります。境川の流域ということで、当然、開発区域に降り込んだ雨を一時的にため込む、いわゆる貯水池、調整池でございます。そういうものを施さなくちゃいけないということになります。もちろん柿ノ木地区につきましても、産業系の開発であろうが、先ほども言ったように十分な治水対策は必要であるということでございます。  また、特に、産業系の事業の土地利用に関しましては、事業の採算性を考慮するに当たっては、調整池の規模が工事費だとか分譲できる敷地面積に当然関係をしてまいります。そのために、早い段階で可能な限り、いわゆる水利、治水対策ですか、それについては、詳細な検討を行っていく必要があるというふうに考えております。  以上でございます。 15: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 16: ◯15番(杉浦光男議員) ありがとうございました。  今どうのこうのという問題ではありませんけど、治水対策を含めて本当に行政のやるべきこと、着眼、あるいは地権者たちに説明する、地権者を導いていくときに非常に重要な課題ですのでよろしくお願いしたいというふうに思います。  そして、すばらしい地域だと思うんですが、どうしてもイメージに浮かぶのは、23号線、こちら57号線にかかるインターチェンジのところの虫食い的な開発、面的な意図的な整備じゃなくて点の開発みたいになってしまって、非常に残念だなというふうに思います。そうすると、対象区域が広くても、23号線のところというよりは57号線沿いのところは、道路に面したところは点の整備で、非常にスムーズに個々の問題としてできてしまいますが、1歩後ろへ入ったときは、道路の問題だとかいろんなことですごい差ができてしまう。あるいは、そこにいる事業者の利益の問題とか、事業者の方向性の問題ですごい差ができてしまうなということを思います。  柿ノ木周辺についても、本当に一体として点の整備にならないように、これは過去の苦い歴史に学んでいただいて、心していきたいなというふうに思います。これは、私見が大分入っていますけど、私の私見だけではなくて、行政の当然考える非常に重要な側面だというふうに思います。  次に行きます。  次は、未済の滞納処分の流れ等についてお聞きをしていきます。  私は、平成28年12月22日に公布されたというか、公布でいいのかな、施行かな、ここに条例第52号というふうに書いてありますけれども、豊明市債権管理条例、これを熟読していろいろ質問を構築してきましたら、部長さんのほうから、この条例そのものについては非常に1つのかがみ、1つの方向性を示すものとして庁内に存在するんだけれども、この条例を使って具体的な事例があって適用していったとか、そういうことまでは、まだ間がないということでありますので、行っていないわけですね。  さっき、部長さんの答弁の中から、僕、そんな全体、そんなイメージをつかまえたわけですが、そうしますと、質問の角度をちょっと変えていきますけれども、この中に重要な語句として、語句というのは単なる言葉だけじゃなくて中身、後ろに、それに示す膨大な中身があるわけですが、強制執行債権と私債権という言葉が、それによって埋め尽くされております、強制徴収債権、私債権。  強制徴収債権というのは、部長さんの回答の中にもありましたけれども、税金問題だとか、それから介護だとか後期高齢者の保険料だとか保育料、行政が強権をもって執行できる、強権をもって取り立てることができる債権ですよね。それがいいか悪いかとか、中身についてはいろいろ検討せないかんですが、強制徴収債権というのはそういうものですよね。  それから、私債権というのは、これは単なる請求権でありますので、裁判所で確定判決をもらうか、あるいは公正証書で、この債権については払わなかったときには債務不履行になったら強制してもいいですよというような債務名義で書いてあれば別ですが、そうでない限りは単なる債権、請求権ですので。その請求権の最たるものが、前から問題になっている給食費等、一番わかりやすいですね、給食費。この中にも私債権というふうにうたってあります。強制力がないんですよ、強制力。債務名義をもらって、出してやっておれば別、裁判所で確定判決をもらえば、給食代を払わんからって裁判を起こす行政もないだろうし、払わんほうは食い逃げかなというような側面もあるから、そんな悪い人はおりませんが、理屈の上ではそういうことにもなりますね。だから、強制徴収債権と私債権、この2つでこの条例は流れております。  そこで、何回でもお聞きしておるんですが、前のほかの議員等も聞いておるんですが、もう一度聞きます。給食費や何かは払わない方がみえる。どうしても払えんというならしようがないですが、これは誇張した話かもしれませんが、僕が教員をやっておるとき、給食費を払っていない御父兄がぱーっと外車に乗って学校の駐車場に乗りつけたようなというような話も、半分つくり話の面があるかもしれませんが、いずれにしてもそういう話が出るということは、払えるのに払っていない人がおるのかなということを示しておるわけですね。何でなんですか。誰にお聞きしていいかわかりませんけれども。給食費、なかなか払っていただけない。取ることができないというような、誰か答えていただけますか。 17: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 18: ◯教育部長加藤賢司君) 給食費の滞納につきましては、かねてから大きな問題になっておりまして、学校と、あと教育委員会、税の納付についてはお願いをしておるんですけれども、やはり一定の方というのか、ある人数の方は納めていただけないということがありまして、28年度末ですと164件ぐらいありました。  先ほどの議員のお話のとおり、納める能力があって納めないのか、それとも本当に納められないのかという大きな問題があるんですけれども、いろいろとお話を伺っている中で、収入の少ない方は就学援助だとか、そういう制度で給食費をお支払いする制度がありますので、そちらのほうを使っていただければ、基本的には収入の少ない方というのは給食費は納めなくてもいいことになる、そういうこともありますので、納めていただけない方は保護者としての意識というんですか、責任感がない、そういう方もやはりおいでになるのかなと、そういうふうには思います。  以上です。 19: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 20: ◯15番(杉浦光男議員) 私、前々から給食費が問題になっている、6月議会だったかな、宮本議員もねちこくお聞きしておったんじゃないかな。ねちこくということはちょっと失礼かもしれませんが、一生懸命言っていました。                (発言する者あり) 21: ◯15番(杉浦光男議員) 一生懸命お聞きしておったというふうに覚えておりますけれども。これ、僕、単なる給食費って出しているんだけど、これは非常にいい問題であって、本当に給食費が払えないという方がおるとしたら、それは、子どもが家で本当に食べるものも十分に食べられていないかもしれない。そうすれば、当然払えないじゃないですか。そこを何が何でも取り立てて、これは難しい面が出てきますよね。先ほど、払えるのに払わんというのは、これは論外ですが、だから、給食費を払わないという方がたくさんみえるとしたら、本当に個々の問題をよく点検してみて、実際はどうなのかということは理解できるんじゃないかなと。  行政の未済の徴収についての扱い方というか、この取り組みが1つのメルクマールというか、基準みたいになるんじゃないかなというふうにすら思いますね、給食代。払える人から絶対にいただく。これは未済を減らす問題でしょう。部長さんに答えていただいたんですが、今後とも本当に努力していただきたいというふうに思います。  一般論として、先ほど担当部長さんからも言われましたが、未済の回収のために庁内が一体となるというか、組織化するというようなことについて、再度、それを詳しくというか、力強くもう少し説明していただけませんかね。 22: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 23: ◯市民生活部長吉井徹也君) 2月1日から豊明市の債権管理条例が施行されました。そのときにそういった庁舎内の体制であったりとか、そういったところも強化していくというようなことで、施行直後に庁内のPT、プロジェクトチームを立ち上げて、どういうふうにやっていこうかということで、今ずっとやっております。  その中で、まず、やっていることが、県外の先進事例を聞きに行きました。それは、先ほどの私債権にも係ることなんですが、学校給食であったり、さまざまなものが滞ってみえる方について、どういうふうにお支払いいただいたりとか、税が一番もとなんですが、それに対して、相談事業とは言いませんが、ある程度、そういう専門的な知識を持った方がおみえになって、いろいろ調べて、ただ、そこで1つ問題になるのが、その情報を共有していいかどうかというのが、まだ少し、ここがネックになっております。つまり、その方の御家庭の状況や所得その他を、全部の課が共有していいかどうかというのは、非常にまだ法令上、グレーなところがあるんですが、そういったところもいろいろ見てまいりました。本にしてというか、資料としても相当分厚い、その課の資料も入手をしております。  あと、1点が、県内で、大きな都市なんですが、そちらのほうにも滞納に関するお支払いいただくための、どういったことをやっているかというところも担当が行きまして、これはマニュアルみたいなものが上下2巻にわたる非常に精緻なものがございます。そういったものを、今ずっと分析をして、本市に取り入れられるものがあればぜひ取り入れてということで、体制強化であったりとか、そういったところを、組織を立ち上げるためにはどういったようなことで、一番基礎になるところの勉強をずっとやってということを今進めております。  以上です。 24: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 25: ◯15番(杉浦光男議員) 以前の、何回も名前が出てちょっとあれですが、宮本議員が質問したときには、行政サイドの御回答が、組織化も必要じゃないかとか、僕、チェックしてメモってきたんですが、プロジェクトチームをつくってやったほうがいいかなとか、それから、回収、督促に法令の解釈も含めて専門性が要るので、そこら辺の勉強もして、専門性ということの位置づけもきちっとやらないかんなとか、それから納税意識、学校教育にまで及んでいますよ、学校教育まで。納税意識、子どもにきちっと納税意識を植えつけましょう。というような御回答がありました。  今、部長さんの説明は、これよりも1歩進んだかなというふうに思いますが、先ほども言いましたように、豊明市債権管理条例、まだまだこれが具体的に稼働していくというのは、これはもちろん機能しておるんですよ。ある以上は、条例として公布された以上は機能しておるんですが、具体的にこれが実践されていくというのは、まだ、ちょっと先かなと思いますので、本当にこれが実りあるものにしていただきたいというふうに思います。  そして、次の質問に行きますが、ちょっと細かいことですが、差し押さえの実際ということで聞きますと、今度、差し押さえですよ。具体的に差し押さえる。未納があったもんで、差し押さえるという場合に、さっきの私債権じゃなくて強制徴収債権のほうがわかりやすいですね、行政サイドで強制できるわけですので。その場合に、差し押さえの実際としては、基準がないというようなことを先ほど御答弁いただいたんですが、基準がないというのは、恣意的に基準がないという問題じゃなくて、ある程度、基準がないんだけど客観性はあるわけでしょう。基準がないという、客観的な基準なしか、基準がないという客観性か知りませんが、その辺どうですかね。どの辺になったら差し押さえるかと。何か、わかりやすい事例か何かがあったら説明していただきたい、基準。 26: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 27: ◯市民生活部長吉井徹也君) 先ほど答弁の中でも基準のことを言わせていただき、正式な基準はないというような形でございますが、これをやっていく上では愛知県のマニュアルに基づいて進めてまいりますが、要は、言葉はちょっと、悪質な場合というところが1つの大きな判断基準になるということで、その中に預貯金があったりとか財産等が財産調査に基づいてある場合は、まず、そちらのほうでやらせていただくということで、明らかに法令上、これを、これだけお金を滞納しているから明確にそれを差し押さえるということはございませんが、先ほどの答えと重なるかもしれませんが、いろいろ納付約束等をしながらも何度も催促、督促をしても納付を履行されない方であったり、こちら側に御連絡がなったり、そういったところで、また、今の生活はどういう状況ですかというようなお問い合わせに対しても文書提示等もない場合は、それも悪質というところを見まして、預金のある場合については積極的な差し押さえを行うということでございます。  以上です。 28: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 29: ◯15番(杉浦光男議員) 僕、具体的に、基準がないんだけどどのぐらいの基準かなということを考えた場合に、金銭に対する、給料なり年金なりに続く現金に対する差し押さえ、それから不動産に対する差し押さえ。いろいろあるんですが、不動産はなしとして、年金なりアルバイトで少し稼ぐと。それで、収入が10万円の人としますと、収入が10万円、国民年金だと満額いただいても6万何ぼでしょう、満額で6万。それで、アルバイトか何か、なかなか働き口がないかもしれませんが、少し働いて収入があって10万円としますと、その人が40万、50万、負債、市のほうから債権が、市の行政のほうには債権があって、市民としてはお支払いせないかんと、10万円。そうすると、年金なりの得た報酬に対して差し押さえがかかりますかね。具体的な数字を挙げましたが、どうですかね。答えられますか。具体的でも、個々によって違うかもしれませんね。家族構成とか、いろんなことが違うかもしれませんが、答えられますか。わかりやすいので10万円と出しましたが。 