豊明市議会 2015-03-01
平成27年3月定例月議会(第7号) 本文
一般会計につきましては、各款別に説明を受け、その後、質疑及び答弁を行いました。特別会計につきましては、各会計別に説明を受け、質疑及び答弁を行いました。
なお、討論については一括で行い、採決については各議案ごとに行いました。採決の結果、議案第2号、議案第3号、議案第9号、議案第10号については賛成多数により可決され、他の議案については全会一致により可決されましたことを先に申し上げておきます。
以下、議案に従って審査結果を報告いたしますが、2日間にわたり、委員外議員も多く傍聴されておりましたので、簡潔に報告いたします。質疑に対して答弁のみの御報告をいたしますので、よろしくお願いをします。
議案第2号、一般会計予算の1款 議会費について説明を受け、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、25年度と26年度の差というのは、25年度のときは課長補佐職が1名おりました。26年度は、課長補佐職はおらずに担当係長2名体制ということで、超過勤務の増をさせていただいたものです。27年度につきましても、同じような形で要求をさせていただいたものです。
続いて、2款 総務費について説明を受け、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、一応労働人口の推移を見ておりますけれども、実際のところは、27年度の予測というのは、確実な線がなかなか想定しづらいものがございますので、実際は26年度の実績に基づいて納税義務者数を判断しております。
続いての答弁は、社会保険掛金負担金の増でございますが、非常勤一般職員がふえたということでございます。これにつきましては、子ども・子育て新支援制度に伴いまして、非常勤一般職の保育士を約60名ふやしております。
続いての答弁は、今言われた位置のことでございますが、これは皆様御存じのように、新栄交番が1月末に閉鎖をされたということで、この方面の地域で設置をしたいと思って、この近辺で設置をさせていただいたということです。
続いての答弁は、後半の9,900万の予算ですが、こちらにつきましては、基本的にそのほとんどが27年度のシステム改修料になりますので、単年で使用します。それから、今後のマイナンバーの活用によって書類が要らなくなる、ひいてはそういった事務に携わる人が要らなくなるというのは当然あるんですけれど、今の段階でそれが幾らぐらいになるかというのは、まだちょっと試算ができていないです。
ここで、2款の質疑を終結し、3款 民生費の説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、こちらは身体障がい者の方が自動車の免許を取るときに、10万円を上限としまして、補助をするというものでございます。
続いての答弁は、時間的には、現行のおおよそ倍にするということでございます。現在も大変好評でございますので、現在、相談員1名の日数を増加するということで対応していきたいというふうに考えております。また、どんぐり学園にも、この相談員を行かせまして、保護者の相談に対応したいというようなことも考えています。
続いての答弁は、社会福祉協議会の人件費ですが、こちらは1人市役所に来ていただいた職員が社会福祉協議会のほうへ戻ったことによって、人件費がふえているということが1点あります。それから、27年度から社会福祉協議会の中で効率的に行うようにということで、この補助金の中から超過勤務分につきましては削減をしておりますので、そういった今の実情に合わせた交渉をしておりますので、特に問題はないかと考えております。
ここで、3款 民生費の質疑を終結し、4款 衛生費について説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、環境課のほうの環境保全係の職員と、それから新エネの対策係の職員2名分が入っております。ことし3月をもって環境保全係におりました再任用の職員1名が退職となりまして、その人数分だと思います。
続いての答弁は、太陽光発電、市の補助金のほうでございます。26年度ですが、今年度は予算いっぱいを使っておりまして、今、84件、793万9,000円の補助となっております。新年度のほうも800万とした理由ですが、こちらも買い取り価格のほうが下降していくということで、申請件数もひょっとしたら減るかもしれない。ただ、余りにも減らすということよりも、現状維持ということで、800万円とさせていただいております。
続いての答弁は、犬猫避妊等手術費補助金でございます。まず、避妊のほうで、犬が4,500円掛ける50件、猫のほうが3,600円掛ける130件、去勢のほうが、犬2,200円掛ける30件、猫が1,800円掛ける70件でございます。
ここで、4款 衛生費の質疑を終結し、5款 労働費の説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、稼働率は手持ちの資料はありませんが、これは実績で入れておりまして、庁舎の耐震工事に伴うことで若干使用料がふえています。
ここで、5款 労働費の質疑を終結し、6款 農林水産業費の説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、市内の公共施設を当たりましたが、使えるようなところはありませんので、学校の空き教室ということで検討はしているのですが、学校との聞き取りを行ったりしても、なかなか調整がうまくとれないということです。
ここで、6款 農林水産業費の質疑を終結し、7款 商工費の説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、ことし3月に入ってから、中旬から、利用者を含め、ちょっと実態調査を実施しまして、その辺がどうかということを把握したいと考えています。
以上で、7款 商工費の質疑を終結し、8款 土木費の説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、道路維持作業委託につきましては、草刈り作業とか土砂回収作業が年々増加しております。その分と、街路樹の剪定作業の単価が県の単価を使っているのですけれども、その単価がアップしておりますので、増額になっております。
続いての答弁は、建築をされたのは昭和56年5月31日以前ということで、木造、非木造と申しますのは、木造ではない、例えば鉄骨とか、そういうものでございます。
以上で、8款 土木費の質疑を終結し、9款 消防費について説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、従前の屈折はしご車でございますが、金額では8,000万ぐらいです。今回予算に上がっております3,700万ぐらい、それから、車両の大きさといたしましては、従前が21メーター、階数にしますと7階ほど、救出、放水が可能な車両です。今回の車両にあっては15メーター未満でありますので、三、四階程度までの低階層を中心に、消火・救助活動ができる、また、狭隘地区にも入っていけますので、かなり使用範囲は広いかと思われます。
続いての答弁は、正規職員は70名、再任用職員は4名でございます。27年度の採用はございません。
以上で、9款 消防費の質疑を終結し、3月4日の予算特別委員会を閉会し、次回3月6日の午前10時より、予算特別委員会を再開することといたしました。
3月6日、予算特別委員会を再開し、10款 教育費の説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、5,000万ほどの増額分につきましては、中央小学校の教室改修工事が含まれております。
続いての答弁は、委員さんが全体で13名いらっしゃいまして、そのうち報酬を伴う委員さんが7名ということで、実際に合わせた予算組みを、5名減らしていただいたということです。
ここで質疑を終結し、11款から14款までの説明を受け、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、臨時財政対策債の元金につきましては、元金償還見込み額ということで、4億8,225万7,000円であります。
以上で一般会計の質疑を終結いたしました。
続いて、特別会計の進め方についても、一般会計同様に、各会計の議案ごとに説明の後、質疑を行い、質疑が終了した時点で、討論は一括して行い、採決は会計順に、議案ごとに行うことといたしました。
初めに、議案第5号、土地取得特別会計について説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、購入時期でございますが、平成8年に大根若王子線の代替地として購入いたしました。ここを設定した理由ですが、順次今、市街地については売り払いをしていますが、今年度については、ここは利用見込みがないということで、設定をさせていただきました。
ここで、議案第5号の質疑を終結し、議案第3号、国民健康保険特別会計の説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、収納率については、現年分としましては90%ということで見込んでおります。
続いての答弁は、基本的に交付される分というのは、現年の医療費に係るものとして来るものでございますので、基本的には、制度の内容については、全て交付されるものというふうに解釈しております。
ここで質疑を終結し、続いて、議案第10号、後期高齢者医療特別会計について説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、一応算出上使っておりますものが、特別徴収のほうが3,898人という想定であります。普通徴収につきましては、3,746名という形の計算になっております。
ここで質疑を終結し、続いて、議案第9号、介護保険特別会計について説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、単価は1人300円ですが、8割以上の方が半額の150円、これは、税金が非課税世帯ということで、半額の料金を徴収しております。
続いての答弁は、全体的に今までは全員が1割負担というのが、条件によっては2割負担の方もできるということなので、全面的な改正に近いものというふうに聞いております。
ここで質疑を終結し、続いて、議案第4号、下水道事業特別会計について説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、26年、今現在も申し込み等がありませんので、やはりちょっと今の状況ですと1件だけということで、27年度は計上いたしました。
ここで質疑を終結し、続いて、議案第7号、農村集落家庭排水施設特別会計についての説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、農村集落家庭排水について、現在、統合に向けて調査しております。そのために、今の農村集落家庭排水の財産を処分するための委託で、図書を作成する予定をしております。この部分が大幅な増額の要因となっております。
ここで質疑を終結し、続いて、議案第8号、有料駐車場事業特別会計について説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、前後駅市営のほうは、まだ満車状態ではないというのも現状でございますので、現状の台数で復旧が可能と判断しております。
ここで質疑を終結し、続いて、議案第6号、墓園事業特別会計について説明の後、直ちに質疑に入りましたが、質疑はなく、これにて各議案の質疑を終結いたしました。
討論に入る前に各会派の取りまとめも必要であり、30分ほどの休憩をし、会議を再開し、討論に入りました。
討論を終結し、各議案の採決に入りました。採決の結果は、最初に報告したとおりであります。
討論の中で、
山盛左千江議員より、議案第2号に対して附帯決議案を提出したいとの発言がございましたので、討論終結後に附帯決議案を文書にして提出していただき、提案者の説明の後、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、一般質問の中でこの件で質問したところ、800億円という数字も示され、少なくとも24%の圧縮は必要になってくるだろうというような答弁もいただきましたので、それを参考につくらせていただきました。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。
討論の後、採決に入りました。採決の結果、議案第2号に対して附帯決議を付することは、賛成少数により否決されました。
以上で、予算特別委員会の審査の内容と結果についての報告を終わります。
5: ◯議長(
堀田勝司議員) 御苦労さまでした。
以上で委員長報告を終わります。
これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑のある方は挙手を願います。
(進行の声あり)
6: ◯議長(
堀田勝司議員) 以上で委員長報告に対する質疑を終結し、討論、採決に入ります。
議案第2号から議案第10号までについては、平成27年度の当初予算でありますので、一括して討論を行い、採決については各議案ごとに行いますので、よろしくお願いいたします。
討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。
初めに、
近藤千鶴議員。
7: ◯3番(
近藤千鶴議員) それでは、公明党市議団を代表いたしまして、議案第2号 平成27年度豊明市一般会計予算について賛成、議案第3号から第10号までの各特別会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。
平成27年度予算は、一般会計については、既に意思決定されている事業、市民生活に継続的にかかわる事業、義務的な経費を中心に、骨格予算として予算編成がなされています。平成27年度一般会計は189億1,200万円であり、平成26年度の予算額に比べ、2億1,000万の減額となっております。
主な事業は、継続事業の駅前広場、庁舎の耐震工事、桜ヶ丘沓掛線、文化会館空調工事、屋内運動場非構造部材耐震工事であります。
次に、保育士不足に影響が出ないように、備えとして派遣会社への委託、生活困窮者への支援を行うもののほか、ふえ続ける扶助費への対応と理解します。
一般会計の歳入は、地方消費税交付金は増加したものの、個人、法人の市民税は減少しており、苦しい財政状況であると理解します。
歳出予算について、順次意見を述べさせていただきます。
初めに、防犯対策についてでありますが、市内では、空き巣などの住宅侵入盗、車上狙いなどの窃盗犯が多発しており、また、児童生徒を狙う不審者情報も多く寄せられている現状であります。栄小学校区に南部地域ステーションさかえを開所し、地域の方の御協力をいただき見守り活動を実施して、犯罪の抑止力とする予算です。市民の安心につながるものになるよう、地域の方と地域安全監視員との連携を密にとった活動をしていただけるよう要望いたします。
次に、生活困窮者自立促進支援事業については、生活保護を受給している人以外で、最低限度の生活を維持することができなくなるおそれのある人を対象とされます。生活保護の受給にならないよう、関係機関との連携を図り、対象者の早期把握に努めていただきたいとお願いいたします。
消防費については、小型はしご車の購入は、本市において狭隘地区がありますので、今まで以上に対応できることになり、評価いたします。
学校教育費の市内小学校3校の体育館の非構造部材耐震改修の予算です。今後3年間で市内全ての小中学校の工事をする予定と伺いましたが、災害はいつ起こるかわかりません。災害が起きたときには避難所になりますので、少しでも早く改修工事が終了するよう、検討を要望しておきます。
また、中央小学校の養護教員補助を市費で行うことは、児童、保護者の安心につながりますので、評価いたします。
継続費となっている本庁舎・駅前耐震、また文化会館の天井の耐震化は、市民の命を守る予算でありますので、評価をいたします。
また、特別会計におきましては、特に国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療が伸びております。これは、高齢者社会の医療や介護福祉の流れによるものと理解いたします。
以上、総合的に今年度予算編成を理解して、賛成といたします。
8: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
近藤惠子議員。
9: ◯5番(
近藤惠子議員) では、議案第2号の一般会計及びその他の特別会計について、賛成の立場で討論いたします。
今回は骨格予算ということで、継続費とかどうしてもしなければいけないものということなので、特に言及するものはないとは思いますが、その中で2点だけ、やはりどうしても気になる部分について述べさせていただきます。
一つは、区の一括交付金についてです。
このことは、委員会の中でわかりましたが、電気代の部分がふえるということでした。しかし、実際各区は今年度LED化を進めていると、そして、それが電気代が下がるという前提で行っているにもかかわらず、そういったことが一方で行われながら、電気代が、街灯が上がるということで一括交付金を上げるということが、庁内のことについての意思の統一とか、見解の一致があるのかなというところを大変疑問に思いました。市政会の通信にもありましたけれども、年間三百何万の予算が浮くにもかかわらず、その分が増額されているということについては大変疑問に思います。
去年の数字をもとにつくられたということですけれども、今後このままでいくと、既にLED化を進めているところは下がった金額のまま、そして来年度、今後LED化するところは高い金額のままでいくということを考えますと、やはり私は、これは一度見直すべきことだというふうに考えています。
区の一括交付金について、前々から思っていることなんですけれども、実績をもとに出さなければいけないものはやはり一括交付金には向かないのではないかということは、かねがね思っておりました。今回のLED化のことでそれは露呈したと思っていますので、今後、区の一括交付金のあり方についてもぜひ検討していただきたい、そのことを一つ申し上げます。
そしてもう一つは、豊根の野外教育センターの設計監理費のことです。これについては、附帯決議もありましたけれども、今後慎重にということでした。
やはり一番心配するのは、少し調べたんですけれども、20年後、もしあったとしても、小学生、10代から、14歳までの人口を調べますと、やはり3分の2に減ります。今の生徒数でつくって、その負担が、将来3分の2になってしまうその子たちに負担が行くということを、やはり大きく考えてほしいということをお願いしたいと思います。
