豊明市議会 2017-03-01
平成29年3月定例月議会(第1号) 本文
4:
◯議会運営委員長(
毛受明宏議員) 皆さん、おはようございます。
議長より御指名がありましたので、議会運営委員会の審査結果について御報告を申し上げます。
今3月定
例月議会の運営について、去る2月17日に委員会を開催し協議をいたしましたが、その結果につきましては、既に皆さんに
文書でお知らせしてありますので、主な事項を御報告いたします。
また、本日午前9時半より委員会を開催し、本日の議事について協議をいたしましたので、その結果につきまして、あわせて御報告いたします。
初めに、本3月定
例月議会の会議日程につきましては、お手元に配付されておりますとおり、本日から3月24日までの30日間とし、一般質問につきましては、代表質問として5人の議員より、また、個人質問として15名の議員より通告がありましたので、2月26日から3月1日までの4日間を質問日に充てることとし、2月26日の日曜日に代表質問5名とし、2月27日から3月1日までの3日間は5人ずつ質問を行うことといたしました。
なお、近藤善人副議長が本日欠席のため、日程の順序を変更し、仮議長の選任を議長に委任する件を日程に追加することといたしました。
次に、付議案件の取り扱いにつきましては、議案第5号から議案第14号までの10件は平成29年度の当初予算でありますので、本日、市長より一括して、施政方針とともに説明がなされます。なお、この当初予算の議案10件につきましては、予算特別委員会を設置して付託することといたしました。
続いて、議案第16号から議案第37号までの22件につきましては、所管の各常任委員会に付託することといたしました。
また、議案第15号につきましては、提案説明と質疑ののち、建設消防委員会へ付託することとし、休憩中に委員会を開催いたします。
なお、委員会の審査期限を1日といたしました。
次に、陳情等につきましては、お手元に配付されておりますとおり、1件を参考配付といたしました。
最後に、議案等質疑は、同一議員につき同一議題について2回以内とし、議案等質疑の通告取扱要領を厳守していただくようお願いいたします。
なお、通告期限につきましては、議案等質疑の通告が3月2日の午後5時まで、また、委員会に付託されました議案等に対する討論の通告が3月22日の正午まででありますので、お間違えのないよう御留意をお願いいたします。
以上で議会運営委員会の報告を終わります。
5:
◯議長(
月岡修一議員) 御苦労さまでした。
ただいま報告がありましたとおり、今定
例月議会の議会期間は、お手元に配付をいたしました会議日程表のとおり、本日から3月24日までの30日間といたします。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付をいたしました議事日程表に従い会議を進めます。
議案説明のため、地方自治法第121条の規定により、市長以下関係職員の出席を求めたので、報告いたします。
お諮りいたします。副議長が本日欠席であることから、日程の順序を変更し、仮議長の選任を議長に委任する件を直ちに日程に追加し、先議いたしたいが、これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
6:
◯議長(
月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、日程の順序を変更し、仮議長の選任を議長に委任する件を直ちに日程に追加し、先議することに決定いたしました。
仮議長の選任を議長に委任する件を議題といたします。
地方自治法第106条第3項の規定より、仮議長の選任を議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
7:
◯議長(
月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、仮議長の選任を議長に委任することに決定しました。
仮議長に16番 杉浦光男議員を選任いたします。
なお、任期については、今議会期間中といたします。
杉浦議員、よろしくお願いいたします。
(はいの声あり)
8:
◯議長(
月岡修一議員) 日程1、会議録署名議員の指名を行います。
豊明市議会会議規則第88条の規定により、5番 近藤裕英議員と15番 近藤善人議員を指名いたします。
なお、本日、近藤善人議員が欠席のため、会議録の真正さを確保するために、申し合わせの順番に従いまして、本日分について、14番 山盛さちえ議員を追加指名いたします。
日程2、諸報告に入ります。
初めに、監査の結果について、代表監査委員より報告を願います。
古橋代表監査委員。
9:
◯代表監査委員(
古橋洋一君) おはようございます。御指名をいただきましたので、例月出納検査及び定例監査等の結果報告の補足説明を申し上げます。
初めに、地方自治法第235条の2第1項の規定により例月出納検査を実施しましたので、その結果に関する報告をするものでございます。
内容につきましては、提出書の検査の対象欄に記載されておりますように、会計管理者所管に係る現金の平成28年10月から同年12月までの各月末日現在の出納保管の状況を、平成28年11月25日、12月27日、1月30日にそれぞれ関係者の出席を得まして、例月出納検査表をもとに、関係諸帳簿と指定金融機関等の残高証明書により照合調査をいたしたものでございます。
検査の結果につきましては、一般会計、特別会計、歳入歳出外現金及び基金は適正に処理されていることを認めるものでございます。
続きまして、地方自治法第199条第1項、第3項及び第4項の規定により定例監査を、同条第7項の規定により財政援助団体等監査を実施しましたので、その結果に関する報告をするものでございます。
内容につきましては、定例監査として、予算の執行並びに事務事業の実施状況について、生涯学習課、環境課、図書館を11月に、産業振興課、地域活性化推進室、総務課、防災防犯対策室、市民課を12月に、都市計画課、下水道課、市街地整備推進室、児童福祉課、とよあけ創生推進室を1月に、財政援助団体等監査として補助金に関する出納その他事務の執行について、豊明市体育協会及び当該団体を所管する生涯学習課を11月に監査したものでございます。
これらの監査の結果につきましては、11月に実施した生涯学習課においては、スポーツ推進委員報酬の支出事務において、支出決定伺書の記載に一部不備な点が見受けられましたので留意されたい。
環境課においては、平成28年度日曜日資源回収ステーションの契約事務において、見積書の徴集の通知、見積徴集結果表の一部に誤りが見受けられたので留意されたい。
図書館においては、樹木剪定等委託の契約事務において、検査調書の契約期間に一部誤りが見受けられたので留意されたい。
次に、12月に実施した産業振興課においては、産業振興地域整備計画策定委託料の契約事務において、監督員の任命手続が不足していたので留意されたい。
総務課においては、ガソリン単価契約の契約変更の契約事務において、変更契約書の一部に誤りが見受けられたので留意されたい。
防災防犯対策室においては、豊明市有料自転車駐車場管理業務委託の契約事務において検査調書に一部不備な点が見受けられたので留意されたい。
市民課においては、改ざん防止用紙印刷の契約事務において、手続に一部不足しているものが見受けられたので留意されたい。
さらに、1月に実施した都市計画課においては、公園管理委託、二村山緑地の契約事務において、契約の締結伺い書に合議のないものが見受けられたので留意されたい。
下水道課においては、汚水ポンプ修理の契約事務において、予定価格書に一部不備な点が見受けられましたので留意されたい。
市街地推進室においては、平成28年第3次豊明市都市計画マスタープラン策定支援業務委託の契約事務において、指名業者選定調書に一部不備な点が見受けられたので留意されたい。
児童福祉課においては、コンビハイハイランドの契約事務において、相手方からの提出書類に不足しているものが見受けられましたので留意されたい。
とよあけ創生推進室においては、ふるさと豊明応援寄附及び寄附お礼の逸品発送委託の契約事務において、仕様書の記載内容に一部不備なものが見受けられたので留意されたい。
これらの指摘については、各課において速やかに適正に処理させたものでございます。
その他につきましては、総体的に適正な処理がされていると認めたものであります。
なお、例月出納検査及び定例監査等の詳細については、提出書のとおりでございますので御一読をいただきたいと思います。
以上でございます。
10:
◯議長(
月岡修一議員) 御苦労さまでした。
続いて、今定
例月議会の開催通知日までに受理した陳情等について報告をいたします。
お手元に配付いたしました陳情付託表のとおり、1件を参考配付といたします。
次に、去る12月定
例月議会において議決されました豊明市・日進市議会議員合同研修会への議員の派遣については、お手元に配付をいたしましたとおり終了したことを報告いたします。
以上で諸報告を終わります。
日程3、施政方針・当初予算(案)上程・提案説明に入ります。
議案第5号から議案第14号までの平成29年度の一般会計及び各特別会計の予算案を一括議題といたします。
小浮市長、登壇にて説明を願います。
11:
◯市長(小
浮正典君) 豊明市議会、平成29年3月定
例月議会に当たり、平成29年度予算案を初め諸議案を御審議いただくのに先立ちまして、施政方針及び予算案の概要について御説明を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
さて、議会の皆様のお認めをいただき、私の初の編成予算となりました平成28年度当初予算は、飛躍への転換を標榜し、現在の市民の皆様の暮らしや子育て、学びの環境といった現実と、将来のまちづくり、人づくりという希望とを架け橋のようにつなぐ行政の連続性を強く意識した未来への架け橋予算といたしました。現在も引き続き、この執行に議会の御協力と御支援を賜りながら職員一丸となり総力を傾けて邁進しているところでございます。
私が行政経営の現場の指揮をとらせていただき、2年になろうとしております。この間、一瞬たりともたゆむことなく地域、現場に出向き、市民の皆様と対話を重ねてまいりました。それは、第5次総合計画で掲げるまちの未来像「みんなでつなぐ しあわせのまち とよあけ」、そして私の政治信条の基本である壁のない社会づくりの実現のため、さらには、活気やにぎわいを生み育て、これを隅々まで広げ、後の世代にも連続させていくことを必ずや実現せねばならないという決意からであります。
また、同時に、未来の豊明市、未来の豊明市民へ豊かな社会をつないでいくためには、現在の市民の皆様の共感とお力添えが欠かせないからであります。すぐそこまで来ている超高齢社会を見据え、このまちの希望を持続できるものへと構築しておかなければなりません。これは、私たち共通の使命であり、責任です。この使命と責任を共有する議会の皆様、そして職員、さらに市民の皆様との協調と協働により、平成29年度は、前へ前へと確かな歩みを進めてまいります。
世界に目を転じれば、イギリスのEU離脱、頻発するテロ、ふえ続ける難民など、グローバルで多様性の広がる社会へと進んできた時代が、今、岐路に立たされています。自己防衛に閉じていく社会の蔓延や、現在だけを見てよしとする政治の横行、保護主義的な経済統制など、世界における後ろ向きな変化の波は、壁のないまちを目指す豊明市の価値観とは対極にあるものと言えます。
こうした世界の流れに溺れることなく、豊明市は確かな足取りで将来を見据えて、市民とともに発展を目指し、成長してまいります。
この成長は開かれた成長であります。多様性を認め尊重する成長です。さまざまな自治体や団体、法人と連携を深め、豊明市の可能性を広げる成長です。
同時に、想定を超えて必ず発生するであろう自然災害や経済危機にもしっかりと対応できるよう、豊明市の力をしなやかに強く高めてまいります。
平成29年度は、長年かけて進めてきた公共施設の耐震工事が一旦完了する予定の年です。現在の市民の暮らしを守り、安心して暮らせる社会基盤をつくりながら、未来の市民に豊明市に住み続けたいと思ってもらえる人づくり、まちづくりを進めます。将来を担う子どもたちへの投資を拡充し、また、将来のまちづくりに向けた市街地整備や産業立地の検討を進めます。
このような方針のもと、今年度にかけた未来への橋を着実に歩み進んでいくための予算として、私は、平成29年度当初予算を未来への前進予算として編成しました。
平成29年度当初予算は、一般会計194億7,600万円、特別会計147億7,360万円、合計342億4,960万円であります。
それでは、次に、未来への前進予算の概略について申し述べさせていただきます。
平成28年度当初予算と比較をいたしますと、一般会計においては2億1,900万円の減額となります。同規模程度の予算規模とも言えますが、目的別で見ますと、昨年度に続き民生費、教育費での伸びが特徴となっております。
特別会計では、9つの会計で4億780万円、2.7%の減となります。その主な要因は、水上太陽光発電事業特別会計での工事の完了によるものであります。
以下、予算案の主要な施策につきまして、順次御説明申し上げます。
まず、歳入であります。
市税につきましては、当初予算における対前年度比較では、市税全体で9,270万7,000円、率にして0.9%の増となる102億8,333万4,000円を計上いたしました。
このうち個人市民税については、経済の回復基調を見込み、前年度比0.7%増の43億4,859万5,000円を、法人市民税については、市内企業の業績は堅調に推移すると見込んでおりますが、税制改正等の影響を考慮し、前年度比5.2%減の5億2,483万6,000円といたしました。
また、固定資産税にあっては、前年度比1.8%増となる42億6,770万8,000円を見込んでおります。
軽自動車税については、登録台数の増加を見込み、前年度比では9.2%増の1億1,441万6,000円といたしました。
地方譲与税及び各県税交付金等は、平成28年度実績並びに国の見込み等を考慮して、それぞれ計上をいたしました。地方消費税交付金については、税制改正後の平準化となっておりますが、平成28年度の交付見込み等を考慮し、前年度比4.3%減の11億2,000万円といたしました。
地方交付税につきましては、国の地方財政見通しや本市の税収等収入見込みを考慮し、普通交付税で前年度比14.3%減の、地方交付税全体で6億3,000万円を計上いたしました。
国庫支出金につきましては、前年度比5.0%減の25億8,786万5,000円といたしました。主な関連事業は、保育園費負担金において1億272万3,000円の増、小規模保育事業所の整備に保育所等整備交付金として5,720万円の増、公立学校施設整備費補助金で1億1,825万7,000円の減、桜ヶ丘沓掛線改良事業初め都市計画・土木関連事業に充当されます社会資本整備総合交付金で9,572万円の減等となっております。
県支出金につきましては、前年度比0.8%減の12億1,042万5,000円といたしました。平成28年度事業の太陽光発電蓄電池設置補助5,780万2,000円の完了や各選挙費の減にかえて、主な関連事業は、保育園費負担金において5,136万1,000円の増等となっております。
