中津川市議会 > 2014-09-11 >
平成26年  9月 定例会(第4回)-09月11日−03号

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  1. 中津川市議会 2014-09-11
    平成26年  9月 定例会(第4回)-09月11日−03号


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    DiscussNetPremium 平成26年  9月 定例会(第4回) − 09月11日−03号 平成26年  9月 定例会(第4回) − 09月11日−03号 平成26年  9月 定例会(第4回) 平成26年第4回中津川市議会定例会会議録(第3号) =========================  平成26年9月11日(木)午前10時開議 ◯議事日程 第 1        会議録署名議員の指名 第 2        市政一般に関する質問  ―――――――――――――――――――――― ◯本日の会議に付した案件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 市政一般に関する質問 質問 順序質問事項質問者発言所 要時間71.リニア新幹線、JR東海の工事実施計画申請と関連した当市の対応について 2.濃飛横断自動車道、6月6日付け坂本16区区民一同による岐阜県知事並びに青山市長へのルート変更要望について原 昌男40分81.地域予算の内容拡充について岡崎隆彦25分91.多子世帯の子の保育料、授業料の軽減について 2.常雇・臨時保育士並びに幼稚園教諭の待遇改善について 3.「障がい者のグループホーム増設は緊急課題」について片桐光朗40分101.「早慶戦」、「末松博士祝賀会」から中津川市の教育をさらに高めるための施策について
    2.農業の6次化と鳥獣害対策の抜本的対策について鈴木雅彦40分111.中津川市の環境施策について 2.中津川市の文化施策について三浦八郎40分 ―――――――――――――――――――――― ◯出席議員 23名   1番        牛田敬一君   2番        吉村浩平君   3番        岡崎隆彦君   4番        柘植達樹君   5番        勝  彰君   6番        田口文数君   7番        櫛松直子さん   8番        吉村卓己君   9番        大堀寿延君  10番        原 昌男君  11番        深谷明宏君  12番        三浦八郎君  13番        粥川茂和君  14番        吉村俊廣君  15番        深谷 勲君  16番        鈴木雅彦君  17番        鈴木清貴君  18番        松浦高春君  19番        鷹見憲三君  20番        伊佐治由行君  21番        吉村久資君  22番        片桐光朗君  23番        佐藤光司君  ―――――――――――――――――――――― ◯欠席議員 1名  24番        楯 公夫君  ―――――――――――――――――――――― ◯法第121条により出席した者  市長         青山節児君  副市長        大井久司君  教育長        大井文高君  理事         丸山裕章君  総務部長       田立三博君  企画部長       島崎保人君  定住推進部長     渡邊好夫君  健康福祉部長     早川和子さん  生活環境部長     曽我和幸君  農林部長       鈴木治佐久君  商工観光部長     成瀬博明君  文化スポーツ部長   原 益彦君  基盤整備部長     渡邊弘孝君  水道部長       塚田一義君  病院事業部長     市岡清君  坂下総合事務所長   氷室 茂君  福岡総合事務所長   内木良治君  坂本事務所所長    梅本真人君  消防長        中島孝彦君  教育委員会事務局長  勝 宏児君  市公室長       西尾謙二君  行政管理課長     伊藤和通君  ―――――――――――――――――――――― ◯議会事務局職員出席者  事務局長       齊藤信広君  書記         廣瀬公二君  書記         安田充孝君  書記         嶋崎雅浩君  書記         西尾隆秀君  ――――――――――――――――――――――   平成26年9月11日(木曜日)   午前10時00分開議  ―――――――――――――――――――――― ○議長(深谷勲君) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ―――――――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(深谷勲君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長(齊藤信広君) 報告いたします。  地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員、並びにその委任、または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下19名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。  本日の会議に欠席の旨通知のありました議員は、24番・楯 公夫議員であります。  以上でございます。  ―――――――――――――――――――――― △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(深谷勲君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において    4番・柘植達樹君    5番・勝  彰君 を指名いたします。  ―――――――――――――――――――――― △日程第2  市政一般に関する質問 ○議長(深谷勲君) 日程第2、市政一般に関する質問を行います。  順次発言を許します。10番・原 昌男君。   〔10番・原 昌男君質問席に着く〕 ◆10番(原昌男君) おはようございます。  それでは、通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。  私は、今日中津川の最大の問題はリニアだというふうに思いますので、リニアに関して2件にわたる質問をさせていただきます。  リニアについては、本当のことをいいますと私自身の本心としては、今、日本がこういう状態になっている、それは、例の人口問題でありまして、今世紀中にこのままいくと人口が半減すると、あるいは地方自治体が何百も消えていくというようなことが統計的にわかってきまして、政府自身も慌てて何とかして1億人で食いとめなきゃいかんということで、創生本部を設置をするような事態になっています。そういう事態の中でリニアなのかということをつくづく思うわけでありますが、今、それは一種の国策みたいになっていまして、リニア反対というのも率直に言って現在非常に言いづらいです。ですから、そういうことは申し上げませんけれども、ただ、リニアについて私は最大に、市会議員として、市民の意見を代表する者として気にしなきゃいけないのは、中津を通ることになりまして、ここに駅ができるわけですが、そこで濃飛横断自動車道と関連して、約100世帯ぐらいが立ち退かなきゃならないだろうし、それから、地下水に非常に影響を受けるというのが山口、瀬戸、山ノ田、あるいは駒場、坂本というふうに相当な広範囲にわたるし、またトンネルが掘られることからすると、周辺がどうなるんだということが非常に重大でありますし、それから、地下にトンネルが掘られれば、当然、地価が低下して、その土地はもう住宅地としてはなかなか売れない。駒場あるいは千旦林では車両基地が来て人がふえるということからしたら、住宅地として発展することをかなり期待している人がいるかもしれませんけれども、トンネルが掘られるということになると、それもということがあって、私は市民の憂いは大きいと思うんですね。  市政としてやらなきゃいけないことは、リニアでもってこのまちの活性化とか何とかいうこともあるけれども、その前にただ一人の市民といえどもリニアで損をしたと、とんでもないことになったというようなことが絶対にないようにしなきゃいけないというのが、市政の責任だというふうに思いますので、そういう観点で質問いたしますのでよろしくお願いいたします。  まず、第1番目の質問でありますけれども、リニア新幹線、JR東海の工事実施計画申請と関連した当市の対応についてということで最初の質問を行います。  JR東海は、8月26日に最後の環境影響評価書を作成いたしました。それには、住民からのいろいろな意見、あるいは市当局、あるいは県、あるいは環境省、あるいは国土交通省の意見を入れて最後の環境影響評価書をまとめ上げたわけであります。いろいろ新聞の評論なんかによりますと、今度、工事実施計画とこの環境省一緒に国土交通省へ工事認可をもらうために出したんですが、あれは行き過ぎだと。本当は最後の評価書を先に提出して審査を受けて、それがオーケーになった上で工事計画書を出すべきじゃないかというような意見があります。私もそういう気がします。だが、一緒に提出しました。そういう点からしても、JR東海の一つの姿勢というのを私は伺いますけど、国のほうも景気対策のことがあって、リニアの工事を早く進めなきゃならない、あるいは関西へ伸ばしてほしいというような意向があって急がれるものだというふうに思うんです。  そういう中で、けさの新聞によりますと、実際に工事にかかっていくのは来年の春以降ということになるようでありますが、しかし、また別の新聞によれば、東京とか名古屋は既にJRの所有地である、しかも、大深度で工事が始まりますから、年内にも着工されるんじゃないかなというふうな情報でございまして、そういうことがあって、リニアに対しては時間が迫られているというふうに思うんです。そこで、当市はどう対応していくのかということについて、以下、具体質問をさせていただきます。  質問の第1番目は、当市のリニアについての姿勢を、私はさっき申し上げたような観点を持っておるけれども、もう一遍確認していきたいと思って質問するんですが、市はこのたび、先般の市条例の提案の中でリニア都市政策部というのを企画部から独立して、あるいは基盤整備部から独立して変更するという提案がございました。これは、これから常任委員会で審議はされますけれども、また、この提案があったときに、私は一般質問を出しておりました関係でもう質問はしませんでしたけれども、リニア都市政策部に変更する真意というのは何にあるかということを、まず最初に当市の考え方をはっきりさせていただきたい。1番の質問です。 ○議長(深谷勲君) 総務部長・田立三博君。 ◎総務部長(田立三博君) リニア都市政策部の設置につきましては、秋にもリニア事業の工事認可が予想される中、従来の基盤整備部計画課で行っています都市計画に関する業務と、それからリニアに関する業務を同一部署で一体的に行っていくものでございます。リニア都市政策部には都市計画課、リニア対策課、リニア推進坂本事務所を置きます。リニア担当部署については、これまでもJRや国の事業の進捗に合わせて必要な組織化を図ってきたところでございます。以上でございます。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 都市計画課、あるいはリニアそのものということで、一応内容はわかりましたが、2番目の質問に移ります。  私は、問題は人員体制だというふうに思うんです。リニア都市政策部になって人員体制はどのように強化されるのかということをお伺いしたい。私は、人員体制が大いに強化されるべきだというふうに思っているんです。それはどういうことかといいますと、リニアについては非常に問題が多いですね。トンネルが掘られる、あるいはトンネルから大量の排出土がある、それから、たくさんの家が立ち退かなきゃいけないというようなことがたくさんありまして、したがって、住民にしてみれば、思わぬ困ったことが現場現場で恐らくたくさん起こってくると思うんです。  ところが、対応するJR東海なり、東海そのものじゃない、あるいは岐阜県そのものじゃないですね。いずれも工事会社である。しかも、それには下請の下請がある。随分荒っぽいことが平気で行われていくんじゃないか。大型のダンプが何十台も何百台も土煙上げてどんどんと。それから、家の立ち退きでも、非常に荒っぽいやられ方がするんじゃないかと。その前の交渉でも、果たしてどうかと心配するんです。
     そういうときには、私のさっき申し上げた趣旨からすれば、市が、非常な力を持っている職員を現場現場に配置して、住民一人一人の要望を聞いていくべきだ。住民の側に立って工事会社に文句を言わなきゃいかんということはあっていいと思うし、JR当局なり、あるいは県当局に、市の職員が住民の立場で対応していくということが絶対必要だと思うんですね。そういう交渉力のある人間が現場にたくさん配置されるべきだということからすると、増員が大いに図られるべきだというふうに思うんだが、どういう人員体制を、あるいは私が今申し上げたようなことを考えておられるのかどうか、このことは市の姿勢を決めていく、表現していくことだというふうに思いますけれども、その辺はどんなふうにお考えなのかお伺いしたいと思います。以上です。 ○議長(深谷勲君) 総務部長・田立三博君。 ◎総務部長(田立三博君) 人員につきましては、人事異動を伴うため確定はしておりませんが、リニア都市政策部発足当初は15人前後を想定しております。  なお、今後もリニア関連の事業につきましては、職員の増員あるいは新たな課を設けるなどの対応を進めさせていただきます。  先ほど市民の悩みという言葉で表現をされましたけれども、そういった市民の悩みは、このリニア都市政策部でしっかり受けとめて、それで進めさせていただくということで基本的に考えております。以上です。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) わかりました。どうやら私が意見を表明しているようなお考え方も織り込まれているようなので、15人で結構だと思います。  私はこれから先も、工事に入っていくのは来年の春以降のことですから、まだ時間もありますから、そういうことを引き続き主張していきますけれども、どうか今おっしゃったようなことを大いに広げていただいて、そして準備をしていっていただきたいというふうに思います。現場現場で市民の側に立って、市民から声をかけて、市の課長さん、実はこうなんですよということがすぐ聞けて、すぐ行動に当たるという体制をとっていただくことが、今の答弁にはその内容が含まれておるというふうに、現段階の答弁としてそうだということが理解できますから、その点はお願いしておきます。結構です。  次に3番目の質問ですが、このたびJR東海から国に提出された環境影響評価書について、中津川市は相対的にどのように評価しますかということをお伺いしたいと思います。  これについては、26日で市長から議員にファクスでコメントをいただきました。いろんなことが書いてありますけれども、この4行目ですね。今回の工事実施計画書も十分配慮されていると願っていますと、こういう言い方なんです。これは余り僕は率直に言って気に入らないです。いいのか悪いのかはっきりしてくれと言いたい。願っていますって、既に出ていますからね。こういう表現はどうなのかという感じがします。今後ともJR東海には、周辺環境に配慮し、地域住民に対して引き続き丁寧な説明を行うよう求めてまいりますということです。  本当を言えば、この工事認可が入る前に、地域住民が満足するような万全の体制がとられてしかるべきだ、これだけ大きな、地域の姿をすっかり変えてしまうような大きな事業ですからというように思うんですよ。この環境影響評価書というのは、全体としては、県の部分だけでも何千ページです。僕らは、なかなか全部に目を通すなんてことはできない。この抄訳といいますか、これでしかわかりませんからあれですが、ただ、配慮されていると願っていますというようなことでは困る。ただ、それについての僕の不満は、最初の住民の意見、ないしは後で触れますが、1月17日付の中間、第31号で出た中津川市の市長の意見というのは、僕は大変評価をしています。よくぞこれまで細かいことを、うるさいって大したことはないけど、僕でさえ気がつかんようなことを全部書いてくれていますね、すばらしい。  ところが、残念ながら、それがだんだん上へ行くに従って何だかぼかされている。市長の意見が出て、知事の意見に集約されて、JR東海、岐阜県の意見として上げられたんです。知事の意見になるとそれが随分とぼやかされている感じがするんです。典型的な例は、可児市の陶器の窯跡地の地上にするのか地下にするのかというような問題で、市民たちはあの跡は壊さないでくれ、地下で通してくれと言っているにもかかわらず、JR東海は地上だと。それに対して知事も、本当のことをいえば、住民の側に立って絶対地下だ、それでなかったら岐阜県は認めないぐらい言ってほしい、ところが曖昧でしたね。結局、最後は可児市は市長まで、地上でもしようがないということに、だんだん上へ行くに従って薄められているという気がして心配でしようがない。  そういう点では、青山市長のこの26日も、願っておりますというのは表現として、まあ市長やから、こういう表現にせざるを得ないのかなというふうにも思いますが、しかし、最初の1月17日の意見書とは大分トーンが違いますよということを申し上げて、こういうふうには書いて言っておるけれども、これは公式のことでしっかりやるよというふうな答弁をいただければ満足します。 ○議長(深谷勲君) 市長・青山節児君。 ◎市長(青山節児君) 8月26日は、JRから国に出された日にちでございます。したがいまして、3,000ページに及ぶものを私は読み切っておりませんが、その間に要望また交渉も進めてきております。これは、地元への配慮を最優先してほしいという、内容的にはそのことが一番大きな問題になっております。したがいまして、今回26日に出された、これから読みますよ、これから確認をしますよ、その確認する内容期待をしたい、そういった思いでのコメントとなっております。したがいまして、読んだ後のコメントとは若干違いますので、あわせてそういったコメントが出たということにつきましては、我々も十分な今まで要望を行ってきたという一つの自負もありましたので、そうしたコメントになりました。お願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 今の市長の答弁でわかりました。  ということは、これから先、実際やっていく中ででも、私がさっき申し上げたような問題があったときはどんどん対応していくということの意味が込められているというふうに思いますから、ここにあるように、願っておりますということでは困るというふうに申し上げましたけれども、確かに全部に目を通すわけにいきませんから、わかりました。  4番目の質問です。  平成26年1月17日付の青山市長の岐阜県知事宛ての意見書は、1.大気質から15.廃棄物に至るまで広範な対策並びに、さらに幾つかの項目については事前調査を行うということを述べていますね。その具体性並びに周到さを評価しております。僕は大したものだと思っております。このようにコピーを大事に持っていますけれども、この内容は大したものです。この市長意見に、このたびのJR東海の環境評価書のあらまし、今度、来ましたね、これです。8月付で来ましたが、この1月17日付で出た市長の要望に、このあらましは答えているというふうに思いますかということを4番で聞いておるんですが、私は非常に問題があるような気がするけど、4番については、市長の今のご答弁で、そういうことだと理解しておきますから、4番はそのようにしてご答弁をいただかなくて結構です。  それから、5番目の質問。青山市長意見書の6.地下水、7.水資源の問題について、工事実施前に実態調査をしなさいということを1月17日の意見書ははっきり言っていますね。これは実は非常に大事な問題でありまして、地下水は今もって井戸水を利用している人もいるし、もう1つは、山口でも、あるいは山ノ田あるいは瀬戸でも、傾斜地でありまして、山からの流水を農耕とか生活に利用している人はたくさんいる、これは特に岐阜県以外でも、我々の地区以外でも、静岡県でも大変なようですね、この問題は。大井川がどうなるか、水が減るというような問題で大変なようですけれども、このことについての事前調査ということを要求していますけれども、その後どうなるんでしょうか。JR東海は、やっぱりもう一遍事前評価を。どうも山口なんかで私が見たところでは、さらにボーリングをやっていろいろ調べたという実績がないような気がするんですよね。このことをJR東海はちゃんとやってくれたんだろうか、この辺についてどう掌握しているか、わかる範囲で答弁してください。 ○議長(深谷勲君) 企画部長・島崎保人君。 ◎企画部長(島崎保人君) まずは、地下水の水位につきましてですが、水位、水温、pH、電気伝導率、透視度、この調査内容を工事着工前といたしまして、トンネル工事前の1年間に月1回、工事中に月1回、工事完了後としてトンネル工事完了後3年間、四季を通じて調査をするということを基本としてやるということと、自治体からの調査の要請をさせていただきましたけど、井戸水についても検討することが明記をされております。  それから、河川の流量につきましても同様の頻度で調査を行うということが明記されております。  したがいまして、地下水、水源等につきましては、おおむね市長意見が環境影響評価書に反映されているというふうに考えております。以上です。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) おおむね市長意見が環境評価書に反映されているということでありますが、私が見ると多少荒いという感じがしますから、それは今後また対応していっていただいて、現場現場でチェックしていっていただくということでやっていかれるもんだというふうに理解をして、5番の質問を終わっておきます。おおむね評価されておるということですね。  それから、6番の質問でありますが、磁界の問題。岐阜県駅は、児童の教育施設に近接しているだけに保護者は心配している。どのぐらい離れることになりますか。岐阜県駅と坂本小学校、保育園、あるいは中学校、200メートルぐらいということになりますかね。それだけに、坂本の近辺の人は心配をしておられるような気がするんで、このことについて、JR東海の今度出たあらましの13ページの最上段でございますが、列車の走行にかかわる磁界は山梨リニア実験線の測定結果に基づき予測した結果、国の定める基準値よりも十分小さい値となります。実にそっけないというふうに思うんです。こういうことでいいのかと、こんなそっけない態度でこの磁界の問題が処理されていいかどうか、この辺の見解をお伺いします。 ○議長(深谷勲君) 企画部長・島崎保人君。 ◎企画部長(島崎保人君) 環境影響評価書あらましにおける磁界に関する説明につきましては、今、原議員がおっしゃいました13ページ上段のほかに、7ページの全体を使って国際的なガイドラインや山梨リニア実験線で行われた公開測定の結果について、図表を使って国の基準を大きく下回ることが説明をされております。また、環境影響評価書岐阜県版では、あらましのほかに要約版で4ページにわたり、また本編では12ページにわたって、それから資料編では78ページにわたりまして、磁界に関する詳細な記載がされております。要約版では、先ほど小学校というお話がありましたけれども、麦の穂学園が一番近いですので、そこの例をとって測定をさせていただいておりますので、申し添えさせていただきます。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) わかりました。  私も十分これを消化していなかったということから、こんな質問が出たような気がしますが、やっぱりこのことは非常に神経を使っていかなきゃいけない問題だというふうに思いますから、引き続きそのように対応していっていただきたいということを要望していきたいと思います。  次に、7番目の質問に入ります。  トンネル工事の排出土の受け入れの問題でございます。  26日の岐阜新聞によれば、ほかの新聞も書いていますが、中津川市については濃飛横断自動車道の1カ所と民間20カ所に受け入れるという報道があります。この濃飛横断自動車道については、私はやるべきじゃないという意見、もしくは、むしろリニアの残土を受け入れるために濃飛横断自動車道を無理してやるんじゃないかということを、この前議会で言ったことがあると思いますが、それに似たような表現ですが、濃飛横断自動車道1カ所、それからその他20カ所、こうありますが、濃飛横断自動車道のこの1カ所というのは、恐らく5.1キロメートル全体について言っているんだと思うんです。濃飛横断自動車道に何カ所に受け入れるということになっているのか、詳細がわかっていたら言ってください。また、ここに書いておりませんけれども、中津川市が受け入れる残土全体の中のうち、濃飛横断自動車道に受け入れる量はその何%かというようなこともわかれば、あわせて発表していただきたい。 ○議長(深谷勲君) 企画部長・島崎保人君。 ◎企画部長(島崎保人君) 濃飛横断自動車道での建設発生土の受け入れにつきましては、具体的な受け入れ箇所数について明らかにされておりません。先ほど原先生が言われましたパーセントにつきましても、総量もわかりませんので、今の段階では公表することはできません。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) わかりました。  それじゃあ7番の中のもう1つ、口頭では申し上げませんでしたが、ここに書いてますが、民間の20カ所の受け入れということを岐阜新聞は報じております。これは民間のことですから、仮にわかっていたとしてもこういう場所だ、どこそこが受け入れるというようなことを言うのはまずいと思いますが、それは特に問いませんけれども、差し支えがないというところで、何かそういう事例があったら、民間のどこが受け入れるということを表明して、話し合いがついているんだということがあったら発表してください。 ○議長(深谷勲君) 企画部長・島崎保人君。 ◎企画部長(島崎保人君) 民間の20カ所につきましては、個人からの申し出があったもの、それから市が適地として拾い上げた場所などでありまして、受け入れが決まったものではございません。また、地権者や周辺地域の了解を得たものでもございませんので、現時点では具体的な場所等を明らかにすることは控えさせていただきたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) わかりました。まあ、そういうことでしょうね、民間のことについては。  それでは、7番まではまだ余りはっきりしていない。ただ、岐阜県分の相当部分は中津川市が引き受けることになるということだけは確認をしていきたいと思うんですが、主にはそれは、恐らく車両基地にJR東海自身が使うということなんだろうというふうに推測をしておきたいと思います。  次に8番目の質問。車両基地の問題でございますが、6月の定例市議会における私のJR東海の計画における被買収、要立ち退き数の質問に対して、市の答弁は住宅16戸だと、事業所2カ所と答弁しておられた、これは議事録の113ページ、114ページ。現在、この住民の方々は買収、立ち退きが迫られるということを自覚していますか。この16戸あるいは事業所の2カ所はそういう状態になっているか、それとも地図が示されている範囲で個々の住民にそれが自覚されていると、あるいはさせているという状態ではあるのかないのか、はっきりしていただきたい。 ○議長(深谷勲君) 企画部長・島崎保人君。 ◎企画部長(島崎保人君) 車両基地の範囲につきましては、市といたしまして、広報「なかつがわ」の号外版で市民の皆様にお知らせをいたしました。それと、リニア推進坂本事務所や地域の集まりなどでも説明をさせていただいておりまして、多くの方にご認識いただいているというふうに考えております。  今後は、工事実施計画の認可後に行われます事業説明会、その後に行われる測量等のお願いの際、事業主体であるJR東海から地権者の皆様に詳細な説明がされるというふうに認識をしております。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 今のを聞いていますと、徹底の仕方が弱いというか、同時に反応も、それほど慌てたような反応ではないという感じはするんが、そういうことでいいのかどうかね。むしろ、あの五十何ヘクタールですか、60ヘクタールというのは、前はもっと広い、100ヘクタールぐらいのところから絞られてきたわけですから、どこが引き込み線で、どこが工場で、どこが整備のところだという色分けまでされたわけですから、もう非常にはっきりしたと思うんですが、そういう点では、仮にこの土地の所有者、住居者からそういう問い合わせがなかったとしても、こっちから積極的に、お宅はどうしてもこの中にひっかかりそうですから、そのつもりをしておいてくださいねと、どうぞ考えておいてくださいということぐらいは、むしろこっちから積極的にJR東海の説明がないまでも、家族で検討するために、むしろ積極的に問いかけて、そして将来についてどういうふうにお考えになりますかということを、例えば、ほとんど農家でしょうから、農業を続けるということについてどう考えられるのか、あるいは住むとしたらどの辺に住みたいというふうにお考えなのか、そんなことを今から聞いていったらいいじゃないですか。聞いていく必要があるんじゃないかという気がするんですが、その辺はどうですか。 ○議長(深谷勲君) 企画部長・島崎保人君。 ◎企画部長(島崎保人君) 6月にJRが公表しました図面があります。あの図面はあくまでも概略の図面でございまして、どこのラインまでが用地になるのかということが示されていない状況でございます。その段階で市が、お宅さんの土地はかかりますという状況がわからない状況ですので、今はあくまでもこの地域、こういう図面が示されていますから、この辺がかかりますよというのをあくまでも市民の方にお知らせをするという段階までしか、市としてはできないというふうに考えております。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) そういうことだと、僕は早く覚悟を決めてもらうというか、考え方をまとめてもらうということのほうが後々スムーズにということのような気がしますが、今はそういう状況であれば、それは仕方がないから、そういう答弁だというふうに受けとめますけど、やっぱり早くからそういう情報をきちんとつかんでもらって、覚悟を固めてもらう。こっちとの、あるいは住民同士との相談も深めていっていただくということが、実際やったときのスムーズなことになるんじゃないかというふうに考えますが、それは私の意見としておきます。  先ほどの答弁にありましたように、今後、市のリニアの体制が強化されていく中でやられていくだろうということを期待しとておくということにいたします。  したがって9番の質問ですね。該当住民の方の反応をできるだけ克明に報告してくれということをしましたが、この質問はもう成立しませんから割愛しておきます。  それから10番の質問。また、車両基地地区の対象者だけの対策組織がどうも要るような気がするんですね。農家の人ばかりのような気がするから、ほとんどね。農家の人は農家の人としての共通な考え方があるような気がするから、この16戸の人だけの一種の団結といいますか、話し合いといいますか、交流といいますか、そういうことがあっていいような気がするんですが、ここだけの対応をする住民の組織、協議会はできるんですか、できないんですか、聞かせてください。 ○議長(深谷勲君) 企画部長・島崎保人君。 ◎企画部長(島崎保人君) 先ほどもちょっとお話しさせていただきましてけれども、現在、まだエリアが確定していないということと、前回の6月議会の中でお話しさせていただきましたけれども、坂本地域、それと中津の西地区というところで現在組織はできておりますが、車両基地ということで限定したところでは現在はまだできていないですし、お話もまだ伺っていない状況です。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) わかりました。僕がどうも焦っているみたいな感じを持ちますが、9、10の質問については終わったということにいたしまして、時間の関係もございますから、11番の国の工事認可の質問に移りますが、国の工事認可というのは恐らく早いと思うんですね。JR東海と国土交通省はツーツーでありますから早いと思う。また、国策的にも景気対策というようなこともありますから早いと思うんです。  それで、8月8日付に市から、議会のリニア中央新幹線対策特別委員会の資料が提出をされております。私はリニア対策委員ではございませんので、この資料に基づく説明は受けてはいません。いただきました。余り詳細な勉強ができていなくて申しわけないんですが、地元との対応としてこの資料を見ますと、39ページの上段に、土地区画整理事業認可前の流れとして39ページの上段に説明してあります。この1に、まちづくり推進特別委員会の説明会、7月、それから2番目に区長会への説明、7月、それから住民への説明、8月ということで、しかもこれは土地区画整理事業の概要説明ということのようでありますが、7月及び8月のこの3つの説明会は、月は既に過ぎておりますから、説明会は実施されたかどうか、まず答弁してください。 ○議長(深谷勲君) 基盤整備部長・渡邊弘孝君。 ◎基盤整備部長(渡邊弘孝君) 今、お示しの議会のリニア中央新幹線対策特別委員会資料39ページ、委員おっしゃるとおり、土地区画整備事業の認可前の流れを記載したものでございまして、上段から1)の坂本まちづくり推進特別委員会の説明につきましては、7月17日に実施しました。2)の坂本区長会の説明は7月30日に実施しました。3)の関係住民の説明会につきましては8月25日、9月8日、9月10日の3日間にわたって実施しました。以上です。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) ありがとうございました。  そうしますと、この質問事項に実はないんですが、そういう点では、お達しはこの質問を提出した後、よくよく見ますと、土地区画整備事業の概要説明ということになっているわけですよね。  ここで新たな質問ですが、もし事前予告がないから、そんなことに答弁できないとおっしゃるんであれば結構です。 ○議長(深谷勲君) 原議員、みずから通告にない質問ということを限定されておりますので、その通告がないということをみずから認められております。これは事前通告制ですので、それに沿って、通告した文書に沿って質問をしてください。  10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) それでは、そうおっしゃるんであれば、12番に今の答弁に関連をして質問をしますから、いいですね、議長、関連質問ですよ。  関連質問ですが、この土地区画整理事業ということになっていますね。このことが何で、リニアの対策として語られなければならないのか、同義されなきゃならないのか、その点答弁してください。僕の認識にありませんでした。 ○議長(深谷勲君) 基盤整備部長・渡邊弘孝君。 ◎基盤整備部長(渡邊弘孝君) これは、リニア岐阜県駅周辺の整備に土地区画整理事業が一番手法として向いておるんじゃないかということで、私ども土地区画整理事業の調査をするために、地元の合意形成を図るための事前説明ということでさせていただいております。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 土地区画整理事業について、私は認識がないのでちょっとはっきりわかりませんが、早く言えば、リニアではなくて土地区画整理事業というようなことを通じて、むしろ住民にリニアに関連した立ち退きを容易にのませる。それで、JR東海から言われたんじゃなくて、市の事業というんですか、地区の事業として、むしろ市がJR東海の先棒を担ぐといいますか、土地区画整理事業の名前を使って住民を立ち退かせる、そんなことはありませんかということを、じゃあ1点、ここの段階では聞いておきます。 ○議長(深谷勲君) 基盤整備部長・渡邊弘孝君。 ◎基盤整備部長(渡邊弘孝君) 駅周辺整備を行うのには、それ相応の立ち退きが必要になってきますけど、そのコミュニティーを維持するためにも、その区画の中で移転者がまた移転できるということで、ほかへ行ってコミュニティーを破壊するんじゃなくて、その地域のコミュニティーを守るためにこの区画整理の手法がいいということと、あと駅前の広場も確保しなければいけませんし、道路も必要になります。そういう中でこの手法をとらせていただくということで、決してリニアのJRのために先駆けてやっておく事業ではありません。 ○議長(深谷勲君) 原議員、まだ大項目、もう1点残っています。時間整理をして、通告に従って質問をしてください。  10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 仕方がありませんから、まだまだ問題はありますけれども、この点は言っておきます。  それじゃあ12番の質問へ飛びます。12番の質問は41ページ上段、26年8月の住民説明会は実施されましたかということを端的にお伺いします。 ○議長(深谷勲君) 基盤整備部長・渡邊弘孝君。 ◎基盤整備部長(渡邊弘孝君) 先ほども答弁いたしましたように、住民説明会は土地区画整理事業の説明を行ったものでございまして、8月25日、9月8日、9月10日の3日間にわたり実施させていただきました。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 現段階では、どうやらその土地区画整理というのは、むしろスムーズにリニアに関連した整備をしていくというふうなステップだというふうに、現段階では理解しております。  それから、13番の駅周辺整備協議会(仮称)は発足しましたかということと、14番の構成員の駅周辺……。 ○議長(深谷勲君) 原議員、通告に従って一問一答でお願いします。  10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) じゃあ、駅周辺整備協議会は発足しましたか。 ○議長(深谷勲君) 企画部長・島崎保人君。 ◎企画部長(島崎保人君) 岐阜県によりまして、リニア岐阜県駅周辺整備協議会が設置をされまして、8月21日に第1回目の協議会が開催をされました。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) それじゃあ14番目、最後です。  41ページ最下段、駅周辺整備協議会が発足したんであれば、構成員の氏名、肩書きを発表してください。 ○議長(深谷勲君) 企画部長・島崎保人君。 ◎企画部長(島崎保人君) 協議会の委員は15名で構成をされておりまして、その構成員は、まず有識者といたしまして、岐阜大学名誉教授、竹内伝史先生、岐阜工業高等専門学校教授、鶴田佳子先生、岐阜大学工学部教授、倉内文孝先生、岐阜大学地域科学部准教授、三井栄先生、この4名の先生方、それと交通事業者代表といたしまして、岐阜県バス協会会長の岸野吉晃様、岐阜県タクシー協会会長の山田久典様、岐阜県レンタカー協会会長の早川宏治様、この3名の方、それと観光関係者代表といたしまして、日本旅行業協会中部事務局長の中島藤隆様、岐阜県観光連盟副会長の鎌田満様、この2名の方、商工団体代表といたしまして、中津川商工会議所会頭の丸山輝城様、恵那商工会議所会頭の山本好作様、この2名の方、それから住民代表といたしまして、坂本地区区長会長の市岡勉様、それと行政代表といたしまして中津川市長、恵那市長、岐阜県都市建築部長、この3名。この15名で構成をされています。 ○議長(深谷勲君) 原議員、残り3分です。大項目がまだ1つ残っております。整理をしてお願いします。
     10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 今、聞きますと、随分とそうそうたるメンバーでございまして、この人たちが区画整理の審議を行うということですが、こんなにそうそうたるメンバーで地区の、岐阜県全体から見たら狭いですよ、岐阜県駅だけのことですから、ことについて審議されるという、住民は押しまくられてしまって、この新幹線駅決めたらしようがないということになりませんか、心配です。その点、もし何かあったら答弁してください。 ○議長(深谷勲君) 市長・青山節児君。 ◎市長(青山節児君) この件の計画の中には、リニアの活用戦略というものが一番上にあります。これは県内全域の中での委員構成になっております。そして、この協議会、それぞれの分野での協議会がつくられました。これは県の意向でつくられたわけでございますけれども、この中津川市、恵那市が当然、駅周辺の一番近い自治体になるものですので、この駅周辺の課題、問題、そしてまた将来像については、中津川市、恵那市の中から選抜がされました。そして、第2次的交通として、先ほどのバス、タクシー、レンタカー、そうした方がこの協議会のメンバーとして選任をされました。そして、トータル的な中では、有識者がこの中に加わった、そういう構成になっております。  したがいまして、この協議会の中で全てを決定するというものではなく、リニア戦略協議会の中への意見として具申をする協議会という位置づけですので、説明とさせていただきます。 ○議長(深谷勲君) 原議員、残り2分半です。簡潔に通告に従って質問をしてください。  10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 広い意味ということで理解をしておきたいと思います。  じゃあ1項目、リニアについての質問はこれで終わります。  あと2分しかありませんが、2番の濃飛横断自動車道、6月6日付、坂本16区民一同による岐阜県知事並びに青山市長へのルート変更要望が出ていますがという、この問題に触れます。これは、16区というのは、この要望の中心となっておるのはいわゆる岩屋堂だというふうに思うんですね。  私も行ってみました。今まで岩屋堂なんて意識したことはなかったんですが、行ってみればわかるんですけれども、本当に伝統的な集落で、徳川時代からそこに住んでいる。大きな家がいっぱいあって、立派な生け垣があってというようなことです。そこに住んでいる人たちは本当に、率直に言っていい生活をしていますね。そこを立ち退きなんていうのは、私はこの間、福井の原発の問題で地裁判決のありました人格の破壊だという感じがするわけであります。あの人たちにしてみたら、お金にかえられないだろうと思うんです。時間がなくなってしまいましたから、もう具体質問に移りますが、具体質問の1番目、この痛切な岩屋堂の皆さんの痛切なルート変更要望に、青山市長はどういうふうにお答えになりますか、答弁してください。 ○議長(深谷勲君) 基盤整備部長・渡邊弘孝君。 ◎基盤整備部長(渡邊弘孝君) 県が示しておりますルート案につきましては、地形条件、遺跡、史跡や学校、住宅密集地などの地域条件、ハナノキやシデコブシなどの自然条件、道路構造の技術的条件などを総合的に勘案したものであり、2027年のリニア開業までの限られた期間の中で一定の効果が発揮できることを目標に検討されたものです。市としましても、濃飛横断自動車道中津川工区は南北方向の広域的なアクセス軸としてリニア駅の速達性、定時性を確保するとともに、リニア利用者の交通が地域内の生活道路に入り込まないよう、リニア開業までに完成する必要があると認識しております。  また、この事業規模が環境影響評価法及び岐阜県環境影響評価条例に定める対象事業に該当しないため、法令や条例に基づく手続は行われませんが、当地域特有の自然環境を考慮し、今後も引き続き必要な環境調査を実施し、専門家の意見をお伺いしながら環境への影響が極力少なくなるよう努めると聞いています。なお、この当該要望書につきましては、坂本16区区民一同ではなく、岩屋堂2区区民一同からいただいておりますので、申し添えます。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 最後の質問ですが、市長にお伺いするけれども、今おっしゃった観点で、ここの要望を出した区民たちと直接話をしてみようという用意がありますか。最後に質問します。 ○議長(深谷勲君) 市長・青山節児君。 ◎市長(青山節児君) リニアに関します、また濃飛横断自動車道の工事等に関しますことにつきましては、この地域、とりわけ駅周辺、また坂本地域の皆さんには、今までの生活環境とは大きく変わってくることが予測されます。したがいまして、この濃飛横断自動車道の関係される地域住民の皆さんのみならず、リニアの関係、全てのことで、もし地域の皆様がそうしたことを要望されるならば、私はお会いをして話し合いもさせていただきますが、今、部長が申し上げましたように、この事業に対しましての最大の配慮は県に要望をしていく立場でございます。皆様の意見を聞きながら、県に要望をしていくというスタイルだけはとってまいる所存でございますのでお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 終わります。ありがとうございました。 ○議長(深谷勲君) これにて、10番・原 昌男君の一般質問を終結いたします。  続いて、3番・岡崎隆彦君。   〔3番・岡崎隆彦君質問席に着く〕 ◆3番(岡崎隆彦君) それでは、通告に基づきまして一般質問を行いたいと思います。  本日の一般質問で一番短い時間をいただきましたが、たっぷり時間をいただいた格好になっておりますので、ゆっくりやりたいとは思いますが、いいご答弁をいただければ早目に終わりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  では、大項目としましては、地域予算の内容拡充についてということで、中津川市は合併後10年が経過しました。幸いにもリニア中央新幹線の岐阜県駅が当市に決定し、今後に明るい兆しが見え始めたところであります。一方で、合併特例措置における普通交付税が減少し、5年後には約30億円が減額になると、数字的には30億という数字ではないかと思いますが、社会福祉費の増大もあり、市の財政も大変厳しい状況にあることは必至であります。しかしながら、リニア中央新幹線にあわせまして、各地域が頑張ることにより当市全体が元気になるのではないかというふうに考えております。行政は公平の原則が第一になってくると思いますが、各地域の独自性を後押しして、中津川市の魅力の拡大を図っていくのも政治手法の一つではないかと思っております。  そこで質問をさせていただきたいと思います。  各地域のまちづくり協議会の活動状況をお聞きしたいと思います。個別な意見は結構でございますので、全体のところでのお話をいただければありがたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) まちづくり協議会は各地域のまちづくり活動の中心的な役割を担っておりまして、さまざまな形で取り組みをされてみえます。それぞれのまちづくりビジョンに基づき、防災活動あるいは地域外の方々との交流、イベントの開催など、地域の課題解決、活性化を図るための取り組みなどがございます。また、まちづくり協議会はホームページを開設されてみえるところもございますので、そういう情報発信、あるいは子育て、ふるさと体験学習、またはNPO法人への取り組みとか、いろいろな自主的な取り組みが行われているように承知しております。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) ありがとうございました。なかなかの活躍をされておると思いますが、現状のまちづくり協議会の課題は何だと思われますでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) 各地域に、まず共通する主な課題としましては、組織の担い手、後継者不足、組織の運営するための財源、またはその拠点の確保、どこで活動していくかというようなことがございます。  そのほか、区長会との役割の明確化やまちづくり協議会に対する地域住民の皆さんの認知度というか、位置づけの意識もまだまだ低いというようなことがございます。また、その地域ごとに事務局体制とか活動資金については随分差もあるところがございますので、そのような部分も課題であるというふうに考えております。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) なかなか課題が多いと思われます。以前、まちづくり協議会の会長会議を開催しているということをお聞きしましたが、その課題について皆さんと情報共有や話し合いはされておるのでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) 今まで情報共有、情報交換というものが主でございましたが、その後、まちづくり協議会等会長会議を決定機関にしていこうということで、平成26年3月に皆さんで幹事というような役職をつくっていただいて、我々とも話をさせていただいております。  会議では、公民館を核とした地域づくりや地域一括交付金等について話し合っておりますし、また7月には岐阜経済大学から講師を招き、自主的な地域づくりに向けてという内容の学習、意見交換を行っているところでございます。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) 一括交付金等につきましては後からお聞きしたいと思っておりますので、またお願いをしたいと思います。  3つ目の質問でございますが、昨日、粥川議員さんがしっかりとご質問をされておりましたので、あっさりとお聞きしますが、私の住んでおります加子母につきましてはまちづくり協議会がございます。村づくり協議会というような名前でございますが、10の分科会がございます。各団体に所属されている方が主に入ってみえると。分科会に興味のある一般の方も入ってみえますが、全く団体と関係のない一般の方は、区長さんが代表して入っておるということで、区長さんが10人見えますので分科会が10あります。ですので、区長さんもその10の分科会に分かれてその中に所属をしておるということで、毎月分科会も1回会議をされますし、全体の協議会も毎月1回必ず会議をされております。その活動内容については、毎月の区長会で全戸配付して地域の皆さんにお知らせをするというようなシステムで動いております。自分のところを褒めるわけじゃございませんが、なかなかいい活動かなというふうに思ってはおるんですが、まちづくり協議会のない地域もあると思いますが、今後どうあるべきかお聞きしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) 今後どうあるべきかというところの前に、現在まちづくり協議会、ある地区は2つあるところもございますが、きのうからもお話しさせていただいております中津地区、ここにつきましてはまちづくり協議会がございませんので、区長会という形が地域のまちづくり活動の主体となって取り組んでいただいておりますので、そのような方向性を今後も伸ばしていただくのではないかなというふうに考えております。  ただ、これから将来、中津地区の地域づくりを進める中で、各団体との連携が構築されて新たなまちづくり組織というようなことの設置が必要になれば、積極的に支援してまいりたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) まちづくり協議会のない区長制度のあるところにつきましては、長い歴史の中でそういう形だと思いますので、うまく区長会とまちづくり協議会が連携をしていただいて、うまい地域づくりをしていただきたいと思います。こちらにつきましては、粥川議員さんが今後もやられるというようなお話を聞いておりますので、この辺でやめさせていただきます。  これからは、地域予算のことでちょっとお聞きしたいと思います。  地域予算は毎年多少の増減がありますが、ほぼ同一の事業内容になっております。マンネリ化していないかと考えますが、見解を伺います。