豊田市議会 2017-02-17
平成29年 3月定例会(第1号 2月17日)
平成29年 3
月定例会(第1号 2月17日) 平成29年3月
豊田市議会定例会会議録(第1号)
平成29年2月17日午前10時、
豊田市議会定例会が
豊田市役所議場に招集された。
平成29年2月17日(金) 午前10時開議
日程第1
会議録署名者の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 平成29年度
施政方針について
日程第4 報告第1号及び報告第2号について
日程第5 議案第1号から議案第55号までについて
出席議員(44名)
1番 宮本 剛志
2番 水野 博史
3番 岩田 淳
4番 原田 隆司
5番 浅井 保孝
6番 杉本 寛文
7番 鈴木 孝英
8番 日當 浩介
9番 吉野 英国
10番 大石 智里
11番 榎屋小百合
12番 田代 研
13番 塩谷 雅樹
14番 古木 吉昭
15番 中村 孝浩
16番 北川 敏崇
17番 窪谷 文克
18番 木本 文也
19番 板垣 清志
20番 山田 主成
21番
羽根田利明
22番 深津 眞一
23番 山口 光岳
24番 清水 郁夫
25番 加藤 和男
26番 牛田 朝見
27番 太田 博康
28番 鈴木 章
29番 神谷 和利
30番 桜井 秀樹
31番 安藤 康弘
32番
山野辺秋夫
33番 小島 政直
34番 根本 美春
35番 岡田 耕一
36番 大村 義則
37番 作元志津夫
38番
日惠野雅俊
39番 三江 弘海
40番 近藤 光良
41番 都築 繁雄
42番 杉浦 弘髙
43番 梅村 憲夫
44番 松井 正衛
欠席議員(0名)
説明のために出席した者の職・氏名
市 長 太田 稔彦
副 市 長 杉山 基明
副 市 長 礒谷 裕司
経営戦略室政策監 前田 雄治
企画政策部長 小栗 保宏
総務部長 須藤 寿也
税務財産部長 中野 正則
社会部長 塚本 誠
子ども部長 曽我部一郎
環境部長 高橋 光弥
市民福祉部長 伴 幸俊
健康部長 竹内 清美
産業部長 原田 裕保
都市整備部長 羽根 博之
建設部長 近藤 直人
消防長 大内 茂樹
教育長 福嶋 兼光
教育行政部長 宮川 龍也
学校教育部長 山本 浩司
上下水道局事業管理者 今井 弘明
上下水道局長 阿部 博
職務のために出席した
事務局職員の職・氏名
事 務 局 長 太田 錬治
副 局 長 伊藤 勝介
副 主 幹 成瀬 剛史
担 当 長 鈴木 祥宏
主 査
塩谷久美子
主 査 佐嶋 晃
主 査 近藤 乃介
○議長(
近藤光良) 平成29年3月
豊田市議会定例会の開会に当たり、
一言あいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては、定刻までにご出席を賜り、ここに3月
豊田市議会定例会が開催できますことに、厚くお礼申し上げます。
さて、本定例会を前にして、私たちの同僚であります
加茂みきお議員が逝去されました。
加茂議員は、平成7年に初当選されて以来、副議長、
常任委員会及び
特別委員会の委員長、監査委員などの重責を担われました。平成27年4月の選挙において6期目の当選を果たされ、卓越した見識とこれまでの実績を生かし、今後の一層の活躍が期待された矢先に体調を崩されました。地方分権が進み、議会の果たすべき役割が大きくなる中、本市のさらなる発展にご尽力をいただけるものと信じていましたが、それだけにまことに残念でなりません。
加茂議員のご冥福をお祈り申し上げるとともに、私たちは、それぞれの立場で市政の発展と市民福祉の向上のために、最大の努力を尽くしてまいりたいと思います。
本定例会には、平成29年度当初予算を始め、多くの重要案件が提出されております。特に、当初予算につきましては、市政の
意思決定機関として市民の意思を市政に反映させるために、公平かつ適正な議論を尽くす最重要議案であります。
将来を見据え、必要な事業の実施と健全財政の維持、その両立を目指した予算となっているか、施策の選択と集中などの視点が意識されているか、幅広い視点で、慎重かつ活発な審議をいただきますようお願いいたします。
本定例会が市民の皆様に実りある会議になりますことを期待申し上げまして、開会の
あいさつといたします。
市長、
あいさつをお願いします。
○市長(太田稔彦) 開会の
あいさつに先立ちまして、
加茂みきお議員のご逝去を悼み、私からもお悔やみを述べさせていただきます。
加茂みきお議員におかれましては、
豊田市政発展に多大なるご尽力を賜り、その誠実なお人柄と生前のご活躍をしのび、謹んで哀悼の意を捧げ、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
さて、平成29年3月
市議会定例会を招集させていただきましたところ、
議員各位におかれましては、定刻までにご参集いただき、厚くお礼申し上げます。
平成29年度より、将来都市像つながる つくる 暮らし楽しむまち・とよたの実現に向け、第8次豊田市
総合計画の実践を開始いたします。
また、豊田市への愛情と誇りに基づいて行動し、次の世代につないでいくWE
LOVE とよたの取組を、
総合計画を実現する上での根底を支える取組と位置づけ、今議会に「WE
LOVE とよた」条例を上程させていただいております。
その他、本議会では、平成29年度当初予算を始め、多くの議案を提案させていただいております。いずれも重要な案件でありますので、何とぞ慎重審議の上、全議案のご決定をいただきますようお願い申し上げ、開会の
あいさつといたします。
◎開議宣告
○議長(
近藤光良) ただいまの
出席議員は44名です。
ただいまから平成29年3月
豊田市議会定例会を開会します。
開会・開議 午前10時00分
◎
議事日程決定
○議長(
近藤光良) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付しました日程表のとおりですので、ご了承願います。
◎
会議録署名者の指名
○議長(
近藤光良) 日程第1、
会議録署名者の指名を行います。
会議録署名者は、
豊田市議会会議規則第96条の規定により、議長から10番
大石智里議員、30番
桜井秀樹議員を指名します。
なお、
地方自治法第121条の規定により、説明者として出席を求めました者は、お手元に配付しました表のとおりですので、ご了承願います。
◎会期の決定
○議長(
近藤光良) 日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。
3月
豊田市議会定例会の会期は、本日から3月17日までの29日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
近藤光良) ご異議なしと認めます。
よって、会期は、本日から3月17日までの29日間と決定しました。
なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しました日程表のとおりですので、ご了承願います。
◎平成29年度
施政方針について
○議長(
近藤光良) 日程第3、平成29年度
施政方針について、太田市長。
○市長(太田稔彦) 平成29年度は、第8次豊田市
総合計画に基づき、新たな
まちづくりを開始する年となります。
本市は、
産業都市としての特性により、とりわけ団塊の世代が多い
人口構成であるため、超
高齢社会が加速度的に進行するとともに、総人口は2030年をピークに減少することが見込まれており、今後、
地域社会を取り巻く状況は大きく変化すると予測しています。
また、第4次産業革命と言われるAI、人工知能やIoT、モノの
インターネット等による技術革新が従来にないスピードとインパクトで進行していますが、これに伴い
産業構造や就業構造、
経済社会システムは劇的に変わると予測されています。
