大府市議会 > 2017-12-20 >
平成29年第 4回定例会−12月20日-04号

ツイート シェア
  1. 大府市議会 2017-12-20
    平成29年第 4回定例会−12月20日-04号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    平成29年第 4回定例会−12月20日-04号平成29年第 4回定例会 第4日目  平成29年12月20日(水曜日)   午前 9時00分 開議   午前11時01分 閉会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  森山守    5番  守屋孝    6番  木下久子    7番  加古守    8番  鷹羽琴美    9番  日高章   10番  山本正和   11番  早川高光   12番  酒井真二
      13番  鷹羽登久子   14番  上西正雄   15番  三宅佳典   16番  鈴木隆   17番  深谷直史   18番  柴崎智子   19番  窪地洋 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   末廣昭一    議事課長   竹田守孝    議事係長   原田好美    議事係主任  野崎雄介 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長        岡村秀人    副市長       山内健次    教育長       宮島年夫    企画政策部長    新美光良    健康都市推進局長  林正実    総務部長      久野幸信    市民協働部長    丸山青朗    福祉子ども部長   玉村雅幸    健康文化部長    今村昌彦    都市整備部長    近藤晃司    建設部長      長谷川重仁    産業振興部長    木學貞夫    水道部長      杉山鐘辞    会計管理者     久野信親    教育部長      内藤郁夫    指導主事      鈴木達見    監査委員事務局長  相羽政信    消防長       上山治人    秘書人事課長    白浜久    企画政策課長    福島智宏    財政課長      信田光隆 5 議事日程  第1 議案第48号 大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例の制定について  第2 議案第49号 大府木の山南部工業地区の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について  第3 議案第50号 大府市個人情報保護条例及び大府市情報公開条例の一部改正について  第4 議案第51号 大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  第5 議案第52号 大府市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について  第6 議案第53号 大府市交通安全条例の一部改正について  第7 議案第54号 平成29年度大府市一般会計補正予算(第5号)  第8 議案第55号 平成29年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  第9 議案第56号 損害賠償の額の決定及び和解について  第10 議案第57号 損害賠償の額の決定及び和解について  第11 議案第58号 指定管理者の指定について(大府市健康にぎわいステーション)  第12 議案第59号 指定管理者の指定について(大府市発達支援センターみのり)  第13 議案第60号 市道の路線認定について  第14 議案第61号 市道の路線廃止について  第15 議案第62号 工事請負契約の変更について  第16 議案第64号 大府市職員の給与に関する条例の一部改正について  第17 議案第65号 大府市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について  第18 議案第66号 大府市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について  第19 議案第67号 大府市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について  第20 議案第68号 平成29年度大府市一般会計補正予算(第6号)  第21 議案第69号 平成29年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  第22 議案第63号 教育委員会委員の任命について  第23 意見書第5号 骨髄移植等に関する提供希望者(ドナー)に対する支援の充実を求める意見書  第24 議員派遣について 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(早川高光)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は19名で定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開します。  これより本日の会議を開きます。本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  なお、会議録署名議員は、先に指名しました19番・窪地洋議員及び1番・小山昌子議員にお願いします。  日程第1、議案第48号「大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例の制定について」を議題とします。  本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・窪地洋・登壇) ◎総務委員長(窪地洋)  おはようございます。  議長の御指名がございましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、12月14日、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  なお、本日御報告いたします案件につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  議案第48号「大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例の制定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、平成19年に発生した認知症の方の鉄道事故のように、第三者に損害を与え、損害賠償を求められた場合に、本人や家族を救済するようなことは検討したのか。  答え、今回の条例の内容を検討する中でも、大きなテーマの一つとして協議した。具体的には、第11条第4項で、「必要な支援を行う」と規定している。  問い、今まで、ウェルネスバレー構想オレンジタウン構想などについて、東浦町と連携してきたが、今回の条例制定に関し、東浦町との連携や話合いはどのようになっていたのか。  答え、平成19年の鉄道事故から10年が経過するなど、大府市が全国に先駆けて条例をつくっていくべきという強い動機付けがあったため、今回は、単独での条例制定に至ったものである。東浦町に対しては、東浦町長もメンバーとして入っているあいちオレンジタウン構想の会議において、本市の市長から直接、説明しているため、状況や内容は把握しているものと考えている。  問い、条例にぶら下がるいろいろな仕事に対する組織の在り方を確立してこそ、市民の安心につながっていくと考えるが、今後の進め方の構想はあるか。また、認知症に限らず、市民全体に優しいまちをつくることが、認知症の方を守ることにもつながっていくと思うが、そのような形をつくり上げることは考えているか。  答え、条例を制定することで、市民や職員に対し、認知症に関する正しい理解をしてもらうことになり、それが施策、事業に波及していくと考える。また、総合計画の議論などのいろいろなプロセスの中で、認知症に限らず、高齢者、障がい者等、多くの人にとって優しいまちづくりの視点を入れ、市の政策全体に反映したいと考えている。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「ウェルネスバレー等の地域特性を生かし、全国に先駆けて条例を制定することで、市民にとっての本質的な暮らしやすさと安心につながる。市民一人一人が、このまちに住んで本当に良かったと感じてもらえることを確信し、賛成する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。
