岩倉市議会 > 2018-03-07 >
平成30年第1回定例会(第 6号 3月 7日)

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  1. 岩倉市議会 2018-03-07
    平成30年第1回定例会(第 6号 3月 7日)


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    平成30年第1回定例会(第 6号 3月 7日) 平成30年3月(第1回)岩倉市議会定例会  ―――――――――――――――――――――         平成30年3月7日(水)       午前10時   開 議 日程第1 議案第29号から議案第35号までの議案質疑 日程第2 特別委員会の設置 日程第3 議案の委員会付託  ――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した案件 日程第1 議案第29号から議案第35号までの議案質疑 日程第2 特別委員会の設置 日程第3 議案の委員会付託  ――――――――――――――――――――― 〇出席議員(15名)         1番  櫻 井 伸 賢         2番  大 野 慎 治         3番  鈴 木 麻 住         4番  塚 本 秋 雄         5番  相 原 俊 一
            6番  鬼 頭 博 和         7番  須 藤 智 子         8番  梅 村   均         9番  桝 谷 規 子         10番  木 村 冬 樹         11番  堀     巌         12番  宮 川   隆         13番  黒 川   武         14番  関 戸 郁 文         15番  伊 藤 隆 信  ――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(0名)  ――――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者    市     長        久保田 桂 朗    副  市  長        小 川 信 彦    教  育  長        長 屋 勝 彦    総 務 部 長        山 田 日出雄    市 民 部 長        柴 田 義 晴    健康福祉部長福祉事務所長  山 北 由美子    建 設 部 長        西 垣 正 則    消  防  長        堀 尾 明 弘    教育こども未来部長      長谷川   忍    行 政 課 長        中 村 定 秋  ――――――――――――――――――――― 〇職務のため出席した事務局職員    議会事務局長         尾 関 友 康    統 括 主 査        寺 澤   顕       午前10時00分 開議 ○議長(黒川 武君) おはようございます。  ただいまの出席議員は15名であります。  したがいまして、定足数に達していますので、議会は成立いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  地方自治法第121条の規定により、議案等の説明者として、市長等の出席を求めております。  議事は、お手元に配付してあります議事日程表に従い進めさせていただきます。  本日の議事日程に入ります前に、執行機関から発言の申し出がございましたので、これを許可いたします。  建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) おはようございます。  大変申しわけございません。議案の訂正をお願いしたく、発言をさせていただきます。  議案第7号「工場立地法第4条の2第1項の規定に基づく岩倉市準則を定める条例の制定について」の件でございます。  お手元に正誤表を配付させていただいております。第4条の出だしの文のところですが、「特定工場の敷地が」の後の読点でございますけれども、それを削っていただきたいということでございます。大変申しわけございませんでした。よろしくお願いをいたします。 ○議長(黒川 武君) お諮りします。  ただいまの執行機関からの議案第7号に関する訂正の申し出について、会議規則第18条では、議会の承認を要することと規定してあります。承認することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) 御異議なしと認めます。  よって、承認することに決しました。  ただいま執行機関からの議案第7号に関する訂正を承認しましたので、3月5日本会議において議長より委員会で扱う旨の発言をしましたが、委員会においては扱わないことといたします。  次に、堀議員から議案質疑に係る発言の申し出がございましたので、これを許可いたします。  11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀です。  一昨日、3月5日の予算審議におきまして、款3民生費、項6心身障害者福祉費において、身体障害者賃貸住宅住み替え助成金と身体障害者住宅改善費助成金を混同して間違った前年度予算額との比較を行い、質疑をしてしまいました。確認をしたところ、賃貸住宅住み替え助成金の予算額は前年度と同額の20万円でしたので、訂正の申し入れをいたします。申しわけございませんでした。 ○議長(黒川 武君) ただいまの堀議員の発言におきまして、質疑内容の訂正がありましたが、その質疑に対する答弁を行った執行機関からの訂正はございませんか。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長(山北由美子君) ただいまの質疑に対しまして、答弁を訂正いたします。  身体障害者住宅改善費助成金の実績は2件あり、増額して100万円の予算を計上していますという答弁をいたしましたが、身体障害者賃貸住宅住み替え助成金の実績はありませんでした。なお、平成30年度の予算額は、前年度と同額の20万円としていますに訂正いたします。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第29号から議案第35号までの議案質疑 ○議長(黒川 武君) 日程第1、議案第29号から議案第35号までの議案質疑を行います。  質疑は、議案番号の順序に従い進めさせていただきます。  3月5日の本会議に引き続きまして、議案第29号「平成30年度岩倉市一般会計予算」の質疑を許します。  次に、款4衛生費、項1保健衛生費のうち、目1健康総務費から目4保健センター運営費までの質疑を許します。  予算書は200ページから214ページまでとなります。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  予算書の204ページ、205ページの健康増進事業のうちの健康(幸)都市宣言に係る予算についてお聞かせいただきたいと思います。  代表質問でもさまざまなやりとりがあったところでありますが、プロジェクトチームでさまざまな検討が行われるということで、アンケートがとられて、体操器具の設置などを検討するというようなことであります。  代表質問でありましたように、私たちの厚生・文教常任委員会でも視察に行ってきて、さまざまな事業展開がされているところでありますが、30年度を見ますと、この宣言の啓発活動等が主に行われるのかなというふうに思うところです。  それで、プロジェクトチームの検討の中身についてもう少し詳しくお聞きしたいなというふうに思っていますが、特に五条川健幸ロードの整備という点についても、このプロジェクトチームで話し合われているというふうにお聞きしていますので、そういった話し合いの進捗状況など、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長(山北由美子君) 五条川健幸ロードの整備につきましては、プロジェクトチームでも一定検討を進めてまいったところでございます。  アンケートの実施ということにつきましては、地域で五条川沿いを歩いてみえます方にアンケートを実施したりとか、あと保健推進員活動で、地区で歩け歩け活動なんかを行っておりますので、そういった方を通じながらアンケートを実施いたしました。  また、あいち健康の森公園にウオーキングコースなどを設置されておりますので、そういったところへの視察も行っております。  五条川の堤防道路に係る健幸ロードの整備につきましては、クッション性のあるウオーキングコースで歩きやすいような整備をしたらどうかというような議論もいろいろ行いましたが、財政的な影響もございますので、まずは体操器具の設置、あとは案内表示をもう少し充実させる、コースの距離だとか歩幅の設定ですとか、そういったところを充実させて、市民の方に健康づくりのために、より歩け歩けを進めていただけるようなものにしていきたいということで検討を行っているところでございます。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) わかりました。  引き続き、プロジェクトチームの検討等を議会のほうにも随時御報告いただきたいというふうに思います。  もう一点、お願いします。  予算書では208ページ、209ページの関係で、歯科保健事業についてであります。  節目の個別歯科健康診査について、個別だけではなしに、拡大される部分も含めまして、少しお聞きしたいというふうに思います。  40歳と65歳については、これまでもやられてきてというところで、29年度でこの事業の実績がどうだったのかという点、また受診率などもどんなような状況になっているのか、そういった点についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長(山北由美子君) 節目歯科健康診査の結果についてでございますが、平成29年度の節目歯科健康診査の受診結果といたしまして、40歳の節目歯科健康診査の受診者数は63人で、受診率は10.1%でございました。受診の結果といたしまして、異常なしが4.8%、要指導が23.8%、要精検が71.4%でございます。  また、65歳の節目歯科健康診査の受診者数は84人で、受診率は14.3%でした。受診の結果につきましては、異常なしが10.7%、要指導が9.5%、要精検79.8%という結果でございました。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) わかりました。  少しお願いなんですけど、今の結果を見ますと、要精検の方が非常に、7割、8割ということでありますので、受診率が10%、予算を見ますと、新しく拡大する部分も大体10%の受診を見込んでいるということでありますが、ぜひ受診率を高めるということと、あと要精検となった方々がきちんとその後、歯科医院に受診しているかどうかというようなことのフォローなどもぜひ検討していっていただきたいということをお願いしておきます。  以上で質問を終わります。 ○議長(黒川 武君) 以上で、款4衛生費、項1保健衛生費のうち、目1健康総務費から目4保健センター運営費までの質疑を終結します。  次に、目5環境衛生費から目7公害対策費までの質疑を許します。  予算書は214ページから220ページまでとなります。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(黒川 武君) 以上で、目5環境衛生費から目7公害対策費までの質疑を終結します。  次に、項2清掃費の質疑を許します。  予算書は220ページから226ページまでとなります。  9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 9番桝谷です。
     毎回聞かせていただいているんですが、予算書225ページ、塵芥処理費の中での生ごみ処理機の購入補助金なんですが、またことしも2万円掛ける10台分という20万円が予算化されています。  毎年、この10台分がごみ減量に効果的に使われているのか、追跡調査を過去何年か前にやられたと思うんですが、調査をされているんでしょうか。やはり減量だけでなく、生ごみは、循環型社会において、堆肥化して、循環的に有効な使い方をしていくことが求められていると思うんですが、今、市民活動団体で生ごみの堆肥化の事業をやられていますが、やはり市民活動団体任せではなく、市としても生ごみの堆肥化の事業はより広げていくべきではないかと考えますが、いかがお考えでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長(柴田義晴君) まず最初に、追跡調査という件でございますけれども、補助金により生ごみ処理機を購入した市民に対しまして、使用状況のアンケート調査をまず平成18年と平成28年度に実施しております。  平成28年度に実施をしましたアンケート調査におきましては、過去5年間の補助金利用者19名を対象に行っております。アンケート結果では、多くの家庭が現在でも使用しておりまして、かつ今の生ごみ処理機が使えなくなったら、再度制度を利用して購入したいと回答された方も多いことから、生ごみの堆肥化、減量化に一定の寄与をしているものだというふうに考えております。  今後も定期的にアンケート調査を実施しながら、ごみの減量化、資源化の推進に努めてまいりたいというふうに考えております。  もう一つでございますが、生ごみの堆肥化ということで、市民団体任せではないかという御質問でございますが、生ごみの堆肥化の取り組みにつきましては、市としましても、循環型社会に向けて重要な取り組みであるということは認識しているところでございます。  御質問いただきました市民団体による生ごみの堆肥化につきましては、家庭から出る生ごみを堆肥化し、その堆肥を利用した花苗の栽培、そして販売することで、花いっぱいのまちを目指すことを目的に実施をされておるということでございます。  市としましては、この取り組みが市民団体の事業として自立し、市民活動として広がってほしいという思いがあることから、現在、フラワーリサイクル事業として、ボカシ用のバケツの購入、そして生ごみを堆肥化する作業などの協力を行っているところでございます。  今のところ、市が主体となって実施していくことは考えておりませんけれども、引き続き関係する市民団体と協働で取り組んでまいりたいというふう考えております。 ○議長(黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 生ごみ処理機については、一定という言い方で、この事業に寄与しているということですが、減量化、堆肥化についてもきちんと効果的だと言われましたが、減量化で少なくなったごみをごみとして捨てているのか、それとも減量化して、それをきちんと堆肥化に結びつけているのかというまでの調査はどうなんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長(柴田義晴君) アンケートの中で、一部堆肥化をしてみえる方もお見えになりますし、そのまま捨ててみえるという方もお見えになるということでございます。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) まず、224ページ、225ページのごみ減量化推進事業のうち、分別収集の関係で、e−ライフプラザに直接持ち込みがやられているというふうに思いますし、日曜日、消防署での日曜回収もあるということであります。  それで、この現状を少しお聞きしたいなというふうに思いますが、以前からお聞きする範囲では、非常に持ち込みがふえている、また消防署の状況を見ましても非常に殺到しているということで、混雑の状況だとか、車で持ち込まれるというケースだというふうに思いますので、そういった点での問題等、どのような現状になっているのか、お聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長(柴田義晴君) まず、日曜資源回収の利用状況についてお話しをさせていただきますと、まず日曜資源回収の利用者数は、平成28年度は対前年度比で1,484人増の9,732人でございます。会場別では、e−ライフプラザが3,739人、それから消防署が5,993人となっております。開始当初、1回平均が50人程度だったものが、平成28年度には173人までふえておりまして、1日当たりの利用数では、年末の消防署で利用者が367人という日もございました。  それから、e−ライフプラザの利用状況でございますけれども、e−ライフプラザの利用者数は、平成28年度は対前年度比5,239人の増ということで1万1,812人となっております。開設当初は1日平均で10人に満たなかったものが、平成28年度末には53人まで伸びておりまして、また年末には1日178人という日もございます。市民の認知度が増してきているというふうに考えております。  このe−ライフプラザ以前にも日曜資源回収の拡大も行っておりまして、市民の資源排出機会は着実にふえておるというような状況でございます。  現在、平日のe−ライフプラザについては、現在の体制では、しばらくは対応は可能だというふうに考えておりますけれども、日曜資源回収につきましては、現状、年末等の利用者が一時的に増加する場合については、職員を出して混雑に対処することとしております。  日曜資源回収につきましては、今後も利用者が増加することが見込まれますので、混雑回避のため、広報やホームページ、ほっとメールなどを活用しまして、まず混雑が予想される日の事前周知、そして平日のe−ライフプラザの利用をPRしていくことが必要であるというふうに考えております。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) わかりました。  新たに混雑する日の事前周知等がされていくということだというふうに思います。  職員の方も非常に大変な思いをされているというふうに思いますので、また事故等がないように十分注意して業務を行っていただきたいということをお願いしておきます。  もう一点ですが、226ページ、227ページの関係で、小牧岩倉衛生組合負担金の関係になります。  エコルセンターでの火災事故のことであります。原因もほぼ特定できてということで、対処方法もさまざま議会にも報告があったところでありますが、スプレー缶の事故が本当に多いというふうに思います。こういう火災、またはパッカー車の中での火災、あるいは塗料なんかで穴をあけたところ、噴射して自動車にかかって賠償するというようなこともあったというふうに思います。スプレー缶についての出し方を本当に注意喚起していただきたいなというふうに思います。  そういった点での今のどのようなことでスプレー缶の出し方を周知していくのか。また、入っていてはいけないものが入っていたわけで、それを人の目で取り除いて、さらに磁石か何かでやっているんじゃないかなと思うんですけど、それが取り除けなかったというところで、少し物理的な遮断の方法ってもう少しないのかなというふうに思ったりもするんですけど、そういった点でのスプレー缶に対する対応について、その後、どのようなことが検討されているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長(柴田義晴君) 小牧岩倉のエコルセンターの火災に関係しての御質問かと思いますが、小牧岩倉エコルセンターでスプレー缶が原因となる火災が発生しないためということで、まず第一にやっぱりスプレー缶の正しい出し方について、市民に広報やホームページ、そして年に2回実施されます環境委員の皆さんに情報提供を行いながら、市民への周知を図ることがまず重要だというふうには考えております。  また、集積場所に出される袋の中にスプレー缶がまざっていないか、収集作業員が目視で確認をしております。  それから、同様に、エコルセンターにおいても、現場作業員がスプレー缶の混入を確認し、あれば、その都度除去しているというような状況でございます。  