可児市議会 2020-02-21
令和2年第1回定例会(第1日) 本文 開催日:2020-02-21
トップページ 検索結果
一覧 使い方の説明 (新しい
ウィンドウで開きます) 2020-02-21: 令和2年第1回
定例会(第1日) 本文
文書・
発言の移動
文書 前へ 次へ
発言 前へ 次へ
ヒット発言 前へ 次へ
文字サイズ・別
画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく
ツール 印刷用ページ(新しい
ウィンドウで開きます) 別
窓表示(新しい
ウィンドウで開きます) ダウンロード 表
ズレ修正 表示形式切り替え 発言の
単文・
選択・
全文表示を切り替え
単文表示 選択表示 全文表示 発言者の
表示切り替え 全 37
発言 /
ヒット 0
発言 すべての
発言・
ヒット発言の
表示切り替え すべての
発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの
一括変更 選択表示 すべて
選択 すべて解除
発言者一覧 選択 1 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 2 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 3 :
◯市長(
冨田成輝君)
選択 4 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 5 :
◯議会事務局長(
伊左次敏宏君)
選択 6 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 7 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 8 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 9 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 10 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 11 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 12 :
◯市長(
冨田成輝君)
選択 13 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 14 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 15 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 16 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 17 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 18 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 19 :
◯市長(
冨田成輝君)
選択 20 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 21 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 22 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 23 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 24 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 25 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 26 :
◯市長(
冨田成輝君)
選択 27 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 28 : ◯企画部長(牛江 宏君)
選択 29 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 30 : ◯総務部長(田上元一君)
選択 31 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 32 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 33 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 34 : ◯総務部長(田上元一君)
選択 35 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 36 :
◯議長(
伊藤 壽君)
選択 37 :
◯議長(
伊藤 壽君) ↑
発言者の先頭へ 本文 ↓最初の
ヒットへ (全 0
ヒット) 1: 開会 午前9時00分
──────────────────────────────────────
◯議長(
伊藤 壽君) おはようございます。
本日、令和2年(2020年)第1回可児市議会
定例会が招集されましたところ、議員各位には御参集を賜りまして、誠にありがとうございます。
──────────────────────────────────────
開会及び開議の宣告
2:
◯議長(
伊藤 壽君) ただいまの出席議員は22名です。したがって、定足数に達しております。
これより令和2年(2020年)第1回可児市議会
定例会を開会いたします。
日程に入るに先立ち、市長から
発言を求められておりますので、これを許します。
市長
冨田成輝君。
3:
◯市長(
冨田成輝君) おはようございます。
本日、令和2年第1回可児市議会
定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては御参集賜り、誠にありがとうございます。
初めに、前
定例会以降の本市をめぐる動きについて、若干御報告申し上げます。
まず、本年1月11日に花フェスタ記念公園内において、明智光秀博覧会2020in可児市を開幕いたしました。また1月19日には、岐阜医療科学大学可児キャンパスにおいて、大河ドラマ「麒麟がくる」第1回放送のパブリックビューイングも開催いたしました。昨日までの来場者数は大河ドラマ館が1万9,147人、明智光秀博覧会では6万8,227人となっており、市内外から多くの方を光秀公の生誕地であるここ可児市明智荘にお迎えしております。
1月22日は、全国市長会相談役として、また、新たに就任いたしました都市税制調査委員会委員として、全国市長会財政委員会・都市税制調査委員会合同会議及び理事・評議員合同会議に出席いたしました。会議の中では、私が代表世話人を務めておりますゴルフ場利用税堅持のための全国市町村連盟の活動を通じて、ゴルフ場利用税の現行制度が存続となったことに対し、一定の評価を頂きました。
