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  1. 豊明市議会 2015-06-01
    平成27年6月定例月議会(第5号) 本文


    取得元: 豊明市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    トップページ 検索結果 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成27年6月定例月議会(第5号) 本文 2015-06-16 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 89 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 2 : ◯議会運営委員長近藤郁子議員) 選択 3 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 4 : ◯14番(山盛さちえ議員) 選択 5 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 6 : ◯行政経営部長伏屋一幸君) 選択 7 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 8 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 9 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 10 : ◯14番(山盛さちえ議員) 選択 11 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 12 : ◯行政経営部長伏屋一幸君) 選択 13 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 14 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 15 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 16 : ◯13番(早川直彦議員) 選択 17 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 18 : ◯行政経営部長伏屋一幸君) 選択 19 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 20 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 21 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 22 : ◯13番(早川直彦議員) 選択 23 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 24 : ◯行政経営部長伏屋一幸君) 選択 25 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 26 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 27 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 28 : ◯7番(後藤 学議員) 選択 29 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 30 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 31 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 32 : ◯消防長(土屋正典君) 選択 33 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 34 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 35 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 36 : ◯7番(後藤 学議員) 選択 37 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 38 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 39 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 40 : ◯消防長(土屋正典君) 選択 41 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 42 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 43 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 44 : ◯3番(富永秀一議員) 選択 45 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 46 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 47 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 48 : ◯3番(富永秀一議員) 選択 49 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 50 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 51 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 52 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 53 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 54 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 55 : ◯8番(宮本英彦議員) 選択 56 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 57 : ◯消防長(土屋正典君) 選択 58 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 59 : ◯8番(宮本英彦議員) 選択 60 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 61 : ◯消防長(土屋正典君) 選択 62 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 63 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 64 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 65 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 66 : ◯7番(後藤 学議員) 選択 67 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 68 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 69 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 70 : ◯7番(後藤 学議員) 選択 71 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 72 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 73 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 74 : ◯市長(小浮正典君) 選択 75 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 76 : ◯14番(山盛さちえ議員) 選択 77 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 78 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 79 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 80 : ◯市長(小浮正典君) 選択 81 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 82 : ◯14番(山盛さちえ議員) 選択 83 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 84 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 85 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 86 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 87 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 88 : ◯議長(月岡修一議員) 選択 89 : ◯議長(月岡修一議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時開議 ◯議長(月岡修一議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員20名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事運営につきましては、あらかじめ議会運営委員会で御協議をいただいておりますので、その結果を委員長より報告願います。  