御前崎市議会 > 2021-12-23 >
12月23日-04号

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  1. 御前崎市議会 2021-12-23
    12月23日-04号


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    令和 3年 12月 定例会          令和3年12月御前崎市議会定例会議事日程(第4号)                        令和3年12月23日(木)午前 9時00分開   議日程第 1 議案第75号 御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条             例の制定について                              議案第76号 御前崎市療育施設新野こどもの里設置及び管理条例を廃止する条例の制             定について                                 議案第77号 御前崎市営住宅基金条例の制定について                    議案第78号 財産の無償譲渡について                                  (御前崎市療育施設新野こどもの里)                     議案第79号 御前崎市公の施設に係る指定管理者の指定について                      (御前崎市ふるさと交流拠点施設)                      議案第83号 令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第7号)について           議案第84号 令和3年度御前崎市下水道事業会計予算の補正(第1号)について  日程第 2 議案第85号 令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第8号)について     日程第 3 議員派遣の件                                 〇出席議員(14名)   2番  二 俣 秀 明 議員       3番  鈴 木 克 己 議員   5番  丸 尾   忠 議員       6番  齋 藤 佳 子 議員   7番  名 波 和 寛 議員       8番  櫻 井   勝 議員   9番  渥 美 昌 裕 議員      10番  河原﨑 惠 士 議員  11番  植 田 浩 之 議員      12番  阿 形   昭 議員  13番  齋 藤   洋 議員      14番  大 澤 博 克 議員  15番  増 田 雅 伸 議員      16番  阿 南 澄 男 議員  〇欠席議員(1名)   1番  川 口 純 男 議員                                           〇説明のため出席した者     市      長     栁  澤  重  夫     副   市   長     鴨  川     朗     教   育   長     河 原 﨑     全     総  務 部  長     鈴  木  雅  美     危 機 管 理 部長     山  本  正  典     兼 危 機 管 理監     市 民 生 活 部長     大  澤  和  也     健 康 福 祉 部長     齊  藤  芳  樹     建 設 経 済 部長     山  崎  雅  樹     教  育 部  長     長  尾  詔  司     病 院 事 務 部長     村  松  光  浩     消   防   長     早  田  和  弘     会 計 管 理 者兼     松  下  美  明     会  計 課  長     総  務 課  長     髙  塚  高  寿     エ ネ ル ギ ー     齊  藤     誠     政  策 課  長     福  祉 課  長     丸  尾  茂  広     こ ど も未来課長     鈴  木  則  子                                           〇職務のため議場に出席した事務局職員     議 会 事 務 局長     鈴  木  弘  康     書      記     池  田     覚 △開議の宣告 ○議長(増田雅伸議員) 改めまして、皆さんおはようございます。 12月定例会も最終日となりました。議員各位には、年末を控え大変ご多用の中をご参集いただき、誠にありがとうございます。 ただいまの出席議員は14名です。 これより令和3年12月御前崎市議会定例会第24日の会議を開きます。          〔午前 9時00分 開議〕 △諸般の報告 ○議長(増田雅伸議員) これから諸般の報告を行います。 川口純男議員より欠席届が提出され、本日欠席をしております。 これで諸般の報告を終わります。 △開議の宣告 ○議長(増田雅伸議員) それでは、これより本日の会議を開きます。 △議事日程の報告 ○議長(増田雅伸議員) なお、本日の議事日程は、お手元に配付されているとおりであります。 △議案第75号~議案第79号、議案第83号、議案第84号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(増田雅伸議員) 日程第1、議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について』から議案第79号『御前崎市公の施設に係る指定管理者の指定について(御前崎市ふるさと交流拠点施設)』まで及び議案第83号『令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第7号)について』及び議案第84号『令和3年度御前崎市下水道事業会計予算の補正(第1号)について』までの7議案を一括して議題といたします。 ただいま議題といたしました7議案につきましては、去る12月9日の本会議におきまして、それぞれ所管の常任委員会及び特別委員会に付託されました。 それでは、それぞれの委員会の審査結果について、これより委員長報告に入ります。 初めに、総務経済委員長の報告を求めます。 10番、河原﨑惠士総務経済委員長。          〔10番 河原﨑惠士議員登壇〕 ◆10番(河原﨑惠士議員) それでは、総務経済委員会の審査結果を報告いたします。 12月9日開催の議会定例会において、本委員会に付託された3議案につき、審査の結果、下記のとおり決定したので、委員会条例第35条の規定により報告します。 審査議案は、議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について』、議案第77号『御前崎市営住宅基金条例の制定について』、議案第79号『御前崎市公の施設に係る指定管理者の指定について(御前崎市ふるさと交流拠点施設)』の3議案であります。 次に、審査の経過並びに意見についてでありますが、12月13日午前9時から委員会を開催し、付託された議案について、関係部課長から細部にわたり内容の説明を求め、慎重に審査の結果、本委員会としては、全議案を原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 なお、議案第75号は、賛成5、反対2で賛成多数、議案第77号、議案第79号は、全員賛成でした。 