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03月04日-議案質疑・討論・採決-03号

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  1. 裾野市議会 2005-03-04
    03月04日-議案質疑・討論・採決-03号


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    平成17年  3月 定例会            平成17年3月         裾野市議会定例会会議録第3号                        平成17年3月4日(金)                        午前10時 開 議 日程第1 第16号議案 日程第2 第17号議案 日程第3 第18号議案 日程第4 第19号議案 日程第5 第20号議案 日程第6 第21号議案〇本日の会議に付した事件…………………………議事日程に掲げた事件と同じ〇出欠席議員…………………………………………議員出席表のとおり〇説明のため出席した者……………………………出席表のとおり〇出席した議会事務局職員…………………………出席表のとおり             議          事                       10時00分 開議 ○議長(杉本和男) おはようございます。出席議員は定足数に達しております。  ただいまから本日の会議を開きます。 △日程第1 第16号議案 △日程第2 第17号議案 △日程第3 第18号議案 △日程第4 第19号議案 △日程第5 第20号議案 △日程第6 第21号議案 ○議長(杉本和男) 第16号議案 平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)から日程第6 第21号議案 平成16年度裾野市水道事業会計補正予算(第4回)までを一括して議題といたします。  初めに、第16号議案の関係部分に対する総務委員会の審査の経過並びに結果について委員長から報告願います。  総務委員会委員長星野季夫議員。 ◎総務委員長(星野季夫議員) どうもおはようございます。鬼もちょっと風邪にやられまして、のどの調子が悪いのですけれども、しばらくお聞きいただきたいというふうに思います。それでは、総務委員会委員長報告をいたします。  平成17年3月定例会で本委員会に付託されました第16号議案 平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)のうちの関係部分を、各部長及び室長より詳細な説明を受けた後、審査を実施しましたので、報告をいたします。  企画部関係。財政室関係では、歳入で15款2項2目及び15款2項8目の補助金決定による増額修正及び20款1項1目の繰越金増額補正でありました。歳出では、12款1項1目の元金償還金及び13款3項1目の土地開発公社貸付金の増額補正で、内容は、等々の説明の中で処理をいたしました。  情報システム室関係では、歳出で2款1項12目の電算事務のワイドラン賃借料等の減額補正でありました。  渉外室関係では、歳入で15款2項6目及び15款3項6目の補助金や委託金の減額補正、歳出で6款3項1目及び6款3項3目、また7款1項2目の各事業に対する減額補正であります。  企画政策室関係では、歳入で16款3項2目委託金及び歳出の2款5項1目の調査費等の減額であります。  全体の審査の中では、補助金等の決定時期がもう少し早くならないのかというような質疑もございました。また、企業誘致関係での費用の流用等の処理、こちらからこちらに出して、こうなったというような質疑もございました。また、出資金に対する問題も質疑ございましたが、各担当より明快な回答があり、審査は終了しております。  総務部関係では、総務部全般で、歳入で1款1項2目市民税の増額及び15款3項2目、選挙関係委託金の確定による減額、また17款2項1目、不動産売り払い費の増額である。歳出では、2款4項2目選挙費の減額及び人件費関係での特別職の報酬の減額補正、また一般職の職員手当の減額であり、手当の減額は参議院議員選挙関係での職員手当の確定による減額補正であります。  審査の中での質疑は、不動産売り払い関係で法定外公共物、これは何件ぐらいあったのかというような話です。払い下げなどの理由がいろいろございまして、その内容についての質疑がございました。これも各担当より明快な回答がございまして、審査は無事終了しております。  議会事務局関係は、1款1項1目の歳出で減額補正は、議員研修の未実施分と備品購入の未実施のためのものの減額補正であります。  以上のとおり本委員会に付託されました平成16年度一般会計補正予算(第6回)のうちの関係部分について慎重に審査した結果、討論もなく、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  本委員会にご協力をいただきました関係各位に心より感謝申し上げ、総務委員長報告といたします。どうもありがとうございました。 ○議長(杉本和男) 次に、第16号議案の関係部分、第17号議案、第18号議案、第19号議案、以上4件に対する厚生委員会の審査の経過及び結果について委員長から報告願います。  厚生委員会委員長二見榮一議員。 ◎厚生委員長(二見榮一議員) それでは、平成17年3月定例会厚生委員長報告を行います。  