一宮市議会 > 2024-06-26 >
06月26日-05号

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  1. 一宮市議会 2024-06-26
    06月26日-05号


    取得元: 一宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 6年  6月 定例会               議事日程(第5号)                   6月26日(水曜日)午前9時30分 開議 1 議案第45号 令和6年度愛知県一宮市一般会計補正予算 2 議案第46号 令和6年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算 3 議案第47号 令和6年度愛知県一宮市介護保険事業特別会計補正予算 4 議案第48号 令和6年度愛知県一宮市下水道事業会計補正予算 5 議案第49号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について 6 議案第50号 一宮市市税条例及び一宮市都市計画税条例の一部改正について 7 議案第51号 一宮市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について 8 議案第52号 ツインアーチ138エレベーター改修工事請負契約の締結について 9 議案第53号 環境センターごみ焼却施設定期修繕工事請負契約の締結について10 議案第54号 三ツ井公園流域貯留施設築造工事請負契約の締結について11 議案第55号 一宮市土地開発公社定款の一部改正について12 承認第2号 専決処分の承認について13 請願書第5号 上・下水道の値上げの中止を求める件14 委員会提出議案第3号 多様な人材の地方議会への参画促進を求める意見書15 特別委員会審査経過報告について16 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について17 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦について18 諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦について19 愛知県尾張水害予防組合組合会議員の選挙について出席議員(38名) 1番  野村悠介   2番  木村健太   3番  大津乃里予 4番  尾関さとる  5番  佐々のりな  6番  京極ふみか 7番  市川智明   8番  臼井弓賀   9番  渡辺さとし 10番  宇山祥子   11番  本山廣次   12番  東渕正人 13番  井田吉彦   14番  中村かずひと 15番  渡部晃久 16番  鵜飼和司   17番  森 ひとみ  18番  河村弘保 19番  後藤みゆき  20番  高橋 一   21番  島津秀典 22番  井上文男   23番  竹山 聡   24番  岡本将嗣 25番  則竹安郎   26番  高木宏昌   27番  水谷千恵子 28番  柴田雄二   29番  平松邦江   30番  彦坂和子 31番  八木丈之   32番  花谷昌章   33番  横井忠史 34番  渡辺之良   35番  浅井俊彦   36番  松井哲朗 37番  服部修寛   38番  伊藤裕通欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により出席した者   市長        中野正康   副市長       福井 斉   副市長       山田芳久   総合政策部長    村上 明   危機管理監     長谷川賢治  総務部長      伊藤正樹   財務部長      滝野弘巳   市民健康部長    田中朋一   保健所長      子安春樹   福祉部長      坂野貴子   子ども家庭部長   松岡健二   環境部長      星野泰久   活力創造部長    岡本哲也   まちづくり部長   横井兼行   まちづくり部参事  谷  聖   建築部長      武市力也   建設部長      田中雅光   教育長       高橋信哉   教育部長      森 敬一   水道事業等管理者  多和田雅也   上下水道部長    安田英樹   病院事業部長    平松幹啓   消防長       帖佐義文事務局職員出席者   議会事務局長    中村高規   議会事務局次長(兼庶務課長)                              白木伸幸   議事調査課長    前田典之   議事調査課専任課長 中野栄治   議事調査課課長補佐 鈴木章平   議事調査課主査   清水香織   議事調査課主査   安藤 翔   議事調査課主事   伊藤吉則---------------------------------------                             午前9時29分 開議 ○議長(竹山聡) 出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 議事に入ります前に申し上げます。 本日の会議は、7月25日から28日に開催されます本市最大の観光行事であり、日本三大七夕まつりであるおりもの感謝祭一宮七夕まつりのPRの一助とするため、スタッフポロシャツを着用しての七夕ルックで本会議を開催したところでございます。 議員各位をはじめ、市当局、報道関係の皆様にはこの趣旨を理解され、御協力いただきましたことに心から御礼を申し上げます。 ◎活力創造部長(岡本哲也) 本日は、七夕まつりの機運醸成のためにこのような御配慮をいただきまして、誠にありがとうございます。議長のお許しをいただきましたので、一言お礼を述べさせていただきます。 