袋井市議会 2023-09-12
令和5年民生文教委員会 本文 開催日:2023-09-12
トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和5年民生文教委員会 本文 2023-09-12 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 425 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯近藤委員長 選択 2 :
◯杉山子ども未来課長 選択 3 : ◯近藤委員長 選択 4 : ◯竹村委員 選択 5 : ◯近藤委員長 選択 6 :
◯杉山子ども未来課長 選択 7 : ◯近藤委員長 選択 8 : ◯竹村委員 選択 9 : ◯近藤委員長 選択 10 : ◯村松委員 選択 11 : ◯近藤委員長 選択 12 :
◯杉山子ども未来課長 選択 13 : ◯近藤委員長 選択 14 : ◯村松委員 選択 15 : ◯近藤委員長 選択 16 :
◯杉山子ども未来課長 選択 17 : ◯近藤委員長 選択 18 : ◯村松委員 選択 19 : ◯近藤委員長 選択 20 :
◯杉山子ども未来課長 選択 21 : ◯村松委員 選択 22 :
◯杉山子ども未来課長 選択 23 : ◯村松委員 選択 24 :
◯杉山子ども未来課長 選択 25 : ◯近藤委員長 選択 26 : ◯竹村委員 選択 27 : ◯近藤委員長 選択 28 :
◯杉山子ども未来課長 選択 29 : ◯近藤委員長 選択 30 : ◯竹村委員 選択 31 : ◯近藤委員長 選択 32 : ◯竹村委員 選択 33 : ◯近藤委員長 選択 34 : ◯佐野委員 選択 35 : ◯近藤委員長 選択 36 :
◯杉山子ども未来課長 選択 37 : ◯近藤委員長 選択 38 : ◯佐野委員 選択 39 : ◯近藤委員長 選択 40 :
◯杉山子ども未来課長 選択 41 : ◯佐野委員 選択 42 : ◯近藤委員長 選択 43 : ◯戸塚委員 選択 44 : ◯近藤委員長 選択 45 :
◯杉山子ども未来課長 選択 46 : ◯近藤委員長 選択 47 : ◯佐野委員 選択 48 : ◯近藤委員長 選択 49 :
◯杉山子ども未来課長 選択 50 : ◯佐野委員 選択 51 : ◯近藤委員長 選択 52 :
◯杉山子ども未来課長 選択 53 : ◯近藤委員長 選択 54 : ◯佐野委員 選択 55 : ◯近藤委員長 選択 56 :
◯杉山子ども未来課長 選択 57 : ◯近藤委員長 選択 58 : ◯佐野委員 選択 59 : ◯近藤委員長 選択 60 : ◯佐野委員 選択 61 : ◯近藤委員長 選択 62 : ◯村松委員 選択 63 : ◯近藤委員長 選択 64 :
◯杉山子ども未来課長 選択 65 : ◯近藤委員長 選択 66 : ◯村松委員 選択 67 : ◯近藤委員長 選択 68 :
◯杉山子ども未来課長 選択 69 : ◯近藤委員長 選択 70 : ◯石黒教育部長 選択 71 : ◯近藤委員長 選択 72 : ◯村松委員 選択 73 : ◯近藤委員長 選択 74 :
◯杉山子ども未来課長 選択 75 : ◯近藤委員長 選択 76 : ◯竹村委員 選択 77 : ◯近藤委員長 選択 78 : ◯竹村委員 選択 79 : ◯近藤委員長 選択 80 : ◯竹村委員 選択 81 : ◯近藤委員長 選択 82 :
◯杉山子ども未来課長 選択 83 : ◯近藤委員長 選択 84 : ◯小鷹おいしい給食課長 選択 85 : ◯近藤委員長 選択 86 : ◯太田委員 選択 87 : ◯近藤委員長 選択 88 : ◯小鷹おいしい給食課長 選択 89 : ◯近藤委員長 選択 90 : ◯太田委員 選択 91 : ◯近藤委員長 選択 92 : ◯小鷹おいしい給食課長 選択 93 : ◯近藤委員長 選択 94 : ◯太田委員 選択 95 : ◯近藤委員長 選択 96 : ◯小鷹おいしい給食課長 選択 97 : ◯近藤委員長 選択 98 : ◯近藤委員長 選択 99 : ◯山本教育企画課長 選択 100 : ◯近藤委員長 選択 101 : ◯太田委員 選択 102 : ◯近藤委員長 選択 103 : ◯山本教育企画課長 選択 104 : ◯近藤委員長 選択 105 : ◯太田委員 選択 106 : ◯近藤委員長 選択 107 : ◯山本教育企画課長 選択 108 : ◯近藤委員長 選択 109 : ◯村松委員 選択 110 : ◯近藤委員長 選択 111 : ◯山本教育企画課長 選択 112 : ◯近藤委員長 選択 113 : ◯村松委員 選択 114 : ◯近藤委員長 選択 115 : ◯山本教育企画課長 選択 116 : ◯近藤委員長 選択 117 : ◯竹村委員 選択 118 : ◯近藤委員長 選択 119 : ◯山本教育企画課長 選択 120 : ◯近藤委員長 選択 121 : ◯近藤委員長 選択 122 : ◯近藤委員長 選択 123 : ◯神田学校教育課長 選択 124 : ◯近藤委員長 選択 125 : ◯太田委員 選択 126 : ◯近藤委員長 選択 127 : ◯神田学校教育課長 選択 128 : ◯近藤委員長 選択 129 : ◯太田委員 選択 130 : ◯近藤委員長 選択 131 : ◯神田学校教育課長 選択 132 : ◯近藤委員長 選択 133 : ◯竹村委員 選択 134 : ◯近藤委員長 選択 135 : ◯神田学校教育課長 選択 136 : ◯竹村委員 選択 137 : ◯神田学校教育課長 選択 138 : ◯竹村委員 選択 139 : ◯神田学校教育課長 選択 140 : ◯近藤委員長 選択 141 : ◯竹村委員 選択 142 : ◯近藤委員長 選択 143 : ◯神田学校教育課長 選択 144 : ◯近藤委員長 選択 145 : ◯佐野委員 選択 146 : ◯近藤委員長 選択 147 : ◯佐野委員 選択 148 : ◯近藤委員長 選択 149 : ◯佐野委員 選択 150 : ◯近藤委員長 選択 151 : ◯神田学校教育課長 選択 152 : ◯近藤委員長 選択 153 : ◯佐野委員 選択 154 : ◯近藤委員長 選択 155 : ◯神田学校教育課長 選択 156 : ◯近藤委員長 選択 157 : ◯佐野委員 選択 158 : ◯近藤委員長 選択 159 : ◯神田学校教育課長 選択 160 : ◯近藤委員長 選択 161 : ◯村松副委員長 選択 162 : ◯近藤委員 選択 163 : ◯村松副委員長 選択 164 : ◯神田学校教育課長 選択 165 : ◯村松副委員長 選択 166 : ◯近藤委員 選択 167 : ◯村松副委員長 選択 168 : ◯神田学校教育課長 選択 169 : ◯村松副委員長 選択 170 : ◯近藤委員 選択 171 : ◯村松副委員長 選択 172 : ◯神田学校教育課長 選択 173 : ◯村松副委員長 選択 174 : ◯近藤委員長 選択 175 : ◯戸塚委員 選択 176 : ◯近藤委員長 選択 177 : ◯神田学校教育課長 選択 178 : ◯近藤委員長 選択 179 : ◯戸塚委員 選択 180 : ◯近藤委員長 選択 181 : ◯神田学校教育課長 選択 182 : ◯近藤委員長 選択 183 : ◯近藤委員長 選択 184 : ◯神田学校教育課長 選択 185 : ◯近藤委員長 選択 186 : ◯神田学校教育課長 選択 187 : ◯佐野委員 選択 188 : ◯近藤委員長 選択 189 : ◯大庭生涯学習課長 選択 190 : ◯近藤委員長 選択 191 : ◯近藤委員長 選択 192 : ◯太田委員 選択 193 : ◯近藤委員長 選択 194 : ◯大庭生涯学習課長 選択 195 : ◯近藤委員長 選択 196 : ◯太田委員 選択 197 : ◯近藤委員長 選択 198 : ◯大庭生涯学習課長 選択 199 : ◯近藤委員長 選択 200 : ◯村松副委員長 選択 201 : ◯近藤委員 選択 202 : ◯村松副委員長 選択 203 : ◯大庭生涯学習課長 選択 204 : ◯村松副委員長 選択 205 : ◯近藤委員 選択 206 : ◯近藤委員長 選択 207 : ◯大庭生涯学習課長 選択 208 : ◯村松副委員長 選択 209 : ◯近藤委員 選択 210 : ◯村松副委員長 選択 211 : ◯大庭生涯学習課長 選択 212 : ◯村松副委員長 選択 213 : ◯近藤委員長 選択 214 : ◯近藤委員長 選択 215 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 216 : ◯近藤委員長 選択 217 : ◯村松委員 選択 218 : ◯近藤委員長 選択 219 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 220 : ◯近藤委員長 選択 221 : ◯村松委員 選択 222 : ◯近藤委員長 選択 223 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 224 : ◯近藤委員長 選択 225 : ◯佐野委員 選択 226 : ◯近藤委員長 選択 227 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 228 : ◯近藤委員長 選択 229 : ◯佐野委員 選択 230 : ◯近藤委員長 選択 231 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 232 : ◯近藤委員長 選択 233 : ◯佐野委員 選択 234 : ◯近藤委員長 選択 235 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 236 : ◯近藤委員長 選択 237 : ◯佐野委員 選択 238 : ◯近藤委員長 選択 239 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 240 : ◯近藤委員長 選択 241 : ◯村松副委員長 選択 242 : ◯近藤委員 選択 243 : ◯村松副委員長 選択 244 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 245 : ◯村松副委員長 選択 246 : ◯近藤委員 選択 247 : ◯村松副委員長 選択 248 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 249 : ◯近藤委員 選択 250 : ◯村松副委員長 選択 251 : ◯近藤委員長 選択 252 : ◯近藤委員長 選択 253 : ◯近藤委員長 選択 254 : ◯鈴木保険課長 選択 255 : ◯近藤委員長 選択 256 : ◯竹村委員 選択 257 : ◯近藤委員長 選択 258 : ◯鈴木保険課長 選択 259 : ◯竹村委員 選択 260 : ◯近藤委員長 選択 261 : ◯鈴木保険課長 選択 262 : ◯近藤委員長 選択 263 : ◯竹村委員 選択 264 : ◯近藤委員長 選択 265 : ◯鈴木保険課長 選択 266 : ◯近藤委員長 選択 267 : ◯竹村委員 選択 268 : ◯近藤委員長 選択 269 : ◯鈴木保険課長 選択 270 : ◯近藤委員長 選択 271 : ◯竹村委員 選択 272 : ◯近藤委員長 選択 273 : ◯鈴木保険課長 選択 274 : ◯近藤委員長 選択 275 : ◯戸塚委員 選択 276 : ◯近藤委員長 選択 277 : ◯鈴木保険課長 選択 278 : ◯近藤委員長 選択 279 : ◯竹村委員 選択 280 : ◯近藤委員長 選択 281 : ◯鈴木保険課長 選択 282 : ◯近藤委員長 選択 283 : ◯近藤委員長 選択 284 : ◯近藤委員長 選択 285 : ◯鈴木保険課長 選択 286 : ◯近藤委員長 選択 287 : ◯近藤委員長 選択 288 : ◯近藤委員長 選択 289 : ◯鈴木保険課長 選択 290 : ◯近藤委員長 選択 291 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 292 : ◯近藤委員長 選択 293 : ◯太田委員 選択 294 : ◯近藤委員長 選択 295 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 296 : ◯近藤委員長 選択 297 : ◯太田委員 選択 298 : ◯近藤委員長 選択 299 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 300 : ◯近藤委員長 選択 301 : ◯太田委員 選択 302 : ◯近藤委員長 選択 303 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 304 : ◯近藤委員長 選択 305 : ◯竹村委員 選択 306 : ◯近藤委員長 選択 307 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 308 : ◯近藤委員長 選択 309 : ◯近藤委員長 選択 310 : ◯近藤委員長 選択 311 : ◯神田学校教育課長 選択 312 : ◯近藤委員長 選択 313 : ◯近藤委員長 選択 314 : ◯近藤委員長 選択 315 : ◯小澤健康未来課長 選択 316 : ◯近藤委員長 選択 317 : ◯近藤委員長 選択 318 : ◯近藤委員長 選択 319 : ◯小澤健康未来課長 選択 320 : ◯近藤委員長 選択 321 : ◯近藤委員長 選択 322 : ◯鈴木保険課長 選択 323 : ◯近藤委員長 選択 324 : ◯大庭生涯学習課長 選択 325 : ◯近藤委員長 選択 326 : ◯近藤委員長 選択 327 : ◯近藤委員長 選択 328 : ◯近藤委員長 選択 329 : ◯近藤委員長 選択 330 : ◯近藤委員長 選択 331 : ◯近藤委員長 選択 332 : ◯近藤委員長 選択 333 : ◯近藤委員長 選択 334 : ◯近藤委員長 選択 335 : ◯近藤委員長 選択 336 : ◯近藤委員長 選択 337 : ◯近藤委員長 選択 338 : ◯近藤委員長 選択 339 : ◯小澤健康未来課長 選択 340 : ◯近藤委員長 選択 341 : ◯佐野委員 選択 342 : ◯近藤委員長 選択 343 : ◯小澤健康未来課長 選択 344 : ◯近藤委員長 選択 345 : ◯佐野委員 選択 346 : ◯近藤委員長 選択 347 : ◯小澤健康未来課長 選択 348 : ◯近藤委員長 選択 349 : ◯太田委員 選択 350 : ◯近藤委員長 選択 351 : ◯小澤健康未来課長 選択 352 : ◯近藤委員長 選択 353 : ◯太田委員 選択 354 : ◯近藤委員長 選択 355 : ◯小澤健康未来課長 選択 356 : ◯近藤委員長 選択 357 : ◯太田委員 選択 358 : ◯近藤委員長 選択 359 : ◯竹村委員 選択 360 : ◯近藤委員長 選択 361 : ◯小澤健康未来課長 選択 362 : ◯近藤委員長 選択 363 : ◯戸塚委員 選択 364 : ◯近藤委員長 選択 365 : ◯小澤健康未来課長 選択 366 : ◯近藤委員長 選択 367 : ◯戸塚委員 選択 368 : ◯近藤委員長 選択 369 : ◯近藤委員長 選択 370 : ◯近藤委員長 選択 371 : ◯金原しあわせ推進課長 選択 372 : ◯近藤委員長 選択 373 : ◯近藤委員長 選択 374 : ◯近藤委員長 選択 375 : ◯金原しあわせ推進課長 選択 376 : ◯近藤委員長 選択 377 : ◯佐野委員 選択 378 : ◯近藤委員長 選択 379 : ◯金原しあわせ推進課長 選択 380 : ◯佐野委員 選択 381 : ◯近藤委員長 選択 382 : ◯近藤委員長 選択 383 : ◯近藤委員長 選択 384 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 385 : ◯近藤委員長 選択 386 : ◯佐野委員 選択 387 : ◯近藤委員長 選択 388 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 389 : ◯近藤委員長 選択 390 : ◯佐野委員 選択 391 : ◯近藤委員長 選択 392 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 393 : ◯近藤委員長 選択 394 : ◯佐野委員 選択 395 : ◯近藤委員長 選択 396 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 397 : ◯近藤委員長 選択 398 : ◯佐野委員 選択 399 : ◯近藤委員長 選択 400 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 401 : ◯近藤委員長 選択 402 : ◯大庭市民生活部長 選択 403 : ◯近藤委員長 選択 404 : ◯近藤委員長 選択 405 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 406 : ◯近藤委員長 選択 407 : ◯佐野委員 選択 408 : ◯近藤委員長 選択 409 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 410 : ◯近藤委員長 選択 411 : ◯佐野委員 選択 412 : ◯近藤委員長 選択 413 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 414 : ◯佐野委員 選択 415 : ◯近藤委員長 選択 416 : ◯村松委員 選択 417 : ◯近藤委員長 選択 418 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 419 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 420 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 421 : ◯近藤委員長 選択 422 : ◯石黒教育部長 選択 423 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 424 : ◯近藤委員長 選択 425 : ◯近藤委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: (午前8時53分 開議)
開 議
◯近藤委員長 では、改めましておはようございます。
昨日は、長時間にわたりまして審議をいただきました。ありがとうございました。
1点報告をさせていただきます。
昨日審査をいたしました総合計画の後期基本計画に係る政策評価につきましては、先ほど総務委員会正副委員長のほうに、民生文教委員会の意見として提出をいたしました。なお、皆様方のタブレットの民生文教委員会フォルダーの2-ア-5に、提出をいたしました内容につきましてアップをしてありますので、御覧をいただきたいと思います。民生文教委員会フォルダーの2-ア-5に上げてありますので、御覧をいただきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。
それでは、着座にて進めさせていただきます。
それでは、昨日に引き続きまして審査のほうをお願いいたします。
まず初めに、子ども未来課所管につきまして、当局から説明を求めます。
杉山子ども未来課長。
2:
◯杉山子ども未来課長 (省略)
3: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたら委員の皆さんからお受けしたいと思います。よろしくお願いいたします。
竹村委員。
4: ◯竹村委員 御説明ありがとうございました。
保育士の処遇改善臨時特例交付金の説明があったんですけれども、国庫補助金が4,800万円余は入っていますけれども、先ほど説明があった56ページの保育所1,800万円、あとは地域型の保育園960万円、あと、57ページの890万円、市政報告の263ページにもトータルで3,739万2,892円と報告があるんですけれども、4,800万円からこの金額を引くと1,060万円ぐらい差が生じているんですけれども、そこがどこに使われているのかというのが少しよく分からないんで教えていただきたいんですけれども。
公立保育園には使っていないということなんですけれども、公立の処遇改善というのは、結局行われていないのか、あと、公立の会計年度職員の給与が少し上がったと聞いたんですけれども、それは最低賃金が上がったので少し上がったということですか。そこら辺を少しお聞きしたいと思います。
5: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
6:
◯杉山子ども未来課長 竹村委員の御質問にお答えいたします。
まず、国庫の歳入と支出額の差額でございます。
この額につきましては、放課後児童クラブ、こちらの支援員の処遇改善に使わせていただいたものでございます。具体的には放課後児童クラブの支援員、常勤については月1万1,000円、この分の加算が認められておりますので、そちらに使わせていただいたものです。
それと、竹村委員、本当に申し訳ありませんでした。公立につきましては、会計年度職員、こちらの時給単価は上がっている状況でございます。放課後児童クラブにつきましては委託料の部分で支出してございますので、支出については補助金としての扱いではございませんので、この予算書の中では放課後児童クラブは委託料の中に含まれているという考え方でよろしくお願いします。
〔発言する者あり〕
7: ◯近藤委員長 失礼しました。
竹村委員、よろしいですか。
8: ◯竹村委員 はい。
9: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
村松委員。
10: ◯村松委員 3款2項1目児童福祉費の中で、放課後クラブの運営状況についてですが、高南小学校の放課後児童クラブ、対象は全学年になっているんですが、1年生から3年生までの受入れしかなくて、4年生から6年生までが受け入れていないということに対して、どんな課題を持っているのか教えてください。
11: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
12:
◯杉山子ども未来課長 村松委員の御質問にお答えいたします。
こちらの表にありますように、高南小学校については、1年生からの受入れ、4年生から6年生の受入れは行っていないという状況です。こちらにつきましては、高南小学校では、夏休みの受入れについて希望が多い状況にございます。それで、夏休みにつきましては全学年を、学校の図工室に空調設備を設置して、そちらで受けるようにいたしております。
