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  1. 可児市議会 2013-02-25
    平成25年第1回定例会(第1日) 本文 開催日:2013-02-25


    取得元: 可児市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-14
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2013-02-25: 平成25年第1回定例会(第1日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 30 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長酒井正司君) 選択 2 :  ◯議長酒井正司君) 選択 3 :  ◯市長冨田成輝君) 選択 4 :  ◯議長酒井正司君) 選択 5 :  ◯議会事務局長佐橋勇司君) 選択 6 :  ◯議長酒井正司君) 選択 7 :  ◯議長酒井正司君) 選択 8 :  ◯議長酒井正司君) 選択 9 :  ◯議長酒井正司君) 選択 10 :  ◯議長酒井正司君) 選択 11 :  ◯議長酒井正司君) 選択 12 :  ◯総務部長古山隆行君) 選択 13 :  ◯議長酒井正司君) 選択 14 :  ◯議長酒井正司君) 選択 15 :  ◯議長酒井正司君) 選択 16 :  ◯議長酒井正司君) 選択 17 :  ◯議長酒井正司君) 選択 18 :  ◯議長酒井正司君) 選択 19 :  ◯市長冨田成輝君) 選択 20 :  ◯議長酒井正司君) 選択 21 :  ◯企画経済部長加納正佳君) 選択 22 :  ◯議長酒井正司君) 選択 23 :  ◯総務部長古山隆行君) 選択 24 :  ◯議長酒井正司君) 選択 25 :  ◯議長酒井正司君) 選択 26 :  ◯議長酒井正司君) 選択 27 :  ◯総務部長古山隆行君) 選択 28 :  ◯議長酒井正司君) 選択 29 :  ◯議長酒井正司君) 選択 30 :  ◯議長酒井正司君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                 開会 午前9時00分   ────────────────────────────────────── ◯議長酒井正司君) おはようございます。  本日、平成25年第1回可児市議会定例会が招集されましたところ、議員各位には御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。   ──────────────────────────────────────   開会及び開議の宣告 2: ◯議長酒井正司君) ただいまの出席議員は21名です。したがって、定足数に達しております。  これより平成25年第1回可児市議会定例会を開会します。  日程に入るに先立ち、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  市長 冨田成輝君。 3: ◯市長冨田成輝君) 本日、平成25年第1回可児市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集賜り、まことにありがとうございます。  まず初めに、前議会以降の本市をめぐる動きを、若干御報告申し上げます。  昨年末政権交代があり、また年度越しの大型補正予算も動き始めています。これを期に1月及び2月の上京を利用して、県選出の国会議員や各省庁の幹部を訪問し、運動公園野球場を初めとする国庫補助金の確保要望や、平成25年度以降に取り組みたい新規事業に関する提案や意見交換をしてまいりました。あわせて、本市にとりましても重要な事業であります新丸山ダムの事業推進についても強く要望してまいりました。  一方、柿田流通・工業団地のメガソーラーや、二野工業団地に進出いただいた株式会社神田商会の操業開始など、明るい話題も少しずつふえ、地域が元気になることを大いに期待するものであります。  さて、本日御提案申し上げます案件は、予算に関するもの22件、条例に関するもの8件、契約に関するもの1件、その他が1件の計32件でございます。詳細につきましては後ほど御説明申し上げますので、何とぞ十分な御審議を賜りますようお願い申し上げまして、開会の御挨拶といたします。 4: ◯議長酒井正司君) 次に、事務局長から諸報告をさせます。 5: ◯議会事務局長佐橋勇司君) それでは、諸報告をいたします。  議長会の関係でございます。平成24年度日本ライン議長協議会が1月25日に美濃加茂市役所で開催されました。また、第269回岐阜県市議会議長会議が2月1日に海津市の海津公民館で開催されました。また、第32回可茂地域市町村議会議長会議が2月7日に富加町役場で開催されました。  これらの会議の概要につきましては、お手元に配付させていただきましたので、よろしくお願い申し上げます。 6: ◯議長酒井正司君) これより本日の会議を開きます。
     本日の日程は、お手元に配付しましたとおり定めましたので、よろしくお願いします。   ──────────────────────────────────────   会議録署名議員の指名 7: ◯議長酒井正司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、10番議員 澤野伸君、12番議員 川合敏己君を指名します。   ──────────────────────────────────────   会期の決定について 8: ◯議長酒井正司君) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  今期定例会の会期は、本日から3月25日までの29日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 9: ◯議長酒井正司君) 御異議がないものと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月25日までの29日間と決定しました。   ──────────────────────────────────────   諸般の報告 10: ◯議長酒井正司君) 日程第3、諸般の報告をします。  地方自治法第180条の規定による専決処分の報告が市長から提出されましたので、その報告書を配付しました。  次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、平成24年12月分の例月出納検査結果の報告、並びに地方自治法第199条第9項の規定により、平成24年度公の施設の指定管理者監査結果及び平成24年度財政援助団体監査結果の報告がありましたので、その写しをお手元に配付しました。   ──────────────────────────────────────   議案第31号について(提案説明・質疑・討論・採決) 11: ◯議長酒井正司君) 日程第4、議案第31号 請負契約の変更についてを議題とします。  提出議案の説明を求めます。  総務部長 古山隆行君。 12: ◯総務部長古山隆行君) おはようございます。  それでは、説明を申し上げます。  資料番号1番の議案書30ページをごらんください。あわせまして資料番号6の提出議案説明書の4ページをごらんください。  