2月4日には、国土交通省で開催された令和元年度かわまちづくりに関する意見交換会に出席し、本市のかわまちづくりの取組概要を紹介するとともに、全国の先進地の事例研究や意見交換などを行いました。今回得られた知見を、本市における今後のかわまちづくりに十分活用してまいりたいと考えております。
さて、本日御提案申し上げます案件は、予算に関するもの18件、条例に関するもの11件、人事に関するもの2件、その他が1件の計32件でございます。
詳細につきましては後ほど御説明いたしますので、何とぞ十分な御審議を賜りますようお願い申し上げます。
なお、感染拡大を懸念しております新型コロナウイルスにつきましては、国や県の動向を注視しながら、迅速、的確かつ冷静に対応してまいりたいと考えております。また、今後必要な情報につきましては、様々な方法を通じて市民の皆様方にお知らせしてまいりたいと考えております。市民の皆様には、せきエチケットや手洗いなどの徹底により、感染症対策に努めていただきますようお願い申し上げまして、開会の御挨拶といたします。
4:
◯議長(
伊藤 壽君) 次に、事務局長から諸報告をさせます。
5:
◯議会事務局長(
伊左次敏宏君) それでは諸報告をいたします。
議長会の関係でございます。
本年2月4日に、第283回岐阜県市議会議長会議を可児市で開催いたしました。
また、本年2月6日には、令和元年度日本ライン議長協議会が犬山市で開催されました。
これらの会議の概要につきましては、お手元に配付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
6:
◯議長(
伊藤 壽君) 以上をもって諸報告は終わりました。
これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、お手元に配付いたしましたとおり定めましたので、よろしくお願いいたします。
──────────────────────────────────────
会議録署名議員の指名
7:
◯議長(
伊藤 壽君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、3番議員 中野喜一君、4番議員 田原理香さんを指名いたします。
──────────────────────────────────────
会期の決定について
8:
◯議長(
伊藤 壽君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
今期
定例会の会期は、本日から3月25日までの34日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
9:
◯議長(
伊藤 壽君) 御異議がないものと認めます。よって、今期
定例会の会期は、本日から3月25日までの34日間と決定しました。
──────────────────────────────────────
諸般の報告
10:
◯議長(
伊藤 壽君) 日程第3、諸般の報告をいたします。
地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告が市長から提出されましたので、その報告書を配付いたしました。
次に、地方自治法第243条の3第2項の規定による出資法人の経営状況説明書が市長から提出されましたので、その報告書を配付いたしました。
次に、監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定による令和元年度定期監査結果の報告、地方自治法第235条の2第3項の規定による令和元年11月分及び令和元年12月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、その写しをお手元に配付いたしました。
次に、総務企画委員会における所管事務の継続調査についての報告書が委員長から提出されましたので、その写しをお手元に配付いたしました。
次に、議員派遣について報告いたします。
本年1月16日に開催した議員研修会、及び本年2月5日に開催した高校生議会に議員を派遣いたしましたので、その報告書をお手元に配付いたしました。
──────────────────────────────────────
議案第30号について(提案説明・質疑・討論・採決)
11:
◯議長(
伊藤 壽君) 日程第4、議案第30号 北姫財産区管理委員の選任についてを議題といたします。
提出議案の説明を求めます。
市長
冨田成輝君。
12:
◯市長(
冨田成輝君) 議案第30号 北姫財産区管理委員の選任について御説明申し上げます。
北姫財産区管理委員が令和2年3月31日をもって任期満了となります。そのことに伴い、新たに委員を選任いたしたく北姫財産区管理会条例第3条の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
選任を予定しております委員は、議案書にございますように7名でございます。いずれも人格高潔にして経験豊富な方々であり、財産区管理委員の職に適任であると考えます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
13:
◯議長(
伊藤 壽君) これより質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
14:
◯議長(
伊藤 壽君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結いたします。
お諮りします。ただいま議題となっております本議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
15:
◯議長(
伊藤 壽君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案については委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論を許します。
〔「なし」の声あり〕
16:
◯議長(
伊藤 壽君) 討論もないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第30号 北姫財産区管理委員の選任についてを採決いたします。
お諮りいたします。本議案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
17:
◯議長(
伊藤 壽君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
──────────────────────────────────────
議案第31号について(提案説明・質疑・討論・採決)
18:
◯議長(
伊藤 壽君) 日程第5、議案第31号 可茂広域公平委員会委員の選任についてを議題といたします。
提出議案の説明を求めます。
市長
冨田成輝君。
19:
◯市長(
冨田成輝君) 議案第31号 可茂広域公平委員会委員の選任について御説明いたします。
