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  1. 袋井市議会 2023-09-01
    令和5年9月定例会(第1号) 本文


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和5年9月定例会(第1号) 本文 2023-08-28 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 24 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長鈴木弘睦選択 2 : ◯議長鈴木弘睦選択 3 : ◯議長鈴木弘睦選択 4 : ◯議長鈴木弘睦選択 5 : ◯市長大場規之) 選択 6 : ◯議長鈴木弘睦選択 7 : ◯議長鈴木弘睦選択 8 : ◯1番(太田裕介選択 9 : ◯議長鈴木弘睦選択 10 : ◯都市整備課長名倉弘和選択 11 : ◯議長鈴木弘睦選択 12 : ◯1番(太田裕介選択 13 : ◯議長鈴木弘睦選択 14 : ◯都市整備課長名倉弘和選択 15 : ◯議長鈴木弘睦選択 16 : ◯議長鈴木弘睦選択 17 : ◯議長鈴木弘睦選択 18 : ◯市長大場規之) 選択 19 : ◯議長鈴木弘睦選択 20 : ◯代表監査委員久永豊彦選択 21 : ◯議長鈴木弘睦選択 22 : ◯議会活性化特別委員長戸塚哲夫選択 23 : ◯議長鈴木弘睦選択 24 : ◯議長鈴木弘睦) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               会           議                (午前9時00分 開会) ◯議長鈴木弘睦) ただいまの出席議員は19名であります。所定の定足数に達しておりますので、これから、令和5年9月袋井市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、11番竹野 昇議員、12番竹村眞弓議員を指名いたします。  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月27日までの31日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2: ◯議長鈴木弘睦) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は、本日から9月27日までの31日間と決定いたしました。  次に、日程第3、諸般の報告を議会事務局長からいたします。  石川議会事務局長。                〔石川事務局長 報告〕    ………………………………………………………………………………………………    ・市長提出議案の受理報告(議第68号~議第87号及び報第7号、報第8号)    ・監査結果報告書の配付(令和4年度袋井市各会計歳入歳出決算及び基金運用状                況審査意見書、令和4年度袋井市公営企業会計決算審                査意見書(水道、下水道、病院事業会計)、令和4年                度太田川原野谷川治水水防組合会計歳入歳出決算審査
                   意見書、令和4年度袋井市財政健全化審査意見書)    ・議長会関係報告(中東遠地区市議会議長協議会)    ・監査結果報告書等の配付(令和5年度例月出納検査結果報告書(令和5年6月                 分))    ……………………………………………………………………………………………… 3: ◯議長鈴木弘睦) 次に、日程第4、仮議長の選任を議長に委任する件を議題といたします。  お諮りいたします。災害の発生、感染症の蔓延等の事態に備えるため、地方自治法第106条第3項の規定により、本定例会の会期中における仮議長の選任を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4: ◯議長鈴木弘睦) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期中における仮議長の選任を議長に委任することに決定いたしました。  次に、日程第5、議第68号を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  大場市長。                〔市長 大場規之 登壇〕 5: ◯市長大場規之) 皆様、おはようございます。  本日、ここに9月市議会定例会を開会するに当たり、議員の皆様には、日頃から市政の発展のため、特段の御理解と御尽力を賜り、厚く御礼を申し上げます。  初めに、8月26日土曜日の夕刻に発生いたしました村松下自治会公会堂の火災につきましては、心からお見舞い申し上げますとともに、初期の消火活動に御尽力いただいた地域の皆様、消防団の皆様をはじめ、関係の皆様に感謝を申し上げます。  幸いにも、火災によりけがをされた方はいらっしゃいませんでしたが、地域のコミュニティの拠点であります公会堂の火災により、今後の地域での活動に不便を来されると存じますので、市といたしましては、地域の皆様の御要望をお伺いした上で支援をしてまいりたいと存じます。  次に、このたびの中東遠総合医療センターに勤務しております職員の逮捕につきましては、市民の皆様、議員の皆様をはじめ、関係する皆様に多大な御心配と御迷惑をおかけすることになりましたことを深くおわび申し上げます。  本件は現在、警察の捜査中であり、事件の詳細や起訴事実は把握できておりませんが、これが事実であれば誠に遺憾であり、被害者並びに関係者の皆様には大変申し訳なく思います。市といたしましても、今後の捜査状況に注視してまいりますとともに、引き続き市民の皆様に信頼される病院となれるよう、安心・安全な医療体制の確保に努めてまいりたいと存じます。  それでは、ただいま提案をいたしました議第68号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第4号)についてにつきまして御説明申し上げます。  今回の補正は、さきの台風2号により被災した三川地区の市道大谷幕ヶ谷線の復旧に要する予算を追加するものでございます。  補正予算の総額は1億円、補正後の予算総額を398億2,800万円とするものでございます。また、工事期間が翌年度までとなりますことから、併せて債務負担行為を設定するものでございます。  なお、今回の補正につきましては、速やかに復旧工事を進めていく必要がありますことから、本日御審議をお願いするものでございます。よろしく御審議の上、御可決を賜りますようお願い申し上げ、私からの提案理由とさせていただきます。 6: ◯議長鈴木弘睦) 以上で、提案理由の説明を終わります。  会議の途中ではありますが、ここでしばらく休憩といたします。                (午前9時09分 休憩)   ──────────────────────────────────────                (午前9時20分 再開) 7: ◯議長鈴木弘睦) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。  これから、議第68号に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  1番 太田裕介議員からよろしくお願いいたします。  1番 太田議員。 8: ◯1番(太田裕介) 1番 太田裕介。  それでは、議第68号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第4号)についてのうち、歳出11款2項1目公共土木施設災害復旧費の14節工事請負費9,900万円について質問をさせていただきます。  災害復旧事業の内容についてですけれども、今回の被害箇所は、前回、前々回とは150メートルほど離れた場所との説明がございました。  