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  1. 豊明市議会 2015-06-01
    平成27年6月定例月議会(第6号) 本文


    取得元: 豊明市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    トップページ 検索結果 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成27年6月定例月議会(第6号) 本文 2015-06-29 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 78 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長月岡修一議員選択 2 : ◯議会運営委員長近藤郁子議員選択 3 : ◯議長月岡修一議員選択 4 : ◯議会運営委員長近藤郁子議員選択 5 : ◯議長月岡修一議員選択 6 : ◯議長月岡修一議員選択 7 : ◯議長月岡修一議員選択 8 : ◯議長月岡修一議員選択 9 : ◯議長月岡修一議員選択 10 : ◯議長月岡修一議員選択 11 : ◯議長月岡修一議員選択 12 : ◯総務委員長ふじえ真理子議員選択 13 : ◯議長月岡修一議員選択 14 : ◯福祉文教委員長近藤善人議員選択 15 : ◯議長月岡修一議員選択 16 : ◯建設消防委員長近藤千鶴議員選択 17 : ◯議長月岡修一議員選択 18 : ◯議長月岡修一議員選択 19 : ◯議長月岡修一議員選択 20 : ◯議長月岡修一議員選択 21 : ◯議長月岡修一議員選択 22 : ◯20番(一色美智子議員選択 23 : ◯議長月岡修一議員選択 24 : ◯6番(蟹井智行議員選択 25 : ◯議長月岡修一議員選択 26 : ◯18番(三浦桂司議員) 選択 27 : ◯議長月岡修一議員選択 28 : ◯14番(山盛さちえ議員) 選択 29 : ◯議長月岡修一議員選択 30 : ◯1番(郷右近 修議員) 選択 31 : ◯議長月岡修一議員選択 32 : ◯8番(宮本英彦議員) 選択 33 : ◯議長月岡修一議員選択 34 : ◯議長月岡修一議員選択 35 : ◯10番(毛受明宏議員) 選択 36 : ◯議長月岡修一議員選択 37 : ◯17番(村山金敏議員) 選択 38 : ◯議長月岡修一議員選択 39 : ◯1番(郷右近 修議員) 選択 40 : ◯議長月岡修一議員選択 41 : ◯13番(早川直彦議員) 選択 42 : ◯議長月岡修一議員選択 43 : ◯3番(富永秀一議員) 選択 44 : ◯議長月岡修一議員選択 45 : ◯議長月岡修一議員選択 46 : ◯議長月岡修一議員選択 47 : ◯13番(早川直彦議員) 選択 48 : ◯議長月岡修一議員選択 49 : ◯議長月岡修一議員選択 50 : ◯議会運営委員長近藤郁子議員選択 51 : ◯議長月岡修一議員選択 52 : ◯議長月岡修一議員選択 53 : ◯13番(早川直彦議員) 選択 54 : ◯議長月岡修一議員選択 55 : ◯10番(毛受明宏議員) 選択 56 : ◯議長月岡修一議員選択 57 : ◯3番(富永秀一議員) 選択 58 : ◯議長月岡修一議員選択 59 : ◯12番(近藤千鶴議員選択 60 : ◯議長月岡修一議員選択 61 : ◯1番(郷右近 修議員) 選択 62 : ◯議長月岡修一議員選択 63 : ◯7番(後藤 学議員) 選択 64 : ◯議長月岡修一議員選択 65 : ◯14番(山盛さちえ議員) 選択 66 : ◯議長月岡修一議員選択 67 : ◯議長月岡修一議員選択 68 : ◯議長月岡修一議員選択 69 : ◯議長月岡修一議員選択 70 : ◯15番(近藤善人議員選択 71 : ◯議長月岡修一議員選択 72 : ◯7番(後藤 学議員) 選択 73 : ◯議長月岡修一議員選択 74 : ◯議長月岡修一議員選択 75 : ◯議長月岡修一議員選択 76 : ◯議長月岡修一議員選択 77 : ◯市長(小浮正典君) 選択 78 : ◯議長月岡修一議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時開議 ◯議長月岡修一議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員20名でございます。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事運営につきましては、あらかじめ議会運営委員会で御協議をいただいておりますので、その結果を委員長より報告願います。  近藤郁子議会運営委員長。 2: ◯議会運営委員長近藤郁子議員) 皆さん、おはようございます。  議長より御指名がありましたので、議会運営委員会の審査結果について御報告申し上げます。  本日、午前9時30分より委員会を開催し、本日の議事について協議いたしました。  その結果、お手元に配付されておりますとおり、議員より意見書案第2号の提案がありましたので、本日の予定議事終了後、日程に追加し、直ちに議題とすることとし、申し合わせに従い、提案説明の後、質疑及び委員会付託を省略し、討論、採決することといたしました。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 3: ◯議長月岡修一議員) 御苦労さまでした。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました議事日程表に従い会議を進めます。  日程1、諸報告に入ります。  議会運営委員会に付託しておりました陳情第1号から陳情第6号の6件の陳情について、お手元に配付をいたしましたとおり、議会運営委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について委員長より報告を願います。  近藤郁子議会運営委員長、登壇にて報告願います。 4: ◯議会運営委員長近藤郁子議員) 議長より御指名がありましたので、議会運営委員会に付託されました陳情の審査内容と結果について、審査順に御報告いたします。  去る平成27年6月15日午前10時より開催されました議会運営委員会において、全委員と市長以下関係職員の出席のもと、陳情を審査いたしました。  審査順序は5月29日開催の議会運営委員会にて、複数陳情された陳情者の傍聴がしやすいよう決定し、並びにあらかじめ議会事務局に依頼した資料は机上配付いたしました。  また、試行で、委員間討議を実施いたしました。
     なお、今回付託されました陳情は、議会改革推進協議会の設置を前提に審査されました。  なお、陳情第7号 豊明市市議会議員定数削減を求める陳情は、陳情者より取り下げられ、許可されました。  では、初めに、陳情第6号 定例議会に於ける一般質問実施日のうち、1日を休日(土曜日・日曜日・祭日)に開催を求める陳情を議題といたしました。  議会事務局より資料説明の後、直ちに質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、長久手市は平成11年から休日開催したが、年々傍聴者数が減り、平成15年度をもって土日の開催は終えたと確認しています。  係長以下の時間外超過勤務手当は、1日8時間勤務で1人当たり2万円程度の支出が見込まれます。  庁舎の管理費用は把握していません。  代休は所属と時期によって、とりにくいところも幾つかあると予想できます。  議会から要請があれば休日議会は可能ですが、市長、議長は行事等の出席もあり、年間スケジュールやセキュリティーを含め、綿密な打ち合わせも必要。  以上で質疑を終結し、委員間討議を実施いたしました。  論点を、休日に議会を開催するべきかといたしました。  主な討議内容及び意見は、メリットは、平日仕事のある市民や中高生も傍聴しやすくなる。議会の臨場感が味わえ、市民に理解してもらう機会をふやす。デメリットは、費用がかさむこと。全国的に休日、夜間の議会は傍聴者が少なく、減少ぎみ。  アセットマネジメントに取り組む中、費用を膨らませていいものか。費用対効果も考えた上でやっていきたい。  費用対効果は傍聴人数でなく、議員の仕事ぶり等を知るためのツールの一つをつくること自体にある。  市議会に対して理解を求めることが必要とあるが、休日開催だけでなく、ほかにもあるのでは。  市民への理解を深めてもらうためにも、休日に議会の開催はやってみるべき。まず、試行的にやってみるのがいいと思う。  委員間討議を終結し、討論に入りました。  主な討論は、趣旨採択。今後検討し、費用の優先順位も振りかえ勤務を100%できるのかどうか、協議会に付託したらどうか。  休日議会を開催した市の中で、年4回開催したところはない。まずは一度開催するということで採択。  採択。市民が、どのようにして市政が変わっていくのか、どのような効果が生まれたのかを見るのが費用対効果。休日議会はツールの一つ。まずやってみたらどうか。  趣旨採択。開催ありきではなく、今後の協議会で結論を出したほうがいい。意見集約すべき。  討論を終結し、採決に入りました。  陳情第6号は賛成多数により、採択すべきものと決しました。  続いて、陳情第5号 定例議会に於ける一般質問方法の改善を求める陳情を議題といたしました。  議会事務局より資料説明の後、質疑に入りました。  主な答弁は、春日井市が行った例は、具体的な日にちは確認していません。  質疑を終結し、委員間討議に入りました。  論点はなく、主な意見は、監査役はもう既に一般質問しており、明文化されていないことから、即採択で問題がない。これに関しては、今後行われる協議会で取り上げることも不適当。  委員間討議を終結し、討論に入りました。  主な討論は、採択。今回、既に監査委員が代表質問をしている。議長、副議長も可能。議長以外の全員が一般質問することを求める陳情を出された方の陳情は、真摯に受けとめなくてはいけない。  一般質問内容を討議する協議会とあるが、一般質問は議員個人がしっかり見詰め直していただきたい。全員がやればいいとは書かれているが、これは議員本人の選択で、回数でなく内容であるべき。言っている意味はある程度わかるが、この陳情に関しては趣旨採択。  一般質問しない議員は職務怠慢とあるが、一般質問することだけが仕事ではない。定例議会前に全議員間で一般質問の内容を討議することや、監査役や副議長が一般質問をすることになったことなど、それはいつからなのか等、きちんと明記したほうがいい。この件に関しては趣旨採択。  討論を終結し、採決に入りました。  賛成多数で、陳情第5号は採択すべきものと決しました。  続いて、陳情第1号 議会の活性化に関する陳情を議題といたしました。  本陳情について、議会事務局より資料説明の後、直ちに質疑に入りました。  主な答弁は、細かい申し合わせ事項はなく、前期、試行的に予算特別委員会をつくり、定数を半数や全員など、いろいろ試みたと記憶をしています。  質疑を終結し、委員間討議を実施いたしました。  論点を、全員でするかしないかとし、主な討議内容、意見は、全員で行う場合、多彩な着眼点による質疑が期待できるが、質疑に時間がかかる。  予算や決算は、議員の仕事の中で一番ウエートを占める。全員でやるべき。長時間になっても、審議が長いということは、それだけ市政に反映され、よりよい方向になる。  半数または全員の場合を経験して、全議員が問題意識を共有できるといろんな着眼点が生まれるが、能率的、効率的にはどうなのか。審査する方法は協議会の中で練っていき、全議員で特別委員会の委員をするほうがいい。  審査方法を考えていきたい。議事録もコストがかかる。やり方をしっかり議論すべき。  全員か半分か、今、結論を出しづらい状況。会派の代表で、何か問題があるのか。  一人会派もあり、そのあたりも考えていかなくてはいけない。  時間がかかるとか、資料が膨大になるということは、議員である以上、問題視するところでもないと思う。全員ということで、それぞれの積極的な意見によって時間がかかるのであれば、それはいたし方がない。議員の職務だと思う。  委員間討議を終結し、討論に入りました。  主な討論は、細かい取り決めは全議員が取り決めていくこととし、特別委員会、決算予算の委員会を全議員が問題意識を共有していくということには賛成で、採択。  市政をよりよく発展させるために、全議員が声を出して予算に取り組む。全議員がかかわるということは必要、採択。  討論を終結し、採決に入りました。  陳情第1号は全会一致により、採択すべきものと決しました。  続いて、陳情第2号 視察旅行の報告書及び経費の公開を求める陳情を議題といたしました。  議会事務局より資料説明の後、質疑に入りました。  主な答弁は、視察とか政務活動費の細かい部分を知ろうと思うと、開示請求をしていただくのが現状です。  