予算のところで聞ける、今の公共施設のアセットマネジメントの中にあって、実際20年後、30年後には、利用する子どもの数がそれだけ減っている、その施設を今の生徒数に合わせてつくってしまうのか。まだ設計というところでありますので、今後、どこの数字で持っていくのか。そのために今年度、数年度の購入は少し負担になるかもしれないけれども、その辺のところはぜひ考えて、ここの設計監理のところをやっていただきたい、そう思っています。
予算について、やはりどうしても述べておきたいのはこの2点でありましたので、賛成ではありますけれども、ぜひ予算の執行に当たっては、そしてまた、今後の方針に当たっては考えていただきたいという思いがありますので、述べさせていただきました。
そのほかの3号から10号についての特別会計については、このまま賛成といたします。
介護保険に関しましては、議案のほうで考えを述べさせていただきますので、私の賛成討論といたします。
10: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
山盛左千江議員。
11: ◯12番(
山盛左千江議員) それでは、平成27年度一般会計予算及び特別会計予算について、全て賛成の立場で討論させていただきます。
この4月に市長・市議選挙が行われることから、一般会計については骨格予算とされました。その中でも、安全ステーションの開設やら教師の増員など、暮らしの安全を守る、教育環境日本一という、第1期の市長のマニフェストに関係するような事業も盛り込まれ、こういった点については努力を認めていきたいと思います。
石川市長2期目のマニフェストに盛り込まれるであろう政策的な事業につきましては、6月予算、肉づけ予算として対応することから、予算規模は前年度比2億1,000万円減った189億円となりました。
予定されている肉づけ予算額は4億から5億円とのことで、実施されれば、平成27年度予算は、過去10年間で最大規模になります。ただし、肉づけ予算の財源は、財政調整基金の取り崩しで賄われるとのことから、手放しで喜べるものではありません。
その理由を申し上げますと、27年度当初予算と合わせると、取り崩し総額は10億円にも及ぶからです。今年度末に少額の執行残や入札残を積み上げ、2億円を財政調整基金に積み増し、残高を29億円といたしましたが、この調子で使っていけば、たちまち底を尽くのではないだろうか、そんな心配が頭をよぎります。
本市にとって、アベノミクスの効果はないに等しく、市税は微減、自主財源率も下がりました。事業の膨張は、基金の取り崩しと市債増につながることは言うまでもなく、既に耐震工事や公共施設の老朽化により、一般会計市債残高は、平成25年度を底にふえ始めています。下水道の市債償還ピークは27年度とのことですが、汚水管の老朽化により管の入れかえ工事が避けられないことから、市債総額を減らすことは並大抵のことではなく、将来負担は薄れるどころか膨らむと見るべきであろうという見解を持っております。
もう一つの課題は、経常経費節約の停滞であります。
指定管理者制度は導入したものの、職員定数の削減は見られず、子ども・子育て新制度による保育士増、人事院勧告による給与引き上げも重なり、人件費はトータルで1億7,000万円増となりました。コスト削減の余地が人件費や行政運営管理に狭められながらも、もはやその余地もなくなってきた、これが新年度予算を検証しての私の印象であります。身の丈に合った財政規模はどのくらいなのか、事業を吟味し、一層の取捨選択、全庁挙げてのコスト削減努力が求められます。
こうした中で、野外教育センターの設計費が予算化され、28年度には2億4,500万円の建設が控えております。市は、このままでは平成39年度には赤字に転落すると市民に説明し、公共施設の約3割廃止への努力を求める一方での大規模な建設には、慎重さと覚悟が必要だと思います。
附帯決議でも申し上げましたが、野外教育センターの建設費は、中央小学校の校舎建設費とほぼ同額となります。1年間で27日しか使わない野外センターの費用対効果を考慮しないわけにはまいりません。自然あふれる豊根村での野外活動の教育的効果は認めますが、3倍とも言われる将来コストを含め、そのツケを子どもたちが負担することになるのは、心が痛む部分であります。この点を忘れてはいけない、大事なことは市民が決める、その徹底に期待を寄せたいと思います。
予算の編成方針には、平成27年度は、豊明市にとって新しく始まる年、転換点と書かれ、重点方針は、若者に粋なまちでありました。予算執行はこの点を頭に置き、若者が定着してくれる豊明へとつなげられるよう努力されることを強く願い、賛成討論を終わります。
12: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
近藤善人議員。
13: ◯4番(
近藤善人議員) 議案第2号から議案第10号、平成27年度一般会計、特別会計予算に、賛成討論をいたします。
今回提案されました平成27年度一般会計予算は、統一地方選を控えた骨格予算編成ということもあり、一般会計は総額189億1,200万円、約2億1,000万円、率にすると1.1%のマイナスになっています。特別会計においては、国保や介護の大幅な伸びにより13億3,900万円、率にすると10.3%の増となっています。
骨格予算ということで、義務的経費と最低限必要な政策的経費が盛り込まれており、政策の方向性については、市長の考えに賛同できるものです。
全体を眺めてみると、少子高齢化の影響で、民生費の伸びが財政を逼迫させています。例えば高齢者医療費、介護費、国民健康保険税の一般会計からの繰り入れなど、今後も支出の増額が見込まれます。福祉の分野については、病気にかからない、介護にかからないといった、健康で元気な高齢者がふえるような政策に力を入れていただきたいと思います。
その取り組みの一つとして、豊明市、藤田保健衛生大学、URによる包括協定締結により、豊明団地に、看護師や理学療法士など資格取得を目指す学生に27部屋を用意し、団地内居住を推進しながら、住民のコミュニティー形成、健康増進に積極的にかかわり、地域包括ケアの実践と未来の人材育成を進めていきます。
また、団地内に暮らしの保健室を設置して、学生や教員と地域住民の交流拠点とし、健康指導、体操教室、医療・福祉・子育て相談を通して、住民の健康寿命の延伸に貢献し、医療費の抑制につながることが期待されます。
児童館については、平成27年度より、中央児童館、北部児童館に指定管理者制度が導入されます。少子高齢化や核家族の中で、近隣との交流が薄れ、子育て不安から起こる児童虐待やひとり親家庭の急増、不登校やひきこもりなどの中高生の問題など、児童を取り巻く環境は大きく変化しています。
このような状況の中で、児童館は子どもの安心・安全な居場所として、また地域の子育て支援の拠点として、子育て支援の拡充が求められています。そのためには、民間による多様なサービスの提供と、今までにも増した効率的な児童館運営を行う必要があり、利用者にとって快適な施設の環境づくり及び施設の利用促進を目指すとともに、日常または定期的に施設に必要な保守点検業務等を行うことにより、最良な状態を維持し、安全の確保に努めるよう指導する必要があります。
保育施策については、保育サービスの整備、運営及び提供体制に関する全体計画に基づき、エアコンの設置、保育室の増設など、保育園の整備を着実に実施し、待機児を出さないよう取り組んでいる点は評価できます。
生活保護者については、先日の新聞で、2013年度の不正受給は過去最多の4万3,000件、総額は187億円、不正受給の件数は年々ふえ、04年度から10年間で4倍になっています。
このようなことから、当局としては、ケースワーカーと連携し、不正受給の撲滅、生活保護者への就労支援を着実に行い、生活保護者を自立させることが本来の福祉のあるべき姿であります。
防犯対策については、南部地区安全ステーションさかえの開所により、地域安全監視員と地域の人たちとともに見回り活動を実施して、犯罪の抑止力となるよう期待しております。
都市計画については、桜ヶ丘沓掛線の施工業者も決まりました。また、職員の努力のかいもあって、分割発注であったのが一括発注となり、工期も工事費も削減でき、29年度完成ということで、23号へのアクセスがよくなり、県道の慢性的渋滞の緩和、地域の活性化も期待できるところであります。
消防については、小型はしご車導入により、市内に数多くある狭隘地区の火災にも対応でき、市民の安心・安全に拍車がかかります。
次に、教育費については、いじめや不登校など社会的な問題になる中、Q―Uアンケートが実施されていますが、いじめ、不登校の減少にはつながっていません。川崎の中学生の殺人事件においても、スクールソーシャルワーカーの必要性が、新聞記事にも大きく取り上げられていました。以前より私が提案しているスクールソーシャルワーカーの配置、それと、教職員が子どもと向き合う時間を確保できるよう、校務改革を早急に取り組んでいただきたいと思います。
熊本県山鹿市では、学校と教育委員会の連携により、校長先生、教育長のいじめは絶対に許さないという強い意思、また、不登校児童生徒をなくしますと宣言し、実現しました。豊明市においても、教育関係者の方々にはこうした強い意思を持って、いじめ、不登校の撲滅に取り組んでいただくよう要望しておきます。
また、今、子どもの貧困が問題になっています。就学援助を受けている児童生徒が小中学校で450人近くいます。率にすると7.3%いるわけです。6人に1人が貧困の連鎖に陥っていると言われています。社会に格差が広がる中、生活保護受給者が216万人と過去最高になりました。中でも子育て世代の増加が目立ち、親の貧困が子どもの貧困に直結しています。
貧困の連鎖を断ち切るためには、教育の支援として、先ほど述べたスクールソーシャルワーカーの配置、学習支援の推進、また経済的な生活支援、保護者に対する就労支援など、しなくてはなりません。行き着くところ、学校教育にもっと財政支出をすることです。このことが将来の豊明を背負っていく人材の育成になります。全ての子どもたちが夢や目標を持てるような、教育環境の整備が喫緊の課題です。
終わりに、石川市長の4年間の市政運営においての功績は大きなものであると、これは紛れもない事実であります。4年間の市政運営において賜りました御苦労に深く敬意を表するのでございます。今後、ますます御健勝をお祈りいたしまして、賛成討論といたします。
14: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
毛受明宏議員。
15: ◯2番(
毛受明宏議員) 議長の御指名をいただきましたので、市政会を代表しまして、議案第2号 平成27年度豊明市一般会計予算と平成27年度各特別会計予算、議案第3号から第10号について、市政会を代表し、賛成討論をいたします。
平成27年度は市長・市議会議員選挙が行われることから、一般会計予算は、意思決定されている事業、市民生活にかかわる継続的事業、義務的経費を中心に骨格予算として、一般会計予算189億円余、特別会計予算143億円余、計332億円余と前年度比3.5%増で、一般会計には、改選後、政策的肉づけ補正予算として、4億円から5億円を見込んでいるとのことであります。
その中で、六つほど申し上げさせていただきます。
まず、1つ目が、庁舎耐震工事は最終年度として、東海・東南海・南海地震発生時においては、震度6が予想されている当市でありまして、発生後は、情報収集、情報発信の拠点として重要なポイントとなる庁舎であります。また、地震発生後の対処としては、避難所として指定される学校屋内運動場非構造部材耐震工事の進捗によって、市民の安全・安心に対して万全な体制を整えていただきたいと思います。
2つ目が、桜ヶ丘沓掛線工事は、いよいよ本格的な工事に入っていきます。3月議会の前には用地交渉も進み、工事費の減の努力は評価いたします。そして、委員会でも申し上げたとおり、当路線は南側に接する大府市からも、いつ開通なのか興味を持たれる路線であり、最終年度を迎える前後駅前広場耐震工事とあわせて、隣町に帰る通過点としてではなく、魅力的な駅前づくりにも取り組まなければならないと思いますので、よろしくお願いします。
そして、開通に向けて、そしてまた開通後、桜ヶ丘沓掛線、前後駅付近から国道1号線、旧国道の渋滞は大いに予想されておりますので、この対策は今から考えても遅くはありませんので、あわせてよろしくお願い申し上げます。
そして、3つ目、小型はしご車更新事業は、道路狭隘地域内でも、もしもの災害発生時には、以前の大きな車両は現場近くに入ることすら難しかったかもしれませんが、今回の2トン車をベースとした車両ではそれも解消され、進入可能のサイズと思われます。しかし、基本的には豊明市無災害をお祈りするものであります。
そして、4つ目、中央小学校養護教員補助業務は、県では小学校の151人に対して加配するものとなっておりますが、平成27年度も800人を超える見込みとなっているとのことであります。養護教員不足で、いざというときに対応不十分ではいけません。今年度は市費で配置ということでありますが、来年度以降も様子を見ていかなければならない市内一のマンモス小学校と思っております。
5つ目、阿野平地土地区画整理事業は、阿野区内でも初めて実施される区画整理でございますが、この事業は、今初めてと表現しましたが、長き歴史を持つ事業でありますので、賛同した地主さん皆さんが、実施して本当によかったと思えるような事業運営を期待いたします。
そして最後、6つ目、4月26日改選、今の市長なのか新しい市長なのかはわかりませんが、4億から5億の肉づけ予算と冒頭でも申し上げましたが、できることなら、10年から20年後の将来の担い手たちのためになるような予算づけとなってほしいと思っております。短期的な視野の予算執行にならないように、お願いをつけ加えまして、賛成討論といたします。
16: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
前山美恵子議員。
17: ◯19番(
前山美恵子議員) では、当初予算の討論をいたします。
議案第2号の豊明市一般会計、そして3号の国民健康保険特別会計、9号の介護保険特別会計、そして10号の後期高齢者医療特別会計について反対の討論をし、その他の会計については賛成といたします。
まず、一般会計を論ずる前に、国の2015年度の予算について述べていきますが、市民の生活は、昨年4月に強行されました消費税増税の影響が大きくあらわれています。我が党はこの予算について、三つの大きな問題があると指摘をしてきました。その中の大きな問題として、社会保障のためといって消費税を増税しておきながら、社会保障の切り捨てをどんどん行っていることであります。
社会保障関連の予算では、高齢者の増加などによる自然増が5,000億円以上も圧縮をされており、年金の引き下げ、70歳以上の医療費の窓口負担の2割負担、入院費の食費の負担引き上げ、生活保護費のさらなる引き下げ等々、前年に引き続き、福祉切り捨てのオンパレードであります。
この傾向が、我が党が今、現在市民アンケートを実施していますが、暮らし向きがどうなったのかという問いに対して、回答いただいたほとんどの方が、暮らしが悪くなったという回答でした。政府の想定を超える景気悪化が生じていることがうかがえます。
このようなときに行政が行うべきことは、国の悪政から防波堤となり、市民の暮らしを支えることが必要です。
さて、地方財政計画について申し上げますと、一般財源総額を前年度比2%増の61兆円とし、交付税は地方税の増収もあり、16兆7,000億円とされました。また、昨年も指摘をしてきましたが、地方交付税の財源として、地方税である法人市民税が国税として創設されることになり、26年度はこの影響はありませんでしたが、今年度から地方交付税の原資となりました。
交付税財源に不足が生じた場合は、必要な財源を確保するために、所得税や法人税など国税5税の交付税率の引き上げなど、国の責任で補填するように義務づけられておりますが、この方向転換が重大であります。しかも、交付先の算定方法も行革努力で配分するという政策で、地方を誘導しようとしています。そもそも地方交付税制度は、全ての自治体に安定した運営ができるように交付するもので、その性格をゆがめ、地方間格差を持ち込む危険な制度に変質すると言わざるを得ません。この国の方向に、強く抵抗を求めるものです。
このような中、本市の財政状況を見ていきたいと思いますが、歳入に関してですが、25年度末から法人税が伸びていましたが、景気回復が望めない中で横ばいとなりました。個人住民税も横ばいと見込まれますが、これは、リーマン・ショック前の状況に戻れるところまでには到達はしていない状況であります。このような中で、庶民の増税の影響が、これからじわじわと迫ってくるところであります。
次に、歳出について申し上げます。
職員体制では、前年度に続き削減がとまりました。毎年討論で申し上げてきたかいもあったと感じるのですが、2年前まで大幅な削減が続いたのですから、また、県からの権限移譲も進み、高度な処理も要求されるようになり、もともと少ない職員体制で、今でも仕事が十分に進められない状況が解消されるのか、これは疑問であります。1人何役もこなさなければならない現場の改善をするため、職員増員を図るべきことを申し上げておきます。
2点目に、共通番号制、マイナンバーによるシステム改修が大きな位置を占めるようになりました。税と社会保障の個人情報を一括管理し、徴税強化、給付の抑制が狙われ、権力による監視やプライバシーの漏えいなど危惧されるところであり、これは昨年も指摘をしましたが、この制度を導入する必要は全くなく、反対であります。
3点目に、生活保護費がこの4月からさらに削減をされ、また、住宅扶助や冬季加算が削減をされました。また、年金引き下げに伴い、母子家庭に支給される児童扶養手当も、昨年に続き削減をされました。社会的弱者を狙い撃ちした暴挙と言わざるを得ません。
4点目に、子育て支援では、保育の公的責任を後退させ、市場化、営利化を拡大する子育て新制度が始まります。保育の質の低下を招かないか、危惧されます。また、中央・北部児童館に指定管理者制度を導入することとなりました。子育てとして、これも公的責任を後退されるものと指摘をしておきます。
5点目には、老人福祉センターの指定管理者が導入をされました。また、高齢者のいきいきサービスが民間委託になり、事業内容が、現在ゆったりと過ごしていた1日のサービスメニューから半日メニューにかわり、今まで利用していた高齢者も、もう利用しないという声も出始めています。福祉の後退であると言えます。
さて、今回の予算で、学校図書館のエアコン設置、洋式トイレ改修など、やっと進むことになりました。障がい者関係では、自動車運転免許取得助成補助金や手話奉仕員の養成講座が実施することになりました。今回は骨格予算ですが、本格予算には、住民の福祉をさらに充実させるようお願いを申し上げておきます。
次に、国民健康保険特別会計予算について、反対の討論をします。
当初予算の段階で国保税の引き上げを抑えられたことに、率直に評価をする次第であります。今年度は、保険税賦課限度額を国が85万円としました。本市においては79万円に抑えられた努力は評価をできますが、高過ぎる国保税は、依然として改善されておりません。国からの国保会計への国庫負担を引き下げてきたことが一番の原因であり、国庫負担を以前のように、給付費の40%に戻すことであります。
