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  1. 豊明市議会 2015-03-01
    平成27年3月定例月議会(第2号) 本文


    取得元: 豊明市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    トップページ 検索結果 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成27年3月定例月議会(第2号) 本文 2015-02-25 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 393 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 2 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 3 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 4 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 5 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 6 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 7 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 8 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 9 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 10 : ◯市長(石川英明君) 選択 11 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 12 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 13 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 14 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 15 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 16 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 17 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 18 : ◯市長(石川英明君) 選択 19 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 20 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 21 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 22 : ◯市長(石川英明君) 選択 23 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 24 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 25 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 26 : ◯市長(石川英明君) 選択 27 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 28 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 29 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 30 : ◯市長(石川英明君) 選択 31 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 32 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 33 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 34 : ◯市長(石川英明君) 選択 35 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 36 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 37 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 38 : ◯市長(石川英明君) 選択 39 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 40 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 41 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 42 : ◯市長(石川英明君) 選択 43 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 44 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 45 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 46 : ◯市長(石川英明君) 選択 47 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 48 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 49 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 50 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 51 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 52 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 53 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 54 : ◯市長(石川英明君) 選択 55 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 56 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 57 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 58 : ◯市長(石川英明君) 選択 59 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 60 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 61 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 62 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 63 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 64 : ◯11番(早川直彦議員) 選択 65 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 66 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 67 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 68 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 69 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 70 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 71 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 72 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 73 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 74 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 75 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 76 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 77 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 78 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 79 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 80 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 81 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 82 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 83 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 84 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 85 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 86 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 87 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 88 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 89 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 90 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 91 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 92 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 93 : ◯経済建設部長(坪野順司君) 選択 94 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 95 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 96 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 97 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 98 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 99 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 100 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 101 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 102 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 103 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 104 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 105 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 106 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 107 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 108 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 109 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 110 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 111 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 112 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 113 : ◯市長(石川英明君) 選択 114 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 115 : ◯1番(川上 裕議員) 選択 116 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 117 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 118 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 119 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 120 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 121 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 122 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 123 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 124 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 125 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 126 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 127 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 128 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 129 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 130 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 131 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 132 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 133 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 134 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 135 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 136 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 137 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 138 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 139 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 140 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 141 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 142 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 143 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 144 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 145 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 146 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 147 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 148 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 149 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 150 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 151 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 152 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 153 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 154 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 155 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 156 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 157 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 158 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 159 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 160 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 161 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 162 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 163 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 164 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 165 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 166 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 167 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 168 : ◯教育長(市野光信君) 選択 169 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 170 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 171 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 172 : ◯教育長(市野光信君) 選択 173 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 174 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 175 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 176 : ◯教育長(市野光信君) 選択 177 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 178 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 179 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 180 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 181 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 182 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 183 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 184 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 185 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 186 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 187 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 188 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 189 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 190 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 191 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 192 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 193 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 194 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 195 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 196 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 197 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 198 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 199 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 200 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 201 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 202 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 203 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 204 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 205 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 206 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 207 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 208 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 209 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 210 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 211 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 212 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 213 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 214 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 215 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 216 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 217 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 218 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 219 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 220 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 221 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 222 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 223 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 224 : ◯教育部長(加藤賢司君) 選択 225 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 226 : ◯教育長(市野光信君) 選択 227 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 228 : ◯4番(近藤善人議員) 選択 229 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 230 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 231 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 232 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 233 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 234 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 235 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 236 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 237 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 238 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 239 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 240 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 241 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 242 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 243 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 244 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 245 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 246 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 247 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 248 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 249 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 250 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 251 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 252 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 253 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 254 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 255 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 256 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 257 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 258 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 259 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 260 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 261 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 262 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 263 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 264 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 265 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 266 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 267 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 268 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 269 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 270 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 271 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 272 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 273 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 