藤枝市議会 2015-06-26
平成27年 6月定例会−06月26日-05号
平成27年 6月定例会−06月26日-05号平成27年 6月定例会
平成27年6月
藤枝市議会定例会会議録(5日目)
平成27年6月26日
〇議事日程
平成27年6月26日(金曜日)
・開議
・諸般の報告
(1) 各
常任委員会付託議案の
審査終了報告の受理について
(2)
市長提出追加議案の受理について
(3)
議員提出議案の受理について
(4)
所管事務調査通知書及び閉会中継続調査申出書の受理について
(5)
全国市議会議長会の表彰伝達について
日程第1 第48号議案から第59号議案まで
以上12件一括上程
1.各常任委員長の委員会審査の経過並びに結果の報告
(1)
総務文教委員長報告
第48号議案 専決処分の承認を求めることについて(藤枝市税条例等の一部を改正する条例)
第49号議案 専決処分の承認を求めることについて(藤枝市
都市計画税条例の一部を改正する条例)
第52号議案 藤枝市
情報公開条例の一部を改正する条例
第53号議案 藤枝市
個人情報保護条例の一部を改正する条例
第54号議案 藤枝市税条例の一部を改正する条例
以上5件
(2)
健康福祉委員長報告
第50号議案 専決処分の承認を求めることについて(藤枝市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
第51号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度藤枝市
病院事業会計補正予算(第2号))
第55号議案 藤枝市
介護保険条例の一部を改正する条例
以上3件
(3)
建設経済環境委員長報告
第56号議案 藤枝市
自転車等駐車場条例の一部を改正する条例
第57号議案 藤枝市地区計画区域における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
第58号議案 藤枝市
手数料徴収条例の一部を改正する条例
第59号議案
建設工事委託協定の締結について(藤枝市
公共下水道根幹的施設の建設工事)
以上4件
2.委員長報告に対する質疑
3.討 論
4.採 決
(1) 第48号議案から第51号議案まで 以上4件について
(2) 第52号議案 1件について
(3) 第53号議案 1件について
(4) 第54号議案から第59号議案まで 以上6件について
日程第2 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について
以上1件上程(
委員会付託省略事件)
1.質 疑
2.討 論
3.採 決
日程第3 静岡県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について
日程第4 発議案第15号
地方単独事業に係る国保の
減額調整措置の見直しを求める意見書
発議案第16号 農林水産業の輸出促進に向けた施策の拡充を求める意見書
以上2件一括上程(提案理由の説明、
委員会付託省略事件)
1.採 決
日程第5 発議案第17号
決算特別委員会の設置について
以上1件上程(提案理由の説明、
委員会付託省略事件)
1.採 決
2.
決算特別委員会委員の選任
・諸般の報告
(1)
決算特別委員会正副委員長の互選結果について
(2) 閉会中継続調査申出書の受理について
日程第6 議員派遣について
日程第7 閉会中継続調査について
〇本日の会議に付した事件
議事日程と同じ
地方単独事業に係る国保の
減額調整措置の見直しを求める意見書
第189回通常国会において「持続可能な
医療保険制度を構築するための
国民健康保険法等の一部を改正する法律」が成立した。
国保改革に当たっては国と地方の協議により、
地方単独事業に係る
国庫負担調整措置の見直しなどが今後の検討課題とされたところでもある。
一方、地方創生の観点から人口減少問題に真正面から取り組むことが求められており、全国の自治体では単独事業として
乳幼児医療費の助成制度の拡充などに取り組む事例が多くみられる。
さらに、平成26年度補正で用意された国の交付金を活用し対象年齢の引き上げなどの事業内容の拡充に取り組む自治体も報告されている。
こうした状況の中で、全ての自治体で取り組まれている乳幼児医療の助成制度など単独の
医療費助成制度に対する国の
減額調整措置について、下記のとおり早急に見直しを行うよう強く要請する。
記
1.人口減少問題に取り組むいわゆる
地方創生作業が進む中、
地方単独事業による子ども等に係る医療費助成と国保の国庫負担の
減額調整措置の在り方について、早急に検討の場を設け、結論を出すこと。
2.検討に当たっては、少子高齢化が進行する中、子育て支援、地方創生、
地域包括ケア等の幅広い観点から実効性ある施策を進めることが必要であり、そうした観点から子ども等に係る医療の支援策を総合的に検討すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成27年6月26日
静岡県藤枝市議会
内閣総理大臣殿
財務大臣殿
総務大臣殿
厚生労働大臣殿
農林水産業の輸出促進に向けた施策の拡充を求める意見書
少子高齢化社会の到来により、農林水産物の
国内マーケットは縮小する見込みにある一方、海外では
世界無形文化遺産に登録された
日本食ブームの広がりや
アジア諸国等における経済発展に伴う富裕層の増加といった今後伸びていくと考えられる有望なマーケットが存在する。
農林水産物・食品の輸出促進は、新たな販路拡大や所得の向上、
国内価格下落に対するリスクの軽減、
国内ブランド価値の向上や経営に対する意識改革などが図られ、国民全体にとっては、生産量増加による食料自給率の向上、
輸出入バランスの改善、日本食文化の海外への普及など、幅広いメリットが考えられる。
政府は、昨年6月に閣議決定された「
日本再興戦略」において、2020年における輸出額の目標を1兆円と定めている。近年の輸出は、円高や原発事故の影響などにより、落ち込みが生じていたが、2014年の輸出額は過去最高の6,117億円となった。
