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平成 4年  6月 経済厚生常任委員会-06月15日−01号

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  1. 安城市議会 1992-06-15
    平成 4年  6月 経済厚生常任委員会-06月15日−01号


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    DiscussNetPremium 平成 4年  6月 経済厚生常任委員会 − 06月15日−01号 平成 4年  6月 経済厚生常任委員会 − 06月15日−01号 平成 4年  6月 経済厚生常任委員会           経済厚生常任委員会平成4年6月15日) ○委員長(野村長俊君)   ただいまから経済厚生常任委員会を開会いたします。              (開会 午前9時58分) ○委員長(野村長俊君)   提案理由の説明、議案質疑も行われ委員各位には十分御検討のことと存じますので、質疑により進めますから御了承をお願いいたします。  第67号議案「安城市休日急病診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。質疑を許します。              (「進行」と呼ぶ者あり) ○委員長(野村長俊君)   進行の声がありますので質疑を終結し採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(野村長俊君)   御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  次に第68号議案「平成4年度愛知県安城市一般会計補正予算について」第1条歳入歳出予算の補正中、歳出第20款衛生費を議題といたします。質疑を許します。 ◆(竹内由満子君)   環境費のことでお尋ねをしたいと思いますが、ここに委託料が載っております。それでこの環境影響調査に当たっての委託料の関係ですが、この委託先の選定とそれから仮に随契でやられるようなことになるとすれば、この予算の算出根拠にもなるわけですが、その委託料の算出について、どういう形でおやりになったのかということをお尋ねしたいということと、それから本会議の中で一定の質疑もあったわけですが、この中でダイオキシンの除去の問題についてのお答えもあったわけですが、今の新しい焼却施設ではいろいろなメーカーがあると思うのですけれども、ダイオキシンの除去についてはどんな状況にあるのか、ほとんどのメーカーがクリアしているのか、そこら辺の状況についてちょっと御説明いただきたいと思います。
    清掃課長(近藤忠夫君)   ただいまの御質問についてお答えをいたします。まず委託料の関係で委託先とのことですけれども、これは民間の業者が結構たくさんあるわけですけれども、一応算出根拠のお話もございましたので、併せて申し上げますが、日本環境衛生センターという団体がございます。以前し尿のときもそこで仮設をお願いをいたしておりましたので、一応そこで見積もりを出していただきました。それで委託先につきましてはそこへ確定をするものではございませんけれども、実績としましては安城市を含めて全国で相当の数を請け負っておるということでございまして、予算の見積もりにつきましてはそこで一応のお願いをしてあります。  それからダイオキシンの関係でございますけれども、ダイオキシンは御承知のとおりごみの中からも当然発生をするということが言われておりますが、その辺の精製をされる条件といいますか、これが今使っております電気集塵機の最も集塵効率の高い温度域、これが300度前後なのですけれども、そのあたりが一番精製をされやすいというふうにいわれております。したがいまして現在の新しい施設では電気集塵機を使用せずに、バグフィルターというフィルター方式が主流になりつつあります。これはその材質が合成繊維等でございますので300度の温度にはちょっと耐え切れない。したがって200度ないしはそれ以下の温度で運転をするというふうにいわれております。したがって一番できやすいところからの300度から急激に温度を下げてやりますので、精製の雰囲気が悪くなるといいますか、精製されにくくなります。なおそれで精製されたものについてはバグフィルターで補足をいたしますので、現在の電気集塵機方式よりも、はるかに除去率が高いというふうにいわれております。以上であります。 ◆(竹内由満子君)   影響調査の委託の関係ですが、現時点でははっきりどこに委託するかということはわかっていないということですけれども、今のお話で民間もあるということもあるわけで、この日本環境衛生センターというのは、確か半官半民的な施設ではなかったかと思うのですが、それにしましてもそこがいう随契で、いわれたとおりで一定のチェックはなさるのでしょうけれども、向こうがおっしゃる金額で委託契約を結ぶというのは、問題もあるというふうに思うのですが、そこら辺のチェックの仕方ですとか、本当にこちらとして提示をされた金額が適切であるかどうかという判断ができるのかどうか、そこら辺のことについてちょっとお尋ねしたいと思います。 ◎清掃課長(近藤忠夫君)   今の御心配でございますけれども、もちろんほかのところもございますので、一定の見積もりを同じ条件で見積もりをさせてみて、その辺でチェックをさせていただきたいというふうに思います。それから根拠でちょっと申し落としましたけれども、調査項目についてのみ申し上げておきます。7項目ございまして、大気汚染、水質、この水質についてはクローズドシステムを現在も採用しておりますし、それが一番ベターであろうといわれておりますので、この水質については工事の関係で、地下水だとかそういった影響を主に調査をしたいというふうに思います。それから悪臭、騒音、振動、それから交通地域環境調査、この七つの項目で行いたいというふうに思っております。もちろんこれが全部行われないと、厚生省の方の審査も通らないと思いますので、これでやっていくということでございます。御心配の果たして価格が適正であるかどうかということについては、先ほど申し上げましたように、他社との比較をさせていただいていくということで、御理解いただきたいと思います。以上です。 ◎総務部長(三浦隆敏君)   今の御質問はこれからの進めるに当たりまして大変重要な問題でございますので、契約担当部長として1点補足をさせていただきたいと思います。  結論から申し上げますと、日本財団法人日本環境衛生センターに随意契約で、これは契約をいたしていく考え方でございます。その辺の事情もひとつお話を申し上げ、御理解を賜っておきたいとこう思うわけであります。今清掃課長の方からほかにもという話がございましたけれども、結果的に環境影響調査だけであればほかの業者もございます。しかし今回予算でお示しをしておりますように、ごみの処理施設基本計画、あるいは施設計画を同時に行ってまいります。この施設計画ということになりますと、財団法人日本環境衛生センターしかできません。そういうようなことがございますので、今回のごみ焼却施設の関係も、し尿処理施設、あるいはその以前のごみ焼却施設設計、あるいはまた環境影響調査も日本環境衛生センターでお願いをいたしております経緯がございますので、随意契約で行ってまいりたいと、こう思っておりますので御理解を賜りたいと思います。              (「進行」と呼ぶ者あり) ○委員長(野村長俊君)   進行の声がありますので次に進みます。  第30款「農林水産業費」を議題といたします。質疑を許します。              (「進行」と呼ぶ者あり) ○委員長(野村長俊君)   進行の声がありますので次に進みます。  第35款「商工費」を議題といたします。質疑を許します。 ◆(竹内由満子君)   委託料でお尋ねをしたいのですが、本会議の中でも歌詞については一般公募をするというお答えもあったわけですが、この委託先がどこなのかということと、歌詞は市民から一般公募で、作曲等のものが含まれているのかなというふうには思うのですけれども、そこら辺の委託料計上に当たっての積算の根拠ですね、そこら辺がどういうふうなのかということと、非常に金額で積算をするということが難しいというふうに思うのですけれども、他市等でこういうようなものがやられておれば、この委託料に計上された部分が他市でどんなふうであるのか、参考までにちょっと伺っておきたいと思います。 ◎商工課長(河部金彦君)   最初に、委託先はどこかということでございますけれども、委託先につきましては、私どもこの予算を計上させていただく段階では、いろいろ見積もりといいますか、根拠などをいろいろ調査させていただいておるわけでございますけれども、委託先につきましてはこれから委員会といいますか、それぞれ精通された地元の役所の中とか、市内の方ですね。この方たちに委員になっていただきまして、そこでお決めいただく予定です。  それから、次に根拠はとおっしゃいましたけれども、根拠につきましては現段階では先ほど触れられましたように、歌詞は一般公募ということで、その公募されたものが即使えるということは予定いたしておりません。ですから応募作品の中でイメージをつかみまして、それを補作、作曲、編曲、写譜と、いろいろそれぞれ専門家の方にお願いする予定です。