このような大転換の時代の渦中にあって、本市の強みである市民力・地域力・企業力を最大限に生かし、時代に適応する仕組みや取組をさまざまにつくり上げ、編み上げいくことが必要です。そのためには、市民、地域、事業者の皆様が、さまざまな視点や形で
まちづくりにかかわり、行動すること、そして、その行動が暮らしの楽しみや満足感につながっていくことが重要と考えますが、多様性に富んだ豊田市は、これらが実現できる大きな可能性を秘めていると確信しています。
平成28年12月に議決をいただきました第8次豊田市
総合計画基本構想の将来都市像つながる つくる 暮らし楽しむまち・とよたは、こうした思いを込めたものです。
この将来都市像の実現に向けて、
実践計画で定める重点施策と基本施策で展開する取組は、知ること、気づくこと、認め合うことなどによる学び合いによって形つくられるものであり、そのための
環境づくりが必要であることを計画策定を進める中で確認してまいりました。平成29年度におきましては、改めて、学び合いが活発に展開されるための
環境づくりに向き合い、取り組んでまいります。
また、この学び合いにかかわる
教育行政の分野においては、平成28年度末を目途に、第8次豊田市
総合計画との整合を図りながら、
教育行政の根本的な方針である教育大綱の見直しを行う予定で、市長と
教育委員会からなる
総合教育会議で協議を進めているところです。この大綱を踏まえるとともに、新たな教育課題への対応も見据えながら、平成30年度からを計画期間とする
教育行政の基本的・総合的な計画である(仮称)第3次
教育行政計画の策定を進めてまいります。
さらに、豊田市に対する愛情と誇りに基づいて行動し、次の世代につないでいくWE
LOVE とよたの取組を第8次豊田市
総合計画 実践計画の推進を根底から支えるものとして位置づけています。あわせて、今議会では「WE
LOVE とよた」条例を上程いたします。これまでも市民主導のさまざまなWE
LOVE とよたの取組が展開されてきましたが、この条例の制定を機に、市民の皆様とともに、より一層取組を進めてまいります。
なお、第8次豊田市
総合計画を新たな発想で着実に推進していくため、生涯活躍部の新設を始めとする組織改変を行い、体制を強化してまいります。
折しも平成29年度は市民共通の目標を掲げる市民の誓いの制定40周年の節目となる年です。また、11月には、豊田市
駅前通り北地区市街地再開発事業により整備を行う
KiTARAが
オープン予定であり、間近に迫る
ラグビーワールドカップ2019の開催や、2020年の
東京オリンピック・
パラリンピックの機会を捉えた取組を着実に進める年でもあります。
本市の未来につながる重要な1年であることを意識し、第8次豊田市
総合計画の実現に向けて、大きな希望を抱き、市政経営に臨んでまいります。
平成29年3月
市議会定例会に当たり、私はこれらのことを念頭において、平成29年度に取り組む施策及び当初予算について申し上げます。
始めに、平成29年度の施策について申し上げます。
第8次豊田市
総合計画 実践計画では、基本構想の将来都市像や目指す姿を実現するため、将来の脅威に対しては早い段階から着実に手を打ち、発展の可能性に対しては、強みをさらに伸ばし最大限に生かすという視点から、特に重点的・分野横断的に取り組む施策を、以下三つの重点施策として位置づけ、取組を推進してまいります。
その第1は、超
高齢社会への適応です。
本市は、団塊の世代が75歳を迎える今後10年間で、
後期高齢者の急増などにより
人口構成が大きく変化することが見込まれます。この超
高齢社会に対し、これまでの
まちづくりの考え方や仕組みをつくり変えていくことで、誰もが安心して自分らしく暮らすことができる多
世代共生のまちの実現を目指し、以下、3点について取組を進めてまいります。
1点目は、健康で活力ある生涯活躍の
仕組みづくりに向けた取組です。
市民活動や
スポーツ・文化などさまざまな分野を含めて、
健康づくりの取組として広く捉え、全ての世代が活躍するまちを目指して、市民の皆様の社会参加を一層促進してまいります。
そのため、
地域ぐるみの
健康づくりに取り組む
地区コミュニティ会議への支援や、幅広い市民の皆様を対象とした(仮称)とよた
健康ウオーキングを新たに開催するほか、企業や大学、
地域スポーツクラブ等と連携した子どもや
中高年向けの
スポーツ教室等を開催してまいります。
加えて、気軽に
スポーツや
健康づくりの活動ができる
環境づくりとして、(仮称)
梅坪台運動広場の整備や松平地区での体育館・広場の整備に向けた設計等を進めてまいります。
また、将来の地域の担い手となる
子どもたちを
地域ぐるみで育てる教育を推進するため、
学校支援地域本部の名称を
地域学校共働本部に改め、子どもと学校、地域の連携による活動を発展させ、設置校の拡大を図るとともに、豊田市
版コミュニティ・スクールを充実してまいります。
あわせて、
ヤングオールド・
サポートセンターの機能を見直し、
地域社会での活躍・貢献に視点を置いた活動をより一層促進していくほか、
シルバー人材センターにおいて高齢者の
就労ニーズに対応した新たな就労機会を創出するための支援を行ってまいります。
こうした市民の皆様の
健康づくりや
市民活動、
スポーツ・文化活動などを一体的に促進するため、各分野を統合する生涯活躍部を設置してまいります。
2点目は、安心な暮らしを支える
地域包括支援の
仕組みづくりに向けた取組です。
市民の皆様が、身近な地域で安心して暮らすことができるように、従来の行政と各分野の専門職による福祉的な支援だけでなく、市民の皆様とともに見守りや生活の困りごとなども含めて支え合う
地域共生型社会システムの構築に取り組んでまいります。
そのため、介護、障がい、生活困窮など、福祉的な課題を複合的に抱える世帯等の相談を受けとめる、住民に寄り添った
相談窓口を新たに設置していくため、平成29年度は先行的に高岡支所に
相談窓口を開設するとともに、公的な支援から地域の見守りや支え合いまで、多様な人々が連携し、支え合う包括的な支援の取組につなげてまいります。あわせて、
配食サービスや一部の
介護サービスの対象の枠を広げ、高齢者だけでなく、障がい者等が利用できる制度に拡充していくほか、認知症に特化し、複数の専門職で構成する
認知症初期集中支援チームを新たに設置し、医療や
介護サービスにつながらない困難事例などを対象に、早期対応に向けた
支援体制を構築してまいります。
また、在宅医療を支える拠点機能の充実のための
地域医療センターの再整備を進めるほか、
特別養護老人ホーム等の介護施設の整備に対する補助を行ってまいります。あわせて、介護人材の確保に向け、国内人材に加え、
経済連携協定に基づく
介護福祉士候補者への
日本語学習支援や、インドネシア・バンドン市との包括連携による海外人材の
受け入れ支援などにより、安心して利用できる医療・介護環境を計画的に確保してまいります。
これらの取組を推進するため、新たに福祉部を独立させ、
地域福祉の推進や、福祉に係る総合的な支援を強力に進めるための
組織体制を整備してまいります。
3点目は、多
世代共生のまちを実現するための都市機能・住環境の形成に向けた取組です。
多世代が混住する多
世代共生のまちの形成を目指して、急速に高齢化が進む
郊外型団地などにおいて、住みかえや多世代同居・近居を誘導・促進する方策を
住宅マスタープランの策定に合わせて検討してまいります。
また、
中心市街地や主要な鉄道駅周辺などにおいて、誰もが安全で快適に歩いて暮らすことができるコンパクトなまちの形成に向け、平成29年度から2か年をかけ
立地適正化計画を策定してまいります。
あわせて、さらなる交通環境の充実を図るため、
先進技術等の活用により、移動をより円滑にするための社会実証の取組を支援してまいります。
その第2は、産業の強靱化です。
混迷を深める国際情勢や世界規模での
産業構造の変化、また、国内においては、高齢化の進展や
人口減少社会の到来など
