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平成30年2月定例会(第5日) 名簿
平成30年2月定例会(第5日) 本文

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  1. 焼津市議会 2018-02-05
    平成30年2月定例会(第5日) 本文


    取得元: 焼津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               会        議                                 午前9時00分開議 ◯議長(松本修藏議員) 皆様、おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  この際、諸般の報告をいたします。  監査委員から法令に基づく報告書及び提出書類2件を受理しております。  この受理した報告事件一覧(2)及びその写しをお手元に配付しておきましたので、御了承願います。    ──────────────────────────────────────           受 理 し た 報 告 事 件 一 覧 (2) <監査委員報告> 1 焼154─116号 平成30年1月分例月出納検査結果報告書 2 焼154─121号 平成29年度定期監査及び財政援助団体等監査の結果について    ────────────────────────────────────── 2 ◯議長(松本修藏議員) これで報告を終わります。    ────────────────────────────────────── 3 ◯議長(松本修藏議員) 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。  それでは、日程に入ります。  日程第1 認第6号 焼津市監査委員の選任についてを議題といたします。  市長の提案理由を求めます。      (市長 中野弘道君登壇)
    4 ◯市長(中野弘道君) ただいま上程されました認第6号につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  認第6号 焼津市監査委員の選任については、焼津市監査委員であります良知芳和氏が本年3月31日をもって任期満了となることに伴い、新たに大畑秀久氏を適任者と認め、選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。  以上、御説明申し上げましたが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。(降壇) 5 ◯議長(松本修藏議員) 市長の提案理由の説明は終わりました。  ここで暫時休憩いたします。  なお、この休憩の間に、ただいま上程中の認第6号に対して質疑のある議員は、議長まで通告願います。                                 午前9時02分休憩                                ──────────                                 午前9時03分再開 6 ◯議長(松本修藏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま上程中の認第6号に対する質疑に入るのでありますが、質疑の通告がありませんので、質疑はないものと認めます。  これで質疑を終結いたします。  お諮りします。  ただいま議題となっております認第6号については、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 7 ◯議長(松本修藏議員) 御異議なしと認めます。したがって、認第6号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  次に、討論に入ります。討論はありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 8 ◯議長(松本修藏議員) 討論はないものと認めます。  これで討論を終結いたします。  これより採決します。  認第6号をお諮りします。  認第6号を同意することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 9 ◯議長(松本修藏議員) 起立総員であります。したがって、認第6号は同意することに決定いたしました。    ────────────────────────────────────── 10 ◯議長(松本修藏議員) 日程第2 議第1号 平成30年度焼津市一般会計予算案から日程第41 議第41号 焼津市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてまでの40議案を一括して議題といたします。  ただいま上程いたしました40議案について、各委員長報告を求めます。  まず、総務文教常任委員会委員長 深田百合子議員。      (21番 深田百合子議員登壇) 11 ◯21番(深田百合子議員) おはようございます。  それでは、総務文教常任委員会委員長報告をさせていただきます。  総務文教常任委員会に付託されました当局提出案件は全部で8件であります。以下、順次審査の概要と結果の報告を申し上げます。  最初に、議第3号 平成30年度焼津市土地取得事業特別会計予算案ですが、質疑、意見はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第14号 平成29年度焼津市一般会計補正予算(第7号)案中、当委員会に付託されました部分について申し上げます。  初めに総務部所管部分について申し上げます。  委員より、商業統計調査が中止されるということだが中止はよくあることなのかとただしたのに対し、従来の商業統計調査は市への委託で全件調査していたものが、国が統計調査の抜本的見直しを進める中で、今後は国直轄で抽出調査となるものであるとの答弁がありました。  次に、委員より、県知事選挙費予算額が減額となる要因は何かとただしたのに対し、選挙経費ではポスター掲示場などの委託に係る入札差金が主なものである。また、選挙人件費は、開票事務など、効率的な執行に努めたことにより時間外勤務手当が減額となるものであるとの答弁がありました。  次に、財政部、総合政策部、危機管理部、教育部及び生涯学習部所管部分についてですが、質疑、意見はありませんでした。  以上、採決の結果、議第14号中、当委員会に付託されました部分については、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第16号 平成29年度焼津市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)案ですが、質疑、意見はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第26号 焼津市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  委員より、退職金の引き下げということだが、平均引き下げ額と対象人数についてただしたのに対し、平均78万円の引き下げ、平成30年度退職予定者は一般会計で31人となっているとの答弁がありました。  さらに、委員より、今後退職する職員はさらに引き下げが実施される可能性もあるのかとただしたのに対し、退職手当の官民格差については5年ごとに人事院が調査している。5年後に見直される可能性はあるとの答弁がありました。  以上、採決の結果、議第26号については、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第27号 無形文化財藤守の田遊び振興基金条例を廃止する条例の制定について、議第29号 焼津市税条例の一部を改正する条例の制定について及び議第31号焼津市一色浜広場条例を廃止する条例の制定についてですが、質疑、意見はなく、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第41号 焼津市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  委員より、本条例については、昨年の6月定例会においても一部改正の条例が上程され可決されているが、再度改正するということかとただしたのに対し、この条例については、昨年の6月定例会において、配偶者の扶養親族加算額を、平成28年度以前は433円だったものが、平成29年度は333円に改正された。今回は217円に改正しようとするものである。子は、平成28年度以前は217円、平成29年度は267円、今回は333円となる。  さらに、委員より、扶養親族加算額を改定する理由は何かとただしたのに対し、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴うものであり、扶養親族加算額について、配偶者を減額、子を増額することが主な内容であるが、公務員の扶養手当の支給額の改定に準じたものであるとの答弁がありました。  以上、採決の結果、議第41号については、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で総務文教常任委員会に付託されました8議案についての審査の概要と結果の報告といたします。(降壇) 12 ◯議長(松本修藏議員) 次に、市民厚生常任委員会委員長 青島悦世議員。      (14番 青島悦世議員登壇) 13 ◯14番(青島悦世議員) 皆様、おはようございます。  それでは、市民厚生常任委員会委員長報告をさせていただきます。  市民厚生常任委員会に付託されました案件は全部で18件であります。以下、順次審査の概要と結果の報告を申し上げます。  初めに、議第4号 平成30年度焼津市国民健康保険事業特別会計予算案について申し上げます。  まず、市民部所管部分について申し上げます。  委員より、県から標準保険税率は示されたか、また、3方式による賦課についてどのような分析をしているかとただしたのに対し、標準保険税率は2月中旬に公表された。3方式を採用したもので、現在の焼津市の賦課方式とは異なっている。今後、具体的な分析を行っていく予定であるとの答弁がありました。  さらに、委員より、保険者努力支援制度で健診受診率が高くなるとどのように評価されるかとただしたのに対し、特定健診やがん検診の受診率を点数化し、その成果によって交付金が交付されるとの答弁がありました。  このほか、保険税激変緩和措置、国保運営協議会の審議内容、賦課方式の検討、被保険者数の見通し、人間ドック助成件数などについて質疑応答が交わされました。  次に、健康福祉部所管部分についてですが、質疑、意見はありませんでした。  以上、採決の結果、議第4号は、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第8号 平成30年度焼津市介護保険事業特別会計予算案について申し上げます。  委員より、介護認定審査会の委員は何人いるか、また、介護認定に係る問題、課題はあるかとただしたのに対し、介護認定審査会の委員の人数は、1合議体4人で構成され、17合議体あるため、68人の委員により審査を行っている。介護認定に係る問題として、認定のおくれが発生していることが挙げられるとの答弁がありました。  さらに、委員より、問題解決への取り組みとしてどのようなことをしているかとただしたのに対し、認定調査員の増員、認定事務の効率化、全庁的な協力体制の構築などの対策をとっているとの答弁がありました。  