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平成 8年第 1回定例会−03月25日-04号

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  1. 大府市議会 1996-03-25
    平成 8年第 1回定例会−03月25日-04号


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    最終取得日: 2023-05-21
    平成 8年第 1回定例会−03月25日-04号平成 8年第 1回定例会 第4日目  平成8年3月25日(月曜日)   午前 9時30分 開議   午後 1時32分 閉会 1 出席議員    1番  阪野隆    2番  浅田光好    3番  大島芳治    4番  浅田好弘    5番  加古和美    6番  尾関勇夫    7番  矢沢久子    8番  金田隆子    9番  度島剛一   10番  酒井吉勝   11番  花井一雄   12番  松下浩
      13番  浜島弘史郎   14番  神谷照夫   15番  坂野弘孝   16番  上西正雄   17番  深谷貢   18番  大山尚雄   19番  村上敏彦   20番  久野与吉   21番  渡辺房枝   22番  冨田正司   23番  久野栄一   24番  岩城荘平   25番  木下義人   26番  神谷治男   27番  田中次朗   28番  山口広文 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   伴彦八    事務局次長  久野鉦功    議事係長   浜島和明    書記     内藤郁夫 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長       福島務    助役       大橋幸夫    収入役      濱島茂樹    教育長      浅田勇    企画部長     久野茂二    総務部長     野田光輝    市民経済部長   坂野重金    厚生部長     斉藤昌彦    建設部長     池田逸夫    都市開発部長   花井清一    上下水道部長   永田郁治    教育部長     近藤彊    消防長      堀田満    企画部次長    安藤文雄    市民経済部次長  成田孝    厚生部次長    久野源之    都市開発部次長  浜島枩三    企画課長     中嶋勝    財政課長     平賀信一    庶務課長     浜島則男    税務課長     塚本廣一    農務課長     近藤正規    交通防犯課長   浜島賢亘    福祉課長     加藤正一    管理課長     加古宏一    都市整備課長   浅田春延    下水道課長    堀浩明    業務課長     深谷忠志    学校教育課長   兵藤正尚    生涯学習課長   久野孝保    総務課長     浅田忠夫 5 議事日程  第1 議案第5号 平成8年度分の固定資産税及び都市計画税に係る納期の臨時特例に関する条例の制定について  第2 議案第6号 大府市介護支援センターの設置及び管理に関する条例の制定について  第3 議案第7号 大府市空き缶等ごみ散乱防止条例の制定について  第4 議案第9号 大府市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部改正について  第5 議案第10号 大府市特別職の議員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について  第6 議案第11号 大府市証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について  第7 議案第12号 大府市職員の給与に関する条例の一部改正について  第8 議案第13号 大府市中央図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第9 議案第14号 大府市特定疾病り患者扶助料至急条例の一部改正について  第10 議案第15号 大府市国民健康保険税条例の一部改正について  第11 議案第16号 大府市都市公園条例の一部改正について  第12 議案第17号 大府市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について  第13 議案第18号 大府市水道事業給水条例の一部改正について  第14 議案第19号 大府市災害対策本部条例の一部改正について  第15 議案第20号 大府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  第16 議案第21号 市営大山吉川地区土地改良事業の施行について  第17 議案第22号 市道の路線認定について  第18 議案第23号 大府市国土利用計画について  第19 議案第24号 平成8年度大府市一般会計補正予算  第20 議案第25号 平成8年度大府市国民健康保険事業特別会計予算  第21 議案第26号 平成8年度大府市公共下水道事業特別会計予算  第22 議案第27号 平成8年度大府市交通災害共済事業特別会計予算  第23 議案第28号 平成8年度大府市老人保健医療事業特別会計予算  第24 議案第29号 平成8年度大府市農業集落排水事業特別会計予算  第25 議案第30号 平成8年度大府市水道事業会計予算  第26 意見書第2号 日米地位協定の見直しについての意見書について  第27 意見書第3号 母子保健事業及び予防接種事業等への財政的支援を求める意見書について  第28 庁舎建設検討特別委員会の報告について  第29 健康の森関連特別委員会の報告について 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(神谷治男)  おはようございます。平成8年度3月定例議会も今日最終日に残しているわけでありますけれども、皆さんの御協力を賜りまして無事務めさせていただくことを心からお願いを申し上げましております。  ただいまの出席議員は28名で、定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。
     本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  なお会議録署名議員は、先に指名いたしました11番・花井一雄議員及び12番・松下 浩議員にお願いをいたします。  なお、広報課及び報道機関より写真撮影の申し出がありましたので、大府市傍聴規則第9条の規定により議長において、広報課及び報道機関に限り撮影の許可をいたしましたので、御報告をしておきます。  日程第1、「議案第5号」を議題といたします。本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長久野与吉・登壇) ◎総務委員長久野与吉)  改めておはようございます。議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第5号「平成8年度分の固定資産税及び都市計画税に係る納期の臨時特例に関する条例の制定について」、総務委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  当委員会は、3月21日午前9時30分から午後4時27分まで、合同委員会室において委員7名全員が出席し、市長以下関係職員の出席を求め開会をいたしました。  なお、傍聴者6名がありましたことを御報告をいたします。  以下の議案についても開催日時及び委員の出席状況は同様でありますので、省略をさせていただきます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査の結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、通常の納期と特例の措置の納期とでは、納税に対する影響はどうか。  答え、通常納期の4月が5月に変わるだけのもので、ほとんど変化はない。  以上で報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はございませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第5号は原案のとおり可決されました。  日程第2、「議案第6号」を議題といたします。本案は厚生消防委員会に付託してありましたので、厚生消防委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。厚生消防委員長。             (厚生消防委員長坂野弘孝・登壇) ◎厚生消防委員長坂野弘孝)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第6号「大府市介護支援センターの設置及び管理に関する条例の制定について」、厚生消防委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  当委員会は、3月15日午前9時30分から午後2時45分まで、合同委員会室において委員7名全員が出席し、市長以下関係職員の出席を求め開会いたしました。  なお、傍聴者8名がありましたことを報告いたします。  以下の議案についても開催日時及び委員の出席状況は同様でありますので、省略をさせていただきます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に報告いたします。  問い、介護支援センターの業務が夜間にわたるとソーシャルワーカーや看護婦に対する負担が多くなると思うが、24時間勤務対応等をどう考えているか。  答え、2名の専任体制をとっているが、夜間は所長に連絡が入り、ソーシャルワーカー及び看護婦に連絡がとれるようになっている。このような事例は、業務が先行している他の市町村の事例から、年に1回か2回と予想している。負担にはなるが実質的には少ないと考え、4月に入って業務が開始された状況の中で、体制の強化を含め検討していきたい。  問い、介護支援センターの面積84.4平方メートルは狭くないか。また、福祉機器の展示はこの中でどの程度行うのか。  答え、国の定める基準面積が84.4平方メートルであり、介護支援センターの面積を限定するものではない。デイサービスセンターは、当初から介護支援センターの併設を念頭において、双方の業務に支障のないように設計している。展示については、オープンスペース等を有効に利用し、介護に役立つ生活用品、衣類、ベッド等を展示していく。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの厚生消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第6号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第6号は原案のとおり可決されました。  日程第3、「議案第7号」を議題といたします。本案は教育経済委員会に付託してありましたので、教育経済委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。教育経済委員長。             (教育経済委員長金田隆子・登壇) ◎教育経済委員長金田隆子)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第7号「大府市空き缶等ごみ散乱防止条例の制定について」、教育経済委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  当委員会は、3月18日午前9時30分から午後1時55分まで、合同委員会室において委員7名全員が出席し、市長以下関係職員の出席を求め開会いたしました。  なお、傍聴者10名がありましたことを報告いたします。  以下の議案についても開催日時及び委員の出席状況は同様でありますので、省略させていただきます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に報告いたします。  問い、大府市空き缶等ごみ散乱防止条例の制定に伴い、具体的な事業推進策は何か。  答え、毎年5月のごみ散乱防止市民行動の日の市民参加による事業推進のほか、月1回の市内巡回による現場踏査の展開、広報紙や商工会等、各団体で発行している機関紙等への掲載、横断幕の作成、市役所窓口での転入者へのチラシ配布振興員会議等でのPR、またスーパーへはごみ減量計画書の提出や店内放送についての依頼等、啓発事業を主な柱とし、積極的な事業推進を図っていく。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの教育経済委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  28番・山口議員。 ◆28番議員(山口広文)  本条例には賛成をいたすわけですけど、1点だけですね、意見を添えさせていただきたいというふうに思うわけであります。それは、条例の第13条の2項でありますけれど、公共の場所においての印刷物を配布したもの、当該印刷物の配布をした場所の周辺に散乱している印刷物の回収をですね、この条例の中では、規定しておるわけでして、これはごく一般的に常識だというふうに理解をするわけでありますけれど、運用にあたりましてですね、これは一面いわゆる表現の自由をですね、侵害する恐れも運用によってはありますから、この点やっぱり十分ですね、配慮をしながらですね運用していただきたいということだけ意見として添えておきます。  以上です。 ○議長(神谷治男)  ほかにございませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第7号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第7号は原案のとおり可決されました。  日程第4、「議案第9号」を議題といたします。本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長久野与吉・登壇) ◎総務委員長久野与吉)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第9号「大府市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の行為に関する条例の一部改正について」、総務委員会における審査の経過と結果について、御報告をいたします。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、今回の選挙公営費のアップの具体的根拠は何か。  答え、制定当時から国の基準を引用しており、今回も街宣車の借り入れやポスター印刷費等の関係で、国の基準に合わせていくものである。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第9号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第9号は原案のとおり可決されました。
