令和 6年 3月定例会 令和6年
瀬戸市議会3月
定例会会議録第8号 令和6年3月22日(金曜日) 議事日程 第8号 令和6年3月22日(金曜日)午前10時開議日程第1 第1号議案 瀬戸市名誉市民の推挙について日程第2 第18号議案 令和6年度瀬戸市
一般会計予算日程第3 第2号議案 市有財産(建物)の無償貸付について日程第4 第3号議案 瀬戸市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について日程第5 第4号議案 瀬戸市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について日程第6 第6号議案 瀬戸市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第7 第7号議案 瀬戸市
子ども医療費助成条例の一部改正について日程第8 第8号議案 市道路線の認定について日程第9 第9号議案 瀬戸市水道事業の設置等に関する条例及び瀬戸市
下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について日程第10 第10号議案 瀬戸市
水道事業給水条例の一部改正について日程第11 第12号議案 令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第12号)日程第12 第13号議案 令和5年度瀬戸市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)日程第13 第14号議案 令和5年度瀬戸市
春雨墓苑事業特別会計補正予算(第2号)日程第14 第15号議案 令和5年度瀬戸市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第15 第16号議案 令和5年度瀬戸市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第16 第17号議案 令和5年度瀬戸市
下水道事業会計補正予算(第3号)日程第17 第19号議案 令和6年度瀬戸市
国民健康保険事業特別会計予算日程第18 第20号議案 令和6年度瀬戸市
春雨墓苑事業特別会計予算日程第19 第21号議案 令和6年度瀬戸市
介護保険事業特別会計予算日程第20 第22号議案 令和6年度瀬戸市
後期高齢者医療特別会計予算日程第21 第23号議案 令和6年度瀬戸市
水道事業会計予算日程第22 第24号議案 令和6年度瀬戸市
下水道事業会計予算日程第23 第25号議案 瀬戸市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について日程第24 第26号議案 瀬戸市
介護保険条例の一部改正について日程第25 報告第2号 専決処分の報告について日程第26 第27号議案
瀬戸市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について日程第27 第28号議案 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について日程第28 第29号議案 瀬戸市市税条例の一部改正について日程第29 第30号議案 瀬戸市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第30 第31号議案 瀬戸市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について日程第31 第32号議案 瀬戸市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第32 第33号議案 瀬戸市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について日程第33 第34号議案 瀬戸市
国民健康保険条例の一部改正について日程第34 第35号議案 令和6年度瀬戸市
一般会計補正予算(第1号)日程第35 第36号議案 令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第13号)日程第36 同意第1号 瀬戸市
固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第37 6年議員提出 第1号議案
学校給食費無償化を求める意見書 本日の会議に付した事件日程第1 第1号議案 瀬戸市名誉市民の推挙について日程第2 第18号議案 令和6年度瀬戸市
一般会計予算日程第3 第2号議案 市有財産(建物)の無償貸付について日程第4 第3号議案 瀬戸市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について日程第5 第4号議案 瀬戸市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について日程第6 第6号議案 瀬戸市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第7 第7号議案 瀬戸市
子ども医療費助成条例の一部改正について日程第8 第8号議案 市道路線の認定について日程第9 第9号議案 瀬戸市水道事業の設置等に関する条例及び瀬戸市
下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について日程第10 第10号議案 瀬戸市
水道事業給水条例の一部改正について日程第11 第12号議案 令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第12号)日程第12 第13号議案 令和5年度瀬戸市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)日程第13 第14号議案 令和5年度瀬戸市
春雨墓苑事業特別会計補正予算(第2号)日程第14 第15号議案 令和5年度瀬戸市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第15 第16号議案 令和5年度瀬戸市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第16 第17号議案 令和5年度瀬戸市
下水道事業会計補正予算(第3号)日程第17 第19号議案 令和6年度瀬戸市
国民健康保険事業特別会計予算日程第18 第20号議案 令和6年度瀬戸市
春雨墓苑事業特別会計予算日程第19 第21号議案 令和6年度瀬戸市
介護保険事業特別会計予算日程第20 第22号議案 令和6年度瀬戸市
後期高齢者医療特別会計予算日程第21 第23号議案 令和6年度瀬戸市
水道事業会計予算日程第22 第24号議案 令和6年度瀬戸市
下水道事業会計予算日程第23 第25号議案 瀬戸市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について日程第24 第26号議案 瀬戸市
介護保険条例の一部改正について日程第25 報告第2号 専決処分の報告について日程第26 第27号議案
瀬戸市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について日程第27 第28号議案 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について日程第28 第29号議案 瀬戸市市税条例の一部改正について日程第29 第30号議案 瀬戸市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第30 第31号議案 瀬戸市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について日程第31 第32号議案 瀬戸市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第32 第33号議案 瀬戸市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について日程第33 第34号議案 瀬戸市
国民健康保険条例の一部改正について日程第34 第35号議案 令和6年度瀬戸市
一般会計補正予算(第1号)日程第35 第36号議案 令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第13号)日程第36 同意第1号 瀬戸市
固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第37 6年議員提出 第1号議案
学校給食費無償化を求める
意見書出席議員(26名) 1番 黒 柳 知 世 2番 颯 田 季 央 3番 山 内 精一郎 4番 松 原 大 介 5番 三 宅 聡 6番 原 誠 7番 朝 井 賢 次 8番 高 島 淳 9番 西 本 潤 10番 小 澤 勝 11番 馬 嶋 みゆき 12番 石 神 栄 治 13番 中 川 昌 也 14番 高 桑 茂 樹 15番 池 田 信 子 16番 新 井 亜由美 17番 宮 薗 伸 仁 18番 冨 田 宗 一 19番 柴 田 利 勝 20番 戸 田 由 久 21番 三 木 雪 実 22番 臼 井 淳 23番 長 江 公 夫 24番 伊 藤 賢 二 25番 長 江 秀 幸 26番 浅 井 寿
美欠席議員 な し説明のため出席した者の職氏名 市長 川 本 雅 之 副市長 大 森 雅 之 教育長 加 藤 正 彦
経営戦略部長 駒 田 一 幸
行政管理部長 松 崎 太 郎
地域振興部長 中 島 宗 仁
市民生活部長 篠 田 康 生
健康福祉部長兼
福祉事務所長 熊 谷 由 美
都市整備部長 内 木 柔 消防長 勝 股 淳 教育部長 磯 村 玲 子
政策推進課長 久 野 崇 財政課長 伊 藤 哲 成 人事課長 大 岩 三 明 税務課長 長 谷 一 憲
高齢者福祉課長 鈴 木 雅 喜
国保年金課長 横 井 達 巳
維持管理課長 平 賀 昭
吾事務局出席職員氏名 局長 水 野 守 議事課長 北 原 裕 子
議事調査係長 内 藤 寛 之 書記 山 下 梨 乃 午前10時00分 開議
○
柴田利勝議長 ただいまの出席議員は26名であります。 これより本日の会議を開きます。 なお、傍聴者の皆様におかれましては、会議中は静粛にしていただきますようお願いいたします。 本日の議事日程は、議事日程第8号のとおりであります。 なお、議長は、市長はじめ
関係理事者の出席を求めておきましたので、御了承願います。
会議録署名議員は、先日同様、6番原誠議員及び21番三木雪実議員を指名いたします。 これより日程に入ります。 日程第1、第1
号議案瀬戸市名誉市民の推挙についてを議題といたします。 本案につきましては、去る3月7日の本会議において委員会の付託を省略することに決しておりますので、これより討論に入ります。 第1号議案について、討論の通告がありますので、この場合、発言を許します。22番
臼井淳議員。 〔22番
臼井淳登壇〕(拍手)
◆22番(臼井淳) では、議長の発言の許可を得ましたので、第1
号議案瀬戸市名誉市民の推挙について討論をいたします。 簡潔に述べさせていただきます。 本市の推挙の理由については、特に異論はありません。 しかし、本会議の議案質疑において、私は今後名誉市民の推挙を行う場合には、例えば知多市や志摩市などの他の自治体が行っているように、市長の諮問を受けた識見のある人たちによる第三者機関が審査を行い、答申をしているように、客観性や透明性が確保された方法はどうかという提案をしましたが、理事者は、残念でありますが、必要がないとはっきりと拒否をされましたので、誠に残念でありますが、反対することになりました。 以上です。
○
柴田利勝議長 これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 第1号議案の採決は
表決システムにより行いたいと思います。 第1
号議案瀬戸市名誉市民の推挙についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成多数であります。よって、第1号議案は原案のとおり可決されました。 日程第2、第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算を議題といたします。 本案については、去る3月7日の本会議において
予算決算委員会に付託してありますので、この場合、
予算決算委員長の報告を求めます。
予算決算委員長よりお願いいたします。7番
朝井賢次議員。 〔7番
朝井賢次登壇〕(拍手)
◆7番(朝井賢次) 議長より御指名をいただきましたので、去る3月7日の本会議におきまして、当
予算決算委員会に御付託になりました議案について、慎重に審査を行いました経過と結果について御報告いたします。 3月7日の本会議終了後、委員会を開催し、初めに議案審査を議題とし、当
予算決算委員会に御付託になりました第12
号議案令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第12号)から第24
号議案令和6年度瀬戸市
下水道事業会計予算を審査するに当たり、三つの分科会を設置し、議案を割り振り、審査を行いました。その後、3月11日に
総務生活分科会、3月12日に
厚生文教分科会、3月13日に
都市活力分科会を開催し、割り振られた議案について慎重に審査を行いました。それを踏まえ3月18日午前10時より
予算決算委員会全体会を開催し、
委員全員出席の下、各分科会長から報告を受け、報告に対する質疑、討議、採決を行いました。 第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算についてを議題とし、
総務生活分科会では、2款1項1目総務費、
総務管理費、
一般管理費及び2款1項28目
災害対策費をはじめ
まちづくり協働費、
シティプロモーション費、常備消防費、
地区公民館費等について多数の質疑があり、その後、意見交換の中で、組織改編においての
まちづくり協働の今後に関して意見が出されたとの報告を受けました。 次に、
厚生文教分科会では、3款1項1目民生費、
社会福祉費をはじめ
障害者福祉費、
高齢者福祉費、
民間保育所費、
母子保健事業費、
教育指導費、
小中一貫校整備費、
図書館施設整備費等多数の質疑が行われ、その後、意見交換の中で、図書館整備についての意見が交わされたとの報告を受けました。 その後、この報告に対する討議を行い、討議の中で、「平成27年度に作成された瀬戸市
図書館整備基本構想やその後の
パブリックコメントでは、市民の声として立地に対して検討を要望する声が多数上がっていた。平成28年度には今の場所を使用し続けると決め、
図書館利活用計画につなげた背景があったと聞いている。今、移転を視野に入れ話合いを始めたとしても、公共施設の移転には、10年から15年はかかる場合がある。その間、利用する方々が安全で快適に使用できるように、今回の設計を踏まえて最適な予算執行をしていくことには賛成をしている。ただし、当面の間、議論をしないのではなく、今後の図書館の在り方を検討していく必要がある」との意見が出された。 次に、
都市活力分科会では、2款1項15目文化費、
文化財保護普及をはじめ
文化センター費、
農業総務費、商工政策費、まるっと
ミュージアム推進費、
建築総務費、
区画整理事業費、
輸送対策費等について多数の質疑があり、その後、意見交換の中で、旧山繁商店について及び
将棋モニュメントについて意見が出されたとの報告を受けました。 その後、討議を行い、討議の中で、「8款4項2目の
区画整理事業費のうち、中水野駅
周辺土地区画整理組合補助金2億6,500万円について、組合設立の要件として、
土地区画整理法第18条においては地権者数の3分の2以上、土地の面積的にも3分の2以上の同意が必要と規定されている。当該補助金は、組合が設立した後、愛知県の事業認可が下りなければ執行することはできないが、現時点で組合が設立されておらず、執行する相手がいない状況の中、新年度当初予算に計上されていることは問題がある」といった意見を起点とし、「今回魅力あるまちづくりということもうたわれているが、現在ここで暮らしてみえる方々の意見を重く尊重すべきであり、そのために十分な時間をかけて話し合い、説明、繰り返し行われる必要がある。また、