可茂広域公平委員会委員の選任につきましては、令和2年3月31日をもって任期が満了となります、現委員の山田隆治さんの後任として、可児市羽崎在住の佐橋雅喜さんを選任することについて、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
佐橋さんにおかれましては、元可児市職員でありまして、当市の副市長や部長職を歴任されるなど行政について非常に精通しておられること、また、公平委員の職務は、懲戒処分等を受けた職員からの不服申立てを審理する機関であることを踏まえ、人事行政担当の経験が長く、懲戒処分等に関し識見も高いことから、可茂広域公平委員会委員として適任であると考え、選任いたしたいと存じます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
20:
◯議長(
伊藤 壽君) これより質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
21:
◯議長(
伊藤 壽君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結いたします。
お諮りします。ただいま議題となっております本議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
22:
◯議長(
伊藤 壽君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案については委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論を許します。
〔「なし」の声あり〕
23:
◯議長(
伊藤 壽君) 討論もないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第31号 可茂広域公平委員会委員の選任についてを採決いたします。
お諮りします。本議案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
24:
◯議長(
伊藤 壽君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
──────────────────────────────────────
議案第1号から議案第18号まで及び議案第23号について(提案説明・委員会付託)
25:
◯議長(
伊藤 壽君) 日程第6、議案第1号から議案第18号まで及び議案第23号の19議案を一括議題といたします。
提出議案の説明を求めます。
市長
冨田成輝君。
26:
◯市長(
冨田成輝君) 令和2年度当初予算案をはじめとする諸議案の審議をお願いするに当たり、私の市政運営に関する所信を申し述べ、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。
まずは、令和2年度の基本方針です。
我が国の経済は、内閣府が1月に公表した月例経済報告では、景気は輸出が引き続き弱含む中で、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復していると報告されています。
また、経済産業省による中部地域の管内総合経済動向では、改善しているものの足踏みが見られ、生産と輸出の部門が引き続き弱含みとなっていると報告されています。現に、市内製造業に携わる皆さんからは、好況時の揺り戻しにより当面厳しい状況になるとの声をお聞きしており、製造業が集積する本市にとっては厳しさが増しているとうかがえます。
一方で、人手不足は深刻であり、多治見公共職業安定所管内による有効求人倍率は平成21年から上昇を続け、令和元年12月時点で2.30倍と全国平均を上回っていますが、昨年実施された消費税率の引上げによる消費者マインドの低下や米中経済の先行き、中東地域をめぐる情勢、新型肺炎など海外事象の不安要素もあり、我が国の経済状況は先行きが見通せない状況と考えております。さらに、日本は平成20年をピークに人口が減少に転じており、本格的な少子高齢化、人口減少社会を今後迎えることになります。
本市においては、住民基本台帳による人口は平成26年から微増傾向にあるものの、将来人口推計においては令和12年に9万1,423人、令和22年に8万6,592人へと減少していくものとし、老年人口割合においても令和12年に31.8%、令和22年に34.2%と長期的には少子高齢化が進展していくものとしています。また、生産年齢人口割合も令和12年に55.4%、令和22年に51.7%へと下がり、働き手となる生産年齢人口も減少していきます。
本市の財政状況は、類似団体との比較や健全化判断比率などから見ると、健全な状態を維持しております。市税については、家屋や店舗の新増築の伸びにより固定資産税が増額し、令和2年度の市税収入は148億円、対前年比0.8%と微増を見込んでいますが、今後も大幅な増加は見込めない状況でございます。
一方、開館から17年経過した文化創造センター アーラの大規模改修に加え、高度経済成長期以降、集中的に建設された地区センターや小・中学校、道路、橋梁などの維持管理費や大規模改修の更新費用が今後大きな負担となってまいります。また、少子高齢化を受けて増加していく社会保障費や大型事業推進に伴う公債費が増加してきており、今後ますます財政を圧迫していくことが見込まれます。
こうした本市を取り巻く厳しい状況から、今後の人口減少に伴って起こり得る事態に備え長期的な視点を持ちつつ、喫緊の課題にも対応した施策の
選択と集中により、限られた財源・資源を効果的に配分し、次世代に負担をかけない市政運営の指針として可児市政経営計画を策定いたしました。
本計画では、「住みごこち一番・可児 ~安心、元気、楽しいまち~」の実現に向けて引き続き4つの重点方針を定めるとともに、令和2年度から令和5年度に重点的に取り組む事業を
選択いたしました。その中でも、地域・経済の元気づくりを最重点方針として位置づけ、企業誘致と観光振興を最重点施策として重点的に取り組んでまいります。
企業誘致につきましては、地域の要望を受け、いよいよ東海環状自動車道可児御嵩インターチェンジ隣接地の工業団地開発に本格着手いたします。製造業を中心とした優良な企業を積極的に誘致し、将来にわたって市税収入を確保するとともに、新規雇用の創出などが見込まれます。可児御嵩インターチェンジ工業団地開発事業は、総事業費約47億円という市政始まって以来の過去に経験のない大規模な民間型事業となりますが、本市の未来のためにチャレンジしてまいりたいと考えております。
観光振興につきましては、本市がその舞台の一つとなるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送という千載一遇のチャンスを生かし、本市の魅力を多くの人に伝えてまいります。観光グランドデザインに定めたとおり、まずは市民、特に将来世代が本市に愛着と誇りを持って住み続けたいと思う取組、そして市外の人たちが来たくなる、住みたくなるような取組を進めてまいります。また、民間事業者のお力を得て、市内観光施設や飲食などサービス業施設への誘客につなげてまいります。
