豊明市議会 2015-09-01
平成27年9月定例月議会(第1号) 本文
今9月定
例月議会の運営について、去る8月20日に委員会を開催し、協議いたしました。その結果につきましては、既に皆さんに
文書でお知らせしてありますので、主な事項のみ御報告いたします。
初めに、本9月定
例月議会の日程につきましては、お手元に配付されております会議日程表のとおり、本日から9月25日までの31日間とし、一般質問につきましては、18名の議員から通告がありましたので、8月31日から9月2日までの3日間を質問日に充て、それぞれ6名の質問を行うことといたしました。
次に、付議案件の取り扱いについてでありますが、報告案件4件につきましては、理事者より報告を受けた後に質疑を行います。
また、議案第46号から議案第48号までの3件については人事案件でありますので、質疑及び委員会付託を省略して本日即決することとし、認定議案9件につきましては、お手元に配付されております決算審査基準のとおり、提案説明、質疑、討論は一括して行い、採決のみ各認定議案ごとに行う運びとなりますので、御留意を願います。
さらに、この認定議案9件は、9月4日の本会議において決算特別委員会を設置して付託することとし、議案第49号から議案第56号までの8件につきましては、全て所管の各委員会に付託することといたしました。
次に、陳情につきましては、お手元に配付されておりますとおり、陳情第8号及び陳情第11号から陳情第13号の4件は福祉文教委員会に、陳情第9号及び陳情第10号の2件は議会運営委員会に付託し、その他の2件は参考配付といたしました。
なお、議案等の質疑は同一委員につき同一議題について2回以内とし、議案等質疑に関する事項を遵守していただきますよう願います。
また、通告期限につきましては、議案等質疑の通告が9月2日の午後5時まで、委員会付託をされました議案等に対する討論の通告は9月24日の正午まででありますので、お間違いのないよう御留意を願います。
以上で議会運営委員会の報告を終わります。
5:
◯議長(
月岡修一議員) 御苦労さまでした。
ただいま報告がありましたとおり、今定
例月議会の議会期間は、お手元に配付をいたしました会議日程表のとおり、本日から9月25日までの31日間といたします。
これより、本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、あらかじめお手元に配付をいたしました議事日程表に従い会議を進めます。
議案説明のため、地方自治法第121条の規定により、市長以下関係職員の出席を求めたので、報告いたします。
日程1、会議録署名議員の指名を行います。
豊明市議会会議規則第88条の規定により、今9月定
例月議会の会議録署名議員に、3番 富永秀一議員と17番 村山金敏議員を指名いたします。
日程2、諸報告に入ります。
初めに、監査の結果について、代表監査委員より報告を願います。
古橋代表監査委員。
6:
◯代表監査委員(
古橋洋一君) 御指名をいただきましたので、例月出納検査及び定例監査等の監査の結果報告の補足説明を申し上げます。
初めに、地方自治法第235条の2第1項の規定により例月出納検査を実施しましたので、その結果に関する報告をするものでございます。
内容につきましては、提出書の検査の対象欄に記載されておりますように、会計管理者所管に係る現金の平成27年4月から同年6月までの各月末日現在の出納保管の状況を、平成27年5月27日、6月26日、7月27日にそれぞれ関係者の出席を得まして、例月出納検査表をもとに、関係諸帳簿と指定金融機関等の残高証明書により照合、調査をいたしたものでございます。
検査の結果につきましては、一般会計、特別会計、歳入歳出外現金及び基金は適正に処理されていることを認めるものでございます。
続きまして、地方自治法第199条第1項、第3項及び第4項の規定により定例監査等を実施しましたので、その結果に関する報告をするものでございます。
内容につきましては、予算の執行並びに事務事業の実施状況について、健康推進課、保険医療課、企画政策課を5月に、社会福祉課、高齢者福祉課を6月に監査したものでございます。
なお、監査の結果につきましては、5月に実施しました健康推進課においては、豊明市保健センターの財産管理事務において、財産使用等許可申請書の添付書類が一部不足しているものが見受けられたので留意されたい。企画政策課においては、基幹業務システム借上、長期継続契約の契約事務において、賃貸借契約書の記載内容に一部誤りが見受けられたので注意されたい。さらに、6月に実施しました社会福祉課においては、豊明市総合福祉会館清掃業務委託の契約事務において、契約の締結伺書に合議のないものが見受けられたので留意されたい。高齢者福祉課においては、豊明市生活援助員派遣事業委託の事務契約において、受託者からの提出書類に一部不足しているものが見受けられたので留意されたい。
これらの指摘については、各課において速やかに適正な処理をさせたもの、また、今後において留意されたいというものでございます。
その他につきましては、総体的に適正な処理がされているものと認めたものであります。
なお、例月出納検査及び定例監査等の詳細については提出書のとおりでございますので、御一読いただきたいと思います。
以上でございます。
7:
◯議長(
月岡修一議員) 御苦労さまでした。
続いて、今定
例月議会の開催通知日までに受理した陳情について報告いたします。
お手元に配付をいたしました陳情付託表のとおり、陳情第8号及び陳情第11号から陳情第13号の4件は福祉文教委員会に、陳情第9号及び陳情第10号の2件は議会運営委員会に付託することとし、ほかの2件はいずれも参考配付といたします。
この際、お諮りいたします。ただいま付託いたしました陳情6件については、豊明市議会会議規則第44条第1項の規定により、9月25日までを審査期限といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
8:
◯議長(
月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、ただいま付託いたしました陳情6件については、9月25日までを審査期限といたします。
次に、去る6月定
例月議会において議決されました友好自治体議員合同研修会への議員の派遣については、お手元に配付をいたしましたとおり、終了したことを報告いたします。
以上で諸報告を終わります。
日程3、報告第10号から報告第13号までの4件を一括議題といたします。
報告第10号について、理事者より報告を求めます。
伊藤財政課長。
9:
◯財政課長(
伊藤正弘君) それでは、報告第10号 健全化判断比率の報告について御説明申し上げます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定に基づき、平成26年度における豊明市の財政健全化判断比率及び資金不足比率について監査委員の審査に付し、その意見書をつけて別添のとおり御報告するものでございます。
それでは、内容を御説明いたしますので、次のページをお願いいたします。
1の実質赤字比率は、平成26年度の一般会計に土地取得特別会計と墓園事業特別会計を加えた普通会計でございます。その収支の赤字額の標準財政規模に対する割合を示すものでございます。イエローカードに当たります早期健全化基準は12.97%、それより状況が悪くなったレッドカードに当たります財政再生基準は20.00%でございます。本市の場合は、マイナス8.89%、つまり8.89%の黒字となります。額にいたしますと11億3,659万7,000円であり、赤字ではありませんので、バーで表示されております。
2の連結実質赤字比率は、平成26年度の一般会計及び全ての特別会計を含めました全会計の収支の赤字比率を示すものであります。早期健全化基準は17.97%、財政再生基準は30.00%でございます。こちらのほうも、マイナス13.56%、つまり13.56%の黒字、17億3,348万4,000円の黒字でありますので、こちらもバーで表示されております。
続きまして、3の実質公債費比率は、一般会計や特別会計などの地方債の償還に充てたものの比率で、平成24、25、26年度の3カ年の平均であり、早期健全化基準は25.0%、財政再生基準は35.0%であり、本市の数値は1.0%であります。
4の将来負担比率は、本市が将来負担する地方債、組合等の負担見込み、土地開発公社の債務負担などの負担に基金など充当可能財源を考慮し、標準財政規模を基本とした額に対する比率で、早期健全化基準は350.0%で、本市の数値は、マイナス17.3%として黒字であり、大幅に下回っております。
5の公営企業における資金不足比率は、本市の公営企業であります下水道事業特別会計、農村集落家庭排水施設特別会計の資金不足比率でございます。下水道事業特別会計は3,378万2,000円の剰余額、農村集落家庭排水施設特別会計は494万3,000円の剰余額であり、資金不足は生じておりませんので、バーで表示されております。