こうした対策を施しても、なお、火災が発生することがありますが、発生した場合には、広報で緊急記事を速やかに掲載をして、市民への周知を促していきたいというふうに思っていますし、なお、また直営、それから委託の収集作業員に対しても、現場でのチェック体制を一層注意喚起に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) わかりました。  今おっしゃられた点でいえば、やはり人の認識の問題、あるいは人の目で取り除いていくということでありますけど、何か物理的な形でやれるものというのは研究されていないんでしょうか。そういう点について少し、ありましたらお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長(柴田義晴君) 今のところ、運ばれてきたものは人の目で見るというふうに小牧岩倉のほうではお聞きしておりますので、その辺のところはまた何かありましたら御報告をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀  巌です。  ごみ減量化推進事業全体のことで教えてください。  地域の分別収集を含め、地域の方々は大変一生懸命取り組んでみえるわけですけれども、岩倉市の分別、例えばよそのまちから転入してきた方なんかで岩倉市の分別の細かさについてとか、そういう意見があるわけですが、やはり一生懸命取り組んできた、そういう努力の結果、岩倉市のそういうごみ減量化についてのレベルは、一体愛知県の中でどのぐらいのところにあるか、全国的にどうかということで、やはりそれを市民の方々、やっている方々に返すことで、市民の誇り、私は一生懸命やっていて、多分レベルがかなり高いというふうに思うんですけれども、そこら辺の市民の誇りを醸成するという意味においても、返していくべきではないかというふうに思うんですけれども、その考え方について、レベルがもしわかればお教えいただきたいというふうに思います。 ○議長(黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長(柴田義晴君) レベルといいますか、岩倉市のごみ処理基本計画においては、まずごみの分別、すなわち資源化の目標として資源化率をまず定めております。  近年、紙媒体の減少、そして容器素材そのものの減量化、民間業者による資源回収などによって、市の資源化率が低下する傾向にありますけれども、民間資源回収調査の結果を参考にしますと、岩倉市民のごみ減量化、資源化に対する意識は高いことが考えられます。  皆様御承知のとおり、新聞でも、岩倉市の市民1人1日当たりのごみの量の少なさは、愛知県下でも上位を占めております。  しかしながら、近年、ごみ量の減量幅が小さくなってきておりまして、今後、市としましては、広報でも特集をさせていただきましたけれども、可燃ごみに混入されやすい雑紙の資源化について、少し重点を置きたいというふうに考えております。その辺について、市民に周知、PRをしていきたいというふうに考えております。 ○議長(黒川 武君) 以上で、項2清掃費の質疑を終結します。  次に、款5農林水産業費の質疑を許します。  予算書は226ページから234ページまでとなります。  9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 9番桝谷です。  農業全般についてお聞かせください。  市長の施政方針の中でも、農業のことが一言も触れられなかったんですが、私も代表質問でも触れませんでした。  農業委員会の構成が変わって、農業委員会では、非常に活発な議論がされているようでありますが、そういった状況も、非常にこれからの岩倉の農業、やはり都市農業だと思うんですが、消費者と生産者が結びついての都市農業を今後どのように、今の岩倉の現状を捉えて、どう展開しようとされているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 近郊農業の推進という点では、創政会の代表質問で少し回答をさせていただいております。  今、農業委員会のメンバーも新しくなって、意見が活発になってきているということでございますが、実際のところ、まだ岩倉の農業をどうしていくべきかというような議論には正直至っていないです。  今、主として転用案件等の審議が主な内容でございまして、やっぱり転用後についても、例えば周りの背割り、草刈りが主になるんですけど、そういうところの管理をやっぱりきちっと転用者の方に伝えていくべきだ、周りの農地にやっぱり影響が少なからずもあるもんですから、そういうことですとか、あとやっぱり一部除草剤か何かもまかれる場合もありますので、そういうところの注意喚起等も行ったほうがいいだとか、具体的にはそんなような話が今議論されています。  あと、もう少し踏み入った、この転用案件、当該申請案件が出てくるわけですけれども、本当にその農地を転用しなければいけないか、ほかに場所はなかったのかというようなところまでやっぱり踏み込んで質問がございますので、事務局のほうとしては、申請書にきちっと記載がありますので、そういうところについては丁寧に説明をさせていただいております。  それから、今後につきましては、これは特に今、農業委員会のほうで議論しているということではございませんけど、市のほうの方針としましては、これまでも御説明をさせていただいております、市長のマニフェストにもありますし、都市近郊型の農業の推進というようなこともございますので、それは変わらず、産直センターですとか、今、野菜の広場、地場の農産物をより安定的に供給できるような体制づくりの支援ということですとか、それから地産地消にかかわることですけれども、給食センターで利用する野菜の岩倉産を種類もふやしていきたいですし、量も当然ふやしていきたいというようなこともありますので、そういうところにこれから目を向けて、今も行っておりますけれども、引き続き目を向けていきたいというふうに思っております。  それからもう一つが、これも前からもお答えをさせていただいておりますけれども、市民の皆さんが身近に、農業ではありませんけど、農にやっぱり親しんでいただく機会を設けていただきたいというようなことで、市民農園の話も以前からさせていただいていますけれども、今は、耕作放棄地ではないですけど、遊休地みたいなところも利用して、農家開設型の市民農園みたいなところもつくっていきたいという思いはありますので、機会があるたびには、そういうお話もさせていただいていますけど、なかなか実際、今回、大山寺のほうで市民農園の予算も上げさせていただいていますけれども、そのときも農家開設型みたいなところも地元にお話をさせていただきましたけど、なかなか見つからないということで、従来型の市民農園というふうに予算のほうは計上させていただきましたけれども、そんなふうなことを思っております。 ○議長(黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 以前、農業委員会の方たちと懇談させていただいたときに、やはり産直センターや野菜の広場に、特に野菜の広場なのかな、高齢になってきていて、持続が大変だという中で、もっと本当はつくっている人たちがまめに持っていけばいいんだけれど、よりつくっている人たちはいらっしゃっても、やはり一手間、二手間かかる、産直センターに持っていく、野菜の広場に出すということが目いっぱいでできない人たちや、もっと大規模にやっているところの方たちは市場に持っていくほうが早いという形で、非常にそこら辺どうやっていけばいいのかというような形があったと思うんですが、やはり農業の生産者の皆さんが中心となって、JAの人たちもかかわりながら、市としても、そういう産直センターや野菜の広場がより豊かになっていくような支援をしていくことも求められるんじゃないかなと思うんですが、そこら辺はどうお考えでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) おっしゃられるとおりで、JAさんの理事さんあたりからも、産直センターに出荷される方がやっぱり人数が少なくなってきているので、そういうところも市として援助できるようなことはないかなというようなお話も以前お聞きしていますし、こういういい方法がありますよということまではなかなか話が進んでいませんけれども、そういうお話も聞きます。  野菜の広場のほうも、やっぱり高齢化ということもございまして、会員の方の人数も減ってきて、今は5人にまでなっていますけれども、でも今、5人の方に聞くと、これからも我々一生懸命力を合わせてやっていくよというような力強い言葉も聞いていますので、ほかにやっぱり仲間もふやしていきたいということで、市も含めて、やっぱりそういうところの努力も必要かなというふうに思います。  地産地消のところが一番大事なところだもんですから、そういうところをやっぱり縮小しなくて、拡大していく方向で、一生懸命市のほうに、具体的にこういうことをやりますということを今なかなかお答えできませんけど、力を合わせて、JAさんともいろいろ相談しながら進めていきたいなというふうに思っております。 ○議長(黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀です。  今、部長がいろいろ言われましたけれども、私が一般質問とかでくどく言っていることで、今の思いを語っていただくのはいいですが、それをやっぱりロードマップにして計画を持たせるということが大事なんではないですか。  30年度には、残念ながら、昨年度言ってきたいろんな農業ビジョンの見直しであるとか、それに関係するような基本計画を策定するような予算が組まれておりませんが、ロードマップという点について、農業ビジョンがまだ生きているというふうにずうっと言われていますが、見直しをするという意味で再確認したいと思います。今後そういうことをつくる必要はないというふうに今でもお考えなんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 結論から言いますと、すぐそういう新たに農業関係の計画をつくるということは今考えておりません。  そのかわり、前もお話しさせていただきましたけれども、人・農地プランということで、今、実際になりわいとしてやってみえる農家さんやなんかも入った農地の計画等もございますので、そういう中でいろいろ話をする場も、今月も、先日も話し合いが行われていますので、そういう場でいろいろと農業関係の身近な話題も含めて話を進めていますし、繰り返しになりますけど、農業ビジョンのほうも今と余り状況が変わらない、もう何十年も前の計画でございますけれども、状況が変わらないというところもございますので、ビジョンでございますので、そういうのを目指して、関係者の方といろいろお話し合いをしながら進めていきたいなというふうに思っております。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  農業については全く知識がないところで、いろいろ質疑するのは非常に難しい問題ではありますが、先ほど桝谷議員が質疑の中で上げられた農業委員会の方たちとの意見交換会を議会としてもやってきてというところで、少しお聞きしていきたいと思います。  先ほど市民農園の関係で、今回の予算では大山寺町内の市民農園が返還、そして新たな場所に開設するという予算になっているというふうに思います。  それで、先ほどの部長の答弁で、農家開設型の市民農園ということでつくっていきたいという意思を示されていますが、これはずうっとこの間、質疑してきていますけど、なかなか進まないというのが現状だというふうに思います。  そこで、この29年度も含めまして、30年度、何か動きというのがあるのか、そういう市として何かの仕掛けがあるのかどうか、こういった点についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 具体的に農業施策で、例えば30年度こういう事業に取り組みますというところはございません。  ですので、先ほども答弁しましたけれども、話し合いの機会等はたくさんございますし、そういう中でJAさんともいろいろ話を進めながらやっていきたいというのはございます。  ただ、今、情報としましては、少しこれからお話ししていかなきゃいけないというようなところは、JAさんのほうでライスセンターの拡張の計画が今ございまして、それも岩倉の農業振興につながる事業でございますので、少し市のほうで支援ができないかというようなお話も、正式の場ではございませんけれども、聞いておりますので、そういう中で市として支援できるようなことがあれば、また議会のほうに御意見を伺いたいなというのは思います。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 市長の施政方針の中に近郊農業の振興という、マニフェストに掲げた部分で触れられていないということで、今の部長の答弁を聞きましても、やはりなかなか動きがつくられていない、つくるのが難しいのかなという思いもあるところであります。  拙い知識でありますけど、昨年ぐらいから少しお話ししているような、先ほどの話の中で農業と農ということで、農家の中でも二分化してきて、ちゃんとした販路に乗せてというところでやれている方と、つくったものを家族で食べて、あとは近所に配ってという道楽みたいな農というか、そういう言い方を農業委員の方がしていましたけど、そういうことに二分化してきているというようなことも言われております。  それで、全国農業新聞なんかで近郊農業をやっているところでうまくいっているところなんかを私もいろいろ見ながら、こんなことができないかなと思ったりもするんですけど、前もお話ししましたけど、消費者と直接契約を結んで、前払いを受けて、それで野菜などをつくって、その市民のほうに提供していくという、そういうことでうまくいってきているというところが都市近郊のところで出てきているという新聞の報道がありました。  それで、そういったようなことは岩倉でも少しやれるようなことではないかなというふうに思うわけですけど、そういった動きが少しでもつくられればというふうに思うんですけど、こういった点についてはいかがお考えでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 私もぜひそういう何か新しい事業にもやっぱりチャレンジしていきたいなという、思いの話はいかんといって先ほど言われましたけど、そういうことは思っています。  ただ、新しい事業になりますと、前も6次産業ができないかというような御質問のときにお答えしたんですけど、やっぱり一定の資本も要りますし、その事業が成功すればいいんですけど、失敗も多分あると思うんですね。そういうところがやっぱり一番難しいところかなというふうに思っています。  一定、公費のほうを支援してでも、それが成功するものであれば十分活用することはいいのかなというふうに思いますけれども、そういうリスクみたいなところもございますので、やっぱり慎重にそういう面では進めなきゃいけないところもあるかなというふうに思っています。  農業新聞等にも新しいことがたくさんありますので、繰り返しになりますけど、そういう情報についてはやっぱりきちっとつかんで、これだったら岩倉で導入できないかなとか、そういうところの研究はやっぱり引き続いてやっていくべきだというふうに思っております。 ○議長(黒川 武君) 以上で、款5農林水産業費の質疑を終結します。  次に、款6商工費の質疑を許します。  予算書は234ページから246ページまでとなります。
     2番大野慎治議員。 ○2番(大野慎治君) 2番大野慎治です。  予算書236、237ページのシティプロモーション事業についてお聞かせください。  平成29年度に、いわくらしやすい109の理由を策定されていますが、この109はいつ公表されるんでしょうか、お聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 今、市のホームページのほうで徐々に公表していまして、109全部を今月中に公表するという予定にしております。 ○議長(黒川 武君) 2番大野慎治議員。 ○2番(大野慎治君) 私もきのうホームページを検索しましたが、30ぐらいまでしかなくて、109まで行っていないという状況で、事業内容の説明で、30年度予算に係る新規及び主要事業の説明ということで決定したというふうに書いてありますが、決定はまだ公表されておりませんので、できるだけ早く、市民の皆さんを含めて、早く公表していただきますようよろしくお願いします。  また、櫻井伸賢議員の代表質問の中で、RESASを用いて戦略的にポスタージャックをするべきではないかということを質問されましたが、RESASを用いた戦略的なポスタージャックは検討されるんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 前、今のシティプロモーション事業を策定する一番最初のところですね、やっぱり近隣ですとか、愛知県、名古屋圏みたいなところで、どういうところにターゲットを絞るかという話もさせてもらっていますし、アンケート調査も行っています。  そういう中で、いろいろ広告代理店、大手さんが、やっぱりそういうところはノウハウもありますし、たけているというふうに思っています。そういう面もあって委託をしているわけでございます。そういう意見を伺いながら、今回のポスターについても、広告代理店のほうの提案もございまして、効果があるというふうに判断をしております。  名古屋駅に出すことについては、決してやっぱり間違っていないというふうに思っておりますし、我々、商工農政の職員、企画の職員等も含めて、市の職員に比べれば、当然、専門の業者さんの考えでもありますし、効果は絶対にあるというふうに思っております。 ○議長(黒川 武君) 12番宮川 隆議員。 ○12番(宮川 隆君) 12番宮川です。  私もシティプロモーションについてお聞きしたいと思います。  まず1,500万と、思い切ったんだなというのが感想なんですけれども、今のお話の中で、広告代理店にお願いしてつくり上げていくというようなお話だったんですけれども、この予算書だけで見る限りでは、何を売ろうとしているのかというのがなかなか見えない。積算根拠の中でも一式ということでくくられていますので、何を売りたいのかわからない。聞けば、多分定住者対策につなげていきたいということの答弁が返ってくるのかなとは思うんですけれども、じゃあ何を売るのかというのがいまいち見えない。何を中心に、要は岩倉市の魅力をどういうふうに出して売っていこうとしているのか見えないんですけれども、その辺の考え方というのはどのようなんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) お答えにちょっとなっているかどうかわからないんですけど、何をプロモーションしていくということですと、私はやっぱり岩倉の暮らしやすさみたいなことはあると思うんですけど、そういうことをやっぱり前面に出して、一番はまず岩倉市に関心を持ってもらうことですよね。それから、岩倉ってどんなまちかなというふうに思ってもらうことが一番やっぱり大事かなというふうに思います。  その前段に、今、岩倉に住んでみえる岩倉市民自身がやっぱり岩倉に愛着を持ってもらって、岩倉を好きになってもらうというところがやっぱり一番大事なところかなというふうに思っております。  細かいところで言いますと、例えばシティプロモーションの目的は何ですかですとか、例えば定住人口をふやすことですかとかいうことになると、もう少しお答えはできるんですけど、そういう回答でよろしいでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 12番宮川 隆議員。 ○12番(宮川 隆君) 細部については委員会のほうで聞こうかなと思っていましたのでいいんですけれども、今回の1,500万、高いか安いかというのは、効果が、どういう売り方をするかによって決まってくるのかなと思うんですけれども、仮に外部からの人の流入ということを考えてみえる、要は岩倉市を知ってもらうことから始めるということであれば、名鉄名古屋駅で1週間、駅のジャックをするということに関して、55分の1週なんですよね、1日何万人だったか、ちょっと数字を覚えていないんですけれども。