また、手順として、まず、申込みをいただきます。その中で待っていただくこともありますけれども、待っていただくうちには、やはり4年生以上ですので、家での生活ができるよというような状況もできておりますので、そういった方については、一旦申込みはされますけれども、申込みはやめると、夏休みだけというような状況で、通年の申込みを取り下げる状況もございますので、このような状況になっているところです。よろしくお願いいたします。
13: ◯近藤委員長 村松委員。
14: ◯村松委員 希望があれば、受け入れてもらえるということで間違いないですか。
15: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
16:
◯杉山子ども未来課長 定員に枠があれば受け入れられる状況です。
ちなみに今年度については、なかなか4年生以上を受け入れられない状況もありまして、高南小学校につきましても、4年生以上で待機児童が生じている状況はございます。昨年度につきましては、大抵夏休みを中心に受け入れる状況ができました。よろしくお願いいたします。
17: ◯近藤委員長 村松委員。
18: ◯村松委員 昨年度において、希望者はゼロではないと思うんですよね。その辺の申込み状況というか、昨年度の申込み状況が何件あって、家で見れる、待機できるって全員がそういう状況でゼロになっているのか、受け入れる状況ができていないので受け入れずにゼロになっているのか、どちらかなのか教えてください。
19: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
20:
◯杉山子ども未来課長 私の説明が悪くて申し訳ありませんでした。
こちらの表については、5月1日現在の人数になっております。その時点では4年生は受け入れておりませんでしたけれども、最終的には4年生以上が高南小学校では受け入れておりまして、最終的には、夏休みなどの長期5人、常時については16人受け入れた状況です。説明が間違ってしまって申し訳ありません。
なので、きっと申込みというのは、4月1日時点で待機が発生していたことは確かです。しかし、年度末までにおいては受入れ状況をつくって、今申し上げました、長期については5人、常時については16人受入れを行っている状況です。
21: ◯村松委員 少しうまく聞こえなかった、常時何人。
22:
◯杉山子ども未来課長 常時は16人です。16人で、長期は5人です。
この表については5月1日時点で書いてありますので、そこには載っていないという状況です。受け入れる準備をしていたということです。どんな準備をしていたかというと、高南小学校は今、クラブハウス、つながっているのが一つずつあるんですけど、それ以外に学校の特別教室の図工室を借りるようになっておりましたので、そこにエアコンなどをつけて受け入れる環境をつくり、そこに入っていただいたと、主に長期ですけれども。常時につきましては、やはり途中で辞めていく子もいるものですから、そこに入ってきたという、そういった形になっております。
大変分かりにくくて申し訳ありませんでした。よろしくお願いいたします。
23: ◯村松委員 質問回数がないのであれなんですけど、誤解のないような表記をしてください。
24:
◯杉山子ども未来課長 はい。
25: ◯近藤委員長 ほかに、委員の皆さんいかがでしょうか。
竹村委員。
26: ◯竹村委員 昨日も少し質問したんですけれども、幼稚園の入園児状況、市政報告の264ページにもあるんですけれども、全体的に幼稚園の人数は減ってきている。市政報告の一番最初にも書いてありますけれども、ルンビニ保育園、浅羽北幼稚園、具体的に言うと浅羽北幼稚園の隣のルンビニ保育園が今度こども園化されたので、やはり今後、浅羽北幼稚園のお子さんがルンビニこども園のほうに行ってしまうと、浅羽北幼稚園が今後どうなってしまうのかなというのもあるんですけれども、全体的に幼稚園を利用する人が今後少なくなってきてしまう状況が考えられるんですけれども、今後、幼稚園の運営というものをどのように考えていくのか、そこら辺のところが私も少し不安なんですけれども、もう一度お聞かせいただきたいです。
27: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
28:
◯杉山子ども未来課長 幼稚園の、公立幼稚園の今後の在り方でございますが、昨日、政策評価の中で教育部長からもお話しさせていただきましたように、袋井市では、平成29年に策定した幼児教育・保育施設の在り方、これに基づいて進めているところでございます。これによって、まず、ある一定集団規模が必要ということですので、人数の減っている幼稚園については、異学年、例えば4歳と5歳を一緒に保育する複合保育、こういったものを実施しまして、一定の集団数を確保しているところでございます。
幼稚園については、やはり地元から存続してほしいという強い要望などもございますし、一定数の、少ないかもしれませんが、公立の幼稚園に行きたいという希望もございます。そういったニーズもありますので、現在、市内の公立園の運営協議会、こちらで各園の児童の状況、また、市の幼児教育・保育施設の在り方なども説明して、御意見を伺っているところでございます。
ですので、園側は、地域の方や保護者の方とお話を進めている最中でございます。よろしくお願いいたします。
29: ◯近藤委員長 竹村委員。
30: ◯竹村委員 よく分かったんですけれども、今後、昨日の答弁でも保護者の方といろいろお話を聞きながら、今後どうしていくかというところを検討していくということで、今、複合保育とか、そういうお話も出ましたけれども、本当に園児の教育にとって何が大事なのかというとこら辺を考えながら、今後の幼稚園の在り方もしっかり検討していっていただきたいと思います。
31: ◯近藤委員長 答弁を求めますか。
32: ◯竹村委員 いいです。
33: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
佐野委員。
34: ◯佐野委員 市政報告書の258ページ、先ほども放課後児童クラブの話が出ましたが、左側の放課後児童クラブの表を見ていて、少し私、状況が分からないものですから、何点かお伺いをさせていただきたいと思います。
子育て支援事業費として2億7,178万40円が支出されております。このうち放課後児童クラブの委託料1億9,639万1,000円、これがここに表に出ているわけでございます。この運営については、放課後児童クラブ育成会ほか2団体に委託しているというようなことでございますが、委託契約する場合に、いわゆる一般競争入札、指名競争入札とか随意契約とかいろいろあるんですが、どんな方法の契約で行っているのかを、それをまず1点お伺いさせていただきたいと思います。
それから、この表を見ていて、少し私、理解不足かもしれないんですが、例えば一番上段の袋井西小学校を見ますと、あすなろクラブ、あおぞらくらぶ第1、第2ということで、同じ小学校で三つの契約がございます。複数契約にしている理由というのは一体何であるのか、ほかにも見受けられるわけでございますけれども、その辺を少し教えていただきたいと思います。
35: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
36:
◯杉山子ども未来課長 佐野委員の御質問にお答えいたします。
まず、放課後児童クラブとの契約方法ですけれども、こちらは、随意契約にさせていただいています。理由につきましては、放課後児童クラブはもともと、開始当初から地域の皆様の御協力により成り立っているものでございます。自治会連合会長を育成会長にして進めてきております。また、なかなか受け手もいないということで、NPO法人が幾つかのクラブをまとめて受けてもいただいております。そういった経緯から、放課後児童クラブでは、受け手として一番地域のことをよく御存じのところ、また、理解をいただいているところに随意契約で受けていただいている状況でございます。
次に、複数契約している理由でございますが、放課後児童クラブは、当初は1学校区1クラブでした。しかし、利用者が増大しております。今現在ですと、3年生までは約半数が入っている状況。そういった場合、同じ場所でクラブ活動をするのが大変難しい状況になっております。そのため、住んでいる自治会、一つの小学校区内の自治会などで区分けをして、人数を定員数に近い形にして入れている状況にございます。
そういったわけで、一つの大きなクラブ、例えば袋井西小学校区ですと、この三つを足すとやはり、100人近くなってしまいますが、この大きなところを1クラブで、やってくださっているところもありますが、なかなか難しいという状況から複数の、やっていただける方々に分けてお願いしている状況です。ですので、育成会が持っている同じ小学校区でも、育成会が委託を受けていただくところもありますし、NPO法人が、じゃ、その一部については自分たちが受け入れると、そういった状況ができております。
全ては、放課後児童クラブの待機児童をゼロにするためのことで進めておりますので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
37: ◯近藤委員長 佐野委員。
38: ◯佐野委員 そうすると、例えば今自治会でいろいろ人数、希望者が多いために分けていますよということですが、袋井西小学校区というのは例えば三つに分かれていますけど、これは同一の委託先というような解釈でよろしいんでしょうか。例えば、先ほど申しましたように、育成会ほか2団体に委託しているということで、例えばあすなろクラブとあおぞらくらぶは委託先が違うのかどうかというようなことなんですよ。同一の団体でやっていて、たまたまそういったことで地区分けをして契約をしているんだという解釈でいいのかどうか、もう一回そこを確認させていただきたいと思います。
それから、260ページでございますが、資料を見ますと、50人のまだ放課後児童クラブの待機児童がいるというような状況でございます。そういう生徒に対する対応というのは、今後、どのように考えていらっしゃるのか、その点についてもお伺いをしたいと思います。
それから、最後、随意契約ということでございますけど、財務規則でしたか、随意契約する場合についてはたしか5項目のいわゆる項目があったと思いますけど、そのうちの何項目めに該当するのか、それを少し教えていただきたいと思います。
39: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
40:
◯杉山子ども未来課長 委託先でございますが、現在の委託状況で申し訳ないです、最新の状況で答えさせていただきます。袋井西小学校につきましては、あすなろクラブが地域の育成会、袋井西小学校にあるあおぞらくらぶ、二つありますが、こちらについてはこの4月にNPO法人に加わるようになっております。NPO法人となっています。
次に、資料の中にある放課後児童クラブの待機児童数、50人あるという状況で書かせていただいております。これにつきましては、令和5年4月現在の人数として50人と書かせていただいております。先ほどのお答えと重なりますけれども、この50人については長期利用などが多い状況がございまして、5月から6月にボランティアまたは補助員を集めまして、年度末については待機児童は1人という状況で済んでおります。
次に、最後の随意契約の項目につきましては、一度確認させていただきたいと思いますが、後でよろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。
41: ◯佐野委員 以上です。
42: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
戸塚委員。
43: ◯戸塚委員 決算書の56ページに関連して、56ページの保育士等の処遇改善の決算の報告がございました。これは、少し私が今質問しても、対応を平成5年度の中でされているということですので、少し確認ということで、キャリアアップ研修については、制度として2017年度からスタートしたと。その中で、非常に中央の、例えば静岡市とか浜松市とかでは開催されているんだけどということがあって、今年度において、中東遠地区の5市町が皆さんで一緒になってやりましょうということで、そういうことでそこは一般質問等でも御答弁もされていますし、承知をしております。
それで、私の質問は、今までこのことに対しての対応について、いろいろ委員会の中でも、担当課のほうでも検討されたと思うんですけれども、もう結果がそういう形でやるよということで承知をしていますが、その辺の経過、今まで制度として2017年からスタートしている中で、なぜこういった形のことができなかったのかなということについては、今後のいろいろな行政を進めていく上で参考になると思いますので、聞かせていただきたいというのが1点。
それから、これはまず令和5年度に5市町でということなんですけれども、当然、私の記憶だと継続していくというのは、私、勝手にそういう思いをしているわけですけれども、今後、こういう対応については引き続きされていくかどうか。
その点について、その2点をお願いしたいと思います。
44: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
45:
◯杉山子ども未来課長 戸塚委員の御質問にお答えいたします。
キャリアアップ研修の実施について、本年度から行っております。今までなぜ行ってこなかったのかということでございます。戸塚委員おっしゃるように、県のほうで保育士連合会に委託してそういった研修も実施されてきておりまして、それを皆さん受けられていたという状況にございます。
今回、開始した出だしだったものについては、幼稚園のほうの連合会の方たちから要望が出まして、戸塚委員おっしゃるように、やはり研修する場所が遠いし、時期も限られている、そういったことで受けにくい、なおかつ、たしか令和8年度からもう完全実施、研修を受けていないと加算はもらえないよというようなことになっている、なので、もう急いで保育士の皆さんが受けなければいけない、受けていく必要があると、園側にとっては。だけれども、おっしゃるように場所は遠いし、回数も限られている。なので、この袋井市、磐田市、掛川市、菊川市、森町も今回始められましたが、近隣でやってもらえないかというような要望もありまして、それを受けまして、近隣市町の保育担当課が相談をして、今回、実施したという経過があります。
それと、何年続けるかということですが、やはり完全実施する、たしか令和8年度だと思いますが、そこまでに皆さん一定数はもう受けてしまわないといけないので、その3年間、令和5、令和6、令和7が急いでやる重点期間になりますので、3年間だけは近隣市町でやりましょうと、そういったことで、今、進めている状況でございます。よろしくお願いいたします。
46: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
佐野委員。
47: ◯佐野委員 少し勉強不足で申し訳ないんですけど、教えていただきたいんですけど、予算書の3款2項2目の保育所費の、ページで言うと56ページの備考欄の上から幾つですか、この中に昼食食材補助金というのがよく出てきますけれども、基本的には、給食食材の主食材料費というのは保育所であってもいわゆる保護者負担となっているのではないかなと思うんですけど、給食食材費の補助金という、この性格というのは一体どういうものなんでしょうか。そこについて教えていただきたいと思います。
48: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
49:
◯杉山子ども未来課長 お答えいたします。
今回の給食費につきましては、私立、認可外も含めて全園に対して物価が上がってきたということで、学校給食費物価高騰緊急総合事業を使いまして給食費を補助したというような内容になっております。よろしくお願いいたします。
50: ◯佐野委員 分かりました。ありがとうございます。
51: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
杉山子ども未来課長。
52:
◯杉山子ども未来課長 先ほど佐野委員からの御質問で1点お答えできなかったものがございまして、随意契約について、地方自治法の何条に該当するのかという御質問がございました。これにつきまして、お答えいたします。
地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の「競争入札に適しないもの」、こちらを該当させていただいております。よろしくお願いいたします。
53: ◯近藤委員長 佐野委員、よろしいですか。
佐野委員。
54: ◯佐野委員 適さないという判断は、どういうように行うんですか。
55: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
56:
◯杉山子ども未来課長 適さないという判断でございますが、やはり競争入札というのは価格を競うものでございます。価格が安ければいいというようなものでなく、やはり内容、袋井市の子供、それを袋井市では地域の方が支えてくださっておりますけれども、NPOも地域の方が就職されて、多く働いていらっしゃいます。そういった方たちに、袋井市の子供としてよりよい保育環境を提供できる、そういったものが1点。それともう一点は、随意契約ではなく、競争入札ができるかというようなことも調べました。そうしましたら、幾つか業者がございますが、価格というのは、私たちが予定している価格よりもはるかに高い金額ということでございます。こういった実質的に落札ができないような価格で提案はいただきました。
こういった二つの状況から、競争入札には適さないのではないかと判断しています。よろしくお願いいたします。
57: ◯近藤委員長 佐野委員。
58: ◯佐野委員 価格が高いというようなこともあろうかと思いますけど、やはり我々地方公共団体でございますので、その辺の契約の根拠的なものは、こういうような根拠でやっているということと、今、課長から説明がありましたように、理由としてはいわゆる入札不向き、あるいは価格が高いというのか、そういったことで不利益を被るとか、そういうような理由があろうかと思いますので、そこはしっかり整理しておいていただきたいと思いますので、この場をお借りしてお願いをさせていただきます。
59: ◯近藤委員長 答弁、求めますか。
60: ◯佐野委員 結構です。
61: ◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。よろしいですか。
村松委員。
62: ◯村松委員 10款4項1目幼稚園管理費、(3)のイ、ウ、延長預かり保育、長期休業中の預かり保育について、随分幼稚園教諭の負担が増えていると感じるんですが、その辺、原課のほうはどのように対応しているんでしょうか。
63: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
64:
◯杉山子ども未来課長 村松委員の御質問にお答えいたします。
預かり保育、一時預かり、こういった保育につきましては、主に会計年度任用の職員の方にお願いしております。なぜかというと、時間が短い時間だからです。
ただ、会計年度職員の方々についても、十分な数を確保できない状況にございます。したがって、大変な御苦労をかけております。子ども未来課としては、人材バンクの登録なども進めたり、園を通して地域の皆様に、保育士の免許を持っている方、会計年度職員に登録していただけるようにお声かけをしたり、いろいろしております。
そういったところでおりますが、やはり現場の状況が大変厳しいということは、十分に理解しております。これからも現場に、できれば余裕ができるような人員体制にはしていきたいと考えて、指導主事をはじめ、課全体、また園長も含めまして取り組みます。御理解のほどよろしくお願いいたします。
65: ◯近藤委員長 村松委員。
66: ◯村松委員 会計年度職員の対応ということだったんですが、会計年度職員ですと、現場の責任を負うということはできないですよね。必ず正規の職員がいてという形になって、これ以外にも土曜保育であったり、そちらのほうも増えているのは承知しております。
少し自分も言いにくいことでもあるんですが、昨年度までは、長期休業中のときに年休を取れている状況であるのが、ふだん、普通に子供がいるという状況の中で出なきゃいけないという、それも人数が少ない幼稚園ほど正規の職員が少ないですから、責任のある者がその場にいなきゃいけないということで、随分負担が増えているということをいろいろなところから少し聞くものですから、本当にそういうのに対してしっかり考えてもらえるんだったら、正規の職員をもっと増やすような手だて、会計年度任用職員もやはり少ないって今おっしゃっていたので、そういうのを増やすというようなことを、子ども未来課だけではできないと思うので、総務課ですか、人事のやつは。いろいろな相談をすることはできると思うんですが、職員を増やすというような手だてというのは、どのように考えているのかお聞かせください。
67: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
68:
◯杉山子ども未来課長 村松委員の御質問にお答えいたします。
今回、一般質問の中でもそういった御質問をいただきまして、その中でも答弁をさせていただいたんですが、やはり保育現場というのはぎりぎりな状況にあります。
私どもとしては、やはりフリー職員というのは必要かなと考えております。そういったところを総務課にも訴えていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
なかなか雇用の関係は言えないですね。
69: ◯近藤委員長 石黒教育部長。
70: ◯石黒教育部長 それでは、村松委員の質問に対し、課長の答弁を補足する中で説明させていただきます。
御提案をいただきました、御指摘いただきました、大変厳しい状況にございます。総務課とも協議をしている中で、過去5年間の採用人数が退職者を下回っているという中で、常に総務課と大学訪問ですとか、会計年度任用職員からの切替えということを声をかけてまいりましたが、なかなかそこの差が、ギャップを埋めることができずに来ております。
ですので、昨年も2次募集まで行いながら人員を確保するということで取り組んでおりますが、今年度につきましても、また来年度、再来年度につきましても、今後、将来5年間かけて、それを段階的に補いながら、定数に到達するような計画も立てまして、総務課と協議をする中で再雇用計画を立てておりますので、それに見合う中で現場の負担をなるべく抑えていくと、また、一般質問でもお答え申し上げましたが、負担感を少しでも和らげる意味で、支援員ですとか、そうした保育士の資格がなくやれる事務ですとか園務の業務を外に出すという形で、環境の改善に努めてまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。
71: ◯近藤委員長 村松委員。