また、27年度より、1円以上の全てのレセプトを国保連合会で処理することとなりました。これは、国保を都道府県に運営主体を移すことをにらみながら、市からの一般財源繰り入れを削減し、国保税の値上げにつながる平準化を進めることを狙っているものであり、この広域化には賛成できません。
なお、この法改正が表面化し、自治体から猛反発が起きたことから、厚労省は緩和措置として、保険者支援金を支給することとなりました。間もなく本市にも入ることとなりますが、これは、国保税の引き下げの財源にしていただくことをここに求めておきます。
9号、介護保険特別会計について、反対の討論をいたします。
第6期事業計画の始まりの年度に当たります。要支援者の訪問介護、通所介護を保険給付から外し、市の地域支援事業に移行させること、それから利用料の2割負担の導入、補足給付の縮小、打ち切りが計画をされています。保険料が大幅に引き上げとなり、現在でも滞納者が非課税者に集中している現実もあり、軽減策や引き上げを抑えるために、一般会計からの繰り入れをすべきと申し上げておきます。
10号、後期高齢者医療特別会計について討論を申し上げます。
この医療制度は、2年ごとに保険料改定が行われ、前年度から平均保険料が3.28%値上げされました。年金の削減、消費税増税に加え、保険料の引き上げで払えない高齢者は、やむなく保険料を分納することとなりました。それによって短期保険証に切りかえられた高齢者は、既に市内で4人も存在をしています。どんなに不安な中を暮らしているのか、考えると心配でなりません。このように、高齢者だけを差別した医療制度、これはとても容認できないとして、反対といたします。
以上です。
18: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
杉浦光男議員。
19: ◯10番(
杉浦光男議員) 議案2号、一般会計、それから議案の3号から10号、特別会計を一括して賛成といたします。
二、三申し上げるのは、一般会計について申し上げます。
豊明市を今後どのようなまちにしていくのか、継続かつ長期にわたる施策、それに伴う予算、また喫緊の課題の施策と予算等、行政のなすことは山積みされています。そのような状況の中で、ことしは選挙の年であり、骨格予算として予算編成がされています。
ハード面、ソフト面、二、三点見てみますと、当然のことながら、第5次総合計画や都市マスタープランについてばっちりやっていただきたいし、また、その予算的な裏づけもなされているものと思います。
それから、ハード面でいえば、庁舎、学校の耐震、学校は特に屋内運動場等、それから中央小学校の改修、それからソフト面でいえば、心身障がい児相談事業、地域安全ステーションの開設等、それからまた、小型はしご車の更新の事業等、これらは市民生活に非常にかかわりを持っている事業です。くどいようですが、ソフト面、ハード面、細かいことで言いましたけれども、バランスがとれているかなというふうにして、評価をいたします。
次に、私が留意している施策は、長期継続契約です。当初予算の概要の冊子を見てみましても、役務の提供だけでも、一般会計で70ほどあります。70事業というか、70ぐらいの委託があるわけですが、長期継続契約というのは、メリットもあるし、デメリットもあると思いますので、この点は、特にメリットを考えてやっていただきたいというふうに思います。
契約してしまえば3年か5年という契約期間があるわけですが、そうすると、評価はその3年後、5年後ということになってしまいますが、新しく長期継続契約をやるときには、いろんな先のことも見て契約をされるといいなというふうに思います。
例えば、例としては庁舎維持管理事業、これについては、これも長期継続契約ですが、こういうものは、私は評価しようという立場で今討論しておりますけれども、やはり契約の当事者、行政及びその事業者、安心できる面がありますね。それから、そこで働く人、1年で首になってしまうんじゃなくて5年間働けるぞと、そして、一遍そこで更新したならば10年働けるかなという、働く人、それから両当事者についても、うまい効果を発揮するんじゃないかなというふうに思います。
だから、この扱いについては非常に、僕は難しい面というか、非常に考えていかなくてはいけない面はあると思いますけれども、本市においては、今申し上げましたように、たくさんあります。ですので、これが本当にうまく機能するように願っておりますし、また、そういうつもりで行政の方々はやっていただけたらというふうに思っております。
一部しか申し上げませんが、この予算組みについて、非常に努力されたことについて感謝を申し上げて、私の賛成討論といたします。
以上です。
20: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
初めに、議案第2号について採決を行います。
議案第2号に係る委員長の報告は可決であります。
本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
21: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第3号について採決を行います。
議案第3号に係る委員長の報告は可決であります。
本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
22: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第3号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第4号について採決を行います。
議案第4号に係る委員長の報告は可決であります。
本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
23: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第5号について採決を行います。
議案第5号に係る委員長の報告は可決であります。
本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
24: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第6号について採決を行います。
議案第6号に係る委員長の報告は可決であります。
本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
25: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第7号について採決を行います。
議案第7号に係る委員長の報告は可決であります。
本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
26: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第8号について採決を行います。
議案第8号に係る委員長の報告は可決であります。
本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
27: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第9号について採決を行います。
議案第9号に係る委員長の報告は可決であります。
本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
28: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第9号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第10号について採決を行います。
議案第10号に係る委員長の報告は可決であります。
本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
29: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。
以上で日程1を終わります。
ここで、10分間の休憩といたします。
午前11時7分休憩
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
午前11時17分再開
30: ◯議長(
堀田勝司議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。
日程2、委員長報告・同質疑・討論・採決に入ります。
議案第13号から議案第38号までの26議案を一括議題といたします。
各委員会に付託しておりました議案について、お手元に配付をいたしましたとおり、各委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について各委員長より報告を願います。
初めに、杉浦光男総務委員長、登壇にて報告を願います。
31: ◯総務委員長(
杉浦光男議員) 議長より御指名をいただきましたので、総務委員会に付託されました議案の審査内容と結果について報告いたします。
去る平成27年3月10日午前10時より、全委員と関係職員出席のもと、委員会を開催し、全議案を原案のとおり可決すべきものと決しましたので御報告いたします。
慎重に審議されておりますが、ここでは簡潔に御報告することといたします。
以下、議案に従って審査経過を申し上げます。
初めに、議案第13号 豊明市地域安全ステーションの設置等に関する条例の制定についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁は次のとおりです。
設置する場所について落合区になりますが、落合区を主体とした地域の方々に管理をしていただく、出入りをしていただくと考えています。新年度の予算でお認めいただければ、短時間雇用の者を常駐させると考えていますとありました。
質疑を終結し、討論に入りました。
主な討論の内容は、高齢者の方の憩いの場所になるかもしれないが、広い範囲で見ていただきたいと思い、賛成とする。豊明市で第1号ステーション設置をするという発信自体も抑止効果になると思い、賛成するとの討論がありました。
討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第13号は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第15号 豊明市行政手続条例の一部改正についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁は次のとおりです。
この条例が改正される以前でも、手続的にはなしていますが、法律の改正によって条例に明文化されたと理解していただければ結構です。
質疑を終結し、討論に入りました。
討論はなく、採決の結果、議案第15号は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第16号 豊明市非常勤一般職員の任用、勤務条件等に関する条例の一部改正についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁は次のとおりです。
防災専門員について役割は、南海トラフ地震に対する被害想定、地域防災計画の改定、これ以外に、市内で行われる防災訓練の企画、当日の運営、防災講演等です。
質疑を終結し、討論に入りました。
討論はなく、採決の結果、議案第16号は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第17号 豊明市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑はなく、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議案第17号は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第18号 豊明市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁は次のとおりです。
副区長の報酬の改定について、平成26年9月に各区長にアンケートを実施し、活動日を調査した結果に基づいて、副区長の報酬の改定は見送りました等です。
質疑を終結し、討論に入りました。
国から地方へ、市の中でも、各地域の特性に合ったまちづくりというような方向で進められています。区の裁量で、区長さんの報酬や使い方というのを決めていけれる方向を望んで賛成するとの討論がありました。
討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第18号は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第19号 豊明市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑はなく、討論に入りましたが、討論もなく、採決に入りました。
採決の結果、議案第19号は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第21号 豊明市財産の使用料等に関する条例の一部改正についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する答弁は次のようでした。
消費税法の中で定めておるのが、建物の中にあるものということですので、自販機ということを想定しています等です。
質疑を終結し、討論に入りました。
討論はなく、採決に入りました。
採決の結果、議案第21号は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第28号 平成26年度豊明市一般会計補正予算(第10号)のうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁は次のとおりです。
コミュニティー助成金、二村台区の不採択は、県内で幾つか不採択という結果が出ていますので、豊明については2件申請したうちの1件が不採択という認識です。
アセットにつきましては、700億円から800億円ぐらいの経費がかかるであろうと、どのように見積もっていくか等、事務を進めているところですと答弁がありました。
質疑を終結し、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、議案第28号のうち、本委員会所管部分については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第31号 平成26年度豊明市土地取得特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたしました。
理事者の説明を省略し、質疑に入りましたが、質疑はなく、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議案第31号は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、去る平成27年3月13日午前10時より、全委員と関係職員出席のもと、委員会を開催し、議案第37号 平成26年度豊明市一般会計補正予算(第11号)のうち、本委員会所管部分についてを議題とし、審査いたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁は次のとおりです。
豊明市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定は、27年度中ということですので、28年度事業を実施するためには、28年度予算として計上する部分が必要となるので、秋を目標にやっていきたい。全体事業のうち、ソフト事業が半分を占めないとだめだということで、そういった形で事業を採択しました。NGになった事業は、一つは病後保育事業、もう一つは食育事業で取り下げをしています等です。
質疑を終結し、討論に入りました。
豊明らしさというものを打ち出していけるように希望して賛成とするとの討論がありました。
討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第37号のうち、本委員会所管部分については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で総務委員会に付託されました議案の審査経過と結果の報告を終わります。
32: ◯議長(
堀田勝司議員) 御苦労さまでした。
続いて、川上 裕福祉文教委員長、登壇にて報告を願います。
33: ◯福祉文教委員長(川上 裕議員) 議長より御指名がありましたので、福祉文教委員会に付託されました案件につきまして、審査内容と結果について御報告いたします。
議案が多いので、少し時間がかかりますけれども、お許しください。
去る3月11日午前10時より、全委員と関係職員の出席のもと、委員会を開催し、議案の審査を行いました。
以下、議案に従って、審査経過を申し上げます。
初めに、福祉文教委員会での議案件数が多く、主な答弁、討論のみを報告しますので、よろしくお願いいたします。
初めに、議案第14号 豊明市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の制定についてを議題としました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁として、短時間の負担については、今回の新制度において、サービスの拡大の部分、負担を頂戴する部分、全部合わせて現状水準を維持したということです。
近隣の市町等の動向は非公式ですが、国の基準の標準時間と短時間の差をもって定めている情勢です。本市において、いろんな試行錯誤で保育料を検討しましたが、近隣や国の基準に照らし合わせて、1.7%の差というのを採用しました。
質疑を終結し、討論に入りました。
子ども・子育て新システムが基本であって、民間の保育が参入できるような道をつくったこと、保育時間についても、標準時間、短時間と分けるということで、後退していることなので反対とします。
新年度からの新しい保育料にするための国、県の基準等を整理すると、今回のような結論になるのでは。今後の保育事業全体のことを考えて賛成とします等の討論があり、討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第14号については賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第20号 豊明市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題としました。
