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09月16日-委員長報告・討論・採決-05号

  • "繰越金増額"(1/1)
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  1. 裾野市議会 2021-09-16
    09月16日-委員長報告・討論・採決-05号


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    最終取得日: 2023-04-05
    令和 3年  9月 定例会            令和3年9月         裾野市議会定例会会議録第5号                          令和3年9月16日(木)                          午前10時 開 議 日程第1 第55号議案 日程第2 第56号議案 日程第3 第57号議案 日程第4 第58号議案 日程第5 第61号議案 日程第6 第62号議案 日程第7 第63号議案 日程第8 第64号議案 日程第9 第65号議案 日程第10 第66号議案 日程第11 第67号議案 日程第12 第68号議案〇本日の会議に付した事件…………………………議事日程に掲げた事件と同じ〇出欠席議員…………………………………………議員出席表のとおり〇説明のため出席した者……………………………出席表のとおり〇出席した議会事務局職員…………………………出席表のとおり             議          事                       10時00分 開議 ○議長(賀茂博美) おはようございます。  出席議員は定足数に達しております。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付のとおりであります。 △日程第1 第55号議案 △日程第2 第56号議案 △日程第3 第57号議案 △日程第4 第58号議案 △日程第5 第61号議案 △日程第6 第62号議案 △日程第7 第63号議案 △日程第8 第64号議案 △日程第9 第65号議案 △日程第10 第66号議案 △日程第11 第67号議案 △日程第12 第68号議案 ○議長(賀茂博美) 日程第1 第55号議案 裾野市特別職の職員の給与の特例に関する条例を制定することについてから日程第12 第68号議案 令和3年度裾野市簡易水道事業会計補正予算(第2回)までを一括して議題といたします。  初めに、第55号議案から第57号議案の3件に対する総務委員会の審査の経過並びに結果について、委員長から報告を願います。  総務委員会委員長村田悠議員。 ◎総務委員会委員長村田悠議員) 総務委員会委員長報告を行います。  過日の本会議において、総務委員会に付託されました議案について、審査の経過及び結果の概要についてご報告いたします。  委員会は、去る9月2日、委員7名全員出席の下、開会し、担当部課長等の出席を求めて慎重な審査を行いました。詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので、省略させていただき、以下、概要についてご報告を申し上げます。  第55号議案 裾野市特別職の職員の給与の特例に関する条例を制定することについてのご報告をいたします。  総務部人事課長から提案理由の説明に対し、この条例に対する市長の決意についてや、なぜ施行時期が令和3年10月1日からとなっているかなどについて質疑、答弁がなされました。  その後、討論はなく、全会一致で可決されました。  以上が第55号議案の審査概要であります。  次に、第56号議案 裾野市個人情報保護条例及び裾野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正することについてのご報告をいたします。  総務部行政課長から提案理由の説明に対し、質疑はありませんでした。  その後、番号利用法第19条第4号という法の中身が問題であるため、この条例には反対する旨の反対討論、国の法令改正にのっとった市の条例改正であり、行うべきとの賛成討論があり、採決の結果、賛成多数で可決されました。  以上が第56号議案の審査概要であります。  次に、第57号議案 裾野市手数料条例の一部を改正することについてのご報告をいたします。  環境市民部市民課長から提案理由の説明に対し、法と条例改正の施行日の差などについて質疑、答弁がなされました。  その後、討論はなく、全会一致で可決されました。  以上が第57号議案の審査概要であります。  その後、自由討議を行いましたので、概要をご報告いたします。  第55号議案 裾野市特別職の職員の給与の特例に関する条例を制定することについて、中身はこの時期に上程することはパフォーマンス的なものとしか捉えられない、非常事態宣言発表時に追加議案として挙げてくるなら分かるが、なぜこの時期なのかといったような意見がありました。  以上が総務委員会に付託された議案の経過概要であります。審査にご協力いただきました皆様に感謝申し上げ、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(賀茂博美) 総務委員会委員長の報告は終わりました。  次に、第58号議案、1件に対する厚生文教委員会の審査の経過並びに結果について、委員長から報告を願います。  厚生文教委員会委員長浅田基行議員。 ◎厚生文教委員会委員長浅田基行議員) それでは、厚生文教委員会委員長報告をいたします。  過日の本会議において厚生文教委員会に付託されました議案について、審査の経過及び結果の概要をご報告いたします。  委員会は、去る9月3日、委員6名全員出席の下、開会し、担当部課長等の出席を求めて慎重な審査を行いました。詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので、省略させていただき、以下、概要についてご報告申し上げます。  