○議長(
盛田克己) 通告による質疑は終わりました。 暫時休憩します。 傍聴の方、お座りください。 午前9時38分 休憩 午前9時38分 再開
○議長(
盛田克己) 休憩を解き、会議を再開いたします。 次に、議案第25号から議案第27号までの3件については、質疑の通告はありませんでした。 次に、議案第28号について、質疑の通告がありますので、発言を許します。 4番
西本真樹議員。
◆4番(
西本真樹) それでは、「議案第28号常滑市
国民健康保険税条例の一部改正について」の質疑を行います。 愛知県からの
国民健康保険事業費納付金が毎年上がっている理由をお伺いいたします。令和12年度に愛知県内の
国民健康保険税を
県標準税率に統一する検討がされていると思いますが、その時点での常滑市の
納付金額の合計より1人当たりの
保険税額はどのように見積もっているのかをお伺いいたします。
○議長(
盛田克己)
福祉部長。
◎
福祉部長(中野旬三) ご質問の1点目、愛知県からの
国民健康保険事業費納付金が毎年上がっている理由でございますが、
国民健康保険事業費納付金の算定は、県が全体の
保険給付費を過去の実績から推計をし、各市町村の被
保険者数の割合と所得総額の割合に応じて配分をいたします。県内の被
保険者数は、少子化や
企業者保険への移行、団塊の世代の高齢化などから減少が見込まれる一方で、1人当たりの医療費は高齢化の伸展による疾病構造の変化や医療の高度化などを背景に増加が見込まれており、
国民健康保険事業費納付金の推計については、財源不足とならないよう設定されていることから、結果として本市の
国民健康保険事業費納付金は毎年上がっている状況でございます。 次に、2点目のご質問、統一時点での
納付金額の合計及び1人
当たり保険税額につきましては、令和12年度の
納付金額を15億1,070万8,000円、1人
当たり保険税額を14万5,800円と推計しております。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(
盛田克己) いいですか。 通告による質疑は終わりました。 次に、議案第29号について質疑の通告がありますので、発言を許します。 4番
西本真樹議員。
◆4番(
西本真樹) 「議案第29号常滑市
介護保険条例の一部改正について」質疑を行います。
負担割合につきましては、第1段階から第3段階及び第10段階から第13段階に変更があります。この変更した理由をお伺いいたします。
○議長(
盛田克己)
福祉部長。
◎
福祉部長(中野旬三)
負担割合を変更した理由につきましては、国の
社会保障審議会介護保険部会等において、
介護保険制度の
持続可能性を確保する観点から、今後の
介護給付費の増加を見据え、高所得者の
負担割合の引上げ、低所得者の引下げなど、第1号被保険者間での所得再分配機能を強化することで、低所得者の乗率の引下げなど低所得者の
保険料上昇の抑制を図るとの議論がなされ、その後、国から最終的な率などが示されました。現状、本市では、独自に
負担割合を定める特段の事情などがないことから、国の考えに基づいて
負担割合を設定するものでございます。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(
盛田克己)
西本真樹議員。
◆4番(
西本真樹) ありがとうございます。国の考えに基づいた、示された割合だったかなと見ているのですが、これによって
介護保険料の急激な値上がりというのを抑制したと言いますか、そういうふうに捉えてよろしいでしょうか。
○議長(
盛田克己)
福祉部長。
◎
福祉部長(中野旬三) こちら、
介護保険の次期の中期計画の中でも示しているところでございますが、保険料の上昇等につきましては、今現在保有している準備基金、こちらのほうを取り崩す、そういったことも計画をしておりまして、今回常滑市が
介護保険の保険料として、これから3年間の
事業計画の中で、5,900円に設定した場合、基金を取り崩すということも含めてこれで事業がやっていけるのか、そういった観点を総合的に判断させていただいて、今回5,900円としたものでございます。 以上でございます。
○議長(
盛田克己) 通告による質疑は終わりました。 次に、議案第30号について質疑の通告がありますので、発言を許します。 4番
西本真樹議員。
◆4番(
西本真樹) それでは、「議案第30
号常滑市立児童館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」質疑を行います。
小鈴谷児童館を閉館するということで、閉館後、子供の育ちを支える役割はどこで担うのかをお答えください。
○議長(
盛田克己)
福祉部長。
◎
福祉部長(中野旬三) 児童館は、地域を限定して利用していただいているものではなく、どこの地域の児童館を利用していただいてもよいものであるため、閉館後は、近隣の
西浦南児童館をはじめ市内の全児童館と
児童センターがその役割を担うものと考えております。 以上でございます。
○議長(
盛田克己)
西本真樹議員。
◆4番(
西本真樹) ありがとうございます。どこの児童館でも、常滑市民であれば使えるということかなと思うのですけれども、多くが使っているのが小学生かなと思います。その小学生、
小鈴谷児童館がある場所で言いますと
小鈴谷小学校区内の児童が多いのかなと思うのですが、そういった意味では、やはりその
小学校区内にせめて1つずつくらいは必要ではないかなと思うのですが、どのようにお考えか、最度、お願いします。
○議長(
盛田克己)
福祉部長。
◎
福祉部長(中野旬三) 地域に根差した子供の
居場所づくりにつきましては、必要と考えております。したがいまして、今回閉館後につきましては、常滑市
社会福祉協議会に協力をいただきまして、子供のふれあいサロンとして「
キッズスペース」の取組を進めることといたしました。今月、3月26日に鈴渓会館で第1回目の
キッズスペースが開催される予定でありまして、昼食としてのお弁当の提供のほか、地域のボランティアの方と
ゲーム大会などで交流を深める予定としております。 以上でございます。
○議長(