今後、官民一体となった一層の促進策によって、
国産農林水産物の輸出拡大につなげていくため、下記の事項について強く要望する。
記
1.原発事故にともなう輸入規制を行っている国々に対し、科学的根拠に基づく判断とするよう多国間協議の場で提議・要請するなど、撤廃に向けた働き掛けを行うこと。
2.国や
日本貿易振興機構(JETRO)等が一体となって支援し、ブランドの確立や産地間の連携を図るとともに、諸外国の
輸入規制情報の提供や関連する相談窓口の設置、諸外国から要求される証明書の国による一元的な発行など、
国内輸出事業者への支援策を行うこと。
3.輸出先となる国や事業者から求められるHACCP、ハラール、GLOBALG.A.P.等の認証取得を促進するとともに、国際的な取引にも通用する、HACCPをベースとした
食品安全管理に関する規格・認証の仕組みや、GAPに関する規格・認証の仕組みの構築を推進すること。
4.国内・海外商談会の開催や輸出に必要な情報の提供、
輸出相談窓口体制の充実、
トップセールスによる支援など、日本食文化・産業の一体的な海外展開を一層推進すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成27年6月26日
静岡県藤枝市議会
内閣総理大臣殿
農林水産大臣殿
〇 出席議員(22名)
1番 遠 藤 久仁雄 議員 2番 平 井 登 議員
3番 鈴 木 岳 幸 議員 4番 池 田 博 議員
5番 多 田 晃 議員 6番 油 井 和 行 議員
7番 松 嵜 周 一 議員 8番 山 根 一 議員
9番 山 本 信 行 議員 10番 大 石 保 幸 議員
11番 石 井 通 春 議員 12番 大 石 信 生 議員
13番 小 林 和 彦 議員 14番 西 原 明 美 議員
15番 萩 原 麻 夫 議員 16番 杉 山 猛 志 議員
17番 天 野 正 孝 議員 18番 岡 村 好 男 議員
19番 遠 藤 孝 議員 20番 薮 崎 幸 裕 議員
21番 植 田 裕 明 議員 22番 水 野 明 議員
〇 欠席議員(0名)
〇 欠 員(0名)
〇 説明のため出席した者
市長 北 村 正 平
副市長 栗 田 隆 生
副市長 河 野 一 行
教育長 山 本 満 博
病院事業管理者 毛 利 博
総務部長 大 石 茂 樹
危機管理監 中 田 久 男
企画財政部長 後 藤 裕 和
都市創生戦略監 川 田 剛 宏
市民文化部長 吉 本 寿
健康福祉部長 大 石 和 利
健康福祉部理事 種 石 弘 勝
産業振興部長 秋 田 弘 武
都市建設部長 八 木 重 樹
都市建設部理事 宮 田 康 司
環境水道部長 石 田 靖
環境水道部理事 石 塚 潤
会計管理者 磯 部 幸 弘
病院事務部長 山 崎 仁 志
教育部長 藤 村 啓 太
監査委員 鈴 木 正 和
監査委員事務局長 望 月 壽 兼
〇 出席した事務局職員
議会事務局長 原 木 三千年
議会事務局次長 青 島 悦 生
主幹兼
議会改革担当係長 渡 邉 剛
議事担当係長 小 林 玲 子
議事担当主任主査 中 司 里 香
議事担当主任主査 遠 藤 明 寛
午前9時03分 開議
○議長(
植田裕明議員) ただいまから本日の会議を開きます。
○議長(
植田裕明議員) ここで、事務局長から諸般の報告をいたします。事務局長。
◎
議会事務局長(原木三千年) 御報告いたします。
初めに、去る6月16日、各常任委員会へ付託をいたしました第48号議案から第59号議案まで、以上12件の審査が終了した旨、各常任委員長から報告がありました。これを受理いたしました。
次に、本定例会へ市長から諮問第2号の追加議案の送付があり、これを受理いたしました。
次に、
遠藤久仁雄議員ほか20名から、発議案第15号から発議案第17号まで、以上3件の提出があり、これを受理いたしました。
次に、
議会運営委員長及び各常任委員長から、
所管事務調査通知書及び閉会中継続調査申出書の提出があり、これを受理いたしました。
次に、去る6月17日に開催されました
全国市議会議長会定期総会におきまして、
池田 博議員が在職15年以上で一般表彰を受賞されましたので、御報告をさせていただきます。以上でございます。
○議長(
植田裕明議員) 初めに、ただいま報告いたしました
全国市議会議長会の表彰状の伝達を行います。
それでは、
池田 博議員演壇の前へお願いいたします。
(表 彰 状 伝 達)
(登 壇)
○議長(
植田裕明議員) それでは、受賞者から御挨拶をいただきます。
池田 博議員、御挨拶をお願いいたします。
◆4番(
池田博議員) 皆さん、おはようございます。
ただいま表彰をいただきましたが、あっという間の15年でした。周りには同期が一人もいなくなってしまったことは、実に寂しいんです。
ただ、6月3日に60歳、還暦を迎えるに当たって、これからの議員として議員生活、体力と精神力があるかどうか、あえて実は両方を試すために、フルマラソンをやってみました。どうやら体力、精神力はありそうですが、うらやましいのは1期の皆様が8人もおいでになります。この藤枝市議会を変えていくとしたら、いや、1期をやられたら大変ですけれども、勢いは物すごく感じます。そんな皆さんには負けないくらい初心を忘れず、これからも藤枝市政のため、そして議会のため、ちょっとだけ自分のためもあるかもしれませんが、精いっぱい頑張っていきたいと思います。
きょうは、表彰ありがとうございました。
(拍 手)
○議長(
植田裕明議員) はえある受賞に輝きました
池田 博議員のますますの御健勝と御多幸をお祈りするとともに、今後の御活躍のために改めて拍手を送りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
(拍 手)
○議長(
植田裕明議員) 以上で表彰状の伝達を終わります。
次に、議員派遣について報告をいたします。
地方自治法第100条第13項及び
