ツイート シェア
  1. 大府市議会 2019-03-22
    平成31年第 1回定例会-03月22日-05号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    平成31年第 1回定例会-03月22日-05号平成31年第 1回定例会 第5日目  平成31年3月22日(金曜日)   午前 9時00分 開議   午後 1時51分 閉会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  森山守    5番  守屋孝    6番  木下久子    7番  加古守    8番  鷹羽琴美    9番  日高章   10番  山本正和   11番  早川高光   12番  酒井真二
      13番  鷹羽登久子   14番  上西正雄   15番  三宅佳典   17番  深谷直史   18番  柴崎智子   19番  窪地洋 2 欠席議員   16番  鈴木隆 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   末廣昭一    議事課長   竹田守孝    議事係長   原田好美    議事係主任  武陵真結子    議事係主任  野崎雄介    議事係主任  鈴木伸男 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長        岡村秀人    副市長       山内健次    教育長       宮島年夫    企画政策部長    新美光良    健康都市推進局長  林正実    総務部長      久野幸信    市民協働部長    丸山青朗    福祉子ども部長   玉村雅幸    健康文化部長    今村昌彦    都市整備部長    近藤晃司    建設部長      長谷川重仁    産業振興部長    木學貞夫    水道部長      杉山鐘辞    会計管理者     久野信親    教育部長      内藤郁夫    指導主事      鈴木達見    監査委員事務局長  相羽政信    消防長       上山治人    秘書人事課長    白浜久    企画政策課長    福島智宏    財政課長      信田光隆 5 議事日程  第1 議案第4号 大府市小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の制定について  第2 議案第5号 大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について  第3 議案第6号 大府市子ども・若者支援地域協議会条例の制定について  第4 議案第7号 大府市青少年問題協議会条例の一部改正について  第5 議案第8号 大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  第6 議案第9号 大府市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第7 議案第10号 大府市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について  第8 議案第11号 大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  第9 議案第12号 大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について  第10 議案第13号 大府市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について  第11 議案第14号 大府市国民健康保険税条例の一部改正について  第12 議案第15号 大府市道路占用料条例及び大府市公共用物管理条例の一部改正について  第13 議案第16号 大府市水道布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について  第14 議案第17号 大府市乗合自動車使用条例の廃止について  第15 議案第18号 財産の無償貸付けについて  第16 議案第19号 市道の路線廃止について  第17 議案第20号 市道の路線認定について  第18 議案第22号 平成31年度大府市一般会計予算  第19 議案第23号 平成31年度大府市国民健康保険事業特別会計予算  第20 議案第24号 平成31年度大府市公共下水道事業特別会計予算  第21 議案第25号 平成31年度大府市農業集落排水事業特別会計予算  第22 議案第26号 平成31年度大府市後期高齢者医療事業特別会計予算  第23 議案第27号 平成31年度大府市水道事業会計予算  第24 請願第1号 2019年10月からの消費税10パーセント中止を求める意見書を政府に提出することを求める請願  第25 議案第28号 監査委員の選任について  第26 議案第29号 公平委員会委員の選任について  第27 委員会提出議案第1号 大府市議会会議規則の一部改正について  第28 総務委員会調査研究結果の報告について  第29 建設消防委員会調査研究結果の報告について  第30 議員派遣について 6 会議に附した事件  第1 議案第4号 大府市小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の制定について  第2 議案第5号 大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について  第3 議案第6号 大府市子ども・若者支援地域協議会条例の制定について  第4 議案第7号 大府市青少年問題協議会条例の一部改正について  第5 議案第8号 大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  第6 議案第9号 大府市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第7 議案第10号 大府市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について  第8 議案第11号 大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  第9 議案第12号 大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について  第10 議案第13号 大府市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について  第11 議案第14号 大府市国民健康保険税条例の一部改正について  第12 議案第15号 大府市道路占用料条例及び大府市公共用物管理条例の一部改正について  第13 議案第16号 大府市水道布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について  第14 議案第17号 大府市乗合自動車使用条例の廃止について  第15 議案第18号 財産の無償貸付けについて  第16 議案第19号 市道の路線廃止について  第17 議案第20号 市道の路線認定について  第18 議案第22号 平成31年度大府市一般会計予算  第19 議案第23号 平成31年度大府市国民健康保険事業特別会計予算  第20 議案第24号 平成31年度大府市公共下水道事業特別会計予算  第21 議案第25号 平成31年度大府市農業集落排水事業特別会計予算  第22 議案第26号 平成31年度大府市後期高齢者医療事業特別会計予算  第23 議案第27号 平成31年度大府市水道事業会計予算  第24 請願第1号 2019年10月からの消費税10パーセント中止を求める意見書を政府に提出することを求める請願  第25 報告第3号 専決処分の報告について(和解)  第26 議案第28号 監査委員の選任について
     第27 議案第29号 公平委員会委員の選任について  第28 委員会提出議案第1号 大府市議会会議規則の一部改正について  第29 総務委員会調査研究結果の報告について  第30 建設消防委員会調査研究結果の報告について  第31 議員派遣について ○議長(早川高光)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は18名で定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  なお、会議録署名議員は、先に指名しました17番・深谷直史議員及び18番・柴崎智子議員にお願いします。  日程第1、議案第4号「大府市小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の制定について」を議題とします。  本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・森山守・登壇) ◎総務委員長(森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、3月15日、委員会室1において委員7人のうち6人が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  議案第4号「大府市小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の制定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、そもそも水道水は安全であるはずなのに、この条例を制定することとなった理由は何か。  答え、水道水は安全であるが、その水道水を一時的にためておく受水槽を設置している賃貸アパート等に住む市民にも、安全で衛生的な水を提供できる仕組みづくりが必要であるとして、小規模貯水槽水道の設置者に対し、保守・管理を義務付ける条例を制定することとした。条例化は、健康都市として、市民の生命・安全を守るために極めて重要なことだと考えている。  問い、小規模貯水槽水道の水質検査に係る費用が発生することにより、設置者又は市民の負担が増えることになるが、そのことについて、どう考えるか。  答え、水質検査の項目は、色や臭いなどの5項目を考えており、特別な知識や資格がなくても実施できるものである。残留塩素量についてのみ、試薬による簡易測定が必要となるが、1,000円以下で購入できるものもあり、家賃に影響するほど市民の負担が増えることにはならないのではないかと考えている。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第4号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第4号「大府市小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第2、議案第5号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」を議題とします。  本案は建設消防委員会に付託してありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、3月13日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降、登壇しての委員長報告では、このことの報告は省略させていただきます。  議案第5号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、大府長草工業地区整備計画区域では、この条例により土地利用の制限が緩和され、企業としての活用範囲が広まると思うが、計画について何か聞いているか。  答え、既に工業系の開発がされている区域であるため、今後より一層の土地利用の増進を期待している。  問い、今回の条例にあわせて、地区計画ごとに定めていた既存の条例を一本化するとのことだが、今後、新たに地区計画を設ける際は、この条例の一部改正としていくのか。  答え、今後、地区計画を定める場合は、この条例の一部改正で行っていきたい。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第5号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第5号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第3、議案第6号「大府市子ども・若者支援地域協議会条例の制定について」及び日程第4、議案第7号「大府市青少年問題協議会条例の一部改正について」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・森山守・登壇) ◎総務委員長(森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第6号「大府市子ども・若者支援地域協議会条例の制定について」及び議案第7号「大府市青少年問題協議会条例の一部改正について」は、会議規則第84条の規定により一括議題として審査しました結果、両案とも、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、今回の条例の制定等により、どのような効果が期待できるのか。  答え、青少年問題協議会では青少年の健全育成について、子ども・若者支援地域協議会では不登校、ひきこもり等の支援についてと、協議の分野を分けることで、専門性が高まることが期待できる。また、子ども・若者支援地域協議会を単独で設置し、体制をシンプルとすることで、より施策に反映しやすくなる効果も期待できる。  問い、青少年問題協議会の委員に、新たに「青少年を代表する者」を加えることとなった経緯は何か。また、どのように選任していくのか。  答え、委員から「この協議会の委員に青少年の代表がいないのは、社会参画の欠落ではないか」という意見があったため、当事者である青少年の参加によって、主体的な意見をもらいたいと考えている。委員の選任は公募を考えており、今後、広報おおぶ等で募集していく予定である。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第6号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第6号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第6号「大府市子ども・若者支援地域協議会条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第7号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第7号「大府市青少年問題協議会条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第5、議案第8号「大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」から、日程第14、議案第17号「大府市乗合自動車使用条例の廃止について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。
