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  1. 大府市議会 2020-02-21
    令和 2年 2月21日総務委員会−02月21日-01号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    令和 2年 2月21日総務委員会−02月21日-01号令和 2年 2月21日総務委員会 令和2年2月21日(金曜日)  午後 1時00分 開会  午後 1時50分 閉会 於 大府市役所(委員会室1) 1 出席委員    委員長   木下久子    副委員長  久永和枝    委員    大西勝彦    委員    太田和利    委員    酒井真二    委員    山本正和    委員    鷹羽登久子 2 欠席委員    なし 3 その他の出席議員
       なし 4 職務のため出席した議会事務局職員    事務局長   相木直人    議事係主任  浅井梨紗 5 説明のため出席した者    市長            岡村秀人    企画政策部長        新美光良    健康都市推進局長      吉兼智人    総務部長          久野幸信    市民協働部長        丸山青朗    会計管理者         久野信親    監査委員事務局長      相羽政信    秘書人事課長        白浜久    企画政策課長        福島智宏    広報広聴課長        長江敏文    財政課長          信田光隆    ウェルネスバレー推進課長  鈴木秀規    健康都市推進課長      中村浩    総務課長          富澤正浩    税務課長          渡邊修    納税課長          久野幸裕    市民課長          今村みよし    協働推進生涯学習課長    伴則幸    青少年女性課長       間瀬恵    危機管理課長        近藤真一    環境課長          猪飼健祐 6 傍聴者    議員    0名    一般傍聴  0名 7 会議に附した事件  (1)令和2年大府市議会第1回定例会付託案件  議案第1号 令和元年度大府市一般会計補正予算(第6号) ○委員長(木下久子)  皆さん、こんにちは。  ただいまより、本会議から付託を受けました議案審査のため、総務委員会を開会いたします。  一般傍聴の申出があった場合は、7人まで許可することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  御異議ないようですので、そのように対応いたします。  始めに、市長から御挨拶をいただきます。 ◎市長(岡村秀人)  本会議に引き続きまして、お疲れのところ、総務委員会を開催していただきまして、ありがとうございます。  補正予算につきまして、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(木下久子)  それでは、議案審査に入ります。  議案第1号「令和元年度大府市一般会計補正予算(第6号)」を議題とします。  まず、順次、補足説明をお願いいたします。 ◎秘書人事課長(白浜久)  議案第1号「令和元年度大府市一般会計補正予算(第6号)」につきまして、補足説明を申し上げます。  私から、秘書人事課関係分について補足説明を申し上げます。  始めに、歳入から御説明いたします。  補正予算書の22ページを御覧ください。  20款4項1目・雑入において、雇用保険保険者保険金を40万円減額しております。  これは、雇用保険の加入条件に該当しない臨時職員が多くいたため、保険料の個人負担分を減額するものでございます。  次に、歳出について御説明いたします。  補正予算書の23ページを御覧ください。  2款1項2目・秘書人事管理費の3節・職員手当等については、退職手当の増額でございます。  退職手当につきましては、定年退職分を見込んで当初予算を計上しておりましたが、勧奨退職者普通退職者の発生によりまして、退職予定者数は全体で22人となったため、6,414万7,000円を増額するものでございます。  次に、4節・共済費につきましては、嘱託職員等社会保険料等及び共済事務費の減額でございます。  嘱託職員等社会保険料等につきましては、雇用保険の加入条件に該当しない臨時職員が多くいたため、140万円を減額するものでございます。  共済事務費につきましては、市町村職員共済組合及び公立学校共済組合の追加費用の負担率が、それぞれ当初予算で見込んだ率よりも低かったことなどにより、1,900万円を減額するものでございます。  以上で、秘書人事課分補足説明を終わります。 ◎広報広聴課長(長江敏文)  私から、広報広聴課関係分について補足説明を申し上げます。  補正予算書の24ページ、参考資料の13ページを御覧ください。  歳出の2款1項4目・広報費の11節・需用費におきまして、印刷製本費206万7,000円を増額するものでございます。  