近藤郁子議会運営委員長。 2: ◯議会運営委員長近藤郁子議員) 皆さん、おはようございます。  議長より御指名がありましたので、議会運営委員会の審査結果についてを御報告申し上げます。  去る6月8日に委員会を開催し、本日の議事について協議をいたしました。その結果、お手元に配付されておりますとおり、市長より議案第45号の追加提案がありましたので、本日の日程に組み入れることとし、当局の提案説明の後、質疑を行い、所管の建設消防委員会に付託することといたしました。  また、昨日午後2時より委員会を開催し、本日の議事日程を協議いたしました。その結果、お手元に配付されておりますとおり、陳情者より陳情第7号の取り下げの申し出がありましたので、本日の予定議事の終了後に、日程に追加することといたしました。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 3: ◯議長(月岡修一議員) 御苦労さまでした。  本日の議事日程は、お手元に配付をいたしました議事日程表に従い会議を進めます。  日程1、議案質疑・委員会付託に入ります。  議案第42号から議案第44号までの3議案を一括議題といたします。  議案質疑については、通告順で発言を許可いたしますが、本会議での質疑は同一議員につき再質疑を含め2回以内といたします。  なお、再質疑がある場合は挙手を願います。  また、議案質疑に当たっては、お手元に配付いたしました議案等質疑通告書に沿って行うものとし、大局的、政策的な内容に限定し、自己の意見を述べることはできませんので、あらかじめ御承知おき願います。  さらに、当局の職員においても、答弁は通告の内容に従って、簡潔に行うよう申し添えておきます。  初めに、議案第42号及び議案第43号の2議案については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。  続いて、議案第44号については、通告がありますので、順次発言を許可いたします。
     初めに、山盛さちえ議員。 4: ◯14番(山盛さちえ議員) それでは、議案第44号、平成27年度一般会計補正予算について4点お伺いいたします。  まず、肉づけ予算全体についてお伺いいたします。  今回提案されました肉づけ予算のうち、公共施設の老朽化対策に係る事業費は幾らになり、そのうち、小浮市長が新たに追加または拡大された事業はありますか。もしそういったものがありましたら、その内容についての説明をお願いいたします。  肉づけ予算の2点目、当初の骨格予算に計上された部分と合わせると、平成27年度の老朽化対策に係る事業費の総額はお幾らになるのでしょうか、お願いいたします。  3点目、また、その肉づけ予算の中で、小浮市長が当選された後に、政策的に事業として追加されたものがありましたら、それについての説明もお願いいたします。  項目の2つ目、財政調整基金繰入金2億3,514万円、そして市債1億1,610万円についてお伺いいたします。  今回の補正予算額は、およそ7億6,000万円に及んでおります。そのうち特例交付金、マイナンバー制度関連の補助金、ふるさと納税による一般寄附金など、一元的なというか、1回限りのそうした特別なものを除いた事業費は3億5,700万円ほどになるというふうに見ております。その事業費の財源は、市債と基金の繰り入れで賄われているというふうに見受けております。  そこで、2点お伺いいたします。  まず、マニフェストの実施のための財源について、今予算についてお伺いするのとあわせて、今後も含めて、お考えをお示しいただければ幸いです。  2つ目、公共施設の長寿命化及び公共施設の再配置をこれから進めていくと思います。また、今回の補正予算にも種々計上されておりますけれども、それらの財源確保について、どのような考え方、方針で進めていかれるのか、説明をお願いいたします。  3項目めになります。社会保障・税番号制度システム改修委託料、いわゆるマイナンバー制度ですけれども、これに係る委託料330万円が追加されております。  歳入のほうにもありますけれども、それはちょっと省かせていただきまして、本システムの改修が全て終わりました後、マイナンバー制度の進捗状況は、全体の何割ほどになるのでしょうか。  また、マイナンバー全体につきまして、セキュリティーの問題、今、日本年金機構で大変問題になっておりますけれども、セキュリティー対策についてはどのように捉えておるのでしょうか、説明をお願いいたします。  質問の4項目め、市街地整備関連委託料890万円が今回計上されました。  その委託料を計上されたことによる目的と効果について。そして、委託内容とその委託先はどのようになるのでしょうか。  3つ目、本事業と平成26年に実施された計画があったと思います。新市街地整備検討調査ですけれども、その調査結果との関連及びその調査結果の活用についてどのように考えていかれるのか、説明をお願いいたします。  以上です。 5: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 6: ◯行政経営部長伏屋一幸君) 行政経営部から順次お答えをいたしてまいります。  まず、肉づけ予算の総額のうち、老朽化の事業費ということでございますが、14事業で1億8,225万2,000円でございます。このうち、小浮市長が追加、拡大した事業というのはございません。  次に、老朽化に係る事業総額についてですが、6億3,430万6,000円となります。今回の補正予算で小浮市長の政策的な事業はとの御質問でございますが、最終判断については、市長みずから査定を行っていただいております。額の見直しや執行のあり方について、指示を受けております。  この中で、政策的な判断というものでございますが、病後児保育の関係、公的病院の助成事業、産業立地推進計画の策定事業、野外教育センターの建設の見直しなどが入っております。  次に、マニフェスト実施のための財源ということでございますが、人口増加や企業の進出によって財源を生み出していくということを小浮市長は言っております。まずはその手だてを打っていくということが肝心かと思います。  アセットを進める財源確保についてですが、中長期の公共施設の老朽化、更新等のマネジメントに関する経費については、今後の長寿命化再配置計画に沿って、資金的な計画を立てていくことになります。  次に、マイナンバー関係でございますが、進捗状況ということで、本年度末に9割程度という完成になる見込みでございます。  セキュリティーの対策につきましては、幾つかの対策をとってまいります。具体的に申し上げますと、他の行政機関との情報の分散化や、やりとりのときのマイナンバーの暗号化、さらにシステムへのアクセス権限の制限など、このようなことをしてまいる予定となっております。  以上です。 7: ◯議長(月岡修一議員) 坪野経済建設部長。 8: ◯経済建設部長(坪野順司君) 経済建設部からは、4項目めでございます。  市街地整備関連委託料としての890万の使い道ということで、まず、1つ目の目的と効果でございますけれども、さきの一般質問でも御答弁いたしましたとおり、住む場所と働く場所がある程度近接した持続可能な都市を目指すため、産業立地の推進を図ることが目的と考えております。それから、本市におきます将来的に安定的な税収の確保による市民サービスの向上などの効果を得るために、その第一歩として取り組むのが、産業立地を推進する計画の策定でございます。  2つ目でございます。委託内容及び委託先についてでございますけれども、委託内容につきましては、上位関連計画の整備や産業立地動向に関する各種のデータの収集、整理を行いますとともに、産業立地につながる要因の分析を行います。  また、市外の企業等を対象としましたアンケートやヒアリングなどの調査を通しまして、市場ニーズの把握や産業用地としての適地の評価を行います。さらに、本市が産業立地を推進するための将来ビジョンを設定し、実現方策を掲げるといった内容を想定しております。  なお、委託先については、まだ現時点では決まっておりません。  3点目でございます。本事業と平成26年度調査結果との関連及び活用についてでございます。  平成26年度に実施いたしました新市街地整備検討調査の結果のポイントは、人口増加につなげる新市街地は、駅、市役所などのまちづくりの拠点からおおむね1キロ圏内にある地区を対象に、7候補地区を対象としまして、土地区画整理事業を初めとする都市整備の技術的な視点で分析、評価を行い、新市街地整備に向けた諸条件の比較検討を実施し、実現方策の検討を行い、5地区が住居系、2地区が産業系と位置づけております。  本事業との関連でございますけれども、前年度調査の結果を土台に、今後の課題として、産業用地に対する企業ニーズの把握や市場調査並びに集積を目指す産業分野の検討などが必要なため、予算案を計上したものでございます。  以上でございます。 9: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  山盛さちえ議員。 10: ◯14番(山盛さちえ議員) まず、肉づけ予算の部分ですけれども、最終決定はもちろん市長がされて、今回の補正予算に臨まれたというふうに思いますが、今まで、前期のいろいろ議会での質問とか答弁とか、そういうものからいきますと、例えば病児・病後児保育の部分について、もう既にそういった答弁というか、お考えは示されていたように思いますし、産業立地の推進計画、今4つ目のところで御答弁いただいた件ですけれども、これについてもそういった動きがあったやに聞いておりますが、市長に就任されて、本当に一からと申しましょうか、市長の提案によって追加された事業というのが、どういったものがあるのか、やはりこれは市民の皆さんも知りたいところではないかというふうに思います。  