30: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 31: ◯市民生活部長吉井徹也君) 10万円というのは少しわからないんですが、年金受給者の方の年金が差し押さえできるかというような形でお答えをさせていただくならば、老齢年金についての差し押さえというのは法的に認められておりまして、例を申し上げますと、平成28年度にはお二方、市県民税の関係、それから、国保税の滞納についてもお三方、実施をしておりますが、ただし、今、議員が言われるとおり、生活ができなくなるような差し押さえというのは原則的に禁止されておりますので、それにつきましては、禁止額の基準というのを一応持っております。そういったところで差し押さえ金額を決定しますが、年金についての差し押さえというのは可能でございます。  以上です。 32: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員。 33: ◯15番(杉浦光男議員) 具体的に数字が出て各論の各論になってしまいましたが、私は、生活保護基準、生活保護の方が1人で生活保護を受けたとしたら幾ら受給されるかわかりませんが、10万円ぐらいかな。10万円ぐらいとしたら、やっぱりその辺の1つの基準。生活保護の基準よりも収入がないのに差し押さえるなんてことはいかんでしょう。生活保護というのは、国民として市民として最低限度の生活を、最低の最低か、最低限度の生活を営むという一つの基準ですので、その辺は一つの数字的な基準にはなると思いますが、十分研究して、あるいは、今までの事例というか実践に基づいて頑張っていただきたいというように、未済が少なくなるように頑張っていただきたいと思うわけですが。  そこで、私は一貫してくどくど言っているのは、取れない人、取るというか、回収できない人、市民の、あるいは国民のほうからいうと払えない人、そういう人からはやっぱりそれなりの手当なり生活の指針みたいなものを示していくということが重要であって、回収することが全てではありませんので、行政は市民が心豊かに生きることを目標にしてもらわないけませんので、そのことによって自殺してしまったとか、非常にその後の人生が180度暗くなってしまったというんじゃいけませんので、そこの辺は、僕、議員としても着目していくというか、注目していきたいなと。その辺、どの辺で本当に差し押さえをするのかというふうに思います。  それじゃ、次の質問に行きますと、愛知県地方税滞納整理機構、これは、目的は一緒ですので、未済の分を払っていただくという目的は一緒ですので、それから、きょうの回答で100件ぐらい出しているよと、100件ぐらい。どういうものが対象になるかなという、次からの質問がいろいろ湧いてくるわけですが、ほかの質問に行きますと、100件をやって回収率は約60%ぐらいですね、愛知県の場合、大体60%。豊明もそのような感じで御答弁いただいたというふうに思いますが、そうすると、100件をやって60%、金額の多寡はありますが、100件をして60%、あと、40件ぐらいが戻ってくるわけじゃないですか。戻ってきたら、どう処理するんですか、戻ってきた場合は。お願いします。 34: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 35: ◯市民生活部長吉井徹也君) 今、議員御指摘のとおり、愛知県の地方税の滞納整理機構の平均的な収納率は5割8分というところで、それが終わった後、また、本市のほうへ戻ってくるわけでございますが、戻ってきても、それはそれでしっかり、私どものやり方でまた納めていただくような働きはするわけでございますが、既に、戻ってきた折には財産がないというか、不動産の財産がないことが多く、市に債権回収が戻ってきたときには、主に差し押さえというような形をするときには、個別の基準というのがございますので、先ほども議員が言われたとおり、同じように、さっき、もう少し、じゃ、細かく個別のことをというような形でございましたが、生活保護基準を参照にしまして、生活の金額についての確保を配慮しながら、収入状況を見ながら分割納付を進めてまいりたいなというふうに思いますが、そういったときに、戻ってきたときも同様に、また、私どもの力で何とか回収に努めてまいりたいということでございます。  以上です。 36: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  杉浦光男議員
    37: ◯15番(杉浦光男議員) 愛知県地方税滞納整理機構について、私がインターネットで出したというか、これを見ますと、平成23年度から平成28年度までの徴収実績については以下のとおり、やっぱり60%というのを聞きましたが、そこで、29年3月で一応終わりということだったんですね。ですけれども、市町の要望が強くて、また3年間延長していますと、この機構そのものの存在を。だで、それなりに自治体からの需要は強かったのかなという。自分のところで回収するよりもここで回収していただいたほうがいいなということだったのかもしれません。3年間延長ですので31年までまだあるわけですね。32年の3月まであるわけですね。  だから、整理機構と一緒に進んでいくという面はあると思いますけれども、何といっても自治体、豊明なら豊明の市民、豊明の行政が市民に対して責任を負っているわけだし、また、愛情もかけるわけですので、私よりも単純に重い。整理機構というのは事務的にやるかな。だけど、豊明市がやったら、そこには愛情がそこに入るから、心が入るかなという、回収についても、そんな気がしますので、特に、整理機構に頼ることなく、自分のところで回収できることは回収すると。そして、回収できない人、本当に貧しい人というか、そこの辺の見きわめを本当に十二分にやっていただいて、成果が上がるようにお願いします。くどいようですが、払える人からはどんどん、強権でもいいですので回収していただきたい。  それから、私、もう一言だけつけ加えて終わりにしますが、前のときに行政代執行について言いましたが、行政代執行については、行政の方、担当部署も、今までやったことがないですからって逃げる姿勢、僕から感ずるとそういうふうにありますが、行政代執行でやって、執行しやすいものは行政がかわって執行して、その債権については、まさに強制徴収債権になるわけですので、言葉が悪い、失礼な言い方になるかもしれんけど、僕は、そんな難しいことはないと思う。ある意味では簡単なことだなというふうに思いますけどね。だけれども、顔の見える市民が存在するので、ややそういうところは難しいかなと思いますが、不在地主が行政代執行の対象となるような行為をしておって、行政代執行ができないなんてということは、絶対、僕はあり得ないと思うんですよね。それは、前の私の行政代執行についての質問から非常に思えることですので、一事が万事にならないように頑張っていただきたいと思います。  以上で私の質問を終わらせていただきます。 38: ◯議長月岡修一議員) これにて15番 杉浦光男議員の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩といたします。                午前10時50分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                 午前11時再開 39: ◯議長月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  1番 富永秀一議員、登壇にて質問願います。 40: ◯1番(富永秀一議員) それでは、通告に従いまして、登壇での一般質問を始めます。  おとといからきのうにかけて、大型台風15号が日本列島の東海上を北上していきました。かなり離れてはいましたが、この地方でも瞬間的には最大風速10メートル以上の強風が吹きました。アメリカでは先月末、ハリケーンハービー、そして、その後も続いた豪雨によってテキサス州で広い範囲で洪水が発生し、わかっているだけで死者51人、経済的には8兆円から21兆円に達するのではないかと言われる大きな被害を受けました。  これらの台風、ハリケーンは、タイムラインを考える上でなかなか難しい問題を投げかけているんですが、そのことは再質問の中で触れていくとしまして、まず、さかのぼって先月7日には、史上2番目、3番目ですかね、の長寿命、18日と18時間を記録しました迷走台風5号がこの地方を直撃しました。大型台風の襲来など大災害が予想される際に、数日前から段階的に備えを進められるよう計画しておく風水害用のタイムラインについて、3月議会で台風襲来5日前からの行動を定めた防災タイムラインを作成するとの答弁がありましたが、現在どのような状況でしょうか。この台風5号が襲来した際に試験的な運用はされたのでしょうか。もしされたのであれば、そのときにどんなことができて、どんな課題がわかったのか伺います。  次も防災についてです。  去年の建設消防委員会の視察で伺いました東京都葛飾区では、このような区民であったり、あるいは転入してきた方に行政サービスの情報が一覧できるという便利帳を配布しています。その巻頭に、災害についての日ごろの備えなどが掲載してあるんですが、そうすると、行政サービスについて調べようと思うと、自然にまずはその防災の情報に触れるという形になっているわけです。  その中に、このようなページがあります。大地震が発生したときに、家の中の人が無事ですとか、あるいは助けてということ、このような助けが必要なのか無事なのかが一目でわかるシートというのがありまして、これ、非常時には切り取って玄関ドアであったり郵便受けなどに張って使えるということにしています。無事だと張ってありますと、一件一件安否を確認したり、助けが要らないか回るときに声をかけなくても次に進むことができるわけです。助けが必要だと張ってあれば、目にした人が助けたり、あるいは助けられる人を呼びに行ったりということもできます。人手が限られる非常時に、効率よく本当に助けが必要なところに手を差し伸べることができるよい方法だと思われますが、このような工夫をしてみる考えはありませんでしょうか。  3つ目、刷新された市のウエブサイトについてです。  6月30日にウエブサイト、市のウエブサイトが大幅に刷新されまして、デザインが統一されて情報が整理されました。しかしながら、情報が不十分、不親切に感じる部分があります。例として挙げた、通告の中で挙げております観光・イベントのタブについてなんですけど、それ、何だったかといいますと、わからないな。これを拡大するとこういう観光・イベント、これでもまだわからないな、最大限に大きくしても。観光・イベントというのがあって、そこにマウスのポイントを持ってくると表示される、それをクリックしても何も中身がないですよという内容だったんですけど、それについてはもう直っていました。通告を出した時点で直っていました。  また、カレンダーから探すというのがあるんですが、そこをクリックしてもその時点では何も表示されないですよということがあったんですが、それについても、今見ますと、週末にあったナガバノイシモチソウの自生保護地一般公開であったり、あるいは大狭間のことであったりということが多少登録されるようにはなってきています。それから、先月末の駅活のイベントも載っておりました。  また、検索の方法、これがここの検索窓のところの上に、前は3つ、何か並んでいて、HP番号検索というものがあって、それはどこにも何の説明もなかったので意味がわからないということで通告したわけですけど、現在、その部分も削除されて、普通に検索窓1個だけになっておりますということで、ある程度もう通告した時点でいろいろ対策をしてくださっているなというのはあったんですが、あとは、かなり減ったんですけど、まだリンク切れだと思われるところがありまして、例えば、先日、早川議員の質問の中で、行政改革推進委員会という話が出てきましたので、見ようと思ったんですね。審議会、委員会についてたくさん載っているところがありまして、この中のリンクの1つなんですけど、見えませんかね、これでも見えるか、これをクリックしても実は何も表示されない、そういうリンク切れの状態になっていて、どんな話があったのかなというのもわからないということになっています。これについては、この議事録も公表というふうになっていますので、それも議事録も今見られない状態になっているというところがあります。  こういったところがちょくちょくありますので、そういったものについて着実に改善はされているとは思いますけれども、まだ問題もありますので、ウエブサイトについて今後どのようにしていくお考えなのか伺います。  また、水上メガソーラーのリアルタイムでのデータ表示、これをウエブサイト刷新にあわせて行えるように準備するということだったんですが、これはまだのようです。どのような予定になっていますでしょうか。また、予想と比較して水上メガソーラーの実際の発電状況はどうなっているでしょうか。  4つ目です。性犯罪歴がある人物が臨時講師として採用される可能性はあるかについてです。  知立市で、性犯罪歴がある臨時講師が小学校内で児童にわいせつな行為をしたとして逮捕されました。強制わいせつでの逮捕は5回にも及ぶということで、なぜこのような人物が小学校に勤務できたのかと、保護者を中心に不安の声が上がっています。逮捕回数が多いんですが、別に4回逮捕された人が臨時講師をしていて5回目逮捕されたということではなくて、逮捕されて勾留されるのは原則10日間なんですが、やむを得ない事由があるときは、検察官の請求によって裁判官がさらに10日間以内の延長を認めることができるとなっています。10日間プラス10日間。余罪がある場合、勾留期限が切れるぎりぎりで再逮捕して、さらに10日プラス10日といって、どんどん延ばしていくという手法をよくとられるんですね。これはこれで問題なんですけれども、5月30日に逮捕されて以降、大体20日おきに5回逮捕されたということです。それで5回逮捕されたということになっているわけですが、それだけ余罪がある、つまり被害児童が多かったということは言えると思います。  この人物は、平成25年に埼玉県で教諭をしていたときに、児童ポルノ禁止法違反で逮捕され、停職6カ月の懲戒処分を受けて依願退職していました。