令和 1年 9月 定例会(第2回)
令和元年第2回(9月)伊豆の
国市議会定例会議事日程(第7号)
令和元年9月27日(金)午前9時
開議日程第1 議案第42号 平成30年度伊豆の
国市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第2 議案第43号 平成30年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第3 議案第44号 平成30年度伊豆の
国市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第4 議案第45号 平成30年度伊豆の国市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第5 議案第46号 平成30年度伊豆の国市楠木及び
天野揚水場管理特別会計歳入歳出決算の認定について日程第6 議案第47号 平成30年度伊豆の
国市簡易水道等事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第7 議案第48号 平成30年度伊豆の
国市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第8 議案第49号 平成30年度伊豆の
国市上水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について日程第9 議案第69号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行等に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について日程第10 議案第70号 伊豆の国市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の制定について日程第11 議案第76号 伊豆の国市立幼稚園預かり
保育条例の制定について
---------------------------------------本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(16名) 1番
井川弘二郎君 2番 青木 満君 3番
高橋隆子君 4番 森下 茂君 5番
笹原惠子君 6番
鈴木俊治君 7番
久保武彦君 8番
八木基之君 9番 二藤武司君 10番
内田隆久君 11番
小澤五月江君 12番
梅原秀宣君 13番 柴田三敏君 14番
三好陽子君 15番 田中正男君 16番
古屋鋭治君
欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長
小野登志子君 副市長 渡辺勝弘君 教育長 内山隆昭君
市長戦略部長 杉山 清君
まちづくり 天野正人君
総務部長 名波由雅君 政策監
危機管理監 神田 稔君
市民福祉部長 杉山義浩君
福祉事務所長 吉永朋子君
経済環境部長 岡本 勉君
観光文化部長 半田和則君
都市整備部長 西島 功君
会計管理者 柳本加代子君
教育部長 山口和久君
教育部参与 小森 茂君
---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 増島清二
議会事務局次長 高橋博美 議会事務局係長 西島裕也 書記
横峰隆志
△開議 午前9時00分
△開議の宣告
○議長(
古屋鋭治君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの
出席議員は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ただいまから
令和元年第2回伊豆の
国市議会定例会を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△
議事日程の報告
○議長(
古屋鋭治君) 本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
---------------------------------------
△議案第42号の
委員長報告
○議長(
古屋鋭治君) 日程第1、議案第42号 平成30年度伊豆の
国市一般会計歳入歳出決算の認定について、所管の各
常任委員会へ付託してありましたので、各委員長より審査の経過と結果について報告を求めます。 まず最初に、10番、
内田隆久総務観光建設委員会委員長。 〔10番
内田隆久君登壇〕
◆
総務観光建設委員会委員長(
内田隆久君) 皆さん、おはようございます。 議席番号10番、
総務観光建設委員会委員長の
内田隆久です。 ただいまより
委員長報告をさせていただきます。 9月11日の本会議にて
総務観光建設委員会に付託されました議案第42号 平成30年度伊豆の