だから、何か心に残る、インパクトに残るものをつくっていかなければ、ただ流されてしまうような気がしてならないんです。  もう一つは、その後、二の矢、三の矢がやっぱり必要ですよね。1年間のうちの1週間だけ目にとまる、別の部分で桜まつりとかという、そういう広告媒体もあるとは思うんですけれども、単発で終わってしまったら、いつの間にか忘れられてしまうということが危惧されるわけです。  そういうことも含めて、長い目で今後シティプロモーションというのを二の矢、三の矢を考えていっていただきたいなと思うんですけれども、この後どのように進めていかれるおつもりなんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 今、初めに52週のうちの1週間だけなのでというようなお話もあったわけですけど、ポスタージャックという方法は、愛知県で初めて名駅のポスタージャックということをやりますし、そういう面では話題性もあると思いますし、事前の周知だとか、マスコミさんあたりに取り上げてもらえばインパクトもありますし、そういう面では効果があるのかなというふうには思っています。  それから、あとの方法ですけれども、今回、ポスターのモデルに市民の皆さんを巻き込んでというか、モデルになってもらうようなことも考えていますし、その後、ポスター、10種類ぐらいつくる予定なんですけど、それは市内の各所にも掲示をしていくというようなことも考えています。  それから、当然なんですけど、市の広報紙やなんかでも毎月の連載コーナーを設けて、そのポスターの撮影の様子ですとか、それから制作プロセスを市民の皆さんにも紹介するようなことも考えていますので、そういう面では後もきちっとフォローしていくということも考えております。 ○議長(黒川 武君) 12番宮川 隆議員。 ○12番(宮川 隆君) 決して否定的なことで言っているつもりはないんです。売り方によって効果が変わってくるので、考えてくださいという意味合いで言っております。  もう一点、今度、金銭的な部分でちょっとお聞かせいただきたいんですけれども、この1,500万が安いか高いかというのは、やっぱり最終的に結果が出なければ評価しづらい部分ではあると思うんですけれども、ちょっと意味合いは違うんですけれども、例えば岡崎のキャンペーン、半田のキャンペーン、犬山のキャンペーンというのをやっています。それぞれの市にどのぐらいのお金を投入しているんですかと事前に確認しました。ゼロだそうです。一銭も払っていない、市としては、だそうです。  あのキャンペーンというのは、年間を通じて、四季折々でいろんな形、電車の中、全て広告を変えるだとか、それから二百幾つある全駅にポスターを張るだとか、当然、テレビを含めてメディアに載せるだとかというところで、数億円以上の宣伝効果があると思います。当然、民間企業ですので、利益を見越してということは当然ありますけれども。  おかげさまで、1年に数回、経営者とお話しする機会もあります。そのときに、名古屋鉄道としては、行政が真剣に取り組むのであれば、いつでも窓口は開いているというお言葉をいただきました。  建設部長に別の件でいろいろ今までもお話をお聞きしているところなんですけれども、実際には、窓口のところで絶えずコミュニケーションはとっていますよというようなお話も伺っておりますけれども、一応組織として考えたときに、トップがこういう考え方があるから考えておけよというのと、事務ばたが一生懸命積み上げていくのというのは、やっぱり両方あって相乗効果が出ると思います。  その経営陣とお話しする事前に、建設部ではありませんけれども、市の担当者のほうに、今度こういう機会がありますので、何か岩倉市としての意見がありましたら持っていきますよというお話をさせていただいたところ、ありませんというお答えでした。それでは、やっぱり岩倉市としての戦略として、どのようにやっていくのかというのがなかなか見えないんですよね。  だから、そういうやっぱり単体のシティプロモーションということだけではなく、岩倉市が岩倉市の魅力を売るに当たって、どういう戦略で、どういうふうに、どこにアプローチしていくのかというのを絶えず考えて、落としどころ、攻めどころというのを考えていく必要があると思うんですけれども、そういうことに関しての指針みたいなのがありましたらお示しいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 今、岩倉市にそういうふうに、例えば名鉄さん等にお願いしたいこともありませんというようなお話でございましたかね。内容がちょっと……。 ○12番(宮川 隆君) 建設部じゃないですけどね。 ○建設部長(西垣正則君) ああ、そうですか。  でも今、大変いいお話かなというふうに思っています。  市長、副市長あたりがどういうあれかわかりませんけれども、そういう名鉄のトップのほうの人とそういう機会が例えば設けることができれば、それは当然、例えば今、桜まつりのポスターの掲示やなんかは名鉄さんのほうにお願いをして引き受けていただいておりますけれども、それ以外に、今御紹介されたようなお話で、例えば名鉄さんのほうでも協力していただけるようなことがあれば、それはどんどん、市のほうからも大歓迎ということで、お願いをしていきたいというふうに思っております。 ○議長(黒川 武君) 2番大野慎治議員。 ○2番(大野慎治君) 2番大野慎治です。  予算書240ページ、241ページの桜管理事業のうち、桜維持管理委託料についてお聞かせください。  昨年度は予算が614万4,000円で、ことしは626万円という、プラス11万6,000円です。桜に対する維持費が少ないのではないか。昨年も12月補正で、台風による伐採等で、最後は853万2,000円ということで、しっかりとした桜に対する予算は、岩倉市として維持していくんだと、行政としても桜並木保存会としても、みんなで市民と一緒に維持していくんだという意思を予算化するべきではないでしょうか。その辺の行政としての考え方をいま一度お聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 桜にかける思いはこれからも、何回もお話ししていますように、変わりはございません。岩倉のシンボルでもありますし、例えば岩倉に桜がなくなったら、アピールするようなこともありませんので、やっぱり大切にして残していくべき財産だなというふうに思っています。  予算の関係でいいますと、これは前も少しお話ししたかもしれません、4年ぐらい前、5年ぐらい前になりますかね、私が課長当時だったころですけれども、それまでたしか400万ぐらいの費用だったと思うんですけど、それもやっぱり枯れ枝の剪定ですとか、あと支障枝等もやっぱり目立つということもありましたので、予算も相当ふやして、今現在700万とか800万ぐらいのレベルまで持ってきている状況でございますし、今のところは今ぐらいの金額で維持できるという考えで進めております。  あと、今後に向かって少し考えなきゃいけないという点でいえば、これも前に少しお話ししたかもわかりませんけれども、堤防上のほうはいいんですけど、川に向かったほうの枝が少しやっぱり下がり過ぎた関係で、出水期、洪水のとき、やっぱり流れの阻害になっているものもありますし、枝にごみがひっかかっているようなところもありますので、ああいうところをやっぱりもう少し手を入れたいなということは思っております。  ただ、費用もちょっと、堤防上の枝の剪定に比べると、足場も必要ですし、川の中のほうから表へ出すような費用も相当かかるということで、今少しまだ検討中ではございますけれども、そういう面のところは、毎年ではないですけど、何年かに1回はそういうこともやっていくべきかなというふうには思っております。 ○議長(黒川 武君) 2番大野慎治議員。 ○2番(大野慎治君) 繰り返しになりますが、枯れ枝剪定は、市民団体である桜並木保存会では手の届く範囲までということで、なかなか大きな伐採はできない、危険ですのでやらないという方針で活動していらっしゃいますので、やっぱり今言われました川の中心部に向かって、剪定というのはやっぱり行政が中心となって、しっかりとした計画をもって予算化していただかなければなりませんので、しっかりとした計画策定か、方針策定か、そういったところは策定する計画はございますでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 桜については、優先度が高い事業だというふうには庁内全員がそう思っておりますし、繰り返しになりますけれども、現在の予算で、今、桜の維持はできているというふうには市は思っていますので、川の中のほうやなんかについては、今、何年に、例えば31年度にやりますとか、そういう話はできませんけれども、市全体の予算の中で、またきちっと優先順位も決めていきたいなというふうに思っております。 ○議長(黒川 武君) 8番梅村 均議員。 ○8番(梅村 均君) 予算書243ページの尾北自然歩道お祭り広場整備事業でお尋ねをいたします。  主要事業・新規事業の一覧表の中におきましては、さらなるにぎわいを創出するためということで書かれております。まさに観光振興、にぎわいづくり、課題としてさまざま取り組まれているところでありまして、これまでもさまざまなイベントも行われているところであります。  建設部長に伺いたいと思いますけど、建設部長は、こういったさまざまなイベントにおきましても、朝早い時間からスタッフと一緒に集まりまして、お手伝い、支援をされているところをよくお見かけしております。人一倍にぎわいづくりに思いが強いのかなというところでお聞きしたいと思いますけれども、このお祭り広場の整備事業、今回は排水対策の設計ということでございます。398万ほどのお金を使うということでありますけど、このお祭り広場の位置づけというものを市のほうはどのように考えているかということでございます。  やっぱりお祭りをしていくと、騒音などの苦情とか、そんなものも出てくるわけでありますけれども、このお祭り広場、日ごろから日常的に憩いの場としてというだけの位置づけなのか、それともやっぱりこういうにぎわいの中心として使っていこうとしている広場なのか、そういったところ、このお祭り広場の位置づけをどのように捉えているかを確認させていただければと思います。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 今、お話がありましたけれども、市民の憩いの場として今使っているという状況ですね。第三児童館、それから下本町、近所の子どもたちを中心に遊び場みたいな形にもなっていると思います。  それから、五条川をウオーキングしている高齢者の方ですとか、ジョギングされている方もたくさん見えるんですけど、そういう方にとっての憩いの場というふうにもなっていると思います。  それから、イベントでいえば、昨年やりました冬の鍋フェスの会場にも使用させてもらっていますし、それから環境のほうでいえば、CO2の削減のライトダウンキャンペーンなども行っております。  桜まつりのメーン会場だというのは当然のことなんですけれども、そういうことで大変有意義な形で使っているというふうに思いますし、場所も五条川に沿ったところにありますので、非常にいい場所だというふうに思っています。  できれば、このままずうっと使用していきたいというのはございますけれども、御承知のとおり、一部ですけれども、3分の1にはならないかな、桜通りの都市計画道路の計画がございまして、用地的にトイレの部分とか、メーンのステージのところの屋根みたいなところもかかるぐらいの、桜通りの計画線の中に入っているようなところもございますので、あの形でこれからずうっと使っていくというようなことはちょっと難しいのかなというふうに思います。  その中で、市長マニフェストにもありますけれども、市長が駅東のところでにぎわい広場というような考えもあって、まだ具体的にプロジェクトで29年度については検討しておりませんけれども、30年度からまたそういうところについてもプロジェクトで研究していきますので、やっぱりそこも含めた中でお祭り広場をどうしていくかというところも考えていくべきかなというふうには思っております。 ○議長(黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀です。  先ほどの宮川議員の関連で、シティプロモーション事業について市長にお伺いしたいと思います。  その前に、さっきの建設部長の答弁で、思いを語ってはいかんというふうに言われましたけれども、ちょっと誤解だと思いますのでお願いします。思いを語ってはいかんとは言っていません。それはいいけれども、それを計画に乗せたり、ロードマップに乗せるべきではないかというふうに申し上げたつもりだったので、よろしくお願いいたします。  シティプロモーション事業で、戦略的ということが言われました。今ちょっと振り返ると、中日新聞の尾張版なんかでは、結構たびたび市長の顔を見るいいニュースが載っている、そういうことがあるわけですけれども、やはりテレビ、ラジオを含めたマスメディアの露出度がやっぱり低いんではないかなというふうに思います。  トップセールスを含めたさっきの戦略的なシティプロモーションについて、もっともっと市長が前面に出てやるといいなというふうに私は思いますけれども、その点について市長はどのようにお考えなんでしょうか。さっき手を挙げかけたので、それを含めて。 ○議長(黒川 武君) 市長。 ○市長(久保田桂朗君) 発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。私に対するエールというふうに受けとめたいと思います。  先ほど、ごめんなさい、宮川議員の名鉄さんとのお話なんですけど、当時の記憶では、たしか駅前の例えば大規模な開発ですとか、そうしたレベルの話ではなかったかなというふうに思いまして、その中で、例えば石仏駅ですね、東の改札口のお話なんかも出てきたのかなというふうに思いますけど、ただ、まだ名鉄のトップの方々にお話しするレベルではないですよねという、ましてや他市の大きい駅前の開発ですとか、そんな話のレベルまでにはなっていないということで、じゃあ今回は遠慮しておきましょうかという経過じゃなかったかなと思うんですね。だから、即答でありませんということではなくて。シティプロモーションのお話も、話としてはどうもハード系だったような記憶があるんですけどね。  そんなことで、ごめんなさい、ちょっと行き違いがあってはいけませんので、記憶というところで申しわけないんですけど、たしかそんなことだったと思います。  シティプロモーションにつきましては、おっしゃるとおり、いざ対外的にスタートしようとすると、私も含めてやっぱり、先ほどからたびたび申し上げておりますが、市民全体を含めて取り組みたいなというふうに思っています。それは、市民の方たちがそうしたイベントにかかわることによって岩倉に対する愛着もやっぱり湧いてくるでしょうし、一体感が生まれるのかなというふうに思っていますし、これはこれからいろんな、ポスターをつくったりですとか、PRのビデオなんかもつくっていくのかなというふうに思いますけど、やっぱり私だけではなくて、市全体を挙げて対外的にPRができるような、そんな取り組みができたらなというふうに思っています。 ○議長(黒川 武君) 4番塚本秋雄議員。 ○4番(塚本秋雄君) 私からは、1つ指摘をしていきたいと思います。  先ほど、日本さくら名所100選に選ばれている五条川の桜について議論がありまして、当然、部長から桜にかける思い、シンボル的なもの、優先度の高い事業と言われました。  その中で、241ページの下のほうにあります負担金、日本さくらの会の負担金なんですけれども、説明というところの文章なんですけれども、当局は日本さくらの会の定款を読まれているのかどうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 私は正直者ですのできちっとお答えしますけれども、私はちょっと目を通していないのが正直なところです。  課長に今確認をとりましたけれども、課長はきちっと目を通しております。 ○議長(黒川 武君) 4番塚本秋雄議員。 ○4番(塚本秋雄君) 座右の銘だろうと思います、当然、当局。だとしたら、(財)というのは正式にじゃないんじゃないかなというふうに思っておりますけど、公益財団法人になっているんじゃないかなと思いますけど、そこの確認はできていますでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 今すぐ現時点で確認はちょっとできませんので、きちっと持っているということでは、自分がこうだったというのは今ちょっと持っていませんのでお答えができませんけれども、少し時間をいただければ調べられますが、後で答弁させていただいて構いませんか。               〔「公益財団法人です」と呼ぶ者あり〕 ○建設部長(西垣正則君) 今ちょっと確認をとりましたけれども、公益財団法人でございます。 ○議長(黒川 武君) 4番塚本秋雄議員。 ○4番(塚本秋雄君) だとしたら(公財)、(財)だけだと財団法人という公文書になると思いますけど。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 今回はこういう形の記載でちょっと御勘弁をいただいて、次回、公文書できちっと出す場合には、今ございましたように(公財)という形で表記させていただきます。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) いろいろお聞きしたいことがあるわけですけど、財務委員会に回すとして、2点だけお聞かせください。  244、245ページ、消費者行政費のことで、まず1点お聞かせください。  消費生活相談の窓口ができてということで、少し経過してきているというふうに思います。それで、最近いろいろ気になることがたくさんあります。