それでは、委員会での主な質疑についてご報告いたします。 初めに、議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について』では、第4条、事業者の責務において、事業者の責任として、施設賠償責任保険廃棄等費用積立て制度の活用を規則などに盛り込まないといけないと思いますがとの質問に、規則で取り入れることができるのか検討してみたいと思いますとの答弁でした。 また、非常に苦情やトラブルが多いので、近隣関係者から事業に関する苦情等があった場合はと付け加えてはどうかとの質問に、苦情等というところは良好な関係をということの中で全て網羅されているということになりますので、現条例の中で対応させていただきたいと思いますとの答弁でした。 次に、第7条、抑制区域においては、特に必要があると認められるものを抑制する区域に指定することができるの語尾を指定するに変更したらどうかとの質問に、規則によって別表でここを抑制しますということをうたっていますので、これに網羅されているという考えですとの答弁でした。また、周辺住民が反対運動を起こしている場合などは、生活環境保全上、支障が出るおそれがある区域だから抑制するというように臨機応変に運用ができるということかとの質問に、そういうことですとの答弁でした。 次に、第8条、適用事業においては、太陽光発電は条例にひっかからないように、大体1,000平方メートル以内でやるケースが多い。面積では問題になってしまうので、発電出力は入れるべきだと思います。国のほうでは10キロワット以上の太陽光発電施設廃棄等費用積立て制度をするということですので、発電出力が10キロワット以上のものと明記したほうがいいのではないかとの質問に、太陽光発電発電効率もだんだん改善されてきて、以前10%だったものが今は15%になったという情報もあります。今後、国の制度や推移を少し見させていただいた上で、例えば出力が必要になるなど、現実に見られてきましたら、そこで改正の手続を踏んで、規則で制限することができるかどうか考えたいというふうに思います。今回条例を制定させていただくことが、事業者並びにそういったところへの抑止効果もあると思いますとの答弁でした。 また、面積ではなく発電出力で絞っているほかの市町には、なぜそのようにしたのか問合せをしましたかとの質問に、問合せはしておりませんとの答弁でした。 また、1,000平方メートル以下の投資物件として売買されているものが問題を起こす可能性が非常に高いです。基本的に面積はゼロではやれないかとの質問に、キロワットに限らず、1,000平方メートル以下は資源エネルギー庁のガイドラインを適用させていただきますとの答弁でした。 また、しっかりした根拠を持って、他市町にまねされるくらいの条例をつくってほしいと思う。苦情が起きないために、20キロワットなどのワット数でいったほうがいいのではないかとの質問に、御前崎市土地利用委員会というものがあり、太陽光発電に限らず、全てのものに対して1,000平方メートル以上の事業を対象として、いろいろ指導してきたという経緯がございます。これからも1,000平方メートル以上で指導していくと思います。太陽光発電だからという話ではなく、全ての事業に対して1,000平方メートルということでやっております。それが1,000平方メートルの根拠になりますとの答弁でした。 次に、附則においては、この条例は4月1日から施行となっておりますが、施行日前においても、第10条の規定の例により、必要な手続その他の行為を行うことができるとある。現状、このような事業を起こしたいという業者はいるのですかとの質問に、事業を4月1日付近に着手したいという業者が現れれば、この準備行為というところがかかってくる形になります。現状ではありませんとの答弁でした。 次に、その他においては、この条文の中には維持管理が抜けています。昨年市内で発生した太陽光発電施設の火災は、日常点検をしていれば防げた話です。ぜひ検討すべきではないですかとの質問に、施行規則に届出ということで、維持管理計画書などを出していただくようになっております。どのように維持管理していくかという書類になりますが、それを条例の中の第4条で、関係法令等を遵守し、良好な生活環境の保全に努めなければならないということが書いてありますので、しっかりこの計画どおりにやっていただくということになりますとの答弁でした。 次に、議案第77号『御前崎市営住宅基金条例の制定について』では、市営住宅の現在の入居率はどのくらいですかとの質問に、一番よい入居率が100%、最も低いところで28%、平均61%となりますとの答弁でした。 また、施設修繕、改良に限定せず、解体も含めてはどうかとの質問に、解体等が発生するのは数年後にある可能性があります。そのときに、この条文を変えさせていただくか検討させていただきますとの答弁でした。 なお、議案第79号に対する質疑はありませんでした。 その後の委員間討議では、議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について』において、発電出力は明記したほうがいい。修正をお願いしたい。取り下げて、2月議会に再上程していただきたいと思いますとの意見。 1,000平方メートルにした明確な根拠も説明もありました。条例というのは、一度に全てのものに網羅したものができるという状況ではないと思います。発電能力が上がっているという状況もある中で、取りあえず一つの抑止力にもなるということもあります。2月定例会に持っていくと、周知の期間が必要とか、いろいろな手続の状況が変わってくるので、施行が4月には難しくなってくる可能性もあるということを考えると、現時点での状況でこれはできれば認めて、状況によっては条例は改正ができるので、そういう状況で進めたらどうかとの意見。 透明なソーラーパネルもできてきています。これから年を追うごとにいろいろなものが改善されていくので、その都度条例を改正していかないと追いついていかないと思います。そうすると、面積とか、何で制限していったらいいのか。今後は、池に浮かべたり、ハウスのビニールの代わりに使われたりとか、いろいろなことが行われてきたときに、どういった形の条例がそういったものに見合うものなのかという話をしていかなければいけないので、今回はブレーキの一つになればいいとの意見。 歯止めにするなら面積よりは出力だと思っています。出力が明記できないというのであれば反対しますという意見。 今回は認めて、状況が変化していきますから、その都度条例を改正していくのがいいと思います。ここで反対して、少しでも延びれば、それが市民のためになるわけでもないと思いますなどの意見がありました。 次に、議案第77号『御前崎市営住宅基金条例の制定について』では、早急に解体も視野に入れた文言に改正されるよう検討願いますという意見がありました。 なお、議案第79号に関する意見はありませんでした。 以上、総務経済委員会審査報告といたします。 ○議長(増田雅伸議員) 委員長報告が終わりました。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 9番、渥美昌裕議員。 ◆9番(渥美昌裕議員) 河原﨑総務経済委員長にお伺いします。 議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について』でございますけれども、委員会での採決において、賛成5、反対2で本委員会としては原案のとおり可決すべきものと決定しましたとありましたが、反対者の氏名を教えていただけますか。 ○議長(増田雅伸議員) 10番、河原﨑惠士総務経済委員長。 ◆10番(河原﨑惠士議員) 原案に反対した議員の方は、齋藤洋議員阿形昭議員のお二方であります。 ○議長(増田雅伸議員) 9番、渥美昌裕議員。 ◆9番(渥美昌裕議員) この2名ということでよろしいですね。 ◆10番(河原﨑惠士議員) はい。 ◆9番(渥美昌裕議員) ありがとうございました。
