東海市議会 2017-03-22
平成29年 3月定例会 (第5日 3月22日)
平成29年 3月定例会 (第5日 3月22日) 平成29年3月22日
1 出席議員(22人)
1番 川 ア 一 2番 工 藤 政 明
3番 蔵 満 秀 規 4番 早 川 康 司
5番 蟹 江 孝 信 6番 村 瀬 晃 代
7番 村 瀬 進 治 8番 坂 ゆかり
9番 井 上 純 一 10番 斉 藤 誠
11番 眞 下 敏 彦 12番 北 川 明 夫
13番 冨 田 博 巳 14番 本 田 博 信
15番 粟 野 文 子 16番 辻 井 タカ子
17番 石 丸 喜久雄 18番 神 野 久美子
19番 早 川 直 久 20番 田 中 雅 章
21番 加 藤 菊 信 22番 井 上 正 人
2 欠席議員
な し
3 職務のため議場に出席した議会事務局職員
議会事務局長 坂 野 佳 邦 議事課長 松 田 直 樹
議事課統括主幹 山 田 祐 輔 議事課主事 本 多 佑 鷹
4 説明のため議場に出席した者
市長 鈴 木 淳 雄
副市長 近 藤 福 一
教育長 加 藤 朝 夫
副教育長 小 沢 文 雄
総務部長 辻 隆一郎
企画部長 加 藤 章 宏
市民福祉部長 神 野 規 男
健康福祉監 坂 祐 治
市民福祉部付部長 小 島 やよい
環境経済部長 沢 田 稔 幸
都市建設部長 森 田 英 二
中心街整備事務所長 花 田 勝 重
水道部長 矢 田 二 郎
消防長 平 林 宏 伸
会計管理者 久 野 秀 一
教育部長 石 濱 晋
総務部次長兼総務法制課長 近 藤 孝 治
企画部次長兼秘書課長 星 川 功
地方創生監 菊 池 博 史
市民福祉部次長兼市民窓口課長 小 島 輝 雄
健康いきがい対策監 後 藤 文 枝
観光産業監 各 務 和 彦
清掃センター所長 小 島 康 弘
都市政策監兼都市整備課長 伊 藤 彰 浩
中心街整備事務所次長 大 岩 隆
水道部次長兼下水道課長 歌 丸 俊 明
消防署長 富 永 直 弘
芸術劇場館長 江 口 貴 子
総務法制課統括主幹 森 本 誠 二
5 議事日程
┌──┬────┬──────────────────────────┬─────┐
│日程│議案番号│件 名 │備 考 │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│1 │1 │東海市
個人情報保護条例の一部改正について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│2 │2 │東海市税条例等の一部改正について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│3 │3 │東海市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に
│ │
│ │ │関する条例の一部改正について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│4 │4 │東海市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│5 │5 │東海市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正に
│ │
│ │ │ついて
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│6 │6
│東海市立医療型児童発達支援センターの設置及び管理に
関│ │
│ │ │する条例の一部改正について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│7 │7
│東海市立デイサービスセンターの設置及び管理に関する
条│ │
│ │ │例の一部改正について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│8 │8
│東海市立勤労センターの設置及び管理に関する条例の一部
│ │
│ │ │改正について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│9 │9 │東海市工場立地法に基づく市準則を定める条例の一部
改正│ │
│ │ │について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│10│10 │東海市手数料条例の一部改正について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│11│11
│東海市営住宅条例の一部改正について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│12│12 │東海市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部
│ │
│ │ │改正について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│13│13 │東海市職員の
配偶者同行休業に関する条例の制定について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│14│14 │東海市
中小企業振興基本条例の制定について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│15│15 │損害賠償の額の決定(その1)について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│16│16 │市道の路線廃止(その1)について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│17│17 │市道の路線認定(その1)について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│18│18 │名和前第2
ポンプ場ポンプ設備増設工事委託基本協定の
変│ │
│ │ │更について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│19│19 │平成29年度東海市一般会計予算
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│20│20 │平成29年度東海市
国民健康保険事業特別会計予算 │ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│21│21 │平成29年度東海市
後期高齢者医療事業特別会計予算 │ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│22│22 │平成29年度東海市太田川駅
周辺土地区画整理事業特別会│ │
│ │ │計予算
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│23│23 │平成29年度東海市
下水道事業特別会計予算 │ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│24│24 │平成29年度東海市
水道事業会計予算 │ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│25│25 │平成28年度東海市
一般会計補正予算(第4号)
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│26│26 │平成28年度東海市
国民健康保険事業特別会計補正予算(│ │
│ │ │第4号)
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│27│27 │平成28年度東海市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算│ │
│ │ │(第2号)
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│28│28 │平成28年度東海市太田川駅
周辺土地区画整理事業特別会│ │
│ │ │計補正予算(第2号)
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│29│29 │平成28年度東海市