     以前は、例えば消費者金融というか、いわゆる闇金ですね、電柱などに張り紙をしているケースが多かったんですけど、今、張り紙が非常に減っているという状況があります。そのかわりに、こういう小さな紙がポスティングされるようなこともあります。これは岩倉団地だけかもしれませんけど、集合住宅ということで、こういうのが1カ月に1回ぐらい入るような状況があります。  また、一般質問でもお聞きしましたけど、労働関係の法律に基づくいろいろな制度の変更がありますので、そういった点での相談。  そしてまた、1月の下旬の新聞報道では、高額な自己啓発セミナーへの悪質な勧誘をめぐる相談が県内の消費生活センターに相次いでいるということで、自分を変えたいと悩む若者に会員制交流サイトSNSで近づく手口が顕著で、県は注意を呼びかけているということで、相談者の6割が20代、加入料などで100万円以上払ったケースも3割以上あったというような、こういう高額な啓発セミナーの悪質な勧誘だとか、さらには仮想通貨という、思ってもみなかったようなものが大きな問題になってということで、新聞報道によると、仮想通貨に関する消費生活センターへの相談が2017年で前年に比べて約3.4倍と急増したことがわかったという新聞の報道がありました。  ということで、非常に多様化する相談に対応できているのかという点についてなんですけど、この間の相談内容がどのようなもので、どんなぐらいの相談があって、きちんと対応できているのかどうか、そういった現状についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 今ちょっと手元の資料で、こういう相談案件で何件とか、そこの数字はちょっと今持ち合わせていないんですけれども、全体的な話で申し上げますと、県が毎月公表していますあいちクリオ通信というのがございまして、その中では、今御紹介が少しあったと思うんですが、不当請求はがきでありますとか、やはりインターネットを通じて電子的に取引、仮想通貨ですね、そういうこと、それから貴金属等の訪問購入トラブルみたいなところも多くなってきているということでございます。  それから、この29年の春から市のほうで消費生活センターを開設していますけれども、その中では今、法務省管轄支局、民間訴訟告知管理センターを問い合わせ窓口とする不当請求はがきのやっぱり相談も事実ございます。それから、架空請求などの相談も数はふえてきているということでございます。  今後につきましては、今、消費生活相談員さんも見えるわけですけど、情報は当然共有しながら、媒体としてはなかなか限られたものしかないかなというふうに思うんですけど、ホームページ、それからほっと情報メール等も用いて広報のほうをしていきたいという、今こういう案件がふえていますよ、こういうことに気をつけてくださいよというようなこと、わかりやすく伝えていきたいということでございます。  それから、またあわせて、何かそういうことがあったら気軽にセンター、1階の相談室にありますけれども、平日月曜日から木曜日の午前中に限られますけれども、気軽に相談をしていただきたいというようなこともPRをしていきたいなというふうに思います。  それから、今ちょっとやっていないんですけど、愛知県警のパトネットあいちというやつのメールが入るように僕しているんですけど、犯罪情報や何かがメーンですけれども、ちょっと前、2月22日には、今、特殊詐欺多発警報発令というようなことも入っていましたので、そういうことがあれば、今度、岩倉のほっと情報メールのほうにそういう形でも伝えていくというようなことで、できるだけタイムリーに市民の方に情報が伝わるように心がけていきたいというふうに思います。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) わかりました。  相談の傾向等が少し語られたということで、部長がおっしゃられましたように、市民への周知が大事だということで、そういった点では、ほっと情報メールへの登録をふやすだとか、いろんなことをまた進めていかなきゃいけないというふうに思います。  新しい手口がどんどん出てくる、そういうことでありますので、私たちとしても相談室のほうになるべく情報提供するようにしているところです。こういうのが入りましたら、こんなのが入りましたよということを私も相談員の方に渡したりしていますけど、そういうこともしながら、やはり市民が問題に入っていかないようにということで、ぜひ注意を払っていただきたいと思います。  もう一点ですが、企業立地推進費、同じページの、次のページになりますけど、246、247の企業立地推進事業の中で、新しい事業として土壌調査と地区計画の策定があります。  それで、代表質問でも余りここの部分には質問がなかったものですから少しお聞きしますけど、この地区計画というものが必要だということでありますけど、大まかでいいですが、この地区計画というのは、どういう内容のものを盛り込んでいかなきゃいけないのか、そういった点について少し説明をしていただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) よく平面図、例えば開発が何か計画がありますと、例えばこういうところに道路ができて、ここに公園ができますよとか、そういう本当に今考えている地区計画というのはそんなもの、例えば道路ですとか、企業誘致する土地ですとか、調整池ですよというような形のものですね。具体的にわかりやすく言えば、そういうところまで踏み込んだ形の計画になります。  例えばこのエリアだけこういう状況にしますよということではなくて、普通、都市計画、用途地域みたいに、このエリアはこういう地区ですよということだけではないです。きちっとそういう道路、水路みたいな計画も含めた形のものを考えております。  これでよろしいでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) わかりました。  740万円ということで、委託料が、一定の額だなというふうに思っているところでありますけど、こういったものの委託先というのはどういうところが想定されるんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 通常の都市計画関係のコンサルタントが委託先になります。 ○議長(黒川 武君) 12番宮川 隆議員。 ○12番(宮川 隆君) 済みません。先ほどの質問の中で、少し訂正をさせていただきたいと思います。  先ほどの質問の中で、市のほうに確認したところ何もないという表現をしましたけれども、市長答弁が正しくて、石仏に関しての助言をいただきたいというようなことを受けまして、取締役会のほうでお話しさせていただきまして、石仏に関しての技術的な助言を含めた協力をしますというような回答をいただいておりますので、先ほどの発言の一部を訂正させていただきたいと思います。申しわけありませんでした。 ○議長(黒川 武君) 3番鈴木麻住議員。 ○3番(鈴木麻住君) 3番鈴木です。  241ページの街路灯の改築等補助金についてお尋ねします。  これは、以前、説明書にも書いてあるように、街路灯の電気代の補助をなくすということで、LED化の切りかえと、それに伴って電気代の補助金がなくなったと思います。  そのときに、西部発展会で街路灯10灯、LED化もしないと。もう大分古いんで、電気代の補助がなくなるんだったら撤去しちゃおうということで、撤去された経緯がございます。  そのとき、補助も出ていなかったんですけど、撤去されると非常にまちの周りの環境が暗くなっちゃうんですね。できれば撤去したくなかったというお話だったんですが、残っている会の資金も乏しいので、それで何とか撤去しちゃいましょうということでされた経緯があったんですけど、今回また、消灯されている街路灯を52基ですか、撤去しましょうという、そのための補助金は出すんですけれども、撤去するための補助を出すんではなくて、それを維持管理するための補助金というわけにはいかないのか。  要するに、もう古くてどうにもならない街路灯が52基あるのか、塗装とか、足元の補修とか、そういうものも補助が出ているんですけれども、先ほどのシティプロモーションじゃないですけど、1,500万円かけて岩倉市の魅力を発信していくということなんですけれども、商店街に明かりが消えるというのは、シティプロモーションとしても余りよくない方向性じゃないのかなと。  だから、まちからそういう明かりが消えて、本当に防犯灯しかついていないというようなことになると、やっぱり魅力のある岩倉市ということからすると、ちょっと逆行していく話かなと思っています。  だから、どうしようもないところはともかくとして、残せるものは少しでも残しておくような補助金のつけ方というのはないのでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 一昨年ですね、LED化したのは。そのときもLED化するために、前は水銀灯だったりなんかして、今言われたとおり、電灯料の一部も補助もしていました。  でも、これを機会に補助もできます。せっかくのLED化にかえる補助メニューがございまして、それを活用すれば、これまで電気の補助をしておった分がやらなくても電気代が安くなりますので、この後、一切、市のほうからは電灯料の補助というのから手を引きましょうというお約束でLED化にしたというのがまず前提にございます。  その中で、一部やっぱり今回も少しここに上げた分については、きちっとやっぱり地元の発展会ですとか、そういうところで管理がきちっとされているという前提がございまして、だけど実際、例えば商店が閉店して電気代だけ払えないよということで消えているのなんかも、それは以前からそういう問題もありましたけれども、今回、結果的にこういう補助金がありますけれども、これは毎年やるわけではなくて、今のところ、この30年度、1年限りで、だから市のほうは、結果的に商店街の街路灯については、一旦断ち切るという言い方はちょっといけないかなと思いますけど、縁を一回切りたいということで、今回特別にこの予算組みをさせていただいています。  それから、数年後にまた新たな問題があれば、またそのときに市のほうでやっぱりいろいろ協議をした中で対応していかなきゃいけないなというふうには思います。  御存じだと思うんですけど、もともとやっぱり商店街の街路灯と今の防犯灯というのは性質が全然違うと思うんですね。例えば照度、明るさも全然違いますし。だから、前に街路灯がついていたところが、例えば今度、防犯灯にかわったりなんかする場合には、当然今までより暗くなるわけで、そこのところはやっぱり地域の皆さんにとっては、えらい暗くなったというイメージがありますけれども、それ以外のところ、前から防犯灯が立っていたところについては、その暗さがやっぱりありますので、前の一般質問の答弁でも一部ありましたけど、一応防犯灯の設置基準みたいなところはきちっと決めて、やっぱり皆さん平等みたいな形で設置をしていますので、その辺は御理解をいただきたいなというふうに思います。  それで、今、鈴木議員が言われた件については、一昨年あたりにきちっと市のほうの方針もお伝えもしていますし、できればそのときにきちっと対応していただかなきゃいけなかったのかなというふうに、仮に今残っているのであれば、切れたまま今残っているわけですか。どういうふうでしたか。何本でしたか、西部のほうの発展会のところの取り扱いについて。  今の答えでよろしかったですかね。 ○議長(黒川 武君) 3番鈴木麻住議員。 ○3番(鈴木麻住君) 私が言いたいのは、要するに、言っていることはわかります。  だけど、今言っているシティプロモーションだとか、商店街の活性化だとか、商工業への取り組みだとかいうことと、そういうことってやっぱりリンクしてくるんじゃないかなと思うんですね。  だから、街路灯が消えたら、要するに今消えているんですけど、撤去されたら、もう新しくつけるというのは大変な話だと思うんですね。  だから、ある程度維持管理して、残せるものは残すべきじゃないかな。今、消えているものは、LEDに取りかえてつければ、つくんじゃないのかな。そのための予算をつければ、今こうやって予算をつけるんだったら、そういう方向の予算がつけられないのかということをお聞きしているんです。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 一昨年、LED化をするときに、その辺のお話までやっぱり踏み込んで地元のほうにお伝えをきちっとしていますし、だけど地元として、これは多分、そのまま残っているということであれば、残したということだと思うんですよね。  それを今からまたLEDにかえてという話は、また話がもとに戻って、岩倉市全体の中の取り扱いの話ですので、なかなかそこはやっぱり現状難しいのかなというふうに思いますけれども。 ○議長(黒川 武君) 3番鈴木麻住議員。 ○3番(鈴木麻住君) 3番鈴木です。  私が言いたいのは、シティプロモーションとか何かを絡めて、要するに商工中小企業とか零細企業、商店街の活性化ということを含めて考えるのであればということをお聞きしているんですね。  だから、LEDにするとかしないとかって、そのときの話はわかります。だけど、そのときに補修だとか何かという予算はつけていなかったわけですわ、一切ね。だから、LEDにするんだったら補助金を出すから、一切そのときにかえなさいと。それ以外はもう電気代を切りますよというお話だったと思うんですけど、だから、それだったら電気代までかかってくると維持管理できないからやめてしまうというところがあったという、発展会としてですね。  だから、それではだんだんもう街路灯がなくなっていっちゃうから、それはシティプロモーションだとか、いろんなことに逆行する発想じゃないですかということをお聞きしているんです。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 鈴木議員の御意見はそういう形かなと思いますけど、実際に今、事業を進めている中では、商工会のほうにもきちっと説明をしていますし、特別街路灯だけ残していくというようなこともなかったもんですから、今みたいな形になってきているんだと思いますし、ただ、例えばお店がなくなったところに、そのまま商工振興という位置づけで、そこに電気だけ残すというところが、目的に合っているのかなというところもありますし、電気をつけることによって、新しくお店ができるだとか、人通りがふえるだとか、そういうことがあれば、商工振興につながると思うんですけど、やっぱり今、例えば既存の店舗があって、夜でもお店がよく目立って、人が通りやすいような通りにするということで、本来やっぱり商店街の街路灯というのはあると思うんですよね。  そういう目的からすると、シャッター通りになったところに街路灯だけ残すというところが、商業の活性化につながっているかなというところは、ちょっとやっぱりもう少し考えなきゃいけないことかなというふうには思います。  ほかに、もし街路灯を残すところに予算をつぎ込むのであれば、ほかの商工振興策のほうにつぎ込んでいったほうが効果があるのかなというふうには思います。 ○議長(黒川 武君) 以上で、款6商工費の質疑を終結します。  次に、款7土木費の質疑を許します。  予算書は246ページから262ページまでとなります。  9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 9番桝谷です。  予算書257ページの定住促進事業についてお伺いします。  三世代同居・近居住宅支援補助金がここ2年目ということで、またことしも予算化されましたが、市民の方から、1年目の昨年のこの補助金について、岩倉市内のアパートからの同居・近居はだめだとか、子どもがうちは高校生になってしまったので、高校生になっていればだめだったとか、何かいろんなことを聞いて、この補助金の対象者が非常に狭く限られていることが問題ではないかという声をいただいています。  いろんな方たち、若い、私たちの年代では息子・娘さんの世代が、家を持ちたくてもやはり岩倉市は土地が高いということで、生活圏は岩倉が便利で岩倉にしたいんだけど、家を持つにはやっぱり少し離れて、江南市や一宮市や小牧市や大口町へと転居していく人たちも多い状況があります。  だから、ここの補助金というのは、三世代同居・近居に狭めずに、若い夫婦が家を持つ際の補助金ということで、もっと対象者を広くという形で出すべきではないかと考えますが、いかがお考えでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) まず初めに、この三世代同居と近居の住宅支援補助金というのを、目的がやっぱり子育て世代の不安だとか負担を軽減するというようなことで始めています。当然、定住促進という面は大きくあるんですけれども。  その中で、今、範囲が、条件が厳し過ぎるだとか、そういうようなお話もありましたけれども、現在、岩倉に住んでいる方は、例えば既に近居の状態になっているわけですよね、賃貸であろうと。  そうすると、三世代が岩倉市内に住んでいるということだと、だからそういう面では、その条件はやっぱり。最初始めるときには、いろいろ中で検討しましたけれども、例えば半径5キロ圏にしようかとか、いろんな案はあるんですけど、そういうところでもなかなか難しいので、市内が一応、やっぱり近居ということにしようということで、市内というエリアにまず決めたということだもんですから、現在岩倉に住んでいる方は、今度改めて近居扱いにしないよということにしています。  それから、例えば今、毎週、土曜日ぐらいが多いのかな、住宅のチラシや何か多分どんどん入ってきているんですけど、不動産屋さん、一応情報や何か、そのときに聞くと、今、高いというお話もございましたけれども、順調に販売はされているような状況をお聞きしております。特に、値段が高くて、売れ残りという言い方はちょっとあれかもわかりませんけど、そういう状況でもないもんですから、そんなことをやっぱり考えますと、現在のやっぱり条件が、始めるに当たっては妥当なのかなというふうには思っております。  私は、年にやっぱり3件くらいは絶対あるなというふうには思っていたんですけど、残念ながらちょっと今のところ、問い合わせは多いんですけど、実質、今のこの補助金を認定したという、29年度中、今の3月ですけれども、ございませんということです。  全ての人に、岩倉に来る若い世代の人に全員、例えば補助金をやるという、少しちょっと余りにも、岩倉に引っ越してきたら補助金が出ますよというと、もう少しやっぱり大切な財源というか、公金ですので、やっぱり目的に沿った形のものに使っていかないといけないのかなというふうには思っています。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  1点だけちょっとお聞きします。  252ページ、253ページの道路維持費、道路新設改良費の中の舗装側溝についてであります。  舗装側溝、積算根拠を見ますと、舗装修繕の関係は、幹線道路3路線、生活道路1路線ということで、幹線道路に使っていくことも行っていくというふうにこの間言われてきて、やってきておるわけですけど、やはりこの辺のバランスをどう考えるかというところが少し気になるところであります。  市民からは、例えば議会でふれあいトークを行いますと、そういう道路の舗装に関する要望というのは非常に多く出てきます。これは、行政区からの要望で把握しているというふうに思いますけど、生活道路の舗装についてもう少し比率を高めたような配分ができないのかどうか、その辺についての考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 舗装側溝については毎回いろいろ御質問も受けるわけですけれども、まず大前提、毎年区のほうからいろいろ修繕ですとか、側溝の改良ですとか、いろいろ要望をいただいていますけれども、この予算の中ではなかなか十分処理し切れていないというのが現状でございます。  その中で、今、多分もう少し生活道路のほうにシフトできないかというようなことだと思うんですけど、お金もかかりますけど、幹線道路はやっぱり、それだけ交通量もございますし、利用されている方も多いということ、それから道路を管理する岩倉市としましては、やっぱりほかの市町と比べて、幹線道路をがたがたのままずうっと放置してあるよというようなことでもいけないと思っていますし、一定の水準で幹線道路についてもやっぱり予算を割くべきだということで、最近、幹線道路についても国のほうの補助メニューもつきましたので、少し優先的に進めてきたというところもここ三、四年は確かにございますけれども、そういうことからいって、やっぱり幹線道路も必要だなということは思っています。  市全体の予算の中で、今、ことしは繰り越しの分も含めて1億少しでございますけれども、また、例年ですと9月補正みたいなところもございますので、それが今、目いっぱいかなというところがありますので、その中で、これも以前からお話ししていますけれども、一番大事なところは、優先順位というところもございますし、各地域間で不均衡にならないように、同じ目線で優先順位もきちっとつけて事業を進めております。  優先順位でいえば、例えば通学路であったり、それから当然交通量もございますし、一番大事なところは危険かどうかというところも大事な部分でございますので、そういう中で優先順位をつけて、有効に予算のほうを使っていきたいというふうに思っております。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 幹線道路の部分、他市と比べて岩倉市は十分、車で走っていて、目配りがされているんではないかなというふうに思っています。ですから、その大切さもわかるわけです。  あと、優先順位ということがあるもんですから、例えば雨が降ったときに生活道路なんかででこぼこがあると、そこに水がたまって車が通るたびにはねるという、そういうことでの、やっぱりそこに住んでいる人たちにとっては切実な問題だというふうに思います。  ですから、ぜひ補正を組む際なども含めて、生活道路の舗装工事についても、少し行政区の要望に応えられるような形での予算組みを要望しておきます。  質問はこれまでにします。 ○議長(黒川 武君) 8番梅村 均議員。 ○8番(梅村 均君) 予算書257ページの桜通線街路改良事業と、261ページにもあります駅前街区再開発推進事業がございます。またことしも計上がされているというところでありますけれども、市長のマニフェストで駅前広場というようなことも出てまいりました。こういった事業は、アクセスの向上とか防災対策ということで、いろいろ効果は聞いておりますけど、いま一度この岩倉駅の東側の課題をどのように捉えておりまして、将来展望みたいなものをどのように描いているのか、そういったところをお聞かせいただければと思います。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 駅東は、御存じのように、桜通の街路の整備も行っています。それから、以前からもお話ししていますように、駅東につきましては、都市計画道路の江南岩倉ですね、南北に走るところが、そういうところと絡めた形ではないと、なかなか整備が難しいのかなというふうには思っております。  ですので、江南岩倉については、これまでも再三申し上げていますけれども、愛知県とも調整もしていますし、それから一番課題になるのはやっぱり整備手法の問題だと思うんですけれども、一定沿道区画整理でありますとか、道路だけ単独で買収していくという桜通の方式がありますけれども、愛知県の見解では、江南岩倉はそれではだめですよというのをはっきり言われていますので、一部区画整理の事業も入ってくるのかなというふうに思います。そういう中で考えていく必要があるのかなというふうに思っております。  それから、今後につきましては、今、再生協議会、地元の地権者さんのところでは、補助金も少し出しまして、いろいろ勉強会、コンサルさんも入れながら、この地区、例えば道路が、桜通ができた後、沿線をどうしていくかというようなことも含めて、勉強会みたいなところも進めていますので、そういうところの勉強の進みぐあいみたいなところもやっぱり関連してくるかなというふうに思います。