    ○議長(増田雅伸議員) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) 質疑なしと認めます。 続いて、文教厚生委員長の報告を求めます。 9番、渥美昌裕文教厚生委員長。          〔9番 渥美昌裕議員登壇〕 ◆9番(渥美昌裕議員) それでは、文教厚生委員会審査報告をいたします。 12月9日開催の議会定例会において、本委員会に付託された2議案につき、審査の結果、下記のとおり決定したので、委員会条例第35条の規定により報告します。 審査議案は、議案第76号『御前崎市療育施設新野こどもの里設置及び管理条例を廃止する条例の制定について』、議案第78号『財産の無償譲渡について(御前崎市療育施設新野こどもの里)』の2議案であります。 次に、審査の経過並びに意見についてでありますが、12月13日午後1時30分から委員会を開催し、付託された議案について、関係部課長から細部にわたり内容の説明を求め、慎重に審査の結果、本委員会としては全議案を原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 それでは、委員会の主な質疑についてご報告いたします。 議案第76号においては、発達障がいの子は何人くらいいるのですかとの質問に、現在、御前崎市内では14名の方が利用されていますとの答弁でした。 また、維持管理費は年間にどのくらいかかりますかとの質問に、市で払ったお金を後から東遠学園で補填していただいておりますが、260万円ほどかかっていますとの答弁でした。 また、市民に対する説明はどのように考えていますかとの質問に、今現在使っているお子さんがおりますので、そういう方々に広報していく予定です。新野地区には地区センターを通じて、市から東遠学園のほうに移譲するというお話は説明していく予定ですとの答弁でした。 なお、議案第78号に対する質疑はありませんでした。 その後の委員間討議では、意見はありませんでした。 以上、文教厚生委員会審査報告といたします。 ○議長(増田雅伸議員) 委員長報告が終わりました。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) 質疑なしと認めます。 続いて、御前崎市予算決算審査特別委員長の報告を求めます。 16番、阿南澄男予算決算審査特別委員長。          〔16番 阿南澄男議員登壇〕 ◆16番(阿南澄男議員) それでは、御前崎市予算決算審査特別委員会審査報告をいたします。 12月9日開催の議会定例会において、本委員会に付託された議案につき、審査の結果をご報告します。 審査議案は、議案第83号『令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第7号)について』、議案第84号『令和3年度御前崎市下水道事業会計予算の補正(第1号)について』の2議案であります。 次に、審査の経過並びに意見についてでありますが、12月14日午前9時から委員会を開催し、付託された議案について関係部課長から細部にわたり内容の説明を求め、慎重に審査の結果、本委員会としては、意見を付し、全議案を原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 それでは、委員会での主な質疑についてご報告します。 議案第83号『令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第7号)について』、企画政策課では、ふるさと納税が昨年度に比べて随分増えたという話だが、どう分析されていますか。巣籠もり需要ということですかとの質問に、そうなったものも一つの要因にあるかと思いますが、返礼品の掘り起こし、返礼品が目立つようなPR、写真の撮り方、いろいろな努力を重ねている中で寄附金が増えているという分析をしておりますとの答弁でした。 次に、福祉課では、生活保護費の支給増加について、生活保護を受ける人が増えたのではなく、それ以外の支出、病院に通う通院のお金や入院費などが増えたのかとの質問に、医療扶助費介護扶助費が増加しておりますとの答弁でした。 また、生活保護扶助事業について、新型コロナウイルス感染症の影響で生活保護を新たに受ける方が増えたのではなく高齢化の影響ということかとの質問に、高齢化の影響が大きいかと思いますとの答弁でした。 次に、農林水産課では、松くい虫はだんだん増えているのかとの質問に、だんだん増えており、昨年より今年はひどいということですとの答弁でした。 また、抵抗性クロマツは、実際に松くい虫に対して耐性力があるかとの質問に、実際には被害が出ていると報告されておりますとの答弁でした。 なお、議案第84号については、質疑はありませんでした。 次に、委員間討議における委員総意の意見についてご報告いたします。議案第83号『令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第7号)について』では、企画政策課について、税収不足の折、ふるさと納税の確保にさらに積極的に取り組むよう強く求める。 農林水産課について、松くい虫防除事業については、国道150号北側の松くい虫防除対策として、伐倒について公共で行うかどうか検討を求める。茶園の集積と改植に積極的に取り組むよう強く求めるという意見がありました。 以上について、意見書を提出することといたしました。 なお、議案第第84号については、意見はありませんでした。 以上、御前崎市予算決算審査特別委員会審査報告といたします。 ○議長(増田雅伸議員) 以上で委員長報告を終わります。 初めに、議案第75号について行います。 ここで報告いたします。議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について』、齋藤洋議員阿形昭議員鈴木克己議員から修正動議が文書をもって提出されました。本動議は、既に所定の発議者がおりますので、動議は成立いたしました。 それでは、提案者より提案理由の説明を求めます。 13番、齋藤洋議員。          〔13番 齋藤 洋議員登壇〕 ◆13番(齋藤洋議員) 議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例について』に対する修正案。 議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例について』の一部を次のとおり修正する。 第8条(1)「事業区域の面積が1,000平方メートル以上のもの」を「事業区域の面積が1,000平方メートル以上のもの、または発電出力が20KW以上のもの」に改める。 