議員の皆様には、本年も七夕まつりのユニフォームを御着用いただきまして、祭りの開催に当たり格別の御理解をいただきまして、厚く御礼申し上げます。また、企業、市民の皆様から御協賛も現段階で昨年を上回る額を頂いている状況でありまして、この場をお借りして重ねてお礼を申し上げます。 今年で69回目を迎えますおりもの感謝祭一宮七夕まつりは、先ほど御紹介がありましたとおり7月25日木曜日から28日日曜日まで4日間の会期で、皆様に喜んでいただけますよう、進化し続ける七夕まつりとして盛大に開催いたします。 今回も様々な新規事業を企画しておりますが、中でも本年1月1日に発生しました能登半島地震の影響により開催することが困難となっている輪島市の朝市や、珠洲市、七尾市の事業者支援として能登半島復興プロジェクトを組み入れる予定となっております。協進会事務局として鋭意準備を進めているところでありますが、歴史があり、このまちの方々に愛されている七夕まつりをさらに後世へつないでいけるよう努力してまいる所存でございます。 議員の皆様におかれましても、引き続き御支援、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(竹山聡) これより日程に入ります。 日程第1から日程第12まで、すなわち議案第45号から議案第55号まで及び承認第2号を一括議題とします。 この際、各委員長から審査経過並びに結果の報告を求めます。 総務委員長本山廣次議員。     (総務委員長 本山廣次 登壇) ◆総務委員長本山廣次) おはようございます。 13日の本会議において付託されました諸案件につきましては、17日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第45号、一般会計補正予算の総務費中、財産管理費設計委託料に関し、委員より、旧中央看護専門学校及び旧スケート場解体工事に先立つ設計委託を行うとあるが、大宮公園を含めた再整備計画の構想と、今後の解体はどのようなスケジュールで行うのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、大宮公園を含めた周辺施設を管理する各課と検討を進め、令和6年度中には再整備計画の構想を決定してまいりたい。また、解体スケジュールに関しては、今回の設計委託の中で策定することになるが、令和7年度中の解体工事実施を想定しているとの答弁がありました。 また、他の委員より、施設の解体跡地及び大宮公園一帯の再整備の検討の一つとして、跡地の売却も視野に入れるべきだと思うが、市としてどのように考えているのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、今回の解体工事に先立って行う設計委託の箇所は、中心市街地の非常に立地のよい場所となるので、市としての整備にとらわれず、民間との連携及び売却も含め、あらゆる角度から検討してまいりたいとの答弁がありました。 さらに、委員より、売却するのではなく、自主財源としての土地賃借料が得られる活用方法についても検討されたいとの要望がありました。 次に、同じく総務費中、企画費の地域DX推進事業に関し、委員より、各種研修会等出席負担金として予算計上されているが、多数ある講座の中で、名古屋医療情報学プログラムを選定したのはなぜかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、医療費を含む社会保障給付費の増加抑制が本市の課題となっている。そのため、健康支援アプリをはじめとする健康分野のDX推進に必要な最新の医療知識や医療ITの活用能力を習得する人材育成が急務であり、それに適した講座を選定したとの答弁がありました。 次に、同じく総務費中、自治振興費防犯対策充実事業に関し、委員より、一宮警察署と連携して、犯罪抑止効果が高まる箇所へ防犯カメラを設置するとあるが、どのような箇所に設置するのか、また町内会の管理する防犯カメラが設置されている箇所もあるがどのような運用方法を想定しているのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、犯罪が起きた際、追跡に必要となる主要交差点不審者情報の多い通学路などへの設置を想定している。また、今回設置する防犯カメラは町内会の管理する防犯カメラを補完する運用を想定しているとの答弁がありました。 また、他の委員より、防犯カメラは中電柱に設置するとのことだが、本体の管理や警察からの依頼によるデータの確認はどのように行うのか。また、今年度の事業用備品購入費を含む事業費全体はいちのみや応援基金を財源としているが、来年度以降についてはどのような財源で予算措置されるのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、防犯カメラの管理は市が行い、警察から映像確認の依頼があった際は、市の担当者がノートパソコンを持って現地に赴いて行う。また、来年度以降の維持管理費に関しては、いちのみや応援基金の充当が見込めないため、一般財源での予算計上を想定しているとの答弁がありました。 また、他の複数の委員より、防犯カメラについては、町内会への設置補助だけではなく、市も効果的な場所への設置を進められたいとの要望がありました。 委員会としましては、議案第45号、本委員会関係分をはじめ付託関係各議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決、承認すべきものと決しました。 最後に、委員会の審査終了後、当局より、公用車の駐車場所の変更について、本庁舎11階食堂での工事実施について、以上2件の報告がありましたことを申し添えます。 以上、御報告といたします。 ○議長(竹山聡) 福祉健康委員長東渕正人議員。     (福祉健康委員長 東渕正人 登壇) ◆福祉健康委員長東渕正人) 皆さん、おはようございます。