本案については既に本会議で提案説明を受けていますので、直ちに質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁として、国の基準と6万円の差があります。今度、都道府県化されていく方向では限度額で提示されることになるので、来年度以降検討していく方向でおります。
質疑を終結し、討論に入りました。
本来なら国がきちっと国庫負担をふやして国保税の会計を助けるというのが本来であるので、この条例改正については反対とします。
ほかの市町から比べればまだ負担は軽いと理解しますので、この改正については賛成とします等の討論があり、討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第20号については賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第22号 豊明市保育所保育の実施条例の一部改正についてを議題としました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁として、減免の規定について、一時保育につきましては、使用料を減免することがないので削ったということです。
質疑を終結し、討論に入りましたが、討論はなく、採決に入りました。
議案第22号については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第23号 豊明市介護保険条例の一部改正についてを議題としました。
本案については、既に本会議で提案説明を受けていますので、直ちに質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁として、保険料の設定については、策定委員会でもいろいろな意見がありました。高収入の方だけに負担を求めるというのは、その階層が少ないこともあり、第2、第3段階についても若干負担していただくという状況にしました。
質疑を終結し、討論に入りました。
第2、第3、第4段階の人が滞納者が多いという現実から、この引き上げが大変重荷になるので、サービス後退にならないように申し上げて、介護保険条例の一部改正について反対とします。
第5期のときには基金を取り崩して市民負担を図ったが、第6期については基金もなく、大幅な上昇になった。これは、給付費のことを考えればやむを得ないと思い、今後は予防に力を入れていただき、賛成とします等の討論があり、討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第23号については賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第24号 豊明市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準を定める条例の一部改正についてと議案第25号 豊明市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正については、一括議題としました。
本案については、既に本会議で提案説明を受けていますので、直ちに質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁として、面積については、1人につき3平米とか、いろいろな基準があります。人数についても、通所者何人につき何人の介助者とか基準があるので、それにのっとって運用していきます。
質疑を終結し、討論に入りました。
全体的に規制を緩和するという方向であり、この福祉にかかわる職員も少なくて、かなり負担がかかっているので、この改正案については反対とします。
面積、人員の関係もありますが、市が指導、助言、監督をして、大きな問題が出ないよう見ていただくことを要望して賛成とします等の討論があり、討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第24号、議案第25号については賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第26号 豊明市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についてを議題としました。
本案についても、既に本会議で提案説明を受けていますので、直ちに質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁として、今回の改正によって、包括支援センターとサービス等を行う事業所間の意識、情報の共有等の条文に改められているので盛り込んだということです。
質疑を終結し、討論に入りましたが、討論はなく、採決に入りました。
議案第26号については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第27号 愛日地方教育事務協議会規約の変更についてを議題としました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁として、改正の主な内容は、教育委員会を代表する教育委員長と事務局を総括する教育長を一体化した新たな職、新教育長を置くことに伴い、改正が必要であるからです。
質疑を終結し、討論に入りました。
この仕組みの一環として、市長の任命を受けた教育長が教育事務協議会にも参加するという意味では、今までと内容が違うので、改悪と言わざるを得ないので反対とします。
討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第27号については賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第28号 平成26年度豊明市一般会計補正予算(第10号)のうち、本委員会所管部分についてを議題としました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁として、予防接種事業について、現実では1人の人が2回接種しているのが実情で、1,095人分を減額で、今回は545人分を減額するものです。
保育園の負担金の増額は、徴収対象者は、平成25年度は1,050人、平成26年度は1,100人で、約50人ふえていて、この50人の差が増の原因となっています。
管理用備品の購入費ですが、278万2,000円の減はほぼ入札残です。小中学校の机、椅子、牛乳保冷庫も、6割ぐらいで落ちたというのが入札残の主な原因です。
LEDの効果については、11月現在のデータで、71.5%まで節減ができています。使用量自体については落ちていましたが、分析すると、単価の高騰が一番大きな原因です。
文化会館の実施事業費の委託料については、予算と実際の事業の委託料の差なので、一概に委託料が下がったということではありません。
質疑を終結し、討論に入りました。
補正予算に対して、この予算の最終の段階で執行状況がよくわかり、全体として賛成とします。
討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第28号のうち、本委員会所管部分については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第29号 平成26年度豊明市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題としました。
本案については、既に本会議で提案説明を受けていますので、直ちに質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁として、保険税の減額については、実際の収納率はまだ考慮できていません。もともと少し多目の予算のつけ方をしている部分があるので、保険税の大体の調定がわかった段階で削るというのが、今の段階であると解釈しています。
質疑を終結し、討論に入りました。
毎年のことですが、不足分について、引き上げをされないで据え置きをして、一般会計からの繰り入れをされてきた努力を評価し、賛成とします。
討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第29号については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第34号 平成26年度豊明市介護保険特別会計補正予算(第4号)についてを議題としました。
本案についても、既に本会議で提案説明を受けていますので、直ちに質疑に入りました。
質疑、討論もなく、採決の結果、議案第34号については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第35号 平成26年度豊明市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを議題としました。
本案についても、既に本会議で提案説明を受けていますので、直ちに質疑に入りました。
質疑、討論もなく、採決の結果、議案第35号については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
引き続きまして、3月13日福祉文教委員会に付託されました案件につきまして、審査内容と結果について御報告いたします。
去る3月13日午前10時半より、全委員と関係職員の出席のもと、委員会を開催し、議案の審査を行いました。
以下、議案に従って審査経過を申し上げます。
議案第37号 平成26年度豊明市一般会計補正予算(第11号)のうち、本委員会所管部分についてと議案第38号 平成26年度豊明市介護保険特別会計補正予算(第5号)については関連がありますので、一括議題としました。
本案については、既に本会議で提案説明を受けていますので、直ちに質疑に入りました。
質疑に対する主な答弁として、ブランチ設置ということで、地域包括支援センターの職員を1名置き、また、団地の管理事務所内ではUR都市機構の職員で生活支援アドバイザー2名プラスの計3名の職員で、総合的なお年寄りの相談、支援等を行うことを計画しています。
藤田保健衛生大学が設置しますまちかど保健室は、団地の空き店舗を使って行い、藤田保健衛生大が完全に独立して運営しています。
豊明団地は、エリア的には北部包括の地域に入るが、特に限定せずに、お年寄りの方の相談であれば、ぜひ引き受けると言っています。南部の方がお見えになったら、南部のほうに引き継ぐということになると思います。
質疑を終結し、討論に入りました。
議案第37号、第38号、両方について、今、URは、豊明市と保健衛生大と都市機構と連携して、新しい形で、医療とか福祉とか高齢者施策をしていこうとしています。豊明モデルとして活用できるように願って、賛成とします。
討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第37号のうち本委員会所管部分についてと議案第38号については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で福祉文教委員会に付託されました案件の審査内容と結果についての報告を終わります。
34: ◯議長(
堀田勝司議員) 御苦労さまでした。
続いて、近藤郁子建設消防委員長、登壇にて報告を願います。
35: ◯建設消防委員長(近藤郁子議員) 議長より御指名がありましたので、建設消防委員会に付託されました議案の審査内容と結果について御報告いたします。
去る3月12日午前10時より、全委員と市長以下関係職員の出席のもと、委員会を開催し、全議案を原案のとおり可決すべきものと決しましたので御報告いたします。
初めに、議案第28号 平成26年度豊明市一般会計補正予算(第10号)のうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
主な答弁は、住宅・建築物安全ストック形成事業補助金のうち、木造住宅耐震改修の実績は、平成25年度8件、26年度は11件です。申請数が把握できないため、ある程度の予算は必要です。
南部地区開発に係る住民意識調査を実施するための通信運搬費の50万円の減額は、会合にも出席し、当該地区の地権者の意見等の把握はできたことと、豊明インター周辺住民、市民のアンケート調査に対する要望書が寄せられなかったため、今回、この予算可決時から状況が大きく変化したことを総合的に考慮して、執行を見送ることにし、それについての支障はありません。
北部開発検討調査委託料は、北部も含めた地区周辺の調査です。
アスベスト補助金の残についても、今回申請が少なかったということです。
都市緑化推進事業補助金については、機会あるごとに説明していますが、緑の街並み推進事業の補助金の項目の中で、駐車場緑化以外で減額とし、まちづくりについては、大原公園を彩る大根区民の有志の会の植栽で執行しました。
立ち上がり消火栓設置等補助金100万円減の理由は、移設の場合、随時受け付けで、何基申請があるかわからないためです。今年度は要望がなく、執行残となりました。
質疑を終結し、討論に入りました。
討論はなく、採決に入りました。
採決の結果、議案第28号のうち、本委員会所管部分については全会一致で、原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第30号 平成26年度豊明市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたしました。
本案については、本会議において説明を受けておりますので、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、使用料徴収事業の料金徴収等委託料の350万円の減額は、ある程度の予算を確保したためです。
流域関連維持管理事業の営繕工事費は見込み数の予算であり、700万円の減額は、一つの工事分程度の数字で、妥当ではないかと思っています。
質疑を終結し、討論に入りました。
討論はなく、採決に入りました。
採決の結果、議案第30号は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第32号 平成26年度豊明市農村集落家庭排水施設特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたしました。
本案について、本会議において説明を受けておりますので、直ちに質疑に入りました。
主な答弁は、管渠清掃等委託料で150万円の減は、何らかの大きな詰まりがあった場合に必要で、適切に確保していくべきと思っています。
質疑を終結し、討論に入りました。
討論はなく、採決に入りました。
採決の結果、議案第32号については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第33号 平成26年度豊明市有料駐車場事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたしました。
本案についても、本会議において説明を受けておりますので、直ちに質疑に入りました。
質疑はなく、討論に入りました。
討論はなく、採決に入りました。
採決の結果、議案第33号は全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第36号 工事請負契約の締結について(国庫補助事業 道路築造工事)についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
主な答弁は、事後審査型一般競争入札のメリットは、第1位の落札候補者に対して審査をしていくことで、審査に時間がかからなくなったことです。可能性は少ないですが、適切でない場合、次点の資格審査をします。
予定価格と落札率は、本契約後に情報コーナーで公開します。
応札された事業者の評価結果については、所管課ではなく、指名審査委員会で審査、決定するため、お答えすることはできません。
質疑を終結し、討論に入りました。
討論はなく、採決に入りました。
採決の結果、議案第36号については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、去る3月13日午前10時55分より、全委員と市長以下関係職員の出席のもと、委員会を開催し、1議案を原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。
議案第37号 平成26年度豊明市一般会計補正予算(第11号)のうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。
理事者の説明の後、質疑に入りました。
主な答弁は、事業は5年間の計画で行うもので、27年度の分は決まっていますが、それ以降は、企画政策課で策定される総合戦略と調整をしながら進めていきたいと考えています。
商工振興補助事業は単年度で、来年27年度の1年間です。
観光事務事業の観光施設設置工事費108万円は、春と秋の土日に使用するガイドボランティアの待機所で、仮設のようなものになります。あとは、この5年間の計画の中で、別に拠点がつくれればと考えています。
ブランディング支援事業委託料900万円と観光まちづくり支援業務委託料の648万円は、27年度で計画をつくり、その後4年間で事業を実施していきます。委託を受ける事業者とは、ブランド化に向けて総合戦略とマッチングするよう調整していきます。
委託先は、それぞれの専門分野のコンサルから選んでいきたいと思っています。コンサル業務として、現状の把握とか、今後の観光まちづくりのビジョンの策定とかを考えています。
産業振興課としては、史跡を中心とした、市内にたくさん点在している観光資源を観光という視点から結びつけて、市内の活性化を図っていきたいと考えています。
国からは、50%以上のソフト事業でということ以外にはなく、申請をして認められたという状況で、まだ指導はありません。
プレミアム商品券について、商工会への補助金について、実際にどれぐらいかかるかは、換金手数料とか印刷費等、それぞれ概算で出しています。国からは、市内消費を喚起する、生活支援及び商業の活性化を図るという趣旨で、今回は市内全域を対象に発行する予定です。
商品券の使用期間は6カ月とし、商工会と調整しています。1冊1万円に設定することについては、商工会と検討した結果です。
質疑を終結し、討論に入りました。
主な討論は、プレミアム商品券は国、県からもらえるもので、市民に還元すべき。時間のない中つくってこられたと感じるところはあるが、豊明市が目指している方向性を考え、子育て支援や生活困窮の人たちに、少しでも暮らしやすいような施策や事業を考えて、商工会との話し合いの中でも理解していただき、誰のためのプレミアムなのかということを十分検討していただきたかったことを申し添える。
