大府市議会 > 2014-12-19 >
平成26年第 4回定例会−12月19日-04号

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  1. 大府市議会 2014-12-19
    平成26年第 4回定例会−12月19日-04号


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    平成26年第 4回定例会−12月19日-04号平成26年第 4回定例会 第4日目  平成26年12月19日(金曜日)   午前 9時00分 開議   午前10時45分 閉会 1 出席議員    1番  千賀重安    2番  大西勝彦    3番  三宅佳典    4番  久永和枝    5番  山口広文    6番  森山守    7番  守屋孝    8番  上西正雄   10番  山本正和   11番  早川高光   12番  浅田茂彦   13番  酒井真二
      14番  久野喜孝   15番  鷹羽登久子   16番  水野尊之   17番  窪地洋   18番  柴崎智子   19番  鈴木隆   20番  深谷直史   21番  鈴置英昭 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   山内健次    議事課長   長綱宏    議事係長   原田好美    議事係主任  野崎雄介 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長        久野孝保    副市長       岡村秀人    教育長       細谷正明    企画政策部長    池田裕一    企画政策部参事   青木太久美    総務部長      丸山青朗    市民協働部長    木學貞夫    福祉子ども部長   今村昌彦    福祉子ども部参事  新美光良    健康文化部参事   内藤郁夫    建設部長      國生隆志    建設部参事     内藤正仁    産業振興部長    伴正    水道部長      長谷川重仁    会計管理者     福井芳信    教育部長      大野洋介    指導主事      山本芳    監査委員事務局長  鷹羽邦広    消防長       相羽輝二 5 議事日程  第1 議案第50号 大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について  第2 議案第51号 大府市職員の給与に関する条例の一部改正について  第3 議案第52号 大府市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び大府市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について  第4 議案第53号 大府市議会の議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について  第5 議案第54号 大府市歴史民俗資料館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第6 議案第55号 大府市災害見舞金支給条例の一部改正について  第7 議案第56号 大府市国民健康保険条例の一部改正について  第8 議案第57号 大府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  第9 議案第59号 平成26年度大府市一般会計補正予算(第6号)  第10 議案第60号 平成26年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  第11 議案第61号 指定管理者の指定について  第12 議案第62号 市道の路線認定について  第13 委員会提出議案第1号 大府市議会会議規則の一部改正について  第14 意見書第12号 年金積立金の被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書  第15 議員派遣について 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(鈴木隆)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は20名で定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  なお、会議録署名議員は、先に指名しました12番・浅田茂彦議員及び13番・酒井真二議員にお願いします。  日程第1、議案第50号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」を議題とします。  本案は厚生文教委員会に付託してありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。                (厚生文教委員長浅田茂彦・登壇) ◎厚生文教委員長浅田茂彦)  皆さん、おはようございます。  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、12月15日、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  当委員会における以下の議案についても、開催日及び委員の出席状況は同様でありますので、省略をさせていただきます。  議案第50号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、家庭的保育事業所の認可に当たり、基準に適合しているか否かを審査するために、合議体のようなものを立ち上げていく考えはあるのか。  答え、児童福祉法第34条の15第4項の規定により、児童の保護者や児童福祉に関わる委員で組織する「大府市子ども・子育て会議」での意見聴取を予定している。庁内の組織の設置については、今後の検討課題と考えている。  問い、食事の提供の特例として、献立について、市の栄養士の指導が受けられる体制であることという規定があるが、どのような形で運用する考えか。  答え、家庭的保育事業者等にも、本市の保育事業を担う観点から、実施主体である本市の給食の考え方を尊重してもらう必要があると考えており、必要に応じて事業者と協議する予定である。  問い、第6条に規定されている「職員の一般的要件」は、「できる限り児童福祉事業の理論及び実務に関する訓練を受けたものでなければならない」とされており、保育士を置かなければならないのは小規模保育事業所A型のみである。そのほかは保育士を置かずに保育を行う可能性も出てくるが、これで本当に安全であると考えているのか。  答え、家庭的保育事業において、保育に従事する職員は、市長又は県などの関係機関が行う研修の修了者としており、その研修は各分野にわたり、きめ細かな内容となっている。また、その研修とあわせて実地研修等を行うことにより、保育の資質は十分に保てるものと考えている。  問い、現在の認可外保育事業者小規模保育事業へ移行する可能性や動きはあるのか。また、市として、新たに条例に定める基準に適合した小規模保育事業者等が出てくることを期待しているのか。  答え、今のところ、小規模保育事業所へ移行する動きはないが、可能性はあると考えている。また、今回、この条例の対象からは除外されている認可外保育施設にも、将来的には給付型施設に移行してほしいと考えている。  なお、本議案については、反対討論が委員1名から、賛成討論が委員3名からそれぞれありましたので、内容を簡潔に報告します。  まず、反対討論としては、この条例は、児童福祉法第24条第1項の内容を無視したものであり、市が責任を持って保育をするという公的責任が果たされないと考えるといった趣旨のものでした。  