島田市議会 2020-09-15
令和2年9月15日予算・決算特別委員会厚生教育分科会−09月15日-01号
令和2年9月15日予算・
決算特別委員会厚生教育分科会−09月15日-01号令和2年9月15日予算・
決算特別委員会厚生教育分科会
予算・
決算特別委員会厚生教育分科会
令和2年9月15日(火)
第3委員会室
1.付託議案の審査
○議案第97号 令和2年度島田市
一般会計補正予算(第8号)
○認定第1号 令和元年度島田市一般会計決算の認定について
2.その他
出席委員(5名)
分科会長 伊 藤 孝 副分科会長 大 村 泰 史
委 員 河 村 晴 夫 委 員 清 水 唯 史
委 員 横 山 香 理
欠席委員(なし)
説明のために出席した者
健康福祉部長 畑 活 年
福祉課長 山 田 敏 雄
長寿介護課長 三 浦 隆 広
包括ケア推進課長 酒 井 敏 弘
健康づくり課長 宮 地 正 枝
健康づくり課技監 天 野 由美子
国保年金課長 清 水 千 春
こども未来部長 孕 石 晃
子育て応援課長 石 間 幸 典
子育て応援課参事 佐 藤 博 之
保育支援課長 清 水 基 之
教育部長 中 野 和 志
教育総務課長 鈴 木 龍 彦
学校教育課長 鈴 木 利 弘
学校給食課長 高 橋 淳
社会教育課長 小 林 知 子
博物館課長 又 平 剛
スポーツ振興課長 加 藤 雅 通
図書館課長 岩 本 申 久
病院事務部長 今 村 重 則
看護専門学校副校長 桑 原 和 恵
教務課長 赤 堀 夏 海
職務のために出席した事務局職員
事務局長 北 川 博 美
事務局担当書記(庶務担当係長) 曽 根 一 也
開会 午前9時28分
○分科会長(伊藤孝) ただいまより予算・
決算特別委員会厚生教育分科会を開会いたします。全体会より、当分科会に付託されました議案の審査をお手元の
付託議案審査項目に従って進めてまいります。
まず初めに、議案第97号 令和2年度島田市
一般会計補正予算(第8号)中、当分科会の所管に属するものについて審査いたします。なお審査につきましては、
付託議案審査項目のくくりによって、
債務負担行為補正、歳出、歳入の順で行いますので、よろしくお願いいたします。議案と
補正予算概要書を御用意ください。
それでは、第2
表債務負担行為補正について審査いたします。予算書は19ページ、予算に関する説明書は45ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、何か質疑がありましたらお願いいたします。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 第2
表債務負担行為中の、
放課後児童クラブ運営委託費、こちらは、令和3年度から令和5年度までの3年間、2億9,337万7,000円が計上されております。これは本年1年間のまず包括的な
放課後児童クラブが運営され、それを加味して、令和3年度からの3年間という形にされたと思いますが、この令和2年度のその事業者の検証について、どのように検証されたのか、まずそちらを御説明いただいた後、我々はこれを3年間認めるかどうかというのが必要だと思いますので、まずこの検証につきまして、総括で御説明をお願いしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 本年、令和2年度におきましては、
シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社様が契約をしているところです。1年間という形になっております。
今回の契約の当初から、コロナの感染症がありまして、現状、運営の方針、いろいろと変更等ございましたが、それに対しまして、シダックス様については、通常以上に臨機応変に対応していただきました。市民、利用者、それと学校に関しまして、クレーム等、一切、大きな話につきましてはいただいていないということを考えますと、基本的には問題なく運営ができたというふうに考えております。
また、今後にはなりますが、アンケートを取るということで契約上、仕様書の中で取決めをしてあります。こちらについては、アンケートの中で、お子様または利用者に対しての御意見をもう一度頂戴いたしまして評価をしたいと思いますが、現状のままでいきますと、問題なくできたということで評価しているところでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 一切なのか、大きなものがなかったのか、どちらかはっきりしていただけますか。何か言い直されたのですけど、どちらが本当なのか。
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 一切とは、クレームのお話でよろしいですか。クレームの話にいきますと、大きなクレーム等についてはありませんでした。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) この
シダックス大新東ヒューマンサービスさんが1年間することによって、この民間の業者が一括した15クラブをすることによって、障害がないということを検証したということでよろしいでしょうか。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て答弁課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 本年度につきましても12クラブをお願いしているところでございます。来年、新たに六合東小学校の2クラブと、あと建設中の島田第四小学校が2クラブ化するということで、3クラブ増えますが、現状でいきますと、12、15とも問題なく支障なくできるかというふうに考えております。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 昨日、議案質疑の答弁の中で、
シダックス大新東は、さらにまた3年間を希望されているような形で今回の債務負担行為が出されるように御答弁があったのですけど、全く今回のプロポーザルは白紙状態で、ほかの業者も、前回は2社の参加がありましたが、今年の1年間を振り返っても、民間での委託は問題ないということで、この3年間は全く白紙状態で業者を選定するということで理解してよろしいですか。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 今回の1年間につきましては、企業へ、
放課後児童クラブの運営が支障なくできるということが確認されたということではございます。
来年度以降につきましては、また3か年ということで、長い契約となりますので、今回についてを基に、実際にはもう一度企業さんへ広く公募かけさせていただきたいというふうに考えております。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 検証の中で、今まで直接やられていたところから民間に移る。また、心配されるのは、この3年間で、またもしかしたらほかの業者さんに替わる。その場合、その職員さんの処遇、継続的な雇用がされるのかどうか。ちょっと検証として、この1年間のシダックスに替わるときに、そこでいらっしゃった職員の方がどのぐらいの割合で継続して働いたのか。それを検証して、次回の3年間、もし業者が替わっても、そういうことが継続されるのかということを少し確認させていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 令和元年度の委託につきましては、まず、該当する指導員様が82名おりました。その中で、77名、約94%の指導員の方が転籍をしていただいているというような状況です。お辞めになった方はもちろんの御高齢の方、または市外に引っ越しをされる、そういうふうな方については転籍はされませんでしたが、それ以外の方は、ほぼ全ての方に行っていただきました。
今回につきましても、同じようにプロポーザルを取った中で、指導員さんの処遇というものをまずは第一に考えまして、問題なく、さらによりよい処遇になるような、企業に対しまして評価のほうを出させていただいた中で、この指導員さんの転籍については手厚くさせていただければというふうに考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 実はこのシダックスさん、ほかの業務を市役所の中でも受託されていると思います。そこで、転籍された方が、このシダックスとの雇用契約が十分に行われていないという情報を伺いました。雇用保険等とか、その契約が、働き始めてから数か月、長い方は半年ぐらい保険が更新されないという情報も伺っています。これについて、この
放課後児童クラブではそういう問題はなかったということで判断してよろしいですか。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) こちらのシダックスへ転籍をされた指導員さんに対しましては、先ほどあった雇用保険の関係につきましては、数名、問題があったということはお聞きしております。それは、コロナ等の影響もありまして、
放課後児童クラブの中で運営のほうを主にしてしまったということで、職員の待遇が後になってしまったというふうに話のほう、聞いております。ただ、その方々につきましては、半年というような感覚ではなくて、一、二か月、遅れてしまったというふうな報告は受けているところでございます。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 先ほど、一番初めに、いろいろな業務を1年間見て、大きな問題がなかったということであったのですけれど、この雇用についてしっかりされていなかったということは、すごく大きな問題だと思うのです。こちらとしては1か月、2か月という感覚で言っていますけど、その契約されない方については、1か月、2か月というのは大きな問題だと思うのです。万が一、雇用が安定しない、また、病気になってしまったとか、そういうときに保障されてないということは大きな問題でありますので、今後もし、そこの3年間の債務負担行為を我々が認めた時点で、業者さんの選定、あると思います。そうした場合、まずは、そこで働く方の身分を守る、そして、そこに通う子供さんたちの環境を守るということ。両方ともしっかりした形でやっていただきたいと思いますので、これについてはしっかり、部長もそういうところを把握して、指導を業者に対してするようにしていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
孕石こども未来部長。
◎
こども未来部長(孕石晃) 今のお話、真摯に受け止めまして、シダックスに対しても指導のほう、しっかりとしてまいりたいと考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) ぜひよろしくお願いいたします。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) 関連でちょっと質問させていただきます。
放課後児童クラブの3年間で4億9,300万円ということなのですけども、これの今年12クラブが来年度から15クラブになるよということでの変化の中での数字かと思うのですけども、その3年間の間にクラブが増えた、または減少した、もしくは児童数が減ったとか増えたとかという、そういう諸条件によって、この金額というのは変化はあるのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 基本的には、この金額の契約でいきたいと考えております。ただ、突発的に子供の数が極端に減った、また、利用児童数が増えた場合については、もちろんそのたびに要協議というような形を取りたいと考えてはおりますが、おおよその見込みをつけて3年間、金額のほう、出させていただいておりますので、この内容で、継続した形で契約を取りたいと考えております。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) 例えば1年間の途中で、この人数の変化というのはあると思うのですけども、やはり、今年1年間テスト的にやった結果を見る中では、1年ごとに、そういう人数の変化とかというのを協議したり、ちょっとその辺の変更が、例えば15クラブが、例えば、極端に言えばまた12に戻ってしまったとかといった場合には、やはり見直しは必要だろうし、15が16、17、18になるとかといった場合もあり得るかもしれないので、そういったところは、それで同じ金額だったらうれしいのですけども、その辺の状況を明確にしておかないと、増えた増えないとか、いろいろな諸条件が後でもめると嫌なので、そういったところも契約書の中にうまく明記しておいていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 御指摘ありがとうございます。この内容を加味して、プロポーザル等検討していきたいと思います。ただ、一応、3年間にした理由が、まず第一小学校と北部の小学校の統廃合ということで、児童数、またクラブ数が大幅に変わるものの計画がある中で、3年間というふうに形を取らせていただきました。その3年間の中では、大きく変動はないだろうというような見越しをしてるところもございますので、この中で、契約の範囲、また内容について、変更等あればまた修正等していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 大村副分科会長。
◆委員(大村泰史) 関連なのですけど、今回、
放課後児童クラブの運営について、処遇改善をという言葉が出てくると思うのですけど、実際に、こちらのシダックスさんのほうの管轄で、処遇改善というのは実際にどんなことを向こうサイドは言われているのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 今年度契約する際での処遇改善だったということでよろしいですか。まだ、来年度はプロポーザルのほう、これからになるものですから、どういうふうな提案を出されるかちょっと不明なところがありますので。
今年度につきましては、基本的には時給が若干ではありますけど増加と、有給休暇等についても、前年度の引継ぎを一部されているということでは処遇は改善をされているような状況であります。
あと、主任指導員と補助員ということで、前年度までは2つの職位でさせていただいていたところなのですが、主任、副主任それと補助員ということで、3段階で職位の配置がされております。こういう面では、指導員の処遇的なものは多少なりとも改善されたかなというふうに考えております。
○分科会長(伊藤孝) 大村副分科会長。
◆委員(大村泰史) 今、改善されたということだったのですけど、その当事者の方に対する意見というかその辺は取られているのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 指導員から直接お聞きしているというところは、申し訳ありませんが、ありません。シダックス経由、または主任から、お話のほうは聞いているような状況ではあります。その制度自体の問題の改善のものは、シダックスから情報をいただいてるような状況です。
○分科会長(伊藤孝) 大村副分科会長。
◆委員(大村泰史) やはり、最初なものですから、シダックスさんの言うとおりをそのままうのみにするというのは、やはりちょっと心配なところがあるものですから、実際に、そういう改善とかが出た場合については、何らかの、当事者のほうの方の意見を聞くというのも必要だと思うので、できる限りでよろしいかと思うのですけど、その辺の声を聞くということも、市の当局の担当部署として、やっていただきたいなと思うということで、一応、提案というか要望をさせていただきたいと思います。
以上です。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) ありがとうございます。実際に主任指導員の会合というものは定期的に開催をさせていただいてはおりますが、この方々との直接の関わりというのは、申し訳ありません、市との絡みは今のところございませんので、そういう機会を設けさせていただいて、指導員さんの生の声をお聞きしたいと考えております。今後になりますが、以上です。
○分科会長(伊藤孝) いいですか。
○副分科会長(大村泰史) 分科会長。
◆委員(伊藤孝) 1つ確認をさせてください。3年契約なのですが、この辺の制度、国のほうからよく、ちょこちょこ変更があります。来年になって、大幅に6年生までとか、いろいろな制限がもし変わってきた場合に、3年生までにしなさいよとか、いろいろな制限がもし変わってきた場合にどうなるのか、契約上どういう文言が入るのか確認をさせてください。
○副分科会長(大村泰史)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 契約上の中でいきますと、特例的な話になろうかと思いますので、それぞれの契約上で、協議変更する事項と考えております。例えばその6年生、3年生という範囲の問題であったり、児童数の受入れの条件であったり、ほかの様々な内容で極端に変わった場合につきましては、改めて協議のほうを企業とさせていただきたいというふうに考えております。
○副分科会長(大村泰史) 分科会長。
◆委員(伊藤孝) すみません、文言はその辺は契約書の中に入っているという解釈でよろしいですか。
○副分科会長(大村泰史)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) そのとおりでございます。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) すみません、ちょっと今の関連で、今年度、業務委託の仕様書の中に、リスクの分担表というのは、多分ありました。そこでちょっと見させていただくと、今の分科会長の質問は、これは法令の変更という形で、その中で運営上に大きな影響を及ぼす法令変更という形ということで理解してよろしいのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) そのとおりでございます。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 私、一般質問の中でもちょっと指定管理の際に、リスク分担について質問させてもらいましたが、今回のコロナの感染症拡大に伴う
放課後児童クラブの運営は大きくこれに影響されたと思うのですけど、これにつきましては、リスク分担区分においてはどのように対応されたのか、今後のこの3年間の債務負担行為する場合に、コロナの影響をどのように加味するのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) コロナに関しましては、今年度の契約の中では、リスク分担の中では詳細なことは、もちろん想定をしておりませんでしたので、入ってはおりません。
ただ、今年度についてのリスク的なお話でいきますと、例えば
放課後児童クラブは、学校の休校に伴って、基本的には自粛という形を取りまして、子供たちの受入れはしております。ただ、午前中は学校での預かり、午後は
放課後児童クラブの預かりということで、基本的にその業務的、時間的な配分でいきますと、児童クラブが人件費がかかるようで、受入れ時間が極端に大きくなったというふうな範囲ではないと考えております。
また、夏休みは2週間ということで、短い間になりましたので、
放課後児童クラブの一日預かりも、その分減っているということになりまして、総括といたしますと、基本的には契約上の内容について、金額的なものでいけば問題なく、誤差がなかったというふうに今のところの振り返りはしておる状況であります。
あと、今後のコロナのお話にはなりますが、今後、学校の休校や自粛というものがどういうふうに影響があるかによって、契約のほうを考えていかなければならないとは思っておりますが、一斉休校という極端なことでない限りは、基本的には今の契約上で、協議の事項の中での話、臨機応変で対応ができるというふうに考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) いいですか。横山委員はいいですか。ほかは、いいですね。
それでは、なければ歳出の審査に入ります。歳出につきましては、付託項目を分割して審査いたします。お手元の議案審査項目で御確認ください。
初めに歳出2款総務費1項25目諸費を審査いたします。予算に関する説明書は35ページ、36ページ、
補正予算概要書は1ページから4ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、御意見がありましたらお願いいたします。いいですか。
次に、歳出3款民生費1項1目社会福祉総務費から、歳出3款民生費3項1目生活保護総務費までを審査いたします。予算に関する説明書は37ページ、38ページです。
補正予算概要書は5ページから8ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、御意見がありましたらお願いいたします。
御質問がないようですので。
河村委員。
◆委員(河村晴夫)
補正予算概要書の5ページの、先ほどの
放課後児童クラブなのですけども、