本定例会において厚生委員会に付託されました第16号議案 平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)のうち本委員会関係部分について、第17号議案 平成16年度裾野市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)、第18号議案 平成16年度裾野市老人保健特別会計補正予算(第2回)、第19号議案 平成16年度裾野市介護保険特別会計補正予算(第3回)について、去る3月2日水曜日午前9時より委員会を開催し、議案審議を行いましたので、その概要を報告いたします。  まず、第16号議案 平成16年度一般会計補正予算(第6回)についてでございます。  市民部関係については国保年金室の審議を行いましたが、原案どおり質疑なしで終了いたしました。  次に、健康福祉部関係。まず、社会福祉室の社会福祉総務費に関しましては、原案どおり質疑なしで終了いたしました。  老人福祉費405万3,000円の増について、これは在宅福祉事業の精算に伴う県補助金償還によるものが380万3,000円の増、15年度分の確定のものでございます。それから、生きがい対策富士見台簡易老人いこいの家の設置費の補助によるもの25万円のものでございます。  委員から質疑がございまして、生きがい対策費いこいの家の補助は一律で25万円になっているのかという質問に対し、経費の2分の1以内の補助となっており、最高25万円となっているという回答でございます。  もう一点、裾野市内でいこいの家が何件あるのかと。現在は37件となっているという回答がありました。  次に、障害福祉室の関係でですが、まず繰越明許費の関係です。身障者デイサービスセンター整備助成事業1,828万7,000円の繰り越しでございますけれども、これは当初は単年計画で進んでおりましたが、2カ年計画に分けて実施することに変更されましたもので、内訳として裾野市の補助金1,061万4,000円と送迎用車両が722万1,000円、重量税が39万4,000円、そして保険料5万8,000円を17年度に繰越明許で繰り越すということでございます。いろいろ審議されましたけれども、内容については、審議した結果、承認をされてございます。  次に、身体障害者福祉費564万6,000円の減について。これについては、障害者訪問入浴サービス事業の委託が160万円の減、利用者等の減によるもので430万円ということに対しての内容について質問がございまして、障害者訪問入浴サービス事業委託で3名から2名になっているが、1名減で160万円減なのかという質問に対して、1名で160万円の減となるということの回答です。なお、これは伊豆島田にあるセントケアコスモスで現在も行われております。  もう一点、身体障害者施設訓練等支援90万円減となっているが、入所から通所に変わったが、どこからどこに変わったのかという質問に対して、あしたか太陽の丘、かぬき学園に変わり、現在も通所しているという回答でございます。  次に、知的障害者福祉費でございますが、2,196万7,000円の減でございます。この内容については、駿豆学園分担金の確定によるもの、知的障害者短期入所事業知的障害者施設訓練等支援費等の内容についての2,196万7,000円の減でございます。  議員からの質問で、一番大きい、知的障害者施設訓練等支援費の1,700万円減が個人負担の増によるものとなっているが、内容は何かということで質問がありましたけれども、これは年に1回の見直しがあり、必要経費がことしからなくなり、1人1万5,000円、48名分、8カ月分が相当分としてなるために、この内容となっております。なお、入所できずにショートステイで6名が現在は待機しているという状態でございます。  次に、精神障害者福祉費が337万1,000円の減でございますが、長泉町通所授産施設運営負担金確定によるもの170万7,000円の減、補助金において利用者減によるものが89万1,000円、精神障害者医療費助成金において利用者減によるものが100万円という内容の減額のものでございますけれども、質問がございまして、長泉町通所授産施設運営費負担金170万7,000円減となっているが、実質幾らの負担金になるのかという質問に対して、1,269万5,000円が1,098万8,000円となるということで、170万7,000円の減となったわけでございます。  次に、こども福祉室の関係ですが、児童福祉総務費1,780万8,000円の増でございますが、これについては原案のとおりで、質疑なしで終了いたしました。  次に、児童福祉運営費1,126万9,000円の減でございますが、事業費の確定によるものが79万7,000円、負担金、補助金の減によるものが1,247万円の減、これは委託児童の負担金、特例保育事業費の補助金、受け入れ人員の減によるものの減、多様な保育推進事業費の補助金等の内容での減でございます。  この件についても質問がございまして、まず特例保育事業の事業者数が少なくなっているが、なぜか。これは、富岳台、富岳南保育園だけとなっているための人員の減となっているという回答でございます。  次に、もう一点質問がありまして、私立保育所運営費200万円増となっているが、幾らから幾らに単価アップされたのかという問題については、これは私立保育所の運営費の補助費でございます。