     まず、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・森山守・登壇) ◎総務委員長(森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  まず、議案第8号「大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第9号「大府市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、施設の正式名称が「大府市農村環境改善センター」から「大府市立吉田公民館」となることで、何か変わることはあるのか。  答え、施設名称の看板が一つになるほか、会議室やホール等の附属設備の名称も一部変わるが、使用料や利用手順に変更はなく、従来どおりの利用が可能である。  次に、議案第17号「大府市乗合自動車使用条例の廃止について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・山本正和・登壇) ◎厚生文教委員長(山本正和)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、3月14日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  始めに、議案第10号「大府市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第11号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、代替保育の提供に係る連携とは、具体的にどのようなものか。  答え、家庭的保育事業所は保育士の数が少ないため、職員の病気等により、急に保育が提供できなくなったときに代替保育をしてもらえるよう、あらかじめ連携先の施設を確保しておくものである。  問い、乳幼児に対する食事の提供の特例として、外部搬入が可能な施設を追加しているが、事業所内で調理することを基本としている中で、安全性の確保をどのように確認していくのか。  答え、この特例は、居宅において保育を行うため、事業所内で調理することができない場合において、既に保育所や幼稚園に給食を搬入している実績があり、安全性が確かなところからの外部搬入を認めるというものである。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「よりよい保育のためや保護者の視点ではなく、目先の人手不足を補うための規制緩和であり、賛成するものではない」といった趣旨のものでした。  次に、議案第12号「大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、給食費の徴収に係る規定の整備については、10月からの幼児教育・保育の無償化に伴うものであると思うが、その時点で改正することは考えなかったのか。  答え、10月から給食費の徴収の仕方が変わることが予定されているが、保護者から実費を徴収することについて、無償化に先駆けて明確化しておくため、改正することとした。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「共和東保育園の運営を、公の保育園から民間事業者に移すという内容が含まれている議案であるため、反対する」といった趣旨のものでした。  次に、議案第13号「大府市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第14号「大府市国民健康保険税条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、減免期間の延長によって、対象となる人数や金額をどれぐらいと見込んでいるか。  答え、平成30年度の課税分においての減免対象者は56人で、135万4,300円の減免をしているが、今回の改正による影響が出るのは2年後となるため、現時点では把握はできない。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  始めに、議案第15号「大府市道路占用料条例及び大府市公共用物管理条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、占用料の改定により、市の歳入にはどのような影響が見込まれるか。  答え、中部電力、東邦ガス、NTTの占用料で比較すると、平成30年度は約3,100万円であったものが、平成31年度は約3,800万円に増額すると試算している。  次に、議案第16号「大府市水道布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第8号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第8号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第8号「大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第9号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第9号「大府市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第10号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第10号「大府市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第11号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、討論をいたします。  福祉事業であります保育に関しましては、公が行うべきだという考えを持っております。  今回の議案は、心配していました保育事業の内容の後退となることが反対の理由であります。  保育の人材が不足する中で、対象者を広めようと、保育士の配置基準の規制を緩める内容、さらに、保育所内での調理が必要であった給食が、外部からの給食搬入が可能になるなど、これまでの保育事業の後退となる内容であります。  行政がやるべきことは、規制緩和によって保育の質を下げることではなく、働く保育士や看護師の低過ぎる賃金を引き上げるための対策などに力を入れるべきです。  しかし、国が行おうとしていることは、子供のよりよい保育のため、預ける保護者の視点ではなく、その場しのぎで、目先の人手不足を補うための規制緩和が含まれており、賛成できるものではありません。  以上です。 ○議長(早川高光
     賛成の討論はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  議案第11号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、賛成の立場から討論をいたします。  理想を述べられるのは非常に大切なことだと思いますが、目の前の子供たちをどうするのかという視点が、親や子供たちに求められている、市民に求められていると思います。  今、喫緊の課題にどう対応するのかという視点での本議案については、より質の高い保育を求める姿勢をお願いしながら、しかし、子供たちや親の利益にかなう英断だというふうに考えまして、賛成の討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第11号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第11号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第12号「大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について」、討論させていただきます。  今回の議案は、共和東保育園が初めて民間へ移管されるという内容であります。  大府市は、保育ニーズの多様化に応えるためと経費の削減を図るために共和東保育園を指定管理者制度で行ってきました。  しかし、公立の保育園と同じように運営をすれば、同じように運営費が掛かることが、この10年間の指定管理ではっきりしたのではないでしょうか。  にもかかわらず、大府市は、より保育運営が厳しくなる民間保育所に保育事業を委ねることになります。  保育の質を落とさずコストを削減することは、両立するものではありません。  本来、利益を生まない保育事業については、公で行うべきと考える立場から、今回の議案に反対するものです。  以上です。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。7番・加古守議員。 ◆7番議員(加古守)  議案第12号「大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について」、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論いたします。  本条例の改正により、共和東保育園が公立保育園から削除されますが、当園におきましては、平成22年度より指定管理者制度を導入し、民間のノウハウを活用したすばらしい保育が行われていくことが実証され、保護者からも高評価を得ております。  このことから、民間の保育所への移行後も、本市の保育理念、子供たちの健全な心身の発達を図ることを目的とし、子供たちにとって最もふさわしい生活の場となるような、創意工夫した保育が行われるものと期待しているところであります。  次に、本年10月から幼児教育・保育の無償化が始まり、保育に係る保護者負担の仕組みは大きく変わります。  給食費については、これまでも主食代として保護者より実費徴収をしておりましたが、給食費は保護者が負担するものであることを、本年10月から始まる幼児教育・保育の無償化を前に、条例において明確にすることは、適切な対応であると考えます。  以上の理由から、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(早川高光)  では、ほかに討論はありませんか。あれば、まず、反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  重複するところを避けまして、1点のみ、議案第12号に対して、賛成の討論を行います。  同じ保育を行うなら同じ経費が掛かるということは、委員会の質疑、それから、答弁に反する内容であります。  共和東保育園は、指定管理者制度になって、どのように民間ならではの力を発揮して、保護者、子供たちに、その他の公立とは違う、民間ならではの保育を提供してきたかということについては、答弁がありました。  さらに、そのことに対して、保護者、子供たちがどのように歓迎しているかということについても、答弁がありました。  この事実を踏まえて考えるならば、経費が同じでも、優れた内容の保育を行える可能性が民間保育所にはあるということが、委員会の質疑、答弁でありました。  このことに即して、本議案について賛成をいたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第12号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第12号「大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第13号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第13号「大府市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号について討論を行います。討論はありませんか。あれば、反対の討論から行いたいと思います。反対ですか。反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  それでは、賛成の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第14号「大府市国民健康保険税条例の一部改正について」、討論をいたします。  新年度から、被扶養者の均等割額と平等割額を2分の1に減免する期間が終了し、対象者の負担が倍増となり、急激な保険税の増額となる減免期間の見直しについて、大府市は独自で条例を定め、市民への負担を2年延長するという議案であり、賛成するものです。  国民健康保険運営協議会の答申もありましたが、決断されました大府市長、そして、期間の短い中で、期間延長に向けての条例改正への準備を間に合わせた職員などの関係者によって、市民の負担を軽減したとも言えます。  しかし、2年後には、他市町と同じように市民負担が倍増することになるため、対応を注視してまいります。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第14号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第14号「大府市国民健康保険税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第15号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第15号「大府市道路占用料条例及び大府市公共用物管理条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第16号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第16号「大府市水道布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第17号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第17号「大府市乗合自動車使用条例の廃止について」は、原案のとおり可決されました。  日程第15、議案第18号「財産の無償貸付けについて」から、日程第17、議案第20号「市道の路線認定について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は厚生文教委員会及び建設消防委員会に付託してありましたので、厚生文教委員会及び建設消防委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長
                 (厚生文教委員長・山本正和・登壇) ◎厚生文教委員長(山本正和)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第18号「財産の無償貸付けについて」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、市が地主から借りた共和東保育園の土地を、運営事業者に貸し付けることについて、問題はないか。ほかに事例があるのか。  答え、市以外に貸すことはできないという地主の意向に沿って行っている。無償ではないが、市が土地を借りて民間に貸す事例は、ほかにもある。  問い、市が地主から借りている土地の借地料を事業者の負担とすることについて、民営化するときに検討はされなかったのか。  答え、土地だけに限らず、建物の有償貸付けについても検討はしたが、保育に必要な経費を考えたところ、事業者に借地料、借家料を負担させることは、今回の事例には合わないと判断した。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名から、賛成討論が委員1名からありましたので、それぞれの内容を簡潔に御報告いたします。  まず、反対討論としては、「建物や土地の無償貸付けについて、ほかの民間保育所との公平性に欠ける部分があるため、反対する」といった趣旨のものでした。  次に、賛成討論としては、「民間らしさが発揮された魅力的なサービスで、保護者から高い評価を得ているこの法人に、土地、建物を無償貸付けすることは、効率的かつ安定的に保育を供給することに寄与するものであると考え、賛成する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第19号「市道の路線廃止について」及び議案第20号「市道の路線認定について」は、会議規則第84条の規定により一括議題として審査しました結果、両案とも、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  両案の審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、共和西土地区画整理地内の市道1258号線については、平成29年第1回定例会で市道の認定をしたばかりであるが、短い期間で廃止する理由は何か。また、この地区において、廃止又は認定する路線はあるか。  答え、共和西土地区画整理地区については、全ての造成工事が完了し、地区内の全ての路線を廃止し、新たに認定するためである。また、市の指摘に伴う道路の修繕も完了しているため、今後新たに発生する路線はないと考えている。  問い、(仮称)大府パーキングエリア下り線の整備に伴う市道の廃止及び認定を行い、知多半島道路をくぐる道路がなくなることになるが、道路の付け替え等の説明をどのようにして地域に行い、合意を得たのか。  答え、地権者及び自治区を対象とした地元説明会の中で、付け替え後の整備図面を見てもらった上で、事業を進めている。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第18号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第18号「財産の無償貸付けについて」、討論をいたします。  共和東保育園は、10年間の指定管理で際立った成果が見られなかったことから、本来は、公立の保育園に戻すべきであります。  しかし、さらに大府市の手から離し、民間の保育園とすることが反対理由の一つであります。  今回の議案は、その民間保育園に園舎や園庭などを無償で貸付けする内容でありますが、大府市が公立で運営するべきという立場で討論をいたします。  さらに、同じ時期に、ほかの民間保育園も運営をスタートいたします。同じ民間の保育園でありながら、保育園の建物や園庭や駐車場を含む土地の利用について、ほかの民間保育園との公平性に欠けることも反対の理由であります。  