市内児童クラブ22クラブということなのですが、先ほど12クラブとかという話だったので、この数の違いというのは何ですか。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) こちらの22クラブにつきましては、公設民営と、民設民営、民間企業で直接運営をさせていただいている児童クラブが7クラブございます。そうしますと、15クラブが市の施設で行っていただいているということで、15クラブという形になります。
○分科会長(伊藤孝) ほかはいいですか。
それでは、次に行きたいのですが、説明員の入替えをしますので、暫時休憩をいたします。
休憩 午前9時57分
再開 午前9時59分
○分科会長(伊藤孝) それでは再開いたします。
次に、歳出10款教育費1項4目学校教育諸費から、歳出10款教育費6項3目給食費までを審査いたします。予算に関する説明書は41ページから44ページ、
補正予算概要書は9ページから14ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、御意見があればお願いいたします。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 1項4目の学校教育諸費中の、
遠距離通学対策事業の
スクールバス運行経費で、工事請負費と、及び使用料及び賃借料となっていますが、これ、説明がもしかしたらあったかもしれないのですけど、再度この工事の内容につきましてお聞かせいただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 説明をさせていただきます。
これは統合に伴う島田一中の遠距離通学者のスクールバス2台の乗降及び方向転換の借地及び整備のためのものです。島田一中の敷地は、バスを方向転換させるには非常に手狭です。ロータリー等がないものですから、何回かシミュレーションをやったのですが、バス周辺にいるであろう生徒、例えば徒歩通学で帰ろうとする生徒、あるいは部活動の活動中あるいは部活動を終えて帰る生徒の安全確保が非常に難しいということが分かったものですから、様々な方法を考え、そうしたところ、学校正門前に土地があったものですから、そちらのほうの所有者と交渉しまして借地ならしていただけるということでその借地。その借地につきましては、まだ更地であるので雑草が生え、それから砂利や石もあるため整備が必要だということで、その整備工事をするという、そのためのものでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 今、御説明されてる間に地図確認しましたら、正門前、三角の土地だと思います。こちらは今、借地ということで御説明ありましたが、これはどのような借地の契約になるのか、何年間とかというようなしっかりした契約がされるのかどうか、そちらも確認をさせていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 借地期間については令和6年3月までを予定しております。これは島田一小、北部4校が統合する令和6年4月からは新校舎建築となる島田一小の敷地内で、乗降及び方向転換できるよう計画する予定ということで、それでやっております。
それから、月額、今のところ約4万5,000円で契約を続けていくというように考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) ほかは、河村委員。
◆委員(河村晴夫) 給食費の関係なのです。43ページ、44ページのところなのですけれども、南部学校給食センターの設備を、内容を見ますと、昇降式消毒保管庫を削減するということなのですけども、これなくて大丈夫なのですか。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) 今回の減額につきましては、コロナウイルスの関係で、夏季休業が短縮したことに伴いまして、1か月半の工期を要する昇降式消毒保管庫並びに地下の給排水管取替え工事を来年度に繰延べするために今回は減額補正させてもらいました。
この内容につきましては、7か年の整備計画に基づいて順次やっておりますが、この平成7年操業時からの機械になりますので、25年が経過しておりますが、来年、確実にやっていくことによりまして問題はないと判断しております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) それでこれ、夏場に影響するということ、年間通してこの設備が必要だということですよね。工事の期間、例えば今、延ばしたということなのですけど、ちょっと来年度の予算持っていないのであれなのですけど、延ばして、今年度やらなかったということなのですけども、いずれやらないといけないということなのですが、工事の期間というのは、夏場を予定していたのですか。夏場が苦しいからその前にやるということなのですか。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) 通常の年でありますと、7月下旬から8月末までの夏季休業中、この1か月半ぐらいの中で工事を行う予定でありました。ただ、今回の補正を行います、地下の給排水管取替え工事、並びに昇降式消毒保管庫につきましては、工期が約1か月半を要しますので、今年の夏季休業中の施工は無理と判断いたしました。
また、冬季の休業中につきましても、やはり同じように無理ということで判断いたしましたので、来年度の夏季休業中が通常どおり行われるといたしまして、来年度に延期をしたものでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) ほかに何かありますか。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 6項1目保健体育総務費中の、相当減額補正されておりますが、これ、多分いろいろな行事が行われないための減額補正だと思いますが、体育協会の補助金が減額されている、これは体育協会、やはりこれはいろいろなスポーツ行事等がやれなくて、これが減額されているのか、ちょっとその内容について教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 体育協会の補助金の減額につきましては、前回リオのオリンピックのときに島田市出身選手を応援するということで、体育協会へ補助金を交付して、応援事業を実施しております。これと同様に、東京のオリンピック・パラリンピックにつきましても島田市出身選手の応援事業をやるということで、体育協会へ補助金を交付する分の380万円を減額するものでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) いいですか、ほか何かありますか。
なければ、暫時休憩いたします。職員の方の入替えをお願いいたします。
休憩 午前10時08分
再開 午前10時10分
○分科会長(伊藤孝) 引き続き歳入の審査に入ります。歳入16款国庫支出金2項2目民生費国庫補助金から、歳入23款市債1項6目教育債までを審査いたします。予算に関する説明書は31ページから34ページです。当局からの補足説明があればお願いいたします。
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、御意見があればお願いいたします。いいですか。
それでは、議案第97号全体を通して何かありましたらお願いいたします。
清水委員。
◆委員(清水唯史) すみません。最初の第2表の
放課後児童クラブの運営委託で、1点ちょっと聞き逃した点ありますので。先ほど説明の中で、アンケートを取って、それについて、次年度以降の契約の参考にしたいというような説明もあったと思うのですけど、これのアンケートの時期、それとそのアンケートの内容について、我々に対してそれを公表していただける時期につきまして教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) アンケートの実施につきましては、もう直近でのお話になろうかと思います。対象の児童クラブは12クラブで、利用者、また利用者の保護者に対してアンケートを取る予定でいまして、今の満足度について、委託された後のシダックスさんになったときの満足度についてアンケートを取る予定なのですが、アンケート数としましては、五、六ほどの満足度ということで確認を取って、あとはコメント、御意見をいただこうかというふうに考えております。そうしますと、遅くとも次回、もしくは11月の常任委員会の中で報告ができればというふうに考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 業務委託の仕様書の中で、アンケートを年に1回取り、そして3段階の評価のうち、よい及び普通の割合が80%以上であることという測定指標があると思います。これもし、この測定指標にシダックスさんが達しなかった場合、来年度以降のプロポーザルに、例えば参加を遠慮していただくとか、そういうことも考えられるのかどうか、教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 評価次第では、ということは十分考えられるのですが、参加の有無につきましては、基本的には公平で参加のほうはお受けをしたいと考えます。ただ、その後の実績の中で、プロポーザルのその内容の中で、評価の中では評価の一つになろうかと思っています。
○分科会長(伊藤孝) ちょっと内容確認をさせていただきます。アンケート取る先が保護者または利用者とおっしゃったと思うのですが間違いないですか。
石間子育て保育課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 利用者の保護者ということです。
○分科会長(伊藤孝) 利用者の保護者ということで解釈いたします。ほかに何かございましたら。
ないようでしたら、当分科会での意見の取りまとめをしたいと思います。採決は、特別委員会の全体会で行うことになりますので、ここでは、各委員から議案第97号に対するお考えを述べていただきたいと思います。それぞれ審査のポイントと、それに対する考えを御発言ください。よろしくお願いいたします。
では最初にこちらから、河村委員からお願いいたしたいと思います。
◆委員(河村晴夫) 質問でもしたのですが、
放課後児童クラブの金額も大きいものですから、その対応等、それの変化に伴う対応がきちんとできていないとまずいのかなというふうには思いました。
あとのところに対しては、特に大きな問題はないのですけど、やはり計画に対して実施する、これ以前からも言っているのですけど、するというものに対して、それを何らかの形で変更するという場合には、何かの対応が必要になってくるわけです。それがないと困るので予算計上したわけなので、それを何かするということに対してはすごく執着を持ってやってもらいたいのですけども、今回は、給食の関係は夏休みの工事期間がないという実例もあるのですけど、1年間、対応を問題なくやっていただければなというふうに思います。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 特段問題ないということですね。
それでは清水委員、お願いします。
◆委員(清水唯史) 質問たくさんさせていただきましたが、やはり、債務負担行為、これにつきましては、本年度の1年間の業務の内容、またそれに評価をしっかりしていただいて、利用者及び、これちょっと調べますと仕様書の中では、支援員の接遇についてもアンケートに入っていました。このようなこともしっかりアンケートで、利用者からのものを参考に、次年度以降、この包括的なものがよかったのかどうかというのをまず検証していただいて、それが今後できるものか、はっきりしていただいてやっていただければいいと思います。
まずは、今も河村委員おっしゃいましたが、まず検証というものをされて、次年度以降やるということが必要だと思います。ぜひ、今回はいろいろな説明いただいて、今後これは、債務負担行為は限度額ですので、来年度以降また当初予算で出てきた場合に、我々も再度審査する機会もありますので、今回につきましては、全体を通じていいと思います。
ただ、減額の補正が教育費の中、いろいろな形で出ているもの、ありますので、来年度以降、実際この予算が復活して、もう一度、充実したスポーツ活動もできるようにお願いをして、今回の補正については、おおむね認めていいと思います。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。
それでは横山委員。
◆委員(横山香理) 私もおおむね理解はさせていただきましたけれども、先ほど大村副分科会長のほうからもありましたように、主任指導員は会合があるということなのですが、そのほかの方に関して、やはり現場の声も聞くということも大事だと思いますので、そういった場をぜひ設けていただきますようにお願いいたします。あとはおおむね理解をさせていただいております。
○分科会長(伊藤孝) 大村副分科会長。
◆委員(大村泰史) 先ほどもちょっと質問させていただきましたが、今回の補正については、コロナ禍の関係で減額されたところと、感染症対策等で増えたところと、補正を組んだところとあるものですから、こちらについては、繰り延べしたものについては時期がずれるというところのまたいろいろ条件が変わってくると思いますので、それについてはちょっと、内容を再確認していただいて取り組んでいただきたいということと、あと、この感染症対策については、やはりまだ続くと思いますから、慎重な取組でこの補正額を生かしていただきたいということを思います。
それから、ちょっと質問したところで、最初が肝腎というところがあるものですから、先ほど検証という話も出ましたけども、やはりチェックをするというのを行政の立場としてやっていかないと、後でうまくいかないというおそれがあるものですから、やはりチェック機能というのは大切に関わっていっていただきたいということで、今回の補正予算については理解したということで述べさせていただきます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございました。
それでは、最後に私ですけども、特段問題はないかなと思います。今年度は、年度末から新型コロナですごく大変だったのではないかなと思います。これまた秋以降、また第二波というのか第三波というのか、来ることが予想されていますので、いろいろな対応大変だと思いますけど、よろしくお願いいたします。特段、私としては、これといってないので、オーケーとしたいと思います。
それでは、委員の皆さんから議案第97号に対してお考えを述べていただきました。ありがとうございました。皆様の御意見を全体会で報告させていただきたいと思います。
それでは暫時休憩をしたいと思います。説明員の入替えをお願いいたします。
休憩 午前10時21分
再開 午前10時27分
○分科会長(伊藤孝) それでは再開いたします。
次に、認定第1号 令和元年度島田市一般会計決算の認定について中、当分科会の所管に属するものについて審査いたします。なお、審査につきましては、歳出、歳入の順で行い、
付託議案審査項目のくくりによって行います。決算書及び成果に関する報告書を御用意ください。
初めに、歳出2款総務費1項2目戦略推進費中、政策推進事業費の「島田市版ネウボラ」構築のための課題分析事業及び歳出2款総務費1項14目諸費を審査いたします。決算書は77ページ、78ページ及び85ページから88ページ、成果に関する報告書は41ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 天野
健康づくり課技監。
◎
健康づくり課技監(天野由美子) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、御意見がありましたらお願いいたします。
それでは、ないようですので、次に、歳出3款民生費1項1目社会福祉総務費から、歳出3款民生費1項5目福祉館費までを審査いたします。決算書は97ページから106ページ、成果に関する報告書は101ページから119ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、御意見がありましたらお願いいたします。
よろしいですか。
横山委員。
◆委員(横山香理) 成果に関する報告書の117ページ、成年後見制度推進事業ですけど、ちょっと教えていただきたいのですが、今、どういった形で進められているか、その進捗状況を教えていただきたいのです。今、どこら辺まで進んでいるかというか、それと進捗状況を教えていただきたいです。
○分科会長(伊藤孝) 酒井
包括ケア推進課長。
◎
包括ケア推進課長(酒井敏弘) どこら辺というのは、どういったことか、もう少し具体的に。
○分科会長(伊藤孝) 横山委員。
◆委員(横山香理) 今、どのくらいの方が研修を受けて、どれくらいの方がこれに携わっているかとか、そういった中身というのですか、詳細を教えていただきたいです。
○分科会長(伊藤孝) 酒井
包括ケア推進課長。
◎
包括ケア推進課長(酒井敏弘) 成年後見制度支援体制構築事業なのですが、昨年の10月に成年後見支援センターを開設しております。それとは別に、市民後見人の養成事業を平成29年度から志太榛原3市1町の枠組みで、毎年市民後見人の養成を行っております。そちらのほうは現在4年目を迎えて、ちょうど今日、4年目の市民後見人の方の面接を行う予定になっております。
昨年度まで、5人の方が市民後見人として名簿に登録されているという状況になっております。あと、昨年10月に開設しました成年後見支援センターのほうは、権利擁護に関する相談対応、あるいは市民後見人の今言いました養成講座を3市1町で協力して実施している。それと、市民後見人の名簿に載った方、載る前の方についてのフォローアップの研修をしたりとか、あとは、今後、権利擁護のネットワークというものをこの志太榛原のところでつくり、3市1町でネットワークをつくっていって、中核機関というものを立ち上げていく予定になっております。来年、再来年等にかけまして、そういうような事業を行っていきたいと思っております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) ほかはいいですか。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 成果に関する報告書107ページのちょうど真ん中、8の自立支援、地域生活支援必須事業の(1)のアのところ、精神福祉、保健福祉講座、これは、平成30年度5回開催されておりますが、令和元年度、1回しか開催されていませんが、この開催回数の減少につきまして、その理由を教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) 開催回数でございますが、確かに昨年度は1回でございました。すみません、特段回数を減らしたところの大きな理由はないのですけれども、今年度につきましても、コロナのこともありますが開催を予定しておりますので、開催については今年度も検討していきたいところです。すみません、昨年度1回にしたところの明確な理由というのは特別ございません。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 理由なく1回にしてしまったということは、大きな問題だと思うのですけど。これについて、課長お答えできなかったらその担当の方に調べていただいて、理由を教えていただきたいと思うのですけど。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) すみません、ちょっとお時間を頂戴いたします。申し訳ありません。
○分科会長(伊藤孝) どれぐらいかかりますか。では次行っていていいですか。それでは次に行きます。
河村委員、お願いします。
◆委員(河村晴夫) 成果報告書の148ページなのですけども、上から2番目のイの住宅確保給付、行っていない、ごめんなさい、申し訳ない。
○分科会長(伊藤孝) 119ページまでです。
ほかは。大村副分科会長。
◆委員(大村泰史) 先ほどの清水さんと関連するかもしれないのですけど、成果の報告書のほうの103ページのところに、
障害福祉事務費のところで、この(3)のところで、精神障害者と自立支援の関係の受給者及びその候補者数が増えているのですけど、私が思うに身体とか知的の障害の方の増えように比べまして、精神障害という方が増えているような状況だと思うのですけど、それについて、市としての対応というか、そういう何か考えているというのがあるのかどうかをちょっとお聞きさせていただいて、もしあるようだったら、どんなことがあるのかなという、どんなことに対応するのかなということを教えていただけますか。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) 委員御指摘のとおり、精神障害の障害者数につきましては、年々増加傾向にあるというふうに認識をしております。実際、相談件数等々も増えているところでございます。そういった相談体制を、より強化をしていく等々のことも考えなければいけないと思いますし、すみません、今ちょっと保留にさせていただいております研修等々も、力を入れなければいけないのかなというふうに考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) ほか、ないですか。それではちょっと先に行かせていただきます。次に歳出3款民生費1項6目国民年金事務費から、歳出3款民生費1項11目社会福祉振興基金費までを審査します。決算書は105ページから108ページ、成果に関する報告書は119ページから121ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