なお、一般会計からの平成26年度の繰り出しは、下水道事業特別会計には6億4,927万1,000円を、農村集落家庭排水施設特別会計には200万円を繰り出した結果の黒字数値であることを申し添えまして、説明を終わります。
以上です。
10:
◯議長(
月岡修一議員) 続きまして、報告第11号について、理事者より報告を求めます。
石川市民生活部長。
11:
◯市民生活部長(
石川順一君) それでは、報告第11号 専決処分事項の報告について御説明させていただきます。
地方自治法第180条第1項の規定に基づき、損害賠償の額を別添のとおり専決いたしましたので、同条第2項の規定により議会に御報告するものでございます。
次のページをごらんいただきたいと思います。
専決第5号 損害賠償の額の専決処分書の記載のとおり、平成27年7月1日付で専決処分をさせていただきました。
内容といたしましては、損害賠償額は7万4,293円、原因は、公用車による車両同士の接触による物損事故でございます。
事故の概要についてでございます。机上配付させていただきました資料ナンバー1をごらんいただきたいと思います。
事故は、平成27年4月17日金曜日、正午ごろ、市内の新田町子持松地内の市道交差点において、当方が優先道路側を直進していたところ、右側から進入した相手車両と接触をし、公用車は右側前方を破損、相手方はバンパー等を破損してしまったものでございます。
過失割合につきましては、市が15%でございます。
職員には日ごろから安全運転に努めるよう指導してまいりましたが、このような事故を起こし、まことに申しわけございません。
今後は、安全運転、事故防止に一層の注意喚起を促し、事故を起こさないよう努めてまいりたいと思います。御迷惑をおかけいたしまして、大変申しわけございませんでした。
以上で報告を終わります。
12:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、報告第12号について、理事者より報告を求めます。
坪野経済建設部長。
13:
◯経済建設部長(
坪野順司君) 報告第12号 専決処分事項の報告について御説明申し上げます。
地方自治法第180条第1項に基づき、損害賠償の額を別添のとおり専決いたしましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものでございます。
1枚おめくりください。
専決第6号 損害賠償の額の専決処分書記載のとおり、平成27年7月28日に専決させていただきました。
記といたしまして、損害賠償の額は5万5,176円です。原因は、防球ネット破損に起因する物損事故でございます。
事故の概要でございますが、机上配付資料2をごらんいただきまして、二村台3丁目地内の唐竹公園内グラウンドにおきまして、ボール遊びの最中に軟式ボールが防球ネットの破損した部分から飛び出し、走行中の乗用車のフロントバンパーに接触し、破損させたものでございます。
過失割合につきましては、市が100%でございます。
事故後、唐竹グラウンドにつきましては、職員で応急処置を実施した後、業者に補修をさせました。また、他の防球ネットを備えている3公園につきましても、職員にて点検、補修を実施いたしました。
日ごろは、市内58公園を6つのコースに区分して、職員が遊具以外の施設パトロールをしており、また、2カ月に1度、専門業者による遊具の点検を行っておりますが、今後はこうした事故を起こさないよう、さらなる公園施設の安全点検に努めてまいります。御迷惑をおかけいたしまして、大変申しわけありませんでした。
14:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、報告第13号について、理事者より報告を求めます。
坪野経済建設部長。
15:
◯経済建設部長(
坪野順司君) 報告第13号 専決処分事項の報告について御説明申し上げます。
地方自治法第180条第1項に基づき、損害賠償の額を別添のとおり専決いたしましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものでございます。
1枚おめくりください。
専決第7号 損害賠償の額の専決処分書記載のとおり、平成27年8月10日に専決させていただきました。
記といたしまして、損害賠償の額は2万1,600円です。原因は、公用車の接触による物損事故でございます。
事故の概要でございますが、机上配付資料3をごらんいただきまして、平成27年6月24日、午後2時10分ごろ、阿野町寺内地内で、ごみ収集後、道路工事の影響でUターンするため後進したところ、車両助手席側後部が民地内に設置された阿野区所有の立ち上がり消火栓のホース収納ボックスに接触し、その一部を破損させたものでございます。
過失割合につきましては、市が100%でございます。
職員には、日ごろから安全運転に努めるよう指導してまいりました。特に、後退時におきましては、助手席の職員が車外で誘導するように心がけるよう指導してまいりましたが、不注意でこのような事故を起こしまして、まことに申しわけございませんでした。事故後、当該職員はもとより、経済建設部職員にあっては、各課長より再度、安全運転に努めるよう注意喚起を促したところでございます。
今後は、こうした事故を起こさないよう、安全運転、事故防止に努めてまいります。御迷惑をおかけいたしまして、大変申しわけありませんでした。
16:
◯議長(
月岡修一議員) 理事者の報告は終わりました。
ただいまの報告について、質疑のある方は挙手を願います。
早川直彦議員。
17: ◯13番(
早川直彦議員) 順番に聞かせていただきます。
報告第10号について、まず聞かせていただきます。
健全化判断比率の報告です。実質赤字比率については、平成25年度がマイナス11.71%から26年度がマイナス8.89%、連結実質赤字比率については、平成25年度がマイナス15.83%から平成26年度はマイナス13.56%、実質公債費比率については、平成25年度が2.5%から26年度は1.0%、将来負担比率は、平成25年度がマイナス12.6%から平成26年度がマイナス17.3%となり、平成25年度に比べ、実質赤字比率、連結実質赤字比率の黒字額が減少しております。
そこでお伺いしますが、この結果について、市はどのように捉え、また、どのように分析されたのでしょうか。お聞かせください。
また、実質赤字比率、これがマイナス2.82ポイント、連結実質赤字比率、これがマイナス2.27ポイントとなります。黒字額の減少はどのように捉えればよいのでしょうか。まず、報告10号はそのように質問します。
あともう一点、11号と13号、あわせて聞かせていただきたいんですが、昨年度、26年5月の開会議会が2件、26年10月の緊急議会が1件、26年12月定
例月議会で1件、平成27年1月緊急議会で1件の事故に対する報告が出ております。また今回もなんですが、立て続けに出ていると、私は昨年から続いているものだと思っているんですが、どのような指導をされているのか、交通に対することを聞かせてください。
18:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
伏屋行政経営部長。
19:
◯行政経営部長(
伏屋一幸君) それでは、私のほうから、報告10号について御答弁をいたします。
議員御指摘の実質赤字比率、連結実質赤字比率の割合は黒字幅が減っているということで、どういうふうに見ているかということでございますけれども、実質赤字比率と連結実質赤字比率と申しますのは、前年比、前年と比べていくということでございまして、御存じのように、前年の実質収支後と比べていますので、御存じのように14億強、前年度はございました。今年度については11億強ということで、その分が黒字幅が減っているということでございますけれども、単年度の会計年度で考えていくと、単年度で集めた税金等の収入を使っていくというのが単年度主義と言われておりますが、そういう意味で、2年前は14億分だけ、余ったというと変ですけれども、そういう形で残ったんですけど、昨年は11億ちょっとということで、そういう意味では予算をきちっと使ったという、財政課のほうも、かなり厳しく3月の補正で査定をして、税で入ってくるもの、基金等に積めるもの等精査した結果、11億という形になったということでございますので、予算の黒字が減ったという意味では、前年度から受け継いで次年度へ出していくという形のものが少し減ったんですが、効率的に使えたのかなと、もう少し、少ないといいなというふうには思っています。余り残してしまうと、それはそれでやっぱり単年度主義の原則に反してしまうというようなことでございます。そういった考えを持っております。