274 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 275 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 276 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 277 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 278 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 279 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 280 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 281 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 282 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 283 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 284 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 285 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 286 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 287 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 288 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 289 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 290 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 291 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 292 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 293 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 294 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 295 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 296 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 297 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 298 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 299 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 300 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 301 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 302 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 303 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 304 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 305 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 306 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 307 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 308 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 309 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 310 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 311 : ◯5番(近藤惠子議員) 選択 312 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 313 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 314 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 315 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 316 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 317 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 318 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 319 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 320 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 321 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 322 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 323 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 324 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 325 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 326 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 327 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 328 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 329 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 330 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 331 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 332 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 333 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 334 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 335 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 336 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 337 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 338 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 339 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 340 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 341 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 342 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 343 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 344 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 345 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 346 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 347 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 348 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 349 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 350 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 351 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 352 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 353 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 354 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 355 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 356 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 357 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 358 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 359 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 360 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 361 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 362 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 363 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 364 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 365 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 366 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 367 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 368 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 369 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 370 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 371 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 372 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 373 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 374 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 375 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 376 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 377 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 378 : ◯健康福祉部長(原田一也君) 選択 379 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 380 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 381 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 382 : ◯市長(石川英明君) 選択 383 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 384 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 385 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 386 : ◯市民生活部長(石川順一君) 選択 387 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 388 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 389 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 390 : ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 選択 391 : ◯議長(堀田勝司議員) 選択 392 : ◯6番(藤江真理子議員) 選択 393 : ◯議長(堀田勝司議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時開議 ◯議長(堀田勝司議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員19名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付をいたしました議事日程表に従い会議を進めます。  日程1、一般質問に入ります。  一般質問の順序は、あらかじめ議会運営委員会で協議をされておりますので、その順序で行います。  また、発言時間については、それぞれ申し合わせに従って進めさせていただきます。  なお、質問は、一問一答方式及び一括質問一括答弁方式による質問が併用されますので、当局の職員においても、質問内容に沿って、的確に簡潔に答弁されるよう、あらかじめお願いをいたしておきます。  最初に、11番 早川直彦議員、登壇にて質問願います。 2: ◯11番(早川直彦議員) それでは、通告に従い、一括質問一括答弁方式による一般質問を始めます。  今回は二つの質問をいたします。  まず1点目、市長マニフェストの検証についてであります。  平成23年4月に実施された市長選挙において、石川英明市長は、マニフェストを掲げて当選を果たしました。  マニフェストの3大公約として、市民給与の半減、市民税10%軽減、議員削減15人へが挙げられ、政策の柱には、市民負担の軽減、暮らしやすいまちへ、市民参画と人づくり、財源をつくる、お役所体質の改善、議会改革が挙げられております。これらのマニフェストを期待して、1票を投じた市民も多くいたものと考えます。  私は、これからの時代の首長の選挙にはマニフェストは必要なものであり、マニフェスト選挙には大賛成であります。  私は、1期目の議員として当選した当初は、市民の負託を受けて石川市長が当選し、市民の皆さんに約束したマニフェストを実行するためには、議会としてどうすればよいのか、また、マニフェストに書かれている施策より、よりよくできないかなど、そのような建設的な議論がされていくものと考えておりました。  しかしながら、いつも議会を傍聴されている市民の皆さんは御存じのとおりですが、現実は大きくかけ離れていました。石川市長が掲げたマニフェストが議案や予算として出されると、それに対し紛糾することがしばしばであり、多くの時間を費やしてきたという感想です。  当然、議案や予算を作成するために、市の職員は多くの時間を費やし、出された議案や予算であります。マニフェストに掲げられたことで議会が紛糾したことは、言いかえると、市民サービスに影響を受けてきたとも言えます。4年間このような状況が続いたことについて、私としては非常に残念なことであると思っております。  マニフェストは選挙公約とは異なり、何をいつまでにどれくらいやるのか、具体的な施策、実施期限、数値目標を明示するとともに、事後に検証することを担保することで、有権者と候補者との間の委任関係を明確化することを目的とすることが言われております。  マニフェストには法的拘束力はあるわけではありませんが、有権者と候補者の契約で、首長はそれを実現するために全力を尽くすことになります。当然、言葉だけでは、市民から政治への不信へとつながります。どの首長も選挙の前に耳ざわりのよい言葉を並べて、マニフェストを掲げたものではありませんので、それを掲げて当選した首長は、みずからの言葉で結果を公表すべきであると私は考えております。
     このようなことから、マニフェストを掲げた多くの自治体の首長が、進捗状況や総括をホームページや広報でお知らせしていることは理解できます。  以上のことから、マニフェストの検証が必要なことであると考え、今回一般質問することと決めました。  石川英明市長の4年間の任期の締めくくりとして、マニフェストを検証し、市民に成果や課題を知らせる必要があると考え、以下の質問をいたします。  1、4年間のマニフェストの達成率は何%ですか。また、実施率は何%ですか。  2、「財源をつくる」で得られた金額は幾らなのでしょうか。  3、3大公約や六つの政策の柱の中で、成果や課題は何なのでしょうか。  これ、全てを答えると時間がなくなりますので、主なものだけ答えてください。  4番目、マニフェストを確実に実行するためのシステムづくりが必要ではないでしょうか。  続いて、2番目の質問、財源確保のためのふるさと納税について質問します。  現在、ふるさと納税に関するホームページが多数あり、カタログショッピングのようなサイトまであります。皆さんも、ふるさと納税のホームページをごらんになられた方もいるのかと思います。  また、大手サイトの運営会社が自治体と提携して、インターネット上でクレジットカードによる決済ができ、インターネットショッピングのように気軽に寄附ができることも、要因の一つであります。  これだけ加熱している原因は、寄附に対して過剰なほどの特産品を送る自治体が多くあること、また、その年の所得税と翌年度の個人住民税がそれぞれ控除されるためであります。  最近の特産品の例ですが、長野県飯山市では、地元企業で製造されているデスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレットパソコン、液晶ディスプレーがお礼の品として送られ、また、香川県東香川市では、外国のクワガタムシやカブトムシをお礼の品として送られております。私は、このようなお礼にびっくりしております。  ここで考えなければならないことは、ふるさと納税された税金は、他市町村に流出しているということになり、間違いなく市税の損失につながります。  国は、平成27年度のふるさと納税を拡充する方針であります。  予定として、特定控除額の上限を個人住民税所得割の1割から2割に拡充することや、サラリーマンの場合、現在控除を受けるために確定申告をしなければ還付されませんが、27年度からは、ふるさと納税ワンストップ特例制度を創設し、確定申告しなくても還付されるという予定であります。まち・ひと・しごと創生事業とも相まって、今後、さらにふるさと納税が注目されることが予想されます。  このような状況の中、豊明市においても、財源確保のためのふるさと納税について検討する必要があると考え、次の点について質問いたします。  1、豊明市のふるさと納税の件数と額は幾らでしょうか。  2、どれだけの市民がふるさと納税をしていますか。また、ふるさと納税にどれだけの市税が流出しているのでしょうか。  3、ふるさと納税のお礼の品として、特産品を実施する考えはあるのでしょうか。  4、桶狭間古戦場まつりでの英傑行列に参加できる権利や、中京競馬場の特別席での観覧など、特別感を味わうことができるお礼をする考えはあるのでしょうか。  5、自然環境の保全や整備、桶狭間古戦場の施設の充実、教育環境整備など、目的と目的額を明記し、募金形式のふるさと納税を実施する考えはないでしょうか。  以上で壇上からの質問を終わります。 3: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 4: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) それでは、早川議員の御質問で、行政経営部より2項目についてお答えをいたします。  まず、1点目の市長マニフェストの検証についてでございます。  1番目として、4年間のマニフェストの達成率は何%か、実施率は何%かということでございますが、平成26年度については、現在、各課に照会をしておりますので、25年度の数字ということになります。26年の3月31日の数字になりますが、達成率については55.6%、実施率については84.4%となっております。  そして2つ目、財源をつくる、得られた金額は幾らかということでございますが、広報の平成26年7月号の第35回の市長だよりの紙面上に、市長マニフェストによる行革等の効果額が7億7,000万円で、市長マニフェストで実施する事業に関する影響額が3億1,000万円ということでございまして、差し引きとして4億6,000万円をお示しいたしております。  その内訳は、表をもって同紙面中に掲載をしておりまして、生活・子育て支援給付金に係ります、平成26年、昨年の5月16日提出の議案第51号の補正予算の審査中に、資料提供の御要望がございまして、福祉文教委員会にその資料をお示ししているところでございます。  厳しい財政運営のもと、新規事業に取り組む上では、スクラップ・アンド・ビルドをもって、全体としての市民サービスを確保する行財政改革を進め、財政規律に配慮しつつ、予算編成を行ってまいりました。  こうした取り組みのうち職員数の削減などは、その効果額が当該年度だけではなく、後年度に及ぶと、そういった認識で、効果額のほうも計算をいたしております。このような結果の効果額、23年度からの積み上げが4億6,000万円と考えております。  そして、3つ目、3大公約や六つの政策の柱の中で成果や課題はについてお答えをいたします。  市長マニフェスト項目のうち、今年度着手をいたしたものが、主なものとして、公共施設等の民間やNPO委託と、職員に中小企業、商店、農家等で研修について御回答を申し上げます。  公共施設等の民間やNPO委託では、御承知のように、福祉体育館におきまして平成26年4月より、本市で初めての指定管理者制度を導入いたしております。成果につきましては現在、この制度の成果をはかるモニタリングを実施いたしておりまして、結果を精査し、さらなるサービスの向上に努めてまいりたいと考えております。  また、平成27年度には、中央児童館、北部児童館、老人福祉センター、文化広場等、指定管理者制度導入を予定しておりまして、さらなる民間活用を進めてまいりたいと、このように考えております。  もう一点の職員の中小企業、商店、農家等での研修についてでございますが、派遣先が少しマニフェストとは異なりますが、ことしの1月に、星城大学へ2週間の職員派遣を実施いたしております。それから、27年度には新たに、UR都市機構さんへの1年間の派遣も予定をいたしておるところでございます。  そして、4番目の御質問、マニフェストを確実に実行するためのシステムづくりということでございます。  マニフェストを実行するための仕組みとして重要なことは、マニフェストを市の政策として位置づける、そういった必要があると考えております。行政の現状、これは予算や人などを含めた、あらゆるリソースを考慮し、他の事業との優先順位や各種計画との整合性を加味いたしまして、どの程度の規模でいつやるかなどの決定が必要となってまいります。  平成28年度から始まります第5次、本市の総合計画における実施計画や政策評価の方法などはこれからとなりますが、41項目の本市の目指すまちの姿の中に、マニフェスト事業を市の政策として位置づけて、行革のアクションプランや行政評価など、他の政策と同様に進捗管理を行うことが必要であるというふうに考えております。  そして、2つ目の御質問、財源確保のためのふるさと納税ということで、1つ目、ふるさと納税の件数と金額についてですが、平成26年度の実績につきましては2件で、4万円ということになっております。  そして、ふるさと納税のお礼として特産品を実施する考えはあるかということでございますが、昨年の6月議会において、近藤郁子議員から同様の御質問がございました。そこでも回答いたしておりますが、総務省が指摘する、過度なお礼によるふるさと納税ではなくて、市の魅力を高めたシティープロモーションとあわせて実施してまいりたい、このように考えております。  お礼としての特産品につきましては、商工会や市内企業にも相談をさせていただきたい、このように考えております。  そして、古戦場まつりや英傑行列の参加の権利、中京競馬場等の特観席を味わうお礼ということでございますけれども、こうしたことは、非常によろしいんじゃないかというふうに考えております。ふだんできない体験を、これをもとにやっていただくということで、機会があればやっていきたいというふうに考えております。  それと最後、自然の保全や整備、桶狭間古戦場の施設の充実等ということで、施設の充実に関する募金ということなんですけれども、これも、当市もナガバノイシモチソウの保全をやっぱりやっていかないといけないというようなこともございますので、十分そういった効果があるというふうに考えております。ぜひ取り組んでまいりたいというふうに、このように考えております。  以上です。 5: ◯議長(堀田勝司議員) 石川市民生活部長。 6: ◯市民生活部長(石川順一君) それでは、市民生活部からは、ふるさと納税についての2番目の項目でございます、どれだけの市民がふるさと納税をしているのか、また、ふるさと納税によりどれだけの市税が流出しているのかという質問に御回答させていただきます。  どれだけの市民がふるさと納税をし、それにより寄附金税額控除がどの程度発生しているかにつきましては、統計的に正確には把握できておりません。また、他団体でのふるさと納税により市税に大きな減収を招くというようなことは想定をしておりません。  ただ、議員申されましたように、税制が改正されて、特例控除の上限が、1割から2割に拡充するですとか、申告手続の簡素化が予定されておりますので、今後の動向を注視していきたいと、そのように考えております。  終わります。 7: ◯議長(堀田勝司議員) 一通り答弁は終わりました。  早川直彦議員。 8: ◯11番(早川直彦議員) それでは、順番に再質問をさせていただきます。  まず、市長マニフェストの検証についてから聞かせていただきます。  今、答弁の中で、マニフェストの達成率、これ、26年の3月31日現在、ホームページに出されているものと同じ数字なんですが、それと財源をつくるで得たものは、これは51号の議案書に出された数字をそのまま説明されました。3大公約の中の六つ目の柱で、主なものとして、公共施設等の民間やNPOへの委託、それと職員を中小企業とか商店とか農業に派遣することを中心として説明していただきました。  石川市長が掲げたマニフェストです。4年間実施したマニフェストについて、どのように検証しているのか、市長がどういうふうに考えているかというのは、ここにいる議員も含めて、後ろにいる傍聴者も含めて、知りたいところだと思います。  石川市長にお聞きします。ちょっと順番に聞かせてください。まず、石川市長、4年間で実施した、御自身でつくったマニフェスト、どのように評価しているんでしょうか。 9: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 10: ◯市長(石川英明君) 今、部長のほうから、現段階では実施率が84.4、そして達成率が55.6ということでありますが、実を言いますと、今年度に取り組んできたことを入れると、実際には実施率が約91%ぐらいに増加をするだろうというふうに思っております。  実際に、実施率については、本当に1割程度から5割程度とか、非常にいろいろあるわけで、議員の皆さんの御理解もあって来た部分と、また、御理解を得られずに実施ができなかったというのがあるのが正直なところです。  このマニフェストというのは、私自身も、今回初めてマニフェストの選挙をやって、実際に取り組んでみたんですが、正直言って、そのときにつくった時代背景やその状況によって、また変化もしていくのがマニフェストかなというふうには思っております。  ですから、これを基本的には継続していくということもやはり大事ですが、ひょっとしたら切りかえていくということもあるだろうし、さらに、ある程度、これをつくった段階では、マニフェストの達成度を自分なりに想定しておったんですが、それ以上の課題が出てくるということが、実際に行って見えてくるわけですね。それをさらに今後拡充したり整理をしていくというのは、基本的に必要になってくるのではないかなというふうに思っています。  ただ、実際には進んできた部分というのがあって、次の展開が見えたという点ではよかった、マニフェスト選挙をやって、こうしてマニフェスト、職員の皆さんと一緒にやれてきたということは大変よかったというふうに思っております。  以上です。 11: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 12: ◯11番(早川直彦議員) マニフェスト、新年度予算の場合は骨格予算となっております。市長が掲げたマニフェストの項目の中でも、27年度の予算の中で、事業化とか予算化したというものは何かあるんでしょうか。全部外してあるのか。その辺がちょっとわかりにくくて。  これは、伏屋行政経営部長のほうがいいんでしょうか。お答えできるでしょうか。 13: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 14: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 今、議員御指摘のように、今回の27年度の予算は、骨格予算となっております。そういった意味で、市長の個別の政策だとか新規の事業というのは、極力抑えた形でなっておりまして、当初に載っておりますのが、今まで議会の中で話し合われております、政策の方向性が見えているものだとか、実施時期が夏以降になってしまうと効果が上がらないようなもの、そういったものについては、肉づけ予算のほうに回して、あるいは骨格予算のほうに回しておりまして、あとは6月以降の肉づけということになっております。  以上です。 15: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 16: ◯11番(早川直彦議員) わかりました。  マニフェストというのは、具体的な数字が裏面に、市長、書いてあるんですが、この数字、みずからのマニフェストに財源をつくる、一番上のところに9億6,000万って書いてありますよね。市民負担の軽減で6億600万、暮らしやすいまちへで2億7,400万、こうやって新規拡大事業も書いてありますよね。3億5,400万円って書いてありますよね。こういう数字が書かれております。  昨年の5月の議案51号の配付資料で出されたもの、先ほども説明があったんですが、見込み額、効果額の合計は7億7,600万余ですよね。政策の影響額が3億1,800万、差し引きすると4億5,700万ということですよね。  市長が掲げた数字とこちらの数字と、若干差があると思います。その差については、どのように評価しているのでしょうか。 17: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 18: ◯市長(石川英明君) 評価というよりも、実際に施行した部分、このマニフェストをつくったときに、大体概算の数字を立てたというのが正直で、実際に施行するときにも、ある程度人数が変わったり単価が変わったり、そういう部分があるので、実際には、その辺の変動はやむを得ないかなというふうに思っています。一応そんな形でやった実績数ではないかなというふうに思っています。  以上であります。 19: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 20: ◯11番(早川直彦議員) これが市民の方にどれぐらい伝わっているかというのも、疑問に思うところがあるんですよね。数字は、確かに数字が出るんですが、細かいものが上がっていないじゃないですか、今まで。市長は、どれくらいの市民の方に、自分がやったマニフェストが浸透しているのか、そういう効果とか額とか、その辺はどのように思っているんでしょうか。 21: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 22: ◯市長(石川英明君) 非常に難しい御質問かなというふうに思っています。  関心がある方たちは、ある程度見ておられるかと思いますが、非常に厳しい話ですが、例えば広報なんかも、ある方は一回も目を通したことはないよというような方も実際におみえで、日々の生活に追われた方たちは中々、ひょっとしたらですよ、市長マニフェストは何かも知らない方もおみえになると、そういう方については、多分目を通していただいていないだろうというふうに判断するし、関心を持ってみえる方は、それはもちろんきちっと見られているのではないかなと。ただ、その実数がどうかということに対しては、それは一度アンケートをとるなり何かをしないと、この辺は確認ができないのではないかなというふうに理解をしております。  以上であります。 23: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 24: ◯11番(早川直彦議員) ちょっと厳しいことを言うかもしれませんが、市長がマニフェストを挙げた政策、これが生煮えだとか、唐突に上程された、御存じだと思うんですが、そういう言葉が、今までの議会の中でも聞かれることがありました。このようなことをなくすためにも、私が今から言う内容について、早急に進めてほしいなと思います。  マニフェストを掲げて当選した首長、市職員はマニフェストの事業計画として位置づけ、先ほども伏屋行政部長が言いましたよね、実施していくと言ったんですが、位置づけ、各職員が確実に実行できるように、財源の裏づけとか進行管理、市民の啓発、こういうのを遂行する、基本的な考え、ここが必要なんですよ。それがなかったから問題なのかなというふうに私は捉えております。  今までの首長についても、選挙公約を実現するために、それは取り組みをされてきたというのは私もわかっているんですが、それを市の事業計画と位置づけるというところが曖昧だったのかなと。実施されてきたのかなというふうに思っております。市長のマニフェストの実現や取り組み、効果について、私は理解しております、市長がやった効果は。でも、市の事業計画が曖昧な部分があったからこそ、議会が紛糾するということがしばしばあったのかなと。多くの時間を費やしてきた、そういう部分があったのかと思うんですが。  伏屋経営部長、先ほど4番目の答えの中で、市の施策として位置づけるというのがありましたが、伏屋経営部長もその部分は、今回の4年間でちょっと十分でなかったのかなというのは、感じた部分というのはあるんでしょうか。 25: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 26: ◯市長(石川英明君) 今の御質問に対しては、先ほど壇上からの質問で部長がお答えしたとおりということになるんですが、少し繰り返させていただくと、今までの総合計画というのは、どちらかといったら事業ありきという形が位置づけられてきたわけですよ。そこで私自身のマニフェストが入り込むんですね。だから非常にですよ、職員の皆さんも、これを受けとめていくというのが非常に難しい制度になっておったのかなというふうに思うわけですね。  今回、第5次の総計がどういうふうに変わったかというと、目指すまちの姿、今回は41のまだ確定はしていないので、決定はしていないのでいけませんが、そういう姿になると、事業ありきというのは、少し見えなくなるんですよね。ですから、骨格予算にして6月の補正で入れるというのは、私自身が当選したり、またほかの方が当選したときにですよ、目指すまちの姿があった場合には、事業ありきはないんですね。  今回の目指すまちの41項目は多分、全ての事業を吸収できるような形に、市民の皆さんや行政の職員や全ての皆さんでつくってきましたので、多分どこへでも当てはまるというような形になっています。  こういうふうになると、やっと少し整理がいって、PDCAサイクルに乗せていくと、やはりその検証も何かできる、そうしたように制度自体も、それからシステム自体も変えていかないとやはり非常に難しいだろうと、その予算体系から全てです。