議案第31号 請負契約の変更についてでございます。  平成24年議案第57号で議決いただきました可児市運動公園野球場ナイター照明等新設工事の契約金額を変更するものでございます。変更前が2億2,386万円、これを562万4,850円減額し2億1,823万5,150円とするものです。これは、別契約のグラウンド整備工事において、内野スタンドの形状を変更することに伴いまして、擁壁と防球ネットの柱の基礎を一体化することができまして、工事費を減額するものでございます。以上でございます。 13: ◯議長酒井正司君) これより質疑を許します。                 〔発言する者なし〕 14: ◯議長酒井正司君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第31号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 15: ◯議長酒井正司君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案については委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論を許します。                 〔発言する者なし〕 16: ◯議長酒井正司君) 討論もないようですので、これにて討論を終結します。  これより議案第31号 請負契約の変更についてを採決します。  お諮りします。本議案については、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 17: ◯議長酒井正司君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案は原案のとおり決定しました。   ──────────────────────────────────────   議案第1号から議案第22号まで、議案第26号及び議案第28号について(提案説明・委員   会付託) 18: ◯議長酒井正司君) 日程第5、議案第1号から議案第22号まで、議案第26号及び議案第28号の24議案を一括議題とします。  提出議案の説明を求めます。  市長 冨田成輝君。 19: ◯市長冨田成輝君) 本日、平成25年度当初予算案を初めとする諸議案の御審議をお願いするに当たり、私の市政運営に対する所信の一端を申し述べ、市民皆様、並びに議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  さて、昨年末の政権交代により発足した第2次安倍内閣は、経済の再生を政策の一丁目一番地として位置づけ、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略という3本の矢を同時展開していくこととしています。日本経済再生に向けた緊急経済対策及び大型補正予算と一体となる平成25年度予算の閣議決定などを受け、過度な円高の是正の動きや株価の回復が見られ、輸出環境の改善や経済対策の効果を背景に、景気回復に向かうことが期待されます。  しかしながら、当初予算における公債依存度は46.3%と極めて高く、平成25年度末には国の公債残高は約750兆円に達すると見込まれており、国の財政は依然深刻な状態にあり、財政再建の道筋を示すことも求められております。さらに、急激な少子・高齢化の進行、雇用や家族形態の変化、生活困窮者の増加などさまざまな課題に対応するため、安定的で持続可能な社会保障制度の構築が必要となっており、市民の生活安定と福祉向上のため、早期にその道筋が示されることを望むものであります。  さて、全国的な課題となっておりますいじめ問題につきましては、いじめを防止するための基本法案が今通常国会に提出される動きにあります。いじめを社会全体で取り組むべき重要な人権問題と捉え、いじめ防止の基本理念を明示し、施策を推進する条例を全国に先駆けて制定した本市といたしましては、この取り組みを後押ししていただけるものと期待しております。  一方、右肩上がりの人口増と財政規模の拡大により順調に発展してまいりました本市は、既に人口減少に転じており、同時に少子化と高齢化が急速に進行しております。  この3月末にはソニーイーエムシーエス株式会社美濃加茂サイトが閉鎖されます。従業員の雇用対策を初め、閉鎖の影響を最小限にとどめるべく、ソニー関連企業を挙げての万全な取り組みを強く求めるものであります。  本市の産業構造は、自動車、機械など製造業の占める割合が高く、長引くデフレーションの影響や、海外景気の変動が大きな不安要素でありますが、本市への企業進出や国の経済対策によって、今後雇用環境が改善されることを期待しております。  本市の財政力指数や公債費比率などの財政指標は比較的良好な数値を示しているものの、人口構造の変化などにより市税収入の大幅な増加が見込めない中、社会保障関連経費は増加を続けており、厳しい財政状況が続くものと考えております。国の新たな成長戦略に柔軟かつ迅速に対応し、適切な政策対応を図ることで、市民福祉の向上と地域活性化につなげてまいりたいと存じます。  私は市長就任以来、本市が末永く活力あるまちとして発展していくためには、若い世代の皆さんに選ばれるまちになることが必要であると申し上げてまいりました。平成25年度の市政運営に当たりましても、引き続き若い世代の方々にとって魅力あるまちを創造することを目標に、4つの重点方針に沿って施策を進めてまいります。  誰もが年老いても安心して暮らせることが大切であり、まずは超高齢社会を迎えるに当たって、健康で生き生きと安心して暮らせる「高齢者の安気づくり」を1つ目の重点方針として取り組みます。急速な高齢化が進む中で、主体的な健康づくりや地域の支え合いの仕組みを構築するとともに、支援が必要な高齢者に適切なサービスを提供できるまちをつくってまいります。  次に、若い世代にとって子育て環境は大変重要であり、「子育て世代の安心づくり」を2つ目の重点方針として取り組んでまいります。安心して子育てができる環境と、子供の健全な成長につながる教育力を整備するとともに、働く人たちの元気づくりをサポートし、子育て世代が安心して元気に暮らせるまちをつくります。  また、市政発展の基盤となる「地域・経済の元気づくり」を3つ目の重点方針として取り組んでまいります。さまざまな地域資源を活用することで地域・経済の活力を高め、市民の新たな誇りと、元気に躍進するまちをつくってまいります。  さらに、市民の暮らしに不可欠な「“まち”の安全づくり」を4つ目の重点方針として取り組んでまいります。巨大地震など大規模災害に確実に備えるとともに、快適な住環境を守り、充実した福祉・医療環境を確保することで、誰もが安全で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。  以上の方針のもと編成いたしました平成25年度当初予算について申し上げます。  平成25年度可児市一般会計予算総額は、前年度に比較して2,000万円、0.1%減の269億8,000万円といたしました。  厳しい財政状況の中、選択と集中による効果的な財源投入により、前年度と同額程度の予算といたしましたが、国の経済対策に対応する前年度前倒し事業3億5,623万5,000円を含めますと総額273億3,623万5,000円となり、実質的には1.2%の増額予算となっております。  特別会計及び水道事業会計を合わせた予算総額は508億1,820万円で、対前年度比2億9,080万円、0.6%の増となりました。  