一方で、実質公債費比率や将来の負担比率については、当該年度の標準財政規模分の借金の返済額というようなことであらわしておりますので、これについては良好に推移したと、標準財政規模に対する借金の割合が、返す金額の割合が減ってきたということでございますし、将来負担比率につきましては、財政調整基金を積み増しできたことだとか、名古屋競馬場の運営、あちらのほうの借金が、黒字が出たので借金が減ったというようなこともございましたので、そういった意味で好転してきております。そうしたことで、この2つの数値については好転してきたというふうに考えております。
以上です。
20:
◯議長(
月岡修一議員) 続けて、答弁願います。
石川市民生活部長。
21:
◯市民生活部長(
石川順一君) 報告第11号と13号の公用車の事故についてでございますが、通常時の指導は、各課の朝礼等で、これはくどいように職員のほうに注意をしておるということでございます。
それから、昨年度につきましては、愛知署の交通課の職員に来ていただいて、事故を起こした関連の職員を集めまして、講習会を開かせていただいております。これは今年度についても、実際にやっていきたいなと思っております。
終わります。
22:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
早川直彦議員。
23: ◯13番(
早川直彦議員) 関連して聞かせていただきます。
報告10号についてですが、公債費比率が、平成25年度が4.6%、平成26年度が2.5%と、公債費比率自体が減少していれば、もう少し実質赤字比率と連結実質赤字比率に反映されてくるのかなというふうに私は思っていたんですけど、大きな市債が償還して数字が好転しても、余り黒字には反映されないものなんでしょうか。
あともう一点、今後、東部知多衛生組合のごみ焼却場の施設更新に伴い、実質公債費比率が悪くなることが予想されます。今後の見通しはどのように考えているのか。健全化の数字が悪くならないようにするための対応など、その点を聞かせてください。
あともう一つなんですが、近隣との分析というのは、こういうのではなされているんでしょうか。お聞かせください。
24:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
伏屋行政経営部長。
25:
◯行政経営部長(
伏屋一幸君) 連結実質赤字比率とか、実質赤字比率と実質公債費比率とか、将来負担比率との関係性なんですけれども、極端に言ってしまえば、ないですね。なかなか数字にはあらわれません。現在、実質公債費比率のほうが下がってきておりますのは、償還すべきものがふえてきているんですけれども、まだ償還が開始されていないという部分もあります。借りてから3年後に償還が開始されるということもございますので、議員御存じのように、一般会計のほうでは、借り入れの額が前年よりふえております。ということで、償還額もふえていくということでありますけれども、それはまだ据置期間に入っているので、ふえていないので、下がってきているというようなことでございます。
今後の見通しということで、先ほど東部知多のこともおっしゃっていましたが、溶融炉、これで工事が完了いたしますと、かなりの額の負担金が発生をします。そういったことに対応するためには、当然、公債費のほうも関連がありますので、かなり厳しい形になってくることは事実です。そういったこともございますので、現在進めておりますアセットマネジメントだとか業務の効率化等、指定管理とか業務委託を進めて効率化をしていくことと、市長が常々申しております、人口増とか企業増、企業の誘致、そういったものを図ってやっていきたいというふうに考えております。
それと、豊明市の県下の位置というようなことですけれども、各市も決算の審査を迎えておりまして、決算値として公表されておらず、なかなか比較ができないわけなんですが、25年度の資料にて御説明いたしますと、実質赤字の比率がマイナスの11.71から8.89になった、先ほど御指摘のとおりでございます。連結実質赤字比率も15.83から13.56になったということ、実質公債費比率が2.5から1.0に減ったというようなことがございまして、県下全市町村、54市町村で14位、38市中で9位ということになっております。
以上です。
26:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
後藤 学議員。
27: ◯7番(後藤 学議員) 報告第12号についてお尋ねをいたします。
防球ネットの破損箇所からボールが飛び出して、走行中の車両のバンパーに当たったということについての損害賠償ですけれども、バンパーだからよかったですけれども、これが、例えばフロントガラスに当たって割れたりとか、あるいはオートバイや自転車で通っている人に当たったりとかというようなことになると、大変な事故になる可能性があるわけです。
それで、早急に公園の点検をされたということですが、この防球ネットというのは、公園だけじゃなくて、学校のグラウンドとか、それから、民間で言えば、例えばふれあい広場とか、そういったところにもあるわけですが、そういったところの点検はされたんでしょうか。
28:
◯議長(
月岡修一議員) 後藤議員に申し上げますが、報告の内容に基づいての質問をしていただけますか。もう一度、報告以外の質問は少し受け入れがたいものがありますので、報告に基づいた質問をしてください。質問し直していただけますか。
後藤議員。
29: ◯7番(後藤 学議員) 防球ネットの破損でボールが飛び出して起きた事故でありますので、こういったことについては、全庁的に対応する必要があると思いますので、そういった対応がとられているかどうか、お伺いします。
30:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
加藤教育部長。
31: ◯教育部長(加藤賢司君) 御指摘ですけれども、教育委員会においても所管するグラウンドですとか学校等もありますので、こういう事例を参考にしまして、教職員もしくは職員等で点検をしていきたいと、そのように考えております。
以上です。
32:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
山盛さちえ議員。
33: ◯14番(山盛さちえ議員) 同じく報告案件の防球ネットの件ですけれども、これは、ネットを突き破ってボールが飛び出したものなのでしょうか。それとも、もう既に穴があいて破損していたところを通り抜けたものなのでしょうか。防球ネットがどういう状況にあったかということを御報告いただきたいのと、ネットの交換時期がどのように実施されていたのか、交換すべきタイミングが来ていたけれども、それがなされていなかったための事故であるのかどうかということも、あわせてお願いいたします。
34:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
坪野経済建設部長。
35:
◯経済建設部長(
坪野順司君) 防球ネットは、材質がナイロン系なんですよ。ですから、ナイロン系というのは腐食することもないし、普通はそんな、破れたりなんかすることはないんですよ。ただし、火なんか、例えばライターでつけると、ぱっと1メーターぐらい、燃える可能性はあるんですよね。ですから、そのときの状況の報告の中では、ぼろぼろになっておったということで、突き破ったわけじゃないです。ぼろぼろになっていたところを、穴があいておったということで出ていきました。
ですから、交換時期というのは、やはり長い間、ナイロンも腐食しますので、そのときには交換すると思うんですけど、一般的に見た目ではなかなかわかりづらいというのは確かにありますので、一概に、何年たったから交換しますということはありません。ただし、先ほど言いました、故意にカッターナイフで切ったり、ライターで火をつけて、ばっと燃えるものですから、そういった場合には、必ず点検した中で補修していくというところでございます。
以上です。
36:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁が漏れておりますが。どのようにして道路に出たのか、そういう質問がありましたが。
坪野経済建設部長。
37:
◯経済建設部長(
坪野順司君) 破損状況は、もともと破れておったということです。ですから、ネットの間を突き抜けて飛んでいったわけではありません。穴があいたところに、たまたま偶然行ったということです。
以上です。
38:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
近藤善人議員。
39: ◯15番(近藤善人議員) 報告13号なんですけれども、損害賠償額が2万1,600円というのは、これは修理なのか交換なのか、お願いします。
40:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