国市一般会計歳入歳出決算の認定について、9月12日、13日、17日、本庁舎3階第4会議室において、委員8名(12日は7名)と所管の
関係部課長等出席のもと、審査を行いました。 主な審査の経過と結果について報告いたします。 最初に、
市長戦略部です。
政策戦略課所管部分について、委員より、
ふるさと納税の返礼品である
温泉旅館宿泊券の増減はの問いに、当局より、平成29年度が6,300万5,000円、30年度が2,615万1,000円、29年度の10月までは感謝券だけの返礼品で、29年度の10月後半から地場産品も返礼品として追加している。感謝券だけのときは5割返礼をしていた。総務省からの指導で3割以内となったとの回答。
政策推進課所管部分について、委員長より、バス、
鉄道利用促進事業については3年目であるが、担当課としてどのような事業の評価をしているのかの問いに、当局より、課題は残っているが、
利用状況から見ると利用の促進には一定の効果があったと判断している。対象は限られた年代の方になったが、3年間の事業としてはある程度の成果を感じているとの回答。
財務課所管部分について、委員長より、
合併特例債で10年、20年後に交付税が
幾ら伊豆の国市に交付されるのかという予測はできるかの問いに、当局より、計算上はできる。これから借りる額、
元利償還金等の設定をすれば出るが、この70%相当が交付税として交付されるのではなく、
基準財政需要額に算入される。あくまでも計算上、算入額は100%交付されると思うとの回答。
市長公室所管部分について、委員長より、決算書91ページ、3事業の
都市交流事業において、予定日に
モンゴルからの来訪がなかったり、急に来るという場面もあったりと、計画をあらかじめ出してもらって交流を進めていってはどうかの問いに、当局より、
モンゴルには
モンゴル時間が流れているので、二転三転した。去年は1月と5月に来るという話があったが、結局来られなくなった。今年度はできれば10月ぐらいに来訪したいというような言葉をもらっている。毎回来るときには事前に話をもらうが、どうしても相手の事情でなかなか日が決まらないとの回答。
公共施設整備推進課所管部分について、委員より、決算書97ページ、16事業の
公共施設再
配置推進事業の13節、
庁舎整備公民連携基礎調査業務は、実際はどのような調査を行ったのかの問いに、当局より、
官民連携による
庁舎整備を行っている
先進事例ほか6カ所について調査を行った。
事業モデルの作成は、
あり方協議会で候補地として挙げた5カ所の中から3つ選んでモデルを作成したとの回答。 同委員より、
先進事例を見て、
官民連携で当市での可能性はの問いに、当局より、この作成した
事業モデル自身が実現可能かどうかということについて、今年度その
可能性調査として
民間事業者の参入意向があるかどうかという調査を行っているとの回答。 次に、
観光文化部です。
スポーツ振興課所管部分について、委員より、
長岡温水プールの
利用状況について、
一般利用者、
回数券利用者が1,439人減少している一方で、子供の
水泳教室では3,327人増加して、全体として利用増につながったということだが、教室を多くやって、一般の人の利用が窮屈になっているという声を聞くがの問いに、当局より、子供の
水泳教室の参加者がふえているのは事実なので、現状を把握してどういう方向性が市民にとって一番いい施設になるのかということを
指定管理者と協議して運営していきたいとの回答。
観光課所管部分について、委員より、
宿泊客数が減少している要因はの問いに、当局より、
宿泊客数は、平成29年が72万2,044人、平成30年が70万5,388人で、前年度比約2万人の減、要因は主に4件、中規模な旅館が休業、廃業して2万人分ぐらいのキャパがなくなっているとの回答。 委員より、4,000万円からの費用を投じたプレDCの効果がなかったのではないかの問いに、当局より、本番のキャンペーンに向けたコマーシャルと地域を巻き込んで
地域資源を磨いて商品をつくるという準備年であったことから、
宿泊交流客数については、確かにそうかもしれないとの回答。 委員より、「歴バスのる~ら」が実質6,554人の人が使ったということだと、
業務委託料から換算すると1人当たりについて506円かかっており、1本当たり5.7人しか乗らない。何人までこのバスを走らそうと考えているのかの問いに、当局より、そもそも
公共交通的な意味合いではないことや
公共交通の割り返しを用いた考え方はなかったことから、何人までという答えはない。ルートの見直し、運行時間の見直しで少しでも利用者をふやす努力はしている。ただ、いつかは運行の廃止なりの判断も必要なのかとも思っているが、今後検討していきたいとの回答。
文化振興課所管部分について、委員より、決算書237ページ、1事業の
芸術文化振興事業の19節の劇団いず夢の関係で、伊豆の
国市劇団としての