よろしくお願いいたします。 13日の本会議において付託されました諸案件につきましては、18日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について御報告を申し上げます。 初めに、議案第45号、一般会計補正予算の総務費中、戸籍住民登録費事業用備品購入費に関し、委員より、いちのみや駅ナカプラザの開設に際して、当初予定していた施設の内装デザインを変更し、国産木材を使用した備品を購入したのはなぜかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、当初は単にパスポート業務等を取り扱う行政の窓口施設として進めていたが、本市の玄関である尾張一宮駅にあることから、明るく入りやすい雰囲気を持った施設にするため、本市の景観専門監のアドバイスを基に、照明器具の増設や温もりのある国産木材を使用した調度品などへの変更を行ったためであるとの答弁がありました。 次に、民生費中、児童福祉総務費総合行政システム(福祉系)改修業務委託料に関し、複数の委員より、本年10月分から所得制限の撤廃や年齢制限等の緩和が予定されている児童手当について、新たに対象となる方が増えると考えられるので、受給漏れがないよう丁寧な制度の説明と周知に努められたいとの要望がありました。 次に、議案第46号、国民健康保険事業特別会計補正予算の総務費中、一般管理費国民健康保険システム改修業務委託料に関し、複数の委員より、マイナ保険証の保有率と利用率はどの程度か、また、12月2日以降、現行の健康保険証は使用できなくなるのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、国民健康保険加入者マイナ保険証の保有率は約65%、利用率は11.87%である。12月2日から健康保険証の新規発行は行わないが、発行済みの健康保険証は、有効期限内であれば、国においては最長で来年の12月1日までは利用できることとしているとの答弁がありました。 また、他の委員より、マイナ保険証利用の周知についてはどのように行うのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、既に国民健康保険加入者には医療費の通知や市ウェブサイト及び窓口において利用周知に努めている。今後は7月の後期高齢者医療保険証、8月の国民健康保険証の更新時に案内パンフレットを同封する予定であるとの答弁がありました。 さらに、委員より、市広報紙やウェブサイトで周知するととともに、SNSなどを利用した幅広い周知方法を検討されたいとの要望がありました。 次に、議案第45号、本委員会関係分及び議案第46号に関し、委員より、健康保険証を廃止し、マイナ保険証への一体化を行うことやマイナンバーカードの普及等にさらにお金を費やすことには反対であるため、関係予算を含むこれらの2議案については反対であるとの意思表示がありました。 委員会としましては、議案第45号、本委員会関係分、議案第46号につきましては、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 また、他の付託関係各議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決、承認すべきものと決しました。 以上、御報告といたします。 ○議長(竹山聡) 経済教育委員長、森 ひとみ議員。     (経済教育委員長 森 ひとみ 登壇) ◆経済教育委員長(森ひとみ) 13日の本会議において付託されました諸案件につきましては、19日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について報告申し上げます。 初めに、議案第45号、一般会計補正予算の商工費中、商工業振興費尾西商工会館エレベーター改修費補助金に関し、委員より、尾西商工会館エレベーターは設置後30年経過しており、今後の修繕に際し、基板等の部品供給がなくなる報告を受けているため、安全面の観点から改修工事をするとのことだが、利用者が使用できない期間はどのくらいなのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、工事が10月から11月にかけて行われるため、1か月程度は使用できなくなる見込みであるとの答弁がありました。 さらに、委員より、工事について早めの周知を行い市民の理解を図るとともに、工事によって利用者が引き続き安心・安全に施設を利用できるように努められたいとの意見がありました。 次に、教育費中、教育振興費ラーケーションの日モデル事業に関し、委員より、子供を持つ教員が子供のラーケーション休暇に合わせた休暇を取得しやすくするために、非常勤講師を各校に1人ずつ配置するとのことだが、どのような業務を行い、どのような勤務形態を想定しているのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、教員の事務業務負担の軽減を図るとともに、教員が休暇を取得した際には代わりに授業を行うことを想定している。また、勤務時間は1週間に20時間で、勤務期間は9月から3月までの25週間であるとの答弁がありました。 さらに、複数の委員より、非常勤講師をどのように確保していくのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、各小・中学校が人員を確保することになるが、既に配置されている非常勤講師が兼務することや、週20時間の勤務時間を複数人に振り当てることも可能である。さらに、各小・中学校に対しては、県の人材バンクを活用することや、また、本市に講師登録をされている方の中からも紹介してまいりたいとの答弁がありました。 