     こういうものを全体的に、こういう市長公約でやれるような制度に変えるというのが、僕は基本だろうというふうに思っています。一応そんなふうに考えております。  以上であります。 27: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 28: ◯11番(早川直彦議員) これは私も、紛糾した原因というのは、そういう曖昧な部分というところをやっぱりもっとしっかりしなきゃいけないと思うんですよね。そうなれば、市の幹部が市として、マニフェスト、何をいつまで、どれぐらいにやるのかとか、具体的な施策や実施期限とか、数値目標ってあるじゃないですか。あと、事後にどういう検証をするか。ちゃんとその辺が、ルールづくりが必要だと思うんですよね。  もう4月に首長が、どうなるのかわからないですけど、選挙があるわけじゃないですか。考えていきますといっても、じゃ、いつやるのといったら、もうこれ、すぐ取り組まなきゃならないと思うんですよね。これこそスピード感を持って、マニフェストを掲げる時代の選挙ですので、その辺、すぐに取りかかるのか、次の首長となってからまたのんびりやっていくのかわからないんですが、その辺、今の考えというのはどうなんでしょうか。すぐやるのか、スピード感を持って。その辺はどう思っているんでしょうか。 29: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 30: ◯市長(石川英明君) 先ほども申し上げたように、今回については骨格予算にしたということになりますので、6月に向けて、それはやはり政策的なものは、そこに合わさせていただくというのは基本線でありますよね。一応そういうふうに考えております。  ただ、少し参考意見を言っておきます。全国はこうではないですね。逆に言ったら、今回、予算を組んでそれを市民に問うという、今まではどこの市町村も、そういうやり方をとっているのが実例です。ただ、それをやることによって一つ弊害が出るのは、市長がかわったときです。少し変わるというのが1点ですね。そうすると、予算で認めておいたものとかが、バッティングするわけですね。こういうことが生じるので、今回、骨格としてこういう形をとらせていただいたし、それから今の総合計画が、先ほどの繰り返しになりますが、ある程度を目指すまちの姿というのは、やはり基本的なものを描いたときには、事業というのは後からついてきますよね。ここは非常に組み込みやすいということになりますよね。こうしたことを考えていくと、今回の姿のほうが、私はベターではないかなというふうに思っています。  以上であります。 31: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 32: ◯11番(早川直彦議員) スピード感を持ってやってくれるものじゃないかと私は期待というか、希望していますので、その辺よろしくお願いします。  ちょっとまた厳しいことを質問しますが、元小浮副市長、今空席になっていますが、元小浮副市長の退職届が提出された新聞記事の中に、ちょっと私がびっくりしたようなことが書いてあるんですが、市長は、議会に否決されても構わないと職員の前で発言しながら、議案を作成させていたということが書かれていたんですけど、私、これにすごくひっかかったんですね。マニフェストは、市の事業計画として位置づけられていない、十分。ちょっと曖昧な部分があった。また、進行管理が不十分であったから、こういう原因が出てきたのかなとも思ったんですよ。その辺がしっかりしないものだから。  これ、このようなことが新聞に書かれるということは、市長が本当にマニフェストを実現する方向と、逆のことを言っているわけじゃないですか、そういうことは。本当にそういう発言があったのかどうか、それとも副市長の勘違い、それか市長の言葉の受けとめ方の違い、その辺は、市長はこの新聞記事を見て、どのように考えているのか。  これ、どの議員も、市民の方も私にも問い合わせが多いんですが、どういうふうに市長は捉えているんでしょうか。 33: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 34: ◯市長(石川英明君) まず基本的には、私はマニフェストが通らなくてもいいなんていうことは絶対思っていませんし、実を言いますと、副市長ともそういう論議が、少しそういうニュアンスの言葉が出たことは事実です。ただ、実際にはどういうことかというと、今までの議会の中で、通らなかったことも幾つかあるわけです。だから、そういう気持ちが、少し言葉に乗った部分はあったのかなというふうに思っていますが、ただ、そのマニフェストはですよ、これはもう100%実施をしたいという基本姿勢は変わっていませんし、副市長ともそういう論議をずっとやってきた中で、そういうことを考えると、彼のとり方や、それは職員の皆さんもですよ、とり方によっては多少のすれ違いがあるのかなというふうに思っています。一応そのように考えております。  以上であります。 35: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 36: ◯11番(早川直彦議員) 市長の言葉ですからね。同じ説明を聞いても同じように受けとめない方もいますので、やっぱりこういう言葉が出るというところには、市長にも反省すべき点があったのではないかと思いますので。その辺は市長、どうなんですか。やっぱり言葉、自分の思いとちょっと違う方向に、多分言葉の駆け引きのやりとりの中でのかけ違えだったのかなと今はそう思うんですけど、その辺は市長はどのように。  やっぱりこういうふうに出されちゃうと、市民だって心配するじゃないですか。私、ほかの議員もそうなんですが、どういうことなのと。マニフェストと、言っていることとやっておることが違うじゃないのってなると思うんですが、もう一回ちょっと市長、その辺のことはどういうふうに考えているでしょうか。 37: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 38: ◯市長(石川英明君) ちょっと質問がマニフェストなのか、私も答えていいのか非常に迷うんですが、やはり私の反省すべき点もあるだろうというふうには思っています。思いと違う言葉がたまに出ることもありますので、真意はそういうつもりではないですからね、私が発した言葉は。だけど、その言葉だけを捉えて言われると、全体の流れの中でいったら、御理解ができるのではないというふうに思っています。  ただ、反省すべき点は、やっぱり言葉は気をつけないかんという部分です。それはのみ込んでいるつもりであります。  以上であります。 39: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 40: ◯11番(早川直彦議員) 本当に気をつけていただきたいと思います。  あと、例えば新しく首長に立候補したいという人、行政のことを詳しく知っている人、例えば元職員だとか元議員だとか、そういう方たちは、やっぱり行政の中をよく知っていて、数字も多分計算できると思うんですが、全く知らない方が立候補する場合がありますよね。マニフェストをつくりたいと。  そういう方向けに、例えば三重県松阪市とか岐阜県多治見市では、要綱の中に、マニフェスト支援に関する要綱というのがつくられていて、これ、以前話題になりましたよね、物すごく。そういう立候補予定者に、マニフェストの作成を養成するための要綱をつくっているんですよ。  当然、現職の市長が強いに決まっていますので、せっかく先ほど、そういうものを変えていこうという考えがあるなら、そういう新しく出るという方、特に行政の知識というか、数字がわからない方向けに、そういう要綱というものも考えてみたらどうかというのを私、提案したいんですが、その辺はどういうふうに思うでしょうか。 41: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 42: ◯市長(石川英明君) 実を言いますと、私も同じ気持ちでおります。最初やはりつくるときに、非常に数字的なものがわからないわけですよ。ですから本当に、選挙に立ち上がる人たちは、やはり平等な立場になろうと思うと、今回は議員の方、それからもう一つは副市長、そして私という状況で今なっておると、大体の方は数字的にはわかるだろうというふうに思っています。ただ、これでも、まだ平等ではないんですよね。  そういうことを考えると、その人たちが、そうした数字やデータをやはりきちっと手に入れるシステムがないと、なぜかというと、首長にしてもですよ、議員にしても、そうした中でやっていかないと、市民のために発展性がないわけです。  ですから、そういう要綱は、今後研究し、検討したいというふうに思っています。  以上であります。 43: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 44: ◯11番(早川直彦議員) あともう一点なんですが、例えば事業の結果、マニフェストの。これ、松阪市はマニフェスト大賞を取っていますので、すごくページ数も分厚く、結果がぎっしりと報告されております。近隣でいうと、日進市さん、萩野市長もちゃんとマニフェストの工程表とか進捗情報をホームページ上に出しているんですよ。ほとんど、マニフェストでそういうふうに当選した首長というのは、やっぱりこういうものを出しているんですよね。  豊明市でいうと、広報にちらっとあったりするんですが、数字だけのものもあると。その辺も改善する必要があると思うんですよ。これ、市民の負託を得て当選した首長で、じゃ、これが何か違反があったら、だってマニフェスト挙げている首長で、かなりの数で、こうやってホームページ上とか広報で使っているわけですが、この部分は市長はちょっと力を入れていないのかなと思うんですが、この辺も、改良をしていくという考えはあるでしょうか。 45: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 46: ◯市長(石川英明君) 今、早川議員から御指摘をいただいたことは、非常に心の臓を突いていますので、この辺は一度、一考すべきかなというふうに思っています。やはりそうしたことをきちっと評価して、市民の皆さんに伝えるということの必要性はあろうというふうに思いますので、一度検討していきたいというふうに思っています。あと時間がないので、こんなことを言っておっちゃいけないのかもわかりませんが、一応そのように思っております。  以上です。 47: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 48: ◯11番(早川直彦議員) これから首長の選挙というのは、マニフェストを掲げるというのは当然となります。夢や希望ばかりのマニフェストで、いざ実際に当選したら、全然その数字の根拠がなく、ただ、夢物語だったではいけないんですよね。やっぱり市民もそういう情報、正しい情報を行政から得て、ちゃんとした実現可能なマニフェスト、そういうものを望んでいると思うんですよ。それに期待とか希望をして、それで投票すると思うんですよね。だから、その辺やっぱりルールをしっかりつくる、最後、さっき耳も痛いと言っていましたけど、こういう検証というのもやっぱり必要なんですよ、効果の確認が。それが本当にいいのか悪いのか。  あと、どうしても市民の方に聞かなきゃいけない、当然、市民の方の中に、マニフェスト100%じゃない部分もあるかもしれない。この部分以外はいいけど、この部分はちょっと市に大きな影響を与える、そういうものに対しては市民の声を聞く。そういう制度づくりというのも早く進めていただきたい、早急にと思っておりますので、よろしくお願いします。  じゃ、時間がなくなっちゃいますので、2番目の質問に移ります。  2番目の質問の財源確保のためのふるさと納税、それについて聞かせていただきます。  壇上でも述べましたが、国が平成27年度のふるさと納税を充実する方針、これもその方向で進んでいるみたいです。  先ほども言いましたが、個人住民税の所得割が1割から2割に拡充する、ふるさと納税のワンストップ特例制度を創設して、確定申告がなくても還付できる、これ、多分来年度以降はもっとふえてくるんじゃないかなと思います。  私、いろんなところをちょっと調べてみたんですが、県内でも一番ふるさと納税に力を入れているのが碧南市だと思っております。昨年の9月、始めたのは遅いんですよ、昨年の9月に碧南市ふるさと応援寄附金制度を創設し、ここは市外の方だけじゃなく、市内の方も対象に寄附をしております。  市内の事業者さんに、市内の名産品1品につき、3,000円から4,000円以内のお礼の品の提供を求めて、1万円の寄附について、特産品とかお礼の品1個。最大5個ついてくると、5万円以上の寄附ということですよね。最大5個ついてくるというふうにしております。  また、25万円以上とか100万円以上という高額な寄附についても、お礼の品を定めております。100万円の寄附、これ、へきなん満喫スペシャルプランといって、碧南市、遊園地、水族館がありますよね、それを貸し切り。あと、隣に隣接するホテルでバイキングランチ、あと県内の発着の観光バス2台、総額で50万円相当のプランだよというふうにうたっております。  ちなみに、碧南市寄附の件数、昨年の9月から12月末までで、これ、すごいですよ、1万2,127件。金額も大きいです、1億8,597万7,701円と言っています。要はもう1億8,500万円、すごい額大きいです、集めることができたと。  ちなみに件数として、1万以上の寄附、これが80%、2万円以上の寄附が15%、4万以上の寄附が5%、100万円の寄附はまだゼロ件だということです。  どれぐらいの経費がかかっているのかと、お礼の品とか。これは大体、半分は経費、残り半分ということは9,000万、これが寄附金というふうになっております。  この数字を見ると、企画をしっかり行い事業をすれば、確実に寄附金として市の収入につながる可能性があることを示していると思うんですよ。これ、まだ碧南市さんも始めたばかりですので。県内でもこのような実績がある自治体があることに、豊明市としてどのように思っているのか、その辺ちょっと、今私が説明した事例について聞かせてください。 49: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 50: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) いろいろと今碧南市の例で、言っていただきましてありがとうございます。  行き過ぎたお礼というのでは賛同はできない部分もあるのですが、本市としてもできる限り、ふるさと納税制度にのっとって進めていきたいというふうに考えておりまして、先ほど御答弁申し上げたように、当市には、JRAの中京競馬場もございます。そうした資源というか、そういうのも生かしながら、あと、貴重な文化財であります大狭間湿地だとか、ナガバノイシモチソウもございます。そういったものの保全だとか管理にお金を寄附してくださいと、目標額を設定したような形でやっていくというのは、非常に効果もあるし、全国的に自然愛好家の方というのも、かなりおみえになるというふうに考えております。  そういったふるさとの、あと桶狭間ということで、桶狭間の古戦場まつりだとか、そういったものの参加だとかも議員提案されておりますが、そういったことで、ある程度進めていきたいというふうに考えております。  それと、先ほど市民もふるさと納税というようなこともおっしゃってみえましたが、制度的には可能であるというふうに考えております。しかしながら、同じく税額を市に納めても、制度利用者のみにお礼があって、普通に税金を納めておる人にはお礼がないというような、そういった不公平にもなるものですから、ちょっとこの辺については考えていかないといけない、現在のところはちょっと難しいだろうというふうに考えております。  以上です。 51: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 52: ◯11番(早川直彦議員) 伏屋行政経営部長が言われたその部分、私も考えなきゃいけないと思うところがあるんですが、ちょっと今から、小牧市と岩倉市の例について説明します。  ちなみに岩倉市さんは、市外の方だけにお礼、小牧市は両方ともだったと思います。小牧市と岩倉市、こちらもふるさと納税、まだ初めて2年目、3年目なんですけど、お礼の品を出しています。豊明市のヒントになるんじゃないかなというような事例があるんですよ。  お礼の品として、岩倉市、名古屋コーチンの生肉セットで、小牧市は名古屋コーチンの鍋セット、ひきずりセット、名古屋コーチン親子丼、レトルトのセット、コーチンの卵を使ったスイーツセット、こういうものがお礼の品で出されているということなんですよ。  小牧市が、うちと一緒ですよ、年間一、二件の寄附だったものが、平成25年の11月から開始して、26年3月末で2,070件、寄附総額が2,298万630円で、岩倉市、こちらが、25年12月から実施して、26年3月末までで1,150件、1,650万、平成26年4月から平成27年の今現在で約3,000件、3,500万の寄附を集めることができたと。どちらの市も大体、お礼の品とか経費を含めると、半分は経費、半分が寄附という形になるそうです。  碧南市も含めてなんですけど、ともにカード決済ができる、これがやっぱり大きなポイントだということです。  じゃ、どこの地域から申し込みが多いのかというと、やっぱり東京周辺がかなりの量、東京周辺が多いと。これは、7割、8割以上がカードでの決済というふうに聞いております。碧南市も同じです。  小牧市、じゃ、お礼の品をどういうふうに決めたのかと。小牧市は、名古屋コーチンのお礼については、商工会議所と連携をして、岩倉市はといったら、職員がみずからお礼の品の交渉に行ったというふうに、私が調べたところ、担当の方がそうやって答えてくれました。  豊明市でも、御存じのとおり、商工会でひきずり、アピールしています。この尾張の地区はひきずり、昔からの文化がありますので、尾張全体で定着するのかなと思います。お礼の品、これ、先ほども伏屋行政経営部長が言われましたけど、やっぱり市内の商工業者の方とか、商工会の方々に協力していただかないと、これ、多分事業として成立しないんですよね。ある意味、豊明市をアピールする一つになると思うんですが、近隣でも、調べてみたらこういう数字が出てくる、こういうことについて、どうですかね。  これは、市長に聞いたほうがいいですかね。市長、どうでしょうか。今、私が質問した、説明したことについて答えてください。 53: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 54: ◯市長(石川英明君) 今は、具体的に言うとひきずりに焦点を絞られたということでよろしいんですかね。  今、商工会のほう、ひきずりをB―1グルメで打っていきたいということもあって、今研究もされておるようです。行政も、この部分については思案していきたいというふうに思いますし、今言ったように、これが一つの起爆剤になるということがある可能性があれば、一度検討してきたいというふうには思っています。  以上です。 55: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 56: ◯11番(早川直彦議員) ひきずりだけじゃなくて、案外気づいていないのかもしれないし、案外新たな発見があって、そういうお礼の品として出すことによって、新たな名産ができる可能性もあると思うんですよね。自然の農家でつくったもの、徳田のほうだと柿が有名ですよね、豊明では。白菜だとか、栽培もしているじゃないですか。案外、豊明でないところに出荷しているものだから、豊明のそういう魅力がわからないかもしれんけど、結構、遠くのほうに行くと、豊明産というのが出てくるのかなというところもあると思うんですよね。何かそういう魅力をアピールすることによって、新たな発見が、いつも市長言っているじゃないですか、ポテンシャルを秘めていると。ポテンシャルを秘めているけど、そこが発揮できない。じゃ、それを発揮させるための一つの手段として、やっぱりこういうものも使ってみたらどうかと。  うまく使っている自治体が、県内でもあるわけですよね。成果としてあらわれている。物すごく大きなことはなくても、結構な額の、小牧でも岩倉でもそうですけど、効果があらわれているわけですよね。日進の場合は、市税を集めるというより、PRをするという考え方のが強いと。碧南もそうですが、やっぱり首長が考えたという意見が強いみたいなんですよ。やっぱり首長の考えで、市内の魅力を知らせるため、そういうふうに始めたという意見が多いんですよね。またほかのところも聞いているんですけど、それ言い出すと時間がなくなるんですけど。  だから、やっぱり首長、市長の判断というのが大きいと思いますので、市長にもう一回聞きますが、その辺、研究していくじゃなくて、これこそスピード感を持って本当に、ポテンシャルはいっぱい私はあると思うんですけど、それをアピールするために、早く進めたらどうでしょうか。 57: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 58: ◯市長(石川英明君) 先ほどから部長がお答えしておるのが基本的な考えであるということと、実を言いますと、そうしたことを、競馬場も実際には場長に当たって、場長からはいいですよという返事もいただいたり、それから組織内部も、今まで華美なあれはやっぱり基本的にはやめようということは考えています。だけれども、今言われた分野で、やれることはやるべきではないかということで、皆さんと大分議論も進めてきた中の一端が、今部長から述べられているというふうに御理解ください。  ですから、早い時期にこの辺については決定をして、踏み込んでまいりたいというふうに思っていますので、ぜひ御理解いただきたいというふうに思います。  以上です。 59: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。 60: ◯11番(早川直彦議員) 本当に国の制度が変わって、本当に控除額が上がるとか、ワンストップ制度で、確定申告がサラリーマンしなくていいとなれば、かなりの需要があると思うんですね。  碧南市さんも、やっぱり最初のときに、へきなん満喫プランというので相当宣伝されたんですよ。100万円のお礼で50万円こうこうだよって結構話題になったじゃないですか。そういうアピール力というのも、市の魅力につながると思うんですよね。だから、やっぱりこれこそスピード感を持って、やらなきゃならないかと思います。  あと、後ろのほうの質問になるんですが、これ、埼玉県の宮代町なんですけど、5番の質問になるんですが、こういう事業をチョイスして、それに対して寄附を募る、目的額に達したら事業をするというようなことをしているみたいなんですよ。里山の保全を見ると、775名の方から934万寄附してもらったと。  これ、例えば豊明でいえば、大狭間湿地とかナガバノイシモチソウとか二村山、こういうものもできるんじゃないかなとか。あと、まちづくりのプロジェクトに寄附を募るとか、蛍の再生だとか、体育祭40周年記念にといって、多分NPOの団体、市民団体の方たちが、こういうのにお金を集めたいといって、それをふるさと納税にしていると思うんですよね。結構おもしろい考え方だと思うんですよ。  こういうものも市民の魅力、市民と一緒に、やっぱりこういう事業が完成したら、ぜひとも来てくださいという市のアピールにもなるんじゃないかなと思うんですよね。ほんのちょっと思考を変えれば結構、豊明、何か変わったことをやっているなとか、大変なんだなとか、そういう部分というのは、やっぱり発揮できると思うんですよね。  また、例えば小中学校で、蔵書の質問される議員もいるんですが、どうしても蔵書をもっときれいにしたい、市民の方からというか、そういうのを募金形式にして、蔵書をよりよくしたいとか、あとはエアコンの設置とか、そういう目的をつくったものというのも、いいんじゃないですかね。  私、つい最近も聞かれたんですが、桶狭間の古戦場、あそこ、結構県外の方が、歩いている方が多いそうなんですよ、史跡めぐりで。でも、案内板がないものだから、どっちに向かって戦人塚のほうに行ったらいいだとか、何かわかりにくいというのを聞いたんですよね。案内板をそういう寄附形式で募るとか、いろいろな方法はあると思うんですよね。だから、そういうことについても、ぜひとも力を入れてほしいんですね。  考えていきたいというのはわかるんですが、せっかく考えていきたいんだったら、やっぱりもうちょっと、こういうことやこういうことをやってみたいなと、こういうところの自治体の事例をヒントにしたいなというのが出てきてほしいなというふうに思うんですが。  伏屋行政経営部長に聞いたほうがいいかな。そういうスピード感を持って、これ、制度が変わるのが予想されるんですから、スピード感を持ってやるのか、今後もちょっと研究していこうかなぐらいなのか、その辺どうなんでしょうか。
    61: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 62: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 先ほどの市長の答弁にもございましたように、スピード感を持ってやるようにというふうで指示を受けておりまして、各方面にも現在打診をしております。  そして、今議員がおっしゃった、使用目的を明確に示したふるさと納税というのは、寄附行為の継続性やシティープロモーション上も、非常に有効だというふうに考えております。  先ほどから申し上げておりますように、本市には、大狭間湿地を初め、ナガバノイシモチソウとか、そういった自然愛好家の方々に愛されるようなものもございますし、桶狭間古戦場もございます。全国的に有名な桶狭間古戦場をさらに保全や補修していくということだとか、古戦場跡地周辺の整備も、やはりそういった方々の協力があれば一層進みますので、そういったことを最初に申し上げたように、スピード感を持ってやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 63: ◯議長(堀田勝司議員) 早川直彦議員。  残り時間およそ1分半です。発言時間に御注意ください。 64: ◯11番(早川直彦議員) 私の考えとして、世の中でヒットする商品、ほんの少しの差から生まれてくるものじゃないかなと思います。例えば自動車もそうですけど、大きくかけ離れているものはないと思うんですね。性能といい、どのメーカーも似たようなものだと思うんですけど、やっぱりデザインとか使い勝手とか、ほんの少しの差から生まれてくるものだと思うんですよ。  どの市町もいろんな魅力があると思います。ほんの少しの差をうまくアピールして、それがうまくニーズに合えば効果が出てくると思いますので、その魅力を伝えるアイテムの一つとして、やっぱりふるさと納税を用いていただきたいかなというふうに思います。  スピード感を持ってやっていただけるということですので、早急に実施することを要望して、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 65: ◯議長(堀田勝司議員) これにて、11番 早川直彦議員の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩といたします。                午前11時1分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午前11時11分再開 66: ◯議長(堀田勝司議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  1番 川上 裕議員、登壇にて質問願います。 67: ◯1番(川上 裕議員) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして登壇での一般質問を始めさせていただきます。  早いもので、1期目最後の質問となりました。感慨深いものもあります。この壇上で、多くの勉強をさせてもらいました。これからにつなげたいと思っております。  1番目の空き家対策についてです。  昨年、12月議会で空き家対策について質問させてもらいましたが、引き続き、その後の具体的な進捗状況についてお聞きします。  空き家対策については、1月放送の「NHKスペシャル」でも取り上げられており、それによると、2035年には空き家率32%と予測されています。  12月議会での質問の答弁によると、1、空き家の利活用についての支援は必要と考えており、将来的には介護を受けている方や障がい者の方々のシェアハウスなどの研究をしていくが、まず、空き家の適正管理の現況を把握するため、市内のパトロールを定期的に行い、強化を図っていくと答弁されています。  そこで、その調査等により、直近の空き家戸数、実態内容等がどのような状況であったか、お聞きします。  2番、空き家バンクの取り組みについてはどうか。  3番、条例の制定については、環境課、総務防災課、都市計画課の3課による準備会を設置し準備に入り、今後は横断的なプロジェクト組織を立ち上げ、空家等対策の推進に関する特別措置法の制定の進捗を踏まえ、空き家対策条例策定を進めていくとしていました。  全国で既に400を超える自治体が条例を制定しています。そこで、地域住民が安心・安全の面からも、27年度にての条例制定を強く要望しています。これまでの実施経過と、27年度の条例制定に向けての計画と意思をお聞きします。  2番、豊明市障害者福祉計画について、本市では、「誰もが生き生きと暮らす福祉のまちを目指して」を基本理念として、「平成29年度までの第2次豊明市障害者福祉計画を策定し、障がい者福祉施策の充実に努めております」とあります。  その中で、七つの基本目標を定めております。主なもので一つは、地域で暮らせる生活支援、生活環境づくり、そして、保育、教育、児童育成の充実、障がい者の雇用、居場所づくりの促進などがあります。  地域で暮らせる生活支援、児童育成の充実、障がい者の雇用の促進等を目標として、地域で暮らせる生活支援、環境づくりを進める施策の中で、グループホーム、ケアホームの設立支援、多機能な生活支援の拠点の整備を検討していくとあります。  そこで、1番、生活支援、生活環境づくりの重点推進項目として、2017年を目指して、親亡き後も地域で生活し続けることができる施策として、グループホーム、ショートステイの必要性を豊明福祉会、どんぐり学園保護者からも要望されていますが、それらの計画についてお聞きします。  2番、保育、教育、児童育成の充実については、スムーズな連携で支えることとしています。療育の充実に関して、なかよし教室、どんぐり学園のプログラムを充実して、市内での療育の機会を充実しますとあります。