その後、改名した上で履歴書に教師をしていた事実を書かずに応募し、平成27年に愛知県で臨時講師として採用されていました。もしこの人物が豊明市の小学校に勤務しようとしていた場合、見抜くことはできていたと考えられますでしょうか。もし見抜けなかったと考えられるのであれば、何か対策はあるのでしょうか、伺います。  5つ目です。前後駅前のレンタル自転車の利用回数増加策の検討状況についてです。  前の議会で、前後駅前の無料レンタル自転車がほとんど利用されていないという問題を取り上げました。非常に利用が少ないのは、利用しにくい仕組みになっているからではないかと指摘しました。当日では受けつけてもらえず、使いたい日の前日までの申込み、しかも平日でないといけないとか、利用できる時間も、借りられるのが午後3時までで4時半までには返さなくてはいけないとか、案内表示がなくてそもそも存在に気づいていない人が多いといった問題がありました。対策を考えるとのことでしたが、検討状況はいかがでしょうか。  6つ目です。LGBT対応の内容はについてです。  既に一色議員の質問の際に答弁済みの内容については省略していただいて結構です。このたび、当市は、LGBTともに生きる宣言を行いまして、今後さまざまな施策を行っていくということでしたが、SOGI、「ソギ」とも「ソジ」とも言いますけれども、この考え方は取り入れますでしょうか。性的指向、セクシャルオリエンテーションと、性自認、ジェンダーアイデンティティーの英語の頭文字をとったもので、LGBTといった場合、自分たちとは違う特殊な人たちというイメージがあるのに対して、SOGIは全員が対象となり、それが多数派か少数派かというだけなので、より自分たちの問題として考えやすいメリットがあります。例えば、私の場合でいうと、SO、性的指向は女性を好きになる、GI、性自認は男性ということになります。誰もがそれが明瞭であるかは別として、分類のどこかには入るということで、当事者としての意識を持ってもらいやすい面があるわけです。  SOGIが少数派な人たちに対する差別やいじめ、不当な扱いをソジハラというそうですが、SOGIの問題は、結局、少数派の人たちのケアをすればいいというものではなくて、多数派が少数派を自然に受け入れられるようにならなければ解決しない問題なので、SOGIの考え方を施策に取り入れていくことは重要だと思われますが、いかがでしょうか。  以上で、壇上での質問を終わります。 41: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 42: ◯市民生活部長吉井徹也君) それでは、市民生活部から、災害関係について1点、それから、LGBT対応についての1件、合わせて3件、お話をさせていただきます。  まず、台風襲来に備え防災のタイムラインの作成状況はというような形、また、そこでの課題等はあったかということでございます。  8月7日の台風5号の襲来時には、防犯・防災の対策室が暫定的に作成したタイムラインに基づき、断片的にではありますが、事前の防災行動をとりました。例えば、すぐメール登録者に対し注意喚起のメールを送信したり、境川近くの高齢者グループホームの施設管理者の方に対しまして台風情報を適宜伝達したりしました。事前防災の行動を時間軸に沿って列記していくことで、防災行動の抜け、漏れ、落ちを防止できることが感じられましたので、今後の台風の襲来時にも活用してまいりたいと思います。  課題といたしましては、列記されている防災行動が多く、誰がやるのかということまでがしっかり定められていないため、これを今後の課題としたいと思っております。  続いて、2点目の御質問の、葛飾区のほうでやってみえる、その一目でわかるシートの配布ということでございます。大きな地震が発生したときに、玄関のドアや郵便受けなどの外から確認しやすい場所に、無事であること、助けが必要であることを示した安否確認シートを玄関等に張ることができれば、支援が必要な場合は支援者がいち早く要支援のもとに駆けつけることができること、効率的な救助ができる方法だと思います。有事の際にシートを玄関等に張る行為を全ての世帯に周知することや、張り忘れなどに伴う活動のロス等が課題として考えられます。  昨年度末より、豊明市の自主防災組織連合会では、各防災理事が各避難行動要支援者名簿を入手し、真に救助を必要とされている方と、情報伝達さえすれば自力で避難できる方の線引きをし、地図に落とし込み、さらにそれぞれの要支援者に対し誰が支援者になるのかという取り組みを行っているところでございます。まずは、本市としましてはこうした避難行動、要支援者への支援を重点的に行ってまいりたいというふうに考えております。  LGBTの対応ということで、議員のほうからSOGIの考えについて御質問いただきました。  今、議員のおっしゃったとおりの解釈ということで間違いなしで、私どもも取り組んでまいりたいと思います。先回、8月22日に協定を結ばさせていただいた協定書の中の第1条の定義の中に、LGBTの表記の関係、解釈を少し述べさせていただいた後に、本市においては、それらを含んだ全ての性的少数者及びその状態とSOGI、セクシャルオリエンテーション、ジェンダーアイデンティティーの概念を含んでLGBTと表するというような形で、含んだ形で定義を示しております。  以上です。 43: ◯議長月岡修一議員) 石川行政経営部長。 44: ◯行政経営部長(石川順一君) それでは、行政経営部から刷新されたウエブサイトの情報が不十分ではについてお答えします。  今回のホームページのリニューアルに当たっては、新たにCMS、コンテンツマネジメントシステムを導入しました。CMSを導入するに当たって、公開するページをくらし、こども・教育などのカテゴリーごとに分類し、より情報を探しやすくすることができました。これまでにはなかったCMSの機能として、イベントカレンダーなどの機能がございます。今後は、より見やすいホームページづくりを行うに当たり、それらの機能を活用していきたいと考えております。  また、イベントカレンダーなど個々の御指摘の点については、1つずつ修正、あるいは充実をさせてまいりたいと思っております。  また、御指摘ございましたリンク切れについても、担当課と確認して、そういうことのないようにしてまいりたいと考えております。  終わります。 45: ◯議長月岡修一議員) 相羽経済建設部長。 46: ◯経済建設部長相羽喜次君) それでは、経済建設部のほうから2点、御質問をいただいた件についてお答えさせいただきます。  まず、水上メガソーラーのデータの表示ということでございます。  水上メガソーラーのデータをウエブ表示する、この件につきましては、新しいホームページ上で簡単に表示ができるものだというふうに私ども思っておりました。しかしながら、かなり難しくて簡単にできていないということでございます。現在、ホームページ制作会社と、費用のかかるものであれば費用も含めて検討しておるという最中でございます。そのため、当面は、今現在職員が月単位で行っているものをより充実した形で掲示させていただくというふうで考えております。  それから、もう一点、発電量の件でございます。  発電状況につきましては、現在、順調に発電をしており、直近でいきますと8月末での累積の発電量は、予想の発電量に比べて15%アップという状況でございます。  それから、もう一点、前後駅前のレンタル自転車の件でございます。  レンタル自転車の貸し出し方法の検討につきましては、現在、予約制の廃止と時間延長を実施する方向で調整をしております。  もう一点、その一部を桶狭間古戦場公園周辺に持っていって貸し出しをというようなこともございました。これにつきましては、現在、桶狭間ガイドボランティアの方と交渉というんですか、お話し合いができまして、先週末、3台を中京競馬場前駅の有料駐輪場のほうへ移動させて貸し出しができるような体制を、今、もう試行ができるような形で考えております。  以上でございます。 47: ◯議長月岡修一議員) 加藤教育部長。 48: ◯教育部長加藤賢司君) 続きまして、教育部のほうからお答えをいたします。  知立市内の小学校の臨時的任用教員が児童への強制わいせつ容疑で逮捕されました。その事案を受けまして、愛知県の教育委員会から、6月6日付で不祥事防止に向けた講師等の適正な任用についてという通知が出されました。その中では、留意事項として次の3点が示されております。  1つ目、履歴書の経歴について把握に努めること、2つ目、運転免許証や保険証などで履歴書や教員免許状の記載内容を十分に確認すること、3つ目、教員免許状の有効期間や更新の状況等について十分確認をすること、このほかにも、尾張教育事務所から注意を要する講師の情報が提供されたり、愛知地区の教育委員会でも、注意を要する講師の情報交換をしております。  以前にも、本市で任用しようとしていた臨時的任用講師の情報を県外の前任校に問い合わせたところ、逮捕歴があることが判明をしまして任用を取りやめた例がありました。現在は、このように県教委からの通知や地区内の情報共有、前任校への問い合わせを行うことで未然に防ぐように努力しているところであります。  以上です。 49: ◯議長月岡修一議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手を願います。  富永秀一議員。 50: ◯1番(富永秀一議員) それでは、順に再質問させていただきます。  防災タイムラインについては、既に試験的に運用を始めていると、台風5号でも運用されたということですね。そこで事前に連絡をしていたということで、それで実際に何か効果として上がった例として何かありますかね。例えば、実際には豊明市で起きたことというと木が2本倒れたということだったわけですけど、実際に役立ったということで何か例はありますか。 51: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 52: ◯市民生活部長吉井徹也君) 先ほどお話をした中に、高齢者のグループホームに注意喚起といいますか、まだはっきり何メートルですよということはないんですけれども、連絡をすることによってその訓練、また、実際にこういうことをやったということで、あちらに対しても注意喚起ができて防災意識が高まりということで、また、御連絡するときにはしっかり逃げてくださいねというようなことでお話ができたというふうで、効果があったというふうに思っております。  以上です。 53: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 54: ◯1番(富永秀一議員) 先ほど課題として上がっていたことが、いろんなたくさんの項目があるんだけれども、それを誰がやるのかというところがちょっとまだ不明瞭だという話がありました。そういったことは、やはり担当部署だけで考えているとなかなか限界もあると思うんですが、そのあたりは、いろんな役割分担は全庁的にやるべきことだろうと思いますが、そういったことは話し合ったり、あるいは誰かがしっかり見ていったりということはできる体制になっていますでしょうか。 55: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 56: ◯市民生活部長吉井徹也君) この間の台風が襲来したときに、本部長、また副本部長のほうから、情報の伝達方法等についてまだ不備なところがあるというような内部の指摘もございまして、それについては、マニュアルをしっかりつくるようにというような形に今指示を受けているところでございます。  また、誰がやるかということに対しても、部長たちだけじゃなく、その下におろすときにしっかりその班に対して命令系統をしっかりさせるということが課題としてあるということと、あと、タイムラインの作成についても、国のほうからも、実は33年度までに水防災の意識社会の再構築に向けた緊急行動計画というのがちょっと示されておりまして、国交省のほうのものを見ましても、33年度までに県の管理河川の対象となる市町村についてはタイムラインを作成するようにということで、議員言われるとおり、早急に取り組むということが既に示されております。  そういったところと、また、私ども境川流域の仲間たちと会議を実は持っておりまして、しっかりこういうのをやっていこうねということも意思統一をしたというところでございます。  以上です。 57: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 58: ◯1番(富永秀一議員) 今、他市であったりほかの機関との連絡をやっていくというお話があったんですが、前にも御紹介した、防災タイムラインで進んでいるところの佐賀県の小城市の場合もそうですけれども、庁内でやっぱり横の連絡をしっかりやるということができているわけですね。今の答弁の中では、具体的にそういう名前が出てこなかったですが、例えば、今後でもいいですが、防災タイムラインの検討であったり検証であったりということで、横串を刺すような組織であったり、せめて会議というものは設けたほうが効果的にまた進めていくことができるのではないかと思うんですが、そのような考えはいかがでしょうか。 59: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 60: ◯市民生活部長吉井徹也君) 先ほど申し上げました、その国交省からの水防災意識の社会の再構築に向けた中で、水害に対する対応、タイムラインの作成ということが明示されております。これにつきましては、当然庁舎内一丸となって横串を刺した体制で行わなきゃいけないなということは思っております。  以上です。 61: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 62: ◯1番(富永秀一議員) その防災タイムラインというのは、絶対にないよりはあったほうがいいわけですが、ただ、注意が必要な点もやっぱりあると思うんですね。万能ではないというところがあると思います。現在、タイムラインは5日前からの行動を定めている、そういう形でつくりますということだったわけですが、そのゼロになるポイント、起点があってそこから逆算していくということだと思いますので、そのゼロのポイント、ゼロアワーというのはどの時点に置いているんでしょうか。台風を想定したタイムラインの場合、多くのケースだと、台風の最接近時というのをゼロにしている場合がありますけれども、当市の場合はどういうポイントをゼロにしているんでしょうか。  また、例えばハザードマップで浸水の可能性が示されている範囲にある高齢者向け施設に対して、避難を呼びかけるのはそのゼロアワーのどのぐらい前という形になっているんでしょうか。 63: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 64: ◯市民生活部長吉井徹也君) 今、私どもで、まだ試案の段階でございますが、そのタイムラインにおきましてのゼロアワーというのは、境川の氾濫発生情報というところで水が出たときをゼロとしておりますが、そのときには住民の方は全てというか、もう避難をしているという前提でのタイムラインをつくっております。  また、後段の質問の中で、いつ高齢者の施設のほうへ連絡するかということは、時間ということではなく、あと1時間後に境川の泉田の観測地のところが4.65メートルになるというような形で、雲の状況を判断したときにそちらのほうにお伝えするということでございます。  以上です。 65: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。