マンネリ化という言葉は余りいい表現ではございませんが、地域状況は毎年同じではないと思いますので、どんな見解を持ってみえますか、お聞きしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) 平成25年度の予算から、協働の生活環境づくり、がんばる地域サポート事業、地域振興の事業予算を、ご要望がございましたので、各地域の自由度を高めるということで地域活性化予算としてまとめました。それを地域事務所等への配分におきまして、試行として人口割、均等割という考えを入れて自由度を高めているというふうにやっております。  これは地域の要望をもとに、主に出先事務所長の判断で組み立てているということでございますので、各地域の使い道をどれに重点にしていくかというところについてはさまざまでございますけれども、先ほどの大きな事業の目的、構成は変えておりませんので、そういうご指摘のところもあるかと思います。  26年度の予算では、それに加えてまちづくり協議会からの要望を受けまして、集落支援やまちづくり組織への事務局を担う人への費用を重点に組み立てましたけれども、これからも、今おっしゃっていただけることをしっかり意識しながら、実情に応じた必要な予算を事務所あるいは地域の皆さんと組み立てていくことが重要というふうに考えています。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) 今、地域の実情に合わせた予算を組み立ててみえるということでございましたので、大変次の質問がしにくいところでございますが、現状の予算額内で地域が企画し、毎年違う事業内容にしていくというようなこともお考えになったことはございますでしょうか。恐らく地域としても、ことしはこんなことをやりたいなというふうに思ってもできないのが実情ではないかというふうに思いますので、どうでございましょうか。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) 現在も、地域が企画し実行できるというような思いを持っておりますけれども、いろんなご要望もいただいておりますので、さらに工夫等も必要になってくると思っています。  地域が企画する、毎年違う内容にしていくだとか、あるいは6次産業なり地域ビジネスというような、そういう将来をにらんだ展開をしていくためには、一方では人材不足とか地域のいろんな課題もございますので、我々行政と地域がお互いに協力することもありますが、さらにお互いに創意工夫をしていくというようなことが必要と考えております。以上です。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) いろいろな問題があろうかと思いますが、何とか協力していい方向になればと思いますし、地域が独自で考えていくということは、人と人とのつながりも大事になってくるということでございますので、きずなもまたできてくるというような気がします。  それと、次の質問でございますが、地域活性化予算につきましては人口割と均等割を基本にしていくというお話がありましたが、人口の少ない地域、それとか地域ごとにいろいろ、こんなことをやっていきたいというような、積極的にやっていきたいという地域にとっては人口割では大変不利な条件じゃないかなというふうに思いますが、どうでございましょうか。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) これからのことを考えて、地域予算はなるべくシンプルに平準化するというような部分もございまして、均等割と人口割、1階建て、2階建て、そういうイメージを持って平成25年度から少しずつ人口割の考え方を反映させてまいりました。地域予算要求枠の算定基礎として人口割、均等割というようなこともございますが、今までの地域活動、取り組みなども考慮してまいりましたので、不利になっているという認識は持っておりません。  ただ、これからの方向性としましては、人口割の比率を高めながら、その一方で独自の取り組みを活性させる地域、そのようなところに加算していくような仕組みを考えているところでございます。以上です。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) ありがとうございます。積極的に進めていただきたいと思います。  また、地域が新しいことを始めたくとも、現状の事業予算では大変困難だと思われます。特に初期投資に係る経費に大変厳しいところがございますので、支援は考えてみえませんでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) 今までも過疎自立再生とか、その他いろんな制度もチャレンジしながら新しいことに取り組んでいくというところがございましたけれども、現在、がんばる地域サポート事業や地域でモデル的に取り組む域学連携地域活動支援事業、こういうようなところは、まさに立ち上げるところに支援していくことを重点にしております。  また、先ほど加算、独自の取り組みということもございますけれども、例えば地域独自の交通、幹線ではなくて地域の独自の交通など、取り組みをされようという地域につきましては、例えば先進地を見に行くだとか、社会実験等の費用も必要というふうに考えておりますので、先ほどの加算していける部分というところをちょっと検討したいというふうで、現在話し合っているところでございます。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) 加算は十分検討していただきたいというふうに思います。  ちょっと視点を変えまして、次の質問でございます。  市有財産運用管理マスタープランの実施に当たりまして、地域移譲という方針になっている施設を、地域が受けて管理運用するためにはそれなりの費用がかかると考えます。どのように考えてみえますでしょうか。総務部長さん、よろしいですか。 ○議長(深谷勲君) 総務部長・田立三博君。 ◎総務部長(田立三博君) 地域に譲渡するということは、将来にわたって施設を地域で利用していくということになります。したがいまして、施設の維持管理費は地域で負担していただくということになります。  なお、地域に移譲するに当たっての条件等については、地域と協議しながら施設ごとに判断をしていく考えでございます。多少の修繕であれば譲渡の際に必要になる場合もあると、そんなふうに考えております。以上です。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) ありがとうございました。  恐らくそんなようなお話し合いがたくさんされるかなというふうには予想はしております。何とかいい方向で地域移譲ができればというふうに思っております。先ほどちらっとお話をしましたが、加子母の村づくり協議会もこのマスタープランを受けまして、何とかNPO法人を立ち上げたいと、NPO法人になれば財政基盤がある程度できるというふうに考えておりますし、きょう、夜ですが発起人会をやるというような状況でございまして、設立総会を経まして、10月には認可申請をしたいというふうに考えておりますので、これは質問ではございませんが、NPO法人の支援もお願いしたいということをつけ加えまして、お話をしておきます。  それと、ちょっと違った話になりましたので質問に戻りますが、地域移譲をするにはどんな組織を考えられておるのでしょうか。地域づくりと関連が非常に多いと思いますので、定住推進部でお答えをいただければありがたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) この地域移譲の受け手、運営等は、先ほど総務部長がお答えした施設ごとの状況、使われ方とか、そういうところでその組織の形も変わってくるのかもしれませんが、ただ、その地域全体の中でその施設をしっかり生かしていくというところでございますので、まちづくり協議会、あるいは地域によっては区長会とか、昨日からお話ししている連携する組織、そういうようなところが組織ではないのかなというふうに考えております。以上です。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) ありがとうございました。  また、地域予算に戻らせていただきますが、地域予算は各事務所の管理となっておりますが、地域が独自に運営できる交付金制度に切りかえる考えはありませんでしょうか。  以前、1年ほど前だと思いますが、牛田議員さんが質問をされておりましたけれども、南魚沼市では一部1,000万近くの交付金を配分して各地域の提案事業を行っております。ですので、各地域が独自に考えられるような交付金制度ができないかというご質問でございます。ただし、そんな交付金制度にしますと、地域が勝手気ままな運営となってしまう可能性もありますので、行政のほうでの検証はしっかりとしていかなきゃいけないと思いますが、交付金制度という制度も何とか考えていただけないかということでございますが、いかがでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) 南魚沼のときには、ご質問につきましては、交付金等も含めて議論したいというふうにお答えいたしました。現在の地域活性化予算では、地域事務所、総合事務所等へ配分しまして、その事務所の予算執行の中で地域活動、まちづくり団体、実行委員会等へ支出している状況でございます。  現在、出先事務所の所長会議では、地域活性化予算全体の枠組みの中ではございますが、その中で、平成27年度から一括交付金的な制度を施行する、つまり地域へその予算の一部を直接交付するということで、自由度が高まるような制度を目指して協議を行っております。この一括交付金制度と言われるものにつきましては、調べますと全国で3割ぐらいの自治体がさまざまな形で取り組んでみえる、また課題もございますので、今おっしゃった使われ方とか、その辺の検証も必要であるというふうに考えております。以上です。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) 全国で3割、施行されておるのか運用されておるのかちょっとわかりませんが、ぜひ施行をしていただいて、恐らく課題が出てくると思いますので、何とかその課題を克服して、うまく活用をしていただければと思います。地域がまず元気になることが第一だと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、もしそういう施行ができますれば、例えば軽微な道路維持補修とか、補助金、交付金、今まで払ってみえる補助金が少しあると思いますが、そういう補助金や地域資源を活用した事業などの一部を交付金にも加えていただければというようなことも思いますが、見解を伺いたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。 ◎定住推進部長(渡邊好夫君) 議員ご提案の補助金等、整理・統合していくということは行政改革の面だけでなくて、地域活性化、地域予算としての検討も必要であるというふうに考えております。一気にできるということではなくて、モデル的な手挙げ方式の展開もあるかと思います。他市の事例も参考にしながら、先ほど来の所長会議等で、あるいは交付金の受け手となる実行組織、まちづくり協議会とか区長会の場でも話し合っていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(深谷勲君) 3番・岡崎隆彦君。 ◆3番(岡崎隆彦君) ありがとうございました。  まちづくり協議会や区長会で十分議論を尽くしていただければありがたいと思います。地域づくりにつきましては、恐らく区長会やまちづくり協議会が中心的な役割を担っていくということが第一になると思いますので、一生懸命に頑張っていただいて、何とかそういう方向になればと思っております。  先ほどもちらっとお話をしましたが、地域が頑張るということは人と人とのきずなができるということですので、大変地域を守るという意味からでも大きいことだと思っております。本日、一般質問させていただきましたのは、単に予算をふやしてほしいという要望ではございませんで、それもありますけれども、できれば地域が元気になるということは、地域の人たちが自分のところをどうやってよくしていこうという気が起きるような行政の施策をこれからも展開していただきますことを特に要望しまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
    ○議長(深谷勲君) これにて、3番・岡崎隆彦君の一般質問を終結いたします。  ただいまから13時まで休憩をいたします。   午前11時24分休憩  ――――――――――――――――――――――   午後 1時00分再開 ○議長(深谷勲君) 休憩前に続いて会議を開きます。  一般質問を続けます。  続いて、22番・片桐光朗君。   〔22番・片桐光朗君質問席に着く〕 ◆22番(片桐光朗君) ご指名いただきましたので、これから一般質問をさせていただきます。  入るに先立ちまして、私、きのうの一般質問を聞いておって、粥川議員の質問に大変に感銘を受けました。現場を大変に熟知してみえて、その上で現場のほうで抱える問題について、自分としてもこういうふうな形で解決をすべきだというような政策提言内容を持って、そして執行部の今のやり方、問題点がどこにあるかということを非常に鮮明に出してみえたというふうに思いまして、私も本日、一般質問をさせてもらうに当たって、少しでもそういう段階に到達できるような、近づけるような質問がしたいというふうに思いながら、本日この場を迎えておるところであります。そんな気持ちで早速質問に入らせていただきます。  大きな質問の1つ目ですが、多子世帯の子の保育料、授業料の軽減についてということであります。  私は、今回1世帯で2人もしくは3人以上の子どもさんがいる、3人以上というふうに通告には出しておりますけれども、これでは以下の文章の中身が通じませんので、2人もしくは3人以上ということで受け取っていただきたいというふうに思います。2人もしくは3人以上の子どもがいる、いわゆる多子世帯の場合、保育料並びに幼稚園授業料の軽減を図ることについて政策提言をしたいと思います。  現在の中津川市の制度は、保育料について同一世帯のゼロ歳から6歳までを対象に、在園児が2人だと2人目半額、3人いると2人目半額、3人目無料となっております。また、幼稚園授業料は、入園する4歳児から小学校3年生、つまり9歳ですが、9歳までを対象に、2人目の在園児は半額、3人目は無料となっています。保育園も幼稚園も対象期間を6年ということで一致させることで平等な扱いにしているというふうに伺っております。  この制度ですけれども、保育園の場合は在園児だけが対象で、お兄ちゃん、お姉ちゃんが卒園すると同一世帯2人目の子は在園児1人目ということになりまして補助対象から外れます。幼稚園についても、お兄ちゃん、お姉ちゃんが小学校4年生になると同一世帯2人目の子は、在園児としては1人目となるため補助対象から外れます。同一世帯3人目の子は無料だったのが、在園2人目ということになることから半額になるということになります。  今日、消滅可能性都市が話題になり、1人の女性が生涯に産む子どもの数が2012年で1.41、13年は1.43だと思いましたが、極めて少なくなって人口の減少が社会問題になってきています。それだけに、この制度をもっと充実して、同一世帯の2人目の子や3人目の子以降であれば、例えば1人目の子が18歳になった年度までは軽減対象にするというように制度を改善しようというのが、今回の私の質問の趣旨であります。  現行の制度は、保育料、幼稚園授業料の負担軽減ですけれども、子どもがもう少し欲しいと思ってみえる人を応援する多子世帯推進策へと発展させようということであります。移住・定住の促進にもつながるというふうに思うわけであります。  そういう思いを持って、1つ目の質問をいたしたいと思います。  他市にこうした制度をもう既に先進的に取り入れている例があるかどうか。あれば、それがどういった内容なのかについて、まず伺います。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) ただいまご提言いただきました制度は、県内では高山市が保育料と幼稚園授業料で、飛騨市が保育料で実施をしております。高山市は、同一世帯に18歳未満の子どもが2人以上いる場合、保育料、幼稚園授業料ともに第2子が約3分の1、第3子以降を無料としております。飛騨市は、保育料を第2子が半額、第3子以降を無料としています。また、第3子以降だけを軽減している市は4市ございまして、本巣市は保育料と幼稚園授業料の一部で第3子のみを無料、大垣市、下呂市、土岐市は保育料の第3子のみを無料、もしくは減免しているというような状況でございます。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) いろいろと調べていただきましてありがとうございました。  3子だけという市もあるという中で、当市の場合は2人目の子についても同時在園であればやるということなわけですけれども、私もほかのところを調べてみました。  そうしますと、これ県外になりますけれど、一宮市ですが、これも18歳未満のお子さんが3人以上いる世帯については、3歳未満児のクラスに在籍している限り減免をすると。減免については、所得税の課税額が4万円未満の世帯は保育料が無料、課税所得ですね。4万円未満は保育料無料、4万円以上41万3,000円未満の世帯は保育料が半額というような制度があったりですね。今のは愛知県一宮市です。それから倉敷市については、前年分所得課税非課税世帯が対象なんですけれども、3人以上の児童、これは出生から18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にいるものというふうにしておりますが、を養育している世帯から、出生順位が第3位以降の児童が保育所に入所した場合、申請によりその児童の保育料を免除するということも言っておりまして、一律であったり所得であったり、制度は多分そこの市の財政的な内容があるのであろうというふうに思いますけれども、いろいろな形で進められておるということであります。  もう1つ、最近の新聞を見ておりますと、国のほうがこの保育料、幼稚園授業料について大幅な改善策を打ち出してるやに思っておるわけなんですけれども、文部科学省が幼児教育の無償化について今後どういうふうにしようとしているのか、最新の情報を報告お願いしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) 幼児教育の無償化に向けまして段階的に取り組んでいるような状況です。国の教育再生実行会議は、3歳から5歳児までの幼児教育の無償化を提言しており、これを受けて文部科学省は、まず5歳児を対象とした段階的な無償化を進めることを検討されております。これに向けて当市では、平成26年度は幼稚園を対象に、生活保護世帯の無償化と所得制限を撤廃して第2子半額、第3子無料とする条例改正案を今議会に上程をしております。  また報道によりますと、文部科学大臣の発言では、平成27年度は5歳児を対象に所得制限を設けた上で無償化を進めるということでございます。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) ありがとうございました。  国のほうは、そういう形でもう近く着手をしていこうとしておると。5歳児から始めて、次の年には4歳児、5歳児、それから3、4、5歳児という形でいこうということですね。  私が申し上げていることは、ある面そういうふうにして順番に国がこれからやっていこうとしておることの先取りということでありますし、それから国が対象としておりますのは、今の答弁聞いておりますと3、4、5歳児ということになりますので、未満児が残っているじゃないかと。この点についても対応していきましょうよと、そういうふうにしていくことが多子世帯に対する支援の強化になりませんかと、こういうことなわけです。  国に右に倣えで、どこの市も同じことを同じ年度で進めるということであっては、当市の移住・定住の推進につながるというふうにも思えないということです。差別化を図っていくと、積極的な施策をそういう意味で求めているというわけであります。  そこで、具体的な数字をまずお願いしたいと思います。言うことは言っても金がついて回るかということも自分でも思いますので、こういう質問するわけなんですが、同一世帯の1人目の子が18歳の年度末まで、2人目の子の保育料あるいは授業料を半額、3人目以降の子については無料にするというふうにしたと仮定すると、市の負担が年間幾らふえるのでしょうか。これは概算で結構ですので、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) これは、平成26年4月1日の入園児を適用するという仮定で計算いたしますと、年間で1億3,200万円の負担増となります。内訳といたしまして、保育料が約1億2,500万円、幼稚園授業料が約700万円となります。以上です。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) ありがとうございました。  私1億5,000万ぐらいは要るのかなあという感じがしておったんですけれども、私自分自身の勝手な思いとは違っておったんですけど、ただこの計算をするには、実は在園児だけのことだけではなくて、お兄ちゃん、お姉ちゃんが小学何年生にいるか、中学何年生にいるかとか、18歳までということで、かなりの時間をかけて調べなければ、こういう数字というのは出てこないのだろうというふうに思うのです。そういう面では大変に時間のかかる、手間のかかる質問をしてしまったというふうに思いまして、そういうことをやっていただいたことについては、本当にお礼を申し上げておきます。  それにしても、来年度から地方交付税が中津川市合併10年を過ぎてどんどん下がってくるという中で、経常経費の中から1億3,200万円という金を安定して出していくということについては、私もちょっと正直大変だなあと思うところがあります。  そこで、次善の策ということで、当初申し上げたような目標に近づけることができないのかということなんですが、次善の策として全員がそういうふうでやれば1億3,200万もかかってしまうから、もう少し動ける範囲の中で動ける、やれるような施策というのはとれんだろうかということで申し上げるわけなんですが、次善の策として、まずは同一世帯1人目の子が18歳までというふうにした上で、18歳というのは動かさないものというふうにして、その上で第1案として所得制限を設けて同一世帯2人目の子は半額、3人目以降の子は無料にするというような形にするとか、これは先ほど申し上げた全国にも所得制限ということで例があると、これを踏襲するという意味です。  それから第2案としては、2人目の子以降の子についてどれだけかの軽減を図ると。現在でいきますと、入園2人目の子は50%ということになるわけですが、この率を上げていくというようなことも含めて、どれだけかの軽減を図るとか、いずれかの形で多子世帯支援策を打ち出していただけないものかということを切望するわけですが、執行部の考えを伺います。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) 平成27年度から始まる子ども・子育て支援制度に向けまして、新たな保育料、幼稚園授業料の水準を今集めている段階でございます。子育て支援のさらなる充実に向けまして、今議員からご提言いただきました制度も含めまして支援策を検討してまいりたいと思っております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 今後の課題だというふうに言っていただきました。私、ない袖は振れんぞと言われたらどうしようかというふうに思っておったんですが、そういうことではないということであります。  実は、きのうの一般質問の中で、私は大堀議員あるいは粥川議員の質問にちょっと注目して聞いておりました。シティープロモーションとか、人口の減少と移住・定住という話ですね。そういう中で、ご答弁として、シティープロモーションというのは全市民でまちを自慢する、全市民まち自慢ということなんだというふうにお答えがあったように思います。少子化を食いとめる、子育てを支援する、そういう点では市民の皆さんが、中津川市は本当にいいところだよと。市民の口からほかの地域に住んでいる人たちに言ってもらえるような、そういう施策を行っていくことが、このシティープロモーションということで非常に大事なことではないかということを思うわけですね。  先ほど局長のほうから出されました大垣市の例でいきますと、大垣市については子育て日本一のまちづくりを積極的に取り組み、推進するんだということで、この制度もう既にやっておるわけですね。実はやっぱりそういうところが大事なんだろうというふうに思うわけですが、今局長のほうで答弁にありました子育て支援と今後検討していくという中では、そうしたシティープロモーションというような形で、少子化あるいは移住・定住促進というようなことも加味されて検討されていくのでしょうか。ちょっとその点について確認しておきたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) 今議員ご指摘のとおり、子育て支援策ですとか、それから定住施策は本当に、大変このシティープロモーションというか、自慢になる子育てを広く進めていく中で有効な策だというふうに思っておりますが、先ほど議員から、ない袖は振れないというようなこともございましたけれども、財政的にどこまで支援できるかというようなことがやっぱり鍵になってまいると思っておりますので、その辺を十分検討していく必要はあるかなというふうには思っております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから、市長部局のほうにこれはお尋ねしたいと思うんですけれども、出産を阻む要因というのがあると思うんですね。  この間の新聞を見ておったら、こういうふうに書いてあるんですね。政府の調査によれば、政府の調査ですよ。夫婦が理想とする子どもの数は2.42人だそうです。2.42人。ところが、実際の出生率、合計特殊出生率ということになりますけれども、先ほど言ったように1.43とか1.41とかという数字になるわけですね。まるっきり1人分の違いが出てくるわけです。