寄附金については、前年度比750万円の増とし、日本中央競馬会より平成28年度交付見込みを考慮し、同額1億8,000万円を計上いたしました。ふるさと豊明応援寄附金につきましては、実績を考慮し3,700万円を計上いたしました。
繰入金につきましては、財政調整基金からの繰り入れは前年度同額とし、5億円を繰り入れることといたしました。
このほかに、教育施設建設及び整備基金より、大狭間湿地土地購入事業に1,761万1,000円を繰り入れます。
さらに、基金からの繰り入れとは別に、平成29年度より他会計からの繰り入れとして水上太陽光発電事業特別会計からの繰入金を845万7,000円計上しております。
市債は、前年度比3,540万円減額し、11億7,200万円といたしました。臨時財政対策債は、前年度比1,000万円減の7億円を計上いたしました。
事業債といたしましては、栄保育園改修事業を初め7事業に4億7,200万円を予定いたします。
次に、歳出であります。
歳出の状況につきましては、款別予算事業の順に沿って、いずれも、特に平成29年度の政策的推進事業とも言えます新規性の高い施策事業について御説明をいたします。
総務費における地域創生事務事業におきましては、地域交通関係事業として沓掛小学校区でのスクールバス事業及び高齢者のお出かけサポート事業の送迎運行を開始します。必要に迫られたこれらの事業を先行し、公共交通全体の見直しについては、平成29年度、引き続き検討を進めてまいります。
電算管理事業におきましては、標的型攻撃によるネットワークへの侵入脅威が高まり、本市においては、国の示すネットワーク強靭化モデルに従い、いち早くインターネットとの分離を完了いたしました。
平成29年度は、県が構築を進めてまいりましたセキュリティクラウドが稼働します。これを活用して、情報資産の一層のセキュリティー対策を講じてまいります。
防犯対策事業におきましては、平成28年度より拡充いたしました地域の防犯灯のLED化を継続して推進いたします。
また、さらに、補助事業のメニューを拡大し、防犯カメラの設置についても地域の取り組みを支援いたします。地域の皆様とともに、安心・安全の環境整備推進に努めてまいります。
民生費における老人福祉センター運営事業におきましては、トイレの洋式改修を行います。より快適に施設を御利用いただけるよう、施設管理に努めてまいります。
また、介護保険事業では、老人福祉センターをより広く御利用いただけるよう、見直しを行います。
心身障害者福祉推進事業におきましては、引き続き障害者福祉推進事業補助制度を継続します。このたびは、不足しているグループホームの新規参入を促し、障がい者の地域での生活拠点の拡充を図ってまいります。
児童館等管理運営事業及び保育事業におきましては、災害時に福祉避難所となる公立保育園10園とどんぐり学園の全てにベビーカーや車いすの方々へのスロープを用意します。
また、平成28年度より、小規模保育事業所の認可を進めております。他市町村に増して積極的な誘導施策を行っていることから、これを効果的に推進し、待機児童の解消に努めてまいります。
生活保護事業におきましては、生活困窮者の相談窓口を市役所に移設いたします。生活支援、生活再建に向けた一層の連携効果を発揮するよう努めてまいります。
また、貧困の連鎖を断ち、学ぶ機会の拡充を図る生活困窮者学習等支援事業を継続いたします。参加機会をより拡充するために、事業の実施規模の見直しを進めます。1年目の実績を踏まえ、より質にこだわったプログラムで御参加の方に喜んでいただける機会をつくってまいります。
衛生費における予防接種事業におきましては、任意予防接種でありますロタウイルス予防接種助成事業を開始し、経済的な負担を支援してまいります。これにより症状の重症化回避も期待され、入院による生活負担や医療費抑制など、さまざまな副次的効果をもたらすものと期待しております。
各種診断事業におきましては、産後ケア事業を拡充してまいります。母親のメンタルケアに重点を置き、きめ細やかな支援を行っていくために、特に支援が必要な方に新たに宿泊型産後ケア事業を行います。産婦健診も継続実施し、安心して産後の回復期をお過ごしいただけるようにしてまいります。
商工費における商工総務事務事業におきましては、国の地方創生推進事業として認定を受けましたとよあけ花マルシェ事業を進めてまいります。これまでの豊明市商工会様での取り組みを踏まえて、愛知豊明花き流通協同組合様、また、広く事業者の皆様の協力を得ながら、花を核としたまちづくり、ブランディングを進めてまいります。
また、前後駅を核としたにぎわい創出を目指す駅カフェの取り組みに対し、実行委員会の皆様の御活躍により期待が高まっております。一層の拡充を図ってまいります。
地域活性化推進事業におきましては、市内事業者の皆様が事業の継続と発展に向けて市内で存分に展開いただくための支援事業に加えて、市外からの新たな企業の誘致支援についても体制を整備し、今後必要な財政措置を行ってまいります。
本市は、全国に先駆けて平成27年6月に小規模企業振興基本条例を制定しております。商工振興補助事業におきましては、市内への定住促進もにらんだ社宅確保支援、空き店舗活用支援については継続して進めてまいります。
そして、新たに、小規模事業者向けの再投資補助制度を行います。トイレや厨房の改修といった今必要な支援を進めてまいります。
観光事務事業におきましては、桶狭間古戦場伝説地を中心とした観光資源を核に立ち上げをいたしましたレンタサイクル事業を進めてまいります。
さらに、自治総合センターの認定事業として、本市との共催により市制45周年を記念して桶狭間シンポジウムを開催いたします。会場には、包括協定先の桜花学園様の御協力をいただき、全国に大きく発信するシンポジウムとなります。とよあけ桶狭間ガイドボランティアの皆様や、豊明市甲冑同好会の皆様の御協力をいただき、盛大に大金星のまちを発信してまいります。
消費者行政推進事業におきましては、消費生活相談センターを開設いたします。より巧妙化する悪徳商法等から消費者を守るために、センター化により相談体制を拡充し、身近な消費生活相談を目指してまいります。
土木費における道路維持事業におきましては、沓掛小学校前の老朽化した歩道橋を改修します。
また、河川改修事業、河川維持修繕事業におきましては、境川に水位計を設置し、天王川等の維持、修繕を進め、安全・安心を高めてまいります。
市街地開発事業におきましては、寺池地区及び間米南部地区の土地区画整理事業に向けた技術支援業務を進めてまいります。
また、来るべき産業立地の可能性についても、継続して具体的な検討を進めてまいります。
桜ヶ丘沓掛線改良事業におきましては、継続費として進めてまいりましたが、完成を見据えた重要な工程に入ります。開通に向けては、広域的な期待も高まってきております。供用開始に向けた着実な進行管理を行ってまいります。
公園施設改修事業におきましては、地元の皆様の御意見を伺いながら改修を進めるリノベーション事業をはざま公園で実施いたします。
また、阿野平地土地区画整理事業の進展に伴い、平地公園の整備を行います。
消防費における消防施設設置事業におきましては、耐震性貯水量40トンの防火水槽を南部児童館園庭に設置いたします。
また、40メートル級はしご車を安全に使用するためにオーバーホールを行い、高層建物等における災害対応を引き続き可能とし、市民の安全・安心を確保します。
災害対策事務事業におきましては、非常時に社会福祉協議会に担っていただきます災害ボランティアセンター用の資機材を配備いたします。
教育部門では、引き続き、不登校児童生徒のゼロを目指すという強い決意のもと、事業を拡大いたします。
教育費における教育振興事業におきましては、定住外国籍の子どもたちへの日本語教育もさらに充実させます。
教育相談事業におきましては、フレンドひまわりの教育相談員を拡充します。
また、トイレ洋式化改修工事を行います。
教育振興事務事業におきましては、教員の多忙化解消並びにいじめ、不登校対策強化のため、養護教員補助業務を拡充し、全中学校に配置いたします。
また、特別支援教育支援業務も拡充を図ります。現在の34人体制から37人体制へ拡充配置いたします。
さらには、愛知県から派遣される指導主事も、2名から3名に拡充いたします。
小学校施設維持管理事業におきましては、教育環境の充実を図るため、小学校トイレの洋式化改修工事に着手いたします。
文化財保護事業におきましては、長年の悲願でありました大狭間湿地の土地購入を行います。この用地購入につきましては、市内の事業者様や観察会の皆様によります、毎年の一般公開での募金などから多大な寄附を教育施設建設及び整備基金に積み立ててまいりました。この浄財を財源として充当させていただくものでございます。まことにありがとうございました。
文化会館維持管理事業におきましては、会館の防災安全対策として大小ホールの天井耐震補強工事を行います。
また、施設機能を長期に維持するため、あわせて、中央監視装置の改修工事を行います。施設の利用に際しましては、市民の皆様に御不便をおかけいたします。平成29年度の工事により、文化会館は市民の皆様の文化の拠点としていち早く施設機能の更新を進めています。問題を先送りすることなく、安全でさらに充実した文化の拠点となるよう、しっかりと管理をしてまいります。
以上、本日、当初予算案を提案し、施政方針を述べさせていただきました。
冒頭に申し述べましたとおり、これからのまちづくりには、ともに将来を展望していただけるよう、市民の皆様の御理解と御協力が欠かせません。市民の皆様の共感を得るためには、市民に寄り添う、積極的に対話をするという姿勢が重要です。これは、私だけではできません。職員一人一人も、私と同じ市民に対する共感と納得の歩みを一つ一つの場面で進めていく必要があります。責任を共有し、あらゆる場面で多くの職員が率先して行動する行政組織としてまいります。
社会構造の激変と、その変化に対応して将来を見据えた行政改革を進めるには、最終的に議員各位の御理解と御賛同なくして一歩も前に進むことはできません。どうぞ一丸のお力添えをお願い申し上げるものであります。
最後に、議員各位並びに市民の皆様におかれましては、今後とも市政に対する格段の御理解と御協力、御支援を賜りますようお願い申し上げまして、平成29年度の施政方針といたします。
12:
◯議長(
月岡修一議員) 以上で、平成29年度の一般会計及び各特別会計の予算案の提案説明を終わります。
以上で日程3を終わります。
日程4、議案上程・提案説明に入ります。
議案第16号から議案第37号までの22議案を一括議題といたします。
初めに、議案第16号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
下廣経済建設部長。
13:
◯経済建設部長(下
廣信秀君) それでは、議案第16号 市道の路線廃止について御説明いたします。
記としまして、路線番号3005、路線名、栄5号、起点、豊明市栄町武侍6番2地先、終点、豊明市栄町武侍11番17地先。
この案を提出するのは、新たに道路整備された市道認定に伴い路線に変更が生じたためでございます。
1枚めくっていただきますと、附図がついております。栄5号でございます。
路線の廃止の総延長といたしましては218メートル、幅員として約3.3から7.5メートルのものでございます。
以上で提案説明を終わります。
14:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第17号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
下廣経済建設部長。
15:
◯経済建設部長(下
廣信秀君) それでは、議案第17号 市道の路線認定について御説明いたします。
全部で5路線ございます。
まず最初に、路線番号3005、路線名、栄5号、起点、豊明市栄町武侍6番24地先、終点、豊明市武侍11番9地先。
続きまして、路線番号2328、路線名、阿野107号、起点、豊明市阿野町北上ノ山69番9地先、終点、豊明市阿野町北上ノ山73番2地先。
続きまして、路線番号3422、路線名、栄331号、起点、豊明市栄町大根1番955地先、終点、豊明市栄町大根1番1629地先。
続きまして、路線番号3423、路線名、栄332号、起点、豊明市栄町大根1番1629地先、終点、豊明市栄町大根1番1638地先。
続きまして、路線番号1501、路線名、西川35号でございます。起点、豊明市西川町笹原28番13地先、終点、豊明市西川町笹原26番2地先でございます。
この案を提出いたしますのは、市道として管理するために、新たに市道認定をする必要があるからでございます。
1枚はねていただきますと、まず最初に、栄5号でございます。議案第16号で廃止の議案を出させていただいている分で、こちらは総延長が約315メートル、幅員約3.3から7.5メートルでございます。開発による宅地造成で道路が寄贈されたことによる帰属部分を含めるものでございまして、帰属部分として延長97メートル、幅員5メーターのものが新たに加わります。
続きまして、もう一枚はねていただきまして、路線名、阿野107号でございます。こちらは、総延長約62メートル、幅員4メートルから4.2メートルとなっております。道路用地の寄附により道路整備を行ったものでございます。
続きまして、もう一枚はねていただきまして、栄331号でございます。総延長約124メートル、幅員4メートルから6メートルでございます。こちらは、開発行為による接続先の道路として認定する必要があったために、今回上げさせていただきました。
続きまして、同じページの栄332号でございます。総延長105メートル、幅員6メートル、開発行為により帰属されるものでございます。
それから、最後でございます。路線名、西川35号、総延長約83メートル、幅員6メートル。歩行者専用道路を道路拡幅いたしまして歩道つきの道路としたということでございます。車道4メートル、歩道2メートルというような形で路線認定をしたいと考えております。
以上で提案説明を終わります。
16:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第18号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
下廣経済建設部長。
17:
◯経済建設部長(下
廣信秀君) それでは、議案第18号 豊明市消費生活センターの組織、運営等に関する条例の制定について御説明いたします。
この案を提出するのは、消費者安全法第10条第2項及び同法第10条の2の規定に基づき、豊明市消費生活センターを設置し、この施設の組織、運営等について定める必要があるからでございます。
それでは、内容について御説明しますので、1枚はねていただきまして、主な制定理由につきましては、市民の消費生活の向上を図るため、従来の消費生活相談をセンター化することで常設的に消費生活相談に対応するためでございます。
条例の第1条では消費生活センターの設置の趣旨を、第2条では名称及び設置の場所、第5条では消費生活相談員の配置や資格、第6条では消費生活相談員の人材及び処遇の確保、第8条では相談に係る情報の安全管理について定めております。
附則といたしまして、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。
以上で提案説明を終わります。
18:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第19号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