     富永秀一議員。 66: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。防災タイムラインが効果的だとされているポイントの1つが、風雨が強くなる前に避難できるということなわけですが、ただ、今のお答えにあった川の水位を基準にしている場合には問題が起きる場合もあるのではないかなと思うんですね。例えば、おとといからきのうにかけて日本の東海上を北上していった台風15号の場合なんですが、気象庁の、この進路ですけれども、このあたりでずっと停滞をしていたわけなんですけれども、もし、今回、その台風が向きを変えるのを転向点といいますけど、それが西に800キロずれていたら、この北上したとき、ちょうどこのあたりを直撃するというコースになっていたわけなんですね。  これは気圧配置のちょっとしたずれで十分あり得る話だったわけですが、今回のケースでシミュレーションしてみると、大型台風でした。800キロぐらい強風域があると。そうすると、これ、ずっと停滞していたんですが、いきなりスピードアップしてばーっと北上していったわけですね。そうすると、向きが変わって、ここで転向しましたねと、北上しましたねというのがわかると、もうすぐにこの地域は恐らく強風域に入っていたと思われるんです。この雲がどうなっていたかというと、全面に結構発達した雲があって、その後、中だるみといいますかね、結構雲が薄い域がしばらくあって、暴風域のあたりでまとまった雲があるという、そういう台風だったんですね。  そうすると、ばーっと雨が降った、その後、しばらく風はどんどん強くなっていくんだけど、雨はそれほどでもないという状況が続いていたと考えられるんですね。そうすると、実際にどーっと雨が降り始めるのはもう上陸の二、三時間前で、今のお話にあった1時間後に境川の泉田の観測点で4.6メートルの水位になると予想される時点となると、今回の場合、もしそういう運用をしたとすると、避難を呼びかけるタイミングが、最悪の場合、最大瞬間風速が50メートルであったり、時間雨量が50ミリとか100ミリとかいう暴風雨が吹き荒れる真っただ中になっていた可能性もあるということになるわけなんですね。  前にもお話ししたんですが、水位が上がるということは、大雨が降っているから水位が上がるわけですので、水位をもとに避難行動を決めると、避難に支援が必要な人たちを豪雨であったり暴風雨のただ中に避難させるということになりかねないということがありますので、そのあたりは問題があるのではないかなと思うんですけれども、その辺については再考をするお考えというのはありませんでしょうか。 67: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 68: ◯市民生活部長吉井徹也君) タイムラインをつくるということになったときに、台風が比較的進路が読みやすく、そういったところでタイムラインというのは非常に有効であるという反面、自然ですから、じゃ、何があるかわからんという二律背反性といいますか、矛盾を起こしたものであるということは十分認識をしております。そのときの判断としましては、いろんなところを資料として、本部長、対策本部の副本部長のほうにこちらから資料をお渡しして、そのときに総合的な判断を対策の本部のほうから、本部長のほうからいただくというような形で考えております。  以上です。 69: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 70: ◯1番(富永秀一議員) この前の台風5号のときに、タイムラインを既に運用している三重県紀宝町のほうでは、コースからはある程度離れていたわけですけれども、かなり早い時点で避難所を開設して、水位は全く上がっていない時点、雨が降り始めた時点でもう土砂災害のおそれがある地域の人たちには自主避難を呼びかけていたんですね。午後の場合、避難勧告だとか指示を出すような事態にはならなかったわけですけど、もし予想外に大雨や暴風雨に襲われたとしても、既に必要な人たちについては避難を終えているわけですから、被害を抑えられていただろうと思われるわけなんです。  これがタイムラインの効果ということですので、ぜひ、少なくとも避難に支援が必要な人たちの避難については、これは水防上必要な、決められている措置というのは当然あるわけで、それはそれで必要なんですけど、その水位とは切り離して、例えば雨雲の動きであったり、今後の予想、そういうものとにらめっこしながら、豪雨だとか暴風雨に襲われる前にはもう避難を完了しておけるような運用、先ほど総合的にとお考えになっていたので、ぜひそういったことも加味して運用していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 71: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 72: ◯市民生活部長吉井徹也君) 今の御意見ということで、非常に同感といいましょうか、そういうような形で進めてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 73: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 74: ◯1番(富永秀一議員) 続いて、ハリケーンハービーのケースなんですけれども、このハリケーンもまた変わっておりまして、テキサス州に上陸するわずか2日前には、中心の気圧が1,005ヘクトパスカル、もう本当に低気圧と呼んでいいのかというぐらいの状態だったんですね。何てことはない熱帯性の低気圧だったんですが、それが上陸の24時間前には976ヘクトパスカル、そして、急速に発達し続けたまま、上陸したときに941ヘクトパスカルと、わずか2日間で60ヘクトパスカルぐらいぐーっと急激に強くなって、そのまま沿岸部に上陸したらそこでとどまったんですね。そのまま発達をして、最終的には938ヘクトパスカルまでになったと。また東と西に大きな高気圧、強い高気圧があって動きがとれない状態で、内陸のほうまで行って少し弱まったんですが、また今度は南下して海に戻って強くなるという、非常に複雑な動きをして、その間にどんどん被害が大きくなっていたということがあったんですね。  そして、今回大きな被害が出たということで、ニュースにどんどん取り上げられていますヒューストン、これ、実は上陸地点から東に200キロ離れているんです。ということは、ここを起点に考えると、直線距離で200キロ西に行くと、大体兵庫県と岡山県の県境ぐらいです、直線距離でいうと。そのあたりに上陸したんだけど、ここで物すごい大雨が降ったというようなことが起きているわけなんですね。  台風5号のときも、中心からかなり離れた静岡であったり関東のあたりで大雨が降ったりということもありましたし、思い起こしていくと、あの東海豪雨のとき、あのときも台風が南西の海上にあったんですね。秋雨前線も刺激されて線状の降水帯ができて豪雨に襲われたということで、要するに台風の中心というのは当然注意をして見るポイントではあるんだけれども、それだけでは不意をつかれてしまうことがあるということなんですね。  この対応としても、やっぱり雨雲の動きであったり、予想を頼りにして早目の行動を促す必要があると思いますので、これはそれについてはそういうふうにするということでしたので質問を続けますが……。                (発言する者あり) 75: ◯1番(富永秀一議員) 考えるということですよね。しているということ、なるほど、わかりました。済みません、直接になっちゃって。地球温暖化が進行しますと海水温が上昇して台風が発達しやすく、また衰えにくくなりますし、豪雨も発生しやすくなります。いざというときにも、できるだけ被害を出さない、抑えるためにタイムラインの整備が必要なんですが、運用によってはラインを上げ下げするような形で対応する必要があると思われます。  全て自然災害というのは、先ほど部長もおっしゃいましたけれども、顔が違うといいますか、全く同じのものはないということであって、タイムラインも完成ということはこれでもう万全ということはないとは思うんですが、一応公にできる形に整って本格的に運用が始まるのは大体いつぐらいをめどにしておられるんでしょうか。 76: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 77: ◯市民生活部長吉井徹也君) 今、さまざま課題を踏まえながら取り組んでいるわけですが、国のほうから、先ほど申し上げましたとおり33年というような形になって、そこまで正式ということじゃないんですが、なるべく早く、ただし、その中に取り入れるものとか、あと、これは市だけのものじゃなくて、タイムラインの防災強化の中のツールということになった場合、まだここまで深くは考えていないんですが、防災担当と企業とかいろんなところとのつながりというのがもしかしたらあるのかなというのが新聞のほうにも出て、少し読まさせていただいています。今はもう中で、庁内であったり中部電力だったり、いろんなことがあるんですが、そのタイムラインをつくる上で、もう少しそんなところともお話をしていかなきゃいけない場合があると思えば、少し時間をいただかなきゃいけないのかなというふうに考えております。  以上です。 78: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 79: ◯1番(富永秀一議員) 33年ということでは多分ないんだろうとは思いますが、もっと前倒しをされるんだろうとは思いますが、完成がないわけですので、結局、ある程度実際に運用してみて初めてわかることというのもどんどん出てくると思いますので、できればもう台風シーズン、来年の台風シーズンぐらいの前にはできるようになっているとブラッシュアップもしていきやすいのかなというふうには思うんですが、そうすると、実際に台風が来てみて、今回、台風5号は実際には被害も余りなくていいシミュレーションにはなったかなとは思うんですが、今、私がやったような方法を使えば、もしこの台風が緯度がずれていてここに直撃していたらという方法であれば、そこまで待たなくてもいろんなケースでシミュレーションをすることはある程度は、やってみなきゃわからないこともありますけど、ある程度はできるとは思うんですが、そのあたりのシミュレーションをもうちょっと重ねてみるというようなことはいかがでしょうか。考えてみるお考えはありますか。 80: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 81: ◯市民生活部長吉井徹也君) 今御指摘のとおり、いろんなところのシミュレーションということがございますが、具体的にというのはなかなかわからないんですけれども、東京のほうの荒川流域のほうで進んでいるものにつきましても、知恵を出す過程で培われる信頼関係がなきゃいけないとか、計画を完成しても、今、議員言われる不断に見直すということ、そういったところをやっていくということでございますので、まだまだちょっと検討させていただいて、実際、なるべく早くということでなければ、その避難ということに支障が出る場合もございますので、タイムラインの作成については鋭意努力させていただくということでございます。  以上です。 82: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 83: ◯1番(富永秀一議員) もう一つだけ。これもタイムラインがあってもなかなか対応が難しい例だと思いますし、台風と直接関係がないのでそもそもタイムラインの運用が始まっていなかっただろうとは思われるんですが、先日、ちょうど防災の日ですけれども、テレビで紹介されていた例で、愛知県の北部のほうで突然の豪雨があったというときに、余り雨は降らなかった大口町のほうで急に川の水位が上がって堤防を越えてしまったということがあったんですね。豪雨に襲われたわけではないので、水位の上昇に気づくのがおくれて、また消防団であったり職員の集まりも悪くて、想定の3分の1ぐらいしかいなかった。しかも、突然水に襲われた住民から電話が殺到して、本当は現場の確認に職員を派遣したいんだけれども、その電話の対応に13人も職員がとられてしまってなかなか情報が入ってこなかったという例が紹介されていました。大口町のほうでは体制の見直しを検討するということだったんですが、豊明市でも、ほとんど市のほうでは雨は降らなくても、境川の上流のほうで豪雨が降って、下流のこのあたりで水位が急上昇するということもあり得るわけですけれども、そういったことが起きた場合、体制は今、十分になっているのかどうかという確認をしたいんですけれども、どうでしょうか。 84: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 85: ◯市民生活部長吉井徹也君) 先ほどちょっとお話をしたんですけれども、境川流域洪水対策関係市町連絡会議というのが存在をしておりまして、7月13日にその会合を開きました。