土地区画整理法第18条において事業認可の申請をする際は、地権者の数と面積、それぞれ3分の2以上の同意が必要と定められている。地権者数の同意、面積の同意が高ければ高いほど、事業が円滑に進むことから、瀬戸市においては、愛知県から指導されている85%以上の本同意を尊重すべきではないか」といった意見が出されました。その後、採決を行い、採決の結果、第18号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 以上が当
予算決算委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告であります。これをもちまして、
委員長報告とさせていただきます。
○
柴田利勝議長 予算決算委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) ただいま議題となっております第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算について、
長江公夫議員を発議者とし6名の賛同者から3月21日付で議長宛てに組替え動議が提出されております。 それでは、第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算に対する組替え動議について、提案理由の説明をお願いいたします。23番
長江公夫議員。 〔23番
長江公夫登壇〕(拍手)
◆23番(長江公夫) それでは、議長の発言の許可をいただきましたので、第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算のうち、組替えを求める動議について、提案理由とともに御説明を申し上げます。 さきの3月定例会、一般質問の答弁及び
都市活力分科会の審査の答弁を受け提案をいたします。 令和6年度瀬戸市
一般会計予算のうち、8款4項2目、中水野、ここは「駅」が抜けておりましたので、この場で訂正をさせていただきたいと思います。 繰り返します。8款4項2目中水野駅
周辺土地区画整理事業について、本年3月末に
組合設立認可を得る予定でいましたが、現状必要な地権者の同意を得られず、
組合設立認可には至っておりません。 都市計画課では
組合設立認可を得るため鋭意努力中とのことで、できる限り令和6年度中に予算執行をしていきたいとされています。 そこで、提案理由として、
土地区画整理法第18条では、組合設立の認可の要件として地権者数及び土地面積の3分の2以上の同意を必要としています。しかし、本市では、従来より認可権者である愛知県が求める本同意85%以上を尊重していることからも、市助成金2億6,500万円の予算執行に当たっては、その要件を満たした上で、組合設立の認可を得てから行われるべきであります。 各議員に御理解をしていただきたいのは、今回の組替え動議で求めているのは原案の新年度予算に反対をするものではありません。県が求めている地権者数及び土地面積の本同意85%に達し、正式に事業認可が確定した段階で適切な対応をお願いするものであります。 そして、組替えをする項目については、8款4項2目中水野駅
周辺土地区画整理組合補助金2億6,500万円を8款4項1目
都市環境整備基金に繰り入れること、以上であります。
○
柴田利勝議長 提案理由の説明を終わりました。 ただいまの説明に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これにて質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 第18号議案及び第18号議案に対する組替え動議について討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 初めに、第18号議案に対する組替え動議について発言を許します。10番小澤勝議員。 〔10番小澤勝登壇〕(拍手)
◆10番(小澤勝) 議長より発言のお許しをいただきましたので、8款4項2目中水野駅
周辺土地区画整理事業に対する組替え動議に対して、
自民新政クラブを代表いたしまして、反対の立場で討論を行います。 中水野駅
周辺土地区画整理事業に対し、お
地元地権者によります発起人会の皆さんの考えを中心に努力を重ねてみえるとお聞きしております。発起人会の令和5年度の
年間事業予定では、本年度中の本同意取得に向けて鋭意努力され、御尽力をいただいている。その折、既に3分の2以上の同意は、人数、面積とも取り付けてみえる現状であることを確認しております。 さらに、県が法律にも規定する以上の同意率85%以上を努力目標として発起人会の皆さんが努めてみえる中、今回の組替え動議は地権者である発起人会の努力を、それに対して水を差すようなものであると思います。 現在は令和6年中の許可申請を目指して同意書収集に努めていただいている皆さんに、今回の組替え動議の提出は、本市や議会に対しても不信感、不快感を持たれる結果につながりかねないと考える次第であります。 既に私どもにも関係者の方から怒りの声が届いております。今後活動される発起人会の皆さんが活動しやすい環境に向け補佐をし、助言をすることなど、行政の役割は多々あると考えます。 本来許可申請は発起人会が行い、提出の時期は
地権者皆さんの動向を見ながら検討し進めていかれると思います。今回の組替え動議は、基金に入れる必要が理解できないもので、必要なときに速やかに支出ができない、また、支出の際は補正予算の手続が必要となり、議会開催の関係から3か月から半年の期間、支出ができなくなる可能性もあります。このようにタイムラグが生じると、発起人会及び関係者の皆さんにも多大な御迷惑を及ぼしかねないと危惧するものであります。 昨年市街化区域の編入を行い、令和6年度から段階的ではありますが、地権者の方々の税負担が生じております。そのためにも、
組合設立認可後、速やかに事業を着手し、早期に土地利用を図るように取り組む必要があると考えます。 今後本同意に向けた活動に支障が出ないよう願い、組替え動議に対する反対討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
柴田利勝議長 次に移ります。22番
臼井淳議員。 〔22番
臼井淳登壇〕(拍手)
◆22番(臼井淳) それでは、議長の発言の許可を得ましたので、私は第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算のうち、組替えを求める動議の賛成討論をさせていただきます。 先ほど
長江公夫議員が組替え動議の提案理由を述べましたが、
土地区画整理法の
組合設立要件は、地権者数、土地面積が3分の2以上の同意があれば、事業を開始することは可能であります。しかし、地権者の3分の2程度の同意で開始した場合です。一部地権者に仮換地指定や換地処分がきっかけで不公平感や不利益が生じ、地権者間で事業に対する認識に大きな隔たりが起きることが考えられます。
土地区画整理事業では換地計画が重要な要素とされておりますが、施行区域内で度々受益と負担の問題が起きております。
土地区画整理法第89条では、照応の原則として、換地及び従前の宅地の位置、地積、土質、水利、環境などを総合的に勘案してこれに見合うように定めなければならないとされており、これにより各権利者の間に不均衡が生じないように換地を定めています。 しかし、他の自治体では、認可後の仮換地指定や換地処分に関して一部地権者が行政や組合に対して訴訟事件に発展していることもあります。地権者が換地計画の違法性を長い年月をかけて争い、事業進行の妨げになり、悪影響を及ぼした事例もあります。 つまり、できるだけ多くの地権者の同意を得ることについては、豊田市の場合、この
土地区画整理事業において、公金を支出する以上、事業を始めたら必ず最後までやり切らなければならないとし、1人でも多くの地権者の参加を求め、あらかじめ地権者の90%以上の同意を得た上でないと組合設立の認可を受けることができません。だからこそ、愛知県がなぜ本同意85%の指導をしているのか、そのわけを理解することができます。 令和6年度中、中水野駅
周辺土地区画整理事業の助成金2億6,500万円については、まず、組合設立に必要な地権者85%の本同意を求め、事業認可の確定後にこの助成金を執行すべきであります。その間は、同款同項1目の
都市環境整備基金に繰り入れておけば、何ら問題ありません。なぜならば、新年度予算に計上されているこの助成金は4月1日に執行できるようになっています。現在、組合はありません。助成金を支払う相手がいない宙ぶらりんな状態であるからであります。 以上で討論を終えますが、今回賛同された議員も同じような思いとして、この新年度予算に反対をしているわけでもなく、また、この事業を中止すべきとか、まちづくりに反対をして凍結すべきであるということも言っているわけでありません。8款4項のこの目と節の事業費の組替えを求めているだけであります。議員の皆様には何とぞ御理解をしていただきまして、この動議の討論を終えるものであります。 以上です。(拍手)
○
柴田利勝議長 次に移ります。6番原誠議員。 〔6番原誠登壇〕(拍手)
◆6番(原誠) 日本共産党瀬戸市議団を代表いたしまして、第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算に対する組替え動議について、賛成の立場から討論を行います。 今回の組替え動議は、8款4項2目中水野駅
周辺土地区画整理組合補助金2億6,500万円を8款4項1目
都市環境整備基金に繰り入れるものです。
土地区画整理法第1条では、区画整理の目的として、健全な市街地の造成を図り、もって公共の福祉の増進に寄与することを目的とするとしています。公共の福祉を目的としているのは、
土地区画整理事業に伴い、その地域に住む人々の土地、建物などの私有財産を減歩という形で確保する事業のため、日本国憲法第29条で保障されている私有財産権との整合性を保つためです。 現在計画をされている中水野駅
周辺土地区画整理事業では、保育園の統合が取り沙汰されるなど、健全な市街地に向けた方向性が見えていない状況です。 また、事業予定地は2010年に策定をされました瀬戸市景観計画において田園景観ゾーンに指定をされておりますが、区画整理により景観が一変してしまうこととの整合性にも疑問が残ります。生態系の調査の結果もまだ出ておりません。 このような中で、
土地区画整理事業を進めていくためには、この地域に暮らす方々の意見がしっかりと尊重され、十分な説明と話合いを行っていく必要があり、地権者の十分な納得を得た上で、地域のコミュニティが壊れないように慎重にも慎重を重ねて行うべきです。少なくとも愛知県が求める85%の本同意が得られるまでは、拙速に事業を進めるべきではないと考えます。 以上の理由から、今回の組替え動議に賛成をいたします。同僚議員の皆さんの御理解と御支持を訴えまして、賛成討論を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
柴田利勝議長 次に移ります。4番松原大介議員。 〔4番松原大介登壇〕(拍手)
◆4番(松原大介) 議長に発言の許可をいただきましたので、私は第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算のうち、組替えを求める動議に賛成の立場から討論を行います。 まず初めに申し上げますが、この組替え動議は中水野駅
周辺土地区画整理事業自体に反対するものでは断じてありません。丁寧に合意形成を大切に進めてくださいというものです。 今回の組替え動議は、8款4項2目中水野駅
周辺土地区画整理組合補助金2億6,500万円を8款4項1目
都市環境整備基金に組み替えるものです。どういうことか。かみ砕いて言うと、組合に対する補助金は、組合ができてから、または確実にできるめどが立ってから予算化しましょう。現状は、執行の相手方である組合自体がありません。この3月にできるスケジュールでしたが、できていないので、一旦貯金箱に戻して、組合ができたら貯金箱から出すというふうにしませんか、これがこの組替え動議です。このほうが行政としての手続上よろしいのではないでしょうか。 そして、組合設立に際しましては、組合設立の認可権者である愛知県が地権者と面積の85%以上の同意を得てから申請してくださいと指導しています。普通に守りませんか。 まちづくりとは、法に触れない範囲で強引に進めていくものではありません。地権者さんとしっかりとお話をして、合意形成をして進めてこそ真のまちづくりです。半端な同意率で強引に進めても、後で大変です。まちづくりをスムーズに進めたいと思うのなら、なおさら愛知県が指導する85%以上の同意を得てから進めたほうがよいと思いませんか。 そして、最後にもう一度言いますが、この組替え動議は、予算執行の相手方がまだないので、一度貯金箱に戻して、相手方ができたら貯金箱から出しませんかというものです。ごくごく自然に賛同できる内容ではないでしょうか。同僚議員各位の御賛同をお願いいたしまして、組替え動議についての賛成討論とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
柴田利勝議長 次に、第18号議案について発言を許します。16番新井亜由美議員。 〔16番新井亜由美登壇〕(拍手)
◆16番(新井亜由美) 日本共産党瀬戸市議団を代表し、第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算に反対の立場から討論を行います。 国の令和6年度予算は国債と軍事費を大幅に増額している一方で、社会保障関係費やその他多くの分野では予算が減額となっています。例えば子育て支援の分野では、拡充する子育て支援は、高齢者やインボイス導入で増税となる個人事業主やフリーランスから徴収するという形での財源確保や、子ども・子育て支援特例債という国債の発行で、子供たちの将来の借金負担を増やすなど、子育ての負担を国民や子供に押しつけるものとなっています。 また、大企業など一部では賃上げが実施されていますが、中小企業や非正規労働者も含めた全労働者の賃金は、前年同月比で1から2%の伸びにとどまり、2から3%の物価上昇には届くはずもなく、実質賃金のマイナスは、アベノミクスが始まる前の2012年、今から12年前と比べて30万円以上も減っているのが実態です。 しかし、政府が示す賃上げ策はどれも実効性が低く、抜本的な賃上げにはなっておらず、デフレ脱却を目指した定額減税は事務負担も大きく、減税効果の実感がしにくいものとなっており、国民の願いに寄り添うものとはなっていません。 こうした国の予算が示された下で、本市の令和6年度の予算では、会派として市民の要望を届けてきた中身が実現しているものも幾つかあります。例えば3款1項2目民生費、
社会福祉費、
障害者福祉費では、日中一時支援の単価が、利用時間に関係なく1日4,000円だったものから、4時間以内と4時間以上で単価が設定され、総額で900万円の増加となっています。日中一時支援は、障害福祉サービスの切れ目や既存のサービスで対応し切れない部分を補うなど、障害者や家族にとって大変重要な役割を果たしており、今回の増額は当事者や事業者の長年の要求が一歩前進したものです。 また、3款1項7目子ども医療費支給では、医療費窓口負担無償の対象が18歳の入院までだったものを、10月から通院も含め18歳まで無償化とし、近隣市町との格差解消にもつながり、子育てを応援するものです。 ほかにも、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した水道料金の2期4か月の減免、こちらは新型コロナウイルス感染症の拡大や物価高騰の影響を受けている全市民に対する負担軽減が盛り込まれています。 しかし、次の点から本議案に反対するものであり、その一端を述べます。
総務生活分科会の分野では、2款1項1目総務費、
総務管理費、
一般管理費、来年度から主に事務職員で