下水道事業特別会計補正予算(第4
号│ │
│ │ │)
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│30│30 │平成28年度東海市
水道事業会計補正予算(第2号)
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│31│同 意1
│教育委員会委員の選任について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│32│ 〃 2
│公平委員会委員の選任について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│33│ 〃 3
│固定資産評価審査委員会委員の選任について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│34
│ │選挙管理委員及び同補充員の選挙
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│35│意見書1│精神障害者に対する公共交通機関の運賃割引制度の適用を
│ │
│ │ │求める意見書の提出について
│ │
├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤
│36
│ │平成29年度議員の派遣について
│ │
└──┴────┴──────────────────────────┴─────┘
6 会議に付した事件
議事日程に同じである。
(3月22日 午前9時30分 開会)
○議長(井上正人)
ただいまの出席議員は22人で、定足数に達しております。
ただいまから本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました日程表のとおり進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――
○議長(井上正人)
これより会議に入ります。
日程第1、議案第1号、「東海市
個人情報保護条例の一部改正について」から日程第30、議案第30号、「平成28年度東海市
水道事業会計補正予算(第2号)」までの30案を一括議題といたします。
本30案については、各委員会に付託してありましたので、各委員会における審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。
まず、
総務消防委員長の報告を求めます。
(
総務消防委員長 神野久美子 登壇)
○
総務消防委員長(神野久美子)
皆様、おはようございます。議長の御指名がございましたので、
総務消防委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。
総務消防委員会は、3月14日、午前9時30分から第1・第2委員会室で、委員全員出席のもとに、市長初め関係職員の出席を求め開催いたしました。
議案第1号、「東海市
個人情報保護条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。今回の改正に至った背景及び記録される内容はどのようであるか。
総務部次長答弁。今後予定されている国の
情報提供ネットワークシステムを利用した他の行政機関等とのデータ連携において、情報の照会者及び提供者の名称、照会及び提供の日時並びに特定個人情報等、やりとりした内容が記録されるものである。
議案第2号、「東海市税条例等の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、税務課統括主幹から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。28年3月の改正条例から追加された規定はどのようであるか。
税務課統括主幹答弁。28年11月24日付で軽自動車税の非課税及び減免に関して県との協議が調ったことにより、非課税範囲の拡大や減免規定の追加を行ったもので、具体的には、第73条の2「日本赤十字社が所有する軽自動車等に対する軽自動車税の非課税の範囲」、第73条の9「環境性能割の減免」及び附則第12条の3の3「軽自動車税の環境性能割の減免の特例」の規定を追加したものである。
議案第3号、「東海市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第4号、「東海市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第5号、「東海市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。現在の対象者数を把握しているか。
職員課長答弁。職員に改正内容を周知し、その後、取得に関する相談を受けるため、対象者数は把握していない。また、現条例により介護休暇を取得している職員はいないものである。
議案第13号、「東海市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について」。
審査結果。付託された本案については、職員課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。県内各市における
配偶者同行休業の導入状況はどのようであるか。
職員課長答弁。名古屋市を除く37市中、17市が導入している。
議案第15号、「損害賠償の額の決定(その1)について」。
審査結果。付託された本案については、警防課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。事故の原因はどのようであるか。
警防課長答弁。搬送する際、出場時に運転していた者からほかの者に交代したが、運転席の座席調整が不十分だったことにより不適切な運転姿勢となり、ブレーキ操作を誤ったものと考えている。
議案第19号、「平成29年度東海市一般会計予算」。
審査結果。分割付託された本案については、各担当課長等から補足説明を受け、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。防犯灯設置事業について、防犯灯を新設する際は、LED防犯灯を設置しているのか。また、LED防犯灯の設置率はどのようであるか。
交通防犯課長答弁。基本的にはLED防犯灯の設置を進めている。また、29年1月末現在、防犯灯7,343基のうち、LED防犯灯は389基であり、設置率は約5%である。
委員質疑。
自主防災組織地震防災対策補助事業について、自主防災組織はどのような単位で組織されているか。また、補助対象はどのようであるか。
危機管理監答弁。自主防災組織は、町内会・自治会、
コミュニティ単位で組織されている。また、町内会・自治会については防災用資機材等の購入、コミュニティについては防災マップの作成費用に対して補助を行っているものである。
委員質疑。
市長会海外事業参加負担金について、訪問先や目的等、具体的な内容はどのようであるか。
企画部次長答弁。訪問先は、アジアにおける観光拠点であるシンガポール、近年、訪日旅行者が増加しているマレーシア及び多くの日本企業が進出し、2018年にはアジア競技大会の開催が予定されているインドネシアの3ヵ国で、愛知県市長会からは、本市を初め13市長が参加予定と聞いている。
訪問先においては、政府機関、現地の航空会社や旅行会社等の観光業者及び県内から進出している企業等との意見交換を通して、参加市及び県内各市の観光や物産等の紹介、現地での人脈づくり、状況把握を含め、今後、各市が海外展開していくための土台づくりを行うことを目的としているものである。
委員質疑。
循環バス運行事業について、28年度と比べ増額になっている理由は何か。
交通防犯課長答弁。主な増額理由は、国庫補助金の減額に伴い負担金が増えたこと、28年8月27日から開始した75歳以上の方の運賃無料化の経費を29年度は1年分計上していること及び
知多乗合株式会社の人件費の増額に伴い運行経費が増えたことによるものである。
議案第25号、「平成28年度東海市
一般会計補正予算(第4号)」。
審査結果。分割付託された本案については、交通防犯課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。
循環バス運行事業について、バス運行会社に対する国庫補助金が減額となったことに伴う運行負担金の増による補正とのことであるが、具体的な内容はどのようであるか。