藤枝市議会会議規則第168条に基づき行います議員派遣について、緊急を要する場合は議長において決定することができるとされております。
その決定した派遣内容については、お手元に配付した一覧表のとおりでありますので御了承願います。
○議長(
植田裕明議員) 日程第1、第48号議案から第59号議案まで、以上12件を一括議題といたします。
○議長(
植田裕明議員) ただいま上程いたしました12議案について、各常任委員長の報告を求めます。
最初に、
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。
(登 壇)
◎
総務文教委員長(
杉山猛志議員) おはようございます。
総務文教委員会に付託されました議案5件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。
最初に、第48号議案 専決処分の承認を求めることについて(藤枝市税条例等の一部を改正する条例)について申し上げます。
一委員より、「二輪車及び
原動機付自転車に係る
税率引き上げの適用開始が、1年延期される理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「
二輪車ユーザーの負担への配慮や
消費税率引き上げの時期延期、軽自動車の
グリーン化特例の導入などを踏まえ、二輪車等に係る
税率引き上げの適用開始が1年延期されることになった。」という答弁がありました。
このほか、特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり承認すべきものと決定をいたしました。
次に、第49号議案 専決処分の承認を求めることについて(藤枝市
都市計画税条例の一部を改正する条例)について申し上げます。
質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり承認すべきものと決定をいたしました。
次に、第52号議案 藤枝市
情報公開条例の一部を改正する条例について申し上げます。
一委員より、「最近の情報公開の開示請求の件数について伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成26年度は47回の請求があり、全部公開が71件、部分公開が88件、文書がなかったものが6件、非公開は0件であった。平成25年度は56回の請求があり、うち全部公開が67件、部分公開が98件、文書なしが9件、非公開は0件であった。」という答弁がありました。
このほか、御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、第53号議案 藤枝市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について申し上げます。
初めに、「条文第6条の2に、
特定個人情報の利用の制限について定めがあるが、例外的に利用できるケースとしては、具体的にどのような場合なのか伺う。」という質疑があり、これに対して、「例えば災害等で本人が被災し、意識不明状態に陥り、本人の同意を得ることが困難な状況下で、生命、財産を守るために給付を直ちに行う必要がある場合などである。」という答弁がありました。
次に、「
マイナンバー法施行に伴い、10月には具体的に12桁の番号が付された通知が送付される。この流れの中、一般市民への周知は現段階でどれだけできているのか伺う。」という質疑があり、これに対して、「国においては、政府広報、公共放送での
スポットCM等で周知を進めている。市としては、市民向けの出前講座のほか、
商工会議所等の団体を通じ各事業所への制度周知を図ってきた。これからも市民向けに
自治協力委員会や市広報などを通じて広く周知を図っていく。」という答弁がありました。
次に、「最近報じられる
情報漏えい事件は、外部からの悪意ある攻撃により漏えいされているケースが多い。藤枝市のセキュリティーはどうなっているか伺う。」という質疑があり、これに対して、「大量の情報漏えいが起こった日本年金機構のシステムは、外部の
インターネットに直接つながっている環境のもとで起こった事案であったが、本市は、
インターネットには接続しないクローズドの
システム環境であり、外部からの攻撃による情報漏えいは考えられない。」という答弁がありました。
次に、「
マイナンバー制度が始まり、市民が12桁の番号を記入することになるが、
市民サービスの向上はあるのか。」という質疑があり、これに対して、「添付書類の削減や行政手続が簡素化され、市民の負担が軽減されることに加え、行政運営の効率化・簡素化が図られる。法律に定めた決められた社会保障、税、災害対策の分野で市民の利便性が向上する。」という答弁がありました。
続いて討論に入り、初めに「全ての個人情報を一元化に管理する
マイナンバー法は、情報漏えいの危険性から世界の流れに逆行する。100%安全なシステムの構築は不可能であり、利用範囲が拡大されれば、それだけプライバシーの侵害や成り済まし
犯罪等特殊詐欺の被害に市民がさらされることになるという理由から本議案に反対する。」という討論がありました。
次に、「
マイナンバー法が施行されると、国民に個人番号が割り当てられ、社会保障、税、災害対策等の分野において活用が予定されており、国民の利便性の向上と行政運営の効率化が図られる。今回の条例の一部改正は、通常の個人情報に比べ、
特定個人情報について利用制限や提供を限定するなど、厳正な管理と運用を行っていくものであり、
マイナンバー法についての趣旨を踏まえた適切なものである。今後も情報漏えいのないように適正な運用を要望し、賛成する。」という討論がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
最後に、第54号議案 藤枝市税条例の一部を改正する条例について申し上げます。
