御異議なしと認めます。よって、
議案第93号は原案どおり可決されました。
次に、
議案第94
号稲沢市
農業集落排水施設の設置及び
管理に関する
条例等の一部を改正する
条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
御着席願います。起立多数と認めます。よって、
議案第94号は原案どおり可決されました。
次に、
議案第95号
尾張都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する
条例の一部を改正する
条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、
議案第95号は原案どおり可決されました。
次に、
議案第96
号稲沢市
農業委員会の選挙による
委員の定数及び選挙区並びに各部会の
委員の
定数に関する
条例の一部を改正する
条例についてから
議案第111
号稲沢市公の
施設における
指定管理者の
指定についてまでの
議案は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
御着席願います。起立多数と認めます。よって、
議案第96号から
議案第111号までの各
議案は、原案どおり可決されました。
次に、
議案第112
号平成25年度
稲沢市
一般会計補正予算(第4号)から
議案第123
号平成25年度
稲沢市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)までの各
議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、
議案第112号から
議案第123号までの各
議案は、原案どおり可決されました。
次に日程第49、請願第3号介護・
福祉・医療など
社会保障の
施策拡充についての請願を議題といたします。
この際、
委員長の報告を求めます。
厚生委員長、
平野寛和君。
◎
厚生委員長(
平野寛和君) (登壇)
厚生委員会の報告を申し上げます。
去る10日、
厚生委員会に付託になりました請願第3号介護・
福祉・医療など
社会保障の
施策拡充についての請願は、
厚生委員会を13日午前9時30分から
議員総会室において開催し、審査いたしました結果、賛成者なしで不採択とすることに決しました。
以上、
厚生委員会からの報告を終わります。
○議長(
野村英治君)
報告が終わりました。
これに対し、質疑はございませんか。
渡辺幸保君。
◆17番(渡辺幸保君)
とても残念ですね、報告を聞いて。
委員会の
委員長にお尋ねするんですが、この請願は
社会保障の、僕たちは改悪と言っていますけど、改革プログラムということで
臨時国会で可決されましたけれども、それに対して本当に多くの皆さんがいろんな
社会保障の分野での改善を求めてみえるんですが、どんな議論がされたか、お尋ねします。
○議長(
野村英治君)
厚生委員長、
平野寛和君。
◎
厚生委員長(
平野寛和君)
この請願の趣旨は、国民の負担をそのままにして、いろいろ
社会保障の充実を図るという意図だと思います。しかし、財源がしっかりしていなければ介護・
福祉・医療の充実は図れないと思う。入りと出の両方の手だてをしっかりして初めてできることであり、もっともと思われる内容はたくさんありますが、全体を成立させようということは簡単にはいかないということで、不採択となりました。よろしくお願いします。
○議長(
野村英治君)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでありますので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
最初に、
賛成討論の発言を許します。
曽我部博隆君。
◆16番(
曽我部博隆君) (登壇)
私は、
日本共産党を代表して、請願第3号介護・
福祉・医療など
社会保障の
施策拡充についての請願に賛成の立場から討論を行います。
12月6日まで行われていたさきの
臨時国会で、自民・公明は数の力で、
社会保障の改悪を進める持続可能な
社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律、いわゆるプログラム法を強行いたしました。これは、
消費税の増税を前提に、昨年8月、民主党政権のときに民主・自民・公明の多数で強行した
社会保障制度改革推進法を確実に実行することを政府に押しつけるものであります。
社会保障制度改革推進法は、
社会保障に果たす国の責務を定めている憲法第25条を変質させ、国民に自助・自立を求め、負担がなければ給付なしという保険を基本原則にしたところに最大の特徴があります。そして、この原則に基づき、介護・医療・年金・子育ての全ての分野の改悪を進めるものです。
御承知のとおり、貧困と格差が拡大し、深刻化しています。自治体には、本来の使命である住民
福祉の向上を図る使命が課せられています。
請願趣旨にあるように、
稲沢市議会を初め愛知県下の多くの議会で、愛知県が
福祉医療への一部負担金、そして所得制限の導入をしようとしていましたけれども、これに反対の声を上げて、断念に追い込んだという貴重な経験を持っています。
声を上げれば、国の政治を変えることができます。