     日程第5、「議案第10号」を議題といたします。本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長久野与吉・登壇) ◎総務委員長久野与吉)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第10号「大府市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」、総務委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、行政事務連絡振興長の報酬で、最高と最低の額はどうか。  答え、最高は大府区で6,333戸で100万円ほど、最低は森岡の1,313戸で60万ほどである。  問い、廃棄物減量推進員の報酬の算定基準はどこからきたのか。  答え、今後、推進員の仕事の内容について、明確にしていかなければならない面もあるが、予算編成時点では担当部署とのヒアリングの中で決定したもので、現在ある消費生活推進員の報酬額を目安として決めたものである。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第10号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第10号は原案のとおり可決されました。  日程第6、「議案第11号」を議題といたします。本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長久野与吉・登壇) ◎総務委員長久野与吉)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第11号「大府市証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について」、総務委員会における審査の経過と結果について、御報告をいたします。  本案については、慎重審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添え、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はございませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第11号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第11号は原案のとおり可決されました。  日程第7、「議案第12号」を議題といたします。本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長久野与吉・登壇) ◎総務委員長久野与吉)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第12号「大府市職員の給与に関する条例の一部改正について」、総務委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添え、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第12号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第12号は原案のとおり可決されました。  日程第8、「議案第13号」を議題といたします。本案は教育経済委員会に付託してありましたので、教育経済委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。教育経済委員長。             (教育経済委員長金田隆子・登壇) ◎教育経済委員長金田隆子)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第13号「大府市中央公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、教育経済委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの教育経済委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第13号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第13号は原案のとおり可決されました。  日程第9、「議案第14号」を議題といたします。本案は厚生消防委員会に付託してありましたので、厚生消防委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。厚生消防委員長。             (厚生消防委員長坂野弘孝・登壇) ◎厚生消防委員長坂野弘孝)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第14号「大府市特定疾病り患者扶助料支給条例の一部改正について」、厚生消防委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの厚生消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第14号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第14号は原案のとおり可決されました。  日程第10、「議案第15号」を議題といたします。本案は厚生消防委員会に付託してありましたので、厚生消防委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。厚生消防委員長。             (厚生消防委員長坂野弘孝・登壇) ◎厚生消防委員長坂野弘孝)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第15号「大府市国民健康保険税条例の一部改正について」、厚生消防委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの厚生消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。  28番・山口議員。 ◆28番議員(山口広文
     厚生消防委員長にお伺いしますけれど、限度額の引き上げになりましてですね、影響される所帯数とですね、及びその影響でですね、税額トータルどういった影響が出てくるのか、この点について説明あるいは議論がされておったら答弁いただきたいと思います。 ○議長(神谷治男)  お答え願います。  厚生消防委員長。 ◎厚生消防委員長坂野弘孝)  ただいまの御質問にお答えいたします。委員会においては、870世帯に該当すると、それで委員会では確か約1,800万の増収があるというように聞いておりますので、御報告申し上げます。 ○議長(神谷治男)  ほかにございませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  28番・山口議員。 ◆28番議員(山口広文)  議案第15号に反対の立場で討論します。平成8年度につきましては、国のいわゆる基準については、昨年7年度でですね52万円にした以後は8年度改正ございませんけれど、この間、国保の問題については、いろいろ矛盾があるわけであります、そういう点では。とりわけこの3、4年のですね、限度額の引き上げというのはすごい数字ですね、そういう点では。私ども数字をですね療養諸費とかいろいろ数字を見ている限りではですね、実感としてはこの影響というのは非常にやはり薄い面が一面あるわけでありますけれど、各やはり保険者、それぞれ国民の皆さんが加入されてる保険の種類いろいろありますけれど、飛び抜けてやはり高いのが国民健康保険税であります。今回、大府市の条例ではですね46万円でありまして、知多半島では東海市と美浜町がですね、この限度額でありますから特別高いということではありませんけれど、しかし、はるかにですねそういった点では、国保の限度額というのは一番やはりしわ寄せがここにきているではないかというふうに思うわけでありまして、国がやはり基準を示せばですね、これに右にならってというやはり物の考え方ではですね、加入者であります市民の皆さんへの影響というのも天井知らずであろうというふうに思うわけでありまして、この引き上げについてはですね、納得ができないということであります。  以上です。 ○議長(神谷治男)  賛成の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ほかにございませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第15号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数であります。よって議案第15号は原案のとおり可決されました。  日程第11、「議案第16号」を議題といたします。本案は建設委員会に付託してありましたので、建設委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設委員長。              (建設委員長・大山尚雄・登壇) ◎建設委員長(大山尚雄)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第16号「大府市都市公園条例の一部改正について」、建設委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会は、3月14日午前9時30分から午後3時まで、合同委員会室において委員7名全員が出席し、市長以下関係職員の出席を求め開会いたしました。  なお、傍聴者9名がありましたことを報告いたします。  以下の議案についても開催日時及び委員の出席状況は同様でありますので、省略させていただきます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの建設委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第16号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第16号は原案のとおり可決されました。  日程第12、「議案第17号」を議題といたします。本案は建設委員会に付託してありましたので、建設委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設委員長。              (建設委員長・大山尚雄・登壇) ◎建設委員長(大山尚雄)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第17号「大府市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」、建設委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの建設委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第17号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第17号は原案のとおり可決されました。  日程第13、「議案第18号」を議題といたします。