大府市議会 2002-09-26
平成14年第 3回定例会-09月26日-04号
続きまして、議案第54号「大府市税条例の一部改正について」は、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程における
質疑応答のうち、主なものを簡潔に報告します。
問い、
連結納税制度は具体的に市内のどのような企業が該当し、市税への影響はどうか。
答え、現在、該当する企業はないと判断しており、従来どおりの申告と計算になり市税への影響はない。
問い、
連結納税の承認を受けた法人についても、
単体法人を
納税単位としているが、今後、
連結法人になると税収が減るが、現時点では心配ないと理解すればよいか。
答え、地域の事情等も配慮され税改正がされており、今後も
経済情勢等により税改正されるが、当分の間、継続されると判断している。
以上で報告を終わります。
○議長(
松下浩)
ただいまの
総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑を終わります。
続いて、
厚生消防委員長の報告を求めます。
厚生消防委員長。
(
厚生消防委員長・阪野 隆・登壇)
◎
厚生消防委員長(阪野隆)
議長のご指名がありましたので、
厚生消防委員会における審査の経過と結果について報告します。
当
委員会は、9月19日午後1時30分から午後2時26分まで、
委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、
関係職員の出席を求め開会しました。
当
委員会における以下の議案についても、
開催日時及び委員の
出席状況は同様でありますので、省略をさせていただきます。
議案第57号「大府市
国民健康保険税条例の一部改正について」は、審査の結果、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程において、質疑はありませんでした。
続きまして、議案第58号「大府市
火災予防条例の一部改正について」は、審査の結果、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程における
質疑応答のうち、主なものを簡潔に報告します。
問い、別表第1・第2の削除された部分は、どこかへ明記されるのか。
答え、不特定多数の人が出入りする場所及び工場等への立入検査が24時間いつでもできるように法改正がされたため、あえて施設を特定する必要がなくなった。
問い、罰則についての金額が20万円から30万円に上がった理由は。また、大府市に罰則の事例はあるか。
答え、罰則についても法改正により、金額の
引き上げがされたためである。また、大府市においては、罰則の事例はない。
以上で報告を終わります。
○議長(
松下浩)
ただいまの
厚生消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、議案第52号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第52号を採決します。本案に対する
委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第52号「大府市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及び
ポスターの作成の公営に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第53号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第53号を採決します。本案に対する
委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第53号「大府市
選挙公報の発行に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第54号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第54号を採決します。本案に対する
委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第54号「大府市税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第57号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第57号を採決します。本案に対する
委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第57号「大府市
国民健康保険税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第58号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第58号を採決します。本案に対する
委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第58号「大府市
火災予防条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
日程第6、議案第59号「平成14年度大府市
一般会計補正予算(第1号)」から、日程第8、議案第61号「平成14年度大府市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」までを
会議規則第34条の規定により、
一括議題とします。
本案は、各
常任委員会に付託してありましたので、各
常任委員会における審査の経過と結果について、
委員長の報告を求めます。
まず、
建設委員長の報告を求めます。
建設委員長。
(
建設委員長・
加古和美・登壇)
◎
建設委員長(