次に、同じく教育費中、学校建設費シン学校プロジェクト事業に関し、委員より、第1期の対象校に選ばれなかった学校についての取扱いはどうなるのか、また、全て建て替えしていくことになるのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、対象校に選ばれなかった学校は第2期以降の選考対象となるが、全ての学校で建築物の安全性を確認する点検を毎年実施していくことになる。なお、校舎の状況によっては建て替えではなく、修繕を行って長寿命化させることが適切な場合もあるので、状況に応じて対応を検討してまいりたいとの答弁がありました。 さらに、他の委員より、児童・生徒や保護者、教職員の声も聞き、学校教育の在り方だけでなく施設の活用方法も考慮して事業を進められたいとの意見がありました。 次に、同じく教育費中、体育施設費平島公園野球場スコアボード改修工事請負費に関し、委員より、改修工事によって野球場が使えない期間はどのくらいなのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、令和7年にスコアボードを製造し、その後、設置工事に入るため、令和7年の秋から5か月程度は使用できない予定であるとの答弁がありました。 また、他の委員より、平島公園野球場の両翼の距離が91.4メートルしかなく、高校野球を行うには適さなくなりつつあるので、例えばフェンスを高くするなど検討されたいとの意見がありました。 委員会としましては、議案第45号、本委員会関係分をはじめ付託関係各議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 最後に、委員会の審査終了後、当局より、令和5年度エコアクション一宮調査報告について、令和5年度指定管理者の事業の概要について、シン学校プロジェクトの応募状況について、以上3件の報告がありましたことを申し添えます。 以上、御報告といたします。 ○議長(竹山聡) 建設水道委員長井田吉彦議員。     (建設水道委員長 井田吉彦 登壇) ◆建設水道委員長井田吉彦) おはようございます。 13日の本会議において付託されました諸案件につきましては、20日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第52号、ツインアーチ138エレベーター改修工事請負契約の締結に関し、委員より、工事期間中の入館者への安全対策はどのように行う予定かとの質疑がありました。 これに対し、当局より、安全対策としては地上部及び展望階ともに工事中のエレベーター乗降口の周辺を仮設の間仕切りで締め切り、入館者が立ち入れないようにする予定であるとの答弁がありました。 また、他の委員より、エレベーター本体の工事が令和7年1月から7月までとのことだが、入館者数が多い時期のため、影響が大きいことが懸念される。なぜこの時期に工事を行うことになったのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、工場で操作盤等の機器を製作する期間が長くかかることや138ウィンターイルミの終了後に行うことから、やむを得ずこの期間となったとの答弁がありました。 さらに、他の複数の委員より、エレベーターの改修に合わせ、引き続きタワーに昇りたくなるような魅力あるイベントや演出を企画するとともに、タワー内に市の名産品などお土産物を販売する場所を設置されたいとの要望がありました。 次に、議案第54号、三ツ井公園流域貯留施設築造工事請負契約の締結に関し、委員より、この工事を行う理由は何かとの質疑がありました。 これに対し、当局より、平成12年の東海豪雨を契機として施行された新川流域水害対策計画により当市域に7万1,000立方メートルの流域治水対策が必要とされており、残りは1万7,000立方メートルとなっている。今回の工事により3つの公園での対策が完了し、残りは約8,900立方メートルになるとの答弁がありました。 また、複数の委員より、今回は特定都市河川流域である新川流域において工事を行っているが、日光川流域についても流域治水対策に意を用いられたいとの要望がありました。 委員会としましては、議案第45号、本委員会関係分をはじめ付託関係各議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告といたします。 ○議長(竹山聡) ただいま各委員長から審査経過並びに結果の報告がありましたが、これに対し何か御質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) 質疑もないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告により、発言を許します。 9番、渡辺さとし議員。     (9番 渡辺さとし 登壇 拍手) ◆9番(渡辺さとし) 私は、日本共産党一宮市議団を代表して、議案第45号、令和6年度愛知県一宮市一般会計補正予算、議案第46号、令和6年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算に反対の立場から討論を行います。 両議案において、マイナンバーカード推進の事業、保険証廃止に伴うシステム改修の予算が計上されております。マイナンバーカード交付等事務事業補正予算は、国の交付金減額に伴い、マイナンバーカード交付出張申請サポートの実施回数や会場の見直しなどを行うものです。 また、議案第46号、令和6年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算において、国民健康保険システム改修業務委託料467万5,000円が計上されており、12月2日から現行の健康保険証の新規発行が終了するため、マイナ保険証を保有していない方が引き続き保険診療医療機関を受診することができる資格確認書や、マイナ保険証を保有している方が自身の資格情報を容易に確認できる資格情報のお知らせを交付するためのシステム改修を行うとされております。 