本案は建設委員会に付託してありましたので、建設委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設委員長。              (建設委員長・大山尚雄・登壇) ◎建設委員長(大山尚雄)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第18号「大府市水道事業給水条例の一部改正について」、建設委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの建設委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第18号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第18号は原案のとおり可決されました。  日程第14、「議案第19号」を議題といたします。本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長久野与吉・登壇) ◎総務委員長久野与吉)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第19号「大府市災害対策本部条例の一部改正について」、総務委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第19号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第19号は原案のとおり可決されました。  日程第15、「議案第20号」を議題といたします。本案は厚生消防委員会に付託してありましたので、厚生消防委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。厚生消防委員長。             (厚生消防委員長坂野弘孝・登壇) ◎厚生消防委員長坂野弘孝)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第20号「大府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」、厚生消防委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。
     本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、消防団員等が善意で行った行為で、事故にあった場合は対象外となるか。  答え、誰の指揮命令にもよらない個人単独での行動中に被災した場合は対象外となるが、消防団長ほか何らかの指揮命令下での行動があれば対象となる。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの厚生消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第20号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第20号は原案のとおり可決されました。  日程第16、「議案第21号」を議題といたします。本案は教育経済委員会に付託してありましたので、教育経済委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。教育経済委員長。             (教育経済委員長金田隆子・登壇) ◎教育経済委員長金田隆子)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第21号「市営大山吉川地区土地改良事業の施行について」、教育経済委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの教育経済委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第21号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第21号は原案のとおり可決されました。  日程第17、「議案第22号」を議題といたします。本案は建設委員会に付託してありましたので、建設委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設委員長。              (建設委員長・大山尚雄・登壇) ◎建設委員長(大山尚雄)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第22号「市道の路線認定について」、建設委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの建設委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第22号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第22号は原案のとおり可決されました。  日程第18、「議案第23号」を議題といたします。本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長久野与吉・登壇) ◎総務委員長久野与吉)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第23号「大府市国土利用計画について」、総務委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告をいたします。  問い、大府市の土地利用の現況は点在しており、効率的な整備がしにくいと見るが、この計画の中では現状分析をどのように整理されて、将来の土地利用を進められていくのか。  答え、土地利用については、現在、農場や工場の混在が著しいため、極力整形をした将来方針をたてていかなければならない。  また、現在の大府市を取り巻く環境からして、少し市街化を増やしていかなければ、街づくりはあり得ないと考えている。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  28番・山口議員。 ◆28番議員(山口広文)  議案第23号、大府市国土利用計画につきまして、反対をするということで討論させていただくわけでありますけれど、ごらんのように国土利用計画の性格については、ご存じのようにですね4全総が1つの物の考え方になってまして、地方自治体を巻き込んだですね、いわゆる開発計画がその中心という考え方が中ではあるわけであります。私も審議会委員でありますから、この策定にあたりましては議論に参加をしてまいったわけでありますけれど、大府市の場合ですね、いわゆる大プロジェクトがですね、いってみれば大府市の将来の土地利用について大きい影響を受けるとこういうことが盛んに言われてますけれど、今のところやはり見る限りはですね、プロジェクトが幾つかあるもののですね、いってみれば何といいますかね、お題目的なものがやっぱり非常に多いという感じがするわけですね。今回とりわけ大府市のいわゆる用途区域、市街化区域や調整区域の変更についてもですね、極めて過去のやはり推移をくるめましてもですね、平成5年から22年、5年はこの基準年次になっておるわけでありますけれど、この急激なやはり農用地の減少というのがこの計画では顕著になっておるわけですね。  大府市のやはり地理的な条件というのは、私自身も理解はできるわけでありますけれど、しかし、それにしてもですね、今回の土地利用計画では、極めてやはりいってみれば急激すぎるというのが1つは問題であろうというふうに思うわけであります。結論的には、宅地供給というのがですね、市街化区域に編入させたり、土地利用というのはそういう形になってくるわけですけれど、将来のやはり大府市、名古屋をこの中心としましてですね、これだけ土地開発ができるのかどうか、極めて不透明な部分があるわけであります。そういった点ではですね、言葉ではですね大きないわゆる言葉を並べたてれば結構でありますけれど、実際にやはりこういう形になるかどうかというのはかなり不透明だという点でですね、こういったやはり極めて急激に農用地の減少についてはですね、問題があるということを1つは指摘をせざるを得ないわけであります。  また、中身を見ましてもですね、将来の構想図の中でですね、この案の中には2つほど暫定農地が大きくとらえられておるわけであります。1つは、木の山地域の情報流通拠点と、もう1つは、健康の森周辺が健康関連いわゆる拠点という形になっていますけれど、このやはり根拠についてはですね、議論の中で1点明らかになったのは、平成元年でしたかね、健康の森周辺の土地利用構想計画書というのが3,000万ほどかけられてつくられたわけであります。  そこの中では、周辺土地利用についてどうするかというこういういってみれば商売屋さんがですね、土地利用計画つくったわけでありますけれど、大きくやはり狂ってるというふうに私は思うわけですね、この計画。それがやはり今回の国土利用計画でも、ここをやはり暫定農地にするという考え方の根拠になっておるわけであります。極めてそういった点ではですね、主体性がないし、プロジェクトで受ける影響はですね、現在のところそんなに大きくないというふうに見るのが当然だろうというふうに思うわけであります。15年たったらじゃあこういうふうになるよという保証も今のところ見えてきません、そうした点ではですね。いずれにいたしましても、このへんがですね見えない計画の中身ではないかと思います。  また、今回も2小学校区を1単位として、それぞれの1ブロック1ブロックがですね、土地利用構想上どうなっていくかということが今回掲げられておりますけれど、1つはですね、当初からいわゆる大府東山学区でいきますと、開発の拠点が駅ありきというのがですね、新しい駅ありきというのがこの中心、物の考え方のですね中心になっとるわけですね。もちろん市民合意の問題がありますけれど、同時にですねやはりこの地域でもどれだけやはり人が住みつくかというのがですね、極めてやはり不透明だということがですね、あるわけでありまして、こういった点ではですね、将来のことは誰しも読みにくいわけでありますけれど、つい先日のですね公示価格の発表が金曜日の夕刊等にも載っておったわけでありますけれど、今起こっている現象はごらんのようにですね、名古屋市部分の地価のやはり下落に比べて、周辺がやはり著しい下落率が著しいというそういうことが書かれてましてですね、土地の安さを求めて郊外にでるというそういう傾向に少し歯止めがかかるではなかろうかという記事も新聞では載っておったわけであります。先行きもどういうふうになるのか私どもよくわかりませんけれど、もう少しやはりそういう点ではですね、開発ありきというこうした計画にはですね、問題があるではないかと。慎重にやはりことをですね計画することが必要だというふうに考えまして、今度の国土利用計画については賛成をしかねるということであります。  以上であります。 ○議長(神谷治男)  賛成の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第23号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数であります。よって議案第23号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ここで暫時休憩いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、この際暫時休憩することに決しました。  この際、暫時休憩いたします。再開は10時35分ということでよろしくお願いいたします。                休憩 午前10時25分                再開 午前10時38分 ○議長(神谷治男)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第19、「議案第24号」を議題といたします。本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。最初に、建設委員長の報告を求めます。建設委員長。              (建設委員長・大山尚雄・登壇) ◎建設委員長(大山尚雄)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第24号「平成8年度大府市一般会計予算」について、建設委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、廃道敷払い下げ事務の進捗状況はどうか。  答え、古い事例が多い上、いろいろな要因等が絡み合っており、難しさはあるが努力している。処理状況は、平成5年度が受付け件数11件、処理件数16件、7年度は12月現在で受付け件数16件、処理件数19件である。  なお、延べ要望受付け件数は730件、延べ処理件数は494件、未処理率は32.3%であり、年間2〜3%減少している。  問い、木ノ山北崎線整備工事は、釜池付近を進めていくと思うが、梶田区画整理地内の排水処理工事に間に合うのか。  答え、釜池より西側が先行している。東側も早急に進めてもらうよう県にお願いをしている。