年齢によって異なるが、例としてゼロ歳児1名、15万5,780円から15万6,190円にアップとなるために410円のアップで、延べ4,651名で約200万ということになるということです。  次に、母子福祉費に関しては200万円の減ですが、原案のとおり質疑はなしで終了しました。  次に、健康推進室、老人保健費でございますが、これは基本健康診査、がん検診の受診者増による委託料の増によるものでございますが、原案のとおり質疑なしで終了いたしました。  次に、第17号議案 平成16年度裾野市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)についてでございます。これは、歳入歳出それぞれを1億8,731万2,000円を増額し、総額36億3,474万3,000円となり、収入支出とも決算見込みによる所要額を計上したものでございます。  歳入に関しましては、国民健康保険税の現年分については、平成16年度調定に基づき、それぞれの増減するものでございます。また、滞納繰り越し分については、収入済額に合わせるものです。2つ目として、国庫負担金については、歳出の増減に伴い調整するもの。3つ目で、療養給付費等交付金については、支払基金からの交付金額が確定したため、それぞれ調整するものです。4つ目に、繰入金は財政安定化支援分は厚生労働省の確定数値によるものです。5つ目、基盤安定繰入金については、軽減額分の申請による確定したものです。6つ目は、その他繰越金については、前年度繰越金を財源として補てんするものでございます。7つ目は、延滞金、第三者納付金については、収入済額に合わせるものであります。  歳出について。医療諸費(療養諸費、高額療養費、葬祭費)については、実績に基づく決算見込みに合わせたものです。2つ目として、老人保健拠出金、介護納付金については、厚生労働省の調整率が確定し、社会保険診療報酬支払基金からの通知により確定したものでございます。  なお、1点質問がございまして、一般被保険者第三者納付金で1,119万円の主なものは何かという質問に対して、交通事故にかかわるもので、一般被保険者と退職被保険者合わせて約20件が発生し、多いものでは1件で300万円以上のものとなっております。  続きまして、第18号議案 平成16年度裾野市老人保健特別会計補正予算(第2回)について。これについては、歳入については医療給付費、医療費支給費の決算見込みにより、それぞれ歳入科目を補正するものでございます。歳出については、医療給付費、医療費支給費の増額によるもので、決算見込みによる所要額を計上するものでございます。  質問がございまして、医療給付費1億5,000万円で105%の見込みであるが、医療給付費の現物給付について特別な要因があったのかということでございまして、回答は、人数は前年に比べ少なくなってはいるが、1人当たりの高額医療対象者が増えているということでございます。  続きまして、第19号議案 平成16年度裾野市介護保険特別会計補正予算(第3回)については、原案のとおり質疑なしで終了いたしました。  質疑終了後、本委員会に付託されました第16号議案 平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)のうち本委員会関係部分について、第17号議案 平成16年度裾野市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)、第18号議案 平成16年度裾野市老人保健特別会計補正予算(第2回)、第19号議案 平成16年度裾野市介護保険特別会計補正予算(第3回)について討論・採決を行った結果、討論もなく、全会一致で原案のとおり可決されました。  今回の委員会付託審査につきまして、ご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げ、厚生委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(杉本和男) 次に、第16号議案の関係部分、第20号議案、第21号議案、以上3件に対する産業建設水道委員会の審査の経過及び結果について委員長から報告願います。  産業建設水道委員会委員長、中西基議員。 ◎産業建設水道委員長(中西基議員) それでは、産業建設水道委員会委員長報告をさせていただきます。  平成17年3月定例議会産業建設水道委員会委員長報告を申し上げます。去る3月2日午前9時より産業建設水道委員会を開催いたし、本委員会に付託された第16号議案 平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)のうちの関係部分及び第20号議案 平成16年度裾野市下水道事業特別会計補正予算(第2回)並びに第21号議案裾野市水道事業会計補正予算(第4回)を審査いたしましたので、その概要を報告いたします。  まず最初に、16号議案の関係部分についてでございます。  産業建設部関係。商工観光室。商工振興費増額補正3,000万円については、株式会社ガーデンシティすそのの出資金増資に伴うもので、その主な目的は、旧中部銀行跡地590.21平方メートル、建物433平方メートルで、その取得に要する資金調達であり、市街地の中心地であり、今後会社の事務所はもとより、市街地活性化を図る上に多目的に利活用でき、また出資株数を市が50%以上であれば国庫からの補助を得る場合、3分の1から2分の1に増えることになるなど今後の事業展開に大変有利となることから判断され、実施することとしたとの答弁がございました。