次に、委員より、介護保険事業計画の第1期から保険料の改定率を見ていくとふえ続けているが、保険料を据え置く等の対策は考えられないかとただしたのに対し、2025年の高齢者人口のピークまでは給付費を抑えることは難しい。健康づくりを含めた介護予防対策を進めて、要介護状態にならないよう事業を推進していくとの答弁がありました。  このほか、給付費の前年度予算との比較、第1号被保険者の人数、保険料の滞納対策、保険料算定の所得段階、任意事業の名称などについて質疑応答が交わされました。  続いて、討論に入り、委員より、格差社会が進み、国による制度の改悪もあり、介護保険が利用しにくくなっている。利用者がふえ、給付費もふえることは理解できるが、介護保険料が値上げされ、今のまま据え置く等の努力がされていないため本案には反対であるとの討論がありました。  以上、採決の結果、議第8号は、賛成多数、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第9号 平成30年度焼津市後期高齢者医療事業特別会計予算案について申し上げます。  委員より、1人当たりの保険料は、昨年度と比較してどのようになっているかとただしたのに対し、1人当たりの年間保険料は、平成29年度は6万2,473円、平成30年度は6万4,153円で、1,680円の増額であるとの答弁がありました。  このほか、歳入予算における被保険者数の見込み、滞納件数について確認がなされました。  続いて、討論に入り、委員より、今後も滞納する人がふえてくるのではないかと予想される中、保険料の1,680円の値上げに対して緩和する対策がとられていないことから、本案には反対であるとの討論がありました。  以上、採決の結果、議第9号は、賛成多数、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第12号 平成30年度焼津市病院事業会計予算案について申し上げます。  まず、委員より、病院情報システムの更新についてただしたのに対し、現在の電子カルテを初めとする情報システムは平成24年度に導入し、平成30年度末まで使用の予定であるが、パソコンやサーバーなどの機器の劣化等により故障件数が増加し、業務に支障が出てきていること、また、基本ソフトウエアであるウィンドウズ7が平成31年度中にサポートが終了することから、基本ソフトウエアを最新のウィンドウズ10にバージョンアップし、電子カルテシステムなどのパッケージソフトをウィンドウズ10対応に更新するとともに、パソコンやサーバーなどのハードウエアをあわせて更新するとの答弁がありました。  次に、委員より、保育所用地取得事業の計画内容及び事業費内訳についてただしたのに対し、新病院建設に伴い、保育所、宿舎を新たに建設する計画であり、土地購入費、物件補償費、物件補償調査業務委託料であるとの答弁がありました。  このほか、特別初診料の金額及び件数、各種健診の昨年度との比較、院内保育所の保育士の人数、妊婦健康診査等受託検査の対象、一般会計からの繰入額、不納欠損額の実績、収益予算における死後処置料件数の見込み、看護学生修学資金の返還免除数などについて質疑応答が交わされました。  以上、採決の結果、議第12号は、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第14号 平成29年度焼津市一般会計補正予算(第7号)案中、当委員会に付託されました部分について申し上げます。  まず、健康福祉部所管部分についてですが、老人ホーム管理運営委託事業費及び旧福祉老人センター解体事業費の減額理由について確認がなされました。  次に、市民部所管部分及びこども未来部所管部分についてですが、いずれも質疑、意見はありませんでした。  以上、採決の結果、議第14号中、当委員会に付託されました部分について、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第17号 平成29年度焼津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)案、議第21号 平成29年度焼津市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)案、議第22号 平成29年度焼津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)案及び議第24号 平成29年度焼津市病院事業会計補正予算(第2号)案についてですが、いずれも質疑、意見はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第25号 焼津市消費生活センター条例の制定についてですが、消費生活センターの設置場所について確認がなされ、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第28号 焼津市国民健康保険保険給付等支払準備基金条例の一部を改正する条例の制定についてですが、基金の使用目的について確認がなされ、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第30号 焼津市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議第32号 焼津市手話言語条例の制定について、議第33号 焼津市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について及び議第34号 焼津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてですが、いずれも質疑、意見はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第35号 焼津市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、住所地特例の改正前の取り扱いについて確認がなされ、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第36号 焼津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてですが、質疑、意見はなく、討論に入り、委員より、議第8号と同じ理由で介護保険料の値上げについて改正する本案には反対であるとの討論がなされました。  以上、採決の結果、議第36号は、賛成多数、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第37号、焼津市指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてですが、権限移譲される業務内容及び実施体制について確認がなされ、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、市民厚生常任委員会に付託されました18議案についての審査の概要と結果の報告をいたします。(降壇) 14 ◯議長(松本修藏議員) 次に、建設経済常任委員会副委員長 鈴木功治議員。      (4番 鈴木功治議員登壇) 15 ◯4番(鈴木功治議員) それでは、建設経済常任委員会委員長報告をさせていただきます。  委員会当日は、委員長が体調不良による欠席のため、副委員長の私が委員長の職務を代理で行いました。  建設経済常任委員会に付託されておりました案件は全部で15件であります。以下、順次審査の概要と結果の報告を申し上げます。  初めに、議第2号 平成30年度焼津市し尿処理事業特別会計予算案について申し上げます。  委員より、手数料徴収費の減額理由についてただしたのに対し、平成29年度は清掃手数料及び清掃予約管理システムの改修費を計上していたため、その分が減額となったとの答弁がありました。
     その他、新屋中継地維持管理費の増額理由について質疑応答がありました。  以上、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第5号 平成30年度焼津市公共下水道事業特別会計予算案について申し上げます。  まず、委員より、下水道公課費の増額は、企業会計への移行も関連するのかとただしたのに対し、平成31年度からの公営企業化に伴い、現金主義から発生主義となることから、平成30年度に支払い理由の発生する消費税及び地方消費税を当年度内であらかじめ計上しておかなければならない。実際の納税は平成31年度となり、その額については繰り越すこととなるとの答弁がありました。  次に、委員より、汐入下水処理場の再構築事業を行うことで、使用可能年数はどの程度延長できるのかとただしたのに対し、20年から30年延長できるとの答弁がありました。  その他、下水処理場の処理能力などについて質疑応答がありました。  以上、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第6号 平成30年度焼津市温泉事業特別会計予算案について申し上げます。  委員より、温泉使用料の減額理由の確認及び温泉事業の将来を見据えた事業の研究について要望があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第7号 平成30年度焼津市駐車場事業特別会計予算案についてですが、駐車場職員給与費を算定する期間について確認がなされ、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第10号 平成30年度焼津市港湾事業特別会計予算案について申し上げます。  まず、委員より、海岸保全施設整備事業費における胸壁工事の完成年度についてただしたのに対し、焼津市地震・津波対策アクションプログラム2014に基づき、平成34年度の完成を目標としているとの答弁がありました。  次に、委員より、大井川港活性化推進事業費について、基本計画を策定するとのことだが、みなとオアシスとの関連はどうかとただしたのに対し、みなとオアシスとして国土交通省港湾局長から登録、認定を受けているが、大井川港には核となる施設がないため、大井川港のシンボルとなるような交流・にぎわい施設の基本計画を策定するものであるとの答弁がありました。  その他、工事発生材売払収入と養浜事業費のそれぞれの内容について質疑応答がありました。  以上、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第11号 平成30年度焼津市水道事業会計予算案について申し上げます。  まず、委員より、水道料金の未収金の状況及び収納対策についてただしたのに対し、未収金の内訳は、水道料金7,300万1,000円、受託工事収益209万4,000円、その他未収金492万3,000円を予定している。対策については、督促、催告、給水停止など行っている。平成29年3月31日現在で収納率は98.65%であるが、口座振替の推奨はもとより、本年からはコンビニ収納など、収納率の一層の向上に努めているとの答弁がありました。  次に、委員より、債務負担行為の水道事業ビジョン及び経営戦略策定業務の600万円について、平成30年度予算1,300万円との関係と、計画の目的とその効果についてただしたのに対し、現在の水道ビジョン及び中期経営計画が平成31年度をもって終了する。今後、施設更新に多額の費用がかかる見込みであり、効率的な経営を行うために、以降10年間の経営計画を策定するものである。平成30年度当初予算に1,300万円、債務負担行為により、平成31年度に600万円を計上し、合計1,900万円の業務委託を予定しているとの答弁がありました。  