加古和美)
おはようございます。議長のご指名がありましたので、
建設委員会における審査の経過と結果について報告します。
当
委員会は、9月19日午前9時30分から午前10時03分まで、
委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、
関係職員の出席を求め開会しました。
当
委員会における以下の議案についても、
開催日時及び委員の
出席状況は同様ですので、省略させていただきます。
議案第59号「平成14年度大府市
一般会計補正予算(第1号)」は、審査の結果、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程において、質疑はありませんでした。
続きまして、議案第61号「平成14年度大府市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、審査の結果、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程における
質疑応答のうち、主なものを簡潔に報告します。
問い、
補正予算の対象となる
流域関連公共下水道基本計画作成業務は、単
年度事業なのか、
継続事業なのか。
答え、
流域関連公共下水道基本計画における大府市の
下水道計画は、10年サイクルで見直しをしており、
継続事業である。今回の補正は、県の
計画見直しに伴う
資料作成である。
以上で報告を終わります。
○議長(
松下浩)
ただいまの
建設委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑を終わります。
続いて、
厚生消防委員長の報告を求めます。
厚生消防委員長。
(
厚生消防委員長・阪野 隆・登壇)
◎
厚生消防委員長(阪野隆)
議長のご指名がありましたので、
厚生消防委員会における審査の経過と結果について報告します。
議案第59号「平成14年度大府市
一般会計補正予算(第1号)」は、審査の結果、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程における
質疑応答のうち、主なものを簡潔に報告します。
問い、
歳入歳出の部分の
放課後児童健全育成事業で、96万6,000円の差額が出てくるが、その使い道はどうか。
答え、
県補助金163万5,000円は、民間3クラブへ66万9,000円を支出し、残りの96万6,000円は公営分であり、
一般財源として使っていく。
問い、来年4月に
支援費制度がスタートするが、
介護保険でいう
ケアマネジャーのような専門的な人の配置について、どう考えているか。
答え、現在、2人の職員が、
ケアマネジャーの研修を受けにいっており、来年4月のスタート時には、十分対応できる。
問い、
支援費制度について、本人による事業者との契約が困難な場合、市としては、何か支援策を考えているか。
答え、
社会福祉協議会が行っている
地域福祉権利擁護事業の中に、手続をお願いできる制度がある。また、身の回りに信頼できる人があれば、代理での手続も可能である。
問い、
福祉施設が市内には少ないが、今後、どのように
施設整備をしていくのか。
答え、
施設整備については、
福祉健康総合計画に基づいて、施設の充実を図っていきたい。
問い、国の
障害者プラン7年計画が、今年度で終了し、来年から、
在宅施設サービスの整備を目的とした
障害者基本計画がスタートされるが、市としては、どのようにとらえていきたいと考えているか。
答え、
障害者福祉計画も、大府市
総合保健福祉計画の中に一緒になっており、この
計画自体が、大府市の第4次
総合計画にリンクしている。
計画年次も2010年を
最終年次とし、計画書によると、16年度までに見直しを行うとなっており、それに従って対応していく。
続きまして、議案第60号「平成14年度大府市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、審査の結果、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程において、質疑はありませんでした。
以上で報告を終わります。
○議長(
松下浩)
ただいまの
厚生消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑を終わります。
続いて、
教育経済委員長の報告を求めます。
教育経済委員長。
(
教育経済委員長・
上西正雄・登壇)
◎
教育経済委員長(
上西正雄)
議長のご指名がありましたので、
教育経済委員会における審査の経過と結果について報告します。
当
委員会は、9月20日午前9時30分から午前9時42分まで、
委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、
関係職員の出席を求め開会しました。
議案第59号「平成14年度大府市
一般会計補正予算(第1号)」は、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程における
質疑応答のうち、主なものを簡潔に報告します。
問い、日展に入選した北中の先生の絵画を
指定寄付で購入するということだが、購入後はずっと北中に展示していくのか。
答え、しばらくは北中の生徒を中心に見ていただく予定でいる。時期等は未定だが、その後はより大勢の市民に見ていただくことも考えている。
問い、購入費20万円の根拠は何か。
答え、
日展入選作品の1点で100号ほどの大きさである。額装に17~18万円かかると聞いており、ほとんど額の値段である。
問い、
バドミントン2部
リーグ開催に伴う、
バドミントンコートの
マット用支柱購入の内容はどのようなものか。
答え、
コートマットを使用しないタイプのものは、床に支柱を立てる穴があいているが、今回購入するものは、
全日本リーグの大会に使用する基準のものであり、