観光まちづくりの部分とブランディングは、これは議会の中でも、こういったことに質問が集中したりして、注目されているところ。豊明市のポテンシャルという言葉や、個性を磨いていくことは重要だが、その内容について示されず、判断に迷うところではあるが、やらないよりはやったほうがいいという点では賛成したい。財源のもとをたどれば税金で、本当に効果が出るように、その後事業化したときに、国がその財源を補助してくれるかどうかも怪しく、そういった先々のことまで十分視野に入れて、地域総合戦略、大もとの計画とうまく抱き合わせながらつくっていただければと、要望を付して賛成。
プレミアムつき商品券の発行で危惧していることは、1日でまず販売ということ。例えば、お年寄りがお一人で文化会館までその日に購入に行っていただけるかとか、そういった細かいところも、これから計画を練って、市民が公平に購入していただけるよう配慮していただきたい。
次に、今回の観光のまちづくりビジョンは、豊明市にとってチャンスである。豊明市は眠っている財産が非常に多く、また、最近は、日本の観光も非常に変化し、今まで観光地としてどうだったのかというようなところにも、非常に大勢の方が訪れている。特にアジア圏を中心とした外国の方も含めて、この中部圏の観光地にも、ごった返すような人気があるところが出てきている。せっかくの予算なので、今回は肝いりで、5年と言わず10年、20年という長期ビジョンに立って、この予算を有効に使っていただきたいと強くお願いして賛成。
討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、議案第37号のうち、本委員会所管部分については全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で建設消防委員会に付託されました議案の審査内容と結果の報告を終わります。
36: ◯議長(
堀田勝司議員) 御苦労さまでした。
以上で委員長報告を終わります。
これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑のある方は挙手を願います。
(進行の声あり)
37: ◯議長(
堀田勝司議員) 以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ここで、会議の途中でありますが、午後1時まで昼食のため休憩といたします。
午前11時58分休憩
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午後1時再開
38: ◯議長(
堀田勝司議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。
これより討論、採決に入ります。
初めに、議案第13号については討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
三浦桂司議員。
39: ◯8番(三浦桂司議員) 議案第13号 豊明市地域安全ステーションの設置等に関する条例の制定について、市政会を代表して、賛成の立場で討論いたします。
私の住む地域においても先般、帰宅途中の若い女性が暴漢に襲われ、大変なけがを負うという事件が発生いたしました。栄町にあった新栄交番が廃止となり、既に建物も取り壊されております。アンテナを高くして、国の情報、県と連絡を密にしていれば、新栄交番の撤退は防げたかもしれません。
また、市長がマニフェストで掲げていた、市費で警察官配置というのは、制度上できません。本来であれば、豊明市の安心・安全という観点から、新栄交番が撤退されずに、パトカーなどで見守っていただきたいと思って、残念でなりません。
今回、南部ステーションが開設される落合区を含めて、南部地域の方々は、ふだんから児童生徒の登下校の見守りをしておられる、安心・安全を地域で守るという、大変防犯意識の高い地域であります。今回、地域ステーション新設において、地域監視員さんが1日3時間程度滞在していただけるようですが、人数や予算が限られているので、常駐とまではいかないと聞いております。
緊急事態、事故、事件などが発生した場合、すぐに警察に連絡がとれるよう、十分工夫をしていただくよう、また、市民の人たちの憩いの場として活用していただけるようお願いして、議案13号の賛成討論といたします。
40: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第13号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
41: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第14号についても討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。
初めに、
前山美恵子議員。
42: ◯19番(
前山美恵子議員) 議案第14号 豊明市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の制定について、反対の討論をします。
この条例は、子ども・子育て支援新制度に移行する目的で条例化をされました。新制度の問題点として、行政による保育の実施責任をなくして、保育の市場化、産業化により、安上がりの保育制度にしていくものです。保育所以外は直接契約となり、公的責任が後退し、貧困家庭や障がい者が排除される問題、利用時間が制限される問題や、短時間認定者の延長保育負担が増大する可能性が出てくるなど、大変問題です。
また、現在の保育料金は、年少扶養控除があるものとみなして、税額を再算定して保育料を計算していますが、内閣府はこの方針を転換し、再算定しないとし、保育負担額の階層区分を、年少扶養が2人で、配偶者の収入を扶養の範囲として算定することの指示を出しました。この方式であると、3人以上の子どもを持つ世帯の保育料負担が増大します。
これを我が党の国会議員が問題にしたところ、内閣府は、自治体問答集に、自治体の判断で、新規利用者も年少扶養控除を加味して設定することを妨げるものではないと追加しました。自治体の判断で設定することは堂々とできるようになったのですから、本市においても実施をするべきではないでしょうか。ここに求めておきます。
また、現在は市独自で、18歳未満の第3子の保育料は、県基準に上乗せをして無料化を実施していますが、4月からは県基準に合わせることとなり、69人の世帯に負担増を招くこととなりました。子育て支援の後退と言わざるを得ません。このことからも賛成できませんので、反対といたします。
43: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、早川直彦議員。
44: ◯11番(早川直彦議員) それでは、議案第14号 豊明市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。
今回、保育料の利用者負担額を改正する条例制定であります。福祉文教委員会での質疑の中で、保育料が現行水準のままの方が約66%、現行より安くなる方と高くなる方がともに16.6%、変更する方の階層の最大が2階層であります。現行の利用料と大きく変わらないような取り組みがされているということですが、実際保育料が高くなっている方がいることに注視しなければなりません。
延長保育については、無料は取りやめ、延長保育料を取ることになります。保育標準時間認定の方が、保育園の1日の利用時間が最大11時間可能、延長保育の対象者が大きく減ることがその理由のようですが、保育短時間認定の方の中には、延長保育が必要となるケースも考えられます。保護者負担の増加につながる点を指摘せざるを得ません。
また、第3子保育料無料化についても、県の基準に合わせるため、69名の方が軽減から外れることになります。
市長マニフェストでは、子育て支援として、保育料の10%軽減が掲げられていましたが、何度も多数会派の反対に遭い、実現できておりません。今期最後のチャンスと思いましたが、今改正では現状維持となっており、保育料10%軽減への挑戦が見送られたとも言え、残念であります。
また、市長は答弁の中で、受益者負担の考えにしていくことを述べられました。その考えもわからないわけではありませんが、生活の困窮している世帯には、負担の軽減策を実施することによる子育て支援の効果は十分にあります。石川市長、再選後には肉づけ予算の中に、保育料の減免、子どもを産み育てやすい環境整備などの施策を盛り込んでいただきたいことを強く要望いたします。
また、保護者の皆さんに、保育料の改定や第3子の保育料の改正について十分に周知し、トラブルのないようにしていただきたいことをあわせて要望し、賛成の討論を終わります。
45: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
近藤惠子議員。
46: ◯5番(
近藤惠子議員) それでは、議案第14号 豊明市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。
委員会の説明では、国、県の基準に合わせて金額を算定しているということでした。また、その分、受益者負担になる部分は負担をお願いするということで説明がありました。
保育の標準時間と短時間のことについては、やはり今回の延長保育というところには、少し時間単価というところで、考えるべきところが残っているのかなというふうには感じています。
実際、保育時間が七十二、三%しかないのに、保育料金は1.3%しか下がっていない、それが国の基準になっております。これを、もし一つの捉え方とするならば、もともと保育の短時間の方も、長く通ったとしても標準時間までは行かないという考え方を厚労省がしているのではないか、それで、延長保育という考え方をここに持っていないのではないかなというような見方もできると思います。
保育短時間の方に対する延長保育の費用については、今後、もう少し検討が要るのではないかというふうに思っています。他市町の動向もあるとは思いますけれども、ここのところについては、ぜひもう一度研究していただいて、今後の保育料を考えるときには、見ていっていただきたいというふうに思っています。
また、第3子のことについては、今まで皆さんもおっしゃっていましたけれども、委員会の中でも、全てのまちではないと、第3子に対して負担を求めないまちもあるということでした。そういった中において、今、子育てで各市町が子育て施策の充実というところでやっている中で、第3子が急に負担がふえるということに対しては、やはり少し、子育ての施策の後退という感は否めません。
もちろん保育に係る費用が大変上がっていることはわかってはいるんですけれども、足並みをぜひ他市町ともそろえるようなところがあってもいいのかなと、その点に関して思いますので、この辺も、今後も検討していっていただきたいと思い、賛成といたします。
47: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、月岡修一議員。
48: ◯18番(月岡修一議員) 議案第14号 豊明市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の制定について、賛成の立場で討論を申し上げます。
この条例制定の内容は、平成27年度からの保育事業と負担額について、その事業内容を明確にしたものです。
最初に、1つとして、新制度利用のための認定区分として、新制度の実施に伴い、保育園、幼稚園などを利用する際の手続が変更になります。各施設の利用には認定を受ける必要があります。認定の区分により利用先が決まる、そのようなシステムになっています。
2つ目として、保育標準時間、保育短時間としては、月の就労時間によって保育園の1日の利用可能時間が決まります。
3つ目として、保育時間と延長保育時間においては、平日と土曜日の保育標準時間認定と保育短時間認定が定められています。
4つ目として、延長保育料利用料金が定められています。
5つ目として、平成27年度保育園利用者負担額(案)2号及び3号が標記されております。
6つ目として、特定教育・保育施設等(幼稚園)の利用者負担額(1号)が定められています。
7つ目として、第3子保育料無料化事業の県基準化が示されています。
以上のように、条例制定により、一連の事業内容は特定の少数の人にサービスを集中させず、延長保育など、子育て中の親にとって広く利用できる制度に財源を充てることができます。条例制定により多少の問題が残ったとしても、一部を除き、現行の料金とほぼ変更もなく利用できますので、本市の保育事業のさらなる充実につながるものと考えて、賛成討論といたします。
以上です。
49: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第14号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
50: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第14号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第15号については討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第15号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
51: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第16号についても討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第16号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
52: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第17号についても討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第17号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
53: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第17号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第18号についても討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第18号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
54: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第19号については討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
前山美恵子議員。
55: ◯19番(
前山美恵子議員) 議案第19号 豊明市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、反対の討論をいたします。
これは、地方教育行政法が改定をされましたので、手直しをしないと法的に問題になることから、事項のみを変えるといった最低限の変更でおさめられたことは、理解をしたいと思います。
現行法の教育長は教育委員であり、かつ教育長も兼任するという形になっておりますが、教育委員は特別職ですが、教育長は一般職となっています。これが法改正では、教育長と教育委員とで委員会を構成することとなり、教育長そのものが特別職になるというだけのものですが、その変更の背景にあるのは、首長の教育委員会に関与等を強める法改悪が強行、成立した経緯があります。
具体的には、首長任命の新教育長、首長の教育大綱制定権、総合教育会議の新しい仕組みが加わり、これから見ても、教育委員会に首長の政治的関与が強くなったことは否めません。
ただ、教育委員の集まりである教育委員会が最高意思決定機関であるということは残されました。そうである以上、首長の権限はオールマイティーとは言えなくなったということは幸いです。
もともと教育委員会が戦後、住民の自治組織としてスタートをし、住民代表の教育委員会が最高意思決定機関で、それが教育行政を指揮監督するという建前になっています。これを安倍政権は、教育委員会を廃止すれば、教育行政は政治直結となり、教育に政治的関与を進めやすくしようと狙ったわけですが、広範な人々が反対を表明したことから、制度を残した上で、首長の関与を強めるだけの改悪がされたものであります。
改悪がされても制度は残されたのですから、住民の悩みや要求を吸い上げて活動する住民の自治機関として、活性化をさせていただくことを求めて、ここに討論といたします。
56: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第19号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
57: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第20号についても討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
前山美恵子議員。
58: ◯19番(
前山美恵子議員) 議案第20号、国民健康保険税条例の一部改正について、反対の討論をします。
この条例改正は、地方税法の改正によるものとされます。現在、国保税の課税限度額を4万円引き上げるというものであります。国基準より6万円低くしているとはいえ、この限度額引き上げの影響を受ける階層が、中所得者にも係ってくるわけですから、問題です。
もともと高過ぎる国保税を引き下げるべきであり、引き上げることには賛成ができません。
以上です。
59: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第20号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
60: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第20号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第21号についても討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
前山美恵子議員。
61: ◯19番(
前山美恵子議員) 議案第21号 豊明市財産の使用料等に関する条例の一部改正について。
この条例改正は、消費税が8%に増税されたことによるものであり、不公平な税金を使用料にかけるべきではないと反対するものです。