次に、賛成討論としては、設備及び運営の基準について十分精査されており、保育事情社会情勢についても十分に対応できるものと判断できるといった趣旨のもの、女性の働く機会を拡大するためにも必要であるので、保育に対する安全性をしっかり担保して、この条例に基づき認可をしてもらいたいといった趣旨のもの、また、条例によりしっかりと基準を定めながら、保育の供給量を増やし、市民の選択の幅が広がることを期待しているといった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。4番・久永和枝議員。 ◆4番議員(久永和枝)  反対です。  それでは、議案第50号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」、反対の立場で討論をいたします。  大きくは、児童福祉法第24条第1項を無視した条例だというのが反対の理由であります。  民主党政権が廃止しました児童福祉法第24条第1項ですけれども、児童福祉保障の責任を果たすためには、やはり市町村の保育実施責任が必要だという判断で、様々な関係者の運動もありながら、復活したものであります。  それだけ大事な法でありながら、大府市が条例制定をしようとします家庭的保育事業の設備、運営基準は、国の基準をそのまま移行し、保護者の働く保障、子供たちの安全や命が脅かされる内容となっています。  一つは、大府市が責任を持って保育をするという、公的責任が果たされないという点であります。  子ども・子育て支援新制度の三つの目的には、保育の量的拡大が挙げられています。家庭的保育所などの数が増えれば、待機児童の受皿にもなり、保護者の選択肢が増えるというふうにも言われていますけれども、保育所に入ることができるかどうか、できないかもしれないという問題があります。
     新しい制度では、まず、大府市が保育が必要かどうかの認定を行いますが、入園の契約に関しては、各世帯が直接、保育事業所と行うために、大府市は個々の入園までの責任を負わなくなります。保育施設に入れなければ、逆に待機児童を生み出すことになりかねません。  特に、障がいを持った子供や支援が必要な子供の入園が難しくなる可能性があります。  家庭的保育事業を行う事業所は、正当な理由がない限り、入園の申込みがあれば全て受け入れるという約束事が交わされるわけですけれども、しかし、定員に空きがない、特別支援が必要な子供の状況によって、施設が受け入れるための設備が整っていない、体制が整わないなどを正当な理由として、入園を断ることもできます。さらに、滞納の関係、保護者とのトラブルの関係でも断ることができます。  保護者の選択肢が広がると言われていますけれども、事業所側が入園する世帯を選ぶことができる仕組みでもあります。  さらに、保護者の所得が子供の保育内容に直結することで、所得格差が保育格差となる仕組みであるのも問題です。  新制度では、保育料以外の実費や上乗せ徴収は原則自由ですので、高くなる可能性もあります。  保育施設が英語教室や体育教室などの特別な保育を実施した場合、これらに掛かる費用を負担できる世帯は利用できますけれども、そうでない世帯は、必要であっても、子供に習わすことができません。  やはりどの子にも平等な保育と公平な待遇を求めるためにも、保育料以外の徴収を公的な保育制度に取り入れるべきではありません。  さらに、新制度の目的には、教育・保育の質的改善も挙げられています。大府市がこれから行おうとしています家庭的保育事業の内容は、保育の専門性から見ても、施設に関する基準から見ても、子供たちの健やかな育ちの保障や命を守る環境になっていない点は、大変問題であります。  一つに、保育体制の問題があります。  大府市が進めようとしていますA型、B型、C型の家庭的保育事業の条例には、保育園で言います園長などの管理責任者の設置が書かれていません。その上、利用定員が6人以上10人以下とします小規模保育事業C型は、全く保育士の資格がなくても保育ができるとなっています。一定の研修を受けた家庭的保育者が乳幼児の保育に当たります。  全国でも、乳児の死亡事故の発生の多くは、寝ているとき、また、無資格の保育者の保育中に起きています。責任者の園長がいない、保育士がいない中での保育では、命を守ることができません。  二つ目は、施設など保育環境の問題です。  高層マンションやビルの1室でも保育が可能です。災害時の避難用に外階段を付けることとなっていますけれども、保育室の下の階で火災が起これば、逃げ場がありません。さらに、乳児を複数抱き抱えて避難することは不可能です。安全の面でも大変問題だと考えます。  さらに、園庭がなくても、施設付近に公園などがあればよいという中身になっています。近くとはいえ、施設の外へ出掛けるには、保育体制が整わなければ頻度が下がります。保育室の前に園庭があるのと、ないのとでは、子供の育ちに格差が生まれます。  3点目は、給食です。  給食についても、調理室をつくらず、外部搬入の、例えば仕出し弁当でも保育は可能というふうな内容になっています。  これまで挙げましたように、同じ大府市の子供でありながら、民間と公立との保育の格差が広がる内容の議案です。保護者が選んで入るのではなく、今年2月末に第1希望に入れなかった子供たち231人を始め、多くの市民が対象となります。福祉の保育事業は、児童福祉法第24条第1項に従い、大府市の責任で保育を行うべきです。子供を預ける親の立場から見ても、とても賛同できるものではないため、反対といたします。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  賛成の討論はありませんか。13番・酒井真二議員。 ◆13番議員(酒井真二)  それでは、私から、議案第50号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」、自民クラブを代表し、賛成の立場で討論をさせていただきます。  この条例案は、平成27年度から施行を予定している子ども・子育て支援新制度のうち、子ども・子育て支援給付として、地域型保育給付を受ける家庭的保育事業を始めとする特定地域保育事業の設備及び運営について定めるものであります。  設備及び運営の基準については、国から条例委任された基準設定の類型として示された、必ず従わなければならないとされる「従うべき基準」と、十分参照した上で判断しなければならないとされる「参酌すべき基準」についての各条項の内容について、大府市として、個々の基準を十分精査されたと判断しております。  また、全ての条項を定めており、今後の保育需要や制度の改正を始めとした社会情勢等の変化についても、独自に対応できるものと考えます。  子ども・子育て支援新制度が始まる4月に向けて、大府市は、子供や子育て家庭にとって、今後も安心して子育てのできる「子育て応援都市おおぶ」のまちづくりを進めていただけることを期待して、賛成とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆)  ほかに討論はございませんか。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  賛成討論です。  議案第50号に対しての賛成討論であります。  この条例の制定により、保育の供給量を増やし、そしてまた、女性の活躍の場が増えることが期待をされます。  さらに、市民の選択の幅が広がることも期待されます。  以上の理由から、この議案に対して賛成といたします。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  ほかにございませんか。17番・窪地洋議員。 ◆17番議員(窪地洋)  それでは、議案第50号に対して賛成の立場で、公明党を代表して、討論をさせていただきたいと思います。  本条例は、女性の社会進出への環境づくりの一つであります。  行政が実施できる保育事業には、当然、限界がある中で、民間への保育事業の拡大は、必要でございます。  1点、お願いというか、要望を申し上げれば、子供の安全を確保するのは、行政の責任であります。ゆえに、家庭的保育事業者への研修をしっかりとやっていただくことが大切でございます。その上で、できる限り専門職である保育士を配置できるような体制づくりも一つは大切だと考えております。  第一に、子供に対する安全面の確保をお願い申し上げて、本条例に賛成の立場で討論させていただきました。 ○議長(鈴木隆)  ほかにございませんか。15番・鷹羽登久子議員。 ◆15番議員(鷹羽登久子)  それでは、賛成の立場で、無所属・未来プロジェクトとして討論を申し上げます。  自民クラブさん、市民クラブさん、公明党さんの討論された趣旨と若干かぶるところもございますので、雑ぱくに述べさせていただきます。  まず、1点目としまして、条項ごとに定められたこと、これは道路法施行令の条例化などと同様に、国で一律に定められてきた多くの基準やルールを自治体の判断に委ねるというものでありまして、大府市においては、これまでも個別の条例に定めるという形で進められております。まず1点、これが評価できるものと考えております。  次に、家庭的保育事業等に関するその内容でございます。  私自身、子供を育ててきた立場でございますが、その視点で内容を確認いたしましても、著しく不備であると指摘できる箇所はございませんでした。  国において定められた「従うべき基準」、「参酌すべき基準」を大府市独自の視点で改めて確認した上での提案であるということも含めまして、この点についても了解できるものと考えるところであります。  大府市においては、保育サービスを官・民、力を合わせてニーズに応えていくという体制で取り組んでまいりました。  現在の認可外保育所は、必ずしもこの新制度のいずれかに当てはめて運営せねばならないということではございません。その取扱いについて、今後、国が改めて示してくる可能性もないとは言えません。また、保育サービスへの国の財政負担の見通しについても、まだ流動的であると、こういったことから、国の動向を慎重に見守っていく必要がございます。  引き続きこれからも、民間の保育サービスの質と量について、市は事業者と連携を図り、適正な水準のサービスが提供されるよう監視、指導も続けること、これらをもって当市の子育ての支援、女性の社会参画が一層図られますよう申し上げまして、賛成といたします。 ○議長(鈴木隆)  ほかに討論はございませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第50号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                 (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第50号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第2、議案第51号「大府市職員の給与に関する条例の一部改正について」から、日程第8、議案第57号「大府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は議会運営委員会及び各常任委員会に付託してありましたので、議会運営委員会及び各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長柴崎智子・登壇) ◎総務委員長柴崎智子)  おはようございます。  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、12月16日、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  当委員会における以下の議案についても、開催日及び委員の出席状況は同様でありますので、省略させていただきます。  まず、議案第51号「大府市職員の給与に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、人事院は、国家公務員の給与を引き上げる理由をどのように説明しているか。また、人事院勧告を受けて、大府市が職員の給与等を引き上げる理由は何か。  答え、人事院が実施する職種別の民間企業の給与実態調査に基づき、民間の給与の状況を反映するため、給料月額、期末・勤勉手当等の引上げの人事院勧告が出されたと認識している。大府市には人事委員会がないため、従来から人事院勧告に基づき給与の引上げ等を行っている。今回も、人事院勧告は広く民間の給与の状況を踏まえて出されているということに基づき、給与の引上げ等を行うこととした。  次に、議案第52号「大府市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び大府市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  なお、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  その内容は、特別職は、一般の職員とは違い、職員の給与を決定する際に大きく関与する立場であるため、市民の実質賃金が下がり続けているという状況下で、自らの手当を増やす状況にはないという判断をするべきだといった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長。                (議会運営委員長鈴置英昭・登壇) ◎議会運営委員長鈴置英昭)  おはようございます。  議長の御指名がありましたので、議会運営委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、12月16日、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  議案第53号「大府市議会の議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告します。  問い、一部改正条例の適用日が平成26年12月1日となっているが、11月末に臨時会を開いて、11月中に議決するという手続をとらなかった理由は何か。  答え、改正内容が手当の引下げである場合は、不利益不遡及という考え方により、臨時会を開くなどして、12月1日の基準日に間に合うように対応していたが、今回の改正内容は引上げであるため、遡及適用としている。  なお、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  その内容は、民間の給与は若干上がっており、労働者である職員の賃金は引き上げるべきだと思うが、議員は、労働者としての側面よりは、職員の給与を議決する立場の人間であるため、市民の実質賃金が下がっている中においては、議員の手当を引き上げる状況にはないといった趣旨のものでございました。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)
     ただいまの議会運営委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。                (厚生文教委員長浅田茂彦・登壇) ◎厚生文教委員長浅田茂彦)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  まず、議案第54号「大府市歴史民俗資料館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、歴史的価値のある公文書の保存方法は、どのようにしていくのか。  答え、歴史民俗資料館1階の電動書庫をリニューアルし、密閉して、温度管理湿度管理ができる空調設備を設置して、保管する予定としている。また、保存の際には、文書のくん蒸を実施し、酸化による紙の劣化が起こりにくいように、中性紙の文書箱に入れて保管する予定としている。  なお、本議案については、賛成討論が委員1名からありました。  その内容は、市民からの要望によって貸館業務が行われることとなった点は良かったと思うが、市民の利便性を向上させるためには、駐車場の確保が課題と考えており、今後も、市民のニーズに沿った、より良いものにしてほしいといった趣旨のものでした。  次に、議案第55号「大府市災害見舞金支給条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、災害見舞金支給制度の対象となる災害から、交通死亡事故だけを除いた理由は何か。  