なお、当該物件近隣の県基準地価格も発表され、割安感があるとの答弁があり、了承いたしました。  建設室。8款4項2目、南外周道路の工事期間につきましては、平成15年度から16年度防衛補助事業であり、16年度末には工事完了の予定とのことであります。  建設管理室。8款1項1目、第二東名対策費減額補正の件は、埋蔵文化財発掘のため工事遅延に伴うもので、場所は富沢北野地域であり、また田場沢地先の田場沢側道橋を日本道路公団が工事中であり、この負担金が確定したため合計2,000万円の減額補正するものであります。8款2項4目橋梁維持費につきましては、新愛鷹橋の鉄骨のさび防止のための塗装工事であります。なお、544万3,000円の減額補正とのことであり、特定財源については長泉町の分担金であります。なお、新愛鷹橋の維持費につきましては、市町境にあるため、長泉、裾野市境に所在するため、それぞれ2分の1の負担としているとのことであります。  都市計画室につきまして申し上げます。8款4項4目、佐野茶畑線についての減額の理由はJRの一方的な理由で、当市としての計画変更があるのかの質疑に対して、計画変更はなく、予定どおり21年3月末までに完成させるとの答弁がなされました。  8款4項4目、土地等購入費及び補償金の減額の理由につきましては、地主との代替地等の折り合いがつかなかったためとの説明がなされました。  区画整理室につきまして申し上げます。8款4項3目、土地等購入費は減額補正になったのに対し、補助金等が増額補正、2,224万1,000円になった理由はにつきましては、当初4件の補償を予定していたが、6件となったため、そのうちの1件は借家で営業補償とのことでありました。  なお、建設関係につきましては、明許繰り越しが3事業ございます。これにつきましての説明でございますが、8款2項道路橋梁費でございますが、市道1019号線のほか1路線の改築工事でございます。660万円でございます。これにつきましては、伊豆島田地区堰原区の下水道整備事業に伴い、迂回路線に使用していたため、工事発注がおくれたためでございます。  なお、土木費といたしまして、2番目といたしまして都市計画費、裾野駅周辺整備事業でございます。これは、県補助金を用地補償に充てるつもりでいましたけれども、交渉が難航したために工事費に振りかえたが、年度内に完成が見込まれないため、事業を繰越明許するものであります。金額は1億4,630万でございます。  もう一本は都市計画費でございます。佐野茶畑線道路改良工事4,474万円でございますが、これにつきましてはやはり……失礼いたしました。先ほどの、先に申し上げました点が、県補助金を用地補償に充てるつもりでございましたけれども、交渉が難航したため工事費に振りかえたが、年度完成が見込まれないためとお話ししましたけれども、この都市計画費につきましても、それと同じ理由から4,474万円、これが繰越明許になるものでございます。失礼しました。  それから、水道部の関係を申し上げます。別冊73ページ、新小鍋沢水源に伴う予算の件でありますが、現状で企業とどのような話し合いになっているかについては、当初、現小鍋沢と進出企業用地との交換を考えていたが、困難な点があり、方針を変更した。現小鍋沢を企業に買ってもらう方向で交渉中。進出企業からの負担を求めているが、現在は交渉中であります。企業誘致補助の観点を加味しなければならない現状もあり、その点が複雑なところであるとの答弁がなされました。  下水道室でございます。下水道関係でございます。68ページ、下水道使用料の1,700万円増額補正の理由はにつきましては、接続件数が増加したためであり、その結果、平成17年1月現在で市内普及率は25.7%となったとの答弁がなされました。  以上のとおり、本委員会に付託されました平成16年度一般会計補正予算(第6回)のうちの関係部分及び第20号議案平成16年度裾野市下水道事業特別会計補正予算(第2回)並びに第21号議案 裾野市水道事業会計補正予算(第4回)を審査いたしました結果、討論もなく、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  本審査にご協力いただきました関係各位に心から感謝申し上げまして、産業建設水道委員長の報告といたします。ありがとうございました。 ○議長(杉本和男) 次に、第16号議案の関係部分に対する文教消防委員会の審査の経過並びに結果について委員長から報告願います。  文教消防委員会委員長土屋篤男議員。 ◎文教消防委員長土屋篤男議員) 本定例会にて文教消防委員会に付託されました第16号議案 平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)の関係部分につき審査を行いましたので、その審査の経過と結果について報告いたします。  まず、消防関係ですが、消防長より、国の機関、消防団員等公務災害補償等共済基金からの助成金につき、県の指導のもと申請し、12月議会にて増額補正110万9,000円の承認をいただきましたが、不採択となり、本議会にて減額補正、同額の110万9,000円を行うという説明がありました。なぜ不採択か、またこの基金の内容や、不採択のため防寒具を購入できず、消防団員に影響はないかなどにつき、ただしましたところ、昨年の全国的な災害多発により、この基金からは被災地への支出が優先されたとのことです。