初めに、
地方自治法第235条の2第1項の規定に基づいて行いました
例月現金出納検査の結果について御報告いたします。
検査の対象は、
会計管理者等所管に係る令和2年度7月、8月、9月分の
現金出納保管状況であります。検査の概要は、各所管から提出されました資料の説明聴取と証拠書類、
収支計算書、試算表を照査し、
指定金融機関の
出納総括表及び
預金残高証明書との照合を行いました。
検査の結果は、お手元にお配りしてあります緑の表紙のⅠの次のページの
例月現金出納検査結果報告書の写しに記載してありますように、各種会計及び
歳入歳出外現金並びに病院・水道・
下水道事業会計の収支額は別表のとおりであり、収支残高と
指定金融機関の現在高はいずれも相違ないことを認めました。
次に、
地方自治法第199条第7項の規定に基づいて行いました
財政援助団体等監査の結果について御報告いたします。
緑の表紙のⅡの次のページの
財政援助団体等監査結果報告書(第2回分)の写しを御覧ください。
今回の監査は、
藤枝市民グラウンド・
藤枝市民テニス場の
指定管理者であります
株式会社協栄静岡支店の平成30年度及び令和元年度における公の施設の管理運営に係る出納その他の事務の執行について、公の施設の
指定管理者監査を実施いたしました。所管課は、
市民文化部スポーツ・
文化局スポーツ振興課であります。
監査の方法、期日、結果につきましては、報告書に記載してあるとおりでありますが、監査の結果、施設の管理に係る出納その他の事務については、一部に
条例施行規則に定める使用許可の申請手続に沿って行われていないもの、必要書類が添付されていないもの、
年度計画書、
業務報告書の記載誤り、料金等の承認手続や備品管理の不備が複数あるなど改善を要する事項が多数見受けられましたので、
条例施行規則、協定書及び仕様書の内容を再度確認し、適正な事務処理に努めるよう指導いたしました。
所管課に対しましては、
文書取扱事務などに複数の不備が見受けられたため、適正な事務処理を行うよう指導するとともに、
指導管理体制を整備し、書類確認の徹底や緊密な連絡、調整を行うよう要望いたしました。
以上、簡単ではございますが、
例月現金出納検査及び
財政援助団体等監査結果の報告といたします。
○議長(
大石保幸議員) 日程第1、第91号議案、第92号議案及び第97号議案から第102号議案まで、以上8件を一括議題といたします。
第91号議案、第92号議案及び第97号議案から第102号議案まで、以上8件の
提案理由の説明を求めます。市長。
(登 壇)
◎市長(北村正平) おはようございます。
ただいま議題となっております議案8件につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
初めに、第91号議案 令和2年度藤枝市
一般会計補正予算(第7号)についてでございます。
お手元にある令和2年度
一般会計補正予算書の1ページと
補正予算案概要の資料、
新型コロナウイルス感染症に対する緊急対策第6弾を御覧ください。
今回の補正は、
歳入歳出予算にそれぞれ3億7,400万円を追加して、予算の総額を725億5,300万円とするほか、
債務負担行為について、所要の補正を行うものであります。
主な補正内容でありますが、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、
志太榛原圏域の初期救急を担っております志太・
榛原地域救急医療センターの診療報酬が患者の減少により減収したことに伴い、運営体制を支援するものであります。
また、子供たちの継続した学びの環境を確保するため、児童・生徒の1人1台パソコンで活用するソフトウェアを整備するものでございます。
今回の歳出予算を賄う財源としましては、
国庫支出金などの特定財源と一般財源につきましては、
財政調整基金の繰入金により対応するものであります。
債務負担行為の補正につきましては、まずは工事発注時期の平準化を図るため、
市単独事業の市道新設・
水路改良事業費を追加し、そのほか、
自主運行バス運行事業費について所要の
債務負担行為を追加するものであります。
続いて、条例関係の議案です。
お手元の議案集、14ページ及び15ページの
議案提案理由書を御覧ください。
初めに、第92号議案 第6次藤枝市
総合計画基本構想についてです。別冊も併せて御覧ください。
本市は、平成22年に本年度を目標年度とした第5次の基本構想を定め市政運営の指針としてまいりましたが、さらに総合的かつ計画的な市政の運営を図るため、令和12年度を新たな目標年度とした第6次の基本構想を定めるものであります。
次に、第97号議案 藤枝市
地区交流センター条例の一部を改正する条例についてでございます。
葉梨地区交流センターの移転に伴い、令和3年1月1日に「下之郷107番地の1」から「上薮田759番地」へ所在を変更するものです。
次に、第98号議案 藤枝市印鑑条例の一部を改正する条例についてです。
市民の皆様の利便性の向上に向け、