運営事業費として補助金を出しているが、市とのかかわりという部分で活動が見受けられない、内容の改善を見たいと思うがとの問いに、当局より、この劇団の公共、公益的な活動に対して補助金は支出されるべきと考えている。公共、公益的なものや伊豆の国市の
歴史資産等をテーマにした活動を組み入れていくようにと話はしているとの回答。 委員より、伊豆の
国市劇団運営事業は、平成17年当時、合併の10年間は旧町の事業を継続実施する約束としておさめてきたが、合併後10年たったので、その必要性、他団体との整合性について検討していくことは、行政として必要だと思うがの問いに、当局より、そのとおりだと思うとの回答。 次、
都市整備部です。
都市計画課所管部分について、委員より、古奈公園の
整備事業の工事費の総額は幾らになったかの問いに、当局より、測量設計を含めた全体で9,096万3,000円であるとの回答。
建設課所管部分について、委員より、決算書249ページの深沢橋のかけかえ事業、県との協議がおくれているとのことで、
繰越明許が約2,300万円あるが、おくれている理由はの問いに、当局より、市道大101号との交差点で道路の線形と橋の高さ、河川断面、仮橋について協議、検討しているところとの回答。 同委員より、その協議している内容というのは、県が補助することになった初めの段階で決まっていなければならないのではの問いに、当局より、地権者との用地交渉もしているところ、難航しているが、令和6年3月の完成を目指していきたいとの回答。 次に、総務部です。
総務課所管部分について、委員より、決算書73ページ、3事業の
人事管理事業について、
人事評価制度を給与に反映しているのかの問いに、当局より、今年度の
勤勉手当から処遇に反映させる予定だったが、
評価方法の統一ができていない等の理由により、1年延期しているとの回答。 同委員より、同じく、決算書73ページ、同事業、3節、時間
外勤務手当の約460万円についての説明をの問いに、当局より、
派遣職員にかかわるものであり、派遣先は内閣府、広域連合、
電算センター協議会、
廃棄物処理施設組合、美しい
伊豆創造センター等であり、このうち内閣府と美しい
伊豆創造センターへの
派遣職員のものが相当部分を占めているとの回答。
管財営繕課所管部分について、委員より、決算書89ページ、10事業の
土地管理事業の
市有地旧慣使用権廃止補償について、30年度中に継続について検討したのかの問いに、当局より、旧
スポーツワールド株式会社から受領する賃貸料の中から補償金として払うという契約になっている。地元の方は
旧慣使用権を廃止したときに、全て
廃止補償料を支払うことができないため、50年間に分割して払っているという認識。
管理組合から意見は聞いたが、具体的な話し合いまでには至っていないとの回答。
税務課所管部分について、委員より、
法人市民税を多く納めている上位3社はの問いに、当局より、1位が
東芝テック、2位がタウンズ、3位が
旭化成ファーマであるとの回答。 同委員より、収納率が上昇傾向というのは、静岡県
滞納整理機構に移管しているからなのかとの問いに、当局より、機構には滞納額が100万円を超える人を毎年15件から30件程度移管している。
滞納整理についても100万円を超える人は大分減り、市職員も徴収で腕を磨いているので、収納率が上昇している。今後は機構へ移管する件数は減るのではないかとの回答。
危機管理課所管部分について、委員より、決算書269ページ、1事業、
駿東伊豆地区消防組合運営事業の19節、
駿東伊豆地区消防組合負担金が平成25年、26年が5億8,000万円程度だったが、少しずつ上がって、今回約6億9,000万円になった。4年ぐらいの間に1億円ほど経費が上がったが、その理由はの問いに、当局より、
人件費等が安くなるということを聞いていたが、消防車や救急車、
無線関係の設備等、合併していろいろ費用のふぐあいが発生してふえているとの回答。
地域づくり推進課所管部分について、委員より、
パートナーシップ事業の
補助金要綱を見直して厳しくなったがの問いに、当局より、
まちづくり、
地域づくり、
地域振興という中で、自立していくことを考えていかなければならないので、3年で切っているとの回答。 委員より、決算書103ページ、8事業、
空き家対策事業について、支出のほとんどが委員の報酬で協議会を2回やったということだが、協議会の内容について説明をの問いに、当局より、
管理不全127棟を今後どのようにしていくかということで開催した。職員による
外部目視調査の報告と
特定空き家になる建物について協議をし、4棟が
特定空き家となり得るという結果となったとの回答。 以上で、全ての審査を終了し、
総務観光建設委員会に付託されました議案第42号 平成30年度伊豆の
国市一般会計歳入歳出決算の認定について、本委員会の
所管部分の賛否を問いましたところ、賛成多数で、原案どおり可決すべきことに決しました。 以上です。
○議長(
古屋鋭治君)