保育園の運営については、人件費が大きく占め、土地の確保や園舎の建設費用や修繕、建て替え費用や、さらに近隣住民への理解など、民間保育園にとっても大仕事であります。  資金繰りに苦労している民間事業者も多くいます。公立も、民間も、同じ保育を行うのであれば、同じように公費を使うべきであります。  今回の民営化について、共和東保育園は10年経過しているとはいえ、建物や土地を無償で貸し付けます。  しかし、それ以外の民間の保育園は、大府市独自の補助金を上乗せしても、1園当たり5,000万円ほどしかありません。  民間保育園は、土地を探すところから、200名規模の園舎で約6億円以上掛かる工事費も全て負担した上に、継続して運営しなければなりません。  民間への移行と、民間保育園への税金投入が公平ではないという理由で、反対といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。8番・鷹羽琴美議員。 ◆8番議員(鷹羽琴美)  それでは、議案第18号「財産の無償貸付けについて」、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論させていただきます。  大府市立共和東保育園につきましては、平成22年度から、指定管理者制度により、株式会社日本保育サービスが管理、運営しています。  夜8時までの延長保育や祝日保育のほか、英語、体操などの独自の保育プログラムが取り入れられており、民間の持つ多様で魅力的なサービスは、保護者や地域の皆さんから非常に高い評価を得ていると伺っております。  このたび、公募選定を経て、株式会社日本保育サービスが公私連携保育法人に指定されますが、この公私連携保育法人に土地、建物を無償貸付けすることは、民間の能力を活用するという改正児童福祉法の趣旨に沿ったものであり、効率的かつ安定的に保育を供給することに寄与するものであると考えます。  日本保育サービスが、公私連携保育法人として、安定的に保護者ニーズに沿ったきめ細やかな保育サービスを提供されていくことを期待いたしまして、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(早川高光)  反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  議案第18号について、賛成の討論を行います。  この10年にわたって共和東保育園が日本保育サービスによって保育を行われてきたことに対して、私は多大な効果があったというふうに考えております。  私は、日常の保育、また行事などで、共和東保育園の保育の中に入って、その現状を見させていただきました。  共和東保育園ならではの行事のつくり方、また、保育のスタッフの配置の仕方、そのことによる子供たちの行事での、また日常の保育での目の輝きや、そして、すばらしい保育内容は、共和東保育園ならではのものがあるということを肌で感じさせていただいております。  待機児童が出るような状況の中で、共和東保育園の安定的な保育を継続するために、そして、民間事業者の能力をより発揮できる環境づくりのために、大府市がとった今回の措置は、極めて保護者、また子供たちの利益にかなっているということを、保育を実際にこの目で見ている者として、実感をし、賛成の討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第18号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第18号「財産の無償貸付けについて」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第19号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第19号「市道の路線廃止について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第20号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第20号「市道の路線認定について」は、原案のとおり可決されました。  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。なお、再開は、午前10時10分とします。                 休憩 午前 9時54分                 再開 午前10時10分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第18、議案第22号「平成31年度大府市一般会計予算」を議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長
                 (建設消防委員長大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第22号「平成31年度大府市一般会計予算」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、平成31年度は、防犯灯のLED化がどのくらい進むと考えているのか。  答え、これまで、球切れした防犯灯は、蛍光灯だけを取り替えて対応してきたが、平成31年度は本体ごと交換し、LED化を推進する。防犯灯は、例年1,200基程度の球切れの修繕を行っているため、平成31年度は同程度がLED化されると考えている。  問い、地域公共交通網形成計画の具体的な内容は何か。また、計画の策定に当たり開催する大府市地域公共交通活性化協議会の委員構成及び開催時期はどうか。  答え、地域公共交通網形成計画は、高齢化社会への対応、地域公共交通の現状、問題点及び課題の整理を踏まえて、公共交通ネットワーク全体を一体的に形づくり、持続させることを目的に、地域全体の公共交通の在り方、住民、交通事業者、行政の役割を定める計画となる。また、協議会は、現在の大府市循環バス運行協議会の委員を基本とし、法定協議会として開催していく。平成31年度は、7月頃に第1回を開催し、年4回の開催を予定している。  問い、どぶろく特区の推進について、遠野市との連携はどのようにしていくのか。  答え、遠野市は、どぶろく特区の認定を平成15年度に受けており、特区の推進方針、どぶろくの製造方法等の様々な取組内容について、先進事例として参考にしていきたいと考えている。  問い、プレミアム付商品券の購入対象者及び購入限度額を定めた背景は何か。また、発行枚数66万5,000枚で、目指す効果が得られるのか。  答え、プレミアム付商品券事業は、消費税率の引上げに伴う政策として、国の全額補助により実施するもので、国が示す基準により購入対象者及び購入限度額を設定している。本市では、購入対象者を1万3,300人として想定しており、低所得者及び子育て世帯の消費に与える影響の緩和策として、また、地域における消費を喚起、下支えするものとして、効果が得られるものと考えている。  問い、平成30年度、東浦町は東浦町制70周年記念事業として位置付けて大府東浦花火大会へ補助したが、平成31年度に大府市が補助を行う目的は何か。  答え、本市の魅力を広く市の内外に発信するとともに、地域資源を生かした観光の振興及び地域経済の活性化を図るために補助を行うものである。  問い、都市計画道路の見直しについて、どのような整理をして見直していくのか。また、具体的に検討に上がっている路線はあるか。  答え、都市計画道路の見直しについては、「愛知県都市計画道路見直し方針」に基づいて、まず、未着手区間についての見直し、社会経済情勢の変化などを考慮して必要性を検証、そして、財政負担の軽減、既存ストックの有効活用を考慮して代替性を検証することの三つを基本的な考え方として、検証をしていく。現段階で具体的に検討に上がっている路線はないが、県が実施している将来交通量推計の結果を参考にするとともに、県や関係機関と調整の上、見直しを進めていく。  問い、川池親水空間整備工事の完成図はどのようなものか。また、地域住民の意向に沿う姿になっているか。  答え、大雨の際に水をためる機能はそのままにして、東側を広場、西側を水面として、池の周辺の桜の花を眺められる周回園路を整備する予定である。平成29年度に実施した地域住民参加のワークショップでも、広場と水面を確保するプランでまとまっており、イメージどおりの姿ではないかと思われる。  問い、辰池周辺の整備に当たり、どのようにして地域の意見を取り入れながら整備内容を検討するのか。また、市民が広場を使えるようになるのはいつからか。  答え、整備内容については、地域住民が参加するワークショップで話合いを行う。また、広場については、平成31年度に用地を購入し、平成32年度に整備工事を行う予定であるため、最短で平成32年度の後半から利用できるようになる。  問い、平成31年度は、伊勢木橋から市道柊山大府線までの区間の緑道を整備するとしているが、その後の計画はどうなっているのか。  答え、平成32年度には、伊勢木橋の上流の左岸側の整備を行う。これにより、国道155号の月見橋から上流の一ツ屋の緑地まで、鞍流瀬川堤防の舗装された緑道を、つながりを持って歩くことができるようになる。  問い、防災学習センターの整備に当たり、市民の声をどのように反映するのか。また、市民への事前の情報提供をどのように行うのか。  答え、市民によるワークショップ及び地元説明会において、大府市で起きた過去の災害及び将来起こり得る災害についての情報掲示や、親子防災コーナー、防災学習コーナー等の設置についての要望があったため、整備を行う計画である。また、ホームページ、広報おおぶ、各自治区等へ開館日や利用方法等の情報提供を行うとともに、工事期間中は建物の外観や内部の完成予想図を掲示し、PRを行っていく。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員4名からありましたので、その内容を簡潔に報告いたします。  その内容は、「大府らしさを活かした賑わいづくり、安心・安全な生活を守る環境づくり、快適で便利な暮らしの基盤づくりを始め、その他についてもおおむね良好であると認められるので賛成する」といった趣旨のもの、「過去の災害を語り継ぐ体験型の防災学習センターの整備及び6次産業化としてのどぶろくによる伝統文化の継承を期待し、賛成する」といった趣旨のもの、「川池親水空間整備工事によって、多くの人たちに親しんでもらえるものとなること、また、福祉及び子育て支援を目的としたプレミアム付商品券が全ての対象者に販売されるようにしっかりと取り組んでいただくことを期待して賛成する」といった趣旨のもの、及び「庁内の他部署との連携を必要とする事業が増えてくる中、あらゆる可能性を排除せず、あらゆる課題に対応する、緻密で充実した地域公共交通網形成計画の策定を期待して賛成する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・山本正和・登壇) ◎厚生文教委員長(山本正和)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第22号「平成31年度大府市一般会計予算」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、敬老会の出席率が年々減少傾向にある中で、求められている事業となるよう検討はされたか。  答え、高齢者の長寿を祝い、社会参加、生きがいの高揚等を図るという事業の趣旨を踏まえ、高齢者を取り巻く生活環境の変化や対象者の増加に対応した事業を実施できるように、敬老会の対象者の見直しも含めて、継続的に検討をしている。  問い、子ども会への加入を促進するため、どのように活動を周知するのか。  答え、保育園や小学校へのチラシの配布、広報紙やホームページへの掲載など、様々な機会を通じて子ども会の活動を知っていただくとともに、希望者に対して子ども会の立ち上げ支援を行い、加入促進を図っていく。  問い、他の児童老人福祉センターの指定管理も検討されているのか。  答え、共和西児童老人福祉センターに導入した後、その運営等について効果を検証、評価しながら、他の児童老人福祉センターへの導入も含めて、今後検討していく。  問い、今後多くの民間保育所の開園を予定しているが、保育所を立ち上げる初年度に、事務処理などの支援は行うのか。また、保育士の確保の確認はされているか。  答え、市が行う園長会議等の際に、民間保育所にも参加を呼び掛け、公立の保育園と同じように情報提供、情報交換を行い、円滑で質の高い保育園運営ができるよう支援をしていく予定である。また、保育士の確保のため、平成30年度、公立、私立にかかわらず、市が主体となって様々な求人活動を行った。平成31年度もこれを継続し、子供たちにとって最善の保育ができるよう、保育士の確保に努めていく。  問い、新たに言語聴覚士と心理士による相談を実施することも含めて、ことばの相談の計画値が、平成30年度の6回から、平成31年度は36回と飛躍的に伸びたが、どのような背景からか。  答え、専門性の求められる発達相談や、きつ音、発音に関する相談も多く見られるようになり、相談内容に合った職種の確保と相談体制を整えるために、小児科医に加え、言語聴覚士や心理士を導入するものである。心理士の相談については、1歳半と3歳児健診の機会を利用してことばの相談の枠を設けることで、相談回数を確保した。  問い、道徳副教材「大府市にゆかりのある人」を作成して、授業でどのように活用するのか。  答え、小学校3年生から中学校3年生までの学年ごとに、1年に1人ずつを取り上げて、「大府市にゆかりのある人」の道徳資料を使用し、授業を行う。授業をするための指導案、補助資料、授業で児童生徒に提示するパワーポイントをセンターサーバーに保存し、全ての学校で活用できるようにする。  問い、中学校のエアコンについて、未整備の特別教室にもいずれエアコンを設置するのであれば、普通教室、特別支援教室への設置と同時に行うことが、生徒にとっても、工事の期間や費用面においても、効率的ではないかと考えるが、どのような計画になっているのか。  答え、今回、国の補助の基準が普通教室であることや、中学校の特別教室は別棟にあることが多く、現在工事を行っている普通教室から距離があることなど、同時に設置することが必ずしも効率的であるとは考えていない。  問い、部活動指導員を導入するに当たり、学校への配置や処遇及び働き方はどのようになるのか。  答え、まずは大府南中学校で導入し、効果、課題等を検証したいと考えている。市の臨時職員として雇用し、現在の外部指導員と同様の勤務日及び勤務時間を予定しているが、部活動により状況は異なるものと考えている。  問い、大府市レスリング協会の設立に向けた準備を進めるとのことだが、ほかにも盛んな競技がある中で、レスリングにした理由は何か。  答え、レスリングに秀でた選手を抱える至学館大学との官学連携を見込んでいる。至学館大学がある大府市だからこそ、大府市にしかできないものをと考え、レスリングとした。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名から、賛成討論が委員2名からありましたので、それぞれの内容を簡潔に御報告します。  まず、反対討論としては、「タブレットパソコンの導入効果についての総括の前に先行投資をすることや、学校給食費の引上げ、また、保育園の民営化の急速な推進と公平性に欠ける民間保育所への補助についても賛成できないため」といった趣旨のものでした。  次に、賛成討論としては、「子ども子育て八策を更に前へ推し進めようとする勢いが感じられる事業や、学校教育における先駆的な施策の充実など、スピード感を持って積極的に取り組んでいこうとする意欲が強く伝わってくる」といった趣旨のもの、及び「今後の児童老人福祉センターの運営の在り方及び時代にふさわしい敬老会にするための検討の必要性を申し添え、更なる日本一元気な健康都市おおぶを目指すことを期待し、賛成する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・森山守・登壇) ◎総務委員長(森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第22号「平成31年度大府市一般会計予算」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、ふれあい保険の補償内容はどのように変わるのか。また、4月から変更されるとのことだが、実際に制度を利用する市民への周知はどのように行うのか。  答え、医療費の自己負担がない中学生までの子供は対象外とし、あわせて、市や市に準ずる団体が主催する大会以外で、個人・グループが実施する定期活動や練習についても対象外とする予定である。なお、それ以外のボランティア活動、自治区、コミュニティ活動への影響はない。また、市民への周知は、議会での承認が得られ次第、ホームページや関係機関を通じて行っていく。  問い、都市間交流の推進には市民の参加が不可欠だと考えるが、より多くの市民に参加してもらうための工夫は何か。  