稲沢市議会 2021-12-07
令和 3年第 6回12月定例会-12月07日-01号
本日、最初に提案申し上げ、御審議いただきます議案は、
予算関係議案1件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。
議案第54号令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第6号)につきましては、
歳入歳出予算の総額467億694万4,000円に
歳入歳出それぞれ2億2,000万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を469億2,694万4,000円とするものでございます。
このたびの
補正予算の歳出の内容といたしましては、3回目の
新型コロナウイルスワクチン
接種を実施するための関係経費を計上するものでございます。これらの経費に係る財源といたしましては、
国庫支出金により措置するものでございます。
以上が提案いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては
総務部長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(服部猛君)
続いて、部長の説明を求めます。説明は簡潔にお願いいたします。
◎
総務部長(平野裕人君)
議案書の目録を挟みまして、1ページをお願いいたします。
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議案第54号
令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第6号)
令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額46,706,944千円に
歳入歳出それぞれ220,000千円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ46,926,944千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
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はねていただきまして、3ページをお願いいたします。
第1表
歳入歳出予算補正を御覧ください。
初めに、歳入について御説明いたします。
15
款国庫支出金、1項
国庫負担金、補正額1億700万円につきましては、3回目の
新型コロナウイルスワクチン接種費用に対する
ワクチン接種対策費負担金を計上するものでございます。
2項
国庫補助金、補正額1億1,300万円につきましては、
ワクチン接種を実施するに当たり、新たに必要となる
委託業務などに対する財源として、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金を計上するものでございます。
はねていただきまして、4ページをお願いいたします。
次に、歳出について御説明申し上げます。
4
款衛生費、1項
保健衛生費、補正額2億2,000万円の主な内容につきましては、3回目の
新型コロナウイルスワクチン接種事業の実施に当たり、接種券の印刷や発送、
予約システム、
コールセンター及び
集団接種会場運営などの業務を委託するための
予防接種体制運営業務委託
料1億500万円、
集団接種及び
個別接種を実施するための
予防接種委託料1億300万円などを計上するものでございます。
以下、5ページから15ページにかけまして
事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
以上で説明を終わります。
○議長(服部猛君)
説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号は、お手元に配付してあります
議案付託表のとおり、
文教厚生委員会へ付託したいと思います。これに異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
委員会審査のため暫時休憩いたします。
午前9時39分 休憩
午前10時05分 再開
○議長(服部猛君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、委員長の報告を求めます。
文教厚生委員長、
木全信明君。
◎
文教厚生委員長(
木全信明君) (登壇)
おはようございます。
文教厚生委員会の報告を申し上げます。
先ほど
文教厚生委員会に付託になりました議案第54号令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第6号)について、
文教厚生委員会を
議員総会室において開催し、審査いたしました結果、議案第54号は
全会一致で原案を可と認めました。
以上、
文教厚生委員会の報告を終わります。
○議長(服部猛君)
報告が終わりました。
これに対して質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決をいたします。
議案第54号令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第6号)は、原案どおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第4、同意案第11
号教育長の任命についてを議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
加藤市長。
◎市長(
加藤錠司郎君) (登壇)
本日御提案申し上げ、御審議いただきます議案は、同意案1件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。
同意案第11
号教育長の任命につきましては、令和3年12月23日に
恒川武久氏が
任期満了となるため、その後任として、稲沢市稲沢町前田216番地4、
広沢憲治氏を任命したいので、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
以上が、本日提案申し上げます議案の概要でございますが、詳細につきましては
市長公室長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(服部猛君)
続いて、部長の説明を求めます。説明は簡潔にお願いいたします。
◎
市長公室長(篠田智徳君)
お手元に配付してございますA4、1枚でございますが、同意案第11号のほうをお願いしたいと思います。
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同意案第11号
教育長の任命について
稲沢市教育長に下記の者を任命したいから、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第1項の規定により、議会の同意を求める。
理由 令和3年12月23日に
恒川武久氏が
任期満了のため
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
記
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓
┃ 住 所 │ 氏 名 │ 生 年 月 日 ┃
┠─────────────────┼─────────┼──────────┨
┃稲沢市稲沢町前田216番地4 │ 広 沢 憲
治 │ 昭和29年5月12日 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛
───────────────────────────────────────────
広沢憲治氏の経歴を御紹介申し上げます。
広沢氏は、昭和52年に
稲沢市立大里中学校教諭になられまして、平成16年に
大里東中学校校長、平成20年に愛知県
教育委員会知多教育事務所長、平成21年に同じく
尾張教育事務所長、平成22年に
稲沢中学校校長となり、平成27年に定年退職をなさっております。その間、
尾張小中学校校長会会長、愛知県
小中学校PTA連絡協議会副会長などを歴任されました。その後、平成29年3月から令和2年10月まで愛知県
教育委員会委員をお務めの方でございます。
以上、よろしく御審議賜り御同意いただきますようお願い申し上げます。
○議長(服部猛君)
説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております同意案第11号は、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。
同意案第11
号教育長の任命については、原案に同意することに御異議はございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、同意案第11号は原案に同意することに決しました。
次に、日程第5、