石川行政経営部長。
19:
◯行政経営部長(
石川順一君) 議案第19号 豊明市非常勤一般職員の任用、勤務条件等に関する条例の一部改正について御説明をいたします。
この案を提出するのは、常勤の一般職員の給与改正に伴い非常勤一般職員の報酬を改正する必要があるからでございます。
それでは、主な内容の説明をいたしますので、1枚おめくりください。
非常勤一般職員の報酬月額を定めました別表第1及び報酬時間額を定めました別表第2を改正するものでございます。
改正額につきましては、基本的に常勤の一般職員の給料改定率と同じ0.2%の増となっております。
なお、別表第1の下から2番目、教員補助員を新たに追加しております。これは、教育の充実を図るため、現在1日4時間勤務の教員補助員を短時間教員補助員とし、新たに1日6.5時間勤務の教員補助員を月額報酬とするものでございます。
附則といたしまして、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。
以上で説明を終わります。
20:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第20号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
石川行政経営部長。
21:
◯行政経営部長(
石川順一君) それでは、議案第20号 豊明市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について御説明いたします。
この案を提出いたしますのは、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い必要があるからでございます。
今回の改正は、介護のため時間外勤務を免除できる制度を新設するものでございます。
それでは、内容の説明をいたしますので、1枚おめくりください。
第8条の4は、育児または介護を行う職員の深夜勤務及び時間外勤務の制限に関する規定でございます。要介護者のある職員から請求があった場合は、深夜勤務及び時間外勤務をさせてはならないこととしております。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行することとしております。
以上で説明を終わります。
22:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第21号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
石川行政経営部長。
23:
◯行政経営部長(
石川順一君) それでは、議案第21号 豊明市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について御説明いたします。
この案を提出いたしますのは、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い必要があるからでございます。
今回の改正の主な内容は、育児休業等の対象となる子の範囲を拡大するものでございます。
それでは、内容を説明いたしますので、1枚おめくりください。
第2条第4号は、育児休業をすることができない非常勤職員の規定でございます。子どもが1歳6カ月になるまでに任期満了が明らかでない場合は、子が1歳6カ月になるまで育児休業が取得できることとなります。
また、追加する第2条の2より、養育里親に委託されている子も育児休業等の対象としております。
1枚おめくりください。
第3条で再度育児休業を取得するケースを規定し、第10条で再度育児短時間勤務を取得するケースを規定をしております。
第20条は、育児時間と介護時間または保育時間を同日に取得する場合は、その合計時間を2時間までとするよう調整することを規定しております。
最後に、附則として、この条例は平成29年4月1日から施行することとしております。
以上で説明を終わります。
24:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第22号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
石川行政経営部長。
25:
◯行政経営部長(
石川順一君) それでは、議案第22号 豊明市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について御説明いたします。
この案を提出するのは、農業委員会等に関する法律及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い必要があるからでございます。
それでは、内容の説明をいたしますので、1枚おめくりください。
今回の改正は2点でございます。
1点目は、昨年8月1日に新教育長が任命されたことにより教育委員会委員長の職は廃止されましたので、削除するものでございます。
2点目は、農業委員会等に関する法律の改正により、農地利用最適化推進委員を新設することとなりましたので、報酬額を農業委員会委員と同額の2万600円とするものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。
以上で説明を終わります。
26:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第23号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
吉井市民生活部長。
27: ◯市民生活部長(吉井徹也君) それでは、議案第23号 豊明市税条例等の一部改正について御説明を申し上げます。
一部改正する条例を別添のように定めるものでございます。
この案を提出するのは、地方税法等の一部改正に伴い必要がございます。これにつきましては、平成28年度税制改正項目のうち、地方消費税が10%に引き上げる時期を、31年の10月1日ということで改正がございましたので、それに伴いまして提出するものであります。
改正点の主なものは、3点ございます。
1点目は、法人市民税の税率を9.7%から6%に引き下げるもの。
2点目につきましては、現況の軽自動車税が、2つに分かれまして、現在の軽自動車税というものを種目別というような名称、また、自動車取得税のものを環境性能割というものを導入するものでございます。
3点目は、個人の市民税の住宅ローンの控除制度の適用年限を2年延長するものでございます。
それでは、概略について御説明申し上げますので、1枚はねていただき、後ほど、その都度、新旧対照表のほうもごらんをいただくようなことになるかと思いますので、よろしくお願いをいたします。
主な概要というところで少しはしょって御説明申し上げますので御容赦いただきたいと思います。
まず、第33条中の4、上から7、8行目にございます、「(100分の9.7)」を100分の6に改めるということであります。御案内のとおり、8%に上がったときに、現況12.7%から9.7%にしております。それを今回、31年10月から、それをさらに下げて6%とするものでございまして、このものへの原資は、地方交付税の原資化となるものでございます。
その下に、新旧対照表をごらんいただきたいと思いますが、73条でございます。そこに軽自動車の取得者に対しては環境性能割、また、所有者については種別割をもって課すると書いてございます。4月1日の登録のところにつきましては種別割というような形、また、取得した折には、取得税のかわりに環境性能割を課させていただくということが書いてございます。
また、条例のほうに戻っていただきたいと思います。
ページをはねていただきまして、74条の2をごらんください。
これにつきましては、日本赤十字に対する軽自動車の非課税の範囲が書いてございます。
その下に、環境性能割の課税標準ということで、通常取得価格についての税率が下に書いてございまして、74条の4をごらんをいただきたいと思います。そこに100分の1から100分の3までの税率が書いてございます。
また、引き続き、74条の8、最下段のほうをごらんをいただきたいと思います。これは、環境性能割の減免規定が書いてございます。公益に係るものにつきましては、環境性能割は減免をさせていただくということでございます。
次に、またページをはねていただきたいと思います。
74条の9以降は、種別割の関係の減免の規定でございます。
まず、その下、4行目をごらんいただきますと、軽自動車等に対する課する税率の割合はということが括弧書きに書いてございますが、これを皆様方お持ちの新旧対照表をごらんいただきまして、21分の6をごらんいただきたいと思います。そこに75条の項目が書いてございまして、右の欄のところの真ん中ほど、種別割の税率と書いてございます。その下に、2行飛ばしまして、(1)から(3)は略と書いてございます。その左を見ていただきましても、旧の条例につきましても略と書いてございますのは、税率については変更がないということをお示ししているものであります。
引き続き、条文のほうへ戻っていただきまして、中ほど、80条の見出し中、軽自動車税を種別割に改めると書いてある項目は、これは現況の減免規定のことを書いてございます。そこに対しまして、今までの軽自動車税という言葉を種別割と変えるということで、その減免規定については変更はございません。主に、これは読みかえの項目がずっとるる書いてございます。
次のページをお開きください。
最上段でございます。
附則第7条の3の2の1項の項目中というところで、平成41年度を平成43年度ということで、先ほど申し上げましたとおり住宅ローンの控除の年限につきまして2年延長するというところがここに書いてあるわけであります。
その下をごらんいただきまして、「(軽自動車税の環境性能割の減免の特例)」というような形がございます。今、現況ございます自動車取得税の減免規定がそのまま移ってこちらのほうに書いてあるというふうで御理解をいただきたいと思います。
また、ページをはねていただきたいと思います。
中ほどに、「(軽自動車の環境性能割に係る徴収取扱費の交付)」というような形が書いてございます。これにつきましては、現況ございます取得税が、このたび環境性能割というような形に変わりますが、これは、県のほうが一括してまず徴収をしていただき、後ほど市のほうにおりてくるということがございまして、それについての、県のほうに対して、徴収取扱費というのを県に交付するということで、県のほうから、この条例、31年度以降に、こういったような御請求が事務費としてあるというふうで御理解をいただきたいと思っております。
最後から2ページをお願いをいたします。
この本条例は全4条から成っております。1条については、本条の市税条例の一部改正、2条につきましては、平成26年度にあった一部改正の条例の語句の変更、3条につきましても、同様、27年度に定めた改正条例の変更、4条については、28年度定めました本文中の語句の改正等がございます。
附則について御説明を申し上げます。附則につきましては、この条につきましては公布の日から施行するというような形になっておりますが、この公布の日から施行するというものは、先ほどのローンの2年延ばすものにつきましては公布の日から施行するということでございます。
一番下のほうに31年の10月1日、またページを開いていただきまして、31年の10月1日ということでございますが、これは、消費税が10%になったところからの施行の期日ということでございます。
最後になりますが、市民税の経過措置について御説明申し上げますと、これは、先ほどの法人市民税が下がったというところの適用のところでございまして、31年の10月1日以降に事業開始のあるところにつきましては、この適用を使う。それ以前のところは旧の税率を使うというところが2条に書いてございます。
また、3条につきましては、これ、軽自動車の関係でございまして、取得に関するものについては、10月1日を過ぎた後に適用します。
それから、種別につきましては、これは10月1日ということよりも、もう4月1日が適用でございますので、4月1日に買ったものについては、旧の名前で税を課させていただくというような形でございます。
以上で説明を終わります。
28:
◯議長(
月岡修一議員) ここで、会議の途中でありますが、10分間の休憩といたします。
午前11時6分休憩
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
午前11時16分再開
29:
◯議長(
月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。
石川行政経営部長。
30:
◯行政経営部長(
石川順一君) 先ほど、私が、議案第21号 豊明市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について御説明申し上げましたが、その一番最後でございます、附則として、この条例は━━━━━━施行と申し上げましたが、これは平成29年4月1日から施行ということの誤りでございました。訂正申し上げます。どうも申しわけございませんでした。
31:
◯議長(
月岡修一議員) 吉井市民生活部長。
32: ◯市民生活部長(吉井徹也君) 先ほど、議案第23号中、市税条例の中で、法人市民税の法人税割の税率を9.7から6.0に━━━━━と申し上げまして、これは引き下げるということで、本当に申しわけございません。
(
発言する者あり)
33:
◯議長(
月岡修一議員) 会議録を精査の上、処理をさせていただきます。
それでは、続きまして、議案第24号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
浅井保険医療課長。
34: ◯保険医療課長(浅井俊一君) それでは、議案第24号 豊明市国民健康保険税条例の一部改正についてを御説明いたします。
この案を提出するのは、国民健康保険税における課税限度額を改正するため必要があるからでございます。
それでは、改正内容を御説明いたしますので、1枚おめくりください。
国民健康保険税における課税限度額は、国が定めた限度額以内で市町村が条例で定めております。現在、国の限度額は合計89万円でありますが、豊明市は4万低い合計85万円としております。
国の基準は、平成29年の税法改正では改正されませんが、限度額を低く設定することによる中間所得層以下への影響の回避や、今後の国保の都道府県化に向け、国基準の限度額との乖離をなくすため国基準と同額とすることとし、今回の改正において4万円引き上げ、合計89万円とするものであります。
第2条第2項ただし書きに規定する医療分を52万円から54万円に、同条第3項ただし書きに規定する後期支援分を17万円から19万円に、それぞれ引き上げます。
なお、附則としまして、この条例は平成29年4月1日より施行し、平成29年度分から適用するものといたします。
以上で説明を終わります。
35:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第25号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
相羽環境課長。
36: ◯環境課長(相羽敏明君) それでは、議案第25号 豊明市墓園管理基金条例の一部改正についての説明をさせていただきます。