第58号議案 裾野市児童館条例の一部を改正することについてのご報告をいたします。  健康福祉部子育て支援課長からの提案理由の説明に対し、北児童館を保育施設に転用することに伴い、新しく整備される予定の施設の条例についてなどの質疑、答弁がなされました。  その後、討論はなく、全会一致で可決されました。  以上が第58号議案の審査概要であります。  以上が厚生文教委員会に付託された議案の経過概要であります。審査にご協力いただきました皆様に感謝を申し上げまして、厚生文教委員会委員長報告といたします。 ○議長(賀茂博美) 厚生文教委員会委員長の報告は終わりました。  次に、第61号議案から第68号議案までの8件に対する予算決算委員会の審査の経過並びに結果について、委員長から報告を願います。  予算決算委員会委員長中村純也議員。 ◎予算決算委員会委員長中村純也議員) 過日の本会議において本委員会に付託されました第61号議案から第68号議案の8件について、審査の経過概要について報告いたします。  本委員会は、担当部課長等の出席を求めて、去る9月1日に開催し、委員19名全員出席の下、開会し、総務、厚生文教及び産業建設の3つの分科会を設け、付託事項を割り振りました。分科会での慎重な審査の後、9月10日の本委員会にて各分科会の審査報告を行い、質疑、討論、採決を行いました。審査及び報告の内容は、会議録にまとめ、保存いたしますので省略し、以下、概要について報告いたします。  初めに、第61号議案 令和3年度裾野市一般会計補正予算(第8回)です。  総務分科会では、総務部、企画部、環境市民部から説明を受け、施設用途変更に伴う民生債償還による公債費の歳出増額、事業の確定等による新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の歳入減額などが審査されました。  厚生文教分科会では、健康福祉部、教育部から説明を受け、小規模保育事業所の設置に係る改修のための児童福祉施設等補助金の歳入増額、北児童館閉館に伴う運営委託費3か月分の歳出減額などが審査されました。  産業建設分科会では、環境市民部、産業部、建設部から説明を受け、スポーツによるまちづくり地域活性化活動支援事業国庫補助金を活用した予定事業、PCB含有塗膜調査及び橋梁維持補修事業費の組替えなどが審査されました。  各分科会とも、質疑終了後に確認した賛否に関する意見はなかったとの報告でした。  次に、第62号議案 令和3年度裾野市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)です。  厚生文教分科会健康福祉部から説明を受け、医療費変動に備えた予備費の増額などが審査されました。質疑終了後の賛否に関する意見はなかったとの報告でした。  次に、第63号議案 令和3年度裾野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1回)です。  厚生文教分科会健康福祉部からの昨年度決算確定による繰越金増額の説明に対し、質疑、意見はなかったとの報告でした。  次に、第64号議案 令和3年度裾野市介護保険特別会計補正予算(第1回)です。  厚生文教分科会健康福祉部から説明を受け、国保連合会送付に必要な情報を連携するための介護保険システム改修に伴う委託費増額などが審査されました。質疑終了後の賛否に関する意見はなかったとの報告でした。  次に、第65号議案 令和3年度裾野市企業版ふるさと納税地方創生特別会計補正予算(第2回)です。  産業建設分科会で建設部から説明を受け、寄附があった方への対応、積立金の目標額の有無などが審査されました。質疑終了後の賛否に関する意見はなかったとの報告でした。  次に、第66号議案 令和3年度裾野市水道事業会計補正予算(第2回)です。  産業建設分科会環境市民部上下水道経営課から説明を受け、水道料金等徴収業務委託債務負担行為の設定に対して、限度額や期間の設定根拠、直営実施と委託との比較検討の有無などが審査されました。また、議案内容への重大な誤りが指摘され、議案の訂正の申入れがあったとのことでした。質疑終了後の賛否に関する意見はなかったとの報告でした。  次に、第67号議案 令和3年度裾野市下水道事業会計補正予算(第1回)です。  産業建設分科会環境市民部上下水道経営課から説明を受け、見込みに対し超過水量が上振れしたことによる流域下水道維持管理負担金の増額などが審査されました。質疑終了後の賛否に関する意見はなかったとの報告でした。  次に、第68号議案 令和3年度裾野市簡易水道事業会計補正予算(第2回)です。  産業建設分科会環境市民部上下水道経営課からの説明に対し、質疑、意見はなかったとの報告でした。  各分科会の審査報告に対し、質疑、討論はなく、採決の結果、全ての議案を全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました議案についての審査概要です。審査にご協力賜りました皆様へ感謝申し上げまして、予算決算委員会委員長報告といたします。よろしくお願いいたします。