答え、本市の福祉サービスのレベルを検証した結果、高いサービス水準であることや、交通死亡事故による補償は、本来、当事者間で行われるものであり、自賠責保険や任意加入となる自動車保険により、ほぼ補償されていると考えるため、削除することとした。  問い、他の市町村の災害見舞金支給制度の状況は、どうなっているのか。  答え、県内の市町村に照会調査を実施した結果、交通死亡事故を対象としている市町村は、本市のみであった。  なお、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  その内容は、災害見舞金支給制度の対象に残しつつ、交通死亡事故をゼロにするという考え方で取り組むべきであり、対象の見直しという理由で切り捨てることは、市民サービスの低下につながるといった趣旨のものでした。  次に、議案第56号「大府市国民健康保険条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。                (建設消防委員長・早川高光・登壇) ◎建設消防委員長(早川高光)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、12月12日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  当委員会における以下の議案についても、開催日及び委員の出席状況は同様でありますので、省略をさせていただきます。  議案第57号「大府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第51号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第51号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第51号「大府市職員の給与に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号について討論を行います。討論はありませんか。反対ですか。6番・森山守議員。 ◆6番議員(森山守)  反対です。  議案第52号「大府市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び大府市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について」、反対の立場から討論いたします。  まず始めに申し上げますが、討論の趣旨は、次の議案第53号の内容とほぼ同じでありますので、あわせて討論をさせていただきます。  特別職報酬等審議会の議論の中でも出ておりましたが、給与及び報酬については、経済の情勢について、全体の状況について考える必要があるという議論が出ておりました。  現在の経済の状況について申し上げますと、OECD(経済協力開発機構)が先頃の報告で発表いたしました内容が非常に重要だと考えております。  一つは、トリクルダウン、企業などの経済活動を活発化すると、国民にその収益の、トリクルですから、しずくというのがこぼれ落ちて、国民も豊かになるという議論があります。これが、この考え方が、世界的に格差の拡大を生んでいる、日本もその中の一つの国として指し示されておりますが、収入の上位2割と、収入の下位2割の格差の拡大が約10倍に広がっていると。今後、収入の下位4割の国民の収入を引き上げる必要があるという提言をされております。これが、それぞれの国の経済、ひいては世界経済のために今、必要なものであるということが報告書で述べられています。  日本の国内に目を向けますと、子供の貧困という言葉は、今やもうスタンダードの言葉になりましたが、最近では、貧困女子という言葉が新たに誕生しているということであります。特に若年層、若い女性の方の収入が下がってきていると。派遣など不安定雇用が5割以上を占める、若い女性の中では。  それで、もう一つは、同じOECDの報告では、収入を得ていない人よりも、収入を得た人のほうが経済的困難が大きいという報告が述べられています。  つまり、何らかの困難によって仕事に就けなかった人が、仕事を得たとき、決して正規の雇用には、正規の雇用のほうが少ないわけでありますから、派遣労働、不安定雇用の仕事に就くと。得た収入よりも多くの担税力を要求される。税金を納める、社会保障の負担をするということのほうが大きいために、一層の貧困に陥ると。収入を得たほうが貧困が深刻になるという実態が報告されています。  こういう実態は、その国の経済のルール、例えば、不公平な税制でありますとか、収入が多い人に対する優遇税制でありますとか、先に述べました不安定雇用、低賃金、長時間労働などの雇用の実態でありますとか、あるいは経済的に困難な人への扶助、これを切り捨てていく方向性、こういうものがこういう実態を生み出しているということであります。  つまり、これらは、政治によってつくられた貧困であり、特に若年層の貧困については、少子高齢化、結婚できない、子供をもうけることができない経済の状況をつくり出しているということが大きな政治の課題となっています。  国でも地方でも、こういった政治的な課題を生み出している状態の中で、給与を提案する側、給与を議決する側、こういった立場の人間が、自らの給与、報酬を、こういう政治課題よりも先に上げてしまうというのが、今回の議案第52号及び第53号だというふうに考えます。実質賃金でありますとか、扶助、格差の是正、政治課題に取り組むのが先だと。一定の成果を上げた後に、自らの賃金、報酬について考えるというのが順序だというふうに考えます。  以上述べまして、議案第52号、内容的に重なる議案第53号もあわせて、討論といたします。 ○議長(鈴木隆)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第52号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第52号「大府市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び大府市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第53号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第53号「大府市議会の議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第54号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第54号「大府市歴史民俗資料館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第55号について討論を行います。討論はありませんか。反対ですか。4番・久永和枝議員。 ◆4番議員(久永和枝)  それでは、議案第55号「大府市災害見舞金支給条例の一部改正について」、反対の立場で討論いたします。  災害見舞金とは、震災、風水害、火災、水難死亡事故、交通死亡事故などで被災された大府市民又は遺族へ、その被災の程度に応じて見舞金を支給するものであります。  今回の議案は、大府市が行っています災害見舞金の支給の対象から、交通死亡事故を外してしまう内容であり、霊きゅう車の廃止と同じように、市民サービスの低下につながるため、反対といたします。  交通死亡事故の見舞金は、事故によって7日以内に死亡した場合に、20万円の支給がされるわけですけれども、対象から外した理由としまして、先ほど委員長の報告にもありましたが、高い福祉サービスだが、外すという内容です。多くの市民が個々で保険に加入し、車に乗る人は自賠責保険に加入しているし、事故の場合、本人の過失もあるという委員会での答弁がありました。  今年の交通死亡事故での見舞金の支給実績は、ありません。経費を削減するのであれば、交通死亡事故を対象から外すのではなく、交通死亡事故をゼロにして、支出をしない方向に力を入れるべきであります。  集中改革プラン、これを推進します会議によって決められたわけですけれども、高い福祉サービスと認めながら、それを切り捨てることは、本来の行政の姿ではないと考えます。  今、多くの国民の収入は減っています。生活が厳しい世帯ほど保険に入れず、葬儀代も用意できない世帯もいます。そういった市民にこそ必要な制度だというふうに考えます。  今回の議案は、事故によって亡くなった市民や家族の立場ではなく、支給する側の立場での条例改正であるため、賛成することはできません。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  賛成の討論はございませんか。15番・鷹羽登久子議員。 ◆15番議員(鷹羽登久子