発電出力20キロワット以上のものを追加するということです。 修正の目的は、市民の多くの方々が事業面積1,000平方メートル未満の太陽光発電施設の建設に数々の不安を抱いているため、発電出力要件も追加することとしたものです。県内では、さきに条例を制定しております浜松市、袋井市、島田市などは、太陽光発電施設建設に際し面積要件はなく、発電出力要件のみで適用事業の可否を判断することとしています。伊豆の国市、伊東市、伊豆市は、本修正動議と同じ、面積要件発電出力要件のどちらかで適用可否を判断することにしています。このため、発電出力要件も条例に盛り込むべきと考えます。 また、さきに開催されました総務経済委員会では、後日条例改正発電出力要件を追加すればよいとの意見も出されましたが、市民の不安を一刻も早く払拭したほうがよいと考えますので、今回の条例制定に際し、この発電出力要件も追加すべきものと考えたわけです。 以上です。 ○議長(増田雅伸議員) これより修正案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 10番、河原﨑惠士議員。 ◆10番(河原﨑惠士議員) 質疑を行います。 市当局の説明では、対象面積を1,000平方メートル以上としているのは、本条例と同様、周辺の生活環境の保全を目的としている御前崎市土地利用事業の適正化に関する指導要綱の適用面積と同様としているとあり、根拠が明白であります。修正案では、20キロワット以上としているその根拠をお示しいただきたいと思います。20キロワット以上は、どのような根拠で算出した出力なのでしょうか。 ○議長(増田雅伸議員) 13番、齋藤洋議員。 ◆13番(齋藤洋議員) 事業用太陽光発電キロワットが20キロワット以上となっておりますので、そこに線を引きました。 ○議長(増田雅伸議員) 10番、河原﨑惠士議員。 ◆10番(河原﨑惠士議員) 浜松市では、発電出力20キロワット以上を適用事業としております。これは、私も確認をいたしました。これによる弊害の有無を調査したのかをお聞きいたします。 条例施行している浜松市に対して聞き取り調査なり、住民や進出事業者に対して調査を行い、健全な事業活動に支障はないことを確認した上で条例化すべきではないでしょうか。浜松市などの状況を調査したのかをお伺いいたします。 ○議長(増田雅伸議員) 13番、齋藤洋議員。 ◆13番(齋藤洋議員) 状況は確認しておりません。ただし、各種の面積要件とか出力要件で数々の問題がありましたので、県内では一番先進的な取組をされている浜松市は20キロワット以上としたと考えます。逆に面積では問題がありますから20キロワットに浜松市はしたものと私は考えております。 ○議長(増田雅伸議員) 10番、河原﨑惠士議員。 ◆10番(河原﨑惠士議員) 論理のすり替えが激しいと思いますが、次の質問を行います。 御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例は、去る12月13日の常任委員会である総務経済委員会に付託され、審議されたものであります。議員必携によれば、委員会とは、社会経済の発展に対応して、行政が著しく多様化し、専門化してくると、本会議のみでは多数の議案を能率的に処理することや議員がその全てに通じることが困難である。委員会制度は、このような欠陥を補完して、審議の実を挙げるため工夫されたもので、それぞれ専門、部門別に審査を分担するものであるとあります。本来の審議過程では、常任委員会に修正案を示し、十分審議を尽くすのが常道であると常任委員会である総務経済委員会委員長として考えます。十分な審議時間が取れない本会議に提案した理由をお聞かせください。 ○議長(増田雅伸議員) 13番、齋藤洋議員。 ◆13番(齋藤洋議員) 私と阿形議員は、やはり出力要件がないから、この市が示した条例案はよくないということで反対いたしました。賛成した方の中でも出力要件というのは必要なのではないか。ただ、ここで反対して取下げてしまうと、仮に2月定例会に修正案が示されたとしても3か月施行が遅れてしまうということで、我々はここは反対ではなくて、修正動議で条例を変えましょうという結論になったわけです。先ほど総務経済委員会での討議が示されましたけれども、私からしたら委員長がもっとこの問題に対して長時間の討議が必要ということで、討議時間を取っていただけたらと考えていました。先ほど委員長報告でもございましたが、これほど委員会の中でも条例案についての意見が出されたケースというのはまれだと思います。それを考慮しましたら、委員長は別の時間にさらにこの問題について審議をするとか、そういう活動をすべきだったと思います。それが私の考えです。私は、専門的な見地で言いましたら、我々議員の中で本当の専門家というのはいないと思いますけれども、はっきり申し上げますが、一般の方や議場にいる方の中では、私は一番再生可能エネルギーについて調べていると思います。調べた結果、太陽光発電については面積要件よりは出力要件だということで、今回の修正動議を入れさせていただきました。 ○議長(増田雅伸議員) 齋藤議員、河原﨑惠士議員の質問というのは、総務経済委員会に付託されて、議員必携によった発言がありました。それを無視したわけではありませんが、それを飛ばしてこのような形になったのはいかがなものかという質問だと思いますが、違いますか。 それでは、河原﨑惠士議員、発言をお願いします。 ◆10番(河原﨑惠士議員) 異例かもしれませんが、発言をさせていただきます。 最後に私が3問目のところでお話をしたとおり、本来の審議過程では常任委員会に修正案を示し、十分審議を尽くすのが常道であります。だけれども、本会議に提出した理由は何でしょうか、そういう質問であります。 ○議長(増田雅伸議員) 13番、齋藤洋議員。 ◆13番(齋藤洋議員) 申し訳ございません。その点は委員長に対する配慮が足りなかったと思いますが、委員会での討議内容を聞いていましたら、これは堂々巡りになってしまうと思いました。それでしたら市民の皆さんにより分かっていただける本会議の場のほうがいいのではないかと考えまして、本会議に修正動議を提出させていただきました。 ○議長(増田雅伸議員) ほかにございませんか。 11番、植田浩之議員。 ◆11番(植田浩之議員) 齋藤議員にご質問します。 発電出力20キロワット太陽光発電設備を設置する場合、一般的には約300平方メートル程度の事業面積になると言われております。1,000平方メートル以上の事業区域面積であれば、間違いなく出力は20キロワット以上であります。したがって、適用事業要件に発電出力20キロワット以上を加えるのであれば、1,000平方メートル以上の要件は意味がなくなると思います。しかし、修正案では、1,000平方メートル以上、または20キロワット以上ということで、いずれかに該当した場合、適用事業とするといったつくり方になっております。そもそも20キロワット以上全てを網羅されるにもかかわらず、1,000平方メートル以上という無意味な基準を残しておくことは、条文のつくり方として適切であると考えているのか伺います。 ○議長(増田雅伸議員) 13番、齋藤洋議員。 ◆13番(齋藤洋議員) 実は私も浜松市のように20キロワット以上で縛れば面積要件は必要ないと思っていました。ただ、そこは市の出してきました面積要件を尊重して併記という形にさせていただきました。 ○議長(増田雅伸議員) 11番、植田浩之議員。 ◆11番(植田浩之議員) それでは、次の質問に移ります。 御前崎市では従来からエネルギー電源事業だけではなく、住宅や工場の建設などのほか、土地利用事業においても全て御前崎市土地利用事業の適正化に関する指導要綱にのっとり、1,000平方メートルの事業区域面積を有する土地利用事業を対象にしてきた経緯があります。しかし、修正案では1,000平方メートルの事業も本条例の適用事業要件に該当する可能性が高く、規制を厳しくするものであります。なぜ再生可能エネルギー事業のみに特化して厳しくする必要があるのか伺います。 ○議長(増田雅伸議員) 13番、齋藤洋議員。 ◆13番(齋藤洋議員) 実は太陽光発電については、いかに狭い面積で出力を上げるかということで、通常、地上に太陽の方向に向かって並べています。それが今いろいろ敷設の方法が開発されています。今後考えられるのが、狭い面積のところにはしご状にポールを立てて、そこに太陽光パネルをずらっと並べてくるようなものや、太陽に向かって正面に向けてやっていますけれども、それをM字型に組む方法というものなどいろいろ出てきています。太陽光発電については、基本的に面積要件ではなく出力要件で見ていかないと、どういう環境負荷が起こるか分かりませんので、こういう形にさせてもらいました。 ○議長(増田雅伸議員) ほかにございますか。 9番、渥美昌裕議員。 ◆9番(渥美昌裕議員) 齋藤洋議員に質問いたします。 今、植田議員とダブるかもしれませんけれども、現段階で発電出力20キロワット太陽光発電設備を設置する場合、大体300から400平方メートル程度の事業面積が必要と言われております。今後、再生可能エネルギー発電事業普及のさらなる加速が見込まれる中、技術革新も併せて加速することが予測されます。その中には設備容量の進化も含まれ、同じ20キロワット太陽光発電設備を設置するに当たっても、先ほど言われましたように、現在より小さな面積でも設置可能ということが十分考えられます。したがって、適用事業基準を発電出力とした場合、技術革新により事業面積がかなり小さい面積も条例適用になることを予測し、その点を考慮された修正案であるという考えでよろしいでしょうか。 ○議長(増田雅伸議員) 13番、齋藤洋議員。 ◆13番(齋藤洋議員) 私はそう考えます。 ○議長(増田雅伸議員) 9番、渥美昌裕議員。 ◆9番(渥美昌裕議員) 静岡県内で再生可能エネルギー発電事業に関して条例化されている市町が20市町あり、そのうち、修正案と同様、発電出力20キロワット以上を条例の適用事業要件としている市町は浜松市のみであります。しかし、浜松市の条例は、市長同意の取得の義務がないことや抑制区域が指定されていないことなど、そもそも本市条例案とは内容や考え方が違います。しかし、修正案では20キロワットという数字のみを適用しているため、本市条例の適用事業要件は県内で最も厳しい基準になります。齋藤議員は、これまでの言動から、再生可能エネルギーの推進派だと思っていましたが、この修正案を見る限り、これまでの言動と矛盾した内容になるかと思われます。推進する立場において、規制を強化することに対しどのように考えているのか伺います。 ○議長(増田雅伸議員) 13番、齋藤洋議員。 ◆13番(齋藤洋議員) おっしゃるとおり、私は、太陽光発電、再生可能エネルギー推進派です。ただし、私は健全なる発展、推進を求めている人間です。従前から言っていますけれども、まず太陽光発電は一般の建物の上に普及させるのが最初です。これについては、昨日インターネットを見ていましたら、各市町村で太陽光発電や再生可能エネルギーを推進するに当たって、六十数%の地方自治体が建物の屋根に設置することを優先すべきだと考えているそうです。それは私は合致すると思います。これは規制の強化ではなくて、健全なる発展のためにはこのようにしたほうがよいという形で私は考えています。 ○議長(増田雅伸議員) 9番、渥美昌裕議員。 ◆9番(渥美昌裕議員) 3点目を質問させていただきます。 先ほど総務経済委員長に、議案第75号の常任委員会採決の結果を伺いました。本議案採決反対者は、齋藤洋議員阿形昭議員の2名とのことです。しかし、本議案に対する修正動議の発議者に鈴木議員が含まれております。委員会では原案に賛成です。この行動は、常任委員会というものをどう捉えているのか、どう思っているのか、あまりにも委員会の採決を軽んじていると思わざるを得ません。議員として賛否を下すには、熟慮の上に熟慮を重ねて市民のために何がよいのかを考え行うものではないのでしょうか。11月30日に議案が上程され、12月13日に常任委員会が行われ、原案に賛成を表明し、2日後の12月15日に修正案に署名をしております。気が変わったからとか、考えが変わったというものではないと思います。議員としてこの行動はいかがなものか、どう思われますか。提案者か本人でも構いません。答弁をお願いします。 ○議長(増田雅伸議員) 13番、齋藤洋議員。 ◆13番(齋藤洋議員) 私は、鈴木議員は、熟慮した結果、こちらの修正動議がいいとご判断されたのだと思います。私は鈴木議員にその点は深くは聞いておりませんので、それ以上については答えられません。 ○議長(増田雅伸議員) 3番、鈴木克己議員。 ◆3番(鈴木克己議員) 確かに原案には賛成です。ただ、原案が可決された場合、現在、資源エネルギー庁の再生可能エネルギー統計資料を取りまして分析した結果……          〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) はい。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆3番(鈴木克己議員) いや、ちょっとこの…… ○議長(増田雅伸議員) 指名したので、答弁は基本的にはできます。 ◆3番(鈴木克己議員) よろしいですか。          〔「提案者に対する質疑ではないのですか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) 提出者3名に関しては、発言ができます。 では、お願いします。 ◆3番(鈴木克己議員) 渥美議員の質問に対しまして、原案には賛成です。確かに今まで条例がなくて非常に苦労しておりましたものですから、ここで条例をつくっていただくことは非常によいことだと思って賛成しました。ただし、その条例が一体どのくらい適用されるのかということを考えた場合に、資源エネルギー庁の統計資料を取りました。その結果、御前崎市に今現在その発電事業所数が769件あります。そのうち、100キロワット以上の事業所は67件、9割がそれ以下です。ですから、条例を制定してもざる法になる可能性が非常に高いということで、現状に合わせて、20キロワットと追加したほうがよいということで修正案に賛成したわけです。これは、御前崎市の現状を見て賛成したということで、原案にも賛成です。 ○議長(増田雅伸議員) 3回目の質疑は終わりました。 ほかにありますでしょうか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) それでは、以上で質疑を終結いたします。 それでは、これより議案第75号の原案及び修正案に対する討論を一括して行います。 討論に当たっては、冒頭に賛成、反対の立場を明確にして討論されるようにお願いいたします。 