社会経済環境が大きく変化する中、市民の皆様の暮らしと都市の活力を支える強固な経済基盤のあるまちの実現を目指し、以下、3点について取組を進めてまいります。
1点目は、次代の産業拠点としての機能の高度化に向けた取組です。
企業の投資の受け皿となる
産業用地を確保するため、
花本産業団地拡張事業の推進や南部地域での新たな
産業用地の創出に向けた検討を行うとともに、成長分野の企業や
研究開発機能の一層の集積を図るため、豊田市
企業誘致推進条例を見直してまいります。あわせて、企業活動に適した
物流ネットワークを強化するため、豊田南・
北バイパスの整備に対する支援や関連市道の整備のほか、
高橋細谷線・
豊田刈谷線の整備を進めてまいります。
また、平成28年10月に産学官の共働により発足した豊田市つながる
社会実証推進協議会において、地域課題の解決手段としてAIやIoTなどの先進技術を活用した実証の支援や実装化に向けた取組を進めてまいります。こうした取組を始め、将来に向けた幅広い産業分野における新たな事業の発掘、
魅力発信等を推進する
組織体制を強化してまいります。
加えて、(仮称)
ものづくり創造拠点を開設し、
中小企業が新たな事業展開に取り組む機会や場を充実するほか、とよた
イノベーションセンターを中心に
中小企業の
支援体制の一層の強化を図ってまいります。
2点目は、多様な
地域資源を生かした産業の振興に向けた取組です。
ものづくり産業を中心とした取組に加え、本市が有する多様で豊かな
地域資源や人材、事業者などを生かし、地域に根差した産業を振興することで、地域内の経済循環の拡大を図り、市民所得の向上や新たな雇用の創出によるさらなる地域の活性化を促進してまいります。
そのため、4月から活動を開始する予定の
一般社団法人ツーリズムとよたを中心に、観光の産業化に向けて動き出します。観光を産業化するため、観光資源のほか、農林業や製造業、商業・
サービス業などさまざまな分野に横串を刺し、
地域資源の掘り起こしや、環境商品への磨き上げに取り組んでまいります。
また、製材工場の稼働に向けて、用地の造成や山からの
原木供給体制の構築に取り組むとともに、豊田市産材の利用を一層促進するための
仕組みづくりと林業の活性化の取組を進めてまいります。
そのほか、地域に根差した
中小建設業者等の安定的な受注機会の確保を図るため、市が発注する土木工事について、
入札参加資格要件の見直しや、中
山間地域維持型一般競争入札の適用範囲の拡大を進めてまいります。
3点目は、働く機会の多様化と産業を支える人材の確保に向けた取組です。
新たな事業を生み出し、展開する人材を確保するため、
労働力確保の視点だけでなく、女性や若者、高齢者、外国人など多様な人材が活躍できる就労環境を目指した働き方改革に取り組んでまいります。
そのため、企業における多様な働き方の導入を促進するためのセミナーの開催や優良企業に対する表彰等に加え、働き方改革の実践を支援するアドバイザーの養成を開始いたします。
また、女性の活躍を促進するため、再就労を支援する職業訓練や職場体験、
企業講座等を開設してまいります。
そのほか、市役所全庁を挙げた時間外勤務の削減に向けた取組や
フレックスタイム制の本格導入など、市役所の働き方改革を率先して進めてまいります。
その第3は、暮らしてよし、訪れてよしの魅力創出です。
ラグビーワールドカップ2019の開催や
東京オリンピック・
パラリンピック、
リニア中央新幹線の開業などをきっかけとして、国内外との交流が活発に行われる国際都市に飛躍することを目指し、本市が持つ多様な資源を生かした活動や交流、まちの魅力の共有・発信を通じて、定住・
交流人口を引きつける魅力あるまちを実現するため、以下、3点について取組を進めてまいります。
1点目は、豊田市ならではの暮らしの豊かさを生かした定住の促進に向けた取組です。
これまで本市が進めてきた
環境先進都市や
暮らし満足都市の取組など、多様なライフスタイルが実現できる豊田市ならではの暮らしの豊かさを生かすとともに、新たな市街地の整備による宅地供給に加え、民間活力や
既存ストックの活用による住宅・宅地の供給により、定住人口のさらなる拡大を図ってまいります。
そのため、土橋、寺部、花園、浄水,平戸橋、四郷駅周辺の6地区で行われている
土地区画整理事業を着実に進めるとともに、上豊田駅周辺などでの
市街地整備に向けた調査を実施してまいります。
あわせて、民間活力を活用した
市街化調整区域内地区計画制度による宅地供給や
市営樹木住宅の建てかえ、暮らしの低炭素化を推進するための
スマートタウンの整備を促進してまいります。
また、山村地域においては、平成28年4月においでん・さん
そんセンター内に設置したいなか
暮らし総合窓口を中心に、総合的に
移住希望者の
いなか暮らしをコーディネートしていくほか、地域や民間団体との連携による空き家にあかりをプロジェクトを推進し、地域の
定住促進計画策定の支援や
空き家情報バンク制度の活用の促進を図ってまいります。
加えて、これらの活動をより機動的に進めていくため、おいでん・さん
そんセンターの運営を担う
一般社団法人を設立し、交流や移住促進の取組を充実してまいります。
これらの取組を推進していくため、新たに多様な
居住ニーズに対して、
ワンストップで相談や支援などを行うための
定住相談窓口を設置するほか、定住施策を総合的に推進する
組織体制を整備してまいります。
2点目は、世界に発信する
まちぐるみの観光・交流の取組の推進です。
ラグビーワールドカップ2019の開催や、英国の
ホストタウンに登録されている2020年の
東京オリンピック・
パラリンピックを契機に、国外からも訪れたいと思われる国際的な観光・交流都市を目指して、まちの国際化や玄関口としての都心の機能・魅力の向上、
まちぐるみの観光の推進などに分野横断的に取り組むことにより、
交流人口の拡大を図ってまいります。
そのため、
ラグビーワールドカップ2019の開催都市として、愛知県や
組織委員会との連携による開催準備はもとより、平成28年5月に発足した
外国人おもてなし市民会議等の活動を通じ、
英語ガイドボランティアの募集・育成や
来訪外国人向けの
交流プログラムを拡充するとともに、多言語に対応した案内など、
来訪外国人が快適に滞在することができる環境を整備してまいります。
また、豊田市駅前の北地区再開発ビル、
KiTARAのオープンに合わせ映画を生かした
まちづくりに取り組んでいくほか、都心の
駐車場サービス一体管理システムの再整備や、
路上喫煙防止区域の設定に向けた取組など、快適な都心環境の整備を進めてまいります。
さらに、平成39年に予定されている
リニア中央新幹線東京名古屋間の開業を見据え、鉄道による名古屋駅からの
交通アクセスを向上させるため、
名鉄三河線の複線化に向けた取組を進めるほか、中間駅からのアクセスを視野に入れ、道の
駅どんぐりの里いなぶの整備を進めてまいります。
これらの取組を推進していくため、
ラグビーワールドカップ2019の開催に向けた準備を進める
組織体制を強化してまいります。
3点目は、まちの魅力の共有と発信に向けた取組です。
市民の皆様が、多様な
地域資源を生かし、自らの暮らしを楽しむという活動を活発にし、まちへの愛着や誇りを育むとともに、まちの魅力や価値のさらなる向上を図ってまいります。
そのため、
東京オリンピック・
パラリンピックの開催意義を広く全国に普及させるために展開される東京キャラバン開催を本市において誘致し、これらを通じた市民主体による芸術・文化に関するプロジェクトを促進してまいります。
また、引き続き都心の公共空間を利用したあそべるとよたプロジェクトの活動により、
まちづくりの担い手の発掘、育成等を進めてまいります。
さらに、本市の文化財や自然を通じて、市の歴史への愛着と誇りを育み、広くその価値や魅力を発信していくために必要な機能を備えた博物館の基本計画を策定してまいります。
次に、各分野における主要な施策である基本施策の取組です。