     問い、道路維持管理及び道路改良の要望状況と施行基準について。  答え、約10キロメートル分の道路排水整備要望のうち、8年度は3.5キロメートルを整備するものである。また、道路改良工事の設計条件は、1日交通量4,000台未満、うち大型車両100台程度を想定している。  問い、大府市東南部開発研究会交付金について、効果はどうか。今後も継続していくのか。  答え、地元対策として考えている。駅前の背後地として活性化を図るものであり、住民による街づくり研究会をつくって、先進地視察等勉強会を行っている。今後も一定の方向づけができるまで継続していきたいと考えている。  問い、北尾新田住宅建て替えについて、中層化するための地質調査は十分か。  答え、震災等を考慮した調査をした。その結果を踏まえた設計がされている。  問い、先日、農業排水路工事で事故が発生しているが、被害者への補償問題はどのようになっているか。  答え、工事発注は大府市であるが、業者の責任施工になっており、施工業者において補償問題の解決が図られる。したがって、労働基準監督署の調査はあるが,市の直接の責任はない。  なお、業者には、安全対策を十分するよう厳重注意をしている。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  次に、厚生消防委員長の報告を求めます。厚生消防委員長。             (厚生消防委員長坂野弘孝・登壇) ◎厚生消防委員長坂野弘孝)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第24号「平成8年度大府市一般会計予算」について、厚生消防委員会における審査の経過と結果について御報告を申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、在宅福祉サービスを行う有償ボランティア団体やグループはほかにもあるのではないか。  答え、市内にはほかにもう1団体あるが、そのサービス内容は特定病院を核にして、看護婦の登録免許のある人を集めて病院からの要請に応じて、在宅について世話するというものであり、純粋な住民参加型の団体としては今のところ2団体である。  問い、放課後児童対策事業は、本会議において平成10年に公設運営していきたいと答弁されているが、平成10年には全学区に児童老人センターはいきわたらない。一斉に実施するならば、これをどう考えるのか。  答え、大府市放課後児童対策検討会等において、共和西学区については、共長児童センターへ来てもらってはどうかとも考えているが、距離等の問題もあり、8年度の検討事項となっている。遠距離の問題は神田地区にもあり、さらに検討していきたい。  問い、リフォームヘルパー制度では、実際に誰がどういう内容の仕事をするのか。  答え、設計事務所の方と理学療法士か作業療法士の方で、場合によっては中部病院の医師等も同行して行っており、介護福祉士がチームを組み在宅に行き実態を把握しながら、額に見合った改造をしている。通常では、段差解消、手すりの設置等を行う。1軒あたり30万円の限度内で、住宅改善についても補助していきたいと考えている。平成7年度は、住宅改善事業とリフォームヘルパー制度は別々の制度だったが、県の人にやさしいまちづくり事業がリフォームヘルパー制度を利用しないと住宅改善ができないという内容に改められたため、当市も必ずリフォームヘルパーを介して、住宅改善をしていくという制度になるかと思う。  問い、救急救命士の養成について、当初は研修所の定員枠が少なく、割当てがなかなか回ってこないと聞いていたが、早くなった理由は何か。  また、過去2年から3年の合格率はどれくらいか。  答え、高規格救急車及び救急救命士については、当初計画では平成9年度と予定していたが、周辺地域を見ても既に東海、知多、知多中部広域事業組合、刈谷が配車運用を開始している関係で、あと隣接の豊明市、常滑市も平成8年度に高規格救急車あるいは救急救命士を養成していくということで、当市としても早く養成していった方がいいと判断をした。  内容は、研修所に入り研修終了後、試験を行う。合格率は全国平均で96%となっている。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  続いて、教育経済委員長の報告を求めます。教育経済委員長。             (教育経済委員長金田隆子・登壇) ◎教育経済委員長金田隆子)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第24号「平成8年度大府市一般会計予算」について、教育経済委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、愛知用水の2期事業積立金の使途と農家への負担割合についての考え方は。  答え、平成12年度事業完了時に各事業者ごとの負担額が示され、その後農業用水受益者である各農家に対し、負担額が決定されていく。市としては、その時点で積立金からの補助をしていきたい。  問い、森岡公民館建設に伴うエレベーターの維持管理と今後公共既施設への採用は。  答え、常に職員がおり、非常時にも対応できる体制であるので、安い価格での維持管理費で可能と考える。今後のエレベーター採用計画については、人にやさしいまちづくり推進計画が8年度中に制定されるので、その中で協議検討していきたい。  問い、市指定文化財である三番叟の稽古場の建設とその利用についての考え方は。  答え、稽古場の使用は秋祭りを中心とした期間と思われるので、他の地元の方々にも広く開放していくことも考えられる。その場合には、文化財保護施設ということを念頭に入れ、使用に際しては、使用台帳等を整備させ、管理運営についての指導も図っていきたい。  以上で、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  最後に、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長久野与吉・登壇) ◎総務委員長久野与吉)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第24号「平成8年度大府市一般会計予算」について、総務委員会における審査の経過と結果について御報告をいたします。  本案については、慎重審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告いたします。  総務委員会は、先ほど申し上げましたように簡潔に御報告いたしますけれど、質疑が多いので、ある程度の御辛抱をお願いしたいと思います。  問い、退職者のピーク時と退職手当の予算化を考え、積み立て方式は考えているのか。  答え、平成17年ごろから退職者のピークを迎える。膨大となる金額のため庁舎建設後に基金化について協議をしていくことと考えている。  問い、防災訓練交付金の対象項目は主に何か。現在、交付要綱をつくっているが、自主防災組織の育成を目的に自治会等が行う防災訓練を実施した場合に支給するもので、限られた予算の中で有効的かつ効果的に使っていきたい。  問い、行政改革委員会の委員の選出方法は、どのように考えているのか。  答え、基本的には、市民の方からと思っている。具体的な人選はまだであるが、個人や団体の代表として委員を選出していく方法も考えている。  問い、地域まちづくり交付金の関係で、第4次総合計画への住民参加をどのように考えているのか。  答え、基本的には第3次総合計画の市民参加の例に沿っていくが、そのときの反省事項を十分生かした中で進めていきたい。  問い、行政はコミュニティに何を期待しているのか。また、コミュニティ推進補助金の支出根拠は何か。  答え、コミュニティは地域の各種団体や住民自治組織の連絡調整を図り、機能させていくことであると思っている。イベント等の事業消化に重点を置かれている感もあるが、地域連帯感を助成するものである。コミュニティが団体等の集合体であり、連絡調整が図られれば地域活動が機能し、もっと効果が上がってくるものとみている。  問い、選挙広報はどの程度まで、配られているのか。  答え、法や条例で有権者の所帯へ配らなければならないと規定されており、振興員を通じて配布している。組入りしていない未加入所帯等については、その明細を渡し、配布依頼をしている。また、保管する意味で、各公民館にもおいて対応している状況である。  問い、市長への手紙は新年度も計画されているが、今までの状況と行政への反映はどうか。  答え、12月末現在で192人からの手紙があった。方法としては、まず市長が手紙に目を通し、各課の回答をいただき、その回答を市長に報告して差出人に回答結果を送付している。  また、市民に知っていただきたい件については、広報に載せて知らせているものである。  問い、高い金利の縁故債について、繰上償還や借入利率の変更等、大府市の取り組みはどうか。  答え、縁故債の問題については、現在銀行と交渉中である。今まではお互いの金銭貸借契約であり、信頼関係に基づき相互の合意がないとできなかった状況であったが、最近になって近隣で繰上償還の動きが出てきた。銀行から金利の引下げや借換債については、困難であるが繰上償還については、市の意向を受けざるを得ないという回答をいただいている状況であり、現在具体的な繰上償還の対応方法等について、さらに協議をしている段階である。  問い、県補助金の削減について、大府市への影響はどうか。  答え、県は一律に15%〜20%の削減をしてきている。大府市は約5,200万円程度の影響額がある。市長会から県に補助金の削減措置の早期復元の要望書を出しているが、起債事業については、起債措置はできるが、その他は一般財源で振りかえていかなければならない状況である。  以上で報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。最初に、委員長の報告に反対の討論からお願いします。  28番・山口議員。 ◆28番議員(山口広文)  1996年平成8年でありますけれど、一般会計につきまして反対の立場で、日本共産党議員団を代表して討論を述べさせていただきたいと思います。  まず、私たちが参加しています地方自治体のいろんな仕事というのは、国の方向の予算だとか施策をこれも大きく左右されるのはごらんのとおりであります。平成8年の国の予算を見ましても、一言で言いますと国民の暮らしより大企業や大銀行の利益と、また同時に安保と米軍の優先というのが凝縮されるではないかというふうに思うわけであります。平成8年度国の予算を見ましても特徴的な点は、ごらんのように住専問題でも9割の皆さんが道理がないというふうにおっしゃってます。ここにやはり国民不在の政治の実態が典型的に出ている1つの例ではないでしょうか。  また、沖縄問題でもいってみれば政府自身が県民や国民の立場に立たないとということで、ごらんのように太田知事を被告席に座らせて無理やりに、土地の強奪をし続けようということであります。これは21世紀についても基地の存続を図っていこうとこういった点でですね、特に平成8年度は二重の意味で道理のないこういう状況になっているわけであります。  一方、私たち地方自治体に参加する者として、どういうふうに見ていくかという問題の1つがですね、地方分権ではないかというふうに思うわけであります。地方分権そのものは、いってみればスタートしたわけであります。ところが問題は、いわゆる器はできたけど魂入らずということでありまして、特に財源補償、これがほとんどされていないということがですね、私たちの市民生活にも大きな影響が出始めていることは確かであります。普通交付税不交付団体であります大府市などは、昭和59年以来の補助金カットに加えまして、特に各種事業への補助についても不交付団体は対象外という形でですね、自治権がいってみれば縮小しているということが最近の顕著な例ではないかと思います。こういった点では、従来言われていました3割自治からいわゆる2割自治への縮小が進んでいるわけであります。  では、私たちの直接窓口になります愛知県においては、どういうやはり行政特徴があるんでしょうか。この点では、今議会でも私どもの議員団から質疑をさせていただきましたし、後で意見書も出てまいりますけれど、いわゆる地域保険法の改正に基づきまして、長年市民の保健衛生に多大な貢献をしてまいった半田保健所の大府支所、この廃止に見られますように、まさに住民の健康や福祉、保健予防行政、これを切り捨てていこうということが明確になっています。  また、この問題では、知多保健所管内への移行など、あるいは保健所業務の一部移行によって、保健センターへの新たな仕事が発生してくるわけでありまして、この点でも3,000万を超える財政支出が言われています。  また、総務委員長の報告ありましたように、県は補助金の一律カットこういったことで、15%〜20%もカットするわけであります。一方では、大規模開発の瀬戸万博なども予定しながら、私たち市町村の住民にはこうしたやはり厳しい措置がとられているのが実態であります。こうした状況は、従来地方政治には保守も革新もないんだとこういうふうに為政者や多くの方々がおっしゃられてましたけれど、とんでもありません。地方自治を本当に守っていこうというならば、こうしたいわゆる国や県の姿勢について、真っ向からやはり意見を述べるわけであります。それが市民本位の市政であります。しかし、平成8年度の市長が3月4日の施政方針で述べられている中身には、例えば消費税の問題について、平成9年4月から5%実施の予定になってありますけれど、本年9月までに見直しについて、慎重な検討をするよう期待するというふうに述べられていますけれど、市民の暮らしや市民の台所第一こういうふうに思うならば、こういうやはり態度では大変まずいわけであります。こういった点では、市長の政治姿勢がここにも端的に出ているではないでしょうか。  次に、平成8年度の大府市の予算を見ますと、1つには、引き続く住民負担が増え続けます。