それでは具体的な施策の展開として、主要な事業を4つの重点方針の順に御説明いたします。  最初に、「高齢者の安気づくり」についてであります。  高齢者が教養を高め、地域づくりに参画する機会として、各種講座などを開催するとともに、市老人クラブ連合会やシルバー人材センターへの支援を通じ、高齢者の健康増進や生きがいづくりを促進いたします。また、誰もが手軽にできるウオーキングを市民運動「歩こう可児302」として展開し、市民の健康づくりを推進してまいります。  さらに、生活習慣病に着目した特定健診と保健指導を推進し、市民の生涯にわたる健康増進を図るとともに、健康意識の向上と医療費の抑制につなげてまいります。  高齢者が地域で安心して暮らしていけるよう、在宅介護を初めとする地域包括ケアシステムの検討を始めてまいります。また、緊急通報システムの運営や民生児童委員、地域福祉協力者などによる、ひとり暮らしや高齢者世帯の方々に対する地域での見守りを支援いたします。  さらに、介護予防教室を充実させるとともに、要支援高齢者に対するケアマネジメント、総合相談などを地域包括支援センターにおいて引き続き実施してまいります。支援が必要な高齢者に対し、第5期介護保険事業計画に基づき、介護給付に加え、介護予防事業や包括支援事業といった各種介護サービスを安定的・継続的に推進してまいります。  続きまして、2つ目の重点方針、「子育て世代の安心づくり」について御説明いたします。  胎児期から学齢期を通じ安心して子育てと教育ができる政策を新たに立案し、効果的に推進する仕組みを構築いたします。  さらに、幼児期の学校教育・保育、地域の子育て支援を総合的に推進する子ども・子育て関連3法に基づく新制度を円滑に運用するため、子ども・子育て支援事業計画の策定に着手いたします。  また、新たに妊婦健診、妊婦健康診査助成の検査内容を拡充するとともに、経済的負担を緩和し、母体と胎児の健康を確保することで安心して妊娠・出産できる環境を整備いたします。  子育てサロン「絆る~む」の運営や、地域子育て支援センターの運営補助、乳幼児親支援講座の開催、子育て支援総合情報誌「きっずナビ」の配布などにより、子育て中の親が気軽に育児相談や情報交換などができる環境づくりをサポートしてまいります。  さらに、地域子ども見守りモデル事業の成果をもとに、従来の児童クラブをキッズクラブに改称し、対象児童を6年生まで拡大し、長期休暇入室コースを新設するとともに、運営体制の見直しを行います。  また、ボランティアの参加を促進し、働く親のニーズを地域ボランティアが支えることで、地域コミュニティの再生につながっていくことを期待しております。  そのほか、発達に何らかの心配を抱える子供と家族への療育や、相談などの早期支援を充実させるとともに、母子家庭などの経済的、社会的自立支援を通じて、家庭内における児童の養育が適切に行われるようにしてまいります。  いじめについて関心が高まっている中、全国に先駆けて「可児市子どものいじめの防止に関する条例」を制定いたしました。本市の取り組みは全国的に注目されており、新年度も、いじめ防止に関する先進自治体として、相談・通報の体制を充実し、学校巡回などを通じて学校との連携強化を図るとともに、市民や事業者へも啓発活動を広めてまいります。  国際化が一層進展する中で、今以上に必要となります英語によるコミュニケーションに物おじしない力を身につけてもらうため、1年生から英語になれ親しむ教育を、モデル事業として南帷子小学校で始めてまいります。  さらに、児童・生徒の学校での困り感を把握するQ-Uアンケートや、全国標準学力検査の対象学年を拡大するとともに、新たに研究指定校において専門家の分析・指導を受けることで、学年や学級の違いに応じた適切な対応方法を研究し、より過ごしやすく、学びやすい学校環境をつくってまいります。  加えて、学校での支援を必要とする児童・生徒の増加に対応するため、緊急雇用創出事業も活用し、学習や通訳などへのスクールサポーターを配置し、児童・生徒の学校生活を支援するなど、日本一子供たちに寄り添い、一人一人の力を伸ばす義務教育のまちを目指してまいります。  日々の暮らしの中で、体や心を休め楽しむことができる環境整備も行ってまいります。  坂戸地内で進めております運動公園整備事業につきましては、昨年のテニスコート竣工に続き、観客約6,000人を収容できるスタンド、ナイター照明やバックスクリーンを備えた内外野人工芝の野球場を完成させるとともに、ウオーキングやランニングが楽しめる園路を整備いたします。  また、子育て世代や高齢者など、誰もが自然との触れ合いや人との交流を楽しみ、心の安らぎを感じられ、心身ともに元気を回復できるリフレッシュルートの整備を進めてまいります。  次に3つ目の重点方針、「地域・経済の元気づくり」について御説明いたします。  美濃桃山陶、花フェスタ記念公園などたくさんの地域資源を活用・展開する観光振興の指針となる「(仮称)可児市観光グランドデザイン」を策定し、本市の特性を生かした活性化策を進めてまいります。  国宝志野茶わん「卯花墻」が焼かれたとされる牟田洞窯を初め、黄瀬戸や弥七田織部が焼かれた窯跡が現存する久々利大萱・大平地区は、美濃桃山陶の聖地であり、可児市は国宝を生んだまちであります。新たに牟田洞窯跡の発掘調査に着手し、我が国を代表する茶の湯文化を支えた陶器の変遷などを解明してまいります。  また、昨年寄贈していただくことになりました豊蔵資料館を10月に仮オープンし、故荒川豊蔵氏の作品などを展示公開するとともに、本市が持つ陶器の歴史文化を全国に発信してまいります。  さらに、約400年前の織豊系城郭の特徴を現代に残す金山城跡が、国史跡として認定される見込みであります。歴史遺産を生かした新しい観光拠点となるよう、整備・保存について検討を進めてまいります。  文化芸術につきましては、既に全国的にも評価の高い文化創造センターalaを舞台に、市民が集い、楽しみ、創造できる取り組みを進めてまいります。  また、市民や企業などが主催者となり、各分野の一流講師を迎えた講演会などを文化創造センターalaで開催し、誰もが文化創造センターalaをより身近に感じるとともに、気軽に楽しみ、学べる機会を提供する一流に出会う日事業を始めてまいります。  次に、都市計画道路可児駅前線につきましては、昨年可児駅前大橋が開通いたしました。さらに全線開通に向けて整備を進めてまいります。あわせて、可児駅周辺の基盤整備工事も推進し、駅へのアクセス向上、駅前の活性化及び交通ターミナル機能の強化を図ってまいります。  先人たちが残されたさまざまな歴史的地域資源と、新たに創出する資源の活用によって、まずは市民の皆様が楽しめ、誇れるようなまちの顔をつくってまいります。  昨年は、KYB株式会社東工場第3棟の竣工、株式会社バロー物流センターの一部稼働や日本特殊陶業株式会社が新工場建設の起工式を行うなど、地域経済と雇用を支え、地域を元気にする新しい企業の進出が続きました。今後も、引き続き積極的な情報発信と県内トップクラスの奨励制度により優良企業の誘致を推進するとともに、市内既存企業へも設置奨励金について周知を行い、事業拡大につなげてまいります。  都市計画道路二野大森線につきましては、引き続き用地取得を進めるとともに、一部区間で工事に着手いたします。経済活性化の基盤となる二野工業団地へのアクセス強化と広域交通の利便性向上を図るため、早期完成を目指してまいります。  次に、里芋や「可児そだち」などさまざまな地域資源を活用するとともに、特産品の創出やブランド化を推進し、地域経済の活性化を図ってまいります。  さらに、経済効果が高く、市内事業者を幅広く支援する住宅リフォーム助成制度や、小口融資制度を継続してまいります。  また、東日本大震災以降、エネルギーの地産地消の大切さが認識されており、民間活力を生かした官民協働による再生可能エネルギーを活用した電力の確保と地域利用について検討を進めてまいります。  市民、企業、行政が一体となり社会を支えるとともに、地域経済を活性化させる仕組みとなる地域通貨事業について、平成26年度からの実施に向け準備を進めまいります。  また、人口減少、高齢化に伴い、さまざまな居住不安を抱える市内の住宅団地において、新たに空き家・空き地活用促進事業などを通じ、持続可能な住宅団地への取り組みを始めてまいります。  そのほか、地域のまちづくり活動の拠点となる自治会集会場について、バリアフリー化や空調設備設置などの改修工事を支援することにより、快適な活動環境を提供してまいります。