一委員より、「これまで旧3級品のたばこ税率の引き上げは保護されてきたと思うが、今回引き上げすることになった経緯について伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成22年度のたばこ税率の引き上げ以降、紙巻きたばこ全体の消費量が減っている中、低価格なため旧3級品のみ消費量が急増していること。また、国産6銘柄だけに適用する特例税率は、
世界貿易機関協定の内外無差別の原則に違反しているという指摘を受けたことから、税率を引き上げることになった。」という答弁がありました。
ほかに質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、御報告いたします。
○議長(
植田裕明議員) 次に、
健康福祉委員長の報告を求めます。
健康福祉委員長。
(登 壇)
◎
健康福祉委員長(
天野正孝議員) それでは、
健康福祉委員会に付託されました議案3件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。
最初に、第50号議案 専決処分の承認を求めることについて(藤枝市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例)について申し上げます。
一委員より、「専決処分をした背景について伺う。」という質疑があり、これに対して、「本年3月31日の法改正に伴い、政令改正があり、本年4月1日付で条例施行しなければならず、時間的な猶予がなかったことから専決処分させていただいた。」という答弁がありました。
このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。
次に、第51号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度藤枝市
病院事業会計補正予算(第2号))について申し上げます。
初めに、「2月補正で医業費用を増額補正したものを、さらに材料費の増額により給与費及び医業外費用から補正予算で組み替えた理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「2月補正後、手術の増加、がん治療の化学療法の増加が著しく、手術材料や抗がん剤等が予想以上に消費されたため、やむを得ず今回の補正となり、時間的猶予がなかったことから専決処分とさせていただいた。」との答弁がありました。
次に、「入院患者の1人1日当たりの診療単価が上がることは病院としてはよいことかもしれないが、患者にとっては負担がふえることになるが、どうか伺う。」という質疑があり、これに対して、「重症患者を治療することにより結果的に診療単価が上がったものである。特に抗がん剤は
ジェネリック薬品が使えず、負担が高くなってしまう傾向にある。」という答弁がありました。
このほか、特に御報告する質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。
最後に、第55号議案 藤枝市
介護保険条例の一部を改正する条例について申し上げます。
一委員より、「近隣及び県内の条例改正の状況を把握しているか伺う。」という質疑があり、これに対して、「島田市、焼津市とも平成27年6月議会で条例改正をすると聞いている。県内では35市町中、20市町が条例改正をすることになる。」という答弁がありました。
このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告いたします。
○議長(
植田裕明議員) 次に、
建設経済環境委員長の報告を求めます。
建設経済環境委員長。
(登 壇)
◎
建設経済環境委員長(
萩原麻夫議員) それでは、
建設経済環境委員会に付託されました議案4件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。
最初に、第56号議案 藤枝市
自転車等駐車場条例の一部を改正する条例について申し上げます。
初めに、「民間が閉鎖された場合の受け皿とした場合、その価格差をどう捉えているか伺う。」という質疑があり、これに対して、「現在、利用者は定期利用者がメーンとなっている。特に学生利用者については定期の割引率を厚くするなど、その価格差に配慮しているが、今後の状況においては価格設定も検討課題と認識している。」という答弁がありました。
次に、「職員が不在となる時間帯の利用者に対してのサービス提供についてどう考えているか伺う。」という質疑があり、これに対して、「職員が不在となる時間帯についても、システムとして常時インターホンで対応が可能であり、内容によっては直接指定管理者につなげるなど、サービスの低下にならないよう柔軟かつ機敏に対応していく。」という答弁がありました。
このほか、特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第57号議案 藤枝市地区計画区域における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第58号議案 藤枝市
手数料徴収条例の一部を改正する条例について申し上げます。
一委員より、「鳥獣の保護に加え、管理が追加されるが、具体的にはどう変わるのか伺う。」という質疑があり、これに対して、「鳥獣の保護は、鳥獣の生息数を適正な水準に増加するとともに生息地を適正な範囲に拡大・維持させるというものであるが、今回の改正法では、農作物等への被害が大きい等の理由で、生息数を適正な水準に減少させるという被害に対処するための措置を明確化したものとなっている。」という答弁がありました。
このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第59号議案
建設工事委託協定の締結(藤枝市
公共下水道根幹的施設の建設工事)について申し上げます。