先に述べた重点的・分野横断的に取り組む重点施策を推進するとともに、
まちづくりの基礎となる主要な施策を着実に推進してまいります。
その第1は、安心して子育てができるまちの実現に向けた取組です。以下、2点について順次申し上げます。
1点目は、妊娠から子育て期における不安の軽減や孤立防止の取組です。
平成28年9月に開設した24時間365日体制で対応するとよた急病・子育てコール24には多くの育児相談が寄せられています。引き続きコールセンターの周知を図るほか、子育てに関する相談・支援や児童虐待の対応を充実するため、家庭児童相談室の育児支援専門員を増員し、体制の強化を図ってまいります。
また、産後における産婦の身体的・精神的な安定を図るための支援等を行う産後ケア事業を新たに開始いたします。
2点目は、保育需要への対応の取組です。
平成28年度に私立幼稚園の幼保連携型認定こども園への移行支援や、事業所内保育事業の認可に向けた取組などを実施した結果、平成29年度の0~2歳児の定員は、平成28年度と比較して151人の増加の見通しとなりました。
平成29年度におきましても、現在、幼稚園認可園である挙母こども園を保育所として認可するなど、0~2歳児の定員拡大のための取組やこども園の民間移管による3歳児の幼児教育の受入れ枠拡大に向けた取組を進めてまいります。
その第2は、生涯を通じて学び・育ち続けることができるまちの実現に向けた取組です。以下、2点について順次申し上げます。
1点目は、学びや育ちを支える取組です。
本市が独自に実施してきた少人数学級に加えて、平成28年度には33校67名のサポートティーチャーを新たに配置してまいりましたが、引き続き、きめ細やかな教育を充実してまいります。また、児童・生徒が自ら考え、学びを深める事業を進めていくため、テレビ型の電子黒板等を利便性の高いICTカートに更新するほか、タグラグビーやおもてなし、異文化を学ぶ事業など、
ラグビーワールドカップ2019の開催や2020年の
東京オリンピック・
パラリンピックに向けた学習プログラムの活用を進めてまいります。さらに、パルクとよたへの特別支援教育アドバイザーの新規配置を始めとする特別支援教育の充実を図ってまいります。
安全・安心で快適な学習環境の充実を図るため、老朽化した校舎の保全改修やトイレの洋式化を進めるとともに、生徒数が増加する猿投中学校や朝日丘中学校の増築、PFI方式による新北部給食センターの建設に向けた設計を充実してまいります。
そのほかに(仮称)
ものづくり創造拠点の整備に合わせて、ものづくり
サポートセンターを移転整備し、子どもがものづくりを学ぶ環境を充実してまいります。
2点目は、歴史・文化を生かした
まちづくりの取組です。
市内に伝わる農村歌舞伎の歴史や文化を伝承するため、小原交流館内に展示・普及啓発などの機能を備えた歌舞伎伝承館を開館してまいります。
また、中央図書館のサービス向上と利用促進を図るため、ICタグシステムを導入するほか、指定管理者制度の活用により、開館時間の延長や読書に関する相談などのレファレンス機能を向上してまいります。
さらに、美術館では、平成28年度開催のデトロイト美術館展、ジブリの立体構造物展の記録的な成果を踏まえ、東山魁夷展、奈良美智展、ジャコメッティ展などの企画展を順次開催し、市内外から多くの方にご来場いただけるように取り組むとともに、これらの機会を通して本市の魅力を発信してまいります。
その第3は、誰もが健やかに安心して暮らせるまちの実現に向けた取組です。以下、3点について順次申し上げます。
1点目は、救急医療体制の確保の取組です。
24時間365日受診できる救急医療体制を今後も維持していくため、上郷、高岡地区において、軽症患者を対象とする第1次救急診療所の整備に向け設計等を進めてまいります。
2点目は、障がい者等に対する支援の取組です。
障がいや認知症などのため判断能力に不安のある市民の権利擁護体制を確立するため、(仮称)成年後見支援センターを福祉センター内に開設いたします。また、障がい者の日中活動の場の整備に対する支援を引き続き行ってまいります。
3点目は、生活困窮世帯に対する学習支援の取組です。
平成28年7月から生活困窮世帯の子どもを対象とした学習支援を市民や事業者の皆様の協力により開始し、現在2箇所で実施していますが、平成29年度も実施箇所を拡大してまいります。
その第4は、市民の生命・財産が守られ、安全・安心に暮らせるまちの実現に向けた取組です。以下、4点について順次申し上げます。
1点目は、防災・減災の取組です。
道路、橋梁、河川、上下水道施設などの耐震化や浸水対策等を進め、災害に強い都市基盤づくりを行ってまいります。
また、災害時の情報伝達を強化するため、新たに防災ラジオの導入に向けた基盤整備を進めるとともに、運用方法や購入等の支援制度を検討してまいります。加えて、被災時における国・県・協定先、ボランティア等の応援受入れ体制を構築するための受援計画を策定してまいります。
そのほか停電等においても安定した避難場所運営を確保するため、プラグインハイブリット車等の外部給電設備から、避難場所へ電源供給ができるように設備改修を行うとともに、とよたSAKURAプロジェクトの活動を通じて、市民の皆様への啓発活動を展開してまいります。
2点目は、消防の取組です。
平成30年度からの7か年を計画期間とする消防整備基本計画を策定してまいります。
また、消防団の充実を図るため、機能別消防団員の加入促進など、消防団員を確保するための取組や救命胴衣の追加配備などの安全装備の充実を図るほか、山村地域の消防力の強化のため、足助消防署庁舎等を整備してまいります。
3点目は、防犯の取組です。
犯罪の抑止と防犯意識の向上を図るため、引き続き、自主防犯活動団体への支援や防犯カメラの整備に対する補助を行うとともに、平成28年度に二つの小学校で実施した体験型の子ども防犯教室を本格実施してまいります。
4点目は、交通安全の取組です。
多発している高齢者の交通事故の抑止に向け、世帯訪問による啓発や自動ブレーキ等が搭載された先進安全自動車の購入に対する補助を行うとともに、児童を始めとした歩行者の安全確保のため、通学路における横断歩道のカラー舗装化や生活道路へのゾーン30導入に向けた施設整備を進めてまいります。
また、本市では、平成28年11月から交通事故死全国ワースト1位返上を豊田市からをスローガンに掲げ、豊田警察署、足助警察署、豊田商工会議所、企業等と連携し、速度遵守、ハイビームの活用、歩行者優先の3点を重点的に取り組む歩行者保護モデルカー活動を市内で展開しています。この活動を引き続き行うとともに、県下全域でも展開されるよう各方面に働きかけてまいります。
その第5は、多様な資源が生かされ、未来に挑戦する活力のあるまちの実現に向けた取組です。以下、2点について順次申し上げます。
1点目は、農林業の取組です。
農業に対する理解・関心を深め、市内農産物の消費を拡大するため、農産物の新たな活用方法の提案や農家との交流機会を提供するなど地産地食の取組を進めてまいります。あわせて、農業の採算性の改善を図るため、食と農ビジネススクールを始めとした農商工連携・6次産業化を推進してまいります。
また、本市の貴重な資源である森林については、地域や森林組合との共働による団地化と計画的な間伐による健全な森づくりを進め、その担い手の雇用確保と育成を支援してまいります。
2点目は、
地域資源を生かした
まちづくりの取組です。
本市を代表する観光資源である香嵐渓において、衰弱したもみじの除伐や樹木の診断調査等を実施してまいります。
また、小原和紙の産業化と後継者の育成を図るため、大学との共同研究や、(仮称)2020年国際「紙」フォーラムinとよたの開催に向けた準備を進めてまいります。
その第6は、人と自然が共生する環境にやさしいまちの実現に向けた取組です。以下、3点について順次申し上げます。
1点目は、一体的な計画の策定です。