こちら、工事箇所と被害箇所の関係性があったのかどうか伺います。例えば工事を行っていたことが原因で被害箇所の崩落を招いたとか、被害が同じメカニズムであったのかどうか、もしくは今までとは違う原因があったのかどうか、お伺いさせていただきます。  二つ目としまして、復旧を行っていく上で配慮した点に関してお伺いします。今回で、場所こそ違いますけれども3回目の被害ということで、地元の方やふだん利用されている方からすれば、やはり憤りを覚えるものだと思います。時期的にもこれから台風シーズンを迎え、実際、日本近海にも、9号、10号、二つの台風が発生し、さらに三つ目も発生するのではないかという状況になっております。やはり1日でも早い復旧と安全の確保が必要になってくるかと思います。そのスピード感を得るに当たってどのような配慮がされたのか。  また、説明の中で、大変難しい工事で、地盤も軟弱であるという話もございました。そういった箇所でありますから、現場で工事に当たってくださる方々の安全を同時に確保しなければならないと考えますけれども、その辺りの安全対策など全般で配慮した点についてお伺いさせていただきます。  また、前述のように、1日でも早い復旧のために、予算の確保はしっかりと行っていただきたいと存じますけれども、今回の災害査定の申請に対し、査定額はどの程度だったのか、その点をお伺いさせていただきます。  そして、最後に、工事に当たりスピード感を持っていただくのと同時に、崩れやすい軟弱な箇所ですので、確実に復旧を行っていただきたい。私は、土木に関しては素人ですけれども、やはりこれだけ複数回の被害があるということは、簡単ではない工事なんだろうなと推察いたします。  今回、説明資料で工法に関して記載されておりますけれども、災害査定を受けたとのことですけれども、この工法に関しまして、国や県から技術指導があったのかどうか、その点お伺いさせていただきます。  以上です。 9: ◯議長鈴木弘睦) 名倉都市整備課長。 10: ◯都市整備課長名倉弘和) 議第68号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第4号)について、歳出11款2項1目公共土木施設災害復旧費、14節工事請負費9,900万円、災害復旧事業の内容について、太田議員の御質問にお答えを申し上げます。  初めに、過去の被害の概要と今回の被害箇所との関係性でございますが、大谷地区の丘陵地を含む磐田原台地は、もろい粘土層と砂礫層が入り組んだ土質となっており、急な斜面では崩れやすい性質を持っております。  今回の被災箇所は、こうした土質に加え、周辺の地形から地表面の水が集まりやすい形状であるため、時間の経過とともに地盤が緩んだところに、令和5年6月の台風2号による累加雨量300ミリを超える大雨を受け、雨水や地下水が集まり、のり面が崩落したと考えております。これは、過年度の災害と同様のメカニズムにより被災したものと考えており、国や県との間においても共通な認識となっております。  次に、復旧を行う上で配慮した点でございますが、今回の被災箇所は、豪雨が発生し、地下水が上昇したことにより、のり面を脆弱化させ崩落につながっていることから、地下水、雨水の処理を重点的に行う配慮をいたしまして、対策工法として、先ほども説明しました横ボーリングによる排水工の設置を計画しております。  また、施工中においては、のり面の状況を常に把握するため、観測装置である伸縮計を設置するとともに、異常を速やかに警告するため、伸縮計と連動する報知器を設置し、現場作業における安全確保にも配慮してまいります。  また、道路利用者への配慮としましては、通行規制の解除に向けて、できる限り早期に工事着手できるよう、スピード感を持って計画をしているところでございまして、10月中旬の入札、11月上旬の契約を見込んでおります。  工事期間は、工事の規模から約1年かかりますので、令和6年10月末の完成を予定しておりますが、通行止めの規制につきましては、現場の進捗状況を見ながら安全を確保する中で、なるべく早い時期に解除ができるように努めてまいりたいと考えております。  次に、災害査定の申請に対する査定額でございますが、本件に関する災害査定は令和5年8月7日より、国土交通省及び財務省による査定が行われ、現場での実地検査や机上査定において、被災のメカニズムや復旧工法の説明、設計書に関する内容を説明させていただき、確認の上、8月10日に査定額を決定していただきました。この災害査定の中で、復旧工事に関する本体工事については、満額の査定を受けることができましたが、一部の交通誘導に係る経費や取り合い部分の仮設工事費については予防保全に該当するため、復旧工事の対象外となっております。  金額につきましては、申請額1億8,900万円余に対しまして、査定額1億8,200万円余でございまして、査定率は96.5%でございます。  次に、国や県の技術的指導についてでございますが、今回、のり面が崩落した後に、速やかに国や県へ状況を報告し、復旧に向けての相談を開始しております。特に国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所の職員並びに学識者である静岡理工科大学土木工学科の教授には、現地にも出向いていただく中で、被災のメカニズムや復旧工法の選定などについて御説明申し上げ、参考となる御意見をいただいているところでございます。  また、最終的には、災害査定において、国土交通省本省の災害査定官の御承認をいただいたところでございます。  以上、答弁とさせていただきます。 11: ◯議長鈴木弘睦) 1番 太田議員。 12: ◯1番(太田裕介) 御答弁いただきました。  1点、再質問させていただきます。  今回配慮した点というところで、通行止めも可能な限り早く、状況を見て解除していただけるということですけれども、大変崩れやすい地盤ということで、この3カ所以外にも、やはり大谷幕ヶ谷線、割と長い道になりますので、その3カ所以外、この工事に伴い、モニタリングはされているということなんですけれども、その該当箇所以外のもの、その辺の安全確保といいますか調査とか、そういったものというのは工事に合わせて行われるものなのかどうか、4カ所目、5カ所目が崩れたら大変なことなんですけれども、その可能性も否定できない部分があると思います。  そういったところで、工事に伴い調査が同時に行われるのかどうか、その辺り、少しお聞かせいただければと思います。 13: ◯議長鈴木弘睦) 名倉都市整備課長。 14: ◯都市整備課長名倉弘和) お答え申し上げます。  市道大谷幕ヶ谷線の切土のり面の設計につきましては、当初、日本道路協会の切土工指針というものがございまして、それに基づき、のり面の高さ、それから標準的な土質でのり面勾配などを定めてもともと計画をしておりますが、今回、令和3年、令和4年、令和5年の災害を受け、被災のメカニズム等から、地質調査の重要性を改めて認識したところでございます。  必要に応じて、ボーリング調査を密に実施し、地下水の状況などを確認するなど、適切な工法による整備を進めるため、現在、既に調査を進めているところでございます。また、その調査に基づき、設計の見直しも現在、着手をし出したというところでございます。  以上、答弁とさせていただきます。 15: ◯議長鈴木弘睦) 以上で、議第68号に対する質疑を終了いたします。  ただいま議題となっております議第68号につきましては、袋井市議会会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16: ◯議長鈴木弘睦) 御異議なしと認めます。したがって、議第68号につきましては、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから、議第68号に対する討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  以上で、議第68号に対する討論を終了いたします。  これから採決に入ります。  