最初に、原案に賛成、修正案に反対の者の発言を許します。 10番、河原﨑惠士議員。          〔10番 河原﨑惠士議員登壇〕 ◆10番(河原﨑惠士議員) 私は、原案に賛成、修正案に反対の立場で発言いたします。 御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の目的は、自然環境と再生可能エネルギー発電事業との調和を図り、豊かな自然環境及び魅力のある景観を維持し、災害の発生を防止し、もって良好な生活環境の保全に寄与することであり、まず市の提案した面積条項で条例を制定するのが常道であると考えます。発電出力20キロワット太陽光発電所は1,000平方メートル未満のものも含まれることが予想され、御前崎市土地利用事業の適正化に関する指導要綱で統一的な適用事業要件になっているところを再生可能エネルギー発電事業のみ特化して条件を厳しくすることになります。これは、国のエネルギー基本計画の主力電源として、最優先の原則の下で最大限の導入に取り組むという原則に合致しない政策選択となります。また、御前崎市はゼロカーボンシティを宣言し、再生可能エネルギー発電を推進しているにもかかわらず、市の政策としての不整合が起こります。さらに、常任委員会で慎重に審査した結果を無視し、根拠が薄弱な数値を採用することには賛成できません。まずは、原案の条例を施行し、その後発電出力を採用している自治体の状況を調査したり、弊害がないことを十分に確認した上で条例を改正することにはやぶさかではありません。そして、所管の常任委員会で十分な根拠を示し、さらに十分審議を尽くした上で、改正が妥当であるならば改正すればよいと考えます。拙速に、十分審議もせずに条例化する修正案に反対します。 以上であります。 ○議長(増田雅伸議員) 次に、原案及び修正案ともに反対の者の発言を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) ないようですので、次に移ります。 次に、修正案に賛成、修正部分を除く原案について賛成の者の発言を許します。 12番、阿形昭議員。          〔12番 阿形 昭議員登壇〕 ◆12番(阿形昭議員) 私は、修正案に賛成、修正部分を除く原案についても賛成の立場で発言いたします。 総務経済委員会の発言の中で、取りあえず条例をつくり、後から直せばよいとか、条例があれば抑止力になる、そのような声がありました。その声に応え、修正動議が出てきたことは本当によいことだと思います。今やらなくていつやるのか、そう思います。面積が1,000平方メートルの条例では、今後もトラブルや問題が発生することが予想されます。太陽光発電トラブルで困っている人たちがいます。その困っている人たちの声を受け止めることができるのか。苦しんでいる地区もあります。その地区の苦しみを受け止めることができるのか、そのことが問われていると思います。太陽光発電トラブルで困っている人たちの気持ち、悩んでいる人たちの地区の声を受け止めるのか、受け止めることができないのか、そのことが問われていると思います。議員各位には熟慮を求め、この討論を終わりたいと思います。 ○議長(増田雅伸議員) 次に、原案に賛成、修正案に反対の者の発言を許します。 8番、櫻井勝議員。          〔8番 櫻井 勝議員登壇〕 ◆8番(櫻井勝議員) 私は、議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について』、原案に賛成、修正案に反対の立場で発言いたします。 本条例案につきましては、日本国憲法や上位関係法令等に抵触することなく、目的を達成するために、必要な範囲において私権を制限するなど、公共の福祉に適合した条例案となっています。加えて、御前崎市が従来から良好な自然及び生活環境の確保を目的に指導してきた御前崎市土地利用事業の適正化に関する指導要綱とともに整合が取れており、本条例と土地利用指導要綱それぞれの視点から事業内容を並行して審査することができるなど、適正な条例案となっています。本条例案は、運営していく中で見直しが必要であれば改正することが可能であり、さらに本条例を制定することで生活環境に影響を及ぼすような事業への抑止力にもつながることから、私は議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について』、原案に賛成、修正案に反対します。 ○議長(増田雅伸議員) 次に、修正案に賛成、修正部分を除く原案について賛成の者の発言を許します。 3番、鈴木克己議員。          〔3番 鈴木克己議員登壇〕 ◆3番(鈴木克己議員) 私は、原案に賛成、そして修正案にも賛成であります。その修正案に賛成することがいかがなものかというお話がありましたのですけれども、私は資源エネルギー庁の再生可能エネルギー統計資料を調べてみました。これは、令和3年8月基準です。御前崎市の発電事業所数は769件です。発電出力が50キロワット未満が702件、そして発電出力が100キロワット以上、いわゆる平方メートルで換算しますと1,000平方メートル以上が67件で、発電出力が50キロワットから99.9キロワットはゼロ件です。発電出力50キロワット未満の比率が91%です。そうしますと、条例の1,000平方メートル以上にかかるのは、全体の1割未満ということになります。そうしますと、条例は施行するが、機能しないということになりますので、やはり20キロワット以上を追加していただきませんと、生きた条例にはならないと思います。今、太陽光発電問題で苦しんでいる方がおります。ですので、市民のためを考えれば、やはり20キロワット以上にしませんと、その条例は生きた条例ではなくなると思います。したがって、私は条例にも賛成、それから修正案にも賛成いたします。これは統計資料が物語っておりますので、数字が証明しております。 以上であります。ぜひ20キロワット以上を追加していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田雅伸議員) 次に、原案に賛成、修正案に反対の者の発言を許します。 6番、齋藤佳子議員。          〔6番 齋藤佳子議員登壇〕 ◆6番(齋藤佳子議員) 私は、原案の執行部案に賛成、修正案に反対の立場で発言させていただきます。 この場では、賛成、反対という2択しかございませんので、修正案に反対の立場ではございますが、より詳しく申し上げれば、修正案に現時点では賛成しかねるというものでございます。先ほど齋藤洋議員の発言の中で、総務経済委員会の場では堂々巡りだったという趣旨のご発言がありましたが、私は傍聴させていただいた上で、そうではないという考えでございます。エネルギー政策課長はじめ、執行部からとても丁寧な説明があり、また委員の皆様方の活発なご発言、ご質疑により論点が明確になっていったと考えております。ですから、この修正案につきましては、総務経済委員会でも出されましたその他の事柄、例えば国の太陽光発電環境配慮ガイドラインや今回問題になっております測量による森林伐採に関する伐採届などを精査し、論点を整理した上で方向性を出していくべきとの考えでございます。そのほうがより市民のため、実効性のあることになっていくのではないかとの考えでもございます。加えて、条例案でございますので、一字一句が適切であるという審査もしていく必要があると考えております。 