豊根の建設中止というのは、それは間違いないことだというふうに思いますけれども、具体的に拡大されたものとか、新規追加されたものがあったら、ぜひお聞かせいただけると幸いでありますので、お願いいたします。  先ほどの答弁の中に公的医療の件がありましたけれども、タイミング的に市長就任後、4億近い今回の補正予算、国から補助金をいただく件ですけれども、これも、もし市長就任後から動き始めたことであれば超スピードだなと、スピード感を今感じておりますけど、その点についても、どういうことだったのか、支障のない限り説明いただけるとありがたいです。  それから、2つ目の財政調整基金や市債の財源のことです。これからのマニフェストや公共施設の再配置に関係する財源のことですけれども、第10次の実施計画の中の投資的経費を見せていただくと、27年度、本年度においては約7億円、ちょっと弱ですけど、約7億円、28年度は8億1,700万円、29年度は6億円ということで、私たちに公表していただいております。  今説明いただきました最初の肉づけ予算の、今年度の肉づけ予算の中の公共施設の部分と、当初から計上されておりました骨格予算の老朽化の合計額が6億3,000万円ほどだというふうに御答弁を今いただいたと思うんですけれども、そうすると、今年度予算は7億円ぐらいを実施計画では見ていたことになりますけれども、この関係と財源について、もう少し詳しく説明をしていただけると助かります。当初から投資的経費の7億円は、起債あるいは繰入金を想定していたということであれば、説明は実態とぴったり合うわけですけれども、そういった点について、財源について説明をいただきたいと思います。  3つ目のマイナンバーの件ですけれども、今年度の宛名システムでしたか、今回補正予算に係っている分ですけれども、これが完成したら、9割ほど全体の計画の中で進むということですけれども、ちょっと新聞に読んだところによりますと、間に合わない、おくれている自治体が多いというようなことも聞きましたので、来年の1月から一部開始されるのではないかと思っておりますが、そういった面についての、もう一度、本市にとっては間違いなく順調に進んでいるのかどうか、お知らせいただきたいと思います。  それから、セキュリティーですけれども、暗号化とかアクセス権限とか、いろいろ言われましたけれども、今、年金機構の中で問題になっているのは、成り済ましメールといいましょうか、そういうサイバー攻撃的なことで、うっかり開いてしまったとか感染したということだったと思いますけれども、そういった部分についてのセキュリティー対策というのは、マイナンバーについてとられているのでしょうか。そういったことについても、国がしっかり補助といいましょうか、そういったことの補填をしてくれているのだろうかということを確認したいので、お願いいたします。  最後の市街地の件ですけれども、これはこれから動き出していくことだと思いますけれども、実際にこの計画、去年約600万円かけて調査をされ、それも踏まえて今回、890万円の調査費をかけられるわけですが、効果があらわれてくるのはいつごろだというふうに見ていればよいのでしょうか。直接市外の企業といろいろ、聞き取りをしたりして動いていかれるようですけれども、人口、雇用、税収としてあらわれてくるのは何年ぐらい先というふうに見込んでおられるのか、お願いいたします。  それともう一つですけれども、市外の企業への聞き取り、いろいろアンケート等という説明が今あったと思いますけれども、今議会に小規模企業振興基本計画が追加上程される予定になっておりますが、地元の小規模あるいは中小企業と、それから市外の企業を呼び込むということについて、矛盾するとまでは申し上げませんけれども、そういった関係がうまくいくのでしょうか。両方進めていかれるというお考えが今見えてきたところですけれども、その件についての御答弁をお願いいたします。  以上です。 11: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 12: ◯行政経営部長伏屋一幸君) それでは、順番にお答えをいたします。  まず、マイナンバーの関係からお願いいたします。  先ほど9割というふうに申し上げました。国のほうのメニューについては全て今年度で終了できると思っておりますが、今後、国のほうの狙いとしては、銀行の口座とのやりとりだとか、民間企業のやりとりにまたそれを使いたいということがございますので、市に今与えられているメニューは今年度で済むけれども、今申し上げたような他の機関、そういったものについては今後また出てくるであろうということで、9割というふうに申し上げました。  それとあと、セキュリティーの関係でございますけれども、外部からのメールというふうに議員おっしゃられましたが、現在、豊明市では、フィルタリングということでやっておりまして、悪性のメールが来たときにはフィルターがかかって、感染しないようには一応はしております。まずは、一義的にそういうことをやっています。  あと、ウイルスバスターをやっておりまして、ファイルの確認をしているだとか、いんとらとよあけという職員への掲示板で、注意喚起をしております。さらに、もしウイルスにかかってしまったということになったときには、LANケーブルを抜くというような、そういった決まりになっておりまして、他のコンピューターへの感染を防ぐということでさせていただいております。  あと、肉づけ予算の関係で、市長が新たにやったものはというようなことでございます。  先ほど豊根の野外教育センターということも、御指摘がありましたとおりで、これは市長が決断をされました。あと、公的病院への補助なんですけれども、これは以前から、石川市長時代からお話がありましたが、選挙が終わってから、小浮市長が最終的に決断をされたということでございます。  いずれの事業につきましても、市長は以前副市長をやっておりまして、業務の継続性というものがやはり行政というのは必要でありますので、そういった意味で、今回の補正予算については特に新しいものというのはございませんが、産業立地の計画なんかは相当市長が予算を吟味されて、精査されて890万ほどになったという、そういった経緯はございます。  それと、今後の財政運営ということでございます。今回の一般質問でも、多くアセット等の指摘がございました。平成39年には財源が枯渇するというようなことも過去には申し上げております。  そういったことがありますが、財政調整基金を有効に使っていく、財政調整基金というのは年度間調整を果たすという、そういった役割がある基金でありますので、今やっておる老朽化対策につきましても、ことしだけの建物ではないわけですね、何十年も先まで使える建物を、今、たまたま大規模修繕の時期が参っておりますので、そういった取り崩しというのは出てくるのはやむを得ないかなと思っておりますが、使うだけではなくて、行政努力でしっかり、また財調を崩した分を取り返すようなことも、予算の段階からやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 13: ◯議長(月岡修一議員) 坪野経済建設部長。 14: ◯経済建設部長(坪野順司君) 先ほどの質問でございます。いつごろ効果が上がるかという話でございますけれども、今回の委託につきましては、平成26年度の新市街地の委託と一緒でございまして、第3次の都市マスタープランが平成29年から10年間の間で実施されるということで、その都市マスタープランを作成する過程の上での調査というところでございまして、今回の調査の結果に基づきまして当然マスタープランに反映していくというところで、それからスピードを持って事業の効果を今後はかっていくというところで、今、じゃ、いつごろ、5年先なのか3年先なのかというのは、ちょっと今はわかりません。何しろ、29年から始まる都市マスタープランを策定する事業ということでございます。  それからもう一つ、小規模企業の推進基本法とマッチするかどうかという話でございますけれども、小規模企業につきましては、事業者数20から30人程度ということでございまして、私ども、今考えておる産業立地につきましては、理想であれば、本音を言いますと、本社機能を持っておる、本社を持っている企業を誘致して、いろいろな面で財政運営に加担していただきたいという考え方を持っていますので、小規模企業の基本法とはちょっと若干違うかなと、そういうふうに思っております。  以上でございます。 15: ◯議長(月岡修一議員) これにて、山盛さちえ議員の質疑を終わります。  続いて、早川直彦議員。 16: ◯13番(早川直彦議員) それでは、議案第44号、豊明市一般会計補正予算(第1号)について、三つ質問させていただきます。  まず、1番目です。今回の補正予算の財源不足は、財政調整基金繰入金2億3,514万円で賄われています。平成27年度予算の一般会計予算規模は骨格予算としたため、前年度比約2億円減ですが、財政調整基金の繰入額は5億円と、前年度と同額となっております。  この中で三つ聞かせていただきますが、1つ目として、実質財源不足額は幾らになるのでしょうか。  2番目、財政運営について、先ほども説明がありましたが、もう少し詳しく説明していただけると幸いです。よろしくお願いします。  3番目について、基金運用について、この部分についても、先ほども答弁ありましたが、もう少し具体的に言っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。  2番目の質問に行きます。一般寄附金1,000万円、ふるさと豊明応援寄附金が計上されております。特定の事業に充てる考えなのでしょうか、それとも寄附者が事業を選択する方法にするのでしょうか、お聞かせください。  3番目の質問です。児童館等管理運営事業として、児童館の指定管理を実施するための委員報酬14万円が計上されております。全児童館を指定管理にすることになったその経緯、また理由、また、それをすることによる効果についてお聞かせください。  以上です。 17: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 18: ◯行政経営部長伏屋一幸君) それでは、順次お答えをしていきたいと思います。  