     それでは、災害見舞金支給条例の一部改正について、賛成の立場から討論を申し上げます。  まず、福祉サービスについては、行き過ぎず、不足なくと、これが重要であるということを冒頭に申し上げます。  そして、この災害見舞金支給条例についてですが、県内の自治体において交通死亡事故が対象になっているところがないということは、委員会での質疑応答でも答弁があったとおりでございますけれども、やはり原因者がなく、避けようのない自然災害と異なりまして、交通死亡事故は原因者が必ずあるということでございます。  そして、その補償は、原因者から被害者へなされるべきものであり、自賠責保険などの仕組みで可能であることだけでなく、そもそも市税の支出の対象とする必然性がそこにあるのかという部分において、この見直しの提案は、適正な判断であると考えるものであります。  先の反対討論でもございましたが、もとより、当市の市民が被害者となる交通死亡事故の件数は非常に少ないものでありまして、見舞金の支出が経営上の負担となる規模ではございません。つまり、合理化のために必要な福祉を切り捨てたということではないということであります。  そもそも福祉サービスとして、この交通死亡事故を対象としておくことが過不足ないかというところで点検をされた結果であるということを評価いたしまして、賛成の討論といたします。 ○議長(鈴木隆)  ほかに討論はございませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第55号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第55号「大府市災害見舞金支給条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第56号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第56号「大府市国民健康保険条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第57号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第57号「大府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第9、議案第59号「平成26年度大府市一般会計補正予算(第6号)」及び日程第10、議案第60号「平成26年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。                 (建設消防委員長・早川高光・登壇) ◎建設消防委員長(早川高光)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第59号「平成26年度大府市一般会計補正予算(第6号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、農地等情報管理システム改修委託料について、システムの改修が必要となった背景は何か。  答え、「農業の構造改革を推進するための農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する等の法律」により、農地法の一部が改正され、農地中間管理事業の円滑化のために、農地台帳の作成・公表が法定化されたためである。  問い、農地等情報管理システムの改修によって、具体的に、どのように変わっていくのか。  答え、農地所有者の氏名については公表するが、住所等については、公表は考えていない。また、農地中間管理機構に対し、農地中間管理事業に必要な「出し手」の情報は提供する必要があると考えているが、農地全ての情報を提供することは考えていない。  問い、農地等情報管理システム改修委託の業者選定は、どのような形で行うのか。  答え、現在のシステムを委託している業者に、随意契約で改修を委託する予定である。  なお、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  その内容は、他の委員会の所管に係る部分について反対であることに加え、当委員会の所管部分では、農地等情報管理システム改修の背景にある農地法の改正に疑義を感じているといった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。                 (厚生文教委員長浅田茂彦・登壇) ◎厚生文教委員長浅田茂彦)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  まず、議案第59号「平成26年度大府市一般会計補正予算(第6号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、市民体育館の非常用発電設備の交換は、不具合又は経年劣化のどちらによるものなのか。  答え、市民体育館の非常用発電設備は、開館した昭和60年当時のものを使用しており、経年劣化と点検時の異常発見の両方が理由である。  問い、市民体育館の非常用発電設備の本来の修繕時期は、いつ頃であったのか。また、機器入替工事の工期はどれくらいで、工事期間中の施設利用はどうしていくのか。  答え、電気設備は、15年が修繕、30年が更新の時期となり、開館から今年で30年が経過する市民体育館の設備は、今年度が更新時期に当たる。また、機器入替工事の工期は、業者にもよるが、最短で3週間程度のところから、3か月を超えるというところもある。工事期間中は、市民サービスを低下させないよう、仮設の発電機を設置して対応する。  問い、大府中学校の図書室のカーペットは、監査委員からの指摘がきっかけで取り替えることになったのか。  答え、2、3年前から傷みがあったことは承知していたが、できるだけ長く使いたいと、教員の手で修理しながら使用してきた。来年度予算で対応しようと計画していたが、監査委員からの指摘を重く受け止め、今回、補正予算に計上した。  問い、障害児通所給付費増額の理由は何か。  答え、昨年度と比較して、児童発達支援を行う施設の増加、特に放課後デイサービスを行う施設が10か所増加し、利用人数や利用日数が増えたためである。  なお、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  その内容は、他の委員会の所管に係る部分について賛成できないところがあるといった趣旨のものでした。  次に、議案第60号「平成26年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、一般被保険者高額療養費について、何件で、平均どれくらいの額と見込んでいるのか。  答え、当初、6,500件を見込んでいたが、今回の増額補正では、6,850件、1件当たり平均で7万1,432円と見込んでいる。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                 (総務委員長柴崎智子・登壇) ◎総務委員長柴崎智子)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第59号「平成26年度大府市一般会計補正予算(第6号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告します。  問い、路上禁煙地区の路面標示をもっと目立つものにしたらどうかという市民の声が出ているが、今回設置するものは、どのような標示を考えているか。  