会計年度任用職員の勤務時間が30分短縮され、その分の業務は正規職員や定年延長による高齢期職員で受け持ち、新たに追加で職員が配置される見通しは立っておらず、事務改善により対応していくとしています。本人の意向ではなく勤務時間を削られる
会計年度任用職員は働きがいをそがれ、また、正規職員は働き方改革に逆行するものであると考えます。 4款3項2目衛生費、清掃費、塵芥処理費、資源ごみ分別処理、一昨年の10月からプラごみ分別や剪定枝の回収が始まり、家庭系のごみ袋の値上げはしなくても市民の意識や行動変容があり、可燃ごみの排出量が減っています。さらなるごみ減量は、プラごみの分別のみではなく、食品ロスを減らす取組などごみの総量を減らしていく取組も重要ですが、ごみ減量に取り組んでいる市民から、次の2点の要望が大変多く寄せられています。 1点目は、プラごみの週1回収、2点目は、可燃ごみと同じ場所にプラごみを出せるようにする、この2点は、さらなるごみ減量の推進のためにも必要であると考えます。 9款1項1目消防費、常備消防費、建設から52年経過した、老朽化の進んでいる消防本部庁舎の建て替え時期を変更し、大規模改修を行うこととし、令和6年度予算や中期事業計画にも消防本部庁舎の建て替え予算が計上されていません。 年明けの能登半島地震や発生が予測されている南海トラフ地震のような大きな災害発生時に直ちに災害対応を実施し、市民の命を守ることができるのか、また、消防本部機能を停止、縮小せず、100%機能を維持しながら大規模改修を実施することが本当に可能であるかなど、市民の中にも大きな不安が広がっています。本年度予算化し策定されました瀬戸市消防本部消防庁舎整備基本構想基本計画に基づいて、大規模改修ではなく、移転計画を早期に進めるべきと考えます。 厚生文教委員会の分野では、真に効果のある障害者施策について、2020年10月に障害者手当が廃止となり、その後の取組として、年に2回開催されている障害者地域自立支援委員会から出された意見を基に、真に効果のある障害者施策が立案されていますが、現状の取組では、障害の種類によってサービスの対象から外れる方々が多数となっています。 障害者手当復活を求める団体、個人の方々からは切実な要望が届いており、要望書に添付されたアンケートによると、回答者の76%の方々にとって、障害者手当として給付されていた年間3万円は年収の3%に相当する額であることが分かりました。障害者の実態、要望の把握は依然として不十分であると考えます。 多くの障害者は物価高騰の影響を強く受け、以前に増して生活は困難を極めています。今こそ障害の種類によらず活用できる手当などの事業を障害者の実態に寄り添って実施に踏み切る必要があると考えます。 10款1項4目
教育指導費、せと・まるっとキャリア教育推進、中学生の職場体験の受入れ事業者の中に自衛隊が組み込まれています。5年間で43兆円もの軍事費が投入され、敵基地攻撃能力の保有、殺傷能力のある兵器の輸出に踏み込むなど、自衛隊や安全保障を取り巻く情勢は近年大きく変容しており、これらを背景に、自衛隊の人的強化、自衛官募集の強化が図られています。 中学生の自衛隊という組織への理解が不十分であったり、命のやり取りをすることを前提とした組織であることが十分に説明されることなく自衛隊を様々な職業の一つとして体験を実施することは、子供たちの命と将来に深刻な禍根を残すと考えます。直ちに職業体験先の一覧から除外すべきと考えます。 10款1項3目
小中一貫校整備費、菱野団地小中一貫校整備、菱野団地の三つの小学校が八幡小学校に統合される計画の中で、小学校の体育の授業が子供たちの心身に大きな影響を与えることが懸念されています。八幡小学校の整備の中でプールは解体され、子供たちは光陵中学校のプールを使用することとなっていますが、その距離は長く、低学年の足では15分程度要すると言われています。また、新設される体育館は中学校側に建設され、やはり移動に時間を要する計画です。地球温暖化による夏の猛暑は今後も続くと言われる中、中学校教師の体育授業への乗り入れを優先するのではなく、小学生の心身の健康を最優先に計画すべきと考えます。
都市活力分科会の分野では、8款4項3目輸送対策費、公共交通維持活性化、コミュニティバスについては、地域住民から、毎日運行でない、運行本数が少ないなどの意見が出されています。多くの住民に利用してもらえる便利なコミュニティバスにするためには、毎日運行、増便など積極策を取る必要があり、そのためにはコミュニティバス関連予算の抜本的拡充が必要と考えます。 最後に、8款4項2目
区画整理事業費、健全な市街地を目指し、公共の福祉の増進に寄与することが目的とされる区画整理事業では、現時点では本同意が85%に届かず、3分の2程度です。本同意をしなければ減歩率が分からず、自分の土地がどれだけ減歩されるのかも分からず、また、清算金が幾らになるのかも分からず本同意をためらう方、本同意をしたが、不明な点が多く、内容によっては同意を取り下げるという方もいます。 また、中水野駅地区区画整理事業の予定地は、本市が2010年に策定した瀬戸市景観計画において田園景観ゾーンに策定されています。生態系の調査もまだ結果が出ていません。景観を丸ごと変えてしまうような計画となっています。 この地域に関わる多くの皆さん、現在その土地で暮らしている方々の思いが丁寧に尊重されるよう、十分な説明や話合いは時間をかけて繰り返し行わなければ、地域のコミュニティ、中には家族関係をも壊してしまう危険もあると考え、拙速に事業を進めるべきではないと考えます。 子供の最善の利益を守り、全ての市民の福祉の向上のために当事者の声を聞き、実態を把握すること、そして、事業の計画段階からそれらを反映し、市民と共に考え、市民の願いに寄り添った事業の予算化が大切であることを最後に述べ、私からの討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
柴田利勝議長 次に移ります。2番颯田季央議員。 〔2番颯田季央登壇〕(拍手)
◆2番(颯田季央) 議長に発言の許可をいただきましたので、第18
号議案令和6年度瀬戸市一般会計に関して、賛成の立場で討論させていただきます。 本議案で私が注目したのは、都市像の2、安心して子育てができ、子供が健やかに育つまちの実現に向けて力を入れられた点です。高校生までの医療費完全無償化を目指し、約6億5,000万円にまで拡充をした子ども医療費支給、地域と共につくり上げる新しい学校教育の場となる菱野団地小中一貫校整備への約9億円、さらに約1,700万円をかけ、不登校の子供たちの居場所づくりの推進として、せと“ここ”ほっとルームの設置と心の相談事業への拡充等、ほかにも乳幼児から高校生まで子育て世代への予算が計上されており、未来への予算措置としてとてもよい印象を受けました。 一方で、第18号議案は多岐にわたるため、執行の遅れが市民生活の停滞に関わると考えます。私は議案全体に賛成ではありますが、予算執行の方法を検討いただけるとよりよくなると思う部分が幾つかありましたので、提案させていただきます。 一つ目が、2款1項16目の
文化センター費、文化センター施設整備費のうち、
将棋モニュメント建設工事についてです。 今回将棋文化の振興を目的に、1,100万円を使用して
将棋モニュメントを文化センターに建設予定であります。設置場所に関しては、現段階では文化センター以外は検討しないとのことでした。しかし、瀬戸市が今後陶器と並ぶ将棋文化を形成していくきっかけとしたいのであれば、多くの人の目に触れ、賛同を得て一緒に盛り上げていくことが必要と考えます。 場所についても、デザインについても、担当課が決め打ちで進めるのではなく、
パブリックコメントやクラウドファンディングなど、モニュメントに関して多くの人が興味を持ち、考えるきっかけをつくることが必要と考えます。 そして、ふるさと納税の歳入を使用するということは、使用方法についても納税された方が後に見ますので、納得いただくような使用方法にする必要があると考えます。そのように、市民と一緒に考えていけるような方法を検討していただくことが費用の使用方法として有用であることを提案させていただきます。 令和7年度には、国際芸術祭「あいち」や万博開催20周年記念事業などが予定されています。将棋文化の醸成を考えていくのであれば、施設整備費に盛り込んで、文化課だけで決めるのではなく、産業、商業、観光も含めて全庁的に考えていくことの必要性を併せて提案させていただきます。 二つ目は、10款5項3目の図書館費、図書館施設整備費についてです。平成27年度に作成された瀬戸市
図書館整備基本構想やその後の
パブリックコメントでは、市民の声として、立地に対して検討を要望する声が多数上がっていました。平成28年度には今の場所を使用し続けると決め、今の
図書館利活用計画につなげた背景があります。 しかし、図書館は、利用してもらいやすい場所にあったほうが多くの人にとってメリットがあることは容易に想像できることかと思います。まちづくりの拠点として他市町では成功事例も数多く報告されていることから、図書館単体ではなく、瀬戸市の課題解決の選択肢として利用することへの検討が必要であると思います。 ただし、移転を視野に入れ、話合いを始めたとしても、公共施設の移転には10年から15年かかる場合があります。その間、利用する方たちが安全で快適に使用できるように、今回の設計を踏まえて最適な予算執行をしていくこと、そちらに関しては賛成をしております。 一方で、先ほど述べさせていただけたように、市民の立地に関しての要望があることは分かっていることですので、当面の間議論をしないのではなく、今後の総合計画や都市計画の際にも議題として上げ、検討していくことの必要性を提案させていただきます。 三つ目は、消防本庁の建て替えについて、令和6年度は予算措置が提示されていないことです。今後の公共施設整備のタイミングを考慮して検討を行い、議論を進めていくとのことですが、近年各地で多発している地震や自然災害などの状況を鑑みると、早期に対応することが求められる状況と感じております。消防庁舎建て替えに関しては、市民サービスとして優先順位が高い項目であり、一日も早い方針決定と市民への説明を提案いたします。 最後に、今後の人口が減少していく中で、労働人口を増やすには、働きやすい職場環境と賃金の上昇をいち早く後押しすることが必要です。本予算の中で、3款3項1目の総合相談事業のように、介護人材不足の問題に対して、労働条件の改善につながることが期待できる予算措置をする本市の姿勢を示していただきました。 このように、今回だけにとどまらず拡充を進めていただき、ほかにも、本市で問題となっている待機児童軽減に対する保育士の確保や庁内外の市民サービスに関わる方々の労働条件の改善を行っていくことがサービスの向上、離職率の低下を抑制することになると考えます。つまり、働く人の環境を改善することで、働く人を増やす予算措置の推進を提案させていただきます。 以上、提案も含め、第18号議案の賛成討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
柴田利勝議長 次に移ります。1番黒柳知世議員。 〔1番黒柳知世登壇〕(拍手)
◆1番(黒柳知世) 議長より発言の許可をいただきましたので、第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 今回の予算案に対して賛成ではございますが、3点意見を述べさせていただきます。 まず、3款2項9目
民間保育所費、民間保育所運営費補助金について、新規事業は、ICT推進と使用済みおむつを園で処分する費用でありました。この予算は保護者の負担軽減や職場環境向上のためであり、本市が目指す保育の質向上にもつながることからも歓迎されるものです。 しかしながら、多くの待機児童を抱える本市において、待機児童解消のためには、新規で保育士を増やす必要があります。給与面の待遇が課題解決の鍵とされていることから、これに資する施策を十分に検討していただく必要があると考えます。 今後予定されている保育士の配置基準見直しや誰でも通園制度は、保育の質向上や地域で子供を育てるという本市が目指すところとも一致しておりますが、保育士不足が解消しない限り、このような施策を実現することは厳しい状況となります。 また、市内事業所の課題として人員不足がございます。明日からでも働きたい方と働いてほしい事業所があり、保育園にさえ入ることができれば働くことができ、人員不足の解決にもつながります。保育園に入れなかったため働くことを諦めてしまった方が、数年後幼い子を抱えて就職するには大変な困難があり、今後の人生設計にも大きく影響することもございます。また、人員不足がゆえに収益の減少、サービスの低下となる事業所もございます。 子育て世帯の転入を目指したい本市において、待機児童という課題が解決せず、年々増加傾向にある現状を真摯に受け止め、重要課題であることを十分に認識していただき、保育行政の抜本的な改革に取り組んでいただくよう意見を申し上げます。 次に、10款5項3目図書館費、図書館施設整備について、20年から30年の長寿命化工事をされるということですが、市民の皆様が安心・安全に利用されるため、緊急性の高い修繕は大いに賛成でございます。 ただ、長寿命化工事とは、単に不具合か所を改修するだけではなく、性能や機能を加える工事であります。設計が間もなく完了すると聞いておりますので、公共施設の中で一番に利用者が多い図書館に改修後にもたくさんの方に御来館いただけるよう改修案をお知らせするなど、市民の皆様が置き去りとならない形での図書館リニューアルを目指していただきたいと思います。また、今回の修繕が図書館の移転や新築はなくなったという認識をお持ちになられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 平成27年に策定された
図書館整備基本構想の中でいただいている立地への御意見を踏まえ、人口動態やデジタル社会に対応した環境の整備、子供の不読率改善への取組などを勘案し、図書館が持つ読書空間や情報収集機能だけではなく、人の流れを生み出すような都市計画案も含め、図書館の在り方について検討を続けるべきと考え、意見として申し上げます。 最後に、2款1項16目
文化センター費、文化センター施設整備工事請負費の
将棋モニュメント建立事業についてです。2025年万博20周年事業や国際芸術祭「あいち」において、たくさんの方が本市にお越しになるタイミングでの建立を予定されているとのことですが、将棋文化振興に向け、施設整備費の中に盛り込むような事業ではなく、本来重点事業として項目を上げ、中期、長期にわたる取組が必要であると考えます。場所やデザイン等、市民の皆様の御意見を広く聞くことから始め、将棋文化振興についての施策を進めていただきたいと思います。 以上、令和6年度の予算について意見を申し上げましたが、教育環境やインフラ整備、福祉関係等、多岐にわたって必要な施策であります。どの施策においても、事業実施に当たり、市民の皆様の生活がどのようによくなるのかを都度考え、予算執行していただくことを切に願い、第18号議案の賛成討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
柴田利勝議長 これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 まず、初めに、第18号議案に対する組替え動議について採決を行います。 この採決は
表決システムにより行いたいと思います。 第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算に対する組替え動議について、賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定いたします。 賛成少数であります。よって、第18号議案に対する組替え動議は否決されました。 次に、第18号議案について採決を行います。 この採決は
表決システムにより行いたいと思います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 第18
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計予算に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第18号議案は原案のとおり可決されました。 この場合、暫時休憩いたします。 午前11時00分 休憩 午前11時10分 再開
