• "決算特別委員会経済建設分科会"(/)
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  1. 島田市議会 2021-02-17
    令和3年2月17日予算・決算特別委員会経済建設分科会−02月17日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    令和3年2月17日予算決算特別委員会経済建設分科会02月17日-01号令和3年2月17日予算決算特別委員会経済建設分科会  予算決算特別委員会経済建設分科会                              令和3年2月17日(水)                              第3委員会室 1.付託議案審査  ○ 議案第1号 令和年度島田一般会計補正予算(第10号) 2.その他 出席委員(6人)  委 員 長  齊 藤 和 人       副委員長  平 松 吉 祝  委  員  大 関 衣 世       委  員  藤 本 善 男  委  員  福 田 正 男       委  員  山 本 孝 夫 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  危機管理部長                    三 浦 洋 市
     危機管理課長                    天 野 裕 継  産業観光部長                    谷 河 範 夫  農林整備課長                    平 松 雅 之  商工課長                      中 村 広 史  内陸フロンティア推進課長              田 中 義 臣  都市基盤部長                    田 崎 武 明  都市政策課長                    大 畑 和 弘  建設課長                      菅 沼 克 章 職務のために出席した事務局職員  事務局長                      北 川 博 美  事務局担当書記                   伊 藤 清 実                                開会 午後1時28分 ○委員長齊藤和人) 経済建設分科会から始めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  開会前に御連絡いたします。発言の際には、マイクのスイッチを必ず入れていただきますようお願いいたします。  ただいまから、予算決算特別委員会経済建設分科会を開会します。全体会から当分科会に委嘱されました議案審査を、お手元の付託議案審査項目に従って進めてまいります。  本日の分科会運営に当たっては、議会基本条例の趣旨を尊重した進行に努めたいと思いますので、委員の皆様におかれましては、充実した討議、意見交換をしていただきますよう、御協力をお願いいたします。  それでは、議案第1号 令和年度島田一般会計補正予算(第10号)中、当分科会の所管に属するものについて審査します。議案補正予算概要書を御用意ください。  審査は、付託議案審査項目のくくりによって付託項目を分割して行います。  初めに、第2表繰越明許費款土木費2項道路橋りょう費から、11款災害復旧費2項公共土木施設災害復旧費までを審査します。予算書は5ページ、補正予算概要書参考図面は21ページから39ページと42ページから44ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) 補足説明は特にございません。 ○委員長齊藤和人) 委員皆さん質疑等がありましたらお願いいたします。  福田委員。 ◆委員福田正男) 43ページの災害復旧尾川上伊太線。これは繰越明許になっているけれども、なぜ繰越しになってしまうわけですか。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) これにつきましては、11月補正として提出させてもらった災害の調査と、仮設道路を行うに当たっての復旧工事について上げさせてもらったものです。  測量設計につきましては、調査をしながら進めているのですけれども、年度末、3月に、今のところ国災害査定が来ることになっていますが、その後にもまだ修正がかかる可能性があるということで、設計のほうも4月以降、そんなに長くはならないと思いますけれども、来年度初旬までは引き続きお願いすることがあるだろうということで繰越しさせてもらっています。  設計が明確に決まらないと、仮設道路のための復旧工事水抜きボーリングも予定しているのですけれども、その長さとか本数とか、その辺が今はまだ決まっていない状況で、それがちょっと遅れているということで、このままだと4月、5月までかかってしまうでしょうということなものですから、申し訳ないですけれども、繰越しさせていただいたという状況です。 ○委員長齊藤和人) 福田委員。 ◆委員福田正男) これは去年の台風の被害ですよね。たしか7月でしたか。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) 7月の豪雨でずれ出して、夏に向かってどんどんずれていたという状況ですけれども、崩壊が地滑り原因なものですから、まず地滑り解析をしないと災害査定を受けられないということで、地滑り解析から始めて、その後、地滑り対策工事という、工法選定から詳細設計までやらなければいけないということで、その設計に、今かなりの時間を要している状況です。 ○委員長齊藤和人) 福田委員。 ◆委員福田正男) 通行止めになって、もう半年以上たっているということですよね。市民皆さんから何か苦情はないですか。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) ごみの焼却に当たって、大津のほうからそのまま行ったほうが近い人たちが伊太にまわらなけばならないということで、環境課のほうには、ごみを捨てに来たときには、いつになったら通れるのかという話は結構あるということを聞いています。  あと、大津地区のほうからもそういった話があったものですから、先日自治会長のところには、もうちょっとかかるということを説明させていただきました。  それ以外には、特に今のところ、それほど話は出ていないです。 ○委員長齊藤和人) 福田委員。 ◆委員福田正男) この前にあるところで、市長が言うには、国の災害査定が通らないと予算がつくれないもので、災害工事復旧工事が遅れていると。まだ1年ぐらいかかるということを言っていました。  要は、市民皆さんが今、不便に感じているではないですか。それが、国の災害査定が下りないと工事ができないなどということは、普通、あってはならないことではないですか。設計がどうのこうの、地滑りがどうのこうのと、よく理由は分かります。それにしても半年以上たっているでしょう。それがなぜできないのか。それが不思議でならないのです。これは幹線道路というか、田代のレクリエーション広場、田代の郷へ行く道でしょう。環境プラザや温泉へ行く道でしょう。その辺でもう少し迅速に、早急に復旧工事というのは手をつけられないものか。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) 一般的な災害でしたら、擁壁をやって止めて、盛土をしてとか、いろいろな擁壁工とか、そういう方法でやるのですけれども、これにつきましては、地滑り災害というものに国で指定されていまして、悪さをしているのは、水が主に悪さをしているということで、その水をいかに抜くかとか、抜きながら、道路を半分、6メートル以上段差がついて落ちてしまっていますので、その道路をどのように復旧するかという対策工法について、国交省にも何回も行ったり、遠隔で打合せ等をしているのですけれども、なかなか設計がまだ定まらないという中で、災害査定を受けないと予算がということもあるのですけれども、うちとしてはできる限り早く工事をやりたいという気持ちはありますので、概略の工事費でも何とか予算をつけたいと思っていたのですけれども、まだ工法がはっきりこれだというところで決まっていない状況で、予算をつけるのはいかがなものかということで、また補正しなければならないとかとなってしまうものですから、その辺は仮設道路をつけて、取りあえず通しておいて、災害査定金額で、6月補正で、すみませんけれども補正させていただいて、工事にかかりたいという算段でおります。  以上です。 ○委員長齊藤和人) 福田委員。 ◆委員福田正男) 復旧工事ができない理由原因は一体どこにあるのか。究極的な原因というのは。国の査定を受けないと予算が通らない、予算化できないというのは、よく分かる。でも、仮設道路を造るについて、予備費か何か使ってすぐにできないのか。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) 仮設道路については、うちの考え方にちょっと誤りがあった点があるのですけれども、確かに今の道路の南側に平らな部分があるものですから、そこに仮設道路をつけることは、それほど危険性もなく、造って早く通すべきだという考えでいたのですけれども、地滑り解析を進めるに当たって、今のずれが動いたときに、仮設道路をつけた部分にも影響を及ぼす可能性はあるということで、そうしたときに安全性が確保できないということが調査した結果判明したものですから、安全を確保した上で仮設道路を通さなければいけないということで、今回ここに上げさせていただいています工事費というのは、そこの地滑りをある程度和らげるために、水抜きボーリングをやって水を抜いた後、大きな滑りが起きないような対策をした上で、仮設道路をつけるという工事を、今しようとしているのですけれども、その水抜きボーリングをやるに当たっても、将来の復旧工事のときにやり直しをしないように、本工事設計が終わった段階での水抜きボーリングをやりたいがために、今、発注ができないという状況で、早くやりたい気持ちはあるのですけれども、それによって無駄なお金を使えないというのもありますし、全てこのボーリングをするお金も、本復旧のほうにも役立てるように、国の補助金も受けられるようにということで考えた結果が、今こうなっている状況です。 ○委員長齊藤和人) 福田委員。 ◆委員福田正男) この仮設道路工事は、いつ完成できるのですか。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) なるべく早くやりたいと思っていますので、今の段階では、5月頃には水抜きボーリングが終わって、道がかなり曲がりますけれども、仮設道路を通したいという気持ちでおります。  本復旧については、6月補正ですけれども、選挙もあり、補正の決定が遅くなると思いますので、それ以降発注して、9月頃から年度内工事ということで、本復旧工事を進めたいと思っているところです。 ○委員長齊藤和人) 福田委員。 ◆委員福田正男) そうすると、仮設工事が6月ぐらいまでにできて、本格的な復旧工事補正予算を取って、それから工事が始まって、来年の3月ぐらいまでにはできるということですか。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) そのようにいきたいという、それが何かの都合で、何かあれば、繰越しになるかもしれないですけれども、目標としては、そのようなことを思っています。 ◆委員福田正男) 頑張っていただいて。 ◎建設課長菅沼克章) ありがとうございます。 ○委員長齊藤和人) ほかにございますか。  山本委員。 ◆委員山本孝夫) 概要書の38ページの、ふじのくにフロンティア推進区域整備事業。これは、書いてあるところの排水路ですとか、道路ですとかということを繰り越しますというお話なのですが、この上のほうから水路橋を通って用水路が走っていますよね。これがここの中を通っていくと思うのですが、通らなかったですか。この中を、住居の部分に集約するとか、工場用地にするとかということで、区分けをしました。  農地で残すところも確かにあったと思うのですが、ここを整備するに当たって、これは繰越しと直接関係ないかもしれないのだけれども、この区画の中に、その用水路が流れていると思うのですが、そちらの整備も、この地域の開発についての見直しとか整備というのは、される計画というのがあるのですか。 ○委員長齊藤和人) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長田中義臣) 今回の繰越しの中には、その用水関係はございません。全体的に、また環状線を拡幅するときであるとか、多少影響が出てくる可能性は残っております。  以上です。 ○委員長齊藤和人) 山本委員。 ◆委員山本孝夫) それこそ、その関係をなぜ言うかというと、これは上流部になって、この地域の南のほうに、その用水の末端がずっと続くわけです。その辺の関係があるものだから、当然これを開発するに当たっては、その下のほうの部分も配慮しながら計画を進めていただかないと、まずいと思うので、その辺の計画というのは、今後どのようになさるかという方針とか、時期とかいうことはあるのですか。あるいは、まるきり現状のままでいくのだというのだったら、それはそれでも、支障がなければそれでいいのですけれども、それは確認だけさせてください。 ○委員長齊藤和人) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長田中義臣) 先ほども申し上げましたとおり、用水自体工事することはしないので、現状が基本になります。ただ、先ほど言いましたように、どうしても道路を触る関係影響が出てくるところの工事は、多少出てくる可能性がありますけれども、工事に当たって用水の量というのは全く変えることはないので、大きな工事は発生しないということです。 ○委員長齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長齊藤和人) ないようでしたら、次に。  山本委員。 ◆委員山本孝夫) その右のページの39ページなのですけれども、防災倉庫設置工事ですが、これは、場所はどこでしたか。 ○委員長齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 市内の一次指定避難所うちの33か所ということになります。 ◆委員山本孝夫) あちこちにあると。 ◎危機管理課長天野裕継) はい、そうです。 ○委員長齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長齊藤和人) ないようでしたら、次に、第3表債務負担行為補正追加分)、立地適正化計画策定支援委託都市公園等管理委託、及び債務負担行為補正変更分)、経済変動対策貸付金利子補給金審査します。予算書は6ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長大畑和弘) 補足事項は特にございません。 ○委員長齊藤和人) 委員の皆様、質疑等がありましたらお願いします。  藤本委員。 ◆委員藤本善男) 債務負担行為です。まず、立地適正化計画策定支援委託の件ですが、これは過日の閉会中の常任委員会でも御説明はいただいていますが、延期になる理由も、市民との合意形成にいろいろと時間がかかるということで、次年度こういったものがあるということはお聞きしたところなのですが、この支援委託の250万円の具体的な中身はどのようなものかということを教えてください。 ○委員長齊藤和人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長大畑和弘) 今年度業務でできなかった部分としましては、住民の説明会支援ですとか、そういったところがございます。それから、まだ協議が続いておりますけれども、農業調整のための基礎資料等を作ってもらったりする作業が残っております。  以上です。 ○委員長齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員藤本善男) それと、今言ったように、住民との合意形成というか、意見交換の場がなかなか開けないということですが、次年度も少しまだ不透明なところがありますけれども、このことについて、進捗によっては、さらに先延ばしという可能性も含みながら、この債務負担を進めるということでよろしいですか。 ○委員長齊藤和人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長大畑和弘) 議員のお見込みのとおりでございます。 ○委員長齊藤和人) ほかにございますか。  藤本委員