坪野経済建設部長。
41:
◯経済建設部長(
坪野順司君) 交換でございます。
42:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
山盛さちえ議員。
43: ◯14番(山盛さちえ議員) 同じく防球ネットの件ですが、穴があいていたところを通り抜けてしまったという偶然だけれども、結構あちらこちらに修繕してある場所があったというようにも聞き及んでおりますけれども、もう一度確認のためにお伺いしますが、ネットの交換時期というのはないけれども、腐食していたら交換する、あるいは、もうあくまでも補修で対応していく、その辺の現状が、たまたま穴があいていたので、多分それは補修忘れというか、点検ミスだったのだろうというふうには思いますけれども、ネットの交換の時期とかタイミングというのは、どのくらいの時期で行われるべきだったのか、ほかにも点検していくということでありますので、そういったことについての今後の見通しも含めて、よろしくお願いいたします。
44:
◯議長(
月岡修一議員) 答弁願います。
坪野経済建設部長。
45:
◯経済建設部長(
坪野順司君) 建築物だとか道路構造物には耐用年数があります。確かに、ネットの樹脂系でもやはり劣化するということはありますので、当然、ある時期になれば交換は必要だと思っています。ただし、5年交換だとか10年交換というんじゃなくて、職員による目視で時期を見きわめていくというところで、そういう管理をしていくというふうに考えております。
以上です。
46:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
(進行の声あり)
47:
◯議長(
月岡修一議員) 以上で日程3を終わります。
日程4、議案上程・提案説明・討論・採決に入ります。
初めに、議案第46号を議題といたします。
理事者より提案理由の説明を求めます。
小浮市長。
48:
◯市長(小浮正典君) では、議案第46号 教育委員会の委員の任命について御説明いたします。
お手元にありますように、下記の者は、平成27年9月30日任期満了となりますので、同人を再任するものであります。
記としまして、住所は豊明市前後町、氏名は青山佳代さん、生年月日は昭和50年11月27日です。
この案を提出するのは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を得る必要があるからであります。
1枚おめくりいただきますと、青山氏の略歴となっております。
現在、愛知江南短期大学においてこども健康学科の准教授をされており、教育学や幼児教育に関することに長年携わってこられました。また、この4年間、教育委員として、非常に熱心に教育行政に携わっていただいているところであります。青山さんのお力を引き続きおかりし、本市の教育行政をますます充実したものにしていきたいと考えております。
なお、任期に関しましては、平成27年10月1日から4年間であります。
任命に関して、議員各位の賛同を切に願うものであります。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
49:
◯議長(
月岡修一議員) 提案理由の説明は終わりました。
本案は人事案件でありますので、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ります。
討論のある方は挙手を願います。
近藤善人議員。
50: ◯15番(近藤善人議員) それでは、議案第46号 教育委員会の委員の任命について、賛成の立場で討論させていただきます。
青山さんは現在、愛知江南短期大学で准教授として、将来を担う幼稚園教諭や保育士育成のための教鞭をとっておられます。幼児教育・保育の専門家を育てていく中で、今の教育の中で何が求められているか、何が必要なのかについては肌で理解をしておいでです。
また、家庭での2児の母親としての子育ての中で、不安を抱えたり、心配事にも向かい合ってこられました。
また、教育委員には、豊かな見識と幅広い視野、能力を持った人材が必要とされているものと認識しておりますが、この点からも青山さんは適任だと思います。
本年4月より、教育委員会制度が大きく変わりました。本市においても、いじめ、不登校、さらには、けさの朝刊に、全国学力テスト、愛知県、小学校6年生の国語47位と不名誉な記事が載っていました。今、これらの課題に精力的に取り組んでいただける人材として、青山さんは1期4年、教育委員を務めていただいた実績からも、当然であると考えております。
どうぞ議員皆様の御賛同をお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきます。
51:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、蟹井智行議員。
52: ◯6番(蟹井智行議員) 青山佳代教育委員の再任について、賛成の意見を述べます。
豊明市には5名の教育委員さんがみえて、毎年秋に教育委員会の学校訪問という形で、市内小中学校全てを大体2時間ぐらいずつかけて訪問されます。そのときには、各学校から学校概要を聞かれたり、施設の見学をされたり、時には給食を一緒に食べられたりしてみえます。
私も、青山教育委員さんと御一緒に給食を食べたり、施設の見学をさせていただいたことがあります。そのときの様子からも、非常に爽やかなお人柄で、学校教育に関する見識も高く、すばらしい方だと思っておりました。豊明市の教育委員に大変ふさわしい方だと思いますので、ぜひ再任していただきたいと思います。
以上です。
53:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
(進行の声あり)
54:
◯議長(
月岡修一議員) これにて討論を終結し、採決に入ります。
議案第46号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
55:
◯議長(
月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
続いて、議案第47号を議題といたします。
理事者より提案理由の説明を求めます。
小浮市長。
56:
◯市長(小浮正典君) では、議案第47号 人権擁護委員候補者の推薦について御説明いたします。
お手元にありますように、下記の者は、平成27年12月31日任期満了となりますので、同人を人権擁護委員の候補者として推薦するものであります。
記としまして、住所は豊明市新栄町、氏名は緒方誠子さん、生年月日は昭和28年4月25日です。
この案を提出するのは、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求める必要があるからであります。
1枚おめくりいただきますと、緒方氏の略歴となっております。
現在、とよあけ市民大学「ひまわり」の事務局長として活躍されています。また、この3年間、人権擁護委員として、熱心に人権活動に携わっていただいているところであります。緒方さんのお力を引き続きおかりし、人権活動をますます充実したものにしていきたいと考えております。
任期は平成27年12月末日でありますが、委嘱日の2カ月前までに法務省へ推薦書を送付することとなっておりますので、本議会に提案するものであります。なお、任期は、平成28年1月1日から3年間であります。
以上、議員各位の賛同をお願い申し上げ、提案説明とさせていただきます。
57:
◯議長(
月岡修一議員) 提案理由の説明は終わりました。
本案も人事案件でありますので、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ります。
討論のある方は挙手を願います。
毛受明宏議員。
58: ◯10番(毛受明宏議員) 議案第47号 人権擁護委員候補者の推薦について、賛成討論をいたしたいと思います。
ただいま小浮市長からも提案理由がありましたとおり、緒方誠子さんは、とよあけ市民大学「ひまわり」の事務局長として活躍されております。また、社会教育委員、放課後子ども教室運営委員など、市の教育関係分野において大変御活躍されています。既に人権擁護委員として3年お務めいただき、その職責の重要性も認識されております。知識、経験、また人柄など、本委員には最適任者だと考えます。
各議員の御賛同をお願い申し上げまして、議案第47号、賛成討論といたします。
59:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
ふじえ真理子議員。
60: ◯9番(ふじえ真理子議員) 同じく議案第47号 人権擁護委員候補者の推薦について、賛成の立場で討論いたします。