ですから例えば10人になるのか、5人の詩から一曲できるのか、これはプロにお任せするということです。そこで後吹き込みだとか、例えばCDの制作費、カセット、もろもろのものが入るわけですけれども、これにつきましてはそれぞれ実績のありましたイベントクリエーター、20年前ですけれども、安城の歌をおつくりになった会社だとか、当時は東京企画といいますけれども、現在はタップクリエイトと改名されております。それで全国各地の歌をつくってみえるのです。それからまたは過日どんどんプラザ、これはNHKの下請けで名古屋ブレーンズと申しますけど、こういうようないろいろな方面へ紹介して、どれが適当かということで、信用おけるところを総合しまして、今回の予算要求をさせていただいております。ですからどれが適当かということはちょっとここでは自信がございません。  それから他市の状況でございますけれども、市の市制、節目節目に今イメージソングというのが全国各地でおつくりになっているようです。例えば安城市の回りでございますと豊田市豊田市につきましては「豊田おいでん祭り」のテーマソング、それから碧南でいきますと碧南の碧を取りまして「碧いメッセージ」これは40周年記念でやっております。それから高浜が市制20周年ということで「ポートフェスタイメージソング」というようなことでやっております。私たちとしましては一応40回の七夕をイメージしてやろうということで、豊田の方式もある程度参考にさせていただいております。  他市の状況の金額につきましては、ちょっと確認はいたしておりませんが、歌手によって皆さん全然違うものですから、比較、検討にならないということは事実です。なぜかといいますと有名人を使って見積もるところと、それから駆け出しの人を使って見積もるところといろいろあるわけですね。おのずと先ほど触れましたように補作、作曲、編曲でも有名な方にお願いすると高いというようなことで、我々素人では手が出しにくいということで、例えば信用できる名古屋のブレーンズですか、どんどんプラザをやってみえるようなところがいいがなというような感じはいたしておりますが、何にいたしましてもすべてのものは今からお願いしていきます委員さんでもって、御協議していただいてお決めいただく予定でございます。以上です。 ◆(竹内由満子君)   仕事の中身が特殊な事業であるわけで、その近隣の市、いろいろなイメージソングをつくっておられるけれども、金額的にどうかというのは調べていないというお話ですけれども、実際どういうところにお願いをしていくかというのもこれからの検討ということですので、そうなりますと今年と来年の継続で事業そのものはやるということですけれども、じゃあこの範囲の中で必ずしもおさまらないということもあり得るわけですね。一定の近隣を調査されてこれぐらいでやられているので、もちろんさっきお話がありましたように、どういう作曲家や編曲家にお願いするかでうんとまた金額も変わってくるでしょうし、そこら辺の状況というのか経過というのか、そこをちょっとお願いしたいと思います。 ◎商工課長(河部金彦君)   実は今の件でございますけれども、予算というものはわかっておりませんというふうにお答えしましたけれども、各市の状況は今お話しましたように、内容によって全然違うものですから、私どもとしてはこの範囲で絶対にということではないのですが、おさめていただけるところを選んでいきたい。この場で申し上げていいかよくわかりませんが、御提案申し上げるものですが、NHKの名古屋ブレーンズ、ここではこういう形でこれ以上はいかないだろうと、ただし歌手だとか編曲者をトップクラスの人はお願いはできませんよという条件で、予算要求をさせていただいてこの範囲内でおさめる。それからもう一つはタップクリエイト、これは旧姓東京企画ですが、ここもそういう形でいっております。ですから委員の皆さん方にお諮りする中では、例えばこの金額は歌手でいくとBランクだよとかCランクだよとか、そういう説明はさせていただく予定です。ですからここで御辛抱いただきたいと、予算の範囲内でというお願いはしていって、現在のお願いしております予算の範囲内でおさめたいという意思です。              (「進行」と呼ぶ者あり) ○委員長(野村長俊君)   進行の声がありますので質疑を終結し採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(野村長俊君)   御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  続きまして請願を議題といたします。  請願第1号「国鉄労働者採用差別事件の早期解決を求めることについて」を審査願います。  この際お諮りいたします。