その1つが個人市民税の均等割りが予算にも2,000円から2,500円に引き上げることが予算上に掲載されています。これで1,600万円のいわゆる市民負担が増えてまいるわけであります。  第2には、先日の地価公示の公示価格が発表されたわけでありますけれど、引き続き地価が下がり続けているこういった現状にあるにも係わらず、固定資産税都市計画税は逆に上がり続けています。大府市の平成8年度の予算書を見ましても、固定資産税では若干の修正あるものの1億4,100万円、都市計画税では6,600万円となお増税が続き続けるこういう状況であります。私どもがかねて来申し上げておりますように、市が変更できます都市計画税の現行最高税率0.3%を少しでもやはりこうした状況の中では、避けることが筋の通ったやり方ではないかと思います。  次に、地方行革問題であります。ごらんのように、地方行政改革というのは、住民の中から上がった問題ではありません。10年ほど前には、第1次地方行革がございました。これも7つの大きな項目を掲げて、いってみれば枠をはめながらスリムな地方行政、逆に言えば住民サービスを縮小して切り捨てていけとこういった発想で第1次地方行革が出たわけであります。第1次のときには、県下でも大変数少ないいわゆる条例制定をいたしまして、この条例制定というのは、決定事項に一定のやはり責任をかぶせるとこがありまして、市長もこの決定事項には拘束をされるというそういう性格だったわけであります。今回につきましては、組織の性格については、私どもが主張してまいりましたけれど、いわゆる要綱ということで若干この組織の性格づけは弱くなったわけでありますけれど、この1年間の議会のやり取りを見ましても、大府市も地方行革の前提はリストラということであります。リストラとはごらんのように、リストラとは、いわゆる民間会社での発想がそもそものスタートでありまして、地方行政で言うならば住民サービスの低下がこうした点では心配をするわけであります。高齢化社会を迎えるにあたりまして、市民要求が大変幅広く多様になってくることは明らかであります。こうした点で、これにやはり応えれる組織の拡充やあるいは市民サービスを具体的にやはり前進させていくこうした点での取り組みが逆には必要ではないかと思います。4月以降、これらが検討がされますけれど、従来の一部有力者を市民代表という形で巻き込んだ、こうした民間参加型の行革委員会ということだけでは不十分だということを指摘をせざるを得ません。  次に、意見を若干添えさせていただくわけでありますけれど、その1つが庁舎建設の問題であります。計画でいきますと庁舎建設は既に俎上に上っているわけでありますけれど、本年度の基金計上は約9億数千万であります。今大府市はごらんのように、財政状況はかつてない厳しいやりくりをしているわけであります。庁舎そのものは当然老朽化していますし、効率上も大変使いにくいわけでありますから、建設をいずれかの時期にするというのは私たちも理解を示すものであります。しかし、今なお多くの市民要求が先送りになっている部分もございまして、庁舎の建設について計画年次は一切変動しないということでいいのかどうか、あるいは1年、2年延ばして、まず課題の多いものを先に解決をして、こうした点でのやりくりができないのかどうか、この検討が残されているのが平成8年だけであります。この点で今一度ですね、十分吟味をしていただきたいということを1つはお願いしておきます。  次に、不要不急な支出について、引き続き削減をし続けるべきだということも意見として添えておきます。  官官接待問題や食糧費問題については、私どもがこの間強く主張してまいったわけでありますけれど、一定の改善措置がとられてますけれど、委員会の中で市長は、市長交際費の中で必要な部分については、官官接待に類するものについては行っていくとこうした御答弁がございましたけど、私たちは廃止すべきであると強く主張させていただきたいと思います。  また、同時に議会の海外視察でありますけれど、議会をこの財政状況の中からみずからやはりこうした厳しい中では、特に海外視察などは自粛すべきであります。この点も強く申し上げておきます。  次は、福祉の関係で、高齢化社会はもう間違いなくまいるわけであります。福祉への充実に思い切った手だてと取り組みをすべきではないでしょうか。平成8年度は、私どもが要求してまいりました要求が一定改善がされていますけれど、まだまだそういった点では不十分であります。健康都市大府にふさわしい内容が伴っていないわけでありますけれど、もっとやはり健康都市としての特徴を出すべきではないでしょうか。  同時に今、緊急にやはり計画性を明確にしなければならない問題は、老人保健施設の問題であります。従来の県だより、県の意向しか大府はあてにしていないという状況をやはり変えるべきであります。民間も含めまして、市の責任ある取り組みが必要であり、この施設などは第4次総合計画の終了年度には、最低2箇所必要ではないかというふうに私自身は思っているとこであります。  また、教育の問題でありますけれど、ますますいじめ問題は大変深刻になっています。こうした点では、教育行政が大いにやはり力を発揮する分野であります。具体的なことはともかくといたしまして、子どもたちにもっとゆとりをやはり持たせてやっていただきたいとこういうやはり行政をやっていただきたいと思います。いじめや登校拒否問題など関係者に従来は比較的やはり隠すという傾向があったわけでありますけれど、この問題を明らかにしながら地域も含めた問題解決が必要であり、この点でもぜひ努力をしていただきたいと思います。  また、学校施設の改善でありますけれど、今まで特にこの3年間ほど新設中学校の建設費に多くのやはり財源投入がされまして、既設の小中学校への予算措置というのは、極めて先送りにされている部分が多いと私は思っているわけであります。必要なやはり教育施設への予算配分は、今度急速にやはり財源等に必要でありまして、計画的に投入をしていただきたいと思います。  また、市民スポーツの参加をもっと増やすべきだというふうに思うわけであります。とうちゃんソフトに次ぎます市民スポーツをどう発掘をしていくのか、発展していくのか、この点でも課題でありますし、この場所の確保等も課題でありまして、この点もぜひ取り組んでいただきたいと思います。  次に、農政問題でありますけれど、議会の冒頭に申し上げましたけれど、新しい農業政策の中で、農業そのものが大きく変わっています、変わりつつあります。この点での予算措置は極めて不十分であります。農業が大切なことについては、重々申し上げておりますけれど、多くの非農家も含めました市民参加によりますシンポジウムなど開催し、大府市がどうあるべきかこの点についても大いに議論とまた役割を果たしていただきたいというふうに思うわけであります。  そして、ユニーの進出は、この来年3月に既に決定されています。この点でも地元商店街が文字通り地域の顔として頑張れるよう、大いに援助、激励をしなくてはなりません。本来お客さんと売り手との顔が見えるこうしたやはり商業が大切であることは言うまでもないことであります。この点での一層の努力をお願いをしたいと思います。  次に、住みよい大府の環境をつくる点で、幾つかの点について指摘をさせていただきたいと思います。区画整理の問題であります。ごらんのように知多半島では、数の上では準備も含めまして15のいわゆる組合が施行あるいは準備に入っています。ごらんのように、人口の伸びだとか、あるいは保留地の処分などの問題を見ましても、先行き大変不透明な状況がありまして、地権者やあるいは将来の市の財政負担になるかどうか、今なおやなり不透明なとこがあるわけでありますから、この点でもぜひ慎重にお願いしたいと思います。  また、建設委員会でも議論がされていましたけれど、生活道路の改良このものも大変積み残しが多いわけであります。毎年やはり道路の耐用年数がございまして、毎年こうした要望件数は増えてくるわけですから、一度思い切って未解決というのか未処理のものについては、どこかの年度でやはりこれは財源投入して基本的に一掃する必要があるではないかと、この点を思うわけでございまして、この点についても通学路も含めまして、ぜひ検討していただきたいと思います。  また、人にやさしい街づくりについては、ぜひ障害者や高齢者の目線でこの問題に取り組んでいただきたいと思います。
     最後になりましたけれど、真の市民参加とは何か。また、市民への情報伝達は現状の市政の取り組みの仕方では不十分であります。もっと大いに改善をする必要があると思うわけであります。その1つが、おおぶ広報の全戸配布この問題であります。多くを語りませんけれど、この問題は市民へ情報伝達する行政の基本的な責務であります。種々の理由があるからといって先送りをすることはもうできません。この点についても全力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。  そして、防災問題も大変大切な問題であります。一番基本は、やはり自主組織であります。自治会組織の確立が改めて今重要であります。こういった点でも、末端行政組織の改革も平成8年度の最重点課題の1つとして取り組んでいただきたいと思います。  そして、庁舎の建設につきましても、徹底したやはり市民参加をこの点でもとるべきではないでしょうか。この点を強く申し上げておきたいと思います。  最後に、総務委員会でも申し上げましたけれど、大変財政が厳しい中で、効率的なやはり資金運用だとかいうものを当然やっていかなくちゃいけません。大府市は大変多額な縁故債を抱えておりまして、この繰上償還やあるいは高い金利の借り入れについては、一刻も早くやはり市の財政運営上、効率的な方向でこの問題を解決をしていただきたいと、このことをお願いし討論をさせていただきます。  以上です。 ○議長(神谷治男)  賛成の討論はありませんか。  15番・坂野議員。 ◆15番議員(坂野弘孝)  本議案に対し、親和クラブを代表いたしまして賛成討論をいたします。我が国の経済は、一部に回復の兆しが見られるものの、依然として製造業を中心に大変厳しい状況が続いております。このような経済状況の中で、本歳出予算については、実施計画に基づく生活基盤整備等、投資事業の推進や市民福祉の向上に向けて、景気を実感できる回復を期待しながら、安心で快適な市民生活の基盤づくりを重点に予算編成がされております。一般会計歳出を構成比で見ますと、民生費25.6%、土木費18.1%、総務費16.8%の順となり、それぞれ長草保育園デイサービスセンターの建設、第二東名代替地住宅地造成工事及び庁舎建設基金9億円の計上等に限られた財源を重点的に配分されており、一方、伸び率で見ますと消防費の30.3%増、労働費の16.1%増など防災対策や勤労者住宅資金の預託増額、商工業振興資金の信用保証料補助のアップ等、市民が望むところは厚く、反対に食糧費をはじめとする経常的経費を圧縮するなど効率的な財政支出に努める姿勢等、評価するところでございます。  平成8年度は、減税の継続、国庫補助金の一般財源化や県単独補助金の一律カット等により、当市にとってはさらに厳しい財政状況が続きますが、事務事業の見直し、組織機構の簡素合理化、適正な定員管理の推進等の総合的な行財政改革に積極的に取り組まれ、また地方税の徴収確保等の歳入の確保に努めるなど、財政運営の健全化を図るとともに、国、県の情報収集及び関連各課との連携を強化し、積極的かつ計画的な事業の推進と効率的な予算執行に十分配慮していただくようお願いをいたし、賛成の討論を終わります。  以上でございます。 ○議長(神谷治男)  ほかにございませんか。  20番・久野議員。 ◆20番議員(久野与吉)  私は平成8年度大府市一般会計予算について、新生クラブを代表して賛成の立場で討論をいたします。平成8年度予算は、大変厳しい財政事情の中ではありますが、限られた財源を第3次大府市総合計画の「活力みなぎる快適な健康都市」の都市目標を実現するために、一部には予算の積算上、検討を要する点も見受けられましたけれども、5つの施策体系に沿って効果的な予算編成に大変御苦労されていることは高く評価するものでございます。特に、食糧費をはじめとする経常経費の節減に努められ、また社会的弱者に対する支援の拡充、商工業振興資金、住宅資金の充実、さらには市民の生命と財産を守るための防災対策の充実等々でございます。しかし、現下の社会経済事情は、引き続き厳しい財政事情が予想されるわけでございます。  したがって、国、県の支出金の確保、高い利率の縁故債の繰上償還等の実現に最大限の努力をされるとともに、こうした厳しい時期ほど予算執行にあたっては、7万3,000有余の市民の期待に応えられるよう、市長以下全職員が英知を結集し執行されるよう強く要望し、賛成の討論といたします。 ○議長(神谷治男)  そのほかにございませんか。  18番・大山議員。 ◆18番議員(大山尚雄)  私は市民クラブを代表いたしまして、本議案への賛成討論を行わさせていただきます。今大枠につきましては、前お二人の賛成討論者から細かく言われておりますので、その他についてのみ申し上げたいと思います。  相対的な部分でいけば、防災対策の充実が進められております。  また、区画整理事業をはじめとする都市基盤の整備の促進、加えて知多北部のCATVへの参加など、将来の街づくりに対する市民へのサービスと不安を解消するための努力がなされていると思っております。  また、加えまして、介護支援センターの設置など、福祉サービスの拡大でありますとか、細かいところでいけば福祉タクシーの料金助成、また、私立幼稚園の3歳児への入園就園奨励金等に対する事柄もあるかと思っておりますが、こうしたことに対する細かい部分への配慮につきましては、市長の街づくりに対する基本的な姿勢の現れと高く評価をするところでございます。  