緒方誠子さんは、略歴にありますように、繰り返しになりますが、人権擁護委員を1期務められております。現在はそのほかにも、豊明市の社会教育委員、あと青少年問題協議会委員、あとスポーツ推進計画策定委員、あととよあけ市民大学の「ひまわり」事務局長、放課後子ども教室運営委員として、各方面でも御活躍されております。
現に緒方さんを知る方たちにもお聞きしますと、たとえ相手からどんな嫌なことを言われても、まずはきちんと受けとめて、その上で自分の意見をしっかり相手に伝えられる芯のある人、物事に対して、周りがこれぐらいでいいかということでも粘り強く取り組み諦めない人、決して手抜きをしない人、彼女に出会えたことに感謝しているなどなど、その言葉からも、緒方さんのこれまでの活動実績ではなく、人格、お人柄をあらわしていると思います。
私たち市民の権利意識の向上、社会生活の複雑化、価値観の多様化などで相談内容が多岐にわたる昨今ですが、どのような人に対しても公平に接する緒方さんには、引き続き人権擁護委員としての任務を全うしていただきたい適格な方だと言えます。
議員皆様の御賛同をお願いいたしまして、賛成討論を終わります。
61:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
(進行の声あり)
62:
◯議長(
月岡修一議員) これにて討論を終結し、採決に入ります。
議案第47号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
63:
◯議長(
月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
続いて、議案第48号を議題といたします。
理事者より提案理由の説明を求めます。
小浮市長。
64:
◯市長(小浮正典君) では、議案第48号 人権擁護委員候補者の推薦について御説明いたします。
人権擁護委員の都築和男氏は、平成27年12月31日任期満了となりますので、下記の者を人権擁護委員の候補者として推薦するものであります。
記としまして、住所は豊明市前後町、氏名は青木廣康さん、生年月日は昭和28年9月8日です。
この案を提出するのは、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求める必要があるからであります。
現在お務めいただいております都築和男さんにつきましては、平成12年から5期15年という長期にわたりまして、人権活動に御活躍いただきました。このたび、任期満了に伴い退任されますので、後任に青木廣康さんを人権擁護委員の候補者として推薦するものであります。
1枚おめくりいただきますと、青木氏の略歴となっております。
昭和55年から教職員として教鞭をとられ、平成26年3月に愛知県立半田養護学校桃花校舎校長を最後に退任されておられます。また、現在、豊明市社会教育委員として御尽力いただいております。今後は、人権擁護委員として今までの経験を生かし、御活躍いただけるものと確信をいたし、推薦するものであります。
なお、任期は平成28年1月1日から3年間でありますが、委嘱日の2カ月前までに法務省へ推薦書を送付することとなっておりますので、本議会に提案するものであります。
以上、議員各位の賛同をお願い申し上げ、提案説明とさせていただきます。
65:
◯議長(
月岡修一議員) 提案理由の説明は終わりました。
本案も人事案件でありますので、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ります。
討論のある方は挙手を願います。
富永秀一議員。
66: ◯3番(富永秀一議員) ただいまの議案第48号 人権擁護委員候補者の推薦について、青木廣康さんを推薦することに賛成の立場で討論いたします。
青木廣康さんは、愛知県立の豊田高等養護学校、ひいらぎ養護学校、そしてみあい養護学校の設立に御尽力され、みあい養護学校では初代校長を、そして、半田養護学校桃花校舎でも校長をお務めになりました。知的障がいの分野で30年間、肢体障がいの分野で4年間、障がい者・障がい児教育に携わってこられ、現在は、愛知県総合教育センターで教員の指導に当たっておられます。また、人権教育研究に関する学会誌に論文も掲載されております。
豊明市では既に、昨年度から地域福祉計画推進委員として、今年度からは社会教育委員と男女共同参画懇話会委員を務めてくださっております。地域のために、さらに人権擁護委員として務めてくださるというのはありがたいと言えます。実際お会いもしましたが、穏やかで知性あふれる方でございます。経歴等も申し分ない人材であると自信を持って推薦いたします。
議員皆様の賛同をお願いいたします。
67:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
三浦桂司議員。
68: ◯18番(三浦桂司議員) 議案第48号 人権擁護委員候補者の推薦について、ひまわりを代表して、賛成の立場で討論いたします。
このたび、任期満了で退任されます都築和男様においては、5期15年という長期にわたって人権擁護委員の職に当たってくださり、大変御苦労さまでした。都築様におかれては、社会福祉協議会の会長職も8年ほど務められ、豊明市のために御尽力を賜り、まことにありがとうございました。
私も、地域で開催された豊明インター周辺開発委員会などにおいて一緒に勉強させていただいたわけですが、温厚で思慮深い見識に大変感心させられました。まだまだ続けていただきたいと思うのですが、任期満了、また本人の申し出であるということで、大変残念に思います。
さて、後任の候補者として挙がりました青木廣康様は、先ほど小浮市長、富永議員からの説明のとおり、都築和男様同様、養護学校の校長を最後に御退職をされております。本年度からは社会教育委員として活躍され、すぐれた見識と人格をお持ちの方です。よって、人権擁護委員として最適任者と考えますので、議員各位の賛同をお願いして、賛成討論といたします。
69:
◯議長(
月岡修一議員) ほかにございませんか。
(進行の声あり)
70:
◯議長(
月岡修一議員) これにて討論を終結し、採決に入ります。
議案第48号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
71:
◯議長(
月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
以上で日程4を終わります。
ここで、会議の途中でありますが、10分間休憩といたします。
午前11時1分休憩
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
午前11時11分再開
72:
◯議長(
月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。
日程5、認定議案上程・提案説明に入ります。
認定議案第1号から認定議案第9号までの9件を一括議題といたします。
理事者より提案理由の説明を求めます。
小浮市長。
73:
◯市長(小浮正典君) 認定議案第1号から第9号につきましては、平成26年度一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算でございます。
平成26年度豊明市歳入歳出決算書の2ページをお開きいただけますでしょうか。
平成26年度豊明市会計別決算総括表が掲載されております。表の左から4列目、決算額の欄に沿って、一番上段にあります一般会計から順に説明いたします。
一般会計は、歳入211億2,861万1,038円、歳出197億9,536万1円で、歳入歳出差引残額は13億3,325万1,037円であります。
続いて、特別会計に移ります。
国民健康保険特別会計は、歳入72億1,674万7,028円、歳出69億1,704万8,956円で、差引残額は2億9,969万8,072円であります。
次に、下水道事業特別会計は、歳入12億6,013万2,222円、歳出12億2,632万8,335円で、差引残額は3,380万3,887円であります。
次に、土地取得特別会計は、歳入6,388万1,386円、歳出6,388万1,386円で、差引残額はゼロ円であります。
次に、墓園事業特別会計は、歳入3,310万4,126円、歳出1,822万5,106円で、差引残額は1,487万9,020円であります。
次に、農村集落家庭排水施設特別会計は、歳入7,430万9,928円、歳出6,936万5,830円で、差引残額は494万4,098円であります。
次に、有料駐車場事業特別会計は、歳入5,691万5,362円、歳出5,517万9,274円で、差引残額は173万6,088円であります。
次に、介護保険特別会計は、歳入40億403万9,776円、歳出37億4,961万2,591円で、差引残額は2億5,442万7,185円であります。
特別会計の最後として、後期高齢者医療特別会計は、歳入7億8,737万9,375円、歳出7億8,507万8,283円で、差引残額は230万1,092円であります。
