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  1. 大府市議会 2016-06-02
    平成28年第 2回定例会−06月02日-01号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    平成28年第 2回定例会−06月02日-01号平成28年第 2回定例会 第1日目  平成28年6月2日(木曜日)   午前 9時00分 開議   午前11時12分 散会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  森山守    5番  守屋孝    6番  木下久子    7番  加古守    8番  鷹羽琴美    9番  日高章   10番  山本正和   11番  早川高光   12番  酒井真二
      13番  鷹羽登久子   14番  上西正雄   15番  三宅佳典   16番  鈴木隆   17番  深谷直史   18番  柴崎智子   19番  窪地洋 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   末廣昭一    議事課長   長綱宏    議事係長   原田好美    議事係主任  野崎雄介 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長        岡村秀人    副市長       山内健次    教育長       細谷正明    監査委員      外園茂    企画政策部長    新美光良    企画政策部参事   林正実    総務部長      丸山青朗    市民協働部長    木學貞夫    福祉子ども部長   今村昌彦    健康文化部長    久野幸信    建設部長      國生隆志    産業振興部長    伴正    水道部長      長谷川重仁    会計管理者     福井芳信    教育部長      内藤郁夫    指導主事      山本芳    監査委員事務局長  相羽政信    消防長       上山治人    秘書広報課長    白浜久    企画政策課長    久野信親    財政課長      浅田岩男    児童課長      玉村雅幸    商工労政課長    鈴木秀規 5 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸報告   報告第6号 例月出納検査の報告について   報告第7号 定期監査等の報告について   報告第8号 平成27年度大府市繰越明許費繰越計算書の報告について(一般会計)   報告第9号 平成27年度大府市繰越明許費繰越計算書の報告について(公共下水道事業特別会計)   報告第10号 平成27年度大府市水道事業会計継続費繰越計算書の報告について   報告第11号 債権放棄の報告について   報告第12号 大府市土地開発公社の決算及び清算結了の報告について  第4 議案第33号 大府市子ども・子育て応援基金条例の制定について  第5 議案第34号 大府市消費生活センター条例の制定について  第6 議案第35号 大府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について  第7 議案第36号 大府市使用料条例の一部改正について  第8 議案第37号 大府市産業立地促進条例の一部改正について  第9 議案第38号 大府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  第10 議案第39号 平成28年度大府市一般会計補正予算(第2号)  第11 議案第40号 平成28年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  第12 議案第41号 平成28年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)  第13 議案第42号 工事請負契約の締結について  第14 議案第43号 工事請負契約の締結について  第15 議案第42号 工事請負契約の締結について  第16 議案第43号 工事請負契約の締結について 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(深谷直史)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は19名で定足数に達しております。よって、平成28年大府市議会第2回定例会は成立しますので、開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  説明のため、地方自治法第121条の規定により、市長以下、関係職員の出席を求めましたので御報告いたします。  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、議長において15番・三宅佳典議員及び16番・鈴木隆議員を指名します。  日程第2、「会期の決定」を議題といたします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から6月23日までの22日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、会期は22日間と決定いたしました。  会議に先立ち、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  おはようございます。  平成28年大府市議会第2回定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  まずもって、本日、朝8時に、岩手県遠野市の本田市長が大府市役所を訪問され、今回の熊本地震における菊池市への支援につきまして、感謝の言葉をいただきましたので、まず、皆様に御報告申し上げます。  さて、議員各位におかれましては、日頃から、市政運営に御理解、御協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。  先日、市内各地区でごみゼロ運動が行われ、議員各位を始め、多くの市民の皆様が参加され、お住まいの地域の環境美化活動に取り組んでおられました。これにあわせ、職員も、「職員貢動の日」として、市役所周辺の清掃活動をしたり、居住する地域の清掃活動に積極的に参加するなど、市民の皆様と一緒に汗を流し、活動させていただきました。  今後も、こうした地域での活動に職員も積極的に参加し、市民の皆様との活動を通し、市民の皆様が感じている思いや声に耳を傾け、協働のまちづくりを推進してまいりたいと思います。  さて、本議会へ御提出申し上げます案件につきましては、報告7件、条例の制定2件、条例の一部改正4件、補正予算3件、工事請負契約案件2件でございます。また、後日提案の案件として、監査委員を始め人事案件を3件予定させていただいておりますので、よろしく御審議の上、お認め賜わりますようお願い申し上げます。  さて、市長選挙後、初めての定例会となりますので、ここで、議長のお許しをいただき、私の所信の一端を述べさせていただき、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  皆様御存じのとおり、私は、去る3月27日の市長選挙におきまして、多くの市民の皆様からの御支援を賜り、市政のかじ取り役を担うことになりました。誠に光栄に存じますとともに、改めて、責務の重大さを痛感しております。もとより微力ではございますが、これまでの経験を生かし、市政の発展と市民福祉の向上のため、全力で職務にまい進してまいりたいと存じます。  さて、今日の我が国の社会経済情勢は、少子高齢化に伴い、本格的な人口減少時代を迎えております。また、経済情勢は、5月の月例経済報告において、先行きについては、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復に向かうことが期待されておりますが、中国を始めとするアジア新興国や資源国等の景気が下振れし、我が国の景気が下押しされるリスクがあると報告されております。また、消費税増税の延期に伴う地方税財政への影響や、4月に発生いたしました熊本地震の経済に与える影響に十分留意する必要があり、不透明な状況にあります。  また、こうした社会経済情勢に加え、超高齢社会の更なる進展、南海トラフ地震、集中豪雨などの自然災害への対応など、地方自治体が抱える課題も多くございます。  こうした中で、市民生活に密着している我々市役所が果たすべき役割は、ますます大きくなっていると感じております。本市で暮らす市民の皆様が安全で安心して心豊かに生き生きと暮らすことのできるまちをつくっていくことが、私の使命であり、市民の皆様の期待に応えるべく、決意を新たにしている次第でございます。  市政を運営するに当たり、常に市民の皆様の生の声を聴き、市民目線で考え、スピード感を持って、様々な施策に取り組んでまいります。絶えず変化する時代を先取りしたまちづくりを行っていくために、安易に前例踏襲をせず、伸ばすべきところは伸ばし、変えるべきところは変え、課題を克服していくために積極的に挑戦してまいりたいと考えています。  その上で、私は、「日本一元気な健康都市おおぶ」の実現に向け、七つの基本政策を推進してまいります。