    委員藤本善男) 続きまして、その下の都市公園等管理委託についてお伺いいたします。都市公園は結構いろいろありまして、先日の11月の議会でも、公園管理者を選定するようなお話もあったものですから、少しこの事業内容を整理させていただきたいので、管理委託概要を簡単に教えてください。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) 都市公園等管理委託ということで、市内公園につきまして、スポーツ振興課が管理する大井川緑地や横井運動場公園等、11公園あるのですけれども、それ以外の市内公園についての管理委託を、来年度4月1日からお願いするに当たり、債務負担行為で本年度契約までしたいということで、今回債務負担行為補正に上げさせてもらっています。  業務としては、市内公園の除草、草刈り、木の剪定、病害虫防除、パトロール、遊具の安全点検、トイレの清掃等、全てを依頼する、委託するような形になります。  以上です。 ○委員長齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員藤本善男) それと、僅かな額ではありますけれども、令和2年にも6,315万円という債務負担が出て、若干金額が上がっていますが、内容に少し変化があったのかどうかということと、成果に関する報告書ですと5,000万円台ぐらいの、5,700万円でしたか、実績令和元年度では出ていますが、この限度額算出根拠等について、もう少し詳しく教えてください。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) 公園につきましては、土地利用等住宅造成等があり、毎年少しずつ増えているということもあります。また、人件費高騰等により、若干前年度より金額を多く見積もっている状況であります。  以上です。 ○委員長齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員藤本善男) 今出てきましたけれども、令和元年の決算がこのとおりですと5,795万円という実績が上がっていますので、債務負担のこの事業が、成果に関する報告書で上げられた5,795万円相当のお仕事だとすると、そこまで増えなくてもいけるのかなと思うのですが、再度お伺いしますけれども、この金額は、実績に照らして適正な額であるという内容について、こういう状況だということをもう少し詳しく教えてください。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) 5,700万円というお金は、申し訳ないですけれども、まちづくり島田との契約金額ということでよろしいでしょうか。 ○委員長齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員藤本善男) 細かいことになりますので、後ほどになるかもしれませんが、成果に関する報告書令和元年度分の251ページにございます都市公園等管理業務委託ということで、委託先まちづくり島田と記してありまして、先ほどのお仕事で言われました芝刈りとか除草とか、そういったものを事業概要として、5,795万円という報告が掲載されていましたので、この額が実績なのかなという受け止め方をさせていただいた次第です。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) まちづくり島田の分と、鵜山森林公園につきまして川根地区まちづくり川根の会と随意契約をする分もあるものですから、それが合計すると、川根の分はそんなに高くないものです……。  すみません、昨年の金額につきましては、うち予算額というか、設計額が約6,000万円に対して、入札差金でその金額になったということで、今年度人件費等はそれなりに設計額で見積もりまして、出した金額がこの金額ということですので、設計段階から根拠のない数字にするわけにもいかないものですから、公共用の単価を使わせていただいて、金額が6,300万円ということで、それによって、入札では業者の努力によって安くなることはあり得ることと思います。  以上です。 ○委員長齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員藤本善男) 大変失礼いたしました。先ほどの成果に関する報告書によれば、まちづくり川根の会に相当する分は97万円ですので、両方合わせますと5,900万円ほどかなと。それ以外にもあるとすれば、今回の債務負担行為限度額については、ある程度理解をしなければいけないかなとは思いますが、まだその差が400万円ほどありますので、その400万円が業者の努力によるということですと、6,000万円の1割が600万円ですから、数%努力されたということが、果たして見積りとして、債務負担が適正かなというのがどうなのだろうかと思いましたので、改めて質問させてもらいました。設計に基づいた金額であるということであれば、理解は示したいと思います。ありがとうございます。 ○委員長齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。  それでは、ないようでしたら、次に歳出予算審査を行います。  歳出8款土木費2項3目道路新設改良費から、4項8目新東名IC周辺地区開発費審査します。