一般会計、特別会計のこれらの総合計は、歳入346億2,512万241円、歳出326億8,007万9,762円で、歳入歳出差引残額は19億4,504万479円であります。
以上の歳入歳出決算書に加えまして、主要施策の成果及び予算執行の実績報告書、それと監査委員の審査意見書を添えて御提案しておりますので、御審議の上、認定いただきますようよろしくお願い申し上げます。
以上で説明を終わります。
74:
◯議長(
月岡修一議員) 提案理由の説明は終わりました。
続いて、代表監査委員より、決算審査の結果について報告を願います。
古橋代表監査委員。
75:
◯代表監査委員(
古橋洋一君) ただいま議長より御指名がございましたので、監査委員を代表いたしまして、平成26年度豊明市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況の審査の結果と意見を申し上げます。
審査の対象といたしましては、平成26年度一般会計及び国民健康保険、下水道事業、土地取得、墓園事業、農村集落家庭排水施設、有料駐車場事業、介護保険、後期高齢者医療の8特別会計と土地開発基金であります。
次に、審査の期間は、平成27年6月22日から同年7月17日まで実施し、審査の方法につきましては、地方自治法第233条第2項及び同法241条第5項の規定に基づき、審査に付された決算書及びそれに伴う調書については、歳入簿、歳出簿、その他関係諸帳簿、証書類を、また、基金運用状況の審査にあっても、関係書類等をいずれも調査、照合するとともに、関係職員の説明を聴取して、決算計数の正確性、予算の執行状況の適否、また、基金の確実かつ効率的な運用について審査いたしました。
その結果について申し上げますと、各会計の歳入歳出決算書及びその他の調書は、いずれもその計数は正確であり、決算の内容及び予算の執行状況も正確に表示されており、財政はおおむね適正に運営されているものと認められました。
また、土地開発基金の平成26年度末現在高は15億400万円余で、昨年度比較3,300万円余りの減額となっております。
現在高の内訳は、預金で9億7,500万円弱、土地取得特別会計への貸し出しが5億2,900万円余りで、その運用状況にあっては、設置目的に促して適正に執行、運用されているものと認められました。
なお、各会計に関する審査の内容につきましては、お手元に配付させていただきました平成26年度豊明市一般会計及び特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書のとおりでございます。
次に、総体的な意見を述べますが、金額につきましては、おおよその金額で申し上げます。
平成26年の我が国の経済を振り返ると、穏やかな回復基調が持続し、企業収益がリーマン・ショック前の平成19年以前の水準まで回復するなど、堅調であるものの、個人消費は、増税、円安に伴う負担増が家計の実質的な購買力を低下させ、その後の実質GDPのマイナス成長を受けて、政府は再増税の先送りを決定し、駆け込み需要とそのことに対する家計負担増の影響が取り除かれ、後年度の景気下振れ懸念がある程度払拭されたものと思われます。さらに、追加金融緩和による円安、株高、大幅な原油安によるトリプルメリットにより、平成26年度以降の景気回復が期待されるところであります。
こうした経済情勢にあって、本市の決算状況といたしましては、一般会計、特別会計の決算総額は、歳入346億2,500万円余り、歳出326億8,000万円余り、歳入から歳出を差し引いた形式収支は19億4,500万円余りの黒字であります。
一般会計における実質収支は11億2,200万円弱、特別会計においては6億1,200万円弱と、それぞれ黒字を計上しております。
歳入については、一般会計で1億3,600万円余りの増加となっております。その主な要因は、歳入の根幹をなす市税が前年度と比較して2億500万円弱の増、税目の対前年度決算額比較では、個人市民税は1億3,000万円、法人市民税1,200万円弱の増収となっております。このことは、良好な企業収益や人手不足に伴う所得・雇用環境の改善に伴い、総じて景気の回復基調が見られたことによるものであります。
しかしながら、社会保障関係の義務的経費は確実に増加することが見込まれ、財政状況は楽観できる状況にはなく、今後の税収予測に当たっては、国の施策や税制改正、地域経済の動向を的確に捉えていく必要があります。
また、目を転じますと、一般会計の収入未済額は4億9,600万円余り、不納欠損額は3,300万円余り、特別会計の収入未済額は5億6,300万円余りで、不納欠損額は5,500万円余りが生じております。これらについては、その背景、要因を十分に精査、分析した上で、未収債権の発生抑制及び縮減に向けた取り組みを行い、負担の公平と自主財源の安定確保に向け、一層の努力をしていただきたいと望むものであります。
次に、歳出については、一般会計197億9,500万円余、特別会計128億8,500万円弱であり、前年度と比較して、合計17億2,300万円弱の増加となっております。
主な増額要因は、庁舎耐震工事、前後駅前デッキ整備工事など、普通建設事業及び福祉医療等の扶助費の増加、臨時給付金の支給、国民健康保険や介護保険等の給付の増加などがあります。
現下、厳しい財政状況ではありますが、身近な課題と将来を見通した上での課題を捉えて、弾力的な行政運営をするとともに、限られた財源の中で効率的、効果的な事業を推進するためにも、行政の簡素化、経費の一層の節減を図られ、財政の健全化に意を配した、効率的な財政運営に取り組まれることを要望して、審査意見といたします。
以上でございます。
76:
◯議長(
月岡修一議員) 御苦労さまでした。
以上で日程5を終わります。
日程6、議案上程・提案説明に入ります。
議案第49号から議案第56号までの8議案を一括議題といたします。
初めに、議案第49号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
石川市民生活部長。
77:
◯市民生活部長(
石川順一君) それでは、議案第49号 工事請負契約の変更について御説明をいたします。
この案を提出いたしますのは、庁舎耐震補強等工事の設計変更に伴い、工事請負契約を変更するために必要があるからでございます。
それでは、改正内容について御説明いたします。
1、工事名は、庁舎耐震補強等工事でございます。
2、工事場所、3、工事の概要、5、請負契約者は記載のとおりでございます。
4番の請負契約金額は、変更前の8億6,771万2,650円を2,002万1,190円増額し、8億8,773万3,840円に変更するものでございます。
内訳といたしまして、人件費や材料費の物価スライドによるものが718万5,990円、その他工事の変更増額分が1,283万5,200円でございます。その他工事の変更分は、1階南側事務室において、当初、ひさし状のPCアウトフレームで日差しが少ない予想でしたが、利用に際し不都合や、一部窓際で相談室として利用している部分のプライバシー保護のため、ブラインド設置を追加したことによるもの。また、食堂、機械室の壁面と天井にアスベストがあり、除去するための工事を追加するなど、したことによるものでございます。
以上で説明を終わります。
78:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第50号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
原田健康福祉部長。
79: ◯健康福祉部長(原田一也君) それでは、議案第50号 豊明市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の制定について御説明をいたします。
この案を提出するのは、児童福祉法に規定する放課後児童健全育成事業のための条例を制定する必要があるからでございます。
それでは、内容を説明しますので、1枚おめくりください。
第1条では、目的を定めております。
第2条では、実施主体を定めております。
ページをおめくりください。
第5条では、対象児童について、小学校1年生から6年生までとします。
第8条では、利用料の徴収について定めており、第2号では、利用する児童1人につきの月額について定めております。
さらにページをおめくりください。
第9条では、利用料の減免について定めております。
第10条では、この条例に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定めるものとし、附則として、平成28年4月1日から施行するとしております。
なお、当該事業につきましては、現在、実施要綱により運用しておりますが、今後、条例化が適切であると考えたものであります。
以上で説明を終わります。
80:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第51号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
石川市民生活部長。
81:
◯市民生活部長(
石川順一君) それでは、議案第51号 豊明市個人情報保護条例の一部改正について御説明いたします。
この案を提出いたしますのは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、必要があるからでございます。
改正内容について御説明をいたします。
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の施行において、個人番号、これもいわゆるマイナンバーを含んだ個人情報を特定個人情報といいます。その取り扱いや保護の方法が、従来の個人情報の取り扱い、保護等と異なる点がありますので、条例改正するものでございます。
改正内容につきましては、次ページから4枚に記載がありますが、要約して御説明をさせていただきます。
主な改正点は4点ございます。
1つ目としましては、特定個人情報等の言葉の定義を加えること。2つ目、特定個人情報の目的外利用の禁止規定を追加すること。3つ目、特定個人情報保護評価書に係る重要事項を個人情報保護審議会へ諮る旨を定めたこと。4つ目、番号法の定めのとおり、法定代理人、任意代理人による特定個人情報の開示、訂正及び停止の請求ができる旨を定めることの4点でございます。
以上で御説明を終わります。
82:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第52号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
伏屋行政経営部長。
83:
◯行政経営部長(
伏屋一幸君) それでは、議案第52号 豊明市職員の再任用に関する条例の一部改正について御説明をいたします。
この案を提出いたしますのは、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、必要があるからでございます。
それでは、内容の説明をいたしますので、1枚おめくりをいただきたいと思います。
附則の第2条は、特定警察職員等への年金の適用期日の規定でございますが、この特定警察職員等には消防吏員が含まれております。現在、地方公務員等共済組合法において、特定警察職員等について定義をされておりますが、年金制度の一元化によりまして、厚生年金保険法において、特定警察職員等について定義をされることに変更となったため、改正をするものでございます。
附則といたしまして、この条例は平成27年10月1日から施行することとしております。
以上で説明を終わります。
84:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第53号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
石川市民生活部長。
85:
◯市民生活部長(
石川順一君) それでは、議案第53号 豊明市手数料徴収条例の一部を改正する条例について御説明いたします。
この案を提出いたしますのは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、必要があるからでございます。
1枚おめくりください。
豊明市手数料徴収条例の一部を改正する条例でございます。
第2条第1項第21号の改正で、通知カードの再交付手数料を1枚につき500円と定めます。同条同項の第22号で、住民基本台帳カードの交付・再交付手数料を廃止し、個人番号カードの再交付手数料を1枚につき800円と定めます。
附則といたしまして、この条例は平成27年10月5日から施行し、第2条第1項第22号に関する規定は、平成28年1月1日から施行いたします。
以上で説明を終わります。
86:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第54号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
加藤教育部長。
87: ◯教育部長(加藤賢司君) それでは、議案第54号 愛日地方教育事務協議会規約の変更について御説明をいたします。
地方自治法第252条の6の規定により、愛日地方教育事務協議会規約の一部を別紙のように変更するものでございます。
この案を提出するのは、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律の一部改定に伴い、必要があるからでございます。
それでは、1枚おめくりください。
このたび、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律が改正をされまして、教科書の採択については、協議会を設けなければならないとされました。教科書の選定作業は、尾張東部教科用図書採択地区協議会が行いますので、愛日地方教育事務協議会の規約第4条で定めております協議会の担当する事務のうち、第1項第1号の小学校及び中学校の教科用図書の採択に関する事務を削除し、第2項も同様に削除するものでございます。
附則としまして、この規約は平成27年11月1日から施行するものでございます。
以上で説明を終わります。
88:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第55号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
伊藤財政課長。
89:
◯財政課長(
伊藤正弘君) それでは、議案第55号 平成27年度豊明市一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
1ページをお開きいただきます。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,611万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ198億5,107万4,000円とするものです。
それでは、歳出より主な事業にて説明をいたしますので、12ページ、13ページをお開きください。説明欄をもって、主な内容について御説明申し上げます。
2款 総務費、1項 総務管理費、8目 企画費の地域創生事務事業は、今補正予算より新設となります予算事業であります。今後、各課で進めてまいります地域創生関連事業を牽引し、総合調整を行うため設置をいたします組織機能の開設に要する経費23万9,000円であります。
続いて、同ページ下段、3項 戸籍住民基本台帳費、1目 戸籍住民基本台帳費の住民記録電算処理事業は、当初予算における端末等の借上、保守等の費用26万9,000円を国庫補助金に財源振替するものでございます。さらに加えまして、下段、戸籍住民基本台帳事務事業において、当初予算での報酬での積算を賃金に組み替えての国庫補助金充当に234万6,000円、住基データの提出のための旅費に5万円、交付事務に係る消耗品経費に31万円となっております。
以上が、マイナンバー制度の番号交付事務関連での国の指示による事業となります。
続いて、14ページ、15ページをお開きください。
3款 民生費、2項 児童福祉費、1目 児童福祉総務費の児童福祉事務事業は、児童福祉施設入所措置費でございますが、DV被害からの保護を要する事案について、施設入所の措置を執行しており、これに係る追加経費378万円となっております。同じく児童福祉事務事業の心身障がい児通所・居宅サービス事業費でございますが、利用の増加に伴う追加の経費5,100万円となります。
続いて、16ページ、17ページをお開きください。
4款 衛生費、1項 保健衛生費、3目 環境衛生費の環境衛生事業は、地中熱利用空調システム施設工事費7,559万1,000円であります。これは、新エネルギー推進計画に基づき、平成26年度に国の制度を活用して実施した基礎調査結果により選定した、消防署における空調施設の設置経費となっております。このたび国の補助金交付の内示を得ましたので、費用を計上するものであります。
続いて、同ページ下段、8款 土木費、2項 道路橋梁費、2目 道路新設改良費の道路新設改良事業は、前後駅北側デッキにおける耐震補強工事費1,800万円であります。このうち、500万円はインフレスライドに伴う継続費の増額補正分に、残りの1,300万円が市費単独工事分に充当するものであります。
なお、継続費の最終年度であります今年度、財源としての国庫補助額が内示により確定されましたので、予算額との差異を減額補正し、市債を増額補正いたします。
続いて、18ページ、19ページをお開きください。
