可児市議会 2015-05-27
平成27年第3回定例会(第1日) 本文 開催日:2015-05-27
さて、本日御提案申し上げます案件は、承認を求めるもの3件、予算に関するもの1件、条例に関するもの5件、人事に関するもの1件、その他9件の計19件でございます。
本日御提案申し上げる案件において、財産の取得につきましては、本来議会の議決を得るべき財産の取得に該当するため、さきの議会で議決を得るべきでございましたが、本議会での提案になりましたことをおわび申し上げますとともに、改めて本議会での議決をお願いするものでございます。
詳細につきましては、後ほど御説明申し上げますので、何とぞ十分な御審議を賜りますようお願い申し上げまして開会の御挨拶といたします。
4:
◯議長(
川上文浩君) 次に、事務局長から諸報告をさせます。
5:
◯議会事務局長(
吉田隆司君) それでは、諸報告をいたします。
議長会の関係でございます。第98回東海市議会議長会定期総会が4月15日に四日市市で開催されました。次に、第36回可茂地域市町村議会議長会議が5月8日に白川町で開催されました。会議の概要につきましては、お手元に配付させていただきましたのでよろしくお願いいたします。以上でございます。
6:
◯議長(
川上文浩君) 以上をもって諸報告は終わりました。
これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、お手元に配付しましたとおり定めましたので、よろしくお願いいたします。
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会議録署名議員の指名
7:
◯議長(
川上文浩君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、12番議員 川合敏己君、13番議員 天羽良明君を指名します。
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会期の決定について
8:
◯議長(
川上文浩君) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
今期
定例会の会期は、本日から6月19日までの24日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
9:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、今期
定例会の会期は、本日から6月19日までの24日間と決定しました。
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諸般の報告
10:
◯議長(
川上文浩君) 日程第3、諸般の報告をします。
初めに、去る3月31日、伊藤英生君から一身上の都合により議員を辞職したい旨の願い出がありましたので、地方自治法第126条の規定により、同日議員辞職願を許可しましたので報告をします。
次に、委員会条例第7条の規定により、閉会中の委員の所属変更をしましたので、変更後の委員会名簿をお手元に配付しました。
次に、地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告、地方自治法施行令第146条第2項の規定による平成26年度予算の繰越明許費繰越計算書の報告、地方公営企業法第26条第3項の規定による平成26年度可児市水道事業会計予算の繰越計算書の報告及び地方自治法第243条の3第2項の規定による出資法人の経営状況説明書の報告が市長から提出されましたので、配付しました。
次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により、平成27年2月分及び3月分、4月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、その写しをお手元に配付しました。
また、この間における請願、陳情につきましては、3件受理しておりますので、お手元に請願、陳情
文書表ともにその写しを配付しました。陳情につきましては、
文書表のとおり審査を付託します。
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発委第4号について(提案説明・質疑・討論・採決)
11:
◯議長(
川上文浩君) 日程第4、発委第4号 可児市議会6月
定例会を「バラ議会」と称する決議についてを議題とします。
提出案件の説明を求めます。
議会運営委員長
可児慶志君。
12:
◯議会運営委員長(
可児慶志君) 発委第4号、発案書。可児市議会6月
定例会を「バラ議会」と称する決議について。
上記の事件について、別紙のとおり発案する。
平成27年5月27日提出、提出者、可児市議会議会運営委員長
可児慶志、可児市議会議長
川上文浩様。
それでは、案文を朗読をもって提案とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
今、花フェスタ記念公園では、約7,000品種3万株のバラが見頃を迎えています。そして、去る5月16日からは、「花フェスタ2015ぎふ」が盛大に開催されています。
花フェスタ記念公園は、平成8年にオープン後、国内での評価はもとより、平成10年に英国王立バラ協会から友好提携公園として認められ、平成15年には世界バラ会議の優秀庭園賞を日本で初めて受賞するなど海外での評価も高く、「世界に誇るバラ園」として発展してきました。
開設後20周年を迎えるにあたり、可児市議会は、平成24年12月議会で岐阜県に、同公園の有効活用と知名度の向上、また、それに伴い地域の活性化、県内、市内の観光、経済の連携強化を目的に「花フェスタ'95」「花フェスタ2005ぎふ」に続くイベントの開催を求める意見書を提出し、今ここにそれが実現しました。今後も、市の観光交流の拠点の一つとして同公園を位置付け、継続的にバラを活かしたまちづくりに力を入れていかなければなりません。