こういうふうにしてほしいけれども、産むことができない要因がやっぱりあろうと思うんです。その要因をどういうところがあるというふうに考えてみえるのか。どなたにお尋ねするのがいいのかわかりませんが、お答えをお願いしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 市長・青山節児君。 ◎市長(青山節児君) 要因は複数、さまざまあると思います。経済的な理由、また例えば奥さんが働いてみえる場合に、その期間の子育てができる施設、また状況が整っているかどうか。したがいまして、これが原因だということではなくて、さまざまな要因がある中でそういう状況、しかし、2.42人を欲しいという気持ちがあるという中であるならば、そうした課題が解決されれば、その方向に向かっていく可能性は非常に大きいのではないかと、そんな思いです。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 市長からのご答弁ありがとうございました。  別の新聞記事なんか見ておりますと、こんなことも書いてありました。1人目の子どもを産み育てるには、結婚できるだけの収入を得られる雇用政策が鍵だと。それから2人目は、仕事と両立するための子育て支援策。3人目以降は、かさむ教育費など経済支援だと。こんなふうに書いてありました。雇用政策といいますと、中津川市がどうこうというふうなことは言いづらいところが多々あるんですけれども、実はリニアとのかかわりで企業誘致、新たな産業の育成、6次産業化というようなところが、中津川市もやれるところとして将来的な問題としてあるんじゃないかということも思うと、この子育て支援策、少子化対応、移住・定住促進ということでは、本当に今申し上げたことも含めて前向きにひとつ取り組んでいただきたいというふうに思うところであります。  ということで、大きな質問の2つ目に入っていきたいと思います。  大きな質問の2つ目でありますが。常雇・臨時の保育士並びに幼稚園教諭の待遇改善についてであります。  当市も保育士不足に悩んでいるというふうに受けとめております。全国的に待機児童をなくす取り組みが現在進められておりますので、一層深刻な状態に陥っているようにも思います。私自身、保育士の資格を持っている人に、中津川市の保育園で働いてもらえませんかとお願いに行ったのですけれども、臨時職員の場合、給料、時給が近隣他市と比べて低いと言って断られてしまいました。  そこで、近隣他市と中津川市では、常雇の方並びに臨時の方の保育士並びに幼稚園教諭の給料にどのような差があるのか。この点について、まずお尋ねをいたします。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) 常雇の保育士、幼稚園教諭については年収ベースで、中津川市は近隣他市と比べて高目になっておりますが、臨時の保育士、幼稚園教諭については低くなっております。それで近隣他市ということで、東濃5市と下呂市について常雇保育士の年収ベースで計算をしてみました。ただ、これは各市月給制であったり、日給制さまざまでございますので、週5日の52週働いたということで、フルに休みなしで働いた状況での試算でございますが、高い順からになりますが、土岐市は242万6,700円、中津川市234万5,150円、瑞浪市232万円、多治見市220万4,400円、恵那市208万円、下呂市198万4,500円でございます。  臨時保育士の賃金でございますが、恵那市1,067円、瑞浪市1,066円、土岐市1,000円、下呂市980円、中津川市890円でございます。  臨時幼稚園の教諭賃金でございますが、多治見市1,200円、恵那市1,067円、瑞浪市1,066円、土岐市1,000円、中津川市890円でございます。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) ありがとうございました。  そうしますと、特に私も臨時職員ということでお願いをしたわけなんですけれども、その臨時の保育士さんということでいきますと、もう1回確認をさせていただきますが、中津川市がこれ時給ですね、890円、恵那市でいきますと1,067円、下呂が980円と、こういうふうなお答えだったと思いますが、それでよかったでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) はい、そのとおりでございます。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) そうすると、今すぐ私、計算ができませんけれども、中津川市は時給890円というふうに考えると、例えば恵那市1,067円ですね。そこで、勤務がどうかということもあるんですけれども、1カ月あるいは年収で恵那と比較してみると幾らぐらいの差になるんでしょうか。中津川市の臨時の方が平均このくらい働いているからというようなことで概算で計算がされていたら、ひとつお願いしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) 臨時職員の平均の勤務体制でいきますと、1日7時間で一月12日間ということで計算いたしますと、年間の賃金でいきますと中津川市は89万7,120円、恵那市は107万5,536円ということで、17万8,416円の差が出るということでございます。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) わかりました。ありがとうございます。  細かい計算までしてもらっておりまして、まことに助かりました。  年間にすると臨時の方の場合、年間で17万8,000円強の、この恵那市と比べてみても少ないと。こうなると、やっぱり中津川市に勤めるよりも、ほかへ勤めたほうがいいというふうに思われてしまうというのは、ある面当然のことだというふうに思うわけですね。  そこで質問の2つ目でありますけれども、差を改善して、せめて近隣他市並みにすることが保育士確保の点で大切だと、欠かせないというふうに思えるわけですが、改善の意思はありませんでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) 今まで説明しましたように、常雇保育士それから幼稚園教諭の給料は近隣他市と比べると高目になっていますので、現行のままとしたいというふうに考えております。  また、臨時保育士、幼稚園教諭につきましては、近隣他市を参考に民間とも協議をしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 協議をしていただくことはいいわけなんですが、今保育士不足で困ってみえるんじゃないですか。現状困ってみえるんじゃないんですか。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) おっしゃるとおり、大変保育士不足で困っております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) その保育士不足の招いている原因が、恵那市と比べても臨時の保育士の場合、年間17万8,000円少ないというところにやっぱり原因があると思われませんか。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) それは感じておりまして、先般大学訪問をさせていただきました。保育士不足ということで、保育士確保のために保育課のある大学へ訪問させていただきまして、各状況をお聞きしますと、やっぱり待遇面で悪いんではないですかというような話もございましたので、その辺は承知しておりますけれども、民間と協議をさせていただくというのは、公立だけ賃金を上げてしまいますと、民間のほうの保育士が今度は公立に流れてしまって、民間の保育士がいなくなるというようなことも懸念されますので、今民間に非常に協力をしていただいておりますので、その辺は協議をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 局長のお気持ちはわかりました。そうであれば、民間の協議については大至急改善をするという方向で協議をするというふうな答弁でないと、現状の問題を解決するというふうにはならないと思います。そういうお気持ちを持って協議をされるのかどうか、重ねて伺います。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) そのような心構えで協議したいと思います。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) ひとつよろしくお願いいたします。  それから臨時の保育士、幼稚園の先生の場合、交通費の手当が出ていないというふうに伺いました。幼児教育というのは現場へ通勤しなくてもできる、そういう仕事なのかというふうに、市がそういうふうに考えているのかと思ってしまいましたが、実態の問題としては、1日にどのくらいの時間を働くのかとか、月に何日通勤しているのかというところも実は意味があって、そういうところを考えなきゃいけないんじゃないかなという気がするところです。
     そこで正規の先生、あるいは常雇の先生につきましては通勤手当が出ておるわけなんですが、臨時の方については、せめて常雇の方の平均くらい、月に出勤日数が同じであれば通勤費も支給すると。それによって、他市との差別化を図るというようなことができないのかどうかと。ここも含めて検討できないかということですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) ここにつきましては、臨時保育士ですので非常勤ということでございますので、他の職種の臨時さんとの関係もありますので、その辺はしっかり検討させていただきます。非常勤ということで、手当としては多分出さないというふうに思っております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) いずれにしても、自宅でパソコンを構っているというようなことで、そういう形で勤まる職場とは全く違って、現場まで行かなきゃいけないということがあるものですから、手当で出せなければ、時間給の中に加味した形にしていくとか、そういうようなことを含めてやっぱり検討をお願いしたいということを思います。  質問の3つ目に入ります。  常雇として採用する場合なんですけれども、何年勤務しても経験加算がないというのが本市の制度ではないかと思います。しかし、労働の質は経験を経るに従って、園児に対しても、親御さんに対しても、そして職員仲間に対しても影響力が大きくなり、仕事の質としても高度化するというふうに思います。この現実、実態を考慮して、経験年数に応じて一定額を加算するようにすべきだというふうに思いますが、この点についてはどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) 現在、経験年数を考慮した給料体系となるよう協議を進めております。常雇保育士は1年ごとの雇用契約であるため、経験年数を考慮する処遇とは今しておりませんが、クラス担任を受け持つなど、園運営にとって重要な職責を担っております。そういった場合、クラス担任には担任加算として一月5,000円を支給しております。今後経験年数を考慮した待遇となるように協議を継続して続けていきたいというふうに思っております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 答弁ありがとうございます。  その協議については、いつごろ実施を目安にしてやっていくのかと。来年度なのか、再来年度なのか、5年先なのかということなんですが、そういう目標というのを持って協議をされるんでしょうか、その点はいかがでしょう。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) 今のところ、最初の協議では1年ごとというふうに思っておりましたけれども、これもまた、担任の加算とかいろんな関係もありますし、毎年上げるということではなくて、5年ごとというようなことも考えますと、まだこれ協議中ですので、何年勤務するとというようなことはまだ決定はしておりませんけれども、複数年で上がるというようなことは考えております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) いやいや、私が申し上げたのは、その協議の結論が出るのはいつを目安にしているのかということです。その点についてお願いします。 ○議長(深谷勲君) 教育委員会事務局長・勝 宏児君。 ◎教育委員会事務局長(勝宏児君) できるだけ早いうちにということを思っております。できれば、今年度中には結論を出したいというふうには、私どもは思っております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) その結論の内容にまで踏み込んで答えていただきまして、一定の展望みたいなものが出て、喜んで皆様働いてもらうことができるのではないかというふうに思います。  ただ、私が経験年数というふうに言ったのは、先ほどここで申し上げましたように、労働の質が高度化して、子どもさんにも、親御さんにも、職員仲間にも影響力が大きくなるということがあるからということで申し上げているわけですね。だから、早く決めていただいて、早くそういうふうにして経験年数加算もやっていただけるといいのですけど、経験年数加算をつけるということは、実はあなた、もっとよりよい幼児教育を進めるように、しっかり自覚的にやってくださいよということを伝えていくということも大事だと思うんですね。これはお願いということでいいと思いますので、上げるということはそういうことなんで、経験年数でね。そうやって、みんなでもっといい幼児教育をしていきましょうよと、そのためにあなたは尽力してください、そのお金がこの金ですと胸張って言えるくらい上げていただきたいと。これも要望としておきます。  手を挙げていただきましたので、市長、ひとつ答弁よろしくお願いします。 ○議長(深谷勲君) 市長・青山節児君。 ◎市長(青山節児君) ただいま保育園、幼稚園の職員の皆さんの待遇についてのご質問でした。  そして、東濃5市の職員の皆さんの待遇状況との比較もしていただいたわけです。ただし、一つ、やはりどうしてもこの中にこういう状況になっているという形もございます。それは、やはり公的な幼稚園、保育園のあり方、また私立の保育園の数、どちらがどういう形の中で行われているか。中津の場合には、やはり公的な保育園の施設が多いというように私は理解しております。とりわけ恵那市においては民間への移譲、したがいまして、今の職員の給与体系、また待遇の改善等につきましては、そうした計画も同時にしっかりと進めないとなかなかその位置まで持っていくこともできない。こうしたこともあるということも、ぜひご承知おきもお願いをしたいというふうに思いますので、余分な話であったかと思いますが、状況をご理解願いたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 丁寧に市長からの答弁をいただきましてありがとうございました。  いずれにいたしましても幼児教育というのは非常に大切なことでありますし、それから中津川市政全体で見てみると、この市内にまず出産をする場があると、それから小児科のちゃんと病院を持っていると、保育料についても、近隣と比べてみても若干だけれども安いとか、市民の負担がそれだけいいよというような、楽になっているよというところもあって、シティープロモーションということに格好つけて言えば意味ある、意義ある施策も進めてきているということだと思うわけです。それをさらに進めていこう。その進めるに当たっての職員の待遇についても、きちんとして自覚を持ってまた進めてもらうような形をとっていこうというのが、今回のこの大きな1つ目、2つ目の私の質問の趣旨でございますので、そういう点を踏まえながら、今後施策に励んでいただきたいというふうに思います。  そういうことで、2つ目までの質問を終わりまして、大きな3つ目の質問に入りたいと思います。  障がい者のグループホーム増設は緊急課題ということについてであります。  私は、障がいを持った子がいる親御さんたちと、特にこの1年、よく接する機会を得ました。そこでたびたび耳にし、私の胸を打ったのは、この子のことを思うと死ぬに死ねんという言葉です。世話をするご両親が高齢化していると、親が福祉施設に入所しなければいけないとか、入院しなければならないという事態を突然迎えることがあります。その瞬間からケースワーカーなど、福祉関係者や親戚、近所の人たちなどが大慌てで動くのですが、入所できるまでの期間を誰が世話をするのか。親が世話できないと誰が世話するのかと。親戚や近所のうちに泊めてもらうにしても、実際にその子の、大人ですからその子というかその人の世話ができるのかということで大変なことになってしまいます。こうしたことを私自身目の当たりにしたこともありまして、障がい者のグループホームが不足しており、ふやすことは緊急課題だと痛感をするところであります。  障がい者福祉については、近年特に中津川市の場合、就労支援施設をふやして働く場と居場所を確保してきております。そういう面では、今飛躍的にこの数年間実績を積んでいるというふうに思って見ております。就労支援施設をこうやって充実したことによりまして、乳幼児期の早期発見の段階から、小学校、中学校、そして特別支援学校、そしてそこを卒業しても行く場があると、おり場があると、こういうふうに一応中津川市の障がい福祉の行政も整ってきたと。あとは質とか量を充実していくという問題はありますけれども、そういうふうには思っております。  その上に立って、グループホームの増設を緊急課題だというふうに受けとめていただきまして、早急に手を打っていただきたいわけであります。かつてはケアホームというような言い方もありましたけれども、今は何かグループホームに統一ということだそうですので、グループホームということで一括した総称として私今言わせてもらっておりますが、そういうことであります。  そこで、1つ目の質問でありますけれども、私は緊急課題だというふうに今ここで申し上げましたけれども、執行部はどういうふうに認識してみえるのか伺います。 ○議長(深谷勲君) 健康福祉部長・早川和子さん。 ◎健康福祉部長(早川和子さん) 障がい者のグループホーム建設につきましては、ご家族からの要望も聞いておりまして、重要な課題だというふうに捉えております。障がいのある子どもを持ってみえる親御さんにとっては、自分がいなくなった後の生活について、将来の不安を感じておられる方が多く見えると認識しています。現在のところ、中津川、恵那管内におきますグループホームが幾つかございますが、そのグループホームが把握しています待機者なんですが、中津川市民の待機者としては9名というふうに聞いており、この待機者の解消については必要なことだというふうに思っております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 答弁ありがとうございます。  今部長、重要な課題というふうにおっしゃいました。私も本当に重要な課題だというふうに思います。私は緊急課題でもあるということを思うわけですけれども、執行部の見解はいかがでしょうか。重要であることはそうなんです。重要でなおかつ緊急課題だというふうに思うんですが、執行部の見解を伺います。 ○議長(深谷勲君) 健康福祉部長・早川和子さん。 ◎健康福祉部長(早川和子さん) 緊急という意味合いにつきまして少し思うところがございますが、現在グループホーム入所希望の方は、在宅を中心に在宅サービスですとか通所サービスを利用しておられ、今現在の居場所は確保されているのではないかというふうに思っており、また緊急時にはショートステイなどを利用していただく体制でございます。  親御さんの将来への不安に対しては、できるだけ早くグループホームの整備をしていきたいと考えておりますが、緊急的というのがきょう、あすというようなそういう短期の意味合いであれば、もう少し時間もかかることですので早急にというふうに考えております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 部長の今の答弁は、私がこの3つ目の質問の冒頭と言ったところとちょっと絡んでくるわけです。何も問題がなければ居どころがあるというのが確かだし、ショートステイなどもそれなりに使えるということでは、それはいいんですよ。ところが、親御さんがご高齢になられると突然入院と。あるいは、子どもの世話をするどころか、自分が福祉施設に入って世話をしてもらわないとどうしようもないとかという事態に襲われるわけですよ。そういうときに、もう近所が面倒を見るとか親戚が面倒を見るといったって、これまで余り接していないと24時間世話をするというふうに、実際には責任持って世話すると言えんのですね。障がいを持った人が路頭に迷うという事態、これは本当に大慌てで大騒ぎになってしまう。入院した親をほかっておいてでも近所の人たちが対応しなきゃいけなくなってしまって、こっちのほうが大変なんです、本当の話。だから、私は緊急な課題ということを思うところなんです。そういうつもりで、この問題には対処していただきたいというふうに思うわけです。何か特別ご意見はありますか。 ○議長(深谷勲君) 健康福祉部長・早川和子さん。 ◎健康福祉部長(早川和子さん) 確かにそういうご家族での何らかの、順調にいっていればいいわけなんですが、ご高齢のご両親のことを思いますと大変重要なことだというふうに思っております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) そういうことを思いながらのこと。それからもう1つは、障がいを持った方が自宅から通うにしてみても、あらかじめ早目からグループホームに入所して、その生活になれておると、精神的にも非常にスムーズに暮らしが成り立つと。親御さんがもうどうしようもなくなったからといってグループホームに入っても、逆にその人はパニックを起こす。若いうちから入るほうがいいと。なろうことなら理想としては、特別支援学校を卒業すると同時に入るぐらいのほうがいいんだという話も伺っておりますので、これは緊急性の話とはちょっとニュアンスが違いますけれども、そういう意味でも早くできたほうがいいというふうに思うわけであります。  そこで、次のところに進んでいきたいと思います。  坂下地区の親御さんたちのお話を聞かせてもらう機会がありました。親の会がありまして、グループホームをつくろうと何年も運動をして建設資金も少なくない額がたまったそうです。しかし、金はできても施設ができない。理由は、世話をしたり、施設を運営する専門知識や技術を持った人が親の会ではつくれないからだというふうに言ってみえました。  それから社会福祉法人のお話も伺いました。緊急性があるということは十二分に理解しながらも安定的な運営、経営ということと、スタッフの人数と質の確保という、大きくは2つの問題で不安が大きいというふうに私は感じました。  さて、市の計画ですけれども、中津川市障害者福祉計画第3期計画を見ると、目標として24年度から26年度、今年度までの3カ年の期間にケアホーム、グループホームを2カ所新設というふうにしております。しかしながら見るところ、現状では2カ所どころか1カ所さえもつくることができずに、期間最終年度の今年度を迎えているというふうに思います。  そこで質問です。2カ所新設するという計画について、27年度以降の計画にぜひ反映していただきたいというふうに思いますけれども、今後市はどういうふうにしようとしているのか伺います。 ○議長(深谷勲君) 健康福祉部長・早川和子さん。 ◎健康福祉部長(早川和子さん) 市では、現在、中津川市障害者総合支援協議会におきまして、障害者福祉計画の第4期計画、これは27年から29年度になりますが、第4期の計画を策定中でございます。その計画策定の中で検討をしてまいります。  第3期計画におきましては、ケアホームまたはグループホームを2カ所建設するという計画をしていましたが、予定していた事業者の事情によりまして、現在開設に至っていない状況でございます。  今後は、家族会や事業者様、法人ですが、そちらの関係者へのヒアリング、あるはニーズ調査などを行いまして、次期計画に反映させていく予定でございます。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) わざわざできなかった理由も言っていただきましてありがとうございました。  その中で、予定していた事業者の関係というふうにおっしゃったんですか、ちょっともう一度、そこのところをお願いします。 ○議長(深谷勲君) 健康福祉部長・早川和子さん。 ◎健康福祉部長(早川和子さん) 予定していた事業者の事情でございます。といいますのは、第3期計画を策定するに当たりまして、いろいろな団体や法人などの意向を聞き、その中で建設の希望があり、ニーズもあるということから2カ所ということを上げたわけでございますが、その建設を予定していた事業者の事情によりましてできていないという状況でございます。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 答弁重ねていて申しわけありませんでした。  そうしますと、事業者のほうにも事情があるということなんですが、親御さんは何年にもわたって運動を積み重ねてみえると。場合によっては、少なくないお金までためてみえるということですね。法人も理解があるわけですよ。それから、市も計画に上げているんですね。やっていこうということです。しかしながら、建設に踏み出すことができないという状況があるんですね。これは、私本当に三すくみだというふうに思いました。三すくみの状況であります。この状況をどうやったら打開できるんだろうというふうに私も一生懸命考えてみたんですが、とにかくいい知恵が正直言うと出てこないんです。出ては来ませんが、その中で考えられるのは、市がまず責任を持っているんだということをはっきりとさせて、その自覚のもとに不退転の決意で今後臨んでいただくということなしに、これつくれんのじゃないかと。法人の事情もこれあるわけですから、事情があるからだめ、できないねえではなくて、一歩突っ込むということですね。支えるということです。