今回、両議案に反対する理由を4点にまとめて話します。 第1が、マイナカードの問題点です。 マイナカード自体は、政府はセキュリティー面強化を言いますけれども、いまだになりすましが可能であります。そして、マイナカード裏面電子証明書の発行番号が他の個人情報とのひもづけや活用に使われ、マイナ保険証へのひもづけもこのシステムを使っております。しかし、他国では民間利用に厳しく制限を加え、利用範囲を限定しておりますが、日本では制限がありません。 マイナポータルで本人に代わって利用する代理人登録にも問題があると言われております。カードと暗証番号を知る代理人は口座情報や処方せんの履歴など多くの情報を得られるため、犯罪に悪用されるリスクもあります。個人情報を一手に集めるマイナンバー制度は多くの問題があり、抜本的に見直すべきだと考えます。 第2が、保険証の廃止、マイナ保険証の活用の面です。 保険証の廃止によって、マイナ保険証資格確認書によって保険診療を行うということになりますが、資格確認書資格情報のお知らせを発行する手間、費用を考えれば、保険証を残すのがベストだと考えます。行政の効率化と言っておきながら、行政負担の増加になってしまっていることも大きな問題ではないでしょうか。 私自身、医療機関の窓口で働いた経験がありますが、現行の保険証をなくしてほしいという声を聞いたことはありません。マイナ保険証しか使えない状況は、災害時や読み取り機の不具合などの際に混乱を生むことが予想され、現場での負担が増加します。また、診療報酬も上がらず、医療現場で読み取り機導入への支援が不十分な中、マイナ保険証を強行していくことは、医療機関の経営の圧迫、ひいては廃業を促進することにつながりかねません。 児童の旅行などの際には、保険証の写しでもって旅行先で保険診療が行われてきましたが、マイナカードを児童に持参させるのでしょうか。もし紛失などあれば、再発行手数料なども発生することになります。 3点目は、公平性です。 そもそも任意であるマイナンバーカード保有者を優遇し、住民票発行手数料においては非取得者が3倍の手数料を支払う必要が生まれる不公平なものとなっています。 また、医療を受ける際にも、マイナ保険証を使っていない方が診療報酬上も罰を受けるかのように多く窓口負担が発生するようになっています。そして、障害者や認知症を持つ方などがマイナカードを取得・申請しづらい状況があることも十分に解決されていません。マイナカード保有の有無、保健証としての使用の有無によって行政サービスや医療の公平性が失われることがあってはならないと考えます。普及のためのマイナポイントなども公平性を欠くものであったと考えます。 第4点、最後は、本当に国民のためのマイナンバー制度であるのかについてです。 マイナカード推進とその事業の委託が、自民党へ献金した企業によって進められてきました。マイナンバー制度の中核システムを担う地方公共団体情報システム機構からマイナンバー関連事業で巨額発注を受けた大企業5社が、自民党の政治資金団体・国民政治協会に2013年から2021年の9年間に合計7億円献金していました。それら5社が2013年から2022年に受注したマイナ事業の事業費は1,041億円になります。 一方、献金した企業には、内閣府、総務省、財務省、経済産業省、国土交通省などの幹部が多数天下りしています。企業団体献金は、本質的に賄賂性を持ちます。企業は営利を追求する存在です。必然的に、献金は利益、見返りを求める性質を持たざるを得ません。 財界が要望し、その加盟企業が自民党に巨額献金し、事業規模1兆円とも言われる巨額事業を官僚が天下りした企業が受注する。マイナンバー制度をめぐる政官財癒着の構図が問われているのではないでしょうか。 本当に国民のためのマイナカードなのでしょうか。自民党の企業献金、団体献金、裏金づくりが問題となり、政治がゆがめられてきたことが明らかになっている今、一度立ち止まって、その点も含めて検証する必要があるのではないでしょうか。 情報学の識者からも、世界では対面ではなくモバイル端末で行政サービスを受けることが一般的になっており、デジタルIDの活用が進んでいる。マイナカードのようなICカードはデジタルトランスフォーメーションに逆行するという考えも示されています。 個人番号制度を導入しなかったドイツや、先行して導入し、後に廃止したイギリスなど、G7の中で個人番号制度自体を導入している国はありません。原則任意であったマイナカードの保有を事実上義務化するために、政府が一方的に保険証や免許証とのひもづけ、携帯などのオンライン身分証明とするなど、非民主主義的な手段を取った国はありません。マイナカードの推進に猛進する政府に対し、保険証を残してほしいとの国民の声や、保険証の維持が行政にとっても現状メリットがあるという意見を自治体として国に上げることを求めます。 最後に、改めて、日本共産党一宮市議団として、マイナンバーカード推進保険証廃止に伴う事業を含む議案第45号、令和6年度愛知県一宮市一般会計補正予算、議案第46号、令和6年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算に対する反対討論といたします。(拍手) ○議長(竹山聡) 討論も尽きたようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより直ちに採決します。 初めに、議案第45号及び議案第46号について採決します。 各議案は、表決システムにより採決します。 原案どおり可決するに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。 押し忘れなしと認め、確定します。 賛成多数と認めます。よって、議案第45号及び議案第46号は原案どおり可決されました。 