                    (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。7番・加古守議員。 ◆7番議員(加古守)  賛成です。  議案第48号「大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例の制定について」、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論させていただきます。  我が国では、世界にも類を見ないほどの速さで高齢化が進展しており、団塊の世代の全てが後期高齢者となる2025年には、国全体で約700万人、高齢者の5人に1人が認知症になると推計されております。  現在、我が国が迎えている少子高齢化人口減少社会の中にあって、認知症の予防から、認知症の人やその家族が安心して暮らせる体制づくりに至るまで、認知症への対応は、今や我が国における最重要課題の一つであります。  そのような状況の中で、本市は、日本に6か所しかないナショナルセンターの一つである国立長寿医療研究センターや、3か所しかない認知症介護研究研修センターの一つである大府センターの両者が所在する日本唯一の市として、早くから、認知症に対する不安のない社会の実現に向けた先進的な取組を積極的に推進してまいりました。  その点については、執行部のみならず、毎年、多くの議会からの視察を受け入れる中で、我々、議員一同においても、共通した認識だろうと感じております。  一方、今から10年前に市内で発生した鉄道事故は、多くの国民の皆様の注目を集め、また、多くの議論を呼びました。  これだけ早くから認知症対策に取り組んできた本市において、このような事故が発生したことは、大変残念なことではありますが、この事故はむしろ、これだけの支援の体制が整っている本市でさえ、こうした事故は起こり得るものであり、したがって、認知症に対する対応は、全ての地域が我が事として取り組まなければならない課題であるということを教えてくれた一つの教訓として捉えるべきものと考えております。  その意味で、日本中の注目を集める本市が、他の地域に先駆けて、こうした条例を制定する意義は、非常に深いものがあると考えております。  また、本条例の基本理念にもありますとおり、認知症の方やその御家族の視点を通して、認知症に理解の深いまちづくりを進めることは、すなわち、全ての市民にとって安心して暮らすことのできる地域社会の実現につながるということでもあります。  この条例の制定を機に、認知症の人はもとより、本市に住む全ての住民が、ともに生き、ともに支え合える社会の実現に向けて、全ての主体が連携しながら一体となって取り組んでいくことを期待するとともに、本市の取組が他の地域へ広がり、日本国中で認知症に対する不安のないまちづくりが推進されることを心より願い、賛成といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。1番・小山昌子議員。 ◆1番議員(小山昌子)  それでは、賛成の立場で討論させていただきます。  議案第48号「大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例の制定について」、賛成の立場で、市民クラブを代表して、討論をさせていただきます。  今回の条例の制定は、全国に先駆けて制定するもので、認知症に対する予防や認知症の理解を深めることで、認知症の方やその家族の意思が尊重され、住み慣れたところで、将来的に安心して暮らすことのできるまちを実現するものです。  条例の第8条第1項では、「認知症に関する施策を総合的に実施しなければならない」とし、同条第2項では、「適切に実施するため、必要な組織体制の整備を図るものとする」と定めています。  これは、複数の課にまたがり、横断的な組織で全庁的に行わなければならない取組であり、専門分野の方や経験者など幅広い組織体制で、安全で安心して暮らせるまちづくりに臨み、現在行わなければならない事業が展開されることを期待して、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  議案第48号「大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例の制定について」、賛成の立場から討論をさせていただきます。  「健康都市おおぶ」みんなの健康づくり推進条例と、今回の大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例は、対象がそれぞれ、市民の健康、認知症の市民とその家族という対象であります。  超高齢社会を迎えての不安、前者は健康、後者は認知症について、不安材料を、市民、事業者、地域組織、関係団体及び市、それぞれの役割を明確にすることによって、積極的に解消し、安心して過ごせる大府市をつくる、その方法を明文化し、条例案として成立している点であります。  いずれも、大府市がいかに超高齢社会を乗り切るかの二つの方法論であります。今後、総合計画や各計画、事業を更に充実させることが求められます。  とともに、個々の特徴や目的を持つ条例や事業、計画などを、これまでの税と社会保障、社会福祉関係だけではなく、住宅や土木、環境、防災、文化、教育、まちづくり等々、広い意味での社会福祉との関係を、社会状況にあわせて具体的に変え、新しいものに進展させることが、国レベルでも、地方自治体でも求められるという提起が行われて、既に十数年が経過をしています。そのことへの評価はいろいろあるものの、事実として、税さえ納めれば必要な福祉が受け取れるという時代は、既に終わっています。  始めは高齢者福祉対策として、1990年代半ばから次第に、新しい広義の社会福祉の形として、いわゆる地域包括ケアシステムと言われるものが提起され、具体化されつつあります。  経済や社会保障といった分野については、国レベルの議論を待つほかありませんが、この大府市での大府市民の生活や、大府での地域づくりと、それを支えるためのヒト、モノ、カネは、大府市がつくり、動かすほかはありません。  そのために、新たに必要となるものは更につくり、一層、全ての市民が安心して過ごせるための手段を明確にし続ける努力が今後も求められるということを申し上げて、賛成の討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  それでは、議案第48号「大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例の制定について」、賛成の立場で討論を申し上げます。  まず、介護に携わっておられる方、認知症にあっても日々暮らしを重ねておられる方、年を重ねても達者でいようと心掛けておられる方、その全てに敬意を表したいと思います。  さて、鉄道事故とその後に御遺族が賠償請求された間、御高齢の御家族を抱える当事者、さらには、誰もがいずれ年を重ねていくことから、全ての市民に不安の入りまじった気持ちに蓋をするものであったと思っております。  本条例の御提案は、それに対する一つの表れとして認められるものであります。  また、昨今、超少子高齢化がうたわれる中で、認知症の予防を強く言われてきたことによりまして、認知症になったら大変だ、認知症になったらいけないと、認知症になることや家族に認知症があらわれることへの不安も、また懸念される状況になりつつありました。  この条例は、認知症に対する不安のないまちづくりと示され、さらには、前文の中で、認知症になっても安心して暮らすことのできるまちにと掲げられました。これには大きな意味があると思っております。  本条例は、全13条からなる条例であります。  第3条を中心に、市民と行政を挙げて取組を進めていこうという理念的な面の条例であるとともに、第8条以降は、市の責務並びに市の施策を規定しており、行政自らに計画策定やその実施などを義務付けていく両面の条例となっております。  理念の面では、市民、そして、いろいろな組織とともに、この認知症に対する不安を取り除いていこうということがうたわれており、こうした面では、今後、この条例をつくったことに対する周知、共有の過程において、市民との対話の場、あるいは総合計画策定等の機会をもって、更に広く共有し、みんなのものとなる条例としていっていただきたいと思います。  第8条以降の市の責務、市の施策についての規定につきまして、高齢化、介護力の課題等の社会情勢や、あるいは、国から計画策定を要請されて、取組を進めざるを得ないといった受動的な市の姿勢ではなく、自らが自立した意思を持って、大府市は能動的に認知症に対する不安に取り組んでいくのだという表明の条例と受け取りました。  特に、第9条から第12条につきましては、現在の取組を明文化しただけでなく、その内容を具体的に明記したことにより、今後も、情勢が変わっても、変わることなく、怠ることなく、市の施策を続けていくという担保となるものです。  