個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードを使用して、
民間事業者が設置する多
機能端末機から
印鑑登録証明書を交付できるよう改正するものであります。
次に、第99号議案 藤枝市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例であります。
地方税法施行令の一部を改正する政令が令和3年1月1日に施行されることに伴い、
国民健康保険税の軽減判定に用いる総所得金額の算定方法を改正するものです。
次に、第100号議案
れんげじスマイルホールの
指定管理者の指定について、第101号議案 志太・
榛原地域救急医療センターの
指定管理者の指定について、及び第102号議案 藤枝市
駅南自転車駐車場の
指定管理者の指定についての3本の議案ですが、これらは
地方自治法第244条の2第6項の規定により、来年4月1日から本市の公の施設の管理を行わせるそれぞれの
指定管理者について、議会の議決を求めるものであります。
以上、補正予算を含む議案8件につきまして、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
大石保幸議員) これで、第91号議案、第92号議案及び第97号議案から第102号議案まで、以上8件の
提案理由の説明は終わりました。
○議長(
大石保幸議員) 日程第2、第93号議案から第96号議案まで及び第103号議案、以上5件を一括議題といたします。
第93号議案から第96号議案まで及び第103号議案、以上5件の
提案理由の説明を求めます。市長。
(登 壇)
◎市長(北村正平) ただいま議題となっております議案5件につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
お手元の議案集の14ページ及び15ページの
議案提案理由書を御覧ください。
初めに、第93号議案
藤枝市議会議員の議員報酬及び
期末手当の支給並びに
費用弁償条例の一部を改正する条例についてです。
本年10月7日付の
人事院勧告に準じ、
国家公務員の給与が改定されることに伴い、
藤枝市議会議員の
期末手当の改正を行うものです。
次に、第94号議案 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてです。
本議案も10月7日付の
人事院勧告に準じ、
国家公務員の給与が改定されることに伴い、本市の
特別職職員の
期末手当の改正を行うものであります。
次に、第95号議案 藤枝市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてです。
本議案も10月7日付の
人事院勧告に準じ、
国家公務員の給与が改定されることに伴い、本市職員の
期末手当の改正を行うものであります。
次に、第96号議案 藤枝市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてです。
本議案は、10月21日付の静岡県
人事委員会勧告に準じ、
会計年度任用職員の
期末手当の改正を行うものであります。
次に、第103号議案 市有財産の取得について(
有害鳥獣減容処理装置)についてです。
本議案は、有害鳥獣の捕獲者の負担軽減及び
衛生処理等を図るため、
有害鳥獣減容処理装置を1台取得するものです。
本年10月20日に執行された
一般競争入札の結果、
有限会社芹澤微生物研究所が入札額2,740万円で落札したので、これに消費税274万円を加算した金額で売買契約を締結するものです。
なお、取得する処理装置は、来年3月20日までに納入する予定でございます。
以上、議案5件につきまして、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
大石保幸議員) これで、第93号議案から第96号議案まで及び第103号議案、以上5件の
提案理由の説明は終わりました。
○議長(
大石保幸議員) ここでしばらく休憩いたします。
午前9時18分 休憩
午前9時18分 再開
○議長(
大石保幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(
大石保幸議員) これから
上程議案5件に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、
上程議案5件に対する質疑を終わります。
○議長(
大石保幸議員) ただいま議題となっています第93号議案から第96号議案まで、以上4件は
総務文教委員会に、第103号議案は
建設経済環境委員会にそれぞれ付託をいたします。
○議長(
大石保幸議員) ここでしばらく休憩をいたします。
午前9時19分 休憩
午前10時14分 再開
○議長(
大石保幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(
大石保幸議員) ここで、
事務局長から諸般の報告をいたします。
事務局長。
◎
議会事務局長(大畑範芳) 御報告いたします。