交通防犯課長答弁。本市の循環バスの北ルートと接続していた
知多乗合株式会社の路線バスの横須賀B線というルートが利用者の減少によって廃止されたことに伴い、国庫補助要件を満たさなくなったため、北ルートの循環バス2台分に係る国庫補助金の減額相当分が運行負担金として増えたものである。
以上で報告を終わります。
○議長(井上正人)
これより、ただいまの
総務消防委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
(
総務消防委員長 神野久美子 降壇)
続いて、
文教厚生委員長の報告を求めます。
(
文教厚生委員長 斉藤 誠 登壇)
○
文教厚生委員長(斉藤 誠)
おはようございます。議長の御指名がございましたので、
文教厚生委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。
文教厚生委員会は、3月15日、午前9時30分から第1・第2委員会室で、委員全員出席のもとに、市長初め関係職員の出席を求め開催いたしました。
議案第6号、「
東海市立医療型児童発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。医療型から福祉型に変更することによる運営内容及び人員配置への影響はどのようであるか。
幼児保育課長答弁。診療所としての機能を失うことにより、医師の配置がなくなるほか、新しい施設ではカトレア学園との一体的運営として調理業務を一元化するため調理員の配置はなくなるが、保育士、理学療法士、看護師、言語聴覚士、作業療法士及び音楽療法士等の体制に変更はない。なお、嘱託医が月に2回勤務し、児童の健康管理及び職員や保護者の相談支援を行うものである。
議案第7号、「
東海市立デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、高齢者支援課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。対象者は、要支援1、2及び
基本チェックリスト該当者とのことであるが、
基本チェックリスト該当者とはどのような者か。
高齢者支援課統括主幹答弁。厚生労働省が作成した25項目からなる
基本チェックリストにより、リスクありと判定された者である。
議案第19号、「平成29年度東海市一般会計予算」。
審査結果。分割付託された本案については、各担当課長等から補足説明を受け、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。
個人番号カード交付事業費補助金について、現時点の交付件数及び交付率、また、今後の交付件数の見込みはどのようであるか。
市民福祉部次長答弁。本市の29年2月末時点の
地方公共団体情報システム機構への申請数1万2,691件のうち、1万240件が交付済みで、交付率は、28年4月1日現在の人口の約9%である。また、全国の29年2月末時点での交付実績が約1,000万枚であることによる国の交付見込み件数の見直しを勘案し、29年度末で約1万8,000枚と見込んでいる。
委員質疑。地域支えあい
体制づくり推進事業について、設立3年目以降の団体に対する交付額を減額する理由及び1団体当たりの平均交付額はどのようであるか。
高齢者支援課長答弁。事業開始から5年が経過したことから、交付金の使途の実績を踏まえ見直すものである。また、27年度の1団体当たりの平均交付額は約26万7,000円である。
委員質疑。健康増進施設基本構想策定事業費負担金について、基本構想策定までのスケジュールはどのようであるか。
健康推進課長答弁。西知多医療厚生組合が策定するごみ処理施設整備基本計画や30年度の予算に反映させていくため、29年12月ごろをめどに内容を取りまとめるものである。
委員質疑。ひきこもり支援補助事業について、28年度から嘱託職員を1名増員したことによる効果及び29年度予算の増額理由はどのようであるか。
社会福祉課長答弁。嘱託職員の増員により、ひきこもりに関する相談に対して速やかに該当者宅を訪問し、対応できる体制が整備された。また、29年度予算の増額は、職員の通勤手当、住居手当の増額及び臨時職員2名の増員によるものである。
議案第20号、「平成29年度東海市国民健康保険事業特別会計予算」。
審査結果。付託された本案については、国保課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。国民健康保険税が28年度予算と比べ、減になっている理由はどのようであるか。
国保課長答弁。被保険者数の見込みが1,138名の減となったためである。
委員質疑。国民健康保険システム修正事業について、内容はどのようであるか。
国保課長答弁。県電算システムとの連携のための修正であり、今後、県が加入状況等の情報を一括して保持し、市町村はそのもとで運用する予定である。
議案第21号、「平成29年度東海市後期高齢者医療事業特別会計予算」。
審査結果。付託された本案については、国保課長から補足説明を受け、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。軽減措置の見直しによる影響はどのようであるか。
国保課長答弁。低所得者の均等割軽減措置の所得基準額の見直しにより、5割軽減については26万5,000円が27万円に、2割軽減については48万円が49万円に拡大されることに伴い、78名で約115万円の軽減額の増となるものである。一方、元被扶養者の均等割軽減措置については、29年度から9割軽減を7割軽減、5割軽減へと順次見直しを図っていくため、29年度の軽減額が約477万円の減となるほか、低所得者の所得割軽減措置について、5割軽減を2割軽減に見直すため、軽減額が約834万円の減となるものである。
議案第25号、「平成28年度東海市
一般会計補正予算(第4号)」。
審査結果。分割付託された本案については、各担当課長等から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。西知多医療厚生組合負担金について、企業債償還金の一部を負担するとのことであるが、入院・外来患者数及び収益はどのようであるか。
健康推進課長答弁。当初予算積算時と比較し、入院患者が約9,600名の減、外来患者が約5,000名の減となっている。また、入院収益は約6億円減となっており、企業債償還金の元金分を賄うことができなくなったため、その一部を負担するものである。
委員質疑。芸術劇場使用料について、1,100万円の減とのことであるが、予算積算時の見込みはどのようであるか。また、使用料減免件数は考慮していたか。
管理課長答弁。開館の翌月である27年11月のひと月分の使用申し込み件数に基づき積算したものである。なお、使用料減免件数については考慮していない。
議案第26号、「平成28年度東海市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第27号、「平成28年度東海市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における質疑応答。
委員質疑。1人当たりの保険料が減になった理由はどのようであるか。
国保課長答弁。減額対象者数が見込みより増加したためである。
以上で報告を終わります。
○議長(井上正人)
これより、ただいまの
文教厚生委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
(
文教厚生委員長 斉藤 誠 降壇)
続いて、建設環境経済委員長の報告を求めます。
(建設環境経済委員長 田中雅章 登壇)
○建設環境経済委員長(田中雅章)
おはようございます。議長の御指名がございましたので、建設環境経済委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。
建設環境経済委員会は、3月10日、午前9時30分から第1・第2委員会室で、委員全員出席のもとに、市長初め関係職員の出席を求め開催をいたしました。
議案第8号、「東海市立勤労センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、商工労政課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における質疑応答。