どんぐり学園保護者会でもありましたが、障がい児者の言語訓練や理学療法、作業療法などの訓練や各種相談ができる施設として、発達支援センターが必要と考えるがどうか。  3番、情報提供やコミュニケーション支援の充実について。1)相談窓口となる施設が連携をとって情報公開し、ネットワークをつくっていくことを目指しているが、障がいに関する情報の収集方法がわからないので、ガイドブックなどがあるとよいと思うが、どうか。2)ピアによる相談の充実として、障がい児者を持つ保護者同士のコミュニケーションの場が必要であるという声をよく聞くが、その御認識はどうか。  以上で、壇上での質問を終わります。 68: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  坪野経済建設部長。 69: ◯経済建設部長(坪野順司君) 経済建設部からは、空き家対策2について御回答いたします。  その前に、空き家対策につきまして、過去の一般質問での市の認識についてお話しいたします。  平成24年の6月議会におきまして、近藤惠子議員より、市内の空き家状況について御質問がありまして、平成20年の住宅統計調査における住宅総数のうち、空き家総数、その内訳として、売却用戸建て、その他の空き家数の説明、また、空き家バンク制度について御質問がありましたので、今後とも研究していきたいと回答しております。  また、26年6月の議会におきましては、近藤千鶴議員からの御質問で、空き家問題への対策についての御質問には、他市の状況の説明と、空き家の管理水準の低下による防災、防犯等の生活環境への悪影響を防ぐため、適正な管理を促すよう調査研究が必要であると認識しておりまして、空き家の実態調査については、憲法や刑法等の対応をどのようにするのかの調査が必要であるため、今後も引き続き研究してまいりますと御回答しております。  また、昨年末の12月議会におきまして、川上議員より、平成20年の空き家率9.2%の現状説明と、市内のパトロールを定期的に実施するのか、なお、憲法や刑法の研究並びに空き家対策条例の必要性、また、空き家バンク制度についての御質問がありました。  総体的に、現時点では関係3課でございます、都市計画、環境、総務防災課によりまして準備会を設置し、横断的な対応に応えるための組織を立ち上げ、条例につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法の政令や省令制定の進捗状況を踏まえて進めてまいり、平成27年度内条例制定に向けて努力していきますと御回答しております。  こうした経緯から、今回の御質問について、順次御回答いたします。  まず最初の空き家の適正管理の状況を把握するためのパトロールと、その調査等による空き家戸数、実態内容の状況はの御質問でございます。  市内パトロールは、環境課の環境監視員と、総務防災課の地域安全監視員が、年末年始を除きまして毎日巡回しております。その活動は、環境監視員が不法投棄、地域安全監視員が防犯の巡回となっております。  特に、適正な管理が行われない空き家等につきましては、防犯、衛生、環境等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしますことから、敷地内の雑草の繁茂や無施錠の情報が市民から寄せられた場合は、その都度現地に赴き、管理状況を確認後、物件の持ち主に適正な管理をお願いしているのが現状であります。  このように、環境課と防災安全課の対応や、都市計画課の別途調査で得られたここ数年のデータから、空き家と思われる建物数は59戸であります。  地域住民の生命、身体、財産の保護や生活環境の保全などの観点から、空き家対策の必要性を常に認識しているところでございます。  一方、愛知県の平成25年住宅・土地統計調査におきましては、公表がおくれておりますので、実態はまだわかりませんけれども、平成20年度時点における豊明市の空き家戸数は2,570戸で、空き家率9.23%となっております。  次の2点目で、空き家バンクの取り組みについてはどうかという御質問でございます。  空き家は、売却用や賃貸用として一定の管理が行き届いていると解釈できる物件は、所有者それぞれの事情もあることから、空き家データベースの整備を先行することが必要と認識しております。  そのためには、空き家の所在や所有者の調査を実施してまいります。  一方、豊明市のような大都市近郊に比べて、山間部や海岸部の自治体で、豊田市、田原市、南知多町、美浜町、設楽町、東栄町、豊根村の7市町村では空き家バンク要綱が制定されており、状況は大きく異なっているところでございます。  例えば、大都市やその郊外、地方都市周辺であれば、不動産業界と協定を締結し、対策に取り組むことを考えることから、空き家バンクという部分に踏み込んでいくことが、逆に民業圧迫との批判にもなりかねません。そういった面からも、空き家の実態把握に向けて、横断的に取り組んでまいる所存でございます。  3点目でございます。  地域住民が安心・安全の面から、27年度での条例制定を強く要望しているということで、「これまでの実施経過と、27年度の条例制定に向けての計画と意志は」の御質問でございます。  12月定例月議会でお答えしましたとおり、条例制定へ向けた準備会は、平成26年12月18日に環境課、総務防災課、都市計画課の3課で設置いたしまして、2回の打ち合わせをしているところでございます。第1回目は、空き家に関する現状報告とその対応、横断的なプロジェクト組織の立ち上げスケジュールを確認いたしております。  第2回目は、27年、ことしでございますけれども、1月29日で、3課の空き家に関するデータ収集と、それ以外のデータを収集することを決定いたしました。  近日予定の第3回目では、より多くのデータ収集に向けて、税務課、それから高齢者福祉課、消防署等の関係部署と協力して取り組む所存でございます。  その後は、横断的なプロジェクト組織で、データの分析と解析を実施いたしまして、空家対策等の推進に関する特別措置法の政令や省令の進捗を踏まえながら、豊明市の現状に合いました条例内容の検討や、特別措置法第6条に基づきまして、空家等対策計画の整備もあわせて、必要性等さまざまな方向から進めてまいります。  以上で終わります。 70: ◯議長(堀田勝司議員) 原田健康福祉部長。 71: ◯健康福祉部長(原田一也君) それでは、健康福祉部より、豊明市障害者福祉計画について、順次お答えをしてまいります。  まず1つ目の御質問のグループホーム、ショートステイの必要性を各種団体から要望されておるが、その計画についてでございます。  第2次豊明市障害者福祉計画の中で、議員も申されますように、具体的な施策として、グループホーム、ケアホームの設立支援、また、多機能な生活支援拠点の整備を掲げております。  また、平成26年6月に実施しましたアンケート結果におきましても、主介助者の過半数が60歳以上となり、その方々の高齢化が進んでいることから、親亡き後に不安を抱いていることが鮮明となっております。同時に、重度障がい者の入所施設が不可欠というような意見も頂戴しております。  このようなことから、グループホームの整備は喫緊の課題と捉えており、市内の社会福祉法人等と話し合いをしておりますが、土地取得や資金面での問題により、なかなか具体的な計画が定まっていない状況でございます。しかしながら、今後は広く民間事業者を含め、建設に向けて働きかけをしていきたいと考えているところでございます。  2つ目に御質問の障がい児者の言語訓練や理学療法、作業療法などの訓練や各種相談ができる施設として、発達支援センターが必要と考えるがどうかについてでございます。  本市においての発達遅滞の早期発見につきましては、乳幼児の定期健診の際に、基本的な生活習慣を身につけることがおくれていたり、言葉おくれがあったりする児童については、事後フォローとしてなかよし教室を行っております。そこでは、親の養育姿勢、意識、養育環境などの改善を図り、児童の発達を促したり、改善を図っておるところでございます。  これにより改善されない場合など、フォローの継続が必要な場合は、たんぽぽ教室にてさらなる事後フォローを行っております。  また、さらなる事後フォローとして、どんぐり学園入園での療育実施ということになってまいります。  どんぐり学園では、日々の基本的な生活ができるように、母子通園を通じて療育を実施し、保護者の相談に対応しております。  どんぐり学園では、以上のような基本的な療育指導に加えて、理学療養士、言語療養士、音楽療法士、作業療法士など専門の療法士による各種療法の実施や指導を、月間のスケジュールを立てて実施しておるところでございます。  また、保護者からの相談については、日常的に園長を中心にスタッフが当たっていることに加え、臨床心理士が定期的に訪問をし、相談に応じているところでございます。  発達支援センターにつきましては、障がい児の発達を支援していく上で、大変大切な拠点であるという認識は持っております。発達支援センターを新設することは、今後の公共施設の維持管理の問題もあり、大きな決断を有することと言えるかというふうに考えております。  また、現在のどんぐり学園を発達支援センターに移行することは、現在のどんぐり学園には医務室、相談室、静養室などがないため、設備基準を満たすことができません。現在のどんぐり学園に相談機能など充実を図り、発達支援センターと同様の機能が果たせるようにしてまいりたいというふうには考えております。  次に、3つ目の御質問で、情報提供やコミュニケーション支援の充実についてということで、1)として、障がいに関する情報の収集方法等のガイドブックがあるとよいのではないかという御質問でございます。障がい者に関する制度等は多岐にわたり、特に障害者手帳の新規取得者は、なかなかわかりにくい点が多いというふうに考えております。  そこで、新規に手帳を交付する際に、愛知県が発行しております福祉ガイドブックとあわせて、障がい者福祉のしおりを手渡すこととしております。  このしおりには、各種福祉制度の内容や手当、医療の給付に関すること、その他交通機関の割引、税や受信料の減免などの問い合わせ先を含め、幅広く記載されております。また、障がい者を支援しているボランティアグループや相談窓口についても記載されており、障がいに関する情報の取得に当たって有効なものであるというふうな考えを持っております。  障がい者サービスについても、社会福祉課と基幹相談支援センターにおいて、随時相談を受け付けており、障がい者サービスに関するパンフレット等も設置し、相談時に必要に応じて手渡しているところでございます。あわせて、ホームページにおいても同様の紹介をしております。  こうしたことから、障がい者がお困りの場合にサポートできる体制づくりに努めておるところでございますが、今後も一層、障がい者にわかりやすい情報提供に努めてまいりたいというふうに考えております。  3つ目の2)の障がい児者を持つ保護者同士のコミュニケーションの場が必要という声をよく聞くがその認識はということでございますが、障がい児を育てる保護者をメンタル面で支えるということは大変重要でございます。  メンタル面で支える方法としては、一つは専門のスタッフによる専門的な知識や技能に基づく相談、アドバイス、そしていま一つは、今議員がおっしゃるような保護者同士のコミュニケーションなど、障がい児の保護者を取り巻く人たち、家族、親戚、友人、先輩、後輩などの相談、アドバイス、コミュニケーションなどが、心の支えであろうかというふうに考えております。  どんぐり学園に入園しているお子さんの保護者につきましては、年1回の先輩保護者を囲んでの交流会を実施しております。先輩保護者の話は、参考になった、同じ悩みを抱えていることで安心するというような声を聞いております。  現在行われているこのような交流会を大切に育てて、障がい児を持つ保護者同士のコミュニケーションや情報交換が活発に行われるよう、促してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 72: ◯議長(堀田勝司議員) 一通り答弁を終わりました。  川上 裕議員。 73: ◯1番(川上 裕議員) それでは、一つずつお願いいたします。  冒頭に、今回は再質で、最後に市長に一言答弁をお願いしたいことがありますので、よろしくお願いいたします。  それでは、空き家のほうからいきますが、最近、特に情報が、国のレベルからもいろいろ入ってきております。つい最近では、国のレベルで固定資産税優遇廃止だとか、それから厚生労働省では、民間住宅を利用して月額最大26万円の援助を出すとか、それから国土交通省では、空き家と認定するのに、荒れ果てた空き家と認定するのに1年間つくと、これも1週間ぐらい前の新聞の情報ですけれども、そんなようなことで、国のレベルでは非常に活発に動き出しているということが言えます。  ただ、運営だとかそういったものが地方に入ってくるのは、まだこれから時間がかかるんだろうとは思いますが、その中で、空き家バンクの活用というところからちょっといってみたいと思いますが、これはまだそういった出た話ですので、厚生労働省が民間住宅を利用して26万円補助で学童保育の整備をするだとか何とかいうのも出ておりますが、まだそんなことは検討されてはいないと思いますが、お考えだけちょっとお聞きしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 74: ◯議長(堀田勝司議員) 具体的に質問していただけますか。ちょっと内容がよくわかりません。  川上 裕議員。 75: ◯1番(川上 裕議員) 済みません。  学童保育というものの整備を後押しするという報道が出ているわけですよね。それに対して、豊明市としては、今現在どんな認識でおるかということで結構ですので。 76: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 77: ◯健康福祉部長(原田一也君) 空き家対策の一つとして、学童保育の場にというような御質問かと思いますけれども、やはり空き家の面積的なものも関係してくるかなというふうに思っております。学童といいますと、小学生がそこで過ごすわけですので、当然、スペース的には広くないとなかなか対応できないのではないかなというふうに思いますので、空き家の物件次第によっては、そういった選択肢も考えられるのかなというふうには思っております。
     終わります。 78: ◯議長(堀田勝司議員) 川上 裕議員。 79: ◯1番(川上 裕議員) それでは、最近の事例なんですけれども、つい最近、日進市で490万の予算をかけて調査をするという、これも新聞のデータなんですけれども、出ております。  豊明市も昨年の26年以降、活動されております、特に12月以降。先ほど部長の答弁もありました。毎日のパトロールをしているというようなことで、現状を報告していただきました。  そのようなことで、県自治体にも取り組んでいただいております、豊明市の職員も。そんな中で、どのように豊明市が取り組んでいかれるのか、日進市の例もあわせて、お考えをお聞かせ願いたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。 80: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  坪野経済建設部長。 81: ◯経済建設部長(坪野順司君) 先日、つい最近ですよね、日進市のほうで、空き家対策について490万の予算をつけて取り組んでいこうという記事が載っておりますことは確認しております。それについて、やはり私どもも関心がありますので、一応、日進市のほうに、どういう状況ですかということをお聞きしましたところ、日進市については、空き家の件数等々はまだ把握しておらないということで、それを市内全域でどの程度の空き家があるかというのを調査するために委託費をつけたというお話でございました。  私どもとしましては、先ほどもお話しさせていただきましたように、職員の情報の中では59件、今後、税務課、高齢者福祉課、消防署等の情報もいただいて、数字をきちんとしていくということを考えております。  また、もしそれ以上のことが必要であれば、当然、予算をつけて調査するということもあるかと思いますけれども、今現在ではそこまで考えておりません。  空き家等につきましては、当然、所有者または管理者の方が周辺の生活に影響、悪影響を及ぼさないように、空き家の適切な管理に努めるということが責務でございますので、やはりそのためには日ごろから、住宅の敷地のメンテナンスや点検が当然必要になってきております。  しかし、現在のことでいいますと、少子高齢化に伴いまして高齢者世帯の増加は否めませんので、当然、高齢者世帯におきましては維持管理等のメンテナンスも滞るようなことが、背景があることも認識する必要があると思っております。  先ほど申し上げましたけれども、条例制定に向けました空き家情報の収集を行うため、さまざまな部署の協力を得まして、何度も言うようですが、横断的なプロジェクト組織ということでデータの分析と解析を行っており、地域の方々と、今後は情報交換も視野に入れたワークショップなども開催するような形で、より身近な意見を取り入れて、そのようなことを条例制定へ向けた参考の資料にしていきたいというふうに考えております。  以上です。 82: ◯議長(堀田勝司議員) 川上 裕議員。 83: ◯1番(川上 裕議員) 私もちょっと日進市の方にお聞きしました。そうしたら、まだ本当に始めたばかりで、お金はつけましたけれども調査を始めたばかりでということで、豊明市さんのほうは相当先行して進んでいるというようなことで、褒められたわけではないですけれども、そういったお言葉をいただきました。  確かに12月以降、そういう形で早く動いていただいたということは、やはりいいことだということで理解しております。先ほどの質問でもありましたが、やっぱりスピード感というのが問われることじゃないかなというふうに理解しておりますので、今後ともお願いしたいと思いますが。  日進だけでなくて、県外の二、三もちょっと確認させていただいておるんですが、条例、今は策定している自治体が、270がもう400を超えております。  そういった自治体にちょっとお聞きしましたけれども、いろんな実施をされている自治体もあります。撤去したところも聞いております。しかしながら、その後のフォロー、費用の面だとか、そんなことが余りうまくいっていない。形だけでつくったはいいけれども、なかなか進まないというような、これはあちこちで東京だとか九州だとかいろいろありましたけれども、そんなことで大変難しいことだと思います。  ですけれども、いろんな形で一つ一つ進めていっていただけたらと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それで、空き家の利用というのは、また後でも出ますけど、アセットマネジメントを今進めております。そういった良質な空き家、あるいは大きな公共施設というものを利用して、介護だとか、先ほど福祉健康部長が言われましたけれども、そういった内容のほうに進んでいくということも当然、必要だろうと思います。  そこで、アセットマネジメントとのかかわり合いをどのようにして、空き家バンクと持っていくかというのは、何かお考えがあればお聞きしたいと思うんですけれども、よろしいでしょうか。 84: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 85: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) アセットマネジメントは今年度、施設白書と総合管理計画の策定を進めておりまして、現在、最終校正の段階に入っております。  本市の公共施設の床面積は、以前にもお示しをいたしましたが、学校施設が6割前後を占めておりまして、非常に大きい影響がございます。人口減少だとか少子高齢化によって空き校舎が出てくることも、十分これから予想されております。人口推計をもとに、今後のアセットマネジメントの中で検討していきたいと思います。  また、議員御指摘の空き家については、公共施設ではございませんので、アセットマネジメントの直接の対象とはなりませんが、地域によっては公共施設の代替施設として、空き家の利用というのは有効となるというふうに考えております。空き家の状況やその地域の現状、また、法改正など国の動向を注視しながら、アセットマネジメントでは、地域の集会所への活用等、空き家の活用も意識していきたいと、このように考えております。  以上です。 86: ◯議長(堀田勝司議員) 川上 裕議員。 87: ◯1番(川上 裕議員) ありがとうございます。  アセットマネジメント、まだそういう予定ということなんですが、これが完全に終わってから、その空き家バンクだどうのこうのと言っておっても、タイムラグがあるかなという気もしております。  したがって、先ほど部長が民業圧迫というお言葉を使われております。確かにそのとおりだと思います。しかしながら、そこら辺を民間とも連携し合って、やれるところとやれないところとか、その辺を整理しながら、ぜひアセットマネジメントも関連しながら、豊明市として進めていっていただきたいなというのは私の要望でございます。そこら辺はまたひとつ、よろしくお願いしたいと思います。  それから、空家対策特措法ができて、立入調査ができるようになったということなんですが、それが具体的にどのようにやっていけるかというのは、先ほど部長も言われましたが、政令やら省令やらでいろいろ絡みがあるんだろうと思います。今のところで結構ですので、どういうところがやれて、どんなところがやれないのかなというような点があったら、少し教えていただきたいですが。 88: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  坪野経済建設部長。 89: ◯経済建設部長(坪野順司君) 非常に難しい御質問なんでございますけれども、まず、特措法の中の特定家屋等という「特定」がつくというものが、まず一つ条件だと思うんですよ。特定家屋というものは、倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態、それから2番目としましては、著しく衛生上有害となるおそれのある状態、3つ目としましては、適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態、4番目として、その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態と4項目がありますが、特定空家等となります。  特定空家等と指定というか、認定いたしますと、特措法では、その措置の実施のための立入調査とか、それから指導、勧告、命令、代執行の措置ということで、そういう手順で進んでいくわけですけれども、やはりまず認定するところに、非常に大きな考え方というか、見方があって、個人の財産というのは第一前提で来ますので、対外的に見た形でそれを指定するかどうかというのは、いろいろ議論があると思います。そのことも踏まえて、条例ではなかなかそこまで踏み込むことができませんけど、その中で規則を入れて、やはり他市町の状況の中で研究していかざるを得ないかなと。  それと、今ちょっとそのことで、いろいろプロジェクト、組織の中で調べた中では、今の勧告とか命令、それから代執行まで、ほとんど行っておりません。ということは、指導でおおむね終わっているんだと思うんですよね。だから、そこまで財産の中に取り組んでいくかどうかという行政の考え方がしっかりしないと、できないというのが現状ではないかと。  愛知県では、その四つの自治体、名古屋、蒲郡、犬山、南知多が条例をつくってやっておりますけれども、聞きましても、名古屋市については、代執行というものもありません。条例の中に入っていません。やはりそれだけ勧告、命令、代執行になりますと重みがきついので、そこまで財産の中にどこまで踏み込んでいくかということが、今後、やっぱり全国の自治体の中ではしっかり研究していくべきかと思っていますので、豊明もそういうことで、そういうことを考えていかざるを得ないと思っておるのが現状でございます。  以上です。 90: ◯議長(堀田勝司議員) 川上 裕議員。 91: ◯1番(川上 裕議員) この問題は行き着くところ、今部長もおっしゃられましたけれど、個人の財産権と市の財政のこれからのあり方というものとのせめぎ合いになるんだと思います、最後は。ですので、そこの判断は全国でもなかなか進められないというところがあるんですが、現在、豊明市では、先ほど59件の繁茂だ、草木だ、雑草だというお話がありました。  確かに、そこら辺のところであればまだいいかと思いますが、今後、この10年、20年たって将来になりますと、例えば倒壊だとか、そういったようなこともあり得る話ですので、私の町内でもあるわけですが、そのところでも同じようなことは言えるんですが、それの将来のルールづくりというのか、決まりというか、そういった条例というのは、ある程度つくっておいていただきたいと、将来に備えて。ここにおみえになる方はまだお若い方が多いのであれですけれども、あと20年も30年もしたら、本当に家を面倒を見切れないという人が結構出てくるわけですよ。結構じゃないですね、相当多くなるわけですね。  そういったところも踏まえた上で、一つ一つ進めていっていただきたいんですが、ただ条例をつくればいいというものではないのですけれども、とりあえず今考えられる範囲で来年度、検討していただいて、その中で、一つ一つできることから、例えば家、住人がいるとかいないとかということもありますし、家がまだ丈夫だとかどうのこうのというのもありますし、いろんな事例があるかと思うのですけれども、そういったところで、こういう場合はこれはやれるんだ、こういう場合はまだちょっと無理だとかいうようなことも考えていただきながら進めていただければいいのかなと思っておりますので、そこら辺の決意だけ、一言お願いしたいと思いますが。 92: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  坪野経済建設部長。 93: ◯経済建設部長(坪野順司君) 12月議会にも、最後に決意ということで御質問されました。  やはり12月の時点と今の時点では、随分我々としても動き方を変えて、27年度に条例が制定できるものであればというのは、先ほども何度も言いますけれども、まだ法ができたところであって政令、省令もできておりません。当然、その政令、省令ができてという話になりますけれども、やはり準備だけは当然していかなければなりませんので、今の議員のおっしゃられますとおり、今後、高齢者社会が当然来ておりますけれども、家が倒壊する、火事が起きる等いろんな状況が起きますので、そこら辺を踏まえた中の条例制定というのは私どもも必要と思っています。意気込むというよりも、やはり平成27年度中の条例化に向けて準備は怠らないということで今後も進めてまいりますので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。  以上です。 94: ◯議長(堀田勝司議員) 川上 裕議員。 95: ◯1番(川上 裕議員) ありがとうございました。  じゃ、次へ行きます。  障害者福祉計画のほうなんですが、グループホーム、ショートステイ、先ほどの健康福祉部長の御答弁で、必要なことは十分認識されているというお答え、答弁でございました。  確かに難しい面が多いかと思いますが、これも先ほども言いましたけど、高齢化社会で私もそうなんですけど、高齢者と障がい者というのの区別をつけて、今、いろいろな計画をつくってみえると思うんですよね。  ところが、私も最近つくづく思うんですが、高齢者イコール障がい者なんですよ。ちょっとここにも来ているかもしれないけれども。高齢者の方たちがどんどんふえるということは、必然的に比例的に障がい者もふえていくというようなことで、その受け皿をやはり早くつくっていっていただきたい。これはすぐにはできる問題ではありませんけれども、ぜひ要望しておきたいと思うんです。  先ほど部長がお答えになられましたけれども、そこら辺の再度、さらなる決意がありましたら、よろしいでしょうか。お願いしたいと思うんですけれども。 96: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 97: ◯健康福祉部長(原田一也君) 議員に申し上げますように、高齢者も障がい者も、そういった施設が必要だというようなことでございます。  確かに、高齢者ですと介護保険制度があって、その介護保険の中でいろんな施設入所だとか介護サービス、こういったものを使って、生活に支障のない暮らしを送っていただくというのが一つあります。  障がい者についても、障害者自立支援法という法律がありまして、その中でグループホームだとか、そういったところを整備して、親亡き後も、そういったところで生活をしていっていただくというような考えでございますが、なかなか、私、答弁でも言いましたけれども、民間の社会福祉法人ですとかNPO法人等々に話をしておりますが、土地の問題ですとか、あと建設費の問題、そういったようなものが重くのしかかっているようで、なかなか前に進んでいっていない。  ですから、今後、広く、市内にとらわれることなく、市外、県外の事業者でもこういった施設を豊明につくっていただけるというような話があれば、そういったことには積極的にかかわっていきたいし、市としても働きかけをしていって、こういった施設をつくりたいというように考えておりますし、決意と申されますと、いついつまでとかというようなことになろうかと思うんですけれども、これはあくまでも第2次障害者福祉計画の計画期間が平成29年度まででございますので、私ども、それまでにということを一つの目標として掲げております。  終わります。 98: ◯議長(堀田勝司議員) 川上 裕議員。 99: ◯1番(川上 裕議員) 次の、先ほど空き家の問題もあるのですが、発達支援センターというふうに大くくり、大きくしてしまうと、なかなか難しい面があるということもありますので、個別な形で、例えば空き家を活用されて発達支援センターみたいなものをやる、あるいは先ほども、どんぐり学園を療養、作業というような面で検討していきたいというようなお話もありましたけれども、なかなか手狭でございまして、そこまでなかなか難しいんじゃないかなというのが実情かなと思うんですけれども、それをあちこちに分散するのもちょっとあれですけども、有効な空き家があったら、そういうところを利用させていただいて、そういったものを設けていくというのも一つの手かなという気はしておるんですけれども、私はまだそこまで解析しておりませんので余りあれですけれども、そこら辺の御認識はいかがでしょうか。 100: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 101: ◯健康福祉部長(原田一也君) 発達支援センターでいいますと、相談とかリハビリとか、そこが拠点になって、障がい者のフォローができるというような施設でございまして、これを分散するということについては、その発達支援センターとしての機能が果たせるかどうかとなりますとなかなか難しい問題もありますし、空き家の活用となりますと、やはり支援センターをつくるにはそれなりの基準、部屋の大きさだとか、あと園庭といいますか、運動する広い場所があるかとか、そういったようなことも必要になってまいりますので、なかなかそういった物件を空き家の中から見つけるということは大変難しいのではないかなというふうには、今の時点では思っております。  終わります。 102: ◯議長(堀田勝司議員) 川上 裕議員。 103: ◯1番(川上 裕議員) いずれにしても、障がい児者をお持ちの方の親御さんというか家族の方は大変、自分亡き後を心配しているので、健常者の方々の御家族とはちょっと違うわけですよね。  そこで、長期にわたる特別な不安だとか悩みを持っておられる方、悩みは多いわけですが、市長の施政方針の中でも述べられています障がい児福祉サービス相談員の配置日数などをふやして、保護者と障がい児を支援していきますというようなことを、施政方針の中で述べられておりました。そんなようなことで、相談員の質を上げるだとか、数をふやすだとか、そういった施策のところは、今の現在ではどんな状況でございましょうか。お願いします。 104: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 105: ◯健康福祉部長(原田一也君) 各種相談事業の充実については、障がい児を育てる保護者の特別な不安や悩みを少しでも和らげるためには大変重要であるという考えを持っております。  平成27年度より、どんぐり学園で週1回、月4回程度、専門スタッフによる相談事業を開始いたします。専門スタッフとして想定しているのは、どんぐり学園の園長などのスタッフ、あと障がい児サービスの相談員、あと障がい児保育所等巡回支援専門員、あと臨床心理士、こういったスタッフを考えております。  この相談事業は、どんぐり学園通所者以外の利用も可能としておりまして、広報、ホームページなどで紹介、あと電話などの予約制で行いたいというふうに考えております。  また、年に数回、保護者の交流会にファシリテーターとして相談員を参加させるなどして保護者のサポートに当たらせ、ピアグループ化を推進し、メンタル面での向上を図ってまいりたいというふうには思っております。  終わります。 106: ◯議長(堀田勝司議員) 川上 裕議員。 107: ◯1番(川上 裕議員) それから情報の件ですけれども、先ほど県のしおりだとか、そういったものを配布しているというようなお話でした。  私も相談を受けたときは、日進のしおりもちょっと見させてもらいましたけれども、正直言って、どういうふうに書いてどういうことが書いてあったら喜ばれるのか、満足していただけるのかというところが、まだちょっと私勉強不足でちょっといけないんですけれども、部長が見られて、どんなような感じで、この県のしおりだとか何とかというのを見ておられますか。やはり豊明市としても必要かなというようなふうに私は認識しておるんですが、いかがでしょうか。 108: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 109: ◯健康福祉部長(原田一也君) 県のパンフレット、ガイドブック、これは確かにビジュアル的にも目にとまるような形になっていまして、内容もいろいろ各種制度、サービス、そういったものが網羅されております。  豊明市も、しおりというのを同時に発行しておるのですが、同じような内容のことが書いてはありますけれども、大変サービスの内容も多うございまして、書いてあることも、サービスだけではなくて、手当だとか、あといわゆる税制面での減免措置が受けられることだとか、鉄道の運賃のことだとか、多岐にわたって書いてあるものですから、それが見やすいかどうかについては、今後使われる方々の意見を聞きながら、もっと見やすいものにできるふうであれば、そのように変えていきたいなというふうに思っております。  終わります。 110: ◯議長(堀田勝司議員) 川上 裕議員。 111: ◯1番(川上 裕議員) それでは、最後に、市長にお伺いいたします。私も、1期の締めくくりとして、市長の答弁を聞いておきたいと思いますので。  議会冒頭の市長の挨拶で、どこのメーカーだか忘れましたが、ハンバーガーでしたっけ、チキンでしたですか、売り上げの減で相当数利益が下がっているというようなお話をされました。それを例にとられて、行政もサービスを低下させてはいけないんだというお話をしていただきましたね。私もそのとおりだと思います。  昨年の12月に、職員削減でいろんな人件費が浮いたとか、そんな話をさせていただいた折に、行政運営というもので、人が削減されていけば行政サービスがちょっと疎くなるのかなという認識をちょっとそのときは持ったわけですけれども、今回もその話をされているのですが、そういった職員が、低下するのを防ぐためにも、職員のいろいろきめ細かな動き、そういったものに目を行かせていただきたいということが一つと、一つということは、それから空き家対策でも、障がい児者グループホームだとか障がい者対策についても、一くくりでこうだとやれないんですが、一つ一つきめ細かく対応をとって、職員の方々が対応をとっていただいて、市民の方に安心していただけるような市役所になっていただきたい、職員になっていただきたいということが1点と、それから、アセットマネジメント、さっき伏屋部長から答えていただきましたけれども、これからのアセットマネジメントが一つの例となって、これからどういうふうにしていきたいんだというようなことも含まれておりますので、ぜひその空き家の利用だとか、そういったことも真剣に取り組んでいただいて、今後の糧に、市の糧にしていただきたいと思うんですが、そこら辺の御認識というか、御感想というか、見解というか、何かございましたら、市長のほうでお願いしたいと思うんですが。 112: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 113: ◯市長(石川英明君) 今、行政が抱えている課題というのは、非常に山積しているかなというふうに思います。少子超高齢化、そして人口減少、愛知県はなかなか、緩やかに進んでいく部分があるので問題視をしていないかもわかりませんが、オールジャパンで考えるとそうはいかないわけですね。  先ほど言われたように、アセットマネジメントだけでも、今、白書の中で約740億ぐらいと思っていたんですけれども、800億ぐらいかかるということが、少し具体的な数字が見えつつあるんですが、こうしたことを運用しようと思うと非常に、20億円ぐらい、40年で返還しようと思うと、そういう金がこれから要るとなると、まさに今、投資的経費で十数億使えるわけですが、できなくなってしまうんですね。  そういう課題を抱えると、やはり行政経営というのを根本的に、ただ無駄を省くだけではもう無理なんです。新たな財源を生み出すだとか、総合的、複合的に対処ができるようにする、そのために今冒頭に言われた、職員のスキルを上げるという部分が、要するに地方創生というのは何かといったら、その個々のまちの身の丈に合った、これから独自のまちづくりをするという、そのための職員であり、議員の皆さんの力や、さらには市民やあらゆる人たちの力で、このまちをどうつくり上げるかということが一つの課題になるので、そんな意味では職員のスキルというのは非常に重要になる。  ただ、僕が4年間、ここの中でいろいろ従事をさせていただいて、非常にすぐれた能力というのは潜在的にあるわけで、その方向性が少し、まだ活用の部分で弱かったかなという部分も幾つか感じるし、ただ新たに、今空き家の対策でも、予算はついていなくたってこれだけもう既に調査から方向性まで、今、59棟の分析をすれば、多分具体的に何をどう取り組むかというのは見えてくるわけですね。  そうした動きが、職員の内部にも徐々に生まれつつあるので、ここをさらに拡充して、充実をすることが、これからの時代に合った行政経営に立ち向かうことになるのではないかなというふうに思っていますので、そんな意味では、今御指摘をいただいたこともきちっと真摯に受けとめながら、対応を図っていきたいというふうに思っております。  以上であります。 114: ◯議長(堀田勝司議員) 川上 裕議員。