また、この基金は、火災、風水害時の団員の身体を直接的に保護する物品、例えば防火衣、安全帽、手袋、救命胴衣などの購入に充てるとのことです。また、不採択にはなりましたが、17年度予算に同様の申請をしてあるとのことで、採択になり次第、購入配付するとのことです。非常勤公務員としての消防団活動ですので、補助金や助成金に頼らず、必要なものは市単でも検討するよう要望いたしました。  次に、教育部関係につき、教育部長より説明がありました。寄附金により東小学校、向田小学校への図書購入費20万円の増額補正、そして(仮称)生涯学習センターの基本設計委託料の入札結果による減額補正698万9,000円の説明がありました。図書費については指定寄附金だということを確認しました。基本設計委託料につきましては、この1万円という価格への見解、基本設計自体への影響、以前の低価格入札の事例、実施設計への反映などについてただしました。当局の答弁は、1万円については基本構想や面積により計算式があり、補正予算700万円を計上した。設計業務なので、最低制限価格は設けない。余りに安いので事情を聞いたが、設計自体は頭、アイデアの勝負であり、コストは紙代程度とのこと。当局としては当初の基本構想どおりの設計であれば問題はなく、現に途中経過ではあるが、立面図や平面図は入手しているとのことでした。過去には1万円という極端な事例はないが、南小学校の設計でも数千万円安かったし、体育館、プールなども当初予算の半分以下という事例はあったとのこと。実施設計はこの基本設計に基づいて進行していくわけで、この基本設計が当局側の基本構想に合致していれば問題ないとのことでした。委員会としては、やはり1万円という破格の設計料なので、今後の実施設計やら本体工事に対して市民から疑問が持たれることがないよう対応するよう要望いたしました。  以上、本委員会に付託されました第16号 平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)の関係部分につき慎重に審査した結果、討論もなく、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  本委員会の決定どおり議員各位にご賛同賜りますようお願い申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(杉本和男) 以上で各常任委員会の委員長報告は終わりました。  暫時休憩いたします。                       10時34分 休憩                       10時36分 再開 ○議長(杉本和男) 再開いたします。  本案に対しては、小澤良一議員外1名から、お手元に配付の修正の動議が提出されています。  これを本案とあわせて議題とし、直ちに発議者の説明を求めます。  21番、小澤良一議員。 ◆21番(小澤良一議員) それでは、第16号議案 04年度、平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)に対する修正案を提案いたします。  修正案は、原案予算書22ページをお開きいただけるとありがたいのでございますが、22ページの7款商工費、2目商工振興費、24節投資及び出資金の株式会社ガーデンシティーすその(TMO)出資金3,000万円を減額して、予算額を212億8,400万円を212億5,400万円にするものです。  それでは、皆さんのお手元に、修正案の内容のものがお手元にあるかと思いますが、それに基づき説明いたします。第1ページのところで、原案の第1ページのところの金額が、先ほど言いましたように次のように変わっております。その次に、歳入の関係で、13ページですが、繰越金を3,000万円減額して6億447万円になります。それで、歳入合計が212億5,400万円という形になりまして、歳出は22ページの、先ほど説明しましたように、商工費の商工振興費のところで3,000万円減額して3億671万8,000円という形になり、歳出は212億5,400万円という提案であります。  それでは、次に3,000万円を減額する理由について申し上げます。株式会社ガーデンシティすその(TMO)への出資金は、市当局の産業建設水道委員会での説明とガーデンシティすそのの臨時総会での報道説明等によりますと、旧中部銀行裾野支店の土地、建物を取得する原資として活用されるとのことであります。旧中部銀行裾野支店は、株式会社整理回収機構が平成17年3月までに債権処理をしたいとの意向を持ち込んできた物件です。これまでだれも買い手がつかなかった物件の処理を急ぐ理由が機構にはそれなりにあったとしても、ガーデンシティすそのに無理やり取得を押しつけたような格好の物件であります。市区画整理室のこれまでの説明によりますと、裾野駅西土地区画整理事業地内においては近々仮換地指定をして、建物の移転先を関係者に示すとのことであります。そういう時期にあえて債権物件を取得して活用する理由はどこにもないと考えます。  2点目、ガーデンシティすそのがこの物件を取得、活用したとしても、大橋市長が進める区画整理事業、都市計画道路によって、立ち退きを含めて引き合いとか再構築とか切り取りなどによって移転を迫られる物件で、土地減歩平均18%が削られ、提供するものの建物補償が行われます。これは、市の税金を使って土地、建物を取得した上で、公金を使って補償が行われることになり、二重の補償を受けるものと同様になり、それこそ公金の使い方として問題を残すと考えます。  