コートマットを敷いて、そのマットにセットするタイプの支柱であるので、床穴を使用するタイプのものではない。これを4組購入するものである。
以上で報告を終わります。
○議長(
松下浩)
ただいまの
教育経済委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑を終わります。
続いて、
総務委員長の報告を求めます。
総務委員長。
(
総務委員長・
浅田好弘・登壇)
◎
総務委員長(
浅田好弘)
議長のご指名がありましたので、
総務委員会における審査の経過と結果について、報告します。
議案第59号「平成14年度大府市
一般会計補正予算(第1号)」は、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程における
質疑応答のうち、主なものを簡潔に報告します。
問い、
放課後児童健全育成事業費補助金歳入の増額分は、歳出で組んでいる部分への充当であり、それ以外には使えないとの理解でよいのか。
答え、今回の増額分は土曜日の加算だけであり、既に当初予算で支出については
予算組みがしてあるので、民間3
クラブ分については歳出で補助金として支出する、残りの公設8
クラブ分については、財源の充当である。
以上で報告を終わります。
○議長(
松下浩)
ただいまの
総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、議案第59号について討論を行います。討論はありませんか。賛成の討論、8番・
今井美千代議員。
◆8番議員(
今井美千代)
議案第59号「平成14年度大府市
一般会計補正予算(第1号)」について、賛成の立場で討論いたします。
障害者福祉制度が来年度4月から大きく変わろうとしており、現在、障害のある方が施設や
ホームヘルプなどの
サービスを利用する場合、
措置制度によって国と自治体が
サービスの提供に直接的な責任を負っていますが、来年度4月からは、障害のある方本人が利用する
サービスを決定し、自らが
サービス事業者を選んで契約する仕組みになります。その契約に基づく
サービス費用のうち、
利用料金を本人が負担し、それを除いた費用を国と自治体が支援費として助成する
支援費制度となります。現在の
措置制度から
支援費制度に移行することにより、この10月から大府市でも
申請受け付けが始まります。今回、
制度変更を案内する
パンフ作成費に20万円、
コンピューターシステム導入に35万4,000円、他に郵送代など、
身体障害者福祉費として計77万4,000円を歳出する
補正予算が組まれたわけですが、4点ほど意見を述べさせていただきます。
まず、第1に、
支援費制度についての説明をご本人や家族に周知徹底し、わかりやすいパンフレットの作成はもちろん、説明会などを繰り返し行い、今までの
措置制度を積極的かつ柔軟に活用し、
制度移行により本人や家族が不利益を受けないよう十分に配慮されること。第2に、必要な
サービスを自由に選択できるよう
基盤整備計画を立て、その目標の
早期達成を図り、
サービスの質を保障するため専門性を備えた
職員配置と実態に見合った
職員体制を備えること。第3は、本人や家族の要求に見合った支援が行われるよう、支援費の判定にかかわる
審査基準を定期的に見直し修正することはもちろん、訪問聞き取り調査は
家族支援を前提とせず、本人が地域などで自立した生活をおくることができること、そういうことを想定して認定が行われること。最後に、愛知県に対しては直営の
障害者施設を民間に移譲する動きや
民間福祉施設への
人件費補助を廃止する動きがあるが、
万博空港に税金をつぎ込み
福祉予算を削る施策に対しては厳しく批判し、直営の施設、
在宅サービスの維持、
民間施設への助成の充実を行うよう強く要請されること、以上を福祉の低下にならないよう提案し、私の
賛成討論とさせていただきます。
○議長(
松下浩)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第59号を採決します。本案に対する
委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第59号「平成14年度大府市
一般会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第60号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第60号を採決します。本案に対する
委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第60号「平成14年度大府市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第61号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第61号を採決します。本案に対する
委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第61号「平成14年度大府市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。
日程第9、議案第62号「
損害賠償の額の決定及び和解について」を議題とします。
本案は
建設委員会に付託してありましたので、
建設委員会における審査の経過と結果について
委員長の報告を求めます。
建設委員長。
(
建設委員長・
加古和美・登壇)
◎
建設委員長(
加古和美)
議長のご指名がありましたので、
建設委員会における審査の経過と結果について報告します。
議案第62号「
損害賠償の額の決定及び和解について」は、審査の結果、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程における
質疑応答のうち、主なものを簡潔に報告します。
問い、下水道工事について、業者の施工と市の指導は適切であったというが、なぜ事故が起きたのか。工事方法に問題がなかったか。