次に、委員より、長期前受け金戻入の内訳についてただしたのに対し、国庫補助金263万4,000円、県補助金42万8,000円、他会計負担金176万6,000円、他会計補助金213万7,000円、工事負担金1億3,444万6,000円、受贈財産評価額668万8,000円であるとの答弁がありました。  その他、棚卸資産購入限度額などについて質疑応答がありました。  以上、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第14号 平成29年度焼津市一般会計補正予算(第7号)案中、当委員会に付託されました部分について申し上げます。  初めに、経済産業部所管部分について申し上げます。  委員より、勤労者住宅資金貸付事業費の減額理由についてただしたのに対し、予算要求時は、その年の秋ごろの執行状況を参考に融資残高を予測するが、実際の執行において、繰り上げ返済などの要因により、当初見込みより減少したためであるとの答弁がありました。  次に、都市政策部について申し上げます。  委員より、若者世帯定住支援奨励金事業費610万円の増額についてただしたのに対し、同事業費は、旧制度と現行制度の2制度について一括して予算措置を行っており、現行制度は見込みより下回っているが、旧制度の申請件数が見込みより増加しているため増額したものであるとの答弁がありました。  なお、水産部、建設部及び環境部所管部分については、質疑、意見はありませんでした。  以上、採決の結果、議第14号中、当委員会に付託されました部分については、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第15号 平成29年度焼津市し尿処理事業特別会計補正予算(第3号)案については、質疑、意見はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第18号 平成29年度焼津市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)案についてですが、不用品売却収入の不用品の処理方法及び内訳について確認がなされ、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第19号 平成29年度焼津市温泉事業特別会計補正予算(第3号)案については、質疑、意見はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第20号 平成29年度焼津市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)案についてですが、駐車場使用料増額の要因について確認がなされ、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第23号 平成29年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第4号)案については、質疑、意見はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第38号 焼津市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  委員より、田園住居地域を追加した根拠についてただしたのに対し、都市緑地法等の一部を改正する法律により、都市計画法が改正され、新たな用途地域として田園住居地域が創設されたものであり、田園住居地域は、都市部における農地と調和した低層住宅の住環境の保全を目的としている。  なお、当市での指定については今のところ予定していないとの答弁がありました。  以上、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第39号 焼津市特別業務地区建築条例及び焼津市特別工業地区建築条例の一部を改正する条例の制定については、質疑、意見はなく、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第40号 焼津市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  委員より、運動施設の面積割合を100分の50にした根拠についてただしたのに対し、既存の法令で規定されている割合を遵守していること、また、運動施設が多い既存の大井川河川敷運動公園における運動施設の面積割合を考慮し決定したとの答弁がありました。  以上、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、建設経済常任委員会に付託されました15議案について、審査の概要と結果の報告といたします。(降壇) 16 ◯議長(松本修藏議員) 次に、予算決算審査特別委員会委員長 石田善秋議員。      (17番 石田善秋議員登壇) 17 ◯17番(石田善秋議員) それでは、予算決算審査特別委員会に付託されました議第1号 平成30年度焼津市一般会計予算案について、審査の概要と結果の報告を申し上げます。  予算決算審査特別委員会は3月12日に全体会を開催し、各分科会において所管部分の議案審査を行うことが確認されました。  各分科会においては、3月12日、13日に議案審査を行いました。  3月20日に再度全体会を開催し、各分科会における審査の内容について各分科会長から報告を行い、その後、議員間討議を行いました。  議員間討議は、4つの議題について行いました。  最初に、2款1項19目新庁舎建設事業費について、次に、3款2項5目チビッコ広場維持管理費について、次に、3款4項1目健康長寿を祝う会事業費について、次に、10款5項11目焼津型複式新公共施設整備事業費について議員間討議を行いました。  続いて、討論に入り、委員より、本案に反対の立場から、生活保護費の基準額が明確でない点、中心市街地賑わい創出事業のイルミネーションの事業の内容が明確でない点、スマートインターチェンジ周辺拠点整備事業の周辺住民への説明手法に疑問がある点、会下ノ島石津土地区画整理事業が目的にかなっているかどうかという点、新庁舎建設事業については、いろいろな段階で時間をかけて、丁寧に説明会を開催する必要がある点などの理由により、本案に反対であるとの討論がありました。  次に、委員より、本案に賛成の立場から、歳入においては、基幹的収入である市税は、固定資産税が評価替え基準年度に伴い、市税全体としては減収見込みとなっているが、市税以外の財源として、国・県補助金などの特定財源の積極的な活用に努められている点、歳出においては、平成29年度に引き続き、子育て世代を中心とした住み続けたいまちづくりを目指し、新たに平成30年度からスタートする第6次焼津市総合計画の4つの施策を具現化するための21施策を積極的に推進するための事業等に優先的に予算を計上していることから、本案に賛成であるとの討論がありました。  以上、採決の結果、賛成多数、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、予算決算審査特別委員会に付託されました議第1号 平成30年度焼津市一般会計予算案について、審査の概要と結果の報告といたします。(降壇) 18 ◯議長(松本修藏議員) 以上で各委員長報告は終わりました。  ここで暫時休憩いたします。  なお、この休憩の間に、ただいまの委員長報告に対し質疑のある議員は、議長まで通告願います。                                 午前9時44分休憩                                ──────────                                 午前9時45分再開 19 ◯議長(松本修藏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま上程中の40議案の委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、質疑の通告がありませんので、質疑はないものと認めます。  これで質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、反対討論を行います。  7番 秋山博子議員。      (7番 秋山博子議員登壇) 20 ◯7番(秋山博子議員) 私は、今定例会に上程されております議第1号 平成30年度焼津市一般会計予算案について、反対の立場から討論を行います。  本予算案の編成に当たり、市は方針として、全ての事務事業について目的や現状を再確認し、事務事業の廃止、統合を含め、徹底した見直しを行い、経費の節減を図るとしています。職員が毎年作成している評価のシートを見ますと、検討が必要であると書かれてはいるものの、ことしも同様に計上されている事業は複数あります。  例えば、3款4項1目健康長寿を祝う会事業費3,152万9,000円、式典費用に約1,000万円、長寿お祝い金として約2,000万円、式典参加者の割合は平成28年度実績で36.1%、長寿お祝い金受け取り率は84.9%となっています。そして、この事業の成果指標である、地域で互いに支え合いができている割合は、残念なことに年々低下し続け、平成28年度は25.3%でした。  この事業に関し、担当課では、式典のあり方について新しい仕組みを検討する時期に来ていると評価していますが、平成30年度も同様に計上しています。せっかくの評価が予算編成に活かされているとは思えません。  また、例えば国際交流推進事業中のはあとふるYaizu開催事業は、目的として、外国人住民が安心して暮らせるようになる、認め合い、尊敬されるまちづくりを掲げていますが、その目的のためにやるべき事業は本当にこの事業でいいのだろうかと感じます。地域では、外国から来た児童・生徒が日本語の習得につまずいて不登校になるなど、課題は多彩です。  例を挙げましたが、それは現場の皆さんが一番感じていることではないでしょうか。地域に課題は山積している、本当はその課題解決に取り組みたいのではありませんか。市はイベント会社ではないのです。  健康長寿を祝う会、横浜市では、より支援を必要とする高齢者に財源を振り分けたいと、敬老祝い金を廃止しています。沼津市では敬老祝い金を廃止し、その相当額を毎年高齢者福祉施設整備基金に積み立て、施設整備の際の財源に充てています。牧之原市は実施せず。また、総合的な高齢者政策の中で検討するとしてあり方検討委員会を設け、3年ごとに事業の見直しを行っている市もあります。お祝い金を持参して、地域の児童・生徒が高齢者を訪問し、お話を聞くという1つの教育事業にしてもいいかもしれません。  また、静岡市では、平成26年度ですが、20代から70歳以上の市民に意識調査をし、敬老事業の個人を対象にした贈呈事業を縮小し、市全体の高齢者施策の充実を検討することに賛成の市民は73.5%、反対の市民は5.4%と結果を公表しています。アンケートの自由記述を見ますと、敬老会や祝い金よりも、これを何とかしてほしいという切実なニーズが読み取れます。敬老会は出かける機会づくりというけれど、それよりも、高齢者が出かけやすいように道路をバリアフリーにしてほしいなど。  市長は就任以来、現場主義を標榜し、ことしのキーワードは協力の協と施政方針で述べられました。力を合わせる、相談する、親しくするという意味があるとのことですが、そのためには、御自身に都合のよい、耳ざわりのよい大きな声だけでなく、小さな声、異論、反論など、御自身にとっては不都合な話にも耳を傾けなければならないはずです。本来あるべきその公平さが失われていないでしょうか。  3月19日に、浜名湖競艇企業団との行政協定の解消を求める署名3,000筆超が提出されたと聞きました。その方たちと向き合い、その声を聞かれたでしょうか。