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12月16日-一般質問-06号

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  1. 裾野市議会 2020-12-16
    12月16日-一般質問-06号


    取得元: 裾野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-05
    令和 2年 12月 定例会             令和2年12月         裾野市議会定例会会議録第6号                          令和2年12月16日(水)                          午前10時 開 議    日程第1 一般質問(10番~11番) 日程第2 第107号議案、第108号議案一括上程〇本日の会議に付した事件…………………………議事日程に掲げた事件と同じ〇出欠席議員…………………………………………議員出席表のとおり〇説明のため出席した者……………………………出席表のとおり〇出席した議会事務局職員…………………………出席表のとおり             議          事                       10時00分 開議 ○議長(賀茂博美) おはようございます。  出席議員は定足数に達しております。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の日程に先立ち、追加議案2件の提出の申出がありました。この追加議案について議会運営委員会を開催願いましたので、その内容及び結果について委員長から報告をお願いいたします。  議会運営委員会委員長小林俊議員。 ◎議会運営委員会委員長小林俊議員) おはようございます。  追加議案につき市長より2件、本定例会への提出の申出がありました。その取扱いにつきまして、去る12月15日、昨日ですが、議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。  追加議案につきましてはお手元に配付のとおりです。  議会運営委員会で協議の結果、第107号議案 裾野市特別職の職員の給与の特例に関する条例を制定することについて、第108号議案 令和2年度裾野市一般会計補正予算(第11回)、以上2件を本日の日程に追加し、提案理由の説明を求め、12月18日に質疑、討論、採決を行いたいと思います。  議員各位のご理解、ご協力をお願いいたしまして、議会運営委員会委員長報告といたします。よろしくお願いします。 ○議長(賀茂博美) 委員長の報告は終わりました。  お諮りいたします。  ただいまの委員長報告のとおり、この際、第107号議案及び第108号議案の計2件を日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(賀茂博美) ご異議なしと認めます。  したがって、この際、第107号議案及び第108号議案の計2件を日程に追加し、議題といたします。 △日程第1 一般質問 ○議長(賀茂博美) これより日程に入ります。  日程に基づき、一般質問に入ります。  1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  今回は、1項目め、第十二次東富士演習場使用協定の遵守について、2項目めは、事務処理チェック体制の再構築による予算の適正執行についての2項目について質問させていただきます。  最初に、1、第十二次東富士演習場使用協定の遵守についてです。第十二次東富士演習場使用協定が令和2年に締結されましたが、演習に当たっては、市民の安全を第一に考えていただかなければなりません。使用協定締結後の自衛隊及び米軍の演習状況について、以下伺います。  (1)、令和元年9月定例会一般質問で、市として市民が安心・安全に暮らせるよう演習状況を日々チェックし、航空機の飛行状況について関心を持って注視していただくよう要望しましたが、その取組状況についてお伺いいたします。 ○議長(賀茂博美) 答弁を求めます。  産業部長。 ◎産業部長(酒井保) 土屋主久議員のご質問にお答えいたします。  航空機等の訓練状況につきましては、陸上自衛隊富士学校から毎週通知される演習場使用計画書使用状況の確認を行い、飛行状況を注視しております。  また、第十二次使用協定の締結に当たり、国側は、厚生文教施設や居住地における全ての航空機の低空飛行及び旋回を繰り返す飛行を避けること、併せて安全飛行を徹底する旨の回答をしていることから、日々の訓練がその内容に違反していないか、特に市街地上空を飛行する航空機に注意を払っております。  住民が危険と感じるような低空飛行及び騒音等による通報があった際には、オスプレイをはじめとした米軍機は、南関東防衛局富士防衛事務所へ、自衛隊機については、陸上自衛隊富士学校に迅速に連絡する体制を取っております。  あわせて、地元権利者による年に1度の防衛局幹部への要請訪問に随行し、地元の声を国側に通しやすい体制を取っております。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) 航空機の飛行状況を注視し、特に市街地上空を飛行する飛行機に注意を払っているとのことです。注意するのは市街地上空だけでよいのでしょうか。演習場対策係の事務分掌を見ますと、演習場対策事業が主な事業として挙げられておりますが、日常業務としてはどのような活動をしているのかお伺いいたします。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) お答えいたします。  演習場対策係の具体的な業務につきましては、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律関係の補助金や交付金に関する南関東防衛局の窓口としての業務、演習場内の防災調整池の排砂事業や緑地帯撫育管理をはじめとした障害防止事業の実施、特定防衛施設周辺整備調整交付金による地区集会所建設事業の実施及び地区への支援、東富士演習場使用協定運用委員会をはじめとした演習場の使用に係る国と地元権利者との調整などの業務、東富士演習場に関する総合対策、連絡調整及び渉外に関する業務などが主な業務となっております。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) 日常の業務として取り上げられていないのは、演習場の利用状況の把握ということだと思います。演習場の隣接の地区の皆さんには、東富士演習場等利用計画の簡略版が富士学校演習場管理課で作成されまして、地区住民に情報提供されておりますが、立入りの可否、演習実施日射撃実施日が示されているのみでございます。  声の広報でも放送されますが、市の専門官演習場対策係は、演習を実施する自衛隊の部隊、米軍の部隊の演習内容、航空機を伴う演習内容、航空機を伴う演習なのかなどを詳細に把握しているかお伺いしたいと思います。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) お答えいたします。  訓練内容につきましては、演習場使用計画書に記載されている射撃訓練及び航空機使用の内容により把握をしております。この訓練計画は、陸上自衛隊富士学校と訓練を予定している部隊及び米軍が事前に計画した訓練内容となっており、この訓練内容に沿って行うものと確認しております。  また、実施される訓練につきましては、天候や部隊の事情により、全国から集まる各訓練部隊の判断で進められており、その都度、全ての訓練実施状況を把握することは困難であるため、必要に応じ、富士学校等関係機関からの情報収集を行っております。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) 演習場使用計画書は、必要に応じて富士学校関係機関から情報収集を行っているということですので、ちょっと伺いたいのですけれども、先日も米軍の演習が行われました。大型輸送機のC―130を伴う演習でしたが、見ていると、物資投下時に最低の高度となって、そこから高度を上げていくわけですけれども、民有地上空を飛行する際は、協定による飛行高度を500フィート、150メートル以上を確保できず、150メートル以下で民有地上空を飛行しているのではないかと思われる飛行状況でした。  このような状況を市として把握しているのかお伺いいたします。
    ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) お答えいたします。  航空機の正確な高度につきましては、確認することはできませんが、民有地上空を比較的低空で飛行していることがあることは認識をしております。飛行高度が明らかに低く、住民が危険と感じるものにつきましては、富士学校及び富士防衛事務所に申入れを行っております。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) ぜひ飛行状況を現地にて確認していただきたいと思いますが、同時に、大砲の砲撃音についてもどのように把握されているのか伺いたいと思います。  演習場における騒音を測定する場所は下和田のサッカー場付近運動公園付近で測定しているということでございます。しかしながら、大砲を砲撃、発砲する場所は、忠ちゃん牧場付近、須山地先です。演習場に隣接した須山地区、大胡山の衝撃音の状況をどのように把握しているのかお伺いいたします。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) お答えいたします。  裾野市域内の騒音測定につきましては、ご質問のとおり、下和田の時之栖スポーツセンタークラブハウスと裾野市運動公園の2か所に設置された自動騒音測定装置で、南関東防衛局防音対策課が随時測定結果を集計しております。騒音状況等につきましては、防衛局ホームページでの確認及び同局防音対策課に問い合わせるなどして確認に努めております。  また、須山地区、大胡山地区等の演習場の周辺地域におきましては、自衛隊などの砲撃の騒音による障害が著しい区域として住宅防音区域に指定されております。演習場に関する騒音問題に関しましては、国の所管する事項となっており、市では直接関与できませんが、市民生活を守る観点から、今後も関係機関に強く申入れ等を行ってまいります。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) ぜひ強く申入れをしていただきたいというふうに思います。  それと、騒音については国の所管事項だということでございますけれども、私が申し上げたいのは、演習場隣接地区の皆さんと同様に、市の担当職員も現地で身をもって状況を把握しなければ、防衛に対し実情を訴えられないということです。専門官、演習場対策係、課員として事前に行われる演習内容を把握しているわけでございますので、住民からの苦情を待って行動するのではなく、専門官以下担当職員が現地に赴き演習状況を率先把握し、富士学校演習場管理課などと調整すべきと考えますが、今後どのように対応していくのか改めてお伺いしたいと思います。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) お答えいたします。  裾野市街地をはじめ演習場に近い地域におきましても、可能な限り飛来する航空機等に注意を払い、運用状況が不適切であれば、粘り強く富士学校演習場管理課及び南関東防衛局をはじめとした国の機関に申入れを行ってまいります。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) 市の職員が直接現地をということがやっぱり出てきません。残念でございます。  私は1年365日、演習場を監視してくださいと言っているわけではございません。事前に演習計画を把握しているわけでございますので、オスプレイ飛行状況大型輸送機飛行状況、沖縄104号線越えの演習の状況を一度でいいので現地にて確認していただきたいということでございます。  次の質問に移ります。大きい2項目めです。事務処理チェック体制の再構築による予算の適正執行について伺ってまいります。  入札情報の漏えい問題につきましては、指名委員会の委員全員の意思統一、管理監督者のためのハンドブック作成コンプライアンス推進計画に基づく官製談合防止の手引の作成など、再発防止の環境が整えられてきたわけですが、最近、所得税の納付遅延による延滞税及び不納付加算税の納付問題、会計検査院による補助金返還問題など、事務処理のミスにより市に損害を与える事例が連続しております。事務処理ミス再発防止についてどのように取り組んでいくのか、以下伺ってまいります。  (1)、会計検査の指摘により、子ども・子育て支援交付金放課後児童健全育成事業の補助金が返還となったわけですが、補助金交付要綱の解釈間違いなど、原因をどのように捉えているのかお伺いしたいと思います。  ア、補助金返還再発防止対策としては、担当者1人で判断しない。判断した内容が正しいのかを県の担当に確認するなど対応が求められますが、どのような対応を取っていくのかお伺いいたします。 ○議長(賀茂博美) 教育部長。 ◎教育部長(西川篤実) それでは、お答えをいたします。  本件につきましては、令和元年度会計検査院検査において、放課後児童室国庫金交付対象となる開所日数につきご指摘を受けまして、交付金の返還が発生すると判断されたものでございます。平成30年度に実施されました当該事業につきましては、上司、担当者、その他課員複数で確認を行うとともに、同様の放課後児童室の運営形態を取っております他市町からの情報収集、相談の結果を基に、県を通じ厚生労働省実績報告書を提出しております。  その後、交付決定を受けまして、翌年度に精算が行われるという流れで事務処理が進められますが、令和元年度につきましては、会計検査院検査が当該事業の精算行為事務に先立ち行われ、その結果、返還金が発生すると判断されたものでございます。  その結果を受けまして、県内他市町に同様のケースがあるという判断の下、県より留意事項としまして、県内放課後健全育成事業担当課長宛てに、各市町、内容の確認と適切な対応という通知が出されております。同様の事例に対しましては、実績修正、精算手続が進められるという認識でおります。  今後、事務の執行に当たりましては、引き続き担当部署内でのしっかりとした協議、検討を持って進めるとともに、指導機関であります県や担当省庁との連携を踏まえながら、対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) 私が気になったのは、先日の前課、要するにその当時の担当課のほうからの説明によりますと、何か見解の相違という言葉が頻繁に飛び交いまして、見解の相違ということは補助金を返還する必要がないのではないかなんていうのをちょっと私思ったりしたのです。そういう言葉が出てくるということは、要するに間違えていたという認識がないのかなということをちょっと感じてしまうのです。  今の部長の説明を受けて、他市町の状況、これは補助金を返還すべきだということだと思うのですけれども、その辺やはりしっかりと、あのときは議員の皆さんに説明したわけですけれども、誤りは誤りということでやはりしっかり説明すべきだというふうに私は感じました。  それをもって、私たちは二度とないのだなという思いで、やっぱり職員を温かく見守るという形になってくると思うので、ぜひ悪いことは悪い、いいことはいいということで私ははっきりとさせていただきたいというふうに思います。  次の質問に移ります。(2)、所得税の納付遅延による延滞税及び不納付加算税の問題がなぜ発生してしまったのか要因を伺ってまいります。  アです。事務処理における現場のチェック体制はどのようになっていたのかお伺いいたします。 ○議長(賀茂博美) 副市長。 ◎副市長(佐久間利幸) ご質問にお答えをいたします。  源泉所得税事務処理は、給与等の支払いによって源泉徴収した所得税を源泉徴収管理システムで管理をいたしまして、そのシステムを利用して税務署に納付する給与、賞与及び報酬等の源泉所得税の合計額を算出するため、納付書転記資料を出力いたしまして、必要項目を転記し、納付書を作成しております。  源泉徴収された所得税につきましては、市の財務会計を管理する公会計システムの歳入歳出外現金に収入をしまして、人事課によって支出処理により税務署に納付をされております。その際に、歳入歳出外現金歳入予算整理簿を打ち出しまして、源泉所得税の合計額と納付書転記資料から計算した合計額が一致することを確認した上で、課長の決裁を受けて支出関係の書類を作成し、出納課へ回付、税務署に納付される流れとなっております。  