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一宮市議会 > 2001-06-14 >
平成13年  6月 定例会-06月14日−03号
平成13年  6月 定例会-06月14日−03号

一宮市議会 2001-06-14
平成13年  6月 定例会-06月14日−03号


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  1. DiscussNetPremium 平成13年  6月 定例会 − 06月14日−03号 平成13年  6月 定例会 − 06月14日−03号 平成13年  6月 定例会              議事日程(第3号)                      6月14日(木曜日)午前10時 開議 1 一般質問について 出席議員(34名)    1番  太田文人君          2番  谷 祝夫君    3番  瀬戸三朗君          4番  若山金茂君    5番  小島 薫君          6番  原  勲君    7番  尾関宗夫君          8番  服部修寛君    9番  伊藤勝朗君         10番  古田芳子君   11番  松井哲朗君         12番  浅井俊彦君   14番  渡部 昭君         15番  小澤達弥君   16番  中村欽哉君         17番  野田 実君   18番  渡辺宣之君         19番  黒田徳已君   20番  板倉正文君         21番  倉石義夫君   22番  末松光生君         23番  野村直弘君   24番  木村貞雄君         25番  神戸秀雄君   26番  水野治一君         27番  林 光男君   28番  浅野忠義君         29番  吉田勇吉君   31番  横井俊一君         32番  梶田信三君   33番  小島尊司君         34番  伊藤 俊君   35番  細谷正明君         36番  浅野貞一君 欠席議員(1名)   13番  稲葉富一君 欠番   30番 説明のため出席した者   市長         谷 一夫君   助役         長尾博之君   収入役        赤堀正弘君   市長公室長      橋本博利君   総務部長       木村謙一君   市民部長       酒井孝嘉君   環境部長       伊神利昌君   福祉部長       真野幸雄君   経済部長       篠田 惇君   都市開発部長     渡辺秀雄君   土木部長       脇田東吾君   建築部長       高坂 勲君   教育長        馬場康雄君   教育委員会事務局長  長谷川美昭君   水道事業等管理者   江崎義彦君   消防長        棚橋 進君   市民病院事務局長   川瀬正二君   総務部次長      山口善司君   環境部次長      石黒久伴君   福祉部次長      神野重雄君   経済部次長      伊藤徳義君   競輪場長       山本幸雄君   都市開発部次長    宮田幸男君   土木部次長      西沢繁樹君   建築部次長      田中 学君   豊島図書館長     林 孝夫君   消防本部次長     柿原史郎君 事務職員出席者   議会事務局長     内田 充君   議会事務局次長    真野 要君   議事調査課長     後藤俊彦君   議事調査課長補佐   岩田義和君   議事調査課議事係長  岩田貞二君   庶務係主任      岩田光弘君   議事係主任      中村高規君   調査係主任      大塚 孝君   主事         加藤正樹君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                                午前10時 開議 ○議長(浅野貞一君)   ただいまの出席議員、29名であります。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって御報告にかえます。  これより日程に入ります。  日程第1、一般質問を行います。  通告順により、順次発言を許します。  24番 木村貞雄君。 ◆24番(木村貞雄君) (登壇、拍手)  お許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。  私の質問は、循環バス試行運行に当たりまして、2カ月余運行されました。それについての質問でございます。議長におことわりいたしますが、項目の(1)コースの策定と(2)検討委員会の任命についてを入れかえて質問したいので、よろしくお願いします。  このたび試行運行がされましたi−バス(あいバス)、すなわち循環バスでございますが、この運行は公共施設を回りながら、その施設を利用される市民にとっては大変喜ばしい交通手段であると思います。当市は非常に財政運営が厳しい折、このような試行運行を始められたことは、非常に市民にとっては大変よい、思いやりのある行政だということをつくづく感じております。  一方、やはり循環バスが走らないところ、また路線バスが4月1日から廃止になりまして、市民の生活に大きな影響を与えつつある地域があるのも事実でございます。  バスも走らない不便な地域に住んでいる方は、一様に何か寂しいような気になります。私は北方町に住んでおりますが、北方連区はいつも公共施設が一番おくれてつくっていただいておるのですが、今ではいろいろな施設ができまして、4月にはふれあいセンターもできまして、老人の方々は非常に喜んでみえるわけでございます。しかし、路線バスが廃止になって、そこでまた一抹の寂しさがあるわけです。この循環バスは本会議においても、また総務文教委員会においても、先輩議員または同僚議員が非常に論議をされまして、そしてその成果が試行運行になったということでございます。  バス路線が廃止になって、きょうまで生活の足として、また交通手段として利用されておられた方々、その人たちの気持ちはどんなものだろうかなということを思っているやさき、3月の終わりごろだと思いますが、私の家に1本の電話がありました。それは「木村さん、路線バスが4月1日から廃止になります。非常に困った。今までおばあちゃん、おじいちゃんがこのバスを利用して病院へ行ったものです。それが今回路線バスが廃止になって、非常に困りました。何とかしていただけませんか」という電話でした。そのとき、私は心の中で「今まで余り使わなかったから、やはり名鉄は撤退したんだな」と。聞くところによりますと、あの路線は1日に 0.9人という利用率だと聞いておりました。それでは名鉄も営業でございますから、だめだなということで心中は思いましたが、その若い匿名の方が言われるには、今まではおばあさん、おじいさんはバスで通っておった。私たちは日中は働きに出ているんだ。急に医者に行くとき、また通院させるときに、わざわざ仕事を休んで行かなくてはなりませんという切実な訴えでございました。  そんな願いを聞いて、私もそれを無視するわけにもいきませんし、きょうの質問に入るわけでございますが、北方町には名鉄も通っております。そしてJRも通っているんです。しかし、名鉄は木曽川堤という堤防上に駅があるんです。近くに畑下地区があるんですが、おじいさん、おばあさんの足で歩きますとやはり10分ぐらいかかるんです。若い方は自転車に乗ってみえますから余り不便はかけないと思うんですが、やはりお年寄りだと乳母車を引いて、そして電車へお乗りになる。時間もかかりますし、雨の日などはやはり難儀をされることが多いです。JRは木曽川駅ですから、そこまで行こうと思うと2キロメートルぐらいあります。到底老人の足では行けません。それは難儀されます。そういうことを考えますと、そういう老人の方々の心中を察しまして、私もきょうこの質問に立ったわけでございますが、これから逐次通告の項目につきまして質問をさせていただきますが、まず初めに検討委員会のメンバーについて、お尋ねしたいと思います。  一宮市の循環バス検討委員会の名簿をいただいております。この名簿から推察いたしますと、各種団体の長または副の方がお名前を連ねておみえになりますが、大同工業大学の先生は何が専門ですか。 ◎市長公室長(橋本博利君)   ただいま、議員の御質問でございますが、循環バスを試行運行させていただきまして、2カ月を経過したところでございます。市民の方々あるいは議員の方々にも御利用いただいて、4月の利用実績が 7,436名、5月は 9,867名という多くの方に御利用いただいておりますので、まずもってお礼を申し上げたいと思います。  ただいまの御質問でございますが、検討委員会の委員につきましては全部で12名の方にお願いしたところでございます。ただいま御質問いただきました舟渡先生につきましては、当委員会の委員長もお務めいただいたわけでございます。この先生につきましては建設工学の教授をされておりまして、専門が交通工学という分野の造詣の深い方でございます。一宮市自転車等の駐車対策協議会の委員等にもなっていただいております関係上、舟渡先生にお願いしたところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆24番(木村貞雄君)   ありがとうございました。  今お聞きしますと、大同工業大学の舟渡先生は交通工学が専門だということでございます。直接この循環バスの検討委員会において交通工学がどのように役立っているかということを考えますと、私も少し疑問を感じるんですが、この方が委員長で検討委員会を構成されたということでございます。  そこで市長公室長にお尋ねいたします。この検討委員会の中でどのような検討会をされたか、論議されたか、差し支えのないところで結構ですが、お答えをいただけたら幸いだと思いますが、いかがでございますか。 ◎市長公室長(橋本博利君)   検討委員会の内容についての御質問でございます。  検討委員会につきましては、全部で5回の開催を予定して、実施したところでございます。  1回目につきましては、この運行につきましての基本理念につきまして御検討いただき、2回目につきましては、実際の運行理念の確立というようなところへ踏み込んでいただいたわけでございます。3回目に、今回試行をさせていただいている運行コースを含めて、4コースの提案をし、協議をしていただいたということでございます。その後4回目で4つのコースを2コースに絞らせていただいたということになっております。それぞれの中での御発言につきましては、運行コースの時間帯は1時間程度がいいのではないか、あるいは料金につきましては、御負担をいただけたら御負担をいただいたらどうだ。あるいは武蔵野市の事例がございまして、武蔵野市と一宮市とは環境が相違するので、一宮市独自のものを考えていかないといけないのではないかというような、それぞれ多くの視点から、あるいは細部にわたりましての御意見、御討議をいただいたところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆24番(木村貞雄君)   今、市長公室長からかいつまんでお答えがあったのですが、私はもう少し各委員の方々がどのような発言をされたかということをお聞きしたいのです。それでないと、地域等を代表されている皆さん方ですから、やはりいろんな御意見が出たかと私は思うのです。今の理念だけでは、私は話しづらいし、また聞きづらいから、もう少し話を聞きたいと思います。 ◎市長公室長(橋本博利君)   大変申しわけございませんでした。簡略ということで少し省略をさせていただきましたけれども、それぞれの検討会の中の意見についてもう少し詳細に御説明させていただきたいと思います。
     1回目におきましては、基本的に先ほど申し上げましたように、一宮市の現状について把握をいたしておりますので、バスをどうしたらいいかということでございますので、例えばバスを走らせるならば、市民の方に納得していただくことが基本的には大事である。あるいは、先ほどお話にありました、高齢者の意見が反映される運行コースにならないといけないというようなお話も出てきておるわけでございます。先ほど議員の方からお話がございましたように、現在ある公共交通機関のことにつきましても検討課題には入っているところでございます。大きなところでは、1回目はそのあたりの認識になったところでございます。  2回目につきましては、それぞれの基本的な方向性ということで、最終の意見書にまとめていただく一番基本的な方向性をどう見つけていくかということで、先ほども議員の方からお話がございました公共施設の利用、社会参加をしていく、あるいは高齢者など交通弱者と言われる方々の不便を解消していくんだという基本的な理念を、第2回のところで構築していただいたところでございます。  3回目につきましては、先ほど申し上げましたように、コースとして4コースを検討させていただいたところでございます。その4コースにつきましては、ただいま試行をさせていただいているコース、あるいは中心市街地、あるいは南部の方というようなコースをそれぞれ検討していただいたのが、3回目の検討会の方向でございます。それから、そのときにそれぞれのコースは、どうしても図面上といいますか、私どもの提出した資料に基づいた検討となったところでございます。  4回目につきましては、2コースに絞っていただきまして、さらに1コースに絞っていただいたという経緯でございます。最終的な意見がまとめられたのが5回目の検討委員会の結果ということになっておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆24番(木村貞雄君)   ありがとうございました。  いろんな方向性で、特に老人のことについては十分に論議されたということでございます。委員の方々は日ごろ市のいろんなプロジェクトに対してお力添えを願っている方々ばかりでございますので、この委員の方々についての意見を詳細にお聞きしたいと思いましたが、これは省かせていただきます。今の市長公室長のお答えでこの項につきましては私も了解をいたしますが、検討委員会でお話になりましたコースの選定を次の項でお聞きしてまいりますが、どうかこのコースの選定については、私もきょう一番お聞きしたいことでもありますし、今後の運行コースに非常に影響する項目でございますので、どのような方法でこのコースを選定されたのかということをお聞きしてまいります。  コースの選定についてお尋ねしてまいりますが、当局からいただきました循環バスの検討委員会の運行コース案でございます。A、B、C、Dという案でございまして、このコース等を見てまいりますと、今伊勢分院、エコハウス138、市民病院、市民会館というところが主な公共施設であり、また利用されるということで、バス停があるように思われます。このコースをお決めになるときに、検討委員の方々は実際にこのコースをお回りになったのですか。 ◎市長公室長(橋本博利君)   お答えさせていただきます。  ただいま検討委員会の委員が、コースを実際にお回りいただいたかどうかということでございます。実際に委員にはお回りをいただいておりません。3回目のときにコースの設定を提案させていただきましたが、机上の図面上の検討となりましたけれども、各委員はそのコース図面を見られ、検討していただきまして、4つの点について事務局の方へ調査確認をするようにという御提言をいただきましたので、事務局の方が実際にこのコースを巡回しました。御指摘をいただきました1点目につきましては、1時間以内に運行ができるように修正すること。2点目につきましては、このコース内にバスを導入するわけですから、大型バス等の規制がない道路を調査すること。停留所の設置については安全管理ということがありますので、停留所の場所についてきちんと把握し、明示すること。4点目には朝、昼、それぞれのコースにおいて混雑の度合いが異なるので、それぞれの時間を回って、正確な所要時間を計測するようにという御指摘をいただいたところでございます。  したがいまして、この御指摘をいただいて事務局の方でただいまの調査をいたしまして、次の4回目の検討委員会に報告して、皆様方にまた御検討いただいたという経緯でございますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆24番(木村貞雄君)   検討委員会の委員の方々は、行政に回ってもらうということでお任せをされたということですね。私は、本当はこういう非常にいいことをおやりになるなら、行政と一緒に委員の方々がコースを回っていただいて、そしてお決めになると、非常にまたいいものができたのではないか思うんですね。それをお役所に任せて、そしてお決めになった。机上とやはり実際に回るということとは非常に感覚が違いますし、今、試行運行が始まっているので、今さら何だということを言われてもあれですが、本当はマイクロバスでもお借りになって、委員の方々に乗っていただいて、この4コースを回っていただいて、その上で検討されれば、3回目に机上でおやりになったということですが、回ってから机上で検討されるという順序でやっていただくと、まだまだ今試行運転されているコースよりはもう少しすばらしいコースができたのではないかなということを思うのです。だから私は、今の検討委員会の意見のことをお聞きしたかったのです。マイクロバスで本当は回ってもらうとよかった、そこまで突っ込んでやっていただくと、まだまだいいコースができたと思います。  コースの選定につきましてはこれでやめますが、経済部長にお尋ねします。  名鉄バスが各地区で休止・廃止されたが、どのような経緯で廃止されるに至ったかということをお尋ねします。 ◎経済部長(篠田惇君)   名鉄バスの一宮市内における廃止の経過について御説明をさせていただきます。  名鉄バスの廃止につきましては、平成9年6月に23路線、27系統を廃止するという第1次合理化案が公表されたわけでございまして、一宮市域関係路線といたしましては、名岐線、古知野C線、大和線、萩原線、小牧線、犬山線の6路線が対象になったわけでございます。  同年8月に「名鉄バス路線廃止並びにダイヤの再考について」という要望書を、一宮市長、尾西市長、稲沢市長、祖父江町長の連名で名鉄へ提出させていただいているところでございます。  そして、平成10年4月に第1次合理化計画に基づくバス路線の廃止が実施されまして、犬山線の全区間及び小牧線の一部区間が廃止されたところでございます。  そして、翌年の平成11年4月に、名鉄から34路線の廃止を実施する第2次合理化案が公表されたわけでございまして、一宮市域の関係路線といたしまして6路線が対象になったわけでございます。該当路線といたしましては、平成11年度末までの廃止路線といたしまして千秋線、一宮森上線の2路線、また平成12年度末の廃止路線といたしまして大和線の全線、それと一部区間廃止の光明寺線、名岐バイパス線、一宮宮田線の4路線が対象になったわけでございます。同時に平成11年4月に名岐線が廃止されました。  そして、平成11年5月に再度「名鉄バス路線の廃止の再考について」ということで要望書を一宮市長、尾西市長、稲沢市長の連名で名鉄に提出をさせていただいているところでございます。  そして、平成12年4月に萩原線、千秋線、一宮森上線の3路線が廃止されたところでございます。そして、本年4月にバス路線の廃止が実施されまして、大和線の全区間と光明寺線、名岐バイパス線、一宮宮田線、古知野C線の一部区間廃止が実施されたところでございますので、よろしくお願いを申し上げます。 ◆24番(木村貞雄君)   平成13年4月に光明寺線が一部休廃止されたんですが、これは起点はどこからになっているのですか。 ◎経済部長(篠田惇君)   新一宮駅からでございます。  この路線は渡橋行きと北方行きということになっておりますので、よろしくお願いします。そのうちの光明寺から北方、光明寺から渡橋、その一部区間が廃止されたということになっておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆24番(木村貞雄君)   これは住民の本当に貴重な足だが、それが名鉄の経営の事情によって次から次へと廃止になっていくということ、これは本当に公共事業だ、公共事業だと言われながら、名鉄の営業の成績によって切り捨てられる。これは非常に地域の住民にとっては迷惑な話です。公共交通機関だということでまかり通ってきたこの名鉄バスが、地域住民のことも考えずに、営業成績が上がらぬの一言でさっとやめてしまう。これは余りにもやり方がひどいと私は思います。  この間i−バスに乗って、そして「名鉄の路線がどんどんやめていくが、運転手さん、路線バスはどれくらい乗らないともうからんのか」と聞いたんですよ。各路線15人乗らないと採算が合わぬと言うのです。始終15人乗らないと合わぬというのです。それは大変だ。先ほど私が言ったように、北方は 0.9人です。そんなもの合うはずがないんですよ。15人乗らないと合いませんという話です。  名鉄がバス路線から撤退されるのは、それはやむを得ないとは思うのですが、この地区の方々は、本当にバスがなくなって初めて乗ってあげなくてはいけなかったなということを、後で言われるんですが、それは遅いよと言うのです。残っているうちに乗ってもらわないといかんということを、私は始終言っているのですが、やはりあるうちは使わないというのが、これもやはり人の情です。廃止されてから慌てて、これは困ったなということになるのです。これは終わったことですから、前向きの話をきょうはしていきますので、お願いいたします。  そうすると、今まで北方方面のバス路線の乗客人員が、平成9年5月は39回運行しておって 241人、1回平均 6.2人。平成11年5月は30回の運行で 179人、1回平均 5.9人、平成12年5月は23回の運行で 129人、1回平均 5.6人だということですが、平成13年4月から廃止された区間における状況をお答え願います。 ◎経済部長(篠田惇君)   今回光明寺線の一部区間が廃止されて、光明寺から北方方面という形ですと4つのバス停があるわけでございまして、この4つのバス停を利用されました方ですが、平成9年5月で35人、先ほど議員おっしゃられましたように1回平均 0.9人、それから平成11年5月には20人ということで、1回平均 0.6人というような状況になっておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆24番(木村貞雄君)   利用される状況を見てますと、やはり年々歳々減少しているということは事実でありますし、名鉄は民間会社でありますので、採算を度外視してこの路線だけ皆さんがお願いされるから走らすというような気持ちにはならないと思います。これはやむを得ないことです。この4月から一宮市がi−バスを運行されております。私の希望は、路線バスが廃止になった区間に循環バスを、まだ試行運行期間中ですから余りとやかくは申し上げませんが、私もi−バスに乗りましたからその状況もお話ししながら、後ほどお尋ねをいたします。この項につきましてはこれで終わります。  次に、先日私はi−バスを利用いたしました。きのう尾関議員からも提案されておりましたが、左回りはイエローなんです。右回りは青です。帽子とジャンパーをその色にしたらどうですか。 ◎市長公室長(橋本博利君)   運転業務委託をさせていただいておりますけれども、御意見をいただきましたので、試行の中でもいろんな手法がございますので、一応名鉄の方とも協議をしながら検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆24番(木村貞雄君)   私もきのう尾関議員が言われたので気がついたんですが、名鉄の職員が古びた帽子で運転しておるわけです。暑い暑いと言いながら、小さいバスなので振動が多いとか言いながら運転しておるわけです。気分を変えていただくためにも帽子と上着、ジャンパーを色分けされたらどうかなという提案です。これは私はいいなと思うのです。お年寄りの方々は、バス停の色が分けてありますから、運転手もこういう格好しておるんだな、スタイルだなということで、乗りやすいし、またお尋ねしやすいと思います。  また、きのうこういうことも気がついたのですが、新一宮駅のバス停のスペースがやはり狭い。