以上です。
62: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第21号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
63: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第21号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第22号については討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第22号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
64: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第23号については討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。
初めに、
前山美恵子議員。
65: ◯19番(
前山美恵子議員) 議案第23号、介護保険条例の一部改正について、反対の討論をします。
この条例改正は、この4月から第6期事業計画が始まることから、介護保険料の改定をする必要があるからでありますが、大幅な引き上げ案が示されました。今後3年間の見込みを立てて介護保険料の額が決められるわけですが、その基準額が、21%アップの年6万5,700円が示されました。
こうした改定のたびに大幅な引き上げがされるたびに、高齢者から悲鳴に近い声を聞きます。第5期の保険料では、基金の繰り入れと低所得者に対する基準額の減額を行っていただき、少しは緩和をされていました。今回は、国の特別の補助金が、消費税10%が遠のいたことで財源が引き揚げられてしまったことから、低所得者の緩和基準が削減をされてしまいました。そのため、非課税世帯の高齢者は、1万円以上も引き上がってしております。非課税者という意味を重く考えて、市費で減免をすべきであることを申し上げておきます。
また、全体の保険料の引き下げに、一般会計から繰り入れをし、高齢者が払える保険料とすべきです。国は一般会計からの繰り入れは可能と国会でも答弁しており、実際に、全国で繰り入れを行っている自治体もあるのですから、住民の暮らしを考え、本市でも考えるべきです。
私は、高齢者の方との対話で、保険料を払っても、もう介護サービスは受けられないねという声をよく聞きます。保険料が払えない方は、利用料も払えません、サービスが受けられません。このことを解決して、誰もが安心できる介護保険にしていただきたいと思い、この議案については反対といたします。
66: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、早川直彦議員。
67: ◯11番(早川直彦議員) 議案第23号 豊明市介護保険条例の一部改正について、賛成の立場で討論いたします。
介護保険については、高齢者数の増加や介護受給対象者の増加という問題を避けて通ることができず、どの自治体においても大きな問題となっております。
豊明市は、特別老人ホームを含む施設が他の市町に比べ多くあり、また、新たに豊明市の近隣にも施設が開設します。質の高いサービスには、高い給付費がかかることも事実であります。福祉文教委員会の質疑の中でも、介護保険料が県内で7番目に高いということであり、豊明市は近隣市に比べ高齢化率も高く、介護保険料の伸びが高いことについても、やむを得ないことではありますが、これからさらに、団塊の世代の方が75歳以上の後期高齢者になる2025年問題に向けて、介護保険料の上昇を抑制する施策が必要であり、予防事業の役割が重要になります。
平成29年からは、要支援1・2の方が、国から市へ完全移行します。市が率先して予防事業の担い手づくりを行い、NPOや市民の方の力をかり、また、力をつけてもらい、第6期の期間内で予防事業の実績を上げていただきたいことを強く要望し、賛成の討論を終わります。
68: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
近藤惠子議員。
69: ◯5番(
近藤惠子議員) 議案第23号 豊明市介護保険条例の一部改正について、賛成の立場で討論いたします。
介護保険に関しましては、先ほどの早川議員のところの討論にもあったとおり、これからの高齢化率、それからサービスを利用される方々の度合いとか、またそういったものから計算され、必然的に数字として出てくるものだというふうには理解しております。
その中において、介護の認定率をどこまでするか、5のほうが少し減っていって4がふえているという、そういったところもありますので、市として、今後どんなふうな介護保険になっていくのかなというところについては、この計画どおりいくのか、よく注視していっていただきたいというふうに思っています。
やはり介護保険、これからふえれば、市民の負担、必然的に市の負担部分としてふえてくる部分でありますので、今回の計画が最後には、ちょっと余分であったという言い方をすると変なんですけれども、基金のほうに残るような施策を介護予防のほうでぜひしていただいて、介護保険の健全化のほうに努めていただきたいというふうには思っています。
そして、一つだけ気になる資料として、県が介護保険の高齢者のデータを出している中にあって、平成24年の数字なんですけれども、そこにある豊明市の1人当たりの介護保険の給付費は平均であるというところから見ると、高齢化率が高かったりとかしても、私自身は、なぜ、もっと高齢化率の高いまちが豊明市よりも低くいけたのかなというところについては、少し疑問に思うところがあります。今回、計算上こういう数字になったということですので、その設定の数字とかもあるかもしれませんけれども、ぜひほかのところと、動きなども見ていただいて、この3年間がうまくいっていただくようにお願いしたいと思って、賛成といたします。
70: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、平野敬祐議員。
71: ◯14番(平野敬祐議員) 議案第23号 豊明市介護保険条例の一部改正について、賛成の立場で討論いたします。
賛成と申しましたけれども、先日、老人クラブの会合がございまして、介護保険、今度値上げになります、2割ほど値上げになります、どよめきが起きましたね、やはり。豊明市だけではないでしょうか、これだけの大幅なアップをするのはということであります。当然ですが、からくりといたしまして、前回10%程度の減免をしたと、これが要点でございます。
市長は、市民税10%減税のときにも、4年の間に1年だけはやりたいと、そういった宣言をされたこともございましたけれども、やはりこういったことではいけない、長期的な展望に立って、豊明市がどういった方向に行くのか、市民税を減税するのであれば、そういった余裕があるのであれば、2%でも3%でも、永年続けられるようなことを考えていかなくてはいけない。介護保険についても同じでございます。
介護保険の基金積み立てですか、相当、3億5,000万ぐらいあったのが、残りは6,400万となってしまった。つまり、この金額、3億円以上の金額になりますか、2億7,000万ぐらいですか、これだけのお金、この3年、24、25、26年の間に、市長マニフェストの実現のために使い、そして、次の市長さん、どなたになるのか。もちろん当選されるかもしれません。引き続き介護保険、やはり10%は削減するよということを宣言されながら、選挙を戦われるのか。
そういったことを、政治はやはり遊びではありませんので、豊明市民のため、豊明市のために真剣に、どういったふうに市政を運営されるのか。これは反省点として、強く私どもといたしましては抗議をいたしながら、いたし方がないということで賛成といたします。
以上で討論を終わります。
72: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第23号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
73: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第24号についても討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
前山美恵子議員。
74: ◯19番(
前山美恵子議員) 議案第24号、それと同様に第25号もですが、豊明市の指定地域密着型サービス事業や、そして介護予防サービスに関する基準を定める条例改正でありますが、反対の討論といたします。
両方とも、介護サービスを提供する側の規制が緩和をされました。人員に関する基準では、夜間のオペレーターを充てる基準を緩和したことで、勤務範囲が広がり、今でも夜間の職員体制が過密と言われている体制にさらに加重負担が加わること、また、運営に関しては、サービスの質の評価が外部評価が前提とされていることが、緩和策では、推進会議に報告をして公表することとなりました。また、現状を追認し、見直しをかけた事項もありますが、この規制緩和により職員の加重負担を招き、高齢者の処遇も心配をされますので、反対といたします。
75: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第24号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
76: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第24号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第25号についても討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
前山美恵子議員。
77: ◯19番(
前山美恵子議員) 議案第25号は、24号と同様の理由で反対といたします。
78: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第25号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
79: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第25号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第26号については、討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第26号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
80: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第27号については討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
前山美恵子議員。
81: ◯19番(
前山美恵子議員) 議案第27号 愛日地方教育事務協議会規約の変更について、反対の討論をいたします。
これは、議案19号で申し上げました地方教育行政法の改定により、教育委員長の席がなくなり教育長にかわることと、その教育長が首長が任命した教育長になるということで、政治的関与が強くなっており、賛成はできません。
以上です。
82: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第27号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
83: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第27号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第28号についても討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
近藤惠子議員。
84: ◯5番(
近藤惠子議員) では、議案第28号、豊明市一般会計補正予算について、賛成の立場で討論いたします。
今回の補正予算においては、不用額がたくさん計上されておりまして、予算の執行がどのような状況であったのかということが大変よくわかります。今回初めてのことということでありますけれども、こういったことは今後も続けていっていただきたいなということをまず一つ思います。
そして、今回のことでわかった不用額の件なんですけれども、最初の予算審査のときに、議会のほうが提案した予算が執行されていない、私たち議員は、当局の出した予算が適切であるかどうかを判断するのはもちろんですけれども、自分たちが出す予算についても、やはり責任の持てる予算を出さなくてはならないと思っています。
それが今回においては、病児・病後児保育検討会への謝礼、これは、予算委員会のときでも私は、既にある子ども・子育ての会議の中でできるというふうに言わせていただきましたけれども、それだと別の組織であることで、議会のほうがこの検討会を入れました。
また、南部インターに関するアンケートのための通信運搬費50万円も、議会のほうが入れました。しかし、それらが執行されていなくても、現状そのままいったということは、議会の提案が十分ではなかったという意味においては、反省すべきであるというふうに思っています。
そして、保育園費の負担金のほうですけれども、そういった費用を出すために、市長が出した10%の保育料の軽減についてを認めなかったというところではありますけれども、実際補正予算で出てきたのを見ますと、50人の入園者の増があり、予算で減らした分が、そのまま上乗せしてあります。こういったことを考えると、議会の見込みというのも、大変甘かったのではないかというふうに感じています。
議会が出した修正案が、結果的には十分に生きていない、そういった現状が今回の補正予算から見られたことは、私たち議会のほうも大変反省すべきである、そう思っています。この予算のために時間も使い、その発言のためにいろいろありましたけれども、私自身は、こんなことをしているような議会は、きっと市民はくだらないと思っているのではないかと、本当にそう思います。
私たち自身、くだらないと言われないように、これからも精進していかなければならないと思い、この補正予算に賛成といたします。
85: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第28号に係る各委員長の報告は可決であります。本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
86: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第28号は各委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第29号については討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第29号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
87: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第29号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第30号についても討論の通告はありませんので、直ちに採決を行います。
議案第30号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
88: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第31号についても討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第31号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
89: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第31号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第32号についても討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第32号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
90: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第32号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第33号についても討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第33号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
91: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第33号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第34号についても討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第34号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
92: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第34号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第35号についても討論の通告はありませんので、直ちに採決を行います。
議案第35号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
93: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第36号については討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。
初めに、
前山美恵子議員。
94: ◯19番(
前山美恵子議員) 議案第36号 工事請負契約の締結について、反対の討論をします。
この工事請負は、市道桜ヶ丘沓掛線築造工事施行のために上程をされました。我が党は、この工事請負を否定はしません。この道路工事が中断していることにより、通り抜けることができない車が、近くの住宅街の生活道路を抜け道としていることから、交通事故の危険があり、これを回避するためにも必要であると考えます。