本委員会請願者が傍聴希望しておりますので、これを許可したいと思いますが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(野村長俊君)   御異議なしと認めます。代表2人の傍聴を認めます。              (傍聴者入室) ○委員長(野村長俊君)   続いてお諮りいたします。  傍聴議員より発言の申し出があります。これを許可することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(野村長俊君)   御異議なしと認めます。それでは傍聴議員 和田米吉君の発言を許します。和田議員には特に簡明なる発言をお願いを申し上げます。 ◆傍聴議員和田米吉君)   国鉄労働者の採用差別事件の早期解決を求める請願が出ていますが、紹介議員として趣旨説明の許可をいただきましたので、説明をしたいと思います。  私はこの趣旨説明について、大変この国鉄労働者にとっては重要な問題ですので、本人、請願者から説明するのが一番気持ちも伝わるのではないかというふうに思いまして、その旨要請しましたが、当委員会としては紹介議員が説明するということでありますので、国鉄の労働者の方から趣旨について、自分たちの気持ちをあらわしてほしいということを要請しましたところ、私のところに刈谷分会の分会長から原稿が届きましたので、それをちょっと朗読させていただいて、恐縮ですが提案趣旨にかえさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  国鉄の分割民営、JRへの移行から5年が経過しました。当時国鉄労働者に委嘱していることだけで、JRへの不採用、採用されても配転出向と、数々の不当差別が行われました。これらの不当差別は全国39都道府県地方労働委員会で、すべて不当労働行為があったと断罪され、現在152事件105本の救済命令が出ました。特に採用差別事件は従来の地方労働委員会で、国労完全資本救済命令が出ています。にもかかわらず国鉄清算事業団、JR各社は命令を守るどころか、これを不服として中央労働委員会に申し立てをしました。その審議の最中1990年3月、国鉄清算事業団の元国労組合員1,047名を解雇しました。解雇された元国鉄労働者の中には、解雇の理由すら告げられず無念の思いを込めこの世を去った人が5名もいます。本人や家族の気持ちを思うとき、6年前の政府答弁、1人も路頭に迷わせない。参議院の付帯決議組合員所属による差別はしないという国の最高決議機関の約束は一体何か、憤りを禁じ得ません。また物資販売、アルバイトなどによる月13万円の生活、不良職員のレッテルを張られ2度も首を切られながら、一日も早い鉄道事業への復帰を願い、耐えている解雇者とその家族の思いははかり知れません。  先日中央労働委員会の最終解決案が提示されました。地方労働委員会命令とはほど遠く、1か月のみ採用、その後広域採用、公的部門、関連企業への斡旋という実質首切り、JRの不当労働行為の判断は避ける。全く私たちの要求を無視した内容になっています。中央労働委員会会長の記者会見、暗に圧力があったことをあらわす発言は、政府関係機関の問題解決の態度に疑問を残す結果となっています。私たち国鉄労働組合は、このような解決案での解決は望みません。今後は中労委に命令を求める運動をしていきます。このままではわが国の憲法が示す労働者権利擁護、労働組合法精神を、今後長期にわたり否定することになります。その意味からも早期の政治指導が必要です。  JRは国民の足、公共交通機関としての責任を果たしているか疑問です。JRの発足を前後して大小の事故が急増しています。JR東日本の山之内副社長は民営化前に200件しかなかったミスが、JRの発足後は実に30倍の6,000件から7,000件になっていると発表しています。JR各社の非常事態宣言の発令を見るとき、利益が企業の最優先となっています。利益を生まない金のかかる安全対策は、列車や路線の検査周期の大幅な延長、安全に必要な人員を切り詰める合理化によって、安全性の軽視となっています。そこで働く労働者は1分でも列車を遅らせれば、配転業務から外され、要員不足のために残業が前提の勤務、病弱で医者から夜勤を止められているのに、夜勤をさせられたり、上げればきりがないほどの権利侵害が横行しています。その上国労組合員というだけで鉄道業務から外され、売店やうどん屋にいるベテラ労働者も多数いるのが、現JRの職場実態です。今いったようなことで大変事故が問題になっております。このことは国鉄労働者はもとより、労使ともに総合的に解決をするということが非常に重要だと思います。  さらに分割民営の際、地方ローカル線をJRから切り離し、第3セクター化しましたが、現在そのほどんどが赤字経営で存立が危ぶまれております。