盛田克己) 通告による質疑は終わりました。 次に、議案第31号について質疑の通告がありますので、発言を許します。 4番
西本真樹議員。
◆4番(
西本真樹) では、「議案第31号常滑市
水道事業給水条例の一部改正について」質疑を行います。 この中の文面を見ますと、「
厚生労働省令」から「
国土交通省令」へ変更するということになっておりますが、このことによって本市への影響はあるのかをお尋ねいたします。
○議長(
盛田克己)
建設部長。
◎
建設部長(
宮島基弘)
西本議員のご質問、「
厚生労働省」から「
国土交通省」へ変更することによる影響についてお答えさせていただきます。 今回の
本市水道事業給水条例の一部改正に関しまして、国の対象法令となりますのは、
給水装置の構造及び材質の基準に関する省令で、この省令は、
給水装置の有すべき性能基準を定め、
給水装置工事が適正な施工であるか否かの判断基準を明確化したものでございます。本年4月1日からの水道法等の改正により、
水道整備管理行政の所管省庁が
厚生労働省から
国土交通省へ変更となりますが、
法令基準等に変更はありませんので、本市への影響はないものと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(
盛田克己)
西本真樹議員。
◆4番(
西本真樹) ありがとうございます。これ、ただ所管省庁が変わって、法令基準は変わらないということなので、安心はしているのですけれども、水道法第1条には、「清浄にして豊富低廉な水の供給、公衆衛生の向上、生活環境の改善とに寄与する」ということで、水というのは、やはり人が使う大切なものであるという意味では、そのままでも、
厚生労働省令でもよかったのかなと思うのですけれども、こういった水の質の確保等については変更ないという見解でよろしいでしょうか。
○議長(
盛田克己)
建設部長。
◎
建設部長(
宮島基弘) 水道の品質確保につきましても、現時点で常滑市では
水道事業で行っておりまして、影響はないと考えております。 以上でございます。
○議長(
盛田克己) いいですか。 通告による質疑は終わりました。 次に、議案第32号については、質疑の通告はありませんでした。 次に、議案第33号について、質疑の通告がありますので、発言を許します。 4番
西本真樹議員。
◆4番(
西本真樹) それでは、「議案第33号常滑市
モーターボート競走事業従事員の給与に関する条例の一部改正について」質疑を行います。
退職手当を廃止した理由をお伺いしたい。それとまた、
退職手当の廃止と給料及び
通勤手当を日額制から月額制に変更することによって、従事員が退職までに得られる給与等について影響はあるのかをお伺いいたします。
○議長(
盛田克己)
ボートレース事業局次長。
◎
ボートレース事業局次長(久田篤史) 初めに、
退職手当を廃止した理由についてお答えさせていただきます。 従事員は、
地方公務員法の改正により、令和2年4月から
パートタイムの
会計年度任用職員となりましたが、
一般行政事務に従事する
会計年度任用職員と同様に取り扱うことが難しい点も多いことから、これまで、
全国モーターボート競走施行者協議会において、
顧問弁護士等の意見を踏まえながら、取扱い及び対応を協議してまいりました。その後、
パートタイム会計年度任用職員である従事員に対して、退職金の支払いは妥当ではないとの見解が示されたため、令和6年3月31日をもって
退職手当を廃止することといたしました。 次に、
退職手当の廃止と給料及び
通勤手当を日額制から月額制に変更することによる給与の影響についてでございますが、今回の
退職手当の廃止に伴い、従事員が不利益とならないよう考慮した改正となっております。また、
通勤手当につきましては、他の常滑市
モーターボート競走事業会計年度任用職員と基準を統一したため、減額となる従事員も見受けられますが、今回の変更に当たり、60歳の定年まで勤務した場合の収入を比較いたしますと、
対象者全員が差額はプラスとなります。なお、今回の
退職手当の廃止と月額制への変更などにつきましては、今年度5月から従事員の2つの
労働組合双方と協議を重ね、1月29日に合意に至っております。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(
盛田克己) いいですか。 通告による質疑は終わりました。 次に、議案第34号から議案第39号までの6件については、質疑の通告はありませんでした。 ただいま
一括議題となっております議案第2号から議案第10号までの9件及び議案第16号から議案第39号までの24件の計33件は、
議事日程に記載のとおり、各
常任委員会に付託いたします。
-----------------------------------
△同意案第1号の質疑、
委員会付託省略、討論、採決
○議長(
盛田克己) 次に、日程第39、「同意案第1号常滑市
公平委員会委員の選任について」を議題といたします。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告はありませんでしたので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
盛田克己) 異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「ありません」の声あり)
○議長(
盛田克己) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 同意案第1号は、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
盛田克己) ありがとうございます。
起立全員と認めます。よって、同意案第1号は、これに同意することに決しました。
-----------------------------------
△
散会の宣告
○議長(
盛田克己) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了しましたので、
散会といたします。 午前9時54分
散会...