豊明、みよし、東郷、刈谷、大府、東浦、豊田という仲間でいろいろ話し合いの中で、このたび情報伝達のイメージ、情報伝達の方法を改定いたしました。今までは、上流域から下流域への情報しかなかったんですが、私ども、例えば下流域でも上流域へ知らせたりとか、全てのところへ回すということで、今までは上流域から出た情報は上流からと、あとは対岸のところにしか情報は流していなかったんですが、これを全ての市町村のほうにその情報を回すということで、先ほどその大口町の例ではございませんが、上のほうで降ったということでおくれたということは、そういったことの情報を今後は見てということではないんですけれども、全てのところで情報共有するというふうにしてございます。  以上です。 86: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 87: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。ぜひそのあたりの連絡はしっかり強化をして、また、これについては検討していただければいいですけれども、電話がだーっとかかってきたときにどうするかということもちょっと考えておいていただければいいかなと思います。  時間もありますので次に行きたいと思いますが、安否のその表示シートについて、前向きに考えていただけるということでよかったと思います。どうせであればより使いやすく、例えば、今の葛飾区の場合には、本当に中が無事か助けが必要かということしかわからないわけですけれども、例えば無事な場合でも、不在だったら例えばどこの、不在の場合には避難所はどこにいますよとか、あるいは助けての場合でも、何に困っているのか、けが人がいますとか水がありませんとか、そういうことがメモをして張り出せるようにしておくとより実際に使いやすいのかなというふうに思うんですが、そういった工夫というのはいかがでしょうか。お考えになりますでしょうか。 88: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 89: ◯市民生活部長吉井徹也君) 今のところ、私どもは自主防災組織の中でいろんな避難の関係でお話を詰めている中で、進んだところで先ほど例を申し上げましたとおり、自力で逃げれる方であったり、ここは要支援者として支援者が入って避難を促すような、また避難を実際背負ってでもさせていただくようなところということで、この地はどうだということは日ごろのおつき合いの中でやるわけでございまして、避難行動要支援者の支援を重点的に行うということを旨として、今、進めているところでございます。  以上です。 90: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 91: ◯1番(富永秀一議員) とりあえずそれをまずやるということはしっかりやっていただくということでいいと思うんですが、今私がお聞きしたのは、シートのところに情報を付記して表示できるようにするとより実際に役立つんじゃないでしょうかということですので、それはまず最優先のことをやっていただくとして、シートのことも一応効果的だというふうにはお考えだという御答弁がありましたので、されるのであればそこにそういう工夫をされてはどうですかということなんですが、いかがでしょうか。 92: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 93: ◯市民生活部長吉井徹也君) 先進的なところでは、避難しているという形でタオルをポストに入れているというような区もございます。今、もう逃げていますよというような形、今、議員がおっしゃったとおり、そういったような形の細かいメモというような形での状況の把握というか、そういったものについては研究させていただきたいというふうに思っております。  以上です。 94: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 95: ◯1番(富永秀一議員) 何となくちゃんと伝わっていないような感じがしたのでもう一度押さえておきますけど、要するにここの、これを張るというふうにしたとして、ここに例えば無事ですと、もし留守だったら避難所はここですので、ここに行っていますとか、あるいはこの助けてというふうのだったら、水がないですとかけが人がいますとかいうことも書けるようにしておくと、それはもう一目見てわかるということですので、そういうのをどうですかということなんですが、それについてはちょっと、やるとなったときにまたしっかり考えていただければいいと思うんですが、具体的に、もしそういうものを各家庭にというふうになった場合には、今、各家庭に防災マップが配られていますので、それが改訂されるときにそこに入っていると使いやすいのかなというふうには思うんですけど、そうすると、改訂されて配布されるまでにはまた時間もあると思いますので、もしチャンスがあれば、とりあえずの対応として、例えば広報の中にこんな方法もありますよということを1ページ使って何かお知らせ、防災について特集をされるときにちょっと加えてもらうとか、そうすると、それをちょっと保存版としてとっておいてもらえればいざというときに使えますし、それはそれでまた、例えばダウンロードできるような形でPDFにしてホームページに載せておくということも方法の1つとしてはあるかなと思います。実際、必要になったときにネットにつながるかどうかという問題はありますけれども、提供の方法としては複数、そういう形で用意されると皆さんの手には渡りやすいのではないかなと思うんですが、実際、もしやるとなった場合の対応としていかがでしょうか。 96: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 97: ◯市民生活部長吉井徹也君) それを含めて研究をさせていただきますが、地域の力ということで、市民全体でのお話ということで今はあると思いますが、まずは地域の中で固めて、これについて、例えば、そういったところで身近なもので張っていただければということもありますし、防災マップの中には、その持ってみえる家族の方が今避難はここにしましょうねというような、書くものはちょっとそこにはあります。それは各個人のところへ渡っている防災マップでいうところで書く欄はございますが、その辺のところはまず地域の中で固めて、それで研究してまいりたいというふうで思っております。  以上です。 98: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 99: ◯1番(富永秀一議員) そのことについては考えていただければと思います。  次に、ウエブサイトのお話に参りますが、ふぐあいについてはどんどん対応していただければいいかなと思います。せっかくであれば、ふぐあいであったり不便な点に気づいた人がすぐにお知らせできるようにされるとどうかなというか、お知らせできるようにされてはどうかなと思うんですね。ちょっとお待ちくださいね。例えば、その各ページの一番下のところに、このページは役に立ちましたかということを、役に立った、どちらとも言えない、役に立たなかったということを書いて、クリックして送るというふうになっているんですけれども、これ、実際のところ、何の役に立ったのかとか、何が役に立たなかったのかとか、自由記入欄がないのでこれを本当に集めて意味があるのかなと思うんですけど、ぜひここに自由記入欄をつくれば、ここがリンク切れですよとか、これがちょっと不便ですとか書いて送ることができますよね。あるいは内容についてだったら、その担当課が知ればいいし、ふぐあいについてだったら、今の担当でいいますと秘書広報課ですかね、のほうが対応すればいいので、これで送信されると担当課と同時に秘書広報課にも行くというふうにしておけば、それぞれが、できるほうが対応するということができると思うんですけれども、そうするとふぐあいだとか不便な点への対応もスムーズにできるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 100: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  石川行政経営部長。 101: ◯行政経営部長(石川順一君) 確かにウエブサイトの不適当な部分はどんどんとおっしゃっていただければ直していきたいと思っております。今回の機能の中にも、メール等を送っていただける分がございますので、それがうまくそういう形で活用できるかどうか、ちょっと検討していきたいと思っています。  終わります。 102: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 103: ◯1番(富永秀一議員) ぜひ対応をしていただければと思います。  あと、水上メガソーラーのほうですけれども、今のところ15%予想よりもいいということで、順調でいいなと思いますが、そのデータ表示のほうですけれども、リアルタイムの表示のほうは対応、ちょっとしばらく待たないといけないということのようですので、それまでの間ですけれども、現在は、その日々の発電量の棒グラフという形で、棒グラフだなというぐらいはわかりますかね。今、表示されているわけですけれども、これが本当に順調なのかどうかというのは、これを見ただけではなかなかわからないんですね。今、15%いいですよというのをお聞きして初めてわかるわけなので、例えば、計算上予想される平均の1日の発電量というのはあると思いますので、それを例えば横の線で引いておくと、これより全般に上に行っているから順調なんだなということはわかりますし、これを下回る日が多ければちょっとこれはまずいんじゃないのということがわかると思いますので、ちょっとそういう計算を出して横線を引っ張るということぐらいはやると、見た人が、これは予想よりいいのか悪いのかというのが一目瞭然でわかるような気がするんですが、いかがでしょうか。 104: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 105: ◯経済建設部長相羽喜次君) 先ほども言いましたように、次からはそういう形のものもつけたいというふうに担当者も言っておりましたので、そのようにさせていただきたいと思います。  終わります。 106: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 107: ◯1番(富永秀一議員) では、それはやっていただくとして、次へ行きます。  性犯罪歴がある人物が臨時講師となる可能性についてですけれども、実は愛知県の教員人材銀行のウエブサイトを見ますと、地方公務員法第16条及び学校教育法第9条の欠格事項に該当しない方が登録できますとあるんですね。これがどういう人たちがだめなのかというのがわからないので、表示がなかったので、それを調べてみますと、禁錮以上の刑に処せられた者であったり、あるいは懲戒免職を受けた人といったことが欠格事項に当たるということで、この今回の人物の場合、埼玉県で教諭をしていたときの児童ポルノ禁止法違反で受けた判決というのは、児童ポルノ画像を送信したという内容であって、罰金の略式命令なんですね。停職6カ月ですから、ルール上は問題なく登録はできてしまっていたということになります。それでも、ちゃんと前任校などを書いていれば、さかのぼって問い合わせて問題行動がわかって採用しないとか、あるいは仮にしたとしても注意を要する人物だということで周りで見ておくということもできたとは思うんですけれども、例えば、教員免許の番号から犯罪だとか処分の履歴を知るということは今はできるんでしょうか。 108: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 109: ◯教育部長加藤賢司君) 教諭の場合、愛知県教育委員会のほうが任用をしているわけですけれども、最近はデータベース化を進めておるというふうに聞いております。ただ、その中で、先ほど言われたその教員の免許の番号、そういうところまで入れて確認ができるということについては、まだ私ども、ちょっと内容についてはわかりませんので、進めておるということは承知をしております。  以上です。 110: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 111: ◯1番(富永秀一議員) 駐車違反のようなものまで全部いつまでもわかるようにするというのはなかなか酷なことだろうと思いますが、子どもたちの安全にかかわる可能性がある、小児性愛に関する犯罪歴、これについては軽微であってもやはりわかるようにしておいて、採用に当たっては注意できるようにしておいたほうがよいのではないかと思うわけですが、そうした情報を教員免許の番号とひもつけておけば、また、全国からどこからでも照会できるようにしておけば対応がしやすくなるかとは思うんですが、そういったことを国に対して提案であったり要望するというお考えはいかがでしょうか。 112: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 113: ◯教育部長加藤賢司君) 今回、知立の案件があって、8月8日に愛知県の教育委員会が懲戒処分ということで処分をしております。そのときにあわせてコメントもしておりまして、そのコメントの内容ですと、改名だとか経歴については、本人が履歴書や面接で明らかにしなければ把握が難しいと。これはなかなか、任用しておるのは愛知県教育委員会でありますのでそういうような見解は示しておるわけですけれども、もちろん私どもも、実際に欠員というのかな、例えば病欠だったりとか産休であったりだとか、そういうことで不足が生じて市町村のほうで、市町村の教育委員会のほうでそういう方を選ぶわけでありますので、面接についても丁寧にする必要があるということであったりだとか、あと、先ほどちょっとお話ししましたけれども、運転免許証とか保険証、そういうものでしっかりと本人の履歴を免許証で確認すると、そういうことは必ずせないかんと思っておりますので、丁寧にやってきたいと思っております。  以上です。 114: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 115: ◯1番(富永秀一議員) とりあえず市のほうでできることをしっかりやっていくという感じで、できれば本当は国にもそういうことを、アイデアを要望されるといいかなと思うんですが、それはしっかりとりあえずできることをやっていただくとして、前後駅前のレンタル自転車のほうですけれども、桶狭間古戦場伝説地のガイドボランティアの方に紹介してもらう形での貸し出しというのをもう先週末から始めているということでしたが、ということは、既にそこの自転車については、今の決まりでは前日の予約が必要となっていますけど、そこではもう当日で貸し出せるようにもうしているということなんでしょうか。