清水国保年金課長。
◎国保年金課長(清水千春) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、御意見がございましたらお願いいたします。
ないようですので次に行かせていただきます。次に歳出3款民生費2項1目児童福祉総務費から、歳出3款民生費3項3目生活困窮者自立支援費までを審査します。決算書は107ページから116ページ、成果に関する報告書は122ページから148ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、御意見があればお願いいたします。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) 先ほどちょっと早とちりしたのですけど、成果のほうの148ページの上から2番目のイなのですけども、住宅確保給付金支給事業ということで、12件で42万円ということで、1件当たり3万5,000円ということになるのでしょうけども、これ、1か月この金額で補助したということで、1か月だけで対応し切れたのかどうか。それ以上困っていなかったのか、それで解決したのかどうか、その辺はどうなのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) 住居確保給付金につきましては、原則といたしまして3か月ということで想定をされております事業でございます。その間でもちろん、住居が見つかったとか、金銭的な困窮状態から脱出できたりとか、そういうことになれば、途中でこの給付金はストップするというものではございます。原則3か月ということで、最長9か月まで延長できるというものでございますので、内容については個々の事情に応じて様々ではございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) 個人的な情報、結構あるものですからあれなのですけども、42万円に対して12件というのは12人なのか、その件数3か月、マックスが1件なのか、いろいろな条件の方がいらっしゃると思うので、これ件数イコール人員で考えていいのか、1人の人が複数件数やっているのかというのは、何人分なのかとか、人数で考えたとすると、何かちょっと、件数と人数とよく分からないのですけども、どうなっているのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) 1月から2月までもらっておいて8月から9月までもらうということができるかということですか。
山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) すみません、今、人数というお話もいただきましたが、原則は世帯で見ているというところでございます。実世帯数で申し上げますと4世帯です。延べの世帯数で申し上げますと12世帯分、全部で42万900円という給付の実績でございました。
以上でございます。
○分科会長(伊藤孝) いいですか、河村委員。ほかに、いいですか。次行っていいですか。
横山委員。
◆委員(横山香理) 133ページの病児保育の開設支援事業ですけど、これまでに何人くらいのお子さんが利用されたか分かるでしょうか。すみません。
○分科会長(伊藤孝) 清水保育支援課長。
◎保育支援課長(清水基之) 病児保育のほうですけれども、今年4月に開設しまして、すみません、7月までのデータなのですけども20人が利用しております。内訳はゼロ歳児が2人、1歳児が4人、2歳児が5人、3歳児以上が6人、小学生が3人という形になっております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) では次、清水委員。
◆委員(清水唯史) 成果に関する報告書131ページ、こども館運営事業で、これは指定管理で東海ビル管理さんがされておりますが、この表の下に、新型コロナウイルス感染防止対策として、小中学校の臨時休校に伴って、3月2日から3月19日までの間15日間臨時休館されています。これに対して、管理料の変更とか利用料が入ってこないということに対して、この指定管理者との話合いというのは、補償等あるのかどうか教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) こちらにつきましては、市内の中で指定管理で行っている制度で、ほかの企業さんもございます。そういうふうなことで、市全体で統一的な見解を取るということで決まっている内容です。補償等という話です。我々のほうはこども館の請負業者であります東海ビル管理会社さんと協議を持たせていただいて、この期間中の休館の話、または再開についての運営の仕方等、随時協議をしているところでございます。補償等のお話はこの後、統一的な見解で市全体でまた方向づけをさせていただいて、補償のほうというような話になろうかと思いますので、報告にとどめさせていただければと思います。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) いいですか。このところに関してはいいですか。では先ほどのところに戻って報告を。
山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) すみません、先ほどちょっと保留にさせていただきました、成果に関する報告の107ページになります、8の自立支援地域生活支援必須事業の中の(1)のア、精神保健福祉講座の開催につきましてでございます。実は、一昨年度まで、この講座につきましては、一般市民の方を対象にしてボランティアの育成を目的として開催をしていました。ただ、なかなか、障害の特性等もあるかと思いますが、ボランティアの育成につながらなかったという反省がございました。実際のところ、今回、成果に書いてありますとおり、昨年34人ということになっております。延べの受講者数ということでございます。これが実人員で申し上げますと7人でございます。延べ34人の方の参加。
それに対しまして、今回、昨年度につきましては、一昨年度の反省を踏まえて、対象をケアマネジャーの方、精神障害の方に対して直接接する、支援する側の方を対象に開催をしたらどうだというふうに、方向をちょっと転換いたしました。その中で、一昨年5回だったものを1回開催と、こういうことではございましたが、その1回で、実際のケアマネジャーの方が26人参加していただいたということでございます。
この理由といたしまして、精神障害の御家族を抱えるお宅に対する対応に困るケースが増えてきているというところで、先ほど申し上げましたケアマネジャーの方を対象にした研修に切替えをしたということでございます。ですので、実質申し上げますと、開催回数は減少いたしましたが、受講実人員は増加していると、なおかつ、内容もちょっと改めているというところで、内容の見直しを図った結果でございます。
以上でございます。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 成果に関する報告書、これ同一の表の中で全く違う講座が記載されているということは、我々に対しては、これ成果に関する報告書ではないですよね、こうなると。平成30年度まではこういう講座でしたけど、令和元年度、こういう講座に変えましたという、対象を変えたということを説明していただかないと、成果に関する報告書にならないので、ぜひ、そういうような内容が変わった場合は、必ずそこに記載していただいて、これが、我々、5回から1回になったということで、同一講座が減ったということ自体、少し疑問に思いますので、そういうところで、変更をしっかり記載していただくようにお願いしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) ありがとうございます。今、御指摘いただいたところは議員おっしゃるとおりだと思いますので、内容の表記の仕方について改めていきたいと思っております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) この件に関しては、また議長のほうに報告をして、全体的に終始徹底を図っていただけるようにお願いを、委員長のほうからしたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。それでないと、上のほかの数字も全部信用できなくなってしまうので、その辺から議長からしっかりやっていただけるように報告をさせていただきたいと思います。いいですか。
大村副分科会長。
◆委員(大村泰史) 今の関連なのですけど、今の表の見方は分かりましたけども、平成30年度で、ボランティアの育成で人が集まらなかったところで対象を変えたということで、ケアマネジャーさんが26人受講されたということなのですけど、実際、精神の関係の、高齢者の精神障害とかの関係の、このボランティア育成というのは必要なことだと思うのですけど、人が集まらなかったから違うことにしたということなのだけど、実際にボランティア育成自体は、今後どうあるべきかというか、どういうふうな方向になっていくのでしょうか。教えてください。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) ありがとうございます。先ほど来ちょっと申し上げましたとおり、精神障害の手帳を所持している方というのは年々増えている傾向にございます。また、精神障害という障害まで至らなくても、グレーゾーンで苦しんでいらっしゃる方もたくさんいるというふうに認識をしております。
確かに、やり方はいろいろアプローチの仕方があるかと思っています。限られた予算の中で、どういうやり方が一番いいのかというところにつきましては、今後についても、検討を重ねていきたいと考えます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) いいですか。では元に戻りたいと思います。
それでは、歳出3款民生費4項1目医療福祉総務費から、歳出3款民生費5項1目災害救助費までを審査いたします。決算書は115ページから118ページ、成果に関する報告書は118ページから150ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) それでは委員の皆さん、何かありましたらお願いいたします。
◆委員(大村泰史) 分科会長。
◆委員(伊藤孝) すみません、149ページの5目母子家庭等医療費助成費とあるのですが、この母子家庭という表現とひとり親家庭という表現があるのですが、これの違いをちょっと御説明お願いしたいと思います。
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) 母子家庭につきましては、以前から言われいてる内容でありまして、母親と子供という家庭の総称という形になっております。ただ、ここ最近では、母親の方もしくは父親の方、それぞれでひとり親という形で、家庭を組んでいる世帯もございまして、それに合わせて名称が変わっているような状況です。
今現在は、母子家庭等医療費助成というふうな状況になっておりますが、今後ひとり親家庭という形で名称のほうが変わっていくのだろうというふうに考えているような状況です。
○副分科会長(大村泰史) 分科会長。
◆委員(伊藤孝) それでは、ひとり親家庭も、母子家庭も、全て同じと解釈してよろしいですか。
○副分科会長(大村泰史)
石間子育て応援課長。
◎
石間子育て応援課長(石間幸典) そのとおりでございます。
○分科会長(伊藤孝) 分かりました。
ほかに何かあれば。
次行きます。次に、歳出4款衛生費1項1目保健衛生総務費から、歳出4款衛生費1項10目病院費中、病院事業会計繰出金のうち看護専門学校運営費分までを審査いたします。決算書は117ページから126ページ、成果に関する報告書は151ページから172ページです。当局から補足説明があればお願いします。
○分科会長(伊藤孝) 宮地健康づくり課長。
◎健康づくり課長(宮地正枝) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、御意見があればお願いいたします。ではなければ。
○副分科会長(大村泰史) 分科会長。
◆委員(伊藤孝) すみません、151ページの一番下のAEDなのですが、この詳細、金額からいくと10万円くらいかなと思うのですが、どんな感じで入れ替えているのか、ちょっと詳しく教えていただきたいと思います。
○副分科会長(大村泰史) 宮地健康づくり課長。
◎健康づくり課長(宮地正枝) AEDにつきましては、市内に設置箇所が20か所現在ございます。昨年度の決算につきましては、このうちの15台、15か所に設置したAEDの更新のための費用となっております。そして残りの5か所につきましては新規で設置をしたという内容になっております。
以上です。
○副分科会長(大村泰史) 分科会長。
◆委員(伊藤孝) 5か所新規、そうすると全部で20台。20台全部同じもので同じ金額のものなのかどうなのかちょっと確認をさせてください。
○副分科会長(大村泰史) 宮地健康づくり課長。
◎健康づくり課長(宮地正枝) すみません、確認をしておりませんので少しお時間をいただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) ほか。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 今の御説明ですと、この成果に関する報告書だと、使用期限が到来するものについて更新を行ったものが全て20台が更新というようなふうに取られますので、15台更新5台新規での入替えというような形、今の説明と、この記載の説明が異なりますので、先ほどもありましたが、成果に関する報告書、適正な表記をお願いしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 宮地健康づくり課長。
◎健康づくり課長(宮地正枝) 清水委員のおっしゃるとおりです。申し訳ございませんでした。今後気をつけたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) 成果の156ページの、備品の数のところが書いてあるのですけど、多分、コロナウイルスの関係で令和元年度で在庫を使用したということなのですが、コロナウイルスの関係で不足したものについてはまた補充していくとは思うのですけど、平成30年度末の在庫数、この在庫でいいのかどうかと、それより多く持つのかどうかとか、そういう検討とかはしていくのかどうか、ちょっとその辺はお願いできますか、適正在庫かどうか。
○分科会長(伊藤孝) 宮地健康づくり課長。
◎健康づくり課長(宮地正枝) 備蓄品の目標数、在庫数と今おっしゃいましたけれども、それぞれの目標数につきましては、これまで職員が有事の際に2週間分使うための数を想定しておりました。今回コロナウイルスの感染症が発生したときの状況を踏まえまして、その辺につきましては再確認、再検討を行いまして、増加するような検討をしております。ある程度、それぞれの備品につきましては少し目標値を上げて備蓄をしていくというような方向で考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) いいですか。
まだですかね、先ほどの宿題は。
◎
健康づくり課長(宮地正枝) すみません、もう少しお待ちください。
○分科会長(伊藤孝) それでは暫時休憩をしたいと思います。
休憩 午前11時04分
再開 午前11時09分
○分科会長(伊藤孝) では再開したいと思います。
宮地
健康づくり課長から報告はできますか、お願いします。
◎
健康づくり課長(宮地正枝) すみません、お時間いただきましてありがとうございました。先ほどのAED20台ですけれども、同じものを一括して同じタイミングで購入をしております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) では5台の新規は、この説明とは違うということね。
ほかの方、いいですか。それでは、宮地
健康づくり課長は御退席いただいて結構です。
次に、歳出10款教育費1項1目教育委員会費から、歳出10款教育費4項1目幼稚園費までを審査いたします。決算書は161ページから170ページ、成果に関する報告書は271ページから284ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) 補足説明はございません。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さんお願いいたします。ここのくくりでは重要案件が3つ含まれております。まず、1項1目教育委員会費における島田市学校再編計画策定委員会について御意見がありましたら、まずお願いいたします。
清水委員。
◆委員(清水唯史) すみません、事前に重要案件で、分科会から当局にその資料等を出していただきましたので、重要案件、出している項目につきましては補足説明ありませんではなくて、補足説明をぜひしていただきたいと思うのですけど、分科会長いかがでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) そうですね、私が聞きませんでした、すみません。補足説明お願いいたします。ないですかね。ないのでは困るのだけど、お願いいたします。
鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) それでは、島田市学校再編計画策定委員会について少し補足をさせていただきます。
この島田市立小・中学校再編計画につきましては、平成27年度、平成28年度に、島田市立小学校及び中学校の在り方検討委員会、これが開催されておりまして、その中で児童生徒の教育環境確保の観点から、学校再編を検討することということに触れられております。
それから、これについての提言を受け、翌平成29年度、平成30年度の2か年間にかけまして、島田市教育環境適正化検討委員会が開催されております。この中で、地区への説明会や保護者への説明会等を実施しまして、平成30年9月に提言書が出されております。
これらを踏まえまして、この検討委員会が設置をされて、現在に至っているというそういう経緯でございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。それでは、委員の皆さん、御意見等ありましたらお願いいたします。
清水委員。
◆委員(清水唯史) ここのくくりの中では3つ、重要案件ありますので3つとも補足説明いただきたいと思うのですけど。
○分科会長(伊藤孝) すみません。1項3目教育研究推進費中、外国人英語指導等諸費について、並びに、1項4目学校教育諸費中、
スクールバス運行経費について、御説明お願いします。まず最初に、外国人英語指導等経費についてお願いいたします。
鈴木学校教育課長お願いします。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 外国人英語指導経費につきましては、学習指導要領の改訂により小学校の外国語教育の時間が増えております。本年度からは本格実施ということで、小学校三、四年で35時間、それから、小学校五、六年生が70時間となっていたわけですが、昨年度はその段階的措置として、小学校三、四年生で15時間、それから、小学校五、六年生で50時間ということでありました。
特に小学校のほうについては、学級担任が授業をやるものですから、そこをしっかり補充するという意味で、ALTの増員を図ったものであります。4月から8月まで業務委託4人のALTだったのですが、それに、JETプログラムといいまして外国人青年招致事業のALTを3人増員しての計7人体制で、小学校を中心に外国語活動、それから外国語の授業への巡回指導を行ったものです。こちらが外国人英語指導についてです。
続きまして、
スクールバス運行経費。
○分科会長(伊藤孝) それでは
スクールバス運行経費について。
鈴木学校教育課長、御説明をお願いいたします。
◎学校教育課長(鈴木利弘) こちらにつきましては、金谷、川根、伊久美、それから鍋島、丹原地区において、遠距離通学する児童生徒の交通手段としてスクールバスを運行しているものです。川根地区については住民混乗バスとして地元住民も利用しております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 説明ありがとうございました。では、委員、何か御意見ありましたらお願いいたします。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) まず、学校編制に関するところでの意見というかあれなのですけども、これ決算額はゼロなので、予算的なものに関しては影響ないのですけども、その過程におけるスタンスの中で、我々が関与できるものというのは、決まってからの予算がこの後出てきたものに対して審議するという話のものが多いかと思います。
そういった中で、昨年度の中では、住民説明が十分であったのか、したという実績の中でやっているということなのですけども、該当学年の説明はそのときは、学校行ってなかったのだけど、その後学校に入って、その該当する年度になって、そういった方々が、意見書とか要望書が出てきたり、そういったところでのことがございました。