今後の問題としまして、一部新空港への問題でありますが、最近あちこちの市町の中でそれぞれ自分の市町に対する思いを込めたアクセス問題が議論をされております。大府市におきましても、当然鉄道アクセスを主体とした大府市の思いを関連する市町と十分連携を取り合いながら、考え方を実現する努力が必要であると思っております。  また、厳しい財政状況の中にあるわけでありますが、特別会計への繰入金が増大しつつあることにつきましても、とりわけ国保会計、老人医療会計への繰入金の増額が続いております。こうした問題については、財源のあり方や支援事業等についての見直しをすることにより、繰入金を上昇されることは可能だと思っておりますので、そうしたことへの対応も御検討をお願いいたしたいと思っております。  最後になりますが、事務の効率化、組織の柔軟性、市民サービスを目的とした行政改革など、市長をはじめ職員各位の一層の御努力をお願いをしまして、討論を終わります。 ○議長(神谷治男)  ほかにありませんか。  8番・金田議員。 ◆8番議員(金田隆子)  平成8年度大府市一般会計予算について、公明を代表いたしまして賛成の立場で討論させていただきます。我が国の経済は、一部に明るい兆しが見えはじめているものの、税収の落ち込みによる歳入不足から赤字国債の発行をせざるを得ず、財政構造は一段と悪化しており大変厳しい状況にあります。本市の新年度予算は、久しく経験のしたことのない財政状況の中、一般行政経費の節減合理化に努められ、極力公共料金の据え置きをされ、社会的弱者に対する市政の拡充等、市民生活に配慮されたことにまず敬意を表します。  さらに、私どもの要望事項も24時間体制の介護支援センター事業、在宅老人介護ショートステイの送迎タクシー利用助成、福祉タクシー料金助成、低公害車の電気自動車の導入、廃油石けん再生処理施設の設置など数多く実現していただき、市当局の御努力に深く感謝いたします。  さらに、市民福祉の充実、都市基盤整備の推進や教育及び防災施策の充実など、職員の英知と総力を結集して推進していただくことを期待いたします。  ここで、さらに少々意見要望を申し上げたいと思います。都市環境整備としては、公共下水道事業は最重要課題であります。新年度は人口普及率23.9%をめざし、JR西側の汚水幹線工事も始まり多くの住民の方々が早期に水洗化になることを心待ちしております。さらに、積極的に事業を推進され、文化生活の向上となることを要望いたします。  生活基盤のもと道路整備の推進も、もっと国、県への促進、要請も強く進められることを望みます。  市営住宅の整備も北尾新田住宅の第1期建替工事が着手され、平地神田住宅も建て替え準備に入りますが、現在の入居者の方々の意見や要望にも十分に耳を傾け配慮されることを望みます。  そして、人にやさしいまちづくり条例のよき手本になる公営住宅建設であることを強く望みます。  ごみ行政につきましては、まだまだ課題は山積みであります。1つ1つを前向きに地球環境を守る立場で取り組んでいかなければ問題は解決いたしません。勇敢なる推進姿勢での実行を望みます。  健康と福祉行政につきましては、老人保健福祉計画の推進はもちろんのことですが、一人一人の高齢者、障害者の立場で施策が推進されることが大切であります。  また、子育て支援策もますます重要になってまいります。支援が後手にならないよう常に前向きにお願いいたします。  地域福祉サービスセンターの建設に向けた検討委員会も設置されますが、市民のニーズに応えられるセンターとなるよう、十二分な活発な論議を期待いたします。  工業、商業におきましては、横根町新江地区の工業団地の開発事業も困難なことも多々あるとは思いますが、協力に推進されることを要望いたします。  また、つつじ祭り、盆栽展をはじめ観光事業とともに市内の特産品の販売促進を図り、郷土愛が育つ環境づくりも大切であります。  教育行政におきましては、待望の南中学校が開校いたしますが、未来を担う子どもたちの教育環境のソフト面、ハード面、両面の整備をさらに積極的に推進されることを望みます。  女性行政におきましては、男女共同参画型社会の実現に向け、石ケ瀬会館が学習と交流の拠点として、さらに設備の充実とリーダー養成講座の質の向上を図り、一人でも多くの生き生きとした女性の活躍する街をめざしてほしいものであります。そして、第4次総合計画策定のための市民参加による地域街づくり委員会等にも大いに女性がメンバーとして参加できるよう配慮をお願いいたします。  最後に、行政改革大綱を制定するに際し、女性の声をぜひ取り入れていただき反映してくださることを強く望みます。そして、安心で快適な市民生活ができるよう、さらに職員の方々が全力で努力されることを要望して、賛成討論といたします。 ○議長(神谷治男)  ほかにございませんか。  21番・渡辺議員。 ◆21番議員(渡辺房枝)  私もただいま議題となっております平成8年度の一般会計予算各委員長報告がありました可決に対する賛成の立場で討論に参加いたしたいと思います。私はちょっと違った角度から賛成をさせていただきたいと思います。  7万3,000人の市民生活の安全と向上、33.68平方キロの治山治水の安泰と行政発展にあたり、激動と不穏な社会情勢の中で、政治、産業、経済、流通の重要な国土軸の位置づけとして、道路、交通アクセス、整備、推進の予算編成だと思っております。当大府市に関連するプロジェクトとして、御承知のように健康の森公園、第二東名、伊勢湾岸道路、中部新国際空港建設関連事業等は、今や世界へ向かっての情報インターネットは、21世紀への重要課題であります。景気の動向は、市財政へも大きく影響しておりますが、急速な高齢化社会の到来による社会福祉、保健、医療、環境整備、行政、教育、文化、生きがい施策、青少年女性行政にも特に理解が深い、安心して暮らせる街づくり事業が図られていると思います。  この予算につきましては、入るを図りて出ずるを成すの昔のことわざのように、心のこもった行政執行されることを強く望むものであります。  そして、財政面でちょっと意見を申し添えさせていただきます。税収の論拠として、歳入の都市計画税は市街化の固定資産税の0.3%に値すると言われております。10億余の計上されております市税総額の8.1%であるということであります。市街化の整備事業は、なかなか難しくやりにくい事業ではありますが、つい先日の新聞紙上で発表ありました地価公示、先ほど来、出ておりましたけれども、大府市の中央町、共栄町の市街地で県下の政令都市と匹敵と思われるような評価であったと思われました。この土地の有効利用を図っていただくと、そうすると税収もよくなるんではないかなというふうに思います。  有効利用につきましては、調査研究を重ねられて、地元の地権者にもよくよく指導をしてやっていただきたいということを強く要望いたしまして、賛成討論とさせていただきました。ありがとうございました。 ○議長(神谷治男)  ほかにございませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第24号を採決いたします。本案に対する各委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (起立多数)  起立多数であります。よって議案第24号は原案のとおり可決されました。  日程第20、「議案第25号」を議題といたします。本案は厚生消防委員会に付託してありましたので、厚生消防委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。厚生消防委員長。             (厚生消防委員長坂野弘孝・登壇) ◎厚生消防委員長坂野弘孝)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第25号「平成8年度大府市国民健康保険事業特別会計予算」について、厚生消防委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの厚生消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。  28番・山口議員。 ◆28番議員(山口広文)  本件につきましては、反対をさせていただきます。理由は、先ほどの税条例改正で最高限度額が上がりまして、市民への負担増は1,800万円であります。ここで少し国保問題について、意見を述べさせていただきたいわけでありますけれど、平成8年度のいわゆる予算書を見ましてですね、行政当局が申し上げていました、盛んに最近この応能応益割合のですね問題が述べられておるわけでありますけれど、8年度で見る限りはですね、逆に拡大をしたというのがですね、皮肉な結果であります、そういう点ではね。82対18というが応能応益割合であります。先ほど、一般会計の中で繰り入れ問題などが若干討論がされていますけれど、医療制度のやはり一番たくさんお金のかかるところであり、税収としてはですね、税収基盤が大変厳しいのが国保であるわけであります。したがってですね、同じやはり同列におけないのがこの国保の問題ではないかと思います。根本的には国の制度にやはり問題があるというふうに思うわけであります。  今回、市長の施政方針を見ますとですね、国保問題については、平成8年度については、限度額だけ実は引き上げさせてもらうというこういう書き方でありますけれど、もう一歩裏を考えますとですね、しかし9年度以降は県などからですね、強く言われている応能応益割合ペナルティの問題も合わせてですね、いってみれば均等割り、あるいは平等割りを引き上げをしたいということがですね、明確にしているというのが市長の施政方針における演説ではないかというふうに思うわけであります。この点はですね、ますますこういった点では指導としては確かにですね、厚生省がペナルティをちらつかせてですね、いわゆる税条例の改正を迫ってくるでしょうけど、一番やはり医療を必要としている低所得階層への問題が当然くるわけですから、これを前提にしてですね、平成8年度のいわゆる事務者の中での積み上げをしないでいただきたいということを思います。  むしろ問題はですね、国庫補助率の45%へ復元をさせるというここのやはり国の責任を改めてですね、基本に立ち返ってですね、この問題での取り組みもぜひしていただきたいと思います。  また、国民健康保険税については、大府市でもですね減免税条例などが制定がされていません。この点についてもぜひ検討に入っていただきたいということと、もう1つは、国保では休業保償などのですね、いゆる加入者への医療外のサービスはございません。この点も合わせてですね、検討していただきますようお願いいたし討論といたします。  以上です。 ○議長(神谷治男)  賛成の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ほかにございませんね。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第25号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数であります。よって議案第25号は原案のとおり可決されました。  日程第21、「議案第26号」を議題といたします。本案は建設委員会に付託してありましたので、建設委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設委員長。              (建設委員長・大山尚雄・登壇) ◎建設委員長(大山尚雄)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第26号「平成8年度大府市公共下水道事業特別会計予算」について、建設委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、賛成多数原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告いたします。