継続審査の認定についてを議題といたします。
この際、
決算特別委員長の報告を求めます。
決算特別委員長、
大津丈敏君。
◎
決算特別委員長(
大津丈敏君) (登壇)
おはようございます。
決算特別委員会の報告を申し上げます。
去る令和3年9
月定例会において、
決算特別委員会に付託になり閉会中の
継続審査となっておりました認定第1号令和2年度稲沢市
一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第9号令和2年度稲沢市
集落排水事業会計決算認定についてまで、
決算特別委員会を10月18、19、20日の3日間、午前8時50分から
議員総会室において開催し、審査いたしました結果、いずれも
全会一致で原案を認定することに決しました。
以上、
決算特別委員会の報告を終わります。
○議長(服部猛君)
報告が終わりました。
これに対し、質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
最初に、反対討論の発言を許します。
曽我部博隆君。
◆25番(
曽我部博隆君) (登壇)
認定第1号令和2年度稲沢市
一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号令和2年度稲沢市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号令和2年度稲沢市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について及び認定第4号令和2年度稲沢市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、以上4認定について、反対の立場から討論を行います。各認定は関連している部分もありますので、一括して反対の理由を申し上げます。
反対する理由の第1は、
開発優先の
まちづくりを進めているからであります。
自民党、
公明党政権は、
国際競争力の強化を掲げ、
大型開発を
地方自治体に押しつけ、広域連携、集約化と称して
中心市街地への開発と立地の集中、
公共施設の統廃合、縮小を推し進めています。加藤市政は、この路線に無批判に追随し、
地方自治を放棄する
市政運営を行っています。
その端的な表れが、国府宮駅周辺の開発です。国は2027年を目途に
東京-名古屋間の
リニア中央新幹線開発を進めています。
リニア新幹線の工事に伴う地下水への影響がいまだ解決していません。また、大深度地下における工事が地表の陥没等を引き起こしています。さらに、
トンネル掘削工事に伴う死亡事故も起こっています。こうした様々な問題に一切お構いなしに工事を進めています。
稲沢市は、
リニア新幹線の開通に併せ、2つの
ステージで開発を進めています。第1の
ステージは、
リニア新幹線開通までのおおむね5年程度の期間を目標に、国府宮駅周辺の再開発、
いわゆる
短期ビジョンと呼んでいますけれども、再開発を行っています。国府宮駅周辺の開発を再
開発事業として取り組んでいます。そのため、再
開発組合を設立し、事業を推し進める必要があります。令和2年度中に
組合設立のための
準備組合を立ち上げ、令和3年度に組合を設立して事業を進めなければ目標を達成することが困難なスケジュールになっていますが、いまだに
準備組合設立のめども立っていないというのが現状です。
リニア新幹線開通後の開発を第2
ステージとして、国府宮駅周辺での
土地区画整理事業による開発を行い、人を呼び込む
まちづくりを行う計画です。いわゆる
長期ビジョンと呼んでいる事業です。
土地区画整理事業は、減歩など莫大な
住民負担を伴います。3つの地域で
土地区画整理事業を計画していますが、その1つの地域では、
住民負担の大きさに事業のめどがつかない、破綻に陥っているという話もあります。
いずれにしても、人を呼び込む
まちづくりは
短期ビジョンも
長期ビジョンも破綻に直面しています。にもかかわらず、国府宮駅周辺の開発に着手すれば、
事業完成の見込みがないまま稲沢市は莫大な負担を強いられ、その財源を確保するために市民の暮らしや福祉、教育などが犠牲になることは明らかです。
開発優先の
まちづくりはきっぱりと断念するべきです。
反対する第2の理由は、開発の財源を確保するためにも市民の生活、福祉、教育などを犠牲にしていることです。
稲沢市は、2017年3月に公共施設等総合管理計画を策定しました。今回、それの改訂版の、今パブリックコメントを行っています。これに前後して公共施設の統廃合、縮小を進めています。祖父江町、平和町の元役場をなくしました。勤労青少年ホーム、井之口、明治の市民プールもなくしてしまいました。平和町にある3つの公立保育園を2021年度中、今年度中で廃止します。平和町内の公立保育園を全てなくすわけです。それだけでなく、今後奥田保育園を廃止し、祖父江町にある6つの公立保育園、また、明治地区にある2つの公立保育園を半分に削減し、さらに民営化する計画です。小・中学校についても、これまで学校給食は自校調理方式を堅持すると言ってきましたが、給食センター方式に変更し、仮称井之口調理場という学校給食センターの設計に、今かかっています。その後、祖父江町学校給食センターの建て替えに併せ、明治地区の小・中学校への提供も行い、自校調理をなくしていく計画です。自校調理廃止の次に待っているのが小・中学校の統廃合ではないでしょうか。
これだけにとどまりません。稲沢市は、
公共施設等総合管理計画の改訂案を、先ほど言ったように今年度中に取りまとめる計画です。12月にパブリックコメントを行い、そして、この中で図書館や体育館、保健センターの集約化を検討し、市民センター構想の見直しも検討すると言っています。検討すると言っていますが、集約、なくす方向で検討する計画になっています。
公共施設の利用料についても5年ごとに見直すとしています。コロナ禍の中で見直しが見送られていますが、いずれ見直し、使用料の引上げが提案されることは明らかです。平和町の温
水プールの利用料を大幅に引き上げたため、利用者が3分の1に減り、利用料も半減しました。利用料が増えるどころか大幅に減ってしまったところは、皆さんの記憶に新しいところです。使用料の値上げは利用者の減少を生む悪循環に陥り、
公共施設そのものの縮小、廃止に向かわざるを得なくなります。これでは市民の福祉がどんどん後退することは明らかではないでしょうか。
地方自治法は、地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本とするとしています。
公共施設の統廃合、縮小は、この理念に反することは明らかです。
決算特別委員会は、今回初めて提言を取りまとめ、議長を通じて市長に提出をしました。この中で
公共施設の再編に触れ、
地方自治法の理念である最少の経費で最大の効果を上げることを求めています。
地方自治法は第2条第14項で、地方公共団体は、その事務を処理するに当たっては住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないとしています。すなわち、住民福祉を後退させる経費削減を求めていないんです。こうした理念にも反することは明らかです。
公共施設等総合管理計画の推進に当たり、住民福祉の向上をどのように図っていくのか、この点に主眼を置いた行政運営を進めることを強く要望します。
第3の理由は、社会保障をばっさり切り捨てる決算だったということです。
国民健康保険は、2018年度から、それまでの市町村単位による運営から都道府県単位に運営が替わりました。稲沢市は制度変更に併せ、一般会計からの繰入れをばっさり削減しました。国は、一般会計からの繰入れのうち決算補填等の繰入れ、いわゆる赤字補填の繰入れをやめることを求めていますが、決算補填等以外の一般会計からの繰入れをやめることまでは求めていません。稲沢市が行っている繰入れは決算補填等の繰入れではない、このことは国も認めています。ところが、国が認めている一般会計からの繰入れを、稲沢市は都道府県単位での運営移行に併せ、ばっさりと削減をしました。
福祉医療波及分繰入れは、都道府県単位になる前の2017年度、国保加入者1人当たり8,046円ですから8,000円以上ありました。これを都道府県単位に移行した2018年以降ばっさりと削減をし、2020年度、令和2年度には1,751円、いわゆる一番多かったときの5分の1に削減をしました。運営が都道府県単位に移行した2018年度には、国保税を値上げしました。国保事業の基金は、2018年度末には7.5億円あったのに、その後基金を取り崩して運営を行っているため、2020年度、令和2年度末には5.7億円に、1.8億円減っています。2021年度に3.2億円取り崩す予定になっています。取り崩す基金がなくなれば、国保税を値上げせざるを得なくなります。国保税は、サラリーマンなどが入っている協会けんぽと比べても大変高くなっています。これ以上高くなれば払いたくても払えず、皆保険制度の崩壊につながることは明らかです。
全国知事会が主張しているように、国保税を協会けんぽ並みにするには、国に1兆円の公費投入を要求するべきです。それが実現するまで市独自で繰入れを増やし、高過ぎる国保税を引