情報公開で請求された方の件数は把握していません。今現在、行政視察の報告は、委員会ごとに全委員が提出し、それを委員長がまとめて報告書を提出している。会派視察も同様。ネットに載せることは、技術的な部分では可能だと思います。  尾張旭市は、細かいところまでネットで公開していると確認しています。  豊明市の政務活動費の額は、かなり中庸な位置にあったと記憶しています。  質疑を終結し、委員間討議を実施いたしました。  論点は、視察レポート及び旅費等の公表が開示請求しなくてはならない現状について。  主な協議内容及び意見は、議会としてもオープンにしていきたい。  開示請求すれば見られることなので、最初からオープンにすればいい。  要旨がそのままでいけるかどうかというところが一番大事。  委員間討議を終結し、討論に入りました。  いつでも見られるような状態に公開する、公表していくという意味をいうと、これは採択でよいのではないかと思います。  何ら問題はない。一部、視察に対して、遊びに行っているという意識を持つ方がおられる。この陳情も、視察旅行とある。逆に我々も、堂々と開示すべき、採択。  採択。今までも提出している。詳細は今後決めていくことで、公表することには賛成。  採択。公費で行う調査なので、最大限公開できるような方法で考えていくべき。  採択。開示請求には、紙ベースだと1枚10円かかる。枚数が多ければ、それだけ市民に負担が出る。私たちの仕事ぶりを知りたい市民もいる。知るためのツールの一つとして必要。  討論を終結し、採決に入りました。  陳情第2号は全会一致により、採択すべきものと決しました。  次に、陳情第3号 委員会の一般傍聴者数上限引き上げを求める陳情を議題といたしました。  議会事務局より資料説明の後、質疑に入りました。  委員会によっては満室になる可能性がある。  机なしで、最後列の窓際にパイプ椅子をある程度の間隔で並べた場合、10席ぐらいは用意できるかと考えている。  通常の常任委員会の場合、入室が抽せんになることはまれなケースです。  大半の市町では、そこまで傍聴者が入ったことがないという答えをいただいている。  傍聴者に配布する資料などは、6名分用意している。配布する資料には、部数的に厳しい資料もある。当局と調整が必要。  質疑を終結し、委員間討議を実施いたしました。  主な討議内容及び意見は、論点は、傍聴者の上限を引き上げるかどうかといたしました。  上限の人数を決めておけば、資料とか椅子とかをあらかじめ準備しておける点は、メリットもあるかと思う。  可能な人数を入れるという方法でいいと思う。  ふやす方法はいいが、人数をファジーにしておくと、途中で入ってくることが可能になり、委員会の途中、座れるスペースや資料の準備もあるので、くくりの人数が必要かと思う。  座る人によって椅子が違うというのはどうなのか。  陳情のとおり、15名まで上限を引き上げて終結する方向でいきたいと思う。  席があいていれば、前に座ってもらうということも可能。いっぱいになったとしても、それは先着順ということで納得してもらうといいのではないか。  知立市は、可能な限り委員会の傍聴者数を認め、立ち見も可能。どんな形でも、委員会を見たい方もいると思う。  委員間討議を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  陳情第3号は全会一致により、採択すべきものと決しました。  陳情第4号 議会及び各委員会の放映のさらなる拡充を求める陳情を議題といたしました。  議会事務局より資料説明の後、質疑に入りました。  主な答弁は、1階市民広場に、例えばモニターを置くための費用的なものの数字はつかんでいません。  議場改修後の撮影は、ズーム機能やテロップなど視野に入れて、計画を詰めていきたいと考えています。  第1委員会室の機器を更新する計画はありません。  他市町のネット中継を見ると、一度ライブ中継が終わると、即録画として見られる形式もあります。契約の仕方、契約金により変わってくると思います。光ケーブルでつないである状況であれば、手間的には少し軽減されるとは思います。  庁舎内には、LANケーブルが全て配備されています。ただし、内部のデータのやりとり、内部サーバーのデータを各端末で見るため、セキュリティー上、中継を流すことは好ましくないと、当局より回答を一度いただいています。  質疑を終結し、委員間討議を実施いたしました。  この陳情の要旨が複数にわたっているため、論点は要旨全体についてといたしました。  主な討議内容及び意見は、傍聴席へ来てもらえばいいのではないか。傍聴席がいっぱいになって困るようであれば、1階でという対応も必要かと思う。今の意見に対して、時間の余裕のある来庁者もいるが、市役所にたまたま来て、そこでモニターを見て、今まで全く関心のなかった方の目に触れるという点で、1階にもあるといい。財源のことは置いて話をしたが、どう思われるか。  何市か、直接話を聞いた。残念なのは、市民からこうして案件が出て、多額の費用をかけて放映できるようにセットしたが、数カ月後には見向きもされない。市民の要望に応えるつもりが、税金の無駄遣いと言われかねない。慎重に検討してほしい。  費用をかけずに、インターネットの放映であればライブ中継も可能。費用対効果は、知るためのツールがふえることも効果の一つ。
     モニターのズームも人員が必要。全て予算がかかる。ランニングコストもかけて、費用対効果が見られればいかがなものか。数十万単位でやれるのであればいい。  できると思う。議員に専門家もいるので、意見を聞きたい。  数十万でできるかどうかは相当難しい。内容にもよるが、こういうシステムを構築するということは、長期間使うことが前提。余りにも簡易なものでというのもいかがなものか。後のことも考えると、専門的な立場から申し上げると、なかなか難しいというのが現状。  賛成できない。モニターが1階に置かれた場合、傍聴席とは違って公の場所で意識的に扇動的な意見を言うことも可能。そういうことも考えると、積極的に4階に上がっていただけるようにして、傍聴席が満席であれば、別室でモニターとか、モニタリングできる方法も考えられる。全く反対ということではないが、いろいろな影響もあるかと思う。  委員間討議を終結し、討論に入りました。  主な討論は、今までも中継しているが、視聴者というのは本当に少ない。  現在、施設統廃合、アセットマネジメントを唱えて市民にも負担をかけるわけで、議会予算だけ膨らませていいものか。しっかり討議していくことが必要。趣旨採択。  趣旨採択。今、1階にモニターで一般質問を放映しているが、それを見ている方がどれだけいるのか。魅力ある議会を目指して、協議会で協議の上で決めたほうがいい。  生中継をできるだけしていったほうがいいという方向性は採択すべき。費用の面がはっきりしていないというところがネック。詳細に仕様も検討して、決めていく必要がある。生中継はできるだけやっていくという方向ではあるので、趣旨採択。  採択。確かに費用対効果だけ見れば、費用がかかるが、最低限のものもできないわけではない。関心を持っていただくためのツールの一つとして、ネット中継だけでなく、モニターというのも有効だと思う。  討論を終結し、採決に入りました。  陳情第4号は賛成多数により、趣旨採択すべきものと決しました。  以上で、議会運営委員会に付託されました陳情の審査内容と結果の報告を終わります。 5: ◯議長月岡修一議員) 御苦労さまでした。  ただいま報告されました陳情の6件について順次採決に入ります。  初めに、陳情第1号について採決を行います。  陳情第1号に係る委員長の報告は採択であります。  本陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 6: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第1号は委員長報告のとおり採択と決しました。  続いて、陳情第2号について採決を行います。  陳情第2号に係る委員長の報告は採択であります。  本陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 7: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第2号は委員長報告のとおり採択と決しました。  続いて、陳情第3号について採決を行います。  陳情第3号に係る委員長の報告は採択であります。  本陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 8: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第3号は委員長報告のとおり採択と決しました。  続いて、陳情第4号について採決を行います。  陳情第4号に係る委員長の報告は趣旨採択であります。  本陳情は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 9: ◯議長月岡修一議員) 賛成多数であります。よって、陳情第4号は委員長報告のとおり趣旨採択と決しました。  続いて、陳情第5号について採決を行います。  陳情第5号に係る委員長の報告は採択であります。  本陳情は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 10: ◯議長月岡修一議員) 賛成多数であります。よって、陳情第5号は採択と決しました。  続いて、陳情第6号について採決を行います。  陳情第6号に係る委員長の報告は採択であります。  本陳情は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 11: ◯議長月岡修一議員) 賛成多数であります。よって、陳情第6号は採択と決しました。  日程2、委員長報告・同質疑・討論・採決に入ります。  議案第42号から議案第45号までの4議案を一括議題といたします。  各常任委員会に付託しておりました議案について、お手元に配付をいたしましたとおり、各委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について各委員長より報告を願います。  初めに、ふじえ真理子総務委員長、登壇にて報告を願います。 12: ◯総務委員長ふじえ真理子議員) 議長より御指名がありましたので、総務委員会に付託されました案件についての審査内容と結果について御報告いたします。  去る平成27年6月18日午前10時より、全委員と市長以下関係職員の出席のもと、委員会を開催し、議案1件について、原案のとおり可決すべきものと決しましたので御報告いたします。  議案第44号 平成27年度一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、新しい事業であるコミュニティ提案型まちづくり事業は、27の区、128の町内会が申請団体となり、例えば防災に関する台帳名簿の整備や生活支援の体制づくり、地域の拠点づくりなどの活動経費に充てることができるものです。財源は、豊明市太陽光発電屋根貸し事業の使用料を充てるため、1団体15万円1件の採択を予定しており、応募団体の選考については、書面審査を予定しています。  国からの特別交付税として交付される3億8,900万円は、公的病院等運営費補助金として、藤田保健衛生大学病院に12月に交付されるものです。国の方針として、大都市圏よりもむしろ過疎地域の病院の支援を重点に行っていくために、来年度以降、制度改正する旨を聞いています。  公共施設マネジメント業務委託1,100万円は、市内103施設、196棟ある中で、今のところ20棟前後を抽出するサンプル調査を考えています。  社会保障・税番号制度システム整備費補助金700万円は、今年度、おおむね基幹業務系についての改修は終わり、この後、同システムの根幹となる情報提供ネットワークシステムの着手に入っていきます。全体の作業としては9割程度が終わることになるが、個人番号に限らず、当然情報漏えいについては敏感に、尾三地区自治体間連携として情報交換もしており、何かあれば対応して取り組んでいます。  新しい交流事業の一つとして、豊根村の湯~らんどパルとよねの利用料無料化86万円は、野外教育センター再建中止に伴い、小中学生の豊根村との交流がなくなるため、子どもたちの夏休み開始に合わせ、7月18日から実施するものです。市民が購入済みの利用券については、今年度末までに限り、市民協働課にて買い戻しで対応し、市民には御迷惑がかからないように手当てをしていきたい。  市民活動推進事業の調査研究事業委託料210万円は、市民の自発的な活動を支援する中間支援、もしくは中間支援組織をテーマに、第2次の計画策定を進めているところで、調査研究の中身は、主に市民アンケート2,000件、それぞれの課が行っている事業について協働の視点があるかなど庁内聞き取りが主な内容になっています。  