初めに、「本工事の随意契約の理由について、再度伺う。」との質疑があり、これに対して、「本工事は、汚泥消化設備などの大規模更新について、日本下水道事業団に業務委託をするもので、その委託内容は工事の設計、発注、入札、施工管理及び完了検査までとなる。このような根幹的施設の専門技術を要する建設工事を円滑に進めるためには、それぞれの自治体が行うには限界があり、国と都道府県の出資により、日本下水道事業団が設立された経緯がある。本市としても、これまでも施設の安定的整備が円滑に進められるよう、同事業団と委託協定を結び建設を進めてきた。こうしたことも踏まえ、今回の根幹的施設の建設工事についても、本施設の現状を熟知している日本下水道事業団と委託協定を締結するものである。」という答弁がありました。
次に、「工事内容や必要性を適切に判断できる専門職員を育成していく考えはあるか伺う。」という質疑があり、これに対して、「施設を十分熟知した職員の育成は非常に大事なことであり、改築・更新工事について適切な管理監督ができるよう必要な技術職を育成していきたいと考えている。」という答弁がありました。
次に、「施設の改修等について、それぞれの耐用年数に応じて更新等が必要となるとのことだが、今後も今回のような多額の工事が必要になるのか伺う。」という質疑があり、これに対して、「現在、施設の保全については、平成24年度から平成30年度までの7カ年の長寿命化計画に基づき進められている。今後も予防保全という観点から継続的な改築・更新を進めていく必要があるが、適切なマネジメントにより平準化する中で特定財源を活用し、できるだけ支出を抑え、有効な施設整備を進めていく。」という答弁がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告いたします。
○議長(
植田裕明議員) 以上で、各委員長の報告は終わりました。
○議長(
植田裕明議員) ここで、しばらく休憩いたします。
午前9時29分 休憩
午前9時30分 再開
○議長(
植田裕明議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(
植田裕明議員) これから、上程議案12件の各委員長の報告に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案12件の委員長の報告に対する質疑を終わります。
○議長(
植田裕明議員) これから、上程議案12件の討論を行います。
初めに、第48号議案から第52号議案まで、以上5件の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、本案5件の討論を終わります。
○議長(
植田裕明議員) 次に、第53号議案の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。
最初に、原案に反対の石井通春議員。石井通春議員。
(登 壇)
◆11番(石井通春議員) 第53号議案 藤枝市
個人情報保護条例の一部を改正する条例、いわゆるマイナンバーが10月1日に市民に告示され、1月から施行されることに伴う条例改正です。
国主導で進めてきた制度設計でありまして、藤枝市として、やりたくてやっているものではないと思っておりますけれども、まず私は国が決めたことであれ、自治体としてマイナンバーを含む
特定個人情報を保護するという条例を定めるのであれば、年金機構問題を契機に、広く市民の間でマイナンバーに対する不信や不安が大きく今ある以上、この条例でそれに対してきちんと応えるものでなければならないと思っております。
その立場で、制度施行当初提案されました昨年9月議会での補正予算案及び今議会での常任委員会、本会議での一連の質疑の中で議論してきたことを中心に、反対の立場で討論いたします。
9月議会での補正予算案での議論は、主に制度導入のメリットがあるかどうかでした。これに対して、年に1度あるかないかの申請書類の提出が1回で済むことくらいしか示せず、あとは例えば不正受給の防止、当時問題になっておりました生活保護費を1人が2つの自治体で受給していた、こうした他市のことですけれども、これを本システムで防ぐことができると、こういうことを言われましたけれども、こういったケースも、この該当の人物が住んでいた自治体に問い合わせれば済む話でありまして、わざわざ高いお金をかけてマイナンバーシステムを構築する必要はございません。仮に不正がわかったとしても、後から返還請求すればよいことであって、しかもこうした実例は本市において過去20年間1回も発生したことがなく、法整備が急がれる話でも何でもありません。そして、当時の答弁では、結局、どう活用するかはこれから若手プロジェクトチームで検討するとしか示せませんでした。
市が何か事業を行うときには、その目的を説明するのは当たり前のことではないでしょうか。学校の耐震化、市立病院の医師招聘のための就学金制度など、どんな事業であれ、やるとなればその目的を説明するのは当然ですけれども、マイナンバーではそれがないのです。予算を組むときでも、明らかにできないのです。
この状況は、この議会でこの保護条例を定める段階になっても変わりがございません。常任委員会で、大石議員が問うた市民に周知できているか否かについては、現段階で具体的に結局答えることができず、私の本会議の質疑で、マイナンバーをどこまで市が提供するのかという質問に対しましても、番号法によるものであると。その番号法自体の定義も極めて曖昧で、これも結局どこまで提供するかは今後条例等で定めるとしか出てきません。
国の言うがままに番号の対象を広げようとしている市の姿勢自体も問題と言わざるを得ません。今条例で、番号とリンクづけられます情報は、個々人の税、社会保障、災害情報に関する3つの分野ですけれども、政府がこの番号法施行後3年間の推移を見てから、これをさらに範囲を広げるかどうか検討すると言っておきながら、安倍内閣はまだこの3年間の試行も全くされていない中で、これからも預貯金の情報ですとか、医療の健診情報など、民間が扱う分野にまで対象を広げようとしております。