豊田市環境基本条例が目指す、持続的な発展が可能な社会の実現に向け、環境基本計画や地球温暖化防止行動計画、一般廃棄物処理基本計画を平成30年3月の策定を目指して進め、環境の保全及び創造に関する目標や施策の基本的方向、具体的な施策・事業を明らかにしてまいります。
2点目は、低炭素社会の実現に向けた取組です。
スマートハウスの普及促進を図るため、太陽光発電システムや家庭用燃料電池、家庭用エネルギー管理システムの設置に対する一体的な補助を行うとともに、次世代自動車の購入に対する補助を行ってまいります。
また、首長誓約を行った西三河5市が連携し、温室効果ガスの削減に向けて平成28年度中に策定するエネルギーアクションプランに基づき、エアコン等を共有することで節電につなげるクールシェア・ウォームシェアの取組や
市民活動団体等のネットワーク化などに取り組んでまいります。
3点目は、循環型社会の実現に向けた取組です。
資源回収の拠点施設であるリサイクルステーションを貝津町に新たに整備してまいります。
その第7は、生活と産業を支える快適で質の高いまちの実現に向けた取組です。以下、2点について順次申し上げます。
1点目は、交通や公園整備等の取組です。
名鉄三河線若林駅付近の鉄道の高架化や関連市道の設計等を実施するほか、鉄道駅周辺の利便性の高い市街地形成を図るため、越戸駅の駅前広場の整備や鉄道駅への主要なアクセス道路である都市計画道路、花園八橋線、西岡吉原線の整備を進めてまいります。加えて、高速道路へのアクセス性の向上を図るため、引き続き上郷スマートインターチェンジの整備を進めてまいります。
また、とよたおいでんバスを12路線、地域バスを15地域で運行し、需要や地域特性に応じた快適で利便性の高いサービスを提供することで、バスの利用を促進してまいります。
そのほか、安心して快適に過ごすことのできる場を提供するため、身近な公園の整備を順次進めてまいります。
2点目は、上下水道施設の整備等の取組です。
持続可能で効率的な水道事業経営に向け、平成29年度から簡易水道事業と水道事業を経営統合し、施設運営の一元化を図ってまいります。
また、地域特性に沿った汚水処理を早期に進めるため、民間の技術力を活用した新たな発注方式による公共下水道の整備や合併処理浄化槽の設置に対する補助等を引き続き行ってまいります。
その第8は、市民力・地域力・企業力・行政力が発揮される自立した
地域社会の実現に向けた取組です。以下、3点について順次申し上げます。
1点目は、都市内分権の推進、
市民活動の促進に向けた取組です。
地域自治システムのさらなる推進に向け、平成28年度中に28地区で作成する地域カルテやアンケート調査等により、地域自治システムの評価・検証を実施してまいります。
また、
市民活動の促進を図るため、第3期
市民活動促進計画を策定してまいります。
2点目は、市民の活動を促進する
環境づくりの取組です。
藤岡地区の拠点施設として藤岡支所・交流館の合築工事に着手するとともに、アクセス道路の整備に向けた設計を実施してまいります。
3点目は、公共施設等の適切な管理の推進に向けた取組です。
公共施設等は安全性や利便性の確保という視点に加え、限られた財源の中で効率的・効果的に管理するという視点も強く求められています。そのため、平成28年度に策定する公共施設等総合管理計画に基づき、施設ごとの管理のための具体的な取組内容を示す個別施設計画を順次策定してまいります。
なお、上下水道施設については、平成29年度に計画的な点検や修繕等を進めるための基本となるストックマネジメント計画を策定してまいります。
以上の取組を踏まえ、平成29年度の当初予算を編成してまいりました。
平成29年度当初予算は、本市のさらなる発展を目指すための取組や市民の皆様の安全・安心を確実に担保するための取組を進めることを基本的な考えとして編成し、一般会計当初予算の総額は1,783億円、対前年度76億円、4.1パーセントの減といたしました。
歳入では、企業業績の変動による法人市民税の大幅な減収を受け、市税は978億円、対前年度190億円の減額を見込みました。
また、市債は90億円、基金繰入金は96億円とし、市税の減収を補うための財源として積極的に活用してまいります。
歳出では、普通建設事業費を364億円計上し、継続事業の総仕上げ及び第8次豊田市
総合計画に位置づけた、
実践計画事業の着実な推進を図ってまいります。
平成28年度
施政方針でも申し上げましたが、今後の本市の財政運営は非常に厳しい状況が続きます。このような中にあっても、市民ニーズを的確に把握し、社会環境の変化に柔軟かつ弾力的に対応しながら、限られた資源を効率的・効果的に活用することで利便性の高いサービスを提供してまいります。
一方で、こうした厳しい状況を一つの契機として捉え、優先度に応じて事業・事務を順次見直し、投資の効果を高めることで、今後の持続可能な行財政運営を進めてまいります。
以上、平成29年度の施策及び当初予算につきまして、基本的な考えを申し上げました。何とぞ皆様のご理解、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
○議長(
近藤光良) 以上で平成29年度
施政方針についてを終わります。
◎報告第1号及び報告第2号について
○議長(
近藤光良) 日程第4、報告第1号及び報告第2号専決処分の報告についてを行います。
報告第1号及び報告第2号について、説明者、杉山副市長。
○副市長(杉山基明) それでは、資料1と資料1の2、この二つの提出議案の要旨を用いまして説明させていただきます。
始めに、資料1の提出議案の要旨をお願いいたします。
報告第1号でございます。1ページから9ページまで、損害賠償額の決定と工事請負契約の変更の2点につきまして、合計9件をご報告申し上げます。
まず、1点目の損害賠償額の決定に係る事案は7件ございまして、まことに申しわけございませんでした。
始めに、こども園の保育中における物損事故について2件ご報告申し上げます。
1ページをごらんください。
(1)は、平成28年11月15日午前10時55分ごろ、藤藪こども園地内で発生したものでございまして、園児の投げた石が、駐車場にありました車両のボンネットに当たりまして、これを損傷させたものでございます。
損害賠償額、専決年月日などは、記載のとおりでございます。
2ページをごらんください。
(2)は、平成28年11月1日午後2時ごろ、梅坪こども園で発生したもので、園児の投げた石が、やはり園庭のフェンスを越えまして、道路上の車両のドアに当たり、これを損傷させたものでございます。
損害賠償額、専決年月日などは、記載のとおりでございます。
右側の3ページでございます。
道路の管理瑕疵によります物損事故について2件ご報告申し上げますが、まず(3)は、平成28年9月26日午前8時ごろ、松平志賀町地内で発生したもので、走行中の原動機付自転車が、道路を横断している水路のふたのすき間に車輪を落としまして、前輪ブレーキを損傷させたものでございます。
損害賠償額、専決年月日などは、記載のとおりでございます。
4ページをごらんください。
(4)は、平成28年11月17日午後7時ごろ、水源町地内の市道で発生したもので、走行中の自動車が、路面に生じておりました穴に車輪を落とし、左側の前・後部のタイヤを損傷させたものでございます。
損害賠償額、専決年月日などは、記載のとおりでございます。
右側の5ページでございます。
公用車による交通事故につきまして3件のご報告を申し上げます。
(5)は、平成28年9月9日午前10時45分ごろ、宝来町地内で発生したもので、信号機のない交差点で渋滞車両の間を抜け出ようとした際、左から走行してきた車両と接触し、相手の右前部のバンパー、フェンダーに損傷を与えたものであります。
損害賠償額、専決年月日などは、記載のとおりでございます。
6ページをごらんください。
(6)は、平成28年9月30日午前8時50分ごろ、四郷町地内で発生したもので、車を民家の駐車場に後退させたところ、車どめのポールに接触しまして、これを損傷させたものでございます。