健康長寿を祝う会が高齢者への敬意を表するものとおっしゃるなら、高齢者が孫、子のことを心配しなければならなくなるような、いわゆるギャンブル場、(仮称)ボートレースチケットショップ焼津の設置に同意はしないはずです。現に、90歳を超えた長老が、そんなものをつくるものじゃないと怒りの声を上げています。  事務事業の廃止や統合は、施設の廃止、統合同様、簡単には進まないことですが、それでも賛成、反対の声の丁寧な聞き取りを経てニーズを把握し、スクラップ・アンド・ビルドは進めていかなければならないし、それもプラスの行革です。敬老祝い金を廃止したある市では、窓口にかかる負担が大きく減った、つまり、職員の仕事の品質が向上したと言えるのではないでしょうか。  予算に関する議員間討議では、健康長寿を祝う会について検討を始めるべきではないかという御意見もいただきました。見直すべき事務事業については、あり方検討会の設置や、中学生、高校生や若者に任せてみるなど、市長には協力の協のとおり、ノーサイドの意識を持って、小さな声を置き去りにせず、市民とともにつくる焼津という思いを貫いていただきたく思います。  以上、予算編成に掲げている事務事業を徹底的に見直すという方針が十分に実施されていないこと、検討すべきとされている複数の事業がそのまま計上されていることから、議第1号 平成30年度焼津市一般会計予算案に反対いたします。(降壇) 21 ◯議長(松本修藏議員) 次に、賛成討論を行います。  10番 渋谷英彦議員。      (10番 渋谷英彦議員登壇) 22 ◯10番(渋谷英彦議員) 私は、ただいま上程されております40議案全議案に対して賛成する立場から、特に通告しました5議案について、賛成討論を行います。  初めに、議第1号 平成30年度焼津市一般会計予算案について申し上げます。  平成30年度当初予算においては、平成29年度に引き続き、子育て世代を中心とした住み続けたいまちづくりを目指し、新たに平成30年度からスタートする第6次焼津市総合計画の4つの政策を具現化するための21施策を積極的に推進するための事業等に、優先的に予算づけされております。  まず、歳入ですが、基幹的収入である市税は、固定資産税が評価替え基準年度に伴い、市税全体としては減収見込みとなっておりますが、市税以外の財源として、国・県補助金などの特定財源の積極的な活用に努められているほか、特にふるさと納税に対する取り組みなど、財源確保に向けた取り組みは大きく評価できるものと考えます。  次に、歳出ですが、まず、子ども・教育分野であります。  未来を担う子どもたちが、夢や希望を持って生き生きと成長し、子育てしやすい環境をつくるため、乳幼児から高校生までが集い遊べる子育て支援の拠点施設の整備に向けた調査、設計等への着手や、夏季限定放課後児童クラブの開設、妊娠から産後への切れ目のない支援として、産婦健康診査及び産後ケア事業などが実施されます。  また、経済的負担の軽減のために、高校生までの入院、通院の無料化を引き続き実施するほか、母子家庭や多子世帯への利用料助成や、認可外保育施設利用者に対する助成事業が拡大して実施されます。  さらに、学校の教育力向上に向けた教育センター事業の機能強化や、新学習指導要領の移行に合わせた外国語学習の充実が図られているとともに、学びの場である小・中学校の教育環境を整備するため、小・中学校の児童・生徒の机、椅子の更新や、中学校図書室等への空調整備などが実施されます。  次に、健康・福祉分野でありますが、乳幼児に対するインフルエンザ予防接種費助成や、ロタウイルスワクチン、おたふく風邪ワクチン接種費助成を引き続き実施するとともに、高齢者が住みなれた地域でより長く安心して健やかに暮らすことができるような生活支援、生活困窮世帯及び生活保護世帯への相談、住居確保など、自立のための各種支援にも取り組んでいます。  さらに、長寿健康時代への対応として、壮年期と言われる新元気世代から健康維持の推進にも新たに取り組むなど、市民の健康保持、増進に努めていることが伺えます。  次に、産業・観光・文化の分野でありますが、本市の基幹産業である漁業、水産業の体制強化や業務拡大に向け、引き続き水揚げ、加工、流通までを一体的に捉えた経済活性化施策の展開を図るため、焼津漁港への外地船誘致や焼津水産物のPRにオール焼津で取り組まれるほか、水揚げの安定確保を目的とした遠洋マグロ水揚げ促進支援事業、海外巻き網漁船水揚げ促進支援事業などの多くの助成の予算が計上されております。  また、漁業経営の近代化を行うための資金融資の利子補給に要する費用も手当てし、新たな事業展開や新製品の開発、販路拡大を支援する地域資源活用事業、HACCPによる衛生管理の制度化への対応について引き続き実施することとされております。  ふるさと納税につきましては、参加事業者数188社、日本一豊富な返礼品数1,780件をそろえ、全国の皆様から多額の寄附をいただいているところですが、平成30年度も引き続き焼津の特産品を多く皆様にPRし、焼津市を応援していただけるよう、さらに産業振興の1つの大きな施策として積極的に取り組まれることを期待いたします。  商工業の振興においては、市内事業者の経営安定、技術力、商品開発の向上、販路拡大の支援などを行うとともに、中心市街地のにぎわいを創出するための継続した対策として、焼津駅周辺環境の再構築に向けて、焼津駅南まちづくりプランに基づき、新たに焼津駅前活性化推進事業を実施する予算措置がされているほか、中小の事業者に対する各種の融資制度が引き続き手当てされております。  農業の振興としては、現在行われている市内5地区に加え、新たに1地区の環境保全活動組織に支援する経費の予算措置がなされ、また、担い手農家の育成及び新規就農者対策、耕作放棄地対策、農業生産基盤整備等の農業振興についても継続的に支援が図られております。  観光、スポーツの振興、文化の継承につきましては、観光、文化、スポーツを一元的に所管する交流推進部を新たに設置し、定住人口の増加につながる交流人口の拡大、地域の活性化に向けた施策を展開する予算となっております。
     特に本年から3年間は、県内全域の観光資源を集中的に全国に向けて発信する大型観光企画、静岡ディスティネーションキャンペーンや、世界が注目するスポーツイベント、ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が行われることから、この期間を焼津市のさらなる発展の拡大の絶好機と捉え、観光においては、焼津の多様な食文化を活かした観光振興を図るとともに、新たに海の活用、魅力発信事業の実施や、観光客の滞在時間をふやすような企画を実施することとなっております。  また、文化の継承においては、県内で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された花沢地区の建造物を保存するための支援を引き続き進められるほか、浜通り街並み観光促進事業を拡充するなど、歴史・観光資源として、文化財を活用した交流人口の増加を目指す予算が措置されております。  スポーツ振興につきましても、平成30年度に新たに市民のスポーツ参加の環境づくり、スポーツを通した交流人口の増加、スポーツ施設の機能分担などを、長期ビジョンとして(仮称)スポーツ振興計画が策定されるほか、2020年開催の東京オリンピックレスリング競技及びパラリンピック陸上競技のモンゴル国事前合宿地としてチームが活躍できるよう、練習環境や滞在環境の支援提供を行うとともに、交流事業などを通じて、市民のモンゴル国に対するさらなる理解と応援機運の醸成を図るための予算が措置されております。  次に、くらし・環境の分野でありますが、地震や集中豪雨等の自然災害に対する防災・減災対策の推進とともに、防犯や交通安全などの日常生活における対策を推進し、市民が安全に安心して暮らせるまちづくりに取り組まれる予算が計上されております。  津波、防災対策につきましては、大井川港の胸壁の整備工事に着手するほか、潮風グリーンウォークの整備などが引き続き実施されることは大いに評価できるものであります。  また、水防活動を行うための拠点となる大井川河川防災ステーションの整備に着手するとともに、家具の転倒防止器具取りつけ委託や感震ブレーカー設置補助などに加え、新たに戸別受信機設置補助を実施される予算が計上されております。  ごみの減量、資源化につきましては、資源循環型社会の実現を目指し、焼津市環境衛生自治推進協会の皆様とともに、引き続き古紙等資源回収奨励金交付事業などを実施するほか、生ごみ対策として、黒土を利用した生ごみ処理等の普及や食品ロスの削減に取り組む予算となっております。  地球温暖化防止対策につきましては、温室効果ガス排出量の削減を進めていくため、住宅用太陽光発電システム、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムエネファームの設置に対する助成費も引き続き予算措置されております。  最後に、第6次焼津総合計画を推進するための基本項目、市民協働、効率的な行政経営の推進等についてでありますが、地方分権が進んだ今日、多様化する地域の課題や市民ニーズに対応していくためには、まちづくりを行う市民の皆様との協働がより一層重要となることから、市民の皆様が取り組む活動を支援する予算は必要であると考えます。  また、将来にわたり、安心・安全で真に必要な公共施設サービスを市民の皆様に提供していくための公共施設の老朽化対策や、焼津市と大井川町が合併して10年の節目の年である平成30年度において、より一層の一体感の醸成を図るために実施する合併記念式典や関連事業を実施する予算は必要な経費と考えます。  以上、平成30年度一般会計予算のうち、取り組みが評価できる点について申し上げさせていただきました。  なお、予算執行に当たっては、ふるさと納税を初めとするさらなる自主財源の確保に努めていただき、健全な財政運営を維持するため、事業の選択と集中、行政評価を軸にした、効果的、効率的な行政経営の推進など、より一層の努力を要望し、本予算案に賛成するものであります。  次に、議第8号 平成30年度焼津市介護保険事業特別会計予算案について申し上げます。  本市では、団塊の世代全てが75歳以上となる2025年を見据え、高齢者が可能な限り住みなれた地域で自立した日常生活を営むことができるよう、高齢社会を取り巻くさまざまな課題に対応し、地域共生社会を実現するために、第7期焼津市介護保険事業計画が策定されました。本予算案は、介護保険事業計画に基づき、その施策の実現を図るために予算化されたものであり、適正なものであると認められます。よって、本予算案に賛成するものであります。  次に、議第9号 平成30年度焼津市後期高齢者医療事業特別会計予算案について申し上げます。  後期高齢者医療制度は、静岡県後期高齢者医療広域連合が保険者であり、保険料率は広域連合議会で審議、決定されたもので、低所得者への保険料の軽減も拡充されており、全体として容認できるものと判断できます。よって、本会計の予算案は適正なものと認められるものであり、本予算に賛成するものであります。  次に、議第26号 焼津市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  市職員の退職手当につきましては、従前より国家公務員の退職手当の改正に準じて行っており、今般、人事院の退職給付にかかわる官民比較調査の結果及び見解を踏まえ、官民均衡を図る観点から、国家公務員の退職手当の支給水準が下げられたことに準じて改正を行うもので、県内全市で引き下げを予定していることから、今回の改正は妥当なものと考え、本案に賛成するものであります。  次に、議第36号 焼津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本条例は、主に第7期介護保険事業運営期間である平成30年度から平成32年度までの第1号被保険者の介護保険料率の改正を行おうとするものであり、第6期事業運営期間から引き続き多段階化を設定しています。