新年度の予算編成につきましては、市民の皆様の要望などを受けた各部の事業要求額をまとめると、数十億円の歳出超過となった中で、本市にとって効果が見込まれる事業なのか、多くの市民が必要とする事業なのかなど厳格に線引きし、予算編成作業を進めてまいりました。
以上を踏まえ、令和2年度の可児市一般会計予算案は、前年比1億円、0.3%増の315億5,000万円といたしました。特別会計及び企業会計を合わせた予算総額は、前年比約22億2,600万円、3.8%増の612億6,300万円となります。
それでは、各重点方針について御説明いたします。
まずは、高齢者の安気づくりです。高齢者の人口が年々増加していく本市の人口構成の中で、高齢化率は昨年10月に27.19%となり、同年4月と比較しても0.16ポイント増加しております。
昨年はこうした超高齢社会において、民生児童委員の皆様に御協力いただきながら高齢者宅を訪問いたしました。生活状況や困り事などの聞き取りや情報提供を通して、高齢者の皆さんが市や社会とつながりを持つことで孤独感を減らし、安心感を持っていただける取組を行ってまいりました。多くの高齢者の方々からは、この訪問を待っていたというお声を頂きました。また、訪問させていただいた民生児童委員の皆さんや職員からは、直接お会いしてお話をさせていただくことが有意義であったという声を聞いております。来年度もできる限り高齢者の方々にお会いできるよう、本事業を継続してまいりたいと考えております。さらに、高齢になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるように、医療、介護、生活分野の支援を一体的に連携して高齢者を支えていく地域包括ケアシステムをより深めてまいります。
帷子地域包括支援センターを地域の要望に応え、帷子地区センターに移転することに加え、日常生活圏ごとに生活支援コーディネーターを配置し、より細かく高齢者を支援できる体制を整えます。また、高齢者が気軽に参加できる介護予防のためのまちかど運動教室や岐阜医療科学大学と連携した講座を充実していきます。加えて認知症予防教室、認知症サポーター養成講座などによりボランティアを育成し、地域でのサロン活動などの支援を行います。
第8期高齢者福祉計画及び介護保険事業計画を新たに策定し、高齢者が住み慣れた地域で最後まで安心して暮らし続けるための取組を示していくとともに、計画期間中の事業量を推計し、介護保険制度を適切に運営してまいります。
次に、子育て世代の安心づくりです。
子育て健康プラザ マーノを中心として、家庭・地域・関係機関が手を取り合い、妊娠期(マイナス10か月)から連携し、適切かつ切れ目ない子育て支援を推進していきます。子育て世代が地域や行政と関わりながら安心して子供を育てられる環境と、楽しく安全に過ごすことができる居場所づくりのために、地域子育て支援拠点を引き続き支援してまいります。
子育て健康プラザ マーノや児童センターの安全性を高め、子供や保護者が安心して利用できるよう非常通報装置や防犯カメラを設置します。子供のいじめ防止の取組や支援が必要な子育て家庭の早期発見・対処に加え、こども食堂など市民ボランティアの活動を支援してまいります。また、妊婦の健康管理を支援するため、妊婦健康診査費、妊婦歯科健康診査費の助成を行うとともに、子供を持ちたいという希望に寄り添うため、一般不妊治療及び特定不妊治療費の助成を行っていきます。また、令和2年度から新たに聴覚障がいの早期発見と早期療育を目的に、新生児聴覚検査に対して助成を始めます。
利用希望児童数が増加している学童保育については、高まる保育ニーズに対応するため、土田小学校キッズクラブの専用施設を新築いたします。また、学校教育においては、可児市教育大綱を実現するため、第2期可児市教育振興基本計画を4月からスタートさせ、引き続き笑顔の学校づくりを推進し、子供の成長を支えていきます。
本市においては、教育に関わる予算が多くなる中で、学校の情報化に対する補助金など外部資金の拡充の機会を捉え、児童・生徒の情報活用能力の向上と教職員の負担軽減を図るため、国が進めるICTを活用した学習活動を推進してまいります。さらに令和2年度から2年間かけて、蘇南中学校校舎大規模改造工事を実施し、学習環境を改善します。
市内の外国籍児童・生徒数が、本年2月に745人と過去最高となりました。今後も増加が予想される外国籍児童・生徒に対応するため、第2ばら教室KANIを開設し、円滑な学校生活がスタートできるよう就学支援を行ってまいります。
次に、地域・経済の元気づくりです。
冒頭にお話ししました重点事業のほかに、市内には全国に誇れる技術を持つ企業や地域経済の担い手として活躍する企業が多くあります。若者に市内企業のよさを知ってもらうため、可児の企業魅力発見フェアの開催や、ワーク・ライフ・バランスに取り組む企業を応援する可児わくわくWorkプロジェクトを推進して、若者が地元で就職し暮らすことにつなげていきます。
市内には、歴史的にも魅力ある資源があります。昨年の全国山城サミットの成功により、全国的に知名度が向上した市内にある山城を、市民と協働で地域資源として磨き上げていきます。特に、明智城跡では、人々が穏やかに暮らせる争いのない時代を願った明智光秀を438年の時を経てブロンズ像として復活させ、毎年、全国の光秀ファンがこのブロンズ像の下に集まり、市内各所へ訪れてくれるような仕掛けをスタートしたいと考えております。
さらに、可児市かわまちづくり基本計画に位置づけた木曽川左岸エリアの土田渡多目的広場については、様々な用途に利用できる広場を備え、誰もが楽しめる場所として令和2年度の完成を目指します。これまでの地元の皆様の御努力と関係各位の取組が開花することを期待しております。
最後に、まちの安全づくりです。
昨年は、台風15号、19号や令和元年8月の前線に伴う大雨、一昨年は北海道胆振東部地震など、日本各地で大きな被害が発生いたしました。頻発する集中豪雨や大地震などの大規模な自然災害に備え、地域の状況に応じた施策を実施するための国土強靭化地域計画を策定いたします。
災害対策では、災害備蓄品を充実するとともに防災情報の適切な発信、防災訓練の実施、避難行動要支援者名簿の更新などを行います。また、土砂災害や洪水、農業用ため池のハザードマップの作成や急傾斜地崩壊対策、河川改修を引き続き実施してまいります。
そのほか、地震に対する建築物の安全性に関する意識啓発、耐震改修の促進を図り、道路・橋梁や水道・下水道を安全かつ継続的に維持するため、優先順位を定め、計画的に点検や補修を行い、災害に強いまちづくりを目指します。
また、誰もが安心して暮らすことができるように、障がいのある人の自立支援やその家族を支えるための生活支援を実施していくとともに、医療機関などとの連携を図り、生活困窮者への総合的な支援を行い、自立した生活への移行につなげてまいります。
可児市成年後見制度利用促進基本計画に基づき、成年後見制度の理解と利用促進のため、本年1月に中核機関を設置し、関係機関との連携及び情報共有を図ってまいります。
結びに、昨年は皇位継承が行われ、元号も平成から令和に替わり、新しい時代が幕を開けました。今年はオリンピックイヤーで、オリンピック精神の友情・連帯感・フェアプレーは市民一人一人や地域に元気や活力を与えてくれると思います。