     その一つ目は、子供や高齢者、障がいのある方、低所得者など、いわゆる社会的弱者の方に対し、きめ細やかな施策を実施し、安心して子育てと暮らしができるまちを目指してまいります。  二つ目は、国立長寿医療研究センターやあいち健康プラザ至学館大学等との連携を図りながら、市民の皆様の健康を増進し、健康寿命日本一を目指した本市独自の施策を展開し、オンリーワンの健康都市づくりを推進するとともに、本市の健康増進の取組を世界に発信してまいります。  三つ目は、子供の学力向上、体力増進の取組や経済的に困窮している児童・生徒への支援など、次世代を担う子供たちの育成や安心して教育を受けられる環境の整備を推進するとともに、市民の文化やスポーツ活動の振興を図り、女性が活躍できる機会の拡大を推進してまいります。  四つ目は、駅周辺の中心市街地を活性化し、にぎわいを創出するとともに、緑化、親水空間の整備を推進し、まちに潤いを創出し、安全で快適な道路や歩道の整備を進めてまいります。  五つ目は、河川改修や耐震改修等を推進し、大雨や地震などの防災・減災対策を充実するとともに、交通安全対策、防犯対策、ごみ減量化などを推進し、災害のない、安心・安全な、住みよい生活環境をつくってまいります。  六つ目は、ウェルネスバレー構想を推進するとともに、優良企業の誘致を図りながら、農業、工業、商業の振興により、雇用の場の確保、定住・交流人口の増加、市内消費の拡大を推進してまいります。  七つ目は、効率的で質の高い持続可能な行政経営を目指し、改善改革を常に念頭に置き、時代に即応した市の組織体制の構築と、市民との協働により開かれた市政を推進してまいります。  以上の七つの基本政策を積極的に推進してまいる所存でございます。  平成28年度につきましては、当初予算において、「安心して いきいきと暮らせる 健康なまちづくり」を重点とする骨格予算としておりました。今議会の補正予算は、市長選挙におきます私の公約のうち、直ちに実現可能なものにつきまして、可能な限り計上をさせていただきました。また、準備などで少し時間を要するものにつきましては、整い次第、お諮りさせていただき、スピード感を持って対応させていただきますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、今議会に上程いたします政策的な予算について、七つの分野に分けて御説明申し上げます。  最初に、「安心して子育てと暮らしができるまち」でございます。  未来を担う子供たちを安心して育てることができることは、非常に重要でございます。子育てを応援する事業を積極的に実施するよう、子ども・子育て応援基金を設置してまいります。  保育園につきましては、横根保育園を始め4園では遊具の修繕を、吉田保育園では遊具の更新工事を実施するとともに、若宮保育園において防犯カメラを設置し、子供たちがより安全に安心して過ごすことができるように環境を整備してまいります。また、給食室の老朽化対策ウイルス性食中毒予防のため、共長保育園及び米田保育園調理員用トイレの洋式化を実施してまいります。そして、保育所の定員を拡充するため、民間の小規模保育事業施設を誘致し、その開設準備経費に対して補助金を交付してまいります。  児童センターにつきましては、北山児童センターのトイレを洋式化し、子どもステーションにつきましては、相談室の設置、エントランスホールの空調と照明について整備してまいります。  障がい児への支援といたしましては、肢体不自由児のための通園施設の建設検討委員会を設置し、検討してまいります。  認知症不安ゼロのまちづくりとしては、認知症の方を介護する家族同士が交流し、適切な介護方法を学んでいただくための講座を開催し、支援してまいります。  生活困窮者への支援としては、要保護・準要保護児童への就学援助の支給項目を拡大し、経済的に困窮している児童・生徒の支援を充実させてまいります。  二つ目は、「オンリーワンの健康都市づくりと発信」でございます。  健康づくりの基本は、まず、病気にかからないこと、次に、かかった場合は早期に発見し、早期に治療することであります。予防接種事業ではB型肝炎ワクチンの予防接種を、がん検診事業ではピロリ菌の抗体検査を新たに実施し、市民の皆様の健康増進を図ってまいります。  健康で快適に暮らすには、適度な運動が必要となりますので、庁舎敷地内に、仮称ではありますが、「健康の小路」として健康器具とコグニサイズのラダーを設置するとともに、市内にあるウォーキングコースのコース名や距離などを表示した案内板を設置して、市民の皆様が運動できる環境を整備してまいります。  三つ目は、「教育新生による人づくりと女性の活躍推進」でございます。  教育は、子育てと同様に、未来を担う子供たちを育てる重要な役割がございます。児童・生徒の悩みや不安を解消し、心の健康を維持して成長していくために、スクールカウンセラーを1名増員するとともに、心の教室相談員臨時傭人料を増額し、児童・生徒が健やかに育っていく環境を整備してまいります。また、教員が教育に専念できる環境づくりとしまして、体調を崩した児童・生徒の送迎のための自動車借上料を計上するとともに、老朽化した備品の更新を行ってまいります。  学校の施設整備としましては、快適な学校生活を送るために、大府中学校バスケットゴールの改修工事、大府北中学校屋上防水改修工事を実施してまいります。  生涯スポーツ社会の実現としましては、体育センターの計画的な改修整備を行うために、トイレの洋式化工事と駐車場の修繕を実施してまいります。また、大府市にゆかりのあるリオデジャネイロオリンピック出場選手のパブリックビューイングや健闘をたたえる会を実施し、市民と一緒になって選手を応援し、健闘をたたえてまいります。  男女共同参画推進事業としまして、ワーク・ライフ・バランス推進のシンポジウムの開催と企業向けのアンケートを実施し、男女共同参画の推進に努めてまいります。  また、多文化共生事業としまして、やさしい日本語研修会の講師謝礼、外国籍不就学児調査相談員の謝礼等を計上し、外国人児童日本語教室・学習支援を図ってまいります。  四つ目は、「賑わいと潤いが感じられる快適なまち」でございます。  生活道路整備促進工事につきましては、側溝の整備や舗装の補修等を増額し、生活道路の整備を実施してまいります。  また、農業用施設整備工事につきましては、国道366号と新江工業団地方面を結ぶ、横根工区内の市道7072号線と7133号線の舗装改修工事を実施し、道路整備を実施してまいります。  五つ目は、「災害の無い安心安全で住みよいまち」でございます。  民間木造住宅耐震改修費補助金につきましては、大規模地震に備えるため、耐震改修工事補助金をこれまでよりも増額し、耐震改修を支援してまいります。  犯罪のないまちづくりとしましては、大府駅・共和駅周辺に、既設の更新と新設を含め18基の防犯カメラを設置するとともに、防犯灯整備工事につきましても増額をし、犯罪の抑止、安心感の向上を図ることにより、市民の皆さんが安心して安全に暮らせるまちづくりを推進してまいります。  消費生活相談の充実としまして、NTT西日本大府ビル内に消費生活センターを開設し、相談日の増加を図り、消費生活の保護に努めてまいります。  六つ目は、「働く場があり豊かな暮らしのできるまち」でございます。  ふるさと納税につきましては、これまでも仕組みとしてはありましたが、返礼品はございませんでした。他の自治体が返礼品を使ってふるさと納税業務を行っておりますように、本市におきましても、特産品の知名度アップブランド化、消費拡大を図りながら、特産品を活用したふるさと納税業務を開始してまいります。  また、商工業者の拠点であります商工会館には、利用者の利便性の向上を図るため、エレベーター設置の設計委託を行ってまいります。  最後に、七つ目は、「持続可能な行政経営」でございます。  私が市政を進めていく上で、市民の皆様との協働は欠かすことはできません。そのため、市民の声を聴くための懇談会事業として、「まちトーク」を開催してまいります。  また、自治区運営補助金につきましては、補助金の均等割、面積割、世帯割の単価を増額し、自治区の地域力向上を支援してまいります。  そして、「地域に飛び出す公務員を応援する首長連合」に加入し、職員の地域活動への参加を応援し、協働の推進を図ってまいります。  以上が、当面の行政運営に当たり、私の所信の一端でございます。  5月11日の臨時会におきまして、副市長の選任同意の議案を可決いただき、5月18日から新しい体制で行政運営をスタートさせております。  職員が一丸となり、9万人の市民の皆様の幸せを実現するため、全力を尽くして頑張ってまいりますので、議員各位、市民の皆様の御協力と御理解をお願い申し上げ、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  日程第3、「諸報告」を行います。  お手元に報告第6号から第10号までの写しが配布してあります。なお、報告第11号及び第12号の写しについては、事前に配布してありますので、よろしくお願いいたします。  まず、報告第6号及び第7号について、一括して報告をいただきます。代表監査委員から補足説明をお願いいたします。代表監査委員。 ◎監査委員(外園茂)  議長の御指名がありましたので、報告第6号及び報告第7号について補足説明を申し上げます。  まず、報告第6号は、地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、例月出納検査を実施しましたので、同条第3項の規定により、その結果を報告するものでございます。  