議第68号について採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17: ◯議長鈴木弘睦) 御異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第6、議第69号から議第87号まで並びに報第7号及び報第8号の21議案を一括して議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  大場市長。                〔市長 大場規之 登壇〕 18: ◯市長大場規之) ただいまは、令和5年度袋井市一般会計補正予算(第4号)につきまして、御可決を賜り、誠にありがとうございました。  それでは、最近の市政の状況につきまして御報告をさせていただき、その後に、提案理由の御説明をさせていただきたいと存じます。  初めに、新型コロナウイルス感染症対策についてでございます。  5類移行後の新型コロナウイルス感染症感染者数につきましては、6月以降徐々に増加し、7月以降は急激に増加していることから、静岡県は、県独自の基準に基づき、7月14日に新型コロナウイルス感染症の感染拡大注意報を、さらには、8月4日に感染拡大警報を発令いたしました。8月13日時点では県独自の警報発令基準を下回ったため、感染拡大注意報レベルとなりましたが、8月20日時点で再び感染拡大警報レベルとなり、予断を許さない状況でございます。  本市におきましても、7月以降の感染者が急増しており、メローねっとや市ホームページなどを通じて注意喚起をしておりますが、市民の皆様には引き続き感染症対策に努めていただきたいと存じます。  また、本市のワクチン接種につきましては、袋井市医師会をはじめ、聖隷袋井市民病院など関係者の皆様方に御協力をいただき、高齢者や基礎疾患を有する方々等を対象に、5月8日から令和5年春開始接種を実施しており、8月20日時点における高齢者の接種率は54.68%となっております。  なお、9月20日からは、初回接種を終了した方約7万3,000人を対象に、令和5年秋開始接種の実施を予定しており、現在、接種券の発送準備を行っているところでございます。  次に、小笠山工業団地の進捗状況についてでございます。  工業団地内南東のA区画につきましては、市内広岡地区でプラスチック製品を製造する尾形工業株式会社が、工場の建築工事着手に向けて準備しており、その西隣のB区画及びC区画の一部につきましては、市内初となる木質バイオマス発電を計画する遠州フォレストエナジー合同会社が、発電所の建設を進めております。  また、工業団地内北エリアのD区画とE区画の約8ヘクタールにつきましては、市と開発協定を締結した塚本建設株式会社が、造成工事と企業誘致に取り組んでおりますが、このたび、E区画の一部約1.4ヘクタールにつきまして、市内国本地区での特殊金属の摩擦圧接製品を製造する清水金属株式会社から塚本建設株式会社へ買受け申込みが提出され、これに対し、売渡承諾書の交付がされました。今月には地元説明会も行われ、現在、土地売買契約の締結に向けて協議を進めております。  今後も引き続き、小笠山工業団地への進出を計画する企業の支援に取り組むとともに、地域産業の活性化と魅力的な働く場の創出に向けて、積極的に企業誘致を推進してまいります。  次に、ふくろい子育てハンドブックはなさきの発行についてでございます。  このたび、花が咲き誇るように楽しんで子育てをしていきたいという思いで結成された、子育て中の母親を中心とした市民ボランティア団体、ふくろい子育てハンドブックはなさき編集委員会と協働し、3歳から18歳のお子さんを持つ子育て世帯を支援するガイドブックを作成いたしました。  作成に当たり、多くの皆さんや企業から頂いた御寄附や協賛に加え、令和4年度と令和5年度の協働まちづくり事業も活用し、1万部を発行することができました。  ハンドブックには、市内の幼稚園、保育園、こども園をはじめ、子育て支援センターなどの子育て向けの施設の情報や、年代別の発達に関する市や県の相談機関等の情報のほか、保護者の体験談も掲載いたしました。既に、市内の年少児から小学6年生までのお子さんがいる御家庭約6,000世帯に配付しており、今後は、2歳6カ月児相談の際に配付するなど、子育てしやすい地域づくりにつなげてまいりたいと存じます。  次に、多文化共生・異文化理解の推進についてでございます。  今月1日時点の外国人住民人口は5,550人であり、総人口に占める割合は約6.3%と、過去最高を更新しております。  このような中、多文化共生や異文化理解を推進するための取組といたしまして、地域役員等を対象とした地域共生コミュニティ会議を5月から7月にかけて3回開催し、延べ72人の皆さんに、外国人住民との向き合い方やコミュニケーションについて学んでいただくとともに、企業向けには、効果的な外国人の受入れ環境についての研修会を7月に開催いたしました。  また、外国人住民を対象とした日本語教室を今月6日から10月末まで開催し、高校生や大学生を含む日本語サポーターとの対話、交流を通して、日常生活における日本語の習得を支援してまいります。
     本年度から新たに実施いたしました子ども・若者海外留学支援事業につきましては、面接審査等により決定した中学生から大学生までの10人が、夏休み期間を利用してオーストラリアやカナダに留学しており、9月下旬には、海外留学した成果等を発表する報告会を開催してまいります。  次に、平和行政の推進についてでございます。  初めに、今月6日に行われた広島平和記念式典への中学生派遣についてでございます。  本市では、核兵器廃絶平和都市宣言の下、平和を願う意識の醸成や平和への思いの継承を目的に、広島平和記念式典へ市内4中学校の生徒を派遣しております。本年度は、山本教育監を団長に、16名の生徒を派遣し、皆様からお預かりした平和への思いの詰まった折り鶴を、広島平和記念公園、被爆の子の像に奉納したほか、コロナ禍による入場制限が緩和され、参加者全員で式典に参列することができたと伺っております。  また、今月17日に開催した活動報告会では、厳粛な式典や原爆ドーム周辺におけるデモ活動の雰囲気などを肌で感じたこと、広島平和記念資料館で目にした原爆被害の実態など、貴重な体験を通じた感想や平和への思いを聞くことができました。  今後も、引き続きこうした取組を通じて、平和を願う意識の醸成を図り、平和の大切さや戦争の恐ろしさを次の世代へ確実に継承し、平和行政のさらなる推進を図ってまいります。  次に、袋井市戦没者戦災死者追悼・平和祈願式についてでございます。  今月15日にメロープラザにおいて開催する予定でございましたが、台風7号の影響により中止いたしました。当日は、広島平和記念式典へ派遣した中学生の体験の発表や、袋井市文化協会が昨年度、全国から募集した平和を願う25通の愛の手紙、愛の手紙特別編の朗読を予定しておりましたが、いずれもかなわず、残念な結果となりました。  戦後78年が経過し、戦争を直接知る世代が減少し、記憶の風化が懸念されておりますことから、今後は、戦争の惨禍の記憶を若い世代へと引き継ぎ、平和な社会の実現に向けた取組が一層重要になってくるものと思いを強くしたところでございます。  次に、スポーツレガシーの推進についてでございます。  ラグビーワールドカップ2023フランス大会が、9月8日から開催されます。前回大会で、日本代表がアイルランド代表に勝利したエコパの奇跡から、4年を迎えます。  現在は、機運醸成のため、市役所南側芝生広場への横断幕の設置や、市役所市民ロビーにおける、フランス大会開催までのカウントダウン展示を行っているところであります。  大会開催中に予定しているパブリックビューイングは、9月10日に、日本対チリ戦をさわやかアリーナで、また、10月8日に、日本対アルゼンチン戦をエコパスタジアムのレセプションルームで実施し、皆さんと共に感動を分かち合い、大会を盛り上げたいと存じます。  また、本年は2003年NEW!!わかふじ国体から、20年目を迎えます。NEW!!