まず、補正予算関係の財源不足額についての御質問でございますが、財政調整基金の繰入金を財政不足額とするとした場合には、このたびの補正予算で2億3,514万円、当初と補正で7億3,514万円となります。  そして、財政運営のことで申し上げますと、今回の補正予算では、歳出の合計が7億6,296万4,000円でありました。そのうち、国や県からの特定財源を差し引いて、さらに一般財源のうちから歳入の見込みの額を控除いたしますと、不足額が2億3,514万円となりましたので、その分を財調から繰り入れたという形になっております。  今後も、今老朽化が進んでまいりまして大規模改修の時期に差し当たっておりますので、こうした形で毎年財調からの繰り入れというのは、例年より一時的にせよ、多くなるのかなというふうには考えております。  先ほど山盛議員のときの御答弁でも申し上げたように、減るだけではなくて、ふやす努力もしていくということは明言させていただきたいと思います。今申し上げたとおり、今後も財調については、まさに財源調整の機能を持っておる基金でございますので、有効に活用していくということでございます。  あと、ふるさと応援寄附金の使い道ということで、寄附者が事業を選択して寄附することはインセンティブを高めるというふうに十分認識をしておりますが、今の段階では、まだ決めていないというところが現状でございまして、とにかく今まで9万円しかなかった寄附金を、お礼も含めて魅力的なものにしていって、たくさん寄附していただけるようにしていきたいと。その中で特定の目的のもの、以前にも御質問していただいておりますが、文化財の保護だとか、そういったことにも使っていければと思っておりますが、現状まだ決まっていないということが事実でございますので、申し上げておきます。  以上です。 19: ◯議長(月岡修一議員) 原田健康福祉部長。 20: ◯健康福祉部長(原田一也君) それでは、健康福祉部より、児童館の指定管理についてお答えさせていただきます。  平成24年度の事業仕分けの結果を受けて、事業の見直しということでございましたので、この段階より指定管理の方針を検討してまいりました。これを受けて、平成27年度、今年度からでございますが、中央児童館、北部児童館の2館で指定管理を始めたところでございます。  当初は、コストパフォーマンス等を考慮して、全館児童館を指定管理にするというような考えもございましたが、まず最初の導入ということもございましたので、児童クラブを併設していない児童館2館、これから始めるということでスタートしたことでございます。  本年度より、指定管理、当初の目的である民間ノウハウの活用によるサービスの向上、そしてコスト削減、それに加えまして、保育士の確保を図るため、児童館運営委員会や指定管理審査委員会などに御提言申し上げ、御審議いただきながら導入を図っていきたいというふうに考えております。  そこで、今までの児童館の指定管理によるコストのことでございますが、2館を見てみますと、2館で100万円ほどの経費削減が図られておるということと、2名の正規保育士が保育園に配置できておるということでございまして、サービスの内容の充実については、民間の特色が発揮される、よりよい児童館運営がされていくというふうに現時点では考えております。  終わります。 21: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  早川直彦議員。 22: ◯13番(早川直彦議員) 順番に再質問させていただきます。  まず、一番最初は、財政調整基金のことで聞かせていただきます。  平成27年度の一般会計の予算規模というようなものは、最終的には200億を超えるぐらいな考えでよろしいのでしょうか。それとも超えないのか。  それと、伏屋部長の答弁にもありましたが、基金の積み立てということなんですが、じゃ、本年度で、27年度で考えるとしたら、可能なのでしょうか、基金を積み立てるということが。ちょっと心配なのが、6月補正で2億3,500万財調を崩した、大きく崩したわけですので、その点からちょっと心配ですので聞かせてください。
     2番目のふるさと納税についてお聞きします。  まだ今は決めていないということなんですが、大手ネットサイトのふるさと納税のサイトを使うというと、よく見てみると、寄附者が選ぶものが多いですね、何々に使う、何々に使う。全く決めていない方は、市長にお任せというところを選ぶという方法がほとんどなんですが、そういうことも検討しているのか、これから検討していくのか、目的別の基金も別に考えるのかというのは、今、そういう考えもあるのでしょうか。  3番目の質問です。児童館の管理運営事業についてお聞きします。  経費削減という形で指定管理とは言いますが、指定管理にしたとしても、経常経費は必ずかかるわけですよね。児童館の職員を保育園のほうに移動するということは、逆に人件費がふえていくという形になります。その辺のバランス、どのように解析すれば、経費節減につながって、でも職員の量はふえていく形になるんじゃないかという観点から、ちょっと聞かせてください。 23: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 24: ◯行政経営部長伏屋一幸君) まず、財政のほうからお答えをいたします。  今回、27年度の当初予算と今回の補正予算合わせると196億7,496万4,000円となりまして、200億を下回っているということであります。財調の繰入金が7億3,500万余ということになっております。今後の財調繰り入れということでございますけれども、よっぽど何か緊急で支出がふえない限りは、私ども財政担当としては、何とか積めるということを見込んではおりますので、御報告をいたします。  あと、ふるさと納税関係でありますけれども、先ほど申し上げたとおりでありまして、今、特定でやるのかどうかということは、これから検討していく形になります。  以上です。 25: ◯議長(月岡修一議員) 原田健康福祉部長。 26: ◯健康福祉部長(原田一也君) 児童館を指定管理にした場合に、そこの職員を保育園に戻すということになると、逆にそんなに人件費の抑制につながらないのではないかというような御質問でございますが、仮に6館の児童館を指定管理にしますと、児童館に1人、正職員の保育士がおりますので、その職員が保育園に戻って業務することになります。  職員の定数の管理の面から言いますと、正職員の数としては決まっておるわけで、それ以上に正規の保育士を雇えないという、そういう現実も実はあります。ですが、指定管理に出した館の保育士が戻ることによって、保育園で正規の職員がふえますが、その分、例えば臨時職員ですとか、そういったような方が当然、そういった方の人件費は削減できるというふうに考えております。  終わります。 27: ◯議長(月岡修一議員) これにて、早川直彦議員の質疑を終わります。  続いて、後藤 学議員。 28: ◯7番(後藤 学議員) それでは、議案第44号 平成27年度豊明市一般会計補正予算(第1号)につきまして、3点ほど御質問をいたします。  まず1点目ですが、この補正予算書の19ページ、公的病院等運営費補助金3億8,960万1,000円について、大変大きな金額ですのでお伺いしたいと思います。これだけの金額でありますので、聞きたいことの1点目は、中にいろんな事業が入っておると思いますので、どういうような事業でそれぞれ幾らかかるのかということを、もう少しわかりやすく説明をお願いいたします。  それから、1点目の2つ目ですが、4億近い補助を出して、これ、相当な市民に対する、市民の受益があると思いますので、それがどういったことなのか、具体的に御説明をお願いしたいと思います。  それから、3点目は、特別地方交付税、毎年1億8,000万とか1億9,000万とか、2億弱近い額が入ってきておりますが、今回の補助事業を行うことによって、そちらのほうに大きな影響が出ないかということを心配しておりますが、この事業がそういう影響を与えることはないかどうか、その辺について御回答をお願いいたします。  それから、2点目の質問です。補正予算書の23ページ、消防庁舎屋根防水等改修工事費6,582万2,000円について、これも大変大きい金額ですので、御質問をいたします。前年度に設計費等も計上されておられるようですので、それも合わせますと7,000万を超えるということになります。  この漏水、突然こういった漏水が始まったのかどうなのか、もっと前からわかっていたのではないかということをまずお聞きいたします。  それから、消防庁舎、たしか17年ぐらいだと思いますが、適正な管理をしておれば、これほどのコストをかけて漏水防止しなくても済むのではないかなというふうに思いますけれども、当初の工事の内容あるいは工法、設計、そういったところに問題がなかったかどうか、その辺をどうチェックされたかということをお伺いしたいと思います。  それから、3つ目に、メンテナンスをしっかりやっておれば、こういうこともないと思いますが、そういったメンテナンスはできていたのかどうか、その点についてもお聞かせください。  それから、さらに、今回のこの金額は誰が積算をしたのかということも、お知らせいただきたいと思います。  それから、質問の3点目、スクールソーシャルワーカーの報酬318万6,000円について、ページ数、25ページです。今回の予算は300万ほどで、それほど大きな金額とは言えないですけれども、こういったものは経常的にこれから出てくることになりますし、それから、さらに拡大されていくということも当然考えられるわけで、これも大きな出費につながっていくというふうに思いますので、お聞きします。  まず、スクールソーシャルワーカーを必要とするような事例、学校の教員とか、あるいはカウンセラーも来ておるわけですが、それで対応できなかった、スクールソーシャルワーカーを必要とするような事例が昨年何件ほどあったのか、お聞きしたいと思います。  そして、それは、具体的にどのようなケースであったのか。もちろん固有名詞は必要ありませんが、どういったようなケースであったのかについて、御説明をお願いしたいと思います。  