先ほど、各
常任委員会へ付託をいたしました第93号議案から第96号議案まで及び第103号議案、以上5件の審査が終了した旨、各
常任委員長から報告があり、これを受理をいたしました。以上でございます。
○議長(
大石保幸議員) 次に、各委員会に付託いたしました
上程議案5件について、各委員長の報告を求めます。
最初に、
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。
(登 壇)
◎
総務文教委員長(
岡村好男議員)
総務文教委員会に付託されました議案4件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に報告をいたします。
初めに、第93号議案
藤枝市議会議員の議員報酬及び
期末手当の支給並びに
費用弁償条例の一部を改正する条例について申し上げます。
「議員報酬が安いと言われていることの中で、今回報酬を下げることに対して考えを伺う。」という質疑があり、これに対し、「議員の
期末手当については、これまで一般職員と同様、引上げ、引下げのいずれの場合も
人事院勧告により改定を行ってまいりました。今回の引下げについても一般職と同様の改定を行う必要があると考えている。」という答弁がありました。
このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、第94号議案 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、第95号議案 藤枝市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
初めに、「職員組合との交渉経緯と組合からの意見はどのようなものがあったか。」という質疑があり、これに対して、「職員組合とは4回の事務折衝を重ね団体交渉を行い、妥結をいただいている。職員組合からは、
新型コロナウイルス感染症対策に尽力している職員にとっては非常に厳しい内容となっているが、現下の厳しいコロナ禍の
社会経済情勢を反映しての内容であり、市民感情を考慮すればやむを得ない措置であると一定の理解をいただいており、本市としても苦渋の決断をし、提案するものである。」という答弁がありました。
このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
最後に、第96号議案 藤枝市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
一委員より、「県の
人事委員会でも国と同じような調査を行っているのか。」という質疑があり、これに対し、「
人事委員会は、
地方公務員法により都道府県と
政令指定都市に設置が求められているもので、国と同様の調査を行っている。本年度、静岡県の
人事委員会は、従業員50人以上の県内の
民間事業所、449事業所に対し調査をし、その結果を基に
県内民間企業の給与水準との均衡を図るよう勧告している。」という答弁がありました。
このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。以上、報告いたします。
○議長(
大石保幸議員) 次に、
建設経済環境委員長の報告を求めます。
建設経済環境委員長。
(登 壇)
◎
建設経済環境委員長(
平井登議員) 私から、
建設経済環境委員会に付託されました議案1件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に報告いたします。
第103号議案 市有財産の取得について(
有害鳥獣減容処理装置)について申し上げます。
初めに、「落札した
芹澤微生物研究所以外に
減容化処理装置の製造業者はあるのか。」という質疑があり、これに対して、「農林水産省のホームページによると、
芹澤微生物研究所と北海道の製造業者の2者のみである。」という答弁がありました。
次に、「臭気対策について伺う。」という質疑があり、これに対して、「視察した伊豆市の
イズシカ問屋では、投入量が不適切だったため、多少の臭気が発生していた。本市では、投入量を適正にすると同時に脱臭装置を備えていく。」という答弁がありました。
最後に、「令和3年4月の稼働に向けて、委託業者に対する指導はどのように行うのか。また、施設の保守・
メンテナンスは適切に行われるのか。」という質疑があり、これに対して、「
市内一般廃棄物の処理業者に施設の維持管理を委託するが、
施設整備維持管理マニュアルを作成して、管理方法を指導していく。
メンテナンスは、
芹澤微生物研究所が年2回行う。問題発生時は迅速に対応していただく。」という答弁がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上、御報告いたします。
○議長(
大石保幸議員) 以上で、各委員長の報告は終わりました。
○議長(
大石保幸議員) ここでしばらく休憩いたします。
午前10時23分 休憩
午前10時24分 再開
○議長(