○
柴田利勝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第3、第2号議案市有財産(建物)の無償貸付についてから、日程第24、第26
号議案瀬戸市
介護保険条例の一部改正についてまでを一括して議題といたします。 これらの各議案については、去る3月7日の本会議において各常任委員会に付託してありますので、この場合、各常任委員長の報告を求めます。 まず、総務生活委員長よりお願いいたします。5番三宅聡議員。 〔5番三宅聡登壇〕(拍手)
◆5番(三宅聡) 議長より御指名をいただきましたので、去る3月7日の本会議におきまして、当総務生活委員会に御付託になりました議案について、3月11日午前10時より
委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 まず初めに、第2号議案市有財産(建物)の無償貸付についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「貸付け予定の旧古瀬戸小学校の体育館は、土砂災害ハザードマップの黄色いメッシュの土砂災害警戒区域がかかっており、体育館は土砂災害により被害のおそれのある人家であることを示す赤色でマップに表示されている。このような公共施設を貸し付けることについて、市の見解を伺う」との質疑に対し、「土砂災害警戒区域は、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律に基づき、土砂災害等が発生した場合、住民の生命または身体に被害が生じるおそれのあると認められる土地の区域で、警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域であるが、既に存在している建物の利用に関しては、そのまま使うことが認められている。その旨をプロポーザルで示した上で事業者を選定している」との答弁がなされ、また、「貸付けの相手方の朝日インテック女子サッカーチームの練習用の場所として20年間契約するが、途中でチームの練習場所を変更することになった場合、契約はどうなるのか伺う」との質疑に対し、「土地については、朝日インテックと20年間の定期借地の契約を締結する予定であり、途中解約は基本的には考えていないが、万が一、途中解約となったら、土地の原状復旧等契約に基づいて手続を行っていく」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、討議の中で、「今回貸付けをする古瀬戸小学校の体育館とほぼ同じ条件の古瀬戸保育園は、土砂災害の危険があるので、市は早期に移転を考えているということだが、同じような条件の古瀬戸小学校の体育館を公共施設として貸し付けることについてどう考えるか」との意見があり、また、「この財産貸付けに対して、相手方との合意の中で契約が取れており、社会的に認められた企業、団体と行政の間で話を進めてきているため問題はないと考える」との意見があり、討議を打ち切り、採決の結果、第2号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第3
号議案瀬戸市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「条例の一部改正により、本市でマイナンバーを利用できるようになる行政事務はあるか伺う」との質疑に対し、「マイナンバーの利用を社会保障制度、税制、災害対策の3分野から広げることになり、法律では国家資格の手続等に活用されていくことになる。本市において独自使用する場合は条例で定めるものであり、現行すぐにはないが、他市の状況を見ながら、独自仕様の必要があれば条例改正を行っていく」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第3号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 続きまして、第4
号議案瀬戸市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「
会計年度任用職員全体649名のうち、勤勉手当の対象となるのが週30時間以上勤務の
会計年度任用職員242名だが、週30時間以上に満たない会計年度職員の中にもっと働きたい希望のある職員はいなかったのか伺う」との質疑に対し、「本人の希望は面接やヒアリングで聞き取った上で、部署ごとの業務内容を踏まえた職員配置を行っている。中には希望どおりでない職員もいるが、業務全体を見て配置している」との答弁がなされ、また、「今回規定する勤勉手当は、人事院勧告による変更は当年度内での実施となるが、月々の給料は翌会計年度からの実施であり、
会計年度任用職員制度の目的である格差の解消にはつながらないが、今後どうしていくのか伺う」との質疑に対し、「毎月の給料の遡りについては、今後地方公務員法における情勢適用の原則、均衡の原則に基づき、近隣市町の動向や財政面など総合的に検討し対応していく」との答弁があり、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第4号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第25
号議案瀬戸市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「消防団員の活動時の災害に対する補償であるが、瀬戸市消防団員等に含まれるのはどのような方たちなのか伺う」との質疑に対し、「消防団員等の内訳は、消防団員、消防作業従事者、救急業務協力者、応急措置従事者であり、一般の市民の方で消火や避難誘導等の協力の際に受傷した場合は、消防作業従事者として補償の対象となる」との答弁がなされ、また、「増額30円から200円は、額としては小さいが、補償額の拡充にはどの程度の影響があるのか伺ったときに、説明は可能なのか」との質疑に対し、「補償額が補償基礎額に定められた倍数を乗じることで決定するため、その倍数によって影響が大きくなる。倍数は大きいもので1,000倍になるため、200円の増額で支給額は20万円の差になり、被災した非常勤消防団員等、本人や家族の生活の向上につながることが期待できる」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第25号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当総務生活委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。
○
柴田利勝議長 総務生活委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、厚生文教委員長よりお願いいたします。4番松原大介議員。 〔4番松原大介登壇〕(拍手)
◆4番(松原大介) 議長より御指名をいただきましたので、去る3月7日の本会議におきまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案について、3月12日午前10時より
委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 第6
号議案瀬戸市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第6号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第7
号議案瀬戸市
子ども医療費助成条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「無償化をすることによって受診控えが解消されると同時に、一方で、コンビニ受診などの過剰受診を招くとも言われているが、そのような予測に対してはどのような対応をされるのか」との質疑に対し、「医療費の無償化により、過度な受診や緊急性のない軽症患者が休日や夜間の時間帯に救急外来を受診するなどのいわゆるコンビニ受診を生むことが懸念される。しかしながら、今回の拡大対象においては15歳以上の方なので、子供の中でも体力がついて、医療受診数が比較的少ない世代であるので、すぐにコンビニ受診につながるとは考えていない。今後の動向に注視しながら、受給者の方に対して適正な受診や医療費の適正化を呼びかける取組を検討していきたい」との答弁がなされ、また、「今回の通院医療費助成の対象年齢の拡大について、施行開始を令和6年4月からとせず10月からとした理由について伺う」との質疑に対し、「準備行為のためであり、システム改修や新たに受給者になる方に申請をしていただき、受給者証を交付する事務が発生する。それら準備期間として6か月を取り、10月の開始とするものであると」の答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、討議の中で、「医療費の無償化は、もともとは子供の命を守るために広がった制度であるが、現在は子育て世帯の負担軽減という意味合いが強く、他自治体もそのような意図で制度を拡充されているケースが多いと思う。瀬戸市においても実施していけばよいと思うが、軽度の症状での受診が増えることによって、緊急性の高い受診が遅れることのないように啓発をしていただければと思う」との意見が出され、採決の結果、第7号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第26
号議案瀬戸市
介護保険条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「今回10段階以上の方が値上げとなるが、低所得者の保険料の引下げにどれほど効果があるか」との質疑に対し、1段階、2段階の方は現状維持だか、3段階の方は年間1,000円引下げとなる」との答弁がなされ、また、「基金の投入額はどれほどか、また、今後の見通しはどうかと」の質疑に対し、「基金は令和5年の12月末現在におよそ12億1,500万円ほどである。そのうち、今回9期の保険料を設定するに当たって取り崩した額はおよそ9億3,100万円ほどである。今後の見通しとしては、新型コロナウイルス感染症のようなパンデミック再来の懸念や物価高騰などの不確定要素があるので、その補完的な意味もあり、3年後の10期の計画も見通して2億8,000万円ほどを残している」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第26号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。
○
柴田利勝議長 厚生文教委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、都市活力委員長よりお願いします。18番冨田宗一議員。 〔18番冨田宗一登壇〕(拍手)
◆18番(冨田宗一) 議長より御指名をいただきましたので、去る3月7日の本会議におきまして、当都市活力委員会に御付託になりました議案について、3月13日午前10時より
委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 初めに、第8号議案市道路線の認定についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、特に質疑もなく、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第8号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第9
号議案瀬戸市水道事業の設置等に関する条例及び瀬戸市
下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、特に質疑もなく、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第9号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第10
号議案瀬戸市
水道事業給水条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「この条例は厚生労働省から国土交通省に改めることで、新型コロナウイルス対策に力を注ぐために厚生労働省から国土交通省に移し、同時に水質調査の問題と検査は環境省が行うということであるが、瀬戸市においても、所管するところが二つに分かれることで何か影響はあるのか伺う」との質疑に対し、「厚生労働省から国土交通省と環境省に水道行政が分かれます。簡単に申し上げますと、国土交通省については、水管理・国土保全局で下水道行政と一体で水道整備管理行政の全般の事務を担当することになります。環境省では、水・大気環境局で水道水質基準の策定をはじめとする水道水質衛生に関する事務担当ということになっています。瀬戸市においての影響については、令和6年4月1日に新たに施行される水道法に規定された条文がありまして、内容といたしましては、国土交通大臣及び環境大臣は、水道に起因する衛生上の危害の発生防止のため必要な情報交換や相互の密接な連携の確保に努めるとあります。したがいまして、国土交通省、環境省共に密接に連携を図られると思いますので、瀬戸市としては影響はないと考えています」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、討議を打ち切り、採決の結果、第10号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当都市活力委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。
○
柴田利勝議長 都市活力委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、
予算決算委員長よりお願いします。7番
朝井賢次議員。 〔7番
朝井賢次登壇〕(拍手)
◆7番(朝井賢次) 議長より御指名をいただきましたので、去る3月7日の本会議におきまして、当
予算決算委員会に御付託になりました議案について、慎重に審査を行いました経過と結果について御報告をさせていただきます。 3月7日の本会議終了後、委員会を開催し、初めに議案審査を議題とし、当
予算決算委員会に御付託になりました第12
号議案令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第12号)から第24
号議案令和6年度瀬戸市
下水道事業会計予算を審査するに当たり、三つの分科会を設置し、議案を割り振り、審査を行いました。その後、3月11日に
総務生活分科会、3月12日に
厚生文教分科会、3月13日に
都市活力分科会を開催し、割り振られた議案について慎重に審査を行いました。それを踏まえ、3月18日午前10時より
予算決算委員会全体会を開催し、
委員全員出席の下、各分科会長から報告を受け、報告に対する質疑、討議、採決を行いました。 初めに、第12
号議案令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第12号)を議題とし、
総務生活分科会では、2款1項4目総務費、企画管理費、企画費、公共施設再生整備及び2款1項4目総務費、
総務管理費、企画費、クラウドファンディング支援事業についてをはじめ幾つかの質疑があり、その後、意見交換を行い、特に意見もなく、質疑を終了したとの報告でありました。 次に、
厚生文教分科会では、特に質疑、意見交換もなく、質疑を終了したとの報告でありました。 次に、
都市活力分科会では、6款2項1目林業費、林業総務費及び8款3項2目河川費、河川排水路新設改良費についてをはじめ幾つかの質疑があり、その後、意見交換を行い、特に意見もなく、質疑を終了したとの報告でありました。 各分科会長の報告に対し、特に質疑、討議はなく、採決の結果、第12号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第13