それから、今回の予算で採用するスクールソーシャルワーカーはどのような職種の方を採用するのか、お聞かせください。  そして、最後に、この318万6,000円の積算についても、よろしくお願いをいたします。  以上です。 29: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 30: ◯健康福祉部長(原田一也君) それでは、公的病院等運営費補助金についてお答えさせていただきます。  公的病院等に対する特別交付税措置ということで、これは総務省の制度でございますが、これの基準に従いまして積算をしております。  一つには、救急告示病院であるかどうか。要は救急救命センターを配置して、救急救命医療専門の医師を配置しておるかどうかということで、これは県の指定を受けるんですが、そういった病院であるという一つの条件、これが約8,381万円。  次に、救命救急要件。これは救急救命センターを有しているかということでございますが、これが1億3,689万6,000円。  次に、周産期要件。新生児特定集中治療室だとか周産期特定集中治療室、こういった施設を有しておるかということに対して、有していますので、7,512万2,000円。  そして、小児医療要件としまして、小児医療の入院施設を有しているかということで、これが9,377万3,000円という補助の内容でございます。  続きまして、2つ目の御質問の受益は何かということでございますが、御存じのように、藤田保健衛生大学病院は、公立病院を有しない豊明市にとって、市民の生命と健康を守る市民病院的な存在となっているところでございます。特に救命救急センターにおいては、9割の救命搬送の受け入れやドクターカーの配備により、救命率の向上と救急医療に対する貢献度は高いものと考えております。  また、市内に周産期病院や小児の入院病床を有する診療所がない上、近隣市町の産科で出産予定だったり出産したケースが、緊急に藤田保健衛生大学病院に転送されるケースも随分ございます。  高度な医療の提供を受けることから、安心・安全な出産、出生につながっているというふうに考えております。行政としましても、包括協定に基づいた連携事業の推進など関係強化を図ることで、医療・介護サービスの充実につながっていくというふうに考えております。  3点目の御質問で、そのほかの特別交付税との影響はどうかという御質問でございますが、影響はないというふうに財政当局からは聞いておりますが、詳しくは総務委員会のほうでお尋ねください。  終わります。 31: ◯議長(月岡修一議員) 土屋消防長。 32: ◯消防長(土屋正典君) それでは、消防本部より、消防庁舎屋根防水等改修工事費についてお答えをいたします。  まず1点目です。突然漏れ始めたのかということに関しまして、雨漏りは突然全体で発生したのではございません。初めは、雨量と風向きにより、ところどころ場所を変えて、発生したりしなかったりという状況でございました。それが四、五年ほど前からひどくなってきて、現在の状態に至ったということでございます。  2点目、当初の工事、工法に瑕疵または問題はなかったかという点につきまして、関係規定に基づき、完了検査は当時の担当課である企画課が、1年、2年検査は消防本部が、財政課、営繕係ほか、関係者の立ち会いのもと行っております。結果、雨漏りに関し、1年目の検査で初期不良と思われる2カ所の手直し工事以外は、瑕疵担保責任期間内にその責任の履行を求めておりませんので、瑕疵はなかったと言えます。  工法につきましては、プロポーザルで決定された設計によるものでございまして、劇場型消防庁舎のコンセプトのもと、見ばえのよい施設となり、国土交通省を初め、幾つかの賞をいただいておりますが、反面、鉄骨づくりに全面ガラス張りのため、継ぎ目にシーリングを多用するつくりであることは確かであります。  しかしながら、そのことをもって問題があったというものではありませんし、当該工法を選択した以上、その時点でメリット、デメリットの範疇であるというふうに考えます。  3点目、メンテナンスに瑕疵はなかったかということでございます。これ、随時修繕はしてきました。また、他に悪影響を与えることのないように、職員が、屋上、ベランダの排水溝の点検、清掃やシーリングの打ち増しなど、できることはやってまいりました。  4点目、工事費は誰がどう積算したのかということでございますが、平成26年度予算にて、設計業務委託をお認めいただいております。その受託業者であります名古屋市中区、株式会社ナリタ設計でございます。  以上です。 33: ◯議長(月岡修一議員) 加藤教育部長。 34: ◯教育部長(加藤賢司君) それでは、3点目のスクールソーシャルワーカーについてお答えをします。  1つ目、必要な件数は、2つ目、具体的にどんなケースか、あわせてお答えをいたします。  スクールソーシャルワーカーについては、いじめ問題や不登校問題、各種年金の未納問題などをお願いしたいと考えております。昨年度末で87件の報告がありましたが、その中の何件についてスクールソーシャルワーカーがかかわっていくということについては、集計はしておりません。具体的なケースとしましては、複雑ないじめの問題、児童生徒への虐待の問題、教材費や学年費などの未納の問題、そのようなことを考えております。  3つ目、どんな職種の人か。社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士、教員、民生児童委員などを考えております。  4つ目、報酬額の積算について。5,410円掛ける6.5時間掛ける90日となっております。単価につきましては、スクールカウンセラーと同額を計上いたしました。  以上です。 35: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  後藤 学議員。 36: ◯7番(後藤 学議員) それでは、二、三再質問をいたします。  まず、最初の公的病院補助の件ですが、これは、救急サービスで安心感が得られるとか、そういったメリットがあるということはよくわかっておりますけれども、基本的には医療費で、病院は回収できておるはずだと思うんですよね。それに対して、これだけの費用を補助しなければならない理由というのは何なのか。それから、例えば今回のことで病床数がふえるとか、そういった目に見えたサービスの向上といいますか、そういったことがあるのかどうなのか、お聞かせいただきたいと思います。  それから、2番目の消防の屋根の防水の関係ですが、ところどころ場所を変えて漏れていたということで、かなり早くから漏れていたということがわかりますし、それから、工法的にも漏れやすい工法であったということが今の説明でわかりましたので、そうなると、そういった点検というのは、もう少し周到にやっておくべきではなかったかというふうに思いますが、その点についての見解をお聞きしたいと思います。  それから、今回の設計、この設計、ひょっとして当初の設計業者がやっているのかどうなのかということなんですけれども、私はむしろ業者をかえて、きちんとやってもらったほうがいいかなというふうに思いますが、そのあたりはどうなっているのか、お聞かせいただきたいと思います。  それから、3番目のスクールソーシャルワーカーですが、基本的にはスクールソーシャルワーカーというのは社会福祉的な、そういう素養といいますか、知識のある方が、教員やカウンセラーではできないことをするというのがスクールソーシャルワーカーだというふうに私は解釈しております。そういう方がなかなか見つからないということが問題になっているということも聞いておりますが、今回当てがあるのでしょうか。もし、ない場合、先ほど民生児童委員とかというようなお話もありましたが、そういった方でそれができるのか。  それから、もうちょっと心配するのは、ちょっと言い方が失礼かもわかりませんが、退職校長の再就職の場になるようなことはないかどうか、その点についてもお聞きしたいと思います。  以上です。 37: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 38: ◯健康福祉部長(原田一也君) 公的病院に対する特別交付税措置というのは、当初、平成20年なんですが、いわゆる不採算病院、公立病院等、全国的に赤字経営があったということで、総務省のほうがそれに対する補填措置というような形で進めてまいった事業でございますが、その後、公的病院ガイドラインの改正の中で、いわゆる学校法人とか社会福祉法人、そういったところが経営する病院も対象にするということになってまいりました。その中で、不採算地区病院だけではなくて、先ほども言いました条件の中にある救命救急だとか周産期だとか小児、そういったような項目について個々に補助していくと。  藤田保健衛生大学病院も、全体的には赤字とは考えにくいわけでございますが、例えば救命救急センターを一つとってみますと、やはり仕事が激務であって医師の獲得がなかなか難しいとか、周産期についてもいろんな、いわゆる出産に関する事故等があって医師のなり手がないとか、そういったような問題を抱えていて、そこの部分だけ見ますと不採算の部分もあるのかなというようなことを考慮して、助成したというようなことでございます。  終わります。 39: ◯議長(月岡修一議員) 土屋消防長。 40: ◯消防長(土屋正典君) まず、メンテナンスの件でございますが、用があればと申しますか、必要が生じれば、必要に応じて業者さんに来てもらっておりましたけれども、いわゆる、例えばお金を払っての毎年の保守点検、そういった委託等は行っておりませんでした。このことに関しまして、周到ではなかったではないかという御指摘に関しては、おわびして御理解をお願いするほかはないというふうに考えています。  2点目の当初の設計業者かどうかということでございますが、これは違う業者でございます。  以上です。 41: ◯議長(月岡修一議員) 加藤教育部長。 42: ◯教育部長(加藤賢司君) スクールソーシャルワーカーの人材についてでございますけれども、議員の御指摘のとおり、人材確保、大変難しい状況ではございます。現在、刈谷にあります愛知教育大学、また半田のほうにあります日本福祉大学、いろいろそちらのほうにも当たっております。  