答え、供用開始後8年ほど経過しており、不純物等で下水管が詰まったと思われる。「サイホン越え」は施工技術指針にも載っており、工事方法に誤りはなかった。
問い、工事業者の施工責任と、この設計を許可した市にも責任があるのではないか。
答え、責任については、昭和45年の最高裁判所の判例で「過失がない場合も、結果として障害が生じた場合は、施設管理者に
損害賠償責任がある」とあり、施設の維持管理において事故が発生した場合、施設管理者において賠償している。
問い、配管の逆勾配を手直しした理由は何か。また、今後の維持管理はどう対応するのか。
答え、事故の再発防止のための手直しをした。今後においては、管の清掃等適切な維持管理に努めていく。
以上で報告を終わります。
○議長(
松下浩)
ただいまの
建設委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第62号を採決します。本案に対する
委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第62号「
損害賠償の額の決定及び和解について」は、原案のとおり可決されました。
日程第10、議案第63号「市道の
路線認定について」を議題とします。
本案は
建設委員会に付託してありましたので、
建設委員会における審査の経過と結果について
委員長の報告を求めます。
建設委員長。
(
建設委員長・
加古和美・登壇)
◎
建設委員長(
加古和美)
議長のご指名がありましたので、
建設委員会における審査の経過と結果について報告します。
議案第63号「市道の
路線認定について」は、審査の結果、
全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程において質疑はありませんでした。
以上で報告を終わります。
○議長(
松下浩)
ただいまの
建設委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第63号を採決します。本案に対する
委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第63号「市道の
路線認定について」は、原案のとおり可決されました。
お諮りします。ここでしばらく休憩したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。
休憩 午前10時08分
再開 午前10時30分
○議長(
松下浩)
休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第11、議案第65号「
教育委員会委員の任命について」を議題とします。
議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(福島務)
議案第65号「
教育委員会委員の任命について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。
提案理由といたしましては、
教育委員会委員を任命するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
内容につきましては、現在委員であります鈴置 正氏が、平成14年9月30日をもって任期満了となりますので、ここで改めて鈴置氏を委員として任命したいと存じます。
鈴置氏は、平成10年10月就任以来、教育活動においてご活躍いただいておりますが、皆様もご存じのとおり人格高潔にて指導力も高く教育に情熱を傾注され、その優れた識見と強い責任感は、教職員をはじめ多くの関係者の信望を集めております。引き続き委員として最適任者と考えておりますので、皆様のご同意を得たいものと存じます。
これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
松下浩)
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、これをもって質疑を終わります。
お諮りします。本案については、
会議規則第36条第2項の規定により
委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。よって、議案第65号については、
委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第65号を採決します。
お諮りします。議案第65号「
教育委員会委員の任命について」は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、議案第65号「
教育委員会委員の任命について」は、これに同意することに決定しました。
日程第12、認定第1号「平成13年度大府市
一般会計歳入歳出決算認定について」から、日程第18、議案第7号「平成13年度大府市
水道事業会計決算認定について」までを
会議規則第34条の規定により、
一括議題とします。
議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(福島務)
認定第1号から第7号までの一括上程議案「平成13年度大府市一般会計
歳入歳出決算、5特別会計
歳入歳出決算及び水道事業会計決算の認定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。
提案理由といたしましては、
地方自治法第233条第3項の規定に基づきまして平成13年度大府市一般会計
歳入歳出決算及び5特別会計
歳入歳出決算を、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づきまして水道事業会計決算を、それぞれ
監査委員の
意見書を添えて議会の認定に付すものでございます。
認定にあたりましては、法定の書類と参考資料を添付いたしましたので、あわせて参考にしていただきたいと存じます。