き下げる努力を強く求めます。国保税の引上げにつながる一般会計からの繰入れ削減を認めることはできません。
介護保険も今年度から値上げをしました。介護保険料は、制度が始まった2000年度、2,628円でしたが、2021年度には月額4,900円に1.9倍、21年間で約2倍近くになりました。さらに3年後の見直しで引き上げられることは必至です。後期高齢者医療制度も2年ごとの見直しのたびに引き上げられ、2008年度には平均保険料年間7万3,998円、約7万4,000円だったのが2020年には9万2,191円に、10年間で1.2倍になっています。今後も引き上げられることは明らかです。独り暮らしの高齢者で非課税の人の医療を今は無料にしていますが、この制度も廃止される可能性があります。市民の収入や年金が増えない、減る中で負担だけがどんどん増える、暮らしを破壊する社会保障費の削減を認めることはできません。
高校卒業まで入院医療費を拡大しました。また、特別教室へのエアコン設置も行うなど、この点では市民の願いに応える施策もありましたけれども、先ほど言ったように、
開発事業に熱中するため
公共施設や社会保障を切り捨てる決算になっており、こうした行政運営を認めることはできません。以上で討論を終わります。
○議長(服部猛君)
次に、賛成討論の発言を許します。
服部礼美香さん。
◆7番(
服部礼美香君) (登壇)
ただいま、服部議長から発言のお許しをいただきましたので、賛成討論をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症につきましては、目立った感染者の増加傾向は見られないものの、新たな変異株とされるオミクロン株の感染者が国内においても確認されており、第6波への警戒感も強まっております。皆様方におかれましても、再び増加傾向に転じることがないよう、基本的な感染防止対策を引き続き実践していただきますよう改めてお願いを申し上げます。
それでは、令和2年度各会計の決算認定について、賛成の立場から私の意見を述べさせていただきます。
初めに、認定第1号令和2年度稲沢市
一般会計歳入歳出決算認定につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による経済への影響により地方を取り巻く環境が激しく変化する中で、健全財政の維持という基本方針を堅持しつつ、稲沢市
ステージアッププランに掲げるまちの実現に向け、限られた財源を重点的かつ効率的に配分した財政運営に努められました。特に、予算の効果的な執行をはじめ、国・県の制度や補助メニューの活用などにより財源の確保に努められ、
新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、様々な課題事業を推進されました。そして、最終的には実質収支額が約18億4,200万円の黒字決算となったことを高く評価するものでござ
います。
具体的には、
新型コロナウイルス感染症対策関連では、保育園、幼稚園及び小・中学校の給食費の無料化の実施、高齢者支援のための商品券の配付、小規模事業者活性化補助金の交付など積極的に取り組まれました。子育て関連では、園児の安全確保のため、公立保育園に防犯カメラを整備し、児童数が増加した稲沢東小学校区内に2か所目の児童クラブを整備したほか、子ども医療費については、18歳になる年の年度末までの入院医療費を助成するなど子育て支援にも積極的に取り組まれました。
教育関連では、全小・中学校の児童・生徒に対し、1人1台のタブレットPCを導入するとともに、学習環境改善のため、中学校の音楽室に空調設備を整備したほか、児童・生徒の安全確保のため、小・中学校へ防犯カメラを整備するなど教育環境の充実に努められました。
また、防災・減災対策では、東庁舎内に常設の災害対策本部室を設置するとともに、想定し得る最大規模の降雨に対応した洪水ハザードマップを作成したほか、三宅川流域の冠水被害対策として雨水貯留施設設置事業などを推進し、安心・安全な市民生活の形成に取り組まれました。さらに祖父江ぎんなんブランド化の強化・確立を目的とした祖父江ぎんなんパークを整備するとともに、幹線道路や生活道路などの整備事業などに積極的に取り組まれました。
極めて厳しい財政状況の中、稲沢市の将来を見据えた事業を展開しつつ、健全財政を維持されたことを高く評価し、本認定案件に賛成するものでございます。
次に、認定第2号令和2年度稲沢市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定、認定第3号令和2年度稲沢市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定及び認定第4号令和2年度稲沢市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定におきましては、3会計とも関連がございますので、一括して意見を述べさせていただきます。
少子高齢化の急速な進行により、公的な社会保障制度の役割はますます重要性が高まっております。国民健康保険につきましては、地域における医療保険制度として、被保険者が安心して医療が受けられるよう、相互扶助の精神の下、加入者の保険税等により運営されており、セーフティネットとして国民皆保険の堅持に取り組まれました。
介護保険制度につきましては、介護が必要となった高齢者やその家族を全体で支えていく仕組みで、40歳以上の方が納める保険料と税金により運営されており、居宅、施設等における介護サービス、そして介護予防サービス、包括的な生活支援や地域支援の実施など地域に密着した各種サービスの提供などに取り組んでこられました。
また、後期高齢者医療制度につきましても、高齢者の健康保持と安定的な医療保険制度の確保に向けて、市と広域連合の連携の下、保険料等により運営されており、原則75歳以上の高齢者の医療保険として制度の維持に取り組まれてきました。今後さらに高齢化が進み、医療技術の高度化、生活習慣病の増加等に伴い、医療費の増加が危惧されるところでございますが、給
付と負担の公平を図るとともに、将来にわたり持続可能で安定的な制度の構築を目指し、強固な財政基盤の確立に努めていただくことを要望いたしまして、各認定案件に賛成するものでございます。
以上をもちまして、それぞれの決算認定に対します私の賛成討論を終わらせていただきます。議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(服部猛君)
ほかに討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。
認定第1号令和2年度稲沢市
一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第4号令和2年度稲沢市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各決算は、原案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
御着席お願いいたします。起立多数と認めます。よって、認定第1号から認定第4号までの各決算は原案を認定することに決しました。
次に、認定第5号令和2年度
尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号令和2年度稲沢市
集落排水事業会計決算認定についてまでの各決算は、原案を認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、認定第5号から認定第9号までの各決算は原案を認定することに決しました。
次に、日程第6、議案第55号稲沢市
手数料徴収条例の一部を改正する条例についてから日程第19、議案第68号令和3年度稲沢市
集落排水事業会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
加藤市長。
◎市長(
加藤錠司郎君) (登壇)
それでは、提案説明に入らせていただきます。
ただいまから提案申し上げ、御審議いただきます議案は、条例関係議案4件、法定議決議案2件、
予算関係議案8件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。
最初に、議案第55号稲沢市
手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましては、住宅の品質確保の促進等に関する法律の一部改正により長期優良住宅建築等計画の認定手続が合理化されることから、当該手数料を整理するため改めるものでございます。
次に、議案第56号稲沢市
国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、健康保険
法施行令等の一部改正に伴い、出産育児一時金の額を引き上げるため改めるものでございます。
次に、議案第57号