あと、実際に配置をしております教育委員会、そちらのほうにいろいろお聞きをしながら、当たっておるところでございます。その中で、退職した校長先生は配置をすべきではないような、そのようなニュアンスだったんですけれども、特に校長先生を視野に入れると、そういうことはございません。  以上です。 43: ◯議長(月岡修一議員) これにて、後藤 学議員の質疑を終わります。  続いて、富永秀一議員。 44: ◯3番(富永秀一議員) それでは、議案第44号について、2点質問いたします。  1点目、図書館営繕工事費としまして3,448万3,000円が計上されているわけなんですが、その主な部分がエレベーターの更新費用であるということで、ほかの自治体ですとか大学などのエレベーターの更新、多くの場合、エレベーター改修と書いてありますが、その入札結果などを調べてみますと、多くの場合、1,000万円から2,000万円で落札されております。また、一般に10階建てマンションの油圧式からロープ式への切りかえ、全部撤去して更新するという工事の場合で、1,200万円から1,500万円程度だと相場を聞いております。  そうした相場と比べて余りにも金額が大きいために、実際に図書館を訪れてみましたが、前と後ろのドア両方が開くようになっているということが少し特殊なぐらいで、停止階は4階で、積載重量は500キログラム、現在油圧式なのをロープ式にかえると。あと、今は荷物用なのを、人も乗れるようにしたり、バリアフリー対応にするという、特別ではなく普通のエレベーター更新の工事が予定されているということだけでした。  そこで、なぜこんなに高くなるのか、また、この金額のうちどのくらいを占めるのかと聞いたところ、3,300万円がエレベーター更新だということなんですが、なぜ高いのかと言われても、設計事務所から出てきた見積もりがこうだったということで、納得いく回答が得られませんでしたので、改めて本会議の場で伺います。相場に比べて2倍から3倍の予算額となっている理由をお答えいただきたいと思います。  また、2点目、文化会館営繕工事費として2,147万1,000円が計上されていますが、これは小ホールの調光操作卓の交換費用だということです。調光操作卓というのはピンからキリまでありまして、数百万円のものから億を超えるようなものまであるんですけれども、金額としてそれほど安いものでもないので、現場でお話を聞いてみました。  照明の操作というのは、まず調光操作卓という、フェーダーがついたこういうものですけど、こういうもので、例えば明るさを50%にするというふうにフェーダーを上げると。そうすると、調光盤と言われているんですけれども、そういうもので実際に50%の明るさになるような電圧に調整をすると。そうすると、実際の照明のところでは50%の明るさになると。そういう仕組みになっているということなんですが、今回交換するのは最初の操作盤、操作卓だけだということなんですね。  ところが、現在出回っている調光操作卓というのはデジタル式になっておりまして、デジタルの信号が調光器盤のほうに送られるわけなんですけど、その調光器盤というのはアナログのままですので、デジタルの信号を一旦アナログの信号に変えるという装置が余分に必要になるということなんですね。しかも今の調光器盤というのは、操作卓と同じパナソニックの製品になっているわけなんですが、調光器盤をかえない場合、これをかえない場合には、新たな操作卓というのもパナソニックの製品にするしかないということなんですね。  そこで、調光器盤も、こちらのほうもいずれかえなければいけないわけですから、この際、両方をかえるわけにはいかないのかということです。そうすれば、主に4社あると聞いておりますけれども、他社との競争原理も働きますので、両方かえても、入札の結果、予算内におさまる可能性はあるのではないかと考えます。  そこで、この際、調光操作卓と調光器盤両方をかえることは可能か、伺いたいと思います。なお、数字についてはできるだけゆっくり答弁いただければと思います。お願いします。 45: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 46: ◯教育部長(加藤賢司君) それでは、まず、図書館のエレベーターからでございます。  図書館のエレベーターの工事は、平成26年度に設計業者へエレベーター改修工事設計業務を委託しまして、その額を基礎に積算した改修工事費を今回予算に計上したものでございます。  形式は、議員の言われるとおり、油圧式からロープ式に更新をします。また、積載量も、500キログラムから1,000キロにいたします。定員も、15名までのエレベーターに改める予定でございます。また、あわせて、機械室撤去工事や建屋関連工事が必要であります。エレベーターを全撤去、新設するための必要な改修工事でありまして、金額については適正な額であると、予算計上額であると考えております。  続きまして、文化会館の小ホールの照明設備の件でございます。調光操作卓と調光盤をあわせて交換したらどうだということでございます。  保守業者にまず確認をいたしましたところ、調光盤についてはまだ、7年から8年は部品も調達できるので、使用可能であるとのことでございました。また、調光盤は、調光操作卓に比べ高価でありまして、5,900万円程度の費用になります。また、これは装置だけの費用になりますので、そちらのほうに工事費や諸経費も上乗せをいたしますと、両方交換すると1億円を超す工事になると思われます。
     これらのことから、調光操作卓のみの交換ということで、今回予算を計上させていただきました。  以上です。 47: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  富永秀一議員。 48: ◯3番(富永秀一議員) それでは、再質問させていただきます。  エレベーターのほうですけれども、まず、現場で伺ったところだと、確かに油圧式からロープ式にすると、今まで必要だった機械室というのが必要なくなるわけなんですが、それについて撤去するのかと聞いたんですが、それはそのまま部屋として倉庫などに使うというふうに聞いていたので、もし機械室を撤去するのであれば確かにかなりの金額になることもわかるんですが、現場で聞いたことと違うので、その事実関係を一応確認したいと思います。  それから、例えば今回、私、ウエブで無料で調べられる入札結果だとか相場の数字から、おかしいのではないかと思ったんですが、設計事務所から幾らですよという見積もりが出てきたときに、ほかの自治体だとか大学だとか、そういった入札結果だとか民間の相場と比較をしてみるというチェック作業は果たして行われているんでしょうか。  さらには、月々数万円かかりますけれども、全国の入札情報を詳細に調べられるというサービスもあるわけですが、そうした相場と比較する作業が行われているのか。特に行っていないのであれば、今後行う考えはないのか、お聞きしたいと思います。  調光器盤のほうは、かなりの金額になると。現場で聞いた感じだと、そこまでの金額だという感覚はなかったんですが、かなり大きな金額だと思いますが、それはもう全部4社そろってかえた場合でも、そのぐらいの金額になるということなのか、伺いたいと思います。 49: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 50: ◯教育部長(加藤賢司君) それでは、まず、図書館のほうからでございます。  まず1点目、機械室の撤去工事というお話をしたんですけれども、機械室自体を取ってしまうというわけではなくて、議員の御指摘のとおり、中に置いてあるところを撤去すると、そういうふうに御理解をしていただければいいと思います。  あと、設計業者に委託をしたわけですけれども、設計業者のほうも、エレベーター会社3社、そちらのほうから参考見積もりをとっております。その3社の中で見積もりをとりまして、それを参考にしながら今回の設計額を出しておるということでございます。ということで、入札につきましても、特にメーカーを指定するわけではなくて、同等品ということで入札をお願いする予定をしております。  入札の方法につきましても、事後審査型の一般競争入札ということですので、市のほうでどの業者ですよという、そういう指名をするわけではなくて、一般の方の応募で行いますので、そういう部分でいうと、そっちのほうでもある程度安くなる期待はできるのかなというふうに考えます。  あと、2点目、小ホールの照明設備の関係なんですけれども、今回交換するのは調光操作卓ということで、実際に両方、調光盤もあわせて交換するということで、先ほどちょっと1億円を超すのではないかというお話をしたんですけれども、実は3社から、参考で見積もりをとっております。パナソニック系の会社2社、それとあと丸茂電機というんですか、これは他のメーカーなんですけれども、そちらのほうと3社とっております。そのおのおのが出てきた金額は、1,000万ぐらいしか差がありません。約1億3,700万ぐらいで設計が出ておりますので、そちらについても、入札すればやはり2割ぐらいは安くなるのかなと、そういうような期待はしておりますけれども、いずれにしましても、調光盤につきましては、まだ七、八年使える予定があります。そういうことで、今回それをかえることによって経費が大幅に安くなると、そういうこともございませんので、今回につきましては、調光操作卓のほうの購入で対応したいと思っております。  以上です。 51: ◯議長(月岡修一議員) これにて、富永秀一議員……。                (答弁漏れの声あり) 52: ◯議長(月岡修一議員) 答弁漏れがありました。  加藤教育部長。 53: ◯教育部長(加藤賢司君) 設計の相場を検討したかということでございますけれども、そちらのほうにつきましては設計士にお願いをしておりますので、設計の相場が、今回3社から見積もりをとった金額の内容に相当するのではないかと、そういうふうに考えております。  以上です。 54: ◯議長(月岡修一議員) これにて、富永秀一議員の質疑を終わります。  続いて、宮本英彦議員。 