地方において鉄道の存立はその地方の存立に影響する過疎化に拍車をかけています。  昨年の5月に起きた信楽高原鉄道事故のように、契約交流に極端な合理化で安全が脅かされております。地方ローカル線を存続させる経営基盤の強化と安全を確保させるため、第3セクターの経営の見直し、JRの一体化が必要と思います。以上のことで請願を述べました。  私たち国鉄労働組合は、憲法保障された人権擁護のため、そして公共交通機関の確立のため、その発展のために今後とも運動を継続します。貴議会におきましても大変熱心な御審議をいただき、この請願が御意思政府運輸省労働省へ提出していただきますようお願いを申し上げます。大変時間をとって申しわけありませんが、以上かわりまして請願の趣旨を述べます。私もかわりまして皆さんの熱心な御討議等よろしくお願いいたします。 ○委員長(野村長俊君)   傍聴紹介議員の説明は終わりました。審査願います。 ◆(竹内由満子君)   私も紹介議員を引き受けておりますが、ぜひこの委員会で採択をしていただいて、この請願書にあります三つの項目で、政府関係機関に意見書を出していただきたいというふうに思います。その立場で発言をしたいというふうに思いますが、先ほど和田議員が朗読もされましたわけですが、現在1,047名の人たちが最初JR、そして清算事業団、2回首を切られて、この人たちはアルバイトをしたり、あるいは物資を販売をしながら生活を支えておられるわけですね。その家族の皆さんの御苦労、御本人はもちろんですけれども、家族の皆さんの苦労は大変だと思うわけですね。それで憲法労働基準法労働組合法始めとして労働者を守るいろいろな法律憲法を軸に据えながらあるわけですが、この1,047名の方が解雇をされたという問題が、結局その人たちが国労の組合員であったがために差別をされたということが、実態として明らかになってきているわけですね。例えば北海道の例でいいますと、当時の改革労協といっておりましたけれども、そこに所属をしておられた人たちは100%採用され、国労におられた人たちの採用は40%にとどまったわけですね。こういうものが事実としてある中で、結局採用するかしないかはその労働者がどこの組合に所属をしていたかによって、決められたということが歴然としているわけですね。それが憲法労働基準法労働組合法等に違反することは当然ですし、ですから17の都道府県地方労働委員会が、すべてこれは不当労働行為であって救済命令を出しているわけですね。労働者を職場に採用しなさいということを出しているわけですね。その上に先ほど朗読もありましたように、国会の付属決議だとか、それからもう一つ当時の政府が1人たりとも路頭に迷わせないというような、分割民営化を審議をされた国会での言明にも、あるいは決議にも違反をしている。  こういう中で今なおまだ採用されていないという状況があるわけですね。そういう働く人たち、働く家族の皆さんにとっても大変なことですし、もう一つはJRを利用する国民にとって、安全がどうかという問題ですね。信楽の問題については先ほどありましたし、それからつい最近取手駅の問題もありました。いろいろな事故で大勢の国民が、命が奪われたり傷ついたりしています。そしてごく最近でいえば命には関係ありませんでしたけれども「のぞみ」のボルトが落ちていてああいう事件もあるわけですね。結局分割民営化され、多くの検査等における専門技術者を首にしながら、JRの中で非常に安全部門に関する検査体制が弱くなっている。そういう中での今度の事故だというふうに思うわけですね。朗読があったJR東日本の状況でも、非常に30倍も事件が増えている。ミスが増えている、発見されているという状況からも、国民安全な輸送という問題を取ってみても、この問題が非常に大事になっているというふうに思うわけですね。  それからもう一つ北海道でよく起きている事件だそうでありますが、踏切事故が分割民営化されてから、非常に冬場多くなっているということですね。それがなぜかということで保線を長年やっておられた方なんかの判断でいいますと、踏切の部分については、線路と道路部分の除雪ということは単純な機械ではできない。人の力が非常に大切だということを言っておられるわけですが、最近は人手がないということでそういうこともやられていないということで、安全の上からも非常に重大な時期になっているというふうに思うわけですね。そしてもう一つ分割民営化され働く人が増やされていく中で、実際それぞれJRの現場で働いておられる労働者労働条件も非常にきつくなっていて、非常に深刻な事件もあるわけですね。