ですので、市がやろうとしてることが十分にその地域住民に意見が聞かれているのかというか、説明しているのかというのはちょっと不十分に感じました。今後、初倉とか、小学校の問題もありますので、その辺のところを十分に説明した中で実施していくと。決定は決定なのだけれども、その決定の中での過程においての、細かなところの細部における、その説明というのが十分だったのかなというところで、ちょっと疑問に思いましたので、今後、過去のことは過去なのですけども、今後進める中では、そういったところをかなり鮮明にやっていただきたい。今後、今、初倉はもうやっているのでしょうけども、コロナ禍でもあるのですが、そういったところを十分に手当てしていただきたいというのは非常に思うことで、重要案件というところで、ちょっと参考というか提案させていただきました。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。
では、ほかに学校再編計画について意見を述べて。それでは委員の皆さんの意見をお伺いしたいと思いますので、それでは清水委員、意見があれば、学校再編について意見をお願いします。
◆委員(清水唯史) 特に北部4小学校の場合、今後の通学等の足、例えば、それとあと、北中学校のほうは、今後も先に進んでいかれると思いますが、公共交通が今、コミュニティーバスの土日の運行がなくなって、いろいろな形で、土日のクラブ活動等への参加で不便を危惧していることもありますので、しっかりそこは、再編計画の課題がまだまだこれから出てくると思いますので、しっかりとした形で検討していただきたいと思います。
それと、学校施設跡地利活用検討委員会も設置されていますが、これについてもまだしっかりとした形ができていないと思いますので、地元の方と話し合っていただいて、単に地元の方たちが使うものではなく、跡地が有効に使えるようにぜひお願いをしたいと思います。ちょっとこれ、やはり、決算額等出ていないので、我々つついても、そういうような意見しか言えないかなと思いますので、よろしくお願いします。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。すみません、私の進行の仕方が悪かったみたいです。中身の精査はまた後ほど、午後行いたいと思いますので、確認事項だけ御質問していただければと思います。何か確認事項ございましたらお願いします。横山委員いいですか。学校再編で御質問があればと思います。なければないでいいですけど。
それでは次に、外国人英語指導等諸費について御質問がある委員、お願いいたします。
清水委員。
◆委員(清水唯史) これにつきましては、重要案件を抽出した際に、事前に若干ヒアリングをさせていただきまして、少し課題というか内容につきまして確認したいことがございます。7名のALTですけど、これ、3人と4人が異なる雇用形態されていると思いますが、その雇用形態につきまして説明をお願いしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) まず3人の業務委託につきましては、こちらのほうは、委託会社に研修等も含めて委託をしております、報酬額も。それから、JET・ALTのほうにつきましては、雇用していく中で、市のほうで研修であるとか生活の支援とか、そういったことも含まれて、こちらのほうで、指導員をつけてやっております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 3名は業務委託として、派遣会社からの派遣という形だと思います。この方たちは派遣会社から、年数が何年契約かという形で派遣されると思います。その4名の方が直接、市のほうでの雇用形態になるということは、全て、例えば住居の問題とか普通の生活の環境を見てあげるとか、そういう形も全て島田市が、そういうところまで負担をするのかどうか教えていただきたいと思うのですが。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) すみません、先に訂正をさせていただくと、私、先ほど人数のほうを言い間違いました。業務委託のALTは4人です。それから、JET・ALTのほうが3人です。
JET・ALTの生活支援のところについて御説明します。今、委員おっしゃられたように、例えば、来日した後のアパートを手配しなければいけないので、そういったところで、そこの細かい、アパートのところへ契約に連れていったりとか、そういったことですけれど、あるいは、研修等を含めて、市のほうで1人、教育指導員という名前のコーディネーターを雇用しておりまして、英語の堪能な元校長にやっていただいております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) そのような住居のあっせんとか、あとその教育指導員の方の人件費等もこの決算額の中に全て含まれていると見てよろしいですか。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 教育指導員の報酬は入っておりません。教育指導員は嘱託員として雇用しているものですから、実際に教育指導員はこのALTのほかに、若手の教員の指導等も含まれているものですから、業務の一部としてやっております。こちらには入っておりません。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 4人と3人の雇用形態が違うということで、その雇用の期間というものの違いがあるのかどうか。1人の方が、例えば3年間とかの期間でずっと続けていただけると、子供たちもその方と親しくなると思うのですけど、これが1年契約で毎年人が変わってしまうとかそういうことがあると、子供との親しみというのもできなくなると思うのですけれど、そういう雇用形態の違いというのはあるのかどうか、教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) JET・ALTにつきましては原則3年というところでお願いをしているのですが、ただ実際には、その方のいろいろな事情で1年で帰ったりとか2年で帰っているということがあるのですが、基本3年ということでやっております。
あと業務委託のほうも、こちらが制限は基本ないと思うのですが、基本的には1年で終わることなく、2年、3年とやっていただくようにお願いをしているところです。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) では最後なのですけど、このALTの指導員がいることによってのこの成果としては、どういうことで評価しているのか。ALTをやることによって、子供、児童生徒が、どのように評価しているのか、何をもってこのALTの事業が、評価として、我々として判断すればいいのか、何か資料があれば教えていただきたいと思うのですけれど。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 令和元年度からALTを増員するに当たって、実は2年間の指定研究を行っております。夢育・地育研究校で初倉中学校でALTを学区に1人、重点的に配置するという、今やっていることなのですが、効果を測りました。初倉地区では平成29年、平成30年、2年間の実践で、小・中学校ともに、外国人とのコミュニケーションの意欲が大幅に高まっております。それから中学校における英検3級の受験者数、あるいは合格率も過去に比べて高い数値を得ております。
そういった中で昨年、令和元年度、ALTを3人追加しております。昨年度末に行ったALTによる外国の授業が楽しいと感じる児童生徒の割合については、特に小学校において、平成30年度の88.7%から、令和元年度は94.1%と大幅に増加しております。これは令和2年度からの小学校における時間数を見据えて、小学校中心にALTを配置した効果であると考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) 関連で。すみません、決算額の2,846万8,000円の内訳としてALTで幾らJLTで幾らというのは総額で分かるでしょうか。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) アルティアセントラルの、派遣会社の業務委託は大体2,000万円ぐらいです。それから、JETのALTに関わる平均が大体残りの800万ぐらいというところになっています。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) すみません。この外国人英語指導に対しての、島田市として例えば教員免許を持っているとかそういうことではなくて、何かの資格は必要なのでしょうか。その、教えるというか補助する外国人英語指導者の資格というのは何か必要なのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) ALTということですかね。
◆委員(河村晴夫) その両方、ALTも、JETも。外国語を話すことで、それが機能を達成するのだったら誰でもいいのかなと。何か資格が必要なのか、教員資格、そういったもの、資格が必要なのかという、そういう質問です。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 特に資格等ありません。ですから余計に研修というのが必要になります。なものですから業務委託については検証をお願いし、JETについてはこちらで検証しているということでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) そうしますと、このALTもしくはJET以外の外国人であれば、日本人では駄目なのでしょうけど、外国人であれば、市内に住む英語の堪能な外国人が、市内にも住んでいる方いらっしゃいますので、そういう方にもお願いできるという可能性はあるのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 可能性はあります。以前も、市内在住のネーティブスピーカーを市で直接雇用したことがございました。ただ、人材確保が非常に難しくなったものですから、今のような形態になっている経緯があります。これもまた、市内在住、近隣市町でネーティブスピーカーの方がいい方がいらっしゃれば活用も考えていきたいなと思います。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) ちょっと事前のヒアリングで、委員の中でも把握していないところがあると思います。4人が派遣会社のアルティアセントラルというところから、業務委託として4人が来ている。それで3名がJETプログラムという国の制度を使って、CLAIRという自治体国際化協会というところから3名が派遣されているということでよろしいですよね、ということです。
○分科会長(伊藤孝) ALTの中にセントラルとCLAIRがいると。
◆委員(清水唯史) ALTの中で4名と3名がいるということですね、すみません。ヒアリングの中で分かったこと、事前に説明が不足していましたので、今、説明させてもらいました。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 1点すみません。今の課長のお話の中で、今年度3名増員を予定していたみたいなのですけど、これはコロナの影響でその雇用ができなかったというような形、ちょっと関連なのですけど、これの実情を教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 実は総務省、外務省、文化庁の連名による通知が来まして、JETプログラムの招致については、入国が可能になった国から順番に招致を開始するとありまして、その中でさらに、9月末の時点で日本入国に必要な手続を取ることが可能となっている国までを対象ということで、今そういった入国が非常に厳しいものですから、そういったところで、かなりもう、招致は今回厳しいかなというように思っております。
以上です。
○副分科会長(大村泰史) 分科会長。
◆委員(伊藤孝) すみません、重要案件のシートのほうつくっていただいた中に、今後6人に増えるJETプログラムと書いてあるのですけど、こちらを増やす理由というのはどんなものなのか、こちらはもう1個、派遣のところのアルティアセントラルとかを増やさないでこちらを増やすということはどういうことなのか、御説明をお願いしたいと思います。
○副分科会長(大村泰史)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) この2つの大きな違いは研修です。それで、既に今、3人のALTが入って、先輩ALTとしてもかなり研修体制が整っていて、しかも教育支援コーディネーターというのも整っているものですから、そういった意味で、お金の面も考えて、今、JETを増やしたほうがよろしいのではないかというそういう考えです。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 分かりました。
それでは、次行ってしまっていいですか。それでは、
スクールバス運行経費について、何か確認事項がありましたらお願いします。
いいですか、次行ってしまって。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 成果に関する報告書の275ページで、利用状況で、行きと帰り、0人がいて帰りが3名とか、こういう行きと帰りの人数の違いというのをちょっと説明をいただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) これにつきましては、実はスクールバスだけではなくて、コミュニティーバスを併用している区間があります。そういったところで、行きのときにコミュニティーバスを利用できればそちらを使ってるものですから、そういったところへの差がそういう形で出ております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) いいですか、よろしいですか、確認事項。次行ってしまいますよ。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 重要案件資料の懸案事項のところで、金谷地区及び川根地区のバスの更新のための予算確保ができない状況にあるという、この予算が確保できない状況であるということは、今後どのような代替策を考えているのか、それともしっかりとした予算を確保したいというように考えているのか、教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 予算を確保したいというところで考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) 懸案事項の中で、学校編制によるスクールバスの運行区間が拡大していくという予測があるということなのですけども、今考えているところはどの辺のところなのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) まず、統合によりまして、初倉地区については湯日のほうの今いる児童たちをスクールバスでというのが一つ。それからもう一つは、北中との統合によりまして、北部地区の生徒を運行するという、そういったものがあります。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) 275ページの利用の中にある伊久美小、神座小、北中という以外に、例えば相賀小とかが増えるという、そういうことなのでしょうか、北部というのは。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 具体的な北部の地区を言いますと、伊久美、神座、相賀というところになっております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) 現在の北中に関して、例えば、自転車通学がなされてる箇所があります。逆に、一中に統合されたときに、自転車通学で行かれる地域も多分出てくるのかなというふうに思うのですけども、そういうのは認めるというか、併用した形で考えているのかどうか、ちょっとその辺、バスとは関連はなくなってしまうかもしれないのですけど、一応通学のことなので教えてください。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 今、カリキュラム検討委員会の中でそれについては検討しているところです。やはり安全はすごく大事なものですから、例えば北中で自転車で通学している生徒についても、バスでというところを優先して考えておりまして、自転車通学をどうするかについては、まだ今後検討というところになっております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) では次に行きます。重要案件以外のものについて御意見がありましたら、お願いいたします。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) 一般会計決算書のほうの164ページ、教育研究推進費の中のいじめ問題対策連絡協議委員会というのが、3万5,000円ということで、前年度を見ると7万円が半額になったと。金額の大小は別にして、半分になった。実際、表面化しているいじめというものが、前年度と比べて件数的に減っているのかどうか。件数等を委員会がどうのこうのということは関連はないのかもしれないのですけど、件数的にはどうなのでしょうか。減っているのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) いじめの件数につきましては、大きく増えているところではございません。ただやはり、特に中身を見ていったときに、軽微ないじめといいますか、からかいとか、そういったものについては減ってきてはいます。ただ、もうちょっと重いものについては、件数は少ないのだけれどもある程度の数値があるものですから、そういったところで軽微なところで、まず対応していきたいなと考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) いじめに関しては大小様々あるのでしょうけど、あまり変化ないというか、多少の変化はあるにしても件数的にもあるような雰囲気でしたので、では逆に、その連絡委員会のほうが回数を減らしている、半額にしているという理由については、どういう形でこういう結果になったのかを教えてください。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) これは大変申し訳なかったので、実は半分にしたのではなくて、これについては、1回未払いということが分かりました。これ、実際には3万5,000円とあるのですが、昨年2回やっております。そういった中で、決算審査の中で、チェックをしてくときに、2回目のいじめ連絡協議会のほうが支払われていないということが分かりまして、それですぐに財政課長とか、監査委員とか、会計課長と相談をしました。
それでこれにつきましては、1回分3万5,000円、実際には去年と同じになるのですけど、それにつきましては、たまたま今年、コロナウイルス感染症の影響でいじめ対策連絡協議会が1回中止になっているものですから、そちらのほう流用させていただきまして、すぐに支払いのための手続を行って、7月に振り込んだという、そういう次第でございます。大変申し訳ございませんでした。
○分科会長(伊藤孝) 今年の予算を使って……。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) そうしたら、事実と決算書が違うということになるのですけれども、その辺について、今、流用したというのは分かるのですけど、この分かった時点で、その対応を何とかしないといけないと思うのですけども、何もしなくて、これはこれで収めて、そのあと、ということですよね、今の説明では。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) 実際に分かったのが7月だったのです。正直、決算審査前の資料を確認しているところだったものですから、大変申し訳なかったのですがそこからの対応になったものですから、こちらに間に合わなかったという次第でございます。
以上です。
〔「事前に報告ではないのですか」と呼ぶ者あり〕
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) ちょっと私も事例がよく分からないものですから、事実は分かったのですけども、やった処理というのが今の処理でよかったのかどうかというのはちょっと疑問に思います。ですので、過年度分の修正というのが会社ではあるのですけど、自治体ではそういったことというのはよく分からないものですからあれなのですけども、何か修正があってしかるべきかなとは思うのですけども、そうしないと、今年の予算もやらない、やったことに対してそれをやることによって、そっちの会計もおかしくなる可能性もあるものですから、2年にわたって事実とはずれるわけですよね。
ですので、やはりそれは正確に、何か修正の仕方が今ちょっと説明できないのですけども、どんなことをやったら一番ベストなのかというのをちょっと検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝)