続きまして、平成13年度決算の概要についてご説明申し上げます。
平成13年度は、前年度に引き続き厳しい財政状況でありましたが、東海豪雨を教訓にした災害対策をはじめ、少子・高齢化対策、都市基盤整備や市民
サービスの充実など第4次
総合計画に掲げた諸施策を着実に実施するため、行政評価システムを中心に徹底した行財政改革に取り組み、事務事業の計画的・効率的な執行に努めてまいりました。
この結果、平成13年度一般会計の歳出決算額は、前年度比9.3%減の220億4,100万円台、さらに5つの特別会計を合わせた総額は、5.4%減の334億2,300万円台となり、新庁舎建設事業費を除いた決算額の比較では2.9%の増加となっております。
また、平成13年度の財政力指数や公債費比率といった指標は、財政状況が好転しつつあることを示しています。
しかし、昨今の経済状況や国の構造改革の取り組みなどを見ますと、依然厳しい財政状況が続くことが予想されますので、今後も市民や議員の皆様のご理解とご協力を得ながら、健全で弾力的な財政構造を維持し、第4次
総合計画の都市目標でございます「躍動・ふれあい・健康都市」の実現に向け努力してまいる所存でございます。
これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
松下浩)
引き続きまして、代表
監査委員から審査結果の報告をお願いします。代表
監査委員。
◎代表
監査委員(
山越洋司)
議長のご指名がありましたので、
監査委員を代表いたしまして、平成13年度決算審査の結果をご報告申し上げます。
はじめに、大府市一般会計・特別会計
歳入歳出決算の審査結果から申し上げます。
審査に付されました平成13年度一般会計及び特別会計の決算諸表は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、予算の執行においても総務省令で定める区分を基準として執行され、目的はおおむね達成されたものと認めたものでございます。
本年度の決算内容は、決算総額は、歳入においては前年度対比5.0%減の346億6,978万702円、歳出についても前年度対比5.4%減の334億2,318万5,309円となり、実質収支は11億9,871万755円となりました。
一般会計にあっては、前年度対比において、歳入8.8%、歳出9.3%と、ともに減少となりましたが、この要因は、前年度の新庁舎建設事業によるところが大きいといえます。歳入においては、自主財源の割合が77.2%と前年度より2.3ポイント高くなっており、市税については、法人市民税で前年度に引き続き企業の収益の増加がみられ11.4%の増収となり、固定資産税も家屋の新築・建て替えの増加により2.8%の増収となり、市税全体で2.9%の増収となっております。
歳出では、義務的経費の構成比が前年度に比べて3.9ポイント上がり、41.6%となり、その分、工事請負費をはじめとするその他経費の割合が減少しております。
今後も厳しい財政状況は続くものと思われます。限られた財源で多岐にわたる行政需要に対応することは至難のことと思いますが、今後とも行財政運営にあたっては、財源確保と経費の効率化に一層努力され、健全な財政運営と的確な事務事業の執行に期待するものであります。
次に、基金の運用状況を示す書類の審査結果についてご報告申し上げます。
審査に付されました、平成13年度用品調達基金運用状況報告書の計数は正確であり、基金設置の目的に従って適正に運用され、管理されているものと認めました。
続いて、水道事業会計の決算審査結果についてご報告申し上げます。
平成13年度の水道決算諸表及び附属書類は、関係法令に準拠されて作成されており、事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認めたものでございます。
本年度の経営状況は、総収益で前年度対比1.7%減収の13億5,299万4,873円、総費用で前年度対比1.0%減少の13億7,290万6,006円となり、1,991万1,133円の純損失を計上することになりました。
給水人口は0.6%増加しましたが、総給水量は0.9%減少しており、一般家庭は、節水型生活が浸透して一世帯あたりの使用水量は前年度を下回り、営業・企業用においても1件あたりの使用水量に減少傾向がみられました。
有収水量率は、前年度より0.2ポイント下がり96.9%となりましたが、県内第1位の好成績を保っております。
今後とも「良質安価な水を安定的に供給し、市民の安全と健康に寄与する」という水道事業の使命と企業としての存在意識を自覚し、常に長期的視野を持ち、健全経営に努められることを期待するものでございます。
以上が決算審査の結果でありますが、審査の方法、概要、所見等の詳細につきましては、お手元に配付させていただきました
意見書のとおりでありますので、ご一読いただければ幸いに存じます。
これをもちまして、まことに簡単でありますが決算審査結果の報告を終わります。
○議長(
松下浩)
ただいま代表
監査委員から審査結果の報告がありましたが、
監査委員におかれましては、
大変ご苦労さまでございました。
以上で、提案説明並びに審査結果の報告を終わります。
これより一括質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、これをもって質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております認定第1号から認定第7号までについては、8人の委員をもって構成する決算審査特別
委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査をすることにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第7号までについては、8人の委員をもって構成する決算審査特別