答え、現在の路上禁煙地区の標示はあまり目立たない色合いなので、もう少し目立つようにしたいと考えている。  なお、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  その内容は、1点目に、社会保障・税番号制度において、現在のシステムでは個人情報保護の安全性を保証できないことに加え、今回、他の地方公共団体等との連携を図ることにより、その危険性が一層増す側面が否定できないこと、また、2点目に、特別職の期末手当の増額など、他の議案で反対した内容が含まれた補正予算であることを理由に反対するといった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第59号について討論を行います。討論はありませんか。6番・森山守議員。 ◆6番議員(森山守)  反対の立場で討論をいたします。  特別職の給与、また期末手当、議員の報酬などについては、議案のところで討論をしたとおりであります。  地方公共団体情報システム機構負担金増額について、先ほど委員長の報告の中で報告されました内容、つまり、個人情報を守られる保証がないと、危険であると、他団体との連携で更に危険が広がるといった内容、さらに、加えて、もう1点、昨今の状況につきましてでありますが、特定秘密保護法が施行されました。  個人のものに限らず、情報がどのように扱われるかということの危険要素が一つ増えたというふうに考えられております。何が秘密かということが明らかにできないと、その保証がないということは、私ども日本共産党が言っているだけではなく、一般のマスコミ報道でも盛んに報道されています。また、識者も発言していらっしゃいます。個人の情報がどのように取り扱われるかという危険性が一つ大きく加わった。この状況の中で、社会保障・税番号制度についての情報が更に広く取り扱われるということについての補正予算であります。  この点を新たに付け加えまして、反対の討論といたします。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  賛成の討論はありませんか。
                    (「なし」の声あり)  ほかに討論はありませんか。5番・山口広文議員。 ◆5番議員(山口広文)  議案第59号、補正予算ですけれど、ただいま森山議員が総括的に討論いたしましたけれど、私のほうでは、所属委員会でございました農林水産業費、農業委員会費の農地等情報管理システム改修委託料について触れさせていただきます。  今回の予算は、委託料は全て国費であります。背景には、委員長の報告にございましたように、農地法改正の点が大きな問題であります。  まず、システム改修費につきましては、大府市の農地台帳が法定化され、記載項目や公表方法が全国的に統一されたものであります。  記載内容としては、所有者の農地に関する意向、共有農地情報、あるいは、農地中間管理機構への情報の提供、これらなどが追加され、県から委託されました農地中間管理機構が市町村から集めたデータを集約し、結論としては、大規模参入希望者に情報を提供し、外国との競争に打ち勝つ仕組みづくり、これを目指しているのが、当初から言われています。  今、国は、TPP交渉の妥結を見越して、農地の集約化を目指し、企業参入をしやすくするために、小規模農家を切り捨てて、大規模農業を推進するものであります。  しかし、御承知のように、戦後日本の農業は家族型の農業が基本であり、歴代政府がなかなか抜本的な対策を打たない中で、農家の皆さんは、必死に頑張ってきたのが実情であります。  同時に今、農業を取り巻く状況は、高齢化や後継者不足で、困難な状況でもあります。  今、改めて進めるべき方向は、国が日本の農業を基幹産業として位置付け、価格保証と所得補償を組み合わせた政策を今こそ推進することが、道であります。日本の農業の生きる道は、この道しかないと私どもは思っています。  私ども市議会が、過去の議会でも意見書を提出した中で、耕地面積の比較でも、オーストラリアや米国と比較しても、競争に打ち勝つ、こういったことは極めて困難であると指摘をしています。  また、その上に、仮に企業参入をいたしたとしても、こうした競争に敗れれば、企業は、農地を放棄してまいります。今、問題になっている耕作放棄地は、たちまち急増してくるわけであります。今、耕作放棄地は、日本の住環境にも大きな役割を果たしてまいりましたけれど、こういった点で、大きく後退をしてまいります。  今回の農地等情報管理システム改修予算は、こうした大規模化への道を着々と進めると、この一環であるということを指摘し、反対討論といたします。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  ほかに討論はございませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第59号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第59号「平成26年度大府市一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第60号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第60号「平成26年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決されました。  日程第11、議案第61号「指定管理者の指定について」及び日程第12、議案第62号「市道の路線認定について」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は厚生文教委員会及び建設消防委員会に付託してありましたので、厚生文教委員会及び建設消防委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。                 (厚生文教委員長浅田茂彦・登壇) ◎厚生文教委員長浅田茂彦)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第61号「指定管理者の指定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、神田児童老人福祉センター北崎分館は、神田児童老人福祉センター本館とどの部分が違うのか。  答え、本館との違いは主に3点あり、一つ目に、相談員を置かない点、二つ目に、図書室ではなく図書コーナーを設ける点、三つ目に、指定管理者となる社会福祉協議会の提案事業として、シルバー人材センター会員のうち教職経験者の協力を得て、寺子屋を実施する点である。  問い、公募型プロポーザル方式での審査の結果、社会福祉協議会の提案内容で、特に優れていた点はどこか。また、その実現性について、市としてどう考えているのか。  答え、施設の設置目的の適合性、サービスの向上の方策、研修計画、人的能力に対する評価等が、他の応募者と比べ、点数が高かった。また、提案内容については、年間・月間の行事予定や個々の実施事業等を見る限り、実現性はかなり高いものと確信している。  問い、事業計画書では世代間交流に力を入れていくとされているが、北崎分館で特徴的に力を入れる部分は何かあるのか。また、今後、北崎分館での取組を他のセンターに広げていくことは考えているのか。  答え、特徴的なものは、児童が高齢者から遊びを教わる機会や寺子屋での学習機会等である。また、北崎分館での良い事例を他のセンターに取り入れたいと考えており、月1回開催される館長会議に北崎分館の館長にも出席してもらい、事業の紹介をしてもらいたいと考えている。  なお、本議案については、賛成討論が委員2名からありました。  その内容は、福祉事業は、本来、市が責任を持って担うべきという立場は変わらないが、今後、指定管理者による運営に当たり、相談業務の強化や職員の人件費に必要な指定管理料の引上げがされるべきという意見を添えて賛成するといった趣旨のものと、公募型プロポーザル方式での厳正な審査を経て指定管理者を決定したものと確信しており、本施設の設置目的を交流の場として十分高めていただくことを期待するといった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。                 (建設消防委員長・早川高光・登壇) ◎建設消防委員長(早川高光)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第62号「市道の路線認定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、特に報告するような質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第61号について討論を行います。討論はありませんか。4番・久永和枝議員。 ◆4番議員(久永和枝)  賛成です。  議案第61号「指定管理者の指定について」ですが、日本共産党として、本来行政が行うべき福祉事業を指定管理で行うことに関しては、賛成はできませんが、今回の議案については、社会福祉協議会が指定管理者としてふさわしいかどうかで判断をいたしました。  社会福祉協議会は、これまで、高齢者や障がい者のボランティア活動を通して、様々な事業を行っているという実績は評価し、より公に近いということで賛成をいたします。  しかし、児童の厚生といった点では、新しい事業でもありますので、意見を申し上げます。  一つは、指定管理料の引上げが必要であるということです。  運営の体制としまして、今回、社会福祉協議会が児童厚生員又は保育士を新たに雇用するということになっています。館長も保育士資格を持った者を配置するというふうにしておりますが、代替えなども含めて、非常勤を配置しましても、現役の園長クラスの保育士を雇用しようと思うと、かなりの人件費、そして、水光熱費、各事業の運営費で年間約1,600万円では、低い賃金での雇用にもなりかねません。  本館のセンターと同じ仕事をしても、賃金に格差を生むことにもなりますので、指定管理料は引き上げるべきと考えます。  もう一つは、子育て中の保護者や祖父母、子供たちが気軽に話ができる相談員が配置されないということです。本館には配置されますが、北崎分館には相談員を置かないということですけれども、より充実していく必要があります。  今、子育て中の保護者、家庭は、共働きも多いですし、核家族が増えています。放課後クラブや学童保育所に通う子、通わない子も含めて、不特定多数の子供たちが通ってまいります。そのために、様々な家庭や学校などの背景を持つ子供たちの子育て環境も把握しつつ、関わっていく必要があります。学校には通えないけれども、センターなら遊びに行けるという子供の居場所にもなっています。  時には、児童厚生員から、人と関われずに孤立していますお母さんにも、意識して寄り添っています。そういった中で、誰にも言えない子育ての悩み、家庭の悩みを打ち明けるきっかけとなっています。  このような支援体制が今の子育て世代には特に必要であるため、相談事業、窓口は行うということですけれども、より強化していくことが重要であるということを意見とし、賛成をいたします。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  ほかに討論はございませんか。13番・酒井真二議員。 ◆13番議員(酒井真二)  それでは、自民クラブを代表して、議案第61号「指定管理者の指定について」、賛成の立場で討論をさせていただきます。  本議案の内容としましては、北崎福祉の家の建て替えに当たり更新する施設を神田児童老人福祉センターの北崎分館と位置付け、本市で初めて児童老人福祉センターの管理運営に指定管理者制度を導入するものです。  北崎福祉の家は、その昔、北崎保育園でありまして、私も園児として通った場所で、非常に愛着のある場所に市民の集う新たな施設ができるということは、歓迎すべきことであります。  今回、この施設は、公募型のプロポーザル方式により、広く事業者を公募し、厳正なる審査の結果、社会福祉法人大府市社会福祉協議会を指定管理者に指定するものであります。  今回、指定管理者として指定する社会福祉協議会におきましては、これまで、地域との協力や連携による子供と高齢者との世代間交流、ふれあいサロンの活動支援などを始め、十分な実績を有していると認識しております。  また、今後も多様化する住民ニーズに対応し、社会福祉協議会としての創意工夫やノウハウの活用、地元の諸団体との連携、協力により、児童から高齢者までの幅広い世代から愛され、魅力ある施設運営を行い、本施設の目的を十分に果たすことができる事業者であると確信しております。  以上のことを踏まえ、本施設が、既存の児童老人福祉センターへの刺激となり、地域の交流の場としての機能を更に高める施設となることを期待して、賛成とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆)  ほかに討論はございませんか。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  議案第61号に対して、賛成の立場で討論をさせていただきます。  この指定管理によりまして、やはり行政だけでは考えられない、民間特有の諸施策が展開され、世代間交流など、市民サービスの向上に必ずつながるということを期待いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(鈴木隆)  ほかに討論はございませんか。6番・森山守議員。 ◆6番議員(森山守)  児童老人福祉センターで行われている内容は何かという点で、非常に重要なものがあります。遊び場の提供、世代間交流、地域の子供、高齢者との関わりという側面が紹介されることが多いですが、例えば、子供が放課後を過ごす場です。特に学齢期の子供にとっては、様々な成長・発達を示す場でもあり、さらには、問題を抱えた場合、問題行動があらわれやすい時間・場所であります。  例えば、大府市では、これまで、お父さんが危険な仕事に長期出掛けた小学生が、その子、本来の明るさをだんだん失っていった、問題行動が増えてきた。それを児童老人福祉センターの職員が見付け、学校の先生、家庭のお母さん、それから、おじいさん、おばあさんと話し合って、その子のそれからの生活について、どのように気を付けていったらいいだろうかということを話し合う中心となった。あるいは、御兄弟が大変不幸な不慮の死を遂げた5年生の男の子のことについて、児童老人福祉センターでの様々な問題行動、家族への思いを吐き出すという場所となったことについて、また学校や家族と連携をとって、子供の成長・発達を支えたと、そういう場であります。  広く地域に開かれた活動も重要でありますが、子供に関わる全ての大人の方たちは、その子に何が起こったのか、これからどうしていったらいいのかということについて、深く連携をしていくという場面の一つがこの児童老人福祉センターであります。  大府市として、この子供たちにどう関わっていくのかという姿勢と実績、これをどう積み重ねていくかという議論こそが、今、重要なのであり、この点を、官から民へと、効率化と、行政を開かれたものにと言って、安易に民間に譲り渡していくということは、つまり、そこの利用者である子供さん、あるいは、その子供さんに対する責任を持つ親御さん、おじいさん、おばあさんも含めて、高齢者の方もそうです。市としての責任ある実績を更に積み重ねていくということについての任務を放り出すものであるという面もあります。  そういうところで、社会福祉協議会というところが、結局、子供さん、高齢者ということについての実績は、同じように積み重ねていっている団体であると。単に、例えば、企業でありますと、それは、たとえ子供に関わるところでも、企業である以上は利潤を追求するのが第一義的な存在でありますので、こういったところが、もし、今回、これを受ける団体であるならば、それは決して望ましいことではありませんが、大府市と連携して、より近いところで、また、公的な責任性も十分に果たしていらっしゃる社会福祉協議会でありますので、児童老人福祉センターでの今後の役割を果たしていくということに十分期待が持てるという立場で賛成といたします。