損害賠償額、専決年月日などは、記載のとおりでございます。
右側の7ページでございます。
(7)平成28年10月27日午前8時50分ごろ、上丘町地内で発生したもので、ごみ収集車でT字型交差点を左折した際、車両の右側後部が民家のブロック塀に接触し、これを損傷させたものでございます。
損害賠償額、専決年月日などは、記載のとおりでございます。
以上の3件でございますが、いずれも周辺の確認が不十分であったことから引き起こした事故でございます。今後、一層の安全確認に努めてまいります。
8ページをごらんください。
工事請負契約の変更について2件ご報告申し上げます。
まず、8ページの(1)は、豊田市足助消防署整備工事でございます。
本契約は、平成28年6
月定例会におきまして議決をいただいた案件でございますが、今回、車庫棟の基礎構造の変更、既設路盤の撤去の追加、附属小屋の解体における、くい撤去の追加などを理由としまして1,350万円の増額補正を行ったものでございます。
専決年月日、変更内容などは、記載のとおりでございます。
右側の9ページでございます。
(2)は、豊田市立山之手小学校校舎改築工事でございます。
本契約は、平成27年9
月定例会におきまして議決をいただいた案件でございますが、今回、校舎の解体に伴う、くい撤去の取りやめ、契約期間内における賃金水準及び物価水準の変動に伴う契約金額の変更、工事用重機の安全性及び作業効率の確保などを理由に、差し引きとしまして989万円余の減額補正を行ったものでございます。
専決年月日、変更内容などは、記載のとおりでございます。
以上、報告第1号の説明とさせていただきます。資料1の2の提出議案の要旨をごらんいただきたいと思います。
報告第2号でございます。損害賠償額の決定につきまして2件をご報告申し上げます。まことに申しわけございません。
1ページをごらんください。
(1)は、平成28年12月16日午後3時50分ごろ、藤岡中学校地内で発生したものでございまして、部活動中の出来事でございます。駐車場で縄跳びをしていた際、縄ではね飛ばした石が、駐車場にありました車両の右前部のドアに当たりまして、これを損傷させたものでございます。
損害賠償額、専決年月日などは、記載のとおりでございます。
2ページをごらんください。
(2)は、平成29年1月17日午前9時45分ごろ、豊田特別支援学校で発生したものでございます。足浴中の児童の介助をしておりました教諭が、体制を崩しまして、その際、児童が装着しておりました計測機器が湯の中に落ちて、これを故障させたものでございます。
損害賠償額、専決年月日などは、記載のとおりでございます。
以上、報告第2号の報告とさせていただきます。
○議長(
近藤光良) 以上で報告が終わりました。
◎議案第1号から議案第55号までについて
○議長(
近藤光良) 日程第5、議案第1号「WE
LOVE とよた」条例から議案第55号豊田市職員定数条例の一部を改正する条例までを議題とします。
議案第1号から議案第55号までについて、説明者、杉山副市長。
○副市長(杉山基明) それでは、資料1並びに資料1の2の提出議案の要旨と資料2の予算関係議案の要旨でご説明させていただきます。
始めに、資料1の提出議案の要旨でございますが、10ページをごらんください。
議案第1号「WE
LOVE とよた」条例の制定は、第8次豊田市
総合計画に基づきます持続可能なまちを実現するために、豊田市にかかわる全ての人々と取り組む、その基本的な考え方を規定するものでございます。
隣の11ページをごらんください。
議案第2号から議案第17号までは、条例の一部改正に係る議案でございます。
始めに、議案第2号でございますが、豊田市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例は、予防接種の実施または、実費の徴収の決定に関する事務において利用する、生活保護関係情報、中国残留邦人等支援給付等関係情報、障がい者関係情報を庁内連携できる情報として追加させていただくものでございます。
12ページをごらんください。
議案第3号豊田市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例は、職員を派遣することができる公益的法人に
一般社団法人ツーリズムとよたを追加するものでございます。
右の13ページをごらんください。
まず、上段でございますが、議案第4号豊田市職員の育児休業等に関する条例及び豊田市遺児手当支給条例の一部を改正する条例は、児童福祉法の一部改正に伴い、引用する条項及び用語を整理するものでございます。
下段の議案第5号豊田市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例は、休業の期間の再度の延長ができる特別な理由を記載のとおりといたしまして追加するものでございます。
14ページをごらんください。
議案第6号豊田市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例は、報酬審議会の答申を踏まえまして、情勢との適応及び他との均衡を考慮し、議員報酬の額を引き上げるものでございます。
右の15ページでございます。
議案第7号豊田市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は、議案第6号同様、情勢との適応及び他との均衡を考慮いたしまして、委員会委員等の報酬の額の引き上げなど、記載の改正を行うものでございます。
これが、16ページまででございます。
17ページをごらんください。
議案第8号豊田市財政状況公表条例の一部を改正する条例は、前年度の財政状況を的確に反映し、公表するため、その時期・期間につきまして記載のとおり改正するものでございます。
下段の議案第9号豊田市基金条例の一部を改正する条例は、記載の基金の額の変更、名称、設置目的の変更、廃止の改正を行うものでございます。
18ページをごらんください。
議案第10号豊田市手数料条例の一部を改正する条例は、建築物エネルギー消費性能が基準に適合しているかを判定いたしました書類等の交付に係る手数料の設定、それと低炭素建築物新築等計画認定関係の手数料の設定を記載のとおりとするものでございます。
これが19ページ、20ページまででございます。
21ページをごらんください。
上段の議案第11号でございます。豊田市体育施設条例の一部を改正する条例は、足助弓道場、四郷マレットゴルフ場、岩倉運動広場につきまして、記載のとおり改正するものでございます。
下段の議案第12号豊田市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例は、高岡コミュニティセンターに福祉の
相談窓口を設置するため、既設の工作室の学習室への転用と利用料金につきまして、記載のとおり改正を行うものでございます。
22ページをごらんください。
議案第13号は、豊田市医療費助成条例の一部を改正する条例でございまして、愛知県からの補助金交付を効果的に確保するために、医療費の助成にかかわる優先順位の変更等、記載の改正を行うものでございます。
右の23ページでございます。
上段の議案第14号豊田市地域広場条例の一部を改正する条例は、豊田市ちびっこ広場、ふれあい広場の新設、廃止に伴いまして、所定の改正を行うものでございます。
下段の議案第15号豊田市工場立地法に基づく緑地面積率等に係る準則を定める条例の一部を改正する条例は、工場立地法の一部改正に伴う引用条項の整理を行うものでございます。
24ページをごらんください。
議案第16号豊田市火災予防条例の一部を改正する条例は、消防法令に違反する防火対象物につきまして、消防庁が推進しております公表制度を導入するものでございまして、記載のとおり改正を行うものでございます。