予算に関する説明書は32ページから35ページ、補正予算概要書は5ページから8ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) ここに上げさせてもらいました本通り向谷線舗装事業、番生寺島線舗装事業、あと、公園管理費公園施設長寿命化対策事業につきましては、市で実施する工事でございますけれども、例年4月、年度当初に国に要望しても、内示がなかなか少なくて、舗装等については10%台という内示率で来ていたところなのですけれども、今回の補正につきましては、この3本の事業につきまして、100%内示が来ていることを報告させていただきます。  以上です。 ○委員長齊藤和人) それでは、委員皆さん、何か質問・意見がありましたらお願いいたします。  よろしいですか。  藤本委員。 ◆委員藤本善男) 8款4項4目、公園施設長寿命化対策事業がございます。補正前の額が2,630万円で、補正がそれを上回る額となっております。補正前の額も、当初より少し一旦減ったのですが、今回また補正で、補正前の額以上の額が投入されていますけれども、これに対する繰越しにもなっていますが、長寿命化のこの事業は、もともとメニューとして用意されていたものが、即実施できるような状況かどうか、その点を教えてください。 ○委員長齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) 今回の2月の補正につきましては、来年度予算前倒しということで、本来は来年度当初予算で上げて、国にも来年度予算ということで、交付金事業で要望していたお金なのですけれども、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策というお金が5年間、約15億円ついたということで、その5年間の来年度予算分が、令和年度補正で行うということで、これにつきましては県のほうから、来年度の分は全て補正で上げろということで話があったものですから、来年度前倒し補正予算を組ませていただいて、来年度はこの事業はゼロになります。  長寿命化対策につきましては5か年ということで、令和5年まで計画的に行っているものですから、これは令和年度分を、前倒し令和年度補正で上げて、実質的には15か月予算ということで、令和年度施工ということにさせていただく予定です。  以上です。 ○委員長齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員藤本善男) 今、御説明がありましたけれども、審査対象外ですが、次年度予算も手元にあったものですから、それを見させていただいた中で、来年は実施をしないように一旦見えました。しないのに、補正で入って本当に事業ができるのかという疑問は抱きましたが、ただいまの説明理解はするところです。  しかしながら、そういった点については、できましたら、年度単位事業予算ではなくなってきていますので、あらかじめそういった御説明をいただきながら予算審査をしませんと、イレギュラーの積み重ねということにもなりかねませんので、その点につきましては、ぜひ今後御配慮をお願いしたいと思います。内容理解いたしました。 ○委員長齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。  ないようでしたら、次に、歳出9款消防費1項1目常備消防費を審査します。予算に関する説明書は34ページ・35ページ、補正予算概要書は7ページ・8ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 補足説明はございません。 ○委員長齊藤和人) 委員皆さん、何か意見がございましたらお願いいたします。  藤本委員。 ◆委員藤本善男) 今回の補正が退職手当の支給額の増だということで、静岡市に対する業務委託の考え方を確認させていただきたいのですが、島田市の消防機能を静岡市にやっていただきたいということであれば、通常考えれば、例えばこの額、1億円とか2億円というお金でお願いしますと。それを先方が受け取って、労務も含めて、消防機能を管理していただくという形になるのかなと思うのですが、先方の職員の都合でどなたかが緊急的に退職されるとなったときに、都度、こちらにその要求が来るということが、事務上の手続だとは思うのですけれども、理解をしにくいところであります。  例えば、もともと島田市の職員であった方が、身分は移ったけれども、島田の会計において退職まで面倒を見てもらうというような契約があるならば、それも理解できるところですけれども、そういった点についてどのような委託契約といいますか、委託の条件になっているかを教えてください。 ○委員長齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 今の御質問の退職金のことについてなのですが、平成28年4月1日から広域化が、要するに委託が始まっています。それ以前に、いわゆる旧島田市消防本部といいますか、島田市に採用された職員の退職金については、島田市が支払いをするということになっていますので、それぞれ関係する牧之原にしても川根本町にしても、そういった支払いをしています。  今回の全体で1,200万円ほどの増額の大きな理由は、退職金の増額ということなのですが、これは夏の、残念ながら吉田の工場火災のときに、旧島田の職員が殉職しています。この方たちの退職金の分ということになります。  以上です。 ○委員長齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員藤本善男) 対象者は、失礼ですが、お二人でしたか。何名になりますか。 ○委員長齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長天野裕継) 当市関係者は2名です。 ◆委員藤本善男) 内容については承知いたしました。まだしばらくこういったことが、都度、出るということで理解させていただきました。 ○委員長齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。  ないようでしたら、続いて、歳入の審査に入ります。  歳入16款国庫支出金2項4目土木費国庫補助金から、23款市債1項4目土木債までを審査します。予算に関する説明書は26ページから29ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  菅沼建設課長。 ◎建設課長菅沼克章) 補足説明は特にございません。 ○委員長齊藤和人) 委員皆さん、何か御意見ございましたらお願いいたします。  よろしいですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長齊藤和人) それでは、議案第1号全体を通して、何かありましたらお願いいたします。  ないようでしたら、当分科会のまとめをします。採決については、特別委員会全体会にて行いますので、ここでは各委員からの議案第1号に対するお考えを述べていただきたいと思います。賛否の表明については、理由についても述べていただきますよう、よろしくお願いいたします。  それでは最初に、藤本委員からお願いいたします。 ◆委員藤本善男) 今回の一般会計補正予算経済建設分科会に関わる内容ですが、繰越明許費が多数出ております。執行当局事業遅れというのも多少はあるのでしょうけれども、補正で追加になった事業等もございますので、その点については理解をするところであります。  また、債務負担行為補正や、新たな事業で追加になった点についても、理解をすることができましたので、内容についてはおおむね了解できる内容だと判断いたします。  以上です。 ○委員長齊藤和人) 大関委員、お願いいたします。 ◆委員(大関衣世) 今回の補正で、理由が不明な予算であったり、事業であったりということがないと判断をいたしましたので、了解をいたしました。  以上です。 ○委員長齊藤和人) 山本委員、お願いいたします。 ◆委員山本孝夫) 少し質問もさせてもらいましたけれども、新東名のところについてはいろいろな工事が次から次へ出てきて、中にはこのように繰越しをしなくてはいけない部分もあるかと思います。関係するほかの周りの地域との兼ね合い、あるいはそれに関係する設備等、質問にも出しましたけれども、そのことを配慮しながら、しっかり仕事をしていただければよろしいかなと思いますので、了解をいたします。 ○委員長齊藤和人) 福田委員、お願いいたします。 ◆委員福田正男) 特に問題はないですけれども、先日の宮城・福島の震度6強の地震がありました。東日本大震災から10年たって、またああいう災害がありました。これからいろいろな災害が都度あるわけです。そのときに、市民の生活に不便を来すようなことがないように、災害に対する復旧工事は、何にしても第一番にやってもらいたいです。ですから、これから執行する上で、その辺を十分気をつけていただければと思います。  以上です。 ○委員長齊藤和人) ありがとうございます。  平松副委員長。 ○副委員長(平松吉祝) 補正は一応、問題はないと思いますが、今言われたように、いつ災害等が来るか分かりません。それなので、市のほうも本当に準備して、補正ですぐできるような感じにしておいていただければありがたいかなと思います。  以上です。 ○委員長齊藤和人) ありがとうございました。  委員の皆様方には、議案第1号に対するお考えをいろいろ述べていただきました。少しまとめをさせていただきますが、皆さんの今の御意見等々を伺いますと、補正予算での債務負担行為を含めて、補正予算で上げられたものが多いけれども、それらについては、繰越明許として次年度に持ち越される事業がたくさんあると。あるいは、新東名の工事に関することでも繰越明許にされることが多い。あるいは、今般の東北の、震災の10年後における震度6強という地震、こういうことが起きても、市民の生活を守ってほしいと。そのためには、災害復旧は迅速にやっていただきたいという皆さんの希望が強くございます。  このことを全体会の報告として、これらの御意見を踏まえた上で、おのおのの賛成の御意見が多いようでございますので、改めてそのことについては全体会で報告をした上で、採決をしていただきたいと思います。  以上でございます。よろしくお願いします。  それでは、最後に、本日の分科会分科会長報告については、分科会長及び副会長に一任とさせていただいてよろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長齊藤和人) ありがとうございます。それでは、分科会長報告については、一任とさせていただきますが、今回の分科会は分散開催となりますので、全体会における分科会長報告については簡略化しますので、あらかじめ御了承ください。  それでは、以上をもちまして、予算決算特別委員会経済建設分科会を終了します。長時間御苦労さまでした。                                閉会 午後2時14分...