号議案令和5年度瀬戸市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、
厚生文教分科会長より審査の報告を受け、特に質疑も討議もなく、終了したとの報告でありました。報告に対して、特に質疑、討議もなく、第13号議案は、採決の結果、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第14
号議案令和5年度瀬戸市
春雨墓苑事業特別会計補正予算(第2号)について、
総務生活分科会長より審査の報告を受け、特に質疑も討議もなく終了したとの報告でありました。報告に対して、特に質疑、討議もなく、第14号議案は、採決の結果、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第15
号議案令和5年度瀬戸市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、
厚生文教分科会長より審査の報告を受け、2款1項2目施設介護サービス給付費について幾つかの質疑があり、その後、意見交換もなく終了したとの報告でありました。報告に対し、特に質疑、討議もなく、第15号議案は、採決の結果、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第16
号議案令和5年度瀬戸市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、
厚生文教分科会長より審査の報告を受け、特に質疑、意見交換もなく終了したとの報告でありました。報告に対し、特に質疑、討議もなく、第16号議案は、採決の結果、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第17
号議案令和5年度瀬戸市
下水道事業会計補正予算(第3号)について、
都市活力分科会長より審査の報告を受け、1款1項2目建設改良費、管路改良費について幾つかの質疑があり、その後、意見交換もなく終了したとの報告でありました。報告に対し、特に質疑、討議もなく、第17号議案は、採決の結果、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第19
号議案令和6年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計予算についてを議題とし、
厚生文教分科会長より審査の報告を受け、4款1項1目疾病予防費について幾つかの質疑があり、その後、意見交換を行い、意見はなく、審査を終了したとの報告を受けました。報告に対し、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第19号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第20
号議案令和6年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計予算についてを議題とし、
総務生活分科会長より審査の報告を受け、特に質疑、意見交換もなく終了したとの報告でありました。報告に対し、特に質疑、討議もなく、第20号議案は、採決の結果、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第21
号議案令和6年度瀬戸市介護保険事業特別会計予算について、
厚生文教分科会長より審査の報告を受け、3款1項2目介護予防ケアマネジメント事業費をはじめ幾つかの質疑があり、その後、意見交換を行い、特に意見もなく、審査を終了したとの報告を受けました。報告に対し、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第21議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第22
号議案令和6年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計予算について、
厚生文教分科会長より審査の報告を受け、来年度より実施の出産一時金を全世代で支え合う仕組みについて質疑があり、その後、意見交換を行い、特に意見もなく、審査を終了したとの報告を受けました。報告に対し、特に質疑、討議もなく、第22号議案は、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第23
号議案令和6年度瀬戸市水道事業会計予算について、
都市活力分科会長より審査の報告を受け、赤字が続いていることの認識に関しての質疑があり、その後、意見交換を行い、意見はなく、審査を終了したとの報告を受けました。報告に対し、特に質疑、討議もなく、第23号議案は、採決の結果、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第24
号議案令和6年度瀬戸市
下水道事業会計予算について、
都市活力分科会長より審査の報告を受け、料金改定についての質疑があり、その後、意見交換を行い、特に意見もなく、審査を終了したとの報告を受けました。報告に対し、特に質疑、討議もなく、第24号議案は、採決の結果、全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上が当
予算決算委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果の報告であります。これをもちまして、
委員長報告とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。
○
柴田利勝議長 予算決算委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入ります。 第2号議案、第3号議案、第10号議案、第19号議案、第21号議案及び第22号議案について討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 第2号議案、第3号議案及び第10号議案について発言を許します。6番原誠議員。 〔6番原誠登壇〕(拍手)
◆6番(原誠) 日本共産党瀬戸市議団を代表いたしまして、第2号議案市有財産(建物)の無償貸付について、第3
号議案瀬戸市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、第10
号議案瀬戸市
水道事業給水条例の一部改正について、以上三つの認定について、反対の立場から討論を行います。 最初に、第2号議案についてです。 貸付け予定の旧古瀬戸小学校の体育館は、土砂災害ハザードマップの土砂災害警戒区域にあり、建物は土砂災害により被害のおそれのある人家に指定されていますが、本議案はその体育館を無償で民間企業に貸し付けるものです。すぐ隣には古瀬戸保育園があり、市は保育園を土砂災害の危険から回避するため移転を検討している中で、ほぼ同じ条件の土砂災害時のリスクが高い公共施設を貸し付けることは問題があると考えます。 次に、第3号議案についてです。 市の条例に引用していた法律が改正されたことによる一部改正であり、今回の条例一部改正がすぐに市民に与える影響はないとされています。しかし、根拠となった法律、マイナンバー法の改正は情報漏えいを100%防ぐ完全なシステム構築が不可能である下で、特定個人番号マイナンバーの利用範囲の拡大をするものであり、問題があると考えます。 最後に、第10号議案についてです。 この条例は厚生労働省所管の水道行政を国土交通省と環境省に移管する法改正によるものです。国会での質疑において、当時の加藤勝信厚生労働大臣が、厚生労働省におけるコロナ感染症対策の強化のため、厚生労働行政のスリム化が必要であり、そのために水道行政を他省庁に移管するとしております。 しかし、水道と感染症には歴史的にも深いつながりがあり、感染症対策というのであれば、水道事業を国土交通省に移管するのではなく、厚生労働省の担当者の増員こそ必要であると考えます。 水道法第1条では、清浄にして豊富低廉な水の供給や公衆衛生の向上と生活環境の改善を目的としており、厚生労働省が60年間所管をしてきた意味がここにあります。このことを踏まえるならば、水は命の源であり、低廉さと水質維持は欠かせません。公共事業としてだけでなく、命の水として捉えるべきだと考えます。 以上で、第2号議案、第3号議案、第10号議案について反対討論を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
柴田利勝議長 第19号議案、第21号議案及び第22号議案について発言を許します。26番浅井寿美議員。 〔26番浅井寿美登壇〕(拍手)
◆26番(浅井寿美) それでは、私は日本共産党瀬戸市議団を代表し、第19
号議案令和6年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計予算、第21
号議案令和6年度瀬戸市介護保険事業特別会計予算、第22
号議案令和6年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計予算、以上三つの議案について、反対の立場から討論を行います。 初めに、第19号議案について。 そもそも国民健康保険は高齢者や非正規労働者など低所得の被保険者が多く、協会けんぽなどの2倍近い保険料となっています。年収400万円、40代の夫婦、小学生2人の子供がいる世帯の保険料を全国の自治体1,736並べてみますと、瀬戸市は39万9,000円で、ほぼ600番となっています。保険料は高い水準にあると言えます。 2022年の数字では、基金と繰越金は被保険者1人当たり4万6,000円であり、保険料の引下げは十分に可能です。子育て支援として、まず、子供の均等割軽減を独自に拡充すべきと考えます。 次に、第21号議案について。 介護保険の認定は申請から基本的には30日以内とされていますが、昨年来、約2か月間を要しており、改善が進んでおりません。
会計年度任用職員8人に加え、正規の職員が対応することもあり、改善策として1日当たりの調査件数を2件から3件に増やす方法が取られていると言いますが、これでは改善と引換えに職員の過重労働を招きかねない事態です。直ちに認定調査員の増員を図るべきと考えます。 また、低所得者への介護保険料や利用料の独自減免、特別養護老人ホームへの特例入所の促進など、高齢者の負担軽減を一層推進すべきと考えます。 最後に、第22号議案について。 2023年4月より出産育児一時金が42万円から50万円に引き上げられましたが、このたび後期高齢者医療制度が出産育児一時金に係る費用の一部を支援する仕組みが導入されます。加えて、後期高齢者の保険料の伸び率を現役世代の支援金の伸び率と同じにすることなどにより、2024年度の保険料は大幅に引き上げられます。能力を超えた医療費、介護負担と物価高騰で苦しむ高齢者の暮らしを守り、国庫負担の増額を直ちに求めるべきと考えます。 以上、特別会計3議案についての反対討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
柴田利勝議長 これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 初めに、第2号議案及び第3号議案の2議案を採決いたします。 以上の2議案の採決は
表決システムにより行いたいと思います。 以上の2議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 まず、第2号議案市有財産(建物)の無償貸付についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第2号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第3
号議案瀬戸市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第3号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第4
号議案瀬戸市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、第6
号議案瀬戸市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、第7
号議案瀬戸市
子ども医療費助成条例の一部改正について、第8号議案市道路線の認定について及び第9
号議案瀬戸市水道事業の設置等に関する条例及び瀬戸市
下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についての5議案を一括して採決いたします。 以上の5議案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
柴田利勝議長 異議なしと認めます。よって、第4号議案、第6号議案、第7号議案、第8号議案及び第9号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、第10号議案を採決いたします。 本案の採決は
表決システムにより行いたいと思います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 第10
号議案瀬戸市
水道事業給水条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第10号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第12
号議案令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第12号)、第13
号議案令和5年度瀬戸市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、第14
号議案令和5年度瀬戸市
春雨墓苑事業特別会計補正予算(第2号)、第15
号議案令和5年度瀬戸市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、第16
号議案令和5年度瀬戸市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)及び第17
号議案令和5年度瀬戸市
下水道事業会計補正予算(第3号)の6議案を一括して採決いたします。 以上の6議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
柴田利勝議長 異議なしと認めます。よって、第12号議案、第13号議案、第14号議案、第15号議案、第16号議案及び第17号議案はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、第19号議案を採決いたします。 本案の採決は
表決システムにより行いたいと思います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 第19
号議案令和6年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計予算に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第19号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第20
号議案令和6年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計予算について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
柴田利勝議長 異議なしと認めます。よって、第20号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第21号議案及び第22号議案の2議案を採決いたします。 以上の2議案の採決は