委員質疑。ロッカーの使用料について、トレーニングスタジオ内に設置するものを除いて1回につき100円とあるが、どのような内容であるか。
商工労政課長答弁。トレーニングスタジオ以外のロッカーを使用する際には1回につき100円かかるが、トレーニングスタジオ内にはリターン式のロッカーを設置する予定であり、実質、無料となるものである。
議案第9号、「東海市工場立地法に基づく市準則を定める条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第10号、「東海市手数料条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、建築住宅課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第11号、「東海市営住宅条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、建築住宅課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。入居者資格の拡充として、収入基準の年齢要件を、小学校就学前から中学校を卒業する年度末までに改正するとしているが、現在の入居者のうち、緩和措置の対象である小学校就学前の子育て世帯は何世帯あるのか。
建築住宅課長答弁。9世帯である。
議案第12号、「東海市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第14号、「東海市
中小企業振興基本条例の制定について」。
審査結果。付託された本案については、商工労政課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。第14条に市からの受注機会の増大とあるが、現状からの変更点はどのようであるか。
商工労政課長答弁。現状においても、市が工事や備品の発注をする際、市内企業に優先的に受注の機会を与えることとしているが、条例として明文化するものである。
議案第16号、「市道の路線廃止(その1)について」及び議案第17号、「市道の路線認定(その1)について」。
審査結果。付託された本2案については、土木課統括主幹から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第18号、「名和前第2
ポンプ場ポンプ設備増設工事委託基本協定の変更について」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。委託金額が1億円減額となった理由はどのようであるか。
水道部次長答弁。減速機及び監視制御装備等の主要機器費の見積もりの差額により3,150万円、仮設費の見直しにより3,210万円、ポンプ設備と除塵機設備を合体発注に見直したことにより1,000万円、入札の請負残により2,640万円の合計1億円が減額となったものである。
議案第19号、「平成29年度東海市一般会計予算」。
審査結果。分割付託された本案については、各担当課長等から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。公共駐車場指定管理者納付金の算出根拠及び公共駐車場の利用状況はどのようであるか。
土木課統括主幹答弁。施設の運営管理経費と使用料収入の差額である収益金を指定管理者が市へ納付するもので、指定管理に係る協定締結時に確認した金額を計上しているものである。
また、利用実績は27年同時期と比較し、1万7,571台の減少で、金額にして約360万円の減額となっているものである。
委員質疑。騒音測定事業について、28年度より増額となっている理由はどのようであるか。
環境経済部次長答弁。29年度は、騒音測定の委託に必要なゼンリンのデジタル地図の更新及び環境基準に適合しているかどうかを評価するために必要な周辺の住宅事情や道路事情、交通量等の調査を実施するためである。
なお、デジタル地図の更新及び地点毎の周辺調査は5年に一度実施するものである。
委員質疑。富木島石根土地区画整理事業について、29年度の第一四半期に組合設立予定と聞いているが、どのようであるか。
都市整備課統括主幹答弁。29年7月の組合認可に向け、順次、必要な業務を行っているところである。
議案第22号、「平成29年度東海市太田川駅周辺土地区画整理事業特別会計予算」。
審査結果。付託された本案については、中心街整備課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第23号、「平成29年度東海市
下水道事業特別会計予算」。
審査結果。付託された本案については、下水道課統括主幹から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第24号、「平成29年度東海市
水道事業会計予算」。
審査結果。付託された本案については、水道課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。未収金2億4,857万2,000円の内訳はどのようであるか。
水道課長答弁。4月に収納となる29年3月分の水道料金の口座引き落とし分及び過年度分の水道料金が約1億6,240万円、下水道事業特別会計負担金及び依頼工事に係る負担金等が約8,600万円、そのほか、県施設の電気使用料等の雑収益である。
委員質疑。消費税及び地方消費税に係る雑支出について、28年度より3,479万円減額となっている理由はどのようであるか。
水道課長答弁。配水管布設替工事費が減となったことに伴い、工事に係る特定収入である工事負担金が減額となったことによるものである。
議案第25号、「平成28年度東海市
一般会計補正予算(第4号)」。
審査結果。分割付託された本案については、各担当課長等から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な質疑応答。
委員質疑。準用河川土留木川改修事業について、工事の実施が困難になったとのことであるが、今後の計画はどのようであるか。
土木課長答弁。既存の構造物の基礎を活用した河川改修を進めていたが、基礎の形状が予定と異なっていたため、現在の工法では工事が進められず中止したものであり、今後、工法の見直しなど、検討を進めていくものである。
議案第28号、「平成28年度東海市太田川駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」。
審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第29号、「平成28年度東海市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)」。
審査結果。付託された本案については、下水道課統括主幹から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第30号、「平成28年度東海市
水道事業会計補正予算(第2号)」。
審査結果。付託された本案については、水道課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
以上で報告を終わります。
○議長(井上正人)
これより、ただいまの建設環境経済委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
(建設環境経済委員長 田中雅章 降壇)
以上で、各委員長の報告及び質疑は終了いたしました。
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。
(16番 辻井タカ子 登壇)
○16番議員(辻井タカ子)
おはようございます。日本共産党議員団の辻井タカ子です。ただいま一括上程されています議案のうち、議案第1号、「東海市
個人情報保護条例の一部改正について」、反対の立場で討論を行います。
本条例改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法の施行に伴い、本市の
個人情報保護条例を一部改正して情報提供等記録に関する規定の整備等をするため改正するものです。これにより、情報提供等記録開示システム、別名は、マイナポータルで自分の個人情報のやりとりの記録がインターネット上で確認できるようになります。