可児市においても、昨年、岐阜医療科学大学可児キャンパスに看護学部と助産学専攻科が開設され、令和2年4月からは薬学部が新設されます。将来的には1,000人を超える学生が学ぶことになり、市内の地域医療を支える人材の輩出と新たな元気と活力につながることを期待しております。
さらに令和4年には、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送が予定されています。北条義時と朝廷が争う承久の乱の合戦の場は土田渡多目的広場を含めた一帯と言われ、再び可児市が注目されることが期待されております。
この機会を捉え、「住みごこち一番・可児 ~安心、元気、楽しいまち~」の実現を目指すとともに、「可(か)能性のある児(こ)の育つまち」、「おだやかにくらせるまち」をキャッチフレーズに、可児市のよさを全国の人に知っていただくようシティプロモーションに力を入れてまいります。
市民の皆様、並びに議員各位の一層の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げ、令和2年度の施政方針とさせていただきます。以上でございます。
27:
◯議長(
伊藤 壽君) 続いて、詳細な説明を求めます。
企画部長 牛江宏君。
28: ◯企画部長(牛江 宏君) それでは、私からは予算関連の説明をさせていただきます。
議案書1番をお願いいたします。
議案第1号から議案第15号までの令和2年度当初予算、及び議案第16号から議案第18号までの令和元年度3月補正について御説明いたします。
まず、令和2年度当初予算につきましては、資料番号2及び3のこの資料で説明いたしますので、御用意のほどをお願いいたします。
それでは、まず資料番号3のほうの令和2年度可児市予算の概要をお願いいたします。
24ページをお願いいたします。
それでは、令和2年度の財政規模でございます。
令和2年度一般会計の予算額は、前年度に対して1億円、0.3%増の315億5,000万円で過去3番目の予算規模でございます。少子高齢化の進展による社会保障費の増大とともに、蘇南中学校大規模改造事業費や文化創造センター大規模改修事業費等が増額となったことによるものでございます。以下、比較増減は前年度対比の数値でございますので、よろしくお願いします。
特別会計の予算額は11.1%増の217億7,150万円でございます。新たに可児御嵩インターチェンジ工業団地開発事業特別会計を新設し、可児御嵩インターチェンジに隣接する工業団地開発に本格着手することなどにより増額したものでございます。
なお、一般会計、12の特別会計及び2の企業会計を合わせた総予算額は、3.8%増の612億6,350万円でございます。
25ページを御覧ください。
一般会計の概要でございます。
歳入の
科目別内訳について、主なものを御説明いたします。なお、
一覧表が26ページにございますので、併せて御覧ください。
市税は歳入の46.9%を占め、歳入の根幹をなしております。市民税については、法人税割の税率引下げに伴い前年度と比較して減少、固定資産税については、家屋の新増築や新たな設備投資等により前年度と比較して増加、その他の市税を含め、市税全体では0.8%増の148億1,300万円を計上しております。
法人事業税交付金は、市民税法人税割の税率引下げに伴う減収分の補填措置として新たに計上しております。
地方消費税交付金は、令和元年10月からの消費税の引上げ等の影響により、8.6%増の19億円を計上しております。
地方交付税は、国の予算における地方交付税総額の微増、幼児教育・保育の無償化等の需要額の増加があるものの、合併算定替えの段階的縮減や基準財政収入額の増加等の要因を見込み、15.7%減の18億3,000万円を計上しております。
分担金及び負担金につきましては、幼児教育・保育の無償化に伴う保育園保育料の減少等により、51.4%減の1億2,158万7,000円を計上しております。
国庫支出金は、プレミアム付商品券に係る地域住民生活等緊急支援交付金が減少するものの、幼児教育・保育の無償化に伴う子育てのための施設等利用給付負担金や、中学校校舎大規模改造事業補助金等の増加により、11.4%増の38億9,063万4,000円を計上しております。
県支出金は、子育てのための施設等利用給付負担金や国勢調査委託金等の増加により、13.3%増の22億3,749万6,000円を計上しております。
繰入金は、財政調整基金や公共施設整備基金の繰入額が減少することにより、43.9%減の8億6,253万円を計上しております。
諸収入は、プレミアム付商品券事業に伴う地域通貨資金貸付金元金収入及び発行収入の減少などにより、42.1%減の9億7,169万円を計上しております。
市債は、蘇南中学校大規模改造事業費や文化創造センター大規模改修事業費の増加などにより、40.8%増の29億3,180万円を計上しております。
次に28ページを御覧ください。
歳出予算の目的別内訳について主なものを御説明いたします。なお、
一覧表は29ページにございますので、併せて御覧ください。
総務費は、庁舎西館空調更新工事費や国勢調査事業費が増加するものの、地域通貨負担金等の減少により、12.1%減の40億1,560万5,000円を計上しております。
民生費は、自立支援等給付費や土田小キッズクラブ新築工事費の増加等により、2.1%増の112億6,697万2,000円を計上しております。
衛生費は、可茂衛生施設利用組合負担金の減少等により、1.9%減の23億2,359万9,000円を計上しております。
農林水産業費は、中濃地域農業共済事務組合負担金や県営土地改良事業負担金の減少等により、5.4%減の5億5,475万円を計上しております。
商工費は、プレミアム付商品券事業などが減少するものの、可児御嵩インターチェンジ工業団地開発事業特別会計繰出金の増加などにより、4.5%増の8億4,574万3,000円を計上しております。
土木費は、土田渡多目的広場整備事業費などが増加するものの、市道112号線改良事業費や可児駅東土地区画整理事業特別会計繰出金の減少等により、5.4%減の34億9,361万4,000円を計上しております。
消防費は、可茂消防事務組合分担金や消防団員退職報償金の増加等により、0.5%増の11億2,049万2,000円を計上しております。
教育費は、蘇南中学校大規模改造事業費や文化創造センター大規模改修事業費の増加などにより、20%増の51億8,215万9,000円を計上しております。
次に、29ページ下段の歳出予算の性質別内訳について、主なものを御説明いたします。なお、
一覧表は30ページにございます。
義務的経費につきましては、物件費の賃金から報酬等に支出科目が変更になったことなどによる人件費の増加、さらに自立支援等給付費等の増加により、扶助費が増加しております。義務的経費全体では、4.4%増の140億8,918万3,000円、歳出に占める構成比は44.7%となっております。
投資的経費は、市道112号線改良事業費や市営住宅改修事業費等の減少の一方、蘇南中学校大規模改造事業費や文化創造センター大規模改修事業費等の増加により、28.8%増の31億9,416万6,000円、歳出に占める構成比は10.1%でございます。
続きまして、資料番号2のほうの可児市予算書をお願いいたします。