    ○議長(賀茂博美) 予算決算委員会委員長の報告は終わりました。  以上で各常任委員会委員長報告は終わりました。  なお、報告書の誤字、脱字及び数字の読み違え等につきましては、議長により議事録を修正させていただきます。  これより第55号議案 裾野市特別職の職員の給与の特例に関する条例を制定することについて、総務委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  7番、井出悟議員。 ◆7番(井出悟議員) よろしくお願いします。審査のほう大変お疲れさまでした。総務委員会委員長のご報告につきまして質疑をさせていただきます。  第55号議案については、付託前の質疑に対し、市長より決意を示す旨の説明と副市長、教育長については申入れによる旨の説明がなされた上で、委員会での審査がなされたと認識しています。総務委員会での質疑において、次の3点について説明員によりどのような説明及び答弁がなされたのか伺います。  1点目、市長が示した決意とは期日、令和4年1月28日までに何をどう成し遂げるという決意が示されたのか。どのような説明及び答弁が説明員よりなされたのか伺います。  2点目、令和3年4月1日付で選任されたばかりの副市長、教育長でありますが、令和4年1月28日までに何をどう成し遂げるという決意が示されているのか。どのような説明及び答弁が説明員よりなされたのか伺います。  3点目、市長が示した決意に対し、全庁的な浸透状況についてどのような説明及び答弁が説明員よりなされたのか伺います。  以上、3点よろしくお願いします。 ○議長(賀茂博美) 答弁お願いいたします。  総務委員長。 ◎総務委員会委員長村田悠議員) 井出議員からいただきました質疑についてお答えします。  1点目、市長が示した決意、どのような説明が説明員よりなされたかということのお伺いでありますが、説明等は特にはありませんでした。一部議事録から抜粋して説明をさせていただきますと、委員の中から「決意というものを我々はどういった形で評価というか、判断をすればよいかというところをちょっとお伺いできれば」という点が1点ありました。そこのところで総務部長からは、「すみません。私ではお答えすることは難しく思います」という答弁がここのところは返ってきております。  2点目でありますが、副市長と教育長のところでありますが、ここのところは説明も質疑もなされてはおりません。  3点目です。市長が示した決意の全庁的な浸透状況というところで、ここは説明ではなくて、ここも質疑なのですが、委員のほうから「決意を職員の方に伝えていく、そこのところが一番大事だと思うのだけれども、そこについての考えはあるのでしょうか」という質疑に対して、総務部長から「機会があるときにその旨については、市長さんのほうから職員などに発信していくものと考えております」という答弁が返ってきています。  これが総務委員会の中で行われた話の一部であります。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 7番、井出悟議員。 ◆7番(井出悟議員) 慎重審査ご苦労さまでした。首長の決意とは経営方針そのものであって、最も重要なものであるはずだと感じました。  そして、最後の3点目にありましたけれども、首長の決意が組織の隅々まで染み渡って、職員一人一人が首長の決意を自分ごととして腹に落とし、代弁できるような状況でなければ決意と言えないのかなというふうに感じました。今の段階ではつぶやきの域であって、委員長報告にあったとおりパフォーマンス的なものとしか捉えられないという説明に大いに納得しました。  審査大変お疲れさまでした。質疑は以上です。 ○議長(賀茂博美) 以上で通告による質疑を終わります。  ほかに質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  第55号議案 裾野市特別職の職員の給与の特例に関する条例を制定することについて、総務委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第56号議案 裾野市個人情報保護条例及び裾野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正することについて、総務委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  16番、岡本和枝議員。 ◆16番(岡本和枝議員) それでは、第56号議案、反対の立場で討論いたします。  問題なのは、デジタル社会の形成を図るための関係法令の整備に関する法律第55条により、番号利用法マイナンバー法、第19条第4号、これは特定個人情報が提供できる場合なのですが、このところで転職時、仕事を移ったりするときに使用者間で、当該従業者個人番号を含む特定個人情報の提供を可能としてしまう規定が追加されたことです。この場合の使用者とは民間事業者であったり、法人や国や地方自治体などで、保有している特定個人情報とは従業員等の個人番号マイナンバーを含む給与情報等です。これらを指します。  これまでは、本人の同意の下で、本人が転職前、あるいは転職後の事業所へそれぞれ提出をしていたものを、今回の改正で転籍前の事業所から転籍後の事業所へ、事業所間で特定個人情報、給与の情報等を含みますが、これが提供が可能になってしまいました。新たな事業所に就職が決まった、あるいは決まりそうなときに個人情報の提供について同意を求められても、雇用と被雇用との力関係において自由に拒否できるはずがありません。本人の同意を要件としている制度としても、従業員のプライバシー侵害そのものです。  国は、今マイナンバーカードの発行、運営体制を抜本的に強化をし、健康情報、税金情報、金融情報、そして運転免許情報などなどをマイナンバーとひもづけようとしています。上位法の改正内容には種々問題があり、働く人の権利を守るためにこれは反対の討論といたします。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(賀茂博美) 次に、11番、杉山茂規議員。 ◆11番(杉山茂規議員) 第56号議案に賛成の立場で討論いたします。  本議案は、国の行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が改正されたことに伴い、裾野市個人情報保護条例及び裾野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正するものであります。具体的にはデジタル庁の設置に伴う行政手続における特定の個人を識別するための番号の所管変更、条ずれ対応を行うものであります。  この改正が行われない場合、根拠となる法律との間に矛盾が発生し、法令にのっとった行政運営に支障を来す結果に陥ります。