     残り時間2分少々です。時間にお気をつけください。 115: ◯1番(川上 裕議員) 大変頼もしいお言葉をいただきまして、これから先につなげていきたいと私も思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 116: ◯議長(堀田勝司議員) これにて、1番 川上 裕議員の一般質問を終わります。  ここで、午後1時15分まで昼食のため休憩といたします。                 午後零時9分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後1時15分再開 117: ◯議長(堀田勝司議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  4番 近藤善人議員、質問席にて質問願います。 118: ◯4番(近藤善人議員) それでは、議長の御指名により一般質問させていただきます。  まず、総合教育会議について。  いよいよ4月より新しい教育委員会制度が施行されます。今、豊明の学校教育の課題は何であるか、首長と教委で課題を共有し、解決に向かって取り組んでいただくようお願いいたします。  そこでまず、先ほどの議会でも質問しましたけれども、7月ごろを予定しているということでしたが、その進捗状況はどのように進んでいるでしょうか。 119: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 120: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 進捗状況ということでございます。  総合教育会議は、全ての地方公共団体に設けることとなっておりますが、大綱の策定の協議の際以外には、その開催については、首長が必要に応じて開催をするものであり、法律の施行日時点で総合教育会議が設置されていなければならないというものではございません。  ただ、地方公共団体としての教育政策に関する方向性を明らかにしていく機能を持っていることから、さらにできるだけ速やかに行われることが望ましいというふうに考えております。  本市の状況を踏まえ、6月定例月議会終了後、速やかに第1回の会議を開催したいと考えております。そのため、7月には開催できるよう、事務を進めてまいります。  以上です。 121: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 122: ◯4番(近藤善人議員) しっかりと準備していただきたいと思います。  それでは2番目、総合教育会議の事務局は、市長部局か教委の事務局かどちらに置かれるのか、お願いします。 123: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 124: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 総合教育会議の運営に当たり必要となる開催日時や場所の決定、協議題の調整、意見聴取者との連絡調整、議事録の作成及び公表等の事務は、首長が総合教育会議を設け招集することとしていることになっているため、市長部局で行うことが適正であるというふうに考えております。  以上です。 125: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 126: ◯4番(近藤善人議員) 市長部局に置くということですが、その理由と、また、近隣自治体の状況はどのようになっているか、わかればお願いします。 127: ◯議長(堀田勝司議員) 伏屋行政経営部長。 128: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 設置について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の中で、法律上は首長が設置することとされていることから、市長部局に設置することが基本であるというような解説もございます。  そうしたことで、私どもは、市長部局のほうに置こうというふうに考えております。  以上です。 129: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 130: ◯4番(近藤善人議員) それでは、第3番目の会議の役割は教育行政の大きな枠組みである大綱を決めることですが、その話し合いはされているでしょうか。 131: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 132: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 先ほど答弁漏れがございました。  参考たる他市町の状況でございますけれども、尾張東部の関係でいきますと、市長部局、教育委員会部局、半々ということを聞いております。済みませんでした。  そして、ただいまの御質問ですが、大綱を首長が定めることとするということの趣旨でございますけれども、首長は民意を代表する立場であるとともに、教育行政においては教育委員会の所管事項に関する予算の編成、執行や、条例提案など重要な権限を有しております。  首長に大綱の策定を義務づけることにより、地域住民の意向のより一層の反映と教育、学術及び文化の振興に関する施策の総合的な推進を図ることが目的となっております。そのため、大綱の主たる記載事項は、地方公共団体の判断に委ねてまいりますが、第5次総合計画の目指すまちの姿を踏まえ、教育行政全般が対象となってまいります。  ただ、策定の際は、教育行政に混乱が生じないようにするためにも、首長と教育委員会との間で十分に協議し、調整を尽くす必要があるというふうに考えております。  以上です。 133: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 134: ◯4番(近藤善人議員) それで、開催の回数なんですけれども、年間でどれぐらいの回数を予定しているのでしょうか。お願いします。 135: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 136: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 回数につきましては、首長と教育委員会で決めていくということになります。  なお、教育委員会の権限に属する事務の全ての意思決定について、総合教育会議を開催するというものではございません。大綱の策定は、首長の任期等を踏まえ、4年から5年に1度と想定されておりますが、大綱を策定する年は、開催頻度が多くなるというふうに考えております。  大綱の策定以外に、総合教育会議における協議事項として、教育を行う諸条件の整備、地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興を図るため、重点的に講ずべき施策について、協議、調整することとしております。  また、総合教育会議では、児童生徒等の生命または身体に現に被害が生じ、または、まさに被害が生ずるおそれがあると見込まれる場合等の緊急の場合に講ずべき措置についても、協議、調整することとなっております。  以上です。 137: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 138: ◯4番(近藤善人議員) メンバーは、首長と教育委員なんですが、今回の法改正の背景には、教育行政に住民の意見が十分に反映されていないとする指摘がありましたが、外部団体、例えばPTAだとか、学校運営協議会などの組織に出席を依頼することはないでしょうか。 139: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 140: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 総合教育会議を構成するメンバーにつきましては、首長と教育長、教育委員となります。そのため、首長と教育委員会の委員5名の計6名で構成をされてまいります。  以上です。 141: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 142: ◯4番(近藤善人議員) 調べていると、必要に応じて意見聴取者の出席要請も可能とありますけれども、この辺のことは何か考えられていないでしょうか。 143: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 144: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 総合教育会議で協議を行うに当たって必要があると認められるときは、関係者または学識経験を有する者から、当該協議すべき事項に関する意見を聞くことができるとされております。  なお、これら関係者または学識経験者は、あくまで必要に応じて協議すべき事項に限定して、意見を聞くことができるものでございまして、総合教育会議は執行機関同士の協議、調整の場という位置づけになっておりますので、構成員とすることはできません。  以上です。 145: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 146: ◯4番(近藤善人議員) 課題によっては、出席を要請するということと理解してよろしいですね。  それでは、じゃ、次の総合教育会議は、法律で議事録を作成して公表することが努力義務になりましたが、どのような形で公表するのでしょうか。お願いします。 147: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 148: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 総合教育会議における議論を公開し、住民への説明責任を果たすとともに、その理解と協力のもとで教育行政を行う趣旨を徹底するため、会議は原則として公開をするものとされております。そのため、議事録も公開する予定でございます。方法につきましては、調査研究をしております。  なお、一方、公益上必要があると認められるときは、非公開とすることができるものでございます。例えば、いじめ等の個別案件における関係者の個人情報等を保護する必要がある場合や、次年度の新規予算事業に関する具体的な補助金の額や対象の選定等、意思決定の前に情報を公開することで、公益を害する場合等を想定しております。  以上です。 149: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 150: ◯4番(近藤善人議員) 豊明市の教育が何を目指しているのか、市民の方に知ってもらうためにも、概要ではなくて、詳細な議事録の公開をお願いいたします。  それと今、住民への説明責任を果たすとのことですが、また、私が以前より定例教育委員会のほうでも提案している、土日、祝日、夜間の開催などの考えと、傍聴者が多数入場できる大規模な会場での開催は考えてはいませんか。  これは、市長部局じゃなくて、教育委員会のほうにお願いします。 151: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 152: ◯教育部長(加藤賢司君) 先ほどの御質問の総合教育会議、どのような形で開催するかというお話ですけれども、公開が原則ということでございますので、もちろん今の教育委員会の定例ですとちょっと場所が狭いかなという、そういう気持ちもしますので、もうちょっと広くて傍聴の方がいっぱい入れるような、そういうことも想定をせないかんかなということも考えております。  あと、時間も、今、平日の午後、定例教育委員会を開催しておりますので、そちらについても、皆さんが来やすい時間、そういうこともいろいろ検討を加えていかないかんかなと思います。  いずれにしましても、詳細につきましては、総合教育会議、そちらのほうで決めさせていただきたいと思います。  以上です。 153: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 154: ◯4番(近藤善人議員) 今の質問で、総合教育会議で決めるということなんですけれども、じゃ、第1回目はどこでやるかということは決まっているんでしょうか。 155: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 156: ◯教育部長(加藤賢司君) まだ詳細は決まっておりませんけれども、1回目につきましては、事務局のほうでとりあえずはやらせていただきますけれども、また今後ずっとこれは続くものですので、詳細についてはまた総合教育会議で決めると、そういうことでございます。 157: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 158: ◯4番(近藤善人議員) ぜひ、実のあるものにしていただきたいと思います。  中央教育審議会が答申を出したころは、教育委員会がなくなるのではないかということまで言われていました。私が今まで委員会を傍聴していて、委員さんからの政策提言など、ほとんどなかったように思います。  このようなことから、委員会の審議が形骸化しているとか、事務局の追認機関だと言われてきたゆえんです。  教育委員会は、教育行政や学校運営が、教員などの教育の専門家だけの判断に偏ることがないよう、レイマン、素人である委員を通じて、広く社会の常識や住民のニーズを施策に適切に反映させるための制度です。このことが、今までできていなかったように思います。  教育委員会が、教育委員が名誉職にならないよう、現場主義を徹底し、できるだけ学校現場や教職員などの会合に出席すべきだと思います。みずから見識を深め、もっと地域に出てニーズを把握し、教育行政に反映させる努力をしなければ、制度を改めても今のままではないでしょうか。  多くの子どもたちが、いじめによって自殺しています。この子たちの死を無駄にしないためにも、地方教育行政を変える大きなチャンスではないかと思います。有意義な議論の場になるよう期待しております。  それでは、2つ目の質問、いじめ・不登校についてお伺いします。  まず最初に、いじめの問題について、教育委員会として学校にどのような指導をしていますか。お願いします。 159: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。
    160: ◯教育部長(加藤賢司君) まず、教育委員会として、学校にどのような指導をしているかということでございます。  いじめは、児童生徒の心身に深刻な影響を及ぼす許されない行為であることの共通理解を図り、全校に学校いじめ防止基本方針の策定を指示いたしました。  基本方針として必要な事柄を指導しながら、4月までに策定を完了しまして、ただいま、各学校のホームページに掲載をしているところでございます。  その後も基本指針に示されたPDCAサイクルに基づき、実効性のある取り組みとなるよう指導するとともに、月末に実態報告を受ける仕組みをとっております。  最も大切なこととして、いじめはどの学校でも起こり得るものという共通認識を持ち、いじめ防止、早期発見、早期対応を全校体制で行うよう指導をしてきたところでございます。  以上です。 161: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 162: ◯4番(近藤善人議員) いじめにもいろんな内容があると思いますけれども、重い、軽いじゃないですけれども、その辺のことはどのようになっているんでしょうか。 163: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 164: ◯教育部長(加藤賢司君) いじめの件数、レベルとか、そういうものでございます。毎月学校のほうから報告が上がっておりまして、それを取りまとめたものとして御報告をさせていただきたいと思います。  まず、学年別の発生状況、そちらのほうからお話をさせていただきたいと思います。  小学校におきましては、やはり高学年、4年生、5年生、6年生が多い傾向にあります。具体的な件数で言わせていただきますと、4年生で8件、5年生で10件、6年生で7件。  あと、中学校につきましては、1、2年生が多い傾向がありまして、中学校1年生で9件、2年生で13件、3年生は1件ということで、大きく減っております。ただいまの件数につきましては、26年度の数字でございます。  続きまして、いじめの形態と言いましたが、どういう内容かということでございます。こちら小中とも、内容としましては、ほとんどといいましょうか、多いのが、言葉の嫌がらせですね。それとあと、中傷だったり無視とか、そういうものが多い状況になっております。  あと、それがどのような形で見つかるか、発覚の状況といいましょうか、そういうところなんですけれども、小学校ですと家庭からの連絡、それが一番多い状況にありまして20件、あと本人からの申し出といいましょうか、そちらのほうが10件で次になっております。  中学校の場合は、ほとんどが本人からの申し出ということで、18件出ております。  あと、いじめのレベルのお話なんですけれども、これは、いじめについて5段階で評価をしておりまして、1が一番軽くて5が一番重いということでございます。まず、一番多いのが、やはり一番軽い1のレベルでございますけれども、これは内容としましては、1対1の比較的軽い無視とか、からかいとか、そういうものを指しておりまして、小学校で10件、中学校で12件。  次にレベル2、5段階の2番目になりますけれども、数名で比較的軽い無視やからかいがあると。1の場合だと個人ですけれども、2の場合だと数名というような場合でして、小学校で12件、中学校で11件ございます。  次にレベル3、真ん中辺になりますけれども、内容としましては、物を隠したりだとか、足をかけたりだとか、ちょっと人をたたいたりだとか、そういうものでございますけれども、小学校はありますけれども、中学校はもうございません。ということで、小学校は12件、中学校はゼロ件と、そういうような状況でございます。  以上です。 165: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 166: ◯4番(近藤善人議員) 詳細まで教えていただき、ありがとうございました。  それでは、次の教育委員の発言についてをお伺いします。  私、以前の教育委員会で、ある委員さんが、いじめはなくならない、ゼロにはならない等、いじめを容認しているような発言をされていました。確かにゼロにするのは難しいと思いますが、教育委員、それも委員長という立場でそういう発言をされるというのは、いかがなものでしょうか。  この辺を教育長はどのようにお考えか、お願いします。 167: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  市野教育長。 168: ◯教育長(市野光信君) お答えします。  目指しているところは、ゼロです。そのいじめ自体の見方が、いじめがゼロだという報告があったとしても、本当にゼロなのかな、もうちょっとアンテナを高く、それから心、受信機に当たる心の部分の感度を上げて見なさいというような意味合いで、そういったふうに理解、そういうふうな発言があったのではないかというふうに私は思っております。  私自身の捉え方としては、私が今申し上げたように、人が複数以上、複数集まれば、子どもの社会も大人の社会も何かしら嫌なことを感じたり、そういったことがあるということが前提で、人と人との間で何かあるに違いないから、もっと、ゼロだということで安心するんじゃなくて、常日ごろから注意しなさいといったような意味合いで発言したということで、まとめますと、容認しているというような意思や意図は全くございません。  以上です。 169: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 170: ◯4番(近藤善人議員) 私はそうは思えませんでしたが、認識の違いというか、そういうことなんでしょうか。  私は、山鹿市の山鹿中学校、山鹿市まで行ってきたんですけれども、そこでは、その校長先生は、毎年入学式で新入生と保護者に、そして始業式では全校生徒に対して、いじめは絶対に許しません、いじめをするような生徒はうちの学校に置きませんとまで宣言しているんですね。これぐらいの強い気持ちがないと、いじめはなくならないと思います。  そこで改めて伺いますが、強い意思を持って、いじめ撲滅に向けて取り組んでいただけますでしょうか。 171: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  市野教育長。 172: ◯教育長(市野光信君) 今、山鹿の例を教えていただきましたけれども、各学校も、いじめに関してはこれは絶対許さないという視点は、もちろん備えております。それは、日々、教員の間でも何かいつもと違うような雰囲気とか出来事があれば、お互いに連絡をとって複数で臨むと、1人で抱え込まないで複数で臨んでいくというような姿勢は持っておりますので、今議員が紹介されたような気持ちを常日ごろから持っているというふうに私は認識しておりますし、学校はそのように取り組んでおるというところです。  以上です。 173: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 174: ◯4番(近藤善人議員) また山鹿の例なんですけれども、過去に、いじめている生徒が普通に登校していて、いじめられている生徒が登校できないのはおかしいと、校長は、加害生徒に出席停止の懲戒処分をしたということもお聞きしてきました。教職員というか、学校関係者がそういう気持ちであれば、安心しました。  次に、不登校についてお伺いします。  私が問題提起したこの4年間、いろいろな取り組みをされてきたわけですが、結果が出ていないというふうに思います。教育委員会の評価結果の報告書の中での評価委員の意見でも、不登校対策推進事業の報告書に目を通したが、何一つコメントはできない、事業名の羅列で具体的な中身や事業による成果や効果など全く読み取れない、説明責任という観点からも正していくべきではないかと厳しい意見が載っております。教育長のお考えをお聞かせください。 175: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  市野教育長。 176: ◯教育長(市野光信君) 今、不登校が減少していないということに対して、どういうふうに考えるかということですけれども、不登校の児童生徒の数は、毎月教育委員会、それから私に報告が来ます。私も、その中身に関してまで注視しております。学校によって多寡はそれぞれなんですけれども、全市的に見れば減少していないという状況です。  数値を申し上げますと、本年1月末時点の不登校児童生徒の数なんですが、小学校で20人、これは昨年同じ時期、1月は16人でした。中学校ですが、本年1月末時点で77人、前年同月ですと54人と、大変厳しい状況だというふうに認識しております。  以上です。 177: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 178: ◯4番(近藤善人議員) 今、数を言っていただいたんですけれども、ちなみに全国平均の割合なんですけれども、小学校だと0.36%、中学校だと2.7%なんですけれども、今お聞きした数字だと、小学校だと0.53%とかなり高くなっています。中学校でも、全国平均が2.7のところが3.7という非常に高い数字になっています。この辺のことをよく認識していただいて、今後取り組んでいただくようにお願いいたします。  それと、不登校になったきっかけというのは、いろいろあると思うんですけれども、この辺の把握はされているのでしょうか。 179: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 180: ◯教育部長(加藤賢司君) そちらも調査をしておりまして、問題行動と生徒指導上の諸問題に関する調査と、そういうものは本市の学校で実施をしております。その中で、小学校、中学校に分けまして、不登校に至った原因といいましょうか、理由と、そういうことを調べております。  ちょっと御紹介をさせていただきますと、小学校のほうで高い理由でございます。一番高い理由としましては、不安など情緒的な困難があるということで、これは本人に起因する理由でございます。あと、次に大きいのが、病気による欠席、また親子関係をめぐる問題、無気力、こういうものが小学校では多い理由になっております。  続きまして、中学生のほうを御紹介させていただきますと、中学生もやっぱり小学生と同じように、一番多いのが無気力、不安など情緒的混乱、こちらのほうが多い理由になっています。あと、次に多いのが、病気による欠席、病気で欠席をしてそれが不登校につながってしまったということでございまして、よく言われる学業の不振というのも、いろいろとあるのではないかというお話もあるわけですけれども、中学校におきましては4.6%ということで、それほど多くないと、理由としては、やはり本人の無気力、あとは混乱をすると、そういうところであるというような調査の結果が出ております。  以上です。 181: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 182: ◯4番(近藤善人議員) それぞれいろんな事情があって、学校に来られなくなってしまうわけですけれども、学校の中の不登校対策委員会というのは、これはどのようなことが話されているか、もし把握されていたらお願いします。 183: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 184: ◯教育部長(加藤賢司君) 各小中学校に、いじめ不登校対策委員会というものを設置しております。そちらのほうは、校長先生をトップにしまして、教頭、教務主任、学年主任、生徒指導主任、あと養護教諭の先生方、そういうことで構成をしております。  いじめには迅速に対応したいということもありますので、メンバー的には学校の先生方を中心に選んでおりますけれども、やはりケース・バイ・ケースということで、内容的にどうしても必要な場合ということも、外部の方ということもありますので、スクールカウンセラーの方も入っていただくような、そういう場合もございます。  以上です。 185: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 186: ◯4番(近藤善人議員) 内容についてはお聞きできなかったのですけれども、スクールカウンセラーが入るということなんですけれども、これは、教育委員会が中に入るとか、そういうことはもともとできないのか可能なのか、お聞かせください。 187: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 188: ◯教育部長(加藤賢司君) ただいまは、学校につくるいじめ不登校対策委員会ということでして、その上位組織といいましょうか、その上におりますのが、市のほうのいじめ不登校対策委員会というのがございます。こちらのほうは、教育委員会のほうで設置をされておりまして、こちらのほうには各学校の先生方が集まってくることになりますので、そちらのほうで、各学校の事例紹介をしたりだとか、研修をしたりだとか、そういうような状況になります。  あと、教育委員会で持っておるトップといたしましては、豊明市いじめ問題対策連絡協議会というのがございます。こちらのほうは、国のほうのいじめ防止対策推進法、そちらのほうが平成25年に施行されましたので、それに基づきまして設置をしております。こちらのほうには、もちろん学校の校長先生とか教育委員会だとか、児童相談所とか、法務局とか警察とか、いろんな各団体の方に出ていただきまして、構成をさせていただいて、年に2回ぐらい会を、ことしも2回ほど開催いたしました。  以上です。 189: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 190: ◯4番(近藤善人議員) 私の質問がちょっと悪かったのか、教育委員さんがこの校内委員会に出られるか出られないかということと、現場を知る意味でも、教育委員の方が中に入ったほうがいいのではないかと思うんですが、その辺をお願いします。 191: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 192: ◯教育部長(加藤賢司君) メンバーとしては、教育委員さんが入るということはまだ学校は想定はしておりませんけれども、もちろんオブザーバーとしてとか、中に入って聞いていただくということには問題はないと、そのように思います。  以上です。 193: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 194: ◯4番(近藤善人議員) それではぜひ、教委の方にも中に入って、現場を知るという意味でもぜひ行っていただきたいと思います。  次に、フレンドひまわり、これ、入級者数がなかなかふえない、10人前後ということなんですが、これも、不登校対策推進事業の評価結果の報告書の中での評価委員の意見として、不登校児童の出現率を全国と比較しても、決して楽観できる状況にはない。中学生が非常に多くなっているようである。それにもかかわらず、フレンドひまわりの入級は極めて少数ということである。どこに原因があるのであろうかと述べられております。このあたりの考察はされているのでしょうか。 195: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 196: ◯教育部長(加藤賢司君) フレンドひまわりの入校生の数がなかなかふえていないということで、今御指摘をいただいたわけですけれども、まず、現状の入級生の報告からさせていただきますと、23年は10名、その後、8名、10名ということになっていまして、本年度は11名の入級生となっております。  入級に際しましては、指導員が学校での状況や児童生徒自身の悩みや保護者の考えを踏まえまして、学校への登校を促したり、入級を勧めたり、ホームフレンドの派遣を勧めたりしながら、一人一人に最も適した対応をするようにしております。  現在の教室の位置や規模から考えますと、今年度11名入級しておりますけれども、人間的にもそのぐらいの子どもたちを見るのが大体適切かなというふうには考えておるわけですけれども、確かに規模的には今が精いっぱいかなと、そのような考えは持っております。  以上です。 197: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 198: ◯4番(近藤善人議員) 10名前後ということなんですが、これ毎年というか、ここ数年の、復学した生徒数の割合がわかったら教えてください。それと、現在10名前後の通級ということですが、これが例えば20名、30名となった場合の対応は考えていますでしょうか。 199: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 200: ◯教育部長(加藤賢司君) ひまわりから普通の学校に戻る生徒ですけれども、1年に1名から2名ぐらいは復学をしております。  あと、現在11名ですけれども、それがもっとたくさん来た場合どうするんだというお話ですけれども、スペース的には、20人ぐらい入るスペースの部屋はあるわけですけれども、やはりひまわりに入っている子どもたちのことを考えますと、一人一人の子どもたちに合わせた対応が必要であろうと、そのようなこともありますので、指導員の人数やスペース的には現在がいっぱいかなというふうに考えております。  しかしながら、多くの子どもたちが入級するということになった場合には、すぐに部屋の確保だとか指導員の配置だとか、そういう部分ではなかなか難しいというふうには考えておりますけれども、今のところでやっていただくしかないかなというふうには考えております。  現在は、指導員3人とスクールカウンセラー1名、そちらのほうで、ひまわりのほうは運営をしております。  以上です。 201: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 202: ◯4番(近藤善人議員) 本当にフレンドひまわりが有効に機能するように、努力していただきたいと思います。  それでは、3問目の不登校児童生徒と家庭とのかかわりについて、市内のある小学校では、不登校対策に、3日休んだら家庭訪問するとありました。私はこれではだめだと思うんですよね。1日目から対応しないと、例えばなぜ来られないのか、病気なのかけがなのか、ほかに理由があるのか、そういうことを把握することで、予防にもつながると思います。  このあたりの考えというか、対策をもう一度見直す必要があると思いますが、いかがでしょうか。