この案を提出するのは、基金の積み立て及び処分の取り扱いを変更するために必要があるからでございます。
それでは、内容のほうを説明させていただきます。
1枚おめくりいただきますと、条例の改正文がございますが、議案第25号参考資料、豊明市墓園管理基金条例、新旧対照表もございますので、そちらもごらんいただきたいと思います。
今回の改正内容といたしまして、大きく2つ、積み立ての額と処分に関する規定でございます。
まず、積み立ての額については、現行は、永代使用料の10%を積み立てることとなっておりますが、これを歳入歳出の予算の範囲内で市長が定める額に変更をするものでございます。
また、基金の取り崩し、処分につきましては、現行は墓園の管理費用にのみ充てることができるものを、墓園事業全般に充てることができるように変更するものであります。
なお、この条例は公布の日から施行するものというものです。
以上で議案第25号 豊明市墓園管理基金条例の一部改正についての説明を終わります。
37:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第26号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
相羽環境課長。
38: ◯環境課長(相羽敏明君) それでは、議案第26号 豊明市墓園条例の一部改正についての説明をさせていただきます。
この案を提出するのは、勅使墓園の使用者の資格要件を緩和するため必要があるからでございます。
それでは、内容のほうを説明させていただきます。
1枚おめくりいただきますと、条例の改正文がございますが、議案第26号参考資料、豊明市墓園条例新旧対照表もありますので、そちらもごらんください。
内容といたしまして、墓所の使用者は、現行、市内に6カ月以上住所のある者という住所要件のほか、埋葬するお骨が現にあることが条件でございますが、この条件を住所要件のみとし、生前でも墓所を購入することができるよう変更するものであります。
それに伴いまして、3年以内にお墓を建てないと使用が取り消されるという規定を削除いたします。
なお、市民の方に広く周知してから墓所使用の資格要件の緩和をしたいと思いますので、この条例施行は29年7月1日からといたします。
以上で議案第26号 豊明市墓園条例の一部改正についての説明を終わります。
39:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第27号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
下廣経済建設部長。
40:
◯経済建設部長(下
廣信秀君) それでは、議案第27号 豊明市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について御説明いたします。
この案を提出するのは、地区計画を定めるために必要があるからでございます。
1枚はねていただきまして、現在、豊明市で6地区で地区計画を定めております。その6地区のほかに、この2地区、阿野平地地区整備計画区域と荒井地区整備計画区域、この2地区を新たに条例に追加するものでございます。
別表の2に次のように加えるということで、まず、阿野平地地区でございますが、今のページと次のページ、その次のページまでが阿野平地地区になっております。続いて、荒井地区が最後のページというようなことで、主な内容について御説明いたします。
阿野平地地区においては、建物用途の混在や敷地の細分化を防止するため、用途の制限や、最低敷地面積を定めることにより良好な住宅地を図ることを目標としております。
それから、荒井地区でございますが、主要幹線道路の沿道にふさわしい業務の利用増進を図る地区として、周辺の住環境に配慮しながら近隣住民の日常生活を支えるさまざまな生活利便施設の立地を誘導するため、用途地域の緩和を行う一方で、住環境に影響を与えることが懸念される建物用途について制限をかけるものでございます。
それから、附則としまして、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。
以上で説明を終わります。
41:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第28号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
土屋消防長。
42: ◯消防長(土屋正典君) それでは、議案第28号 豊明市消防団条例の一部改正について御説明をいたします。
この案を提出するのは、消防団員の資格要件を拡大するため必要があるからであります。
では、内容について御説明いたしますので、1枚おめくり願います。
今回の改正は、第5条及び第7条の一部を改めるものです。
その第5条は、消防団員の任命資格要件を規定する条項で、今般同条第1号を改め、資格要件に区域内に通学する者を加えるものであります。
次の第7条第2項第2号の改正は、ただいま御説明いたしました第5条第1号の改正に伴い整理するものでございます。
附則といたしまして、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。
以上で説明を終わります。
43:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第29号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
伊藤財政課長。
44: ◯財政課長(伊藤正弘君) 議案第29号 平成28年度豊明市一般会計補正予算(第10号)について御説明申し上げます。
1ページをお開きいただきます。
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億420万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ215億5,490万7,000円とするものでございます。これらは、補正予算議案としての第1表にて歳入歳出予算補正として計上いたしております。
同じく、補正予算議案として、7ページの第2表について御説明いたします。
第2表、繰越明許費をごらんください。
まず、住民記録電算処理事業626万3,000円は、いわゆるマイナンバーカードの発行事業に係る負担金事業を一部繰り越すものでございます。これは、マイナンバー法施行により、国の指示により中間サーバープラットフォームやマイナンバーカードの作成運用を行っております地方公共団体情報システム機構での作業の進捗が延びる見通しとなって示されてまいりましたので、これに連動いたしまして事業費の一部を繰り越すものでございます。歳出の財源は、全額国費となるものでございます。
続きまして、道路管理事業2,210万2,000円は、既に6月定
例月議会での補正予算(第2号)でお認めをいただいております阿野平地土地区画整理事業の東側地区外道路に当たります市道106号築造工事の用地費及び補償費でございます。
事業の進捗から、年度内の執行がずれ込む可能性が生じておりましたので、円滑に事業を進めるべく、このたび繰越明許として計上をお願いするものでございます。
繰越明許費の最後に、桜ヶ丘沓掛線改良事業2,500万円であります。これは、本体、国庫補助事業の附帯工事としてお認めをいただいております側道迂回路の築造工事の整備事業費であります。予定地の周辺の関係者の御要望等から設計の見直しを重ねてまいりました結果、着手時期をぎりぎり確保した時点で入札を行いましたが不落となりました。したがいまして、年度内の工期の確保が困難と判断をし、このたびの繰越明許費をお願いするものであります。
続きまして、同じく補正予算議案として同ページの第3表の地方債補正関係について御説明をいたします。歳入、20款 市債につきましての説明ともなります。
市債については、事業費の確定等による起債額の変更となるものでございます。
公民館改修事業及び体育施設整備事業における事業債は、適債性や財源調整の観点から、それぞれ1,060万円、1,010万円の市債発行を取りやめ、全額の減額補正といたしました。
議場改修事業は、440万円の減額補正となります。事業費の確定によって変動した起債予定額となります。
庁舎改修事業は、1,780万円の減額補正となります。本館空調熱源設備更新工事及び本庁舎屋上防水工事の事業費の確定により変動した起債予定額となるものです。
続いて、保健センター改修事業は、80万円の減額補正となります。外壁改修工事の事業費の見込みにより変動した起債予定額となるものです。
高規格救急車購入事業は、680万円の減額補正となります。事業費の確定により変動した起債予定額となるものです。
給食センター改修事業は、130万円の減額補正となります。中央調理場食器洗浄設備の設置事業費の確定により変動した起債予定額となるものです。
以上の結果、市債総額では、5,190万円の減額補正といたしました。
それでは、議案の附属資料であります事項別明細書によりまして予算の説明をさせていただきます。
なお、このたび事項別明細書の記載内容に一部誤りがありました。正誤表にて訂正をさせていただきました。おわびを申し上げます。まことに申しわけありませんでした。
このたびの補正予算は、平成28年度の決算を前提として執行の見込み等の確定に伴う精算的な増減調整となる補正予算計上となっております。したがいまして、第9号までの補正予算とは異なり、その対象事業は多岐にわたり、歳出で299の細節における補正計上となっております。
そこで、3月補正予算の提案説明といたしましては、精算調整的な計上については、増減額の大きな補正計上のみの説明とさせていただき、歳入財源についても大枠での説明とさせていただきます。
歳出より主な事業にて説明をいたしますので、24ページ、25ページをお開き願います。
説明欄をもって主な内容について御説明申し上げます。
2款 総務費、1項 総務管理費、2目 秘書人事管理費の秘書人事人件費につきましては、共済組合負担金の負担率が見込みより低くなりましたことから生じた差額分を減額計上するものであります。
続いて、26ページ、27ページをお開き願います。
7目 財産管理費の庁舎維持管理事業につきましては、庁舎等営繕工事費における執行残額等を3,315万6,000円減額補正するものです。このたびの主な工事といたしましては、太陽光パネルの増設と蓄電池を新設した庁舎太陽光発電システム増設工事、本館の空調熱源設備更新工事などでございます。
続いて、36ページ、37ページをお開きください。
3款 民生費、1項 社会福祉費、1目 社会福祉総務費の国民健康保険特別会計繰出事業は、保険基盤安定繰出額の確定、一般療養給付費の増、保険料の不足分への補填等から成るものでございます。
補正後の繰出金は7億7,140万3,000円となり、前年度最終予算に比べますと約1億円の増額となるものでございます。
続いて、同ページの下段、2目 老人福祉費の介護保険特別会計繰出事業も、事業の執行見込みにより、現年度分介護給付費繰出金を初め、繰出金の減額補正を行っております。
続いて、40ページ、41ページをお開き願います。
2項 児童福祉費、1目 児童福祉総務費の児童福祉事務事業は、見込み額の確定により児童手当費を4,000万円減額補正するものです。
続いて、42ページ、43ページをお開き願います。
3項 生活保護費、3目 臨時福祉給付費の臨時福祉給付金事業は、春と秋の給付金として実施をいたしました事業の確定に伴う残額を減額計上するものでございます。給付金としての減額は9,077万700円となります。
続いて、54ページ、55ページをお開き願います。
8款 土木費、4項 都市計画費、5目 都市下水道費の下水道事業特別会計繰出事業は、会計収支の歳入見込みが増加となりましたので、一般会計からの繰出金を2,356万9,000円減額計上するものです。
続いて、70ページ、71ページをお開きください。
13款 諸支出金、1項 基金費、1目 財政調整基金費の財政調整基金積立金は、2億1,184万7,000円を増額補正するものです。同基金は、平成27年度決算においては30億8,045万6,000円でありました。平成28年度中にお認めいただいております財源として計5億9,064万5,000円の繰り入れを行いました。これによりまして、年度内基金残額は24億8,981万1,000円となりましたが、さきに議決をいただきました12月補正予算での積み増し4億3,107万円に、当初計上の利息想定64万4,000円を加え、このたびの積立額をお認めをいただきますと、積立後の財政調整基金残高は31億3,337万2,000円となる見込みでございます。
続きまして、下段でございます。
2目 教育施設建設及び整備基金費の教育施設建設及び整備基金積立金は、条例積み立てにより2,002万8,000円を増額補正するものでございます。なお、積立額の中には、毎年市民の皆様が湿地保全のために募金活動いただいております寄附金が加わっております。このたびの積立額をお認めをいただきますと、積立後の基金残高は1億486万4,000円となる見込みでございます。
続きまして、歳入の説明をさせていただきますので、8ページ、9ページにお戻りいただきたいと思います。
1款 市税におきましては、1億4,993万7,000円の増額補正を行います。個人市民税で9,633万3,000円、固定資産税で4,328万4,000円、軽自動車税で1,032万円となります。経済の回復基調から、市民税における上振れと、土地家屋における評価並びに取引の活性化という好影響によるものでございます。
続いて、10ページ、11ページをお開きください。
13款 国庫支出金、1項 国庫負担金、1目 民生費国庫負担金の児童手当負担金2,649万6,000円の減は、歳出で御説明をいたしました児童手当の減額に伴うおおむね3分の2の充当率になる特定財源の減額計上となるものでございます。
続いて、同ページの下段をお願いいたします。
2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金の企画費補助金、地方創生推進交付金172万5,000円は、12月定
例月議会における補正予算(第7号)の商工費においてお認めをいただいておりますとよあけ花マルシェプロジェクト委託料の345万円に対する国の認定による交付金でございます。このたび、一般財源から国庫特定財源に振り替えを計上するものでございます。
続きまして、12ページ、13ページをお願いいたします。
2目 民生費国庫補助金の臨時福祉給付金事業費補助金9,300万円の減額は、歳出で御説明をいたしました同額の歳出予算減額計上に充当率10分の10で連動する減額計上でございます。
続いて、同ページの下段をお願いいたします。
6目 教育費国庫補助金の公立学校施設整備補助金4,320万4,000円の減額は、事業の執行によりまして国庫補助対象事業費の確定が行われたための減額計上となるものです。減額の対象工事となっておりますのは、屋内運動場非構造部材耐震改修工事、同便所等改修工事、飛散防止フィルム設置等工事、図書室空調設置工事でございます。
続いて、14ページ、15ページをお開き願います。