これは、広報おおぶの印刷製本費において、各号における掲載件数の増加などにより、想定していたページ数が増えたため、不足分を増額するものでございます。  広報広聴課関係分補足説明は以上です。 ◎財政課長信田光隆)  私から、財政課関係分について補足説明を申し上げます。  始めに、歳入から御説明いたします。  補正予算書の14ページを御覧ください。参考資料は11ページでございます。  2款1項1目・地方揮発油譲与税の減額及び2款2項1目・自動車重量譲与税の増額につきましては、過年度の実績を基に算出した決算見込額と当初予算額との差額、それぞれ100万円、1,200万円を計上するものでございます。  次のページを御覧ください。  3款1項1目・利子割交付金の減額及び6款1項1目・地方消費税交付金の減額につきましては、愛知県の前年度の交付率から算出した決算見込額と当初予算額との差額、それぞれ300万円、3,600万円を計上するものでございます。  次のページを御覧ください。  7款1項1目・自動車取得税交付金の増額につきましては、交付額と当初予算額との差額、2,200万円を計上するものでございます。  8款1項1目・環境性能割交付金の減額につきましては、愛知県の交付率から算出した決算見込額と当初予算額との差額、1,200万円を計上するものでございます。  次のページを御覧ください。  9款1項1目・地方特例交付金の増額につきましては、交付確定額と当初予算額との差額、667万1,000円を計上するものでございます。  次のページを御覧ください。  14款2項1目・総務費補助金の1節・企画費補助金地方創生推進交付金減額につきましては、交付見込額と当初予算額との差額、150万円を計上するものでございます。  補正予算書の20ページを御覧ください。参考資料は12ページでございます。  17款1項1目・一般寄附金の減額につきましては、ふるさと納税による寄附金が当初見込みを下回るため、3億円を計上するものでございます。  18款1項1目・財政調整基金繰入金の減額につきましては、補正予算の歳入歳出の差額といたしまして、2億3,790万3,000円を計上するものでございます。  次のページを御覧ください。  19款1項1目・繰越金の前年度繰越金増額につきましては、前年度繰越金の残額といたしまして、9,339万9,000円を計上するものでございます。  次のページを御覧ください。  20款4項1目・雑入の6節・企画政策部収入市町村振興協会宝くじ交付金減額及び市町村振興協会基金交付金減額につきましては、交付確定額と当初予算額との差額、それぞれ181万5,000円、48万5,000円を計上するものでございます。  21款1項9目・教育債の義務教育施設整備事業債減額につきましては、工事費の減額のため、1,200万円を計上するものでございます。
     次に、歳出の御説明をいたします。  補正予算書の24ページを御覧ください。参考資料は13ページでございます。  2款1項6目・財政管理費につきまして、ふるさと納税による寄附金が当初見込みを下回るため、12節・役務費の手数料減額として691万4,000円、13節・委託料のふるさと納税業務委託料減額として2億1,500万円、25節・積立金のふるさとおおぶ応援基金積立金減額として2億5,527万2,000円を計上するものでございます。  最後に、補正予算書の44ページを御覧ください。参考資料は16ページでございます。  11款1項2目・利子の23節・償還金、利子及び割引料の市債利子償還金減額につきましては、平成30年度借入分に対する利子が確定したため、144万3,000円を計上するとともに、今年度、一時借入れを行わないため、一時借入金等利子減額として25万円を計上するものでございます。  財政課からは以上です。 ◎総務課長(富澤正浩)  私から、総務課分について補足説明を申し上げます。  補正予算書の24ページを御覧ください。参考資料は13ページになります。  2款1項8目・財産管理費、11節・需用費、光熱水費において、市役所庁舎電気料金が当初見込みより安価になったため、300万円を減額計上するものです。  次に、2款1項12目・電算管理費において、13節・委託料の行政経営支援システム構築業務委託料の入札差金による300万円の減額と、社会保障・税番号制度対応システム改修委託料において、福祉総合システム「ふれあい」の改修が不要になったことにより600万円を減額し、合わせて900万円を減額計上するものです。  次に、19節・負担金、補助及び交付金のあいち電子自治体推進協議会負担金につきまして、事業費積立金からの充当及び共同セキュリティ監査に係る費用の入札差金が生じたことにより構成市町の負担金が減額されたため、175万円を減額計上するものでございます。  総務課分については以上です。 ◎税務課長(渡邊修)  税務課分につきまして、補足説明をさせていただきます。  補正予算書の12ページ、13ページを御覧ください。  まず、歳入の1款1項1目1節、個人市民税の現年課税分において、所得割を2億2,700万円増額するものでございます。  これは、納税義務者が見込みより増加したことと収納率が上昇したことなどによるものです。  