瞬間的でありますけれども、意識がもうろうとして記憶がないということをほとんどの方が経験をしているという、そういうアンケートの結果にも出ているわけで、この問題というのは働いている人だけではなくて、国民安全の輸送という点からも、非常に重大な問題だというふうに思うわけですね。こういう前提条件の中で、具体的に三つの問題について請願内容が出ているわけですが、一つは1,047名の現在もなお首切りをされている人たちの救済のために、JRがそれぞれの労働委員会地方労働委員会救済命令を出したことにしたがって、直ちに救済をして完全雇用と生活の安定を図るようにJR各所へ指導するように政府に申し入れるということですね。  それから二つ目の問題はJR内の労使紛争を速やかに解決して、公共交通機関としての総合交通対策を確立するということですが、この問題でも先ほど朗読がありましたように、それぞれの例えば保線の専門家の方が、例えば駅の構内で物を売る、そういうようなところに配置をされている。一方では人手が足りないということで十分な安全点検がやられていないということで、この問題についてもきちんと意見を言っていくという問題。  それから第3セクターの問題でいえば、ほとんどが赤字経営で例えば安城でも最近バス路線の廃止という問題がときどき話題になっておりますけれども、採算部門だけを問題にすれば、過疎地域交通問題というのは非常に重大な問題であるわけですね。そういう点からいっても北海道九州を始めとして、この地域でもありますけれども、不採算部門についてもきちんと公共交通として責任を持つ、そういう体制にしていくことが必要だということで、この一体化ということも出ているというふうに思います。  それでぜひこの請願を採択していただいて、この三つの内容で政府に意見書を送っていただきたいと、こういうふうにぜひお願いしたいし、私はこの請願は採択すべきだというふうに思います。 ◆(岩瀬雅之君)   ただいま提案者の説明、また竹内委員からの御発言をいただいたところですが、国鉄が民営化をされまして、5年でございますか、その間こういう問題はいろいろと協議も重ねてこられたと思います。ただいま御説明の中にもいろいろありましたが、その問題がすべてこれに結びついておるというふうにも理解もできないと思いますが、大変なことだと思いますが、この問題を1地方自治のところへ持ち込んでどうということでも、こちらの方もまた一つの問題があろうではないかと思いますので、私は不採択にしていただきたい、こういう問題ではないかと思います。ひとつ頑張ってもらいたいと思いますが。 ◆(神谷金衛君)   一応中労委の斡旋案があり、国労側というのですか、あるいはJR側とのお太鼓を持たれるわけで、ひとつ就職の道も具体的に出してみえるようですので、中労委の斡旋を前向きに検討されて、よく内部的に話し合われることが今いった苦しい立場から逃れることではなかろうかと思うわけです。それで今岩瀬委員もちょっと言われたけれども、このことが地方自治になじまない問題だと思いますので、私はわかっている範囲のことはJRが民営化されて非常にサービスがよくなって、御案内のように名古屋へ行くにも1時間に4〜5本の電車が出る。朝行ってもおはようございますと言ってもらえるようになった。非常に経営も合理化されて近代的な会社として、ますます御繁栄の道にあるということは、当時中曽根内閣が決断を持ってやられた民営化が大成功だったと私は思っておる。そういう面しか理解しておりませんが、こういう労働問題そのものは先ほどいったように司法にゆだねることもできますし、中労委の斡旋を中心といたしまして、本議会にはなじまない問題だと思います。私は不採択というふうに支持します。 ◆副委員長(白木末夫君)   私も組合員の方たちの心情的なことはよくわかるわけですが、この請願が5月25日にこの議会に出されておりますけれども、その後5月28日に中労委の斡旋案が解決案という形で提示をされておるわけですね。そういうことで何か昨日、一昨日ぐらいのテレビでちょっと見ましたけれども、中労委の斡旋を拒否したというようなことも報道されておりました。今も神谷委員もおっしゃっておりましたけれども、確かに国鉄時代と今のJR時代と振り返ってみますと、確かにこの東海道本線も本数も多くなったし、非常に利用される方も多くなって、逆にいえばよくなったように私も思っています。先日も名鉄の新安城の駅に行きまして、駅長さんといろいろ話しておりましたら、新安城の駅でも前は1日2万人ぐらいの乗降客があった。しかし現在はJRさんが非常に便利がよくなったので、今1万5,000人ぐらいに減ってきたというお話を聞いておるわけですね。ですからそういうふうで確かに今のJRになってからも、かなり努力はされておるわけですね。