次に、議案第47号から議案第55号に至る各議案について、原案どおり可決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号から議案第55号に至る各議案は原案どおり可決されました。 次に、承認第2号について、承認するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、承認第2号は承認されました。 日程第13、請願書第5号を議題といたします。 お手元に配付したとおり建設水道委員長から請願書審査結果報告書が提出されましたので、御報告します。 ……………………………………………………………………………………………………               請願書審査結果報告書◯建設水道委員会請願書第5号 上・下水道の値上げの中止を求める件提出者 住所氏名一宮市本町1-6-12 市民こそ主人公・安心して暮らせる一宮市をつくるみんなの会  代表者 佐野正純  外2,404名要旨1 上・下水道料金の値上げをしないようにされたい。 2 低所得者・生活困窮者、個人・小規模事業者への上・下水道料金の減免制度を検討されたい。 3 国へ上・下水道施設の耐震化等整備の助成の増額を求められたい。審査結果不採択 …………………………………………………………………………………………………… ○議長(竹山聡) この際、建設水道委員長から補足説明を求めます。 建設水道委員長井田吉彦議員。     (建設水道委員長 井田吉彦 登壇)
    建設水道委員長井田吉彦) 請願書第5号、上・下水道料金の値上げの中止を求める件につきましては、20日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について申し上げます。 請願の要旨は、お手元に配付いたしました請願書審査結果報告書に記載のとおりであります。 審査に当たり、複数の委員より、値上げについては、昨年の12月議会で慎重な審議を経て議決され、今後の耐震化等災害対策に一層力を入れるためのものと理解をしている。また、水道料金・下水道使用料については、原則、受益者負担であり、特定の方に負担が偏らないようにしていることも理解している。さらに、国に対しての助成の増額要望についても当局が継続して行っていることから、本請願の願意に沿いかねるとの意見がありました。 委員会といたしましては、採決の結果、賛成者はなく、不採択にすべきものと決しました。 以上、御報告といたします。 ○議長(竹山聡) ただいま委員長から補足説明がありましたが、これに対し何か御質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告により、発言を許します。 30番、彦坂和子議員。     (30番 彦坂和子 登壇 拍手) ◆30番(彦坂和子) 私は、日本共産党一宮市議団を代表しまして、請願書第5号、上・下水道料金の値上げの中止を求める件について、賛成の立場から討論を行います。 この6月市議会に上・下水道料金の値上げの中止を求める請願書が、市民こそ主人公・安心して暮らせる一宮市をつくるみんなの会から6月3日、個人署名2,404筆を添えて提出されました。その後、署名は188筆増えて2,592筆となりました。 請願事項の要旨は、1、上・下水道料金の値上げはしないでください、2、低所得者・生活困窮者、個人・小規模事業者への上・下水道料金の減免制度を検討してください、3、国へ上・下水道施設の耐震化等整備の助成の増額を求めてくださいの3項目です。 一宮市は、2023年12月市議会に水道料金、下水道使用料の値上げを提案し、日本共産党一宮市議団以外の賛成多数で可決されました。水道料金は、基本水量の廃止、基本料金の7%、1立方メートル当たり15円の値上げ、下水道使用料は、基本料金25%、1立方メートル当たり18円の値上げです。値上げの理由は、施設の老朽化が進み、地震対策などに費用がかかること、水の需要の落ち込みによる収入の減少などから事業収益が悪化するためとしています。 そして、2024年、この3月議会で計上された予算は、水道料、下水道使用料の改定分として、水道料は約2億4,000万円、下水道の一般区域では約1億9,000万円、特定区域では約4,000万円、計4億7,000万円、増額分を加算してのものでした。 水道料金の値上げは全ての世帯への負担増となります。さらに、下水道使用料の値上げとダブルパンチです。上下水道部発行の水de報2024年2月号のナンバー105で、モデルケース、例えば1世帯、家族2から3人で口径が13ミリメートル、使用水量1か月15立方メートル使用の場合では、税込みで2か月分で水道料金は587円の負担増、22.7%増、下水道使用料922円の負担増、33.1%の負担増、計1,509円の大幅な負担増です。 今、市民の暮らしはさらに厳しさを増しています。実質賃金が24か月連続で前年割れしています。4月からは1,800品目の値上げ、5月にも400品目以上が値上がりです。歴史的な物価高騰が家計にのしかかり、非正規労働者の増加、受け取る年金額の減少、社会保障、教育費負担の増加、インボイス制度強行など、必要な出費を削り、貯金を切り崩しての苦境が続いています。さらに、6月からは電気代25%、ガス料金の大幅な値上げ。 そして、この一宮市では今年度から介護保険料、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料も値上げが決まっています。さらに、この上下水道料金の大幅値上げが10月からの適用となります。学校給食費は2学期から、保育園は10月から値上げとなり、多くの市民の暮らしはどうなるのでしょうか。また、水を多く使う飲食店などの中小零細業者の経営が困難になり、地域経済も直撃することになります。 今回の署名取組の中で市民からは、値上げは決まったことだが本当に暮らしが大変なので、値上げはやめてほしい、財政調整基金を2023年12月と2024年3月に計18億円積み立てたとのこと、基金への積立てを見直して値上げをやめてほしいとの切実な声が寄せられています。 