これら担保したものを確実に続けていくとともに、市民、組織、あらゆるものを巻き込みながら、安心できるまちづくりが進められるよう、更なる推進を望みまして、討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第48号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第48号「大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第2、議案第49号「大府木の山南部工業地区の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」を議題とします。  本案は建設消防委員会に付託してありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長・酒井真二・登壇) ◎建設消防委員長(酒井真二)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、12月12日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  議案第49号「大府木の山南部工業地区の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に報告いたします。  問い、条例を適用する地区計画の計画図に、調整池の位置が示されているが、どのような経緯で位置を定めたのか。  答え、地形上、平らに整形をして土地利用をするためには、調整池が両側に2か所必要となる。また、排水の放流先を北側の国道のほうにしないようにという国からの指導もあり、県との協議の結果、この位置としている。  問い、地区計画の決定に当たり、土地利用方針などについて、特徴的なことは何か。  答え、この地区は、中部圏の主要な高速道路及び幹線道路が集約している交通の要衝で、物流に対し、非常に優れた地域である。ただし、元々、農業集落がある地域であるため、周辺の環境に配慮して工場の誘致をしていきたいと考えている。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第49号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第49号「大府木の山南部工業地区の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第3、議案第50号「大府市個人情報保護条例及び大府市情報公開条例の一部改正について」から、日程第6、議案第53号「大府市交通安全条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は総務委員会及び厚生文教委員会に付託してありましたので、総務委員会及び厚生文教委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・窪地洋・登壇) ◎総務委員長(窪地洋)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、議案第50号「大府市個人情報保護条例及び大府市情報公開条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴等を「要配慮個人情報」と定義しているが、これらは、これまでも当然配慮されていたものと考えるがどうか。  答え、これまでも取扱いについて配慮してきたが、条例改正に伴い、より慎重に扱うものとして規定に加えている。  質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「条例改正により、個人情報をより慎重に取り扱うことが明確化されているが、裏を返せば、要配慮個人情報マイナンバー制度により一元化され、情報漏えいの危険性が広がったと考え、反対する」といった趣旨のものでした。  次に、議案第51号「大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、育児休業の必要性は、正規職員も非常勤職員も変わらないと考えるが、今回の条例改正において、正規職員と同様に、育児休業の期間を3歳に達するまでとしなかった理由は何か。  答え、地方公務員育児休業等に関する法律の一部改正に伴い条例を改正するもので、法の趣旨に沿った改正内容としている。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。
     その内容は、「非常勤職員も正規職員と同様に、育児休業から復帰する時期を各家庭で選択できるよう整備していく必要があると考えるが、今回の改正により、労働条件としては前進するため、賛成する」といった趣旨のものでした。  次に、議案第53号「大府市交通安全条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、自転車運転者損害賠償保険等への加入を努力義務化するとのことだが、自動車保険や火災保険に付随している場合もあり、知らないうちに加入していることがある。名古屋市のように、保険の加入状況がわかりやすいチェックシートを作る考えはあるか。  答え、加入している保険の内容を確認していただくための啓発が第一歩であるため、名古屋市と同じような内容のチェックシートを配布し、啓発していきたいと考えている。  問い、自転車通学の中学生や外国人の方に対する自転車の損害賠償保険加入の啓発は、どのように考えているか。  答え、中学生については、保護者に対する啓発を行い、外国人については、事業所を通じた交通安全啓発を実施しているため、そのような機会に啓発していきたいと考えている。  問い、道路等のハード整備についても、この条例改正により、積極的に推進していく姿勢を持つということか。  答え、条例は全市的にまたがるものであり、ハード整備に関しても波及していくと考えている。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「行政のすべきこととして、歩行者を守ることのできる道路整備を着実に進めていくことこそ、本条例が生かされる必須条件であるとの意見を添えて賛成する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・守屋孝・登壇) ◎厚生文教委員長(守屋孝)  おはようございます。  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、12月13日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  議案第52号「大府市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告します。  問い、母子家庭等医療費の助成は一人親世帯が対象であるが、条文に配偶者という記載が出てくるのはなぜか。  答え、この医療費の助成は、前年の所得を基準に受給資格を判定しており、前年において、所得税法上、配偶者を扶養していることも考えられるためである。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第50号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第50号「大府市個人情報保護条例及び大府市情報公開条例の一部改正について」、反対の討論をいたします。  今回の議案は、人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴等が、マイナンバーによって一元化されたことで、情報が漏れるおそれ、可能性が広がってきました。そのため、より個人情報の保護を強化し、配慮が必要だというマイナンバー制度の危険性をはっきりさせた議案であります。  元々、マイナンバーは、国民の税や社会保障の情報を管理し、社会保障費を減らす目的で、財界からの要求のもと、導入されたものであります。  この間、マイナンバー関連の情報が警察の捜査に利用されたことも判明するなど、マイナンバーを通じた監視する社会が強化されてきています。  個人情報は、これまでどおり、守られて当然であります。  今回の議案の根本に法改正があり、市民への利益が見いだせないマイナンバー制度は廃止すべきという立場で反対するものであります。  以上です。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  それでは、議案第50号「大府市個人情報保護条例及び大府市情報公開条例の一部改正について」、賛成の立場から討論をいたします。  本議案は、既に現在存在している符号が含まれる情報について、個人情報という位置付けを明確にし、その上で、特に配慮すべき個人情報であるということを明記し、取扱いについて定めたものであります。  よって、マイナンバー制度に賛成であるか、反対であるかにかかわりなく、本案が、反対者が多く、万が一、否決されることになると、市民の不利益になることは明白であります。  