内容につきましては、報告書に記載されておりますように、平成27年度1月分、2月分、3月分及び出納整理期間中の4月分並びに平成28年度4月分の現金の出納を、それぞれの時期に会計管理者及び関係部課長等の出席を得まして、関係帳簿と指定金融機関等の残高証明により、検査をしたものでございます。  この結果、会計管理者所管の各会計及び市長所管の水道事業会計の歳入歳出及び収支につきましては、正当な処理であることを認めたものでございます。  詳細につきましては、お手元にございます報告書に、検査に当たりましての資料の計数を示してございますので、御一読いただきたいと思います。  次に、報告第7号は、地方自治法第199条第4項及び第7項の規定に基づき、監査を実施しましたので、同条第9項の規定により、その結果を報告するものでございます。  内容につきましては、市民協働部協働促進課及び生活安全課福祉子ども部の児童課、児童課の施設であります追分保育園若宮保育園神田児童老人福祉センター及び共長児童センター産業振興部の農政課、水道部の水道課、農業委員会事務局監査委員事務局並びに消防本部の消防署につきまして、第199条第4項の規定に基づく監査を実施したものでございます。  また、同条第7項の規定に基づきまして、財政援助団体であります大府市安心安全推進協会並びに公の施設の指定管理者として市民活動センターを管理する団体であります特定非営利活動法人愛知ネット及び共和東保育園を管理する団体であります株式会社日本保育サービスにつきまして監査を実施したものでございます。  監査の結果につきましては、おおむね良好な処理であることを認めたものでございます。詳細につきましては、報告書のとおりでございますので、御一読いただきたいと思います。  これで補足説明を終わります。 ○議長(深谷直史)  説明が終わりました。ただいまの報告について、何かありますか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、報告第8号から第12号までについて、一括して報告をいただきます。順次、報告者から補足説明をお願いいたします。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  報告第8号「平成27年度大府市繰越明許費繰越計算書の報告について」、補足説明を申し上げます。  平成27年度大府市一般会計予算に定める繰越明許費に係る歳出予算の経費を平成28年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、繰越計算書を調製し、議会に報告するものでございます。  繰越明許費対象事業は、ウェルネスバレー推進事業情報化推進基盤整備事業臨時福祉給付金給付事業、新事業創出支援事業補助幹線道路改良事業及び放課後児童健全育成事業でございます。  詳細につきましては、繰越計算書を御覧いただきたいと存じます。  これで補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(深谷直史)  水道部長。 ◎水道部長長谷川重仁)  報告第9号及び報告第10号につきまして、補足説明を申し上げます。  まず、報告第9号「平成27年度大府市繰越明許費繰越計算書の報告について」でございます。  平成27年度大府市公共下水道事業特別会計予算に定める繰越明許費に係る歳出予算の経費を平成28年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、繰越計算書を調製し、議会に報告するものでございます。  繰越明許費対象事業は、雨水整備事業でございます。  詳細につきましては、繰越計算書を御覧いただきたいと存じます。  次に、報告第10号「平成27年度大府市水道事業会計継続費繰越計算書の報告について」でございます。  平成27年度大府市水道事業会計予算に定める継続費に係る経費を平成28年度に繰り越しましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定により、継続費繰越計算書を調製し、議会に報告するものでございます。  継続費の対象事業は、共和配水場更新事業でございます。  詳細につきましては、継続費繰越計算書を御覧いただきたいと存じます。  これで補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(深谷直史)  企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  報告第11号「債権放棄の報告について」、補足説明を申し上げます。  大府市債権管理条例第12条の規定に基づき、債権を放棄いたしましたので、同条例第13条の規定により、議会に報告するものでございます。  し尿清掃手数料国民健康保険一般保険者返納金公共用物使用料及び水道料金の4種類の債権について、同条例第12条第2号又は第4号に該当するため、平成28年3月31日をもって債権を放棄したものでございます。  詳細につきましては、債権放棄報告書を御覧いただきたいと存じます。  これで補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(深谷直史)  建設部長。 ◎建設部長(國生隆志)  報告第12号「大府市土地開発公社の決算及び清算結了の報告について」、補足説明を申し上げます。  地方自治法第243条の3第2項の規定により、大府市土地開発公社の平成27年度の決算及び清算結了について、議会に報告するものでございます。  まず、決算でございますが、平成27年4月1日から愛知県知事の認可を受けて解散した同年7月31日までの期間の決算につきまして、事業概要は事業報告書に、経営成績は損益計算書に、財政状況は貸借対照表に、経理内容は決算報告書に、それぞれ表したとおりでございます。  次に、清算結了でございますが、解散後に、清算人による解散公告、債権債務の整理などの清算事務を進め、確定した残余財産の全てを出資団体である大府市に引き渡し、平成28年3月15日に清算を結了いたしました。  なお、過日の大府市土地開発公社清算人会におきまして、決算については認定、清算結了については原案可決されております。  詳細につきましては、決算書及び清算結了報告書を御一読くださいますようお願い申し上げます。  これで補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(深谷直史
     説明が終わりました。ただいまの報告について、何かありますか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で諸報告を終わります。  日程第4、議案第33号「大府市子ども・子育て応援基金条例の制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第33号「大府市子ども・子育て応援基金条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第241条の規定に基づき、次世代を担う子供の健やかな成長に資するための財源確保を目的とした大府市子ども・子育て応援基金を設置するため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条では、大府市子ども・子育て応援基金の設置について、第2条では、基金として積み立てる額について、第3条では、基金に属する現金の管理について、第4条では、基金の運用益金の処理について、第5条では、基金に属する現金の繰替運用について、第6条では、基金の処分について、第7条では、その他必要な事項は市長が別に定めることを規定しております。  施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  それでは、この基金条例、基金について、1点、質問をさせていただきます。  私は、この場で、中長期の財政計画が必要だということをずっと訴えさせていただいておりまして、今は、多分、その中長期の財政計画は立てられていると思うんですけれども、今回、新しく基金を設けるわけなんですけれども、今回の基金について、中長期の活用計画、これがあるのかどうなのか。また、そういったものがあれば、公表する考えはあるかどうか、お聞かせ願います。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。児童課長。 ◎児童課長(玉村雅幸)  現在、子ども・子育て応援基金を活用するにふさわしい事業について、これから選定していく考えでございます。基金を活用する事業の内容、それから、事業を実施する年度、これは単年度で終わるのか、それとも複数年度にまたがるのか、その辺も検討していきたいと考えております。  それから、事業に要する費用、これから選定していくところになりますけれども、現段階ではこのような状況ですので、中長期の計画をつくるということは、今のところは考えておりません。  以上です。 ○議長(深谷直史)  福祉子ども部長。 ◎福祉子ども部長(今村昌彦)  少し補足させていただきます。非常に淡泊な答弁だったものですから。  まず、目的は、先ほど市長が説明したように、財源確保を目的としているというところで、やはり今、こういった基金を設置していくべきだろうということで、御提案させていただいているんですが、基金への繰入れにつきましては、年々の予算編成、各年度末の不用額の状況、それから、他の基金も含めて、各基金の残高の状況、そういったところで変わってくると思います。  