表決システムにより行いたいと思います。 以上の2議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 まず、第21
号議案令和6年度瀬戸市介護保険事業特別会計予算に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第21号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第22
号議案令和6年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計予算に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第22号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第23
号議案令和6年度瀬戸市水道事業会計予算、第24
号議案令和6年度瀬戸市
下水道事業会計予算、第25
号議案瀬戸市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について及び第26
号議案瀬戸市
介護保険条例の一部改正についての4議案を一括して採決いたします。 以上の議案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 各委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
柴田利勝議長 異議なしと認めます。よって、第23号議案、第24号議案、第25号議案及び第26号議案はいずれも原案のとおり可決されました。 この場合、暫時休憩いたします。 午前11時53分 休憩 午後1時00分 再開
○
柴田利勝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第25、報告第2号専決処分の報告についてを議題といたします。 これにつきましては、市長から既に提出されております報告書をもって説明に代えることといたします。 これより質疑に入ります。 本案について御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 日程第26、第27
号議案瀬戸市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてから日程第35、第36
号議案令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第13号)を一括して議題といたします。 順次理事者の説明を求めます。 初めに、第27号議案及び第28号議案についてお願いいたします。
行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) それでは、第27
号議案瀬戸市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の1ページ及び2ページになります。 2ページに理由がございますが、この案を提出いたしますのは、瀬戸市特別職報酬等審議会におきまして、令和5年8月7日付の人事院勧告等を勘案し、審議された答申を尊重し、
瀬戸市議会の議員の報酬月額を改定するに当たりまして、条例中所要の事項を改正するためでございます。 改正の内容でございますが、議長をはじめ議員に係る議員報酬の月額をそれぞれ1,000円引き上げるよう改めるものでございます。 施行期日につきましては、令和6年4月1日とするものでございます。 続きまして、第28号議案特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の3ページ及び4ページになります。 3ページから4ページにかけまして理由はございますが、この案を提出いたしますのは、瀬戸市特別職報酬等審議会におきまして、令和5年8月7日付の人事院勧告等を勘案し、審議された答申を尊重し、特別職の職員の給料月額を改定するに当たりまして、条例中所要の事項を改正するためでございます。 改正の内容でございますが、市長、副市長及び教育長に係る給料の月額をそれぞれ2,000円引き上げるよう改めるものでございます。 施行期日を令和6年4月1日とするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。
○
柴田利勝議長 次に、第29号議案についてお願いいたします。
市民生活部長。
◎
市民生活部長(篠田康生) 第29号議瀬戸市市税条例の一部改正について御説明申し上げます。 追加議案書の5ページから7ページまででございます。 7ページに理由がございますが、この案を提出いたしますのは、地方税法の一部改正に伴い、条例中所要の事項を改正するためでございます。 改正の内容でございますが、令和6年能登半島地震災害によって住宅や家財等の資産について損失が生じたときは、令和6年度分の個人市民税、令和5年分所得に係るものにおいて、その損失の金額を雑損控除の適用対象とすることができる特例を設けるものでございます。 その他所要の事項を改正し、施行期日を公布の日とするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
柴田利勝議長 次に、第30号議案から第34号議案についてお願いいたします。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(熊谷由美) それでは、第30
号議案瀬戸市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の8ページから45ページまでになります。 43ページに理由がございますが、この案を提出いたしますのは、厚生労働省令、
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例中所要の事項を改正するためでございます。 改正の内容でございますが、44ページ及び45ページの要綱を御覧ください。 第1、運営に関する基準として、指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業者等について、1から5までの項目等を定めるものでございます。 その他所要の事項を改正し、施行期日を令和6年4月1日及び令和7年4月1日とし、所要の経過措置を設けるものでございます。 続きまして、第31
号議案瀬戸市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の46ページから61ページまでになります。 59ページに理由がございますが、この案を提出いたしますのは、厚生労働省令、
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備、運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、条例中所要の事項を改正するためでございます。 改正の内容でございますが、60ページ及び61ページの要綱を御覧ください。 第1、運営に関する基準として、単独型・併設型指定介護予防認知症対応型通所介護事業者等について、1から5までの項目等を定めるものでございます。 その他所要の事項を改正し、施行期日を令和6年4月1日及び令和7年4月1日とし、所要の経過措置を設けるものでございます。 続きまして、第32
号議案瀬戸市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の62ページから72ページまでになります。 69ページから70ページにかけて理由がございますが、この案を提出いたしますのは、厚生省令、
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例中所要の事項を改正するためでございます。 改正の内容でございますが、71ページ及び72ページの要綱を御覧ください。 第1、運営に関する基準として、指定居宅介護支援事業者について、1から6までの項目等を定めるものでございます。 その他所要の事項を改正し、施行期日を令和6年4月1日及び令和7年4月1日とするものでございます。 続きまして、第33
号議案瀬戸市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の73ページから83ページまでになります。 81ページに理由がございますが、この案を提出いたしますのは、厚生労働省令、
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、条例中所要の事項を改正するためでございます。 改正の内容でございますが、82ページ及び83ページの要綱を御覧ください。 第1、運営に関する基準として、指定介護予防支援事業者について、1から6までの項目等を定めるものでございます。 その他所要の事項を改正し、施行期日を令和6年4月1日及び令和7年4月1日とするものでございます。 続きまして、第34
号議案瀬戸市
国民健康保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の84ページから104ページまでになります。 104ページに理由がございますが、この案を提出いたしますのは、国民健康保険法及び国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、条例中所要の事項を改正するためでございます。 改正の内容でございますが、後期高齢者支援金等賦課限度額を22万円から24万円に引き上げ、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定における被保険者の数に乗ずべき金額を29万円から29万5,000円に引き上げ、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定における被保険者の数に乗ずべき金額を53万5,000円から54万5,000円に引き上げるものでございます。また、退職被保険者等に係る規定を削除するものでございます。 その他所要の事項を改正し、施行期日を令和6年4月1日とし、所要の経過措置を設けるものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
柴田利勝議長 次に、第35号議案及び第36号議案についてお願いいたします。
行政管理部長。
◎
行政管理部長(松崎太郎) それでは、第35
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。 今回の補正予算は、国の令和5年度補正予算(第1号)により国庫補助金を受け、令和6年度に予定をしておりました小中学校の設備更新工事などを令和5年度に前倒しして実施することに伴います事業費の減額のほか、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金に係る費用の追加や能登半島地震被災地支援に係る費用の追加が主なものになってございます。 それでは、予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 第1条、歳入歳出の予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ16億7,911万9,000円を追加し、歳入歳出の予算の総額をそれぞれ474億3,911万9,000円とするものでございます。 第2条は、地方債の補正でございます。 表に基づきまして説明をいたしますので、4ページを御覧いただきたいと存じます。 第2表地方債補正の変更といたしまして、陶原小学校空調設備更新をはじめ9件につきまして、限度額を表のとおりとするものでございます。 それでは、歳出から説明いたしますので、14ページを御覧ください。 3、歳出でございます。 1款1項1目議会費の44万1,000円の追加は、瀬戸市特別職報酬等審議会の答申を受け、市議会議員の報酬月額を改定することによる議員報酬及び議員期末手当の追加でございます。 2款1項1目
一般管理費の7万2,000円の追加は、同じく瀬戸市特別職報酬等審議会の答申を受け、特別職の給料月額を改定することによる人件費の追加でございます。 13目人事管理費の39万6,000円の追加は、令和6年度に実施されます定額減税に対応するための人事給与システム改修費用の追加でございます。 28目
災害対策費の90万円の追加は、能登半島地震の被災地支援に係る人件費等の追加になってございます。 2項4目定額減税補足給付金給付事業費の14億748万9,000円の追加は、16ページにわたっていただきまして、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた方々の生活・暮らしを支援するため、令和6年税制改正による定額減税の減税可能額が令和6年分所得税額または個人住民税所得割額を上回る方に給付をいたします定額減税補足給付金の追加及びその給付に係る事務費の追加となってございます。 3款1項8目電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業費の2億2,939万6,000円の追加は、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響により厳しい状況にある方々の生活・暮らしを支援するため、令和6年度に新たに住民税非課税及び住民税均等割のみ課税となる世帯に対しまして、1世帯当たり10万円、低所得者の子育て世帯に対しまして児童1人当たり5万円を給付いたします電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金の追加及びこれら給付に係る事務費の追加となってございます。 10款1項2目事務局費の3万6,000円の追加は、瀬戸市特別職報酬等審議会の答申を受け、18ページにわたっていただきまして、特別職の給料月額を改定することによる人件費の追加となってございます。 4目
教育指導費の3,294万8,000円の追加は、子供が保護者等と共に家庭や地域で行う主体的、体験的な学びを実行いたしますラーケーションの日を実施するために、愛知県教育委員会から委託を受け、校務支援員、非常勤講師の配置等必要となる費用を追加するものでございます。 2項小学校費、3目学校建設費の6,084万1,000円の追加は、水野小学校及び幡山東小学校長寿命化改良事業の年割額変更に伴う追加1億8,304万1,000円と、令和5年度に前倒しして実施をいたします空調及び照明設備更新、屋内運動場トイレ改修費1億2,220万円の減額でございます。 3項中学校費、3目学校建設費の5,340万円の減額につきましては、令和5年度に前倒しして実施をいたします中学校の空調設備更新及び屋内運動場トイレ改修に係る事業費でございます。 次に、歳入を説明いたしますので、10ページへお戻りいただきたいと存じます。 2、歳入でございます。 15款2項7目教育費国庫補助金の1,437万6,000円の追加は、令和5年度に前倒しして実施いたします事業と、水野小学校及び幡山東小学校長寿命化改良事業の年割額変更に係るものでございます。 3項7目教育費委託金の3,294万8,000円の追加は、ラーケーション推進に係るものでございます。 19款2項1目財政調整基金繰入金は、同基金を16億2,474万7,000円取り崩すものでございます。 2目公共施設等整備基金繰入金の5,000万円の減額は、令和5年度に前倒しして実施いたします事業、それから、水野小学校及び幡山東小学校長寿命化改良事業の年割額変更に係るものになってございます。 8目福祉基金繰入金の435万2,000円の減額は、令和5年度に前倒しして実施いたします事業に係るものでございます。 次に、12ページ御覧いただきたいと存じます。 22款1項8目教育債の6,140万円の追加は、令和5年度に前倒しして実施をいたします事業と、水野小学校及び幡山東小学校長寿命化改良事業の年割額変更に係るものでございます。 なお、20ページから、補正予算給与費明細書、継続費調書及び地方債調書を付けさせていただいておりますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。 以上で第35号議案の説明とさせていただきます。 続きまして、第36