ふるさと応援寄附関係委託料300万円については、まずは確実なスタートをし、豊明の特産品あるいはシティープロモーションにつながるようなお礼がそろえば、随時追加していきたいと思っていますなどの答弁がありました。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論の内容は、12月に交付される3億8,900万円の特別地方交付税ですが、豊明市に例年の特別地方交付税が入ってくるかどうかということもはっきりすることから、もし万一入ってこないというようなことがあれば、そのときにはこの交付金をこのまま出すのかどうなのかということも含めて、関係課としっかり議論、対応をしていただきたいという点を指摘して、賛成。  社会保障と税番号システムは、全体的にシステム電算化が進んでいて、国も情報のセキュリティー保護が新しい産業になり得るほどと認識していますので、個人情報が本当に外に漏れないような対策をお願いする。  また、野外教育センターの建設廃止は、38年間続いている豊根村との友好自治体の関係を壊さないような配慮をお願いして、賛成。  ふるさと納税ですけど、1,000件が目標とのことだが、インターネットだけではなく、PR努力のお願いをし、賛成などの討論がありました。  討論を終結し、採決の結果、議案第44号のうち本委員会所管部分については全会一致により、可決すべきものと決しました。  以上で、総務委員会に付託されました案件の審査内容と結果についての報告を終わります。 13: ◯議長月岡修一議員) 御苦労さまでした。  続いて、近藤善人福祉文教委員長、登壇にて報告を願います。 14: ◯福祉文教委員長近藤善人議員) 皆さん、おはようございます。  議長より御指名がありましたので、福祉文教委員会に付託されました案件についての審査内容と結果について御報告いたします。  去る平成27年6月19日午前10時より、全委員と市長以下関係職員の出席のもと、委員会を開催し、全案件を原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。  以下、議案に従って審査経過を申し上げます。  初めに、議案第43号 豊明市国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたしました。  本案については、既に本会議で理事者の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、近隣市町の条例を見ると、大半が、本市が今残している健康教育、健康診断、健康相談の三つに絞っているところがほとんどです。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決の結果、議案第43号 豊明市国民健康保険条例の一部改正については全会一致により、可決すべきものと決しました。  続いて、議案第44号 平成27年度一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、公的病院の定義は、医療法の31条に公的医療機関と記載されており、都道府県、市町村、その他厚生労働大臣の定める者の開設する病院または診療所となっていますが、今回の補助金の対象となる病院は、公的病院等という言い方をして、少し解釈を拡大しています。  藤田保健衛生大学が公的病院等に該当するところは、ドクターカー、小児医療、新生児・周産期医療、また、行政サイドとは包括協定を結んでおり、事業協力等を得ています。  愛知県は、名古屋市、安城市、豊田市、田原市の4市が交付を受けております。  公的病院に対する特別交付税措置は、不採算地区病院、例えば僻地の病院が赤字で、それに対し特別交付税をもって補填するのがこの制度の始まりです。  次に、図書館のエレベーターについて、適正価格はまだ入札前で、詳細についてこの場では公表できませんが、3者から設計士が参考見積もりをとり、設計額を設計しました。設計委託業者が見積もりをとったということで、市役所はとっていません。  現在のエレベーターは、正面から2カ所、背面にも出入り口があり、4カ所あります。図書館は3階建てで、3階建てのところに停止や出入り口4カ所設けるため、単価的に高くなるということです。  設計金額並びに設計金額を類推できる可能な情報は、適正な入札の執行を阻害する要因になり、一切非公開というのが社会的な認識で、豊明市のルールもそうなっています。  設計業者の委託は、26年で3者で、その3者から1者を選びました。  指定管理委員会は、今のところ4回を予定しています。  児童館の指定管理については、あと6館残っており、1館を残した形で5館を来年度進めていきたいと思います。  今回、この審査委員会の委員の報酬を計上しましたが、これは必ずやるんだということではなく、いろんな意見を聞きながら、早ければ28年度に1館を残してやりたいという思いです。  協同の学び推進事業の委託先は豊明市現職教育委員会で、中身は、学びの共同体と今言われているものです。豊明市の教育の向上を図る事業内容で、ことしは、豊明中学校と沓掛小学校の2校に、スーパーバイザーとして指導をお願いして進めます。  スクールソーシャルワーカーについては、まだ登録はなく、愛知教育大学、日本福祉大学などに相談はかけています。  面接するに当たっての基準は、臨床心理士、精神保健福祉士、教員OB、民生児童委員、そのような経験を積んできている者を一つの基準としています。  スクールカウンセラーの単価5,410円が、スクールソーシャルワーカーの単価に匹敵するのではないかということで、5,410円を計上しました。  臨床心理士には、1回で3時間程度、1万5,000円を支払っています。  病後児保育園整備工事について、北区にありますUR水草団地を参考にしています。水草団地のは58平米、豊明団地は50平米で若干小さくなりますが、似たような形で整備していきます。職員については、看護師1名、保育士1名を予定しています。  野外教育センターの方向性は、建設しないということで、今後3年間で3億円の数字を出しました。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論の内容は、学び合いという学習方法については少し疑問を持つが、この後の推移を見守っていきたいと思っています。予算全体には問題はないと思い、賛成します。
     賛成の立場から、指定管理施設での工事費、修繕費は、受託業者は、施設がよくなれば運営しやすくなるということで、幾らか気になる点を要望で出してくるかと思うが、全て聞くには予算の面でもいろいろあるので、しっかりとしたガイドラインを設けて取り組んでいただきたい。  補正予算には賛成だが、児童館の事業について、今、共働きの子どもたちが安心して過ごせる場所をつくっていこうという事業が児童館や児童クラブの趣旨だと思うので、お金のことだけではなく、子どもたちの安心できる場所をつくるという趣旨をしっかり踏まえた事業を進めることが大事だと思う。  賛成の立場から、今回出された改修工事などの金額、この予算が適当かどうか、議員として判断しなければならない立場で、出された金額と回答だけでは、非常に判断がしかねる。したがって、今後の対応については、十分検討して対応願いたい。  児童館の指定管理に関係する部分、人が不足していることは確かだが、かといって、どんどんふやしては切りがない。効果とかはしっかり説明できるような形で、指定管理に進んでほしい。よりいい質、それから、保育園も児童クラブも含め、共働きの人たちの安心・安全で質の高い保育になるような視点で進めてほしい。  討論を終結し、採決の結果、議案第44号のうち本委員会所管部分については全会一致により、可決すべきものと決しました。  以上で、福祉文教委員会に付託されました案件の審査内容と結果についての報告を終わります。 15: ◯議長月岡修一議員) 御苦労さまでした。  続いて、近藤千鶴建設消防委員長、登壇にて報告を願います。 16: ◯建設消防委員長近藤千鶴議員) 議長より御指名がありましたので、建設消防委員会に付託されました案件についての審査内容と結果について御報告いたします。  去る平成27年6月22日午前10時より、全委員と市長以下関係職員の出席のもと、委員会を開催し、全案件を原案のとおり可決すべきものと決しましたので御報告いたします。  以下、議案に従って審査経過を申し上げます。  初めに、議案第42号 工事請負契約の変更について(国庫補助事業 道路築造工事)を議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、今回、生コンクリートが一番上がっています、約4.5%。反対に、値段が下がったものもあります。それが鉄筋、3%ほど下がっています。全体を通しまして、約0.2%ほど上昇しています。  工事請負契約の変更については、国のほうから通知が来たものであります。インフレになっていけば、今後続く可能性もないとは言えないです。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論の内容は、国の指導の中で、国、県と合わせて通知が来て、特別措置をやるということだが、必ず作業をされている方に還元される調査を強く要望し、賛成といたします。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第42号 工事請負契約の変更については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第44号 平成27年度豊明市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管部分についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、農業振興地域整備計画策定委託料について、今回の計画というのは、市街化調整区域、一部中京競馬場地区を外しますが、調整区域の中の全体の今後5年後、10年後の農業をどうするかという区域です。市全体の農地に関して、意向調査と基礎調査を実施して、今後の農業はどうするかという地域を決めていくという形になります。  河川等維持作業委託料について、今回、堆積した土砂の撤去は、400立米を予定しています。しゅんせつは土砂の堆積ぐあいがありますので、必要に応じてやっていく予定であります。  市街地調整関連委託料について、今回の調査は、大きく分けて9項目ぐらいあります。最後に、報告書や概要版の作成をします。  公園施設改修工事費について、保育園のほうが広げるということで、合わせて一緒にやったほうが効率的ですので、こういう形をとりました。  消防庁舎屋根防水等改修工事費について、年数も十七、八年相当たっております。全面的なメンテナンスというものは必要になってまいります。  支援車購入費について、少人数の職員で一度に多くの傷病者とか人員を搬送することができるということで購入をいたします。  救急消毒室の建屋について、今年度3月を予定しております。車庫の前に増築し、鍵も厳重に管理しております。  環境衛生事業備品購入費について、エコワットメーター3台購入を予定しております。貸し出しについては無料で、1世帯当たり約4週間をめどにということで考えております。  新エネルギーのシステム設置の補助金については、制限はかけずに、申請をされ条件を満たしていれば、支払っていきたいと思っています。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論の内容は、必要なものにちゃんとメンテナンスしないと、延ばせば延ばすほどコストがかかる。これからも市としてちゃんとマネジメントして、残すべきものはその時期に適切に進めてほしいとして、賛成。  全体的に縦割りで、それぞれが重なる部分をうまく連携しないとかいうことがないようにしていただきたい。全体としては、賛成。  消防庁舎の雨漏りは、しっかり止水ができますよう、何とかここで解決できますよう、本当に細心を図っていただきたいとして、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第44号 平成27年度豊明市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管部分については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、8条の施策については、今後委員会等をつくりまして、規則等で補っていければと考えております。  条例の文言は、豊明市の各商工業者のニーズ、必要性、それから経済環境、それを考えた上で、ふさわしい施策を当然ながら予算の中に上げていく必要がありますので、そういった柔軟性をとるために、講ずるように努めるものとすると若干弱目にしている形にしています。  