答え、都市間交流の推進は、市民の方に知っていただくことが重要と考えており、市役所6階の都市間交流コーナーでは、園児や学生、団体の協力を得て、都市ごとの作品等の展示を行っている。また、産業文化まつりでは、交流する都市の物産の販売ブースを設けたり、児童生徒の作品を展示したりするなど、機会を捉えて都市間交流の周知を図っている。  問い、ウェルネスバレー地区の健康産業ゾーンへの企業誘致に向けた将来的な土地利用計画をつくる過程において、東浦町とはどのように連携していくのか。  答え、東浦町とは、次期総合計画や都市計画マスタープランの策定業務において、土地利用計画を話し合っており、産業立地、産業集積を進めていく範囲を見極めるとともに、市町にまたがる都市計画道路の延伸の必要性についても議論を行っている。  問い、「交通安全モデル地区」と「犯罪のないまちづくりモデル地区」を「安心安全重点地区」として一つに統合したが、事業自体を一つに統合して取り組むことは考えなかったのか。  答え、モデル地区の統合は、啓発活動を重点的かつ効率的に実施するためのものである。市として行う交通安全啓発と防犯啓発は、それぞれの計画に従って実施していきたいと考えている。  問い、防犯カメラとあわせて設置される表示板について、犯罪抑止効果を保持しつつも、市民に威圧感を与えないために、どのような工夫を考えているか。  答え、表示板に「防犯カメラ作動中」の文字とあわせて、市のマスコットキャラクターである「おぶちゃん」のイラストを表示し、市民に威圧感を与えないよう工夫をしていく。  問い、大府駅前・共和駅前ロータリーの路上禁煙地区の標識はどう変わるのか。また、標識を変えることで、どのくらいの効果を見込んでいるか。  答え、現在設置されている自転車等放置禁止区域の標識を、自転車等放置禁止区域と路上禁煙地区を併記する形の標識に作り替える予定である。また、目に付きやすい場所に標識を設置することで、より多くの人に路上禁煙地区の認知を促すとともに、劣化しやすいのぼり旗を順次撤去することで、駅前ロータリーの景観の改善効果もあると考えている。  問い、スズメバチの巣ができた土地の所有者が不明な場合、どのように対応するのか。  答え、土地の所有者又は関係者の所在が不明な場合、固定資産税台帳及び戸籍等により所有者及び相続人を調査し、スズメバチの駆除処理を依頼する。所有者の親族又は相続人が確認できない場合は、大府市空家等対策協議会作業部会において問題を提案し、関係各課と横断的に対応する。  問い、大府市地域包括ケア推進ビジョンの基本的な考え方はどのようなものか。  答え、大府市地域包括ケア推進ビジョンの策定は、団塊の世代が全て後期高齢者となる2025年を一つの区切りとし、医療や介護などの様々な要素が含まれることから、庁内関係各課のほか、知多北部広域連合とも連携して進める予定である。地域包括ケアの推進には、多様な主体が関わり、それぞれの立場でできることを考え、実践していくことが重要と考えており、そのために本市が果たすべき役割は、現状分析を踏まえた大きな取組の方針を示しつつ、多様な主体における地域包括ケアに関する活動の継続のために必要な支援や調整を行うことである。当ビジョンに基づく取組が進められることで、超高齢社会が更に進行する将来においても、持続可能なサービス提供体制の中で、誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができると考えている。  問い、保険適用となる禁煙外来治療費の一部助成を受けるにはどのような手続が必要であり、対象者となる「禁煙の意向がある喫煙者」に対する周知はどう行うのか。  答え、助成金の交付申請は、所定の禁煙治療が完了した後、交付申請書に、医療機関や薬局で発行される領収書や診療報酬明細書、禁煙の継続を誓う宣言書を添えて提出してもらうことを考えている。対象者への周知は、広報おおぶやホームページへの掲載、保険適用となる禁煙外来治療を行っている市内医療機関へのチラシの配布、健診や母子保健指導等における禁煙指導などを通じて行っていく予定である。  問い、南海トラフ地震発生時における、国や県からの支援の受入れ体制を知多5市5町で検討する広域受援計画の具体的な取組は、いつまでに策定するのか。  答え、広域受援計画は、知多5市5町で構成する知多地域防災減災研究会の議題として議論しており、県が策定している広域受援計画を基に、物資調達や輸送ルートについて知多地域で情報共有していくことを考えている。計画策定の期日は定めていないが、今後も各市町で協力できる体制の整備を進めていく。  問い、防災ガイドブックの具体的な活用方法と、それによって見込まれる効果は何か。また、どのような機会を通じて活用を促していくのか。  答え、防災ガイドブックは、家族で話し合い、必要事項を書き込んで使うことを想定しており、市民一人一人が防災について考え、行動するきっかけをつくることで、防災・減災対策の一助となるものと考えている。今後は、広報おおぶへの掲載や災害対策支部総点検のほか、通年で行う出前講座等により、ガイドブックの活用方法を説明していきたいと考えている。  問い、中学生学習支援事業「まなポート」について、平成30年度の反省等を踏まえ、何か変化のある取組を考えているか。  答え、平成30年度は、学習場所や機会の提供だけでなく、生徒の成長を地域で支えるネットワーク構築の一環として、学習支援を行う大学生や老人クラブ、婦人会など、地域住民との交流を図る機会を提供してきた。平成31年度も引き続き、地域で子供を育てる環境整備や「まなポート」に来やすくなるような機会の提供に努めていく。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員2名からありましたので、その内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「市民の税金からなる本予算については、おおむね良好に組まれており、効率的、効果的に執行していただくよう期待し、賛成とする」といった趣旨のもの、及び「市の仕事は、全ての市民が公平・公正に恩恵を受け、安心して安全に生活できる環境を提供することであると考える。市民から頼りにされ、市民の幸せづくりにつながる事業展開を積極的に推進していただきたいとの意見を添え、賛成とする」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。
    ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第22号「平成31年度大府市一般会計予算」につきまして、反対の立場で討論させていただきます。  安倍首相が進めます新年度予算、これは2019年10月からの消費税率10パーセントへの増税を盛り込み、史上最大の軍事費予算を計上する内容となりました。  日本共産党は、消費税増税で暮らしと経済を破綻させ、大軍拡で憲法と平和を壊し、二重に亡国への道を突き進む予算であると、予算案について強く批判しました。  12月の予算案の閣議決定後、厚生労働省の毎月勤労統計調査に長期にわたって調査方法の誤りがあり、これによって、過去の失業手当などの給付が少なくなっている例が多くあったことが発覚しました。  支給不足となったのは、延べ2,000万人、567億円に上るとされています。  国は、不足分の追加支給を行うことを決め、この結果、閣議決定したばかりの予算案を修正することになりました。  事務的な修正や国会解散など以外、国の不始末で、一度決めた予算案を修正するなどということは前代未聞です。  厚生労働省が隠ぺい工作のために、2018年1月以降の計算方法をこっそり変えたことにより、2018年の賃金上昇率がかさ上げされた可能性も高まっています。  国がこうしたデータを根拠に、景気が回復しているとして、消費税増税の判断をしたことも問題です。  国は、1月の閣議で、失業手当等の追加支給に伴う国庫負担の追加分などに充てるため、一般会計を5億円上積みする予算案の一部修正を行いました。  また、消費税増税に伴う対策経費の一部、2兆280億円を臨時、特別の措置として、一般会計の総額は、当初予算としては初めて100兆円を超えました。  歳入では、10月からの消費税増税に伴い、地方消費税を除く国税分だけで1.8兆円を見込みましたが、歳出では、この消費税増収額を大きく上回る、対策のための経費を計上したことで、予算規模が大きくなりました。  また、軍事費663億円を増やして過去最高を更新したことも予算が増えた原因であります。  安倍首相は380万人の雇用が増えたと言いますが、そのうちの7割が75歳以上で、15歳から24歳は90万人増えました。そのうち、74万人は大学生や高校生です。  年金では生活できない高齢者、学費が高く、アルバイトをしなければ学費が払えないという、国民の生活が成り立っていない実態を表しています。  10月からの消費税増税で、大府市の新年度の税収には直接影響がないとのことですが、市民の生活には直撃します。  所得の低い世帯に大きく影響する消費税の増税には、大府市が先手を打って市民の生活を守っていく必要がありますが、所得の低い世帯への配慮や税金の使い方など、以下の点について反対討論をいたします。  1点目、過剰なタブレットパソコンを導入し、ICT教育に毎年2億円以上を掛けるのであれば、大府市で直接、教員を雇用し、一人一人の教員の負担を減らし、より子供たちに寄り添える環境を整えるべきであります。  各教室に整備されました電子黒板は、利用もしやすく、必要性を感じますが、1人1台となる台数のタブレットパソコンは必要ないと考えます。  子供たちがパソコンに触れ、興味を持つことは必要です。しかし、義務教育の中でパソコン技術や仕組みについて極めるという必要性がどれだけあるのでしょうか。  文部科学省も、プログラミング教育を実施する前提として、言語能力の育成や各教科等における思考力の育成など、全ての教育の基盤として長年重視されてきている資質、能力の育成もしっかりと図っていくことが重要としています。  これまでの教育を行い、さらに新たなプログラミング教育を取り組む。これでは、より教職員が多忙化になり、子供に向き合う時間が減るのではないでしょうか。  厚生文教委員会の予算審議の中で、児童生徒が1人1台を所有し、パソコンを一斉に利用することは考えていないとの答弁がありました。そうであれば、必要最小限の台数で十分ではないでしょうか。  常に進歩しているIT機器は、台数が少ないほど更新もしやすくなります。  また、文部科学省は、パソコンの操作だけでなく、論理的に考えるプログラミング的思考の育成を重視しています。  全国では、パソコンを使わずにプログラミング教育に取り組む小学校が広がっています。  毎年、ICT教育に2億円以上を費やすのであれば、大府市で20人、30人以上の教員を直接雇用することができます。  増やすのは、パソコンの台数ではなく、子供一人一人に寄り添う教員の数であります。  新年度は、2020年のタブレットパソコンの更新に向けて検討する年です。今の子供たちにとって、何を優先すべきか考える時期ではないでしょうか。  2点目は、希望の保育園に入れない児童が増え続け、保育園が足りないことについては毎年指摘してきたにもかかわらず、大府市として計画的に増やしてこなかったことが、保育園の民営化の急速な推進につながってきています。  なぜ公立の保育園が必要なのか。保育料の負担、保育士の雇用、専門性、支援の必要な子供への対応、保育士の入れ替わりも少なく、保育園の無責任な撤退は考えにくいという点であります。  働く世帯にとって、突然、保育園を利用できなくなることは、生活の収入がなくなることに直結します。  子供や保護者にとっても、支援が必要となった場合、連携によって専門機関へつないだり、直接、寄り添う支援ができることも可能です。  民間の保育園に委ねるのであれば、公立に近い運営費などの支援が必要です。  同じ税金を使うのであれば、責任を持って公立で行うべきだと考えます。  3点目は、大府駅・共和駅間に、60億円掛けて、JR新駅の建設計画を推進し続ける点であります。  岡村市長は勇気を持って、新駅計画を中止し、新たなまちづくりに向けて有効活用していくべきであります。  4点目は、引き続き、滞納整理機構の設置を推進する立場にあることです。  税金の未納世帯のうち、多額の滞納であったり、納付計画を交わさせない世帯など、毎年100件、愛知県知多地方税滞納整理機構による滞納の整理や処分を行っています。  私が滞納整理機構に市民と同行した際に、生活実態を無視し、1年以内に全て納めてほしい。また、知り合いに借金してでも、この期限で支払うようにと、無理な返済を高圧的に迫る場面も、直接、私は見ています。こういったことが、市長の名前で行われているのです。  本来、滞納については、市民と大府市との間で直接行うやり取りであり、大府市として、収納率も上がり、スキルも上がったのであれば、脱退すべき時期に来ているのではないでしょうか。  私も、納税できないという生活相談を市民から受けることが多くあります。その中には、すぐに生活保護の申請が必要な方もいました。  障がいがあり、収入が少なかったり、お金のやりくりが難しく、職員が何度も自宅を訪問するが、お金がないことで玄関に出られないという方もみえました。  これでは、お互いに困ったまま、解決につながりにくいのではないでしょうか。  滞納整理機構を脱退し、これまでのように、直接市民と、どうしたら納税できるのか、納税できない理由に寄り添い、必要であれば地域福祉課との連携を図り、一人一人の市民が自立した生活が送れるよう支援をしていく役割を重視していくべきだと考えます。  5点目は、平成27年度に引き上げたばかりの給食費の引上げが行われる点であります。  中学生は年間1人約4,000円の引上げで、例えば、三つ子で年子という市民の世帯は1万6,000円の引上げになります。  兄弟のお下がりなどでやりくりできず、特に支援策の少ない多胎児で兄弟が多い世帯等の負担軽減策の検討は必要ではないでしょうか。  最後に、数点意見を申し上げます。  プールの民間委託についてです。  教職員の多忙化解消であれば、プール全般の維持管理、水泳指導を民間にお願いし、各学校のプールで授業を行うなど、多忙化解消とプールの老朽化を分けて考え、委託ありきではなく、現場の声を聴き、慎重に対応していただきたい。  小中学校のエアコン設置については、特別教室や避難所となる体育館にも早急に整備すべきだと考えます。  幼児教育・保育の無償化については、保護者の負担が減ることだけを見れば、子育て支援となりますが、保育問題では、まず、待機児童を出さないことが優先されるべきであります。また、無償化によって、特に所得の低い世帯への給食費等の負担が今の保育料などを上回らないように配慮していただきたいと思います。  子供の体力向上についてです。  こけても手をつけずに顔をけがする子。体を動かすことが少なく、鉛筆を持つ筆圧が落ちている子供。腹筋ができない。ボールが投げられない。懸垂ができる子が少なくなり、今の体力測定には項目すらありません。子供に関わる仕事をしていたときにも、目の前で起きていたことであります。  子供は、毎日の遊びを通して社会性を学び、体力も付き、運動をするための基盤、基礎となる体の機能を身に付けます。  大府市が様々な取組を行っていることはよいことではありますが、日々、身近な場所で子供たちが安全にボールを蹴ったり、蹴り合ったり、投げたり、鬼ごっこなどの遊びが自由にできる多目的広場を意識して増やし、また、自然の中で体を使って子供自ら遊びたくなる空間や環境整備を早急に行う必要があると考えます。  最後に、新年度は、消費税の増税による市民への大きな負担が掛かってくる年であります。国が行う、市民、国民にとって不利益となる制度の推進に対して、大府市がどのように市民の生活を守るのかが問われる年となります。  消費税は水光熱費にも跳ね返ってきます。所得の低い世帯への福祉事業の一つとして、水道料金の補助、減免、免除など、命をつなぐ水への支援を行うなど、市民に寄り添う柔軟な対応を行うべきと申し上げ、討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。17番・深谷直史議員。 ◆17番議員(深谷直史)  自民クラブを代表して、議案第22号「平成31年度大府市一般会計予算」について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  現在、我が国の状況は、緩やかな景気回復が続き、いざなみ景気を抜き、戦後最長を更新し、雇用・所得環境の改善も続いております。デフレからの脱却を確実なものにするため、政府は、「経済財政運営と改革の基本方針2018」に基づき、経済再生と財政健全化を進めております。  また、全ての世代が安心でき、活躍できる、全世代型社会保障制度を実現するため、各施策を講じています。  その財源としての消費税増税が10月に控えており、景気減速への対応として、経済対策を講じるとしております。  また、日本全体が人口減少社会となっている中、大府市は、良好な立地や土地区画整理事業、子育て支援の充実により、現在も人口増加を続けており、平成31年1月末時点の人口は9万2,336人、1年間で約360人増加しております。  