◆
委員(
藤本善男) 続きまして、その下の
都市公園等の
管理委託についてお伺いいたします。
都市公園は結構いろいろありまして、先日の11月の議会でも、
公園の
管理者を選定するようなお話もあったものですから、少しこの
事業の
内容を整理させていただきたいので、
管理委託の
概要を簡単に教えてください。
○
委員長(
齊藤和人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章)
都市公園等管理委託ということで、
市内の
公園につきまして、
スポーツ振興課が管理する大井川緑地や
横井運動場公園等、11
公園あるのですけれども、それ以外の
市内の
公園についての
管理委託を、来
年度4月1日からお願いするに当たり、
債務負担行為で本
年度契約までしたいということで、今回
債務負担行為の
補正に上げさせてもらっています。
業務としては、
市内の
公園の除草、草刈り、木の剪定、
病害虫防除、パトロール、遊具の
安全点検、トイレの
清掃等、全てを依頼する、委託するような形になります。
以上です。
○
委員長(
齊藤和人)
藤本委員。
◆
委員(
藤本善男) それと、僅かな額ではありますけれども、
令和2年にも6,315万円という
債務負担が出て、若干
金額が上がっていますが、
内容に少し変化があったのかどうかということと、
成果に関する
報告書ですと5,000万円台ぐらいの、5,700万円でしたか、
実績が
令和元年度では出ていますが、この
限度額の
算出根拠等について、もう少し詳しく教えてください。
○
委員長(
齊藤和人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章)
公園につきましては、
土地利用等で
住宅造成等があり、毎年少しずつ増えているということもあります。また、
人件費の
高騰等により、若干前
年度より
金額を多く見積もっている
状況であります。
以上です。
○
委員長(
齊藤和人)
藤本委員。
◆
委員(
藤本善男) 今出てきましたけれども、
令和元年の決算がこのとおりですと5,795万円という
実績が上がっていますので、
債務負担のこの
事業が、
成果に関する
報告書で上げられた5,795万円相当のお仕事だとすると、そこまで増えなくてもいけるのかなと思うのですが、再度お伺いしますけれども、この
金額は、
実績に照らして適正な額であるという
内容について、こういう
状況だということをもう少し詳しく教えてください。
○
委員長(
齊藤和人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 5,700万円という
お金は、申し訳ないですけれども、
まちづくり島田との
契約金額ということでよろしいでしょうか。
○
委員長(
齊藤和人)
藤本委員。
◆
委員(
藤本善男) 細かいことになりますので、後ほどになるかもしれませんが、
成果に関する
報告書の
令和元年度分の251ページにございます
都市公園等管理業務委託ということで、
委託先が
まちづくり島田と記してありまして、先ほどのお仕事で言われました
芝刈りとか除草とか、そういったものを
事業の
概要として、5,795万円という報告が掲載されていましたので、この額が
実績なのかなという受け止め方をさせていただいた次第です。
○
委員長(
齊藤和人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章)
まちづくり島田の分と、
鵜山森林公園につきまして
川根地区の
まちづくり川根の会と
随意契約をする分もあるものですから、それが合計すると、川根の分はそんなに高くないものです……。
すみません、昨年の
金額につきましては、
うちの
予算額というか、
設計額が約6,000万円に対して、
入札差金でその
金額になったということで、今
年度も
人件費等はそれなりに
設計額で見積もりまして、出した
金額がこの
金額ということですので、
設計の
段階から根拠のない数字にするわけにもいかないものですから、
公共用の単価を使わせていただいて、
金額が6,300万円ということで、それによって、入札では業者の努力によって安くなることはあり得ることと思います。
以上です。
○
委員長(
齊藤和人)
藤本委員。
◆
委員(
藤本善男) 大変失礼いたしました。先ほどの
成果に関する
報告書によれば、
まちづくり川根の会に相当する分は97万円ですので、両方合わせますと5,900万円ほどかなと。それ以外にもあるとすれば、今回の
債務負担行為の
限度額については、ある程度
理解をしなければいけないかなとは思いますが、まだその差が400万円ほどありますので、その400万円が業者の努力によるということですと、6,000万円の1割が600万円ですから、数%努力されたということが、果たして見積りとして、
債務負担が適正かなというのがどうなのだろうかと思いましたので、改めて質問させてもらいました。
設計に基づいた
金額であるということであれば、
理解は示したいと思います。ありがとうございます。
○
委員長(
齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。
それでは、ないようでしたら、次に
歳出予算の
審査を行います。
歳出8
款土木費2項3目
道路新設改良費から、4項8目
新東名IC周辺地区開発費を
審査します。
予算に関する
説明書は32ページから35ページ、
補正予算概要書は5ページから8ページまでです。
当局から