質疑の中では、パソコンがない方等でも、マイナポータルを利用できるよう公的機関へ端末機を無料貸与、通信費用も無料で市の負担はなしとのことで、市は8台を申請するとのことです。しかし、一昨年、日本年金機構が125万件もの個人情報を流出し、国の個人情報保護体制への信頼性が根本から問われる事態となっています。
また、昨年は、大手旅行代理店のJTBからの約793万人分もの大量情報流出もあり、少なくとも1,260万件が流出し、前年度の207万件に比べて約6倍に急増していることが共同通信社の取材で明らかになりました。
世はまさに、大情報漏えい時代です。サイバーセキュリティとは、あくまでも防御であり、どうしても後手に回らざるを得ません。セキュリティは鎖に例えられることが多く、攻撃者は巧みにその鎖の一番弱いところを狙ってくると言われています。一旦インターネット上に情報が流れてしまえば、被害を取り返す手だてはありません。また、マイナンバーカードを持ち歩くことの危険や盗用されることのリスクも高くなっています。
したがいまして、反対の理由の1つは、インターネット上の情報提供等記録開示システム、マイナポータルの使用で市が保有する特定個人情報の流出と集積リスクが格段に高まることが予測されること、反対理由の2は、マイナンバーの初期費用が約2,700億円、維持管理費が年間300億円、加えて、マイナンバー製造・発行・発送費用約280億円と言われていますが、さらに今回の端末機設置費用等と巨額の税金がつぎ込まれます。それでもカード申請が頭打ちなのは、住民が利便性を感じず、むしろ不安が大きいことの反映と言えます。次々と税金をつぎ込み、なし崩し的にカードの利用分野を広げることは問題であると考えます。このようなマイナンバー制度は中止し、廃止に向け見直すことが必要と考えます。
以上申し述べ、反対討論といたします。(拍手)
(16番 辻井タカ子 降壇)
○議長(井上正人)
ほかにありませんか。
(17番 石丸喜久雄 登壇)
○17番議員(石丸喜久雄)
議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております議案のうち、議案第1号、「東海市
個人情報保護条例の一部改正について」、公明党を代表いたしまして、原案賛成の立場で討論をいたします。
今回の改正は、マイナンバー制度における
情報提供ネットワークシステムの運用が開始されるに当たり、その情報の取り扱いにより一層の厳格さが求められることから、法律等に基づき行う他の自治体等との特定個人情報の収集・提供の際の記録である情報提供等記録について、関連規定を整備するものであります。
情報提供ネットワークシステムについては、申請手続の簡素化が図られるほか、マイナポータルにより自己の特定個人情報の閲覧や情報提供等記録の閲覧をすることができるなど、市民の利便性の向上や特定個人情報の運用の透明性の確保に寄与するものであります。
本改正は、
情報提供ネットワークシステムの運用に際し、情報提供等記録について条例上の位置づけを明確にし、個人情報保護について適切な運用を図るために必要な改正であることから、適正であると判断し、賛成するものであります。(拍手)
(17番 石丸喜久雄 降壇)
○議長(井上正人)
ほかにありませんか。
(8番 坂 ゆかり 登壇)(拍手)
○8番議員(坂 ゆかり)
おはようございます。日本共産党議員団の坂ゆかりです。ただいま一括議題となっております議案第19号、「平成29年度東海市一般会計予算」及び議案第20号、「平成29年度東海市国民健康保険事業特別会計予算」並びに議案第21号、「平成29年度東海市後期高齢者医療事業特別会計予算」について、日本共産党議員団を代表して、一括して反対の立場で討論いたします。
最初に、議案第19号、「平成29年度東海市一般会計予算」について討論を行います。
反対の主な理由は、1点目は、保育園調理業務委託事業、学校給食調理業務委託料についてです。学校給食は、経済性・効率性を優先し、センター方式が早くから実施されてきました。学校給食における食育の重要性が増している中で、学校給食は児童生徒の望ましい食習慣の形成や健全な心身の成長を図るために中心的な役割を果たす生きた教材になるものです。
そのような状況で、委託先が年度開始の1ヵ月切ったところでやっと決まるというような事態は、直営方式ならばあり得ないことです。調理業務委託が経費削減、効率化につながらないばかりか、そこで働く人の雇用を不安定にさせることになり、問題です。明倫・加木屋調理場の老朽化の早急な改修を行い、調理業務の委託化を見直すべきと考えます。
2点目は、しあわせ村温水プール、市民体育館、勤労センターの指定管理料についてです。過去には、指定管理施設での老朽化による天井落下事故など起きており、利用者の安心・安全が脅かされています。また、指定管理者制度は、施設管理者責任の所在が曖昧になることや指定期間終了後の指定の保証がないために有期雇用とせざるを得ないため、制度自体が非正規雇用を増やすものであり、専門性や経験の蓄積がされないなどの問題点も指摘されています。
反対理由の3点目は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用、すなわちマイナンバー制度における個人番号カード交付事業、証明書コンビニエンスストア交付事業などについてです。
巨額な税金が投入され、個人番号カードの利用分野を広げようとしていますが、カードを取得した人は、国内人口の8%程度であり、東海市では約9%だそうですが、制度の利便性よりも身分証明のほかにほとんど使い道がないことや国民の監視やプライバシーの侵害などの不安が多いことを反映したものと考えられます。
国の平成29年度予算案では、マイナンバー制度の利活用促進へ約230億円が計上されていますが、不安にこたえず、次々と税金をつぎ込み、カードの利用分野を広げることは、国民の願いに逆らうものです。徴税強化や社会保障費抑制につながるマイナンバー制度の普及促進に前のめりになるのではなく、中止・廃止に向けた検討をすべきと考えます。
4点目は、愛知県知多地方税滞納整理機構負担金についてです。平成29年度から31年度の3年間、引き続き実施されることになります。回収率が高いことから、県にお願いして継続されているようですが、滞納整理機構に回された方は一括納付を迫られた、差し押さえされたなど、厳しい回収を強力に行っています。
本税をやっと納めても、延滞金が重く、生活困窮状態からなかなか抜け出せない場合も多くあります。滋賀県野洲市では、滞納は生活状況のシグナルと捉え、納付相談に乗りながら自治体を挙げて生活再建の手助けをしています。市民生活を支えるための財源を市民生活を壊してまで回収しない、滞納を市民生活支援のきっかけにするその仕組みを、債権管理条例で定めています。このような市民に寄り添う滞納解決策こそ望まれていると考えます。
5点目は、リニア建設促進愛知県期成同盟会負担金についてです。事業主体はJR東海ですが、国土交通省が認可した9億円を超える国家的な巨大開発で採算がとれず、国民への多大な負担と犠牲の押しつけになりかねず、計画を撤回すべきと考え、期成同盟会の負担金については容認できません。
最後に、土地区画整理事業市街化編入調書作成事業についてです。(仮称)大田インター周辺地区及び加木屋中部地区における土地区画整理事業に向け、市街化編入の協議を進めるとしています。現在、コンパクトとインバウンドをキーワードに駅前開発やインフラ整備などの大型開発が各地で進められていますが、公共施設は予算化すれば中心部に集約できても、商業施設の運営がうまくいかないなどの課題も全国の先行しているところで見られ、今後、多額の税金を投入して、期待した効果が得られるのかが疑問です。
以上、主な理由を述べ、議案第19号、「平成29年度東海市一般会計予算」についての反対討論とします。
次に、議案第20号、「平成29年度東海市国民健康保険事業特別会計予算」について、反対の立場で討論します。
反対の主な理由は、1つは、医療分、後期高齢者支援金介護分の課税限度額が引き上げられていること。2つには、高過ぎる国保税で払いたくても払えないことで、滞納世帯が一般被保険者国民健康保険税では本年度では16.49%にもなっており、短期保険証は619枚、392世帯に発行されていること、また、資格証明書の発行がされていること。3つ目は、国保の都道府県単位化に向けた国民健康保険システム修正事業が含まれていること、市町村自らが医療費削減に取り組むインセンティブ改革が強調され、都道府県単位化が医療費抑制と一体に進められようとしていることです。