4項 国庫交付金の2目 土木費国庫交付金の社会資本整備総合交付金9,911万9,000円の減額は、事業の執行による確定、また、国の内示による減額となっております。橋梁点検、舗装等で742万5,000円の減、桜ヶ丘沓掛線改良事業で8,032万円の減等となっております。
続いて、同ページ下段をお願いいたします。
14款 県支出金、2項 県補助金、1目 総務費県補助金の太陽光発電蓄電池設置費補助金1,785万4,000円の減額は、歳出で御説明をいたしました設備設置工事へのグリーンニューディール補助の確定による減額計上となっております。
続いて、18ページ、19ページをお開き願います。
15款 財産収入、2項 財産売払収入、1目 不動産売払収入の土地建物売払代金1,695万8,000円の減額は、新栄交番跡地の売却予定が延期となったことに伴う減額計上となっております。
続いて、同ページ下段をお願いいたします。
16款 寄附金、1項 寄附金、1目 一般寄附金のふるさと豊明応援寄附金700万円の増額は、既に2月緊急議会における補正予算(第9号)でお認めをいただいております歳出増に連動する歳入となりますが、関係各位の御支援、御協力をいただき堅調に推移をいたしておりますふるさと豊明応援寄附金の上振れ分となる増額計上であります。
続きまして、5,398万円は、環境整備事業費であります競馬場周辺環境事業寄附金の確定に伴う増額計上であります。平成28年度の環境整備事業費は、総額2億3,398万円となります。桜ヶ丘沓掛線整備事業や教育施設の整備事業等に活用させていただいております。
続きまして、社会教育費寄附金5万円の増額計上は、市民の皆様によります湿地保全整備のための募金からの御寄附でございます。湿地の保全につきましては、このたびの基金の積み立てをさせていただきますと467万6,000円となる見込みでございます。改めて、市民の皆様の御尽力に感謝申し上げます。
続きまして、図書館寄附金108万円は、市内の篤志家の方からの児童書・図書資料購入のためにとの御寄附をいただいたものでございます。
図書館では近年、児童書の充実、児童書に触れていただく機会の拡充を進めております。今回いただきました御寄附をもとに、より一層の図書環境の拡充を進めてまいります。まことにありがとうございました。
続いて、20ページ、21ページをお願いいたします。
18款 繰越金、1項 繰越金、1目 繰越金の前年度繰越金7,852万2,000円は、国の補正予算への対応等を想定し留保財源とさせていただいておりましたものを計上するものでございます。このたびの歳出補正予算の一般財源となるものでございます。
以上で説明を終わります。
45:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第30号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
浅井保険医療課長。
46: ◯保険医療課長(浅井俊一君) それでは、議案第30号、平成28年度豊明市国民健康保険特別会計補正予算書(第3号)につきまして御説明を申し上げます。
補正予算書1ページをお願いします。
今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,231万7,000円を減額しまして、歳入歳出それぞれ78億7,908万9,000円とするものでございます。
まず、歳出から御説明をいたしますので、補正予算書13ページ、14ページをお願いします。
初めに、2款 保険給付費です。
1項 療養諸費、1目 一般被保険者療養給付費の3,301万3,000円及び2目 退職被保険者等療養給付費の553万8,000円の増額でございますが、いずれも給付費に不足が見込まれますので増額をするものでございます。
続きまして、このページの最下段から15、16ページにかけてになります。
3款1項1目 後期高齢者支援金の1億1,510万7,000円の減額ですが、これは、平成26年度分の精算額を含めた年度額の確定を受けてのものでございます。
続きまして、6款1項1目 介護納付金は4,299万1,000円の減額ですが、同じく年度額の確定を受けてのものでございます。
続きまして、7款1項1目 高額医療費拠出金の1,190万円の増額です。この拠出金は、高額な医療費を対象とした国保連合会が行う共同事業への拠出金でございます。対象額の増加により財源不足が見込まれており、国保連合会へ追加拠出するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、17ページ、18ページとなります。
11款 諸支出金、1項3目 償還金は、平成27年度分の給付費に係る国庫負担金の額が確定したことによる返還金で、3,533万円の増額でございます。
続きまして、歳入を御説明いたしますので、5ページ、6ページにお戻りいただきたいと思います。
まず、1款 国民健康保険税です。
1項1目 一般被保険者国民健康保険税及び2目 退職被保険者等国民健康保険税を合計しまして、総額で2億892万3,000円を減額するものでございます。これは、調定額及び保険税の収入見込み等を精査した結果、それぞれ現年分について減額をするものでございます。
続きまして、その下、2款 国庫支出金、1項1目 療養給付費等負担金です。これは、国保の給付費等に対する国の負担分でございますが、給付費の増及び前期高齢者交付金、後期支援金、介護納付金の減額などから推計しまして4,904万9,000円の減額を見込んでおります。
続きまして、7ページ、8ページをお願いします。
一番上の表、同じく2款の1項1目 高額医療費共同事業負担金の297万5,000円の増額は、歳出で説明いたしました高額医療費拠出金の国庫負担分でございます。
続きまして、3款1項1目 療養給付費交付金は、退職者医療分に係る給付費の伸びの影響分として553万8,000円の増額とするものでございます。
続きまして、4款1項1目 前期高齢者交付金では1億9,773万8,000円の減額となります。これは、65歳から74歳までの給付費に対する財政支援分ですが、平成26年度の精算額を含む年度の交付額の確定を受けてのものでございます。
1枚おめくりいただきまして、9ページ、10ページをお願いします。
一番上の表、5款 県支出金、1項1目 高額医療費共同事業負担金の297万5,000円の増額は、歳出で説明いたしました高額医療費拠出金の県費の負担分でございます。
続きまして、同じく5款の2項1目 財政調整交付金です。先ほどの国庫と同様、後期高齢者支援金などの減により1,226万3,000円の減額を見込んでおります。
続きまして、6款1項1目 共同事業交付金です。右のページ、1節 高額医療費共同事業交付金は、高額な案件の増加から2,833万円の増額を、その下の2節 保険財政共同安定化事業は交付金の見込みから2,205万3,000円の減額を、それぞれ見込みました。
なお、この共同事業交付金は、歳出で御説明をいたしました歳出7款の共同事業拠出金及び2款2項の高額療養費に財源として充当をしておりますが、15ページ、16ページの7款の共同事業拠出金の欄ですが、各目における財源内の内訳のその他財源欄は、その他の財源の項目内で財源の振り替えを行っておりますので、款の合計を考慮しました差額での表記とさせていただいておりますので御承知おきをください。
続きまして、11ページ、12ページをお願いしたいと思います。
8款1項1目 繰入金の右ページ、保険基盤安定繰入金は、保険税軽減分については250万4,000円の減額、その下の保険者支援分については142万7,000円の増額をするものでございます。これは、低所得者への保険税軽減の影響分を一般会計が補填するもので、本年度の繰り入れ額の確定に伴うものでございます。
また、同じ説明欄のその他一般会計繰入金2億9,542万9,000円の増額は、会計上、最終的に不足が見込まれる額を一般会計より繰り入れるため増額するものでございます。
次に、その下、9款 繰越金、1項2目 その他繰越金です。これは、前年度からの繰越金のうち、まだ予算化していない8,353万9,000円を予算化するものでございます。
以上で説明を終わります。
47:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第31号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
花木下水道課長。
48: ◯下水道課長(花木喜久治君) それでは、議案第31号 平成28年度豊明市下水道事業特別会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。
内容を御説明いたしますので、予算書の1ページをごらんください。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ700万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億6,974万8,000円とするものでございます。
初めに、歳出から御説明申し上げますので、9、10ページをお開きください。
1款 総務費、1項1目 一般管理費の委託料でございます。説明欄をごらんください。料金徴収等委託料300万円の減は、名古屋市への汚水処理委託費が当初の見込みより少なかったことにより減額をするものでございます。
その下の行、下水道料金システム購入費91万8,000円の減は、今年度購入予定であったものが平成29年度へ変更となったことにより減額するものでございます。
続きまして、2款 公共下水道維持管理事業費、1項1目 流域関連維持管理費の工事請負費でございます。説明欄をごらんください。営繕工事費400万円の減は、取りつけ管修繕など緊急修繕工事が見込みより少なかったことにより減額となったものでございます。
続きまして、同じ説明欄、境川流域下水道維持管理費負担金500万円の増は、愛知県への負担金の増額によるものでございます。
続きまして、11、12ページをお開きください。
3款 公共下水道建設事業費、1項2目 建設費の委託料でございます。説明欄をごらんください。管渠設計等委託料95万1,000円の減は、国庫補助事業、管路施設実施設計業務委託など3件の委託の請負差金による減額をするものでございます。
続きまして、同じ説明欄、物件移転等補償費190万6,000円の減は、物件移転に伴う管路設置工事等がなかったことにより減額するものでございます。
続きまして、4款 公債費、1項1目 元金でございます。説明欄をごらんください。財源振替の625万1,000円は、特定財源から一般財源に振り替えるものでございます。
次に、歳入を御説明申し上げますので、5、6ページをお開きください。
1款 分担金及び負担金、1項3目 受益者分担金でございます。説明欄をごらんください。区域外流入受益者分担金70万5,000円の増は、区域外からの公共下水道に接続した数が当初の見込みより多かったことにより増額するものでございます。
2款 使用料及び手数料、1項1目 使用料でございます。説明欄をごらんください。下水道使用料800万円の増は、当初より見込み額が多くなったことにより増額するものでございます。
その下の流域関連公共下水道滞納繰越分200万円の増は、当初見込み額よりも多い収入があったことにより増額するものでございます。
3款 国庫支出金、1項1目 国庫交付金でございます。説明欄をごらんください。社会資本整備総合交付金740万8,000円の増は、当初見込み額よりも多い交付決定があったことにより増額するものでございます。
7、8ページをお開きください。
4款 繰入金、1項1目 繰入金でございます。説明欄をごらんください。一般会計繰入金2,356万9,000円の減は、社会資本整備総合交付金の増額、下水道使用料等の増額により減額するものでございます。
5款 繰越金、1項1目 繰越金でございます。説明欄をごらんください。前年度繰越金404万8,000円の増は、確定したことにより増額するものでございます。
7款 市債、1項1目 下水道事業債でございます。説明欄をごらんください。公共下水道560万円の減は、社会資本整備総合交付金が増額されたことにより市債の減額ができたものでございます。
以上で説明を終わります。
49:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第32号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
佐藤総務課長。
50: ◯総務課長(佐藤浩一君) それでは、議案第32号、平成28年度土地取得特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。
1ページをごらんください。
今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額を44万9,000円追加して、歳入歳出の予算の総額を124万9,000円とするものです。
歳入予算から説明をいたします。
4ページ、5ページをお願いいたします。
上段、2款2項1目1節 預金利子は、37万3,000円の増額です。これは、土地開発基金の預金利子が確定したためでございます。
その下、中段、3款2項1目1節 財産貸付収入は、7万6,000円の増額です。これは、栄町姥子地内の土地を公共工事の仮設現場事務所として貸し付けを行い、財産運用収入として7万6,000円の増額をするものでございます。
続きまして、歳出予算、次の6ページ、7ページをお願いいたします。
上段、2款1項1目 土地開発基金繰出事業、土地開発基金繰出金は37万3,000円の増額です。これは、基金の預金利子が、歳入で御説明したように確定し、その額を基金に積み立てるものでございます。
その下、中段、3款1項1目 土地開発基金償還事業、土地開発基金償還金は7万6,000円です。こちらも、歳入で御説明しましたように保有土地の財産運用収入が確定したために土地開発基金償還金を追加するものです。
以上で説明を終わります。
51:
◯議長(
月岡修一議員) ここで、会議の途中でありますが、午後1時まで昼食のため休憩といたします。
午前11時58分休憩
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
午後1時再開
52:
◯議長(
月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。
続きまして、議案第33号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
相羽環境課長。
53: ◯環境課長(相羽敏明君) それでは、議案第33号 豊明市墓園事業特別会計補正予算(第1号)の説明をさせていただきます。
表紙をおめくりいただき、1ページをごらんください。
歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ127万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,282万1,000円とするものです。
それでは、歳入より説明させていただきます。
4ページ、5ページをお開き願います。
1款1項1目の右側説明欄、永代使用料の1,278万9,000円の減額は、墓所の購入が当初見込みより少ないことによるものです。
次に、3款1項1目の右側説明欄の繰越金530万5,000円の減額は、前年度からの繰越金が見込みより少ないことによるものです。