補足説明があればお願いします。
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) ここに上げさせてもらいました
本通り向谷線舗装事業、番生寺島
線舗装事業、あと、
公園管理費の
公園施設長寿命化対策事業につきましては、市で実施する
工事でございますけれども、例年4月、
年度当初に国に要望しても、内示がなかなか少なくて、
舗装等については10%台という
内示率で来ていたところなのですけれども、今回の
補正につきましては、この3本の
事業につきまして、100%内示が来ていることを報告させていただきます。
以上です。
○
委員長(
齊藤和人) それでは、
委員の
皆さん、何か質問・意見がありましたらお願いいたします。
よろしいですか。
藤本委員。
◆
委員(
藤本善男) 8款4項4目、
公園施設の
長寿命化の
対策事業がございます。
補正前の額が2,630万円で、
補正がそれを上回る額となっております。
補正前の額も、当初より少し一旦減ったのですが、今回また
補正で、
補正前の額以上の額が投入されていますけれども、これに対する繰越しにもなっていますが、
長寿命化のこの
事業は、もともとメニューとして用意されていたものが、即実施できるような
状況かどうか、その点を教えてください。
○
委員長(
齊藤和人)
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章) 今回の2月の
補正につきましては、来
年度の
予算の
前倒しということで、本来は来
年度当初
予算で上げて、国にも来
年度予算ということで、
交付金事業で要望していた
お金なのですけれども、防災・減災、
国土強靱化のための5か年
加速化対策という
お金が5年間、約15億円ついたということで、その5年間の来
年度予算分が、
令和2
年度の
補正で行うということで、これにつきましては県のほうから、来
年度の分は全て
補正で上げろということで話があったものですから、来
年度の
前倒しで
補正で
予算を組ませていただいて、来
年度はこの
事業はゼロになります。
長寿命化対策につきましては5か年ということで、
令和5年まで
計画的に行っているものですから、これは
令和3
年度分を、
前倒しで
令和2
年度補正で上げて、実質的には15か月
予算ということで、
令和3
年度施工ということにさせていただく予定です。
以上です。
○
委員長(
齊藤和人)
藤本委員。
◆
委員(
藤本善男) 今、御
説明がありましたけれども、
審査対象外ですが、次
年度予算も手元にあったものですから、それを見させていただいた中で、来年は実施をしないように一旦見えました。しないのに、
補正で入って本当に
事業ができるのかという疑問は抱きましたが、ただいまの
説明で
理解はするところです。
しかしながら、そういった点については、できましたら、
年度単位の
事業予算ではなくなってきていますので、あらかじめそういった御
説明をいただきながら
予算の
審査をしませんと、イレギュラーの積み重ねということにもなりかねませんので、その点につきましては、ぜひ今後御配慮をお願いしたいと思います。
内容は
理解いたしました。
○
委員長(
齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。
ないようでしたら、次に、歳出9款消防費1項1目常備消防費を
審査します。
予算に関する
説明書は34ページ・35ページ、
補正予算概要書は7ページ・8ページです。
当局から
補足説明があればお願いいたします。
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継)
補足説明はございません。
○
委員長(
齊藤和人)
委員の
皆さん、何か意見がございましたらお願いいたします。
藤本委員。
◆
委員(
藤本善男) 今回の
補正が退職手当の支給額の増だということで、静岡市に対する
業務委託の考え方を確認させていただきたいのですが、
島田市の消防機能を静岡市にやっていただきたいということであれば、通常考えれば、例えばこの額、1億円とか2億円という
お金でお願いしますと。それを先方が受け取って、労務も含めて、消防機能を管理していただくという形になるのかなと思うのですが、先方の職員の都合でどなたかが緊急的に退職されるとなったときに、都度、こちらにその要求が来るということが、事務上の手続だとは思うのですけれども、
理解をしにくいところであります。
例えば、もともと
島田市の職員であった方が、身分は移ったけれども、
島田の会計において退職まで面倒を見てもらうというような契約があるならば、それも
理解できるところですけれども、そういった点についてどのような委託契約といいますか、委託の条件になっているかを教えてください。
○
委員長(
齊藤和人)
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継) 今の御質問の退職金のことについてなのですが、平成28年4月1日から広域化が、要するに委託が始まっています。それ以前に、いわゆる旧
島田市消防本部といいますか、
島田市に採用された職員の退職金については、
島田市が支払いをするということになっていますので、それぞれ
関係する牧之原にしても川根本町にしても、そういった支払いをしています。
今回の全体で1,200万円ほどの増額の大きな
理由は、退職金の増額ということなのですが、これは夏の、残念ながら吉田の工場火災のときに、旧