市民の個人情報を危険にさらし、不利益をもたらす、本議案に対する反対意見に反対し、議案に対する賛成討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第50号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第50号「大府市個人情報保護条例及び大府市情報公開条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第51号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第51号「大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第52号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第52号「大府市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。9番・日高章議員。 ◆9番議員(日高章)  賛成です。  議案第53号「大府市交通安全条例の一部改正について」、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論します。  本年5月22日、本市域内で痛ましい交通死亡事故が発生しました。本市では、一昨年の7月から500日以上発生していなかったこと、岡村市政始まって以来の発生となることなど、その衝撃は大きく、誠に残念であるがゆえに、せめてもの教訓として刻もうと、直ちに交通安全条例を一部改正するに至ったものと承知をして、賛成するものであります。  改正しようとする内容に着目すれば、確かに、凄惨な記憶を教訓に変えようとする考えが読み取れる、交通安全を啓発する効力のあるものになっていると、納得のいくところであります。  であるからこそ、賛成するに当たって、1点、念押しをしておきたいと思います。  交通安全社会の確立に向けては、行政として、条例を改正して、それを周知し、啓発していくことは、大切な責務であります。  しかし、大切なことは、それだけではありません。このようなときだからこそ、行政の責務として、今まで以上に重く認識すべきことが、ほかにもあるのです。  それが安心安全な道づくりです。  交通安全を呼び掛けることは誰にでもできますが、道づくりは行政にしかできないのです。交通事故が起こりにくくなるような道路の整備を積極的に推進することこそ、行政にとって、最も重大な責務であるのです。  それこそが、本条例が生かされ、交通安全社会が確立されていく必要条件でありますと改めて進言して、自民クラブを代表しての賛成の討論とします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第53号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第53号「大府市交通安全条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第7、議案第54号「平成29年度大府市一般会計補正予算(第5号)」及び日程第8、議案第55号「平成29年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は総務委員会及び厚生文教委員会に付託してありましたので、総務委員会及び厚生文教委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・守屋孝・登壇)
    ◎厚生文教委員長(守屋孝)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、議案第54号「平成29年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、障害児通所給付費等の増額については、何か環境を整備したことにより利用見込みが増加したのか。あるいは、新たに通所支援を受ける子供が増加したことによるのか。  答え、特に環境を整備したということではなく、放課後等デイサービスの新規利用者が増加したことが一番大きな理由である。  問い、今回の補正予算による保育所費の増額によって、1歳児、2歳児の定員はどれだけ増えるのか。  答え、公立保育園の定員は、1歳児で30名、2歳児で12名の増加となる。また、来年度から、認定こども園となる私立幼稚園でも、1歳児で6名、2歳児で18名の受入れが可能となるため、合計すると、来年度は1歳児で36名、2歳児で30名の増加となる。  次に、議案第55号「平成29年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・窪地洋・登壇) ◎総務委員長(窪地洋)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第54号「平成29年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、旧長草保育園の跡地について、今、売却する理由は何か。  答え、平成9年に普通財産に用途変更してからは、有償での短期的な貸付けを行いながら、公共施設等の代替候補地となる可能性がある土地として保有してきたが、活用には至らなかった。今回、近隣の事業者から土地取得の申出があったことに伴い、土地利用対策会議で協議した結果、市としての有効な活用方法はないという判断をし、公売に至った。  問い、長草保育園の移転の際に、既存の土地の利用方法について、道路を整備する検討がされていたように記憶しているが、どのようになっていたのか。  答え、道路については、この土地の北側を通る予定になっている。この土地については、形状、間口の関係、バス停の存在等により、利用しづらい状況であった。公共用地や代替地としての検討を再三行ったが、結果的にはまとまらなかったため、民間で有効活用してもらうこととした。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「旧長草保育園の跡地の売却については、約1億6,000万円の物件であるため、公平性も含め、複数の不動産鑑定士の鑑定のもと、公売の最低価格を定めていくことが安心ではないかという意見を添えて賛成する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第54号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第54号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第54号「平成29年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第55号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第55号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第55号「平成29年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決されました。  日程第9、議案第56号「損害賠償の額の決定及び和解について」から、日程第15、議案第62号「工事請負契約の変更について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・守屋孝・登壇) ◎厚生文教委員長(守屋孝)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、議案第56号「損害賠償の額の決定及び和解について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、ドライブレコーダーの映像を解析することは、交通事故の再発防止につながると考えるが、車両の更新時に限らず、今ある全ての公用車にドライブレコーダーを設置していく考えはないか。  答え、車両の更新時に限らず、年式の新しい公用車から順番に、ドライブレコーダーを設置していく予定である。  問い、公用車の事故について、これまでの事故情報を蓄積し、整理しているのか。  答え、事故の状況を、「事故速報」として庁内のネットワーク上に掲示し、全職員に対して、情報共有を図っている。  次に、議案第57号「損害賠償の額の決定及び和解について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第59号「指定管理者の指定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  なお、本議案の対象施設は、大府市発達支援センターみのりです。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、発達支援センターみのりの指定の期間を約10年とした理由は何か。  答え、みのりは、障がい児の療育を行う特別な施設である。