わかふじ国体は、エコパをメイン会場に開催され、地域を挙げて全国から選手や監督の皆さんを迎え、多くの市民ボランティアの御協力の下、民泊をはじめとしたおもてなしにより、大会を支えていただきました。  10月29日には、20年を迎える記念イベントとして、北京オリンピック400メートルリレー走銀メダリストで、高校時代にわかふじ国体に出場し、堀越地区に民泊された塚原直貴氏による講演会をさわやかアリーナで開催するとともに、袋井北地区体育祭にも御参加いただき、地域の皆様との交流等も計画しております。本市のスポーツを支えるおもてなし文化がつながる事業となりますよう、取り組んでまいります。  次に、9月3日に実施を予定しております袋井市総合防災訓練の実施についてでございます。  今回の訓練は、「それぞれが「考動」、考えて動く防災訓練~「助けられる人」から「助ける人」へ~」をスローガンに実施してまいります。  各地域では、安否確認及び被害状況の情報伝達訓練を実施するとともに、コロナ禍で行うことができなかった消火訓練や炊き出し訓練などにも取り組んでいただきます。また、メローねっとの登録や家庭内家具等の固定など、地震対策、水害への備えについて啓発チラシを使い、自主防災隊長自らの言葉で住民に啓発活動を行っていただきます。  災害対策本部の19の支部におきましては、自主連合防災隊長・支部長を中心に、地域と行政が一緒になって訓練を計画し、住民参加型の避難所設営訓練や応急救護訓練など、災害時に地域の皆さんが直面する課題について、それぞれが考え、行動に移すことができるよう、様々な訓練を実施してまいります。  袋井消防庁舎・袋井市防災センター内に設置する市災害対策本部におきましては、災害対応支援システムによる情報伝達訓練を行うとともに、災害発生時の被害を想定した付与情報の処理訓練を行うことで、各班の役割や初動対応の確認を行います。  今後も、防災訓練や防災研修会などを通じ、市民一人一人の防災意識と各地域の自主防災隊を中心とした、さらなる地域防災力の向上に努めてまいります。  最後に、久野城址保存会の活動と日本城郭協会大賞受賞についてでございます。  久野城址保存会が、去る6月15日に日本城郭協会大賞を受賞いたしました。この賞は、公益財団法人日本城郭協会が、城郭文化の振興に貢献した団体や個人を顕彰するもので、市民団体としては、全国で初めての大賞受賞となりました。  久野城址保存会は昭和52年に、宅地造成の計画が持ち上がった城跡を後世に残すことを目的に、地元有志で結成された団体でございます。昭和54年には、久野城址の指定史跡化を実現させるととともに、これまでの間、城跡の保存活動だけでなく、地元の小学生に城の成り立ちや歴史などを伝承したり、草刈りなどの環境整備を行うなど、城跡を地域のシンボルとして位置づけ、地域づくりのために活用する取組を続けてこられたことが評価されました。  こうした取組は、本市の文化財保存活用地域計画の基本理念である「守り、活かし、そして未来へ伝える」を実践する模範的な活動でありますので、今後も末永く活動が続くよう支援してまいりたいと考えております。  市政の近況につきましては、以上でございます。  それでは、ただいま提案をいたしました各議案につきまして御説明をさせていただきます。  初めに、議第69号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第5号)についてにつきまして御説明申し上げます。  今回の補正は大きく3点ございまして、1点目は、国の地方創生臨時交付金を活用した市独自の物価高騰対策事業に要する予算の追加、2点目は、児童発達支援施設の整備に対する補助実施に要する経費の追加、3点目は、令和4年度の決算額確定に伴う剰余金の整理などの所要額の補正を行うものでございます。  補正予算の総額は3億1,300万円、補正後の予算総額を401億4,100万円とするものでございます。  次に、議第70号 令和5年度袋井市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてにつきまして御説明申し上げます。  今回の補正は、令和4年度の決算に伴うもの及び国民健康保険制度改正に伴うものでございまして、歳入につきましては、決算剰余金の確定に伴う前年度繰越金の増額及びこれに伴う基金繰入金の減額を行うものでございます。歳出につきましては、出産する被保険者の産前産後期間に相当する期間の国民健康保険税免除制度導入に伴うシステム改修費の増額、決算剰余金の確定及び一般会計繰入金の精算に伴う基金積立金及び一般会計への繰出金をそれぞれ増額するものでございます。  これによりまして、補正予算額は5,800万円を増額、補正後の予算総額を80億7,800万円とするものでございます。  次に、議第71号 令和5年度袋井市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてにつきまして御説明申し上げます。  今回の補正は令和4年度決算に伴うものでございまして、歳入につきましては、決算剰余金の確定に伴う前年度繰越金の増額や介護保険保険給付支払準備基金繰入金の減額などを行うもので、歳出につきましては、介護保険制度改正に伴うシステム改修費の追加、負担金等の精算による国、県及び支払基金等への償還金及び一般会計への繰出金をそれぞれ増額するものでございます。  これによりまして、補正予算額は1億200万円を増額、補正後の予算総額を61億8,200万円とするものでございます。  次に、議第72号 令和5年度袋井市病院事業会計補正予算(第1号)についてにつきまして御説明申し上げます。  今回の補正は、袋井市立聖隷袋井市民病院の指定管理を行う聖隷福祉事業団に対し、運営費の不足分として、令和4年度に1億2,000万円の補助金を交付しましたが、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の実施等により収益が増加したことから、1,800万円余の補助金返還を受け、同額を一般会計へ返還するものでございます。  これによりまして、補正後の予算総額を、収益的収入を18億8,400万円、収益的支出を18億7,800万円とするものでございます。  次に、議第73号 令和4年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定についてにつきまして御説明申し上げます。  令和4年度の予算総額は408億8,200万円余で、これに対しまして決算額は、歳入が398億4,800万円余、歳出が378億3,400万円余となり、歳入歳出差引額は20億1,400万円余、翌年度への繰越財源を除いた実質収支額は15億1,900万円余でございます。  令和4年度は「変化を受け入れ、改革を促す年」と位置づけ、笑顔あふれるスマイルシティふくろいの実現に向けて、各種事業に取り組みました。  あわせて、新型コロナウイルス感染症対策や物価高騰対策を最優先課題とし、関連する団体等と連携、協力の下、市民の暮らしや経済を支えるため、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業をはじめ、低所得の子育て世帯や住民税非課税世帯などに対する臨時特別給付金の給付事業、さらには、ふくろい応援商品券発行事業(第3弾)や給食使用野菜等高騰対策事業などを実施するなど、全体では39件、金額にして17億1,900万円余の事業に取り組みました。  それでは、このほか令和4年度に執行した主な事業について、総合計画の政策ごとに申し上げます。  初めに、「子どもがすこやかに育つまち」の分野でございますが、若草、若葉、浅羽東こども園の保育部の定員拡大や、長期休業期間の放課後児童クラブの定員拡大、さらには、医療的ケア児への支援など、安心して子育てができる環境整備を進めました。  また、小中学校のトイレバリアフリー化や照明のLED化に着手するなど、より充実した教育環境の整備を進めるとともに、確かな学力を育む教育を推進するため、ICT支援員の拡充や、全小中学校へのAIドリルの導入、イングリッシュ・デイキャンプ・イン・ふくろいの開催などに取り組みました。  