尾張都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例につきましては、井之口奥田周辺地区を第15負担区とし、北市場六角堂周辺地区を第16負担区として下水道事業受益者負担金を賦課徴収するに当たり、その額を決定するため改めるものでございます。
次に、議案第58号
稲沢市立体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、稲沢市総合体育館の空調設備工事において冷房設備が新たに設置されたことに伴い、当該利用料金を整理するため改めるものでございます。
次に、議案第59号稲沢市公の施設における
指定管理者の指定につきましては、稲沢市平和らくらくプラザにおいて
指定管理者を指定することについて、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第60号稲沢市道路線の認定につきましては、道路法第8条第1項の規定に基づき、市道の路線を認定するため、同条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第61号令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第7号)につきましては、
歳入歳出予算の総額469億2,694万4,000円に
歳入歳出それぞれ3億826万8,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を472億3,521万2,000円とするものでございます。
このたびの
補正予算の主な内容といたしましては、国から交付されます新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、小・中学校におけるオンライン授業環境整備事業、あいスタ認証取得促進支援事業及び公立保育園における空気清浄機購入に係る経費を計上するとともに、旧祖父江町郷土資料館はじめ3施設の解体工事費、消防団詰所整備に係る土地評価業務委託料、食育の一環として学校給食に有機栽培食品を提供するための関係経費を計上するほか、人件費の整理、また、各種事務事業の上半期の実績等を精査し、補正するものでございます。
これらに対します歳入の主な内容といたしましては、国・県支出金及び市債を整理するとともに、国民健康保険特別会計等の他会計繰入金、前年度繰越金などを増額計上する一方、財源が確保できたため、財政調整基金繰入金を減額計上するものでございます。
次に、議案第62号令和3年度稲沢市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、療養給付費負担金及び高額療養費交付金を増額するとともに、前年度の事業費確定に伴う一般会計繰出金の増額等により3億5,681万1,000円を増額計上するものでございます。
次に、議案第63号令和3年度稲沢市
介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響に伴い、認定調査に係る経費を減額計上するとともに、前年度繰越金等により財源が確保できたため、介護給付費準備基金繰入金を減額計上する
等により993万1,000円を減額計上するものでございます。
次に、議案第64号令和3年度稲沢市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、前年度療養給付費の精算等に伴い、一般会計繰出金を増額計上するとともに、前年度繰越金の整理等により1億577万7,000円を増額計上するものでございます。
次に、議案第65号令和3年度
尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、前年度繰越金の確定等により8,938万7,000円を増額計上するものでございます。
次に、議案第66号令和3年度稲沢市
水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、人件費の整理により、収益的支出の予定額を23億9,521万2,000円、資本的支出の予定額を25億12万3,000円とするものでございます。
次に、議案第67号令和3年度稲沢市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、人件費の整理により、収益的支出の予定額を19億849万4,000円、資本的支出の予定額を23億477万4,000円とするものでございます。
次に、議案第68号令和3年度稲沢市
集落排水事業会計補正予算(第1号)につきましては、人件費の整理により、収益的支出の予定額を3億3,925万3,000円とするものでございます。
以上が提案いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては関係部長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(服部猛君)
議事の都合により暫時休憩いたします。
午前10時51分 休憩
午前11時05分 再開
○議長(服部猛君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
各部長の説明を求めます。説明は簡潔にお願いいたします。
◎
建設部長(鈴森泰和君)
お手元の令和3年第6回
稲沢市議会定例会提出議案をお願いいたします。
表紙と目録をはねていただきまして、1ページをお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
議案第55号
稲沢市
手数料徴収条例の一部を改正する条例について
稲沢市
手数料徴収条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
───────────────────────────────────────────
このたびの条例改正につきましては、住宅の品質確保の促進等に関する法律、いわゆる品確法の一部が改正され、所管行政庁と国土交通大臣の登録を受けた登録住宅性能評価機関との間の長期優良住宅に係る審査体制の合理化が図られることに伴い、長期優良住宅の認定申請事務に係る手数料について所要の措置を行うものでございます。
はねていただきまして、2ページ、3ページをお願いいたします。
改正の内容といたしましては、別表(その3)長期優良住宅建築等計画認定申請及び変更認定申請手数料に係る規定を整理するものであり、品確法の改正により、登録住宅性能評価機関が長期優良住宅の普及の促進に関する法律第6条第1項第1号に掲げる長期使用構造等であることを確認した確認書を認定申請に添付した場合は当該認定基準に適合しているとみなされることから、申請手数料の規定中の当該機関が認めた場合と設計住宅性能評価書が添付されている場合を一本化する規定に改めるものでございます。
付則といたしまして、この条例は、施行日を政令で規定する改正法の施行日に合わせ、令和4年2月20日とするものでございます。
以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◎
市民福祉部長(小野達哉君)
議案の4ページをお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
議案第56号
稲沢市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について
稲沢市
国民健康保険条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
───────────────────────────────────────────
このたびの改正につきましては、現在出産育児一時金の額につきまして、本来の給付分の40万4,000円に加え、産科医療補償制度の対象分娩の場合には、同制度の掛金分1万6,000円を加算し、原則として42万円を支給しております。
このたび、産科医療補償制度の見直しにより、令和4年1月から掛金が4,000円引き下げられる一方で、本来の出産育児一時金の額を4,000円引き上げ、産科医療補償制度の加入機関で出産した場合の支給総額について42万円を維持する健康保険法施行令の改正が行われたため、条例の一部を改正するものでございます。
改正内容につきましては、5ページをお願いします。
4行目、第7条第1項中「40万4,000円」を「40万8,000円」に改めるものでございます。
付則といたしまして、この条例は、令和4年1月1日から施行し、改正後の条例は、施行日以後の被保険者の出産から適用するものでございます。
以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◎
上下水道部長(村田剛君)
お手元の議案書の6ページをお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
議案第57号
尾張都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する条例の一
部を改正する条例について