それに対して私の議案質疑の答弁は、国が決めたことだからそのとおりに行うと呼応するようでは、市民の不安は増すばかりだと思います。年金機構問題で、範囲を広げる改正法自体は一旦先送りになりましたが、これはたまたまそういう事件が起きて批判が強まったためにやむを得ずこの国会での成立を断念しただけであって、やめたわけではございません。市は、これ以上の拡大に対しきちんと市民の立場に立ち、少なくとも国に対し議論をしていくくらいの姿勢が必要だと思います。
共通番号が持つ危険性も克服されておりません。大石議員が指摘したとおり、アメリカや韓国など共通番号を導入した国は、成り済まし被害が甚大であり、共通性から分野別に制度を切りかえつつあります。
世界の中で日本だけが共通性導入に邁進しております。この共通番号を保管する市と国との間に新設されます中間サーバーは1カ所です。この1カ所に1億2,000万人ものあらゆる範囲の情報が保管されるのです。年金機構の情報漏れでもあれだけの被害があるわけですけれども、125万人の年金に関する1つの情報です。しかし、マイナンバーの被害はその比ではありません。
インターネットにマイナンバーは接続しないので、万全、安全だと言われます。情報漏れはあり得ないと言われましたが、危険性自体の存在は政府のサイバーセキュリティー戦略会議の本部長をしております菅 義偉官房長官が国会で認めております。否定しておりません。たとえ0.1%以下の危険性でも克服できないようであれば、導入すべきではありません。一旦事故があれば取り返しがつかないからです。それを安全だ、万全のセキュリティーシステムだといって、危険なこんな制度を認めてしまうのは、新たな原発神話をつくることになりかねません。
冒頭申し上げましたとおり、市が主体的にやっているわけではありません。それでも1億1,800万円も負担してシステムを構築しなければならないという市の立場もございますが、私は議員である以上は、市民の立場から見て、この市民生活にどういう影響を及ぼすのか、市民が納得できるものなのかどうかを基軸に議案に対して検討しなければならないと思っております。
本条例で、市民のマイナンバー、
特定個人情報が完全に保護できるかというこの不信、不安は解消されていると思えません。
以上の立場で、反対の討論といたします。
○議長(
植田裕明議員) 次に、原案に賛成の水野 明議員。水野 明議員。
(登 壇)
◆22番(水野明議員) 私は、ただいま議題となっております第53号議案 藤枝市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論をいたします。
今回の改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、番号法の施行に伴い、個人番号を含む個人情報、いわゆる
特定個人情報の保護の強化を図るとともに規定の整備を行うものであります。
番号法が施行されると国民に個人番号が付番され、社会保障、税、災害対策等の分野において活用することが予定されており、国民の利便性の向上と行政運営の効率化が図られることとなっております。
しかし、個人番号という強力な識別機能を含んだ
特定個人情報は、他の個人情報と比べて高い要保護性を有することから、番号法の中で地方公共団体はその保有する特定個人番号の適正な取り扱い等を確保し、必要な措置を講じることが求められております。
今回の一部改正は、通常の個人情報に比べ、
特定個人情報について、利用の制限や提供を制限するなど、厳正な管理と適切な運用を行っていくものであり、番号法の趣旨を踏まえた適当なものであると考えます。今後は今回の条例改正の趣旨を踏まえ、万が一にも情報漏えいのないような適切な運用をされるよう要望し、私の賛成討論といたします。御賛同よろしくお願いいたします。
○議長(
植田裕明議員) 以上で本案の討論を終わります。
○議長(
植田裕明議員) 次に、第54号議案から第59号議案まで、以上6件の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、本案6件の討論を終わります。
○議長(
植田裕明議員) これで、上程議案12件の討論は終わりました。
○議長(
植田裕明議員) これから、上程議案12件を採決いたします。
初めに、第48号議案から第51号議案まで、以上4件を一括して採決いたします。
本案4件に対する各委員長の報告はいずれも承認です。本案4件は各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、本案4件は原案のとおり承認されました。
○議長(
植田裕明議員) 次に、第52号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
植田裕明議員) 次に、第53号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。
(起立多数)
○議長(
植田裕明議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
植田裕明議員) 次に、第54号議案から第59号議案まで、以上6件を一括して採決いたします。
本案6件に対する各委員長の報告はいずれも可決です。本案6件は各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、本案6件は原案のとおり可決されました。
○議長(
植田裕明議員) 日程第2、諮問第2号を議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
(登 壇)
◎市長(北村正平) ただいま議題となっております議案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦についてでございますが、人権擁護委員でございます清水和子氏は平成27年9月30日をもって任期満了となりますが、引き続き適任と認め推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。よろしく御答申をお願い申し上げます。