右の25ページをごらんください。
議案第17号豊田市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例は、平成28年人事院勧告に準じまして、所要の改正を行うものでございます。
26ページでございますが、議案第18号から議案第44号までの、平成28年度豊田市補正予算並びに平成29年度豊田市予算につきましては、予算関係議案の要旨で説明させていただきます。
資料2、予算関係議案の要旨の3ページをごらんください。
3ページは、平成28年度の3月補正の各会計別の予算の総括表でございます。
一般会計の補正は53億5,000万円の増額で、補正後の予算総額は1,956億2,000万円でございます。
特別会計の補正でございますが、国民健康保険を始めといたしまして、11会計で1億3,000万円余の減額で、補正後の予算総額は787億円余でございます。
また、水道事業会計の補正は5億4,000万円余の減額、下水道事業会計の補正は5億2,000万円余の減額となってございます。
それでは、4ページをお願いいたします。
始めに、議案第18号一般会計の補正でございます。
歳入の款別集計は、ごらんのとおりでございます。
右側の歳入の内訳をお願いいたします。主なものについて説明させていただきます。
まず、1款の市税でございますが、46億7,000万円余の増額で、法人市民税、固定資産税の増などによるものでございます。
少し飛んで14款でございます。国庫支出金は27億8,000万円余の減額で、児童手当負担金の減、社会資本整備総合交付金の減などによるものでございます。
その2段下、19款繰越金は33億7,000万円余の増額で、平成27年度の実質収支のうち、これまでの予算に既に計上しております22億6,000万円余を差し引いた残りの全額を計上するものでございます。
6ページをごらんください。
目的別歳出の款別集計は、ごらんのとおりでございます。
右側の7ページ、歳出の内訳につきまして主なものを説明させていただきます。
まず、2款の総務費でございますが、100億3,000万円余の増額で、財政調整基金積立金等の増によるものでございます。
3款民生費でございますが、15億2,000万円余の減額でございます。国民健康保険特別会計繰出金の減や、児童手当給付費の減などによるものでございます。
4款衛生費は12億2,000万円余の減額で、簡易水道事業特別会計繰出金の減や、藤岡プラント費の減などによるものでございます。
8款土木費は19億9,000万円余の減額で、土地区画整理公共施設管理者負担金の減や、
駅前通り北地区市街地再開発費の減などによるものでございます。
10款教育費は6億2,000万円余の増額で、教育施設整備基金積立金の増などによるものでございます。
8ページをお願いします。
継続費補正は、変更7事業でございます。内容は、事業費の確定などに伴う年割額の変更などでございます。
9ページをお願いします。
10ページに引き続いて繰越明許費補正がございます。追加の23事業でございます。
関係機関協議の遅延、工事支障事案の発生などによりまして事業の年度内完了が不可能となったものや、国の補正予算の活用に伴い、事業費を平成29年度に繰り越す案件などがございます。
10ページの下段をお願いいたします。
地方債補正でございまして、変更6事業、決算見込みに基づく借入額の変更などでございます。
なお、起債限度額の総額について変更はございません。
12ページをお願いいたします。
12ページから24ページにかけましては、議案第19号から議案第29号までの特別会計の補正でございますが、主に、今年度の事業実績に合わせた増減でございますので、説明については省略をさせていただきます。
26ページ、27ページをごらんください。
議案第30号の水道事業会計の補正でございます。
収益的支出で26ページの下の段から2段目、真ん中の補正予定額でございますが、1億6,000万円余の減額でございます。
それから,資本的支出、右のページ、27ページでございますが、下から2段目、3億7,000万円余の減額でございまして、収益的支出と資本的支出を合わせた全体では5億4,000万円余の減額でございます。
30ページ、31ページをお願いいたします。
議案第31号の下水道事業会計の補正でございます。
始めに、30ページの収益的支出につきましては、下から2段目になりますが、2億1,000万円余の減額でございます。
右の31ページ、資本的支出につきましては、下から2段目にございます3億円余の減額でございます。
収益的支出と資本的支出を合わせた全体では5億2,000万円余の減額となります。
以上、平成28年度の一般会計、特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計の補正予算についての説明とさせていただきます。
次に、平成29年度当初予算の説明をさせていただきます。
同じ冊子の35ページをごらんいただきたいと思います。この35ページは、平成29年度の各会計別当初予算の総括表でございます。
一般会計は1,783億円で、前年度比76億円、4.1パーセントの減、特別会計は国民健康保険を始めといたしまして10会計全体で、779億7,000万円余で、前年度比8億9,000万円余、1.1パーセントの減でございます。
なお、簡易水道事業特別会計につきましては、平成28年度で廃止となります。
その下でございます。企業会計としまして水道事業会計でございます。水道事業会計は、189億3,000万円余、その下の上下水道事業会計は、175億1,000万円余で、これらを合わせました全会計の総計でございますが、2,927億2,000万円余で、前年度比74億7,000万円余、2.5パーセントの減となっております。
36ページをお願いいたします。
議案第32号の一般会計の当初予算でございます。
歳入の款別集計は、ごらんのとおりでございます。
右側の37ページ、歳入の内訳でございます。
主なものについて説明をさせていただきますが、まず1款市税でございます。977億8,000万円余で、法人市民税の減などにより前年度比190億円余、16.3パーセントの減を見込んでおります。
下の14款国庫支出金でございます。221億7,000万円余で、社会資本整備総合交付金の減、臨時福祉給付金給付事業費補助金の皆減などによりまして前年度比17億6,000万円余、7.4パーセントの減を見込んでおります。
38ページをお願いいたします。
15款県支出金でございますが、97億5,000万円余で、市街地再開発事業等補助金の減などによりまして、前年度比4億3,000万円余、4.3パーセントの減を見込んでおります。
18款繰入金でございますが、97億3,000万円余で、前年度比93億6,000万円余の増でございます。財政調整基金を始め、これまでに積み立ててきた各基金からの繰り入れを行うものなどでございます。
右の39ページでございますが、21款の市債でございます。市債は90億円で、前年度比60億円の増でございます。
40ページをお願いいたします。
目的別歳出の款別集計は、ごらんのとおりでございます。
構成比は、前年度と同様でございまして、高いほうから3款の民生費、8款の土木費、10款の教育費の順となっております。
右の41ページをお願いいたします。
歳出の内訳でございまして、主なものについて説明させていただきます。
まず2款の総務費でございますが、183億1,000万円余で、公共施設安全安心基金積立金の皆減などにより、全体では、前年度比6億7,000万円余、3.6パーセントの減となっています。
3款民生費でございます。537億円余で、介護保険事業特別会計繰出金の増、それから、42ページにございますが、教育・保育給付費の増などによりまして前年度比3億6,000万円余、0.7パーセントの増となってございます。