8款 土木費、4項 都市計画費、7目 緑化事業費の花と緑推進事業は、11月に勅使水辺公園で開催されます都市緑化フェアの開催関連費用の追加経費となるものであります。市民参加によるフェアの開催をさらに充実させ、また、開催を記念しての公園施設の整備拡充を行う経費として、計849万3,000円を計上するものであります。
なお、県の補助金追加交付と、事業所からの寄附金として連携協力の財源も確保いたしております。
続いて、20ページ、21ページをお開きください。
10款 教育費、1項 教育総務費、3目 教育振興費の教育振興補助事業は、私立幼稚園就園奨励費499万3,000円でありますが、対象実績の増によるものとなっております。
続いて、同ページ下段、2項 小学校費及び3項 中学校費における、それぞれの教育振興事業、図書及び器具購入費であります。これは、市内の篤志家の方より採納させていただきました寄附金540万円を原資として、各小中学校に図書を配備させていただく経費となっております。
続いて、22ページ、23ページをお開きください。
5項 保健体育費、2目 体育施設費の体育施設維持管理事業は、指定管理料389万8,000円の追加となっております。これは、当初の基本協定に基づき、初年度の電気料が実績確定したため、これに合わせて増額計上するものです。
続いて、同ページ下段、3目 学校給食費の給食センター維持管理事業は、栄調理場における老朽化給水管を平成28年度に更新するための工事設計委託料140万4,000円となっております。
続きまして、歳入の説明をいたしますので、6ページ、7ページにお戻りをいただきたいと思います。
13款 国庫支出金、1項 国庫負担金、1目 民生費国庫負担金の児童福祉措置費負担金150万円は、児童福祉法による母子生活支援施設への入所措置費の追加交付見込み額であります。支弁総額の2分の1が国の負担額、負担割合となっております。
続いて下段、同じく1目 民生費国庫負担金の障害児施設措置費(給付費等)国庫負担金1,800万円は、利用が拡大いたしました通所・居宅サービス給付費の追加交付見込み額であります。2分の1が国の負担割合となっております。
続いて、同ページ下段、2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金の個人番号カード交付事務費補助金213万9,000円は、マイナンバー制度の実施に伴い、国の指示による各種事務を執行するための補助金となります。国により、団体の規模等で算出された補助額が示され、予算計上するものであります。
続きまして、3目 衛生費国庫補助金の地熱・地中熱等利用事業費補助金5,039万3,000円は、低炭素社会推進事業としての認定を受けて実施いたします地中熱利用空調システムへの補助金となります。補助率は3分の2となっております。
続いて下段、6目 教育費国庫補助金の幼稚園就園奨励費補助金133万1,000円は、対象者の増に伴う追加交付額への補助金となります。調整率を見ておりますが、制度上は3分の1の補助率となります。
続いて、同ページ下段、4項 国庫交付金、2目 土木費国庫交付金の社会資本整備総合交付金479万8,000円の減額補正は、前後駅北側デッキの耐震補強工事に対する国庫支出金の内示を得ましたので、財源の調整をさせていただくものであります。
続いて、8ページ、9ページをお開きください。
14款 県支出金、1項 県負担金、1目 民生費県負担金の児童福祉措置費負担金75万円は、13款 国庫支出金での説明と連動いたします。児童福祉法における母子生活支援施設への入所措置費の追加交付見込み額であります。支弁総額の4分の1が県の負担割合となっております。
続いて下段、同じく1目 民生費県負担金の障害児施設措置費(給付費等)県費負担金1,268万4,000円は、13款 国庫支出金での説明と連動いたします。利用が拡大いたしました通所・居宅サービス給付費の追加交付見込み額であります。こちらも、4分の1が県の負担割合となっております。
続いて、4項 県交付金、2目 土木費県交付金のあいち森と緑づくり事業交付金294万円は、都市緑化推進事業として内示を受けました都市緑化フェア事業の拡充に伴う交付金の追加増額分となります。
続いて、同ページ下段の16款 寄附金、1項 寄附金、1目 一般寄附金の都市計画費寄附金300万円は、都市緑化フェアの開催に合わせて勅使水辺公園の整備を行うための連携協力として、事業所よりいただく寄附額となっております。
続いて、同じく1目 一般寄附金の教育費寄附金540万円は、児童生徒用の図書購入に活用をさせていただく、市民の方からの寄附金となっております。
続いて、10ページ、11ページをお開きください。
18款 繰越金、1項 繰越金、1目 繰越金の前年度繰越金7,581万6,000円は、歳出合計1億7,611万円に充当いたします特定財源1億29万4,000円を控除いたしました一般財源措置、これを計上いたしました。
続いて、19款 諸収入、5項 雑入、4目 雑入の消防団員安全装備品等助成金15万5,000円は、平成27年度当初予算で予定をしております各消防団の防火手袋の配備に対して、消防団員等公務災害補償等共済基金の助成制度を活用いたしまして、財源を確保いたしましたので、これにより財源振替をするものであります。
続いて、20款 市債、1項 市債、2目 土木債の前後駅前広場デッキ等耐震事業680万円は、継続費の補正に伴い、財源の調整がなされるため計上するものです。事業費に充当率75%を見込むものでございます。
なお、市債の説明をもって第4表の説明にかえさせていただきます。
続いて、継続費の説明をいたしますので、5ページにお戻りいただきたいと思います。
第2表、継続費の変更でございます。
平成24年度でお認めをいただき、平成25年度12月補正、平成26年9月補正で増額補正による変更を行った前後駅北側デッキの耐震補強工事であります。このたびは、物価スライドによる500万円の増額補正を行い、あわせて財源の調整を行うものであります。
続いて、第3表、債務負担行為の追加でございます。
上段は、放課後児童健全育成事業業務委託事業であります。これは、いわゆる児童クラブ業務のうち、沓掛、唐竹、双峰の3小学校での業務を一括化して、平成28年度から平成31年度までの4年の間、業務委託するための債務を負担するものであります。
同じく第3表、債務負担行為の下段は、保育園給食調理業務委託事業であります。これは、これまで先行して進めてまいりました調理業務の委託事業について、その対象期間の終了を控え、平成28年度よりさらに3園を加えて、6園のスケールメリットで3カ年の委託業務に移行するために債務を負担するものであります。
以上で説明を終わります。
90:
◯議長(
月岡修一議員) 続いて、議案第56号について、理事者より提案理由の説明を求めます。
浅井保険医療課長。
91: ◯保険医療課長(浅井俊一君) それでは、議案第56号 平成27年度豊明市国民健康保険特別会計補正予算書(第1号)につきまして御説明を申し上げます。
まず、1ページをごらんください。
今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ46万4,000円を増額しまして、歳入歳出それぞれ76億9,706万4,000円とするものでございます。
では、歳出から御説明をいたしますので、6ページ、7ページをごらんください。
1款 総務費、1項1目 一般管理費の46万4,000円の増額は、育児休業等の影響による人員不足を補うため増額する非常勤一般職の報酬でございます。
その下、2款 保険給付費、1項2目 退職被保険者等療養給付費の1,441万7,000円の減額は、その下の欄、11款1項3目 償還金について、平成26年度の退職被保険者等療養給付費交付金の額の確定に伴い、超過交付分を、交付元であります社会保険診療報酬支払基金へ返還するため1,441万7,000円の増額を行いますが、この財源として、給付費の見込みを考慮した上で給付費を減額し、この返還金に充当するものでございます。
続きまして、歳入を御説明いたしますので、1枚おめくりいただきまして、4ページ、5ページをごらんください。
8款1項1目 繰入金の46万4,000円の増額は、歳出で御説明いたしました総務費の増額により、一般会計より法定繰り入れ分として繰り入れる職員給与費等繰入金を増額するものでございます。
以上で説明を終わります。
92:
◯議長(
月岡修一議員) 以上で日程6を終わります。
以上で本日の日程は終了いたしました。
次回は8月31日午前10時より本会議を再開し、一般質問を行います。
本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。
午前11時51分散会
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