次に、「健康長寿で暮らしを楽しむまち」の分野では、今まで介入することが難しかった、若い世代の野菜摂取の意識向上を目的としたふくろいサラダ事業など、生活習慣病予防の取組を行いました。また、高齢者の保健事業と介護予防を一体的に推進し、一人一人が抱えるフレイルや生活習慣病などの多様な課題に対応すべく、きめ細やかな支援に努めました。  次に、「快適で魅力あるまち」の分野では、にぎわいと活気あふれる都市拠点の創出に向けて、袋井駅南都市拠点土地区画整理事業を着実に進めました。商業施設ノブレスパルクで予定していた店舗も開店し、新たなにぎわいが生まれており、そのにぎわいを袋井駅周辺地区へ波及するべく、エキマチフェスタを開催し、まちの回遊性を高めることへの取組を実践いたしました。  さらに、道路整備に関しては、袋井駅南地区へのアクセス道路となる都市計画道路田端宝野線をはじめ、諸井山の手線など、安全で快適な幹線道路の整備を進めました。  環境分野においては、2050ゼロカーボンシティふくろいの実現に向け、公共施設への再生可能エネルギー由来の電力導入や、浅羽中学校や袋井市消防団袋井方面隊第6分団車庫への太陽光発電設備の設置などに取り組んだほか、ふくろい5330(ごみさんまる)運動では、令和6年度までに家庭系可燃ごみの15%削減を目指し、雑紙や家庭の草木のリサイクルなど、市民の皆様と共にごみの減量化を推進しました。  次に、「活力みなぎる産業のまち」の分野でございますが、時代の変化に対応した「稼ぐチカラ」の高い中小企業の創出を図るため、中小企業のデジタル化等に向けた実態調査を実施し、課題の把握に努めました。  また、新たな産業用地の創出に向けた企業立地調査を実施し、候補地の発掘に取り組むとともに、ふくろい産業イノベーションセンターにおいて、技術課題の開発支援やイノベーションの喚起、多種多様な事業者や研究者などの出会いや交流によるビジネスチャンスの機会拡大など、市内の中小企業の経営革新や成長支援、新産業の育成支援を図りました。  次に、「安全・安心に暮らせるまち」の分野でございますが、地域防災力の向上を図るため、消防団員の出動報酬の創設をはじめとした処遇改善への取組や、袋井市消防団袋井方面隊第5分団車庫の建て替え、自主防災隊の資機材の整備を進めました。  また、令和4年9月の台風15号では、市内各所において、道路の冠水、土砂崩れ、家屋の浸水等が発生したことから、復旧に当たっては、予備費や補正予算を機動的に活用し、市民の安全・安心な生活が取り戻せるよう、迅速な対応に努めたところであります。  最後に、「市民がいきいきと活躍するまち」の分野では、自治会DXの推進として、自治会連合会長にタブレットを配付し、デジタルの活用による簡素化や連携強化を図りました。  また、多文化共生では、初めて日本語を習得する外国人を対象とした「はじめての日本語教室」の実施により、対話、交流を通じた推進を図りました。  さらに、男女共同参画社会の実現に当たっては、第4次男女共同参画推進プランに基づいた審議会等への女性の積極的登用の推進や、男性育休をテーマとしたセミナーの開催、市内事業所への調査訪問による啓発などの活動を実施したところでございます。  以上、令和4年度の一般会計歳入歳出決算と主要な取組の説明とさせていただきます。  次に、議第74号 令和4年度袋井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてにつきまして申し上げます。  予算総額は80億8,400万円で、これに対しまして決算額は、歳入が80億7,700万円余、歳出が79億7,300万円余、歳入歳出差引残額は1億300万円余となった次第でございます。  次に、議第75号 令和4年度袋井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてにつきまして御説明申し上げます。  予算総額は9億1,400万円で、これに対しまして決算額は、歳入が9億200万円余、歳出が8億9,500万円余、歳入歳出差引残額は600万円余となった次第でございます。  次に、議第76号 令和4年度袋井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてにつきまして御説明申し上げます。  予算総額は60億4,000万円で、これに対しまして決算額は、歳入が60億600万円余、歳出が58億7,700万円余、歳入歳出差引残額は1億2,800万円余となった次第でございます。  次に、議第77号 令和4年度袋井市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてにつきまして御説明申し上げます。  予算総額は4,500万円で、これに対しまして決算額は、歳入4,230万円余、歳出が4,160万円余で、歳入歳出差引残額は70万円余となった次第でございます。  次に、議第78号 令和4年度袋井市墓地事業特別会計歳入歳出決算認定についてにつきまして御説明申し上げます。  予算総額は6,180万円で、これに対しまして決算額は、墓所の販売が見込みよりも好調でありましたことから、歳入が6,320万円余、歳出が5,460万円余となり、歳入歳出差引残額は850万円余となった次第でございます。  次に、議第79号 令和4年度袋井市水道事業剰余金処分計算書についてにつきまして御説明申し上げます。  今回の処分は、資本的収支不足額の補填財源として積立金を取り崩したことにより計上いたしました未処分利益剰余金2億6,500万円余を資本金へ組み入れるとともに、令和4年度決算で生じました純利益2億4,100万円余を建設改良積立金に積み立てるものでございます。  次に、議第80号 令和4年度袋井市水道事業会計決算認定についてにつきまして御説明申し上げます。  収益的収支につきましては、消費税を除いた収入総額は17億7,900万円余に対しまして、支出総額は15億3,700万円余でございます。この結果、収支差引2億4,100万円余が、当年度純利益となりました。  また、資本的収支でございますが、消費税を除いた収入総額は3億1,700万円余に対しまして、支出総額は9億3,100万円余でございます。この結果、消費税を含む資本的収入額が資本的支出額に不足する額6億7,500万円余は、損益勘定留保資金、建設改良積立金などで補填するものでございます。  次に、議第81号 令和4年度袋井市下水道事業会計決算認定についてにつきまして御説明申し上げます。  収益的収支につきましては、消費税を除いた収入総額が14億6,900万円余に対しまして、支出総額は14億6,100万円余でございます。この結果、収支差引800万円余が当年度純利益となりました。  また、資本的収支についてでございますが、消費税を除いた収入総額が21億1,500万円余に対しまして、支出総額は23億2,300万円余でございます。この結果、消費税を含む資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億4,400万円余は、損益勘定留保資金などで補填するものでございます。  次に、議第82号 令和4年度袋井市病院事業会計決算認定についてにつきまして御説明申し上げます。  収益的収支につきましては、消費税を除いた収入総額が17億9,500万円余に対しまして、支出総額は17億8,900万円余でございます。この結果、収支差引500万円余の当年度純利益となり、前年度繰越利益剰余金等の1億5,900万円余を合わせた1億6,400万円余が当年度未処分利益剰余金となっております。  また、資本的収支でございますが、消費税を含めた収入総額8,800万円余に対しまして、支出総額は1億7,200万円余でございます。この結果、不足する額8,300万円余は過年度損益勘定留保資金等で補填するものでございます。  次に、議第83号 令和4年度太田川原野谷川治水水防組合会計歳入歳出決算認定についてにつきまして御説明申し上げます。  