3点目、ガーデンシティすそのが土地、建物を取得することによって諸経費が生じてきます。固定資産税、光熱水費です。建物内を使用できるようにするには、改修費等の費用も必要になってきます。ガーデンシティすそのは04年、平成16年7月に第三セクターとして設立して間もなく、今身の丈に合った活動が求められるというふうに考えております。  以上を考慮すれば、市が旧中部銀行の土地をガーデンシティすそのが取得することに協力するものではなく、議会がやめさせることこそ賢明な選択として、3,000万円の削減を提案するものであります。  賢明なる同僚議員の皆さん、修正案に同意されるようお願いして、説明を終わります。 ○議長(杉本和男) 説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  まず、第16号議案 平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)の各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり)
    ○議長(杉本和男) 以上で委員長の報告に対する質疑を終わります。  続いて、修正案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  2番、瀧本敏幸議員。 ◆2番(瀧本敏幸議員) ただいま平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)の修正動議が出されましたが、私はこの補正予算原案に賛成、修正案に反対の立場で討論いたします。  小澤議員の提案理由の骨子は、7款1項商工費、2目商工振興費、24節投資及び出資金3,000万円の削除についてであります。商工振興費3,000万円の増額補正については、株式会社ガーデンシティすそのへの増資に伴うもので、その主な目的は、旧中部銀行跡地590.21平方メートル、それと建物433平方メートルを取得する資金調達であります。この土地と建物は裾野市街地の中心部に位置し、今後株式会社ガーデンシティすそのの本社事務所はもとより、まちづくりと市街地活性化を図る上で多目的施設として大いに利活用でき、将来のTMOの拠点として活動が期待できる場所であり、施設であります。さらに、市所有株式数が半数以上であれば、国庫からの補助率が3分の1から2分の1へと増えるため、今後の事業展開が非常に有利になります。  なお、旧中部銀行の周辺は一応町並みを形成しており、区画整理事業にはまだ若干の月日を要すると思われます。仮に旧中部銀行の建物を取り壊したとしたら町並みが損なわれ、穴のあいた状況を呈し、一たん取り除かれた後の復旧は年月を要します。したがって、現在ある町並みを保っていくべきです。  ここであえて言わせていただくなら、TMO、すなわち中心市街地商業活性化事業と区画整理事業は全く別の事業であります。ただし、言えることは、手法として区画整理事業を実施しながらTMO事業を活発化させることは極めて合理的であり、効果的であるということです。このタイミングに同時進行の形で、区画整理の中で商業集積事業を実施することが最も望ましい形ではないかと思います。  修正案の中に、整理回収機構に迫られたとの文言がありますが、株式会社ガーデンシティすそのの関係者はまさに千載一遇のチャンスと心得ておられると思います。この際、地域の小中商業者に助成をもって、未来永劫の商業基盤育成を図るべきだと考えます。  よって、平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)の修正案に反対し、原案に賛成いたします。 ○議長(杉本和男) 9番、岡本和枝議員。 ◆9番(岡本和枝議員) それでは、第16号議案 平成16年度裾野市一般会計補正予算(第6回)に対する修正案に対して賛成の立場で、原案に対しては反対の立場で討論いたします。  修正案は、整理回収機構で持っていた旧中部銀行裾野支店の土地、建物を取得するために計画されたTMO、株式会社ガーデンシティすそのへの3,000万円の増資を必要のないものとするものです。私は先ほどの修正案の提案理由にあった3点からも修正案を支持いたします。  この土地は、皆様ご存じのように駅西区画整理事業の用地内にあります。今どのような状態にあるのかといえば、法律によって建築行為等の制限を行っています。また、区画整理のための土地の先行取得で、あちこちに事業用地という空き地をつくり出しています。これが区画整理事業なのです。そして、先ほどもありましたけれども、一般的スケジュールを見てみますと、17年度の後半には仮換地設計の個別の説明に入りたいとの希望もあるようです。とすると、実際の移転工事等はブロックごとでの対応というような考えもあるようですけれども、この土地、建物を購入して1年もたたないうちに移転先を提示される可能性があるということです。このような物件を取得する理由はどこにもありません。  また、ガーデンシティすそのにとっても、当初の事業構想にあったものとも思えません。そこには、どんなことをしても3月31日までに売りたい整理回収機構の意向しか存在しないのではないのでしょうか。  区画整理事業地内の土地である以上、他のところと同じように平均18%の減歩が行われ、建物補償等が行われます。買い手のつかなかった物件を市の税金を使って購入し、すぐ区画整理事業の仮換地指定を受け、建物補償が行われる。どこまでも補償頼みではないでしょうか。