また、可児市は、平成17年に市の花をバラと定め、バラを生かしたまちづくりを積極的に推進しています。
可児市議会は、毎年、バラが一番見頃を迎える6月
定例会を「バラ議会」と称し、市民をはじめ国内外にバラのまち可児を一層アピールし、地域・経済の元気づくりに寄与することをここに決議します。
平成27年5月27日、可児市議会。
13:
◯議長(
川上文浩君) これより質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
14:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結します。
委員長は自席にお戻り願います。
ただいま議題となっております本発委については、会議規則第37条第2項の規定により委員会への付託はしません。
これより討論を許します。
〔「なし」の声あり〕
15:
◯議長(
川上文浩君) 討論もないようですので、これにて討論を終結します。
これより発委第4号 可児市議会6月
定例会を「バラ議会」と称する決議についてを採決します。
お諮りします。本発委は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
16:
◯議長(
川上文浩君) 御着席ください。
起立全員と認めます。よって、本発委は原案のとおり決定しました。
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承認第1号から承認第3号までについて(提案説明・質疑・討論・採決)
17:
◯議長(
川上文浩君) 日程第5、承認第1号から承認第3号までの「専決処分の承認を求めることについて」を一括議題とします。
提出議案の説明を求めます。
総務部長 平田稔君。
18:
◯総務部長(平田 稔君) それでは、資料番号1番の議案書と資料番号4番の提出議案説明書をお願いいたします。
それでは、議案書の1ページをごらんください。
承認第1号 専決処分の承認を求めることについてでございます。
これは、地方税法の改正に伴い、可児市税条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、その承認を求めるものでございます。
主な改正内容は、第1条の改正において、第18条第4項は、法人市民税の均等割の税率適用区分における資本金等の額について、資本金等の額が資本金と資本準備金の合算額に満たない場合は資本と資本準備金の合算額とするという措置を講ずるものでございます。
付則第7条の3の2の第1項は、住宅ローン減税の対象期限が1年6カ月延長されたことに伴う条文整理を行うものでございます。
付則第9条及び付則第9条の2は、確定申告が不要な給与所得者等がふるさと納税を行う場合に、確定申告をせずに寄付金税額控除が受けられる特例を定めるとともに、ふるさと納税の特例控除額の上限を1割から2割に引き上げるものです。
付則第10条の2第7項は、新築のサービス付高齢者向け賃貸住宅に対して課する固定資産税について、税額の3分の2に相当する額を5年間減額するものです。
付則第11条の2は、地価が下落している場合において、土地の価格を下落修正できる仕組みを平成28年度及び平成29年度においても継続するものです。
付則第12条及び付則第13条は、平成27年度の評価がえに伴い、現行の土地に係る固定資産税の負担調整措置を3年延長するものです。
付則第16条第1項及び第2項は、平成27年度の評価がえに伴い、特別土地保有税の課税の特例措置を3年延長するものです。
付則第17条は、平成27年4月1日から平成28年3月31日までに初めて登録された電気軽自動車や、一定の燃費基準を達成した軽自動車に対して、平成28年度においてグリーン化特例という税率の軽減を行うものです。
また、第2条の改正において、付則第1条及び付則第3条は、平成27年度以後の年度分の軽自動車税について適用することとされていた原動機付自転車及び二輪車等に係る税率について、適用開始日を1年延長するものです。
施行日は平成27年4月1日です。
次に、議案書18ページをごらんください。議案説明書は2ページでございます。
承認第2号 専決処分の承認を求めることについてでございます。
これも、地方税法の改正に伴い、可児市都市計画税条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、その承認を求めるものです。
第2条第2項は、固定資産税の課税標準の特例の見直しに伴い、対象となる条項を追加するものです。
付則第2条から付則第7条は、平成27年度の評価がえに伴い、現行の土地に係る都市計画税の負担調整措置を3年延長するものです。
施行日は平成27年4月1日です。
続きまして議案書23ページをお願いいたします。
承認第3号 専決処分の承認を求めることについてでございます。
こちらは、地方税法施行令の改正に伴い、可児市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、その承認を求めるものです。
改正内容は、第3条第2項は、基礎課税額に係る課税限度額を51万円から52万円に引き上げるものです。
第3条第3項は、後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を16万円から17万円に引き上げるものです。
第3条第4項は、介護納付金課税額に係る課税限度額を14万円から16万円に引き上げるものです。
第23条は、国民健康保険税の軽減措置につきまして、軽減判定所得の算定において被保険者等の数に乗じる金額を、5割軽減の対象となる世帯にあっては24万5,000円から26万円に、2割軽減の対象となる世帯にあっては45万円から47万円に引き上げるものです。