反対の理由は、以前からも申し上げてきました、途中につくられる、3億円もかけられる60メートルのトンネルであります。これがなぜ必要か、明快な説明がありませんし、住民の方からも疑問の声が出ています。今後、アセットマネジメントで、必要のない施設は見直すと計画をされているにもかかわらずであります。このトンネル工事の見直しを求めて、反対といたします。
95: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
平野龍司議員。
96: ◯13番(
平野龍司議員) 議案36号の締結事業ですが、賛成の立場で討論いたします。
市道桜ヶ丘沓掛線ですが、計画時から何回も何回も地域住民に説明会を開いて、やっとの思いで、本日19日に本契約の運びとなりました。
この道路につきましては、先ほど前山議員が言われたように、車が生活道路のほうに入りまして、小学校、中学校の通学路にも入ってまいりまして、非常に危険な状態であり、この道路が完成することによって、そういった渋滞も緩和されることだろうというふうに思います。
しかしながら、それによって新たな道路の渋滞も起きることも想定されます。そういったことも今後、解決に向けて考えて、道路整備をやっていかなきゃいけないなというふうに思っております。
それと一つ、余談で提案ですけど、あの道路について、一度市民から、通りの名称、そういったものも募集したらいいのではないかと思います。例えば名古屋ですと、広小路通りとか錦通りとか桜通りとか、いろいろな通りがありますけど、こういった大きな道路については、豊明市も愛称を募集して、道路に名前をつけていくのも一つの手じゃないかというふうに思っております。
待望の道路、着工ということで、一日も早く完成することを望んで、賛成の討論といたします。
97: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第36号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
98: ◯議長(
堀田勝司議員) 賛成多数であります。よって、議案第36号は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第37号についても討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。
初めに、藤江真理子議員。
99: ◯6番(藤江真理子議員) 議案第37号 平成26年度豊明市一般会計補正予算(第11号)について、賛成の立場で討論いたします。
この補正予算の中身は、急速な少子高齢化と東京圏への過度な人口集中、地方の人口減少に歯どめをかけようと、昨年、国会でまち・ひと・しごと創生法が制定され、地方版総合戦略の制定が必要となり、出されたものです。
本市では、総合戦略の策定支援業務委託料に972万円、地方に安定した雇用を創出するための地域商品ブランディング計画づくりなどコンサル業務委託料に900万円、桶狭間古戦場など豊明の観光まちづくりコンサル委託に648万円、地域での消費喚起を目的に、20%プレミアムつき商品券発行6,500万円、豊明団地における地域包括支援センター、ブランチの設置に600万円などです。
今後5カ年の目標や施策の基本的方向をまとめる総合戦略については、平成27年秋をめどに策定し、そのための条例制定や委員会などの顔ぶれは、これから詰めていくと聞いております。人口分析と産業構造などの将来予測から見える豊明の課題を、誰もがわかるような形で市民に示しながら、情報の共有に今以上に努めていただきたいと思います。それがあって初めて、金太郎あめ、表面的な総合戦略にならない豊明の処方箋となるからです。
どこの市町も、このタイトなスケジュールで一斉に総合戦略を練っていくと思いますが、現在、多くの市民や職員の皆さんが協働で取り組まれている第5次総計のように、その策定段階から、ああ、豊明はそう来るかというような、豊明の独自性を前面に打ち出していってほしいと思います。
プレミアム商品券については、500円券24枚つづり1万2,000円分を1万円で夏ごろに販売するというもので、市内の店舗で、発行総額2億7,000万円のお金が動くことになります。しかし、販売価格一律1万円という額は、ぎりぎりの生活を送っていらっしゃる方にとっては、捻出するのが大変な金額です。
事務の煩雑さ、検討する時間のなさ、いろいろな制約がある中で出された今回の補正予算であることは承知しておりますが、例えばひとり親家庭やぎりぎりの生活を送っていらっしゃる方でも、すっと手が出せる販売価格の検討をすべきではなかったか、弱者への配慮が足りなかったことは残念に思います。
地域ブランディング、豊明の売りを魅力あるものに練り上げ、PRしていく攻めの姿勢は、議会でもたびたびいろんな提案が出されています。市民や事業者さん、地域で眠っているアイデアマンの発掘や、人脈を結集して取り組んでいく、特に若い人たちへの後押しを行政には期待します。
いずれにしても、多くが国や県からのお金ですが、その財源も、もとをたどれば私たちの税金です。事業の効果がすぐ出るもの、何年か先になってあらわれるものもあります。現在策定中の第5次総合計画で掲げる目指すまちの姿、理念に向かって、目先の利益に惑わされず、大切な税金を有効に使ってほしいと願い、賛成討論といたします。
100: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
近藤千鶴議員。
101: ◯3番(
近藤千鶴議員) それでは、公明党市議団を代表いたしまして、議案第37号 平成26年度豊明市一般会計補正予算(第11号)について、賛成の立場で討論をいたします。
この補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,126万6,000円を追加するものです。歳出の事業として主なものは、豊明市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定支援業務委託料、地域住民生活等緊急支援交付金などです。
この交付金では、プレミアムつき商品券発行事業をするものです。この事業は地域における消費喚起策や、これに直接効果を有する生活支援策として行われるものです。これは、名古屋市商店街振興組合連合会が1999年に発行された地域振興券の好循環を持続させるため、2000年以降も独自でなごや商店街プレミアム商品券を発行し、大きな効果がありました。それを聞いた我が党は国につなげ、経済政策として推進をし、国の2014年度補正予算にこの支援策が盛り込まれました。
本市においても、商品券で消費喚起のきっかけをつくり、市民の皆様に喜んでいただけると考えます。家計に届く経済の好循環を起こすことが大事であります。
プレミアムつき商品券の事業計画は、現在、案ということなので、市民の皆様が購入しやすく、使いやすいように、今後、商工会ときめ細やかな協議をしていただきたいことを要望しておきます。本市の経済活性化の起爆剤となるように期待して、賛成の討論といたします。
102: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、村山金敏議員。
103: ◯15番(村山金敏議員) それでは、議長の御指名をいただきましたので、議案第37号 平成26年度豊明市一般会計補正予算(第11号)について、賛成の立場で、市政会を代表し、討論させていただきます。
この補正予算の財源は、国、県よりの地域活性化・地域住民生活緊急支援交付金が主なものであり、交付の目的については、地方の創生、活性であります。市民の皆さんが少しでもまちが活性したと思うことができる事業内容となるよう、希望いたしておきます。
それと、予算書の中身に入りますが、地域ブランド商品と観光まちづくりというのは、私、当選してすぐ聞いております。その都度やってはおられるかと思いますが、これ、ぱっとした成果が上がらないというんですか、今回はしっかりとした成果が上がるように、頑張っていただきたいかなと思います。
それと、地域プレミアム商品券ですか、このほうも以前やった記憶がございます。今度は以前より増していいものになるようにお願いをいたしまして、討論とさせていただきます。
104: ◯議長(
堀田勝司議員) 続いて、
前山美恵子議員。
105: ◯19番(
前山美恵子議員) 議案第37号、一般会計補正予算について、賛成の討論をします。
今回の補正予算には、国が地方創生の緊急措置として、地域住民生活等緊急支援のための交付金と題した二つの交付金を一斉地方選挙に間に合わせようと、十分な準備期間もなく、活用計画を立てるよう迫ってきました。そのため本市では、短過ぎる期間を苦労しながら取り組まれたことは、さぞ大変だっただろうとお察しを申し上げる次第です。
ここで申し上げますのは、2割のプレミアム商品券の発行についてでありますが、我が党は、生活支援が最も必要な、生活資金の余裕のない低所得者が商品券が購入できず、余裕のある層が商品券の活用で恩恵を受けるのは、不合理だと感じる次第であります。困難な中ですが、これからでも間に合わせて、低所得者対策を講じていただきますようお願いをして、賛成といたします。
106: ◯議長(
堀田勝司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。
議案第37号に係る各委員長の報告は可決であります。本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
107: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号は各委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第38号については討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。
議案第38号に係る委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
108: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第38号は委員長報告のとおり可決されました。
以上で日程2を終わります。
日程3、議案上程・提案説明・質疑に入ります。
議員提出議案第1号を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。
平野敬祐議員、登壇にて説明を願います。
109: ◯14番(平野敬祐議員) 議長の御指名がございましたので、議員提出議案第1号を説明させていただきます。
朗読でもってかえさせていただきます。
豊明市議会委員会条例の一部改正について。
地方自治法第112条第2項及び豊明市議会会議規則第14条の規定により別添のとおり提出します。
平成27年3月19日
豊明市議会議長 堀 田 勝 司 殿
提出者 豊明市議会議員 平 野 敬 祐
賛成者 豊明市議会議員 安 井 明
〃 近 藤 郁 子
〃 三 浦 桂 司
〃 藤 江 真理子
〃 近 藤 千 鶴
提案理由
この案を提出するのは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い必要があるからである。
豊明市議会委員会条例の一部を改正する条例
豊明市議会委員会条例(平成3年豊明市条例第28号)の一部を次のように改正する。
第20条中「教育委員会の委員長」を「教育委員会の教育長」に改める。
附 則
(施行期日)
1 この条例は、平成27年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この条例の施行の際現に在職する教育長の教育委員会の委員としての任期が満了する
日(当該満了する日前に教育長が欠けた場合にあっては、当該欠けた日)までは、なお
従前の例による。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
110: ◯議長(
堀田勝司議員) 御苦労さまでした。
提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手を願います。
(進行の声あり)
111: ◯議長(
堀田勝司議員) 以上で質疑を終結いたします。
本案は議員提出議案でありますので、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ります。
討論のある方は挙手を願います。
(進行の声あり)
112: ◯議長(
堀田勝司議員) 以上で討論を終結し、採決に入ります。
議員提出議案第1号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
113: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
以上で日程3を終わります。
ここで、会議の途中でありますが、10分間休憩といたします。
午後1時59分休憩
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
午後2時9分再開
114: ◯議長(
堀田勝司議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。
お諮りいたします。お手元に配付をいたしましたとおり、豊明インター周辺活性化対策特別委員会の委員長より報告書が提出されておりますので、直ちに日程に追加し、議題といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
115: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、豊明インター周辺活性化対策特別委員会の報告についてを議題といたします。
豊明インター周辺活性化対策特別委員会の平野龍司委員長、登壇にて報告を願います。
116: ◯豊明インター周辺活性化対策特別委員長(
平野龍司議員) 議長の御指名でありますので、豊明インター周辺活性化対策特別委員会の報告を行います。
お手元に配付いたしました報告書のとおり、平成25年11月1日に設置をいたしまして、委員会、協議会等、十数回開催をさせていただきました。
この調査に対する調査項目といたしましては、第二東名高速道路豊明インター周辺の整備・開発に関する調査でございます。
当委員会におきまして、平成26年4月に決議案として第1号を提出いたしまして、豊明インター周辺の道路計画を早急に行っていただきたいという決議案を決定いたしました。
そして、該当地区の大脇、阿野、それから両区長さんからも請願等を出されまして、それも採択されております。
また、委員会として先進地視察として、平成26年の7月23、24に群馬県の前橋市に視察を行ってまいりました。特に前橋市においては、インターチェンジの開発が大変進んでおりまして、我々は特に開発の経緯とか、経過についてとか、企業誘致をどのように行ったのか、また、商業施設誘致に関しての法的の規制についてとか、行政の後押しをどのように行ったのか、今後の課題とか、いろんなことを質問させていただきまして、たくさん勉強させていただきました。
そして、最後のまとめとして、ここにありますようにまとめさせていただきましたので、朗読をもって報告といたします。
本特別委員会は、大脇区長、阿野区長、大脇土地改良区の方々より、豊明インター周辺の活性化、一体開発を求める要望が出されたことにより立ち上げた。
国道23号周辺の活性化は、第4次豊明市総合計画、第2次豊明市都市マスタープランにおいて、重要な施策、喫緊の課題として位置づけられている。
本特別委員会は、次の点に着目して調査を行うとともに、その効果を検証してきた。
1つ目に、豊明の活性化のための豊明インター周辺の全面的な開発をおこなった場合、雇用・税収アップを見込める点である。
当該地区の面積は約12.9ヘクタールであり、現在は主に田として土地利用されている。田の固定資産税額の市内平均は1,000平米で約1万5,000円であり、全てに課税しても約200万円弱にとどまる。ここを一体的に開発した場合、市内での土地区画整理の減歩率は約4割であることを考慮し、標準的な準工業地域での路線価から単純に試算をすれば1,000平米で約60万円となり、当該地区としては約5,000万円と試算できる。減歩の中には保留地もあり、また、道路条件次第では、更なる上積みも期待できる。さらに、建物・償却資産も課税対象となり、その分も期待できる。
雇用についても、大型店舗の進出等があれば、市内から300人から400人のパート等の雇用が期待できる。年収約180万円のパートの方の市民税は約5万円であり、300人として計算しても約1,500万円の増収を見込める。
また、都市マスタープランには、従業員1人当たりの工業敷地面積は114.4平米と記載されており、当該地域で試算すると約800人と計算できる。市税概要を参考にすると、市民税の1人あたりの平均は約13万円であり、単純に800人を掛ければ約1億400万円の増収となる。仮に半分としても5,000万円は期待できる。半分の400人が市内に住んでいただくためには、市内での宅地開発もあわせて検討していく必要がある。この規模の企業が進出できれば、法人市民税も1億から2億円ぐらいは期待することができる。
このような開発による市の財源、固定資産税と市民税ですが、試算すれば、2億から3億円を見込めるものである。今後の高齢化社会を迎えて増大する社会保障費やアセットマネジメントに対応するため、税収を増やす対策を講じる必要があり、一体的な開発を進めるべきである。
2つ目には、地域の持つポテンシャルを生かすという点である。
花の街・豊明の観点からは、豊明駅の南側に花き市場があり、豊明インター周辺からの直通道路はなく、大きく迂回せざるを得ない状況である。ポテンシャルを生かすことができていない。都市マスタープランでは、花をテーマに商業と集客を誘致する道路としての構想道路が位置づけられていたが、中間見直しの際に消えてしまった。構想道路についても、花き市場を誘致したときにセットで考えることが欠けていたと言わざるをえない。
以前、市当局が地権者の方々にアンケートをとった結果から、南部地域は農地からの転用の意識が強い地域であることが判明している。予算を使い行ったアンケート結果、地権者の同意を、まちづくりという観点で生かしきれていないことは非常に残念であり、南部開発については取り組みが遅かった点を指摘しておく。
26年度に地権者の方より道路建設の請願書が提出され、建設消防委員会において審議し、豊明市議会として審査した結果、採択した。また同年の都市計画審議会においては、道路建設の建議が出されて可決したものの、市長から明確な意思表示がなかったことは残念である。