    203: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 204: ◯教育部長(加藤賢司君) 本市の状況ですけれども、欠席1日目から全ての家庭で家庭訪問するというような方針は、現在とっておりません。しかしながら、電話によりましてまず家庭に連絡はとるよう、そういうことはしております。  しかしながら、状況によっては、1日目から訪問が必要な場合も当然あると考えられますので、おのおののケースを見ながら対応していきたいと、そのように考えております。  この辺の考え方につきましては、市のいじめ不登校対策委員会、そちらのほうでも、事例研究をしながら研究をしていると、そういうところでございます。  以上です。 205: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 206: ◯4番(近藤善人議員) また山鹿の例なんですけれども、不登校解消のために、校長と教育相談員による毎朝の家庭訪問などを実施していたそうです。  それと、ちょっとまた悲しい事件が起きてしまったんですけれども、これも家庭の問題が非常に大きいと思うんですけれども、川崎の中学1年生が殺害されるという事件。この子は、昨年の夏休み過ぎから部活を休むようになって、3学期が始まってからは全休だったようです。その間2カ月以上あったのに、担任は3日から4日しか訪問していなかったとあります。それで、担任が最後に電話で話したのは、2月16日、これが今の学校の対応かなと、非常に腹立たしいやら悲しいやらと、そういう気持ちなんですけれども。  本当は親が一番の、一番最初にやらないかんことだと思うんですけれども、これ、学校とか教育委員会がもっと早くから対応していれば、また違った結果になっていたのではないかというふうに思います。ですから、先ほど言ったように、1日休んだら、なぜ休んだのかという理由を知っていただきたいということで、早急な対応をお願いします。  家庭の問題のことがあったんですけれども、私が以前から提案しているスクールソーシャルワーカーなんですけれども、これも本当に喫緊の課題だと思いますけれども、前の回答にも検討するということでしたけれども、期間が短いのでどれくらい検討されたかわからないんですけれども、ぜひ早急に設置していただきたいと思いますけれども、そのあたりいつごろ設置されるのか、わかっていればお願いします。 207: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 208: ◯教育部長(加藤賢司君) 今御指摘のありましたスクールソーシャルワーカーですけれども、重要性は、最近、子どもたちのいじめ、不登校にしても大変複雑になっていまして、やっぱり教職員だけでは対応がなかなか難しいという状況は十分承知をしております。  そういうこともあって、やはり関係団体、あと父兄ですとか、そういういろんなところと対応のできるスクールソーシャルというのは大変重要だというふうには重々承知はしておりますけれども、なかなかやっぱり予算の伴う話でありますので、それについては、しっかりと要求をさせていただいて、早急に設置できるように、そういうふうにお願いをしてまいりたい、そのように考えております。  以上です。 209: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 210: ◯4番(近藤善人議員) なかなかやっていただけないんですけれども、ある学校の校長先生が、最初の一歩が踏み出せない学校は、まずできない理由を探します。これ、行政のほうにも多分言えることだと思うんですけれども、民間であればすぐに対応できるようなことがなかなかやっていただけないというのは、私もこの4年間やってきてよくわかったというか、本当に喫緊の課題だと思うんですね。だから、ぜひ当局のほう、予算のほうもつけていただいて設置していただきたいと思います。  次に、以前私が、すごくいい取り組みだということで、山鹿の資料をたくさんお渡ししたんですけれども、その中に何か、参考になるようなことがあったんでしょうか。検討していただいたことがあればお願いします。 211: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 212: ◯教育部長(加藤賢司君) 先日議員のほうから、新聞だとかいろいろ資料をいただきまして、その中でいろいろ山鹿市が取り組んでおる状況について、読ませていただきました。  その中でまず、先ほど議員も紹介されたように、教育長が熱い思いで教育を進めているということが、まず一番最初に感じられました。そのほかに、いろいろと取り組んでみえて、大きなもので言いますと三つくらいあったんですけれども、教職員がやっぱり本務である教育、そういうことに専念して、子どもと触れ合う時間、そういうことをふやすための校務改革、また、学び合いをキーワードとした授業改革、あと、幼稚園、保育園、小中学校の連携に基づく中学校区の学園化を通した生活習慣の確立だと、そのような3点が、割と私としては取り組んでみえるなと、そういうふうに感じました。  以上です。 213: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 214: ◯4番(近藤善人議員) 山鹿では、このように校務改革、子どもと触れ合う時間をつくるために、指導の手引きと行事の手引き、これを全教職員に配って、子どもと触れ合う時間をつくって今のような、40人いた不登校生徒を1人だったか2人だったかにしたという実績があります。ぜひ参考にしていただいて、国からのそういう通達とか、余分なものは、切れるところは切っているそうです。  それから、アンケート、私は以前、Q―Uアンケートということを言ったんですけれども、あれも、本当に実績が上がっているのかわからないんですけれども、不登校生徒が減っていないということは、なかなか効果が出ていないかなというふうに感じます。  それよりも、やっぱり山鹿の校長と話をして、本当に愛情を持って教職員が接する、そういうことが非常に大切だなということを感じました。  校務改革についてですけれども、例えば職員会議の問題だとか、朝の会のそういうところをやめるとか、別のほうに移動するようなことは考えられていないでしょうか。 215: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 216: ◯教育部長(加藤賢司君) 校務改革についての本市の状況をちょっと説明させていただきたいと思います。  まず、各学年が、会議や打ち合わせの削減には努めております。さらに外部からの出張要請、あと会議などへの会議委員への選出、細かな調査依頼、多方面からの作品募集など、さまざまな要請についても精選していく必要があると考えております。  職員打ち合わせの時間につきましては、子どもと向き合う時間を確保することや、朝学習の時間に振り分けをしております。これは、山鹿中学校にも同様な取り組みがあるのですけれども、本市もそれに類したことは実施をしております。例えば学校によっては、朝の打ち合わせを帰りの時間帯に変更したり、電子黒板を使って教室で短時間に終わらせるようにしたり、また、パソコンを使って短時間に終わらせたりと、そして、子どもと向き合う時間をつくって、朝学習に振りかえたりと、そのようなことをしております。  以上です。 217: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 218: ◯4番(近藤善人議員) ぜひ努力してつくっていただきたいと思います。  ここでまた、教委の活動の点検及び評価の結果に関する報告書の中の評価委員の意見を紹介させていただきます。  不登校は子ども自身の問題だとか、家庭の問題だとか、学校の問題とか、いろいろ議論されるが、生まれ落ちたときから問題を抱えていたとは考えられない。市や学校にカウンセラーが配置されているのだから、意見をもらいながら学級担任が個々の生徒の生い立ちをさかのぼって追求し、指導の手だてを見つけることが必要ではないか。親との接点がないとか、子どもと接触が不可能という問題もあるようだが、学校や担任の熱意を見せていくことも大切だ。ひまわりの指導員も、もっと積極的に行動してもよいのではないか。学校も適応指導教室も、接触の難しい家庭が多いという理由だけで、子どもを見捨てないでほしい。最近、児童虐待の問題も多い。民生児童委員の協力を得ながら、家庭や生徒との、学校との距離を縮めていってほしい。フレンドひまわりの指導体制についてだが、女性指導員の配置が必要ではないか。また、カウンセリングの過程で、適応指導教室への体験入所などは行われているだろうか。適応指導教室の立地環境や教育環境は、大変恵まれている。ひまわりバスの運行、給食の配達など、ほかでは余り例がないと思うということを言っております。  それで、今のもまたちょっと厳しい意見なんですけれども、この辺は、教育委員会のほうでちゃんと把握しているでしょうか。 219: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 220: ◯教育部長(加藤賢司君) 先ほどの点検評価の委員の御意見なんですけれども、教育委員会としては、その意見の悪い部分が一つでも減るように努力はしたいと思っております。教職員につきましても、いじめ、不登校につきましては、何とかゼロに持っていきたいと、そういう形で熱意を持って授業に取り組んでおりますので、そういうことも含めて、一遍には難しいかもしれませんけれども、一歩一歩進めていきたいと、そのように考えております。  以上です。 221: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 222: ◯4番(近藤善人議員) 本当に、一度不登校になってしまうとなかなか復学が難しいということが、私もよくわかりました。  それで、予防が一番大切だということで、例えばですよ、今、各中学校が3校あって、20名ずつの不登校生徒がいるとします。その3年生が卒業するわけですから、新たに入ってくる1年生で不登校を出さなければ、40名になりますよね。また次も卒業するから、新たに出さなければ20名、その次の年も出さなければ、ゼロになるわけですよ。いかに予防していくということが大切かというのが、今の例でわかると思うのですけれども、その予防についての何か対策というか、あればお聞かせください。 223: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  加藤教育部長。 224: ◯教育部長(加藤賢司君) 不登校、今のお話どおり、一年一年進めていけばもちろんゼロになるということはわかるんですけれども、不登校に対して、特効薬といいましょうか、なかなかないというのも現実でございまして、私どもが承知をしている不登校の原因としましては、大きく三つある、そういうふうに考えております。  一つ目としては、学校生活が原因ということで、友人や教師との関係、あと友人同士の関係、それは人間関係などが主な理由。  二つ目として、本人が原因、これは病気であったりだとか、そういうことが原因になると思います。  三つ目としては、家庭生活が原因ということで、家庭環境の急激な変化があったり、親子の関係だとか、両親の離婚だとか、そういうことに起因する内容だと思います。  ほとんどの場合は、これらの三つの理由が複雑に絡み合って、不登校になってしまうということになるのではないかというふうには思ってはおるんですけれども、本人のお話を聞きますと、本人もはっきりした理由がわからないということで不登校になってしまったという例も、実は聞いております。  以上のようなことを踏まえまして、学校では、教師と生徒、また生徒同士が規律を保ちつつ、心を開いてかかわれる温かな環境づくりを進めまして、生きる力や豊かな心、たくましい心を育てることが重要だと、そういうふうに考えております。また、家庭では、何でも話せる安らぎのある環境づくり、それを基本にしまして、生活習慣をまず身につけることが重要でないかと考えます。また、地域におきましても、全ての大人で全ての子どもを育てると、そういう厳しい中にも寛容のある心が重要ではないかと、そういうようなことを考えております。  いずれにしましても、一つ一つ、やっぱり一歩一歩進めることが重要ではないかなと、そういうふうに考えます。  以上です。 225: ◯議長(堀田勝司議員) 市野教育長。 226: ◯教育長(市野光信君) 今の御質問の件、私からも、ちょっと今部長からも答弁ありましたけれども、私の口からも申し上げておきます。  これは、主に学校でのことを中心に申し上げますけれども、クラスというのは、クラス分けがあって新学期が始まると、最低でも1年間同じ教室で、共同体として学んだり生活するという、そういうことになるわけです。クラスの状態を先生がよく知っておかないと、クラスでの今二つ申し上げた学びと、それからクラスでの生活というのは相関的に悪化していくという、そういうことがあると思うんですね。  ですから、今議員からも御指摘ありましたけれども、対処療法のみならず、各学校でそれぞれの状況に応じながら、その学校の全ての先生が、足並みといいますか、息遣いといいますか、そういったものをそろえてクラスの中の状態を良好にしていく。つまり、先生も児童も生徒も、お互いに聞き合って、支え合って学び合いができる学級づくりをしていくことによって、その過程で、不登校、それからいじめ、そういったことの予防と減少が期待できるというふうに考えてもらって、さらにその先には、あくまでも結果ですけれども、学力の向上も見えてくるというふうに見ております。  以上です。 227: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤善人議員。 228: ◯4番(近藤善人議員) 堀田教育長は、学校を立て直すことができたのは、まず教職員の意識を大きく変えることができたからです。校長は、どの子も自分の子だと思って臨んでほしいと教職員に訴え続けました。我が子であれば、甘やかし過ぎたり見放したりせず大事にするであろうと、この観点からずれたとき、教職員に厳しく指摘してきました。また、教員がこんな新しいことに取り組んでみたいと提案があれば、失敗を恐れず挑戦させたそうです。教職員にとって生徒が我が子ならば、校長にとって教職員は我が子ですからと熱く語っていただきました。時には、子どもが忘れ物をするのは、あなたの指導が行き届いていないからですと厳しく指導もしていました。  言いかえれば、もっと深く子どもや家庭とかかわりを持ちなさいと言っていることではないかと私は思いました。  最後に、いろいろ質問してきましたが、今のままでは何も改善されないのではないかと思います。もう一度、学校とは何かこの原点に帰っていただき、子どもたちが安全に伸び伸びと過ごせる楽しい場所、どの子も自分の将来に目標や夢を持てるような学校になったときこそ、教育環境日本一ではないでしょうか。  私が、山鹿市の教育長、元山鹿中の校長なんですけれども、お会いして思ったことは、本当に子どものことを大切にされている。例えば、先ほど言いましたように、どの子も自分の子だと思い、接しなさいと指導しています。これは、本当になかなか難しいことだと思います。また、校長先生と教職員の信頼関係、生徒と教職員の信頼関係ができているとも思いました。  では、どうすればその信頼関係をつくることができるかといえば、本当は当たり前のことなんでしょうが、愛情を持って接する、これに尽きるのではないかと思います。この当たり前のことがなかなかできていない。そこで、なぜなら先生が忙し過ぎるということもあるでしょうし、教職員の意識の問題。したがって、先ほど言った教職員の意識改革、子どもと向き合う時間の確保に行き着くと思います。それを実行されたのが、山鹿市の現教育長、堀田浩一郎氏であります。  山鹿中学の堀田校長が退職するに当たり、卒業生一同から次のような感謝状をいただいたそうです。いつも情熱あふれる御指導で、日本一の学校をつくってくださってありがとうございました。この日本一の学校で過ごせたことを誇りに思います。校長は、これまで多くの表彰状をいただいた中で、最もうれしい感謝状だったそうです。本当にこれこそ、教師冥利に尽きると思います。  ぜひ豊明市の教職員の方々も、生徒からこのように感謝される先生になっていただきたいと思います。それには、教育長の責任は非常に重大だと思います。よろしくお願いします。  以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 229: ◯議長(堀田勝司議員) これにて、4番 近藤善人議員の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩といたします。                午後2時11分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後2時21分再開 230: ◯議長(堀田勝司議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  5番 近藤惠子議員、質問席にて質問願います。 231: ◯5番(近藤惠子議員) では、議長の御指名をいただきましたので、一般質問させていただきます。  二つ、2点出しておりますけれども、先に災害時の避難所運営というほうからさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  議員にちょうどなるすぐ直前に東日本大震災が起こって、この4年間の間に、災害のことをいろいろ質問してまいりました。当初は自主防災会連合会というのがまだ十分組織できていなくって、どんな姿であるべきかということをさせていただいたこともありますし、学校の防災のこと、それから在宅の被災者のこと、また、HUG訓練のこと等を質問してまいりました。  この4年間、ちょうどその間には、地域総合計画の見直し、そして、また来年度には避難所運営マニュアルの見直しというものが続きますけれども、その中にあって最終的に何が一番市民にとって大事なことであるのかなということを考えると、やはり最後は、避難所ごとの運営マニュアル、そこまでの道筋をつけることが、東日本大震災の後の、今、国も県も挙げている防災の中の一つの目標だと思っています。  今回は、最終的には避難所ごとの運営マニュアル、それをつくるためにどういった考え方をしたらいいかという点で質問をしてまいります。よろしくお願いします。  まず、今、ホームページで、少し前まで今回の地域総合計画の素案が出されて、市民からの意見の募集があったと思います。この中で、特に避難所運営のことについて伺いたいと思うんですけれども、この中で今までと特に変わったところ、避難所運営等で何かあれば、先に説明してください。 232: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 233: ◯市民生活部長(石川順一君) 避難所運営訓練につきましては、来年度から防災訓練で行政指導のこれまでの避難所運営訓練の手法を少し見直しまして、HUG訓練というんですか、避難所運営ゲームを取り入れた訓練を行っていきたいなと、そのように考えております。  以上です。 234: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 235: ◯5番(近藤惠子議員) 済みません。地域防災計画の中において、どんな項目が新しく入ったかということのほうなんですけれども、その辺は何か説明できますか。 236: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 237: ◯市民生活部長(石川順一君) 地域防災計画のほうで変わった点としましては、まず、避難勧告などの避難情報を周知する手段として、従来は、区長さんのお宅にファクス等を送るとか、市や消防団の車両で広報すると、そういったような方法をとっておりましたけれども、今回の改定ではメール配信サービスですとか、緊急速報メール、ヤフーの避難情報、ヤフーの豊明市防災情報ブログなどを追加して、情報伝達の手段の補強を図ったということ。それから、避難者の福祉避難所に関してなんですけれども、従来は市の保育所、保育園ですとか福祉体育館を福祉避難所として位置づけておりましたけれども、資機材の不足ですとか、要配慮者への対応能力が乏しいというようなことがございましたので、老人保健施設ですとか高齢者施設、そういったところと協定を結んで、要配慮者専用の避難所というようなものを位置づけていくということでございます。  避難所の運営についてなんですけれども、最終的には区の役員さん、皆さんなどで構成していただく避難所運営委員会を設立して、避難所による自治運営体制を確立することにしておるんですけれども、その際の女性の参画を推進し、避難の長期化などに、必要に応じて男女のニーズの違い、男女双方の視点に十分配慮すると、そういうようなことを計画するように定めております。  終わります。 238: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 239: ◯5番(近藤惠子議員) ありがとうございます。私が読み取ると、それにプラスアルファして、在宅被災者へ情報のやりとりをする、把握して、避難所にいる避難者に準じて、食料の提供などもするということもありましたし、また、ペットを連れてきて避難所にいらっしゃった方には、渡り廊下とかを提供してペットの場所をつくるというようなこともあったと思います。  例えば、今回新たな総合計画を見ると、避難所、今、いろんなニーズがあるので、いろんなこと盛り込まれているんですけれども、実際に災害があったときに、学校はどの程度開放するんでしょうか。 240: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。
    241: ◯市民生活部長(石川順一君) 学校で、避難所としてできるところなんですけれども、今回の運営マニュアルでは、体育館を避難所として運用するということで、それ以外の部屋については使用しないという形でつくらせていただいています。 242: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 243: ◯5番(近藤惠子議員) では、地域防災計画の中にある、ペットの場所をどうするかとか、女性の洗濯物を干す場所を確保しましょうとか、そこまではっきり書いていないんですが、そういった洗濯の場所の確保、そのためには、隠れた場所をつくるとか、そういったことが問題になっているんですけれども、地域防災計画の中にはそれだけのことが盛り込まれていて、学校を開放するのは体育館だけで実際やっていけるのかなというふうには思うんですけれども、その辺についてはどう思ってみえますか。 244: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 245: ◯市民生活部長(石川順一君) 実際には体育館だけですけれども、例えばペットでしたら飼育小屋みたいなところがございますので、その近所にちょっとしたものをつくるですとか、女性の洗濯、下着とかをどこに干すのか、ちょっとなかなか難しいところがあるんですけれども、体育館の陰とか、そういったところを御利用いただくことになるのかなと思うんですけれども、まだ確定しているわけではなくて、避難所運営の中で考えていただくような形になるのかなと、そういうふうに思っています。  終わります。 246: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 247: ◯5番(近藤惠子議員) 実際、先進事例の静岡市なんかを見ると、静岡市は学校全て基本的に開放で、使っちゃいけないところはここ、使っちゃいけないところの優先順位はここというふうに決まっているものですからね、事前に。そういったものも必要かな。  例えば、本当にある学校なんかは、死体安置所まで学校に置くというようなところまで、立てているようなところもあるんですよ。今回の新しくなった地域防災計画、まだ素案の形なのかもしれませんけれども、そこを見ていくと、本当にこの次つくる避難所運営マニュアルというものがしっかりしていないと、実際機能しないのではないかなというふうに感じるところがありますので、ちょっとそこのところ、今から少しずつ聞いていきたいと思います。  今、先ほど避難所の長は区長さんということで、運営委員会の長は区長さんということでいいんでしょうか。まずその点一つ。 248: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 249: ◯市民生活部長(石川順一君) 当初の立ち上げは、臨時の避難所運営委員会となりますので、職員と学校の先生が中心になるのかなと思っています。ただその後、地域の方に引き継いで、いわゆる避難所運営委員会ができるときには、やはり区長さんが中心になってやっていただく形になるというふうに考えています。  終わります。 250: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 251: ◯5番(近藤惠子議員) 区長さんの役割が、新しいのは別として、今までの運営マニュアルを見ていても大変多いですよね。しかも、今度、地域防災計画になったときに、じゃ、今の洗濯の場所を決めるのは区長さんなんです。運営委員会なので、最終的にどこに洗濯を干すか、どこにペットを置くかは区長さんなんですよ。  例えばインフルエンザの子が来ました、今、人と接しちゃいけないと言っています、だけど避難所に来ちゃった。そういうときなんかに、じゃ、その子を体育館の中のどこにいてもらうか決めるのも、最終的に全部区長さんのほうに、今の運営マニュアルではなってくるんですよね。  その辺について、本当にまず細かいこと一つずつ見ると大変なんですけれども、それだけの責任が区長さん、もしくは区長さんにかわる人になっているんだということを、避難所運営マニュアルをちゃんと知らせて、周知ができているんでしょうか。まず、その辺のところ、今後のために確認をとっておきたいと思います。 252: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 253: ◯市民生活部長(石川順一君) まだ今の段階で全ての区長さんにそういった形はできていませんので、これから、ホームページだとかいろんな訓練を通じてお知らせしていくことになるのかなと。あと、自主防災組織の理事の方も集まっていただいたりするものですから、そういったところでサポートしていただく、そういった形になるのかなと。  ただ、全責任が区長さんだとか、いくわけではなくて、いわゆる避難所をやっていく中で、いろんな方の意見が出て、その合意の中で進めていくというような形になるのかなとは思っています。  終わります。 254: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 255: ◯5番(近藤惠子議員) 全責任というか、最終的に書類上でいくと、運営委員長になるのでそういうふうかなというような言い方になったんですけれども、私自身が区長をしていたときがあるんですけれども、そのとき既に避難所運営マニュアル、旧のものがあったんですよね。でも、私自身、自分に豊明中学校でそれだけの責任のあるものが来るんだということを全く、運営マニュアルも知らなかったし、そこにそれだけ書かれているということも知らなかった。  恐らく、先ほども言ったみたいに、区長さんは皆さん知らないので、今後、運営マニュアルをつくったときに、インターネットとかでお知らせするのもあれですけれども、区長さんに市のマニュアル上、これだけの責任というか仕事が来ますよ、市がするのはここまでで、それ以上は各区や町内会に持っていきますよということは、もう少し今後、丁寧に説明していっていただきたいなというのをまず一つ思っています。  この中で、もう一つ問題になるなと思ったのは、さっきも言ったみたいに、在宅の避難者に対する支援というものが地域防災計画にはあります。本部というか、市の災害対策本部ですよね、災害対策本部から在宅の避難者さんがどれだけいるか情報が出たら、その避難所は報告することというふうになっていますよね。  でも今、現行の避難所運営マニュアルにはまだ、在宅の避難者をどうやって把握するか、そういったものがないんですよ。そういったものも、今後の中には計画に入るんでしょうか。まず、そのところ一つお願いします。 256: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 257: ◯市民生活部長(石川順一君) 計画には、在宅避難者への支援ということで盛り込んでおるんですけれども、その把握の仕方だとか、その方への物資の提供、その仕方、そこまではちょっとまだ書いていないんですけども、今のうちの考え方としては、在宅の方の把握は、いわゆる避難所、体育館で、そこでまず一回登録していただく形かなと、それで在宅のほうで避難していただく、そういう形で把握していきたいなということは考えています。  それから、物資をどうやって届けるかということ、これはなかなか人員とか難しいんですけれども、体育館の中の運営の中でどなたか、民生委員さんなのか自主防災組織の方なのかちょっとわかりませんけれども、役割を決めて、物資係として、体育館に避難してきてみえる方にお渡しするのとあわせて、そういったところへ届けていただくような形になるのかなと、そういうふうに思っています。  終わります。 258: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 259: ◯5番(近藤惠子議員) では、それは現行の避難所運営マニュアルにはないんですけれども、来年度見直しの中には盛り込んでいただけるということでいいんでしょうか。今のままだと、在宅の避難者を把握する様式もないですよね。今避難所に来ている人が、体育館の中にいるのか、車の中にいるのか、その他のところにいるのかと、そこまでしかないものですから、そういった様式も、あわせて見直してやっていただけるということでよろしいんでしょうか。 260: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 261: ◯市民生活部長(石川順一君) これからマニュアルをつくる際には、そんなような方向は考えたいと思っています。  終わります。 262: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 263: ◯5番(近藤惠子議員) 地域防災計画ができて、それに合わせてすぐ見直しということなので、本当に短い時間になると思うんですけれども、やはり今までの避難所運営マニュアルと今度の新しいところでかなり差があって、実際それを見て、災害が起こったときに、どこを見て何を動いたらいいかという、上からの順番の流れがぽつんと切れているような感じがするものですから、既に避難所運営マニュアルについても、素案はできていると思います。どこまでつくってみえるかはちょっとわかりませんけれども、今言ったこと、本当に地域防災計画に、今、新しい、国というか、いろんなところから要望されている女性の視点とか、そういったことを順番に盛り込んでいくなら、その次の避難所運営マニュアル、これは市のものですけれども、その中にも十分盛り込んでいっていただきたいと思っています。  その次に、もう少しさらに進めていきますと、先日もHUG訓練、市民提案型のほうの事業でありましたし、その前に自主防災会連合会のほうでもHUG訓練をやったと思っています。その辺についての何か感想のようなものをまとめられていましたら、お願いします。 264: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 265: ◯市民生活部長(石川順一君) 1月に自主防災会連合会で行いましたHUG訓練なんですけれども、理事の方の間では非常に好評で、避難所運営に関する意識の高まりを感じたというところでございます。私も、先日の訓練を見させていただいたんですけれども、非常に一生懸命取り組んでいただいて、いろんな場面が想定される中で、いろいろ考えていただいているなというのは感じました。  終わります。 266: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 267: ◯5番(近藤惠子議員) それを見ていただいてもおわかりであるとおり、さっきちょっと細々としたことを聞いたんですけれども、やっぱりかなりいろんな問題が起こってくるのがそこでわかります。  