○議長(
植田裕明議員) 以上で提案理由の説明は終わりました。
○議長(
植田裕明議員) これから質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
○議長(
植田裕明議員) お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第2号については、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、本件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
○議長(
植田裕明議員) これから本件の討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 討論なしと認め、討論を終わります。
○議長(
植田裕明議員) お諮りいたします。本件に対する御意見は、適当と認めることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、本件に対する意見は適当と認めることに決定いたしました。
○議長(
植田裕明議員) 日程第3、静岡県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行います。
広域連合議会議員につきましては、静岡県後期高齢者医療広域連合規約第7条の規定により、市議会議員から6人を選出することになっておりますが、このたび、市議会議員から選出すべき議員のうち3人が欠員となり、その補充のため候補者を募ったところ、4人となりましたので、選挙が行われるものであります。
この選挙では、広域連合規約第8条の規定により、全ての市議会の選挙における得票数により当選人が決定されることになりますので、会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行いません。有効投票のうち、候補者の得票数までを報告することになりますので、御承知おきください。
選挙は投票で行います。
○議長(
植田裕明議員) 議場の出入り口を閉めます。
(議 場 閉 鎖)
○議長(
植田裕明議員) ただいまの出席議員数は22人です。
投票用紙を配付いたします。
(投 票 用 紙 配 付)
○議長(
植田裕明議員) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 配付漏れなしと認めます。
○議長(
植田裕明議員) 投票箱を点検いたします。
(投 票 箱 点 検)
○議長(
植田裕明議員) 異状なしと認めます。
○議長(
植田裕明議員) これより投票に移ります。
念のため申し上げます。
投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載し、職員が議席番号と氏名を呼び上げますので、順に投票をお願いいたします。事務局次長。
◎
議会事務局次長(青島悦生) 氏名をお呼びいたしますので、順に投票をお願いいたします。
(点呼に応じ順次投票)
○議長(
植田裕明議員) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 投票漏れなしと認めます。
○議長(
植田裕明議員) 投票を終わります。
○議長(
植田裕明議員) 議場の出入り口を開きます。
(議 場 開 鎖)
○議長(
植田裕明議員) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に9番 山本信行議員と14番 西原明美議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いをお願いいたします。
(開 票)
○議長(
植田裕明議員) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 22票
有効投票 21票
無効投票 1票
有効投票中
紅林 貢 議員 17票
内田隆典 議員 4票
以上のとおりであります。
○議長(
植田裕明議員) 日程第4、発議案第15号及び発議案第16号、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。大石保幸議員。
(登 壇)
◎10番(大石保幸議員) それでは、ただいま議題となっております発議案第15号及び第16号の2件について提案理由を御説明いたします。
初めに、発議案第15号
地方単独事業に係る国保の
減額調整措置の見直しを求める意見書について申し上げます。
第189回通常国会において持続可能な
医療保険制度を構築するための
国民健康保険法等の一部を改正する法律が成立しましたが、
地方単独事業に係る
国庫負担調整措置の見直しなどが検討課題とされています。
一方、全国の自治体では地方創生の観点から人口減少問題に取り組むことが求められ、単独事業として
乳幼児医療費の助成制度の拡充などの事例が多く見られています。
こうした状況の中で、国においては全ての自治体で取り組まれている単独の
医療費助成制度に対する国の
減額調整措置について、早急に見直しを行うよう強く求めるものです。
提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣です。
次に、発議案第16号 農林水産業の輸出促進に向けた施策の拡充を求める意見書について申し上げます。
農林水産業物・食品の輸出促進は、新たな販路拡大や所得の向上、
国内価格下落に対するリスクの軽減、
国内ブランド価値の向上や経営に対する意識改革などが図られ、国民全体にとっては食料自給率の向上、
輸出入バランスの改善、日本食文化の海外への普及など、幅広いメリットが考えられます。
政府は、
日本再興戦略において、2020年における輸出額の目標を1兆円と定めていますが、原発事故に伴う輸入規制を行っている国も存在しているところであります。