1台は真っすぐにとまれるけど、1台は斜めにとまるんです。障害者が乗りにくいことは事実です。1台半のスペースしかないです。ポケットがそういうふうになっておるんです。やはりスペースを広げていただくといいなということを感じたんです。  私が乗ったときの状況をお話ししますが、乗ったのは5月30日と6月6日で、初めに右回りを乗ったわけです。10時半に乗りました。このときに新一宮駅で12人ぐらいの方が乗られました。10時半に発車いたしまして、西宮後で1人の方がおりられました。それから、今伊勢分院で4人の方がおりられた。エコハウス138で4人の方がおりられた。今伊勢小学校前で1人の方がお乗りになった。市民病院前では1人おりて、大人の方が6人と子供さんが1人、合計7人がお乗りになったということです。下沼町で2人お乗りになった。泉花岡というのは大雄会病院のあるところです。右回りはナフコの前でとまるんです。これで2人おりられた。右回りは尾張一宮駅前を通ってバスセンターの方へ入りますが、ここで子供さんとお母さんの2人がおりられた。最終は新一宮駅で6人ということです。このときに乗った運転手に、待ち時間のときに尋ねたのですが、「一番多いときで何人乗った」と聞いてみたんです。そしたら「乗降客を入れて35人ぐらいありましたよ」ということです。せっかく試行運行をやって、余り乗られずにすぐにやめてしまったということでは、これはまことに申しわけないから、状況を調べて、私も私なりに市民の方にPRしたいということで、運転手さんと話をしたんです。35人乗ったというんです。それはたくさん乗られたなと話をしておったんです。  それで今度、左回りの車に乗ったのです。このときは発車する前に運転手と話をしておりまして、「運転手さん、どうだこのバスは」ということを話をしておったら、ホイルベースが短いので、やはり運転席が上の方にあって、運転手は「ちょっと疲れますね」ということで、始終お茶を飲んでみえた。このときは7人が新一宮駅でお乗りになった。これは11時半に私は乗ったのです。それで発車しまして、羽衣で1人のおばあちゃんがおおりになった。それから、平島公園野球場前で1人お乗りになった。それから、市民会館前で2人の方がおりられた。藤塚町でお1人の方がおりられた。市民病院前では4人お待ちになってみえた。それでお客さんが運転手さんに「これは駅に行きますか」と尋ねた。そうしたら「これは駅は後ですよ」ということです。これは今伊勢の方へ行きますから、40分ぐらい遅くなりますから、「行きませんよ」と運転手は言ってましたので、1人の方がお乗りになった。あと3人の方は路線バスにお乗りになるということで、運転手に「ここから駅まで幾らですか」と聞いたら「 170円だ」ということで、待っておれば安く行ける、これに乗っていけば 100円で行けるけど、時間的に40分遅くなりますから、お乗りにならなかったんだなということを思ったのです。ここで1人が乗って、エコハウス138で4人の方がおりられた。今伊勢分院で5人の方がお乗りになった。それから北宮後で1人おりられた。終点で8人の方がおりられたという状況ですが、市民病院のところで路線バスと競合しておるんです。高くても早く帰りたい、駅へ行きたいという方は乗らなかったわけです。  これからもやはりコースを設定されるときは、こういうことも考えてもらわなければいかんです。競合するところはやはり省くということです。そういうところが私は、先ほどのメンバーの方がお乗りになって、歩かれて、そして確認されるとよかったなということを思うのです。実際にお乗りになって、そして見てみれば、そういうことがなかったのではなかったかなと、競合することがなかったのではないかということを思うのです。それぐらいの気配りはやはりしていただきたいと思うのです。  せっかくおやりになり、そしてこれを半年から2年の間にまた見直しをされるということですから、やはり初めからいいものはできないと思うのですが、これから試行錯誤しながら、この循環バスを本当の市民の足、また思いやりの行政ということでおやりになるなら、やはりこれくらいのことは初めに検討されたときに、委員の方々と一緒にお回りになって、そして競合するところはやはり省くという気持ちでやっていただかないと、言いかえれば税を少し余分に使ったなということになりはしないかと私は思うのです。  机上でお決めになったということですから、それも結構ですが、マイクロバスを半日お借りになっても幾らもかかりません。3万円ぐらいあれば借りられると思うのです。それくらいのことはおやりになったらどうかなということを私は指摘をしたかったのです。  こういうことで、i−バスに乗ったときに私の感じたことです。やはり実際に見てまいりますと、今、試行運行されておりますi−バスは、公共施設、特にお年寄りが病院へ通院するときに主に使われている。そして、エコハウス138へ行かれる方が使ってみえるということなんです。そうしますと、これは福祉バスだなということを私は感じたんです。 100円で駅から手軽に乗れるということなんです。一般に利用される方は女性の方が多いのです。男性は、左回りのときに私ともう1人若い方がお乗りになった。そして右回りのときは、このときでも3人ほどで、あとは女性の方ばかりでした。  運転手に4月の状況を聞きました。時間帯で申しますと、やはり午後5時以降は少ない。ほとんどと言っていいほど利用客はないと言ってます。こういうこともまた考えなくてはならないなと思うのです。5時以降は余り利用客がないということで、運行も考えたらどうかということです。  これは今言いましたように通院に使う方が多いのです。お年寄りの方が多いのです。余り夕方は出かけられませんから。日中が多いということですから、やはり私はそういうことも考えながら、これから試行運行をされて、まだ見直しをされるということですから、そういうことを踏まえて見直しをしていただきたいと思います。  ほかの例を挙げますが、私が一昨年、行政調査で酒田市へ参りましたが、そのときにはやはり福祉バスを運行しておるわけです。こんな僻地まで行っておるんです。あそこは山の方があるんですけど、山の地域にこういうふうに直線で行っておるんです。ここはやはり福祉バスですから市が民間に委託してやっておるんです。ここもいろんな会社が入っておりまして、そして市は民間のバス会社に委託しておるということです。これが酒田市の現況です。非常にいいなということで勉強させてもらったんです。 ○議長(浅野貞一君)   木村議員、申しわけないけれども、質問のやりとりを少しやっていただきたいと思います。 ◆24番(木村貞雄君)   これから取り上げるのは、5月17日中日新聞に載っておった都市活性化のことですが、松江市の例です。これは観光事業に市で運営しているバスを走らすということで、年間に 450万人のお客を運んでいるということですから、それはすばらしいなということですが、あそこは観光資源がたくさんありますから、それは観光客がたくさん訪問しますし、1回 200円ということです。約11コースあり、いろんな観光施設を案内してくれるということで、非常に好評であるということが書いてあります。私は最後に申し上げておきますが、循環バスを福祉を目的にするのか、一宮市には一部観光資源もありますから、それを巡回する観光的な意味のバス運行をするのか、お聞きいたします。 ◎市長公室長(橋本博利君)   お答えさせていただきます。  木村議員、直接お乗りいただきまして、御意見をいただきました。新一宮駅のバス停留所の2台の並列の問題、あるいは直接お乗りいただいたときの感想の中で、利用状況等につきましてもお話をしていただきました。実際お乗りいただいた時間帯が、4月、5月の実績を見ましても非常に多く乗っていただいた時間帯で、先ほども御指摘いただきましたように利用状況を見てみますと、一番多かった時間帯が1時半ということで、少ない時間帯はまさに5時半の時間帯が、2カ月間での御利用が少ないという実績がございます。  また、先ほど実際の事例で乗りおりを調べていただきまして、今伊勢分院、エコハウス138、市民病院前というところの乗降が多かったということから、福祉的なバスではないかという御指摘でございます。事実、4月、5月の実績を見ますとそのような御利用になっておりますので、福祉バス的かなという理解ができるわけでございます。実績に基づいた感想ということで、それぞれのお答えをいただいたところでございますけれども、それからもう1つの観光的な事業を例として挙げていただきまして、いろいろと御提言をいただいたわけでございます。各自治体におきましてもいろいろな手法をもちましてそれぞれで実施をされているところでございます。それらの事例を十分に参考にさせていただきながら、実際に運行いたしております実績を踏まえながら、これらのものを勘案しながら、これから検討させていただくということになるかと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。 ◆24番(木村貞雄君)   ありがとうございました。  私がi−バスに乗った感想を述べました。そして、これがいかに老人の方々に利用されているかを私も乗って感じたわけですが、その上でこれは福祉バスだなということを強く感じたわけです。これから半年から2年の間にいろいろと試行錯誤されまして、それに基づいてまた見直しをされる。そしてまた、延長されるということになると思いますが、駅から発車したこのコースを、路線バスと競合する場面は避けていただいて、ツインアーチまでまいりまして、それから堤防上を通って北方町まで延ばしていただくといいなということを思うのです。  先ほどの酒田市では福祉バスとして、放射状に路線が延びていましたが、一宮市も公共施設を回るのは循環バスでいいのですが、福祉と観光を考えますと、やはり駅から放射状に延びた路線が2路線ほど要るな、欲しいな、延長していただきたいなという気持ちでございますが、市長の御所見がございましたらお聞かせ願いたいと思います。 ◎市長(谷一夫君)   循環バスについて、そしてまた路線バスの廃止に伴う北方地区の実情についてつぶさに御質問をいただき、ありがとうございました。  まず、循環バスについて少し述べさせていただきたいと思います。  循環バスの路線設定につきまして、いろいろと御指摘をいただきました。そのとおりだろうと思います。今2カ月余経過しておりますが、4月に比べて5月はさらに利用者がふえていく状況の中で、まずまず予想以上の市民の方に御利用をいただいておりまして、今回のi−バスは今のところ成功と言えるかなと、半ばほっとしている状態でございます。これから梅雨に入ってまいりますので、これが利用状況にどう影響するか若干心配でございますが、何とか市民の皆様方に多く御利用いただきたいと思っております。私もあらゆる機会をとらえて市民の皆様にPRをいたしております。議員各位もぜひひとつさまざまな機会をお持ちだと思いますので、市民の皆様に御利用いただけるようにぜひPRをお願いいたしたく、この場をかりてお願いを申し上げる次第でございます。  さて、市民病院前のバス停のことを御指摘いただきました。市民病院を含む路線が、名鉄の既存路線と競合をするのではないかという御指摘でございます。これはそのとおりでございまして、今回のコース設定に当たりましては、既存路線との競合を極力避けるようにコース設定をしたわけでございますが、どうしても公共施設を入れるという一つの大きな目的がございましたために、完全にそれをなし遂げることはできなかったわけでございまして、確かに一部競合をいたしております。しかし、これは見方を変えますと、より早く着きたいと思われる方はそちらの路線を選択していただく、多少時間が余分にかかっても経済的に有利な方を選択するという方はそちらを選択していただくということでございまして、競合というよりはむしろ選択の幅が広がったと解釈ができるのではなかろうかと思います。  そして、左回りで行きますと、駅まで時間がかかるわけでありますが、右回りを御利用いただければ比較的早く着けるわけでございまして、そのあたりの案内が今のところ大変不十分な面があるのではなかろうかということも、質問をお聞きしながら思っておりました。  そして、このバスの性格が福祉バスか観光目的か、あるいは路線代替かというようなことでございます。これはこの循環バスの構想を議会にお諮りしたときから、委員会等でもたくさんの御議論をいただいたことでございます。私どもといたしましては、当初からコミュニティーバスという言い方をいたしておりまして、福祉バスではないという基本的な姿勢を当初から申し上げておりました。それは、要するに福祉ということになりますと、やはり料金が無料というのが原則になるのではなかろうかということでございまして、やはりこういった状況下、非常にこれから高齢化が進んでまいりまして、あと10年もいたしますと4人に1人がお年寄りになられるという状況の中で、たとえ高齢者といえども受益者負担と申しますか、利用される場合には一定の御負担を、これはどうしてもお願いせざるを得ないという考え方に基づきまして、今回も御負担をお願いしたわけでございまして、そういう意味で福祉バスではないというふうな考えを、はっきりと申し上げてきております。しかし、結果的に議員おっしゃったように福祉バスの色合いが強いということは、これはある意味でいえば大変喜ばしいことでございまして、そういうふうに御利用いただいていることについてはありがたいと思っております。  それから、観光目的はどうかということでございますが、そのようにお使いいただけるように私も市民の方にはPRをいたしております。例えば市外からお客様がおいでになった場合に、このバスに乗っていただいて御案内をしていただければ、 100円で1時間そこそこで市内の主なところが御案内できますよ、そういう使い方もございますよというようなPRをさせていただいております。そういう意味での観光目的にお使いいただくことは適当かと思いますが、残念ながら松江市のような、あるいは金沢市のような全国的に有名な観光都市というわけではございませんので、そういう目的によって多くのお客様の御利用がいただけるということはいささか困難ではなかろうかと感じております。  最後に、路線代替バスかどうかということでございます。議員も冒頭で、北方地区の住民の方から電話をもらって大変つらい思いをしたということをおっしゃっておられました。私も実は4月4日付で市民ファクスをちょうだいいたしました。北方地区の住民ということで匿名の方でございます。「廃止路線になった沿線に住んでいる北方住民です」ということで、名鉄バスがなくなって大変困っているという、最後には一生忘れませんよというようなことで、大変強い市民ファクスをいただいております。私どももよかれと思ってi−バスを始めてきたわけでございますが、一部の方には大変な恨みを買っておるということでございまして、ちょっと合わんなという思いもしておるわけでございますが、現実そういうことでございます。  そして、先ほど資料の中でも御紹介がありましたように、平成9年にはバス1回当たりで 0.9人、平成11年には1回平均で 0.6人ということで、半分ぐらいは空で走っておるというような状況の中、そういうところにまでこういった路線を拡張するということ、これはほかの市民の方に対しまして、皆様方からいただいた税金を使う事業でございますので、これもまたなかなかつらい部分があるわけでございます。  したがって、路線代替バスとして現在のi−バスを走らせているという考えはないということは委員会等でもはっきりと申し上げてまいりました。しかし、たとえ1回平均 0.6人でありましょうと、御利用になっている方がおいでになるのは事実でございます。数が少ないからその人たちは無視をしてもいいということにはならないわけでございまして、従来名鉄バス廃止に伴う代替を市でやることはないといった方針をはっきり表明してまいりましたけれども、循環バスが充実することはこれからも考えていかなければいけないと思っておりますが、この方式をすべての地域にわたって行っていくということは、これはある意味で税金が大変多く使われることにつながっていくわけでございます。それが果たして許されるのかどうか、これはまた一つ疑問でございます。  今回のi−バスは当初予算で 3,900万円余の予算計上をいたしました。利用者の御負担が 500万円余見込んでございますので、実質は 3,400万円余、現在の利用状況でいきますともう少し利用者負担がふえますが、それでも 3,000万円を超す税金を投入する事業でございます。こういったものを今後数多くふやしていくということにつきましては、よほど慎重にしていかなければいけないと考えております。  しかし、極めて少数かもしれませんが、いわゆる交通僻地にお住まいの市民の方々のためにやはり何か知恵を絞って、単に循環バスの拡大ということではなくて、より少ないコストで市民の皆様にある程度納得していただけるような方法をこれから考えていきたいと考えておりますので、そんなことで答弁とさせていただきたいと思います。 ◆24番(木村貞雄君)   ありがとうございました。  市長も少し前向きのお話をしていただきました。私は北方地区を中心にしてお話をいたしましたが、全市において不便を感じてみえる方々がお見えになることでございますので、北方地区のことについて私はお話をいたしましたが、各地区で名鉄の路線バスが廃止になり、生活の足が奪われたということは、非常に不便を感じてみえる方々が多くおられるということでございますので、どうかその意味も含めて、これから幅広いお考えを持って、試行運行をされている区間を延長されまして、市民により喜んでいただける行政をぜひともお願い申し上げまして、私の一般質問を終わります。  ありがとうございました。(拍手) ○議長(浅野貞一君)   18番 渡辺宣之君。 ◆18番(渡辺宣之君) (登壇、拍手)  議長のお許しをいただきまして、一般質問をさせていただきます。  今回取り上げさせていただきますのは、外国人にも住みやすいまちづくりについてをテーマとして、4項目にわたって質問をさせていただきます。  まず、質問に入ります前に、きのうも一般質問の中で複数の議員より大阪府池田市の児童殺傷事件についてのお話がございました。私も本当に大変心を痛め、また衝撃を受けております。亡くなられました子供さんに対して心より御冥福をお祈り申し上げるとともに、遺族の皆様にも心より弔意を表する次第であります。  私ども公明党といたしましても、おととい13日でありますが、公明党代表団が遠山敦子文部科学大臣とお会いしまして、今回の大阪児童殺傷事件に関する今後の対応についての要望書を提出させていただきました。この要望書では「二度と起こらないよう万全の安全対策を講じる必要がある」といたしまして、事件に巻き込まれた児童初め家族や教員への万全な心のケア実施を要望いたしますとともに、2点について対策を申し入れしました。  まず1点目に、全国の小・中学校等の安全管理総点検と、民間警備会社や退職警官を活用したスクール・ポリスの配置など、また警備態勢の強化を要望しました。  2点目に、保護者児童相談所、警察などと学校協力して、地域ぐるみで日常的に学校安全を確保する学校安全対策協議会の設置を申し入れいたしました。文部科学省としても検討していくことをお約束いただいたようであります。  当市におきましても、きのう一般質問の中で教育長から現状の取り組み、早速の取り組みをしていただいているようでありますが、これらの私どもの取り組みについてもお考えをいただきたいと思いますので、まず冒頭お願いさせていただきます。  それでは質問させていただきます。  まず初めに、外国人学校及び保護者負担軽減・助成についてお尋ねさせていただきます。  21世紀を迎えまして、社会は今、情報化、少子・高齢化、国際化の時代となっております。また、国際化という言葉が言われてから随分久しいわけでありますが、海外へ行かれる日本人の方も大変多くなってきております。一宮市におきましては、秘書国際交流係を中心に、一宮市国際交流協会が行っている国際交流市民フェスタなどで、非常に大きな成果を上げております。  また、教育委員会におかれましても、中学生の中国派遣による国際感覚と国際理解を深める事業が行われているところであります。21世紀となった今日、一宮市として国際社会にどう向かい合っていくのか、またそれにどう対応していくのか、これまでの取り組みを考えるに当たりまして4点についてお尋ねをさせていただくわけであります。  まず初めに、多くの外国人の方がこの一宮市にも住んでおられます。市民課で資料をいただきましたが、現在外国人登録されている方は 3,160名ほどおります。また、そのお子さんもたくさんの方が、一宮市内の小・中学校を含めて学校に通っておられます。こういう子供たちについてまず御質問をさせていただきますが、義務教育というのは国民である日本人の子供たちに与えられたものでありますし、就学義務のない外国人の子供たちにあっても、我が国が批准しております子どもの権利条約では、子供たちにとっての最善の利益と教育の権利が保障されております。一宮市では、これらの権利はどのように保障されているのか、また外国人の子供たちの就学への支援についてまずお教えをいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎教育委員会事務局長(長谷川美昭君)   まず第1点目のお尋ねでございますが、外国人の子供たちの就学支援に関することでございます。  現在、外国児童の就学の状況でございますが、本市に在住をし、外国人登録がされていることが1つ条件でありますけれども、就学となる児童保護者の方々に対しましては、小学校の進就学という形で入学案内を送付させていただきまして、入学希望のあった方へ市の方から就学通知を送付しておるという状況でございます。また、この就学に関しまして市の広報の中で、2月と3月の2回でございますが、外国籍の方で入学を希望する方について手続の案内をさせていただいておりますし、また年度途中等で就学の希望があれば、随時小・中学校での就学を受け入れ、教育を受ける機会の確保をさせていただいておるという状況でございます。