次に、1款1項2目1節、法人市民税の現年課税分において、法人税割を3億4,300万円減額するものでございます。  これは、大手事業所から見込んでいた予定納税の納付がなかったことなどによるものです。  次に、1款2項1目1節、固定資産税の現年課税分において、家屋分を700万円、償却資産分を2億2,200万円、合わせて2億2,900万円増額するものでございます。  これは、家屋分については、新築家屋の実績棟数が見込棟数を上回ったこと、償却資産分については、事業所の設備投資が予測以上に進んだことによるものです。  次に、1款3項1目1節、軽自動車税の現年課税分において、200万円増額するものでございます。  これは、軽自動車の登録台数が見込みを上回ったことによるものです。  次に、1款3項2目1節、環境性能割の現年課税分において、500万円減額するものでございます。  これは、軽減税率が導入されたことによるものです。  次に、1款4項1目1節、市たばこ税の現年課税分において、3,000万円増額するものでございます。  これは、たばこの消費本数が見込みほど減少しなかったことによるものです。  以上で、税務課分補足説明を終わります。 ◎納税課長(久野幸裕)  続きまして、納税課分につきまして補足説明をさせていただきます。  補正予算書の21ページ、参考資料は12ページを御覧ください。  歳入の20款・諸収入、1項・延滞金加算金及び過料、1目1節・延滞金につきまして、865万5,000円を減額補正するものでございます。  現在、納税課で滞納分に係る徴収事務を進めておりますが、当初の予算額を下回る歳入見込みとなったため、決算見込額と当初予算額との差額を減額補正するものでございます。  納税課分の説明は以上です。 ◎市民課長(今村みよし)  続きまして、市民課関係分について補足説明を申し上げます。  始めに、歳出から御説明いたします。  補正予算書の26ページ、参考資料は13ページを御覧ください。  2款3項1目・戸籍住民基本台帳費の11節・需用費のうち、一般旅券用収入印紙に係る消耗品費につきまして、620万円減額するものでございます。  これは、旅券の申請が当初の想定ほど伸びなかったことにより補正するものです。  また、これに関連した歳入ですが、補正予算書の22ページ、参考資料は12ページを御覧ください。  20款4項1目・雑入の5節、収入印紙売払収入につきまして、620万円を減額するものでございます。  これは、旅券の申請が当初の想定ほど伸びなかったことにより、歳出を減額補正するため、あわせて歳入も補正するものでございます。  以上で、市民課関係分補足説明を終わります。 ◎協働推進生涯学習課長(伴則幸)  私から、協働推進生涯学習課分について補足説明を申し上げます。  参考資料は12ページ、13ページ、それから16ページになりますので、よろしくお願いします。  始めに、歳入から御説明申し上げます。  補正予算書の20ページの上の表を御覧ください。  17款1項2目1節・指定寄附金、協働のまちづくり推進事業寄附金65万5,000円は、協働のまちづくり推進基金への指定寄附金として頂戴した16件分を計上したものでございます。  続きまして、歳出でございます。  補正予算書の24ページを御覧ください。  2款1項11目・協働政策費、12節・役務費のふれあい保険料減額140万円は、落札残によるもの。  続きまして、25節・積立金、協働のまちづくり推進基金積立金は、先ほど歳入で御説明いたしました指定寄附金と同額を上乗せするマッチングギフト方式により基金に積み立てるもので、寄附金額65万5,000円の倍額である131万円を積み立てるものでございます。  次に、補正予算書の42ページを御覧ください。  10款4項2目・公民館費、15節・工事請負費公民館整備工事減額240万円は、共長公民館のサッシ取替工事が、予算に比べ安価に契約できたため、減額するものでございます。  協働推進生涯学習課分補足説明は以上です。 ◎青少年女性課長(間瀬恵)  私から、青少年女性課分につきまして御説明いたします。  補正予算書の24ページ、参考資料は13ページを御覧ください。  歳出の2款1項15目・国際交流費の7節・賃金におきまして、嘱託職員賃金を384万1,000円減額、9節・旅費におきまして、普通旅費を122万8,000円減額するものでございます。  嘱託職員賃金につきましては、平成31年4月から令和2年2月まで国際交流員が不在となったことにより、賃金に不用額が生じたためでございます。  また、9節・旅費につきましては、大府高校の姉妹校があるカナダのノース・バンクーバー地区への訪問が、相手方との調整がつかず、実現しなかったためでございます。  青少年女性課分は以上です。 ◎環境課長(猪飼健祐)  環境課所管分補足説明を申し上げます。  補正予算書の32ページを御覧ください。  4款1項5目・環境衛生費、19節・負担金、補助及び交付金で、説明欄にございます知北平和公園組合負担金減額312万8,000円につきましては、斎場予約システムのうち、音声応答予約の廃止に伴い、予約システム賃借料に執行残が生じたこと等により、負担金を減額するものでございます。  