それで、出のほうなんですが、先ほど児童課長も、今、事業を探しているというお話をしたんですが、基本、子育て支援事業につきましては、一般財源で確保するべきだと考えております。今までもそうでしたし、現在でも、児童手当とか、そういったものも含めますと、何十億という単位で、子育て支援に経費、費用が掛かっていると。それを全て基金で賄っていくものではないというふうに考えています。  ですので、今の段階では、まだ活用計画をつくっていかなければならない状況ではないというふうに判断しております。  ただ、これは、今回も補正予算でお願いしているんですが、非常に多額の寄附も頂戴しております。ただためていくだけでは、寄附をしていただいた方の目に何も映らないというのも危惧しておりますので、そうしたことで、やはり今、何かこの基金を使ってできるような事業がないかということを探している状況だということでございます。  以上でございます。 ○議長(深谷直史)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、厚生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第33号「大府市子ども・子育て応援基金条例の制定について」は、厚生文教委員会に付託することに決定いたしました。  日程第5、議案第34号「大府市消費生活センター条例の制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第34号「大府市消費生活センター条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、消費者安全法第10条の2第1項の規定に基づき、大府市消費生活センターの組織及び運営並びに情報の安全管理に関する事項について定めるため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条では、この条例の趣旨について、第2条では、センターの名称等について、第3条では、センターの職員について、第4条では、消費生活相談員について、第5条では、研修について、第6条では、情報の安全管理について、第7条では、その他必要な事項は市長が別に定めることについて規定しております。  施行期日につきましては、平成28年10月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  それでは、質疑を行わせていただきます。  ただいま御説明いただきましたように、本議案は、消費者安全法の改正によるものであります。  御案内のように、今回の消費者安全法の改正は、単に消費者安全行政を強化するという一般的な中身ではありません。そもそもの経過から考えても、高齢者を中心に深刻化する消費者被害の防止についての法律がありまして、不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律、これが平成26年に国会に上程されたと。それで、可決、成立したわけでありますが、それに基づいて改正された法律によるものであります。  ですので、改正消費者安全法だけではなくて、この実施に関わって、地方消費者行政ガイドラインというものが、平成27年に出されています。この中身は、当然、消費生活センターを設置して、消費者を守りなさいという一般的なものだけではありません。  そこで、質問をいたしますが、生活困窮、あるいは社会的孤立などの社会的要因や、家族の問題ですとか、個々の認知力の低下などなどの条件に置かれた高齢者の方々を、消費者としてどう守るのかという具体的な方策について、今回、この条例を定めるに当たって、中身として、どういうことを考えていらっしゃるか、質問をいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。商工労政課長。 ◎商工労政課長(鈴木秀規)  お答えいたします。  御質問の内容でございますが、今回、消費者安全法の改正に基づきまして、御質問のとおり、消費生活センターの設置の促進だけではなく、地域協議会と呼ばれるものも、消費者庁の資料にはうたわれております。  まず、第1ステップとして、消費生活センターの開設を目指して、今回、条例の制定と補正予算の上程をさせていただいているところでございますが、やはり高齢者、特に認知症対策については、課題があるというところでございます。  これはまた、庁内連携によりまして、今後、課題の一つとして考えてはおります。  以上です。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  御答弁いただきました地域協議会というのは、消費者安全確保地域協議会のことだと思われますが、これが一つと、もう一つは、少し御答弁の中でも触れられました庁内連携であります。この二つが別々に行われていたのでは、あまり意味があることではありません。  一人の高齢者を守るといった場合に、例えば、福祉、医療、保健、教育、また、税務などなどと連携することと同時に、それぞれ、地域での、例えば、福祉であれば民生委員さんでありますとか、あるいは自治会さんでありますとか、様々な地域との関わりが生まれてまいります。  そこでお伺いいたしますが、御答弁いただきました庁内連携、プラス、官民の連携について、具体的に考えていらっしゃることがありましたら、お願いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。商工労政課長。 ◎商工労政課長(鈴木秀規)  お答えいたします。  まだ検討の段階ではあるんですが、地域協議会、消費者安全確保に関する地域協議会というものでございますが、高齢者対策、認知症の対策とともに、やはり犯罪に発展していく可能性もあるということで、警察や、あと、事前の啓発というところで、教育機関というところもございます。  今後、検討はしていきますけれども、現段階では、民間のほうには、まだ情報提供はしていない状況でございますので、今後、検討していくことと考えております。  以上です。 ○議長(深谷直史)  ほかにありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、私も、同じ議案第34号について、1点お伺いいたします。  私からは、設置場所についてですけれども、市民が利用しやすい設置場所となっているかという点で、お伺いいたします。  現在は、市役所の間借りというふうで、週に一度、相談業務がされているものが、場所がワークプラザおおぶのほうに移って、常設になるかと思うんですが、市民が市役所に相談に来て、そのまま支援が必要というケースが多く考えられるかなというふうに思いますが、例えば高齢者の、今お話がありましたように、需要としては、例えば市役所内ですとか、そういったところが適正ではないかなというふうに考えるわけですけれども、設置の場所について、お伺いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。産業振興部長。 ◎産業振興部長(伴正)  場所の件でございますので、お答えさせていただきます。  ただいま議員がおっしゃられたとおり、現在は、週1回、市役所の会議室を利用して相談業務をいたしておりますが、今後は、固定の場所で週4日を予定しておりますので、これが、市役所の中であるよりも、ただいまのところ、ワークプラザおおぶの中では、職業相談の方が、既にそちらのほうでしっかり定着している相談業務もございますので、同じ、私どもの所管する場所の中で、スペースもあるということから──もう一つは、市役所の中は、相談業務がもう既に一杯入っておりまして、なかなか部屋を確保することができません。  それで、週4日、必ず確保ができる場所といたしましては、市役所のすぐ隣、既にもう労働者の相談業務をやっております、そちらのところが、やはり一番わかりやすくて、一番安定した場所であるということで、こちらの場所を決定させていただきました。  以上でございます。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  市役所の都合か、市民の利用のしやすさかという点では、やはり市民の目線で考えますと、やはり利用しやすいのは、市役所に近い、又は市役所内だというふうに考えるわけですけれども、例えば、スタートして、見直しも含めて、設置場所について考えていくお考えはあるのか、その点について、お伺いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。産業振興部長。 ◎産業振興部長(伴正)  まさに議員おっしゃられたとおり、市役所に近いところで設置いたしますので、そこで、固定した場所で周知を図れば、市役所の中と何ら変わりはないというふうに考えております。恐らく、変更することはない形で運営できるかというふうに認識しております。  以上です。 ○議長(深谷直史
     ほかにございませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、建設消防委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第34号「大府市消費生活センター条例の制定について」は、建設消防委員会に付託することに決定いたしました。  日程第6、議案第35号「大府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」から、日程第9、議案第38号「大府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  議案第35号「大府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方公務員災害補償法施行令の一部改正に準じて、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、他の法令による給付との調整に関する規定を整備するものでございます。  施行期日につきましては、公布の日とし、平成28年4月1日から適用するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  健康文化部長。 ◎健康文化部長(久野幸信)  議案第36号「大府市使用料条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、おおぶ文化交流の杜のスタジオについて、利用状況を踏まえた見直しを図るため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、おおぶ文化交流の杜のスタジオの利用に係る時間区分及び使用料を見直すものでございます。  施行期日につきましては、平成28年10月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  産業振興部長。 ◎産業振興部長(伴正)  議案第37号「大府市産業立地促進条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、高度先端産業の立地に係る奨励措置を継続し、高度先端産業の誘致を推進するため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、高度先端産業立地促進奨励金に係る失効期限を延長するものでございます。  施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  消防長。 ◎消防長(上山治人)  議案第38号「大府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、他の法律による給付との調整に関する規定を整備するものでございます。  施行期日につきましては、公布の日とし、平成28年4月1日から適用するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。  まず、議案第35号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第36号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第37号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第38号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第35号から議案第38号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第35号「大府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」から、議案第38号「大府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」までは、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託することに決定いたしました。  日程第10、議案第39号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第2号)」から、日程第12、議案第41号「平成28年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  議案第39号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第2号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、3億61万9,000円の増額で、補正後の予算総額は、277億3,736万6,000円となるものでございます。  歳出予算の主な内容といたしましては、商工会館エレベーター設置工事設計委託料、マイナンバー制度に係る情報セキュリティ対策としてのネットワーク強靭性向上対応機器導入委託料、防犯カメラ更新等工事費、子ども・子育て応援基金積立金、子どもステーション整備工事費、グリーン・ツーリズム貸付金、信用保証料補助金等を新たに計上し、庁舎整備工事費、庁用備品、がん検診委託料、予防接種委託料、農業用施設整備工事費、民間木造住宅耐震改修費補助金、要保護・準要保護児童援助扶助費、中学校整備工事費等を増額するものでございます。  また、地方創生推進交付金を活用した事業として、小規模保育事業開設準備経費補助金及び障がい児通所支援事業に係る委員等活動謝礼を新たに計上するものでございます。  歳入予算といたしましては、地方創生推進交付金、農業基盤整備促進事業補助金、愛知県地域女性活躍推進交付金、消費者行政活性化事業費補助金、協働のまちづくり推進事業寄附金、少年少女発明クラブ運営寄附金、子ども・子育て応援事業寄附金、緑化事業寄附金、文化振興事業寄附金、消防整備事業寄附金、グリーン・ツーリズム貸付金元利収入等を新たに計上し、個人市民税所得割、国・県の子ども・子育て支援交付金、ふるさと納税に係る一般寄附金、文化振興基金繰入金、前年度繰越金及びがん検診受診者負担金をそれぞれ増額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  健康文化部長。 ◎健康文化部長(久野幸信)  議案第40号「平成28年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、321万9,000円の増額で、補正後の予算総額は、83億5,219万6,000円となるものでございます。  補正内容につきましては、歳出予算では、国保事業費納付金算定標準システムデータ連携対応委託料を新たに計上するものでございます。  また、歳入予算では、国民健康保険制度改正関係業務準備事業費補助金を新たに計上するとともに、その他前年度繰越金を増額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  水道部長。 ◎水道部長長谷川重仁)  議案第41号「平成28年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、18万8,000円の増額で、補正後の予算総額は、26億3,070万8,000円となるものでございます。  補正内容につきましては、歳出予算では、普通旅費及び研修等出席負担金を増額するものでございます。  また、歳入予算では、前年度繰越金を増額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。  まず、議案第39号について質疑を行います。質疑はありませんか。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  それでは1点、補正予算全体の件でお聞きいたします。  まず、今年度の当初予算が骨格予算というふうになっていて、それで、新市長が誕生するということで、財源が1億900万円ほど留保されております。  それで、今回提出された補正予算、これは、先ほど市長も施政方針演説的な挨拶の中で言われておりました、市長選挙の公約実現のための肉付予算というふうになっていますけれども、1億900万円ほど留保したんですけれども、総額が約3億円の補正予算となっています。  中身を見ると、前年度の繰越金でその財源をカバーしていますけれども、先ほどの市長のお話の中でも、まだやりたいことがあるよという話がありましたので、今回の補正予算以外の市長の公約の実現のために、まだ財源が必要だと思いますけれども、今回、約3億円の補正予算ですけれども、前年度繰越金でカバーして、それがまだ余裕があるのかどうなのか、お聞かせください。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  今回の補正予算の財源、今、御質問がありました繰越金ですけれども、一般会計の補正予算書の2ページを御覧いただきますと、今回、補正の額としては3億円を超えておりますが、市税の約1億円の留保がありまして、そのほかに特定財源等がございますので、今回、繰越金の補正予算額としては、1億5,452万3,000円という額であります。  ただ、当初予算で約1億円、繰越金を使っておりますので、現時点で、2億6,000万円程度の繰越金を使ったことになります。  それで、財源があるかというようなお話でございますが、例年、前年度の繰越金というのが、大体10億円強、11億円弱ぐらいだと思いますけれども、ございまして、ここから財政調整基金に積み立てる6割分を差し引くと、大体、年間4、5億円の補正予算の財源が残ります。  あと、そのほかに、ここにあります1款の市税につきましても、過去の例を見ますと、大体、年度途中で増額補正をさせていただくということが多くて、過去、大体3億円から3億5,000万円程度、出てまいります。  さらに、本市の場合には、財政調整基金がございますので、平成27年度決算後で、一応、私どもは58億円と見込んでおりますので、今後も、必要なものは必要なだけ措置できるというふうに思っております。  それで、この繰越金を単体で考えるのではなくて、やはり市全体の財政を考えて、財源があるというふうにお答えしたいと思います。