     ちなみに平成13年5月1日現在の状況でございますが、小学校におきましては7カ国でございまして、児童の数にしまして81名が現在小学校に在籍しておるという状況でございます。それから中学校でございますが、一部国名は異なりますが、7カ国でございます。生徒数につきましては53名ということで、合わせて 134名の外国籍の児童・生徒が一宮市内の小・中学校に在校しておるというのが現在の状況でございます。  また、一時的な形でありますけれども、ホームステイ等で一時帰国というような形でございますが、親が日本人であるというようなことで、外国籍でありながら国内へ、夏休み等を利用して一時帰ってくるような場合につきましては、まず体験入学というような形で、希望があれば、在籍扱いではありませんけれども、そういう受け入れ態勢で現在対応しておるという状況でございます。  ちなみに体験入学の状況でございますが、平成12年度の状況でございますが、小学校におきまして外国籍の児童ということで3名が一宮市内の小学校体験入学をしておる状況で、児童・生徒のことにつきましては外国籍の子供であっても希望があれば受け入れをし、学習機会の確保に支援をさせていただくということでございます。よろしくお願い申し上げます。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございました。  外国籍の子供たちであっても教育を受ける権利を保障して、就学通知等を出して教育の機会を与えているという状況を御報告いただきました。  子どもの権利条約にも定めてありますように、第18条を少し御紹介させていただきますが、抜粋になりますが、第18条第1項に「父母又は場合により法定保護者は、児童の養育及び発達について第一義的な責任を有する。児童の最善の利益は、これらの者の基本的な関心事項となるものとする。」要するに、児童の養育発達にはまず親が第一に責任を持ちなさいと規定をしてあるわけです。  その第2項には「締約国は、この条約に定める権利を保障し及び促進するため、父母及び法定保護者児童の養育についての責任を遂行するに当たり、これらの者に対して適当な援助を与えるものとし、また、児童の養護のための施設、設備及び役務の提供の発展を確保する。」と書かれております。これにつきましては、要するに日本の国や地方自治体にあっても、保護者の責務を遂行するための援助義務を明確に規定したものだと思われます。  そういう意味でいけば、外国籍であっても、日本、一宮市においても、子供たちの学ぶ権利を保障してあげなければいけないと子どもの権利条約に定めてあるわけでありますが、そういう意味で、現在外国籍の子供たちの置かれている状況が、保障されているにもかかわらず、子供たちの学ぶ権利がきちんと保障されていない現状を、私はこれから指摘をさせていただくわけであります。  1つ目に、初めに申しましたように、外国人学校に学ぶ子供たちもいるわけであります。日本の学校に通う子供たちについてはまた後で質問させていただきますが、それなりの教育費をかけて外国人の子供たちへの教育を日本の学校の中で行われておりますが、そうではない外国人学校に通う子供たちも、実は一宮市内にはお見えになるわけであります。特に今からお話させていただきますが、韓国・朝鮮人の方につきましては、よくお話が出てきます。納税義務を果たしているにもかかわらず、人権や教育の保障がなされていないということをよく耳にいたします。  私は実は5月11日でありますが、名古屋朝鮮初級学校及び附属幼稚園の公開授業を見せていただきました。大変熱心に学んでいる子供たちの姿に感銘をさせていただきましたが、この学校は名古屋市中村区にあります。現在小学生 169名、幼稚園児73名の子供たちが通っております。一宮市からも小学生4名、幼稚園児3名が学んでおります。また、豊明市にあります愛知朝鮮中高級学校には、一宮市から中学生が5名、高校生12名が学んでいるとのことであります。教育日数やカリキュラムなど学校案内を見せていただきましたが、日本の学校とほとんど変わらない教育を行っているにもかかわらず、国は朝鮮学校を各種学校として取り扱って国立大学の受験をまだ認めていないように、卒業資格に差をつけているわけであります。また、教育助成を全くと言っていいほど行っていないのが現状であります。  ちなみに公立、私立大学の半数以上は、朝鮮学校卒業生であっても受験資格を認めているようであります。また、愛知県では私立学校経常費補助金として、今年度1人年間2万 1,000円を朝鮮学校に助成いたしております。本市における対応は現在なされておりませんが、愛知県内の他市で助成を行っているところがあります。豊橋市、豊田市、豊明市、東海市、知多市、瀬戸市、春日井市、江南市、岩倉市です。一宮市はどうして行っていないのか疑問であります。朝鮮学校に対する認識とこれまでの対応について、学習を保障するという点からどうして対応されてこなかったのか、お尋ねさせていただきます。 ◎教育委員会事務局長(長谷川美昭君)   お答えさせていただきます。  今お説のように、愛知県を初め県下の各市で朝鮮学校に対して助成しているのに、どうして一宮市は行っていないのか。さらに朝鮮学校に対する認識、考え方とこれまでの対応ということでのお尋ねでございます。  議員お話のとおり、名古屋朝鮮初級学校、これは名古屋市に所在し、一宮市からも幼稚部あるいは初級部含め7名が通園・通学、さらに豊明市にあります愛知朝鮮中高級学校につきましては一宮市より17名が在校しているという御報告が今ございました。朝鮮学校につきましては、学校教育法第1条に定める学校には該当いたしません。したがって、各種学校の位置づけでありまして、国からの学校に対する助成あるいは支援ということにつきましては、学校教育法に定める学校とはやはり相違があるということについては、御指摘のとおりであろうかと思います。  愛知県内には朝鮮学校といたしまして5カ所設置されていると理解いたしております。県内の状況でございますけれども、当該市内に朝鮮学校が設置されている市におきましては、学校に対する助成がなされている状況がございます。また、市外から児童・生徒が通学している市におきましては、それぞれ支援の方法には異なる要素がもちろんありますが、おおむね支援しておる状況もございます。  朝鮮学校に対する認識でございますけれども、朝鮮学校はやはり学校の位置づけとしては各種学校でありまして、日本の学校と同等ではありませんけれども、日本の小学校・中学校あるいは高等学校に相当する年齢期の子供の教育になっておりまして、外国籍であっても希望すればもちろん日本の小・中学校、高校等への通学の道は開かれておりますが、やはり母国の学校希望し、教育を受けたい、そうした思いも十分理解いたすところでございます。  当市におきましても、過去に市内に愛知朝鮮第八初級学校が開校しておりました。したがいまして、平成4年度までにつきましては、日赤一宮地区から教育奨励補助金という形で、年間でございますが16万円が助成されており、平成5年度以降につきましては、一宮市から外国人学校助成金という形で年30万円を助成してきた経緯がございます。しかしながら、生徒が減少してまいりまして、学校運営自体が困難となり、平成10年度末をもって市内の朝鮮学校が廃止されましたので、平成11年度から助成金の廃止をさせていただいたところでございます。したがいまして、今の時点におきましては支援はいたしておりませんが、過去におきましては以上のような経緯で助成をさせていただいてきたところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございました。  朝鮮学校に対しては、日本の小・中学校と同等の教育を行っているという認識をお持ちだということを確認させていただきました。まさしく日本の小学校の内容と全く同じような授業内容で、むしろ私がびっくりしたのは、やはり日本の学校と違うのは母国のハングル語も使いますので、ハングル語、日本語、英語を使い分けるわけです。一つのミニバイリンガルという形の印象を持ちました。そういう意味でいけば、日本国内にとどまっている韓国・朝鮮の方は、長い間の過去の歴史もいろいろありますが、今現在三世、四世の時代になって、日本国民としての共存共栄の社会の一員としての役割をまた担っているのも現実であります。  そういう意味でいけば、先ほど教育委員会事務局長から回答をいただきましたが、過去一宮市にも初級学校があったときは助成をしていただいていたということであります。助成をしていたときの趣旨が、統廃合によって一宮市の初級学校が向こうへ行ったために、設置場所しか支給基準としては対象にならなかったのか、それとも支給基準が一宮市から通う子供に主眼を置いてのことだったのか。廃止となれば一宮市に設置したことに重きがあったと私自身は思いますが、やはり一宮市から通う子供たちであります。いろんなことの中で、日本の学校を選択せずに朝鮮学校を選択したということでありますが、それについては教育の選択の自由といいますか、裁量があるわけでありますので、何も日本の学校に行かなければいけないというわけではないと思いますが、その子供たちが朝鮮学校へ通っていることを思うと、やはり何らかの助成の必要性を思います。  といいますのも、学校案内を学校へ伺ったときにいただきました。この学校の予算を当日お聞きいたしましたら、小学校幼稚園でおよそ年間約1億円余の費用がかかるわけですが、保護者負担の学生の納付金として約 2,000万円ぐらい、あと 8,000万円が寄附金、それから物品販売による収入というので運営資金を捻出しているのが現実であります。非常に厳しい財政状況の中でこの朝鮮学校というのは運営されておるわけであります。ましてや一宮市にあったときも、子供は確かに少なかったかもしれませんが、それなりの教員を抱え、教育するに当たって非常な御苦労をこれまでされてきたと思いますし、去年4月からでありますが、名古屋市内の朝鮮学校も統廃合でかなり減って、運営を余儀なくされているようであります。  そういう意味でいけば、先ほど前段にお尋ねさせていただきましたように、どこの国の子供であっても教育を保障しなければいけない。親として教育を受けさせなければいけない。また、そこに住んでいる国また自治体は、その教育を保障するために援助しなければいけないというのが子どもの権利条約に書かれてあります。ところが、こういう現状の中で教育が受けられる状況を、財政的な基盤を含めて少しでも子供たちが安心して教育を受けられる基盤を与えてあげる、子どもの権利条約からするとそういう財政的な援助も必要だと思うわけであります。  また、先ほど御回答いただきましたが、この朝鮮学校学校教育法第1条の学校には該当いたしません。そういう意味でいえば、学校の校舎を改修するに当たっても補助金は一切来ません。そういう学校であれば、国や県から補助金がいっぱい来るわけでありますが、来ないわけであります。そのために、学校を改修しようとしても保護者負担やら、いろんな寄附金やら、販売などの事業収入でお金を集めての運営に頼らざるを得ないのがこれまでの現状であります。ましてやこの長期化する経済不況の影響の中で、保護者負担はかなり限度を超えているというのが実情のようであります。  このような状況の中、昨年9月でありますが、朝鮮学校から一宮市長あてに教育費の拡充及び保護者負担軽減のための補助金を求める要望書が出されております。これまでの過去の経緯もあったでしょうし、第八初級学校があったときには助成をしてましたけれども、名古屋へ統廃合されてから助成金を打ち切られたのでありますが、こういう要望書が出されておりますし、この要望書に対して、教育の保障という点からどのような受けとめ方をされて対応されたのか。また今後、先ほど言いましたように教育を保障する責任を自治体も持っているという部分から、今後こういう学校へ通う子供たちに対する財政的支援をどのように対応されようとしているのか、お尋ねさせていただきます。 ◎教育委員会事務局長(長谷川美昭君)   まず、要望書の関係でございますが、これにつきましては昨年10月2日に名古屋朝鮮初級学校に対する補助金に関する要請という形で、在日本朝鮮人総聯合会尾張支部並びに名古屋朝鮮初級学校の連名で、市長あてにいただいたところでございます。その内容につきましては、学校への助成や児童・生徒の保護者に対する保護者負担軽減補助金及び通学費補助金の支給を求めるといった内容のものでございます。これにつきましてどう対応したかということでございますが、それぞれの要請の御趣旨につきましては、十分理解いたしておるところでございますが、先ほど申し上げましたように市内の朝鮮学校が廃止されたことから、学校に対する対応につきましては見送りをさせていただいたところでございます。  また、保護者負担軽減につきましては、朝鮮学校は各種学校と先ほど来申しておりますが、そんな形がございまして、例えば私立高等学校授業料助成金の制度が現在もあるわけでございますが、それに対する適用につきましては、当時はやはり助成の目的は、私立高等学校が対象でございますので、そういう助成の目的からも課題がある。こんなことで支援するという形には至っていないのが今日までの現状でございます。  また、今後どのように対応していくかということでございますが、朝鮮学校につきましては、先ほど来お話がございますように、日本の小学校、中学校、高校に相当する年齢期の子弟の教育を担っているという使命はそのとおりであろうかと思っております。ただいまは外国人にも住みやすいまちづくりの観点からのお尋ねでございます。朝鮮学校への助成あるいは通学者の保護者負担の軽減助成につきましては、各種学校の位置づけ、あるいは日本の学校に相当する教育を行っているという側面、あるいは他市では現に学校あるいは保護者に対して助成しておるという状況もございます。したがいまして、今後どういう対応が一番望ましいやり方か、いろいろ検討する必要がございますので、私どもといたしましても、個々の助成等につきまして今後検討させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございました。  日本の学校と同じ教育をしているという認識を持って学校並びに保護者負担の軽減を検討していただけるということであります。ぜひとも検討していただきまして、助成をお願いしたいと思います。  まず、学校の位置づけというのは、先ほど確認しましたように、朝鮮学校というのは各種学校であります。ただ、本年度から一宮市の私立高校授業料負担者への助成につきましては、専修学校で修業年限が3年の高等課程についても対象とされております。専修学校の高等課程というのは、学校教育法第1条に該当するかというと、調べましたらそうではないわけです。第1条には「小学校、中学校、高等学校、大学、高等専門学校盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園とする。」とあります。学校の設置者については条件がありまして、「学校は、国、地方公共団体及び私立学校法第3条に規定する学校法人のみ」とあります。ところが、専修学校というのはこの学校に規定されていなくて、学校教育法第82条の2で専修学校は規定されているわけです。調べますと、その次の第83条に各種学校の規定がされているわけです。  そうなると、一宮市で行っている私立高等学校授業料負担者の軽減については、第1条の学校以外、今年度第82条の2の専修学校を対象として広げていただいた。あと残るは第83条の各種学校だと思います。ここまでしていただければ、学校教育法に規定する学校のすべてが差別なく、一宮市から通う高校生については授業料軽減が−−金額の問題はともかくとしまして、多い少ないはいろいろ議論があるところでありますが、差別なく同じ条件で受けられるとなります。ぜひとも一日も早く同じ扱いにしていただきたいというのが、高校生に対して私はぜひともお願いしたいと思います。  朝鮮学校に対する助成につきましては、愛知県で私学助成をいろんな形でしているわけです。先ほど言いましたように、第1条の学校でないために県からいろんな助成が来ません。したがって、愛知県ではいろいろな形で私学を含めて専修学校、各種学校にも助成をしているのが現実であります。私立学校経常費補助金として、愛知県としては出していくわけであります。金額は第1条の学校、第82条の2の学校、第83条の学校の差はかなりあります。かなり差があって困っているのが現実なんです。差がなければこんなに学校運営が苦しい状況にないわけであります。  ちなみに御紹介させていただきますと、ことしは若干また改正になりましたので資料を持ち合わせておりませんが、平成12年度の例で御紹介させていただきますが、高校生で1人当たりですが、一般補助として27万 3,600円の経常費補助金が出るわけです。各種学校、先ほども言いました朝鮮学校ですが、ことし 2,000円上がって2万 1,000円、去年ですと1万 9,000円が各種学校愛知県の経常費補助金として補助がされているわけです。さっきの第82条の2の専修学校は9万 8,500円出されているわけです。うんと差があるんです。これで各種学校学校は助成をいただいて運営しているわけですが、全然金額が違う。1人当たりにかけるお金というのは、どんな学校であっても同じぐらいかかると思うのです。施設もかかりますし、人件費もかかりますし、維持管理費も同じようにかかるわけであります。助成が少ないために、授業料といったって、私立学校だからといってたくさんもらえないのが現実であります。各種学校といえどもそんなに多くの金額を1人年間何百万円とかいう形で、小学校、中学校幼稚園がいただけるわけがありません。  そういう意味では、この小・中学校、高校もそうですが、非常に大変苦しい経営をされていて、先ほど言いましたように約8割がよそから資金を集めてこなければいけないという学校運営をされているわけであります。  そういう意味では、平成10年度まで一宮市に第八初級学校があって、助成していた実績があるわけですので、統廃合されましたけれども、一宮市民として外国人登録している子供たちが、朝鮮学校は名古屋へ行く。高校は豊明市へ行く。そういう子供たちもいるわけですから、やはりきちんとした教育の保障をしてあげないことには、安心して親たちも、子供自身も教育を受けることができないと思います。そういう意味では、本当は朝鮮学校に子供を入れたいけれども、負担が大変なので日本の学校へ行かざるを得ないという状況も、中にはそういう子供たちもいるという話をお聞きしています。  また、校長先生にお聞きしましたけれども、朝鮮学校というのは、「国籍でいうとどこの国籍の方が来てますか」とお聞きしましたら、「韓国籍が6割、朝鮮籍が3割、日本人の子供が1割来ている」というお話でした。日本の国籍を持つ子供でも、母親が韓国籍なり、朝鮮籍なりの子供だと思いますが、母国の学校へ行かせたい、日本の国籍を持った子供でも親の考えでそういう学校へ行かせているのが現実であります。  そういう意味では、日本人の子供も通っている学校ですので、きちんとした教育の保障をできる体制を、一宮市としてもぜひとも学校補助を、県がやっているように−−金額の問題はありますが、県が経常費補助金として出していますので、一宮市としても差別なく、一宮市から通う子供たちへの支援をぜひとも、検討していただけるとのことですので、お願い申し上げまして、この項目の質問を終わらせていただきます。  時間も間もなく12時となりますので、休憩をお願いしたいと思います。 ○議長(浅野貞一君)   暫時、休憩いたします。                             午前11時57分 休憩                             午後1時 再開 ○副議長(渡部昭君)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  18番 渡辺宣之君。 ◆18番(渡辺宣之君) (登壇)  引き続き、外国人の住みやすいまちづくりについてお尋ねさせていただきますが、午前中の最後にお話をさせていただきましたように、外国の子供たちであっても教育を受ける権利を保障するものであります。また、最後に申しましたように、そのために、私は愛知県にあり一宮市の子供が通っています学校について助成をしていただきたい。また、高等学校につきましては私立学校負担軽減・助成の対象にしていただきたいことを再度、答弁を求めまして次の項目に移らせていただきますので、どうかよろしくお願いします。 ◎教育委員会事務局長(長谷川美昭君)   午前中にお尋ねがございました外国人学校に対する助成の関係でございますが、再度のお尋ねでございます。  先ほどもお話をさせていただきましたように、日本の学校に相当する教育を担っている。あるいは、他市におきましては、方法論等についてはいろいろ差異はございますが、支給助成等をされている状況もございます。また、朝鮮学校そのものについては、明確に各種学校という位置づけにあるわけでございます。したがいまして、現状におきましては各種学校への助成ということについては、これは一宮市内あるいは市外のいずれの学校に対しても、学校あるいは保護者の方々に対する助成は現在していない状況であります。  また、一宮市としましては、外国人学校が当時は市内に所在していたわけでありますけれども、その学校に対して助成してきた経緯、それからさらにはこれからの国際社会という視点もあるわけでございまして、国際親善という側面、こういういろんな面から一度検討させていただきたい。  したがって、例えばという話でさせていただきました私立高等学校授業料等助成金につきましては、平成13年度から専修学校の高等課の3年課程に通学する生徒の授業料負担者に対しては、学校教育法上も高等学校に準ずる学力があると認められるという位置づけもありますので、適用の拡大をさせていただきました。この外国人学校につきましては、その制度がいいのかどうか、そういうことも当然議論の対象になってまいりますので、一度いろんな面から検討させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございました。  いろんな条件の中で整備を含めて研究、また検討していただきまして、教育を安心して受けられる体制をぜひともお願いしたいと思います。  次に、外国児童・生徒への対応についてお尋ねさせていただきます。  一宮市における外国児童・生徒数については、先ほど教育委員会事務局長から御報告いただきました。小学校で26校81名、中学校で14校53名が、一宮市立の小・中学校外国籍の子供たちが通っております。最初に申しましたように、国際化の時代であります。今現在約 3,100名余の外国人の方が一宮市で生活をしておみえです。また、多くの方が今後も国際化の中で、外国人の方が日本にお見えになる、一宮市にお見えになることが予想をされます。そういう意味で外国籍の子供が日本で生活していく上で、日本の学校に通う上で、日本語が話せない、理解ができないという外国籍の子供たちには厚い壁があるわけであります。そういう問題を解消するために、現在市では日本語指導のために取り出し指導を行っているわけであります。ただ、今の体制で十分なのか、とりわけこれから国際化が進んでいく上で、また多くの悩みを抱えているのが子供たちの状況だと思いますので、それについてお尋ねさせていただきますが、先ほど言いましたように外国籍の子供たちの取り出し指導を行っている現状について、まずお教えをいただきたいと思います。 ◎教育長(馬場康雄君)   お答えさせていただきます。  現在本市には日本語教育が必要な児童・生徒が、小学校に5名、中学校に2名在籍いたしております。母国語はポルトガル語が2名、タガログ語が3名、中国語が1名、スペイン語が1名の4言語にわたっております。指導内容については、今御指摘のとおり日本語の読み書きがまず中心で、そのほか算数の計算あるいは社会科等々子供たちの日本語の習得状況、実態に応じて、週に大体四、五時間が中心ですが、1人だけは2時間、また不十分な場合は12時間行っております。いずれにしましても、そういう個別指導を行いながら、同時にその中で生活相談に乗っております。  また、日本語教育が必要な児童・生徒がいる担任の指導力を上げるために、毎年県の方の総合教育センターで、外国人指導生徒教育講座というのがございまして、さまざまな研修を行っております。それに毎年2名ずつ派遣をして研修させております。  それから、日本語等巡回指導事業ということで、尾張教育事務所に語学相談員がおります。この語学相談員は祖父母などが日本人で、外国でそのまま育ち、外国籍を持っている方が日本に来て、両国のいろんな生活文化に詳しい方が語学相談員となってみえます。そういう方が、日本語教育が必要な外国人児童・生徒が在籍している小・中学校の方を巡回して、語学指導や生活相談、それに保護者の懇談等をやっていただきます。このことで毎学期1回ずつ来ていただいております。それから、緊急の際にはやはり生活面のことなどでわからないことがございますので、緊急の際には電話で相談させていただいております。  それから、学校指導用としましては、文部科学省のマルチメディア教材「日本語を学ぼう」というCD−ROMがございまして、これを配付して日本語指導に生かしておるのが現状でございますので、よろしくお願いいたします。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございます。  日本語教育が必要な児童・生徒数の御回答をいただきました。小学校で5名、中学校で2名というお話でありますが、私は四日市市へ行ってまいりまして、あそこは工業地帯ですので、いろんな外国人の方もたくさんお見えになっております。学校の現場のことも若干お尋ねしてまいりましたけれども、参考までに御紹介させていただきます。四日市市は一宮市より若干規模が大きい程度ですが、外国籍の子供の在籍数が小学校では97名、中学校では49名が学んでおります。ほとんど一宮市と変わらない状況だと思います。ただ、日本語指導が必要な数につきましては、小学校97名のうち56名、中学校が49名のうち37名、国籍の中身で見ますとブラジル人が多いようであります。一宮市と国籍別に見ますと若干構成が違います。一宮市の場合は韓国、朝鮮の方が多いようでありますので、長く日本にお見えになり、またその中で子供たちが三世、四世の形で、日本語については堪能だという子供が多い現状だと思います。  私自身が疑問に思うのは、確かに四日市市ブラジル人が多くて、日本語指導をやらなければいけない。一宮市についてはそれの必要な生徒が少ないという御回答ですが、先ほど取り出し指導の中で、日本語学習を中心に算数等を含めた適応指導をされているとの回答をいただきましたけれども、日本語ができる程度も私は一つ問題だと思います。一宮市の場合、5名、2名ということでありますが、どの程度の日本語学習ができれば適応指導ではなく、普通の日本の子供たちだけの教室の中での指導のみになるのか、若干四日市市とその辺の取り組みに差があるのではないかという印象を持っていますが、そんな心配ないよということであれば、御回答をいただければと思いますが、まずその点お尋ねさせていただきます。 ◎教育長(馬場康雄君)   今お尋ねの件でございますが、私も直接体験したわけでございますが、やはり若いので話す、聞くということについては、適応状況は非常に早いです。ただ、問題はやはり漢字の読み書きでございます。やはり漢字の読み書きが不十分ですと、他の教科にも非常に難しい問題がございます。したがいまして、今、7名の子供は一応話す、聞くということはできても、やはり漢字の学習というか、これは取り出し指導をしないとなかなかできません。時間も結構かかると思います。やはり読みが先で、書くことがどうしても後になるわけでございますが、かなりの長期間にわたって読み書きについては行わなければならないと認識しております。  したがいまして、取り出し指導をしなくてもいいとなったときは、大体ほぼ普通の教科も、決して十分とは言い切れませんけれども、言葉だけじゃなくて教科書等も何とか理解できるような状況にあるということで対応しておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございます。  対応しているので、5名、2名という現状だということであります。それだけ一生懸命先生が取り出し指導をして、不十分な場合には12時間まで取り組んでいただいている状況の中で、外国の子供たちも安心して、日本語指導を通しながら、日本の教科学習を一生懸命やられているということを改めて思いました。  参考までですが、先ほど言いました四日市市外国籍の子供たちへの対応、数が多いものですからきちんとした対応をされておりますので御紹介させていただきますが、四日市市では外国人児童・生徒のために市単独事業で4小・中学校に設けた拠点式日本語教育を行っているわけであります。拠点式では、学校が終わった後拠点校へ通わなければいけないという負担になっている部分もありますけれども、日本人の日本語教育担当の教師と、日系ブラジル人の臨時講師と、週1回の日本語適応指導員が来て、3名体制で10数人ぐらいの外国籍の子供たちの指導をしております。  また、言葉の部分で、特に学校行事とか、いろいろな家庭への連絡事項も、いろいろ問題が、コミュニケーションがうまくいかない部分がありますので、四日市市では家庭との連絡用に日本語とポルトガル語の2カ国語で書いた「つばさ通信」というものを発行して、学校での行事や連絡事項を中心に、父母との綿密なパイプ役として重要な役割を果たしているそうであります。  先ほど教育長から御回答いただきました語学相談員も、一宮市では県から派遣を受けて、ポルトガル語なりの語学堪能な方が学期に1回お見えになって、子供とまた先生との間に入りながら、学習指導また生活相談に乗っているという回答でありますが、先ほど四日市市紹介しましたように、県から週1回は来ていただいているのです。また、市単独でも日本語教師ポルトガル語の話せる臨時講師がついて、生活指導、学習指導を拠点式でやっているという状況であります。きちんと体制をやはり組んで、家庭、子供が困らないような体制を組んでいるわけであります。  これからは最初に申しましたように国際化がどんどん進んできますと、やはり多くの外国籍の子供たちも日本にお見えになると思います。現状やっている体制で、最初に申しましたようにこれでいいのかどうかと思うと、子供たちが安心して教育を受ける権利を保障してあげる部分でも、今のままでは若干足りない部分があるのではないかと思うわけです。特に家庭との連絡でいえば、言葉の問題でなかなかコミュニケーションがうまくいかなかったりすると、やはり親御さんとしても学校にどう接していいかわからない部分が出てきたり、どうお願いしていいか、自分の困っていることもなかなか伝えられない部分もあるかもしれませんし、その辺を含めて今後の取り組み方、考え方についてお尋ねさせていただきます。 ◎教育長(馬場康雄君)   今のお尋ねの件でございますが、御紹介いただきました四日市市につきましては93名ということで、大分実態が違う状況でございます。本市におきましても、実は、数年前はもう少し多うございました。経済的な問題であろうと思いますが、この数年間若干日本語教育が必要な子供の数が減少しつつあります。外国児童は、全体としてはそう変わるわけではございませんけれども、とりわけブラジル関係のポルトガル語の必要な子供たちが大きく減ってまいりました。  ポルトガル語につきましては、今御紹介ありました日本人の日本語教育担当教員というか、多少ポルトガル語がわかる先生だろうと思いますが、本市にもそういうことをしていた教員がおりまして、現実に私がおりました学校でもその教諭がおりましたので、その取り出し指導の際には、その先生にも対応してもらいました。それから、スペイン語を多少理解できる先生も市内におります。ただ、その学校にたまたま子供がいるわけではございませんので、必要に応じてその折には対応しておるわけでありますが、一応現在のところはこれまでのさまざまな対応事例が出てまいりましたので、それを参考にして指導のマニュアルというか、指導事例を集めたものを作成していくことを研究してまいりたいと思います。  それから、今御指摘のありました外国語による行事案内等、そういうことについてどうするかということについても研究してまいりたいと思います。現状は、実は先ほど言いました子供たちに間へ入ってもらいまして、親御さんと、それから学校の先生たちの話の内容は、むしろ子供が通訳というか、そういうような形になって話し合いをしているケースが日々の生活の中では多いわけです。  それからもう1つは、転入学していただいている際に、会社の方とか、あるいはそういうことを援助していただいているボランティアの方と大体転入学のときに一緒にお見えになっておりますので、その方とこれからも一層連携を深めて、何かあればすぐ対応できるような形をとってまいりたいと思います。  それから、やはり生活面、日本語学習の両面の支援が大事だと思いますので、現状は人数が少ないわけでありますが、だからこそ余計今後のことに備えて、今までの中でいろんな問題点等ございましたので、それについてまとめて、どう対応していくかについて十分体制を整えてまいりたいと思います。当面まずできることは、現在子供を担任している先生方の対応の仕方について、市主催で早速研究会を開きたいと思っております。  やはり子供さんあるいは親御さんの心の悩みとか、やはりそういうことについてきちんと理解、対応していくことによって大きく違ってまいります。率直に言いまして、7人の子供たちに直接かかわっている先生の対応の仕方によって、やはり大きく変わってまいりますので、やはり親切に、本当にきちんと受けとめて対応していくことが何より大事だと思っておりますので、この実態の中ではそれをやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございます。  いろんな意味で、今後の児童増加への対応を含めて、教育委員会としてもいろいろ取り組みをしていただけるというお話であります。ぜひともお願いしたいと思います。  参考までにですが、福祉部の方で、今現在保育園に通っている外国籍の子供数をちょっと調べさせていただきましたが、若干小学校の国籍別の数と保育園の数は変わってきているように思います。小学校ではやはり何といっても韓国、朝鮮の方、その次が中国、ブラジル、フィリピンという順番でありますが、保育園に通っている外国籍の子供たちで一番多いのはブラジル、そして中国、3番目に韓国、朝鮮、4番目にフィリピンという形になっております。この子供たちがもう少ししたら小学校に上がってくるわけですので、若干今の現実の対応とは少し先になったら変わってくる状況にあると思いますので、その辺のことも踏まえてお願いしたいと思います。  教育委員会50年史をいただきました。この中にも「日本語教育を必要とする児童・生徒の指導」ということで、今後の取り組みについて書いてあります。「児童・生徒の日本の学校への適応指導や、彼らを取り巻く受け入れ側の環境整備も行っていく必要がある」という教育委員会としての認識もお持ちであります。ぜひとも子供たちが安心して学校教育を受け、また日本の社会の中における外国人でありますが、共存共栄していく大きな力であり、子供たちであります。そういう子供たちにもしっかりとした教育をぜひとも、今後とも継続して、御努力をぜひともお願いしたいと思います。  次に、国際化への取り組みについてであります。  冒頭に言いましたように、時代は国際化の時代となっております。やはりこれから国際化また国際都市になっていこうとする一宮市として、現状市は秘書課の国際交流協会を含めて、いろいろな国際交流の取り組みをされています。また、最初に御紹介しましたように教育委員会としても、中学生の中国派遣をして、国際理解を深めております。そういういろいろな行事、取り組みをしておりますが、ほかにも現状取り組んでいただいていることを御紹介していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎市長公室長(橋本博利君)   ただいま、現在一宮市で取り組んでおります国際化についてのお尋ねかと思います。現在秘書課に国際交流の係がございますが、そちらの方で対応させていただいているところでございます。  平成2年度から外国青年の誘致事業を行いまして、英語指導助手、あるいは国際交流員を採用してきたところでございます。中学校での語学指導、あるいは小・中学校における国際理解、あるいはその推進等の活動や、各種団体が行われます国際交流事業へ参加するなど、地域に溶け込んでいただきまして、名実ともに国際交流の事業を推進していただいておるところでございます。  県下でも国際交流員を配置させていただいております市町村は10市町村ぐらいと聞いておりますので、まだまだ交流員を配置している市町村は少のうございますが、一宮市としては平成2年度から設置させていただいているところでございます。また、平成3年度から21世紀を担います中学生を中国に派遣いたしまして、国際的な視野を広めるための教育を推進しているところでございます。
     子供さんに対する日本語の指導というようなことについて先ほど議論ございましたが、私どもの方といたしましては外国の方が日本語を話す、学ばれる手助けとなるように、ボランティアの御協力のもとに日本語広場を開設いたしているところでございます。この教室では生活に必要な日本語を学んでいただくとともに、外国の方と市民の皆様方が気楽に会話を楽しめるような、お互いの文化、習慣の違いを学び合っていただくものでございます。  さらに情報提供といいますか、その関係で、外国の方向けの生活のガイドブック「くらしのコンパス」というものを英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語の4カ国語にて発行しております。企画課では、市勢要覧とか公共施設案内の市民広場、あるいは商工課におきましては「観光と歴史」及び「ファッション・ネオポリスいちのみや」を英語訳したものも発行しているところでございます。市の職員につきましては、通信教育あるいは放送大学等の助成を行いまして、語学力国際感覚を高めるための支援をいたしているところでございます。また、職員有志によります英会話クラブも活動しているところでございます。  以上でございます。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございます。  いろんな角度で国際化に対する取り組みをしていただいています。国際交流については先進的に一宮市は取り入れて、交流員を派遣していただて、外国人の方の利便を図る意味でも大きな力になっていると思います。  また、今市長公室長から種々お答えをいただきました中でも、職員も語学を研修されているようでありますし、さまざまな対応がやはりこれから国際化に向けて必要だと思います。少し安心もしましたが、これから進んでいく国際化に向けて若干の御提言を含めて少しお話をさせていただきたいと思います。  市職員の採用試験につきましても、平成12年度の採用より、消防以外は外国籍を撤廃していただきまして職員採用試験が実施されておりますし、広く門戸を開いて、外国の方も一宮市の住民としての役割を、それぞれの地域の中で、また市の中でも果たしているという状況になってきております。そういう意味でいけば、大きく国際化、国際交流の事業の進展も見ることができるわけでありますが、特に国際交流協会が本当にいろいろな形の事業を−−市長が会長をされておりますが、展開をしております。ボランティアには多くの方が登録していただいて、大きな戦力となり、また事業の推進を図られている現状を思いますと、本当にボランティア含めて国際交流の推進が、大きく国際理解を広める、また国際感覚を市民としても身につけていく大きな力になっていると思います。  そこで、私自身これからの方向性を考えますと、実は昨年ですが、東京都知事であります石原知事が、陸上自衛隊の記念式典で在日外国人に対しての差別発言がございました。私もその言葉を聞いたときに驚きを持った1人でありますが、在日外国人に対する人権の保障だとか、民族差別や偏見からの脱却なくして真の国際社会というのはあり得ないと思います。国はそれぞれ違っても、お互いが平等で、人間として尊重し合える共存共栄の社会づくりが21世紀には求められていると考えています。  参考までに、最初に紹介しましたように、一宮市では5月1日現在でありますが、外国人の住民登録者数は40カ国、 3,162名という数になっております。昨年に比べまして 191名の増加となっているわけでありますが、第5次総合計画にも、これからの国際交流、国際化についていろいろな事業を展開しようとしている内容が書かれてあります。もう少し具体的にお尋ねをさせていただきたいと思いますが、もう少しわかりやすいといいますか、具体的な取り組みがあれば御紹介していただきたいと思います。 ◎市長公室長(橋本博利君)   第5次総合計画に国際交流の事業部分が書いてございます。その中に、これから10年間で取り組ませていただきます方向性が述べられているところでございます。外国の方が住みやすい環境整備や、外国の方に対する行政サービスの向上に努めるとともに、一宮市国際交流協会の組織整理と交流活動の充実という2つの施策を車の両輪のようにバランスよく進めさせていただきたいということでございます。  とりわけ外国の方が住みやすく、訪れやすくするようにそれぞれの公共施設等の外国語併記、あるいは外国の方に配布しております「くらしのコンパス」のほか、愛知県国際交流協会が発行しております愛知生活便利帳などのダイジェスト版を充実してまいりたいと考えております。  また、先ほど申し上げましたけれども、国際交流員の方のお力をおかりし、子供さんたちのほか地域での交流に有意義に活動していただきたいと考えているところでございます。現在雇用いたしております英語圏の国際交流員に加えまして、先ほど保育所あるいは小学校等の児童数の変化があるというようなお話も指摘していただきましたけれども、国籍別の人口に占める割合等を十分に勘案させていただきながら、今のところ多いと言われていますブラジル人あるいは中国人の方にお願いできれば、非常勤職員などの配置等も検討してまいりたいと考えているところでございます。  いずれにいたしましても、国際交流協会が行っている事業は大きな部分でございますので、この事業につきまして従来から後退することなく、新しい事業を取り入れながら交流を図ってまいりたいと考えておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございました。  「くらしのコンパス」とかいろんな形で、外国人の方が一宮市をよく知ることができる資料を発行していただいておりますし、非常に人気があるようであります。また、今の御答弁の中でも、英語圏以外の臨時職員を採用して対応をさらに進めていきたいという御答弁をいただきました。国際交流協会職員2人、交流員1人という体制の中で、多くの国際交流事業を行っているわけでありますし、現実的に困っている問題、現実的にこれから対応していかなければいけない部分では、臨時職員を採用すればさらに大きく事業展開できることとなりますので、そう思いますと本当に職員をふやす、また事業をさらに展開していく、国際交流の推進をしていくという大きな事業を期待もいたしますし、市長公室長から御答弁をいただきました取り組みについて、ぜひともその推進をお願いしたいと思います。  また、第5次総合計画の中で書いてあります取り組みの中でも、今の答弁の以外の部分では標識案内板の外国語の併記だとか、要望が多いのが市民病院へ行ったときに病院外国語版ガイドブックがあれば、受付からどこへどう行っていいかわからない部分がありますので、そういうガイドブック版があればいいという声もお聞きしていますし、ごみ出しについてもどこへどう出せばいいのかというのは、地域別にいつ出せばいいかわからないわけですので、そういう外国人向けのごみ出しルールを書いたものがあるとか、やはり生活上外国人の方も困っている部分がいろいろありますので、そういうものを整備していただくことも必要だと思います。  ちなみに御紹介をさせていただきますが、「かけはし」の2001年春号を国際交流協会で発行されていますが、この一番後ろのページに「おとなりさん」という形で紹介されています。外国人の方がコメントしているのですが、少し御紹介させていただきます。この方はメアリー・ドンカーズさんという女性の方ですが、一宮市の印象について書かれてあります。「私は、小さい町が好きです。ここはちょうどいい大きさの町です。私は稲沢も好きなのですが、一宮には、稲沢にはあるようなすてきなものがありません。たとえば映画館などです。あればいいなあと思います。」云々でございます。それからこの方は、「一宮に暮らして4年半になりますが、この4月に引っ越しをしました。そこで初めて自分を地域社会の一員として感じられるようになりました。前に住んでいた所では、だれも私にあいさつをしたり、話しかけたりしようとしませんでした。私は自分がよそ者であることを感じさせられ、居心地の悪い思いがしました。けれど今は、近所の人は私にとても親切で、ご近所づきあいを楽しんでいます。これは大都市にあるような、外国人のためのサポートがあまりない一宮では、大切なことです。」と一宮市の印象を語っておられます。引っ越して、御近所づき合いができるようになって、とても親切にしていただいたということでお褒めの言葉ですが、ただ一宮市では外国人のサポートが余りないという印象をお持ちなわけです。  町へ出ていろんなところで外国人の方が生活していく上で、やはりサポートをしてほしいことが実はたくさんあるのではないかと思うわけです。私どもの日本人の感覚とやはり違う感覚で一宮市を見ていますし、暮らしてみえると思います。具体的にどんなことかわかりませんが、やはり外国人の方の声もお聞きして、これからの国際化に対する対応をぜひともしていただきたいという思いもしますし、先ほども申しましたようにいろんなお困りのことについて具体的な施策を、外国人の方も住みやすいまちづくりのための施策をぜひとも取り組んでいただきたいと思いますが、こういうことに関して市長公室長のお考えをお尋ねさせていただきます。 ◎市長公室長(橋本博利君)   ただいまの御指摘は、「かけはし」の中での外国の方からの御意見の欄についてでございます。サポートが余りない一宮市という表現で御意見を述べていただいているところでございます。これはやはり私どもが実施いたしております国際交流事業に対します啓発普及の仕方にも少し問題があるかと思いますけれども、できるだけ多くの方に、まず、周りに親善ボランティアの方をたくさんつくるということで、ボランティアの育成をしていき、できるだけボランティアの方を多くするということも1つの方法かと思います。  それから、「かけはし」という機関紙がございますので、これをできるだけ多くの方に見ていただく、あるいはホームページ等につきましても、国際交流の中でのお尋ねの中に、「インターネット・カフェ、インターネットをやらせてくれる喫茶店はありませんか」というお尋ねもあったようでございます。ホームページにもそれぞれの英語版のものも書いてございます。そういう今風のアプローチの仕方、あるいはアイ・シー・シーがテレビ番組の中で国際交流コーナーを設けていただいているのが現実の啓発普及事業ですけれども、いずれにいたしましても外国人の方が身近にいろんな情報が得られるような努力をしていく、そのために現在行っている方法がいいかどうかということで、ただいまいただきましたような意見をいろんな機会を通じて皆様方の御意見を伺いながら、現在実施しています事業につきまして点検し、改良してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございました。  やはり外国人の方も情報をとる手だてがわからないのか、いろいろあるでしょうけれども、どこへ行っていいかわからない部分もあるかと思います。  1つの例ですが、先ほど御紹介いただきました「くらしのコンパス」とか、愛知県国際交流協会が発行しています「愛知生活便利手帳」があります。国際交流協会で発行していますので、主に国際交流協会に置いてありますが、市民課の外国人登録のところにも置いてありました。ただ、市民課の外国人登録のところへけさ行きましたら、愛知生活便利手帳が1冊置いてありました。「くらしのコンパス」はありませんでした。「どうしてないのですか」とお聞きしたら、「置くとすぐなくなっちゃうんです」というお話です。それだけ外国の方がこういう情報をほしがっているわけです。置けばすぐなくなってしまう、すぐ補充しなければいけないということでした。  やはり外国の方が情報をどこで、困ったことはどこへ行けばいいのかという部分が、解決する手だてが自分自身で見つからないケースが多々あると思います。そういう意味で、情報を発信するのはいいのですが、どこでも受信できる場所が外国人にとって身近なところにあるという部分がやはり大切なことだと思います。そういう取り組みをさらに進めていただきたいと思います。  あと紹介をちょっと忘れましたが、外国人の方のために、県営住宅では今年度からポルトガル語で県営住宅の案内が併記されています。そういうふうに県の方も国際化の取り組みをしてきております。さらに一宮市におきましても、どうか外国人の方が暮らしやすいまちづくり、情報がすぐとれる体制づくりをぜひともお願いをしたいと思いまして、この項目は終わらせていただきます。  最後にですが、外国人雇用問題及び生活問題のための相談窓口の設置及び通訳ボランティアの派遣についてお尋ねさせていただきます。  時代の流れとともに、今や外国人労働者の存在なくしては、日本の産業は成り立たなくなってきつつあります。3Kと言われる職場や零細企業の職場で、日本人とともに働いている外国人労働者には、労災事故や解雇、賃金未払いなどの権利侵害が多発していると報じられていることは、皆さんもよく御存じのことと思います。  本市におきましても外国人労働者の方をよく見かけるようになりました。休日ともなりますと、駅周辺やらスーパーマーケットなどで、グループで行動している光景をよく目にします。このような状況の中、これらの外国人労働者が日本人と同じように労働関係法令に基づいた環境のもとで就労できているのか、危機感を覚えるわけであります。当然のことながら、就労に対するトラブル等は職業安定所や労働基準監督署において対応されていると思いますが、21世紀に向けて国際化に取り組む行政としての何らかの手だてが必要だと考えますが、当局の御所見をお伺いいたします。 ◎経済部長(篠田惇君)   お答えさせていただきます。  外国人雇用問題につきましてのお尋ねでございます。  外国人の方が日本へ就労目的で入国される場合、入国時点におきまして職種を問わずに就労先が決まっていませんと入国ができないわけでございます。また、日本における在留期間につきましては、入国目的により違いがありますが、3カ月から3年となっておるところでございます。入国許可がされますと、市町村窓口で外国人登録を実施することになるわけでございまして、議員御指摘の就労面における問題といたしましては、入国後の転職に伴う場合が考えられるわけでございまして、まずこの点につきまして御説明させていただきたいと思います。  外国人の方が新たな就労を見つける場合の窓口といたしまして、公共職業安定所があるわけでございます。