72: ◯村松委員 いろいろなところと協議しながら人を集めたいというようなことをお聞きしましたが、実際問題、袋井市に人が集まってこないということは、多分、現場にも少なからず問題があると思うんですよね。そこら辺の改善点というか、現在の本当の、人材不足以外で問題点がどこか、あるのかないのか少し教えてください。
73: ◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
74:
◯杉山子ども未来課長 村松委員の御質問にお答えいたします。
現場の問題点としては、やはり保育事務のやり方などが旧態依然となっている状況にあります。なので、やり方一つ、また、何か物事を進めるに当たって、若い職員に対しては先輩職員が指導するわけですけれども、そのやり方は先輩職員が若い頃に指導された内容、少し抽象的で申し訳ありませんが。そうすると、今の、それこそ今度、今月から園務支援ソフト、ICTも活用させていただいていますが、そういったものが今まであったんですけど、そんなに画期的に使えるような園務支援システムではなかったという状況がありました。
なので、そういうように若い職員、若いというか、30代前半ぐらいですかね、若い職員たちにも働きやすい、やりやすい職場、例えて言うなら、何か日誌を書くのに全部手書きで書いていたと、その内容も先輩の保育士、教員が見て、ここはもっとこう書き直したほうがいいとかという、そういった、もう事細かな昔からの指導方法でいろいろ教員から教員に指導はされていたし、事務も古い、もうスクラップ・アンド・ビルドしてもいいような保育事務もあったんじゃないかと思います。そういったことが働きにくさの原因になっていますし、袋井市は、古いやり方と見られていたのかもしれません。私流に言うと、古いやり方をしていたと見られていたかなと思います。
そういった状況がありましたので、本年度から特に若い職員、中堅どころから若い職員に参加していただいて、園務・保育事務や保育業務の見直し作業というのを進めております。そういった中では、この4月から8月までにたしか8項目、見直しをするというようなことで進めております。
ですので、保育現場のいろいろな負担感を減らすための保育事務、保育業務の改善というのも進めていく必要があると考えておりますし、これから今進めている状況でございます。これから変わっていくと思います。よろしくお願いいたします。御協力よろしくお願いいたします。
75: ◯近藤委員長 それでは……。
76: ◯竹村委員 いいですか。
77: ◯近藤委員長 少し時間が、どうしても必要ですか。
78: ◯竹村委員 少し補足したいんですけれども、駄目ですか。
79: ◯近藤委員長 竹村委員。
3回目になりますのでね。
80: ◯竹村委員 すみません。
今いろいろお答えいただいたんですけれども、ITを使ってそういう事務作業を効率化していくというものなんですけれども、病院なんかでも、もう全部電子カルテで入力になったんだけれども、結局、切り替わったら入力作業がすごい大変で、結局、時間外業務が増えてしまったとか、そういうのもあったりとかするので、やはりそこら辺のところはしっかり強化しながら進めていっていただきたいというのと。
あとは、病児保育で、保育士でなくて看護師がどの程度採用されているのかを少しお聞きしたいんですけれども、病院なんかで勤めているとどうしても夜勤がすごい大変なので、夜勤がもうつらくて病院を辞めてしまうという人が結構いて、そこから、開業医のところへ流れるんですけれども、やはりそういう方が夜勤がないような病児保育のそういう現場に、看護師の資格を持っているので保育士よりも少し給与は高くなるとは思うんですけれども、そういうような人材とか、今後、いろいろな人材をやはり活用した保育現場のやはり環境をよくするというようなことは行っていただきたいとは思うんですけれども、そこら辺はどうでしょうか、お考えは。
81: ◯近藤委員長 委員の皆さんにお願いします。
質問は簡明にお願いをしたいというのと、それから答弁もそうですが、少し短めにといいますか、簡潔にお願いいたしたいと思います。申し訳ありません。
杉山子ども未来課長。
82:
◯杉山子ども未来課長 竹村委員の御質問にお答えいたします。
ICTの入力ですけれども、今回導入したシステムにおいては、極力時間がかからないシステムにしております。集約化して1カ所入力すれば、後はほかにもというような内容です。
看護師ですけれども、昨年度は、なかなか1人の方をずっと、毎日来ていただくことというのは難しかったものですから、3人の看護師を会計年度で任用しまして、それで対応をしてきました。
今後について、本年度はやはり看護師の確保は難しいものですから、人材派遣を利用させていただいております。よろしくお願いいたします。
83: ◯近藤委員長 それでは、以上で、子ども未来課所管につきましては終了といたします。ありがとうございました。
次に、おいしい給食課所管につきまして、当局から説明を求めます。
小鷹おいしい給食課長。
84: ◯小鷹おいしい給食課長 (省略)
85: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆さんいかがでしょうか。
太田委員。
86: ◯太田委員 それでは、1点お伺いいたします。
市政報告書252ページ、10番の給食費の徴収システムに関しまして、詳しく教えていただければと思います。
全国的な自治体では、それこそ校長先生の個人口座を使っているとか、そういうのが問題になっている中で、当たり前ではありますけれども、大きな進歩だと思います。これを導入したことにより、収納状況というのが改善されたのか、未収納が減ったのか、その辺りまで教えていただければと思います。よろしくお願いします。
87: ◯近藤委員長 小鷹おいしい給食課長。
88: ◯小鷹おいしい給食課長 公会計化にしたことによる収入率の状況でありますが、今までは、学校が保護者から給食費を徴収して、それを袋井市のほうに納入していただきました。学校の手間を省いて、直接、私たちが保護者の口座から引き落としもしくは現金でお支払いをいただくようなシステムに変更したわけでございます。
実際の収入率につきましては、学校にお願いしているときには、常に学校の先生が、また、事務の先生方が学校でも集める校納金等と一緒に給食費を徴収していますので、常に連絡を取り合いながら徴収していただいた結果、約99.99%、非常に本当に高い収納率でした。今回は99%は超しましたが、99.2%ぐらいということで収入率自体は下がりました。現実的には、学校で徴収していたときよりも0.数%の単位ですが、下がっている実態でございます。
89: ◯近藤委員長 太田委員。
90: ◯太田委員 少しこれが下がったということで、その点は少し残念ですけれども、学校の先生の負担が相当減ったという認識でよろしいですかね。
91: ◯近藤委員長 小鷹おいしい給食課長。
92: ◯小鷹おいしい給食課長 学校では、給食費以外にもPTA会費であったり、他の校納金もありますので、給食費がなくなったから先生の集金事務がなくなったわけではないですが、給食費につきましては、毎月徴収していました、学校では。給食費がなくなったことによって、校納金等の徴収回数が年間で減りましたので、その分では負担は減ったのではないかと思っております。
93: ◯近藤委員長 太田委員。
94: ◯太田委員 負担が多少は減ったということで、その点は安心いたしました。
あと、収納率ですよね。そこだけ、御家庭の事情によって、経済状況によってやむを得ない部分もあると思うんですけれども、ぜひここは少しでも未収納のないようにやっていただきたいんですけれども、その辺りは、今後、改善のお考えとかはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
95: ◯近藤委員長 小鷹おいしい給食課長。
96: ◯小鷹おいしい給食課長 未収金の関係ですが、昨年度の未収金が300万円余あります。昨年度スタートしたシステムの納入でして、私たちも職員一人一人が徴収というものを経験がなく、また手探りの中でスタートしたというような状況があります。
現状は、昨年度1年間かけて徴収マニュアル的なものも整備した中で、課一丸となって、昨年度分の徴収業務も日常的な業務として行っていますので、とにかく昨年の320万円余の未収金の回収に現状、努めております。
また、やはり、昨年320万円あった未収納金を、今年はそれをいかに圧縮できるかというような、要は今年の分をしっかり収納するという取組をやらなきゃいけないと思っていますので、先ほどお話ししましたが、恐らく給食費を払えていない御家庭は学校での校納金の不払いがあるではないかという部分では、学校等との連携も深めながら徴収に努めてまいりたいと思っています。
97: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
98: ◯近藤委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、おいしい給食課所管につきましては終了といたします。ありがとうございました。
次に、教育企画課所管につきまして、当局から説明を求めます。
山本教育企画課長。
99: ◯山本教育企画課長 (省略)
100: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆さんいかがでしょうか。
太田委員。
101: ◯太田委員 では、2点お伺いいたします。
まず、10款2項3目の小学校教育施設整備費のところのLED照明整備工事設計業務に関しまして、少し詳しく教えていただければと思います。
これ、設計、LED照明設置の準備ということなんですけれども、これは今後、学校内の照明というのは、一律でLED化していくのでしょうか。今回見ると、北部と南部で全く同じ事業費が計上されている中で、北部でも南部でも児童数にやはりばらつきがあって、児童数が減っている学校なんかは各教室の利用率、そういったものを見て優先順位をつけてやっていくべきだと思うんですけれども、その辺りの優先順位のつけ方というのは今後の話になってくるのか、その辺教えていただければと思います。
もう一点が、10款2項2目の教育振興費のタブレットの借り上げに関してなんですけれども、市政報告書のほうを見ますと、LTEの通信で1,280台、Wi-Fiのほうで6,713台となっております。Wi-Fiの環境整備というのは各学校で進んでおりますし、また、モバイルルーター通信の家庭への対応も行っているという中で、LTEのモバイルデータ通信が必要なタブレットをこれだけ借り上げているというところで、どういった場面でモバイルデータ通信を使っているのかとか、その辺り少し教えていただければと思います。
102: ◯近藤委員長 山本教育企画課長。
103: ◯山本教育企画課長 それでは、太田委員の御質問にお答え申し上げます。
まず1点目、LEDの関係でございます。先ほど御説明させていただきましたが、こちらについては今年、令和5年度、令和6年度で整備をする予定でございます。基本的には全ての教室のLED化していくということでございますので、太田委員が御心配いただいている優先順位をつけてとかということではなくて、一律ということになります。
2点目でございます。LTE端末の使い道ということですが、こちらにつきましては、当初導入したときに、ちょうど浅羽中学校が建て替えということでWi-Fi環境がつくれなかったということもございまして、こちらについては、LTEで浅羽中学校の建て替えの期間はこれを使ってやっていたということで、これについては今、浅羽中学校が完成しておりますので、こちらについては、主にはこちらLTEはiPadになりますので、市内の学校に配付しているような、今は状態になっております。
104: ◯近藤委員長 太田委員。
105: ◯太田委員 やはりLEDに関しては、少し一律ということで、心配するところは、やはり使わない教室というのは、児童数が減っている学校なんかでは出てきているのではないかなと思うんですけれども、その辺り、本当に一律でやっちゃっていいのかどうかというのは少し心配になります。
昨年の決算とはまた少し別になっちゃうのかもしれないんですけれども、その辺り少しどのようにお考えなのか、教えていただければと思います。
106: ◯近藤委員長 山本教育企画課長。
107: ◯山本教育企画課長 太田委員の御質問にお答え申し上げます。
LEDについては、それこそやはり地球温暖化対策、こういったものもございますので、やはり消費電力もかなり少なくなるということで、一部、従前の蛍光灯等を残すよりも、そういった意味で、使用頻度は確かにございますけれども、そちらよりも地球温暖化、いわゆるゼロカーボン、こちらのほうの観点から全て替えると考えております。
108: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
村松委員。
109: ◯村松委員 主要事業の中で、プールの在り方の検討を進めてきたと思います。その検証結果はどうであったかお答えください。
また、15番の教職員の安全衛生についてのストレスチェックの年2回の実施、ストレスチェックの結果はどのような結果が出たのであったのか、少し細かなことを教えていただきたいと思います。
110: ◯近藤委員長 山本教育企画課長。
111: ◯山本教育企画課長 それでは、村松委員の御質問にお答え申し上げます。
まず初めに、プールの在り方、こちらの関係についてでございますが、昨年、一昨年と必修のほうを行ってまいりまして、いわゆるプールについては老朽化に端を発しているものでございまして、そちらについて、市営プールを使っての授業ということになっております。
実際に、プールの授業につきましては、専門のインストラクター等がついて、授業内容についてもかなり充実したものになっていること、それこそ学校の教員、こういった方にもアンケートを取った中でもかなり好評だったこと、児童生徒もかなり好評だったことということもございまして、今回、今年度から本格実施ということに移ったところでございます。いずれもやはり肯定的な意見が多いというところも、今回、こちらのほうに移行したものでございます。
あと、2点目のストレスチェックでございますが、こちらについては年に2回、ウェブを通じて、教員の皆様方にチェックのほうをお願いしております。この結果については、それぞれ学校ごとに高ストレス者の状況、校長先生に学校のストレスの状況、そちらをお知らせさせていただきまして、環境改善のほうを努めていただくとともに、実際に高ストレス者になられたと判断された先生については、ウェブでやるものですからその場で結果が出ます。結果が出て、いわゆるセルフチェック、セルフケア、こちらについてもその中で、調査の中で、ストレスチェックの中でお示しをするような形になっております。
また、あわせて、医師の診断、こちらについての高ストレス者の方については案内をしているところなんですが、昨年度については、高ストレス者で医師の面談を希望される先生方は少しいらっしゃらなかったんですが、ストレスチェックについては、まず校長先生に対して、いわゆる全体をマネジメントしていただくための資料として、また自分自身、いわゆるセルフチェック、セルフケアをしていただくためのものということで使っていただいているところでございます。
112: ◯近藤委員長 村松委員。
113: ◯村松委員 プールによってかなり好評であったということで、昨年度末、プール利活用のあり方における基本方針が出されていると思います。その中で、市営プールを活用できる学校については切替えをしていくということであるとのことですが、今度、プールの跡地なんかも利用できると思うんですよね。その細かなことについて考えられているのか、まだ全く考えていないのか。
あと、ストレスチェックのセルフチェックであったり、セルフケアが主で医師の面談の希望者なしということだったんですが、やって自分でそのままにしておくというのはやはり無駄なことであると思うので、その後の検証結果の在り方について、もう少し考えていく必要があると思うんですが、いかがでしょうか。
114: ◯近藤委員長 山本教育企画課長。
115: ◯山本教育企画課長 それでは、村松委員の御質問にお答え申し上げます。
切替え後、使わなくなったプールの跡地のということでございますが、それこそいろいろ案としてはあると思います。広さ的にもかなり広いものですので、ソフトボールですとか、そういったバスケットコートですとか、そういったものも十分整備できるような環境になると思いますが、跡地については今後、方針の中でも書かせていただいておりますが、学校や地域の実情を考慮して、活用の在り方を検討していくということで、まだ現段階ではそこまで至っていないというような状況でございます。
次に、ストレスチェック、こちらの今後の利活用、こちらについては学校の先生方、かなり勤務時間等も激務ということで、やはりストレスチェックをただやって終わりではなくて、それを見ていただいて、自分が今、どういう状況か、こういったものをやはり自分の状況を見つめ直してもらうためにも、学校の校長先生を通じて強く働きかけを行っていきたいと考えております。
また、市の学校の安全衛生協議会、こちらもございます。こちらには、産業医の先生や各学校の代表者の方に出席いただいておりまして、健康に関することをいろいろ協議し、その中でも取り上げていただいて、とにかく啓発、学校の先生に強く意識していただく、こういったことをやっていきたいと考えております。
116: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
竹村委員。
117: ◯竹村委員 市政報告の主要事業の一番最後のところに、児童の送迎バスについてのことがありますけれども、現在の児童の通学形態を維持することを目的に運行しているということで、今、愛野駅はバスと電車通学が両方なんですけれども、その形態はそのまま継続していくということを確認したいということと。
以前より、バスの乗車料をやはり保護者から徴収すべきではないというようなことは言ってきたんですけれども、やはり答弁では、保護者の方が要望しているという答弁だったんですけれども、やはり公共の路線がなくなってしまって保護者の方は困っているので、やはり要望はされるとは思うんですけれども、やはり負担感はかなり大きいということを聞いていますし、バスの乗車料を払うよりもJR通学をさせたほうがまだ安上がりになるからとかということも聞いたりとかしますし、実際、掛川市なんかでは、公共バスを利用して通学しているお子さんには、市のほうから定期券を無償で渡しているということも聞きますし。
なかなか近隣で乗車料を取っているところもないと思いますし、本当に受益者負担の観点からとか、そういうあれではなくて、やはり学校教育は義務教育は無償とか平等な教育環境という意味でも、私は乗車料は保護者から徴収するすべきではないと考えるんですけれども、そこら辺の考え方は変わりはないのか、少しお聞きしたいと思います。
118: ◯近藤委員長 山本教育企画課長。
119: ◯山本教育企画課長 竹村委員の御質問にお答え申し上げます。
児童送迎バスの運賃でございますが、一般質問の答弁等でもお答えさせていただきましたが、やはり受益者負担というところがまず第一になるというところは変わらないというところでございます。実際、金額については、年間定期が約2万円で、回数券ですと1回100円ということで、金額の高い安いについてはその人それぞれでございますが、こちらについても、やはり受益者負担はある程度いただいた中で運用していくということで御理解賜りたいと思います。
120: ◯近藤委員長 ほかに、委員の皆さんから御質問等ございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
121: ◯近藤委員長 特にほかに質問もございませんので、以上で、教育企画課所管につきましては終了といたします。ありがとうございました。
会議の途中でありますが、ここで休憩とし、11時から会議を再開いたします。
(午前10時47分 休憩)
(午前10時57分 再開)
122: ◯近藤委員長 それでは、皆さんおそろいですので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、学校教育課所管につきまして、当局から説明を求めます。
神田学校教育課長。
123: ◯神田学校教育課長 (省略)
124: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆さんいかがでしょうか。
太田委員。
125: ◯太田委員 それでは、1点お伺いいたします。
10款2項2目の教育振興費、いじめ・不登校対策事業に関する部分で、ネットパトロールをされたということなんですけれども、どのようなところを調査し、実際にどれぐらい懸念されるような事象があったのか。ネットって今、やはり広大ですので、調査範囲というのはなかなか限界があると思いますけれども、現状でそれは十分だと考えていらっしゃるのか、その点お伺いいたします。
126: ◯近藤委員長 神田学校教育課長。
127: ◯神田学校教育課長 それでは、太田委員の質問にお答えいたします。
ネットパトロールでございますけれども、中学校につきましては年11回、それから小学校につきましては年3回、委託業者のほうから報告をいただいています。
ただ、毎週、週に1度、その業者はネットのほうをチェックするというようなシステムになっております。チェックしている中で、子供たちの個人のSNS、それから学校の非公開ホームページといいますか、非公開サイトですか、非公式サイトですね、申し訳ございません。そういったところをパトロールしていただいておりまして、リスク度を低、中、高、それから緊急度が高いものという形で業者のほうで判断をしていただいて、こちらのほうに報告をいただいております。
昨年度は、緊急度が高いと判断されたものについては報告はございませんでした。それから、リスクが高いというものについては、年間を通じて66件ございました。リスクが高いというものにつきましては、内容は、飲酒、喫煙、それから無免許運転、窃盗等の違法行為が疑われるというもの、それから、いじめや自殺予告、自傷行為等、そういった子供たちの悩みが深刻なものについては、リスク高ということで報告をいただいています。このリスクが高かったものについては、報告いただいた時点で各学校のほうに伝えて、それぞれ該当する子供たちの対応のほうをしていただいていると、そういった状況でございます。
128: ◯近藤委員長 太田委員。
129: ◯太田委員 再質問させていただきます。
刑事事件につながるようなレベルのものまで少しあるということで、少しびっくりしました。現状でこれ、現状の範囲で十分かどうかというのを少し教えていただければと思います。
130: ◯近藤委員長 神田学校教育課長。
131: ◯神田学校教育課長 それでは、太田委員の再質問についてお答えいたします。
このような形で報告いただきまして、今、効果としましては、できるだけ早期対応ということでやれている状態でして、その後の子供たちの指導を通して、深刻な状況に陥っていくということはありませんので、十分機能しているかなと考えているところであります。
132: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
竹村委員。