施行日は平成27年4月1日です。
以上でございます。
19:
◯議長(
川上文浩君) これより質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
20:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結します。
お諮りします。ただいま議題となっております本3案件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
21:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、本3案件については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論を許します。
〔「なし」の声あり〕
22:
◯議長(
川上文浩君) 討論もないようですので、これにて討論を終結します。
これより採決します。
ただいま議題となっております承認第1号から承認第3号までの3案件を一括採決します。
お諮りします。本3案件をそれぞれ原案のとおり承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
23:
◯議長(
川上文浩君) 御異議なしと認めます。よって、本3案件をそれぞれ原案のとおり承認することに決定しました。
〔「議長、
発言を求めます」の声あり〕
24:
◯議長(
川上文浩君) 伊藤健二君。
25: ◯18番(伊藤健二君) 済みません。議場の環境整備についてお願いしたいと思います。
先ほどからエコーがかかったまま、ずうっとひどいんです。それで、音量を総務部長のときに上げたらエコーが大きくなりましたので、具体的に措置をとってください。
その間、しばし休憩なりお願いいたします。
26:
◯議長(
川上文浩君) ただいま休憩の動議が出ました。
この休憩動議に賛同される方、挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
27:
◯議長(
川上文浩君) それでは、暫時休憩をとります。
休憩 午前9時21分
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再開 午前9時22分
28:
◯議長(
川上文浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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議案第45号について(提案説明・質疑・討論・採決)
29:
◯議長(
川上文浩君) 日程第6、議案第45号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。
提出議案の説明を求めます。
市長
冨田成輝君。
30:
◯市長(
冨田成輝君) 議案第45号 人権擁護委員候補者の推薦について御説明申し上げます。
平成27年9月30日をもって任期満了となります現委員の渡邉良文さんにおかれましては、平成18年から3期9年にわたり人権擁護委員として御尽力いただきましたが、このたび退任されることになりましたので、新たに可児一惠さんを推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の御意見を求めるものでございます。
人権擁護委員は、地域の中で人権の大切さを広め、市民の人権が侵害されないように人権を擁護していくことができ、時代の進展に伴う新たな人権課題に対しましても、十分な理解を持って積極的な活動ができる方が望まれるところであります。
可児さんにおかれましては、可児市土田に在住で、長年にわたり岐阜県教職員として児童の人権教育に携わっておられた御経験をお持ちで、人格温厚にして識見も高く、御経歴からも人権擁護委員として適任であると考えますので推薦いたすものでございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
31:
◯議長(
川上文浩君) これより質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
32:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結します。
お諮りします。ただいま議題となっております本議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
33:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論を許します。
〔挙手する者なし〕
34:
◯議長(
川上文浩君) 討論もないようですので、これにて討論を終結します。
これより議案第45号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決します。
お諮りします。本議案は、原案のとおり推薦することを可とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
35:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案は原案のとおり推薦することを可とすることに決定しました。
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議案第46号について(提案説明・質疑・討論・採決)
36:
◯議長(
川上文浩君) 日程第7、議案第46号 財産の取得についてを議題といたします。
提出議案の説明を求めます。
副市長 高木伸二君。
37: ◯副市長(高木伸二君) それでは、よろしくお願いいたします。
資料番号1、議案書の48ページ、資料番号の4、提出議案説明書の4ページをお願いいたします。