愛知県内には一宮公共職業安定所を初めといたしまして、7カ所の公共職業安定所及び名古屋日系人雇用サービスセンターの計8カ所にて相談窓口を開設いたしておるところでございます。求職希望外国の方は、公共職業安定所の相談窓口におきまして就労条件、賃金等を内容とする求職者登録を行っていただくわけでございます。求人企業は、雇用条件を内容とする求人登録を行うわけでございますが、現実におきましては外国人と限定した求人はごくまれであり、通常は求職外国人の条件に合った求人企業を職業安定所で選択いたしまして、個別に企業に問い合わせ、了承が得られれば紹介するということになっておるわけでございます。  一宮公共職業安定所につきましても、先ほど申しましたように相談窓口を開設させていただいておりますが、相談日は毎週水曜日、金曜日の午前10時から5時までで、窓口にはポルトガル語ができます通訳が常駐しておられます。  また、企業への就職が決定いたしますと、外国人の方でありましても日本の労働基準法等を初めとする労働関係法規を労使双方とも遵守しなければならないわけでございますが、就労トラブルがあれば労働基準監督署へお申し出をしていただくということになろうかと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございます。  外国人を取り巻く就労問題も大変多岐にわたる内容だと思います。詳しくは公共職業安定所また労働基準監督署が対応を現実にしているわけでありますけれども、やはり市としても公共職業安定所労働基準監督署に任せっきりではなくて、やはり産業構造を支える労働者でありますので、経済部としてもしっかりと状況を掌握し、また必要によっては関係機関との連携を密にして情報を収集し、またそれなりの必要な施策を、もしもあれば手を打っていかなければいけないと思うわけであります。部長の答弁で相談窓口が設置してあるというお答えでございました。これまでの就職相談実績がどの程度あるのか、わかりましたらお教えいただきたいと思います。 ◎経済部長(篠田惇君)   一宮公共職業安定所の相談窓口にお見えになりました実績を、公共職業安定所に確認をさせていただきました。平成10年度は相談件数が 669件、紹介件数が 107件、平成11年度は相談件数が 505件、紹介件数が34件、平成12年度は相談件数が 416件、紹介件数が29件ということでございます。また、国別につきましては、ブラジルペルー、フィリピンの方が例年多い状況になっているということでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございます。  平成10年度が 669件で、あと年々若干減ってきているようでありますが、一宮公共職業安定所だけでこの数だということは、かなり多くの就労相談を受けている現状だと思います。先ほど御答弁をいただきましたように、公共職業安定所等の関係行政機関との連携を一層密にしていただきまして、さらに外国人労働者の適正な雇用について事業所等への啓発強化といいますか、安心して就労ができるよう指導も含めたことが、公共職業安定所また労働基準監督署だけに任せるのではなくて、やはり市としてもできることを施策として取り組んでいただきたいということを要望したいと思います。  この問題につきましてはその程度にとどめて、先ほどから言っていますように、外国人の方は多くの悩みだとか問題を抱えているわけであります。先ほど御紹介させていただきました県営住宅の件で、ポルトガル語で表記してありますように、外国人の多くの方も住宅問題とか生活問題でお困りのようであります。私も相談を受けることがあります。県へ行きまして相談に行ったりすることもあるわけでありますが、外国人が日常生活のことについて相談できる窓口というのが今現在あるのか、お教えいただきたいと思います。 ◎市長公室長(橋本博利君)   議員お説の生活相談窓口の設置につきまして啓発し、ここに設置してございますというお知らせは今のところしておりませんが、基本的には国際交流係の方が外国の方からの相談に応じているところでございます。例えば英語しか話せない外国の方がお見えになれば、国際交流員が在室しているときは通訳を行い、場合によっては担当の課の職員を交えて問題の解決を図っているところでございます。国際交流員が他の業務によりまして不在のときには、後日電話連絡等を差し上げて問題の解決を図っているところでございます。  また、英語、日本語が話せない外国の方につきましては、通訳ができる同僚あるいは知人を同伴されることが多うございまして、その方たちのお力をおかりして問題の解決を図っているところでございます。また、知人なども伴わず、日本語も話せないような外国の方につきましては非常に対応が難しく、外国語対応ができる専門の相談員が常駐しております機関、すなわち名古屋国際センターの情報センターサービス、あるいは名古屋国際センターにございます外国人法律相談、そして愛知国際プラザの相談情報コーナーなどを紹介しておるところでございます。  以上がそれぞれの御相談にお見えになったときの具体的な対応でございます。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございます。  現実一宮市にはないわけですが、名古屋市の方に相談窓口があるという御紹介をいただきました。日常生活、特に出入国とか、在留手続とか、細かい部分でお困りの外国人の方が大勢お見えになりますし、先ほど紹介しましたように住宅問題とか、それからいろいろな生活相談、本当に細かいことでの相談があります。中には緊急に処理しなければいけない内容のこともあると思いますが、今の御回答では名古屋市に相談コーナーがあるというお話ですし、言語は英語、ポルトガル語、スペイン語という形での対応をされているようでありますし、言葉については問題ありませんが、名古屋市ですので、地域性の問題で電話をしても向こうの方がわからないこともあると思います。  実は「くらしのコンパスいちのみや」をいただいたときに見せていただきましたら、一宮市の市民総合相談ということで、思いやり会館で「ポルトガル語で毎月第4水曜日に生活相談してます」というのを目にしました。「今やっておりますか」とお聞きしましたら、実は相談件数が少なくてやめましたという話をお聞きしました。いただいた「くらしのコンパス」に書いてあったものですから、やってないなら消してほしいと思いましたけれども、思いやり会館が適切かどうかという議論がありますが、現実多くの外国人の方がお見えになる場所は、それぞれ聞きたい場所のところへ行くんでしょうけれども、やはり一番多く来るのは外国人登録の窓口だと思います。そこへ来たついでにいろんな細かいことだとか、相談事があれば、どこで相談したらいいのでしょうか、こういうことで困っているんですという形になろうかと思います。  先ほど御回答されたように、英語での対応は国際交流員の方ができますという形で相談に乗っていただいているという御回答をいただきましたけれども、それ以外の言葉ですと対応できない状況にあるわけであります。  先ほど言いましたように、すぐに何とか、今困っている部分の相談が、実はそうなると受けられないということになろうかと思います。ぜひとも市の窓口相談を、前は県の事業でしたけれども、市独自での相談窓口の開設、もしくは英語圏はありましたけれども、先ほどポルトガル語もしくは中国語の方を臨時職員で採用していきたいという御答弁をいただきましたけれども、もしそういう方がお見えになれば対応もできるようになるでしょうし、またそのほかの言葉でしたら、登録ボランティアの方がたくさんお見えになりますが、そういう対応がもしもできるのであれば対応して、お困りの相談事がすぐに解決できるような道筋ができないか、今後の取り組みについてお伺いさせていただきます。 ◎市長公室長(橋本博利君)   相談窓口の設置あるいは通訳ボランティアの派遣ということでございます。外国人登録をされて、まず外国人登録の窓口にお越しになると思います。窓口におきましては職員が対応させていただいておりますけれども、法務省の入国管理局の監修によります外国人登録事務手続外国会話集というものがございまして、7カ国語でそれぞれの事務手続をお願いするというような形のものがございます。  しかしながら、先ほど御指摘いただきましたように、「くらしのコンパス」が不足しているということでございまして、まことに申しわけないと思っております。市民病院等におきましても、同じように外国会話集、あるいは外国人用の診療ガイドというようなものを活用して、それぞれが相談に応じているところでございます。  実際、御指摘いただきましたように、外国の方が一宮市で生活をしていただくためのより住みやすい、あるいは相談に乗りやすい窓口を設置するということは御指摘のとおりでございます。先ほども申し上げましたけれども、市内在住の外国の方の動向を見まして、外国の方の非常勤職員をお願いできればその方を雇用し、専門窓口の設置についてこれから研究してまいりたいと考えているところでございます。  また、通訳ボランティアの派遣につきましては、現在国際交流協会に登録されて見えますボランティアの方に、いろんな事業に御協力をいただいているところでございます。自信を持って外国語が話せますといってお答えをいただいている方がまことに少のうございまして、英語は9人お見えになりますが、中国語、タイ語、タガログ語、スペイン語等につきましては、1人あるいは2人というような形での協力の申し出があるところでございます。何分にも話す、聞くということと書く、読むということが、やはり先ほどの御指摘のように難しいということがございまして、ボランティアの方の御協力をいただきながらこれからも実行していくわけですけれども、現在でも日曜日には協力ができますけれども、平日となるとなかなか難しいという御意見等もございまして、これからボランティアの方と御協議させていただきながら検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございました。  いろんな形で研究、協議しながら、窓口設置及び通訳ボランティアの派遣については研究していただけるということであります。外国人の方はやはり情報収集が下手であります。わからないと言ったらいいのでしょうか、そういう意味でいけば、きちんとした情報が与えられれば、外国人の方も安心して生活していただけるわけであります。4点にわたりまして質問させていただきましたけれども、さらに外国人の方にも住みやすいまちづくりをぜひとも進めていっていただきたいと思います。  最後になりますが、市長、4項目についてトータル的な御所見がございましたらお伺いさせていただきたいと思います。 ◎市長(谷一夫君)   外国人の方という切り口から、市政の各般にわたって細かく御指摘をいただきましてありがとうございました。特に最初にお尋ねいただきました外国人学校、とりわけ朝鮮学校保護者負担軽減・助成、あるいは学校そのものに対する助成についてのお尋ねでございますが、先ほど教育委員会事務局長がお答えしたとおりでございます。さまざまな他の学校への助成とのすり合わせ等、いろいろと調整すべき点が多々あるように考えておりますが、やはり韓国・朝鮮籍の皆様方、本当に長い間日本にお暮らしでございます。私もそういった友人が何人かおりますが、一度も外国人ということを意識せずにつき合っておるような次第でございまして、議員御指摘のように三世、四世の時代に入ってまいりまして、本当に日本の風土に根をおろしてお暮らしになっているわけでございます。さらに、納税の義務も果たしておられるということでございますので、やはりこれは誠意を持って対応すべき問題だなという感想を持っておる次第でございます。さまざまに御指摘いただきましてありがとうございました。 ◆18番(渡辺宣之君)   ありがとうございました。  以上をもちまして私の一般質問を終わらせていただきます。長時間ありがとうございました。(拍手)          (「議長、関連」と呼ぶ者あり) ○副議長(渡部昭君)   8番 服部修寛君。 ◆8番(服部修寛君)   教育長にお尋ねを申し上げます。  5月29日深夜でございますが、豊田市の保見団地のドキュメントの番組が東海テレビで放映されました。保見団地と申しますのは、住民1万人中外国人が 3,000人居住をするということで広く知られておりますが、教育長もこの番組をごらんになられたということで御承知と思いますので、御質問を申し上げます。  この中でとりわけ問題にされましたのは、もちろん日本語ができない子供たちについての番組でございましたので、日本語ができないということもありますが、親の仕事の関係、外国人労働者のビザの関係で、例えば小学校5年生のときに一たん日本へ来て、また母国へ戻って、ある日突然また中学校3年生のときに戻ってきたというような子供を、その中の1人として取り上げておりました。  日本語はある程度小学校のときに習って、多少は話せるけれども、教科の方は、教育長は数学の先生でございますのでおわかりと思いますが、必然的に全くわかりません。ですから、教科がおもしろくないから、必然的に学校へ来なくなってしまう。また、就学する権利はありますが義務はありませんので、来なくなってしまうというようなことで、団地内をうろうろするか、または不登校で家庭に閉じこもってしまうというようなお話がございましたので、こういった極端にギャップのあるような教科指導についてどういうふうに受け入れるかということでございます。  それから、日本語の学習につきましては、以前私も質問させていただきましたが、やはり日本語を教える有資格者といいますか、日本語教諭の資格を持った者と、母国語が話せる者とのチーム・ティーチングが一番よろしいのではないか。今も渡辺議員の方から四日市市のことの御紹介ありましたが、やはり理想的な形ではないかなと思っておりますので、これにつきましてもお考えを述べていただければと思います。  やはり上級の学校へ進学したいという意思がございます。高校、大学につきましても外国籍並びに帰国子女につきましては特別の規定を設けているところが大変多うございますので、学校ごとの対応または担任だけの対応では、今はインターネット、またはホームページ等々で検索しますとできないことはないわけでありますが、やはりできましたなら教育委員会で統一しまして、どこそこへ尋ねれば、どういうふうな対応ができるかというようなことがお答えできるようなシステムがあれば大変ありがたいと思いますが、お答え願えますでしょうか。 ◎教育長(馬場康雄君)   お尋ねの件でございますが、議員御指摘の国際団地というテレビ番組につきましては、私も見せていただきました。なかなか大変だなと、本当に改めて思いました。先ほど渡辺議員からも紹介がありました四日市市に非常に似ているというか、豊田市も大変多くの日本語ができない子供たち、あるいは外国籍の子供たち、状況は大変だと感じました。今の御指摘の授業がわからない、途中で一たん帰国して、また戻ってきたということで、教科が連続していないということで、本当に授業がわからず、結果不登校になる、あるいは時には問題行動を起こすというようなことがあるということもよくわかりました。いずれにしましても、1人1人の状況によって違いますので、豊田市につきましても、四日市市と同じように非常にたくさんの形でさまざまな行政的な手だてを打っていても、やはりあれだけの規模になってくるとなかなか難しい問題が起きています。一宮市におきましては、たまたま人数が少ないという関係でそんなに大きな問題は起きておりませんけれども、他山の石としてやはりそういうことについても対応していかなければならないということを痛感しております。  ただ、現実問題としましては、やはりその子1人1人の置かれた状況の中で、できるだけスムーズに対応していくということで、先ほども現在7人の子供たちの状況について御回答させていただきましたが、ある子は算数をやっておりますし、ある子は社会科をやって、本当にその子その子の学習状況に応じて個別指導をさせていただいております。  現状、先ほど渡辺議員御指摘にありました保育園から上がってくる子供たちの問題もございますので、この部分についても対応を考えていかなければなりませんけれども、比較的保育園ぐらいから入ってきている子供たちにつきましては、日本語が普通にスムーズに行くケースが多くて、小学校の低学年で大体日本語あるいは普通の生活にも適応してまいります。したがいまして、割と教科指導等は、そういうケースについては順調にまいります。  問題は、途中から入ってきた子であろうと思います。したがいまして、今申し上げましたようにその子供の個別状況に応じて対応していかないといけませんので、その件につきましては各条件の中で、できるだけきちんと対応していきたいと思います。  それから、日本語の問題ですが、これも同じことになりますけれども、先ほどもちょっと申し上げましたが、チーム・ティーチングということが必要であります。今の7人の子供の関係でも、1人で対応している学校は少なく、大体2人ないしは3人の先生で対応しております。やはりその中でも、今までも日本語のできない子供に対応した先生がどうしてもやはり中心になってまいりますので、そういう経験を生かしながら、日本語指導についてもできるだけスムーズに行くよう対応してまいりたいと思います。  それから、進学の問題につきましては、担任だけに任せるということはあり得ませんので、実際に各学校では、校長を初めとして進路指導委員会を設けて、その具体的な個別につきましても十分対応しております。市内の15中学校校長会で、やはり進路指導の担当の校長がおりまして、これは県の進路指導委員会というのがございまして、そこから今の各高等学校関係、あるいは先ほどありました日本語ができない子供への対応等々につきましても、校長会が直接そういう高等学校と対応したいとか、そういうこともしております。いずれにしましても、そういう進路の問題につきましてもその子供たちの状況に合わせて十分適切に対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(渡部昭君)   20番 板倉正文君。 ◆20番(板倉正文君) (登壇、拍手)  それでは通告順に従いまして一般質問させていただきます。  まず、子ども図書館についてです。  私、この間子ども図書館について、豊島図書館の皆さんに話を聞いてきたのですが、いまだに経過報告が私の手元に届いてないので、まず質問の前に、その経過報告すらつくられていないのかという疑問を持っております。  それで、子ども図書館についてはいつから検討されてきたのか、その経過についてまず教えていただけますか。 ◎市長(谷一夫君)   まず私から、なぜ子ども図書館という発想が出てきたかということについて、少しお話をさせていただきたいと思います。  私が市長に就任いたしまして2年ちょっと過ぎたところでございます。その間本会議の一般質問におきましても、一昨年中村議員を初め、原議員、あるいは板倉議員からも図書館に対して御発言があったように記憶をいたしております。そのほか市民ポスト、市民ファクス等で多くの市民の方から現在の図書館が大変古く、狭く、そして駐車場も使いにくく、何とかしてほしいという御要望をいただいております。さらに昨年2月の「市長と語ろう市民まちづくり懇談会」でも、数名の市民の方から図書館についての問題提起がございました。その後も多くの市民の皆様と話し合う中で、図書館について大変要望が強いことを身をもって知ったわけでございます。
     そんな中で図書館問題を何とかしなければいけないという思いが大変強くなってきたわけでございますが、第5次総合計画を策定する中で、今後10年間のいろいろな施策についていろいろと議論し、考えてきたわけでございます。そして結論として、ことし当初予算でもお認めをいただきましたが、市民病院の第1、第2病棟の整備、これがやはり最優先ではなかろうか。これは既に平成8年度にマスタープランが発表され、議会でも御議論をされてまいりましたし、やはり市民の生命安全に直結する部分でございますので、これがまず最優先であろうということで、今年度建てかえの設計予算を出させていただきました。  そして、次が総合体育館でございます。これも第3次総合計画のときからの懸案事項でございまして、基金もそれなりに積まれてきたわけでございますが、平成6年でしたか、7年でしたか、国体が来ることになってそちらに基金が奪われ、そして建設がいささか遠くなってしまったという経緯がございます。総合体育館についても大変市民の皆様からの強い御要望を図書館に負けずいただいておりまして、こういった経過からいって、やはり次に来るのは総合体育館であろうと考えております。  したがいまして、図書館の本格的な建てかえというものは、第5次総合計画の最後の部分に行かざるを得ないと考えております。そうなりますと、場合によっては第5次総合計画の最後の部分で構想を出す程度のところまで行く可能性すらあるわけでございますので、10年あるいは10年以上、ひょっとすると10年以内に片がつくかもしれませんが、はっきりわかりませんが、いずれにしましても10年前後の期間、今の状態のままで市民の皆様に図書館についてお待ちをいただかなければならないということになるわけでございます。  しかし、先ほどから申し上げておりますように、議会での一般質問、そして市民の皆様方からの数多くの図書館に対する御要望を受けて、何とかしなければいけないという思いは一方であるわけでございまして、その中で何とか現状の図書館基本的な部分と申しますか、本体に余り手をつけないで、少し現在の図書館の付加と申しますか、ある部分を外に出すことによって、現在の図書館というのがもう少し高まるようなことによって、あとしばらく何とかこのまま使わせていただけるような、そういう方策はないものかということを考えたわけでございます。  それで、どの部分をということでありますが、いろいろと現状を調査してみますと、やはり閲覧室が夏休み等長期の休みになりますと、中・高校生が勉強のためにかなりの部分を占領してしまって、一般の市民の方が大変使いにくいということがわかってまいりまして、あるいは子ども図書館の部分につきましても、現在の豊島図書館1階の部分は余り恵まれた環境とは言えないわけでございまして、やはり子供部分を、中・高校生も含めて、何とか外部に出すようなことは考えられないものだろうかと思ったわけでございます。  その方向で昨年の夏ごろだと思いますが、豊島図書館の周辺で、なるべく近いところで、余りお金をかけないで、既存の建物の中で子ども図書館がある程度入るようなスペースはないものかということで、幾つかの物件を現実に調査いたしました。しかし、いずれもスペース的にはある程度キャパがありましても、建築後の年数がかなりたっていて耐震に非常に問題があるとか、あるいは図書館の本というのは大変重うございますので、上の方の階にある場合にはその負荷に耐えられるかどうか確信が持てないとか、そういったような事情で、いずれの物件もやはりそういう使い方は難しいという結論が出てきたわけでございます。  それならば、やはり余りお金をかけないような形で、近くで建てる方向でということで、いろいろと市が持っております土地を考えたわけでありますが、いずれも一長一短がございまして、なかなかこれはというものがない。そういう状況の中で、最終的に現在予定しておりますところが浮上してきたといった経過でございます。  したがいまして、議員の御質問の御趣旨は、恐らく思いつき的に考えているのではないかということだと思いますが、もう1年以上にわたってこういったことについては頭の中にありまして、温めてきた構想でございますし、昨年の市民まちづくり懇談会以降、内部的にはいろいろと話をしておりまして、昨年の夏ごろから具体的に物件の物色に入ったということでございまして、そういった冒頭の経過について、少し私からお話をさせていただきました。 ◎教育長(馬場康雄君)   今、市長から、経緯の一番スタートのところをお話ししていただきました。私は10月に就任させていただきまして、早速図書館長あるいは係等との話し合いを10月下旬ごろからだったと思いますが、実際に市民まちづくり懇談会等でのいきさつ等も聞きまして、図書館としてどういうふうに具体的な活用策を検討していくかということで話し合いを持ちまして、それ以後何回か持ち、だんだん構想が固まっていったわけであります。  