内田委員長、ご苦労さまでした。 次に、13番、柴田三
敏福祉文教経済委員会委員長、お願いいたします。 〔13番 柴田三敏君登壇〕
◆
福祉文教経済委員会委員長(柴田三敏君) 13番、
福祉文教経済委員会委員長の柴田三敏でございます。 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、報告させていただきます。 去る9月11日の定例会において、
福祉文教経済委員会に付託されました議案第42号 平成30年度伊豆の
国市一般会計歳入歳出決算の認定について、
福祉文教経済委員会所管部分の審査を行いましたので、経過と結果について報告いたします。 当委員会は、9月12日、13日及び17日、本庁3階会議室におきまして、
委員全員の出席のもと、
関係職員の出席を得て慎重に審査を行いましたので、主な質疑を報告いたします。 なお、課ごとに報告いたしますので、ページが前後いたします。ご了承ください。 まず、
経済環境部環境政策課です。 委員より、187ページ、8事業、19の住宅用新
エネルギー機器等導入補助金は、平成30年度で
事業中止だが、今の社会でこういう事業を中止するという考え方はどこにあるのかとの問いに、申請件数も徐々に減り、平成30年度は43件でした。1番はパネルの単価が安くなったことで、補助については一応ここで打ち切りとしました。この補助をやめるに当たり、蓄電池の補助金を検討しましたが、普及も進んでいない状況で、件数的にないだろうとなりました。今回、ここでやめるというより、休止したということが現実ですとの回答。 同委員より、
環境政策課として
再生可能エネルギーを推奨していくという目的があって、エコを推進している。どういう施策を打っていくかという環境にとっては軸のところなので、そのあたりはもう1回よく検討していただければとの意見があった。 委員より、187ページ、7事業、19の花咲く伊豆の
国推進協議会交付金500万円となっているが、どのように使われているかとの問いに、国道136号線の
韮山反射炉へ入る線路際に大きな花壇をつくったことが一番大きな点で、あとは
モデル花壇として新しい花飾りですとか、小さな花壇をつくりましたとの回答。 委員より、187ページ、75事業、01、
政策顧問報酬460万円について、
政策顧問を雇う目的はとの問いに、ここ3年ほど花咲く伊豆の
国フェアを開催しており、その中の企画や市内外の方たちの出展など、市の職員では難しい外部との調整をしていただいています。
あとイベントの
切り花デモンストレーションへの有名な先生の出演依頼などについて主にやっていただいていますとの回答。 次に、
廃棄物対策課です。 委員より、195ページから197ページにある各
清掃センターの燃やせる
ごみ処理委託料について、各
清掃センターが休業中に、ごみの処理を沼津市、三島市、函南町へ委託しているが、トン単価は同じ金額ではないのかとの問いに、
市町ごとの契約になり、その単価は各市町から提示された金額を支払っていますとの回答。 次に、
農業商工課です。 委員より、49ページ、
基礎牛貸付料45万9,370円について、内訳はとの問いに、購入した基礎牛を借り受ける場合は、
購入価格の20%をその基礎牛に子供が生まれて、その子牛が基礎牛として登録され、その登録された牛をさらに買う場合は、市の
酪農組合で評価された評価額の10%を払ってもらう形になります。平成30年度においては、購入牛のみで、
購入価格の20%の金額ですとの回答。 委員より、215ページ、5事業、六次産業化、地産地消
推進事業の
地域おこし協力隊について、報償が199万円、
活動費補助金が117万円とあるが、活動の内容と活動費はどのように計算をされているかとの問いに、報償費として月額16万6,600円を支出しています。
活動費補助金は経費として報償費、住居費、
活動用車両の
借り上げ費、旅費、作業道具、消耗品などに要する経費、研修に要する経費、資格取得に要する経費などがあり、上限は400万円ですが、報償費は8節で支出しているため、残りの200万円が上限となります。
活動内容はまごころ農園、ま
ごころ市場の支援、長者ケ原、田中山の農家の方との
ホップづくりなどをしています。また、市をPRするブログや
フェイスブックなどの作成や
地域おこし協力隊の会議などでの
事例発表などもやっておりますとの回答。 次に、
市民福祉部健康づくり課です。 委員より、
市政報告書98ページ、がん検診の受診率について、平成29年度と受診率が極端に違うのはなぜかとの問いに、平成29年度までは勤労者や企業で健診を受けることになっている人を外した人数を分母としていましたが、平成30年度からは、対象年齢となる全住民を分母として受診率を出すように変わりましたとの回答。 次に、
市民課韮山支所、
大仁支所です。 委員より、117ページ、
戸籍住民票等証明発行事業の