そういう面では、とにかく直営でやるというわけにもいきませんので、法人とかNPOとかということにお願いしなきゃいかんというのが実情だと思います。それはそれでいいです。  ですから、市は親御さんたちの会、あるいは法人などと場合によっては仲介するなど、一歩突っ込んだ具体的なかかわり方、必要に応じた援助、こういうものを進めていただきまして、市のリードでつくっていただくということにならんかなというふうに思うわけです。そういう意味で執行部の決意とともに、1歩も2歩も踏み込んだ対応をするということについて、執行部はどう考えるのかお尋ねをいたします。 ○議長(深谷勲君) 健康福祉部長・早川和子さん。 ◎健康福祉部長(早川和子さん) グループホーム建設につきましては、先ほども少しお話に入っておりますが、中津川市障害者総合支援協議会の、こちらは障がい児・者にかかわる各分野の委員18名から成ります協議会でございますが、協議会のご意見を伺いながら、今年度策定中の障害者福祉計画の中で検討を重ねてしっかりと取り組んでまいります。  市の役割としまして、関係者への情報提供、家族会や事業所との相談や助言、研修機会の提供、地域の障がい者理解の促進など、積極的に対応してまいりたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 相手の事情も市の責任として進めていくというご決意について、改めて市長、お願いできますか。 ○議長(深谷勲君) 市長・青山節児君。 ◎市長(青山節児君) 今部長が申し上げました中津川市障害者総合支援協議会、この8月に立ち上げをさせていただきました。やはり3次までの計画の中で、本日、片桐議員言われましたように、計画との乖離もやはり出てきておるのが現状でございます。さまざまな事情があるわけでございますけれども、会議の中で、今まで3次までの検証、そして現在のさま変わりをした中での必要性、そういったものをしっかりと議論いただいた中で、市がこの協議会につきましては中心的にといいますか、協議会は委員の方にお任せしておるわけでございますけれども、市が前面に出る形の中で進めていただいているというふうに理解をしておりますのでお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 22番・片桐光朗君。 ◆22番(片桐光朗君) 答弁ありがとうございました。以上をもちまして質問を終わります。 ○議長(深谷勲君) これにて22番・片桐光朗君の一般質問を終結いたします。  続いて、16番・鈴木雅彦君。   〔16番・鈴木雅彦君質問席に着く〕 ◆16番(鈴木雅彦君) それでは、通告に基づきまして市政一般に関する質問をさせていただきたいと思います。  8月30日、夜明け前スタジアムで、県内で20年ぶりとなる早慶戦が行われました。中津川センターロータリーの40周年記念事業であり、中津川市合併10周年を記念して行われたものであります。中津川市民のみならず、市外からも多くの両校OBを初め、愛好者も来られたようであります。  今回のようなレベルの試合ができたことで、夜明け前スタジアム建設の本来の目的がようやく達成できたものと思いながら、慶応側応援席で野球観戦初めてという娘と一緒に観戦させていただきました。試合運び、その技量及び応援要領、その全てが実にすばらしいものでありました。多くの野球好きな小・中・高校生はもちろんのこと、当日、早稲田側応援席についた中津高校吹奏部、慶応側応援席についた中津商業吹奏部にとってもすばらしい経験であったものと思いました。野球を初めて見る娘にとっても大変感動的であったことを私自身感じた日でありました。早慶戦をこの中津川の地で見られることは、次にはいつの日になるであろうかと思うと、中津川市にとっても大きな成果であったろうと関係者一同に感謝いたしたく思っております。  また7月28日、中津川市名誉市民であられる末松博士の祝賀会が行われました。先生のような方が、中津川市から地元の小・中・高校を経て東京工業大学に入られ、勉学、研究を重ねられ、今日の科学技術の発展に貢献されたことを思うと、今後の中津川市の教育環境を向上させることができ得る価値をすごくすごく感じた日でありました。  そこで、1つ目の教育環境向上に結びつく施策についてお聞きしたいと思います。  中津川市にリニアの中間駅ができ、また車両基地ができることになっております。特に、車両基地ができるということは、高度な技術を持った多くの方々がそこで仕事をすることになります。そこに中津川市が期待すべき一つがあろうかと私は思っております。その方々が家族を伴い、この中津川市に住んでいただけるようになればという思いであります。しかし、それは簡単なことではないと思います。より高い学歴と技能を有し、勉強、研究をなされた方々にとって、自分たちの子どもに対する教育環境がいかなる状況にあるかが、家族同伴か否かの重要な判断材料になろうかと思います。少なくとも、私が北海道から沖縄まで転勤していたころの同じ組織で働く多くの家族が、そのような判断をしていたことを思い出します。  教育指導要領が変わり、小学校、中学校における先生方の生徒に対する指導も変わったことも確認しております。しかし、たとえ1クラス30人余りの生徒であっても、その能力は一律ではなく、その能力を最大限伸ばすためには限界があろうかと思っております。その限界をどのように捉え、その対策をいかにするかで中津川市の教育環境は大きく変わるものと思います。小・中学生に対する教育を考えるとき、教育者とその教育を受ける側の人数比が教育環境の一つの問題になるかと思っております。集団的教育と個別的教育がふさわしいそれぞれの内容があろうかと思いますが、一般的に小・中学校の教育内容のうちの多くが学科とその内容上、個別教育ができれば、それにこしたことはないものが多いように感じております。  そこで、最初の質問です。  もちろん多くの親御さん方からいろんな話が出ているように、先生方の資質等もさまざまであることは承知しております。一般的に、1人の先生が何人までの子どもをその個々の能力応じて対応できるものと考えているかをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 1学級の定員は、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律、いわゆる標準法において最大40名となっておりますので、1人の教師が40名の児童・生徒に対応しなければならないのが現状でございます。これはもちろん最大でございます。  学校を参観して感じるのは、1人の先生が個々の能力に応じて対応できる人数は発達段階、学習集団の状況、教科や学ぶ内容、先生の経験値等によって違いがあるということです。したがって、一概に何人と言い切れる状況にはございません。ただし、少人数指導の実績を見てみると、教科によってはより少人数のほうが適切に指導できる場合があると考えられます。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) 私は、昔の映画でしょうけど「二十四の瞳」という映画があって、大石先生という姿を子どもながらにその映画を見たり、あるいは最近ですとNHKの朝のドラマで陽子先生という姿を見たり、教育者の本来の目指しているものは、やはり教える側の先生にとっても、やっぱり自分の教えている子どもと心で心とつながりながら、その子の本当の内面のところまで踏み込んで、そしてその上でいろんな教科を教えていくという姿が理想的ではないかというふうに思っております。  その中で、今教育長からご答弁いただいたように、確かに先生個々の能力、資質、さまざまな面、それから教育を受ける側の子どもたちの集団の素養、さまざまな面でこれは違いがあると思うんですが、やはり限界的にはどうしても10名前後が、1人の先生が本当にその子がわかっているか、わかっていないかをそれまでチェックしながら、その子を引き上げてこようということを考えたとき、やっぱり10名前後、だから「二十四の瞳」のような形が生まれてきたんじゃないかなということをちょっと感じておるところであります。そうすると、たとえ少人数学級の少ないほうで、中津川市で30名の子どもたちを教育するに当たっても、これもやっぱり限界があるんだろうなという、限界の場面をどうしても見てしまわざるを得ないような気がしております。  この教育というのがさまざまな考え方あるでしょうけど、ごく一般的によく言われるのは、その教育対象者の全体の中間レベルよりちょっと上ぐらいを基準にして教育せざるを得ないというような話も耳に聞こえてきます。中津川市の場合、それはどのような基準に立って教育をされているかをお答えいただければと思います。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 基本的に、中間的なレベルの児童・生徒が達成すべき目標を定めて授業を仕組んでおります。  この上で、つまずきのある子どもが理解を高めるには、追加の手だてを講じておりますし、また早く目標に達成した児童・生徒には、発展的な指導を行うというような形で進めております。以上です。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) ここのところが非常に大事かなというところを思うわけです。この中津川市の教育を、これまで研究会という姿の場面や自由に参観できる場面とかを多少なりとも見させていただきながら感じている話は、1つのクラスに、今言ったように30人以上いると一律ではない、中間的な話。そうすると、わからない子はわからないままでそのまま行ってしまわざるを得ない。わかる子はもっとやりたいのに上り切れない。いずれも、どうしても不満が出てくるような気がします。  これは、次の大きな質問の農業振興関係の話で改めて調べて見ていたところ、また後半で出す武雄市が出てきまして、武雄市の最近出された市長の思いが出ていまして、こんな記事が載っていました。これはもちろんすごく賛否両論あるようで、これがいいとも言えないし、悪いとも言えないと思うんですが、そこに書かれている記事を読みますとこんなことが書かれていました。
     そこは、武雄市は、最近全生徒にタブレットを1台ずつ与えられたらしいです。そして、スマイル学習というものを導入する。何かというと、学校の授業の、要するに一生懸命教育委員会が組み立てて、学校で一生懸命先生が教えてくれているんだけど、しかしながら、家庭での学習が不足するからどうしても伸びていけないという問題点やシステム上の問題点があるという中で、民間の学習塾の手法を取り入れてやっておられるという話で、この手法を入れたらしいです。  やってみて失敗かどうかわかりませんけど、この市長が目指しているのは、あくまでも学校というところは、明治以来、要するに一律教育をなしてきた。これは、今も日本の小・中学校の義務教育上は変わっていないけれど、一部においてはやっぱり個別的に、要するにできるだけ集団を少なくしながら、その能力に応じて引き伸ばしていこうと。わからん子はわからんなりに、わかっている子はわかるなりにそれぞれやっていくという手法が必要だという判断のもとの発想というふうに書かれて読ませてもらいました。もちろん最初に言ったように賛否両論です。しかし、そういう手法をもしできるんだったらいい、私もそう思うんです。1つの科目をやるときにそういうことをつくづく感じる。そうすると、今の中津川市の中で小学校を見させていただいたとき、要するにわかる子、わからない子を分けてやっていることはできているんですが、この前もちょっとお聞きしたんですが、中学校はまだそれができていないように思う。それは、中学校3学年という、要するに小学校と半分の生徒しかいない体制上、システム上、その先生を特に、また専門科目上だからそろえられないという限界があるかもしれんけれど、もしそういうことができるんだったらいいんじゃないかなと思うんですが、そういうことができたとしたらどう思われるかをちょっとお聞きしたいです。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 今小学校はできているけど中学校はやれていないというお話でしたが、中学校でも少人数指導の加配の教諭は入っておりまして、ある程度の規模のところで同じ教科の者が複数同時に持てるというような授業を組める場合、そういう形で取り組んでおります。これは数学や英語などでそういう取り組みを行っております。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) 学校によってできているところがあるんかもしれんですけど、私が見ている限り、私の見てる地元中学校では、まだそれがなされ切れていないというか、小学校でいうと、要するに学年は一緒で、例えばクラス分けをして、これはちょうど教育長とも見に行って、4年前ですかね、秋田を見に行ったときに、きのうも出ていましたけど、全国平均ナンバーワン、ツーを行く秋田の教育の中で、要するにそういう教育をなしている話を聞いてきて、まだやっぱりもう一歩踏み込んで学年の中を混在して、そうやって分けていくことによって、よりできるようになるんじゃないかと思うんですが、クラス単位の教育で、クラス差がこんなに進んでいるクラスと、こんなにおくれているクラスがある実情も聞いていて、そんな話では、もう一歩踏み込んだ手法を今後してもらえればいいんやないかなという、それのほうが理想であればそうしてもらえればいいんかなということを申し上げたいと思います。  次に、今回の早慶戦は単に野球のみならず、多くの副産物を中津川の地に落としてくれました。両応援席における中津高校、中津商業高校のブラスバンド部も本当によい経験をしたと思いました。また、応援要領、チアガールの振る舞い等、全て大いに役立っていくものと確信しました。  また、子どもの中には、この両校を目指し進学しようと思った子も中にはいるかもしれません。そうした子どもに対応し得る教育環境がやっぱり必要だと思います。  ちなみに、これ調べてみました。要するに学校群、高校を調べてみましたが、進学校の数校を調べてみました。一番今のこの両校へ進学しているのは、この東濃地区学校群だと多治見北高校だったというふうに見させてもらいました。そこでも、慶応も年間に平均5名行けばいいところ、それから早稲田でも十何名、早稲田は多いですね。そうしたような環境があるんでしょうけれど、やっぱりそういう環境をさらに整えていくことによって中津川市に、先ほど言ったリニアの車両基地で働く高度の技術の人たちが、中津でも住んで教育がいいから行って大丈夫だよと。そのおやじさん、おふくろさんが行ってきて、娘、息子を連れてこられるような環境が本来はあると、その定住推進に一歩いけるんじゃないかなという、きのうから何回も出ている定住推進ですね。そういう感じを受けます。今後の中津川市の教育環境向上のための施策を、今はできていなくても、こうしていきたいという話をお聞かせ願えればと思います。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) まず教育を進めるという中では、公立の公教育というのは、国の一定の基準に沿って、また学習指導要領が示す、これが達成する目標になっておりますので、それに応じた力をつけていくというのが国全体の施策でございます。ですから、それに沿ったものをまずは基本的に進めなきゃならないというのが、公立の義務教育諸学校に任された責務であるということだけは押さえておきたいと思います。  その上でですが、ふだんの学校教育の充実は当然図っていかなきゃいかんと思っておりますが、私、各方面との連携により、本物に触れる機会を大切にしていかなきゃならんということを思っております。そういう意味で、これからというよりも今までも取り組んできたのが、先ほど議員ご紹介いただきましたような末松安晴先生のご指導をいただきながら、ソフトピアジャパン、あるいはその他の関係団体と連携しながらの岐阜サマー・サイエンス・スクールというようなもの。それから、日本サッカー協会主催の夢先生のこころのプロジェクト授業というようなものも、本物に触れるという機会として提供しております。それから、中京学院大学との連携授業、あるいは地域における我がまちの先生に学ぶ活動というようなことで、地元在住の方、あるいは地元出身のすぐれた先生たちに学ぶというような機会、こういうものを提供することによって、本物に触れる機会をより多く持っていきたいということを思っております。  それから、学校ごとに地域全体に向けて開かれた学校づくりを大事にしながら、その中で、これは人的な資源だけではなくて、物的なもの、環境的なものを含めて本物に触れるということを多くして、子どもたちの好奇心を高め、そしてさらに自分自身を高めていこうという教育につなげていきたいと思っております。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) 今お答えいただいたような方向をさらにさらに、要するに財政限界もあるでしょうし、いろんな時間的な限界もあるんでしょうけど、やっぱりこれまでされたことを私もそういう方向だなと思う。でも、それをもう1歩でも2歩でも向上させていただくことが、やっぱり中津川市の教育向上に必ずつながると思うんで、1歩でも2歩でも進めていただければと思います。  そこで、今出ました末松先生及びその関係者あってのサマー・サイエンス・スクール、これについての質問をさせていただきたいと思いますが、ことしで20回目を迎えるということで大変長い、要するに歴史という部類に入っていく話かなあということを受けとめさせていただいております。ことしでいうと7月29日から8月1日の3泊4日という日にわたって、この案内の内容を見ても、それぞれ本当に小・中学校というか、中学校2年生を標準とするとあるけど、そういう子どもたちにとって触れ合うことというか、話を聞く機会もないような先生方がずうっとめじろ押しにこの3日間、4日間お話を聞けるという姿を、やっぱりそれに興味があり魅力ある方は、必ず中津川市外からでも来られるということを感じています。これまでここに来られた方は何人になっているかという人数、特に市外からどのぐらい来られているかをお答えお願いします。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) サマー・サイエンス・スクール、今ご指摘のように、ことしで20回目ということで大変歴史的な授業になっているというふうに私も自負をしております。この20年間で参加したスクール生は、全部で1,556人、中津川市内の生徒は744人、中津川市外の生徒は812人というふうになっております。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) 今お答えいただきましたが1,556人、うち812人、半数以上が市外から来ていただくぐらい、ある1つの魅力がある授業だというふうに思えます。これまで20回というと、今言った人数で多くの方が既に、これを社会人として、もう20回というと20年前ですから、中学2年生に20歳を足しても当然社会人として働かれて、またそれから、これを契機にというか、これも経験しながら、また自分で勉強されて社会の中で多くの活躍をされる若手技術者になられたり、研究家の卵として今も勉強中の方がおられるんじゃないかと思いますが、そういう方々とその後連絡をとられているかどうかをお聞かせ願います。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) これまで歴代の参加者に3回のアンケート調査を行っております。このアンケートでスクール生の進路や連絡先を把握しております。このアンケートをとる際に、必要に応じて連絡をとらせていただくということで連絡先をいただいておりますので、随時連絡がとれるようになっております。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) その連絡をとれるようになっている方々が、今後すごく大切な人々になっていく、人になる、特に中津川市にとってもということを感じます。  ここに、今回来られた慶応のシステムを見ますと、学生を塾生と呼んで、卒業生、要するに学位をとった者を塾員と呼び、彼らの仲間は職業、そして出身、クラブ、体育会というんでしょうけど、そういうさまざまなつながりをつくりながら、それを卒業後、学位をとった後も三田会と称して、いろんな部類の組織に入って、卒業したら終わりではなくて、そこから新たな要するに人のつながりが始まり、そして社会の中で貢献していくという、そういうつながりがあっていると思います。  中津川のサマー・サイエンス・スクールの修了者は、20年たち、社会に入り、研究者、技術者になって活躍されている、そういう人もおると思うと、どうしてもその人たちにまた呼びかけて、この中津川に来て、またその後輩たちにも一つの助言をしていただくことによって、中津川市の子どもたちにとっても、ほかの子どもたちにとっても、紛れもなく教育の一つの成果のさらに成果というふうになっていくというふうに思いますが、この辺のところをどうお考えかをお聞かせください。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 私もこの点は非常に重要だというふうに着目をしております。  それで、既に20回ということは、少なくとも大学あるいは大学院に進んだ者を、在籍中の者を除いて社会へ出た者ということでいけば、先ほど申し上げた1,556の半数近くは社会人になっているだろうというようなことを思いながら、今現在サマー・サイエンス・スクール修了者によるOBサークルの立ち上げを計画しております。  また、今年度は20回記念ということもありましたが、既に以前から、このOBがサマー・サイエンス・スクールのスタッフとして加わってもらうというような形で、先輩として後輩たちに語ってもらうというような場も設けたりしております。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) そうしていただければすごいことだなあと思います。  単に20回という歴史だけではなくて、それが積み重なっていくことによって、中津川という地は、1つにはその科学も含めて、そういう勉強に向けて一生懸命取り組んでいる自治体だということが、これこそ全市民を挙げてではないかもしれんけどまだまだ、でもそういうまちだということが日本中、あるいは世界中にももしかしたら届いていくことになることだと思うんで、ぜひできるだけ早くしっかりした状態でそれを立ち上げ、そして活躍、活動をしていっていただきたいことをお願いしておきます。  次に、大きな2点目であります。  ことし、我が家のブルーベリーはできがよくて、農業の6次化に向けて取り組みも、加工販売等の許可もとって営業を始めました。残念ながら、うちは鳥獣ではなくて人にとられちゃったんで、とてもそれから進められなかったんですが、対策をしっかりして来年はやっていこうと考えています。  しかし、ここ数年ですけど、鳥獣被害というのが年々拡大しているのを話で聞きます。地元でいくと、本当今まではイノシシは軒先まで来ることはなかったところなんですが、しかし、もう去年、おととしあたりから軒先まで来て、そして畑を荒らしていってくれているという話を聞いております。今回この質問をつくって、この一般質問が終わったきのうも、ある議員から、モチ米が半分ぐらいやられちまったという話も聞かせていただくように、軒並みにイノシシ被害は特に被害が拡大しているように捉えられると思います。  ことしの2月、新政会で佐賀県武雄市へ行ってきました。  武雄市の視察は、私たちの視察項目はいのしし課の取り組み、経済部にいのしし課という課をつくって取り組んでおられるという話だったんですが、行って聞いてきました。もちろんこの武雄市は、皆さんもう有名で知っていると思うんですが、市長が図書館の話で物すごく有名です。要するに、民間と協働というか、民間に任せて図書館をやっていくという話で有名で、そうしたいろんな先ほどの話もあって視察者が大変あって、実はその地元からは猟友会の支部の皆さんも行って聞いてきたいという話があったんですが、視察が多いんで、議員の皆さんが来られたら聞いて、それをその方々に伝えてくれよということでありました。  それが2月だったんですけど、この一般質問を準備するに当たってこの写真を見つけました。わかりますか。いずれも美人が写っています。1人はゴルファーです。そしてもう1人、下はNHK「ふたりっ子」の1人ですね。NHKBSでやっている「キッチンがゆく」で行かれたみたいです。私、これたちが視察に行く前に、両方とも済んでいるからこの話聞いて、前回の質問の仲間由紀恵じゃないけど、どうやってこの人を呼んだのと聞きたかったんですけど、それは残念ながら聞けなかったんですが、アピール度はすごいです。要するに、ゴルフでイノシシの肉がここにあるんですけど、こっちは佐賀牛、豚、イノシシと3点セットで100万円の商品として商品をチャンピオンに贈られている。もうこれだけでもすごいイメージがぴゅーんと上がってしまうという状態。もちろん、その「ふたりっ子」の三倉さんが来れば、それなりにやっぱりそんなところあるのという話になるでしょうから、そういうことをつくづく思いながら、これをもっと早くやっていたら聞いたのにと思いながら見させてもらいました。  この苗木・瀬戸地区でも本当に困っています。もちろん瀬戸はタケノコを一生懸命やられていて、出る前に掘られて食われちゃうとか、クリも被害を、クリというか、それでもないですけど、いろんな産物に影響があっているわけなんですが、そんな中で、平成24年度に農業振興課のほうから出された農業振興ビジョン、平成32年度までの中で農業の6次化とかをちょっといろいろその後も検討してきているわけです。  そうした苗木地域の集まりの中で、ある施設を利活用したらという意見が出されて考えておりますけど、ちょっとつい最近この質問原稿を出してから見させてもらったら、このままではとっても使えないなあという印象を受けたんですけど、その農業振興ビジョンの具体化に向けて市としてのお考えを承りたく質問させていただきたいと思います。  遊休農地は本当に広がっている一方かなあということを思います。確かに集積というか集めて、その水田としてのやつをやっていくという取り組みも苗木地域でやると、結構やっているほうかなあとは思うんですが、それだけではちょっと解決できていなくて、遊休農地がどうしてもできている。そういうことを解決するために、農業の6次化を目指して、みそづくりやブルーベリーということを遊休農地を使ってやり始めたわけなんです。