この改正は、焼津市介護保険運営協議会で審議、決定されたものであり、介護保険制度を持続可能なものとするために適正な保険料率を定めたものであると認められます。よって、本案に賛成するものであります。  以上、通告いたしました5議案に賛成討論をいたしましたが、各議員の御理解をいただき、上程されております全ての40議案に対しまして賛成をお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。(降壇) 23 ◯議長(松本修藏議員) 次に、反対討論を行います。  6番 杉田源太郎議員。      (6番 杉田源太郎議員登壇) 24 ◯6番(杉田源太郎議員) 私は、日本共産党市議会議員団を代表し、本定例会に上程されております40議案中、5議案に反対の立場から討論を行います。  国が社会保障予算の自然増分を抑制する中、一般会計では、市民の願いを受け、高校生までの医療費無料化を継続、公立幼稚園の保育料引き上げをせず、据え置きをする、国保税率の据え置き、そして、新型防災ラジオの予算、これを評価いたします。  しかし、議第1号 平成30年度焼津市一般会計予算案、議第8号 平成30年度焼津市介護保険事業特別会計予算案及び議第36号 焼津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議第9号 平成30年度焼津市後期高齢者医療事業特別会計予算案について、議第26号 焼津市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、以下の理由から反対をいたします。  議第1号 平成30年度焼津市一般会計予算案について。  2款1項19目新庁舎建設事業費、基本設計が策定され、3月1日号の広報に掲載されました。50年に1度あるかないかの一大事業であり、津波浸水対策はどうなっているのか、用語がわからないとの声もありました。説明会を開き市民の声を聞くことは、決して後戻りすることではありません。どんなに丁寧に進めても丁寧過ぎることはありません。基本設計策定に対する市民説明会の開催を計画すべきです。  3款3項2目。昨年度末の生活保護世帯数が511、今年度は3月末で541世帯までふえる見込みから、生活保護扶助費11億1,489万円、これは、対前年度比3,714万2,000円の増額です。約13万円の30世帯分になります。  政府はことし10月から、3年かけて生活保護基準額の引き下げを行おうとしています。今回の見直しで、都市部では11%ぐらい下がると予想されています。焼津市ではふえる部分もあるが、多子世帯などで大きく減る状況にはない、そして、下がる部分も確実にあるとのことです。4月1日施行分だけでなく、10月1日施行の分もあり、さらなる引き下げが懸念されます。格差の拡大で、生活保護世帯がふえています。生活保護者の生活を守っていくこと、また、最低賃金等、多くの基準となる生活保護費の引き下げについて反対します。  7款1項2目中心市街地活性化事業費、この中のイルミネーション、中心市街地賑わい創出事業費1,000万円です。中部5市2町の連携事業ですが、中心市街地へ来る人に喜んでもらえるかを研究するとともに、そういった民間の活性化なども研究、これは当局の答弁ですが、今年度のイルミネーション点灯式が終わってから、駅前周辺、あるいは川のほうに見に行って、全然人がいない、こう感じている市民は多いと思います。1,000万円を使ってこのようにしたいという絵が見えてきません。中部5市2町の連携事業でもらえるから、これでは積極性が感じられません。何のための連携事業なんでしょうか。1,000万円、本当に大きな金額です。消極的な考えでの予算計上には反対です。  8款4項1目都市計画総務費。スマートインターチェンジ、この周辺拠点整備事業費6,721万円、スマートインターチェンジ周辺の開発について、整備手法も踏まえて地権者と意見交換をしているとの報告を受けていますが、周辺地域の住民の方たちが、その進行状況について心配をしています。まず地権者の声を聞くことには反対はしません。しかし、周辺の地域自治会等に経過の報告も同時に行うべきでした。  現在、周辺の相川、上泉地域にアンケートを実施していますが、第4次焼津市国土利用計画(案)も示され、その中には商業施設の設置、市街化区域への変更等、こういうものが示され、計画ありきで進んでいるのではないか、そう不安を感じている市民もいます。きめ細かい丁寧な説明が優先されなければなりません。  8款4項7目会下ノ島石津土地区画整理事業費。会下ノ島石津土地区画整理事業は、その目的に沿って進んでいるんでしょうか。長い年月がかかる土地区画整理事業、事業に先立ち、地権者との協議の中で確認された地区計画、その計画の中に、設置施設として、場外馬券売り場等という項目があります。降って湧いたような場外舟券売り場は地区計画に沿っているとして、地域の過半数を超える世帯が反対しているにもかかわらず、市長は、自治会役員の押印の要望が地域の総意として、このギャンブル場設置要望に同意しました。長い年月が経過し、住民の感覚、経済情勢、地域の環境も大きく変わっていますが、地域への計画の再確認、これもしていません。これでは、区画整理の目的に沿っていることにはならないのではないでしょうか。  13款1項1目大井川広域水道用水供給事業助成費、これは昭和56年度から始まり、平成30年度でこの助成費は最終となります。平成30年度を含め、62億1,925万円という税金が支払われることにもなります。利用できる数多くの湧水を持つ焼津市にとって大きな無駄使いでした。平成30年度で終わるからよし、水源が地下水、大井川広水の2つあるから安心ではなく、無駄使いはやめるべきです。  次に、議第8号 平成30年度焼津市介護保険事業特別会計予算案及び議第36号 焼津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について。  65歳以上の方が大幅にふえることから、介護保険料がふえるのはしようがないといった論調が聞こえてきますが、第7期介護保険料は、所得段階11段階、これは前回と同じですが、基準額を月額5,240円、年額6万2,880円とし、改定率は105.43%で、月額270円の値上げとしています。11段階で約4万人の対象者を見込み、そして、その約3分の2が所得の少ない7段階以下ですが、被保険者保険料26億4,259万8,000円は、対前年度1億6,907万6,000円の増です。滞納繰越分は999万2,000円、生活弱者がさらに追い討ちをかけられます。値上げはするべきではありません。  次に、議第9号 平成30年度焼津市後期高齢者医療事業特別会計予算案について。  新年度から、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度で2年ぶりに見直しがされることが決まり、静岡県でも保険料が年額6万4,973円、1人当たり平均年額2,239円、3.6%の増額になります。所得の少ない人や、74歳まで働いた人の扶養家族だった人の特例的な軽減措置が廃止、あるいは縮小されることが原因です。  後期高齢者医療の平均保険料は、加入者の所得水準や医療費などに左右されます。平成29年度、焼津市は被保険者数1万9,624人、1人当たりの保険料6万2,473円。平成30年度、平成31年度の被保険者数は2万287人、1人当たりの保険料は6万4,153円。663人の増加を見込み、1,680円の増額となります。  歳入では、後期高齢者医療保険料の特別徴収保険料、これは、年金が年額18万円以上の人、年6回の年金定期支払いの際に保険料があらかじめ差し引かれますが、この保険料が8億6,231万1,000円、これは対前年度9,512万1,000円の増。そして、普通徴収保険料、これは、年金が年額18万円未満の人や、介護保険料との合計額が年金額の2分の1を超える人ですが、この保険料が4億6,894万7,000円、これは4,266万円の増です。そして、滞納繰り越し分も391万円となっています。  今、国政こそ正していかなければなりません。高齢者がふえていく中、市民生活を脅かす後期高齢者医療事業特別会計予算案に反対します。  最後に、議第26号 焼津市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について。  退職職員の1人当たり78万円もの引き下げであり、生活設計を狂わすものです。当然賛成するものではありません。  以上、反対討論といたします。(降壇) 25 ◯議長(松本修藏議員) 以上で通告による討論は終わりました。  これで討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。  まず、議第1号をお諮りします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 26 ◯議長(松本修藏議員) 起立多数であります。したがって、議第1号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 27 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第2号から議第7号までの6議案を一括してお諮りします。  6議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。  6議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 28 ◯議長(松本修藏議員) 起立総員であります。したがって、議第2号から議第7号までの6議案は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 29 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第8号をお諮りします。  議第8号に対する委員長の報告は可決であります。  議第8号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 30 ◯議長(松本修藏議員) 起立多数であります。したがって、議第8号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 31 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第9号をお諮りします。  議第9号に対する委員長の報告は可決であります。  議第9号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 32 ◯議長(松本修藏議員) 起立多数であります。したがって、議第9号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 33 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第10号から議第12号まで及び議第14号から議第24号までの14議案を一括してお諮りします。  14議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。  14議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 34 ◯議長(松本修藏議員) 起立総員であります。したがって、議第10号から議第12号まで及び議第14号から議第24号までの14議案は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 35 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第25号をお諮りします。  