コンビニ証明書交付サービスについて、902件の発行があるが、1件当たりの費用は幾らなのかとの問いに、
コンビニ関係の支出を件数で割り返しますと、約8,875円になりますとの回答。 同委員より、1件8,800円もかかってコンビニ発行して、便利な割にはお金がかかり過ぎていると考えるが、そのあたりの見解はとの問いに、今かかっている金額は
コンビニ証明交付サービス使用料570万2,400円と
コンビニ証明交付サービス負担金220万円で、合わせて約800万円ですが、利用の普及をすることによって、単価が下がってくると考えておりますので、一生懸命PRをしていくしかないと思いますとの回答。 次に、
国保年金課です。 委員より、141ページ、2事業、
後期高齢者医療会計管理事業について、1人当たりの医療費は幾らか、また県内で高いほうから何位かとの問いに、当市の
後期高齢者1人
当たり医療費は83万7,079円です。県内35市町中、上位9位ですとの回答。 次に、
市民福祉部福祉事務所、
保健福祉こども・
子育て相談センターです。 委員より、
市政報告書90ページ、(7)
家庭児童相談について、合計で3,179件の案件があるが、実際の現場はどのような体制かとの問いに、
家庭児童員2名と保健師1名の3名と、
あと女性相談員にも少し補助に入ってもらい対応しました。平成30年度は前年度と比べて640件ほどふえており、
家庭児童相談員は非常勤のため、時間外はできませんので、職員が時間外で対応したこともありましたとの回答。 次に、
長寿福祉課です。 委員より、135ページ、1事業、13の
ご用聞きサービス委託料について、
利用者人数は1人しか減っていないが、利用時間が100時間以上も減っている原因はとの問いに、平成29年度に毎週利用していた3名の利用者が、平成30年度の年度途中で利用を中止したことが減少した主な要因と思われますとの回答。 委員より、135ページ、5事業、
長寿祝い事業の
長寿祝い金支給補助業務委託料36万9,854円について、
委託内容はとの問いに、77歳と88歳の方に商品券を分けるに当たり、商品券をつくったり、発送したり、回収した商品券を市へ請求するという一連の作業を商工会に委託しました。なお、今年度は見直しを行い、直接口座に振り込むことにし、商工会への委託はやめましたとの回答。 次に、障がい福祉課です。 委員より、147ページ、12事業、
心身障害者(児)
タクシー等利用助成事業について、利用者が平成29年度は730人、平成30年度は822人と急激にふえている理由はとの問いに、平成30年度から郵送配布を始めたので、その部分がふえているものと思われますとの回答。 委員より、149ページ、17事業、
自殺対策事業について、心の相談員の実績はとの問いに、平日の9時から4時まで、
大仁庁舎の相談室で相談を受けていますとの回答。 同委員より、昼間の
大仁庁舎に自殺の相談に来る人はいないと思うので、
LINE相談や
電話相談など、24時間相談できるように考えてほしいとの意見があった。 次に、
社会福祉課です。 委員より、129ページ、1事業、
生活保護運営事業について、
市政報告書80、81ページを見ると、
保護世帯数はほとんど変わらないが、保護費はふえたのは
医療扶助が大幅に増加したことが原因かとの問いに、件数は若干減っていますが、保護費はふえています。その中でも
医療扶助が増加しているのは、高齢の
生活保護者がふえ、病院にかかる人がふえていることが一番の要因です。また、
生活保護の医療費は10割負担で、全部がこの扶助から出ること、さらに高額な医療が必要なケースが出て、金額がふえてしまうということも原因の一つとなっていますとの回答。 次に、
教育部学校教育課です。 委員より、289ページ、10事業、
小学校空調設備整備事業5,515万2,800円について、国と市の
負担割合はどのくらいかとの問いに、この事業については国の補助金が
臨時特例交付金ということで、
配分基礎額の3分の1が充てられています。したがいまして、3分の2が伊豆の国市の
負担割合ですが、こちらは事業債、起債の対象となっておりますとの回答。 委員より、その起債は
市負担分の何%か、また
合併特例債は用いなかったのかとの問いに、
空調設備に係る起債は2つの
メニューを使っています。1つ目は、
学校設備整備事業債を使っており、起債の充当率は100%、そのうち60%を交付税算入できるものです。もう一つの
メニューは