小規模企業の支援は絶対にやっていかないといけない、そういった意気込みでこの条例案を上げていますので、御理解いただきたいと思います。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論の内容は、もう少し改善すべきところがあると思うので、継続すべきと考える。  一日も早く通すことのほうがメリットが大きいと思い、賛成とする。  会議を進めていただいて、よりよいものに今後していっていただきたいという思いを込めて、賛成とする。  討論を終結し、採決に入りました。  初めに、審査期限の延長の申し出がありましたが、賛成少数でありました。  次に、採決の結果、議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定については賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、建設消防委員会に付託されました案件の審査内容と結果についての報告を終わります。 17: ◯議長月岡修一議員) 御苦労さまでした。  以上で委員長報告を終わります。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑のある方は挙手を願います。                 (進行の声あり) 18: ◯議長月岡修一議員) 以上で委員長報告に対する質疑を終結し、討論、採決に入ります。  初めに、議案第42号については討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。  議案第42号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 19: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第43号についても討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。  議案第43号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 20: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号は委員長報告のとおり可決されました。  会議の途中ですが、ここで10分間の休憩といたします。                午前10時50分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                 午前11時再開 21: ◯議長月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。  議案第44号から始めさせていただきます。  議案第44号については討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、一色美智子議員。 22: ◯20番(一色美智子議員) 議案第44号 平成27年度豊明市一般会計補正予算(第1号)について、公明党市議団を代表いたしまして、賛成の立場で討論をいたします。  今回の補正予算は、この時期の補正予算としてはかつてない大きな規模となりました。これは、骨格予算である当初予算に、肉づけ予算として7億6,296万4,000円を追加するもので、平成27年度の予算が196億7,496万4,000円として出そろいました。  この予算から新しい豊明市が、一丸となってスタートを切るのだと理解をしています。多くの市民の皆様が、新しい船出に期待を持って見ています。この補正予算の審議に当たり、そうした期待への答えとなり得るかどうかを一つの視点に臨んでまいりました。  主な施策について申し述べたいと思います。  まず、ふるさと納税に関しては、地方創生の競争を展開する現在、積極的に今後進めていただきたい。特に豊明らしさを追求していただきますように、この取り組みを通じて多くの関係者が知恵を出し合い、協力、連携し合う絶好の機会になると思います。そうしたところも目的として行っていけば、得るものはより大きくなるのではないでしょうか。  市長の決断によって、野外教育センターの建設計画を見直すこととなりました。今補正予算の計上までの限られた期間の中で、市長みずからさまざま調整を重ね、決断をされたと伺っております。苦渋の選択であります。  豊根村との交流については、第1弾としての温泉施設の利用促進を計上しています。これまで培った交流の実績は、世代にわたるものとなっています。多世代での市民交流の促進を一層活発に展開できるよう、豊根村の関係者の皆様の御意見を伺いながら、工夫を凝らしていただきたいと思います。私ども議員も、積極的にかかわってまいります。  長く要望を重ねてまいりました病後児保育施設の開設に、いよいよ着手となりました。整備の場面だけでなく、今後の運用についても、利用者の目線を忘れることのないよう、きめ細かな準備に心がけていただきますよう求めておきます。  藤田保健衛生大学病院への公的病院としての運営助成については、国の制度を活用しての実行を決断されたことに敬意を表します。これまでの地域医療への貢献と、これからのさらなる貢献への期待と連携を考えるとき、少しでも早く取り組むべき施策であったと感じるところでございます。制度活用の判断には厳しい課題もあったと聞いていますが、市長が先頭に立って、関係機関とも積極的に調整されました。今補正予算においては、この事業が政策予算をまさに体現したものであると評価をするものです。  土木費、市街地整理関連委託料は、人口と経済を柱に、活力ある豊明市の未来を目標とされた産業立地推進計画の策定は、多くの市民の方が調査の成果を期待することとなります。明確になった市の目標に向かって、具体的な行動を導く大切な調査業務と認識していますので、実効性の高い計画を期待しています。  教育費については、学習のスタイルを自発、自立の導き、誘導に徹していく協同の学びに移行させようという取り組みを始められます。グループ討議型の学習を定着させることで孤立を排除し、自立を促すことが、いじめ、不登校の苦しみをなくすことにつなげていけるよう、期待を持って見守っていきたいと思います。  同じく、学校の外に活動領域を広げるスクールソーシャルワーカーの配置に着手するなど、豊明市の教育に、今、困っている子どもたちに具体的な支援と対策がなされ、同時に未然防止をしていく体制がとられていくことは、大変望ましいことであります。今後の充実に期待をいたします。  その他の施策を見てみますと、総じて、公共施設の老朽化対策への対応が多くなっています。まさに成熟期にある本市の姿を物語っています。そこで重要になるのが、公共施設のマネジメント業務となります。  今回計上しているのは、3カ年の調査研究の2年目となる長寿命化計画と伺いました。将来の豊明市民のために、持続可能性の高いまちづくりのため、しっかりと計画策定に臨んでいただきますように、また、この取り組みの情報の発信については、目的だけではなく、その過程など、今まで以上に、表現や方法も工夫して発信していただきたいと思います。今の市民の皆様の理解が鍵となります。  また、今回も、臨時職員の雇用にかかわる費用も、幾つか計上されました。定員の管理を前倒しする一方、業務も多様化し、この数年、このような経費が補正予算として計上されるようになりましたが、人的な資源は、投入に対して最も効果を発揮することができる行政資源とも言えます。しっかりと管理しつつも、時には政策から見た積極的な人員配置など、めり張りのきいた今後の人事政策を期待いたします。  最後に、希望が膨らむ豊明が始まったと、市民が大きな期待をしています。公明党市議団として、住民の福祉の向上、安全で住みやすい魅力あるまちを目指した補正予算については、この厳しい財政状況のもと緊急やむを得ないことを考慮いたしまして、真に必要なものであるとして、賛成討論といたします。 23: ◯議長月岡修一議員) 続いて、蟹井智行議員。 24: ◯6番(蟹井智行議員) 議長の御指名をいただきましたので、緑の風を代表いたしまして、議案第44号 平成27年度豊明市一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論をいたします。  今回は、歳入歳出それぞれ7億6,296万4,000円の追加であります。そのうち10款の教育費にかかわる補正予算は、9,301万6,000円です。  教育振興事業、協同の学び推進事業32万1,000円については、福祉文教委員会の質疑で指導室室長から、学びの共同体を協同の学びとした理由をお聞きしましたが、いま一つ説明がよくわかりませんでした。  また、小浮市長が後援会だよりで学びの共同体を全国先進教育とされていることも、私は、学び合い学習は先進教育ではないと思っていますので、若干疑問が残りましたが、下出室長の説明で、学び合い学習をそのまま全て豊明市の学習方法として導入するのではなく、グループでの話し合い活動など、よいところだけを取り入れるのだとお聞きしましたので、この点は納得いたしました。  教育振興事務事業、スクールソーシャルワーカー報酬318万6,000円については、スクールソーシャルワーカーの報酬単価をスクールカウンセラーと同じにしたことは、正しい位置づけだと思っています。ぜひ9月から、沓掛中学校区に適切な人を配置していただきたいと思います。  不登校生徒の数が多い沓掛中学校にはスクールソーシャルワーカーが必要だと思いますが、沓掛中学校より児童生徒数の多い中央小学校は、現在818人の児童がいます。中には、保護者ともに問題を抱えた家庭も大変多く、この梅雨の時期には精神的に大変不安定になる児童も多く、1日に4から5人の児童が、興奮したり、パニックになったりすることもあり、中央小学校の先生方はその対応に毎日、大変多くの時間を費やしています。私は、中央小学校にこそ、早急にスクールソーシャルワーカーを置くべきだと考えています。  小学校施設維持管理事業の各小学校営繕工事費が1,930万2,000円計上されています。この中に、中央小学校の北棟増圧・給水管工事が含まれています。この工事によって、北棟屋上の高架水槽から直で北棟1階と2階の水道は結ばれますので、赤水の心配はなくなります。長年の悲願でした。しかし、この高架水槽の水を使用しているのは、北棟だけではないのです。中棟も体育館も、この高架水槽の水を利用しています。次はぜひ、中棟の給水管工事をお願いしたいと思います。  中学校の施設維持管理事業の各中学校営繕工事費が365万1,000円計上されています。この中には、沓掛中学校の正門から校舎までの舗装本復旧工事が入っています。ようやく生徒が毎日通行するアスファルトがきれいになるということで、大変喜んでいます。  しかし、沓掛中学校にはまだまだ問題点が幾つかあり、体育館と北館の間の中庭が、外のバスケットコートになっているにもかかわらず、雨が降ると地面がどろどろになる問題。また、9月から10月にかけて大量に発生するカメムシの問題。カメムシの大量発生によって、教室の窓があけられない、外庭掃除ができないという被害が現実に起きているのです。  カメムシ対策は消毒しかないと思いますが、生徒がいるときにはできないので、中学校の場合、土曜日も日曜日も生徒がいることがありますので、大変難しいと思います。しかし、学校生活に現実支障が起きていますので、ぜひ対策を考えていただきたいと思います。