以上、主な理由を述べ、議案第20号、「平成29年度東海市国民健康保険事業特別会計予算」について、反対討論とします。
最後に、議案第21号、「平成29年度東海市後期高齢者医療事業特別会計予算」について、反対の立場で討論します。
反対の主な理由について、75歳以上の高齢者を国保被用者保険から切り離して、全ての人から保険料を徴収する後期高齢者医療制度は2年ごとに保険料が改定され、保険料の軽減措置も所得割は5割軽減から2割軽減に、被用者保険加入者の扶養家族から後期高齢者医療制度に移った人の保険料の定額部分も9割軽減から7割軽減に縮小されます。短期保険証の発行は3人とのことですが、高齢者の負担は限界になってきており、解決のためには後期高齢者医療制度を廃止すべきと考え、この議案に反対するものです。
以上申し述べ、3議案についての反対討論を終わります。(拍手)
(8番 坂 ゆかり 降壇)
○議長(井上正人)
ほかにありませんか。
(12番 北川明夫 登壇)
○12番議員(北川明夫)
議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております議案第19号、「平成29年度東海市一般会計予算」について、新緑水クラブを代表し、原案賛成の立場で討論を行います。
現下の日本経済は、過去4年にわたるデフレ脱却を目指した経済再生の取り組みなどにより、着実な経済成長が実現される中で、所得と雇用環境が改善傾向にあり、経済の好循環が生まれつつあります。
しかしながら、個人消費や設備投資が地方を中心に力強さがないことや、海外におけるイギリスのEU離脱問題やアメリカ第一を掲げるトランプ大統領の就任など、今後も不透明な経済情勢が続くものと思われます。
こうした中で、本市は、「ひと 夢 つなぐ 安心未来都市」を掲げた第6次総合計画のもとで、平成27年10月に総合戦略を定め、本市の立地特性を生かしたまちづくり、人づくり、仕事づくりに積極果敢に取り組んできております。
また、くしくも今月中には公共施設等総合管理計画を初め、立地適正化計画、環境基本計画、ごみ処理基本計画、緑の基本計画、空家等対策計画の6つの中長期プランが定められる予定です。いずれも今後のまちづくりに欠かせない重要な行動指針であり、確実な実行・実現が期待されるところでありまして、来る平成29年度は、大事なスタートの年となるわけでございます。
そこで、平成29年度予算を見ますと、4月に市長選挙を控え、骨格予算の編成となっており、総額は396億6,300万円、前年度比マイナス6.9%ですが、その中身は、多様な市民ニーズを的確に受けとめ、時代の変化や制度の変更に対応するとともに、歳入歳出全般にわたり徹底した合理化とめり張りのある予算配分が行われていると評価いたします。
具体的に、歳入面では、個人市民税及び法人市民税の増収を見込み、国・県支出金を的確に確保しつつ、財政調整基金や公園緑地整備基金などを有効に活用するほか、市債の活用については適債事業を厳選するなど、適切な財源確保が図られています。
一方、歳出面では、「健康・福祉・子育て」の分野において地域住民の健康増進と交流促進のための養父児童館及び健康交流の家の整備を初め、知多市と共同建設する健康増進施設の基本構想の策定のほか、待機児童対策として民間の認定こども園や保育園等の整備に関して補助を行い、「人づくり・心そだて」の分野では、芸術劇場の自主文化事業の充実を初め、今年度に実施した子ども実態調査に基づき、家庭や学習等に関する課題の抽出と対応策を検討するとともに、子どものいじめ防止対策の推進を図る予算となっております。
また、「環境・市民生活」の分野では、引き続き大気汚染対策や太陽光発電の設置促進を図り、また、災害時の飲料水確保のため、小学校や市民体育館に受水槽緊急遮断弁を整備し、「産業・勤労」の分野では、用排水機場の整備や維持補修を初め、農産物のアジア諸国への販路拡大を目指した調査事業や外国人観光客の誘致のための海外ミッションへの参加など、農業の活性化と本市のにぎわいを創出するための意欲的な取り組みを盛り込んでいます。
さらに、「都市基盤」の分野では、都市計画マスタープランや区域区分の見直し予算を初め、緑陽公園・廻間公園や平洲と大仏を訪ねる花の道などの公園整備を進め、また、長寿命化計画に基づく加家高架橋や信濃新橋の維持補修等が実施されます。そして、「地域づくり・行政経営」の分野では、国の制度改正に対応し、コンビニエンスストアで交付する住民票に旧姓を併記するほか、公会計制度による財務書類の作成や職員の対応力向上のための派遣研修予算を計上しております。
こうした予算措置によりまして、本市の社会資本整備を初め、健康や福祉、環境や防災、教育など、重要施策の推進が図られ、市民の安全で安心な暮らしを支えるまちづくりを着実に前進させることができる当初予算であると高く評価するものであります。今後とも、常に財政健全化に留意しつつ、節度ある財政運営に努めるとともに、予算の執行に当たっては、市民の期待にしっかりと応えられるよう御尽力をお願い申し上げまして、賛成討論といたします。(拍手)
(12番 北川明夫 降壇)
○議長(井上正人)
ほかにありませんか。
(10番 斉藤 誠 登壇)
○10番議員(斉藤 誠)
議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております議案のうち、議案第19号、「平成29年度東海市一般会計予算」について、市友会を代表いたしまして、原案賛成の立場で討論をいたします。
鈴木市長におかれましては、2027年のリニア中央新幹線開通までの西知多道路及び中部国際空港の第2滑走路の整備、戦略的なインバウンドへの取り組みなど、将来を見据えた施策を展開され、まちづくりが順調に進んでいると評価をしております。
このたびの平成29年度当初予算は、骨格予算として編成されておりますが、継続事業を中心に、市民満足度の向上につながる事業が計上されております。
具体的には、防災・減災への取り組みでは、避難施設としても活用できる養父児童館、養父健康交流の家の整備、災害時の避難所等での生活を確保するため、発電機などの整備、飲料水や食料等の整備・備蓄、消防団の装備の充実、電源照明車の購入など、消防力の強化に努められ、また、保健・医療・福祉での取り組みでは、介護が必要な高齢者のため、在宅医療連携システムの整備や民間事業者が実施する地域密着型介護施設整備費に対する補助などの介護支援、健康増進のためトマト健康プロジェクト事業や運動・食生活応援プログラム推進事業などの取り組み、妊娠・出産から育児までを包括的に支援するため、妊産婦の総合相談事業を初め、産前・産後のサポートに関する各種事業を実施するなど、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援、また、教育に対する取り組みでは、小中学校への英語指導支援員の配置期間の拡充、中学生が沖縄の自然や文化に触れ、平和について考えるための沖縄体験学習の実施。
そして、産業振興への取り組みでは、プレミアム商品券の発行事業費に対する補助、にぎわいを創出する取り組みでは、沖縄フェスティバルの開催、観光イルミネーション事業に対しての補助があります。また、都市基盤整備への取り組みでは、大田インターや加木屋中部地区の区画整理事業に向けた市街化編入の協議の実施、太田川駅周辺の電線類の地中化整備などがあります。それぞれの分野においてバランスのとれた予算となっており、高く評価するものであります。
今後の6月の補正予算では、健康・生きがいづくり、教育・人づくりなど、これまでの進めてきたまちづくりの継続とさらなる発展につながる政策的経費の肉づけを期待するとともに、予算の執行に当たりましては、最小の経費で最大の効果を上げるように努め、住民の福祉の増進に寄与されることを要望し、賛成するものであります。(拍手)
(10番 斉藤 誠 降壇)
○議長(井上正人)
ほかにありませんか。
(13番 冨田博巳 登壇)
○13番議員(冨田博巳)
議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております議案のうち、議案第20号、「平成29年度東海市国民健康保険事業特別会計予算」及び議案第21号、「平成29年度東海市後期高齢者医療事業特別会計予算」について、新緑水クラブを代表いたしまして、原案賛成の立場で討論いたします。