次に、5款1項1目の右側説明欄の基金繰入金1,681万5,000円の計上は、墓園事業特別会計の不足する財源を墓園管理基金からの繰入金で対応するものでございます。
それでは、次に歳出を説明させていただきます。
6ページ、7ページをごらんください。
1款 総務費、1項1目 一般管理費の墓園管理基金積立事業の右側説明欄、墓園管理基金積立金127万9,000円の減額は、墓園の永代使用料の減額による積立金の減額であります。
以上で議案第33号 豊明市墓園事業特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。
54:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第34号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
花木下水道課長。
55: ◯下水道課長(花木喜久治君) それでは、議案第34号 平成28年度豊明市農村集落家庭排水施設特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
内容を御説明いたしますので、予算書の1ページをごらんください。
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ212万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,328万8,000円とするものでございます。
初めに、支出から御説明申し上げますので、6、7ページをお開きください。
1款 総務費、1項1目 一般管理費でございます。説明欄をごらんください。財源振替の70万円は、特定財源から一般財源に振り替えるものでございます。
2款 家庭排水施設事業費、1項1目 維持管理費の需用費でございます。説明欄をごらんください。光熱水費173万8,000円の減は、電気料金が当初見込み額より少なくなったことにより減額するものでございます。
同じく、維持管理費の委託料でございます。説明欄をごらんください。センター管理委託料の38万8,000円の減は、水質土壌等分析委託の入札差額金により減額するものでございます。
3款 公債費、1項1目 元金でございます。説明欄をごらんください。財源振替の116万2,000円は、特定財源から一般財源に振り替えるものでございます。
その下、2目 利子でございます。説明欄をごらんください。財源振替の120万1,000円は、特定財源から一般財源に振り替えるものでございます。
続きまして、8、9ページをお開きください。
4款 予備費、1項1目 予備費でございます。説明欄をごらんください。財源振替の50万円は、特定財源から一般財源に振り替えるものでございます。
次に、歳入を御説明申し上げますので、4、5ページをお開きください。
1款 分担金及び負担金、1項1目 受益者分担金でございます。説明欄をごらんください。家庭排水事業費分担金259万2,000円の増は、当初見込みよりも新規加入者がふえたことにより増額するものでございます。
2款 使用料及び手数料、1項1目 使用料でございます。説明欄をごらんください。排水使用料200万円の増は、当初見込みよりも使用料収入がふえたことにより増額するものでございます。
3款 繰入金、1項1目 繰入金でございます。説明欄をごらんください。一般会計繰入金671万3,000円の減は、歳出が212万1,000円減となること、また、家庭排水事業分担金が259万2,000円増、排水使用料が200万円増することにより減額するものでございます。
以上で説明を終わります。
56:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第35号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
近藤都市計画課長。
57: ◯都市計画課長(近藤 潔君) それでは、議案第35号 平成28年度豊明市有料駐車場事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
議案の1ページをごらんください。
歳入歳出予算の総額は変更なく、歳入歳出予算の総額を6,230万円とするものでございます。
歳出から御説明いたしますので、6、7ページをお開きください。
3款1項1目 元金でございます。説明欄をごらんください。財源振替の119万3,000円は、特定財源からの一般財源に振り替えるものでございます。
次に、歳入を御説明いたしますので、4、5ページをお開きください。
2款1項1目 繰入金119万3,000円の減額は、繰越金119万3,000円の増額によるものでございます。
以上で説明を終わります。
58:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第36号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
小川高齢者福祉課長。
59: ◯高齢者福祉課長(小川正寿君) それでは、議案第36号 平成28年度豊明市介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。
1ページをお開きください。
今回の補正予算は、歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ2億9,440万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ43億2,824万6,000円とするものでございます。
それでは、歳出の主なものから説明いたしますので、10ページ、11ページをお開きください。
2款1項 介護サービス等諸費につきましては、介護サービスの執行見込みが当初よりも少なくなることから減額するものでございます。
1目 居宅介護サービス給付費は1億9,583万円の減額、5目 施設介護サービス給付費は8,207万円の減額、8目 居宅介護住宅改修費は800万円の減額です。
次に、下段、2款2項6目 介護予防住宅改修費についても同様に執行見込みにより500万円を減額するものでございます。
ページをめくっていただき、12ページ、13ページをお開きください。
上段、2款5項1目 高額医療合算介護サービス費は、介護保険と医療費の負担額を合算し年間で高額になる場合、超えた額を支給するものですが、一定額以上の所得者の利用料が2割になることから利用が大きく伸びる見込みをしておりましたけれども、執行見込みから1,100万円の減額をするものでございます。
中段、2款6項1目 特定入所者介護サービス給付費は、低所得者の方の介護施設の食費と居住費の軽減を行うものですが、こちらも執行見込みから1,500万円を減額するものでございます。
下段、3款1項1目 介護予防生活支援事業費の512万9,000円の減額につきましては、老人センターで行っておりますいきいき教室の利用者が少なかったため開催日数を減らしたため減額するものでございます。
次に、14ページ、15ページをお開きください。
上段、3款2項1目 一般介護予防の300万の減額につきましては、地域が主体的に行っていただいています、まちかど運動教室の執行見込みにより不用額を減額するものでございます。
下段、3款3項 包括的支援事業、任意事業は、合わせて827万9,000円の減額です。
1目 総合相談事業、7目 生活支援体制整備事業、8目 認知症総合支援事業費、それぞれ委託事業の不用額を減額するものでございます。
次ページ、16ページ、17ページをお開きください。
4款1項1目 介護給付費準備基金積立金につきましては、給付費等が当初予定よりも少なくなることを見込み3,890万5,000円を増額し基金に積み増すものでございます。
続いて、歳入について主なものを御説明しますので、4ページ、5ページをごらんください。
上段、3款1項1目 介護給付費負担金の7,667万3,000円の減額につきましては、介護給付費の減額に伴う国の負担分の減額でございます。
次に、下段、4款1項1目 介護給付費交付金、2目 地域支援事業支援交付金、あわせて1億1,338万円の減額につきましても、介護給付費等の減額に伴う交付金の減額でございます。
ページをめくっていただき、6ページ、7ページをお開きください。
5款1項1目 介護給付費負担金の5,422万3,000円の減額は、国と同様、介護給付費等の減額に伴う県負担分の減額でございます。
ページをめくっていただき、8ページ、9ページをお開きください。
7款1項 一般会計繰入金、あわせて4,224万2,000円の減額は、国、県と同様、介護給付費等の減額に伴う市負担分の減額でございます。
以上で説明を終わります。
60:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第37号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
浅井保険医療課長。
61: ◯保険医療課長(浅井俊一君) それでは、議案第37号 平成28年度豊明市後期高齢者医療特別会計補正予算書(第1号)につきまして御説明を申し上げます。
補正予算書1ページをごらんください。
今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,331万1,000円を減額しまして、歳入歳出それぞれ9億828万9,000円とするものでございます。
では、歳出から御説明をいたしますので、補正予算書6ページ、7ページをお願いします。
2款1項1目 後期高齢者医療広域連合納付金です。これは、加入者から徴収した保険料と低所得者軽減分として一般会計から繰り入れる保険基盤安定繰入金をあわせて後期高齢者医療広域連合に支払うものでございますが、保険基盤安定繰入額の確定を受け1,331万1,000円を減額するものでございます。
続きまして、歳入を御説明いたしますので、1ページお戻りいただきまして、4ページ、5ページをお願いします。
2款 繰入金、1項2目 保険基盤安定繰入金ですが、今年度の繰入額の確定により1,331万1,000円を減額するものでございます。
以上で説明を終わります。
62:
◯議長(
月岡修一議員) 以上で日程4を終わります。
日程5、議案上程・提案説明・質疑・委員会付託・委員長報告・同質疑・討論・採決に入ります。
議案第15号を議題といたします。
議案第15号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
相羽環境課長。
63: ◯環境課長(相羽敏明君) それでは、議案第15号 工事請負契約の変更について御説明を申し上げます。
下記のとおり、工事請負契約を変更するものでございます。
記といたしまして、1、工事名、水上太陽光発電施設設置工事。
2、工事場所、豊明市沓掛町若王子地内。
3、工事の概要、太陽光パネル6,720枚。パワーコンディショナー3基。
4、請負契約金額、変更前金額は4億7,952万円、これを3,455万7,840円を増額し、変更後金額を5億1,407万7,840円とするものであります。
この増額の内訳を申し上げますと、まず1つ目が、パワーコンディショナーの位置を変更することで、約387万円の減額。このパワーコンディショナーの位置を変えることで、売電先までの配線延長の増加と配線用電柱の本数を増加することで、それぞれ53万円と約79万円の増額。キュービクルの仕様を励磁突入電流抑制型に変更することで約384万円の増額。電力計測盤からパワーコンディショナーまでの幹線配管の数量の増加で約685万円の増額。同じく電力計測盤からパワーコンディショナーの配管のため、外周道路上の配管工事が約25万円の増額。接続箱から電力計測盤までの幹線費用として約2,570万円の増額。野焼き対策としてのり面の配管の保護のため約47万円の増額。これら合計が3,455万7,840円の増額ということでございます。
そして、5、請負契約者でございますが、名古屋市中区錦3丁目1番30号、錦マルエムビル7F、株式会社クリハラント中部支社、支社長、久米弘一。
この案を提出いたしますのは、水上太陽光発電施設設置工事の設計変更に伴い、工事請負契約を変更するため必要があるからでございます。
以上で説明を終わります。
64:
◯議長(
月岡修一議員) 提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は挙手を願います。
早川直彦議員。
65: ◯13番(早川直彦議員) 議案第15号 工事請負契約の変更について質問させていただきます。
今回の工事変更、工期が短くなるということも想定できるんですが、その点からまず質問させていただきます。
接続箱からの電流計測盤幹線のケーブルの太さが8スケ、sq、8スケから100スケに変更される部分について、まず聞かせていただきます。
計算するに当たって、例えばインダクタンスとかリアクタンスとか、その抵抗値に関するものとか、電圧降下率とか力量を再検討というか再計算して、100スケが大丈夫だというふうに設計したものだというふうに私は理解しているんですが、計算式の説明ですね。資料でさきに渡していただいた配線路計画ですか、の中の2のところ、低圧配線路(電灯)計画、Iの電流の計算の中に、括弧で例えば、需要率1.0、力率0.9、効率0.8とあります。また、ページをめくると、電線サイズの計算の中のE、許容電圧降下3%とあります。これ、この根拠が、どこにも書いていないです。これ、数値が違えば、またこれ、結果がまた変わるんですが、これ、委員会の中でちゃんと説明して。今、ここで説明しろと言うと相当な時間がかかると思いますので、ちゃんと業者からこれ、こうだから需要率が1.0とか力率0.9、効率が0.8とか、電圧降下率が3%だという根拠がちゃんとあっての計算なのか、ただ、業者に言われて、ただそのままの数字ですなのか、ちゃんとこれ、説明できるものなのか聞かせてください。
また、工期が短くなる部分で心配なんですが、太陽光パネルは、施工ミスによって発火とか漏電という心配があります。工期が短くなれば、やっぱり接続する部分が非常に多くなりますので、接続コネクターの接続不良とか、あと、電気配線。たるまし過ぎてもだめだし、きつ過ぎてもだめだと、そういう安全指導とか安全チェックはどのようにされるのか。その点について聞かせてください。
あとは、今回の設計ミスについて聞かせてください。ミスが起きたことからの今後の対応です。
前回、私、12月の一般質問で設計の精度を上げてくださいよという質問をしたときに、業者に指導するというのはなかなか難しい部分もあるという回答がありました。その一般質問の後で今回の事案が出てきたんですが、今後、設計に関してその精度を上げることで、どのような対策を練るのか。また、今回の業者さんについても、どのような対応をされるのか聞かせてください。
66:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
相羽環境課長。
67: ◯環境課長(相羽敏明君) まず、事前にお渡ししました資料で、力率だとか効率についての件でございます。
こちらは、実は、私どもはチェックせずに、事業者からいただいたというものでございます。
ただ、これ、設備設計の事業者からいただいたものでございまして、考え方としては、電流降下と。電流から考えたものでございます。