     豊根村の野外教育施設に絡んで、浮いた事業費の扱いが問題になったと思います。小中学校の教室へのクーラー設置と体育館への大型ストーブ設置に充てていただきたいと思っています。教室へのクーラー設置は市長の公約にもなっていますので、早急に実現していただきたいと思います。  また、冬場の学校行事で、体育館を使用するときの寒さは尋常ではありません。卒業式、学習発表会、朝会、集会が寒さで震えながら行われなければいけないということがなくなるように、大型で強力なストーブを各学校2台ずつ整備していただきたいと考えています。お隣の刈谷市では、既に対応されていると聞いています。  ぜひ有効な予算執行に心がけていただくことをお願いして、討論を終了いたします。 25: ◯議長月岡修一議員) 続いて、三浦桂司議員。 26: ◯18番(三浦桂司議員) 議案第44号、一般会計補正予算(第1号)について、ひまわりを代表して、賛成討論をいたします。  気になった点を若干述べさせていただきます。  まず、公共施設マネジメント業務委託料が上程されております。将来的に施設を統廃合しなければならない、その必要性は十分理解しております。より多くの意見を聞いて最終的には強い意志、覚悟を持って市長が判断し、議会に提案していただくようお願いしておきます。  区や町内会へのコミュニティ提案型まちづくり事業交付金15万円ですが、各区、各町内では、既に年間スケジュールが組まれていることだと思います。新たな交付金ですので、広く周知して、区や町内会に知恵を絞っていただき、有効な事業申請をしていただければと思います。  税番号制度システム改修委託料では、来年から始まるマイナンバー制度システムですけれども、情報セキュリティーの保護は、新しい産業にもなり得るとの認識を国が持っております。システムの進展とともに、悪質な被害が一方出ております。サイバー攻撃対策として政府は、制度を監督する行政委員会にセキュリティー対策部門を設置すると同時に、自治体間ネットワークを集中する組織を新設するとのことです。当市においても、個人情報が外部に漏れないような組織強化をお願いしておきます。  豊根村温泉利用料86万4,000円の増、野外教育センター設計監理委託料2,400万円減、建設廃止の代替として市民に対して、湯~らんどパルとよねの温泉券を無料化するという政治判断でした。今後は、市民レベルでの交流を図ると言われておりますけれども、この6月議会にも、豊明市との交流が途絶えるのではないかと、教育長以下、豊根の議員さん、この議会にも傍聴に来られました。湯~らんどパルとよねだけでなく、さらに市民交流を促進していただけるような施策を講じて、38年間続いている友好自治体の関係を壊さないような配慮を要望しておきます。  以前より要望しておいたスクールソーシャルワーカーの事業は新規となります。いじめ、虐待、不登校対策のために、社会福祉士や精神保健福祉士、教員のOB、プロが担うことが多いわけなんですけれども、優秀な人材確保には苦慮すると思います。しかし、近隣市でも、いじめなどが殺人に発展したケースがありました。事件が発生してからでは、遅きに失するではいけません。まずは1名の配慮ですが、今後は、蟹井議員が言われたように、人員の増加も視野に置いておいてください。  保健衛生費の公的病院運営補助金3億8,000万は、国からの補助金がそのまま藤田保健衛生大学病院へ交付されます。今年度に関しては、藤田保健衛生大学病院も国の交付要領を満たしている緊急医療などは赤字であるという説明でありました。豊明市には市立の病院がなく、緊急医療や小児科が少なく、周産期医療、産婦人科もなく、藤田保健衛生に頼っているのが現状です。藤田保健衛生大学との提携で、緊急に体調不良を起こしても、たらい回しにされずに入院できるということは、豊明市民にとって大変心強いものであります。  今回、国からの予算確保に当たって、市長も担当部長、坂田県会、鈴木国会議員とともに、総務省のほうに陳情に伺ったと聞いております。どれだけの補助金が確保できるかわかりませんけれども、今後も、県や国としっかり連携して、県、国のパイプを強化して、陳情に出かけて、不足している財源確保に努めていただきたいと思います。  豊明団地での病後児保育に関しても、働く保護者の増加、子育てしやすいまち豊明のPRも、同時にお願いしておきます。  市街地整備関連委託料、これ、890万ですが、産業立地を図るための予算で、ふえ続ける扶助費、これに対応するため、財源確保のため企業誘致、また、人口増加への道筋をつける豊明市の今後の鍵を握る委託となります。職員、議員も委託先に頼るだけでなく、問題を共有して対策を考えておかなければならないということを申し添えておきます。  消防庁舎屋根防水改修工事費ですが、一昨年に指摘されるまで、ここまでひどい雨漏りがあるとは思っておりませんでした。修繕費が多額になるため、財政面を心配して言い出しにくかった面があろうかと思いますが、傷は浅いうちに直すというのが鉄則です。これは消防に限らず、今後このように修繕が必要な場合は、直ちに直すよう要望して、賛成討論といたします。 27: ◯議長月岡修一議員) 続いて、山盛さちえ議員。 28: ◯14番(山盛さちえ議員) それでは、一般会計補正予算、賛成の立場で討論させていただきます。  平成27年度の一般会計は、市長・市議会議員選挙を控えていたことから骨格予算とされ、政策的な事業については、補正予算、いわゆる肉づけ予算対象となりました。その規模は4億円から5億円程度と言われていたので、本補正予算には相当規模の小浮市長のマニフェスト関連事業が並ぶことを楽しみにしていた市民も多かったのではないでしょうか。  他の議員が既に、事業の中身については詳細に討論しておりますので、私は簡単に述べさせていただきながら、所見を申し上げたいと思います。  補正予算の額は7億6,200万円余でありますが、公的病院へのトンネル補助やマイナンバーへの国庫補助金、ふるさと納税関係など特別な事業が半分強を占め、それ以外が3億5,700万円でした。その内訳は、学校の耐震工事や公共施設の老朽化等に伴う設計委託や工事請負費が9割を占め、ソフト的事業は市民協働推進計画策定や社会福祉協議会人件費補助、産業立地推進計画策定、スクールソーシャルワーカーの配置などで1割にとどまりました。ほとんどが前期から引き継がれた事業であります。その財源は、市債と基金の取り崩しで多くを賄われています。  前市長が予定されていた事業を拡大、あるいは見直されたものも幾つかあるとのことでした。また、小浮市長が新規に手がけられた事業は、野外教育センター建設中止とそれに伴うパルとよねの温泉使用料無料化、協同の学び推進事業でした。  小浮市長は立候補前の2年半、副市長を務められていたこともあり、行政の継続性の面から、市長交代に伴う軌道修正は小さかったという点、また、副市長不在もあり、多忙のためマニフェスト実現に時間が割けなかったという点も説明があり、納得したところであります。  さて、本補正予算で触れておかなければならないのは、財政の問題です。  冒頭申し上げましたとおり、当初予算が骨格予算とされたこともあり、予算規模は約2億円抑えられました。しかし、財政調整基金の取り崩し額は前年同様の5億円で、さらに今補正で2億3,500万円崩したので、平成27年度の基金取り崩し額は7億3,500万円に達しました。近年にないボリュームで、現時点においてこれだけの赤字があると言えます。  補正予算から見えてきたものは、公共施設の老朽化対策もマニフェスト事業も基金頼みという現状でした。所信表明でも、少子超高齢化による税収減少、公共施設老朽化に伴い、維持管理費に毎年多くの予算を費やさなければならない現状があり、新たな市民サービス向上に向けた事業を展開するための予算を捻出するのは困難だと述べられました。  厳しい財政状況に配慮した補正予算であったのか、3点について指摘させていただきます。  1点目、具体的に申し上げますと、設計額の妥当性が十分説明されない図書館のエレベーター工事、同じ場所で同時期に整備するにもかかわらず、関係課の間で協議されていない保育園と公園の駐車場工事、使用頻度をつかんでいない消防新車購入費です。業者の言いなりではないのか、工夫すれば支出が抑えられたのではないか、疑問は残ります。縦割りの弊害をなくし、壁のない市役所をつくっていただき、とことん協議の上、予算化する習慣をつけていただきたいよう、お願いをしておきます。  2点目、指定管理審査委員報酬が計上され、児童館の指定管理導入が加速されていくようです。指定管理すれば、現在児童館で勤務している正規保育士9名、フルタイム臨職8名、短時間臨職7名の職場がなくなります。配置がえで保育園の保育士不足は解消され、正職率を上げることはできますが、その分コストは上がり、臨時職員は失業します。  また、児童館の指定管理は、今年度から2園において始まったばかりで、その効果や影響が見えない中で、平成27年度の一挙拡大は一足飛び過ぎないかという不安は拭えません。何のための指定管理なのか、その効果はどのくらいなのか、職員定数や財政面も視野に入れ、これもまた、とことん協議していただきたいとお願いいたします。  3点目、減額補正された豊根村の野外教育センター設計委託料について触れておきます。建設中止は大きな方向転換であり、豊根村さんとの関係修復も含め課題が残りました。対策として、例えば市内事業者の方々が豊根村の特産品や木材を積極的に活用されるとか、民民の交流イベントを活発化させるとか、さまざまな工夫が必要です。  計画中止の理由は、不登校対策や学力向上とのことでした。建設中止で生まれる3億円を超える事業費は、答弁どおり教育費に充てていただきたい。約束を守るために目的基金を創設し、今回減額された設計費、予定されていた建設費や維持管理費を別枠で確保されてはどうでしょうか。新たな事業のための予算を捻出するのは困難なのですから、こうした工夫は必要かと思います。  最後になりますが、前市長が4年間で基金を20億円積み増しし、29億円までふやしましたが、この調子で使えば、底をつくのは目に見えています。年度内にどれだけ積み戻しできるかが勝負となります。予算は大ざっぱにつくられ、議会はそれをばくっと認めるしかないということを今議会でも痛感いたしました。だからこそ、議会で指摘されたことをしっかり受けとめ、新たな市民サービス向上のための財源、将来の財源確保を十分考えながら、節約と無駄排除を意識した予算執行とされますよう強く要望を付して、賛成討論といたします。 29: ◯議長月岡修一議員) 続いて、郷右近 修議員。 30: ◯1番(郷右近 修議員) 議長の指名に従いまして、平成27年度一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場ではありますが、各事業について意見もございますので、討論させていただきます。  3款2項1目 児童福祉総務費で、児童館の指定管理者化を推進する予算が14万円ではありますが、盛り込まれております。現在は、2館だけ指定管理者制で運営されておりますけれども、これからは、児童クラブが併設されている児童館も指定管理者化されていきます。  指定管理者制度が進むと、市が直接責任を負わなくなって、子どもたちがどんな様子か、子どもたちにどんなことが起こっているか、市がつかめなくなってしまうのではないか、そうした理由から、日本共産党は指定管理者化に反対をしてきました。児童館や児童クラブは子どもたちにとって貴重な居場所になっています。委員会では、指定管理者化によってサービスが低下してはいけないとの答弁がありましたので、今後も、子どもが安心できる居場所をつくっていくことをまず求めます。  次に、2款1項12目 電算管理費で、マイナンバー制度導入の費用が計上されています。この事業は、一方的な税の取り立て強化と、国が国民を監視することにつながるのではないかと考え、私たちは反対をしてきました。  国民年金機構への不正アクセスによって100万件もの個人情報が漏えいし、それを利用した詐欺の被害も出ています。国民の間に情報管理に対する不信が大きく広がっていることを真剣に受けとめて、市長が、マイナンバー制度の実施を中止するよう、国に働きかけるべきではないかと考えます。  そして、市民の願いに応えた前進面もあると考えています。  3款2項1目 保育園費に病後児保育施設の建設事業があります。子育て世代の方の大きな悩みが、子どもの病気であります。感染症にかかると、治るまで保育園に預けることができないので、困ったときに頼れる人がいないと、そういう家庭でも安心して子育てができる事業だと考えます。今後は、施設を利用する市民の声をつかんで、受け入れの時間や人数などの充実を図るよう求めます。  今後も、こういった市民の暮らしを守って充実させる事業の推進をするよう求めまして、賛成の討論とさせていただきます。 31: ◯議長月岡修一議員) 続いて、宮本英彦議員。 32: ◯8番(宮本英彦議員) それでは、平成27年度一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論させていただきます。  平成27年度の一般会計予算につきましては、4月に市長・市会議員選挙が行われたことから、3月議会においては骨格予算とされ、政策的な事業に関する予算は、この6月議会の補正予算の中で上程されました。その補正予算の総額は7億6,296万4,000円。  この補正予算が政策的な予算とのことですから、どのような政策的な予算であるか私なりに検証したところ、藤田衛生大学病院への特別交付金3億8,900を除いた実質的な補正予算は3億7,300、こういう数字になります。その3億7,300を私なりに集計をしますと、その80%、実に3億近くが、公共施設の修理あるいは改修、あるいは河川の改修、あるいは調整池の整備などの土木関係の工事関係予算でした。  このように修理、修繕で8割が占められるという厳しい財政状況の中、この選挙で新たに就任された小浮市長は、豊根の野外教育センターの建設中止を決断されるとともに、病後児保育施設の新設、あるいはスクールソーシャルワーカーの配置、あるいは協同の学び推進事業の予算化など、わずかな予算の範囲でやりくりされたことが節々に感じられ、評価するところであります。  