鈴木学校教育課長。
◎学校教育課長(鈴木利弘) すみません。支払いは実は今年度の予算で支払っているということですので、御承知おきください。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 去年の分を今年の分払っているということでしょう。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) でもそれは、実務は去年度発生しているものだから、実務に対しての対価というものはセットでないとおかしいんですよね。それに対しての決算報告なので。実際、議事録とかも発生していると思うのですよ、2回やっているから。ですから実務はしているわけですよね。ですからそれに対しての対価を今年の予算でやろうというのは、やはり不自然なのですよね。だから、その対価とその支払いというのが結びつかないということになりますので、その辺の修正は、修正なのか、どういう形がいいのか、ベストなのは、ちょっと今ここまで来てしまっていることですからよく分かりませんけども、何らかの方法を検討、我々ちょっと言えないので検討していただければと思います。よろしくお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) すみません、確認します。暫時休憩を入れますので、再開は午後1時とします。それでは暫時休憩です。
休憩 午前11時48分
再開 午後1時07分
○分科会長(伊藤孝) では、再開いたします。
それでは、発言を求められていますので、中野教育部長、発言を許可しますので、御発言ください。
中野教育部長。
◎教育部長(中野和志) 先ほどの164ページ、いじめ問題対策連絡協議会の委員報酬の関係につきましては、ちょっと未払いがあったということで、このことにつきましては、今後、そういったことがないように、再発防止には努めていきたいと思います。
これにつきましては、委員報酬の支払いにつきましては、現年度予算で支出したことにつきましては、地方自治法施行令の第165条の8に、過年度の支出についての条文がございまして、出納閉鎖後の支出は、これを現年度の支出としなければならないという記載がありましたので、これにのっとりまして、現年度の支出の対応をさせていただきました。
該当する委員の皆様方には、ちょっとその支払いの遅れたことについては、十分謝罪をさせていただきまして、このことについてもおわびを一定しているところでございます。今後のこの対応につきまして、またちょっと内部で意思統一をさせていただいて、後日また説明をする場を設けさせていただければと思います。
以上でございます。
○分科会長(伊藤孝) 御説明いただきました。特に何かございましたら委員の皆さん、御発言ありましたらお願いします。いいですか。
それでは、次に行きたいと思います。
歳出10款教育費5項1目社会教育総務費から、歳出10款教育費5項11目山村都市交流センター費まで審査いたします。決算書は169ページから178ページ、成果に関する報告書は283ページから312ページです。当局から補足説明があればお願いします。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 重要案件のしまだはつくら寺子屋事業について補足説明をさせていただきます。この事業は、県の委託事業として、平成29年度から令和元年度まで、県のモデル事業として、「しずおか寺子屋」創出事業として実施したものでございます。
内容としましては、初倉地区の小・中学校の全4校の学習支援を実施いたしました。
事業実績につきましては、そちらに記載してあるとおりですけれども、大きく分けて、水曜学習会、こちらは、初倉小学校区の3小学校の3年生のうち希望者に対し、隔週水曜日、実施したものです。夏季学習支援につきましては、初倉小学校区の小学校・中学校におきまして、夏休みを利用して実施したものです。冬季学習支援につきましては、初倉中学校の希望者に対しまして、冬休みの期間中に行ったものです。
事業効果についてでありますけれども、昨年度のアンケート結果からは、学校の授業が分かるようになったと回答した児童が約5割ありました。また、保護者の事後アンケートから、家庭での学習に対する姿勢に変化があったとの回答が5割弱ございました。同じく保護者アンケートの中で、子供の自己肯定感に変化があったと答えた保護者が5割ありました。これは、子供に自信がついたということが考えられると思います。
続きまして、懸案事項になりますけれども、記載のとおりですが、島田市に大学生が少ないため、大学生の学習支援員を確保するのが難しいというのが1点。それから、これがアンケートからも分かるように、大変子供の学習に対して効果がある事業だということは分かっておりますので、できれば他地域への事業の広がりを図りたいということが1点。それから、財源の面ですけれども、昨年度までの3年間は県の委託事業として実施しておりましたので、費用は県の財源を利用できました。今年度からは、委託事業が終わりまして、国県の補助事業、国3分の1、県3分の1で、市の持ち出しが3分の1になりますけれども、そちらに移行しましたので、今後事業を継続していくための財源確保が課題となっております。
しまだはつくら寺子屋事業については、以上でございます。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。
すみません。それでは、引き続いて、5項8目の文化事業中、芸術文化振興事業について御説明をいただきたいと思います。
小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 重要案件の文化芸術振興事業について、補足説明をさせていただきます。
この事業につきましては、幅広い年齢層の市民に対しまして、多様な芸術文化に触れることのできる機会を提供するという目的で、事業実績にありますような事業を実施しております。例年との違う点を申し上げますと、上から4つ目と5つ目の、親子向け鑑賞事業、音楽の絵本コンサートと、ミュージカル「KINJIRO!」につきましては、開催時期が3月でございましたので、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、中止をさせていただいております。
あと、成果の307ページになりますが、8目文化芸術費の1、芸術文化振興事業(1)芸術文化普及事業のアの芸術文化普及事業の箱の中になりますT.J.P.P.A.Lコンサートからミュージカル「KINJIRO!」までが、一括で委託料の記載をさせていただいております。昨年は、この個別のプログラムごとに契約をしてございましたけれども、今年度からは、事務の効率化、経費の削減のため一括で契約をさせていただきましたので、このように一括で記載をさせていただいております。
補足説明は以上になります。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。全体を通して、何かほかの重要案件以外で補足説明があれば、ここでお願いします。ないですか、いいですか。
それではまず、しまだはつくら寺子屋事業について、委員の皆さん、質問がございましたらお願いいたします。
横山委員。
◆委員(横山香理) これ初倉でやっておりますが、私も見させてもらって、初倉の中でやっているにはとてもいい事業だなというふうに思うのですが、これをやはりほかの町内に波及させていくことが大事なのかなというふうに思うのです。
そこで質問させていただきますけど、この資料に、三ツ合町とか中溝町で実施されている取組を事例集にまとめて紹介するとともに、とあるのですが、これどこでまず紹介する場を図っているのかなとちょっとお聞きします。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 昨年度、その中溝の駄菓子屋さん、「なかみぞさんち」という取組になりますけれども、こちら、子供の居場所事業になります。それから三ツ合町で行われた寺子屋、それから、はつくら寺子屋の事業もですけれども、一冊の事例集にまとめさせていただきました。それについて、子育て関係のイベントなどで配布をして周知を図ったところでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 横山委員。
◆委員(横山香理) 実際の、例えば町内会だったりとか、自治会長さんだったりとか、そうしたところへは、どういうふうに周知を図っていらっしゃるのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 昨年度は、町内会へ直接のPRというのは、残念ながら致しておりません。今年度以降は、その旨、周知を図っていきたいと考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 横山委員。
◆委員(横山香理) そういうことを実際に行動に起こしていかないと、せっかく初倉ではいいことをやっているのに伝わらないのかなというふうにまず思うのが1点と、これを見ますと、新規実施を希望する地区への活用を図るというふうにあるのですが、もちろんそうなのでしょうけども、その希望する地区というのが今のところあるのかどうなのか、ちょっと伺います。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 特段、この地区で希望があるといったまでの情報は、今のところ、つかんではおりません。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 横山委員。
◆委員(横山香理) ではこれから、68自治会ありますけども、どんなふうに島田市へ普及させていこうというお考えがあるのか、ちょっとそこをお聞かせください。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 初倉では人材も豊富で、また、県の100%の委託事業でしたので、人材と財源の両面がそろって大変成功した事例だと思います。その成功事例を、こんなにいい事業だよということを、町内会等にお伝えをしながら、町内会事業としてとか、地域の方々が、やりたいというような声がございましたら、それを情報収集いたしまして、広げていきたいと考えております。様々な機会があると思いますので、自治推進委員会とかありますので、そちらのほうでPRをしていきたいと考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 横山委員。
◆委員(横山香理) 提案ですけど、今、自治推進委員との会合だったりとかということもありましたけども、今、実際に同じような形で初倉で今まだやっておりますので、やはりああいう場面を見ると、何というのでしょう、大学生が入ったり地域の方のボランティアさんが入ったりとかして、本当に生で見て、しかも大きいけれどもアットホームな感じでやっていますよね。そういったところがよく伝わるので、見て、なかなか今、コロナの最中なので難しいところもあるのかもしれないのですけど、でも、水曜日にやっていますので、その場にやはり足を運んでいただく、その地域の自治会長さんなりなんなりに、人数を分けて来てもらうとかで、何か方法が幾つもあるような気がするのです。
ですから、ぜひ今、同じような形でまだやっているときに、やはり地域の中入って見てもらって、こういうことをやっているのだというのをまず知ってもらうところからも始めなければ、初倉であんなふうにやっていても、やはりいろいろな地域に落とさないと意味がない事業なのかなというか、何というか、それで終わってしまうというか、ちょっとそれがすごく残念に思うので、ぜひ広げていただきますように御努力をお願いしたいなと、ここでお願い申し上げます。
○分科会長(伊藤孝) 定例のほうでお願いします。
ほかに何か。何かありますか、課長。いいですか。
小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) ありがとうございます。確かに初倉とか「なかみぞさんち」とか三ツ合とか、現場を見ていただくことによって、イメージを膨らましていただくということがあると思いますので、そういった方向で考えていきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) ほかに。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) 今ちょっと、中溝とか三ツ合というのが、そこでもやっているよという話なのですけども、その支援のほうにつきましては、そこは県の事業ではないということなので、独自のものを市で負担している部分というのはあるのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 三ツ合町の寺子屋については、完全に財政面においては自立して実施しているというふうに伺っております。「なかみぞさんち」につきましては、ちょっと詳しいことは把握しておりませんが、過去に、市の補助金を受けていたことがあるということは把握しております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) すみません。昨年度の結果として、51人の生徒が参加していたということなのですけども、これをやることによって学習意欲が向上するという成果が上がっているということなのですけども、参加していない生徒と参加した生徒の差というのは、何かこう具体的に出るのでしょうか。例えば、初倉全体で見るとほかの学校よりちょっと成績上がっているよとか、逆に初倉の中でも参加している子と参加していない子では、レベルもいろいろ違う個人差が出るものですから分からないのですけど、何かそういった比較になるようなものというのは何か、現れるものはあるのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 参加児童からのアンケートはいただいてはおりますが、参加した児童とそうでない児童との比較というのはできておりません。
以上です。
◆委員(大村泰史) 分科会長。
○分科会長(伊藤孝) すみません、確認だけさせてください。学校には、地域の方と学校を結びつけるコーディネーターがいらっしゃるという御説明を受けた記憶がありますが、そういう方は、この事業を見学しているとかそういうことはございますか。
◆委員(大村泰史) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 地域学校協働本部のコーディネーターであると思いますけれども、見学等はしております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 副分科会長。
◆委員(大村泰史) 3点ほどちょっと確認させていただきたいのですけど、この初倉をモデル地区にしてということで、今後、ほかのところにも広げていきたいということなのですけど、この寺子屋と
放課後児童クラブのすみ分けというか、それはどう考えているかということと、あと、この寺子屋に関するところでいうと、実施内容として、これは水曜学習会ということでやられているのですけど、その実施内容の規模というか条件があるのかどうなのか。また今後も、水曜学習会のような形で毎週とか、これ隔週だったと思うのですけど、そんな形の実施要件の違いというのは考えているのかどうかということと、もう1点目は、その学習支援者というか、こちらに高校生とか大学生とか入っていらっしゃるのですけど、その辺の条件というのは、特にないということでよろしいでしょうか。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 1点目の
放課後児童クラブとの違いでございますけれども、この寺子屋事業はあくまでも学習支援という形で実施しているものでして、通年で実施しているものですと隔週水曜日ですから、月に2日だけの実施ということになります。
一方、
放課後児童クラブでございますけれども、こちらのほうは、福祉の面から家に独りでお留守番をすることがないようにということで、主に共働きの家庭の子供を対象として実施している事業ということになります。
3点目の、高校生と大学生の要件でございますけれども、こちらのほうは要件は特にございません。希望していただいた方にやっていただいております。
2点目についてちょっと分かりにくかったのですが、もう一度お願いしてもよろしいでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) 大村副分科会長。
◆委員(大村泰史) その実施内容なのですけど、寺子屋の実施内容として今、水曜学習会という名称でやられているのですが、ここで、隔週水曜日とかという、要は月2回ぐらいの1回当たりで1時間ということでやられているのですけど、こういう実施内容というか条件が、この寺小屋というところに対しては、条件的にあるのかどうかということをちょっと質問させていただいたわけなのですけど、分かりますか。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) ありがとうございました。特段の要件はございません。こちらで決めた要件になっております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) ほか、清水委員。
◆委員(清水唯史) すみません。ちょっと時間的な経緯で教えていただきたいのですけど、これ平成29年から県の委託で行ったということですが、これ県内で他地区で行った自治体の数と、もし場所が分かれば教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 同時期に県のモデル事業として行った市ですけれども、袋井市と三島市で1か所ずつ実施をしております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水議員。
◆委員(清水唯史) 袋井市と三島市そして島田市の、多分これ東・中・西で1か所ずつ選ばれたということだと思いますけど、これは県に対しては、委託事業としてやったものはどのように報告をされていたのか教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) こちらの県の報告についてですけれども、3年間同じ項目でアンケートを実施しています。児童に対しては事前事後のアンケートを実施いたしまして、その変化について県に報告しております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) これは、島田市においてはこの3年間の委託が終わった後、自主的に、国の3分の1、県3分の1、市の一般財源として3分の1出して、さらに継続という形になりましたが、ほかの袋井市、三島市は、これを継続してやっているのか。こういう情報というのはつかんでおりますか。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) ほかの2つの市でも継続して実施していると聞いております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) ちょっとまとめさせていただいて、県は何を求めて、これを3つの自治体にしたのかということを、まず、確認したかどうか。これは県のほうに聞かなければ分からないと思うのですけど、委託することによって、ほかの自治体でそういうことをやるのか、事を進めているのか。ほかの自治体にこういうような、3市の自治体のやったことを紹介しているのかどうかという、分かりますか。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 3つの市の成果につきましては、県のほうで、他の市町にも事例として公表をしております。
この3つの市町が選ばれた理由を、今、お答えできる範囲ですと、袋井市と三島市については、それぞれ大学が地元にある市になっております。島田市については、大学がない市町の事例として、一つの理由としては選ばれているのかと考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) それでは、ちょっと事業費の内訳につきまして確認させていただきたいと思います。令和元年度の当初予算概要では、特定財源として県の支出金として121万8,000円。一般財源として1,000円で合計121万9,000円。この内訳で報償費が108万3,000円、旅費6,000円、需用費10万円、役務費3万円という形になっておりました。これちょっと決算書の中ではその内訳までは出ていなかったのではっきり分からないのですけど、この報償費108万3,000円、決算の中では、報償費としてどれぐらいのものを使われていたのか、それはどこにどういうふうに使われたのかを教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 細かい内訳について、ただいまちょっとお調べいたしますので、少々お待ちください。
○分科会長(伊藤孝) 時間かかりますよね……。
清水委員。