議第25号に対する委員長の報告は可決であります。  議第25号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 36 ◯議長(松本修藏議員) 起立総員であります。したがって、議第25号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 37 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第26号をお諮りします。  議第26号に対する委員長の報告は可決であります。  議第26号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 38 ◯議長(松本修藏議員) 起立多数であります。したがって、議第26号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 39 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第27号から議第35号までの9議案を一括してお諮りします。  9議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。  9議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 40 ◯議長(松本修藏議員) 起立総員であります。したがって、議第27号から議第35号までの9議案は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 41 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第36号をお諮りします。  議第36号に対する委員長の報告は可決であります。  議第36号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。
         (賛 成 者 起 立) 42 ◯議長(松本修藏議員) 起立多数であります。したがって、議第36号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 43 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第37号から議第41号までの5議案を一括してお諮りします。  5議案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。  5議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 44 ◯議長(松本修藏議員) 起立総員であります。したがって、議第37号から議第41号までの5議案は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 45 ◯議長(松本修藏議員) 日程第42 議第42号 平成29年度焼津市一般会計補正予算(第8号)案から日程第45 議第45号 平成30年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第1号)案までの4議案を一括して議題といたします。  市長の提案理由の説明を求めます。      (市長 中野弘道君登壇) 46 ◯市長(中野弘道君) ただいま上程されました議第42号から議第45号までの4議案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  議第42号 平成29年度焼津市一般会計補正予算(第8号)案は、歳入歳出それぞれ5億9,529万4,000円の増額補正をしようとするものであります。  今回の補正予算は、防災・減災に向けた施策などに対応するための国の補正予算に伴い、歳入においては、国庫支出金2億1,008万4,000円、県支出金4,002万円、市債3億2,610万円などの増額を行い、歳出においては、早期の事業着手を図るため、会下ノ島石津土地区画整理事業費2億4,000万円、(仮称)大井川防災広場整備事業費1億8,800万円の増額のほか、県費補助地籍調査事業費及び小学校給排水設備等改修事業費の増額を行おうとするものであります。また、このほか、繰越明許費の追加及び変更並びに地方債の追加をしようとするものであります。  次に、議第43号 平成29年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第5号)案は、一般会計補正予算と同様に、国の補正予算に伴い、海岸保全施設整備事業費の増額など、歳入歳出それぞれ1億4,820万円の増額補正を行うほか、繰越明許費及び地方債の追加を行おうとするものであります。  次に、議第44号 平成30年度焼津市一般会計補正予算(第1号)案は、平成29年度焼津市一般会計補正予算(第8号)案に前倒し計上した事業費を減額するもので、歳入歳出それぞれ6億159万4,000円の減額補正を行うほか、地方債の廃止及び変更を行おうとするものであります。  次に、議第45号 平成30年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第1号)案は、平成29年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第5号)案に前倒し計上した事業費を減額するもので、歳入歳出それぞれ1億4,820万円の減額補正を行うほか、地方債の変更を行おうとするものであります。  以上、4議案につきまして提案の理由を御説明申し上げましたが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。(降壇)      (財政部長 松永雅樹君登壇) 47 ◯財政部長(松永雅樹君) ただいま市長から提案理由の説明がありました、議第42号 平成29年度焼津市一般会計補正予算(第8号)案及び議第44号 平成30年度焼津市一般会計補正予算(第1号)案につきまして、私から一括して補足説明をさせていただきます。  まず、議第42号 平成29年度焼津市一般会計補正予算(第8号)案につきまして、補足説明をさせていただきます。  今回の補正は、国の第1号補正に伴い、補正を行おうとするものであります。国の補正予算の趣旨を踏まえ、防災・減災対策に基づく早期事業着手を図るため、追加補正という形で御審議をお願いするものでございます。  それでは、補正予算書の1ページをお願いいたします。  第1条で歳入歳出それぞれ5億9,529万4,000円を増額し、補正後の歳入歳出予算をそれぞれ511億4,615万1,000円としようとするものであります。  款項の補正予算につきましては、2ページの第1表歳入歳出予算補正に定めております。  第2条では繰越明許費の追加及び変更を定めておりまして、その内容は、3ページの第2表繰越明許費補正によります。繰越明許費の追加は、この時期の国の補正に伴うものであることから、県費補助地籍調査事業ほか3事業につきまして追加しようとするものであります。変更につきましては、三ケ名小屋敷線道路改良事業の事業進捗に伴い、繰越金額を変更するものであります。  第3条で地方債の追加を定めておりまして、その内容は、4ページの第3表地方債補正に定めております。地方債の追加は、都市再生区画整理事業(補正予算債)ほか2事業で、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めようとするものであります。  次に、歳入歳出予算について、事項別明細書により御説明いたしますので、補正予算書の6ページ、7ページをお願いいたします。  まず、歳入予算から御説明申し上げます。  14款国庫支出金2項国庫補助金は、国の第1号補正による国庫補助金でありまして、5目教育費国庫補助金は、文部科学省にかかわる交付金事業で、学校施設環境改善にかかわる交付金であります。  6目社会資本整備総合交付金は、国土交通省にかかわる交付金事業で、都市防災推進事業及び会下ノ島石津土地区画整理事業にかかわる交付金であります。  15款県支出金2項県補助金6目土木費県補助金は、国の1次補正による国の補助金が県を経由して交付されるもので、地籍調査事業にかかわるものであります。  18款繰入金2項基金繰入金1目財政調整基金繰入金は、平成30年度予算計上されている事業を前倒しするための財源として計上するものであります。  21款1項市債は、国の第1号補正に伴う資本的経費にかかわる地方負担額として補正予算債が100%充当されることから、3億2,610万円の増額補正をしようとするものであります。  なお、補正予算債にかかわる後年度の元利償還金につきましては、元利償還金の50%が普通交付税の需要額に算入措置されるものであります。  次に、歳出予算の御説明を申し上げますので、8ページ、9ページをお願いいたします。  8款土木費1項土木管理費2目地籍調査費の県費補助地籍調査事業は、国の第1号補正に伴い、県分を加算して内示を受けたもので、平成30年度事業の前倒しにより増額補正しようとするものであります。  4項都市計画費7目都市改造事業費の会下ノ島石津土地区画整理事業は、平成30年度事業の前倒しにより増額補正しようとするものであります。  9款消防費1項消防費4目災害対策費の(仮称)大井川防災広場整備事業は、平成30年度事業の前倒しにより増額補正しようとするものであります。  10款教育費2項小学校費3目小学校建設費の小学校給排水設備等改修事業は、平成30年度事業の前倒しにより増額補正しようとするものであります。  次に、補正予算書が変わりますが、議第44号 平成30年度焼津市一般会計補正予算(第1号)案について御説明申し上げます。  補正予算書の1ページをお願いいたします。  国の第1号補正に伴い、防災・減災対策という補助内示の趣旨を踏まえ、追加補正という形で平成29年度焼津市一般会計補正予算(第8号)案を議案提出させていただきましたことから、平成30年度当初に計上している国の補正内示を受けた前倒し事業分につきまして減額するものであります。  第1条で歳入歳出それぞれ6億159万4,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算をそれぞれ500億6,140万6,000円としようとするもので、款項の補正予算につきましては、2ページの第1表歳入歳出予算補正に定めております。  第2条で地方債の廃止及び変更を定めておりまして、その内容は、3ページの第2表地方債補正に定めております。地方債の廃止は、都市防災推進事業及び小学校校舎等整備事業で、変更につきましては、都市再生区画整理事業で限度額の変更をしようとするものであります。  次に、歳入歳出予算について、事項別明細書により御説明いたしますので、補正予算書の5ページ、6ページをお願いいたします。  まず、歳入予算から御説明申し上げます。  14款国庫支出金2項国庫補助金は、国の第1号補正によるもので、5目教育費国庫補助金については、文部科学省にかかわる前倒しにより、学校施設環境改善交付金3,257万3,000円の減額であります。  6目社会資本整備総合交付金は、国土交通省にかかわる前倒しにより、会下ノ島石津土地区画整理事業交付金(都市再生区画)及び都市防災推進事業交付金1億7,400万円の減額であります。  15款県支出金2項県補助金6目土木費県補助金は、地籍調査事業補助金で、国の第1号補正事業にかかわる前倒しにより県も前倒しするもので、4,002万円を減額するものであります。  18款繰入金2項基金繰入金1目財政調整基金繰入金は、国の第1号補正事業にかかわる事業が前倒しとなったため、繰入金を減額するものであります。  