     最後に4つ目の重点方針、「“まち”の安全づくり」について御説明いたします。  近年頻発する集中豪雨による浸水被害を軽減し、市民の生命及び財産を守るため、雨水排水計画に基づき土田今渡雨水支線整備工事に着手するとともに、村木地区雨水排水路整備工事を引き続き推進してまいります。  また、雨水を制御し、速やかに排水できる整備を行うため、新たに今川の調査測量を行ってまいります。  さらに、土砂災害のおそれがある区域では、崖崩れを防ぐ急傾斜地崩壊対策事業を岐阜県と連携し、計画的に推進してまいります。  次に、南海トラフ巨大地震や集中豪雨などの大規模災害への適切な対応に加え、新たな原子力災害対策を追記するなど「可児市地域防災計画」を大幅に見直し、災害時の実践的行動指針となるよう策定を進めてまいります。  また、災害時の災害対策本部と避難所、関係機関との間で情報の共有化や迅速・正確な情報伝達を図るため、移動系デジタルMCA無線を順次配備してまいります。  加えて、防災訓練及び水防訓練を継続して実施するとともに、自治会ごとの「わが家のハザードマップ」づくりや、地域防災のかなめとなる防災リーダーの育成など、地域防災力の向上を図ってまいります。  社会基盤につきましては、幹線道路の整備に加え、生活道路の狭小区間を改良するとともに適切な維持管理を行い、快適で安全な交通環境を確保してまいります。  さらに、児童・生徒の安全を守る通学路の拡幅や、歩道整備を計画的に推進し、市道34号線改良事業を完了させるとともに、市道2211号線改良事業を継続してまいります。  また、高齢者など交通弱者の日常生活の移動手段として運行しております「さつきバス」及び「電話で予約バス」の利便性向上を図るため、市中心部のバス交通の再編や、乗り継ぎ環境の改善などに取り組んでまいります。  住みなれた地域で不安なく暮らしていけるよう「第2期可児市地域福祉計画」を策定し、人と人とがお互いに認め合い、支え合える地域の仕組みづくりを推進してまいります。  また、子供や重度心身障がい者、母子家庭並びに父子家庭の児童らに対し、保険内診療に係る自己負担額を助成し、福祉の増進を図ってまいります。  さらに、障がい者が有する能力や適性に応じ、自立した日常生活及び社会生活を営むことができるよう、各種相談事業や日常生活用具給付事業など、地域での生活支援を引き続き行ってまいります。  また、地域の中核病院として位置づけております岐阜社会保険病院の医師確保につなげるため、先進医療機器整備を支援いたします。  以上のような施策の推進に当たりましては、本市が持つ経営資源を真に必要な分野、事業に最適に配分し、最大限の効果を生む行財政運営を行うことと、外部資金の積極的な活用が不可欠であります。そこで、市民目線による事務事業点検を継続するとともに、公有財産を経営資源として捉え、総合的かつ戦略的な管理運営を行うマネジメントに取り組んでまいります。  さらに、昨年10月から実施し、大きな成果を上げております「可児市ふるさと応援寄附金」を一層推進してまいります。  また、維持管理の時代を迎えた下水道施設の長寿命化に取り組むとともに、今地区農業集落排水事業の公共下水道への接続促進、下水道事業への公営企業会計方式導入に向けた基本計画の策定など、事業の合理化、財務体制改革を進めてまいります。  さて、住宅都市としての急成長が終わり縮小する時代にあっては、行政の力だけではまちづくりを進めることは困難であり、市民の皆様が培われた経験・能力や地域のつながりという力を、地域の課題解決のために生かしていただくことが必要であると考えます。  そこで、政策をわかりやすくお知らせするため、広報媒体の多様化を進め、市民の皆様と情報を共有することで、「対話と共感による市民中心のまちづくり」を展開し、時代の変化や新たなニーズに対応した公共サービスを提供する新しい社会システムづくりを進めてまいります。  また、変化に挑戦しない組織は衰退するのみであることを念頭に、政策を推進するための組織を一部見直すとともに、創造性のある職員を育成し、継続して行財政改革に取り組んでまいります。  以上、平成25年度の市政運営方針並びに主要事業について御説明させていただきました。  新年度に実施を予定しております全ての事業が、市民生活の向上のために重要な事業と考えており、できることからスピード感を持って取り組んでいくことで、市政に対する安心感、信頼感を確固たるものにしていく所存です。  本年度は十数カ所で、約2,000人の市民の皆様に直接私から市の施策などについて御説明申し上げました。新年度も引き続き、市民の皆様に近い市政を進めるため努力してまいりたいと考えております。  また、厳しい社会経済環境の中ではありますが、幸いにも改善の兆しが見られることから、的確な事業展開により地域活性化につなげてまいります。  困難なことも数多くあると思われますが、4つの重点方針を着実に推進していくため、市民の皆様の声に真摯に向き合い、一つ一つの課題解決に向けて取り組んでまいりたいと存じます。  市民の皆様並びに議員各位のなお一層の御理解と御支援を賜りますよう心からお願い申し上げ、私の施政方針といたします。 20: ◯議長酒井正司君) 続いて、詳細な説明を求めます。  企画経済部長 加納正佳君。 21: ◯企画経済部長加納正佳君) それでは議案第1号から議案第22号まで、平成25年度予算及び平成24年度補正予算について説明いたします。  資料番号の2番、3番、4番をお願いいたします。  それでは資料番号3番の平成25年度可児市予算の概要16ページをお願いいたします。  平成25年度財政規模でございます。一般会計の予算額は前年度と比較しまして2,000万円、0.1%減の269億8,000万円としました。前年度とほぼ同額の予算額となりましたが、国の緊急経済対策に対応する前年度前倒し事業を含めると実質的には増額予算となります。  一般会計と13の特別会計及び1つの企業会計を合わせた予算総額は、前年度と比較して2億9,080万円、0.6%増の508億1,820万円となります。  17ページをお願いいたします。  議案第1号 平成25年度可児市一般会計予算についてでございます。  歳入の科目別の内訳について、主なものを説明いたします。なお、一覧表が18ページにございますので、あわせてごらんください。  市税は、収入の50.6%を占め、歳入の根幹となっており、前年度に対して1億6,000万円の増加と見込んでおります。  