水道は、人が生活する上でなくてはならないライフラインです。水道法第1条で、安くて誰もが安心して手に入る水を供給することを国や自治体の責務としています。一方で、国は地方公営企業法で自治体に独立採算制を押しつけ、一宮市でも一般会計から切り離し、企業会計となっています。しかし、能登半島地震の教訓からも、近い将来の南海トラフ地震に備えて、防災や地震対策は上下水道事業会計の予算だけで考えるのではなく、市全体の課題として整備する事業と考えます。 6月20日のこの6月議会建設水道委員会の請願書第5号の審査で当局の説明は、水道事業の老朽化対策に対する補助金について、様々な活動を行い、今後も粘り強く行っていくとのことでした。今回の署名の請願事項の要旨3、国へ上・下水道施設の耐震化整備の助成の増額を求めるの内容と合致するものです。 また、当局は、要旨1の値上げをしないでくださいについては、大変心苦しいとの説明でした。であるならば、値上げは決めたとしても立ち止まって、暮らし応援の立場に立つことが必要だと考えます。 一般会計からの繰入れ、2023年12月と2024年3月に積み立てた基金の18億円をまず使い、値上げを回避することが、苦境に追い込まれている市民に寄り添う市政と言えるのではないでしょうか。 議員の皆さん、市民に一番近い議員の皆さんにも暮らしを守ってほしいという市民の悲痛な声が届いているのではないでしょうか。値上げ中止や軽減措置の検討を求める今回の請願書第5号について、賛同していただけるよう最後に重ねてお願い申し上げまして、賛成討論を終わります。(拍手) ○議長(竹山聡) 討論も尽きたようでありますので、これをもって討論を終結します。 本請願書は、表決システムにより採決します。 請願書第5号について、採択するに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れなしと認め、確定します。 賛成少数と認めます。よって、請願書第5号は不採択とすることに決しました。 日程第14、委員会提出議案第3号を議題といたします。 お手元に配付したとおり議案が提出されましたので、御報告いたします。 ……………………………………………………………………………………………………                             委員会提出議案第3号    多様な人材の地方議会への参画促進を求める意見書 国民の幅広い層からの政治参加や地方議会における多様な人材確保ための必要な措置を講じるよう、地方自治法第99条の規定により、国に対し意見書を提出する。  令和6年6月26日提出                             議会運営委員会                              委員長 渡辺之良   提案理由 国民の幅広い層からの政治参加や地方議会における多様な人材確保ための必要な措置を講じることを国に要望するため、会議規則第13条第2項の規定に基づき、本案を提出する。    多様な人材の地方議会への参画促進を求める意見書 地方分権及び地方創生の進展や、加速する人口減少社会をはじめとした社会経済の急速な構造変化を背景に、地方公共団体の重要な意思決定を行う地方議会には、多様化する民意を集約し、地方行政へ反映させることが期待されており、その果たすべき役割と責任の重要性が増している。この実現に向け、若者や女性、会社員など多様な人材の地方議会への参画を促進し、議会を活性化することは、多くの地方議会に共通の課題となっている。 このような状況の中、地方議会議員はこれまで以上に地方行政が抱える広範かつ専門的な諸課題について住民の意向をくみ取り、的確に執行機関の監視や政策提言等を行うことが求められている。この活動範囲の広がりに伴い、近年においては都市部を中心に議員の専業化が進んでいる状況にある。 一方で、最近の地方選挙においては、女性議員の躍進が見られる傍ら、投票率の低下や無投票当選者の増加など、地方議会への関心の低下や議員の成り手不足が深刻化している。その背景として、今日では、会社員等の被用者が就業者の9割を占めており、地方議会議員の成り手として期待される会社員等からの転身において、経済的、心理的な支障がこれを困難なものとしている。そのため、これらの環境を整えることは、多様で有為な人材の確保に大きく寄与すると考えられる。 よって、国におかれては、国民の幅広い層からの政治参加や地方議会における多様な人材確保の観点から、下記の事項について早急に実現するよう強く要望する。                 記 1 地方議会の役割等が明確化された地方自治法の改正を踏まえた主権者教育を一層推進すること。 2 若者や女性、会社員など多様な人材が立候補しやすい環境を整備するとともに、地方議会議員が厚生年金へ加入できるための法整備を、地方議会議員年金制度の過去の反省点と現在の受給者の状況を鑑み、自治体からの公費負担の問題を整理しながら図ること。 3 議員活動と出産・育児、介護等の両立や政治分野におけるハラスメント防止のための取組に対して支援すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和6年6月26日                                  一宮市議会提出先 内閣総理大臣 内閣官房長官 総務大臣 財務大臣 文部科学大臣 厚生労働大臣 衆議院議長 参議院議長 …………………………………………………………………………………………………… ○議長(竹山聡) お諮りします。 本議案については、提案理由の説明を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 これより質疑に入るのでありますが、通告はありませんので、質疑を終結します。