人口増加や堅調な経済情勢を背景に、個人市民税、固定資産税を始め、市税収入は増加傾向で維持しており、平成31年度予算の市税全体で前年度比1.9パーセント増の約185億400万円と、健全財政に大きく寄与しております。  また、年度末の市債残高の見込みについても、一般会計、全会計ともに、それぞれ約1億4,900万円、11億1,900万円の減となり、効率的な財政運営が行われております。  歳出面の内訳を見てみますと、子育て支援については、人口増加に伴い増大する保育需要への対応として、民間保育所、認定こども園の誘致に力を入れており、待機児童対策への決意が大変強く打ち出されています。また、市立保育園や児童老人福祉センターのトイレ洋式化が平成31年度で全て完了し、施設を快適に利用できる環境が整います。  大府の将来を担う子供の育成に、市全体で支援していく姿勢を高く評価し、継続して力を入れていただきたいと考えております。  学校教育については、今年度から実施している全小中学校の普通教室及び特別支援教室の空調設備新設に加え、全小中学校の校舎のトイレ洋式化の完了、北山小学校の横断歩道橋の設置など、安心して学べる学校環境の整備に力を入れている姿勢が見られます。  また、小学校でのプログラミング教育に対応するためのタブレットの導入や、中学校での部活動指導員の活用等により、教育や部活動支援にも力を入れており、今後も継続して教育の充実に努めていただきたいと考えております。  我々自民クラブから要望しておりました大府駅東側の立体駐車場整備にあわせて、生活サービス施設を複合施設として整備することで、大府駅周辺のにぎわいづくりにもつながると大いに期待しております。  また、循環バスの路線改正により、大府駅、共和駅を発着点に変更することで、市民の足として、より利用しやすくなると考えております。これにより市民の行動範囲が広がり、高齢者のひきこもり防止や市内各地のにぎわいづくりにも寄与すると期待しております。  安心安全なまちづくりについては、防災対策として、共長出張所と併設される防災学習センターの建設により、大規模災害への対策や市民への啓発に力を入れており、防災意識の高さがかいま見えます。  また、民間活力を活用した省エネルギー手法であるESCO事業を用いて、道路照明灯のLED化を行うなど、財政面により配慮した整備を行う姿勢がわかる予算となっております。  都市基盤整備については、横根平子地区、北山地区への土地区画整理促進、市道柊山大府線の幹線道路整備完了等により、より暮らしやすい環境整備が行われており、継続的に暮らしやすいまちづくりを推進されることを期待しております。  平成31年度の一般会計予算は、全国的にも比較的少ない多子高齢化を迎えている本市にとって、子育て支援や認知症対策など、時宜を得ており、第5次大府市総合計画の集大成としてふさわしい予算となっております。  岡村市長が施政方針で思いを述べられた、持続可能な開発目標であるSDGsの重要性は、我々自民クラブと問題意識の共有ができていると認識しており、今後も、大府市発展のために、ともに歩み、走り続けられると確信しております。  以上のことから、日本一元気な健康都市おおぶとして、これからも持続可能な社会が実現されることを期待し、平成31年度当初予算に対する賛成討論とさせていただきます。  以上です。 ○議長(早川高光)  反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。14番・上西正雄議員。 ◆14番議員(上西正雄)  平成31年度予算案について、賛成の立場から、市民クラブを代表し、討論をさせていただきます。  まず、昨年の全国住みよさランキングにおいて、これまでにない高い順位に位置付けられ、各方面から注目された年となりました。大府市は、間もなく市制50周年を迎えようとしておりますが、充実した生活環境を整えるためには50年の歳月を費やさなければならないと実感をさせられたところでございます。  この高い評価は現在されているものですが、先人の先見性に満ちたこれまでの積み上げが、今、花開いたと言い換えることもできます。市民の求めるものは何か、市民福祉の向上とは何かを追求した結果だと言えます。  ここ大府に住み暮らす市民が誇りに思うまちこそが、住んでみたいまちへと広がり、充実した税収によって、求められるサービス提供が市民の充実感に結び付いております。  平成31年度予算案は、過去最大規模となっており、良質な市民の増加による個人市民税の伸び、土地需要増による固定資産税の伸びが見られます。  働き盛りの若い人口増と高齢化の進展によって、民生費が全体の約41パーセントを占め、これからのまちづくりの在り方を示唆しております。
     特に、子育て支援については、産後ケアの充実、こども言葉相談など、未来を担う子供を安心して子育てできる環境整備は、欠かせないものと思っております。  また、人口増に伴う保育需要の対応にいち早く着手されたことは、市民の不安解消につながっているものと思われます。  しかし、平成32年度以降、幼児教育・保育の無償化による保育園運営の変革は、新たな財政負担としてのしかかるとともに、保育園運営の高度化を求める保護者の欲求にどう応えていくのか、さらには、老朽化が激しい保育施設への対応など、早急な判断と対応が求められております。  子育ては、何事にも代え難い財産として育んでいかなければならない大切な事業ですが、生後間もない時期から、多くの知識を吸収する感受性が強まる小学生まで、最も大切な時期にもかかわらず、社会変化によって親と過ごす時間が短い環境下になりつつあります。この環境変化から新たな価値観が生まれ、新たな社会が生み出されることに期待するところでございますが、新たな課題も付きまとうことが懸念されます。  このような時代変化を事業として検証し、「健康都市おおぶ」から発信できる環境を整え、子育て大府の名を全国に広めていただければと思っております。  少子高齢化時代をいかに豊かに幸せを感じながら過ごせるか、行政の力量が試される時を迎えております。  今予算案においては、憩いの場となる公園や緑道整備が盛り込まれており、歓迎するところです。  豊かな自然や水面に映る四季の風を楽しみながら過ごす環境整備は、年齢を問わず、解き放された豊かな心や健康を維持する身近な環境づくりと言えます。ゆったりとベンチに腰掛け交わす言葉から、地域を超えた新たなきずなが生まれ、幸せ感を味わえるまちづくりにつながるものと期待しているところです。  活気あるまちづくりでは、昨年度開設した駅周辺にぎわいづくりでの「KURUTOおおぶ」が2年目を迎え、行政主導による事業の在り方が試されております。  新年度は、立体駐車場の整備が予定されており、駅周辺の環境が変わり、福祉路線バス発着点となることから、利便性が向上するものと思われますが、福祉路線バス充実によって、人生の基礎体力を育む機会を奪ってしまうとすれば、健康都市の精神も奪われてしまいます。  学校教育の充実では、大府が誇るレインボーハウスを始め、先進的なIT教育の実践は、全国から注目される事業となっております。第二次産業革命の変革が生み出す時代の変化を先取りした教育現場を更に充実したものとし、大府の子供たちが社会の第一線で活躍できる、大府の先進的教育が、全国モデルとなる事業へと結び付けていただきたいものと期待をいたしております。  防災においては、いつ起きるかわからない東南海地震、温暖化による集中豪雨や異常気象による熱中症など、地域や学校、教育施設での対策は、これまでにも増して大切になってまいります。予測される対策については、これまでの担当課ごとの縦割り対策では難しい状況下にあり、防災という統一的見地から、課をまたぐ横断的連携によって、多くの知恵を出し合っていくことが求められています。  一度示した考えが正しいということではなく、経験から生み出された多くの災害事例と教訓を参考にし、命を守る更なる対策を築き上げていただきたいと思います。  これまでの予算編成においては、発展途上期の予算編成ではインフラ整備に重きが置かれ、成熟期での予算編成では福祉サービスや教育へと変わってきております。  さらに、時代の流れとともに変わる意識変化や価値観の変化など、時が思いのほか早く流れ、一地域の活動が全世界に広がる、こんな時代が来るとは誰が想像できたでしょうか。たった十数年の間に、歴史を変え、更に進化を続けております。この早さと変化に市民は、流されることがあっても、様々な知恵を生み出しながらその変化を受け止めていますが、行政や議会は市民の変化に本当に気が付いているのかと自問するときがございます。  安易な前例踏襲はしないとの言葉に、期待と希望を見るような気がしますが、前例踏襲をしないためには、多くの積み上げが必要であり、そのためには、多くの異なる意見や考えをくみ上げる環境を整えなければなりません。  地域に飛び出す公務員の推進は、地域との連携と、市民が何を考え何を求めているのか、最も身近な場所から意見、要望を聴くことのできる大切な施策だと思っております。  一方で、日常的に市民とともに活動している公民館担当職員からの情報を幹部職員が共有できる環境づくりはできているのか、地域に飛び出す職員事業とあわせ、施策に反映できる環境が求められております。  スピード感を持って事業を進めることは大切ですが、情報の共有化や多くの意見から生み出される新たな市民のカタチと、市民の希望につながらなければ、無駄な投資となってしまいます。  私たちに与えられた最も大切なことは、市民の思いをカタチにしていくことです。これからも地域力を高め、安心安全なまちをつくり上げ、未来に夢が持てる大府市をつくり上げていただくことを強く望むとともに、50年先を見据えたまちづくりを、市民とともに一歩一歩着実に歩んでいただくことを切に望んでおります。  同じ時代を過ごし、同じ時を分かち合い、市民と同じ夢を共有できる行政運営が未来を開くものと確信いたしております。  最後に、大府市のますますの発展と住民福祉の向上を期待し、市民クラブを代表しての賛成討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。18番・柴崎智子議員。 ◆18番議員(柴崎智子)  平成31年度大府市一般会計予算に対する賛成討論を、公明党の立場から申し上げます。  平成31年度大府市一般会計予算は、過去最大の予算額であった昨年度の予算を3.5パーセント上回る322億8,000万円となりました。  歳入では、市税の主な税目の市民税、固定資産税、軽自動車税、都市計画税は、過去3年間の予算編成を見ても、人口増加に伴い堅調な増額が計上されております。  一方、歳出は、義務的経費である人件費、扶助費、公債費と、また維持補修費は、しばらく右肩上がりの推移が予想され、法人税率の引下げの影響も侮れない状況ではあります。  しかしながら、財政健全化に取り組みながら、市長の施政方針で述べられた、安易な前例踏襲を廃し、直面する課題に果敢に取り組むことは、何より市民の皆様の声に応えることと確信いたします。  まず、この基本姿勢を表明されたことに対し、大いに期待をさせていただくものであります。  来年度は、大府市の特性を踏まえ、将来の都市目標を定めた理念計画である第6次大府市総合計画の礎にもなる年であります。  第5次総合計画の終盤を意識された新しい時代の幕開けにふさわしい多くの事業を当初予算で網羅されたことに賛成するものであります。  平成31年度の歳出予算の主な事業では、特に、本市の将来を担う子供の健やかな成長に資する事業を第一とされていることを大いに評価をするものです。  「子ども子育て八策」を着実に推進され、具体的には、新たに幼児のことばの相談の充実として、言語聴覚士、心理士を配置し、相談支援の充実を図られること。待機児童を出さないための対応策として、新たに民間保育所3施設と認定こども園1施設を誘致するなどで、定員537人、大きく増加できる見込みとなったこと。平成32年4月にも開所を目指す民間保育所3施設の誘致を決められたことに対し、高く評価させていただくものであります。  一方で、保育士の確保については、求人するもなかなか容易ではなく、基本となる公立保育所の保育士の処遇や働き方、賃金体系をより柔軟な発想で見直すなどを迫られていると考えます。保育士の獲得戦に優位な近隣市町も参考にするなど、引き続き健全な保育環境が維持されるべく、保育士とそれに準ずる人の安定的な確保を望むものであります。  さて、本市は、人口増加に伴い、幹線道路の朝夕の車の渋滞や生活道路を通過する車両が増え、交通事故の頻発が憂慮されています。  今後も引き続き、計画道路の優先順位に基づく利便性の高い安全な道路の整備に大いにまい進していただきたいものです。  関連新規事業の中に、来年度予算に道路の経年劣化を把握するため、路面性状測定車を用いた性状調査の実施が予算計上されました。災害に備える上で、また、日常の市民の安心安全な通行のためにも、かねてから緊急性を要する事案でありました。道路の陥没事故が県内でも報告されておりますので、本市の対策着手には大いに賛成し、今後の経緯を見守らせていただきます。  平成31年度の一般会計予算の主な事業は、市制50周年を前に、総じて随所に大府らしさが見られ、多くの市民要望が反映されたものと感じられます。  したがって、平成31年度一般会計予算に対し、公明党として賛成するものであります。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  それでは、平成31年度大府市一般会計予算に対し、賛成の討論を申し上げます。  おおむね必要な事業に配分されており、著しく不適切と感じられるものは認められなかったため、賛成といたします。  なお、以下の討論の中で、本日の各議案の中で論点になっていた民間保育所についても触れてまいりますので、よろしくお願いいたします。  まず、概論として4点申し上げます。  1点目は、歳入から見て取れるものということでございます。  歳入においては、市税収入が占める割合が57.3パーセントの見込みで、市の経営を支えております。その内訳では、景気に左右されやすく、国との割合の変化の影響も受けやすい法人市民税の割合は9.8パーセントにとどまり、個人市民税が36.8パーセント、固定資産税が42.8パーセントとなっております。  ここから、選んで住んでいただき、住み続けていただくまちとして、納税世代人口及び住宅需要が高くあり続けることが今後も重要であるということは読み取ることができます。  この現状に安住することなく、引き続き、選んで住んでいただき、住み続けていただくまちになっていくための取組を進める優先度として考慮する必要があると思います。  2点目でございます。基金についてでございます。  これは若干気掛かりな点になります。  基金残高合計見込額が、平成29年度から平成31年度予算までの間に、年々減少しております。平成29年度は90億2,819万1,000円、それから、平成30年度は84億501万1,000円、平成31年度予算においては75億8,964万3,000円ということでございます。  ふるさと納税を始めたことで新設したふるさとおおぶ応援基金が増えていることが奏功しておりますが、それ以外の減少が大きいと言うことができます。  減少しているのは、財政調整基金、公共施設等整備基金、みちづくり基金、子ども・子育て応援基金でございます。  同じく平成29年度から平成31年度予算までの推移で見ますと、財政調整基金は52.7億円から約45.6億円、公共施設等整備基金は16億円から約14億円、みちづくり基金が約10.6億円から4.7億円、子ども・子育て応援基金が約1.9億円から9,000万円ということでございます。  年度末補正予算でも申し上げましたが、積み増しできる財源ができたときに、どこに積み増すかの判断、そして、それには、各基金を充当してやっていきたい事業の今後の見通しを立てることをまず行った上で勘案することが重要になってくるものと考えます。  財政調整基金については、剰余金の処理で若干増えることがあるとも思いますけれども、一般論として、財政調整基金の残高と市債の残高を見て経営状態を議論する傾向が一部にございますが、行政経営も行政の業務も複雑化している分、財政調整基金の残高だけに着目して守るということはできないのではないかと申し上げます。  3点目でございます。予算規模が最大となった点でございます。  当市は、総人口が増えており、年少、老年の従属人口も母数として増えております。  これらによる扶助費の増加に加え、民間保育所の誘致のほか、新共長出張所防災学習センターの整備、愛三文化会館やメディアス体育館おおぶのリニューアル、北山小学校歩道橋整備などの高額な投資的事業もあるため、その結果であるものと受け止めております。  一方で、人口要因と大型投資を差し引いたときに拡大傾向となっていくことがないよう、慎重に推移を見守っていきたいと考えております。  4点目でございます。官民連携手法の導入についてでございます。  このようなやりくりの状況の中で、民間保育所の整備支援に9.3億円の予算を割き、また民間整備で大府駅東立体駐車場整備事業を進めるのは、先行投資とも言え、積極的に認めるものであります。  当市は不交付団体として、国の財政支援が厳しい中にあり、今後更に官と民の連携で行政サービスを維持する取組を行っていく必要があります。  