続きまして、33ページを御覧ください。  4款2項1目・清掃総務費、8節・報償費で、説明欄にございます資源再利用推進報償金減額143万8,000円につきましては、紙類などの地域の資源回収量の見込みが当初想定していた量を下回ったため、報償費を減額するものでございます。  続きまして、19節・負担金、補助及び交付金で、説明欄にございます合併処理浄化槽設置費補助金減額162万円につきましては、補助申請件数が当初予定していた件数を下回ったため、補助金を減額するものでございます。  また、東部知多衛生組合負担金減額1億1,539万2,000円につきましては、マテリアルリサイクル推進施設建設工事請負費及び余熱利用施設整備工事請負費等における執行残が生じたため、負担金を減額するものでございます。  補足説明は以上です。 ○委員長(木下久子)  これより質疑に入ってまいりますが、本補正予算は、補正内容が多岐にわたっておりますので、質疑については、まず、歳出について款ごとに順に区切って行い、次に、歳入その他について一括して行ってまいりたいと思います。  つまり、歳出の1款・議会費、2款・総務費、4款・衛生費、10款・教育費、11款・公債費、そして、歳入その他の歳出以外の六つに区切って、順に質疑を行ってまいりたいと思います。  なお、歳入の中には、歳出に密接に関係した内容もあるかと思いますので、その内容については、歳出の各款のところで質疑していただいて構いません。  それでは、質疑に入ります。  まず、歳出の1款・議会費について質疑を行います。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、歳出の2款・総務費について質疑を行います。  なお、本委員会の所管は、2款のうち、1項16目・文化振興費及び7項・交通安全対策費以外になります。  質疑はありませんか。大西委員。 ◆委員(大西勝彦)  ふるさと納税、多分誰でも聞くと思いますが、見込みより3億円減ったということなんですけれども、これは、見込みを誤ったのか、何か大きな理由があるのか、お聞かせください。 ◎財政課長信田光隆)  見込みの金額は、昨年の実績を基に予算を立てさせていただきまして、5億円とさせていただきました。  ただ、今年につきましては、ふるさと納税の趣旨にそぐわない団体が出てまいりまして、そこで、総務省から通知が出て、税法改正という形になりまして、そこの中では、返礼品は3割以内とか、返礼品は地場産品とか、あと、5割以下の委託料でやりなさいと。それから、一番大きなのは、指定を受けてやれという形になりまして、本市につきましては、削減というか、マスコミ等に言われましたけれども、委託料が高いのではないかということがありまして、その辺を絞る形で、抑えてまいりました。  あと、地場産品につきましては、やはりグレーな部分、そういった部分を少し見直しして、返礼品の数を少し見直したことによって、下がったのかなと。
     あと、先ほど言いましたように、ふるさと納税にそぐわない、大きく集めた団体が、いろいろなプラスの要素を、ポイント付与とか、そういったことをやったがために、早くそちらに出てしまったのかなという、いろいろなトータルのところで、思ったほど上がらなかったということで、今回、3億円の減額という形に最終的になりました。 ◆委員(大西勝彦)  私どもの認識としては、ふるさと納税の制度が入ってから、委員会とか議会で審議している中で、委託料が高いだとか、地場産品でグレーな部分があったという認識がないんですけれども、どういったものが――例えば、委託料が3割でしたか、今、国からの通知は。何割だったのかというようなことと、それから、地場産品でグレーな部分というのはどういうものだったのか、お答えください。 ◎財政課長信田光隆)  大府市は約6割の委託料を払っておりましたけれども、今回、法改正で、返礼品の3割を含めて5割以下にしなさいという形でございました。  それから、地場産品の定義は、今までだと、ゆかりのあるという部分を入れながら返礼品の選定をさせてもらっていましたけれども、生産がどこだとか、そういうのがはっきり、今回、地場産品の指定がされましたので、それにあわせて、少し見直しをさせていただいたということでございます。 ◆委員(大西勝彦)  具体的に、大きかったのは何ですか。製品で。 ◎財政課長信田光隆)  いろいろございますけれども、一番、金額的に大きなものとしては、いわゆる寝具ですね。  寝具につきましては、いろいろなふるさと納税をやっている団体の中でも、日本というか、その中で4市しか扱っていないものですから、その部分が、細かいことを言うと、他市のほうに流れた部分。他市のほうでいろいろコマーシャルとか、結構、広告に力を入れてやられた関係で、どちらかというと、本市はそこまでしなかった部分で、その部分が流れたという形で考えております。 ◆委員(大西勝彦)  寝具が返礼品から外れたということではなくて、返礼品として寝具はあるけれども、件数が少なかったという認識ですか。 ◎財政課長信田光隆)  返礼品の中には入れてございますけれども……。  