尾張都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
───────────────────────────────────────────
次の7ページをお願いいたします。
このたびの条例の一部改正につきましては、下水道整備に係る受益者負担金を賦課することに伴いまして、令和2年度から事業に着手いたしました井之口奥田周辺地域及び令和3年度から事業に着手いたしました北市場六角堂周辺地区を、それぞれ第15負担区及び第16負担区と定め、受益者負担金の額を定める必要があることから条例の改正を行うものでございます。
改正の内容について御説明いたします。
上から5行目でございます。
第4条は負担金の額でございます。第1項の第14負担区の項の次に、今回の第15負担区、第16負担区を加え、これまでに整備してまいりました市街化区域の単価に倣って、それぞれ1平方メートル当たり500円とするものでございます。
付則といたしまして、この条例は令和4年1月1日から施行いたすものでございます。以上でございます。
◎
教育部長(荻須正偉君)
議案書8ページをお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
議案第58号
稲沢市立体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正
する条例について
稲沢市立体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるもの
とする。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
───────────────────────────────────────────
このたびの条例改正につきましては、稲沢市総合体育館の空調設備工事において、新たに冷房設備を設置したことにより利用料金を設定するとともに、従来までの暖房設備の利用料金を冷房設備の利用料金に合わせるため、条例の一部を改正するものでございます。
内容につきましては、9ページをお願いいたします。
上から5行目、別表の1稲沢市総合体育館(1)基本使用料の表備考4の改正につきましては、「暖房施設」を「冷暖房設備」に改め、1時間当たりの冷暖房設備の利用料金を「5,140円」から「5,000円」に改めるものでございます。
付則といたしまして、第1項で、この条例は令和4年4月1日から施行し、第2項で、冷暖房設備の利用料金は、この条例の施行の日以後に稲沢市総合体育館を利用した者について適用するものでございます。
以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
◎
市民福祉部長(小野達哉君)
議案書10ページをお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
議案第59号
稲沢市公の施設における
指定管理者の指定について
稲沢市公の施設における
指定管理者を下記のとおり指定することについて、
地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求める。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
記
1 公の施設の名称
稲沢市平和らくらくプラザ
2
指定管理者の名称
日本水泳振興会・三菱電機ライフサービスグループ
3 指定の期間
1年(令和4年4月1日から令和5年3月31日まで)
───────────────────────────────────────────
令和4年度からの稲沢市平和らくらくプラザの
指定管理者の募集につきましては、通常は公
募により募集を行うところですが、今年度、稲沢市
公共施設等総合管理計画が見直される中で、この施設につきましても施設の在り方を検討する必要があるため、非公募による指定管理期間を1年とする選定を行うことになりました。
稲沢市福祉施設
指定管理者候補者選定委員会において審査した結果、候補者として選定されたものでございます。
以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◎
建設部長(鈴森泰和君)
議案書11ページをお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
議案第60号
稲沢市道路線の認定について
道路法(昭和27年法律第180号)第8条第1項の規定に基づき、市道の路線を認定するため、同条第2項の規定により議会の議決を求める。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
───────────────────────────────────────────
はねていただきまして、12ページの認定調書を御覧ください。
このたびの認定路線につきましては、1路線でございます。
整理番号1番、市道中三宅26号線につきましては、開発行為により整備された道路の帰属により認定するものでございます。
起終点、幅員、延長につきましては認定調書のとおりであり、位置につきましては、右側13ページにございます認定路線図を御参照ください。
以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◎
総務部長(平野裕人君)
議案書の13ページの次の浅黄色の間紙をはねていただきまして、1ページをお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
議案第61号
令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第7号)
令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額46,926,944千円に
歳入歳出それぞれ308,268千円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ47,235,212千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
(繰越明許費)
第2条
地方自治法(昭和22年法律第67号)第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。
(債務負担行為の補正)
第3条 債務負担行為の追加は、「第3表 債務負担行為補正」による。
(地方債の補正)
第4条 地方債の追加及び変更は、「第4表 地方債補正」による。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
───────────────────────────────────────────
はねていただきまして、2ページをお願いいたします。
第1表
歳入歳出予算補正を御覧ください。
初めに、歳入の主なものを順次御説明いたします。
15
款国庫支出金、1項
国庫負担金、補正額1億8,395万7,000円の主な内容につきましては、給付費の増加に伴い、障害児施設措置費給付費負担金1億202万3,000円、障害者自立支援給付費負担金7,444万8,000円を増額するとともに、前年度の扶助費確定に伴い、生活保護費負担金574万3,000円を増額するものでございます。
2項
国庫補助金、減額補正1,793万円の主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金8,365万7,000円を増額する一方、交付額の確定に伴い、社会資本整備総合交付金1億1,571万3,000円を減額するものでございます。
16款県支出金、1項県負担金、補正額8,655万4,000円の主な内容につきましては、後期高齢者医療特別会計に係る保険料の本算定の結果、保険基盤安定負担金1,078万4,000円を減額する一方、
国庫負担金と同様に給付費の増加に伴い、障害児施設措置費給付費負担金5,101万1,000円、障害者自立支援給付費負担金3,722万4,000円を増額するものでございます。
2項県補助金、補正額1,958万3,000円の主な内容につきましては、交付額の確定に伴い、道路舗装改良事業費補助金800万円を減額する一方、医療費の増加に伴い、子ども医療費補助金1,600万円、母子・父子家庭医療費補助金150万円を増額するとともに、県補助金の交付決定に伴い、元気な愛知の市町村づくり補助金500万円を増額するものでございます。
18款寄付金、1項寄付金、補正額32万5,000円につきましては、明治安田生命保険相互会社様から御寄附をいただきましたので、図書館振興寄付金を計上するものでございます。
19款繰入金、1項基金繰入金、減額補正2億円につきましては、財源の確保が見込まれるた
め、財政調整基金繰入金を減額するものでございます。
2項他会計繰入金、補正額1億3,425万3,000円につきましては、前年度の国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計の各会計に対する繰出金の精算として受入れするものでございます。