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略します。 これより討論に入るのでありますが、通告はありませんので、討論を終結し、これより直ちに採決いたします。 本議案は、表決システムにより採決します。 原案どおり可決するに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。 押し忘れなしと認め、確定します。 賛成多数と認めます。よって、委員会提出議案第3号は原案どおり可決されました。 なお、本意見書は、後刻、関係方面へ提出いたします。 日程第15、特別委員会審査経過報告を行います。 この際、名岐道路・スマートインターチェンジ推進特別委員長より審査経過の報告を求めます。 名岐道路・スマートインターチェンジ推進特別委員長、中村かずひと議員。     (名岐道路・スマートインターチェンジ推進特別委員長 中村かずひと 登壇) ◆名岐道路・スマートインターチェンジ推進特別委員長(中村かずひと) 名岐道路・スマートインターチェンジ推進特別委員会の御報告を申し上げます。 21日に委員会を開催し、当局から、資料に基づき各事業の報告を聴取しましたので、その主な内容について御報告申し上げます。 初めに、当局より、名岐道路整備促進事業に関し、名岐道路等の都市計画の手続の現況や今後の予定、及び国等に精力的に要望活動を行い、早期の都市計画決定に向け取り組んでいくとの報告がありました。 また、スマートインターチェンジ設置検討事業に関し、岩倉市と共に7月に中部地方整備局と国土交通省に要望活動を実施する予定であり、国による準備段階調査の着手に向け、積極的に取り組んでいくとの報告がありました。 あわせて、区画整理促進調査事業に関し、組合施行の土地区画整理事業の事業化を目指す地元組織の尾張一宮パーキングエリア周辺区画整理協議会が設立されたことなどの報告がありました。 次に、委員より、スマートインターチェンジ設置に向け、7月に要望活動を国へ行うとのことだが、令和5年度に準備段階調査の着手が見送られたことを踏まえ、令和6年度はどういった内容で要望を行うのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、都市計画マスタープランを改訂し、スマートインターチェンジを位置づけたことやまちづくり基本構想案の作成、さらには尾張一宮パーキングエリア周辺区画整理協議会の設立など、昨年度になかった事項を要望活動に盛り込み、取り組んでまいりたいとの答弁がありました。 また、他の委員より、区画整理事業をいかに進めるかということが国へのスマートインターチェンジ事業に対する説得力になるため、地元の協力や理解を得ながら、区画整理事業の事業化に向け順次進められたいとの要望がありました。 以上、御報告といたします。 ○議長(竹山聡) ただいま委員長から審査経過の報告がありましたが、これに対し何か御質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) 質疑もないようでありますので、これをもって特別委員会審査経過報告を終わります。 日程第16から日程第18まで、すなわち諮問第1号から諮問第3号までを一括議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。 ◎市長(中野正康) ただいま御上程いただきました人事案件につきまして、御説明申し上げます。 お願いしますのは、任期満了に伴います人権擁護委員候補者の推薦につきまして、議会の意見を求めるものでございます。 お三方いらっしゃいます。順次御説明申し上げます。 諮問第1号、氏名、小島正義氏。諮問第2号、中島正人氏。諮問第3号、北川敬冶氏。 それぞれ生まれ年や現住所などの情報は、お手元に配付の資料を御覧ください。よろしくお願いいたします。 ○議長(竹山聡) これより質疑に入るのでありますが、通告はありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りします。 諮問第1号から諮問第3号に至る各議案については、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 これより討論に入るのでありますが、通告はありませんので、討論を終結し、これより直ちに採決します。 諮問第1号から諮問第3号に至る各議案について、同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号から諮問第3号に至る各議案は同意することに決しました。 日程第19、愛知県尾張水害予防組合組合会議員の選挙を行います。 お諮りします。 選挙の方法につきましては、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 お諮りします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 愛知県尾張水害予防組合組合会議員につきましては、お手元に配付しました指名案のとおり、それぞれ指名します。 お諮りします。 ただいま指名しました諸君を愛知県尾張水害予防組合組合会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました諸君が愛知県尾張水害予防組合組合会議員に当選されました。 以上をもちまして、本日の日程は全て議了いたしました。 よって、今期定例市議会はこれをもって閉会します。                            午前10時39分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      議長     竹山 聡      副議長    島津秀典      署名議員   井田吉彦      署名議員   中村かずひと...