あと、減らした部分ですと、いわゆる食器関係の部分、大倉公園絡みの陶器というか、そういった部分は少し減らしておりますけれども、寝具につきましては、そのまま継続して扱わせてもらっております。 ◆委員(大西勝彦)  施政方針演説でもあったと思うんですけれども、このふるさと納税制度そのものは、まだ積極的に活用していこうという考えなんでしょうか。5億円が3億円減って2億円になったと思うんですけれども、今後もそういう考え方ですか。 ◎企画政策部長(新美光良)  ふるさと納税を始めるときにも御説明を申し上げたと思いますけれども、流出分を何とか埋めたいということで、流出分まで頑張ってやっていこうというふうに思っております。 ◎市長(岡村秀人)  今、企画政策部長が答弁したとおりなんですけれども、私自身は、ふるさと納税は早く、そういった制度はやめてほしいと、そういうふうに考えております。 ○委員長(木下久子)  ほかに質疑はありませんか。鷹羽登久子委員。 ◆委員(鷹羽登久子)  同じく、ふるさとおおぶ応援寄附金の扱いについてです。  今、一通りのやり取りがあったところなんですけれども、あえて消費という言い方をしますけれども、消費というかユーザー。ユーザーさんとしては、ふるさと納税意欲そのものが減退したのかどうかということで、ふるさと納税の市場全体が縮小して、大府市も縮小しているのか。それとも、ふるさと納税市場そのものはしぼんでいないんだけれども、大府市としては減ってしまったということなのか。ここは、いかがでしょうか。 ◎財政課長信田光隆)  市場は、やはり増えている傾向にございます。ですが、大府市は寄附金が少なかったという結果でございます。 ○委員長(木下久子)  ほかに質疑はありませんか。鷹羽登久子委員。 ◆委員(鷹羽登久子)  それでは、同じく総務費で、人件費、退職手当の増額になります。  退職手当増額については、今、御説明があったとおり、定年退職者を見込んだのに加えて、ほかに退職者があったということなんですが、その内訳について、もう少し詳しくお聞かせいただけますか。 ◎秘書人事課長(白浜久)  まず、全体で22人という御説明をいたしましたけれども、10名が定年退職者勧奨退職者が2名、残り10名が普通退職者という内訳でございます。 ◆委員(鷹羽登久子)  その10名の普通退職の方については、年齢層といったことはお答えいただけるでしょうか。 ◎秘書人事課長(白浜久)  20歳代とか30歳代とか、そういった年代でお答えさせていただきますけれども、普通退職者10名の方で、20歳代の方が5名、30歳代の方が4名、40歳代の方が1名という内訳でございます。 ◆委員(鷹羽登久子)  年齢の若い方の退職は、補正予算的にいうと、影響額としてはそんなに大きくないんですけれども、市の人員の意味では、将来有望な方には、とにかく勤め続けていただきたいというところでは、非常に、金額ではない痛みがあると思うんですけれども、どうしても勤め続けていただけない理由とか、そういったものの分析とか、魅力ある職場として働き続けようと思っていただけるような職場づくりについて、この普通退職者10名のうち、20歳代、30歳代が9名なんですよね。こういったところについて、どのような見解をお持ちでしょうか。 ◎秘書人事課長(白浜久)  いわゆる働きやすい職場づくりについては、従来から推進しているところでございます。  ただ、普通退職に関しましては、やはり職員それぞれが、いろいろな事情を踏まえた上で、熟考された上で御決断されたというところでございますので、御本人のお考えを尊重した形で、退職されるというところでございます。 ◆委員(鷹羽登久子)  最終的にはもちろん、本人がお決めになることですので、そこの意志の尊重はあるんですけれども、理由について、プレッシャーにならない程度に聞き取りをして、今後の職場の改善に生かしていくという取組は、あわせて行っていただいていますでしょうか。 ◎秘書人事課長(白浜久)  退職事由につきましては、やはり職員個人のプライベートな面等も強くございますので、人事サイドとしても、あまり深掘りをした形での聞き取り等はいたしておりません。 ○委員長(木下久子)  ほかに質疑はありませんか。久永委員。 ◆委員(久永和枝)  同じところで、退職手当の増額のところですけれども、先ほど12人ということですが、その職種について、内訳をお願いいたします。 ◎秘書人事課長(白浜久)  12人の内訳は、一般職が2名、保育職が9名、技能労務職が1名という形になっております。 ○委員長(木下久子)  ほかに質疑はありませんか。大西委員。 ◆委員(大西勝彦)  退職手当でもう1点、勧奨退職者が2名みえたということなんですけれども、肩たたきをしたんでしょうか。 ◎秘書人事課長(白浜久)  勧奨退職につきましては、職員が50歳になった時点で、私どものほうからこういった制度がありますという説明を1回限りさせていただいております。その制度を職員が活用されたということでございます。 ◆委員(大西勝彦)  民間の企業で言いますと、例えば業績が悪くなって、肩たたきではないですけれども、そういうときに、人員整理をやるときに、一時的に勧奨退職制度というのがあると。  これは、私は前からずっと言っているんですけれども、国家公務員に準じているんだとは思うんですけれども、50歳になったときに、こういう権利がありますよということで、勧奨退職制度を大府市はもうずっと取り続けるわけですか。 ◎企画政策部長(新美光良)  先のことまではちょっとわかりませんけれども、今年度はとりあえず、制度としてはございます。 ◎市長(岡村秀人)  その質問は以前からいただいておりましたし、私も委員に同調するところはあります。  これから、65歳定年ということになって、それで、本人の申出とはいえ、勧奨退職扱いにして退職手当を割増しするという制度が、これが今のやり方に合っているかどうかというのは、本当に深く考えなくてはいけないというふうに考えておりますので、今後、検討していきたいと思っています。