20款繰越金、1項繰越金、補正額6,782万9,000円につきましては、今回の
補正予算に係る財源調整でございます。
21款諸収入、5項雑入、補正額3,355万2,000円の主な内容につきましては、都市計画道路木全池部線の三宅川橋梁、権現橋改築工事に係る県との負担金協定締結に伴い金額が確定したため、道水路整備事業費収入3,159万4,000円を計上するものでございます。
22款市債、1項市債の主な内容につきましては、本年度実施いたします単独土地改良事業などに緊急自然災害防止対策事業債を、祖父江分署改修事業に緊急防災・減災事業債を活用するとともに、
国庫補助金の変更などにより道路整備事業債、街路整備事業債などを整理するものでございます。
次に、3ページをお願いいたします。
歳出の主なものを御説明申し上げます。
1款議会費、1項議会費、補正額130万8,000円につきましては、人件費を整理するものでございます。なお、以下各費目の説明に当たり、人件費の整理分につきましては説明を割愛させていただきますのでよろしくお願いいたします。
2款総務費、1項総務管理費、補正額3,425万8,000円の主な内容につきましては、旧シルバー人材センター祖父江支所の建物解体工事費1,300万円、旧祖父江中学校プール北倉庫の建物解体工事費600万円を計上するものでございます。
3款民生費、1項社会福祉費、補正額3億4,252万5,000円の主な内容につきましては、給付費の増加に伴い、障害児施設措置費給付費2億400万円、障害者自立支援給付費1億1,000万円を増額するとともに、前年度の障害児施設措置費給付費などの確定に伴い、
国庫支出金及び県支出金の返納金を増額するほか、国民健康保険特別会計への各種繰出金を整理するものでございます。
2項児童福祉費、補正額5,982万4,000円の主な内容につきましては、前年度の事業費確定に伴い、
国庫支出金及び県支出金の返納金を増額するとともに、医療費の増加に伴い、子ども医療費2,000万円、母子・父子家庭医療費300万円を増額するほか、公立保育園への空気清浄機を設置するための施設整備用備品500万円を計上するものでございます。
3項老人福祉費、減額補正1,560万7,000円の主な内容につきましては、認知症高齢者グループホームの施設改修事業に係る地域介護・福祉空間整備等事業費補助金773万円を計上するとともに、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計への繰出金を整理するものでございます。
4項生活保護費、補正額3,927万6,000円につきましては、前年度の生活保護費の確定に伴い、
国庫支出金及び県支出金の返納金を増額するものでございます。
6款農林業費、1項農業費、補正額824万7,000円の主な内容につきましては、事業の進捗に伴い、用排水施設整備事業負担金489万円、水質保全対策事業負担金200万円、湛水防除事業負担金123万円を増額するものでございます。
7款商工費、1項商工費、補正額1,756万円の主な内容につきましては、あいスタ認証を受けた飲食店などを支援するため、あいスタ認証取得促進支援事業に係る経費1,900万円を計上するものでございます。
はねていただきまして、4ページをお願いいたします。
8款土木費、2項道路橋りょう費、減額補正1億5,680万6,000円の主な内容につきましては、
国庫補助金の交付額確定に伴い、道路舗装改良工事費1億1,300万円、橋りょう改築工事負担金1,850万円、用地取得費800万円を減額するものでございます。
4項都市計画費、減額補正7,771万1,000円の主な内容につきましては、事業の進捗に伴い、稲沢西
土地区画整理事業特別会計繰出金8,029万7,000円を減額するものでございます。
9款消防費、1項消防費、補正額431万1,000円の主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止となりました緊急消防援助隊愛知県大隊合同訓練に係る経費200万円を減額する一方、消防団詰所整備に係る土地評価業務委託料460万円を計上するものでございます。
10款教育費、2項小学校費、補正額2,161万8,000円の主な内容につきましては、小学校におけるタブレットPCを活用したオンライン授業環境整備に係る関係経費1,625万3,000円を計上するとともに、学校給食の有機栽培食品提供に係る賄材料費24万円を計上するものでございます。
3項中学校費、補正額884万4,000円の主な内容につきましては、小学校費と同様に、中学校におけるタブレットPCを活用したオンライン授業環境整備に係る関係経費604万7,000円を計上するとともに、学校給食の有機栽培食品提供に係る賄材料費19万円を計上するものでございます。
4項社会教育費、補正額2,602万6,000円の主な内容につきましては、旧祖父江町郷土資料館の建物解体工事費1,900万円を計上するとともに、明治安田生命保険相互会社様からの寄附金を活用し、図書館における感染症対策用備品など32万5,000円を計上するものでございます。
6項給食調理場費、減額補正664万9,000円の主な内容につきましては、小・中学校費と同様に学校給食の有機栽培食品提供に係る賄材料費32万円を計上するものでございます。
5ページをお願いいたします。
第2表 繰越明許費を御覧ください。
1段目、旧祖父江中学校プール北倉庫解体事業から3段目、旧祖父江町郷土資料館解体事業につきましては、年度内に事業の完了が見込めないため、繰越明許費の設定をお願いするものでございます。
はねていただきまして、6ページをお願いいたします。
次に、債務負担行為補正について御説明させていただきます。
第3表 債務負担行為補正。
1.債務負担行為の追加。
1段目、事項、行政情報システム借上料、期間、令和3年度から令和7年度まで、限度額6億8,000万円につきましては、令和5年度から7年度までの行政情報システム借上げに係る契約手続などを行うため、債務負担行為の追加をお願いするものでございます。
2段目、事項、公園等緑化維持管理業務委託料、限度額1億2,300万円、3段目の緑化維持管理業務委託料、限度額1億1,000万円につきましては、都市公園及び市道などに係る除草、薬剤散布業務について年度当初から迅速に実施できるようにするため、債務負担行為の追加をお願いするものでございます。期間はいずれも令和3年度から令和4年度まででございます。
7ページをお願いいたします。
次に、地方債補正について御説明させていただきます。
第4表 地方債補正。
1.地方債の追加。
1段目の緊急自然災害防止対策事業、限度額3,630万円につきましては、本年度実施いたします単独土地改良事業につきまして、地方債を活用するため追加をお願いするものでございます。
2段目の緊急防災・減災事業、限度額1,720万円につきましては、本年度実施いたします祖父江分署改修事業につきまして、地方債を活用するため追加をお願いするものでございます。
2.地方債の変更。
地方債の変更につきましては、6事業でございます。
1段目の湛水防除事業、2段目の用排水施設整備事業、3段目の水質保全対策事業につきましては、事業の進捗に伴い、限度額の変更をお願いするものでございます。
4段目の道路整備事業、5段目の橋りょう整備事業、6段目の街路整備事業につきましては、
国庫補助金の変更に伴い、限度額の変更をお願いするものでございます。なお、いずれも起債の方法、利率、償還の方法は変更ございません。
以下、9ページから61ページにかけまして
事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上で説明を終わります。
◎
市民福祉部長(小野達哉君)
議案書62ページをお願いします。
───────────────────────────────────────────
議案第62号
令和3年度稲沢市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
令和3年度稲沢市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額12,235,000千円に
歳入歳出それぞれ356,811千円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ12,591,811千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
───────────────────────────────────────────
63ページをお願いします。
第1表
歳入歳出予算補正。
歳入につきまして説明させていただきます。
4款県支出金、1項県補助金、3億4,222万6,000円の増額補正につきましては、保険給付費等交付金として療養給付費負担金と高額療養費交付金の合計3億4,000万円に対し、全額交付されることなどにより補正するものでございます。