現在ではテレビでも放映されていますけど、都会の若い方々が休日の1日や2日程度、ある程度の田舎の民家なんかに泊まって、ちょっとした農業体験や観光農園で収穫した豆や何かをとったやつを自分なりに加工したりして、ケーキなんかつくったり、自分の彼や家族に持っていくなり、こういうことを非常に都会の方は喜ばれてやっている姿をテレビでは見ておるわけなんです。これが、その農業の6次化という話ではないかなあというふうに思っておるんですが、この農業の6次化に向けての市のお考えをお聞かせください。 ○議長(深谷勲君) 農林部長・鈴木治佐久君。 ◎農林部長(鈴木治佐久君) 農業の6次化は、農産物に付加価値をつけることは農業者の所得向上につながるものであり、国・県の6次産業化に対する補助事業を活用し、市としましても事業化に向けた支援を行っていきますのでよろしくお願いします。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) そういう補助事業があり、国・県の補助事業もあり、そして国の考え方も1つにはそういう方向に向かっているというお考えで、平成24年度に苗木地域の振興ビジョンだとそうしたものをということでちょっと上げさせていただき、市のほうもまとめていただきました。このハード面、ソフト面について、もう少し6次化を進めていこうという考え方の中で、どんなような施策をとられようとしておられるか考え方をお聞かせください。 ○議長(深谷勲君) 農林部長・鈴木治佐久君。 ◎農林部長(鈴木治佐久君) 地域の検討会でそれぞれの地域に合った地域ビジョンを作成していただきました。市といたしましても、実施する組織と協議する中でできる限り支援したいと考えております。  苗木地域農業振興ビジョンで提案の事業は、地域の総意として取り組むということですので、具体的な事業実施に向けては市と協議をお願いしたいと思います。その上でハード面につきましては、国・県の補助事業の活用を基本とし、ソフト面におきましては、県が6次産業化のアドバイザー派遣を行っており、そうした制度を活用したいと考えておりますのでよろしくお願いします。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) ありがとうございます。  ハード面についてはやっぱりお金がかかる。特にお金がかかっていく面が多いでしょうから、私たちの地域でいうと、もし使えなくなって、もう荒廃してしまうような施設も含めて、そういうのが使えないかも検討も地域では始めたり、農業の6次化といって、やっぱりその施設が、例えば国・県の金を使ってでも使えるようになったとしても、春先から秋までしか使えないような話ではもったいないだろうということで、さらに農業の6次化だけではなくて、先ほど出てくるイノシシの話も考えながら1年間、要するに春のタケノコから始まり、次の翌年のまたタケノコに戻ってくるまで、秋の普通の作物ができない間はそれをため込んだ冷凍したものを使いながらでも、そしてイノシシという、今で言うジビエという都会人にも多少なりとも耳に響きがいいものを提供しながらというような形をとって、そこに合わせて農産物でとれたものをミックスしながら売り出していければいいんやないかというような、そうすれば1年を通じて、そうした施設の無駄にならないではないかというような考え方まで至っているところなんで、先ほど部長言われたんですが、要はそれをやっていくためには、ソフト面だけではなく、ハード面の活用も含めて、県やあるいは専門家のアドバイザーの助言を得ながら進めていくときが来たのかなあということを思っていますんで、また地元のほうでやるようになったら、その助言とか指導をお願いしたいと思います。  そんな中で、やっぱりイノシシの被害は年々拡大しているように感じております。中津川市全体の被害状況はどのように把握されているかを、細かい数字ではなくてもいいんで、大きくどんな被害状況がこの平成16年あたりから出ているかをお聞かせ願えればと思います。 ○議長(深谷勲君) 農林部長・鈴木治佐久君。 ◎農林部長(鈴木治佐久君) まず被害状況の把握でございますが、毎年1月から2月にかけまして各地区の農事改良組合長さんを通しまして、1年間の農作物等への被害状況を調査し把握しております。中津川市鳥獣害対策協議会を設置し、集落ぐるみの対策により被害面積も被害額も減少しております。具体的に申し上げますと、議員ご指摘のとおり、農産物の被害のうちイノシシがやっぱり断トツでございます。平成23年度では、被害額約1,440万のうち、イノシシによる被害は約1,115万円、平成24年度では被害額全体で1,584万円、そのうちイノシシによるものが1,217万円、25年度につきましては1,060万円のうち、イノシシによる被害が850万円でございます。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) これは武雄市へ視察に行ったときにいただいた資料に数値を入れてグラフ化させていただいたものです。青が被害額、こちら同じ数字なんですけど、万単位の円での額です。それから、赤く折れ線グラフで出ているのは捕獲数です。頭数ですね。何頭というやつをグラフにさせていただいた状態です。  武雄市は、今、中津川市は被害が減っておるという話なんですが、武雄市のグラフを、これをいただいたのは棒グラフでいただきましたが、今回は折れ線で出させてもらいました。毎年常に数字が減っていくわけではないんですが、要するに全体を通したら減っている姿がよく確認できたわけです。ふえて減って、ふえてというのは、要するにその前の年をふえていくんですが、要するにずうっと漸減しているという状態になっているというのが見てとれました。それに比して、要するに確保数、イノシシの頭数はふえていっている。ふえていっているから被害が減っているのかどうなのかわからんですけど、とっている数はふえていっている。  そして、ここで私たちが聞かせていただいたのは、その被害の数値というのは、実際に、要するに公式上数値として上げてくる、先ほど言う農事改良組合の役員から上がってくる数字とか、農業共済から上がってくる数字のようなものだと思うんですが、それ以外の潜在的な被害というのは物すごいやっぱりあって、それを多分私が先ほど申し上げたのは、年々近づいてきているというのはその被害のことだと思います。イノシシが間近に見ることがなかった私たちの集落の中で、間近に夜見かけて畑を掘られていくというような、この何百年ということはわからんですけど、なかったと思うんですけど、ここ最近がひどいです。だから、被害の実質的被害はどうかなということを思いながら、そしてこれを見ると、私は1つの感想をやっぱり思いました。今もう中津川市は鳥獣害対策、特にイノシシ、先ほど言ったようにその中でも被害が一番大きい、正直言ってブルーベリー畑で鳥にとられるものなんかはへっちゃらなんです。イノシシにやられると大打撃をこうむってしまう被害というのが大きくて、その被害が大きいのが見てとれるんですけど、それが減っていっている。この数を見ての感想はどうですかね。 ○議長(深谷勲君) 農林部長・鈴木治佐久君。 ◎農林部長(鈴木治佐久君) 今のグラフを見ての感想ということでございます。  武雄市さんと中津川市の捕獲の状況も確認をさせていただいております。  平成24年度につきましては、武雄市が捕獲したイノシシが752頭、中津川市におきましては816頭、ほぼ同じでございます。ただし、平成23年度、一昨年でございますけれども、武雄市につきましては1,077頭、中津川市につきましては367頭、その前、22年度におきましては、武雄市で2,111頭、中津川市におきましては679頭ということで、22年度、23年度につきましては、武雄市が捕獲が約3倍、24年度にしてはほぼ同じ数ということです。  それと、グラフの感想ということでございます。  中津川市のイノシシの捕獲状況を申し上げましたけど、少し武雄市と似ておるかと思います。ちょっと古くなって申しわけないですけど、平成21年度に中津川市が捕獲しましたイノシシは334頭でございます。22年度はその倍ぐらいで679頭、23年度になりますと先ほど言いましたように367頭、24年度では816頭、25年度では497頭、今見せていただいたグラフと同様で、1年置きにたくさん捕獲して次の年は少ない、25年度は少ないものですから、奥山に、これはイノシシに関係ないかもしれませんけど、ドングリが不況というのは新聞記事もございますので、そうすると26年度、本年度につきましては、そういった熊にしても、イノシシにしても捕獲数がふえるのではないかというふうに思っております。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) 多分そういうふうな、要するに毎年毎年安定、一定的にとる数が減っていくとかふえていくとか、そういう状況じゃなくて、年々違うという状況をやっぱりそうだろうなと思います。  私は、この武雄市が先ほどの絶対的にいいということまではよう言わんです。しかし、その取り組みの一つ、2,000万円をかけて加工、要するに肉としてさばいて、そして正規に販売していけることができたというのが、行政の手助けによってできたわけです。  ちなみに私たちが聞いてきたところによると、武雄市民というのは、ほとんどイノシシの肉は食べないと聞きました。全てそれは九州の大消費者である博多、要するに福岡、そして次は大阪近郊、そして関東、東京周辺と、こういうぐあいに、その肉を加工までして、送り先は全てそういう都会だというふうにお伺いしてきました。地元では余り食べない。しかし、そうやって肉を精肉にし、あるいは加工し売っていくことができるという姿だけはつくり上げて、それに取り組んでおられる。  ちなみに、現在での中津川市では肉をとっても、水面下と言ったらいかんですね。要するに勝手に食ってという姿、これはできると思うんですけど、飲食業店でそれを正規には売れないですね、値段つけて。要するに、どこから仕入れたかわからんような肉はできないと思います。でも、そういうことを少しでもできると、先ほどの三倉さんじゃないけれど、それからゴルファーの商品に堂々と出していける商品としてできるわけです。公に商品として出せるかどうかというのは、要するに保健所を通しながら事業許可を、営業許可をとっていかなきゃいけない。これをとらざるをしてやったところで、しょせん売ったって、それは売ったと言えないというような姿で、それでは売れないということです、逆に。そして、それを売り出そうにも店、飲食業でも売り出せないということにつながっていく。こう考えたときに、私はその被害の極小化も含めると、やっぱり武雄市の取り組みは一つ参考になると思いますが、市としてどう思われるかをお聞かせください。 ○議長(深谷勲君) 農林部長・鈴木治佐久君。 ◎農林部長(鈴木治佐久君) 私は以前、たしか原議員さんにお答えしたかと思いますけど、鳥獣害ですけれども、いずれにしましても、私人間どもでいいますと有害鳥獣という呼び方をしますけど、あくまでも動物のとうとい命を絶っておるということでございますので、そういったものを有効活用を図るということは大切だと思っております。  そんな中で、今武雄市さんの取り組み、建物、ハード面でいきますと、木造平家の部分で建てられて約2,000万の費用がかかっておるということで、資料をいただいているように国が半分の補助金、1割を市が上乗せをして、こは事業主体が会社運営でやっていただいておりますので、そういった運営方法がされておるということでございます。市としましても、こういった形で少しでも先進地の調査・研究を早急に始めて、大切な命を有効に活用していきたいというふうに思っております。  それと、やっぱりいろいろなハードルがあると思います。その中には、許可要件であります食肉加工、それから食肉販売、そういった許可の制度もクリアをしていかなならんということですので、武雄市さんを含めまして、ほかにも先進的に取り組んでみえる自治体がありますので、そういったところの調査・研究を進めさせていただきたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 16番・鈴木雅彦君。 ◆16番(鈴木雅彦君) ぜひ調査・研究を早急にしていただき、ちなみに何カ月前だったか、北陸のほうのある県が取り組んでジビエをやるという話も出ていました。武雄市で聞かせていただいた限り、事業許可、営業許可をとるのはさほど難しくなかったということを担当者は言われていました。  ちなみに、地元で猟友会の1名が保健所に聞きに行っても、そこは難しくないと。難しいのは何かというと、まだ別の面だろうというふうに思います。ですが、その1つにハード的なものをつくり上げていく面、これはやっぱり今言われた国や市や、あるいはもしかしたら県でもあるかもしれんけど、そうした補助をとりながらでも、ちょっと手助けをしてもらうことから始めて、またノウハウにおいてもいろんな先進地のやつを、さらに地元の猟友会を中心に教えていただくとか、さまざまな面があろうかと思いますが、要するにそれを事業として始めていく限り、赤字が続けば終わっちゃう話なんで、それが営業として何とか続いていけるような形、そんな大もうけしなくてもいいから、その事業を続けて運んでいけるような状態をちょっと早急に研究していただき、ぜひやってほしい事業だなと思います。それによって、今部長が言われたように、命を無駄にすることなく、正規に皆さんが食べていける、要するに燃やしちゃうだけではやっぱりそれは猟師としてもちょっと何となく違うだろうという気も出てくるし、せっかくの商品になるものが商品として扱えない実態としたら、これも悲しいことだと思うんで早急にやってほしいです。  やっぱり今回応援席で聞いたあの応援歌の一つ、要するに若い血の中に希望の明星が輝きで開いて、そして効果はそれくらいあるかもしれんけど、進取の精神で物事を取り組んでいかないと一歩も進まないと思いますんで、ぜひ部長のその熱意を持って、こういう取り組みを他市がやっているからではなくて、他市がやっていてそれがよければという話も踏まえながら、逆に言うと、この岐阜県の中で中津川市が一歩先んずれば、それにこしたことはないと思いながら、それでぜひお願いしながら、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(深谷勲君) これにて16番・鈴木雅彦君の一般質問を終結いたします。  ただいまから15時15分まで休憩をいたします。   午後2時51分休憩  ――――――――――――――――――――――   午後3時15分再開 ○議長(深谷勲君) 休憩前に続いて会議を開きます。  一般質問を続けます。  続いて、12番・三浦八郎君。   〔12番・三浦八郎君質問席に着く〕 ◆12番(三浦八郎君) ただいま議長よりお許しをいただきましたので、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。  1つ、中津川市の環境施策についてと文化施策についての2点について質問をしたいと思いますので、よろしくお願いします。  1番目、中津川市の環境施策について、まず質問させていただきます。  私は、以前一般質問の中において持続可能な社会についてという質問をしました。今回は、中津川市の持続可能な環境施策についてを質問したいと思います。  まず、ESD、Education for Sustainable Developmentというんですかね、この略でESDというそうですが、私自身も言葉としては知っていましたが、なかなか定義的に難しくて今までかかわらずにおったんですが、最近いろんな森林や環境のボランティアとかNPOの研修に行ったり、本を読んだりすると盛んに出てきます、この言葉が。  そういう中で、訳せば日本語で持続可能な開発のための教育と言われています。これ何じゃということなんですが、どうも意味が通じないような日本語ですが、私自身が思っているのは、持続可能な社会を築くための教育という私なりの解釈をしております。  2002年に開催されたヨハネスブルグサミットで、日本の政府として当時の小泉首相がESDを世界的に推進する提案を行いました。その中のスピーチでは、「日本は天然資源に恵まれない中、人的資源を礎としてきょうの日本を築いてまいりました。日本は発展の礎として教育を最重要視してきました。持続可能な開発のための教育の10年を国連が宣言するように提案します」と言われ、同年11月、国連ESDの10年に関する決議案を国連総会にて満場一致で採択されました。  ちょうど先日の岐阜新聞の中にESDに関する記事が載ってました。それによると、「ESD、持続可能な開発のための教育、名古屋と岡山で11月に国際会議、政府、知名度アップ課題」と書いてあります。確かに、日本でまだESDというのは人々に知られていない状況であると思っています。  そういう中で、これは文科省の中のユネスコの中のイメージ図なんですが、ESDの基本的な考え方というイメージ図です。これを使うに当たりまして、電話をして、これを使ってもいいかというのを文科省のユネスコのESDの係のほうへ問い合わせしました。そうしたら、ぜひ使ってPRをしてほしいということを言われましたので、出させていただきます。  そういう中で、中津川市のESDへの取り組みについてお伺いしたいと思いますが、残念ながら中津川市のホームページを見るとESDという言葉が一つも出てこないんです。その中で中津川市では、ESDに現在どのように取り組んでおられるかを伺いたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 各所管がそれぞれに関連する分野についての学習や活動に取り組んでいるところでございます。  環境分野に関しましては、ESDという概念ではなく、これまで持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして環境保全、地球温暖化対策、生物多様性、廃棄物問題などの学習や活動に取り組んできております。以上です。
    ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 確かに、ESDというのは非常に難しい部分があると思うんです。  環境教育だけではなくして健康、文化、スポーツ、産業、災害、衣食住など、環境、経済、社会の総合的な幅広い取り組みだと思っています。体系的に、政策的にどのように取り組まれているかをお伺いしたいと思いますが。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 各部署が、総合計画に基づいてそれぞれ関連する分野の事業に取り組んでいるところであり、現在は体系的にはなっておりません。ESDの観点から取り組み方法について今後研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 問題は、やっぱり体系的に取り組まないとESDというものにつながっていかないということを思っています。きのう、きょうといろんな人が一般質問しました。その中で人口減少とか防災、まちづくり、防犯などいろいろありましたが、全てこれはESDにかかわっておる問題だと思っています。  今後の中津川市のいろんな計画の中で、当然組み込まれていかなきゃならない部分だと思いますが、その中で基本計画も作成に向かっておるわけですが、どういうことを計画の中に今後取り入れていくかを伺いたいと思いますが。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 環境分野、産業分野、生涯学習等さまざまな分野で学習や担い手育成といった取り組みを含む事業を取り入れていくことが有効であると考えております。ESDといたしまして、これまで意識して計画策定をしてきておりませんが、総合計画基本構想は市民参加の事業などESDの活動と相通ずる部分があり、洗練されたESDを今後も進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 次に、学校においての体系的な環境教育ということで伺いたいと思います。  ここに、次のパネルを使いたいと思いますが、ESDという非常に難しい話になりそうなんですが、基本的にはそれ自体新しい教育のやり方ではないというふうに思っています。従来の教育のやり方、総合的な教育も含めて従来の教育をどうやって発展させるかということだと思いますが、その中で中津川市の幼児教育の中でESDに取り組まれてみえますかということを伺いたいんですが、よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 乳幼児が生活の基礎基本を身につけ、発達に応じて生きる力のもととなる心情、意欲、態度などを総合的に育むことに取り組んでおり、これがESDに当たるものと考えております。幼児期における教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な時期です。幼児一人一人の個性を踏まえながら、主体的な活動ができるよう促すため、自然や人とのかかわり方を遊びの中に取り入れる形の教育を行っております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 今いろいろなことを言われました、自然の中でとかいろいろなことを言われました。具体的にそのような取り組んでみえることがあれば、報告というか教えていただきたいんですが。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 園では、園児に合った環境構成を行いながら、遊びを通した幼児教育に取り組んでおります。代表的な取り組みとして、合宿が上げられるかと思います。合宿のカレーに入れるタマネギやニンジンを地域の方に聞きながら畑でつくる、これは地域社会とのつながり。それから、カレーの隠し味をおうちの人に聞く、これは家庭から学ぶということ。年少、年中児が、肝試しをする年長児のために勇気のペンダントをつくる、異年齢児とのかかわり。あるいは、自分たちで合宿の内容を話し合って決める、これは主体性を培うということです。朝、園近くの林へ虫探しに行く、自然とのかかわりというような、そういうものを総合的に取り組む大きな学びの場であるというふうに考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 次に、それこそ中津川市の小学校、中学校でESDに取り組んでみえるかということを伺いたいんですが、よろしくお願いします。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 小・中学校では生きる力、私はこれを生き抜く力と言いかえておりますが、これを育むことを重視しております。みずから課題を見つけ、よりよく解決する力や他者を思いやる心、健やかな体を身につけた子どもたちがこれからの社会を維持発展させます。それがESDに当たるというふうに考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) これも具体的な取り組みがあれば教えていただきたいのですが。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 幾つかございます。下野小学校では、児童が育てた花の苗を地域のお年寄りと一緒に植え、地域を花いっぱいにする活動に取り組んでおります。また、加子母小学校では、車椅子体験やアイマスク体験を行い、福祉を担う一人としての自覚や思いやりを育んでおります。第一中学校では、防災の知識と技能を身につけた生徒は、その力を発揮して地域の避難所として機能する学校を目指しております。付知中学校では、地域の方々の協力のもと、鳥の巣箱をつくり山に設置し、豊かな自然の中で生きられるようにしております。このような活動はいずれも持続可能な発展のための教育であると言えます。  もちろん教科の中でも学習をしております。例えば社会科では食糧の確保、家庭科では物の再利用、理科では自然と人間というような内容の学びを行っております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) ありがとうございます。  次の質問なんですが、非常に申しわけないなと思ったのは、環境教育をどんなふうに取り組んでおったかといいますが、最初のころでESDと同じ取り扱いであれば全く同じことになるのですが、質問で上げさせていただきました。というのは、ESDに取り組んでないというご答弁もあるかなと思って、これをつくって入れさせてもらいましたので、中津川の幼児教育の中では、環境教育という観点の中でどんな取り組みをしておるのかを伺いたいと思いますが。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 子どもたちが命の大切さや不思議さ、自然の大きさ、美しさ、不思議さなどの自然体験からの気づき、生活の中の環境やその変化、資源を大切にしようとすることなどの社会体験からの気づきに至るよう、各園で取り組みを行っております。  例えば、春の花見つけ、夏の虫探し、秋の木の実拾い、冬の雪遊び等、季節を感じ、季節のものを取り入れた遊びに取り組んでおります。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) いろんな取り組みの中で、幼児がどんな成果というか、変わっていったとか、どんな成果が出ておるのか、もしあれば教えていただきたいんですが。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 一番はやはり自然、生き物、こういうものに触れ合うことによって生き物を大切にしようと思う心、あるいは何か手助けしていこうと。例えば年長児が年中、年少児を助けることも含めてですが、それから物を大切に使おうという心が育っていっていると、そういうふうに考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 本当にいい、本当の教育がこういうことでできるのではないかなということを感じます。その中で、小学校、中学校で、まことに申しわけないですが、環境教育をどのように行われておるのかをまたお伺いしたいのですが。