    ○議長(鈴木隆)  ほかに討論はございませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第61号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第61号「指定管理者の指定について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第62号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第62号「市道の路線認定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第13、委員会提出議案第1号「大府市議会会議規則の一部改正について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。                (議会運営委員長鈴置英昭・登壇) ◎議会運営委員長鈴置英昭)  議長から発言の許可をいただきましたので、ただいま議題となりました委員会提出議案第1号「大府市議会会議規則の一部改正について」、提出委員会を代表して、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由につきましては、地方分権改革の推進により、地方議会の果たす役割と責任が重要なものとなっていく中で、議会活動の範囲を明確化するために地方自治法が改正されたことに伴い、会議規則の一部を改正するものでございます。  改正内容につきましては、地方自治法第100条の改正により、議会活動として認められることとなった「協議又は調整を行うための場」を第7章として追加するものでございます。  具体的な会議の名称は、別表に規定しており、会派代表者会議、全員協議会、委員協議会、議案説明会、議員意見交換会、委員意見交換会、正副議長調整会議、正副委員長調整会議、政治倫理審査会、議会広報委員会の10の会議体を「協議等の場」として定めるものでございます。  施行期日につきましては、平成27年1月1日とするものでございます。  なお、本議案の提出につきましては、去る12月3日に開催した議会運営委員会において、全会一致をもって決定しております。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託は行いません。よって、直ちに討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより委員会提出議案第1号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、委員会提出議案第1号「大府市議会会議規則の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第14、意見書第12号「年金積立金の被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書」を議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。21番・鈴置英昭議員。                 (21番議員・鈴置英昭・登壇) ◆21番議員(鈴置英昭)  議長の御指名がありましたので、意見書第12号について、提案理由を御説明いたします。  意見書の朗読をもって説明に代えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  なお、提出者は私、鈴置で、賛成者は、森山守議員、三宅佳典議員、上西正雄議員、酒井真二議員鷹羽登久子議員及び柴崎智子議員であります。  それでは、意見書第12号「年金積立金の被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書」を朗読させていただきます。  公的年金は、高齢者世帯の収入の7割を占め、高齢者世帯の6割が年金収入だけで生活している。特に高齢化率の高い都道府県では、県民所得の17パーセント前後、家計の最終消費支出の20パーセント前後を占めているなど、年金は老後の生活保障の柱となっている。  そのような中で、政府は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に対し、リスク性資産の割合を高める方向での年金積立の運用を求め、新たな運用方針を決定した。  年金積立金は、厚生年金保険法等の規定に基づき、被保険者の利益のために、長期的な観点から、安全かつ効率的な運用を堅持すべきものであるが、GPIFのガバナンス体制の見直しが行われていない現時点で、リスク性資産の割合を高めれば、年金積立金が毀損し、被保険者や受給者が被害を受けることになる。  こうした現状に鑑み、本市議会は、国に対し、下記の事項を強く要望する。  記。  1、厚生年金保険法等の規定に基づき、被保険者の利益のために、長期的な観点から、安全かつ効率的な年金積立金の運用を堅持すること。  2、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)において、被保険者の利益を第一に考えた運用が確実に行われるよう、関係識者が参画するガバナンス体制を構築すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成26年12月19日 愛知県大府市議会議長 鈴木隆  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣です。  以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、意見書第12号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより意見書第12号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、意見書第12号「年金積立金の被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書」は、原案のとおり可決されました。  日程第15、「議員派遣について」を議題とします。  お諮りします。お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣してまいりたいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していくことに決定しました。  次に、お諮りします。ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認め、そのように進めてまいります。  以上で、今期定例会に付議されました案件の審議は全部終了しました。  ここで、市長より御挨拶をいただきます。市長。                 (市長・久野孝保・登壇) ◎市長(久野孝保)  平成26年大府市議会第4回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  去る12月2日から本日まで18日間にわたり定例会を開催していただき、執行部から提出いたしました議案につきまして、慎重審査の上、お認め賜り、誠にありがとうございました。  今議会において頂きました御意見、御要望につきましては、審議経過を十分踏まえまして、市民福祉の向上のため、施策に反映してまいりたいと存じますので、今後とも、議員各位におかれましては、大所高所から御指導、御助言を賜りますようお願い申し上げます。  平成26年も残りわずかとなりました。また、昨日は大雪に見舞われるなど、これから冬本番を迎えてまいります。年末年始は体調に十分御留意いただき、御家族そろってお健やかに新しい良いお年をお迎えいただきますことを御祈念申し上げ、定例会閉会の御挨拶とさせていただきます。  長時間にわたる御審議、誠にありがとうございました。 ○議長(鈴木隆)  これをもって、平成26年大府市議会第4回定例会を閉会します。御苦労さまでした。                 閉会 午前10時45分...