その手法及び規制緩和は日進月歩であるので、常に情報収集に当たり、質の面でも、経営面でも、有効となる官民連携事業の導入に今後も挑戦していただきたいと考えます。  続いて、個別に3点ほど申し上げます。  1点目です。民間保育所の整備支援についてでございます。  まずは保育需要に応えていくことが優先であるということについては、私も同じ思いでございます。  保育の質と量の両面から、今後、公立園と民間園がどのように分担し、あるいは連携して、大府の子供たちを育てていくのか。方向性を持って進めていかねばならないと考えております。  民間園の安定継続も子供と保護者にとって大切なこととなっていきます。  市長の施政方針でも述べられました、「保育所運営の在り方について早急に検討を進める」と、このことを私も求めるとともに、経営課題のみでなく、保育の質の両立として深い検討がなされることを期待いたします。  2点目、教育費についてでございます。  教職員の多忙化の解消と課外活動や行事を含めた子供たちの学習や経験の機会の両立が求められており、現場としては知恵を絞らざるを得ないことが増えているように感じられます。  部活動や外国語など、専門指導員を市で補完していく取組を拡充されているのは評価できますが、スクールロイヤーやスクールソーシャルワーカーなど、福祉視点での拡充を求める議論もございます。  今後、空調の電気代やガス代がランニングコストとして増えるだけでなく、これまでに述べたような課題への対応、さらに校舎の老朽化への対応など、教育費の今後の増強を考える必要があると考えます。  3点目です。  地域公共交通網形成計画については、私はこれまで機会を捉えて、個々の市民の移動手段を踏まえた交通全体を棚卸しした計画が必要であるということを申し上げてまいりました。着手されるのを歓迎するものでございます。  道路渋滞の対策や免許返納などの対策は、長い時間の掛かる道路の改良だけでなく、市民の移動手段がどうあって、課題は何か、今後どうなっていくかの見通しを立てて、課題解決プランを探っていくことが望ましいと考えます。  市民意識調査の集計において、重点改善分野に、道路、バスや電車などの公共交通、基盤整備、このいずれもが入っております。これらを同じテーブルに置き、手法や優先順位の検討ができる計画として大いに期待を申し上げます。  平成31年度は元号が変わる年になります。大府市にとっては、第5次総合計画の最終年度であり、第6次総合計画及び第4次都市計画マスタープランが策定され、今後、10年間の大府の方向付けが出される年にもなります。  これらの重要な計画と実践を経て、発展的かつ持続可能な健康都市であり続けることを心から願いまして、賛成の討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  平成31年度大府市一般会計予算の議案に対しまして、全面的に賛成する立場で討論をさせていただきます。  なぜ、与党が与党のままであり、野党が野党のまま続いていくのか。市民の願いや思い、また実態からかけ離れた政党の主張を述べる場とこの議場が化している限り、与党は与党のまま、野党も野党のままであると考えます。  本議案の議論の中で何度も出てきましたが、大府市の現場や職員や市民の実態、これとかけ離れた政党の主張が市民から見放され続ける限り、野党は野党のままであるという実態が続くものと思われます。  予算全般に一つだけ申し上げますと、例えば、超高齢社会を迎えるに当たり、医療や介護、あるいは健康という分野に直接関わるのが、市民のレベルでは、例えばにぎわいづくり、例えばまちづくりに軸足を置き、普段の仕事、活動をしていらっしゃる方が、超高齢社会対策に足を踏み出していらっしゃいます。  大府市の平成31年度予算でも、この分野に大きく一歩を踏み出される予算案、事業となっていますが、この点を、民間に学び、大府市独自の実質的な新たな一歩を踏み出していただきたいと期待を申し上げます。  ICT教育の推進については、プログラミング教育のアンプラグドは、それだけで成り立つものではなく、タブレットパソコンを使っての授業を前提としたものであります。また、教科の中でプログラミング教育が行われるということは、従来の授業とICT教育を分けて考えることが既に不可能な段階に入っているという現実を認めなければなりません。  この分野は日進月歩であり、子供たちの教育そのものに大きな影響を与えます。今年度、来年度という時間の区切りが、間に合わないという実態があると思います。  タブレットパソコンを一人一人持ち帰ることによって、不登校や障がいがある生徒に対しての遠隔教育。児童生徒が家庭学習を行う、その中身。学校での対話的な学びでありますとか、学校に教科書などを置く、置かない。置き勉というものがなくなる。こういう実態が認められるところであります。  一刻でも早く、このうちのどこかにでも突破口を見付けて、新たな一歩を踏み出す平成31年度の大府市であっていただきたいというふうに考えます。  現場や職員の方、市民の方の願いと幸せを実現する大府市の平成31年度予算であっていただきたいのですが、その際、一つ私がお願いしたいのは、執行部は一丸であってほしいということであります。  議論は大いにあってもいいし、考え方の違いがあるのは、人間ですから当然です。しかし、自分の職務は何なのか。自分はどこに属して、何の仕事を誰と一緒にやっていくのか。このことを忘れては、市民にとっての不利益につながります。  岡村市長の下、職員の皆さんが一丸となって、市民の皆さんの幸せをつくっていく大府市の平成31年度予算であってほしいという願いを述べまして、この予算を認め、与党の一員として、この予算の執行に、私も是非、力を発揮していきたいという願いと決意を述べまして、賛成の討論といたします。
    ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第22号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                   (起立多数)  起立多数です。よって、議案第22号「平成31年度大府市一般会計予算」は、原案のとおり可決されました。  日程第19、議案第23号「平成31年度大府市国民健康保険事業特別会計予算」から、日程第23、議案第27号「平成31年度大府市水道事業会計予算」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は厚生文教委員会及び建設消防委員会に付託してありましたので、厚生文教委員会及び建設消防委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・山本正和・登壇) ◎厚生文教委員長(山本正和)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  始めに、議案第23号「平成31年度大府市国民健康保険事業特別会計予算」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、医療費の適正化に向けた取組等に対する支援である保険者努力支援分をどう引き上げていくのか。  答え、保険者努力支援制度の評価事業の中で、新たに、糖尿病、高脂血症、脂質異常、高尿酸血症、脂肪肝、動脈硬化症、睡眠障害などでの重複・多剤投与患者に対する服薬情報の提供を始めることで、保険者努力支援分の歳入の確保を図っていく。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「市としても負担が増える国民健康保険事業の広域化によって、より保険税の負担が増える要素しかないため、反対する」といった趣旨のものでした。  次に、議案第26号「平成31年度大府市後期高齢者医療事業特別会計予算」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、後期高齢者医療制度の保険料の均等割額を軽減する特例措置の廃止によって影響を受ける人数と金額は幾らか。  答え、職場の健康保険などの被扶養者であった方で、均等割の5割軽減を受けていた方は四つに分類されるが、それぞれの対象者数などの内訳を把握できないため、影響を受ける人数と金額はわからないが、平成30年度では304人、約689万円が軽減対象となっているため、最大での影響はこの人数と金額になる。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「軽減特例措置の廃止により、負担増の影響を受ける市民が実際にいるといった点で反対する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  始めに、議案第24号「平成31年度大府市公共下水道事業特別会計予算」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、平成31年度にカラーマンホールを設置する考えはあるか。また、マンホールカードを作製する考えはあるか。  答え、カラーマンホールは、大府と共和の両駅前に合計6基の設置を予定している。また、マンホールカードは、下水道のPRに大変有効と考えており、平成31年度に製作する予定である。  次に、議案第25号「平成31年度大府市農業集落排水事業特別会計予算」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、公共下水道事業への編入準備は順調に進んでいるか。  答え、平成32年4月に農業集落排水事業を公共下水道事業へ統合するに当たり、集落内の汚水を公共下水道へ接続するため、管きょ等の布設工事を行っており、計画どおり順調に工事を進めている。  次に、議案第27号「平成31年度大府市水道事業会計予算」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、共和配水場の今後の更新方針には、どのような選択肢があるのか。  答え、共和配水場の管理棟は、2025年に50年の耐用年数を迎えるため、建物の劣化状況を調査し、耐用年数を超えた長期利用の可能性を探る予定である。したがって、引き続き利用するか、建て替えによる更新工事を実施するかという選択肢がある。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第23号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第23号「平成31年度大府市国民健康保険事業特別会計予算」について、討論させていただきます。  国民健康保険は、国民皆保険制度で、誰もが何らかの保険に加入し、支え合う重要な制度であります。  しかし、これまでの、国が負担する税金を引き下げたことや、加入者の貧困化や高齢化、この間の県への一本化とした国保の広域化によって、保険税は高くなるばかりであります。  所得の低い世帯や高齢者が加入する国保ですが、国は、一般会計の繰入れをなくしていくよう求めています。一般会計からの繰入れがなくなれば、更に市民の負担が増えることになります。  国保の負担の中身を見ましても、平等割という制度は、長者番付トップクラスの富裕世帯も貧困世帯も同じ負担となり、平等とは言えません。  日本共産党は、国として公費を1兆円投入し、国保の均等割、平等割という負担制度をなくすことで、被用者保険の協会けんぽ並みの保険料に引き下げることができると提案しています。  日本共産党の試算で、所得割、資産割、均等割、平等割のうち、2018年度の均等割と平等割を除いて計算しますと、大府市では、年収400万円の4人世帯の場合、年間29万2,000円の保険税が13万9,800円と、約15万円負担を減らすことができます。  協会けんぽ並みに引き下げても、年間9万4,000円の負担を減らすことができ、年金夫婦世帯は約3分の1に引き下げることが可能です。  大府市としても、国保加入者が支払能力に合わせた税の設定にできるよう、引き続き国や県に働き掛けるべきと意見を申し上げ、反対の討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第23号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第23号「平成31年度大府市国民健康保険事業特別会計予算」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第24号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第24号「平成31年度大府市公共下水道事業特別会計予算」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第25号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第25号「平成31年度大府市農業集落排水事業特別会計予算」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第26号「平成31年度大府市後期高齢者医療事業特別会計予算」について、討論をいたします。  そもそも、医療費が掛かる後期の高齢者を集め、医療会計として成り立たない後期高齢者医療制度そのものもやめるべきではありますが、平成31年度、職場の健康保険などの被扶養者であった方の均等割額の9割軽減措置は、資格取得後3年目以降の方は軽減がなくなることになり、負担が増えることは明らかであります。  よって、反対するものです。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第26号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。
     お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第26号「平成31年度大府市後期高齢者医療事業特別会計予算」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第27号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第27号「平成31年度大府市水道事業会計予算」は、原案のとおり可決されました。  日程第24、請願第1号「2019年10月からの消費税10パーセント中止を求める意見書を政府に提出することを求める請願」を議題とします。  本請願は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・森山守・登壇) ◎総務委員長(森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  請願第1号「2019年10月からの消費税10パーセント中止を求める意見書を政府に提出することを求める請願」は、審査の結果、賛成なしで原案を不採択とすべきものと決定しました。  審査に当たり、紹介議員の出席を求め、質疑を行っておりますので、その質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、消費税増税を中止した場合、今後、間違いなく増大する社会保障費等の財源をどのように捻出するべきと考えるか。  答え、高額所得者や大企業には、所得に合わせた税金を納めてもらう必要があると考えている。また、リニア中央新幹線に係る費用や軍事費の大幅削減、政党助成金の廃止等、歳出を見直すことで、社会保障費の財源確保は可能であると考えている。  紹介議員との主な質疑応答は以上です。  なお、本議案については、反対討論が委員2名からありましたので、その内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「特定の世代に負担を集中させることなく、国民全員で平等に負担できる点、将来にわたる計画的な恒久財源の確保ができる点から、税率改正を先延ばしすることには賛成できない」といった趣旨のもの、及び「消費税は、広く一律に課税でき、働く意欲を阻害せず、経済動向に左右されることなく安定的な歳入が見込める。医療、教育、福祉等の問題解決に対し、より迅速に対応でき、よりよい改革にもつながると考える」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長の報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、請願第1号「2019年10月からの消費税10パーセント中止を求める意見書を政府に提出することを求める請願」の趣旨については賛同いたしますが、委員長報告に反対の討論をさせていただきます。  社会保障のために使うからと30年前から始まった消費税は、3パーセントから5パーセント、さらに8パーセントと上がり、私たち国民が納めた消費税の総額は349兆円となります。  赤ちゃんを含みます国民1人当たりで約300万円の税負担となり、4人家族では1,200万円にも及びます。  