一方、実際工事をやる事業者、元請さん、そちらの考えですと、電圧降下というような考えは最後に持っていくということで、あくまで電流で考えております。それで、電流から考えますと、この100スケでも問題がないというような結論となっております。
続きまして、安全チェックということでございますが、今、お話ししたとおり、重なるかもしれませんが、1枚のパネル270ワット、公称電力が270ワットというふうでありますが、これは、あくまでも公称、公に言っている数値ということでございまして、最大10%の増加ということが言われております。それらを見込んで、なおかつ余裕を持って設計をすると、この100スケで問題ないということでございます。
以上です。
68:
◯議長(
月岡修一議員) 下廣経済建設部長。
69:
◯経済建設部長(下
廣信秀君) それでは、私のほうから設計ミス、それから対策、そういったことについて御答弁させていただきます。
前回から、ことしに入ってから、こういった設計ミスが多く、土木、建築工事については、私どもの設計審査委員会というものがありますので、そちらで仕組みをもうちょっと強化して、1回で済むところを2回にするとかいうことで取り組みを進めておりますが、今回、この電気設備に至って、その専門職、これ言いわけになるかもしれませんが、専門職が職員の中にいませんでしたので、そういう意味でもあって委託業者のほうに設計を依頼して、いただいた書類が今回のような結果に至ったということになっております。
そのために、そういった設備設計の分野の職員、今いませんが、その辺は何とか確保していかないかん。
それと、今回のこの教訓を生かして、土木だろうが建築だろうか考え方は同じですので、本当の専門の細かいところは別にして一般的な今回起こしたようなミスの部分については、そういった職員でも対応できるような形をとっていきたいというふうに考えております。
それと、委託業者さんとのお話ですが、当然私ども、こういった設計ミスがあって、委託料を850万ほど払っておるわけですが、その業者とも今協議に入っておりますので、今後どういう形になるかわかりませんが、私どもは、ミスはミスということで相手に対してきちっとお話を進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
70:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁は終わりました。
早川直彦議員。
71: ◯13番(早川直彦議員) 再質問させていただきます。
根拠は、先ほど言った需要率とか力率とか効率とかというのは業者さんが言われるままでということですと、逆に100スケでいいのかどうか。例えば60でいいのか、もっと単純にその効率とか能率を考えると、太い配線で短くするというのが高効率で高発電ができるという原則から、本当にその100スケがいいかというのが、ちょっと逆に渡された資料だけでというと心配になっちゃうんですが、その辺は、ちゃんと信用できるものなのかどうかというのもまた聞かせていただきたいのと、あと、ちょっと心配なのは、交流の場合は、電気に詳しい方は、交流はゼロ点がありますので、交流電流に、短絡したときにブレーカーが瞬時に働くんですが、直流の場合は、その交流のゼロ点がないですので、その制御が非常に難しいと言われております。特に、ケーブルの断線によってアーク放電が発生した場合に、火災が起きる可能性とか、さわった人が漏電して死亡する可能性もあると、そういう心配も出てきます。仕様によっては、瞬時にアーク放電が起きた場合に0.3秒とか0.5秒ぐらいで瞬時に遮断させるようなシステムをつけているというところもあるんですが、当市はその辺についても、機器の故障、ちょっと心配になってきましたので、こういうミスがあったということで、そういう部分についてもちゃんと検討されているかどうか。
また、工期が短くなった点から、どうしても、人間がやること、接続する部分も非常に多いですので、その点検や確認、また、接続したことによって多分、直流のパレルでサンクラスター状態で、多分つないであると思うんですが、接続が不良したことによって思ったより発電量が少ないと、3分の1。1つのクラスターが遮断しちゃうと3分の1効率が落ちますので、そういう部分も含めて、業者にしっかり指導、対応とかされていくんでしょうか。知識がないからしょうがないと。それ、渡されても効率よく発電できないと意味ないですが、その辺は、どういうふうに対策するんでしょうか。
72:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
下廣経済建設部長。
73:
◯経済建設部長(下
廣信秀君) 議員がおっしゃるように、本当に御心配をかけておるところでございますが、今回、請負契約という形でクリハラントという会社が工事の施工を担っておると。当然、請負契約ですので、その契約の中で請負さんが自分のほうで、私どもがこういう施設、こういう能力、こういったものをつくっていただきたいということで請け負われたと。その能力を最大限発揮するにはどういう方法がいいかということを提案してもらっている中で、今回の8スケと100スケの問題が出てきたということでございますので、現在の請負さんから御提案も、100スケでないと難しいよというお話を聞いておりますので、その確認を再度委託業者のほうに私どもとらせていただいたということですので、議員がおっしゃるようなことがないような仕組みづくりになっております。
例えば、もっと細いもので流したほうが、幹線の値段だけで見ますとそうですが、全体の発電量から見ると100スケのほうが効果があるというふうに、請負さんのほうからはそういうふうにはお話は伺っております。
当然、ブレーカーがついておるわけですが、そのブレーカーも、幹線の太さによって、大きさ、それから、私どもが考えている、先ほど課長のほうからお話があったように、1枚のパネルは270ワットですが、やっぱり最大値というのは10%ぐらい上に行く。300ワットをちょっと切るような値が出てきますので、そういったときに過電流でブレーカーが飛ばないように太いものも必要だという話は聞いております。
以上です。
74:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁は終わりました。
郷右近 修議員。
75: ◯2番(郷右近 修議員) 答弁に今あった部分も一部あるんですけれど、市の体制について少しお聞かせいただきたいと思います。
資料でいただいた変更内容の項目の中で一番気になったのは、今お話にもあった1桁違う数字が記載された、そのケーブルのお話であります。8スケから100スケという件で、大分設計の初歩の段階のミスのように思いますが、この事前のお話を聞かせていただく段階で、こういった今回のミスなどについても、施工する業務の方から市のほうに、これでは成立しないんではないかというお話があって、設計をしている会社のほうにその件でやりとりが始まったというふうに聞いていますが、その辺の判断をじかに市の当局の担当者でできる職員が現在なかなかいないというふうなことでよろしいんでしょうか。
76:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
下廣経済建設部長。
77:
◯経済建設部長(下
廣信秀君) 先ほども御回答させていただきましたが、私どもの豊明市で今、技術職として、建築系と土木系という職員はいますが、この設備設計とか電気、こういったものの専門知識を持つ職員は配置しておりませんので、そういったところは今回、言いわけですが、今回のことを招いたのかなというふうに考えております。
以上です。
78:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁は終わりました。
ほかにございませんか。
後藤 学議員。
79: ◯7番(後藤 学議員) お聞きしたいと思っていたことが、さきのお二人の、質問に対する答えの中でかなり出てきましたので、2点ほどお伺いしたいと思いますが、1つは、この設計審査の段階で、今回は、これ、4億8,000万ぐらいですか、物すごく大きな契約ですので、電気のことがわからないということであれば、外部から、専門家を呼んで意見を聞くとか、そういった対応を私は図るべきだったと思うんですが、その点についてどのようにお考えになっているか。また、今後、どうされるかということをお伺いしたいと思います。これは、設計審査だけではなくて、完了検査についても同じことが言えるかと思います。
それから、もう一点、今後のことになりますが、損害賠償を求めるということでございますが、契約約款を見ますと、発生した損害について賠償するということしか書いてありません。工事が期間内に終わって、発電もちゃんとできれば発生した損害はないことになってしまう恐れもありますが、どのような損害が発生しているというふうに考えておられるかお伺いしたいと思います。
80:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
下廣経済建設部長。
81:
◯経済建設部長(下
廣信秀君) まず、設計審査のことでございますが、先ほども申しますように、土木屋と建築屋の技術屋が集まった中で、その設計の審査をしていくわけでございます。
議員が御指摘のとおり、外部の方に一部でやっていただいておることもあります。今後、この辺はどういう形になるのかわかりませんが、そういったことも視野に入れて設計審のあり方は考えていきたいというふうに経済建設部としては考えております。
それから、もう一点ですが、損害賠償のお話ですが、議員がおっしゃるように、損害として豊明市が受けることは現実的にはきちっとしたものが今はできつつありますので、損害賠償として委託業者のほうに請求するということは難しいというふうに弁護士さんのほうからも聞いております。
ただ、私どもが委託業者さんのほうに投げかけておる、協議中というのは、委託契約した成果品、これが一部未履行ではないか、成果品がきちっと私どもの手に渡っていないという意味で、委託料の一部をというような形で進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
82:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁は終わりました。
石川行政経営部長。
83:
◯行政経営部長(
石川順一君) 設計審査委員会につきましては、行政経営部のほうで所管しております。
所管部から申し上げますと、今回のこの水上太陽光発電についても設計審査については2回開催させていただいておりますけれども、いずれも内部の職員でやらせていただいた。外部の意見まで取り入れたことはありませんけども、必要があれば、そういったことも検討する必要があるのかなとは思っています。
ただ、この設計審査委員会については、これまでよりも、これは係長級でやっておるんですけども、工事によっては、もっと階層もふやしてやったりと、そういうようなことも昨年の7月からは、改正してやらせていただいておるところでございます。
終わります。
84:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁は終わりました。
後藤 学議員。
85: ◯7番(後藤 学議員) 損害賠償のことについてもうちょっとお聞きしたいと思いますが、今のお話ですと、実質的な損害は発生してはいないのではないかというようなふうにも聞きとれたわけですが、私は、行政の信用失墜といいますかね、このような間違った契約を議会に提案し、そして締結し、そのことは市民にも知られていくわけですけども、その信用失墜ということは大きな損害賠償の対象になると思いますし、これまでも、例えば税の電算委託をして、それが間違っておったというような場合は、その信用失墜があるということに対して電算会社のほうから賠償をさせていたというような例もありますが、その信用失墜ということについては、どのようにお考えでしょうか。
86:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
下廣経済建設部長。
87:
◯経済建設部長(下
廣信秀君) 今、議員がおっしゃるようなことも含めて考えていきたいと、今後、委託業者と。
以上です。
88:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
山盛さちえ議員。
89: ◯14番(山盛さちえ議員) 今回、3,400万円を超える契約の追加が出てまいりました。こういったことに当たって、市民のほうから予測されていた、その利益というか、余剰金というか、そういったものが減るんではないかと、見込みが外れるんではないかというような心配の声も上がっております。
議会の事前の説明の中では、当初の設計の範囲内だというような説明があったんですけども、市民にその点を正しく理解していただくためにも、今回の追加の3,400万円余がどのように黒字の部分に影響するのかしないのかの説明をお願いいたします。
90:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
下廣経済建設部長。
91:
◯経済建設部長(下
廣信秀君) 昨年の6月にこちらの特別会計の予算を組み上げるときに、工事費と申しますか、委託料も含めてですが、たしか5億三千何百万ほどの予算を上げさせていただいて、20年間でおおむね3億2,000万ですか、年間ですと1,600万ほどの収益が上がるということで御説明させていただいて、特会のほうを立ち上げさせていただきました。
今回、もうこの3,400万というのが、仮に上乗せになるんですが、請負としては上乗せになりますが、先ほど申しました、その事業そのもののシミュレーションの予算内に入っておりますので、そういう意味では予定通りの収益が得られるというふうには私どもは考えております。
以上です。
92:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁は終わりました。
ほかにございませんか。
(進行の声あり)
93:
◯議長(
月岡修一議員) 以上で質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第15号は、豊明市議会会議規則第37条の規定により、お手元に配付をいたしました議案付託表のとおり建設消防委員会に付託いたします。
この際、お諮りいたします。ただいま付託いたしました議案第15号については、豊明市議会会議規則第44条第1項の規定により本日の1日を審査期限といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
94:
◯議長(
月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、ただいま付託いたしました議案第15号については、本日の1日を審査期限といたします。
お諮りいたします。議事の都合により、本日の会議時間を延長いたしたいが、これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
95:
◯議長(
月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間を延長することに決しました。