議案第46号 財産の取得についてでございます。
市道56号線道路改良事業用地として、土地を取得するものでございます。
所在地は可児市二野字鍋煎1979番79ほか9筆、計1万3,763.04平方メートル、相手方は株式会社三恵技建開発、取得価格3,303万1,296円でございます。
本件は予定価格2,000万円以上かつ5,000平方メートル以上の不動産の買い入れであったため、本来でありますと可児市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を得るべき財産の取得に該当しておりますが、その点を失念いたしまして、議会の議決を経ずに平成26年11月12日、契約を締結しておりました。
法令に基づき行政を推進する立場にありながら、このような事態を招いてしまいましたことはまことに申しわけなく、深くおわびを申し上げます。
法令上議会の議決を要件とする案件につき、議決を得ることなく財産を取得した場合、その契約は無効というのが行政実例や判例の判断でございますが、議会で追認の議決をいただければ、その契約は有効になるとの判例がございますので、これに従いまして今回提案をさせていただきました。
今後このようなことを繰り返さないよう、再発防止に万全を期してまいる所存でございますので、どうぞよろしく御審議の上、議決をいただきますようお願いを申し上げます。
38:
◯議長(
川上文浩君) これより質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
39:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結いたします。
お諮りします。ただいま議題となっております本議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
40:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論を許します。
〔挙手する者なし〕
41:
◯議長(
川上文浩君) 討論もないようですので、これにて討論を終結します。
これより議案第46号 財産の取得についてを採決します。
お諮りします。本議案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
42:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案はそれぞれ原案のとおり決定しました。
──────────────────────────────────────
議案第47号から議案第54号までについて(提案説明・質疑・討論・採決)
43:
◯議長(
川上文浩君) 日程第8、議案第47号から議案第54号までの訴えの提起についての8議案を一括議題とします。
提出議案の説明を求めます。
総務部長 平田稔君。
44:
◯総務部長(平田 稔君) それでは、議案書の49ページをごらんください。議案説明書は5ページでございます。
議案第47号 訴えの提起についてでございます。
これは議案書に記載しましたとおり、滞納している学校給食費の支払いを求める訴えを提起することについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
同様に、議案第48号から議案第54号までも、滞納している学校給食費の支払いを求める訴えを提起することについて、議会の議決を求めるものでございます。
以上でございます。
45:
◯議長(
川上文浩君) これより質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
46:
◯議長(
川上文浩君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結します。
お諮りします。ただいま議題となっております議案第47号から議案第54号までの8議案にについては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
47:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論を許します。
〔挙手する者なし〕
48:
◯議長(
川上文浩君) 討論もないようですので、これにて討論を終結します。
これより議案第47号から議案第54号までの訴えの提起についての8議案を採決します。
お諮りします。本議案については、原案のとおり可とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
49:
◯議長(
川上文浩君) 御異議なしと認めます。よって、本議案は原案のとおり可とすることに決定しました。
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議案第39号から議案第44号までについて(提案説明)
50:
◯議長(
川上文浩君) 日程第9、議案第39号から議案第44号までの6議案を一括議題とします。
提出議案の説明を求めます。
企画部長 佐藤誠君。
51: ◯企画部長(佐藤 誠君) それでは議案第39号につきまして、私のほうから説明をいたします。
議案書の26ページをお願いいたします。
平成27年度可児市一般会計補正予算(第1号)について。
平成27年度可児市一般会計補正予算(第1号)を別冊のとおり定める。
その内容につきましては、資料番号の2の平成27年度可児市一般会計補正予算書で説明をいたします。
1ページをお願いいたします。
平成27年度可児市一般会計補正予算(第1号)でございます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,600万円を追加し、歳入歳出総額を286億1,600万円とするものでございます。