よって、修正案につきましては、より丁寧な対話と熟議の必要があり、今回は時期尚早であるとの考えから反対させていただきます。 以上でございます。 ○議長(増田雅伸議員) 次に、修正案に賛成、修正部分を除く原案について賛成の者の発言を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) それでは、これで討論を終わります。 これより議案第75号『御前崎市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について』を採決いたします。 最初に、議案第75号に対する修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(増田雅伸議員) 起立少数です。 したがって、議案第75号に対する修正案は否決されました。 次に、原案について採決いたします。 原案に賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(増田雅伸議員) 起立多数です。 したがって、議案第75号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第76号から議案第79号及び議案第83号及び議案第84号については、討論の通告はありませんでしたので、順次採決を行います。 それでは、議案第76号について行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第76号『御前崎市療育施設新野こどもの里設置及び管理条例を廃止する条例の制定について』は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(増田雅伸議員) 起立全員です。 したがって、議案第76号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第77号について行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第77号『御前崎市営住宅基金条例の制定について』は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(増田雅伸議員) 起立全員です。 したがって、議案第77号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第78号について行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第78号『財産の無償譲渡について(御前崎市療育施設新野こどもの里)』は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(増田雅伸議員) 起立全員です。 したがって、議案第78号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第79号について行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第79号『御前崎市公の施設に係る指定管理者の指定について(御前崎市ふるさと交流拠点施設)』は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(増田雅伸議員) 起立全員です。 したがって、議案第79号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号について行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第83号『令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第7号)について』は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(増田雅伸議員) 起立全員です。 したがって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第84号について行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第84号『令和3年度御前崎市下水道事業会計予算の補正(第1号)について』は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(増田雅伸議員) 起立全員です。 したがって、議案第84号は原案のとおり可決されました。 △議案第85号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(増田雅伸議員) 日程第2、議案第85号『令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第8号)について』を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 齊藤芳樹健康福祉部長。          〔健康福祉部長 齊藤芳樹登壇〕 ◎健康福祉部長(齊藤芳樹) 議案第85号『令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第8号)について』提案理由の説明を申し上げます。 コロナ克服・新時代開拓のための経済対策が本年11月19日に閣議決定されました。主な内容は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、様々な困難に直面した方々や子育て世帯を支援することを目的に、臨時特別給付金を給付するというものでございます。これを受けまして、補正予算をお願いするものでございます。 それでは、補正予算書により説明をさせていただきます。別冊の補正予算書の1ページを御覧ください。今回の補正は、歳入歳出それぞれ4億7,966万6,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ163億6,982万3,000円とするものです。 それでは、歳入歳出の補正の概要につきまして説明いたします。初めに、歳出でございますが、7ページをお願いいたします。3款1項1目社会福祉総務費は、福祉課が所管します住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業の電算業務委託料等の事務費1,933万4,000円と給付金2億2,000万円の合計2億3,933万4,000円の増額をお願いするものです。 続いて、7ページ下段から8ページとなりますが、3款2項2目児童措置費は、こども未来課が所管します子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の郵送料等の事務費33万2,000円と給付金2億4,000万円の合計2億4,033万2,000円の増額をお願いするものです。 続きまして、歳入ですが、お戻りいただきまして6ページをお願いいたします。