42ページの4款衛生費でございます。149億5,000万円余で、簡易水道事業特別会計繰出金の皆減などによりまして、前年度費9億8,000万円余、6.2パーセントの減となっております。
右側、43ページでございます。
7款商工費でございますが、44億6,000万円余で、工業振興推進費の増、産業立地政策推進費の増などによりまして、前年度比10億5,000万円余、30.8パーセントの増となっております。
下段の8款土木費は、411億4,000万円余で、土地区画整理公共施設管理者負担金の減、
駅前通り北地区市街地再開発費の減などによりまして、前年度比27億8,000万円余、6.3パーセントの減となっております。
44ページをごらんください。
下の10款教育費でございますが、215億円余りで、小学校・中学校施設整備費の減などによりまして、前年度比27億8,000万円余、11.5パーセントの減となっております。
右側の45ページをお願いいたします。
継続費でございます。平成29年度に新たに設定いたします継続費は、藤岡支所建設事業を始めとして9事業でございます。
46ページ、47ページをごらんください。
債務負担行為でございます。平成29年度に新たに設定いたします債務負担行為は、地域バス運行負担事業を始めとして19事業でございます。
47ページの下段をごらんください。
地方債でございます。総務管理事業費を始め、15事業で、限度額は90億円としております。
48ページをお願いいたします。
一般会計の性質別歳出の内訳は、ごらんのとおりでございます。
49ページをお願いいたします。
ここから56ページにかけましては、議案第33号から議案第42号までの特別会計の当初予算でございます。主なものについて簡潔に説明をさせていただきます。
まず、49ページの議案第33号国民健康保険特別会計は419億7,000万円余で、下段、歳出の保険給付費、共同事業拠出金の増などによりまして、前年度比5億2,000万円余、1.3パーセントの増となっています。
それから、平成29年度に新たに設定します債務負担行為でございますが、健診受診券等作成業務委託事業及び特定保健指導業務委託事業の2事業でございます。
50ページ、51ページをごらんください。
議案第34号でございます。都市計画事業土地区画整理特別会計でございますが、土橋、寺部、花園の3事業合計で、89億5,000万円余でございます。土橋の事業費減によりまして、合計では、前年度比7億9,000万円余、8.1パーセントの減となっております。
54ページをお願いいたします。
54ページ、議案第39号介護保険事業特別会計でございます。219億3,000万円余で、保険給付費、地域支援事業費の増などによりまして、前年度比12億2,000万円余、5.9パーセントの増となっております。
債務負担行為につきましては、要介護認定事務委託事業の1事業でございます。
56ページをお願いいたします。
議案第41号
後期高齢者医療特別会計でございます。46億3,000万円余で、広域連合納付金の増などによりまして、前年度比2億8,000万円余、6.5パーセントの増となっております。
58ページ、59ページをお願いいたします。
ここからは、企業会計の当初予算でございます。
議案第43号水道事業会計でございます。平成29年度水道事業会計の当初予算は、58ページ、左のページの下から2段目でございますが、収益的支出で111億1,000万円余、前年度比8.2パーセントの増でございます。右側59ページ、同じく下から2段目でございますが、資本的支出で78億2,000万円余、前年度比2.3%の減でございます。
62ページ、63ページをお願いいたします。
議案第44号下水道事業会計でございます。平成29年度下水道事業会計の当初予算は、左の62ページ、同じく下から2段目にございます収益的支出で、83億7,000万円余、前年度比0.9パーセントの減、右の下から2段目にございます資本的支出で、91億3,000万円余、前年度比5.1パーセントの増でございます。
以上、平成29年度の一般会計、特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計の当初予算についての説明とさせていただきます。
それでは、恐れ入りますが、再び資料1、提出議案の要旨にお戻りいただきまして、27ページをごらんください。
27ページ、議案第45号から30ページの議案第48号までの4議案につきましては、いずれも工事請負契約の締結についてでございます。
始めに、議案第45号でございますが、一級河川安永川開水路整備工事、長興寺工区でございます。一級河川安永川の平和・秋葉工区の上流部の開水路整備を行うものでございまして、契約金額、相手方、契約方法等は、記載のとおりでございます。
28ページをごらんください。
議案第46号は、中央公園園路舗装改修工事でございます。供用後15年が経過いたしまして、老朽化した園路の舗装を改修するものでございまして、契約金額、相手方、契約方法等は、記載のとおりでございます。
右側の29ページでございます。
議案第47号は、豊田市立加納小学校施設保全改修工事でございます。公共建築物延命化計画に基づきまして、南校舎棟、北校舎棟及び屋内運動場棟の保全改修を行うもので、契約金額、相手方、契約方法等は、記載のとおりでございます。
30ページをごらんください。
議案第48号は豊田市立猿投台中学校施設保全改修工事でございます。前号の議案同様、公共建築物延命化計画に基づきまして、こちらも南校舎棟、北校舎棟及び屋内運動場等の保全改修を行うものでございます。契約金額、相手方、契約方法等は、記載のとおりでございます。
続いて、右の31ページ、議案第49号及び32ページの議案第50号の2議案は、工事請負契約の変更についてでございます。
始めに、31ページ、議案第49号でございますが、一級河川安永川開水路整備工事、
高橋細谷線関連でございます。かたい
岩盤箇所における掘削工法、仮設土留工法の変更、掘削した残土の搬出先の追加によりまして、2億3,300万円余の増額変更を行いたいものでございます。契約金額、相手方等は、記載のとおりでございます。
32ページをごらんください。
議案第50号は、枝下用水10号放水路移設工事、都市計画道路
高橋細谷線関連でございます。仮設土留工法の変更によりまして2億950万円余の増額変更を行いたいもので、契約金額、相手方等は、記載のとおりでございます。
次に、33ページ、右側でございますが、議案第51号及び34ページの議案第52号の2議案は、財産の取得についてでございます。
33ページの議案第51号は豊田市足助消防署用地、議案第52号は豊田市猿投中学校サブグラウンド用地で、それぞれ取得する財産、取得価格、相手方等は、記載のとおりでございます。
下段の議案第53号でございます。包括外部監査契約の締結についてでございまして、平成28年度の監査実績が良好であったことから、引き続き平成29年度包括外部監査人に選定するものでございまして、契約の始期、契約金額、支払方法、相手方等は、記載のとおりでございます。
35ページをごらんください。
議案第54号市道の認定でございますが、これは、61ページまで記載の143路線、総延長にいたしまして2万6,671.3メートルを認定するものでございます。
次に、資料1の2の議案の要旨をごらんいただきたいと思います。
3ページをお願いいたします。
議案第55号豊田市職員定数条例の一部を改正する条例でございまして、平成29年度の職員定数を表に記載のとおり変更するものでございます。全職員の定数は、現行の3,268人から3,282人と14人の増加となります。
以上、議案第1号から議案第55号までの説明とさせていただきます。
○議長(
近藤光良) 以上で説明が終わりました。
◎散会宣告
○議長(
近藤光良) 以上で本日の議事日程は全て終了しました。
本日はこれにて散会します。
なお、20日は午前10時から本会議を開きますので、定刻までにご参集ください。
散会 午前11時20分...