     市として将来どうしていくかというところについては、あのままでは当然防災上もいろいろ障害もあるでしょうし、一定整備はやっぱり必要かなということで、江南岩倉線を中心に考えていかなきゃいけないのかなというふうに思っております。 ○議長(黒川 武君) 8番梅村 均議員。 ○8番(梅村 均君) 8番梅村 均です。  わかりました。道路行政のほうもいろいろ、市長のマニフェストの駅前広場というのも出てきましたし、先ほどのお祭り広場の質疑でもありましたけれども、駅東のにぎわいづくりというものも念頭に置きながら、また道路行政のほうも進めていただければと思います。  次に、もう一個だけ、済みません、1つありまして、261ページの公園費でございます。  この中の委託料の中に、公園清掃委託料があります。シルバー人材センターへ委託をされたり、もちろん地元のところへ委託をされたりで運営されているわけですけど、シルバー人材センターへの委託が妥当なのか、必要なのか、そんなところの疑義であります。  市民が気持ちよく利用できるきれいな公園であるために、公園清掃の管理に対する考え方ですね、どんな管理が必要と考えているのか、その点を確認させてください。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) シルバー人材センターに委託しているところが、岩倉市内、都市公園の話でいいますと、全公園をシルバーにということではなくて、そのうちの今だと14施設ぐらいだと思うんですけれども、委託をしています。  シルバーの委託でいいのかどうかという市の考えということであれば、シルバーに委託してから相当年数がたっているわけですけど、一番最初に、どうしてシルバーさんに委託したかという経緯は、今すぐはお答えはできませんけど、私が思うに、やっぱり高齢者の方の働き場みたいなところがあって、それから、比較的民間に委託するよりは安くやっていただけるというのもあってシルバーに、市の委託事業も結構シルバーさんにお願いをしているんですけど、そういう中の一つかなというふうに思っています。  今、シルバーさんにお願いをしていて思うことは、正直担当の方によって、同じ1時間の作業をお願いしているんですけど、レベルに若干の差があるのかなという、きちっとやっていただいているのはやっていただいているんですけど、中には、1時間だったらもう少し手が入るんではないんですかという、例えばトイレ掃除一つにしても質の問題、レベルの問題がやっぱり個人差が若干ありまして、実際にもう少ししっかりやってくださいよというような形でシルバーさんの事務局のほうにきちっとその旨お伝えをして、人をかえてもらったりか何かもしていますし、そこまでもやっています。同じシルバーさんに頼むんであっても、やっぱりきちっとやっていただくのが大前提でございますので。  そういう面もありますけど、岩倉の公園の、今、例えば2日に1回ぐらい、公園によって頻度の違いもありますけれども、今の状況で大体公園の管理がやっぱり行き届いているのかなというのは思っていますので、また個別にいろいろそういう市民の方の御意見等があれば、きっちりと対応していかなきゃいけないというふうには思っていますので、よろしくお願いします。 ○議長(黒川 武君) 3番鈴木麻住議員。 ○3番(鈴木麻住君) 1点お聞かせください。  251ページ、耐震対策費ですけど、そこに負担金補助及び交付金というのがありまして、その補助金の内訳書を見ると、民間の建物のアスベスト分析調査補助金と除去の補助金が計上されています。除去は180万、これは121ページですけど、内訳書、180万計上されているんですね。分析調査が1棟分ということで計上されているので25万。これは、具体的にどういう物件が、今回こういう建物を分析して除去するよという具体的な事例があるのかどうか、お聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) これは例年、まず特別な案件が今あるかということですけど、ございません。頭出しも含めて、一定これだけの種類がありますので、全体で2,600万の予算という形で組ませていただいております。  これもいつも決算のときに言われるんですけど、結構やっぱり不用額がたくさん出てしまうような、もう少し耐震改修のほうにやっぱりPRをして、実際補助金を使っていただくなり、そういう形でやっぱり進めていくというのが大前提だと思っています。  ただ、せっかく申請があっても予算がないということではやっぱりいけませんので、少し財政当局にもしっかりお願いをして、これだけ予算を確保しておいてくださいということで、今年度でいえば1,600万の予算を確保して、中身につきましては、特別この案件が何件、民間の木造耐震で何件とか、そういうことではないです。 ○議長(黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀です。  257ページの保護樹についてお尋ねいたします。  樹木は年々成長し、年をとるわけですけれども、前年度予算に比べると減っています。新たに保護樹として指定していくようなことが生まれないものなのか、これは減る一方なのか、そういう考え方についてお伺いします。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 保護樹につきましては、例年やっぱり保護樹を取りやめにしてほしいというようなこともあって、本数的には、ちょっと今資料を持ち合わせていないんですけれども、やっぱり減る傾向にございます。  予算につきましては、特別減額しているという思いはないんですけれども、前年度実績でありますとか、そういう形で工面させていただいております。減らしていくとか、そういう意図ではございません。 ○議長(黒川 武君) お諮りいたします。  議案質疑の途中ではありますが、ここで休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) 御異議なしと認めます。  よって、休憩いたします。       午前11時58分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後1時10分 再開 ○議長(黒川 武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き、款7土木費の質疑を行います。  11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 午前中、保護樹の関係でお伺いしたところですけれども、緑化です。その上のところの公共緑化にも関連しまして、これはちょっと自然生態園のほうでお聞きしようかと思ったんですけれども、こういう緑の基本計画、緑化という問題については、都市計画的な視点もあろうかと思いますが、同時に環境行政という側面もあるというふうに思います。  この予算は、緑の基本計画の都市計画でやっているようですけれども、環境保全課、そういったところがやはり中心になって進めるべきだというふうに思いますが、その点のお考え方についてお伺いいたします。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 岩倉市では、いい面だと思いますけれども、組織も比較的こぢんまりとしていますし、環境部、環境関係の部署と私のほうの緑のマスタープランとのことについてもきちっと内部で調整を図って、市としてこういう方針で進めたい、こうでやっていくということは、常に中で調整を図りながら行っていますので、特に環境部局、建設部局ということでもないというふうに思います。  緑のマスタープランのことは、基本的には一昨日の答弁でもお答えしていますけれども、基本、公共施設でありますとか、公園、道路等の緑化のことが主体の計画でありますので、堀議員言われるとおり、環境部局とも十分調整をしながら進めていきたいというふうに思っています。 ○議長(黒川 武君) 以上で、款7土木費の質疑を終結します。  次に、款8消防費の質疑を許します。  予算書は262ページから276ページまでとなります。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  消防費の最後のところで、274、275、水防費の関係でお聞かせください。  負担金補助及び交付金で、尾張水害予防組合負担金が計上されております。尾張水害予防組合については、今後の動向がどうなっていくのか、解散の方向ということもあるというふうにお聞きしておったところですけど、現時点での状況はどうなっているんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 消防長。 ○消防長(堀尾明弘君) 尾張水害予防組合につきましては、解散ということも念頭に入れて組合の中で調整を図ってまいりました。  この組合の解散につきましては、愛知県知事の許可が要るということでございまして、県とも調整をさせていただいておりましたが、県の見解としましては、木曽川流域全体の水防事業が終了していない時点においては、水害予防組合の解散は認められないと。ほかに、一部事務組合等に組織変更するという意味での解散であれば承認をするけれども、単に解散だけでは、県知事としては許可ができないという見解でございましたので、当面この組合については存続をすると。一方で、事業については、一定の縮小をするというようなことで継続をするという方針に今現在なっております。 ○議長(黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 275ページの高規格救急自動車購入事業についてお伺いします。  これは一定の基準でもって買いかえるということなんですけれども、救急車の艤装の部分というか、設備の部分ですね。それで、今ふぐあいがあるのかないのか、また、新しいものに比べてどういう点が進んできているのかという点についてお伺いいたします。 ○議長(黒川 武君) 消防長。 ○消防長(堀尾明弘君) もちろん救急車でございまして人命がかかっていることですから、今ふぐあいがあるというわけではございません。  ただ、一定老朽化がしておりますので、救急車については、10年を目安に更新をするという方針で更新をさせていただいております。  やはり車に乗せておりますストレッチャーですとか、その他の備品については、ある程度やっぱり老朽化をしてきておりますので、そういったものも含めて交換をするということで考えておりますので、今回更新をさせていただくということでございます。 ○議長(黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 新しいものと古いものとの進化した部分というのは、どうなっているんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 消防長。 ○消防長(堀尾明弘君) 以前も高規格救急自動車ということで、救急救命士が乗って一定の処置ができるということで対応させていただいておりますが、次の救急自動車につきましても、同じような基準で購入をさせていただくということで、装置自体の新しさというのは出てきますけど、特に仕様で何かを高くしているというようなことではございません。 ○議長(黒川 武君) 以上で、款8消防費の質疑を終結します。  次に、款9教育費のうち項1教育総務費から項3中学校費までの質疑を許します。  予算書は276ページから300ページまでとなります。  1番櫻井伸賢議員。 ○1番(櫻井伸賢君) 1番櫻井です。  新規事業のほうで勤務管理システム設置事業、予算書で項目立てされておりませんので、強いて申し上げれば289ページ、小学校管理運営費の中の11番需用費の消耗品費と、ページめくりまして18番の備品購入費にまたがろうかと思います。  学校の先生にICカードを配付して勤務管理を行っていくということについてお伺いをいたします。  本件につきましては、ICカードを作成して配付するとあります。世の中にはICカードがあふれておりまして、行政の部門でいえばマイナンバーカードがございます。これの中のICチップの部分があき領域がありますので、そちらのほうで管理するお考えはないのか。  御存じだと思いますけれども、あえて申し上げますけれども、国家公務員、事業主体であります総務省の職員の身分証明書はマイナンバーカードです。あえて機密が非常に重要視されます防衛省だとか外務省も順次入れていく。国家公務員のほうは、全て身分証明書はマイナンバーカードで行う。国家機密のあるところは、ゲートがありまして、かざして入っていくというような形になっております。  マイナンバーカードには、アレルギーのある方もお見えになりますので、例えば漏れるだとか漏れない、私は漏れても、マイナンバーカード法16条だったか17条で、本人確認と番号確認の2つ手続が要るという関係でありますので、ないとは思いますけれども、例えばアレルギーがある方であれば、鉄道会社が発行しているICカード、乗車用のICカードがございます。こちらのほうは、各種大学が学生証として使っておるICカードの部分がございますので、そういうようなお考えはないものかお聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 今回、導入を予定しておりますものにつきましては、個人認証をしたICカードを利用することの機器を考えております。  マイナンバーカードについては、他市では、他県での導入している実績もあるようですが、学校では今のところ使っているという事例はございませんが、研究はしてまいりたいと思います。  今回は、ICカードを購入し、カードリーダー方式のもので実施していきたいと考えています。 ○議長(黒川 武君) 1番櫻井伸賢議員。 ○1番(櫻井伸賢君) 引き続きましてお伺いをいたします。  この勤務管理システムの設置についてですけれども、ほかの市町村でも一斉に用意ドンで設置するものなのかということをお伺いするところでございます。  なぜかといいますと、一般財源で県の補助金で、愛知県教育委員会の補助事業で一斉にやってくださいというものではないというふうに私は読み取りました。岩倉だけつけて、例えば学校の先生が、大口だとか犬山の中学校に行ったらそんなものないよと、そんなシステムないよということであれば、何か意味があるのかないのか。  冒頭に戻りますけれども、県の教育委員会のほうで一括して補助事業で行うべきものなのではないのかなというふうに思うところがあるのでお聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 確認している範囲では、愛知県内で名古屋市を除く53市町村で既に導入しているのは、春日井市と犬山市というふうに確認をしております。岩倉市と同じように30年度から導入をという市町については、江南市、北名古屋市が同じように導入するということを確認しております。それぞれの管理方法については、検討中というところではございます。  一般質問でしたか、文科省の緊急提言もありまして、自己申告ではなくて客観的に把握するシステムを構築されるように努めるといった提言もありまして、今回導入を決定したところでございますので、県内一斉というふうではないというふうに考えております。 ○議長(黒川 武君) 3番鈴木麻住議員。 ○3番(鈴木麻住君) 3番鈴木です。  291ページの小学校施設改良費の中に、今までいろいろ議論されていますが、空調設備についてです。  設計委託料が、小学校のほうで800万、これは後ろのほうの中学校の施設整備費で600万の設計費が計上されています。  今、御存じのように公共施設の再配置計画とか、長寿命化についていろいろ議論しているところであります。空調設備をつけることに反対しているわけじゃなくて、つける方法ですね。代表質問の中でも、今回リースとかそういうものを採用せずに、買い取りでつけるというところで、今現状である普通教室だとか、特別教室の使っている教室が全て対象で設計をし予算化するのか、あるいはそんな中でも、ある程度余裕教室だとか、いろんな教室があると思うんですけれども、そういったものは将来的にどうなるかわからないから、今回設計に入れないとか、その方針がちょっとはっきりしないというのが教えてほしい点です。  それともう一点、学校で、例えば複合化とか、そういう今度公共施設の再配置でここがしましょうと言ったときに、その学校が違う用途に使われる可能性もあるわけですね。そういったときに、今ある空調設備が無駄にならないかということ。  もう一点、大きな問題は、長寿命化の中で、長寿命化改修をやるということになると、全てエアコンから、電気設備から全部改修する計画になっているんですね。それを順次5年以内に1つずつ計画案をつくってやっていきましょうという計画で今回上がってくると思うんですけど、それとの整合性、エアコンをつけてしまったけれども、内装を全部やり直したり何かすることによって、エアコンがまた邪魔になって撤去しなきゃいけないとか、そういうことも発生するんじゃないかと。いろんな問題が絡んでくると思うんですけど、それをどういうふうにクリアしていくのか、今年度設計をする段階で、どこまでの範囲を含めて設計を予定されているのか教えてください。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) まず、エアコンを設置する教室につきましては、市長のところで答弁がありましたように、普通教室プラス使用頻度の高い特別教室というふうに考えております。  具体的には音楽室、それからPTAの人の会議する部屋は1つはつけてほしいというようなこともありまして、そういった部屋を考えております。  それから、設計の仕方ですけれども、これはガスを熱源というふうに考えておりまして、周りの状況、それからライフサイクルコストをトータルで考えると、ガスのほうが工事費としては高いんですけれども、安くなるということ。リースにつきましても、国庫の補助を受けた場合には、全部を負担していく費用面では、工事のほうが安くなるという判断をしたところです。リースも国庫補助をつけてもらえませんかという文科省にもお問い合わせをしたり、総務省にも問い合わせをしても、やっぱりリースは国庫対象にはならないということだったもんですから、それは工事でというふうに判断をしたところでございます。  学校の校舎も見てもらってわかるとおり、増築をしていたり、2つ、一番多いところで南小学校でしょうか、4つぐらいの棟に分かれているところで、音楽室が東側に1つあるようなところについては、パッケージのエアコンということで、今後の用途変更については対応できるようなことを考えていきたいと思います。ガス管を外壁に全部はわしてしまうというようなことは避けるというようなことも設計の中で検討していきたい、費用は抑えていくということもその中で考えていきたいというふうに考えております。  長寿命化というのは、このエアコンをつけるということも、いわゆる付加価値をプラスするという意味で長寿命化改修の一つだというふうに思っております。エアコンの耐用年数が最長で13年というふうに言われておりますので、全ての建てかえはそれ以降になるのかということも考えておりますし、近く予定している外装については、このエアコンより先に実施していきたいというようなことも考えております。  エアコンをつけたことによって修繕に支障を来すということはないというふうに考えております。 ○議長(黒川 武君) 3番鈴木麻住議員。