133: ◯竹村委員 主要事業の1番の広島平和式典に市内中学校から16名派遣したということなんですけれども、全中学校から派遣されたわけじゃなくて、何か応募したんだけれどもそれが通らなくて、1校派遣に来ていない中学校があるとは思うんですけれども、残念なことに今年は、少し8月15日は袋井市での式典がなかったので、その報告を市民の皆さんに報告する機会がなかったんですけれども、派遣された中学生は各学校でそういう報告会みたいなのをしているのかと、少し派遣、1校が、1校だけは派遣されていなかったんですけれども、基準というのはあったのかどうか、そこら辺少し確認したいと思います。
134: ◯近藤委員長 神田学校教育課長。
135: ◯神田学校教育課長 それでは、ただいまの竹村委員の質問についてお答えいたします。
昨年度の広島派遣、本年度の話。
136: ◯竹村委員 本年度。
137: ◯神田学校教育課長 本年度ですか。
138: ◯竹村委員 ああ、そうか。すみません。
139: ◯神田学校教育課長 じゃ、あわせて、せっかくいただいたので。よろしいですか。
昨年度、再開をするに当たりまして、それまでは各学校で4名ずつ、学校から選出いただいて派遣をしておりましたが、子供たちの自発性、自立性をさらに重視していきたいなという意見を尊重して、昨年度、再開に当たりまして、自由応募制という形を取らせていただきました。平和に対するそれぞれの子供たちの考えを短作文に書いていただいて、それで応募いただくと。こちらのほうとしましては、審査基準を設定いたしまして、子供たちの学校や名前が分からない状況の中で審査をするという形で、16名の子供たちを選ばせていただきました。
昨年度は結果として全ての中学校から参加をいただきましたが、本年度はそういった形ですので、学校にも不バランスがあるというような形であります。ちなみに、4中学校だけではなくて、私立の中学校等に通っているお子さんについても応募可ということで、この2年進めているところでございます。よろしいでしょうか。
140: ◯近藤委員長 竹村委員。
141: ◯竹村委員 令和4年度の確認のときに今年度のことを聞いてしまいましたけれども、昨年度は式典があって報告もされているんですけれども、各学校の、そういう各学校でも個別的にそういう報告会を設けていたところがあったのかどうかを少し知りたいです。
142: ◯近藤委員長 神田学校教育課長。
143: ◯神田学校教育課長 竹村委員の再質問についてお答えいたします。
昨年度ですけれども、8月15日の袋井市の式典のほう、子供たちで発表させていただきました。その模様を動画で撮りまして、各学校へそれを配信して、それぞれの学校の郷土の学習、または総合的な学習も含めて御活用いただくという形で進めております。
144: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
佐野委員。
145: ◯佐野委員 これは学校教育課でよろしいのか、少し先ほど教育企画課でよかったのか少し分からないんですけど、今、ICT化の推進が図られているわけでございますけど、反面、図書環境の整備というものが、先般の一般質問、あるいは昨日今日の委員会の中でも非常に求められているということであります。こういったものに対する国の支援として、公立小中学校の学校図書館の充実を図るために、国は地方交付税措置をいたしております。年間予算で220億円ぐらいだと思いました。これ、いわゆる袋井市への配分金というのは、教育委員会のほうではつかんでいらっしゃるんでしょうか。それをまず確認していきたいと思います。
使途については市町に任せるということでございますので、他の目的で使っているところが、全国の調査した結果、6割ぐらいがほかの目的で使っているというような報道がございました。うちのほうは、袋井市についてはどの程度この交付税措置がされているのか、これらに対して予算要求をするときに額を把握しているのであれば、図書環境の整備とか学校図書館、特に学校図書館を整備するための交付税措置なんですけど、そういったものにつなげていくというような考え方があるのかどうか、その辺を少し確認させていただきます。
金額と使い道ですね。どのくらいあるのか、確認をしているかどうか、それについてお聞かせをいただきたいと思います。
146: ◯近藤委員長 佐野委員、今の御質問ですが、ひょっとしたら、その後の生涯学習課のところで出てくるかなとも思います。
147: ◯佐野委員 だから、先ほど言ったように学校教育課……。生涯学習課は図書館費じゃないですか。
148: ◯近藤委員長 そうですね。
149: ◯佐野委員 僕が言っているのは、学校図書館の話をしています。小学校の、中学校の学校図書館の整備に対して地方交付税措置がされている、その金額はつかんでいるかどうかということを今聞いているものですから、私としては、学校教育課もしくは先ほどの教育企画課のほうがよかったかもしれないんですけど、生涯学習課でいきますともう確実に図書館費ですから、それとは少し分けていると思いますので、そういった意味でございます。
150: ◯近藤委員長 ありがとうございます。
神田学校教育課長、いかがでしょうか。御答弁いただけますでしょうか。
神田学校教育課長。
151: ◯神田学校教育課長 ただいまの佐野委員の御質問でございますが、地方交付税の措置については、申し訳ありません、こちらのほうでは少し今、つかめていないという状況でございます。
学校図書館ですけれども、令和4年度、令和5年度と市教育委員会全体で、袋井市子ども読書活動推進センターというものを設置いたしまして、だんだん学校図書館のほう、そちらのほうに所管を移していくというような状況で今、進めているところであります。ですので、そこも含めて確認をするという形を取らせていただきたいと思いますが。
152: ◯近藤委員長 佐野委員。
153: ◯佐野委員 神田課長、あくまでこの交付金は、先ほど申したように学校図書館の整備に対する交付金なんですよ。だから、例えば今、袋井市がしようとするセンターですか、そちらのほうに学校図書館も包括してやろうということが対象になるかどうか、交付税の。これは、また少し違った観点で調べなければいけない点が私、出ると思います。こういった体制を袋井市では組むけど、いいかどうかという話、また、それに対して、交付税措置を、交付税を使用してよろしいかというものは、これは文部科学省のほうに聞かないと私は何とも言えないと思うんですけど。
いずれにしても、課長の説明でいきますと、そういった体制を整備して図書館の充実に充てたいということですが、いろいろ今回の市政報告書を見ても、そういった流れもあるかもしれないんですけど、図書館の司書が学校へ出向きまして、蔵書のいろいろ確認をしたりとか、そういったことをやられているようです。それが私、いいのかどうか分かりませんが、以前も一般質問をさせていただきましたが、学校図書館は、やはりもう少し楽しい場所にすべきじゃないかというような質問をさせていただきました。
そこで、少し質問をしたいと思うんですけれども、中には既に古い本で、国名が変わっちゃったりしている国の、昨今の社会情勢は動きが激しいですから、国名が変わったり状況が変わっているものが、本がそのまま置いてあるというようなこともあろうかと思うんです。だから、そういったもので図書の入替えというものはやっていかなきゃいけないんじゃないか、それをチェックするのは誰だといったら、今言ったように図書館の司書なんですか、それで本当にいいのかどうかというようなところをどのように考えられているのかお願いをしたい、考えをお聞きしたいと思います。
また、昨年度、新刊図書がどのくらい購入されているのか、1校当たりですね。また、それに対する予算措置がどのくらいされたのか、お伺いをさせていただきたいと思います。
154: ◯近藤委員長 神田学校教育課長。
155: ◯神田学校教育課長 佐野委員の御質問にお答えいたします。
まず、古い本、学校のほうにたくさんございます。こちらについては、今御指摘ございましたように、特に社会科の学習等で活用する本につきましては、古い物だと子供たちの調べ学習もできませんので、随時、入替えをしていくということで、学校のほうで取り組んでおります。司書の方、それから司書教諭、それから図書館担当等、教員もおりますので、お互いに連携を取りながら、少しずつ入替えを各学校で進めているところでございます。
それから、新刊図書につきましてですが、学校教育課の予算の中から読書活動推進図書代ということで、消耗品費のほうに含み込まれておりますけれども、令和4年度は、小学校につきましては118万7,066円、冊数でいきますと952冊、それから、中学校のほうですが39万7,744円、288冊を購入いたしました。
156: ◯近藤委員長 佐野委員。
157: ◯佐野委員 ありがとうございます。
それでは、最後の質問でございますけれども、学校図書館の図書標準でございます。基準蔵書数、これは市内の小中学校、全て達成しているんでしょうか。これについてお伺いをさせていただきたいと思います。
158: ◯近藤委員長 神田学校教育課長。
159: ◯神田学校教育課長 それでは、ただいまの蔵書数の質問についてお答えをいたします。
すみません、明確な回答は少し今できない状況ですので、後ほどきちんと調べてお答えをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
160: ◯近藤委員長 ありがとうございました。未回答ということで、後でまたよろしくお願いいたします。
ほかにいかがでしょうか。
それじゃ、よろしくお願いいたします。
161: ◯村松副委員長 委員長を交代します。
近藤委員。
162: ◯近藤委員 それでは、私も1件2件、質問させていただきたいと思います。
主要事業の概要のところでも説明がありましたですが、地方創生推進費2款1項15目ですけれども、確かな学力を育む教育の一環ということで小中学校の英語力向上事業、さらにはその中でのイングリッシュ・デイキャンプ、そしてまた英検チャレンジと続けてきていて、それなりの成果が出ているものと私も思っております。
そこで、質問をさせていただきますが、まず1点目は、検定料の負担を市のほうですると、安い検定料でもって生徒たちは受検ができるわけですけれども、ウのところに参加状況があります。受検者数とそれから合格者数が下の下欄に書いてありますが、昨年は受検者数、例えば小学生ですと144名、そして合格者数が101名、中学生につきましては、令和3年度453名の受検で313名の合格者ということになっております。
この数字から見ますと、もう少し具体的に言いますと、中学校卒業程度3級ですね、こちらのほうが221名から今回135名、4級のほうは117名から69名と、それぞれ減っているわけですね。減っている原因というのはどこにあるのか、せっかく市のほうで補助をして生徒たちに受検機会を与えているのに、残念ながら数が少なくなっていると。この辺のところについて、1点お聞きをしたいなと思います。
それからもう一点は、各級の合格者、これ、全体の数字が合格者で77名、216名、合計293名と出ておりますが、小学生、中学生のそれぞれの級の合格者が分かるならば教えていただきたいと思います。
163: ◯村松副委員長 神田学校教育課長。
164: ◯神田学校教育課長 それでは、近藤委員の御質問にお答えいたします。
まず、3級、4級ですね、受検者が減ったことに関してです。全体で昨年度、令和3年度は596人の子供たちが受検をしておりましたが、令和4年度は410と大幅に参加者が減りました。当初、参加申込みをしておりましたが、ちょうど夏の時期が新型コロナウイルス感染症が少し広がったときに急遽キャンセルという子供たちが大変、非常に多かったことも一つの要因とは考えております。
ただ、それだけではございませんので、子供たちにまず関心を持ってこういったものにチャレンジするということで各学校のほうには投げかけてまいりましたが、結果として大幅な参加者の減になりましたので、今年度も引き続き、特に小学校の子供たちの参加をということで、今、取り組んでいるところであります。
それから、それぞれの級の合格者でございます。まず、2級の合格者が小中合わせて3名、それから準2級の合格者が25名、それから3級の合格者が113名、4級の合格者が75名、5級の合格者が77名となっております。
165: ◯村松副委員長 近藤委員。
166: ◯近藤委員 答弁をいただきました。
これ、合格者の数ですが、小中学生それぞれも分かりますかね。例えば小学生は2名受けていますが、この2名のうちの数も分かりますかね。
それ、お答えをいただきたいのと、多分、合格者、いると思うんですね。その子供たちというのは帰国している生徒を中心として、小さい頃から英語に親しんでいる子供たちの成果がここに出ているのではないかなと思いますが、この数字の中には、私立の中学に通っている子供たちの数も入っているのか、あるいはそれは別なのか、そこのところを教えていただきたいと思います。
167: ◯村松副委員長 神田学校教育課長。
168: ◯神田学校教育課長 それでは、近藤委員の再質問にお答えいたします。
小中学校別、まずよろしいでしょうか、小中学校別で、すみません。2級につきましては、小学校の合格者が1、それから中学生が2と、合わせて3という形になっております。それから、準2級につきましては、小学生がゼロ、中学生が25で、合わせて20と。3級が、小学生が7、中学生が106、合わせて113。4級が、小学生が19、中学生が56、合わせて75。5級が、小学生が50、中学生が27、合わせて77となっております。
2級の合格したお子さん、特に小学校のお子さんは、やはり海外から帰国されたお子さんでして、私の記憶では小学校3年生だったかなと思いますが、すみません、高学年ですかね、大変英語に堪能なお子さんだったなということを記憶しております。
この中に、私立も含めて募集はかけておりますが、実際に合格した子が私立に通っているお子さんかどうかというのは、すみません、少し分からないところでございます。
169: ◯村松副委員長 近藤委員。
170: ◯近藤委員 ありがとうございました。
英検の2級に小中学生、特に小学生で合格していくということは、英語の力についてはかなり力があると思っていいかと思います。
できれば、この子が将来どういう方向に行くのかという追跡をやってもらえるとありがたいなと思います。これは昨年、それから一昨年、それぞれに早い段階で英検を卒業して、2級を合格して中学に入って、また中学を卒業して高校にという、その子たちがどういう歩みをしていくのか、少し追跡をしてみると面白いのではないかなと思いますので、それ、できるかどうか、少しお聞きをしたいと思います。
それから1点は、左側にありますイングリッシュ・デイキャンプですが、たまたま私はALTで少し知っている方がおりましていろいろ話をするんですが、やはり子供たちのモチベーション、つまり動機、興味関心があるところでたきつけてやるとぐんぐん伸びていくと、そういう意味では、この小学校3年生、4年生から参加ができるようになっていますが、この子たちが行ってきて、自分がどう生活の中にそれを生かして、今後、それをどう使っていくかなんていうような、進路も含めた形でのアンケートの実施はあるんでしょうか。
もしアンケートの実施がありましたら、ぜひ公表していただきたいと同時に、イングリッシュ・デイキャンプ、あるいは英検チャレンジをした成果とか、課題のところの子供たちの気づきをぜひ何らかの形で出していただければありがたいなと思いますが、その2点について御回答をお願いしたいと思います。
171: ◯村松副委員長 神田学校教育課長。
172: ◯神田学校教育課長 近藤委員の御質問にお答えいたします。
追跡調査につきましては、十分にやれていないところでございます。また今後、こういった子供たちが小学校から中学校、それから高校進学に向けて、どのような形で子供たちの進路に生かされていくかというところは見ていきたいなと思っております。
昨年度、同じような御質問をいただきまして、少し学校のほうでも調べたんですけれども、その中には、高校に行って英語をやはり学びたいという子がいるよという話は聞いておりますので、実際、そういった子がどのぐらいいるかということもまた検証しながら、この事業を進めてまいりたいなと考えております。
それから、イングリッシュ・デイキャンプにつきましては、アンケートを子供たちのほうから取っております。昨年でも、もっと英語を話せるようになりたい、それから英検のほうにもチャレンジをしたいとか、学校でも積極的に授業で英語を話すようにしたいといった、前向きな意見がほとんどでございました。学校のほうに、こういった子供の声があったということは紹介をしておりますけれども、具体的にホームページ等で公開等はしておりませんので、またそういった活用の仕方も含めて、研究してまいりたいなと思っております。ありがとうございます。
173: ◯村松副委員長 委員長を交代します。
174: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
ほかに、委員の皆さん、御質問等ございますでしょうか。
戸塚委員。
175: ◯戸塚委員 項目では市政報告の中の2番目、1ページ、一番最初の豊かな学力を育む教育という中で、実は、今回のこの委員会で神田課長に問うのはどうかとは思いながら少しさせてもらうんですけど、先ほど教育企画課のほうで新型コロナウイルス感染症のことで、新型コロナウイルス感染症の要するに感染の対策で、いろいろ対策を小学校、中学校の報告がありました。
それで、少し私は、これは本来ならば委員会じゃなくて一般質問等でやるべきことなのかもしれないんですけれども、新型コロナウイルス感染症という感染症が発生して、要するに教育の現場として、私も少し文献の中で勉強していく中で、日本の教育はあくまでも履修教育、要するに、理解していなくても、極論を言うとある程度教室に出て進めていけばということと、もう一つの、修得主義というんですか、そういう形でしっかり理解ができるというパターンの中で、どちらかというときちっと授業をこなしてやっていくというのが、そういう中での今回の、今回というのは令和2年から新型コロナウイルスが感染症として出たときに、今まで予期しなかった、それまでももちろんインフルエンザだとか、そういう中で学級閉鎖とかはあったわけですけれども、そういう状況の中で非常に私も、立場も少し議長という立場で、休校、また学級閉鎖というのを度々受けました。もう2年間、ほぼほぼそういうことが繰り返し繰り返し起こったと。
これというのは、そもそも教育の原点、そういった中でそれがどうだったんだということになると、話が非常に教育、先ほど少し委員長とも話をしたんですけれども、大変難しい話になりますけれども、今現状として、もう令和4年までそういうことで、今、2類から5類になって、今もまだ新型コロナウイルス感染症のことは言っていますけれども、要は現場が、学校がどういうようにそれからなってきたのかなというところが、いまいち私も少し、学校に出向いていろいろそういった校長先生とか面談して話をすればいいんですけれども、せっかくの機会だもんですから、ここで学校教育課長、教育部長、教育長もいますので、そういった新型コロナウイルス感染症との経過をした中で、状況と今後のやはりまた次の体制、対策というんですか、その辺について御教示いただければと、そのように思います。よろしくお願いします。
176: ◯近藤委員長 神田学校教育課長。
177: ◯神田学校教育課長 御質問ありがとうございました。戸塚委員の御質問にお答えをいたします。
長かったコロナ禍が、まだ明けた形、実は今、また増えていますので、まだ明けていないなということを実感しておりますが、コロナ禍の中で、学校は一番大きく変わったのはICTが導入されたことですね。ちょうど1人1台端末というところに重なりましたけれども、それによって、例えば学級閉鎖が長く行う必要性のあるクラスにつきましても、その間の学習保障という形で、1人1台端末を活用して、つながりながら授業を行う、学習を行うということもやれるようになってまいりました。この点については、大きく学校が変わったところかなと思っております。
ただ、やはり子供たちが学校へ来て、集まって、そこで対話や議論を重ねながら学習するということは、やはり一番何よりかなとも思っておりますので、そういったところも大切にしながら、学校現場は袋井型の授業づくりを基盤としながら、授業改善に取り組んだところであります。学力については本市の大きな課題でもありましたので、そういったところも含めて、今、市内の各教員、取り組んでおりますので、そういった授業改善に関する教員の意識もすごく高くなったのが、このコロナ禍かなと自分としては押さえております。
それから、なかなか活動にも制限がございましたので、子供たちがリアルな体験ができなくなったところが、大きな課題としてコロナ禍はありました。新型コロナウイルス感染症が5類になったというところで、今までできていなかった体験を通した学び、あと本物と出会う、それから地域の人、実在の皆さんとも触れ合いながら学習するとか、そういったところも大事にしながら、学校としてコロナ禍、新型コロナウイルス感染症前の大切な学校の宝として持っていた活動について、もう一回目を向けて、きちんとそれをさらにバージョンアップする形で取り組んでいくということについても、学校教育課のほうから話をしているところであります。
178: ◯近藤委員長 戸塚委員。
179: ◯戸塚委員 これ以上はまさに一般質問の中でやったほうがいいと思いますけれども、状況として、まだ新型コロナウイルス感染症が完全にということは、完全というのは当然、この先ないと思いますけれども、非常に学校の先生方もこの2年3年は御苦労されたんじゃないかなと思います。
この後、今回の報告の中でも、新型コロナウイルス感染症の対応について、いろいろ取りまとめていただいたのもこれから参考になると思いますけれども、今の御答弁で結構でございます。ありがとうございます。
180: ◯近藤委員長 答弁、よろしいですか。
181: ◯神田学校教育課長 はい。
182: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
183: ◯近藤委員長 それではほかに……。
184: ◯神田学校教育課長 委員長、すみません、先ほどの……。
185: ◯近藤委員長 神田学校教育課長。
186: ◯神田学校教育課長 申し訳ございません。先ほどの佐野委員の御質問の蔵書数について、お答えをさせていただきます。
小学校につきましては、標準を達成していない学校が12校中2校ございます。それから、中学校については、4中学校とも標準数に達していないという状況でございます。
187: ◯佐野委員 ありがとうございました。
188: ◯近藤委員長 それでは、以上で、学校教育課所管につきましては終了といたします。ありがとうございました。
それでは、次に、生涯学習課所管につきまして、当局から説明を求めます。
大庭生涯学習課長。
189: ◯大庭生涯学習課長 (省略)
190: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりましたが、12時を回りましたので、会議の途中ではありますけれども、ここで休憩とし、13時15分から再開とさせていただきます。なお、説明につきましての質疑につきましては、この後、午後1時15分から始めたいと思いますのでよろしくお願いいたします。午前の部、ありがとうございました。