9ページをお願いいたします。
債務負担行為の設定でございます。
市民税賦課支援経費につきましては、賦課事務の業務委託が令和2年度の2月から翌令和3年度にわたる事務であることから設定するものでございます。
乗里踏切道改良事業につきましては、JR太多線乗里踏切に歩道を設置する工事につきまして、東海旅客鉄道株式会社に、令和4年度までの3か年にわたり負担金を支出することから設定するものでございます。
花いっぱい運動につきましては、この事業に使用する苗を前年度に発注する必要があるため設定するものでございます。
中学校大規模改造事業は、蘇南中学校の大規模改造工事が令和3年度にわたるため設定するものでございます。
公共用地の取得等委託と金融機関の可児市土地開発公社に対する貸付金の債務保証につきましては、可児市土地開発公社に対して、公共用地の先行取得を委託する際の買戻しを約束するものと借入金に対する債務保証を行うものでございます。
次に、10ページから11ページにかけて御覧ください。
地方債でございます。
地方債につきましては、まちづくり振興基金積立事業をはじめ15件、総額29億3,180万円で、限度額などについて承認をお願いするものでございます。
次に、また資料番号3、可児市の予算の概要へ戻っていただきまして、31ページをお願いいたします。
特別会計・企業会計の概要について御説明いたします。
一覧表は32ページにございますので、併せて御覧ください。
議案第2号 令和2年度可児市国民健康保険事業特別会計予算の事業勘定につきましては、被保険者の減少及び国民健康保険事業費納付金の減少等により、2.9%減の104億1,000万円、直診勘定は5.6%減の1,700万円としまして、合わせて104億2,700万円を計上しております。
議案第3号 令和2年度可児市後期高齢者医療特別会計予算でございます。
被保険者の増に伴う後期高齢者医療広域連合納付金の増加等により、14.1%増の13億7,700万円を計上しております。
議案第4号 令和2年度可児市介護保険特別会計予算でございます。
まず保険事業勘定につきましては、介護保険サービス給付費等の増加により、4.2%増の73億7,100万円、介護サービス事業勘定は9.1%増の840万円とし、合わせて73億7,940万円を計上しております。
議案第5号 令和2年度可児市自家用工業用水道事業特別会計予算につきましては、0.3%増の1億6,050万円を計上しております。
議案第6号 令和2年度可児市農業集落排水事業特別会計予算につきましては、2.9%減の1億7,000万円を計上しております。
議案第7号 令和2年度可児市可児駅東土地区画整理事業特別会計予算につきましては、駅前広場整備事業費の減少等によりまして、83.6%減の3,300万円を計上しております。
議案第8号 可児市可児御嵩インターチェンジ工業団地開発事業特別会計予算は、工業団地開発を行うため、令和2年度から新たに創設したところでございます。開発用地の購入費や開発に伴う大規模な発掘調査費など22億円を計上しております。
議案第9号 令和2年度可児市土田財産区特別会計予算につきましては、前年度同額の330万円の計上でございます。
議案第10号 令和2年度可児市北姫財産区特別会計予算につきましては、29.4%減の1,270万円を計上しております。
議案第11号 令和2年度可児市平牧財産区特別会計予算につきましては、前年度同額の360万円の計上でございます。
議案第12号 令和2年度可児市二野財産区特別会計予算につきましては、前年度同額の140万円の計上でございます。
議案第13号 令和2年度可児市大森財産区特別会計予算につきましては、前年度同額の360万円の計上でございます。
議案第14号 令和2年度可児市水道事業会計予算につきましては、収益的収入で26億9,900万円、資本的収入で4,700万円、また収益的支出で23億2,300万円、資本的支出で8億7,000万円、予算総額では2.6%増の31億9,300万円を計上しております。
議案第15号 令和2年度可児市下水道事業会計予算につきましては、収益的収入では31億800万円、資本的収入で9億1,600万円、また、収益的支出で26億700万円、資本的支出で21億4,200万円、予算総額では2.8%減の47億4,900万円を計上しております。以上が令和2年度の当初予算でございます。
続きまして、令和元年度の3月補正予算について御説明いたします。
内容につきましては、資料番号4でございますが、令和元年度可児市補正予算書で御説明申し上げます。御用意のほうをお願いいたします。
1ページをお願いいたします。
議案第16号 令和元年度可児市一般会計補正予算(第5号)についてでございます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,220万円を追加し、歳入歳出それぞれ318億4,090万円とするものでございます。
また、既定の繰越明許費及び地方債の追加を行うものでございます。
1ページめくっていただきまして、2ページを御覧ください。
歳入でございます。
地方特例交付金3,000万円の減額は、幼児教育・保育の無償化に伴う地方負担増加分につきまして、地方負担のうち県負担分については、地方特例交付金ではなく県負担金として交付されることとなったため減額しまして、県支出金に組み替えるものでございます。
国庫支出金でございます。1億3,317万3,000円の増額は、プレミアム付商品券の発行に係る地域住民生活等緊急支援交付金が4,430万円減額となるものの、公立小・中学校LAN整備などに係る補助金9,800万円の追加、障がい者自立支援給付費負担金の増額などにより、全体で増額するものでございます。
県支出金でございます。3,836万1,000円の増額は、先ほどの地方特例交付金との組替えによる3,000万円の増額と障がい者自立支援給付費負担金の増額などによるものでございます。
寄附金1億円の増額は、ふるさと応援寄附金が年末にかけて大きく伸びたことにより増額するものでございます。
繰入金2,985万円の減額は、財政調整基金繰入金及び公共施設整備基金繰入金を減額したものによるものでございます。
諸収入2億3,748万4,000円の減額は、プレミアム付商品券の発行見込数の減少に伴い、地域通貨発行収入を減額するものなどでございます。
市債9,800万円の増額は、公立小・中学校校内LAN整備等工事費に対し起債するものでございます。
次に3ページ、歳出でございます。
総務費は6,112万7,000円の増額でございます。
総務管理費6,285万円の増額は、プレミアム付商品券、地域通貨負担金の減額と財政調整基金及び公共施設整備基金への積立てを増額することによるものでございます。
戸籍住民基本台帳費1,465万6,000円の増額は、個人番号カード関連事務委任交付金を増額するものでございます。
選挙費1,637万9,000円の減額は、岐阜県議会議員選挙の可児選挙区選挙が無投票になったため、その経費を減額するものでございます。
民生費1億9,400万円の増額でございます。
社会福祉費1億4,370万円の増額は、障がい者自立支援費の増額などによるもの、また、生活保護費5,030万円の増額は、前年度国庫負担金の精算による返還金などでございます。