大石保幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(
大石保幸議員) これから
上程議案5件の各委員長の報告に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、
上程議案5件の各委員長の報告に対する質疑を終わります。
○議長(
大石保幸議員) 次に、第93号議案から第96号議案まで、以上4件の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。
最初に、原案に反対の17番
石井通春議員。石井議員。
(登 壇)
◆17番(
石井通春議員) 上程されております一連の
期末手当の
支給率引下げに反対の討論を行います。
この議案は
人事院勧告に対応するものであり、
地方公務員法の適応情勢の規定に基づくもので、市が決めるものではなく、国が決めるものであり、かつ自治体が抵抗できるものではありませんが、たとえそうであっても藤枝市の状況に照らし合わせてどうなのかを見極めるのが我々議員の任務だと思っております。
以下、各議案の問題点を指摘します。
なお、
期末手当の減額ですが、その基礎となりますのは支給月数ですので、それを基準にして話をします。
最初に、我々議員の
期末手当の削減、第93号議案です。私は給料や手当が高過ぎれば、それを引き下げることはやぶさかではないと考えます。国会議員給料の2割削減が今年行われましたが、月額123万円の給料が2割削減したところで、100万円以上維持できる金額です。
よく言われるように、議員が歳費を削減したから国民も我慢しなさいとか、休業補償がなくてもいいとか、筋違いなことは言うべきではないとしつつ、この金額の多さで我が党は国会議員の歳費削減に賛成しています。
ところが、
藤枝市議会議員の給与の額はどうでしょうか。先ほどの
委員長報告にもありましたが、人口規模に見合っての手取り31万円程度は安過ぎると、議員の成り手がないといった議論がこの議会のほぼ大勢を占めているのではないでしょうか。
これに対する異論は、私に関する限り聞いたことがありません。であるならば、当然この議案には反対するしかないと思います。
次に、特別職の減額、第94号議案です。
これも先ほど述べたとおり、高過ぎる金額であれば削減も視野に入れるべきですが、藤枝市がどうなっているかが賛否の判断になると思います。市長の支給月額90万円及び、改定後の支給月4.5か月分は、類似団体で比較いたしますとほぼ平均値です。飛び抜けて高いわけではありませんが、低いわけでもありません。私は人口14万5,000人の都市でこの額は低いと思いますけれども、逆の発想もあろうと思います。
一方、このコロナ禍で首長自ら手当を返上する動きが各地で見られ、それが世間では拍手喝采で迎えられている状況があります。
しかし、公務における賞与の基本的な考え方はどういうものであるかを考える必要があると思います。手当は民間における賞与等の特別給相当の給与です。これを支給割合について常に民間と均衡すること、つまり民間における賞与のうちの一律支給分、または
期末手当、一時金ですが、この支給分に相当する給与であるということは通説です。よって、コロナ禍の財政悪化を理由にした首長自らの手当削減は、民間の給与そのものの削減の呼び水になる、逆効果しか生み出さないのです。こうした負のスパイラルは止めるべきで、官民問わず労働者が団結して地位向上していくことこそ、あらゆる労働者の権利が剥奪されている現在に必要なことではないでしょうか。
次に、一般職、第95号議案です。
コロナで給料が減った、仕事がなくなった。一方で公務員は恵まれている、削減は当然だと。残念ながら市民の中にそうした思いがあるのは事実です。
しかし、藤枝市の職員、平均年齢40歳。その40歳の職員が平均支給額約40万円弱。この額に対して削減をしなければいけないほどもらっているのかと。住民こそが主人公の立場で、全体の奉仕者としてコロナに苦しむ住民の立場に一番近い地方公務員こそ、先進的な役割を求められている立場でありながら、そのやる気をくじくようなことをなぜするのかと。民間との比較を言うなら、民間には大もうけしたときなどに出るでしょう臨時ボーナスなどの恩恵が公務員には起こり得ない矛盾をどう説明するのかと。
コロナで言えば、憲法29条で保障されております財産権、この第3項に、私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用いることができるとあるのは、感染症で休業せざるを得ない状況でも国は正当な保障をしなければいけないということですが、現在、国がこの役割を放棄しています。その怒りの矛先を自らに向けさせないがために、国民の間に分断を持ち込んでいるのです。先ほどの第94号議案に通じますが、改めて労働者が団結して国民生活の向上を国に約束させる取組こそ、今必要であると思います。
最後に第96号議案、
会計年度任用職員についてです。