6款繰入金、1項他会計繰入金1,208万円の増額補正につきましては、一般会計からの繰入額の確定により補正するものでございます。
7款繰越金、1項繰越金250万5,000円の増額補正につきましては、今回の
補正予算に係る財源調整として補正するものでございます。
はねていただきまして、64ページをお願いします。
歳出について説明させていただきます。
1款総務費、1項総務管理費162万2,000円の減額補正につきましては、人事異動などにより給与費等が確定したため補正するものでございます。
2款保険給付費、1項療養諸費3億円の増額補正は療養給付費負担金、2項高額療養費4,000万円の増額補正は高額療養費交付金、5項葬祭諸費250万円の増額補正は葬祭費交付金で、いずれも上半期の実績を基に年間の支給額を見込み、補正するものでございます。
6款保健事業費、1項特定健康診査等事業費150万円の増額補正につきましては、特定健康診断の受診者数が見込みを上回ったため補正するものでございます。
9款諸支出金、1項償還金及び還付加算金33万4,000円の増額補正につきましては、前年度
の保険給付費等交付金について返納するため補正するものでございます。
同じく2項繰出金1,409万9,000円の増額補正につきましては、前年度繰越金などの精算に伴い、当該精算分を一般会計繰出金として返納するため補正するものでございます。
以下、65ページから81ページにかけまして
事項別明細書等を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、82ページをお願いします。
───────────────────────────────────────────
議案第63号
令和3年度稲沢市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
令和3年度稲沢市
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額10,005,373千円から
歳入歳出それぞれ9,931千円を減額し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ9,995,442千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
───────────────────────────────────────────
83ページをお願いします。
第1表
歳入歳出予算補正。
歳入につきまして説明させていただきます。
3
款国庫支出金、2項
国庫補助金434万5,000円の増額補正につきましては、国からの介護保険システム改修費補助金を受け入れるため補正するものでございます。
7款繰入金、1項他会計繰入金1,545万6,000円の減額補正につきましては、介護保険システム改修費が国から補助されることになったこと及び新型コロナウイルス感染症の影響により要介護認定に係る手数料及び委託料を減額することにより、一般会計からの繰入金を減額するため補正するものでございます。
同じく2項基金繰入金1億5,101万1,000円の減額補正につきましては、前年度からの繰越金により給付費の財源が一部確保できることになり、補正するものでございます。
8款繰越金、1項繰越金1億5,219万1,000円の増額補正につきましては、前年度の繰越額の確定により補正するものでございます。
はねていただきまして、84ページをお願いします。
歳出につきまして説明させていただきます。
1款総務費、1項総務管理費11万1,000円の減額補正につきましては、人事異動などにより給与費等が確定したため補正するものでございます。
同じく4項認定調査費1,100万円の減額補正につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る要介護認定の臨時的取扱いにより主治医意見書の依頼件数が減少したこと及び要介護認定の調査委託が減少したため補正するものでございます。
6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金118万円の増額補正につきましては、死亡、所得更正などにより介護保険料の還付件数が増加したため補正するものでございます。
以下、85ページから97ページにかけまして
事項別明細書等を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、98ページをお願いします。
───────────────────────────────────────────
議案第64号
令和3年度稲沢市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
令和3年度稲沢市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額3,760,920千円に
歳入歳出それぞれ105,777千円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ3,866,697千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
───────────────────────────────────────────
99ページをお願いします。
第1表
歳入歳出予算補正。
歳入につきまして説明させていただきます。
3款繰入金、1項一般会計繰入金1,437万7,000円の減額補正につきましては、本年度の保険基盤安定繰入金が確定したことにより補正するものでございます。
4款繰越金、1項繰越金702万円の増額補正につきましては、前年度繰越額が確定したことにより補正するものでございます。
5款諸収入、4項雑入1億1,313万4,000円の増額補正につきましては、前年度の療養給付費が確定したことにより補正するものでございます。
はねていただきまして、100ページをお願いします。
歳出につきまして説明させていただきます。
2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金1,437万7,000円の減額補正につきましては、今年度の保険基盤安定負担金が確定したことにより補正するものでございます。
3款諸支出金、2項繰出金1億2,015万4,000円の増額補正につきましては、前年度の保険料及び療養給付費の精算に伴い、当該精算分を一般会計繰出金として返納するため補正するものでございます。
以下、101ページから107ページにかけまして
事項別明細書等を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。
◎
建設部長(鈴森泰和君)
議案書108ページをお願いいたします。
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議案第65号
令和3年度尾張都市計画事業稲沢西
土地区画整理事業特別
会計
補正予算(第1号)
令和3年度
尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額386,300千円に
歳入歳出それぞれ89,387千円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ475,687千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
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右側、109ページをお願いいたします。
第1表
歳入歳出予算補正につきまして、歳入から御説明申し上げます。
4款繰入金、1項他会計繰入金8,029万7,000円の減額補正につきましては、決算により前年度繰越金の額が確定したことに伴い、一般会計繰入金を補正するものでございます。
5款1項繰越金1億6,968万4,000円の増額補正につきましては、同じく決算により前年度繰越金の額が確定したことに伴い、補正をお願いするものでございます。
はねていただきまして、110ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1款総務費、1項総務管理費39万2,000円の減額補正につきましては、人件費の整理による
ものでございます。
3款1項予備費8,977万9,000円の増額補正につきましては、
歳入歳出を調整し予備費に計上するものでございます。
以下、111ページから121ページにかけまして
事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
◎
上下水道部長(村田剛君)
それでは、122ページをお願いいたします。
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議案第66号
令和3年度稲沢市
水道事業会計補正予算(第1号)
(総則)
第1条 令和3年度稲沢市
水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(収益的支出の補正)