初めに、議案第20号、「平成29年度東海市国民健康保険事業特別会計予算」であります。国民健康保険事業は、少子高齢化の進行、医療費負担の増加、後期高齢者支援金介護納付金の増加、低所得者世帯の増加などにより、他の保険と比べても保険税負担能力の乏しい加入者が多く、その加入者も減少傾向のため、財政基盤は脆弱となっており、将来にわたってこの制度を維持していくための運営に対する厳しさは年々増大しているのではないかと推察されます。
平成29年度予算については、保険給付費及び共同事業拠出金の増に伴い、歳入歳出予算の総額は前年度と比較して2.6%の増になっております。そのため、一般会計からの繰入金などで収支の均衡を保ち、保険給付金などへの被保険者への影響を抑える予算編成となっているなど、国保財政の健全な運営を確保するための適切な予算であると判断し、賛成するものであります。
続いて、議案第21号、「平成29年度東海市後期高齢者医療事業特別会計予算」についてであります。後期高齢者医療制度は、本年度で施行から9年を経過しようとしております。その間に所得の低い方に対する保険料の軽減措置が講じられるなど、制度の見直しも行われてきております。今後、少子高齢化が進み、医療費が増していく中で、市民全体の健康寿命を延ばし、国民皆保険をいかに維持していくかなどの重要な課題はまだまだありますが、現在の後期高齢者制度に関しては、比較的安定した事業運営が行われているものと認識しております。
本特別会計は、現制度の後期高齢者医療制度の円滑な財政運営を行うための特別会計であり、財政運営に必要な本市の被保険者に係る保険料の計上や事務費の計上など、愛知県後期高齢者医療広域連合との調整を図りながら編成された適正な予算であると認め、賛成するものであります。
以上で、2議案に対する賛成の討論といたします。(拍手)
(13番 冨田博巳 降壇)
○議長(井上正人)
ほかにありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
日程第1、議案第1号を採決いたします。
本案については、電子採決により行います。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第1、議案第1号は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第2、議案第2号から日程第18、議案第18号までの17案を一括採決いたします。
本17案に対する各委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。本17案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第2、議案第2号から日程第18、議案第18号までの17案は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第19、議案第19号を採決いたします。
本案については、電子採決により行います。
本案に対する各委員長の報告は可決であります。
本案は、各委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第19、議案第19号は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第20、議案第20号を採決いたします。
本案については、電子採決により行います。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第20、議案第20号は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第21、議案第21号を採決いたします。
本案については、電子採決により行います。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第21、議案第21号は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第22、議案第22号から日程第30、議案第30号までの9案を一括採決いたします。
本9案に対する各委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。本9案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第22、議案第22号から日程第30、議案第30号までの9案は、原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――――――
○議長(井上正人)
日程第31、同意第1号、「教育委員会委員の選任について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
○副市長(近藤福一)
ただいま上程されました同意議案第1号、「教育委員会委員の選任について」は、現委員の桝谷三佳代氏及び秋葉みどり氏が来る5月29日をもって任期満了となるため、桝谷三佳代氏につきましては、その後任者として堤光彦氏を、また、秋葉みどり氏につきましては、引き続き委員をお願いするものでございます。
任期につきましては、平成29年5月30日から平成33年5月29日までの4年間でございます。
両氏の略歴は、お手元の資料のとおりでございますが、両氏とも人格が高潔で、教育に関し高い識見をお持ちであり、委員として適任の方でありますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(井上正人)
これより質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですので、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
本案は原案に同意と決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第31、同意第1号は原案に同意することに決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――
○議長(井上正人)
日程第32、同意第2号、「公平委員会委員の選任について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
○副市長(近藤福一)
ただいま上程されました同意議案第2号、「公平委員会委員の選任について」は、現委員の海老沢孝子氏、坂野友昭氏及び堀下猛氏が来る4月7日をもって任期満了となるため、海老沢孝子氏及び堀下猛氏につきましては、その後任者として境春幸氏及び早川春代氏を、また、坂野友昭氏につきましては、引き続き委員をお願いするものでございます。
任期につきましては、平成29年4月8日から平成33年4月7日までの4年間でございます。
境春幸氏及び早川春代氏の略歴は、お手元の資料のとおりでございますが、両氏とも人格が高潔で高い識見をお持ちであり、公平委員会委員として適任の方であります。また、坂野友昭氏は、平成21年4月から公平委員会委員に御就任いただいており、人格が高潔で高い識見をお持ちで、適任の方でありますので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(井上正人)
これより質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
本案は原案に同意と決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第32、同意第2号は原案に同意することに決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――
○議長(井上正人)
日程第33、同意第3号、「固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
○副市長(近藤福一)
ただいま上程されました同意議案第3号、「固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、現委員の小島岩夫氏が来る5月28日をもって任期満了となるため、その後任者として坂野則重氏の選任をお願いするものでございます。
任期につきましては、平成29年5月29日から平成32年5月28日までの3年間でございます。
坂野氏の略歴は、お手元の資料のとおりでございますが、人格・識見ともにすぐれた方で適任でありますので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(井上正人)