    ○委員長(木下久子)  ほかに質疑はありませんか。久永委員。 ◆委員(久永和枝)  戻ってすみません。ふるさと納税のところで、1点だけ。  最後に市長が、国としてやめてほしいというふうな思いを述べられましたけれども、今だとやらなければいけない状況なんですけれども、その思いを国に対して届ける動きを何かしらされているのか。この点について、お伺いいたします。 ◎市長(岡村秀人)  これは、ふるさと納税で、もうかっているところと、そうではないところがありますので、それで、交付税をもらっているところは、ある程度、交付税で措置されますので、だいぶ利害関係が違いますので、市全体でという形にはなりませんけれども、私は上京するたびに、与党の国会議員には申入れをしております。 ○委員長(木下久子)  ほかに、2款・総務費の質疑はありませんか。大西委員。 ◆委員(大西勝彦)  多文化共生事業の普通旅費減額で、ノース・バンクーバー地区へ、何か相手方の都合で行けなかったということなんですけれども、どういう都合なんでしょうか。あまり向こうはやる気がないということなのか、大府市にやる気がないからやめたのか。その辺を教えてください。 ◎青少年女性課長(間瀬恵)  こちらとしましては、書簡を送ったり、メールとかで希望を言うんですが、相手方のほうで、なかなか御返事がいただけないということで、今回、実現しなかった理由としましては、橋渡しをお願いしていましたリンダさんという、大府高校の姉妹校提携に御尽力いただいた方がいらっしゃるんですが、その方にお願いしていたところですが、なかなか御多忙ということで……。 ◆委員(大西勝彦)  今年度は減額補正で、こういう形なんですけれども、来年度以降も、ノース・バンクーバー地区へのアプローチというのは、されていくという考え方でよろしいでしょうか。 ◎青少年女性課長(間瀬恵)  来年度も引き続き、ノース・バンクーバー地区へのアプローチは続けていく予定でございます。 ○委員長(木下久子)  ほかに、2款・総務費の質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、歳出の4款・衛生費について質疑を行います。質疑はありませんか。大西委員。 ◆委員(大西勝彦)  資源再利用推進報償金が減ったということなんですけれども、これは、要は資源回収の量が減ったということで、理由は何でしょうか。 ◎環境課長(猪飼健祐)  大きい理由は、資源の中でも紙類が減っているということだと思うんですが、こちらのほうの内容は、新聞紙が結構ウエイトを占めていて、新聞のデータがスマートフォンでも見られるというところも、一つの理由になっているのかなと思います。 ◆委員(大西勝彦)  新聞を取る人が少なくなったということと、地域のいろいろな声を聴いていますと、盗まれると。そういうこともままあるということなんですけれども、それが、例えば、今年、顕著に盗難があっただとか、そういうことではないんですか。 ◎環境課長(猪飼健祐)  おっしゃられるとおり、資源は、新聞紙だけではなくて、そういった声はありますが、これで、私、環境課長を務めさせていただいて2年目ですが、昨年度と比べると、本年度は、盗難は減っているかと思います。  ただ、盗難があり次第、随時、警察とも連携を取って、地域の方と共同でパトロールをするなど、未然防止に努めているところでございます。 ○委員長(木下久子)  ほかに、4款・衛生費の質疑はありませんか。鷹羽登久子委員。 ◆委員(鷹羽登久子)  同じく、資源再利用推進報償金の減額についてなんですけれども、2月までの時点でにはなると思うんですが、例えば、地域の資源回収から公共資源ステーションに移行しているといった傾向はいかがでしょうか。 ◎環境課長(猪飼健祐)  そちらのほうについても多少あるかと思うんですが、実際のところは、地域の資源ステーションのほうで、82パーセントぐらい資源の回収をやっております。残りの18パーセントが公共資源ステーションになっておりますので、まだ、そこのところを比較したものがありませんので、今、実際にどちらに流れているかというのは、ちょっとお答えができない状況です。 ○委員長(木下久子)  ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、歳出の10款・教育費について質疑を行います。  なお、本委員会の所管は、10款のうち、4項2目・公民館費になります。