そのため、本条例改正は必要であり、本議案に賛成するものです。  議員各位のご賛同を賜りますようお願いいたします。 ○議長(賀茂博美) 以上で通告による討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  ただいまから起立により採決いたします。  第56号議案 裾野市個人情報保護条例及び裾野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正することについて、総務委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            (賛成者起立) ○議長(賀茂博美) 起立多数と認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第57号議案 裾野市手数料条例の一部を改正することについて、総務委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  第57号議案 裾野市手数料条例の一部を改正することについて、総務委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第58号議案 裾野市児童館条例の一部を改正することについて、厚生文教委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  8番、岩井良枝議員。 ◆8番(岩井良枝議員) それでは、58号議案 裾野市児童館条例の一部を改正について、反対の立場から討論をいたします。  今回の条例の一部改正は、現在社会福祉法人に運営委託している裾野市立北児童館について、令和4年1月1日より児童館用途を廃止し、4月1日より民間保育園施設へ転用するため、条例の一部を改正するものです。  児童館は、児童福祉法第40条に規定をする児童厚生施設の一つで、地域において児童に健全な遊びを与え、その健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的とする18歳未満の全ての児童を対象にした児童福祉施設です。当市では、南児童館、北児童館がその役を長く担ってきています。  厚生労働省では、子供子育て家庭を取り巻く社会環境が複雑、多様化しており、子供の貧困、児童虐待への対応など、今日的な社会課題に対応し得る児童館の機能、役割への期待が高まっているとして、児童館ガイドラインの改正を行いました。平成30年10月1日に県知事宛てに児童館の運営などが一層充実されるよう、地方公共団体及び各児童館等の関係者に周知をするように通知が出されています。改正された児童館ガイドラインには1、子供が自らの意思で利用ができ、自由に遊んだり、くつろいだり、年齢の異なる子供同士が一緒に過ごすことができる、そしてそれを支える児童の遊びを指導する者がいることによって子供の居場所となり、地域の拠点となる拠点性、2、子供が自由に時間を過ごし遊ぶ中で、子供のあらゆる課題に直接関わることができ、子供と一緒に考え、対応するために必要に応じて関係機関に橋渡しをすることができる。そして、子供が直面している福祉的な課題に対応することができる多機能性、3つ目に地域の人々に見守られた安心安全な環境の下で、自ら成長していくことができ、館内のみならず、子供の発達に応じて地域全体への活動を広げていくことができる地域性と、この3点が児童館の特性とされ、地域における子供の健全育成の環境づくりがうたわれています。そういう意味でも、北児童館を廃止すべきではありません。北部のまちづくりを進め、定住人口増を目指しているならなおさらです。各地域に児童館が必要なことはこれまでも要望をしてきているところです。旧いきいきホームの児童館機能は、北児童館の代替施設にはなり得ません。子供たちや保護者、地域の人々にとっても大切な児童館の充実を考えていくべきです。  また、現北児童館を民間運営による小規模保育事業所への用途変更することについてです。保育園の待機児童対策も近々の課題です。待機児童対策としては、認可保育園の定員増や新設で対応すべきと考えています。それが保護者の皆さんが大変な思いをする3歳の壁問題の一番の対策ではないでしょうか。  以上のことから、第58号議案 裾野市児童館条例の一部を改正することについての反対討論といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(賀茂博美) 次に、7番、井出悟議員。 ◆7番(井出悟議員) 第58号議案 裾野市児童館条例の一部を改正することについて、賛成の討論いたします。  改正内容は、児童館条例の名称及び位置から裾野市立北児童館を削除するものになっておりますが、福祉保健会館内の旧いきいきホーム跡を転用し、児童福祉機能等の集約に向けた事業を実現するために必要な提案となっています。  児童福祉機能等集約事業は、3つの児童福祉機能を複合させる事業との説明がなされています。1つ目は障害者の地域生活支援拠点としての基幹型相談支援センターの整備、2つ目は児童や家庭への相談、支援、虐待への対応等、児童の身近な場所における継続的な支援を行うために家庭児童相談室等を機能強化させた子ども家庭総合支援拠点の整備、3つ目は妊産婦、乳幼児とその保護者、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を強化するための子育て世代包括支援センターとの連携強化に向けた整備、これらが児童福祉機能等集約事業の内容としてこれまで定例会で示されています。  子ども家庭総合支援拠点の整備としては、遊戯室、図書室など複合施設としての整備に向けて、本年度実施に向けた詳細設計への予算措置がなされ、経過説明もされています。この児童福祉機能等集約事業の実現によって親子だけでなく、子供たちだけでも利用ができる児童館的機能も有する施設の実現を目指すとこれまでの定例会でも示されています。