    ○3番(鈴木麻住君) 今、長寿命化の話も出ましたけれども、大規模改修したり、長寿命化するということは、外壁から全部、塗装からやり直したりなんかすることになると思うんですね。  長寿命化の場合は、ビルトインを考えながら、いろんなエアコンもそういう方式で設置していくというようなことになるはずなんですね、今の長寿命化計画の中では。そうすると、今計画してつけちゃった、外壁とか全部を修繕するときに、内装もやりかえするときに、その配管等がまた邪魔になる可能性があるわけですね。だから、ある程度方向性を決めてから設計してエアコン設置というプロセスを踏むのが普通だと思うんですけれども、なぜ今それを先行してやろうとしているのか。例えば、長寿命化計画だとか、再配置計画がある程度方向性が見えたら、それにのっとって準備していけばいい話ではないのかなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 長寿命化、それから計画についても、学校の校舎の外壁を10年後にやるとか、そういう計画までちょっと示せないというふうに考えております。  直近については、エアコンをやる前に外壁はさわっておこうというものについては、エアコンより前に実施するというようなことを考えております。棟ごとですけれども、学校全体ではなくて棟ごとでというふうに考えております。 ○議長(黒川 武君) 2番大野慎治議員。 ○2番(大野慎治君) 今の鈴木麻住議員の質問に関連しまして、設置の数、普通教室何教室、特別教室何教室というのが、計画がないと数字が出ませんので、委員会までに正確な数字を学校別に示していただけますでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 最大で小学校が115と、中学校が72で予定しております。 ○議長(黒川 武君) 12番宮川 隆議員。 ○12番(宮川 隆君) 12番宮川です。  先ほどの櫻井議員の質問に関連してお聞きしたいと思います。  先ほどの答弁では、岩倉が先行し、順次近隣の市町が導入していくと計画になっているというお答えだったと思いますけれども、いみじくも先ほど櫻井議員が言われた交通系のICカードの関係ですね、これは一つの事例なんですけれども、岐阜市内を走っているバスが独自に先行して導入した。その数年後に、東海地方だけじゃなくて、関西、関東も一定の基準でICカードを導入したと。結果、岐阜市内のバスだけがガラパゴス状態になっていまだにあるという状況になっています。  解して言いますと、先行するのはいいんですけれども、少なくとも尾張教育事務所関係が同一なシステムであればいいんでしょうけれども、そうじゃない、一斉に仮に今後入れていくような可能性があった場合に、岩倉市が二重投資になる可能性もあると思うんですけれども、その辺の周りとの計画の整合性はとれているんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 丹葉の事務協ですとか、そういったところでは協議をしたり、うちはどうしていくというような方針も話はしているところです。  先ほど申しましたとおり、犬山市については既に丹葉の中でも導入がされております。江南市については、来年度からの導入を検討している同じぐらいの時期に実施していくということで確認しております。  同じシステムというふうにはなっていないので、もし市を越えて異動するということになれば、カードについてはそちらの市のものを使うということになりますし、その方が使っていたものは次の方が引き継いでいくという形の運用になるというふうに考えています。 ○議長(黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀です。  私も空調設備の関係で、代表質問で市長にお伺いしましたけれども、いま一度ちょっと確認の意味で御質問いたします。  インターネットを見ると、政令指定都市である千葉市の市長が市民からの要望で、保護者が中心ですけれども、エアコンをつけてほしいという声が多くて、しかし、千葉市長は、財政的な理由、もっとほかにやることがあるだろうということで、その要望について、政治家としてつけたいのはやまやまだけれども、市全体の優先順位から考えるとという、そういうことをインターネットに載せています。  私が聞きたいのは、市長にも聞いたんですけれども、この先、計画立案段階から市民の声を聞いて進めるというそういう基本、今後、児童や生徒や保護者の皆さんのそういった声を、少数意見が聞くまでもないのか、今後の市民の声の拾い方についてお伺いいたします。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 空調については先日も、夏は暑いのが当たり前だという意見もあろうかと思います。  空調については、子どもたちへの直接なアンケートはしておりません。一部コンピューター室などには既に入っておりますので、教室にどうですかと言えば、多分、多くの子どもたちはつけてほしいという意見になろうかというふうに考えております。  市に対する意見としましては、市民の声のほうが毎年度何件か入ります。子育てを目指しているのに学校にエアコンが入っていないのはどうだといった意見、それから子どもからも市民の声で、どうしよう、エアコンがないから成績が下がるというような市長への投書もございます。  エアコンをするなという意見は逆に今のところないというふうな状況でありますし、先日、市民の懇談会ですか、各学校を回ったときも、ある学校からは、ついてないとは思っていなかったというような意見をおっしゃられた学校区もありました。ぜひ早く一斉にやってくださいというような意見も賜ったところです。今のところは、直接の声としては、むしろついてなかったのかというような声が多いのかなというふうに判断をしております。 ○議長(黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 9番桝谷です。  予算書283ページの教育指導費のうち、道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業講師謝礼についてお伺いします。  道徳教育の抜本的改善・充実というところが非常にひっかかるわけですが、安倍首相のもとで道徳が教科化されて、今後どのような教育の中で展開になるのかを危惧しているわけですが、これまでも本当に岩倉市内で研究発表などを見せていただくと、道徳の中で人間関係の本当に友達とのきずなの問題だとか、命の大切さ、生き方などを先生たちが熱心にいろんな授業をされているのを見てきているわけですが、この抜本的改善・充実に係る今度の講師とは、どのような講師を選定して、どのような教職員を対象にしていくのかお伺いをいたします。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) こちらは県の委託事業100%の事業でございまして、道徳教育の抜本的改善・充実に係る補助は、県のほうの補助金の名称をそのまま事業名としたところでございます。  この事業については、講師謝礼と消耗品の中にも3万5,000円ほどの予算がありまして、トータルで20万の事業でというふうに考えております。  道徳教育の推進を図って、物事を多面的・多角的に考える、それから自己の生き方について考えたりすることによって、道徳的判断力や実践力を育んでいくことができるということを目的にしております。  講師としましては、今は教育カウンセラーの方、それから大学の教授の方、それから命の授業ということも考えておりまして、助産師さんを外部講師の謝礼というふうで支出したいというふうに考えております。  毎月ぐらいで授業を実施しながら1年間を通して、五条川小学校が主担当校で実施をしてまいります。 ○議長(黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 今お聞きすると、その内容は、これまでの道徳教育から抜本的改善というふうには思わないわけですが、そこら辺はそう引っかからなくてもいいんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 道徳については正式に教科化されるのが、小学校が来年度、30年度からということで、これまでも学校で取り組んできたこと、子どもに身につけさせたい道徳教育については大きく変わりはないというふうに考えております。 ○議長(黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 抜本的というところに非常にひっかかったんですが、大きくは変わらないということで受けとめました。  次に、予算書287ページの奨学金給付事業についてお伺いします。  貴重な御寄附によって10万円の11人分というふうにこれまで聞いていますが、この11人の方の選定は、申請する人は受け付けないんでしょうか。そういう制度を知らなかったという方からぜひ、高校というのがやっぱり義務教育じゃないということで、小・中学校の就学援助金と違って、県から給付金とか支援金とかあるんだけれども、月々の1万円、1万1,000円とか、学校によって違うんでしょうけれども、その諸費が全て賄えなくて、自己負担もあり、教科書代も小・中学校と違って義務教育ではないということで支給ということではなく、買わなくてはいけないということで、やはり大変お金がかかって、大変な家庭もいらっしゃるということで、やはりこの分の御寄附なのでということなんでしょうけど、まずは申請する人は受け付けないのかについてお伺いいたします。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 現在のこの補助金については、市立の学校長の推薦を受け、審査委員会により審査し決定するものとして対象者を規定しております。  生徒の家庭の事情や進学に向けての状況を把握している学校長からの推薦という形で実施しておりますので、今のところ申請方式ということへの変更は考えておりません。 ○議長(黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) ということは、やはり校長先生たちの判断によってということで、11人で今まで済んでいるんでしょうか。  やはりもっと人数がいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、やはり寄附金からだけではなく、市の制度として、もう少し拡充して事業を広げていく考えはないんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 寄附は受け取りますけど、これは市の制度として実施しているものであるというふうに、それは間違いのないようにしていきたいと思います。  寄附者の意向を最大限に生かして寄附をいただけている部分で、人数といいますか、総額を決定しているという予算の範囲内というところがここで決定しているものだというふうに考えております。  市のほかのふるさと応援寄附金等でいただける部分で拡充していく、それから、ほかのもっと枠を拡大していくということは、今のところ考えておりません。  愛知県が実施している奨学金の制度、それから、その利用促進について周知を図っていきたいというふうに考えています。  言われるとおり、進学する方のうち11人というふうにしていますので、本当にごくわずかだとは思いますけれども、今のところは、30年度については、30年度に入る方を対象にしていくんですけれども、内々定をしておりまして11人110万というふうに考えております。 ○議長(黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 11人が少ないということが、今の現状の中で、その11人が少ないかどうかというのが、校長先生の推薦だということなんですけれども、今、一般的に子どもの貧困がふえているという現状の中で、岩倉ではいつも11人ぐらいでいいというような認識だから広げないということなんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 就学援助を受けていらっしゃる方が、今年度でも430人ぐらいいらっしゃいまして、そのうち中学校3年生に限れば五、六十人いらっしゃるんでしょうか、そういう意味でいけば、11人というのは少ないのかもわかりませんけれども、今のところは寄附をいただける方の意向を最大限に生かしてということで継続をしているところでございますので、ほかの市町は全然ないところですとか、犬山市を見ますと、個人の方の寄附で基金を積み立てて奨学金を実施しているというような事例もありますけれども、岩倉については、今のところ寄附者の意向を最大限に生かしたところで引き続き実施していきたいというふうに考えております。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  1点だけお聞きします。  予算書の292ページ、293ページの小学校費の、中学校費も後にありますけど含めて、先ほど出ました就学援助費についてお聞かせいただきたいと思います。  就学援助費については、この間さまざまな要望もさせていただいて、改善点も出てきております。新入学児童学用品費の入学前の支給だとか、あるいは就学援助への対象となる世帯のモデル的な所得の状況を明示してほしいという点についてお答えいただいているところだと思います。  後は、基準を少し上げてほしいということは繰り返し言ってきているところでありますけど、岩倉市は、生活保護水準の1.1倍までというようなことでずうっとお答えになってきておりますが、この基準の変更については、何か新年度変化はあるんでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 新年度では、小・中学校合わせて予算積算上は380人の方で見越しておりますけれども、このうち児童扶養手当を支給しているということで一つの要件としております。  児童扶養手当を受けている方、予算積算上350人ぐらいいらっしゃいますので、9割以上が児童扶養手当の受けている方が対象で就学援助を受けていただいています。  先ほど言われた1.1倍というところは、決裁のところで定めているんですけど、来年度につきましては、今1.1というところを1.2にして、その水準を引き上げるというか、所得額を引き上げるんですね。広く対象にしていくということを考えております。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 非常にうれしく思います。ありがとうございます。そういった形で、岩倉市はほかのところにはないようないろんな教育に関する事業を取り組んでいただいているということに本当に感謝しております。  そこでもう一点ですけれども、一般質問で生活保護の削減のことを少しお聞きして、その際にもお聞きしようかなあと思っていたんですけど、ちょっと正確に質問の通告をしたかどうかが定かでなかったものですから、ここで聞かせていただきます。  生活保護費の削減が2013年から2015年にかけて3段階であったと。その際は、就学援助についてはもとの基準で算定するということで、それによって狭められるということが行われませんでした。これも非常にありがたい岩倉市の判断だったと思います。  10月から生活保護の削減がまたあるということで、ただし、一般質問でお聞きしたところ、一部のところでマイナスになるというような状況ですね。特に、母子世帯なんかで子どもが多いところが大きく減額になるというふうに言われているところでありますが、今回の10月からの生活保護費の削減については、以前と同じような対応で、もとの基準で判断していただけるということでよろしいでしょうか。その辺の判断についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 10月から引き下げというふうに伺っておりますが、今現在も特別支援教育就学奨励費のところの基準が改正前の基準、平成25年の基準で1.1倍、1.2倍というところを判断しておりますので、それについては、各省庁からもそういった生活保護費の引き下げが各制度に影響を及ばさないようにという通達もあったところもありますので、本市につきましては、引き続き旧基準で判定をしていきたいというふうに考えております。  一つ、先ほどの答弁の中で、児童扶養手当がもう9割ぐらいのことをちょっと申し上げましたが、今、実際の申請を見ると6割ぐらい、あと市民税非課税世帯が10%といったところでございます。訂正を済みません、お願いいたします。 ○議長(黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀です。  ページ数でいうと283ページの部活動指導サポーター謝礼のところでお伺いいたします。  きのう、南中の卒業式に参加させていただきまして、答辞の中で成長過程におけるクラブ活動の意義みたいなところを改めて感じたわけですけれども、そこでお尋ねします。  ここのサポーターというのは、これまでの一般質問や代表質問の答弁で、あくまでもサブだということなんですけれども、先日テレビのニュースで、このサポーターのやっているところがありまして、先生はその時間帯教室の中でいて、一般の方が、実際のクラブ活動の指導に当たっているということで、非常に多忙解消に寄与していると、そういうニュースを見ました。  実際、その先生方も当然ながら学校における部活動の意義、成長過程に係る意義というのは十分承知の上で当たってみえるし、そのことと多忙解消、働き方改革というところのバランスをどうするかというところが今後重要になってくると思われますけれども、1人で、この謝礼を払う方が実際その時間帯に、例えば運動系で外に出て指導に当たって、その間、本当の顧問の先生は違う役を教室で行うなど、実効的に働くのかどうなのかという点についての見通しについてお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 岩倉市が予定しているのは、サポーターということで、その方だけで指導をするですとか、その方だけで対外試合に連れていくといったことは想定をしておりません。ですので、学校の顧問の先生はいらっしゃるというふうに考えております。  多忙化解消の面でいえば、指導技術については指導者の方であれば、指導歴の浅い顧問の方は指導についても勉強にもなりますし、心理的にも力強いサポーターになるということが可能だと思いますので、教員の負担は少なからず軽減されるものだというふうに考えております。  学校教育の中で部活動の位置づけというのは、おっしゃっていただいたとおりだと思いますので、そういったことも十分理解のある方をサポーターとしてお願いしていきたいということを考えております。 ○議長(黒川 武君) 教育長。 ○教育長(長屋勝彦君) 済みません、しゃべるつもりなかったんですけれども、うちの部長が答弁をきちっと答えていただいたので本当はいいんですが、せっかく堀議員さんがお話しされましたので、ちょっと思いだけを話させていただきます。  僕も体育の人間でしたので、部活動は〇〇〇〇みたいにやってきました。全国大会へ行きたい、県大会で入賞したい、優勝したいというような形で……。                   〔発言する者あり〕 ○教育長(長屋勝彦君) はい、ありがとうございました。そういうことで、削除をちょっとしてください。  それぐらいやってきた人間でも、今の現状を見ていったときには、本当に教員は大変だなあと思います。若い子で優秀な子が入ってきても、この現状の中で部活動をやらされ、いい授業づくりをやらなきゃいけない、学級経営もやらなきゃいけないというような中だと潰れていく可能性がかなりあります。  ですから今回、岩倉市が完全に部活動を指導していくコーチ、指導者ではなくてサポーター制度といえども、こうした形で側面的に援助しながら指導をしてくださるということは非常にありがたいんですね。ただし、ここ1日、2日の中でも新聞に載っていましたよね、小学校の部活をやめて、中学校の部活もちょっと考えようかというような、そういうのを見ながら、さっき言ったように、僕は本当にやってきた人間でさえ、もう部活動をやめてはどうかとぐらい思う気持ちがあります。  そうしないと、学校はどこまで求められるんだろう、部活動の指導と授業の指導、学級づくり、子どもたちへの思い、教育への専念をする部分を合わせると多分24時間では足らないなあと思うんですよね。そうするとどこかでウエートが違ってくるはずなんですよね。でも、それでも家庭を犠牲にしながら、自分の時間を犠牲にしながら、先生方がやっている姿は、今、僕らが若いころとは随分比較にならんぐらいの問題のところがあるんですよね。  ですから、ひょっとしたら、もう部活動は完全に外に出してしまう、あるいはなしにしてしまうというぐらいの気持ちを持ちながら、こういう制度なり何なりをして、先生方が授業に専念し、子どもの能力をさらに高めることができる授業でというふうにしていかないといけないのかなということもちょっと理想的かもしれないんですが、思っています。  そういう現状の中でこういう制度をつくっていただいたので、本当にありがたいと感謝をしております。以上です。