◆委員(清水唯史) ここで、事業実績の中で、水曜学習会とか、希望者とかで、参加者が初倉地区の小学校3年生のうち希望者51人、全体の分母が何人いるかというのをもし分かれば教えていただいて、その分母が分かれば、これだけたくさんの方が興味を持って参加しているのかなと分かるのですけど、その分母が分かれば教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 水曜学習会について申し上げますと、初倉小のほうが、分母が51人中15人、初倉南小ですと分母が60人中29人、湯日小ですと分母が7名ですので全ての児童が受講しているということになります。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) まだ多分先ほどのものが時間かかると思うので。
この51人の方、初倉小、分母が51人、15人、初倉南が60人、29人ですけど、これ希望者全員がこの学習会に参加したのか、それとも、希望したけどここに参加できなかった方がいらっしゃったか、ちょっと分かるかどうか教えてもらいたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 申し訳ございません、それについても、少々調べさせていただきます。すみません、お待ちください。
○分科会長(伊藤孝) ほか、何かありますか、委員の皆さん。取りあえず先に進めておいてよろしいですか。ほかにありますか。
それでは、回答を待っている間に次に進みたいと思います。
文化芸術振興事業について、何か御質問がある方、お願いいたします。
このところは、私は議案質疑をしていっているので、特にはないようでしたら次に進めたいと思いますけど、よろしいですか。
それでは、重要案件以外のもので何か御意見等ございましたらお願いいたします。283ページから312ページです。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 新型コロナウイルスの感染症拡大に伴って、おおるりとか、いろいろな文化施設の収容人数の制限があると思います。多分、定数の2分の1以下に抑えるようにという指導が出ていると思うのですけど、その場合、会館の貸し料、これは同じ金額で貸しているのですか。入場制限されることによって、その収益とか、収容できないということでの弊害が発生していると思うのですけど、それについての対応をどのようにしていたのか、教えていただきたいと思うのですが。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 確かにコロナウイルス拡大防止の観点から、定員の半数とするようにという通知が県、それから国のほうから来ておりましたので、これまで半数ということで利用の制限をさせていただいております。料金につきましては、特段半数になったからといって半額にしているとかそういったことはございません。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 多分コロナでの関係で、借りる方も少なかったと思いますが、その制限されることによって、そこで入場料を取って、または会費をいただいて、そこで借りる方に対して、本来は制限されたらそれなりの措置を取る必要性があると思うのですけど、そこを考えなかったのかどうか。それから、庁内でそういうような検討をしなかったのかどうか、お聞きしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 使用料の原則的な算定の考え方として、必要経費、電気料とか人件費、それを全体の面積、それから個々の部屋の面積、その割合で割り込んでいった形で、原則として定められているかなと考えております。
ただ、例えば類似施設との調整とか、近隣市町との調整とかはもちろん入ると思いますが、原則としては、面積が基準になっているかなと考えております。ですので、これまで特段、使用料については、減額ということは考えてはきませんでした。
9月の11日、つい先日でございますけれども、内閣官房のほうから通知が出されまして、11月末までの催事の制限について、若干緩和の通知がなされました。例えば大声を出すようなロックコンサートとか、そういうもの以外は50%制限を撤廃して100%で使用するという通知が参りましたので、それは9月19日からということで案内がありましたので、当課のほうでもそれに沿って制限の緩和をしていきたいと考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) ちょっと私の質問としては、面積の割合ではなくてその座席数によって、収入またはその会費というものは算出されて会場を借りていると思います。それが半分に制限されることによって、入場を断ったりとか、それを制限をすることによって、その団体は収入が得られなかった。しかしながら会場費は同じであるということに対して、苦情が出たか出ないかは分からないのですけども、そこはやはり考慮するべきであると思うのです。そこで、庁内でも全くそこが議論されなかったということ自体が、私おかしいと思うのですけど、全くそこは議論されなかったのかどうか。庁内でそういう議題にも出なかったのか、教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) このコロナ禍におきまして、入場料をいただいてイベントを行うというのは、恐らくあるとしても文化施設のホールがほとんどではないかと思われます。それで、このコロナ禍において、自粛ムードが広まったことによりまして、そういった催事については、ほぼありませんでした。ということもありまして、そういった議論にはなりませんでした。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 議論はなし。いいですか。まだ宿題は来ませんか。
◎社会教育課長(小林知子) 申し訳ございません、少々お待ちください。
○分科会長(伊藤孝) それでは、次に参ります。歳出10款教育費6項1目保健体育総務費から、歳出10款教育費6項3目給食費までを審査します。決算書は177ページから180ページ、成果に関する報告書は312ページから318ページです。当局から補足説明があればお願いします。
○分科会長(伊藤孝) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 補足説明なしということで、委員の皆さん、御意見等ありましたらお願いします。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) 決算書の180ページなのですけども、その中の給食費の中の11番の需用費なのですが、不用額として4,000万円出ているのですけども、この不用額というのはさっきの質問のときあったのですが、予算に対しての実績がこれだけ下がったということなのか、対応したのだけども要らなくなったというと、予算の組み立てが甘いということになってしまうのですけど、これは問題ないのですか、取りあえず。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) 令和元年度につきましては、3月分がコロナウイルスの関係で、給食が休止となっております。この関係で、この需用費の中には賄い材料費、食材費、これが入っておりますので、3月分が約3,400万円。また、調理が行われないということから、洗浄剤等の消耗品、また重油、ガス、水道等の光熱水費、それらが430万円ということで、おおむねこの金額、4,000万円ほどが不用額となっております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 3月ってそんなに給食って食べた記憶ないんだけどな。ごめんなさい。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) 本来、この備考のほうに、もしそういったことであればコロナ対応のあれで、3月分とマイナスで打っておいていただくと、すごく分かりやすいのですけども、実績したものだけではなくて削減したというか削減できたものというか、実務的に削減できたものに対しての理由というのも、こちらのほうにやはり明記すべきかなというふうに思いますので、次回からで結構なのですけども、よろしくお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) 委員おっしゃるとおり、令和元年度の3月につきましては特別なことがございましたので、こうした決算書類については、そのように、特記事項として記入すべきだと思います。今後、このような場合にはそのようにしていきたいと考えております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) お願いします。ないことを願いますけど。
中野教育部長。
◎教育部長(中野和志) 今、河村委員のほうから、決算書の備考欄に記載をということでお話がありました。ちょっとそれにつきましては、会計課のほうに確認をしないと分からないものですから、もし書くとしたら成果のほうで対応していかざるを得ないかなと思います。
以上でございます。
○分科会長(伊藤孝) 確かにそのとおりということもございますので、空いているところもありますので、成果のほうに記載を次回からお願いしたいと思います。よろしくお願いします。ほかに何かありますか。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 成果に関する報告書317ページ。学校給食運営経費で、光熱費とか学校給食の材料費、また、配送業務の委託、今、大新東静岡営業所に委託されていますが、今年、夏休みが短くなって、この暑い時期に給食もやられたと思うんです。この配送業務の配送車両、これは保冷がされているのかどうか、衛生面についてどういうような対応されているのか、お聞きしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) 委員御指摘のこの大新東につきましては、中部学校給食センターの18校への給食を配送しております。その車両につきましては8台ございます。そのうち特に遠距離、配送時間の長い川根小・中学校の車両につきましては、冷房車両となっております。ただそのほかの7台につきましては、冷房は特についてはおりません。この対応といたしましては、特に、食缶の上に保冷剤を置いて、なるべく短い時間での配送となるよう努めております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) やはり子供たちに対して、来年はどうなるか分からないのですけど、きちんとした保冷がされた形で安全なものを配達するように、この決算から次年度に対して考慮するべきことだと思いますので、お願いしたいと思います。
それと、学校に着いてから配食されるまで、その管理というものは、今回の夏の暑い時期、どのようにされていたのかと思うのですけど。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) 到着する各小・中学校につきましては、配膳室がございます。その配膳室においては、なるべく環境をよくして、保冷といいますか、換気のよい状況を保って、なるべく短時間で子供たちのところへ配膳できるように努めております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) その配膳室、例えばそこにクーラーを入れるとか、そういう環境整備ということは考えているのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) 確かに、25校全部の小・中学校の配膳室に、全ての学校にエアコン、空調設備があるわけではございません。これにつきましては、学校給食課のほうで、栄養士が配膳室訪問ということで、毎年定期的に巡視をしております。そのような中で、特に状態の悪いというのは気温が高い、換気状態が好ましくないという学校を優先的に整備するように、予算要求をしております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 要求していると言ったね、今。いいですか。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) 学校給食の関係で、成果の318ページなのですけど、アレルギー対策での調理する対応が供給可能となったということなのですけども、現在島田市でアレルギー対象品目という、アレルギー、卵とかいろいろあるのですけど、そういう品目は何品目の対応を実施しているのか教えてください。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) これにつきましては、現在8品目の除去ということで行っております。内容といたしましては、卵、乳、エビ、カニ、イカ、タコ、ピーナッツ、ソバの8品目です。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) すみません。これ藤枝でもあったのですけども、対象品目が、数字ちょっと覚えてないのですけど五十何品目あったという話で、この8品目を除いても、自前の弁当で持ってくる子も、それでも藤枝はいたというのです、それ除いても。それで、8品目だけだと、かなり除去はしているのでしょうけど、まだまだ数が足りなくて、自前でお弁当を持ってきている子というのはいないのか、いるのかどうか、ちょっと確認させてください。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) 今、厚生労働省の指定する特定の品目につきましては、27品目あるかと思います。そのうちの8品目を島田市では除去ということでやっております。この8品目以外のものについては、やはり給食では取り除くことが現状ではできないということもありますが、その場合には、保護者からは、代わるもの、弁当なり、一部ですけども、持ってきていただくような対応を取っております。
◆委員(河村晴夫) 現在そういう方がいらっしゃるという。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) ちょっと人数の把握はしておりませんが、実際に、毎月確認をしておりまして、これは対象者についての確認ですけれども、除去できないものについてはお示しをしまして、それについては、代わりのものを持ってきていただくという対応をしております。ちょっと、人数の把握は申し訳ありません、今分かりません。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) 少数の人員にはなるのですけども、やはりアレルギー対応の品物ということは個人別になってしまうのでしょうけども、その8品目を何品目にしたら手弁当も減るのかというところにある、こうバランスにはなるのでしょうけども、一応そこら辺まで究極に詰めていただければ、毎年新しい子が入ってくるので、またその対応しなくてはならないということもあるのかもしれないのですけど、なるべく、どこまでできるのかというのはちょっと知恵比べというか、技術の内容にもよるのでしょうけども、アレルギー対応食の提供が可能となったと、これダイレクトに言ってしまうと、何か全部できたのかなという気もしてしまうものですから、その辺のところは、まだいるのだということも踏まえて、もう少し対応も考えていただくというかそういうことも必要かなというふうには思います。
○分科会長(伊藤孝) 高橋学校給食課長。
◎学校給食課長(高橋淳) 今、島田市では、アレルギー対応食のマニュアルを策定しております。そのような、またマニュアルの中身の検討ですとか、あるいは代替品も検討していきたいなと思います。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) お願いします。ほかに何かございますか。
清水委員。
◆委員(清水唯史) この委員会の重要案件を決める際に、候補で挙がっていましたスポーツ推進委員についてなのですけど、成果に関する報告書は記載されておりません。決算書の178ページにスポーツ推進委員活動経費ということで載っていますが、話に聞きますとスポーツ推進委員の経験年数がすごく長くて、なかなか次の方が見つからないというようなお話を伺ったりしておりました。事前にヒアリングさせていただきまして、全部の30人の推進委員の内訳を5年刻みで教えていただきました。5年未満が8人、5年以上が5人、10年以上が6人、15年以上が3人、20年以上が4人、25年以上が1人、最年長30年以上が3人います。
例えば30歳でなったとしても、もう60歳になったりして、これだけ長い方、例えば15年以上で合計しても11人の方がいらっしゃるということで、この経験年数が長いということはいいことだとは思いますが、次にどんどんつなげていくためにはどのような努力をされているのか。この定年制はないかもしれませんけど、世代交代をしていくためにどのようにしていくのかということを教えていただきたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) スポーツ推進委員につきましては、現在30人の方がスポーツ推進委員になっていただいております。先ほど清水委員のほうからありましたように、30年以上の方から1年の方というふうに、幅広い年数にはなっておりますけれども、実際のところ、なかなかなっていただける方がございません。前回の更新時に、一般公募という形で募集をさせていただきました、3人の方が御応募いただきまして、そのうち2人の方に今入っていただいている状況です。あと、なかなか長くなった方で、辞退をしたいという方がいらっしゃいますけれども、その方については、後任のなるべく若い方を御推薦をいただいて、後任をお願いしているというような状況でございます。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) 今の御説明ですと、自分で探さなかったら辞めさせてもらえないというような風潮になっているみたいですので、ちょっと辞退されたい方は体力的にも大変な方、家庭の事情もいろいろあると思いますので、適正な人数は必要だとは思いますが、やはり、自らが探すというのも大変だと思うので、そこはスポーツ推進課の中で配慮していただいて、世代交代ができるようにぜひお願いしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) ありがとうございます。なかなか出る回数も多くて、仕事が終わった後に活動していただくということが非常に多いものですから、働き盛りの方がなかなか出席できないというような状況もございます。そういった中で、前回は、市民公募という形で、募集をさせていただきました。今後もその辺も含めて、なるべく幅広い方の中から就任していただけるように、また、こちらのほうとしても探していきたいと思っております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員。
◆委員(清水唯史) このスポーツ振興の中で、体育協会への補助金も出していますので、体育協会のほうに各スポーツ団体に御推薦いただくとか、スポーツやっている方に、なかなかやれないかもしれませんけどそういうところも、やはり働きかける一つのツールになってくると思いますので、私体育協会入っていますけど、スポーツ推進委員の推薦をお願いしますという案内状を見た記憶がありませんので、ぜひそういうことも一つの方法だと思いますので、お願いしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) ありがとうございます。体育協会のほうとも少し相談をさせていただきたいと思います。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) いいですか。ぜひ、よろしくお願いいたします。
○副分科会長(大村泰史) 分科会長。
◆委員(伊藤孝) すみません、312ページの市民スポーツ振興事業の各種大会開催経費の中で、米印の下に、スポーツ少年団大会のことが触れられていますけど、これについて、何でこれ、こういう書き方をしてあるのかちょっと意味を教えてください。
○副分科会長(大村泰史) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) スポーツ少年団大会につきましては、スポーツ少年団自体が体育協会所属の団体でございますので、市主催ではないということで、これまでは入れていたのですけれども、今回はちょっと外させていただきました。
○分科会長(伊藤孝) 了解です。今後も外れるのですかね。分かりました。
ほかに何かございますか。
まだ宿題があるよね。ここだけ後で報告してもらえばいいかな。
それでは、区切りがつきましたので、ここで暫時休憩して、説明員の入替えをさせていただきます。お願いします。
休憩 午後2時03分
再開 午後2時10分
○分科会長(伊藤孝) それでは再開をします。
再開に当たって、宮地健康づくり課長と、小林社会教育課長から発言を求められていますので、まず、宮地健康づくり課長から発言を許可しますので、お願いします。
◎健康づくり課長(宮地正枝)
健康づくり課長です。ありがとうございます。
すみません、午前中の清水委員からのAEDに関する御質問に対する私の回答について、一部、言い間違いがございましたので、訂正させていただきたいと思います。
私の説明の冒頭、市内のAEDの設置箇所につきまして、20か所と申し上げてしまったかと思いますが、83か所、市内の設置箇所につきましては83か所の誤りでございました。