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、歳出の11款・公債費について質疑を行います。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、最後に、歳入その他の歳出以外について質疑を行います。質疑はありませんか。大西委員。 ◆委員(大西勝彦)  歳入で、前回の委員会でも、前回というのは12月の委員会でも聞いたんですけれども、繰越金ですね。  決算が締められて、12月の補正予算ではなくて、この3月の補正予算で決算の数字になったということなんですけれども、本会議でもちょっと質疑がありましたけれども、これは、今後、決算の数字が8月に出て、議会としては、3月議会までは、この繰越金を確定させないと、補正予算には上げないというような考え方でやっていくんでしょうか。 ◎企画政策部長(新美光良)  繰越金自体は、出納閉鎖の時点で確定していますので、金額としては、きちんと議会には提出しております。 ◆委員(大西勝彦)  予算上、決算が締まってから――以前は、決算が締まって数字が出た段階で、繰越金を歳入のほうに上げて、きちんと数字を押さえておったんですけれども、これは、3月議会の補正予算で、決算の数字に合ってくるということですよね。  要は、何が言いたいかというと、ポケットにずっと入れておいて、それで3月議会にぼんと出すんではなくて、最初から出しておいてくださいということを言いたいんですけれども。 ◎企画政策部長(新美光良)  例えば、決算が確定した9月議会で、繰越金を全額歳入に計上するには、それに見合う歳出が要るわけです。それで、今は、歳出に合わせて、繰越金をどんどん歳入に入れていくという方式をとっているんですけれども。  例えば、やり方として、9月議会の時点で全額、財政調整基金に繰り入れるという方法はございます。  どちらがいいかということだけなんですけれども、本市の場合はずっと、昔から今のやり方でやらせていただいております。 ◆委員(大西勝彦)  昔からその時期が、今までは枯渇する時期が早かったんだと思うんですよ。最近は財政が豊かだもんだから、最後まで残っているのか、知らないですけれども。  それと、今言われたような財政調整基金の話なんですけれども、これは、次の質問になっていくかと思うんだけれども、要は、財政調整基金と言わずに、基金ですね。  それで、基金というのは見えないんですよ。私はいつも、予算と決算の審査のときに、特に決算審査のときに、基金の状況を教えてくださいということで、決算書に基金の増減を含めて書いてもらうようになりました。予算書のほうも、予算の概要のところに載ってくるようになりました。それで、増減も載るようになってきました。  ところが、この間の期間中、要は、当初予算と決算のときは、基金別の出し入れとかがよくわかるんですけれども、この間のときに、例えば、今日も、みちづくり基金に2億円積みましたと。それでさらに、5,100万円戻していますと。それで、実は、予算ではあと2億円、本当は当初予算では使う予定だったとかというのを、調べろと言えば調べるんですけれども、それが議員の仕事だと言えば仕事なのかもしれませんけれども、例えば、そういうようなことを、ここの参考資料のところに載せるようなことは……。  その前に、基金は管理していますよね。今、どういう状態かというのを管理しているという前提で言いますけれども、そういうものをここに載せるようなことはできないですかね。 ◎会計管理者(久野信親)  基金のほうは、私の会計の部署で、適正に管理をいたしております。 ◆委員(大西勝彦)  当然、管理されておると思うんですけれども、なぜこれをしつこく言うかというと、借金と貯金、基金が貯金、市債が借金、これは一般会計の流れの中では見えないんですよね。  それで、決算のときと当初予算のときには見えるんだけれども、流れで見えないんで、見える化をしていただけませんかと。見える化をすれば、本会議で出たような質問は出てこないとは思うんですけれども。そういう検討は前向きにしますかという質問です。 ◎企画政策部長(新美光良)  大西委員にいろいろと御指摘をいただきまして、予算の資料、決算の資料をかなり改良させていただきましたので、この際、補正予算に関しても少し検討させていただきたいと思います。 ○委員長(木下久子)  ほかに質疑はありませんか。鷹羽登久子委員。 ◆委員(鷹羽登久子