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 環境や環境問題についての知識や理解、環境の保全に配慮した望ましい働きかけのできる技能や思考力、判断力を伸ばすことを目指して学習を重ねております。また、よりよい環境をつくる活動に主体的に参加し、環境への責任ある行動をとることができる態度を育むよう、各学校で取り組みを行っております。  例えば小学校では、4年生の社会科で自然と産業とのかかわりを学習し、道徳で自然環境を大切にすることについて考え、理科で自然界の水の行方を学んでおります。  中学校では、社会科の日本の自然環境、技術家庭科の技術と環境など、環境にかかわる学習が多くの教科に含まれております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 今のことも、子どもたちにとってどんな成果があらわれているかというのが一番大事なところだと思いますので、またあればお知らせしてもらいたいのですが。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 例えば、せんだって夏のお祭り等があったわけですが、こういうときに第一中学校の生徒が花火の後の清掃活動に参加するとか、あるいは第二中学校の生徒がおいでん祭の後の清掃活動に参加するというふうに、いろいろなところで環境整備にかかわるものを含めて、主体的に活動をするという姿が数多く見られるようになってきております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 次に、総合的な学習について伺いたいんですが、最近は総合的な学習は要らないのではないかという話も出たりしております。私は本当に大事な部分ではないかなというふうに思っていますが、そのいろんな取り組みの中で、中津川市の総合的な学習の中で環境教育としてどういうふうに取り組まれておるのかを伺いたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) まず総合的な学習というのが、主体的な学びを育てるという意味で非常に大きな目的を持った学習であると思っております。その中で環境の学習についても、みずから動ける、先ほど成果をお話ししましたが、そういう姿を導けるような学習を取り組んでいるわけであります。  小学校では、最も多く時間をかけて環境学習を進めているのは4年生であります。例えば、城を守ろう四ツ目川、付知川クリーン大作戦、森林教室などをテーマにして取り組んでおります。  中学校では、進路や郷土、福祉や人権の学習も行うわけですので、平均3時間ほど環境学習をしております。その中で、カワゲラウオッチングや育林作業に取り組んでおります。先ほど申し上げた花火大会やおいでん祭の翌日の生徒たちの活動、これも重ねて申し上げますが、環境学習の成果であるというふうに考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 私いつも思うんですが、やっぱり環境学習というのは、地域のずうっと住んでみえる方というのは非常に大切な部分だと思っております。そういう地域の間に協力もしながらやっていくことが大事だと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) これは、欠かすことのできない要素であるというふうに考えております。ということで、地域との間での協力体制は今充実をしてきているというふうに考えております。  議員ご存じのように、付知中学校の鳥の巣箱をつくる木工教室には、付知町の優良材生産研究会、付知峡ひのき建築協同組合、木工の会のご協力をいただいております。落合中学校では、地域の方を講師に環境を学ぶ活動に落合浄化センターや落合ダム、神坂養魚場の方に来ていただいております。加子母小学校では、自分たちで育てたトマトを販売する活動に、トマト生産組合の方々に協力をしていただいております。下野小学校では、自分たちで摘んだ新茶を地域の方々を招待して味わっていただいております。  このように、学校の環境教育は地域の方々の協力があって行うことができるというふうに考えておりますし、大変感謝しております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) ありがとうございます。  巣箱つくりは私も行きましたけど、子どもたちのほうが上手につくりました。その中で、もう1つ環境教育の中でNPO団体や大学、もう1つは企業というのが地域にあって、環境になるのかどうかわかりませんが、そういうところの協力も大変必要だと思うんです。その辺はどうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) このNPOや大学、企業との間にも協力体制をつくっておるところであります。企業との共同による森と水の学習と題して、蛭川小学校や高山小学校が出前講座メダカ教室を開催しております。過去には、企業の環境教育賞を受賞した学校の環境教育の取り組みもありました。また、NPO法人による森の学校などの活動もあります。岐阜大学地域科学部の向井教授は、中津川市自然環境団体と連絡会議のメンバーをされているなど大学とも連絡がとれる体制もあります。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 本当にいろんなつながりを持つということは、子どもたちも大変大事なことであるし、それが強いていえばESDではないかなということも感じておりますので、ありがとうございました。  そんな中で、次の質問に移ります。  平成20年及び21年に告示された学習指導要領には、持続可能な社会の構築の観点が盛り込まれました。さらに、平成25年6月に閣議決定された第2期教育振興基本計画では、ESDを我が国の教育の重要な理念の一つとして位置づけ、今後5年間に取り組むべき施策として推進が明記されております。また、平成19年には、国立教育政策研究所が環境教育指導指針小学校編を改訂しております。その中で、学習指導要領における持続可能な社会の構築は、どのような形で教育現場で行われているのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) 今議員ご指摘いただきましたように、持続可能な社会の構築の考え方は現行の学習指導要領において、各教科の目標や内容に取り入れられております。  例えば、小学校家庭科では、自分の生活と身近な環境とのかかわりに気づき、物の使い方などを工夫できること。あるいは中学校理科では、自然環境の保全と科学技術の利用のあり方について科学的に考察し、持続可能な社会をつくることが重要であることを認識することなど、持続可能な社会の構築の観点が盛り込まれております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 全く同じような質問で申しわけないんですが、第2期教育振興計画の中の社会を生き抜く力の養成、持続可能な社会づくりの担い手となるよう一人一人を育成するということはESDの取り組みだと書いてありますので、それについてどんな取り組みをされているのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 教育長・大井文高君。 ◎教育長(大井文高君) また、ご指摘のとおりの記述がございますが、第2次岐阜県の教育ビジョンにも地域社会の一員として持続可能な地域社会づくりに貢献する地域社会人の育成を目指すことを本県教育の基本理念としますと記されております。このことを受けて、私どもも教育活動に取り組んでいるという状況であります。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 教育委員会のほうの質問を大体これで終わりますが、本当にいろんな取り組みをぜひ子どもたちに進めてもらいたいのと、地域とかいろんな団体を巻き込んで、なるべく広い中でやっていただきたいなということを思いますので、よろしくお願いします。  次に、家庭や地域についての環境教育、インフォーマル教育というふうに書きました、これは本当に正しいのかどうかわかりませんが、これについて伺います。  人口減少や超高齢化、人口偏在の進行によって地域のいろんなコミュニティーが失われたりしておりますが、持続可能な地域づくりの重要性が高まっています。地域課題を解決するための活動にESDの視点を取り込むことで、持続可能な地域づくりの取り組みへと発展させることが可能となりますということで、地域におけるESDの推進は本来は公民館活動が担っていることですが、今の中津川市はどこが担っておるのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 市では、ESDとして取り組んでおりませんですが、市のそれぞれの部署と連携する中で地域の多様な課題に取り組むため、公民館を拠点として文化スポーツ部、定住推進部や公民館担当が担うべきと考えております。公民館は、地域の特徴を知り、地域の課題を見つけて、みんなで一緒に解決できる人を育てる役割を持っております。人と人、もの、団体などを結びつけ、活動を支援するコーディネーター的な役割を担っていることから、公民館は地域におけるESDの推進の拠点となると考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 今部長がいろいろ言われましたが、果たして、今公民館がその役目を果たしておるのかおらんかと。実は3月議会でも公民館のあり方について質問させていただきました。そういう観点から、今本当に部長の言われたことができておるという認識なのかお伺いしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 公民館では、人づくりというものを今進めておるところでございます。そのために、いろいろな活動をしておるところでございますけれども、地域の課題に取り組む人づくりがまだまだ未十分でございますし、地域の課題を捉える学習機会を今進めておるところでございますけれども、それぞれの地域の課題をより外に出て把握して進めるべきだと考えておるところでございます。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 今部長言われましたが、なぜ進まないのかということを、どう分析してどう考えておられるのか、お伺いしたいと思いますが。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 進まないのかということでございますけれども、それぞれの地域型まちづくり学習について十分進めておるところでございますけれども、その点の活動する、担当するコーディネーター役がまだまだ不十分だと考えております。これは、各地域地域の公民館における担当者また社会福祉主事、またまちづくりにかかわるそれぞれ団体のスタッフ等のコーディネーター役の人材不足というのが、一つの課題と考えておるところでございます。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 先ほども言ったように、3月議会でもその質問させていただきました。今の社会福祉主事といいますか、その辺のところも質問させていただきました。それが何にも解決できなければ、できないということですので、その辺をもっと前向きに考えていかないと、いつまでたってもできないということですよね、今答弁でいけば。そういうことをぜひ前向きに考えていただきたいと思いますが、その辺の考え方はどうですか。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 地域で活躍する人づくりにつきましては、それぞれの基盤となるそれぞれの地域の人づくりが必要になってまいります。人づくりのきっかけづくり、また地域にそれぞれに参画する人づくりをしてまいりたいと思いますので、公民館を核とした人づくりの中で、まちづくりの中で、しっかりと職員配置等してまいりたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 3月議会から進んでいないということは、そんなに時間もないので進んでないと思いますが、今後やっぱりその辺をしっかり、どういうことをコーディネートできる人を育てるかということと、配置するかということをぜひ考えていただきたいなということを思います。  次の質問なんですが、前項の事例を見てという言葉を書きましたが、実は事例を、やろうと思っていることがいっぱいあるんです。それで、ESDの推進はまさにまちづくりです。まちづくりとしての取り組みの考え方を伺いたいんですが。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) ESDの推進は、まちづくりにつながると考えております。ESDの推進と公民館活動の進め方は同じと捉えておりますので、公民館では地域づくり型生涯学習の推進による人づくりが、まちづくりにつなげていく考えで取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 定住推進部長・渡邊好夫君。
    ◎定住推進部長(渡邊好夫君) 先ほど、3月議会のときも定住促進部は公民館とどうかかわるのかというお話しがございました。  ESDという今回につきましても、環境省とか文部科学省の資料を見ましても、まさに学び合いと人づくりということがございますし、そこで目指すものは社会に参画する力と地域の元気ということがございました。ということは、まさにその人づくり、公民館というのが地域づくりにつながっていくということで、定住推進部としてもきちっと対応していかなければいけないし、かかわっていくと。それは、ある意味資料を読みますとシティープロモーションにもつながりますし、現在進めております域学連携のことでもあるというふうに認識しております。  公民館を核とした地域づくりは、教育委員会文化スポーツ部と3者であれからも議論をしておりまして、その具体としては、今年度から龍谷大学の教授を呼んで、付知の公民館、福岡の公民館、そこを一つのモデルとして地域づくりの人材育成、まちの元気に公民館活動、生涯学習のまちづくりがどうあるべきかと、そこを取り組み始めております。  これからもいろんな形の、公民館を核としたというところだとか、それから持続可能な地域の組織、まちづくりとかいろんな人材がありますので、3部署も連携し、あるいは地域とつながっていきたいと思っています。以上です。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) きのうの粥川議員のまちづくりの質問がありましたね、どうも私聞いておって話がかみ合わなかったんです。その部分が私、このESDの部分ではないかなと思うんです。というのは、まちづくりの担い手の教育を行うことが不足しておるということを多分粥川議員にも言われたし、そういうことを解決してくれということだと思うんです。それと、やっぱり体系的に行うということが必要ではと、さっき言われたように教育委員会も定住推進部もそういうところ体系的にやらないと、それぞれやったってなかなか食いつかない部分があるんです。特に郡部へ行ってまちづくりということになってくると、その辺のところがどうも話がかみ合わなかったもとではないかなということを思いますので、ESDをぜひよく考えながら進めていただいて、体系的にやっていただきたいなということを思います。  次の質問に移ります。  NPO法人や企業、コミュニティーにおいても、環境教育、ノンフォーマル教育についてということを伺いたいと思いますが、前の議会で予算化された森林環境基金を活用した自然共生地域づくり事業、まさにESDそのものではないかということを思います。言葉は出てこなかったんですが、そういう考え方で取り組まれておるのかを伺いたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 環境保全を中心とした課題を入り口として、持続可能な開発を考えるという意味で有効な事業であると認識をしております。  当市といたしましては、平成25年度から森林環境基金を活用し、特に自然保全の担い手づくり、希少動植物の保全、外来生物の駆除などを重要課題として、当市における自然共生地域づくりを進めております。今後も森林環境基金を有効に活用いたしまして積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 大変取り組みとしてはいいと思いますが、私一つ不満なのは、もっと広くいろんな部分のものを巻き込まないと、ESDまでなかなかいかないんではないかなということを思います。今後、やっぱりもっと幅広くいろんな団体を取り入れていただくことを要望しておきます。  次に、ESDは全ての部署にかかわる重要な問題だと思っております。一体どこの部署が主体となって取り組まれるのかを伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 社会のさまざまな課題に対しまして、一つの部署で統括するのではなく、各部署が、持続可能な社会づくりの担い手を育む教育との統一した意識を持って、市として総合的に取り組んでいきたいと考えております。さまざまな課題に対して各部署や学校、地域、関係機関など有機的に連携し展開を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) ESDというのは環境、経済、社会がトータル的に取り組むということで、その中でどうしても環境ということで、その担当が環境部局で、その内容も環境が恐らく中心になるというおそれもありますし、反対に言うとESDのEの部分ですね、Education、教育ということになると教育委員会が主体ではないかというふうにとられる可能性もあると思っています。そうするとどうしても狭い範囲になってしまうんです。その辺を懸念しておりますので、ぜひ広い分野での取り組みをお願いしたいなということを思っておりますが、何かあれば。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 一つの所属が主体となるのではなく、環境分野にかかわる課題については環境政策課で、子どもの教育にかかわる課題につきましては教育委員会で、文化に関する課題については文化スポーツ部というように各所管が進めていくというふうに考えております。ただ、議員言われたように、その取りまとめをする主なるものがあるということにつきましては、今後また研究させていただきたいというように思っております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) わかりました。ESDについてはおしまいにしまして、次に行きたいと思います。  ここに、最後のパネルを出します。  岐阜県では、清流の国ぎふづくり宣言のもと、清流を守る、清流を生かす、清流を伝えるとして県民総参加により推進しています。中津川市においても、主要な河川は木曽川水系の11河川、飛騨川水系の1河川があり、どの川も清流として知られています。  特に付知川は青川と呼ばれ、多くの方から愛されています。大正時代までは、付知川では伊勢神宮の御神木を初め、裏木曽の木材を川流しにより木曽川経由で伊勢湾まで運んでいました。  この写真は、大正時代の伊勢神宮に出す御神木を出す付知の川のところで、この写真があったのは熊谷守一の生家にあったものであります。本当に大きな材木が出ておる状態ですが、そんな中、大正、昭和時代にたびたびダム建設の話も上がり、地元では反対運動がありました。  そんな付知川は地域から愛され、付知川清流を守る会、付知川のホタルを守る会、NPOつけち、付知町優良材生産研究会などボランティア団体により、河川の清掃や草刈り、植樹、樹木の保全などで守られています。一時は姿が見えなかったカジカやアジメドジョウも多く見られるようになりました。  魚つかみやカヌー教室など、子どもたちに川に親しむ機会も提供する団体もあります。私は身近な付知川での取り組みを言いましたが、同じように落合川や川上川、阿木川、中津川、四ツ目川などでもそれぞれ同じように皆さんが協力して川を守る運動をされておると思います。  そこで質問ですが、ESDとして中津川の河川の環境保全活動に全市的に取り組むことが必要ではないかと思いますが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 緑豊かな自然と美しい清流は、市民のかけがえのない財産であり、誇りであります。持続可能な社会の実現のために、河川の環境保全活動に力を入れて取り組んでいくことが必要であると考えております。  平成27年度の森林環境基金を活用した事業として、現在、河川の環境保全に着眼した提案事業を行ってまいりたいというようなことを考えております。  どのような事業をどの範囲で展開していくかにつきましては、市民の方々に参加していただいて、楽しみながら河川を大切に守りたいという気持ちが高められるような事業を企画実施し、清らかな流れを次世代につないでいきたいと考えております。  まず、市民誰でもが参加できる事業内容を研究し、組織の設立から取り組んでまいりたいと考えておりますのでご理解をよろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 今の答弁の中に、市民と相談するような組織をつくられるような話をされたんですが、どんな組織をイメージしてみえるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 地域ごとに、市民による河川環境保全を考える会のような組織を順次設立していただき、事業の企画や運営を行っていただきたいというふうに考えております。市民による自主的な組織を行政のほうからしっかりサポートして、協働で取り行っていきたいというふうに考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) その組織はいつから声をかけられるのか、つくっていかれるのか、そういうことまでは考えてみえますか。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 今、市のほうで福岡地内に新衛生センターのほうの設立の予定を計画しております。そういった中でも付知川の環境、特によくしようということでのご提案をいただいておりますので、私としましては、来年度からそういった地域の方と協働で水環境の改善等に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 環境を考えてみると、ともすると上流域だけが取り上げられますが、私は付知川とか川上川いろんな川がありますが、それだけではなくて、木曽川も含めたやっぱり環境保全をするということ、果ては海までを考えた環境を考える取り組みが必要ではないかということを思っております。それについて、何かあればお願いしたいです。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 木曽川上流域に位置する中津川市としまして、下流域や海洋へきれいな水を提供するという自覚や責任を持つという意味で、木曽川流域を意識した取り組みも必要であると考えております。河川と上水道、下水道との相互関係、森林整備、上流域と下流域との交流など水の環境を意識した総合的な学習を取り組むことも必要であると考えております。  平成22年のCOP10を機に、名古屋市を初め木曽三川流域の自治体が水環境保全や市民レベルの交流、連携を図ることを目的とした木曽三川流域連携会議を立ち上げ、当市も参画し、さまざまな取り組みを行っております。  市民参加による事業の検討の中で、こうした視点も織り込んで事業を提案していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 大変大きなテーマをもらって、小さなテーマで全く申しわけないんですが、河川の中に樹木やヨシが大変茂っておりまして、川が見えないような状態になっております。多分岐阜県のほうだと思うんですが、そういうものを県に要望してはどうかなということを思いますが、どうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 基盤整備部長・渡邊弘孝君。 ◎基盤整備部長(渡邊弘孝君) 河川内のヨシなどの草刈りを付知町の地域やボランティア団体の方々によりご協力いただいていることに感謝申し上げたいと思います。  県では、ぎふリバープレーヤーや河川美化団体への支援などを行っておりますが、団体や地域の方々だけでは困難な部分があると思われますので、市として県へ要望していきたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) また、中津川市の中にも、やっぱり重要河川やとか普通河川があります。その辺も中津川市としてどう取り組まれるかということと、中津川市に関する河川について、どう取り組まれておられるのかを伺いたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 基盤整備部長・渡邊弘孝君。 ◎基盤整備部長(渡邊弘孝君) 県の登録河川整備ボランティアとしまして、ぎふリバープレーヤーの委託団体が11団体あります。中津地区に10団体、加子母地区に1団体ございます。河川美化登録団体につきましては3団体ありまして、坂下地区1団体、川上地区1団体、付知地区1団体ということで、市としてもこのボランティア団体、それから登録団体をふやすような活動もしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 次の質問に移ります。  私は、子どもたちも含めて、先ほど言いましたようにカヌー教室だとか魚つかみとかいろいろ川で、付知ではやってます。そういうことを、全市的に川に親しめる機会の提供の計画をしたらどうかなということを思うんです。例えば、中津川川の日とかそんなようなのを決めて、みんなが川に親しんできれいにするということを考えられてはどうかなということを突拍子もなく思いつきますが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 幅広い世代の方々にたくさん参加していただいて、河川環境保全が継続して行われていくいい流れができていることが理想だと考えております。