    116: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 117: ◯経済建設部長相羽喜次君) これ、実を言うと先週末に動かしまして、今週末、いわゆるこの土日で貸せるかどうかというのはちょっときょう確認ができておりませんので、ちょっと申しわけないんですけど、それはちょっとお答えができない今状態でございます。  終わります。 118: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 119: ◯1番(富永秀一議員) その物理的な問題ではなくて仕組み上の話なんですけど、要するに、今、もう自転車があっちにありますと、運用をもうすぐ始めるということだと思うんですが、運用するに当たって、ガイドボランティアさんに、多分その自転車、ありますよということを、ちょっと近隣を回りたいという人たちに紹介してもらうということだと思うんですが、そのためにはその場で使いたいという申し込みができないと意味がないと思うんですが、それはできるようにするんですかということです。 120: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 121: ◯経済建設部長相羽喜次君) その予定で始めさせていただいているということでございます。  終わります。 122: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 123: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。そうすると、とりあえずそちらのほうではもう当日で利用できるようになるということです。ちなみにその自転車を置く、もう移動したということはどこかにもう置いていると思うんですけど、それはどこに設置されることになるんでしょうか。 124: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 125: ◯経済建設部長相羽喜次君) 現在は、中京競馬場駅前にあります有料駐輪場、この中で保管をするというような形でございます。ただ、ガイドボランティアさんにつきましてはこちらの公園のほうにみえますので、ちょっとその辺のところのまだ実際の貸し借りについては、詳細、ちょっとまだ詰めておりませんので、その辺についてはちょっと回答を御容赦いただきたいと思います。  終わります。 126: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 127: ◯1番(富永秀一議員) そうすると、これもなかなか答弁は難しいかもしれませんが、実際にその利用者の側に立ったり、あるいはガイドボランティアさんの側に立つと、当日行って、ほかのところも回りたいんですという人がいれば、ガイドボランティアさんがそこまで、できればそこまで連れていってもらうか、もしくは地図を渡すとかという形で駐輪場のほうまで行って、その回収のほうはなかなかガイドボランティアさんにお願いするのは難しいと思いますので、返却はもう駐輪場のほうにしてくださいというふうにすれば、ガイドボランティアさんも恐らくそんなに負担にならないでしょうし、返す側も駐輪場は結構遅くまで時間、あいていますから、今だと4時半までに返さなきゃいけないことになっているんですね、前後駅だと。それがもうちょっと遅くまで借りられると思いますので、そういった運用をされるといいのではないかなと思いますが、それは多分、今答弁できないと思いますので、じゃ、1個、前後のほうは、とりあえずそっちのほうも当日借りられるようにするんですか。 128: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 129: ◯経済建設部長相羽喜次君) まず、中京競馬場のほうでございます。これは試行という形で、どういう形がいいかを十分した上で貸していくということでございます。貸し方につきましても、逆に言えば、ふだんは夜間については駐輪場のほうに置いてある、その貸し出しするときだけは、例えばガイドボランティアさんがこちらへ持ってくるだとか、そういうこともこれ、できると思います。その辺のところについては、まだこれから運用する段階におきまして順次決めていくということでございます。そういう意味での回答を御容赦いただきたいということでございます。  前後のほうについては、これは一応要綱がございます。要綱に合わせた形でこれは準備をしていくということでございます。ただ、今すぐこれを変えるということではなくて、それは準備をしておるということでございます。  終わります。 130: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 131: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。ぜひ使いやすい形で運用していただければと思います。  それから、LGBT対応の内容ですけれども、豊明市がどうしていくかというのは、その記者発表のときに示されましたけど、この「LGBTともに生きるまちとよあけ」に書いてあります。これ、読んでいくと時間がなくなってしまいますので、これはホームページにも出ていますので、こういった対応をしていくということだと思います。  たまたまきのうの新聞の日曜版でも、そのLGBTであったり、あるいはSOGIについて記載がありました。そこで自治体の動きとして、渋谷区であったり札幌市だとか、そういったところで、同性同士でも結婚と同等の扱いをしようというパートナーシップの条例、証明書を発行しているというところもありますよということが紹介されていました。  この地方でも三重県の伊賀市で制度がありますし、岐阜県の関市のほうでも準備をしているそうですけども、将来的にはそこまで視野には入っているのでしょうか。どうでしょう。 132: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 133: ◯市民生活部長吉井徹也君) このたびは、ともに生きる宣言という形で出させていただきまして、やれるところからやっていくというような形でございまして、将来的にはそれは検討するべき内容だと思いますが、今回についてはやれるところからやるというような形での宣言ということでございます。  以上です。 134: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 135: ◯1番(富永秀一議員) 視野に入っていないとはおっしゃらなかったので、ただ、やるということも多分今は言えないという状況だとは思うんですが、SOGIについては、そういう権利を広げていくということであったり、あるいは悩んでいる人たちの相談に乗ったりだとか窓口を紹介していくということも大切なことではあるんですが、やはり社会全体が自然に受け入れていくということが重要だと思いますので、私はソジハラという言葉を、そういうハラスメントを受けている人たちがこの言葉をどんどん使っていきましょうというふうに訴えられているわけですけれども、私もこういった言葉を積極的に使っていくことが効果的ではないかなというふうに思います。セクハラとかパワハラといった場合に、ハラスメントを受けている側が問題ではなくて、ハラスメントをする側が問題だというふうにわかりますよね。  LGBT対応というと、LGBTの人たちを何とかしてあげましょうというふうに思ってしまうんですけど、ソジハラとなった時点で、これは実は自分たちの問題だと、多数派の側の問題だという意識が生まれると思うんですね。そう考えると、ソジハラという言葉を使っていくのも意味があるのかなと思います。ちなみにソジハラという言葉を大手検索エンジンで検索すると7,000件くらいヒットしますので、また、新聞でも時々使われるような言葉にもなってきています。ですので、そういうLGBTの対応の施策であったり、講演だとか研修などにおいてソジハラという言葉もちりばめていくというような考えはいかがでしょうか。 136: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  吉井市民生活部長。 137: ◯市民生活部長吉井徹也君) これ、協定書の中にも概念を含んでのLGBTということをはっきり書いてございますので、講演の中にも、その講師の先生からはそういったようなお話もあるかと思いますし、今お話のあったとおり、私どもは一色議員の御質問にお答えしたとおり、支援というか、エイ・アール・アール・ワイですかね、アライという、そういうようなことがその目標かなというふうな形で思っております。  以上です。 138: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 139: ◯1番(富永秀一議員) ぜひ対応を進めていっていただきたいと思います。  一色議員が去年の12月議会で紹介されましたビデオ、法務省のビデオ、私も拝見しまして、その中で最後のほうで、同性愛者であるということで不利な扱いをされるのではないかと心配する部下に、サポートするから安心してと上司が伝える場面があるんですが、自分もそういう理解するのはもちろん、ハラスメントを受けないようサポートできる人物でありたいなというふうに思いました。皆さんも協力していきましょう。ありがとうございました。 140: ◯議長月岡修一議員) これにて1番 富永秀一議員の一般質問を終わります。  ここで、午後1時まで昼食のため休憩といたします。                  午後零時休憩                   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                  午後1時再開 141: ◯議長月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  18番 近藤郁子議員、登壇にて質問願います。 142: ◯18番(近藤郁子議員) 議長に御指名いただき、壇上より一般質問を始めさせていただきます。  初めに、子育て支援の観点から、保育園について。  保育園落ちたという言葉が流行語大賞をとったのは、一昨年のことだったでしょうか。女性の活躍を総合計画に掲げる豊明市でも、小規模認可保育園の整備を初め、待機児童の解消に取りかかっています。それでも、希望する時期に入園できることはなかなか難しい状況にあります。保育に欠ける事情は、主に母親の仕事の継続を目的にするものですが、その背景はそれぞれ異なります。今回の質問は、母親の収入がなくては生活が困難な状況になり、保育園の入園を希望する場合の現状について、質問をいたします。保育園に入園する際には、子ども個人に係る、例えば、着がえや昼寝用の寝具に始まり、幾つかの物を準備する必要があります。それすら困難な状況にある家庭があることを踏まえての質問です。  豊明市では、経済的理由で就学困難な児童生徒に就学援助を行っています。義務教育を受けるという子どもの権利を守るため、貧困を理由に支障が出ることを最小限にするために行うもので、義務教育の期間、国基準に基づいて、どの子も同様の教育が受けられるよう支援しています。生活保護を受ける世帯に準じて、その内容は、新入学の児童生徒には通常必要とする学用品や通学に必要な物に始まり、学年に応じた遠足や修学旅行など校外活動や学校給食費、生徒会費やPTA会費においては近隣市町に比べて手厚く、クラブ活動の支援は豊明市独自のものであるようです。未来を担う子どもたちの一助になれば本当にいいな思います。  それに比べると、保育園については、経済的に苦しい中、未満児から保育園に預けて保護者が働く家庭の子どもに対しては支援がなく、入園に際して一時的にかかる費用がその家庭を圧迫する場合もあるようです。生活保護世帯には社会福祉の観点から支援がありますが、義務教育になれば支援を受けることになるだろう家庭でもその支援がありません。働く女性の支援が必要な社会にあって、待機児童解消が重要な課題であり、豊明市もその対応に、そして予算の確保に追われているわけですが、保育園を利用する、また、しなくてはならなくなった家庭の経済的状況はさまざまで、それは、保育料が一律でないことからも明らかで、そうした家庭の子どもたちに対して入園時の支援を求めるものです。  また、幼稚園と同様の年齢で保育園に入園する子どもたちは、通常、入園式を経て入園しますが、未満児の入園時期は保護者の仕事上の事情で大きく左右します。現状の入園手続では、育休を経て年度途中で入園することが難しい現状です。その背景を踏まえて伺いたいと思います。  入園する際に実費で用意しなくてはならない物について、また、行事ごとやそのほかに、保育料以外に特別に徴収することがあれば、それぞれの内容とその額について、入園手続についての問題点についてどのように考えているかを伺いたいと思います。  次に、市の農業施策について。  農業のあり方を再考するため、国は農業委員会を改正し、市の農業委員会も7月から新たにスタートいたしました。豊明市内では、兼業で農家を守ってきた農家も高齢化等、農業を続けることは困難で、農地バンクに登録をしたり、農協や農業生産法人に委託したりなど、農地が荒廃することがないよう、個人レベルで努力をしている状態にあります。また、農地転用の要件に合えば、農地から産業用地に変わっていくのも見かけます。農地が市内面積の約半分を占めることから、市民からは市の財政を豊かにするためには企業誘致をとの要望、期待が多い中、市も積極的に地権者との話し合いを始めています。