55: ◯8番(宮本英彦議員) それでは、議案第44号の平成27年度の補正予算について、その中の救急消防室の建設工事費について御質問させていただきます。  この救急消毒室の建設工事関係で、工事費が3,798万5,000円、機材で111万、工事監理で218万5,000円を予算計上され、合計で4,128万予算計上されております。  このような消防室の建設工事でございますけど、近隣市町で独立した建屋を持っているところはあるのでしょうか。  もう一点、現在使用している施設の改修では対応できないのでしょうか。  この2点についてお伺いします。 56: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  土屋消防長。 57: ◯消防長(土屋正典君) それでは、消防本部より、救急消毒室建設工事費についてお答えをいたします。  まず1点目、近隣市町で独立した建屋を持っているところはあるかというお尋ねでございますが、尾張旭市と長久手市が有しております。  2点目、現在使用している施設の改修では対応できませんかということでございますが、現時点では庁舎内の救急倉庫、これを消毒室としておりますが、その消毒室は両隣に機械室、ボンベ室があるため、改修して面積を広げる余地がございません。また、増改築により拡張することも、駐車スペースなどの関係で困難でありましたので、26年度予算において消毒室建設の設計委託をお認めいただき、続いて今般、同建設工事をお認め願うものでございます。よろしくお願いいたします。  以上です。 58: ◯議長(月岡修一議員) 答弁は終わりました。  宮本英彦議員。 59: ◯8番(宮本英彦議員) それでは、再質問をさせていただきます。  現在使用されている改修後の施設、消毒室ですけど、これの独立した建屋を改修した後の使用、どのような用途に使われるのか。  そもそも、私も現場へ行って見てきましたけど、そういう救急の消防室、これは必要だと思います。ただ、なぜ最初から、そういう独立した、あるいは独立していなくても、もう少しきちっと計画された消防室になっていなかったのか。見たところ、倉庫のようなところを改修したというか、コンクリートがむき出しのようなところで、消毒がされております。そもそも最初にどうしてなかったのか、この点についてお伺いします。 60: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  土屋消防長。 61: ◯消防長(土屋正典君) まず1点目でございますが、現在消毒室として使用している今後の用途でございますけれども、もともと救急倉庫ということでございましたので、救急用の資機材を置く倉庫ということになります。  2点目、なぜ最初から設置しなかったかということでございます。これに関しては、現消防庁舎竣工時、平成10年3月でございますが、その当時はまだ、そういった消毒に関しての重要性と申しますか、そういった消毒室を設けてまでという考えは普及しておりませんでした。  それで、現在は、先ほどお話があったように、救急倉庫でやっておるわけでございますが、ここ数年、近年、救急業務の高度化、それから出動回数、こういったことも増加してきております。そうすると、消毒を要する頻度もふえてきておりますので、より安全な救急事業とするため早目の整備をお願いしたいと、こういうふうに考えた次第でございます。  以上です。 62: ◯議長(月岡修一議員) これにて、宮本英彦議員の質疑を終わります。  以上で議案第44号の質疑を終わります。  以上で議案質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案3件については、豊明市議会会議規則第37条の規定により、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、所管の各常任委員会に付託することといたします。  以上で日程1を終わります。  ここで10分間の休憩といたします。                午前11時10分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午前11時20分再開 63: ◯議長(月岡修一議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。  日程2、議案上程・提案説明・質疑・委員会付託に入ります。  議案第45号を議題といたします。  議案第45号について、理事者より提案理由の説明を求めます。  坪野経済建設部長。 64: ◯経済建設部長(坪野順司君) 議案第45号 豊明市小規模企業振興基本条例の制定について御説明いたします。  この案を提出いたしますのは、小規模企業振興基本法第7条第1項の規定に基づき、豊明市の小規模企業の振興における基本理念について定める必要があるからでございます。  条例の趣旨といたしましては、平成26年6月27日に小規模企業振興基本法が施行され、同年10月に小規模企業振興基本計画が策定されました。  それを受けまして、本条例は、本市の中小企業の中の約9割を占めます小規模企業の振興に特化し、基本理念、市及び支援機関などの責任と役割を明確にし、小規模企業の成長発展のみならず、継続発展を図るために条例を制定するものでございます。  条例の内容につきまして説明いたしますので、1枚おめくりください。  第1条は、小規模企業の振興に取り組む目的を明記しております。第3条は、四つの基本理念を明記しております。第4条は、市の責任を明記しております。おめくりいただきまして、第6条は、小規模企業者の努力義務を明記しております。第7条は、小規模企業支援団体及び経済支援団体の責務と役割を明記しております。第8条は、六つの基本施策を明記しております。第9条は、地域の資源を活用することを明記しております。  附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。  以上で説明を終わります。 65: ◯議長(月岡修一議員) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は挙手を願います。  後藤 学議員。 66: ◯7番(後藤 学議員) それでは、豊明市小規模企業振興基本条例につきまして、若干質疑をさせていただきます。  この条例を見てみますと、第4条で市の責務として、小規模企業の振興に関する施策を総合的かつ計画的に策定、実施するというふうにうたわれております。  そして、さらに8条で、市の基本的な施策として、商品、役務の開発と販路の開拓支援、事業の承継及び維持継続の支援、創業及び第二創業の促進、雇用の促進並びに職業能力の開発、向上等々、大変難しそうなことが掲げられているわけですけれども、こういった施策を推進するために、具体的にどのような事業を想定しているのか、また、そのための事業費、どのくらいを見込んでいるのか、さらに、そうした事業費の財源をどのように捻出していくつもりでおられるのか、説明をお願いいたします。 67: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  坪野経済建設部長。 68: ◯経済建設部長(坪野順司君) 今、基本法の制定といたしまして、今議会29日以降に、協議会もしくは推進委員会等々の会を立ち上げまして、当然、市、それから商工会、商工会というのは支援団体、それから経済支援団体等々皆様方を集めて、今後の施策等、肉づけを決めていって、それに基づいて、市としても商工会としても支援していくというところでございます。  それから、予算でございますけれども、事業費もまだ決まっておりません。その会を設けた中でいろいろ議論していきまして、新年度ですか、28年度予算に反映していければなと思っております。  それから、財源でございますけれども、それはまた今後、財政当局といろいろ調整いたしまして、考えていきたいと思っております。  以上でございます。 69: ◯議長(月岡修一議員) ほかにございませんか。  後藤 学議員。 70: ◯7番(後藤 学議員) ほとんどがこれからということのようですけれども、一般的にこういう条例を提案するときには、この条例が制定したらどうなるかということを議会にきちんと説明して、先ほど申し上げましたような事業の内容であるとか、あるいは想定される予算とか、そういったことはある程度説明をされて、その上で議会の同意を得るのが私は筋だと思いますが、そういうことをせずに条例だけが先行しているというのは、何か奇異なといいますか、性急な感じがいたします。  その点について、どのようにお考えになるか、お伺いしたいと思います。 71: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  坪野経済建設部長。 72: ◯経済建設部長(坪野順司君) まず、今まで市としても、商工会、それからほかの団体としましても、一般的にいろいろな支援とか、いろいろ事業をやっております。それを活字で明確にしてきたということが一つ。それから、基本条例そのものについては、まだまだ他の自治体でもありません。今回、小規模企業の条例をつくったのは、新潟県と新潟県の中の聖籠町でございまして、愛知県では、今回の基本条例は豊明市が初めてということになりますけれども、まずは基本的なものを決めていって、それから肉づけ、要綱なり規則なりをつけていくというのが、我々としてはそういう手順で進めたいと思っておりますので、御理解お願いいたします。 73: ◯議長(月岡修一議員) 小浮市長。 74: ◯市長(小浮正典君) 補足します。  この条例をつくった暁に協議会を立ち上げるんですけれども、それは、まち・ひと・しごと総合戦略の中の産業振興部分について、商工会あるいは小規模事業者、それから中小企業の経営者の皆さん、それから金融機関、そういったところを巻き込んだ上で策定していきたい、そういったことを考えております。  まち・ひと・しごと総合戦略の策定スケジュールを考えると、この基本条例をこの議会でお認めいただいて、それによってベースをつくれる形になりますので、それを、この基本条例をもとに協議会を立ち上げて、具体的な施策を各機関と一緒に協議して、継続性のある事業を基本的にやっていきたい、そういった形で考えております。  