しかし、補正予算の実質的に8割近くを占める、公共施設の修理、改修の工事関係予算に対する切り込みが弱いと判断せざるを得ません。もっと大胆に切り込むべきではないかと思われる予算、あるいは留意しなければならない予算について、順次意見を述べさせていただきます。  まず、図書館のエレベーターの改修費の予算についてです。  提案された改修工事予算3,000万は、明らかに高過ぎると思います。エレベーターの工事費用については、文科省からも、あるいは国交省からも留意事項が出されております。今後の業者入札など予算執行をする段階において、厳しく査定されることを強く要請します。  次に、消防庁舎防水などの改良工事についてであります。  消防庁舎は平成10年に新築され、まだ17年しかたっていません。しかし、雨漏りは新築後、10年程度たった時点から確認され、四、五年前からひどくなったということであります。改修には手順があるため、今日に至ったということでありました。  手順を優先し改築工事を先送りするということは、民間育ちの私には全く理解ができません。1階まで達して天井などの大規模の改修が必要な事態に至っていなければ、もう少し金額は、はるかに少ない金額で済んでいたと思います。特に雨漏りは、認識した時点で直ちに改修工事に着手すべきだと思います。  若干余分なことではありますけど、文化会館は大丈夫かと危惧しております。小浮市長の早い対応を期待します。  次に、予算的には大きな金額ではございませんけど、二村保育園の駐車場と唐竹公園のグラウンドの駐車場の整備の件であります。  保育園の駐車場は、健康福祉部が所管し整備、公園の駐車場は公園事業でありますから経済建設部が所管、しかし駐車場は、隣同士の駐車場であります。同じ整備拡充をするなら、なぜ二つの駐車場を一体にしないのでしょうか。この二つの駐車場が一体になれば、もっともっと市民の皆さんへの利便性が向上することは、誰が見ても明らかであります。  当局の回答は、二つの公園の真ん中に、奥に公園がありますので、そこへ通る通路があるから一体にできない。あるいは公園の車で駐車場の送り迎えの親の車が駐車できないと困るから、このような返事もございました。通路は何も真ん中にする必要はなく、右の保育園寄りにつくる、あるいは公園寄りに、移動は工事のときにできるから、そういう点では問題はないのではないか。また、唐竹公園のグラウンド、ここのグラウンドの駐車場の利用は、土日がほとんどであります。保育園は平日利用。このことについても、基本的には問題がないと思っております。  要するに、健康福祉部の駐車場、経済建設部の駐車場という縦割りの思考、あるいは現状を維持しようとすることを優先するお役所体質というものがあるのではないかと。そのことが妨げているのではないかと。一体的な工事をすれば、工事費用も削減されるはずであります。当局の皆さん方には、この際1本にして、一体化をして、市民の皆さんの利便性向上させようと、こういうような考えが薄いのではないかと判断せざるを得ません。  小浮市長は民間出身で、しかもサービス業出身であります。市民の皆さん方はサービス業なんだと、あるいは改善、効率化でコストを削減すると、ぜひこういう意識改革を強いリーダーシップで発揮いただくことを期待します。  次に、これは工事関係ではありませんけど、藤田保健衛生大学病院に対する地方交付税の3億8,960万円の件。これは、国による公的病院に対する特別交付税措置に基づく助成金とのこと。この特別措置によって、従来から豊明市が毎年受けていた特別地方交付税が減らされることは考えていないとのことでありますが、ここのところは十分に留意されるよう、強く要請しておきます。  最後に、農業振興地域整備計画策定委託料、あるいは市街地整備関連委託料が予算計上されております。いずれも第5次総合計画との調整がある予算であるとのことでございますので、第5次総合計画について、一言だけ申し添えておきたいと思います。  今年度は第4次総計の最終年度で、来年度から始まる第5総計の策定が最終段階に入っています。第4次総計の人口の目標は、7万2,000人の目標でありました。しかし、実際はふえるどころか、減少していると。小浮市長のマニフェストにありますように、豊明市は明らかに低迷し、停滞していると私も思います。  第4次総計の人口計画、なぜ未達成になったのか、なぜ豊明は低迷しているのか、あるいは停滞しているのか。この原因をきちっと総括していただきたい。その原因を総括していただいた上で、第5次総計のスタートを切る、こういうプロセスを踏まなければ、小浮市長の原点である人口増加、住み続けたい豊明へ飛躍も、絵に描いた餅になりかねないと危惧をするところでございます。このことを最後にお願い申し上げまして、討論を終わります。 33: ◯議長月岡修一議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第44号に係る各委員長の報告は可決であります。  本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 34: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号は各委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第45号についても討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、毛受明宏議員。 35: ◯10番(毛受明宏議員) 議長の御指名をいただきましたので、議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定について、会派ひまわりを代表して、賛成の立場で討論いたします。  中小企業政策は、中堅企業の育成が主眼でありまして、小規模事業者は置き去りにされた感が続いている中、全国385万者と言われる中小、小規模企業事業者のうち9割が小規模事業者であります。国の政策として、小規模企業に対する振興策がなければ、まちが疲弊し、国益が損なわれる。小規模企業基本法と支援法は、小規模事業者に光を当ててもらいたいとの思いで、2013年、小規模企業活性化法に続き、中小企業基本法が制定して以来、戦後2本目となる経産省内の基本法の成立の昨年6月に制定された、小規模企業振興基本法並びに商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律の一部を改正する法律、小規模支援法が全会一致で可決され、その後、本年4月には、当市市長選においても、小規模企業振興基本条例を掲げる民間出身の小浮市長が誕生し、基本法成立後の日本国内でも一番、二番を争うスピードで本定例月議会に上程されたことについては、大変意味を持ち、評価いたします。  これは私の経験上ではありますが、私も過去にいろんな商工会活動を通じて、市内振興の活動、支部の活動、県の活動を行ってまいりました。その経験上の話でもありますが、十数年前には各市町村の小規模企業を扱う商工会がこのまま存続すらと首をかしげた、単なるうわさとは思われますが、耳にすることも時代としてありました。ということは、本当に厳しい時代だったと言えますし、決して少なくはない市内小規模事業者の廃業、倒産も目にしてまいりました。  このように話せば尽きないほどの経験をさせていただいた中で、国の基本法に基づく当市の条例制定でありますが、委員会の中でもありましたが、条例、条文だけを扱うだけの今回の提案ではないと思っております。制定後から最も大切で厚みのある本題に入っていきますので、しっかりその辺を踏まえて、当市においても取り組みをお願いいたします。  日本の多数が小規模事業者です。もちろん豊明市内でも同じことであります。そして、その小規模事業者の商売とは、時代変化の対応業であります。当市においても時代変化を感じながら、商売屋さんがやればできるんだと思っていただき、豊明市民の皆様にも少しでも潤いがある、まちづくりのお役に立てるような今後の豊明市を目指し、当局と事業者がさらに努力をしていただくことをあわせてお願いして、討論といたします。 36: ◯議長月岡修一議員) 続いて、村山金敏議員。 37: ◯17番(村山金敏議員) それでは、議長の御指名がございましたので、議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定について討論させていただきます。  県内の中小企業のうち、82%は小規模企業ということであります。当市においてもほとんどの企業が小規模企業であり、その方々からは長年、小規模企業に光を当ててほしいとの要望が多数ありました。今回の条例制定は賛成するものであります。  しかし、この条例については、まだ甘いところが見受けられます。委員会では、内容については今後も見直していくとのことでありました。早期に修正し、整備をされ、小規模企業者に喜ばれるよう要望し、討論といたします。 38: ◯議長月岡修一議員) 続いて、郷右近 修議員。 39: ◯1番(郷右近 修議員) では、議長から指名がありましたので、豊明市小規模企業振興基本条例について、賛成の立場で討論をしたいと思います。  この条例は、小規模企業に光を当てるという趣旨のもとの条例だと考えておりますけれども、その観点から、二つの点で課題があるというふうに考えております。  委員会等でも発言があったと思いますけれども、先行してこの取り組みが進んでいる聖籠町という自治体では、業者の方々からの要請に応じて、小規模企業の経営者の方々に実態調査を行うということをしたそうであります。こうした実態調査によって、結果、小規模企業が消費税の影響などもあり、売り上げが大変減少しておると、今後の経営の見通しが立たないという意見を持っているということが明らかになった結果、小規模企業振興基本法が制定され、また宅地補助金などの具体的な政策を打ち出したそうであります。こういった業者の方自身の意見を、実態をしっかりとつかむという意味で、まだまだこの基本条例案は弱いところがあるのではないかというふうに、まず1点目、考えています。  もう一点目は、もう一方の担い手である市民についてであります。この条例が本当に効力を発揮していくためには、市民の協力も必要というふうにうたわれておりますけれども、これは、一つは消費者としての市民の役割ということとともに、全ての市民が、小規模業者が自治体や地域においてどのような役割を負っているのか、どう大事な存在なのかということを、例えば周知するだとか、学校で学ぶ機会を設けるだとか、こういった取り組みに弱さがあるのではないかというふうに思うのであります。  一方で、先ほども申し上げたように、小規模企業の経営は大変困難な状況でありますし、また、本市においても大多数の方が小規模企業で働いているという実態も鑑みて、この条例の制定には賛成をしたいと思います。  以上です。 40: ◯議長月岡修一議員) 続いて、早川直彦議員。 41: ◯13番(早川直彦議員) 議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。  建設消防委員会の中でも述べさせていただきましたが、愛知県、知立市、安城市の中小企業振興基本条例と本市の条例を比べて見ますと、1点目、当市の条例は第1条から始まっていますが、条例の初めに、条例を制定するに至った理念が書かれていないこと。2点目、条例の中に大中企業の役割が書かれていないこと。3点目、第4条に施策を総合的かつ計画的に策定とありますが、具体的に協議会の設置や運営方法が書かれていないこと。4点目、市民の皆さんが市内の小規模企業者を使用することが一番の振興でありますが、条文の中に十分明記されていないこと。以上の4点について、かなり弱い条例の内容となっております。  この点については、当局との質疑の中で、弱い点については今後、規則や要綱で定めていくと説明がありました。私としては、小規模企業振興基本条例は、愛知県では初の条例であり、また、全国でもほとんど条例化されていないという状況の中での条例制定でありますので、本市の条例が全国の自治体のお手本となる条例になってほしい、また、小浮市長の肝いりの条例ですので、条例制定後に確実に成果を出してほしいという思いで、委員会にて質疑させていただきました。  本条例の制定についていただいた概要の中に、市では、中小企業振興の中でも、とりわけ小規模企業の振興に特化し、基本理念、市及び支援機関等の責任と役割を明確にし、小規模企業の成長、発展のみならず、継続、発展を図るために条例案を提出するものとあります。  私は、この条例を確実に実行するためには、施策を総合的かつ計画的に策定するための協議会が重要な要素であると考えます。これから協議に入るわけですが、小規模企業が市内で継続的に事業発展、事業展開できる、また発展できるような計画が策定されるためにも、市が率先して取り組むよう、強く要望いたします。  また、小規模企業の振興には、市民の皆様の理解や協力が必要です。広報やホームページで市内の小規模企業者を利用していただくように周知していただきたいことを、あわせて要望いたします。  最後に、委員会で審査期限の延長の動議が出され、私も審査期限の延長に賛成しましたが、賛成少数となりました。私は、本条例の制定に対して反対しているわけでありません。条例の弱い部分は規則や要綱で定めていくということですので、議案第45号については、賛成といたします。  以上で賛成討論を終わります。 42: ◯議長月岡修一議員) 続いて、富永秀一議員。 43: ◯3番(富永秀一議員) それでは、議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。  基本的には、小規模企業、小規模事業者は、豊明市の経済、雇用を支える重要な存在であり、その振興は市として行うべき施策であり、そのための条例を定めることに賛成いたします。中小企業ではなく小規模企業を対象とした振興基本条例の制定は、全国的にもまだ珍しく、県や町はあっても、市として定めるのは全国初とも聞いております。先進的に小規模企業の振興を図る条例を制定すること自体は、よいことであると思います。  ただし、幾ら基本条例とはいえ、具体的に市として何をしようとしているのかがはっきりしない点、そして、市としての基本的施策について定めている第8条、これはこの条例の心臓部でありますが、その条文が施策を講ずるように努めるものとすると、非常に弱い表現になっている点は問題だと思います。  一般に、何かを振興しようという法律や条例においては、それを定める主体、国であるとか市が行うことについては、講ずるものとするとか、行うものとするとか、強い表現で決意を示すものです。条例案を見た中央省庁の関係者が厳しい指摘をしているとも聞きますが、それも当然だろうと思います。条文が読める人が見れば、なぜこんなに腰の引けた努力目標になっているんだろうと思うはずです。