(午後零時05分 休憩)
(午後1時10分 再開)
191: ◯近藤委員長 それでは、休憩前に引き続いて午後の会議のほうへ入ってまいりたいと思います。
先ほどは、大庭生涯学習課長より、当局からの説明が終わりました。ただいまからは、その説明に基づきまして、委員の皆様から質疑など伺っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それでは、再開をいたします。
委員の皆さん、質疑などありましたらお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。
太田委員。
192: ◯太田委員 では、1点質問をさせていただきます。
10款5項2目の社会教育振興費の部分、はたちの集い開催事業に関しましてお伺いいたします。
令和4年度から、はたちの集いが成人式から名称を変更し、1回目の開催となりましたけれども、参加者からの評価というか評判というか、そういったものはアンケートなりなんなりで把握されているのでしょうか。仮にアンケート等であったとしたら、成人式の頃と比べて、何かしら特筆すべき評価などがあったのかどうか、お伺いいたします。
193: ◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
194: ◯大庭生涯学習課長 それでは、太田委員のはたちの集いにする質問にお答え申し上げます。
参加者からの反応について、アンケートを取ったのかということであったかと思います。その点につきましては、アンケートの実施を行いました。それは、会場に来られた二十歳の方に、その場でQRコードをスマホで読み取ってもらって、それで回答いただくという方法でアンケートを取りました。その結果、回答があった方が50件でございました。なかなかその後の活動などもあって、回答がしづらかったという点もあるかと思います。
そんな状況の中、内容については総じて高評価を得たというところでございます。特にオープニングのアトラクション、今度もSouth Windsに演奏していただいたんですが、その迫力であったり、あと、先輩市民の皆さんからメッセージをいただきました。そういったものがとても心に響いたというような、いい評価をいただいております。
195: ◯近藤委員長 太田委員。
196: ◯太田委員 御答弁いただきました。
大変高評価ということで、よかったなと思います。ただ、やはりアンケートが、646の出席に対して少し少ないと思いますので、ぜひ今後、その辺を少し、日をずらすとか改善していただきたいなと思いますし、また、好評だったというのを、今年度はもう間に合わないかもしれませんけれども、次の新成人の方々とかにお伝えして、出席率もぜひ上がっていっていただければいいなと思いますけれども、その点、どのように生かしていくかというのを少し教えていただければと思います。
197: ◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
198: ◯大庭生涯学習課長 それでは、太田委員の再質問にお答え申し上げます。
出席者からの評価をどのように来年度につなげるかというような御質問についてでございますが、これについては、また今年度も実施に当たりまして、実行委員会というものを組織し、その中で、当日の内容等についても検討を始めています。まずは、そういった実行委員会の中で昨年度の実施状況を共有するとともに、来年1月7日予定ですけれども、開催に向けて、どんな手だてを取れるかというのは検討してまいりたいと思います。
199: ◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
ないようでしたら、私から。
200: ◯村松副委員長 じゃ、代わります。
近藤委員。
201: ◯近藤委員 それでは、私から質問させていただきます。
図書館事業ですけれども、10款5項3目、午前中の佐野委員のほうからお話がありましたところに少し重複するところがあろうかと思いますけれども、お願いをいたします。
282ページの報告書になりますけれども、左側の上のところに資料数というのがありまして、図書とその他、除籍の数が少し多いなというような気がいたします。図書の除籍の数が1万6,006冊、それからその他のところが2,738冊、合わせて1万8,744冊の除籍ということになります。これ、実は昨年度を見ますと、昨年度の令和3年度の除籍の数が1万3,025冊と、今年もまた増えているということです。
それで、図書だけで見ていきますと、1万6,006冊の除籍ですけれども、これ、昨年度は1万56冊の除籍になっています。もう少し細かく見ますと、児童図書というのがありますが、これが8,861冊の除籍ですが、昨年は3,136冊、かなりの数を増やして今年も除籍をしているという状況にあります。この除籍をした理由をお聞きしたいと思います。
かなりの数で、児童図書なんかの場合でしたら、これ、まだ使えるのじゃないかなと、当然、新しい内容に切り替わって古い物を捨てていくということはこれはもう十分分かりますけれども、例えば絵本だとか、あるいは歴史本だとか、あるいは児童文学のものだとかという子供たちに関わるものについてはまだまだ、コミュニティセンターへ持っていくだとか、あるいは研修センター等へ持っていって活用の度合いがあろうかと思いますけれども、この辺も含めてお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。
202: ◯村松副委員長 大庭生涯学習課長。
203: ◯大庭生涯学習課長 それでは、図書館について、除籍する本の冊数が多いのではないかと、その理由についての御質問にお答え申し上げます。
こちらにつきましては、近藤委員からもお話がありますように、新規で購入したり、あとは寄附をいただいたり、毎年、1万5,000冊余が新たに入ってまいります。今の図書の保管、あと書架の状況を見ますと、かなりいっぱいいっぱいな状況でもありますので、新しい物を入れるとなると、何か古い物を処分してその場所を空けないといけないという、そんな実情もございます。そうしたことで、図書の内容を精査する中で、古い情報については除籍をするというような、そんな対応を取っております。
除籍した本につきましては、青空図書館であったり、あと図書館の中で行うイベント、そういったところで利用者の方々に持ち帰って活用していただく、そんな取組も併せて行っております。
204: ◯村松副委員長 近藤委員。
205: ◯近藤委員 答弁をいただきました。
確かに購入図書が、令和4年度は児童図書に限りましては3,619冊と、それに対して廃棄がその倍以上になるわけですね。ですから、何かもったいないなと、有効活用をもう少し考えてみるのもいいのかなというような気がいたします。
それから、先ほども佐野委員から話がありましたが、国から自治体に図書購入費用というのが下りてきていると思いますけれども、その使い道については自治体判断だということですけれども、国から幾らぐらい来ているのか、そしてまた、それが図書費に幾らぐらい使われているのか、そこのところ、数字的なものを少し教えていただきたいのが1点。
それからもう一点は、これはもちろん御存じかと思いますが、学校規模に応じた蔵書数の目安というのがあるわけですね。2026年までに文部科学省のほうでは、日本全国の全小中学校で、学校図書館図書標準という言葉がありますが、これの達成目標というものがありますけれども、本市の場合の学校規模に応じた蔵書数といいますか、その目安というのは大体何冊ぐらいなのか、袋井市の場合ですね。そこを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
206: ◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
207: ◯大庭生涯学習課長 それでは、近藤委員の質問にお答え申し上げます。
初めに、国が自治体へ交付している図書の購入費用についての御質問でございます。これについては、金額が把握できておりませんので、後ほど調べて対応させていただきたいと思います。
学校の蔵書数、学校図書の図書標準についての御質問かと思いますが、そちらにつきましては、先ほど午前中に学校教育課長から答弁させていただいた内容と少し重複するかもしれませんが、改めて、その点も踏まえまして回答させていただきます。
これは、小学校、中学校とも、各学校の規模によりまして、図書標準の冊数というのが変わってきております。小学校に関しては、少ないところでは、図書標準の冊数が6,040冊、これが三川小学校、笠原小学校でございます。多いところになりますと、袋井北小学校などでは1万4,080冊という図書標準になっております。
中学校に行きますと、袋井南中学校が一番規模が少なくて1万3,920冊で、袋井中学校が一番規模が大きくて1万7,760冊となっております。それに対して、小学校では未達成が2校で、中学校は4校とも達成できていないという、そんな状況ということで伺っています。
208: ◯村松副委員長 近藤委員。
209: ◯近藤委員 小学校の場合は未達成が2校、それから中学校の場合には4校ともこの数に達していないと、要するに標準蔵書数に至っていないということで解釈でよろしいでしょうか。分かりました。
いずれにしましても、学校図書、図書でもって子供たちを育てるという、これは大事な視点があろうかと思いますので、読書を勧めると同時に、今、この世の中はICTでどうしても本を読むという習慣が少ないかとも思いますが、幼児期の読み聞かせから始まって、専門書を読みこなす高校生、大学生まで、ぜひとも本を読むという習慣をつけるという意味では、廃棄する図書、かなりの数ありますが、これ、全部、市民が持って帰るということでは多分ないと思いますので、それを受け入れてくれる場所、それから持っていってくださる個人に啓蒙する中で、ぜひとも有効活用してほしいと思いますが、その点については、図書教育という意味でどのようにお考えでしょうか。
210: ◯村松副委員長 大庭生涯学習課長。
211: ◯大庭生涯学習課長 それでは、近藤委員の御質問にお答え申し上げます。
御意見ありがとうございます。本市では、袋井市子ども読書活動推進計画というものを策定し、まず、市民の皆さんに読書の習慣を身につけてもらう、生涯にわたって読書をする習慣を身につけてもらう、それも狙いまして、まずは、子供の皆さんに読書習慣を身につけるように活動を推進するという取組を、子ども読書活動推進計画に基づいて進めているところでございます。
ただいまいただいた意見も踏まえながら、この計画に基づいて推進が図れるよう努めていきたいと思います。
212: ◯村松副委員長 委員長に戻します。
213: ◯近藤委員長 それでは、ほかに質疑ございませんでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
214: ◯近藤委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、生涯学習課所管につきましては終了といたします。ありがとうございました。
次に、スポーツ政策課所管につきまして、当局から説明を求めます。
中村スポーツ政策課長。
215: ◯中村スポーツ政策課長 (省略)
216: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
村松委員。
217: ◯村松委員 最初に、主要事業の概要が出ているわけですが、令和4年の主要事業として、中学校の休日部活動への指導者派遣と地域における受皿づくりという概要があったと思いますが、ここに載せていない理由は何か、この事業を今後、どうしていきたいのかが分からない。
あと、スポーツ振興費、10款6項2目、(6)スポーツ地域活性化事業としてスポーツツーリズム推進事業が挙げられていますが、eスポーツの選手なんかもこれは適用になるのかどうか教えていただきたいと思います。
218: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
219: ◯中村スポーツ政策課長 まず1点目の、中学校の部活動の支援についての取組が見えないということでございました。
昨年度につきましては2回のワーキングチームを、庁内の職員、それからスポーツ協会の方に参加いただきまして、これからどういうようにやっていったらいいかというようなことを話合いを行ったり、それからアンケート調査を実施いたしました。アンケート調査については、たしか6月の委員会のほうで学校教育課のほうから一部、その資料は使われて説明をさせていただいております。
そういった中で、部活動の地域からの支援をする要員の方がいらっしゃいますが、そちらについては時給1,600円で、そういった方を確保して、学校へ紹介するというような取組を行っているところでございます。ここについて載せなかったことに関しては、金額が小さかったということですが、こちらの認識が足りなかったということで反省しております。申し訳ございませんでした。
それから、スポーツツーリズムの事業につきまして、eスポーツが対象になるかということについてでございますが、令和4年度に実施したスポ泊応援キャンペーン事業というものにつきましては、コロナ禍においてスポーツを見たり、もしくは実施したりするために宿泊をするための1泊5,000円の補助になりますけど、それに関しては、eスポーツで来た方も補助の対象とさせていただいております。
220: ◯近藤委員長 村松委員。
221: ◯村松委員 主要事業として取り上げられていることをここに載せていないということは、全くしっかり動いていないんじゃないかということと同じじゃないかと思うんです。忘れていたとかというのは、もうそんなことを言うこと自体が言語道断だと思うんですが、そこら辺は改善していくことってできるんでしょうか。
222: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
223: ◯中村スポーツ政策課長 今回、スポーツ政策課としては、部活動の地域移行連携の支援としましては、全く何もしないということではなくて、当然、スポーツ協会の競技部、少年団などと学校教育課と一緒に行かせてもらって、そういった方から指導者を派遣していただくとか、それから、今年度につきましては、シンコースポーツ株式会社と一緒になりまして、中学校の部活動の派遣事業の支援事業ということで、さわやかアリーナで中学1年生を対象として、どこの中学生でもいいんですけれども、部活がない月曜日に来ていただいて体を動かす、そういった教室なども試行的にやっているところというところでございます。
記載がなく、誤解が生じるような形となっておりまして、誠に申し訳ございませんでした。
224: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
それじゃ、なければ、私が1件……。ありますか、どうぞ。
佐野委員。
225: ◯佐野委員 1点お願いします。よろしいですか。
市政報告書の160ページ、左側の最下段ですが、(イ)のスポーツキャンプトライアル事業の実績ということで、昨年は国士舘大学の準硬式野球部と吉原高校、御殿場西高校の女子バスケットボール部の方が、さわやかアリーナをはじめ、こちらのほうで合宿をやったと。これに対して支援しましたということでございますけれども、国士舘大学と吉原高校、それから御殿場西高校の評価というものは、どんな評価を受けておるんでしょうか。お願いします。
226: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
227: ◯中村スポーツ政策課長 実際にこの国士舘大学、それから二つの高校からアンケートなどを取っております。内容としましては、実際に来てどうだったかとか、どういったことが困ったかといった、そういった洗い出しなども行っていただいています。
両者とも、この合宿に関しては市が、例えばバスの置場がないということであれば、駐車場を最寄りのお店に少しお願いして止めるようにしたりとか、お弁当を頼む場所がないというような、そういった御相談があったので、お昼のお弁当を市で確保するというようなところがございました。
一方で、課題としましては、やはりどうしても泊まったところがビジネスホテルというようなところであったことから、例えばミーティングをする場所がないとか、それから、国士舘大学のほうは学校のバスがあるので比較的自由に移動ができるんですけれども、高校のほうについてはそういった移動手段がないので困ったというような、そこについては実際に飲食店のバスにお願いして、練習が終わった後にそこの夕食会場まで送迎していただいたということがございます。
そういったところで、練習、大会に関してはおおむね満足していただいている部分がありますが、やはりそれ以外の食事だとか、それから打合せをする場所とか、そういった部分でやはり課題がありますということで御意見をいただいております。
228: ◯近藤委員長 佐野委員。
229: ◯佐野委員 まさに、袋井市のアキレス腱みたいなところを突かれているわけですよね。
こういったことを受けて、スポーツ政策課としては今後、こういったスポーツキャンプトライアル、こういったものをどういうように推進していくと考えられているのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
230: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
231: ◯中村スポーツ政策課長 先ほど申し上げましたようなやはり課題があることから、現在、スポーツ政策課では、(仮称)スポーツ飯というものの開発を進めております。
こちらについては、また委員会で報告をさせていただく予定でございましたが、概要を説明いたしますと、今、スポーツ栄養士と相談をさせていただいているところで、市内の飲食店から、例えばお昼のお弁当を提供いただける飲食店を募って、そこから管理栄養士が監修をして、例えばカロリーの計算だとか、それから使う食材、そういったものを監修して、行く行くは、例えばチラシとかホームページに袋井市のスポーツ飯ということで、中学校、高校生以上のそういった運動するアスリート向けの食事の開発をしていこうということで、食事の面では、そういったスポーツをする人たちに優しいまちを目指していこうかと思っております。
それから、先ほどの課題の中で一つ言っていた、打合せの場所がやはりないとかいうようなところにつきましては、ホテルのカルテをつくって整理をして、それが外から、例えば袋井市にスポーツ合宿に来ようという人たちが見られるような形にして、そういった中でホテルと交渉をして、例えばくれたけインですと、袋井商工会議所が持っている大きな広間が、会議室があると思いますけど、そういったところを少しつなぎ合わせて、例えば食事が終わった後そこでミーティングができるような、そういったようなことを袋井商工会議所、スポーツ協会と一緒になって調整して、整理して、受入体制を整えていこうと考えております。
232: ◯近藤委員長 佐野委員。
233: ◯佐野委員 申し訳ございません、少し聞き逃したかもしれないんですけど、スポーツキャンプトライアル事業につきまして、予算は幾ら執行しているんでしょうか。
234: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
235: ◯中村スポーツ政策課長 業務委託料が1,092万8,500円になります。このうち宿泊費の助成、1泊5,000円助成しているんですけど、助成金額が495万円になります。残りの597万8,500円の部分に関しては、具体的に旅行会社なんかも入れて、そういった助成をする申込み、受付、お金の支払い、そういったところのほか、先ほどの二つの高校を誘致していただいて、アンケート調査をしていただいたり、課題の整理をいただいたり、そういったものを業務委託料として支払っております。
236: ◯近藤委員長 佐野委員。
237: ◯佐野委員 そうしますと、国士舘大学並びに吉原高校等につきましては、それぞれの学校の負担はないということですか。5,000円以上は負担ということですか。
238: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
239: ◯中村スポーツ政策課長 それなので、丸々部活のものを、移動費も含めて丸々市が負担したということではなくて、こういったスポーツツーリズム1泊5,000円のみに関しては制度の中に助成しましたけど、それを超える部分に関しては負担はしておりません。
240: ◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
じゃ、私が。お願いします。
241: ◯村松副委員長 委員長、代わります。
近藤委員。
242: ◯近藤委員 それでは、私のほうは、1件お願いしたいと思います。
スポーツ振興費のほうの10款6項2目になります。159ページの報告書のほうになります。スポーツ指導者の養成事業ですけれども、スポーツ指導者の資格を取得または更新をした個人に対し助成金を上限6,000円以内で交付したということで、人数と総額が出ておりますけれども、例えば交付対象者となりますと、これはスポーツ指導者の概念の中に、例えばスポーツ庁の管轄にある指導者、それから日本スポーツ協会にある指導者、それからそれぞれの各競技団体の指導者の範疇いずれか、どれも考えられると思うんですけど、スポーツ指導者というのの範疇はどこになるんでしょうか。
これを1点教えていただきたいのと、それからもう一つは、その下にエコパ活用事業がありますが、ここで、市内のスポーツ団体がエコパを活用した場合に助成をするということで、1件3万円になります。これも市内のスポーツ団体ということですが、例えば市内の高校あるいは中学校がエコパを使って駅伝大会あるいはマラソン大会あるいは体育大会、これを行ったというような場合は、これが該当するのかどうか。そしてまた、それは当然、高等学校体育連盟の主催というような競技の場合もありますので、高等学校体育連盟主催で、あるいは中学校体育連盟主催で、市のスポーツ競技団体が協賛をするというような場合もこれに該当するのかどうなのか、そこを少し教えていただきたいと思います。
243: ◯村松副委員長 中村スポーツ政策課長。
244: ◯中村スポーツ政策課長 最初に、1点目のスポーツ指導者養成事業の御質問にお答えします。
どういった方が対象者になるかということでございますけれども、まず指導者を増やすということになりますので、例えば既にその方が公認のそういった指導者というようなものを持っていなくても、スポーツの指導者として資格を得るための受講をするということに関して、補助をするというものでございます。
今、チラシがございますけれども、対象資格として今、例として挙げているのが、日本スポーツ協会の公認のスポーツ指導者、それから日本レクリエーション協会、日本オリエンテーリング協会、それから日本スイミングクラブ、そういった協会の公認の指導者としてなるための受講料ということで、基本的には定めております。