市民税の法人につきましては、法人税の税率引き下げによる減収となるものの、固定資産税が大型事業所の進出の影響により増額となり、市税全体で136億4,000万円を計上しております。  地方交付税は、地方財政計画において地方交付税総額が削減見込みとなる中、市税収入の増加なども勘案して、前年度に対しまして2億円、7.7%減の24億円を計上しております。  国庫支出金は、可児駅前線街路事業にかかわる補助金の皆減などにより、国庫補助金が減少し、前年度に対して1億473万9,000円、3.3%減の30億7,907万8,000円を計上しております。  県支出金は、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業費補助金の皆増などによりまして、前年度に対して8,356万1,000円、5.4%増の16億3,332万1,000円を計上しております。  繰入金は、外国人の子どもの就学支援基金及び国民健康保険事業特別会計からの繰入金が皆減となるものの、財政調整基金繰入金が増加することにより、前年度に対しまして1億2,231万1,000円、17.5%増の8億2,209万1,000円を計上しております。  市債は、可児駅前線街路整備、運動公園整備、市道改良などの事業に充てるための借り入れを行いますが、本年度につきましても前年度と同様、19億円を計上しております。  次に、20ページをお願いいたします。  歳出予算の目的別内訳について、主なものを説明いたします。なお、一覧表は21ページにございますので、あわせてごらんください。  議会費は、議員欠員に伴う議員報酬などの減額によりまして、前年度と比較して513万9,000円、1.8%減の2億7,348万1,000円を計上しております。  総務費は、庁内ネットワークの更新経費や、固定資産税評価がえ業務の増加などによりまして、前年度と比較して5,173万3,000円、2.0%増の26億1,776万6,000円を計上しております。  民生費は、民間保育園施設整備補助金、土田小児童クラブ建設工事費が皆減となりますが、障がい者自立支援等給付費や、ひとり親家庭支援の増加、国民健康保険事業特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計への繰出金が増加をするため、前年度と比較しまして6,931万7,000円、0.8%増の89億6,830万8,000円を計上しております。  衛生費は、医療機器充実補助金、水道高料金対策補助金の皆増、妊婦健康診査助成の拡充などによりまして、前年度と比較して1億6,527万円、6.4%増の27億6,259万8,000円を計上しております。  労働費は、勤労者生活資金融資資金預託金の減少などにより、前年度と比較して2,362万4,000円、54.6%減の1,967万1,000円を計上しております。  農林水産業費は、土地改良事業費、適正化事業工事費などの減少によりまして、前年度と比較して2,118万9,000円、3.8%減の5億3,425万円を計上しております。  商工費は、事業所等設置奨励金の増加などによりまして、前年度と比較して9,678万5,000円、39.6%増の3億4,107万7,000円を計上しております。  土木費は、可児駅前線街路事業費、河川改修事業費などの減少によりまして、前年度と比較して2億1,901万2,000円、4.5%減の46億3,433万1,000円を計上しております。  消防費は、可茂消防事務組合分担金の増加、消防車庫整備事業費及びデジタルMCA無線購入費の皆増などによりまして、前年度と比較し5,051万6,000円、5.1%増の10億3,341万3,000円を計上しております。  教育費は、豊蔵資料館運営事業費が皆増、スクールサポート事業費が増加するものの、ばら教室KANI建設工事費、ぎふ清流国体実行委員会補助金が皆減することによりまして、前年度と比較して1億2,860万8,000円、3.5%減の35億6,275万3,000円を計上しております。  次に資料番号2のほうをお願いいたします。  可児市予算書、9ページをお願いいたします。  債務負担行為の設定でございます。  多文化共生センター指定管理につきましては、平成25年度から平成29年度までの5年間の指定管理に係わるものでございます。平成25年度は当初予算に計上しているため、債務負担行為としては平成26年度から平成29年度までの4年間、限度額6,230万円となります。  名鉄広見線、これにつきましては可児駅から御嵩駅間ということでございますが、運営費補助金につきましては、平成22年度から交付しております運営費補助金を、平成25年度から平成27年度までの3年間継続延長し、毎年3,000万円を補助するというものでございます。平成25年度につきましては当初予算に計上しているため、債務負担行為といたしましては平成26年度から平成27年度までの2年間、限度額6,000万円となります。  市民税賦課事務経費につきましては、賦課事務の業務委託が2月の申告時期から翌平成26年度にわたる事務であることから設定するものでございます。  沿道花かざり事業、花いっぱい運動事業につきましては、この事業に使用する苗を前年度に発注する必要があるため設定するものでございます。  公共用地の取得等委託と可児市土地開発公社に対する金融機関の貸付金の債務保証につきましては、可児市土地開発公社に対して公共用地の先行取得を委託する際の買い戻しを約束するもの、そして、可児市土地開発公社の借入金に対する債務保証を行うものでございます。  次に、10ページをお願いいたします。  地方債につきましては、県営道路改良事業負担金事業のほか、ごらんの5件でございます。これらにつきましては、限度額、起債の方法、利率、償還の方法等について、承認をお願いするものでございます。  資料番号3のほうの、当初予算の概要のほうへ戻っていただきまして、23ページをお願いいたします。  特別会計・企業会計について説明いたします。  一覧表は24ページにございますので、あわせてごらんください。  議案第2号 平成25年度可児市国民健康保険事業特別会計予算の事業勘定につきましては、前年度と比較いたしまして6億1,400万円、6.0%増の108億1,000万円、直診勘定は前年度と比較して150万円、8.3%減の1,650万円とし、合わせて、前年度と比較して6億1,250万円、6.0%増の108億2,650万円を計上しております。  議案第3号 平成25年度可児市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、後期高齢者医療広域連合への保険料の納付金の増加によりまして、前年度と比較して800万円、1%増の8億2,600万円を計上しております。  議案第4号 平成25年度可児市介護保険特別会計予算の保険事業勘定につきましては、介護サービス給付費などの増加によりまして、前年度と比較して1億4,600万円、2.7%増の54億9,800万円。介護サービス事業勘定は、介護予防プラン作成件数の増加によりまして、前年度と比較して270万円、13.2%増の2,320万円とし、合わせて、前年度と比較して1億4,870万円、2.8%増の55億2,120万円を計上しております。  議案第5号 平成25年度可児市自家用工業用水道事業特別会計予算につきましては、前年度と同額の1億5,250万円を計上しております。  議案第6号 平成25年度可児市公共下水道事業特別会計予算につきましては、前年度と比較して200万円、0.1%増の29億8,200万円を計上しております。  