もともと公務員におけます臨時職員制度は、あくまでも臨時であって、何年間もそうした雇用形態を続けること自体に問題があります。同じ労働であるならば、正規職員として採用しなければいけないのに、就業時間を15分程度短くするなどといった小手先の違いを設けることで、臨時職員を常態化してきたことにこそ問題があります。それを恒久化させたのが
会計年度任用職員制度ですが、その中で僅かばかりの前進面とも言えます手当の支給が実現されましたが、今回早速削減されました。
しかも、正規職員は4.5か月分の支給があるのに
会計年度任用職員は2.55か月分と、ここでも格差がつけられております。
さらに、この
会計年度任用職員の改定は、全国で静岡県だけが実施されているという徹底ぶりです。正規職員数を増やすことこそ必要でありまして、こうした分野にまで削減を求めることは決して認められるものではないと考えます。
これら一連の議案は、議員個々、公務員個々の問題にとどまらずに、国民の8割を占める労働者階級全体に悪影響を及ぼすものでありまして、以上の理由で私は反対の討論といたします。
○議長(
大石保幸議員) 次に、原案に賛成の6番 深津寧子議員。深津議員。
(登 壇)
◆6番(深津寧子議員) 私は、ただいま議題となっております第93号議案から第96号議案の条例改正案について、一括して賛成の立場から討論いたします。
人事院の給与勧告制度は、現行の公務員の給与水準決定における基本となるものであり、
人事委員会を持たない地方公共団体においては、
人事院勧告を尊重することが国や他の地方公共団体の給与や民間企業の給与との均衡を保ち、給与の適正化を図るための最善の策であると理解しております。
本市においては、これまで給与月額や期末・勤勉手当の改定については
人事院勧告に準拠し、引上げ、引下げのいずれの場合も実施してきた経緯があります。今回の改正も給与の官民均衡を図るための措置であり、また併せて市民の公務員給与に対する信頼を得るための措置であると考えられます。
今回の改正については、藤枝市職員の
期末手当を0.05月引き下げるという新型コロナウイルス対策に尽力している職員にとっては非常に厳しい内容となっておりますが、現下の厳しいコロナ禍の社会情勢を反映しての内容であり、やむを得ない措置であると考えられます。
また、議案の上程に当たり、職員組合とも十分な協議を重ね、合意を得た上での条例改正ということであり、その内容は情勢適応の原則にかなうもので、適当であると考えております。
なお、本市におきましては、これまで市議会議員や特別職などの
期末手当について、一般職の期末・勤勉手当の改定に合わせ、引上げ、引下げのいずれの場合も一般職と同様に実施をしてきました経緯があります。
以上の観点から、私は本議案に対し賛成するものであります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
大石保幸議員) 以上で
上程議案4件の討論を終わります。
○議長(
大石保幸議員) 次に、第103号議案の討論を行いますが、通告はありません。通告なしと認め、本案の討論を終わります。
○議長(
大石保幸議員) これで、
上程議案5件の討論は終わりました。
○議長(
大石保幸議員) これから
上程議案5件を採決いたします。
初めに、第93号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。
(起立多数)
○議長(
大石保幸議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
大石保幸議員) 次に、第94号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。
(起立多数)
○議長(
大石保幸議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
大石保幸議員) 次に、第95号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。
(起立多数)
○議長(
大石保幸議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
大石保幸議員) 次に、第96号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。
(起立多数)
○議長(
大石保幸議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
大石保幸議員) 次に、第103号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
大石保幸議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
大石保幸議員) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
再開日時をお知らせします。12月3日午前9時開議です。
○議長(
大石保幸議員) 本日はこれで散会いたします。
午前10時39分 散会...