号議案令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第13号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、国の令和5年度補正予算(第1号)による国庫補助金を受け、令和6年度に予定しておりました小中学校の設備更新工事等を令和5年度に前倒しをして実施いたしますもの、それから、継続費を設定しております水野小学校及び幡山東小学校長寿命化改良事業の年割額の変更などが主なものとなってございます。 それでは、予算書の1ページをお開きください。 第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ393万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ466億4,482万7,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正、第3条は、繰越明許費の補正、第4条は、地方債の補正でございます。 表に基づいて説明をいたしますので、4ページをお願いいたしたいと思います。 第2表継続費補正につきましては、10款教育費、2項小学校費、水野小学校及び幡山東小学校の長寿命化改良事業につきまして、年割額をそれぞれ表のとおり変更するものでございます。 第3表繰越明許費補正は、8款土木費、4項都市計画費、陣屋線整備事業をはじめ2事業につきまして、表のとおり変更するとともに、追加といたしまして、2款総務費、2項徴税費、市県民税賦課事業をはじめ5事業につきまして、表のとおり設定するものでございます。 続いて、6ページを御覧いただきたいと存じます。 第4表地方債補正の変更でございますが、名古屋市等との消防指令業務共同運用をはじめ3件につきまして、表のとおり限度額を変更するとともに、追加といたしまして、陶原小学校照明設備更新をはじめ10件につきまして、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法をそれぞれ表のとおりとするものでございます。 それでは、歳出から説明いたしますので、16ページ、御覧いただきたいと存じます。 3、歳出でございます。 2款1項10目財政管理費は公共施設等整備基金への積立てを71万8,000円減額するものでございます。 3款2項1目児童福祉総務費の2万円の追加と8目保育総務費の55万7,000円の追加につきましては、令和3年度及び令和4年度の国庫支出金の精算に係る過年度返還金となってございます。 9款1項1目常備消防費の45万7,000円の追加は、名古屋市等との消防指令業務共同運用のための負担金を増額するものでございます。 10款2項小学校費、3目学校建設費の5,862万7,000円の減額は、水野小学校及び幡山東小学校長寿命化改良事業の年割額変更に伴う減額1億8,304万1,000円、それと、小学校における教育環境整備及び避難所機能を強化するため、国の補正予算(第1号)に伴う国庫補助金を受けまして、令和6年度に予定をしておりました陶原小学校はじめ5校の空調及び照明設備更新、屋内運動場トイレ改修につきまして、令和5年度に前倒しして実施をいたします1億2,441万4,000円の追加となってございます。 次に、18ページを御覧いただきたいと思います。 3項中学校費、3目学校建設費の5,437万8,000円の追加は、中学校における教育環境整備及び避難所機能を強化するため、国の補正予算(第1号)に伴う国庫補助金を受けまして、令和6年度に予定をしておりました南山中学校及び水野中学校の空調設備更新及び屋内運動場トイレ改修につきまして、令和5年度に前倒しをして実施するものでございます。 次に、歳入について御説明いたしますので、12ページを御覧いただきたいと存じます。 2、歳入でございます。 15款2項6目教育費国庫補助金の47万3,000円の減額は、国の令和5年度補正予算(第1号)による国庫補助金と水野小学校及び幡山東小学校長寿命化改良事業の年割額変更に係るものでございます。 19款2項1目公共施設等整備基金繰入金の1,300万円の減額は、小中学校の空調及び照明設備更新、屋内運動場トイレ改修と水野小学校及び幡山東小学校長寿命化改良事業の年割額変更に係るものでございます。 5目福祉基金繰入金の244万円の追加は、下品野小学校及び南山中学校の屋内運動場トイレ改修に係るものでございます。 22款1項市債でございます。5目消防債の10万円の追加は、名古屋市等との消防指令業務共同運用に係るものでございます。 6目教育債の700万円の追加は、7小中学校の空調及び照明設備更新、屋内運動場トイレ改修と、14ページに続いていただきまして、水野小学校及び幡山東小学校長寿命化改良事業の年割額変更に係るものでございます。 なお、20ページから継続費調書及び地方債調書を付けさせていただいておりますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。 以上で第36号議案の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。
○
柴田利勝議長 理事者の説明は終わりました。 これら10議案について御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております各議案は、議案付託表のとおり総務生活委員会、厚生文教委員会及び
予算決算委員会に付託いたします。 この場合、委員会審査のため、暫時休憩いたします。 午後1時26分 休憩 午後3時40分 再開
○
柴田利勝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に総務生活委員会、厚生文教委員会及び
予算決算委員会が開催され、各委員長より審査終了の申出がありましたので、この場合、各委員長の報告を求めます。 総務生活委員長よりお願いいたします。5番三宅聡議員。 〔5番三宅聡登壇〕(拍手)
◆5番(三宅聡) 議長より御指名をいただきましたので、本日の本会議におきまして、当総務生活委員会に御付託になりました議案について、本日午後1時45分より
委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 まず、第27
号議案瀬戸市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「瀬戸市特別職報酬等審議会では、愛知県内各市の審議結果や審議状況も参考にされたようだが、引上げ、据置きなどどのような状況であったか伺う」との質疑に対し、「審議会開催時点で県内37市に確認したところ、引上げが15市、据置きが5市、審議中が7市、審議開催予定なしが10市となっていた」との答弁がなされ、また、「審議会では据置きすべきという意見もあったようだが、どのような理由でそのような意見が出されたか伺う」との質疑に対し、「消費者の視点から見て賃上げの流れは市民全体に波及しておらず、若い世帯の生活はいまだに苦しい状況が続いているため、据置きの方向で検討すべきとの意見が一部の委員からあったが、人事院勧告の内容や他市の状況、また、市の健全な財政運営や市議会の活動状況等を説明し、全会一致で引上げという結果に至った」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第27号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第28号議案特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「本議案に対する報酬審議会は第27号議案で伺った内容と同様か」との質疑に対し、「同様の内容となっている」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第28号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第29
号議案瀬戸市市税条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑に入り、その質疑の中で、「今回の改正で瀬戸市民への影響はあるのか伺う」との質疑に対し、「過去の大規模災害でも同様の措置が講じられているが、現時点では市民から特段の問合せもないので、恐らく該当事案はないと思われる」との答弁がなされた。その後、質疑を打ち切り、特に討議もなく、採決の結果、第29号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当総務生活委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。
○
柴田利勝議長 総務生活委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、厚生文教委員長よりお願いいたします。4番松原大介議員。 〔4番松原大介登壇〕(拍手)
◆4番(松原大介) 議長より御指名をいただきましたので、本日の本会議におきまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案について、本日午後2時10分より
委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 まず、第30
号議案瀬戸市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「身体的拘束への要件やサービスの確保、職員の負担軽減について検討する委員会の義務づけなど、利用者や職員の環境整備のための新たな取組となっているが、運営側にとっては厳しい基準になる背景は何か」との質疑に対し、「身体的拘束の適正化に向けた取組の高まり、高齢者の人権擁護、効率的なサービス提供、人材確保のため、介護職員の労働環境がより整備される必要性があるためである」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第30号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第31
号議案瀬戸市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、特に質疑、討議もなく、採決の結果、第31号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第32
号議案瀬戸市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「これまで義務とされてきた利用者や家族に対するサービスに係る説明が努力義務となり緩和されているが、これによる影響はどうか。サービス内容や料金などに誤解が生じ、結果、サービス低下につながらないか」との質疑に対し、「本規定にかかわらず、サービス内容や利用料金は、あらかじめ事業者が説明して、利用者の同意を得なければならないものとされており、サービス低下にはならないと考えるが、運営指導により利用者に適切な説明がされているか確認していく」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第32号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第33
号議案瀬戸市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「訪問に代わるテレビ電話が利用できない場合は訪問面接となり、結局負担軽減にならないのではないか」との質疑に対し、「利用者本人によるテレビ電話装置の準備が難しい場合、同居家族や訪問介護員、ヘルパーに協力を得て実施することが想定される。しかしながら、そのような協力を得られるケースは全体の一部であることから、大幅な負担軽減にはならないと考えている。今後もICT機器の進化の状況に合わせた負担軽減の方法を検討する必要がある」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第33号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第34
号議案瀬戸市
国民健康保険条例の一部改正についてを議題とし、理事者の説明を受け、質疑を行い、質疑の中で、「2割軽減、5割軽減の対象世帯への影響はどれほどか」との質疑に対し、「経済動向等を踏まえ軽減判定所得を引き上げるもので、従来から軽減判定を受けていた世帯に対して、引き続き軽減が適用されるもの」との答弁がなされ、質疑を打ち切り、討議を行い、特に討議もなく、採決の結果、第34号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当厚生文教委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。
○
柴田利勝議長 厚生文教委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) 次に、
予算決算委員長よりお願いいたします。7番
朝井賢次議員。 〔7番
朝井賢次登壇〕(拍手)
◆7番(朝井賢次) 議長より御指名をいただきましたので、本日の本会議におきまして、当
予算決算委員会に御付託になりました議案について、午後2時50分より
委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査を行った経過と結果について御報告をいたします。 第35
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計補正予算(第1号)を議題とし、補正予算の主な内容といたしましては、小中学校における教育環境整備及び避難所機能強化のため、国の補正予算に伴う補助金を受け、令和6年度に予定していた小中学校の照明設備更新、空調設備更新及び屋内運動場トイレ改修について、令和5年度に前倒しして実施するもの、また、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた方々の生活・暮らしを支援するため、令和6年税制改正による定額減税の減税可能額が令和6年分所得税額または個人住民所得税割額を上回る方に対し、その上回る額を1万円単位で切り上げて算出した額を給付するものであり、その後、質疑を行い、幾つかの質疑が行われ、討議を行い、討議は特になく、採決の結果、第35号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第36
号議案令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第13号)を議題とし、補正予算の主な内容として、小中学校における教育環境整備及び避難所機能強化のため、国の補正予算に伴う補助金を受け、令和6年度に予定していた小中学校の照明設備更新、空調設備更新及び屋内運動場トイレ改修について令和5年度に前倒しして実施するものであり、特に質疑も討議もなく、採決の結果、第36号議案は全会一致で原案のとおり可とすることに決しました。 以上をもちまして、当
予算決算委員会に御付託になりました議案審査の経過と結果の報告とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。
○
柴田利勝議長 予算決算委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これより討論に入ります。 第27号議案、第28号議案、第32号議案、第33号議案、第34号議案及び第35号議案について討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 第27号議案、第28号議案及び第35号議案について発言を許します。16番新井亜由美議員。 〔16番新井亜由美登壇〕(拍手)