    ○議長(黒川 武君) 12番宮川 隆議員。 ○12番(宮川 隆君) 12番宮川でございます。  今のせっかく教育長の御発言がありましたので、関連してちょっとお聞きしたいと思います。  1つには、先生方の多忙化というのがあります。反面、先ほど桝谷議員が言われました質問の中で、道徳教育の抜本的な見直しも行われて、授業数もなんかふえるように聞いております。また、来年度から英語も入ってきます。  その中で、授業総数というのは変わらないわけですよね。そうしますと、どこかにしわ寄せが来る。親側の御意見を聞いていれば、今、学校においての健康管理みたいなものも要求されますし、反面、周辺市町と比較して、やっぱり岩倉市の学力が低下するということに関しても抵抗があると思われます。これは本末転倒だとは僕は思っているんですけれども、文部科学省なんかは塾を上手に利用しろみたいな発言も数年前にありました。  そうすると、親の収入とかによってどうしても学力格差何かが出てくることが懸念されるわけですね。そういう中で、受ける側の子どもたちにも負担がふえる、それから教える側の先生たちにも負担がふえる。何かどんどん窮屈になっているように感じるんですけれども、そういう現状を踏まえた上で、授業をどのように管理して定められた授業単位の中で学校運営をしていくのか、お考えがあったら、せっかくの機会ですので、教育長からお話を聞きたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 教育長。 ○教育長(長屋勝彦君) 申しわけないです。ちょっと最後のほうの質問がよくわからなかったんですけれども、授業をどうしていくか。 ○12番(宮川 隆君) 全体の授業が、器が決められている中で、どんどん詰め込まれてくる傾向にあるんですね。その中で、子どもたちに対しても、先生方に対しても、負担ができるだけかからないような授業運営をどのように進めていかれるのか、お考えがあったらお聞きしたいということです。 ○教育長(長屋勝彦君) 授業運営と言われますと、学校経営の授業運営と授業の運営と、ちょっと僕、今両方どっちで答えていいかなと思ったんですけれども、授業については、28時間ないし29時間という限られた時間の中ですので、当然、教育課程の時数が年間980時間やれとか限られていますので、その中で授業を除いて、残りの時間の中で何々教育、何々教育、人権にしても、環境にしても、グローバル教育にしても、それを割り当てていくことになると、学校の中で校長中心に話し合いながら、うちはどこに重点を置きたいかというような形を決めた上でやっていく形になると思います。  ですので、教育委員会が主導でこれを一斉にやれとか、これが必要だという形は決して望ましい結果を僕は生まないなあと思うんですよね。  ですから、あくまで校長先生が、この前から話します夢だとか、ロマンとか、自分の思いが体現できるように教職員にも話をして、教職員が一緒になってやろうよという雰囲気の中で、その学校ごとに方針を決めていけばいいと思いますので、まず授業についてはそんなふうに思います。  学校経営全体、業務改善と学校マネジメントというような言葉がありますけれども、学校マネジメントという部分ですと、実は、話したことがあったかな、年度当初に、校長さんに校長会の中で夢を語ってもらうようにしておるんです、ここ三、四年。うちの部長以下、課長も全部同席してもらって、校長先生方には、そう1時間もたくさんもやるわけじゃないんですけど、5分とか10分、自分の学校づくりについてことしの夢を語ってくださいというのを事前に言っておくんですよ。そのもとで校長先生たちが、うちの学校は先生方を大事にしたいとか、あるいは子どもの笑顔を大事にしたいとか、そういう思いを語っていただく、その思いが自分の中で沸々と湧き上がるような校長先生方になってほしいということを思いますので、校長先生方がそういうふうになれば、多分学校のマネジメントのほうが本当に豊かになってくるし、子どもたちも大事にできるんじゃないかなと思います。  そんな思いがありますけど、こんな回答でいいですかね。ちょっと違いましたか。済みません、以上です。 ○議長(黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 今のマネジメントという言葉で、ちょっと私も教育長に聞きたいんですけれども、さきの勤怠管理のICカードの話です。  本庁では何年前からかやっていて、それは実際的には時間外勤務ということで管理をして、使っていないという事実があります。  一般的に、裁量労働制である教職員にとって、この勤怠管理、今でも時間外という概念はないわけで、その中で上から締めつける形で長時間勤務を抑制するという目的で入れられるというふうに見えています。先生方は、本当にこれを望んでいるんでしょうか。本来の教職員の声として、ICT活用による勤怠管理をどのように見ているかという声はどのように聞いているのか、現場の声がもしわかりましたら教えてください。 ○議長(黒川 武君) 教育長。 ○教育長(長屋勝彦君) お願いします。  多分いろんな理解をしていただいているなあと思いますが、感謝します。ありがとうございます。  このICカードについては、僕らが教員を守ってあげないといかんなあという意識があります。教員というのは、どうしても自分で制限がきかない部分があって、子どものためであれば、つい時間を無視していってしまう部分がほとんどなんですよね。  ですから、朝は本当は8時20分なり、25分でいいのにもかかわらず、7時半に来たり、7時に来て、子どもたちのプリントを用意したりとか、黒板に、朝、教室へ行って子どもの思いを毎日書き続ける先生も見えるぐらい。部活動も当然のことながら、授業が終わった3時半から4時のところで、本当は教材研究や何か、あるいはきょうの残務整理をやりたいところを、子どものためにということで中学生たちと部活動へ出ていって、夕方5時、6時、夏ですと6時ちょっと過ぎぐらいに職員室へ戻ってきて仕事をやる。なんか美しい姿とかつては言われたかもしれないんですけれども、やっぱり潰れていくんですよね、今のこの時代の流れの中ですと。やっぱり教員をそういう生活の中からきちっとした歯どめをかけてあげないといかんなということをすごく思うわけです。  今は自分たちで手書きで持ってこいと言っているんですけど、手書きで持ってくるのは、大抵は怒られるから時間数少なくなっているんじゃないかなと思うぐらい申し出、自己申告があるんです。でも、これでは本質的に働き方改革、業務改善ができないから、やっぱりきちっとわかった上で、君たちの健康管理もすごい大事だからもっと早く帰ってくれよというような、そういう指導に役立てたいなあというふうに思っています。これは、それ以外に役立つ方法は余りないと思うんですね。  自分がかつて、やはり前の学校にいたときに、今の庁舎の水曜日の何とかデー、残業デーじゃないですけれども、ノー残業デー、ノークラブデー、部活動デーというのをつくったことがあったんです。でも先生方は、1回外に出ていってからまた来てこそっとやっているとか、あるいは部活動をちょっとほかの小学校を借りてやっているとかというような形になることもあるんですよね。趣旨としてはこうだ、でも先生、仕事が残っているんですよと言われるんですよ。わかった、その仕事も家へ持って帰れというんです。でも一緒のことかもしれないけれども、一旦区切りをつけて、それを1週間、あるいは一月、1年やっていく中で、初めて時間管理をきちっとしようという意識に変わってくるかなあと思いますので、教員のこれからの働き方改革の中では、このIC、勤怠時間のカードを入れるかどうかによって随分僕は違ってくると思うんですね。  ですから、岩倉の場合には、先行というほどの先行じゃないんですけれども、こうしたものを入れながら、先生方の意識を変えて、その分エネルギーをほかのほうへ費やすことができたらなあと考えております。  それから、現場の先生方ももっと自分たちの勤務状況をよくしていきたいという気持ちはあるけれども、片やそうじゃないのとの悩みの中でやっていますので、これは教育委員会主導でやらなければいけないなと思っております。以上です。 ○議長(黒川 武君) 2番大野慎治議員。 ○2番(大野慎治君) 2番大野慎治です。  教育長への総括質問、御苦労さまでした。  私は、ちょっと予算書288ページ、289ページと296ページ、297ページの小学校費、中学校費の学校教育費の中の使用料及び賃借料のAED賃借料について質問させていただきます。  積算内訳書を見ると、2月からAEDが屋外設置されるような予算をされておりますが、小・中学校とも2月からAEDの屋外設置をされるのでしょうか、お聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 暫時休憩します。       午後2時06分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後2時07分 再開 ○議長(黒川 武君) 休憩を閉じ会議を再開します。  教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 失礼しました。  2月より小・中学校全て屋外設置ということで、更新に合わせて実施してまいります。 ○議長(黒川 武君) 以上で、款9教育費のうち、項1教育総務費から項3中学校費までの質疑を終結します。  次に、項4社会教育費から項6給食センター費までの質疑を許します。  予算書は300ページから328ページまでとなります。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 細かいところは財務委員会で聞くとして、1点だけお聞かせいただきたいと思います。  総合体育文化センターの施設管理費の管理委託のことについてでありますが、322ページ、323ページですね。  日本環境マネジメント株式会社に今委託をしてということで、おおむね好評なのかなというような形になっていると思います。一方、職員の確保がちょっとどうなっているのかなというところが気になるところであります。そこの会社の。指定管理ということになると、なかなかそこのところまで触れるのが難しくなってくるわけでありますが、求人広告などのところで副施設長の募集をしています。契約社員という形の名称になっていますし、給与が月額19万プラス皆勤務手当5,000円という賃金で、ここの副施設長を募集しているというようなことで、果たしてそれでそういう優秀な方たちが本当に確保できるのかなあというふうに思うわけです。こういったことについては、市としては指定管理者の問題ということでチェックはされないんでしょうか。考え方をお聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) ちょっと募集については知りませんでした。御指摘も受けて確認もしたところでございます。  今、指定管理のところでは、館長の方と副館長の方は社員の方、受付担当は立場的にはパート職員というふうで確認をしております。  今度、副館長については、契約社員ということで募集はされておりましたので、毎月本社から来ますマネジメントの方に少し聞いてみましたが、1年での契約社員ですけれども、待遇については、保険とか、そういった福利厚生については社員と変わりませんよということは確認ができました。  今、ちょっと個人的なことになるかもわかりませんけれども、館長の方も私どもの指定管理になって採用がされた、これは社員なんですけれども、他市町に住んでいたんですけど、岩倉に移り住んでいただいた。副館長さんは、もともと京都の違う施設にいたんですけど、岩倉市を立ち上げるということで来ていただいた、ちょっと若い方なんですが、この方は違うところへ異動をさせたいということでの募集になっているようでございます。  また、一つ、この指定管理の方針として、地元の方を採用したいということもあって、地元採用を配慮したということもおっしゃっていただいていました。  また、今年度途中から岩倉市にエリアの拠点をつくってくださるということで、ほかにも進出したいという意向があるんだと思いますけど、エリアマネジャーさんという方が今いらっしゃいます。これは指定管理料の対象外なんですけれども、そういった方も岩倉のところに多くいてくださるというような状況でございます。  本当に今の館長も副館長も、これも提案書にあったとおりなんですけど、地元の団体との共同事業をふやすといったことも積極的に実施されている方であります。副館長さんも、市のスポーツ事業だとか文化事業にも積極的に参加していただいている方、社の方針だと思うんですけど、かわっても引き続きそれは実施していってくださる、さらに地元でということで考えているということでございました。  細かな、ほかの方が幾らもらっているというようなことは確認しておりませんけれども、待遇的には契約社員でも社員同様だということをおっしゃられていましたし、岩倉市の契約が切れたから、その方を解雇するというようなことはないですし、1年ごとの更新ですけれども、場合によっては社員になっていく方もいらっしゃるといったところまでは確認をしております。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) わかりました。  いろいろ確認をしていただいたということであります。1年契約で更新していく社員の方、非常に不安定、有期雇用ということでありますので、非常に仕事に対するモチベーションだとか、こういったことが懸念されたりするところであります。  やはり安定的な雇用の中で、もちろん岩倉に在住していただければ最高だというふうに思いますけど、そういう募集の仕方をぜひ求めていただきたいなあというふうに、これはなかなか指定管理者に対してそこまでは難しいところであるというふうに思いますが、この辺が民間委託にしても、指定管理にしても非常に難しいところだというふうに思っております。  これから、給与の面も含めまして、きちんと保障されるような形での民間委託、指定管理、こういったものに対する評価の仕方というのも必要になってくるんではないかなというふうに思っております。  これは意見ですので述べておいて、質問はこれで終わりたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 3番鈴木麻住議員。 ○3番(鈴木麻住君) 3番鈴木です。  私も総合体育文化センター費の関連でお聞きします。  施設修繕の費用で150万計上されています。これは、仕訳書を見ると緊急修繕ということで書いてあるんですけど、これはどういう緊急性の修繕か内容をちょっとお聞きしたいというのと、総合体育文化センターは、ことし、天井の改修は工事があります。それとは関係ない範囲での修繕ということでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) まず指定管理料の中に、一定小修繕についてはあそこでしていただくということで指定管理料の中に含んでおります。それが、1件30万までというふうにしておりまして、30万を超えるような大きな修繕については、この緊急修繕で実施していくということにしております。  ことしですと、雨漏りがあったりとか、そういった大きな修繕については、この予算で対応した実績でございます。一般的な修繕ということで考えていただければよろしいかと思います。  この施設改良費にあります天井改修工事とは別物というふうに思います。 ○議長(黒川 武君) 3番鈴木麻住議員。 ○3番(鈴木麻住君) 3番鈴木です。  それでは、天井改修工事についてお聞きします。  先日、健康マラソンのときにちょっと中を見学させてもらいまして、その工事範囲について6メーター以上の天井のある部分で、吹き抜けの部分の天井を改修するということで、その範囲を見ていると、エントランス部分がほぼほぼひっかかってしまうじゃないかなと。そうすると、そこの一部ひっかかる部分が修繕にかかると、ほかの体育館のほうとか、施設自体が利用できない日が出てくるんじゃないかなと思うんですけど、その辺は大丈夫かということと、もう一点、吹き抜けのところのモニュメントがあるんですね、階段のところに上からぶら下がっている。あれはなくなるのか、また復帰されるのか、どのようになっているのかお聞きします。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) これから入札して業者が決まって、工事については打ち合わせをしていくんですけれども、事務所があるほう、それから武道場、アリーナについては、場合によっては外階段を利用していただく可能性もありますが、エレベーター周りのあたりは閉鎖しないように、利用を制限しないということで考えてまいりたいと思います。  エントランスのいわゆるラウンジのところも必要最小限に区切った工程、3工程ぐらいを考えて、利用できない時期も最小限にしていきたいというふうで考えております。  それから、モニュメントについては、落下防止柵を施して残すということで考えております。 ○議長(黒川 武君) 2番大野慎治議員。 ○2番(大野慎治君) 2番大野慎治です。  ちょっと総括的な質問になってしまって申しわけございませんが、旧学校給食センター跡地活用案は示され、パブリックコメントもとられておりますが、なぜ当初予算に旧学校給食センターの解体費を計上しなかったのか、ちょっと総括的な質問でございますが、お願いします。 ○議長(黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) パブリックコメントがまだ終わったばかりでございます。  旧の解体と次に何になるかというふうに決まっていけば、設計については一緒になっていくのかなということで、新年度予算については間に合わなかったというところで計上はしてございません。  今後、パブリックコメントを受けまして、その後の利用を決定したところで、解体、それから設計も同じように……。済みません、もう一点ありました。アスベストの調査を今私どものほうで実施しておりますので、その結果も踏まえた上で、設計費については、早い段階で計上をさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(黒川 武君) 以上で、項4社会教育費から項6給食センター費までの質疑を終結します。  次に、款10災害復旧費から款12予備費までの質疑を許します。  予算書は328ページになります。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) 以上で、款10災害復旧費から款12予備費までの質疑を終結します。  続いて、歳入に入ります。  款1市税から款12使用料及び手数料までの質疑を許します。  予算書は14ページから28ページまでとなります。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  予算書16、17ページの地方交付税についてお聞かせいただきたいと思います。  以前からお聞きしているところで、国の流れとして民間委託だとか、いろんな効率化を図った自治体を基準に地方交付税の算定をしていくというような、いわゆるトップランナー方式というものがいろんなところへふえてきているというふうに思います。  今回、前年度と比較して増額になっているわけでありますが、トップランナー方式というものの影響というのは、何か考慮されている中身になっているんでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 地方交付税の算定に係るトップランナー方式が、28年度から実施をされております。