これは二重の公的な支援としての問題を残すものと思います。  3月3日の地方紙、裾野ジャーナルにガーデンシティすそのの第2回タウンミーティングの報告が乗っていました。残念ながら今回は都合が悪く参加できませんでしたけれども、その小見出しに、「まちづくりを成功に導くにはもっと必死にひたむきに」とあります。そして、先ほどの提案理由の中にもあったように、身の丈に合った活動、そして主体性こそが今必要なのではないかと思います。この建物を買わなくてもガーデンシティの目的達成ができないことではないでしょう。整理回収機構の物件清算にTMOが利用されたのではとの思いが強まるばかりです。  以上、旧中部銀行跡地、建物の購入の必要はなく、よって3,000万円のTMOへの増資は認められないので、修正案を支持し、賛成討論といたします。  どうぞ議員の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。 ○議長(杉本和男) 以上で通告による討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 討論を終わります。  これより第16号議案の採決に入ります。  まず、本案に対する小澤良一議員外1名から提出された修正案について、起立により採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。            (賛成者起立) ○議長(杉本和男) 起立少数と認めます。  したがって、修正案は否決されました。  次に、原案について起立により採決を行います。  原案に賛成の諸君の起立を求めます。            (賛成者起立) ○議長(杉本和男) 起立多数と認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、第17号議案 平成16年度裾野市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)の厚生委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 討論を終わります。  第17号議案 平成16年度裾野市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)の厚生委員会委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(杉本和男) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、第18号議案 平成16年度裾野市老人保健特別会計補正予算(第2回)の厚生委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 討論を終わります。  第18号議案 平成16年度裾野市老人保健特別会計補正予算(第2回)の厚生委員会委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(杉本和男) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、第19号議案 平成16年度裾野市介護保険特別会計補正予算(第3回)の厚生委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 討論を終わります。  第19号議案 平成16年度裾野市介護保険特別会計補正予算(第3回)の厚生委員会委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(杉本和男) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、第20号議案 平成16年度裾野市下水道事業特別会計補正予算(第2回)の産業建設水道委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 討論を終わります。  第20号議案 平成16年度裾野市下水道事業特別会計補正予算(第2回)の産業建設水道委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(杉本和男) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、第21号議案 平成16年度裾野市水道事業会計補正予算(第4回)の産業建設水道委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 以上で質疑を終わります。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(杉本和男) 討論を終わります。  第21号議案 平成16年度裾野市水道事業会計補正予算(第4回)の産業建設水道委員会委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(杉本和男) ご異議なしと認めます。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 ○議長(杉本和男) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  これをもって散会いたします。                       10時56分 散会...