保護者が安心して子供を預けられ、保育士や作業療法士、理学療法士などの専門職員の確保について、安定的な管理運営を行う必要があるため、約10年とした。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「これまでの障がい児・者における市内での実績を生かし、子供から大人、高齢者に至るまでのトータルな支援を期待して、賛成とする」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・窪地洋・登壇) ◎総務委員長(窪地洋)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第58号「指定管理者の指定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  なお、本議案の対象施設は、大府市健康にぎわいステーションです。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、事業計画書に記載されている飲食販売額8,760万円とは、1年間の目標なのか。また、来館者数の目標はどれぐらいと考えるか。様々な目標が掲げられているが、目標が達成できれば、にぎわいがあると考えてよいのか。  答え、飲食販売額の目標は、指定管理期間3年間を通じてのものである。来館者数は、1日当たり飲食店を125名、観光案内所を20名、合わせて年間5万人を目標としている。目標は、あくまでも管理運営上の経費等を試算したものであり、ほかにイベント等を実施することにより、にぎわいができるものと考えている。  問い、運営、管理、財政について、市はどの程度介入していくのか。  答え、業務の実施状況、収支については、定期的に評価し、必要に応じて改善等の指導を行っていく。全庁的にこの施設を積極的に活用し、地域の健康づくりやにぎわいづくりの拠点となるよう、指定管理者と協力し、管理運営を進めていきたいと考えている。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員2名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「大変公益性の高い事業であることを十分考慮し、指定管理者に自由な運営を任せながらも、適切に支援等の介入をしながら、にぎわいの隆盛と固着を企てる必要がある。そのための全庁的な支援と協力の体制を構築すべきと意見を添え、賛成する」といった趣旨のもの、及び「駅のトイレの改修、循環バスの充実、駐輪場の確保等の環境整備や、市のイベントとの連携、市民の要望を聞き入れて積極的に実施することなどを期待し、賛成する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長・酒井真二・登壇) ◎建設消防委員長(酒井真二)
     議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、議案第60号「市道の路線認定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告します。  問い、新たに認定する市道4366号線は、非常に短い道路であるが、既存の道路と合わせて、路線を変更することは考えられないのか。  答え、今回は、新たに民間の開発行為により帰属された道路であるため、既存の道路の起点・終点を変更するのではなく、新規の路線として認定することにした。  次に、議案第61号「市道の路線廃止について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、市道2149号線は、道路台帳上、消されずに残っていたということだが、どのような経緯でそれが判明したのか。また、これまで道路台帳に残っていたことで、住宅等を建設するときに支障はなかったのか。  答え、毎年、市内全域にわたって道路台帳の整備を行っており、その際に発見した。台帳上存在していた古い道路の路線形態はなく、現地には区画整理による新しい道路ができていたため、住宅等の建設に当たって、影響はなかったものと考えている。  次に、議案第62号「工事請負契約の変更について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、本工事は安価で落札されたが、二度の契約変更の結果、入札予定価格を上回った。今回、契約変更する金額について、当初の予定価格に近いものだと考えているのか。それとも、最初の落札価格より3億円も増額してしまったと考えているのか。  答え、今回の契約変更は、汚染土壌の処分費が大半を占めている。そのため、多額な変更になってしまったと考えている。  問い、コンクリート殻等の撤去に伴う工期の延長はあるのか。  答え、汚染土壌への対応等のため、3か月間工事を休止している。したがって、その分、工期延長が必要だと考えている。  問い、工事の工法を変更する際、最終的な判断をするに当たって、市の職員の技術力とマンパワーは十分備わっているのか。  答え、地質調査等の専門的なことは委託しているが、委託業者から出されたデータの解析結果を基に、工法を判断することは、市の職員で可能である。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「市役所の技術力、マンパワーを更に深化させ、このようなことが何度も起きないように意識して仕事をしていただきたいという意見を添えて賛成する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第56号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第56号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第56号「損害賠償の額の決定及び和解について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第57号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第57号「損害賠償の額の決定及び和解について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第58号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。9番・日高章議員。 ◆9番議員(日高章)  それでは、議案第58号「指定管理者の指定について」、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論します。  様々な意見が交錯する中で、長年停滞していた大府駅周辺のにぎわいづくりについて、その突破口となるであろうと、市内外から大いに注目を集める、健康にぎわいステーションがオープンを間近に控え、本市の新たなまちづくりについて、未来志向の議論が市内のそこかしこで巻き起こるようになってまいりました。  市民の健康づくりをきっかけとしながら、駅周辺に人々が集まるように仕掛けていこうとするにぎわいづくりは、健康都市を標ぼうする大府市らしい都市デザインとも言うべきでありましょう。  ウェルネスバレーと絡み合うまちづくりとしても、認知症に対する不安のないまちづくりの一環としても、新たな都市デザインのモデルケースとして、多義的に期待が膨らみます。  このように、大府市らしさの象徴となる新たな拠点の指定管理者としては、民間でありながら、地域貢献意識が高い事業者であること、かつ、複数事業者による運営であることが望ましいと、我々はかねてより主張してまいりました。  ゆえに、本案件の指定の相手方とその事業計画等に対しては、大いに賛同するものであります。  こうして本案件に賛成するに当たって、自民クラブとしましては、改めて申し上げておきたいことがございます。  この事業が突破口となって、にぎわいづくりが盛り上がり、広がりを見せていくために、とても重要なこととして申し上げておきます。  それは、指定管理者に運営とその責任を押し付けるだけの、投げっぱなしの放置状態になってはならないということです。  利潤追求だけを目的とする単純な民間の経済行為とは異なります。大変公益性の高い事業となります。その点を十分に考慮して、行政としてどのように関わっていくべきかが問われることになります。  指定管理者に自由な運営を任せながらも、いかにして、適時適切な支援と介入をしながら、連携を深めていくかが求められるのです。  それゆえに、そのための全庁的な支援と協力の体制を構築していく必要がありますと、改めて念押しして、賛成の討論とします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第58号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第58号「指定管理者の指定について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。