◆13番
議員(
鷹羽登久子)
それでは、
議案第45号「
平成29
年度大府市
一般会計補正予算(第3号)」につきまして、
賛成の
討論を申し上げます。
まず、初日の本
会議で財源についてお聞きいたしました。
財政調整基金を取り崩してはならないということではありません。
年度末には
執行残の戻しもありますので、それらを含めて
年度内で調整するのも
財政調整基金の
役割でもあるからです。
しかし、ここ数年の
年度単位での経営を振り返ってみると、余裕がないと感じるところでもあります。
スピード感を持って取り組んでいただくことで、良い面ももちろんありますが、拙速になってはいけません。
補正予算の原則である、
年度途中で当初
予算外にすぐにやらないといけないかは、慎重に考える必要があります。
その観点から見て、今回の
補正予算案は、国の
施策によるもののほか、おおむね
年度途中でも今すぐにやらないといけないこと、今すぐにやることで
事業の
効果が期待できるものであったと考えるところであります。
おおむねと申しますのは、
健康都市推進費のおぶちゃんのぬいぐるみ100体、58万2,000円についてでございます。
これについてのみ、
年度途中に
補正予算を組んででも、今すぐにやることによって、来
年度に当初
予算で
事業化するより
効果が上がるというのがはかりかねる面があると考えました。
プロモーションには、同時期に一斉に仕掛けて露出を増やすこと、あるいは、時差で
波状攻撃のように常に意識に働き掛けるもの、根気よく粘り強く定着を試みるものなど、
効果を上げる
手法がございますが、いずれにしろ、
プロモーションは
効果測定が非常に難しいものです。
この58万2,000円でつくる100体のぬいぐるみをどう活用するか、
効果的な
プロモーションとなるよう工夫していただきたいと考えます。
そして、
保育所費についてであります。
こちらは
委員会でも申し上げましたが、今
年度、
待機児童が発生したのが1歳児であり、3・4・5歳児については、
定員が足りている状態であります。
それに対して、今回の
補正予算では、
平成31年4月には、4か所を合わせて450人を超える
定員が市内に増えることとなります。
民間保育所について、
保育料は同額との答弁をいただきました。園児を集めるために
サービス競争をすることになれば、
民間の経営を圧迫し、また、
保育の現場が疲弊して、質を保つことが難しくなりかねません。
待機児童を出さないために
スピード感を持って積極的に動いておられることは、大いに評価するところではありますが、向こう数年間の
児童数を見ながら、大変難しい官民の配分が求められるものと考えます。
民間の
保育所を整備する
予定地周辺の市内一部地域については、今後、
保育の担い手が市の
直営保育園から
民間の
認可保育所へと大きく変わっていくことになる
補正予算であるという点も理解した上で、その
方針転換も含め、この
補正予算を認めるものであります。
目の前の課題のために飛び付くのではなく、
保護者、子供が安定して安全な
保育を受け続けることができるよう、制度・運用の上で質を担保した持続可能なものとなるように進めていただくようお願いします。
さらに、こうした
保育所の
平成31
年度以降の
整備見通しを踏まえ、まず、
若宮保育園で
平成30年4月に
定員を増やすに当たり、将来的な
定員の弾力的な運用を見越して、
保育室をリースとされた点は、工夫されたものと受け止めるところです。
以上、
健康都市としての発展により注力し、
大府市の強みを伸ばす
補正予算であったと考え、
賛成の
討論といたします。
○
議長(
早川高光)
ほかに
討論はありませんか。
(「
なし」の声あり)
ないようですので、
討論を終わります。
これより
議案第45号を採決します。
本案に対する各
委員長の
報告は
可決です。
お諮りします。
本案は
委員長の
報告のとおり決定することに
賛成の方の
挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、
議案第45号「
平成29
年度大府市
一般会計補正予算(第3号)」は、
原案のとおり
可決されました。
次に、
議案第46号について
討論を行います。
討論はありませんか。
(「
なし」の声あり)
ないようですので、
討論を終わります。
これより
議案第46号を採決します。
本案に対する
委員長の
報告は
可決です。
お諮りします。
本案は
委員長の
報告のとおり決定することに
賛成の方の
挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、
議案第46号「
平成29
年度大府市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、
原案のとおり
可決されました。
以上で、本日の
日程は全て終了しました。
お諮りします。明日9月27日から10月4日までの8日間は、休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議
なし」の声あり)
御異議
なしと認めます。よって、明日9月27日から10月4日までの8日間は、休会とすることに決定しました。
来る10月5日は、午前9時から本
会議を開き、各常任
委員長の
報告を求め、
質疑、
討論及び採決を行います。
本日は、これにて散会します。
散会 午前 9時30分...