     以上であります。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  今、大体つかまれているということなんですけれども、我々は9月議会で、決算審査の場で、これが全て明らかになってくるわけなんですけれども、これからまた、今は6月議会ですけれども、9月議会に補正予算を出していく、あるいは12月、3月と、市長がやりたいことをどんどんやっていくという意味では、全体像は、大体、執行部としては、いつ頃つかむのか。  我々は9月ですけれども、いつ頃つかんでいくのかということと、それと、もう一度確認しますけれども、これから、市長がやり残したことといいますか、やりたいことについての財源は、ここから捻出できるというふうに、今年度ですよ、今年度やりたいことは捻出できるというふうに考えていいのかどうなのか。この点、2点お願いします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  まず、財源に関しましては、御心配ございません。たくさんございますので、その点は結構でございます。  あと、市長がやりたいことをどれだけ実現していくかということなんですけれども、冒頭、市長の挨拶にもございましたが、まず、緊急を要する、優先順位の高いものを、今回、予算化させていただいたんです。  それで、市で事業を行う場合というのは、単にお金を付ければいいというものではなくて、やはり市の職員体制等もございますので、職員体制で、今年度できる範囲をきちんと見極めてやっていく必要があると思います。  それで、今回はたまたま、すぐできるものを予算化させていただきましたけれども、また今後、9月、12月でどういうものが出てくるかというのは、正直、今のところは、私どももわかっておりません。  以上であります。 ○議長(深谷直史)  ほかにございませんか。5番・守屋孝議員。 ◆5番議員(守屋孝)  それでは、今回の補正予算の補助金について、全般ですけれども、補助金全般についての考え方、在り方について、お尋ねさせていただきます。  大府市は、大体、毎年190近い団体、組織等に支出をされておりますが、この補助金は、そもそも税金を使っておりまして、あくまでもそれぞれの団体や組織が自立するまで。要は、大府市は大体3年という形で、サンセット方式という形を導入されておって、3年を目安に、自立した時点で一旦切りましょうと。後は皆さんできちんとやってくださいねという考え方で、多分、やられておるかと思うんですけれども、今回の6月議会の補正予算の補助金については、そういった判断を適正にされて提案されているのか。この点について、お聞かせください。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  今、御質問がありましたように、補助金の交付につきましては、やはり、補助の必要性ですとか、妥当性、あるいは、どれだけ有効かということ、あるいは、どれだけ公平かということを総合的に判断して交付をすべきということで、私どもも、守屋議員と同じ考えでございます。  あと、私ども、補助金のガイドラインを持っておりまして、そこの中で、補助金というのは無期限にするのではなくて、サンセット方式を採用するということで、原則3年というようなルールも持っております。  ただし、その3年が終了した時点で、すぐに、当然、廃止ということにはなるんですけれども、それを廃止することによって、市民生活にどれだけの影響があるかということを、やはり、再度、見直す必要があるというふうに考えております。  それで、その見直しの結果、必要性を認めて、再度、補助をするというものも中にはございます。  ということですので、私どもの基準に従って、きちんと交付はさせていただいていると考えております。  以上であります。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。ほかにありませんか。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  それでは、一般会計補正予算について、3点ほどお尋ねしたいと思います。  まず1点目になりますが、ちょっと先ほどの大西議員の質疑とかぶるところがございますけれども、私もやはり、当初予算で1億900万5,000円を留保されたというところに着眼していたんですが、今回の補正予算は、3億61万9,000円ということですが、先ほど、その財源については、ある程度めどがあるよということでやり取りがあったのを了解しているんですが、通常の補正予算の場合は、6月の補正予算というと、緊急のものであったり、国県の動向を受けてのものであったり、寄附金であったりといったことが通常のものであろうと思います。  そうした例年の補正予算として普通に上がってくるものを除いた場合に、この約3億円の中の、まさに政策的な肉付けと呼ばれるものが幾ら程度に当たるのか、お聞かせいただきたいと思います。これが、まず1点目です。  それから、2点目になります。  やりくりについてはお聞きしたところなんですが、特にソフトの事業ですね。ソフトの事業は、新たに起こした場合に、継続して経費が発生し続けるということが一般的に考えられるものであります。  今回、非常に意欲的に様々な取組をお示しいただいているんですが、ビルドにはやはりスクラップをしていかないといけない面もございますので、そのソフトの事業等につきまして、ビルドに対するスクラップ、事業の見直しですね。「これを新しくやるけれども、そうすることによって、こちらはちょっとこういうやり方に変えていいのではないか」とか、そういった見直しが必要であろうと思うんですが、そういった点について、お聞かせください。  3点目になります。ハードの事業です。  これまで、私を含め多くの議員から指摘があったと思うんですが、修繕や機器の更新が、どうしても、これまで後手後手に回っておりました。  今回、いろいろと予算を確保していただいて、修繕や機器の更新などの投資的経費を多く付けていただいたという印象なんですけれども、要は、それだけ各現場においては、ここの修繕がやりたい、この機器を更新したいというものが相当あっただろうと思われます。  その中でも直ちに取り掛かるべき事業とした、その考え方と、取捨選択を庁内でどのように行ったのかについて、御説明いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  まず、1点目の御質問でございます。  幾らが政策的経費かということでございますけれども、大変申し訳ないんですけれども、通常の補正予算に該当するというものの細かい集計を私どもとっておりませんでしたので、今、私の頭の中に入っている、本当にざくっとした数字でお答えしますと、まず、寄附金として計上させていただいたのが約1,400万円、それと、通常の補正予算として考えられるのが、今回ですと、庁舎のネットワーク管理の経費がありまして、それが4,700万円ぐらいだったと思います。としますと、おおむね6,000万円、これが通常の補正予算に当たるものかと思います。  ですので、3億円からその6,000万円を引きますと、2億4,000万円程度が今回の政策的な予算ということで、当初の1億円を引きますと、政策的な経費で増額したのは、約1億4,000万円ということになります。  それから、2点目で、新しい事業を立ち上げたらスクラップしていく必要があるのではないかということでございますけれども、今回の補正予算に伴って廃止した事業はございません。  今回の補正予算につきましては、やはり、優先度とか必要性に基づいて、新規事業を起こしたり、あるいは拡充をさせていただいたという補正予算でございます。  それで、廃止する事業につきましては、現在、次年度の実施計画を各課で策定しておりますので、その実施計画の中で、あるいは予算編成を通して、例年どおりスクラップ・アンド・ビルドのPDCA、あるいはスクラップ・アンド・ビルドを実施していくということになります。  あと、最後ですけれども、事業の取捨選択をどのようにしたかということですが、今回の補正予算にあげさせていただいた事業は、過去、実施計画で計画されていて、それを前倒ししたものもございますし、また、実施計画では計画がなかったというものもございます。  市長が冒頭申し上げましたとおり、今回は、市長の選挙公約に基づく政策的なもののうち、優先すべきもの、又はいち早く実行できるものを提出させていただいております。  それと、先ほど大西議員にお答えしたとおり、市役所の職員の体制というものもございますので、それらを考慮した上で、これらのものを取捨選択させていただいたということでございます。  以上であります。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  それでは、1点だけ確認をさせてください。  