また、当初予算で設定した債務負担行為の限度額を変更し、債務負担行為の補正をお願いするものでございます。
2ページをごらんください。
歳入でございます。
県支出金450万円の増額は、地域での支え合い活動支援事業費補助金350万円、地域少子化対策強化交付金57万3,000円、農業経営法人化等支援事業補助金10万円、森と木と水の環境教育推進事業費補助金32万7,000円の合計額でございます。
繰入金650万円の増額は、基金繰入金で、今回の補正予算の財源調整を財政調整基金からの繰り入れで行うものでございます。
諸収入500万円は、文化芸術振興財団が実施する事業に対する一般財団法人自治総合センターのコミュニティー助成金の交付決定に伴うものでございます。
3ページをごらんください。
歳出でございます。
民生費の社会福祉費700万円の増額は、県の補助制度を活用し、地域での支え合い活動支援事業費補助金として、介護サービス等事業者が制度外サービスを提供するために行う施設整備に対する補助金を創設するものでございます。
衛生費の保健衛生費57万3,000円の増額は、切れ目のない妊娠期からの子育て支援として、助産師会と連携したシンポジウムを開催するための経費でございます。
農林水産業費の農業費10万円の増額は、県の補助金交付要綱の改正に伴い、農業経営法人化等支援事業補助金を増額するものでございます。
商工費の商工費300万円の増額は、現在開催中の花フェスタ2015ぎふの事業費が当初予定よりふえたことに伴い、同実行委員会への負担金を増額するものでございます。
教育費の小学校費32万7,000円の増額は、県の補助制度を活用し、南帷子小学校が行うわんぱく山での活動や、県森林文化アカデミーでの学習など自然体験学習を実施するものでございます。
社会教育費500万円の増額は、文化芸術振興財団が実施する事業が自治総合センターのコミュニティー助成金の助成事業として採択されたため、文化芸術振興財団へ補助を行うものでございます。
4ページをごらんください。
債務負担行為の補正でございます。
可児駅自由通路整備事業負担金につきましては、JRから提示された最新の概算事業費に基づき、JRに支払う負担金の限度額を800万円増額し、6億3,400万円とするものでございます。
以上でございます。
52:
◯議長(
川上文浩君) 総務部長 平田稔君。
53:
◯総務部長(平田 稔君) 続きまして、議案書の27ページをお願いいたします。議案説明書は2ページでございます。
議案第40号 可児市税条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
地方税法の改正により改正するもので、主な内容といたしましては、第27条第2項及び第45条第2項は、個人の市民税及び固定資産税の納期について所要の規定の整備をするものです。
付則第17条の2及び付則第3条においては、旧3級品の製造たばこに係る特例税率を平成28年4月1日から平成31年4月1日までの間に4段階で縮小をし、廃止するというものでございます。
その他法律の改正により、所要の規定の整備をいたします。
施行日は、平成28年4月1日です。
次に、議案書38ページをお願いいたします。
議案第41号 中部圏都市開発区域の指定に伴う可児市固定資産税の不均一課税に関する条例及び農村地域工業等導入促進法に係る可児市固定資産税の特例に関する条例を廃止する条例の制定についてでございます。
これは中部圏の都市整備区域、都市開発区域及び保全区域の整備等に関する法律施行令及び農村地域工業等導入促進法に既定する資産の取得に係る対象期間が終了したことに伴い、不均一課税及び課税免除の適用を受けることができるものが新たに生じることがなくなったため、これらの条例を廃止するものでございます。
また、あわせて可児市企業立地促進条例第10条にこれらの条例が規定されていますので、この条文を削ります。
施行日は公布の日です。
議案書40ページをごらんください。
議案第42号 可児市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
これは、厚生労働省令で定める基準が改正されたことに伴い、小規模保育事業及び事業所内保育事業における保育士の数の算定につきまして、保健師または看護師に加え、准看護師も保育士とみなすことができるようにするものでございます。
施行日は、公布の日です。
次に議案書42ページをお願いいたします。議案説明書は4ページです。
議案第43号 可児市児童館の設置及び管理に関する条例の制定についてでございます。
この条例は、児童館の管理を指定管理者に行わせるために、条例の全文を改正するものでございます。
主な内容は、第4条において、児童館の管理を指定管理者が行うことといたします。
第5条は、指定管理者が行う業務を定めます。
第6条、第7条において、休館日及び開館時間を定めます。
第8条は、児童館が利用できる者。
第9条から第13条は、利用の許可、利用の制限等を定めます。
第14条においては、施設の利用料を定めますが、利用料は無料でございます。
第15条から第17条は、利用者等の義務、入場等の制限を、第18条においては、指定管理者及び児童館の従事者に対して秘密の保持の義務を定めます。
施行日は、平成28年4月1日です。
続きまして議案書46ページをお願いいたします。
議案第44号 可児市及び可児郡兼山町の廃置分合に伴う地域審議会の設置に関する協議書を変更する条例の制定についてでございます。
可児市と兼山町との合併に伴い策定された新市建設計画の計画期間は平成28年3月までとなっておりますが、引き続き建設計画を進めていくため、計画期間を5年間延長し、平成33年3月までに変更する必要があります。
計画期間など建設計画を変更するためには、地域審議会の意見を聞く必要があるため、地域審議会の設置期間を計画期間に合わせて平成33年3月31日まで延長するものでございます。