委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査をすることに決定しました。
お諮りします。ここで、ただいま設置されました決算審査特別
委員会の委員の選任については、
委員会条例第7条の規定により、議長において、3番・
千賀重安議員、6番・鈴木 隆議員、10番・
山口広文議員、13番・
神谷治男議員、14番・
深谷直史議員、15番・阪野隆議員、22番・
金田隆子議員、25番・
坂野弘孝議員、以上8名を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました8人を決算審査特別
委員会委員に選任することに決定しました。
お諮りします。ここでただいま設置されました決算審査特別
委員会の正副
委員長の互選を行う
委員会開催のためしばらく休憩したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。
休憩 午前10時46分
再開 午前11時01分
○議長(
松下浩)
休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に特別
委員会の正副
委員長の互選が行われ、その結果がわかりましたので、ご報告します。決算審査特別
委員会の
委員長は、15番・阪野 隆議員、同副
委員長は、3番・
千賀重安議員、以上のとおりです。
日程第19、
意見書第9号「
学級規模の縮小・多様な学習が可能となる
教職員配置と
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書」から、日程第22、
意見書第12号「
道路整備の促進と財源の確保についての
意見書」までを
会議規則第34条の規定により
一括議題とします。
意見書の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。12番・
大山尚雄議員。
(12番議員・
大山尚雄・登壇)
◆12番議員(
大山尚雄)
議長のお許しをいただきましたので、意見書第9号、第10号について、私より提案理由の説明をさせていただきます。文案の朗読をもって提案とさせていただきます。
意見書第9号「
学級規模の縮小・多様な学習が可能となる
教職員配置と
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める
意見書」
21世紀を担う子供たちを健やかに育てることは、全ての国民の願いである。学校現場が抱えている、いじめ・不登校や非行問題行動などの課題を克服し、学校週5日制のもと、子供たち一人一人にきめ細やかな行き届いた教育を保障するには、
学級規模縮小をはじめとする、十分な教職員定数を確保する必要がある。
また、
義務教育費国庫負担制度については、地方分権の流れを受け、国・地方の負担割合の見直しなどを理由として、学校事務職員・同栄養職員を適用除外しようとする動きも見られる。こうした動きは、教育の機会均等と教育水準の維持・向上を図るうえで、大きく危惧されるところである。
よって、貴職におかれては、平成15年度の政府予算編成期にあたり、
学級規模の縮小、少人数学習の実施など、多様な学習が可能となる教職員の配置に向けて十分な教育予算を確保されるとともに、
義務教育費国庫負担制度の堅持、特に学校事務職員及び学校栄養職員の人件費を、国庫負担の対象から除外することのないよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成14年9月26日、愛知県大府市議会議長 松下 浩。
提出先は、内閣総理大臣ほか3大臣であります。
続きまして、
意見書第10号について文案を朗読し、提案とさせていただきます。
「国の
私学助成の増額と拡充に関する
意見書」
私立学校は、国公立学校とともに国民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っており、国においても、学費の公私間格差是正を目的とした私立学校振興助成法を昭和50年に制定し、文部省による国庫助成たる各種助成措置を講じてきたところである。
しかし、地方自治体では、財政難を理由とした
私学助成削減の動きが急速に広がっている。愛知県においても「財政危機」を理由として平成11年度に総額15%、生徒一人当たり約5万円に及ぶ経常費助成(一般)の削減がなされた。
その後、県の私学関係予算は国の
私学助成の増額を根拠に、単価では増額に転じつつあるが総額抑制は続いており、15%カットの傷跡は深く、少子化による生徒減とも重なって、多くの学園の経営は深刻な事態となっている。このままでは、学費と教育条件の公私格差が一層拡大し、緒についた教育改革にも重大な影響が出ることは必至である。
さらに、長引く不況で私学に通わせる父母の経済的負担はもやは耐えがたいものとなり、「経済的理由」で退学したり、授業料を滞納する生徒が激増している。また、私学を選びたくても選ぶことのできない層がますます広がり、学費の公私格差が学校選択の障害となり、「教育の機会均等」を著しく損なっている。
このような私学を取り巻く厳しい状況の中で、都道府県における
私学助成制度の土台となっている、国の
私学助成が果たす役割はますます大きくなっている。
今年度の国の
私学助成予算は、前年度比55億円(5.96%)増の977億5,000万円で、過去最高となった。しかし、来年度の予算編成にあたって、財政制度等審議会は
私学助成について「高校以下は、奨励的補助金の縮減、合理化の方針に沿って、徹底的な見直しを行う必要がある」との答申を出した。これでは
私学助成制度の根幹が揺らぎ、私学が大きな打撃を受けることは避けられない。
よって、政府におかれては、国の責務と私学の重要性にかんがみ、私立学校振興助成法に基づく国庫補助制度を堅持するとともに、私立高校の国庫補助金と、それに伴う地方交付税交付金を充実し、私立高等学校の経常費補助の一層の拡充を図られるよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