ここで、建設消防委員会を開催するため、暫時休憩といたします。
午後1時40分休憩
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
午後3時20分再開
96:
◯議長(
月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。
議案第15号を議題といたします。
休憩中に建設消防委員会が開催され、付託しておりました議案について、お手元に配付をいたしましたとおり、建設消防委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について、委員長より報告を願います。
毛受明宏建設消防委員長、登壇にて報告を願います。
97: ◯建設消防委員長(
毛受明宏議員) 議長より御指名がありましたので、建設消防委員会に付託されました議案の審査内容と結果について御報告いたします。
本日2月23日、本会議休憩中の建設消防委員会において、建設消防委員と市長以下関係職員出席のもと、委員会を開催いたしました。
その結果、当委員会に付託されました議案第15号 工事請負契約の締結について(水上太陽光発電施設設置工事)は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
主な質疑に対する答弁は、カルバート設置位置については、11月の資料は予定位置でしたが、数量からこの位置に変更いたしました。責任分岐点の変更は、35メーターまでが売電先の設備です。設計業者と売電先との打ち合わせは、打ち合わせの記載がなかったので行われていなかった。設計業者の瑕疵は、未履行部分については設計業者と協議をしていきたい。工事設計審査委員会のあり方を事案に対して検討をしていくなどの質疑があり、質疑を終結し、主な討論は、設計段階で組み込まれるべき事項がたくさんあります。設計審査体制の強化をしてくださいなどの賛成討論がありました。
以上で建設消防委員会の報告を終わります。
98:
◯議長(
月岡修一議員) 御苦労さまでした。
以上で委員長報告を終わります。
これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑のある方は挙手を願います。
(進行の声あり)
99:
◯議長(
月岡修一議員) 以上で委員長報告に対する質疑を終結し、討論に入ります。
議案第15号について、討論のある方は挙手を願います。
富永秀一議員。
100: ◯1番(富永秀一議員) それでは、議案第15号 工事請負契約の変更について、新風とよあけを代表して、賛成の立場で討論いたします。
とはいえ、指摘や要請を幾つかいたします。
今回の変更は、最初の設計の段階で組み込んでいるべき内容がほとんどでした。パワーコンディショナーの位置変更は、現場をしっかり確認しておけばわかったことだと言えます。最初の図面のパワコンの位置は適当だったとの答弁には驚きました。特にこのような金額の大きい工事において、発注者である市が設計業者とともに現場を確認することは当然だと思います。
くどいようですが、高圧ケーブルが60スケとなっていることは、最終的に電気が集まるケーブルであるのに余りにもぎりぎりの容量となっていることが心配です。安全面では大丈夫なのかもしれませんが、出口が細いことで売電量が思うように伸びないといった影響が出ないか注意深く確認し、もしやはり100スケのほうがよいということになれば、中部電力にも100スケで引いてくるように要請し、ケーブルを変更することを検討してほしいと思います。
受変電設備の仕様変更は、事前に電力会社に確認しておけばわかったことでした。ケーブルの数え間違いもありました。接続箱から電流計測盤への電線の太さがなぜ8スケで設計されていたのか。そして、それがなぜ100スケが必要だと変更されたのか。
設計会社の説明は要領を得ないものでした。
結果的には、施工前にわかって変更してよかったと言えます。もし、施工業者が設計どおりに8スケで施工していた場合、最悪、通電した途端にあちこちでケーブルが燃え上がるといった事態になっていたかもしれません。そうなれば、ケーブルの損傷だけでなく、もしかするとフロートや太陽電池パネルも損傷し、買いかえが必要になったかもしれず、大きな損害となっていた可能性もあります。
今回の契約変更に至った事態に対し設計会社の責任は重いと言えます。何らかのペナルティーを課す必要もあるのではないかと思います。
しかしながら、それを見逃した工事設計審査委員会の責任も免れません。
今回の契約変更後でも、当初の予算内に収まっているとはいえ、それは入札価格が低かったおかげで、もしよく見られる98%、99%といったぎりぎりの落札であったら、予算を超えていたと思われます。
昨年度の6月議会で桜ヶ丘沓掛線築造工事の契約変更でおよそ1億円増額となった際、外部の専門家を複数委員に加えるなどの設計審査体制の強化を要請しました。
工事設計審査委員会運営要綱の第5条2項で、委員長が指名した者は会議に出席し意見を述べることができると定めています。もし、この条項を生かして太陽光発電にも電気にも詳しい専門家の力をかりていれば、今回のミスは設計が上がってきた時点で見つけることができていたのではないかと思われますし、さらには、今の600ボルトまでの低圧による配線ではなく、太陽光発電の場合に許されている1,500ボルトまでの高圧による配線をすべきと指摘し、接続箱やケーブルなどの数を減らして、ケーブルも補足できて、数千万円のコストダウンができていたかもしれません。
電気や設備に詳しい職員を採用していきたいという答弁はありましたが、それもある程度効果があるとは思いますが、やはり専門家だからこそわかること、提案できることもあります。改めて外部の専門家の知恵もかりる設計審査体制の強化を求めた上で議案に賛成いたします。
101:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
早川直彦議員。
102: ◯13番(早川直彦議員) それでは、討論させていただきます。
28年の6月議会の一番最後に、市長の挨拶の中でこのように述べられております。
議案の62号の桜ヶ丘沓掛線の請負工事の変更について市議会並びに委員会を通じて議員各位から多くの意見をいただき、当局としても重く受けとめ以下の改善を行いますと。
1つ目は、設計審査の客観性向上を図っていくことですと。具体策として3点あります。1点目が、設計審査を二重審査化します。2点目が、より多くの職員が審査に関与することとします。3点目が、多重チェックをルール化します。
その次に、組織としての技術力の向上を図ってまいりますと。1点目として、技術系職員の人材育成。2点目として経験の蓄積共有化に努めてまりますと。
もっと細かいことも述べられているんですが、おおむねそのようなことを
発言されております。
また、私が行った28年の12月議会の一般質問。これを踏まえて、設計精度をもっと上げなさいよという質問をした中で、これは行政経営部長の答弁なんですが、やっぱり設計業者についてはかなり専門的な部分を持った業者ですので、そこを指導していくのはなかなか難しい部分もあるというふうに述べられておりました。
また、副市長についても、現場に入ると、専門家が入ると、専門家の見た目で現場サイドの判断をするということも述べられております。
私が言いたいのは、以前にあったミスがさらにそれが広がった。管理体制やチェック体制とか、そのいろんなところを注意すれば、防げたかもしれない。今回こういうふうになってしまいました。こういうことがたびたび起こると、当然、当局もそうだし、議員も何を監視しているんだと強い市民からの批判が全員に降りかかってくるわけです。二度とこのようなことがあってもいけないし、また、知識のある方が見れば、ちょっといいの、これはと。8スケで大丈夫なのと、それも気づいているはずじゃないかなと思います。やっぱりプロはいろんなところで工事をしているわけですので、経験則的にこの配管は大丈夫だとか、この配線は大丈夫かというのは感じると思うんですよね。だから、もう少し設計の精度を上げるなり、職員のレベルアップをもっと進めていかないと、何度も何度も起きると。このようなことではいけませんので、非常に、この議案に対して賛成なのか、反対のかと、非常に悩みましたが、これは、市の体制にも猛省を促すために、私としては、この議案に対して、反対とさせていただきます。
103:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
郷右近 修議員。
104: ◯2番(郷右近 修議員) では、議案第15号 工事請負契約の変更について、賛成の討論をいたしますが、意見や要望も述べさせていただこうと思います。
この工事請負契約の変更は、何か想定外の困難な事情が起きたためにしなければならないというものではなく、市が考えている事業の条件だったり目的というものが、当初の設計に正確に反映されていないということから起きたものではないかというふうに考えます。
受注した業者の初歩的なミスが原因と思われるものが中心ですけれども、装置や機器類を使った事業を行う場合は時々起きる、起きやすいという状況もあると思います。
こうした事態を防いで発注者の意図を受注者に正確に理解してもらうには、やはり仕様書の完成度を高めることだとか、それをもって受注者へ説明をする力を市の職員がさらにつけていくことも重要ではないかというふうに思います。
こうした観点から、事前に議案の説明を受けていた際に、現在この電気機器に関して特に、知識や経験を持った市の職員がほとんどおらず、こういった事業をする場合に役割を果たしづらい状況が市の体制としてあるというふうなお話も聞きました。
委員会のほうでも、改めて明らかになったというふうに思っています。
ですから、そういった、今後の職員の能力の養成や、もしくは、そういった能力を持った職員を雇い入れるといったところにぜひ注力していただきながら、今回の事業だけではなく、今後もさまざまな施設や機器類を使った事業をたくさん行うことになっていくと思います。そういった際に、自分たちがしている事業の中身を自分たちでじかにつかむことができると、説明でお話を聞いたときのように、受注者、設計者や施工業者の間に立って、今回の事態のような場合にコーディネートの役割をできる能力を市の職員が持つようになれば、これまで以上に市の税金を無駄に使わないで済むということであるとか、また、全体の市の事業に対してしっかりと市自身がその事業主として責任を果たすことができるというよい面が生まれてくるように思います。
こうした今後の対応を希望いたしまして、賛成の討論とさせていただきます。
105:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
近藤郁子議員。
106: ◯11番(近藤郁子議員) 議案第15号 工事請負契約の変更について、会派ひまわりを代表して、賛成の立場で討論いたします。
まずもって、今回の契約変更内容が完成後のふぐあいではなく施工中であったこと、追加される工事費も当初予算内であり、売電収益の見込みには変更がないことは不幸中の幸いだったと言えると思います。
今回の事業のように、専門家でなければ工事内容のよしあしがわからないような事業については、市サイドのチェックをすることは困難であり、議会の事業審議も同様であります。専門分野の人材育成も、設計審査委員会のあり方も、すぐにできることはないと考えると、今後このような専門分野の事業については、設計委託などのその責任の範囲を明確にするような契約にするなど、考えていただきたいというふうに思っております。
今回のようなことが起こらない体制をお願いして、賛成といたします。
107:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
山盛さちえ議員。
108: ◯14番(山盛さちえ議員) 議案第15号、この工事の請負変更契約ですけれども、水上太陽光発電のこの事業は何ためにやったかと言えば、それは収益を得るためであります。一般会計がさまざまな事情からだんだん厳しくなっていくということを見越して、それを少しでも補おうということでこの水上太陽光発電の事業が開始されたと。もちろん環境の面でのプラスはありますけれども、財政で言えば、その点が大きく当局側からアピールされた点だというふうに理解しております。
その点から言うと、当初の設計に対して20年間で3億2,000万円の収益が出るという計算をしておりましたので、結果としては大きく収益を下回ることはありませんが、今回の契約が3,400万円ふえたことによって実質的な収入が減るということは明らかであります。収入を得るためのこの事業が、工事に係る費用がこれだけふえたということでありますので、そのコストを割っていけば、当然、収入は減るわけであります。こういった点については、問題だというふうに指摘せざるを得ません。
それから、設計事業者さんがそれなりに経験のあるところだということで信用し切ってしまったということが今回の大きな問題で、それを見つけられなかった当局の責任もそれなりに感じていらっしゃるというふうに理解いたしましたけれども、たび重なるこういった問題については、設計会社にペナルティーということだけではなくて、やはり、庁舎内においてもそれなりの責任を誰がとるのかという点についても、やはり、もういいかげん御議論いただきたいというふうに思います。
公務員の場合は、いろいろちょんぼがあっても何となくそれで済んでいってしまう、今までそういうことが繰り返されてきたことについて市民からは大変厳しい目が向けられていると思います。こういった事態を招いてしまった行政の責任を、どのようにとり、どのように市民の理解を得ていくのか、その点について今回本当に考えていただきたいというふうに思います。
この追加をしなければ十分な効率的な発電ができない、安全性が確保できないという点が説明されましたので、私といたしては反対はいたしませんが、利益が減ったという点、それから、当局の責任については大いに指摘をしておきたいと思います。
以上です。
109:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
山盛議員、賛成ですか。
110: ◯14番(山盛さちえ議員) 言ったよね。
111:
◯議長(
月岡修一議員) いや、賛成と言っていません。
112: ◯14番(山盛さちえ議員) 私としては賛成をしたいと思います。
113:
◯議長(
月岡修一議員) わかりました。
ほかにございませんか。
(進行の声あり)
114:
◯議長(
月岡修一議員) 議案第15号に係る委員長の報告は可決であります。
本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
115:
◯議長(
月岡修一議員) 賛成多数であります。よって、議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。
以上で日程5を終わります。
以上で本日の日程は終了いたしました。
次回は2月26日午前10時より、日曜日でありますが、本会議を再開し、一般質問を行います。
本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。
午後3時40分散会
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