だからそんなようなことも考えますと、やはりここで中労委の斡旋もありまして、拒否をされたということですけれども、これはよく話し合いをしていただいて、解決をしていただくのが常套手段ではないかなとこんなふうに思います。そういう意味でこういう自治体にこういう問題を提起されても、非常に難しい問題ではないかなとこんなふうに思います。そういうことで今も神谷委員、それから岩瀬委員もおっしゃっておりましたけれども、ここで取り上げるべき問題ではないのではないかとこんなふうに私も思います。 ◆(竹内由満子君)   今3人の方から不採択という立場での意見の発言があったわけですが、その中でいわれておりましたことで、ちょっと私なりに意見を言いたいというふうに思いますが、一つは議会の審議としてふさわしくないという意見があったわけですね。基本的には労使問題というのは使用者側、労働者側で話し合って解決をするべき性格のものだというふうに思います。私もその点では同感です。しかしこの国鉄の問題でいえば国有鉄道、もともと国のものであったわけですし、その分割民営化国会議決によってやられ、しかも国会でされた答弁や、それから参議院で特に問題が心配がされるということで、組合の所属によって差別をしないというような、わざわざ決議をしたにもかかわらず、それが認められていない、守られていないという中で、こういう形で出てきたというふうに思うわけですね。だから1JRという民間会社の問題ではないというふうに私は思うわけで、決して安城市がこの請願を採択をして、意見書を出すということに問題はないというふうに思います。  それからもう一つ中労委の解決案の問題も出されたわけですが、その中労委の解決案の中身はどうかといえば、とりあえず1,047名の人たちを1年間だけ採用しなさいということですね。本来中労委の役割というのは、それぞれ地方労働委員会、地労委で斡旋案なり救済命令が出されて、それにその結論がどちらかの意に沿わないという場合に、中労委の斡旋なり解決案なり調停なりということがやられるというふうに思うわけですが、今度でいえばそれぞれの地方労働委員会では、明らかにその組合の所属によって差別された、それはもう不当労働行為であるということでの救済命令が出されたのですが、その問題については中労委は全く審査もしなかったようですし、解決案の中にも含まれていないわけで、それをその中労委の解決案に基づいて労使で解決をみなさいというのは全く検討外れだというふうに思うわけですね。だからそういう点からいってもぜひ採択をしていただきたいというふうに思います。              (「採決進行」と呼ぶ者あり) ○委員長(野村長俊君)   採決進行の声もありますが、ほかの委員さんの御意見もお伺いしたいので御発言をお願いいたします。  暫時委員会を休憩いたします。              (休憩 午前10時45分) ○委員長(野村長俊君)   委員会を再開いたします。              (再開 午前10時46分) ○委員長(野村長俊君)   今傍聴議員から発言の要求がありますが、ごく簡潔に御発言願います。 ◆傍聴議員(菊地時夫君)   発言をお許しいただきましてありがとうございます。委員外ですので簡明な発言にしたいというふうに思いますけれども、私もこの請願書をぜひ採択してほしいという立場で紹介議員となっております。それで今それぞれの委員からも発言がございましたが、私はこの問題は単純な労使間の紛争ではないというふうに考えております。国も関与した問題だというふうに考えておるわけで、それでこの請願の採択の必要性がなお高いというふうに思うわけですね。それでこの1,047名の労働者がこのまま中途半端な形で放置されるならば、恐らく今後民間でいろいろと発生するような労使紛争については、司法の横暴というものがますます助長されるような結果になるのではないかと、このように思うわけですね。それと根幹はやはり働く人たちの人権の問題を含んでいるということを、皆さん理解していただきたいというふうに思うわけです。ちょっと話はずれますけれども、今議会安城市工事発注、線路側の関係につきまして新たな補正予算も組まれたわけですね。その際に鉄道安全運行ということが論議されまして、その安全運行のためにはその補正予算も仕方なかろうというふうな意見が多数であったわけですね。これは鉄道のいわゆる構造物の関係でありますけれども、鉄道安全運転というのは、構造だけでは安全運転は図れないわけなのですね。そこで働く運転手並びにほかの整備員さんその人たちも含めて、一体となった安全確保上の指導が、あるいは運行がなされないことには、鉄道の全体の安全は図れないというふうに思います。  それらを理解されたのと同じように、この人の面でも本当に真剣に考えていただいて、安全運行が図れるような体制を図っていただく、ここを理解する必要があるというふうに思うのです。