     大企業、中企業との関係、市民との関係、あるいは組織や会議について具体的な内容が定められていない問題もあります。ですから、そうした点を補うよう求める附帯決議をこの後つけさせていただこうと考えておりますので、それを踏まえて、賛成とさせていただきます。 44: ◯議長月岡修一議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第45号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 45: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号は委員長報告のとおり可決されました。  以上で日程2を終わります。                 (議長の声あり) 46: ◯議長月岡修一議員) 早川直彦議員。 47: ◯13番(早川直彦議員) 議案第45号に関し、附帯決議を提出したいと思います。  議長、お取り計らいのほどよろしくお願いいたします。 48: ◯議長月岡修一議員) ただいまの発言の附帯決議についてでありますが、文書で提出を願うため、暫時休憩といたします。                午前11時58分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後1時30分再開 49: ◯議長月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。  休憩中にお手元に配付いたしましたとおり、決議案第1号が追加提案され、その取り扱いについて議会運営委員会で御協議をいただいておりますので、その結果を委員長より報告願います。  近藤郁子議会運営委員長。 50: ◯議会運営委員長近藤郁子議員) 議長より御指名がありましたので、休憩中に開催いたしました議会運営委員会の審査結果について御報告申し上げます。  お手元に配付されておりますとおり、委員より決議案第1号が提出されましたので、直ちに本日の日程に追加し、議題とすることといたしました。  決議案の提出者から提案説明の後、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行うことといたしました。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 51: ◯議長月岡修一議員) 御苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいま報告されましたとおり、決議案第1号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 52: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、決議案第1号を日程に追加し、直ちに議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。  早川直彦議員、登壇にて説明願います。 53: ◯13番(早川直彦議員) それでは、決議案第1号 議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定に対する附帯決議について説明いたします。  豊明市会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出いたします。  説明については、朗読をもって提案説明とさせていただきます。  小規模企業者は、地域の経済や雇用を支える極めて重要な存在であり、その成長・発展は豊かな市民生活、継続的な市勢の伸展に不可欠である。市内で約9割が小規模企業であることからこれに特化したこと、また、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定にあわせ、スピード感をもって条例制定したことは評価する。  しかし、大中企業の役割や市民の理解と協力、推進会議の設置などの明記がなく、また、基本的施策の条文には「講ずるように努めるものとする」とされるなど、かなり弱い表現になっており、意気込みを示す意味でも不十分と言える。  よって、表現の弱さ、不明瞭な点を規則や要綱等で補完した上で、実効性のある施策を実施し、本条例が市民一丸で豊明市を飛躍へと導く契機とするよう求める。  以上、決議する。 平成27年6月29日                                 愛知県豊明市議会  議員皆様の賛同をお願いし、提案説明を終わります。 54: ◯議長月岡修一議員) 御苦労さまでした。  以上で提案理由の説明を終わります。  本案は決議案でありますので、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ります。  決議案第1号について、討論のある方は挙手を願います。  毛受議員。 55: ◯10番(毛受明宏議員) 決議案第1号 議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定に対する附帯決議に対して、反対という立場で討論をさせていただきます。  かれこれ、私がいろんな観点でこの小規模企業というところに目をつけて、実は当時副市長、小浮正典副市長とのいろんな、時折お話しする中で、市長は、現市長はもうそのときからもうやる気満々ということで言っておりますし、もちろんこの附帯決議、中身はもうこの後、要綱とかができてくるに決まっているとこれは思っております。あえて附帯という形で決議を打つほどでもない、市長は絶対やってくれると私は信じておりますので、どうかその辺をしっかり行動という形でやっていただくことを申し伝えまして、附帯決議としては反対をさせていただきます。  以上です。 56: ◯議長月岡修一議員) ほかに。  富永秀一議員。 57: ◯3番(富永秀一議員) 決議案第1号 議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定に対する附帯決議について、賛成の立場で討論いたします。  先ほどの条例の制定に対する賛成討論の中で申し上げましたように、条例自体は制定すべきものと考えますが、幾ら基本法とはいえ、具体的に市としてどんなことをしようとしているのか、条文から読み取れないだけではなく、本会議での議案質疑、また建設消防委員会での質疑を通じても、これといった具体的な内容が出てきませんでした。そのため、このままではせっかく基本条例をつくっても、お飾りで終わってしまうおそれがあると感じられました。  さらには、市が行う基本的施策について定めた条文が、実行を宣言するのではなく、努力義務でもなく、かなり弱い努力目標にすぎない表現になっておりまして、市は本当に小規模企業の振興をしようとしているのか、疑問さえ感じるものとなっております。  そこで、今後、規則や要綱などで具体性を持たせた上で、本当に小規模企業が持続し発展できる、実効性のある施策を実施していくことを求めるものであります。  議員の皆様におかれましてはぜひ御賛同いただきますようお願いして、賛成の討論といたします。 58: ◯議長月岡修一議員) 続いて、討論のある方。  近藤千鶴議員。 59: ◯12番(近藤千鶴議員) 決議案第1号 議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定に対する附帯決議について、反対の立場で討論をいたします。  市長は、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に合わせて、いち早く条例を制定されました。条例の8条の部分の努めるものとするという表現が甘いものではないかという指摘でありますが、委員会答弁においても市長は、小規模企業に対して支援をしていくという意気込みで早期に条例提案したとも言われました。余り強い表現にすると、毎年予算的義務が生じる可能性が出るとも答えられております。  市長が、市内の小規模企業に対して支援をしていく規則、要綱は、今後振興会議など関係各位と協議をしながら進めていくと意気込みを言われているのに、一言一句にこだわる必要はなく、ある程度弾力を持った運用もできるようにすべきだと思います。  この条例を心待ちにしておられる関係各位もおられます。条例に対する規則、要綱は、今後関係機関と協議しながら進めていくという答弁がありましたので、問題は生じないと思っております。  今後については、商工会と市と強く協議を重ねていただき、今まで以上によりよい基本条例にしていただきたいと思います。よって、原案に賛成という立場で、附帯決議には反対といたします。 60: ◯議長月岡修一議員) ほかに討論のある方。  郷右近 修議員。 61: ◯1番(郷右近 修議員) 決議案第1号 議案第45号、豊明市小規模企業振興条例の制定に対する附帯決議について討論をいたします。反対の立場で討論をいたします。  先ほどのこの条例に対する討論のときにも申し述べましたけれども、小規模企業に光を当てるということが非常に重要で、また、その取り組みもスピード感を持って進めるということについては、私も共感をしています。同時に、基本条例という部分を私は重視するべきかなというふうに思いました。  特に、大中企業の役割という部分は、提案者の方から、内容について大規模・中規模企業が小規模企業に不利益な取引などないようというふうな意味合いだというふうなお話もあり、そういった趣旨もわかりますけれども、同時に市町村として制定する基本的な条例の中にあっては、附帯決議を上げるほどでもないかなというふうに感じましたので、反対の立場とさせていただきます。  以上です。 62: ◯議長月岡修一議員) ほかにございませんか。  後藤 学議員。 63: ◯7番(後藤 学議員) 決議案第1号 議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定に対する附帯決議について、賛成の立場で討論を行います。  附帯決議にもありますように、この条例が地域の小規模企業の振興や市民生活の向上に重要な役割を果たすであろうこと、また、積極的に条例化に取り組んだことは、評価に値すると考えております。  しかしながら、先ほどから言われておりますように、第8条基本的施策においては、モデルとなった新潟県、あるいは同県聖籠町の条例の、施策を講ずるものとするという文言より消極的な、施策を講ずるように努めるものとするという文言になっており、意図的な後退感が否めません。この理由について市長は委員会で、施策6項目について毎年予算化し、実施していくのは困難だからという趣旨の答弁をされましたが、条例に6項目の施策を列挙したら、毎年全て予算化し、実施しなければならないという規定はどこにもありません。このような論理の飛躍は、今後慎んでいただくようお願いしておきます。  