議案第7号 平成25年度可児市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算につきましては、前年度と比較して100万円、0.4%減の2億4,500万円を計上しております。  議案第8号 平成25年度可児市農業集落排水事業特別会計予算につきましては、前年度と比較して300万円、1.7%減の1億7,200万円を計上しております。  議案第9号 平成25年度可児市可児駅東土地区画整理事業特別会計予算につきましては、駅前広場工事費、鉄道工事負担金の減少によりまして、前年度と比較して2億900万円、61.7%減の1億3,000万円を計上しております。  議案第10号 平成25年度可児市土田財産区特別会計予算につきましては、前年度と比較して40万円、18.2%増の260万円を計上しております。  議案第11号 平成25年度可児市北姫財産区特別会計予算につきましては、前年度と比較して130万円、11.4%減の1,010万円を計上しております。  議案第12号 平成25年度可児市平牧財産区特別会計予算につきましては、山林保全工事費の皆減によりまして、前年度と比較して200万円、35.7%減の360万円を計上しております。  議案第13号 平成25年度可児市二野財産区特別会計予算につきましては、前年度と比較して10万円、6.3%減の150万円を計上しております。  議案第14号 平成25年度可児市大森財産区特別会計予算につきましては、測量・伐採委託料の増加によりまして、前年度と比較して100万円、71.4%増の240万円を計上しております。  議案第15号 平成25年度可児市水道事業会計予算につきましては、収益的収入では高料金対策補助金を1億円計上し、前年度と比較して2,700万円増の22億9,700万円、資本的収入では、他会計負担金などの増加によりまして、前年度と比較して400万円増の2,200万円を計上しております。  収益的支出では、減価償却費や管路診断委託料などの増加によりまして、前年度と比較して2,880万円増の22億8,380万円、資本的支出では、管路改良事業費などの増加によりまして、前年度と比較して3,900万円増の6億7,900万円を計上しております。  予算総額といたしましては、前年度と比較して6,780万円、2.3%増の29億6,280万円を計上しております。  なお、可児市簡易水道事業特別会計及び可児市飲料水供給事業特別会計予算につきましては、平成25年度から上水道事業に統合されるために、平成24年度で廃止となります。  以上が、平成25年度予算の説明でございます。  続きまして、平成24年度補正予算について説明いたします。  資料番号4番をお願いいたします。  平成24年度可児市一般会計特別会計補正予算書1ページをお願いいたします。  議案第16号 平成24年度可児市一般会計補正予算(第5号)でございます。  既定の歳入歳出の予算の総額から歳入歳出それぞれ1億7,650万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ279億3,680万円とするものでございます。あわせて、繰越明許費の追加と地方債の変更を行うものでございます。  2ページをお願いいたします。  歳入でございます。  国庫支出金は7,972万5,000円の増額でございます。内訳といたしましては、国の経済対策補正予算にあわせた事業の前倒し等に伴い、市道改良事業交付金や小学校校舎大規模改造事業補助金などが増額したこと、地域経済活性化・雇用創出臨時交付金、通称地域の元気臨時交付金でございますが、8,880万円を計上したことなどによるものでございます。  県支出金は、347万5,000円の増額でございます。内訳といたしましては、自立支援給付費負担金の増額や、岐阜県振興補助金1,140万円を計上したことなどによるものでございます。  市債は、2億5,970万円の減額で、可児駅前線街路事業、運動公園整備事業及び簡易水道事業に係る市債の減額でございます。  次に、3ページの歳出でございます。  総務費、総務管理費の1億657万9,000円の増額は、公共施設整備基金積立金を増額するものでございます。  民生費は、4,003万9,000円の減額でございます。内訳といたしまして、社会福祉費の3,003万9,000円の減額は、介護保険特別会計繰出金及びこども医療費の減額などによるもの、生活保護費の1,000万円の減額は、医療扶助費の減額によるものでございます。  衛生費、上水道費の2,780万円の減額は、簡易水道事業特別会計繰出金の減額でございます。
     農林水産業費、農業費の1,573万5,000円の増額は、国の緊急経済対策を補正予算にあわせた前倒し事業にかかわるもので、可児川防災等ため池組合負担金を増額するものでございます。  土木費は2億6,370万3,000円の減額でございます。内訳といたしましては、道路橋りょう費の2億8,050万円の増額は、国の経済対策補正予算にあわせた前倒し事業にかかわるもので、市道舗装修繕工事、通学路の安全対策工事、橋梁修繕工事などの増額によるものでございます。  都市計画費の5億4,420万3,000円の減額は、可児駅前線街路事業、運動公園整備事業の減額などによるものでございます。  なお、土木管理費及び河川費につきましては、歳出予算額の変更はなく、県振興補助金の交付決定を受けまして、財源内訳の調整を行うものでございます。  消防費につきましても、歳出予算額の変更はなく、県振興補助金の交付決定を受けまして、財源内訳の調整を行うものでございます。  教育費は3,272万8,000円の増額でございます。内訳といたしましては、小学校費の6,000万円の増額、国の経済対策補正予算にあわせた前倒し事業にかかわるもので、広見小学校の屋内運動場大規模改造工事費などの増額、幼稚園費の2,727万2,000円の減額は、幼稚園就園奨励費補助金などの減額でございます。  次に、4ページの繰越明許費の補正でございます。  国の経済対策補正予算にあわせた前倒し事業などに伴います繰越明許費の15件の追加でございます。内訳といたしましては、民生費では児童クラブ整備事業、農林水産業費では市単土地改良事業、土木費では道路維持事業のほか10件、消防費では地域防災計画策定業務、教育費では小学校校舎大規模改造事業でございます。  次に、6ページをお願いします。  地方債の補正でございます。  先ほど歳入の市債のところで御説明いたしましたけれども、可児駅前線街路事業のほか2件の起債限度額の変更について、承認をお願いするものでございます。  次に、19ページをお願いいたします。  議案第17号でございます。平成24年度可児市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)でございます。  事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,060万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ105億3,540万円とするものでございます。  直診勘定につきましては、歳入のみの補正となります。  20ページをお願いいたします。  事業勘定でございます。  歳入では、国民健康保険税を3,060万円増額するものでございます。  次に、歳出でございます。  諸支出金でございます。