それから、2点目のエコパの運動施設を利用する補助金のこちら、基準につきましては、団体につきましては、市内に在住、在学、通勤する構成員が半数以上を占める団体、それからスポーツ協会に所属する団体ということでございますので、そういった基準に合致していれば、こういった補助の対象になります。ちなみに、この1件については、袋井市の陸上競技協会が、大会を実際行うときにこの制度を活用しております。
245: ◯村松副委員長 近藤委員。
246: ◯近藤委員 再質問させていただきます。
競技団体が少し限られていたような気がしますが、ほかの競技団体には、例えばバスケットボール、サッカーとかソフトボールとかテニスとか、そういうようなところが、これ、要するに文部科学省の中の高等学校体育連盟、中学校体育連盟、そこに所属している競技ということで申し込んだ場合は、やはり指導者は当然監督となる、あるいは地域の指導者となるわけですけれども、これ、対象になるんでしょうかね。
それが1件と、それからもう一点は、エコパの活用事業ということで、要するに高校でも中学校でもエコパを活用すれば対象になる、当然、1学年あるいは一つの学校が参加をするとなれば対象の人数はクリアしますので、それは学校行事として取り組むならば、対象になるということの解釈でよろしいでしょうか。
247: ◯村松副委員長 中村スポーツ政策課長。
248: ◯中村スポーツ政策課長 先ほど対象資格を申し上げましたけど、その他市長が認めた資格ということになります。今回、スポーツ指導者の育成事業の趣旨としては、やはりスポーツの指導者、それから審判できるような方を養成するということにございますので、先ほどの部分については、狭く捉えるよりもなるべく幅広に捉えて、地域の指導者として育成するような考え方で運営してまいりたいと思っておりますので、先ほど御質問のものについては、申請いただければ助成の対象として考えさせていただきたいと思います。
それから、エコパの利用の部分につきましては、先ほど少し申し上げた、袋井市内に在住、在学、通勤、半数以上を占める団体ということになるので、それに合致していれば対象ということにはなっていくと思います。
249: ◯近藤委員 ありがとうございました。
250: ◯村松副委員長 じゃ、戻します。
251: ◯近藤委員長 ほかに質問ございますでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
252: ◯近藤委員長 それでは、ほかに特に質疑もございませんので、以上で、スポーツ政策課所管につきましては終了といたします。ありがとうございました。
以上で、議第73号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
カ 議第74号 令和4年度袋井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
ついて
253: ◯近藤委員長 次に、議第74号 令和4年度袋井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木保険課長。
254: ◯鈴木保険課長 (省略)
255: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
竹村委員。
256: ◯竹村委員 国民健康保険特別会計の2ページのところの県支出金が56億5,700万円余で3ページの保険給付費が55億8,800万円余と、1億5,000万円くらいの差があるんですけれども、ここの内訳についてもう一度教えていただきたいというのと、あと、県支出金が2,500万円ほど減っているのは、先ほど受診率が上がっているということなんですけれども、そこを少し、どういうことで減少になったのか、少し御説明していただきたいと思います。
257: ◯近藤委員長 鈴木保険課長。
258: ◯鈴木保険課長 まず、県支出金の減額についてでございますが、こちらにつきましては、療養給付費、いわゆるお医者さんにかかった医療費の部分が前年度に比べて減少したということで、その分の医療費に対する補助といいますか、交付金の分が県から来なくなったということでの減少になります。
すみません、一番最初の質問をもう一度、申し訳ありません。
259: ◯竹村委員 県支出金と保険給付費の差があるので、そこのところの内訳を教えていただきたいと。2ページ目の3の県支出金が56億5,700万円で、次のページも、保険給付費が55億800万円。
〔発言する者あり〕
260: ◯近藤委員長 鈴木保険課長。
261: ◯鈴木保険課長 県支出金と医療給付費の関係なんですけれども、医療給付費は基本的には県の交付金から賄うという部分と、あとは県のほうからの負担金につきましては、先ほど申し上げた保険者努力分ということで、いろいろ保健事業活動とかを行ったことに対してのインセンティブ分、評価分というような事務的な経費の部分も入っておりますので、県支出金のほうが多くなっていると、そういうようなこととなります。
262: ◯近藤委員長 竹村委員。
263: ◯竹村委員 インセンティブとか、その事業に使った分のあれがどこに記載されて、そのところを教えてもらえますか。
264: ◯近藤委員長 鈴木保険課長。
265: ◯鈴木保険課長 一部、予想よりも県の負担金といいますか、今言ったインセンティブ的な部分の収入が増えたということによりまして、国民健康保険財政のほうが剰余金が生じたということで、剰余金の部分に関しましては市の一般会計のほうにお返しするといいますか、一般会計のほうに戻入れをしているということですので、県の補助金が全て来たのでその分を使うということではなくて、増えた分に関しては剰余金が生じた部分もありますので、その分は一般会計からの負担分を軽減するというようなことで、一般会計にお戻しした部分もあるということなんですけれども。
じゃ、それが幾らかということになりますけれども、それは全体の中での財源でやらせていただいているものですから、結果的にその分が、県の負担分をこれだけ返しましたということではなくて、国民健康保険特別会計全体の中での、実際には事業をもうやらなかったとか、事業が予定よりも少なかったというようなお金もお返しさせていただいていますので、少しお金に色がありませんので、全体でお返しさせていただいているということで御理解をいただきたいと存じます。
266: ◯近藤委員長 竹村委員。
267: ◯竹村委員 あと、県の支出金が減ったのは医療費が下がったということなんですけれども、受診率は上がったということなんですけれども、医療費は下がったんですね。
268: ◯近藤委員長 鈴木保険課長。
269: ◯鈴木保険課長 県の要するに医療費、交付金、頂けるお金が減額になっているけれども、医療費が上がっているということについては、先ほど医療費が増えた理由としまして、コロナ禍による受診控えというような中で、医療費の中でも入院外の医療費が伸びているということですので、軽い病気といいますか、あるいは重症化にならないように、コロナ禍が落ち着いてきて病院にかかりやすくなったということで、病院にかかる件数は多くなりましたけれども、病院にかかった疾病の内容は、重症化していたかというとそうではなくて、事前に重症化を防ぐために、簡易なものであらかじめ早めに病院にかかったと、そういったような分析をしております。
270: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
竹村委員。
271: ◯竹村委員 じゃ、別の、市政報告書の136ページの出産育児一時金の繰出金が1,680万円になっているんですけれども、295ページの出産育児一時金の給付額のところで見ると、1,550万円とあるので、そこの、どうして差があるのかなというところと、先ほど説明もありましたけれども、傷病手当金の件数もかなり多くなって、金額も高くはなっているんですけれども、やはりこれは令和4年度の話で、今年度の新型コロナウイルス感染症の感染の方がいて、結構、身近でも後遺症とかで仕事復帰できない方も結構いらっしゃるんですけれども、今後、そこら辺は、後遺症によってさらに傷病手当金が増えるとか、そこら辺は視野に入っているのか、少しお聞きしたいと思います。
272: ◯近藤委員長 鈴木保険課長。
273: ◯鈴木保険課長 傷病手当金につきましては、コロナ禍において、新型コロナウイルス感染症にかかった場合に休業した場合に、休業補償ということで給料に対して補助をするということでありますが、この制度につきましては本年度の5月7日で終了しておりますので、令和5年度につきましては落ち着いてきたということもありますので、5月7日以降に新型コロナウイルス感染症にかかっても、新型コロナウイルス感染症のほうも5類に移ったということですので、この制度自体は終了となっております。
それと、出産一時金の関係につきましては、すみません、そちらの数字の違いにつきましては少し調べる時間をいただいて、後日、後ほどお答えをさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いをいたします。
274: ◯近藤委員長 よろしいでしょうか。
戸塚委員。
275: ◯戸塚委員 私からは、市政報告書の296ページ、保健事業の中で、医療費の通知の実施というのが6番目に報告がされています。私も国民健康保険の加入をしているので、よく聞かれるんですけれども、当然、運営協議会等で慎重にいろいろ議論されての中だと思うんですけど、ここには、医療費適正化のため被保険者に実際にかかった医療費の金額を6回お知らせすると。件数が1回1万件余のこれ、要するに通知が行くわけですよね。
それは不当な、例えば医療機関が国民健康保険のいろいろなそういったことなのか、例えばその辺を保険者に対してそういう情報を出してと言っても、ある程度これだけ使うんだから極力抑止、要するにかからないようにというようなのか、この辺がいまいち私もそこを質問されたときに、答えがなかなかちゅうちょするところがあるんです。その辺、整理しておくために、少し御答弁いただきたいと思います。
276: ◯近藤委員長 鈴木保険課長。
277: ◯鈴木保険課長 戸塚委員の御質問にお答え申し上げます。
今、市政報告書の296ページの(6)医療費通知の実施というところの御指摘ですけれども、その下に少し事業の概要を書かせていただいておりますが、医療費の適正化のため被保険者に実際にかかった医療費の全額をお知らせするということで、なかなか病院にかかっても被保険者の方、もうかかった後は忘れてしまって、実際に幾らお金が病院に医療費としてかかったかというのは忘れてしまうというようなことがありますので、実際にあなたは過去にこれだけ病院にかかっていますよと、その金額はこんなにかかっているんだというようなところを認識していただいて、必要以上に病院にかからないようにということでのお知らせということになっております。
そして、6回ということにつきましては、先ほど来保険者努力ということで、6回以上の通知をすることによって、インセンティブといいますか、補助金が増額になるというようなことから、どこの保険者等も6回以上の通知をしているということで、本市におきましても、こういったような制度で通知をさせていただいているということになります。
278: ◯近藤委員長 竹村委員。
279: ◯竹村委員 市政報告書296ページの基金なんですけれども、令和9年に統一されると基金が全く使えなくなってしまうと思うんですけれども、基金が残ってしまった場合、そのお金をどうするかというのと、激変緩和で基金を幾ら置いておくといいと考えているのか、そこの考え方を少しお聞きしたいと思います。
280: ◯近藤委員長 鈴木保険課長。
281: ◯鈴木保険課長 竹村委員の御質問にお答えを申し上げます。
委員が今、御指摘いただいたとおり、現在、県のほうで保険料統一を見据えまして、被保険者を見据えまして保険料率を将来、現在では令和9年度に向けて統一をしていこうということで調整をしております。そんな中で、本市につきましても今年度から、県の統一保険料に近づけるように、少しずつ保険料を上げていくというような、3カ年で近づけていくというような形で、保険料を改正させていただいておりますけれども、そんな中で、今後、1人当たりの医療費も増加が見込まれます。とともに、現在は県内でも、本市につきましては保険料が低いほうであります。そんな中で県の保険料と統一するということになりますと、保険料が急に上がる可能性があります。ですので、そういうように急に上がらないように、現在のところ、その分を基金で補填して保険料の急激な上昇を下げていきたいと、そんな形で、保険基金を今は使うことを検討させていただいております。
そんな中で、どれくらいが適正かということはなかなか難しいところがありますので、今後は、医療費の伸び、あるいは県の標準保険料率を見ながら、いつ、どのタイミングで基金を活用していったらいいかということについて、また御相談をさせていただきながら、検討をさせていただきたいと思っています。
282: ◯近藤委員長 よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
283: ◯近藤委員長 それでは、以上で、議第74号については終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
キ 議第75号 令和4年度袋井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
について
284: ◯近藤委員長 次に、議第75号 令和4年度袋井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木保険課長。
285: ◯鈴木保険課長 (省略)
286: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
287: ◯近藤委員長 なしという言葉をいただきました。
特に質疑もございませんので、以上で、議第75号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
ク 議第76号 令和4年度袋井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
て
288: ◯近藤委員長 次に、議第76号 令和4年度袋井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木保険課長。
289: ◯鈴木保険課長 (省略)
290: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
鈴木健康長寿課長。
291: ◯鈴木健康長寿課長 (省略)
292: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
太田委員。
293: ◯太田委員 1点お伺いさせていただきます。
3款2項1目任意事業費のところで、市政報告書ですと(5)のはいかいSOSネットワーク事業に関しまして、少し確認なんですけれども、こちら、探索依頼件数が4件とあります。これは、登録されている90人の中で探索依頼があったのは4件ということで、別にこのあんしん見守りシールが使われたとか、そういった件数ではなくて、単純にこの90名の中から探索依頼があった件数ということでよろしいでしょうか。
294: ◯近藤委員長 鈴木健康長寿課長。
295: ◯鈴木健康長寿課長 太田委員の御質問にお答え申し上げます。
徘回捜索依頼件数4件は、行方不明者のうち、行方不明者、令和4年度は全部で6件あったんですけれども、そのうち、このはいかいSOSネットワーク事業を使って捜索した件数ということでございます。このうち4件のうち、あんしん見守りシール等を持っていて、ネットワークに登録していた行方不明者は1件という形になっております。
296: ◯近藤委員長 太田委員。
297: ◯太田委員 よく分かりました。ありがとうございます。
4件のうち1件がこのシールを身につけていたということなんですけれども、シールのQRコードへのアクセス状況というのは、恐らくデータベースへのアクセス状況という、そういったものは分かるとは思うんですけれども、シールの効果とか実効性、その辺りに関しまして、この1年やってみて、当局の御見解というのはどのように捉えていらっしゃるんでしょうか。お願いいたします。
298: ◯近藤委員長 鈴木健康長寿課長。
299: ◯鈴木健康長寿課長 太田委員の再質問にお答えを申し上げます。
この1件の発見時には、残念ながらシールをつけたものは見につけていなかったそうです。これが課題の一つと考えておりまして、徘回する際に必ずシールが貼りつけられたものを見につけているかどうかというものが確認できていないということで、できるだけいつも履く靴ですとか、そういうものにシールをつけるようにお願いはしておりますが、なかなか必ずそれをつけて出るかどうか分からないということで、アクセスが数が少ないということが、実態として令和4年度になかったということで、そこのところが今後のさらなる活用の課題だと考えております。
300: ◯近藤委員長 太田委員。
301: ◯太田委員 御答弁いただきました。
やはりなかなか効果が見られない部分もあるというところで、命に関わる部分ですので、より確実な実効性が必要だと思います。いろいろGPSの端末とかも実験していただいたみたいで、電池が切れやすいとか、そういった話も少し過去のものを見ていくとある中で、商品名にはなっちゃうんですけれども、AppleのAirTagとか、そういったものですと1年間電池交換が不要とか、日々そういったものが進んでおりますので、令和4年のシールの実情を見て、その辺り、いろいろなものを検討していただきたいのですけれども、その辺りいかがでしょうか。
302: ◯近藤委員長 鈴木健康長寿課長。
303: ◯鈴木健康長寿課長 GPSの活用についてでございますが、ただいま委員御紹介いただいたもののほかにも、月額がおよそ500円から600円ぐらい、それから端末の導入費も数千円でできるというサービスがやはり幾つか出ております。これは、高齢者の徘回ということと子供の見守りという件で幾つか商品化されているものがございます。こうしたものについては、相談があった際には、地域包括支援センターなどでそういったものを紹介、現在しているところでございます。実際に、それでGPSを購入したという方もいらっしゃると聞いております。
課題につきましては、先ほどのシールと同じで、GPSの端末を必ず持つかということになってまいりますので、この件については引き続き、そういった民間サービスを紹介していくような形で取り組んでまいりたいと考えております。
304: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
竹村委員。
305: ◯竹村委員 今のあれに関連しまして、市政報告の309ページあたりですけれども、認知症サポーターの養成事業の回数が減っていたりとか、あとはSOSネットワークの登録者数も少し減少したりとか、そこら辺の、なかなか進めようとしていてもうまく事業が進んでいないところもあると思うんですけれども、任意事業費として1,300万円ほど計上しているんだけれども、結局使ったのは940万円くらいで、今後、先ほどのいろいろなGPSのことも含めて、やはり予算の中でうまくいろいろな検討をして事業を進めるというのも必要じゃないかなと思って、そこら辺のことを確認したいのと。
あともう一点ですけれども、市政報告の305ページのところで、要介護者の申請者数が増えていますよね。それで、要介護度の3、4、5の人数も増えている。在宅支援金の支給者3、4、5の人も増えているんだけれども、309ページの寝たきりの方の高齢者のおむつの支給人数が減っているのが少し何かよく分からなくて、どんどん動けない人とか介護度が高い人が増えているのに、おむつの支給の人数はどうして減っているのかなというとこら辺を少し確認したいと思います。
306: ◯近藤委員長 鈴木健康長寿課長。
307: ◯鈴木健康長寿課長 竹村委員の御質問にお答え申し上げます。
令和4年度認知症サポーター養成講座等、開催が滞りましたのは、やはり新型コロナウイルス感染症のオミクロン株の流行によりまして、感染者数が爆発的に増えたためでございまして、今年度5月から5類に移行したことによりまして、認知症のサポーター養成講座等は積極的に現在、開催計画を立てているところでございますので、予算を有効に使って事業のほうを充実させてまいりたいと考えております。個別事業につきましては、現在、長寿しあわせ計画を策定する中で、実施方針を次年度からも検討していきたいと考えております。
次に、要介護者が増えている中で、紙おむつの支給件数が減った事由としてでございますが、一つは申請数が少なかったということがございますが、紙おむつの支給事業が244人から168人に減っておりますけれども、このうち41名が所得制限を設けたことによって支給から外れた方という形になっております。そのほかは、分析はしておりませんが、まだ支給の要件に達していなかったのかなと見ているところでございます。
308: ◯近藤委員長 よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
309: ◯近藤委員長 それでは、以上をもちまして、議第76号につきましては終了といたします。
会議の途中でありますけれども、少し時間がたちましたものですから、ここで休憩とし、3時25分から再開したいと思いますので、よろしくお願いします。
(午後3時13分 休憩)
(午後3時25分 再開)
310: ◯近藤委員長 それでは、全員おそろいですので、会議の再開をさせていただきます。
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
学校教育課からの先ほどの未回答部分がありますので、それを先にお願いできますでしょうか。
神田学校教育課長。
311: ◯神田学校教育課長 それでは、学校の図書環境の整備について、先ほど佐野委員より御質問いただいた件について回答させていただきます。
地方交付税交付金のうち、学校図書館にどれぐらい使われているかという御質問についてでございますけれども、午前中の答弁内容を訂正し、答弁をさせていただきます。
学校の図書購入に関わる予算としましては、図書費、新聞費がございまして、これらは図書館の予算とは別に、学校教育課で所管してございます。申し訳ありませんでした。
図書費につきましては、各学校に配当する学校執行予算、消耗品費の中に、児童生徒図書代として学校規模に応じて金額を算出し配当するものと、午前中に説明いたしました読書活動推進図書代として学校教育課で執行するものの二つがございます。また、新聞費につきましては、学校執行予算、消耗品費の中に含め、各学校同じ金額で配当をしております。
なお、学校振興予算として配当している図書費、新聞費につきましては、4月に実施する管理職と事務職員合同の会合の中で、各学校の消耗品費における図書費、新聞費の配当金額を提示し、適切に購入に充てるよう伝えております。