衛生費は2,127万7,000円の減額でございます。
保健衛生費1,127万7,000円の減額は、県補助金の交付決定に合わせて、可茂地域病院群輪番制病院施設設備整備補助金を減額するものと、清掃費1,000万円の減額は、ごみ収集委託料、ごみ袋作成委託料の契約金額により減額するものでございます。
農林水産業費は1,000万円の減額でございます。
県の実施工事の延伸に伴い、県営土地改良事業負担金が減額になったことによるものでございます。
商工費は5,050万円の減額でございます。
プレミアム付商品券の発行減少に伴う地域通貨発行事業費補助金の減額などによるものでございます。
土木費は205万円の増額でございます。県道改良事業に対する市負担金の増額によるものでございます。
教育費は1億6,400万円の増額でございます。
小学校費及び中学校費は、公立全小・中学校に無線LANを整備するものなどでございます。
幼稚園費は、幼稚園就園奨励費補助金の交付見込額に合わせて減額するものと、社会教育費は、文化創造センター大規模改修工事費の契約金額により減額するものでございます。
公債費は、決算見込額に合わせて減額するものでございます。
次に、5ページの繰越明許費の補正でございます。
用地交渉などに日数を要するもの、それから、先ほど御説明しました小・中学校のLAN整備など、次年度に事業を繰り越すものなど12件を追加するものでございます。
次に、6ページの地方債の補正でございます。
小・中学校LAN整備工事費に対し、その財源として市債を追加するものでございます。
続きまして、議案第17号になりますので、23ページのほうをお願いいたします。
議案第17号 令和元年度可児市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
23ページでございます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,700万円を追加し、歳入歳出をそれぞれ12億3,400万円とするものでございます。
24ページを御覧ください。
歳入でございます。
後期高齢者医療保険料2,460万円の増額は、被保険者数の増加などに伴い保険料を増額するもの、繰入金240万円の増額は、保険基盤安定負担金の交付決定に伴い一般会計繰入れを増額するものでございます。
歳出でございます。
後期高齢者医療広域連合納付金2,700万円の増額は、保険料の増額などに伴い、保険料等負担金を増額するものでございます。
続きまして、議案第18号でございます。
同じ資料の29ページをお願いいたします。
議案第18号 令和元年度可児市水道事業会計補正予算(第1号)でございます。
水需要が増えたことから、収益的収入及び支出について必要な補正をするものでございます。また、配水池解体撤去に伴う資産減耗費の増額などを補正するものでございます。以上、補正予算でございます。
29:
◯議長(
伊藤 壽君) 総務部長 田上元一君。
30: ◯総務部長(田上元一君) それでは、私のほうからは予算関連の条例について、提案説明をさせていただきます。
資料番号1、議案書は25ページをお願いいたします。併せまして資料番号6、提出議案説明書は3ページをお願いいたします。
議案第23号 可児市特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
可児御嵩インターチェンジ工業団地開発事業を実施するため、新たに特別会計を創設するものでございます。
改正内容は、第1条新第4号に、可児市可児御嵩インターチェンジ工業団地開発事業特別会計を追加するでございます。
施行日は令和2年4月1日でございます。以上でございます。
31:
◯議長(
伊藤 壽君) 続いて、議案付託についてお諮りいたします。
議案第1号から議案第18号まで及び議案第23号の19議案については、ここでの議案質疑は行わないこととし、予算決算委員会に付託の上、審査することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
32:
◯議長(
伊藤 壽君) 御異議がないものと認めます。よって、議案第1号から議案第18号まで及び議案第23号の19議案については、予算決算委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。
──────────────────────────────────────
議案第19号から議案第22号まで、議案第24号から議案第29号まで及び議案第32号につい
て(提案説明)
33:
◯議長(
伊藤 壽君) 日程第7、議案第19号から議案第22号まで、議案第24号から議案第29号まで及び議案第32号の11議案を一括議題といたします。
提出議案の説明を求めます。
総務部長 田上元一君。
34: ◯総務部長(田上元一君) それでは、よろしくお願いいたします。
資料番号1、議案書は11ページをお願いいたします。併せまして資料番号6、提出議案説明書は1ページをお願いいたします。
議案第19号 可児市監査委員条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
地方自治法の改正に伴い、改正するものです。
改正内容は、第3条において、地方自治法の条項にずれが生じることに伴い、引用条項を改めるでございます。
施行日は令和2年4月1日でございます。
続きまして、議案書は12ページをお願いいたします。提出議案説明書は1ページから2ページをお願いいたします。
議案第20号 可児市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
会計年度任用職員制度への移行に伴い、非常勤職員の育児休業及び部分休業について定めるものでございます。
主な改正内容は、第2条第3号は、育児休業をすることができない職員として任期付短時間勤務職員を明記する。
第2条第4号は、育児休業をすることができる非常勤職員の要件を明記する。
新第2条の3は、非常勤職員の育児休業の期限を、場合に応じて、養育する子の1歳到達日、1歳2か月到達日、1歳6か月到達日と規定する。
第18条第2号は、部分休業をすることができる非常勤職員の要件を明記する。
第19条第3項は、非常勤職員に対する部分休業の承認の範囲について規定するなどでございます。
施行日は令和2年4月1日でございます。
続きまして、議案書は20ページをお願いいたします。提出議案説明書は2ページをお願いいたします。
議案第21号 可児市議会の議員その他非常勤職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
会計年度任用職員制度への移行に伴い、給料を支給される非常勤職員の補償基礎額を定めるものでございます。
改正内容は、第5条第6号において、非常勤職員のうち、給料を支給される職員の補償基礎額は、地方公務員災害補償法第2条第4項に規定する平均給与額の例により実施機関が市長と協議して定める額とするでございます。
施行日は令和2年4月1日でございます。