8番・鷹羽琴美議員。 ◆8番議員(鷹羽琴美)  それでは、自民クラブを代表して、議案第59号「指定管理者の指定について」、賛成の立場で討論させていただきます。  本議案の内容は、新たに開設する発達支援センターみのり指定管理者制度による管理運営を、社会福祉法人大府福祉会に指定するものですが、発達支援センターみのりは、その設置目的にあるように、小学校就学前の児童が通いながら、日常生活の自立のための機能訓練や療育支援を提供し、発達を支援することを目的としています。  また、地域にいる障がいのある子供や家族への支援として、保育園、幼稚園などを訪問して、障がいのある子供を預かる機関と連携し、相談支援も行うところでもあります。  今回提案のありました社会福祉法人大府福祉会は、昭和60年より長年にわたり、本市において障がい者の福祉施設運営を行っており、障がい者への支援に対する一貫した支援体制の構築を目指しており、障がいを持つ子供が、成人となり、高齢者になられたときまで、ライフステージごとで切れ目のない支援を行っておられます。  障がいを持つ方の御家族は、何かしらの将来への不安を持っておられることと思います。障がいをお持ちの子供だけでなく、家族への適切な支援は、重要な視点と考えなければなりません。  大府福祉会の、家族に寄り添い、利用者や家族の意見に耳を傾け、利用者や家族とともに学び、ともに成長していく姿勢は、安心して子供の療育を任せられるという点で、重要な視点と考えられます。  また、事業を行う上での収支計画は、収入と支出が適切に算出されており、事業計画との整合性も図られていることから、安定的に運営を担えるものと判断できます。  大府福祉会が30年余りにわたり培ってきた知識や技術、経験を、発達支援センターみのりの運営においても有効に活用することで、設置の目的を十分に果たすことができる事業者であると判断できるものであります。  以上のことを踏まえ、本施設が、発達支援センターおひさまとともに、本市の障がい児の中核的な支援機関となることを期待して、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第59号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第59号「指定管理者の指定について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第60号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第60号「市道の路線認定について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第61号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第61号「市道の路線廃止について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)
     賛成の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第62号「工事請負契約の変更について」、討論をいたします。  今回の議案は、雨水対策として重要な役割を果たします六間調整池の新設に関わりますので、賛成をいたします。  しかし、大府市の役割は全うできたのかどうか。入札・契約制度について、地方公共団体、大府市における調達は、その財源が税金によって賄われるものであるため、よりよいもの、より安いものを調達しなければなりません。今回、2回目となります契約変更を含めて、汚染土壌等の処分費用、約3億円の上乗せとなった税金を、最小限に抑えられなかったのかという視点で意見を申し上げます。  今回の工事請負契約については、平成28年、昨年の6月議会で可決されています。クリーンセンター敷地内の駐車場下に、雨水対策のために新設する調整池のことで、5月10日付け、5億3,236万4,400円で落札されています。  その後、昨年の12月議会では、汚染土壌が出たということで、撤去費用として2億4,886万9,800円の上乗せをした工事請負契約がされました。  今回の議案は、新たに2メートル下にコンクリート殻と汚染土壌が確認され、5,487万5,888円上乗せされるという内容であります。  総額は、当初の入札価格より約3億円増の8億3,611万80円となりました。  当初の調整池新設場所の変更、工事方法の変更などありますが、クリーンセンターを運営する一部事務組合は、大府市も、負担金を出しております組合の一自治体であります。その組合が購入した土地を大府市が無償で借り、調整池を新設します。  全ての工程で大府市が携わっているため、汚染土壌などについては、どこかの段階で事前に把握することができなかったのか。また、新設場所や工法の変更についても、行き当たりばったりの対処に見えて仕方ありません。  今回、総額として掛かった税金が必要な内容であるとするならば、本来は、汚染土壌の処分費用も含めた約8億3,000万円で契約をし、その金額について議会に諮るべきであります。  工事が始まってからでは、後戻りが難しく、目の前の問題を対処せざるを得ません。  早期新設を望まれる六間調整池の完成も3か月延びました。  今回の工事について、大府市はもちろん、一部事務組合としての大府市の立場でも、最善の対処の方法は何だったのか、総括を行っていただくことを意見とし、賛成といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  議案第62号「工事請負契約の変更について」、賛成の立場から、正真正銘、賛成の立場から討論をいたします。  六間調整池の工事中に明らかになった汚染土、地中障害物及び地盤改良等の対策のために必要な諸費用が発生したということに関わっての、今回、2回目の契約変更であります。  工事開始後に判明したという点も含め、いずれも説明に不明な点はなく、市民の利益に照らして、やむを得ない必要な変更であると認めます。  万が一、この議案にわずかでも疑念があるならば、それは何の費用で、幾ら疑念が生じているということを明確にし、それを論点として示すことが当然必要であります。  繰り返しになりますが、説明にそうした点は見当たらないということをはっきりと申し上げ、賛成討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第62号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第62号「工事請負契約の変更について」は、原案のとおり可決されました。  日程第16、議案第64号「大府市職員の給与に関する条例の一部改正について」から、日程第19、議案第67号「大府市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・窪地洋・登壇) ◎総務委員長(窪地洋)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、議案第64号「大府市職員の給与に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、今回の改正において、増額とならない職員が88名いるが、どのような役職か。また、その職員は、平成27年3月に2パーセントの引下げがされた際の給料額には達しているのか。  答え、増額とならない職員の多くは、6級の課長級や5級の課長補佐級の職員である。前回、給料表の引下げ改定を行った際に、現給保障を行っているが、その現給保障額に達していない職員が88名いるということである。  次に、議案第65号「大府市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、今回の改正による期末手当の引上げ額は幾らか。  答え、市長が約7万5,000円、副市長が約6万3,000円、教育長が約5万6,000円である。  質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「景気回復とは言われているものの、市民の中にはその実感がないと考えるため、そのような状況での手当の引上げについては、反対する」といった趣旨のものでした。  次に、議案第66号「大府市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程において、質疑はありませんでしたが、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  その内容は、「議案第65号と同様の理由で反対する」といった趣旨のものでございました。  次に、議案第67号「大府市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、今回の改正により、退職手当は1人当たり幾らの引下げになるのか。  答え、今年度末の定年退職者において試算したところ、1人当たり約58万円の引下げとなる見込みである。