今、市長からも話がありました(仮称)子ども図書館ですが、近くにもし場所があるなら書庫だけを別にとか、あるいは別館が今ございますが、別館業務はどうするのかとか、さまざまなケースがございまして、それを1つずつたたき台として順番に協議しながら、やはり現状の中で、第5次総合計画も含めて、さまざまな長期的なことも踏まえた上で、現在の子ども図書館的な内容のものがやはり一番いいのではないかということで、11月ぐらいに構想が固まったと思います。  そして、今の土地の問題等も実際にさまざまな形で検討させていただいて、3カ所ぐらいの中から、実際はもっとたくさん候補はあったんですけれども、それはいわゆる話の中でありまして、具体的なところでは3カ所ぐらいで、市の持っている土地の中で構想を固めながら、両面からどこがいいかということで、現在の土地のところで、そしてどんなものをつくり上げていくかということで構想を練ってまいりました。  そして、今年度当初予算という形で案を出させていただいたというような経過でございますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   私の方は3月定例会で、総務文教委員会では小島尊司議員が、別に反対しているわけではなくて賛成だが、場所的な問題だけがあるということです。  それで、そういったことを3月定例会で市長の方から言っていただければよかったと思うけれども、この間私がこういうふうに経過を聞いても、中身的になかなか具体化されないものだから疑問に思いました。  1つは、構想を固めてきたということです。しかし、それは市民の皆さんからいろんな要望があって、議会からもいろんな要望があって、要望が強い問題だということは一致していると思うのです。そうしたときに、図書館の内部だけで議論して、どういう子ども図書館にしようか。よりよい子ども図書館をつくる、どういった子ども図書館にしようかという発想の豊かさといいますか、いろんな方たちの意見が網羅されて、そしてそういう建設計画の構想が練られていくというようなことを私は期待しているのです。ですから、いい子ども図書館つくろうとした場合、市民の皆さんからの声をどれだけ反映しているのかだと思う。  次に、今後の課題に入っていくのですが、今までの経過の中でどれだけ市民の皆さんの声が反映されたのか。実際に僕がこの間聞いたのは、3月22日ぐらいに図書館を利用されている4団体のボランティアの人たちとの話が第1回目だ。そのときはもう議会に提案されているわけです。その次が5月9日で、4月13日の総務文教委員会に図面が発表された後ですから、5月9日の会議は図面を出して、そして意見を求める。  市民の皆さんの中には、子ども図書館としてつくるならいろんな意見を持っているんではないかと思うんです。ですから、そういう人たちの声が本当に集められるような進め方をしてほしい。これが一つの要望でして、今回この一般質問の中身の大きな柱です。  ですから、3月議会にポンと出てきたときは、これは私だけではなくて、市長の発想ではないかというような感想の方もいらっしゃいまして、そういうこともあるのかなと。しかし、悪いことではないので、別に賛成ですので、だれの発想であろうがいいものをつくりたいのです。いいものをつくっていくためにどうしたらいいのかという議論を、きょうはしたいと思っているのです。  それで、そういったときに情報公開をちゃんとしてほしいなと思うのです。ですから、今まで市民の皆さんが加わった議論というのは、どういう形の議論があるのかということをまず教えていただけますか。 ◎市長(谷一夫君)   ただいまの議員の御質問は、私もかねがねどうしたらいいのかと大変悩んでおる部分でございます。といいますのは、やはりまず議会にお諮りをしてお認めをいただいた後、予算が認められ、そして事業化をしていくというのが市政のあるべき姿ということでございまして、議会にお諮りする前に市民に諮っていいのかというところで、大変悩みがあるわけでございます。  現在、国道 155号線の真清田神社前をにぎわい広場として整備しようということで、御承知かと思いますがワークショップを行っております。これにつきましては当初予算で、ワークショップの経費のみを予算化いたしまして、お認めいただいて現在議論をしていただいておるといった手法をとりました。  今、考えてみますと、図書館につきましてもそういった手法をとればよかったかなと、昨年度のしかるべきときにそういった協議をするという予算を上程させていただいて、そこで議会の御承認を得た上で市民参加型の討論を行えばよかったかなと思っておりますが、常々こういう場合にどういう手法をとったらいいのか、私自身も悩んでおります。これはむしろ議会側からぜひひとつ御教示願えれば大変ありがたいと思うような部分でございまして、私からはそういうふうにお答えをさせていただきたいと思っております。 ◎教育長(馬場康雄君)   これまでのお話し合いの中身ですが、実は図書館の方でボランティアとしてさまざまな形でお話広場あるいは紙芝居等をやっていただいている4つの団体と話し合いを持ってまいりました。5回にわたって話し合いをしてまいりました。  第1回目には、大体今市長からお話ありましたように、議会でお認めいただいても構想がほぼこんな状態である、そういう中での当然お話し合いでありますが、どんなものが必要なのか。例えば遊びの広場がほしいとか、あるいは読み聞かせのスペースについては独立の部屋がほしいとか、あるいは児童図書についての専門の司書がほしいとか、寝転ぶような場所がほしいとか、そういうような要望がございました。  5月の話し合いでは、最初の会でお話し合いしていただいた後でボランティアの方とまたお話し合いしたところ、お話広場については、例えば車いすの対応をしてほしいとか、あるいは両開きにしてほしいとか、いろいろありまして、2階にするのか、1階にするのか、そういうようなことも出てまいりました。これも最終的に5回目のところで1階にするということに固まってまいりました。  それから、例えば授乳コーナーが必要ではないか。そういうものをつくってほしいとか、あるいは調べ学習室には間仕切りなんかをオープンにしてほしいとか、非常に具体的なそういう要望であります。  それから、おむつかえについても私たちはもう少し広いところを用意しようと思ったら、これは身障者用トイレの中でもできます。こういうコーナーさえつくってもらえばいい。やはり使ってみえる方のいろんな意見がありまして、全体構想の中で変えられるものは対応していこうということで、建築指導課にも入ってもらいまして、実際に建築指導課の方も一緒に対応してまいりました。  それから、豊島図書館から全部児童書を移してしまって、児童書がなくなってしまうと、大人が子供を連れて豊島図書館へ行ったときに、全然子供の読む本がないと。ぜひ一部は児童図書も残してほしい。逆に今度は、新しくできる子ども図書館の方に全く大人の読むものがないと、これまた困るとか、そういうような要望も出てまいりました。  そのことについてもいろいろ話し合いを重ねてまいりまして……          (「議長」と呼ぶ者あり) ◆20番(板倉正文君)   具体的な中身はいいので。市民の団体と言われる4つのボランティア団体と話し合ってきたわけですが、i−バスにしたって、先ほど構成メンバーをいろいろ言われたけれども、本町アーケードのあれだけのお金のかかるものにしたって、予算が決まってから機能したわけではなくて前もってやってきたわけです。図書館だけこういうやり方をしてきたわけですよ。実際市民の声もたくさんある、議会でも取り上げられている中身なんだけど、こういうやり方をしてきた。  こういうやり方をしてきたわけだから、なぜ4団体に限ったのか。もっとどうして市民の声に耳を傾けなかったのか。僕はもっと広くやってほしいと思うのです。  だから、この問題というのは、図書館図書館を利用してボランティアをやっている4団体の人たちだけでなく、さらに広げて子供たちとか、特に中学生とか小学生の声も聞く、それから親の声も聞く。この間市への要望にしても、幾つかの団体が、この図書館づくりの要望は10年ぐらい前から相当あります。ですから、相当要望が高い施設です。  私のところにもどうしたらいいかという話がお母さんたちからあって、僕はぜひ1回聞いてくださいよと言って、図書館紹介して話はしていますよ。ですから、みんないい図書館をつくりたいという気持ちがあるので、もっと市民に開かれた図書館づくりをしていただきたいというのが1つの要望なんです。  実際に今そこまで来てて、これからその枠を広げて話を聞く機会を設けていく気があるかどうかですが、その辺はどうですか。 ◎教育長(馬場康雄君)   さまざまな市民の方々からの御意見を聞くべきだというお話でございます。やはり基本的に市民の方の意見をいろいろ聞いて、そしてよりよくしていくということはやはり基本姿勢でございます。  しかしながら、現状では、今の4団体の方を中心にして、さまざまな形で議会でも御要望がありましたこと、あるいは今議員から御指摘がありました方たち等から、さまざまな新聞にも子ども図書館の件が出ましたので、いろんな形で私どもにも要望が入っております。そういうことを総合して、今のところはやはりこの4団体の方と何度も繰り返し話をしながら、やはりいろんな要望がそこにも寄せられて、その中から具体的なことが詰められてきております。  手続上の問題で、議員の問題点につきましては、今後私どもの反省として考えていかなければなりませんが、一応課題はほぼ出尽くしてきたのではないかと認識しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆20番(板倉正文君)   それでは聞きますが、私は子ども図書館建設基本構想的なものを、あるなら文書でほしいと言ってきました。ないのですか。 ◎教育長(馬場康雄君)   基本構想的なものの文書といいますと、きちんとした形のものは率直に言ってございません。ただ、何度も申し上げてきましたように、基本的な私どもの取り組みにつきましては部内でも検討し、あるいは議会でも申し述べました形で、子供たちが基本的に一番読書に親しめるような、そういう場所を提供する、そういうことでいろんな構想を練ってまいりましたので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   こういった図面が出たわけです。要するにこの図面が出るまでの背景です。基本構想がなかったら、これは出てこないですよ、図面なんて。どういう子ども図書館をつくるのか。今言った子供たちが本に親しめるということは、ごく当たり前のことです。ごく当たり前の話です、子ども図書館なんだから。一宮市は子供をどういうふうに見て、どういう子ども図書館にしていくのかということで、これでは具体的にわからないのです。  今いろんな意見が出ているわけです。トイレのことにしたって、部屋についてだって出ている。これを見れば確かにいろいろと出ているわけです。これを出す上でのバックボーンが、どんな図書館をつくるんだということがわからない。司書の問題でも、今の一宮市の図書館は、大変少ない人数です。その状況で子ども図書館の司書を今度は養成していくとなるとどういうふうになるのか。  それからもう1つ、子ども図書館ですから学校とのかかわりの問題、それから病院にいる病気の子供たちの問題、それから身体障害児とのかかわり、さまざまあるわけです。そういったことも含めて、皆さんは学校の先生も含めて話し合いをしているのかどうか。身体障害児の保護者の皆さんと話し合いをしているのかどうか。実際に障害者の方たちと話をしているのかどうか、見えてこないです。  要するに基本構想の中でさまざまな問題があるわけで、そこを掘り下げたところを聞きたくて図書館と話をしているのですが、それがないのです。ですから、そういったことを本当に積み上げていい図書館をつくりたいと思うのは、一致していると思うのです。やり方の問題で、今からだって遅くないわけで、幅広く聞くというけれども、4団体に限ると言っているわけです。これは子供を取り巻く問題で、保育園の保母さんから、幼稚園の先生から、今言った学校の先生、さまざまな人がかかわってくるわけです。その点でどういうふうに思っているか、教えてください。 ◎教育長(馬場康雄君)   議員の御指摘の件でございますが、基本的な構想といいますと、第5次総合計画のかかわりの中で、(仮称)子ども図書館でございますが、子供の内容が中心ということで、さまざまな御意見の中でこうなってきたわけでありますが、基本的には図書館の現状から出てきておりますので、率直に言いまして新図書館建設とはちょっと違う経緯でございます。  したがいまして、現状の豊島図書館の運営形態の中で、今の機能を中心にしながらよりよいものを何とかしていこう。その中で先ほどもちょっと申し上げましたが、書庫だけ建設してもっと今の豊島図書館を広く使えないだろうかとか、あるいは別館業務を移して、あそこを本体の図書館と一緒にして、もっと図書館内部の使い方を多様にできないかとか、いろんなことがありました中で、子供のものを中心にしていくのが、一番現在のいろんな要望とか、あるいは一宮市の未来の子供たちのために一番いいのではないかということで構想が固まってまいりました。  したがいまして、そういう経緯の中でさまざまな構想が出て、そしてその中で固まってまいりましたので、最初から子ども図書館ありきという形で出たわけではございませんので、その点だけは御理解をいただきたいと思います。  それから今の4団体というのは、別に4団体に限っているわけではなくて、実は4団体の方に先日の会合のときにも申し上げました。実は、議員御指摘の運営についてはむしろこれからである。運営の仕方は、さまざまな形でいろんな方に入っていただいてよりよくしていく。そういうことについては今後さらに協議させていただきたい。現状のところでは、先ほどございました身体障害者のトイレ等も、それから現在図書館で一番課題になっておりますエレベーター等もつけて、そういうものもきちんとさせていただいた上で、その中で子ども図書館としてよりよいものに、また運営等については御意見をいろいろ伺ってやっていきたいと考えております。  現在のところは、建設につきましては基本設計、実施設計ということで、ある程度の時間的な問題もございますので、いわゆる建物についての内容を今、中心にいろいろお伺いしております。その上で、運営の多少のことは当然かかわってきますので、基本的なことについてはいろいろ御意見を伺いながら、そして建設に向けていく。その中で今後の運営につきましてはいろんな御意見を伺ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ◆20番(板倉正文君)   私はハード面よりソフト面の方が大切だと思うのです。最初に建物ありきではない。最初はやはりいろんなロマンを語ることだと思うのです。  要するに、今度の子ども図書館は、第5次総合計画の上でも非常に大切だと思うのです。都市像は“「心のゆたかさ」があふれるまち”でしょう。その意味で、図書館は最適なものだと思っているのです。子供たちの心を豊かにしてもらう、本に接してもらう、ここに本当に今の第5次総合計画の精神があると思うのです。  そうしたときに、子ども図書館をどういうふうにつくるのか、これを深めることは重要ではないかと僕は思うのです。ですから、子ども図書館ありきとか、そんなことで思っているわけではなくて、いい図書館をつくろう。本当に子供たちが心豊かになれるよう、ソフト面のところを本当に強化していく議論が必要ではないかと私は思うんです。  私も児童図書館をつくり育てるという本と、もう1冊フランス児童図書館の本を読んだんですけれども、やはりハード面は後からでもついてくると思うのです。やはりソフト面の中でハードが決まってくると思う。ここに書いてあるのは、1つは建築計画書がしっかり書かれている。先ほど私の方が言いました建築の構想です。どういう図書館にしていくのか。そこで多くの人たちの英知を結集していろんなものが出てくると思うのです。  例えば先日、大阪府池田市で事件がありましたが、図書館というのは本当にだれでもフリーで入れます。そういった問題からしてどうなのかということが議論になるかもしれません。それから、今の図書館の貸し出しとか返却のところで、確かにバーコードでやりますけれども、子供たち相手にそれでいいのかという議論になるかもしれません。いろいろ意見があるわけです。  例えば子供に声をかけていくということの大切さで、フランス図書館の事例を挙げますと、まず、自分がこの図書館の一員なんだ。宣誓書まであって、1人の人間として認められるんだ。そこがまず、図書館を利用する人にとって、子供にとって大切なんだということから始まる図書館もあるんです。貸し出しのカウンターのつくり方からしたって議論が生まれてきます。ですから、その上でカウンターができる。どういうカウンターにしようか、どういう子ども図書館にしようか、すごく議論に時間がかかると思っています。その議論を本当に大切にしていかなくてはだめではないかと私は思うのですが、いかがですか。 ◎教育長(馬場康雄君)   今の子ども図書館建設にかかわる問題でございますが、ハード面よりソフト面が先であるとか、いろんな御議論があると思いますが、私どもとしては、現状の豊島図書館の状態の中から出てきた問題でございます。先ほど市長が申し上げましたように第5次総合計画の中で新図書館建設が全くフリーでできるならば、これはまた違う御議論になると思うのですが、今の豊島図書館も現状の中では続けていかなければならない。その中でよりよい使い方がないかということでございました。率直に言いまして時間の問題がございます。極端に言えば3年も4年もかけてということであれば、そんなことは3月議会でもございましたように、本当にそれだったら新図書館に向けてやった方がいいのではないかということも入ってまいります。  そういうような現状の中で、やはり現実問題としては豊島図書館が手いっぱいな状態の中で、それを解消していかなければならないということが現実の焦眉の急でありました。その中から少しでも、今おっしゃったようによりよいものということで私どもの中でまず知恵を絞り、あるいはいろんな市民の皆様の御意見の中にあったことで、特に子供たちに小さいときから読書に親しむ環境を少しでも推進できるようなものをということで、子ども図書館というものが構想として出てまいりました。  したがいまして、今のいろんな御指摘もございますが、いい意味で早く子ども図書館建設させていただいて、その中でよりよい使い方を考えていきたい。  先ほども御指摘ありましたが、諸団体の方との話し合い、それから係長以上と私自身との話し合いの中でも、今までの発想を変えて、要するに運営等も子供たち1人1人が、今おっしゃられたようにこの図書館を使う一員なんだという気持ちで使えるような、そういうことも運営として今後考えていこうというようなことも話し合いの中で出てまいりました。  そういうことで、現状の中でこれから使い方について、運営の仕方について十分議論してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   先ほど言いましたように、そちら側でもいいけれども、さまざまな教員の方たちとかも含めて、教員の中には司書の方もいるし、それからやはり子供の声を聞くとか、そういうところから僕は出発していただきたいと思います。  それで、よいものをつくろうという点で僕は言っているわけで、今よりもさらに議論を広げていったらどうかという提案なんです。  そういったことからすると、やはり議員も例えばこういうときに参加するということを言えば、総務文教委員会が主になると思いますけれども、やはりこういう子ども図書館をつくりたいんだということがあるべきだと思うし、今言った豊島図書館の云々からどうこうという話は、僕は本末転倒になるんだね。幾ら何でもただ書籍を移すだけで図書館になるかというとそうではない。だからこそ議論をしているわけで、6万冊なら6万冊全部を開架する必要もないわけです。要するにそういうところで本当にいい本かどうかは司書の方の範囲だけれども、やはりそういった人たちが本当に議論して、いい図書館づくりが始まるわけで、その上でやはり住民の皆さんが利用しやすいものとなっていくと思います。  なかなか教育長は頭が硬いなというのが率直な感想であります。僕はもっと広げて、いろんな方から意見を聞いて子ども図書館をつくっていく必要があると思う。総務文教委員会の中の議論でも、それだったら日本一の図書館をつくって視察で見てもらえるような、そういう励ましの声をいただいているわけだから、自信を持ってそういった形でつくればいいわけであって、多くの皆さんの声を聞いて、本当にいいものをつくるという立場に立ってほしいと思います。  市長は住民の皆さんの声を聞いてこういう立場になっているわけですが、もうちょっと広く意見を聞いてやったらどうかという意見はないですか。 ◎市長(谷一夫君)   板倉議員から一般質問を受けるのはたしかこれで10回目だと思いますが、初めてお褒めをいただいたような気がしまして、いささか気分をよくしております。教育長初め教育委員会、図書館の方にお任せしておる状況でございまして、今教育長がお答えいたしましたように、これからまたソフト面についてもいろいろと協議を重ねていくということでございますので、御理解賜りたいと思います。 ◆20番(板倉正文君)   まだ時間は十分あると思いますので、ぜひ多くの方の意見を聞いていただきたい。それから、市民に投げかけて意見を聞くなど幅広く呼びかけていただけると、委員会とか協議会参加できないかもわからないけれども、市民の方からもいい発想が出てくると思うんです。  建物だって、四角張った建物より、アンパンマンみたいな建物ですとか、そういう子供たちが親しめ、何か行きたいなと。要するに建物も行きたいな、中へ入って本も読みたいな、そういう心触れ合うような、そういう図書館にしていただきたいと思います。  なかなか要望どおりいかないのですが、僕はこれは本当に“「心ゆたかさ」があふれるまち”という都市像にふさわしい一つの大きなものにしたいと思っております。 ○副議長(渡部昭君)   暫時、休憩いたします。                              午後2時52分 休憩                              午後3時24分 再開 ○副議長(渡部昭君)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  20番 板倉正文君。 ◆20番(板倉正文君) (登壇)  子ども図書館問題で競輪場との関係ですが、建てる場所が競輪場の駐車場ということです。それで、教育委員会関係ですが、富士小学校は競輪開催日のときに何らかの対応をされていると思うのです。それから朝日保育園はどういう対応をされているのか、ちょっと教えてください。 ◎教育長(馬場康雄君)   競輪開催日の富士小学校の対応でございますが、3月定例会の折にも申し上げましたけれども、富士小学校に確認しまして、大体4時ごろまでにはうちに着けるように配慮し、ふだんもいろんな安全確保のために、4時には最終下校させるような形をとっておるようでありますが、いずれにしましても交通事故、あるいは安全上の配慮をして、子供たちがトラブルに巻き込まれないように十分配慮して日々対応しておりますので、よろしくお願いいたします。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   競輪開催日の保育園の対応でございますが、保育園につきましても競輪開催日につきましては早く迎えに来てもらうようにお願いしております。ただ、お母さん方の就労の関係で、若干遅くなる方も見えますけれども、原則的には競輪開催日については早くお迎えに来てもらうようにしております。  以上でございます。 ◆20番(板倉正文君)   教育委員会も家庭児童課も何らかの対応をしているわけです。そういう場所だということです。ですから、これからどうなるかわかりませんが、競輪開催日になりますと、子供たちが歩いて子ども図書館に行きます。i−バスに乗ってくる子供もいるし、自動車保護者が送り迎えする場合もあります。ただ、富士小学校の子供たちは歩いて子ども図書館に行くと思うのです。そうしたときに、一方では早く家に帰るようにという形でやっているけれども、そういうときに図書館へ行けるのかどうか。そういうときも図書館へ行っていいよ、行きたければ行きなさいという指導をされるのか、その辺はどういうふうにお考えですか。