予算総額は720万円で、これに対しまして決算額は、歳入が610万円余、歳出が550万円余、歳入歳出差引残額は50万円余となった次第でございます。  なお、差引残額は、前年度末で組合議会が解散しておりますので、9月市議会で構成市町の全ての議会におきまして決算認定をいただいた後、分担金の負担割合に応じて清算いたします。  次に、議第84号 袋井市犯罪被害者等支援条例の制定についてにつきまして御説明申し上げます。  本案は、犯罪被害者基本法に基づき、犯罪被害者等の支援に関する基本理念を定め、市や市民などの責務を明確にし、犯罪被害者等の支援のための施策を推進することにより、犯罪被害者等の権利利益の保護を図り、市民が安心して暮らせる地域社会の実現を目指すため、新たに条例を制定するものでございます。  次に、議第85号 袋井市税条例の一部改正についてにつきまして御説明申し上げます。  本案は、令和5年3月31日に公布された地方税法等の一部を改正する法律のうち、令和6年1月1日以降に施行される部分に関して改正を行うもので、令和6年度から新たに森林環境税が導入されることに伴い、個人市・県民税の均等割と併せて1人1,000円の賦課徴収を行うことや、給与所得者の扶養親族等申告書の記載事項の簡素化、軽自動車に関し自動車メーカーが燃費・排ガス不正行為を行った場合の納付不足額の加算割合引上げについて、所要の改正を行うものでございます。  次に、議第86号 袋井市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてにつきまして御説明申し上げます。  本案は、令和2年度から地方公営企業法の適用をしている下水道事業につきまして、事業計画の変更を行うことに伴い、地方公営企業法に基づき、条例に規定している経営の基本につきまして、所要の改正を行うものでございます。  次に、議第87号 工事請負契約の締結についてにつきまして御説明申し上げます。  本案は、令和5年度から令和6年度にかけて施行する袋井市総合健康センター非常用発電設備等更新工事に伴うもので、今月3日に制限付き一般競争入札を執行し、株式会社トラストと2億4,618万円で契約するものでございまして、地方自治法及び袋井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  次に、報第7号 令和4年度決算における健全化判断比率等についてにつきまして御説明申し上げます。  健全化判断比率には四つの財政指標がございまして、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、前年度と同様、実質赤字はございませんでした。実質公債費比率につきましては、前年度から0.6ポイント改善し5.2%、将来負担比率につきましては、前年度から2.1ポイント改善し45.3%となり、いずれも早期健全化基準内となっております。  また、公営企業会計の資金不足比率につきましても、資金不足となっている会計はございませんでした。  以上のとおり、現状の財政状況は健全な段階にありますが、今後も引き続き、財政の健全化に努めてまいります。  次に、報第8号 専決処分の報告についてにつきまして御説明申し上げます。  本件は、本年6月14日のさわやかアリーナ南西交差点における、市有自動車における事故につきまして、損害賠償額の決定及び和解をするに当たり、7月18日付で専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により御報告するものでございます。  以上、各議案の提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決を賜りますようお願い申し上げ、私からの提案理由とさせていただきます。 19: ◯議長鈴木弘睦) 以上で、提案理由の説明を終わります。  次に、令和4年度袋井市各会計歳入歳出決算及び基金運用状況、公営企業会計決算、太田川原野谷川治水水防組合会計歳入歳出決算並びに財政健全化に係る審査意見書が監査委員から提出されております。  ここで、久永代表監査委員から意見書の補足説明を求めます。
     久永代表監査委員。              〔代表監査委員 久永豊彦 登壇〕 20: ◯代表監査委員久永豊彦) 改めまして、皆さんおはようございます。監査委員の久永でございます。  では、議案のフォルダー301をお願いいたします。301の2ページをお開き願います。  それでは、令和4年度袋井市各会計歳入歳出決算及び基金運用状況の審査結果につきまして補足説明を申し上げます。  本決算につきましては、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定に基づきまして、市長から審査に付されましたので、寺田 守監査委員と共に審査を実施いたしました。  審査につきましては、提出された書類が地方自治法など関係法令に準拠するとともに、袋井市監査基準に適合し、適正に作成されているか、また、予算は適正かつ効率的に執行されているか、さらには、決算における各数値に誤りはないかなどに主眼を置き、関係する諸帳票及び証書類との照合を行うとともに、関係課長をはじめ職員から事務事業の執行について説明を聴取いたしたところでございます。  その結果につきましては5ページのとおりでございます。  令和4年度袋井市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算書等は、いずれも地方自治法等の関係法令に準拠して作成されており、各計数は関係書類と照合した結果、誤りはなく、予算及び関連する事務事業の執行はおおむね適正であると認めたところでございます。  最初に、一般会計について申し上げます。  8ページをお願い申し上げます。  令和4年度袋井市一般会計決算の状況でございますが、歳入、歳出ともに前年度より減少いたしております。  歳入総額は398億4,840万円余で、前年度と比較いたしますと、金額では16億7,085万円余、率では4.0ポイントの減となってございます。  また、歳出総額は378億3,414万円余で、前年度と比較いたしますと、金額で20億3,335万円余、率では5.1ポイントの減となっております。  表の5段目、Eの欄、実質収支では15億1,927万円余の黒字となり、前年度と比較いたしますと、7,200万円余の増となってございます。  歳入財源別の決算状況でございます。9ページをお願い申し上げます。  市税をはじめといたします自主財源は、前年度と比較し、繰入金等が減収となったものの、市税や繰越金、諸収入などの増によりまして、全体では4.2ポイントの増となったものでございます。  依存財源につきましては、前年度と比較し、地方交付税や地方消費税交付金などが増収とはなりましたが、国庫支出金や市債、地方特例交付金などの減によりまして11.2ポイントの減となったものでございます。  また、自主財源である市税の収入未済額につきましては、滞納処分の強化など収納対策に取り組まれている結果、収入未済額は、前年度と比較いたしますと、7,417万円余減少をいたしたところでございます。  今後も適正な債権管理に努められ、積極的な収納対策を実施されるとともに、自主財源の確保のため、市税等の納期内納付率の向上やふるさと納税等の推進をお願いするところでございます。一方、依存財源における国費や県費等の補助金の確保につきましては、国の動向などを注視しつつ、精力的に取り組んでいただきたいと存じます。  次に、歳出の性質別決算状況でございます。  10ページをお願いいたします。  消費的経費では、新型コロナウイルス感染症対策事業や子育て世代への臨時特別給付金の給付事業などの減少によりまして、補助費等が大きく減となってございます。  投資的経費では、浅羽中学校施設整備事業費などの減少によりまして、普通建設事業費が減少をいたしておりますが、静岡モデル防潮堤整備事業や袋井駅南まちづくり事業の推進、学校、コミュニティセンターなどの公共施設の長寿命化などに取り組まれ、着実に執行がなされているところでございます。  