     問い、国庫支出金が前年比で減少しているが、主な理由は何か。  答え、対前年比で多少減少している。理由は、国庫補助対象事業の減少によるものである。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの建設委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。  19番・村上議員。 ◆19番議員(村上敏彦)  議案26号に対して、反対の立場で討論を行います。毎年のことでありますけれども、基本的には消費税の課税ということがあるわけですが、下水道料金の使用料についてもですね、消費税が課税をされていると、が主な反対の理由であります。消費税についてはですね、97年の4月から現行3%が5%において引き上げを執行されるという状況にあります。この執行されますと当然使用料金についても加算をされていくといった形の中で、市民負担が大きくなってくるとこういう状況になると思います。こういった点から、当然賛成をしかねるという状況であります。  そこで少しですね、意見を申し上げたいわけですが、建設委員会の質疑の中でも助役の答弁にありましたように、水洗化率、現在81%強でありますけれども、これは100%に引き上げていくといった状況の中で、使用料金の増収を図るということでありました。もちろん、利用率の向上に最大限の努力をしていただくわけでありますけれども、同時に幹線道路のですね、本管敷設地域、こういった地域に対しても早期にですね使用を早めるなどを行いながら、使用料金増収を図られることを自主的に取り組んでいただきたいというような意見を申し上げまして、反対討論といたします。 ○議長(神谷治男)  賛成の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第26号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数であります。よって議案第26号は原案のとおり可決されました。  日程第22、「議案第27号」を議題といたします。本案は教育経済委員会に付託してありましたので、教育経済委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。教育経済委員長。             (教育経済委員長金田隆子・登壇) ◎教育経済委員長金田隆子)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第27号「平成8年度大府市交通災害共済事業特別会計予算」について、教育経済委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの教育経済委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第27号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第27号は原案のとおり可決されました。  日程第23、「議案第28号」を議題といたします。本案は厚生消防委員会に付託してありましたので、厚生消防委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。厚生消防委員長。             (厚生消防委員長坂野弘孝・登壇) ◎厚生消防委員長坂野弘孝)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第28号「平成8年度大府市老人保健医療事業特別会計予算」について、厚生消防委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの厚生消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第28号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって議案第28号は原案のとおり可決されました。  日程第24、「議案第29号」を議題といたします。本案は建設委員会に付託してありましたので、建設委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設委員長。              (建設委員長・大山尚雄・登壇) ◎建設委員長(大山尚雄)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第29号「平成8年度大府市農業集落排水事業特別会計予算」について、建設委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、賛成多数原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程において、特に御報告申し上げるような質疑のなかったことを申し添えて、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの建設委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第29号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数であります。よって議案第29号は原案のとおり可決されました。  日程第25、「議案第30号」を議題といたします。本案は建設委員会に付託してありましたので、建設委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設委員長。              (建設委員長・大山尚雄・登壇) ◎建設委員長(大山尚雄)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました議案第30号「平成8年度大府市水道事業会計予算」について、建設委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  本案については、慎重審査の結果、賛成多数原案を可決すべきものと決しました。  以上が当委員会における審査結果でありますが、審査の過程における質疑応答のうち主なものを簡潔に御報告申し上げます。  問い、給水戸数が対前年比で50戸しか増えていないが理由は何か。また、積算の根拠は何か。  答え、平成6年度は、対前年比140戸の減少である。また、7年度は一戸建ての給水申し込みが大幅に減少している状況であり、過年度の実数を参考にして定めたものである。  問い、企業会計としての経営努力はどうか。  答え、平成4年度から4年間、毎年節水が実施されてきたため、水の重要は大幅に減少している。市民にも節水意識が高まっている。経営努力の基本は、有収率の向上を図ることが原則と考えており、経費の節減とともに職員一丸となって努力してまいりたい。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの建設委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。  28番・山口議員。 ◆28番議員(山口広文)  ただいまの委員長報告の中で、2点目のですね、企業会計自身としての努力はどういうことをやるのかという質問があって、答弁がされとるわけでありますけど。節水型社会になって、水の需要減っているということでありますけれど、有収率の向上がですね、1つは手だてだということでありますけれど、大府市ではですね、なお向上する余地がですね実際にあるのかどうかですね、答弁がされているような具体的な可能性がですね、まだあるのかどうかですね、このへんがちょっとよくわかりませんものですから、この点についての議論がございましたら,答弁いただきたいと思います。 ○議長(神谷治男)  建設委員長。 ◎建設委員長(大山尚雄)  有収率を上げる努力をするということではあったわけでありますが、より突っ込んだという部分の明快な答弁はなかったように思っております。 ○議長(神谷治男)  ほかにございませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。  19番・村上議員。 ◆19番議員(村上敏彦)
     議案30号に対して、反対の立場で討論を行います。反対理由は、公共下水道と同様ですね、水道料金に消費税が課税をされているという点からであります。特に、水道料金は高いと言われている料金に税率がアップされることによって、これは非常に大きな形の中で加算をされているとこういった点であります。  そういった点の中から、2、3意見を申し上げたいと思います。一昨年の異常渇水による断水以降、市民の皆さんの中では水の大切さを再認識されたものと思います。もちろん私も同感であります。このことが各家庭において、下水道部長の答弁にもありましたように、節水型につながっている状況、これによって使用水量の減少に伴い事業収益も低下するといった状況が生まれているんです。これが現状であります。  しかし、来年度予算はこうした点について、どう対処するのか。有収率向上だけにあるのか、それともほかに策があるのかどうか、こういった点についても残念ながら減収も当然といったように思われるような消極的な予算になっているように思われるわけであります。もう少し企業意識を発揮をしていただいて、具体的な施策を持って真剣に追求をしていただきたい、このように思っております。  また、もう1点は常々意見を申し上げておりますけれども、責任受水制の制度、これについて廃止を強力に働きかけていただくとともに、その間使用料金の基準額の引下げについても、県企業庁に対し強力に働きかけていただきたい、こういった意見を申し上げながら、反対討論といたします。 ○議長(神谷治男)  賛成の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第30号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数であります。よって議案第30号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ここで暫時休憩いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、この際暫時休憩することに決しました。  この際、暫時休憩いたします。再開は1時といたします。                休憩 午前11時56分                再開 午後 1時00分 ○議長(神谷治男)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第26、意見書第2号を議題といたします。朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。22番・冨田議員。 ◆22番議員(冨田正司)  議長のお許しを得ましたので、意見書第2号の提出について、案文の朗読をもって趣旨説明に代えさせていただきますので、全員の御賛同をよろしくお願い申し上げます。  意見書第2号、日米地位協定の見直しについての意見書。昨年9月沖縄県で米軍人による女子小学生暴行事件が発生し、国民に大きな衝撃を与えている。この事件は米軍の綱紀の著しい乱れと今もなお過去の占領意識が根強く残っていることによるものであり、断じて許されるものではない。  しかも、日本で起きた事件でありながら、米軍が日米地位協定に基づき、我が国への被疑者の身柄引き渡しを拒否したことは、沖縄県民の米軍に対する不信と不満を募らせるとともに、このことに対し日本の主権のあり方などをめぐって現行の協定の見直しを求める声が高まっている。  よって、政府におかれては、米軍人による女子小学生暴行事件に対し厳重に抗議されているところであるが、下記事項について速やかに措置されるよう強く要望する。  記、1、日本国民の生命、財産を守るという基本認識に立って、日米地位協定の見直しについて積極的に取り組むこと。  2、事件の再発防止と米軍人、軍属の綱紀粛清並びに被害者に対する謝罪と補償を在日米軍司令部並びに米国政府に対して強く求めること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成8年3月25日 愛知県大府市議会議長 神谷治男。  なお、提出先につきましては、内閣総理大臣ほか2大臣宛でございます。よろしくお願いします。 ○議長(神谷治男)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書第2号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって意見書第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより意見書第2号を採決いたします。  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって意見書第2号は原案のとおり可決されました。  日程第27、意見書第3号を議題といたします。朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。22番・冨田議員。 ◆22番議員(冨田正司)  議長のお許しを得ましたので、意見書第3号の提出にあたり、案文の朗読をもって趣旨説明に代えさせていただきますので、全員の御賛同をよろしくお願いいたします。  意見書第3号、母子保健事業及び予防接種事業等への財政的支援を求める意見書。平成6年7月の地域保健法の改正により、平成9年度から母子保健サービス事業が県業務から市町村業務に移譲されることになった。  昨今の市町村の厳しい財政状況下において、年々、母子保健事業の補助金がカットされ、専門職である保健婦の活動費交付金も廃止となり、さらにこの時節での市町村への移譲は、一般財源の拠出を増大し、市町村の財政が一層厳しさを増す要因となる。  よって、国、県におかれては、現況での市町村の厳しい財政事情を御賢察いただき、保健事業について下記のとおり特段の予算措置がされるよう強く要望する。  記、1、市町村保健活動交付金が平成6年度から廃止になったが、保健事業充実、促進のための保健婦の確保の位置づけがなされている段階でもあり、その財源補てんのための交付金を交付されたい。  2、母子保健サービスの移譲に伴い、現在の1歳6ヵ月児検診に加え乳児検診、3歳児検診、妊婦検診、栄養指導等を実施することになるため、この移譲分等にかかわる経費の増加分を地方交付税ではなく、補助金対象とされたい。  3、予防接種業務に係わる経費についても一般財源で賄っており、予防接種法第32条の2(予防接種に要する費用を都道府県が3分の2負担することになっているが、当分の間負担しない)を廃止し、市町村に交付金を交付されたい。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成8年3月25日 愛知県大府市議会議長 神谷治男。  なお、提出先につきましては、内閣総理大臣ほか3大臣と愛知県知事宛でございますので、よろしくお願いします。 ○議長(神谷治男)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書第3号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって意見書第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより意見書第3号を採決いたします。  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員であります。よって意見書第3号は原案のとおり可決されました。  日程第28、「庁舎建設検討特別委員会の報告について」を議題といたします。庁舎建設検討特別委員会での調査研究結果について、委員長の報告を求めます。庁舎建設検討特別委員長。           (庁舎建設検討特別委員長・田中次朗・登壇) ◎庁舎建設検討特別委員長(田中次朗)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました庁舎建設検討特別委員会における調査と研究の結果について、御報告申し上げます。  本議会は、庁舎建設に関する検討協議をするため、昨年6月の本会議にて設置されて以来、行政視察を含め、延べ9回にわたり開催し調査研究をしてまいりました。去る3月13日に議長へ調査研究結果をまとめた報告書を提出したところであります。皆様のお手元にその写しが配付してありますので、その朗読をもって委員会の報告といたします。  はじめに。  大府市の庁舎は、昭和33年に建設され、その後の人口の急激な増加による行政需要の増大及び、職員数の増加により増築や分庁舎の建設等を行ってきたが、構造的にも機能的にもほぼ限界がきている現状である。そのため第3次総合計画では、市民サービスの総合拠点として庁舎建設を必要とし、平成12年の完成をめざした庁舎建設整備の計画が打ち出されている。  大府市を取り巻く環境は、21世紀に向けて、国立長寿医療研究センターを核とするあいち健康の森の整備、第二東名自動車道の整備、中部新国際空港の整備といった国、県の大プロジェクトが事業化されており、大きく変貌をしようとしている。こうした中、大府市の庁舎整備事業は長期的な展望に立って市民サービスの中心的施設として、効率的な行政機能や阪神・淡路大震災を教訓とした防災の拠点となる庁舎整備として、市の執行部は庁舎建設委員会のプロジェクトを平成7年度から設置し、平成12年の完成をめざして検討が始まっている。  大府市議会としても、庁舎建設に対して市民の意見も反映し、議会の立場からこの庁舎建設に関する検討をするため、平成7年6月23日に本会議より閉会中の継続審査として委員10名をもって構成する「庁舎建設検討特別委員会」を設置して、検討協議を進めてきた。  まず、本年度の特別委員会は、執行部の年間スケジュールの説明を受け、議会特別委員会のスケジュールの確認をした。次に、庁舎建設の先進地視察として上尾市、富津市の両市の状況を参考に調査した。その後、本市における現状の問題点や考慮すべき事項をフリートーキングし、庁舎建設検討項目の議論や新庁舎への反映としての提案等の協議を重ねてきた。  また、検討協議を重ねた事項に対して、具体的な採用状況や建築後の反省点を調査研究するため、関市の新庁舎を視察したりして、精力的に調査研究活動を進めてきた。  一方、執行部の庁舎建設委員会では、庁舎建設計画をあらゆる角度から調査研究し計画をしている。したがって、本特別委員会は、議会部門及び市民の利用から見た項目を中心に議論をしてきたもので、本報告書は、今まで協議してきた事項についての経過と基本的な考え方について報告するものである。  次に、開催日時及び会議の経緯等、検討事項については、朗読を省略させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  まとめ。  本市が進める庁舎建設事業は、行政の中心の役割を持ち、かつ市民にわかりやすく利用しやすい、しかも事務能率が図れる市民のシンボルとしてふさわしい庁舎として、市民サービスの中心的な施設をめざして取り組むべきである。そして、新たな将来の都市づくりの核となる施設、文化、コミュニティの中心として付加価値の高い施設としての役割も持たせるべきである。  本特別委員会の報告書が市のプロジェクトの報告書とのすり合わせを行い、基本構想への反映、また市民の意見等も十分に聞き、よりよい庁舎建設に向けて一体となって進められることが望ましい。  平成7年度は基本構想、今後は基本計画、基本設計、実施設計、その後は建築に入っていくものであるので、今後とも議会としては特別委員会を存続して、さらに検討協議を重ねていかなければならない。  また、今後の特別委員会としては、執行部の庁舎建設委員会等の進捗状況を逐次報告を受けながら、議論をして進める方法がよりベターな進め方という意見でもあった。いずれにしても、バブル崩壊後の景気低迷が続く昨今、庁舎建設計画に対しては多額な事業費がかかるため、他の行政事業に滞りのないように財政計画に努力する反面、将来需要を十分見据えた庁舎建設計画をしていくべきであることを提言する。  各委員におかれては、委員会及び視察先において多くの議論、質疑、意見、提案を行い、報告書の作成についても熱心に協力していただいたことに改めて感謝申し上げ特別委員会のまとめといたします。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの庁舎建設検討特別委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。庁舎建設検討特別委員会の調査研究結果を了承し、本報告に特別委員会の調査研究結果に沿うよう配慮されたいとの要望を添え、市長に送付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、庁舎建設検討特別委員会の調査研究結果を了承し、本報告書に特別委員会の調査研究結果に沿うよう配慮されたいとの要望を添え、市長に送付することに決しました。  日程第29、「健康の森関連特別委員会の報告について」を議題といたします。健康の森関連特別委員会での調査研究結果についての特別委員長の報告を求めます。健康の森関連特別委員長。           (健康の森関連特別委員長・渡辺房枝・登壇)
    ◎健康の森関連特別委員長(渡辺房枝)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました健康の森関連特別委員会における調査と研究の結果につきまして、御報告を申し上げます。  本委員会は、県が整備するあいち健康の森事業に関連して、本市が取り組むべき事項について、調査研究するために昨年6月に設置されて以来、行政視察を含めて延べ11回にわたり会議を開催し、去る3月13日に調査研究の成果をまとめた報告書を議長に提出いたしました。皆様のお手元にその写しが配付してありますので、その朗読をもって本委員会の報告といたします。  はじめに。  愛知県が平成元年に発表したあいち健康の森構想は、平成9年度の第1期事業の供用開始まであと1年余となり、平成7年7月には全国から注目を集めた国立長寿医療研究センターがオープンし、また平成8年3月には、まだ骨組み段階ではあるが、健康ゾーンの中核施設となる健康開発センター等4施設がその内容を現すなど、事業は新規、再整備を含め着々と進んでいる。この間、大府市においては、道路や河川整備、用地取得等、県と歩調を合わせ事業を推進してきた。市議会としても、あいち健康の森内の施設整備、交通アクセスの整備、あいち健康の森を流域とする河川整備、玄関口となる大府駅周辺の整備、周辺住民の生活環境整備のための施策、国立療養所中部病院及び長寿医療研究センターの果たす役割等を中心に、過去3年間にわたり特別委員会を設置して調査検討を行ってきた。  昨年2月には、特別委員会より議長へ報告書が提出され、調査研究の結果に対して議会で了承がなされた。しかしながら、事業の進捗に連れて早急に整備すべき課題や新たな問題も発生してきており、引き続き、調査研究を行うため10人の委員をもって構成する健康の森関連特別委員会が平成7年6月に設置された。  本委員会は、これまでの特別委員会の報告書で取り上げられている課題を整備し、その中心的課題について執行部から見解を求めるとともに、県の各担当を招いて事業の現状について説明を受けた。また、開所間もない国立長寿研究センターに井形病院長を尋ね、その研究概要及び将来に向けての構想についてお話を伺い、10月にはあいち健康の森事業と手法等の類似の山梨県山梨市の笛吹川フルーツ公園を視察するなど、大変精力的に調査研究活動を行った。  本報告書は、以上の経緯により大府市として、あいち健康の森事業にもとめるもの、現状分析を踏まえた上で課題の整理を行い、洗い出された中心的課題に対する行政としてのアプローチの方法について提案することにより、今後の本市の積極的対応が求められる事項を明確にした。  最後に、お忙しい中、御説明をお願いしたところ、快くお引き受けいただいた関係機関各位に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。  次に、開催日時及び検討事項につきましては、朗読を省略させていただきたいと思います。  まとめといたしまして、あいち健康の森は、平成9年に供用開始する第1期事業の充実はもちろんのこと、第2期事業として位置づけられている生きがいゾーン、福祉ゾーンを含めた約100ヘクタールを計画に沿って一体的に整備することによって、地域に住む人々、ひいては大府市民すべてにとって、うるおいのある生活環境、心身共に快適な生活が過ごせる社会が形づくられてくる。  反面、県の計画公表以後、事業が進展しなければ事業計画の内容を公表したことにより、類似事業を計画する民間企業の地域進出意欲を阻害する恐れがあり、結果として民間企業の当該地域進出を妨げることにもなると懸念される。  難題ほど後送りされるものであるが、当報告書で提起した問題や事項については、可能な限りの検討を加え、問題等の解決に向けて背伸びをせず着実に行動していくという姿勢が必要であると同時に、あいち健康の森事業及びそれに関連する周辺開発整備は、関係地域のみでなく当市の街づくり全体の中にどのように位置づけられていくかという視点を常に持つことが行政運営において大変重要となってくる。  当特別委員会が約10ヵ月にわたり行ってきた調査研究のすべてを当報告書に表現しきれなかった思いはあるものの、現時点での中心課題を明確にすることはできたものと思っている。各ゾーンに分担された機能が有効に効果を発揮するために、第1期事業に引き続き、第2期事業も計画に沿って継続されることが必要である。それらを折り込んだ上での周辺地域整備が行われなければならない。当特別委員会も事業の継続に合わせ、調査検討を続けていくことが望ましいと考えられる。  大小さまざまな問題が存在する昨今ではあるが、関係者におかれては、より一層事業推進に向けて御活躍を期待するとともに、より積極的な対応を図られるようお願い申し上げ結びといたします。  以上、報告を終わります。 ○議長(神谷治男)  ただいまの健康の森関連特別委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。健康の森関連特別委員会の調査研究結果を了承し、本報告書の調査研究結果に配慮されたいとの要望を添え、市長に送付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、健康の森周辺整備特別委員会の調査研究結果を了承し、本報告書の調査研究結果に配慮されたい要望を添え、市長に送付することに決しました。  ここで、市長さんからごあいさついただきます。               (市長・福島 務・登壇) ◎市長(福島務)  平成8年大府市議会第1回定例会の閉会にあたりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。去る4日から本日までの22日間にわたりまして、第1回の定例会が開催され、その間本議会に提出いたしました案件につきまして、慎重審査され、全議案についてお認めを賜り厚く御礼申し上げます。審議の中で、御意見、御要望等を多くいただきました。これを職員一同しっかり受け止め、市の発展と市民福祉の向上に最善の努力を重ねてまいりますので、よろしく御指導、御援助お願い申し上げる次第でございます。  さて、最後に私自身の問題について述べさせていただきます。この4月に1期目の任期がまいります。この4年の間、議員の皆様をはじめ市民の方の温かい御理解と御協力をいただき、大府市の街づくりに一生懸命取り組むことができました。重ねてお礼を申し上げる次第でございます。つきましては、去る12月議会におきまして、次期の市長選挙について御質問をいただき、お答え申し上げたところでございますが、21世紀を間近に控え市民の皆様の幸せのため、ふるさと大府の街づくりに全力を傾注してまいりたいと存じますので、高所からの御指導、御援助を賜りますよう心からお願い申し上げまして、閉会のごあいさつに代えさせていただきます。どうもありがとうございました。                  (拍手あり) ○議長(神谷治男)  以上で、今期定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  これをもって平成8年大府市議会第1回定例会を閉会いたします。                閉会 午後 1時32分...