     これについては、29年度、若干事業数もふやしたりしてきておりますけれども、今年度30年度に向けて、国は見直しはするということですが、特に大きな内容の見直しということは伺っておりませんので、国の動きを今後も留意して対応をしていきたいと考えております。 ○議長(黒川 武君) 以上で、款1市税から款12使用料及び手数料までの質疑を終結します。  次に、款13国庫支出金から款20市債までの質疑を許します。  予算書は28ページから80ページまでとなります。  1番櫻井伸賢議員。 ○1番(櫻井伸賢君) 1番櫻井です。  款20市債についてお伺いをいたします。  79ページ以降、81ページまでですね。  最低金額の借り入れが170万円から最高が9,500万円までにわたります。この借入額の大きい、小さいによって、例えば総務省の協議なのか、愛知県の協議なのか、許可という時代はもう今はないと思いますけれども、この協議のレベルがあるのかどうかということと、借り入れ先ですね、いわゆる財務省からになるのか、地方公共団体金融機構、もしくは市内の金融機関等からの借り入れになるのか、そういう手続上違いがあるものなのかお聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 市債の借り入れの手続といったところだと思いますけれども、確かに御質問の中にもございましたように、かつては許可制、起債は許可制だったんですが、今は協議制になっているというところです。  そういった意味で、特に金額の多寡によってそうした協議の有無というのは変わるものではありませんし、また、借り入れ先ですね、財務省やあるいは地方公共団体金融機構ですか、今は、あるいは民間といったところについても、特に一部事業によるメニューで、例えば民間金融機関はできないとか、そうした部分もありますけれども、特にそれほど大きな違いはあるものではないというものです。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  62ページ、63ページの繰入金のことでお聞かせいただきたいと思います。  ふるさとづくり基金繰入金についてでありますが、以前からどういう事業に充当するのかということは少し議論してきたところだというふうに思っています。できるだけ寄附した人の意向に合うということはもちろんですけど、多くの市民に影響の及ぶ事業について繰り入れるべきではないかというような意見を述べてきたところでありますが、今回の繰り入れについては、どのような考えで進められたのか、その考え方をお聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) これも、この前と早々大きく変わるわけではなくて、やはりこれまでどおり、今までお答えしてきたとおり、市の特徴的な事業はやっぱりメーンにというようなところは考えております。  実際に、29年の1月から12月の暦年の間に寄附された額の中でいけば、今までも話していますけれども、総合計画の6つの基本目標と、あとは2つのプロジェクトを指定していただく、あるいは指定されない方も中にはいらっしゃいますけれども、そうした寄附者の御意向に沿った形での充当をしてきているというところであります。  それは、先ほどの繰り返しになりますけれども、なるべくなら市の特徴的なもの、これはやはり、できれば今後も繰り返してリピーターというんですか、繰り返して寄附をしていただきたいというこちらの思いもありますので、市として充当先の事業のまたお知らせも、お返しもしながら、また来年度もお願いしたいというようなところも含めて、そうしたところを充当先にしているところです。  今回、できればやはり、ただ今回で言えば基本目標の1の健康福祉の分野、こちらのほうがやっぱり寄附額、件数、額とも一番多かったわけですので、そうしたところを合わせた形で本市で今回の当初予算では充当をしているというところになっておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(黒川 武君) 以上で、款13国庫支出金から款20市債までの質疑を終結します。  次に、第2表債務負担行為及び第3表地方債の質疑を許します。  予算書は6ページとなります。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) 以上で、第2表債務負担行為及び第3表地方債の質疑を終結します。  これをもって、議案第29号の質疑を終結します。  続いて、議案第30号「平成30年度岩倉市国民健康保険特別会計予算」の質疑を許します。  予算書は351ページから390ページまでとなります。  9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 9番桝谷です。  平成30年4月から子どもの医療費の窓口無料化に対して今まで課されていた国保の減額調整、私たちはペナルティーと言っていますが、それが全部廃止されればいいんですが、30年度は就学前児童までがペナルティー分が廃止されるということを聞いていますが、岩倉市の国保会計の中では、これで廃止された分で浮いた金額が幾らぐらいになるんでしょうか。  そして、この分でさらに今まで中学校の入院・通院も窓口無料化にしていた分を18歳まで無料化拡大にというふうに広げていくお考えはないでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長(柴田義晴君) ペナルティーの影響額というお話でございますけれども、国民健康保険の国民負担減額調整措置、いわゆる福祉医療の伴うペナルティーでございますけれども、平成30年度から子ども医療の未就学児分のみ廃止が決定しているところでございます。  本市における未就学児分の影響額につきましては、平成28年度の実績によりますと400万円というふうな額になっております。これを18歳まで拡大という件でございますが、拡大することについては大幅な増額、およそ3,000万円程度増額する予測が立ちますので、この厳しい財政状況の中で、現在のところ拡大することについては考えておりません。 ○議長(黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 18歳までの拡大は考えていないということですが、その減額調整で浮いた400万円については、どのように生かしていくのかということではどうお考えでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長(柴田義晴君) 400万円についても特には考えておりません。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  2点、大きな問題でお聞きして、後は財務委員会に回したいと思います。  1点目は、国保の県単位化が始まる年度です。ということで、歳入歳出の項目等に大きな変更があります。新しくできた項目、排除される科目という形である中で、なかなか理解しづらいものです。以前のものと比較はできないという予算書になっているというふうに思います。  それで、本会議でお聞きしたいのは、この変わったというようなことについて、大まかに言って議会全体としてわかりやすく理解するために、どのような大まかに言って変更になっているのか、わかりやすく説明をお願いいたします。 ○議長(黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長(柴田義晴君) わかりやすくなるかわかりませんけれども、平成30年度からは、県が財政運営の主体になりまして、市町村は、被保険者から徴収した保険税を県へ事業費納付金として納め、保険給付費に必要な費用は、全額県が市町村に対して交付するという流れになっております。  このような財政運営が広域化されることによりまして、これまで計上しておりました共同事業交付金及び共同事業拠出金については廃止されるため、今回市の予算計上ではございません。  さらに、前期高齢者交付金と納付金につきましては、県の歳入歳出となりますので、市の予算計上ではありません。  歳入の主な変更点といたしましては、国庫負担金及び支払基金から交付される療養給付費等交付金につきましては、平成30年度から県の歳入となりますので、過年度精算分のみ計上をしております。  また、歳出では、これまで市が支払基金に支払いをしていました後期高齢者支援金、それから介護納付金につきましては、県に事業費納付金として支払うことになりますので、予算の計上はございません。  なお、老人保健拠出金につきましては、平成29年度に清算をし、老人保健制度は終了となるため、予算の計上はございません。以上です。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) わかりましたと言えるかどうかわかりませんけど、この問題については、いろんな研修も受けてきているということもありまして、大まかに理解しているところであります。  もう一点お聞きしたいのは、今回、条例でもありましたように、多くの市民の国保税が下がる方向になるというところで、それは県からの求められる納付金が、以前、市で単独でやっていたところよりも少ないというような状況もあるというふうに思います。  中身を見ていきますと、保険給付費が372ページ、373ページの関係で大きく減額となるというところで、いろいろ要因は想像できるわけですけれども、本会議では、保険給付費が大きく下がる主な要因がどういうものなのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長(柴田義晴君) 今回の要因につきましては、被保険者の人数が減少したというものが大きな要因でございます。 ○議長(黒川 武君) これをもって、議案第30号の質疑を終結します。  続いて、議案第31号「平成30年度岩倉市土地取得特別会計予算」の質疑を許します。  予算書は391ページから403ページまでとなります。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) これをもって、議案第31号の質疑を終結します。  続いて、議案第32号「平成30年度岩倉市公共下水道事業特別会計予算」の質疑を許します。  予算書は405ページから435ページとなります。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) これをもって、議案第32号の質疑を終結します。  続いて、議案第33号「平成30年度岩倉市介護保険特別会計予算」の質疑を許します。  予算書は437ページから481ページとなります。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) これをもって、議案第33号の質疑を終結します。  続いて、議案第34号「平成30年度岩倉市後期高齢者医療特別会計予算」の質疑を許します。  予算書は483ページから497ページとなります。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) これをもって、議案第34号の質疑を終結します。  続いて、議案第35号「平成30年度岩倉市上水道事業会計予算」の質疑を許します。  予算書は499ページから536ページとなります。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  1点だけお聞かせいただきたいと思います。  ことしの冬が非常に雪が多いということで、北陸等で大雪になっているということで、毎日のように報道がされたところであります。  それで、露出している屋外の水道管の破損というのが非常に多く発生しているというふうにお聞きしたところであります。  私も、実はサッカーをやっておりまして、名古屋市西区のグラウンドなどでやるわけですけれども、そういうところを見ましても、手を洗ったり、顔を洗ったりするところの露出した水道管が壊れて、水がちょろちょろ出ているという状態を目撃しました。実は、その1週間後にまたそこへサッカーをしに行ったんですけど、そのときには修繕がされていたんです。非常にプラスチックみたいなものの中に多分繊維質なものが入って管をくるんでいるという状態だったかなあというふうに思うんですけど、お聞きしたいのは、岩倉市の露出した水道管で凍結による破損等があったのかどうか。また、あったとすれば、どういうような対処がされたのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 最近になく、本当に冷え込んだ日が何日かありまして、自分もずっと若いときから水道の現場のほうがあって、当時は建物も古くて結構露出するのがあって、大体目安は天気予報で、例えば氷点下3度だとか4度ぐらいがやっぱり基準で、4度以下ぐらいになると何件か電話があったりして、そういう漏水の件数も以前は相当あったような記憶があるんですが、ことしの場合ですと、思ったより現状少なく、建物の構造だとか、例えば既に凍結するような場所の配管の部分については、行って、これまでに修理したり何かして、大分設備的にはよくなってきたかなあというのが印象でした。もっと忙しいかなあ。  近隣の例えば犬山とか、丹羽広域さんや何かとも定期的に会議や何かやるんですけど、先日もあって、やっぱり犬山市とかあっちのほうは結構多かったというふうに聞いているんですけど、岩倉市は幸い件数的には、岩倉に入ってきているのは恐らく10件に満たないと。ただ、直接水道屋さんのほうに何件かはやっぱり入って、忙しい部分もあったかなというのはありますけれども、正確な何件ございましたとかそういうようなことはないんですけど、公共施設のほうでも公園等もやっぱり露出のところに、水飲み場ですとか、そういうところもあって数件、1カ所あったかなというぐらいでございます。よろしいですか。 ○議長(黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 詳しいことは財務委員会でお聞きしたいというふうに思いますが、全体としてすぐ修理等の対応がされたということで確認させていただいてよろしいでしょうか。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) はい。特に、水道が凍って断水をして困ったということはお聞きしておりませんので、適切に対応ができたのかなというふうに思っております。 ○議長(黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 9番桝谷です。  基幹管路の耐震化率が40%を超える見込みということですが、100%になるのは何年後かと見ていらっしゃるのかお聞かせください。 ○議長(黒川 武君) 建設部長。 ○建設部長(西垣正則君) 耐震化の全体計画につきましては、平成24年度に計画を策定しまして、平成43年度までに耐震化率100%を目指すことにしております。  28年度末での基幹管路の耐震化率でございますけれども、22.2%でございます。今、29年度ですけれども、今年度末では27%ぐらいになる見込みでございます。それから、平成30年度、来年度では、今言われましたとおり41%ぐらいに見込んでおります。 ○議長(黒川 武君) これをもって、議案第35号の質疑を終結します。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第2 特別委員会の設置
    ○議長(黒川 武君) 日程第2、特別委員会の設置を議題とします。  お諮りいたします。  議会基本条例の検証のため、委員会条例第5条の規定に基づき、議員全員で構成する議会基本条例検証特別委員会を設置したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) 御異議なしと認めます。  よって、議会基本条例検証特別委員会を設置することに決しました。  お諮りいたします。  議会基本条例検証特別委員会の正・副委員長を互選する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) 異議なしと認めます。  よって、休憩いたします。       午後2時45分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後3時10分 再開 ○議長(黒川 武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に議会基本条例検証特別委員会を開催し、正・副委員長が互選されましたので、報告します。  議会基本条例検証特別委員会の委員長には、5番相原俊一議員、副委員長には、8番梅村 均議員が選任されました。  お諮りいたします。  議会運営委員会を開催する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) 御異議なしと認めます。  よって、休憩いたします。       午後3時10分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後3時40分 再開 ○議長(黒川 武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に議会運営委員会が開かれておりますので、報告を求めます。  議会運営委員会委員長、7番須藤智子議員。 ○議会運営委員長(須藤智子君) 7番須藤智子でございます。  休憩中に議会運営委員会を開催いたしまして、議案の委員会付託について審査いたしましたので、御報告いたします。  審査の結果、ただいまお手元に配付いたしました議案付託表のとおり付託することに決しております。  以上、報告を終わります。 ○議長(黒川 武君) 報告が終わりました。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第3 議案の委員会付託 ○議長(黒川 武君) お諮りいたします。  ただいま議会運営委員会委員長の報告のとおり、議案を所管の委員会に付託したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒川 武君) 御異議なしと認めます。  よって、お手元に配付してあります議案付託表のとおり付託することに決しました。  本日はこれをもって散会します。  次回は3月23日午前10時から再開いたします。お疲れさまでした。       午後3時41分 散会  ―――――――――――――――――――――...