稲沢市議会でこの請願を採択し、介護・医療・年金・子育てなどの改悪を許さない声を上げて、悪政から市民の暮らしを守る防波堤にこの
稲沢市議会がなろうではありませんか。
厚生委員会では不採択との報告でしたけれども、ぜひ熟慮いただき、
厚生委員会に所属している議員を含め、全ての皆さんの賛成で請願を採択いただきますようお願いいたしまして、賛成の討論を終わります。
○議長(
野村英治君)
ほかに討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。
請願第3号介護・
福祉・医療など
社会保障の
施策拡充についての請願の
委員長報告は不採択であります。この
委員長報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
御着席願います。起立多数と認めます。よって、請願第3号は不採択とすることに決しました。
以上で、本
定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。
市長から発言の申し入れがありますので、これを許可いたします。
大野市長。
◎市長(大野紀明君) (登壇)
議長さんのお許しをいただきましたので、お礼の挨拶をさせていただきます。
ただいまは、提案をさせていただきました全
議案に対しまして御議決を賜りまして、まことにありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。
議会中に議員の皆様方からいただきました御意見、そして御提言を、今後の市政運営の参考とさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
さて、1年を振り返ってみますと、いろいろな出来事がございました。1つには、安倍内閣によりますアベノミクスの成長政策によりまして、円高、そして株安のデフレ経済から脱却をし、景気回復の状況が続いております。また、2020年の東京オリンピックの開催決定、そして2027年のリニア新幹線の営業開始など、明るい話題がございました。反面、尖閣列島、竹島問題、徳田衆議院議員の周りで起きております一連の選挙事件など、暗いニュースもございました。
自然災害につきましては、9月16日でございますけれども、台風18号の豊橋上陸、そして桂川渡月橋の氾濫、そして台風26号の伊豆大島のあの大災害、そして台風30号の瞬間最大風速90メートルの、レイテ島の死傷者が5,000人を超えるということでございます。大惨事でございました。竜巻、そして突風、ゲリラ豪雨、いろんな被害が各地で発生をする中で、
稲沢市は台風18号で敬老式を中止させていただいた、これ断腸の思いでございましたが、先ほど言いましたように、豊橋に上陸したということでございまして、これらのことがございましたけれども、大した被害もございませんで、安堵しておるところでございます。
稲沢市のその他を振り返ってみますと、市制55周年を迎え、その記念式典にラヴィーナサーテ
ィを市のPR大使に任命させていただきました。全国への発信、そして新市民病院の建設の順調な進行、そして祖父江・
稲沢線の一部開通、平和工業団地の立地企業の工場建設、善光寺南土地区画整理事業の組合設立、小学校におきましては体育館、そして校舎の増築など、予定していた事業は順調に進めさせていただくことができました。
反面、暗く寂しい出来事がございました。2月には、行政手腕を発揮していただきました大木副市長が、また4月には林
区画整理課長が、また先日は消防の伊藤主査が病に伏して、帰らぬ人となられました。改めて御冥福と哀悼の言葉をささげたいと存じます。
また、4月には人質立てこもり事件、11月には中国広州での事件で全国にニュースが流れ、大変ショックを受けたところでございます。
1年を振り返ってみますと、走馬灯のように脳裏を駆けめぐっております。起きた事柄を教訓として、
平成26年の新しい年に向かって対応、対策を講じていく必要を強く感じております。
現在、
平成26年度の予算編成を進めておりますが、
消費税を含む財源の配分額が国から示されない中でございますけれども、法人市民税の一部国税化等により厳しさが予想される中でございますが、市民病院の経営改善、そして南海トラフ地震対応、人口減少と少子・高齢化対応、
公共施設の
あり方等による
施設の再配置、祖父江・
稲沢線を初め東西幹線道路整備、耐震対応がおくれておりました
稲沢西小学校の校舎全面建てかえなど課題が山積しておりますが、優先順位を考慮する中で、1つずつでございますけれども、事業を進めてまいりますので、議員の皆様方の一層の御理解と御協力を賜りますようにお願いを申し上げます。
結びに当たりまして、議員の皆様方におかれましては、輝かしいうま年の新年を迎えられますよう心からお祈り申し上げ、お礼の御挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。
○議長(
野村英治君)
去る12月3日から本日までの長期間にわたる慎重審議、まことにありがとうございました。
これをもって
平成25年第5回
稲沢市議会12月
定例会を閉会いたします。
午前10時20分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 野 村 英 治
署 名 議 員 星 野 俊 次
署 名 議 員 栗 田 文 雄...