償還金及び還付加算金の8,740万円の増額は、平成23年度療養給付費負担金の交付額決定に伴う返還金を補正するものでございます。  予備費の5,680万円の減額は、歳入歳出額を調整するものでございます。  次に、21ページでございます。  直診勘定、歳入のみの補正でございます。  診療収入の外来収入の200万円の減額でございますが、診療件数の減少に伴う減額でございます。  繰入金、他会計繰入金の191万1,000円の増額は、一般会計繰入金の増額でございます。  繰越金の8万9,000円の増額は、平成23年度繰越金の確定に伴うものでございます。  次に、29ページのほうへお願いいたします。  議案第18号 平成24年度可児市介護保険特別会計補正予算(第2号)でございます。  既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億7,400万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ51億9,063万9,000円とするものでございます。  30ページをお願いします。  歳入では交付見込み額にあわせ、国庫支出金、国庫負担金を5,619万9,000円、支払基金交付金を8,930万1,000円、県支出金、県負担金5,096万9,000円をそれぞれ減額するものでございます。  繰入金で、他会計繰入金の2,175万円の減額は、介護給付費の減額に伴いまして一般会計繰入金を減額するものでございます。基金繰入金の4,421万9,000円の増額は、国・県支出金の減額に伴う財源調整をするものでございます。  歳出では、保険給付費で介護サービス等費の1億7,750万円の減額、高額介護サービス費等の350万円の増額は、介護給付費の執行見込みにより補正するものでございます。  次に、35ページをお願いいたします。  議案第19号でございます。平成24年度可児市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。  既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,880万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億2,820万円とするものでございます。あわせて地方債の変更を行うものでございます。  36ページをお願いいたします。  歳入では、上水道統合施設整備工事費の減額に伴いまして、国庫支出金、国庫補助金を2,530万円、繰入金、他会計繰入金、一般会計からの繰入金を2,780万円、市債、簡易水道事業債を2,570万円、それぞれ減額するものでございます。  歳出では、簡易水道事業費の7,880万円の減額で、上水道統合施設整備工事費を減額するものでございます。  次に、37ページの地方債の補正でございます。  先ほど、歳入の市債のところで御説明いたしましたけれども、簡易水道事業債の起債限度額の変更について、承認をお願いするものでございます。  次に、43ページに移りますので、お願いいたします。  議案第20号でございます。平成24年度可児市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,170万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ30億170万円とするものでございます。あわせて繰越明許費の設定、地方債の変更を行うものでございます。  44ページになります。  歳入でございます。  国庫支出金、国庫補助金の547万9,000円の増額は、国の経済対策の補正予算にあわせ、平成25年度予定事業の前倒し工事、追加工事に伴いまして、下水道事業交付金が増額となったことによるものでございます。  繰入金、他会計繰入金の2,221万4,000円の減額は、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。繰越金の4,193万5,000円の増額は、平成23年度繰越金の確定に伴うものでございます。  市債につきましては350万円の減額で、下水道事業債の減額でございます。  次に、歳出でございます。  下水道事業費、下水道施設費の2,170万円の増額は、国の経済対策補正予算に伴う前倒し事業に係わるもので、雨水幹線布設工事費及び木曽川右岸流域浄水事業負担金の増額でございます。  次に、45ページの繰越明許費の補正でございます。  国の経済対策補正予算にあわせました前倒し事業などに伴う繰越明許費3件の設定でございます。  次に、46ページの地方債の補正でございます。  先ほど、歳入の市債のところで御説明いたしましたけれども、公共下水道事業債の起債限度額の変更について、承認をお願いするものでございます。  次に、51ページをお願いいたします。  議案第21号 平成24年度可児市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)でございます。  この補正は、歳入歳出予算の補正はなく、繰越明許費の設定のみでございます。  52ページになりますが、下水道管きょ布設事業、下水道管の布設がえ工事400万円の繰越明許費の設定でございます。  53ページをお願いいたします。  議案第22号 平成24年度可児市可児駅東土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)でございます。  既定の歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ9,000万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億4,900万円とするものでございます。あわせて繰越明許費を設定するものでございます。  54ページの歳入でございます。  国庫支出金、国庫補助金の227万3,000円の減額は、土地区画整理事業交付金の確定によるものでございます。  繰入金、他会計繰入金の9,002万5,000円の減額でございますが、歳出の減額にあわせ、一般会計からの繰入金を補正するものでございます。  諸収入、雑入の229万8,000円の増額は、工事等負担金精算金を補正するものでございます。  次に、歳出でございます。  区画整理費、区画整理事業費の9,000万円の減額でございますが、名鉄委託工事の負担金の減額などによるものでございます。  次に、55ページの繰越明許費の補正でございます。  可児駅東土地区画整理事業、可児駅前広場築造附帯工事など2,520万円の繰越明許費の設定でございます。  以上で補正予算の説明を終わらせていただきます。 22: ◯議長酒井正司君) 総務部長 古山隆行君。 23: ◯総務部長古山隆行君) 引き続き、私から議案第26号と第28号について説明をいたします。  資料番号1番の議案書22ページをごらんください。  あわせまして、資料番号6番の提出議案説明書は2ページでございます。  議案第26号 可児市基金条例の一部を改正する条例の制定について。  外国人の子供の就学支援基金を全額取り崩しまして、ばら教室KANIの建設に充当することにより、基金を廃止すること及び簡易水道事業を水道事業に統合することに伴い、簡易水道事業管理基金を廃止することとし、基金条例からその記載を削除するものでございます。  施行日は平成25年4月1日です。  次に、議案書の24ページをお願いいたします。  