合併特例債を使っており、起債の充当率は95%、そのうち70%が交付税へ算入できる計算となっています。ただし、事業費が決定しておりませんので、予算ベースでの話ですとの回答。 次に、幼児教育課です。 委員より、165ページ、7事業、保育園臨時非常勤職員人件費事業について、人材バンクの登録者数と現況はとの問いに、登録者数はことし3月末で幼稚園教諭、保育士が23名、調理員が4名です。平成30年度の保育園での実績は延べ人員156人、延べ日数1,065日、延べ時間では5,234時間を人材バンクの保育士から活用させていただきましたとの回答。 同委員より、この方たちはずっと人材バンクに登録しているだけで、よしとしているのかとの問いに、長く保育の場から離れていたので、ならしで人材バンクに登録し、その後非常勤職員になった方もいますし、ご家庭の事情などで、人材バンクのほうが使い勝手がいいので、このまま働きたいという方もいますとの回答。 次に、生涯学習課です。 委員より、85ページ、2事業、あやめ会館維持管理事業のコピー料が高額である理由はとの問いに、あやめ会館にある教育部4課と
観光文化部2課のコピー料となりますが、文化財課と観光課の資料づくりが非常に多いためです。印刷機も使っておりますし、余分なコピーはしないよう当然言っておりますが、どうしてもここまでいってしまうというのが現状ですとの回答。 次に、文化財課です。 委員より、361ページ、1事業、19の市民組織
活動費補助金60万円は、反射炉を愛する会に対する補助であるが、会の活動の内容と会員数はとの問いに、会員数は約200名で、活動としてはシンポジウムを共催したり、教材開発を行ったり、ホームページの運営、反射炉のお掃除などもやっていただいております。また、研修で得た知識を生かした市民向けの講座も開設しておりますとの回答。 以上、
福祉文教経済委員会に付託されました議案第42号 平成30年度伊豆の
国市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、
福祉文教経済委員会所管部分についての審査を終了し、委員に賛否を問いましたところ、賛成多数でありました。
○議長(
古屋鋭治君) 柴田委員長、ご苦労さまでした。
---------------------------------------
△議案第43号~議案第46号の
委員長報告
○議長(
古屋鋭治君) 日程第2、議案第43号 平成30年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第5、議案第46号 平成30年度伊豆の国市楠木及び
天野揚水場管理特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの4議案を一括議題といたします。 本4議案につきましては、所管の
福祉文教経済委員会へ付託してありましたので、審査の経過と結果についての報告を
福祉文教経済委員会の委員長に求めます。 13番、柴田三
敏福祉文教経済委員会委員長。 〔13番 柴田三敏君登壇〕
◆
福祉文教経済委員会委員長(柴田三敏君) 13番、
福祉文教経済委員会委員長の柴田三敏でございます。 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、報告させていただきます。 去る9月11日の定例会において、
福祉文教経済委員会に付託されました議案第43号から議案第46号 平成30年度の特別会計歳入歳出決算の認定について、それぞれ報告いたします。 初めに、議案第43号 平成30年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について報告いたします。 9月12日、本庁3階会議室におきまして、
委員全員出席のもと、
関係職員の出席を得て慎重に審議を行いました。 主な質疑を報告いたします。 委員より、409ページ、2事業、レセプト審査事業の目的と審査内容はとの問いに、レセプトの1次審査は国保連合会へ委託しております。診療内容が報酬の基準に基づいた請求になっているか、重複した記載がないかなどの点検を行っています。また、診療報酬の支払いとは別に、保険者にデータがフィードバックされて、頻回受診の方が同じようなお薬を違う病院で受け取っている方のリストの提供もあります。それにつきましては保健師に情報提供して健康状態の確認をしたり、どのような理由で重複になっているのかというような調査を行って、適正な保険給付のできる事業へとつなげていますとの回答。 委員より、
市政報告書248ページ、国民健康保険税収納状況について、収入未済額はどのように捉えているかとの問いに、徴収については、税務課で実務を行っていますが、国保の財源なので、確保は重要なことだと考えています。一定の収納率が確保できると交付金など、税収以外にも財源を得ることができますので、税務課と連携して、収納対策に当たりたいですとの回答。 委員より、413ページ、国保連合会審査支払手数料について、一般の診療分が30円から40円に、柔道整復の分が104円から160円に値上がりしたのはなぜかとの問いに、保険診療の点検の強化ということで、国保連合会のほうで基準単価が変更になりました。特に柔道整復が上がっているのは、施術を病院で行わない場合の往診費用という細かな点検が必要になる部分がありますので、費用を値上げするとの説明を受けていますとの回答。 以上が主な質疑でありました。 議案第43号 平成30年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、採決をとりましたところ、可決することに賛成多数でした。 次に、議案第44号 平成30年度伊豆の