そのためには、積極的に参加していただけるような、楽しく、また次も参加したいという内容の企画を計画していかなければならないと考えております。  さまざまな理由から、子どもたちが川に親しむ機会が少なくなっておりますが、川の様子や生態を理解し、地域の河川、自然を大切にしていかなければならないという価値観を育てていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 本当に私の子どものころは、12時過ぎれば、もう川へ飛んで行って遊ぶというのは一般的で、今子どもたちは川へも行かないという、川で泳いでおるのはよそから来た子どもだけというような状況です。いろんな意味で、川へ親しむ場面をつくっていただきたいなということを思ってますので、よろしくお願いをします。  次ですね、福岡地区に計画されておりました、先ほど言いました新衛生センターの建設では、私施設自体にいろんなことを反対される方も見えます。その中で、そこから出る水に関しては絶対きれいな水なんだよというようなことを考えまして、放流水にはビオトープをつくったり、滝をつくったりとか、きれいな水で流すという環境に十分配慮するということが必要ではないかということを思いますが、その辺のお考えはどうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 生活環境部長・曽我和幸君。 ◎生活環境部長(曽我和幸君) 建設予定地の地元の皆様からも、環境に十分配慮してほしいという要望をいただいております。木曽川の上流域に当たる付知川の環境を保全するために、施設からの放流水の安全性が一目でわかるような施設の設置を先進地の事例などを参考にいたしながら計画していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 聞いたところによると、付知川の環境が悪くならないかなという意見も出ておるとのことですが、私自身は付知川ならだめ、木曽川ならいいのかということではないと思っているんです。先ほども言いましたように、云々を含めて上流域、下流域全てが環境をきれいに、みんなで守っていくという運動が私は必要だと思うんです。  私の同級生に、名古屋のときの同級生なんですが、川口という者がいまして、今NPO法人堀川まちネットというので、堀川は私のときは全く知らなかったんですが、中心になって堀川のドブ川をみんなで清掃浄化してきれいな川にして、今、堀川まつりという大きなお堀の屋台を並べたりしてやっています。その話を聞いたことがあるのですが、やっぱりみんながかかわって、みんながきれいにするという意識を持たないときれいにならないですよ。そういうのを付知川、きれいな川、今もきれいだと思いますが、ずうっと守っていこうと思うと、みんながかかわって、みんなできれいにしようということが、今ある施設も含めて、今度つくられる施設も含めて、そういうことをぜひみんなで取り組むということが、行政に任せるのではなくて、みんなでやっていくということが必要ではないかなということを思っておりますが、その辺の考え方、市長、一遍ちょっとその辺どうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 市長・青山節児君。 ◎市長(青山節児君) 三浦議員の大変熱い思いを一生懸命聞いておりました。  考え方は全く一緒でございます。私も上流、中流、下流の流れの中で、上流域の役目というものは必ずある、このことについてはやはりしっかりと上流の我々が管理をしていかなければならない。このつくりを確立しましょうということで今、したがいまして先ほど出ました衛生センターの関係につきましても、やはりもっと一番の源流あたりからこの付知川というものを考えたい、そして責任を持って中流へ流す。また、中流も下流へつながる、そうした思いでいっぱいでございます。  それと、今やはり、多分議員の皆様は見られたかと思いますけれども、私はぜひ見ていただきたいのは、なぜ付知川が青川と呼ばれるのか。付知の信号から国有林に向かって入りまして、橋があります。三浦議員が一番ご存じだと思いますけれども、まさに青く見えるんですよね。あそこの付知川の青さを見たときに、これは何だという、やはり思いはあります。  したがいまして、ああいった青さが支流に、本流に流れ込むまでの間、青川をいま一度つくりたい。そのためには、源流からしっかりと、森林の環境の手入れにもなるわけですけれども行いたい、そんな思いでいっぱいです。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 今市長のほうから、最後に森林の話が出ました。  環境方なのでどうしても森林を言わなきゃならんということで、いつも森林の質問しますとなかなか申し上げないような気がしますが、きょうは簡単にやりますのでお願いします。  環境を考えると、川を守るためには森林の環境も考えて、私はナラとかブナとかクヌギなどドングリ類を奥山に植える、先ほどイノシシだとか熊の話が出ました。近くに植えるとどうしてもそこに来ますので、奥山に植えて昔の環境を整えるということが必要ではないかなということを思っておりまして、その辺農林部長のほうでどうお考えなのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 農林部長・鈴木治佐久君。 ◎農林部長(鈴木治佐久君) 奥山にナラやブナなどのドングリ類を植えることは、森林や河川、海などの環境によい対策と考えますが、まずは間伐を行い、地面に光を入れて健康な状態によみがえらせることが重要と考えております。  適切な間伐をすることで、広葉樹は実生からの自生が期待できます。植栽は行わず、できる限り自然の森に戻すことを考えております。現在、県の森林環境基金事業を活用し、奥地の間伐も実施し、針葉樹と広葉樹が混在した針広混交林への誘導を図っております。よろしくお願いします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 本当に、確かに間伐もひとつ有効だと思うのですが、私は先ほどのパネルでもありました、この奥のほうの山は全然緑がないんです。このところはみんな、ほとんどカナギだったんです。そう思うとカナギを植えていくというのを、全てではないですよ。そういう場所があればカナギは育っていく。私はそれこそ、第30回全国豊かな海づくり大会も同じ、海を守るためには山を守るということから始まったと思いますし、今度は付知小学校ではB&G海洋センターの補助の中でドングリを育てて山に植えていくという授業をやるんです。  そういうことをみんなで少しずつやっていくということが、子どもの教育にも、さっき言ったESDを考えたときもいい方法だと思うんです。そういうことも今後考えていくことが必要ではないかということを思いますが、農林部長なのか局長なのか、もし何かあればお答えしていただきたいんですが。 ○議長(深谷勲君) 農林部長・鈴木治佐久君。 ◎農林部長(鈴木治佐久君) 農林部の立場としましては、やっぱり施業、造林事業といった形での費用が伴ってまいります。市の面積の8割という広大な面積を持っておりますので、奥山のほうへ広葉樹を植えるという植林関係につきましては、非常にお金がかかるということでございます。  間伐にしましても、今利用間伐という形で進めておりますが、間伐する場所によりましては採算が合わないような場所もございますので、あくまでも農林部といたしましては、まずは今密植した状態のものに光を入れて土壌を健康にしたいということで、計画的な間伐に取り組んでいるという状況でございますので、よろしくお願いします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 今の考え方がESDから少し外れておるかなということを思います。  それはそれとして、次の2つ目の項目に行きたいと思います。  中津川市の文化施策についてということで、先日の新聞報道にもありましたが、付知地内に熊谷守一付知記念館が建設され、来年秋には開館する予定となっています。  熊谷守一画伯は、付知町に生まれ、青年時代も付知で日傭の仕事をしていました。書の中には、私の好きな付知町とあり、大変付知を愛してみえたとのことです。建設される方も付知出身とのことであり、中津川市にとっても付知町にとっても、観光も含め地域の振興につながり、大変ありがたいことだと思っています。  その中で、中津川市でこの熊谷守一付知記念館とのかかわり方について伺いたいと思いますが、中津川市では熊谷守一画伯の作品を何点ほど所蔵してみえますでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 熊谷守一の市の所蔵作品は、油絵が7点、水墨画が7点、書作品が4点など合計19点を所蔵しております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) その作品、合計すると評価価格というか、鑑定団に出せばというわけではないですが、幾らぐらいの値打ちがあるのか伺いたいのですが。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。
    ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 熊谷守一画伯の作品の取得時の価格を合計いたしますと、約6,700万円となります。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 取得時というと、現在の価格とは随分開きがあるとお考えですか。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) この19点の作品は、付知町のときに個人から寄贈また購入した作品でございます。当時の取得価格また評価価格ということで、先ほどの6,700万という評価額になっておると思っております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 次ですね、現在の熊谷守一記念館、アートピアに併設されてますが、今後どのように活用されるのか、新聞記事にも少し出ていましたがお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 今後の記念館につきましては、地元ゆかりの画家や、熊谷守一画伯の次女、榧さんの作品展示場として活用を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 今言われました、付知ゆかりの画家というのはどなたのことを指してみえるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 付知は多くの画家を輩出しております。  三尾公三という画家が見えますが、この方は両親が付知町出身でございまして、フォーカスの表紙を描き、モダンアートの世界で大きな足跡を残した方でございます。熊谷守一大賞の公募展を最初に提唱した画家でございます。また、牧野伊三郎という画家もございますが、この方は明治の最初に東京で活躍された方でございます。残された油絵につきましては、日本でも最初に描かれた作品が地元で保管をされておるということでございます。また、江戸時代後期に活躍されました三尾暁峰という書道画家がございます。この作品についても、付知町を中心としてたくさんの作品が残されているというようなことで、多くの作品が残されているということでございます。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 本当に、牧野伊三郎というのは私も調べてみました。シカゴ万博に絵を出しておるということで、付知の中学校の図書館に彰義隊の絵がかけてありました。その絵のスケッチが、どうも県美にあるというような話も聞きましたが、県美の館長に言わせると、あの時代にあれだけの技量のある人は、あのまま生きておれば熊谷守一以上であったのではないかという話も聞きました。確かに作品が今どこにあるか、付知にどこかに所蔵してあると思いますが、そういうのを考えるのも一つ大事なことではあると思うんですが、熊谷榧さんも私も出会いましたが、あの人の作品も付知にたしかありましたよね。今度熊谷守一記念館ができれば、榧さんと熊谷守一、親子でというのも一つの売り物になるんじゃないかなということを思いますが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 今回できる施設と、今ある記念館は近いところにございます。互いの施設を相乗効果が上がる運営をしてまいりたいと考えております。  先ほど熊谷榧さんの話がございました。作品の展示については非常に協力的な話をいただいておるところでございます。いろんな作品をお借りしながら、それぞれの施設を有効に活用してまいりたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) それともう一つ、先ほど言われた19点の熊谷守一の作品ですね、それは今後どうされるのかを伺いたいんですが、新しいものにお貸しするとか、その辺を伺いたいんですが。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 今市が所蔵しておる守一画伯の作品につきましては、新しくできる付知守一記念館のほうに委託しまして活用してもらうよう考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 次に、中津川市は学芸員が6名いるという、たしかこの前一般質問の中で答弁があったと思うんですが、その中で美術系の学芸員は何人見えるのかお伺いしたいんですが。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 美術系の学芸員は1名でございます。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) その学芸員の方なんですが、今度新しくできる熊谷守一記念館とどういうかかわりを持ってやっていかれるのか、そりゃあ市の職員ですので、入れるとかそういうことではなくて、お互いにどういう協力ができるのか、その辺の考え方はありますでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 新たに建設される熊谷守一付知記念館は、市を代表とする美術館となり得ると考えております。市の美術系学芸員には、この間の企画事業などに随時かかわりを持たせて、専門性の高い熊谷守一付知記念館の学芸員のノウハウを取得させていきたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 新聞報道によると小南さんですか、今度建てられる収集家の方ですが、いずれは岐阜県か中津川市に寄贈したい、建物も絵も寄贈したいというようなことを報道されていましたが、中津川市ではどうそのことを捉えていますか。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 熊谷守一画伯の絵画を将来にわたって残したいという守一付知記念館の設立者の思いは、大変重く受けとめております。寄贈に関しましては、申し込みがあった時点で判断すべきと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 私はせっかく中津川市にという言葉が出た以上は、そのとき考えるということではなくて、あらかじめある程度考えておくべきで、岐阜県美術館に全部持っていかれてもいいのかということなんです。この後また質問するんですが、中津川市にとって大変財産であるし、観光からいろんな面で、リニアを控えたまちづくりにおいては重要なことだと思うんですよ。  そういう中で、話が来たらそのとき考えるということでは、何かもう少し踏み込んだというか、もう少し突っ込んだ話ができないのかということを伺いたいんですが。 ○議長(深谷勲君) 市長・青山節児君。 ◎市長(青山節児君) 来年秋の完成を目指して着工いたしましたこの同美術館につきましては、完成に至るまではご本人個人で事業を行われる、完成をした暁には、財団として管理をしたい。そして、財団の基金も既に準備をされておるというふうに聞いております。  したがいまして、財団の期間が10年もしくは、これは大変大ざっぱな言われ方でしたけれども、10年か20年のめどをつけたい。そしてその後には、岐阜県もしくは中津川市にという言われ方をされております。  当然、今うちのほうからその時点でというふうに言ったわけでございますけれども、この話は財団がつくられた後も財団の役員を通して事前に話は当然出てまいりますので、将来的な方向の中には、もう少し早い時期から話し合いに入っていくというふうに思っております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 大変いい話だと思いますので、ぜひいい方向になるように働きかけていただきたいなということを思います。  その中で、今、岐阜県美術館では熊谷守一展が行われております。大変多くのファンの方が見えておるということなんですが、新しい美術館には大変多くの作品と多分日本で一番多いとかいう話も聞きますし、多くの遺品もあるということなんです。そういう中で観光を含めて地域の振興施策として、中津川市としての考え方を伺いたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 建設されます熊谷守一付知記念館を、市の新たな魅力としてPRし、リニアのまちづくりに大いに活用させていただきたいと思っております。  観光と連携しながら、中津川市にしかない本物の魅力を市内外に発信することで、観光客の獲得、地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) ぜひ活用していただきたいなということを思っております。商工観光部長、かかわってくると思うんですが、一言どうですか。 ○議長(深谷勲君) 商工観光部長・成瀬博明君。 ◎商工観光部長(成瀬博明君) 私もこの新聞報道を見させていただいたときに、本当に文化施設ということではなしに、観光のランドマークになるというように思って拝見させていただきました。  今案内ありましたように、県美で今、守一展がやっておりまして、私も見てまいりました。非常に多くの方が見えていますし、この方をやっぱり来てもらいたい、来ていただくにはどうしたらいいかというのはやっぱり観光だというふうに思っています。  今具体的に、来年の秋に向けて進めていることは、県のほうで今清流の国づくりの支援だとかそういうものがあるもんですから、何とかピンポイントじゃなしに、やっぱり花街道からの動線、あるいは滞在していただくように、この記念館を訪れた人は付知町に回っていただくとか、あるいはお菓子だとか木工製品の店に回っていただくような、滞在型、着地型の仕掛けをやっていく必要があると思いますので、秋までにはそういったハード、ソフト含めた動線、あるいは着地型の造成といいますか、そういうことも考えていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 今言われるように、広域で取り組むというのも大事なことだと思います。  次の質問に移らせていただきます。  中津川市には、前田青邨画伯や東山魁夷画伯の多くの作品があります。今後の計画についてを伺いたいんですが、中津川市の青邨記念館は閉館したままです。今後の計画はあるのかを伺いたいんですが、よろしくお願いします。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 中津川市総合計画の基本構想には、美術館機能を有する施設の整備を図るとしております。  現在閉館中の青邨記念館の再整備につきましては、整備場所、また複合施設か単独施設かにつきまして整備構想を策定する中で示してまいりたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 何か今の話を聞いておると、いつのことかわからんというふうにとれるんですが、今後早く考えていくということはお考えではないんですか、お伺いしたいんですが。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 時期につきましては、今後数年間の間に事業の財源の調整等が必要になっていると思います。その件につきまして、いつまでにという整備の内容についてはお答えできないというのが心苦しいですが、文化スポーツ部としては早目に整備をしていきたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 次の質問に移りますが、中津川市で現在所蔵している絵画というのは何点あるかということなんですが、先ほど言った青邨、東山魁夷含めて画家ごとにどのぐらいあるのかを伺いたいのですが。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 市が所蔵している絵画のうち、熊谷守一画伯のほかに、前田青邨画伯は本画が21点、スケッチなど合わせて85点でございます。東山魁夷画伯は本画が1点、スケッチや複製品などを含めますと723点でございます。そのほか、中川とも画伯でございますが、本画が13点、スケッチなど合わせて56点でございます。以上でございます。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 勝手に言うと、多くの作品があるんですが、全く表に出てくることが少ないということを感じるんです。これから先、今度どう皆さんに見ていただくのかという、中津川市にあるということは、皆さんに見せるというのが大変な責任だと思うんですが、そういうことはどう考えておられるのかお願いします。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) 先ほどの紹介しました作家の作品の公開につきましては、今までは苗木遠山史料館、または青邨記念館で公開をしておりました。今後、青邨記念館の再整備までには、ほかの博物館等で文化人の絵画の紹介等をしてまいりたいと考えております。  いろんな機会、場所を選んで市の持っている絵画、また絵画のみならず陶磁器とか漆器作品もたくさんございます。それらの作品についても随時公開してまいりたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 今ちょうど絵画でなくて瀬戸物、陶器とかいろんな話がありました。  私一つ、付知のアートピアの隅っこのほうに置いてあるやつが、椅子と机があるんですよ。それは原玉重さんといって、衆議院の方で付知出身の方なんですが、その机は、たしか大隈重信が使われておって、その後に三木武吉が使った後いただいて、それを付知に寄附されたという貴重なものがあるのですが、今全然日の目も見なくて、奥のほうにほかったままになっています。そういうものがまだ中津川市にいっぱいあるような気がするんです。そういう貴重なものをぜひしっかり管理していただいて、なるべく皆さんに見ていただく、簡単に見せられる方法もあると思うんです。そういうことをぜひ考えていただきたいなということを思いますが、どうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) それぞれ合併して10年でございます。各市町村の所蔵品、美術品もたくさんございます。今現在それぞれ台帳管理をしておるところでございますけれども、まだまだ個人の所有の作品も貴重な作品もあろうかなと思っております。そういう作品につきまして、美術品につきましても公開できるような形に計画的にやっていくことを考えていきたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 最後の質問なんですが、今度新しくリニアの新駅ができるということで、その計画に合わせて、その駅のどこかわかりません、表でもいいですが、そういう美術館とか、藤村さんもおりますので、そういう文芸、芸術的なものをPRするようなアンテナショップみたいなものを、ぜひ計画に組み入れていただきたいと思いますが、その辺のお考えはどうでしょうか。 ○議長(深谷勲君) 文化スポーツ部長・原 益彦君。 ◎文化スポーツ部長(原益彦君) ご指摘のとおり、岐阜新駅には来訪者の求める情報を提供する施設が必要であると考えております。  ここから熊谷守一付知記念館を含め、市内の美術館、博物館や周辺の観光、歴史、文化、物産等をPRしていきたいと考えております。 ○議長(深谷勲君) 12番・三浦八郎君。 ◆12番(三浦八郎君) 私は物産と一緒ではなくて、やっぱりそういうものはそういうもので一つ固めていただいて、早く青邨の記念館もつくっていただいて、東山魁夷、そういうところを回って行けるようなルートを早急に整備して、そこでPRするべきだと思うんです。物産は物産である部分、その芸術的なものは芸術の部分でしっかりPRするようなところをつくって、説明できる人も入れてやっていくということが非常に重要ではないかと思いますので、ぜひその辺を計画に組み入れていただきたいなということを思います。  私、最後に締めとして、美しい山があり、美しい川があり、偉大な画家の作品があり、美術館があり、有名な文学者がいて記念館があることは、ほかの地区にはない、幾らお金を積んでも手に入れることができない中津川市独自のアイテムだと思っております。リニアのまちづくりを見据えれば、これを生かさない手はないと思います。ぜひ全庁を挙げて活用する施策を考えていただきたいなということを思います。  ぜひそういうことを考えていただきまして、一般質問を終わらせていただきますので、よろしくお願いします。 ○議長(深谷勲君) これにて12番・三浦八郎君の一般質問を終結いたします。  以上で、本日予定いたしました市政一般に関する質問を終結いたします。  これをもって本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでございました。   午後4時32分散会  ―――――――――――――――――――――― 会議録署名議員  中津川市議会  議長   深谷 勲          署名議員 柘植達樹          同    勝  彰...