この事務のチェック体制といたしましては、源泉徴収管理システムを利用いたしまして算出した源泉所得税の合計額と源泉所得税を管理する歳入歳出外現金歳入予算整理簿の合計が一致することを確認することとしておりまして、事務処理を確認することとしており、事務処理のポイントとなっております。担当者が処理をした支出命令書決裁権者であります課長が最終のチェックを行いまして、課長が納付書転記資料で計算された合計額と歳入予算整理簿の合計額が一致することを確認した上で、決裁を行うという体制で事務処理を行っております。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) 事務処理上のチェックポイントは、今ご説明いただいたとおりだと思いますが、具体的に決裁の体制はどのようになっていたのか。再発防止策として、先日12月14日の議員協議会での説明において、再発防止策ダブルチェックの徹底との説明がありました。今回はどのような体制であったのかお伺いいたします。 ○議長(賀茂博美) 副市長。 ◎副市長(佐久間利幸) お答えします。  今回の事案に関しましては、事務担当者事務処理を行いまして、起案を起こします。その起案の支出書類に関しまして課長が決裁をするという体制で行っておりました。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) 私の他の自治体での業務経験上でお聞きしたいと思いますけれども、支払い部門、裾野市で言いますと出納課になりますが、この部署のチェック体制はどのようになっていたのかお伺いいたします。 ○議長(賀茂博美) 副市長。 ◎副市長(佐久間利幸) 出納課といたしましては、会計上のチェック体制はできておりましたところですが、人事課との連携ということではそごが生じた点がございました。今回の事案は、出納課の源泉所得税の歳入処理をする前に、人事課において事務処理を行いまして、結果といたしまして、見落としていた賞与分の源泉所得税が入っていない納付書の金額と一致したことに基づいて事務処理を進めてしまいました。現在は、出納課とは事務処理確認の徹底を図るなど、連携を取った事務処理を行っているところでございます。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) 出納課と連携をしっかり取って事務を進めていくということでございます。  次に、イに移りたいと思います。今、出納課と連携をしっかり取って事務を進めてまいりますということでございます。私は、再発防止にはスケジュール管理が重要だと考えます。決裁権者スケジュール管理を徹底すべきと考えますが、再発防止策について伺います。 ○議長(賀茂博美) 副市長。 ◎副市長(佐久間利幸) 再発防止といたしましては、1つ目といたしまして、源泉徴収事務マニュアルを作成するとともに、源泉徴収事務の理解に努めること、特に新任者には十分な引継ぎを行うとともに、年度当初及び賞与の処理月である7月及び1月は、前任者にも確認することなどを行うことといたしました。  2つ目といたしまして、進捗管理の徹底を図ります。事務処理スケジュールを職員のパソコンのカレンダー機能で共有管理するとともに、年間スケジュール表を出納課と情報共有し、各納期での事務確認を行うことなど、事務処理の見える化を図ります。また、納入歳出外現金資金計画表を出納課に提出をいたしまして、出納課と支払い計画を確認し、納付の納付漏れの防止を図ってまいります。  3つ目といたしまして、担当者は、マニュアルによる確認作業の徹底を図るとともに、支出決裁においては、担当者以外に職員の複数による確認作業を経た後に、決裁権者である課長の決裁を行うことにいたしました。また、収入金額、支払い日など、出納課との連携を密にいたしまして、確認し合うことでチェック体制を強化してまいります。  以上のような取組を徹底いたしまして、再発防止に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) 今3つの再発防止策が挙げられたわけですけれども、私はその中でもやはり事務の引継ぎってすごく大切、自分も現職のときに、結局後任者が同じようにすぐに仕事ができるという体制を取るために、本当に分厚い引継書をつくって、後任者にお渡した、それをずっと続けてきました。やっぱりそれが、先輩というか、前任者の責務で、市に損失を与えないというそういう形につながっていくのかな、シティプライドにつながっていくのではないかなと私は思います。  今回の事例の再発防止策として、3つの項目が挙げられ、再発防止に努めるということでございます。今回の事務処理ミスにおける再発防止策は、全庁の部課での取組とならなければなりません。同じような事例は庁内のあらゆる部署で起こる可能性がありますが、全庁での事務処理チェック体制についてどのように取り組んでいくか、改めて考えをお伺いいたします。 ○議長(賀茂博美) 副市長。 ◎副市長(佐久間利幸) お答えをいたします。  まずは、事務処理全般につきまして、昨日、市長から答弁もありましたとおり、業務フローにおけるチェック体制が確立していなかったことについては、深く反省をしております。そのようなことから、市長からチェック体制の確立も含めまして適正な執行を行うように、庁議で各部長に強く指示をされたところでございます。今後、全庁で適正な事務処理をすることで、市民の信頼回復に努めてまいります。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 1番、土屋主久議員。 ◆1番(土屋主久議員) これで振り返りですけれども、1項目めの質問については、本来市が負担すべきものです。私は損失に当たらないのではないかと、最初からもう市が支払うべきお金だったということで、それはとにかく事前にもっと読み込む、相談するということで防止できますので、よろしいかと思います。  事務事業の執行については、やはり私は緊張感が必要だと思います。2項目めの質問は、これはミスを責めるのではなくて、やっぱりその改善につなげていくというのが一番、先ほども言いましたけれども、シティプロモーションということでよく使われますけれども、自分が思うのに、やはり自分が前にいたところと比べて、裾野市って本当にPRをする気があるのかなというぐらい、ちょっと遅れているのではないかと私は感じております。何とかしたい、とにかく全課がやっぱり一丸となって、自分の課、要するに私たちの仕事をPRするのだという気持ちがないと、なかなかそういうシティプロモーションに僕はつながっていかないのではないかな、市民がそれを感じないのではないかなというふうに思います。  このような今回のような事例でございますけれども、100件のよい事例を積み上げたとしても、1件悪い事例が起これば、その100件は消え去ってしまいます。やはりすごく大切なことですので、ぜひ再発防止に向かって市職員一丸となって取り組んでいただければというふうに思います。  以上で一般質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(賀茂博美) 一般質問を続けます。  次に、17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) では、通告に基づき質問させていただきます。  河川管理についてです。(1)、市が管理する河川構造物全般についてお伺いいたします。  ア、市が管理する河川は、本数、延長としてどの程度あるのでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) (1)のアの市が管理します河川の本数、延長についてお答えします。  市が管理する河川は、河川法を準用し管理する準用河川とそれ以外の普通河川がございます。令和2年度現在、準用河川は7河川、16.02キロメートルを管理しております。普通河川は、川幅の狭い水路なども含みまして、名称のないものも多くあり、全ての本数や延長は管理しておりません。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 7河川は、ちょっと挙げていただくことできますか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 準用河川の大柄沢川、小柄沢川、久保川、中川、三間堀川、泉川、小沢川です。  以上です。            (「ちょっと最後のが聞き取れなかったんですけど」の声              あり)                       小沢川です。 ○議長(賀茂博美) 暫時休憩いたします。                       10時35分 休憩                       10時35分 再開 ○議長(賀茂博美) 再開いたします。  17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 名前のない川も多いし、管理していないということですけれども、取りあえずイに行きます。  県の管理する河川があると思うのですけれども、市が管理していないというふうに定義する河川というのはあるのでしょうか、あるとすればどの程度あるのでしょうか。今ちょっとダブるかもしれませんけれども。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) イの県管理河川以外で市が管理しない河川の有無についてお答えします。  民有地の水路は設置した個人や企業などの管理になりますが、県有地、県管理河川以外は、基本的には市が管理をしております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 今の普通河川は、いわゆる青線というふうに言われているものだと思うのですけれども、民有地の中に入ってしまうと青線ではなくなるということはないですよね。だから、それはどういう状況のときにそんな状況になりますでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 民有地の中にありますこの青線につきましては、これは法定外公共物で、平成17年までに国から県のほうに移譲され、その公図上の青線につきましては、市が管理をしているところです。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) というと、民有地の中で市が管理しない河川というのは、実際は溝とかそんなふうな、あまり通常水が流れていないようなところが主だというふうに考えておいていいのでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 民有地内の水路につきましては、その民有地、個人のための水路、要は公のための水路でないものですから、そもそも民有地の中の水路については、民地上にある個人の所有物ということで市のほうは管理をしてございません。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 県の管理を除きということでここで質問しているのですけれども、国が直接管理する河川というのはどんなものがあるのでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 1級河川が国の管理になります。当市にはございません。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) ウに行きます。基本的には公図上青線で示されるような河川は全て県、国はないのですから、県の管理でなければ市の管理ということですが、その市の管理をするということの内容はどういうことかお伺いします。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) ウの市の管理の内容についてお答えします。 市が行う河川管理につきましては、護岸などの構造物の維持修繕や更新、それから河川占用や承認工事などの申請許可でございます。  河川内に設置されました用水のための取水施設などにつきましては、設置した占用者のほうが管理をしております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 今最後に部長おっしゃった河川内に設置した設置者が管理するものということなのですが、それは勝手に設置してもいいものなのですか、それとも市の許可を得るものなのですか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 準用河川につきましては、河川法を準用し、普通河川については、市の条例により、河川内に設置する場合には、占用という手続が必要になります。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 河川内に設置する施設は具体的にどんなものがありますでしょうか。幾つか例を挙げていただければ。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 橋梁ですとか、あと取水のための水門ですとか、そういったものございます。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) これは、大きな2番のほうに関わってきてしまうので、水門の話をすると流量管理のほうに行ってしまうのでやめておきますけれども、固定物でなければそういう設置物でないという解釈でいいでしょうか。例えば川の中に石を置いて水のやり取りしているようなところが結構あるのですけれども、石は関係ないという解釈でいいですか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 基本的には、流水を一定時間阻害するような、そういう固定物を対象に占有の扱いをさせていただいております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 分かりました。護岸等が入るということですが、この断面を保つことのようなものというのは、その管理することの中に入っているのでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 暫時休憩してください。 ○議長(賀茂博美) 暫時休憩いたします。                       10時43分 休憩                       10時43分 再開 ○議長(賀茂博美) 再開いたします。  建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) その河川の断面を確保するために、そういった河床の上昇、土砂の堆積とかによります河床の上昇につきましては、維持管理の一環で掘削、要は掘削して河床を下げるような、そういった管理のほうもしてございます。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) そういったことは具体的にはどういうきっかけで、ここで言ってますのは、それこそ名前もない、準用河川でない普通河川、名前もないような河川の場合に、市が管理する範囲としては、河床の掘削とかそういったことも入るということなのですが、それは実際にはどういう場合に、その工事なり作業なりを行うことになるのでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 通常、職員によるパトロールですとか、多いのは市民からの通報によるものが多いです。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 断面が変わっていて、上流より下流が狭くて水があふれるというようなことも、大雨のときとかに、通常はいいのですけれども、あるらしいのですが、それは管理する側としては、市民の通報によるという形で管理することになるのでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 市民の通報で現地を確認しますが、実際、施工する場合、対策を打つ場合ですが、その場合につきましては、公共物であるものですから、関係する地区の方々の同意、その辺も必要なものですから、地区からの要望、それをもって工事のほうが必要ならばということで検討をします。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 要望を出してくれということになるかと思います。  さっきパトロールという話がありました。パトロールはどんな頻度でどの程度行っているのでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 通常、出水期、台風の後ですとか、そういったときに職員のほうもパトロールをすることが多いのが現状です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) これは、要望を支所へ出してくれということになるのかもしれませんけれども、崩れたりなんなりしているわけではないけれども、水があふれるというようなことがあって、それに対して言っているのだけれどもなというのは、結局、区長さん経由で出ていないから、動いてくれないというふうなことになっているのかと思うのだけれども、要は「雨が降っているときに見なきゃ分かんねえんだよ」というふうに言われることがあるのですけれども、それはどうしますか。難しい。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 出水をしているとき、そのときに現地を確認ができればいいのですが、それ以外の場合につきましては、状況写真を提出していただいて、現場を確認するというふうな形を取っております。  以上です。
    ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) エに行きます。洪水等災害対策として改修が必要と認識しているものは、現状でどれぐらいあるでしょうか。何本、何か所程度あるでしょうかということです。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) エの市管理河川で洪水など災害対策として改修が必要な箇所についてお答えします。  洪水等災害対策としまして、大きく分けまして、河川断面の拡幅などの河川改修と老朽化や大雨等により破損した河川構造物を修繕する維持修繕の2つがあります。河川改修箇所としましては、準用河川大柄沢川など2河川、3か所を想定し、維持修繕箇所としましては、準用河川三間堀川など3河川、4か所を想定しております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 今、実際に準用河川で直すべきところと認識しているところがあるという話でした。それはどういったスケジュールでやっていく予定でしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。            (「カに行っちゃったかという話」の声あり) ○議長(賀茂博美) 暫時休憩いたします。                       10時49分 休憩                       10時50分 再開 ○議長(賀茂博美) 再開いたします。  建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 今年度は、準用河川の三間堀川で1か所、維持修繕工事を実施しております。すみません。訂正します。今年度は、準用河川三間堀川で1か所、今現在改修工事を事業を実施中です。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) ちょっと飛ばしてしまいましたが、県の管理する河川では、洪水災害対策としての改修が必要というふうに認識しているものはあるのでしょうか、ないのでしょうか。 ○議長(賀茂博美) オのほうに移ったということでよろしいですか。            (「オに行きます」の声あり)  建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) オの県管理河川の改修が必要な箇所についてお答えします。  県に確認した結果、1級河川黄瀬川、泉川、用沢川の3河川で5か所の河川断面拡幅などを計画、実施しております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 幾つかあるということです。市のほうも合計で7か所ある。県のほうも5か所あるということですが、最近の雨の降り方とかが非常に激しくなってきている、気象の亜熱帯化というのでしょうか、ということですが、今、三間堀川1か所は、今年度やっているという話がありました。ほかは、オンスケジュールなのでしょうか。つまり、何年か計画でやりますよというふうになっているのか、あるいは予算でもって今年やろうかやるまいかと考えているのか、その辺りはどうでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 今年度、1か所の河川改修の工事をしておりますが、残りの箇所につきましては、現場の施工条件ですとか、緊急性を考慮し、今後、実際何年度というふうな年度については現在未定ですが、今後改修をする予定でございます。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 災害に対する対策あるいは備えということでは、やっぱり水につかってしまったというのは大変なことになるので、幸い裾野市は傾斜があるものですから、あまり水がたまるという水害はこれまで発生していなくて、土砂崩れとか山崩れとか、そういうことはありましたけれども、水につかるということはあまりないのですが、それでも橋に倒木が絡んで、水があふれて浸水したというふうなこともあるものですから、そこの辺りはある程度見越してやっていく必要があるのかなと思うのですが、どうですか、その必要性については担当部署としてはどう考えているか。 ○議長(賀茂博美) 暫時休憩いたします。                       10時54分 休憩                       10時55分 再開 ○議長(賀茂博美) 再開いたします。  建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) カの災害対策としての改修スケジュールについてお答えします。  地区からの要望、職員パトロールや住民通報などによりまして現地を確認し、事業規模等緊急性などで優先順位をつけまして、毎年計画的に災害対策に必要な工事を計画、実施しております。  工事の実施につきましては、測量設計、必要に応じ用地買収をし、工事のほうを実施しております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) ありがとうございます。  今の話は、先ほどのエでもって質問いたしました改修が必要と認識しているものプラスアルファということで、住民からの要望等があればやっていきますよということで大変ありがたいのですが、そういうものというのは次から次へと出てきます。ですから、何年で終わるみたいなことは言えないと思うのです。だけれども、今問題だと認識している箇所の改修は何年ぐらいでやっていかないとまずいのではないかというそういう認識は、そういうスケジュールは現実はないのですか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 地域住民の生命に直接影響があるような箇所につきましては、こちらにつきましてはもう最優先で実施をしますが、現状道路冠水であれば優先度はそんなに高くないものですから、事業費や施工条件などを踏まえて、年度につきましても検討をしてまいります。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) キに行きます。基本的には、準用河川も普通河川も名もないような川であっても、市が管理すると、青線になっていればということでした。それは先ほど部長も答弁したように、把握し切れていないという状況だということなのですが、それは把握はし切れていなくても、市の河川管理の下にあるわけですので、それにはやっぱり市民の協力が必要だろうと思うのです。行政から市民への要望があれば、あるとすればどのようなことがあるかお聞きしたいと思います。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) キの行政から市民への要望についてお答えします。  近年、河川の清掃や草刈りの要望が増加傾向にありまして、限られた市の予算での対応は厳しい状況でございます。そのため、地域住民の方々の地区での河川清掃などへの積極的な参加が期待されます。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 河川清掃は、今のところ年に2回ですけれども、今年はコロナがあって、春先のは行われなかったりしたこともあったのですけれども、清掃以外に、要はさっきパトロールをしているという話がありましたけれども、結局、パトロールし切れるものなのでしょうか、それをちょっとお伺いします。