7目津波対策あんしん基金繰入金は、国の第1号補正による港湾事業特別会計繰出金に充てるための繰入金で、前倒しになったため、繰入金を減額するものであります。  8目ふるさと寄附金基金繰入金は、国の第1号補正による小学校給排水設備等改修事業が前倒しになったことにより、繰入金を減額するものであります。  11款1項市債は、国の第1号補正を受けまして、前倒し分の3事業の2億7,720万円を減額しようとするものであります。  次に、歳出予算の御説明を申し上げますので、7ページ、8ページをお願いいたします。  8款土木費1項土木管理費2目地籍調査費及び4項都市計画費7目都市改造事業費は、先ほど申し上げました国の第1号補正で前倒しとなったもので、平成30年度当初予算で計上していたため、同額を減額しようとするものであります。  6項港湾費1目港湾管理費につきましては、国の第1号補正に伴う港湾事業特別会計で実施する海岸保全施設整備事業の前倒しにより、一般会計からの繰出金630万円を減額するものであります。  9款消防費1項消防費4目災害対策費及び10款教育費2項小学校費3目小学校建設費は、先ほど御説明申し上げました国の第1号補正で前倒しになったもので、平成30年度当初予算に計上していたため、同額を減額しようとするものであります。  以上、議第42号 平成29年度焼津市一般会計補正予算(第8号)案及び議第44号 平成30年度焼津市一般会計補正予算(第1号)案にかかわる補足説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。(降壇)      (建設部長 山田晴彦君登壇) 48 ◯建設部長(山田晴彦君) 続きまして、私からは、議第43号 平成29年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第5号)案及び議第45号 平成30年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第1号)案につきまして補足説明をさせていただきます。  まず、議第43号 平成29年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第5号)案につきまして補足説明をさせていただきます。  今回の補正は、国の第1号補正に伴い補正を行おうとするものであります。国の補正予算の趣旨を踏まえ、防災・減災対策に基づく早期の事業着手を図るため、追加補正という形で御審議をお願いするものでございます。  それでは、補正予算書の12ページをお願いいたします。  第1条で歳入歳出それぞれ1億4,820万円を追加し、補正後の歳入歳出予算をそれぞれ6億3,016万円としようとするものであります。  款項の補正予算につきましては、次のページの第1表歳入歳出予算補正に定めております。  第2条で繰越明許費の追加を定めておりまして、その内容は、14ページの第2表繰越明許費補正によります。繰越明許費の追加はこの時期の国の補正に伴うものであることから、改修(統合補助)事業費(社交金)ほか1事業を追加しようとするものであります。  第3条で地方債の追加を定めておりまして、その内容は、15ページの第3表地方債補正、港湾改修事業(補正予算債)ほか1事業で、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めようとするものであります。  次に、歳入歳出予算につきまして、事項別明細により御説明いたしますので、補正予算書の17、18ページをお開き願います。  まず、歳入予算から御説明申し上げます。  3款国庫支出金1項国庫補助金は、国の第1号補正による国庫補助金でありまして、1目社会資本整備総合交付金は、国土交通省に係る交付金事業で、改修(統合補助)事業及び海岸保全施設整備事業に係る交付金であります。  6款繰入金2項基金繰入金1目港湾事業基金繰入金は、平成30年度予算計上されている事業を前倒しするための財源として計上するものであります。  9款1項市債は、国の第1号補正に伴う投資設計費に係る地方負担額として補正予算債が100%充当されることから、7,440万円増額補正しようとするものであります。  なお、補正予算債に係る後年度の元利償還金につきましては、元利償還金の50%が普通交付税の需要額に算入措置されるものであります。  次に、歳出予算につきまして御説明いたしますので、引き続き同じページの下の表をごらんください。  2款事業費1項事業費2目港湾改修費の改修事業費及び3目海岸保全費の海岸保全施設整備事業は、平成30年度事業の前倒しにより増額補正しようとするものであります。  次に、補正予算書が変わりますが、議第45号 平成30年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第1号)案について御説明申し上げます。  補正予算書の11ページをお願いいたします。  国の第1号補正に伴い、防災・減災対策という補助内示の趣旨を踏まえ、追加補正という形で平成29年度焼津市港湾特別会計補正予算(第5号)案を議案提出させていただきましたことから、平成30年度当初予算に計上している国の補助内示を受けた前倒し事業分につきまして減額するものであります。  第1条で歳入歳出それぞれ1億4,820万円を減額し、補正後の歳入歳出予算をそれぞれ5億1,850万円としようとするものであります。  款項の補正予算につきましては、次のページの第1表歳入歳出予算補正に定めております。  第2条で地方債の変更を定めておりまして、その内容は、13ページの第2表地方債補正の港湾改修事業で、限度額の変更をしようとするものであります。  次に、歳入歳出予算につきまして、事項別明細により御説明いたしますので、補正予算書の15、16ページをお開き願います。  まず、歳入予算から御説明申し上げます。  3款国庫支出金1項国庫補助金は、国の補正予算による第1号補正によるもので、1目社会資本整備総合交付金については、国土交通省に係る前倒しにより、改修(統合補助)事業交付金及び海岸保全施設整備事業交付金7,040万円の減額であります。  6款繰入金1項一般会計繰入金1目一般会計繰入金は、国の第1号補正に係る事業が前倒しとなったため、繰入金を減額するものであります。  2項基金繰入金1目港湾事業基金繰入金は、国の第1号補正に係る事業が前倒しとなったため、繰入金を減額するものであります。  9款1項市債は、国の第1号補正を受けまして、前倒し分の2事業の6,700万円を減額しようとするものであります。  次に、歳出予算につきまして御説明いたしますので、引き続き同じページの下の表をごらんください。  2款事業費1項事業費2目港湾改修費及び3目海岸保全費は、先ほど申し上げました国の第1号補正で前倒しとなったもので、平成30年度当初予算で計上していたため、同額を減額しようとするものであります。  以上で議第43号 平成29年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第5号)案及び議第45号 平成30年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第1号)案についての補足説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。(降壇) 49 ◯議長(松本修藏議員) 以上で提案理由の説明は終わりました。  ここで暫時休憩いたします。  この休憩の間に、ただいま上程中の議第42号から議第45号までの4議案に対して質疑のある議員は、議長まで通告願います。                                 午前10時57分休憩                                ──────────                                 午前10時58分再開 50 ◯議長(松本修藏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま上程中の4議案に対する質疑に入るのでありますが、質疑の通告がありませんので、質疑はないものと認めます。
     これで質疑を終結いたします。  ただいま上程中の4議案は、お手元に配付の各委員会議案付託表(3)のとおり、それぞれ所管の各委員会に付託いたします。  ここで、各委員会を開催していただき、付託議案の審査をお願いいたします。  暫時休憩いたします。  再開につきましては、予鈴でお知らせいたします。                                 午前10時58分休憩                                ──────────                                 午後0時14分再開 51 ◯議長(松本修藏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど各委員会に付託しました4議案について、審査結果が提出されましたので、各委員長の報告を求めます。  まず、総務文教常任委員会委員長 深田百合子議員。      (21番 深田百合子議員登壇) 52 ◯21番(深田百合子議員) それでは、総務文教常任委員会委員長報告をさせていただきます。  総務文教常任委員会に付託されました当局提出議案は、議第42号 平成29年度焼津市一般会計補正予算(第8号)案中、当委員会所管部分及び議第44号 平成30年度焼津市一般会計補正予算(第1号)案中、当委員会所管部分の2件であります。  以下、審査の概要と結果の報告を申し上げます。  なお、2議案については関連がありますので、一括して審査を行いました。  委員より、どのような事業が国の補正予算の対象となるのかとただしたのに対し、生産性革命、人づくり革命、災害復旧等・防災・減災事業、総合的なTPP等関連政策大綱実現に向けた施策及びその他の喫緊課題等への対応の以上4項目が国の補正予算のメニューであるが、焼津市では、災害復旧等・防災・減災事業の中の防災・減災事業が対象となった。  さらに、委員より、小学校給排水設備等改修事業の対象校についてただしたのに対し、焼津西小、和田小、黒石小、大井川西小、大井川南小が対象校であるとの答弁がありました。  さらに、委員より、新型戸別防災ラジオは今回の国の補正の対象とはならないのかとただしたのに対し、防災ラジオは今回の国の補正の対象事業とはならないが、県の緊急地震・津波対策等交付金の活用を検討したいとの答弁がありました。  そのほか、国の補正予算の目的、国に事業を採択される条件などについて質疑、意見がありました。  以上、採決の結果、議第42号及び議第44号の2議案については、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  これで、総務文教常任委員会に付託されました議第42号及び議第44号についての審査の概要と結果の報告といたします。(降壇) 53 ◯議長(松本修藏議員) 次に、建設経済常任委員会委員長 鈴木浩己議員。      (18番 鈴木浩己議員登壇) 54 ◯18番(鈴木浩己議員) それでは、建設経済常任委員会委員長報告をさせていただきます。  建設経済常任委員会に付託されました案件は、全部で4件であります。  以下、順次審査の概要と結果の報告を申し上げます。  初めに、議第42号 平成29年度焼津市一般会計補正予算(第8号)案中、当委員会に付託されました部分及び、議第44号 平成30年度焼津市一般会計補正予算(第1号)案中、当委員会に付託されました部分については関連がありましたので、一括して審査を行いました。  