続きまして、議案書22ページをお願いいたします。提出議案説明書は2ページをお願いいたします。
議案第22号 可児市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の改正に伴い、改正するものでございます。
改正内容は、別表第14項第6号は、建築物エネルギー消費性能基準に適合している旨の認定の申請に対する審査について省令に新たな基準が追加されたことに伴い、引用条項を改めるものです。
別表中備考3、新備考4、新備考5は、別表第13項及び第14項の申請に係る建築物について、2以上の区分に該当する場合における手数料の額の計算方法を明確にするでございます。
施行日は公布の日でございます。
続きまして、議案書26ページをお願いいたします。提出議案説明書は3ページをお願いいたします。
議案第24号 可児市教育に関する事務の職務権限の特例を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴い、教育委員会の権限に関する事務について、市長が管理し、及び執行することにできる事務が明確にされたため改正するものでございます。
改正内容は、第1項新第1号、第3号、第4号において、文化に関することに含めていた図書館等の設置、管理及び廃止に関すること並びに文化財の保護に関することを市長が管理し、及び執行する事務として明確にするため、法律の規定に合わせた規定とするでございます。
施行日は令和2年4月1日でございます。
続きまして、議案書27ページをお願いいたします。提出議案説明書は3ページをお願いいたします。
議案第25号 可児市文化創造センター条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
可児市文化創造センター アーラの利用料金の限度額を見直すものでございます。
改正内容は、別表において、可児市文化創造センターの利用料金の限度額を改める。
附則第2項において、改正後の可児市文化創造センターの利用料金の限度額は、令和3年4月1日以後の利用に係る利用料金について適用し、同日前の利用に係る利用料金については、改正前の利用料金とする経過措置を規定するでございます。
施行日は令和2年4月1日でございます。
続きまして、議案書は30ページをお願いいたします。提出議案説明書は3ページから4ページを御覧いただきたいと思います。
議案第26号 可児市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
国が定める特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の改正に伴い、当該基準に従い、または参酌して改正するものでございます。
改正内容は、第13条第4項第3号は、保育所等に通う3歳以上の子供に対する副食の提供に要する費用を当該子供の保護者から支払いを受けることができるよう規定を追加する。
第53条から第61条までは、幼児教育・保育の無償化に伴い位置づけられた特定子ども・子育て支援施設等について、支援の提供の記録、利用料の受領等、その他運営に関する基準を規定するものでございます。
施行日は令和2年4月1日でございます。
続きまして、議案書少し飛びまして68ページをお願いいたします。提出議案説明書は4ページをお願いいたします。
議案第27号 可児市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
国が定める放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、当該基準を参酌して改正するものでございます。
改正内容は、附則第3条において、放課後児童支援員の要件である県知事が行う研修を修了した者に、当該研修を修了することを予定している者も含むとする経過措置を令和5年3月31日まで延長するものでございます。
施行日は令和2年4月1日でございます。
続きまして、議案書は69ページをお願いいたします。提出議案説明書は4ページをお願いいたします。
議案第28号 可児市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、改正するものでございます。
改正内容は、第2条第2項第2号において、印鑑の登録を受けることができない者のうち、「成年被後見人」を削り、「意思能力を有しない者」を加えるものでございます。
施行日は公布の日でございます。
続きまして、議案書72ページを御覧いただきたいと思います。提出議案説明書は4ページをお願いいたします。
議案第29号 可児市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
地方自治法の改正に伴い、改正するものでございます。
改正内容は、第5条において、地方自治法の条項にずれが生じることに伴い、引用条項を改めるものでございます。
施行日は令和2年4月1日でございます。
続きまして、議案書は75ページを御覧いただきたいと思います。提出議案説明書は5ページをお願いいたします。併せまして資料番号8、市道路線の認定位置図その1からその3までをお願いいたしたいと思います。
議案第32号 市道路線の認定についてでございます。
公共施設の管理移管に伴い、起点、可児市大森字奥山、終点、可児市大森字奥山を市道2500号線、市道2501号線として新たに認定するもの。
通り抜け可能な道路区間の工事が完了し、供用開始できることとなったため、起点、可児市石井字八ケ尻、終点、可児市石井字八ケ尻を市道3299号線として新たに認定するもの。
市道として認定し得ることが適当な道路であると認められるため、起点、可児市東帷子字東洞、終点、可児市東帷子字東洞を市道8387号線として新たに認定するものでございます。以上でございます。
35:
◯議長(
伊藤 壽君) 以上で提出議案の説明は終わりました。
──────────────────────────────────────
散会の宣告
36:
◯議長(
伊藤 壽君) 以上で本日の日程は終わりました。
お諮りします。議事の都合により本日の会議はこの程度にとどめ、委員会審査及び議案精読のため、明日から3月8日までの16日間を休会したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
37:
◯議長(
伊藤 壽君) 御異議がないものと認めます。よって、明日から3月8日までの16日間を休会することに決定いたしました。
次は3月9日午前9時から会議を再開いたしますので、よろしくお願いいたします。
本日はこれをもって散会いたします。長時間にわたり誠にお疲れさまでした。ありがとうございました。
散会 午前10時06分
前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
令和2年2月21日
可児市議会議長 伊 藤 壽
署 名 議 員 中 野 喜 一
署 名 議 員 田 原 理 香
発言が指定されていません。 Copyright (c) KANI CITY PLENARY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...