その8割となる280兆円が、この間、大企業や大金持ちの税金のおまけとして、減税に回されたのであれば、集めた税金を返してほしい、そんな怒りの声が聞こえそうであります。  食料品や定期購読の新聞は、税率が8パーセントに据え置かれます。国は軽減税率と呼んでいますが、今より軽減されるわけではなく、据置税率にすぎません。  生活は苦しくなり景気もよくならない、これは消費税に賛成の方も共感できる点ではないでしょうか。  経済の主役は、国民、市民です。経済の力の6割が私たちの物を買う力です。  市民の買う力を弱め、身近なスーパーや商店を苦しめる消費税は、景気対策にはなりません。  大企業がため込んだ440兆円の内部留保の一部を賃上げなどに活用することが、暮らしと景気によい循環を与えると考えます。  世界の流れはどうか。イギリス、フランスは、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンなどIT関連企業に新たなデジタル税を掛け、税収を増やし、カナダは、国民の抵抗と反発が大きく、2006年に消費税7パーセントあったものを2008年には5パーセントに引き下げました。マレーシアは、2018年6月に6パーセントを0パーセントにし、事実上、消費税をなくしました。アメリカは、消費税タイプの税金は、物価上昇をもたらし、低所得者に重い負担を掛け、所得税より不公平、税金を取るために税務署員を増やす必要があり、経費がかさむと導入しませんでした。  さらに、消費税は欠陥税であるとも言われています。  法人税や所得税は、もうけに税金を掛けるため、赤字の場合、税金は掛かりません。しかし、消費税は、たとえ赤字企業でも納税しなければなりません。  そのため、税の中で一番滞納が多いのが消費税であり、65パーセントの企業が納められていない実態があります。  増税しても納税されない仕組みの消費税は、欠陥税というあかしではないでしょうか。  また、様々な団体などが声を上げています。  小売3団体である日本スーパーマーケット協会、日本チェーンストア協会、日本チェーンドラッグストア協会も10パーセント増税に反対をしております。  3月18日、大阪を中心とします税理士132人も、安倍首相に、税の専門家として、消費税10パーセント増税の中止を強く求めると連名の要請書を送りました。  その理由は、「5兆円の大増税を国民に強い、一層の消費不況を招く。政府の消費税増税対策は、大企業への配慮で、国民生活への配慮が考えられない。的外れで税金の無駄遣いであるということ。複数税率は判断基準が不明瞭で経済活動に支障を来すこと。インボイスは事業者の倒産、廃業の原因になる」などが挙げられ、記者会見では、「納税者が幾ら負担できるかで納税額が決まるのが税金の本質。消費税はそうなっておらず、おかしい。1年も使えないポイント還元制度に整備コストを掛けるのは悩ましい。生活に困窮している人が更に大きな負担を強いられ、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利、憲法25条に逆行する。安倍首相は中止を」と訴えています。  消費税増税を中止にすると、社会保障に使うお金、財源はどう確保するのかという質疑が委員会でもありました。  税は消費税だけではありません。法人税、所得税、相続税、酒税、自動車重量税などがあり、消費税だけで賄う必要はありません。  財源確保についても、いろいろな方法があります。  税の負担の公平、応能負担の原則で、負担する能力に合わせて払うことが最も公平です。  働く人々の所得には重い税金を掛けずに、勤労ではない所得には重い税金を掛け、公平に税金を掛ければ、財源を増やすことができます。  法人税は、大企業ほど負担が軽くなる仕組みです。中小企業並みに支払うことでも増収になります。  資本金の規模別で法人税の実際の負担率を見ますと、資本金1億円以下の中小企業は18.5パーセントから21.8パーセント、資本金が100億円を超える大企業は14パーセントまで下がり、子会社とグループで連結納税する大企業になりますと5.9パーセントしか法人税を負担していません。  さらに、輸出企業は、消費税が上がれば企業に戻ってくる税金が増えるため、経団連は消費税を上げ、法人税を下げろと言います。  これでは、これまで行ってきた消費税の使い道と何も変わりません。  大企業に税金をまけてあげる仕組みを見直し、支払う力のある企業から税金を集める累進課税にすることで、15兆円の税収が増えます。  税金の使い方を見直すことも財源が生まれます。  3兆円のリニア新幹線などの大型開発優先の税金の使い方の見直し、5兆円を超える軍事費を大幅に減らす、憲法違反の疑いの大きい各政党に配分されています政党助成金320億円の廃止、不公平な税の制度を正すことで、約38兆円の増収になると試算している団体もあります。  皆さんが納めた税金は、平和と生存権を重視している憲法の下で、軍事費に使わないこと、福祉社会の建設のために使うことが、税金を使う際の原則ではないでしょうか。  その原則の下に、税金の使い方、集め方、使い方を正すことで、消費税10パーセントの1年分の財源約23兆円をつくることができ、消費税そのものをなくすことができる金額となります。  以上の理由で、市民、国民の生活や命を守っていく、消費税10パーセント増税を中止するための意見書を国へ提出するため、市民から署名を含め託された請願の趣旨に、日本共産党、私、久永和枝は賛同をいたします。  最後に、それぞれの議員や市民が様々な考えがあって当然であります。議会での発言も自由であります。  しかし、自らの主張をいとも簡単に、しかも真逆に変えてしまうことは、市民への裏切り行為の一つであり、議会への不信感へとつながるものであります。  今回の請願、これにつきましても、考えが変わることもあるでしょう。これまでの主張が変わる議員がみえましたら、その旨を市民にわかるよう、しっかりと説明をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。7番・加古守議員。 ◆7番議員(加古守)  不採択の立場で討論させていただきます。  ただいま議題とされております、平成31年請願第1号「2019年10月からの消費税10パーセント中止を求める意見書を政府に提出することを求める請願」につきましては、不採択とする立場から討論をさせていただきます。  元々、この消費税は、社会保障財源の確保のために、所得税や法人税の引上げを行うと現役世代に負担が集中するため、特定の世代や人に負担が集中することなく、国民皆で平等に負担できるということで、増加する社会保障費、サービスの財源として選択されています。  2回の税率改正は、高齢化社会が進展する中で実施されてきましたが、超高齢社会へ、少子化社会へと、更に社会が変貌する中、税率を10パーセントに改正する案は、既に2度にわたって延期されています。  この間、国、地方とも厳しい財政運営を重ねていますが、安定した恒久財源を確保することは喫緊の課題となっています。  本請願には、経済情勢や景気悪化に対する不安感が述べられていますが、専門家の意見では、「一定の景気下支え策を講じた上で、予定どおり改正すべき」「税率改正は、中長期的には大きなプラス」などが述べられており、既に政府は景気対策の原案をまとめています。  具体的には、軽減税率の設定や幼児教育・保育の無償化等々、切れ目のない対応で、税率改正後の景気の維持に努めようとしています。  このように、政府は、これまでの経緯や影響を踏まえた上で、具体的な対策も検討しております。また、何より、超高齢化社会、そして少子化社会への財源を見据え、将来にわたる計画的な恒久財源の確保をしておくことが、次の世代への重大な決断となるため、10月からの消費税率10パーセントへの税率改正を先延ばしにする意見書を出すことには賛成できません。  以上の理由により、平成31年請願第1号「2019年10月からの消費税10パーセント中止を求める意見書を政府に提出することを求める請願」につきましては、不採択とすることへの討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより請願第1号を採決します。本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決します。  お諮りします。本請願を採択することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手少数)  挙手少数です。よって、請願第1号「2019年10月からの消費税10パーセント中止を求める意見書を政府に提出することを求める請願」は、不採択とすることに決定しました。  先ほど休憩中、市長から、報告第3号「専決処分の報告について」が提出されております。  お諮りします。ここで、議会運営委員会を開催していただくため、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午後 0時06分                 再開 午後 1時11分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りします。本日の議事日程につきましては、当初配布しました日程表により進めてまいりましたが、報告第3号の提出がありましたので、ただいま配布しました日程表に変更したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、ただいま配布しました日程表のとおり変更することに決定しました。  日程第25、報告第3号を議題とします。
     お手元に報告第3号の写しが配布してあります。  報告第3号について、報告者から補足説明をお願いします。市長。 ◎市長(岡村秀人)  報告第3号は、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の指定した専決処分事項につきまして専決処分をいたしたもので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  相手方は、大府南中学校において、いじめにより適応障害となり、精神的被害を被ったとして、本市に対し、いじめの継続を防止すべき安全配慮義務違反による損害賠償として、550万円の支払いを求める訴えを、平成27年4月2日に名古屋地方裁判所に提起いたしました。この事件につきまして、平成31年3月14日に裁判上の和解が成立したため、同日付けで専決処分をいたしたものでございます。  具体的な和解内容は、本市は、将来にわたっていじめを防止し、子どもたちが安心して生活し、学ぶことができる環境を整えることに努めること、相手方は、その余の請求を放棄すること等となっております。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  説明が終わりました。ただいまの報告について、何かありますか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で報告第3号を終わります。  日程第26、議案第28号「監査委員の選任について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第28号「監査委員の選任について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、監査委員を選任するに当たり、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  内容につきましては、現在、議員のうちから選任する監査委員であります柴崎智子氏が、平成31年4月30日をもちまして任期満了となりますので、後任として新たに、識見を有する者のうちから選任する監査委員として、丸山修氏を選任するものでございます。  丸山氏は、人格高潔であるとともに、行政に関しまして造詣も深く、優れた識見の持ち主でございます。また、弁理士として活躍され、その手腕と力量を遺憾なく発揮されるものとして、委員に最適任者であると確信いたしておりますので、皆様の御同意を賜りますようお願いいたします。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第28号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第28号を採決します。  お諮りします。議案第28号「監査委員の選任について」は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第28号「監査委員の選任について」は、これに同意することに決定しました。  日程第27、議案第29号「公平委員会委員の選任について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第29号「公平委員会委員の選任について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、公平委員会委員を選任するに当たり、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  内容につきましては、現在委員であります石原祥孝氏、安藤広重氏、神谷恵美子氏の3氏が、平成31年3月31日をもちまして任期満了となりますので、ここで再度、石原氏、安藤氏及び神谷氏を委員として選任するものでございます。  石原氏及び安藤氏は、平成23年4月から、神谷氏は、平成27年4月から公平委員会委員として御活躍され、その職責を十分に務められております。  以上、3氏とも人格高潔にて地方自治に対し民主的で能率的な事務の処理に理解があり、かつ、人事行政に関し識見を有するとともに、信頼も厚く委員として最適任者であると確信いたしておりますので、皆様の御同意を賜りますようお願いいたします。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第29号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第29号を採決します。  お諮りします。議案第29号「公平委員会委員の選任について」は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第29号「公平委員会委員の選任について」は、これに同意することに決定しました。  日程第28、委員会提出議案第1号「大府市議会会議規則の一部改正について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。              (議会運営委員長・深谷直史・登壇) ◎議会運営委員長(深谷直史)  委員会提出議案第1号「大府市議会会議規則の一部改正について」、提出委員会を代表して、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由及び内容につきましては、大府市議会傍聴規則の一部改正に準じて、会議規則の改正を行うもので、会議規則第139条中の「外とう、えり巻」を「コート、マフラー」に、同条ただし書中の「病気」を「傷病、身体の障がい」に改める等の用語の整理を行うものでございます。  なお、同条の解釈や趣旨を変更するものではございません。  施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。  なお、本議案の提出につきましては、去る3月4日に開催した議会運営委員会において、全会一致をもって決定しております。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条第2項本文の規定により、委員会の付託は行いません。  よって、直ちに討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより委員会提出議案第1号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、委員会提出議案第1号「大府市議会会議規則の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第29、「総務委員会調査研究結果の報告について」を議題とします。  総務委員会より、閉会中における調査研究付託案件について、調査研究結果の報告書が提出されておりますので、委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・森山守・登壇) ◎総務委員長(森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における調査研究の結果について御報告します。  当委員会は、昨年6月より、所管事務調査として「超高齢社会における地域包括ケアの推進について」、まずは市及び大府市社会福祉協議会の職員を講師とした勉強会、地域包括ケアの現状に詳しい医師を講師に招いての研修会、市社会福祉協議会、大府商工会議所「大府で人生100年時代を楽しむプロジェクト会議」及び大府市民生児童委員協議会役員との情報交換会、市外自治体への視察調査等により調査を進め、このたび、市長への政策提言として取りまとめましたので、その主な内容を御報告させていただきます。  お手元の報告書の写しの7ページを御覧ください。  地域包括ケアの推進は、今後、数十年間にわたり進行する超高齢社会において不可欠なものであります。その期間の長さにおいては、何人もの市長の下での政策となり、また、関係する行政課題の範囲の広さにおいても、ほぼ全ての部局の対応が必要となります。  よって、当委員会では、超高齢社会に対応するための地域包括ケアの推進には、今後、数十年にわたり、広範な事業、行政計画等の後ろ盾となるような条例が必要であるという結論に達し、「『健康都市おおぶ』地域包括ケア推進条例案」を作成するに至りました。  この条例が目指すべき姿について、条例案の前文に記載させていただいておりますので、ここで朗読をさせていただきます。  「『健康都市おおぶ』地域包括ケア推進条例案」前文。  大府市は、平成29年に高齢化率21パーセントを超え、国全体と同様に、人口、経済、社会保障その他の基本的構造において、これまでに経験のない変化を伴う超高齢社会の時代を迎えました。  このような時代に市民、事業者、地域組織、行政等が、超高齢社会以前と同様の在り方で活動を継続することは困難となることが想定されます。  「普通の暮らし」は、かつて、家族や地域の助け合いによって支えられてきました。そして、核家族化や地域のつながりの希薄化が懸念される現在は、地域の特性を生かしながら、地域力の向上を目指した取組が多くの市民の努力によって行われています。さらに、今後は、個々の生活基盤となる家族だけではなく、市民、事業者、地域組織、行政等の新たなきずなによって支え合うことが、より重要になっていくと考えます。  そこで、将来にわたって、全ての市民が幸せを実感し、このまちに住んでよかったと思うことができるような「健康都市おおぶ」を構築し続けるために、この条例を制定します。  以上が前文であります。  以下、8ページの第1条「目的」から13ページの第10条「委任」までに、条例案を記載しております。  次に、13ページを御覧ください。  本条例案を検討する中で、地域包括ケアの推進への理解を市民の皆さんにどう広げていくかが議論となりました。