先ほどの応答の続きということに若干なるかもしれませんが、お答えいただいたとおり、おおむね2億4,000万円が政策的な肉付け部分ということで、それに対して1億円の留保があったのでと。まさに、繰越金を財源として投入した分と、ぴったりイコールのきれいな計算になったわけなんですけれども、それだけ今回、2億円を超える政策的な肉付けをお示しいただいたんですが、それに、さらにこの後、9月、12月と、今年度中にも、すぐに取り掛かることができるものについては、増えていく可能性があるというふうに、先ほどのやり取りをお聞きしていたんですが、その理解でよろしいでしょうか。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  積極的にやってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(深谷直史)  ほかにございませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第40号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第41号について質疑を行います。質疑はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第41号「平成28年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について、お伺いいたします。  今回、研修費としてあがってきていますが、どういった中身の研修費なのか、何名分なのかについて、お伺いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。水道部長。 ◎水道部長長谷川重仁)  今回の研修の内容です。  国からの公営企業会計、法適用が要請という状況でありますが、人口3万人以上の公共下水道にあっては、平成32年4月までに移行するようにという内容の要請であります。  本市も、平成32年度を移行の目標として準備を進めていくための、その準備段階での研修ということで、1名、研修に出させていただきます。  以上です。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  公営企業会計への移行に向けての研修ということですけれども、近隣市町を見ましてもそうですし、実際に移行したところでは、かなり職員の事務量が増えるということを伺っております。  そこで、研修は1名ということですけれども、1名にした理由について、お伺いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。水道部長。 ◎水道部長長谷川重仁)  今回の研修は、同等の研修を過去に2回ほどやっております。下水道課庶務係に、それを受講した者が1名おりまして、もう1名、係長がまだ受けていないということで、今回、受けさせていただくということで、補正予算を出させていただきました。  以上です。 ○議長(深谷直史)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第39号から議案第41号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第39号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第2号)」から、議案第41号「平成28年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」までは、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託することに決定しました。  日程第13、議案第42号「工事請負契約の締結について」及び日程第14、議案第43号「工事請負契約の締結について」を、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。教育部長。
    ◎教育部長(内藤郁夫)  議案第42号「工事請負契約の締結について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、大府市立共和西小学校給食室棟増築工事について工事請負契約を締結するため、大府市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、児童数の増加に伴い、教室の確保と今後の給食調理数に対応するため、給食室棟を増築するものでございます。  契約の方法は、総合評価指名競争入札とし、去る5月9日に入札を実施しました結果、株式会社愛知工務店が落札いたしましたので、同社を契約の相手方として、4億6,332万円で工事請負契約を締結するものでございます。  詳細につきましては、お手元の参考資料に工事の概要を記載していますので、参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  水道部長。 ◎水道部長長谷川重仁)  議案第43号「工事請負契約の締結について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、六間調整池設置工事について工事請負契約を締結するため、大府市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、治水対策の推進を図り、おおむね10年に一度程度の確率で降ることが想定される降雨にも対応するため、地下式の調整池を新設するものでございます。  契約の方法は、事後審査型制限付一般競争入札とし、去る5月10日に入札を実施しました結果、株式会社花井組が落札いたしましたので、同社を契約の相手方として、5億3,236万4,400円で工事請負契約を締結するものでございます。  詳細につきましては、お手元の参考資料に工事の概要を記載していますので、参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。  まず、議案第42号について質疑を行います。質疑はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  事業及び工事の内容についての質問ではなくて、契約の方法について、お伺いします。  一括議題ですが、別々の議案であります議案第43号についても同様ですけれども、まず、議案第42号につきましては、総合評価指名競争入札という方法をとられました。  通常の一般競争入札、指名競争入札ではなく、今回これを総合評価による指名競争入札とした理由と、それが、この工事の内容、あるいは場所ということとどう関係があるのかということについて、お伺いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。教育部長。 ◎教育部長(内藤郁夫)  今回の共和西小学校の給食室棟の増築工事でございますが、総合評価方式とさせていただいたということで、これの対象といたしましては、比較的、工事規模が大きくて、専門的な技術や経験が必要となる、特殊性のある工事といったものを対象とするということにされております。  それで、今回の工事でありますが、子供たちが授業を行う中で工事を進めなければならないということ、それから、その中で重機や材料の搬出入も規模が大きいということ、それから、当然、工事に伴って授業中に工事の騒音や振動が出ること、あるいは、施工の安全性等の配慮といったことを、特別な配慮が必要な工事と判断いたしまして、総合評価の対象とさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  そうしますと、給食室であるということ、給食室だけではないようですけれども、工事そのものについての特殊性なのか、それとも、工事を行う際の配慮を必要とする場所の特殊性なのか、どちらでしょうか。あるいは、どちらもでしょうか。お願いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。教育部長。 ◎教育部長(内藤郁夫)  給食室棟の増築等は従来も行っておりまして、その点で、総合評価方式を採用していない工事もございますので、今回の工事は、その規模、内容を総合的に判断して、総合評価の対象とさせていただいたというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(深谷直史)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第43号について質疑を行います。質疑はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  議案第43号について、お伺いいたします。  まずは、今回、手を挙げた事業者名と提示した価格について、お伺いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。水道部長。 ◎水道部長長谷川重仁)  一般競争入札で、参加の申入れは5社ありました。  先ほど名前を挙げました花井組様、それから、市内ですと、門脇商店様、岐建様、それから、東浦町の東浦土建様、阿久比町の岡戸組様です。  それから、こちらから提示させていただいた工事金額は、税抜きで7億417万2,000円です。