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「職員も労働者であり、退職手当の大幅な減額は、退職後の家庭設計を崩すことになる。退職後も地域の活動を支えている職員は大きな財産であり、その職員の退職手当の引下げには反対する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第64号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第64号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第64号「大府市職員の給与に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第65号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第65号「大府市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について」、反対の討論をいたしますが、議案第66号「大府市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」も同じ理由ですので、議案第65号で一括して討論をいたします。  今回の議案第65号、第66号は、市長や議員など、特別職の年間収入を増やすという内容であります。  委員長報告にありましたように、市長は年間約7万5,000円、副市長は約6万3,000円、教育長は約5万6,000円、議員は約3万2,000円、増えることになります。  この間、市長や議員の特別職のボーナスに当たる期末手当の年間支給月数が上がり続け、市長のボーナスは平成26年から約50万円、役職のない議員でも約13万円の増額となっています。さらに、平成27年には、ボーナスに反映します月額の給与も上がっています。  税金であります特別職の収入を上げていく、社会がそういった状況であるのかどうか。  国税庁が9月に発表しました2016年分の民間給与実態統計調査では、1年を通して働いても年収が200万円以下の働く貧困層は1,132.3万人と、前年から1.5万人増えています。  一方で、給与所得が2,500万円を超える給与所得者は、2年連続増加しています。  働く貧困層も増え、所得格差が広がっています。  景気の回復が報道されていますが、中小零細企業や一般市民の中では実感する声を私は聞くことはありません。景気の回復の実感のない市民、フルに働いても生活保護支給額に満たない収入の労働者や、年金生活者が身近にいる中で、自らの収入を増やす内容が含まれる今回の議案に賛成することはできません。  以上です。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  議案第65号でありますが、この前の議案第64号、そして、この後の第66号、第67号も同様の内容であります。一括して、ここで討論をさせていただきます。  公務員の給与、期末手当、退職手当などは、いずれも、民間と公務員の較差を客観的に比較して決定されます。この制度に対して反対を述べる際には、人事院勧告を始めとする、民間の所得、雇用状況の客観的、全体的数値を明らかにし、反対理由としなければならず、曖昧な表現、また、一部の数字だけを取り上げては、その理由として成り立ちません。  現在、民間の所得、雇用は改善し、退職手当については、公務員のほうが民間よりは高いという較差が変わっておりません。  ちなみに、常勤も非常勤も、特別職といえども、公務員であり、人事院勧告に準ずる根拠となります。  一連の議案は、こうした状況と整合しております。  かつて、二十数か月、民間の給与所得が下がり続けていることに、国も注視していた中で、特別職の報酬を引き上げようという状況と、現在とでは、訳が違うのであります。  もし、現在の人事院勧告制度に反対ならば、どういう制度で官民較差の解消を図るのか、具体的な提案がなければ、反対のための反対ということになります。  ちなみに、総理大臣は30パーセント、国務大臣は20パーセント、国庫に返納をしているそうであります。  この客観的状況で、報酬の引上げに反対するならば、その引上げ分はどこに行くのか、市民に関心を持って見守られることは、当然、起こり得ることであります。  私は、反対のための反対は行いません。誰かに言われたままに、誰かが発言したままに発言をし、別の誰かに別の何かを言われて涙を流すこともありません。市民の利益を常に求め、その報酬を胸を張って受け取れるよう、日々まい進し、さらに、困難な時代に対応できる大府市をつくるため、微力を尽くす決意を新たにし、本議案を始め、議案第66号、第67号、また、第64号への賛成討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)
     ないようですので、討論を終わります。  これより議案第65号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第65号「大府市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第66号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第66号「大府市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第67号について討論を行います。討論はありませんか。賛成の討論ですか。反対の討論ですか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第67号「大府市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について」、討論をいたします。  今回の議案は、大府市職員の退職金を決める調整率を「100分の87」から「100分の83.7」に下げるというものです。  国が試算しました官民較差の影響額としまして、平成24年には、1人当たり約402万円の減額となっており、それを受けて、平成25年、平成26年に段階的に大幅に引き下げられたところであります。  さらに今回、同じ影響額として、1人当たり約78万円の退職金を引き下げるという内容となっております。  職員も自治体労働者であります。特に、大府市に関する豊かな知識と経験を持った職員は、退職後も、大府市のため、又は地域の中で、力を発揮されている方を多く目にします。災害時はもちろん、日々の地域活動を支え、生涯、地域の中で必要とされる存在でもあります。台風などが続く季節には、睡眠不足のまま通常業務に就くなど、市民の見えないところでの活動もあり、正しく行うことが当たり前という完璧を求められる職務の中で、退職まで勤めるわけです。  退職後も市の財産となる人材であります職員の退職金を減らす今回の議案に、こういった理由で反対をいたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第67号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第67号「大府市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第20、議案第68号「平成29年度大府市一般会計補正予算(第6号)」及び日程第21、議案第69号「平成29年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は総務委員会及び厚生文教委員会に付託してありましたので、総務委員会及び厚生文教委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・窪地洋・登壇) ◎総務委員長(窪地洋)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第68号「平成29年度大府市一般会計補正予算(第6号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程において、質疑はありませんでしたが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「特別職の手当の引上げには賛同できないが、これまで給与を減らし続けてきた多くの職員の給与が引き上げられるため、賛成する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・守屋孝・登壇) ◎厚生文教委員長(守屋孝)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第69号「平成29年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第68号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第68号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第68号「平成29年度大府市一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第69号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第69号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第69号「平成29年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決されました。  