国で示されている試算方法に照らし合わせ、図書・新聞購入費として措置されている本市の地方交付税算定額を含めたところ、令和4年度は小中合わせて1,263万円余であり、実際の予算配当が936万円余であったことから、国が措置した地方交付税交付金の約74%を充てている状況でございます。ちなみに本年度、令和5年度は76.5%を充てております。
実際の執行分につきましては、学校教育課執行分の読書活動推進図書代に当たる分は、午前中に答弁させていただいたとおりとなりますけれども、学校執行分については、その他の消耗品費と合わせて10款2項2目、10款3項2目、それぞれ消耗品費として各学校の消耗品費の中に含まれており、詳細について確認できていない状況でございます。
子供にとって一層魅力ある学校図書館となるよう、袋井市子ども読書活動推進センターと連携しながら、今後も努めてまいります。
312: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
ほか、どうでしょうか。議第74号の、竹村委員の。
〔発言する者あり〕
313: ◯近藤委員長 分かりました。それでは、結構です。ありがとうございました。
それでは、次に参ります。
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ケ 議第82号 令和4年度袋井市病院事業会計決算認定について
314: ◯近藤委員長 次に、議第82号 令和4年度袋井市病院事業会計決算認定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
小澤健康未来課長。
315: ◯小澤健康未来課長 (省略)
316: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
317: ◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第82号については終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
コ 議第87号 工事請負契約の締結について
318: ◯近藤委員長 次に、議第87号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
小澤健康未来課長。
319: ◯小澤健康未来課長 (省略)
320: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆さんいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
321: ◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第87号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
鈴木保険課長。
322: ◯鈴木保険課長 先ほど国民健康保険の決算認定の中で、竹村委員からの御質問について、回答の保留となっている点につきまして、回答をさせていただきたいと思います。
竹村委員の御質問の中で、保険課一般会計分の市政報告書136ページの繰出金のうち、出産一時繰出金が1,680万円という表記に対して、国民健康保険特別会計の事項別明細書9ページ及び市政報告295ページにおいては出産一時金が1,540万円ということで、その差についての御質問でありますけれども、一般会計からの繰り出し1,680万円につきましては、あくまでも概算払いということで、取りあえず見込みでお支払いをさせていただいております。一方で、国民健康保険の決算書及び事項別明細につきましては、決算額ということで1,540万円ということで3件ほどの差が生じておりますが、この3件ほどの差につきましては、今回5年度の9月補正の中で精算というような形で一般会計のほうに戻させていただいておりますので、そんなところで、一般会計のほうでは概算払いで取りあえず出しておいて、国民健康保険の特別会計のほうにつきましては決算額を計上させていただいていると、そういうことで御理解をいただきたいと思います。
323: ◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
324: ◯大庭生涯学習課長 それでは、先ほど生涯学習課関連の決算の説明の中で、御質問いただいた点について回答させていただきます。
近藤委員から、国が自治体への図書購入費として把握している当市への交付額は幾らかというような御質問についてでございます。
令和4年度の当市の地方交付税の総額が37億7,300万円余でございます。このうち図書館の資料として2,689万円余、およそ7%ほどが計上されております。この金額に対し、令和4年度の図書館の資料代の予算が2,352万円ほどでございますので、措置額に対する差額の割合が87.5%に当たるということでございます。
325: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
これをもちまして、付託議案に対する説明及び質疑等、全てを終了いたします。
再確認でありますけれども、討論、採決の前に、当局未回答部分がないことを確認したいと思いますが、いかがでしょうか。先ほど3カ所ありまして、3カ所とも回答していただきましたので多分ないと思いますけれども、よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
326: ◯近藤委員長 続いて、当委員会に付託されました議案について、討論を行います。
討論はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
327: ◯近藤委員長 討論なしと認めます。
それでは、ただいまから採決を行います。
これから、議第69号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第5号)についてのうち、所管部門について採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
328: ◯近藤委員長 挙手多数です。ありがとうございました。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第70号 令和5年度袋井市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について採決をいたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
329: ◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第71号 令和5年度袋井市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
330: ◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第72号 令和5年度袋井市病院事業会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
331: ◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第73号 令和4年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、所管部門について採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
332: ◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手多数です。したがいまして、本決算については認定することに決定されました。
次に、議第74号 令和4年度袋井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
333: ◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手多数です。したがいまして、本決算については認定することに決定されました。
次に、議第75号 令和4年度袋井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
334: ◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本決算については認定することに決定されました。
次に、議第76号 令和4年度袋井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
335: ◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本決算については認定することに決定されました。
次に、議第82号 令和4年度袋井市病院事業会計決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
336: ◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本決算については認定することに決定されました。
次に、議第87号 工事請負契約の締結についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
337: ◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
失礼いたします。訂正をいたします。
議第69号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第5号)についての所管部門の採決でありますけれども、先ほど私のほうで申し上げたのは挙手多数と申し上げましたが、挙手全員です。議第69号につきましては挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。訂正をしておわびを申し上げます。ありがとうございました。
これをもちまして、付託議案の審査は全て終了いたしました。ありがとうございました。
それでは、次に入りたいと思います。次に、報告事項に入りたいと思います。
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報告事項
イ 令和4年度における指定管理者の管理運営に対する評価について
(袋井市立聖隷袋井市民病院)
338: ◯近藤委員長 初めに、報告事項イ、令和4年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井市立聖隷袋井市民病院)を議題といたします。
当局から報告を求めます。
小澤健康未来課長。
339: ◯小澤健康未来課長 (省略)
340: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
佐野委員。
341: ◯佐野委員 評価書の10ページですか、総合的な評価はSということですが、ここの10ページの検証7、苦情・事件・事故対応、4件の事件・事故があったということでございます。このうち3件の骨折事故の報告がございました。この中のナンバー3とナンバー4については、指定管理者からの要望欄、意見欄に、離床センサー確認という言葉が出てまいります。あるいは、4点柵の設置とかですね。これ、少しお伺いしたいんですけど、病床のベッドにこのセンサーというのは全てついてはいるのか、つけられているのかということをまず1点確認させていただきたい。
それからもう一点、2番目の、入院患者の骨折は体位変換時の過負荷だと、私はこれ、ある意味人為的なミスじゃないかなと、プロにあるまじきようなミスではないかなというような感じも受けるんですが、これの事故に対する補償や賠償というのは行われたのかどうか、確認をさせてください。
それから、さらに、こうした事故がありながらもSと評価した理由は何なんでしょうか。その点についてお伺いをさせていただきたいと思います。
342: ◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
343: ◯小澤健康未来課長 ただいまの佐野委員の御質問にお答えをさせていただきます。
最初に、離床センサーの確認ということでございます。すみません、全てのベッドについているかという確認は現在取れていませんので、また改めての報告をさせていただきたいと思います。
聖隷袋井市民病院のほうにおきましては、これ、車椅子とかいろいろ動くときなんですけれども、勝手に車椅子に乗っているような人が立たないように机を接触させるというか、すぐ立てないようにそこのところにセンサーを置いて、立とうとすると、机を動かしたりするとブザーが鳴る、そうしたものを設置するというのは聞いています。そちらの部分か、ベッドかというのは少しありますので、そこについてはまた、全てのベッドかというのは確認をさせていただいております。
それから、補償についてでございますけれども、それとあとS評価のことも併せてということで回答させていただきたいと思いますが、こちらについては、指定管理の協定の中で、いろいろインシデントということで、どういう場合が市に報告をするかという話の報告のレベルであります。こちらについては、一番低いレベルでの状態で上がってきているということ、それから、こちらについては患者との話合いの中で了承、家族も含めてということで、確認、御理解をいただいているという状況があるということで確認をさせていただいているという状況であります。したがいまして、補償という形に至っているということではないという状況がございます。
また、それに加えての評価ということでございますが、こうした事故がゼロということが本当は望ましいことは間違いないということでございますが、こうした対策もしっかり取って、患者との、また御家族ともしっかりお話をされて改善されているという改善の取組の姿勢、それからやっていること、それから昨年度、こうした事件8件ございましたけれども、数が少なくなったからよかったということではないんですけれども、そうした数としても比較としては軽減はされたということも含めて、評価としてはSということで、これまでの評価の安定性ということも含めてさせていただいたというところでございます。
344: ◯近藤委員長 佐野委員。
345: ◯佐野委員 私は、指定管理の評価をするときに、確かに改善に取り組んでいる、こういったことも必要だと思いますが、そういうような中でこういった事故があったというのは、Sの評価は少し過剰じゃないかなと思う、そのくらいの厳しさを持ったほうがいいんじゃないのかなと思います。
そういったことで今、質問させていただいたんですけど、あってはならないことなんですよね。確かに骨粗鬆症とか、いろいろ骨は弱くなっている面は高齢者の方、おありだと思いますが、だけれども、それだからこそ余計注意しなきゃいけない。そういったものは、患者を扱っている看護師等はプロですから、そういうプロであれば、やはりミスがあったということは、相対的な評価の中ではやはり反省すべきだと。反省すべきだという位置づけをして、来年に向けて改善をしていく、病院が一つになるというようなことが私は大切じゃないかなと。
言い方は悪いんですけど、あんまり甘い評価は、私は避けたほうがよろしいのではないかなと思います。来年に向けて、担当課のほうの評価、これについて御検討されることを期待したいと思います。特別、返事のほうは結構でございます。
346: ◯近藤委員長 小澤課長のほうから何かあれば。よろしいですか。
小澤健康未来課長。
347: ◯小澤健康未来課長 御指摘の御意見は、市民の目線からすると当然のことだと思っています。評価ということに限らず、市民の皆様に信頼される病院にならなきゃいけないということは間違いないことでございますので、そうした評価のことも含めつつ、具体的な医療のサービスの質のところで、今後も毎月そういう報告、それから確認をしている作業をしてございますので、そうした中におきまして、そうしたことは、私どものほうからしっかり指導させていただく中で、適切な評価が得られるように今後も努めてまいりたいと思います。
348: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
太田委員。
349: ◯太田委員 私も1点、お伺いさせていただきます。
まず、整形外科医の先生が御退職されたということで、退職理由に関しまして、少し個人的な問題もあると思いますので、答えられる範囲であれば教えていただければと思います。
あわせて、その辺り、ほかのお医者さんの補充というところができなかったのかどうか、併せてお伺いいたします。
350: ◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
351: ◯小澤健康未来課長 ただいまの太田委員の御質問にお答えをさせていただきます。
整形外科医の先生につきましては、定年というか退職でされたということでございます。実際、後任の方につきましてもぜひお願いをしたいということで、当時から聖隷福祉事業団にはお願いをしているというところでございます。聖隷福祉事業団も努めていただいているところでございますが、語弊があってはいけないんですけど、急性期病院とかの病院ですとやはりお医者さんとか、若い方というかいられるんですけれども、やはりそういうところに行っていろいろな臨床経験を積みたいという形で、そういったところに集まりやすいんですけれども、回復期とか、あるいは慢性期というか療養になりますと、あまり医療行為がないものですから、そうした先生方というのは、一概には言えないですけど、一定程度少し年配の方とかいろいろ、例えば子育てが終わってとか中でとか、いろいろと少しワーク・ライフ・バランスというか、そうした方でないと厳しいのかなというのは、事情として伺っているところでございます。そうしたことではありながらも、聖隷福祉事業団のほうには、整形外科医を確保するようにということで、お願いはし続けているところでございます。
そうした中、今、非常勤という形にはなるんですけれども、一部、診療所の先生方からの御紹介する患者については予約制になりますけど、整形外科ということで、表立った外来ということではないんですけど、診療所の支援という形での外来というのは、聖隷福祉事業団のほうから非常勤という形で、少しスポットで来ていただいてやっているというのも、今年度からになりますけど、少し始めたというところはございます。ただ、それで十分だということではないものですから、引き続き確保に向けた取組はしてまいりたいと考えております。
352: ◯近藤委員長 太田委員。
353: ◯太田委員 御答弁いただきました。それぞれ御努力していただいているというところで、ぜひ続けていただきたいと思います。
そういった中で、やはり整形外科の患者って割と、割合的に御高齢の方が多くて、先生がいなくなっちゃうとなかなか違うところに通えないとか、そういったところもあるのではないかなと推察する中で、この評価が、それがどこに当てはまるか何とも分からないんですけれども、例えば利用者満足度向上とか医療の質の向上、この辺りが適切であるという形になっておりまして、先ほども佐野委員の話でもないんですけれども、やはりそこはSになっているというところが少し疑問になる部分もございます。
その辺り、少し御見解を聞かせていただければと思います。
354: ◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
355: ◯小澤健康未来課長 ただいまの太田委員の再質問にお答えをさせていただきます。
サービスの質のところでございますけれども、整形外科外来の昨年度の評価ということになりますので、お医者さんが昨年度は非常勤でもいなかったという形になるという状況でございます。
そういったところでありながらも、総合的には、整形外科以外の部分という形で、発熱外来を開設して患者を受け入れたりとか、そういうワクチン接種という形で、そういう公共的な要素の病院ではありますので、やっていただかなきゃいけないということももちろんありますけれども、いろいろ診療業務をやりながらも、そういう少し手配をしながらワクチン接種もやっていただいているとか、あと、脳神経外科医を確保したりとか、整形外科は無理でもそれ以外の部分でできること、あるいは、中東遠総合医療センターからの後方支援病院として、やはり脳神経外科等、リハビリ系に来る方の患者数も多いものですから、そこをしっかり、後方支援としての機能をしっかり果たすという意味で、そこの増強確保をしていただいたということもございまして、整形外科のところの影響は大きいものの、そのほかの努力したことということが、やはりプラス要因が大きかったという形で、サービスの質ということに関しては評価をさせていただいたというところでございます。
あとは、患者の満足度ということで利用度調査も行っておりますけれども、そうしたものも大きな悪い評価もなかったということも、投票箱からの意見もそういう大きな悪い話があったというわけじゃなかったものですから、そういう意味ではマイナス要因は少ないという形で、評価としてはサービスの質のところも、サービスの水準以上というような捉え方を大きくはさせていただいて、全体としては、これ以外のものも含めてのSという形になりますけれども、させていただいたというところでございます。
356: ◯近藤委員長 太田委員。
357: ◯太田委員 御答弁いただきました。
全体として適切であったという話ですけれども、やはりもともとなかったものに対して、いろいろなところで頑張って評価が高いというのと、今まであったものがなくなってほかが頑張ったというのと、また少し訳が違うと思いますので、評価基準、もう少し分かりやすくしていただきたいと思いますし、先ほどの話になっちゃいますけれども、整形外科のお医者さん、整形外科自体をまた復活できるように、ぜひ御尽力いただければと思います。
御答弁は結構です。
358: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
竹村委員。
359: ◯竹村委員 高次脳機能障害の患者への自動車の運転再開支援、リハビリ目的でということなんですけれども、高次脳機能障害の患者、本当に認知機能の指標をしっかりしないと、普通、一見そんなに大丈夫という感じで見えても、細かくあれすると判断力とか注意力とか、そこら辺がかなり欠如していたりとかするので、指標みたいなのはしっかりあるのかどうかというのと、ここの中遠地区では初めてということで、全国的に日本ではどれくらいこういう事業をやっているところがあるのかとかは把握しているんですかね。
360: ◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
361: ◯小澤健康未来課長 竹村委員の御質問にお答えをさせていただきます。