    ◎教育長(馬場康雄君)   これは競輪開催状況にもよります。当然土・日等が競輪としては一番多い開催になると思いますが、これは当然富士小学校の問題で確認をしましたが、先ほども時間的な問題を申し上げましたけれども、土・日であれば朝から午後4時ごろまでは十分普通に使える。それから、仮に平日ですと、実際問題として子供たちが下校後、4時、5時という時間帯はふだんでも家庭に戻る時間でございます。例えば半日のときとか、いろんな条件によって違いますので、競輪の問題につきましては、例えば小学生については富士小学校の状況が1つの大きな参考になろうと思います。ただし、保護者がついて見えるようなケース、幼児のような場合は保護者が責任を持ってやっていただけます。ただ、交通の問題がございますので、十分そういう点は今後研究して、問題が起きないように十分配慮してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   経済部の方に聞きますが、要するに競輪場内ではお酒を販売してはいけないことになっていて、競輪場外である程度のお店が販売されております。それがこの間の議会での報告ですと、競輪場内でもお酒の販売が可能になったらするということです。それは間違いありませんか。 ◎経済部長(篠田惇君)   競輪場でのお酒の販売ということでございますが、現在まだ経済産業省の正式な通知が来ておりません。現在は公営競技の中央関係団体でその実現に向けて調整を進められておるわけでございますが、他の公営競技と歩調を合わせまして、もし解禁ということになればファンサービスの一環という形で解禁をさせていただきたい。ただ、当然実施に当たりましては、お酒の種類だとか場所、販売方法、警備交通安全対策等を地元警察や関係機関と十分協議して、事件事故の防止に十分留意させて進めさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆20番(板倉正文君)   環境的にこれからよくなっていくのか、そういう意味では競輪場のお酒販売というのはちょっと気になる部分です。  それで、今までの過去の事例で、親子で歩いていて子供がたたかれた事例も聞いております。ただ、別に競輪をやる人が悪いとか、そういうことを言っているわけではなくて、例えば競輪ですっちゃったとか、本当にストレスがたまる場合だってあると思うのです。そこが弱い子供たちに向けられると本当にいいのかなという場合もあるわけです。  今度の大阪府池田市の事件はそれとは違うかもわかりませんけれども、そういう問題が起こるかもしれない。小学校にしても、朝日保育園にしても、ある程度の警戒をしながら今も進行しているわけですから。ですから、そういったことも含めた地域だということで、確かにいろんな地域を皆さんが検討されてそこにしたかもわかりませんが、やはり将来的なものも含めて、競輪場をなくしていくという方向が明らかになっているわけではないので、そこは場所的には不適当だと思っておりますが、いかがでしょうか。 ◎教育長(馬場康雄君)   今さまざまな点を御指摘いただきました。私自身も正直なところ何度もあの場所に行ってみました。例えば開催日でも、30メートルか40メートル離れたところに大きな駐車場がございますが、いっぱいになることはほとんどなかったように思います。想定としまして、近くの子供たちは徒歩、それから遠くの子供たちにつきましてはi−バスないしは親御さんの車に乗ってくるということになろうと思います。富士小学校とか朝日保育園の経験というか、現在の状況もあります。十分にそういう点を踏まえた上で、安全面につきまして対応していけるのではないかと判断いたしております。  大阪の池田小学校のような、本当に痛ましい事件もございますが、安全面はどこへ行っても子供たちがやはり弱いわけですから、常にそういう不安にさらされるケースがございます。十分にそういう面の配慮もしていかなければならないと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆20番(板倉正文君)   僕は場所的には不適当だと思っています。内容的には子ども図書館は賛成です。  それからもう1つは、競輪場でのお酒販売の問題というのは、子ども図書館をつくるからということではなしに、やはりその問題は地域的な合意を得ないと販売してはならない。幾ら競輪場の組織の中でオーケーが出ても、それはちゃんと地域住民の合意を得てからやるべきでないかなと思います。ですから、できるならば建設地は変えていただきたいということを要望しておきます。  続きまして、障害者・児及び児童福祉について質問します。  学童保育についてですが、昨日の尾関宗夫議員が質問された中身で、32校へ放課後児童保育アンケートを出されている。しかし、学校区内に児童館、児童クラブのない9小学校には、別なアンケートをしているという話でした。きょうそれをもらいましたが、要するに32校の方は調査対象児童小学校児童であります。ところが、9つの小学校には1、2、3年生しかアンケートをとらない。要するにこれだと枠が狭くなるのですが、どういうことなのかちょっと説明していただけますか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えします。  きのうもお答えしたわけでございますが、9校につきましては児童館とか児童クラブがない小学校区でございます。その小学校9校につきましては、いわゆる留守家庭児童で、なおかつ利用希望の方、その方を調べるためにこういった調査を行ったものでございます。  それから、従前から行っておりますものにつきましては、既に学校区内に児童館とか児童クラブがあるところも入っておりますので、これは従前どおり行いまして、児童館とか児童クラブがない9校につきまして、再度今回につきましてはアンケートを行いまして、どれぐらいの利用者があるかを調べたものでございます。 ◆20番(板倉正文君)   それで、アンケートは6月8日までにとありますが、今結果は出ていますか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   結果は出ております。 ◆20番(板倉正文君)   済みませんが、児童館、児童クラブのない9校だけの利用希望者数を教えていただけませんか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   末広小学校でございますが、留守家庭児童数が62名で、利用希望者が36名でございます。それから、瀬部小学校でございますが、44名が留守家庭児童数で、そのうち利用希望者が28名でございます。赤見小学校は23名中、利用希望者が18名でございます。それから、丹陽南小学校でございますが、43名中37名の利用希望者でございます。それから、浅井北小学校でございますが、31名中11名の利用希望者でございます。大和小学校は67名中39名が利用希望者でございます。それから、大和小学校でございますが、39名中24名の利用希望者でございます。千秋南小学校でございますが、34名中28名が利用希望者でございます。千秋東小学校でございますが、29名中19名が利用希望者でございます。  以上でございます。 ◆20番(板倉正文君)   そうしますと、これだけの人数が希望しています。しかし、この希望を今回6月補正では予算化していません。そうしますと、この希望に対してどうですか。9月補正で実際にやれるのですか。12月に補正を組んで、学童保育ができるような仕組みをつくれるのですか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えします。  きのうもお答えしたわけでございますが、児童クラブの開設につきましては、地元の御協力をいただきながら、小学校近くの地域の公民館などの社会資源を活用して行うわけでございまして、地域の公民館等の場所が見つかった場合につきましては、そういった補正対応ができるかもわかりません。できるだけ早い時期にやりたいという気持ちはございますが、地元の協力を得ながら小学校近くの地域の公民館等の社会資源を活用しまして、開設に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   そうしますと、例えば今ここで9つ上がりましたが、9つ上がったうちすべてのところで10人以上の希望があるわけです。それで、この小学校区の町内会の方に、家庭児童課から呼びかけて、何とかできないだろうかということをされるのですか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   再度のお答えになると思いますけれども、私の方も入りますけれども、あくまでもやはり地元の方で協議していただきまして、地元の方で場所を探していただくような努力を、まずお願いしたいと思います。と申しますのは、児童クラブができましても、運営を地元の役員さん等にお願いしなければいけない場合もございますので、まず地元の方の協力を得ながら、地域の公民館などの社会資源を探していただくということを、まず先にお願いしたいと思います。 ◆20番(板倉正文君)   地元の方と言いましても、これはアンケートですから、それぞれの家庭がそういう状況にあるということを、横のつながりで知るわけではありません。そうすると、例えば学校協力していただいて、末広小学校なら末広小学校の方たちに、こういうふうにアンケートを出された方はぜひ集まっていただきたいというような働きかけをしないと、各保護者は、だれがだれに声をかけていいかわからない状況です。  ですから、そういった集まりを1回持って、三、四人でも集まって、こういう話を聞いて運営委員会をつくろうとか、そういう形で呼びかけていかないと事は進んでいかないと思うのですが、このことを進めていこうとしたらそういう働きかけをしなくてはいけないと思うのですが、どこがやっていただけるのですか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えいたします。  まず、調査時点にも問題があると思いますので、なるべく早い時期に調査をしたいと考えております。働きかけの関係でございますが、やはり所管が家庭児童課の方で行っております関係で、私の方からこういったところに働きかけをしたいと思いますけれども、再度繰り返しになりますが、やはり地元の協力を得るということが先決でございますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   地元に協力してもらいたいということを言わないと協力できないわけで、その中心部分をつくらないと、その人たちが地元の方に言って、家庭児童課と相談してやっていくわけだが、最初はみんなバラバラなわけだ。だから、そこのバラバラなところを、そういった運営委員会をつくっていかなくてはという働きかけをしないと、これは進まないと思うのです。  それから、調査時点を早くしたいと言われたが、ぜひやっていただきたいと思うのは、要するに5月にアンケートが出されて、それでこの人数がわかるわけです。ここから出発ではとても遅いと思うのです。ですから、今の段階でも4月、5月、6月と、子供にしてみれば放課後保護者がいないで1人でという方がいるわけですから、そういう希望があるわけですから、ぜひともこれを早くつかんでいただいて、そして次のアプローチを進めていただきたいと思うのです。4月の段階でやった方がいいと思いますけれども、来年からどうでしょうか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えします。  調査の時期につきましては、教育委員会の方と協議いたしまして、できるだけ早い時期に調査したいと考えております。 ◎教育長(馬場康雄君)   福祉部から依頼があれば協力させていただきますので、よろしくお願いします。 ◆20番(板倉正文君)   学童保育のことでもう1つ、障害者学童保育のことであります。これもこの議会で何度か議論をしましたが、要するに障害者学童保育が始まったばかりですけれども、しかし基準が3年生までというような限度があります。私はなるべく長い時間というか、学年も4年生、5年生、6年生と見ていただきたいと思うのですが、障害者の場合は健常者の学童保育とちょっと違う面があると思うのです。要するにそこにはもう少し社会福祉的な要素があって、例えば家へ帰っても外へ遊びに行くことができないとか、だれかが見ていなければならないという事態が発生して、働いていた場合、どうしても仕事を終えて戻らなくてはならない状況になると思うのです。  健常者の場合で言いますと、例えば4年生、5年生になりますと、お母さんとお父さんが共働きで、戻らなくても何とかやっていける場合があると思うのです。ここの違いは大きいと思うのです。  ですから、障害者学童保育を3年生で切るとか、そういうことではなくて、4年生になっても定員以内の6人なら見てあげるとか、小学校6年生になっても、まだ10人定員のうちの8人だから学童やれるよ、そういう意味で定数いっぱいまで何とか努力していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えいたします。  御質問の知的障害児対象の手をつなぐ子らの児童クラブでございますが、ここにつきましては現在5名の方が利用してみえます。ここにつきましては議員おっしゃったように定員が10名ということでスタートしたわけでございますが、やはり利用してみえます児童の方が多動性の児童の方が多うございまして、いわゆるスペース的にも狭く、せいぜい受け入れができる限度としましては、合計8名程度が限界ではないかと考えております。  したがいまして、4年生以上の学童保育の受け入れということでございますが、小学校3年生前の保育人数に余裕がある場合につきましては、申し込み対象児童の状況等も判断しまして検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆20番(板倉正文君)   今の定員の中で余裕があるまでは、指導員の方が大変だと思うのですが、3学年という形で切らなくて、定員に余裕があれば見るよう、検討していただけるということでありますので、ぜひお願いいたします。  それから、学童保育の中身ですけれども、今の数字でいきますと、丹陽南、末広、大和東の各小学校は30名を超えている希望者です。しかし、丹陽南小学校とか末広小学校はそういった公的な施設がなくて、そして学校も貸してくれなくて、さらにプレハブも建てられない、市がそこまでやらない状況です。結局そうしてしまうと、最終的にはできなくなるわけです。最終的につくって学童をやるという立場に立たないと、この子供たちは救えません。そこを最終的には市が責任を持ってやるんだという形になりませんか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えいたします。  末広小学校と丹陽南小学校の関係でございますが、末広小学校につきましては現在地元の方に折衝中でございますが、丹陽南小学校につきましては適当な社会資源がございませんので、今非常に困っておるような状況でございます。 ◆20番(板倉正文君)   社会資源がなくて困っているのはわかるが、最終的にプレハブか何かで、要するに市がつくらない限り、いつまでたってもこれはできないです。そこをやるべきではないか。  それで、第5次総合計画でやるとは書いてないけれども、「留守家庭児童の養育環境の向上を図るため、児童館以外でも民間施設等を利用した放課後児童クラブの開設に努め、時代に対応した放課後児童健全育成事業を推進します」と書いてあります。時代に対応したというのは、要するにこれだけ共働きの方たちがふえている。しかし、公的施設もない、民間施設もない場合に、対応していないわけです。最終的には市が対応して、学童保育を行うというか、そういう施設を提供するという立場に立たなかったら、これはできないと思うのですが、いかがですか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えいたします。  市が責任を持ってやらなければいけないという御指摘でございますが、やはり最初は地元の方でまずやっていただきまして、それから市の方でということで、丹陽南小学校下の児童クラブにつきましては、私の方もこれからいろいろと候補地等につきまして、再度地元の方にも入りましてやっていきたいと考えております。 ◆20番(板倉正文君)   市長、要するに決断してもらわないと、そういうものがなければ、こういった地域の子供はずっと放課後児童対策事業を受けられないということになってしまいますが、ぜひ決断していただきたいと思うのです。 ◎市長(谷一夫君)   ただいま福祉部長が原則をお答えいたしました。やはり行政というのは、一つの原則を守っていきませんと将来的に困ったことになる可能性が大変強いわけでございまして、議員のおっしゃることは十分理解できるわけでありますが、私どもといたしましても原則はやはり守っていきたい。これまで守ってきた原則を崩すということは、決断をせよと今おっしゃっておられますが、ちょっとまだ今の段階でその決断はできかねるというのが正直なところでございますので、お許しいただきたいと思います。 ◆20番(板倉正文君)   時代的な背景からすると、本当に子育ての分野でいきますと、いろんな問題が今出てきております。共働きでどうしても働かなくてはならない状況にあります。そういうときに、最終的な福祉行政がやらざるを得ないわけです。ですから、公的施設もない、民間もない、借家もないというようなときに、この学童保育をどういうふうにするかという点で、まるっきり打つ手がないときに、21世紀になってやりようがないということはないと思うのです。  今までの原則と言いますが、今までどんどんそういうことは崩れてきたというわけではないと思っているのです。障害者学童保育も頑張ってつくった、プレハブで建てたわけです。そういう努力をしてきているわけです。だから、一般の学童保育もそういった形でつくっていただきたいということですから、それはそんなに費用がかかるわけではないです。地下駐車場1台 3,000万円のことを考えると、安くできますよ。ですから、本当に子供たちの福祉の増進、そしてひとりぼっちで寂しく過ごす放課後ではなくて、友達と語り合ったり、本を読んだりして、楽しく心豊かになるような提供をするために努力していただきたいということをお願いいたします。  次に、バリアフリーについてですけれども、i−バス(あいバス)が走りました。障害者の生活地域が広がったと私は思うのですが、そのときにこのバリアフリーの問題でどういうふうに改善されたかというのを1つお聞きしたいのです。  例えば市民会館はエレベーターがついて、障害者がエレベーターで移動できる。そして市民会館の中に車いす障害者が車いすのまま行って、観覧できる場所ができました。そういうふうにi−バスが通るところの施設が改善されてきていると私は思うのです。エコハウス138もそうです。そうしたときに、公園とか、道路とか、バスでそういうところに移動できますけれども、そういったところにおりて、近くの公園に行けるというような形をつくれればもっといいのではないかなと思うのです。その点関連する部局に、市長公室の方から提案はされていますか。 ◎市長公室長(橋本博利君)   ただいま、i−バスの試行運行に伴う関係施設等へのアクセスといいますか、道路管理者等に対する協力をしたかという御質問でございます。  それぞれの施設におきましては、先ほど議員から御指摘がありましたように改善がされてきておりまして、施設によりましては、バスが施設に直接入らせていただくような御配慮もしていただいたところでございます。場所によっては、それぞれの道路管理上の必要性等によりまして、縁石あるいは植栽がそれぞれの目的を持って設置されているところに、私どもの停留所をお願いするという形で、関係機関と協議をさせていただきまして、御理解をいただける部分につきましては植栽あるいは縁石を撤去させていただいて、御協力をいただいたところでございます。  それぞれの停留所からそれぞれの施設まで少し距離があるところに停留所を設置した部分もございますけれども、そこからのアクセスにつきましても、それぞれのどういう形でやっていくかということにつきましては、直接まだ協議をしてございません。停留所設置のときには御協力をいただいたところでございますけれども、これからそれぞれのアクセスについて、それぞれの管理者の本来あるべき姿もありますので、そのあたりを協議させていただいての検討になると思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆20番(板倉正文君)   土木部にお聞きしたいんですけれども、i−バスの走る地域の道路に車いすの障害者がおりて、目的地やバス停について、身近な公園とか、そういったところの段差とか、そういったことを調べたことはあるのですか。 ◎土木部長(脇田東吾君)   i−バスの運行ルートにはたくさんの施設が点在しておりまして、そういったところへ停留所から訪れるときに、通路として車いすの支障があるかないかというようなことを点検したり、見直しているかというお尋ねでございますが、現在の市のこういった歩車道のすりつけ部分の状況、市街地を中心にしまして、おおむね一応のすりつけはできておるのではないかというような考えもございまして、改めてそういう目で点検した経緯はございません。 ◆20番(板倉正文君)   公園等の入り口にスロープがあるかないかとか、その点はいかがでしょうか。 ◎都市開発部長(渡辺秀雄君)   いわゆる出入り口の関係の段差の解消とか、バリアフリーに関して愛知県条例に基づくことにつきましては、それぞれの公園の構造上の問題がございます。例えば道路と公園全体のグラウンド高が余り変わらないというところになりますと、そこらは早く手がけております。ただ、ちょっと段差の高いところにつきましては、歩道から直接というわけにはいきませんので、道路に沿ったような格好で、結構長い距離が要るものですから、そんなところについては全体的にちょっとおくれぎみなのかなということで、とにかくバリアフリーの精神につきましては、できるだけそれに沿ってやっていこうという方針を立ててやっております。  以上でございます。 ◆20番(板倉正文君)   建築部にお聞きしたいのですが、これは総合計画の実施案にも入るのですが、「人にやさしいまちづくり条例の適切な運用により」ということで、「バリアフリーに配慮したまちづくりに努めます」ということが書いてあります。これはモデル地区がありますけれども、ここで書いてある中身はモデル地区のことも入るかわかりませんけれども、市全体の中身を指していると僕は解釈しているのですが、間違いありませんか。 ◎建築部長(高坂勲君)   お答えします。