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 現状の職員の体制で全ての普通河川も含めたパトロール、こちらのほうは困難なものですから、市民の方々の通報、地区要望、そういったことを踏まえて検討してまいります。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 多分、市の職員に全部見て回れといっても無理な話だということはよく分かるのです。  私がここで、(1)で質問している意味は、名もない河川がたくさんあって、名目上は市の管理だけれども、実際にはやり切れないということがあると思うのです。でも、それは市民の要望等により適切に対処していく必要があると思うのです。  壊れたりなんなりして目につけば、市民から要望も出てくるでしょうけれども、そうでない、そこまでいかないこともあって、日常的に不便で不満でいるけれども、現状はどうにもならない、これまではというようなことが多くあるように感じているのです。  そこで、ここで行政から市民への要望がということは、市民の協力を得たいという今話がありましたので、それであれば、その河川の担当範囲はあなたのところでお願いしますねというような、例えば区に振るとか、それが一番現実的かもしれませんけれども、あるいはそこでやっている農業者の集団に振るとか、そういった担当を決めるということは、やっぱり行政がやるのが一番通りがいいと思うのです。そういう作業を進めていくと、小さな名もない普通河川の管理がよりよくできるのではないかなというふうに思うのです。それは、行政から市民へやってくださいねというそういう要望するということなので、それをシステマチックにやっていく必要はないだろうかというのが、この(1)の質問の要旨なのです。それはどうでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 区長連合会総会におきまして、各地区長に年2回の河川清掃を依頼をしております。区長ハンドブックにもその内容が記載があります。  また、そのほかに環境美化活動ボランティアとして、きれいなまちづくり推進事業を区長ハンドブック、市のホームページで紹介をしているのが現状です。  地区の市民の方々ができる範囲というのは、そういった通常の美化活動とか清掃、そういったことかなというところで、その辺にご協力いただければと考えております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) そういったいろんなことをやって市民から情報を取ろうとしているという意味合いだと思うのですけれども、河川清掃もお願いするけれども、河川清掃をやれば川も見るでしょうと、何かあれば教えてくださいということになるかと思うのですが、そうすると、そういう活動の上で出てきた要望、あるいは雨が降ったときに困るといった要望等、この河川構造をできれば自然に優しい構造で直してほしいのですけれども、それは市としてはきちっと対応しますよということをおっしゃっていただけると思っていいですか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 川の工事につきましても、環境に配慮した材料を使用するというふうな形で、環境のほうには配慮してございます。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) すぐU字溝を付せてしまったりする人がいるのだけれども、そんなことはあまりないと思っていていいですよね。 ○議長(賀茂博美) 暫時休憩いたします。                       11時04分 休憩                       11時05分 再開 ○議長(賀茂博美) 再開いたします。  建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 施工に当たりましては、現場の状況等を踏まえながら、適切な材料のほうを使用してまいります。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) (2)に行きます。市が管理する河川、構造に関しましては(1)で大体聞いてきたのですけれども、水がないと河川になりませんで、いろいろ生態系のことも考えて流量管理というのは非常に重要です。なおかつ、河川を利用するという意味からは、河川の水を利用するわけですから、流量管理は非常に重要だというふうに思っています。  そこでお伺いします。ア、市内に張りめぐらされた小河川を含めて、河川の流量管理の重要性はどういうふうに認識しているでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) アの小河川を含めて、河川の流量管理の重要性の認識についてお答えします。  河川の水は、市民の生活や工業、農業などに使用されております。市内では、農業用水として使用されていることが多く、防災面はもとより河川の利用を考慮し、流量も適正に管理していくべきと考えております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 今、工業、農業、生活用水として利用されているのでという話がありました。農業関係については、農業利用が多いという話がありましたけれども、農業利用に関する流量管理は、今、市の体制としてはどうなっているか答えられれば答えてほしいのですけれども。産業部で答えてくれてもいいけれども。 ○議長(賀茂博美) 暫時休憩いたします。                       11時07分 休憩                       11時08分 再開 ○議長(賀茂博美) 再開いたします。  産業部長。 ◎産業部長(酒井保) 農業の流量管理につきましては、農業者、あとそこの水利組合とか、それぞれの農業をやっていらっしゃる方、それぞれの方が管理をされています。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) アに関しては非常に重要と認識しているというふうに受け取りました。  イに行きます。流量はどういう状態が望ましいと考えているか、私はさっき河川は水がなければ河川ではないというふうに申し上げたのですが、どういうふうな状態を適正というふうに捉えているか教えてください。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) イの適正な流量についてお答えします。  市内の農業用水の利用の現状を踏まえまして、農業に必要な河川の流量を確保でき、台風や豪雨などによる増水に備え、必要以上でない流量が適正であると考えております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 季節的な観点は何か持っていますか。春夏秋冬。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 河川管理上は、先ほど答弁したとおり、利用ができ、しかも水位が危険でない水位ということで、季節的な要因は特にはございません。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) そうしますと、通年を通して水がある状況が望ましいというふうに捉えているという解釈でよろしいでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) 全河川ということではないですけれども、農業用水路が絡んでいるところという形であれば、どうしても水田をやっている時期、そういう時期、涵養用水として使っている時期というのは、流量はそれなりに少し多くなります。ただ、それが終わりまして、渇水期になれば、雑排水が流れるような形の処理ができる程度の水が流れていればよろしいのかなとは考えます。  そして、あと先ほど議員がおっしゃったように、豪雨、台風とか、そういうときには、それと同じような流量で流されてしまいますとどうしてもあふれてしまいますので、その場合には、管理者によって水門を閉じたり開けたりとか、そういう作業をしていただいております。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 今管理者によって開けたり閉じたりという話がありました。  