なお、決算に関しましては、更新15台、新規が5台の購入費用となっておりますので、誤りのほうはございません。申し訳ございませんでした。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員、いいですか。ほかに今の件について確認する委員いらっしゃいますか。
◆委員(伊藤孝) それでは私から。15台と5台あるというお話でしたけど、それは両方とも同じ値段なのか、その辺を先ほど確認をしたのですけど、同じ値段だということなのですけど、それは間違いないでしょうか。
◎
健康づくり課長(宮地正枝) そちらについては、間違いございません。同じ値段でございます。
○分科会長(伊藤孝) 両方とも新しくなってしまったということでいいのね。ほかはいいですか。
それでは、小林社会教育課長、よろしくお願いします。
◎社会教育課長(小林知子) 社会教育課長です。先ほど保留になっておりました。しずおか寺子屋の決算額のうち、報償費の金額でございますが、91万1,000円となっております。内容としましては、学習支援員への謝礼、それからコーディネーターへの謝礼ということになります。
もう1点、希望者のうち、抽せんで漏れた児童がいるかどうかということにつきまして、全て希望どおり受講をしております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 何か、委員、御確認事項ありましたら、いいですか。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 寺子屋の際に大学生とか中学生とかが支援をされていますけど、大学生なんかの学習支援員の報償費という形でよろしいのですか。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) 成人の方は、お金でお支払いしているのですけれども、大学生以下は図書カードでも差し上げて謝礼としているということでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) いいですか。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 報償費で図書カードを買って払っている方と、現金で払っている方が、2種類いるという形でよろしいのですね。
○分科会長(伊藤孝) 小林社会教育課長。
◎社会教育課長(小林知子) そのとおりでございます。
○分科会長(伊藤孝) いいですか。
それでは、ないようですので、戻ります。
それでは、歳入13款分担金及び負担金2項2目民生費負担金から、歳入14款使用料及び手数料1項8目教育使用料までを審査いたします。決算書は19ページから26ページです。当局から補足説明があればお願いします。
○分科会長(伊藤孝) 三浦長寿介護課長。
◎長寿介護課長(三浦隆広) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) ないようですが、委員の皆さん、御意見がありましたらお願いいたします。よろしいですか。それでは、次行きます。
次に、歳入15款国庫支出金1項1目民生費国庫負担金から、歳入16款県支出金3項6目1節権限移譲事務交付金中、文化財保護法等事務交付金までを審査します。決算書は27ページから46ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) それでは委員の皆さん、御意見等ありましたらお願いいたします。
次に移ります。歳入17款財産収入1項1目2節建物貸付収入中、行政財産建物貸付収入(健康づくり課)から、歳入19款繰入金2項1目特別会計繰入金までを審査します。決算書は47ページから54ページです。当局から補足説明があればお願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 宮地
健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(宮地正枝) 補足説明は特にございません。
○分科会長(伊藤孝) 補足説明はないということです。委員の皆さん、御意見ありましたらお願いします。ないですか。よろしいですか。
では、次に移ります。歳入21款諸収入1項1目1節延滞金中、延滞金(保育支援課)から、歳入22款市債1項6目教育債までを審査します。決算書は55ページから74ページです。当局から補足説明があればお願いします。
○分科会長(伊藤孝) 清水保育支援課長。
◎保育支援課長(清水基之) 補足説明は特にございません。失礼しました。
○分科会長(伊藤孝) ないようですので、委員の皆さん、御意見ございましたらお願いします。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) 68ページなのですけども、弁償金の中で、音声誘導装置破損弁償金ということで、前年度は49万5,000円あるのですけども、前年度118万9,000円くらいあって、これ、弁償代なのでもらったのでしょうけども、壊れるものなのかという感じで、どんなものか、ちょっと申し訳ない、教えてください。
○分科会長(伊藤孝) もう一回お願いします。
◆委員(河村晴夫) 58ページ、すみません……字が見えなくて。雑収入の2の弁償金です。音声誘導装置という、今、49万5,000円なのですけど、前年が118万9,000円ということで、複数年度にわたってあるのですけども、すぐ壊れるものなのかどうか。これ、他人が壊して弁償もらったということなので、そういう触れるようなところにあるもので、何かしないといけないのかなという感じがあるのですけど。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長、お願いします。
◎福祉課長(山田敏雄) まず、音声誘導装置でございますが、視覚障害の方のための道案内というか、公共施設への案内誘導するための設備でございます。おおむね島田駅から島田市役所の間に、全部で、ちょっと今正確にすみません、数字が出てこないのですが、20か所近くございます。よく、駅から市役所へ来る間に、木の切り株みたいな形のものがございます。触知案内版という点字の案内が、地図としてその切り株の切った部分にありまして、交差点のところにあるというところでございます。近くをエコーカードという、発信装置を持った視覚障害者の方が通ると、自動的に、こちらはどこの交差点ですとか、市役所は北に向かって50メートル進んだところの右側ですとか、そういった案内をする装置でございます。
性質上、今申し上げたように交差点の角、角にあったりするものですから、実は、昨年度につきましては、すみません、ちょっとうまく申し上げられませんが、歩歩路の南西の角の部分の歩道上にこの音声誘導装置がございまして、そこに車がちょっとこう突っ込んでしまって、倒してしまったというところでございます。
実は、装置自体がかなり年数がもうたっておりまして、もう完全に横倒しになってしまうと、修繕がなかなか難しいというところでございます。今回につきましては、もうそれを修繕して、ということができなかったものですから、撤去をしたというところでございます。そのときにかかった費用につきまして、弁償金ということで、事故を起こした方から市のほうに収入があったということでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) その設備、撤去したということなのですけども、本来そこにあるべきものなのかどうかということなのですが、もともとあるべきものだということで設置しているのだから、新しいものを設置するということではなくて撤去したということなので、そうするとサービスの提供にちょっと落ちるかなあと思うのですけれども、その辺については、いかがなのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) 一応業者のほうにも見積りを取ったところ、1基、再度設置するのに、400万円近くかかるということでございました。実はその音声誘導装置の、今、点字ブロックですとか、視覚障害の方のための設備というのはございます。設置するべきものではあるのですけれども、利用者がなかなか増えていかない現状も今、実はございます。今後どうしていくかというところ、音声誘導装置自体、どうしていくかというところについて、今後ちょっと検討が必要だというふうに考えているところでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) 車の接触事故だということであるならば、車の対物保険で、保険の関係だと、その物件がいかに高くても、壊してしまってもう使えないものであれば復旧する費用も出るのですけど、それを、復旧もできない、新規だと400万ですけれども、それ復旧させるとなるとどれくらいというか、そういう見積りも当然なかったということなのでしょうけども、保険としては、新規のものをもう1個やるというのは、ほとんど壊れてしまって元に戻らない状態だったら新規のものに変えていいよということなのですけど、復旧させる費用は全部出るはずなのです。ですから、それ保険会社さんのほうで言えば出るはずなのですけれども、その辺については追及はなかったということでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) すみません、ちょっと申し上げ方が紛らわしかったかもしれないのですが、設備が古いということで、実は同じものを同じように復旧させるということがもう不可能だということでございました。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 河村委員。
◆委員(河村晴夫) 不可能というのは理解できました。保険との対応なので、その運転手が払うわけではないので、車の接触なら車の対物か何かで払えるはずなのですけど、その辺は対物入ってなければ払えないということになるのですけど、その辺のところの確認というのは取れているのでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) もちろん委員おっしゃるように、同じものを復旧させることができるのであれば、金額の多寡に関わらず、それは保険会社さんを通じて復旧していただくというところが適切な対応であるかなというふうに考えます。今ちょっと申し上げたように、同じものを復旧させることは不可能だということで、かなり金額がかかるというものにつきましては、同じものではないということ、言えば、400万円かけても同じものは復旧できないということでございますので、その部分については、撤去するというふうに判断をしたところでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 言いたいことは違うけどな。
河村委員。
◆委員(河村晴夫) すみません。同じものはないのですけども、同等のものを、保険のほうを私も4年間やっていたものですから、同じものというのが原則なのですけど、それができなかった場合同等のものという、そういう扱いにもなるのですが、それは保険で出るという対応になるはずなのですけど、その相手が、さっき言ったように車の対物入ってなければ出ないのですけど、個人の払いになってしまうので保険では出ないということになればあれなのですけど、その確認は取れていないということなのですね。
○分科会長(伊藤孝) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) すみません、ちょっと確認をいたしますので、お時間いただきたいと思います。すみません。
◆委員(伊藤孝) では関連で。
○副分科会長(大村泰史) 分科会長。
◆委員(伊藤孝) すみません、確認をさせてください。20基あるうちの1基だということなのですけど、市役所からここまで案内するのに1基途中でなくなってしまって撤去してしまっても問題がないものなのかどうか確認をさせてください。
○副分科会長(大村泰史) 山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) 今、分科会長おっしゃったところで、例えば、音声誘導装置から音声誘導装置をつなぐような案内の仕方ではないものですから、それは問題ないかと思います。例えば、駅から2丁目の交差点のあたりにも、また音声誘導装置があるのですけれども、そのポイントから公共施設までの案内をするような音声の案内になっておりますので、そこはなくても問題ないのかなというふうに認識しております。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 確認はしてくれているのですよね。
では取りあえず次行ってしまっていいですか。
では一度休憩を入れます。すみません、答弁待ちをしますので1回休憩をいたします。暫時休憩です。
休憩 午後2時30分
再開 午後2時40分
○分科会長(伊藤孝) それでは、再開をいたします。
山田福祉課長より発言を求められていますので、発言をどうぞしてください。お願いします。許可します。
山田福祉課長。
◎福祉課長(山田敏雄) もう一回整理をさせていただきます。先ほどの繰り返しになるところもございますが、御容赦願います。
この音声誘導装置につきましては、先ほどちょっと申し上げたとおり年数が経過しているということで、同じものを復旧するということは不可能でした。実は、今、音声が、スイッチが入る発信機がございます。それに対応する新しい機種のものもございますが、それを設置するに当たっては400万円ぐらい費用が発生してしまうということでした。
自動車の保険のことをまず整理いたしますと、自動車の保険については、同じ機能の同等品を復旧させることについては、保険の適用の範囲内ではあるということ。ただ、今回、古い装置よりかなりちょっとこう、機能的にはアップしている部分があるということでございます。ちょっと詳しく、今、調べ切れておりませんが、新しい機種の音声誘導装置を設置するに当たっては、市の追い金も発生するということでございました。
もう一つは、その辺りも、ちょっと考慮するところの一つではございました。あと、実際、今、その音声誘導装置について、実際、設備として必要とされているのは視覚障害の方であります。今回、その設備を実際今、利用しているのかどうなのか、それを市の視覚障害者協会のほうにも確認をいたしましたところ、現在では利用している方がいらっしゃらないと、その音声案内につきまして、ということもありました。
それで、今回、事故が発生し、復旧するのにちょっと費用がかなりかかるというところも併せて、視覚障害者協会のほうに相談したところ、今回、破損してしまった音声誘導装置を撤去することについては差し支えないでしょうという御判断もいただきました。そういった中で、今回は、撤去するという結論に至ったということでございます。それで、撤去費用についてのみの賠償金の支払いをいただいたというところでございます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) この件について、追加はありますか。よろしいですか。
それでは、ここで、認定第1号全体を通して、何かありましたらお願いします。いいですか。
ないようでしたら、当分科会での意見の取りまとめを行いたいと思います。
採決は、特別委員会の全体会で行うことになりますので、ここでは、各委員から認定第1号に対するお考えを述べていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
では、最初に河村委員からお願いします。
◆委員(河村晴夫) 先ほど私の質問の中で、いじめの関係のことでの成果報告書への記載がなかったということに対しては、やはり記載を求めたいなというふうには思います。改めて、当局からの回答あるかと思いますけども、やはり、正しいものは正しく成果をする、先ほど清水委員からもあったのですけども、発覚したのが7月であるならばその間に、やはりその対応もしておくべきだったのかなというふうには思います。それ以外のところについては、取りあえず、いいかなというふうには思います。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員、お願いします。
◆委員(清水唯史) 全体通じまして、成果に関する報告書に対してちょっと不備等ありましたので、今後、成果に関する報告書作成時点で、前年度を踏襲しないで、年度ごと、しっかりとした形で作成をしていただきたいと思います。
河村委員おっしゃいました10款1項3目教育研究推進費中の、委員報酬、いじめ問題対策連絡協議会委員の報酬につきまして、回数はちゃんと2回やっていたけど、報酬が支払われていないということ。これを御説明いただいて、会計処理上、自治法上、次年度の処理で構わないということで、適法性はあるということでありますが、正式に、再度、財政等を含めて一度説明をいただいて、修正として、成果に関する報告書の中で修正をしていただくような形で処理していただければ、これについていいと思いますので、お願いしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 横山委員。
◆委員(横山香理) お二方と同じようなものですけども、あくまでこれやはり、成果に関する報告書というふうにうたっておりますので、正確に載せていただきたいなというふうに思います。ただ全体を通しては、おおむね理解するところであります。
○分科会長(伊藤孝) 大村副分科会長。
◆委員(大村泰史) 今回の成果に関するところの検討というか、報告を求めた結果、お答え的には満足するものでした。ただし、やはり間違ったことは修正するという建前と、建前というか実施と補足説明というのはもう少し有効に使っていただいて、委員も分からないことはたくさんあるのですけども、当局の方からの補足説明というのは結構有効なものなものですから、極力補足説明というのを使っていただいて、この場に臨んでいただきますようにお願いして、私からの意見とさせていただきます。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) はい、ありがとうございます。
◆委員(伊藤孝) それでは私のほうから。内容に関しては、問題ないのではないかなあとは思います、事業に対しても。ただ、報告の仕方に幾つか問題があったので、今回だけでも3つほど、何かちょっとおかしいなというところがありました。そういうことが出てくると、全体を通して、本当にこれ全体が正しいのかどうかという疑問を抱いてしまうので、今回は、ほかは大丈夫だということとさせていただきたいと思います。
本当に成果に関する報告書をうまく使っていただきたいと思います。私たちが見ても、オーケーを出さなければいけないようなことを、書き方にしていただければいいと思いますので、そういった方向で、今後意識していただきたいと思います。
私たちは、よく分からなかったら、これからはこういうことがたくさん続くようだと、承認できないよという態度で、私はいったらいいのではないかなと、個人的には思いますので、そういうことにならないように、もう少し分かりやすく報告をしていただければなと思いますので、お願いいたします。
○分科会長(伊藤孝) 清水委員のほうから、成果に関わる報告書の訂正をということを求められましたが、私もそのとおりだと思いますから、その辺は訂正をしていただけるかどうか確認をさせてください。
中野部長どうでしょう。
◎教育部長(中野和志) すみません、改めまして、説明不足につきましては本当に御迷惑かけて申し訳ございませんでした。先ほど、改めてちょっと説明する場を設けさせていただくということでお話をさせていただきました。もしよろしければ、あしたかあさって、委員会が終わりましたら、少しお時間を取っていただければと思いますが、よろしいでしょうか。
○分科会長(伊藤孝) 皆さん、いかがでしょう、よろしいですか。ほかの委員会が終わってから、改めて御説明の機会をつくっていただけるということでよろしいですか。
中野教育部長。
◎教育部長(中野和志) そうですね、内部で先ほどお話ありましたように、成果に関する修正も含めまして、ちょっと内部で相談させていただいて、あしたかあさってということでお願いできればと思います。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 委員の皆さん、それに対して意見がございましたら、それでよろしければ終わりたいと思いますから。
それでは、委員の皆さんから認定第1号に対するお考えを述べていただきました。ありがとうございました。皆様の御意見を全体会に報告をさせていただきたいと思います。
すみません、暫時休憩をまたします。
休憩中に、常任委員会を開催します。常任委員会終了後、分科会を再開します。再開後は重要案件の委員間討議を行いますので、当局の皆様は再開後の当分科会の出席をしていただかなくても結構です。
暫時休憩いたします。
休憩 午後2時51分
再開 午後4時10分
○分科会長(伊藤孝) 休憩前に引き続き、予算・
決算特別委員会厚生教育分科会を再開いたします。
それでは、すみません。5事業の中から1事業に絞る作業を行いたいと思います。御意見をいただきたいと思いますが、何か確認しておきたい点とかありましたらお願いいたします。なければこちらから、また、発言をしていっていただきたいと思いますが、どうでしょう。
特にないようでしたら河村委員のほうから、御意見をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