島田の職員が殉職しています。この方たちの退職金の分ということになります。
以上です。
○
委員長(
齊藤和人)
藤本委員。
◆
委員(
藤本善男) 対象者は、失礼ですが、お二人でしたか。何名になりますか。
○
委員長(
齊藤和人)
天野危機管理課長。
◎
危機管理課長(
天野裕継) 当市
関係者は2名です。
◆
委員(
藤本善男)
内容については承知いたしました。まだしばらくこういったことが、都度、出るということで
理解させていただきました。
○
委員長(
齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。
ないようでしたら、続いて、歳入の
審査に入ります。
歳入16款国庫支出金2項4目土木費国庫
補助金から、23款市債1項4目土木債までを
審査します。
予算に関する
説明書は26ページから29ページまでです。
当局から
補足説明があればお願いします。
菅沼建設課長。
◎
建設課長(
菅沼克章)
補足説明は特にございません。
○
委員長(
齊藤和人)
委員の
皆さん、何か御意見ございましたらお願いいたします。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
齊藤和人) それでは、
議案第1号全体を通して、何かありましたらお願いいたします。
ないようでしたら、当
分科会のまとめをします。採決については、特別
委員会全体会にて行いますので、ここでは各
委員からの
議案第1号に対するお考えを述べていただきたいと思います。賛否の表明については、
理由についても述べていただきますよう、よろしくお願いいたします。
それでは最初に、
藤本委員からお願いいたします。
◆
委員(
藤本善男) 今回の
一般会計補正予算、
経済建設分科会に関わる
内容ですが、
繰越明許費が多数出ております。執行
当局の
事業遅れというのも多少はあるのでしょうけれども、
補正で追加になった
事業等もございますので、その点については
理解をするところであります。
また、
債務負担行為補正や、新たな
事業で追加になった点についても、
理解をすることができましたので、
内容についてはおおむね了解できる
内容だと判断いたします。
以上です。
○
委員長(
齊藤和人) 大関
委員、お願いいたします。
◆
委員(大関衣世) 今回の
補正で、
理由が不明な
予算であったり、
事業であったりということがないと判断をいたしましたので、了解をいたしました。
以上です。
○
委員長(
齊藤和人)
山本委員、お願いいたします。
◆
委員(
山本孝夫) 少し質問もさせてもらいましたけれども、新東名のところについてはいろいろな
工事が次から次へ出てきて、中にはこのように繰越しをしなくてはいけない
部分もあるかと思います。
関係するほかの周りの地域との兼ね合い、あるいはそれに
関係する設備等、質問にも出しましたけれども、そのことを配慮しながら、しっかり仕事をしていただければよろしいかなと思いますので、了解をいたします。
○
委員長(
齊藤和人)
福田委員、お願いいたします。
◆
委員(
福田正男) 特に問題はないですけれども、先日の宮城・福島の震度6強の地震がありました。東日本大震災から10年たって、またああいう
災害がありました。これからいろいろな
災害が都度あるわけです。そのときに、
市民の生活に不便を来すようなことがないように、
災害に対する
復旧工事は、何にしても第一番にやってもらいたいです。ですから、これから執行する上で、その辺を十分気をつけていただければと思います。
以上です。
○
委員長(
齊藤和人) ありがとうございます。
平松副
委員長。
○副
委員長(平松吉祝)
補正は一応、問題はないと思いますが、今言われたように、いつ
災害等が来るか分かりません。それなので、市のほうも本当に準備して、
補正ですぐできるような感じにしておいていただければありがたいかなと思います。
以上です。
○
委員長(
齊藤和人) ありがとうございました。
委員の皆様方には、
議案第1号に対するお考えをいろいろ述べていただきました。少しまとめをさせていただきますが、
皆さんの今の御意見等々を伺いますと、
補正予算での
債務負担行為を含めて、
補正予算で上げられたものが多いけれども、それらについては、
繰越明許として次
年度に持ち越される
事業がたくさんあると。あるいは、新東名の
工事に関することでも
繰越明許にされることが多い。あるいは、今般の東北の、震災の10年後における震度6強という地震、こういうことが起きても、
市民の生活を守ってほしいと。そのためには、
災害復旧は迅速にやっていただきたいという
皆さんの希望が強くございます。
このことを全体会の報告として、これらの御意見を踏まえた上で、おのおのの賛成の御意見が多いようでございますので、改めてそのことについては全体会で報告をした上で、採決をしていただきたいと思います。
以上でございます。よろしくお願いします。
それでは、最後に、本日の
分科会の
分科会長報告については、
分科会長及び副会長に一任とさせていただいてよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
齊藤和人) ありがとうございます。それでは、
分科会長報告については、一任とさせていただきますが、今回の
分科会は分散開催となりますので、全体会における
分科会長報告については簡略化しますので、あらかじめ御了承ください。
それでは、以上をもちまして、
予算・
決算特別委員会経済建設分科会を終了します。長時間御苦労さまでした。
閉会 午後2時14分...