今後の経済環境につきましては、国内物価の高騰や世界的な景気停滞の懸念などにより、厳しさが増していくものと見込まれますが、自主財源の確保はもとより、各種事業の必要性や費用対効果をよく検証し、事業の選択と集中による財源の適切な配分に努め、健全で安定した財政基盤を構築していただきますようお願いを申し上げたいと思います。  次に、基金の状況について申し上げます。  少し飛びまして、37ページをお願いいたしたいかなと思います。  一般会計の12の基金の年度末現在額につきましては、総額で64億8,099万円余と、前年度末の65億5,172万円余に比べますと、総合健康センター事業推進基金などへの積立てはございましたが、公共施設等適正管理基金や職員退職手当基金などの取崩しによりまして、7,073万円余の減少となってございます。  また、基金の運用につきましては、地方自治法の規定に基づき、各基金とも、その設置目的に沿って効率的な運用がされておりますが、今後におきましても、厳しい財政状況に変わりはございませんことから、なお一層、確実かつ効率的な運用を図られるとともに、将来を見据えた基金の適正額につきましても、引き続き御検討いただきますようお願いを申し上げます。  続きまして、企業会計につきまして申し上げます。  議案フォルダーは302をお願い申し上げます。302の2ページをお開き願います。  令和4年度袋井市水道事業会計、袋井市下水道事業会計及び袋井市病院事業会計決算の審査結果につきまして、補足説明を申し上げます。  本決算につきましては、地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、それぞれの決算書及び附属書類を、さきに申し上げました一般会計と同様に審査いたしたところでございます。  審査の結果につきましては4ページのとおりでございます。  審査に付されました令和4年度袋井市水道事業会計、袋井市下水道事業会計及び袋井市病院事業会計決算書並びに附属書類につきましては、いずれも関係法令に準拠して作成されており、各計数において誤りはなく、その経営成績及び財政状況を適正に表示しているものと認めたところでございます。  まず、水道事業会計について申し上げます。  7ページをお願いいたします。  予算の執行状況につきましては、水道事業収益が19億3,655万円余で、水道事業費用は16億3,158万円余となっております。  9ページをお願いいたします。  3の経営の成績でございますが、経常収支につきましては、収益から費用を引いた経常利益が2億4,179万円余、特別損失が10万円余でございましたので、合わせますと、当年度純利益は2億4,168万円余となっております。前年度と比較をいたしますと、8,243万円余増加をいたしたところでございます。  老朽化した施設の更新や大規模地震等の災害に備えた施設整備を推進するとともに、重要なライフラインであります水道事業が、将来にわたって安定的に事業を継続するため、より一層の経営の効率化、適正化を図り、安定した財政基盤の確立に努めていただきたいと存じます。  続いて、下水道事業会計について申し上げます。  20ページをお願いいたします。  予算の執行状況につきましては、下水道事業収益が15億8,033万円余で、下水道事業費用は14億9,849万円余となっております。  22ページをお願いいたします。  3の経営の成績でございますが、経常収支につきましては、収益から費用を引いた経常利益が879万円余、特別損失が9万円余でございますので、合わせますと、当年度純利益は870万円余となっております。  下水道事業は、下水道未整備地区の整備や既存施設の設備更新など、今後も多くの費用が見込まれるところでございます。市民の生活環境の維持、河川の水質保全と計画的な事業の実施の両立を図り、下水道事業が継続され維持できますよう、将来における健全経営、一般会計と受益者負担の適正化、経営の合理化等に努めていただきたいと存じます。  次に、病院事業会計について申し上げます。  少し飛びまして、33ページをお願い申し上げます。  予算の執行状況でございますが、病院事業収益が18億355万円余で、病院事業費用は17億9,798万円余となっております。  35ページをお願いいたします。  3の経営成績のところでございますが、経常収支につきましては、経常利益が977万円余で、特別利益が2,544万円余、特別損失が2,970万円余でございましたので、合わせますと、当年度純利益は550万円余で、前年度と比較いたしますと、61万円余増加をいたしております。  病院事業は、指定管理者制度により、令和5年度以降につきましても引き続き、社会福祉法人聖隷福祉事業団に診療業務を委託しており、急性期病院や地域の診療所、介護施設などと連携を深められ、切れ目のない医療体制の充実を図るため、取り組まれております。  診療面では、常勤医師など医療スタッフが確保され、一般病床50床、療養病床50床、回復期リハビリテーション病床50床の計150床の入院体制で患者を受入れされているものでございます。  今後におきましても、指定管理者と連携、協力し、効率的で安定した病院経営に努められるとともに、地域や市民に寄り添う病院として、保健、医療、介護、福祉の拠点としての病院運営に取り組んでいただきたいと存じます。  続きまして、太田川原野谷川治水水防組合会計について申し上げます。  議案フォルダーは303をお願いいたします。303の2ページをお願い申し上げます。  令和4年度太田川原野谷川治水水防組合会計歳入歳出決算の審査結果につきまして、補足説明を申し上げます。  本決算は、当組合が解散をいたしたため、令和5年3月31日をもって打ち切られ、令和4年度の歳入歳出決算を、地方自治法第292条の規定に基づき、地方自治法施行例第5条第3項により袋井市長から審査に付されたため、一般会計などと同様に審査をいたしたところでございます。  審査の結果につきましては4ページのとおりでございます。  審査に付されました令和4年度の決算書及び附属書類につきましては、いずれも関係法令に準拠して作成されており、各計数において誤りはなく、関係諸帳票及び証拠書類といずれも符合し適正であると認めたところでございます。  今後は、組合の解散により承継された事務を適切に履行するとともに、流域市町と連携し、太田川水系の河川整備のための活動に努めていただきたいと存じます。  次に、財政健全化につきまして申し上げます。  議案のフォルダーは304をお願いいたします。304の2ページをお願い申し上げます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づきます令和4年度袋井市財政健全化審査について申し上げます。  審査に付されました健全化判断比率の算定の基礎となる数値はいずれも適正であり、その内容においては、全ての比率が早期健全化基準を下回っており、健全な財政状態であることを確認したところでございます。  今後も引き続き、適正な財政運営に努めていただきたいと存じます。  以上が、各会計における決算審査等の状況でございますが、住民福祉の増進のため、最小の経費で最大の効果を上げますよう、効率的な行財政運営に努めるとともに、市民一人一人に寄り添ったサービス、地域の安心・安全が図られ、市民に生活満足度が高い行政と判断されますよう、いい行政になられんことを要望いたしまして、令和4年度各決算審査意見書の補足説明とさせていただきます。 21: ◯議長鈴木弘睦) 以上で、意見書の補足説明を終わります。  次に、日程第7、閉会中に開催されました議会活性化特別委員会の中間報告を求めます。  戸塚議会活性化特別委員長。            〔議会活性化特別委員長 戸塚哲夫 登壇〕 22: ◯議会活性化特別委員長戸塚哲夫) 私から、議会活性化特別委員会の中間報告をさせていただきます。  中間報告の前に、議会活性化特別委員会の昨年からの流れについて整理をしておきたいと思います。  