最初に、指標ということに関してでございますけれども、今回の部分というのは、チェックシートみたいなのはもちろんあるんですけれども、それに加えて、それは、ドライブシミュレーターとかゲームみたいな、そういったのでやった評価と、あと実際に実車、車を本当に運転してもらって、自動車学校の教官の人に見てもらっていいですよというのは、バーチャルと現実というのは、現実の評価もしっかりやった上で評価をしていきたいという、その評価の質を高めるという形で取り組んだというのがこの事業でございます。そうした意味で、ここら辺では、中東遠地区ではやっていないよという形で初という形でやっている、そうした事業としての試みになります。
あと、全国でやっているかどうかにつきましては、把握はしていないところでございますので、御理解いただければと思います。また確認はしたいと思いますけれども、現地では把握はしていない状況でございます。
362: ◯近藤委員長 よろしいですか。
戸塚委員。
363: ◯戸塚委員 今、竹村委員の質問で、私、高次脳機能障害というのは、私の認識は、例えば脳梗塞等で少し体が不自由になったと、これのリハビリしながらと、先ほど認知症という、そっちなんですか、これ。そうですか、高次脳というのは認知症。
そこら辺が自分の勉強不足で分からなかったので、少し教えてください。
364: ◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
365: ◯小澤健康未来課長 ただいまの戸塚委員の御質問にお答えさせていただきます。
脳血管疾患とかいろいろ、事故というか、何かそういうのがあったときに、やはり麻痺とか認知というか、いろいろな、大きくは認知症と言われるかもしれませんけど、脳の障がいということで、やはり動かないんですよね、手とかにしびれとか、分からないですけどいろいろあって。
そうすると、今まで運転免許を持っていたけど本当にそのまま運転できるのかというと、やはり一定の評価をしないとできなくて、それをドライブシミュレーターみたいなものだけで医師がオーケーですよと言うよりも、実車をしてやったほうがより安全ですよねというか、質もいいですよねということで公安委員会で出しているんですけど、その質を高めたという形になるので、対象者としてはそういう、認知症ということ限定じゃないんですけど、そういったいろいろな形で脳障害を持って普通に少し運転に支障が出ていた人を、もう一回しっかりと判定していくということになるという状況です。
366: ◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
戸塚委員。
367: ◯戸塚委員 それぞれの委員からドクターの確保というところで、これってやはり私も、中東遠総合医療センターのほうも企業団議員で出させていただいて、それぞれの病院でお医者さんの確保というのは当然、最重要課題になっているわけですよね。
今回、袋井市内において、個人で開院しているところもあるんですけど、たしか院長が、耳鼻咽喉科のそこでかなり聖隷袋井市民病院のほうでということで紹介があったと記憶しているんですよ。これはやはり、なかなか職員がというようなレベルではなくて、非常に市長以下、そういったところがすごくウエートを占めると思いますので、これは答弁は結構ですけれども、ぜひ、今回の指定管理の中では私ども、その辺については評価をしていきますので、それに増して、やはりドクターの確保というのは今後もずっと続くと思いますので、頑張っていただきたいなと、そのように思います。
368: ◯近藤委員長 ほか、よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
369: ◯近藤委員長 以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
ウ 令和4年度における指定管理者の管理運営に対する評価について
(袋井市立可睡寮)
370: ◯近藤委員長 次に、報告事項ウ、令和4年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井市立可睡寮)を議題といたします。
当局から報告を求めます。
金原しあわせ推進課長。
371: ◯金原しあわせ推進課長 (省略)
372: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
373: ◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
エ 令和4年度における指定管理者の管理運営に対する評価について
(老人福祉センター白雲荘)
374: ◯近藤委員長 次に、報告事項エ、令和4年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(老人福祉センター白雲荘)を議題といたします。
当局から報告を求めます。
金原しあわせ推進課長。
375: ◯金原しあわせ推進課長 (省略)
376: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
佐野委員。
377: ◯佐野委員 確認をさせてください。
事業収支のところで、3ページですが、今、課長から説明がありましたように、白雲荘については令和6年3月閉館ということで方針が出ております。この事業収支を見ますと、おおむね繰越金だと思いますが、支出のほうで予備費で599万6,000円と総予算額の3分の1を占めているんですかね。あえて、今年度いっぱいですから、事業は昨年から押さえていたという解釈でよろしいんでしょうかね。通常、3分の1の予備費なんて組むはずがないんですよね、幾ら指定管理者でも。
そういったとこら辺の内情がどうなのか、少しお聞かせをいただきたいと思います。
378: ◯近藤委員長 金原しあわせ推進課長。
379: ◯金原しあわせ推進課長 それでは、佐野委員の御質問にお答え申し上げたいと思います。
協議をする中では、やはり電気、物価高騰に備えてという形をまずは取った状況でございます。しかしながら、今、佐野委員からの御指摘のとおり、ある程度、白雲荘の閉館に向けての来年度協議も進んでいった状況でございます。
年度がやはり替わる前の状況では、シニアクラブ袋井市の皆様は、指定管理の継続性につきまして、令和6年度以降につきましては厳しいという御判断をいただいておりましたことから、そのまま繰越金を予備費として計上したということが、まさに佐野委員からの御指摘というのが内情、実情でございます。
380: ◯佐野委員 分かりました。
381: ◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
382: ◯近藤委員長 ほかにありませんようですので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
オ 令和4年度における指定管理者の管理運営に対する評価について
(愛野公園ほか12施設)
383: ◯近藤委員長 次に、報告事項オ、令和4年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(愛野公園ほか12施設)を議題といたします。
当局から報告を求めます。
中村スポーツ政策課長。
384: ◯中村スポーツ政策課長 (省略)
385: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
佐野委員。
386: ◯佐野委員 4ページ、事業収支ですね。この支出の中で、若干お伺いをさせていただきたいと思います。
支出額のうち委託料2,051万7,560円、計上されております。この委託業務の内訳はどのようなものなのか教えてください。
それから、保守管理費が予算額に対しておおむね半額になっているんですね。この理由について、もし分かっていればお聞かせをいただきたいと思います。
387: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
388: ◯中村スポーツ政策課長 委託料の主なものとしましては、こちら、スポーツ施設ではございますが、愛野公園の植栽の管理、主にはそういったものが委託料として計上されております。
それから、保守管理費が当初よりも非常に少ないということでございます。もともとこの保守管理費の中に、愛野公園のテニス場、それから野球場の土を補充するというものがもともと多めに、年4回補充するというような仕様になっているんですが、実際のところ、多めに指定管理者のほうは予算を取っているというような、そういった状況でございます。そういったところで、昨年度、袋井高校と商業高校の硬式野球の定期戦があったときに、要望として、グラウンドにもう少し土を入れていただきたいというような緊急的な要望なども出まして、そこの部分を市のほうで土を入れているというような状況です。
そういったことから、年4回の土入れは計画的に行っていたんですが、多めに土入れの部分を予算計上していたということもありまして、計画の半分程度になったという状況でございます。
389: ◯近藤委員長 佐野委員。
390: ◯佐野委員 これ、2,051万7,560円という委託料というのは、ほぼほぼ愛野公園の管理費なんですか。
391: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
392: ◯中村スポーツ政策課長 もう一度詳しく、そこのところを少し説明できるように、追って御説明させていただきたいと思います。
393: ◯近藤委員長 佐野委員。
394: ◯佐野委員 保守管理費に絡んで、5ページの検証の2、その中で、業務の履行状況のうち、備品・什器等の保守管理が、いわゆる市の担当者の確認で適というような判断がされております。私が見る限り、グラウンド等を有する施設において、整地用のトンボとかあるいはブラシ、こういったものはかなり傷んでいる状況にある。それから、ベンチの中もかなり傷んでいる。あれで適なんですか、本当に。私は、そこはすごく疑問に感じるんですけれども、もう少し使う側の立場に立った管理を徹底すべきだと思います。
今、黒字が出ているということです。スポーツ協会は赤字だということですが、施設管理だけの話になっていて、それも、しかも、うまく管理が回っていないのではないかなという、私は感じがするんですよ。むしろもう少し、施設の内部だけじゃなくて外回りのところまで、例えば植栽等の管理をするとか、そういった指導をもう少し強く言うべきではないかなと私は感じを受けているんですが。
担当課長になられてまだまだ数カ月でございますけれども、実際に施設を回って、本当にこれ、適なの、適でいいのかどうかというようなところ、本当に現場は見ていられるんですかね。見たこと、ありますか、ベンチの中を。とても丸はつけられない状態ですよ。だから、浅羽球技場以外の愛野公園も、私は必ずしもよくないと思っています、愛野公園の野球場も。
そういうようなもので、どうしてこういう評価がついたのかというのが疑問なんですけど、その辺はどういうような判断をされているんでしょうか。
395: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
396: ◯中村スポーツ政策課長 最初に、トンボやブラシなどが古くなっていて、施設管理が回っていないのではないかということ、それから、先ほどの観覧席の椅子の下のところを確認を取っているかというところも含めて、全体的にそこの部分をしっかり確認しているかというところでございますが、トンボやブラシが古くなっているということですが、ほかの、堀越公園などについては替えたんですが、愛野公園の分に関しては替えておりません。なので、いま一度点検をさせていただいて、施設管理者がしっかり管理できるように、いま一度確認を少しさせていただきたいと思います。
397: ◯近藤委員長 佐野委員。
398: ◯佐野委員 よく確認していただきたいと思います。
本当に指定管理というのの一義的な目的というのは何かといえば、市民へのサービスの向上なんですよ。そこが全部欠けている、意思が。こういうような施設にしたらもっと使いやすくなる、あるいはもう少しイベントを何かやれるというようにもなるんですが、施設管理だけで、自分たちが納得いくような管理だけで終わっちゃっているんですよ。サービスにつながっていないんです。そういうところをよく見ていただいて、指定管理者にその旨確認して通知をしていただきたい。しっかり管理してくれということで。
例えば浅羽球技場のベンチなんかは、トンボとかブラシが大体10本ぐらいあったんですけど、今、二、三本ですよ、あっても。ベンチなんか、ぼろぼろです。浅羽北多目的運動広場もそうです。そんな状況の中で、本当に楽しく野球とかソフトボールとかいろいろできるかというと、それはサービスの向上にはつながらないですよ。私はどうも、この指定管理については前から疑問を持っている。本当にこのままでいいんだろうか。もう少しきつく担当課のほうでも現地を把握しながら、強力な指導を私はすべきだと思います。それに期待していますので、早急に現場を見ていただいて。
1本あればいいんじゃないんですよ、9人から10人でやるんですから。みんなで早く終わるには何本あれば適切か、こんなものは少年野球の指導者に聞きゃ、すぐ分かる。そういったことでいろいろ意見をいただきながら、充足させていただきたいと思います。その点、最後、お願い申し上げたいと思いますが、課長のほうから何かコメントがあればいただきたいと思います。
399: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
400: ◯中村スポーツ政策課長 御意見ありがとうございます。不足している分については、速やかに対応したいと考えております。
それから、先ほど佐野委員がおっしゃったとおり、やはりその施設が古くなっている部分もありますが、きちんと清掃がされていて、市民が来たくなるような、そういった施設であるべきであると考えております。いま一度そこの部分を、私も、それから現場の職員も伝えて、徹底するようにしたいと思います。ありがとうございました。
401: ◯近藤委員長 この件に関しまして、委員長から、部長答弁をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
大庭市民生活部長。
402: ◯大庭市民生活部長 ただいまの佐野委員の御質問にお答えしたいと思います。
委員御指摘のとおり、指定管理者への指導というのは今後、今まで以上に厳しくしていきたいと思います。
現場を見ているかという御質問もありましたが、年度初めと、それから5月に行われた高校野球定期戦の前に、私も課長も現場は確認させていただいております。
ちなみにですけれども、令和4年度に愛野公園のほうには、レーキ、ブラシの補充ですとか、それから散水ホースの交換、修繕、それからその前の令和3年度には、ダッグアウト内のベンチの取替え、修繕などを行っておりまして、10万円を超える修繕や備品の購入等については市のほうでさせていただくようになっておりますので、指定管理者との連携もしっかり取って、市で対応すべきものはしっかり対応する、そして、指定管理者に行っていただくものについてはしっかり指定管理者に責任を持ってやっていただく、そういったことを連携を取ってやっていきたいと思います。
403: ◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
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カ 令和4年度における指定管理者の管理運営に対する評価について
(袋井B&G海洋センターほか3施設)
404: ◯近藤委員長 次に、報告事項カ、令和4年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井B&G海洋センターほか3施設)を議題といたします。
当局から報告を求めます。
中村スポーツ政策課長。
405: ◯中村スポーツ政策課長 (省略)
406: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思います。
なお、もうすぐ5時になりますが、昨日と同じように、当局、委員の皆さん方に、あらかじめお知らせをいたします。
袋井市議会会議規則第8条第2項の規定により、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたしますので、御了解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、ただいまの報告につきまして、質疑がありましたらお願いをしたいと思います。
佐野委員。
407: ◯佐野委員 少し確認だけさせていただきます。
4ページに少し行っていただきたいんですけど、今年は42万7,000円の赤字だという決算でございます。昨年は約278万円の黒字になっている。先ほどの白雲荘は、ここに繰越金を入れているんですよね。今回の指定管理者の事業収支は繰越金を入れていないということは、昨年努力した分は自己収入だというような契約でやられているのかということを確認したいのが1点と。
もう一点は、受託者に、いわゆる指定管理者側に起因しない、例えばエネルギー価格の高騰とか、こういった指定管理の契約の場合、ある程度原価の想定した何割かがそういった理由でアップした場合は、指定管理者のいわゆる委託料を増額しますよと、そういうような契約ではなかったんですか。今回の場合、プールとかいろいろ体育施設もあるんですけれども、かなり電気とか水道を使うようなところなものですから、光熱水費にかなり影響を及ぼしているのかなと思うんですよ、実際は300万円ぐらい予算よりはアップしているんですけど。
指定管理の契約のときに、そういった契約ではなかったかなと思ったんですけど、その点少し2点ほど確認させていただきたいなと思います。スポーツ政策課がどうのこうのという話ではないんですけれども、指定管理上の契約において、その2点を確認させてください。
408: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
409: ◯中村スポーツ政策課長 まず、昨年度黒字になった部分が積立てみたいな形になっていないか、事業者の収益となっている、その辺りを教えてほしいということですけど、出たものについては事業者の収益ということで、それは別に積み立てるというような会計処理は行っておりません。
それから、エネルギーの高騰対策についてでございますけれども、令和4年度の繰越しはさせていただいたんですけれども、エネルギー対策支援金ということで、指定管理者に対して支援金を交付しております。今、すみません、すぐ出ないのですが、こちらについても過去3年間の平均に対して、昨年度の電気と燃料の差額分のうち、2分の1の支援を行っております。
契約上は、基本的にはそういった物価・経済情報については指定管理者の責任において対応するというような、そういった契約にはなってはいるんですけれども、今回のように急激な、そういった変動が見られたということで、令和4年度の今回のものについては国費を使って、指定管理者に対して支援を行っているというところでございます。
410: ◯近藤委員長 佐野委員。
411: ◯佐野委員 1点だけ確認させてください。
エネルギーのほうは交付金も交付されているということですが、300万円も事業計画からいくと大幅にオーバーしているというのは、これは非常に痛手だなとは思いますけど、それをカバーしている収入が当然あるわけですね。
今先ほど説明の中で、黒字になった部分については、別に積立て等は指導していない。これは、受託者がいわゆる経営努力で利益が出たということで、その利益分は市にバックするのではなくて、受託者がいただいているという理解でいいんですか。
412: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
413: ◯中村スポーツ政策課長 出た黒字については事業者の収益とはなりますが、契約の中ではできるだけ、出た黒字分についてを例えば利用料の下げるものに充てるとか、もしくは無料のイベントを実施するというようなことが実際、そういったことが書いておりまして、具体的には、年1回は無料のスポーツイベントを実施するなどということが書いてございますので、上がってきた収入については、指定管理者としては地域への還元を行っていただくようにお願いをしております。
414: ◯佐野委員 分かりました。
415: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
村松委員。
416: ◯村松委員 利用者の中に、授業でプールを使うことになっているので、子供たちが入っているのか、また、そのときの利用時の利用料金というのはどうなっているのか教えてください。
417: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
418: ◯中村スポーツ政策課長 子供が利用者の中に入っているかということなんですけれども、利用実績の3ページのところにありますとおり、個人利用、それから例えば団体でまとまって利用される場合、それから自主事業などで子供向けの教室、授業参加施設、そういったところに子供の分が含まれております。
それから、今、少し一例を挙げますと、子供の利用料金はということでございますけれども、例えば今、風見の丘でいいますと、一般の場合、500円の利用料……。
〔「学校の授業のことを言っている」と呼ぶ者あり〕
419: ◯中村スポーツ政策課長 すみません、その点については入っていると思いますが、いま一度少し確認させていただきたいと思います。
〔「それと、そのときの利用料金の話も」と呼ぶ者あり〕
420: ◯中村スポーツ政策課長 はい。
421: ◯近藤委員長 石黒教育部長。
422: ◯石黒教育部長 それでは、私のほうから、村松委員の御質問にお答えを申し上げます。
こちらの事業につきましては、教育委員会事業として、授業を学校のプールではなく公共のプールで行うということで、料金が別に発生をしております。それについては、別予算として、指定管理料とはまた別にプールの使用料を、あとはインストラクターをつけておりますので、インストラクターの謝金というものを別に用立てて指定管理者に払っているという状況でございます。
〔発言する者あり〕
423: ◯中村スポーツ政策課長 もう一度、少し確認させてください。
424: ◯近藤委員長 よろしいですか。それでは、未回答部分がありますので、また御解答を後日、よろしくお願いします。
ほかに質問ありますでしょうか、質疑ございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
425: ◯近藤委員長 それでは、ほかにありませんので、本件につきましては終了といたします。
なお、オとカにつきましては未回答部分がありますので、担当された課長、御用意のほうをまた明日、後日で結構ですけれども用意をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、本日はこれで散会をいたします。明日はまた9時から開会をいたしますので、皆様方よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
(午後5時08分 散会)
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