施行日は、公布の日です。
提案説明は以上でございます。
54:
◯議長(
川上文浩君) 以上で提出議案の説明は終わりました。
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請願第4号について(提案説明・委員会付託)
55:
◯議長(
川上文浩君) 日程第10、請願第4号 平和安全法制整備法案及び国際平和支援法案に反対する請願を議題とします。
紹介議員による説明を求めます。
18番議員 伊藤健二君。
56: ◯18番(伊藤健二君) 18番、日本共産党、伊藤健二でございます。
請願につきまして提案をさせていただきます。
本請願第4号につきましては、昨日5月26日の中日新聞には、いわゆる安保法案の国会審議にかかわりまして、深田実論説主幹による平和主義を守ろうとの主張が新聞一面に掲載されました。
その中で、第1に日本はやはり平和主義を守らねばならぬと主張したこと。2つ目には、国会が憲法に定める全国民を代表する機関であるから、国民の意思を公正かつ忠実に反映されるべきだと指摘をし、国会議員は問題が重大なほど世論調査や選挙民の声をよく聞いて行動せねばならないと主張をしたところであります。
このように、今回のこの法案問題が憲法9条のもとにあるのか、あるいは違憲立法ではないのか、こうした重大な側面を持つ内容、法案であります。
いわゆる安保法案、私は戦争法案と読みますが、この法案の今国会成立についての世論調査では、日経新聞とテレビ東京の世論調査では反対が55%、賛成が25%となっております。これは、4月時の同質問に比べますと反対が3ポイントふえ、賛成の世論はマイナス4ポイントだということであります。また、同時期の毎日新聞の世論調査を見ましても、こうした法案の成立に反対をする声は54%、賛成が32%と報じられております。反対の国民の声がふえてきている、広がっていることを示していると思います。
こうしたもとで、法案の審議は、十分丁寧に徹底審議が強く求められているのは論を待ちません。そうした願いを込め、以下請願を読み上げて提案とさせていただきます。
請願第4号 平和安全法制整備法案及び国際平和支援法案に反対する請願。
平成27年5月18日、可児市議会議長様。
請願者は、住所、可児市菅刈815、氏名、玉置隆雄さんでございます。紹介議員は伊藤健二、冨田牧子でございます。
趣旨。戦後70年のことし、私はさきの大戦から何を学んだのか、我が国はもとより他国に対しても多くの犠牲者を出し、今もその傷跡は残されています。戦争の悲惨さとむなしさを大きな犠牲の中で学んだのではなかったでしょうか。そして、世界に誇れる平和憲法が制定され、自由と平和がもたらされました。
こうした中で、昨年7月に安倍政権によって集団的自衛権行使の閣議決定がなされ、今国会にその法制化のための法案が出されました。こうしたことは平和憲法を持つ我が国では許されるものではありません。憲法を解釈で時の政権が変更することは、それ自体が憲法違反です。
戦後70年戦争しない国日本として、戦争による犠牲者を一人も出さずに来たことは、世界に誇れるものであると同時に、世界から信頼を得ることにもなったのです。
今回の法制化は、戦争をしない国から戦争をする国への大きな転換です。こうした国の将来を決める重要な法案を、一括審議することが国民の利益と安全を確保するとは考えられません。法案の取り下げを強く要望し、可児市議会の皆様にも御検討の上、政府への意見書提出などをお願いします。
項目。1)平和安全法制整備法案に反対し、一括審議は取りやめ、個別法の審議を徹底すること。
2)国際平和支援法案に反対すること。
以上でございます。よろしく御審議をお願い申し上げます。
57:
◯議長(
川上文浩君) 以上で、紹介議員による説明は終わりました。
ただいま議題となっております請願第4号については、総務企画委員会にその審査を付託します。
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議員派遣について
58:
◯議長(
川上文浩君) 日程第11、議員派遣についてを議題とします。
お手元に配付しましたとおり、花フェスタ2015ぎふ可児市ウイーク開会式及び可児市議会地域課題懇談会へ、地上自治法第100条第13項及び可児市議会会議規則第167条の規定により議員を派遣します。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
59:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、議員派遣についてはお手元に配付のとおり議員を派遣することに決定いたしました。
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散会の宣告
60:
◯議長(
川上文浩君) 以上で本日の日程は終わりました。
お諮りします。議事の都合により本日の会議はこの程度にとどめ、議案精読のため、明日から6月2日までの6日間を休会としたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
61:
◯議長(
川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、明日から6月2日までの6日間を休会することに決定しました。
次は6月3日午前9時から会議を再開しますので、よろしくお願いします。
本日はこれをもって散会します。お疲れさまでございました。
散会 午前9時47分
前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
平成27年5月27日
可児市議会議長 川 上 文 浩
署 名 議 員 川 合 敏 己
署 名 議 員 天 羽 良 明
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