国市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、報告いたします。 9月12日、本庁3階会議室におきまして、
委員全員出席のもと
関係職員の出席を得て慎重に審議を行いました。 主な質疑を報告いたします。 委員より、
後期高齢者医療保険料は、県からこれだけ納付しなさいという金額が出るのか、集まった保険料だけ納める形なのかとの問いに、現在のところ集まった分を納める形になっていますが、後期高齢の保険料率を決めるときに、ある程度収納率を見込んで設定していますので、目標の収納率は示されております。平成30年度の目標収納率は99.3%で、当市ではこの目標率を達成しておりますとの回答。 委員より、54人の不納欠損が出た理由はとの問いに、
後期高齢者医療は保険料となりますので、時効が2年となります。徴収の催促、督促などの手続をとりましたが、時効を迎えたためです。時効という中には亡くなった相続人を探し切れないとか、転出されて催促し切れないという方たちもいますとの回答。 以上が主な質疑でありました。 議案第44号 平成30年度伊豆の
国市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、採決をとりましたところ、可決することに賛成多数でありました。 次に、議案第45号 平成30年度伊豆の国市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、報告いたします。 9月13日、本庁3階会議室におきまして、
委員全員出席のもと
関係職員の出席を得て慎重に審査を行いました。 主な質疑を報告いたします。 委員より、453ページ、諸収入の介護報酬返還金8万211円は、不正請求のあった1社からの返還金であるとの説明だったが、これはどのような内容かの問いに、こちらは有料老人ホームですが、介護つきではないため、外部からサービスを入れる形で入所者が介護サービスを受けていました。このホームヘルパー派遣や関連するデイサービスの時間帯の計算の算定方法に不正があったと県の指摘を受けました。これに伴い、関係市町にそれぞれ返還金が発生したものです。全部で何千万円という返還金で、伊豆の国市は264万4,000円になります。加えて、利用者負担額や高額サービス費の返還もあり、かなり大きな額となります。一遍に返していただくのが原則ですが、1回で返還すると事業所の運営ができなくなると、利用者にサービス提供ができなくなってしまうため、2年半ぐらいかけて毎月8万211円の分割返還を認めました。3月に発生したので、とりあえず平成30年度分として8万211円を返してもらい、今年度4月から継続して毎月返還しておりますとの回答。 以上が主な質疑でありました。 議案第45号 平成30年度伊豆の国市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、採決をとりましたところ、可決することに賛成多数でありました。 次に、議案第46号 平成30年度伊豆の国市楠木及び
天野揚水場管理特別会計歳入歳出決算の認定について、報告いたします。 9月12日、本庁3階会議室におきまして、
委員全員出席のもと
関係職員の出席を得て慎重に審査を行いました。 主な質疑を報告いたします。 委員より、485ページ、楠木揚水場維持管理事業の修繕費の内容はとの問いに、江間地区の排水路の修繕を行いましたとの回答。 委員より、この修繕は事故か何か起こったのか、原因は何かとの問いに、排水路の横のところが陥没して、大体100メートルぐらいの範囲の中で修繕を行っておりますとの回答。 以上が質疑でありました。 議案第46号 平成30年度伊豆の国市楠木及び
天野揚水場管理特別会計歳入歳出決算の認定について、採決をとりましたところ、可決することに全員賛成でありました。 以上、報告といたします。
○議長(
古屋鋭治君) 柴田委員長、ご苦労さまでした。
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△議案第47号~議案第49号の
委員長報告
○議長(
古屋鋭治君) 日程第6、議案第47号 平成30年度伊豆の
国市簡易水道等事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第8、議案第49号 平成30年度伊豆の
国市上水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまでの3議案を一括議題といたします。 本3議案につきましては、所管の