委員より、議第42号中の繰越明許費補正の変更に関連し、三ケ名小屋敷線道路改良事業(社交金)の全体計画延長及び事業期間の予定はどうかとただしたのに対し、全体計画延長は国道150号から西側240メートルで、事業期間は平成28年度から平成34年度の7年間を予定しているとの答弁がありました。  以上、採決の結果、議第42号中、当委員会に付託されました部分及び、議第44号中、当委員会に付託されました部分については、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第43号 平成29年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第5号)案及び議第45号 平成30年度焼津市港湾事業特別会計補正予算(第1号)案は関連がありましたので、一括して審査を行い、港湾事業基金繰入金及び港湾事業債について確認がなされ、採決の結果、議第43号及び議第45号については、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、建設経済常任委員会に付託されました4議案について、審査の概要と結果の報告といたします。(降壇) 55 ◯議長(松本修藏議員) 以上で各委員長の報告は終わりました。  ここで暫時休憩いたします。  なお、この休憩の間に、ただいまの委員長報告に対し質疑のある議員は、議長まで通告願います。                                 午後0時20分休憩                                ──────────                                 午後0時21分再開 56 ◯議長(松本修藏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま上程中の4議案の委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、質疑の通告がありませんので、質疑はないものと認めます。  これで、質疑を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。  なお、この休憩の間に、ただいま上程中の4議案に対し討論のある議員は、議長まで通告願います。                                 午後0時22分休憩                                ──────────                                 午後0時22分再開 57 ◯議長(松本修藏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま上程中の4議案に対する討論に入るのでありますが、討論の通告がありませんので、討論はないものと認めます。  これで討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。  まず、議第42号をお諮りします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 58 ◯議長(松本修藏議員) 起立総員であります。したがって、議第42号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 59 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第43号をお諮りします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 60 ◯議長(松本修藏議員) 起立総員であります。したがって、議第43号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 61 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第44号をお諮りします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 62 ◯議長(松本修藏議員) 起立総員であります。したがって、議第44号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 63 ◯議長(松本修藏議員) 次に、議第45号をお諮りします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 64 ◯議長(松本修藏議員) 起立総員であります。したがって、議第45号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 65 ◯議長(松本修藏議員) 日程第46 発議案第1号 焼津市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  9番 池谷和正議員。      (9番 池谷和正議員登壇) 66 ◯9番(池谷和正議員) ただいま上程されました発議案第1号について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。  本条例の改正については、平成29年11月定例会で議決されました焼津市部設置条例の一部を改正する条例の制定に伴い、委員会条例第2条第2項第1号中の危機管理部を防災部に改め、交流推進部の所管する事項を第1号総務文教委員会に加えようとするものであります。  なお、参考資料として条例の新旧対照表を配付させていただきましたので、よろしくお願いいたします。  以上、発議案第1号の提案理由の説明といたします。(降壇) 67 ◯議長(松本修藏議員) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  ただいま議題となっております発議案第1号は、議員全員による提出議案でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略の上、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 68 ◯議長(松本修藏議員) 御異議なしと認めます。したがって、発議案第1号は、質疑、委員会付託、討論を省略することに決定いたしました。  お諮りします。  発議案第1号は、これを原案のとおり可決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯議長(松本修藏議員) 御異議なしと認めます。したがって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 70 ◯議長(松本修藏議員) 日程第47 発議案第2号 国内の農林漁業生産を拡大し自給率向上及び世界の食糧危機・地球温暖化の解決を求める意見書を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  9番 池谷和正議員。      (9番 池谷和正議員登壇) 71 ◯9番(池谷和正議員) ただいま上程されました発議案第2号について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。  2017年12月20日、国連総会本会議において、日本を含む104カ国が共同提案した家族農業の10年(2019年から2028年)の議案が全会一致で可決されました。家族農業は、世界の農業経営の9割を占め、食料の8割を生産している。規模では、世界の農業経営の73%は1ヘクタール未満であり、85%は2ヘクタール未満であります。国内では、都府県平均農業経営体は2.08ヘクタール、本市の販売農家は86%が0.3から1ヘクタールであります。  小規模・家族農業の役割はこれまで過小評価されてきたが、近年、収穫できる土地生産量、エネルギー効率性、生態系を守る農業アグロエコロジーなど、その優位性を発揮する小規模・家族農業が評価され、貧困をなくすことを目指す国連の持続可能な開発目標から、中心的な役割が期待されています。  よって、政府は生産性の高い農業への転換を図り、農地のフル活用とあわせ、小規模農家の労働力確保対策を推進する等、国内の農林漁業生産の拡大と自給率の向上及び世界の食糧危機や地球温暖化の解決に貢献していくことを強く求め、意見書を提出するものであります。
     以上、発議案第2号の提案理由の説明といたします。(降壇) 72 ◯議長(松本修藏議員) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  ただいま議題となっております発議案第2号は、議員全員による提出議案でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略の上、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 73 ◯議長(松本修藏議員) 御異議なしと認めます。したがって、発議案第2号は、質疑、委員会付託、討論を省略することに決定いたしました。  お諮りします。  発議案第2号は、これを原案のとおり可決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 74 ◯議長(松本修藏議員) 御異議なしと認めます。したがって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────────── 75 ◯議長(松本修藏議員) 日程第48 焼津市議会議員の派遣についてを議題といたします。  議員の派遣については、地方自治法第100条第13項及び焼津市議会会議規則第160条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  本案については、議会運営委員会の決定により、説明、質疑、委員会付託及び討論を省略することとします。  お諮りします。  お手元に配付した資料のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯議長(松本修藏議員) 御異議なしと認めます。したがって、お手元に配付した資料のとおり議員を派遣することに決定いたしました。    ────────────────────────────────────── 77 ◯議長(松本修藏議員) この際、お諮りします。  7番 秋山博子議員から、一般質問の冒頭部分における通告外発言について、取り消しの申し出がありましたので、これを許可し、議長において、後刻速記を調査の上、措置することとしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯議長(松本修藏議員) 御異議なしと認めます。したがって、申し出部分の取り消しを許可し、議長において速記を調査の上、措置します。    ────────────────────────────────────── 79 ◯議長(松本修藏議員) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  これで会議を閉じ、平成30年2月焼津市議会定例会を閉会いたします。  皆様、御苦労さまでした。                                 午後0時32分閉会    ──────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         焼津市議会副議長         焼津市議会議長         焼津市議会議員         焼津市議会議員 Copyright © Yaizu City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...