ウに行きます。この流量管理体制はどういうふうになっているのでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) ウの現状の流量管理体制についてお答えします。  市内では、農業用水が多く、水利権者で構成されます水利組合が水門などの操作で流量を管理しております。台風などで増水が予想される場合には、水門の開閉の確認や市民通報の情報共有など、市と水利組合が連携し水門などの操作で流量を管理しています。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 今、農業者等が、水利組合等が管理ということでしたが、大きな堰等はそういうことでやっていると思うのですが、小さい川、それこそ名もない川の流量管理、これエに行きます。名もない川の流量管理等はなかなかそういうふうにいかないと思うのです。それに対しては、どういう考えがありますか。その主体、誰がやるべきだろうかというようなことは。 ○議長(賀茂博美) 暫時休憩いたします。                       11時12分 休憩                       11時12分 再開 ○議長(賀茂博美) 再開いたします。  建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) エの適正な流量管理体制についてお答えします。  平常時、農業用水利用者の状況を把握している水利組合が水門などで流量を管理し、台風などの増水時には、市と水利組合が連携し、流量の管理をするのが適正と考えております。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 小さい川はあまり市としては管理する範囲に入っていないという解釈ですか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 普通河川につきましても市が管理してございますので、基本的には先ほどの答弁のとおりの流量管理になります。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) ということは、非常に小さい名もない水路については、先ほど話があったそこの水を実際に利用している水利組合等でやってくれというふうに建設部門としては思っていますよというそういう感じですか。それとも、水利組合に絡む産業部としては考え方は何かあるのでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) お答えいたします。  水利組合があるようなところは、その管理者等がございますので、その方がやっていただいています。そして、それよりももっと小さい、議員ご指摘のような本当に小さな農業用水路というのは、それを実際利用されている方が堰等を管理しておりますので、その方に依頼、ふだんから管理をお願いをしております。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 管理をお願いしているという話でしたが、それが全部行き渡ってるわけではないのが実態だというふうに思っているのです。  そこで、(1)でも話した話ですけれども、そういったこの川の流量管理はあなたのところでお願いねというようなことを自発的に、水利組合は市の管理ではありませんから、自発的に水利組合のほうで細かいところまでやってくれればいいのですが、そうでない川もいっぱいあるわけです。そこのところをどちらの部、産業部なのか建設部なのか分かりませんけれども、行政が旗を振って当番なり担当なりを決めていくというような考えはないですか。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) ご指摘のことは行政としてもそういう問題があるとは考えております。ですけれども、雨が降ったときに、どこがどういうふうにあふれるかというのは行政でも分かりません。ですので、そこについては、本来、その水路を使っていらっしゃる水利の権利者の方にやっていただくほかにない状況になっております。  それで、もし台風等で水が出て、そこがあふれるような状況になりますと、そっち側の田んぼに水を引いていれば、そこの田んぼがすごく冠水してしまって、その方が本来困るわけなのです。なので、その辺は、もうその方の管理をお願いするしかないというところ、ただその場合に、それが道路にあふれてしまったとか民家にあふれてしまったというようなことで通報があれば、市のほうとしては災害の中での対応で行って、その堰を開けたり閉めたりとか、そういうことは実際やっております。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 田んぼに水はあふれてしまうようなところは、それはその人の責任でいいと思うのです。ただ、決まっていない、不確定なところがかなりあるものですから、それをちゃんと決めてねという声かけは行政からしてもらうことはありがたいな、農業関係で使う団体があれば、農業関係の団体に、芦湖水利組合といいましても、本当に小さなところまでは水利組合として管理しているわけではないので、大きな堰は管理していると思いますけれども、小さなところまではやり切れていないのが実態だと私は認識しているのです。だから、そこのところをちゃんと、枝葉末節までというか、小さな川までちゃんと、この地域はあなたたちの地区なのか、ある団体が管理してねということを声かけをする必要が、声かけをしてくれないと前に進む、現状の何だかどこだか分からない管理がされているという状況がかなりあるので、それが続いていってしまうように思うのです。  それで、それがこの(2)の質問の要旨なのですが、要は担当を決めるという声かけを行政ができないかな、建設部門と産業部門ができないかなというのは聞きたいことなのですけれども、それはどうですか、難しい。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 区長連合会総会などにおきまして、各区長に年2回の河川清掃のほうを依頼をしています。担当の河川というのは決めることはできませんが、各区長のほうに各区の清掃含めた管理、そこで依頼をしているというふうな解釈でいます。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) そういうことになるかと思いますけれども、河川清掃は主な川しかやらないのです。小さいところはやらないのです。だから、手が届かないというところがあって、結局、その河川の水を使う人がやっているのですけれども、しようがないですけれども、そこをもう少し系統立ててできないかというそういう質問でした。  オに行きます。流量管理するには、やっぱり水門とか構造物の設置が必要なのです、設備が。これを整えていくという考えはありますでしょうか。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) オの流量管理のための構造物の整備についてです。農業用水のための取水構造物である水門などを含めた修繕につきましては、地区からの要望があれば、緊急性や優先度を考慮し実施してまいります。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 農業用水路というようなことであれば、農業者の高齢化ということも言われているので、やっぱりなるべく水の管理ぐらいは楽にできないと困るなというのがあるのです。今、緊急度と優先度を考えてやっていきますということですが、これも基本的には住民からの要望によってということでよろしいですか。
    ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) 地区要望ですとか、あと職員のほうの河川パトロール、その辺の状況で緊急性があれば、工事のほうをまた検討してまいります。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) いわゆる建設管理のほうでなくて、農業構造物、農業用水路としての設備が必要だということであれば、別枠の予算とかがあったりするのですか。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) 基本的には建設部と考え方は一緒ですので、設置はあくまでもその引きたい方がやっていただくのですけれども、その後、修繕等が必要になった場合には、農林のほうで修繕を行う場合もございます。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 設置はあくまで個人でやらなければいけないのですか。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) 個人もしくは水利組合とか、権利者の方々にやっていただいています。農業用水路といっても、そこは占用でやっていただくような形になりますので、そのような形になります。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 鉄の板でもいいのですけれども、水門を入れようと思うと、やっぱりコンクリの構造物がいるのですが、それはもうその都度相談をして、どっちに相談すればいいのかな、相談をしてやっていくということになるというそういうことでいいですか。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) 占用は建設のほうになりますので、建設の管理課と協議をしていただいて、基準に合っているようなものをつけていただくという形になります。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) それがすごく費用がかかるものだと実際には困るのですけれども、それは自己負担ですか。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) 個人のそういう引き水といいますか、そういうものであれば自己負担ですし、物によっては、例えば新たに耕地整理を行って、そこに水が必要だというようなことで、全体でやるということであれば、公費が入る場合もございます。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) いろいろな場合があると思います。そういう市民の要望、農業者の要望等が出た場合には、否定的にならないで、なるべくそれを実現するという方向で取り扱ってほしいのですけれども、それは大丈夫でしょうか。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) ご指摘のとおり、例えば大きな水門があって、そこの転倒堰が故障したとか、そういうことの場合には、実際農林のほうで工事は行っておりますので、要望、あと相談等をしていただければ、その中で検討はしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 基本的にこの河川の流量管理に関する市民の要望を、流量管理が非常に重要なので、正面からきちんと受け止めていただきたいということなのですけれども、大丈夫でしょうか。 ○議長(賀茂博美) 産業部長。 ◎産業部長(酒井保) そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) カに行きます。どのようなスケジュールで整備していくかということは、個々の場合に応じて優先度に応じてやっていきますよということになるのでしょうか、あるいは答弁があればお願いします。 ○議長(賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長(影嶋圭司) カの整備スケジュールですが、現時点におきましては水門などの大規模修繕、更新につきまして、地区からの要望はございません。  今後、要望がありましたら、優先度などを考慮し検討をしてまいります。  以上です。 ○議長(賀茂博美) 17番、小林俊議員。 ◆17番(小林俊議員) 優先度も検討し、なおかつ費用等も検討していくことになると思いますが、よろしくお願いします。  これ、市内全域に張りめぐらされている河川が、水のないところに人は暮らせないということで、農業用地の確保にもそれから生活用地の確保のためにも、水路を張りめぐらせてきた人々の知恵と努力が詰まっているのが河川ですので、ぜひよろしくお願いします。終わります。 ○議長(賀茂博美) 休憩いたします。                       11時27分 休憩                       11時35分 再開 ○議長(賀茂博美) 再開いたします。 △日程第2 第107号議案及び第108号議案 ○議長(賀茂博美) 次に、日程第2、第107号議案 裾野市特別職の職員の給与の特例に関する条例を制定することについて及び第108号議案 令和2年度裾野市一般会計補正予算(第11回)を議題といたします。  市長に提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(髙村謙二) 令和2年裾野市議会12月定例会に追加提出いたします議案は条例案件1件、補正予算1件であります。  まず、第107号議案 裾野市特別職の職員の給与の特例に関する条例を制定することにつきましては、賞与に係る源泉所得税の納付遅延によって延滞税及び不納付加算税の支出が生じたことの責任を重く受け止め、市長及び副市長の給与の額を減額するため、本条例を制定するものであります。  次に、第108号議案 令和2年度裾野市一般会計補正予算(第11回)につきましては、お手元の令和2年度裾野市一般会計補正予算の概要を御覧ください。  今回の補正予算は、既定の予算総額に2,000万円を追加し、歳入歳出予算総額を277億7,000万円とするものであります。歳入は、国庫支出金がひとり親世帯臨時特別給付金事業の実施により2,006万2,000円の増額、財政調整基金繰入金が6万2,000円の減額であります。歳出は、議会費が37万9,000円の減額、総務費が14万8,000円の減額、民生費が2,006万2,000円の増額、予備費が46万5,000円の増額であります。  主な事業についてご説明申し上げます。まず、新型コロナウイルス感染症の影響に対する経済支援対策として、令和2年度裾野市一般会計補正予算(第6回)により実施いたしました低所得の独り親世帯への臨時特別給付金の支給対象者に対し、年内を目途に再度同様の給付金の支給を行います。  このほかに市議会議員の議員手当の減額及び市長、副市長の給与月額の減額を行います。  以上で12月定例会に追加提出いたします議案について説明を終わります。  なお、関係部長から補足説明をさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(賀茂博美) 市長の提案理由の説明を終わりました。  市長の提案理由の説明に関して補足説明の申出がありますので、これを許します。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小林浩文) それでは、私から第108号議案 令和2年度裾野市一般会計補正予算(第11回)に関しまして、説明を申し上げたいと思います。  お手元に配付の資料も併せて御覧をいただきたいと思います。  新型コロナウイルス感染症の影響により、低所得者の独り親世帯に特に大きな困難が生じていることを踏まえ、本年6月時の児童扶養手当支給対象者などに予算を補正して臨時特別給付金を支給してきたところであります。しかしながら、国は、年末年始に向け、依然として独り親世帯の生活実態の厳しさは続いているとして、去る12月11日、前回と同様の世帯に5万円、第2子以降1人につき3万円の低所得のひとり親世帯臨時特別給付金を再度支給することを決定いたしました。  詳細が示されておらないところもございますが、市としましては給付の趣旨に鑑み、年内支給に向けて関係事務を事前に進めることが必要であると判断しておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。  この事業は全額国庫負担で2,006万2,000円を増額し、現計予算の執行残額1,010万円余りと合わせまして、約3,000万円の事業規模を想定しているところであります。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(賀茂博美) 以上で補足説明は終わりました。 ○議長(賀茂博美) 以上で本日の日程は終了いたしました。  これをもって散会をいたします。                       11時40分 散会...