あれは、たまたま静岡県が想定しているものですので、その後東日本大震災とかがあって、またいろいろ変わってきてはいると思うんですけれども、例えばあそこの中にあったので、参加されていた方の感想の中で大変気になったことが、受付簿ってどこにあるんだという基本的な質問。マニュアルには、受付簿、こういった用紙が、様式書いてありますよね、全ての避難所が一斉に使うように。どこかの区長さんでしたか、それは一体どこにあるんだという、最初に質問が出たじゃないですか。  そういったことについては、今、どこにあって、何枚用意してあるとか、そういったことというのは、総務防災のほうが何かつくっているんでしょうか。 268: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 269: ◯市民生活部長(石川順一君) 一応、そういった受付簿の様式とかをつくったものが、避難バッグみたいな形でいろんな用品が入れてありまして、それは、今市役所に置いてあって、起きたらそれを持って避難所をつくりに行くというような体制が今のところできております。  終わります。 270: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 271: ◯5番(近藤惠子議員) 市のほうがそういった体制をつくっていても、HUG訓練したときに、そのときには市の職員はいないという前提でやると、じゃ、どこにあるんだ、どこにあるんだ、受付簿を今から印刷するのかと、そういったことになるわけじゃないですか。やっぱりそういったことを実際、地域防災計画ができて、市のつくる避難所運営マニュアルができる、例えば今、策定中なので今後どうなるかわかりませんけれども、例えばその中で、在宅の被災者の様式ができる、避難所に来た人の様式ができる、ペットのときの様式ができるとしたとしても、今度それを市は準備していますよね、地域の人がわかっていなければ、実際に動かない。3段階になってくると思うんですけれども、それで今、内閣府とかが行っているのが、地区防災計画、それに合わせて避難所ごとの運営マニュアルをつくりなさいということを進めていると思います。  その辺について、今後どういうふうにしていくかということについてちょっと伺いたいんですけれども、例えば今言ったみたいに、避難所ごとの運営マニュアルがあれば、そこに今言った受付簿は市から届くまで待っているとかということが書かれていれば、それを見てわかるんですけれども、実際は恐らくそれでは間に合わないと思います。多分そういったものは、例えば中学校とかそれぞれにあって、そこでもう、すぐ災害が起こったらここにあるから、すぐそこを開きなさいというマニュアルが必要だと思います。  また、市は、避難所は町内会ごとに把握しなさいという、一応方針ですよね、いろんなマニュアルを見ると。だけど、受け付けをやるときに、一番いいのが、町内会というか、区ごとに、二つの区や三つの区が一緒になったときに、後から人数把握のためには区ごとにやっていないと、連絡とか確認が難しい。  今、HUG訓練やるときでも、なるべく区ごとに分かれるようにという、訓練で進んでいっていると思うんですけれども、本当に避難所ごとでやるなら、そこでどういったふうに受け付けをするんだという、そこの区の人たちの話し合いで、例えば体育館を、ここの区とここの区がこの辺をとるんだよとか、障がい者の人とか、先に高齢者の人はこういうところをとっておくんだよというような話し合いがあって、災害があって、初めて動くんだと思うんですよ。  その辺について、今後、市は何か進めていこうと思っているのか、まだまだこれから先の問題と考えているのか、その辺のところをちょっとお聞かせください。 272: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 273: ◯市民生活部長(石川順一君) まず、地区防災計画の関係の考え方。  地区防災計画は、自助、共助による自発的な防災活動を促進し、ボトムアップ型で地域における防災力を高めるために、市民の方から提案があった場合に地域防災計画に定めることができるということになっています。今のところ各地区から提案がないものですから、うちのほうでは、計画に入れることは考えていないです。  避難所ごとの避難所マニュアルというのは、言われたとおり有効だなとちょっと思っておるんですけれども、まずは、この間の訓練を見ても思ったんですけれども、基本的な部分をしっかりと覚えていただくこと、例えば、受け付けであれば何でその受け付けが大事なのかとか、そういった部分をしっかり覚えていただくことが大切なのかなとは思っています。  訓練をやっていても、これは明らかに間違いなく、誰が思ってもこういうことということはマニュアル化するんですけれども、例えばペットの考え方とかそういうのは、やはり人それぞれちょっと違うところもあるものですから、そういったところはある程度、参加者なのかわかりませんけれども、そこで裁量は少し残しておいてもいいのかなとちょっと思っています。  避難所ごとの関係は、さっき申しましたけれども、ベストですけれども、まずは基本的な市全体の運営マニュアルというのをつくっておくことかなと思っています。  終わります。 274: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 275: ◯5番(近藤惠子議員) 市の運営マニュアルは27年4月以降か、3月いっぱいかちょっとわからないんですけれども、それはできることはわかっているんですね。でも、一番今大事なと言われていることは、実際動こうとしたときには避難所ごとの運営マニュアルというのが、今言われているんですよ。  その中で、京都市なんかのホームページを見るとわかるんですけど、京都市の避難所運営マニュアルの策定の手引きというのも公表しています。豊明市もつくらなくても、本当にこれで十分だと私は思うんですけれども、市民の方に避難所をやるためにはこういったことが必要だということを先に知らしめて、その中で皆さんで、今のボトムアップじゃないんですけれども、つくるということをしています。  HUG訓練というのを提案したのは、HUG訓練が目的ではなくて、このHUG訓練をしながら皆さんが感じたこと、例えばこの間で言うと、受付簿、一体どこにあるんだという問題。例えばペット、どこに置こう、雨、渡り廊下しか使えないので、渡り廊下に置いちゃった。だけど、そこにあした食料が届きますと言われた。じゃ、どこに置くの。雨が当たるところしか、もう残っていない。そのときに、じゃ、どこに食料を置くんだろう。先ほど言ったみたいに、何か感染症のある方がみえた。そういった問題、HUG訓練の中でいっぱい出てきますよね。  そういった提案があって、それぞれ参加された方が考える、その中で最終的な目的は、考えただけで終わるんじゃなくって、その地域の人が一緒になって、本当にそういった問題が起こったときにどうするかをつくるところまでを、総務防災課が道筋をつけていないといけないように思うんですよ。  今、同時進行は難しいということはわかるんですけれども、例えば今回、防災訓練、2カ所でしたっけ、HUG訓練をするのが三崎小学校と沓掛小学校でしたっけ、そうした地域だけでも、もしHUG訓練が有効であると皆さんが思うなら、次に避難所ごとの運営マニュアルをつくるという道筋をつけていないと、やって1年たってまた忘れた、次の役員さんが来たといってHUG訓練を繰り返すだけでは意味がないものですから、そのところを何か考えがないかちょっと確認して、私自身としては、ぜひその辺まで進めていただくような道筋が欲しいんですけれども、ちょっとお答えください。 276: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 277: ◯市民生活部長(石川順一君) 確かにそういうような形で、皆さんにつくっていただけるようになればいいんですけれども、そういったマニュアルもつくることだけが目的じゃないものですから、どうやって伝えていくとか、そういったことをしっかり考えなきゃいけない、やっていただいて、まず、これはそうだなということを思っていただくことが大事。  そうやって思っていただいた後で、本当にそうやってつくっていただけるのであれば、それは支援していくことも必要だろうなと、そういうふうに考えています。  終わります。 278: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 279: ◯5番(近藤惠子議員) ぜひその辺のところは、そこまで行って初めて、市民が災害があって避難所に来た、そのときにそこでちゃんとみんなが、できるだけ公平で、できるだけ快適で、物すごいとは言わない、快適というか、できるだけみんな公平で、できるだけ悪い環境の中でもより落ちついていられるような状況をつくれるのだと思うので、その辺は少しお願いしたいと思います。  先日も、市民提案型の事業のときに講師にいらっしゃった方の話の中にあったのは、今、地震で亡くなる方はかなり減ったと。だけど、避難所に来てから避難所の環境が悪くって、それが原因で肺炎を起こしたり、高齢者の方が肺炎を起こしたりとか、後からの関連死と言われるものがふえていると。関連死は避難所でどんなことが起こるかを予測すれば、前もって予測すれば、ある程度防ぐことができる。例えば建物が急に倒れてきた人で、亡くなる人がいて、その方ももちろん耐震をしていればできるかもしれないんだけれども、同じように、避難所に来て関連死で亡くなる方、そういった方も十分防ぐことができるものですから、そのためには何をするかというと、災害のときの避難所運営マニュアルまで、マニュアル、マニュアルというと余りにも形式張って聞こえるんですけれども、そういった避難所ではこういうことが起こるから皆さんこう考えて下さいねとかというものを、道筋というか、つくっていく必要があると思います。  今、今後必要があるということで思っていらっしゃるようなんですけれども、実はこの間のHUG訓練の後も、幾つかの地域から、市とは別に、来年以降うちの地域でHUG訓練をやってくれないかという話が二つ、三つ来ているんですよ。やっぱり、皆さんこの訓練をして初めて、震災が起こったときに自分たちがどんなことが起こるのか、何を心配しなきゃいけないかということを思っていらっしゃるので、その辺もちょっとお伝えしておいて、ぜひ今後、避難所ごとの運営マニュアル、それをつくるためには、できるなら、学校ごとではなくて、避難所ごとの防災訓練、HUG訓練をしていただきたいなと思っています。  例えば私の住んでいるところ、西川区になるんですけれども、三崎小学校で避難訓練します。三崎小学校でHUG訓練したとしても、区の避難所は豊明中学校なんですよ。状況が違う中でHUG訓練しても、やっぱりそれはちょっと意味合いが違ってくるんですね。それならば、中学校に来る二村台2区と一緒に訓練したほうが、本当の実践的な訓練になるんですよ。  そういったことも含めて、今後、避難所のあり方とか訓練のあり方とか、ぜひ考えていっていただきたいと思うんです。  最後に、今後について何か一言あれば、お願いします。 280: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 281: ◯市民生活部長(石川順一君) 今言われましたとおり、実際に集まっていただく避難所、豊中であれば西川と2区、そこが実際の避難のときにはシェアをして使っていく形になりますので、そういったことは非常に大事なことだろうなとは思うんですけれども、ただ、実際には日程調整とかそういうのがあって、なかなか難しい部分はあるのかなと思います。  HUG訓練については、そんなに場所をとらなくてもできますので、本当に地域の中でやっていっていただければ、それはいいことだなというふうには考えております。  あと、できるだけ快適にというお話がございましたけれども、本当に避難所をやっていくときに、どこまで我慢していただくか、我慢することも必要で、どこまで快適にしていただくか、そこはまだこれから考えていくことなのかなと思っています。  終わります。 282: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 283: ◯5番(近藤惠子議員) 分かち合うというところ、困ったことを分かち合うのか、できるだけよいところを少しずつ分かち合うのかという考え方なんですけれども、やはり一番、避難所の運営委員となられる区長さんとか、それから自主防の役員さんなんかが今後やっぱりいつも迷うところはそういうところなので、そういったところに区長さんたちに余分な負担が行かないような、そういったきちんとした何か方針のようなものがつくっていっていただけたらいいなと思っています。ぜひなるべく早く、避難所ごとの取り組みにいっていただきたいと思います。  では、次に、先ほどのもう一件のほう、地方創生のことで少し伺いたいと思います。  よく市民の方から、豊明っていろいろ遅々として進まないねとか、おくれているねとかというのを聞くんです。何か活気がないねとかという。それは私だけではなく、いろんな議員さんも、きっと市の職員の方も聞いてみえると思うんです。  そのときに、私が、最近やっと聞かれたときに答えることができるようになった理由、市民の人に言われたときにやっと最近言えるようになったのは、一つは国の政策にうまく乗った政策が少ないのかな、ちょっと国に便乗して進みやすいことにいくというのが少ないのかなということ、それからデータに基づく政策がちょっと少ないのかな、それからちょっとだけ先を見る勘みたいな、そういったものが少ないのかなということをちょっと市民の方にお話しします。  そうすると、じゃ、それをクリアするというか、そういった中で今後豊明が進むためにはどうしたらいいのかなということを聞かれるときに、やっぱり最初に私が言うのは、職員の方に力をつけてもらうこと、そのための土壌をつくることが一番じゃないかなというふうに答えています。  それが、本当にこの4年間の議員の中で、すごく思っていることです。ちょうどそのときに総合計画があって、今回地方創生の計画が来る、この中で、職員の方の力が今後この計画にどれだけかかわっていくのか、ちょっとその辺の視点のほうから聞いていきたいと思っています。
     まず、以前、市民税減税10%するかどうかということに関連して一度質問したことがあるんですけれども、国の安倍さんの第三の矢が出たとき、そのときには、今後は地域の力をつけることだという第三の矢だったと思います。そのときに、ちょうどこちらで市民税減税して、それは確かに市民にとってその分が浮くというのはいいことなんだけど、でも、産業振興とか国の求めるものをやって交付税がたくさんもらえるなら、総合したら市にとってはそちらのほうがいいかもしれない、その辺で政策は決めてほしいということを言ったと思います。  その後に、先回の市民税減税のときに、中にはそういう意見もあったということがどこかで説明があったと思うんですけれども、そういった第三の矢が出たときのここの一般質問をした後で、何か市の中でそういったことについて話し合われたりとか、そういったことがまずあったのかどうか、少し教えてください。 284: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 285: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) そういったことは、残念ながらございません。  以上です。 286: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 287: ◯5番(近藤惠子議員) 今回の地方創生を見ていると、やっぱりそのときに、今後は地域の力だということが起こってくるなということが少し読み取れたかなと一つ思うこと。そのときすぐ、がんばる交付金でしたっけ、出て、それは建物というか箱物メーンだったので、何かまちの考える政策とかそういったものには来なかったんですけれども、この次来る地方創生というのは、やっぱり今度はハードではなくて、ソフトの面にかなり来ると思うんですよ。  やっぱりそのときに、国の政策を見たときに今後はソフトに来るなとか、産業とかまちの活性化のほうに余分に交付金が来るなということが読み取れれば、少し方向をそちらのほうにシフトすることを誰かが考えてもよかったんじゃないかな、考えられたのではないかなというのが今やっぱり一つ思うことなんですよ。  今回の地方創生で、今後5カ年計画をつくるとか、そういったことが出ていますけれども、この中で一つ聞いていきたいのが、こういった計画を立てていくところで、担当課はというのは変なんですけれども、私自身の考えではシンクタンク的なところができて、やはり政策をつくる前のデータをちゃんと把握する。各課の政策の前にその政策に合ったことを考えるような、シンクタンク的なところが必要ではないのかなというふうには思っているんですけれども、そういったことを豊明市のほうでは考えてはいないんでしょうか。 288: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 289: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 今、議員おっしゃったように、先を見通す力だとか勘だとか、データ分析、そういったものは現在、企画政策課のほうでやっております。ただ、人数的なことだとか、組織的なことで、特化してやっておるわけではないものですから、そういったことで分析が足りなかったりというようなことはあるかなとは思いますが、今後、総合戦略を立てていくに当たっては、推進本部会議もつくって、しっかりとデータ分析をやりながら、いい政策といいますか、今後5年間やっていきたいというふうに考えております。  以上です。 290: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 291: ◯5番(近藤惠子議員) 政策本部みたいなものができるということで今伺ったんですけれども、それは済みません、今初めて聞いたことなので。  各課から出てくるとか、そういった感覚になるんでしょうか。それとも行政経営部の中からつくるとか、そういったのは具体的には進んでいるんでしょうか。 292: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 293: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 私が今申し上げた組織は、まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部というものでございまして、実質的には、経営戦略会議のメンバー、市長以下担当部長で構成をするというものでございます。  以上です。 294: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 295: ◯5番(近藤惠子議員) 私は、そこの課にもっと若い人が入るような組織があっていいのかなって思うんですよ。  一つの事例で、私が、本当にこの近隣でシンクタンク的なものをつくっているところがないのかなといって、安城市さんはつくっています。大きなホームページをつくっているし、あそこはお金も人もかけてつくっているし、まちに力もあるしというところなんですけど、もう一つ偶然見つけたんですけれども、岩倉市さんがたまたまやっているんです。市長の直轄で、有志を募るという形で10人ぐらい若い人を集めてやっているんです。政策創生研究会というのかな。  あそこも、うちとどっちが知名度あるかわからないんですけれど、まちに知名度がないということで、名古屋駅に出て、その人たちが、自分のまちのことをどのぐらいの人が知っているか、アンケートを自分たちでとってやったというのが、それは後から知ったんですけれども、そういった努力をされています。その中で、その人たちが市の政策をつくるための基礎データを、例えば市の人が、市がどれだけ知ってもらっているとか、そういった基礎データを集めるということをやっぱりしているんですよ。そこから政策提言している。  それは、本当に有志ということなので、偶然知ったというところなので、どんな組織で出ているかというところまで調べてはいないんですけれども、やっぱりそういう若い人たちの力を使って、計画を立てていくような体制というのを豊明市もできないかと思うんですけれども、その辺については、トップで決めるんじゃなくてね。その辺を聞きたいと思います。 296: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 297: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 御提案でありますが、市制40周年記念の事業をどんなような事業をやろうかといって決めていくときに、庁舎内の若手の方々にも参加をしていただいて、そういった会議を数回設けて、それを上部組織である経戦だとかにかけてやったことはございます。その結果、ひまわりバスにお子さんの絵を描いたようなバスなんかも通るようになったわけなんですけれども、そういったことというのは非常に重要であるというふうに考えておりますので、戦略本部ができてから、下部組織としてそういったことは考えていかないといけないというふうに考えております。 298: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 299: ◯5番(近藤惠子議員) ぜひ、そういう若い人たちの力を使ってやっていっていただきたいというのがあって、それは今言ったみたいに、40周年はどちらかとアイデアが中心だったと思うんですけれども、それだけではなくて、何か情報を読み取る力とか、今後地方創生で国から来る大きなビッグデータを読み取る力、そういった力を持って、次の政策の基礎に当たられるような、そういった力を持った職員を育てていってほしいんです。  そういったものをぜひつくっていっていただくと、例えば5カ年やった後に、その後、国の政策が変わったとしても、いつも豊明市、職員に聞いても、その人たちに聞くと人口の状況はこうだよというデータが出てくる、それぞれ各部署が政策をするときに何かそういうもとデータが出てくるような、そういった部署というか、そういったことのできる人たち、その人たちが仮に1年とかそういうことをしたとして、また各課に戻って次の人が来れば、職員の力が少しずつ全体として上がっていくものですから、そういったものをぜひつくっていっていただきたい。  先ほどの40周年よりも、ちょっとハードル高くするような提案なんですけれども、そういったものについてどうでしょう、できるんでしょうか。 300: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 301: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) ビッグデータというのがございまして、今回の地域経済を分析するための地域情報経済分析システムというのは、これはクラウド型でございます。  1月末に実施されました都道府県指定市町村の担当課長会で説明をされたわけなんですが、こういったデータは、データを分析した人がいると、その分析結果も載っておるわけですね。非常にわかりやすいというようなことで、ぜひそういったデータを使いたいなとは思っております。  議員御質問のそういったデータを分析できるスキルを身につけていくということは、非常に重要だと思っておりますので、それはあらゆる方面でそういったスキルが身につくような、日ごろの仕事の中で、政策を提案するときに分析をして、ロジックをつくって、政策に結びつけるといったことをやっぱり繰り返してやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 302: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 303: ◯5番(近藤惠子議員) ぜひ職員の力を底上げするような方向で、今回の地方創生の政策を進めていっていただきたいというふうに思います。  自治体のシンクタンクとまではいかないけど、そういったものをつくりながらやっていくというところで、それにしてももう既に今年度予算のほうに来ていますけれども、その中で今後取り組んでいかなければいけないとか、そういった思っているものとかは既に、何か表に出せるような、計画という段階であるんでしょうか。 304: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 305: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) 今回の27年分ということでしょうかね。27年の事業を実施していくことについては、国のほうは、平成26年度の前倒しとして3月議会に上げてくれというようなことを言ってきておりまして、現在、企画政策課のほうで各種事業を取りまとめている段階でございます。  今後、当定例月議会中に取りまとめて、追加で補正予算案としてお出しをしたいというふうに考えております。  以上です。 306: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 307: ◯5番(近藤惠子議員) 国に出して、国が認められてというまだ段階かと思うんですけれども、今度の地方創生のテーマの中に、幾つか国の試案があって、試案というかレーンのようなものがあったときに、若者が地域に定住するためにというのが一つあったと思うんです。それを見たときに、やっぱりこの発想のほうがいいのかなと思ったことが一つあって、それは、豊明市でいうと奨学金の問題がありましたよね。そのときに、奨学金がいいのか、私は、奨学金の返済がいいのかということを少し奨学金のときに言ったと思うんですね。そのときに聞いた言葉は、奨学金は奨学金で教育の問題で、奨学金を例えば企業の人たちとやるというのは別の部署だからというふうに言われて、市役所ってそういうところかなとかってちょっと思ったりしたんですけれども、今度の地方創生のメニューの中に、奨学金の返済の基金をつくると交付税の対象になるというのが一つあったんですよ。そうすると、例えば同じお金があって、大学生の子に同じお金を渡すのと、卒業して就職した子に同じ金額を渡すのでは、市にとっては、後者のほうが交付税の対象になるから、全体としてはよくなる。  やっぱりどこのまちも自分のまちに、今回のテーマが戻ってくるということなので、そうするとさっきも言ったみたいに、国の政策とあわせて市全体として、どちらが得か、どの政策のほうが得かということは、やっぱり一つずつ見ていくと、交付税の対象だから全ていいというわけではないんですけれども、やっぱりそこは両方するのか、どちらか一方なのかわからないんですけれども、やっぱりそういう比較というのを少しずつしていっていただきたいなというのは思ったんです。  具体的な施策がないということでしたけれども、そういう対象となるもの、そういったものをよく拾い上げて、進めていっていただきたいなというふうに思っています。それは、そこにとどめておきます。  あと、今後5カ年で定める目標なんですけれども、今、総合計画がありますよね。総合計画には数値目標がない、どちらかというとないと言っていいでしょうかね。例えば街灯のことでいうなら、まちがどれだけ明るくなって、みんなに安全だと思ったかとか、そういうことですけれども、この地方創生はみんな数値目標を出さなきゃいけないというふうになっていると思うんですよ。例えば人口を、今後5年間に流出をどれだけにする、流入をどれだけにするという数値目標、そして、その数値目標に向かって進んでいくというふうになっているんですけれども、そうすると、今の総合計画とちょっとかみ合わないような気がするものですから、今後その辺についてはどういうふうに考えていくのか、教えていただけたらと思います。 308: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 309: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) まず、総合計画の説明を若干したいと思います。  総合計画は今回41の目指すまちの姿に基づいて、長期成果、中期成果、短期成果、直接結果という指標を設けて行います。指標があって、さらに行政だけではまちづくりはできないということで、市民の方々やNPOや法人の方々に協力していただける役割分担値というのも今回は設定をいたします。ですので、目指そう値と役割分担値の中で、総合計画は評価をしていくという形になっております。  一方、先ほど議員おっしゃられた今回の総合戦略のほうでありますけども数値結果がきちっと出たかどうかというKPIというのがありまして、そのKPIというのがなかなか、ソフト事業をきちっとやってハード事業は50%以下にしろというような中での評価が行われます。KPIによって、PDCAサイクルがきちっとできておるのかどうかというようなことが評価をされていくわけですが、総合計画で目標として掲げております目指すまちの姿、先ほど申し上げたんですが、今回の総合戦略で考えてみますと、若い人たちが地元で働けるという、そういう目指すまちの姿がございます。あと、市内に遊ぶ場所や働く場所があり、豊明市が潤っているというのもあります。  さらに、子どもを産み育てやすいまちになっており、子どもの数がふえているという市民の方々が望む、目指すまちの姿がございます。  これらは、まち・ひと・しごとの創生法の方向性と一致をしておると思います。ですので、第5次総合計画と整合性を図りながら、そうしたものも策定していければ、2本の矢で進むことができるのかなというように考えております。  以上です。 310: ◯議長(堀田勝司議員) 近藤惠子議員。 311: ◯5番(近藤惠子議員) 恐らくその成果を国は数字で求めて、その数字の結果が次の交付税の中にひょっとしたら、来るのかどうかわからないですけど、その結果とかというのは国が欲しいので、数字で出してやってくると思うんですけれども、少し心配したのは、例えば、これを本部ができるのは戦略会議だ、でも、実際動くのは行政経営部のほうになる、部の中でどこかでなると、そこはアセットもあり、これもあり、総合計画もありという中で、仕事がすごく煩雑になって、しかも職員も、それのもとに来る評価をいろいろ求められる中にあって、総合計画とこれで大変になるのが、ちょっとなりそうだなというような思いがあるんですけれども、その辺今、数値目標と今の目指そう値とかので、うまくできるなら、やっていただくしかないんですけれども、その辺が心配されるものですから、今後、先ほど言ったみたいに、総合戦略を立てるところ、もしくはその下のデータをやるところをもう少し増員していかないと、本当にほかの市町からおくれをとるのかなというような思いが少しするんです。  その例の一つとして挙げさせていただくと、先ほど、たまたまきょう聞いた一般質問の中から言わせていただくと、早川議員がふるさと納税のことを言っていましたよね。やっぱり、あれ、数字がいっぱい出てきましたけれども、本来ならそれは市の部局のほうが把握して、何かデータ化していて、全国なりなんなり、やっぱりそこをもとにやっていくというような、そういったものが逆に職員のほうから先にあってもいいのかなというような、そういう気もする。そういったものが、職員が力を持っていれば、こういった私たちの一般質問ももっと質が上がるだろうし、いくような気がするんですね。  やっぱり職員が力を上げて、議員が力を上げていくことが、豊明のまちに最終的にはなるのかなというふうにちょっと思うものですから、その辺のところ今後、地方創生の総合戦略というものについては、このまちの将来性みたいなところ、かかわってくると思いますので、ぜひ取り組んでいって、シンクタンクに当たるようなものをつくっていっていただきたいなというふうに思っています。  今回の質問、先ほどの防災のことも今回のこともそうですけれども、この4年間議員として、一つまとめたいと思った防災、そして今、本当に4年間、先ほど最初に言ったこともありますけれども、市民が、豊明のまちがどうして動かないのかなと思っているところ、私自身も、議員としてもそうですし、市の職員の方も一緒に考えて、豊かな豊明のまちがつくっていけたらいいなというような思いでさせていただきました。  本当に職員の皆さんには期待するところも、私は多く持っておりますので、今回の一般質問の締めくくりとして、今後の皆さんの力のつけることに期待をして、一般質問を終わります。 312: ◯議長(堀田勝司議員) これにて、5番 近藤惠子議員の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩といたします。                午後3時12分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後3時22分再開 313: ◯議長(堀田勝司議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  6番 藤江真理子議員、質問席にて質問願います。 314: ◯6番(藤江真理子議員) それでは、議長の御指名がありましたので、始めさせていただきます。  今回は、題目としては1点お聞きしたいと思います。  豊明団地における地域包括ケアづくりに期待することです。  子育てや教育、生涯学習、福祉、まちづくりなど、いろいろな分野で公民連携が進められています。  本市では、平成25年4月に学校法人藤田学園藤田保健衛生大学と、翌年にはUR都市機構と包括協定を結びました。救命率の向上が期待されているドクターカーの運用など、直接市民の安心につながっています。  超少子高齢社会に向かう中、安心して暮らせる医療・介護などを望むのは、高齢者世代だけでなく、現役で働く世代、子育て世代も同じです。親や大切な人の介護という場面で自分事として切実にかかわってくるからです。  そこで、昨年から本市が取り組んでいる豊明団地の地域包括ケアづくりを一つのよい機会と捉え、質問いたします。  1)豊明団地の地域包括ケアづくりが始まった経緯と、これまで実施してきた内容を具体的にお答えください。 315: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 316: ◯健康福祉部長(原田一也君) 地域包括ケアシステムというのは、皆様御存じだと思いますけれども、高齢者が、医療、介護、福祉、そして住まい、そういった包括的なシステムの中で、生涯その地域で暮らしていけると、そういったシステムをつくり上げるということが地域包括ケアシステムでございまして、豊明団地は、御存じのように、高齢化率が市内の平均よりもやや高目ということもございますし、特徴的なこととしましては、その中でもひとり暮らしの高齢者の方が多いという点でございます。そのため、以前より、高齢者支援策の必要性をこの地域では感じておりました。  そんな中で、UR都市機構では、全国的に超高齢社会への対応整備が求められ、また、藤田保健衛生大学病院におきましても、地域包括ケアシステムの教育的視点でここの地域の取り組みを考えていたというようなこういった背景の中、豊明市と藤田保健衛生大学病院、そしてUR都市機構との包括協定の締結に至りました。  その後、豊明団地自治会や関係機関を加えて定期的に会合を行いながら、さまざまな事業を展開しております。  例えば、全高齢者を対象にアンケート調査を行い、高齢者のニーズを把握し、高齢者の健康増進教室を行ったり、あとミルック、これ、見守りセンサー機能つきの機器でございますが、これを用いた見守りサポート事業、あと、団地住民とのワークショップ等を実施してまいりました。ことしに入ってから、けやきいきいきプロジェクトの名のもとに、地域課題の解決に向けて話し合いを続けてきております。  以上でございます。 317: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 318: ◯6番(藤江真理子議員) では、そこで新たに見えてきた課題は何でしょうか。お答えください。 319: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 320: ◯健康福祉部長(原田一也君) ワークショップだとかアンケート結果等々から推察いたしますと、周囲とのかかわりを避けたがる高齢者の支援をどうしていくかという点、それと、身近な生活支援を必要とする意見の多さ、より活気や楽しみのある団地にといったような御意見等が、高齢者分野だけではなかなか解決できない課題が明らかになってきております。  終わります。 321: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 322: ◯6番(藤江真理子議員) 今何点か課題を言われましたが、言葉を言いかえると、本当に助けが必要な人が声が上がらないというようなふうにも受け取れたんですが、それでよろしいでしょうか。 323: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 324: ◯健康福祉部長(原田一也君) そうですね。特にこの中でも、周囲とのかかわりを避けたがる方が多いという点については、今以上に、私どもとしては突っ込んだサービスを展開していかなければならないかなというふうには感じております。  終わります。