16款2項3目民生費国庫補助金のうち、1節社会福祉費補助金は、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業費補助金2億2,000万円と給付事務費補助金1,933万4,000円の合計2億3,933万4,000円、2節児童福祉費補助金は、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金2億4,000万円と給付事務費補助金33万2,000円の合計2億4,033万2,000円、合計しますと民生費国庫補助金4億7,966万6,000円の増額をお願いするものでございます。 以上、議案第85号『令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第8号)について』の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○議長(増田雅伸議員) ただいま議題となっています議案について、順次質疑、討論を行い、採決まで行います。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) 質疑はないようですので、これで質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております議案第85号『令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第8号)について』は、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) 異議なしと認めます。 したがって、議案第85号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 それでは、これより討論に入ります。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) 討論なしと認めます。 これで討論を終わり、採決を行います。 お諮りします。議案第85号『令和3年度御前崎市一般会計予算の補正(第8号)について』は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(増田雅伸議員) 起立全員です。 したがって、議案第85号は原案のとおり可決されました。 △議員派遣の件 ○議長(増田雅伸議員) 日程第3、『議員派遣の件』を議題といたします。 お諮りします。ただいま議題といたしました議員派遣については、お手元に配付したとおり派遣することに決定したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増田雅伸議員) 異議なしと認めます。 したがって、議員派遣はお手元に配付したとおり派遣することに決定いたしました。 △市長挨拶 ○議長(増田雅伸議員) 以上で、今期定例会に付議されました全議案並びに全日程を終了いたしました。 ここで、市長よりご挨拶をお願いいたします。 栁澤重夫市長。          〔市長 栁澤重夫登壇〕 ◎市長(栁澤重夫) 12月議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 11月30日に開会いたしました12月定例会も、24日間という長い会期でございました。この間、本定例会で審議していただきました案件は、条例案件6件、財産の無償譲渡案件1件、公の施設に係る指定管理者の指定案件1件、人権擁護委員候補者の人事案件2件、補正予算案件3件、報告案件1件の全14議案、また本日、補正予算案件1件を上程させていただきました。いずれも慎重なるご審議を賜り、提案いたしました全ての議案を可決していただき、本日閉会の運びとなりました。誠にありがとうございました。 改めて今年1年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が世界中で拡大し、日常生活や経済活動に深刻な影響を及ぼした1年でもありました。昨年から政府の緊急事態宣言の下、市民の皆様には外出の自粛をしていただき、飲食店や宿泊事業者の皆様におかれましては休業要請にご協力いただきました。おかげをもちまして、本年10月頃から新型コロナウイルス感染者が減少し、市民活動ができるようになりました。心から感謝を申し上げる次第であります。 市では、コロナ禍の経済対策として、プラチナプレミアム商品券を販売いたしました。大勢の方に購入していただきましたことにより、市内で約4億7,000万円余のお金が使われました。少なからず市内経済の活性化につながったのではないかと考えております。 また、飲食店に参画いただきましたDEMAEZAKIも多くの方が利用してくださいました。コロナ禍の外出自粛に伴い、疲弊した市内飲食店の支援になったものと考えております。現在は、市内事業者の皆様に対しまして、新型コロナウイルス感染症検査等の費用補助金による感染拡大防止を図りつつ、観光促進キャンペーン等、社会経済活動の活性化を進めているところでございます。 年末年始を迎えるに当たり、新たな変異株への不安が高まる中で、改めて市民や事業者の皆様におかれましては、マスクの正しい着用、手指の消毒などの基本的な感染対策の徹底のほか、3回目の新型コロナワクチン追加接種のご協力をお願いしたいと思います。 9月には自民党総裁選が実施され、岸田内閣が発足いたしました。岸田首相は記者会見の中で、新型コロナウイルス対策、経済対策、外交安全保障などに全力で取り組むことを発言しており、今後もそれらに向けた具体的手法を注視し、本市としてもスピード感のある対応をしていく所存でございます。 さて、本市におきましては、大産業まつり、御前崎港開港50周年記念事業が中止となる中、御前埼灯台が初めて国の重要文化財に指定されました。 また、今月14日には、スポーツを活用して地方創生に取り組むスポーツ・健康まちづくり優良自治体に選ばれ、室伏広治スポーツ庁長官から表彰を受けるなど、コロナ禍の中においても明るい話題もありました。 来年には、延期を余儀なくされました御前崎港開港50周年事業及び灯台ワールドサミットも開催する予定となっておりますので、活気あふれる御前崎を発信していきたいと考えております。 12月9日、10日に行われた一般質問では、議員各位から市政全般にわたるご質問をお受けし、答弁をさせていただきました。皆様の貴重なご意見、ご提言を真摯に受け止め、今後の市政運営に生かしてまいりますので、ご理解賜りますようお願いを申し上げる次第であります。 今年も余すところあと8日となりました。クリスマスが過ぎれば、すぐに大みそか、慌ただしさとともに、冷え込みも一段と厳しくなってまいります。議員各位におかれましては、ご家族おそろいで輝かしい新年を迎えられますよう祈念申し上げまして、12月議会定例会閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 △閉会の宣告 ○議長(増田雅伸議員) 11月30日の開会以来、24日間にわたり、提案されました各案件について慎重なるご審議をいただき、本日閉会の運びとなりました。円滑なる議会運営ができましたことに対し、議員各位のご協力はもとより、市長はじめ部課長の方々にも細部にわたり説明をいただいたこと、深く感謝を申し上げます。 これから一層寒さが厳しくなってまいりますが、皆様には健康に十分ご留意され、輝かしい新年が迎えられることをお祈り申し上げ、令和3年12月御前崎市議会定例会を閉会といたします。          〔午前10時26分 閉会〕...