総務観光建設委員会へ付託してありましたので、審査の経過と結果についての報告を
総務観光建設委員会委員長に求めます。 10番、
内田隆久総務観光建設委員会委員長。 〔10番
内田隆久君登壇〕
◆
総務観光建設委員会委員長(
内田隆久君) 議席番号10番、
総務観光建設委員会委員長の
内田隆久です。 ただいまより
委員長報告をさせていただきます。 9月11日の本会議にて、
総務観光建設委員会に付託されました議案第47号 平成30年度伊豆の
国市簡易水道等事業特別会計歳入歳出決算の認定について、9月13日、本庁舎3階第4会議室において、委員8名と
都市整備部長、水道課長等の出席のもと審査を行いました。 主な質疑と採決結果を報告いたします。 委員より、上水道事業との統合により、赤字にならないよう使用料等の料金改定の検討が必要ではないかという点についての考えはの問いに、当局より、今年度から3年間をかけて経営戦略の策定業務を依頼しており、水道ビジョンで事業計画を立て、経営戦略でその資金の裏づけをするという内容である。事業計画に基づき考えていくが、最終的にどうしても予算が足りなくなるということであれば、料金改定を検討するとの回答。 委員より、施設用地購入費は、どこの地籍のものをどのくらい買ったのかの問いに、当局より、賃貸借契約をしていた後山地区のポンプ施設の336平米の土地を58万9,000円で購入したとの回答。 以上で審査を終了し、
総務観光建設委員会に付託されました議案第47号 平成30年度伊豆の
国市簡易水道等事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員に賛否を問いましたところ全員賛成で、原案どおり可決すべきことに決しました。 以上です。 次に、議案第48号 平成30年度伊豆の
国市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、9月13日、本庁舎3階第4会議室において、委員8名と
都市整備部長、下水道課長等の出席のもと審査を行いました。 主な質疑と採決結果を報告いたします。 委員より、決算書523ページ、1事業の19節、狩野川流域下水道維持管理負担金について、前年度決算額が約4億9,000万円で、30年度の決算額約6億2,120万円、この負担額が大幅に上がっている理由はの問いに、当局より、下水道の処理単価が29年度は1立米当たり77円だったのに対し、30年度から狩野川下水道の処理費が99円に上がったというのが一番大きい原因との回答。 委員より、不明水調査の結果について、原因はわかったのかの問いに、当局より、調査は古奈と宗光寺地区を行った。古奈地区では雨どい等からの誤接続はなかったが、下水管が古く、降雨の際の流入量が多いことがわかった。また、宗光寺地区は星和地区で誤接続が6件あり、全て改修済みとの回答。 委員より、下水道会計は、令和2年から企業会計に移る。一般会計から繰り入れていた収入をどうするのかの問いに、当局より、使用料で賄えない部分は一般会計で一般会計補助金という形となるとの回答。 以上で審査を終了し、
総務観光建設委員会に付託されました議案第48号 平成30年度伊豆の
国市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員に賛否を問いましたところ賛成多数で、原案どおり可決すべきことに決しました。 以上です。 次に、議案第49号 平成30年度伊豆の
国市上水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、9月13日、本庁舎3階第4会議室において、委員8名と
都市整備部長、水道課長等の出席のもと審査を行いました。 主な質疑と採決結果を報告いたします。 委員より、決算書535ページ、支出の不用額のところのマイナス8万120円、合併前の不明金を処理したということだが、詳しく説明をの問いに、当局より、恐らく工事検査等の手数料と思われるが、金額だけが入っているという形でずっと残っていた。監査委員からの指摘もあり、ここで損失という形で処理をさせてもらったとの回答。 委員より、市が管理している埋設管の老朽管対策はコンセッション事業で行うのかの問いに、当局よりコンセッション事業については、伊豆エメラルドタウン地区のみで想定しているとの回答。 以上で審査を終了し、
総務観光建設委員会に付託されました議案第49号 平成30年度伊豆の
国市上水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、委員に賛否を問いましたところ全員賛成で、原案どおり可決すべきことに決しました。 以上です。
○議長(
古屋鋭治君)
内田委員長、ご苦労さまでした。 これにて平成30年度決算認定についての
委員長報告を終わります。
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