     条例はつくるだけでは意味がなく、市民一人一人の生活の場で機能し続ける地域包括ケアをつくり出し続けるためには、市当局はもちろん、子供から大人まで、多くの市民の皆さんに条例の内容を理解し、行動していただくことが重要であるため、誰にでもわかりやすい表現で、一人一人に心掛けてもらいたい事項を「まちぐるみの支え合いを進めるための4つの約束」として示すこととしました。  この「4つの約束」を市民の皆さんの心に落としていただき、自分の周りの誰かに小さな「おせっかい」を焼いてもらうことで生まれるきずなや支え合いが、地域包括ケアの推進の大きな一助になると考えます。  次に、14ページの「5 おわりに」を御覧ください。  この条例案を検討する間にも、社会全体の高齢化は進んでいます。介護保険や医療保険の制度改革によって、病院から地域へ、施設から地域へという流れを社会全体でつくろうとしてきましたが、既に逆流が始まっています。市民の中にも、地域包括ケア病棟等に入院する方、自宅があるにもかかわらず施設へ入所せざるを得ない方、つまり、地域から病院へ、地域から施設への流れは、今後一層強まる可能性があります。  加えて、各種団体やその役職者の方々への今後一層の負担増、後継者不足も予測され、一部では既に始まっている実態もあります。  こうした背景の中で、市民の皆さんが住み慣れた地域で、人間としての尊厳を守られ、「普通の暮らし」を人生の最期まで送れるよう、これまでの本市の施策に加えて、「まちぐるみの支え合いを進めるための4つの約束」を含む「『健康都市おおぶ』地域包括ケア推進条例」の制定を強く提言いたします。  以上が、当委員会における市長への政策提言であります。  終わりに当たり、私から一言述べさせていただきたいと思います。  行政が、非常に広範な事業にわたる「地域包括ケアの推進」という課題に取り組む目的は、市民の幸せの追求であり、先に述べたように、「普通の暮らし」の継続であると考えます。これまでは拡大の一途をたどってきた社会活動や税収が、今後は縮小していくという前提に立った上で、まち全体における支え合いによるきずなをどうつくり上げ、超高齢社会における市民の皆さん一人一人の「普通の暮らし」をどう守り、それをどう継続させていくかが重要であり、そのためには、後ろ盾となる条例が必要であるというのが、委員一同の思いであります。  また、本日議決されました「平成31年度大府市一般会計予算」における当委員会での審査の際、委員が、平成31年度主要事業によって市より示された「大府市地域包括ケア推進ビジョンの策定」について質問し、地域包括ケアの推進に関する現時点での市の考え方や方向性について確認を行いました。  その結果、対象となる施策、関係部局、推進組織等の範囲が介護や医療に限定されかねない点、及びその期間においても2025年という超高齢社会が本格的に始まる時点をめどとしている点、また推進組織についての考え方など、当委員会からの政策提案とはいずれも大きく掛け離れたもので、名前は似ているものの、その内容は大きく異なるものであることが判明いたしました。  大府市のビジョンも、政策提言で述べた広範な地域包括ケアの一部であることには違いないので、大いに推進していただく方向で、当委員会からの政策提言である「『健康都市おおぶ』地域包括ケア推進条例」を制定し、範囲も期間も組織も、より前向きに、かつ有効に、地域包括ケアを推進していただきたいと思います。  全ては、認知症行方不明者の御家族が、「あの時、どなたかが声をかけてくださっていたら、父は事故に遭わなかったかもしれない」という思いを、今後は誰もせずに、「普通の暮らし」を続けていけるまちに、人口が減っても、税収が減ったとしても、そうあり続けるためにであります。  最後に、当委員会の調査活動に御協力いただいた全ての方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げまして、総務委員会調査研究結果の報告とさせていただきます。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。総務委員会調査研究結果を了承し、本報告書に総務委員会調査研究結果に配慮されるよう意見を添え、市長に送付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、総務委員会調査研究結果を了承し、本報告書に総務委員会調査研究結果に配慮されるよう意見を添え、市長に送付することに決定しました。  日程第30、「建設消防委員会調査研究結果の報告について」を議題とします。  建設消防委員会より、閉会中における調査研究付託案件について、調査研究結果の報告書が提出されておりますので、委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における調査研究の結果について御報告いたします。  今年度の建設消防委員会では、所管事務調査として「大府市の道路行政について」の調査を行うことに決定し、市職員を講師とした勉強会、愛知県との情報交換会、市内視察、県内外自治体への視察調査などにより行ってまいりました。  このたび、調査研究の成果を取りまとめましたので、その内容を報告いたします。  お手元の報告書の写しの5ページをお開きください。  当委員会は、大府市への提言事項をまとめることを目的として活動しました。そして、この活動の中で得た情報や知識を建設消防委員以外の議員全員及び市民と共有することも、この調査研究の目的として活動をしてきました。調査研究の結果を四つの項目に分けてまとめましたので、それぞれの内容を申し上げます。  調査研究の結果の1番目「道路行政の基礎知識」です。  お手元の報告書の6ページ、7ページを御覧ください。  「②道路整備のステップ」については、大きく五つに分類すると、1「計画策定」、2「調査設計」、3「用地買収」、4「工事施工」、5「供用開始」となり、市民の皆さんには、4番目の「工事施工」のステップからしか見えてこない状況であります。  「③愛知県との関係」につきましては、市内の県道に関する要望の優先順位付けは、大府市内部で検討後、愛知県に要望していることを確認しました。  次に、8ページを御覧ください。  調査研究の結果の2番目「全議員及び市民と共有したいこと」であります。  当委員会が調査研究を進める中で、全議員及び市民と共有したいと考えた事項について、7点にまとめましたので、抜粋して報告いたします。  まず1点目、本市の道路行政の大きな課題は、図表3を御覧ください。  この表に示したとおり、「名古屋と知多半島や三河地域間の通過交通」、それと「JRの線路越え」、この二つが大きな課題であります。さらに、市内でネックとなっている交差点は、県道の交差点が多いということであります。  2点目は、道路は、ネットワークができて初めて本来の道路としての機能を果たすことができるということであります。  飛びまして、6点目、道路改良などの愛知県と大府市の役割分担は、その道路管理者が行うことが原則でありますが、例外として、協議の上、大府市が県道の一部を整備する場合もあることであります。  最後に、7点目、現在予定されている大府市内の道路整備計画は、報告書の最後に添付いたしましたA3サイズの別紙を御覧ください。別紙「大府市の道路計画」を御覧ください。  当委員会が調査した大府市内の県道などを含めた道路の整備計画は、記載のとおりであります。この情報を全議員や市民の皆さんで共有したいと思います。  なお、この内容は、報告書作成時点の計画であり、用地交渉や工事の進捗により、供用時期が変更となる場合があることを御了承ください。  次に、報告書の9ページを御覧ください。  調査研究の結果の3番目「新たな視点」であります。  先進地視察などで気付いた新たな道路整備の手法について記載いたしました。  1点目は、ラウンドアバウト(環状交差点)について、2点目は、コミュニティ道路と電線の地中化についてであります。  次に、10ページを御覧ください。  調査研究の結果の4番目「大府市への提言」であります。  以上の調査研究結果を踏まえ、委員間での意見交換を重ねた結果、四つの項目について大府市への提言といたしました。  1点目、愛知県への道路整備要望箇所の優先順位付けについては、その理由を明確にし、市民に対し情報提供及び公開をすること。  2点目、「JRの線路越え」ネックの解消を図ること。  そのために取り組むべきことを三つ挙げさせていただきました。  一つ目、柊山大府線のJR越えへの延伸に早急に着手すること。  二つ目、柊山地下道における歩行者の安全確保のため、歩道の拡幅、新設を実施すること。  三つ目、瀬戸大府東海線のJR越えの渋滞解消のため、4車線化を含む解決策を検討すること。  提言の3点目として、新たな道路整備手法を検討すること。  こちらは、先ほど「新たな視点」でもお話をさせていただいたラウンドアバウトについて、新たな住宅地開発において設置の可能性を検討すること。また、景観という視点だけではなく、防災対策という観点からも、電線等の地中化を推進していくことを挙げさせていただきました。  4点目、先ほどお見せいたしました別紙についてであります。  道路整備について、市民に積極的に情報を提供すること。  具体的には、先ほど見ていただきましたA3サイズの別紙「大府市の道路計画」のように、大府市内の道路計画の情報を、単年度だけではなく、数年後までの予定と現在の状況を、広報おおぶやホームページなどを利用し、市民に向けて発信していくこと。  また、工事現場の看板について、10ページの図表6に示したように、供用開始時期や完成イメージ図などを掲載した、市民向けのわかりやすいものを設置するということであります。供用開始時期が今の看板には載っておりません。  具体的な提言項目は以上ですが、まちづくりの視点から「回遊性」「歩いて暮らせる道路」の要素を加味した交通政策全体の戦略を策定している自治体もあることを、あわせて述べさせていただきます。  最後に、11ページの「おわりに」を御覧ください。  今回の調査研究においては、当委員会では徹底的に現場主義にこだわって進めてきました。市内の現場を委員全員と市担当職員で視察したことを始め、愛知県知多建設事務所道路整備課と直接、情報交換を実施してきました。このような取組により、日頃から直接、市民の要望及び疑問を受け取る議員と、愛知県や大府市の担当職員と、きたんのない意見交換ができたことは、大変有意義であったと考えております。  また、今回の調査研究では、そこで学んだ知識や知り得た情報を、委員会の委員のみならず、委員以外の全議員や市民と情報を共有することも一つの目的として活動をしてきました。  その結果、報告書という形で情報を共有できたこともうれしく思っております。  特に、行政を執行するに当たっては、市民への徹底した情報公開が求められており、市民の知りたい情報を積極的に知らせていく姿勢が、これからも重要となってきます。そのことを改めて、執行部や議員と確認しておきたいと思います。  最後に、今期の委員会の取組が、市民にとって少しでも幸せを感じていただける結果に結び付くことを期待し、当委員会の調査活動に御協力いただいた全ての方々にお礼を申し上げ、建設消防委員会調査研究結果の報告とさせていただきます。  以上です。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。建設消防委員会調査研究結果を了承し、本報告書に建設消防委員会調査研究結果に配慮されるよう意見を添え、市長に送付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、建設消防委員会調査研究結果を了承し、本報告書に建設消防委員会調査研究結果に配慮されるよう意見を添え、市長に送付することに決定しました。  日程第31、「議員派遣について」を議題とします。  お諮りします。お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していきたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していくことに決定しました。  次に、お諮りします。ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認め、そのように進めます。  以上で、今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  ここで、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  平成31年大府市議会第1回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  去る2月28日より本日まで23日間にわたり定例会を開催していただき、提出いたしました議案につきまして、慎重に御審議の上、全てお認めを賜わり、誠にありがとうございました。  平成31年度は、平成が終わり、次の新しい時代への転換期となります。そして、来年は、市制施行50周年という節目の年を迎えます。施政方針でも申し上げましたが、平成のその先の時代を見据え、未来を切り開くべく、安易な前例踏襲を廃し、常に「改善改革」を意識し、一歩踏み出す勇気と果敢なチャレンジ精神の下、スピード感を持って、オンリーワン、ファーストワン、プラスワンの施策・事業に積極的に取り組んでまいりますので、皆様の一層の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  さて、議員各位におかれましては、来る4月末をもちまして4年の任期が満了となります。  今期で御勇退なされる方には、長期間にわたり大府市政の発展、市民福祉の向上に多大な御貢献をいただき、心から感謝と敬意を申し上げます。大府市は、成熟した都市へと成長を続けてまいりました。これもひとえに、皆様のお力添えのおかげと深く感謝をしております。今後は、健康に十分御留意され、今までの経験を生かし、大所高所より市政運営に温かい御助言、御指導を賜りますようお願い申し上げます。  また、再び立候補されます方々におかれましては、準備万端で選挙に臨まれ、再び、市民の信託を得られまして、この議場でお会いできますことを切に祈念いたしております。  日に日に暖かさを増し、春の訪れを感じられる季節になってまいりました。展望台から眼下に広がる一面の桜景色を楽しむことのできる桃山公園では、明日から「さくらまつり」を開催いたします。桜の開花とともに明るい話題が増え、更に社会全体が明るく元気になることを期待しております。  皆様には、今後とも、「日本一元気な健康都市おおぶ」の推進役として、大いに御活躍いただきますようお願い申し上げ、お礼の御挨拶といたします。  長期間にわたり、誠にありがとうございました。
    ○議長(早川高光)  これをもちまして、平成31年大府市議会第1回定例会を閉会します。                 閉会 午後 1時51分...