     基金とか全体のやり繰りの議論の続きになっていきますが、ちょっとここは、財政の専門性が出てきますので、本会議を避けて、続きをこちらでやらせていただきます。  先ほど、いわゆる余裕が出た財源を目的基金に積むことについて本会議でお尋ねしたんですよね。それで、御答弁をいただいて、みちづくりに向こう何年か大変お金が掛かる見通しなのでということだったんですが、では、歳入のほうで、余裕のある財源が出てきた理由は何ですかとお聞きしたら、幼児教育・保育の無償化について補正予算で上げさせてもらったという答弁だったんですよ。  ということは、一度、幼児教育・保育の無償化で、これだけは子ども・子育てに掛かると確保して出したお金が、思いがけない交付金で戻ってきたという考え方をするならば、思いがけない形で戻ってきた子ども・子育ての費用については、子ども・子育て応援基金に積み増すという整理の仕方も可能だったのかなと思うんですが、こういった点についての議論や検討はなかったでしょうか。 ◎企画政策部長(新美光良)  今回、補助金としていただいた分は、本来ですと当初予算の補助金として、だから、歳出がその分減っているという前提だと思うんですね。  それで、その減っているものが入ってくるんだったら、子ども・子育て応援基金に積みましょうという考え方もあるかと思うんですけれども、先に一般財源で出しておりますので、返ってきたものは、当然、一般財源として使い道を考えるということで考えております。 ◆委員(鷹羽登久子)  今回、施政方針でも触れておられたと思うんですが、今後、幼保無償化と、それにかかわらず子どもが増えている状況で、これからもずっと子どもにお金が掛かり続けていく。それは、保育園を民間に移行していってもやはり掛かっていくものだという前提で考えたときに、子ども・子育て応援基金の残高がどんどん減っているんですよね。そこら辺も全部トータルで勘案した結果、子ども・子育て応援基金には入れないという検討があったということでよろしいですか。 ◎企画政策部長(新美光良)  道路に関しては、令和3年度、令和4年度で10億円以上の財源が必要だということで、今回の2億円は、優先順位から、みちづくり基金に積立てをさせていただきました。  それで、私どもも、子ども・子育て応援基金が、もう既に令和2年度末だと1億円を切る残高になりますので、こちらの積立ての必要性も十分承知しておりますので、財源の都合次第ですけれども、今後また積み増しをさせていただきたいというふうに考えております。 ◆委員(鷹羽登久子)  今回、これは補正予算ですので、つくっていただいた2月の時点でのやり繰りの状況を反映したものということになりますが、今後、出納閉鎖して、剰余金を一定、基金に積むという工程をまた経て、決算を打たれますよね。  その際に、計算した剰余金は、これまででは財政調整基金にしか入れていないんですが、例えば、法や規制の都合上、剰余金からは財政調整基金にしか積めないものなのか、あるいは、自治体の判断で目的基金に積んでもいいものなのか。この辺の解釈及び運用について、お聞かせください。 ◎企画政策部長(新美光良)  一応、地方自治法上は、繰越金については、繰り越さずに基金に積むことができるという規定がございますので、私どもの判断で積むことはできると思いますけれども、やはり、議会の議決をいただいて積む必要があると思いますので――個々の議決ということではなくて、例えば、条例をつくって積むとか、そういう手続のほうがベターだと私は考えております。 ◆委員(鷹羽登久子)  ということは、大府市の今の条例体系や現行の運用を考えると、最終的に、出納閉鎖から決算を打ったときに、剰余金を持っていく先は財政調整基金しかないということで整理してよろしいですか。 ◎企画政策部長(新美光良)  そうですね。現段階ですと、とりあえず財政調整基金に積むことになりますけれども、繰越金として残しておけば、それを子ども・子育て応援基金に積みましょうということはできますけれども、財政調整基金から出して、次に目的基金に積むということは、私はあまりそぐわないのではないかなというふうに思っております。 ○委員長(木下久子)  ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で、議案第1号の質疑を終わります。  次に、討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。久永委員。 ◆委員(久永和枝)  他の委員会で賛同できない中身があるため、反対といたします。  以上です。 ○委員長(木下久子)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ほかに討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、これで討論を終わります。  これより議案第1号を採決します。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第1号「令和元年度大府市一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で、当委員会に付託された議案のうち、本日分の審査は全て終了いたしました。  最後に、市長から御挨拶をいただきます。 ◎市長(岡村秀人)  慎重に審査をしていただきまして、お認めいただきまして、ありがとうございます。  本会議でもまたよろしくお願いします。 ○委員長(木下久子)  なお、委員長報告の作成については、正副委員長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  御異議ありませんので、そのように取り扱わせていただきます。  以上で、総務委員会を閉会いたします。ありがとうございました。                閉会 午後 1時50分...