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前10時39分                 再開 午前10時48分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第22、議案第63号「教育委員会委員の任命について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第63号「教育委員会委員の任命について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、教育委員会委員を任命するに当たり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  内容につきましては、現在委員であります河合昌和氏が、平成29年12月31日をもちまして任期満了となりますので、後任として新たに、冨田良平氏を委員として任命するものでございます。  冨田氏は、長きにわたり教員として教育に情熱を傾注され、東海市立加木屋小学校及び大府市立石ヶ瀬小学校の学校長などを務められました。また、平成27年3月に定年退職された後も、愛知県教育委員会知多教育事務所の特別支援教育指導員や本市の適応指導教室「レインボーハウス」の適応指導推進員を務められ、教育分野において積極的に活躍されております。  また、人格高潔にて識見も高く、各方面から高く評価され、地域住民の信望も厚く、委員として最適任者であると確信しておりますので、皆様の御同意を賜りますようお願いいたします。  なお、このたび退任されることとなります河合氏につきましては、平成22年1月から2期8年間の長きにわたり委員として本市の教育に情熱を傾注していただき、心から感謝と敬意を表するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第63号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。
     これより議案第63号を採決します。  お諮りします。議案第63号「教育委員会委員の任命について」は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第63号「教育委員会委員の任命について」は、これに同意することに決定しました。  日程第23、意見書第5号「骨髄移植等に関する提供希望者(ドナー)に対する支援の充実を求める意見書」を議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。10番・山本正和議員。              (10番議員・山本正和・登壇) ◎10番議員(山本正和)  議長の御指名がありましたので、意見書第5号について、提案理由を御説明いたします。  意見書の朗読をもって説明に代えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  なお、提出者は私、山本で、賛成者は、小山昌子議員森山守議員加古守議員、日高章議員、上西正雄議員及び窪地洋議員です。  それでは、朗読させていただきます。  意見書第5号「骨髄移植等に関する提供希望者(ドナー)に対する支援の充実を求める意見書」です。  骨髄バンク事業は、骨髄移植及び末梢血幹細胞移植が白血病等の難治性の血液疾患等に対する有効な治療法とされたため、善意による骨髄等の提供を呼び掛けることを目的に、移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律に基づき、公益財団法人日本骨髄バンクが主体となって実施されている。  骨髄バンク事業においては、平成29年8月末現在の提供希望者(ドナー)登録数は47万人を超えており、ヒトの免疫に関わる重要な分子であるヒト白血球抗原の初回検索適合率は9割を超えている。また、骨髄等の提供のための検査や入院のためのドナー側の負担はなく、万一、提供に伴う健康障害が生じた場合でも、骨髄バンク団体傷害保険による保険金が支払われるなど、ドナーの負担軽減に向けた様々な取組が行われている。  しかし、ドナーの健康上の問題のほか、ドナーが検査や入院等のために休業した場合の補償や休暇の制度が、一部の地方公共団体や企業を除いて整備されていないなどの理由により、移植率は6割未満にとどまっている。  よって、本市議会は、政府に対し、より多くのドナーが安心して骨髄等を提供し、骨髄移植等の一層の促進が図られるよう、ドナーに対する支援の充実に関し、下記の事項の実現を強く要望する。  記。  1、ドナーが骨髄等の提供に伴う入院、通院、打合せ等のために休業する場合の補償制度を創設すること。  2、事業主向けに策定した「労働時間等見直しガイドライン」の中で、ドナー休暇制度を明示するなど、企業等の取組を促進するための方策を講ずること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成29年12月20日 愛知県大府市議会議長 早川高光  提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣です。  以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、意見書第5号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより意見書第5号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、意見書第5号「骨髄移植等に関する提供希望者(ドナー)に対する支援の充実を求める意見書」は、原案のとおり可決されました。  日程第24、「議員派遣について」を議題とします。  お諮りします。お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していきたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していくことに決定しました。  次に、お諮りします。ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認め、そのように進めます。  以上で、今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  ここで、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  平成29年大府市議会第4回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る11月30日から本日まで21日間にわたり定例会を開催していただき、執行部から提出いたしました議案につきまして、慎重審議の上、お認めを賜わり、誠にありがとうございました。  今議会においていただきました御意見、御要望につきましては、審議経過を十分踏まえまして、市民福祉の向上のため、施策に反映してまいりたいと存じます。議員各位におかれましては、今後とも、大所高所から御指導、御助言を賜わりますようお願い申し上げます。  本年は、地方自治法が施行されてから70周年という意義深い年であります。  先月、国が開催いたしましたこの地方自治法の施行の記念式典におきまして、本市の吉田まちづくり協議会が、地方自治功労で総務大臣表彰を受賞いたしました。  また、同じく、昨日、県の地方自治法の記念式典におきまして、大府コミュニティ推進協議会と大府森岡の早川豊様が知事感謝状を、これも地方自治功労ということで、いただきました。  この機会に、改めまして、受賞された皆様方に深く感謝を申し上げたいと思っております。  12月に入り、冬本番となり、寒さも厳しさを増してまいりましたが、年末年始は、体調に十分御留意いただくとともに、防火、交通安全、防犯にも御注意いただき、御家族そろって健やかに新年をお迎えいただくことを祈念申し上げ、定例会閉会の御挨拶とさせていただきます。  長時間にわたる御審議、誠にありがとうございました。 ○議長(早川高光)  これをもちまして、平成29年大府市議会第4回定例会を閉会します。                 閉会 午前11時01分...