よって、国においては、官民一体となった一層の促進策により、
国産農林水産物の輸出拡大につなげていくよう強く要望するものです。
提出先は、内閣総理大臣、農林水産大臣です。
以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
植田裕明議員) 以上で提案理由の説明は終わりました。
○議長(
植田裕明議員) 本案2件は、私を除く21議員による発議ですので、質疑、委員会付託、討論のいずれも省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、本案2件は質疑、委員会付託、討論のいずれも省略することに決定いたしました。
○議長(
植田裕明議員) これから発議案第15号及び発議案第16号、以上2件を一括して採決いたします。
本案2件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、本案2件は原案のとおり可決されました。
○議長(
植田裕明議員) お諮りいたします。ただいま意見書が可決されましたが、その条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に一任されたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、そのように取り扱わせていただきます。
○議長(
植田裕明議員) 日程第5、発議案第17号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。遠藤 孝議員。
(登 壇)
◎19番(遠藤孝議員) ただいま議題となっています発議案第17号
決算特別委員会の設置について提案理由を申し述べます。
本
決算特別委員会は、前年度の各種会計決算を1つの委員会で包括的に審査することとあわせ、決算の審査のみならず、それぞれの事業の評価や課題を整理するとともに、執行部に対し次年度の予算編成に向けた提言等を行うため、設置するものであります。
以上、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
植田裕明議員) 以上で提案理由の説明は終わりました。
○議長(
植田裕明議員) 本案は、私を除く21議員による発議ですので、質疑、委員会付託、討論のいずれも省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は質疑、委員会付託、討論のいずれも省略することに決定いたしました。
○議長(
植田裕明議員) これから発議案第17号を採決いたします。
本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
植田裕明議員) 次に、ただいま設置されました
決算特別委員会の委員の選任を行います。
特別委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することとなっています。
お諮りいたします。
決算特別委員会委員として、平井 登議員、
池田 博議員、多田 晃議員、山根 一議員、大石保幸議員、石井通春議員、小林和彦議員、
萩原麻夫議員、
杉山猛志議員、岡村好男議員、遠藤 孝議員を指名したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名いたしました11人の方々を
決算特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
○議長(
植田裕明議員) ここで、しばらく休憩いたします。
午前10時08分 休憩
午前10時29分 再開
○議長(
植田裕明議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(
植田裕明議員) ここで、事務局長から諸般の報告をいたします。事務局長。
◎
議会事務局長(原木三千年) 御報告いたします。
決算特別委員会正・副委員長の互選結果につきまして、委員長に大石保幸議員、副委員長に小林和彦議員がそれぞれ互選されました。
また、決算特別委員長から閉会中継続調査申し出の提出がございましたので、これを受理いたしました。
以上でございます。
○議長(
植田裕明議員)
決算特別委員会の正・副委員長は、ただいま報告のとおりであります。よろしくお願いいたします。
○議長(
植田裕明議員) 日程第6、地方自治法第100条第13項及び
藤枝市議会会議規則第168条の規定により、議員派遣についてを議題といたします。
○議長(
植田裕明議員) お諮りいたします。本案は、お手元に配付してあります一覧表のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
植田裕明議員) 日程第7、閉会中継続調査の件を議題といたします。
議会運営委員長、各常任委員長及び決算特別委員長から、会議規則第110条の規定により、閉会中継続調査の申し出があります。
○議長(
植田裕明議員) お諮りいたします。
議会運営委員長、各常任委員長及び決算特別委員長からの申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
植田裕明議員) 異議なしと認めます。したがって、申し出のとおり閉会中継続調査とすることに決定いたしました。
○議長(
植田裕明議員) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
○議長(
植田裕明議員) これで平成27年6月藤枝市議会定例会を閉会いたします。
午前10時36分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
藤枝市議会議長 植 田 裕 明
藤枝市議会 会議録署名議員 松 嵜 周 一
藤枝市議会 会議録署名議員 萩 原 麻 夫...