    325: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 326: ◯6番(藤江真理子議員) 今言われた課題を、そうしたら、どのように克服というか、取り組んでいこうとお考えでしょうか。 327: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 328: ◯健康福祉部長(原田一也君) やはり地域を拠点にしたサロン事業、これは高齢者のひきこもり対策ということで、このサロン事業の効果は大きいというふうに私も思っておりますので、こういったサロン事業の充実、強化は、当面図っていかなければならないだろうというふうに考えております。そのために、元気な前期高齢者はもちろんのことでございますが、多世代参加による取り組みも考えていかなければならないと思っております。  また、27年度より、地域介護予防活動支援事業交付金制度を新たに実施し、サロンの新規立ち上げや活動内容の充実につなげたいと考えております。さらには、ボランティアポイント制度も活用することで、サロンの運営だとかボランティア活動、高齢者の生活支援活動をサポートする元気な高齢者をふやしていきたいというふうには考えており、こういったことが積極的な支援につながっていくものというふうに思っております。  終わります。 329: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 330: ◯6番(藤江真理子議員) 今、3)のほうにもちょっとかかわっていくんですが、地域拠点のサロン事業、サロン、介護予防活動の強化拡大、これ、豊明市第6期高齢者福祉計画・介護保険事業計画の中にもうたわれております。  その部分から、もうちょっと突っ込んでお聞きしたいんですけれども、先ほど出ました地域介護予防活動支援交付金事業、これ、新しく27年度からあるということで、予算書のほうを見ましたら86万4,000円という予算案がついておりました。先ほどの部長さんの御説明で、新規にそういうサロンを立ち上げるときだとか、既存であるサロン、市内に15カ所ぐらいあるんですかね、そちらのほうも充実させるのに使われていくように理解をしたんですけれども、もう少しこの交付金事業、どういう配分の仕方というのか、どういった仕組みで使われていくんでしょうか。 331: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 332: ◯健康福祉部長(原田一也君) まず、この交付金の交付要件としまして、1回のサロンの開催時間については1時間程度やっていただければいいのかなと。そして、定期的な活動をやっていただくということで、月1回以上の実施というようなことをクリアしていただく。当然、利用対象者については、65歳以上の高齢者が含まれているというようなことを要件にしておりまして、あくまでも恒久的な交付制度ではありません。  サロンの立ち上げ時には、準備資金的に交付するということを目的としておりまして、初回拠点整備費として1万円、あと運営費として2万円、初年度はその3万円を交付すると。次年度以降、年2万円を3回目ぐらいまで交付して、4回目以降は少し金額を見直し、いわゆる少なくさせていただくというような方向を考えております。  終わります。 333: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 334: ◯6番(藤江真理子議員) 今の御説明ですと、4回というのは、4年間を限定で最初の立ち上げを支援していくという理解でよろしかったですか。 335: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 336: ◯健康福祉部長(原田一也君) 3年目まで運営費については100%で、4年目以降は50%というようなことを今考えております。  終わります。 337: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 338: ◯6番(藤江真理子議員) サロン事業、サロンもいろんな形が現に立ち上げもあると思いますが、具体的に新規をふやしていく、その数をふやしていくのと、質を充実させていくという、両方あると思うんですけれども、今、市内15カ所、南部地域のほうに多いというふうに伺っているんですが、具体的に数字で仮に挙げるとすると、市の目標というのか、どのぐらいを新規で立ち上げていきたいというふうにお考えでしょうか。 339: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 340: ◯健康福祉部長(原田一也君) 今、議員申されますように、現在15のサロンがあります。ですが、今後27ほどにふやしていきたいという計画は持っております。  終わります。 341: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 342: ◯6番(藤江真理子議員) 27という数字は各区に一つというふうかと思います。  区でも大きな区、小さな区、いろいろありますけれども、そういうサロン事業、先ほどの助けが必要な人の声が上がらないというか、避けたがる傾向もある、そういった中で、本当にサロン、最初はそういうお茶飲み場から始まる、そういう触れ合いというのは本当に、数ももっと必要だと私も思っています。  そういうのも必要だなと思っている人はたくさんいると思うんですが、それをどういうふうに立ち上げていったらいいか、先ほど交付金で、資金面のほうでの援助はあるんですけれども、その立ち上げる具体的なノウハウだとか、また助言というのも、そちらのほうの窓口へ行けばいただけるんでしょうか。 343: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 344: ◯健康福祉部長(原田一也君) もちろんサロンは地域の方々、もしくはボランティアの方々の協力がないと、なかなか立ち上がりません。そういった意味で、サロンスタッフの養成講座というのを前からやっておりまして、それである程度ノウハウを身につけていただいて、あと、市のほうの協力といいますか支援、こういったものとあわせながら、地域で立ち上げていくというような方向性でやっております。  終わります。 345: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 346: ◯6番(藤江真理子議員) では、次の3番にある黒ぽちなんですが、ボランティアポイント制度事業、こちらのほうの強化というか充実というのは、具体的にどのように図っていかれるんでしょうか。 347: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 348: ◯健康福祉部長(原田一也君) ボランティアポイント制度につきましては、もう既に始まっておりまして、400人近い方が登録をしていただいて、現状ですと、介護施設等でボランティア活動していただきます。その活動に見合ったポイントを付与して、商品券等と交換をさせていただいているわけでございますが、これ、あくまでも現在介護施設等でのボランティアという枠組みの中でのことですが、今後は、高齢者がかかわるいろいろなボランティア活動に広げていきたいなという考えは持っております。  終わります。 349: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 350: ◯6番(藤江真理子議員) 登録者数、大分ふえているのはいい傾向だなと思います。ポイントをためて、最大で年間5,000円分の商品券と今はかえられるということなんですけれども、この普通の商品券、どこでも使える商品券なんですけれども、せっかくこういったポイントを集めた方を、豊明の市内で消費する、市に還元するような仕組み、市内で使う商品券というものがあるといいなと思うんですが、どのようにお考えでしょうか。 351: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 352: ◯健康福祉部長(原田一也君) このボランティアポイント制度の導入時には、やはり地域振興を図るということも考えまして、それ用の商品券を考えたわけではございますが、いろいろと、地域限定の商品券ですと、偽造の心配が非常に大きかったものですから、それをどうやって防ぐかということにかなりの費用を費やすというような問題もありまして、市内の大手のスーパーさんで使えるような商品券であれば、市民の方はそれを使うことができるのではないかというようなことで、現在の形にしております。  終わります。 353: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 354: ◯6番(藤江真理子議員) 今、偽造の心配というふうにおっしゃいました。もちろんそういう心配もされるんでしょうけれども、やはり、せっかく豊明の市民の方がボランティアで稼いだポイントを、やはり市で還元するような仕組みにすべきじゃないでしょうか。偽造の心配、できない理由は幾らでも挙げられると思うんですけれども、やれる、やる方向に、ぜひお答えを願いたいんですけれども。 355: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 356: ◯健康福祉部長(原田一也君) 先ほど私、答弁でもう一点言い忘れましたが、この商品券を導入するときに、商工会に当然、こういった事業をやりたいんだけれども、商工会員様の協力が得られるのだろうかというようなことで話し合いをさせていただいた折に、時期尚早ではないかというような御返事をいただきました。  やはり商品券が大量に出回るというようなものでもございません。5,000ポイントためるのには、かなりのボランティアとしてポイントを集めないといけないということもありまして、なかなか市内の商工会員さんがどうなることやらというような心配もあったかと思うんですが、そういったようなことで、少し商工会様の御協力が得られなかったという点もあって現在の形になっておるんですが、確かに議員申されますように、いわゆる地域経済のことを考えれば、市内の商店等々で使える商品券が最もよろしいというような考えは持っておりますので、今後このボランティアポイント制度が多くの方が利用していただいて、商品券がたくさん出回るような、そんな状況になると、そういったときには、市内の商店のほうで使えるように、市のほうからも協力を強く依頼していきたいというふうに考えております。  終わります。 357: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 358: ◯6番(藤江真理子議員) 多くの人が利用すればということでした。このボランティアポイント制度、豊明市は早くから取り入れたほうだと思うんですが、この制度を、例えば今、満点、5,000円の券で交換になるんですけれども、例えば自分が応援したい市民活動団体に寄附できるようにする。  例えば、何でこんなことを申し上げるかといいますと、先ほどのサロン事業から始まって、住民の方、私たち市民の活動というのがもっともっとこれから必要になってくる。行政だけでは、いろんな課題がもう解決できない時代。じゃ、その担い手の市民、NPOだったり、いろんな企業の御協力だったり、そういった機運を高めていくときに、その商品券のポイントをもちろん市内で使える商品券にかえる人もいるし、そういう市民活動団体に寄附する、そういう選べる、そういった仕組みも考えていただけたらなと思うんですけれども、どういうふうに思われますか。 359: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 360: ◯健康福祉部長(原田一也君) このボランティアポイント制度、豊明市だけが取り入れているわけではなくて、全国いろいろなところで、こういった制度をやっておるところがございます。  たまったポイントを、私どものように商品券でお渡しするというところもありますし、それを自由に使える、議員申されますように、いろんな事業に使ってくださいということで寄附をする、もしくは、これを介護保険料に充ててくださいということで、そういうふうに使える、そういったようないろんな使い方があると思いますので、今後、十分にそのあたりについては、多様な使途、目的とした活用について検討してまいりたいというふうに思います。  終わります。 361: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 362: ◯6番(藤江真理子議員) 多様な使途というところで、今、市が指定するボランティア活動、介護対象が介護施設だけではなく、また広げていくというお話もあったんですが、そういった市が指定するボランティア活動であったり、例えば市が指定する講座、認知症のことを学ぶ講座だとか、そういった、いろんな市が指定する講座やボランティア活動でも、そういったポイントが付与される。  以前、一般質問で少し触れたEモニター制度でも登録をして、年間全部回答したら、またそれもポイントに、例えば加わる、そういったことを選択肢の一つとしてそういう活動団体、市民活動団体に寄附できるようにすれば、今ある活動団体の皆さんも、より自分のところに寄附してほしいので、よりPRも積極的になっていくでしょうし、そういう組織の運営も、成長が期待できると思っています。  今、ボランティアポイント制度、あとサロン事業、いろんな、今回の質問で住民主体、市民主体ということを自分の中で今キーワードで質問しているんですが、市民提案型まちづくり事業、こちらも、今、上限15万円の10団体、150万円の予算で毎年行われています。  こちらのほうの充実というか拡大、先日の石川市長の施政方針の中で少し触れられていたんですが、市民活動団体が取り組む事業への財政支援を継続していくと。来年度、平成27年度からは団体の立ち上げにおける初期活動、2つ目が学生を初めとした若者による活動、3つ目が地域における個別課題に係る取り組みへの支援について、一層の促進を図って啓発を行っていくというふうに述べられていました。  この3点をわざわざ掲げられていらっしゃるんですが、これについてもう少しお考えをお聞かせください。 363: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江さんに申し上げますが、質問が通告書外になっておりますので、通告書に沿って質問してください。  藤江真理子議員。 364: ◯6番(藤江真理子議員) 私、通告書の2ページ目に、市民提案型まちづくり事業ということ、既存の事業をどのように充実させていくかということでお聞きしているんですが、お願いいたします。 365: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁できますか。  石川市民生活部長。 366: ◯市民生活部長(石川順一君) 通告書では、子ども・子育て事業に絡んでというような形で、御回答のほう用意させていただいておる部分がございます。要は子育て事業については、平成18年度から22年度までに1件の立ち上げがあったと。子育て事業は余り多くなかったということと、もう一つ、この市民提案型事業が、同じような団体が使ってやってみえる部分もございましたので、一度、今回そのあたりを少し変えまして、入門、やりやすい初めの立ち上げに助成するような形、それと学生さんと一緒にやっていただいたり、学生さんも活動に出ていただいたりする、あるいは地域で一緒に活動していただける、そんなようなコースを設けてやっていけたらなということで、出させていただいておるわけでございます。 367: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 368: ◯6番(藤江真理子議員) 御答弁ありがとうございます。  来年度の募集はもう始まっているので、今言われた三つのコース分けですか、明確に分かれるか難しいとは思うんですけれども、ブラッシュアップしていくというふうに捉えていますので、進めていってほしいと思います。  同じ市民提案型というのか、住民の力を伸ばしていくという視点で、部長さんもよく御存じかと思うんですけれども、一宮市さんが市民が選ぶ市民活動支援制度というものをやっています。こちらは、18歳以上の一宮の市民が三つの団体まで、そういう市民活動を選ぶことができまして、個人市民税課税額の1%を18歳以上の市民の人口で割った数字を1人当たりの支援額と定めて、数百円の金額を自分の応援したい団体に寄附するという仕組みがあります。  市民提案型まちづくり、今後、また充実はいろんなコースできめ細かくやっていかれるというふうなんですけれども、ぜひ、こういう地域包括ケア、豊明団地に限らないんですけれども、自分のそういうサロン的な場所づくりが急がれていても、担い手の育成が必要で、今、市も取り組んでいらっしゃるとお答えになりました。そのためにも、そういった市民提案型事業の拡大というのか、充実というのか、またいろんな方法を研究していっていただきたいと望んでいますが、いかがでしょうか。 369: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 370: ◯市民生活部長(石川順一君) 行政がどうしても縦割りというんですか、そういうようなこと、部分がございます。例えば今の高齢者でいうと、高齢者のサロンを立ち上げていますよということで、でも、地元でいえば、あるいは市民活動でいえば、そういったサロンはいろんなことに使いたいというのが、多分そうなんだろうなと思います。ですから、そういうような、総合的なそういう場所、交流サロンのようなものをつくっていくような形は必要なんだろうなと思います。  この事業についても、一つの活動に偏ったじゃなくて、総合的にやれるような、そういうようなこと、あるいは行政の部署にはないような活動、そういったものをちゃんと引っ張り上げるような形のものをつくっていきたいなというふうには思っています。  終わります。 371: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 372: ◯6番(藤江真理子議員) サロン、いろいろな地域交流、多世代交流であったり多国籍の方たちの交流であったり、そのサロンといっていいんでしょうか、区長連合会さんでそういった先進的なところへ視察というのか、見学に行ったというのを耳に挟んだんですけれども、その視察の内容について、簡単に御説明できますでしょうか。 373: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 374: ◯市民生活部長(石川順一君) 実は、先日ですけれども、区長連合会の研修として、知多市にございます南粕谷ハウスというところを見学してきました。いわゆる地域交流サロンということで、午前中、ちょっと空き家ということが出ていましたんですけれども、ここは、路面型の空き店舗を利用して、地域の住民の方、いろんな方が気軽に立ち寄れるような、そういったサロンをやってみえました。空き店舗ですので、非常に入りやすいというんですか、集会所ですとか、そういったところですとちょっと閉ざされた部分があるんですけれども、店舗ですので外からも見えるしということで、非常に入りやすくてよかったというようなことを伺っております。  終わります。 375: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 376: ◯6番(藤江真理子議員) そういった話を聞きまして、そういう区長連合会さん、区長さんたちがそういうところに研修に行かれるというのは、すごくいいことだなと思っています。それをどういうふうにフィードバックするか、地域それぞれの区でもニーズが違いますし、それぞれ持ち帰って、それがどのように、各皆さん住んでいるところで取り入れられる部分があるのか、ないのかというようなフィードバックがなされていくといいなと思うんですけれども、この豊明団地の場合でいいますと、最近の新聞の記事にも載っていたんですが、豊明団地、URのほうも、必死で若者を呼び込む策、いろんな策を今、打ち出しています。記事にあった北欧の家具メーカーと共同で改装して、若者向け住宅、これは二つ、2戸だけなんですが、即売ということです。  あと、子育て世帯にもいろんな条件があるんですけれども、月額家賃で最大で8,800円の割引があったり、子育て支援事業者への優遇制度ということで、地方公共団体や民間事業者、社会福祉法人、子育て支援活動を目的としたNPO法人や個人事業者には賃貸料が半分になるよとか、いろんな方策を打ち出しています。  今回、URさんが全国にたくさんあるURの中でも、地域医療福祉拠点という拠点として全国で23の団地を指定している、そのうちの一つが豊明団地、中部地区では豊明だけということ。そういう若い人を呼び込もうという、いろんな利点があるところと、あと、子育て世代が豊明に住みたくなる、ずっと住んでいたいというような住みよいまちにしていくに当たって、私が考えているのは、子育て、教育環境も含めて、子どもたちの環境の充実プラス、高齢になる親が安心して生活できる、これ、二つ合わさって、初めて働き盛り世代が住みたいなというふうになると思っています。  よく、市長もポテンシャル、潜在力といいますけれども、もうちょっと上手にURが狙いとしていること、藤田学園が狙いとしていること、それぞれあるんですけれども、そこをうまくもう少し上手に総合的に見て、子育て世代に、働き盛り世代に発信、PRというのをうまくしていってほしいなと思っています。  それについては、どのようにお考えでしょうか。 377: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  原田健康福祉部長。 378: ◯健康福祉部長(原田一也君) 先ほども地域包括ケアシステムということで、豊明団地をその一つのモデル的な地域というような取り組みの中で、市とURと藤田と協定を結んで進めておるんですが、URの考え方の中に、今、これは私も市も同じような考え方なんですが、いわゆる高齢者だけじゃなくて、若者、親子世代、そういった方々も魅力ある、住んでもらいたい地域にしたいと、いわゆるミクストコミュニティといいますか、そういった考えのもとに、あそこについて、今、ちょうどスタートを切り始めた、舵を切り始めたというところでございますので、今後はそういった考え方、ミクストコミュニティの考え方、これにぶれることなく取り組んでまいりたいというふうに思っております。  終わります。
    379: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 380: ◯6番(藤江真理子議員) せっかくそうしたいい取り組みをされていることを、団地に住んでいる住民はもとより、その周辺の住民、ましては豊明市民がもう少し、何かはやっているなというのはわかっていても、具体的にもうちょっと見えて、始まったばかりなんですけれども、そういった発信をもう少し求めたいと思います。  午前中の一般質問でもいろんな、空き家対策について今後ワークショップをしていくよとか、いろんな発達支援センターのことでもいろんな相談事業をやっていくんですけれども、そういったところでも、こういった藤田保健衛生大学との連携も、複合的にと言ったら変ですけれども、うまく今言われた高齢者だけでなく、本当に子どもも含め、いろんな相談事業というのはもっともっと生かし切れていけたら、これは一つのまた豊明の魅力になるし、今回、私が題目で期待することというところで始まったばかりなんですけども、住民が主体的に動いていける、そのための担い手をつくっていくための一つに、市民提案型であったり、そういうボランティアポイント制度を自分たちの市民活動の支援、自分は活動はできないけれども、資金面で支援したいよという人もいらっしゃいます。  そういった市民の力を育てていくような後押しを、ソフト面ですけれども、力を入れていっていただきたいと思います。  市長はどのようにお考えでしょうか。少し短くお願いします。 381: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市長。 382: ◯市長(石川英明君) まず、原田福祉部長がお答えした点について、もう少し補足をすると、今、子育て世代ということも、もちろんミクストコミュニティということもありますし、今後、病児・病後児という、それは藤田のある程度ポテンシャルを生かした部分ですが、ただもっとやはり先の構想ですね。できればあの55棟を再生ができると、豊明のまちは大きく変わるということですね。そうなると、商工会やあらゆるところも一体となって、あの団地自体をどうするかというのが、先の構想になるということですね。やはりここが、まずポイントだろうというふうに思っています。  それと、今言われたように、これから行政だけが全てのことを受け持ってやっていくというわけにはいきませんので、新しい公共という視点は、やはり市民団体や企業や大学や今では報道機関とか、そういったところも全部入ってくるようですね。あらゆる人たちの今の潜在力を生かしていくためには、今の段階は正直言って、ここではあんまり、申し上げていいのかな、次の、今回は骨格予算でありますので、その辺については余り触れてはいないんですが、その辺のことをどう組み入れていくかということによって、やはり大きく変わるので、今の市民提案型のまちづくり事業に関する部分も、さらに拡大をしたり、変化を加えていくというのは当然のことです。それも、ただ単に市民提案型だけにするのか、今言われたような手挙げ方式の市民の皆さんがという部分もあったり、区の段階であったり、あらゆる視点で、新しくきちっと市民力が立ち上がるということは、もうこれからは必須になるだろうというふうに思っています。  ですから、そうしたことを今後はきちっと盛り込んでいきたいというふうに思っています。  以上です。 383: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 384: ◯6番(藤江真理子議員) 遠い先というのか、大分未来の話も、自分も今してしまっているんですけれども、例えば豊明団地のところ、多世代の交流、例えば先ほどの、不登校の話も少し出ました。先ほど人数を聞いてまたびっくりしたんですけれども、例えば学校に行けない子、情緒的不安の子もいれば、エネルギーが余り過ぎていて、学校に行ってもとても受けとめられなくて家にいる子、そういった子、例えば学校に行けない子の居場所の一つにも、そういったお年寄りとの交流で心を開くという、いろんな、市長も先ほど言われましたけど、一つのそこがまちになったらいいなというふうに、自分の中でも強く願っております。  あと、きょうは、一つあれなんですけれども、4)違う意見、違う利害を持つ市民同士がきちんと話し合えて、合意をつくり出す力を高めていくためには、場づくりが必要だと思います。そのために、行政ができることは何でしょうか。お答えください。 385: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 386: ◯市民生活部長(石川順一君) 先ほど少し申し上げましたけれども、区長連合会のほうで見に行きました地域交流サロンというもの、そういったものを先日のそのとき、行ってきた後、既に区長さんなんかでそういったことをやってみたいなというような声も上がっておりますので、そういったこと、どういった形で支援するかちょっとわかりませんけれども、支援していくことになるのかなと思います。  終わります。 387: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 388: ◯6番(藤江真理子議員) 4)のところで、私が一つ申し上げたいのは、いろんな市役所であったり、一つの企業であったり、会社だったら、その利益をまず追求していくという一つのみんなの共通の目標、市役所であれば、市民の福祉の向上ということで、皆さん一丸となっていくなんですが、その地域に住む住民というのは、本当にいろんな考えの方、たまたまそこに住んでいるので、本当に突拍子もないことをおっしゃる方も当然そこに住んでいますし、そういった方たちを排除せずに、思い思いの意見を言えるような場づくりというのは、これからいろんな経験を積んで築き上げていかなきゃなというふうに、今すごく痛感をしております。  前、一般質問でも少し触れたんですが、タウンミーティングの中でも、参加した市民の方同士での議論というのか、最後には合意して一つの方向性を出すというそういう経験をいろんな場で、行政も仕掛けをつくっていただきたい。そのためにもタウンミーティングを定期的に、総合計画の地域別計画のときだけではなく、対象を絞ったり、対象のテーマを設けたり、いろんな場面でそういったタウンミーティングというのを、行政としてできることというのか、強く要望したいんですが、いかがでしょうか。 389: ◯議長(堀田勝司議員) 答弁願います。  伏屋行政経営部長。 390: ◯行政経営部長(伏屋一幸君) タウンミーティングのことで、藤江議員からは何回かいただいております。私ども現在、総合計画を策定しておりまして、3月7日と14日に、まちづくり報告会という形でタウンミーティング形式で行います。それは、総合計画に携わっていただいた市民の方々が発表する形でございますが、その中に当然、行政の責任者である市長も出まして、皆さんの御意見を伺っていくということで、まずはそういうことでやらせていただく計画がございます。  テーマを決めてというようなことであります。これまでも御回答をしておりますが、できるだけマジョリティーというか、大多数の意見をできるだけ、フィルターを通さずに生に聞けるというのでは非常に有効なんですが、ともすると偏った意見とか、声の大きい人のというようなことで何回かやりとりをしておりますが、そういったことが起こらないような工夫をして、やっていけたらなというふうに考えております。  以上です。 391: ◯議長(堀田勝司議員) 藤江真理子議員。 392: ◯6番(藤江真理子議員) 声の大きい方しか見えないとか、そういうふうな今御答弁がありました。本当に初めはそのまま、自分の中で描いているのは、最初はサロン的な事業でいいと思うんです。本当に数人、気の知れた仲間であったり、そういうお年寄りでもいいんですけど、そこから時間をかけながら発展していって、じゃ、そういう困り事がある、どうしたらいいだろうねというような、そういう課題を解決していくにはどうしたらいいかねというところまで引き上げていけるような市民に私自身も育っていきたいですし、そういうまちがそれぞれ、生きがいじゃなくて、幸せ感も人それぞれですけれども、私はそういうところが、まちのよさというのか、幸せ感をアピールできるまちなのかなというふうに、ちょっと抽象的ですが考えました。  今回、これで一般質問を終わりにします。  最後に1点、PRという点で、つい先日豊明市のホームページを見ましたら、フェイスブックのページができ上がっていました。こういうドラスティックではなくても、本当にもう一歩ずつ、これからフェイスブックの中身も徐々に充実させていっていただいて、市民の意識を喚起できるような、うまい仕掛けをしていってほしいと思います。  ありがとうございました。 393: ◯議長(堀田勝司議員) これにて、6番 藤江真理子議員の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は終了いたしました。  明2月26日午前10時より本会議を再開し、一般質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。  長時間、御苦労さまでした。                 午後4時6分散会                  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 発言が指定されていません。 当サイトに掲載している著作物(文書、写真、画像、イラスト)は豊明市議会が著作権を保有します。著作権者の許諾なしに無断複製・無断転載を行うことを禁じます。 Copyright © Toyoake City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...