それでも、さまざまな要件、規制、または規制緩和もある中、今後、豊明市の農業、農地はどのような方向にあるのでしょうか。今後の市の農政についてを伺い、壇上での質問を終わります。 143: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 144: ◯健康福祉部長(藤井和久君) それでは、健康福祉部より、1項目めの質問、子育て支援、保育園について回答をさせていただきます。  1番目、保育園に入園する際に実費で用意しなければいけない物についてですけれども、保育園に入所する際には年齢により必要な用品や教材費は異なります。まず、3歳未満児は、園児が保育園で生活するのに必要な物、例えば、タオルですとかおむつ、着がえ、お昼寝用の布団などを各家庭で用意して持参してもらっております。  その中で、実費として必要な物は、3歳未満児は、集金袋、赤白帽子の代金として900円、3歳以上児は、先ほどお答えした900円に加えて、防災頭巾、クレパス、名札など、2,900円ほどを集金しています。また、5歳児進級時には、保育に必要な教材として、はさみや鍵盤ハーモニカの唄口代金として587円を集金しています。  2)の行事ごとやその他に特別徴収する費用についてであります。全園児が対象なものとしましては、保護者会費として1カ月300円、これに加えて3歳以上児は絵本代として400円程度、そして、主食代700円で、1カ月合計で1,400円ほど必要となります。このほかに、5歳児は卒園アルバム、卒園遠足のバス代として年間1万2,000円を徴収しています。  3)入園手続についての問題点等についてであります。年度途中の入所の申し込みは、毎月20日締めで受け付け、翌々月に入所の案内をしているのが現状であります。しかし、保育を必要とする緊急性の高い園児については、その都度対応をしております。また、今後も状況により弾力的に運用できる措置を検討していきたいというふうに考えております。  終わります。 145: ◯議長月岡修一議員) 相羽経済建設部長。 146: ◯経済建設部長相羽喜次君) それでは、御質問をいただきました2点目、市の農業施策についてでございます。  改正農業委員会に関する法律に基づく本市の農業委員会が、7月20日からスタートしました。新たな農業委員会には、市内での農業の担い手であります認定農業者の方が多く含まれ、農地の適正利用を促進するための農地利用最適化推進委員も委嘱をされました。国の目指す農業施策を推進していく組織が動き出したところでございます。  本市の農地の特徴といたしましては、大都市近郊の農地は、近隣市町も同様でもございますが、広い農地という側面、企業が立地できる広大な敷地があるという側面も持っております。また、それと同時に資産価値が高い土地でもあるということを、土地所有者の方も認識を持っておる状況でございます。  国は農地を集積して、農作業を効率化して生産性を高めていく方向性を示しておりますが、本市において生産性が高まるほどの農地の集積は、難しいと考えております。とはいえ、全ての農地が住宅地や商工業の用地に転用できるわけではございません。農地は農地として有効に活用していく必要があるというふうに考えております。  市内では、付加価値や収益性の高い農産物の生産や、農産物を使った加工品の生産販売を行い、みずからが販路を確保して農業に取り組まれている農業者の方もおられます。品質を初めとした高付加価値の農産物を生産し、販路の確保や拡大が望めれば農業者が他の産業以上の収益を得ることも可能であり、農業をビジネスとして捉える視点が大切であろうかというふうに考えております。  以上でございます。 147: ◯議長月岡修一議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手を願います。  近藤郁子議員。 148: ◯18番(近藤郁子議員) では、最初の、保育園のさらなる改正を求めるということで御質問をいたしました件です。  今伺いましたように、3歳児未満では900円。そして、3歳児以上では、防災頭巾だとかクレパスとか、買ったとしても2,900円。それは、普通に入園式を経て入園される保育園児だというふうに思っておりますけれども、今回、こういうふうにあんまり大したことのない金額で、私も子どもたちを保育園に入れましたけど、余りぴんとはこなかった状況にありますけれども、実際にシングルマザーになられて、もう自分が働かないとどうしても無理だという方からのお話も伺ったことがありまして、実は、タオルとかおむつとか着がえとか、ふだんでも使っているような物ですけれども、いざ保育園に預けるとなると、倍かかるんですね。お着がえも含めて、保育園に置いておかなきゃいけない。そして、自分のおうちにも持って帰らなきゃいけないということで、たくさん用意をしなくてはいけなくなってしまった。そして、お昼寝用のお布団も、大した額ではないんですけれども、本当に逼迫した家庭の方にはそういう物すら大変だったということを伺いました。何となく、当局のほうには、お布団なんかは貸し出しもあるんですよというふうには教えていただいたんですが、それが、本当にそういう物が子どものために買えませんって言えるおうちの方が少ないような気がいたします。  そういったことも含めて、今回、市のほうにお願いをしたいなと思いましたのは、小学校、中学校の子どもたち、児童生徒にあっては、入学式のときには一時金みたいなものが支払われるわけです。それに対して、それも、生活保護世帯とかというところに関しては、そのままいくのかもしれませんが、準要保護で支援したい方は手挙げ方式で助けてほしいということが案内の中に入っていて、手を挙げた方にそういうふうに支援をするということも伺いました。そういったことを保育園でもしていただくことというのは、いかがでしょうか。 149: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 150: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 小学校は義務教育のため、全ての方が小学校に入園するということがありますけれども、保育園の場合は、保育園に行く方、幼稚園に行く方、さらには、どこにも行かない方など、さまざまな形態があろうかと思います。そういった中で、保育園等にもこういった制度をというお話なんですけれども、現状では就学援助同等の制度を導入する考えは持っておりません。  終わります。 151: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。 152: ◯18番(近藤郁子議員) 今までのこと、従来はそういうふうな形だろうというふうに思うんですけれども、今後、豊明市の中では女性が、働く女性を支援していこうと、その中でも、そう言って、子どもを保育園に入れて、ちっちゃい中でも保育園に入れて働こうとするお母さんたちというのは、一生懸命市税も払っていこうというような、働けば市税も払っていってそういうことにつなげようというふうにしていらっしゃる方だというふうに思うんですけれども、今後の、働く女性、そういうシングルマザー、何人いらっしゃるかちょっと私もわかりませんけれども、そういった方々に支援を考えていただくということもないでしょうか。今すぐというのは、いろんな小規模保育園なんかもつくっていかなきゃいけないということもありますので、お財布の中は一緒ですから、1回にはできないというふうに思いますけれども、うんとうんと義務教育よりも金額は少ないというふうには思っているんですが、一時的にお布団を用意するお金を何千円か出すとか、そういったことは今後も考えていく予定はないでしょうか。 153: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 154: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 日常的に使う、例えば、着がえとか布団についてはなかなか、ふだんから使っている物を使っていただいて、それこそ、近所の方からお借りしたりとかいろんなやり方があると思います。  保育園のほうとしましても、随時必要な物については見直しを行ってまして、繰り返し使える物はなるべく買わずに、卒園される方に残しておいてもらって、それを来年度以降の新しく入る方に使ってもらうというような形で、例えば、粘土板なんかは別にそんなに壊れるものではないですし、繰り返し使って問題ない物ですから、なるべくそういった形で負担のないように考えていこうとは思ってます。  あと、そうはいっても、2,000円から3,000円ぐらいのお金はかかるわけなんですけれども、そういった教材が、購入が厳しいという方も当然いますので、保育園のしおりですとか、入園の際の保育園からのお手紙にも、用意のできない方には園長に御相談くださいということで一文を入れまして、貸し出し用の備品も若干あるものですから、そういった方にはぜひ使っていただきたいなというふうに思います。  終わります。 155: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。
    156: ◯18番(近藤郁子議員) 今、答弁の最初のほうには、お布団なんかは近所から借りてもという言葉に、一瞬ちょっとどきっとしたんですけれども、それはないだろうというふうに思ったんですけれども、ただ、保育園のほうでそういうふうに対応をして、全園、できるだけ園長先生たちのコミュニケーションの中でそういう物を回していただいたりとかということを、もっと言いやすいような状況でしていただくといいなと。  私にちょっと御相談いただいた方は、着がえも倍要るからどうしようと、シングルマザーになって、どうしようというふうな相談がありましたので、一度、離婚されたとしても御主人のほうにも、お父さんにも一度相談してみたらどうだろうかとかというようなこともお話をさせていただいたことがありますけれども、できれば、頑張って働いて、生活保護を受けるわけではなく、頑張って働いて子どもを育てようという女性、そういったお母さんの支援を前向きに、いっぱい情報を仕入れていただいてやっていただけるといいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、もう一つ、先ほど説明にもありました入所に関して、毎月20日に締めて、翌々月に入園できるようにということなんですけれども、緊急性のある場合はそういったことがないということでちょっと安心はいたしましたけれども、毎月20日に締めて、なぜ翌々月の入所になるのか、御説明をいただきたいと思います。 157: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 158: ◯健康福祉部長(藤井和久君) こちらのほうにつきましては、従前のルールとして一応そういう形をとっておりましたけれども、翌々月まで期間がかからないケースも多々ありますので、今後は内部でちょっとこの取り扱いについて検討して、なるべく早く保育園に入園できるようにしたいと思います。  終わります。 159: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。 160: ◯18番(近藤郁子議員) 育休を1年とって、1年間はせめて、その期間は自分の手元で育てたいというふうにお母さん方が申し込みをされるのは、たしか10月に来年の4月に入園される方と同時に応募をされて、そして、それでも4月に、まだ育休があるからということで、その時点で入園をしなければ、その申し込みをしていたのはもう順番も、順番待ちでもなく解消されているというふうなことも伺いましたが、それはそれでよかったでしょうか。 161: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 162: ◯健康福祉部長(藤井和久君) ちょっと今、質問の内容がわからなかったので、もう一回お願いします。済みません。 163: ◯議長月岡修一議員) じゃ、もう一度改めてお願いします。 164: ◯18番(近藤郁子議員) はい。ごめんなさい。  毎年4月に、翌年の4月に入園希望の方が、10月ごろでしたでしょうか、一斉に皆さんと一緒に入園の申し込みをされる。ただ、4月にまだ育休が残っているからということで、そこで断ってしまうと、育休を残してでも入れてしまえばいいんですけれども、育休を残すことなく、育休の間は自分で育ててというお母さんが一度そこで断ってしまうと、また再度申し込みをしなきゃいけないということを聞いているんですが、それは本当でしょうか。 165: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 166: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 今、おっしゃるとおりでございます。  終わります。 167: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。 168: ◯18番(近藤郁子議員) そのぐらい子どもたちを、1歳未満の子どもたちを自分の手で何とか育てたいというお母さんにとってはとても難しい、途中で入るのはとても難しい状況で、先ほど説明がありましたように、月20日締めで翌々月が従前のルールだということで、特に問題がなければ、緊急性がなければ翌々月の入所になるんでしょうか。問題のある、緊急性のある方はできるだけ早くするんだけれども、普通に申し込みされた方は翌々月になるんでしょうか。 169: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 170: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 基本は翌々月なんですけれども、それぞれ人によって状況が異なりますので、準備ができ次第、もちろん入れることは可能ですので、その辺は話し合いの中で順番に決めていくというような状況です。  終わります。 171: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。 