第2条 令和3年度稲沢市水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。
支 出
1款水道事業費用、1項営業費用、減額補正額4,849千円。
(資本的支出の補正)
第3条 予算第4条本文括弧書中「1,805,140千円」を「1,810,089千円」に改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正する。
支 出
1款資本的支出、1項建設改良費、増額補正額4,949千円。
(議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正)
第4条 予算第7条に定めた経費の金額を次のように改める。
(1)職員給与費、減額補正100千円。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
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今回の補正につきましては、収益的支出及び資本的支出において、人事異動に伴い、人件費の整理をさせていただくものでございます。
以下、124ページから133ページにかけまして財務諸表などを添付いたしておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。
続きまして、134ページをお願いいたします。
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議案第67号
令和3年度稲沢市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)
(総則)
第1条 令和3年度稲沢市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(収益的支出の補正)
第2条 令和3年度稲沢市公共下水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。
支 出
1款下水道事業費用、1項営業費用、増額補正額1,259千円。
(資本的収入及び支出の補正)
第3条 予算第4条本文括弧書中「806,124千円」を「804,865千円」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
収 入
1款資本的収入、2項出資金、減額補正額318千円。
支 出
1款資本的支出、1項建設改良費、減額補正額1,577千円。
(議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正)
第4条 予算第8条に定めた経費の金額を次のように改める。
(1)職員給与費、減額補正318千円。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
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今回の補正につきましては、収益的支出におきまして、人事異動に伴い、人件費の整理をさせていただくものでございます。
また、資本的収支におきましても同様に人件費の整理を行うとともに、一般会計からの出資金を精査するものでございます。
以下、136ページから147ページにかけまして財務諸表などを添付いたしておりますので、御参照いただけますようお願いいたします。
続きまして、148ページをお願いいたします。
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議案第68号
令和3年度稲沢市
集落排水事業会計補正予算(第1号)
(総則)
第1条 令和3年度稲沢市
集落排水事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(収益的収入及び支出の補正)
第2条 令和3年度稲沢市集落排水事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
収 入
1款集落排水事業収益、2項営業外収益、増額補正額333千円。
支 出
1款集落排水事業費用、1項営業費用、増額補正額333千円。
(資本的収入の補正)
第3条 予算第4条に定めた資本的収入の予定額を次のとおり補正する。
収 入
1款資本的収入、2項出資金、減額補正額320千円。
5項補助金、増額補正額320千円。
(議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正)
第4条 予算第6条に定めた経費の金額を次のように改める。
(1)職員給与費、増額補正額333千円。
(他会計からの補助金の補正)
第5条 予算第7条中「24,829千円」を「25,162千円」に改める。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
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今回の補正につきましては、収益的収支におきまして、人事異動に伴い、人件費の整理をさせていただくものでございます。
また、資本的収入におきましては、国及び県からの補助金額の確定に伴い、一般会計からの出資金を精査するものでございます。
以下、150ページから161ページにかけまして財務諸表などを添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。以上でございます。
○議長(服部猛君)
次に、日程第20、報告第13号専決処分の報告についてを議題といたします。
市長から説明を求めます。
加藤市長。
◎市長(
加藤錠司郎君) (登壇)
引き続いて提出申し上げますのは、報告1件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。
報告第13号専決処分の報告につきましては、2件ございまして、1件目は、令和3年8月3日に市道00-151号線で発生しました道路舗装不全による物損事故に係る損害賠償で、令和3年8月26日に専決処分したものでございます。
2件目は、令和3年8月22日に市道00-010号線で発生しましたます蓋不全による物損事故に係る損害賠償で、令和3年8月31日に専決処分したものでございます。
以上の2件につきまして、
地方自治法第180条第2項の規定に基づき議会に報告するものでございます。
以上が提出いたします報告の概要でございますが、詳細につきましては
建設部長から説明させますのでよろしくお願い申し上げます。
○議長(服部猛君)
続いて、部長の説明を求めます。説明は簡潔にお願いしたいと思います。
◎
建設部長(鈴森泰和君)
別冊の令和3年第6回
稲沢市議会定例会報告目録をお願いいたします。
表紙をはねていただきまして、1ページをお願いいたします。
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報告第13号
専決処分の報告について
市長の専決処分事項の指定について(平成3年12月20日議決)第1号の規定により次のとおり専決処分したので、
地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第2項の規定に基づき、議会に報告する。
令和3年12月7日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
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はねていただきまして、裏面の2ページの専決処分調書を御覧ください。
2件ございまして、所属はいずれも用地管理課でございます。
整理番号1番、専決処分年月日、令和3年8月26日、相手方はここに記載の方でございます。
令和3年8月3日午後8時30分頃発生の物損事故で、場所は北島町地内の市道00-151号線で、道路の舗装不全により走行中の車両左側前後輪のタイヤに損傷を与えたものでございます。本件における市の過失割合は5割で、賠償額2万4,200円を修理代として全額保険で支払ったものでございます。
次に、整理番号2番、専決処分年月日、令和3年8月31日、相手方はここに記載の方でございます。
令和3年8月22日午前10時頃発生の物損事故で、場所は松下二丁目地内の市道00-010号線の歩道で、雨水ますの破損により蓋が傾き、走行中の自転車の後輪タイヤに損傷を与えたものでございます。本件における市の過失割合は10割で、賠償額1万3,120円を修理代として全額保険で支払ったものでございます。以上でございます。
○議長(服部猛君)
報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって報告を終わります。
本日はこの程度にとどめ、9日まで休会いたしまして、10日午前9時30分から質疑及び一般質問を行います。
本日はこれをもって散会いたします。
午前11時54分 散会...