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  手を挙げた事業者名と、その事業者が提示した価格について伺ったわけですけれども、その中を見ましても、断トツで花井組さんが安いところで落札されたわけですけれども、市から見れば、よく頑張ったというか、安い価格であって、税金も安く抑えられたわけですけれども、ちょっと心配な点としましては、ほかの事業者と大きく、1億円近いぐらいの差で、安く抑えられたわけですけれども、そこでちょっと心配されるところが、やはり下請、そういった人件費などが安く抑えられるのではないか、材質はどうなのか、こういったところが心配されるわけですけれども、その点について、お伺いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。水道部長。 ◎水道部長長谷川重仁)  入札された花井組様が、どういった趣旨でされたかということは、ちょっとこちらでは計り知れないところがあります。  あと、工事の内容につきましては、担当者を含め、担当課でしっかりと監督をさせていただきたいというふうに思っております。  先ほど、最初の質問でありました、ほかの事業者の入札価格は、門脇商店様が6億9,000万円、岐建株式会社様が6億1,875万円、東浦土建様が6億9,200万円、岡戸組様が6億9,500万円という形になっております。 ○議長(深谷直史)  ほかにありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  契約の方法について、お伺いします。  一般競争入札ではありますが、事後審査型制限付一般競争入札、この形で契約を行ったほうがいいとした理由、また、もちろん、同様の工事で事後審査型制限付一般競争入札ではない工事もあるわけで、それとの差は何なのかということについて、お伺いします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。水道部長。 ◎水道部長長谷川重仁)  まず、一般競争入札という方式をとったということですが、一応、予定価格が5億円を超える場合は、一般競争入札にするということです。  それで、制限付きにしたというのは、今回、規模と金額は大きいものですが、単純な土木工事というような判断をいたしまして、条件としては、場所が東部知多クリーンセンターの敷地の中ということで、東部知多衛生組合の構成市町、大府市、豊明市、東浦町、阿久比町に継続して本支店を置いているということを一つの条件とさせていただいております。  それから、同等の工事につきましては、昨年度、川池ちびっ子広場に、同様式の貯水池を設置しました。その際は、今回の規模と比べると6分の1程度ということでありますが、近隣に住宅地等を控えておりまして、かなり特別な配慮を必要としておりました。  ということで、先回は総合評価方式を採用しております。  以上です。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  特殊な事情があって、総合評価にされた工事というのもあるでしょうが、事後審査型にした理由ということについて、お伺いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。水道部長。 ◎水道部長長谷川重仁)  一般競争入札でありますと、大変、業者が増えたりなんかします。  それで、条件につきましては、要綱、要領等に記載させていただいておりまして、その条件に合うところに入札をしていただくような、そういう形をとっています。  それで、一応、入札で金額を確定した後に、その業者がその条件に合っているかどうかということであるとか、業務の効率化が図られるとか、そういったことで、そういう方式を採用させていただいております。よろしくお願いします。 ○議長(深谷直史)  ほかにございませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第42号及び議案第43号については、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、厚生文教委員会及び建設消防委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第42号「工事請負契約の締結について」及び議案第43号「工事請負契約の締結について」は、議事日程に記載のとおり、厚生文教委員会及び建設消防委員会に付託することに決定いたしました。  お諮りします。ただいま付託されました議案第42号及び議案第43号の審査の委員会を開いていただくため、ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前10時30分                 再開 午前11時05分 ○議長(深谷直史)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第15、議案第42号「工事請負契約の締結について」及び日程第16、議案第43号「工事請負契約の締結について」を、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。  本案は厚生文教委員会及び建設消防委員会に付託してありましたので、厚生文教委員会及び建設消防委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。
     まず、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・早川高光・登壇) ◎厚生文教委員長(早川高光)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  議案第42号「工事請負契約の締結について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、2社が同額で入札しているが、落札されたのは加算点の違いであると理解している。加算点の内容は何か。  答え、加算点とは、企業の施工能力等に関する事項、配置予定技術者の能力に関する事項、地域貢献度に関する事項などを数値化したものである。  以上で報告を終わります。 ○議長(深谷直史)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長・大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長(大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、ただいま休憩中、全員協議会室において委員6人全員が出席し、副市長以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  議案第43号「工事請負契約の締結について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、六間調整池の設置工事について、当初予算の約8億円に対し、今回の契約金額が約5億3,200万円で、大幅な減額となっているが、落札者の企業努力以外に何か理由は考えられるか。  答え、強いて言えば、どうしても落札したいという熱意のあらわれと推察される。  問い、契約金額が予算額に対して大幅な減額となっているが、施工される工事の品質に影響が出る可能性はないか。  答え、品質に影響が出ないよう、適正に監督していく。  問い、物価上昇により資材価格の上昇が考えられるが、その場合、単品スライド条項を適用するのか。  答え、契約約款に単品スライド条項があるので、2年の間に急激な物価上昇があれば、適用することになる。  問い、この地域は、東海豪雨の際、大きな被害を受けた地域だが、調整容量3,400立方メートルというのは、十分な容量なのか。  答え、10年確率の降雨量に対応できるように設計している。  問い、オープン式ではなく地下式とした理由は何か。  答え、設置場所は、東部知多衛生組合の土地であり、調整池の設置後も、地上を駐車場として使用する必要があるためである。  以上で報告を終わります。 ○議長(深谷直史)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第42号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第42号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第42号「工事請負契約の締結について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第43号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第43号「工事請負契約の締結について」は、原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。明日6月3日から12日までの10日間は休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、明日6月3日から12日までの10日間は休会とすることに決定いたしました。  来る6月13日は、午前9時から本会議を開き、一般質問を行います。  本日は、これにて散会いたします。大変御苦労さまでございました。                 散会 午前11時12分...