172: ◯18番(近藤郁子議員) そういうふうに緊急性があるとか、そこを、個々のいろんな状況を酌み取っていただけるということであれば、従前のルールというのは、それを前面に出さずに、できたら、あなたの場合は何月何日には入れますよというような説明をちゃんと窓口でしてさしあげてほしい。そのときに、お布団が最初、なければ、当面は貸すこともできますよとか、そういったことも含めて、用意できますかというようなことも含めて、用意してください、用意してください、翌々月になりますというような従前のルールを先に言われてしまっては、そうなんだということで、その先、もう一回質問ができるお母さんも少ないようです。ぜひぜひ、こういった子育て支援をする保育園のお母さんたち、そして、途中でどうしても預かってほしいというふうにいらっしゃった方にはもう少し寄り添うような窓口であっていただきたいというふうに思いますが、そういったことを、従前どおりではなく、何か案内でも、何か御相談くださいというようなことを、入園か何かの書類の中にも一筆入れていただくようなことはできますでしょうか。 173: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  藤井健康福祉部長。 174: ◯健康福祉部長(藤井和久君) 年度途中の入園につきましては、現行は翌々月というふうになっておりますけれども、これはかなり余裕を持った日程になっていますので、見直しをして、それよりも短縮して、基本的には入所できるような形にしたいと思っております。  それから、入園される方はさまざまな方がみえますので、全ての方がそれなりのお金を持っているわけではなくて、非常に厳しい生活を強いられている方も当然いると思いますので、その辺は園長を中心にしっかりと認識していただいて、さらには先ほどにもちょっとお伝えしましたけれども、保育園のしおりですとか通知文の中にお貸しできますよという一文を入れさせていただいて、必要ならば使っていただきたいなというふうに思います。  終わります。 175: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。 176: ◯18番(近藤郁子議員) じゃ、そういうふうにしていただくと、きっと、困って保育園へ入れなきゃいけないというふうに思っていらっしゃるお母さんたちには、とてもありがたいことだと思いますので、いろんなことを寄り添って対応してあげていただけるようにお願いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。  では、続いて、次の項目、農業のあり方を再考すると、市の農業施策について伺いたいと思います。  今、豊明市の面積の大体半分が農地であるということは、もう皆さん御存じのことだと思います。それにあわせて、市民の多くからは、あれだけ田んぼが多いからどこか企業を誘致してはどうだというようなことを、私たちもよく要望、そして期待も込めて言っていただくことがあるんですけれども、豊明市の農地を今後そういった産業用地に変えるという話もありますけれども、そこは現在、農地を集積していく地域にもなっているわけです。片や産業用地にしていこう、片や農地を守っていこうという地域がダブっていることに関して、なかなかちょっと理解しづらい点がありますけれども、それについて、いかがでしょうか。 177: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 178: ◯経済建設部長相羽喜次君) 御質問の件は、沓掛方面の地域だと思います。この地域につきましては、第5次総合計画、第3次都市計画マスタープランにおきまして、北部から東部にかける優良な農地につきましては、市街地形成を図る地区と農地との調整を図りながら、無秩序な市街化を抑制し、保全を図っていくというようなふうに思っております。そういうことから、めり張りをつけた土地利用を考えていくというふうに考えております。  終わります。 179: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。 180: ◯18番(近藤郁子議員) 豊明市でも人・農地プランもあって、農地バンクとかそういったものを募集して、できるだけいろんな方に借りていただいて耕作放棄地をなくそうとしていますけれども、人・農地プランの指定区域の中での耕作放棄地の面積、まず、ありますでしょうか。それとも、あれば、どのぐらいの面積であるんでしょうか。 181: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 182: ◯経済建設部長相羽喜次君) 現在把握しておる数字としましては、約4,400平米ほどというふうに見ております。  終わります。 183: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。 184: ◯18番(近藤郁子議員) 今回、新しく農業委員会も改正されたり、先ほども御説明がありましたけれども、その中で農業委員の方々は何をしていくかといった目標的なことも伺いたいと思いますし、今まで一生懸命守っていらっしゃった方が本当に高齢化されて、これからが本当に耕作放棄地が、今、4,000平米というふうな、以上というふうに、余りですか、って聞きましたけど、もっとふえていくというふうに思いますけれども、それについて、今後どのような、市としてはどのような農業施策を考えていくつもりがおありになるのかお聞かせください。 185: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 186: ◯経済建設部長相羽喜次君) 新しい制度のもと、農業委員会が発足しまして、その中の多くの方、11名中5名の方なんですが、認定農業者であるという方が委員として選任をされております。農業の本質を、当然、御理解されている方ということで、今後の豊明市の農業の方向性を示していける組織になればというふうには考えております。  終わります。 187: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。 188: ◯18番(近藤郁子議員) 私も最近知ったことなんですけど、豊明市に、ほかの市町で農業をやっていた方々も豊明市に来て就農されるということがすごく多くなっているのに最近気がつきまして、なぜ豊明市に来てそれをするかというと、田舎のほうで潤沢に畑とかがあって、そこで新しく就農するよりも、いいものをつくればそれなりの価格で付加価値のついたもの、先ほどお話がありましたように、付加価値のついた農作物が、付加価値のついた値段のまま、豊明市が売れるところだというふうなことをおっしゃったのに、私も意外でびっくりした。  それと、ほかにも、全然豊明の農家でない方が農地を借りて本当に農家をやろうとしていらっしゃる方がいらっしゃる。そういったことについては、人・農地プランにすごくマッチしていて、それを進めていくのがいいのじゃないのかなというふうなことも思っています。  ただ、人・農地プランにつきましては、集積地域が決まっていますので、それ以外の方にいろんなメリットが、措置ができないのがとても残念だなというふうに思っています。まず、人・農地プランについて、豊明市は今後、どのような地域でどのような人々に対してどのようにやっていくか。今後、それこそ10月になりましたら、また地域の方々とお話をされるというふうに聞いておりますけれども、その際の説明はどういう方向でされるのか、お聞かせいただきたいと思います。 189: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 190: ◯経済建設部長相羽喜次君) 今、人・農地プランの対象区域といたしましては、西沓掛地区と、それから東沓掛地区、この2地区でございます。確かに、議員も言われるように、この地区に現在、産地と、それから消費地が近いという意味で、新たに、いわゆる収益性の高い果樹類をつくられてやっている方、それから、野菜でもちょっと付加価値の高いお野菜をつくられて、それを売られている方、そういう方がおみえになります。そういう中で、現実にやられてみえる方もあります。そういう方は、この2地区の中でやられております。  先ほど言われたように、本年もこの地区の方々と、当然、お話し合いをするわけなんですが、この地区の方々のほとんどの方が、担い手はいるが十分でない、まあ、本人も御高齢になっている。だから、どちらかというと御自身でできない状況になりつつあるというような形の地区なのかなというふうには分析をしております。  今後どうするかという、後の点でございますが、当然この地区を主に豊明市としては、いわゆる農地を集積していくというようなことは考えております。ただ、今後、地区の見直しを含めてという御趣旨の質問だろうとは思うんですが、この地区に接続するような、いわゆる隣接をするような地区の中で、まだ入ってない地区は若干ございます。そういう地区を今後どうするかを含めた中で考えていく必要があるのではないかというふうには考えております。  以上でございます。 191: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。 192: ◯18番(近藤郁子議員) 言いたいことを酌み取っていただいてありがとうございます。そういったことなんですけれども、先ほど言いましたように、市民の希望、期待は、企業誘致をして、とにかく豊明市の地内の中で財政をよくするものを探してくれないかということだというふうに思ってます。ただ、農地を全てそういった産業用地に変えるということはなかなか至難のわざで、農地は農地のまま保全をしていかなきゃいけないということは必須だというふうに思っています。  ただ、その必須の農地がいかに財政を生むか、財政につながるものになるかということもとても大事で、先ほど部長からのお話の中にもありましたように、豊明の中にはもう十分、第6次産業までされて、財政力、財政を担っていただいている農家の方もいらっしゃいますので、人・農地プランというのはそういった形を目指していくものだというふうに思っているんですが、そういった形を目指すようなお考えは、早急にといいますか、行く先々はそういうふうになるのかもしれませんけれども、早い段階でそういった人・農地プランに向かっていくような体制はとられるのでしょうか。 193: ◯議長月岡修一議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 194: ◯経済建設部長相羽喜次君) 既に先ほども御紹介したように、果樹、それから付加価値の高い野菜をつくってみえる方、どちらも、これは市外からお見えになっている方でございます。割合と小さな面積の中で、いわゆる付加価値の高い収益が上げれるというような側面を持っております。そういう方を中心に、今後、集積をしていくということは必須であるというふうには考えております。  終わります。 195: ◯議長月岡修一議員) 答弁は終わりました。  近藤郁子議員。 196: ◯18番(近藤郁子議員) 今の、産業用地にということで都市計画のほうから、それに対して地権者の方々に、農地を持ってらっしゃる方にどう考えられますかというような話を、多分、この10月のときにお話をされるんだろうというふうに思いますが、その中にももう既に農地バンクに登録をしてらっしゃる方々もおありになります。そこを、そういった、よそから付加価値のあるものがまちの近郊だから、付加価値のついたままの値段で売れるよということで、入ってきたい方も、今後、おありになるかもしれません。そういった方々のために、そこを借りて農地を耕すとなると、やはり時間もかかって自分の大切な農地、お預かりした農地ということで大切にしていらっしゃると思うんですけれども、その辺の、産業用地にしていくというようなことも含めてちゃんと説明をさしあげないと、なかなか入ってくる方も入ってきにくいんじゃないか。せっかく農地バンクで貸そうとしているのに、目の前の、それこそ3年とか5年とかって区切られてしまってはなかなか借りにくいということもありますので、ぜひぜひそういった点も含めて、両方、農地であっても企業誘致にしたとしても、地元の方、その土地をお持ちの方も納得していただいて、そして、そこに入ってこようとする方々のことも含めて、説明は細やかに、同じ豊明市の中でやる事業ですので、その辺のことは連携プレーをとっていただいて、はっきりとした、まあ、決まるまではっきりとしたことは言えないと思いますけれども、農地をそういうふうに変えるということは、今までずっと農地をやっていらっしゃった方、これから農地をやられる方に関しては、とても重要なことになろうかと思いますので、そういった御案内もしていただくように、いろんな方にいろんな、優しく、優しくって言うとおかしいですけれども、誠意を持った体制をお話ししていただいて、豊明市が農地であろうと、農業であろうと、それが産業用地になろうと、企業が入ってこようと、とにかく豊明市でいろんな、いい意味で財政力が上がるような施策をとっていただけるとありがたいなというふうに思いますので、そう簡単には答えが出ることではありませんので、そういった点もお願いをして一般質問を終わらせていただきたいと思います。 197: ◯議長月岡修一議員) これにて18番 近藤郁子議員の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は終了いたしました。  次回は9月6日午前10時より本会議を再開し、議案質疑、委員会付託を行います。  本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。                午後1時33分散会                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 発言が指定されていません。 当サイトに掲載している著作物(文書、写真、画像、イラスト)は豊明市議会が著作権を保有します。著作権者の許諾なしに無断複製・無断転載を行うことを禁じます。 Copyright © Toyoake City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...