議会活性化特別委員会は、議会運営の諸課題に的確に対処し議会を活性化していくため、昨年6月定例会において設置されました。  検討、協議するものとして、議員定数、これは令和7年4月以降、この在り方について。  次に、副議長及び副委員長の任期の在り方について。  広報広聴委員会、この常任委員会の設置について。  それから、各種団体との意見交換の在り方について。  そのほか、委員会が必要と認めた事項。  この5点であります。  令和4年度は、6月29日の第1回を皮切りに、本年3月16日まで11回の協議、検討を重ね、3月17日に議長に、委員会としての結論をまとめ、提言されたところであります。  今回の中間報告は、7月19日の開催(第13回)、8月16日開催(第14回)の特別委員会の中間報告であります。  最初に、第13回特別委員会の報告をします。  あわせて、フォルダー議会活性化特別委員会、令和5年度を御覧ください。  議題は、特別委員会の今後の進め方、継続検討が必要と思われる重点的な課題等でありました。  冒頭、私から、5月15日の臨時議会において、特別委員会委員8名のうち3名が入れ替わりましたので、委員会をどう進めるか意思統一をしていきたい。まずは議員定数の在り方について議題として進めていきたいと申し上げ、委員に意見を求めました。  それに対しての発言内容、また決定事項について報告をします。  議員定数も重要な課題であるが、議員間討議の取組、一般質問におけるパワーポイントの活用、議長選挙を立候補制にとの発言がありました。  また、前回の積み残しの問題が今議題となっているが、平成元年からの特別委員会で定数の改正は必要ないと理論づけしている。どういう意図でいつまでにやるのかとの質問があり、私からは、特別委員会を立ち上げるときに、いま一度議員定数の在り方について検討していただきたいと議長からの指示があったこと、また、この課題については令和5年度中には決めていきたいとの答弁をしました。  また、広報広聴委員会の常任委員会化については、11回の検討で結論を出したばかりであるので、検討から除くこととしました。  次に、袋井市議会のアンケートの実施については、経年的な市民の意識の変化を見るため、同じ内容で定期的にやったほうがいい。広報広聴委員会も、市民のアンケート調査を計画しているが、袋井市議会アンケートは、議会活性化特別委員会が対応することとしました。  今回の開催が13回目と前年度の特別委員会を引き継いでいる、議員定数の在り方に絞るべきと考える。そのほかの項目もあると思うが、委員の意見を伺いながら適宜やってはどうか。議員定数については、いろいろな資料、知見を集めて論理的に構築していく。議会が主体的に定数を改正していくのか、方向性を示すのか。議会としての考え方を持つべきである等々でありました。  次回の特別委員会で、今後の進め方についてはいま一度整理し、ロードマップ等でお示しする。アンケートの実施についても、正副委員長で設問内容等も精査し、対応していくこととしました。  次に、第14回特別委員会の報告をします。  議会活性化特別委員会の第14回のフォルダーをお開きください。  最初に、今後の進め方について、前回御指摘をいただきましたのでいま一度整理し、これまでの取組、令和5年度の課題、アンケートの実施、3種類のロードマップ、これは議員定数の在り方、市議会アンケートの実施、その他ということで、この3種類のロードマップの説明をし、意見を求めました。  主な意見を申し上げます。  選挙は再来年の4月で、取り急ぎ結論を出す必要があるか疑問であると。令和6年の上半期でもいいのではないか。令和6年度まで拡大したロードマップをつくってほしいと。  また、今回示されたロードマップでよい。特別委員会委員でない方の意見もしっかり聞くようにお願いしたい。
     3カ月で定数等の議論というのは、結論を導き出すのは非常に難しい。周知期間、条例の提出期限を考えた場合、幅を持たせたほうがよい。  アンケートで何を市民が求めているか。表面上の数字だけではなくて、なぜこの数字が出てきたのか、数字だけでは評価できないと感じていると。  続いて、アンケート調査の実施について報告をします。  フォルダー1-(2)-ウをお開きください。  袋井市議会に関するアンケート調査への協力についての実施要項でございます。  基本的には、前回のアンケートと同じ内容で、比較検討しやすいように組み立てました。調査の期間は9月10日から10月10日までの1カ月間、調査内容についても前回と変更はないとの説明をし、委員からは、時代が変わってきているので、過去のデータと比較してもあまり意味がないのではないか。  前回の内容にある程度照らし合わせながらやることが、進め方として好ましいのではないか。調査の方法として、Grafferスマート申請を中心にとの説明であるが、できる人・できない人がいる。  周知の方法についての質問では、まずはホームページ、また自治会連合会長、自治会長には文書等でお願いをしていきたい。  前回のアンケートでは、高校生、60歳代は高い回収率であったが、20代、また80代はほとんど回答されなかった。もう少しサンプルを増やしたらどうか。  そのほか、多くの意見をいただきましたが、9月10日から実施と時間もないので、本日の御意見等を踏まえ、正副委員長で調整させていただくこととしました。  最後に、その他について報告をさせていただきます。  第13回の特別委員会終了後、議会運営委員長から、予算決算特別委員会の設置に向けて、検討を議会活性化特別委員会でしてほしいとの申入れがあったと、委員に私からお伝えをしました。  前回の特別委員会では、予算決算特別委員会の設置に関しては、現状の分割付託による委員会体制から大きな問題を見いだすことができなかったとの調査検討報告がされております。委員からは、この件については一度整理した上で、議長、議会運営委員会委員長と打合せをして、次回委員会で検討したらどうかとの御発言をいただきました。  私と副委員長で8月21日、正副議長、議会運営委員会正副委員長と打合せをしました。  今回、予算決算特別委員会の設置については、近年、地方議会に対する住民の理解や関心が低下しているとの問題が指摘されている。その一因として、予算や決算といった地方公共団体の基本的な事務に関する審査が、分割付託や特別委員会によって行われていることが挙げられている。これにより、議員の専門性や責任が希薄になり、住民にとっても議会活動が見えにくくなっているとの指摘がある。また、議案の分割付託自体が、議案一体の原則に反するとの声もあり、分割付託の違法性も問われているとの説明を受けました。  また、議長の所信にも、予算決算審査についての調査研究も述べられており、協議の結果、予算決算委員会制度を導入している近隣市の事例等を調査し、次回開催の特別委員会から対応していくということといたしました。  以上、議会活性化特別委員会の中間報告とさせていただきます。 23: ◯議長鈴木弘睦) 以上で、議会活性化特別委員会の中間報告を終了いたします。  会議の途中でありますが、ここでしばらく休憩いたします。                (午前10時43分 休憩)   ──────────────────────────────────────                (午前10時44分 再開) 24: ◯議長鈴木弘睦) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。  これから、議会活性化特別委員長の報告に対する質疑に入りますが、質疑の通告がございませんので、質疑なしと認めます。  以上で、議会活性化特別委員長に対する質疑を終了いたします。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  次回は、9月5日午前9時から会議を開き、一般質問を行います。  本日は、これにて散会いたします。                (午前10時45分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...