以上です。 75: ◯議長(月岡修一議員) ほかに質疑はございませんか。  山盛さちえ議員。 76: ◯14番(山盛さちえ議員) 同じく小規模企業推進基本条例の策定についてですけれども、他市町を見ますと、少し策定までに時間をかけているところもあろうかと思います。また、アンケートをとられたりとか、それからパブリックコメントというような手続を踏んでいるところもあろうかと思いますが、今、まち・ひと・しごとですか、そことリンクさせたいので急いだという答弁がありましたけれども、そういった策定の段取りといいましょうか、これまでの経過について、この点がちょっと弱かった、あるいはその部分を補完するようなことを今後していく考えがありましたら、その説明をいただきたいのが1つと、それから、協議会のようなものを立ち上げて、小規模事業者、商工会、金融機関と肉づけの事業を考えていくと、これから具体化させていくという説明がありましたけれども、条例の中に、今言われたような推進会議を設けるということを条文化、明文化しているところもあろうかと思います。県はありませんけれども、そういったことをきちっとこの条例の中に入れていくことが、さらにこの条例を具体化というか厳格化させるのではないかと。その部分をあえて入れずに、条例の根拠のない協議会と申しましょうか、そういったことを立ち上げることと、条例に担保されたそういった組織を立ち上げることと、若干そこで出てきた事業であるとか肉づけの内容、いろんなことに対する予算化、財源確保について、影響があるとまでは申し上げませんけれども、外から見ると差が生じる可能性がある。  今は、小浮市長、非常にやる気があっていいんですけれども、また、市長というのはいつまででも続くわけでもありませんし、そういったことを考えておくと、推進会議等の設置要綱を条例の中に入れていくことはそれなりに意味があったというふうに私は考えますが、それを入れられなかった理由についても、よろしくお願いいたします。 77: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  坪野経済建設部長。
    78: ◯経済建設部長(坪野順司君) 今の御質問の、まず、この小規模企業の振興基本条例のスタートラインといたしましては、ある程度たたき台をつくりまして、5月21日に商工会の役員さんたちと議論を重ねまして条文をつくったということが一つ、それから、その後、6月2日でございますけれども、経済懇話会におきまして、経済懇話会の皆様方に、小規模企業の基本条例を制定していきますといったことを説明して、御理解を願っておると。  それから、先ほど言っていました経済支援団体でございますけれども、6月5日でございますけれども、市内の銀行、市中銀行、それからJAですか、銀行関係でございますけれども、その方たちにお集まりいただきまして、この条例を制定していきたいという話をしてきました。  それで、その中の今の商工会も経済懇話の中でも、経済支援団体の皆様方でもそうですけれども、今回ベースとなるものをつくって、今後は基本的な肉づけ作業は、皆さんの代表者を出していただいて今後進めていきたいという説明をさせていただいて、今回条例を上程させていただくことになったということでございます。  それから、もう一点目の協議会とか、そういう形の中の組織を条例の中で言ったらどうだというお話でございますけれども、先ほどもちょっと話がありましたとおり、性急にというわけでもございませんけれども、まだまだ未知的なものがありますので、私ども、これをつくったのも、当然豊明市に特化したものもありますけれども、基本的にはやはり新潟県の条例をある程度参考にさせてもらったところでございます。  それで、協議会については今後規則等をつくって、協議会という言い方、今ここで言っちゃまずいんですけれども、そういう会をつくるということの規則をつくっていきたいと。それから、それを含めて、要綱も含めて、いろいろなものを、今後は市独自ではなくて、ほかの支援団体と一緒につくっていきたいと、かように考えておりますので、御理解よろしくお願いいたします。 79: ◯議長(月岡修一議員) 小浮市長。 80: ◯市長(小浮正典君) 協議会という名称なのかどうかは、それはわからないんですけれども、会合を開く根拠条文は3条の3項です。基本理念第3条第3項に、小規模企業の振興は市小規模企業者、小規模企業支援団体、経済支援団体等が相互に連携するとともに、これを根拠に、今経済建設部長が答えたように、規則、要綱等できちんと定めた上で、協議会という名称なのか、連絡会なのか、それはわかりませんけれども、そういったことを開催していきたい、そういうふうに考えております。  それから、まち・ひと・しごと総合戦略の中に、結局、実際の施策は盛り込んでいく形になるんですけれども、それについての審議会、委員会等は当然ながら公開していく形になりますので、そういった形で、市民の皆様には順番に、こういった形で施策を考えているということはオープンにしていきたいというふうに考えております。  以上です。 81: ◯議長(月岡修一議員) ほかに質疑はございませんか。  山盛さちえ議員。 82: ◯14番(山盛さちえ議員) これから徐々に明らかになっていくだろうと、クローズではなくて公開でやっていく部分もありそうな雰囲気なんですけれども、その辺は見ていきたいんですが、今根拠とされた基本理念の3条の3つ目のところに、今、協議会なるものの根拠はここだというふうにおっしゃいました。その条文に続いて、市民が協働することを基本として行わなければならないというふうにあるんですけれども、市民が協働することを基本ということの、その表現が大変曖昧でありまして、市内の対象となる事業者さんに少しお話を聞いたところ、最終的には、地元の例えば工務店さんを利用されるのも、地元の商店で商品を買われるのも、消費者、市民であるわけですので、そこのところの理解と協力というのが、金融や行政の協力支援もさることながら、非常にそこのウエートが大きいのではないかということを聞かせていただきました。  その点について、他市の条例によりますと、市民の理解と協力というような項目を定めている、そういった文言を使用しているところもあるやにお伺いしたわけですけれども、市民が協働するという、この一言によって、市民の理解と協力というところに結びついていくのだろうか、その点についても若干弱いなというような印象を持ちましたが、今後、どのようにこのことを進めていかれる予定なのか、お願いいたします。 83: ◯議長(月岡修一議員) 答弁願います。  坪野経済建設部長。 84: ◯経済建設部長(坪野順司君) 今の協働につきましては、やっぱり市民が、事業への協力と参画をしていただきたい、それから、地域を盛り上げるための協働としても推進することが必要であるということを思っております。  今後、小規模企業者が経営支援を確保することも困難な状況の中で、やっぱり市民の皆様の御理解を得て、なるべく市内小企業者の店でいろいろ購入していただきたいということを、今後PRとか、いろいろな施策を打って、ちょっとまだ考えておりませんけれども、それは今後、そういう会の中でいろいろな経営者側からの考えも聞いた中で、今後進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 85: ◯議長(月岡修一議員) ほかに質疑はございませんか。                 (進行の声あり) 86: ◯議長(月岡修一議員) 以上で質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案1件は、豊明市議会会議規則第37条の規定により、所管の建設消防委員会に付託することといたします。  この際、お諮りいたします。本日付託いたしました議案4件については、豊明市議会会議規則第44条第1項の規定により、6月29日までを審査期限といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 87: ◯議長(月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、本日付託いたしました議案4件については、豊明市議会会議規則第44条第1項の規定により、6月29日までを審査期限といたします。  以上で日程2を終わります。  お諮りいたします。お手元に配付をいたしましたとおり、陳情の取り下げについてが提出されておりましたので、直ちに日程に追加し、議題といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 88: ◯議長(月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情の取り下げについてを直ちに日程に追加し、議題といたします。  お諮りいたします。陳情第7号については、陳情者から取り下げたいとの申し出がありましたので、これを許可することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 89: ◯議長(月岡修一議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第7号の取り下げは許可することに決しました。  以上で本日の日程は終了いたしました。  次回は6月29日午前10時より本会議を再開し、委員長報告・同質疑・討論・採決を行います。  本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。                午前11時37分散会                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 発言が指定されていません。 当サイトに掲載している著作物(文書、写真、画像、イラスト)は豊明市議会が著作権を保有します。著作権者の許諾なしに無断複製・無断転載を行うことを禁じます。 Copyright © Toyoake City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...