これより質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですので、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
本案は原案に同意と決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第33、同意第3号は原案に同意することに決定しました。
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○議長(井上正人)
日程第34、「選挙管理委員及び同補充員の選挙」を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選といたすことに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法は議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定しました。
選挙管理委員の指名をいたします。
選挙管理委員には、金子眞美江氏、稗田とし惠氏、佐々田次三氏、水野幸夫氏を指名いたします。
続いて、同補充員の指名をいたします。
なお、補充順位は指名順といたします。
平垣志郎氏、北野建雄氏、安井くみ子氏、早川浩司氏を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方を選挙管理委員及び同補充員の当選人と決定することに御異議ありませんか。
○7番議員(村瀬進治)
選挙管理委員の金子氏に関しまして、長年やられていると思いますが、改善されていない点があると思いますが、その点はどのようなお考えで推選されたかお知らせください。
○議長(井上正人)
推選の理由につきましては、人格高潔で申し分ない委員だと思って推選をいたしました。
○7番議員(村瀬進治)
私が今言ったのは、市民からいろいろと要請等があったと思いまして、金子氏に対しましては、一番そこら辺は熟知していると思いますが、改善の状況が見当たりませんけど、その点、あえて推選された御理由をお知らせください。
○議長(井上正人)
先ほど言ったとおりのことですけども。市民から、何ですか。何があったんですか。
○7番議員(村瀬進治)
選挙管理委員さんがやられてることに対し、いろいろと市民とか議員からも改善要請がたくさんあったと思いますが、この10年間あたりにおいて。その間に改善がされていない。
○議長(井上正人)
事実なんですか。市民から。
○7番議員(村瀬進治)
事実ですよ。だから、市民からといいますか、住民からいろいろと要請があった点があると思いますが。
○議長(井上正人)
先ほど私が申し上げたとおり、人格高潔で、そのようなことも認めませんので、私は推選いたしました。
よろしいですか。もう発言はやめてください。2回で終わりです。
村瀬進治議員がいろいろございましたけれども、ほかに。
だめです、2回発言いたしまして、もう3回目はありませんので。余り会議を妨害しますと、退場させますよ。
御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました金子眞美江氏、稗田とし惠氏、佐々田次三氏、水野幸夫氏が選挙管理委員に、平垣志郎氏、北野建雄氏、安井くみ子氏、早川浩司氏が同補充員に当選されました。
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○議長(井上正人)
日程第35、意見書第1号、「精神障害者に対する公共交通機関の運賃割引制度の適用を求める意見書の提出について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
(19番 早川直久 登壇)
○19番議員(早川直久)
議長の御指名がございましたので、ただいま上程されました日程第35、意見書第1号、「精神障害者に対する公共交通機関の運賃割引制度の適用を求める意見書の提出について」、提案理由の説明を申し上げます。
平成18年12月の国連総会において、障害者の権利に関する条約が採択され、我が国では条約締結に先立ち、障害者基本法の改正を初めとする国内法整備を行い、平成26年2月に同条約を締結いたしました。また、平成25年6月に障害を理由とする差別の解消の推進を目的として成立した障害者差別解消法が平成28年4月に施行されたところです。
障害者の自立及び社会参加の促進のためには、公共交通機関の移動手段の確保が必要不可欠です。鉄道・バスを初めとする公共交通機関においては、障害者に対する運賃割引制度を設けていますが、そのほとんどが身体障害者及び知的障害者を対象としたものであり、精神障害者を対象としたものは極めて少なく、いまだ大きな格差が残されたままであります。
公共交通機関は、精神障害者にとっても医療機関への通院や障害福祉サービス事業所への通所等の移動手段となっていることから、精神障害者に対する運賃割引制度の適用は、外出を促進し、自立及び社会参加に大きく寄与するものです。よって、国に対し、身体障害者及び知的障害者と同様に精神障害者に対する運賃割引制度の適用を公共交通事業者に求め、その実現のため速やかに働きかけるよう強く要望するものであります。
以上の観点から、お手元の文面によりまして、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するもので、議員各位の満場一致の御賛同をいただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(井上正人)
これより、本案に対する質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで本案に対する質疑を終わります。
(19番 早川直久 降壇)
お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第35、意見書第1号は原案のとおり可決されました。
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○議長(井上正人)
日程第36、「平成29年度議員の派遣について」を議題といたします。
会議規則第118条の規定により、議員の派遣について議会の議決をお願いするものであります。
お諮りいたします。平成29年度に予定している議員の派遣について、お手元の資料のとおり東海市議会議長会総会初め8項目について派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第36、「平成29年度議員の派遣について」は、お手元の資料のとおり東海市議会議長会総会初め8項目について派遣することに決定いたしました。
なお、議決事項の内容に変更が生じた場合は、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、議決事項の内容に変更が生じた場合は、議長において措置することといたします。
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○議長(井上正人)
以上をもちまして、今期定例会に付議された案件の審議は、全部終了いたしました。
市長から発言の申し出がありますので、この際、これを許します。
○市長(鈴木淳雄)
議長のお許しを得まして、閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
議員の皆様には、去る3月1日開会以来、本日までの22日間、御提案申し上げました案件につきまして慎重に御審議をいただき、全て原案どおり可決、決定をいただき、厚くお礼申し上げます。
会期中、議員の皆様からいただきました御意見・御要望を十分検討いたしまして、市政に反映させてまいる考えでございます。議員の皆様には今後とも格別の御支援・御協力をいただきますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
○議長(井上正人)
これをもって、平成29年第1回東海市議会定例会を閉会いたします。
(3月22日 午前10時59分 閉会)
この会議の次第は、議事課長松田直樹の校閲したものであるが、その内容の相違ないことを証するため、ここに署名する。
議 長 (22番) 井 上 正 人
議 員 (8番) 坂 ゆかり
議 員 (9番) 井 上 純 一...