     今御指摘のこの文言の中には、やはりモデル地区を基本的に考えたものでございます。しかしながら、やはり整備区域として考えるべき問題といたしまして、市全体的なこととして進めていく必要はあろうかと考えております。  したがいまして、平成11年に庁内に一宮市人にやさしいまちづくり推進連絡会というものを立ち上げておるわけでございますが、この中でそれぞれの関係各課と連絡をとりながら、公共施設を中心に全体的な整備を図っていかなければならないと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   結局、i−バスを走らせて、その停留所の周りについて点検していないということになる。担当部局からも指示していない。それからもう1つ、人にやさしいまちづくりの問題でも、i−バスは試行期間中かもわかりませんけれども、しかしそういったものを走らせて、もっとやさしいまちづくりのところで本当に安心して動き回ってもらいたいということに僕はなっていくのではないかなと思うのです。  そうした場合に、どこが呼びかけるのかちょっとわからないが、僕は市長公室だと思いますけれども、このi−バスの問題で言えば。そのルート沿いのバリアフリーはどうなっているか。それをやはり点検してもらって、よりよくi−バスを利用してもらえるように、これからやっていただきたいのですが、どうですか。 ◎建築部長(高坂勲君)   お答えします。  この「人まち」についての窓口は、私ども建築部と福祉部を窓口として取り組んでいきたいと以前から申し上げておりますので、i−バスの関係もとらえながら、全体的に関係部局と調整させていただいて取り組んでいきたいと考えております。よろしくお願いします。 ◆20番(板倉正文君)   ぜひお願いいたします。  そこでもう1つ、教育委員会ですが、市営球場です。きのうも市民部と土木部の職員野球をやっていたのですが、あの市営球場のところは、残念ながら障害者が入るスロープがないのです。ただ、入り口はフェンスを除けばすぐに入れるのですが、ここにi−バスをせっかくとめています。今まででも来られたと思うのですが、私も気がつかなかったのですが、あの市営球場についてのバリアフリーというのは何か考えていらっしゃいますか。 ◎教育長(馬場康雄君)   市営球場の問題でございますが、市営球場は御承知のように昭和25年完成の施設でございますので、それ以後施設整備については順次しておりますが、バリアフリー対策はとられておりません。今御指摘のようにi−バスが運行を開始しまして、平島公園野球場前のバス停も設置されました。恐らく今後障害者の方の観戦等もふえるのではないか、そういうことも当然あります。そういうことも十分視野に入れて、観覧席の車いす対応など、障害者の方が観戦できるような対応を検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   よろしくお願いいたします。  この項の最後ですが、一宮市障害者基本計画の実践についてに移ります。  これも以前から当局と話し合っている中身ですけれども、障害者計画14ページに、住宅改善費の助成ということで、最高30万円を限度として助成するということがこの時点ではあったわけです。ところが、実際は介護保険の導入とともに、国が20万円の住宅改善費を持つこととなった。今まで県と市が行っていた住宅改修費は30万円だったが、結局20万円に引き下げた。市の単独の部分はなくしたということであります。  それで、これは実際に20万円になってからの改修ではありませんが、どういうことが起こっているかというと、リフォームでおふろの改修をした。ところが、財政的におふろしか改修できなくて、トイレ改修できなかった。今、トイレは公園障害者トイレを利用しているひとり暮らし障害者がおります。こうした場合、障害年金だけで生活しておりますけれども、このときに何か手だてを講じられないだろうかという問題提起であります。1件当たり1回の住宅改修費しか出ない。それがために次の改修ができない状況にあるのですが、何らかの方法はありませんか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えいたします。  住宅改修の補助額の関係でございますが、30万円から20万円になったわけでございますが、この額につきましては国の重度身体障害者に対する日常生活用具給付事業に追加されました住宅改修の給付上限額が20万円ということで20万円になったわけでございまして、国の補助制度に追加された段階から、国の補助事業の住宅改修の給付上限額を使っているわけでございます。  それから、住宅改修が追加されました当初でございますが、住宅外の固定スロープは給付対象となっておりませんでしたが、その後見直しがされまして、平成13年4月から住宅外のスロープも対象となっております。従来からありますように、日常生活用具給付事業のうちの移動用のリフトとかトイレとか廊下の手すり、それから段差解消等の簡易スロープ、こういったものの日常生活用具の給付の組み合わせをやっていただきまして、ある程度の効果を期待しているわけでございます。  議員おっしゃいましたような例というのはごくまれなケースであると思います。議員御指摘のいわゆる所得が低い人で、例えば住宅改修等で資金等の貸し付けの関係ができないような場合がございます。こういった住宅改修もできなく、生活する上で困ってみえる方につきましての事例が、余りないとは思いますが、もしこういった場合がありましたら、この件につきましては今後研究してまいりたいと思います。  ただ、日常生活用具の関係の20万円とは別の考え方でもって、この20万円は上限額が20万円ということでお願いいたしまして、こういったケースにつきましてはまた別途対策の方を研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   ぜひ検討していただきたいと思います。  それでもう1つ、今のこの20万円ですけれども、実際に以前は30万円だったわけです。障害者基本計画にも書かれているとおりです。それで介護保険法の導入とともに、一宮市の単独助成分をなくして20万円になった。先ほどの障害者の事例は30万円給付のときの事例であります。そのときでもそういう事態が起こっているわけです。  ですから、30万円のときでもそういうことが起こって、20万円になればよりそういうことが起こり得る可能性があるわけです。今まで30万円出していたのを20万円にしてしまったということで、当局の見解というのは、国の方が決めてきた20万円と介護保険法の関係で言われておりますけれども、介護保険というのは介護保険法で、今は身体障害者福祉法のことで私は言っているわけで、その目的は全く違うわけです。法の目的として対象者は。ですから、その点をごっちゃにして、確かに給付額は同じかもしれませんけれども、今まで30万円出していたものを、それを理由に引き下げることはないと思うんです。  この間の委員会での当局の答えは、介護保険法で20万円だから、標準的に格差がないというような言い方をされておりますけれども、しかし全く法律的には違う範囲の対象でやられているわけですから、そこもぜひ検討していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えいたします。  住宅改修の20万円でございますが、これにつきましては他市もいろいろございまして、議員御承知のように、市単独で10万円を上乗せしておりまして、上限が30万円のところも結構ございます。しかしながら、先ほど申し上げました、あくまでも給付限度額は20万円としまして、本当にいわゆる困ってみえて住宅改修ができない方、こういった方を何とかしたいというのが私どもの考えでございます。したがいまして、申しわけございませんが、30万円ではなしに今、国が定めております20万円でもっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   20万円に引き下げた根本的な理由が、介護保険法によって、国が限度額を20万円に決めたからですよね。ですから、それで20万円という形になったというのは、この間の議会での回答です。しかし、それは身体障害者法とは全く別です、介護保険法ですから。それはもう1回考える必要があるだろうと思います。  それから、リフォームヘルパーを派遣して、なるべく安上がりで、もっといろんなところを直してあげるという状況をつくり上げているわけですから、ぜひともそれと密接にかかわって、よりよいバリアフリーを、在宅の住宅に援助してあげるということですから、これを引き下げる必要はないだろうと思います。  ぜひそちらの方も検討していただきたいし、まるっきり検討しないというような話ではないと思うのです。というのは、今まで県と市が出していた金額よりも、市単独で出すお金が減っているはずです。実際県が20万円も出していなかったわけですから、その比率も含めてやはり検討していただきたいと思います。平行線で終わるかもしれませんが、私の要望としておきます。  それからもう1つ、障害者基本計画における数値目標の部分があります。この基本計画は来年度までの計画です。実際に平成14年度までの計画だが、平成19年度までに目標を達成できればいいというような計画にしています。  ところが、今これを見ますと、例えば一宮市の目標であります身体障害者福祉ホームの1カ所はできてます。それから、授産施設も4カ所できていると思います。それから、身体障害者療護施設も3カ所ですけれども、市町村障害者生活支援事業とあわせましてできていると思います。それから、知的障害者グループホームですが、これがまだです。それから、心身障害児通園事業も2カ所できていると思います。知的障害者更生施設もできていると思います。すばらしいことです。目標を平成19年度に設定されておるけれども、平成14年度までの計画の中で、まだ幾つかありますけれども、90%やりつつあるというようなことだと思います。  もともと低い目標だったということは確かです。そんなに高い目標ではないです、国の基準どおりのことですから。ですから、それによってまだ困っている方たちはたくさん見えるわけですけれども、この数値目標をこういうふうに掲げていて、実際に平成13年度までに何とかでき上がったことも含めて、この数値目標の見直しをする気はありませんか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えいたします。  障害者基本計画の関係でございますが、これにつきましては先ほどから議員おっしゃってみえますように、平成10年度から平成19年度までの10年間の数値目標でございます。これの見直しでございますが、今の時点では見直しをする考えはございませんが、国等から通知がございました段階で検討してまいりたいと考えております。 ◆20番(板倉正文君)   国の障害者プランは平成8年から平成14年度までの7カ年計画でありました。ですから、来年度までにということですけれども、いずれにしてもその目標達成は平成19年度までということで市はやっているのです。しかし、今の状況からして、ある程度達成している部分については、目標をさらに上乗せして、それでさらに実態をつかんでもらって、そして次への目標に、国がいろいろと言うことではなくて、もっと障害者が生活しやすい状況をつくり上げていただきたいと思います。  別に国から言われるのを待つ必要はないと思いますので、第5次総合計画の都市像“「心のゆたかさ」があふれるまち”をやり遂げる意味では、これはぜひとも積極的にやっていただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えします。  先ほどの身体障害者療護施設と、それから市町村障害者生活支援事業でございますが、これにつきましては圏域で3カ所、それから支援事業が1カ所でございまして、この療護施設につきましては、今現在法人でもって建設の計画がございます。県の方へ計画が持ち上がっております。これが採択されますと圏域で3カ所になるわけでございます。  それから、それに付随しまして生活支援事業の方も、その養護施設の方で実施されるわけでございます。  それから、知的障害者グループホームの関係につきましても、積極的に法人等の建設に対する支援の方を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   この計画の見直しでさらなる上の目標を持てる努力を進めていくかどうかなんです。これでもう終わったと、平成19年までほうっておいてもいいというものではないと思うのです。実態としては身体障害者福祉ホームは5人となっており、でき上がっているわけですが、それだけで足りるとは思いません。ですから、そういった実態から、さらに上の目標を設定していただきたい、そういう検討に入っていただきたいと思うのですが、その点の回答をお願いしたい。 ◎福祉部長(真野幸雄君)   お答えします。  目標数値のいわゆる修正というのは考えておりませんが、この目標を超える施設整備を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   いずれにしても、だれもが安心して暮らしていけるような状況をつくっていく必要があると思いますので、この計画をさらに深めていただきたいと思っております。  次に、3番目の第5次一宮市総合計画第1期実施計画について質問いたします。  第1番目の環境保全と資源循環型のまちづくりについて、ここは1つだけですけれども、要するにごみゼロ社会の構築のところです。ごみへの意識の問題で教育的なことですが、例えば子供たちに対するごみの問題をどういうふうに提起していくつもりなのか、お聞きいたします。 ◎環境部長(伊神利昌君)   ごみについての教育という御質問でございます。議員も御承知のように、廃棄物につきましては現在資源としての活用が広く言われておるところでございます。  そんな中で、先ごろ循環型社会形成推進基本法が成立して、ごみの資源としての活用が法で制定され、これからいろいろとそれに基づいた基本計画等も国から発表されてくるわけでございます。  ごみについての教育ということにつきましては、特に小学校4年生において、副読本でごみについて、環境について学んでおられるということで、副読本の作成についても教育委員会の協力を得て、3年に一遍見直す中で、ごみへの意識について小学生4年生を対象にして行っておるところでございます。  さらに環境センターの見学もしていただく中で、アンケート調査等も実施し、ごみへの小学生の意識の高揚に努めておるということでございます。  また、ごみの資源化、減量化、こういうような認識につきましては、家庭での教育といいますか、実践も大きなウエートを占めておると考えるわけでございます。そういう中で、毎年環境衛生月間が行われまして、その中で奥様方にごみ収集についての実態、ごみ出しについての実態等を学んでいただいて、「お母さんごみ収集にトライ」というような事業も実施しておるところでございます。 ◆20番(板倉正文君)   第1期計画を見ますと、ほとんど通常やられていることしか出されてないわけです。今度の10年間でどれだけごみを減らしていくのかということで、ごみゼロ社会を構築していくんだというときに、確かに大人たちへの教育と、もう1つはこれからを担っていく子供たちにもごみ問題に関心を持ってもらって、どんどん減らしていこうというときに、どういう発想なのかということを期待するわけです、ごみゼロ社会構築ですから。確かに小学校4年生も今までやってきている事例です。  そこで、さらにこれを踏み込んだ形で、一宮市の子供たちが、ごみ問題について関心を持っていくんだという発想をどういうふうにして培っていくか、ぜひそれを検討していただきたいと思うんです。例えば高山市の事例を前に話したことがあるかもしれません。高山市では町ぐるみできれいにしていこうという形をつくり上げています。観光都市だからそうなるかもしれません。例えば夏休みは朝5時に起きて子供たちがごみ拾いをしているわけです。だれかに頼まれてやっているのかというと、みずからごみを拾っているということなんです。そういう意識をもたらしていく教育とか、自分の住んでいる町を本当にきれいにしていこうということを家族行政も一緒になってやっていく。確かにボランティアで大江川をきれいにしていこうとか、蛍が飛ぶようにしようとか、いろんなことをやりながら、環境をよくしていくんだということで、これが密接に絡んでいって、本当にごみをなくしながら、また環境を守りながらということをぜひともつくり上げていっていただきたいと思っているのです。  そういった意味では、この3年間の取り組みはなかなかそういう発想になっていないのではないかということで質問しているので、この10年間で相当力を入れて、ごみをなくしていくというふうなことで、教育委員会と力を合わせて、ほかの部署とも力を合わせてやっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎環境部長(伊神利昌君)   先ほどごみのリサイクル資源化というようなことに重点を置いて回答をしたわけでございますけど、町の美化も私どもにとって大変大切な仕事でございます。家庭から出るごみの減量化を初め、町の美化について小学生等への啓発は当然私どもも進めていかなければならない事業だと思っております。ですから、これも継続的な事業というようなことになろうかと思いますが、町内美化とか、その地域の周辺の美化等もいわゆるポイ捨て禁止条例に基づいて子供さん方とか、町内の方々が一緒になってそういうようなことを実施しておられるところもございますので、そういう地域をもっと広げていくというようなことも進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   これはきょうで終わる議論ではありませんので、ぜひとも環境部の中で検討していただきたいと思います。  続きまして、2番目の快適な生活環境の充実については、先ほどバリアフリーの点で言わせていただきましたので、ぜひ人にやさしいまちづくりの点で頑張っていただきたいと。  続きまして、3番目の安心して生活できる環境づくりについてですが、一番最初の消防組織体制の確立の中に「災害の複雑多様化、大規模・広域化に対応するため、機動的かつ活力ある組織体制を確立するとともに、防災拠点としての庁舎の整備を図ります」ということで、主な事業の中に施設・装備充実強化事業ということで、消防分署の建設消防団分団庁舎の改築、特殊自動車等の整備とあります。消防分署の建設というのは、八幡分署のことでよろしいのでしょうか。 ◎消防長(棚橋進君)   おっしゃるとおり八幡分署を指しておるものでございます。 ◆20番(板倉正文君)   それで気になるのは、これも前から指摘しておるのですが、今度の第5次総合計画の中で、消防本署についてはどのようにお考えなのでしょうか。 ◎消防長(棚橋進君)   消防本署の件でございますが、消防本署は昭和43年に建設されたものであります。非常に古いものでございますので、いわゆる新しい建築基準には適合していないのは事実でございます。それで、この本部庁舎の整備につきましては、御案内のとおり第5次総合計画において取り上げてはおりますけれども、この期間中に計画するということはもちろんでございます。  なお、整備に当たりましては、当然のことでありますけれども、耐震性はもとより現状に見合う施設整備と、将来を見据えたものという考えでやらなければならないということで、用地の問題も並行して検討しなければならないと考えておるところでございます。 ◆20番(板倉正文君)   八幡分署も耐震度で言えば、古い建物ですから震度5ぐらいで危ない。本署の方も危ない。あそこの下には相当高い車が入っているわけです。しかも高層ビルの火災とか、そういったものがあるということで、結局そういうところが地震で、もしはしご車がだめになったら、一方で高層ビルで火災だと、どうにもならない。あそこの消防はしご車は相当の金額ですから、その建物が壊れたからつぶれたというような話にならないように。今回八幡分署の建設が提案されておりますから、ぜひとも防災の面からしてもそこら辺がきちんとしていなかったら安心できませんから、ぜひとも早い時期にやる課題だと私は思いまして、ひとつ取り上げさせていただきました。相当早くやるべき課題だと私は思っております。指摘だけにしておきます。  きょうは雨が降っておりますけれども、昨年の東海豪雨を教訓に、雨量計は大和消防出張所の1カ所と、ほかに雨量をはかる形になったと思いますが、例えばすぐに3カ所の雨量がわかることになっているのですか。 ◎消防長(棚橋進君)   予算に上げました雨量計につきましては、まだ発注の段階でございまして、これはまだ機能しておりません。 ◆20番(板倉正文君)   要するに昨年起こったことがことし、きょうも大雨が降る可能性があるわけです。そのときにすぐ対応できていない状況で、議会では1カ所を3カ所にするという報告ですけれども、実際にはまだという状況です。これでは困るわけなんです。  ですから、実際にきょう起こり得るかもわからない。今から降ってくるかもわからないという状況、警報が出てという話になるかもしれない。この防災というのは早急な課題だと思いますので、ぜひ早急に直してほしいと思います。  最後に、スポーツ・レクリエーション活動の振興についてであります。  実はここのところで、生涯スポーツの推進とかいろいろあるわけですけれども、今回ソフトボールのグラウンドをとろうと思ったら、大変なことなんです。3月から市民大会が始まる。5月までやられる。6月は会長杯というのがあって、もう押さえられておりまして、8月に日曜日は1日ぐらいしかあいてなくて、あと秋の市民大会があって、実際市民が奥町公園のグラウンドで日曜日に活用しようと思うと、11月の終わりから2月までなんです。この寒い時期しか市民は使えないという実態があるのですけど、それは御存じですか。 ◎教育委員会事務局長(長谷川美昭君)   ソフトボールの利用面でのお尋ねでございますが、確かに今議員お話のように、3月下旬ぐらいから11月いっぱいぐらいまでが大体スポーツのシーズンであります。そういう時期におきましては、現実的にはいわゆる市民大会等、そうした公式的な大会が順次組まれておりまして、いわゆる市民大会等は体育協会の加盟団体が主催する事業になるわけでございますが、そうした日程がかなり立て込んでまいりますので、一般的な方々の御利用については、現状におきましては今お話のように、非常に限られた中での日曜日の利用という形になっておるところでございます。よろしくお願いいたします。 ◆20番(板倉正文君)   それで、ここにはスポーツ・レクリエーション活動の振興、生涯スポーツの振興と書いてありますが、ソフトボール人口というのは一番多いのです。そうしますと、第5次総合計画でその現状を克服するような考え方があるのか。ここには、市民が生涯にわたり気軽にスポーツに親しむことができるようにしていくと書いてあるんです。日曜日に気軽にやれるグラウンドがないという現状で、どういうふうにやっていこうと考えているのか、教えてください。 ◎教育委員会事務局長(長谷川美昭君)   体育施設、利用施設全体に係る問題でありますが、この第5次総合計画の第1期実施計画におきましても、主な事業を幾つか掲げております。この中で今御指摘の体育施設整備事業におきましても、具体的にソフトボールという言葉は事業の概要の中にはございませんが、ここで想定いたしておりますのは、既存のソフトボールに使える施設の整備という形で、この第1期実施計画の中でも取り組んでいく計画にはなっております。  しかしながら、現実問題としては、ここの主な事業の中にもございますように総合体育館の建設事業が非常に重要な位置づけでございまして、今はこれの実現化に向けてできる限りの努力していくという方向でございます。  したがいまして、体育施設整備の中でグラウンド不足を何とか解消したいという御要望でございますが、現状では今新たに新設していくという問題については、やはり場所の問題、あるいは財政的な側面もございまして、かなり厳しいものであると理解いたしております。
     そうしますと、既存の体育施設をどう使っていくかということになりますが、施設自体の効率的な利用、こうしたことは常に考えていかなければなりませんが、現実問題として今の公式的な大会というのは、奥町公園野球場あるいはソフトボール場、4面ございますけれども、ここで現実的な運営がされております。  したがいまして、一度私どもも何かいい大会運営、あるいは振興面におきましてもいい方法はないか、一度関係団体ともいろいろ御相談もする中で努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆20番(板倉正文君)   施設の数が絶対的に少ないということと、大会がどうしても土・日曜日になってしまうという問題です。小・中学校の週5日制が平成14年度から始まり、学生もやれるようになるわけで、土・日曜日の利用になりますと余計にその問題が出てくるのではないかなと思います。競輪場のところで使っている公園でも、今回子ども図書館に駐車場を提供してというふうになるわけですが、駐車場にしている公園も土・日曜日はできればあけてもらってやれるようにしていくとか、いろんなことを努力していただきたい。市内にはソフトボールで全国大会に出場するところもありますし、オリンピックでは銀メダルを取る日本の女子のソフトボールですから、そういったすそ野を広げていく意味では、一宮市からそういった選手が生まれていくということもあるわけで、ソフトボールに限らずそういう施設を充実させていくことが必要だと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。(拍手) ○副議長(渡部昭君)   お諮りいたします。  議事の都合により本日はこの程度にとどめ、明日午前10時より会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり)  異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日はこれをもって散会いたします。                              午後4時42分 散会