◆16番(新井亜由美) 日本共産党瀬戸市議団を代表し、第27
号議案瀬戸市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、第28号議案特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、第35
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計補正予算(第1号)について、まとめて反対の立場から討論を行います。 第27号、28号議案は、昨年8月の人事院勧告等を勘案し、瀬戸市特別職報酬等審議会で審議された答申に基づき、議長をはじめとする全ての議員は、報酬月額が1,000円、年収1万6,930円の増額、特別職の市長、副市長、教育長は、給料月額が2,000円、市長、副市長は年収3万5,840円を増額する議案であり、その増額分を補正するものが第35号議案になります。 審議会では、県内の審議結果や状況を見ると引上げが多かったことから、他市との均衡を考え、引上げが適当であるという意見など、引上げの意見が多かったようです。 しかし、市民生活に目を向ければ、物価高騰に追いつかない賃上げ、低賃金で働く非正規労働者の増加、増えない年金受給額など、市民生活は依然として苦しい状況が続いており、市民の理解は得られにくいと考えます。 議員や特別職の報酬や給与の引上げではなく、市民生活の負担軽減を実施することこそ優先すべきと考え、本3議案に反対をします。 以上で私からの討論を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
柴田利勝議長 第32号議案、第33号議案及び第34号議案について発言を許します。26番浅井寿美議員。 〔26番浅井寿美登壇〕(拍手)
◆26番(浅井寿美) それでは、日本共産党瀬戸市議団を代表し、第32
号議案瀬戸市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、第33
号議案瀬戸市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、第34
号議案瀬戸市
国民健康保険条例の一部改正について、以上3議案について、反対の立場から討論を行います。 第32号議案について。 本案は国の法改正による条例改正ではありますが、瀬戸市の介護支援専門員、ケアマネジャーの働き方に影響を及ぼし、また、その働き方によって多くの利用者やその家族が影響を受ける内容となっています。 人手不足の解消策としてケアマネジャーの人員配置基準となる利用者の人数を35人から44人に引き上げ、現状でも厳しい業務がさらに厳しさを増すことが想定されます。これと抱き合わせで、利用者との面接の方法をテレビ電話も認めるとなっていますが、テレビ電話の利用ができる高齢者がどれほどいるのか、また、これまで義務だった利用者や家族に対するサービス内容の説明が努力義務となり、サービスの低下につながりかねません。 高齢者福祉や介護保険事業の計画は、自治体の責任で作成され、実施されます。国の法改正、私たちは改悪だと思いますが、その下でも、介護する側も、される側も疲弊しない、そして、利用者に喜ばれる介護を自治体として実現していくことがいよいよ必要になっていると考えます。 第33号議案について。 地域包括支援センターのケアプラン作成業務の負担軽減として、居宅介護支援事業所がその業務を担うことを認可していくことになりますが、ここでもテレビ電話による面接が認められるため、最長で5か月間、訪問面接が実施されない事態が想定されます。利用者の状況を把握し、体調変化に機敏に対応するなど、利用者の実態に即したサービス提供が困難になる、あるいはテレビ電話による面接がそもそも不可能で、居宅介護支援事業所の負担がさらに重くなる可能性は高いと考えます。そもそも地域包括支援センターの負担軽減のためには、より実効性のある職員の増員で対応すべきと考えます。 第34号議案について。 国民健康保険の後期高齢者支援金の限度額を引き上げることにより、全体の保険料賦課限度額は104万円から106万円になります。中間層の保険料上昇を抑えるためとなっていますが、そもそも加入者間の相互扶助では限界があり、高過ぎる保険料の構造的な問題は解決できません。 本市では、106万円の限度額に達するのは夫婦と小学生2人の4人家族で、所得は810万円で限度額に到達します。所得でいきますと、この106万円は約13%、収入でいきましてもほぼ1割の保険料となります。健康保険組合や協会けんぽなどでは、事業所が保険料の半額を負担しています。 国民健康保険制度は社会保障です。国や県に対し、公費投入を抜本的に引き上げることを求めるべきと考えます。 以上で私の反対討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
柴田利勝議長 これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 第27号議案から第36号議案の採決は
表決システムにより行いたいと思います。 以上の10議案に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 初めに、第27
号議案瀬戸市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第27号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第28号議案特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第28号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第29
号議案瀬戸市市税条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成全員であります。よって、第29号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第30
号議案瀬戸市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成全員であります。よって、第30号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第31
号議案瀬戸市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成全員であります。よって、第31号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第32
号議案瀬戸市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第32号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第33
号議案瀬戸市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第33号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第34
号議案瀬戸市
国民健康保険条例の一部改正についてに賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第34号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第35
号議案令和6年度瀬戸市
一般会計補正予算(第1号)に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成多数であります。よって、第35号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第36
号議案令和5年度瀬戸市
一般会計補正予算(第13号)に賛成の諸君は賛成のボタンを押し、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。───なしと認め、確定します。 賛成全員であります。よって、第36号議案は原案のとおり可決されました。 日程第36、同意第1号瀬戸市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。
◎市長(川本雅之) 同意第1号は瀬戸市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございます。 現在同委員であります加藤和守さんは、令和6年3月31日をもって任期が満了いたしますので、その後任として浅田正巳さんを選任したいと存じます。 地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○
柴田利勝議長 理事者の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
柴田利勝議長 異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第1号瀬戸市
固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
柴田利勝議長 異議なしと認めます。よって、同意第1号瀬戸市
固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに決しました。 日程第37、議員提出第1号議案
学校給食費無償化を求める意見書を議題といたします。 この場合、提案理由の説明をお願いいたします。18番冨田宗一議員。 〔18番冨田宗一登壇〕(拍手)
◆18番(冨田宗一) 議長より発言の許可をいただきましたので、議員提出第1号議案の説明をいたします。 本文を読ませていただきます。
学校給食費無償化を求める意見書。 昨今の世界的な資源や原材料費の高騰は、諸物価の上昇を招き市民生活を圧迫している。特に子育て世帯の家計への影響は大きく、早急な対策が求められている。 学校給食法第2条で定める学校給食の目標達成に向け、小中学校では給食を通した「食育」が行われている。地域の伝統や日本の食文化をはじめ地産地消、食の安全などを学ぶ機会となり、学校教育の柱のひとつとなっている。 一方、昨今は朝食を摂らない子どもが増え、家庭環境による栄養の格差を改善する意味からも学校給食は大きな役割を担っている。 平成29年に文部科学省が実施した「学校給食費の無償化等の実施状況」及び「完全給食の実施状況」の調査結果によると、1,740自治体のうち何らかのかたちで無償化や一部補助を実施しているのは506自治体であり、そのうち小中学校ともに完全無償化しているのは76自治体に留まっている。また、無償化を行っている自治体の73%は人口1万人以下の町村であり、子どもの人数が少ないために実施できていると言われている。つまり多くの自治体が無償化できない理由は、財源不足によるものである。 このような中で本市では、物価高騰に伴う賄材料費の値上がり分については保護者に請求することなく、地方創生臨時交付金を充当しながら補っているがこれにも限界があると考える。保護者の経済的負担軽減等の観点から、
学校給食費無償化に対する期待は高いものの大きな財源が必要で、余力のない自治体がほとんどであるため、無償化を実施するためには国の関与が必須である。 また、給食費無償化は就学援助制度による対応とは異なるため、給食費の徴収や管理業務自体は不要となり、事務の負担軽減の効果もあると考える。 よって
瀬戸市議会は、政府及び国会に対し、
学校給食費無償化推進のために自治体への支援を行うよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 令和6年3月22日。 愛知県
瀬戸市議会、衆議院議長、額賀福志郎殿、参議院議長、尾辻秀久殿。 以上、同僚議員の御理解をよろしくお願い申し上げます。
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柴田利勝議長 提案理由の説明は終わりました。 本案について、御質疑はございませんか。───別に御質疑もないようですので、自席へお戻りください。(拍手) これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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柴田利勝議長 異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する討論はございませんか。───別に討論もないようですので、これにて討論を終了いたします。 これより採決に入ります。 議員提出第1号議案
学校給食費無償化を求める意見書は原案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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柴田利勝議長 御異議なしと認めます。よって、議員提出第1号議案は原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました意見書は、後刻、関係方面に提出してまいります。 以上で、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 閉会に当たり、市長より発言を求められておりますので、発言を許します。市長。 〔市長川本雅之登壇〕
◎市長(川本雅之) 議長のお許しをいただきましたので、閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提出いたしました瀬戸市名誉市民の推挙、条例の一部改正、市有財産の無償貸付、市道路線の認定、令和5年度補正予算及び令和6年度予算の議案につきまして、慎重に御審議いただき、全て原案どおり議決を賜りました。 また、本日提出いたしました条例の一部改正及び補正予算に係る追加議案につきましても議決を賜り、さらには人事案件に関しましても決定をいただき、心より厚くお礼を申し上げる次第でございます。 議決を賜りましたそれぞれの議案につきましては、本会議及び各委員会でいただきました御意見、御要望等を十分尊重し、適正な執行に努めてまいります。 今後とも、御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
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柴田利勝議長 議長より正副議長を代表しまして御挨拶を申し上げます。 昨年5月以来この1年間、円滑な議事運営に努めてまいりました。特に先輩議員あるいは同僚議員の皆さん、そして、市長はじめ理事者の皆さん、そして、議会事務局等々、御支援をいただきまして、ここまで来ることができました。本当にありがとうございました。 特に6月議会におけるごみ問題につきましては、県内はもとより全国的に放映され、二元代表制であります議会の討論、議論を積み重ねまして議決することができたことは、大変
瀬戸市議会として、私はよくやられたというふうに思っております。 また、藤井聡太竜王名人、そして、今日の増岡錦也前々市長さんに対する名誉市民推挙に対しまして議決したことも、またいい思い出であるというふうに思っております。 そしてまた、先期からコロナが5類に格下げされまして、おかげをもちまして、県内の議会の方々はもちろん、市内の各団体の皆様とも交流を非常に深めることができたということも、議会を代表しまして厚く御礼を申し上げるわけでございます。本当にありがとうございました。 これにて、令和6年
瀬戸市議会3月定例会を閉会いたします。御苦労さまでございました。 午後4時18分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する
瀬戸市議会議長
瀬戸市議会議員
瀬戸市議会議員...