河村委員、どうぞお願いします。
◆委員(河村晴夫) それぞれ言ったほうがいいですよね、5項目。
○分科会長(伊藤孝) 5項目と、ある程度の件について報告をいただいて、その中でこれということをおっしゃっていただければと思います。
◆委員(河村晴夫) まず、学校関係の再編なのですけども、やはり予算がゼロであるということ。それから、教育委員会で決まったことを、我々がその後審議するということです。問題提起になったのは、私思うには、住民、その該当学年並びにその地域の住民に対しての説明が不十分であったのではなかろうか。今後の、そういう形のものをするときに、きめ細やかにやってねという話の対応をしてもらいたいという継続審議の状況だと思うので、これについては、ほかの4項目に比べて、やはりちょっと、要望することだけで、金額もゼロということで、これについては割愛してもいいのかなというふうに思います。
それから外国人指導のところについては、今後どうするかというものはあるのでしょうけども、小学校の英語、語学を考慮した中で、必要なことは必要である。今、外国人の流入が厳しくなっているということもあって、できれば、市内の外国人の方を採用したような形で、教育しながら授業についてもらう。仕事を持っている人ばかりではないものですから、そういう対応をしていただければなというふうには思うのですけど、これは要望という形になってしまうものですから、そんなような形かなあと。
ただ、金額は金額で、4人で2,000万円、それから3人で84万6,000円ということで、やはり島田市で採用したほうが、委託するよりも安くやれるということもあって、外国人であって英語がもともとしゃべれる話なので、そういう環境の中で、プログラムというか教育システムを学んでいただければ、同等にできるのではないかなというふうには思います。
それからスクールバスに関しては、今後、土日の対応とか、今後のバスの管理とか、いろいろな様々な問題があって、地区のローカルのコミュニティーバスとかもいろいろあるわけなのですけども、そういったことも併合して発生するものですから、スクールバスだけの問題ではないというか、そういう感じもありますので、この辺につきましては、総合的に、コミュニティーバスとの関連性でスクールバスで、金谷地域については一般の人も乗っている部分もありますので、そういった対応もできるという、逆にできるということもありますので、そういった対応をしてもらったらいいのかなあというふうに思います。
それから、しまだはつくら寺子屋事業なのですけども、安い予算で成果があるのだったら、親にも、学習意欲が上がったとか、効果が出ているということであるならば、モデル地区から島田の中で発展させていくべきだろうなというふうには感じます。まだ、機能途中でありまして、はつくらだけやっているのも何なので、もっと広く拡大し、島田市に拡大できるものだったら、拡大してもらってもいいのだろうなと。そのときも県の補助もないわけなので、3分の1あるのかどうか分からないのですけども、県の補助があって市が3分の1あるのですけど、その後、多分指定は一つしかできないはずなので、それ以降は市でやりなさいよということなのですけど、100万円でできるのだったら、これ全部か、では3分の1、100万円くらいかかるわけなので、その費用だったら1,000万円くらいあれば全部の地域ができるのだったら、やってもいいのかなという気はします。
あと、芸術文化なのですけども、いろいろなやり方あるのですが、コロナの影響とか、会館の使用料の器の大きさとか、それから、プログラムの内容というのは、素人がやっているとあれなのですけども、プロフェッショナルがやっているわけではないものですから、その辺のところについては、なかなか難しいところがあって、利益を取るというか、取ってはいいのだと思うのですけど、なかなか難しいところがあるな、そういうことを総合的に判断すると、しまだはつくら寺子屋というのが、継続的に、効果があって取組ができるものであるなと。市のことで、これからもうやらないよということであればあれなのですけど、やはり、初倉の成果を各地区に普及させるという効果では、島田市全体を巻き込む一例ではないかなというふうに思いますので、これにしてやったらどうかなあということです。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございました。
清水委員、お願いしていいですか。
◆委員(清水唯史) 5項目、5つ重要案件挙げました。学校再編につきましては、個々の事情もあります。それで、ある程度進んでいることもありますので、今後進む中で、いろいろな皆さんの意見を聞いて、子供たちが次の学校に行けるための環境づくりというのは、我々がしっかり見てあげればいいと思いますので、今回の重要案件の提言というのはいいと思います。
ただ、学校跡地の利活用については相当真剣に考えないと、廃墟になってしまったりとか、地元にお任せしても負担ばかりになってしまうので、民間の企業が利用したりとか、プラスになるような利活用というものを、しっかり検討していただきたいと思います。
外国人英語指導等経費につきましては、実はこれ、事業の開始年度を調べる必要があったのかなと思います。なぜこれが始まったのか、この事業が、国が進めて始めたのか。子供たちが、外国人に親しむ、外国人を見ることが少ないから、こういうことで始まったのか、ちょっとそこまで調べ切ればもっとよかったのかなと思いました。ちょっと皆さんに配付した事業シートの中には事業開始年度というのが入るようになっているので、そうするとそういうところも忘れないでできたかなという、ちょっと反省するところもありました。
ALTの3人、4人の委託先という、派遣されているものと、あと自分たちで雇用しているものというので大きく違うということが今回把握されましたので、もう少し、検討の余地があるのか、もしかしたらこの派遣会社が、国とのつながりが何かあるのかとか、そういうことも、本来は調べる必要あるのかなと思いました。今回は、一応、状況の把握ができましたので、今後の参考にすればいいかなと思いました。
スクールバスにつきましては、いろいろな場所によっての状況もある。スクールバスの購入等も今後発生するみたいですし、過疎地域においては、金谷の北五和地区あたりはもう今、子供1人しかいないですし、スクールバスでなくて公共交通、大井川鐵道使ったりとか、親が送迎したりとかしているので、これは、スクールバスについては、大きく学校再編の際に、どのようなバス路線になってくるのかというのを、もう一度我々が、その現地の方たちと話を聞いて、やればいいかなということを感じました。
重要案件もう1件、しまだはつくら寺子屋につきましては、県の指定自治体となってやったのですけど、その成果についてもう少し、我々に分かるように説明も必要であったのかなと思いました。小学生については、ある程度、何人のうち何人が受けたとかとありましたけど、中学生についてもう少し数字的なものを、思ったより少ないのかなという、これ、延べで人数出されているので、1回、何月の何日に何人とかと全部、細かくもう少し聞けばよかったのかなと思います。
そこの成果がある程度生まれているということで、今後ほかの自治会が子供の居場所づくり、高齢者の居場所づくりをしっかり皆さんやっていますけど、子供の居場所づくり、これも広めるため、袋井市とか三島市においては、まだ継続してやっているということですので、島田においても、これは継続してやれるように、提言をぜひしていったらいいかなと思いました。
文化事業においては、アートによる地域づくり推進事業のささま国際陶芸祭。これが年々補助金が下がって、運営自体がやはり大変だということを聞いています。これについてもやはり、次が、今年やらないので来年開催だと思いますけど、その際に、外国人が来られるかどうかというのも心配になりますけど、せっかく国際的になってきているので、これも、ほかの機会にぜひ進めるように、意見として言いたいと思いますので、重要案件として、しまだはつくら寺子屋事業について、提言書をまとめていけばいいかなと思います。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。
それでは、横山委員。
◆委員(横山香理) 委員お二人から様々な意見が出ましたので、私はストレートに、ではどれがという、一番重要案件に今回、提言でまとめたらどうかというところを意見として言わせていただければ、先ほどから出ていますように、やはりしまだつくら寺子屋事業が一番いいのかなというふうに思います。
まず、懸案事項として、今後も事業継続していくための財源確保が課題であるというふうになっているのですが、先ほど河村委員からもちょっとお話がありましたように、初倉だけで今やっているような感じなので、もう財源がどうのこうのというよりも、やはり初倉でモデル事業としてやってきたものですので、初倉だけで回すものというかやるものではない。やはりここに書いてあるように、島田市の68自治会あったら全部ではなくても、徐々にでいいですから波及させていって、その地域に合った寺子屋事業を展開していくということがこれの一番の目的だと思いますし、やはり初倉では、何というのでしょうか人材も確かにあるということで、大きく、また、生徒たちにある程度のいろいろな意味での成果が出ているのですが、それをやはり初倉だけでやるのではなくて、島田市に波及させていく。どうやって波及させていくのかというところは、これからの一番の課題になるというふうに思います。なのでこれやはり、重要案件として挙げたいなというふうに思います。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。
大村副分科会長。
◆委員(大村泰史) 今回、厚生教育として重要案件に5つを挙げたわけなのですけど、今回ちょっと中を入ってきたことで、学校再編成というところについては、一応本当に大きな問題なのだけど、実際に統合するというところで、北中と島田一中とか、北部の4つが島一小とかというところ、決まったということはこういうことで、この計画策定委員会でそういう話になったということは分かるのですけど、その中にちょっと質問の仕方が悪かったかもしれないのだけど、なぜこれになったかというところの根本的な押さえというのが何か自分なりにできていなかったというのがちょっと、この重要案件からいうと、もっと突き詰める必要があったかなというふうにちょっと反省をしている状態でして、これに対する提言までは結びつかないなと思いました。
次は外国語のほうの英語指導ですけど、これもやはり、実際は2種類の、先生の対応が2つあるということの理解も、今回初めて知ったような形でして、いろいろこの外国語活動、外国語の指導というところが、もう少し変わった形で、何か成果を生むようなことがないのかなというのは、ちょっと今後勉強しなくてはいけないかなとは思うのだけど、実際に成果につながっているかというのはちょっと薄いかなと私は感じました。
スクールバスの運行経費については、本来だったら、この学校再編成等によって統廃合されたことによる、この中で遠距離の通学対策というところも踏まえて、そこまで関連をしたような質問とかをしておけば、今後の遠距離の通学に対する提言までは行ったかなと思うのだけど、その辺についてはちょっと、この
スクールバス運行経費だけだと、なかなかそこまでは到達というか結びつけないなというふうに、今考えていまして、ちょっと提言までには結びつかないかなと思いました。
次の、はつくらの寺子屋事業については、ちょっと質問でもしましたけど、
放課後児童クラブとのすみ分けというところでお答えがあったわけなのだけど、
放課後児童クラブの中でも、中を見ると宿題をやったり、そういうこともあるもので、それとうまくドッキングするというか、開催条件も特に寺子屋のほうのはあまりないということだものですから、うまくそこをやるようにして、
放課後児童クラブに関わっている方のところでこの寺子屋のような事業を、何というかな、名目だけでも違えた形でこの寺小屋というのをやるようにできないのかなというところもちょっと、今後の課題としては感じましたので、せっかくいいことやってくれていると思うので、広げていくためにも、委員として提言という形で持っていったら、これは生きる事業ではないかなと思いますので、そちらのほうの取組をしていけばいいかなと思います。
芸術文化については、先ほど清水委員からもお話ありましたけど、やはり補助金が少なくなったことがすごく負担になっているところも出てきているものですから、ちょっと見直して、本当に事業成果上げているところについては、何らかのその支援をやはり続けなくてはいけないなということは思いますが、提言までつながるような事業の対象にはなっていないような気がしました。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。
◆委員(伊藤孝) それでは、私のほうからです。
学校再編については、やはりこれは大きな問題だと思います。なので、じっくりやらなければいけないだろうとは思いますけど、重要な案件過ぎてしまって、やり方も大変だと思います。それで、すぐに結果が出るものではないので、まず住民の理解というところが必要なので、その辺を考慮すべきかなと思って、提言に結びつけていくまでにはちょっとすぐに結果が出るかなというところもありますので、いや、いろいろ研究はしていかなければいけないと思いますが、今回に限ってここに重点的に取り上げることはちょっと不可能かなと思いました。いろいろな、初倉南小のPTAのほうから請願書が出ているだとか、いろいろなこともありましたので、継続してやっていかなければいけないと思いますので、皆様お願いいたします。取上げにはちょっと厳しいと思います。
外国人ALTのものなのですけど、清水委員がいろいろ調べていただいて、いろいろなことが分かってきました。私たちが小学生の頃にはやはり、外国人とコミュニケーションというのは本当に取りづらかったと思いますけど、今本当に自分の周りにも外国人いっぱいいるので、その辺をうまく使えばいいかなあと思うし、別に特段コミュニケーションをわざわざ子供たちに取ることを重点的にやる必要があるのかなと、私個人的には思っています。十分、私の近所にも、カナダ人がいたり、アルゼンチン人がいたり、いろいろな方がいらっしゃるので、その辺はちょっと疑問が、私は個人的には思っております。
でもやはり、接すれば接しただけいいことには間違いないので、必要だという教育現場からの意見であればやっていく必要はあるかなと思いますけど、先ほど清水委員もおっしゃっていましたけど、国のほうからのことでやっているのであれば、考え直す必要もあるかなと思いますので、この辺に関してもう一度しっかりその辺を研究しつつ、今後以降のテーマとしてやっていっていただければなあと思います。
スクールバスの運行経費なのですが、これもやはり、再編計画に伴って必要なところも出てくると思います。ですが、やはり今後、スクールバス単体のことで検討をしていくことは無駄とかいろいろな無理とかが出てきているので、公共交通機関の一つとして、コミュニティーバスだとか、あと福祉車両とか、いろいろな分野と各課を超越して、いろいろなところと、できるだけコストのかからない、ですが、島田市中走れるようなことを研究していかなければいけないと思いますので、本当に大きなテーマかなと思います。ここの委員会だけではちょっと、ほかの課との絡みもありますので、今後、すぐにできることではないと思いますので、ここもちょっと、外したほうがいいかなと思いました。
しまだはつくら寺子屋なのですが、いいことだと私も実感として思います。ですが、これ、県の事業で始まったことなので、県がどう考えているかという確認も私たちはしなければいけないのかなと思います。島田市単独で何かし始めたら、県がまた、こういったことを県自身がやりだすと、重複してしまうと支援員の取り合いになったりとかする恐れがありますので、県の動向を一度確認する必要があるかなと思います。その辺を確認しつつ、自治会というより中学校区で広めていけたらなあと私自身は思っています。そこの中学校区に広げることに関して予算をというと7倍、8倍とかになるのではないかなと思いますので、その辺を十分研究していただけるように提言をしていければいいかなと思います、この件に関して。
島田だけではなくて、先ほど説明もありましたが、袋井市とか三島市も、効果があって継続してやっているということなので、いいことだということは、ほかのところからも実証できているのではないかなと思いますので、これをどうやって展開していくか、提言に結びつけていければなと思います。もしお金が必要であれば、私たちのできることも協力をしなければいけないかなあと思いました。なので、国に働きかけに行くなりとか、そういったことは私たちがするとか、政権与党に働きかけをするとか、そういったこと、できることも私たちも協力してやらなければいけない。ただ担当課にお任せしておくのではなくて、私たちがやることもお願いをすることをやっていきながら、これを全市に展開できたらなあと思います。担当当局と協力しながらやっていけるのではないかなと思いますので、この件が一番いいかなと私は判断しました。
芸術文化事業、私ちょっと担当として調べましたけど、ちょっといろいろ、やはり料金の面とかいろいろな、興行主を呼んだりとかすると、表にあまり出せないことがあるそうです。今回も、あっちは30%キャンセル料免除してもらったけど、向こうは40%だった、ということでした。そういうことではっきりしたことを言ってしまうと、損したほうというのか、多く私たちに還元していただいたところが、次は、と首をかしげてしまうこともあるそうなので、ちょっと難しいかなと思いますので、それは丁寧に扱っていかなければいけないので、こういったことで大きく取り上げないほうがいいかなと私は判断しました。ある程度、直接担当課と話したりとか、いろいろなことをやっていけばいいかなと思いますけど、島田市がこういうことで取り組んだということは向かない事業なのかなと判断をさせていただきました。
以上です。
○分科会長(伊藤孝) 皆さんの意見を聞いて、今、大概の方は、はつくら寺子屋の事業ということで皆さんそうなので、こちらで進めていきたいと思いますが、ほかに御意見が、今、ほかの意見を聞いて意見が変わったという方があるようでしたらお聞かせいただきたいと思いますが、どうでしょう。
では、しまだはつくら寺子屋事業を、うちの委員会として選定することでよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○分科会長(伊藤孝) それでは、できるだけ報告に近い状態で話をまとめておけということなので、まとめさせていただきたいと思いますが、安い予算で、いい事業だということが一つ。効果もすごく出ているのではないかということが一つ。今の予算で全部のところに展開するのは厳しいということが書かれているので、そこをどうしていくかということが一つ。ほかにやっている子供関係のことと結びつけていけばいいのではないかという意見もありました。あと、県の指定の報告がどうなっているのかということがあるので、その辺を一応報告して、ここを提言としていきたいと思いますが、何か抜けたところありますでしょうか。
清水委員。
◆委員(清水唯史) 静岡県のホームページを見ましたら、「しずおか寺子屋」推進事業、報告書等、いろいろフロー図とか載っているので、これ結果として、内容として、県の事業と、今この島田の事業と比較することは可能だと思います。参考になると思います。
それとあと、他市で行っているものが、また、沼津、御殿場、函南、焼津ですね。焼津も何か所かでステップアップ教室というのをやっているので、そういうところをちょっと参考にできると思いますので、お願いしたいと思います。
○分科会長(伊藤孝) 9校って小学校の校、独自にやっている。
◆委員(清水唯史) 予算等については、ちょっとここに触れてないです。連絡先としていろいろ学校教育課、放課後学習支援員担当とか、そういうところ担当窓口があるので、もしかしたら資料取り寄せも可能かなと思います。eラーニングを使った学習支援とか、宿題支援。算数宿題支援、夏休みの宿題支援とか。
○分科会長(伊藤孝) 暫時休憩します。自由討議で。
休憩 午後4時40分
再開 午後4時50分
○分科会長(伊藤孝) 再開をいたします。
それでは、しまだはつくら寺子屋事業のほうで御意見をいただきましたので、こちらのほうで、この委員会の重要案件の一つと決定をさせていただきます。
提言については、一応、私と副分科会長で骨子をつくりますので、皆さんに一応確認をいただいて、最終的な決定のほうに持っていきたいと思いますので、また御協力をお願いいたしたいと思います。それでよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○分科会長(伊藤孝) ありがとうございます。それではそういうことでやらせていただきたいと思います。
次回、課題1つ、教育部からの課題がまだ残っておりますので、後日、詳細な報告を、どうするのかという報告があるということでいますので、また、決定次第皆様にお知らせをして、会議をまた再開をしたいと思いますので、今日はここで延会としたいと思います。
お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○分科会長(伊藤孝) 異議なしと認めます。本日はこれをもって延会することに決定しました。
本日の続きはまた、お知らせしますので、よろしくお願いいたします。
延会 午後5時52分...