さらにもう一点、新潟県や聖籠町の条例には、小規模企業の振興に関する施策を実施するため財政上の措置を講ずるよう努めるとの条項がありますが、当市の条例にはありません。  こうして見ると、種々の施策は単なる努力義務にすぎず、また、財政上の措置に至っては、努力義務さえない、実効性に疑問符のつく条例になってしまいました。  しかしながら、小規模事業者の期待も大きいというふうに聞いておりますので、条例上の不備は、今後の事業展開の中でしっかり補っていただくよう強く求めて、附帯決議への賛成討論といたします。 64: ◯議長月岡修一議員) ほかにございませんか。  山盛さちえ議員。 65: ◯14番(山盛さちえ議員) 豊明市小規模企業振興基本条例の制定に対する附帯決議に、賛成の立場で討論いたします。  前市長も議員の一般質問に対し、条例制定に前向きな答弁をしており、担当課もそれなりに準備はしてきたことと思いますが、今議会初日に間に合わず、追加上程になった点には、どたばた感は否めません。小浮市長の選挙公約でもあり、担当課が作成を急がれた気持ちもわかりますが、いささかの検討の甘さを感じるところであります。この件については、本議案の討論の中でも、複数の議員が触れておりました。  基本的には決議文にもあるように、推進会議の設置を明文化していなかった点や、基本施策の文言を講ずるように努めるものとするとあえて弱めた点などです。  市長が幾ら頑張ると言っても、条例に基づかない会議で話されたことの重要度や、努力義務とまでもいかない程度の責任度合いを考えれば、条例を読み取る限り、弱いとしか言いようがありません。職員も答弁で、甘さを認めていましたし、まち・ひと・しごと創生総合戦略との関連も強調されてはいましたが、実のところ、この条例の有無が総合戦略作成に影響しないことも、答弁として明らかになってまいりました。ならば、あえて慌てることなく必要な事業を練り上げた上で、それに見合った条例を提案してもよかったのではないかと考えるところです。やると決めたからには、他市の条例のようにしっかりうたっていただきたい、その点については、残念に思っております。  弱い部分は規則等で補っていただくようお願いはいたしますが、とはいうものの、大切なのは、何をおいても企業の努力であります。関係団体や事業者が求める支援策、促進策を全て予算化すべきと申し上げているわけではありません。支援策の財源は市民の税金でありますから、小規模企業振興が単なるばらまきにならないよう、実効性のある、結果を伴う事業を吟味し、適時実施するのは当然のことと申し上げておきます。  決議案にはこうした強い思いも込められていることをしっかり意識し、今後の遂行に当たっていただきたいとお願いを申し上げております。  最後に、小規模企業振興の必要性は十分理解しております。スピード感を持って取り組まれたことは高く評価しておりますが、先ほど申し上げましたとおり、条例の中身については、若干の甘さと今後の努力が必要だということを申し添え、附帯決議への賛成討論といたします。 66: ◯議長月岡修一議員) ほかにございませんか。                 (進行の声あり) 67: ◯議長月岡修一議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  決議案第1号は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 68: ◯議長月岡修一議員) 賛成少数であります。よって、決議案第1号は否決されました。  お諮りいたします。お手元に配付いたしましたとおり、意見書案第2号が提出されておりますので、直ちに日程に追加し、議題といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 69: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号を直ちに日程に追加し、議題といたします。  意見書案第2号について、提出者より提案理由の説明を求めます。  近藤善人議員、登壇にて説明を願います。 70: ◯15番(近藤善人議員) それでは、意見書案第2号 マイナンバー制度の実施には慎重に対応することを求める意見書。  豊明市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出いたします。  平成27年6月29日。  提案理由、地方自治法第99条の規定により議会の議決を求める。  それでは、内容の説明に入りますので、一枚おめくりください。  マイナンバー制度の実施には慎重に対応することを求める意見書。
     昨年5月に成立した「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」に基づき、社会保障と税の共通番号制度、いわゆるマイナンバー制度の本格実施が始まろうとしている。本年10月以降、住民票を持つすべての国民等に「通知カード」が郵送され、平成28年1月から順次、社会保障、税、災害対策の3分野、計約100の事務で使用されることになっている。このことは、各種行政手続を簡便化するとともに、正確に所得を把握することで社会保障や税の負担の公平化が図れるなど、多くのメリットをもたらすとされている。  しかしながらマイナンバーは、所得や年金、雇用保険の給付状況など重要な情報を扱うこと、民間の事業者も使用することで、セキュリティ上のリスクが格段に高まると指摘されている。政府は、今国会に預貯金口座、健康診断情報、予防接種履歴などとの結び付けを可能とする改正法案を提出し、さらに、戸籍や自動車登録事務など、より広汎な個人情報への活用も視野に入れているが、番号の漏えいが起きれば芋づる式にこうした個人情報が引き出される可能性を生み、「なりすまし」犯罪は避けられない。同じような共通番号を導入している米国などで、「なりすまし」犯罪が多発していることに留意すべきである。  わが国でも、日本年金機構の101万件に及ぶ情報流出が起きたばかりであり、それは個人情報管理に対する国民の不安、とりわけマイナンバー制度の安全性に対する大きな不安となっている。  こうしたなかで、マイナンバー制度を導入することに国民の理解を得ることは難しいと考えられる。  よって、当市議会は国に対し、マイナンバー制度の実施には十分に時間をかけ、慎重に対応することを求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成27年6月29日  提出先  内閣総理大臣 殿       財務大臣       総務大臣       厚生労働大臣                      愛知県豊明市議会議長  月 岡 修 一  議員皆様の賛同をお願いして、提案説明とさせていただきます。 71: ◯議長月岡修一議員) 御苦労さまでした。  以上で提案理由の説明を終わります。  ただいま議題となっております案件は意見書案でありますので、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ります。  意見書案第2号について、討論のある方は挙手を願います。  後藤 学議員。 72: ◯7番(後藤 学議員) 意見書案第2号 マイナンバー制度の実施には慎重に対応することを求める意見書に、賛成の立場で討論をいたします。  この意見書におきましては、マイナンバーの漏えいにより個人情報が悪用され、成り済まし犯罪が多発する危険性が指摘されています。しかし、この制度の問題は、それにとどまるものではありません。  一つは、個人情報保護のためにマイナンバーを扱う事業者に対し、厳格な管理体制を要求し、漏えいした場合、罰則を科すとしていることです。小規模な事業者などにとっては、このマイナンバー管理は大きな負担となることが予想されます。  先日の新聞に、大手損害保険会社が、事業者の管理するマイナンバーがサイバー攻撃で外部に流出した際、被害を補償する保険をこの秋から売り出すとのニュースがありました。漏えいがビジネスになるほどの頻度で起こり得るとみなされていることや、事業者の負担の大きさに驚かされました。  もう一つは、より本質的な問題です。このマイナンバー制度の利用が進めば、所得、資産、医療などさまざまな個人情報が名寄せされ、国民のプライバシーが国家によって一元管理されるのではないかといった懸念です。そのような状況になれば、全ての国民は、丸裸同然にされてしまいます。全ての国民は個人として尊重されると定めた憲法13条に抵触する事態にもなりかねません。  マイナンバー制度の推進は、このように多くの深刻な問題をはらんでいます。類似の制度を先に導入した国々での問題やその対応からしっかりと学び、そして、何よりも国民の理解を得ることに十分時間をかけ、慎重に対応することを求めて、討論といたします。  以上です。 73: ◯議長月岡修一議員) ほかにございませんか。                 (進行の声あり) 74: ◯議長月岡修一議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  意見書案第2号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 75: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。  以上で今6月定例月議会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。  お諮りいたします。明6月30日から8月25日までの57日間を休会といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 76: ◯議長月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、明6月30日から8月25日までの57日間を休会とすることに決しました。  市長より挨拶を願います。  小浮市長。 77: ◯市長(小浮正典君) 平成27年6月定例月議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本定例月議会では、平成27年度一般会計補正予算を初め、全議案について慎重な審議をいただき、全ての案件において可決、承認をいただくことができました。まことにありがとうございました。  議案審議の過程では、マイナンバー制度導入に関するセキュリティーの問題や、今後の本市の行方を左右する各種計画の整合性、施設の老朽化への迅速な対応など、さまざまな意見、提言をいただきました。  また、一般質問におきましては、私の所信やマニフェストへの考え方、将来に向けての財源確保や地域振興、人口増加策などについて、多くの皆様から御質問、御提言をいただきました。  これらの御意見につきましては、真摯に受けとめ、今後の施策に生かしてまいります。  今議会開会時の御挨拶でも申し上げましたとおり、本市を取り巻く環境は非常に厳しく、少子高齢化や施設の老朽化により、将来の財政支出は右肩上がりにならざるを得ない状況となっており、一刻も早く歳入を増加、安定させる必要があります。そのために人口増加と産業の振興は、早急に取り組まなければならない大きな課題です。  一部の議員さんから長く提案されてまいりました小規模企業振興基本条例も、今議会で成立することができました。あすから早速、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に向けて、関係諸団体と本格的な議論を開始いたします。  今後とも議会の皆様の御協力のもと、職員一丸となって、課題克服のための施策を推し進めていく所存です。  いよいよ夏本番を迎え、暑さも厳しくなってまいります。議員各位におかれましても、これから政務活動がお忙しくなる時期であると思います。体調にはくれぐれも注意をしていただき、ますますの御活躍を祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていだきます。  どうもありがとうございました。 78: ◯議長月岡修一議員) 御苦労さまでした。  長期間にわたる御審議、まことに御苦労さまでした。  次回は、8月26日午前10時より9月定例月議会を開きます。  本日はこれにて散会といたします。                午後1時57分散会                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 発言が指定されていません。 当サイトに掲載している著作物(文書、写真、画像、イラスト)は豊明市議会が著作権を保有します。著作権者の許諾なしに無断複製・無断転載を行うことを禁じます。 Copyright © Toyoake City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...