この児童福祉機能等集約事業の実現に加えて、福祉保健会館の既存の母子保健、母子福祉、老人福祉等の機能との一体的な運用が実現することにより、全年齢層を対象とする総合福祉の拠点から実現できると考えます。さらに、裾野市立北児童館の施設をゼロ歳から2歳児の保育需要に応えるために、民間運営による小規模保育事業所への転用も併せて計画が示されています。  既にご存じのことと存じますが、9月8日に市公式ウェブサイトで令和4年度市立幼稚園の入園申込み結果が公表されましたが、市内全ての幼稚園で申込者数が定員を超えなかったため、抽せん会が実施されなかったということのようです。このような結果を鑑みても、時代のニーズに合致した総合福祉サービスの提供に向けた環境整備は待ったなしの状態であり、子育て世代と将来を担う地域の子供たちのための環境整備に向けたより一層の加速が求められていると考えます。  よって、全年齢を対象とする総合福祉の拠点化の実現と保育需要の高まりに応えるために向けた第一歩となる第58号議案 裾野市児童館条例の一部を改正することについてに対し、賛成いたします。 ○議長(賀茂博美) 以上で通告による討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  ただいまから起立により採決いたします。  第58号議案 裾野市児童館条例の一部を改正することについて、厚生文教委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            (賛成者起立) ○議長(賀茂博美) 起立多数と認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第61号議案 令和3年度裾野市一般会計補正予算(第8回)について、予算決算委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  第61号議案 令和3年度裾野市一般会計補正予算(第8回)について、予算決算委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第62号議案 令和3年度裾野市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)について、予算決算委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  第62号議案 令和3年度裾野市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)について、予算決算委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第63号議案 令和3年度裾野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1回)について、予算決算委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  第63号議案 令和3年度裾野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1回)について、予算決算委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第64号議案 令和3年度裾野市介護保険特別会計補正予算(第1回)について、予算決算委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  第64号議案 令和3年度裾野市介護保険特別会計補正予算(第1回)について、予算決算委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第65号議案 令和3年度裾野市企業版ふるさと納税地方創生特別会計補正予算(第2回)について、予算決算委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  第65号議案 令和3年度裾野市企業版ふるさと納税地方創生特別会計補正予算(第2回)について、予算決算委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第66号議案 令和3年度裾野市水道事業会計補正予算(第2回)について、予算決算委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  第66号議案 令和3年度裾野市水道事業会計補正予算(第2回)について、予算決算委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第67号議案 令和3年度裾野市下水道事業会計補正予算(第1回)について、予算決算委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  第67号議案 令和3年度裾野市下水道事業会計補正予算(第1回)について、予算決算委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  これより第68号議案 令和3年度裾野市簡易水道事業会計補正予算(第2回)について、予算決算委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) 討論を終わります。  第68号議案 令和3年度裾野市簡易水道事業会計補正予算(第2回)について、予算決算委員会委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 ○議長(賀茂博美) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  これをもって散会いたします。                       10時39分 散会...