豊明インター周辺の地域は、車を利用される方々にとっては、豊明の玄関口である。花き市場へとつながる道路建設に絡めて、周辺の環境整備を行うことで、花の街・豊明を推進するために、花の名所づくりを市民運動として展開していくことも可能となる。豊明市の魅力を高めるとともに、フラワーボランティア等の市民参画を促し、活力ある地域づくりにつなげることができる。
3つ目として、先進事例の研究である。
先進事例を参考とするために視察した群馬県前橋市と豊明市が大きく違ったことは、前橋市には、総合計画、都市マスタープランとの整合性や位置づけにおいて、企業誘致も含め、市を挙げて開発するという意欲があったことである。平成19年のまちづくり三法改正にも対応できるよう市が全面的にバックアップをし、開発計画を立てていた。一方、豊明市では、商業施設誘致、南部地域の一体開発に関してインター周辺の地権者の94%の同意を得られたにもかかわらず、豊明市の総合計画、都市マスタープランとの整合性、事前準備が十分ではなかった。この点において将来ビジョンを描くことができていたのか。
豊明のまちの姿を考えるのなら、市当局がもっとリーダーシップを取るべきである。
豊明の税収確保・雇用対策を第5次総合計画においてどういう位置づけとするかも含めて、今後は、地権者の意向も含めて、議会、首長が一丸となり、本市の将来像を描き、話し合いを十分に行い、計画を策定されることを要望する。
また、国は地方創生を掲げており、権限の移譲など、調整区域への商業施設も含めて開発を可能にしていくというような法整備の話がある。こういった情報について、行政も敏感に察知し、活用していただくことも要望する。
豊明市議会としても、豊明市の活性化のために、来期も引き続きまちづくりに対して調査研究し積極的に活動していく。
以上で特別委員会の報告を終わります。
117: ◯議長(
堀田勝司議員) 御苦労さまでした。
以上で委員長報告を終わります。
これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑のある方は挙手を願います。
早川直彦議員。
118: ◯11番(早川直彦議員) 豊明インター周辺活性化対策特別委員会報告書について、質問させていただきます。
委員長報告の中でもありました、2ページの中の決議案の第1号、瀬戸大府東海線の栄町梶田交差点から花き市場方面、国道1号線への道路接続について述べられました。
まとめとして、4ページの下のところから5ページの上段のほうにかけて書いてあるのですが、花き市場を誘致したときにセットで考えることが欠けていたと言わざるを得ないという部分、あと、市長から明確な意思表示がなかったことは残念であるということが書かれております。
まとめの中には、そのように道路のことが書かれているんですが、委員会とか協議会の中で、道路を具体的にどのようにすればいいのかというのが、ここの中では、具体的な部分が、道路がどうあるべきかということが、委員長報告の中ではちょっとわかりにくいのかなってあるんですが、どうすべきだというふうに、委員会の中で話し合われたのでしょうか。
119: ◯議長(
堀田勝司議員) 答弁願います。
平野龍司特別委員長。
120: ◯豊明インター周辺活性化対策特別委員長(
平野龍司議員) 花き市場から構想道路ですね、構想道路の件ですか。構想道路の件は、協議会の中で話し合いをさせていただきました。細かい議事録、協議会ですので議事録はございませんですが、道路があれば、花き市場へのアクセスも非常に楽になるということで、インター周辺の地域も、もっともっと開発しやすくなるんじゃないかなというお話は出ておりました。
以上です。
121: ◯議長(
堀田勝司議員) ほかにございませんか。
早川直彦議員。
122: ◯11番(早川直彦議員) 今の答弁の中で、もう一度具体的に、例えば道路にかかる費用がこれぐらいかかって、それに対して費用便益効果ですか、BバイCの効果、道路をつくることによってどれだけの効果があらわれるかとか、具体的に数字が、開発することによって市税がそれだけ上がるという数字が書いてあるんですが、道路を建設することによる経費も逆にかかるわけです。だから、その辺。
あと、道路をつくるには、開発を進めれば減歩ということもあるんですが、それだけの収入があるとしても、支出はそれだけ、お互いに考えなきゃいけないけど、片方しか書いてないですけど、委員会の中では、その話はどのようにされたんでしょうか。
123: ◯議長(
堀田勝司議員) 答弁願います。
平野龍司特別委員長。
124: ◯豊明インター周辺活性化対策特別委員長(
平野龍司議員) 道路の建設費用ですとか、そこら辺のことは議題に上がっておりません。話しておりません。
開発することによって生み出す効果については、この報告書に書かれているとおりでございます。
125: ◯議長(
堀田勝司議員) ほかにございませんか。
山盛左千江議員。
126: ◯12番(
山盛左千江議員) 長きにわたり調査してくださり、その点については敬意を表したいと思います。残念ながら委員ではありませんでしたので、未確認のところもありますので、よろしくお願いいたします。
まず、この報告書を読ませていただきますと、19年のまちづくり三法の改正よりも前に、過去において実施された地権者に対するアンケートですか、5ページの上のほうに書かれておりますけれども、そういうアンケートを生かし将来ビジョンを描いておくべきであった、それから、前期あるいは前々期の市長になろうかと思いますけれども、19年度のまちづくり三法よりも前になりますので、そういった市長の方々のリーダーシップをもっととっておくべきであったという報告書のように、私には読み取れるわけです。
結論といたしましては、今言いましたような法律の壁、それから、県がいろいろ示しました条件があったと思います、開発のための。そういう条件が、現時点においてはクリアできていないので、開発は難しいという結論に委員会として至ったのか、それとも、開発はできるのだけれども、そこに至らなかったという結論になっているのか、ページをいろいろ読むと、少しその辺の理解が十分私にはできかねますので、その点について、一つお答えいただきたいと思います。
もう一つあります。
ここは、東海豪雨で甚大な被害が出た地域でありまして、県が示した条件の中にも、このことが触れてあったと思います。そういう意味では、条件に適合していないから、地権者の方からさまざまに計画案はつくられたようですけれども、県がそれを受理していただけなかった、そのことが前提にあると思うんですが、にもかかわらずといいましょうか、ですけれども、その点を考慮しなく、開発を前提にした固定資産税や市税の増収を試算されたように私には読み取れるわけですけれども、そういった総合的に見たときの税収アップ、私も一体的に開発すればいいなと思っていますし、これが実現することは、豊明にとってはプラスになりますけれども、実際のところこの数字というのは、確実性の部分において、どのように捉えておけばよいのでしょうか。
この2点、まずお願いいたします。
127: ◯議長(
堀田勝司議員) 答弁願います。
平野龍司特別委員長。
128: ◯豊明インター周辺活性化対策特別委員長(
平野龍司議員) 平成19年ですか、アンケートの件ですが、そのときはたしか宮田企画部長のときだと思いますが、あそこら辺、南部と北部のアンケートを行っております。そのときも70%近くの地権者の方が、あそこを開発していただきたいというような回答があったように記憶しております。北部のほうのアンケートの結果は、ちょっと私、記憶にないんですが。
ということで、道路の件につきましては、花き市場を誘致したときに、あそこを一体として道路をつけるというようなお話もあったようです。そこら辺のところも、協議会の中でも、そういうお話は少し出ておりました。
それと、委員会としてあそこの開発を断念したのかということですが、そういうことではなく、最後に書いてありますとおり、来期も引き続きまちづくりに対しての調査研究を積極的に行っていただけるように、また来期の方にお願いをしたいということでありますので、決して議会として開発を断念したわけではございません。
以上です。
129: ◯議長(
堀田勝司議員) ほかにございませんか。
(もう一つ答弁漏れの声あり)
130: ◯議長(
堀田勝司議員) もう一度質疑をお願いします。
山盛左千江議員。
131: ◯12番(
山盛左千江議員) 今ちょっと誤解をされていたので、そこのところから。
委員会として断念したとかではなくて、現時点において、開発が法律的な面で、法律の上で可能か不可能かという、どちらの御結論を出されたのかが、私としてはちょっと読み取りにくいのでお願いします。断念していないことは、ここに、今後も積極的にと書いてあるのでわかるんですが、今現在、可能か不可能かという、その点についての見解をお伺いしたかったので、そのことはもう一度お願いします。
それからもう一点は、ここに、土地固定資産税においては、準工業地域での路線価から単純に試算すると約5,000万円の税収、固定資産税が見込まれるとか、大型の店舗が進出するとすれば、パートが300人とか400人とか雇用ができるので市民税が1,500万ふえるとか、さらに、それに関係して、法人市民税も1億から2億期待できるというふうに、具体的な数字を出しておられるんですけれども、実際のところは、開発の可能性がなかったら、数字を挙げても余り信憑性がないものですから、この数字について、どのように受け取ればいいのかということを説明いただきたかったのですが。
2回しかできないので、もう一つつけ加えることになってしまいますが、よろしくお願いいたします。
大型店舗の進出により、現在の商店とか、ほかの、それなりの規模のショッピングセンターもあるわけですけれども、そういったところへの影響が全くないということはなかなか考えにくいわけですから、プラス、プラス、プラスではなくて、メリット、デメリット、両方あるというふうに当然考えられるわけです。
委員会の中で、市全体としての購買力だとか、それから雇用だとか、そういった面を総合的に判断されて、こういった全体的で2億から3億の税収が見込めるというふうに至ったのかどうか。プラス面だけだったのか、マイナスのデメリットもちゃんと考慮されてのことなのか、その点ももう一つ、3つ目ということで、よろしくお願いいたします。
132: ◯議長(
堀田勝司議員) 答弁願います。
平野龍司特別委員長。
133: ◯豊明インター周辺活性化対策特別委員長(
平野龍司議員) 最初の質問ですが、今後の開発が可能かどうかということですね。
あの地域は東海豪雨の影響もあったわけですが、東海豪雨のときは、正戸川、皆瀬川の堤防の決壊によって、かなりあそこが浸水した経緯もございますので、現在は堤防が改修されて、かなり水の心配も和らいだかなというふうに考えております。
開発についてですが、今後は、政府の方針もあるでしょうから、地方創生とかそういうのがありますので、どういうふうに変わっていくかわかりませんので、開発はまだ可能だというふうには考えております。
それから、2番目の収入の面、税収とかパートの雇用について、これは、できた仮定の話でございますので、それを一応、もしあそこが開発されたらどれぐらいになるのでしょうねということで、委員会、協議会の中で話をした中のまとめでございます。
それから、あそこを開発することに、大型店が進出することによって、市内の中小の商店の方への影響、そういうものも十分考慮して、いろいろその辺の意見も出ておりました。特に周辺の小規模の商店等もかなり影響があるかと思いますので、もしあそこを開発ができれば、そういった商店の方もあそこに進出をしていただいて、一緒に開発に協力していただこうかなというようなお話も出ておりましたので、前向きな検討はしてまいりました。
以上です。
134: ◯議長(
堀田勝司議員) ほかにございませんか。
近藤惠子議員。
135: ◯5番(
近藤惠子議員) 同じ質問です。確認をとりたいんですけれども、現時点で道路をつくるとか開発に関して、国の条件や法律を、将来的な、そんな地方創生とか今後ではなくて、現時点でクリアしているかどうかという結論を出されたかどうかを、まずそれを確認させてください。
それから、前橋のほうにまで視察に行かれたということですけれども、その内容を見てみますと、わざわざ行かなくても、事前の調査で十分わかるような内容でなかったのかなというような気がいたします、調べれば別に。なぜ前橋というまちを選んだのか、もっと条件の近いところを選ばなかったのかとか、その点について説明してください。
136: ◯議長(
堀田勝司議員) 答弁願います。
平野龍司特別委員長。
137: ◯豊明インター周辺活性化対策特別委員長(
平野龍司議員) 最初の質問は、委員会としては確認しておりません。
2番目の質問については、同じような条件でインター周辺を開発した地域ということで、前橋市を選ばせていただきました。
以上です。
138: ◯議長(
堀田勝司議員) ほかにございませんか。
近藤惠子議員。
139: ◯5番(
近藤惠子議員) 確認をとらせていただきますけれども、開発が法律的にできるかどうかということは、結果を出す過程において、委員会としては確認をとらなかったということで、法律について、何も調査とかはしなかったという結論でよかったんですか。もう一度、その点のところ、今しなかったとおっしゃったので、お願いします。
140: ◯議長(
堀田勝司議員) 答弁願います。
平野龍司特別委員長。
141: ◯豊明インター周辺活性化対策特別委員長(
平野龍司議員) 開発について、法律的な確認というのは十分やっております。ただ、議員が質問された、今後の方針の確認というのはとっていないという、そういう意味でございます。
142: ◯議長(
堀田勝司議員) ほかにございませんか。
(進行の声あり)
143: ◯議長(
堀田勝司議員) 以上で委員長報告に対する質疑を終わります。
本件につきましては、去る平成25年11月1日に特別委員会を設置して以来、委員各位の長期間にわたる御努力により調査を続けていただきましたが、さきの報告書のとおり、調査目的を終了いたしましたので、これをもって調査を終了し、豊明インター周辺活性化対策特別委員会を廃止いたします。
各委員の皆様におかれましては、長期間にわたりまして、真剣かつ慎重に調査をいただきまして、大変ありがとうございました。心から感謝の意をあらわしておきます。
以上で豊明インター周辺活性化対策特別委員会の報告についてを終わります。
以上で今3月定例月議会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。
ここでお諮りいたします。明3月20日から4月28日までの40日間を休会といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
144: ◯議長(
堀田勝司議員) 御異議なしと認めます。よって、明3月20日から4月28日までの40日間を休会とすることに決しました。
市長より挨拶を願います。
石川市長。
145: ◯市長(石川英明君) 平成27年3月定例月議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
議員の皆様におかれましては、長時間にわたっての御審議、大変お疲れさまでした。その結果、提案をいたしました議案全てにおいてお認めをいただくことができました。
また、議案審議や一般質問を通じまして、たくさんの御意見や御提言をいただくことができました。特に、市の将来的な財政見通しや公共施設の今後のあり方については、多数の方から御指摘をいただきました。さらに市民負担の軽減、行政への市民参画などについて議論する中で、数多くの課題も認識することができました。
また、追加で提案いたしました地方創生事業につきましても、お認めをいただきました。この事業は提案時にも申し上げましたように、今後の本市の経済や市民活動を活性化していくための処方箋となる事業ばかりであります。新たな地域ブランドを構築し、観光や消費に結びつけ、域内経済を活性化する事業や、高齢化が進む地域での住みやすさについて、地域住民や大学病院、自治会などと協働して考えていく取り組みなどなどを提案させていただきました。これらの事業につきましては、新年度での取り組みとなりますが、事業効果が早期にとれるよう、工夫を凝らして実施していきたいと考えております。
さて、私にとりましては、市長就任以来、今期最後の当初予算編成でありました。施政方針の中でも触れましたように、今回は来月に行われます統一地方選挙での関係で、既に意思決定されている事業や、国の指示、財源による事業など、骨格予算としての編成を行ったところであります。市財政を取り巻く環境は、依然として厳しい中ではございますが、選挙後には、選出された指導者のもとで、より政策的な肉づけ予算を編成していくことになります。
来月には、この4年間の本市の行政が、選挙という形で審判を仰ぐことになります。私も微力ではありますが、今後とも行政にかかわるよう、市民の皆さんに訴え、ぜひとも肉づけ予算を自分の手で策定したいと強く思っているところであります。
議員の皆様におかれましては、今期で勇退される方、継続し立候補される方など、さまざまでありますが、この4年間の市政への御提言を初め、並々ならぬ御協力に対しまして、深く感謝を申し上げる次第であります。
春は別れの季節であり、出会いの季節でもあります。統一選挙後に開催されます次回の議会は、どんな新しい出会いがあるのか、今は期待で胸が膨らんでおります。
最後になりますが、皆様の御健勝とますますの御活躍を祈念いたしまして、この4年間のお礼の御挨拶といたします。本当にありがとうございました。
146: ◯議長(
堀田勝司議員) 御苦労さまでした。
長期間にわたる御審議、まことに御苦労さまでした。
今期最後の定例月議会を終了するに当たりまして、一言御礼を申し上げます。
今期をもって勇退をされます議員の方々におかれましては、長い間本当に御苦労さまでございました。皆さんの努力と情熱が、今日の豊明市を築き上げたものと確信いたしております。今後とも、健康に十分御留意されて、市政の発展になお一層の御協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
また、次期選挙に臨まれます石川市長並びに議員各位におかれましては、立派な成績で御当選されんことを心より祈念申し上げます。
最後に私ごとでございますが、振り返りますと5期20年間、議長も3度務めさせていただきました。この議場には大変多くの思い出がございます。脳裏に、走馬灯のごとく駆けめぐっています。その間、議員各位には申すまでもございませんが、市当局の各位におかれましてもしっかりと支えていただき、また御助言をいただき、ここまで育てていただきましたことに対し、心から感謝をし、御礼を申し上げます。
我が豊明市が今後ますます発展することを御期待申し上げ、最後の御挨拶といたします。大変ありがとうございました。
本日はこれにて散会といたします。
午後2時47分散会
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