議案第28号 可児市特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  可児市簡易水道事業特別会計と、可児市飲料水供給事業特別会計を水道事業への統合により廃止いたしますので、特別会計条例の記載を削除するものです。  施行日は平成25年4月1日です。以上でございます。 24: ◯議長酒井正司君) 以上で提出議案の説明は終わりました。  続いて、議案付託についてお諮りします。  議案第1号から議案第22号までの平成25年度一般会計(特別会計及び企業会計)の予算議案15件、並びに平成24年度一般会計及び各特別会計補正予算、議案7件、議案第26号、議案第28号の条例の一部改正2件については予算決算委員会に付託の上、審査することにしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 25: ◯議長酒井正司君) 御異議がないものと認めます。よって議案第1号から議案第22号まで、議案第26号及び議案第28号については、予算決算委員会に付託の上、審査することに決定しました。  なお、予算についての議案質疑については予算決算委員会で行うこととし、ここでは省略しますので、御了承願います。   ──────────────────────────────────────   議案第23号から議案第25号まで、議案第27号、議案第29号、議案第30号及び議案第32号   について(提案説明) 26: ◯議長酒井正司君) 日程第6、議案第23号から議案第25号まで、議案第27号、議案第29号、議案第30号及び議案第32号の7議案を一括議題とします。  提出議案の説明を求めます。  総務部長 古山隆行君。 27: ◯総務部長古山隆行君) それでは、資料番号1の議案書13ページをお願いいたします。  そして、資料番号6の提出議案説明書は1ページでございます。  議案第23号 可児市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてでございます。  障害者自立支援法の改正に伴い、条文を整備するものです。  改正内容は、法律の名称が、障害者自立支援法から障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に改められたこと、及び法改正により法律の条文と条例で引用している条文に項のずれが生じたことにより、改めるものでございます。
     対象となる条例は、可児市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例、それから可児市ペット霊園の設置の許可等に関する条例、可児市消防団員等公務災害補償条例の3本でございます。  施行日は平成25年4月1日です。  なお、引用条文の項ずれの改正部分につきましては、平成26年4月1日です。  次に、議案書19ページをお願いいたします。提出議案説明書は2ページでございます。  議案第24号 可児市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について。  地方自治法の改正等によりまして、議員の会派に対する政務調査費を政務活動費に改めるものです。  施行日は公布の日です。  次に、議案書20ページをごらんください。  議案第25号 可児市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について。  地方自治法の改正により、これまでは委員会で認められていました公聴会の開催と、参考人の招致が、本会議においても可能になったことに伴い、条文を整備するものです。  施行日は公布の日です。  次に、議案書の23ページをお願いいたします。提出議案説明書は3ページでございます。  議案第27号 可児市税条例の一部を改正する条例の制定について。  地方税法の改正により、市税条例において適用除外としている可児市行政手続条例の規定から、処分の理由の提示に係る規定を除くものです。従来は税の処分、例えば、徴収猶予などの申請により求められた許認可を拒否する場合、それから、財産の差し押さえなどの不利益処分をする場合に、その理由を提示する必要がありませんでしたが、地方税法の改正により、この申請により求められた許認可の拒否及び不利益処分の理由を提示することが必要になりましたので、改正するものです。  施行日は公布の日です。  次に、議案書の25ページをお願いいたします。  議案第29号 可児市知的障がい者通所授産施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について。  可児市の知的障がい者通所施設ふれあいの里可児作業所は、平成24年4月に従前の授産施設から、障がい者福祉サービス事業所へ移行しておりますので、「授産」の文言を取り、「知的障がい者通所施設」に改めます。  また、法律の名称がかわりますので、「障害者自立支援法」を「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に改めます。  また、介護給付費及び訓練等給付費の算定方法が変更されたことに伴い、施設の利用料の規定を整備いたします。  施行日は平成25年4月1です。  次に、議案書の29ページをお願いいたします。  議案第30号 可児市飲料水供給事業の設置等に関する条例及び可児市簡易水道事業の設置等に関する条例を廃止する条例の制定について。  飲料水供給事業及び簡易水道事業の上水道への統合により、それぞれ設置管理条例を廃止するものです。  施行日は平成25年4月1日です。  次に、議案書の31ページをお願いいたします。  議案第32号 可児市・御嵩町認定審査会共同設置規約の変更について。  障害者自立支援法の改正により、法律の名称が変更になりましたので、規約の中の法律名称を変更するものです。  施行日は平成25年4月1日です。以上でございます。 28: ◯議長酒井正司君) 以上で提出議案の説明は終わりました。   ──────────────────────────────────────   散会の宣告 29: ◯議長酒井正司君) 以上で本日の日程は終わりました。  お諮りします。議事の都合により本日の会議はこの程度にとどめ、委員会審査及び議案精読のため、明日から3月5日までの8日間を休会したいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 30: ◯議長酒井正司君) 御異議がないものと認めます。よって、明日から3月5日までの8日間を休会することに決定しました。  次は3月6日午前9時から会議を再開しますので、よろしくお願いします。  本日はこれをもって散会します。  長時間にわたりまことにお疲れさまでございました。                                 散会 午前10時12分  前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     平成25年2月25日         可児市議会議長     酒  井  正  司         署 名 議 員     澤  野     伸         署 名 議 員     川  合  敏  己 発言が指定されていません。 Copyright (c) KANI CITY PLENARY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...