平成14年9月26日、愛知県大府市議会議長 松下 浩。
提出先は、内閣総理大臣ほか3大臣であります。
全員の皆様のご賛同をお願い申し上げます。
以上で提案とさせていただきます。
○議長(
松下浩)
続いて、1番・
上西正雄議員にお願いします。1番・
上西正雄議員。
(1番議員・
上西正雄・登壇)
◆1番議員(
上西正雄)
議長のお許しをいただきましたので、案文を読み上げ提案にかえさせていただきます。
「
高速道路等の
道路整備促進と
道路財源の確保等についての
意見書」
道路は、あらゆる社会経済活動を支える最も根幹的な社会資本である。大府市における主要な幹線道路は慢性的な渋滞状況にあり、これらの渋滞の逃げ道として生活道路まで多くの車が流入し、交通事故多発や沿道環境悪化などの問題を引き起こしている。
大府市は第4次
総合計画に基づき「躍動・ふれあい・健康都市」の実現に向けた取り組みを進めている。さらに国家プロジェクトである中部国際空港の開港や、日本国際博覧会の開催が2005年に予定されていることからも、都市基盤の根幹を担う高速道路や幹線道路から生活に密着した道路まで、道路網の構築が急務となっている。特に大府市においては、国道366号のJRをまたぐ高架橋の早期完成と、国道155号までの連結が切望され、また、国道155号の市内全域の四車線化早期完成も強く求められており、それらを実現できる
道路整備財源の確保が今後とも最も重要な課題である。
よって、国におかれては、高速道路、幹線道路及び生活
道路整備の一層の促進と、必要な財源の確保に努められるよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
平成14年9月26日、愛知県大府市議会議長 松下 浩。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣以下5大臣でございます。
皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
松下浩)
続いて、10番・
山口広文議員にお願いします。10番・
山口広文議員。
(10番議員・
山口広文・登壇)
◆10番議員(
山口広文)
議長のご指名をいただきまして、
意見書第12号「
道路整備の促進と財源の確保についての
意見書」を是非皆さんのご賛同で関係機関に送っていただきたい、この思いで案文を朗読させていただきます。
「
道路整備の促進と財源の確保についての
意見書」
道路は、あらゆる社会経済活動を支える最も根幹的な資本である。大府市における主要な幹線道路は慢性的な渋滞状況にあり、これらの渋滞の逃げ道として生活道路まで多くの車が流入し、交通事故多発や沿道環境悪化などの問題を引き起こしている。
大府市は第4次
総合計画に基づき「躍動・ふれあい・健康都市」の実現に向けた取り組みを進めており、渋滞道路の解消は市政の重要な課題の一つとなっている。
とりわけ国道366号のJRをまたぐ高架橋の早期完成と、大府市内155号までの連結が急務となっている。また、国道155号の大府市内全域の四車線化早期完成も強く求められている。
よって、国におかれては、生活道路の整備促進に全力を挙げられることを強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
平成14年9月26日、愛知県大府市議会議長 松下 浩。
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣以下5大臣でございます。
皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
松下浩)
これより質疑に入ります。
まず、意見書第9号について質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、次に、意見書第10号について質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、次に、意見書第11号について質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、次に、意見書第12号について質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、以上で質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております意見書第9号から
意見書第12号については、
会議規則第36条第2項の規定により
委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。よって、意見書第9号から
意見書第12号については、
委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。
まず、意見書第9号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより
意見書第9号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、
意見書第9号「
学級規模の縮小・多様な学習が可能となる
教職員配置と
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書」は、原案のとおり可決されました。
続きまして、意見書第10号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより
意見書第10号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(
挙手全員)
挙手全員です。よって、
意見書第10号「国の
私学助成の増額と拡充に関する意見書」は、原案のとおり可決されました。
続きまして、