そのためにはこのことも理解していただき請願を採択していただきたいというふうに思います。 ○委員長(野村長俊君)   傍聴議員の発言は終わりました。続けて審査を願います。 ◆(杉浦元治君)   私も基本的には先ほどお三方の意見に賛成するわけです。またこの1,047名ですか、この方につきましても今までこの5年間の間に中身については承知しないわけですけれども、随分話し合いがされてここまで来ておるような気もするわけですね。そこへ持ってきてこの最近になって中労委の方が解決案を出してきたというようなことで、やはりこうした方面である程度両者いろいろ問題はあろうかと思うわけですけれども、いろいろ何とか解決案を出していただいているわけですので、そちらの方で十分こうしていただきたいわけですし、また今もお話に出ましたそうした安全面のことであるわけですけれども、これも私が思いますに年々そうした面ではどちらかというと安全になっているわけですし、ダイヤの狂いもないと思うわけです。当然人間のすることであるわけですので、どうしても欲をいえば先のことはわからないわけですし、今から10年先になりますと、そうした安全面が確かに甘かったかなというような、気はするときが来るかもしれませんですし、やはりよかったかなと思うようなことも考えれるような気もするわけです。そんなようなことも含めまして、私もこの請願につきましては不採択でお願いしたいと思います。 ◆(岩月照明君)   やはり提案者、それからるる御説明願った方の御意見は汲み取るわけですけれども、こうした問題を地方自治に持ち込んでどうかということはなじまないと思います。私も不採択とし採決を希望します。 ◆(近藤彰君)   私も不採択という考え方です。といいますのは安全運行の問題についても、ただ人の数が足らないからということだけでなくて、いろいろな事故の状況を見ても、運転上のミスだとかそういった面での事故も随分あるわけで、ただ人が不足しておる。人が多ければ安全運行につながるかというとそうでもないというふうに思いますし、それから中労委のいろいろ解決案も出されますし、それから奥田運輸相でも運輸省においてもこの解決に向かって努力しますということを運輸大臣も言っておられるわけですから、これは行政としてこの安城市として意見書を出すことについては、不採択に賛成です。 ◆(竹内由満子君)   一つは中労委の解決案ということが盛んにいわれるのですが、その中身は先ほど言いましたように1年間だけもとのところに採用するという条件ですね。それからもう一つは広域的採用について努力をするということですが、広域採用に耐えられる方たちは今までにもうやってみえるのです。1,047名の残った人たちというのは北海道九州に多いわけですけれどもそこを離れられない。例えば親を扶養しなければいかんとか、土地があってここを離れられないとか、いろいろな条件があってJRの東海だとか、東日本とかこういうところへ広域的に採用をされてくることができない。そういう人たちが残っているわけですね。だから広域的採用に努力をするといったって、それは努力できて解決するものなら今までに解決しておるということですよ。  それと安全運行の面でいえばもちろん人の問題だけではありません。いろいろな問題、運転手の方が安全に運行できるためには、きちんとした休養だとかいろいろな点の保障がなければできませんけれども、もう一つ「のぞみ」の事件でいえば名鉄など民間企業ではやっておる検査を、JRの場合は車両の製造メーカーを信頼しちゃって、JRとしては検査の責任体制を取っていないというわけでしょう。民間でもやっていないところまでJRはやらなくて、実際問題がああいう形で発見されたからよかったようなものの、あのまま発見されずに行ったら大変な事故に起こりかねないというような指摘もあるわけで、安全運転の面からでも非常に大きい問題を含んでいるというふうに思います。
    ○委員長(野村長俊君)   御意見も出尽くしましたので、審査を終結し採決をいたします。御異議がありますので挙手により採決をいたします。  請願第1号はこれを採択とすることに賛成の委員の挙手を求めます。              (賛成者挙手) ○委員長(野村長俊君)   挙手少数であります。よって出席委員数の過半数に達していないので採択と決定するに至りません。  次いで不採択とすることに賛成の委員の挙手を求めます。              (賛成者挙手) ○委員長(野村長俊君)   ありがとうございました。挙手多数であります。これは出席委員数の過半数に達しております。よって本件は不採択と決定をいたしました。  以上で経済厚生常任委員会閉会いたします。              (閉会 午前10時53分)...