意見書第11号について討論を行います。討論はありませんか。9番・
村上敏彦議員。
◆9番議員(
村上敏彦)
意見書第11号「
高速道路等の
道路整備促進と
道路財源の確保についての意見書」に反対の討論を行います。
私ども日本共産党の提案する
意見書はですね、市の
道路整備と生活道路の整備ということで全く異にする内容であるということを、まず最初に申し上げておきます。確かに私ども日本共産党の議員団が提起いたしました意見書の中にはですね、私どもの提起の内容も挿入をされております。しかし、もともとこの意見書の提出については、各地に広がった高速道路を建設するがための財源確保を要求する内容になっています。私ども日本共産党は、生活道路優先の財源を求めていることに対して、この
意見書の内容は、全国的にも大型公共事業の見直しなどが指摘され、また、先に行われた長野県知事選挙でも、むだな公共事業の見直しを求める世論の中で、見直しの収支を公約した候補者が圧倒的支持でもって当選をしました。今、国でも地方でも、むだな公共事業見直しが世論としてあります。特に国においても、小泉首相肝入りで発足した道路関係4公団民営化推進
委員会では当初、「むだな高速道路はつくらないで」という国民の願いに押されたものでありました。しかし
委員会では、「借金でつくるやり方は限界だ」という声を否定するなどの動きの中で、「2,300キロ強は一定の歯止めをかけながら建設を進めたい」と見直しを拒否するなどの状況にあります。しかし、建設続行については、日本道路公団の甘い試算ですら、今、建設中の19路線のうち16路線が、完成しても年間収支は赤字になるとしています。赤字覚悟のうえで高速道路を建設しようということですから、むだであると同時に景気回復にも効果もなく、むしろ国民への借金を増大させる、高速道路の財源確保のための
意見書については日本共産党議員団として賛成できるものではありません。
私どもは、日常生活にとっての
道路整備は必要である。例えば市内を通過する国道155号、366号などの早急な建設のための財源確保を提言し、反対討論といたします。
以上です。
○議長(
松下浩)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより意見書第11号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(挙手多数)
挙手多数です。よって、
意見書第11号「
高速道路等の
道路整備促進と
道路財源の確保等についての意見書」は、原案のとおり可決されました。
続きまして、
意見書第12号について討論を行います。討論はありませんか。14番・
深谷直史議員。
◆14番議員(
深谷直史)
私は、自民クラブを代表いたしまして、ただいま上程されました
意見書第12号の「
道路整備の促進と財源の確保についての意見書」に反対の立場で討論をいたします。
現在、愛知県においては2005年を目標として中部国際空港の建設、また、日本国際博覧会などの大規模プロジェクトの事業推進が着々と進められております。このことは、まさに高速道路網の整備が急務となっています。しかし、現行の東名・名神高速道路は、渋滞や事故が多発しており、さらなる高速道路の必要性が言われている現状であります。ところが、この意見書には、高速道路の必要性と財源確保が明確にされておりません。
このことから、
意見書第12号については反対するものであります。
○議長(
松下浩)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより意見書第12号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(挙手少数)
挙手少数です。よって、
意見書第12号「
道路整備の促進と財源の確保についての
意見書」は否決されました。
日程第23「
議員派遣について」を議題とします。
お諮りします。お手元に配付しました「
議員派遣について」のとおり議員を派遣していきたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。よって、お手元へ配付しました「
議員派遣について」のとおり議員を派遣していくことに決定しました。
日程第24「閉会中における
常任委員会の
調査研究付託案件について」を議題とします。
お諮りします。
建設委員会の閉会中における調査研究付託事項について、お手元に配付しましたとおり変更したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。よって、お手元へ配付しました「閉会中における
常任委員会の
調査研究付託案件」を、
建設委員会に付託の上、調査研究が終了するまで、閉会中の調査研究付託事項とすることに決定しました。
ここで市長よりあいさつをいただきます。市長。
◎市長(福島務)
平成14年大府市議会第3回定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
去る9月10日より本日まで17日間にわたり、提出いたしました議案につきまして慎重審査のうえお認めを賜り、厚く御礼を申し上げます。
本日、提出いたしました平成13年度の各会計の決算認定につきましては特別
委員会が構成され、これから審査をお願いするわけでございますが、どうか慎重審議のうえお認め賜りますよう重ねてよろしくお願い申し上げます。
最近の景気はますます不透明感を増し、何かと不安な世相でございますが、議員各位におかれましては大所高所からの大府市の発展のためにご指導、ご助言を賜りますようお願いを申し上げまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。
大変どうもありがとうございました。
○議長(
松下浩)
以上で、今期定例会に付議されました案件の審議は、全部終了しました。
これをもって、平成14年大府市議会第3回定例会を閉会します。
閉会 午前11時25分...